稲美町議会 > 2021-02-19 >
令和 3年第261回定例会(第1号 2月19日)

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  1. 稲美町議会 2021-02-19
    令和 3年第261回定例会(第1号 2月19日)


    取得元: 稲美町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-01
    令和 3年第261回定例会(第1号 2月19日)               第261回稲美町議会定例会会議録                                令和3年2月19日開設 1.議 事 日 程  第 1.会議録署名議員の指名  第 2.会期の決定  第 3.諸報告  第 4.(令和3年度)      議案第  1号 稲美町立子育て交流施設の設置及び管理に関する条例の制定につ              いて      議案第  2号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の              一部を改正する条例の制定について      議案第  3号 稲美町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定              について      議案第  4号 稲美町高齢期移行者福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の              制定について      議案第  5号 稲美町こども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につい              て      議案第  6号 稲美町重度障害者母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正
                 する条例の制定について      議案第  7号 稲美町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第  8号 稲美町立幼稚園における預かり保育の実施に関する条例の一部を              改正する条例の制定について      議案第  9号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約につい              て      議案第 10号 令和3年度稲美町一般会計予算      議案第 11号 令和3年度稲美町国民健康保険特別会計予算      議案第 12号 令和3年度稲美町後期高齢者医療特別会計予算      議案第 13号 令和3年度稲美町介護保険特別会計予算      議案第 14号 令和3年度稲美町介護サービス特別会計予算      議案第 15号 令和3年度稲美町水道事業会計予算      議案第 16号 令和3年度稲美町下水道事業会計予算  第 5.(令和2年度)      議案第 68号 町道の路線の認定について      議案第 69号 稲美町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第 70号 稲美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  第 6.議案第 71号 令和2年度稲美町一般会計補正予算(第10号)      議案第 72号 令和2年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)      議案第 73号 令和2年度稲美町下水道事業会計補正予算(第2号)  第 7.意見書案第5号 新型コロナウイルス感染症への対策をより充実させ国民の命と暮              らしを守る政策を求める意見書について 1.会議に付した事件  第 1.会議録署名議員の指名  第 2.会期の決定  第 3.諸報告  第 4.(令和3年度)      議案第  1号 稲美町立子育て交流施設の設置及び管理に関する条例の制定につ              いて      議案第  2号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の              一部を改正する条例の制定について      議案第  3号 稲美町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定              について      議案第  4号 稲美町高齢期移行者福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の              制定について      議案第  5号 稲美町こども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につい              て      議案第  6号 稲美町重度障害者母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正              する条例の制定について      議案第  7号 稲美町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第  8号 稲美町立幼稚園における預かり保育の実施に関する条例の一部を              改正する条例の制定について      議案第  9号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約につい              て      議案第 10号 令和3年度稲美町一般会計予算      議案第 11号 令和3年度稲美町国民健康保険特別会計予算      議案第 12号 令和3年度稲美町後期高齢者医療特別会計予算      議案第 13号 令和3年度稲美町介護保険特別会計予算      議案第 14号 令和3年度稲美町介護サービス特別会計予算      議案第 15号 令和3年度稲美町水道事業会計予算      議案第 16号 令和3年度稲美町下水道事業会計予算  第 5.(令和2年度)      議案第 68号 町道の路線の認定について      議案第 69号 稲美町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第 70号 稲美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  第 6.議案第 71号 令和2年度稲美町一般会計補正予算(第10号)      議案第 72号 令和2年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)      議案第 73号 令和2年度稲美町下水道事業会計補正予算(第2号)  第 7.意見書案第5号 新型コロナウイルス感染症への対策をより充実させ国民の命と暮              らしを守る政策を求める意見書について 1.会議に出席した議員(14名)     1番 樋 口 瑞 佳        2番 小 山 裕 美     3番 木 村 圭 二        4番 長谷川 和 重     5番 河 田 公利助        6番 辻 元 誠 志     7番 大 山 和 明        8番 山 田 立 美     9番 山 口   守       10番 吉 田   剛    11番 大 路   恒       12番 関 灘 真 澄    13番 池 田 博 美       14番 池 田 いつ子 1.会議に欠席した議員(なし) 1.会議に出席した説明員(12名)    町長               古 谷   博    副町長              大 竹   正    経営政策部長           藤 田 浩 之    経営政策部企画担当部長      井 上 勝 詞    健康福祉部長           遠 藤 孝 明    経済環境部長           増 田 秀 樹    地域整備部長           本 岡 利 章    会計管理者            田 口 史 洋    総務課長             松 岡 敦 司    教育長              松 尾 哲 子    教育政策部長           沼 田   弘    教育政策部生涯学習担当部長    山 本 勝 也 1.会議に出席した事務局職員(2名)    事務局長             林   秀 樹    事務局次長            毛 利 志 穂               開 会 午前 9時30分              ……………………………………               開 会 あ い さ つ ○議長(関灘真澄)  おはようございます。  第261回稲美町定例会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  立春が過ぎましたが、大変寒暖差の厳しい日々が続いております。議員の皆様におかれましては、ご健勝にてご出席をいただきお礼を申し上げます。  稲美町議会では、今期定例会でも新型コロナウイルス感染症対策として、座席の間隔を空け、パネルの設置、議場の一部扉や窓を開放しております。また、議場に最初に入場される際の体温チェックをお願いしております。引き続き、感染症対策へのご理解とご協力をお願いいたします。  さて、国内の景気は新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあります。この状況下におきまして、2月13日に福島県沖を震源地とした震度6強を記録する地震が発生いたしました。被害に遭われました地域の皆様には不安な日々を過ごされていることと存じます。心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
     このような中、住民の皆さんの命と暮らしを守るため、地方財政への影響を考慮しながら将来の稲美町を見据えた施策と財政健全化を押し進め、あらゆる英知を結集しながら町の発展に努めていかなければなりません。また、議会が果たすべき役割と責任の重大さを再認識するとともに、活発な議会審議を通じて的確な政策決定と監視機能の充実に努め、斬新な発想の転換と責任ある議会活動によって住民の負託に応えていく必要があります。  さて、今期定例会は、令和3年度一般会計、特別会計、水道事業会計下水道事業会計、合わせて約208億円に上る当初予算をはじめ、令和2年度各会計補正予算、条例の制定などをご審議いただくものでございます。後刻、町長から令和3年度当初に当たっての施政方針の説明がございますが、議会といたしましては十分に審議を尽くし、住民福祉の向上に努力いたしたいと存じます。  なお、今期定例会は、審議期間も長く、新年度予算審議のため予算特別委員会の設置も予定されているところでございます。議員各位におかれましては、よろしくご精励いただくとともに、慎重審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願いいたしまして、開会のごあいさつといたします。  ただいまの出席議員は14人で、議員定足数に達しております。  よって、第261回稲美町定例会は成立いたしましたので、開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。  直ちに日程に入ります。            ……………………………………………             日程第1.会議録署名議員の指名            …………………………………………… ○議長(関灘真澄)  日程第1は、会議録署名議員の指名であります。  会議録署名議員は、稲美町議会会議規則第127条の規定により、議長から指名いたします。  4番、長谷川和重議員、5番、河田公利助議員にお願いいたします。               ………………………………                日程第2.会期の決定               ……………………………… ○議長(関灘真澄)  次は日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から3月19日までの29日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(関灘真澄)  ご異議なしと認めます。  よって、今期定例会は、本日から3月19日までの29日間とすることに決しました。                …………………………                 日程第3.諸報告                ………………………… ○議長(関灘真澄)  次は日程第3、諸報告であります。  地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております一覧表のとおりでございます。  次に、私が出席したものについてご報告を申し上げます。  2月9日、加古川市で開催された東播臨海広域行政協議会第104回審議会、同月15日に神戸市で開催された兵庫県町議会議員公務災害補償組合第190回組合議会定例会及び兵庫県町議会議長会評議員会議に出席いたしました。  以上で私からの報告を終わります。  次に、町長から諸報告を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  おはようございます。  立春が過ぎまして、暦の上ではもう春を迎えておるわけでございますけれども、三寒四温と言われるように、まだまだ気温の不安定な日が続いております。しかしながら、日差しは間違いなく日に日に暖かさを増しまして、本格的な春が待ち遠しいこの頃でございます。  さて、新型コロナウイルス感染症により緊急事態宣言の発出がされまして、感染者数だけを見ますと少しずつ成果が見えてまいりましたけれども、収束の動きはまだまだ見えておりません。そして、医療現場の状況や経済の復興など問題は山積をしております。まだまだ予断を許さない状況にあるんではないかと、このように思われます。  そのような中、町といたしましても住民の皆様に対するワクチン接種が速やかに取り組めるよう準備を進めるとともに、1人当たり5,000円の第2期稲美町地域振興商品券を交付する事業により、少しでも地域経済の回復を図ってまいりたいと考えております。  さて本日、第261回稲美町定例会をお願い申し上げましたところ、全議員のご出席を賜りました。議員各位におかれましては、ますますのご健勝を心からお喜び申し上げますとともに、日頃のご精励に心より敬意を表するところでございます。  それでは、ただいまから諸報告を申し上げたいと存じます。  