稲美町議会 2017-09-01
平成29年第247回定例会(第1号 9月 1日)
さて、
今期定例会は人事案件、平成28年度稲美町一般会計・特別会計及び
水道事業会計の決算認定、平成29年度稲美町一般会計・特別会計及び
水道事業会計補正予算等、多数の重要案件を審議するものであります。議員各位には慎重審議のうえ、適切妥当な結論が得られますようお願いいたしまして、開会のごあいさつといたします。
ただいまの出席議員は15人で、議員定足数に達しております。
よって、第247回稲美町定例会は成立いたしましたので、開会いたします。
ただいまから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。
直ちに日程に入ります。
……………………………………………
日程第1.
会議録署名議員の指名
……………………………………………
○議長(池田博美) 日程第1は、
会議録署名議員の指名であります。
会議録署名議員は、
稲美町議会会議規則第127条の規定により、議長から指名いたします。
4番、吉田 剛議員、5番、
池田いつ子議員、以上2議員にお願いいたします。
………………………………
日程第2.会期の決定
………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から9月28日までの28日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、
今期定例会は、本日から9月28日までの28日間とすることに決しました。
…………………………
日程第3.諸報告
…………………………
○議長(池田博美) 次は日程第3、諸報告であります。
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております。
次に、監査委員から
例月出納検査の報告がありましたので、その写しを配付いたしておりますので、ご了承を願います。
次に、
議会広報編集特別委員会が閉会中に開催されました。その調査の概要報告書を配付いたしております。
次に、閉会中に
総務福祉文教常任委員会、
生活産業建設常任委員会が開催されました。その調査の概要報告書を配付いたしておりますので、ご了承を願います。
次に、兵庫県
建設労働組合連合会・兵庫県
土建一般労働組合執行委員長から「
地域建設産業の再生に関する要請」が、
全国森林環境税創設促進議員連盟会長から「
全国森林環境税の創設に関する意見書採択に関する陳情について」が議長宛に提出されています。その写しを配付しておりますので、ご了承願います。
次に、私が出席したものについてご報告申し上げます。
7月6日から7日に東京都で開催された二市二
町議会議長会総会・研修会、10日に小野市で開催された
東播磨南北道路建設促進期成同盟会総会、10日から11日に神戸市で開催された兵庫県
町議会議員公務災害補償組合第183回
組合議会臨時会、兵庫県
町議会議長会評議員会議、
議長研究会に出席いたしました。
議長研究会では「地方創生をめぐる議会の活動課題について」の講演を受講し、「災害時における議会の役割について」の意見交換を行いました。
以上で、私からの諸報告は終わります。
次に、町長から諸報告を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) おはようございます。
暦の上ではすでに秋となりまして、暑さが峠を越えて後退し始める頃というふうにされておりますけれども、まだまだ日中は暑うございます。
本日、第247回稲美町定例会の開催をお願い申し上げましたところ、全議員のご出席を賜りました。ありがとうございます。議員各位の日頃からのご精励に心より敬意を表するところでございます。
それでは、ただいまから諸報告を申し上げたいと存じます。
はじめに、6月28日、
兵庫県民会館におきまして、兵庫県
市町交通災害共済組合及び兵庫県町村会の、平成28年度の決算監査を行ってまいりました。
次に、7月10日でございました。小野市うるおい交流館におきまして、
東播磨南北道路建設促進期成同盟会の総会が開催をされまして、平成28年度の事業報告及び決算認定、並びに平成29年度の事業計画の承認を行ってまいりました。
次に、7月18日でございました。東京都内におきまして、
東播臨海広域行政協議会の行政懇談会が開催をされまして、地元選出の
渡海紀三朗衆議院議員に、国の予算編成に関する要望を行ってきたところでございます。また、同日、
播磨地方拠点都市推進協議会、これによります要望会におきまして、関係の国会議員に要望書を提出してまいりました。
さらに、翌19日、これにつきましては
播磨地方拠点都市推進協議会及び
播磨臨海地域の
道路網協議会、これの合同によります国会議員及び国土交通省へ要望活動に参加をしてまいりました。
次に、7月24日、
兵庫県民会館におきまして、兵庫県町村会の
政務調査委員会が開催をされまして、平成30年度の兵庫県予算及び施策に関する要望書等についての協議を行ってまいりました。
次に、7月25日から26日にかけまして、農林水産省におきまして東播用水のⅡ期地区、
国営土地改良事業促進協議会によります要望活動に参加し、Ⅱ期事業の促進を求める要望を行ってまいりました。
次に、7月27日、神戸市におきまして兵庫県
国民健康保険団体連合会、これの通常総会が開催をされまして、平成28年度の事業報告及び決算認定等を行ってまいりました。
次に、7月31日、稲美町役場におきまして
稲美町民さわやか賞の贈呈式を行いまして、
女子サッカーなでしこリーグの
INAC神戸レオネッサ、これのゴールキーパーとして活躍をされております、当町蛸草の武仲麗依さんに
町民さわやか賞を贈呈をいたしました。
次に、8月4日、
兵庫県民会館におきまして、兵庫県
市町交通災害共済組合定例議会、並びに兵庫県町村会の理事会がそれぞれ開催をされまして、平成28年度の
歳入歳出決算などを承認してまいりました。
次に、8月22日、西宮市におきまして、神戸隣接市町長懇話会、これが開催をされまして、圏域における魅力発信の取り組み等々について、参加市町長と情報交換を行ってまいりました。
最後でございますが、8月29日、
加古川市役所におきまして、
東播磨農業共済事務組合、これの議会が開催をされまして、平成28年度の
歳入歳出決算などが認定をされました。あわせまして、役員の若干の追加があったようでございます。
以上、諸報告とさせていただきます。
○議長(池田博美) 以上で、諸報告は終わりました。
………………………………………
日程第4.議員派遣について
………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第4、議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
議員派遣については、お手元に配付いたしております内容のとおり議員派遣を決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、お手元に配付いたしております内容のとおり、議員派遣を行うことに決しました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第5.議案第21号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求め
ることについて
……………………………………………………………………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第5、議案第21号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
これより、議案第21号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第21号の
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、現在ご就任願っておりますのは、兵庫県加古郡稲美町加古4697番地の4、保月 操氏、昭和20年6月1日生まれでございます。任期は、平成29年9月30日までとなっております。
引き続き、保月氏を
固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、地方税法第423条第3項の規定によりまして、同意を求めようとするものでございます。
よろしくご審議賜りまして、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第21号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
6番、
木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 今回、この方提案されまして、選任されますと何期目になるんでしょうか。その点をお尋ねしたいと思います。
○議長(池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 選任をされますと、4期目になります。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第21号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
6番、
木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 反対討論を行います。
今回選任されますと、4期目ということになります。納税義務がある者であれば、誰でも選任できるというのが
固定資産評価審査会委員であります。広く人材を求めているとはとても思えない選任でありますので、以上の理由で反対をいたします。
○議長(池田博美) 次に、賛成討論の発言を許します。
16番、
赤松愛一郎議員。
○16番(赤松愛一郎) 賛成討論をします。
保月 操氏は、
市町村税納税義務がある
一般住民代表で、女性、地域性も加味された選任です。これまでの
固定資産評価委員会委員の経験を活かした活躍が期待されることから、委員として適任であると判断し、賛成いたします。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第21号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(池田博美) 起立多数であります。
よって、本案は、原案のとおり同意することに決しました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第6.議案第22号
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについ
て
……………………………………………………………………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第6、議案第22号
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
これより、議案第22号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第22号の
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、現在ご就任願っておりますのは、兵庫県加古郡稲美町中村619番地の14、後藤哲夫氏、昭和22年1月31日生まれでございます。任期は、平成29年9月30日までとなっております。
引き続き後藤氏を
教育委員会委員に任命したいので、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして、同意を求めようとするものでございます。
よろしくご審議賜りまして、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第22号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第22号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第22号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、原案のとおり同意することに決しました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第7.議案第23号 稲美町
放課後児童クラブの
指定管理者の指定について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第7、議案第23号 稲美町
放課後児童クラブの
指定管理者の指定についてを議題といたします。
これより、議案第23号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第23号についての提案理由の説明を申し上げます。
議案第23号につきましては、稲美町
放課後児童クラブの
指定管理者として、
株式会社小学館集英社プロダクションを指定しようとするものでございます。
あわせまして、担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り、議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池田博美) 次に、補足説明を求めます。
松田典浩教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) それでは、議案第23号 稲美町
放課後児童クラブの
指定管理者の指定についての補足説明を申し上げます。
議案書の3ページをお願いいたします。
管理を行わせる施設の名称は、稲美町
放課後児童クラブで、
加古放課後児童クラブ、
母里放課後児童クラブ、天満第1
放課後児童クラブ、天満第2
放課後児童クラブ、
天満南放課後児童クラブ、天満東第1
放課後児童クラブ、及び天満東第2
放課後児童クラブの7施設でございます。
指定管理者として指定しようとする者は、東京都千代田区神田神保町二丁目30番地、
株式会社小学館集英社プロダクション、代表取締役、都築伸一郎でございます。
指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日まででございます。
次に、参考資料1ページをお願いいたします。
稲美町
放課後児童クラブは、平成25年4月1日から
指定管理者制度を導入しており、その
指定管理期間が平成30年3月31日で満了となることから、稲美町公の施設に係る
指定管理者の指定手続等に関する条例第2条の規定に基づき、平成29年6月1日から6月21日までの期間、募集要項を配布し、公募により候補者の募集を行いました。
