稲美町議会 2017-03-16
平成29年度予算特別委員会(第6号 3月16日)
なお、平成29年度の税率につきましては、さる2月2日に開催いたしました
国民健康保険運営協議会において、平成28年度と同じ税率を用いることに対して承認をいただいているところでございます。
1節
医療給付費現
年課税分、5億129万9,000円。徴収率を90%と見込んでおり、前年度比較、782万9,000円の減でございます。
3節
後期高齢者支援金分現
年課税分、1億2,195万9,000円。1節
医療給付費現
年課税分と同じ税率を適用し、前年度比較153万7,000円の減でございます。
また、5節
介護納付金現
年課税分、4,118万6,000円。徴収率を85%と見込んでおり、前年度比較140万6,000円の増でございます。
2目退職被
保険者等国民健康保険税、2,044万3,000円。前年度比較で1,997万4,000円の減。1節
医療給付費現
年課税分につきましては、1,158万4,000円で、96%の徴収率を見込んでおります。
1項
国民健康保険税の合計額は、7億2,290万1,000円。前年度と比較いたしまして、2,854万1,000円の減でございます。
3
款国庫支出金、1項
国庫負担金、1目
療養給付費等負担金、1節現年度分、5億9,828万3,000円。これにつきましては、歳出の一般被
保険者療養給付費、療養費、
高額療養費の合計額から、歳入の
保険基盤安定負担金繰入金の2分の1に相当する額と、
前期高齢者交付金の額などを控除した額の32%相当額などでございます。
2目
高額医療費共同事業負担金、1節現年度分、3,141万2,000円。これにつきましては、歳出の
高額医療費共同事業拠出金の4分の1に相当する額でございます。
6ページ、7ページをお願いいたします。
2項
国庫補助金、1目1節
財政調整交付金、細節1、
普通調整交付金、1億8,769万7,000円。市町間の財政力の不均衡を調整するための交付金で、前年度比較、4,320万8,000円の増でございます。
第4款1項1目
療養給付費交付金、1節現年度分、1億6,949万1,000円。これは、退職被
保険者等の医療費に対する
社会保険診療報酬支払基金からの交付金で、前年度比較では4,745万2,000円の減でございます。
第5款1項1目
前期高齢者交付金、1節現年度分、14億2,004万3,000円。前年度比較では、1億1,494万9,000円の増で、65歳から74歳の
前期高齢者の
医療費負担を国保や
被用者保険間で調整しようとするもので、
前期高齢者の加入率が高い国保の保険者に交付されるものでございます。
第6
款県支出金、1項
県負担金、1目
高額医療費共同事業負担金、1節現年度分、3,141万2,000円につきましては、
国庫負担金と同様に、歳出の
高額医療費共同事業拠出金の4分の1に相当する額でございます。
8ページ、9ページをお願いいたします。
2項
県補助金、2目
財政調整交付金、1億5,798万4,000円につきましては、歳出の
療養給付費などから
保険基盤安定繰入金の2分の1相当額と、
前期高齢者交付金などを控除した額の6%相当額でございます。
第7款1項1目
共同事業交付金、1節、細節1、
高額医療費共同事業交付金、1億2,565万円につきましては、
高額医療費の
国保財政への影響を緩和するために、
レセプト1件当たり80万円を超える
高額医療費について、
国保連合会から交付されるものでございます。
細節2、
保険財政共同安定化事業交付金、9億402万6,000円につきましては、
レセプト1件1円以上の医療費について、
国保連合会から交付されるものでございます。
第9
款繰入金、1項他
会計繰入金、1目
一般会計繰入金、2億7,560万5,000円。前年度比較で1,257万円の増。1節
保険基盤安定繰入金、1億7,088万2,000円。これは、低
所得者世帯に対する7割、5割、2割の保険税の軽減分に対する県と町の負担額と、
軽減世帯の被
保険者数に応じた国、県、町の負担額を繰り入れるものでございます。
3節
職員給与費等繰入金、5,791万7,000円につきましては、職員4人分の人件費及び
国保事業に係る事務費などでございます。
6節その他
一般会計繰入金、2,500万円につきましては、
単独事業分などに対する
一般会計からの繰入金でございます。
10ページ、11ページをお願いいたします。
2項
基金繰入金、1目
財政調整基金繰入金、901万6,000円は、
国民健康保険事業財政調整基金を取り崩して、
支出経費に充当しようとするものでございます。
続きまして、12、13ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費、5,375万7,000円。前年度比較、1,468万4,000円の増でございます。
事業番号1、
国民健康保険事務に要する
職員給与費、2,467万9,000円につきましては、職員4人分の人件費でございます。
事業番号2、
国民健康保険一般管理事業、2,907万8,000円。8節、細節1、無
受診世帯報償費55万5,000円につきましては、前年度1年間保険を使わなかった世帯に対して、
人間ドックの
無料利用券を交付しようとするもので、
対象年齢を74歳まで拡大し、実施いたします。
また、13節委託料、2,293万9,000円は、
保険給付に係る
電算処理及び
診療報酬明細書点検事務、
国保広域化に係る
システム改修の委託料などでございます。
14ページ、15ページをお願いいたします。
2項徴税費、1目
賦課徴収費、402万円。昨年度と比較して、45万円の増でございます。
事業番号1、
国民健康保険税賦課徴収事業、402万円のうち、12節、細節11、
収納代行店取扱手数料43万5,000円につきましては、国保税の
コンビニ収納に係る手数料でございます。
第2
款保険給付費、1項
療養諸費、1目一般被
保険者療養給付費、24億1,250万2,000円。一般被保険者の医療費の
保険者負担分で、前年度比較で3,272万8,000円の増を見込んでおります。
2目退職被
保険者等療養給付費、1億2,078万4,000円。前年度に比較して、3,454万4,000円の減を見込んでおります。
16ページ、17ページをお願いいたします。
1項の
療養諸費の合計額は、25億6,403万4,000円で、前年度と比較いたしまして24万4,000円の減でございます。
2項
高額療養費。
18、19ページをお願いいたします。
合計額は、3億5,440万円。前年度と比較いたしまして1,928万4,000円の増を見込んでおります。
4項
出産育児諸費、1目
出産育児一時金、1,680万円。40件分を見込んでおります。
20ページ、21ページをお願いいたします。
第3款1項
後期高齢者支援金等、1目
後期高齢者支援金、4億4,035万円。前年度比較で3,464万円の減で、74歳までの
国保加入者から保険料として徴収した
後期高齢者支援金相当額を、
社会保険診療報酬支払基金を通じて負担するものでございます。
22、23ページをお願いいたします。
第6款1項1目
介護保険納付金、1億4,408万1,000円。
事業番号1、
介護保険納付金事業につきましては、
介護保険の第2号被保険者が負担する
介護保険給付費などの28%相当額を、
社会保険診療報酬支払基金に納付するものでございます。
第7款1項
共同事業拠出金、1目
共同事業医療費拠出金、1億2,565万円。
レセプト1件当たり80万円を超える高額な医療費に対する
共同事業拠出金でございます。
2目
保険財政共同安定化事業拠出金、9億402万6,000円。前年度比較で、310万3,000円の減。1件1円以上の医療費に対する
共同安定化事業拠出金でございます。
24、25ページをお願いいたします。
第8
款保健事業費、1項1目
特定健康診査等事業費、
事業番号1、
特定健康診査・
特定保健指導事業、3,827万4,000円。前年度より1,231万2,000円の増でございます。40歳から74歳を対象とした
特定健康診査の
関連経費で、13節、細節2、
特定保健指導等委託料、細節3、
データヘルス計画等策定委託料及び、19節、細節1、健診
費等保険者負担金が主な経費でございます。
19節、細節2、
がん検診負担金は、新たに
特定年齢の胃がん、肺がん、
大腸がんの検診の
自己負担を助成してまいります。
2項
保健事業費、2目
疾病予防費、92万7,000円。国保税の滞納者ではないなどの要件を満たす被保険者の
人間ドック費用の半額を助成するための経費で、
対象年齢を拡大するとともに、2時間ドックに加え、一日ドックの助成も行ってまいります。
以上で、議案第7号 平成29年度稲美町
国民健康保険特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○池田(い)委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより議案第7号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○
山口委員 1点だけお聞きします。
25ページの
事業番号1、
特定健康診査・
特定保健指導事業についての