まず2月3日、高砂市役所におきましてサントリー食品インターナショナル株式会社と東播磨二市二町で使用済みペットボトルを新たなペットボトルへ再生するボトルtoボトルリサイクル事業の実施に向けた協定を締結してまいりました。  また同日、引き続きまして東播臨海広域ごみ処理連絡会議が開催をされまして、令和4年4月に本格稼働する新施設の愛称を「エコクリーンピアはりま」に決定する共に、令和3年度の事業計画及び予算などについて承認してまいりました。  次に2月9日、加古川市役所におきまして、休日・夜間救急医療事務連絡会議が開催されまして、令和3年11月に開設予定の新施設の名称を「東播磨夜間休日応急診療センター」に決定するとともに、令和3年度の事業計画及び予算について承認してまいりました。  また、これに引き続きまして加古川勤労者福祉サービスセンターの評議員会が開催されまして、令和3年度の事業計画及び予算などについて承認してまいりました。  さらに引き続きまして、東播臨海広域行政協議会の審議会が開催をされまして、令和3年度の事業計画及び予算などについて承認してまいりました。  次に2月10日、兵庫県の第2回行財政運営審議会がオンラインにより開催され、県の行財政運営の方針について協議をいたしました。  次に2月15日、兵庫県まちづくり審議会がオンラインにより開催され、県のまちづくりの基本方針について審議をいたしました。  次に2月17日、ラッセホールにおきまして兵庫県市町交通災害共済組合の定例議会が開催をされまして、令和3年度の事業計画及び予算について承認してまいりました。  また、これに引き続きまして兵庫県町土地開発公社理事会が開催をされ、令和3年度の事業計画及び予算などについて承認してまいりました。  さらに引き続きまして、兵庫県町村会の理事会が開催され、令和3年度の事業計画及び予算について承認してまいりました。  以上、諸報告とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  以上で、諸報告は終わりました。     …………………………………………………………………………………      日程第4.議案第1号から議案第16号まで  16案一括上程     ………………………………………………………………………………… ○議長(関灘真澄)  次は日程第4、議案第1号 稲美町立子育て交流施設の設置及び管理に関する条例の制定についてから、議案第16号 令和3年度稲美町下水道事業会計予算までの16案を一括議題といたします。  これより、議案第1号から議案第16号までの16案に対する町長の施政方針及び提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  提案理由の説明に先立ちまして、現在、新型コロナウイルス感染症に罹患されている方々の一日も早い回復をお祈りするとともに、医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの皆様方の日夜のご勤務に心より感謝申し上げます。全世界で蔓延いたしました新型コロナウイルス感染症につきましては、収束の兆しが見えず、今なお感染拡大が深刻な状況にございます。稲美町におきましても、令和2年4月に初の感染者が確認されて以来、多数の感染者が発表されております。皆様にはマスク着用の徹底、外出の自粛、感染リスクの高い施設への利用を控えるなど、家庭、職場へウイルスを持ち込まない取組を行い、大切な家族や友人の命、皆様の生活を守る行動にご協力をいただきますよう改めてお願い申し上げます。  それではここに、令和3年度予算の提案にあたりまして、新年度に臨む私の所信の一端を申し上げ、議員各位のご賛同と併せて住民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年4月から6月期の実質国内総生産(GDP)は、年換算率で記録的な落ち込みとなりましたが、それ以降、持ち直しの動きが続き、景気の回復が進むとされておりました。しかしながら、新型コロナウイルスの第3波の爆発的な感染拡大により、依然厳しい状況は続くものと思われます。今後、町におきましても雇用情勢の悪化や税収の落ち込みなどが懸念されるところでございます。  一方で明るい話題もございます。町内にございます県立東播磨高等学校が、第93回選抜高等学校野球大会に出場することが決定しました。町としても誇らしく思うとともに、選手たちには聖地甲子園で「ひがはり旋風」を巻き起こし、住民に夢と感動を与えてくれることを期待しておるところでございます。  さて、令和2年度を振り返ってみますと、新型コロナウイルス感染症により二度の緊急事態宣言の発出もあり、稲美町におきましても、本来ならば65周年を迎える記念の年に、皆様とともにお祝いをする予定でおりましたけれども、多くの事業について中止や延期、また縮小を余儀なくされました。悔しい年になってしまいました。一方で、マスクや消毒液等、企業や個人の皆様からたくさんのご寄贈を賜り、住民間の繋がりを再認識させていただいた年でもあり、心温まる思いをいたしました。本当にありがとうございました。  町といたしましても、新型コロナウイルス感染症対策としてマスクの全戸配付、1人当たり5,000円の地域振興商品券の交付、コロナ禍において出産する母親への応援給付金、そして水道料金の基本料金を無料にするなど、様々な独自事業を実施してまいりました。  そのような中ではありましたが、「65周年記念事業」「子育て支援」「公共交通」「土地利用の推進」「福祉の充実」「教育環境の整備」などに重点を置き、先人達から受け継いできた美しい田園風景と、新たな人の流れを呼び込む活力あふれるまちづくりの調和を図ることで、「人の心が和むまち」を目指して、誠心誠意取り組んでまいりました。  65周年記念事業については、町制施行65周年記念功労者表彰式を実施し、長年にわたり町政にご尽力賜りました110名と12団体の方々に表彰状や感謝状を贈らせていただきました。また、NHK公開番組上方演芸会を開催し、上方の話芸で観客の皆様に楽しんでいただきました。  子育て支援については、子育て世代と高齢者等の多世代が交流できる子育て交流施設「いなみっこ広場」の建設を進めるとともに、保育所に対する保育士の人材確保の取組を促進してまいりました。  公共交通については、長年の懸案でございました、新たな公共交通としてデマンド型乗合タクシー「あいのりいなみ」の社会実験運行を開始し、地域における交通手段の確保に取り組んでまいりました。  土地利用の推進につきましては、新たに菊徳地区土地区画整理事業を推進するとともに、沿道活性化にぎわいづくり補助事業を拡充してまいりました。  福祉の充実については、定期巡回・随時対応型の訪問介護看護事業所を地域介護の拠点として整備するとともに、障がいのある人が気軽に相談できる基幹相談支援センターを設置してまいりました。また、高齢者や障がいのある方が利用するタクシー券の利用性の向上、これも図ってまいったところでございます。  教育環境の整備については、天満幼稚園において、3歳児教育実施に向けた園庭の造成工事に着手するとともに、園舎増築工事実施設計等にも取り組んでまいりました。また、小中学校における1人1台の持ち帰り学習ができるタブレット端末の整備を行うとともに、学校、園への加湿機能付空気清浄機の設置に取り組んでまいりました。  さて、令和3年度は、私が町長に就任してから15年となります。この間、私は一貫して住民の皆様の幸せと町政の発展を願い、誠心誠意取り組むとともに、行財政改革により健全な財政状況を築いてまいったところでございます。コロナ禍による税収の落ち込みや、様々な感染症対策、経済対策が必要になることが考えられますが、私が就任以来取り組んでまいりました、活力あるまちづくりに手を緩めることなく、さらに継続・発展させていき、住んでよかったと思っていただけるようなまちづくりにまい進してまいります。  特に、子育て支援については、子育て交流施設「いなみっこ広場」が、いよいよ5月5日のこどもの日にオープンし、子どもたちが地域のあらゆる世代の人たちと触れ合うことで、いきいきと健やかに育つことができる環境を整えてまいります。また、出産お祝い金支給事業として5万円分の稲美町共通商品券を交付するとともに、保育所に対する保育士の人材確保の取組を強化し、子どもたちの健やかな成長を支援してまいります。  福祉の充実については、あんしんボタンシステムに、見守りセンサーなどのサービスを追加し、高齢者の安全確保と在宅福祉の充実を図ってまいります。また、新型コロナウイルスワクチン接種が的確に実施できる体制の確保を図り、誰もが健康で安心して暮らせる社会の実現に取り組んでまいります。  公園の整備につきましては、稲美中央公園では大型遊具をはじめとした大規模リニューアルを実施いたします。また、岡東公園の整備、国安小池公園の実施設計に取り組み、住民の皆様のふれあいの場や憩いの場を提供してまいります。  生活環境の推進については、令和4年4月の広域ごみ処理施設の稼動に先駆け、令和3年11月から稲美町の家庭系可燃ごみの受入れが始まることから、収集運搬体制を見直してまいります。また、新施設におけるエネルギーの再利用や、資源ごみの集団回収を促進することにより、循環型社会の実現を目指してまいります。  教育の充実については、小中学校における1人1台のタブレット端末を配置することで、持ち帰り学習を含めたICTを活用した学習活動の充実を図るとともに、人型ロボット「Pepper」くんを活用したプログラミング教育に取り組み、夢と志を育てる教育を推進してまいります。  時代は、新型コロナウイルス感染症の影響により、想像もしていなかった状況が続いておりますが、それだけに皆様との気持ちの距離は「密」にしながら、将来に夢と希望が持てるまちづくりに努めていかなければなりません。私は、これまで継続してまいりました協調と対話をモットーに粉骨砕身、住民の皆様の健やかな暮らしを一日も早く取り戻すよう取り組んでまいりたいと願っております。  それでは、令和3年度の主要な施策について、令和2年度からの繰越事業も含めまして、第5次稲美町総合計画に掲げますまちづくりの基本目標に沿ってご説明申し上げたいと存じます。  まず、令和3年度の主要な施策といたしまして、第一は、「自然と住環境が調和した安全で快適なまち」についてでございます。  まず、「稲美中央公園改修事業」については、令和元年度に策定いたしました都市公園施設の長寿命化計画に基づき、ローラー滑り台等の大型遊具の更新やトイレの改修、駐車場の整備に取り組んでまいります。  次に、「岡東公園整備事業」については、天満大池バイパス事業の進捗に合わせまして、都市公園の整備に取り組んでまいります。  次に、「国安小池公園整備事業」については、住民の皆様に親しまれる都市公園の整備に向け、実施設計に取り組んでまいります。  次に、「都市計画道路網検討事業」でございますが、国・県が行う播磨臨海地域道路の内陸・加古川ルート検証に合わせ、関連する稲美町内の都市計画道路の必要性について検討をしてまいります。  次に、「町道草谷学校線歩道整備事業」でございますが、母里小学校や幼稚園へ通う児童・園児たちの安全を確保するため、歩道の延伸工事に取り組んでまいります。  次に、「地域公共交通計画策定事業」でございます。地域公共交通活性化協議会と連携しまして、将来にわたって持続可能な住民の移動手段を確保・充実させるための計画策定に取り組んでまいります。  次に、「デマンド型乗合タクシー社会実験事業」については、引き続き「あいのりいなみ」の社会実験運行を実施するとともに、誰もが利用しやすいユニバーサルデザインタクシーの導入に対し補助してまいります。  次に、「西部系取水井新設事業」でございますが、西部配水場におきまして、安全・安心なおいしい水の安定供給を行うため、新たな取水井戸の建設に取り組んでまいります。  次に、「曇川排水区雨水施設築造事業」、これにつきましては菊徳地区の土地区画整理事業の進捗に伴いまして、雨水排水施設の実施設計に取り組んでまいります。  次に、「資源ごみ回収奨励事業」については、ごみの資源化や減量化を推進するため、リサイクル運動奨励補助金の拡充を図ってまいります。  次に、「広域ごみ処理事業」については、東播臨海広域クリーンセンターの完成に向け、東播磨二市二町が連携して取り組んでまいります。  次に、「ごみ収集運搬事業」については、11月の新施設の試運転開始に伴い、運搬先が高砂市の施設となっても現在の午前収集、これを維持するため、ごみ収集運搬体制を強化してまいります。  次に、「清掃センター閉鎖等事業」でございますが、これにつきましては、令和4年4月に新施設が本格稼動することに伴い、現施設の解体に向けて事前調査等の閉鎖業務に着手してまいります。  第二は、「誰もが健康でいきいきとし子どもの笑い声が響くまち」についてであります。  まず、「特定健診未受診者対策・糖尿病性腎症重症化予防事業」、これにつきましては疾病の早期発見、早期治療、重症化予防を図るため、特定健診未受診者に対し保健師、管理栄養士等の専門職から電話や文書による受診勧奨を強化してまいります。  次に、「一次救急医療定点化事業」については、同一施設で夜間及び休日の一次救急医療を実施する、東はりま夜間休日応急診療センターの11月開設に向け、東播磨二市二町が連携して取り組んでまいります。  次に、「結婚新生活支援事業」については、少子化対策の強化及び定住の促進を図るため、新婚世帯の家賃等の新生活にかかる費用について、補助金等を拡充してまいります。  次に、「出産お祝い金支給事業」については、安心して子どもを産み、健やかに育てることができる環境支援を強化するため、すこやか親子21支援事業による2万4,000円分のお米引換券を改め、5万円分に増額した稲美町共通商品券を交付してまいります。  次に、「任意予防接種助成事業」については、乳幼児の感染症予防及び子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、三種混合ワクチンを任意接種の助成対象に追加をしてまいります。  次に、「新生児聴覚検査費助成事業」でございます。これにつきましては、聴覚障がいの早期発見、早期対応が図られるよう、聴覚検査費用を助成してまいります。  次に、「新型コロナウイルスワクチン接種事業」については、感染症の発症予防、拡大防止を図るため、4月以降にいなみ野体育センター等において、速やかにワクチン接種ができるよう取り組んでまいります。
