多可町議会 > 2021-03-26 >
03月26日-05号

  • 消防(/)
ツイート シェア
  1. 多可町議会 2021-03-26
    03月26日-05号


    取得元: 多可町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-26
    令和 3年第104回定例会          令和3年第104回議会(定例会)会議録                本会議第5日                      令和3年3月26日(金曜日)                      午前9時30分  開  会〇 会議に出席した議員──────── 14名     1番 藤 本 一 昭   │    8番 加 門 寛 治     2番 廣 畑 幸 子   │    9番 清 水 俊 博     3番 大 山 由 郎   │   10番 橋 尾 哲 夫     4番 市 位 裕 文   │   11番 門 脇 保 文     5番 門 脇 敎 蔵   │   12番 日 原 茂 樹     6番 山 口 邦 政   │   13番 笹 倉 政 芳     7番 酒 井 洋 子   │   14番 吉 田 政 義〇 会議に出席しなかった議員───── なし〇 欠 員────────────── なし〇 議事に関係した議会事務局職員      議会事務局長      │    石 井 美 子      議会事務局局長補佐   │    山 本 茂 弘      議会事務局主査     │    太 田 理映子〇 説明のため出席した者の職氏名      町長          │    吉 田 一 四      副町長         │    笹 倉 康 司      技監          │    竹 本   修      行財政改革担当理事兼総務課長                  │    今 中 孝 介      少子化対策担当理事定住推進課長                  │    小 西 小由美      防災環境担当理事生活安全課長                  │    藤 本   巧      地域共生担当理事兼ふくし相談支援課長                  │    藤 原 正 和      企画秘書課長      │    谷 尾   諭      財政課長        │    土 田 五 郎      生涯学習課長      │    檜 本 一 郎      税務課長        │    杉 原   正      住民課長        │    藤 原   徹      健康課長        │    勝 岡 由 美      福祉課長        │    藤 本 圭 介      産業振興課長      │    吉 井 三 博      建設課長        │    藤 原 照 明      上下水道課長      │    松 田   敏      会計課長        │    多 方   初      教育長         │    越 川 昌 信      教育担当理事教育総務課長                  │    宮 原 文 隆      学校教育課長      │    藤 本 志 織      こども未来課長     │    足 立 貴美代〇 会議事件 別紙議事日程並びに議案書の通り ※本日の会議に付した事件日程第1 報告第1号 専決処分したものの報告について日程第2 議案第13号 多可町職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について日程第3 議案第14号 附属機関の委員の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について日程第4 議案第15号 多可町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について日程第5 議案第16号 多可町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第17号 多可町消防団条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 議案第18号 多可町特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第8 議案第19号 多可町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について日程第9 議案第20号 多可町老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について日程第10 議案第21号 財産の無償譲渡について日程第11 議案第22号 多可町立キャンプ場条例の一部を改正する条例の制定について日程第12 議案第23号 多可町農林業公園条例を廃止する条例の制定について日程第13 議案第24号 財産の無償貸与について日程第14 議案第25号 多可町急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の制定について日程第15 議案第26号 第2次多可町教育ビジョン(多可町教育振興基本計画)の策定について日程第16 議案第27号 上三原辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について日程第17 議案第28号 多可町八千代自然活用村施設「エーデルささゆり」の指定管理者の指定について日程第18 議案第29号 多可町農林産物加工処理施設エアレーベン八千代」の指定管理者の指定について日程第19 議案第30号 多可町大和体験交流活性化施設「なごみの里 山都」の指定管理者の指定について日程第20 議案第31号 多可町滞在型市民農園施設ブルーメンやまと」の指定管理者の指定について日程第21 議案第32号 多可町物産館「道の駅 杉原紙の里・多可」の指定管理者の指定について日程第22 議案第33号 多可町立キャンプ場鳥羽キャンプ場」の指定管理者の指定について日程第23 議案第34号 令和2年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第9号) 日程第24 議案第35号 令和2年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計補正予算(第6号) 日程第25 議案第36号 令和2年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号) 日程第26 議案第37号 令和2年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第27 議案第38号 令和2年度兵庫県多可郡多可町学校給食事業特別会計補正予算(第3号) 日程第28 議案第39号 令和2年度兵庫県多可郡多可町診療所事業特別会計補正予算(第5号) 日程第29 議案第40号 令和2年度兵庫県多可郡多可町水道事業特別会計補正予算(第4号)日程第30 議案第41号 令和2年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第4号)日程第31 議案第3号 令和3年度兵庫県多可郡多可町一般会計予算日程第32 議案第4号 令和3年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計予算日程第33 議案第5号 令和3年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計予算日程第34 議案第6号 令和3年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計予算日程第35 議案第7号 令和3年度兵庫県多可郡多可町学校給食事業特別会計予算日程第36 議案第8号 令和3年度兵庫県多可郡多可町診療所事業特別会計予算日程第37 議案第9号 令和3年度兵庫県多可郡多可町宅地造成事業特別会計予算日程第38 議案第10号 令和3年度兵庫県多可郡多可町水道事業特別会計予算日程第39 議案第11号 令和3年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計予算日程第40 同意第1号 多可町副町長の選任について日程第41 同意第2号 多可町農業委員会委員の任命について日程第42 同意第3号 多可町農業委員会委員の任命について日程第43 同意第4号 多可町農業委員会委員の任命について日程第44 同意第5号 多可町農業委員会委員の任命について日程第45 同意第6号 多可町農業委員会委員の任命について日程第46 同意第7号 多可町農業委員会委員の任命について日程第47 同意第8号 多可町農業委員会委員の任命について日程第48 同意第9号 多可町農業委員会委員の任命について日程第49 同意第10号 多可町農業委員会委員の任命について日程第50 同意第11号 多可町農業委員会委員の任命について日程第51 同意第12号 多可町農業委員会委員の任命について日程第52 同意第13号 多可町農業委員会委員の任命について日程第53 同意第14号 多可町農業委員会委員の任命について日程第54 同意第15号 多可町農業委員会委員の任命について日程第55 同意第16号 多可町農業委員会委員の任命について日程第56 同意第17号 多可町農業委員会委員の任命について日程第57 同意第18号 多可町農業委員会委員の任命について日程第58 発議第1号 多可町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について日程第59 発議第2号 多可町議会議員議員報酬等の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第60       議会運営委員会及び常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について △議長開会挨拶 ○議長(吉田政義君) 皆さんおはようございます。 △開議 ○議長(吉田政義君) ただいまの出席議員数は、14人です。 定足数に達しておりますので、第104回多可町議会定例会を再開いたします。 本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりです。            ────────────              議 案 上 程            ──────────── △日程第1 報告第1号 専決処分したものの報告について ○議長(吉田政義君) 日程第1、報告第1号「専決処分したものの報告について」を議題といたします。報告内容の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) おはようございます。よろしくお願いいたします。報告第1号、町長の専決処分事項に関する条例に基づき専決しております、このことについて報告させていただきます。損害賠償の額の決定及び和解についての報告でございます。詳細につきましては担当課長よりご報告申し上げます。 ○議長(吉田政義君) 財政課長、土田君。 ◎財政課長(土田五郎君) 失礼いたします。報告事項第1号「専決処分したものの報告について」ご説明申し上げます。令和3年3月5日付で、損害賠償の額の決定及び和解について専決処分いたしております。専決第1号でございます。令和3年2月16日午後3時20分頃、職員が相手方宅を訪問するため、敷地内に車を駐車する際、相手方の家屋に接触したものでございます。相手方の住所氏名は記載のとおりで、損害賠償額は8690円でございます。以上、報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉田政義君) 説明が終わりました。 質疑があればお受けいたします。質疑ございませんか。清水君。 ◆9番(清水俊博君) 専決第1号につきまして質疑をさせていただきます。今回の事例は、金額的にも家屋ということで不幸中の幸いでございますけれども、原因です。今回のところは、1件ということでありますけれども、少し最近そういう事象もこの一、二年の間で見受けられますので、原因と再発防止。専決処分だけで、それはそれでいいんですけれども、その再発防止策をどのように考えておられるのか、今後ないように。これは人身まで発展したら非常に重大なことになりますので、そこらあたりしっかりと状況を分析して、次にこの件を再発しないように、どのように考えておられるのか質問します。 ○議長(吉田政義君) 理事兼総務課長、今中君。 ◎行財政改革担当理事兼総務課長(今中孝介君) 失礼します。今回の事故に関しましては、職員がお宅に入りまして、車でバックをしておる際に、といに当たったということでございます。今後の件につきましては、もちろんこの担当課長から当該職員、また課員に対しまして、交通安全の周知徹底をさせていただいたところでございます。また、役場内におきましては、各課長を通じまして、再度、交通安全の啓発、周知徹底を図っていきたいと考えております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(吉田政義君) よろしいですか。清水君。 ◆9番(清水俊博君) 事故防止については、課長、ハード面、ソフト面、どちらもしっかりと体制は整えていられると思いますけれども、この車についてはバックミラーのモニターであるとか、そこら辺はどんな装備をされとるんですか。 ○議長(吉田政義君) 財政課長、土田君。 ◎財政課長(土田五郎君) あまりそうしたバックモニター的なもの等は装備していない状態です。本車につきましては、ワゴンタイプの軽四のちょっと背の高い自動車、そしてその上にルーフキャリアを積んでたということもございまして、雨どいが少し低い位置にあったということで、そちらのほうと、ふだんの車と違うものに乗っていったものですから、そこで接触したということでございます。今後、こうしたことのないように注意させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉田政義君) 清水君。 ◆9番(清水俊博君) 冒頭言いましたように、軽微な事故でありますけれども、それが積み重ねによって重大事故になりますので、ハード面、ソフト面を含めて、しっかりとお願いしたいと思います。以上です。