参考資料2ページをお開きください。
その結果、応募者は特定非
営利活動法人、
高砂キッズ・スペース、
企業組合労協センター事業団、
株式会社小学館集英社プロダクションの1社2団体でした。
一方、平成29年5月26日に第1回稲美町立教育施設
指定管理者の候補者選定委員会を開催し、選定基準等について協議し、7月3日の第2回選定委員会で、応募者によるプレゼンテーションを求めた上、同条例第3条に規定された提出書類等を第4条各号に照らし合わせ、慎重に審議した結果、
株式会社小学館集英社プロダクションを稲美町
放課後児童クラブの
指定管理者の候補者として選定することに決定しました。
選定結果ですが、選定委員会では、委員が各応募者を選定基準に基づき総合的に評価した結果、候補者は採択条件を満たした団体で、100点満点中最高得点の78.2点を獲得したこと、また事業目的を効果的に達成し、教育事業、保健事業、社会教育事業で長年培ってきた経験を積極的に導入し、子ども達の自主性、社会性、創造性を育むことについて委員から評価されました。
さらに、経営的にも安定した企業であり、管理体制が充実しており、マニュアルの整備や組織的な対応により、利用者の安全に対する配慮がなされていること、また職員の確保やその能力向上への取り組みが高く評価されたことなどの点が、候補者としての選定につながりました。
次に、
株式会社小学館集英社プロダクションの概要につきまして、説明させていただきます。
名称は、
株式会社小学館集英社プロダクションで、資本金の額は4億9,900万円でございます。
所在地及び代表者は議案のとおりでございます。
この法人が
指定管理者として管理する類似施設は、東京都品川区内区立小学校すまいるスクール、愛知県小牧市小牧南児童館、東京都港区放課GO→(クラブ)、東京都墨田区八広児童館学童クラブ、東京都練馬区上石神井児童館学童クラブなど、多数ございます。
以上のことから、地方自治法第244条の2、第6項の規定に基づき、議会の議決を求めようとするものでございます。
誠に簡単ではございますが、議案第23号の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第8.議案第24号
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約の締結につ
いて
……………………………………………………………………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第8、議案第24号
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約の締結についてを議題といたします。
これより、議案第24号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第24号についての提案理由の説明を申し上げます。
議案第24号につきましては、稲美町立健康づくり施設改修工事の請負契約を締結しようとするものでございます。
契約金額につきましては、1億5,012万円でございます。
契約の相手方は、兵庫県加古郡稲美町北山2番地の65、岡本設計工房株式会社、代表取締役、岡本一郎でございます。
この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。
あわせまして、担当部長のほうから補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り、議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池田博美) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第24号
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約の締結についての、契約関係の補足説明を申し上げます。
議案書の4ページ、5ページをお願いいたします。
議案書の5ページは、入札に関する参考資料を上げさせていただいております。
本件に関わる入札参加審査会は、平成29年7月12日に役場本館201会議室で開催し、入札方法、入札の応募資格要件等について審議いたしました。そして、開札の日時につきましては、平成29年8月18日、午前10時から。開札の場所は、稲美町いきがい創造センター1階、ワーキングスペースでございます。
入札の方法は、郵便応募型条件付一般競争入札でございます。
本件につきましては、入札業者数1社、有効入札業者数1社でございました。
続きまして、参考資料の8ページをお願いいたします。
議案書4ページの補足資料でございます。
予定価格は、税抜きで1億4,759万7,000円、最低制限価格は税抜きで8,855万円に対し、入札金額はご覧のとおりでございます。
落札業者は、予定価格及び最低制限価格の条件を満たした入札金額を提示した岡本設計工房株式会社でございます。
議案書の5ページに、もう一度お戻り願います。
議案書5ページの6番になります。
したがいまして、岡本設計工房株式会社の落札金額に消費税を加えました1億5,012万円で契約しようとするものでございます。
工期につきましては、平成29年9月2日から平成30年3月23日までといたしております。
以上で、契約関係の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 続いて、本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、議案第24号
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約の締結についての工事関係の補足説明を申し上げます。
参考資料の4ページから7ページの資料により、説明をさせていただきます。
本施設は、平成18年10月開館後、約11年が経過し、温水プール施設であることから、塩素や湿度の影響が大きく、内装、外装及び空調機器等が劣化しており、昨年度の調査設計を行った結果に基づき、改修工事を行うものでございます。
4ページは、改修建物の概要と施工概要、5ページは1階平面図、6ページは屋上平面図、7ページは立面図でございます。施工範囲を着色しております。
では、4ページをご覧ください。
(1)の改修建物の概要でございます。
建物所在地は、稲美町国安1287-3、建物区分は水泳場、建築年月は平成18年9月、構造は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)1階建、延床面積は2,296.88平米でございます。
続きまして、(2)の施工概要でございます。
まず、外部工事でございます。
屋上につきましては、屋根接合部のコーキング打替を行います。位置は、6ページの屋上平面図の赤色着色部分でございます。
次に、外壁につきましては、5ページの平面図の左下の施工凡例の上から4つ目の外壁(タイル部以外)の薄青色二重一点破線で示しておりますコンクリート部の補修及び塗装、及び凡例の上から3つ目の外壁(タイル部)の薄青色の破線で示しておりますタイル目地の打ち換えを行います。
施工範囲につきましては、7ページの立面図の着色部分でございます。
次に、床につきましては、5ページ、1階平面図、右下赤色着色部の屋外ジャグジーのウッドデッキ取り替え、及び左下着色部の玄関タイル部分貼り替えでございます。
続きまして、内部工事でございます。
プール本体につきましては、25メートルプール及びアクアプール内の赤色着色線で示すコースラインの塗り替えを行います。
次に、床につきましては、平面図の赤色で着色しておりますプールサイド、プールトイレ等の下地補修及びシートの一部貼り替えを行います。
続きまして、天井につきましては、濃い青色点線で囲んだシャワー室、更衣室等の貼り替え、及び廊下、スタジオ等の一部貼り替えを行います。
続きまして、内壁につきましては、黄色実線で示しております見学席、談話室等のクロスの一部を貼り替えます。
続きまして、建具につきましては、プール室の網戸張り替えや換気ガラリの新設、トイレブース、扉の一部取り替えを行います。
最後に設備でございます。
まず、電気につきましては、照明器具を一部LEDに取り替えます。また、配管・配線類を一部取り替えます。
続きまして、機械につきましては、空調機器、ダクトの一部取り替えを行います。図面では、5ページ1階平面図、右下の緑色着色部分でございます。
次に、換気扇増設及び取り替えは、6ページ、屋上平面図の緑色着色部分でございます。
また、トイレ等衛生器具を一部取り替えます。
以上で、議案第24号
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約の締結についての、工事関係の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第24号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
9番、藤本 操議員。
○9番(藤本 操) ちょっと、少しだけお聞きしますが、この郵便応募型条件付ということで、どのような条件を付けての一般競争入札なんですか。
○議長(池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 応募資格要件の主なものでございますが、まず建築工事業において特定建設業の許可を有すること、本店、支店、営業所等が兵庫県内にあること、経営規模等の総合評点値が、町内業者は650点以上、町外業者は1,100点以上であること、現場代理人及び監理技術者を選任で配置できること、町外業者が落札した場合は、町内業者と契約金額の5%以上の下請契約をすることなどでございます。
○議長(池田博美) 9番、藤本 操議員。
○9番(藤本 操) この条件として、点数でいう650点が町内業者であると。町外については1,100いうことなんですけれど、今まで七百なんぼとか言われていたんですけれど、この度は1,100が、町外が1,100になっているんですね。この差がですね、ちょっと大きいのではないかと思うんです。その中で、私は思うのに、町内育成の立場から、当然保護していく立場から、そういう誤差をつくられていると思うんですけれど、その中で、条件としてね、町外が請けられた場合は下請けを何パーセント、5%かな、先ほど言われましたけど、そういうふうにして、町内の業者も使っていただけるというような感じになっているもんで、もう少しですね、この点数の評価点の点数がね、もう少し参加しやすいような、やはり行政サイドから、官公庁が実施する入札は、競争性を確保して、より経済的な契約締結を目指すものであるという立場からいうとですね、もう少し、1社ではなしに、多くの業者が参加できるような、そういうような条件付きを、今後改善をお願いしたいと思うんですけど、そこら辺はどうなんでしょうか。
○議長(池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 町内業者と町外業者の差が大きいのではないかというご質問でございますけども、入札に当たりましては、基本的に町内業者優先で対応をしております。しかしながら、大規模な工事については適正な工事の施工や安全確保、こういった点が担保されなければなりませんので、過去の同等の工事実績などを考慮しながら、町内業者と町外業者とで、参加可能な評点値に差を設けております。最近は、学校等の大規模たくさんあるんですけども、同じでございまして、町内業者を650点以上、町外業者1,100点以上と、450点の差をいたしております。特にですね、根拠的にはございませんけども、その都度、工事の規模でありますとか内容等を勘案しながら、入札審査会で決定をしているところでございます。
○議長(池田博美) 9番、藤本 操議員。
○9番(藤本 操) 今後の、1社いうたらですね、どうしても競争性が全くありませんので、そういった意味で、できるだけ、普通、一般競争の条件ではなければ、一般競争であればね、不特定多数の方が全て参加できるような感じになってくるわけなんですけれど、そういった意味で、もう少しそういうような点をお考えいただくのと、この度の650点、評価点が650点なんですけれど、町内の業者としてですね、何社あるんですか。
○議長(池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) まずですね、1社であるから競争性がないということでございます。そうではございません。今回はですね、郵便による一般競争入札を行っておりますので、広く入札参加意欲のある業者を募っており、また開札までは入札参加者には参加業者数がわからないと、たくさん応募してくると、そういった点で入札を行っておりますので、競争は確保されていると。結果的に参加業者が1社であっても、競争性は確保されているというふうに判断をしております。
それから、業者が少ない理由でございますけども、これは評点値ということではなしにですね、少ないのは学校等の大規模改造で申し上げておりますけども、稲美町に限ったことではございませんけども、近年、学校をはじめとする公共施設の老朽化等による公共工事が多く発注されており、加えて建築業界全体が人手不足になっていると、こういった点が主な要因であると思われます。
それから、今回の応募業者の数でございますけども、町内業者は4社が対象でございました。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
3番、河田公利助議員。
○3番(河田公利助) 設備が傷んでいるというのであれば改修も致し方ないかなと思うんですけれども、どうして設置から11年程度で大規模な改修をしなければいけない状況に至ったのか、改めてご説明をお願いいたします。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 今回の施設なんですが、温水プールということもございまして、塩素や湿気が激しいところでございます。プールに近い更衣室と、冬には激しい結露が発生すると、また空調機器ですね、空調機器等でそういう水分の含んだ水が多く通りますので、劣化が激しいということがございまして、今回、改修ということになりました。
○議長(池田博美) 3番、河田公利助議員。
○3番(河田公利助) 加古川に同様の類似施設のスポーツ交流館というところがございますが、ここにも温水プールがあるんですけれども、ここは平成13年の設置以降、特に、約16年間、大きな改修工事は行われていないと聞きます。稲美町では、特に何か特別な違う事情があったんでしょうか。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 私ども調べたところによりますと、加古川市の同様施設でも機器修繕や内装修繕等で部分的な改修を随時行われております。今回、私どもの町立健康づくり施設改修工事につきましては、今回まとまって大規模改修が必要だろうということで、今回こういう工事を計画しております。
