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平成21年度決算特別委員会(第3日 9月22日)

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    平成21年度決算特別委員会(第3日 9月22日)


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    平成21年度決算特別委員会(第3日 9月22日)            (平成21年度決算)            決算特別委員会会議録 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜   1.付 託 案 件  認定第1号 平成21年度播磨町一般会計歳入歳出決算認定の件  認定第2号 平成21年度播磨町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第3号 平成21年度播磨町財産区特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第4号 平成21年度播磨町老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第5号 平成21年度播磨町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第6号 平成21年度播磨町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第7号 平成21年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第8号 平成21年度播磨町水道事業会計収支決算認定の件 1.会議に出席した委員   河 南   博 委員長          田 中 久 子 副委員長   勝 樂 恒 美 委 員          松 本 かをり 委 員   渡 辺 文 子 委 員          宮 尾 尚 子 委 員
      岡 田 千賀子 委 員          藤 田   博 委 員   永 谷   修 委 員   杉 原 延 享 議 長 1.会議に出席した説明員   町長                清 水 ひろ子   副町長               山 下 清 和   教育長               藤 原 暁 美   理事                三 村 隆 史   理事                木 村 良 彦   理事                枡 田 正 伸   会計管理者             大 北 輝 彦   企画統括              松 井 美規生   政策調整チームリーダー       高 倉 正 剛   秘書情報チームリーダー       櫻 井 美予子   総務統括              森 本 貴 浩   人事文書チームリーダー       角 田 英 明   財政管財チームリーダー       岡 本 浩 一   税務統括              小 西   昇   納税チームリーダー         嶋 田   暢   住民税チームリーダー        山 口 泰 弘   固定資産税チームリーダー      井 元 正 司   保険年金統括            下 司 幸 平   国保年金医療チームリーダー     山 口   智   介護保険チームリーダー       冨士原 善 彦   介護保険チームリーダー       延 安 雅 子   福祉統括              佐 伯 吉 則   高齢障がい福祉チームリーダー    福 田 宜 克   社会児童福祉チームリーダー     上 田 淳 子   健康安全統括            上 田 秀 信   健康増進チームリーダー       加 茂 里 美   環境安全チームリーダー       浅 原 俊 也   塵芥処理センター所長        大 西 俊 幸   環境安全チームリーダー補佐     西 村 祥 一   住民統括              大 西 正 嗣   戸籍チームリーダー         南 澤 敬 之   地域振興チームリーダー       尾 崎 直 美   都市計画統括            平 郡 利 一   計画チームリーダー         赤 田 清 純   用地チームリーダー         前 田 忠 男   土木統括              竹 中 正 巳   土木整備チームリーダー       田 中 一 秀   土木管理チームリーダー       三 宅 吉 郎   下水道統括             石 井 貴 章   下水道整備チームリーダー      弓 削 真 人   下水道管理チームリーダー      大 山 幸 雄   水道統括              山 口 澄 雄   水道管理チームリーダー       高 砂 幸 伸   水道整備チームリーダー       高 見 竜 平   教育総務統括            川 崎 邦 生   学事チームリーダー         草 部 昭 秀   学校教育統括            高 見 嘉 彦   教育推進チームリーダー       平 郡 秀 幸   教育指導主事            藤 原 由 香   生涯学習統括            佐 伯 省 吾   生涯学習チームリーダー       柏 木 雅 俊   人権推進チームリーダー       木 村 詳 司   資料館館長補佐           宮 柳   靖 1.会議に出席した事務局職員   議会事務局長            青 木 敏 寿   庶務・議事チームリーダー      矢 部   徹   庶務・議事チームリーダー補佐    本 江 研 一                 再開 午前9時30分                  〜開   議〜 ○河南博委員長   皆様、ご起立をお願いいたします。  おはようございます。  皆様方には、連日にわたりご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。  ただいまの出席委員数は9名全員です。定足数に達しています。  ただいまより決算特別委員会第3日目を開きます。  〜認定第1号 平成21年度播磨町一般会計歳入歳出決算認定の件 ○河南博委員長   社会教育費からの説明いただくんですが、その前に、昨日の教育関係で、引きこもりに関する件で、藤原主事から訂正があるとの申し出がありましたので、その訂正をしていただきます。 ○藤原教育指導主事   失礼いたします。昨日、引きこもり対策のことで、中学校卒業後の対策について、はりまのデザインラボの方のご紹介をさせていただいたんですけども、そちらに再度問い合わせしましたところ、デザインラボとはまた別組織で、地域活動支援センターライズアップというのを立ち上げておりますということでした。引きこもりについてはこのライズアップが対応しておりますということですので、訂正させておわびをさせていただきたいと思います。  リーフレットも教育委員会に参っておりますので、ご必要になれば、また申しつけいただければお渡しすることができます。  ここに障がいのある人の地域での暮らしをお手伝いをしますという一言が書いてあるんですけれども、引きこもり今随分問題になっておりますが、発達障がい等、障がいのある子どもたちが引きこもりになる可能性が高いということでこういった題をつけてありますが、引きこもり全般を対象として相談応じていただけるということですので、またよろしければそちらの方連絡していただければと思います。  ありがとうございます。失礼いたします。  〜第10款 教育費、第5項 社会教育費から第14款 予備費〜 ○河南博委員長   それでは、次に117ページの社会教育費から126ページの予備費までの補足説明を求めます。 ○佐伯生涯学習統括   それでは、5項社会教育費及び6項保健体育費までの補足説明をいたします。  118ページをお願いいたします。下段の事業番号472番、社会教育推進員設置事業の1節報酬費は、自治会の文化活動やスポーツ活動などを推進していただくために年2回の研修会や勉強会に要した費用であります。  平成21年度の社会教育社会推進員は、各自治会から選出された文化、体育の93名の方々でした。推進員は、社会教育事業の連絡調整や地域活動の推進役として取り組んでいます。  次に、120ページをお願いします。事業番号477番、青少年育成事業の19節負担金補助及び交付金は、子ども会の安全掛金、保険代と毎年実施しています子ども会育成連絡協議会主催のドッジボール大会と芸術鑑賞会に要した費用を補助しています。  次に、事業番号480番、文化行事開催事業の19節負担金補助及び交付金は、581番の東播磨芸能祭運営事業補助金は平成21年10月18日に播磨町の中央公民館での開催に要した費用であります。東・北播磨地域の約400名の方々が参加し、芸術文化活動の振興を図っています。  次に、482番、体育レクリエーション推進事業は、各種のスポーツ、レクリエーション行事等を開催することにより、住民の健康づくりや仲間づくりが図られています。年間の主な行事は、健康フェア、ロードレース大会、陸上競技記録会、縄跳び大会などを実施しました。また、各学校園では、先生や子どもたちを対象にAED講習会を実施しています。  次に、下段の事業番号1028番、放課後子どもプラン事業は、町内の4小学校に拡大し、うち3小学校から申し込みがあり、参加申込児童数は蓮池47名、播磨小13名、西小5名、合計65名の児童を対象に実施しています。平成22年度も引き続き4小学校を対象に進めています。  次に、122ページをお願いします。上段の719番、大中遺跡まつり事業ですが、昨年は高校生や大学生等、若い世代の参画による組織の改編や県立考古博物館との連携により、協力団体や参加者数が増加をしています。今後も若い世代が参加できる場として提供し、大中遺跡を活用した特色あるまつりとして充実させ、町のホームページ等で全国発信をしていきます。  次に、2目公民館の事業番号489番、公民館管理運営事業の13節中央公民館管理運営委託料は、指定管理者であるNPO法人まちづくりサポートはりまに委託した金額であります。  次に、事業番号491番、コミュニティセンター管理運営事業につきましても、主なものは指定管理者である各コミュニティ委員会への管理運営委託料です。  次の事業番号1082番、社会教育施設情報通信技術環境整備事業の18節備品購入費は、中央公民館やコミュニティセンターなど、社会教育施設にアナログテレビからデジタルテレビに要した費用であります。  次に、3目人権教育費の人権教育啓発事業ですが、19節負担金補助及び交付金の事業番号553番、人権啓発活動事業推進補助金は、21年度は6自治会から申請があり、地域の人権文化や啓発活動などの事業に要した費用であります。  124ページをお願いいたします。4目文化財保護費の郷土資料館、事業番号509番、文化財保護啓発事業は、愛宕塚古墳など町内文化財の管理や保護啓発に要した費用であります。  次の5目図書館費の図書館管理運営事業、13節委託料は、指定管理者への管理委託料でございます。
     126ページをお願いします。6目資料館費の1067番、郷土資料館改修事業、15節工事請負費は、資料館の外壁塗装と屋上防水工事などに要した費用であります。  次に、6項保健体育費の1目体育施設費、スポーツ施設管理事業の13節、243番のスポーツ施設管理運営委託料は、指定管理者であるNPO法人スポーツクラブ21はりまに委託した金額であります。  以上で生涯学習グループ所管分の説明を終わります。よろしくお願いをいたします。 ○高見学校教育統括   続いて、学校教育グループが所管いたします主要事業、新規事業について補足説明をいたします。  122ページをごらんください。6行目の事業番号478番、家庭教育啓発事業ですが、事業費については家庭教育啓発資料「心も身体もニコニコ播磨っ子」のパート2を保護者の皆様に配布するための印刷費でございます。これにつきましては、教育基本法の10条、全ての教育の出発点である家庭教育の重要にかんがみ、保護者が子どもの教育について第一義的に責任を有すること、また、国や地方公共団体が過程教育支援に努めることが新たに規定されております。今後とも家庭との連携・啓発の一環として、さらに重要になる事業と考えております。  次に、事業番号1073番、日本語検定補助事業は新規事業でございます。小・中学生及び一般町民を対象として、国語力を高め、知能循環社会型の構築を目指すための事業で、昨年度は139名の受検がありました。 ○森本総務統括   続きまして、総務グループ所管の事業につきまして、補足説明をさせていただきます。  125、126ページをごらんください。12款公債費、1項公債費でございます。1目元金並びに2目利子でございますけども、これにつきましてはいずれも一般会計借入金の元金償還並びに利子償還事業でありまして、公共事業などの財源として借り入れました町債の償還に係る費用でございます。  なお、21年度における実質公債比率は3.5%ということで、前年度と比較しまして0.1ポイント下がっております。  続きまして、14款、1項、1目予備費でございます。これは、緊急を要するなどして補正予算で対応できなかった事業に充当したものでございまして、金額501万2,000円をそれぞれの各事業に充当しております。  以上で、補足説明を終わります。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑のある方。 ○宮尾尚子委員   いいですか。済みません。それでは、まず120ページ、放課後子どもプラン事業でお伺いいたします。  放課後子どもプラン、これは県からの補助金も出ますので大々的にやっていただきたい事業の一つなんですけれども、小学校4校のうち1校がまだ手を挙げてないという、それはなぜなのか、ひとつ教えていただきたいなと思います。  それから、郷土資料館のことなんですけれども、郷土資料館は隣に考古博物館がありますので、年々入場者数が、これを見ましたら減ってきてるんです。ですけど、私としましては、山椒は小粒でぴりりと辛いというような運営をやっていただきたいなと思います。特別展なんかも少しずつ減ってるのかな、ですからこれからのもうちょっと頑張りに期待したいと思うんですけども、これからの見通し、それから、せっかく隣に考古博物館があるわけですから、そこにお見えになった方がそのまま郷土資料館にも足をお運びいただけるような企画とか、そういう工夫をなさっていただきたいと思うんですけど、そのあたりはどういうふうに工夫されていますでしょうか、2点お願いいたします。 ○岡田千賀子委員   郷土資料館についてなんですけれども、このカウント、利用者数のカウントの仕方ですよね。イベントなどもいろいろとされてるようで、私も時々行かせていただくんですけれども、イベントがあったときなんかはカウントがちゃんとできると思うんですけれども、そのほかどのような形でカウントをとられているんでしょうか、利用者の。 ○佐伯生涯学習統括   まず1点目の放課後子どもプランの、4校あるうちの1校がなぜなかったかという理由でございますが、これは理由はございませんでして、4校同時にやはり町内全域をやりたいということで21年度は実施しております。だから、今年、22年度は南小学校の方も要望がございますので、理由としては、昨年はなかったということでございます。  次に、2番目の郷土資料館の現在の工夫なり将来の見通しということでございますが、昨年、この4月から、22年度の4月から、資料館の外回り、それから特別展の展示内容、また職員の接客に対する対応ですね、今までも一生懸命やっておりましたが、さらなる利用者を増やすということで、今鋭意努力をしているところでございます。  また、今後の方向としましても当然、もと県の考古博物館の方を資料館長としてお迎えし、さらなる県と考古博物館との連携を密にしながら、考古博物館に行かれても資料館に来られる工夫を、今いろんなメニューで取りかかっているような状況ですので、今後はその辺を再度、できるだけ郷土資料館も郷土の文化を知るということでいろんなサークル団体、新たなメニュー等を取り入れて今年度はかかっているということでございます。  3点目の岡田委員の利用者数のカウントの件でございますが、当然、郷土資料館に来られますとお名前を書いていただいたり、そういうカウント数がずっと上がってきます。また、イベントなんかを郷土資料館でやる場合にも、発行するそういう内容の資料が何枚はけたか等々、足して計算をすると。例えば大中遺跡まつりでしたら、町の方で何枚配布してどれだけ要ったか、なくなったかというようなものをもとに参加人数等を確認しているというのが現状でございます。だから、郷土資料館自体の資料館利用者としては、今先ほど説明をさせていただいた内容で把握しておりますので、それ以上には、名前も書かずに行かれる方もございますので、利用者数はあるかというふうに思います。 ○宮尾尚子委員   この放課後子どもプランなんですけれども、まだまだちょっと人数的に少ないなという気がするんですね。ということは、例えばコーディネーターといいますか、放課後、子どもさんたちの相手をしてくださる、いわゆるいろんなことを教えてくださる、勉強でも何でもいいんですけども、そういう方を集めてないんでしょうか、それとも集まらないんでしょうか、それとも集める努力をしたんでしょうか、それを1点お伺いしたいと思います。  それから、郷土資料館なんですけども、本当に小ぢんまりと一生懸命やってくださってるんですけど、例えばですよ、NHKでドラマがありますよね、そういうふうなものとリンクして何か歴史を教えるとかね、そういう企画ね、そういう企画は考えられないんでしょうか。とにかくNHKでテレビで何かやると、人々の注目がうわっとそっちに注目しますので、何かそういう斬新な企画とかいうのはずっとお考えになっていただけないんでしょうか。 ○佐伯生涯学習統括   1つ目のコーディネーター等のお話でございますが、この放課後子どもプラン事業といいますのは、当然運営委員会という組織がございまして、そことは別にコーディネーターを1人置くということで、19年度からかかって1人今も置いております。何もいないとか、そういう状況ではありません。  それから、2点目はちょっと……。 ○宮柳資料館館長補佐   失礼します。2点目の件なんですが、NHK等と企画云々という件につきましてはね、ちょっとまだ話が大きくて、いろいろと試行錯誤はしております、実際。先ほどちょっと言われました件なんですが、実質ちょっと減ってるんじゃないかというご意見ですが、インフルエンザで資料館だけではなくて大中遺跡、それから考古博ともに1万人余りが減になっております。これは事実でございまして、ただ、今年度は考古博と連携をしながらリニューアルを全面的に行いまして、また館長も別府鉄道等をいろんなところで広報等に徹しておりまして、今のところ昨年度以上の実績が上がっておるというところでございます。 ○宮尾尚子委員   じゃあ済みません、コーディネーターの方は普段どこにいてどういう仕事をしていらっしゃるんでしょうか、1点だけお願いします。 ○佐伯生涯学習統括   播磨町のコーディネーターは、学童保育に行かれてる方が町の子どもプラン事業にかかわっていただいてるということでございます。 ○田中久子副委員長   122ページの大中遺跡まつりの件にちょっと関連して、住民の方からちょっと聞かれたので、播磨町の意見をお聞きしたいということで。今、赤米というの栽培されて、あと1カ月ほどすると収穫をされるそうですけど、播磨町の遺跡まつりなどが19年から21年度にかけまして人数も増えてますし、やっぱり町の宣伝というんですか、そのためにも何か播磨町のお土産物という感じで何か考えられてないんでしょうか。今はノリとか私たちは持っていきますけど、その方がおっしゃるのには赤米せんべいとか、また大中まんじゅうとか、そういういろんな、何でもいいんだけど、播磨町を代表するようなお土産物、名品店、そういうのを考えているのかどうかについてお尋ねします。 ○佐伯生涯学習統括   毎年郷土資料館の方でも赤米の部分的に栽培をしておりますが、今、田中議員さんの言われるようなことも一つだとは思うんですが、量的に町の特産物としてできるほどの量は現在やっておりませんし、そういうことに取り組もうと思えば、さらなる農地を借りるとか等々の問題をあわせて整理しないとできないのかなと、今はそういう状況でございます。  ただ、考古博物館は県の方なんですが、別で大きく農地を借りられて、そういう研究材料にいろいろ保存なりを頑張っておられますが、それとはまた別で、ほんの少ししか赤米をつくっておりませんので、そういう状況は少し無理かなというふうには思っております。 ○河南博委員長   他に。 ○松本かをり委員   まず、関連を先2つ。最初に赤米の件なんですけどね、本当にそういうふうなものをつくろうと思われてるんならね、そこだけするじゃなしに、稲美町で赤米をつくっとってのとこもあるのは私も知っておりますし、実際にやる気があるかないかの問題やと思うんですね。少ないからできないというふうなことではない。そういうような商品開発をやる必要があると思ってはるんでしょうけども、実際に企画をするのかしないのかいうお答えいただきたいと思います。  それからもう一つ、関連の方ですけども、今、指導員、何やったかな、今の。(「コーディネーター」と呼ぶ者あり)コーディネーター放課後子どもプランの指導員、学童の中でとおっしゃったんですけども、学童の人がしてるとおっしゃった。学童の時間外にしてるのか。どういうふうな状態で、その方にもやっぱりコーディネーターとしての、どういうんですか、仕事した対価をお支払いになっておられるはずですからね、ここに書いてありましたので、はずですから、どういうふうな形でどの時間帯でされてるのか、まずそれをお聞きします。 ○宮柳資料館館長補佐   失礼します。赤米のおせんべいの企画でございますが、ただいまのところ、今考えてはおりません。ただ、そういったご意見もあるのは聞いておりまして、ただ、材料をどのように調達するか。今先ほど委員おっしゃいましたように、稲美町ででも販売しておられるというのは先般の新聞に載っておりましたが、あれぐらいの量ではちょっと足らないということで、あと、コストが合うかどうかというのも若干ありまして、大中遺跡でもいせきくんとやよいちゃんのせんべいを販売しておりますが、60円なんですね。あれも既存のものを使って60円ですので、その辺のところはちょっと十分精査する必要があるなということで、現在のところは考えてはおりません。 ○柏木生涯学習チームリーダー   放課後子ども教室のコーディネーターの件でございますけれども、コーディネーターの方は、本業であります学童保育所の指導員の時間外で対応していただいてます。当然、会議等にも出ていただいたり、ボランティアの団体との調整とか、そういうのを私ども事務局とともに対応していただいております。 ○松本かをり委員   新しく。122ページの719の大中遺跡まつり事業、これ本年度新しく新企画でやられたと思うんですね。大中遺跡の土地を生かしたまつりです。テーマはどういうふうなテーマで、21年度は何を発信されたのかということをお聞きしたいと思います、まず。  それから、次の489の公民館管理運営事業、公民館のとこなんですけど、私、まだ詳しく見てないんですけども、一つだけお聞きしたいのが青少年対象事業の中で、一番ここの特別委員会の資料要求の中の60ページの中で、21年度の支出とか年間予算実績とあるんですね。そこの中で青少年のを見てみますと、年間予算が24万円だったのが実際には65万、約3倍弱ですけどね、伸びてるんですね。最初と実際に計画がどうだったのかなと。何か最初の計画が違うたからこうなったのかなという思いがしますのと、それからもう一つ、その内容なんですけども、52ページの青少年対象事業の中で、子どもいきいき体験隊、これは毎年されておりますんで、これは私は理解しております。それで、2番のペン習字つき漢字教室と3番の算数教室なんですけど、これは去年から、いつからされたのかということを私ちょっと知らなかったんでお聞きしたいと思うのと、実は住民の中からね、何かべつべんぽいなと。ペン習字というのはね、いわゆるおけいこごとというふうなことでわかりますけども、漢字教室であるとか算数教室であるとかになりますと、公文的なものもございまして、民間の事業を圧迫するんちゃうかというふうな意見をちょっと聞いたんですけど、これを公の立場で公民館がされるという理由をお聞きします。 ○佐伯生涯学習統括   まず1点目の大中遺跡まつりの21年度は何をどのように考えて情報発信したのかということでございますが、まず一番初めに説明したいのは、従来のやってきた組織を丸まま変わったと。というのは、当然大中遺跡の継承をしながら、若い人をどんどん取り入れていこうというようなことで、高校生なり大学生等々、実行委員会、また企画委員会に入っていただいて自分たちの参加をしていただき、また当日、若い人が集まるモニュメントというんですかね、自分たちの考えたものを大中遺跡の中で活動していくということを昨年はやりました。  基本的に従来やってきた大中遺跡まつりいうのは、松本議員さんもよくご存じだと思うんですが、播磨町の歴史的な遺跡がある、そこの特色を生かしてまつりを継承しながら実施してきたということでございます。 ○柏木生涯学習チームリーダー   2番目の青少年教育事業が、先ほど松本委員さんは講師謝金が24万円から62万5,000円になってるというふうなことを言われておりますが、これは全体の事業として考えていただきたいと。当初につきましては85万円を予算として置いておったのが、114万8,952円使ってるということになりました。これにつきましては、当然青少年教育に対する参加負担金、それと某社、ちょっと社名を今申し上げませんけれども、寄附を25万円いただいております。そのお金を青少年教育に使ってくださいということでいただいておりますので、総額で114万8,000何がしのお金を使ったということになります。 ○佐伯生涯学習統括   先ほどの青少年の事業内容ということで、いきいき体験隊活動というのを毎年やっておりましてご存じだと。昨年は先ほどちょっとご説明、柏木リーダーの方からもしましたが、従来やっていなかったメニューに二、三増やして取り組んだという内容もあるようでございます。  