    ○議長(吉田政義君) 理事兼総務課長、今中君。 ◎行財政改革担当理事兼総務課長(今中孝介君) 議員ご指摘のとおりでございます。今後、役場としても十分に、ハード面、ソフト面から対応をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(吉田政義君) ほかにございませんか。 ないようでございますので、これで報告第1号を終わります。 △日程第2 議案第13号 多可町職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第2、議案第13号「多可町職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されております。総務文教常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆2番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 廣畑さん。 ◆2番(廣畑幸子君) それでは、ただいま議案として上がっております第13号「多可町職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について」の審査報告をいたします。このたびの条例改正は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正により、防疫手当の支給の特例に係る規定において、新型コロナウイルス感染症の定義規定の文言を変更し、感染症等防疫作業を規定する附則第4項に第2号として新型コロナウイルス感染症の患者もしくはその疑いがある者に接して行う作業、またこれに準ずる作業であって町長が指定するものを追加し、防疫手当額を規定する第5項に第2号として第4項の第2号に追記した作業の手当額を原則1000円と定める規定を追加するものです。議員からの、対象となる職員はの問いに、町の診療所の職員です。感染者の受入れをした場合、また感染の疑いのある人にPCR検査を診療所でした場合を想定しての改正ですとの答弁がございました。審査結果は、全員賛成で原案可決すべきものです。以上、報告とさせていただきます。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第13号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第13号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第3 議案第14号 附属機関の委員の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第3、議案第14号「附属機関の委員の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。総務文教常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆2番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 廣畑さん。 ◆2番(廣畑幸子君) 議案第14号「附属機関の委員の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」の審査報告をいたします。これまで、町の各種審議会等に委員として町議会議員が出ていましたが、町の各種計画、各施策の最終審査、審議をするのが議会ですので、法令等に特別の定めのあるもの、当該審議会等の設置が公的及び構成員が広域にわたるものを除き、各種審議会等には議会議員は出ないこととするのが望ましいとして所要の改正をまとめて行うものです。質疑は特にございませんでした。審査結果は、全員賛成で原案可決すべきものです。以上、報告とさせていただきます。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第14号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第14号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第4 議案第15号 多可町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第4、議案第15号「多可町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議案第15号「多可町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、国民健康保険法で当該法律を引用する部分の改正を行うものです。主な質問等、特になし。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告いたします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第15号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第15号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第5 議案第16号 多可町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第5、議案第16号「多可町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議案第16号「多可町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、多可町福祉医療費助成事業の乳幼児及び子供について所得の制限を撤退し、子供の範囲を現在の中学3年生から高校3年生まで広げる改正をするものです。主な質疑、特になし。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告とします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第16号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第16号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第6 議案第17号 多可町消防団条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第6、議案第17号「多可町消防団条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議案第17号「多可町消防団条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、この条例の一部改正は消防団員の減少に歯止めがかからない中で、基本団員とは別に新たに機能別団員を設置するものです。それに伴い、団員の定数も改正します。また、災害時の出動等における手当についても定めるものです。第3条の見出し中、定員の次に、及び団員の種類を加え、同条中、910名を960名に改め、同条、次に、5項を加える。2、団員の種類は基本団員及び機能別団員とする。3、基本団員は機能別団員以外の団員とする。第6条の2では、団員手当の支給について記載する。(1)災害時出動手当、(2)訓練等出動手当、(3)警戒点検等出動手当。主な質問等。問い、女性部の業務内容は。答え、主に啓発活動等をしてもらいます。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告とします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案に反対者の討論を許可いたします。ございませんか。 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。 ◆13番(笹倉政芳君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 13番、笹倉君。 ◆13番(笹倉政芳君) それでは、議案第17号「多可町消防団条例の一部を改正する条例の制定について」賛成の立場から討論させていただきます。消防団員は、平素は生業に励みながら、自分たちの町は自分たちで守るとの崇高な郷土愛護の精神で日夜消防団活動を行っていただいています。しかし、少子・高齢化の進展などの社会情勢の変化により、団員の減少に伴い活動の負担が非常に増してきております。近年では、1年に30人程度の団員が減少しています。自然災害などが増えている中で、今後は消防力の維持が大きな課題であります。現状を見据えた効率的な団運営ができる組織体制の確立が必要となっています。このたびの改正では、基本団員とは別に機能別団員を設定し、女性団員、役場職員団員山林捜索協力団員危機管理指導者団員を新しく組織し、対応能力を維持するべく、先を見据えた消防団組織を編成しています。なかなかできなかった大きな改革です。私たちも、町民の安全・安心を守るために頑張ってくれている消防団をしっかりと応援していきたいとの思いで、賛成討論をさせていただきました。貴重な時間をいただいてありがとうございました。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉田政義君) ほかに討論はありませんか。 ないようですから、これで討論を終わります。 これから議案第17号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第17号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第7 議案第18号 多可町特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第7、議案第18号「多可町特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されております。総務文教常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆2番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 廣畑さん。 ◆2番(廣畑幸子君) それでは、議案第18号「多可町特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」の審査報告をいたします。この内容は、固定資産評価委員会の報酬について、委員報酬を年額1万円から会議の出席日数に応じて日額5000円に改めます。また、消防団の報酬に機能別団員の応援団員と女性部団員を新たに加えます。そのほか、学校嘱託医等の報酬額の基本給を改正するものです。議員からの、消防団の機能別団員ですが年何回ぐらい出るのですかの問いに、機能別団員の応援団員は年1回ですが、災害時には出動していただきます。女性団員はPR活動などをしていただきますが、回数の詳細は検討中ですとの答弁が。学校医の人員給の変更の根拠はの問いに、兵庫県立学校医の報酬を準用して変更していますとの答弁がございました。審査結果は、全員賛成で原案可決すべきものです。以上、報告とさせていただきます。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第18号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第18号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第8 議案第19号 多可町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第8、議案第19号「多可町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議案第19号「多可町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、この条例の一部改正は、令和3年度から令和5年度までの第8期介護保険事業計画期間における保険料率を定めるとともに、町が行う介護保険に市町村特別給付を加えるための改正をするものです。主な質問等。問い、収入の少ない人への負担軽減はあるのか。答え、軽減措置があるので負担は軽減されます。問い、要介護認定率は県内でどれぐらいですか。答え、認定率は約19%で、県内で真ん中ぐらいになります。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告とします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第19号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第19号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第9 議案第20号 多可町老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第9、議案第20号「多可町老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議案第20号「多可町老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、多可町老人福祉センターの一つである中区おもいで荘を、当該施設の敷地所有者である鍛冶屋集落へ土地を返却するとともに建物を譲渡することに伴い、施設を廃止する改正とするものです。