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平成30年第251回定例会(第4号 9月14日)

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  1. 稲美町議会 2018-09-14
    平成30年第251回定例会(第4号 9月14日)


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    平成30年第251回定例会(第4号 9月14日)               第251回稲美町議会定例会会議録                                平成30年9月14日開設 1.議 事 日 程  第 1.諸報告  第 2.議案第 38号 稲美町重度障害者母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正              する条例の制定について  第 3.議案第 47号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第3号)  第 4.議案第 48号 平成30年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  第 5.議案第 49号 平成30年度稲美町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  第 6.議案第 50号 平成30年度稲美町介護保険特別会計補正予算(第1号)  第 7.議案第 51号 平成30年度稲美町下水道事業特別会計補正予算(第1号)  第 8.議案第 52号 平成30年度稲美町水道事業会計補正予算(第1号)  第 9.議案第 53号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第4号) 1.会議に付した事件  第 1.諸報告  第 2.議案第 38号 稲美町重度障害者母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正              する条例の制定について
     第 3.議案第 47号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第3号)  第 4.議案第 48号 平成30年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  第 5.議案第 49号 平成30年度稲美町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  第 6.議案第 50号 平成30年度稲美町介護保険特別会計補正予算(第1号)  第 7.議案第 51号 平成30年度稲美町下水道事業特別会計補正予算(第1号)  第 8.議案第 52号 平成30年度稲美町水道事業会計補正予算(第1号)  第 9.議案第 53号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第4号) 1.会議に出席した議員(16名)     1番 赤 松 愛一郎        2番 辻 元 誠 志     3番 池 田 いつ子        4番 大 山 和 明     5番 山 田 立 美        6番 関 灘 真 澄     7番 山 口   守        8番 藤 本   惠     9番 藤 本   操       10番 池 田 博 美    11番 杉 本 充 章       12番 河 田 公利助    13番 吉 田   剛       14番 大 路   恒    15番 木 村 圭 二       16番 長谷川 和 重 1.会議に欠席した議員(なし) 1.会議に出席した説明員(12名)    町長               古 谷   博    副町長              大 竹   正    経営政策部長           藤 田 浩 之    健康福祉部長           井 澤 尚 昭    健康福祉部子育て支援担当部長   遠 藤 孝 明    経済環境部長           増 田 秀 樹    地域整備部長           本 岡 利 章    会計管理者            山 本 平 八    企画課長             田 口 史 洋    教育長              松 尾 哲 子    教育政策部長           松 田 典 浩    教育政策部生涯学習担当部長    山 本 勝 也 1.会議に出席した事務局職員(2名)    事務局長             本 岡 秀 己    事務局次長            林   秀 樹               開 会 午前 9時30分              …………………………………… ○議長(山口 守)  おはようございます。  ただいまの出席議員は16人で、議員定足数に達しておりますので、第251回稲美町定例会第4日目を開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。  直ちに日程に入ります。           …………………………            日程第1.諸報告           ………………………… ○議長(山口 守)  日程第1は、諸報告であります。  地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております。   ……………………………………………………………………………………………………    日程第2.議案第38号 稲美町重度障害者母子家庭等福祉医療費助成条例の                一部を改正する条例の制定について   …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第2、議案第38号 稲美町重度障害者母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  5番、山田立美議員。 ○5番(山田立美)  本議案につきましては、本年7月1日付県条例の改正に伴うものでございますが、町条例第4条 所得による支給制限では、重度障害者母子家庭等福祉医療費は、別表3に掲げる要件に該当しない者には支給しないという受給資格要件について定められております。  そうした中で、私なりに付加条文の解析をしてみたところでございますけども、今回の改正により付加される住所地に関するみなし要件の条文は、施設入所等住所地を移し、指定都市にある施設利用の場合等に対する付加処理であろうかと思います。ことに住民税の所得割は、年末調整や取得税の確定申告の後に課税額が算出されるために、納付は翌年6月から翌々年5月までとなっており、所得税と違い1年近くも遅くなります。こうしたところに改正趣旨があるように思えるのですが、これは私なりの解釈でございます。  そうしたことで、本条例の改正趣旨がどこにあるのかというふうなことについて説明をお願いいたします。 ○議長(山口 守)  井澤尚昭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(井澤尚昭)  それでは、福祉条例についてのご説明をさせていただきます。  主だったものとしましては、先ほど議員も申されました県の福祉医療費助成実施要綱ですね、県については要綱でございます。要綱が改正されたことを受けて、稲美町の条例を改正させていただくものでございます。この元には、30年度の個人住民税変更等がございました。条例の中で指定都市という表現をさせていただいていますが、政令指定都市ですね、近隣では神戸市等がございます。その指定都市について、県費負担への教職員の税源移譲ということで、そこで住民税が6%から8%に、30年度の分から改正をされている部分がございます。そのまま8%で所得要件福祉医療でありましたら自立支援医療の23万5,000円を適用しますが、そこで計算しますと超えてしまうケースがあるんです。そういう部分は個人の都合等ではございません。税制改正が影響したものでございますので、従来の6%で政令指定都市以外の住民税の税率ではじいて、その所得要件の判断をしなさいよということでございますので、施設入所に限らず、仮に神戸市の方が稲美町に入って来られたときに、神戸市の住民税は8%で、1月1日であれば付加されておりますが、その判定のときには稲美町の6%で算定をして、その方が適用するかどうかを判断しなさいという、指標ということを適用する改正ということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(山口 守)  5番、山田立美議員。 ○5番(山田立美)  ならばですね、このここで、いわゆるそれぞれ双方向での移住というふうなことが考えられる場合、ここでの政令指定都市というふうな限定されるというのは、この言葉はいらんのではないかなと私なりに思うんですけど、いかがですやろ。 ○議長(山口 守)  井澤尚昭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(井澤尚昭)  政令指定都市でありましたら、やはりもともとの規定の、本来の税制改正後の8%というものがございます。それを、区域内に住所を有していた方に対する適用ということでございますので、そこで1月1日現在の住所地を明らかにして、その上で稲美町、まあ神戸市の方でも6%適用に、神戸市以外で見た住民税の税率の6%で適用するわけなんですけども、あくまで1月1日現在に住んでいたところを規定をさせていただいて、それに対して、そこではなしに政令指定都市以外の税率ではじいて判断しなさいという改正でございますので、条文的には必要であるということでございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、議案第38号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第38号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ………………………………………………………………………………………………   日程第3.議案第47号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第3号)  ……………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第3、議案第47号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  質疑の方法ですが、お手元に配付いたしております質疑の方法により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、お手元に配付いたしております質疑の方法により行うことに決しました。  まず第1条、歳入の第9款地方交付税から第20款町債までの歳入に対する質疑を一括して行います。  発言を許します。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  7ページの国庫支出金、そして県支出金社会資本整備総合交付金危険ブロック塀等撤去支援事業補助金ですけども、今回新しくブロック塀撤去について補助事業をつくるということであります。この事業の概要ですね、負担割合、あるいは補助の上限、そういうものをですね、概要説明をお願いしたいと思います。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  それでは、危険ブロック塀等撤去支援事業補助金の概要をご説明します。  まず、この補助割合でございます。国が3分の1ということで、今回10件予定をしております。上限が30万円ということですので、まず7ページの社会資本整備交付金100万円というのが、30万円掛ける3分の1で10万円掛ける10件ということになっております。  続きまして、土木費、県補助金ということで、これは県の補助金でございます。これは、事業費に対する6分の1、上限30万円ということで、30万円掛ける6分の1で、5万円掛ける10件で50万円でございます。これに町の補助金6分の1、5万円を足しまして、例えば30万円でしたら国10万円、県5万円、町5万円で、自己負担が10万円ということになります。  主な概要ということで、条件としましては道路に面した個人住宅の塀で、建築基準法の規定に適合しないもの、もしくは老朽化等により危険であると市町が認めたものに関して、申請されたものに補助するものでございます。
    ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  一般質問でも少し申し上げた経過がございますが、ブロック塀撤去に向けて、例えば鉄筋が中に入っているのかどうかということを探査することができます。これは、そんなに大きな額にはなりません。そういうことをですね、積極的にこうした撤去を進めていこうと思えば、そうしたところにも補助を出して積極的な取り組みが必要ではないかというふうに思っておりますが、そういうことは対象には入れないのかどうか、その点をお願いしたいと思いますが。  それと、撤去した後には放置する方もいらっしゃるでしょうけども、フェンスを設置をしたりですね、代わりのものを植樹をしたりですね、すると思うんですね。それも含めて全体的な、今の3分の2ですか、の補助ということで考えられないのかなと思うんですけども、そうしたことは今回の補助事業の中には含まれてはいないんでしょうか。その点をお尋ねしたいと思います。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  まず、鉄筋の探査ということに関してでございます。  鉄筋がどういうふうに入っているかというのは、建築基準法ということになります。今回補助ということで、個人の方が申請をされて、それを市町が見ます。今先ほど申しましたように建築基準法に適合しているかどうかということで、鉄筋がということにもなります。そういう観点から考えますと、調査に関しましては個人でやっていただきまして、鉄筋が入っていませんということで申請をされたら補助が出るというようなことになりますので、調査までは補助に入ってないというところでございます。  それから続きまして、撤去後のいろいろな再設に関する補助はないのかということでございます。こちらに関しましては、今回の補助の趣旨ということで、危険なものを排除する、撤去するということに関する補助でございます。  ということで、国県各市町も同じような考え方だと思うんですが、撤去に関することのみ補助ということで考えております。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  住宅の耐震診断建築基準法改正前のものについては無償で耐震診断をしますということはあるんですけども、同じようにですね、やはり耐震診断と同じような形でですね、やっていかないと、なかなか撤去というのは進んでいかないだろうというふうに思うんですね。わざわざ個人が負担して鉄筋が入っているか入っていないかということを調査はできないだろうと。それが公費として賄ってもらえるのであればですね、積極的に取り組みは進むんでしょうし、それがやはり通学路ブロック塀の撤去にもつながっていくだろうと思うんですね。  そういう観点からですね、国県の補助事業以上に町の単独の事業として、上乗せをして取り組むという姿勢といいますかね、考えはないのでしょうか。  一般質問でもなかなかいい返事はありませんでしたけども、教育委員会通学路ブロック塀の撤去についても、やはり積極的な取り組みが必要やと思うんですけども、そうした考え方はいかがでございましょうかね。一度、教育委員会にも、両方お尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  全国的な話になりますんですが、今回、危険ブロックを撤去するために補助を出していこうということで、こういうことを提案しております。現状のいろいろ検討するに当たりまして、撤去の補助に申請をされた方に対して、危険であるという判断がありましたら補助をしていくという立場に変わりはございません。ただ、周知に関しては努めてまいりたいと考えております。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  一般質問のときにもお答えをさせていただきましたけども、工作物の管理責任所有者にあることから、通学路に限らず危険なブロック塀所有者において点検や、必要に応じて撤去等の対策を講じていただくよう周知していくこととなると考えておりますという答弁をさせていただきました。  先ほど、地域整備部のほうで補助メニューを作りましたので、これを住民の方にたくさん知っていただいて、撤去する方向で進んでいくことを願っているところでございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  まず、7ページの普通交付税が2億円程度増になっております。そして、財政調整繰入金が2億9,000万円ほどが減になっております。これは、皆さん方の努力の結果だろうと思うんですが、主な要因を教えていただきたい。もし、その要因がプラスに働くんであれば、今後そういう交付税が増えたり、また財政調整基金の繰り入れが減になるような努力をする一つの材料になろうかと思うんで、その辺のところを教えていただきたいと思います。  それと、先ほどのブロックの件なんですが、まず1点目は、10件ということですが、10件以上になったときにはどうするのか。それと、個人申請なんですが、個人が財政的に能力があれば申請はしてくれるんですが、もしそのようなものが自分で出すのはいややというような方がおられたら、本当に危ないブロック塀でもそのままに放置される可能性があるわけですね。その辺のところについては、最低限ですね、通学路、それから幹線道路、その辺のところについては一度見回っていただきたい。私も通っていてね、本当に危険だなっていう、もう倒れかけてるというようなブロック塀も見当たるわけですね。そういう方が、果たして個人で申請してくれるかどうか、その辺のところもあろうかと思うんですよ。その辺についてはどうお考えなのかお伺いをいたします。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  それでは、私のほうから普通交付税財政調整基金についてお答えをいたします。  普通交付税につきましては、予算を積算するときに、ある程度こちらが予測できる、例えば幼稚園の幼児室でありますとか、65歳以上の人口でありますとかっていう、予測ができる数値については把握をして見込んでおりますが、国のほうから単位費用と申しまして、例えば幼稚園の分については、市町村はもうちょっとお金がいるのではないかというような単位費用という、幼稚園の園児数に単位のお金をかける、その数値がございます。その分が、こちらが予想しているよりも多い金額を充ててくれていた。幼稚園の部分と、65歳以上の人口については、当初見込んでいたよりも大きな単位費用というのを設定してくれていたというのが、歳出について、需要額についての数値。需要額が上がれば、それだけ普通交付税が多くなるという仕組みです。  また、基準財政収入額交付税といいますのは、基準財政需要額基準財政収入額の差を交付税で埋めるという財政の仕組みなんですけれども、収入額のほうも、当初法人税割のほうを地財計画、国が見込んでいる地方財政計画の数字を用いて計算をしておったんですけれども、当町におきましては、それほど全国的な見込みよりも少なかったということで、基準財政収入額が下がる要因にはたらいております。それと、固定資産償却資産のあたりも、見込んでいたよりも下がっておることになっております。ですから、基準財政需要額が上へ上がり、基準財政収入額が下がったということで、この需要額収入額の差が、交付税が多くなる要因にはたらいていたというのが、今、分析しておるところでございます。  それで、財政調整基金なんですけれども、財政調整基金につきましては、先ほどの普通交付税が約2億円ふえた、また繰り越しの額も前年度の繰越金が6億7,000万円以上ありますので、その分の半分は減債基金に積むんですけれども、その分の半分は財調のほうのプラス要因にはたらいております。この分につきましては、前年度繰越金が多く30年度にきておるということは、収入よりも支出のほうが少なかったということにはたらいておりますので、その分、少ない財源で業績効果を29年度は実施したというような形で考えております。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  まず、10件以上出た場合どうするかということになります。これから要綱を作りまして、周知をしまして、それから現場へ行きまして申請が上がってくるということになると思います。もしも10件以上出てくるということになりましたら、国県の財源とか町の財源とかもありますので、早急に協議をして、何らかの結果を、答えを出してまいりたいと考えています。  それから、個人がお金持ってなくて、申請ができないのではないかというご質問なんですが、こちらに関しましては、あくまで個人の所有物を個人がどうされるかというのが、まず第一義でございますので、そちらの申請を待っているということになろうかなと思います。ただ、周知に関しましては、繰り返しになりますが、こういう補助金ができましたということで、できるだけ皆さんにわかりやすいような周知に努めたいと考えております。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  まず1点目の普通交付税ですね、国の見立てが有利にはたらいたということのお答えでございます。それはそれとしてですね、今言われた繰越金が6億7,300万円ですね、これが出てきた要因として、僕はね、できたらどういう要因かっていうのを細かく調べて、それでプラスになるものについては、もっともっといい方向に行けるように検討していく、そういうことが必要ではないかな。そのことによって財政が有効に利用されて、住民の方に多くの分配ができるんではないかなというふうに思っておりますので、今後努力をいただいて、できる限りそういう方向でいっていただきたいなというふうに思っております。  それとですね、先ほどの個人の危険箇所ですね、この前の事故もまさかと思っている所がこけて、住民の方が亡くなられたんやね。学校と違うほうですね。だから、そういう所、本当に危ない所、車が通っててね、あると思うんですよね。そういう所はやっぱり指導せんとだめじゃないですか。もしこけてきて事故起きたら、こういうお金がありながらなぜできなかったのかなというようなお話になろうかと思うんですよ。だからやっぱり、行政もその辺はちゃんと見配った中で、本当に危ない所であれば、そこにお声掛けするなり何なりと考えていく必要があるんじゃないかと思うんですが、いかがですかね。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  そういうことに関しまして、ブロックがということで、まさかということで高槻でも起こったということでございますけれど、そういうことがあるということで周知が必要ではないかということで、できるだけそういうこと、ブロックが危ないんですよというような周知を進めまして、何とか個人の啓発というんですか、努めたいと考えております。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  財政調整基金についてお答えをいたします。  財政調整基金は、議員おっしゃるとおり、本当に効果的に使っていきたいというふうに考えております。  基金の積み立ての今後の見込みなんですけれども、歳入歳出、今後さまざまな要因がありまして、一概になかなか言えない部分がございます。最近は積立金は増加傾向にございますが、今後、高齢化の進行に伴う医療や介護などの社会保障費の増加、また学校をはじめとした、過去に建設された公共施設がこれから大量に更新の時期を迎え、多額の経費を要する事業なんかがございます。また、今回の補正におきましても、教育施設の空調設備の事業費を補正予算で提案をしたりしております。こういった歳出の要因。