稲美町議会 2016-06-09
平成28年第242回定例会(第1号 6月 9日)
平成28年第242回定例会(第1号 6月 9日)
第242回
稲美町議会定例会会議録
平成28年6月9日開設
1.議 事 日 程
第 1.
会議録署名議員の指名
第 2.会期の決定
第 3.諸報告
第 4.議員派遣について
第 5.(平成27年度)
報告第 7号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 4号
専決処分書(稲美町税条例等の一部を改正する条例について)
報告第 8号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 5号
専決処分書(稲美町
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正す
る条例について)
報告第 9号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 6号
専決処分書(稲美町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例に
ついて)
報告第 10号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 7号
専決処分書(平成27年度稲美町
一般会計補正予算第7号)
第 6.(平成28年度)
報告第 1号 平成27年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告に
ついて
第 7.報告第 2号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 1号
専決処分書(
固定資産評価員の選任について)
第 8.議案第 26号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
第 9.議案第 27号 町道7号線
道路拡幅事業受益者負担金徴収条例を廃止する条例の
制定について
第10.議案第 28号 稲美町
地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部
を改正する条例の制定について
第11.議案第 29号
稲美町立稲美北中学校大
規模改造工事(Ⅱ期)請負契約の締結に
ついて
第12.議案第 30号 平成28年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)
議案第 31号 平成28年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第13.請願第 1号 安保法制の廃棄を求める
意見書採択について(請願)
1.会議に付した事件
第 1.
会議録署名議員の指名
第 2.会期の決定
第 3.諸報告
第 4.議員派遣について
第 5.(平成27年度)
報告第 7号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 4号
専決処分書(稲美町税条例等の一部を改正する条例について)
報告第 8号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 5号
専決処分書(稲美町
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正す
る条例について)
報告第 9号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 6号
専決処分書(稲美町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例に
ついて)
報告第 10号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 7号
専決処分書(平成27年度稲美町
一般会計補正予算第7号)
第 6.(平成28年度)
報告第 1号 平成27年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告に
ついて
第 7.報告第 2号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 1号
専決処分書(
固定資産評価員の選任について)
第 8.議案第 26号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
第 9.議案第 27号 町道7号線
道路拡幅事業受益者負担金徴収条例を廃止する条例の
制定について
第10.議案第 28号 稲美町
地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部
を改正する条例の制定について
第11.議案第 29号
稲美町立稲美北中学校大
規模改造工事(Ⅱ期)請負契約の締結に
ついて
第12.議案第 30号 平成28年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)
議案第 31号 平成28年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第13.請願第 1号 安保法制の廃棄を求める
意見書採択について(請願)
1.会議に出席した議員(15名)
1番 山 田 立 美 2番 大 山 和 明
3番 河 田 公利助 4番 吉 田 剛
5番 池 田 いつ子 6番 木 村 圭 二
7番 杉 本 充 章 9番 藤 本 操
10番 長谷川 和 重 11番 関 灘 真 澄
12番 大 路 恒 13番 辻 元 誠 志
14番 山 口 守 15番 池 田 博 美
16番 赤 松 愛一郎
1.会議に欠席した議員(なし)
1.会議に出席した説明員(11名)
町長 古 谷 博
副町長 大 竹 正
経営政策部長 大 西 真 也
健康福祉部長 井 澤 尚 昭
経済環境部長 山 本 平 八
地域整備部長 奥 州 康 彦
会計管理者 藤 原 良 知
企画課長 藤 田 浩 之
教育長 松 尾 哲 子
教育政策部長 松 田 典 浩
教育政策部生涯
学習担当部長 繁 田 泰 造
1.会議に出席した
事務局職員(2名)
事務局長 本 岡 秀 己
事務局次長 藤 本 馨
開 会 午前 9時30分
……………………………………
開 会 あ い さ つ
○議長(杉本充章) おはようございます。
第242回稲美町定例会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
麦の収穫もやっと終え、田植えの季節を迎えておりますが、議員の皆さんにはご健勝にてご出席をいただき、厚くお礼を申し上げます。
さて、
今期定例会は専決処分、人事案件、平成28年度
補正予算等、多数の重要案件を審議するものであります。議員各位には慎重審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願いいたしまして、開会のごあいさつとさせていただきます。
ただいまの出席議員は15人で、
議員定足数に達しております。
よって、第242回稲美町定例会は成立いたしましたので、開会いたします。
ただいまから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。
直ちに日程に入ります。
……………………………………………
日程第1.
会議録署名議員の指名
……………………………………………
○議長(杉本充章) 日程第1は、
会議録署名議員の指名であります。
会議録署名議員は、
稲美町議会会議規則第127条の規定により、議長から指名いたします。
9番、藤本 操議員、10番、
長谷川和重議員、以上2議員にお願いいたします。
………………………………
日程第2.会期の決定
………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から6月24日までの16日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、
今期定例会は、本日から6月24日までの16日間とすることに決しました。
…………………………
日程第3.諸報告
…………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第3、諸報告であります。
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております。
次に、監査委員から
例月出納検査の報告がありましたので、その写しを配付いたしております。
次に、
議会広報編集特別委員会が閉会中に開催されました。その調査の
概要報告書を配付いたしております。
次に、私が出席したものについてご報告申し上げます。
3月31日に神戸
市で開催された兵庫県
町議会議長会議長同士の
意見交換会、4月3日に加古川
市で開催された
兵庫大学入学式、12日に神戸
市で開催された兵庫県
町議会議長会正副会長会議、19日に神戸
市で開催された兵庫県
町議会議長会議長会議、25日に姫路
市で開催された
播磨地方拠点都市地域市町議会協議会総会、5月17日に神戸
市で開催された兵庫県
町議会議員公務災害補償組合第180回
組合議会定例会及び兵庫県
町議会議長会評議員会議、18日に東京都で開催された第10回
東京加古川会、23日に神戸
市で開催された兵庫県
町議会議長会第67回定期総会、26日に加古川
市で開催された
東播臨海広域行政協議会第94回審議会に出席いたしました。
以上で、私からの諸報告は終わります。
次に、町長から諸報告を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) おはようございます。
