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平成31年第174回臨時会(第1号 1月28日)

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  1. 稲美町議会 2019-01-28
    平成31年第174回臨時会(第1号 1月28日)


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    平成31年第174回臨時会(第1号 1月28日)               第174回稲美町議会臨時会会議録                                平成31年1月28日開設 1.議 事 日 程  第 1.会議録署名議員の指名  第 2.会期の決定  第 3.諸報告  第 4.議案第68号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第6号) 1.会議に付した事件  第 1.会議録署名議員の指名  第 2.会期の決定  第 3.諸報告  第 4.議案第68号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第6号) 1.会議に出席した議員(16名)     1番 山 口   守        2番 辻 元 誠 志     3番 池 田 いつ子        4番 大 山 和 明     5番 山 田 立 美        6番 関 灘 真 澄
        7番 赤 松 愛一郎        8番 藤 本   惠     9番 藤 本   操       10番 池 田 博 美    11番 杉 本 充 章       12番 河 田 公利助    13番 吉 田   剛       14番 大 路   恒    15番 木 村 圭 二       16番 長谷川 和 重 1.会議に欠席した議員(なし) 1.会議に出席した説明員(6名)    町長               古 谷   博    副町長              大 竹   正    経営政策部長           藤 田 浩 之    企画課長             田 口 史 洋    教育長              松 尾 哲 子    教育政策部長           松 田 典 浩 1.会議に出席した事務局職員(2名)    事務局長             本 岡 秀 己    事務局次長            林   秀 樹               開 会 午前 9時30分              ……………………………………                開 会 あ い さ つ ○議長赤松愛一郎)  おはようございます。  第174回稲美町臨時会の開会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様にはご健勝にてご出席いただき、厚くお礼を申し上げます。  さて、今期臨時会は、平成30年度一般会計補正予算を審議するものであります。慎重審議のうえ、適切妥当な結論が得られますようお願いいたしまして、開会のごあいさつといたします。  ただいまの出席議員は16名で、議員定足数に達しております。  よって、第174回稲美町臨時会は成立いたしましたので、開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。  直ちに日程に入ります。            ……………………………………………             日程第1.会議録署名議員の指名            …………………………………………… ○議長赤松愛一郎)  日程第1は、会議録署名議員の指名であります。  会議録署名議員は、稲美町議会会議規則第120条の規定により、議長から指名いたします。  12番、河田公利助議員、13番、吉田 剛議員お願いいたします。               ………………………………                日程第2.会期の決定               ……………………………… ○議長赤松愛一郎)  次は日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長赤松愛一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、今期臨時会は、本日1日と決しました。                …………………………                 日程第3.諸報告                ………………………… ○議長赤松愛一郎)  次は日程第3、諸報告であります。  地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております一覧表のとおりでございます。  次に、監査委員から例月出納検査の報告がありましたので、その写しを配付いたしております。  次に、議会広報編集特別委員会が閉会中に開催されました。その調査の概要報告書を配付いたしておりますので、ご了承願います。  次に、私が出席したものについてご報告申し上げます。  1月15日に加古川市で開催された加古川青年会議所新年祝賀会に出席しました。  以上で、私からの諸報告は終わります。  次に、町長から諸報告を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  年が明け、5月1日の元号改正を控えまして、平成も残すところ3カ月余りとなりました。大寒は過ぎましたものの、まだまだ厳しい寒さが続くものと思われます。  本日、第174回稲美町臨時会お願い申し上げましたところ、全議員のご出席を賜りました。ありがとうございます。  では、ただいまから諸報告を申し上げたいと存じます。  まず、12月19日、加古郡リサイクルプラザにおきまして、第139回加古郡衛生事務組合定例会が開催をされ、平成30年度の補正予算などについて協議し、承認をされました。  次に、12月26日、兵庫県民会館におきまして、平成30年度兵庫県市町村職員退職手当組合の議会、第2回定例会に副組合長として出席をしてまいりました。平成29年度の歳入歳出決算などを審議するとともに承認をされました。  次に、1月21日、兵庫県民会館におきまして、兵庫県町村会正副会長会議が開催をされ、平成31年度の事業計画案及び予算案等につきまして協議をしてまいりました。  次に、同日でございました。兵庫県公館におきまして、平成30年度第2回県市町懇話会が開催をされ、平成31年度の兵庫県の主要施策などについての説明を受けてまいりました。  最後に、同日でございました。  兵庫県民会館におきまして、兵庫県市町村退職手当組合の新旧の組合長引継式が開催をされまして、立会人として同席をしてまいりました。  以上、諸報告とさせていただきます。 ○議長赤松愛一郎)  以上で、諸報告は終わりました。   ………………………………………………………………………………………………    日程第4.