その中で、それとは別でペン習字とか等々、いろいろある中で、算数等の事業があったと。これに対して公としてどういうふうな立場で考えられたかというご質問でございますが、基本的にこれも二、三経験のある方が小学生を対象に公民館の中の一つとして取り組んだということですので、一般的に塾とかいろんなとこがありますよね、そういう英語とか数学とか。そういうたぐいのものではなく、非常に、わからなかったら一度勉強しないというような事業として一遍取り組んでみようというのが21年度からの新しいメニューというふうに聞いておりますので、町としてはそれに営利が絡むとか利害的にどうやというふうには現在のところ考えておりません。 ○松本かをり委員   今、大中遺跡の今までやってこられた経過は述べられたんですけども、新しくしてね、テーマを何か決めて、こういうもので新しい、若者を呼び込むというのはわかるんです。ですけど、若者を呼び込むために何か新しいテーマでも、例えば風であるかとか、何かそういうふうなテーマとか、そういうふうなものを決めてやられたのかということをお聞きしたいのと、それから、いきいき体験隊の場合は参加費が何ぼか子どもたちから徴収をされております。ペン習字とか漢字、算数教室、この場合においては月謝的なものなのか、それとも先生方はボランティアでされてるのか、その点お聞きしたいと思います。 ○宮柳資料館館長補佐   失礼します。昨年度は「オポナカムラ再発見」というテーマを実行委員会で決めていただきまして、みんなで取り組んだという次第がございます。中身につきましては、先ほど統括が申し上げましたが、さらに充実、発展をさせていくというような視点から、古代といったものを、それから伝統文化といったものをさらに充実をするという点で、それで全体のブースを増やしました。実際は倍増近いブースの量にはなっているんですが、その中で古代体験とか、今先ほど申し上げましたようなものを充実させていく、伝統文化を充実させていくということで、具体的には染物づくりとか、そういったものも県のやしろの森公園等と協力をしながら出展いただいたという経緯がございます。 ○佐伯生涯学習統括   中央公民館のご質問でございますが、漢字教室、算数教室ともに参加費は取っております。値段を言いますと、漢字教室が1,000円ですかね、算数教室が1,500円となっております。  それと、他の講師的な指導する方、これはボランティアの方なんで、謝礼金として出しているようでございます。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○岡田千賀子委員   事項別明細書126ページの事業番号521だったかな。済みません、社会教育一般管理事業の方ですね。ごめんなさい、ページが違いますね。済みません、その社会教育一般事業の中で、管轄としてAEDの自動体外式除細動器ですか、それの購入が活動指標としてこちらの方の成果報告書の方には19年度に8基を購入したということで315ページの方に記載してございます。20年度、21年度はなしということになってるんですけれども、生涯学習グループが管轄、所轄していらっしゃるスポーツ施設なんかでも前あったということで、私の方ちょっとお聞きしたんですけれども、そのAED、貸出制度などはとっていらっしゃらないでしょうか。  それともう一点、これからAEDを設置される施設なんかがありましたらね、私の方、行政視察の方行ったときに、ある館の1階のとこ、公民館ですが1階のところに自動販売機がありました。その自動販売機にもAEDが組み込まれて、社会奉仕をいたしておりますというような、飲料メーカーですか、そういうのも書いてあったりしたんですけど、そういう考え方がこれから増やしていく場合に考えがあるかないか。  それからもう一点、郷土資料館の方の事業だったんですけれども、田んぼを掘り起こしたりしたときに新たな発掘をという事業が一つございましたよね。それで新たな発掘が見つかった、あったのかどうかを1点お聞きいたします。 ○佐伯生涯学習統括   岡田議員が言われるように19年度、8基、それから20、21年度は買っておりませんが、実は秋ヶ池の運動場につきましては、スポーツ21が不足してるということで購入をして対処をしていただいております。そのとおりでございます。  それで、このAED、社会教育施設、公民館、スポーツ施設、コミセン等々たくさんあるんですが、全て設置をして、貸出制度というより、必要な場合はその館で使えるように運用していくということで、お金を取ったりとか、そういうことは一切ございませんので、例えば東部コミセンの方でこういうことがあるというのでお電話いただいてすれば、貸し出し可能と、どこの施設であってもAEDは使えると。ただ、イベントとか行事等がありますのでね、重なっている場合はそちらに持っていかれたりする場合もあるみたいなんで、そういう場合は町の方は幾らかは使っていただくようにはしていますが、館自体にはずっと設置してありますので、どこの施設でも設置してあるAEDについては使っていただけるというご理解をいただいたらというふうには思います。  今後そのAED等をどのように増やしていくかと。非常に昨今そういう、マラソンなんかをして急に倒れたりいろんなことがあるんですが、できる限りそういう今の社会教育施設としては全部確保してますが、将来その辺をどう考えていくかいうのは、また今後の課題として検討していきたいというふうには思います。 ○清水町長   今、生涯学習グループの方なんですけれども、将来的には、消防団等からも講習とかそういうもので使いたいというようなお声も以前からございますので、これは教育委員会の方の施設ではないんですけれども、各自治会公民館ですね、そういうものにも順次、一度にはできませんけれども、順次設置をしていきたいというふうに思っております。いわゆる地域の公民館等にも順次設置をしていく予定にしております。 ○宮柳資料館館長補佐   失礼します。先ほどの岡田委員のご質問なんですが、21年度に田んぼを掘り起こしたことがあるかということですか。(「いえいえ」と呼ぶ者あり)22年度の……(「22年度でしたね」と呼ぶ者あり)ええ、分布調査は22年度事業でやっておりまして、そのときまた報告もさせていただきたいと思います。 ○佐伯生涯学習統括   先ほどのAEDの貸し出しの件ですが、当然社会教育施設に設置してあるようなものはそのまま設置しますので、そこで使うという原理で、どうしても必要な場合は、今先ほど説明させていただいたように町の方で予備があったりしますのでね、そういうもんが使えるんであれば対応はしたいというふうには思っております。 ○岡田千賀子委員   今、大変シルバーの年代の方たち、活動的になっていらっしゃって、いろんなところ行かれたりしてるんでね、そういうときに貸し出しがあるんやろうかいう話になったんです、この間。もし貸し出しができるのなら、生涯学習グループに貸し出しを事前に申し込めばいいということで確認させていただきます。またそれを使えますよということで広報なんかもされたことがあるのかどうか、お願いします。(「済みません、ちょっと休憩」と呼ぶ者あり) ○河南博委員長   しばらく休憩します。                休憩 午前10時13分               …………………………………                再開 午前10時13分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。 ○佐伯生涯学習統括   先ほどちょっと社会教育施設についてはそういう利用をすると。先ほど教育委員会の方に来れば、それは当然貸し出しは可能だと思うんですが、ただ、そういう講習会を開くとか臨時な話ではないですよね。今先ほど言ったように、いろんな人が緊急の場合に、その辺がちょっと私わかりにくいんですが、どのようにとらえればいいんでしょうか。 ○岡田千賀子委員   例えば行事なんかでね、地域のシニアクラブが何か行事をしたいと。そのAEDで講習をするのではなくて、例えばハイキングに行きたいとか、大がかりな人数でね、30人、40人集まってどこか行きたいんだけど、そういうもしものときの備えで救急箱と一緒にAEDが貸し出しができるのかどうかとか、そういう意味合い、行事ですね。それから、グラウンドゴルフしたいけれども、そういうときに貸し出しができるのかとか、そういう意味合いでの貸出制度ということでお聞きしております。 ○佐伯生涯学習統括   お気持ちはよくわかってるんですが、今、教育委員会の方にも予備があるといってもそんなにようけあるわけじゃなく、それで、今議員が言われてるようなことが町内でいうとたくさんあるかもわかりませんし、使っていただくのはいいとは思うんですが、重なったりいろんな申し込みによって貸せない場合が出てきたときにどうなんだと言われますと非常につらいところがありまして、今の段階では、どういうんですかね、大々的に地域の行事というんですかね、そういう内容によっては難しいかもわかりませんね。だから、町の方に来てそういういろんなんを使っていただくとか、町の方のイベントと一緒で持っていくとか等々する場合でしたら何とか可能かとは思うんですが、全体を考えると、今の現状ではちょっと厳しいとこがあるのかなと。将来、そういうお話があったいうことで、今後の検討課題として考えていきたいというふうに思います。 ○河南博委員長   予備は何基ぐらいあるんですか。 ○佐伯生涯学習統括   1台。(「1台」と呼ぶ者あり)はい。 ○河南博委員長   厳しいね。  他に質疑はありませんか。 ○藤田博委員   どないいうんかな、播磨町の公共施設いう場所にはAEDほとんど行き届いてると思うんやけども、小・中学校にもありますね。そういう中で、今ちょっと質問あったんですけど、シニアクラブとかほかの団体で学校開放なんかで使ったり、体育館は当然置いてると思うし、そういう中で野外とか室内も一緒ですけども、ほとんど間に合ってるんじゃないんですか。ただ、小・中学校とか利用するのは土曜日とか日曜日いうことで、学校が休みのときですね。ですから、土日に学校開放で使う場合に必要だと私ちょっと今感じたんですね。だから、そういう場合の対応をね、使える対応に工夫してできないかね、そういう検討は必要じゃないかと思うんですよ。その辺をお聞きします。 ○佐伯生涯学習統括   藤田議員、また岡田議員が言うように、当然学校開放で休みのときに使うときには、利用できるのがあって当たり前のお話というふうに私も思っております。現在のところ、学校開放でも施設管理者ということで10名の方がおられますが、その辺、使用、これは学校との関係もありますが、調整をしながら、あるものは利用していけるような方向でちょっと工夫をして考えていきたいというふうに思います。 ○藤田博委員   学校開放等々の施設を使用の申し込みをしますわね。そのときに、やはりそういうふうなちょっとこういう場合にAEDはこういうどこに行ったら、どういう手順で使用できますいう、何かそういうようなお知らせもしておればね、せっかく設置しておる分が有効に使えるんじゃないかと思うんですがね、いかがですか。 ○佐伯生涯学習統括   議員の言われるとおりでございまして、その辺含めて、学校とまた施設管理者と、そして町の教育委員会といろいろ協議をしてまいりたいというふうに思います。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○松本かをり委員   120ページの483、学校開放管理運営事業の中の成果報告書を夕べ見てたんです。そうしますと、最後の活動指標の中でグラウンド使用団体開放使用日数と書いてあるのに「人」となっとるんですね。これ何か訂正していただけますんでしょうか。(発言する者あり)324。(「どっちが間違ってるんやろ。人数かもしれへんね」と呼ぶ者あり)いや、人数にしたら少ないしね。日数にしたら多いしな。(「休憩で、ちょっと確認します」と呼ぶ者あり)休憩、ちょっといいですか。 ○河南博委員長   しばらく休憩します。                休憩 午前10時21分               …………………………………                再開 午前10時22分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。 ○松本かをり委員   その続きなんですけども、これ聞いてからでいいんですけど、20年度と比較しての増減はどうだったかいうことをまず聞きたいと思います。  それから、122ページの505、人権教育啓発事業の講演を毎年やられてるんですけども、21年はちょっと参加人数が少なかったんと違うかなと思うんですけど、成果はどうだったかということと、それからもう一点です。124ページの文化財保護啓発事業の中の1045のまちの先覚者顕彰事業のことなんですけども、いろいろ成果表の中にもあるんですけども、古宮の薬師堂のことは書いてあるんですけども、今里傳兵衛さんの関係のものはこの播磨町の中で今のところ、ジョセフ・ヒコの名前は上がってくるんですけど、今里傳兵衛の話が余り上がってこないと思うんですけども、実は今里、前に聞いたことあるんですけど、墓なんですけども、かなり傷んでると。そのことにつけては今後どのようにされてるのと、今里傳兵衛さんの顕彰をどのようにされてるのかということをお聞きしたいと思います。その3点お願いします。 ○藤田博委員   この483の学校開放の関連ですけども、先ほど日数と何人いうのを今確認してるわけなんですけども、この利用状況のされてるんですけど、この基本いうんですか、何を表示されとるんかね。ちょっと極端な場合ね、小学校なんかでは軟式野球もやられてますね、これしょっちゅうやられてますね。西小学校の場合、これグラウンド1団体いうことで、まだこれ確認ができてないんですけども、101人いうのはね、どういう、どないいうんかな、内容のいうんか、利用団体を限って表示しとんか、ちょっとその辺が、人数と利用回数を見る限りね、ちょっと理解できないんで説明をお願いしたいと思います。 ○佐伯生涯学習統括   先ほど学校開放の方は今ちょっと資料をデータを集約しておりますので、藤田議員のお話も含めてちょっと後でご報告したいと思います。  次の人権の参加者数が少なかったということで、21年。実は21年度は、いつも夏に映画会をして、ふれあいのまちの映画会をして、それから12月に町の集いをやるわけ、講演会なんですが、それをちょっと逆にしまして、というのは、町の方で子どもさんを対象に平和のそういう映画会いうのがありまして、講演会を夏に21年度は実施をして、立原啓裕さんですか、「ナイトスクープ」に出ておられて、その方を講師に呼びましてね、人権絡みの講演会をしてやったわけですが、当日非常に雨が多かったいうのが一つの原因と、講師の立原さんいうのは非常にすばらしい、参加者の人の中にもまざって人権絡みに合わせた自分の経験をお話しされて有意義な講演会だったと私は思ってますので、ちょっと人数的に200人切ってしまったような状況ですのでね、非常にその辺が雨の影響もありしたのが大きな要素かなというふうには思っております。  成果としては十分に人権、基本的人権が非常に大切でございますから、そういう講演をしていただいて、来ていただいた方については非常に意義のあった講演会というふうに町の方は思っております。 ○宮柳資料館館長補佐   まちの先覚者顕彰会の件ですが、この運営につきましては役員会、理事会で、計画的に事業を進めていただいております。議員の皆様方にも会員になっていただきまして、ありがとうございます、事務局としてお礼申し上げます。  この先ほどのご質問ですが、今里傳兵衛の顕彰でございますが、今里傳兵衛ご夫妻のお墓につきましては、きちっと顕彰会の方で修理が完了しております。それで、数年来の懸案事項でありました。今里傳兵衛家との関係で解説板の設置が見送られてまいったわけですが、昨年度何度もお話をする中で、解説板の設置が可能になりました。そこで、顕彰会の役員の方々にご尽力いただきまして、すばらしい看板が古宮の薬師堂の今里傳兵衛さんのお墓の前に立っております。これにつきましては、広報誌で配布して、また見ていただけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○柏木生涯学習チームリーダー   申しわけございません。成果報告書の開放日数が「人」で上がってるというご指摘でございますが、これは間違いで「日」でございます。  20年度との比較としましていかがかなというふうなご質問があったかと思いますが、20年度の開放使用総数が2,245でございます。21年度が2,270でございますので、微増というふうに考えております。  開放利用団体につきましては、定期的に利用されている団体というふうに判断しております。 ○佐伯生涯学習統括   藤田議員の学校開放の利用の基準というお話でございますが、当然これは予約をして、地域住民の方どなたでもグラウンド、体育館等々借りることができます。だから、先ほどの軟式野球いうのは少年の軟式野球とか等々には今の団体数もたくさんあるんですけど、大人が軟式野球をしてやられてるというようなお話なのか、ちょっと私その辺がわからないんですが、基本的にはどなたでもそのグラウンドなり体育館、特にグラウンドでグラウンドゴルフをすると、地域のシニアさんがやるとか地域住民がやるとかいう場合もお貸しできますし、当然そういう内容でしておりますので、貸し出しした内容がちょっと貸し出しするようなものでない行為をされてるというのがちょっと私の方にはわかりにくいんですが、そういう意味を言われてるのかどうかちょっとわかりませんが、基本的にはどなたでも団体でも予約して……(「質問の趣旨が……。委員長」と呼ぶ者あり)借りれると思います。 ○藤田博委員   今、柏木リーダーの説明で、団体数いうのは定期的に利用している団体数いうことで、こちらが横の何が何人と書いとる分が年間の利用日数いうことで理解はできました。理解はできたんですけども、この、どないいうんですか、施設利用状況いうのは、結局団体の分しかつかんでないいうことですね。これ見てね、えっと思うたんが、播磨西小学校の場合、1団体として、101人でなってるんですね。私とこ……(発言する者あり)100。(「日や」と呼ぶ者あり)いや、100人ってなっとうやんかな。今訂正入れたからこっちなっとる。100人となってる。これを見た限り、私とこ人権尊重のまちづくり委員会で毎年グラウンドゴルフ大会をしてるんですね。大体100人以上、120人ぐらいでやってるのにね、これ1団体にしたら人数も違うしいう感じで、ちょっとおかしいん違うかいう形で感じたわけです。  だから、どっちかいうたらこの表示が間違ってたいう部分なんですけども、これ、ほかの利用いうのは、定期的利用と一時利用いうんですか、一時利用は全然把握してないわけですか。 ○佐伯生涯学習統括   当然使用料をいただいておりますので、使用料をいただいてるところについては全部集約ができてると。特に団体が多いというふうには思いますが。あとそれ以外では、町が一時使用をされてるかどうかいうのは、ちょっと私の方で、一時使用では……(「1日」と呼ぶ者あり)1日……(「ちょっともう一回言った方が」と呼ぶ者あり)はい、ごめんなさい。 ○藤田博委員   一時使用って言いましたけども、さっき私例えで言ったでしょう、私とこグラウンドゴルフ大会をしてるとか、そういうふうな利用の部分が把握されてないのかいうことを聞いたわけですよ。そやから、スポーツクラブの方で申請してますわね、そういうような分がここに入ってないんでね、これ継続的に利用してる団体数しか上がってないんで、施設利用状況という中で、定期的利用者の分しか上がってないから、言うたら、一時的と言いましたけども、そういうような利用の分はここに上がってないですわね。その辺つかんどるんか、どれぐらいの数字になっているんかお聞きしたかった。 ○佐伯生涯学習統括   うちは使用料で使ってる分しか上げてませんので、藤田議員が言われる部分については入ってません、入ってない可能性があります。  というのは、例えば、聞いてくださいよ、町の方の事業でね、申請出して減免とか、そういう扱いをしてれば別ですよ。別なんですが、そうでない場合は当然何らかの形で使用料出してますよね、減免されるか。そういうのには合算されてるいうことで、今、藤田議員が言いよったその数字が合わんと、100が200ぐらいになるんちゃうかいう話ですけど、それは言うたら町主催というんですかね、の関係で取ってるから、当然使用料のこの数字の中には上がっていないという理解をいただいたらと私は思っておりますけど。
    ○河南博委員長   しばらく休憩します。                休憩 午前10時35分               …………………………………                再開 午前10時37分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。 ○佐伯生涯学習統括   藤田議員の言われてる定期的団体だけの数字を上げておりまして、来年以降、その分を加算して上げていくようにしたいというふうに思っております。 ○渡辺文子委員   学校開放管理事業のことでちょっと関連なんですが、10年ほど前に第2土曜学校開放というのがあったと思うんですね。子どもが幼稚園に行っていますころに園長先生が、どうぞ学校で自転車などの練習などしてくださいというふうに保護者は言われております。最近、グラウンドで遊んでる子どもたち、土日はないなとは思うんですね。学校開放の日には軟式野球が予約入れないように当時はしてたんですけど、今現在そのようなことが行われているのかどうかお尋ねします。 ○佐伯生涯学習統括   今現在は行っていないようでございます。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○松本かをり委員   本来の私の質問がちょっとあちこち飛んだんでございますけども、実は学校開放のこと、これ日であるならばね、小学校は放課後は住民に使うていただいてもそれは支障はない部分もあると思うんですけども、中学校の場合なんですけどもね、体育館とか武道館を見ますと、体育館が5団体が134日使うてます。そしたら3日に1回以上の、2.5かな、ぐらいの形で午後に使ってる、播中でね。武道館は播中は51日で、これはあんまり問題ないと思うんですけども、南中におきましては体育館も88日、これは利用回数多いと思います。一番下の武道場なんですけども、4団体が321日、ほとんどこれ占めてるんですね。学校教育の関連はどうなってるのでしょうかということと、武道場の4団体、どのようなことにこれだけたくさんのものを使用されてるのかお聞きします。 ○柏木生涯学習チームリーダー   ちょっと正確にお答えができるかどうか、なんでございますが、武道場については今、中学校で武道のクラブが播中の剣道部がまだあるんですか。(「播中はあります」と呼ぶ者あり)ぐらいで、ほかは武道場を使うというクラブがございません。ですから、この部分について少林寺拳法とか空手とか、そういうふうな団体にお貸ししてるというふうにご理解いただきたいと思います。 ○河南博委員長   ほかに。 ○松本かをり委員   少林寺、空手で使うていただくのはいいんですけど、前に西、北やったかな、西やったかの夜に使ってる空手のところの謝金がかなりもらってるのに使用料が少なくて、そんなんでええんかというふうなご意見を前に聞いたことがあるんですけども、この少林寺とか空手の場合はどのように承知されておるのでしょうか。 ○柏木生涯学習チームリーダー   基本的にスポーツクラブ等に加入されてる団体かと思いますので、具体的に入会金が何ぼとか、そういうふうなことは、担当として把握しておかなければいけないのかもしれませんけど、ちょっと現在不詳でございます。 ○松本かをり委員   空手のことなんですけども、中央公民館でも空手を大ホールで使われてるということで最近聞いてるんですね。中央公民館の大ホールが軽スポーツも行くんですけども、文化的なものがやはり使用していた、場所がないですからね。こういうふうな場所もありの、体育館もありのするのに中央公民館で空手の使用の許可をされてるのは、それも承知されてるでしょうか。 ○柏木生涯学習チームリーダー   公民館の方で空手をやっておるということは承知しております。ただ、参集される方の利便性とか、そういうのを考えて、団体によって公民館を使用されているものと判断しております。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○永谷修委員   先ほどの124ページ、まちの先覚者顕彰事業に関して、古宮の薬師堂で3月に今里傳兵衛の説明板、立派なんがつきました。先ほど館長代理が墓の修理は終わってると、立派になってるとおっしゃいましたんですけど、さほど立派ではないですわね、あれは。(笑声)言えば郷土の偉人ですわね。今の墓ね、オリジナルじゃないんですわ。ひびとかあんなんは修復したんでしょうけど、ちょっと考えた方がいいんじゃないかなと思うんです。周囲にはもっと立派な墓、普通の人ですよ、いっぱいあるんですわな。あれだけの説明板ができて、偉人にしてはちょっと見劣りするような墓だと思うんですね。もう少し立派な墓でもええ。これがオリジナルな墓だったら私、大事にすべきだと思うんです。300年以上前の方ですからね、今、何代目の墓かわかりませんけど、初回の墓じゃないんです。そういうことから考えればね、かなり立派なもんにリプレースしてもおかしくないんかなという気持ちはあるんですけどね、どうでしょうかね。 ○宮柳資料館館長補佐   失礼します。私のちょっと表現がまずくて申しわけなかったんですが、顕彰会の役員会では、今里傳兵衛の願満寺からこちらに、古宮の薬師堂ですね、移されたお墓のメインのお墓につきましては、阪神・淡路大震災で壊れたものを修復したというのが正しい表現でして、横にもうちょっとまだちっちゃいお墓があるんですが、それにつきましては修復はしておりません。ただ、これもどうするかということで、実は昨年度も検討を理事会でしていただいたんですが、新しくするというのも一つの考え方なんですけどね、やはりこういったものは古いからまた価値があるというのもありまして、立派にするということの中身は、やはり特にこういった文化財というものはそのものを継承して、できるだけ修復して使っていくというスタンスで修復をしてきたという経緯があります。