別表第1及び別表第2中、老人福祉センターおもいで荘の項を削る。別表第3中、1の項を削り、2の項を1の項とする。主な質問等、問い、おもいで荘を廃止し老人福祉センターとして春蘭荘のみとなったが、あまり利用がなく管理経費もかかるのに、今後も老人福祉センターとして活用を続けるのですか。答え、お風呂を閉鎖したこともあり利用が減っているのは確かです。今後の方向性については検討をしていきます。議員間自由討議、施設の在り方について令和3年度で必ず方向性を出すことを強く要望するべき。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決するべきものと決定しました。以上、報告とします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第20号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第20号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第10 議案第21号 財産の無償譲渡について ○議長(吉田政義君) 日程第10、議案第21号「財産の無償譲渡について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されております。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議案第21号「財産の無償譲渡について」、議案の概要、おもいで荘は多可町公共施設等再配置計画第1期で廃止または取壊しと評価され、その報告に基づき平成31年3月末をもって閉館しました。町が再利用する予定はないので、建物を解体撤去した上で更地に原状回復を図り、鍛冶屋集落へ土地を返却する必要があります。しかし、地元の地権者である鍛冶屋集落から利用の申出があり、当該施設の状況、集落での利用方法を検討し、おもいで荘を鍛冶屋集落に無償譲渡するものです。主な質問等、問い、地方自治法が改正され、集落は人格のない社団です。契約する場合、集落との契約はできません。法人格を取得してから契約すべきではないですか。答え、集落は法人格を持とうとしていないと聞いています。建物の所有権については、集落であることを譲渡契約書の中で明記する予定です。議員間自由討議、今後、他の施設でも同じ手法で地域と交渉するということなのか。撤去は町の責任でするべき。公共施設の処分に関するマニュアルを作成すべきではないか。審査結果、委員会は多数賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告とします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案に反対者の討論を許可いたします。 ◆11番(門脇保文君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 11番、門脇保文君。 ◆11番(門脇保文君) 反対討論をいたします。議案第21号「財産の無償譲渡について」、おもいで荘の無償譲渡について、解体費1710万5000円を含めて譲渡することにおいては前例のないことです。今までは無償譲渡の施設に関しては、解体費が含まれていません。今回、集落が公民館として使用するとのことですが、10年以上使用することができます。その後、解体費を使って無償で解体することになる。公民館の解体費用は全て集落が負担すべきものです。おもいで荘は、公民館として使用年数関係なしで解体費全額を負担されるのはおかしなことだと思います。使用年数分を減額すべきです。人口減少の続く集落において、公民館の建て替え費用が危惧されています。このような前例をつくることは、多可町の今後の在り方についてよく検討しなければならないと思います。また、スーパーインフレが起き、解体費が上昇し、解体費がなく、危険家屋になる可能性もあります。また、多可町が解体費用を出して壊す可能性も出るかもしれません。今後、多可町の施設を無償譲渡するには解体費を出すことが前例になるおそれがあります。解体費用を出さない、また使用年数により一部負担とする。また、解体費用に関しても、何らかの条件をつけ、条例で縛るべきものであると考えます。今回の財産無償譲渡に関しては、反対の討論といたします。議員各位の賛同をお願いいたします。 ○議長(吉田政義君) 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。 ◆12番(日原茂樹君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 12番、日原君。 ◆12番(日原茂樹君) 議案第21号「財産の無償譲渡について」おもいで荘を鍛冶屋集落に無償譲渡する件について、賛成の立場で討論いたします。おもいで荘は昭和42年の開館以来、地域活動や交流の拠点として利用されてきましたが、多可町公共施設等再配置計画に基づく評価では施設の廃止が決定しており、平成31年3月末をもって閉館し、老人福祉センターとしての役割を終えています。おもいで荘の敷地は、開館当初より集落の所有地を50年間を超える期間、無償で借り受けていたものであり、長きにわたり施設の運営に貢献しているものであります。建物については、年数の経過から価値はありませんが、土地の返還をするに当たっては、必ず建物を取り壊し原状に回復して集落へ返還しなければならないことであります。しかし、このたび地元鍛冶屋集落より、現在の公民館が老朽化し雨漏りも発生していることから、新たな公民館を建設するまでおもいで荘を利用したいとの要望がありました。そのことからも、本来町が取り壊すべき施設ですが、これまでのご協力いただいた集落の要望をお聞きするのは当然のことかと思われます。今回、町が取り壊し費用相当額を集落へ補償し、集落の判断で取り壊し時期を決めることができるようにすることも、施設の有効活用、また地元集落支援という観点からも適切と考えます。以上の理由から、私の賛成討論といたします。議員皆様方のご理解とご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉田政義君) ほかに討論はありませんか。 ないようですから、これで討論を終わります。 これから議案第21号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立多数です。 したがって、議案第21号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第11 議案第22号 多可町立キャンプ場条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第11、議案第22号「多可町立キャンプ場条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議案第22号「多可町立キャンプ場条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、この条例は多様化する利用者のニーズに沿って、指定管理施設である鳥羽キャンプ場の提供するサービス内容を見直すことにより、料金体系を改正するものです。また、使用料金を見直すとともに、自動車をテント横に止めて自動車とテントを一体的に利用されるお客様が非常に増加しておるということから、自動車を利用してキャンプする場合の金額も追加するものです。主な質問等、特になしでございます。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告とします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第22号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第22号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第12 議案第23号 多可町農林業公園条例を廃止する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第12、議案第23号「多可町農林業公園条例を廃止する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議案第23号「多可町農林業公園条例を廃止する条例の制定について」、議案の概要、農林業公園は都市と農村の交流の場及び野外教育活動の拠点として利用することにより、町の活性化及び農林業の発展に資することを目的として運営していました。しかし、時代の流れとともに需要が変化し、利用者数の低迷が続いておりました。そのことから、当該施設を有効に活用するため、民間事業者の有する運営ノウハウを生かした柔軟な事業の展開を図ります。そのため、多可町農林業公園条例を廃止し、今年度末をもって当該施設を普通財産とし、指定管理者制度の対象施設から除外するものです。主な質問等、問い、太陽光の所有はどうなりますか。答え、町のままです。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告とします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第23号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第23号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第13 議案第24号 財産の無償貸与について ○議長(吉田政義君) 日程第13、議案第24号「財産の無償貸与について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。総務文教常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆2番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 廣畑さん。 ◆2番(廣畑幸子君) それでは、議案第24号「財産の無償貸与について」の審査報告をいたします。この内容は、農林業公園を平成30年度からログハウス西村屋に指定管理者として運営をしていただいていました。期間が令和3年3月末で終了しますので、その後もログハウス西村屋に施設を無償貸与し、引き続き運営していただきます。期間は令和3年4月1日から1年間です。議員からの、町と三谷との借地契約は令和3年度までとなっていますが、令和3年度の借地料の支払いはどうなりますかの問いに、三谷へは町が支払います。貸与する分は西村屋から町に支払うようになりますとの答弁が。その後は西村屋と三谷との借地契約になるのですかの問いに、内容はこの1年間で調整しますとの答弁。また、太陽光発電の管理はどうなりますかとの問いには、国の補助事業ですので引き続き町が管理しますとの答弁がございました。議員間自由討議では、予算審議の関係になるかもしれませんが、予算計上は支出と収入両方あるべきと考えます。処理が非常に甘いと思います。もっともだと思います。しかし、いろいろないきさつもあったので、時間的にも短く内容が詰められなかったと思います。この1年間で次のことの判断をすればよいと思います。1年間町が様子を見るとのことですが、もう少し丁寧な状況説明があってもよかったと思いますなどの意見がございました。審査結果は、全員賛成で原案可決すべきものです。以上、報告とさせていただきます。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。11番、門脇保文君。 ◆11番(門脇保文君) 1点だけお聞きしたいと思います。財産の無償貸与になっておりますが、例えばこれは施設が傷んだ場合、これは西村さんが対応してもらえるのか、それとも町が対応するのか、その辺どういうふうになっておりますか。 ○議長(吉田政義君) この質疑は審査の経過と結果に対する質疑でございますので。よろしいですか。ほかに質疑ございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第24号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立多数です。 したがって、議案第24号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第14 議案第25号 多可町急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第14、議案第25号「多可町急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議案第25号「多可町急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の制定について」、議案の概要、本条例は急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律に基づき県がこの急傾斜地崩壊対策事業について、地方財政法第27条の規定に基づき本町が負担する経費の一部に充てるため、地方自治法第224条の規定に基づき徴収する分担金に関し必要な事項を定めるものです。施設の整備には多額の費用を要するため、受益者に施設の整備費用の一部を負担いただく必要があるため、条例を制定するものです。分担金の額は、町負担額の10分の2に相当する額とします。主な質問、問い、第3条に記載の町の負担する経費とは、答え、事業は県が実施します。条例によって町の負担金は総事業費の5%、10%、20%となります。