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平成30年第250回定例会(第1号 6月 8日)

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  1. 稲美町議会 2018-06-08
    平成30年第250回定例会(第1号 6月 8日)


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    最終取得日: 2021-08-01
    平成30年第250回定例会(第1号 6月 8日)               第250回稲美町議会定例会会議録                                平成30年6月8日開設 1.議 事 日 程  第 1.再選挙当選議員の議席の指定について  第 2.会議録署名議員の指名  第 3.会期の決定  第 4.諸報告  第 5.議員派遣について  第 6.(平成29年度)      報告第  4号 専決処分したものに承認を求めることについて       専決第 2号 専決処分書(稲美町税条例の一部を改正する条例について)      報告第  5号 専決処分したものに承認を求めることについて       専決第 3号 専決処分書(稲美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例に              ついて)  第 7.(平成30年度)      報告第  1号 平成29年度稲美町一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告に              ついて  第 8.報告第  2号 平成29年度稲美町水道事業会計予算繰越計算書の報告について
     第 9.報告第  3号 専決処分したものに承認を求めることについて       専決第 1号 専決処分書固定資産評価員の専任ついて)  第10.議案第 19号 監査委員の選任につき同意を求めることについて  第11.議案第 20号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて  第12.議案第 21号 稲美町税条例等の一部を改正する条例の制定について      議案第 22号 稲美町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第 23号 稲美町指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定              める条例の一部を改正する条例の制定について      議案第 24号 稲美町企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について      議案第 25号 兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部を変更する規約について  第13.議案第 26号 稲美町立稲美北中学校規模改造工事(Ⅳ期)請負契約の締結に              ついて  第14.議案第 27号 稲美町立母里小学校規模改造工事(Ⅱ期)請負契約の締結につ              いて  第15.議案第 28号 小型動力ポンプ積載車(西和田部)購入契約の締結について  第16.議案第 29号 小型動力ポンプ軽四積載車(大沢部、八軒屋部)購入契約の締結              について  第17.議案第 30号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第1号)  第18.選挙第  1号 兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について 1.会議に付した事件  第 1.再選挙当選議員の議席の指定について  第 2.会議録署名議員の指名  第 3.会期の決定  第 4.諸報告  第 5.議員派遣について  第 6.(平成29年度)      報告第  4号 専決処分したものに承認を求めることについて       専決第 2号 専決処分書(稲美町税条例の一部を改正する条例について)      報告第  5号 専決処分したものに承認を求めることについて       専決第 3号 専決処分書(稲美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例に              ついて)  第 7.(平成30年度)      報告第  1号 平成29年度稲美町一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告に              ついて  第 8.報告第  2号 平成29年度稲美町水道事業会計予算繰越計算書の報告について  第 9.報告第  3号 専決処分したものに承認を求めることについて       専決第 1号 専決処分書固定資産評価員の専任ついて)  第10.議案第 19号 監査委員の選任につき同意を求めることについて  第11.議案第 20号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて  第12.議案第 21号 稲美町税条例等の一部を改正する条例の制定について      議案第 22号 稲美町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第 23号 稲美町指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定              める条例の一部を改正する条例の制定について      議案第 24号 稲美町企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について      議案第 25号 兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部を変更する規約について  第13.議案第 26号 稲美町立稲美北中学校規模改造工事(Ⅳ期)請負契約の締結に              ついて  第14.議案第 27号 稲美町立母里小学校規模改造工事(Ⅱ期)請負契約の締結につ              いて  第15.議案第 28号 小型動力ポンプ積載車(西和田部)購入契約の締結について  第16.議案第 29号 小型動力ポンプ軽四積載車(大沢部、八軒屋部)購入契約の締結              について  第17.議案第 30号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第1号)  第18.選挙第  1号 兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について 1.会議に出席した議員(16名)     1番 赤 松 愛一郎        2番 辻 元 誠 志     3番 池 田 いつ子        4番 大 山 和 明     5番 山 田 立 美        6番 関 灘 真 澄     7番 山 口   守        8番 藤 本   惠     9番 藤 本   操       10番 池 田 博 美    11番 杉 本 充 章       12番 河 田 公利助    13番 吉 田   剛       14番 大 路   恒    15番 木 村 圭 二       16番 長谷川 和 重 1.会議に欠席した議員(なし) 1.会議に出席した説明員(12名)    町長               古 谷   博    副町長              大 竹   正    経営政策部長           藤 田 浩 之    健康福祉部長           井 澤 尚 昭    健康福祉部子育て支援担当部長   遠 藤 孝 明    経済環境部長           増 田 秀 樹    地域整備部長           本 岡 利 章    会計管理者            山 本 平 八    企画課長             田 口 史 洋    教育長              松 尾 哲 子    教育政策部長           松 田 典 浩    教育政策部生涯学習担当部長    山 本 勝 也 1.会議に出席した事務局職員(2名)    事務局長             本 岡 秀 己    事務局次長            林   秀 樹               開 会 午前 9時30分              ……………………………………                開 会 あ い さ つ ○議長(山口 守)  おはようございます。  第250回稲美町定例会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  麦の収穫が終わり、田植えの季節を迎えておりますが、議員の皆さんにはご健勝にてご出席をいただき、厚くお礼を申し上げます。  さて、今期定例会は専決処分、人事案件、条例の改正、工事請負契約の締結、平成30年度補正予算等、多数の重要案件を審議するものであります。議員各位には慎重審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願いいたしまして、開会のごあいさつといたします。  ただいまの出席議員は16人で、議員定足数に達しております。  よって、第250回稲美町定例会は成立いたしましたので、開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  ここで、5月13日執行の稲美町議会議員再選挙において当選されました藤本 惠議員がおられますので、ご紹介いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。  直ちに日程に入ります。
            ………………………………………………………………          日程第1.再選挙当選議員の議席の指定について         ……………………………………………………………… ○議長(山口 守)  日程第1は、再選挙当選議員の議席の指定についてであります。  稲美町議会会議規則第4条第2項の規定により、藤本 惠議員の議席を8番に指定いたします。            ……………………………………………             日程第2.会議録署名議員の指名            …………………………………………… ○議長(山口 守)  日程第2は、会議録署名議員の指名であります。  会議録署名議員は、稲美町議会会議規則第127条の規定により、議長から指名いたします。  5番、山田立美議員、6番、関灘真澄議員、以上2議員にお願いいたします。               ………………………………                日程第3.会期の決定               ……………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第3、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から6月25日までの18日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、今期定例会は、本日から6月25日までの18日間とすることに決しました。                …………………………                 日程第4.諸報告                ………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第4、諸報告であります。  地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております。  次に、議会広報編集特別委員会が閉会中に開催されました。その調査の概要報告書を配付いたしております。  次に、東播教職員組合執行委員長から、教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持に関する件の陳情書が議長宛てで提出されています。その写しを配付いたしておりますので、ご了承願います。  次に、私が出席したものについてご報告申し上げます。  2月25日に加古川市で開催された元加古川市長、故・木下正一氏お別れの会、3月4日に加古川市で開催された第16回いなカップ全国交流ソフトバレーボール大会開会式、23日に加古川市で開催された兵庫大学卒業式、4月3日に加古川市で開催された兵庫大学入学式、5月10日、神戸市で開催された兵庫県町議会議長会評議員会議及び兵庫県町議会議員公務災害補償組合第185回組合議会定例会、13日に加古川市で開催された加古川青年会議所創立60周年記念式典及び記念祝賀会、17日に姫路市で開催された播磨地方拠点都市地域市町議会協議会総会、24日に播磨町で開催された加古郡広域シルバー人材センター定期総会、同じく24日に加古川市で開催された東播臨海広域行政協議会第99回審議会、28日に東京都で開催された町村議会議長・副議長全国研修会、29日に東京都で開催された兵庫県町議会議長会主催研修会、31日に神戸市で開催された兵庫県町議会議長会第69回定期総会に出席いたしました。  次に、議員派遣についてご報告申し上げます。  5月28日に東京都で開催された町村議会議長・副議長全国研修会、29日に東京都で開催された兵庫県町議会議長会主催研修会に赤松愛一郎副議長、5月31日に神戸市で開催された兵庫県町議会議長会第69回定期総会に池田博美議員をそれぞれ派遣しております。  また、今回当選された藤本 惠議員については、閉会中に生活産業建設常任委員会委員に指名したことをご報告申し上げます。  以上で、私からの諸報告は終わります。  次に、町長から諸報告を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  おはようございます。  梅雨の時期を迎えまして、各農家では田植えの真っ最中でございます。まさに稲美町が最も活気づく時期となってまいりました。太陽の光にキラキラと輝く水田が広がる、この風景は稲美町の誇る大切な資源であり、次の世代に受け継いでいかなければならないと感じております。  本日、第250回稲美町定例会の開催をお願い申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご健勝にて全議員のご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。  さて、先般、任期満了に伴いまして稲美町長選挙において、私は議員各位をはじめとする住民の皆様のご支援、ご厚情によりまして、4期目の町政を担うこととなりました。皆様には深く感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。  これからの4年間は、これまで進めてまいりました事業をさらに推進し、そして初心を忘れず、全ての世代の皆さんがふるさとに愛着を持ち、住んでよかったと実感できるような町、そして夢と希望を持って暮らし続けることができる安全で安心な稲美町が未来まで続くよう、安定した道筋をつけるべく、誠心誠意努力してまいる所存でございます。  どうか議員各位におかれましても、今後とも特段のご支援、ご協力、叱咤激励を賜りますよう切にお願いを申し上げます。  それでは、諸報告を申し上げたいと存じます。  まず、4月13日に兵庫県公館におきまして、平成30年度第1回の県市町懇話会、これが開催をされまして、出席をしてまいりました。平成30年度の兵庫県の施策について、知事、そして幹部の部長級から説明を受け、意見交換を行ってきたところでございます。  次に、4月24日に兵庫県民会館におきまして、兵庫県町村会の理事会が開催をされまして、平成30年度の町村会総会の議案等について協議をしてまいりました。  また同日、引き続き兵庫県町土地開発公社の理事会が開催をされまして、平成29年度の事業報告及び収支決算等について承認をしてまいりました。  次に、5月19日に姫路市文化センターにおきまして、播磨臨海地域道路整備促進大会が開催をされまして、地元選出の国会議員や国土交通省の担当官などへ、播磨臨海地域道路の早期事業化に向けた要望を行ってまいりました。  次に、5月22日に姫路キャッスルグランビリオホテルにおきまして、播磨地方拠点都市の推進協議会、ならびに播磨広域連携協議会の総会が開催をされまして、平成29年度の事業報告及び歳入歳出決算並びに平成30年度の事業計画及び歳入歳出予算について承認をしてまいりました。  また、播磨広域連携協議会においては、任期満了に伴う役員改選で、私は理事に選任をされました。  次に、5月24日に加古川市役所におきまして、加古川勤労者福祉サービスセンター評議会が開催をされまして、平成29年度の事業報告及び収支決算等について承認してまいりました。  また同日、引き続きまして東播臨海広域行政協議会の第99回審議会が開催をされまして、平成29年度の事業報告及び歳入歳出決算の認定をしてまいりました。  最後に、5月29日でございました。ホテル北野プラザ六甲荘におきまして、兵庫県町村会の定期総会が開催をされまして、平成29年度の会務報告等について承認をしてまいりました。  以上、諸報告とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  以上で、諸報告は終わりました。             ………………………………………              日程第5.議員派遣について             ……………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第5、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  議員派遣については、お手元に配付いたしております内容のとおり、議員派遣を決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、お手元に配付いたしております内容のとおり、議員派遣を行うことに決しました。       ………………………………………………………………………        日程第6.報告第4号及び報告第5号  2案一括上程       ……………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第6、報告第4号 専決処分したものに承認を求めることについて、専決第2号 専決処分書(稲美町税条例の一部を改正する条例について)及び報告第5号 専決処分したものに承認を求めることについて、専決第3号 専決処分書(稲美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)の2案を一括議題といたします。  これより、報告第4号及び報告第5号の2案に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました、平成29年度、報告第4号と報告第5号の提案理由の説明を順次申し上げます。  まず、報告第4号でございますが、専決第2号につきましては、地方税法等の一部を改正する法律等の公布に伴い、稲美町税条例の一部を改正しようとするものでございます。  次に、報告第5号でございます。専決第3号につきましても、地方税法等の一部を改正する法律等の公布に伴い、稲美町国民健康保険税条例の一部を改正しようとするものでございます。  以上、それぞれの案件につきまして、担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  次に、補足説明を求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから報告第4号 専決第2号 稲美町税条例の一部を改正する条例についての補足説明を申し上げます。  議案書は、1ページから7ページまででございます。  今回の改正は、地方税法等の一部を改正する法律等が、平成30年3月31日にそれぞれ公布され、平成30年4月1日から施行されることに伴い、条例を改正するものでございます。  また、改正後の新条例を平成30年度の賦課から適用する必要があるため、専決処分とさせていただいております。  改正の主な内容は、固定資産税について、評価替えに伴い現行の仕組みを3年間延長することなどでございます。  詳細につきましては、参考資料の新旧対照表によりご説明申し上げます。  参考資料の1ページをお願いいたします。  第21条は、第48条及び第52条の改正に伴う条文の整備でございます。  第31条第2項は、地方税法の改正に伴う所要の規定の整備でございます。  1ページから3ページにかけまして、第36条の2、第2項及び第4項から第9項までは、地方税法施行規則の改正に伴う規定の整備でございます。  3ページをお願いいたします。  第47条の3及び第47条の5は、地方税法の改正に伴う規定の整備でございます。  4ページから6ページにかけまして、第48条第2項及び第3項は、法人の町民税の申告納付について、租税特別措置法の規定の適用を受ける場合、控除すべき額を法人税割額から控除するものでございます。  同条第4項から第9項は、地方税法の改正に伴う条文の整備でございます。  次に、6ページから8ページにかけまして、第52条は法人の町民税に係る納期限の延長の場合における延滞金の計算について規定するものでございます。  8ページをお願いいたします。  第53条の7及び第54条第7項は、地方税法施行規則の改正に伴う条文の整備でございます。  次に、9ページから10ページにかけまして、附則第3条の2及び附則第4条は、第48条及び第52条の改正に伴う条文の整備でございます。  10ページから13ページにかけまして、附則第10条の3、第3項から第11項は、固定資産税に係る各種申告について地方税法等の改正に伴う条文の整備でございます。  13ページから14ページにかけまして、附則第11条は、土地の固定資産税の特例に関する用語の意義について、3年間延長するものでございます。  次に、附則第11条の2、第1項及び第2項は、地価の下落による土地の価格の特例を平成32年度まで延長するものでございます。  14ページから16ページにかけまして、附則第12条第1項から第5項は、宅地等に係る固定資産税の特例を3年間延長するものでございます。  次に、16ページの附則第12条の3は、宅地等に対して課する固定資産税の規定の延長に伴うものでございます。  16ページから17ページにかけまして、附則第13条は、農地に係る固定資産税の特例を3年間延長するものでございます。  17ページから19ページにかけまして、附則第13条の3から第13条の7までは、宅地等に係る都市計画税の特例を3年間延長するものでございます。  19ページをお願いいたします。
     附則第13条の8は、農地に係る都市計画税の特例を3年間延長するものでございます。  次に、附則第13条の12は、地方税法の改正に伴う条文の整備でございます。  次に、附則第13条の13は、宅地等に対して課する都市計画税の規定の延長に伴うものでございます。  19ページから20ページにかけまして、附則第15条第1項及び第2項は、特別土地保有税の課税の特例を3年間延長するものでございます。  次に、議案書の7ページをお願いいたします。  附則の第1条におきまして、施行期日を第2条から第4条までにおきまして、町民税、固定資産税及び都市計画税に関する各税の経過措置を規定しております。  以上で、報告第4号 専決第2号 稲美町税条例の一部を改正する条例についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  続いて、井澤尚昭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(井澤尚昭)  それでは、私のほうから報告第5号 専決処分したものに承認を求めることについて 専決第3号 専決処分書(稲美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の補足説明を申し上げます。  議案書は、8ページから11ページでございます。  今回の改正は、地方税法等の一部を改正する法律等が平成30年3月31日に公布されたことに伴う改正でございます。施行期日上、早期に改正する必要が生じましたので、専決処分とさせていただきました。  詳細につきましては参考資料の新旧対照表によりご説明申し上げますので、参考資料の21ページをお願いいたします。  まず、第2条課税額についての改正でございます。  第1項は、平成30年度から県が国民健康保険の財政運営の責任主体となることに伴い、稲美町が県へ納付する国民健康保険事業費納付金について規定するとともに、1号では基礎課税額、2号では後期高齢者支援金等課税額、3号では介護納付金課税額についての課税額の定義を規定するものでございます。  22ページをお願いいたします。  第2項は、基礎課税額に係る課税限度額を現行の54万円から58万円に引き上げるものでございます。  23ページをお願いいたします。  第21条、国民健康保険税の減額の改正でございます。  第2条の改正に伴い、減額の限度額を58万円に引き上げ、低所得者に対する軽減措置の拡充としまして、第2号では5割軽減の所得の判定基準を27万円から27万5,000円に引き上げ、第3号では2割軽減の所得の判定基準額を49万円から50万円に、それぞれ引き上げるものでございます。  次に、第22条の2、特例対象被保険者等に係る申告の改正でございます。特例対象被保険者等に係る申告書の提出についての規定を改正するものでございます。  議案書の11ページにお戻りください。  附則第1項におきまして、この条例は平成30年4月1日から施行すると定めております。  附則第2項におきましては、適用区分を定めております。  改正後の規定は、平成30年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、平成29年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるものとしております。  以上で、報告第5号 専決処分したものに承認を求めることについて、専決第3号 専決処分書(稲美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)の補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第7.報告第1号 平成29年度稲美町一般会計予算繰越明許費繰越計算書              の報告について  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第7、報告第1号 平成29年度稲美町一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。  これより、報告第1号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました、平成30年度報告第1号についての提案理由の説明を申し上げます。  報告第1号は、平成29年度稲美町一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についてでございます。  この件につきましては、平成29年度の定例会におきまして、稲美町一般会計予算の繰越明許費として議決いただいたものでございます。  担当部長のほうから補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  次に、補足説明を求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから報告第1号 平成29年度稲美町一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についての補足説明を申し上げます。  2ページをお願いいたします。  平成29年度稲美町一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてでございます。  2款総務費、1項総務管理費の庁舎案内看板等施設維持改修事業は、予算額1,065万円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源は、全額一般財源でございます。  4款衛生費、2項清掃費の広域ごみ処理事業は、予算額791万3,000円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源は、全額一般財源でございます。  8款土木費、4項都市計画費の田園集落まちづくり計画作成事業は、予算額460万8,000円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源は、全額一般財源でございます。  次に、沿道等活性化地区計画策定事業は、予算額426万8,000円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源は、全額一般財源でございます。  10款教育費、2項小学校費の小学校大規模改造事業は、予算額1億7,399万3,000円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、国県支出金が2,381万3,000円、地方債が1億4,790万円、一般財源が228万円でございます。  11款災害復旧費、1項農林水産業施設災害復旧費の農業用施設災害復旧事業は、予算額290万円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、国県支出金が182万円、その他特定財源が19万6,000円、一般財源が88万4,000円でございます。  以上で、報告第1号 平成29年度稲美町一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明が終わりました。  これより報告第1号に対する質疑に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  1点お伺いをしたいと思います。  総務費、衛生費、土木費については、一般財源であります。国県からの補助金がないわけですから、これを明許繰越にする理由がわからないので、ちょっと教えてください。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  総務費の庁舎案内看板等施設維持改修事業についての繰越の理由を説明させていただきます。  今回、課名の表示看板をLED照明付きのものに変更しようとしたわけでございますが、特注した看板もありまして、納品に長期の日数がかかることになったためでございます。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  この広域ごみ処理事業につきましては、平成29年度の広域ごみ処理事業としまして実施する予定でありました、松陽幹線道路の整備事業についての繰越となっております。工事のほうの発注はしておるんですけれども、事前に、横に流れております松村川治水対策工事のほうが遅れておりますので、予定を変更しまして繰越とさせていただいております。  以上です。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長(本岡利章)  それでは、まず田園集落まちづくり計画作成事業の繰越理由でございます。  田園集落まちづくりに関しましては、西和田地区と百丁場地区をしております。田園集落まちづくりは、まちづくり協議会というのを作るということがまず前提になっておりまして、今まで地域と協議をしまして、両地区とも平成29年12月にまちづくり協議会が設立いたしました。この設立した今後の協議会で、町の課題、それから土地利用計画、最終的には特別指定区域を作成するという業務が約1年半かかりますので、繰り越しをしたというところでございます。  続きまして、沿道活性化地区計画策定事業の繰越理由につきましては、こちらのほうは加古の地区計画に関しまして繰り越しをするものでございます。こちらのほうは、当初、平成25年度に作りました沿道活性化土地利用計画に基づきまして、加古地区の地区計画を進めてまいりましたが、一部、農振農用地がございまして、これまで3年間県と協議してまいりましたが、ハードルが非常に高いというところで、昨年度10月ぐらいに方針変更して、農振農用地と違うところを地区計画していこうというふうに方針変更いたしましたので、それから発注をいたしまして、今年度に繰り越して地区計画を策定するというところでございます。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  今説明を受ける、これ全額ですね。多少でも使ってるんだったらわかるんですよ。全額繰越ということは、何もしてないということでしょう。であれば、一度29年度に消して、新しく予算をするのが普通じゃないですか。明許繰越というのはそういうためにあるんですかね。明許の繰り越しっていうのは、僕はそういうためじゃないと思うんですよ。だから、事業がどうしてもその時点で、例えば国の補助金とか県の補助金をいただく時に、受け皿が必要な時に残しておくということはわかるんですよ。単費で、そしてその事業は何も行われていなかったら、次の年、繰越明許じゃなくって新しくこれを、補正で消して新しく出すほうがわかりやすいんじゃないですか。  その辺、例えば前もってもう発注をしているとかいう話であれば別ですよ。その辺の説明をちょっと、もう一度していただけますか。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  先ほどの庁舎案内看板について、ちょっと言葉足らずの面がありましたので説明をさせていただきます。  この契約につきましては、3月1日に契約をしまして、当初3月31日までの工期で契約をしておりました。先ほど申し上げた課名の案内表示をLED照明付きのものに変更したわけなんですけれども、なかなか、特注した看板があり、納期に長期の日数がかかってしまって、工期を変更して4月の30日までということで変更して、事業を行ったわけでございます。  以上です。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  広域ごみ処理事業の周辺対策事業ということで、今回上げさせていただいております。29年度には複数の事業ある中で、一部の事業については完了しているんですが、一部の、先ほど申しました松陽幹線のほうにつきましては川の改修工事を待ってからということで今年度に送っておりますので、そういうことで明許繰越にさせていただいております。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長(本岡利章)  まず、田園集落まちづくり計画と沿道活性化地区計画、両方に関しまして長期にわたる地域と一緒にやっていくというような委託事業ですので、繰り越しをしているというところでございます。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  やっぱりきちっとね、説明していただかなければ、僕まだ新人ですんでわからないんで、その辺のところをちゃんと説明いただきたいと思います。  それと今、一つ衛生費の話で、明許の事故繰なんですかね。明許繰越じゃなく事故繰ですか。要するに工期が遅れてしまって繰越なんですかね。さっきちょっと事故繰のように聞こえたんで、どうですかね。  それと、本岡部長の説明なんですけども、これ事業は何かやったんですかね。別々の事業じゃないんですか。この事業じゃなくて別の事業で進めてきたやつは、それの続きであれば全額じゃないはずですよ。予算の全額を繰り越しているということは、この工事は何か発注をなんぼかやられているんですかね。その辺ちょっと確認させてください。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  ちょっと先ほど私、発注という言葉を使ってしまったと思うんですけれども、松陽幹線につきましてはこれから発注ということですので、現在、繰越させていただいているのは明許繰越ということでさせていただいています。工期等は、これから明許繰越した後、繰り越した事業については実施していくという形になっております。  以上です。 ○議長(山口 守)  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長(本岡利章)  まず、田園まちづくりに関しましては、西和田と百丁場の個別でございます。今説明してまいりましたように、まずまちづくり協議会ができるまで委託というのができないということで、それを29年度の半ばでやっとまちづくり協議会ができましたということ、それが12月でした。それから1月に発注して、今、まちづくり協議会をやっております。今の実績は、現在、両方ともまち歩きをして、4回会議を開催しているという格好です。  それから、沿道活性化に関しましても個別でございます。これは、加古地区計画のある程度方針目途が立ったということで、11月2日に発注して、繰り越しをしているというところでございます。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、報告第1号に対する質疑を終結し、報告を終了いたします。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第8.報告第2号 平成29年度稲美町水道事業会計予算繰越計算書の報告              について  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第8、報告第2号 平成29年度稲美町水道事業会計予算繰越計算書の報告についてを議題といたします。  これより、報告第2号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました報告第2号についての提案理由の説明を申し上げます。  報告第2号につきましては、平成29年度稲美町水道事業会計予算の繰越計算書の報告についてでございます。