ただ、横のものをどこまでやるかということにつきましては、今里傳兵衛家との調整もありますし、そこだけを例えば、これもある意味準公費ですから、やると、委員よく地元でご存じだと思いますが、周囲の方からやっぱり、なぜあそこの墓だけきれいするのかというふうなことも、ねたみ意識も出るんじゃないかというようなことも勘案しまして現在はそのままになっておりますが、これも理事会でまた諮ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○永谷修委員   122ページ、家庭教育啓発事業、これに関して、今日こういったことを教育行政が培わなならんと。大変な時代だと思います。個人生活だと思うんですけどね、個人の考え方がいろいろあると思うんですけど、新聞紙上ではさまざまな事件が、家庭崩壊につながるような事件ありますわね、家庭内暴力だとかDVだとか、それから幼児虐待。きのうも話ししたように引きこもりだとか不登校、不登校も増えてますわね。みんな関係してると思うんです。  この学級開設数いうのが19年度は13学級あったんですけど、20年度、21年度はないんですね。これ何でやめたんでしょうか。  それと講演会、参加人数が21年度でいえば186名。多いか少ないか、いろんな評価はあるでしょうけど、普通考えればね、講演会、あるいはかつての家庭教育学級、こういったものに参加されるご家庭の方々はほとんど問題ないと思うんです。来られない方が比較的問題があるんじゃないかと。その辺をこういった家庭教育啓発に行政が乗り出した場合ね、本当に大きな壁があると思うんですけど、そのあたりをどう考えていくのか。実効を上げるとすればね、こういう参加しない家庭に対してどのような方策をとっていくんか、そこが問題だろうと思うんですね。いかがお考えですか。 ○高見学校教育統括   そうですね、本当にそれはおっしゃるとおりで、これ家庭教育講演会だけでなく、PTA総会であるとか学級懇談会であるとか、それが全てそうですね。本当に私たちが家庭と連携して子どもを育てたいという思いでいろんなことをするんですが、そこで聞いてはる方については別に何も申し上げることがないと。本当に聞いていただきたい人はいろんな事情で来られない。それも本人の意思であるのか家庭の生活がぎりぎりいっぱい、目いっぱい、生きるだけでという人もおりますので、それは一概に保護者を責められないんですが、おっしゃるとおりです。  それについての委員会の考え方としましては、はっきり言ってピンポイントに必要な方にケアする手段は今のところ本当検討中というか、暗中模索というのが正直なところです。しかし、それを何とかせんと、本当に今、きのうも載りましたけども、教育において国をつくろうというときに一方で格差が言われてますが、それを背負った子どもに対処していかねばいけないんですけど、私としましては、きのうとと同じになるんですけど、結局学校を通じて、学校教育においては子ども、または家庭訪問するなりできるんですが、社会教育の分野でピンポイントにするということについては、教育委員会だけでなく当然福祉グループ、それから安全グループですかね、その他本当、全体が一つになってやらなくてはいけない。そんな中で、今、要保護対策協議会というのがありますから、そんな会でもそういう意見出たと思うんですね。そういうことで、全体で取り組まなくちゃいけないというしか、ちょっと今ここでは申し上げられません。答えになってないんですけど、以上です。  あと、数字につきましてはちょっと藤原の方から説明します。 ○藤原教育指導主事   失礼します。家庭教育学級の方の件ですけれども、19年度は家庭教育啓発事業で、そこに係る謝金等を持っておりましたので掲載させていただいております。20年度より、学校教育所管の教育振興の方で謝金等をとっております。そちらの方で必要に応じて支出するということで、家庭教育、または幼児教育というのはこちらで開催しております。ただ、小学校、中学校の家庭教育を実施するとなりますと、先ほど委員もおっしゃいましたとおり、なかなか保護者の方が集まりにくい状況です。お仕事を持たれてる方も多々いらっしゃいます。お一人で子育てされてる方もいらっしゃいますので、無理のお母さん、お父さん方をお呼びするいうことはなかなか難しいことですので、それは学校園の実情に応じて開催してくださいいうお願いをしております。  家庭教育の講演会のことなんですけど、これも全く同じです。できるだけ参加していただきやすいように土曜日開催ということで、託児の方も設けております。そこで対応させていただいてるんですけども、なかなか保護者の方の意識というのは、私が思ってるほど上がってこないのは委員のおっしゃるとおりだと思っております。  ただ、先ほどうちの統括が申し上げましたとおり、福祉の方と連携をしております。家庭に何か問題がある場合はそこでお話をさせていただいたり、学校で困るところがあれば私から福祉の方にお願いしまして、訪問等、またヘルパー派遣が必要である場合はヘルパー派遣を検討させていただいて、家庭に支援を送るということを今取り組み始めたところでございます。  もう一つ、家庭教育の啓発資料というのを毎年つくらせていただいております。19年度から私が取りかかりまして、ずっと毎年のように配布しておりますが、なかなかそれも見ていただけてるかどうかというのが実情つかめない状況です。昨日ですが話が出ましたとおり、配って終わり違うか、見てもらってないで活用はどうなってるんやという話もありました。できるだけ活用していただけやすいように中で書き込み式にするとか、あとチェックリストを活用して学校全体でチェックをさせてみるとか、保護者の方のアンケートを実施して、今後どのような内容が必要かというようなアンケート調査を各学校園で行っていただくいう活動をしました。その結果、ほぼお母さん方、お父さん方が目にとまるようになったと思っております。  実際、今までこんな資料があったのかというようなお声もいただきました。毎年配ってるんですけれども、そんなんあったんですか、以前のはどんなんやったんですかみたいなことを聞かれる保護者の方もいらっしゃったようです。お配りして、その後活用する仕方までちょっと委員の先生方にはお願いして、このように活用してください、それでお返事をいただいてくださいというお願いをしましたので、昨年度配ったものに関しましてはとりあえずの活用はしていただけたかなと思っております。 ○永谷修委員   非常に緻密にやって、学級に関してはよその事業の方に科目が移ったということですね。  社会経済の悪化に伴って経済格差が開いて、雇用もなかなか充足されてない。弱いところに大きくしわ寄せがいってる今の社会情勢。家庭内でもね、やはり弱いところ、子どもとか幼児とかね、奥さん方、そんなところに向けられる嫌いがあるわけですね。先ほどまさに統括がおっしゃったように、福祉、組織横断的にね、これは本当に今後注力して取り組んでいくべきだろうと思うんです、不幸を招かないためにね。やはりどこまで行政がその責任を負うかいうて難しいんですけど、関係面々方々のご尽力は本当に必要だろうと思います。  それでね、民間団体でも家庭の問題を取り上げてる組織がかなりあるみたいなんです。教育委員会として、そういった団体とタイアップするというんですかね、例えばかつて平和を望むために九条の会を後援か協賛か何かして、場所の提供なんかしてましたですね。いろんな家庭問題を取り上げてる社会教育団体がありますわ。そういったところの活動はどのように評価して、そういった後援とか協賛をされるんかどうか、行政としてどのようなお考えをお持ちですか。 ○藤原教育指導主事   失礼します。民間団体に当たるかどうかはちょっと不明ですけれども、私、一度兵庫大学の方に少し話を伺いに行ってまいりました。そちらの家庭支援ということで、家庭に問題がある、子どもだけじゃなくて家庭自体に問題があるところの相談を請け負いますという方にちょっとお会いしてきましたので、またこちらでお話がある場合はこちらから申し上げたらご協力いただけるという約束はいただいておりますので、必要に応じてそちらにつなげられていくことも可能かと思います。  ほかの団体については私、把握しておりませんので、申しわけございません。 ○佐伯生涯学習統括   後援名義については生涯学習グループの管轄なんですが、それは社会教育法の23条でしたかね、それに抵触しない限りは、内容を審議して後援名義を提出しております。 ○永谷修委員   現実にそういった社会教育団体がそういう相談に教育委員会に来られたことあるんでしょうか、私も知らないんですけどね。地道な活動をしておりますわ、すそ野を広げてね。いろんなご家庭に声かけて、講演会あるいはそういった会合にお招きするだとか、かなり有効的じゃないかと思うんです。1つ2つじゃないですよ、いろんな全国的な展開をしてる団体、そういった団体が教育委員会に、そういった講演会を開くんだとか会合を開くんだとかで場所の提供だとか後援の申し出だとか、そういった要求だとかなかったんでしょうか。 ○佐伯生涯学習統括   そういう相談はあります。確かにそういうものを受けて、先ほどの家庭教育ですか、そういう絡みの講演会もございますし、そういう内容によって許可をさせていただいております。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。何人いらっしゃいますかね。  しばらく休憩いたします。                休憩 午前11時00分               …………………………………                再開 午前11時15分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  他に質疑は。 ○岡田千賀子委員   それでは、先ほど来から生涯学習グループが管轄していらっしゃる施設についてのお話がいろいろ出ておりますけれども、お聞きしたいんですけど、町内のスポーツ、それから文化施設の利用について、今、予約の仕方ですね、はどのような形でとってらっしゃるか。そして、ホームページでスポーツクラブ21の管轄するスポーツ施設ですと、1カ月前までの予約状況が今検索できるようになっておりますね。それから、中央公民館のみ、私ちょっと一度使わせていただいたことがあるんで調べたんですけども、中央公民館の場合は文化施設ということで、2カ月前までの空き状況が確認できるということで、とてもいろんな方がホームページで活用されているようです。予約状況を調べるのがとても楽になったということでおっしゃってましたが、スポーツクラブ21だと1カ月前までですよね。中央公民館ですと2カ月先の予約状況まで見れるという、この改善策というんですかね、やはり先のことまで見れたらいいかなと思うんですけども。  それとまた、仮予約の状況をどのような形でできるのか。本予約は利用料の納付という形がありますので、現場に施設に行かないとできないというのはわかるんですけれども、仮予約についてもお願いします。 ○柏木生涯学習チームリーダー   スポーツ施設については、一般利用は1カ月前からということで、1カ月前からの表示をさせていただいております。  中央公民館につきましては、一般利用、サークルとかそういうのを優先で、利用調整会議をやりまして事前に調整をし、あいてる時間を表示するというふうなことから2カ月前にしております。  先ほど申し上げましたように、利用調整をやりますので、事前予約についても利用調整の中に、場合によったら入っていただくというふうな形をとっております。  仮予約は、基本的にはそういうふうな格好になります。行政が使う場合は当然最優先になっておりますので、仮予約というんか、そういうふうな予約を別に受けているというふうな格好になってます。簡単に申し上げるとそういうことになります。 ○岡田千賀子委員   それでは、ホームページを開いたときに出てきますよね、あれは携帯なんかでも確認できるんでしょうか。できると思うんですけど、もう一点、仮予約もネット上で仮押さえというのが可能なのかどうかお願いします。 ○柏木生涯学習チームリーダー   携帯電話で今のホームページが見れるかということでございますが、見れません。そこまでの対応はしておりません。一部の携帯電話では見れる分もあるかと思いますけれども。  それと、仮予約は基本的には窓口、本予約も窓口でしていただくようになります。本申請ですね、いうふうな形になります。 ○岡田千賀子委員   近隣ということで、高砂市さんの方がネット予約も開始されたということで、町民の方のこれから利便性アップ、それから施設の効率的利用に役立てられるかなと思うんですけれども、その辺ちょっと、専用サイトということで利用者の登録、IDとパスワードを入手、仮予約や取り消しも可能。ただし、本予約は施設窓口での利用料の納付という形で、10月の13日から高砂市さんの方に至ってはネット予約も開始をされるということが新聞の方で報道でありまして、私の方、ちょっと播磨町の方はどうなのかなということで確認させていただいたんですけども、このような形での利用率アップを図っていこうというようなこれからの試みについてもお伺いします。 ○柏木生涯学習チームリーダー   ネット上で予約ができるんは当然一番便利かと私も思っております。ただ、本町の情報化推進計画等々とあわせて、どの時期に実施していくのか、それらも今後検討していきたいと考えております。 ○河南博委員長   他に。 ○松本かをり委員   中央公民館の利用の優先順位なんですけども、使用の。行政がまず第一番ですね。その次は住民であるんですけども、住民の順位がまずサークルに入ってると思うんですね。サークルがあってそれから住民というふうな、調整会議のときにも先サークルが申し込みをしてますというふうなことがありまして、実は大ホールにおいてイベントを使うのは土日が主なんですね、ウイークデーやなしに。土日の場合に、土曜日に使う場合には金曜日の晩のときにやはり仕込みいうんですか、準備をしたいんですね。そうしますと、毎週金曜日にある団体が、スポーツ関係なんですけども、夜ずっと6時から9時半まで使用されております。となりますと、朝からでないとできないということになりますと、土曜日の日のイベントの準備がしかねるんですね。それをサークルが一番になっておりますんで、ここ、どうもいたし方がないんですけども、やっぱり住民公平性ということになりますと、そこのところをどう考えられるのでしょうか。 ○佐伯生涯学習統括   基本的に公民館を利用する際に、今言ったサークル団体と、それ以外は調整会議等をやるわけですが、今、松本議員が言われるような内容がどうしても起きる場合は、それこそ調整をするというんですか、公民館の方で調整をして、可能な範囲で対応していただければなというふうには思っております。 ○松本かをり委員   今回の場合、調整をお願いを一応はしたみたいですけども、申し込みを受けてますのでだめですとだけで、それ以上の交渉はなかったように聞いておりますが、いかがですか。 ○佐伯生涯学習統括   ちょっとその辺の事情はわかりませんが、どうしても広く住民の方が利用される内容でやられるという場合は、公民館の方に再度協議をしていただくと。それでもなおかつちょっとそういう返事であれば、教育委員会の方もどんな事情かわかりませんから、言っていただきまして、調整のつく範囲で利用していただければなというふうには思っております。 ○藤田博委員   これね、公民館、また体育館とか、また学校とか、これ町が使う場合は最優先いう形、先ほど説明あったんですけども、サークル等で前から調整会議等で予定が入っていても、自治会とかが主催する住民交流、こういうような内容のものについては優先するいうことであったと思うんやけども、今はそういうことないんですか。  例えばね、私もグラウンド、小学校借りに行くんですけども、小学校の場合やったら軟式野球が土曜、日曜日ずっと入ってます。そういう中で、急に言ったらやっぱりぐあい悪いですけども、一月以上前であればそれを優先するような形でいつもスポーツクラブの方では取り扱ってもらってますけどね。その辺、その使用目的によりますけども、サークル優先じゃなく、やはり住民全体の福祉に係ることであればそれを優先すべきだと思うんですけどね。それも時期も一月切ってからいうんではぐあい悪いと思いますけどね、期間を定めてね。私はそのように理解しとったんですけど、その辺は、私が間違ってたんですか、それをお聞きします。 ○佐伯生涯学習統括   社会教育施設ですから、当然そういう地域の方が行政も絡んでやる、また行政が絡まなくても地域の方が大々的にやるというのは事前にわかってると思いますし、先ほど議員も言われたように、1カ月以上前であれば当然そういう協議をさせていただいて、サークルには例えば公民館であれば違うコミセンでやっていただくとか、工夫はできるとは思うんですね。そういう状況で考えますので、急にだめだった、こうだったと言われても、私の方には全然入っておりませんのでね、そういう協議を、自治会主体に考えるようなことであれば、言っていただきましたら調整を教育委員会の方としてもやっていきたいというふうには思います。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○藤田博委員   決算書の118ページ、事業ナンバー471、社会教育委員設置事業、この部分で、成果報告書の316ページなんですけども、社会教育委員設置事業、この社会教育委員の活動がもう一つ私自身見えませんのでちょっとお聞きしたいと思うんですけども、この成果指標では、生涯学習推進に向けて社会教育に関する諸計画の立案や教育委員会の諮問に応じて調査研究を重ねたとあるんですけども、教育委員会からどのような諮問がなされて、どういう案件があったのか、これをお聞きしたいと思います。  また、各委員が研修を重ね、地域の行事などに積極的に参加し助言を行ったとあるんですけども、この内容もどういう形でなされたのかお聞きしたいと思います。  それと、120ページ、事業ナンバー482、成果報告書の323ページ。ここで各コミセンでやられてる部分だろうと思うんですけども、町民運動会、19年度3,360人、20年度4,360人、21年度、極端に半数以下になっとるんですね、2,120人になってるんですけど、これはどういう原因があったのか、どういうふうにとらえているのかお聞きしたいと思います。 ○柏木生涯学習チームリーダー   社会教育委員設置事業でございますが、社会教育委員さん、現在8名。なかなか表に出てないと、見えにくいというところは多々、今私も承知しております。社会教育推進員さんと社会教育委員さんとは、社会教育推進員さんの研修会に社会教育委員さんも同席していただいて、一緒に研修をしていただいてると。そういうふうなことから、社会教育推進員さんは社会教育委員さんがどんな人がおられるんやと、そういうあたりは承知していただけてると思っております。  例年4回のところを5回、去年はやらせていただいてます。その中身については、会議録も一応簡単なもんですけどつくっておりますし、それで、社会教育委員さんに対して教育委員の諮問があったかどうかということでございますが、現在のところ諮問があって答申をするというふうな内容のものは、21年度中にはございませんでした。  各委員が研修を重ねというふうなことで、この8人の委員さんには県が実施している研修会とか東播磨地区で実施してる研修会、近畿の社会教育委員さんの研究大会がございます。これらには参加していただいております。  地域の行事に積極的に参加し、というとこら辺は成果指標としてちょっと上げさせていただいとるんですけど、ちょっと内容的な誤りがあるんかと思っております。ちょっと積極的な参加はできておりませんいうことでよろしくお願いいたします。 ○佐伯生涯学習統括   コミセン関係の運動会で、前年度と差がある、数字が大分違うなということで理由ということですが、各コミセンから上がってきた数字の21年度2,120人は、インフルエンザがありまして、昨年。その関係で、参加数が極論子どもさんなり減ったというふうにとらまえております。 ○藤田博委員   この社会教育委員の件ですけどね、本当に社会教育推進員であれば各自治会から体育、文化いう形で選出され、またコミセン区でのコミュニティ委員会にも参加してね、活動が見えてくるわけなんですけども、本当にね、何かこれ、地域に出向いて助言を行ったいうていいことを書いてるんですけども、こういう事例がね、今、答弁ではなかったいうことなんですけども、やはりこのように記入されるいうことは社会教育委員にこのようなことを求めているということでしょう。やはり今後ね、そういうような方向に持っていくべきだと思うんですけども、いかがですか。 ○柏木生涯学習チームリーダー   委員ご指摘のとおりでございますので、次回の社会教育委員会でもう一度内容的な協議もやらせていただいて、積極的に出向いていけるような体制をとりたいと思います。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。  これで126ページの予備費までの質疑を終わります。  以上で、一般会計の歳出の質疑を終わります。  〜歳 入 全 般〜 ○河南博委員長   次は、1ページから30ページの一般会計歳入の補足説明を求めます。 ○森本総務統括   一般会計歳入全般につきまして、平成20年度と比較しまして大きな増減のあったものを中心に補足説明をさせていただきます。  事項別明細書の1、2ページをお願いいたします。  1款町税の収入済額、2ページでございますけども、50億7,002万となっております。単位につきましては万単位で切らせていただきます。前年度、平成20年度と比べまして約6億6,945万5,000円、12.0%の減少となっております。その内訳としましては、長引く経済情勢の悪化の影響から、1項の町民税において、まず1目個人で約5,630万円、3.3%減少しております。また、2目の法人においては約5億5,699万円、61.8%と大きな減少となっておりました。次に2項固定資産税においても、全体としましては減少傾向に転じておりまして、約4,380万円、1.8%の減となっております。その内訳でございますけども、土地、家屋、償却と3種類ございますけども、土地の方では約1,588万円、1.6%の減、家屋につきましては5,861万円、6.9%の減、償却につきましては増加をいたしておりまして、約3,929万円、6.6%の増となっております。  次に、そのページの下の方になりますけども、2款地方譲与税につきましては、対前年比較で880万円、8.3%の減となりました。これにつきましては、平成21年度より道路特定財源の一般財源化に伴いまして、地方道路譲与税が地方揮発油譲与税に改称されました。ただ、本年度、21年度につきましては、改正前の課税分、地方道路譲与税として歳入されております。  3ページ、4ページをお願いいたします。中ほど、3款利子割交付金でありますけども、収入済額1,944万8,000円で、昨年、平成20年と比較しまして168万円、8.0%の減となっております。同じように4款の配当割交付金、収入済額943万円、前年比較で170万円の減、15.3%の減となっております。これらにつきましては、景気低迷による影響と考えております。  次に、6款の地方消費税交付金は、収入済額2億8,458万円で、前年比較1,421万円、5.3%の増となっております。  ページの下の方、7款自動車取得税交付金につきましては、収入済額3,119万6,000円、前年比較にしまして2,495万円、44.4%の大幅な減少となっております。この理由は、平成21年度から23年度までの間でございますけども、環境への負荷の少ない新車の購入について税率軽減措置がとられたことが主な要因となっております。  次に、5ページ、6ページをお願いいたします。8款の地方特例交付金につきましては、収入済額5,665万6,000円で、前年比562万円、9.0%の減となっております。  次に、9款地方交付税は、収入済額3億4,252万6,000円で、前年比較2億5,242万円、280.2%ということで、約3倍になっております。これにつきましては、平成20年度においては普通交付税が不交付となっておりましたが、平成21年度につきまして、法人税割等の大幅な減少を受けた結果、そういう形での普通交付税が2億5,762万円交付されたことによって約3倍というふうな形で伸びております。  続きまして、9ページ、10ページをお願いいたします。13款国庫支出金、2項の国庫補助金、収入済額8億4,072万1,439円で、前年比較、プラスの7億5,891万円、927.8%と大幅な伸びとなっております。この増収の主な要因は、次の11ページ、12ページごらんいただきたいんですけども、中ほどから下ほど、9目の総務費国庫補助金の中、備考欄の方ですけども、住民グループのところで定額給付金に係る事業補助金並びに事務取扱補助金、この部分が、給付金の方が5億1,356万4,000円、事務取扱が1,252万7,000円という形で、これについては21年度ということで増加をいたしております。また、同じ備考欄の中にあります総務グループの方ですけども、上へ上がっていただくんですけども、地域活性化・経済危機対策臨時交付金、これが9,534万円、その下、地域活性化・公共投資臨時交付金3,055万5,000円といったことも増員の要因の一つとなっております。  次に、13、14ページをお願いいたします。14款県支出金、収入済額5億2,171万2,313円で、前年比較4,940万円、10.5%の増となっております。これにつきましては、少し飛んでいただきますけど17、18ページをお願いいたします。2項県補助金の中の8目労働費県補助金の備考欄、緊急雇用就業機会創出基金事業補助金及びふるさと雇用再生基金事業補助金で、合わせて1,281万円余りの収入がございました。それ以外にも、3項の委託金、1目総務費委託金の4節選挙費委託金で、平成21年度におきましては衆議院議員並びに兵庫県知事選挙費がございまして、合計2,481万1,000円増加をいたしております。  次に、19、20ページをお願いいたします。15款財産収入、収入済額が1億543万2,366円で、前年比較4,993万円、32.1%の減少となっております。この理由は、次のページ、21、22ページをごらんいただきたいんですけども、2項の財産売払収入、1目の不動産売払収入の土地売払収入の町有地売払収入におきまして、金額の方が3,199万5,000円となっておりますけども、昨年と比較しまして4,583万円の減少、率にして58.9%の減となったことが主な要因でございます。  次、17款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金は、収入済額12億3,300万9,000円でございます。前年比較4億9,027万円、66%の大幅な増になっております。  次に、23ページ、24ページをお願いいたします。18款繰越金は、収入済額1億7,128万4,072円で、前年比較5,961万円、53.4%の増となっております。これにつきましては、平成20年と21年と比較しまして、繰越明許費ということで、その金額の部分で前年比較5,172万円増加しておるというところが主な要因でございます。  次に、19款諸収入、収入済額が2億986万6,151円で、前年比較1,280万円、5.7%の減となっております。この減少の要因でございますけれども、飛ばしまして27ページ、28ページをごらんいただきたいと思います。ここに9節雑入というふうに上がっておるんですけども、平成20年度におきましては雑入の中に防火水槽の移転補償金というものが1,292万円ございましたけども、21年度はそれがなくなっておりまして、そういったことが主な減少の要因でございます。  次に、29ページ、30ページをお願いいたします。20款町債、収入済額5億4,658万4,000円で、前年比較8,303万円、17.9%の増となっております。この要因でございますけども、臨時財政対策債、12目でございますけども、この部分で前年比較1億6,353万円の増ということが主な要因でございます。  以上で、補足説明を終わります。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○河南博委員長   しばらく休憩いたします。