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告とします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第25号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第25号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第15 議案第26号 第2次多可町教育ビジョン(多可町教育振興基本計画)の策定について ○議長(吉田政義君) 日程第15、議案第26号「第2次多可町教育ビジョン(多可町教育振興基本計画)の策定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。総務文教常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆2番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 廣畑さん。 ◆2番(廣畑幸子君) それでは、議案第26号「第2次多可町教育ビジョン(多可町教育振興基本計画)」の審査報告をいたします。内容は、第1期多可町教育ビジョン後期が令和2年度に最終年度を迎えるに当たり、これに続く令和3年度から令和7年度の5年間を計画期間とする第2次多可町教育ビジョンを策定するものです。議員からの、教育ビジョンでは、幼児教育、義務教育、そして社会全般の社会教育が記されていますが、今までと使う媒体が随分違ってきています。今後、人間としての関わりを含めどのようにしていきますかとの問いに、1人1台コンピューターを、人と人との対面的な関わりを大切にしながら、学習と生活の道具として活用していきたいと考えていますとの答弁が。学校だけでなく、家での勉強方法も変わってきます。そんな中で、人間の情操教育はITでは難しいと思います。先生の資質向上のための研修などはどうなっていますかとの問いに、県のキャリアステージに応じた研修制度を活用していきます。また、民間や町の研修も組み合わせながら資質向上に努めますとの答弁がございました。審査結果は、全員賛成で原案可決すべきものです。以上、報告とさせていただきます。
    ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案に反対者の討論を許可いたします。 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。 ◆1番(藤本一昭君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 1番、藤本君。 ◆1番(藤本一昭君) ただいま上程されております第2次多可町教育ビジョン、多可町教育振興計画につきまして、賛成の立場での討論を行います。この計画は国の第3期教育振興計画を基として、将来にわたる一人一人の可能性とチャンスの最大化を中心課題としております。その中に、夢と志を持ち可能性に挑戦するために必要となる力を育成する、教育施策推進のための基盤を整備するなど、教育施策に関する基本方針として設定されております。これを基に、第2次多可町総合計画まちづくりの基本姿勢に、「私たちのまちは私たち一人ひとりが創る」として、子供から高齢者まで元気に笑顔で暮らせるまちを目指すとされております。当町の第1次教育ビジョンで取り組んだものを今回検証して、その成果と課題をよく検討した中で、本第2次計画の実効性をさらに高めるために達成目標としての指標を各項目に設定しております。その上、毎年点検と評価を検証するとされており、教育委員会のビジョンに対する5年間で必ず達成するとの覚悟が感じられるものとなっております。今回、改めて教育現場や我々を含めて忘れてならないのは、いじめによって自死された方のことであります。いじめを許さない、二度と悲しいことがないように、真摯に取り組むことが肝要であります。基本理念にこうあります。明日の多可町を担う心豊かな人づくりであります。心豊かな人づくりは、次代を担う若者だけではありません。子供から現役世代も含めて、高齢者などの全住民が、生涯青春、希望ある人生をこの教育ビジョンの目指すものであると信じております。議員各位におかれましては、本教育ビジョンにつきましてはご賛同いただきますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(吉田政義君) ほかに討論はございませんか。 ないようですから、これで討論を終わります。 これから議案第26号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第26号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第16 議案第27号 上三原辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について ○議長(吉田政義君) 日程第16、議案第27号「上三原辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されております。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議案第27号「上三原辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について」、議案の概要、上三原地区では平成29年度から令和3年度の5か年計画で鳥獣害防止柵の設置事業を行っており、令和2年度の事業費が確定し、最終年度となる令和3年度の実施に向けて地元と現地調査を行いましたところ、事業延長及び全体事業費に変更が生じ、令和3年度から最終年度となりますことから整備計画の変更をお願いするものです。延長で1774メートルの増、事業費で1420万8000円、辺地対策事業債で1350万円の増加となります。主な質問等、問い、金網設置のみとなっているが、電気柵設置など複合的な対策をする必要はなかったのか。答え、当事業は金網設置のみで、電気柵については個人で設置してもらっています。金網は鹿に対応できるよう2メートルの高さに、また地中まで金網を設置することでイノシシにも対応できるものを設置しています。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告とします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第27号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第27号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第17 議案第28号 多可町八千代自然活用村施設「エーデルささゆり」の指定管理者の指定について 日程第22 議案第33号 多可町立キャンプ場鳥羽キャンプ場」の指定管理者の指定について ○議長(吉田政義君) 日程第17、議案第28号「多可町八千代自然活用村施設「エーデルささゆり」の指定管理者の指定について」から日程第22、議案第33号「多可町立キャンプ場鳥羽キャンプ場」の指定管理者の指定について」までの6案件を一括議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の報告をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) では、議案第28号「多可町八千代自然活用村施設「エーデルささゆり」の指定管理者の指定について」、議案の概要、エーデルささゆりの管理を引き続き多可町八千代自然活用村協会に指定するものです。期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間です。主な質問等、問い、エーデルささゆりの職員間の風通しが悪いようですが、答え、改修工事中ということもありますが、定期的に訪問してヒアリングをしています。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第29号「多可町農林産物加工処理施設エアレーベン八千代」の指定管理者の指定について」、議案の概要、エアレーベン八千代の管理を引き続き多可町ふるさと交流協会に指定するものです。期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間です。主な質問等、特になし。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第30号「多可町大和体験交流活性化施設「なごみの里 山都」の指定管理者の指定について」、議案の概要、なごみの里山都の管理を引き続き大和体験交流協会に指定するものです。期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間です。主な質問等、特になし。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第31号「多可町滞在型市民農園施設ブルーメンやまと」の指定管理者の指定について」、議案の概要、ブルーメンやまとの管理を引き続き大和体験交流協会に指定するものです。期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間です。主な質問等、特になし。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第32号「多可町物産館「道の駅 杉原紙の里・多可」の指定管理者の指定について」、議案の概要、道の駅杉原紙の里・多可の管理を引き続き株式会社かみ物産センターに指定するものです。期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間です。主な質問等、特になし。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第33号「多可町立キャンプ場鳥羽キャンプ場」の指定管理者の指定について」、議案の概要、鳥羽キャンプ場の管理を引き続き株式会社かみ物産センターに指定するものです。期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間です。主な質問等、特になし。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第28号から議案第33号通しの質問ですが、問い、副町長が理事長になっている施設が多いが、忙しい中、経営改善等までなかなかできないのではないか。民間から人を入れて改善に取り組むことは考えないのですか。答え、経営状況や課題をしっかりとヒアリングし対策を考えていきます。また、令和2年度より指定管理業務担当参事を設置しました。少しずつではありますが改善も見られるので、しばらくは今の体制でやっていきます。以上、報告とします。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから議案第28号から議案第33号までの6案件について討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 採決につきましては、個別に採決することとし、起立によって行います。 まず、議案第28号「多可町八千代自然活用村施設「エーデルささゆり」の指定管理者の指定について」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第28号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第29号「多可町農林産物加工処理施設エアレーベン八千代」の指定管理者の指定について」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第29号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第30号「多可町大和体験交流活性化施設「なごみの里 山都」の指定管理者の指定について」を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第30号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第31号「多可町滞在型市民農園施設ブルーメンやまと」の指定管理者の指定について」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第31号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第32号「多可町物産館「道の駅 杉原紙の里・多可」の指定管理者の指定について」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第32号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第33号「多可町立キャンプ場鳥羽キャンプ場」の指定管理者の指定について」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第33号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第23 議案第34号 令和2年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第9号) 日程第30 議案第41号 令和2年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(吉田政義君) 日程第23、議案第34号「令和2年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第9号)」から日程第30、議案第41号「令和2年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第4号)」までの8案件を一括議題といたします。