     この件につきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定によりまして報告するものでございます。  あわせまして担当部長からも補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  次に、補足説明を求めます。  本岡利章地域整備部長。 ○地域整備部長(本岡利章)  それでは、報告第2号 平成29年度稲美町水道事業会計予算繰越計算書の報告についての補足説明を申し上げます。  2ページをお願いいたします。  平成29年度稲美町水道事業会計予算繰越計算書でございます。  1款資本的支出、1項建設改良費、町道百丁場五軒屋線老朽管更新事業でございますが、予算額2,219万9,000円の全額を翌年度へ繰り越ししております。  内容は、詳細設計業務でございます。  財源としましては、当年度損益勘定留保資金でございます。  以上で、報告第2号 平成29年度稲美町水道事業会計予算繰越計算書の報告についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  これより、報告第2号に対する質疑に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、報告第2号に対する質疑を終結し、報告を終了いたします。    …………………………………………………………………………………………     日程第9.報告第3号 専決処分したものに承認を求めることについて           専決第1号 専決処分書固定資産評価員の専任ついて)    ………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第9、報告第3号 専決処分したものに承認を求めることについて、専決第1号 専決処分書固定資産評価員の専任ついて)を議題といたします。  これより、報告第3号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました報告第3号についての提案理由の説明を申し上げます。  報告第3号 専決第1号につきましては、4月1日の人事異動に伴いまして、元固定資産評価員の沼田 弘が異動をしまして、後任の税務課長に和田英樹が就任をいたしております。そこで、兵庫県加古郡稲美町北山1264番地の123、和田英樹、昭和47年11月27日生まれを後任の固定資産評価員に選任することについて、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告するものでございます。  よろしくご審議賜りましてご承認いただきますよう、お願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  これより、報告第3号に対する質疑に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、報告第3号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、報告第3号 専決第1号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり承認することに決しました。  …………………………………………………………………………………………………   日程第10.議案第19号 監査委員の選任につき同意を求めることについて  ………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第10、議案第19号 監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  これより、議案第19号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました議案第19号の監査委員の選任につき同意を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。  本件につきましては、現在、監査委員としてご活躍いただいております井澤勇雄氏の任期が平成30年6月30日をもって満了となります。引き続いて井澤氏に監査委員にご就任いただきたいと考えており、兵庫県加古郡稲美町下草谷82番地の8、井澤勇雄氏、昭和22年2月19日生まれを監査委員に選任したいと思いますので、地方自治法第196条第1項の規定によりまして、議会の同意を求めようとするものでございます。  よろしくご審議賜りまして、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  これより、議案第19号に対する質疑に入ります。  発言を許します。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  質疑を行います。  4年間の任期中でですね、民間のこの監査委員の方が、特に決算書では意見は聞いていますので、例月出納検査なりで何か指摘された特徴的な問題等ですね、この場で公表されることがありましたら、できる範囲内でですね、一度活躍の内容をですね、お示しを願いたいというふうに思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  井澤氏の活躍につきましては、監査等、いろいろ定期監査、随時監査、行政監査、財政援助団体等の監査、例月出納監査、決算審査、財政健全化判断比率の審査というのがございます。その中でも活躍をしておられるところでございます。  井澤氏の経歴を拝見しますと、平成19年の3月末に兵庫県庁を退職されるまで兵庫県職員として出納事務局管理課長、会計課長、副出納長、出納局長を歴任されるなど、監査委員にふさわしい人として、引き続き選任したいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  活躍の内容を、この場で公表できる範囲で結構ですのでお示しを願いたい。経歴については聞いておりませんので。  前回、4年前の選任の際に、町長の同級生ではないかと私申し上げましたが、回答はございませんでした。その点を改めてお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それぞれの監査の内容については、活躍をされているというふうに存じております。  また、経歴についてもすばらしい経歴をお持ちですので、選任をしたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  結局、町長の同級生ではないかという疑問に対しては、前回も今回も回答がないということで理解をいたしますが、例月出納検査等でですね、その立場、経歴を活かしたですね、しっかりとした監査で指摘をされておるのかどうか、そのような活躍がですね、されておるのかどうかということを聞きたいわけです。  いかがでございますか。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  監査の内容につきましては、監査の報告書等で確認をしておるところでございます。すばらしい活躍をされておるというふうに感じております。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、議案第19号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  反対討論を行います。  税理士等、専門的な知識を有する人を監査委員として選任してきましたが、前回から変わりました。町長の同級生ではないかとの疑問にも回答はありません。町長、副町長、会計管理者の親族は監査委員に選任できません。それだけ、監査委員は第三者的立場の人が求められていると考えております。  今回の選任は、町長の同級生であり、疑問を持たざるを得ない。以上の立場から、反対をいたします。 ○議長(山口 守)  次に、賛成討論の発言を許します。  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  それでは、議案第19号を賛成の立場で討論をいたします。  監査業務は、より町民の利益のために公正、透明性の高い監査が行われることが肝要であるのかと思います。その意味からも、ただいま提案されました井澤勇雄氏は、識見監査委員として長年の職歴の経験から、行政の財務等の専門的な知識を持たれておられ、実績をお持ちの方でありますので、今後も今までのように経験をさらに活かしていただきたく、お願いしたく思いますので、賛成といたします。 ○議長(山口 守)  次に、反対討論の発言を許します。  次に、賛成討論の発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第19号を起立により採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○議長(山口 守)  起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第11.議案第20号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること
                   について  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第11、議案第20号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  これより、議案第20号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました、議案第20号の人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。  本件につきましては、現在人権擁護委員としてご活躍いただいております松尾清美氏の任期が平成30年12月31日をもって満了となります。引き続き、松尾氏に人権擁護委員にご就任いただきたいと考えておりまして、兵庫県加古郡稲美町中村95番地、松尾清美氏、昭和29年10月3日生まれを人権擁護委員候補者に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の意見を求めようとするものでございます。  よろしくご審議賜りまして、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  これより、議案第20号に対する質疑に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、議案第20号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  反対討論を行います。  人事案件では、弁護士等第三者的立場の人が全く提案されてこなかったということは非常に残念に思っております。人選は幅広く行うべきであります。  以上の理由で、反対をいたします。 ○議長(山口 守)  次に、賛成討論の発言を許します。  11番、杉本充章議員。 ○11番(杉本充章)  賛成討論をいたします。  お互いの人権を尊重しあう社会を築いていくことが、近年特に求められています。この度の人権擁護委員候補者である松尾清美氏は、人権擁護について大変理解が深く、現在ご活躍をいただいています。人格、識見が高く、町民の皆さんの信頼も厚い人であります。人権侵害のない共生社会実現のため、さらなるご活躍をお願いし、賛成といたします。 ○議長(山口 守)  次に、反対討論の発言を許します。  次に、賛成討論の発言を許します。  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第20号を起立により採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、適任と認めることに賛成の皆さんの起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○議長(山口 守)  起立多数であります。  よって、本案は適任と認めることに決しました。     …………………………………………………………………………………      日程第12.議案第21号から議案第25号まで  5案一括上程     ………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第12、議案第21号 稲美町税条例等の一部を改正する条例の制定についてから、議案第25号 兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部を変更する規約についてまでの5案を一括議題といたします。  これより、議案第21号から議案第25号までの5案に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました議案第21号から議案第25号までの提案理由の説明を順次申し上げます。  まず、議案第21号でございますが、地方税法等の一部を改正する法律等の公布に伴いまして、稲美町税条例等の一部を改正しようとするものでございます。  次に、議案第22号につきましても、介護保険法施行令等の一部を改正する政令の公布に伴いまして、稲美町介護保険条例の一部を改正しようとするものでございます。  次に議案第23号でございますが、これにつきましても介護保険法施行規則等の一部を改正する等の省令等の公布に伴いまして、稲美町指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正しようとするものでございます。  次に議案第24号でございますが、稲美町におきます企業立地の促進を図るため、稲美町企業立地促進条例の一部を改正しようとするものでございます。  最後でございますが、議案第25号につきましては、兵庫県市町交通災害共済組合の定例議会で、本組合を解散することが承認されたことに基づきまして、兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部を変更しようとするものでございます。  以上、それぞれの案件につきましても担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  次に、補足説明を求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから議案第21号 稲美町税条例等の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書は、16ページから31ページまででございます。  今回の改正は、地方税等の一部を改正する法律等が、平成30年3月31日にそれぞれ公布されたことに伴い、条例を改正するものでございます。  改正の主な内容は、1点目が個人住民税について、働き方改革を後押しする観点から、所得税と同様、個人給与所得控除、公的年金等控除の制度の見直しを図りつつ、一部を基礎控除に振り替えるなどの改正でございます。  2点目が、町たばこ税について、税率を平成30年10月1日から平成33年10月1日までに3段階で引き上げること、また加熱式たばこにかかる課税方式を見直し、平成30年10月1日から平成34年10月1日までに5段階で移行する改正などでございます。  詳細は、参考資料の新旧対照表によりご説明申し上げます。  参考資料、別冊参考資料の25ページから42ページの第1条関係から第5条関係の改正は、稲美町税条例の一部改正、43ページから45ページの第6条関係の改正は、平成27年条例第14号、稲美町税条例等の一部を改正する条例の一部改正でございます。  新旧対照表の25ページをお願いいたします。  第23条は、地方税法の改正に伴う所要の規定の整備でございます。  次に、第24条第1項は、個人の町民税の非課税の範囲について、障害者、未成年者、寡婦等に対する非課税基準を引き上げるものでございます。  同条第2項は、控除対象配偶者の定義変更及び非課税基準を引き上げるものでございます。  26ページをお願いいたします。  第34条の2は、個人の町民税の基礎控除額に所得要件を創設するものでございます。  次に、34条の6は、個人の町民税の調整控除額に所得要件を創設するものでございます。  27ページをお願いいたします。  第36条の2は、町民税の申告について、年金所得者に係る配偶者特別控除の申告要件の見直しでございます。  