データヘルス計画についてなんですけども、去年の3月に策定していただきまして、稲美町の状況がわかってきていると思うんですけれども、今後は
データヘルスを活用して住民の方の
健康増進ですとか、また医療費の軽減を図っていく方向になると思うんですけれども、その点についてのお考えをお聞かせください。
○
中川国保年金係長 データヘルス計画を27年度策定いたしまして、29年度にPDCA、計画のプランに沿いまして、計画の見直し及び検証のほうを現在予定しております。
28年度につきましては、特定健診の受診率を上げるための
受診勧奨やら、それから
医療受診勧奨などを行っております。
以上です。
○
山口委員 例えばその特定健診の
受診勧奨を行う際にも、この
データヘルス計画で得た、いわゆるデータを活用していただいているのかなと思うんですけれども、例えば稲美町の国保1人当たりの医療費が、兵庫県では28万2,000円に対して稲美町では32万9,000円と、3万円ほど高く、ふえて大きいと。逆に特定健診の受診率が、県が33.8%に対して稲美町が29%と、県より低いと。それから、特定健診の受診率の高い低いが、そのまま医療費の高い低いにつながっているというような状況にあります。
もう一つ、特定健診の受診者とそうでない方の医療費が、特定健診を受けてない人は78万1,000円に対して、受けている人が18万3,000円と、圧倒的に医療費が違うと。これは、一概には言えない、実際に医療にかかってきたら特定健診受けないとか、そういう条件もあるというふうに書いてあるんですけれども。そういったこともありながらでも、このデータを活用して、特定健診をしっかり受けていくほうが医療費は安くあがるんで、その世帯にとってもいいことですし、稲美町にとってもいいことだと思いますので、そういったデータを活用して特定健診の
受診勧奨を進めていくというのはいいんじゃないかなあと。せっかくこういうデータをとったんですからデータを活かしていくのがいいんじゃないかと思っているんですけども、その点についてのお考えをまたお聞かせいただきたい。
○
田野住民課長 まずデータを利用いたすためには、被保険者の方々に住民健診を受けていただくことが第一と考えております。受けていただいて、その結果をもとにして健診結果の分析、また
レセプトの分析を行いまして、その後の29年度にまた評価も行います。それを受けまして、どのような
保健指導を行っていくのかがいいのかを検討しながら事業を進めていきたいと思っております。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
○
杉本委員 ちょっと先ほどの
データヘルスで、1点ちょっとお聞きしたいんですけども。
例えば
医療機関にかかった場合、
個人宛てにはがきですね、通知がきていますよね。あれの件なんですけど、例えば今は
ジェネリックを使っていただくと非常に薬代が安くなるんですけども、例えばその人がかかった医療の状況を判断して、例えばこれは
ジェネリックを使っておられたら、これだけあなたの医療費は安くなったんですよとかいう、そういうご案内はあるんでしょうか。
○
中川国保年金係長 ジェネリックにつきましては、8月に
差額通知というのを送付をしておりまして、こちらではお一人当たり300円以上の効果額がある方に対して、これだけの削減がありますよということを通知をさせていただいております。
以上です。
○
杉本委員 それはしていただいているということですね。
それは、どうなんですか、病院なんかが出した薬というのは全て把握をしないとだめなんですけど、それが
データヘルスシステムの中に、ここ全て病院からデータが入ってくるということなんでしょうか。
○
中川国保年金係長 病院からのデータについては、主に請求をするためのデータとして、薬剤名なんかも入ってくるんですが、委員のご質問いただいているような、
薬剤ごとの細かいような内容につきましては、やはり業者を介して分析をしていかないとわからないような状況になっております。
○
杉本委員 確認だけさせてくださいね。
病院から医療費の請求がくる、その請求がきたやつの詳細を、行政はそれをデータに入れていって、
システムの中に入れていって、それで自動的にその、例えば
ジェネリックを使っていたらこれだけ安くなるんですよというデータが出てくる、はがきができてくるということなんですね。
○
中川国保年金係長 実際の病院からの
請求データを
国保連合会のほうで加工しまして、そういったはがきを現在出しております。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
○
河田委員 同じく
データヘルス計画のことでお尋ねします。
あと、怖いのは
個人情報の管理なんですけれども、委託されるということは、どこかの業者に委託されるわけなんでしょうか。その辺の管理、機密は大丈夫なのか、ちょっと一つお尋ねします。
○
中川国保年金係長 委員おっしゃるとおり業者の委託で、現在予算のほうを計上をさせていただいているところです。
個人情報に関しましては、業者の、こういった情報を扱う業者の中での、まずその管理の規定がございます。それから、町としましても
個人情報保護条例に基づきまして、業者の情報の扱いを管理をしていきたいというふうに考えております。
○
河田委員 同じく
個人情報で、役場内の
個人情報の管理というのは、どうなっていますか。この方がこういう薬を使っていますよということがわかれば、その薬からその方が患っている病気とか推測されてしまうわけですよね。その辺の管理っていうのは、どうなっていますか。
○
中川国保年金係長 薬剤とか
治療内容についてのデータのほうは、現在役場の電算とはつながっておりませんでして、
国保連合会との
専用回線におきまして、セキュリティーが高い状態で管理をしておるところでございます。
○
河田委員 杉本委員から出ていましたけれども、
ジェネリックですね、ちょっとこの
ジェネリックに否定的なお医者さんもおられます。「あれは成分が同じだけで、実は全然違う薬だよ」という方もおられるんですけども、せっかく
医療費削減という目的でできた計画なんですけども、ちょっと否定するような見解になってしまうんですけど、そういう意見もあるんですけど、その
ジェネリックに対する町の見解はどうなんでしょうか。
○
中川国保年金係長 町としましては、
保険制度全体で
ジェネリックというものを推進しております関係上、やはり医療費の適正化という観点もございますので、推進をしていかなければいけないというふうに考えております。ただ、医療を受けていただくというのは、やはり病気を治していただいたりというのが、やはり基本でございますので、その方々で、
個人個人で、やはりお医者さんとお話をしていただきながら、最適な治療を受けていただけたらというふうに考えております。
○
河田委員 ジェネリックを半ば強制的に強要するという、絶対それでないとだめだよというふうな話ではないわけですね。話し合いのもとで、どちらか選べるという選択肢も残されるわけですね。
○
中川国保年金係長 その
個人個人の状況に応じて選んでいただく。できることならば
ジェネリックのほうを使っていただいて、医療費の適正化を図っていただきたいというふうに考えております。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
○
長谷川委員 25ページの
人間ドック補助金ですね。この金額92万7,000円につきましての
積算根拠と、それと
補助関係の内訳をちょっと。それと内容ですね、お願いしたいと思います。
○
中川国保年金係長 まず積算についてですが、29年度につきましては全部で50名の受診のほうを見込んでおります。それから29年度につきましては、1日
人間ドックのほうを新規で導入することに伴いまして、約20件の受診を、その50件のうち20件の受診のほうを見込んでおります。
単価につきましては、
保健センターのほうとの協定に基づきましてさせていただく予定で、現在
予算計上におきましては、28年度と同額で積算をさせていただいておるところです。
補助について申し上げます。
補助につきましては、25歳以上75歳未満の方を対象としまして、申請の前6カ月以上継続して稲美町
国民健康保険に加入されて、医療等を継続的に受けておられない方、それから
国民健康保険税を滞納されていない世帯の方、特定健診を受診されていない方、
あと人間ドックの受診結果を町が実施する
保健事業等において活用することに同意される方、こういった条件を満たす方について、半額の助成を想定しております。
あと、さらに前年度無
受診世帯に属する方につきましては、全額の助成を予定をしております。
○
長谷川委員 受診できるいうんですか、
人間ドックで診ていただける内容、何種目ぐらいあっていうのは。
○
田野住民課長 2時間ドックに比べまして、今回1日ドックを
助成対象にしておりまして、2時間ドックのほうでは身長、体重、腹囲、視力、眼底、眼圧、血液検査、胸部のX線、心電図などを受けていただいております。それに加えまして、1日ドックのほうは
腹部エコーと肺機能の検査、眼圧、それから眼底が両目になっていることと、胸部のX線の検査が増えた検査を行うようになっております。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
○