本案につきましては、予算決算特別委員会に付託し、慎重に審議をいただきました。その結果がお手元に配付のとおり委員長から報告されております。これから事務局に報告書を朗読させます。 ◎議会事務局長(石井美子) ( -報告書の朗読をなす- ) ○議長(吉田政義君) お諮りします。本案に対する質疑は、予算決算特別委員会において十分審議されておりますので、この際、委員長に対する質疑は省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、委員長に対する質疑は省略することに決定いたしました。 これから各議案個別に討論と採決を行います。採決については、起立によって行います。 まず、議案第34号「令和2年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第9号)」の討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第34号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第35号「令和2年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計補正予算(第6号)」の討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第35号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第36号「令和2年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)」の討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第36号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第37号「令和2年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第4号)」の討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第37号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第38号「令和2年度兵庫県多可郡多可町学校給食事業特別会計補正予算(第3号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第38号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第39号「令和2年度兵庫県多可郡多可町診療所事業特別会計補正予算(第5号)」の討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第39号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第40号「令和2年度兵庫県多可郡多可町水道事業特別会計補正予算(第4号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第40号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第41号「令和2年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第4号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第41号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第31 議案第 3号 令和3年度兵庫県多可郡多可町一般会計予算 日程第39 議案第11号 令和3年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計予算 ○議長(吉田政義君) 日程第31、議案第3号「令和3年度兵庫県多可郡多可町一般会計予算」から日程第39、議案第11号「令和3年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計予算」までの9案件を一括議題といたします。本案につきましては、予算決算特別委員会に付託し、慎重に審議をいただきました。その結果がお手元に配付のとおり委員長から報告されております。これから事務局に報告書を朗読させます。 ◎議会事務局長(石井美子) ( -報告書の朗読をなす- ) ○議長(吉田政義君) お諮りします。本案に対する質疑は、予算決算特別委員会において十分審議されておりますので、この際、委員長に対する質疑は省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、委員長に対する質疑は省略することに決定しました。 これから各議案個別に討論と採決を行います。採決については、起立によって行います。 まず、議案第3号「令和3年度兵庫県多可郡多可町一般会計予算」の討論はございませんか。 まず、原案に反対者の討論を許可いたします。11番、門脇保文君。 ◆11番(門脇保文君) それでは反対討論をこれから述べさせていただきます。今回の予算に関しましては、ほとんどいい状態で行っていいと私は判断しておりますが、1点、おもいで荘の無償譲渡に関しまして、解体費の1710万5000円の費用に関しまして、これはやはり条例を制定してからやるべきであると私は思っております。よって、今回の一般会計予算に関しましては、この部分のこの予算の削除をお願いしたいと思います。今年度予算に対して反対の討論とさせていただきます。以上です。 ○議長(吉田政義君) 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。 ◆1番(藤本一昭君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 1番、藤本君。 ◆1番(藤本一昭君) ただいま上程されております令和3年度多可町一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論を行います。本予算案は前年度より9900万円減額の116億4700万円であります。この予算に当たり、吉田町長は住民の皆さんの安全・安心を最優先に、地域共生社会、子育て支援、人権尊重のまちなどを基軸として本予算が編成されております。昨年より、新型コロナウイルス感染症対策を現在まで取り組まれております。その対策として、特にコロナワクチン接種事業が盛り込まれており、春より着々と接種が進められるものと期待しております。そして、社会福祉関連事業としまして、子供福祉医療助成事業として高校3年生までの医療費の無償化を計上し、実現します。そして、また小児インフルエンザ予防接種助成事業では、中学3年生まで1回2000円の助成へと倍額を実現しております。そのほか、医療用ウィッグ等購入補助事業、不妊不育治療費助成事業、子育て、教育に関するたくさんの事業が盛り込まれておりまして、高く評価できるものであります。教育面では、従来からの充実した命と人権を守る教育、教育の質の向上施策に加え、GIGAスクール事業をベースに、1人1台端末をはじめとしたICT環境を積極的に活用した学習活動を促進する内容となっております。そして、住民の皆さんの期待も大きい生涯学習センターにつきましても、検討委員会を立ち上げ建設に向けた取組が始められます。また、老朽化したインフラ対策として、住民の関心も多い舗装修繕につきましても、予算を大幅に増額し取り組まれることが予定されております。また、老朽化したおもいで荘の譲渡に関しましても、特に問題なく適正に予算計上されてると考えるものでございます。また、新ごみ処理施設整備事業に関連する用地取得費、造成工事の負担額を計上しております。ぜひとも、確実に計画どおりにごみ処理施設が完成して稼働できるようにしていただきたいと強く要望するのでございます。このコロナ禍にあるからこそ、新たな日常が始まって1年であります。多可町に誰もが住んでよかった、そしてこれからも住み続けたいと思える多可町を目指していくことができる本予算であると考えております。議員各位におかれましては、本新年度予算につきまして賛同いただきますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(吉田政義君) 次に、原案に反対者の討論を許可いたします。 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。6番、山口君。 ◆6番(山口邦政君) それでは、議案第3号令和3年度多可町一般会計予算について、賛成の立場から討論を行います。まず、財政面からですが、総額で116億4700万円ということで、平成31年度、令和2年度に続きまして、3年連続で110億円台に抑えられています。公債費を見ますと、14億9892万円で、過去10年間の中では平成30年の20億1300万円をピークに毎年16億円以上で推移してきた中で、令和3年度は一番低くなっています。起債残高でも、令和元年度決算で146億1519万円だったのが、令和3年度末見込みで131億6553万円と14億4966万円の削減予想となっております。財政調整基金も、29億円台でほぼ横ばいという予想になっています。昨年9月の令和元年度決算審査においても、財政指標も改善が確認できており、多可町の財政が健全化のほうに向いているということが見てとれます。個々の施策については、少子化の中で町長が重要な施策と位置づけておられる子供、子育て関連の予算を重点的に配分されています。乳幼児、子供福祉医療について、従来は所得制限つきで中学3年生までの助成でしたが、令和3年度からはゼロ歳児から高校3年生までに対して所得制限なしで助成する予算となっています。そのほかに、小児インフルエンザ予防接種に対して従来の1回1000円の助成から1回2000円に増額、また不妊、不育症治療費につきましても、助成回数を一生涯6回から一子ごと6回と、所得制限も撤廃されて拡充されています。また、認定こども園における満3歳以上児の主食費の助成が新規に計上され、地域全体で子供を育てるという姿勢が予算から見受けられます。これらの子育て支援策は高く評価いたします。窓口での住民サービスについて、各種証明書のコンビニ交付サービスの開始が予定され、時間内に来庁できない方々へのサービスが充実します。災害時の一時避難所整備と地域共生社会づくりの拠点としての集落の集会所整備に、各集落に200万円を上限での補助制度も新設されようとしています。団員減少が課題となっている消防団については、出動手当を新規に予算化し、処遇改善により少しでも団員の確保に向けた姿勢がうかがえます。老朽化が懸念される道路整備についても、公共施設等適正化管理推進事業債を活用し、意欲的に整備しようとする姿が見えます。合併特例債が切れるのを前に、懸案だった生涯学習センターの建設に向けた検討委員会の設置も予定されています。遡ってみますと、平成25年の検討委員会からの提言を受け、平成26年度当初予算に生涯学習センターの基本設計業務委託料についての予算が上程されました。しかしながら、議会は委託料の減額修正をして修正予算案が通過しました。なぜ減額修正をしたのか。私は、私が保存している当時の資料を再度見直してみました。1つには、新庁舎の建設業務と両方の提案であったために、財政的に大丈夫かというような意見が多くありました。また、提言書が前年の10月に出されていたにもかかわらず、町の方針を決定し住民説明会を開くと言われていたが開催されず、議会への説明も予算案提出直前まで行われませんでした。それにより減額修正となりました。あれから7年、近年の財政状況や財政課の示す長期財政計画を見ていますと、生涯学習センター建設について前に進める時期ではないかと考えます。今回は、若者を中心とした住民の意見も聞きながら、住民の皆様や議会への丁寧な説明で事業を前に進めていただきたいというふうに思います。最後に、今回の予算案で、私が注目すべき点はSDGsへの取組です。既に、内閣府が募集した2021年のSDGs未来都市モデル事業に応募されているようですが、何とか採用されることを願うところです。令和3年度に予定されています多可町総合計画の後期基本計画においても、SDGsとの関連づけをすると説明を受け、企業や一部の自治体でSDGsの取組が始まっていますが、多可町でも積極的に取り組もうとする姿勢は大いに評価するところです。以上のような、積極的な子供、子育て施策や、住民サービスの充実、防災や公共施設の長寿命化、生涯学習センター建設への取組、SDGsへの取組を評価して賛成をいたしたいと思います。議員各位におかれましても、積極予算を評価して賛成されますようにお願いして、私の賛成の討論とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(吉田政義君) ほかに討論はありませんか。 ないようですから、これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立多数です。 