28ページをお願いいたします。  第48条第1項は、法人の町民税の申告について、同条第10項及び第11項が追加されたことに伴う規定の整備でございます。  同条第10項から第12項までは、法人町民税の申告について、大法人に対しては電子情報処理組織による申告書の提出を義務づけるものでございます。  29ページをお願いいたします。  第92条を第92条の2とし、第92条を加える改正は、町たばこ税について加熱式たばこを含む製造たばこに関する区分を新たに設けるものでございます。  次に、第93条の2は、加熱式たばこのうち一定のものについては製造たばことみなすこととする規定を加えるものでございます。  30ページから32ページをお願いいたします。  第94条は、町たばこ税の課税標準の規定の改正に伴う条文の整備及び加熱式たばこの課税に係る紙巻たばこの本数への換算方法について規定するものでございます。  なお、この換算方法については、後ほどご説明いたします第2条関係から第5条関係による改正とあわせて、平成30年10月1日から平成34年10月1日までに5段階で移行することとしております。  次に、32ページの第95条は、町たばこ税の税率を現行の1,000本につき5,262円から5,692円に引き上げるものでございます。  施行日は、平成30年10月1日でございます。  なお、町たばこ税の税率は、後ほどご説明いたします第3条関係及び第4条関係による改正とあわせて、平成30年10月1日から平成33年10月1日までに3段階で、1,000本につき6,552円まで引き上げることとしております。  次に、第96条第3項は、第92条を第92条の2とする改正に伴う条文の整備でございます。  次に、第98条は、第94条の改正に伴う条文の整備でございます。  33ページをお願いいたします。  附則第5条は、個人の町民税について所得割の非課税基準を引き上げるものでございます。  33ページから34ページにかけまして、附則第10条の2第1項及び同条第3項から第17項は、いわゆるわが町特例について、地方税法等の改正及び施行に伴う特例割合を定める規定及び条文の整備でございます。  35ページをお願いいたします。  附則第13条の12は、地方税法の改正に伴う条文の整備でございます。  次に、附則第17条の2は、租税特別措置法の改正に伴う条文の整備でございます。  36ページをお願いいたします。  第2条関係、稲美町税条例の一部改正でございます。  第94条第3項は、段階的に移行することとしている町たばこ税の加熱式たばこの課税に係る紙巻たばこの本数への換算方法を改正するものでございます。  次に、附則第10条の2、第14項から第16項は、地方税法の改正に伴う条文の整備でございます。  36ページから37ページにかけまして、附則第13条の12は、地方税法の改正に伴う条文の整備でございます。  38ページをお願いいたします。  第3条関係、稲美町税条例の一部改正でございます。  第94条第3項は、段階的に移行することとしている町たばこ税の加熱式たばこの課税に係る紙巻たばこの本数への換算方法を改正するものでございます。また、当項第3号は地方税法の改正に伴う条文の整備でございます。  次に、第95条は、段階的に引き上げることとしている町たばこ税の税率を1,000本につき6,122円に引き上げるものでございます。  施行日は、平成32年10月1日でございます。  39ページをお願いいたします。  第4条関係、稲美町税条例の一部改正でございます。  第94条第3項は、段階的に移行することとしている町たばこ税の加熱式たばこの課税に係る紙巻たばこの本数への換算方法を改正するものでございます。また、当項第3号は地方税法の改正に伴う条文の整備でございます。  40ページをお願いいたします。
     第95条は、段階的に引き上げることとしている町たばこ税の税率を1,000本につき6,552円に引き上げるものでございます。  施行日は、平成33年10月1日でございます。  41ページをお願いいたします。  第5条関係、稲美町税条例の一部改正でございます。  93条の2は、第94条第3項の改正に伴う条文の整備でございます。  第94条第3項は、段階的に移行することとしている町たばこ税の加熱式たばこの課税に係る紙巻たばこの本数への換算方法を改正するものでございます。  42ページをお願いいたします。  また、同条第4項から第9項は、第3項の改正に伴う条文の整備でございます。  43ページから45ページをお願いいたします。  第6条関係、稲美町税条例等の一部を改正する条例の一部改正でございます。  附則第5条第2項の条文の整備を行うとともに、同項第3号は、紙巻たばこ3級品の町たばこ税に係る税率の経過措置について、平成30年4月1日から平成31年3月31日までの間の税率を、平成31年9月30日まで適用するものでございます。同条第4項は、第1条関係による改正に伴う条文の整備でございます。  次に、44ページの同条第13項は、紙巻たばこ3級品の税率に係る経過措置の適用期間を変更する改正等に伴う改正及び町たばこ税の引き上げに伴う紙巻たばこ3級品の手持品課税に係る税率の引き上げでございます。  同条第14項は、紙巻たばこ3級品の税率に係る経過措置の適用期間を変更する改正等に伴う、同条第5項及び第6項の読み替え規定の整備でございます。  次に、議案書の22ページをお願いいたします。  附則の第1条におきまして、施行期日を23ページの第2条から31ページの第11条までにおきまして各税の経過措置を規定しておりますので、お目通しをお願いいたします。  以上で、議案第21号 稲美町税条例等の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  続いて、井澤尚昭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(井澤尚昭)  それでは、私のほうから議案第22号 稲美町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書は、32ページ、33ページでございます。  今回の改正は、介護保険法施行令等の一部を改正する政令が平成30年3月22日に公布され、平成30年8月1日に施行されることに伴う改正でございます。  詳細につきましては、参考資料の新旧対照表によりご説明申し上げますので、参考資料の46ページをお願いいたします。  第4条、保険料率についての改正でございます。  介護保険法施行令等の一部改正により、特別控除額の規定されている、令第38条第4項が削除され、令第22条の2、第2項に改正されることに伴い改正するものでございます。  議案書の33ページにお戻りください。  附則におきまして、この条例は平成30年8月1日から施行すると定めております。  以上で、議案第22号 稲美町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。  次に、議案第23号 稲美町指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書は、34ページ、35ページでございます。  今回の改正は、介護保険法施行規則等の一部を改正する等の省令が、平成30年3月22日に公布され、平成30年4月1日に施行されたことに伴う改正でございます。  詳細につきましては、参考資料の新旧対照表によりご説明申し上げますので、参考資料の47ページをお願いいたします。  第3条、指定地域密着型サービス事業者の指定に係る申請の資格についての改正でございます。  指定地域密着型サービス事業者の指定に係る申請者の資格として、医療を必要とする要介護者へのサービスを充実させるため、新たに病床を有する診療所を開設しているものを規定するものでございます。  議案書の35ページにお戻りください。  附則でございます。  国におきましては4月1日の施行でございますが、稲美町では早期に診療所に係る開設の見込みがないことから、この条例は公布の日から施行すると定めております。  以上で、議案第23号 稲美町指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  続いて、増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  それでは、私のほうから議案第24号 稲美町企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。  議案書につきましては、36ページ及び37ページをお願いいたします。  また、参考資料につきましては48ページでございます。  本件につきましては、稲美町における企業立地の促進を図るため、兵庫県が2年間の延長を予定しております兵庫本社機能立地支援計画の変更にあわせまして、現条例で定める執行期日を2年間延長しようとするものでございます。  改正の内容につきましては、参考資料の48ページ、新旧対照表をもとに説明をさせていただきます。  附則第2項中、平成32年3月31日を平成34年3月31日に改めようとするものです。  議案書37ページにお戻りください。  附則で、この条例は公布の日から施行することとしております。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第24号に対する補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第25号 兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部を変更する規約についての補足説明を申し上げます。  議案書につきましては、38ページ及び39ページをお願いいたします。  また、参考資料につきましては49ページでございます。  本件につきましては、平成30年2月15日開催の兵庫県市町交通災害共済組合定例議会において、今後の交通災害共済のあり方について検討が行われた結果、交通災害共済期間を平成31年度までとし、見舞金の支払い期限となる平成33年度末をもって解散することが承認されましたので、変更を行おうとするものでございます。  改正の内容につきましては、参考資料の49ページ、新旧対照表をもとに説明をさせていただきます。  第3条に、「平成32年3月31日までに共済期間が終了するものに限る」を付け加えようとするものでございます。  議案書の39ページにお戻りください。  附則で、この規約は兵庫県知事の許可があった日から施行することとしております。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第25号に対する補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  しばらく休憩いたします。               休 憩 午前10時41分              ……………………………………               再 開 午前10時55分 ○議長(山口 守)  休憩前に引き続き、会議を始めます。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第13.議案第26号 稲美町立稲美北中学校規模改造工事(Ⅳ期)請負                契約の締結について  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第13、議案第26号 稲美町立稲美北中学校規模改造工事(Ⅳ期)請負契約の締結についてを議題といたします。  これより、議案第26号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました議案第26号についての提案理由の説明を申し上げます。  議案第26号につきましては、稲美町立稲美北中学校規模改造工事(Ⅳ期)請負契約を締結しようとするものでございます。  契約金額につきましては、1億3,763万5,200円でございます。  契約の相手方は、兵庫県姫路市西延末269番地の6、立建設株式会社 代表取締役 井上浩二でございます。  この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によりまして、議会の議決を求めようとするものでございます。  担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  次に、補足説明を求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから議案第26号 稲美町立稲美北中学校規模改造工事(Ⅳ期)請負契約の締結についての、契約関係の補足説明を申し上げます。  議案書の40、41ページをお願いいたします。  議案書の41ページは、入札に関する参考資料を上げさせていただいております。本件に関わる入札参加者審査会は、平成30年4月16日に役場本館201会議室で開催し、入札方法、入札の応募資格要件等について審議いたしました。  そして、開札の日時につきましては、平成30年5月24日午前10時ちょうどから、開札の場所は役場本館301会議室でございます。  入札の方法は、郵便応募型条件付一般競争入札でございます。  本件につきましては、入札業者数2社、有効入札業者数2社でございました。  続きまして、別冊の参考資料の56ページをお願いいたします。議案書40ページの補足資料でございます。  予定価格は、税抜きで1億8,659万7,000円。最低制限価格は、税抜きで1億1,195万円に対し、各社の入札金額はご覧のとおりでございます。  落札業者は、予定価格及び最低制限価格の条件を満たした中で最も低い入札金額を提示した立建設株式会社でございます。  議案書の41ページにもう一度お戻り願います。議案書41ページの6番でございます。  従いまして、立建設株式会社の落札金額に消費税を加えました1億3,763万5,200円で契約しようとするものでございます。  工期につきましては、平成30年6月9日から平成30年9月14日までといたしております。  以上で、契約関係の補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  続いて、松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  それでは、議案第26号 稲美町立稲美北中学校規模改造工事(Ⅳ期)請負契約の締結についての工事関係についての補足説明を申し上げます。  参考資料の50ページから55ページまでの資料により説明させていただきます。  50ページは改修建物の概要と施工概要、51ページから53ページは改修後の屋内運動場の1階、2階及び屋上の平面図、54ページと55ページは、その立面図でございます。  稲美北中学校屋内運動場は、新耐震基準により昭和60年2月に建築され、建築後33年が経過して、建物はかなり老朽化しています。稲美北中学校の大規模改造工事は、平成27年度から31年度の5カ年の予定で行っており、今回のⅣ期工事の施工箇所は、屋内運動場、屋内体育館棟で鉄筋コンクリート造2階建、延床面積1,581平米の改修を施工いたします。  資料50ページの施工概要で、屋内体育館棟の老朽施設改修とトイレ改修について説明いたします。  まず、屋内体育館棟の老朽施設改修でございます。  外部につきましては、屋上は防水塗装をし、外壁は壁面補修及び塗装を行います。屋外については、東側のスロープを更新し、西側のスロープを新しく設置します。  内部につきましては、アリーナ床は鋼製床、フローリング貼り替え、ウレタン樹脂塗装を施工します。また、競技ラインの塗り直しを行い、バスケットゴールや支柱基礎等の体育機器の更新も行います。  ステージ床は、ウレタン樹脂塗装を施工し、控え室、ホール、廊下、更衣室等は長尺シートを貼り替え、2階卓球場、管理通路等は樹脂塗装を行います。  天井は塗装を塗り替えるとともに、照明器具は全てLED照明に取り替えます。