梅雨の時期を迎えまして、各農家では田植えの真っ最中でございます。まさしく稲美町が最も活気づく時期かなあと、このように思います。
本日、第242回稲美町定例会の開催をお願い申し上げましたところ、議員各位ご精励を賜りまして、全議員のご出席を賜りました。ありがとうございます。
それでは、諸報告を申し上げたいと存じます。
まず、4月14日でございました。兵庫県公館におきまして、平成28年度の第1回
県市町懇話会が開催をされまして、出席をしてまいりました。平成28年度の兵庫県の施策につきまして、知事、そして県幹部との
意見交換会に出席をしてまいりました。
次に、4月26日でございました。
兵庫県民会館におきまして、兵庫県町村会の理事会が開催をされまして、平成28年度の
町村会総会の議案、これらについて協議をしてまいりました。また同日、引き続きまして、兵庫県町の
土地開発公社、これの理事会が開かれまして、平成27年度の事業報告並びに
収支決算等について承認をしてまいりました。
次に、5月18日でございました。東京におきまして、
東播臨海広域行政協議会によります、議長の報告にもございました
東京加古川会が開催をされましたので、議長共々私も出席をしてまいりました。
次に、5月20日でございました。加古川
市役所におきまして、
加古川勤労者福祉サービスセンター評議員会が開催をされまして、平成27年度の事業報告並びに
収支決算等について承認をしてまいりました。
次に、5月23日に、
姫路商工会議所におきまして、
播磨地方拠点都市推進協議会、先ほど議長の報告にございました、この会に出席をしてまいりました。この会の役員の変更がございました。前副会長の退任に伴いまして、私が後任の副会長に選任をされました。
次に、5月24日でございました。
ホテル北野プラザ六甲荘におきまして、兵庫県町村会の定期総会が開催をされました。平成27年度の会務報告について、承認をしてまいりました。
次に、これも議長の報告にございましたが、5月26日に加古川
市役所におきまして、
東播臨海広域行政協議会の第94回審議会が開催をされ、私も出席してまいりました。そして、事業報告、そして27年度の
歳入歳出決算、これらの認定をしてまいりました。
次に、6月3日には、稲美町におきます
レジ袋削減に向けた取り組みに関する協定、これを5事業社と締結をいたしました。これによりまして、9月1日から5事業社が運営をいたしております6店舗で、レジ袋の無料配布が中止をされます。レジ袋の削減はごみの減量に有効であるとともに、未来を担う子ども達により良い環境を引き継ぐために積極的に取り組んでいきたいと、このように思っております。
最後でございます。
被災地支援でございますが、
東日本大震災におきましては、兵庫県町村会を通じまして宮城県山元町へ4月1日から1年間、1人の職員を派遣いたしております。派遣先では
営農支援業務、ほ場整備などの担当をしておるようでございます。
また、熊本地震におきましては、
関西広域連合を通じまして、熊本県益城町へ5月11日から18日まで、8日間、職員1人を派遣いたしました。派遣先では、避難所の運営業務を担当いたしたようでございます。今後とも被災者と被災地の一日も早い復旧・復興に向けて必要な支援は積極的に対応してまいりたい、このように思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上、諸報告とさせていただきます。
○議長(杉本充章) 以上で、諸報告は終わりました。
………………………………………
日程第4.議員派遣について
………………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第4、議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
議員派遣については、お手元に配付いたしております内容のとおり、議員派遣を決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、お手元に配付いたしております内容のとおり、議員派遣を行うことに決しました。
………………………………………………………………………………
日程第5.報告第7号から報告第10号まで 4
案一括上程
………………………………………………………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第5、報告第7号 専決処分したものに承認を求めることについて、専決第4号
専決処分書(稲美町税条例等の一部を改正する条例について)から、報告第10号 専決処分したものに承認を求めることについて、専決第7号
専決処分書(平成27年度稲美町
一般会計補正予算第7号)までの4案を一括議題といたします。
これより、報告第7号から報告第10号までの4案に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました、平成27年度、報告第7号から報告第10号までの提案理由の説明を順次申し上げます。
まず、報告第7号、専決第4号につきましては、
地方税法等の一部を改正する法律等が、平成28年3月31日に公布されましたことに伴いまして、稲美町税条例等の一部を改正しようとするものでございます。
次に、報告第8号、専決第5号につきましては、平成28年3月定例会におきまして、
行政不服審査法及び
行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の議決をいただきましたが、国の
条例改正例に追加が出されましたので、改正例のとおり、稲美町
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正しようとするものでございます。
次に、報告第9号、専決第6号につきましても、
地方税法等の一部を改正する法律等の公布に伴い、稲美町
国民健康保険税条例の一部を改正しようとするものでございます。
最後でございますが、報告第10号、専決第7号の平成27年度稲美町
一般会計補正予算第7号でございますが、これにつきましては、歳入歳出それぞれに2億2,047万9,000円を増額いたしまして、補正後の総額を105億7,652万5,000円にしようとするものでございます。
以上、それぞれの案件につきまして、担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本充章) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、報告第7号 専決第4号(稲美町税条例等の一部を改正する条例について)、補足説明を申し上げます。
議案書は、1ページから9ページまで、
新旧対照表は1ページから17ページまででございます。
今回の改正は、
地方税法等の一部を改正する法律等が、平成28年3月31日に公布され、平成28年4月1日から施行されることに伴い、条例を改正するものでございます。
また、改正後の新条例を平成28年度の賦課から適用させる必要があるため、3月31日付で専決処分とさせていただいております。
改正の主な内容は、個人及び法人の町民税に関して、延滞金の計算期間についての所要の整備を行うもの、また
法人町民税の法人税割の税率変更に関するものなどでございます。
詳細につきましては、参考資料の
新旧対照表によりご説明を申し上げます。
新旧対照表の1ページをお願いいたします。
第18条の2は、
行政不服審査法の改正に伴い、
不服申立てを審査請求に改正するものでございます。
1ページから2ページにかけまして、第19条は、納期限後に納付し又は納入する税金又は納入金に関する延滞金に関し、
修正申告書の提出又は納付すべき税額を増加させる更正があった場合における法人の町民税について、延滞金の計算期間から一定の期間を控除して計算することに伴う所要の整備でございます。
2ページをお願いいたします。
第34条の4は、法人税割の税率について、消費税率10%段階における地域間の税源の偏在性を是正し、
財政力格差の縮小を図るための
法人住民税、法人税割の一部を
交付税原資化により法人税割の
標準税率等が引き下げられることに伴い、稲美町の
法人町民税の法人税割を100分の11.6から100分の7.9に引き下げるものでございます。
2ページから4ページにかけまして、第43条は普通徴収に係る
個人町民税の賦課額の変更または決定及びこれらに係る延滞金の徴収に関し、
修正申告書の提出又は納付すべき税額を増加させる更正があった場合における個人の町民税の所得割について、延滞金の計算期間から一定の期間を控除して計算することに伴う改正でございます。
4ページから6ページをお願いいたします。
第48条は、
法人町民税の申告納付に関し、
修正申告書の提出又は納付すべき税額を増加させる更正があった場合における法人の町民税について、延滞金の計算期間から一定の期間を控除して計算することに伴う改正でございます。
6ページから7ページにかけまして、第50条は、
法人町民税に係る不足税額の納付の手続きに関し、
修正申告書の提出又は納付すべき税額を増加させる更正があった場合における法人の町民税について、延滞金の計算期間から一定の期間を控除して計算することに伴う改正でございます。
7ページから9ページをお願いいたします。
第56条及び第59条は、
固定資産税の非課税の規定の適用を受けようとするもの及び規定の適用を受けなくなった
固定資産税の所有者がすべき申告に関し、
独立行政法人、
労働者健康安全機構への改組に伴う条文整備でございます。
同じく9ページの第152条は、
都市計画税の
納税義務者等に関し、改正後の法律中、
都市計画税の対象となる条項の追加等に伴う条文整備でございます。
次に、附則第6条は、
特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の
医療費控除の特例に関し、
当該購入費が1万2,000円を超え、一定の条件に該当する場合には、その超える部分の金額を総