したがって、議案第3号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第4号「令和3年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計予算」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第4号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号「令和3年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計予算」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第5号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号「令和3年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計予算」の討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第6号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号「令和3年度兵庫県多可郡多可町学校給食事業特別会計予算」の討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第7号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号「令和3年度兵庫県多可郡多可町診療所事業特別会計予算」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第8号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号「令和3年度兵庫県多可郡多可町宅地造成事業特別会計予算」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第9号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号「令和3年度兵庫県多可郡多可町水道事業特別会計予算」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第10号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号「令和3年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計予算」の討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第11号は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩をいたします。11時25分から再開いたします。よろしくお願いいたします。                           (午前11時12分)                           (午前11時25分) ○議長(吉田政義君) 休憩を解き会議を再開いたします。 引き続き議事を進めます。 △日程第40 同意第1号 多可町副町長の選任について ○議長(吉田政義君) 日程第40、同意第1号「多可町副町長の選任について」を議題といたします。提出者の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) 同意第1号「多可町副町長の選任について」お願いいたします。多可町副町長として次の者を選任することについて、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。現任の笹倉副町長におかれましては、平成26年1月1日からお務めいただいており、現在2期目でございます。任期満了日は本年12月31日となっており、3期目もぜひ引き続きお願いしたいわけでありますが、退任の意向が強く、交代していただくこととなりました。笹倉副町長は元県職員であり、豊富な県行政の経験と、県とのパイプを生かし、多可町に多くのご功績を残していただきました。次の副町長もぜひ県からお越しいただきたいと考え、県とも協議をしたところ、1月1日就任は年度の途中で大変難しいので、令和3年4月1日就任なら可能ということで、県からご返事をいただいていたところでございます。任期9か月を残しての笹倉副町長の退任となりますが、ご了解をいただき今回の人事案件の提案となりました。笹倉副町長の7年3か月の間、多可町の発展のためにご尽力いただいたことに心から感謝を申し上げます。 今、多可町は余熱利用農業施設、山田錦の振興、森林環境譲与税など大切な事業を控えております。次は、農林関係に強いお方に来ていただきたいということで県にお願いをしておりました。次の副町長に佐藤彰浩氏を選任いたしたく、ご提案申し上げます。佐藤氏は、平成2年3月に三重大学農学部を卒業され、同年4月に兵庫県に入庁、洲本土地改良事務所勤務を皮切りに、総合農政課、地域再生課、農業経営課、農地整備課などで勤務され、農村計画策定や農地整備事業、中山間地域の活性化など、農政事業に数多く関わってこられました。現在、但馬県民局朝来農林振興事務所長で、県職員からの人望も厚く、県政に対する情熱、豊富な経験と幅広い見識は、本町のまちづくりのさらなる発展に生かしていただけるものと確信をいたしております。何とぞご同意賜りますようによろしくお願いいたします。 ○議長(吉田政義君) お諮りいたします。本件は人事案件ですので、質疑、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、本件については質疑、討論は省略することに決定しました。 これから同意第1号を採決します。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第1号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。 △日程第41 同意第 2号 多可町農業委員会委員の任命について 日程第57 同意第18号 多可町農業委員会委員の任命について ○議長(吉田政義君) 日程第41、同意第2号「多可町農業委員会委員の任命について」から日程第57、同意第18号「多可町農業委員会委員の任命について」までの17案件を一括議題といたします。提出者の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) 同意第2号から同意第18号「多可町農業委員会委員の任命について」提案理由を申し上げます。ただいま一括上程となりました同意第2号から第18号までの17件について、提案理由の説明を申し上げます。現在の農業委員会委員の任期が本年5月10日をもって満了となるため、新たな多可町農業委員会委員に次の17名を任命したいので、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。なお、農業委員の任期は令和3年5月11日から令和6年5月10日までの3年でございます。それでは、農業委員会委員の任命につきまして、同意第2号から第18号まで順に説明をさせていただきます。 最初に、同意第2号高山正博さんです。現在、認定農業法人株式会社アグリイーストの代表として農業に従事されているほか、平成26年から2期4年にわたり農会長として地域を引率し、集落営農の法人化に取り組むなど農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。また、現在、多可町集落営農連絡協議会の会長、農業委員としても職務を行っておられることから、引き続き農業委員会の職務を適切に行っていただけることが期待できる方でもございます。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として最適任であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第3号の藤井良夫さんです。認定農業者として農業に従事するとともに、平成25年から3期6年にわたり農会長として地域を牽引するほか、西脇多可行政事務組合農業共済事業運営協議会委員の経験もあり、現在、農業委員も務められており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されていることから、引き続き農業委員会の職務を適切に行っていただくことが期待できる方でございます。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として最適任であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第4号の吉田継夫さんです。認定農業者として農業に従事するとともに、平成27年から2期4年にわたり農会長を務め、多可町山田錦部会の会長も務められております。現在、農業委員会の農地利用最適化推進委員を務められており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されている方でございます。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第5号の真鍋忠由さんです。農業に従事され、平成26年から5年にわたり農会長として地域を牽引し、人・農地プランを作成されるなど、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第6号の徳平忠久さんです。農業に従事され、平成25年から3期6年と長きにわたり農会長をされて地域を牽引され、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第7号の長谷川芳孝さんです。認定農業者として農業に従事され、平成16年から1期、農会長を務められるなど、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第8号伊藤利一さんです。地域の人・農地プランに定める中心経営者として農業に従事されており、施行規則第2条で定める認定農業者に該当されます。平成18年から1期、農会長を務められるなど、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。平成30年から1期2年間、区長として地域をまとめてこられた経験もございます。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、第9号の石丸恒夫さんでございます。農業経営は行っておられませんが、学校教諭として退職され、現在、人権啓発専門員を務められており、地域の人望も厚く、区長として地域をまとめてこられた経験もございます。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業者以外で利害関係を有しない中立的な立場で公平な判断をすることができる方であり、適任者と考え、農業委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第10号の安田一司さんです。農業に従事され、平成14年から1期、農会長を務められるなど、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。多可町役場の職員として行政経験もあり、地域では区長や多可町区長会長を歴任され、地域をまとめてこられた経験がございます。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第11号の今中明さんです。農業に従事され、平成12年から1期、農会長を務められるなど、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。多可町役場の職員としての行政経験もあり、区長として地域をまとめてこられた経験もあります。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第12号の宮崎信彦さんです。自給的な農業に従事され、区長として地域をまとめてこられた経験もあります。現在、農業委員も務められており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されていることから、引き続き農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、第13号白川久義さんでございます。認定農業法人である農事組合法人エコファーム多田の構成員であり、その耕作事業の責任的な立場で農業に従事されており、認定農業者に該当されます。平成30年から1期、農会長を務められるなど、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第14号の祐尾博さんでございます。認定農業者として農業に従事するとともに、平成11年から1期、農会長を務められるなど、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。平成28年から1期2年間、区長として地域をまとめてこられた経験もございます。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第15号棚倉修規さんでございます。認定農業者として農業に従事するとともに、平成22年から4期8年にわたり農会長として地域を牽引し、人・農地プランを作成するなど、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。現在、農業委員も務められており、引き続き農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方でございます。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第16号の門脇和志さんです。農業に従事され、平成20年から1期、農会長を務められるほか、平成24年から加古川西部土地改良区の総代を務められております。農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されています。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 次に、第17号の宮崎史郎さんです。自給的な農業に従事される中、地域の損害評価委員を務めるなど、農業に対する意欲や識見も高く、豊富な経験と知識を有されております。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 最後に、同意第18号渡邊嗣郎さんです。