それとまた、歳入を見ますと、個人の住民税は長期的には納税の人口が減ってくることが予想されております。また、固定資産税は地価の低下傾向が続いております。法人の住民税は景気に左右される面がありまして、安定的な財源としては見込めない状況にございます。  こうした状況から、今後も継続して堅実な財政運営を行いまして、一定の財政調整基金を確保していこうというふうに方針として考えております。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  ありがとうございます。  危険ブロックですか、もし事故が発生したら、これがあったのにということが多分出てきて、行政責任を問われると思うんで、十分その辺は配慮して、今後の、そういう場所のないような形になるような啓発をしていただきたいとお願いをしておきたいと思います。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  ご意見を重々わかっておりますので、啓発に努めたいと考えております。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、続いて歳出の第1款議会費から第7款商工費までに対する質疑を一括して行います。  発言を許します。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  11ページの財政調整基金減債基金ですけども、先ほど質疑ございましたが、30年度の取り崩しを全部元に戻して、新たに減債基金財政調整基金、これだけ積めるという説明がございましたが、神戸新聞では35億というふうに書いてありました。現在、これの収支を行った財政調整基金がどれだけになるのか、減債基金がどれだけになるのかっていうことを、一度お尋ねをしておきたいと思います。  17ページの社会福祉施設費の福祉会館維持改修事業。ブロック塀の撤去でございますが、あそこの母里の福祉会館といいますのは、私が議会に出てから整備されたものであります。建築基準法は1981年に改正されて、鉄筋の幅や太さや、あるいは控え壁等が現実に建築基準法で規定をされました。1978年の宮城沖地震を教訓にした改正であります。  私が言いたいのは、設計の段階なのか工事の段階なのか知りませんけども、あれは目視で完全に手抜き工事です。設計が悪かったのか工事が悪かったのかわかりませんが、建築基準法改正以後に設置されたブロック塀です。現地を確認しました。新しいものです。先輩の皆さんが取り組んだ事業だというかもしれないけども、行政の継続性として、皆さんが責任を免れないことはないんです。そうしたことをですね、検証され、再発防止の何か取り組み等ですね、考えていらっしゃるのか、全くの完成検査の、ずさんな完成検査の結果によって、今回こういうことが明らかになっているんです。しっかりと反省をして、検証をしていただきたい。  以上です。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  それでは、補正後の財政調整基金の現在高でございますが、37億5,991万5,000円でございます。減債基金の補正後の現在高は、5億5,172万7,000円でございます。  工事後の検査の検証、また法令遵守のことでございますが、法令に則った建築物、また土木工事はもちろんそういうことがなされておらなければならないのは、もう重々わかっております。またその点、工事執行部署におきましては、しっかりと検査するように通知等注意を促してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  財調37億と、今は過去最高を超えたというふうに思っております。高砂が二十数億というふうに報道がされておりましたが、財政調整基金はどこまで積んでいくのか、もう少し、9月の補正にですね、景気対策なり考えて、新しい事業を起こしていくということも一つの手法であります。37億という多額な基金が積まれていくということで、私は、それが町の活性化には必ずしも比例はしていないというふうに思っております。考え方を一度お尋ねをしておきたいと思います。  先ほどのブロック塀の撤去の問題ですけども、設計にミスがあったのか、工事にミスがあったのか、これ、目視でわかるんです、完成検査は。それ見落としたんでしょう。全く反省の色がない。1981年の建築基準法の改正によって、控え壁と鉄筋の幅と太さと、細かく基準が決まったんですよ。なぜこんなことが起こるんですか。ここが崩落して住民がけがをして事故が起きたら、どうするんですか。100%行政の責任じゃありませんか。人ごとじゃないですよ。全くそうした自覚といいますか、反省といいますか、聞こえてこないんですね。検証をしなきゃだめでしょう。はい補正しました、はい終わりです、じゃだめです。  もう一度お答え願いたいと思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  財政調整基金につきましては、先ほど藤本議員のご質問の際にお答えしたとおりです。ただ、多額の財政調整基金の残高は、余剰財源として見られる恐れがあります。こういったことは、先ほど申し上げたとおり、公共施設の設備更新に係る経費が多額に待ち構えているというふうに考えておりますので、またそういった工夫は今後考えていきたいというふうに考えております。  工事の反省といいますか、検証ということでございますが、法令遵守はしなければならないのは本当に重々わかっております。そういった件は、工事担当課におきましてきっちりと確認をしていくように、今後注意を促してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  全く、答弁を聞いていると人ごとのようにしか聞こえてこないんですね。この間、かなり2カ月余りですか、時間あったんです。真剣にあなた方は反省して、こうしたことが起こらないようにしなきゃならないということを考えましたか。検討しましたか。検証しましたか。形だけの短い、例えば何十センチくらいの控え壁でもあれば、ちょっと格好つけてるなあと思うんですけど何もないんですよ、控え壁が。何もないんですよ。あり得ない。あり得ないことを見過ごしているんですよ、当時の担当は。その反省がない。なぜあの事故が起きたんですか、高槻の。あれをなぜ教訓にしないんですか。もっとしっかりと自らを検証してください。  行政の継続性がありますので、退職した職員の皆さんの仕事だというわけにはいかんのです。しっかりと検証をして、絶対にこういうことがないようにしてください。  もう一度聞いておきます。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  議員おっしゃるとおり、今回のことを教訓にしまして、今後きっちりと取り組んでいくように、工事担当課のほうには注意を促してまいります。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  積立金で、減債基金の残高は、今5億5,000万円と聞いておるんですが、借り入れの残高はどれぐらいあるんですかね。  要するに起債ですね、起債の金利が5%なんですよね。これ、借り入れの時によって多分変わってくるとは思うんですけど、できるだけ高い金利の分は、前倒しで返済ができないのか。僕、過去にもちょっとその辺をお尋ねしたことがあるんですが、今、金利、ほとんどゼロ時代のときに、預けておっても金利は付かないんですよね。起債で借りている金利は、その借りた時によっては7%とか5%、もっと高いんですか、いろいろあるとは思うんですが、今回に上がっているやつは5%か何かで、上がっていたと思うんですけど。 ○議長(山口 守)  藤本 惠議員に申し上げます。ちょっと違いますので、地方債の補正のときか、もしくは公債費のときにお願いします。 ○8番(藤本 惠)  いえいえ、これはちょっとここで、減債基金の中で聞きたいと。  それで、繰り上げ返済ができないのかどうかね、その辺のところについてお伺いをしておきたいと思います。  それとですね、商工費なんですが、54万4,000円、金額しれてるんですが、これ内容はひとつも書いてないんで、できたらちょっと説明をお願いしたいと思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  起債の残高でございますが、これ、ちょっと申し上げますのは、今手元にございますのは29年度末ということで、一般会計のほうでは92億4,684万5,000円ということでございます。借り入れの利率なんですけれども、今、この29年度に臨時財政対策債というのを発行して借り入れしました。それは平成30年の3月に借り入れて、3年据え置きの20年償還ということなんですけれども、借り入れの利率は0.04%でございます。地方債の表に書いてある分は、5%以内とかいうことになっていますので、実際に借り入れている利率は0.04%でございます。  預金の利率なんですけれども、これも29年の決算の財調の基金の預け入れしている率なんですけれども、高いものでは0.26%で預け入れしておりますので、かなり預け入れしたほうが得という形になってございます。  商工費のところは、人件費、職員給与費ということでございますが、人事異動に伴いまして人が変わったことによる手当関係の増額という形になってございます。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  どうもありがとうございました。  今、その借り入れの利息なんですが、高いやつでどれぐらいなんですか。一番高いのはどれぐらいですか。 ○議長(山口 守)  藤本 惠議員に申し上げます。この件は、今回の補正には関係ないので、決算委員会のとき等に、また改めて質疑をお願いします。  他にご発言はございませんか。  10番、池田博美議員。 ○10番(池田博美)  17ページお願いします。  民生費、児童福祉費、子ども・子育て支援事業計画策定委託料が282万円上がっております。これは委託料なんですが、27から31年までの5年間の中間年の見直しということでの策定委託料なんでしょうか。もう少し詳しくお願いいたします。  もう1点。その17ページの一番下、ごみ分別促進ソフト導入業務委託料。これは、ごみの出し方のソフトですが、もちろん稲美町のごみの収集形態に合わせたソフトをしていただいておるとは思うんですが、これは全部日本語なんでしょうか。英語もあるということなんでしょうか。 ○議長(山口 守)  遠藤孝明子育て支援担当部長。 ○子育て支援担当部長(遠藤孝明)  民生費のほうです。子ども・子育て支援事業計画策定委託料でございます。  この分につきましては、第2期の子ども・子育ての支援事業の策定事業を計画してございます。平成30年度につきましては、調査ということで、調査費用、ニーズ調査の調査費用を置かせていただきたい。次年度につきましては、また計画の策定業務という形で考えてございます。  以上です。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  今回補正させていだたいておりますごみ分別促進ソフトにつきましては、稲美町のごみカレンダーの内容をアプリということで、スマートフォン対応で入れさせていただく予定にしております。