     次に、「子育て交流施設運営事業」について、これにつきましては、子どもたちが地域のあらゆる世代の人たちとともに、いきいきと健やかに育つ環境を整えるため、いなみっこ広場の竣工式を5月5日に実施してまいります。  次に、「保育士確保補助事業」については、待機児童対策として、新たに保育所が取り組む保育士の就労支援や宿舎借り上げ費用について補助金を交付してまいります。  次に、「保育所緊急整備事業」については、安全で快適な保育環境の確保を図るため、令和4年度に認定こども園への移行予定の母里保育園の改築に補助金を交付してまいります。  次に、「緊急通報システム管理運営事業」については、高齢者の安全確保と在宅福祉の増進を図るため、自宅に電話回線のない人でも使用できる携帯端末や見守りセンサーのサービスを追加してまいります。  第三は、「人とひとの絆を深め子どもの夢と志を育てるまち」についてであります。  まず、「幼・小・中一貫した国際理解教育推進事業」についてでございます。これにつきましては、グローバル化に対応した教育環境づくりを推進するため、ALTの授業時数を増やし、英語教育全体の充実を図ってまいります。  次に、「プログラミング教育支援事業」については、人型ロボット「Pepper」くんを導入しまして、最先端の学びでプログラミング的な思考力を養い、次世代育成を図ってまいります。  次に、「ICT利活用学校支援事業」についてでございますが、一人一人の能力や適性等に応じた学びや創造力を育むため、持ち帰り学習ができるタブレット端末を全児童生徒に貸与し、学習活動の充実に努めてまいります。  次に、「小学校エレベーター設置事業」については、バリアフリー化を推進するため、母里小学校及び天満東小学校にエレベーターを設置するための実施設計に取り組んでまいります。  次に、「小中学校トイレ改造事業」については、新型コロナウイルス感染症対策や学校施設環境改善のため、加古・母里・天満小学校及び稲美中学校のトイレの洋式化と自動水栓の導入等に取り組んでまいります。  次に、「天満幼稚園園舎増築事業」については、天満幼稚園での3歳児教育の実施に向け、園舎の増築に取り組んでまいります。  次に、「幼稚園預かり保育実施事業」については、園児の心身の健全な発達を図るとともに、保護者の子育て支援をするため、夏休み等の長期休業中においても預かり保育を実施してまいります。  次に、「男女共同参画プラン策定事業」でございますが、男女共同参画社会の形成を促進するため、第3次計画を策定してまいります。  第四は、「地域の特性をいかした活力とにぎわいのあるまち」についてでございます。  まず、「有害鳥獣対策事業」でございます。これにつきましては、有害鳥獣による農作物への被害防止を図るため、新たに狩猟免許を取得する人に対し補助金を交付し、狩猟免許取得者の確保に取り組んでまいります。  次に、「住宅リフォーム補助事業」については、住環境の向上と地域経済の活性化を図るため、町内の施工業者を利用して行う個人住宅のリフォームへの補助を継続してまいります。  次に、「稲美町商品券事業」については、町内の消費を喚起し、地域の商工業の活性化を図るため、稲美町共通商品券とともに、10%のプレミアムを付けた稲美町プレミアム付商品券を発行してまいります。  次に、「第二期稲美町地域振興商品券事業」につきましては、新型コロナウイルス感染症により落ち込んだ地域の消費を喚起するため、1人当たり5,000円分の商品券を再度交付してまいります。  次に、「稲美町PRバスツアー事業」でございますが、農業体験や工場見学、観光等ができる日帰りバスツアーを実施し、稲美町の魅力を町内外に発信してまいります。  第五は、「住民協働でつくる自立したまち」についてでございます。  まず、「総合計画等策定事業」については、大きく変化する社会情勢に対応するため、第6次総合計画及び第2期総合戦略を、令和2年度に引き続き策定してまいります。  次に、「スマホアプリを利用した納税機会拡充事業」でございますが、これにつきましては、納税者の利便性の向上を図るため、スマートフォンのアプリを活用した町税の納付手段の拡充に取り組んでまいります。  次に、「ふるさと納税推進事業」でございます。これにつきましては、稲美町の情報発信、地域産業の振興、ふるさと意識の醸成、自主財源の確保のため、ふるさと納税制度を活用した特産品等のPR強化に努めてまいります。  次に、「大学と連携したまちづくり事業」でございます。これにつきましては、多様化する住民ニーズに的確に対応するため、専門的知識を持った大学と連携しまして、特色のあるまちづくりを推進してまいりたいと、このように思っております。  このような方針のもと編成をいたしました令和3年度の歳入歳出予算額は、一般会計にあっては111億6,031万8,000円、特別会計、65億2,352万4,000円、水道事業会計、8億758万8,000円、下水道事業会計、23億2,602万4,000円、全会計の総額は、208億1,745万4,000円でございます。  次に、令和3年度議案につきましては、「稲美町立子育て交流施設の設置及び管理に関する条例の制定について」など16件でございます。  議員各位におかれましては、よろしくご審議のうえ、適切なご議決を賜りますようお願い申し上げます。  ありがとうございます。 ○議長(関灘真澄)  以上で、町長の施政方針及び提案理由の説明は終わりました。  次に、議案第10号 令和3年度稲美町一般会計予算から議案第14号 令和3年度稲美町介護サービス特別会計予算までの5案に対する要点説明を求めます。  大竹 正副町長。 ○副町長(大竹 正)  それでは、私のほうから予算の要点につきまして、令和3年度当初予算の参考資料、お手元のA4の薄い冊子になりますが、これに基づきまして予算の要点を説明させていただきます。  それでは、1ページをお願いいたします。  令和3年度各会計予算総括表でございます。  まず、上段から一般会計でございます。  先ほど町長の提案説明にもありましたように、予算総額は111億6,031万8,000円でございます。前年度より5億3,388万4,000円、率にいたしまして4.6%の減でございます。  これは、前年度には子育て交流施設の建設工事費等があったことによるものでございます。また、令和3年度は当初予算費としては減額になっておりますが、令和2年度から予算を繰り越して、天満幼稚園園舎増築事業及び感染症対策としての新型コロナウイルスワクチン接種事業や小中学校トイレ改造事業、そして、第2期稲美町地域振興商品券事業等を実施したいと考えておりますので、令和3年度に実施する事業は大幅に増加しており、令和2年度繰越予定事業の予算額を合わせますと約124億円となり、過去最大の予算規模となっております。  次に、国保会計でございます。  国民健康保険、36億740万4,000円。前年度より1億2,943万4,000円、率にいたしまして3.5%の減でございます。これは、主に療養給付費等事業費負担金の減少が見込まれるための減額でございます。  次に、後期高齢者医療、4億7,147万6,000円。前年度より555万6,000円、率にいたしまして1.2%の減でございます。  次に、介護保険、24億1,477万円。前年度より1,223万8,000円、率にいたしまして0.5%の増でございます。  次に、介護サービス、2,987万4,000円。前年度より353万5,000円、率にいたしまして13.4%の増でございます。これは、主に介護サービスを利用する認定者の増によるものでございます。  特別会計は、合計で65億2,352万4,000円。前年度より1億1,921万7,000円、率にいたしまして1.8%の減でございます。  水道事業会計及び下水道事業会計につきましては、地域整備部長のほうから後ほどご説明を申し上げます。  一般会計、特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計と合わせた総額は、208億1,745万4,000円。前年度より8億7,554万3,000円、率にいたしまして4.0%の減でございます。  2ページをお願いいたします。  次に、一般会計の歳入のご説明を申し上げます。  歳入の1款町税でございますが、39億7,887万5,000円。これは、全体の収入の35.7%を占めております。前年度より2億8,547万1,000円の減でございます。この町税の内訳につきましては、次の3ページをお願いいたします。  まず、町民税、個人、13億4,541万4,000円。前年度より6,491万8,000円の減でございます。新型コロナウイルス感染症の影響による個人所得割の減を見込んでおります。  次に、法人、2億9,678万7,000円。前年度より1億1,464万5,000円の減になっております。高額納税企業の町外移転及び新型コロナウイルス感染症の影響などによる法人税割の減を見込んでおります。  次に、固定資産税、18億8,121万3,000円。前年度より1億111万5,000円の減でございます。評価替えに伴う家屋の減価などを見込んでおります。  次に、軽自動車税、1億319万円。前年度より230万2,000円の減でございます。  次に、たばこ税、1億6,350万円。前年度より350万円の増でございます。  次に、都市計画税、1億8,877万1,000円。前年度より599万1,000円の減でございます。  2ページにお戻りいただきたいと思います。  2款地方譲与税から10款地方特例交付金までは、地方財政計画や県の税収見込みの増減率を勘案して算出いたしております。また、10款特例交付金に、新たに2項として新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金を3,000万円計上しております。これは、市町村等の固定資産税及び都市計画税が、新型コロナウイルスの影響による減免などで減少する場合に減収分を補填するために交付されるものでございます。  11款地方交付税、13億6,500万円。前年度より3億円の増でございます。町税収入の減などの影響による増額を見込んでおります。  13款分担金及び負担金、6,303万円。前年度より1,872万3,000円の減でございます。主に、農地耕作条件改善事業分担金の減によるものでございます。  次に、14款使用料及び手数料、1億3,590万3,000円。前年度より921万6,000円の減でございます。これは、主にごみ処理広域化による廃棄物処理手数料の減でございます。  次に、15款国庫支出金、12億3,230万6,000円。前年度より9,744万9,000円の増でございます。主に、母里保育園が認定こども園に移行するための保育所等整備交付金や橋梁長寿命化計画策定にかかる橋梁定期点検業務に対する道路メンテナンス事業費補助金などによる増でございます。  次に、16款県支出金、9億2,792万8,000円。前年度より1,611万8,000円の減でございます。これは、前年度には地域介護拠点整備事業があったことによる減でございます。  次に、17款財産収入、1億7,457万1,000円。前年度より3,113万1,000円の増でございます。主に、不動産売払収入による増でございます。  次に、18款寄附金、1億1,480万円。前年度より2,229万3,000円の増でございます。ふるさと納税の増加を見込んでおります。  次に、19款繰入金、8億8,523万5,000円。前年度より4億1,374万8,000円の減でございます。主に、財政調整基金と減債基金を取崩しさせていただいております。歳入不足をここで対応しております。  次に、21款諸収入、1億2,194万8,000円。前年度より2,195万9,000円の減でございます。主に、消防団員の退職報奨金の減によるものでございます。  次に、22款町債、11億6,620万円。主に、一般廃棄物処理事業債及び臨時財政対策債でございます。前年度より2億8,830万円の減でございます。これは、前年度の子育て交流施設の建設工事費等に伴う起債がなくなったことに伴う減でございます。  次に、歳出でございます。  5ページをお願いいたします。  性質別のほうで説明をさせていただきます。  1番目、人件費、18億560万円。前年度より8,964万2,000円の増でございます。主に、職員数の増などによるものでございます。  次に、2番目、物件費、15億9,935万4,000円。前年度より9,937万6,000円の増でございます。主に、橋梁定期点検委託料やごみ収集業務委託料の増でございます。  次に、4番目、扶助費、21億4,303万6,000円。前年度より976万円の減でございます。  次に、5番目、補助費等、27億6,758万1,000円。前年度より1億3,747万1,000円の減でございます。主に、広域ごみ処理事業負担金の減によるものでございます。  次に、6番目、投資的経費、7億1,998万9,000円。前年度より6億868万円の減でございます。主に、前年度には子育て交流施設の建設工事費等があったことによる減でございます。  次に、7番目、公債費、8億4,057万6,000円。前年度より1,618万4,000円の減でございます。主に、平成16、17年度に借り入れた地方道路等整備事業、及び平成21年度の学校教育施設等整備事業に係る起債の償還終了による減でございます。  次に、11番目、繰出金、11億2,715万2,000円。前年度より4,778万8,000円の増でございます。主に、後期高齢者医療特別会計への繰出しの増によるものでございます。  以上で、令和3年度各会計の予算の説明とさせていただきます。  なお、予算の骨組みをまとめますと、歳入におきましては、新型コロナウイルス感染症や高額納税企業の町外移転による影響で町民税が減、また、評価替えによる家屋の減価などにより固定資産税が税収となっており、町税全体で約2億9,000万円の減収を見込んでおります。一方、歳出におきましては、前年度には子育て交流施設の建設工事費等があったことなどにより減額となっておりますが、歳出に対する収入の不足は基金の取崩しで穴埋めをしており、8億8,523万5,000円を取り崩していかなければなりません。  このように厳しい財政状況ではございますが、令和3年度予算におきましては、令和2年度の繰越事業も合わせて、活力あるまちづくりをさらに継続発展させていくため、子育て支援、福祉の充実、公園の整備、生活環境の推進、教育の充実、そして感染症対策に重点を置くとともに、継続事業の安定も大切にしながら編成をいたしましたので、よろしくご審議のほどをお願いいたします。  以上で、令和3年度一般会計及び特別会計の要点説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  次に、議案第15号 令和3年度稲美町水道事業会計予算及び議案第16号 令和3年度稲美町下水道事業会計予算の2案に対する要点説明を求めます。  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長(本岡利章)  それでは、議案第15号 令和3年度稲美町水道事業会計予算の要点についてご説明をさせていただきます。  先ほど副町長が説明しました、当初予算参考資料をお願いします。  1ページ目の表の下から3段目をお願いします。  令和3年度水道事業会計予算は、総額8億758万8,000円でございます。前年度より1億6,806万5,000円、17.2%の減となっております。  次に、水道事業会計予算書で説明させていただきます。薄い稲美町水道事業会計予算書でございます。  1ページ、2ページをお願いします。  第2条、業務の予定量で、(1)給水戸数は1万2,850戸でございます。  (2)年間の総給水量は320万立方メートルを計画しています。  (3)1日の平均給水量は8,767立方メートルを計画しています。  (4)主な建設改良事業は、西部系取水井新設事業を予定しています。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額は、収入の第1款水道事業収益は、6億1,435万7,000円を見込んでいます。主な内訳として、第1項営業収益、5億2,895万1,000円を見込んでいます。  次に、支出の第1款水道事業費用として、5億5,229万6,000円を計上しています。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございます。  収入の第1款資本的収入は、5,080万1,000円を見込んでいます。  次に、2ページをお願いいたします。  支出の第1款資本的支出は、2億5,529万2,000円を計上しています。  第1項建設改良費1億5,629万2,000円は、西部系取水井新設事業などを予定しています。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する2億449万1,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金1億449万1,000円、建設改良積立金1億円で補填するものとします。