○議長(池田博美) 3番、河田公利助議員。
○3番(河田公利助) この工事が完了しましてですね、また10年、11年が経過しますと、同じようにまた大規模な改修工事をしなければいけないのか、それとも、もっとさらに長寿命化を図る工事になるのか、お尋ねいたします。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 今回の改修をする原因となります結露ですね、とか空調の回りが悪いというようなところを考えておりますので、そのダクトに耐候性、結露がしないような塗装をするとか、あと今、換気ガラリの併設とか換気扇の増設等で空調の流れをよくして、できるだけ長寿命化を図っていこうと考えております。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
6番、
木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 今回の改修の中には入っていませんけども、更衣室からプールに行くまでの間、空白になっています。赤色のところの中で空白の部分があるんですけども、強制シャワー室ですね、ここの床が非常に滑って危ないということを言われておりますが、今回改修をされておりませんので、予定としましては、今後ですね、検討をお願いできないかということを最初にお願いしておきたいと思います。
入口のところのタイルを貼り替えるということですけど、あれ1センチか2センチぐらい浮いてるんですけどね、タイルがね。鉄筋も含めたらもう少し浮いていると思うんですけども、貼り替えだけで十分対応ができるのかどうかということもあわせてお尋ねをしておきたいと思います。
スタジオの天井の部分の部分的な貼り替えですけども、これは、目的はどういう目的なんでしょうか。図面上を見ますと、少し黒ずみがかったようなところがですね、はずれておるような、主観ですけども、思うんですけども、目的を少し、天井部分の貼り替えの目的を少しお尋ねしたいと思います。
今回、応札したのが1社だけだったということで、これを喜ぶべきものなのか、応札がなかったら大変なことになっていたというふうに考えるべきものなのか、担当としましてはどのように分析をされておるのか。今までも1社、2社、2社ですね、だいたい、ぐらいが大規模改造等でも応札をしておったということでありましたので、一度聞いておきたいと思います。
1,100点以上の県内の業者の数というのは何社あるんでしょうか。その点もお尋ねしたいと思います。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) まず1点目、強制シャワー室の床の補修につきましては、今回の契約の中には入っておりませんが、今後、部分的な補修ということで、
指定管理者及び町のほうでも行ってまいりますので、それで検討したいと思います。
続きまして、入口の段差につきましては段差が2カ所ほどございます。これは築造後の不等沈下等の影響もあろうかと思うんですが、これ築造してから11年経過し、不等沈下等終わりまして、今回上のタイルの貼り替えということで十分直せるということで思っております。
それから、スタジオの2カ所の天井貼り替えにつきましては、これは雨漏りでございます。雨漏り部分につきまして天井の貼り替えを行います。
以上でございます。
○議長(池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) まず1社であることの分析、担当としてどのようにしているかということでございますけども、これは先ほどの藤本議員のところでも回答申し上げましたけども、最近本当に公共施設等が老朽化しておりまして、たくさん工事が発注されておりまして、どこの業者も手持ち工事が多いということで、目一杯である。加えて人手不足という、そういった状況にありまして、なかなか参加業者が多くないという。市町によったらですね、全くその参加業者がなくてですね、入札が成立しなかったというようなことも聞いておりますんで、稲美町の場合は幸いにも成立していると。
それから、1社であることはどうなんかということでございますけども、これも先ほど申し上げましたけども、1社でありましても郵便入札による一般競争入札を行っておりまして、したがいまして開札、札を開けるまでは参加業者は入札参加業者数がわからないというこういう状況ですから、競争性も確保されております。したがいまして、入札につきましては1社であっても適正であるというふうに判断をしております。
それから、県内の業者数は幾らかということでございますけども、町内の業者は先ほど4社申し上げましたけども、県内の業者69社ということで、合わせて、今回応募対象者数は73社でございました。
以上でございます。
○議長(池田博美) 6番、
木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 十分この強制シャワー室のところは検討をして対応をしていただきたいと、今改めて申し上げておきたいと思います。
スタジオ部分の雨漏りのところですけども、この図面上は、見た感じは違うのかもしれませんけど、図面からいきますと雨漏りの跡とはずれておるように私は思うんですけども。これ、雨漏りの部分を貼り替えをするんだということで理解しますけども、地図からいきますともう少し右側のほうに延びておるように、私は現場を見て確認をしまして思いました。ちょっとこれは目的が何だろうなと。音響設備の影響があってするのかなというふうに思いましたので、その点は申し上げておきたいと思います。
地図といいますか、この図面間違いないということでしたら、そのようにお答えを願いたいというふうに思います。
玄関のあのところが浮いているというところで、これ貼り替えをして、また浮いてくるということはないんでしょうかね。それ、大丈夫なんでしょうかね。何かほかの処置をして貼り替えをするというようなことも考えられると思うんですけども、その点を、鉄筋が浮くぐらいですので、だいぶ下がちょっと、周辺の樹木の根が張ってきたというものでもありませんし、どうかなというふうに思って見ましたので、もう一度改めてお尋ねをしておきたいと思います。
私は、競争性の問題じゃなくて、ずっと歴史見ますとだいたい2社ぐらいでしたから、今回1社でも応札があってよかったなというふうに分析をされておるのかどうかね、その点を聞きたかったわけですけども、だいたいもう少ない業者ということになって、先ほど説明がありましたような背景、情勢があるんだということも聞いておりますので、そこらのところをですね、改めてどのように分析をされているのかというところを、改めてお尋ねしたいと思います。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) まず、スタジオの天井の雨漏りの件につきまして。雨漏りの、私現地確認しておりまして、実際、アクアティックの職員さんとも立ち会って場所を確認しておりまして、この場所で、若干図面的に感覚でずれる可能性もありますが、この位置で間違いないということでございます。
それから、入口のタイルの貼り替えにつきましては、検討の結果、今の設計で、今のタイル貼り替えで十分、今後の段差がないというようなことで仕上がるということで考えております。
以上でございます。
○議長(池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 今回ですね、適正な入札によりまして応札業者があったということで、これによりましてですね、今後、健康づくり施設の事業がですね、予定どおり計画的執行できるということで、いいことだと思っております。仮にこの応札業者がなくてですね、入札が成立しなければ予定が狂ってしまいますので、適正な入札により計画どおり事業を執行できるということで、よかったというふうに思っております。
○議長(池田博美) 6番、
木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 何回も言いますけど、スタジオの天井の部分というのは、上が大きくて下が小さいんじゃないのかなと。ちょっとこれは、それも右のほうへちょっと延びなきゃいかんのんちゃうかなという。そうじゃなきゃ雨漏りの跡は改修できないのかなというふうに思って見てるんですけども、それで対応できるんであればですね、それはそれで結構でございますけども、スタジオのところのですね、天井の改修も右側の真ん中辺り、この内装がですね、少し剥がれたようなところがございまして、この部分はなぜ今回、内装の部分的な改修に入っていないのかということをお尋ねをしたいと思います。
以上です。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 今回の改修工事は、大規模な部分的、例えば、今5ページ着色しておりますようなプールの床の貼り替え、天井貼り替えと、あと空調機器とか、大規模な部分に関して契約というか設計をしておるところでございます。細かい小さい部分的なほつれ等、この図面で色塗ってないところもございますが、それは部分補修ということで今後、
指定管理者の修繕または町の修繕等で対応していきたいと考えております。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
12番、大路 恒議員。
○12番(大路 恒) 私は、この工事に対する瑕疵担保期間はいつまでなのか、それをお尋ねしたいと思います。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 2年でございます。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
14番、山口 守議員。
○14番(山口 守) 先ほどもちょっと話あったんですけれども、今回、換気設備、換気扇が増設されていますけども、結露防止というような話もあったんですけども、増設に至った理由をお聞かせください。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) まず、5ページの平面図をご覧いただきたいと思います。
今、この施設の中の空気の流れですが、このプール室の空気が左の女子更衣室、それからシャワー室等に流れていくということで、非常にそれが原因で、今回女子更衣室等のタイルの貼り替えと、結露がひどい状況でいうことでなっております。
ということで、今回換気扇を増設するというのは、このプール室の空気をできるだけ外に排出して、全体の室内の湿度を低くするいう方向で進めるということで、換気扇の増設を計画しております。
○議長(池田博美) 14番、山口 守議員。
○14番(山口 守) わかりました。そしたら、できるだけプール室の空気を直接もうそのまま排気したいということで増設することになりましたと。ただ、換気扇を増設すると、それだけ空調負荷が大きくなって、空調機も能力をアップしなくちゃいけないと思うんですけれども、その点どうなのかと。それから、先ほどちょっとありましたけども、空調とかそういった設備機器関して、特にこういったプールとかは錆びやすい、塩分と水分で錆びやすい、そういう防錆仕様になっているのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 換気扇の運用につきましては職員がやられるということなんですが、できるだけ空調の負荷にならないように調節して、手動ということで進めてまいるということになると思います。
それから、防錆仕様ということでございますが、先ほども申しましたようにダクトに結露が非常に多かったということで、そこに耐候性、耐天候性ですね、いう塗料を防錆いうか結露がしないような塗料を今回塗ることにより、防錆に対する対策も計画しております。
以上でございます。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
11番、関灘真澄議員。
○11番(関灘真澄) 1点伺います。
今回は大規模な改修工事となっており、工期がこの9月2日から翌30年の3月23日となっておりますので、利用者、使用者への影響ですね、利用状況への対応、対策はどのように考えておられますのでしょうか、お聞かせください。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) まず、利用者の方に関しましては貼り紙で、今回外装は、一応計画では12月まで外装工事をやりながら営業を行う、それから1月、2月に休館して内装を行うということになりまして、1月、2月は休館をしますということでPRしております。
ということです。よろしくお願いします。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第24号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第24号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第9.議案第25号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3地区機能強
化工事(その5)請負契約の締結について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第9、議案第25号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その5)請負契約の締結についてを議題といたします。
これより、議案第25号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第25号についての提案理由の説明を申し上げます。
議案第25号につきましては、
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その5)の請負契約を締結しようとするものでございます。
契約金額につきましては、7,128万円でございます。
契約の相手方は、兵庫県丹波市氷上町谷村897番地の1、株式会社双葉 代表取締役 角田壽郎でございます。
この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。
あわせまして、担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池田博美) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第25号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その5)請負契約の締結についての、契約関係の補足説明を申し上げます。