     内容につきましては、分別検索でありましたり資源ごみの分別ガイド、あるいは収集日を表示していくと。また、それをお知らせする機能も入れることにしております。また町からの情報、インフォメーションですね、またごみ減量化をお願いしたいとか、そういった情報も流せるようにしております。  それと、外国語表示につきましては、とりあえず今年度、英語版を入れることを予定しております。  以上です。 ○議長(山口 守)  10番、池田博美議員。 ○10番(池田博美)  はい、ありがとうございます。  そしたら、子ども・子育ての支援事業の計画ですが、策定委託料で27年から31年度の5年間の策定を計画して、29年度に中間見直しをするということで、29年度中間見直しがこの3月に出されたと思うんですが、それとはまた別のことになるということなんですか。第2期の計画ということでニーズ調査をするということですが、結構重複の部分があるんじゃないかと思いますが、新たなニーズ調査をするということなんでしょうか。  それと、ごみの分別導入委託料ですが、導入委託料の5万4,000円とソフトの使用料7万2,000円。ソフトの使用料は毎年かかってくるということなんでしょうか。毎年、初期導入のときの費用と、毎年の費用と、それはどのようになりますか、お願いします。 ○議長(山口 守)  遠藤孝明子育て支援担当部長。 ○子育て支援担当部長(遠藤孝明)  こちらの分につきましては、子ども・子育ての支援法というのがございます。第61条第1項というところで、5年を1期とする市町村子ども・子育て支援事業計画を定めるものとするというところがございますので、こちらの分につきましては、平成32年度から5年間というところで考えてございます。  以上です。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  導入費用としましては、初期費用としまして5万4,000円必要になってまいります。使用料としましては月々1万800円ということで、今回半年分ということで6万4,800円ということで考えております。  それと、多言語対応ということで、1言語につきまして1カ月当たり1,080円ということになっています。次年度以降につきましてはソフト使用料だけということで、14万2,560円ということで予定しております。 ○議長(山口 守)  10番、池田博美議員。 ○10番(池田博美)  そしたら、子ども・子育ての分は27から31年度の5年間の計画いうことで、32年度からの分に委託ということなんですが、当初はこれは置いてなかったんですが、30年度の当初予算では、この金額は全くなかったんですが、新たに発生したということなんですか。今年度にするのは、32年度からの分を今、補正を組むということなんでしょうか。 ○議長(山口 守)  遠藤孝明子育て支援担当部長。 ○子育て支援担当部長(遠藤孝明)  この補正につきましては、ニーズ調査ということで置いてございます。本来ですと前年の31年度、次年度でございますが、そちらで予算を置かせていただくという形なんですけども、昨今のニーズがかなり変更しておりますので、早めに事業を始めたいというとこでございまして、31年度の委託料につきましては、4ページにございますが、債務負担行為という形で置かせていただいておりまして、2カ年にわたる事業計画ということで事業をさせていただきたいと。とりあえず30年度につきましてはニーズの調査で282万円という形で置かせていただいております。  以上です。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  4番、大山和明議員。 ○4番(大山和明)  先ほどの池田議員の質問と重なるんですが、17ページの一番下、4款衛生費のごみ分別促進ソフトの件なんですけど、今、事情はお聞かせいただきました。その中で、特に稲美町は分別がかなり進んでおるように聞いております。そして、なおかつここで、この補正でこのようなソフトを導入いう、急いだ感じを受けるんですが、その急いだ理由をお聞かせください。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  分別のほうは地元の方の協力をいただきながらできてはきておるんですけれども、やはり若年層の方ではなかなか難しいということで、お問い合わせ等もございます。そういった方にも分別をしていただく、そういうごみ減量化にご協力いただきたいということで、やはり最近ではスマートフォンが活用されておりますので、そういったところでも取り組んでいきたいということでさせていただいております。 ○議長(山口 守)  4番、大山和明議員。 ○4番(大山和明)  もう1点だけ確認させてください。  この度ソフトを入れて、また分別の指導をされるということなんですけど、新しく分別項目を増やす予定とか、この中に組み込む予定なんかはあるんでしょうか。  お聞かせください。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  新たに分別をということは、現時点では考えておりません。ただ、ごみカレンダーに書いてあります分別については全て網羅させていただいて、分別を徹底していただくと、そのようにしてまいりたいと考えております。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  すみません、3点伺います。  13ページの町長選挙費と町議会議員再選挙費の中の金額的なことではないんですが、委託料のポスター掲示場設置の関係ですが、このポスター設置していただくのにその設置場所は決まっておりますよね。そして、その設置の図示されている図面といいますかね、その部分がかなり古くはなっていないんでしょうかね。土地の設置する場所の関係の名称とか変わってたりするんじゃないかなと思うんですが、その点ちょっと1点確認させていただきたいと思います。  それが1点と、2点目はですね、17ページの4款の衛生費の中の1目保健衛生総務費の中の職員手当等、要は保健衛生事業に要する職員給与費のこの増、増の理由と、その次の19ページの6款農林水産業費の2目の農業総務費ですね、その中の農業行政に要する職員給与費の減、この減の理由をお願いいたします。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  選挙のポスター掲示場の件ですけれども、毎回ポスター掲示場に設置する場所の名簿等は、また確認はしておりますが、また所有者等につきましては、また設置のお願いとかも出しておるんで、どこか何か街頭で異なっておるというようなところがございましたら、また事務局のほうにご指摘いただきたいなと思っております。  それと、保健衛生総務費の増ですよね。4月の人事異動に伴いまして職員が1人配置がふえておりますので、その分の給与、手当、共済費等がふえております。  これも4月の人事異動に伴う異動なんですけれども、あくまでも人数は変わっておりません。あと手当関係の減が生じております。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  そしたら、先ほどのポスターの設置の場所の件ですが、毎年毎年見直しといいますか、毎年じゃなく毎回、必要な時には見直しをされていらっしゃるいうことですね。そして、その相手方にはそういう依頼というか、そういうのをお願いされているということで間違いないんですね。  そして、その次の人事異動に関する件ですが、4月の人事異動になりますが、その前に、もう当初予算でわかるべきことではないのかなと思うんですね。新たな年度に入って、人事異動があるというのはなぜかなあと思うところがあるんですが、その辺教えていただけますか。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  人事異動に伴う分につきましては、毎年9月に計上させていただいております。4月の人事異動になりますので、この当初予算を組むのはもう1月の終わり頃に予算の原稿として締め切っておりますので、その分、4月人事異動どう動くかっていうのは、まだその時点では予測はしてないわけでございます。  ポスター掲示場の件につきましては、選挙のある度に設置の場所を確認して、依頼等を行って確認はしておる状況でございます。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、続いて歳出の第8款土木費から給与費明細書までに対する質疑を一括して行います。  発言を許します。  5番、山田立美議員。 ○5番(山田立美)  21ページ、8款土木費、2目道路維持費、事業ナンバー2番、町道維持補修事業の補正額1,885万2,000円の増額補正ですけども、説明の折に国庫補助基準の変更に伴うものという説明を受けましたので、もう少し詳しくお願いしたいと思います。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  それでは、今回提案させていただいております町道修繕工事1,885万2,000円の概要についてご説明申し上げます。  こちらのほうは、舗装打替工事を増額でございます。舗装打替工事は、平成25年度から舗装打替工事に関して社会資本整備交付金というのを利用しまして、路面性状調査でひび割れ率40%以上に関する町道は全て対象ということで進めてまいりました。本年度4路線、延長743メートルを計画しておりましたが、今年の4月に県より補助金事業の要件変更の説明会がございました。これによりますと、補助要件を今までからもっと絞りまして、現況のアスファルトの舗装構成が二層以上ということで、交通量の多い道路に絞って補助対象を、もう絞りますというような説明がございまして、これに見合う今回の4路線の舗装工事に関しましては、町道百丁場五軒屋線のみということになってしまいました。  補助金がこちらにも今回も内示されておりますので、この補助金が1,309万7,000円内示されました。に関しまして、これを全て町道百丁場五軒屋線に入れるということになり、当初予算では延長100メートルのところを、今、設計上ですが、295メートルに延伸しまして、この分の増額ですね。今までのほかの事業の入札減等も考慮しておりますが、1,885万2,000円を増額させていただきたいというところでございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  23ページの公園整備工事。これも中央公園のトイレのブロック塀の撤去だということであります。中央公園というのは、私が議会に出てから整備をしたものであります。あれも1981年の建築基準法改正以後にですね、設置されたものであります。いったいどのような設計をし、完成検査を行ったのか、非常にずさんなことがやられてきたというふうに思っております。その点をですね、やはり経営政策部長ではなくて、担当のそれぞれの部署がですね、これは答弁すべき問題ではないのかなというふうに思うんですね。  それと、学校関係におきましては、カラーコーンを置いて、それなりに危険ですよということは表示されておるんですけども、それ以外の所は何もしておらんですよ。これが全く、これもわからないんですね。児童生徒、幼稚園児であれば危険だけども、成人だから危険じゃないんですか。これが全くわからない。放置されたままであります。住民は全くわかりません。気がつきません。今日崩れて、何かの事故があったらどうするんですか。全く緊張感がないんですよ。  一度、建築基準法の問題も含めてですね、お尋ねをしておきたいと思います。  25ページの中学校費、幼稚園費の空調設備であります。  その前に、天満東幼稚園につきましては、当初予算の範囲内で改修をしますと、ブロック塀の、いうことで今回補正は上がっていませんけども関連で、これも申し上げなきゃならないんですよ。あれも恐らく1981年の建築基準法が改正された以後に建設されたものではないかと思うんですが、その点を東幼稚園の建設の時期をですね、一度聞いておきたいと思います。  空調設備につきましては、ガス方式と電気方式があると。電気方式を採用すれば6億数千万円であったけれども、播磨町のようなガス方式を採用すれば9億数千万円の事業費になるだろうという見通しを持たれました。ガス方式と電気方式、どちらをとるのかということはですね、これからになるんでしょうけども、耐用年数はどうなのか、ランニングコスト、維持・管理、電気料金がどうなっていくのか、そういうことも総合的に判断をしてガス方式ということになったのかどうか。ガス方式か電気方式を今から考えていくのか。その点をですね、あわせてお尋ねをしておきたいと思います。  交付金は3分の1で起債が75%というのは、これは通常の、当たり前の、今までの国の交付金のあり方なんですね。実際は15%ぐらいという答弁ありましたけども、超過負担というのが以前から問題になってますけども、超過負担があるんですね。ただ、起債につきまして、75%が従来の形なんですけども、今回国が力を入れていますので、この起債の75%が例えば100%になるようなこととかですね、そういうようなことが今後考えられないのかどうかね、その点の見通し、国の動き等がありましたらお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  この23ページの公園施設整備工事の件でございます。  