大山委員 2点お願いいたします。
19ページ、2款の4項の1目、
出産育児費一時金についてでございますけど、これ28年度は出生が何人で、
国保対象は何人かわかればお願いしたいんですけど。
○
田野住民課長 出生の届出数でございます。29年の2月末で、稲美町自体では204名の出生届がございました。そのうち
国保対象の方は18人いらっしゃいました。
以上でございます。
○
大山委員 やはりこれは減少傾向なんでしょうか。
○
田野住民課長 去年よりは3名ほど増えていらっしゃると思います。
出生届につきましても、去年、全体、町と見ましても、2月末時点では、昨年よりも10名程度多いようになっております。
○
大山委員 27年度は213人の出生で、
国保対象25人と聞いてたんですけど。
○
田野住民課長 国保の
出生届者は、昨年は25名でしたので、人数的には、今のところ国保の対象者は減っております。ただ、町といたしましては、10名程度増えている出生届が出ております。
失礼いたしました。
○
大山委員 はい、ありがとうございます。
そして、続いて23ページ、7款の1項の1目、
高額医療費についてちょっと確認したいんですけど、この
高額医療費については、ある、聞く方によっては金額的にいろいろな判断されているようで、一つの判断基準いうのはあるんでしょうか。医療費が幾らで、それに対しての
高額医療費が幾ら出ますかいうところを、ちょっとお願いしたいんですけど。
○
中川国保年金係長 委員のご質問のほうは、
高額療養費の分ということでお答えをさせていただきたいと思います。
高額療養費につきましては、国保に加入されている方の
課税状況をまず判断しまして、所得が現在600万円を超える世帯については
上位所得、
あと非課税世帯の方については非課税の金額で、一般の世帯の方につきましては2種類の金額が適用をされております。
判断としましては、8月1日が切り替えになっておりまして、前年度の所得によって判定をすることになっております。
それから、あと70歳を超えられますと、69歳までの方とまた違った限度額のほうが適用をされるようになっておりまして、世帯での領収書を合算できる、合算できないという面も若干違ってまいります。
以上です。
○
大山委員 といいますのは、一般的に自分の所得とこの限度額という、そして医療費が請求きた時の医療費というのが、本当にいろいろ判断されているようで、ですから仮に8万円以上の医療費がかかった場合は、これは
医療控除のことやったかな、その辺りでどのような、どれぐらいの金額の医療費がかかった時点で窓口に相談に行ったらいいか。その判断基準として、一つは
非課税世帯、そして今言われたように、もう一つは一般的な方、その辺りで金額、もしわかれば教えていただきたいんですけど。
○
中川国保年金係長 まず、所得が600万円超の世帯の方につきましては、16万7,400円が限度額となっております。それから、
あと医療が55万8,000円を超えた場合には、超えた分の1%が16万7,400円に加算されまして、それがその世帯の方の限度額となります。
それから、さらに所得が901万円を超える世帯の方につきましては25万2,600円が限度額となりまして、さらに、それに医療費が84万2,000円を超えた場合には、その超えた額の1%が25万2,600円に加算されて、その世帯の方の限度額となります。
それから、600万円以下、所得210万円超の場合には8万100円が限度額となりまして、さらに医療費が26万7,000円を超えた場合には、8万100円にその超えた分の1%が加算された分が限度額となります。
それから、所得が210万円以下の方については、5万7,600円が限度額となります。
あと、
非課税世帯の方については3万5,400円が限度額となります。こちらのほうが、70歳未満の世帯の方の限度額となっております。
70歳から74歳の世帯の方につきましては、現役並の所得、収入合計で、目安で言いますと520万円以上になるんですが、こちらの場合、外来で個人単位で換算しまして、4万4,400円が限度額です。
あと、そちらの現役並所得の方で、入院と外来と両方ある場合には、世帯単位で領収証を合算することができます。その場合には、8万100円が限度額となりまして、この場合、さらに26万7,000円を医療費超える場合には、その1%が8万100円に加算された額が限度額となります。
あと、一般の世帯の210万円以上の世帯の方につきましては、外来で、個人単位で1万2,000円が限度額、外来と入院が両方ある場合には、4万4,400円が限度額となっております。
あと、
非課税世帯の方は2種類ございまして、外来の場合は個人単位で8,000円が限度額となっております。入院がある場合、外来プラス入院の場合は、世帯単位で領収証を合算することができますが、こちらにつきましては、その世帯の方によりまして1万5,000円の限度額、2万4,600円の限度額、2種類ございます。
あと、それから12カ月の間に4回
高額療養費に該当される場合には、また別の軽減された限度額が適用されるようになっております。
○
大山委員 詳しくありがとうございます。
一応基本的には、これ1カ月の単位でこの金額いうことでよろしいですね。
○
中川国保年金係長 1カ月単位、1日から月末の単位で括った分で、この限度額を見るようになっております。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第7号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第7号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前10時11分
……………………………………
再 開 午前10時12分
○池田(い)委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
〜議案第8号〜
○池田(い)委員長 次は、議案第8号「平成29年度稲美町後期高齢者医療特別会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○
井澤健康福祉部長 それでは、議案第8号 平成29年度稲美町後期高齢者医療特別会計予算の
補足説明を申し上げます。
38、39ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第1款1項後期高齢者医療保険料、1目特別徴収保険料、1億9,810万6,000円。前年度比較で1,471万円の増でございます。また、2目普通徴収保険料、9,560万1,000円。前年度と比較して471万4,000円の増でございます。これらにつきましては、兵庫県後期高齢者医療広域連合が示しました資料などを参考にして計算した医療保険料でございます。
第3
款繰入金、1項
一般会計繰入金、1目事務費繰入金、742万3,000円。前年度比較で18万円の増。後期高齢者医療特別会計の事務に充当するため、
一般会計から繰り入れするものでございます。
2目
保険基盤安定繰入金、6,698万6,000円。前年度比較で117万1,000円の減。これは、低所得者の保険料軽減や
被用者保険の被扶養者であった方に係る保険料軽減分を県と町が補てんするために、
一般会計から繰り入れしようとするものでございます。
第5款諸収入。
40、41ページをお願いいたします。
2項償還金及び還付加算金、60万円。過年度の保険料に還付すべき理由が発生した場合に、広域連合から納付される還付金収入でございます。
42、43ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費、666万4,000円。前年度比較、44万5,000円の増でございます。
事業番号1、後期高齢者医療一般管理事業。これは、後期高齢者医療の事務費で、保険証の送付や後期高齢者医療ソフトウェアの電算保守委託料、使用料などで、平成29年度は税制改正に係る電算事務処理委託料を含んでおります。
2項1目徴収費、69万5,000円。
事業番号1、後期高齢者医療保険料賦課徴収事業。これにつきましては、保険料の徴収に係る印刷製本費や納入通知書の送料などでございます。
第2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、3億6,069万6,000円。前年度比較で1,825万3,000円の増で、広域連合に納付する保険料や延滞金、
保険基盤安定繰入金などの合計でございます。
44、45ページをお願いいたします。
第3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金、60万円。過年度の保険料還付金でございます。
以上で、議案第8号 平成29年度稲美町後期高齢者医療特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○池田(い)委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第8号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第8号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