認定農業者として農業に従事するとともに、平成27年5月から30年5月まで農業委員を務められており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有されていることから、農業委員会の職務を適切に行うことが期待できる方であります。近隣区長からの推薦であり、地域住民の信頼もあり、農業委員として適任者であると考え、委員として同意を求めるものでございます。 以上、17名の方につきまして、何とぞご同意いただきますようによろしくお願いいたします。 ○議長(吉田政義君) お諮りいたします。本件は人事案件ですので、質疑、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、本件につきましては質疑、討論は省略することに決定しました。 採決につきましては、個別に採決することとし、起立によって行います。 まず、同意第2号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第2号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第3号を採決します。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第3号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第4号を採決します。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第4号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第5号を採決します。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第5号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第6号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第6号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第7号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第7号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第8号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第8号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第9号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第9号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第10号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第10号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第11号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第11号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第12号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第12号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第13号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第13号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第14号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第14号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第15号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第15号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第16号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第16号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第17号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第17号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、同意第18号を採決いたします。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、同意第18号は、原案のとおり同意することに決定しました。 △日程第58 発議第1号 多可町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第58、発議第1号「多可町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を議題といたします。提出者の説明を求めます。 ◆12番(日原茂樹君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 議会運営委員長、日原君。 ◆12番(日原茂樹君) ただいま議題となりました発議第1号「多可町議会会議規則の一部改正について」提案理由の説明を申し上げます。理由の1点目は、女性をはじめとする多様な人材の多可町議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、議員活動と育児介護等を両立できる体制を整備するため、規則の一部を改正するものです。新旧対照表で説明いたします。まず、第2条第1項では、本会議や委員会の欠席事由として、育児、看護、介護、配偶者の出産補助等を追加するとともに、同条第2項では、議員の出産に伴う欠席期間の範囲を産前産後期間とする規定の整備を行います。2点目は、行政手続等において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、多可町議会に対する請願に係る署名押印の見直しを行うものです。新旧対照表の第88条において、請願書の記載事項等について、請願者に求めるを押印を署名または記名押印に改正するものです。本案については、議会運営委員会において協議した結果、改正することについての意見の一致を見ましたので、ここに提案するものです。議員各位におかれましては、ご理解いただき、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。以上、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(吉田政義君) 以上で説明は終わりました。 これから質疑を行います。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから発議第1号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。お諮りします。発議第1号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、発議第1号は、原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第59 発議第2号 多可町議会議員議員報酬等の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第59、発議第2号「多可町議会議員議員報酬等の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。提出者の説明を求めます。 ◆12番(日原茂樹君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 議会運営委員長、日原君。 ◆12番(日原茂樹君) それでは、発議第2号「多可町議会議員議員報酬等の特例に関する条例の一部改正について」提案理由の説明を申し上げます。先ほどの多可町議会会議規則の一部改正を踏まえ、地方議会においても男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、多可町議会の会議等を長期欠席した場合の議員報酬及び期末手当の支給について、適用除外の事由に議員の出産に関する規定を追加するものです。新旧対照表にあります第5条に第2号として議員の出産の場合を追加するものです。ご案内のとおり労働基準法の適用はありませんが、出産に関する期間の上限を労働基準法第65条第1項の産前休業、または同条第2項の産後休業の規定により、定めようとするものです。本案についても、議会運営委員会において協議決定し、提案するものです。議員各位におかれましては、ご理解いただき、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。以上、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(吉田政義君) 以上で説明は終わりました。 これから質疑を行います。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから発議第2号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。お諮りいたします。発議第2号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、発議第2号は、原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第60 議会運営委員会及び常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について ○議長(吉田政義君) 日程第60「議会運営委員会及び常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について」を議題といたします。議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の所管事務調査について、それぞれの委員長から会議規則第74条の規定により、お手元に配付のとおり閉会中の継続調査の申出があります。お諮りします。各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 ここで、3月31日をもって退任されます笹倉副町長から退任のご挨拶の申出がありましたので、これを許可いたします。副町長、笹倉君。 ◎副町長(笹倉康司君) このたびは貴重な時間を割いていただき、私の退任の挨拶をさせていただきますことを、吉田議長はじめ議員の皆様に心から感謝申し上げます。 思い起こせば、平成25年12月に、当時の戸田町長より県職員であった私に副町長にとお声かけいただき、議会承認いただいた上で翌年1月より副町長に就任させていただきました。そして、平成30年1月には、現在の吉田町長にもお声かけいただき、通算して7年と3か月の歳月がたちました。このたび、後任の副町長との引継ぎの関係で、任期を9か月残して退任することとなりました。もとより非力な私が、長きにわたり副町長という重責を担ってこれたのは、町長をはじめ職員の皆様、議員の皆様、そして多くの住民の皆様のご支援とご協力のたまものでございます。公私にわたりご支援ご協力いただきました多くの皆様に心から感謝を申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。 さて、就任当時を振り返ってみますと、役場庁舎の建設をどこにするかが議論されているところでありました。中央公民館敷地やアスパル隣接地、既存の庁舎敷地などを候補地とし、どこに建設するのが本当に一番よいのかを検討し、紆余曲折を経て、最終的に現在の位置に建設することとなったことが思い返されます。おかげをもちまして、約2年半の工事期間を経て平成30年10月に開庁式を迎え、新庁舎におきましても気持ちよく仕事をさせていただくことができました。また、多可町には、杉原紙、山田錦、敬老の日という全国に誇る3つの発祥がありますが、それぞれで記念式典が開催できたことも、大きな思い出として残っております。特に、平成28年9月15日に開催しました敬老の日制定50周年記念式典におきましては、当時の秋篠宮殿下、同妃殿下にお出ましいただき、2000人以上の住民の皆さんに奉送迎のご協力をいただくなど、盛大に式典を開催することができました。後々まで多可町の記念に残るすばらしい式典となったことを大変うれしく思っております。そして、財政健全化という大きな課題も抱えておりました。行政改革に向け、様々な対応に取り組んでおりましたが、その一つとして指定管理施設や公共施設の削減などにも取り組みました。公共施設の維持管理や更新費用が、町の財政にとって大きな負担となっておりましたことから、農林業公社や青年の家などの指定管理施設の廃止や民営化、そして使用されていない公共施設については民間への貸出しや売却に取り組んできたところです。おかげをもちまして、一定の成果が見られ、財政状況も少し改善されてきました。実質公債費比率も改善し、子育て施策にも予算が重点配分できるようになったと思っております。語り尽くせない多くの思い出がありますが、3町が合併して多可町となり、一定の落ち着きを取り戻してきた中にも大きな変動を迎える時期に、7年余り副町長という機会をいただいた私は、やりがいのある充実した日々を過ごすことができ、ありがたく感謝に堪えない次第でございます。