所得金額等から控除する医療費の特例を設けるものに伴う改正でございます。
9ページから10ページにかけまして、附則第10条の2の第4項から第11項までは、
地方税法附則第15条第2項第1号等のわが町特例の導入に伴う所要の整備でございます。
同じく10ページの附則第10条の3は、
新築住宅等に対する
固定資産税の減額の適用を受けようとする者がすべき申告に関し、その対象となる費用の要件の改正に伴う条文の整備でございます。
次に、11ページから13ページをお願いいたします。
附則第13条の3から第13条の8までは、宅地等及び農地に対して課する平成27年度から平成29年度までの各年度分の
都市計画税の特例に関し、第152条の改正と同様、改正後の法律中、
都市計画税の対象となる条項の追加等に伴う条文の整備でございます。
次に、13ページをお願いいたします。
附則第13条の12は、改正後の法律中、
都市計画税の課税標準の特例の整備に伴う改正でございます。
14ページから17ページをお願いいたします。
第2条関係の、稲美町税条例等の一部を改正する条例の一部改正でございます。この改正は、平成27年稲美町条例第14号の一部を改正するものでございます。
附則第5条は、
町たばこ税に関する経過措置について、第1条関係において改正する第19条の様式関係の改正部分に伴う所要の規定の整備でございます。
次に、附則に関して、議案書の7ページをお願いいたします。
7ページの附則の第1条におきまして、施行期日を、8ページの第2条から9ページの第4条までにおきまして、町民税、
固定資産税及び
都市計画税に関する経過措置を規定しておりますので、お目通しをお願いしたいと思います。
以上で、報告第7号 専決第4号(稲美町税条例等の一部を改正する条例について)の補足説明とさせていただきます。
続きまして、報告第8号 専決第5号(稲美町
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について)、補足説明を申し上げます。
議案書は10ページから12ページまで、参考資料は18ページでございます。
今回の改正は、改正された
行政不服審査法が平成28年4月1日から施行されることに伴い関係する条例を整備しておりましたが、国の
条例改正例に追加があったことに伴い、町条例を改正しようとするものでございます。
なお、改正後の新条例を平成28年度から適用させる必要があるため、3月31日付で専決処分をさせていただいております。
詳細につきましては、参考資料の
新旧対照表によりご説明をいたします。
参考資料の18ページをお願いいたします。
第12条第1項中、「前3条」を「第7条から第9条まで」に改める、条項ずれの整備を行うものでございます。
議案書の12ページをお願いいたします。
附則におきまして、この条例は平成28年4月1日から施行することとしております。
以上で、報告第8号 専決第5号(稲美町
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について)の補足説明とさせていただきます。
○議長(杉本充章) 続いて、井澤尚
昭健康福祉部長。
○
健康福祉部長(井澤尚昭) それでは、私のほうから報告第9号 専決処分したものに承認を求めることについて、専決第6号
専決処分書(稲美町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)の補足説明を申し上げます。
議案書は13ページから15ページでございます。
今回の改正は、
地方税法等の一部を改正する等の法律が、平成28年3月31日に公布されたことに伴う改正でございます。
施行期日上、早急に改正する必要が生じましたので、専決処分とさせていただきました。
詳細につきましては参考資料の
新旧対照表によりご説明申し上げますので、参考資料の19ページをお願いいたします。
まず、第2条、課税額についての改正でございます。
第2項は、基礎課税額に係る課税限度額を現行の52万円から54万円に、第3項は後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を現行の17万円から19万円に、それぞれ引き上げるものでございます。
次に、第21条、国民健康保険税の減額の改正でございます。
第2条の改正に伴い、減額の限度額をそれぞれ54万円、19万円に引き上げ、低所得者に対する軽減措置の拡充としまして、第2号では5割軽減の判定基準を26万円から26万5,000円に引き上げ。
20ページをお願いいたします。
第3号では、2号軽減の所得基準を47万円から48万円に、それぞれ引き上げるものでございます。
議案書の15ページにお戻りください。
附則第1条におきまして、この条例は平成28年4月1日から施行することと定めております。
附則第2条におきましては、適用区分を定めております。改正後の規定は、平成28年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、平成27年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるものとしております。
以上で、報告第9号 専決処分したものに承認を求めることについて、専決第6号
専決処分書(稲美町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)の補足説明とさせていただきます。
○議長(杉本充章) 続いて、
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、報告第10号 専決第7号
専決処分書(平成27年度稲美町
一般会計補正予算第7号)の補足説明を申し上げます。
6ページから順次説明させていただきます。
第2表、繰越明許費補正でございます。
まず、追加といたしまして、9款消防費、1項消防費、防災行政無線整備事業、635万1,000円を追加するものでございます。
次に、廃止といたしまして、3款民生費、2項児童福祉費、子ども・子育て支援事業計画推進事業から、8款土木費、4項都市計画費、親元近居住宅取得等支援補助事業までの4事業を廃止させていただいております。これは、国の補正予算による地方創生加速化交付金を活用して、地方創生の課題に対して新たに取り組む事業や、28年度当初予算から地方創生に位置づけて取り組む事業を前倒しをして、3月定例会に提案をさせていただいておりましたが、交付金に係る事業が加古川
市を中心とした広域連携事業を除いて不採択となりましたので、この度廃止をさせていただいております。
なお、この度廃止をいたします事業の予算については、27年度の補正予算と28年度の当初予算の両方に計上しておりましたので、事業の実施は、28年度当初予算で対応するものといたします。
8ページ、9ページをお願いいたします。
歳入でございます。
1款町税、1項町民税、2目法人、1億2,390万6,000円の増額でございます。これは、主に卸売業、製造業等において業績が好調な企業があったためでございます。
6款地方消費税交付金、5,087万5,000円の増額でございます。これは、交付金の確定によるものでございます。
9款地方交付税、4,580万1,000円の増額でございます。これは、特別交付税の確定によるものでございます。
13款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1,852万8,000円の減額でございます。これは、細節7、地方創生加速化交付金の減額で、先ほど繰越明許費で申し上げました交付金申請事業の不採択によるものでございます。
15款財産収入、2項財産売払収入、1目不動産売払収入、958万円の増額でございます。これは、細節2、法定外公共物売払収入の実績の確定によるものでございます。
10ページ、11ページをお願いいたします。
19款諸収入、4項1目雑入、810万6,000円の増額でございます。これは、細節20健康づくり施設管理収益納付金の実績確定に伴う増額で、いなみアクアプラザの総収入が9,000万円を超えた場合、超えた額の20%を町へ納付する協定書に基づくものでございます。
12ページ、13ページをお願いいたします。
歳出でございます。
2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号10、財政調整基金積立事業、2億4,699万3,000円の増額でございます。これは、歳入歳出補正額の調整により、譲与分を財政調整基金に積み立てるものでございます。
3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業番号12、子ども・子育て支援事業計画推進事業、149万5,000円の減額でございます。これは、先ほど繰越明許費で申し上げました、地方創生加速化交付金の申請事業が不採択となったことにより減額するものでございます。
4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、事業番号5、市町母子保健事業、300万円の減額でございます。こちらも、先ほど繰越明許費で申し上げました、地方創生加速化交付金の申請事業が不採択となったことにより減額するものでございます。
2目予防費、事業番号1、予防接種事業、1,825万8,000円の減額でございます。これは、予防接種の医師委託料で、実績の確定による減額、及び先ほど繰越明許費で申し上げました、地方創生加速化交付金の申請事業が不採択となったことにより減額するものでございます。
14ページ、15ページをお願いいたします。
8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費、事業番号2、都市計画行政運営事業、1,260万円の減額でございます。こちらも先ほど繰越明許費で申し上げました、地方創生加速化交付金の申請事業が不採択となったことにより減額するものでございます。