                   休憩 午前11時44分               …………………………………                再開 午後 1時00分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  補足説明は終わっております。  これから質疑を行います。  質疑のある方。 ○渡辺文子委員   12ページの経済危機対策のことでお尋ねいたします。  今回、この交付金、その他の臨時対策、そのような国からの交付金ですけども、交付金のあり方云々は別にしまして、この使途について、明石市では住民、議員を交えて、どのような扱い方をするかということを何カ月かかかって検討した上で対策債を使われております。播磨町ではそのようなお考えがなかったのか、この対策について、私たち、予算は賛成しておりますけどもね、あの段階でこれはあかんという反対はできなかったわけですよね。何に使うかいう振り分けについて、私たち議員や住民も踏まえて検討したかったなと思って1点と、それと今回、このお金で地域支援ネットワーク事業の新しい立ち上げなども入っています。それはこの交付金がなくなった後どうなるんですかという質問で、それは今後の課題ですとおっしゃってますけど、このお金の交付金で立ち上げた事業など、いずれ3年後はまた町のお金で運営していかなければならないですよね、この地域ネットワーク事業。そのようなことについて、果たしてこの臨時交付金で賄うべきお金だったのかなという点をお尋ねいたします。 ○岡本財政管財チームリーダー   多分おっしゃってるのは経済対策臨時3交付金のことやとは思うんですけども、一番当初1つ目ができたのが地域経済対策臨時交付金ということで、これが国の補正で決定され、それぞれの事業について該当するものを申請するというような仕組みで交付の方がされております。  それで、この地域経済対策臨時交付金の条件なんですけども、平成21年4月10日までに着工すると、平成21年4月11日以降に予算計上された単独事業ということが条件になっておりまして、本町の方でこの経済危機対策の臨時交付金、どのような事業に充当するかということも一応全庁、グループの方にアンケートを投げかけ、該当する事業について精査して決めました。それぞれのグループにおきまして今、懸案というんですかね、いろんな事業を持っておられまして、その事業に充当できるものを抽出しまして、今回事業として上げております。  例えばご紹介しますと、プレミアム商品券、これなどはこの経済危機対策の臨時交付金を充当しております。あと、小・中学校のパソコンのサーバー室の更新事業、それと学校のICTU、これは補助金として、学校通信技術環境整備事業という補助金があるんですけども、その補助金の単独部分、補助金は2分の1しか入りませんけども、残りの2分の1の分についてはこちらの交付金を充当しております。それと、公共施設の地上デジタル放送の対応事業、それと交通安全の道路改良事業、数えますともろもろあるんですけども、要は本町において緊急性を要するものもありますし、経済対策に貢献するといったような事業を選択しまして、国の方へ申請をし、承認を得たというような状況です。ですから、それぞれ今ここに予算化しておりますのが地域活性化・経済危機対策臨時交付金、その下にあるんですけども、地域活性化・公共投資臨時交付金、こちらの方はちょっと種類が異なっておりまして、地域活性化・公共投資臨時交付金といいますのは、投資事業、普通建設事業の単独部分に充当される事業でありまして、こちらの方は太陽光の小・中学校、幼稚園に設備する単独部分に充当しております。残り、事業が完成しておりませんので、今年度入ってきておるのが残り、21年度中に完成した事業の分に係る交付金だけが今の決算書の方に上程されているというような状況です。22年度には残りの分が再度されるというような予定になっております。 ○河南博委員長   他に。 ○岡田千賀子委員   事項別明細書22ページになります。事業番号は001、車両売払収入が上がっております。昨年、パッカー車が売り払いで1台出ていたと思うんですけど、今回、今年度はこれは何を売却されたのか、またその売却方法をお聞きします。  それと、同じページのもう一点、これも事業番号は001なんですけど、総務グループが管轄しております一般寄附金のところですね。寄附金のところで、今年度は寄附金の欄に、昨年度はゼロだったんですけれども、ふるさと応援寄附金という欄がございました。本年度は欄もなくなっておるんですけれども、ホームページで全国発信はしているということで、昨年度も多分答弁があったかと思うんですけれども、私の方もふるさと納税の募集について、というホームページを開いてみました。これが記されていたのが2009年の4月24日、1年半前の日付で記載されておりまして、これを見ますとね、ふるさと納税のイメージ図ということで、とてもかわいいキャラクター、いせきくん、やよいちゃんが使ってあって、わかりやすくということでふるさと納税のイメージ図が記してはあったんですけれども、よく見ると余りにも複雑かなと思うんですね。こういうのを見た人が、ややこしいな、これやったらもうやめとこかいう気になるんではないかなと私は思ってしまったんですね。  それで、何かこの1年半前から今年度、新しく内容を更新される予定、またどんなふうにしたら煩雑さが緩和できるかなというような対策を講じられようとしているのかどうか。  それと、同じところで、ふるさと納税というのは受ける町にしたらすごくうれしいことなんですけども、例えば私、実家がふるさとがあります。そこへ5,000円なら5,000円からですよね。5,000円しますと、単純に、変な言い方をすると損をしたというんですかね、5,000円財布の中から消えて行くわけですね、自分のふるさとには入るんですけれども。それに対して、ふるさとですと農産物の詰め合わせセットですとかね、有機栽培をしたお米とか、そういうバックアップがあるんです。そういうことを播磨町は考えていらっしゃるのかどうか。それをホームページを見る中ではそういう記載がございませんでしたので、そういう考えまで持って、何が何でもふるさと納税を獲得するぞという気持ちがあるのかどうか、ちょっとその辺をお伺いします。 ○森本総務統括   まず1点目の公用車の売り払いの内訳でございますけども、21年度につきましては計4台の車両を売却をしております。1台が総務の方で企画なりの方が主になって使っておりましたトヨタのプリウスいうことで、ハイブリッドの車両です。それから、残り2台につきましては、軽四の通常の職員の方で随時使ってたようなものです。それと、もう一台がふれあいの家の送迎用の大型の車ということで、計4台を売却をいたしました。  いずれにおきましても見積もり合わせということで、そういった関係の取り扱いをされてるということでの届け出がされてました業者さんの方で、複数の業者の方から見積もりをとった上で、最高値のとこへ売却をしたということです。  それから、一般寄附金ということで歳入が上がっておりますけども、これにつきましては、本当に一般住民の方から、合計3名の方からこの金額、総額1万6,000円というものが複数回に分けて入金をいただいております。  それから、ふるさと納税の関連ですけども、ご指摘のように制度ができた当初はそれに備えていろんなマニュアルも作成をしましたし、PR用ということでホームページにもしっかりと載せさせていただいてるんですけども、いかんせん、実際の納税そのものがまだ今のところ全くゼロということで、県内でも播磨町だけになってしまっております。  そういうことのふるさとへの貢献プラス何らかの副賞的なものができないかということで、それにつきましても当初の段階で内部では検討したんですけども、これといって特産物というのも、あえてその時点ですぐにお渡しできるよということもなかったもので、図書カードとか、あるいはいろんなことの手元にあるものをということで検討はしたんですけども、当面は今のまま何もなしでということで、純粋な形でご協力いただけるということを前提に進んでいこうということで今まで来てしまっております。  県内でも、先ほど申し上げましたように播磨町だけしかないということですんで、全くゼロというとこがですね。残ってしまってますんで、何とか今年度、もう少し力を入れていくというような形で検討はしたいというふうには思っております。 ○岡田千賀子委員   まず、車両の売り払い収入なんですけれども、昨年に続いての見積もり合わせなんですけれども、普段は一般競争入札なんかをされておりますよね。でも、こういう車両売り払いに限ってそういう、これからも見積もり合わせでやっていかれるのかどうかということと、それと、ふるさと納税の方に関しては、この秋ですか、大中遺跡まつりにあわせてゆるキャラ、「いせきくん」、「やよいちゃん」が多分お目見えするかなと私、期待してるんですけれども、やはりゆるキャラもせっかくつくることですし、播磨町のかわいいキャラクターということでね、これから売り出していかなあかんと思うんですね。それで、ゆるキャラとあわせて、クッキーをつくったり、今、大中の郷土資料館の方でせんべいも販売はさせていただいてるみたいなんですけれども、そういうものとあわせて、また大中遺跡まつりなんかでスタッフなんかに配られているストラップなんかもありますよね。「いせきくん」、「やよいちゃん」が多分イラストで入ってた分あったと思います。あとタオルであったり、何にでもつけられるかなと思うんですね。そういうものも相乗効果というんですかね、お互いにPRして相乗効果を高めるためにも、ぜひお考えいただきたいかなと私の方は思うんですけれども、そういうお考え、これからのお考えはどうでしょうか。  それともう一点、とても煩雑と申しましたふるさと納税なんですけれども、これをもっと簡単にしようという、そういう取り組みですよね、例えばふるさと納税のクレジットカード、今私たちも何枚もクレジットカードを使って、とても便利な買い物というんですかね、そういうのをさせていただいております。そういうことができないかどうか、その2点、確認いたします。 ○森本総務統括   まず、車両の売却の手続でございますけども、こちらから工事を発注する折りの一般競争入札いうのは、あくまでも、もともと考えたのはそういう形での談合防止とかいうことが主流に考えられたようなやり方でございます。  売却に関しましては、10年を超えたような車両、一般的には個人ですともう廃車するような車両を何らかの形で幾らかの金額でも結構ですというような形で処分をしているというのが現状でありまして、中にはやはり再利用されることの可能性もあるということで、比較的金額が出てくるものもあるんですけども、一般的に庁舎の中で一般職員が全て使ってるような公用車そのものとしましては数万円程度の金額にしかならないということで、これについては従来同様に、そういった形の手間を考えますとやはり見積もり合わせが一番単純で、手続的にも期間的にもたやすくやれるんじゃないかということを考えますんで、今のまま継続したいと思ってます。  それから、ふるさと納税への取り組みでございますけども、いろんな副産品をお渡ししよういうのも当初、さっきなど申し上げたように考えておりまして、そのときにも企画の方で幾らかの在庫が残ってるようなものがありましたんで、それをというような話もしてたんですけども、どうもそういう形での勧誘が、それがあるからしようかというようなことの意識づけにはならないようなこともありましたんで、それについては見送っておったところです。  ちょっとクレジットという扱いがもう一つわからないんですけども、今のホームページも開設してますように、ふるさと納税への一連の手続なんですけども、一番たやすいのは現金でお持ちいただいて、その場で領収書なり証明書をお渡しするような単純な方法なんですけども、それ以外の、遠方からというのが本来のふるさとというような発想にあろうと思いますので、ああいう形での若干ちょっと複雑に思えるような手続がどうしても必要になってしまうということで、それ以上の簡素化いうのは、何でしたら電話でなりお問い合わせいただいたら、その点は実務上の部分で十分におこたえできるところまではおこたえして簡素化はしたいと思いますけども、ホームページ上での表現としましては、今のままというふうに考えております。 ○岡田千賀子委員   クレジットカードなんですけれども、これは北海道のニセコ町とか、全国でもいろんなところが今されてるんですけれども、公金支払いというシステムですね、インターネットの収納サービスであるんですけれども、それを導入されて、これによって事前申し込みをしたり役場の窓口に来ることもなく、時間や場所を問わずに24時間いつでもという、そういうものがあるようですね。コンビニのような考え方になるかと思うんですけれども、ふるさとに対する思いがそんな軽いものでいいんか言われたらそうかもしれないんですけれども、ゼロということを伺いましたら、私としては、やはりこういうせっかくの制度があるんですから、いま一度考えていただいて、もう少しふるさと納税がしやすい、そしてもう一つ、もう3回目になりますのでね、つけ加えますと、今、ジョセフ・ヒコなんかを全国発信ということで、うちの会派の方からもちょっと出しておりましたが、例えば土山駅の前に像をつくって、あの人はだれやろうということで初めており立った人が見てくれるとか、また近盛さんという方ですかね、ふるさとの先覚者の創設者のような形の方がいらっしゃったと思うんですけども、そういう方がされてた顕彰会の会費、播磨支部での会費を募った経緯では、長崎から北海道まで寄附金があったともお聞きしております。そういうのもちょっと活用して、ジョセフ・ヒコの胸像をつくるためにこういうふるさと納税いただけませんかとか、また新たなホームページでのPRも考えていただきたいということで、私の方は今回の質問をさせていただきました。それに対してのお答えだけで結構です。お願いします。 ○清水町長   ふるさと納税に、どういうんですか、特化したことではないんですけれども、いせきくん、やよいちゃんのお話が今出ましたので少し説明をさせていただきたいと思います。  町制施行45周年のときに、せっかくある「いせきくん」と「やよいちゃん」をもっともっといろんな形でPRしたい、またそれがいずれは子どもたちにふるさと意識を育てる一つの、どういうんですか、あれになればいいということで、作家であります村山ゆかり先生にいろんなパターンのイラストをかいていただいたんですね。それがホームページの方で既に、いろんな方にダウンロードご自由にしていただくということで公開しているというのはご存じだと思います。  またそのときに、いろんな、どういうんですか、商品にイラストを使っていただいて、播磨町のいろいろな、どういうんですかね、商品開発という意味で使っていただくということにつきましても、申請をいただきましたら無料で許可をするということで、使用していただくということで、それもさせていただいてるんです。既に古代茶だったと思います、お茶とか、またちょっとおまんじゅうとか、そういうのも申請があったとも思います。そういうことでご利用いただくと同時に、町の方でも今ちょっと二、三日前に変わりましたので、どういうんですか、展示のケースがあるかどうかは定かではないんですけれども、ケースの中にこれまでつくってまいりましたいろんな、クリアファイルとかいろいろな町がつくりましたものを飾らせていただいてPRもさせていただき、またいろんな表敬訪問に来られたりとか、また叙勲のときに一緒に副賞的にお渡しするものにも活用をさせていただいているんですね。  やはりそれだけではなかなか親しみを持っていただけないということから、今度は立体的に、やはり今、他の自治体でもかなり活躍をしておりますいわゆるゆるキャラを作成しようということで、今作成をしておりますけれども、今後やはりそういう立体的にもっと子どもたちの中とか、住民の方々のイベントとかで触れる機会が多くなれば、「いせきくん」「やよいちゃん」というのももっと周知されるのかなと。そうしましたら、やはりそういう商品を開発されるときに、「いせきくん」「やよいちゃん」をもう少し播磨町の品物としてアピールする材料として使っていただけるのではという期待をしてるんですね。ふるさと納税の場合につきましても、検討させていただいたのは、今、森本統括が申し上げたとおりでございますけれども、やはり今後そういう部門でも、町だけではなかなか商品開発はできませんので、商工会、また他のそういう業者ともぜひ参画をしていただいて、さらにいろいろな豊富なそういう商品が開発できればいいなというふうに思ってるんです。ですから、11月の大中遺跡まつりで改めてこういうキャラクターのゆるキャラがデビューするということについて、私自身も大きな期待を持っております。  それと、ふるさと納税なんですけれども、これは確かに町の方でももっともっとPRをしていかないといけないというのは重々わかってるんですけれども、PRをすることによって、逆に出ていくものも多いんではというふうに思ってます。先ほど岡田議員も例に出されましたけれども、今現実にひょっとしたら入ってくるというのはなかなかないかもわからないですけれども、そういう制度があるんだということで、いろいろ他の地方から来ていらっしゃる方々が改めてそちらの方に逆に納税をされるということも多くあるのかなと。だから、そういう意味で、痛しかゆしのところがありまして、PRはしたいんですけれども、それがまた逆もあり得るということですね。ただ、せっかくこういう制度があるんですから、今後本当にもっともっと播磨町に関心を持っていただく。ただ、それには今年、来年、1万円、2万円入ったということを目標にするんではなくって、もっと大きな意味でふるさと意識を子どもたちの中に育てるという意味で、いろんな、どういうんですか、材料を使っていきたい。その一つがまさにもうすぐ完成します「いせきくん」と「やよいちゃん」のキャラクターかなと、ゆるキャラかなというふうに思っております。 ○渡辺文子委員   売却のところでちょっとお尋ねいたします。  先日、インターネットを見てましたら、ヤフーオークションで北海道の廃校になった小学校がヤフーオークションに出てました。画期的な売却方法だなというふうに感心しておりました。車にしろ、町有地にしろ、またヤフーオークションなんかで売却するというお考えがあるのかどうかお尋ねいたします。 ○森本総務統括   まず、今現在、ヤフーのオークション、播磨町でも利用しておるところがございます。それは税の方の公売ということで、その分についてはそういう手続をできるようにはしております。ただ、私どもが今携わってます、そういう不用の物品等ですね、これについてのヤフーでの売却はもちろん可能ではあるんですけども、先ほども申し上げたように、1年に数台しか出ないような車両、あるいは備品においても再利用いうのがほとんどできないような部分がありますんで、また、町が使っていたものがまだ再度そういう形で利用されるいう価値が残っているいうことも、ある面ではちょっと若干問題点が残ってきますんで、なかなか希少品価値の、希少価値のあるものでしたら、そういうことでの売却いうのも可能なんでしょうけども、あくまでも町が使えませんよということで売却する以上は、重さで幾らというような感覚でしか処分ができないということだと思いますんで、当面のところはヤフーのそういうオークションについては静観をしたいというふうに思っております。  それから、先ほどちょっと岡田議員の方の質問の中の最後、クレジットのお話だったんですけども、そういうご説明ですと理解できます。公金の収納につきましては、コンビニ収納等の議論もあったと思うんですけども、あれのまだ先にそういう形でのクレジットの引き落としいうのがもちろん議論されてまして、進んでいるところですと、そういうことの取り扱いもできます。ただ、ふるさと納税に関しましては、やはり本人からの申し出とそれに基づいてこちらからの引き落としの依頼とかいうことの両者の方の手続いうのはどうしても欠かせませんので、おっしゃっているように、クレジットでそのまま簡易な形でということには、やっぱり事前事務というのが出てきますんで、思っているよりは若干やっぱり手間がかかるということで、コンビニ収納含めて、公金の取り扱いの一部としてクレジットについては今後とも検討する必要があるというふうには考えております。 ○河南博委員長   質疑は。 ○松本かをり委員   20ページの財産貸付収入の中の006のメディカルフロア貸付収入の件でお伺いをいたします。  これは平成12年にできたセフレの中の2階の部分を取得したんですけども、収入は1,694万1,600円で、歳出の方で447万7,552円となっておるんですけども、この施設管理負担金の中にただ単なる負担金だけではなしに、修理も含めて分担金を取るところと取らないところがあるんですけど、この建物はどうなのかなということをお伺いします。といいますのは、平成12年からになりますと、もうそろそろ10年が経過しておるんですけども、やはり古くなってきますと修理というふうなことも考えないけないので、そのものが含まれておりましたら、そのことに対する手当ては考えなくてもいいんですけど、そのことがどうなってることかということと、平成12年度に取得金はどれぐらいあったかということと、今、平米は何ぼで、たしか平米、5,000やったかなといううろ覚えなんですけど、確認をしたいと思います。まず、その点お願いします。 ○上田健康安全統括   メディカルフロアの賃貸料ということで、坪当たり5,000円、月、をそれぞれの医療機関、坪当たり5,000円、月、です。5医療機関からいただいておりまして、年間1,428万ほどになっております。あと、これのほかに収入としましたら、清掃費、あるいは管理費、駐車場使用料ということで1,600万強を歳入の方で受けております。  あと、将来の修繕ということで、施設管理負担金ということで、当方からその組合の方へ負担しておりまして、それによって将来の修繕に備えるという形になろうかというふうに考えております。 ○河南博委員長   しばらく休憩します。                 休憩 午後3時30分               …………………………………                 再開 午後3時30分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。 ○上田健康安全統括   当初の取得額については、調査しまして後ほどお答えしたいと思います。 ○河南博委員長   他に。 ○田中久子副委員長   ページは21、22、財産売払収入、3,422万7,000円入ってるんですけれども、どこの土地が大体売れたかということと、それに関連してちょっとお尋ねしたいんですが、もし町有地を住民の方が欲しいと言われたときに、ちっちゃい本当に三角地のそういうところだったら、地続きでそのお隣の方がここ買いたいという場合は、それを優先、地続きの人が優先して買えるのか、それともずっと規約があって、これ以上はもう絶対どこでも公募しますよという決まりがあるのか、その点をお尋ねします。 ○森本総務統括   まず、1点目の町有地の売り払いの内訳でございますけども、基本的には普通財産ということで、何の目的にも利用がないということと、将来的にもその利用がないということで売却というようなことでの1件1件審査をしております。  今年度、21年度での内容でございますけども、相手方7件に対して売却をいたしております。主には水路、用悪水路とか、里道ということで、本来のそういった用途があったわけですけども、それが長年の利用によって、近隣の利用によってもう廃止されるというようなことで、担当グループの方から総務の方に引き渡しがされたものでもって、その隣接の方への買い取りの申し出等があった場合の売却ということで、一部そういう形での処分をいたしております。今回はそれ以外にも、大きなものとしましては、ちょうど役場の前にあります向ケ池の方の池の関係で、浜幹線がその一部を通過すると、それに伴って、大和紡の方の方で所有されてましたポンプ庫の部分がそれに該当するということから、それの関連で、大和紡そのものが池の中にも予備の用地をお持ちだったんですけども、それの売買に対しまして一般会計の方で一たん買い取って、それをまた財産区の方に戻すというようなことで、金額が一部上がっております。それから、その以外では、浜幹線の残地部分、今既に残地という表現をあえて使いますけども、道路にかからない部分いうのが既にもう分筆ができてますんで、その関係の払い下げ、あるいは二子古田線の関係のまた一部残地部分の払い下げといったことが主な内容でございます。  それから、町有地を一般的にそういう形で売却する上での基準というか、決まり事ということなんですけども、それにつきましては、普通財産運用委員会の中で年に数回、そういうことの売却案件を協議をいたしております。当初、もうそういう運用委員会の中で大体の大もとの基本的な考えいうのを示しておるんですけども、一人前の土地として一つの土地が独立して利用できると、大まかに言いますと、大体100から150ぐらいの面積があれば一般住宅用というような形での利用ができるんじゃないかというようなことから、一応の基準というのをそのあたりに持ってます。