こちらのほうはですね、都市公園55公園のうち30公園で34施設、こういうブロックがございまして、一斉に点検しました。今回、稲美中央公園のトイレの南側の目隠しと、それと大池団地公園について補正を上げさせていただいているというところでございます。  これの、議員ご質問のそういう設計がどうであったかということでございます。担当部としまして、こういうブロック、その他、土木構造物に関しまして、設計、基準書、建築基準法等に沿って進めてまいっておるところですが、今回ちょっとこういう建築基準法に外れているというところで、直さなければならないということになりました。これからも、今もやっておりますけれど、重々そういうことは承知して工事を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  まず、東幼稚園ブロック塀の関係なんですけども、東幼稚園につきましては58年3月に完成をしております。58年4月から入園というようなことになっておりますので、新しい新基準になってからのブロック塀の建設であったと思われます。その点につきまして、完了検査等でチェックできていなかったことに関しましては非常に大変申し訳なく思っております。なかなかそこまで知識が、我々なかったんかなというふうに思っております。非常に申し訳ございませんでした。  続きまして、設計の関係です。空調の設計の関係ですけども、先ほど電気で6億数千万円というお話やったんですけども、実際のところは6億数千万円の金額をお示ししたのは、業者に概算をしていただいたときに6億数千万円やったと。実際に設計が入った播磨町の平米当たりの単価を稲美町の部屋数で置き換えて金額を算出し直しますと、9億数千万円になったということでございます。現実に近い数字であろうということで、数字を変更していったということでございます。  あと、ガスにするか電気にするかというところなんですけども、これについては設計委託の中で考えていきたいというふうに考えております。加古川なんかでしたら、ほとんどの市街化区域の中のところは都市ガスがきております。調整区域の小中学校もあるんですけども、稲美町の場合は都市ガスがきているのは天満小学校だけというようなことで、都市ガスを各小中学校に引いていくいうのは、かなりの金額がかかる。電気でやるとすると、電気がちょっとやっぱりランニングコストが高いのかなあというふうに思ったりして、あとはプロパン、LPガスですね。ガスバルクを設置して、そのガスでやっていくというのも、ずっと比較検討しながら最終的にどの動力を使って動かしていくかいうのは、設計の中で最も良いものを選んでいきたいと思っております。  交付金の関係につきましては、先ほど国の定める工事費の3分の1、イコール十数パーセント、14.何パーセントやったと思うんですけども、実際は工事費の14.何パーセントが国庫補助で入ってくるということになると思われます。  75%から100%の起債というのは、ちょっと私のほうではわかりませんので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  申し訳ございません。ちょっと起債については、まだそこまで手元に資料がございません。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  危険箇所の応急措置ということで、コーン等で仕切っていきたいと思っております。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  私が議会に出てから整備されて、かなり精力的に整備されて、公園も設置されたというものでありますので、それがあのように簡単に見逃されてしまうっていうのは、全くわからないですね。中に、ということは鉄筋が入っているかどうかも恐らく確認はされていないというふうに思わざるを得ないんですけども。通常ですね、設計に基づいて工事をするんだろうと思いますけども、完成検査をして引き渡しをするのに、皆さん方どこまで関わって、これでいいですね、了解ですというふうになるんでしょうか。一般論で結構ですから、例えば文化の森は以前からずっと雨漏りがしております。庁舎の、新しい庁舎もエレベーターのところが雨が降ると雨漏りをすると。果たしてですね、どこかで、工事で瑕疵はなかったのかということをね、過去に遡って考えざるを得ない状態ですね、こんなことが次々出てきますと。建築基準法さえも守られていないんです。そういう建築物なんですね。それがまかり通ってきたということは、やはりしっかりと反省をして検証をして、今後に活かしてもらいたいというふうに思うんです。  その点をですね、もう一度しっかり申し上げておきたいと思いますので、答弁をお願いしたいと思います。  天満東幼稚園も今回当初予算の中でブロック塀を撤去するということですけども、あれも結局建築基準法が改正された以後、控え壁を設置しなさい、鉄筋を入れなさいということが定められておるのに、そうしたことが全くされていないんですね。控え壁の跡さえもない。わずか部分的に、下のほうにちょこっと置いたりというところがたまにありますけども、あれも全部建築基準法からいきますと違反なんですね。そういう姿さえもない。あそこに鉄筋が入っているかどうかも恐らくわからない。そういうことは絶対にあってはならないし、繰り返してはならない。その点をですね、しっかりと肝に銘じて今後取り組んでいただきたいというふうに思います。  ガス方式だから9億ということじゃなかったんですね。そうしますと、恐らくガス方式ではないやり方でいくんだろうと思うんですけども、天満小学校以外はいかなきゃならないだろうと思うんですけども、ガス方式っていうのは夜中に氷柱を作って、昼間にそれを解かして使うというのがガス方式らしい、私も詳しく知りませんけども。先日、視察に行ったところではそういうことを聞きました。  ランニングコストがどういうふうになるのかなということは、やはりしっかりと見ていただいて、最初の工事はちょっと低いけれども、ランニングコストがすごくかかるなっていうことになれば、それも比較を十分してもらいたいというふうに思うんですね。しっかりといいものが早く設置できるように、取り組みを進めていただきたいと思います。  申し上げたのは、起債は、これ普通が3分の1の補助で、その工事費のうちの75%は、その残りの75%は起債でみましょうと。やっぱり普通の今までの国の方針であったわけでありまして、今回、国が積極的に進めていこうという姿勢を持っているわけですから、例えば起債を100%にすればもっと進むんじゃないかということで、そういう動きはないのかなというようなことをお尋ねをしたいわけですけども、なかったらなかったで結構でございます。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  それでは、工事の流れというか、検査の流れを一般的にちょっとお答えさせていただきます。  まず、工事の設計に関しましては、委託なり、それとか基準書に沿って職員が作成するなりで、設計をして発注するわけです。工事を発注して、それを受け取る側ですので、まずその設計図書に見合った構造物ができているかということになります。特に、後ほど見えない所ですね、特に鉄筋検査ということに関しましては、現地にコンクリートを打つ前にやっているというところでございます。その後、工事検査ということで、工事完了時に職員により写真と、あと数量ですね、に関しまして検査を行います。合格した時点で引き渡しということで、いただくということになっております。  ただ、一般的にはこういうことなんですが、今回のブロックのようなことが起こりましたので、もう一度肝に銘じて職務に精励したいと考えております。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  私のほうから、先ほど起債のご質問についてお答えをいたします。  エアコン推進についてということで、特に起債、分厚くするという話は特に聞いておりません。通常分の起債であれば、充当率75%の交付税30%算入というような形ですけども、この度、国の補正予算にもし乗って補助の対象となれば、補助事業の補正分の起債については、起債の充当率は100%、交付税算入が50%というのが通常のパターンでございます。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  電気で空調設備を設置しますと、試算ですけども、約1.6倍になってしまうということで、1,000万円の電気代やったら1,600万円もかかってしまうということ。それと、都市ガスを引き直すということになったら、その工事費、都市ガスを引く分の工事費が上乗せされるというようなこと、それとガスバルクにすると、そのバルクの大きさが学校の敷地の中で収まる場所を探していかなあかんというようなことで、いろんなことを踏まえまして、今回の設計委託料の中で、一番ベストなものを検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  この工事の完成検査につきましては、やはり、設計屋さんが本当は中心になるんでしょうけども、もう目に見えて見たものが、目視で、やるべきものをやっていないという工事なんですから、本当にこれはあり得ないことだと思っております。これはあり得ないことですね。目視で確認できないということは。言い換えれば、設計の中でもともとなかったのかなあというようなことも思わざるを得ないです。そうすると、設計の業者をですね、厳しく選定をして、今後いかなければならないのではないかということもですね、考えざるを得ないですね。  その点も含めて、やはり安全に関わる問題ですので、公共施設で何か事故があるというのは、絶対あってはならないことですから、しっかりと、何回も言いますけども、取り組んで、そしてカラーコーンも設置するということですけども、早く言えばよかったんですが、学校ではきっちりカラーコーンを設置して立ち入らないようにしてるのに、なぜこんな普通に、何もなかったように、電話で何回も確認しなきゃ場所がわからないような、こんなことではね、やはりまずいと思うんです。住民の皆さん、全く知らないんですから、ああいうことが、カラーコーンを置いていなければね。  今後のこともありますのでね、そういうことはしっかりと取り組んでもらいたいというふうに思いますので。
     先日、視察に行ったところで、もしかしたら国が積極的に取り組んでいるから、100%の起債になるんじゃないのかなあということを教えていただきましたので、そうなればいいですねという話をして帰ったものですからお尋ねしてみたんですけども、動きがないなら仕方ないですけども、動きがありましたらしっかり起債を活用してですね、工事を進めていただきたいというふうに思います。  以上で終わっておきます。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長本岡利章)  繰り返しになりますが、安全管理、それから設計に対する考え方、もう一度見直しまして進めてまいりたいと思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  有利な財源については、また情報を得ていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  3番、池田いつ子議員。 ○3番(池田いつ子)  25ページの教育費、空調設備等設計委託料についてお尋ねいたします。  この後ですね、来年の8月、夏休みに工事して9月から稼働という説明を受けておりますが、それを何とか6月までの工事完了を目指していただけないでしょうか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  昨日の答弁で何回もお答えしたとおり、今のスケジュールで、一応今のところ進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(山口 守)  3番、池田いつ子議員。 ○3番(池田いつ子)  先日12日の神戸新聞で、高砂市がエアコン設置の方針を明らかにしましたが、それによりますと6月までの工事完了を目指しているというふうに明記されておりましたので、やはり同じお金をかけて、7月の暑い時期に使えないというのは非常にもったいないと思いますので、何とか努力していただきたいと思います。