議案書の6ページ、7ページをお願いいたします。
議案書の7ページは、入札に関する参考資料を上げさせていただいております。本件に関わる入札参加者審査会は、平成29年7月12日に、役場本館201会議室で開催し、入札方法、入札の応募資格要件等について審議いたしました。
そして、開札の日時につきましては、平成29年8月18日午前10時15分から、開札の場所は稲美町いきがい創造センター1階、ワーキングスペースでございます。
入札の方法は、郵便応募型条件付一般競争入札でございます。本件につきましては、入札業者数1社、有効入札業者数1社でございました。
続きまして、参考資料の11ページをお願いいたします。議案書6ページの補足資料でございます。
予定価格は税抜きで6,628万2,000円、最低制限価格は税抜きで3,976万円に対し、入札金額はご覧のとおりでございます。
落札業者は、予定価格及び最低制限価格の条件を満たした金額を提示した、株式会社双葉でございます。
議案書の7ページにもう一度お戻り願います。
議案書の7ページの6番になります。
したがいまして、株式会社双葉の落札金額に消費税を加えました7,128万円で契約しようとするものでございます。
工期につきましては、平成29年9月2日から平成30年3月20日までといたしております。
以上で、契約関係の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 続いて、本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、議案第25号
農業集落排水事業(
機能強化対策稲美3
地区機能強化工事その5)請負契約の締結についての、工事関係の補足説明を申し上げます。
参考資料の9ページと10ページの資料により説明させていただきます。
9ページは工事概要、10ページは処理施設のフロー図でございます。フロー図の赤色表示部が工事施工箇所でございます。
また、9ページ、工事概要の表のうち、3工事内容の各項目に丸で番号を付けておりますのが、10ページのフロー図に番号表示でお示ししております工事箇所でございます。
では、9ページと10ページをあわせてご覧ください。
1、所在地、稲美町加古字鳴ヶ岡西8395番地、2、施設名、加古クリーンセンターでございます。当施設は平成14年2月に供用開始し、15年が経過しております。平成26年度に機能診断を行い、処理槽などのコンクリート構造物の改修工事や劣化したポンプなどの各種機器類を更新し、施設の機能回復を行うものでございます。
3、工事内容の(1)土木付帯工事でございますが、①流入水路、②ばっ気沈砂槽、③排砂槽、④破砕機流入水路、⑤バイパス水路、⑥原水ポンプ槽、⑦流量調整槽につきまして、防水・防食塗装が劣化しているため、これを更新し、コンクリートの腐食防止を図るものでございます。
続きまして、(2)機械設備工事でございますが、⑧自動荒目スクリーンから⑰脱臭装置までの10種類の機械設備製作品機器の更新でございます。
次に、⑱仮設流量調整槽につきましては、⑦流量調整槽の防水・防食工事を実施する時の仮設として利用するものです。
続きまして、(3)電気設備工事でございますが、⑲汚水処理制御盤改修、⑳放流流量計、〓水位計更新(投込圧力方式)、〓遠方監視装置改修でございます。
加古クリーンセンターの
機能強化対策は、昨年度より実施し、今回工事により完了する予定でございます。
以上で、議案第25号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その5)請負契約の締結についての、工事関係の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第25号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
6番、
木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 条件付一般競争入札の条件につきまして、説明をお願いをしたいと思います。
工事関係で、第3地区ですけども、ちょっと関連になりますが、第1地区、第2地区というのはどういう経過のもとに進めてこられたのかというのをちょっと、改めて確認をしておきたいと思います。
○議長(池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 応募資格要件の主なものを申し上げます。
機械器具設置工事業において、特定建設業の許可を有すること、本店、支店、営業所等が兵庫県内にあること、経営規模等の総合評点値が650点以上であること、現場代理人及び技術者を専任で配置できることなどでございます。
なお、今回は工事内容に特殊性があり、町内業者では下請対応ができないため、町内業者の下請義務は行っておりません。
以上でございます。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、稲美1地区、稲美2地区の概要について説明申し上げます。
稲美町内の集落排水処理施設は、全部で8地区ございます。稲美1地区に関しましては、まず全8地区の遠方監視システム更新というか改修を、まず行っております。稲美2地区に関しましては、下草谷、野寺、草谷、相野の処理区の
機能強化対策を行っております。それから、稲美3地区、今回の地区ですが、野谷、加古、印東、印西の4地区の
機能強化対策を行います。
以上でございます。
○議長(池田博美) 6番、
木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 県内650点以上といいますと、かなりの業者数だと思うんですが、何社ぐらいになるんでございましょうか。また、後からも出てきますので、だいたいこれは後の入札に関しても同じ条件だということなのか、その点も改めてお尋ねをしておきたいと思います。
3地区の今回のこの工事が終わりますと、あとはどこがどの程度残っていくのかということも、ちょっと関連ですけどもお尋ねしておきたいと思います。
○議長(池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 対象の業者数でございますけども、今回は特殊な工事でございまして、650点以上の対象業者、県内で22社でございます。それから、今回3つ、機能強化上げておりますけども、条件とか参加対象の業者数は、3つとも同じでございます。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章)
機能強化対策の残工事でございます。今回、
機能強化対策はほぼ終了しておるんですが、今から印東処理場、それから印西処理場に関しまして、マンホールポンプ、中継ポンプの制御盤や水位計、それから遠方監視装置の更新等が残る予定でございます。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
1番、山田立美議員。
○1番(山田立美) この度、それぞれ
農業集落排水事業につきましては、機能強化工事ということで、これらにつきましては以前から経年劣化によって工事が必要なんやというふうなことでございました。そういうことで、その中でですね、機械設備工事、これが入っておるわけなんですけども、概ねこうした設備に関する耐用年数はどれぐらいで見られておるんか、お聞かせ願えますか。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 15年でございます。
○議長(池田博美) 1番、山田立美議員。
○1番(山田立美) はい。そういうことでございますけども、こうした設備関係につきましては、それぞれ稼働中にですね、トラブルが発生する、あるいはいろいろと不具合が、その設備ごとに発生するということが想定されるわけなんですけども、そういうふうな場合、その都度補修、取り替えというふうな形をとるほうが、より効率的なんかなあというふうに思うんですけども、そこら辺の考え方について、ちょっと聞かせていただけますやろか。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) こちらの集落排水施設は、ライフラインといいますか、実際、住民生活に密接な関係をしているものでございます。それで、随時そういう故障に関しましては、今、遠方監視システムで随時監視して、必要な処理をやっていくということになりますが、ただ、それでもすぐに復旧できないというような故障も発生することがございます。今回、
機能強化対策ということで、機能診断をして、もうすでに耐用年数等も経過しているような状態で、取り替えなければならないというものは事前に取り替えて、それにはこれに対して国庫補助事業もあることですので、今回の大々的な
機能強化対策で直していくというところでございます。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
12番、大路 恒議員。
○12番(大路 恒) 私は、この工事費に対する国県支出金、あるいは起債、一般財源などの財源内訳をお尋ねしたいと思います。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) この対策の補助工事に関しましては、国が50、県が0、起債が45、一般財源持ち出しが5%で、計100%でございます。
○議長(池田博美) 12番、大路 恒議員。
○12番(大路 恒) それと具体的にですね、その数字を、幾らになっているんでしょうか。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 今回、全て補助対象事業費でございます。加古のその5に関しましては。
○議長(池田博美) 12番、大路 恒議員。
○12番(大路 恒) 今お答えいただいたのは、財源の割合をお答えいただいたと思っているんです。私がお尋ねしたのは財源内訳で、それぞれ個々の額は、例えば国県支出金が45%ということ、それから起債は5%、一般財源が残りやと、こういうようなお話だったということは理解できるんですが、個々の具体的な金額は幾らでしょうか。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 失礼しました。国が3,564万円、それから起債が3,207万6,000円、一般財源が356万4,000円でございます。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第25号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第25号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前10時44分
……………………………………
再 開 午前11時00分
○議長(池田博美) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 先ほど私が、議案第25号で加古地区の国費、起債、町単費の割合、額について答弁いたしましたが、間違っておりましたので訂正いたします。
工事費の中に、若干だけ単独費がございますので、今から申し上げます。国費が3,512万1,600円、起債が3,160万円、単独費が455万8,400円、以上でございます。
申し訳ございませんでした。
……………………………………………………………………………………………………
日程第10.議案第26号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3地区機能
強化工事(その6)請負契約の締結について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第10、議案第26号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その6)請負契約の締結についてを議題といたします。
これより、議案第26号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第26号についての提案理由の説明を申し上げます。
議案第26号につきましては、
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その6)でございますが、これの請負契約を締結しようとするものでございます。
契約金額につきましては、6,630万1,200円でございます。
契約の相手方は、兵庫県尼崎市下坂部三丁目4番1号、株式会社日立プラントサービス、尼崎事業所、所長 池田 徹でございます。
この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。
あわせまして、担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池田博美) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第26号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その6)請負契約の締結についての、契約関係の補足説明を申し上げます。
議案書の8ページ、9ページをお願いいたします。
議案書の9ページは、入札に関する参考資料を上げさせていただいております。本件に関わる入札参加者審査会は、平成29年7月12日に、役場本館201会議室で開催し、入札方法、入札の応募資格要件等について審議いたしました。
そして、開札の日時につきましては、平成29年8月18日午前10時30分から、開札の場所は稲美町いきがい創造センター1階、ワーキングスペースでございます。
入札の方法は、郵便応募型条件付一般競争入札でございます。本件につきましては、入札業者数1社、有効入札業者数1社でございました。
続きまして、参考資料の14ページをお願いいたします。議案書8ページの補足資料でございます。
予定価格は税抜きで6,579万2,000円、最低制限価格は税抜きで3,947万円に対し、入札金額はご覧のとおりでございます。
落札業者は、予定価格及び最低制限価格の条件を満たした入札金額を提示した、株式会社日立プラントサービスでございます。
議案書の9ページにもう一度お戻り願います。
議案書の9ページの6番になります。
したがいまして、株式会社日立プラントサービスの落札金額に消費税を加えました6,630万1,200円で契約しようとするものでございます。
工期につきましては、平成29年9月2日から平成30年3月20日までといたしております。