議案第68号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第6号)   ……………………………………………………………………………………………… ○議長赤松愛一郎)  次は日程第4、議案第68号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  これより、議案第68号に対する当局の提案理由説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました議案第68号につきまして、提案理由説明を申し上げます。  議案第68号の平成30年度稲美町一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ10億4,306万2,000円を増額いたしまして、補正後の総額を116億8,682万4,000円にしようとするものでございます。  詳細につきましては、担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長赤松愛一郎)  次に、補足説明を求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  それでは、議案第68号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第6号)の補足説明を申し上げます。  今回、国の補正予算により町内全ての幼稚園小学校及び中学校空調設備設置事業国庫補助の内定が12月4日にあったこと、また今後全国的に学校施設空調設備工事が集中することが予想されるため、実施設計が完了したものから入札を執行してまいりたいと考えておりますので、補正予算案を提案させていただいたものでございまして、予算全額を翌年度へ繰り越しする予定でございます。  第1条では、歳入歳出予算の総額を規定しております。第2条では繰越明許費、第3条では地方債の補正をそれぞれ行っているところでございます。  それでは、4ページから順次説明をさせていただきます。  第2表、繰越明許費でございます。  10款教育費、2項小学校費小学校空調設備設置事業、5億3,454万3,000円、3項中学校費中学校空調設備設置事業、3億6,325万8,000円、4項幼稚園費幼稚園空調設備設置事業、1億4,766万1,000円。これらは、小学校5校、中学校2校、幼稚園5園の空調設備設置事業監理委託料工事請負費を繰り越すものでございます。  次に、5ページをお願いいたします。  第3表、地方債補正でございます。  まず、追加としまして、5項小学校事業学校教育施設等整備事業、4億7,080万円を追加しております。小学校空調設備設置事業に対する起債でございます。  9項幼稚園事業学校教育施設等整備事業、1億4,130万円を追加しております。幼稚園空調設備設置事業に対する起債でございます。  次に、変更としまして、6項中学校事業学校教育施設等整備事業限度額を1億6,910万円から4億8,660万円に、3億1,750万円の中学校空調設備設置事業に対する起債を増額するものでございます。  6ページ、7ページをお願いいたします。  歳入の説明に移らせていただきます。  13款国庫支出金、2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、1億1,346万2,000円の増額。国の補正予算により幼稚園小学校及び中学校空調設備設置事業国庫補助の内定があったことによる増でございます。  20款町債、1項町債、5目教育債、9億2,960万円の増額。幼稚園小学校及び中学校空調設備設置事業に対する起債でございます。  8ページ、9ページをお願いいたします。  続きまして、歳出の説明に移らせていただきます。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費事業番号10、財政調整基金積立事業、240万円の減額。歳入歳出補正額の調整による減でございます。
     10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費事業番号3、小学校施設維持管理事業、5億3,454万3,000円の増額。3項中学校費、1目学校管理費事業番号3、中学校施設維持管理事業、3億6,325万8,000円の増額。4項幼稚園費、1目幼稚園費事業番号4、幼稚園施設維持管理事業、1億4,766万1,000円の増額。これらは、小学校5校、中学校2校、幼稚園5園の空調設備設置事業監理委託料工事請負費でございます。  以上で、議案第68号の補足説明とさせていただきます。 ○議長赤松愛一郎)  以上で、当局の提案理由説明は終わりました。  これより、議案第68号に対する質疑に入ります。  質疑の方法については、お手元に配付しております一般会計補正予算に対する質疑の方法なんですけども、この方法によって質疑をすることにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長赤松愛一郎)  それでは、この方法で質疑をしていきたいと思います。  まず、第1条、歳入、第13款国庫支出金から第20款町債までの質疑を行います。  発言を許します。  1番、山口 守議員。 ○1番(山口 守)  まず、国の特別交付金についてですけれども、12月議会のときには小学校中学校普通教室並びに特別教室についての内示が12月4日にあったというふうに説明をお聞きしたんですけれども、先ほど提案理由説明の際には、幼小中全ての教室に対して内示があったというふうに説明がありましたけども、その点いかがでしょうか。  また、臨時特例交付金についての、どういう国の基準でこの1億1,346万2,000円というのが決まったのか、教えていただきたいと思います。  もう1点、町債を発行するんですけれども、その発行額に対して、国はまた後ほど交付税措置がされると思うんですけども、どれだけ交付税措置がされるのかお聞きしたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  国からの内示につきましては、30年の12月4日付けで内定通知がございました。そのときには、中学校2校、幼稚園5園、小学校5校、一括して内示が下りてきたということでございます。 ○議長赤松愛一郎)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  それでは、私のほうから起債に対する交付税措置についてお答えをさせていただきます。  起債発行額の中でも交付税措置国庫補助の対象となっている補助裏の分につきましては、起債の交付税措置がこの度はかさ上げがされまして、60%というふうになっております。その分で計算いたしますと、交付税算入額は、今、1億3,386万円交付税の算入があるというふうに試算をいたしております。  以上です。 ○議長赤松愛一郎)  1番、山口 守議員。 ○1番(山口 守)  わかりました。  特例交付金について、確認しておきたいんですけども、普通教室特別教室、それからその他の教室という12月の議会で。その他の教室についてもあったのか、それとも、とにかく一括で特例交付金の内示があったということなんでしょうか。あと、先ほどちょっと国の何らかの基準、1教室当たり幾らですとか、そういう基準が示されたのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思うんですけど。