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  学期の途中で工事をするということになりますと、子ども達、生徒達が教室におるということも考えながらの工事になります。もちろん夜に工事をすると、そこの下の教室が埃まみれになったりするということもありますし、それも考慮しながら、今のところは昨日お答えしたスケジュールでやってまいりたいというふうに思っております。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  11番、杉本充章議員。 ○11番(杉本充章)  25ページですね、10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費の中の事業ナンバー3の中の建築設備等定期検査報告委託料、これ小学校の分なんですけど、その下にまた中学校もあって、それから次のページにも文化の森、同じ項目があるんですけど、この建築設備等定期検査報告委託料、防火設備の検査ということで聞いております。これ、防火設備の検査というのは、防火設備というのはどういうものか、ちょっと教えてもらえますか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  建築基準法12条で定められています定期報告制度というのは、基本的には今までは特定建築物が3年に一度やっておったと。それと、エレベーターなんかの建築設備の毎年報告する分、これだけやったんですけども、実は25年10月に発生した福岡の火災事故を受けまして、その定期検査だけではちょっと防げなかった火事がありまして、法改正が2016年6月にありました。その6月の改正で、防火設備の検査を今後毎年やっていきなさいよということになりました。ところが、2016年6月に改正があったんですけども、その改正のときに30年か31年かどちらかの年度に、各県ごとに判断していただいて、その点検をしなさいよということになって、当初予算を組むときに、この検査が30年度にあるということであれば当初に置いておったんですけども、ある日突然、この検査をしなさいというような通知がきまして、えっ、これ何やのというようなことで、今回補正をしたということでございます。  流れはそういうところなんですけども、実際はどんな防火設備の検査をするかというと、防火扉であったり防火シャッターであったり、耐火クロススクリーンであったり、ドレンチャーという、要するに火事が起きた時に、防火シャッターなんかは閉鎖、シャッターで閉鎖しなければならない、それがうまく作動するかどうか、そういうチェックをしなさい。ある一定の建物、あるいは大きさのものの建築物だけに課せられる。小中学校については、それに該当してくるという。文化の森も同じ理屈で、今回、急に報告義務が出てきて補正をさせていただいているということでございます。  以上です。 ○議長(山口 守)  11番、杉本充章議員。 ○11番(杉本充章)  国のほうからの指示ということらしいんですけども、国のほうからの指示であれば、財源というのは国の補助はないんですか。これ見ますと一般財源になっているんですけども、国とか県からの補助というのは全くなしということでしょうか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  特定建築物の3年に一度の検査もそうなんですけども、それぞれの設置している市町村の負担と。国の補助はございません。 ○議長(山口 守)  11番、杉本充章議員。 ○11番(杉本充章)  点検で報告されるんですけども、どういいますか、これ最悪の場合に修理が必要とか、または取り替えが必要とか、そういうものも出てくる可能性があるのかなあと思うんですけども、そういう可能性はありそうですか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  可能性はないことはないと思います。チェックをすることによって、うまく作動しなければ、それを作動するようにしなければならないということになりますので、修繕をすることもあるかもわかりません。 ○議長(山口 守)  杉本充章議員の発言はすでに3回に及びましたが、稲美町議会会議規則第55条但し書きの規定により、特に発言を許します。  11番、杉本充章議員。 ○11番(杉本充章)  はい、すみません。  その修繕とかいうのが発生した場合ですね、やはり予期せぬ補正も必要なのかなと思うんですけども、そういう時は早急に補正を組んで修理に対応するという考えですか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  学校の関係でそういう状態で放っておくわけにいきませんので、早急に対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  27ページの償還金について、これの大きな理由をちょっと教えていただきたいんです。償還金利子及び割引料で1,747万8,000円と、国県支出金返納金が460万8,000円、これの内訳ちょっと教えていただけますか。 ○議長(山口 守)  井澤尚昭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(井澤尚昭)  それでは、償還金ということでございます。  償還金につきましは、やはり年度内に補助金の確定が難しい状況にございますので、前年度の補助金の確定がした時点でいつも9月に補正をお願いしている部分でございます。  主なものでまとめてご報告をさせていただきます。主なものとしましては、地域福祉課が所管する障害者に関する自立支援給付費が約1,354万円、それから障害者の更生医療分が約270万円。それから、合わせて子ども課が所管する分もございますが、一時預かり、子ども交付金の分が約377万円。その部分が、一番大きな部分を占めているということでございます。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  ということは、利用者が少なかったということですか。 ○議長(山口 守)  井澤尚昭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(井澤尚昭)  やはり、特に一番大きいのが自立支援に関する部分。元の予算も大きいですし、そこは返還金の一番大きな部分かなと考えております。ただ、私どもやはり予算を置く時には、不足しますと執行できにくい状況もございます。全体的な伸びの状況、それからやはりどうしても安全がというものを配慮する部分がございますので、そういう部分が影響したことで、それに合わせた交付申請を行っておった。それが実質確定をしたことによって、若干お金を国のほうからいただいていた分なりを返していくという形になったということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  啓発とかそういうことが十分に行き渡ってなくって、利用者ができなかったというような原因というのはないのですね。 ○議長(山口 守)  井澤尚昭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(井澤尚昭)  対象者の方には全て給付をさせていただいておりますので、私どもとしてはそういう形で、本来対象とすべき人にそれがなかった、そういうことではなかったということでは確認しております。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  25ページの空調設備等設計委託料なんですけども、先ほどの池田いつ子議員の質問にも重なるんですけれども、これだけエアコンがですね、全国規模の話になってきますと、部長がおっしゃってた9月でも実は間に合わないという状況になってこないかと危惧するんですけども、その辺のご見解、いかがでしょうか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  通常の大規模改造工事につきましても入札は5月にして6月議会に契約議決いうような形で、夏休みの工事のスケジュールになってまいります。ただ、おっしゃいますように、日本全国空調の設備の工事が入っていきますので、入札に参加してくれる業者がたくさんあるかなというのは心配しているところです。業者が決まれば、空調の器具が揃っている限り、できるだけ夏休み中に仕上げてもらうように業者にもお願いしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(山口 守)  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  聞くところによりますと、1教室当たり300万円はかかるとかいうふうな話も聞いたことがあるんですけれども、こういったエアコンの方式でないと考えられないんでしょうか。例えば、一般の家庭のエアコンとかでしたら、もっと安い値段で売っているわけなんですけれども、もうこういう方向で決まっているということなんでしょうか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  あれだけの大きさの教室を一般の家庭のエアコンで空調設備を導入するというのは、無理がございます。やっぱり大きい教室には大きい空調設備が必要になってまいりますし、その動力も必要になってくるということでございます。 ○議長(山口 守)  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  昨日のご答弁でもいろいろありましたけれども、念のため確認しておきたいんですが、この設計というのはあくまでも普通教室のみだけですか。理科室であるとか音楽室であるとか、そういった教室は関係していないんでしょうか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  今の9億円の中には、普通教室プラス特別教室棟の、例えば美術室であったり理科室であったり家庭科室も含んだ状態で設計を入れております。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、続いて第2条債務負担行為の補正に対する質疑に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、続いて第3条地方債の補正に対する質疑に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第47号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第47号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  しばらく休憩いたします。               休 憩 午前11時02分              ……………………………………               再 開 午前11時15分 ○議長(山口 守)  休憩前に引き続き、会議を始めます。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第4.議案第48号 平成30年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算               (第1号)  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第4、議案第48号 平成30年度稲美町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  1点だけちょっとお伺いしたいんですが、歳出の41ページ。これ、職員の給与が385万3,000円増になっているんですが、人員のほうは変わってないと思うんですね、人数はね。手当だけがそれだけになっているとは思うんですが、職員の級も見てみたら、そう大きく変わってないんじゃないかと思うんですけど、主なところはどんなところ。残業ですか、とか手当ですか。