以上で、契約関係の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 続いて、本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、議案第26号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その6)請負契約の締結についての、工事関係の補足説明を申し上げます。
参考資料の12ページと13ページの資料により説明させていただきます。
12ページは工事概要、13ページは処理施設のフロー図でございます。フロー図の赤色表示部が工事施工箇所でございます。
また、12ページ、工事概要の表のうち、3工事内容の各項目に丸で番号を付けておりますのが、13ページのフロー図に番号表示でお示ししております工事箇所でございます。
では、12ページと13ページをあわせてご覧ください。
1、所在地、稲美町印南字南場1219番地の1、2、施設名、印東クリーンセンターでございます。当施設は平成16年11月に供用開始し、13年が経過しております。平成26年度に機能診断を行い、処理槽などのコンクリート構造物の改修工事や劣化したポンプなどの各種機器類を更新し、施設の機能回復を行うものです。
3、工事内容の(1)土木付帯工事でございますが、①原水ポンプ槽につきまして、防水・防食塗装が劣化しているため、これを更新し、コンクリートの腐食防止を図るものでございます。
続きまして、(2)機械設備工事でございますが、②自動荒目スクリーンから〓脱臭装置までの23種類の機械設備製作品機器の更新を行います。
続きまして、(3)中継ポンプ場機械設備工事でございますが、地区内のマンホール9カ所に設置されている中継ポンプのうち、機能診断により劣化が激しいポンプナンバー1、ナンバー5の2台を更新します。
続きまして、(4)電気設備工事でございますが、〓汚水処理制御盤改修、〓水位計更新(投込圧力方式)、〓遠方監視装置改修でございます。
以上で、議案第26号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その6)請負契約の締結についての、工事関係の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第26号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
12番、大路 恒議員。
○12番(大路 恒) 先ほどの議案でもお尋ねしましたが、工事額に対しましての財源内訳をお尋ねしたいと思います。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) まず国費3,266万280円、起債2,930万円、単独費434万920円でございます。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第26号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第26号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第11.議案第27号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3地区機能
強化工事(その7)請負契約の締結について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第11、議案第27号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その7)請負契約の締結についてを議題といたします。
これより、議案第27号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第27号についての提案理由の説明を申し上げます。
議案第27号につきましては、
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その7)の請負契約を締結しようとするものでございます。
契約金額につきましては、6,738万1,200円でございます。
契約の相手方は、兵庫県尼崎市下坂部三丁目4番1号、株式会社日立プラントサービス、尼崎事業所、所長 池田 徹でございます。
この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。
あわせまして、担当部長から補足説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池田博美) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第27号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その7)請負契約の締結についての、契約関係の補足説明を申し上げます。
議案書の10ページ、11ページをお願いいたします。
議案書の11ページは、入札に関する参考資料を上げさせていただいております。本件に関わる入札参加者審査会は、平成29年7月12日に、役場本館201会議室で開催し、入札方法、入札の応募資格要件等について審議いたしました。
そして、開札の日時につきましては、平成29年8月18日午前10時45分から、開札の場所は稲美町いきがい創造センター1階、ワーキングスペースでございます。
入札の方法は、郵便応募型条件付一般競争入札でございます。本件につきましては、入札業者数1社、有効入札業者数1社でございました。
続きまして、参考資料の17ページをお願いいたします。議案書10ページの補足資料でございます。
予定価格は税抜きで6,639万7,000円、最低制限価格は税抜きで3,983万円に対し、入札金額はご覧のとおりでございます。
落札業者は、予定価格及び最低制限価格の条件を満たした入札金額を提示した、株式会社日立プラントサービスでございます。
議案書の11ページにもう一度お戻り願います。
議案書の11ページの6番になります。
したがいまして、株式会社日立プラントサービスの落札金額に消費税を加えました6,738万1,200円で契約しようとするものでございます。
工期につきましては、平成29年9月2日から平成30年3月20日までといたしております。
以上で、契約関係の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 続いて、本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、議案第27号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その7)請負契約の締結についての、工事関係の補足説明を申し上げます。
参考資料の15ページと16ページの資料により説明させていただきます。
15ページは工事概要、16ページは処理施設のフロー図でございます。フロー図の赤色表示部が工事施工箇所でございます。
また、15ページ、工事概要の表のうち、3工事内容の各項目に丸で番号を付けておりますのが、16ページのフロー図に番号表示でお示ししております工事箇所でございます。
では、15ページと16ページをあわせてご覧ください。
1、所在地、稲美町印南字西場1946番地の1、2、施設名、印西クリーンセンターでございます。当施設は平成16年11月に供用開始し、13年が経過しております。平成26年度に行った機能診断結果に基づき、処理槽などのコンクリート構造物の改修工事や劣化したポンプなどの各種機器類を更新し、施設の機能回復を行うものです。
3、工事内容の(1)土木付帯工事でございますが、①流入水路、②ばっ気沈砂槽、③排砂槽、④破砕機流入水路、⑤バイパス水路、⑥原水ポンプ槽につきまして、防水・防食塗装が劣化しているため、これを更新し、コンクリートの腐食防止を図るものでございます。
続きまして、(2)機械設備工事でございますが、⑦自動荒目スクリーンから〓脱臭装置までの26種類の機械設備製作品機器の更新を行います。
続きまして、(3)電気設備工事でございますが、〓汚水処理制御盤改修、〓水位計更新、〓遠方監視装置改修でございます。
以上で、議案第27号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その7)請負契約の締結についての、工事関係の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第27号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
12番、大路 恒議員。
○12番(大路 恒) この議案に対しましても、財源内訳をお尋ねしたいと思います。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、財源内訳を申し上げます。
国費3,319万7,580円、起債2,980万円、単独費483万3,620円、以上でございます。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
2番、大山和明議員。
○2番(大山和明) 1つお尋ねいたします。
この工事内容につきまして、ポンプ類がほとんどの交換になっているようなんですけど、これのポンプ類の交換理由をちょっと教えてください。ただ、最初の加古地区に関してはポンプ類の交換がないようなんですけど、これもどのような理由か、重ねてお願いいたします。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) まず、このポンプ類の交換に関しましては、機能診断ということを行っておりまして、耐用年数が15年程度ということで、全て専門家に機能診断をしていただいております。この時点で、ポンプ類の交換が必要ということで、更新をしております。
また、加古地区に関しましては、昨年度すでにポンプ類等の交換が終了しておりますので、こちらのほうもポンプ類の交換が多数ございました。
以上でございます。
○議長(池田博美) 2番、大山和明議員。
○2番(大山和明) はい、ありがとうございます。
そしたら、耐用年数に応じての交換いうふうな判断でしておればいいということでしょうか。
○議長(池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 耐用年数というのは、あくまで目安でございます。まず機能診断をして、実際にその機器類が更新すべきか、まだ継続すべきかということを判断してから更新するということになります。
以上でございます。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第27号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第27号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
……………………………………………………………………………………
日程第12.議案第28号から議案第35号まで 8案一括上程
……………………………………………………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第12、議案第28号 平成28年度稲美町
一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第35号 平成28年度稲美町
水道事業会計剰余金処分及び決算認定についてまでの8案を一括議題といたします。
これより、議案第28号から議案第35号までの8案に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第28号から議案第35号までの8議案は、各会計の平成28年度の決算認定についてでございます。
議案第28号は稲美町一般会計、議案第29号は稲美町国民健康保険特別会計、議案第30号は稲美町後期高齢者医療特別会計、議案第31号は稲美町介護保険特別会計、議案第32号は稲美町介護サービス特別会計、議案第33号は稲美町下水道事業特別会計、議案第34号は稲美町
農業集落排水事業特別会計、議案第35号は稲美町
水道事業会計。
以上、それぞれの会計決算認定につきまして、担当部長から説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(池田博美) 次に、担当部長から補足説明を順次求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第28号 平成28年度稲美町
一般会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
まず、平成28年度各会計
歳入歳出決算書、この薄いものでございますが、こちらのほうをお願いいたします。
平成28年度各会計
歳入歳出決算書でございます。
この1ページをお願いいたします。
まず、歳入総額は115億701万5,000円、歳出総額は108億4,310万2,000円、歳入歳出の差引額は6億6,391万3,000円、そのうち翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費の繰越額は2,147万9,000円でございます。これは、6月議会で報告いたしました6件の繰越事業の一般財源となっております。
次に、実質収支は、歳入歳出の差引から繰越明許費、繰越額を差し引きますと、6億4,243万4,000円になっております。
それでは、主な歳入の内訳を申し上げます。
資料といたしまして、平成28年度稲美町各会計決算参考資料、この横長のものでございますが、こちらのほうをお出しをお願いいたします。
平成28年度稲美町各会計決算参考資料でございます。
平成28年度稲美町各会計決算参考資料の6ページをお願いいたします。
歳入の多い順に申し上げますと、町税が43億7,312万5,000円で、歳入総額に占めます割合は38.0%になっております。
続きまして、地方交付税が13億8,409万6,000円となっており、構成比は12.0%でございます。
続きまして国庫支出金でございます。12億2,713万1,000円となっております。構成比は10.7%でございます。
その次が町債の10億3,826万7,000円で、構成比は9.0%でございます。
次に、7ページをお願いいたします。
歳出の内訳を性質別に分類してみますと、義務的経費であります人件費は13億6,709万4,000円、扶助費は18億8,509万7,000円、公債費は8億55万円、表の一番下になりますが、義務的経費の総額は40億5,274万1,000円になっております。
歳出総額に占めます構成比は37.4%でございます。
続きまして投資的経費ですが、総額が14億757万9,000円で、構成比は13.0%でございます。前年度より119.2%の大幅な増ですが、主な要因は、防災行政無線整備事業、保育所緊急整備事業などによるものでございます。