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  今回の交付申請につきましては、普通教室特別教室、その他教室というようなことで、学校とも調整をしながら、ここの教室には必要であろうと思われるところに全て交付申請をして、国にお願いをしていったわけなんですけども、最終的に下りてきましたのは、普通教室特別教室、それ以外のところにつきましては今回の交付金に算入されていない、要するに除かれたというようなことになっております。全て付いたわけではございません。  空調の交付金の基準につきましては、平米当たり幾らというような形での交付金の算定がなされます。だから、平米なんぼっていう分の、先ほど説明しました普通教室特別教室の部分の面積を掛けまして、この学校は幾らというような形で交付金が下りてきたということでございます。 ○議長赤松愛一郎)  1番、山口 守議員。 ○1番(山口 守)  はい、わかりました。  そうしますと、ちょっと疑問になってくるのは、じゃあ稲美町の学校、小中幼の該当になっている普通教室特別教室平米数の合計というのはわかりますでしょうか。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  概算工事費を出した時に、幼稚園合計面積につきましては1,573平米、小学校については9,181平米、中学校については6,653平米というような形で面積が算定をさせていただいております。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  臨時交付金に関連しまして、これ3分の1の補助率だというふうに理解をしておりますけども、この実際に、先ほど1億3,000万円という説明ございましたけども、交付されたのが1億1,000万円程度だということで、大きく差があるわけですね。3億円程度は、本来であれば補助はあるのではないかと、交付金が出るのではないのかと思っておるんですけども、その点を一度説明お願いをしたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  総事業費の3分の1というような金額が交付金として下りてくるわけではなくて、国が持っております、平米当たりなんぼ工事がかかるかっていう、その基準に応じた形で金額を、総事業費を算出して、それの3分の1が下りてくるということですので、実際の工事単価と国の基準との平米単価が、若干ずれがございますということでございます。10億円あっても、先ほど言いました1億1,300万円余りの交付金としか出てこないということでございます。 ○議長赤松愛一郎)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  私、先ほど1億3,386万円と申し上げたのは、あくまでも起債に対する交付税算入の額でございます。交付金の額とは違いますので、誤解のないようによろしくお願いいたします。 ○議長赤松愛一郎)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  専門的には超過負担という言い方をされておりますけども、エアコンについては、1教室当たり平均的には300万円ぐらいかかるのが、国の算定では150万円から100万円ぐらいだろうと、これが国の算定の基準になっておるんですね。その差額が非常に大きいと、実態としてはね、あるんですけども、これは落札率に応じて、この交付金というのは返納すべき交付金であるのかどうかということを、一度お尋ねをしておきたいと思います。  それと、いわゆる超過負担分、2億円程度になると思いますけども、それは、いわゆる60%の交付税算入の起債のうちの交付税60%に該当しないという意見があるように聞いておるんですけども、起債になったものは全て60%の交付税の対象になるのかどうかという点をですね、どのように把握をされているのかお尋ねしたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  入札をして落札をしまして、それで事業を進めていくわけなんですけども、最終的には事業費を括りまして精算を行っているということでございます。起債についても同様でございます。 ○議長赤松愛一郎)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  私のほうからは、財源的な内訳のほうを申し上げます。  交付金の額については、先ほど来申し上げている1億1,346万2,000円でございますが、先ほど教育政策部長が申し上げました補助の基準額、補助の基準額から交付金の額を引いた残りの部分については100%起債充当で、そのうちの60%が交付税算入で戻ってくる額でございます。補助基準額に外れた部分に対しての起債の部分については資金手当のみで、この分につきましては、今回起債の発行を、町債の発行を9億2,960万円しておりますが、交付税の対象になるのはそのうちの2億2,310万円でございます。残りの7億650万円に対しては資金手当のみで、交付税の算入はございません。  以上でございます。 ○議長赤松愛一郎)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  以前、耐震補強工事がかなり実施された時期があるんですけども、あのときは落札率に応じて返納するということはなかったというふうに理解しているんですけどね。そういうことがありましてお尋ねしましたけども、ないと言うんであれば、落札率に応じて返納するという考え方だというのはそれで理解しましたが。  お尋ねしたいのは、こうした超過負担がですね、もう何十年も続いておりまして、こうした超過負担の解消のための全国町村会等で国に要望するとかですね、そういう取り組みはされておるのかどうか、その点をですね、最後にお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  補助率を上げてほしいという旨の要望というのは、直接町のほうからはいたしておりませんけども、県の教育委員会教育長会のほうで、今回については、空調設備についてのそういう補助金メニューを新設してほしいというような要望を国のほうになさったというようにお聞きしているところでございます。  教育委員会のほうからは、直接、超過負担分補助率を上げてほしいという旨の要望はしておりません。 ○議長赤松愛一郎)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  私、教育政策部長が申し上げたとおりで、特に町のほうからは特段、超過負担分を国のほうで何とかしてほしいということの要望は上げていないというふうに認識しております。  全国町村会の中で、そういった超過負担分について国のほうで何とかしてほしいというような要望を上げているかどうかいうのは、ちょっと今確認がとれていませんので、また後ほど、調べがつきましたら報告をさせていただきます。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  ちょっと1点だけお伺いをしたいんですが、今回の交付金ブロック塀等も入っていると思うんですが、そのブロック塀、稲美町のほうの小中学校から幼稚園のほうはどうなんですかね、状況的には。