     次に、第5条の企業債は4,000万円の借入れを予定しています。  以上、議案第15号 令和3年度稲美町水道事業会計予算の要点説明とさせていただきます。  続きまして、議案第16号 令和3年度稲美町下水道事業会計予算の要点についてご説明をさせていただきます。  先ほどの当初予算参考資料をお願いします。  1ページ目の表の下から2段目をお願いします。  令和3年度下水道事業会計予算は、総額23億2,602万4,000円でございます。前年度より5,437万7,000円、2.3%の減となっております。  次に、下水道事業会計予算書で説明させていただきます。  薄い稲美町下水道事業会計予算書でございます。  1ページ、2ページをお願いします。  第2条、業務の予定量で、(1)接続戸数は1万1,100戸でございます。  (2)年間の総処理水量は340万立方メートルを計画しています。  (3)1日の平均処理水量は9,315立方メートルを計画しています。  (4)主な建設改良事業は、曇川排水区雨水施設築造事業を予定しています。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額は、収入の第1款下水道事業収益は、13億4,782万1,000円を見込んでいます。主な内訳として、第1項営業収益4億270万3,000円、第2項営業外収益9億4,511万6,000円として、一般会計からの負担金、補助金などを見込んでいます。  次に、支出の第1款下水道事業費用として、11億4,492万5,000円を計上しています。主な内訳として、第1項営業費用8億9,774万1,000円、第2項営業外費用2億3,698万2,000円を予定しています。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございます。  収入の第1款資本的収入は、4億9,782万1,000円を見込んでいます。主な内訳として、第1項企業債4億8,640万円を見込んでいます。  支出の第1款資本的支出は、11億8,109万9,000円を計上しています。  第1項建設改良費7,257万9,000円は、曇川排水区雨水施設設計委託などを予定しています。  第2項企業債償還金は、11億852万円を予定しています。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する6億8,327万8,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金4億5,327万8,000円及び当年度利益剰余金予定処分額2億3,000万円で補填するものとします。  次に、第5条の企業債は、4億8,640万円の借入れを予定しています。  次に、第9条では、一般会計から補助を受ける金額は8,650万3,000円を予定しています。  3ページをお願いします。  第11条、当年度利益剰余金のうち2億3,000万円を減債積立金として処分いたします。  以上、議案第16号 令和3年度稲美町下水道事業会計予算の要点説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  次に、議案第1号から議案第9号までの9案に対する補足説明を順次求めます。  遠藤孝明健康福祉部長。 ○健康福祉部長(遠藤孝明)  それでは、私のほうから議案第1号 稲美町立子育て交流施設の設置及び管理に関する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書は、9ページから13ページでございます。  この条例は、令和3年5月5日に開設を予定しております稲美町立子育て交流施設の設置及び管理についての必要な事項を制定しようとするものでございます。  10ページをお願いいたします。  まず、第1条は趣旨といたしまして、地方自治法の規定に基づき子育て交流施設の設置及び管理について必要な事項を条例で定める規定でございます。  第2条は設置といたしまして、子どもの健全な遊びや親子間の交流の場を提供するとともに、世代を超えた人との出会いや交流を通じて、住民が協同して時代を担う子どもを育む環境づくりを促進し、もって住民福祉の向上及び児童福祉の増進を図るため施設を設置いたします。  第3条は名称及び位置の規定といたしまして、名称を稲美町立子育て交流施設、位置を稲美町岡1802番地の2といたします。  第4条は施設の管理に関する規定でございます。  第5条は施設の構成に関する規定で、子育て支援エリア、福祉会館エリア、交流研修エリアの3つのエリアで構成いたします。  10ページから11ページにかけまして、第6条は施設のエリアごとの事業に関する規定でございます。主なものといたしまして、子育て支援エリアは児童の健全な遊びの場の提供に関すること、子育て親子の交流の促進に関することなど、福祉会館エリアは高齢者福祉の増進に関することなど、交流研修エリアは多世代間の交流の場の提供の場に関することなどでございます。  第7条は開館時間、第8条は休館日の規定でございます。  第9条は、施設のエリアごとの使用者の資格に関する規定でございます。  11ページから12ページにかけまして、第10条は使用の許可、第11条は使用の制限に関する規定でございます。  第12条は、既存の福祉会館に準じた使用料の設定、第13条は使用料の返還に関する規定でございます。  第14条は原状回復義務、第15条は権利譲渡の禁止、第16条は使用許可の取消等による責任、第17条は損害賠償及び事故等の責任に関する規定でございます。  13ページをお願いいたします。  第18条は管理委託、第19条は施設の管理運営に関し、他に定めの必要な事項は規則で定める委任規定でございます。  最後に、附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。また、本条例の制定に合わせまして、稲美町立コスモス児童館の設置及び管理等に関する条例を廃止いたします。  以上、簡単ではございますが、議案第1号 稲美町立子育て交流施設の設置及び管理に関する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  続いて、増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  それでは、議案第2号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を申し上げます。  議案書につきましては、14ページから15ページでございます。参考資料は、8ページでございます。  参考資料8ページ、新旧対照表をもとに説明をさせていただきます。  今回の改正は、消防団員の処遇改善を図るために、県内各市町の状況を踏まえ班長並びに団員の報酬の年額5,500円から1万1,500円に改正しようとするものでございます。  議案書の15ページにお戻りください。  附則で、この条例は令和3年4月1日から施行することとしております。  以上で、議案第2号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  続いて、井上勝詞企画担当部長。 ○企画担当部長(井上勝詞)  それでは、私のほうから議案第3号 稲美町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を申し上げます。  議案書は16ページから17ページ、参考資料は9ページでございます。  今回の改正は、住民の利便性向上及び行政手続きの簡素化を図るため、個人及び事業者が行う申請手続き等において、個人及び事業者に求めている申請書の氏名欄の押印について定めた申請書等の押印廃止の方針に基づき、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては、参考資料の新旧対照表によりご説明いたします。  参考資料の9ページをお願いいたします。  第4条につきましては、審査申出書に審査申出人の押印が必要である旨を規定している第4項を削除し、以下の項を繰り上げております。第8条につきましては、第5項において、口頭審議における口頭による証言に代えて提出する口述書に提出者の署名押印が必要とされる箇所を削除し、第6項においては用語の整理を行っております。  議案書の17ページをお願いいたします。  附則におきまして、この条例は令和3年4月1日から施行することとしております。  以上で、議案第3号 稲美町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  続いて、遠藤孝明健康福祉部長。 ○健康福祉部長(遠藤孝明)  それでは、議案第4号 稲美町高齢期移行者福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書は18ページから21ページ、参考資料は10ページから16ページでございます。  今回の改正につきましては、兵庫県の福祉医療費助成事業実施要綱の一部が改正されること等に伴う改正でございます。改正の内容といたしましては、福祉医療費の助成対象に訪問看護療養費を加えるもの、税制改正により給与所得控除額、公的年金等控除額、引下げの影響が生じないよう改正するもの、及び独り親控除制度が新設されることに伴う当条例の該当箇所を削除するものでございます。  参考資料の10ページ、新旧対照表をお願いいたします。  第2条、用語の定義。第2号で規定しておりました被保険者等負担額を改正し、訪問看護療養費を加えるとともに、医療保険各法の給付として第2号に新たに設け、兵庫県の福祉医療費助成事業実施要綱に基づいた表現に改めるものでございます。  第3号被保険者等負担額につきましては、第2号に医療保険各法の給付を設けたことに伴い表現の整理を行うとともに、第2号を第3号に改めるものでございます。  第4号及び第5号は、第2号に医療保険各法の給付を設けたことに伴い、第3号を第4号に、第4号を第5号に改めるものでございます。  第6号所得を有しない者につきまして、11ページをお願いいたします。  令和2年度税制改正において独り親控除制度が新設されるため、当条例の未婚の独り親へのみなし寡婦適用に係る規定を削除いたします。また、表現の整理といたしまして、所得税法等の一部を改正する法律第1条の規定による改正前の所得税法第35条を同条に改め、公的年金所得控除に係る所得税法第35条第4項の表現に合わせるとともに、平成30年度税制改正による給与所得控除額及び公的年金等控除額引下げの影響が生じないよう改正するものでございます。  12ページをお願いいたします。  第3条、助成対象者の第1号、区分1の要件のアにつきましては、要件の内容に変更はございませんが、所得税法第35条第2項第1号に規定する「公的年金等の収入金額をいう。」の右に「以下同じ。」を加え、給与所得を有する者については給与所得控除額の引下げの影響が生じないようにする規定を加えるとともに、公的年金等の支給を受ける者についての公的年金等の収入金額の表現を整理したものでございます。  第2号区分2の要件につきましても、要件の内容に変更はございません。区分1と同様の改正でございます。  13ページをお願いいたします。  第5条、申請につきましては、表現の整理でございます。13ページから14ページにかけまして、附則第4項助成の特例につきましては内容に変更はございませんが、平成29年稲美町条例第6号の当条例の一部改正条例の附則について改正する必要が生じましたので、表現を整理し、制定附則の第4項に規定したものでございます。  15ページ及び16ページにつきましては、制定附則第4項を規定したことに伴う平成29年稲美町条例第6号の当条例の一部改正条例の附則の整理でございます。  議案書の21ページにお戻りください。  附則の第1項、この条例は令和3年7月1日から施行することを規定しております。  第2項につきましては、経過措置といたしまして、令和3年7月1日前に受けた医療に係る支給につきましては従前の規定を適用することを規定しております。  第3項につきましては、平成29年稲美町条例第6号の当条例の一部改正条例の附則第3項を削り、附則第4項を附則第3項と規定しております。  以上で、議案第4号 稲美町高齢期移行者福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第5号 稲美町こども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書は22ページ、23ページでございます。  参考資料は、17ページをお願いいたします。  今回の改正は、兵庫県のこども医療費助成事業実施要綱の一部が改正されること等に伴う改正でございます。改正の内容としましては、福祉医療費の助成対象に訪問看護療養費を加える改正でございます。詳細につきましては、参考資料の新旧対照表によりご説明申し上げます。  参考資料の17ページをお願いいたします。  第2条用語の定義の第6号につきましては、医療保険各法の給付に訪問看護療養費及び家族訪問看護療養費を加える改正でございます。  同条第7号につきましては、被保険者等負担額について、内容に変更はございませんが、兵庫県のこども医療費助成事業実施要綱に基づいた表現に改めるものでございます。  議案書の23ページにお戻りください。  附則の第1項につきましては、この条例は令和3年7月1日から施行することを規定しております。  第2項につきましては、経過措置といたしまして、令和3年7月1日前に受けた医療に係る支給につきましては、従前の規定を適用することを規定しております。  以上で、議案第5号 稲美町こども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第6号 稲美町重度障害者母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書は24ページから26ページ、参考資料は18ページから20ページでございます。  今回の改正につきましては、兵庫県の福祉医療費助成事業実施要綱の一部が改正されること等に伴う改正でございます。改正の内容といたしましては、福祉医療費の助成対象に訪問看護療養費を加えるもの、税制改正により給与所得控除額、公的年金等控除額、引下げの影響が生じないよう改正するもの、及び独り親控除制度が新設されることに伴う当条例の該当箇所を削除するものでございます。  参考資料の18ページ、新旧対照表をお願いいたします。