ただし、物によりましては、それ以下の狭小な土地であっても、一般住宅では無理だけども、それ以外の部分での利用も可能な部分が出てくるということが考えられますんで、あくまでも1件ごとにこの部分についてはどうだろうということで審査をした上で、それに伴って処分方法いうのを決定をしておるというところでございます。  したがって、先ほど、今年度、平成21年度の売り払いにつきましても、そういう形での審査を全てした上でそれぞれに適した形での売却、主には、先ほど言いましたように、里道水路の用途廃止にしたものについては隣接者、わずかなそれは面積ですんで、そういったものについては近隣の方への払い下げ、それから浜幹線、二子古田線については、そういう道路の方の関連する部分での代替用地のような形での売却、それから浜幹線の同じく財産区等の関係のため池の部分についてもそういう形での関連での代替というような形での売却をしたということで、純粋に一般公募でというふうにしたものは昨年度はなかったというところでございます。 ○田中久子副委員長   じゃあ、地続きだからその方に優先ということじゃなくって、1件1件を検討した上で売り払うということで確認してよろしいでしょうか。 ○森本総務統括   おっしゃってますように、そういう形で、事前にそういうことの協議を内部でした上で、内部でも利用するというところも中には出てくる可能性ありますんで、そういった関連部分の関連部署との意見を交換しながら、最終的には一般公募が第一、それがだめでしたら近隣の方への売却いうようなことの順序を立てて、1件1件審査をするということでございます。 ○勝樂恒美委員   1ページになります、町民税。この1ページ全般にわたりまして、個人、法人、固定資産税、それから軽自動車税、都市計画税、この項目について全て滞納繰越分というのがあります。この滞納繰越分が前年度も全く同じ金額でございます。これ何年続いているのかということで、これも合計しますと2,860万円になるんです。これの回収方法とあわせて質問いたします。 ○嶋田納税チームリーダー   勝樂委員のお尋ねのここ数年、同額が上がっておるというのは、滞納繰越額の調定の金額でございまして、繰越額につきましては毎年金額が異なっております。あくまでも調定額ということでお願いしたいと思います。(「予算額じゃないですか」と呼ぶ者あり)ごめんなさい、済みません。予算額でございます。調定額ではなくて、予算額ということでお願いいたします。 ○勝樂恒美委員   その中で、軽自動車税いうのがあるんですよね。軽自動車税50万ってあるのは、これはどういう意味なんでしょうか。同じ金額でやっぱり来ておるんですが。 ○嶋田納税チームリーダー   予算の中で、滞納繰越額につきまして、21年度で予算で収納できるであろうという、確保できるであろうというものを50万計上させていただいたということでお願いしたいと思います。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○松本かをり委員   28ページの106、勤労者住宅資金融資保証料補給金返還金33万600円となっております。成果表の中の182ページにその対策事業として載っております。貸付金が1億2,400万がございます。これ、長いこと貸し付けたままで、年間33万ぐらいのお金を払っていただいておったら、いつになったら返るんかなということと、やっぱり税の公平性というふうなことになりますと、この金額、どのようにして今後対応されようとしとるのかお聞きしたいと思います。 ○大西住民統括   失礼します。歳入の33万云々につきましては、従来この勤労者住宅資金融資ということで、貸し付けをした部分で保証料を町が全額負担しておりますので、繰上償還などによって保証料の額が減額になったという部分について、私どもの方に返還があるということであって、その1億2,400万いうのは、あくまでも借り入れしていただくのに、保証金ではないんですが、保証金的なもので預け入れておくだけと、それの現在2.7倍までは貸し付けが可能になってるということで、今までに21年度末の新築の貸し付けの残ってるんが48件残っております。ですから、その部分がもし繰上償還になれば、保証料、うちが出してる分が返ってくるということでございますので、ご理解いただければと。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○永谷修委員   1ページ、大きなところで、町民税と固定資産税が双璧なんですけど、町民税の中で法人は現下の経済社会で大きな減額、これはもうしようがないと思うんですね。しようがないというより、町としてどうしようもないんですけど、個人の分、これも個人所得が減ってるということはそのとおりだと思うんですね。それ以外に、現下の経済社会の中で雇用調整に入ってしまって離職されたという、そういうことのウエートはわかるんでしょうか。所得が減ってるのに加えて、もう離職したというのがあるんと思うんですね。  それと、固定資産税に関して、これ、この双璧の中で、こっちは変動要素は少なくて、固定給みたいなもんなんですね。その中で、土地価格、償却とあって、土地は1.8%の減少、これはどういうこと、評価替えがなかったらあんまり変わらないんですけど、更地の6倍のものが減ってきたんか。その土地の有効利用が進んでいったんか。それと、家屋に関して6%の減というのは、老朽化した家屋が廃棄処分されたということなんでしょうかね。それと、償却の6%増しというのは、これはどういう原因で増えたんでしょうか。その辺の分析はわかるんでしょうか。 ○井元固定資産税チームリーダー   2点目の固定資産税のところなんですけども、その中の1点目、土地の部分でございますが、土地の部分につきましては毎年下落しておりますので、そういった観点で幾らか税金自体が減になっております。  それで、家屋の部分につきましては、評価替えいうのがありまして、評価替えいうのは3年に1度、それで平成21年度がちょうど評価替えの年度になっております。ですから、3カ年分の減ということで、およそ6,700万円ほどの減になっております。  それで、3点目の方の償却でございますが、分析をいたしますと、平成15年度以降、償却資産の方の分につきましては毎年増額になっております。このことにつきましては、いろんな経済状況とかもあろうかとは思うんですけども、企業の設備投資が主に原因になっております。 ○山口住民税チームリーダー   個人住民税の関係で、退職者等、町内で出てるかというところなんですが、住民税の退職による減免に来られるケースがございます。そこで、平成20年度には516件、平成21年度は606件いうことで、90件増えております。これからも見るとおり、退職者は20年度に比べて21年度の方が増えているということと考えております。 ○永谷修委員   個人の町民税で、離職された方々、これ本当にもう引退する方もいらっしゃるでしょうけど、職を求めてらっしゃる方も多いんじゃないかと。これは将来にわたっての町税収入確保のために、ハローワークと商工会とタイアップして、この町独自で雇用斡旋、そういう町があるんですね、全国に、精力的にそれをやってらっしゃる、そういう行政としての職業、無料の斡旋策というのは、そのお考えはないんですかね。  それと、この固定資産税に関して、先ほどの説明では、償却に関しても減ってるみたいな表現やったけど、森本統括の説明では6%増えてると私聞こえたんですけど、それ聞き間違いなんでしょうか。 ○井元固定資産税チームリーダー   平成15年度以降、毎年増えてるということで言いましたけど。 ○永谷修委員   増えてるんですね、間違いないんですね。 ○井元固定資産税チームリーダー   はい。 ○永谷修委員   いや、この社会情勢の中で増えてるということ自体が、増えてるということは固定資産税を増やしてるわけなんですけど、企業の動向として、それは行政としてどう読んでるわけなんですか。それはわからないですかね。 ○井元固定資産税チームリーダー   償却の部分でございますけども、2年ほど前にか1年ほど前だと思うんですけど、法人税がすごく上がった年度があろうかと思います。企業の部分につきましては、当然株主に配当というのもあるし、また国際競争の中で、そういった業種によりまして、海外に輸出をいたしますので、そういった機械を新たに購入している企業さんもありますので、そういった部分であれば、当然その取得額が大きいですので、おのずと償却資産、強いて言いましたら固定資産税の償却の部分が税金として上積みしたということでご理解をお願いします。 ○大西住民統括   済みません。雇用問題でございますが、町独自でというようなご意見だったと思うんですが、やはり雇用といいましたら、町独自で行うべきものではなくて、勤め先というのはさまざまなところにあるわけですから、広域的に行うべきだというふうには考えております。そういうことで、雇用対策協議会ということで、ハローワークを中心に2市2町の行政と商工会議所、商工会、それと一部の企業なんですが、寄って年に数回、ジョブフェアということで、就職面接会を実施しておりまして、またそのほかに障がい者の就職斡旋であるとか、中途の面接会というようなこともやっておりますので、やはり広域的に今後もやっていきたいというふうに考えております。 ○永谷修委員   その雇用対策なんですけど、年に数回の対策協議会程度でいいんでしょうかね。今度、視察調査に行く福島県の棚倉町というところ、これもう常設してあるんです。やはり1万5,000人ぐらいの町ですけど、年間17件ほどの雇用斡旋が成立してます。それまでにいわゆる面接だとか、いろんな審査するのは1,900件ほどやってるわけ、その中で17件ほど。企業も60数社ほどやっぱり求人出してるわけですね。今の労働マーケット冷えてますけど、求職する人は若者層、それと60歳を迎えて、今まで勤めてたところを勇退されて、まだ70前ぐらいまで働きたいというお気持ちを持ってらっしゃる方がやはりいるわけですね。その方々に職場を持っていただいて、ひいては納税していただくということがより町に貢献でき、町が発展するんじゃないかと思うんですけどね。いかがですか。 ○大西住民統括   その町がどういう形態なのかはわかりませんが、私ども今現在のところ、当然求人ということになりましたら、ハローワークの方に会社の方は求人申し込みされます。それと求職につきましても同様な形になります。ですから、例えば播磨町だけの広い範囲の中で企業が数社しかないと、それでほかの市町に行くのに通勤時間が非常にかかると、だからその市町でやるんやというんやったらまだわかりますが、私ども通勤圏内、もうはっきり言ったら大阪まであるわけですから、やはり広域的な考え方ということで、年に数回というのは就職面接会としての分については、例えば若年層、30代の方についての面接会が数回であるとか、新卒者に対しての面接会が数回であるとか、年齢を問わない分が数回であるとかということで、ちょっと今資料手元に、年に何回やってるか持ってないんですが、やることによって、やはりその都度その都度、昨年度ですか、私どもちょっと見学に行ったときも100数人の方が来ておられまして、やはり実績として30人なり40人が採用になってるというようなこともお聞きしてますので、これはやはり今後とも広域で行っていきたいなというふうには考えております。 ○渡辺文子委員   何度も同じようなことの質問になりますが、一般質問でもどなたかがおっしゃってたように、この雇用問題に関しまして、答弁はよく理解できましたが、例えばインターネットでも検索はできるんですけど、私の近所の方もハローワークまで自転車で行かれてる方もいらっしゃいます。高齢者、高齢者違う、60過ぎてからも自転車乗って加古川まで行かれてる。それで、私たちやったらインターネットで検索もすぐハローワークあけられるんですけども、そのようなハローワークに行くと検索内容が全部プリントアウトされて入り口にかかってますよね。例えば職員がそれをプリントアウトして、毎日は出てますけど、ハローワークの場合、1週間ごとにでも結構ですから、役場のどこかの入り口とかどっかにかかっているって、それをまた見ることができるって、それだけあればハローワークまで行かなくても済むっていう手間もできるんじゃないかなっていうふうには思うんですけど、そのようなご検討、いかがですか。 ○大西住民統括   私どもがそれを毎日打ち出して置いておけというようなことでしょうか。(「プリント、1秒でできます」と呼ぶ者あり)そういうことですね。  どんだけニーズがあるのかによって違ってくると思うんで、今、私どもに雇用対策の関係でほとんど相談がないというのは、うちが宣伝をしてないからやということになるかもわかりませんけども、今のニーズから考えれば、そこまでする必要はないのかなというふうには思いますが、その辺のことは一度検討はさせていただきます。 ○河南博委員長   他に。 ○宮尾尚子委員   2点質問いたします。  まず、2ページ全般で、この不納欠損額、これに至るまでにはいろんな葛藤があると思うんですけれども、平成21年度、町税の滞納に関しましてどういうご努力をなされたのか、どれくらい回収されたのか、もしわかりましたらお知らせいただきたいと思います。  それから、2点目、20ページ、事業ナンバー3番、町有地貸付収入についてお伺いいたします。  この下のメディカルフロアの貸付収入で約1,600万ほど上がっております。それで、町有地のことに関して、先般の一般質問の中で、はりま病院に関する町有地の貸し付けなんですけど、単純計算して310万ぐらい取りこぼしがあったんじゃないかなと思うんですけど、年間650万の収入で……(「決算とは違うでしょ、21年度決算」と呼ぶ者あり)町有地貸付について言うてるんです。それで、平米225円、この単価、そろそろ考え直す時期が来てるんじゃないかなと思うんですけども、町有地貸付についていろんな条例とか要綱とか、何かそういうの、きちっと決まったものがあるんでしょうか、それをお伺いします。 ○嶋田納税チームリーダー   宮尾委員、1点目の町税についてのお答えさせていただきます。  確かに不納欠損額が生じておるところではございますが、21年度の取り組みということで、税の方での取り組み、納税チームでの取り組みということになりますと、差し押さえ関係になるわけなんですけれども、21年度の差し押さえ件数は73件、参加差し押さえが1件、交付要求が31件、差し押さえの内訳、73件の内訳ですが、不動産差し押さえ6件、預貯金43件、国税還付金2件、給与差し押さえ7件、その他15件、その他といいますと生命保険の差し押さえ、解約返戻金の差し押さえというふうにとっていただければと思うんですが、15件が主なものでございます。  委員のお手元の方にこのたび町税徴収事務事業、資料番号1ということで、お手元の方に配付させていただいております一番右のところに21年度の現年と滞納過年分の内訳を上げさせていただいておりまして、国民健康保険を除く一般税についての滞納徴収金額が4,163万9,000円余り、国民健康保険につきましては6,106万4,000円、合わせますと1億2,000万余りを滞納分ということで収納、徴収しております。 ○森本総務統括   事項別明細書20ページの総務グループの所管します町有地の貸付収入でございます。650万8,000円ということで、これにつきましては、特に例年どおりの相手方に対して貸し付けをしたということで、基本的には個別の契約でもってそれぞれの積算根拠を持っておるわけです。例えば駐車場というような形での利用というものであれば、本当にそのスペースに置ける台数等を考慮しながら、例えば1台5,000円とか6,000円とかいうことで近隣との均衡を図った上で単価設定をしておるものもございます。  それ以外に、おっしゃってます225円というような単価も用いてるいうのが一般的な私どもの今のところの取り扱いです。これにつきましては、もともとの発端が工事なんかのやるときの工事の現場事務所なんかで町の土地をお貸しするといったときの設計の中に盛り込まれているような単価がそのあたりの金額であるということからスタートをしたというのが実際のところです。あくまでもこの単価設定というのは、行政財産とは違って、普通財産の貸し付けというようなことになりますんで、根拠条例等もございません。自治法に定まってますように、使用料徴収することができると、あるいは貸し付けをすることができるというたぐいのものですんで、それについては民間同士の個人ごとの取引と同じように、お互いの協議のもとで個別契約でもって貸し付けをするというような感覚で今のところ取り扱っております。一つの根拠としては、確かに225円というのを用いているのは確かです。  それから、はりま病院の関係につきましては、あくまでもこれにつきましては鑑定でもって徴収した金額をそのまま設定をいたしております。先ほど言った225円というのとはまた違うということでご理解をいただきたいと思います。  それから、済みません、あんまりちょっと時間もたってしまうとなんですんで、先ほどメディカルフロアの取得時の金額ということでご質問があったんですけど、今ちょっと正式な書類がまだ探してる最中なんですけど、約2億5,000万で当時購入したものと理解しておりまして、それを根拠におおよそ30年で償還がされるものというような形での、逆に言えば単価設定を計算をそういう形での計算に使ったということだということに聞いております。 ○宮尾尚子委員   今の答弁をお伺いしますと、やっぱり町有地を貸すに当たりましては、私の感覚では、例えば、先般の一般質問でもありましたけれども、考古博物館なんかに来られる方のボランティアの駐車場はお金取ってらっしゃいませんよね。だから、やっぱり細かく、何かを貸すに当たっては、こういうきちっとした条例とか、そういうものをおつくりになるべきやと思うんですけども、そのお考えはないでしょうか。 ○森本総務統括   他市町でもそういう形の普通財産の貸し付けに伴うような条例、規則等の設定をされておるところもあります。ただ、あくまでもそれは原則として基本額というような形で、それぞれの事情に、あるいは現場によって、時々によってその設定の金額を変えられるというのが通常だというふうに聞いておりますんで、あえてそこまでは今のところする必要はないんじゃないかというふうには考えております。 ○宮尾尚子委員   あくまでも住民の財産でございますので、今の言い方聞いてたら、こちらの方が勝手に値段をつけられるみたいな感覚を受けますね。だから、要するに土地をお貸しするわけですから、やっぱり細かい決め事というのはだれの目から見ても公平性を保つ意味できちっと取り決めするべきじゃないかと思うんですけども、いかがでしょうか。
    ○森本総務統括   普通財産ですんで、民間同士の貸し付け契約というのと同じ効力しか発生をしません。行政財産ですと使用許可ということで、こちらの権限で行政処分としての許可になるわけですけども、普通財産はあくまでも民間同士の取引事例と同じことですんで、あくまでもこちらとしては契約をもってお互いの協議によって定めていると。ただ、あくまでも貸し付ける方のうちの方の金額の基準というのが、先ほど申し上げたような225円いうのを一つの目安として持っておるというところでご理解をいただきたいと思います。そういったことにつきましても、自治法の定めもございますし、播磨町ですと財務規則の方での普通財産の貸し付けという規定の中にそういった個別の契約の締結義務とか、あるいは貸付料の決定の手続ということは定めております。ただ、単価そのものについてはその時々によってやっぱり異動がありますんで、あえてそういう規則には文言としてうたっていないと。ただ、最新の状態で今のところ225円だけども、これからまた上昇傾向があれば上げる可能性もありますし、逆に下がるような傾向であれば下げるということで、その時々によってそのあたりは変えざるを得ないというふうには思っております。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。ありませんね。  これで一般会計歳入の質疑を終わります。  〜認定第1号 討論・採決〜 ○河南博委員長   これから、認定第1号「平成21年度播磨町一般会計歳入歳出決算認定の件」について討論を行います。  討論はありませんか。  まず、認定することに反対者の発言を許します。 ○永谷修委員   21年度の一般会計決算にかんがみ、経常収支比率が99.1%、町財政は硬直化しております。しかるに、歳出において、今後の事務執行にも反映していただきたいんですけど、3つほどちょっと不当じゃないかなと思われるのがありますんで、1つはし尿収集事業1,100万、これに関して収入は約4分の1、これは下水道接続家庭、あるいは住民負担の公平性からいって極めてまずいんじゃないかと思います。いま一つは播磨ふれあい運営事業2,300万、これに関しても、もう質疑の中で申し上げましたように、公共の宿というものはもう全国的になくなっていきつつあります。こういったことを毎年2,300万、今後老朽化していくこの建物に対して投資は肥大化していくものと思います。だから、こういった内容のものを拠出するということはちょっとまずかったんじゃないかと、そう思われます。3つ目は公有財産管理事業、この中で、テルペン跡地の分析委託料48万9,000円、これに関しては今後の借地人の事情によって残土替えという、そのためにしたような50万足らずのお金です。これに関しては、受益者負担というんですかね、将来の借地人が負担すべきものであったんじゃないかと。その交渉すらされてない。  こういった3つの件を考え、本決算は否決したい、そのように考えております。 ○河南博委員長   次に、認定することに賛成者の発言を許します。ありませんか。  他に討論はありませんか。  これで討論を終わります。  これから認定第1号を採決します。  この採決は、起立によって行います。  この決算を認定すべきものと決することに賛成の方は、起立願います。                 (起 立 多 数)  この決算に反対者の方の起立を求めます。                 (起 立 少 数) ○河南博委員長   認定第1号「平成21年度播磨町一般会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。  しばらく休憩いたします。                 休憩 午後2時10分               …………………………………                 再開 午後2時30分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど認定いたしました「平成21年度播磨町一般会計歳入歳出決算認定の件」でありますが、採決に不備があるとの指摘がございますので、採決に戻って、最初から再度やり直したいと思いますが、ご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○河南博委員長   しばらくの間、休憩します。                 休憩 午後2時32分               …………………………………                 再開 午後2時33分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  「異議なし」と認めます。  これから認定第1号を採決します。  この採決は、起立によって行います。  この決算を認定すべきものと決定することに賛成の方は、起立願います。                 (起 立 同 数) ○河南博委員長   起立4名です。半数です。他の方は、反対者とみなします。したがって、可否同数です。  可否同数のため、委員会条例第15条第1項の規定により、委員長が裁決します。  認定第1号「平成21年度播磨町一般会計歳入歳出決算認定の件」については、可決と裁決します。可と裁決します。  したがって、認定第1号「平成21年度播磨町一般会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。  〜認定第2号 平成21年度播磨町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件〜 ○河南博委員長   次に、認定第2号「平成21年度播磨町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」を議題とします。  本件について、歳入歳出一括で補足説明を求めます。 ○下司保険年金統括   平成21年度播磨町健康保険事業特別会計決算について、歳出の方から説明申し上げます。  事項別明細書137ページの1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費から4項、1目運営協議会費、138ページの事業番号529番、国民健康保険一般管理事業から事業番号532、国民健康保険運営協議会事業までにつきましては、資格給付及び保険税賦課徴収等の国民健康保険事業運営に係る一般的な事務経費でございます。  次に、139ページ、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費、140ページの事業番号533、一般被保険者療養給付事業における1人当たりの費用額は24万8,168円で、前年度より8,960円、3.7%の増となっており、一般被保険者数の年間平均は8,741人で、前年度より236人、2.8%の増となり、結果、診療報酬保険者負担金19億1,761万8,447円は、前年度と比較して1億3,473万5,055円、7.6%の増となっております。これは退職者医療制度が廃止に伴う経過措置で、これは20年から25年までの6年間の措置でございますけども、65歳未満のみを退職被保険者とし、それ以外を一般被保険者とすることにより、被保険者数、受診率及び1件当たりの費用額の増によるものです。  次に、139ページ、2目退職被保険者等療養給付費、140ページの事業番号534、退職被保険者等療養給付事業における1人当たりの費用額は36万1,472円で、前年度より9,315円、2.5%の減となっており、退職被保険者数の年間平均は697人で、前年度より232名、25%の減となっており、結果、診療報酬保険者負担金は2億1,412万3,126円で、前年度と比較し7,894万6,623円、26.9%の減となっております。これにつきましても、先ほどの申しました退職者医療制度の廃止による影響が大と考えております。  