それから、歳出の主なものといたしまして、他会計への繰出金がございます。これは主に国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、下水道事業、
農業集落排水事業特別会計への繰り出しでございまして、総額は15億7,479万円でございます。全体の14.5%を占めております。
また、補助費等ですが、これは負担金補助及び交付金などでございまして、総額は14億896万2,000円で、構成比は13.0%でございます。前年度より12.3%の減ですが、主な要因は、27年度には国の経済対策を受け、プレミアム付商品券の発行数拡大があったことなどによるものでございます。
次に、ページ戻っていただきまして、5ページをお願いいたします。
一般会計の全体的な財政指数を申し上げますと、表の右側14番の財政力指数は、基準財政収入額を基準財政需要額で割り戻したものでございますが、3カ年平均で0.75でありまして、前年度と同じ数値でございます。
次に、16番の経常収支比率でございますが、83.6%になっております。これは、財政の弾力性を示す数値でございますが、前年度より0.4ポイント上昇しております。
次に、表の左側、10番実質単年度収支でございますが、プラス4億2,690万5,000円となっております。これは、前年度からの繰越金、繰上償還額及び積立金取崩額を除いた、実質的な単年度の歳入歳出の差し引きであり、20年度から9年連続で黒字となっております。
最後に、3ページをお願いいたします。
健全化判断比率について説明させていただきます。
実質赤字比率は、普通会計においての赤字の度合を示すものでございます。稲美町の場合、普通会計は一般会計のみとなっておりますが、一般会計の実質収支は黒字でございましたので、赤字の比率はなしということになっております。なお、この数値が括弧書きにある14.22を超えますと早期健全化団体となり、財政健全化計画を策定し、財政の健全化に取り組まなくてはならないとされております。また、括弧書きの早期健全化基準は、各団体の財政規模に応じた数値となっております。
次に、連結実質赤字比率でございますが、これは一般会計に全ての特別会計、企業会計を連結した赤字比率でございます。これにつきましても黒字となっておりますので、比率はなしということになっております。
右側に移りまして、実質公債費比率でございます。これは一般会計の公債費に特別会計が支払う元利償還金へ充当した一般会計からの繰出金などの地方債の元利償還金に準ずるものを加えて算出する、当該年度における公債費負担の割合を示す財政指標でございます。3カ年平均で5.8%となっておりまして、前年度より1.0ポイント改善しております。25%を超えると、早期健全化団体となります。
次に、将来負担比率でございます。これは、将来に必ず必要となるお金、地方債残高、債務負担行為、退職手当負担金、特別会計への繰出金などから、地方債に対して地方交付税に算入されることが見込まれる額や、将来に収入が見込まれる充当財源及び基金残高などを差し引いた額を標準財政規模で割ったもので、将来にどれだけ負担を残しているかを見る指標でございます。28年度は前年度に引き続き、将来負担額を充当可能な財源が上回るため、比率はなしということになっております。将来負担比率につきましては、350%を超えると早期健全化団体となります。
次に、資金不足比率でございます。公営企業会計において資金不足額を事業の規模で割ったものでございますが、下水道事業特別会計、
農業集落排水事業特別会計、
水道事業会計とともに資金不足額はございませんので、比率はなしということになっております。なお、一般会計の早期健全化基準に当たる経営健全化基準は20%となっております。
以上で、平成28年度稲美町
一般会計歳入歳出決算認定についての補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 続いて、井澤尚昭
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(井澤尚昭) それでは、続きまして議案第29号 平成28年度稲美町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
資料につきましては、平成28年度各会計
歳入歳出決算書、こちらの薄い分をお願いいたします。
決算書11ページ、12ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第1款国民健康保険税の収入済額は7億4,053万9,232円で、前年度比較では708万6,618円の減、医療給付費現年課税分の徴収率につきましては、一般被保険者分が93.88%、退職被保険者分が98.64%でございます。
第3款国庫支出金は、一般被保険者の療養給付費等負担金、財政調整交付金が主な内訳で、7億4,850万3,622円。前年度比で、8,234万1,163円の減でございます。
第4款療養給付費交付金は、社会保険診療報酬支払基金からの退職被保険者の療養給付費交付金で、1億5,023万3,282円。前年度比で、1,514万5,111円の減でございます。
第5款前期高齢者交付金につきましては、65歳から74歳の前期高齢者の保険加入率に応じた社会保険診療報酬支払基金からの交付金で、14億673万8,259円。前年度比で、2億2,028万8,273円の増でございます。
第6款県支出金は、1億6,928万590円。前年度比で、1,899万1,063円の減で、財政調整交付金が主な内訳でございます。
第7款共同事業交付金は、9億4,589万8,275円。高額医療費に対する県国保連合会からの交付金で、前年度比では1,024万8,457円の減でございます。
第9款繰入金は2億4,767万3,988円で、前年度比では3,582万337円の減でございます。
歳入合計は44億1,908万9,040円でございまして、前年度より2,928万7,406円、0.7%の増でございます。
13ページ、14ページの歳出をお願いいたします。
第2款保険給付費は27億6,082万29円で、一般被保険者と退職被保険者の療養給付費、高額医療費が主な内容でございまして、前年度よりも2,503万9,847円の増でございます。
第3款後期高齢者支援金等は、後期高齢者医療保険に対する保険者支援金で、4億4,772万8,941円でございます。
第6款介護保険納付金は、40歳から64歳の介護保険第2号被保険者に係る保険者納付金で、1億4,524万2,420円でございます。
第7款共同事業拠出金は、高額医療費に対する共同事業などへの拠出金で、9億3,048万2,922円でございます。
第8款保健事業費、2,223万5,227円。特定健診、特定保健指導に関する保険者負担金などの費用が主なものでございます。
第11款諸支出金、4,255万8,922円。平成28年度の療養給付費等負担金の返還金などでございます。
15ページ、16ページをお願いいたします。
歳出合計は43億8,786万9,453円で、前年度より193万1,759円の減でございます。
歳入歳出差引残額につきましては、3,121万9,587円でございます。
続きまして、議案第30号 平成28年度稲美町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
18ページ、19ページの歳入でございます。
第1款後期高齢者医療保険料は2億8,676万970円で、被保険者が納付した特別徴収と普通徴収の保険料の合計額で、前年度比較で2,252万2,746円の増でございます。
第3款繰入金7,162万3,541円につきましては、一般会計からの事務費繰入金と保険基盤安定繰入金の合計額でございます。
歳入合計は3億6,401万3,810円でございまして、前年度より2,795万3,646円、8.3%の増でございます。
20ページ、21ページ、歳出でございます。
第2款後期高齢者医療広域連合納付金3億4,725万5,910円につきましては、県広域連合に納付する後期高齢者医療保険料などの納付金で、前年度比較2,467万6,861円の増でございます。
歳出合計は3億5,360万8,738円で、前年度より2,276万5,129円、6.9%の増でございます。
歳入歳出差引残額は、1,040万5,072円でございます。
続きまして、議案第31号 平成28年度稲美町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
23ページ、24ページの歳入でございます。
第1款保険料は5億1,914万7,165円で、65歳以上の第1号被保険者の特別徴収、普通徴収保険料などの合計額でございます。前年度比較では1,447万2,336円の増でございます。
第3款国庫支出金は3億6,853万8,616円で、前年度比で645万9,824円の減でございます。
第4款支払基金交付金は5億290万9,326円、前年度より1,067万3,326円の増でございます。40歳から64歳までの第2号被保険者が負担する介護保険料で、社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。
第5款県支出金は2億6,478万2,000円で、前年度比で773万9,000円の減でございます。
第7款繰入金は2億9,418万5,794円で、前年度比で86万8,646円の減でございます。
歳入合計は、19億9,111万2,202円で、前年度より5,018万1,986円、2.6%の増でございます。
25ページ、26ページの歳出でございます。
第2款保険給付費は17億5,620万2,963円で、前年度比較で15万4,661円の減でございます。
第3款地域支援事業費、5,147万6,560円。いきいき広場、いきいきサロンなどの介護予防事業が主な内容でございます。
第5款諸支出金、4,109万1,011円。前年度より879万1,881円の増で、国県などの償還金が主なものでございます。
歳出合計は19億927万2,393円で、前年度より854万1,403円、0.4%の増でございます。
歳入歳出差引残額は、8,183万9,809円でございます。
続きまして、議案第32号 平成28年度稲美町
介護サービス特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
28ページ、29ページの歳入でございます。
第1款サービス収入につきましては、介護予防サービス計画に対する給付費収入で1,483万8,736円で、前年度より22万9,985円の増でございます。
第3款繰越金は、前年度繰越金72万1,005円でございます。
歳入合計は1,555万9,741円で、前年度より24万5,860円、1.6%の増でございます。
30ページ、31ページの歳出でございます。
第1款総務費771万円は、嘱託職員3名分の賃金でございます。
第2款サービス事業費740万6,904円につきましては、介護予防のケアプラン作成業務の委託料が主な内容でございます。
歳出合計は1,511万6,904円で、前年度より52万4,028円、3.6%の増でございます。
歳入歳出差引残額は、44万2,837円でございます。
以上で、議案第29号から第32号までの補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 続いて、本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、議案第33号 平成28年度稲美町
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
各会計
歳入歳出決算書の33ページ、34ページをお願いいたします。
歳入でございます。
1款分担金及び負担金、収入済額879万6,260円でございます。これは、下水道事業の受益者負担金でございます。
2款使用料及び手数料3億6,913万7,420円は、下水道の使用料が主なものでございます。
3款国庫支出金1,036万4,000円は、国安川2号雨水幹線をはじめとする下水道事業に対する国庫補助金でございます。
4款繰入金4億1,411万2,758円は、一般会計からの繰入金でございます。
7款町債3億4,380万円は、下水道事業に伴う起債の借り入れでございます。
歳入合計、11億4,621万1,538円でございます。
続きまして、歳出でございます。
35ページ、36ページをお願いいたします。
1款総務費、支出済額1億4,971万6,235円は、下水道管理事務に要する人件費、委託料、負担金などでございます。
2款下水道費7,436万1,631円は、下水道の建設、改修事業に要する人件費、工事請負費などでございます。
3款公債費9億2,213万3,672円は、事業債の元金と利子の償還金でございます。
歳出総額、11億4,621万1,538円でございます。
歳入歳出差引残額は、0円でございます。
続きまして、議案第34号 平成28年度稲美町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
各会計
歳入歳出決算書の38ページ、39ページをお願いいたします。
歳入でございます。
2款使用料及び手数料3,834万4,020円は、8つの排水処理施設の使用料でございます。
3款県支出金8,871万9,360円は、稲美3
地区機能強化工事などの県支出金でございます。
4款繰入金2億3,693万6,590円は、一般会計からの繰入金でございます。
次に、7款町債1億7,260万円は、起債の借り入れでございます。
歳入合計、5億3,963万5,838円でございます。
続きまして、歳出でございます。
40ページ、41ページをお願いいたします。
1款
農業集落排水事業費、支出済額2億4,320万8,080円は、8つの排水処理施設の維持管理及び稲美3
地区機能強化工事に伴う費用でございます。
2款公債費2億9,642万7,758円は、事業債の元金と利子の償還金でございます。
歳出合計、5億3,963万5,838円でございます。
歳入歳出差し引き残額は、0円でございます。
続きまして、議案第35号 平成28年度稲美町
水道事業会計剰余金処分及び決算認定についての補足説明を申し上げます。
別冊の、平成28年度稲美町
水道事業会計決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。
平成28年度稲美町水道事業決算報告書でございます。
まず、(1)収益的収入及び支出の収入でございます。
第1款水道事業収益、決算額6億3,143万7,008円の内訳といたしまして、第1項営業収益5億3,795万7,830円は、水道料金が主なものでございます。
第2項営業外収益9,347万9,178円は、加入分担金が主なものでございます。
続きまして、支出でございます。