    ○議長(山口 守)  井澤尚昭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(井澤尚昭)  大きなところで給与ということが130万円ほどございます。やはり年齢構成、人数が同じでもやっぱり年齢構成的なもので当然給与単価等も違いますので、その分が大きな額の影響ということでございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、議案第48号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第48号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第5.議案第49号 平成30年度稲美町後期高齢者医療特別会計補正予算               (第1号)  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第5、議案第49号 平成30年度稲美町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第49号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  14番、大路 恒議員。 ○14番(大路 恒)  本議案に反対の立場から、討論を行います。  本会計制度は年齢によって区分し、世界にも例を見ない悪法の一つです。県連合会への納付金を見ても、対象者が増加しているにせよ、金額が上昇しているのは間違いのない事実です。また、滞納すれば容赦なく保険証を取り上げ、生きる望みを絶ち切る制度です。速やかにこの制度を廃止し、高齢者を前期とか後期とかに分けるのでなく、全体で構築する会計制度を確立すべきものです。  以上の理由により、本議案に反対します。 ○議長(山口 守)  次に、賛成討論の発言を許します。  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  議案第49号 平成30年度稲美町後期高齢者医療特別会計補正予算に対して、賛成の立場で討論をいたします。  後期高齢者医療制度は、75歳以上の方を対象とし、現世代と高齢者との負担を明確にし、国県市町村が公費を重点的に充てることにより、国民全体で支える仕組みになっております。この補正は、平成29年度分の額の確定により運営主体の兵庫県後期高齢者医療広域連合へ納付しようとするものであり、制度運営の規定に基づき計上されてありますので、賛成といたします。 ○議長(山口 守)  次に、反対討論の発言を許します。  次に、賛成討論の発言を許します。  5番、山田立美議員。 ○5番(山田立美)  後期高齢者医療制度は、国民の共同連帯の理念に基づき、都道府県ごとに後期高齢者医療広域連合が保険者となって、高齢期における適切な医療の確保を図るために医療費の適正化を推進するとともに、若者との世代間公平性や高齢者間の世代内公平性が図れるようにし、住民保健の向上と高齢者福祉の増進を図ることを目的とした制度であり、この度はその趣旨に沿った補正であるから賛成といたします。 ○議長(山口 守)  次に、反対討論の発言を許します。  次に、賛成討論の発言を許します。  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第49号を起立により採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。              (賛 成 者 起 立) ○議長(山口 守)  起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第6.議案第50号 平成30年度稲美町介護保険特別会計補正予算(第1               号)  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第6、議案第50号 平成30年度稲美町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第50号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第50号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第7.議案第51号 平成30年度稲美町下水道事業特別会計補正予算(第               1号)  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第7、議案第51号 平成30年度稲美町下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第51号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第51号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第8.議案第52号 平成30年度稲美町水道事業会計補正予算(第1号)  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第8、議案第52号 平成30年度稲美町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案は、本会議第1日目において当局の提案理由の説明まで済んでおりますので、本日は質疑から行います。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第52号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。
     ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第52号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ………………………………………………………………………………………………    日程第9.議案第53号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第4号)   ……………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第9、議案第53号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  これより、議案第53号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました議案第53号の提案理由の説明を申し上げます。  議案第53号の平成30年度稲美町一般会計補正予算(第4号)でございます。本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ607万5,000円を増額いたしまして、補正後の総額を105億7,180万3,000円にしようとするものでございます。  この案件につきまして、担当の部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  次に、補足説明を求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  それでは、私のほうから議案第53号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第4号)の補足説明を申し上げます。  1ページをお願いいたします。  第1条で歳入歳出予算の総額を規定し、第2条で地方債の補正を行っているところでございます。  それでは、4ページをお願いいたします。  第2表 地方債の補正でございます。追加としまして、8項災害復旧事業、公立学校施設災害復旧事業、200万円を追加しております。これは、台風20号被害による加古幼稚園の屋根、フェンスの復旧事業、および台風20号、21号被害による稲美中学校フェンスの復旧事業に係る起債でございます。  6ページ、7ページをお願いいたします。  歳入から説明を申し上げます。  13款国庫支出金、1項国庫負担金、2目教育費国庫負担金、細節1、公立学校施設災害復旧事業負担金、407万5,000円。こちらは科目新設でございまして、先ほど地方債の補正でも申し上げました台風の被害にあった加古幼稚園の屋根、フェンスの復旧事業、および稲美中学校フェンスの復旧事業に係る国庫負担金でございます。  20款町債、1項町債、7目災害復旧費、200万円。こちらも科目新設でございまして、先ほど申し上げました台風の被害にあった加古幼稚園の屋根、フェンスの復旧事業、および稲美中学校フェンスの復旧事業に係る起債でございます。  8ページ、9ページをお願いいたします。  続きまして、歳出の説明に移らせていただきます。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号10、財政調整基金積立事業、24万円の減額でございます。これは、歳入歳出補正額の調整による財政調整基金積立額の減でございます。  10款教育費、5項社会教育費、7目万葉の森費、事業番号1、万葉の森管理運営事業、20万2,000円の増額でございます。こちらも台風20号被害による万葉の森内の憩いの館入口の門扉を修繕するものでございます。  11款災害復旧費、3項文教施設災害復旧費、1目公立学校施設災害復旧費、事業番号1、公立学校施設災害復旧事業、611万3,000円の増額でございます。これは、先ほど歳入でも申し上げました台風の被害にあった加古幼稚園の屋根、フェンスの復旧工事、約110万円、および稲美中学校フェンスの復旧工事、約500万円に係る工事費の増でございます。  以上で、平成30年度稲美町一般会計補正予算(第4号)の補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  これより、議案第53号に対する質疑を行います。  質疑の方法ですが、お手元に配付いたしております質疑の方法により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、お手元に配付いたしております質疑の方法により行うことに決しました。  まず、第1条、歳入の第13款国庫支出金から第20款町債に対する質疑を行います。  発言を許します。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  今回、台風20号、21号の被害による補正ということであります。ちょっと関連になりますけども、台風20号が特に、町内、被害が大きかったんではないのかということは、いろいろ各所から聞いておるんですけども、台風20号、21号による町内被害、どの程度のことを把握されているのかですね、この際関連でお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  それでは、私のほうから台風20号並びに台風21号の被害状況について、把握しているものについてお答えをさせていただきます。  まず、台風20号です。人的被害についてはございませんでした。物的被害につきまして、床上・床下浸水についてもございませんでした。全壊・半壊につきましてもございませんでした。一部損傷につきまして、町に届け出があったものが1件ございました。  次に、公共施設の被害ですけれども、先ほども申し上げましたが、加古幼稚園で屋根の一部損傷、フェンスの倒壊、母里幼稚園では玄関ひさし破損、天満幼稚園ではうさぎ小屋が強風により移動しております。天満東幼稚園ではテレビアンテナ損傷、稲美中学校ではフェンスの倒壊、木工室のガラス破損、そして万葉の森が門扉破損とフェンス破損となっております。  また、農業施設で申し上げますと、パイプハウス、いわゆるビニールハウスですけれども、全壊が3棟、被害面積として900平米、被害額は、県の試算で1,800万円となっております。一部損壊につきましては3棟、被害面積は900平米、被害額は180万円となっております。ビニール破損につきましては40棟、被害面積が1万2,000平米、被害額は2,400万円と試算されております。  