     第2条用語の定義、第7号を規定しておりました被保険者等負担額を改正し、訪問看護療養費を加えるとともに、医療保険各法の給付として第7号に新たに設け、兵庫県の福祉医療費助成事業実施要綱に基づいた表現に改めるものでございます。  第8号被保険者等負担額につきましては、第7号に医療保険各法の給付を設けたことに伴い、表現の整理を行うとともに、第7号を第8号に改めるものでございます。  第9号及び第10号は、第7号に医療保険各法の給付を設けたことに伴い、第8号を第9号に、第9号を第10号に改めるものでございます。  第11号低所得者につきましては、19ページをお願いいたします。  令和2年度税制改正において、独り親控除制度が新設されるため、当条例の未婚の親へのみなし寡婦適用に係る規定を削除するとともに、平成30年度税制改正による給与所得控除額及び公的年金等控除額引下げの影響が生じないよう改正するものでございます。  第5条申請、20ページをお願いいたします。  第5条につきましては、表現の整理でございます。別表第3の1、重度障害者の場合の第3号につきましては、令和2年度税制改正において独り親控除制度が新設されるため、当条例の未婚の独り親へのみなし寡婦適用に係る規定を削除するものでございます。  議案書の26ページにお戻りください。  附則の第1項、この条例は令和3年7月1日から施行することを規定しております。  第2項につきましては、経過措置といたしまして令和3年7月1日前に受けた医療に係る支給につきましては従前の規定を適用することを規定しております。  以上で、議案第6号 稲美町重度障害者母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第7号 稲美町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書は27ページから29ページ、参考資料は21ページから23ページでございます。  参考資料の21ページ、新旧対照表をお願いいたします。  まず、第4条は年度表記の「平成30年度から平成32年度まで」を第8期の期間である「令和3年度から令和5年度まで」に改めるものでございます。  次に、保険料の改定といたしまして、同条第1項第1号中「3万円を2万8,800円」に、同項第2号中「3万9,000円」を「3万7,440円」に、同項第3号中「4万5,000円」を「4万3,200円」に、同項第4号中「5万1,000円」を「4万8,960円」に、同項第5号中「6万円」を「5万7,600円」に、同項第6号中「6万9,000円」を「6万6,240円」に改めます。  また、第6号、ア、平成30年度税制改正に伴い、同項第6号ア中、「第35条の2、第1項」の右に「第35条の3第1項」を、3行下がりまして「控除して得た額」の右に「とし、当該合計所得金額が0円を下回る場合には0」を加え、1行下がりまして、「この項において」を削除するものでございます。  次に、21ページから22ページにかけまして、同項第7号中「7万5,000円」を「7万2,000円」に、第1号被保険者の介護保険料の所得段階別加入割合における基準所得金額が見直されたため、同号ア中、「200万円」を「210万円」に改めます。また、同項第8号中「9万円」を「8万6,400円」に、同号ア中、「200万円以上300万円未満」を「210万円以上320万円未満」に、同項第9号中「10万2,000円」を「9万7,920円」に、同号ア中、「300万円」を「320万円」に、同項第10号中、「10万8,000円」を「10万3,680円」に、同項第11号中「12万円」を「11万5,200円」に、同項第12号中「12万6,000円」を「12万960円」に、同項第13号中「13万2,000円」を「12万6,720円」に改めます。  次に、第4条第2項中、「平成30年度から平成32年度まで」を「令和3年度から令和5年度まで」に改めます。  次に、22ページから23ページにかけまして、附則第8条につきましては、平成30年度税制改正に伴う第1号被保険者の介護保険料の段階の判定に関する所得指標の見直しについては、令和3年度から令和5年度までの保険料率の算定において適用する規定を追加するものでございます。  議案書の29ページをお願いいたします。  附則の第1項で、この条例は令和3年4月1日から施行することとしております。  また、第2項におきまして、経過措置としまして、改正後の第4条の規定につきましては、令和3年度移行の保険料に適用し、令和2年度分までの保険料は従前どおりとする規定でございます。  以上で、議案第7号 稲美町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  続いて、沼田 弘教育政策部長。 ○教育政策部長(沼田 弘)  議案第8号 稲美町立幼稚園における預かり保育の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明をさせていただきます。  議案書は30ページ及び31ページ、参考資料は24ページでございます。  今回の改正は、幼稚園の教育時間終了後に希望する園児を対象に行っている預かり保育を夏休み等の長期休業期間中にも拡充することで、園児の心身の健全な発達を図るとともに保護者の子育てを支援するものでございます。  それでは、参考資料により説明いたします。  参考資料24ページ、新旧対照表をお願いいたします。  第3条の預かり保育の区分について、「保育実施日において」を削ります。  次に、預かり保育料を定めた第5条について、第1号として、常時預かり保育料のうち、アとして8月の月額保育料1万円と、イとして、8月以外の月額保育料5,000円と定めます。  第2号、一時預かり保育料は、アとして、2時間以内の預かり保育料を月額300円と、イとして、2時間を超える預かり保育料を日額5,000円と、ウとして、春季、夏季及び冬季休業日における預かり保育料を日額1,000円と定めます。  なお、預かり保育の実施日及び保育時間は教育委員会規則で定めるとしており、別途改正していくこととしておりますが、春休み期間中の4月1日から9日まで、夏休み期間中の8月13日から15日まで、冬休み期間中の12月29日から翌年1月3日までは預かり保育の実施日から除きます。また、長期休業期間中の保育時間は8時半から16時までと考えております。  議案書の31ページをお願いいたします。  附則におきまして、この条例の施行期日を令和3年4月1日としております。  以上、議案第8号 稲美町立幼稚園の預かり保育の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  先ほどの、沼田 弘教育政策部長の補足説明の中で、2時間を超える預かり保育、日額5,000円との表現がございましたが、それで正しいでしょうか。いかがでしょうか。  沼田 弘教育政策部長。 ○教育政策部長(沼田 弘)  失礼いたしました。  イとして、2時間を超える預かり保育を日額500円でございます。アとして、2時間以内の預かり保育を日額300円でございます。 ○議長(関灘真澄)  続いて、藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから議案第9号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約についての補足説明を申し上げます。  この議案は、地方自治法第290条の規定により議決を求めるもので、議案書は32ページから33ページでございます。  今回の変更については、令和3年4月1日から市川町ほか参加市町共有財産事務組合が加入し、北播磨清掃事務組合が西脇、多可行政事務組合との事務統合により、令和3年3月末をもって解散することに伴い、兵庫県市町村職員退職手当組合規約を変更するものでございます。  参考資料は、最終ページの25ページでございます。  別表第1号表について、北播磨清掃事務組合を市川町ほか参加市町共有財産事務組合に改めるものでございます。  議案書の33ページをお願いいたします。  附則におきまして、施行日は令和3年4月1日としております。  以上で、議案第9号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。  本16案については、議長を除く13人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、当委員会に付託の上、休会中に審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(関灘真澄)  ご異議なしと認めます。  よって、本16案は、議長を除く13人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、休会中に審査することに決しました。  さらにお諮りいたします。  ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、稲美町議会委員会条例第7条第5項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっておりますが、本特別委員会は議長を除く全員の議員をもって構成する特別委員会でありますので、議長からの指名を省略することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(関灘真澄)  ご異議なしと認めます。  よって、議長からの指名を省略することに決しました。  さらにお諮りいたします。  議長を除く全員の議員を予算特別委員会委員に選任することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(関灘真澄)  ご異議なしと認めます。  よって、議長を除く全員の議員を予算特別委員会委員に選任することに決しました。  次に、ただいま選任されました予算特別委員会の委員長及び副委員長は、稲美町議会委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。  休憩中に互選をお願いいたします。  しばらく休憩いたします。               休 憩 午前10時57分              ……………………………………               再 開 午前10時57分 ○議長(関灘真澄)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  委員長及び副委員長の互選の結果をご報告申し上げます。  予算特別委員会委員長に山田立美委員、副委員長に大路 恒委員、以上のとおり互選されました。  ここで休憩を入れたいと思います。  暫時休憩をいたします。               休 憩 午前10時58分              ……………………………………               再 開 午前11時15分 ○議長(関灘真澄)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。     …………………………………………………………………………………      日程第5.議案第68号から議案第70号まで  3案一括上程     ………………………………………………………………………………… ○議長(関灘真澄)  次は、日程第5、議案第68号 町道の路線の認定についてから、議案第70号 稲美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてまでの3案を一括議題といたします。  これより議案第68号から議案第70号までの3案に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました、議案第68号から議案第70号までの3議案についての提案理由の説明を順次申し上げます。  まず、議案第68号につきましては、町道の路線の認定についてでございます。本件につきましては、町道789号線及び町道790号線の2路線を認定しようとするものでございます。この案件につきましては、道路法第8条第2項の規定によりまして、議会の議決を求めようとするものでございます。  次に、議案第69号につきましては、健康保険法施行規則等の一部を改正する省令の公布などに伴いまして、稲美町国民健康保険条例の一部を改正しようとするものでございます。  最後に、議案第70号でございます。この案件につきましては、地方税法施行令の一部を改正する政令の公布に伴いまして、稲美町国民健康保険税条例の一部を改正しようとするものでございます。  これらの案件につきまして、担当部長からそれぞれ補足説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(関灘真澄)  次に、補足説明を順次求めます。  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長(本岡利章)  それでは、議案第68号 町道の路線の認定についての補足説明を申し上げます。  議案書は、1ページから3ページでございます。参考資料の1ページと2ページに位置図を付けておりますので、併せてご覧ください。  それでは、議案書の2ページをお願いします。  認定路線は2路線で、それぞれ起点、終点の番地先、幅員、延長を記載しております。  整理番号3789、町道789号線と、整理番号3790、町道790号線の2路線の認定でございます。これら2路線は、都市計画法第40条2項の規定により、開発行為で町に帰属された道路を認定するものでございます。  参考資料の1ページは、町道789号線、2ページは町道790号線の位置を図示しております。