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  ブロック塀は、例えば東幼稚園ブロック塀を撤去して新しく更新していったように、事業としては危険なブロック塀は解消するために事業を進めました。今回のブロック塀交付金の対象につきましては、それを上回る金額、事業費がないと交付されなかったということで、稲美町の修繕するその金額については、交付金の対象以下であったということでございます。だから、単費でやらせていただきました。 ○議長赤松愛一郎)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  それは、そうしますと単費で、もうほとんど幼小中は終わっているんですかね。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  危険と判断したブロック塀につきましては、東幼稚園ブロック塀と稲中のテニスの投てき板ですか、それにつきましては事業を完了しております。それと、北中の北側のブロック塀が、控え壁がもしかしたら少ないかもわからないというようなことで指摘があって、それに事業をかけていこうとしたんですけども、加古川土木事務所の建築のほうに聞きますと、これはその危険な分に該当しないんではないかというようなお話があったので、今、それをどうしようかというところを検討しているところでございます。控え壁をもう少し増やすかどうか、その必要があるのかないのかということを検討しているところでございます。  以上でございます。 ○議長赤松愛一郎)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  そうしますと、今言われた北中以外のところについては、建築基準法上問題がないということでよろしいですかね。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  それ以外のところは危険な判断というのがなされない、問題なかったということでございます。  それと、私、先ほど木村議員へのお答えで、落札率補助率が変わる。  補助率については変わらないけども、事業費が少なくなればその分精算して返していくということでございます。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  1点だけ確認したいんですけども、先ほど山口議員への答弁で、国からの交付金普通教室特別教室だけで、その他教室は出ないという答弁ございました。ということは、町の負担が増えるということになるんでしょうか。その辺お尋ねいたします。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  国の補助金のほうでは付かなかったけれども、結局起債でその分賄って工事をやっていきますので、負担が増えるといったら増えるということになります。国の補助金としては交付されてないということでございます。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、1番の質疑を終結したいと思います。  続いて、歳出、第2款総務費から第10款教育費までの質疑をお受けしたいと思います。  ご発言はございませんか。  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  幼小中空調設備設置工事費について全般的にお尋ねしたいと思うんですけども、10億円を超えてくる巨額予算でございます。園児、児童、生徒が安全で快適に過ごせさえすればいいわけですから、学校・園によっては個別空調でもいいのではないかとこれまでも質問してまいりましたが、さまざまなエアコンシステムがある中でイニシャルコスト、ランニングコスト等々、その辺りも十分考慮された上でのこの度のエアコン方式の決定に至ったのかお伺いいたします。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  先日の全員協議会の中でもお話をさせていただきましたけども、イニシャルコストとランニングコスト、電気、LPガス、それと都市ガス、それも含めて十分検討した上で、今回の方式を決定したというものでございます。 ○議長赤松愛一郎)  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  これだけの規模の事業費ですから、耐用年数を超えた13年後のことも考えなければならないと思うんですね。13年後、また同じような事業費をかけて交換ということになると非常に困ることになると思うんですけども、たとえエアコンのシステムの更新となっても最小限で済むように工夫をしていただきたいというのと、それに絡めて、この度臨時議会まで開いて予算確保しようという姿勢は評価できるんですけれども、実際に事業者が確定できるのか、入札方法と今後のスケジュール等を、お答えいただける範囲でけっこうですから、お尋ねしたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  要するにエアコンの償却については国の基準のほうで13年というふうに出ておりますけども、その13年経過した後、即またやり替えかということは決してございません。そのまま使い続けるというか、もちろん修繕して悪いところが出てきたならば修繕を入れていきます。  それともう1点は事業者の確保なんですけども、おっしゃいますように日本全国でエアコンの工事があります。それでなおかつ高砂、加古川市さんなんかはもう既に発注をして業者を確保しているというようなことでございます。稲美町としましても、できるだけ早急に事業者を確保したいということで、今回の臨時議会を開かせていただいて予算を確保した上で、設計が完了したものから順次入札を進めてまいりたいというふうに思っています。今の予定では、中学校2校を先行して年度末までに入札をかけると。幼稚園につきましては、できたら新年度早々に入札をしていきたい。小学校につきましては、その先、通常で発注します5月ごろに入札をして、夏休みに工事をしていきたいなというふうに、今のところスケジュール的には考えております。  以上でございます。 ○議長赤松愛一郎)  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  それと、既に設置してあるエアコンは、もうそのままいくというご答弁を以前いただきましたけれども、例えば天満南小学校の職員室棟など調子が悪いエアコンがあるそうです。この際、先ほどその他教室は国の交付金は下りないということだったんですけれども、この際一気にそういう古いエアコンも交換したほうがいいんではないかと思いますけれども、その辺のお考えはございませんでしょうか。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  設計をする中で、学校に調子の悪いエアコンはありますかというのもお尋ねをしながら設計を入れていっておりますので、古くて調子の悪い分については入れ替えていくと。最近に付けた、例えば北中であったりそういう工事が済んだばかりのところは、もうそのまま使用していくということでございます。