第1款水道事業費用、決算額5億4,908万2,480円の内訳といたしまして、第1項営業費用4億9,127万2,762円は、職員の給料、動力費、修繕料、委託料、受水費などでございます。
第2項営業外費用5,757万9,708円は、企業債の利息などでございます。
第3項特別損失23万10円は、水道料金の過年度還付金でございます。
3ページ、4ページをお願いいたします。
(2)資本的収入及び支出の収入でございます。
第1款資本的収入、決算額3,507万9,000円の内訳としまして、第1項企業債2,000万円は、工事に対する起債の借り入れでございます。
第2項負担金1,507万9,000円は、配水管移設工事負担金、水源開発負担金及び消火栓工事負担金でございます。
次に、支出でございます。
第1款資本的支出、決算額2億710万9,579円の内訳としまして、第1項建設改良費1億500万2,875円は、職員の給料、委託料、材料費、工事請負費などが主なものでございます。
第2項の企業債償還金は、1億210万6,704円でございます。
9ページをお願いいたします。
次に、水道事業剰余金処分につきまして、平成28年度に生じた純利益相当額7,000万円を建設改良積立金に積み立てることについて、決算認定の議決とあわせてお願いするものでございます。
以上で、誠に簡単でございますが、議案第33号、34号、35号の補足説明とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○議長(池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。
本8案については、議事の順序を省略し、議長を除く14人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、当委員会に付託の上、休会中に審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、本8案は議事の順序を省略し、議長を除く14人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、休会中に審査することに決しました。
さらにお諮りいたします。
ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、稲美町議会委員会条例第7条第4項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっておりますが、本特別委員会は議長を除く全員の議員をもって構成する特別委員会でありますので、議長からの指名を省略することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議長からの指名を省略することにし、議長を除く全員の議員を決算特別委員会委員に選任することに決しました。
次に、ただいま選任されました決算特別委員会の委員長及び副委員長は、稲美町議会委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。
休憩中に互選をお願いいたします。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前11時50分
……………………………………
再 開 午前11時50分
○議長(池田博美) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
委員長及び副委員長の互選の結果を報告申し上げます。
決算特別委員会委員長に
池田いつ子議員、副委員長に河田公利助議員、以上のとおり互選されました。
最後に、訂正を申し出られておりますので、許可します。
本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 先ほど、私、議案第27号の契約額の負担額につきまして、町負担額を483万3,620円と申しましたが、正しくは438万3,620円でございます。
度々申し訳ございません。訂正をよろしくお願いいたします。
……………………………………………………………………………………
日程第13.議案第36号から議案第42号まで 7案一括上程
……………………………………………………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第13、議案第36号 平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第2号)から議案第42号 平成29年度稲美町
水道事業会計補正予算(第1号)までの7案を一括議題といたします。
これより、議案第36号から議案第42号までの7案に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第36号から議案第42号までの7議案の提案理由の説明を順次申し上げます。
まず、議案第36号の平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第2号)でございます。本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ4億3,258万2,000円を増額いたしまして、補正後の総額を109億1,707万3,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第37号の平成29年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ2,252万1,000円を増額いたしまして、補正後の総額を46億8,996万8,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第38号の平成29年度稲美町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ1,040万4,000円を増額いたしまして、補正後の総額を3億7,915万9,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第39号の平成29年度稲美町
介護保険特別会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ5,419万3,000円を増額いたしまして、補正後の総額を22億7,508万3,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第40号の平成29年度稲美町
介護サービス特別会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、款項の区分及び当該区分ごとの金額を補正しようとするものでございます。
次に、議案第41号の平成29年度稲美町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ11万6,000円を増額いたしまして、補正後の総額を12億6,825万4,000円にしようとするものでございます。
最後でございます。議案第42号の平成29年度稲美町
水道事業会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、第2条関係におきまして、収益的支出を水道事業費で28万円を増額いたしまして、補正後の総額を5億7,964万1,000円に、第3条関係におきまして、職員給与費で28万円を増額いたしまして、補正後の総額を4,946万1,000円にしようとするものでございます。
以上、それぞれの案件につきまして担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(池田博美) 次に、補足説明を順次求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第36号 平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第2号)の補足説明を申し上げます。
補正予算書の4ページをお願いいたします。
まず、第2表債務負担行為でございます。
放課後児童クラブ管理運営委託料といたしまして、期間を平成30年度から平成34年度、限度額を1億5,567万7,000円と定めております。これは、
放課後児童クラブの管理運営業務の委託を5カ年に分割して行うものでございます。
5ページをお願いいたします。
第3表地方債補正でございます。6番の臨時財政対策債の限度額を5億3,500万円から4億8,413万5,000円に補正しようとするものでございます。
次に、6ページ、7ページの歳入から説明を申し上げます。
9款地方交付税、1項1目地方交付税1億2,950万6,000円の増額は、本年7月の普通交付税の算定により交付額が確定したものでございます。
13款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、121万4,000円の増額でございます。これは、細節1身体障害者(児)補装具費負担金で、補装具の支給申請の増加に伴う国庫負担の増でございます。
17款繰入金、1項1目繰入金、2億9,757万8,000円の減額。これは、細節1財政調整基金繰入金で、歳入歳出補正の結果、基金の取り崩しがなくなりましたので、科目設定の1,000円を残し、全額減額するものでございます。
18款繰越金、1項1目繰越金、6億4,143万3,000円の増額は、平成28年度決算の実質収支額を繰り越したものでございます。
19款諸収入、4項雑入、2目過年度収入826万5,000円の増額は、細節1福祉医療費補助金等過年度収入で、福祉医療費補助金等の平成28年度精算交付金でございます。
8ページ、9ページをお願いいたします。
20款町債、1項町債、6目臨時財政対策債は確定に伴うものでございまして、5,086万5,000円の減額でございます。
続きまして、歳出の説明に移らせていただきます。
人件費につきましては、4月の人事異動等に伴う所要の補正をさせていただいております。後ほど一括して申し上げますので、それ以外の予算について先に申し上げます。
10ページ、11ページをお願いいたします。
2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号10、財政調整基金積立事業、7,768万5,000円の増額でございます。これは、歳入歳出補正額の調整により、剰余分を財政調整基金に積み立てるものでございます。
事業番号13、減債基金積立事業、3億2,121万7,000円の増額でございます。平成28年度の決算剰余金の2分の1以上を積み立てなければならないという地方財政法の規定に基づくものでございます。
12ページ、13ページをお願いいたします。
3款民生費、1項社会福祉費、3目障害福祉費、事業番号8、身体障害者(児)補装具費支給事業、242万7,000円の増額でございます。これは、先ほど歳入でも申し上げましたが、補装具の支給申請増加に伴う扶助費の増でございます。
4目老人福祉費、事業番号11、介護保険特別会計繰出事業、128万3,000円の減額でございます。これは、人件費の補正に伴う繰出金の減でございます。
14ページ、15ページをお願いいたします。
4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、事業番号2、保健衛生事業嘱託職員賃金、552万6,000円の減額でございます。これは、嘱託保健師の賃金の減でございます。
2項清掃費、1目塵芥処理費、事業番号1、清掃センター嘱託職員賃金、226万8,000円の減額でございます。これは、清掃センターに再任用職員を配置したことによる賃金の減でございます。
次に、ページが飛びますけども、20ページ、21ページをお願いいたします。
10款教育費、4項1目幼稚園費、事業番号2、幼稚園嘱託職員賃金、192万4,000円の増額でございます。これは、休職者の裏付けに伴う賃金の増でございます。
22ページ、23ページをお願いいたします。
13款諸支出金、1項諸費、1目国県支出返納金、2,430万8,000円の増額でございます。これは、障害者自立支援給付費、臨時福祉給付金等に係る国県に対する返納金でございます。
歳出におきましては、それぞれの款で人件費項目を増額または減額をさせていただいております。この補正につきましては、人事異動に伴うもの及び年度中におきます新規の扶養等の異動に伴うものなどでございます。
全体的なものといたしましては、24ページ以降の給与費明細書をお願いをいたします。
24ページには、特別職における一般会計の補正の内容の総括として一覧表に上げさせていただいております。長等について共済費10万5,000円の増額でございます。
次に、一般職の職員の総括でございます。
給与費におきまして427万1,000円の増額、共済費で1,005万1,000円の増額、合計1,432万2,000円の増額でございます。
給与費の増減の主な理由といたしましては、人事異動等に伴うもので、共済費の増額の主な理由は、共済負担率の増によるものでございます。それ以外の手当については、扶養手当、児童手当などの異動に伴い、調整した額でございます。
それぞれの項目につきましては、お目通しをいただきますようお願いをいたします。
以上で、平成29年度
一般会計補正予算(第2号)の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 続いて、井澤尚昭
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(井澤尚昭) それでは、議案第37号 平成29年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。
32ページ、33ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第9款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、3節職員給与費等繰入金、31万8,000円の増。これは、人事異動によります歳出の職員給与費等の増に伴う一般会計からの繰入金の増でございます。
2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、1節財政調整基金繰入金、901万5,000円の減。繰越金の確定により、減額して整理しようとするものでございます。
第10款繰越金、1項繰越金、2目その他繰越金、3,121万8,000円の増。平成28年度の繰越金でございます。
34ページ、35ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、31万8,000円の増。これは、事業番号1、国民健康保険事務に要する職員給与費に係るもので、人事異動等に伴う増でございます。