     以上、簡単ですが、議案第68号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  続いて、遠藤孝明健康福祉部長。 ○健康福祉部長(遠藤孝明)  それでは、私のほうから議案第69号 稲美町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書は4ページ、5ページ、参考資料は3ページ、4ページでございます。  今回の改正は、医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律により、国民健康保険法について電子資格確認の仕組みが法定化される等の改正が行われました。それに伴いまして、令和2年9月25日に健康保険法施行規則等の一部を改正する省令が公布され、国民健康保険法施行規則において定められている保健医療機関等における被保険者資格の確認等の手続きについて、電子資格確認の仕組みに対応したものとなるよう改正されたことを受けまして、所要の改正を行うものでございます。  また、令和3年2月3日に新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴いまして、新型コロナウイルス感染症に感染した被用者等に対する傷病手当金の支給等について所要の改正を行うものでございます。  詳細につきましては、参考資料の新旧対照表によりご説明を申し上げますので、参考資料の3ページをお願いいたします。  まず、目次中、第11条の2を第11条に改めます。  第7条は、これまで国民健康保険法の条文を表記しておりましたが、第1条に引用法令の記載がございますので、第7条を削り、第8条を第7条とし、第9条から第11条までを1条ずつ繰り上げ、第11条の2を第11条とするものでございます。  4ページをお願いいたします。  次に、附則第3条第1項中、「新型インフルエンザ等対策特別措置法 附則第1条の2に規定する新型コロナウイルス感染症」を「新型コロナウイルス感染症(病原体がべータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症をいう。以下同じ。)」に改めるものでございます。  なお、今回の改正の前後で財政支援の対象とする傷病の範囲に変更はございません。  議案書の5ページにお戻りください。  附則におきまして、この条例は、公布の日から施行し、この条例による改正後の稲美町国民健康保険条例、附則第3条第1項の規定は、令和3年2月13日から適用することを規定しております。  以上で、議案第69号 稲美町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第70号 稲美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書は6ページから8ページ、参考資料は5ページから7ページでございます。  今回の改正は、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年9月4日に公布されたことに伴い、令和3年度分からの国民健康保険税の算定方法に関し、条例を改正するものでございます。  改正の内容は、国民健康保険税の減額措置に係る軽減判定所得基準の改正でございます。  詳細は、参考資料の新旧対照表によりご説明を申し上げます。  参考資料の5ページをお願いいたします。  5ページから6ページにかけまして、第21条第1号から同条第3号は、国民健康保険税の減額措置に係る被保険者均等割額、世帯別平等割額の軽減判定所得基準について、税制改正による個人所得課税の見直しによる、給与収入に係る給与所得控除額並びに公的年金等収入に係る公的年金等控除額の引下げ及び基礎控除額の引上げに伴い、算定方法を改正するものでございます。  6ページから7ページにかけまして、附則第2項は、先ほどの第21条の軽減判定所得基準の改正に合わせ、65歳以上の公的年金等受給者に係る国民健康保険税の課税の特例に関する読替え規定を改正するものでございます。  議案書の7ページにお戻りください。  改正附則第1項におきましては、施行期日を規定しております。  7ページから8ページにかけまして、改正附則第2項におきましては、適用区分を規定しております。  以上で、議案第70号 稲美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。     …………………………………………………………………………………      日程第6.議案第71号から議案第73号まで  3案一括上程     ………………………………………………………………………………… ○議長(関灘真澄)  次は日程第6、議案第71号 令和2年度稲美町一般会計補正予算(第10号)から議案第73号 令和2年度稲美町下水道事業会計補正予算(第2号)までの3案を一括議題といたします。  これより、議案第71号から議案第73号までの3案に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました議案第71号から議案第73号までの3議案について、提案理由の説明を順次申し上げます。  まず、議案第71号でございます。令和2年度稲美町一般会計補正予算(第10号)でございます。本件につきましては、歳入歳出に、それぞれ3億403万4,000円を増額いたしまして、補正後の総額を166億7,407万3,000円にしようとするものでございます。  次に、議案第72号の令和2年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)でございますが、本件につきましては、歳入歳出に、それぞれ318万3,000円を減額いたしまして、補正後の総額を37億5,952万3,000円にしようとするものでございます。  最後に、議案第73号でございます。令和2年度稲美町下水道事業会計補正予算(第2号)でございます。本件につきましては、第2条関係におきまして、資本的収入で2,690万円を減額いたしまして、補正後の総額を5億357万6,000円に、第4条関係におきまして、減債積立金で3,000万円を増額いたしまして、補正後の総額を2億3,000万円にしようとするものでございます。  それぞれの案件につきまして担当部長から補足説明を申し上げますので、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(関灘真澄)  次に、補足説明を順次求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから議案第71号 令和2年度稲美町一般会計補正予算(第10号)の補足説明を申し上げます。  第1条では、歳入歳出予算の総額を規定しております。  第2条では、繰越明許費、第3条では地方債の補正をそれぞれ行っているところでございます。  それでは、4ページから順次説明させていただきます。  第2表、繰越明許費補正でございます。繰越明許費の追加として8事業を計上させていただいております。  4款衛生費、2項清掃費、広域ごみ処理事業208万円で、広域ごみ処理施設建設に係る事業費のうち、周辺整備費と工事検査委託料の一部が令和3年度に繰り越されるため、高砂市に対する負担金を繰り越すものでございます。  7款商工費、1項商工費、第2期稲美町地域振興商品券事業1億6,014万円で、これは令和2年6月に補正させていただきました住民1人当たり5,000円の地域振興商品券を交付する事業の第2期分で、事業費の全額を繰り越すものでございます。  8款土木費、2項道路橋梁費、橋梁維持補修事業615万4,000円で、町道273号線第1号橋ほか2橋の工事請負費を繰り越すものでございます。  4項都市計画費、沿道活性化にぎわいづくり開発補助事業810万円、これは旧加古村役場跡周辺地区の地区計画地内において町が認定する開発行為に対し補助を行う事業で、事業の完了が令和3年4月30日を予定しているため補助金を繰り越すものでございます。  同じく4項都市計画費の稲美北東部地区土地利用基本計画調査事業470万1,000円で、新型コロナウイルス感染症の拡大により地元説明会の開催が困難であるため、土地利用基本計画の調査業務委託料を繰り越すものでございます。  10款教育費、1項教育総務費、学校園感染症対策事業1,022万円で、幼稚園、小学校、中学校の新型コロナウイルス感染症対策に要する消毒液等の消耗品費などを繰り越すものでございます。  2項小学校費、小学校トイレ改造事業3億4,574万3,000円で、加古、母里、天満小学校のトイレ改造等に係る管理等の委託料と工事請負費を繰り越すものでございます。  3項中学校費、中学校トイレ改造事業1億8,027万4,000円で、稲美中学校のトイレ改造等に係る管理等の委託料と工事請負費を繰り越すものでございます。  5ページをお願いいたします。  第3表、地方債補正でございます。  まず追加としまして、12、小学校事業(学校教育施設等整備事業)、2億6,160万円を追加しております。加古、母里、天満小学校のトイレ改造工事に係る起債でございます。  13、中学校事業(学校教育施設等整備事業)、1億3,150万円を追加しております。稲美中学校のトイレ改造工事に係る起債でございます。  次に変更としまして、1、児童福祉事業(児童福祉施設等整備事業)の限度額を2億8,330万円から2億980万円に、7,350万円減額するものでございます。  3、土地改良事業の限度額を2,590万円から2,350万円に、240万円減額するものでございます。  6、消防事業(防災対策事業)の限度額を1,670万円から1,460万円に、210万円減額するものでございます。  9、保健体育事業(体育施設整備事業)の限度額を5,200万円から4,890万円に、310万円減額するものでございます。いずれも事業費の確定による変更でございます。  11、幼稚園事業(学校教育施設等整備事業)の限度額を3億1,590万円から2億3,210万円に、8,380万円減額するものでございます。これは、天満幼稚園の園庭造成工事事業費の確定等に伴う起債の減額でございます。なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては従前のとおりでございます。  6ページ7ページをお願いいたします。  歳入の説明をさせていただきます。  1款町税、1項町民税、1目個人、1節現年課税分、細節2、個人所得割現年課税分、3,593万8,000円の増額でございます。これは、当初見込んでいたよりも給与所得に伸びがあったことによる増でございます。  2目法人、1節現年課税分、細節2、法人税割現年課税分、9,000万円の減額でございます。これは、高額納税法人の納税見込額の減等によるものでございます。  2項1目固定資産税、1節現年課税分、細節3、固定資産税現年課税分、償却、3,500万円の増額でございます。これは、設備投資の増によるものでございます。  14款使用料及び手数料、1項使用料、6目教育使用料、2節社会教育使用料、900万円の減額でございます。その主なものは細節1、文化会館使用料810万円の減額でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う閉館及びイベントの中止、延期による減でございます。  15款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、3節児童福祉費負担金、細節3児童手当負担金、1,218万5,000円の減額でございます。これは、児童手当の受給人数の確定による減でございます。  8ページ、9ページをお願いいたします。  2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節総務費補助金2億6,311万8,000円の増額でございます。その主なものは、細節7、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、2億8,197万2,000円の増額でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策及び感染拡大により影響を受けた地域経済や住民生活の支援に対して交付されるもので、9月に補正させていただいた交付金に追加で二次配分の交付決定があったことによる増でございます。  6目教育費国庫補助金、1節教育費補助金、1億2,491万9,000円の増額でございます。その主なものは、細節7、学校施設環境改善交付金1億1,986万9,000円の増額でございます。これは、小中学校のトイレ改造工事に対する国庫補助金及び天満幼稚園の園舎増築工事に係る補助金が増額になったことによる増でございます。  16款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、2節老人福祉費補助金、細節5、地域介護拠点整備費補助金、594万円の減額でございます。これは、事業費の確定による減でございます。  3節児童福祉費補助金、細節19、幼児教育保育無償化実施円滑化事業補助金、202万円の新設でございます。これは、幼児教育保育の無償化に伴う令和2年度分の事務費に対する県補助金でございます。  4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金、細節12、機構集積協力金、509万5,000円の減額でございます。これは、事業費の確定による減でございます。  17款財産収入、2項財産売払収入、2目1節物品売払収入、細節1、共通商品券売払収入、1,000万円の減額でございます。これは、共通商品券の販売見込みの減によるものでございます。  10ページ、11ページをお願いいたします。  18款寄付金、1項寄付金、1目1節一般寄付金、1,994万円の増額でございます。これは、ふるさと納税の寄附額が当初見込みを上回ったことによる増でございます。  19款繰入金、1項1目1節繰入金、2億4,814万4,000円の減額でございます。その内訳は、細節1、財政調整基金繰入金2億981万3,000円の減額は、歳入歳出の調整による財政調整基金からの繰入金の減でございます。  細節5、地域福祉基金繰入金、3,000万円の減額でございます。これは、子育て支援拠点施設等整備事業の事業費の確定による繰入金の減でございます。  細節9、一般廃棄物処理施設等整備基金繰入金、833万1,000円の減額でございます。これは、広域ごみ処理施設建設負担金の確定による繰入金の減でございます。  21款諸収入、4項1目1節雑入、492万9,000円の減額でございます。その主なものは、細節18、健康づくり施設管理収益納付金631万円の減額でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大によりアクアプラザの収入額が、協定で締結している9,000万円を下回ることが確実となり、納付金がゼロになることによる減額でございます。  細節28、多面的機能支払交付金返還金、279万7,000円の新設でございます。これは、面積の重複等により交付額に誤りがあり、超過交付分について地元から返還をしていただくものでございます。  22款町債、1項町債、1目民生債、7,350万円の減額でございます。これは、先ほど地方債補正でも申し上げました事業費の確定による減でございます。  6目教育債、3億620万円の増額でございます。その主なものは、1節小学校事業債、2億6,160万円の増額でございます。これも先ほど申し上げました、加古、母里、天満小学校のトイレ改造工事に係る起債でございます。  2節中学校事業債、1億3,150万円の増額でございます。これにつきましても、稲美中学校のトイレ改造工事に係る起債でございます。  4節幼稚園事業債、8,380万円の減額でございます。これも先ほど申し上げました天満幼稚園の園庭造成工事事業費の確定等に伴う起債の減額でございます。  12ページ、13ページをお願いいたします。  続きまして歳出の説明に移らせていただきます。  人件費につきましては後ほど一括して申し上げますので、それ以外の予算について先に申し上げます。  2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、事業番号10、ふるさと納税推進事業406万9,000円の増額でございます。これは、ふるさと納税の寄附額の増加に伴う報償費の増でございます。  事業番号13、総合計画等策定事業、560万2,000円の減額でございます。  14ページ、15ページをお願いいたします。  これは、事業費の確定による減でございます。  8目特別定額給付金事業費、1,884万9,000円の減額でございます。これは、特別定額給付金給付事業の事業費の確定による減でございます。  3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉費。  16ページ、17ページをお願いいたします。  事業番号6、高齢者優待利用券等交付事業、700万円の減額でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出控え等により利用率が減少したことに伴う高齢者タクシー等助成券の減によるものでございます。  事業番号11、地域介護拠点整備事業、594万円の減額でございます。これは、事業費の確定による減でございます。