事業番号10、健康づくり施設整備基金積立事業、814万6,000円の増額でございます。これは、歳入で申し上げました健康づくり施設の納付金を、健康づくり施設整備基金へ積み立てるものでございます。
16ページをお願いいたします。
給与費明細書でございます。
1、特別職におきます一般会計の補正の内容の総括として、一覧表にあげさせていただいております。その他の給与費におきまして、子ども・子育て会議の委員報酬を20万9,000円減額をいたしております。
以上で、平成27年度
一般会計補正予算第7号の補足説明とさせていただきます。
○議長(杉本充章) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第6.報告第1号 平成27年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書
の報告について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第6、報告第1号 平成27年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。
これより、報告第1号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) 次に、平成28年度の報告第1号について、提案理由の説明を申し上げます。
報告第1号につきましては、平成27年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書、これの報告についてでございます。
この件につきましては、平成27年度の定例会におきまして、稲美町一般会計予算の繰越明許費として議決いただいたもの、及び今定例会の報告第10号でご提案申し上げておりますものでございます。
担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本充章) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、報告第1号 平成27年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についての補足説明を申し上げます。
2ページをお願いいたします。
平成27年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてでございます。
2款総務費、1項総務管理費の情報セキュリティ強化対策事業は、予算額6,359万3,000円を、全額翌年度へ繰り越しをしております。財源内訳は、国県支出金が750万円、地方債が750万円、一般財源が4,859万3,000円でございます。
次に、まち・ひと・しごと創生事業は、予算額150万円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、国県支出金が100万円、一般財源が50万円でございます。
3款民生費、2項児童福祉費の子ども・子育て支援システム改修事業は、予算額168万5,000円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、国県支出金が84万2,000円、一般財源が84万3,000円でございます。
次に、保育所緊急整備事業は、予算額9,075万6,000円、そのうち8,168万1,000円を翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、国県支出金が7,260万6,000円、一般財源が907万5,000円でございます。
8款土木費、2項道路橋梁費の町道蕩ヶ谷岩岡線改良事業は、予算額6,430万5,000円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、地方債が5,780万円、一般財源が650万5,000円でございます。
次に、福来橋橋梁補修事業は、予算額2,557万8,000円、そのうち1,157万3,000円を翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、国県支出金が494万8,000円、地方債が370万円、一般財源が292万5,000円でございます。
9款消防費、1項消防費の防災行政無線整備事業は、予算額635万1,000円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、地方債が630万円、一般財源が5万1,000円でございます。
10款教育費、3項中学校費の中学校大規模改造事業は、予算額2億4,909万8,000円を全額翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、国県支出金が5,555万6,000円、地方債が1億9,240万円、一般財源が114万2,000円でございます。
以上で、報告第1号 平成27年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についての補足説明とさせていただきます。
○議長(杉本充章) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、報告第1号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、報告第1号に対する質疑を終結し、報告を終了いたします。
……………………………………………………………………………………………
日程第7.報告第 2号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第1号
専決処分書(
固定資産評価員の選任について)
……………………………………………………………………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第7、報告第2号 専決処分したものに承認を求めることについて、専決第1号
専決処分書(
固定資産評価員の選任について)を議題といたします。
これより、報告第2号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました報告第2号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
報告第2号 専決第1号につきましては、4月1日の人事異動に伴いまして、元
固定資産評価員の遠藤孝明が異動し、後任の税務課長に沼田 弘が就任いたしております。そこで、兵庫県加古郡稲美町加古3649番地、沼田 弘、昭和43年7月8日生まれを後任の
固定資産評価員に選任することについて、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告するものでございます。
よろしくご審議賜りまして、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(杉本充章) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、報告第2号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、報告第2号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、報告第2号、専決第1号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり承認することに決しました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第8.議案第26号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることに
について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第8、議案第26号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
これより、議案第26号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第26号の
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、現在人権擁護委員としてご活躍いただいております魚住眞知子氏の任期が平成28年12月31日をもって満了となります。引き続きまして、魚住氏に人権擁護委員にご就任いただきたいと考えており、兵庫県加古郡稲美町野寺998番地の2、魚住眞知子氏、昭和20年3月25日生まれを
人権擁護委員候補者に推薦したいと思いますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めようとするものでございます。
よろしくご審議賜りまして、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本充章) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第26号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) この方、何期目になるのかということをお尋ねをしたいと思います。
繰り返し繰り返し、同じような名前が出てまいりますが、ほかに人材を求めようという努力はされたのかされなかったのか、その点をお尋ねをしたいと思います。
○議長(杉本充章) 井澤尚
昭健康福祉部長。
○
健康福祉部長(井澤尚昭) 魚住眞知子氏につきましては、今回、2期の経験がございまして3期目ということになってきます。