しかし、いまだ新型コロナウイルス感染症対策や、西脇市と取り組んでいます新ごみ処理施設の建設、生涯学習センターの整備など、多くの課題も残されています。そのような大事な時期に退任いたしますことは、誠に心苦しい限りでありますが、議員の皆様をはじめ、町民の皆様、職員の皆さんが心を一つにして、幾多の荒波を乗り越えていかれれば、活力のある輝かしい多可町に到達するものと確信しております。 すっかり春となり、桜も間もなく満開を迎えることとなります。私も、退任後も変わることなく多可町を応援し、花開く多可町をしっかりと見守ってまいりたいと思っております。最後になりましたが、多可町のさらなる発展と飛躍、並びに議員各位のご健勝とますますのご活躍を祈念申し上げまして、退任に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長(吉田政義君) ありがとうございました。笹倉副町長のご挨拶は終わりました。 ここで暫時休憩いたします。                           (午後0時01分)                           (午後0時01分) ○議長(吉田政義君) 休憩を解き会議を再開いたします。 次に、先ほど副町長に選任されました佐藤彰浩氏から就任のご挨拶のの申出がありましたので、これを許可いたしております。佐藤彰浩君。 ◎副町長(佐藤彰浩君) このたび、多可町副町長として4月1日より就任することとなりました佐藤でございます。内示をいただきまして、本会議の議決もいただきまして、正直驚きと、そして重責に身の引き締まる思い、そういったいろんなものを併せ感じたというところが正直なところでございます。多可町が、ますます元気で活力ある町となるように、精いっぱい力を尽くしてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 若干、私と多可町とのご縁を紹介させていただきたいと思います。農業土木職として県で採用になりまして、当初、ハード事業に従事してまいりました。その後、ご縁がございまして、豊かな村づくりの取組で箸荷集落、そことのご縁もありました。その後、クラインガルテン岩座神、いわゆる滞在型市民農園でございますけれども、その整備に当たりまして、国との調整、そういった担当もしてまいりました。私の周りでは、フロイデン八千代、エアレーベン八千代、そういったものに関わる担当者も周りにいらっしゃいました。その後、小規模集落元気作戦、そこでは、岩座神、観音寺、山寄上、そういったところの支援をやってまいりました。最近では、兵庫地域創生戦略、そういったもの策定に関わりまして、主に多自然地域、そこの計画策定を担当してまいりました。そのときに特に感じましたのが、県で規定しております高齢化率40%以上、それから50世帯以下、そういった小規模集落という規程がございますけれども、平成20年、県全体で247、それから平成30年、577、10年間で2.3倍と、その後も増加のスピードは多自然地域でも特に非常に速いという傾向がございます。このように、多自然地域では都市部よりも先んじて人口減少、それから高齢化、そういった課題が迫ってまいりますけれども、そういった課題一つ一つに果敢に挑みまして、他市町の手本となるような多可町、そういうのを目指していきたいというふうに考えております。加えまして、若者の定着、それから移住対策、そういった社会像対策を全力で進めながら、併せて敬老の日の発祥の地、そういったものにふさわしい健康長寿社会を実現していきたい。その中で、人口減少下であっても、活力、そして誇りを持てる多可町、そういった地域を増やしていくというのが使命と感じております。 最後になりましたけれども、笹倉副町長、今までの活躍に敬意を表しますとともに、一刻も早く、コロナ禍に打ち勝ちまして、皆さんとマスクを外して、そして素顔も心もオープンにしまして、有意義な議論ができることを祈念いたしまして、就任前の挨拶とさせていただきます。4月以降、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(吉田政義君) ありがとうございました。 佐藤彰浩氏のご挨拶は終わりました。 笹倉副町長におかれましては、長い間本当にありがとうございました。今後ともご健康には十分ご留意され、人生における新たなステージでのご活躍をご祈念申し上げます。そして佐藤氏におかれましては、ご就任おめでとうございます。今後の当町の発展にご尽力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。ご活躍を心からご期待申し上げます。ありがとうございました。 ここで暫時休憩いたします。                           (午後0時07分)                           (午後0時07分) ○議長(吉田政義君) 休憩を解き会議を再開いたします。 △議長閉会挨拶  閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 このたび勇退されます笹倉副町長におかれましては、平成20年、平成21年度と2か年間、この多可町に技官としてお勤めいただき、また平成26年1月に副町長に就任以来、長年培われました行政手腕を遺憾なく発揮され、町政の発展と諸課題の解決に大変なご尽力をいただきました。そのご功績に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。どうか、今後とも本町のさらなる発展にご協力並びにご指導を賜りますようお願い申し上げまして、お礼の言葉といたします。誠にありがとうございました。 今期定例会は、令和3年度予算をはじめ、副町長の選任や条例案件等、極めて重要な議案審議のため、議員各位におかれましては去る3月2日から本日までの25日間、終始極めて熱心にご審議いただき、誠にありがとうございました。いずれも適切妥当な結論をもって全議案を議了することできました。改めて、議員各位のご精励とご協力に対して心から厚く御礼申し上げる次第でございます。また、吉田町長はじめ、町当局の議会審議に寄せられました真摯なる対応に深く敬意を表しますとともに、審議過程において議員各位から出されました多くの意見、提案等につきましては、今後の町政運営におかれまして、十分にご配慮いただきますようにお願いを申し上げます。 本町議会では、一昨日の3月24日に、2月から延期となっておりました今年で5回目となる高校生議会を開催いたしました。多可高等学校の生徒16名が高校生議員となり、本会議場で町の様々なことについて一般質問を行い、町議会議員が答弁いたしました。高校生たちからの町政への質問は、高校生ならではの視点からの意見やアイデア、あるいは今後の買物支援や安心・安全への取組に関する鋭い投げかけもあり、再質問も行われるなど緊張感のある高校生議会となりました。演壇では緊張した様子でしたが、堂々と議員へ質問を投げかけました。今回の高校生議会において、16名の皆さんから、これまで知らなかった多可町のことについてたくさん発見があり、この機会でしっかり考えることができました、や、自分が発言すれば何かが変わるということが分かった、今回の質問を今後に生かしてもらえたらうれしい、などの意見を聞くことができ、皆さんが現在の多可町の行政に関して関心を持たれ、また真剣に考えていただいていることに感銘を受けました。ぜひ、これを機会に、若い高校生の皆さんにも暮らしの様々のことや町政に関心を持っていただき、質問を通して行政、議会への理解を深めてもらう一つのきっかけとしていただければと考えております。 さて、4月もいよいよ近づき、間もなく新年度がスタートいたします。執行部におかれましては、佐藤新副町長とともに新しい体制で、職員一丸となって町勢発展と住民福祉の向上に向け一層のご精励を賜りますようお願い申し上げます。間もなく桜も満開を迎えます。議員各位をはじめ、住民の皆様にも、ご健康に留意され、今年は思い思いの春のひとときを穏やかにお過ごしいただきますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ご苦労さまでございました。 ここで、吉田町長が発言を求めておりますのでこれを許可いたします。町長、吉田君。 △町長閉会挨拶 ◎町長(吉田一四君) 失礼いたします。第104回3月議会、長きにわたりご開催賜り誠にありがとうございました。そして、本会議中、町のほうが提案しました案件について、全て十分ご審議いただき、ご了承賜ったことも重ねてお礼を申し上げます。ありがとうございます。特に、令和3年度新年度予算をお認めいただきました。これをもちまして4月からは、私どもはすばらしい予算ができたと思っているわけですけれども、この予算を住民の方に届けるべく施策に当たってまいりたいというふうに思っているところでございます。何にしましても、喫緊の課題につきましては、新型コロナウイルスのワクチン接種でございます。多可町としましては、集団接種という形で考えております。十分の量のワクチンが多可町に入ってくるということが想定できませんので、高齢者の方々に安定して配付できるようにアスパルによる集団接種に取り組んでまいります。4月末には一箱来るということでございますけども、住民の皆さん方に途中にストレスがなく注射が打てるように、5月の上旬から始めさせていただこうというふうに思っております。そして、集団接種と事業所接種、それから個別接種、いろいろありますけれども、取りあえず集団接種で高齢の方々に対応しながら、薬剤に余裕があるようなら施設接種も考えていきたいというふうに思っておりますが、とにかく一刻も早くマスクを外して普通の生活に戻れるように、今回も他の業務が多少滞ってもワクチン接種に年度当初は当たるように指示をしておるところでございます。そして、それからもう一つ、行政のデジタル化についてでございます。国のほうでもデジタル庁ができるということになっています。今回、機構変更もご了承賜りまして、企画秘書課にその窓口という課をつくらせていただきました。一般質問でも2名の議員の方からご質問いただきました、DX、デジタルトランスフォーメーション、このような新たな形、ただデジタル化するだけではなしに、そのやり方を変える、そして新たな価値を創造すると、そこにSDGsをかました形で総合計画をつくりながら、そこでしっかりとデジタル化についても進めてまいりたいと思っております。そして、この予算は何よりも子育て予算になったと思っております。子育てするなら多可町と言っていただける予算を目指して、これまで作ってまいりました。そういう意味で、いろんな意味で行政経費を削り、子供たちにお金を与えられるようにできたということが、この予算の大きな意味合いだと思っております。そういうような形で、十分にこの子育て予算を住民の方へ届けるとともに、町外の方に知っていただいて、移住・定住につなげるように施策を展開してまいりたいというふうに思っております。そして、生涯学習センターについても検討を進めてまいりたい。生涯学習、生涯学び続けることというのは町民にとって非常に大切なことだと思っております。そのために何か役に立つこと、人のために学ぶこと、そういうことで自分の居場所ができる、居場所ができることが生きがいになる、それこそが生涯の学習の意味だと思いますので、その場所の基地となるような生涯学習センターについて検討を進めてまいりたいと思います。商工会のほうも、商工会館の建築を現在、計画をされております。そこら辺のことも含めまして、グランドデザインとして、公共施設の在り方も含めて検討して進めてまいりたいというふうに思っております。そして、ただいまご承認賜りました新副町長佐藤様でございます。笹倉副町長には本当に長いことお世話になって、お礼をしてもするに切りがないことでございますけども、新しい副町長、先ほどもお話ありましたように農林に大変明るい、農林に非常に詳しい方でございます。多可町にとって、農業というのは基幹産業というふうに位置づけを、私としては思っております。多可町の農業を安定化させ、そして一つ上にジャンプアップ、跳躍するためにお力添えを願いたいというふうに思っているところでございます。佐藤副町長にあられましては、ここに来ていただくに当たりまして、そういう方を県知事にお願いする中で、県知事のほうからお力をお借りする期間は2年間というふうに約束をさせていただいております。2年間、精いっぱい力を借りようと、そしてその間に、短い期間ですけれどもしっかり成果を残していただいて、県の幹部としてお戻りいただいて、県の幹部としてまた多可町を引き続き引き上げていただけるというふうにお付き合いをさせていただけるような形で進めてまいりたいと思っておるところでございます。何にいたしましても、私も含め、議員の皆様方、今年は、それぞれの任期においてその成果を住民に届ける年になってまいります。今年度成立いたしましたこのすばらしい予算をもちまして、皆様方も住民の方々に、この成果を、ご自身の政治の成果とともに、この予算を使って、住民の方に活動の成果もお届けいただければというふうに思う次第でございます。何とぞよろしくお願いいたします。そして、皆様方、まだコロナウイルス、まだまだ盛んにはやっているといいますか、全然、緊急事態ではなくなってもコロナウイルスがだんだん広がっているところであります。どうか、ご自愛を願いながら、感染症対策を取っていただきながら、4月からも町行政にご協力とご支援賜りますようにお願いを申し上げまして、閉会の挨拶に代えさせていただきます。3月議会、大変お世話になりました。どうもありがとうございます。 △閉会 ○議長(吉田政義君) 以上で本日の会議を閉じることといたします。                           (午後0時18分)地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      令和 3年 3月26日                多可町議会議長   吉 田 政 義                会議録署名議員   加 門 寛 治                会議録署名議員   清 水 俊 博...