○大路委員 本議案に反対の立場から、討論を行います。
本会計は、国の制度を地方自治体が行わなければならないにせよ、命の線引きを、この特別会計で具体的に行おうとするものです。年齢で差別する医療制度は、皆
保険制度をとっている国では、世界でも例がありません。
よって、本会計予算に反対します。
○池田(い)委員長 次に、賛成討論の発言を許します。
○関灘委員 議案第8号 稲美町後期高齢者医療特別会計予算に、賛成の立場で討論いたします。
この後期医療制度は、75歳以上の高齢者の方が安心して医療を受け続けられるよう導入されたものであり、都道府県ごとの広域連合に一元化し、財政、運営責任の明確化を図り、都道府県ごとの水準に応じた保険料を、国、県、市、町の公費、そして現役世代からの支援金のほか、後期高齢者から保険料を徴収し、担っているものであります。当会計は、県内全ての市町が加入する兵庫県後期高齢者医療広域連合への負担金を支払うためのものであり、規定に則って計上されてありますので、賛成といたします。
○池田(い)委員長 次に、反対討論の発言を許します。
次に、賛成討論の発言を許します。
他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第8号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○池田(い)委員長 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
しばらく休憩します。
休 憩 午前10時18分
……………………………………
再 開 午前10時19分
○池田(い)委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
〜議案第9号〜
○池田(い)委員長 次は、議案第9号「平成29年度稲美町
介護保険特別会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○
井澤健康福祉部長 それでは、議案第9号 平成29年度稲美町
介護保険特別会計予算の
補足説明を申し上げます。
50ページ、51ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第1款保険料、1項
介護保険料、1目第1号被保険者保険料、5億3,528万1,000円。前年度より1,205万4,000円の増でございます。このうち、1節の現年度分特別徴収保険料と2節の現年度分普通徴収保険料につきましては、第6期
介護保険事業計画に折り込んだ保険料に基づいて算定したものでございます。
第3
款国庫支出金、1項
国庫負担金、1目介護給付費負担金、3億6,523万4,000円。前年度比較で953万6,000円の減でございます。これは、歳出の
保険給付費の居宅サービス費等の約20%、施設サービス費等の約15%相当額でございます。
2項
国庫補助金、1目調整交付金、1,615万4,000円。前年度より912万9,000円の減。
保険給付費の約0.8%相当額を見込んでおります。
2目地域支援介護予防・日常生活支援総合事業交付金2,021万7,000円は、いきいき広場、いきいきサロンの委託料などを含む、歳出の介護予防生活支援サービス等事業費、一般介護予防事業費の約20.8%相当額でございます。
3目地域支援包括的支援事業交付金、1,478万円。これにつきましては、地域包括支援センターの人件費や「食」の自立支援サービス事業委託料などを含む、歳出の包括的支援事業費などの約39%相当額でございます。
52、53ページをお願いいたします。
第4款1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金、5億6,536万3,000円。前年度比較で1,490万3,000円の減。これにつきましては、歳出の
保険給付費の居宅サービス等、施設サービス等の約28%相当額でございます。
2目地域支援事業支援交付金、2,766万8,000円。これは、歳出の介護予防生活支援サービス等事業費、一般介護予防事業費の約28%相当額でございます。
第5
款県支出金、1項
県負担金、1目介護給付費負担金、2億9,099万円。前年度比較、776万2,000円の減。
保険給付費の居宅サービス費等の約12.5%、施設サービス費等の約17.5%相当額でございます。
2項
県補助金、1目地域支援介護予防・日常生活支援総合事業交付金、1,235万2,000円。これにつきましては、歳出の介護予防生活支援サービス等事業費、一般介護予防事業費の約12.5%相当額でございます。
2目地域支援包括的支援事業交付金、739万円につきましては、歳出の包括的支援事業費などの約19.5%相当額でございます。
第7
款繰入金、1項
一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金、2億5,239万4,000円。前年度比較で、665万4,000円の減。これは、
保険給付費の町負担分の12.5%相当額でございます。
2目地域支援介護予防・日常生活支援総合事業繰入金、1,235万1,000円につきましては、歳出の介護予防・生活支援サービス等事業費、一般介護予防事業費の12.5%相当額でございます。
3目地域支援包括的支援事業繰入金、738万9,000円。歳出の包括的支援事業費などの19.5%相当額でございます。
4目低所得者保険料軽減繰入金、352万8,000円。消費税増税に伴い、低所得者の保険料軽減を行うもので、保険料基準額に第1段階被
保険者数を乗じた5%相当額でございます。
54、55ページをお願いいたします。
5目その他
一般会計繰入金は、6,153万1,000円。1節
職員給与費等繰入金につきましては2,441万3,000円で、職員4人分の人件費でございます。
2項
基金繰入金、1目介護給付費準備
基金繰入金、2,636万3,000円は、介護給付費準備基金を取り崩して、
支出経費に充当しようとするものでございます。
第9款諸収入、2項3目1節雑入、細節2、いきいきセミナー利用料、139万2,000円。参加者からセミナー利用料として、1人当たり年間6,000円を納めていただくこととしております。
56、57ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費、3,757万4,000円。前年度比較で514万1,000円の減。職員の人件費や電算委託料などに関する経費などでございます。減の主な理由は、
介護保険制度の改正などに係る電算
システム改修委託料の減によるものでございます。
事業番号1、
介護保険事務に要する
職員給与費、2,441万3,000円。職員4人分の人件費でございます。
事業番号4、
介護保険計画等策定事業、436万2,000円につきましては、平成30年度から32年度に適用する第7期
介護保険事業計画の策定に係る
介護保険事業計画等改定協力者連絡会報償費や、
介護保険事業計画等策定委託料などの経費を計上しております。
58、59ページをお願いいたします。
2項徴収費、1目
賦課徴収費、155万8,000円。
介護保険料の賦課徴収に係る経費でございます。
3項1目介護認定審査会費、528万8,000円。
事業番号1、介護認定審査会運営事業、528万8,000円。定例審査会49回、合同審査会3回分を計上いたしております。
2目認定調査費、1,447万円。
事業番号1、認定調査事業嘱託職員賃金、609万2,000円。嘱託調査員2名分でございます。
60、61ページをお願いいたします。
第2
款保険給付費、1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス等給付費につきましては、7億2,889万8,000円。前年度比較で、5,595万4,000円の増でございます。要介護認定者が通所介護、通所リハビリ、訪問介護などの在宅サービスを利用した時の
保険給付費でございます。
2目施設介護サービス等給付費は、7億2,200万8,000円。前年度比較で、2,218万5,000円の減でございます。介護老人福祉施設や介護老人保健施設などの施設入所に係る介護給付費でございます。
3目地域密着型介護サービス給付費、2億3,257万5,000円。前年度比較で、4,070万,2,000円の減でございます。小規模多機能型居宅介護や、認知症対応型共同生活介護などのサービス給付費でございます。
62、63ページをお願いいたします。
6目居宅介護サービス計画給付費、8,199万円。要介護者のケアプラン作成に対する給付費でございます。
介護サービス等諸費の合計額は、17億7,921万9,000円、前年度より75万7,000円の増でございます。
2項介護予防サービス等諸費の合計額は、合計で1億4,723万1,000円で、前年度よりも5,775万3,000円の減。介護予防サービス給付費の減が主な要因でございます。
1目介護予防サービス給付費、1億1,719万6,000円。要支援1、2の方が利用する在宅サービス費用で、主に訪問介護と通所介護は、町の実施する地域整備事業に移行したことにより、前年度比較で5,272万5,000円の減でございます。
64、65ページをお願いいたします。