次に、農業施設の中でガラスハウス、鉄骨ハウスと言われるものですけれども、一部破損が3棟、被害面積としまして1,800平米、被害額は360万円でございます。  次に、畜産施設では一部破損が3棟ございました。被害面積としまして1,245平米、被害額としまして24万9,000円。  これらを合わせまして、農業施設につきましては52棟、被害面積としましては1万6,845平米、被害総額につきましては4,734万9,000円という試算が出ております。  次に、ライフラインの影響につきましては、台風20号では停電が一部発生しております。六分一地区で60戸ということで、関西電力のほうから報告をいただいております。  その他の被害につきましては、倒木が町内で各所ございまして、把握しているもので19本の倒木がありました。主なものを申し上げますと、文化の森、万葉の森、中央公園、さくらの森公園、加古大池、稲美中学校で発生しております。  また、その他の施設としまして、公園管理事務所前の藤棚の倒壊、カーブミラーの破損が1件ございました。  以上が、台風20号の被害状況でございます。  また、9月に発生しました台風21号の被害につきましては、人的被害はございませんでした。物的被害につきましても町のほうには申請等はございませんでした。  公共施設の被害につきましては、先ほど申しました稲美中学校のフェンス破損が拡大をしております。  また、ライフラインへの影響や農業施設の被害等は、この件につきましてはございませんでした。  あと、その他の被害としまして倒木が3件、加古大池、それと街路樹、カーブミラーの破損としましては2件発生しております。  以上が台風20号、21号の被害状況となります。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  近年の中では大きな被害ではないのかという方が、農業関係の方が言われていますけども、そちらで把握されている被害としては、近年一番大きなということになるのか、近年というのは10年ぐらいでもいいですけども、把握されている被害の規模としてはどのぐらいになるのかなということを、一度お尋ねしておきたいと思います。  農業施設は、基本的には農業共済のほうで、これは共済として保証はされていくのか、されないものがあるのか、一度お尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  農業施設に関しましては、ここ10年では最大級の被害になろうかと思います。  災害復旧等の話なんですけれども、現在、県のほうで復旧に向けた支援事業の創設というのを検討されております。それにつきましては町の随伴補助というのも必要というような要件が、これから決まってこようかと思います。あとまた、農業共済のほうでも損害評価につきまして行っていく予定ですので、それらの制度を活用して対応をしていきたい、そのように思っております。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  最後になりますけども、ホームページを見ますと被災証明書の発行と書いておるんですけども、罹災証明書が正確じゃないかと思うんですけども。罹災証明書の間違いではないでしょうかね。被災証明書という認識を持たれておるのか、一度見解を聞いておきたいと思います。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  罹災証明という形ですので、ちょっと確認してまいりたいと思います。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、続いて歳出の第2款総務費から第11款災害復旧費に対する質疑を行います。  発言を許します。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  9ページの万葉の森の修繕ですけども、門扉を確認しましたけど、壊れているように見えなかったんですけども。外観上は壊れているようには見えませんでしたけども、少しお尋ねをしておきたいと思います。  学校の関係で補正がいろいろされておりますけども、稲美中学校の大きな木が倒れて、あれは当初予算で何とかやりますということですけども、あれだけ大きく木をですね、今後していくというのがいいのかどうか。腐ってくるといいますか、古くなってきたら倒れる危険もありますしね、今後あのような木を残していくのか、どの程度まで大きくするのかということは、考えなければ、また大きな事故につながってくる可能性もあるんですけども、ただ単に風で倒れたのか腐っておったのか、今後どのようにするのか、その点をですね、お尋ねしておきたいと思います。 ○議長(山口 守)  山本勝也生涯学習担当部長。 ○生涯学習担当部長(山本勝也)  万葉の森の門の関係でございますが、この台風20号の影響のため、今回修繕の必要があるということで、2枚門がございまして、高さは1メートル60センチ、それから幅は1枚当たり1メートル20センチ、その1メートル60センチ、1メートル20センチの扉が2枚ありまして、それを接合する鍵の部分が風圧、台風の風圧により破損をしたと。あわせて、その門の1枚分を取り替える、かなりひずんでおりまして、取り替える必要があると、見積もりを取りまして、今回補正予算に計上させていただいたものでございます。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  学校の敷地内に植えられております植樹ですけども、稲美中学もかなり、できてから年数がたって大きくなっております。それ以外にも小学校に植わっている木で非常に大きいものについては伐採をしたり剪定をしたりしながら維持をしているわけなんですけども、あまりにも大きくなったら危険が伴うということも、議員おっしゃいますようにあり得ますので、今後はそれを含めながら、剪定をするのか伐採をしていくのかいうのは計画を立ててまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  今回、大きな、かなり大きな木が倒れたわけですけども、あれは結局古くなったというのか腐っておったというのか、ただ単に、根が張っておったのに倒れたのか、その辺はどのように判断をされておるんでしょうか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  我々思っておりますのは、強風によるというふうに理解しております。腐っておって倒れたんではないというふうに認識しております。風の向きであったり強さであったり、そこらに植わっている本数であったり、いろいろな要因がありまして、たまたまそこの稲美中学のそこの1本が倒れてしまったということになっておると思っております。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  今後管理する上でですね、危険のないようにですね、しっかりと対策をとっていただきたいと思います。  1つだけ忘れておりましたが、バス停の上屋が強風で斜めに傾いて、すぐに撤去されてましたけども、あれは先ほどの被害の中には入っておったんですかね。その点をちょっと、最後にお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長藤田浩之)  先ほどの報告にはありませんでしたけれども、バス停の上屋、土橋のバス停の上屋が傾いておりまして、バス会社のほうが危険防止のために撤去したというお話は聞いております。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  16番、長谷川和重議員。 ○16番(長谷川和重)  同じ、ちょっと質問になるかと思うんですけども、9ページの万葉の森の門扉の関係の修繕のほかにですね、私も行ったんですけども、園路が非常に水によって流されてしまっているというような状況で、従来の園路の、あそこは来客が非常に多く、足元が非常に安全でなかったらちょっと問題かなというふうに思うんですけども、その辺の水に流された園路の確認などはされましたか。 ○議長(山口 守)  山本勝也生涯学習担当部長。 ○生涯学習担当部長(山本勝也)  万葉の森内の園路につきましては、担当者のほうで現場を確認しておりまして、今後、6月補正でいただいた交付金の関係で園路の整備を行いたいと思いますので、その園路整備請負業者と打ち合わせをしながら、園路、危険のないように保全していきたいと考えております。 ○議長(山口 守)  16番、長谷川和重議員。 ○16番(長谷川和重)  あの万葉の森の中の景色の中で、園路のあり方というのは非常に重要やないかと思うんですね。安くあがらないとは非常に思うんですけども、その辺のところ、十分6月補正の中でいけるかどうか、よく検討していただいて作業を進めていただきたいと思います。 ○議長(山口 守)  山本勝也生涯学習担当部長
    ○生涯学習担当部長(山本勝也)  万葉の森内の園路につきましては、こちらのほうでしっかり管理、必要に応じて修繕等を考えていきたいと考えております。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  災害復旧費の中の、先ほども説明がありました加古幼稚園の件に関しまして、着工、完了、どのような予定にその後なっておりますでしょうか。  お願いします。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  この補正が通りましたら、さっそく工事に入っていくように予定を立てているところでございます。  すぐとりかかるということですので、10月ぐらいまでには完成するんじゃないかなというふうに思っております。 ○議長(山口 守)  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  わかりました。今もビニールシートでね、覆っていただいてしておりますので、またこういう温暖化で雨量もね、またこれからも多くなり、発生してくるんじゃないかと危惧するところでありますので、迅速な対応はしていただいておりますが、工事のほうも早急に取りかかっていただき、早期の完了、完成をお願いいたしておきます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、続いて、第2条地方債の補正に対する質疑を行います。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  私、先ほど罹災証明ということでお話させていただきました。今回、発行1件ございましたのは、罹災証明という形で発行させていただきました。これは、災害対策基本法に定めるものでございます。その住宅の被害規模に応じて罹災証明を発行するということでさせていただいております。  被災証明につきましてもございます。被害が小さい場合や家屋以外の納屋等にも発行するということで、被災証明等もございます。今回は罹災証明ということで、1件発行させていただいております。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長松田典浩)  先ほど、私、10月ごろまでと言いましたけど、屋根の分は板を加工せなあきませんので、その分ちょっと手間取りまして11月末までかかるということでございます。  すみません。 ○議長(山口 守)  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第53号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第53号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は終わりました。  お諮りいたします。  明15日から26日までの12日間は休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、明15日から26日までの12日間は休会とすることに決しました。  次の本会議は、9月27日午前9時30分から再開いたします。  本日は、これにて散会いたします。  お疲れさまでした。              散 会 午前11時49分...