新たな方ということでございますが、やはり人権擁護委員ということの中で、2期の経験を活かしていただいて、再任ということで、年齢制限的なもの75歳ということがございますが、そういう部分も十分にクリアしておりますので、引き続き経験を活かして人権擁護委員ということでご活躍いただきたいということで、ご提案させていただいております。
○議長(杉本充章) 6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 広く人材を求めていこうという努力は、今回はされなかったということでございましょうか。
再任を最優先したということでよろしいでしょうか。その点をもう一度確認をさせてください。
○議長(杉本充章) 井澤尚
昭健康福祉部長。
○
健康福祉部長(井澤尚昭) 今回の提案につきましては、再任ということで、再度経験を活かしてご活躍いただきたいということで提案させていただいております。
○議長(杉本充章) 他にご発言はございませんか。
他にご発言の声を聞きませんので、議案第26号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 反対討論を行います。
この方が適任であるかないかという問題の以前の問題として、私は広く人材を求めるべきではないのかというふうに思っております。
毎月、広報に表彰されるような方がたくさん掲載されておりますけれども、同じような名前がこうやって選任やら推薦やら出てくると。非常に残念に思っております。私は、住民協働のまちづくりという観点からも、人材は広く求めていくべきであるという立場から反対をいたします。
○議長(杉本充章) 次に、賛成討論の発言を許します。
15番、池田博美議員。
○15番(池田博美) 賛成討論を行います。
魚住眞知子氏は、人権擁護に広く識見を持った方であり、人格、識見も高く、また人権擁護についての理解ある教育者であります。再任ではありますが、適任であると判断いたします。
○議長(杉本充章) 次に、反対討論の発言を許します。
次に、賛成討論の発言を許します。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、議案第26号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、適任と認めることに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(杉本充章) 起立多数であります。
よって、本案は適任と認めることに決しました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第9.議案第27号 町道7号線
道路拡幅事業受益者負担金徴収条例を廃止
する条例の制定について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第9、議案第27号 町道7号線
道路拡幅事業受益者負担金徴収条例を廃止する条例の制定についてを議題といたします。
これより、議案第27号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第27号について、提案理由の説明を申し上げます。
本案件につきましては、四軒屋池跡地の開発計画が中止になったことに伴いまして、町道7号線
道路拡幅事業受益者負担金徴収条例を廃止しようとするものでございます。
あわせまして担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本充章) 次に、補足説明を求めます。
奥州康彦
地域整備部長。
○
地域整備部長(
奥州康彦) それでは、議案第27号町道7号線
道路拡幅事業受益者負担金徴収条例を廃止する条例の制定についての補足説明を申し上げます。
議案集は19ページ、20ページでございます。
この条例につきましては、稲美町まち・ひと・しごと創生総合戦略に沿って、四軒屋池跡地に企業が進出することによる開発行為に伴う町道7号線拡幅事業に要する費用を徴収することに関し必要な事項を条例で定めるものでございました。しかしながら、進出企業による地歴調査の過程で、四軒屋池跡地が廃棄物の処理及び清掃に関する法律に規定する廃棄物の最終処分場跡地の指定区域と判明したため、企業進出計画が中止されたため、町道7号線
道路拡幅事業受益者負担金徴収条例を廃止するものでございます。
附則におきまして、この条例は公布の日から施行することとしております。
以上、誠に簡単ですが、議案第27号の補足説明とさせていただきます。
○議長(杉本充章) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第27号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 今回、企業の進出断念されたという経過につきましては、全員協議会で説明がございました。あえて、今後のこともございますのでお尋ねをしておきたいと思いますけども、四軒屋池のあの跡地は綺麗な土地ですと、地元の方は説明をしておったということです。企業は、県のほうで確認をして産廃の投棄場ということがわかったということでした。
ところがですね、この説明には大きな、大事なところが抜けております。あの土地をですね、企業は早い時期にサンプリング調査を行いまして、土質の調査を行っております。県の資料を確認する前に土壌調査を行って、これはもう産廃の施設じゃないかということを実態としてですね、資料ではない、実態として確認してるんです。その大事な部分がですね、説明から省かれました。これは、副町長、担当じゃないですけども、全協で説明された経過というのは知らなかったんでしょうか。わざわざ抜かせた説明をされたんでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(杉本充章) 大竹 正副町長。
○副町長(大竹 正) 私どもお伺いしておりますのは、まず土質調査をされたということはお聞きしております。それで、建物の強度に対して土地がもつかどうかということをまずされた。その次に、底地が適切であるかどうかということで、県の県民局のほうに出向かれて、産廃の跡地である、産業廃棄物が埋まってたという、そういう届けがあったということがわかったと。順番は、そのようにお聞きをいたしております。
以上です。
○議長(杉本充章) 6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) その説明の大事な部分を、わざわざ抜かされました。私は、企業側に大変な不信感が生まれたんではないかというふうに申し上げましたけども、それが私が申し上げた根拠です。土質調査やってるんです、早い時期に。サンプリングを何か所か取っている。それが、一方では、地元では綺麗な土地ですという、こんなことがですね、ほかのところに、じゃあ土地を確保してもらおうという話なんかできないです。信頼関係がなくなっているんです、この時点で。私は、今後のためにもそういうことがあってはならないと思いますので、あえて申し上げましたけども、副町長、大事な部分を説明をされませんでしたし、やはりこれは今後の教訓としてですね、議会にもしっかりと正確な説明をしてもらいたいし、私、あの辺をずっと1件1件確認して回ったんですよ、早い時期にね。それで、私が申し上げたことを今言っているんですけども。
ですので、そういうことはですね、議会にしっかりと説明してください。そして、今後このようなことはですね、今後の教訓としてしっかりと活かしていただきたい。そのことをですね、お願いをしておきたいと思います。
先ほど、説明の中では土壌調査と言いましたけども、全協ではなかったですから、そのように申し上げて、もう一度答弁をいただきたいと思います。
以上です。
○議長(杉本充章) 大竹 正副町長。
○副町長(大竹 正) 県民局のほうに、当時、ほ場整備をした時に、四軒屋池を埋めるために産業廃棄物を使ったという届けがされておったということがありまして、これにつきましては、私どももその後、そういう知らせがあったもんですから、確認のために県民局に出向きまして、それを確認いたしました。
それで、今回の大きな教訓となりましたのは、その土地の底地の関係につきましても、私どもも注意深く対応していかなければいけないなということでございます。今回の案件について、本当に私どもが一番残念なことだと思っておりますけども、そういう企業の事情もありますんで、致し方のないことかなと思っています。今後は、底地についても我々注意深く見守っていきたいと思っております。
○議長(杉本充章) 6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) こういう案件のですね、やはり議会に説明する時には、しっかりと正確に、抜け落ちたのか知りませんけども、それが一番大事なところが、私は抜けておったと思いますのでね。企業側は自主的に、いくら綺麗だと言われても、しっかりと調査をしようということで土壌の調査してるんです。その結果がもう出てるんですから、その書類を見る前からですね。そのことはちゃんと議会には説明してもらわないと、一番大事なとこですから。
その点、今後の教訓としてですね、十分活かしてもらいたいということをもう一度申し上げておきます。
○議長(杉本充章) 大竹 正副町長。
○副町長(大竹 正) 先ほど木村議員おっしゃいましたように、順番については、一番最初に私がご答弁させていただいたとおりでございますが、その点が抜けておったということのようでございますが、私けっして、あえてそのように意図があって、そんなわけではございませんので、順番が土壌調査、土質調査、それから産業廃棄物の調査ということで、その順番については私も、あるいは担当の関係する者についてはその手順がそのとおりでありましたので、それがもうあえて言わなかったということよりも、頭の中ではその順番にあったということでご理解をいただきたいと思います。