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  まず、こちら歳出のほうで、子ども達に快適な学習環境をいう思いから伺いたいと思います。  まず、教育部局のほうでですね、これから幼小中学校空調設備の整備にかかられることになるんですが、その空調設備を整備するにあたり、基本的な考え方を整理したような基本方針などは策定されていらっしゃるのか、今後策定されるのか、その中で基本方針の趣旨とか整備の基本的な考え方ですね、そしてまた整備後の対応、それとか適正な温度管理のマニュアルとか、また学校の地域開放等の状況もありますので、それらを全て網羅したような基本方針の策定はどのような状況なのでしょうか。  そちらが1点伺いたいのと、経営政策部局のほうに伺いますが、今後、入札、落札、契約と進んでまいると思いますが、この入札の契約の方式ですね、多様な入札、契約モデル事業の支援フローとして国土交通省から出ていると思うんですが、その点は見ておられますでしょうか。その点をお願いいたします。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長
    教育政策部長松田典浩)  整備の計画につきましては、今回設計している、その中で詳細について事業を進めていくということになりますので、設計書どおり進めるということ。それと、整備が終わった後は稲美町立学校園空調整備運用マニュアルというマニュアルを作りまして、温度が夏場に何度になったら空調を入れてください、冬場やったら何度に下がったら入れてくださいというようなことを作りまして、それを各学校に、園に広めてまいりたいというふうに考えております。  今まだマニュアルの案の段階でございますけども、作る予定をしております。 ○議長赤松愛一郎)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  先ほど、関灘議員が言われました多様な契約の方式ということの国土交通省から出ている部分につきましては、ちょっと私詳細は存じ上げないところでございますけれども、入札、契約の方法につきましても公平性を保ちながら、このエアコンの整備につきましては、もう業者が集中することが予想されておりますので、必ず落札ができるような方法で、今のところ検討はしているところでございます。  先ほど木村議員の質問の中で、私、全国町村会の政府予算編成及び施策に関する、国への要望につきまして、ちょっと調べて後ほどお答えしますと申し上げた分につきましては、今、手元に確認ができました。30年の7月に全国町村会から国への重点事項ということで要望を出している、その中の一つに公立の小中学校施設についての、中略しますけれども、町村が実施を計画している教育環境整備に係る事業について、実際の経費と交付額の乖離をなくし、計画的に実施できるよう十分な予算額を確保することということで要望事項が上がっていることをご報告申し上げておきます。  以上です。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  何回も申し訳ございません。  先ほど木村議員への回答なんですけども、当初の補助基準額が落札により基準額よりも下がった場合は変更するが、基準額以上だった場合は変更なしということのようでございます。  補助基準額は変わりません。  先ほどもちょっとお話をさせてもらいましたけど、補助基準額いうのは平米当たり事業費がなんぼというものですので、それがなんぼという基準を町のほうで、例えば5万円のところを6万円や7万円やというような基準額は触ることはことはできないという意味でございます。 ○議長赤松愛一郎)  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  すみません。そしたら教育部局のほうではそのように、どなたにも理解ができるような、統一がとれたようなマニュアルで管理していただきたいと思います。  そして、入札、落札、契約においてはですね、やはりこの事業内容、事業規模からして一括発注が困難ではないかと予想もされます。そして、分割発注となれば品質の統一ができない恐れがあるのではないかということも言われており、やはり同時施工における品質の均一化なども考えていらっしゃるのかを伺います。  そしてですね、やはりこの入札の契約方式は、従来の方式ではさらに職員さんの現場の管理の負担が大きいとも言われておりまして、その負担の軽減と施工品質の均一化で、統括管理方式がよいのではということも国土交通省のほうから示されております。そしてまた、その中にですね、地元企業の活用と育成というところで、地元産業活性化、そして技術者育成のため地元企業の活用をいうこともうたわれておられまして、やはり今後、故障時に速やかな修繕が可能な維持管理体制ということになりましたら、やはり地元企業の方に担っていただくということが一番その地域の特性を得ておられますのでね、そういう観点からもそういうふうな国土交通省のほうから出ておりますので、一度またそちらのほうも検討いただきたいと思いますが、その点お願いいたします。 ○議長赤松愛一郎)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  この件につきましては、入札、契約につきましては公平性を保ちながら、また規模とか品質管理の問題もございますので、その辺り十分勘案しながら入札方式、契約の方式を検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長赤松愛一郎)  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  そして、やはり以前から入札方法といいますか、入札方法も郵便入札になっております。そして、入札の発注といいますか、それらも総務のほうになり、現場のほうだったら今回は教育のほうですが、やはりその辺の連携も密にとっていただきたいと思います。着工から完了まで、その辺は情報共有をしておいていただきたいと思いますので、お願いいたしておきます。 ○議長赤松愛一郎)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  その辺りは、工事担当する部局と連携をとりながら執行してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  1番、山口 守議員。 ○1番(山口 守)  先ほどもちょっとお聞きしたんですけども、国の特例交付金の交付額や、また地方債への交付税算入への基準額と、それから稲美町が積算して上げてきた、実際にかかるであろう工事額とがかなり乖離しているということが明らかになってきたんですけれども、稲美町の工事費ですね、算出していって積み上げていった積算根拠というもの、ざっくりでいいんですけども、例えば機器代金でこのぐらい、配管とか電気工事、その他諸経費でどのぐらいとか、そういったものは上がってきているんでしょうか。教えていただきたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  詳細設計については、具体的に製本はまだ提出されておりません。