次に、2項の高額療養費、1目一般被保険者高額療養費、140ページの事業番号538の一般被保険者高額療養費事業の高額療養費は、支給件数3,570件で、対前年度比較1,149件、47.5%の増、決算額においても24.5%の増となっております。  2目退職被保険者高額療養費、退職被保険者高額療養費事業の高額療養費は支給件数296件、対前年度比較347件、54%の減で、決算額でも31.9%の減となっております。これらも療養給付費同様、退職者医療制度の廃止に係る影響によるものと考えております。  次に、141ページ、3目一般被保険者高額介護合算療養費、142ページの事業番号1071番、一般被保険者高額介護合算療養費事業の一般被保険者高額介護合算療養費は、平成21年度に新たに設けられた制度で、医療費が高額となった世帯に介護保険の受給者がいる場合、国保と介護保険の限度額を適用後に合算して、合算の限度額を超えたときにその超えた部分が支給されるというものでございまして、当該年度におきましては2件の該当がありました。  次に、4項、1目葬祭費、事業番号541、葬祭費支給事業は、被保険者死亡の折、1件5万円を支給するもので、57件の支給を行いました。  次に、5項出産育児諸費、1目出産育児一時金の同事業は、被保険者出産の折、1件38万円、21年の10月からは少子化対策の上積み分4万円を加算して42万円を支給したもので、合わせて54件の支給を行っております。内訳につきましては、23件と31件ということでございます。  次に、3款、1項後期高齢者支援金等、1目後期高齢者支援金、事業番号1050の後期高齢者支援事業は、後期高齢者医療の給付費の4割を各保険者が支援金として負担する制度でございますけども、播磨町国民健康保険も保険者として広域連合から示される1人当たりの負担額に被保険者数を乗じた額を負担しております。  次に、143ページ、4款、1項前期高齢者納付金等、1目前期高齢者納付金、事業番号1052の前期高齢者納付事業は、被保険者1人当たりの負担調整対象額に被保険者数を乗じた額を負担するものでございます。  5款、1項老人保健拠出金、1目老人保健医療費拠出金の事業番号542の老人保健医療費拠出事業は、保険者として旧の老人保健法53条の規定により拠出するもので、老人保健医療制度は平成20年4月から後期高齢者医療に移行しましたが、それ以前の診療請求遅延分の処理が残ることから、事業は縮小して存続しております。  次に、6款、1項、1目介護納付金の事業番号866の介護保険納付事業は、国保被保険者の介護保険第2号被保険者に該当する方に係る介護負担分を社会保険診療報酬支払基金へ納付するものでございます。  次に、143ページから146ページにかけての7款、1項、1目高額医療費拠出金、事業番号544の高額医療費拠出事業は、高額医療費の発生による国保財政運営の不安定の緩和を図るための再保険制度でございまして、各市町の国保から拠出して、これについて、この拠出金については国及び県の一部財源負担がなされており、これにより調整するもので、131ページの歳入、8款、1項共同事業交付金、1目高額医療費共同事業交付金が交付の受け皿となっております。  145ページに戻っていただきまして、2目保険財政共同安定化事業拠出金、事業番号1006番の保険財政共同安定化事業は、先ほどの高額医療費共同事業と同様、県内の市町国保間の保険料の平準化、財政の安定化を図るための同じく再保険制度でございます。  8款保健事業、1項保健事業、1目保健衛生普及費、事業番号675の保健衛生普及事業では、健康づくりのグリーンウオーキング等の事業、国保制度についてのパンフレットの購入、住民健診の案内などに要した費用でございます。  次に、9款、1項年金積立金、1目財政調整基金積立金、事業番号546の財政調整基金積み立て事業は、国民健康保険事業財政調整基金条例第2条の規定に基づき、前年度繰越金の2分の1以上の額と同基金から生じました利子を積み立てたものでございます。  次に、145ページから147ページにかけましての10款、1項諸支出金、1及び2目の保険税還付金の各保険税還付事業の23節償還金利子及び割引料は、20年度の保険税過誤納付分に係る精算返納を行うために給付したものでございます。 ○上田健康安全統括   それでは、健康安全グループが所管しております事業の補足説明を行います。  事項別明細書146ページをごらんください。2項特定健康診査等事業費、1目特定健康診査等事業費、事業番号1048、特定健康診査・特定保健指導事業は、高齢者の医療の確保に関する法律により、20年度から各医療保険者へ40歳から74歳の被保険者に対して、糖尿病等の生活習慣病の発症原因とされるメタボリックシンドロームに着目した特定健康診査、特定保健指導が義務化され、健診結果などにより生活習慣病のリスクに応じて階層化し、適切な保健指導を行うことになりました。  13節委託料、健診検査委託料は、このような特定健診を医師会等へ委託するために要した費用であります。  また、その下の特定保健指導委託料は、保健指導にかかわる専門職の派遣に要した費用でございます。  なお、特定健診の対象者は5,953人、受診者は1,753人で、受診率は29.4%でありました。  以上で補足説明を終わります。 ○下司保険年金統括   次に、歳入についてご説明申し上げます。  127ページ、128ページにお戻り願います。1款、1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税から2目退職被保険者等国民健康保険税の収納率等及びその経年推移につきましては、要求資料の冊子、資料番号1のとおりでございます。  次に、127ページから129ページにかけての3款国庫支出金、1項国庫負担金、2目療養給付費等負担金、1節現年度分は、療養給付費負担金、老人保健医療費拠出金負担金、介護納付金負担金の合計から成っており、いわゆる国保給付費の財源更正における定率国庫負担分で、前年度と比較いたしまして5,700万円余りの増となっております。  次に、3目高額医療費共同事業負担金は、歳出の共同事業の高額医療拠出金のところで申しました国の負担分で、県支出金の高額医療費共同事業負担金も同様で、県の負担でございます。  2項国庫補助金、2目、1節財政調整交付金は、先ほどの国庫負担金の療養給付費負担金と同様、国保給付費の財源更正における国の負担分でございます。  次に、6目出産育児一時金補助金は、歳出の当該一時給付のところで申しました21年10月から少子化対策で上積み分4万円のうち、2万円を交付税措置の対象とされ、残りの2万円を直接の補助金で措置されたものでございます。  次に、4款、1項、1目療養給付費等交付金、1節現年度分につきましては、退職被保険者に係る医療費等の支出から保険税を差し引いた残りが療養給付費交付金として支払基金から交付されるもので、歳出で申しましたとおり、退職者医療制度は廃止に向けた暫定措置期間であるため、年々減少していっております。  次に、5款、1項、1目前期高齢者交付金、1節現年度分は、平成20年4月から始まった65歳から75歳までの前期高齢者を対象とした医療制度で、退職者医療制度にかわるものであり、保険者間の調整方法は老人保健制度とほぼ同様の形式が採用されております。  次に、6款県支出金、1項県補助金、2目財政調整交付金、1節財政調整交付金は、国民健康保険においても国庫負担と保険料負担を均等にすることの基本的な考え方を維持しつつ、市町村の国民健康保険財政の安定化における都道府県の役割、権限の強化を図るため、平成17年度から設けられた制度でございまして、先ほど申しました国庫負担金の療養給付費等交付金の減額分を補完するために都道府県が交付するものでございます。  次に、131ページをお願いします。8款、1項共同事業交付金、1目高額医療費共同事業交付金、2目保険財政安定化事業交付金は、歳出の共同事業拠出金のところで申しましたとおりでございます。  次に、10款、1項繰入金、1目一般会計繰入金、1節一般会計繰入金は、一般会計の民生費において繰り出したものを歳入するものでございます。  2目基金繰入金、1節財政調整基金繰入金は、予算編成において不足する財源を調整するために繰り入れたものでございます。  11款諸収入は、保険税の延滞金、交通事故等に係る第三者納付金が主なものでございます。以上で終わります。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。 ○田中久子副委員長   140ページの、統括から今ちょっと説明をいただいたんですけど、国民健康保険に会社が倒産したから、そういういろいろな理由で、20年度から21年に1年間かけてあれ何人ほど増えているかということをお尋ねします。  それがまず1点と、それから税収の本当に滞納、資料番号1のところで国民健康保険税の収納率が71%、21年度、この状態であれば、播磨町に国からのペナルティーは幾らつくのかということをお尋ねします。 ○下司保険年金統括   1点目の企業の倒産とか、不況によるリストラによります従業員の解雇の数がどれぐらいかっていう話なんですけども、国民健康保険の資格を取られるときに、その内訳として社会保険を離脱したという条件で全て国民健康保険の加入者となっていただいておりますのですが、その数につきましては、21年度は1,101で、この全てが、おっしゃっておられる、どないいうんですか、自らの思い以外で、自らの思うところによらないほかの人の力のために職を失ったという方の純粋な数字については、ちょっとこちらの方では把握していないです。 ○嶋田納税チームリーダー   田中委員、2点目の国民健康保険税の徴収率の低下によるペナルティーのご質問に対してですが、お配りしております資料番号で、国民健康保険税が下段に明示させていただいてるところですが、現年度分と滞納繰越分と合わせた徴収率は、委員おっしゃっておられる71.0%が21年度でございます。交付金の算定についての率については、現年度課税分の一般分というところの徴収率を算定基礎にされておられるようでございまして、お手元の資料の中の現年度分のところの率で申し上げますと、88.4%が21年度、20年度でいいますと89.3%ということで、89.3から88.4に変わった、1ポイントほど下がったことによる交付金の減額は大体300万というふうに聞いております。300万というのは、ちょっとはっきりした数字ではないんですが、徴収率が88.4%になったことによる減額率は7%減額というふうに県の方から通知いただいております。 ○田中久子副委員長   7%の減額ということは、1%下がることによって300万ということになれば、それを掛ければいいんでしょうか。間違ってますか、計算が。2,700万ということでよろしいでしょうか。 ○河南博委員長   しばらく休憩いたします。                 休憩 午後3時01分               …………………………………                 再開 午後3時03分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。 ○下司保険年金統括   済みません、詳しい資料を今手元に持ってきておりませんので、今ちょっと探しておりますので、後ほどお答えさせていただくということでご了承いただきたいと思います。 ○田中久子副委員長   今、播磨町の所得配分500万円以下が幾らでっていうのを資料請求しまして大体わかってるんですけれども、50万円以下、50万円以上の資料請求、14のところなんですけれども、やっぱり滞納者が多い、それから国保の加入者も1,000人ほど増えてる。保険料の高騰、それから滞納者が増える、町の財政が悪化する、国保の財政が悪化する、そういう悪循環になっていると思うんですけど、これを私たちはアンケートで住民の皆さんから播磨町に望む、一番どうしてほしいかというアンケートをとったんですよ。そしたら、65%近く、100人のうち65人が国保料が高いから何とかしてほしいという、そういう答えが返ってきております。ですから、その点で町としては国保料を下げるという考えが、何とか高騰を抑えるということはできないものかと、その考えはございませんか。  それと、基金ですね、今、基金は見ますと3億、国民健康保険財政調整基金3億27万、これでいいんですね。基金を取り崩して国保料の引き下げをするのに幾らぐらい、1世帯1万円の引き下げをするのに試算されますか。ちょっとこれも難しいでしょうか。今すぐ答弁をいただくわけにいかなかったら、後ほどで結構ですので、また教えてください。
    ○下司保険年金統括   保険税の賦課につきましては、過去いろいろ軽減はできないか、年々高くなっている負担についてのご質問をるるいただいてきたわけでございますけども、言ってしまえば、ルールによって必要な財源を保険税に求めなければいけないということでございますので、そのような算定をいたすときにできるだけ精査した形で、保険料の軽減というんですか、負担がその数字が大きくならないような形でやっていくということで、財政調整基金の繰り入れ、それとルールに基づかない一般繰入金、これにつきましては当然赤字が出ない限り、次年度には繰越金というのが出てくるんですけども、そのときの保険税算定の折にはその繰越金というのは正確な数字にはあらわれてこないということで、なかなかそれを保険料に、算定の折にどのようにして見込めばいいかということで、その部分について、今年も22年度の保険料を算定したときにもそのような形でいつもより、多分これは大丈夫だろうと、出てくるというふうなことを考えておりましたので、ただしその金額とか額というのは確証をつかめない、その折には、今後どのような形で病気が蔓延するとか、感染症が出てくるとかいうことで、なかなかつかめなかったもので、一般会計の繰入金の方を若干増やさせていただいて、それに向いて対処させていただいたと。このたびの補正でもありましたように、その繰越金の財源が確保できたことによって、一般会計の繰入金の額を減らして、適正な財源構成に変えさせていただいたということで、それと、そのようなことをしながら、税率については苦慮して計算させていただいているというところをご理解賜れたらと思っております。  それと、1世帯当たり1万円を減らすというのであれば、世帯数が現在5,300弱でございますので、5,300万を、単純に言えば5,300万の繰り入れをやれば1世帯当たり1万円減るという計算になるんですけども、ただ、それが均等に行き渡るかどうかというのはまた別な話ということでご理解賜りたいと思います。 ○河南博委員長   他に質疑は。 ○渡辺文子委員   146ページの1048、特定健康診査のところですけど、先ほど田中議員がおっしゃった、これもメタボリック検査ですね、これも国からのペナルティーがかかってると思うんですけど、5,953人のうち1,753人、4,200人が受けてないという、そのことに関してのペナルティーをお伺いしたいのと、この数年前から国からの指導で、メタボ、メタボってメタボ健診が始まってますけど、要するにこれは数年後、健康保険の運営を抑制するためですよね、このメタボ健診が始まったのは。播磨町がメタボ健診始めてから数年しかたってないので、どれぐらい効果があったのかっていうのはわからないとは思いますが、今の現段階で、今日、決算書を見る限りでは、高額医療費がすごく上がってるというところで、がんや脳梗塞やクモ膜下がすごく増えたのではないかなっていうふうに予測されるんですけども、一体国からの指導によってメタボ健診をしてるわけですね。年間1,000万近くをかけてしてるにもかかわらず、これしない方が、してもしなくても、財政的に効果上がらないんだったら、国からの指導やからしないわけにはいかないかもしれませんが、どれだけ効果が上がったのかっていうところにすごく疑問を感じます。  去年もこのウエスト健診、いいんではないかっていうふうに申し上げたら、これは国からの指導で医者がはからないといけないっていうところで、住民からも医者がはからなくても、ちょっとのところではかったら私は健康やっていう証明はできるとか、私も病院にずっとかかってますので、検査結果全部持ってます、ウエスト以外の検査結果も。それを持っていっても、やっぱしウエストをはかった検査がなかったらこれはだめやっていうことで、私はいまだにメタボ健診は行ってません。だから、この間も住民から、じゃあ議員は18人中何人これを受けたんやって資料請求するっていうふうに住民からも言われたんですけども、そういう点、私のように血液検査からほとんどのデータを持っているにもかかわらず、ウエストをはからなかったがために、年2回これ郵送来ますよね、あなた早く受けなさいと。この切手代ももったいないなっていつも思うんですけど、自分でも責任を感じながら、どのような処置をされたのか、お伺いいたします。 ○岡田千賀子委員   私はこのメタボ健診を受けてる一人なんですけれども、この1,753人、21年度は受けられて、昨年度の分もちょっと見てみましたら1,904人でした。昨年と比べて減ってるんですね。この21年度の何か新しいことをそれに対してされたのかなというところでちょっとずっと小さな項目を見ていきましたら、特定健診啓発資料作成業務委託料というのが一番下の欄に入っております。これはどのような啓発、行ってくださいという啓発だと思うんですけれども、この啓発資料はどのような形で利用されたのか、1点お聞きします。  それと、今回人数が減っているにもかかわらず、特定健診保健の指導委託料の方、専門職の派遣ということで、先ほど説明がありました。これの料金が増えているんですね。それは人数が減っているにもかかわらず、その中で保健指導をしなければならない要チェックの方が増えたのか、そのあたりお聞きしたいと思います。 ○上田健康安全統括   失礼いたします。特定健診ということで、この制度につきましては、補足でも申し上げたのですが、20年の4月から各保険者に義務づけられたということで、義務づけでありますので、播磨町としても一つの保険者として特定健診を実施しておるところでございます。これについては、流れ的には5月の末に該当者の方に通知を出して、未受診者の方については10月末、12月の初旬にまた改めて通知を出し、期間がもう2月の末になっておりますので、2月の上旬には個別でお電話で勧奨しているということでございます。  受診率の目標値としましては、21年度40%でございます。その目標値に対して、先ほど私が申しましたように、29.4%ということで、最終年度でその目標値に達していない場合は10%を限度として負担金の加算がされるということになっております。ただ、現政権の中で、この件についても検討が現在加えられているものでありまして、今後どうなるかというところは当方も注目しておるところでございます。  また、こういう健診が健康に及ぼす、あるいは医療費との関連性ということでご指摘があったところなのですが、民生費のところでも若干述べらせていただいたわけですが、それぞれ個々人によって、例えば食生活、あるいは生活習慣等が違いますので、例えば特定健診、あるいは特定の行為をすることによって即医療費に影響があるということはなかなか難しいかなというふうに考えておりまして、渡辺議員ご指摘のこれによって医療費がどれだけ効果があったかというのはなかなか難解な課題であるというふうに考えております。  それと、岡田議員の受診者数の減少ということで、受診者数が減った。さらには20年度は31.9%の受診率で、受診率が下がっておるというのは事実でございます。憂慮すべき事態ということで、当方では個別の、先ほど申しましたいろんな手だて、あるいは広報等によりまして受診勧奨を進めておるところでございます。21年度は、先ほど啓発事業ということで、10月に未受診者に対しまして啓発用の資料を送らせていただいたということで、その費用が上がって44万ほど計上されておるところでございます。  それと、特定保健指導の委託料の差があるということで、実は20年度は初年度ということで、実施が20年の10月からということで、6カ月間ということでありました。21年度はもう制度が発足しましたので、4月から翌年の3月まで1年間を見込んでおりますので、その分の金額の差が出ておるというところでございます。 ○下司保険年金統括   先ほどの田中委員さんからの普通調整交付金の収納率の減による影響でございますけども、以前は90から92未満におきましては5%の減額、今回は87から90未満というそのゾーンに入りますので、7%の減額ということになりまして、本来の、130ページの半ばほどに普通調整交付金1億9,212万9,000円というのがあるかと思いますけども、130ページの中ほど、備考のところですね。中ほどの普通調整交付金1億9,212万9,000円というところがあると思いますけれども、これがいわゆる7%減額された、本来調整額の調整基準額の93%分であるということですから、これを0.93で割り戻して、それを100で割れば1%当たりの影響は大体200万。ですから、前年と比較しまして、5%から7%の減額率が増えたと、2%の減額率が増えておりますので、1%200万でございますので、約400万というふうにお考えいただけたら結構かと。ただし、調整基準額につきましては、毎年の諸般の事情によって変わってくる数字でございますので、その辺だけご配慮いただけたらと思います。 ○河南博委員長   副委員長、よろしいか。 ○田中久子副委員長   もういいです。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。  これで質疑を終わります。  〜認定第2号 討論・採決〜 ○河南博委員長   これから、認定第2号「平成21年度播磨町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」について、討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○河南博委員長   「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから認定第2号を採決します。  この採決は、起立によって行います。  この決算を認定すべきものと決定することに賛成の方は、起立願います。                 (起 立 多 数) ○河南博委員長   起立多数です。  したがって、認定第2号「平成21年度播磨町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。  〜認定第3号 平成21年度播磨町財産区特別会計歳入歳出決算認定の件〜 ○河南博委員長   次に、認定第3号「平成21年度播磨町財産区特別会計歳入歳出決算認定の件」を議題とします。  本件については、歳入歳出一括で補足説明を求めます。 ○森本総務統括   それでは、平成21年度播磨町財産区特別会計につきまして、補足説明を行います。  まず、歳入からご説明申し上げます。  ページ数149、150ページをごらんください。1款本荘村財産区財産収入におきまして、150ページの備考欄に右肩にあります総務グループ財産区有地売払収入5,274万3,812円となっております。これにつきましては、浜幹線道路用地としまして、本荘向ケ池の一部を売却したことに伴う処分代金でございます。その下、前年度繰越金130万3,882円、その下、預金利子48万7,345円となっております。通常ですと、この前年度繰越金、預金利子のみが財産区での収入として上がってまいります。  2款の古宮村財産区財産収入につきましては、その通常の形、前年度繰越金、預金利子のみとなっております。  下の方、3款二子村財産区財産収入でございますけども、二子村につきましても今回、土地の売り払いが発生しております。金額にいたしまして1,899万5,970円でございます。これにつきましては、明姫幹線の北側にあります北池の西側一帯にあります民有地並びに水路、里道ですね、こういったところを含めて、民間事業者による開発がございまして、それに伴って水路用地を整理したことによりまして、処分代金が発生をしたというところでございます。  以下、ほかの財産区につきましては繰越金と預金利子のみでございますので、内容につきましては省略をさせていただきます。  続きまして、歳出の方のご説明を申し上げます。  155、156ページをごらんいただきたいと思います。1款本荘村財産区費の備考欄、事業番号566、本荘村財産区事業でございます。この1節報酬につきましては、財産区基金運用協議会を開催いたしました折の委員報酬の費用でございます。  それから、19節負担金補助及び交付金につきましては、財産区の維持管理に要する費用、あるいは地域の住民の福祉に資する事業ということで、申請のありました内容につきまして、補助をいたしたところでございます。  28節繰出金、一般会計繰出金につきましては、先ほど歳入の方でご説明申し上げました浜幹線に伴う向ケ池の一部の処分代金、これに係って2割の事務費ということで、一般会計の方に繰り出しをいただいた費用でございます。  2款古宮村財産区につきましては、通常どおりの財産区の維持管理、あるいは地域住民への福祉に資する事業として補助をいたした費用が発生をいたしております。  3款二子村財産区費でございます。事業番号568、二子村財産区事業につきましても、本荘村と同様でございますが、28節繰出金におきまして、先ほどの申し上げましたような北池の西側の開発に伴っての処分代金、これの2割相当分の事務費を一般会計へ繰り出していただいております。  それから、4款野添村財産区費、事業番号569、野添村財産区事業につきましても、ここにつきましても28節の繰出金が発生をいたしております。これにつきましては、歳入の方には財産の処分代金は上がっておらなかったんですけども、これは一昨年、平成20年度で財産の売払収入が歳入に上がっておりました。それに伴って2割の事務費が発生をしておるんですけども、それが事務費の方だけが1年おくれということで、21年度に回ってきて、それを一般会計の方にいただいたということでございます。  次のページ、157、158でございますけども、大中村並びに古田村、宮西村につきましては、通常どおり財産区の維持管理に要する費用、あるいは地域住民への福祉に資する事業ということで、申請をいただいた額への補助金のみということになっております。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。 ○松本かをり委員   149ページの今の二子村の財産収入売り払いのことなんですけど、平米数はどれぐらいだったのでしょうか。 ○森本総務統括   ちょっと筆数が多うございまして、合計で798.15平方メートルです。