今後につきましては、そのようなことのないように気をつけてまいりたいと思います。
以上です。
○議長(杉本充章) 他にご発言はございませんか。
他にご発言の声を聞きませんので、議案第27号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、議案第27号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前10時25分
……………………………………
再 開 午前10時35分
○議長(杉本充章) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
……………………………………………………………………………………………………
日程第10.議案第28号 稲美町
地区計画区域内における建築物の制限に関す
る条例の一部を改正する条例の制定について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第10、議案第28号 稲美町
地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
これより、議案第28号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第28号についての提案理由の説明を申し上げます。
本案件につきましては、平成28年4月21日に、旧母里村役場跡周辺地区地区計画の都市計画決定が行われたことに伴い、稲美町
地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。
担当部長からあわせまして補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますお願い申し上げます。
○議長(杉本充章) 次に、補足説明を求めます。
奥州康彦
地域整備部長。
○
地域整備部長(
奥州康彦) それでは、議案第28号 稲美町地区計画内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。
議案集は21ページから33ページでございます。
今回の改正は、旧母里村役場跡周辺地区の地区計画の都市計画決定を4月21日に行ったことに伴い、本条例を改正するものでございます。
改正の内容につきましては、参考資料の21ページから37ページをお願いします。
第7条第1号に追加しました但し書きは、学校を建築物の高さの最高限度の規制対象外にするものでございます。すでに高さが10メートルを超える母里小学校が、今回決定した地区内にあるため、変更するものです。
第8条第2項は、建築物の敷地が街区をまたがった場合の基準を建築基準法の規定に合わせて、敷地の過半を占める街区の用途を適用するよう変更するものでございます。
第9条第1項関係は、地区計画決定時の既存建築物が地区計画に定める建築用途に適合していない場合の増改築の取り扱いを敷地単位で適用することを補則、明文化するものでございます。
第9条第2項関係は、地区計画決定時の既存建築物が外壁後退の基準に適合していない状態で増改築を行う場合、敷地単位で基準を満たしていなくても新たに建築を行う部分が基準を満たしていれば、建築が可能であることを追加するものでございます。
別表関係では、別表1に対して旧母里村役場跡周辺地区の追加を行っています。
別表2は、旧母里村役場跡周辺地区の追加に伴い、表の体裁を見やすいよう分厚めに変更を行ったための全部改正としています。
今回の条例改正に伴いまして、旧母里村役場跡周辺地区の地区計画の内容が建築確認申請時の審査事項になり、強制力が発声することになります。
議案集33ページをお願いいたします。
附則におきまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。
以上、誠に簡単でございますが、議案第28号の補足説明とさせていただきます。
○議長(杉本充章) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第11.議案第29号
稲美町立稲美北中学校大
規模改造工事(Ⅱ期)請負
契約の締結について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第11、議案第29号
稲美町立稲美北中学校大
規模改造工事(Ⅱ期)請負契約の締結についてを議題といたします。
これより、議案第29号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されまし議案第29号についての提案理由の説明を申し上げます。
議案第29号につきましては、
稲美町立稲美北中学校大
規模改造工事(Ⅱ期)でございます。これの請負契約を締結しようとするものでございます。
契約金額につきましては、2億466万円でございます。
契約の相手方は、兵庫県加古郡稲美町北山2番地の65、岡本設計工房株式会社、代表取締役、岡本一郎でございます。
この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。
担当部長のほうから補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り、議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(杉本充章) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第29号
稲美町立稲美北中学校大
規模改造工事(Ⅱ期)請負契約の締結についての、契約関係の補足説明を申し上げます。
議案書の34、35ページをお願いいたします。
議案書の35ページは、入札に関する参考資料を上げさせていただいております。本件に関わる入札参加者審査会は、平成28年4月14日午前9時30分から役場本館201会議室で開催し、入札の方法、入札の応募資格要件等について審議いたしました。
そして、開札の日時につきましては、平成28年5月23日午前10時30分から、開札の場所は役場本館301会議室でございます。
入札の方法は、郵便応募型条件付一般競争入札でございます。
本件につきましては、入札業者数3社、有効入札業者数3社でございました。
続きまして、参考資料の44ページをお願いいたします。議案書の34ページの補足資料でございます。
予定価格は、税抜きで2億4,915万8,000円。最低制限価格は、税抜きで1億4,949万円に対し、各社の入札金額はご覧のとおりでございます。
落札業者は、予定価格及び最低制限価格の条件を満たした中で最も低い入札金額を提示した岡本設計工房株式会社でございます。
議案書の35ページにもう一度お戻りをお願いします。議案書35ページの6番になります。
したがいまして、岡本設計工房株式会社の落札金額に消費税を加えました2億466万円で契約しようとするものでございます。
工期につきましては、平成28年6月10日から平成28年8月31日といたしております。
以上で、契約関係の補足説明とさせていただきます。
○議長(杉本充章) 続いて、松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) それでは、議案第29号
稲美町立稲美北中学校大
規模改造工事(Ⅱ期)請負契約の締結についての工事関係についての補足説明を申し上げます。
参考資料の38ページから43ページまでの資料により説明させていただきます。
38ページは改修建物の概要と施工概要、39ページから42ページは改修後の校舎棟の教室、廊下、便所、昇降口等の1階から4階の平面図、43ページはその立面図でございます。
稲美北中学校は、新耐震基準により昭和60年に建築され、築後約30年余りが経過して、建物はかなり老朽化しています。稲美北中学校の大
規模改造工事は、平成27年度から31年度の5か年の予定で行い、校舎玄関、普通教室、特別教室を有する校舎棟6,633平米においては、平成27年度から29年度の3か年による工事を予定しており、昨年度Ⅰ期工事を実施し、普通教室の西側半分、6,333平米延面積のうち1,989平米の老朽改修、並びに柔剣道場棟の老朽改修と吊り天井の落下防止対策工事を完了しております。
また、平成28年4月に車椅子利用の生徒の入学に先立ち、普通教室棟へのエレベーター新設による増築工事、並びに東側昇降口付近に設置している障害者トイレも同様に改修工事を完了しております。
本年度の施工箇所は、校舎玄関を含む普通教室棟の東側半分6,633平米のうち2,156平米の改修を施工いたします。
資料の38ページの施工概要で、校舎の老朽施設改修とトイレ改修について説明いたします。
校舎の老朽施設改修につきましては、屋上は防水シートの貼り替えを行い、外壁は壁面補修及び塗装を行います。
生徒用昇降口、教職員等が利用する昇降口は、段差解消のためにスロープを設置し、3階の渡り廊下も段差を解消するとともに、転落防止のためフェンスを設置いたします。
内部につきましては、教室棟のフローリング貼り替え、廊下の長尺シート貼り替えを行います。
天井はすべて貼り替えるとともに、照明器具はすべてLED照明に取り替えます。
内壁は、塗装を塗り替え、建具は、教室などの出入口の扉を取り替えるとともに、ガラスは安全性の高い強化ガラスに取り替えます。また、設備につきましては総合監視盤・非常業務放送設備を更新し、給排水・衛生機具・消火・空調換気設備の取り替えを行います。
トイレ改修につきましては、床の段差を解消し、乾式トイレへと仕様を変更して、天井、床、内壁をすべて更新します。また、便器は洋式トイレへの改修を行い、かつ便座は暖房便座にし、手洗いはすべて自動水栓にいたします。
以上が、校舎の老朽施設並びにトイレの施工概要でございます。