比較表であったりいうのがきている段階ですので、今、室外機になんぼかかっておっていうような個々の物品まで費用はお示しできないということでございます。  それと、あまり単価を言うてしまいますと入札に差し障ってもなりませんので、それは回答を控えらせていただこうかなというふうに思います。 ○議長赤松愛一郎)  1番、山口 守議員。 ○1番(山口 守)  わかりました。  あまり詳細はね、ちょっと示されない、わかりました。  要は、稲美町の積み上げてきたのは、例えば国は1平米当たり幾ら、今計算したら1万9,000円ほどになってくるんですけども、稲美町は、今計算したら1平米当たり6万円弱になってくるわけなんですけども、そういった計算方法ではなくて、きっちり、概算ではあるけど、詳細設計はまだではあるけれども、概算で下から下から積み上げてきた金額が10億円を超える金額になっているということで理解してよろしいんでしょうか。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  おっしゃるとおりでございます。小学校についてはまだ設計中ですけども、中学校の単価が出てきております。まったく小学校も同じかというとそうじゃなくて、稲中と北中というのは建築年度が違うし、大規模改修が入っておる、入ってないということもあります。それによりまして、例えば北中では単価が安くなるけども稲中はもうちょっとかかってしまう、そういうような古い、新しいのも含めた形で小学校に数字を置き直して、あるいは幼稚園に数字を置き直して計算した結果が、今お示ししている金額でございます。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  今回、高砂、加古川、播磨、稲美がガス方式を採用するということでありますけども、大体全国的にはどのような傾向にあるのか、国のほうから情報等がきておればですね、一度お示しをいただきたいと思います。  先ほど説明を聞いていますと、積算された額のうちの、例えば90%以内であれば返納する必要がないとか、そういう理解でよろしいんでしょうか。改めて一度確認をさせていただきたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  ガス、電気の方式につきましては、全国的に見て電気かガスかというのはなかなか、手元に資料はございません。ただ、近隣の町の状況をお聞きしますと、やはり13年間のランニングコストを計算するとガスのほうが安くつくという。当初は、整備費としては若干ガスのほうが高くつくんですけど、その13年間のランニングコストを比較するとガスのほうが有利であろうというふうに、近隣の町も判断しているところでございます。  ただ、その町によりましてはガスが、都市ガスが全く通っていないとかいう町もございますので、そういう場合は電気を選択せざるを得ない町も日本の中にはあるかもわからないということで、今の近隣の町の状況を報告させていただいて回答にさせていただきたいと思います。  それと、ちょっと私の説明が悪いんかわからないですけども、メモによりますと、当初の補助基準額が落札により基準額よりも下がった場合は変更するけども、基準額以上の場合は変更なしということでございます。  よろしくお願いします。 ○議長赤松愛一郎)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  先ほど、業者のことも出てまいりましたけども、業者もさることながら、仮に全国的にガス方式が多数を占めることになりますとですね、機材、設置する機材が不足するのではないかというようなことも心配されるわけであります。そういうところの、国は調査なり情報提供なりというのは今後されるのかどうか、やはりそういうところはしっかり情報の提供はしていただきたいというふうに思いますので、お尋ねをいたしました。  何回もやりとりしますけども、一定の基準額のというのは何を指すのか。落札率の、例えば90%と言いましたけど、なんなら80%でもいいですけども、それを前後して下にいったら返納します、それ以内であればそのまま返納しなくてもいいというような、そういう理解でよろしいんでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  日本全国ガスで空調設備が整備されていくということになると、おっしゃいますように、もしかしたらその機材が不足してくる可能性があるかもわかりませんけども、この特例交付金を国が出したときに、この交付金のあとは全国の町で空調の整備が始まっていきますというのは、その事業者のほうに国のほうからお願いしたというようなことも耳に入ってきましたけども、それは定かやありません。そういうふうにお願いをしたんやというようなことをお聞きをしました。ただ、現実として入札をした時に本当に機材が入ってくるかどうかいうのは、私のところでは今のところはちょっと不明確で、お話はできません。  それと、一定の基準額、当初の基準額補助基準額というのは、国が表しておりますのは、空調設備の場合、平米当たり5万なんぼかやったと思うんですね。その金額自体はもちろん変わらない、それは不変のものです。先ほどおっしゃいましたようにその基準額をもっと上げてほしいということになると、国がそれを認めてくれると、単費の持ち出し、あるいは起債が少なくて済むんですけど、今のところは5万2,500円の3分の1ということになってしまっているということでございます。  入札をした時に、その5万2,500円の金額が丸々出てくればいいんですけど出てこないということですので、それより下がってしまう落札っていうのは、基本的にはないんかなというふうに理解しているところでございます。 ○議長赤松愛一郎)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  やはりその点は十分国のほうとですね、県のほうでもいいですけども、情報が入るようにしていただきたいというふうに思っております。  それと、恐らく幼稚園の入札につきましては、議会の議決にはかからないだろうというふうに思います。そうしますと、いつ入札があって、いつ工事になるっていうこともですね、全くわからないいう状況になりますので、今回についてはですね、そうした入札、幼稚園も含めた、議会にかからない入札についても情報を議会に提供していただきたいというふうに思っておりますので、その点お願いをしておきたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  また訂正をさせていただきます。  先ほど、平米当たり5万2,500円と言いましたけど、2万2,500円の間違いでございます。  それと、幼稚園の入札につきましては、おっしゃいますように個別で発注しますと議会の議決を得る金額以下になりますので、議会のほうには契約議決としては出てこないということです。ただ、いつ入札やっていうようなことは常任委員会等々でまたお話をさせていただけたらなあというふうに思います。皆さん興味のあるエアコンの工事ですので、できるだけ情報は提供していきたいなというふうに思っております。  以上です。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  1点だけお伺いをしたいと思います。  災害に対してですね、十分に考えておられるのかどうかですね。