     11目障害者ふれあいセンター費、事業番号1、障害者ふれあいセンター管理運営事業、845万7,000円の減額でございます。これは、空調設備改修工事費の確定による減でございます。  2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業番号15、子育て支援拠点施設等整備事業、1億3,069万8,000円の減額でございます。その主なものは、14節工事請負費、細節1、子育て支援拠点施設等建設工事、1億1,708万7,000円の減額でございます。これは、工事費の確定による減でございます。  17節備品購入費、細節2、施設備品購入費、1,247万8,000円の減額でございます。事業費の確定による減でございます。  2目児童措置費、事業番号4、児童手当支給事業、1,627万円の減額でございます。これは、先ほど歳入でも申し上げました受給人数の確定による児童手当の減でございます。  4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、事業番号5、救急医療事業、499万9,000円の増額でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大による受診控え等に伴う夜間急病センターの赤字を運営負担金として、二市二町で補填するものでございます。  18ページ、19ページをお願いいたします。  3目健康増進事業費、事業番号2、健診事業、500万円の減額でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、集団健診の日数及び人数の制限があったことにより受診件数が少なくなったことによる住民健診委託料の減でございます。  2項清掃費、1目塵芥処理費、事業番号5、清掃センター施設維持管理事業、1,414万4,000円の減額でございます。その主なものは、10節需用費、細節2、燃料費550万円の減額でございます。これは、清掃センターで使用する燃料費が当初見込みより少なくなったことによる減でございます。  細節5、光熱水費550万円の減額でございます。これは、清掃センターで使用する光熱水費が当初見込みより少なくなったことによる減でございます。  事業番号13、加古郡衛生事務組合負担金事業、908万1,000円の減額でございます。これは、負担金の確定による減でございます。  事業番号14、広域ごみ処理事業、833万1,000円の減額でございます。これも負担金の確定による減でございます。  3目し尿処理費、事業番号2、加古郡衛生事務組合負担金事業、793万3,000円の減額でございます。これも負担金の確定による減でございます。  20ページ、21ページをお願いいたします。  3項1目火葬場費、事業番号1、加古郡衛生事務組合負担金事業、646万9,000円の減額でございます。これも負担金の確定による減でございます。  6款農林水産事業費、1項農業費、2目農業総務費、事業番号2、農業総務一般管理事業、509万4,000円の減額でございます。これは、歳入でも申し上げました機構集積協力金の事業費の確定による減でございます。  7款商工費、1項1目商工費、事業番号5、稲美町商品券事業、1,000万円の減額でございます。これは、歳入でも申し上げました共通商品券の販売見込みの減によるものでございます。  事業番号7、第二期稲美町地域振興商品券事業、1億6,014万円の新設でございます。  22ページ、23ページをお願いいたします。  その主なものは、18節負担金補助及び交付金、細節1、商品券換金交付金、1億5,427万円の新設でございます。これは、繰越明許費でも申し上げました、住民1人当たり5,000円の地域振興商品券を交付する商品券の換金交付金でございます。  8款土木費、4項都市計画費、6目公園管理費、事業番号2、健康づくり施設管理運営事業、1,080万円の増額でございます。その内訳は、18節負担金補助及び交付金、細節1、健康づくり施設休業補助金、710万円の増額でございます。これは、国県からの休業要請に対する助成金等が確定したため、いなみアクアプラザの休業期間中の指定管理者が支払った人件費から国県の助成金を差引いた額の半額を町から追加で補助するものでございます。  細節2、健康づくり施設消費税差額負担金、370万円の新設でございます。これは、アクアプラザの利用料金の消費税の増税分に対する負担金で、今までは収益納付金で相殺しておりましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により収益納付金が見込めないため町が負担するものでございます。  24ページ、25ページをお願いいたします。  事業番号3、健康づくり施設整備基金積立事業、631万円の減額でございます。これは、健康づくり施設管理収益金が新型コロナウイルス感染症の拡大により見込めないため、基金利子の積立てを残し減額するものでございます。  10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、事業番号3、事務局一般管理事業、1,022万円の増額でございます。その内訳は、10節需用費、細節7、感染症対策等消耗品、733万5,000円の増額でございます。これは、幼稚園、小学校、中学校の感染症対策に要する消毒液等の消耗品を購入するものでございます。  17節備品購入費、細節4、感染症対策備品購入費、288万5,000円の増額でございます。これは、小学校、中学校の感染症対策に要する備品を購入するものでございます。  26ページ、27ページをお願いいたします。  2項小学校費、1目学校管理費、事業番号1、小学校運営事業、700万円の減額でございます。これは、校用備品購入費の空気清浄機等購入に係る事業費の確定による減でございます。  事業番号3、小学校施設維持管理事業、3億2,082万9,000円の増額でございます。その主なものは、12節委託料、細節17、トイレ改造設計委託料、495万円の増額でございます。これは、母里小学校のトイレ改造に係る設計委託料でございます。  細節18、トイレ改造管理委託料、1,028万5,000円の新設でございます。これは、加古、母里、天満小学校のトイレ改造に係る管理委託料でございます。  14節工事請負費、細節4、屋内運動場換気設備設置工事、748万円の減額でございます。これは、事業費の確定による減でございます。  細節5、トイレ改造工事、3億1,801万9,000円の新設でございます。これは、加古、母里、天満小学校のトイレの改造に係る工事請負費でございます。  3節中学校費、1目学校管理費、事業番号3、中学校施設維持管理事業、1億7,068万8,000円の増額でございます。その主なものは、12節委託料、細節15、トイレ改造管理委託料、374万円の新設でございます。これは、稲美中学校のトイレ改造に係る管理委託料でございます。  14節工事請負費、細節3、トイレ改造工事、1億6,914万9,000円の新設でございます。これは、稲美中学校のトイレ改造に係る工事請負費でございます。  28ページ、29ページをお願いいたします。  4項1目幼稚園費、事業番号4、幼稚園施設維持管理事業、4,918万5,000円の減額でございます。その内訳は、12節委託料、細節5、施設設計等委託料、636万9,000円の減額でございます。これは、天満幼稚園の園舎増築等設計委託料の事業費の確定による減でございます。  14節工事請負費、細節2、園庭造成工事、4,281万6,000円の減額でございます。これは、天満幼稚園の園庭造成工事事業費の確定による減でございます。  30ページ、31ページをお願いいたします。  13款諸支出金、1項諸費、1目国県支出返納金、事業番号6、国県支出返納事業、209万9,000円の新設でございます。これは、歳入でも申し上げました多面的機能支払交付金で、面積の重複等により交付額に誤りがあり、超過交付分についての地元からの返還金のうち国県支出金分を返還するものでございます。  歳出におきましては、それぞれの款で人件費項目を補正させていただいております。  全体的なものといたしまして、32ページの給与費明細書をお願いいたします。  2、一般職における補正内容の総括でございます。  給与費におきまして、925万6,000円の減額でございます。主なものを申し上げますと、給与費については第二期稲美町地域振興商品券事業に係る会計年度任用職員の報酬の増額に対し、特別定額給付金給付事業等の事業費確定による会計年度任用職員に係る報酬等の減額を差引きしたものでございます。それぞれの項目につきましてはお目通しをいただきますようにお願いいたします。  以上で、議案第71号 令和2年度稲美町一般会計補正予算(第10号)の補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  続いて、遠藤孝明健康福祉部長。 ○健康福祉部長(遠藤孝明)  それでは、議案第72号 令和2年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の補足説明を申し上げます。  38ページ、39ページをお願いいたします。  歳入でございます。  3款国庫支出金、1項国庫補助金、2目1節災害等臨時特例補助金、188万9,000円の増額。これは、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う国民健康保険税の減免に対する国庫補助金の増でございます。令和2年度分は、減免に要する費用の6割が災害等臨時特例補助金として、残りの4割については特別交付金により措置されるものでございます。また、過年度の令和元年度につきましては、その全額が特別交付金により措置されることとなっております。  4款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金、2節特別交付金、183万6,000円の増額。これは、先ほど国庫補助金で申し上げました特別交付金の増でございます。  6款繰入金、2項基金繰入金、1目1節財政調整基金繰入金、1,457万9,000円の減額。歳入歳出の調整による財政調整基金からの繰入金の減でございます。  8款諸収入、2項雑入、1目1節一般被保険者第三者納付金、532万1,000円の増額。これは、決算見込みに伴う増でございます。  3目1節一般被保険者返納金、233万9,000円の増額。これも決算見込みに伴う増でございます。  40ページ、41ページをお願いいたします。  歳出でございます。  5款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費、事業番号2、特定健康診査・特定保健指導等事業、500万円の減額。これは、健診費等保険者負担金の決算見込みによる減でございます。  2項保健事業費、2目疾病予防費、事業番号1、疾病予防事業、100万円の減額。これは、人間ドック補助金の決算見込みによる減でございます。  8款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金、事業番号1、国民健康保険償還金事業、530万6,000円の増額。これは、県への一般被保険者第三者納付金等の償還に伴う増でございます。  以上で、議案第72号 令和2年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  続いて、本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長(本岡利章)  それでは、議案第73号 令和2年度稲美町下水道事業会計補正予算(第2号)の補足説明を申し上げます。  47ページをお願いいたします。  資本的収入でございます。  1款資本的収入、1項1目企業債、下水道事業債、2,690万円の減でございます。これは、本年度の下水道事業の事業費確定見込みにより起債借入額を減額するものでございます。  以上、簡単ですが、議案第73号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(関灘真澄)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第7.意見書案第5号 新型コロナウイルス感染症への対策をより充実させ                国民の命と暮らしを守る政策を求める意見書につい                て  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(関灘真澄)  次は日程第7、意見書案第5号 新型コロナウイルス感染症への対策をより充実させ国民の命と暮らしを守る政策を求める意見書についてを議題といたします。  本意見書案については議会運営委員会に付託をいたしておりましたが、慎重審査の結果、議会運営委員会委員長から、稲美町議会会議規則第77条の規定により修正案を添付した審査結果の報告がなされております。