9款基金積立金、1項基金積立金、1目財政調整基金積立金、1,782万3,000円の増。事業番号1、国民健康保険財政調整基金積立事業に係るもので、平成28年度の繰越金の2分の1を下らない額と、歳入補正予算額と歳出補正予算額の差額を、この積立金を増額して整理しようとするものでございます。
第11款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金、438万円の増につきましては、事業番号1、国民健康保険償還金事業、23節償還金利子及び割引料、細節1療養給付費等負担金返還金143万5,000円の増と、細節2療養給付費交付金返還金294万5,000円の増で、平成28年度の給付費等の確定に伴う返還金でございます。
続きまして、議案第38号 平成29年度稲美町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。
42ページ、43ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第4款繰越金、1項1目繰越金、1,040万4,000円の増。平成28年度の繰越金でございます。
44ページ、45ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、1,040万4,000円の増でございます。これは、事業番号1、後期高齢者医療広域連合納付事業に係るもので、平成28年度の繰越金の確定に伴い、今年度の広域連合への保険料等納付金を増額するものでございます。
続きまして、議案第39号 平成29年度稲美町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。
50ページ、51ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第7款繰入金、1項一般会計繰入金、5目その他一般会計繰入金、1節職員給与費等繰入金、296万円の減につきましては、人事異動等による介護保険係の職員手当等の補正に伴う一般会計からの繰入金の減でございます。
2節事務費繰入金、167万7,000円の増につきましては、嘱託職員の増などに伴う一般会計からの繰入金の増でございます。
2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金、2,636万2,000円の減につきましては、繰越金の確定により減額して整理しようとするものでございます。
第8款繰越金、1項1目繰越金、8,183万8,000円の増。平成28年度の繰越金でございます。
52ページ、53ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、296万円の減。これは事業番号1、介護保険事務に要する職員給与費に係るもので、人事異動等による減でございます。
3項介護認定審査会費、2目認定調査費、事業番号1、認定調査事業嘱託職員賃金、7節賃金、細節1認定調査嘱託職員賃金、293万円の増。嘱託職員の増員による増でございます。
第3款地域支援事業費、3項包括支援事業・在宅福祉事業費、1目包括支援事業費、事業番号1、包括支援事業に要する職員給与費125万3,000円の減は、育児休暇の取得による地域包括支援係の2節給料等の減によるものでございます。
第4款基金積立金、1項基金積立金、1目介護給付費準備基金積立金、3,327万円の増。事業番号1、介護給付費準備基金積立事業に係るもので、平成28年度の繰越金の確定により、この積立金を増額して整理しようとするものでございます。
54ページ、55ページをお願いいたします。
第5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、2目償還金、2,220万6,000円の増。これは、事業番号1、保険料外収入償還事業に係るもので、平成28年度の介護給付費負担金、地域支援事業交付金の額の確定に伴い、国県及び社会保険診療報酬支払基金へ返納しようとするものでございます。
続きまして、議案第40号 平成29年度稲美町
介護サービス特別会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。
62ページ、63ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第2款繰入金、1項1目一般会計繰入金、44万1,000円の減。平成28年度の繰越金の増額補正に伴います減でございます。
第3款繰越金、1項1目繰越金、44万1,000円の増。平成28年度の繰越金でございます。
以上で、議案第37号から第40号の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 続いて、本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、議案第41号 平成29年度稲美町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。
68ページ、69ページをお願いいたします。
歳入でございます。
4款繰入金、1項1目繰入金、細節1、一般会計繰入金、11万6,000円の増でございます。これは、共済掛金負担金の率変更による人件費の増に伴う一般会計からの繰入金の増でございます。
70ページ、71ページをお願いいたします
歳出でございます。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、1万4,000円の増でございます。これは、事業番号1、下水道事務に要する職員給与費に係るもので、水道課職員の4節共済費の増額補正でございます。
2款下水道費、1項下水道事業費、1目公共下水道事業費、10万2,000円の増でございます。これは、事業番号1、下水道建設・改修事業に要する職員給与費に係るもので、3節職員手当と4節共済費の増額補正でございます。
続きまして、議案第42号 平成29年度稲美町
水道事業会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。
76ページ、77ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1款水道事業費用、1項営業費用、2目配水及び給水費7万6,000円の増でございます。これは、共済掛金負担金の率変更による共済費の増でございます。
続きまして、4目総係費、20万4,000円の増でございます。こちらも共済掛金負担金の率変更による共済費の増でございます。
以上、簡単ですが、議案第41号、42号の補足説明とさせていただきます。
○議長(池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第14.議案第43号 稲美町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正
する条例の制定について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(池田博美) 次は日程第14、議案第43号 稲美町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
これより、発議者の提案説明を求めます。
15番、杉本充章議員。
○15番(杉本充章) (登壇) ただいま、議長の許可をいただきました。議員提案を説明いたします。
議案第43号
稲美町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について
稲美町議会の議員の定数を定める条例(平成14年稲美町条例第19号)の一部を改正する条例の制定について、別紙のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第112条及び
稲美町議会会議規則(昭和62年稲美町議会規則第1号)第14条の規定により提出する。
平成29年9月1日提出
稲美町議会議長 池 田 博 美 様
発議者 稲美町議会議員 杉本 充章
賛成者 稲美町議会議員 藤本 操
辻元 誠志
関灘 真澄
長谷川和重
山口 守
大山 和明
山田 立美
(提案理由)
平成28年10月以降、全員協議会において調査、研修を行い、社会情勢と住民の意見をもとに協議を重ねた結果、定数を16人から14人にする結論に達したので提案する。
稲美町条例第 号
稲美町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例
稲美町議会の議員の定数を定める条例(平成14年稲美町条例第19号)の一部を次のように改正する。
本則中「16人」を「14人」に改める。
附 則
この条例は、公布の日から施行し、施行の日以後最初に行われる一般選挙から適用する。
以上でございます。
○議長(池田博美) 以上で、発議者の提案説明は終わりました。
議員定数につきましては、全員協議会で協議していただきました案件ですので、質疑を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、この案件についての質疑を省略することに決しました。
これより、議案第43号に対する討論に入ります。
発言を許します。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
12番、大路 恒議員。
○12番(大路 恒) 日本共産党の大路 恒です。本議案に反対の立場から、討論を行います。
まず第1に、定数の削減は、民意を削減することに通じ、住民の多様な意見を議会に反映させることに逆行するものです。
第2は、議会は執行機関に対する批判・監視機能を有しており、その構成メンバーの人数を少なくすることは、執行機関への批判・監視機能を弱めるとともに、議会の弱体化になります。
第3は、現行の議員定数16人は、県全体を見ても同規模の自治体と比較して中位であり、議員数が多すぎることはありません。
第4は、現行の議員定数16人は、財政面から見ても稲美町の財政を圧迫するものでなく、議員数を削減する理由がありません。
以上の理由により、本条例に反対します。
○議長(池田博美) 次に、賛成討論の発言を許します。
16番、
赤松愛一郎議員。
○16番(赤松愛一郎) 賛成討論をします。
議員定数の適正化について、昨年10月から、兵庫大学の田端先生からお話を聞いたり、住民から意見をお聞きしながら、月1回の割合で全員協議会を開催して、議員全員で協議して決定したので賛成とします。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
反対討論の発言を許します。
6番、
木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 反対討論を行います。
一人削減の立場から、反対討論を行います。
議会は住民の代表として、執行機関を監視し、チェックするという重要な役割を担っております。議員定数の削減は、それに真っ向から逆行するものであります。今回は、選挙により欠員が生じるという特殊な事例に基づく中で議論を行ったものであります。したがって、最小限の削減で対応すべきであります。
以上の理由で、反対をいたします。
○議長(池田博美) 次に、賛成討論の発言を許します。
11番、関灘真澄議員。
○11番(関灘真澄) それでは、議案第43号に賛成の立場から討論をいたします。
近年の地方分権、地方主権、そして地方創生の流れで、地方政府の構築という観点から、地方議会の権能の強化が求められています。稲美町議会も平成26年に議会基本条例を制定し、議会という機関の役割を明確にしております。今までのような執行機関のチェック、承認機関だけにとどまらず、政策立案能力を高め、町民の負託に応えていかなければならない責務を強く思うところであります。このような状況下で、平成27年9月の改選の結果を受けて、町民の方々のご意見を多々伺いましたが、やはり議員定数の削減は避けて通れないものと判断いたしました。
今後、ますます高齢化社会となり、社会保障費が深刻化となってくることでしょう。それらへの財政的な面への考慮と、また現在当町の正職員数も厳しい中での対応をされており、そうした中で我々議員も先んじて傷みを受け、さらに切磋琢磨することが住民の負託に応える議員としての姿勢であり、具現化するものであります。
一方で、議会の機能を高めていくため、議員一人一人の役割や責任もこれまで以上に重要度を増します。そこで、我々議員が一丸となって議会の権能を発揮し、新しい時代にふさわしい議会の構築に向けて取り組むことが、まず町民の負託に応えるものと考えます。議員定数現行の16人から14人へ、2名減らしても何ら議会制民主主義を否定するものではありません。本質的に人数には直接関係はなく、厳しい経済社会情勢の中、厳しい時代であるからこそ、議員自らも厳しい立場に置かなければ、町民からの理解は得られないと考え、近隣市町の議会の議員定数からも鑑み、総合的に判断を行った結果、定数2減に賛成といたします。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
賛成討論の発言を許します。
1番、山田立美議員。
○1番(山田立美) 賛成の立場から、意見を述べさせていただきます。
議会は、住民の代表機関であることから、その選出母体である住民の意思を反映するのにふさわしい政策集団として、明確な目的と責任を持ち、必要最小限の費用で最大の効果を図らなくてはならない。
そういうことで、前回選挙結果を踏まえ、多くの住民の方々からの意向を受けて、定数削減を検討してきましたが、人口規模が本町と同規模である播磨町議会は、平成23年に定数を18人から14人に削減いたしております。そうした議員の方々からいろいろ聞き取りをいたしましたところ、議会活動に何ら問題は発生していない。稲美町議会においても選挙結果を踏まえ、定数減の15人で運営しておるが、何ら支障は発生していない。
そうしたところから稲美町議会の議員の定数を16人から14人にする改正案に賛成いたします。
○議長(池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第43号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(池田博美) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上で、本日の日程は終わりました。
お諮りいたします。
明2日から12日までの11日間は休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、明2日から12日までの11日間は休会することに決しました。
次の本会議は、9月13日午前9時30分から再開いたします。
本日は、これにて散会いたします。
おつかれさまでした。
散 会 午後 0時23分...