4項高額介護サービス等費。合計額は、3,509万7,000円。これにつきましては、要介護者または要支援者が同じ月に受けたサービス費の合計額が、それぞれの負担上限を超えた場合に、その超えた額が高額介護サービス費として支給されるものでございます。
5項高額医療合算介護サービス等費、合計額は600万2,000円。要介護者または要支援者の
介護保険に係る
自己負担額と医療保険に係る
自己負担額の年間合計額が、年間の負担限度額を超えた場合に、その超えた額が支給されるものでございます。
6項特定入所者介護サービス等費。
66、67ページをお願いいたします。
合計額は4,992万1,000円。これにつきましては、要介護または要支援の低所得者が施設サービスを受けた場合の負担軽減のための給付費でございます。
第3款地域支援事業費、1項介護予防・生活支援サービス等事業費、1目介護予防・生活支援サービス事業費7,090万1,000円。介護予防訪問介護、介護予防通所介護が、訪問型サービス、通所型サービスとして移行した給付費でございます。
4目介護予防ケアマネジメント事業費は、訪問型サービスと通所型サービスの利用に係るケアプラン作成の経費でございます。
68、69ページをお願いいたします。
2項一般介護予防事業費、従来の介護予防一次予防事業と介護予防二次予防事業を、一般介護予防事業として実施してまいります。
13節委託料、細節1、いきいき広場委託料、細節2、いきいきサロン事業委託料が主なもので、細節3、介護ボランティアポイント事業委託料につきましては、新たに高齢者の地域貢献や社会参加を促進し、介護予防を推進するための委託料でございます。
3項包括支援事業・在宅福祉事業費、1目包括支援事業費、3,297万2,000円。これにつきましては、地域包括支援センターの運営費で、70、71ページをお願いいたします。
事業番号5、在宅医療・介護連携推進事業15万6,000円は、地域における医療介護の関係機関の連携を推進するための協議を行う経費でございます。
事業番号6、認知症総合支援事業22万8,000円。認知症の人やその家族に、早期に関わる認知症初期集中支援チームをモデル的に設置し、認知症の支援体制を構築してまいります。
72、73ページをお願いいたします。
2目在宅福祉事業費、591万4,000円。11節、細節1消耗品は、認知症高齢者等SOSネットワークに係るQRコード、シールなどの経費でございます。
13節の細節3、「食」の自立支援サービス事業委託料は、調理が困難な高齢者などに対して定期的に食事を提供し、安否確認をすることにより、在宅生活を支援するものでございます。
以上で、議案第9号 平成29年度稲美町
介護保険特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○池田(い)委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第9号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○
山口委員 1点お聞きします。
69ページの一般介護予防事業の中の介護ボランティアポイント制度、いよいよやっと29年度から始まろうかという思いがするんですけれども、全国的に広がっておりまして、いろんな地域でやっておられるんですけれども、それぞれの自治体によってやり方がだいぶ異なっておるようなんです。この稲美町でやる介護ボランティアポイント制度ですけれども、その制度設計というのはもうできているんですか、それとも29年度に制度設計されるんでしょうか。
○米澤地域包括係長 制度設計のほうは、ほぼできあがってきているかなと思っております。
○
山口委員 そしたら、できたらできたで議会にもちょっと素案といいますかね、それをまたお示しいただいて、それをもとにまた、細かいとこがいろいろあると思いますので、また質問させていただきたいと思います。
これは、私も平成24年の9月議会で一般質問させていただいて、その時の時点で、もう既に第5期の介護予防事業の中に検討課題として入っていて、第6期以降導入するというふうな答弁もいただいいたわけなんですけれども、私個人的には時間かかったなあという思いも、なぜここまで時間がかかってしまったのか、ちょっと教えていただきたいんですけども。
○米澤地域包括係長 ボランティア自体が、稲美町はわりと歴史が古くて、もう30年以上ボランティア活動をされている団体とかもございますので、既存のそういった活動と、どういうふうに役割分担といいますか、どういうふうに作っていくかというところで時間をかけさせていただいたというところがございます。
○
山口委員 わかりました。
あと、今回その新規事業の説明、57ページに若干説明が載っているんですけども、財源が国庫が43万7,000円、県支出金が21万8,000円とあるんですけども、この財源はその前から国とか県の支出金はあったんですか。それとも今回、最近になって国とか県の補助を見込めるようになったんでしょうかね。
○米澤地域包括係長 この度一般介護予防事業となりましたが、以前から一次予防の介護予防事業として、対象となる事業ではありました。
○
山口委員 細かい部分は、また制度設計できてからしたいと思いますけども、よりよいものができますように、時間をかけたからには、いいものができますように期待しておりますので、よろしくお願いします。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第9号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
○
木村委員 反対討論を行います。
第6期事業計画では、基準額4,300円が4,700円に引き上げられました。私は、
一般会計からの繰り入れを行い、
介護保険料の引き下げをするよう求めてまいりました。厚生労働大臣は、奨励はしないが主体性を尊重していると答弁をしております。高齢者の負担軽減をすべきだということを求めまして、
介護保険特別会計に反対をいたします。
○池田(い)委員長 次に、賛成討論の発言を許します。
○赤松委員 賛成の立場で、討論を行います。
少子高齢化が進む中、昔のように子どもが親の介護をするということは、なかなか難しい状況だと思います。稲美町の
介護保険特別会計は、十二分に運営に努力されていると思っていますが、今後ますます求められる
保険制度です。より一層の介護予防サービス、居宅、通所、施設利用を各サービスの充実、円滑な運営に努めていただくことを期待して賛成といたします。
○池田(い)委員長 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。
次に、賛成討論の発言を許します。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第9号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○池田(い)委員長 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〜議案第10号〜
○池田(い)委員長 次は、議案第10号「平成29年度稲美町介護サービス特別会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○
井澤健康福祉部長 それでは、議案第10号 平成29年度稲美町介護サービス特別会計予算の
補足説明を申し上げます。
84、85ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第1款サービス収入、1項1目介護給付費収入、1,388万6,000円。介護予防サービスのケアプランの作成に伴う収入で、件数の減少により、前年度比較で411万円の減を見込んでおります。
2項介護予防・生活支援サービス等事業費収入、742万9,000円。訪問型サービス、通所型サービスの利用に係るケアプランの作成に伴う収入でございます。
2
款繰入金、1項1目
一般会計繰入金、1節
職員給与費等繰入金、80万5,000円。
一般会計からの繰入金でございます。
86、87ぺージをお願いいたします。
歳出でございます。
第1
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費、1,095万円。地域包括支援センターの嘱託職員、臨時職員賃金でございます。
第2款サービス事業費、1項居宅介護予防支援事業費、1目介護予防サービス計画事業費752万2,000円。ケアプラン作成業務委託料と、介護予防
システムの機器及びソフトウェアの使用料を計上いたしております。
2項介護予防・生活支援サービス等事業費、1目介護予防ケアマネージメント事業費、343万円。訪問型サービス、通所型サービスの利用に係るケアプランの委託料でございます。
以上で、議案第10号 平成29年度稲美町介護サービス特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○池田(い)委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第10号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