その写しをお手元に配付いたしておりますので、ご了承願います。  これより、議会運営委員会委員長の審査報告を求めます。  山口 守議会運営委員会委員長。 ○議会運営委員会委員長(山口 守) (登壇)  それでは、審査報告をさせていただきます。                               稲議  第465号                               令和3年2月19日  稲美町議会議長 関灘真澄 様                        議会運営委員会委員長  山口 守                 委員会審査報告書  本委員会に付託された事件は、審査の結果、別紙のとおり決定したので、稲美町議会会議規則第77条の規定により報告します。  事件の番号  意見書案第5号  件   名  新型コロナウイルス感染症への対策をより充実させ国民の命と暮らしを守         る政策を求める意見書について  議会運営委員会の修正案を報告させていただきます。  意見書案第5号に対する修正案。  意見書案第5号 「新型コロナウイルス感染症への対策をより充実させ国民の命と暮らしを守る政策を求める意見書について」の意見書(案)の一部を次のとおり修正する。  記に次の1事項を加える。  5、ワクチン接種体制の支援を行うこと。  実際には、次のページをご参照いただきたいと思います。  審査の経過をご報告いたします。  2月2日の第177回臨時会におきまして本意見書案が提出されまして、議会運営委員会へ付託、そして閉会中審査となりました。  2月10日に議会運営委員会を開催し、まずは原案に対する質疑が提案者に対して行われました。  その中の主な内容ですけれども、全ての医療機関への減収補填を行うこと、記の1ですけれども、については、「もうすでに国会の1病床につき金額いくらというような結論が出ているではないか」と質疑がなされましたけれども、提出者のほうから、「国のほうで措置しているのはコロナ患者を受け入れた病院に限られている、一般の病院も大変苦慮している。」ということで、「そういった現実の姿があるのでこういった意見書になっている。また、国に対してより充実を求めるという内容になっているので、国に背中を押す内容の意見書となっている」というふうな答弁でございました。  その質疑の後、委員同士での自由討議を行い、その中の意見として、この意見書案に修正を加えたらどうかというご意見がございまして、それが多数となりましたので修正を加えることに決しました。  その後、記の2について、「全額国庫負担での早急な財政措置と、とりわけ医療機関や高齢者施設への社会的PCR検査の頻回実施や自宅療養者への支援の充実を行うことというふうに変えてはどうか」という案が出ましたけれども、これは賛成者少数で採択となりませんでした。  また、追加の5についてですけれども、追加の項目5を追加し、「ワクチン接種体制の支援を行うこと」については賛成多数となり、意見書案に追加することが決した次第でございます。  そして、2月16日の議会運営委員会におきまして、以上の内容を成文化していただきまして、全会一致で議会運営委員会の修正案として提出することに至っております。
     よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(関灘真澄)  以上で、委員長の審査報告は終わりました。  これより、委員長の審査報告に対する質疑に入ります。  発言を許します。  3番、木村圭二議員。 ○3番(木村圭二議員)  質疑を行います。  国民の命と暮らしを守る政策を求める意見書という、大層な表題が付いた意見書でありますけれども、果たしてそれがこの内容でそれが満たされているのかと、非常に疑問に思っております。  最初にお尋ねしたいのは、全ての医療機関への減収補填。結局、医療機関全てが減収しているんだという認識のもとにこの意見書を出されていますけれども、根拠となるような資料等がですね、ありましたらご提示を願いたいというふうに思っております。  2ですけども、全額国庫負担での早急な財政措置という文言と後ろの文書がつながらないように思っておるんですけども、その点をちょっとお尋ねしたいと思います。  社会的PCR検査というのは、例えば中国のようにですね、強制的にそこに居る人を検査するとできますけど、日本は民主国家ですので断る自由はあるんです。何割かが断ったら、こんなことして何の意味があるんでしょうか。医師の中でも今ワクチン接種していますけども、接種を受けないという人もおるわけですよ。日本を中国のようにしたいのか、その点をですね、お尋ねをしたいと思います。  支援の内容を引き続きやってもらいたいというふうに書いてあります。3です。しかしですね、時短要請で飲食店は支援金が出ます。そして、飲食店への納入事業者も何割かは出るように、一時金が出るようになりましたけども、全体が支援の対象にはなっておりません。この点についてはですね、どのように考えておるのか。そして、生活困窮者に対する支援の強化というのが、あまりにも上の文章で具体的に書かれている問題と、あまりにも大ざっぱな内容であると思いますので、その点もお尋ねをしたいと思います。  以上です。 ○議長(関灘真澄)  山口 守議会運営委員会委員長。  あくまでも議会運営委員会での審議内容での答弁をお願いいたします。 ○議会運営委員会委員長(山口 守) (登壇)  まず1点目ですけれども、全ての医療機関が減収しているのかどうか、根拠ですけれども、議会運営委員会では根拠は示されませんでした。  2点目ですけれども、社会的PCR検査について求めているけれども、そういった中国のような強制的な検査になるのか、そういった議論は議会運営委員会ではされませんでした。  3点目の時短要請等の減収による支援等についてですけれども、飲食業者への支援あるけれども納入業者、その他全体に行き渡っていない、そういった議論は議会運営委員会ではされませんでした。  4点目、生活困窮者の支援に対する表現が大ざっぱであるのではないかというご質問ですけれども、議会運営委員会ではそのような指摘はございませんでした。  以上です。 ○議長(関灘真澄)  3番、木村圭二議員。 ○3番(木村圭二議員)  ある著名な医師の方の見解、私は賛同する立場ですので、安倍政権に対して提言をして、その提言が安倍政権の下で採用されたということであります。1つ言いますと、医療崩壊は起きていない、これはまやかしだと。日本は世界一の160万床のベッドを有しております。そのうちの僅か2%しか、2%に満たないものしか新型コロナ対応になっていないということであります。ピーク時は3万床ございましたが、秋冬を前にして3,000床しかなかった。減ってました。2万7,000床でした。このような、議長が手を振っていますけども、医療崩壊が、書いているんですよ、医療現場も逼迫し、医療崩壊の危機が現実のものとなっているというこの表現というのは、私は、いささか問題があると思っております。160万床のあと1%がですね、コロナ対応にすれば、これはもう完全に逼迫という状況はなくなるわけです。そういうことも含めてですね、医師会にしっかりと、公的医療機関が中心になった今の対応を民間でもしっかりと受入れをするということをですね、意見書としてはしてもらいたいということをですね、意見書として上げるべきではないのか、このように思っておりますので、その点を改めてお尋ねをしておきたいと思います。  以上です。 ○議長(関灘真澄)  山口 守議会運営委員会委員長。 ○議会運営委員会委員長(山口 守) (登壇)  全文に、医療崩壊の危機が現実問題とありますけれども、医療崩壊が起きていないのではないかというご質問の趣旨かと思います。そういった、医療崩壊が起きていないのではないかという議論については、議会運営委員会ではなされませんでした。  以上でございます。 ○議長(関灘真澄)  3番、木村圭二議員。  木村圭二議員に申し上げます。この議案に対する質疑の内容で質疑を行っていただきたいと思います。少し馴染まない部分がありますので、気をつけていただきたいと思いますので、お願いいたしまして、3番、木村圭二議員。 ○3番(木村圭二議員)  ここに書いてある意見書の中身を聞いておるので、この点はいささか、聞けないですよ、それ言われたら。この文言をお尋ねしているので、その点をですね、お尋ねしなければ他に言うことがなくなります。それこそ議題外になりますのでね、その点はよくご判断をお願いしたいと思います。  今の件もそうですけども、この内容で国民の命と暮らしを守るような意見書になるんですかね。非常に不十分であるというふうに思っております。事業所に対する町内のアンケートでは、248の事業所のうちで40%の町内の事業所がコロナの影響を受けていますという回答をしているわけですよ。そうしたところにですね、しっかりとした手当てがいくような意見書、やはりすべきであります。そしてまたワクチン接種につきましても、国は全額負担すると言っているわけです。全額負担をすると言う国に対して、しっかりとそれぞれの地域の状況に応じて、医療困難な人に対してはしっかりと手当てをしてくださいと、国が負担をしてくださいというようなことも含めて、しっかりとした具体的な内容を網羅すべきではないのかというふうに思っております。  そういうことも含めまして、非常に乏しい内容の意見書だと、今の時期に出すのであればワクチン接種に限るべきじゃないのか、そして具体的に書くべきじゃないのかというふうな思いを持っておりますので、委員会でどのような話合いがされたのかということを改めてお尋ねしたいと思います。 ○議長(関灘真澄)  山口 守議会運営委員会委員長。 ○議会運営委員会委員長(山口 守) (登壇)  まず、委員会の休憩中の意見交換ですけれども、事業者に対する支援等のことについては特に意見はございませんでした。また、5の「ワクチン接種体制の支援を行うこと」については、より具体的な記載にしてはどうかという意見もございましたけれども、これも賛否をとったところ、この「ワクチン接種体制の支援を行うこと」とすることで決した次第でございます。最終的に2月16日の議会運営委員会で、この全文を通しまして、全会一致で議会運営委員会の採決を見たところでございます。  以上でございます。 ○議長(関灘真澄)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、委員長の審査報告に対する質疑を終結します。  ただいまより、意見書案第5号の委員会の修正案に対する討論に入ります。  お手元に配付いたしております説明ナンバー1のとおりに行います。  ご発言はございませんか。  まず、原案に対する賛成討論の発言を許します。  次に、原案及び委員会の修正案に対する反対討論の発言を許します。  両方ともです。  3番、木村圭二議員。 ○3番(木村圭二議員)  原案と修正案に対しての反対討論を行います。  先ほどの質疑で申し上げましたように、非常に不十分な内容の意見書であります。特に、今の時点で意見書を出すのであれば、ワクチン接種は本当に希望する人が速やかに接種できるように、そして、判断材料は徹底的に公表して住民一人一人が正確な判断をもって接種をするかしないかということの判断材料を提供すべきだと、移動困難者に対してはしっかりと手当てをするべきだと、様々なことがワクチン接種だけで言えるわけです。そういうことが、第一にすべきものがまったく含まれていないというのが残念でなりません。  そして、社会的PCR検査というのは、中国のように強権的に全員を集めてやるというのが社会的PCR検査です。断れないんです。しかし、日本は民主国家です。断る人はたくさん出てきます。医師の方もワクチン接種を断る人も出ています。そういうことも含めてですね、これは実態に合わない、すべきものではない。さらに持続化給付金の第二弾、雇用調整助成金、家賃支援金、こういうことも非常に内容が乏しい。先ほど申し上げたように、町内の事業者258社のうちの40%が影響を受けております。もう少しこうした事業所に手が届くような意見書にすべきであります。  以上を申し上げて、反対討論といたします。 ○議長(関灘真澄)  次に、原案に対する賛成討論の発言を許します。  次に、委員会の修正案に対する賛成討論の発言を許します。  13番、池田博美議員。 ○13番(池田博美)  修正案に賛成の立場で討論いたします。  新型コロナウイルス感染症対策において、国民の命と暮らしを守るため、ワクチン接種体制の支援を行うことは感染拡大を収束させる必要不可欠な要望であるため、5項を追加する意見書案に賛成といたします。 ○議長(関灘真澄)  他にご発言はございませんか。  8番、山田立美議員。 ○8番(山田立美)  昨年から続いている新型コロナウイルス感染症の感染拡大に歯止めがかからない中で、継続的な医療体制と暮らしの安定を求めようとする意見書原案に加え、ワクチン接種の第一線となる市町村地方自治体に対する支援を求めるものであるこの意見書修正案に対して、賛成いたします。 ○議長(関灘真澄)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、これより意見書案第5号を起立により採決いたします。  お諮りいたします。  本意見書案の委員長報告は修正です。  お手元に配付しております説明ナンバー2のとおり行います。  まず、委員会の修正案について起立により採決いたします。  委員会の修正案に賛成の皆さんの起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○議長(関灘真澄)  起立多数であります。  よって、委員会の修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、起立により採決いたします。  修正部分を除く部分を原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○議長(関灘真澄)  起立多数です。  よって、修正部分を除く部分は原案のとおり可決されました。  さらにお諮りいたします。  ただいま可決いたしました意見書案第5号の取扱いについては、議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(関灘真澄)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま可決いたしました意見書案第5号の取扱いについては、議長に一任願うことに決しました。  以上で、本日の日程は終わりました。  お諮りいたします。  明2月20日から3月3日までの12日間は休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(関灘真澄)  ご異議なしと認めます。  よって、明2月20日から3月3日までの12日間は休会することに決しました。  次の本会議は、3月4日午前9時30分から再開いたします。  本日は、これにて散会いたします。  お疲れさまでした。               散 会 午後 0時19分...