     内壁は塗装を塗り替え、建具は玄関扉、出入口扉を取り替えるとともに、ガラスは安全性の高い強化ガラスに取り替えます。  また、設備につきましては、電気配線、放送設備を更新するとともに、給排水、消火、換気設備の取り替えを行います。  次に、トイレ改修につきましては、床の段差を解消し、バリアフリー化を行い、タイルを撤去し、長尺シート貼りにして乾式化するとともに、天井を貼り替え、内壁を化粧板貼りにし、トイレブース、ガラス取り替えを行います。  また、便器は洋式トイレへの改修を行い、かつ便座は暖房便座にし、手洗いは全て自動水栓にいたします。  設備につきましては、電気配線を取り替え、照明器具は全てLED照明に取り替え、給排水、衛生器具、換気設備も更新します。  中学校からの要望により、今回新たに男子トイレと女子トイレの間に車椅子対応トイレも新たに設置することにしております。  今回のⅣ期工事については、平成29年度の国の補正予算と平成30年度当初予算でも学校施設環境改善交付金が採択されなかったので、起債と一般財源を増額補正して財源を確保し、平成30年9月14日の完了を目指すものでございます。  Ⅳ期工事の施工範囲は、51ページから55ページの図面の赤く表示をしている部分でございます。  議案書の41ページをお願いします。  工期は、平成30年6月9日から平成30年9月14日の間としており、工事の施工に当たっては、できるだけ学校の授業に影響が出ないよう学校と調整を行いながら施工することになりますが、主に夏休み期間中に工事を行う予定でございます。  以上、簡単ではございますが、稲美北中学校大規模改造工事(Ⅳ期)の工事関係の概要説明とさせていただきます。  よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  これより、議案第26号に対する質疑に入ります。  発言を許します。  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  それでは、今回ですね、稲美北中学校の大規模改造工事Ⅳ期が、また町外の業者の方が落札をされたということで、非常に残念に思うところであります。やはり、郵便応募型入札をされ、適正な競争原理のもと、公平性を確保した上で行われてはおりますが、やはり地元業者の育成、優先及び地域経済の活性化を図る観点から伺いたいと思います。  まず、このように町外業者の方が契約されましたら、その後、その町内業者への下請けとして、発注割合はどのような割合になっておりますか。そしてまた、その町内業者を下請けに使われる場合の、その現場での確認はどのように行われますのかを伺いたいと思います。  そして、この補足資料のところから予定価格、最低制限価格を見ましたら、やはり率が稲美町の場合は60%になるのかなあと思います。その見解は、どのようにお持ちでしょうか。お願いいたします。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから1点、町外業者が落札した場合は町内業者との契約金額の10%以上の下請契約をすることということで応募資格要件を出しております。その確認につきましては、下請契約をしたという書類を出していただいて確認をするということになっております。  それと、最低制限価格の件でございますが、最低制限価格は、今回60%ということにななっておりますが、毎回、公平公正な入札の確保を念頭に置きまして、工事の規模や内容、類似工事の過去の実績、最近の人件費や資材価格の状況、工事の安全性や質の確保など、さまざまな状況、要素を総合的に判断をして、判断しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  契約されてのその時点での書類での確認はわかるんですが、今、私伺いましたのは、その現場での確認はどのようにされているのかを伺いたかったんです。それまた、後ほどお答えいただきたいと思います。  やはり、防災の観点からも町内に本店、支店がある業者にもっと入札に加わっていただきたいと思います。今回のこの町外業者との契約でありますが、地域の建設業の経営はやはり厳しい状況の中で、建設業が地域の雇用を確保し、災害時の緊急対応など、地域の安全・安心の確保に大きな役割を果たしていただけることから、やはり町内業者の入札が少ないこの現状を見て、その原因、要因は何か、一度精査をしていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  郵便入札の導入につきましては、やはり業者を入札会場に集めることなく、郵便局止めで入札書を郵送してもらって、町が郵便局で入札書を受け取り、公開の場で開札を行うということで、公平性、透明性、競争性の確保ができるというふうに考えております。  それと、町内の業者の件でございますが、今回の応募資格要件の中でも町外の業者につきましては経審が1,100点以上、かつ特定の建設業の許可があり、また町内の業者については経審が650点以上で、かつ特定建設業の許可があるということで、点数を下げて、ハードルを下げて配慮をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  現場での確認なんですけども、週1回工程会議を開催しております。管理業者と施工業者、学校、教育委員会等、毎回それに臨んでいるわけなんですが、その時に随時、現場で確認を行っているということでございます。 ○議長(山口 守)  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  現場のほうでもしっかりと確認をいただきたいと思います。  そして、藤田部長のほうからも経審の点数の件がありましたが、経審の点数のほうの要件も、この度4月に兵庫県も経審の要件の改定、改正をしております。やはり多くの方にその事業に加わっていただきたいいうことで、やはり防災活動への貢献の状況の加点の幅の拡大もされております。建設業の地域の守り手として役割を評価し、こうした企業を将来にわたって後押しをしますまでもなっていますので、やはりその観点は重々ご理解いただきたいと思います。  そして率のほうですが、この度、加古川市が70%から75%にいうことに伺ってもおります。そして、兵庫県も随時、やはりパーセントを上げておりますのでね、それに比べて、やはり稲美町ではどうかいうところをもう一度精査していただきたいと思います。そしてやはり、他市町でもこの地元業者の成長の促進などを考え、条件等を改めて、特記事項に付記したり規約に入れたりとされております。やはり町の発展、活性化は地元業者が技術的にも勝り、競争力をつけ、受注力が上がり、地元での雇用が創生され、町の税収入が上がる、この元気な稲美町を望んでおりますので、やはりそういうサイクルは狂いますと、やはり稲美町の発展には影響してまいると思いますので、大変ここは大事な部分でありますので、どうぞこの質問のほうをご理解いただきまして、改めてまた検討をいただきたいと思いますので、お願いいたしておきます。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  先ほど、応募資格要件等のことでございますが、その都度工事の規模や内容などを勘案しながら、入札審査会で決定しているところでございます。点数の差も入札の原則である公平性、透明性、競争性をもとに、適正な工事の施工や安全の確保などを考慮して決めておるところでございます。  今後とも、入札の公平性、透明性、競争性の原則を考慮しながら、研究をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  条件につきまして、先ほど説明ございましたので。町内、町外の業者で何社がこの条件に該当しておったのかということをお尋ねしたいと思います。  この下請けがですね、元請けが下請けして下請けが孫請けして、結局、下請け下請けで何社ぐらいまでですね、下請けがこれいっているのか。現状をですね、全く知らないような業者の名前が、たまたま車が止まっておったりしますけども、何社まで、何社というのは下へいく何社という意味です。下へ何社いくのか、5社いくのか6社いくのか7社いくのか知らないけども、何社まで認めるというふうなことはされておるのかどうか、その点をですね、お尋ねしたいと思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  該当の業者でございますが、町外につきましては経審が1,100点以上かつ特定建設業ありの業者が60社、町内につきましては経審650点以上かつ特定建設業の許可がありが4社、合計しますと64社が該当事業者数でございます。  下請けの件につきましては、また後ほどお答えをさせていただきたいと思っております。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  近年、入札業者が少なくなっているということで、毎回だいたい2社、3社ぐらいの入札になっておるんですけども、どのように分析をされているのかっていうことを以前も聞いてきましたけども、入札業者数が少なくなっている現状はですね、どのように分析をされているのかということもお尋ねをしたいと思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  入札参加の業者数が少ない理由でございますが、やはり近年、近隣の市町におきましても、この時期は学校施設等の公共施設の老朽化に伴う改修工事が多く発注をされております。入札参加の業者数は、少ない状況でございます。  また、一般企業におきましても建設工事が発注されているということから、技術者の不足が想定されております。監理技術者の高齢化、また若い技術者には経験が少ないなどの状況もあるのではないかと推察をしております。  全国的には、東日本大震災の復興の需要やアベノミクスの経済対策などの影響が継続しており、また冬季オリンピックに向けての首都圏などで建設の需要が高まっているということも影響しておるというふうに分析をしております。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  1次下請けについては承認申請書がございます。2次からの、それからの下請けについては、施工管理台帳で確認をしているというところでございます。そこから何社までオッケーかというのは、この管理体制台帳で確認をとっているということでございます。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  じゃあ、元請けから何社まで、孫からいくというのは、どこまでということは条件には入ってないということで理解はいたしますけども、実態としましては、それで何社ぐらい、下請けから孫請けからずっと、実態としてはいっておるのかということは台帳でわかると思いますので、その実態をですね、一度お示し願いたいと思います。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  手元にその資料がございません。今回の施工の時によく確認してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  学校の費用、請負費の費用の予算の内訳ですね、を教えていただきたい。  そして、今回国からの補助金がなくなって起債でしてるんですが、このことによってお金の要りよう、実質的な費用面で、要するに補助金をいただいてする工事であれば補助金をほかのところに回せますよね。起債も、借りているからそれなりのことはあるんでしょうけど、起債の場合、どれぐらい地方交付税で返ってくるのかね、その辺のところもちょっとわかったら教えてほしいなと思います。  それともう1点、今先ほど、木村議員が質問されておりましたけど、施工体制台帳ね、稲美庁舎のやつあるじゃないですか、工事やった。あのやつを見ればね、だいたい、あれも立(りゅう)さんやっておったんと違いますか。だから、その下請けの施工台帳を見ればね、その辺の下請けさんどこまでいっておるかいうの、すぐわかると思いますよ。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  今回、補正で上げらせていただいておりますけども、当初予算では国庫補助が3,331万9,000円入ってくるいう予定やったんですけども、それが採択されませんでしたので、その金額がゼロになるということでございます。  起債につきましては、当初は1億4,400万円の予算を置いておりましたけども、それが増えまして1億6,910万円ということでございます。一般財源につきましてもプラスになりまして、当初は5,330万4,000円やったところを821万9,000円増えまして、6,152万3,000円ということで歳入を見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  僕さっきね、このお金を使うのと起債を使うのと、どのように違うんですかと。要するに、それが費用対効果なんですよ。その費用対効果がどうなのかということをお聞きしたいんですよ。  そして、もう1点ね、補助金がどのような形で町に連絡があるんですか。予算を立てる時に、全然補助金の予定が見込まれないのに予算を立てたのか、それとも補助金が見込まれるから立てたのか、その辺の予算編成の時のことについても、どういうふうな流れがあったかいうことを教えていただきたい。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  国庫補助が得られなかったということは、3,000万円ほどの補助金がないわけですので、借金が増えたり一般財源が増えてしまうということです。それがないから工事を止めたらどうやということにはならないというふうに、私は認識しております。  予算を立てる時には、もちろん補助申請を含めまして立てていきますので、基準に基づいた形で国庫補助がもらえるということで申請を上げていきます。どこの町もそうやと思います。ただ、29年の3月の内示のときもそうやったんですが、全て交付申請を上げている自治体に配分があるかいうたら、なかなかそうじゃなくて、文科省のほうでも財政の枠が限られていますので、その中で優先順位を付けて回ってくるということです。たまたま、この度の北中につきましては付かなかった。なぜ付かなかったというところに踏み込んでいきますと、今回の採択の基準の中に、40年以上経過した大規模改造であることというのが新しく文科省のほうで出てまいりました。母里小学校も40年たっていないんですけども、Ⅰ期工事でやった続きという見方をしていただきましたので、母里は3月の補正で採択、40年以下やったんやけども採択をされた。ただ、北中につきましては、Ⅳ期というものの体育館ですので棟が分かれておるということで、継続の事業というふうに認められなかったということで、29年度の補正も30年度の当初も採択されなかったということでございます。  稲美だけでなしに、ほかの町もその理由でたくさん採択されない事業が、現在でもあります。  以上です。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  起債の交付税算入のご質問があったと思いますけれども、50%が算入でございます。  以上です。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  ありがとうございます。  ただね、今、何年たっているんですかね、北中。その年数を果たしてクリアできるような形にするほうがいいのかね、それとも今やったほうがいいのかという、その議論がね、私はできてきたのかどうかということなんですよ。議会の中でもやっぱりその辺の議論ができてきたかどうかいうのは、一番大事なことやと思うんです。  そして、あるお金をできるだけ有効に使おうとするならば、できるだけ補助金をいただいて、その補助金の規定にあったような形でやっていく、そのことのほうが大事なのか、それとも本当に、もし事故が起きたらどうなのかという、そういう議論をね、僕は、進めた中でやっておればそれはそれでいいと思うんですけど、その辺がなしに、これはこうだと決めたから。他市町はどうなんですかね。決めたことは補助金なしでもやっていますか。多分、やってないと思いますよ。  だから、その辺はやっぱり議論をきちっとして費用対効果というのを考えていくのが一番大事じゃないか。町民の方が、住民の方がもっともっとしたいことあるんやけど、そのそこにお金を使ったからできないとか、そういう問題が出てきたとしたら、それはちょっと考えんといかんのじゃないかなと思いますよ。お金は大事なお金ですから、無駄に使うことなく、できるだけ補助金をいただいてするのが、私は正論やと思っております。  その辺の議論がどう進めたのか、プロセスについてお伺いしたいと思います。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  北中の大規模改造を入れる時に、いつやっていくかという時には、予算を立てる時に議員の皆様にも諮りながら、理解を得た上で進めてまいりました。  北中の経過年数ですけども、先ほど言いましたように33年たっております。33年たっておって傷みが激しかったので、北中の大規模をやっていこうということで、当時、4年前に工事をスタートさせたということでございます。  補助金が付いて事業を実施していくのは、もちろん我々もそれを希望しているところなんですけど、国がその財源を持っておりますので、我々が手を挙げても付かない場合が出てきてしまうというのが現状でございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  3番、池田いつ子議員。 ○3番(池田いつ子)  トイレ改修についてお尋ねいたします。  先ほどの説明では、洋式の暖房便器に変わるということでございましたが、ということは和式はゼロになってしまうんでしょうか。まあ8割ぐらいを洋式にしていくという方針を以前に聞いたことがありますが。その確認と、便器の数は結局いくつになって、車椅子対応が増えているので、現状の数との増減はどうなっているのか教えてください。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  体育館ということで、避難所にも将来なるということで、今回は洋式便所を全てとさせていただきました。  改修後のトイレの数なんですけども、車椅子対応トイレが1つ。男子トイレのうち洋式が2つ、小便器が3つですね。女子トイレについては洋式トイレが3つということになります。現在の数でございますけれども、女子トイレは洋式が1つと和式が3つ、それと男子トイレについては洋式が1つ、和式が1つの大便器と小便器が4つでございます。若干数は減るということでございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、議案第26号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。
     ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第26号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第14.議案第27号 稲美町立母里小学校規模改造工事(Ⅱ期)請負契                約の締結について  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第14、議案第27号 稲美町立母里小学校規模改造工事(Ⅱ期)請負契約の締結についてを議題といたします。  これより、議案第27号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました議案第27号についての提案理由の説明を申し上げます。  議案第27号につきましては、稲美町立母里小学校規模改造工事(Ⅱ期)請負契約を締結しようとするものでございます。  契約金額につきましては、1億2,852万円でございます。  契約の相手方は、兵庫県加古郡稲美町北山2番地の65、岡本設計工房株式会社 代表取締役 岡本一郎でございます。  この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。  担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  次に、補足説明を求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから議案第27号 稲美町立母里小学校規模改造工事(Ⅱ期)請負契約の締結についての、契約関係の補足説明を申し上げます。  議案書の42、43ページをお願いいたします。  議案書の43ページは、入札に関する参考資料を上げさせていただいております。本件に関わる入札参加者審査会は、平成30年4月16日に役場本館201会議室で開催し、入札方法、入札の応募資格要件等について審議いたしました。  そして、開札の日時につきましては、平成30年5月24日午前10時20分から、開札の場所は役場本館301会議室でございます。  入札の方法は、郵便応募型条件付一般競争入札でございます。  本件につきましては、入札業者数1社、有効入札業者数1社でございました。  続きまして、別冊の参考資料の64ページをお願いいたします。議案書42ページの補足資料でございます。  予定価格は、税抜きで1億5,782万7,000円。最低制限価格は、税抜きで9,469万円に対し、入札金額はご覧のとおりでございます。  落札業者は、予定価格及び最低制限価格の条件を満たした入札金額を提示した岡本設計工房株式会社でございます。  議案書の43ページにもう一度お戻り願います。議案書の43ページの6番でございます。  従いまして、岡本設計工房株式会社の落札金額に消費税を加えました1億2,852万円で契約しようとするものでございます。  工期につきましては、平成30年6月9日から平成30年9月14日までといたしております。  以上で、契約関係の補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  続いて、松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  それでは、議案第27号 稲美町立母里小学校規模改造工事(Ⅱ期)請負契約の締結についての工事関係の補足説明を申し上げます。  参考資料の57ページから63ページまでの資料により説明させていただきます。  57ページから58ページは改修建物の概要と施工概要、59ページから60ページは改修後の特別教室棟の特別教室、準備室、廊下、新設トイレ、階段、ホール等の1階から3階及び屋上の平面図、61ページはその立面図でございます。  62ページは機械室棟のトイレ等の平面図、立面図です。  63ページは、給食棟のトイレ改修平面図です。  母里小学校の、今回改修工事に伴う特別教室棟と機械室棟は昭和57年建築で、建築後36年が経過し、建物はかなり老朽化しています。また、給食棟のトイレは文部科学省の衛生管理を充実させるためのマニュアルで、給食施設のトイレは洋式が望ましいとされており、母里小学校以外の全ての小中学校の給食室トイレの洋式化が完了しており、平成31年度のⅢ期の給食棟の工事のうち、トイレだけ先行して今回改修をいたします。  母里小学校の大規模改造工事は、29年度から31年度の3カ年の予定で行っており、平成30年度は特別教室棟、延面積912平米の老朽改修とトイレ新設、機械室棟29平米の老朽改修とトイレ改修及び給食室棟のトイレ洋式化の工事を行います。  資料57ページの施工概要で、特別教室棟の老朽施設改修とトイレ新設について説明いたします。  まず、特別教室棟の老朽施設改修でございます。  外部につきましては、屋上は特別教室棟の全面を防水シートの貼り替えをし、外壁は壁面補修及び塗装を行います。  内部につきましては、教室棟のフローリング貼り替え、廊下の長尺シート貼り替えを行い、屋外階段のタイル補修も行います。  天井はすべて貼り替えるとともに、照明器具はすべてLED照明に取り替えます。  内壁は、塗装を塗り替え、建具は、昇降口、教室などの出入口の扉を取り替えるとともに、ガラスは安全性の高い強化ガラスに取り替えます。また、設備につきましては幹線配線・放送設備・自動火災報知機設備を取り替えるとともに、給排水・衛生器具・消火・換気設備の取り替えを行います。  次に、2階のトイレにつきましては、学校からの設置要望もあり、家庭科準備室の一部に床に段差のない乾式の洋式トイレを新設します。床は長尺シート貼り、天井は貼り替え、内壁は化粧合板貼りで、便座は暖房便座にし、手洗いは自動水栓にいたします。  次に、58ページの施工概要で、機械室棟などの老朽施設改修とトイレ改修について説明いたします。  女子トイレは、ポンプ室北側の改修前の機械室に移動して設置し、改修前の女子トイレのところに身障者トイレを設置します。  外部につきましては、屋上は防水シートの貼り替えをし、外壁は壁面補修及び塗装を行います。  設備については、電気配線を取り替えるとともに照明器具はLED照明に取り替え、消火設備の更新を行います。  また、屋外につきましてはスロープの設置や渡り廊下の塗装、屋根の取り替え、自転車置き場の塗装を行います。  トイレ改修につきましては、新設の身障者トイレ、既存の男子トイレ、移設の女子トイレとも、内部の天井は全て貼り替えるとともに、内壁は化粧板貼りにし、建具はトイレブース、ガラスを取り替えるとともに、出入口扉を新設します。  女子トイレ、男子トイレの床につきましては、渡り廊下から段差のないようにし、通路のタイルを更新するとともに、長尺シートを貼り、乾式の洋式トイレを新設します。  身障者トイレについては南側からの出入りとし、床は長尺シートを貼ります。  最後に、給食棟のトイレにつきましては最初に説明したとおり、和式から洋式に改修いたします。  今回のⅡ期工事については、平成29年度の国の補正予算により、平成30年3月補正予算を議決いただいたものを平成30年度に繰り越して、平成30年9月14日の完了を目指すものでございます。  Ⅱ期工事の施工範囲は、59ページから63ページの図面の赤く表示をしている部分でございます。  議案書の43ページをお願いします。  工期は、平成30年6月9日から平成30年9月14日の間としており、工事の施工に当たっては、できるだけ学校の授業に影響が出ないよう、主に夏休み期間中に工事を行う予定でございます。  以上、簡単ではございますが、母里小学校大規模改造工事(Ⅱ期)の工事関係の概要説明とさせていただきます。  よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  これより、議案第27号に対する質疑に入ります。  発言を許します。  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  郵便応募型条件付一般競争入札の条件につきまして、改めて内容について説明をお願いしたいと思います。  この条件に該当する業者数というのは何社、町内町外、何社あったのかということもお尋ねをしたいと思います。  昨年、普通教室棟、管理教室棟というんですかね、あそこの正面の入口の左側の手洗い場が、あれは危ないじゃないですかというふうに申し上げたんですけども、結局あの手洗い場というのは改修はされるんでしょうか、したんでしょうか、予定はあるんでしょうか、その点をお尋ねをしたいと思います。  ちょっと関連になるんですけども、先ほど、北中の国庫補助が付かなかったということでありますけども、私は国庫補助が付かなかった大規模改造というのは、今まで経験したことがないんですね。間違っておったら訂正してもらったら結構ですけども、付かなかったということは、私は経験はないですね。何らかの、率は低くなったとしても、この部分だけは対象にしましょうとかいうものが、多分今まであったと思うんですが、今回付いてないと聞いてびっくりしました。私は、その辺のところはですね、よく分析をしてもらわないと、働きかけが弱かったのかですね、何か対応をもっとすべきところがあったのではないかとか、さまざまなことが想定できるんですけども、非常に、委員会でも報告がありませんでしたしびっくりいたしました。  その点をですね、申し上げて、原因というものがもしありましたら、先ほどの答弁ですとなかなか明確には答弁されませんけども、お尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから応募資格要件の主なものと、応募対象社数について申し上げます。  資格要件につきましては、主なものでございます。  建設工事業において、特定建設業の許可を有すること、次に、本店・支店営業所等が兵庫県内にあること、次に、経営規模等の総合評点値が、町内業者は650点以上、町外業者は1,100点以上であること、次に、現場代理人及び監理技術者を専任で配置できること、次に、町外業者が落札した場合は町内業者と契約金額の10%以上の下請契約をすることなどでございます。  応募対象者数につきましては、先ほど北中学校の工事のところでお答えしたとおり、町外につきましては60社、町内につきましては4社、合計の64社でございます。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  まず、1つ目の手洗い場の改修なんですけど、今のところ、今回の大規模改造の工事の中では、一緒に工事を施工する予定はございません。前にご指摘がありましたので現場を確認しながら、できるかどうかいうのは検討していきたいというふうに考えます。  それと国庫補助の関係なんですけども、先ほど説明させていただきましたように、国の財源がかなり絞られているということもあり、条件が厳しくなってきております。全国で多数の交付申請をしているのにも関わらず付かなかったということで、29年追加補正の母里小学校の採択の時に付いたのというのは、宍粟市、多可町、稲美町、播磨町、佐用町、南あわじ市、ほかの県内の市町、たくさん手が挙がっておったんですけど、それだけしか採択をされなかったということで、条件40年ということ以外に条件がたくさん付いてきておりまして、例えば建物の耐震対策のために緊急的に実施する事業であるとか、緊急的に実施する長寿命化改良事業であるとか、そういうふうな形で今までと違った条件が出てきてしまっています。特別支援に係る事業、バリア対策事業であるとかいうようなことで、その条件に合ったものでないと、平成29年、30年の採択要件にはならなかったということでございます。  さっきも言いましたけど、母里小学校は継続事業ということで採択をされましたけど、今年新たに申請をしておったら採択されていなかったということになると思います。もちろん、手を抜いて、補助申請をして付けてくれというのはどこの町でも同じように交付申請をしているわけですので、全く稲美町だけが落ちていっているのではないという認識をしております。  以上です。 ○議長(山口 守)  15番、木村圭二議員。 ○15番(木村圭二)  先ほどと同じような質疑になりますけども、入札業者が1社しかなかったということの分析をですね、改めてお尋ねをしておきたいと思います。  あそこの手洗い場はですね、非常に高さが高くて転びやすい、今、構造になっておりまして、地震がきましたら、あそこが一番早く動くのではないか。壊れるというよりも転がるようなことに、倒れるようなことになるんではないかというふうに思っておりますので、十分検討はしていただきたいというふうに申し上げておきます。  大規模改造の、例えば洋式化は国は積極的に進めておるわけですから、その部分とかですね、さまざまな、例えば災害対策、防災避難所、そうしたことの整備を進めていくんだというようなこととかですね、やりようではいろいろあると思うんですけども、なかなか付かなかったのは仕方ないことですけどね、国の補助がしっかりいただけるようなですね、取り組みをしっかり進めてもらいたいというふうに思っておりますので、もう一回だけ、その辺はお尋ねをして答弁をいただいておきたいと思います。  以上です。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  先ほどもお答えしたように、入札参加の業者数が少ない理由でございますが、この時期、近隣市町におきましても学校施設等の公共施設の老朽化に伴う改修工事が多く発注されております。また、他市町、一般企業におきましても建設工事が発注されている状況でございます。その技術者、職人の不足が想定されております。全国的に見ますと、東日本大震災の復興事業やアベノミクスの経済対策、また東京オリンピックに向けて首都圏などで建設需要が高まっているということも影響しているというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  手洗い場につきましては、ご指摘いただいておりますので、今後また検討していくということにさせていただきたいと思います。  大規模改造の交付申請につきましては、引き続き国に付けてもらえるように要望してまいりたいと思います。できるだけ付けてもらうのが本来の筋やと思っておりますので、うちとしてもできる限り要望していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。
     1番、赤松愛一郎議員。 ○1番(赤松愛一郎)  何点かお聞きしたいと思います。  工期が明日6月9日から9月14日という表示があるんですけども、特別棟とは言いながら、いろいろ音楽室であったり理科室であったり、特別な実験であったりするような特別教室棟なんですけども、その中で、本当に授業として利用できない期間というのはどのぐらいあるのか、できるだけ学習には影響のないような形で工事のほうを進めていただきたいなあと思っています。  あと、3階建てのあの建物の中にトイレがなかったという中で、どうして新設の時にトイレが設置がなかったんかなあという疑問すらあったんですけども、ちょっと途中からでは付けにくいっていう話があった中、2階にとりあえずトイレをつくっていただけたことは有り難いなあとは思うんですけども、できればもうちょっとちゃんとしたトイレを1階、2階、3階に設置してもらいたかったなあというのはあるんですけども。男女のトイレ数というのはどういう個数になっておるんでしょうか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  9月14日までの工期とさせていただきましたのは、契約が明日から、6月9日からという工期になるわけなんですが、実際のところは7月中旬まで特別教室棟での授業がございます。そういうこともあり、普通教室と違った建具等の設置があるということで、夏休み中にはその特別教室棟は9月1日を迎えるにあたって完成できるように工事は進めてまいります。ということで、残るところは外部の機械室棟の工事が少しずれるということです。外側の間にある機械室棟の工事でございます。子どもらの授業に影響のないようにさせていただくということでございます。  2階のトイレにつきましては、数は2つ予定しております。洋式のトイレ、2つでございます。男女兼用でございます。 ○議長(山口 守)  1番、赤松愛一郎議員。 ○1番(赤松愛一郎)  前に、いろんな物品も多いから、移動とかもあって、7月上旬ぐらいからはあんまり使えないっていう話もチラッと聞いたことがあるんですけども、その辺は現在もそういう状況なんでしょうか。  それと、小学校も高学年になってきたら、女の子なんかもかなりデリケートになっていますんで、男女共用というのは、なかったものを努力でつくっていただけたというのはわかるんですけども、なかなか使い勝手が厳しいんかなと思うんですけども、その辺はどのように考えておられますか。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  稲美北中学校の特別教室棟の工事につきましては、北中の協力によりまして、特別教室棟でする授業をできるだけ前倒しで授業をしていただいて、かなり早い段階から工事が施工できるようにしたことにより8月31日に完成ができたということでございます。母里小学校につきましても、同じように何とかならないかというような相談をさせていただきましたけども、やっぱり授業があるので、それは少し無理やというような返事をいただきましたので、学校の授業を中心に考えていったということでございます。  2階のトイレにつきましては、男女別のトイレがもちろん望ましいんですけども、設置するのがやっとでして、非常に申し訳ない状態になってしまっていますけども、2つ洋式のトイレを設置するということでございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(山口 守)  1番、赤松愛一郎議員。 ○1番(赤松愛一郎)  学校の学業優先でやっていただけたというのは有り難いと思っています。今後とも学校の意向、また学校のことですので、学習をやっぱり最優先にしたような、こっち側の都合じゃないような形で工事のほうをしてもらうっていうのは大事なことやと思っておるんですけども、やっぱりその辺は最優先にして考えていただきたいなあと思っています。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  工事の施工につきましては、学校の授業に影響が出ないよう、主に夏休み期間中に工事が完成できるように努力してまいりたいと思います。授業を優先して工事を行ってまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  2点お伺いしたいと思うんですけど、今現在ね、この予算ですね、2つあるんですよ。このこと自体がちょっと問題ではないかと思うのと。もう1点、これ母里小学校が採択されたのは、多分トイレが湿式から乾式に変えられたからじゃないかと思うんです。今、全国どこでも、兵庫県も公立高校等々、それから中学校、小学校、トイレ改修、湿式から乾式に変える、これに対して全部終了するように国が順番に予算を付けていっていると思うんですよ。だから、そういうところもちゃんと考えれば、もう少し補助金というものを大事に使えるんではないかと。国の方針自体は、どういう方向を向いておるかなということも、やはり頭の中に置いていく必要があると思いますので、その辺のところについてもお伺いしたいと思います。 ○議長(山口 守)  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  予算が2つあるということをおっしゃっている意味は、30年度の当初予算と29年度の補正予算にダブルで計上されていることをおっしゃっているんだと思うんですけれども、県とかほかの地方自治体に聞いてみたところ、予算計上の方法としては一般的に行われている方法でございます。補正予算を計上する際には、議運などで、当初で計上した予算は補正予算を再度組ませていただいて落とすというような説明もさせていただいておるので、特に問題はないと考えております。 ○議長(山口 守)  松田典浩教育政策部長。 ○教育政策部長(松田典浩)  トイレを乾式化にすることによって母里が付いたんではないかというご質問やと思うんですけども、北中も体育館乾式化をしています。それ、国の今回の裁定の一つの中に、老朽化の著しいトイレの改良事業という項目が入っております。それはAから順番にいくんですけど、Gのランクでその言葉が出てまいります。老朽化の激しいトイレ改修についても国も優先的に付けていくという、Gのランクで付いているということでございます。母里は、そのトイレ改修があったから付いたんではなしに、先ほど説明させていただきましたけども、Ⅰ期工事と隣接して、併設してⅡ期が継続しているということで、昨年の基準からそのまま引き続きということで採択されたものでございます。  以上です。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  この問題については、補正予算がありますので、その時にもう一度再度質問をさせてもらいます。  以上です。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、議案第27号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第27号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第15.議案第28号 小型動力ポンプ積載車(西和田部)購入契約の締結                について  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第15、議案第28号 小型動力ポンプ積載車(西和田部)購入契約の締結についてを議題といたします。  これより、議案第28号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました議案第28号についての提案理由の説明を申し上げます。  議案第28号につきましては、小型動力ポンプ積載車(西和田部)購入契約を締結しようとするものでございます。  契約金額につきましては、829万4,400円でございます。  契約の相手方は、兵庫県たつの市新宮町井野原276番地の1、有限会社岡本ポンプ 代表取締役 岡本 洋でございます。  この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。  担当部長から補足説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  続いて、補足説明を求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから議案第28号 小型動力ポンプ積載車(西和田部)購入契約の締結についての契約関係の補足説明を申し上げます。  議案書の44、45ページをお願いいたします。  議案書の45ページは、入札に関する参考資料を上げさせていただいております。  本件に関わる入札参加者審査会は、平成30年4月16日に役場本館201会議室で開催し、入札の方法、指名業者等について審議いたしました。  そして、入札の日時につきましては、平成30年5月25日午前11時15分から、入札の場所は役場本館301会議室でございます。  入札の方法は、指名競争入札でございます。  本件につきましては、指名業者数7社、入札業者数5社でございました。  続きまして、別冊の参考資料の67ページをお願いいたします。議案書の44ページの補足資料でございます。  予定価格は、税込みで874万8,000円に対し、各社の入札金額はご覧のとおりでございます。  落札業者は、予定価格の条件を満たした中で最も低い入札金額を提示した、有限会社岡本ポンプでございます。  議案書の45ページにもう一度お戻り願います。議案書の45ページ、6番でございます。  従いまして、有限会社岡本ポンプと829万4,400円で契約しようとするものでございます。  納期につきましては、平成31年1月31日といたしております。  以上で、契約関係の補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  それでは、議案第28号 小型動力ポンプ積載車(西和田部)購入契約の締結についての、車輌関係について補足説明を申し上げます。  参考資料は、65ページから66ページでございます。  65ページをお願いいたします。  (1)としまして、車両は1台で、車両タイプはダブルキャブ、標準ボディ、標準デッキ、後輪ダブルタイヤとなっております。  最大積載量は1.25トン、ガソリンエンジンで、排気量は1.99リットル、二輪駆動のオートマチック車、乗車定員は6名となっております。  主な装備品につきましては、パワーステアリング、全席パワーウインドウ、エアコンディショナーなど、記載のとおりとなっております。  また、(2)には車両に取り付ける装備品・積載品としまして、消防車両用電子サイレンアンプなど、消防活動に必要な10品目を取り付けることにしております。  66ページをお願いいたします。  小型動力ポンプ積載車の概略図を付けさせていただいております。車両に取り付ける装備品・積載品につきましては、設置場所を表示させていただいております。  以上で、議案第28号 小型動力ポンプ積載車(西和田部)購入契約の締結についての車両関係についての補足説明とさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  これより、議案第28号に対する質疑に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  今回のこの小型動力ポンプ積載車購入に至った理由を、まず教えてください。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  普通積載車、今回の更新ですけれども、20年経過のものを更新しておりますので、今回それに該当しております。 ○議長(山口 守)  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  それと、西和田部におきましては、どうしてこのタイプになるのか。乗り替えということになれば、古い車ですね、これは今後どのようになるのかお尋ねいたします。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  車両につきましは、地元等と調整をさせていただいてこの車両をしております。また、古い車両につきましては廃車という形をとらせていただきます。 ○議長(山口 守)  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  特殊な車両ですので、20年といえどもまだ活用できるのではないかなと思うんですけれども、その見込みは全くなかったんでしょうか。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  以前はもう少し短い周期で替えさせていただいてたんですが、最近のものは20年ということで延長させていただきました。これ以上延ばすことによって消防活動に支障が出るのも問題がありますので、更新とさせていただきます。
    ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  1番、赤松愛一郎議員。 ○1番(赤松愛一郎)  先ほど、20年以上っていう話があったんですけども、実際この西和田の更新の年月日は前回はどのぐらいになっておるんでしょうか。以前、もう少し短かったと思うんですけども、段々延びてきよる中で更新が20年以上という話になっておるのやと思うんですけども。昔に比べてかなり更新が延びていると思うんですけども、その辺で支障はないんでしょうか。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  初期の登録年月日については、ちょっと資料として持ち合わせておりません。ただ、20年は十分に経過しておりますので更新という形でさせていただいております。  20年を超えるとやはり支障が出る可能性が高いですので、今回更新ということでさせていただいております。 ○議長(山口 守)  1番、赤松愛一郎議員。 ○1番(赤松愛一郎)  昔はポンプも一緒に更新ていうふうなことが多かったと思うんですけども、今回車両だけかなというふうに判断するんですけども、ポンプについてはどのような更新の計画になっておるんでしょうか。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  今回、ポンプについては更新をさせていただかないんですけれども、ポンプにつきましては毎年点検をしながら、なるべく活用していくという形で、耐用年数等は決めておりません。  以上です。 ○議長(山口 守)  1番、赤松愛一郎議員。 ○1番(赤松愛一郎)  私も消防におった時分、3月に業者の点検も兼ねた放水訓練みたいなんがあったと思うんですけれども、その中でポンプの性能とか調子とかも見ていただいてするというのはわかるんですけども、機械ものですので、あんまり長くしてたら本当に、いざという時に用を足さないようなものになっては困りますので、やっぱり最低、最長何年ていうぐらいの、やっぱり取り決めは必要なんやないかなと思うんですけども。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  先ほど言われましたように、3月には一斉に点検をさせていただいております。また、各部におきましては毎月点検とかそういったことで、不具合が生じた場合はすぐに事務局のほうに連絡をいただくように態勢をとっております。その辺りで、不具合があればすぐ替えていくということも対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、議案第28号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第28号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第16.議案第29号 小型動力ポンプ軽四積載車(大沢部、八軒屋部)購                入契約の締結について  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第16、議案第29号 小型動力ポンプ軽四積載車(大沢部、八軒屋部)購入契約の締結についてを議題といたします。  これより、議案第29号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました議案第29号についての提案理由の説明を申し上げます。  議案第29号につきましては、小型動力ポンプ軽四積載車(大沢部、八軒屋部)購入契約を締結しようとするものでございます。  契約金額につきましては、1,112万4,000円でございます。  契約の相手方は、兵庫県たつの市新宮町井野原276番地の1、有限会社岡本ポンプ 代表取締役 岡本 洋でございます。  この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。  担当部長から補足説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  次に、補足説明を求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから議案第29号 小型動力ポンプ軽四積載車(大沢部、八軒屋部)購入契約の締結についての契約関係の補足説明を申し上げます。  議案書の46、47ページをお願いいたします。  議案書の47ページは、入札に関する参考資料を上げさせていただいております。  本件に関わる入札参加者審査会は、平成30年4月16日に役場本館201会議室で開催し、入札の方法、指名業者等について審議いたしました。  そして、入札の日時につきましては、平成30年5月25日午前11時30分から、入札の場所は役場本館301会議室でございます。  入札の方法は、指名競争入札でございます。  本件につきましては、指名業者数7社、入札業者数5社でございました。  続きまして、別冊の参考資料の70ページをお願いいたします。議案書の46ページの補足資料でございます。  予定価格は、税込みで1,176万1,200円に対し、各社の入札金額はご覧のとおりでございます。  落札業者は、予定価格の条件を満たした中で最も低い入札金額を提示した、有限会社岡本ポンプでございます。  議案書の47ページにもう一度お戻り願います。議案書の47ページ、6番でございます。  従いまして、有限会社岡本ポンプと1,112万4,000円で契約しようとするものでございます。  納期につきましては、平成31年1月31日といたしております。  以上で、契約関係の補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  続いて、増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  それでは、議案第29号 小型動力ポンプ軽四積載車(大沢部、八軒屋部)購入契約の締結についての、車輌関係について補足説明を申し上げます。  参考資料の68ページから69ページでございます。  68ページをお願いいたします。  (1)は、車両1台当たりの仕様について記載をさせていただいております。車両タイプはデッキバンで、最大積載量は0.25トン、ガソリンエンジンで、排気量は0.65リットル、二輪駆動のオートマチック車、乗車定員は4名となっております。  主な装備品につきましては、パワーステアリング、運転席・助手席パワーウインドー、エアコンディショナーなど、記載のとおりとなっております。  また、(2)には車両に取り付ける装備品・積載品としまして、消防車両用電子サイレンアンプなど、消防活動に必要な9品目を取り付けることにしております。  69ページをお願いいたします。  小型動力ポンプ軽四積載車の概略図を付けさせていただいております。車両に取り付ける装備品・積載品につきましては、先ほどと同様に設置場所を表示させていただいております。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第29号 小型動力ポンプ軽四積載車(大沢部、八軒屋部)購入契約の締結についての車両関係についての補足説明とさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  これより、議案第29号に対する質疑に入ります。  発言を許します。  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  これも、ちょっと先ほどの質問とかぶると思うんですけれども、ここの大沢部、八軒屋部に関しましても、どうしてこのポンプ車を導入にするに至ったか、改めてお尋ねいたします。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  軽四積載車につきましては18年で更新ということで、中で決めさせていただいております。  ちょっと先ほど答えができなかったんですけども、西和田部につきましては平成10年登録ということで、20年経過しております。  大沢部、八軒屋部につきましては平成12年登録ということで、18年が経過するということで、今年度更新を行おうとするものです。 ○議長(山口 守)  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  あと、古い車両に関してなんですけれども、これは先ほど処分ということでしたけれども、この処分に関しましても同じ業者がしてるんでしょうか。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  納品に合わせまして、車両のほうは納入業者のほうが持ち帰るという形でさせていただいております。 ○議長(山口 守)  12番、河田公利助議員。 ○12番(河田公利助)  ではその後、その車両がどうなったかというとこまでは把握されてないわけですか。もう抹消しただけで、車両は実際解体されたのか、実は海外とかに転売されたとか、そういう追跡はされてないわけですか。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  廃車をしたという手続きについてはいただくようになっておりますけれども、その後につきましては承知しておりません。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  改めまして、1点伺いたいと思います。  この小型動力ポンプですね、普通車と軽四ということで上がってきているんですが、この基準はですね、人口割とかその地区の世帯数とか、地区内の道路幅とか、そういうのが関係してくるんでしょうか。それによって、この最大積載量、排気量が決まってくるんでしょうか。その点を伺いたいと思います。  そしてまた、人口割、世帯数割でありましたら、今後そういうので減少傾向になってきましたら、次の新たな更新時には、また積載車が変わる、規模が変わるいうことにもなるんでしょうか。その点教えてください。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  先ほども申しましたように、更新に当たりましては意向等を確認しながらということでさせていただいております。やはり、地域の実情であったり地元の意向、その辺りもあると思います。やはり、先ほど言われました道路事情等で、いくら大きい車を入れても活動できないということであれば軽四車両ということでなっておりますんで、今後も地元の意向を聞きながら確認をしてまいりたいと思います。 ○議長(山口 守)  6番、関灘真澄議員。 ○6番(関灘真澄)  先ほど申しました人口割合、世帯数割、そういうのはどうなんでしょうか。そういうのは、その要件に入っているんですか。どうなんでしょう。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  人口割、世帯割はあまり現時点では入れてないですね。やはり地元の意向であったり活動がしやすい状態を選びたいと思いますので、そういったことでさせていただいております。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  1番、赤松愛一郎議員。 ○1番(赤松愛一郎)  関灘議員の関連にもなるんかとは思うんですけれども、最近私が消防におった時分には、小型積載車がほぼっていうイメージで、自動車ポンプが数台あって、軽四の積載車っていうのはほんまに少ないっていうふうな形やったんですけども、最近、軽四の積載車っていうのをよく見るようになってきたと思うんですけども。先ほど、地元の協議っていう話があったんですけども、自動車ポンプに関しては地元負担金っていうのは発生していたように感じています。しかし、小型ポンプ車とか軽四の積載車とかには、地元負担金っていうのはなかったように思うんです。その中で、先ほども関灘議員も言われましたけども、団員の数であったりいろんな事情があるのかなあと思ったりしよったんですけども、その辺はないんでしょうか。  それと、今現在の自動車ポンプの台数、軽四の積載車っていうのは、どのような割合になっておるんでしょうか。
    ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  今、自動車ポンプというのはもう去年の時点で、以前ありました草谷部と上新田部が更新して、普通車両に変更していますので、自動車ポンプにつきましては現在ございません。あと普通自動車ですね、先ほどの西和田部の分ですけども、それにつきましては29台、それと軽四積載車につきましては14台という形で、全部で43台の消防車を各地に配備しております。  先ほどの人口割とかそういうのも、今後は考えていく必要があるんですけれども、現在は、今の状態かなあというふうに思っております。 ○議長(山口 守)  1番、赤松愛一郎議員。 ○1番(赤松愛一郎)  先ほども、地元の意向っていうふうなことも言われてたんですけども、割合的に軽四が1に小型乗用車が2っていうぐらいの割合なんかなあというふうな感覚で、今、聞きましたけど、昔は小型積載車が乗用の分が大方っていうイメージがあったんですけども、その辺はもう団員数も減ってきているっていうのも、なかなか入ってもらいにくいっていうのも含め、地元の意向で軽四が増えているっていうことなんでしょうか。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  まず、ちょっとお答えできてなかったんですけども、地元負担に関しましては現在、消防車両については求めておりません。車につきましては、地元がどう思われるか、どういった車両のほうが活動しやすいとかいうのがまず第一かなあと思います。  そういったことで確認をして、次の更新にあてていきたい、そのように思います。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  廃車した車なんですけど、それは有償なんですか、無償なんですか。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  廃車に関する費用だと思うんですけども、ちょっとその辺りは確認させていただいてお答えさせていただきたいと思います。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  下取りをしていただく場合は別なんですけど、無償とか有償で廃車する場合は、マニフェスト等が必要になってくるんじゃないですか。どういうふうに処分されたかということが、多分必要になってくると思うんですが、いかがですかね。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  その辺りを含めまして、ちょっと後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  申し訳ございません。  旧車両の廃車手続きは受注者が行い、費用についても受注者が負担するということで、仕様書のほうで定めさせていただいております。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  無償にしても、マニフェストいらんのですかね。役所で使っていたものが、きちっとどこに廃車されたかということについては必要じゃないんですかね。 ○議長(山口 守)  しばらく休憩いたします。               休 憩 午後 0時25分              ……………………………………               再 開 午後 0時30分 ○議長(山口 守)  休憩前に引き続き、会議を始めます。  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  ちょっと確認をしましたらマニフェストにはないということで、法的にも問題ないということで確認をしております。 ○議長(山口 守)  8番、藤本 惠議員の発言はすでに3回に及びましたが、稲美町議会会議規則第55条の但し書きの規定により、特に発言を許します。  8番、藤本 惠議員。 ○8番(藤本 惠)  申し訳ないです。  要するに産業廃棄物処理法の中でですね、鉄なんかは有償でする場合は売ったところに必要なんですよ、どこに売ったかね。無償の場合は、マニフェストを出さんといかんのですよ。それで、向こうに引き取ってもらってなんぼかお金を渡して下取りにしてもらった場合は、そういうのは必要ないですよ。でも、廃車ということは廃棄物ですから、廃棄物処理法では、僕は必要やと思うんですけどね。  例えば施設の備品とかそういうものを処分したときに、有償の場合と無償の場合があります。無償の場合は、産廃の処理してくださいって言われていますよ。 ○議長(山口 守)  増田秀樹経済環境部長。 ○経済環境部長(増田秀樹)  先ほど申しましたように、手続きはもう受注者が行いまして、費用も負担ということで、その中にはリサイクル料、その辺りの処分費用につきましても受注者が負担するということで、仕様書のほうで定めさせていただいております。 ○議長(山口 守)  他にご発言はございませんか。  他にご発言の声を聞きませんので、議案第29号に対する質疑を終結し、討論に入ります。  発言を許します。  ご発言はございませんか。  ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第29号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  …………………………………………………………………………………………………   日程第17.議案第30号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第1号)  ………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第17、議案第30号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより、議案第30号に対する当局の提案理由の説明を求めます。  古谷 博町長。 ○町長(古谷 博) (登壇)  ただいま上程されました議案第30号の提案理由の説明を申し上げます。  議案第30号の平成30年度稲美町一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ1億6,735万7,000円を減額いたしまして、補正後の総額を99億2,563万8,000円にしようとするものでございます。  担当部長から補足説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山口 守)  次に、補足説明を求めます。  藤田浩之経営政策部長。 ○経営政策部長(藤田浩之)  それでは、私のほうから議案第30号 平成30年度稲美町一般会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。  第1条で歳入歳出予算の総額を規定し、第2条で地方債の補正を行っているところでございます。  それでは、4ページから順次説明をさせていただきます。  第2表地方債補正でございます。  まず変更といたしまして、6項中学校事業、学校教育施設等整備事業の限度額を1億4,400万円であったものを1億6,910万円に、2,510万円を増額するものでございます。これは、稲美北中学校大規模改造事業Ⅳ期工事に国庫補助が付かなかったことにより、起債限度額を変更するものでございます。  なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、従前のとおりでございます。  次に、廃止といたしまして5項小学校事業、学校教育施設等整備事業の30年度の借り入れを取りやめるものでございます。これは、当初予算に計上しておりました母里小学校大規模改造事業Ⅱ期工事を、29年度の国の補正予算による繰越明許費で執行することによるものでございます。  6ページ、7ページをお願いいたします。  歳入の説明に移らせていただきます。  13款国庫支出金、2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、5,713万2,000円の減額でございます。これは、細節5、学校施設環境改善交付金で、その内訳は、当初予算に計上しておりました母里小学校大規模改造事業Ⅱ期工事を29年度の国の補正予算による繰越明許費で執行するための減額及び稲美北中学校大規模改造事業Ⅳ期工事に対する国庫補助が付かなかったことによる減額で、予算の全額を落とすものでございます。  14款県支出金、2項県補助金、4目農林水産業費県補助金、23万3,000円の増額でございます。これは、細節19、花き流通体系向上対策事業補助金の新設でございまして、農事組合法人ファーム稲加見谷営農の花卉生産のための備品購入に対する県補助でございます。  7目教育費県補助金、14万2,000円の増額でございます。これは細節9、教職員のための社会教育主事講習派遣事業補助金で、1名から2名に新たに1名分が追加交付されることに伴う県補助の増でございます。  17款繰入金、1項1目繰入金2,760万円の減額は、歳入歳出の調整による財政調整基金からの繰入金の減でございます。  19款諸収入、4項1目雑入、450万円の増額でございます。その内訳は、細節28、一般コミュニティ助成事業助成金250万円の新設でございまして、自治総合センターから印東自治会の祭屋台平屋根等備品購入に対する助成が決定されたことによる増額でございます。  次に、細節29、自主防災組織育成助成事業助成金200万円の新設でございまして、自治総合センターから天満南小校区防災委員会の避難所運営機材等購入に対する助成が決定されたことによる増額でございます。  20款町債、1項町債、5目教育債、8,750万円の減額でございます。その内訳は、1節小学校事業債、細節1、学校教育施設等整備事業債、1億1,260万円の減額で、これは国庫補助金でも申し上げましたが、当初予算に計上しておりました母里小学校大規模改造事業Ⅱ期工事を29年度の国の補正予算による繰越明許費で執行するための減額で、予算の全額を落とすものでございます。  2節中学校事業債、細節1、学校教育施設等整備事業債、2,510万円の増額で、こちらも国庫補助金で申し上げましたが、稲美北中学校大規模改造事業Ⅳ期工事に対する国庫補助が付かなかったため、不足する財源に起債を充当するものでございます。  8ページ、9ページをお願いいたします。  歳出でございます。  2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、事業番号5、まちづくり推進事業、250万円の増額でございます。これは、歳入で申し上げました印東自治会の祭屋台平屋根等備品購入に対する補助金でございます。  3款民生費、1項社会福祉費、9目社会福祉施設費、事業番号2、総合福祉会館管理運営事業28万7,000円の増額及び事業番号4、加古福祉会館管理運営事業10万円の増額は、いずれもエアコンの故障により予算残額がゼロとなったため、今後の修繕等に対応するために増額するものでございます。  6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費、事業番号1、農業振興事業23万3,000円の増額でございます。これは、歳入で申し上げました農事組合法人ファーム稲加見谷営農の花卉生産のための備品購入に対する補助金でございます。  9款消防費、1項消防費、5目災害対策費、事業番号3、自主防災組織育成事業200万円の増額でございます。これは、歳入で申し上げました天満南小校区防災委員会の避難所運営機材等購入に対する補助金でございます。  10ページ、11ページをお願いいたします。  10款教育費、1項教育総務費、3目教育指導費、事業番号6、魅力あるいなみの教育事業14万3,000円の増額でございます。これは、歳入でも申し上げました県補助事業により、新たに1名分が追加交付された社会教育主事講習派遣事業に係る旅費を計上しております。  2項小学校費、1目学校管理費、事業番号3、小学校施設維持管理事業1億7,262万円の減額でございます。これは、主に先ほど歳入でも申し上げました当初予算に計上しておりました母里小学校大規模改造事業Ⅱ期工事を、29年度の国の補正予算による繰越明許費で執行するため、工事の管理業務委託費用、工事請負費をそれぞれ減額するものでございます。  以上で、平成30年度稲美町一般会計補正予算(第1号)の補足説明とさせていただきます。 ○議長(山口 守)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  ……………………………………………………………………………………………………   日程第18.選挙第1号 兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙につい               て  …………………………………………………………………………………………………… ○議長(山口 守)  次は日程第18、選挙第1号 兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙についてを議題といたします。  兵庫県後期高齢者医療広域連合規約第9条第1項の規定により、平成30年5月31日で、古谷 博町長の広域連合議会議員の任期が満了となっています。よって、稲美町として広域連合議会議員の選挙を行う必要があります。兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙については、兵庫県後期高齢者医療広域連合規約第8条において、広域連合議員は各関係市町の議会において、当該関係市町の長、副市町長、または議会の議員のうちから1人を選挙する、第2項において関係市町の議会における選挙については、地方自治法第118条の例によると規定されています。  しばらく休憩します。               休 憩 午後 0時42分              ……………………………………               再 開 午後 0時55分 ○議長(山口 守)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  選挙は、投票により行います。  稲美町議会会議規則第28条の規定により、議場の閉鎖を命じます。
                   (議 場 閉 鎖) ○議長(山口 守)  ただいまの出席議員は16名であります。  次に、稲美町議会会議規則第32条の規定により、立会人に赤松愛一郎議員及び辻元誠志議員を指名いたします。  これより、投票用紙を配付させます。                 (投票用紙配付) ○議長(山口 守)  投票用紙の配付漏れはありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検させます。                 (投票箱点検) ○議長(山口 守)  異常なしと認めます。  この際、念のため申し上げます。  投票は単記無記名であります。  投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、点呼に応じて順次投票願います。  これより、投票を行います。  事務局長の点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。       (事務局長から議席番号及び議員の氏名を点呼、議員投票) ○議長(山口 守)  投票漏れはありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  投票漏れなしと認めます。  よって、投票を終了いたします。  続いて開票を行います。  赤松愛一郎議員及び辻元誠志議員に開票の立ち会いを求めます。                 (開    票) ○議長(山口 守)  これより、選挙の結果を報告いたします。  投票総数16票、うち有効投票16票、無効投票0票。  有効投票中、大竹 正さん14票、古谷 博さん1票、木村圭二さん1票、以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は4票であります。  よって、大竹 正さんが兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。                (議 場 開 鎖) ○議長(山口 守)  ただいま、兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました大竹 正さんが議場におられますので、本席から稲美町議会会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたします。  以上で、本日の日程は終わりました。  お諮りいたします。  明9日から19日までの11日間は休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山口 守)  ご異議なしと認めます。  よって、明9日から19日までの11日間は休会することに決しました。  次の本会議は、6月20日午前9時30分から再開いたします。  本日は、これにて散会いたします。  お疲れさまでした。              散 会 午後 1時06分...