○関灘委員 87ページのケアプランについて伺いたいんですが、いろいろ制度が変わってきております。また、利用される方のいろんな状況も変化していると思いますが、29年度はどのようなケアプランの進め方といいますか、違いといいますか、ありますでしょうか。
○米澤地域包括係長 基本、住民さんにとっては使えるサービスとか頻度、費用等は特に変わりませんので、今までどおり自立支援に向けたケアマネージメントを進める所存でございます。ただ、一部には使えなくなるのかとか、費用が上がるのか等々マスコミ等でも取り上げられることもありますので、その辺りは安心をいただけるようなご説明というのは心がけたいと思っております。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第10号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第10号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前10時44分
……………………………………
再 開 午前11時00分
○池田(い)委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
〜議案第11号〜
○池田(い)委員長 次は、議案第11号「平成29年度稲美町下水道事業特別会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○奥州地域整備部長 それでは、議案第11号 平成29年度稲美町下水道事業特別会計予算の
補足説明を申し上げます。
94ページ、95ページをお願いいたします。
歳入でございます。
1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道負担金、571万4,000円。対前年度45.1%の増。増額の主なものは、受益者負担金の増でございます。
2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料、3億7,560万9,000円。対前年度4.2%の増。増額の主なものは、下水道使用料の増でございます。
3
款国庫支出金、1項
国庫補助金、1目下水道事業費
国庫補助金、3,000万円。対前年度158.9%の増。増額の主なものは、国安川2号雨水幹線築造工事などの増に伴う
国庫補助金の増でございます。
4款1項1目繰入金、
一般会計からの繰入金は4億7,151万1,000円で、対前年度9.2%の増でございます。
96ページ、97ページをお願いいたします。
7款1項町債、1目下水道事業債、3億8,530万円で、対前年度4.8%の増でございます。
下水道事業債、資本費平準化債、公営企業会計適用債でございます。
98ページ、99ページをお願いします。
歳出でございます。
1
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費、1億9,320万2,000円。対前年度19.9%の増。増額の主なものは、地方公営企業法適用業務委託料及び加古川下流流域下水道維持管理負担金の増でございます。
事業番号1、下水道事務に要する
職員給与費1,350万1,000円は、職員2名分を計上しています。
事業番号2、下水道一般管理事業、1億7,970万1,000円。主なものは、13節委託料、細節5、地方公営企業法適用業務委託料、19節負担金補助及び交付金、細節7加古川下流流域下水道維持管理負担金、27節公課費、細節1、消費税及び地方消費税でございます。
100ページ、101ページをお願いいたします。
2款下水道費、1項下水道事業費、1目公共下水道事業費、1億218万7,000円。対前年度76.1%の増。増額の主なものは、国安川2号雨水幹線築造工事などの増によるものでございます。
事業番号1、下水道建設・改修事業に要する
職員給与費1,294万3,000円は、職員2名分を計上しています。
事業番号2、下水道建設・改修事業、8,924万4,000円。主なものは、15節工事請負費では公共枡設置工事及び国安川2号雨水幹線築造工事などを予定しています。
102ページ、103ページをお願いいたします。
2目流域下水道事業費、2,309万2,000円。対前年度1.3%の増でございます。主なものは、19節負担金補助及び交付金、流域下水道事業負担金でございます。
2項下水道管理費、1目管渠管理費、昨年度と同額の294万円でございます。既設管渠の修繕料でございます。
2目マンホールポンプ管理費、昨年度と同額の215万9,000円でございます。マンホールポンプに関する維持管理費用でございます。
3款1項公債費、1目元金、7億4,009万円。対前年度4.2%の増で、元金償還金でございます。
2目利子、1億9,946万8,000円。対前年度6.4%の減で、利子償還金でございます。
以上で、議案第11号 平成29年度稲美町下水道事業特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○池田(い)委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第11号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○
木村委員 95ページの下水道受益者負担金。滞納繰越分が計上されておりますけども、昨年からですね、変わっているものがあるかもしれませんので、全体の件数と今回予定されている徴収の件数、また滞納の内容等、説明をお願いしたいと思います。
○笠井管理係長 受益者負担金、滞納繰越分でございますが、調定件数が25件、調定額214万130円、うち2月末時点の収納件数は9件、収納額は16万5,320円、未納額は197万4,810円となっております。
なお、滞納者25件の内訳ですが、完納された方が3件、分納中が6件、あと分納誓約中が3件、それ以外ちょっと連絡とれない方が13件となっております。
以上です。
○
木村委員 調定額、調定の件数がちょっと減っておるということは、努力されて取り組みをされた成果だと思いますけども、引き続き受益者負担金についてはですね、取り組んでいただきたいと思います。
下水道の使用料滞納繰越分ですけども、下水道の使用料の滞納繰越分のですね、調定額なり件数、内訳、そして今回の徴収の予定の件数ということをお尋ねしたいと思います。
○笠井管理係長 下水道使用料滞納繰越分でございますが、調定件数784件、調定額1,141万8,140円、2月末時点での収納額は681万4,530円、収納率は59.7%でございます。
徴収の状況でございますが、未納者のうち生活困窮であるとか転出の方、その他の方については分納誓約をしていただいて、毎月、もしくは2カ月に1回お支払いいただいて、滞納額が必ず減るように、今年度は必ず減るようにしております。
以上です。
○
木村委員 受益者負担金を払わないで接続して、1件だけ残っているんだという説明がたぶんあったと思うんですけども、1件だけ残っている人に対する取り組みというのは、どのようになっておるんでしょうか。
○笠井管理係長 負担金の支払いを拒否されている方なんですけども、四半期に、3カ月に1回、催告状と、あと分納誓約を添付してお送りしておりますが、今年度はちょっと何の連絡もありません。また来年度、個別訪問により状況を説明させていただこうかと考えております。
以上です。
○
木村委員 その方は場所もわかっていて、現在も使用しているということでしょうか。
○笠井管理係長 そのとおりでございます。ただ、上下水道料金はきちっとお支払いしていただいております。
以上です。
○
木村委員 かなり受益者負担金につきましても取り組みが進んでおるようですし、しっかりと滞納の徴収にはですね、当たっていただきたいというふうに要望をしておきたいと思います。
以上で終わります。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
○
長谷川委員 101ページのですね、事業ナンバーが2番の下水道建設の改修事業の15節工事請負費。国安2号が入っているということで、もともとこの水路は菊徳地区の上流部、また区画整理事業開発による宅地化が急速に進んでいるものに対策で作られていったというように私は理解しておるんですけども、一応、ここ29年度で一応工事は完了するというように思っているんですけども、主な工事内容と、それから工事に着手する時期、どのタイミングでしょうか。
○大西工務係長 国安2号雨水幹線の工事概要につきましては、延長が102メートル、ボックスの幅が2,800掛ける1,200の開渠の水路を入れる予定であります。
工事時期につきましては、田んぼ等の時期がありますので、9月以降になると思います。
以上です。
○
長谷川委員 ちょっと聞くところにおきましては、稲美野荘園の東側に、新しくまた20戸あたり宅地ができるというふうに情報もあるんですけども、そのあたりの面積がどんどん宅地化されていっても、十分この水路で消化できるというような設計になっておるわけですね。
○大西工務係長 今の2号雨水幹線の根拠といたしましては、集水の面積が57ヘクタール、これは今の稲美野荘園プラス一部国岡の土地の面積を合わせて、57ヘクタールの計画で作成しています。