本年度のⅡ期工事で予定しておりました太陽光発電設備におきましては、国庫交付金内定が得られなかったため本年度の施工は見送り、再度、29年度に国庫交付金要望を行い、Ⅲ期工事により特別教室棟屋上へ設置していきます。
本年度施工範囲は、39ページから43ページの図面の赤く表示している部分が本年度に施工する範囲でございます。
議案書の35ページをお願いいたします。
工期は、平成28年6月10日から平成28年8月31日の間としており、工事の施工に当たっては、昨年度に実施しましたⅠ期工事同様、できるだけ学校の授業に影響が出ないよう、主に夏休み期間中に工事を行う予定でございます。
以上、簡単ではございますが、稲美北中学校大
規模改造工事(Ⅱ期)の工事関係の概要説明とさせていただきます。
よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本充章) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第29号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 入札の関係ですけども、郵便応募型の条件付一般競争入札ということですけども、この条件についてお尋ねをしたいと思います。
対象企業数は何社ぐらいあったのかということもあわせてお尋ねをしたいと思います。
○議長(杉本充章)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) まず、応募資格要件でございます。何点かございまして、特定建設業の許可を有すること、本店・支店・営業所等が兵庫県内にあること、経営規模等の総合評点値が町内業者は650点以上、町外業者は1100点以上であること、現場代理人及び管理技術者を専任で配置できること、町外業者が落札した場合は、町内業者と契約金額の10%以上の下請契約をすることなどでございます。これは、昨年度の北中のⅠ期工事と同様でございます。
それから、応募対象者数でございますけども、町内業者が3社、町外業者が65社、合わせて68社でございます。68社中3社の応募があったということでございます。
○議長(杉本充章) 6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 昨年が4社であります。岡本設計工房が、石川工務店が今回抜けてますけども、落札したと。追加でエレベーターの工事をやりましたけども、エレベーターも岡本設計が落札したと、2社ということなんですけども、このときは。
最近、天満東小学校のときからもずっと何回かお尋ねしてきましたけども、応募する業者がちょっと少ないということで、何回か同じようなことを聞いておりますけども、最近、非常に応募する業者が少ないということの主な理由は、どういうところにあるのかなということを考えていらっしゃるのか、その点、もし考えがありましたらお尋ねしたいと思います。
○議長(杉本充章)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 入札の参加業者数が少ないんではないかというご質問でございます。近年、近隣市町においても学校施設等の公共施設の老朽化に伴う改修工事が多く発注されているため、入札の参加業者数が少ない状況でございます。
他市町においても応札する建設業者がなく、入札不調となるケースも出てきております。特に、職人について確保が難しい状況にございます。これは、建築業界全体の問題ではございますが、職人の高齢化が進む一方できつい、危険な仕事といった理由で若手の育成が進んでいない状況にございます。
また、従前から言われております
東日本大震災の復興事業やアベノミクスの経済対策などの影響が継続しているものと思われます。それに加えてです。最近では、さらに4年後に近づいた東京オリンピックに向けて、首都圏などで建築需要が高まっていることも影響しているのではないかと考えられます。
○議長(杉本充章) 他にご発言はございませんか。
11番、関灘真澄議員。
○11番(関灘真澄) ちょっとこの場で1点だけお願いをいたしておきます。
幾度もこの工事の件に関しましては、業者の方の車の出入りを十分気をつけていただきたいいうことを申し上げてまいりました。特にですね、西側門の出入口を利用される場合、近隣住宅には本当にご配慮いただきたいことを、また改めてお願いいたしておきます。
○議長(杉本充章) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) 工事車両が近隣の住民の方にご迷惑を与えないように、工事については十分配慮して進めていきたいと考えております。
○議長(杉本充章) 他にご発言はございませんか。
14番、山口 守議員。
○14番(山口 守) ちょっと工事の内容について1点お聞きしたいんですけども、今回の工事で東側の渡り廊下部分も入っていると思うんですけども、1階部分、現状コンパネで仮設の廊下になっていて通れるようになっています。それをきちっとした形で、段差もなくして通れるような状態にはされるんでしょうか。
○議長(杉本充章) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) 東側の1階部分の渡り廊下につきましては、Ⅰ期の工事の時には工事の範囲外でしたので、そこまで配慮できておりません。ただ、4月に車椅子利用の生徒が入ってくるということで、仮設でそういう形で、今、仕上げているところでございます。今回のⅡ期工事において、そこの部分も整備をしていきますし、3階の渡り廊下の部分についても今段差がございますので、それも解消していきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(杉本充章) 14番、山口 守議員。
○14番(山口 守) 3階についても、今聞こうと思っていたんですけど、渡れるような、段差をなくしていくということで。
これはちょっと要望なんですけども、できれば、今、雨が降った場合はもう雨ざらしになっていて通れなくなっているんですけども、その3階の渡り廊下部分、屋根というかね、簡易的でもいいんですけども屋根を付けていただく考えはありますでしょうか。
○議長(杉本充章) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) 今回の北中の大規模改造のときに、3階の渡り廊下については屋根を付けたいということで、県の建築部局と話をしていったわけなんですけども、やはり強度が足りない。ということは、イコール建て替えをするぐらいの覚悟でないと、あそこには屋根を付けれない。ただ、その3階部分を渡れない状況で今まで戸を閉めておりましたので、それではやっぱり不便であるということで、落下防止のフェンスを付けて、雨の日はちょっと不便しますけども、あの仕上げが精一杯やったということでございます。
○議長(杉本充章) 他にご発言はございませんか。
10番、
長谷川和重議員。
○10番(長谷川和重) 工期が6月10日から8月31日と、夏休み前と夏休み中というような形で、生徒さんへの配慮をですね、運動場の使用、また部活関係の使用においてどういうふうに考えておってですか。
○議長(杉本充章) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) 6月10日から8月の末ですので、1学期の最後と夏休み期間中ということになります。職員室の工事もありますので、かなり移動をしてから工事に入っていかなあかんということで、手間ひまがかかります。
夏休みまでにせなあかんことというのは外壁のクラック調査であったり、足場であったり、囲いをしていったりということは、夏休み前にできることはやっていきたいなと。夏休みに入った瞬間に、もう本工事に入っていきたいということで。
あと、子ども達への影響なんですけども、授業にもちろん影響がないように音がしないようなことで、1学期の期間は進めていきたいというふうに思っています。安全確保のために、子ども達が入れないような囲いもしていきますし、影響のないようにしていきたい。ただ、部活等につきましては、多少、支障が出てくる部活動も出てくる可能性があります。
以上です。
○議長(杉本充章) 他にご発言はございませんか。
他にご発言の声を聞きませんので、議案第29号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、議案第29号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
………………………………………………………………………………
日程第12.議案第30号及び議案第31号 2
案一括上程
………………………………………………………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第12、議案第30号 平成28年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)及び議案第31号 平成28年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の2案を一括議題といたします。
これより、議案第30号及び議案第31号の2案に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第30号及び議案第31号の提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第30号の平成28年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)でございます。これにつきましては、歳入歳出にそれぞれ602万7,000円を減額いたしまして、補正後の総額を107億473万8,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第31号の平成28年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございます。これにつきましては、歳入歳出にそれぞれ139万4,000円を増額いたしまして、補正後の総額を46億3,147万円にしようとするものでございます。