やっぱりガスですから、ガスが途中で、例えば災害が起きた時に噴出して事故が発生する等々がないように、やはり子ども達の安全を考えたときに、十分その辺のところを考えた設計をされているのかどうか、ちょっとお伺いをしたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  もちろん子ども達の安全を確保しながらの工事になっていきますし、災害が起こった時でもすぐ管がはずれてまわないような、そういう管の設計をしていただいているものというふうに考えております。 ○議長赤松愛一郎)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  例えば発注する時にね、震度これぐらいのときには十分もちますよというような形の発注方法というのをきちっとやっておかなかったら、管の太さによっても強度が変わってくるわけですから、その辺のところは十分注意をして、災害に対しても強い機材であってほしいと思いますので、その辺も十分確認して、発注をお願いしたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  それにつきましては、また確認をしていきたいというふうに思います。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  16番、長谷川和重議員。 ○16番(長谷川和重)  1点お願いしたいと思っております。  入札がなされて、この夏を中心に工事が施工されていくというふうに状況が伺えるんですけども、この工期が非常に先ほどもありましたけども、部品関係の搬入はいうことも問題点があったりとかしながら、工期が非常に不安定な状況にあるようにも思われます。その場合ですね、工事期間の中で1日の作業時間、これが非常に集中するんじゃないかなと。24時間、夜もまた工事をするような状況を考えていくようなこともあるのかどうかいうのは、地域の中での小学校もありますので、時間外工事、9時から17時、また18時の状況が普段の作業時間になってくるかと思うんですけども、それ以外の時間の中でも工期に合わせた施工がなされていくのかどうか、1点と。  それと、先ほどもちょっとお話ありましたけども、大規模改修等がなされた校舎も多々あるわけなんですけども、それによって平米当たりの単価も変わってくるというような状況がありましたけども、今現在、やはり大規模改修等、当初から空調の設備配管などの工事がなされるような準備はされてなかったと思うんですね。それに対しての工事費っていうのは非常に多くかかってくるんじゃないかということで、今、11億円というような予算の中を、これを大幅に超えてくるような状況があるのじゃないかなというような不安もあるんですけども、そのところにおいての状況をちょっとお知らせ願いたいと。  ガスと電気ですかね、電気によって主要構造物の中の工事をするようなこともあるかと思うんですけども、その辺のところどうでしょうか。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  できれば夏休み中にというようなことで工事は進めてまいりたいというふうに思っておりますけども、若干時間が限られておるというようなことがありますので、もしかしたら時間外にも工事をせなあかん場合が出てくるかもわかりません。  それと、新学期になっても屋外の室外機がまだつなぎ込みができてないとか、そういうふうな部分もあるかもわかりませんので、それも想定した工期を設定をしていきたいというふうに考えております。  それと、工事費の平米単価の関係なんですけど、おっしゃいますように新しく大規模改造を入れた学校は安くつきますけども、そうでない古い学校については若干高くついていくということになっていくと思います。ただ、配管につきましては天井裏を通すんじゃなしにベランダの下であったり廊下の天井のところにしていきたいというふうに考えておりますので、天井をもう一回めくって配管をし直すということはないという、見える範囲の中で工事はやっていきたいというふうに、それで工期をできたら短くしていきたいなというふうに思っております。 ○議長赤松愛一郎)  16番、長谷川和重議員。 ○16番(長谷川和重)  はい。それぞれの学校で工事が同時スタートなされてくるように思われますので、学校の授業の関係、また安全対策のほうを十分にしていただきながら工事を進めていただくことをちょっと言い添えておきますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  同時に12校園の工事がスタートするということで、非常に危険な場合もあるかもわかりませんけど、安全確保については最大限注意しながら工事は進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、第1条、歳出、第2款総務費から第10款教育費までを終結いたします。  引き続き、第2条繰越明許費から第3条地方債の補正について質疑に入ります。  発言を許します。  1番、山口 守議員。 ○1番(山口 守)  地方債の利率なんですけども、10年の償還期限ということで、今、直近の利率はどのようになっているんでしょうか。 ○議長赤松愛一郎)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  10年の利率についてはちょっと手元には資料ございませんけれども、今、平成29年度の臨時財政対策債のこの分は、3年据え置きの20年償還なんですけれど、この分の借入利率は0.04%というふうになっております。そんなに高くないものではないかというふうに考えております。 ○議長赤松愛一郎)  1番、山口 守議員。 ○1番(山口 守)  わかりました。近年、利率はわりと低めで推移しているということで、その分はちょっと負担は楽かと思うんですけれども、先ほど歳入歳出の質疑におきましても、国の算出基準額と実際にかかる工事費というのはかなりの乖離があると。乖離した部分は全て町の将来負担になってくると思うんですね。ざっくり計算しても10億円の工事費に対して国の臨時特例交付金なり地方交付税算入額を足しても2億5,000万、6,000万円程度になるということで、7億円から8億円については町の将来負担になってくると思われます。  この点について、財政担当として町の負担、10年とすると年間7,000万円から8,000万円の負担が増えてくるということになるんですけども、財政担当としての町の将来負担についての見解をお伺いしておきたいんですけれども。 ○議長赤松愛一郎)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  おっしゃるとおり、単独の起債を発行しますと将来的な負担が高くなってくるのはそういう仕組みでございますが、今回につきましては、やはり国の動向も含め、児童の安全・安心に対する事業に対する起債の発行であるので、やむを得ないものかなというふうには判断しております。  また、こういう地方債の負担が増えたことも十分踏まえながら、今後の財政運営をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  6番、関灘真澄議員