以上です。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
○大路委員 102ページ、103ページ。目で言いますと流域下水道事業費です。この中で、流域下水道事業負担金2,281万円計上されているんですが、加古川市の公共下水道区域で、合併浄化槽に切り替えていくんだということは既にご存じでしょうか。
○宮崎水道課長 加古川市さんのほうで、そのような計画があることは存じております。
○大路委員 これに伴いまして、実はそれぞれの市町の負担割合というのは、公共下水道区域の面積に応じて負担割合が決まっているかというふうに思うんですが、当然、これは変更が生じてくるんでしょうか。
○笠井管理係長 流域下水道の建設負担金の負担割合でございますが、二市二町の排水量と汚水幹線の延長比率により算定を行いまして、昭和63年に協定を締結し、運用しております。その協定書の内容のところで、負担割合は原則変更しないという文言が明記されております。ただ、もし今後加古川市から変更の要望がありましたら、二市二町で慎重に協議してまいりたいと考えております。
以上です。
○大路委員 これ非常に申し訳ないお話なんですけれども、これはあくまでも加古川市さんのご都合で、そういう公共下水道区域が変わるということであってもですね、今まで協定で結んでおられる負担割合というのは、原則守っていただかなければならないというふうに思いますが、その点についての見解を求めたいと思います。
○笠井管理係長 先ほどもちょっと申しましたけども、割合は汚水幹線の延長比率で算定をしております。面積が変わっても汚水幹線の延長は変わることがございませんので、恐らく今のところ何の相談もありませんし、このままいくんではないかと思っております。
以上です。
○大路委員 そういう点で、変更が生じないように、従来の負担割合を維持していただくように、やっぱり稲美町としても、そういう点では原則論を展開してほしいと、こういうように要望したいと思います。
○宮崎水道課長 笠井係長が申しましたように、二市二町協議しまして、不利のないように進めていきたいなと、そういうふうにかかっていきたいと思っております。
以上です。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
○関灘委員 99ページの19節負担金補助及び交付金の中の細節7、加古川下流流域下水道維持管理負担金の増額分の理由を、ちょっと改めて伺いたいと思います。昨年度当初予算よりの増額分に対しての理由をお願いします。
○笠井管理係長 県に問い合わせたところ、まちづくり技術センターへの包括管理の委託費が、ちょっと増えたというふうに聞いております。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第11号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第11号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〜議案第12号〜
○池田(い)委員長 次は、議案第12号「平成29年度稲美町農業集落排水事業特別会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○奥州地域整備部長 それでは、議案第12号 平成29年度稲美町農業集落排水事業特別会計予算の
補足説明を申し上げます。
116ページ、117ページをお願いいたします。
歳入でございます。
2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水処理施設使用料、昨年度と同額の3,956万3,000円でございます。
3
款県支出金、1項
県補助金、1目農業集落排水事業費
県補助金、1億7,220万円。対前年度32.5%の増は、農業集落排水機能強化事業に係るものでございます。
4款1項1目繰入金。
一般会計からの繰入金は、2億6,776万3,000円で、対前年度2.4%の増でございます。
118ページ、119ページをお願いいたします。
7款1項町債、1目農業集落排水事業債、2億4,580万円。対前年度14.3%の増でございます。農業集落排水事業債の借り入れでございます。
120ページ、121ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1款1項農業集落排水事業費、1目農業集落排水事業管理運営費、4億1,486万6,000円。対前年度21.4%の増。増額の主なものは、農業集落排水機能強化事業に伴う工事請負費でございます。
事業番号1、農業集落排水管理運営事業、6,146万5,000円。主なものは、11節需用費、細節5、光熱水費は8地区のクリーンセンターの電気・水道代でございます。
13節委託料、8地区のクリーンセンターの汚泥処分、水質検査などの施設維持管理費の委託料でございます。
事業番号2、農業集落排水機能強化事業、3億5,340万1,000円は、13節委託料及び15節工事請負費で、稲美3地区の機能強化工事に係るものでございます。
2款1項公債費、1目元金、2億3,990万2,000円。対前年度5.2%の増で、元金償還金でございます。
122ページ、123ページをお願いします。
2目利子、6,556万1,000円。対前年度7.9%の減で、利子償還金でございます。
以上、簡単ですが、議案第12号 平成29年度稲美町農業集落排水事業特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○池田(い)委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第12号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○
木村委員 117ページの農業集落排水処理施設使用料と滞納繰越分なんですけども、本年度は前年度と変わってないということなんですけども、対象区域のですね、戸数と接続の戸数というのは全く変わらなかったのかどうか。一度処理区別にですね、毎回説明をもらっていると思いますので、説明をお願いをしたいと思います。
滞納繰越分につきましては、ちょっと内容をお願いしたいと思いますが、前回は全く入らないという件数はなかったということで、分納はしてもらっているということでしたが、少し内容の説明をお願いいたします。
○笠井管理係長 まず、農業集落排水施設使用料滞納繰越分でございますが、調定額108万5,570円。2月末時点の収納額は74万9,840円。収納率69.1%、未納額は33万5,730円でございます。
未納の内訳でございますが、未納件数7件でございまして、生活困窮が2件、行方不明が2件、転出が1件、その他2件となっております。昨年度は全額収納見込みで申したんですけども、現時点では行方不明の方が2件、7万390円、会社が1件と個人1件ですけども、ちょっと催告書が戻ってきておりますので、また来年もう1年頑張りますけども、ちょっと現時点では少々難しいかなと考えております。
続きまして接続の状況ですけども、今年度も未納件数191件全件、個別訪問しております。接続件数でございますが、2月末現在で、下草谷が1件、草谷1件、野谷3件、相野1件、加古4件、印西1件、印東2件、計13件でございます。
以上です。
○
木村委員 そうしますと、使用料は前年度と変わってないということですけども、接続はちょっと進んだように思うんですけども、そこはどのように設定、予算されたんでしょうか。いかがでしょうか。
○笠井管理係長 接続件数が、今年度の接続件数13件ですけども、同じく空き家になったりとか、実際もう水道を止められている方が10件ほどいらっしゃいますので、使用料収入はほとんど横ばいかなと、現在横ばいになっております。
○
木村委員 そうしますと、区域内戸数もですね、ちょっと対象の戸数が空き家になれば減るということもあり得るわけですね。
毎年資料を、3月31日現在のものをいただいていますので、また最新の区域内戸数、接続戸数ですね、処理区別に資料の提出をお願いしたいと思います。
昨年は、滞納繰越は全額分納でなんとかやっているんだということでしたけども、この行方不明になったのは、未納で分納なり、そういうことをしておったところが行方不明ということになったのか、それはいかがでございましょうか。
○笠井管理係長 1件は会社で、ちょっともう会社をしまわれた方で、昨年度は催告書を送っても届いてた、幾らかお支払いいただいてたんですけれども、今年度からもう催告書自体が戻ってきてしまって、連絡が取れなくなってしまっております。
個人の方1件についても、同じように転出して、幾らかお支払いいただいてたんですけれども、今年度入ってから催告書が戻ってきて連絡が取れない状況になっております。
以上です。
○
木村委員 使用料、使ったものですので、滞納、鋭意努力してですね、解決できるように取り組んでいただきたいというふうに思いますし、集落排水は、毎回言いますけど100%で当たり前だというふうに思っていますので、印西地区や印東地区もかなりパーセントが上がってきて、接続が増えてはおるんですけども、引き続き接続に鋭意取り組んでいただきたいというふうに要望して終わっておきます。
以上です。