これを平米当たり2万3,800円というような価格で処分をいたしております。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。  これで質疑を終わります。  〜認定第3号 討論・採決〜 ○河南博委員長   これから、認定第3号「平成21年度播磨町財産区特別会計歳入歳出決算認定の件」について、討論を行います。  討論はありませんか。  「討論なし」と認めます。  これから認定第3号を採決します。  お諮りします。  この決算は、認定すべきものと決定することにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○河南博委員長   「異議なし」と認めます。  したがって、認定第3号「平成21年度播磨町財産区特別会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。  〜認定第4号 平成21年度播磨町老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件〜 ○河南博委員長   次に、認定第4号「平成21年度播磨町老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件」を議題とします。  本件については、歳入歳出一括で補足説明を求めます。 ○下司保険年金統括   では、歳出の方から補足説明をいたします。  国保特会のところで少し触れましたように、老人保健医療制度は平成20年4月から後期高齢者医療制度に移行して、本特会の事業はそれ以前の診療報酬の遅延請求分に係る支払い事務となっております。したがいまして、年々縮小しておるということをまず念頭に置いていただけたらと思います。  163ページ、164ページをお願いいたします。2款、1項医療諸費、1目医療給付費、事業番号575の医療給付事業で、また2目医療費給付支給費、医療費支給事業ともに、先ほど申しましたようなことから、非常に大きく減っております。  次に、3款諸支出金、1項、1目償還金、老人保健償還事業につきましては、20年度の国庫支出金の超過収入分を償還したものでございます。  続きまして、159ページ、160ページの歳入をお願いいたします。1款、1項支払基金交付金、1目医療費交付金、1節現年度分は、歳出で申しました医療費給付費及び医療費支給費に係る社会保険診療報酬支払基金の費用負担分が交付されてまいったものでございます。  それから、4款繰入金、1項繰入金、1目繰入金、1節の一般会計繰入金は、歳出の医療費給付費及び医療費支給費に係る公費負担分について繰り入れられたものでございます。  次に、5款、1項、1目繰越金、1節前年度繰越金につきましては、平成20年度国庫支出金の超過収入分が前年度より繰り越されたものでございます。  6款諸収入、2項雑入、1目第三者納付金、1節第三者納付金は、交通事故による治療に係る医療費の返還分でございます。  老人保健医療事業特別会計決算の補足説明を以上で終わらせていただきます。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  これで質疑を終わります。  〜認定第4号 討論・採決〜 ○河南博委員長   これから、認定第4号「平成21年度播磨町老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件」について、討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  「討論なし」と認めます。  これから認定第4号を採決します。  この採決は、起立によって行います。  この決算を認定すべきものと決することに賛成の方は、起立願います。                 (起 立 多 数) ○河南博委員長   起立多数です。  したがって、認定第4号「平成21年度播磨町老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。
     〜認定第5号 平成21年度播磨町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件〜 ○河南博委員長   次に、認定第5号「平成21年度播磨町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件」を議題とします。  本件については、歳入歳出一括で補足説明を求めます。 ○石井下水道統括   平成21年度下水道事業特別会計の歳出よりご説明を申し上げます。  事項別明細書169ページ、170ページをお願いいたします。1款下水道費、1項下水道総務費、1目下水道総務費、581、下水道総務一般管理事業の1節報酬は、下水道運営委員会2回の委員報酬でございます。  8節報償費は、受益者負担金の一括納付に係る一括納付報賞金でございます。  13節委託料の電算入力事務委託料は、新たな管渠布設及び汚水ます設置に伴う下水道情報管理システムのデータ更新業務の費用でございます。  下水道台帳作成委託料は、下水道法第23条の規定に基づき、平成20年度に完了しました下水道管渠等の調書及び図面の作成を委託した費用でございます。  排水設備業務委託料は、公共汚水ますの設置に関する現地調査や測量の補助作業、汚水ます取り出し工事及び排水設備の完成検査等の補助業務のために、シルバー人材センターに人材を派遣を委託しました費用でございます。  水洗化普及業務委託料は、公共下水道の供用開始の告示がなされた区域内の未水洗化家庭に対しまして、普及促進事業のためにシルバー人材センターに人材を派遣いたしました委託料でございます。  19節負担金補助及び交付金の水洗便所等改造資金助成金は、播磨町水洗便所等改造資金助成規則に基づき、くみ取り便所を水洗便所に改造する工事及び浄化槽を廃止して公共下水道に接続する工事を行った場合に助成金を交付しているものでございます。  次に、加古川下流流域下水道維持管理負担金は、播磨町の流域下水道への流入量303万4,302立方メートルに協定単価を乗じて額を負担するものでございます。  27節公課費は、消費税及び地方消費税でございます。平成21年度分に対する確定納付分及び平成22年度に対する中間納付分でございます。  171ページ、172ページをお願いいたします。2項下水道事業費、1目公共下水道事業費、583、公共下水道建設事業の13節委託料の家屋調査委託料は、工事実施に当たって、近接する家屋等、構造物に影響を与えられた場合、適切な補償を講じる必要があることから、これら家屋等の事前調査に要した費用でございます。  続きまして、管路調査委託料は、汚水管渠内の状況を確認し、正常な維持管理を行うため、管渠を清浄し、テレビカメラによる管渠内部の調査を行った費用でございます。  15節工事請負費は、古宮地区等における汚水本管の布設工事及び雨水幹線整備工事並びに汚水本管から各住宅等への公共汚水ます取り出し工事76件に要した費用でございます。なお、平成21年度末で約464ヘクタールの供用面積が整備され、事業認可面積510ヘクタールに対して91.1の整備率となっております。  19節負担金補助及び交付金の下水道工事負担金は、下水道工事に伴い、支障となる上水道管の移仮設に要した費用を水道事業会計に負担したものでございます。  2目流域下水道事業費、584、流域下水道事業費の19節負担金補助及び交付金の加古川下流流域下水道建設負担金は、加古川下流浄化センター、流域下水道幹線管渠布設等に係る建設費を県と2市2町で負担しているものでございます。  3項下水道管理費、2目ポンプ場管理費、671、ポンプ場維持管理事業の13節委託料は、本荘雨水ポンプ場施設の保守点検、正常稼働テスト運転業務等の委託料でございます。  2項公債費、1項公債費、1目元金の621、下水道特会借入金元金償還事業及び、次のページの方です、2目利子の下水道特会借入金利子償還事業の23節償還金利子及び割引料は、起債に係る元金及び利子の償還に要した費用でございます。なお、平成21年度末現在の地方債残高は92億6,000万余りでございます。  173ページ、174ページの一番下をごらんください。歳出合計は、予算現額13億1,564万2,000円に対しまして、支出済額12億5,659万554円及び繰越明許費1,980万円となっております。  次に、165ページ、166ページの歳入に戻っていただきます。1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道費負担金、1節下水道費負担金は、平成20年度に管渠布設工事が完了し、供用開始となった受益地のうち農地等の猶予対象地を除いた土地に対して、1平方メートル当たり300円を賦課徴収したものでございます。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料、1節下水道使用料は、平成21年度の下水道使用に係る使用料でございます。  3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道費国庫補助金、1節下水道事業費補助金は、汚水管渠布設工事及び古宮2−1雨水幹線の整備に対する補助金でございます。  次に、167ページ、168ページをお願いいたします。8款町債、1項町債、1目町債、1節公共下水道事業債、2節流域下水道事業債は、それぞれ公共下水道汚水管等整備事業や加古川下流浄化センターの施設と幹線管渠の建設分として借り入れたものでございます。  167ページ、168ページの一番下をごらんください。以上、歳入合計は、予算現額13億1,564万2,000円に対し、収入済額12億5,954万550円となっております。  以上で、補足説明を終わらせていただきます。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。 ○岡田千賀子委員   170ページの事業番号が581、下水道の総務一般管理事業の中で、492番の水洗化普及業務委託料というのがあります。先ほどの説明の中で、シルバーに委託されて水洗化率を高めるためというか、まだ水洗化されてないお宅に回ってらっしゃるということですけれども、このシルバーに委託されて、シルバーからの報告で成果ですね、回った分でこれだけの接続ができましたという成果なんかは上がってるんでしょうか。それ、1点お聞きしたいと思います。 ○大山下水道管理チームリーダー   シルバーに委託してる分で報告は、週2回訪問していただいてるんですけど、その都度報告はいただいております。トラブル的なものが起こった場合には職員が対応して、直接個人宅に訪問して普及促進に当たっているようにしております。成果はと言われますと、件数的には把握しておりませんが、シルバーさんに丸投げするような格好じゃなしに、職員もタイアップしまして、一緒に普及促進に努めております。 ○岡田千賀子委員   21年度のこのシルバーの委託料122万9,580円ですか、それと、同じくその事業番号のところの332番ですよね、水洗便所などの改造資金の助成金が42万4,000円になっております。この金額見ますと、そうですね、シルバーさんに委託して、その成果というのが直接まだ把握されてないとおっしゃってましたけれども、それでしたら、考え方の一つなんですけれども、このシルバーに委託分を改造費の方に上乗せをして、もっと厚く改造費を出しますよ、いかがですか、今がお得ですから改造しませんかというような普及PRというのはできにくいものなのでしょうか。 ○大山下水道管理チームリーダー   もう既に水洗化率が90%になってきておりまして、助成金に関しましては、くみ取り便所につきましては1万円、浄化槽につきましては8,000円いうところなんですが、今までの90%の方々に助成してきた金額を考えますと、これからその分をまた値上げして、あと10%の方々だけにそういう助成金を増やすというのは、今までの均衡上ちょっとよろしくないんではないかというようなことで、内部的にはそれ以外にあとの10%ですね、この方々の水洗化率をどういうふうに上げるかというふうなところで悩んで、今協議しているところでございます。 ○岡田千賀子委員   それでは、これからもシルバーさんに委託をされて、トラブルがもしあったら職員も出向いていくという、そのパターンであとの残り10%をもうこのまま進めていかれるということで、100%に到達する目標ですね、いつぐらいになりますでしょうか。 ○石井下水道統括   シルバーさんにお願いして、そのまま継続することは継続します。やっぱり訪問というのが一番大事だと思うんで、お目にかかってお話をして何でできないのかというお話をする、それで説得をしていくと。まずそれが一番大事だろうと。  それと、もう一つは、我々、議会の方でもちょっと一般質問でもお話ししましたけども、やっぱりそういうところへのアンケートとか、実際に会えない、このシルバーさんが行かれても3分の1ぐらいの人間とは面接ができると。3分の2の方の人間はなかなかいらっしゃらない、我々、昼間しか行かないですからね。そういう条件があります。ですから、会えるとか、人の声が聞ける部分いうのは少ないかもしれませんが、その部分の中で、例えばアンケート調査、一般質問の中でもお答えしましたけど、このたびは長屋というんですか、そういうアパート系統にお願いしたんですけど、個人宅にも今後とも努力していきたいなと思いますし、それと、これ100%にするというのは、もうはっきり言って永遠の課題です。もうどこへ行っても100%いうのはもう永遠の課題でして、昔から言われてるんですけども、もう昭和35年当時の名古屋市の市長さんがなかなかできないというお話も出してますし、それから万博当時の堺屋太一さん、出してる本、こういうのが出してるんですけども、それの当時でも大阪はだめですというような話も出てます。今100%いっとるのは多分、兵庫県下では芦屋だけです。そこ以外は全部じゃありません。  だから、我々にとっても、その永遠の課題に対してどういうふうに対抗していくかということはいろいろ模索しながら、一歩一歩前進をしていきたいというふうに考えているところです。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○宮尾尚子委員   1点だけ、166ページ、1番、一般会計繰入金に関してちょっと質問させていただきます。  この繰入金、たくさんいろいろあるんですけど、介護とか、老人保健とか、いろんな繰入金あるんですけど、いよいよ平成20年ですかね、繰入金の割合が下水道費が半分以上上回りましたけれども、それで下水料金、若干値上げになりましたけど、この割合がどれくらい改善されるか、その数字、わかりますか。 ○大山下水道管理チームリーダー   当初計画で値上げが、改定率が21.2%ぐらい見込んでまして、単純に21年度決算で下水道使用料収入が2億7,000万ぐらいございますので、5,000万強ぐらいかなとは思うんですが、ただ、どこの自治体もそうなんですが、値上げをしたそのときの歳入ですね、節水意識がかなり働くということと、それと、昨今、節水型の機器の普及、あるいは水なんかのリサイクルですね、お風呂の水なんかをもう一度使うとかいうような形で節水がかなり深まってまして、なかなか改定率どおりの収入増が見込めないんではないかなというふうに考えております。  したがって、実際には繰入金としましては、22年度は実際の改定は7月からですので、そうですね、その半分ぐらいか半分強ぐらいと見込んでおります。ただ、これあくまでも見込みですので、節水意識がどんだけ働くかによって、それと今の経済情勢ですね、いうことで、実際に21年度決算におきまして、平成20年度と比べまして、有収水量ですね、実際使用した水量いうのがもうその増加分の1%を切っておるような状況なので、なかなか水道の使用量の多さによって増収見込みいうのが今はないような状況でございます。 ○宮尾尚子委員   確認ですけど、繰入金って大体この額で少しずつやっぱり上がってくるという見通し、理解していいですか。やっぱりこれがどんどん減るようなこともないですよね。 ○石井下水道統括   繰り入れ、今年は5億余りですね。我々の工事もだんだんもう終わってきてるという部分もございますので、それと、繰上償還が幾らかさせていただいてる分がありますので、現在ピークかなというふうには考えてます。あと、我々の昨年の運営委員会なんかでも予測してますけど、10年たてば今の半減は必ずするというふうに考えてます。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○藤田博委員   166ページになるんですけども、この下水道費負担金、受益者負担金ですね、これで不納欠損が出てるんですけども、この後のまた使用料でも不納欠損が出てるんですけども、この理由をお聞きします。 ○石井下水道統括   不納欠損の理由ですけども、一応、藤田議員ご承知かと思うんですけども、下水道の受益者負担金及び使用料については、これは税法というものが一つの基本ということでご理解はいただいてるというふうに考えております。それで、これにつきまして、まず、不納欠損にするためには一つのルールがございまして、それが例えば居所不明で全く私どもわからない、預貯金がない、一切お金が全然払えないとかいったような条件をもとに、一応法令上に基づいてチェックをいたしまして、それについて落とすか落とさないかという、要するに調査した結果、不納欠損になっているというような状況です。今ここに1件1件どういうような理由やというのはちょっと持ってませんけども、一応そういう法令に照らして不納欠損の処理をさせていただいてるというところでございます。 ○藤田博委員   受益者負担金いうのは、土地にかかってくるわけやね。土地にかかってくる中で、その土地の名義人がいなくなったいうことですか。ちょっとその辺が理解しがたいんですけども。これ、それとあわせて、不納欠損は51万1,940円になってますけども、これは何件分ぐらいになっとんのかな。1件だけでこれだけなっとんか、件数でやね。それもあわせてお聞きします。 ○石井下水道統括   まず、受益者負担金については、あくまでも土地にかかります。それもその賦課したときの人間です。ですから、賦課後に例えば売買された別の人が建ってもそれはその人にはかからない。そのときの方に、それも1回きりということでかかっていくというふうに理解をしていただいたらと思います。ですから、今言うように、土地の所有者がかわることはあり得ると。ただ、その時点でだれが持ってたかということでうちは賦課させていく。その方を例えば転入されようがどないされようがその人をずっと追いかけていくというのがうちの仕事になってきますね。  それと、今言いましたけども、受益者負担金の件数ですけども、人間で35人ということになってます。件数としては123、というのは、例えば1年で1回の人も、これは15%報奨金支払ってもらう方がいらっしゃるんですけども、そうじゃなしに、3年間の分割で支払ってもらう方が出てきますわね。ですから、分割で支払うのか、一括で支払うのかと、二通り選べるんですけども、一括の方は15%の報奨金つくんですけども、分割でされる方は3年間で払っていただくわけです。ですから、納付書の件数としては、スタートしたときから12カ月ですから、1回、2回、3回と、そういう計算すると123件の件数でなってくるということになってます。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。  これで質疑を終わります。  〜認定第5号 討論・採決〜 ○河南博委員長   これから、認定第5号「平成21年度播磨町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件」について、討論を行います。  討論はありませんか。  「討論なし」と認めます。  これから認定第5号を採決します。  この採決は、起立によって行います。  この決算を認定すべきものと決定することに賛成の方は、起立願います。                 (起 立 多 数) ○河南博委員長   起立多数です。  したがって、認定第5号「平成21年度播磨町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。  しばらく休憩いたします。                 休憩 午後3時59分               …………………………………                 再開 午後4時15分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  〜認定第6号 平成21年度播磨町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件〜 ○河南博委員長   次に、認定第6号「平成21年度播磨町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」を議題とします。  本件については、歳入歳出一括で補足説明を求めます。 ○下司保険年金統括   まず、初めに、平成21年度介護保険事業の概要について申し上げます。  平成22年3月末現在の高齢者数は7,071人、前年に比較しまして262名の増、高齢化率は20.7%、前年より0.8%アップとなっております。要介護、要支援認定者数は951人、前年より31名増となっております。  平成22年3月の居宅サービス利用者は572名、地域密着型サービス利用者は40名、施設サービス利用者は150名、サービス利用者総数で762名でございます。  平成21年4月の介護報酬の改定、認定者数の増に伴い、介護給付費合計では、昨年と比較いたしまして9.8%の増となっております。  それでは、歳出からご説明申し上げます。  181ページ、182ページをお願いします。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の事業番号20001、介護保険管理事業の11節需用費は、第4期介護保険事業計画の初年度に当たりますため、保険料等の改正に伴う介護保険制度、高齢者施設、介護予防事業などを周知に努めるべくシルバー情報ハンドブックを作成し、広報と一緒に全戸配布させていただいたものでございます。  次に、3項介護認定審査会費、2目認定調査等費、183ページ、184ページの20010、介護認定審査会運営事業における申請件数につきましては1,304件が21年度にありました。  次に、事業番号20011、認定調査事業の12節役務費は、認定調査に要する主治医の意見書の作成手数料が主なものでございます。  次に、2款保険給付費、1項介護サービス等諸費は、介護認定者のサービス利用に対する給付費で、1目居宅介護サービス給付費、事業番号20012、居宅介護サービス給付事業の19節居宅介護サービス給付費負担金は、前年と比較し9.7%の増となっております。  また、3目施設介護サービス給付費、事業番号20013、施設介護サービス給付事業の19節施設介護サービス給付費負担金は、前年と比較し1.1%の増となっております。  5目居宅介護福祉用具購入費、事業番号20014、居宅介護福祉用具購入費給付事業の19節居宅介護福祉用具購入費負担金は、入浴補助用具、ポータブルトイレなどの福祉用具の購入に係る給付で72件の申請がございました。  次に、6目居宅介護住宅改修費20015、居宅介護住宅改修費給付事業の19節居宅介護住宅改修費給付負担金は、手すりの取りつけ、段差解消などの住宅改修に係る給付で、申請は66件でございました。  次に、居宅介護サービス計画給付費、事業番号20016、居宅介護サービス計画給付事業の19節居宅介護サービス計画給付負担金は、居宅サービス利用者のケアプラン作成に係る費用で、昨年と同様18.2%の増となっております。  次に185ページ、186ページ、8目地域密着型介護サービス給付費、事業番号20040、地域密着型介護サービス給付事業の19節地域密着型介護サービス給付費負担金は、平成21年度の4月に小規模多機能型居宅介護事業所が開設し、サービス提供を開始したため、前年度と比較し倍増となっております。  次に、2項介護予防サービス等諸費は、要支援認定者のサービス利用に対する給付でございます。1目介護予防サービス給付費、事業番号20017、介護予防サービス給付事業の19節介護予防サービス給付負担金は、介護予防サービスに係る給付費で、これにつきましては前年度並みとなっております。  3目介護予防福祉用具購入費、事業番号20018、介護予防福祉用具購入費給付事業の19節同用具購入費給付負担金の対象は35件でございました。  次に、4目介護予防住宅改修費、事業番号20019、同改修費給付事業の19節同給付負担金の対象は43件でございます。  次に、5目介護予防サービス計画給付費、事業番号20020、介護予防サービス計画給付事業の19節同計画給付負担金は、前年度と比較して4.3%の増となっております。  次に、6目地域密着型介護予防サービス給付費、事業番号20041、同給付事業の19節同サービス給付費負担金は、小規模多機能型介護予防サービス、グループホーム利用に係る給付費で、昨年度と比較いたしまして31%の増となっております。  次に、ページを進めていただきまして、4項高額介護サービス等費、1目高額介護サービス費、事業番号20022、高額介護サービス費給付事業の19節同負担金は、1カ月の介護サービスの利用者負担が高額になった場合、上限額超過分を給付するもので、昨年と比較いたしまして46.5%の大幅な増となっております。  次に、5項特定入所者介護サービス等費、1目特定入所者介護サービス費、事業番号20037、同給付事業の19節同給付負担金は、施設サービス利用において食費が保険給付の対象外にあることに対する低所得者の施設利用が困難にならないよう負担の救済を図る制度でございまして、所得に応じて利用者負担の限度額と基準費用額の差額を補完給付するもので、前年度と比較いたしまして4.4%の増となっております。  6項高額医療合算介護サービス等費、1目高額医療介護合算介護サービス費、事業番号20052、高額医療合算介護サービス費給付事業、並びに2目高額医療合算介護予防サービス費、事業番号20053、同サービス給付事業は、医療保険と介護保険の一部負担金が1年間の限度額を超えた場合、それぞれの保険者が給付するもので、21年度にスタートした給付でございまして、介護部分で24件、介護予防で2件の給付が行っております。  次に、189ページ、190ページをお願いいたします。4款地域支援事業費、1項介護予防事業費、1目介護予防特定高齢者施策事業費の事業番号20042、特定高齢者把握事業は、介護保険1号被保である65歳以上の方を対象とし、生活機能評価を特定健診と同時または単独で実施し、要支援、要介護状態になるおそれがほかの人より高いと考えられる特定高齢者を早期に把握し、適正な介護予防を促すことを目的として実施しております。