以上、それぞれの案件につきまして担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本充章) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第30号 平成28年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。
4ページ、5ページの歳入から順次説明させていただきます。
11款分担金及び負担金、2項負担金、3目土木費負担金、2,375万8,000円の減額でございます。これは、廃池跡への企業進出が取りやめになり、町道7号線道路拡幅事業が中止となりましたので、減額するものでございます。
13款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1,290万円の増額でございます。その内訳は、細節1、社会保障税番号制度システム整備費補助金190万円。これは、マイナンバーカードシステムの総合運用テスト費用に係る補助の追加で、テストのためのシステム改修費用に充てるものでございます。
次に、細節4、地方創生加速化交付金1,100万円。こちらは、交付金二次募集の申請に係るもので、果樹類の生産量及び流通量の増加を図る事業で申請をしております。3月定例会の場合と同様に、交付金に係る事業の採択の有無は決定しておりませんが、国へ申請いたします実施計画の内容に基づく予算を計上させていただいております。
14款県支出金、2項県補助金、7目教育費県補助金、65万6,000円の増額でございます。これは、細節9スクールソーシャルワーカー配置事業補助金で、県補助事業の新設で、中学校2校へのスクールソーシャルワーカー配置に対する補助でございます。
3項委託金、5目教育費委託金、13万円の増額でございます。これは、細節1幼児教育支援事業委託金で、加古幼稚園が幼児教育支援事業の実践協力園に指定されたことにより新設するものでございます。
17款繰入金、154万5,000円の増額でございます。これは、歳入歳出の調整による財政調整基金からの繰り入れでございます。
19款諸収入、4項1目雑入、250万円の増額でございます。これは、2節雑入、細節27、一般コミュニティ助成事業助成金250万円の新設でございまして、自治総合センターから大池自治会の夏まつり等備品購入に対する助成が決定されたことによるものでございます。
6ページ、7ページをお願いいたします。
歳出でございます。
2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、事業番号5、まちづくり推進事業、250万円の増額でございます。これは、歳入で申し上げました大池自治会の夏まつり等備品購入に対する補助金でございます。
事業番号10、マイナンバーカードシステム管理事業、213万9,000円の増額でございます。こちらも歳入で申し上げましたマイナンバーカードシステムの総合運用テストのためのシステム改修費でございます。
6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費、事業番号7果樹振興事業、1,167万円の増額でございます。これは、先ほど歳入でも申し上げました地方創生加速化交付金二次募集の申請に係るもので、果樹類の生産量及び流通量の増加を図るための稲美フルーツレインボー振興に対する補助でございます。
8款土木費、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費、事業番号3、町道7号線改良事業2,375万8,000円の減額でございます。これは、先ほど歳入でも申し上げました廃池跡への企業進出が取りやめになり、道路拡幅事業が中止となりましたので減額するものでございます。
8ページ、9ページをお願いいたします。
10款教育費、1項教育総務費、3目教育指導費、事業番号8、心の教育充実事業、129万2,000円の増額でございます。これは主に、先ほど歳入でも申し上げましたが、県補助事業により中学校2校に配置をするスクールソーシャルワーカーに係る賃金を計上しております。
4項1目幼稚園費、事業番号3、幼稚園運営事業、13万円の増額でございます。これは、先ほど歳入でも申し上げましたが、加古幼稚園が幼児教育支援事業の実践協力園に指定をされましたので、事業に係る各種の費用を計上しております。
以上で、平成28年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)の補足説明とさせていただきます。
○議長(杉本充章) 続いて、井澤尚
昭健康福祉部長。
○
健康福祉部長(井澤尚昭) それでは、議案第31号 平成28年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。
14ページ、15ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第3款国庫支出金、2項国庫補助金、2目国民健康保険広域化準備事業費補助金、1節国民健康保険広域化準備事業費補助金、139万4,000円の増でございます。平成30年度に予定されております国民健康保険の広域化により、兵庫県が財政運営の責任主体となるためのシステム改修に対する補助金の新たな交付でございます。
16ページ、17ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、139万4,000円の増でございます。これは、事業番号2、国民健康保険一般管理事業、13節委託料、5細節国保システム改修委託料でございます。平成30年度に予定されております国民健康保険の広域化に対応するためのシステム改修委託料の増でございます。
以上で、議案第31号 平成28年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の補足説明とさせていただきます。
○議長(杉本充章) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第13.請願第1号 安保法制の廃棄を求める
意見書採択について(請願)
……………………………………………………………………………………………………
○議長(杉本充章) 次は日程第13、請願第1号 安保法制の廃棄を求める
意見書採択について(請願)を議題といたします。
これより、本請願に対する紹介議員の趣旨説明を求めます。
12番、大路 恒議員。
○12番(大路 恒) (登壇) それでは、請願第1号を、請願の文書を朗読いたしまして、趣旨説明にかえたいと思います。
2016年5月31日
稲美町議会議長 杉本充章様
請願者
平和・民主主義・革新の日本をめざす加印の会(加印革新懇)
加古川
市加古川町北在家2257加印教育会館内 代表 老固潔一
安保法制の廃棄を求める
意見書採択について(請願)
〔 請 願 趣 旨 〕
昨年9月19日に強行採決された安保法制は、戦争に巻き込まれる恐れのあること、その趣旨が憲法に違反すること、法案説明がきちんさなされていないこと、ゴリ推しの決め方が民主主義に悖ることなどから、国民の広汎な疑問と反対の声がまきおこり、8ヶ月経った今も、その声は静まるどころかますます大きくなっております。
この安保法制は、集団的自衛権行使の容認、自衛隊の海外派遣と武器の使用の規制の大幅な緩和などを特徴としていますが、この法制に基づくその後の防衛省及び自衛隊の動きは、国際情勢の変化も加わり、我が国が戦争に巻き込まれる恐れを極めて強いものにしています。自衛隊員三百数十名が派遣されている南スーダンでは、国連軍が停戦監視の従来のありかたから、武力紛争当事者に変わってしまい、PKO活動に加わることが戦争そのものに踏み込む事態になっています。防衛省は11月から陸上自衛隊第5普通科連隊(青森
市)を中心とする部隊を11次隊として派遣する方向で調整中とも報じられています。
安保法制を中心として、戦争に突き進む一連の動きは、戦後70年の平和な我が国のあり方を根元からひっくり返し、平和を希求する世界的流れに逆行し、歴史の逆戻しを図るものと言えます。戦争に直結する安保法制は直ちに廃棄するべきです。
〔 請 願 事 項 〕
1.貴議会として、戦争に繋がる安保法制の廃棄を求める意見書を採択されるよう請願します。
紹介議員
稲美町議会議員 大路 恒
若干補足をさせていただきたいと思います。
本文の中で、3行目に民主主義に悖ることなどからというような表現がありますが、この悖るというのは理に逆らうという意味でございます。
どうか議員の皆様におかれましては、この本請願が採択されますようお願いを申し上げまして、請願の趣旨説明にかえさせていただきたいと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
○議長(杉本充章) 以上で、紹介議員の趣旨説明は終わりました。
ただいま議題になっております請願第1号は、
稲美町議会会議規則第92条第1項の規定に基づき、総務福祉文教常任委員会に付託いたします。
以上で、本日の日程は終わりました。
お諮りいたします。
明10日から20日までの11日間は休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、明10日から20日までの11日間は休会することに決しました。
次の本会議は、6月21日午前9時30分から再開いたします。
本日は、これにて散会いたします。
散 会 午前11時12分...