○宮崎水道課長 接続推進につきましても、料金の徴収につきましても、引き続き努力をしてまいりたいと思います。
以上です。
○池田(い)委員長 では、後日資料を提出をお願いいたします。
他にご発言はございませんか。
○
大山委員 1点お願いします。
ページ121、
事業番号1番、管理事業のうち13節委託料の中で、この中で放流水の水質管理についてやられていると思うんですけど、この水質検査の依頼先と検査周期、どのような周期で検査されているかとを確認したいんですけど。
○宮崎水道課長 検査の委託につきましては、各8処理場それぞれに維持管理業者が入っておりますので、その維持管理業者のほうでしております。そこが個別にまた検査機関へ出して、その結果をうちはとっております。
検査の頻度とか検査の項目等につきましては、各処理場ごとにですね、項目と、それから処理場の規模等でございまして、今ちょっとここで述べるとちょっと長くなるんですけども、よろしいでしょうか。
○
大山委員 後日でいいですので、維持管理業者、名前、差し支えなければ教えてください。そして、8カ所の処理場のそれぞれに、今の返答でしたらその処理場によって検査項目が違うような言われ方してたんですけど、恐らくこれ同じ処理施設ですので、同じ業者がやる限り同じ検査項目じゃないんかと思います。それのデータが出せるんでしたら、一緒にデータを出してください。
○宮崎水道課長 業者につきまして、また4月以降新年度の業者が決まってまいりますので、それが決まれば公表させていただきたいと思います。
それから、検査項目につきまして各処理場ごとに違うといいますのは、その処理場のできた年度ですとか規模とかによって違ってきますので、その項目とかいうのは公表されておるものですので、一覧にしてまたお渡ししたいと思います。
○
大山委員 それ、28年度でよろしいです。結果報告でお願いいたします。
○宮崎水道課長 28年度の分が全部、今年度途中でございますので、全部出そろいましたところでまとめまして、出せる範囲で公表させていただきたいと思います。
○池田(い)委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第12号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第12号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〜議案第13号〜
○池田(い)委員長 次は、議案第13号「平成29年度稲美町水道事業会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○奥州地域整備部長 それでは、議案第13号 平成29年度稲美町水道事業会計予算の
補足説明を申し上げます。
水道事業会計予算書15ページをお願いいたします。
収益的収入でございます。
1款水道事業収益、6億1,382万8,000円、対前年度0.6%の増でございます。
1項営業収益、5億3,019万円。主なものは、1目給水収益、水道料金収入で5億2,700万円を見込んでいます。
2項営業外収益、8,363万6,000円。主なものは、2目加入分担金、新規加入分担金で1,604万円、4目長期前受金戻入6,524万9,000円を見込んでいます。
次に、収益的支出でございます。
1款水道事業費用、5億7,936万1,000円、対前年度1.1%の減でございます。
1項営業費用、5億1,185万9,000円。主なものは、1目原水及び浄水費1億4,211万円は、井戸から配水場に係る経費でございます。
16節委託料、2,314万8,000円。機械・電気設備点検業務委託料、計装設備点検業務委託料、配水場管理業務委託料などでございます。
21節動力費、5,600万円。配水場などの電気代でございます。
16ページをお願いいたします。
36節受水費4,800万円は、企業庁から日量910立方メートルの受水費用でございます。
2目配水及び給水費9,033万5,000円は、給配水管の維持管理に係る経費でございます。
1節給料から5節法定福利費までは、職員4名分でございます。
16節委託料1,199万9,000円は、給配水管漏水調査業務委託料などでございます。
19節修繕費5,100万円は、給配水管の修繕工事でございます。
3目受託工事費197万6,000円は、他の者から受託して行う給排水管修繕費などでございます。
4目総係費6,371万3,000円は、水道料金徴収事務などに係る経費でございます。
1節給料から5節法定福利費までは、職員3名でございます。
4節賃金は、臨時職員賃金2名分でございます。
16節委託料、1,617万2,000円。検針業務委託料、会計
システム導入委託料などでございます。
18節賃借料、690万2,000円。水道料金機器賃借料でございます。
17ページをお願いいたします。
5目減価償却費、1節、有形固定資産減価償却費は、2億1,060万円でございます。
2項営業外費用、6,200万円。主なものは、企業債の利息償還3,600万円と、消費税及び地方消費税2,500万円などでございます。
4項予備費は、500万円でございます。
18ページをお願いいたします。
資本的収入でございます。
1款資本的収入、4,152万8,000円。対前年度80.5%の減。減額の主なものは、企業債の減でございます。
1項企業債、3,000万円の借り入れを予定しています。
2項負担金、1目工事負担金、1,152万7,000円。水源開発負担金及び消火栓工事負担金などでございます。
次に、資本的支出でございます。
1款資本的支出、1億8,880万6,000円。対前年度54.2%の減。減額の主なものは、工事費の減でございます。
1項建設改良費、8,380万6,000円。
1目工事費、8,192万3,000円でございます。
16節委託料2,482万9,000円は、老朽配水支管更新設計業務委託料でございます。
34節工事請負費3,825万2,000円は、中一色配水管敷設替工事などでございます。
2項1目1節企業債償還金1億500万円は、企業債の償還金でございます。
19ページから20ページ、22ページは、給与明細と人件費に関する資料でございます。お目通しをお願いします。
以上で、議案第13号 平成29年度稲美町水道事業会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○池田(い)委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第13号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第13号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第13号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○池田(い)委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前11時40分
……………………………………
再 開 午前11時41分
○池田(い)委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
以上で、
予算特別委員会に付託されました案件は、全て議了いたしました。
よって、
予算特別委員会は、これをもって閉会いたします。
それでは、山田立美副委員長、閉会のごあいさつをお願いいたします。
〜副委員長あいさつ〜
○山田副委員長
予算特別委員会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
第245回定例議会において本委員会が設置されて以来、委員各位には連日長時間にわたり、予算の審議に全力を傾注してご審議を賜り、大変ご苦労さまでございました。
また、町長をはじめ当局職員の皆様には、審査の進行にご協力を賜りましたことを、大変ありがとうございました。感謝申し上げます。
なお、審査の過程で述べられました各委員からの意見や提案につきましては、今後の町政執行において反映されますように望むところでございます。
委員各位におかれましては、町政進展に向けて、今後ともより一層のご精励に努められますようお願い申し上げ、簡単措辞ではございますが、閉会のあいさつといたします。
ありがとうございました。
○池田(い)委員長 続いて、古谷 博町長、ごあいさつをお願いいたします。
〜町長あいさつ〜
○古谷町長 245回定例会におきまして設置されました本特別委員会でございます。実に6日間にわたりましてご精励を賜りました。そして、数多くの提案を申し上げましたけれども、いろいろと慎重審議いただきまして、いずれも原案どおりの可決をちょうだいいたしました。ありがとうございました。
先ほど、副委員長のごあいさつにもございましたように、その中で出ました意見、あるいはご示唆につきましては、29年度予算の事業執行に活かしてまいりたいと、かように考えております。
引き続き、議員におかれましてはご精励賜りますようにお願い申し上げますとともに、ご健勝にてのご活躍を心よりご祈念申し上げまして、閉会に当たってのご挨拶にかえたいと思います。
ありがとうございました。
○池田(い)委員長 以上で閉会いたします。
ありがとうございました。
閉 会 午前11時44分...