    ○6番(関灘真澄)  1点だけ伺います。  こちらで地方債の追加、変更が上がってきておりますが、町の設備となっているんですが、加古川市さんはリース方式で行われ、国庫補助が付いたと伺ったんですが、その点はどのような見解なんでしょうか。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  リース方式は、以前からもお話をしておりますように国庫交付金は付きません。加古川市の場合は、交付決定を受けておりますけれども、リース方式をして、最終的には買い取る方向でみたいなことをおっしゃっておったみたいですので、だから交付金が付くと。リース方式は、基本的には交付金が付かないということでございます。 ○議長赤松愛一郎)  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  そしたら、今説明ありましたが、最終的には買い取りをするいうことで国庫補助は付いたということになるんですね。そしたら、それらも一つの方法になっているんですね。その点は、金額的なところでどうだったんでしょうか。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  検討の中でリース方式か直接工事するかというようなことで、それも金額を入れて算出をして、リース方式より今までのやり方のほうが有利であるという判断をしましたので、そういうふうに進めていったということでございます。 ○議長赤松愛一郎)  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  全協で説明は伺ったんですが、その機材についての今後の維持管理ですね、その点がどうなるのかなあとちょっと懸念いたしましてね、リースのほうだったら全てその業者持ちのほうになるかと思うんですが、ランニングコストも違ってくるんじゃないかと思うんですけれども、その点もう一度ご説明お願いいたします。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  リース方式っていうのは、おっしゃいますように修理の時も含めた形での発注というふうにお聞きしておりますけども、結局リース代金はその分、借りた分を上乗せして何年間か払い続けらなあきませんので、プラスアルファの金額を支払って整備をするということです。しかも国庫補助金が付かないということですので、国庫補助の付く、それが利用できる、あるいは有利な起債が借りれるような、その方式を稲美町としては選択をしていったということでございます。 ○議長赤松愛一郎)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  起債の利率でございますが、10年の2年据え置きのもので0.01%というふうに調べがつきましたので、ご報告申し上げておきます。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  先ほどの質問にも関連するんですけれども、普通教室特別教室、その他教室で、その他教室は国の交付が出ないということなんですけれども、その他教室は、前にご答弁いただいた限りでは52教室、全体の20%を占めます。その分が起債を発行するとはいえ町の負担になるということになってくるということなんでしょうか。その辺確認で、ちょっとご答弁お願いいたします。 ○議長赤松愛一郎)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  国の交付金としてはその分いただいておりませんので、町の負担、あるいは起債でということになっていきます。 ○議長赤松愛一郎)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第68号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長赤松愛一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第68号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長赤松愛一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は終わりました。  お諮りいたします。  第174回稲美町臨時会に付議されました案件は議了いたしましたので、これをもって閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長赤松愛一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、今期稲美町臨時会はこれをもって閉会いたします。              ……………………………………               閉 会 あ い さ つ              …………………………………… ○議長赤松愛一郎)  第174回稲美町臨時会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  今期臨時会は、平成30年度一般会計補正予算について審議いただきました。その審議に寄せられましたご協力に対しまして、厚く御礼申し上げます。  なお、その過程において述べられました各議員の意見等につきましては、今後、町政執行に反映されますよう望むものであります。  議員の皆様には時節柄、今後健康に十分ご留意いただき、ご精励されますようお願い申し上げ、誠に簡単ではございますが、閉会のごあいさつといたします。  次に、町長、ごあいさつお願いいたします。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  第174回稲美町臨時会の閉会に当たりまして、心より感謝とお礼を申し上げたいと思います。  ご提案申し上げました補正予算、長年議員各位を悩ませていただいたなあと、そういう感は否めませんエアコン問題でございますが、これもあと、いろいろご質疑の中で出ましたように入札をくぐるわけでございますので、また全国一斉にということでもございますし、入札、そして執行に十分配慮いたしまして、幼稚園小学校中学校に通う子ども達の教育環境の充実、整備、向上に精一杯取り組んでまいりたいと、かように考えておりますので、補正予算の審査に当たりまして、ありがとうございました。  そして、まだまだ寒さが続きます。議員各位におかれましては十分にご留意願いまして、引き続き町政の発展にお力添えを賜れればと、かように考えるところでございます。  心よりお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。 ○議長赤松愛一郎)  町長のごあいさつは終わりました。  本日は、ご苦労さまでした。              閉 会 午前10時40分  地方自治法第123条第2項の規定により次に署名する。   平成31年1月28日                        稲美町議会議長  赤  松  愛一郎                        稲美町議会議員  河  田  公利助                        稲美町議会議員  吉  田    剛...