     これらの方々への介護予防の啓発として、啓発資料とともに通所介護予防事業の楽々くらぶやシニア元気アップ教室への案内を個別に通知し、その後、包括支援センターにより状態確認のための電話や訪問などを行っており、21年度中には248名中184名の状況を確認しております。  次に、2目介護予防一般高齢者施策事業の事業番号20044、介護予防普及啓発事業は、出前型介護予防事業として地域のいきいきサロンや自治会、敬老会の集いなどに、希望により保健師、栄養士、歯科衛生士、運動指導士などを講師として派遣しているものでございます。8節報償費は、その講師の謝礼であり、21年度は12団体に26講座を開催し、延べ407名の方が受講されております。  次に、2項包括的支援事業・任意事業費の1目包括的支援事業費の事業番号20047、地域包括支援センター運営事業の13節同センター委託料は、同センターの運営委託に要した費用でございます。  次に、5款、1項基金積立金、1目介護給付準備基金積立金の事業番号20025、介護給付費準備基金積立事業の25節積立金は、20年度決算で生じた剰余金と、21年度に生じた利息を基金に積み上げたものでございます。  次に、191ページ、192ページをお願いいたします。3目介護従事者措置改善臨時特例基金積立金の事業番号20055、同臨時特例基金積立事業の25節積立金は、21年度に生じた利息を基金に積み上げたものでございます。  次に、6款、1項公債費、1目元金の事業番号20031、介護特会借入金残金償還事業、並びに2目の利子の事業番号20032、同利子償還事業は、平成14年度に2市2町で構築いたしました「ケアネット播磨」の起債の償還金及びその利子でございます。  次に、第7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目保険料償還金及び還付加算金の事業番号20028、被保険者還付事業は、過年度の保険料が精算より超過納付となった方への保険料を還付したものでございます。  2目償還金、事業番号20030、保険料外収入償還事業の償還金利子及び割引料は、平成20年度の介護給付費負担金が超過交付となったことによる国、県への償還金と、地域支援事業の国、県支払基金の交付金が超過交付になっていることによる償還金でございます。  保険年金グループの所管いたします歳出については、以上でございます。 ○佐伯福祉統括   それでは、福祉グループが所管いたします事業についてご説明申し上げます。  189ページ、190ページをお願いいたします。4款地域支援事業費、1項介護予防事業費、1目介護予防特定高齢者施策事業費、事業番号20043、通所型介護予防事業の13節委託料、楽々くらぶ事業委託料は、特定高齢者の方を対象に、運動機能向上、口腔機能の向上、栄養改善の指導、レクリエーションなどのメニューを中心として、福祉会館及び南部、西部、野添コミセンの4会場において実施する事業を播磨町社会福祉協議会に委託した費用でございます。  次に、2項包括的支援事業・任意事業費、2目任意事業費、事業番号20050、家族介護支援事業の20節扶助費、家族介護用品支給等助成金は、家庭で高齢者を介護している住民税非課税世帯に対して、介護用品である紙おむつ、尿取りパットなどを給付した費用でございます。 ○下司保険年金統括   続きまして、歳入についてご説明申し上げます。  175ページ、176ページをお願いいたします。1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料、1節現年度分特別徴収保険料は、公的年金を受給しておられます1号被保険者について、公的年金からの天引きにより徴収させていただきました保険料でございます。  次に、2節現年度分普通徴収保険料の徴収率は87.0%で、現年度分全体の徴収率は98.6%となっております。  次に、4款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金の1節現年度分は、介護給付費に係る国の法定負担分で、22年度の精算により652万1,695円返還する予定となっております。  2項国庫補助金、1目調整交付金、1節現年度分調整交付金は、介護給付費の5%を目安として、高齢者人口に対する75歳以上の後期高齢者割合及び被保険者の所得状況に応じて交付されることとなっております。  次に、6目地域支援事業交付金(介護予防事業)、7目地域支援事業交付金は、精算におきまして超過交付となっており、22年度で超過交付分を返還することとなっております。  次に、177ページ、178ページをお願いいたします。5款、1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金、1節現年度分は、精算により追加交付されることとなっております。次に、2節の過年度分につきましては、20年度分に係る追加交付分でございます。  次に、2目地域支援事業支援交付金から6款県支出金、2項県補助金、3目地域支援事業交付金におきましては、超過交付となっていため、22年度に精算により返還する予定となっております。  次に7款財産収入、1項財産運用収入、2目、1節利子及び配当金は、介護給付費準備基金と介護従事者処遇改善臨時特例基金のそれぞれの利息を充てたものでございます。  8款繰入金、1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金、1節現年度分は、介護給付に係る町の法定負担分を一般会計から繰り入れたものでございます。  2目その他一般会計繰入金、1節職員給与費等繰入金、2節事務費繰入金は、介護保険事業に要する職員の人件費、その他事務費を一般会計から繰り入れたものでございます。  179ページ、180ページをお願いいたします。3目地域支援事業繰入金、1節現年度分及び4目地域支援事業繰入金の1節現年度分につきましては、地域支援事業の介護予防事業、包括的支援、これら2事業に対する経費の町の法定負担分を一般会計から繰り入れたものでございます。  次に、2項基金繰入金、1目、1節介護給付費準備基金繰入金は、財源調整のため基金から繰り入れたものでございます。  3目介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金、1節第1号被保険者保険料軽減分繰入金は、平成20年度に国から交付された特例交付金のうち、21年度分を基金から繰り入れたものでございます。2節その他経費繰入金は、事務経費の財源に充てるため、基金から繰り入れたものでございます。  9款、1項、1目、1節繰越金は、平成20年度決算の繰越金でございます。  次に、10款諸収入、3項、7目、1節雑入は、県からの依頼で、65歳以下の生活保護受給者の認定調査、要介護認定の委託を受けました際の委託料でございまして、21年度につきましては3件ということでございます。  以上で、補足説明を終わらせていただきます。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。 ○田中久子副委員長   1点質問します。  184ページの事業番号は0020010、介護認定審査会運営事業、21年度は1,304件とお聞きしました。そこで、介護の認定が下がったり上がったり、そういう変化はどのような状態だったのでしょうか。  それから、不服審査請求はあったのでしょうか、なかったのでしょうか、お尋ねします。 ○冨士原介護保険チームリーダー   お答えします。  介護保険の認定の結果ですけども、21年の4月に国の方で見直しされまして、どういうんですか、一部下がったケースもありますけども、そのときは希望すれば前回の介護度に戻すいうことで、そういう措置がとられました。それは一応9月末までで、10月以降につきましては、その制度がなくなっております。  それで不服申し立てですけども、県への不服申し立ては1件もありませんでした。ただ、どういうんですか、何で下がったんやというと問い合わせは数件受けております。ただ、その中で調査してきた内容を1件1件把握しまして、それを説明して、言い漏らしがなかったか、漏れがなかったかいうことを調査しまして、もう一度申請していただいたケースは数件ございます。 ○河南博委員長   ほかに質疑はありませんか。 ○藤田博委員   今の介護認定審査会の件ですけども、介護認定を受けてる中で、1年ごとに審査、また再審査いうんですか、されますわね。先ほどの1,304件のうち、再審査が幾らで、新たな申請が出た分は幾らあったのか。それとあわせて、最初に介護認定の申請が出てから結果が出るまでに何日ぐらい要しているのか、それをあわせてお聞きします。 ○延安介護保険チームリーダー   申請件数1,304件ですけれども、認定数が951となっておりまして、それと開きがあるんですが、それは新規で申請されますと、最初は6カ月間の認定期間になります。それから、認定期間中にお体が変わったということで区分変更申請をされますと、これも6カ月ということになります。普通に認定期間が終わりまして、更新をされるとき、これはほぼ1年ということになります。  ですから、ずっと、1度認定しますとそれが続くわけではなく、常に見直して更新していくというふうなことになっております。大体1カ月をめどに認定結果を出すことになるんですけれども、ただ、認定は調査員がご本人とご家族から聞き取りをすることと、それから医師の意見書、これを2つを用いまして審査会で審査をいたします。ですから、医師の意見書が受診等の関係で届かない間はできないと。ですから、ちょっとその間、1カ月を過ぎるということもあります。ほぼ1カ月をめどに審査しております。  それから、その内訳なんですけれども、ちょっと今、正確な数を持ってきていないんですが、大体1,000件弱が更新、300件ほどが新規と区分変更というふうに、大ざっぱですけどそのように考えております。 ○河南博委員長   他に質疑は。 ○松本かをり委員   今、認定を受けられた方、ほぼ100%に近い人が介護保険を利用されているんでしょうか。 ○冨士原介護保険チームリーダー   補足説明でも申し上げましたように、22年の3月ですけども、認定者数が951人、それでサービス利用者は762人で、大体80%ぐらいだと思います。 ○松本かをり委員   そしたら認定を受けて、そのままの方の後の指導いうんですか、お話し合いはどのようにされているんでしょうか。 ○延安介護保険チームリーダー   認定が審査会で決定いたしましたら、町の方から申請者に対して郵送で通知させていただいております。新しい保険証とともに介護度をお知らせします。  要介護の場合は、居宅事業所のケアマネ−ジャーさんにケアプランをということで引き継がれます。それから要支援の場合は、地域包括支援センター、社会福祉協議会に委託しておりますけれども、そこがケアプランをするということですので、そこへ引き継ぎます。ただし、先ほどの未利用の方といいますのは、今は何とか家族でできるんだけれども、家族が急に法事等で出かけなければいけないとか、ちょっとお体の調子が悪くなったとか、そういうときに預かってほしい、ショートステイですね、そういうこともあるので認定は受けておきたいと。更新時に未利用の方にはいかがですかというふうなことをお伺いしますけれども、今は家族でできるけれどもやっぱり更新しておきたいと、そういうご希望があれば更新しております。 ○河南博委員長   ほかに質疑はありませんか。  これで質疑を終わります。  〜認定第6号 討論・採決〜 ○河南博委員長   これから、認定第6号「平成21年度播磨町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」について討論を行います。  討論ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○河南博委員長   「討論なし」と認めます。  これから認定第6号を採決します。  この採決は、起立によって行います。  この決算を認定すべきものと決定することに賛成の方は、起立願います。                 (起 立 全 員) ○河南博委員長   起立全員です。  したがって、認定第6号「平成21年度播磨町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。  〜認定第7号 平成21年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件〜 ○河南博委員長   次に、認定第7号「平成21年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件」を議題とします。  本件については、歳入歳出一括で補足説明を求めます。 ○下司保険年金統括   本特別会計における事業につきましては、平成20年度から始まりました老人保健医療制度にかわる原則75歳以上の方を対象とした後期高齢者医療制度でございまして、県単位の広域連合で運営することになりました。  参加する市町は被保険者の便益の増進に寄与するものとして、各種申請、届け出の受け付け事務、被保険者証の引き渡し事務、保険料徴収事務を行うこととされ、本特別会計におきましては、これら事務執行に要する会計処理を行っておるものでございます。  では、193ページ、194ページの歳入、1款、1項後期高齢者医療保険料の1目特別徴収保険料及び2目普通徴収保険料は、広域連合で賦課決定された保険料を年金徴収及び口座振替、納付書納付により徴収したものです。口座振替による納付が選択制となってきましたために、普通徴収を希望する被保険者が若干増えたために、帳面上といいますか、予算と調定額の間に乖離が生じております。  なお、特徴、普徴合わせた徴収率につきましては99.3%となっております。  2款繰入金、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金は、保険料徴収等に要する事務費を繰り入れたものでございます。  2目保険基盤安定繰入金は、保険料軽減による収入源を補てんするため、県の公費拠出分と町の公費負担分を加算して繰り入れたものでございます。  次に、197ページ、198ページの歳出でございます。1款総務費の1項総務管理費及び2項徴収費は、これら事務に要した一般的な経費でございます。  2款、1項、1目後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料にあわせ保険基盤安定繰入金を広域連合に納付したものでございます。  以上で、補足説明を終わらせていただきます。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  〜認定第7号 討論・採決〜 ○河南博委員長   これから、認定第7号「平成21年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件」について討論を行います。  討論ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○河南博委員長   「討論なし」と認めます。  これから認定第7号を採決します。  この採決は、起立によって行います。  この決算を認定すべきものと決定することに賛成の方は、起立願います。                 (起 立 多 数) ○河南博委員長   起立多数です。  したがって、認定第7号「平成21年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。  〜認定第8号 平成21年度播磨町水道事業会計収支決算認定の件〜 ○河南博委員長   次に、認定第8号「平成21年度播磨町水道事業会計収支決算認定の件」を議題とします。
     本件については、歳入歳出一括で補足説明を求めます。 ○山口水道統括   平成21年度水道事業会計決算についてご説明申し上げます。  初めに、21年度におきましても前年度と同様に、決算処理につきましては消費税相当分を差し引いた税抜き処理方式で作成をしておりますが、1ページから4ページの決算報告書及び12ページ、15ページの工事契約関係の附属書類につきましては、税込みの数値で計上をいたしております。  また、この9月定例会におきまして木村理事の方から提案説明の中で、播磨町水道事業報告総括事項についてご説明を申し上げておりますので割愛をさせていただきます。  それでは、決算書の1ページ、2ページをお開き願いたいと思います。平成21年度播磨町水道事業決算報告書につきましては、発生主義、公営企業法20条に基づき、複式簿記により税込みの決算を計上をいたしております。収益的収入及び支出でありますが、これは経営活動に及ぼす効果が1事業年度だけの収支について計上をしたものでございます。  収入の第1款水道事業収益の決算額は、予算額に比べ120万6,859円の減となっております。主な内容としましては、給水収益で100万2,170円の減、受託工事収益で61万7,931円の減、営業外収益の受取利息及び配当で77万563円の減、また雑収益で106万8,355円の増となっております。  次に、支出でございますが、第1款水道事業費用の決算額は5億9,439万4,049円で、決算附属書類18ページから20ページに費用明細書として税抜きで節まで表示をいたしております。  第1項営業費用として5億4,387万2,931円、不用額は3,458万8,069円発生をいたしております。主な内容としましては、原水及び浄水費で1,007万9,988円、配水及び給水で1,968万4,183円、受託工事費で187万7,743円、業務費で311万4,346円、総係費で141万4,603円、減価償却費で145万7,017円の減、資産減耗費で304万1,811円の増となっております。  第2項営業外費用は4,925万1,052円で、主なものは支払利息でございます。  第3項特別損失の決算額は127万66円で、主なものは過年度損益修正損で、内訳は不納欠損97万2,346円、漏水認定還付金24万2,400円でございます。4項予備費の発生はございません。  次に、3ページ、4ページをお開きください。資本的収入及び支出でございます。これは将来の経営の安定を図るための設備投資に係るものでございます。  第1款資本的収入の決算額は、予算額に比べまして276万3,324円の減となっております。第2項負担金で276万3,324円の減と。主な要因といたしましては、下水道工事負担金の減及び民間開発工事が発生しなかったことによるものでございます。  次に、支出でございますが、第1款、第1項建設改良費が1億5,739万3,058円で、不用額1,965万9,942円となっております。これらの主なものは、工事量の減及び入札差金等でございます。  第3項企業債償還金で、決算額は8,495万1,938円でございます。政府債及び旧公営企業の金融公庫より借り入れしたものでございます。  資本的収入額から資本的支出額を差し引いた不足額3億123万9,320円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額508万6,573円、建設改良積立金1億円、過年度分損益勘定留保資金1億9,615万2,747円で補てんをいたしております。  続きまして、5ページをお開き願います。営業収益が5億3,369万7,977円、対前年比で2,205万7,604円の減で、伸び率は96%です。営業費用が5億3,089万2,374円、対前年比で1,141万9,803円の減、伸び率で97.9%、差し引きで営業利益は280万5,603円となっております。  営業外収益が1,863万504円、対前年比で146万5,579円の減で、伸び率が92.7%、営業外費用が4,189万7,453円、対前年比で722万2,236円の減で、伸び率は85.3%となっております。経常損失は2,046万1,346円、過年度損益修正益はございません。その他特別利益もございません。過年度損益修正損が120万9,586円、その他特別損失はございません。21年度の純損失は2,167万932円、前年度繰越利益剰余金3億643万958円、当年度分未処分利益剰余金2億8,476万26円となっております。  次に、6ページをお願いします。6ページは剰余金計算書でございます。減債積立金はございません。建設改良積立金当年度末残高は1億5,000万円となっております。前年度未処分利益剰余金3億643万958円、繰越利益剰余金年度末残高は3億643万958円となっております。当年度分純損失2,167万932円を減額しますと、当年度未処分利益剰余金は2億8,476万26円となっております。  次に、7ページをお願いします。資本剰余金の部でございます。  当年度負担金の発生高は3,918万164円となっております。当年度末残高は32億7,244万753円となっております。翌年度繰越資本剰余金は32億8,282万1,333円となっております。  続きまして、8ページ、9ページをお願いします。貸借対照表につきましては、企業の財政状況を明らかに表示したものでございます。  資産の部、1、固定資産につきましては、決算附属書類の21ページに固定資産明細書を添付をいたしておりますので。(1)で有形固定資産でございますが、イからトの項目の年度増加額1億5,096万553円、減少額は5,230万6,280円で、内訳は構築物、機械及び装置、工機具備品でございます。ロからトの項目の当年度減価償却費を増減しました有形固定資産合計は50億1,536万7,006円でございます。(2)の無形固定資産でございますが、当年度の増減はありません。(3)の投資でございますが、当年度に第48回大阪府公募債を9,997万円で購入をしております。イの投資有価証券で2億9,987万円となっております。ロのその他投資で2万8,950円でございます。固定資産合計は53億1,540万8,375円となっております。  2番の流動資産でございますが、項目(1)から(5)の合計で9億3,285万5,573円となっております。内訳としまして、主なものは現金預金でございます。資産合計は、62億4,826万3,948円となっております。  続きまして、9ページをお願いします。9ページは負債の部、4番、流動負債は、1年以内に処理しなければならない短期の債務で、項目(1)から(5)の合計1億9,534万3,751円で、主なものは未払金、下水預かり金、工事請負代金等で、これにつきましては、6月末現在で全額支払い済みとなっております。  5番、資本の部、企業の正味財産高、5、資本金、(1)自己資本金5億1,505万3,988円、(2)借入資本金18億2,028万4,850円で、これは、借入先は政府債及び旧公営企業金融公庫でございます。  なお、決算附属書類の22ページに発行ごとの明細を添付をいたしております。資本金合計23億3,533万8,838円となっております。  6番の剰余金につきましては、6ページ、7ページの剰余金計算でご説明申し上げたとおりでございます。  次に、剰余金合計37億1,758万1,359円、資本合計60億5,292万197円、負債資本合計62億4,826万3,948円で、8ページの資産合計と一致するものでございます。  その他、10ページ、11ページに平成21年度播磨町水道事業報告書の概要、12ページに建設工事の概要、13ページ、14ページに業務量、事業収入に関する事項及び事業費に関する事項の対前年比較、15ページが重要契約の要旨、16ページが企業債等の概要、17ページから20ページが収益費用明細書、21ページが固定資産明細書、22ページが企業債明細書、23ページ以降は参考資料を添付をいたしております。  以上で、財務諸表のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。質疑のある方。  質疑はありませんか。  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  〜認定第8号 討論・採択〜 ○河南博委員長   これから、認定第8号「平成21年度播磨町水道事業会計収支決算認定の件」について討論を行います。討論ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○河南博委員長   「討論なし」と認めます。  これから認定第8号を採決します。  お諮りします。この決算を認定すべきものと決定することにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○河南博委員長   「異議なし」と認めます。  したがって、認定第8号「平成21年度播磨町水道事業会計収支決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。        〜閉   会〜 ○河南博委員長   以上で、当委員会に付託されました案件は全て終了しました。  公私何かと忙しい中、3日間にわたり長時間終始熱心に審査していただきましてまことにありがとうございました。委員長として至らなかった点も多々あったことと存じますが、皆様方のご協力のおかげをもちまして無事終わることができました。ここに深く感謝を申し上げる次であります。  なお、この間、町長を初め町当局各位におかれましては、常に真摯な態度をもって協力されましたご苦労に対して、深く敬意をあらわすとともに、その過程で述べられました委員各位の意に特に考慮をお願いしますとともに、今後の町政執行の上に十分反映されますよう要望する次第であります。  これで本日の会議を閉じます。  以上をもちまして決算特別委員会を閉会いたします。                 閉会 午後5時14分        (写)   本委員会会議録として証明する                     平成22年9月22日              播 磨 町 議 会                平成21年度決算特別委員会委員長                     河南 博...