猪名川町議会 > 2019-10-24 >
令和元年総務文教常任委員会(10月24日)

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  1. 猪名川町議会 2019-10-24
    令和元年総務文教常任委員会(10月24日)


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    令和元年総務文教常任委員会(10月24日)                  総務文教常任委員会                            令和元年10月24日午前10時00分                                   本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第53号 平成30年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について中関係部分  議案第57号 平成30年度猪名川町農業共済特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第58号 平成30年度猪名川町奨学金特別会計歳入歳出決算の認定について 〇出席委員  委 員 長   丸 山   純  副委員長    福 井 澄 榮  委    員  阪 本 ひろ子      委    員  下 坊 辰 雄  委    員  中 西 典 章      委    員  福 井 和 夫  委    員  宮 東 豊 一      委    員  山 田 京 子 〇欠席委員
     な  し 〇説明のため委員会に出席した者  町長       福 田 長 治      副町長       宮 脇   修  教育長      中 西 正 治      会計管理者兼会計課長                                  住 野 智 章  企画財政課長   和 泉 輝 夫      企画財政課主幹   橋 本 典 幸  地域振興部長   曽 野 光 司      産業観光課長    澤   宜 伸  産業観光課主幹  春 名 恵 介      教育部長      真 田 保 典  教育振興課長   大 嶋   武      教育振興課参事   北 山 悦 子  教育振興課主幹  桝 田 二 郎      社会教育室長兼悠久の館館長                                  中 野 智 宏  社会教育室文化体育館長           社会教育室図書館長心得公民館長心得           前 西   均                森   百 合  学校教育課長   草 薙 美 佳      学校教育課主幹   石 田 健一郎 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長     岩 谷 智賀子      主幹        今 中 一 郎  主査       池 田 知 史                 午前10時00分 開議 ○丸山委員長  それでは、昨日に続き、総務文教常任委員会を開会いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりでございます。  初めに、教育委員会所管部分のうち歳入関係部分についての説明を求めます。 ○真田教育部長  おはようございます。よろしくお願い申し上げます。  それでは、教育費の歳入に係る部分につきまして、事項別明細書にてご説明を申し上げます。  22、23ページをお開きいただきたいと思います。13款1項1目総務使用料、1節の総務管理使用料でございます。収入済額1,385万8,443円のうち、備考欄の教育振興課行政財産使用料8万676円で、教育施設内の電柱等の占用使用料でございます。  最下段の6目教育使用料、収入済額は2,704万2,660円のうち、1節小学校使用料73万7,750円、また、2節の中学校使用料3万2,240円は、いずれも社会体育団体等による学校の使用料でございます。24、25ページをお開きください。3節の幼稚園使用料、収入済額1,113万800円で、備考欄の1行目の幼稚園保育料1,018万3,300円で、これは4歳児、5歳児146人に係る保育料でございます。なお、平成29年度から、町民税所得割額から算出いたしました個別の価格となってございます。2行目の通園バス使用料94万7,500円で、通園バスを利用する42人分に係るバスの使用料でございます。その下の4節の社会教育使用料、収入済額1,509万390円につきましては、備考欄のそれぞれの施設の使用料でございます。  26、27ページをお開きください。下段の14款1項3目2節文教施設災害復旧費負担金、収入済額165万6,000円で、昨年の平成30年7月豪雨で発生いたしました楊津小学校裏山での土砂崩れの撤去費について、事業費の3分の2の国庫負担金でございます。土砂、倒木、くずなど、約50立方メートル撤去後は、兵庫県六甲治山事務所におきまして、治山事業として、被害が拡大しないよう仮設防護柵が設置されており、本格的な治山事業として調査、測量設計を現在行っておりまして、その後、工事実施されるものと伺っております。  28、29ページをお開きください。14款2項5目教育費国庫補助金、1節の小学校費補助金、収入済額950万6,000円で、備考欄1行目の特別支援教育就学奨励費補助金42万9,000円で、対象者29人に対する2分の1の補助でございます。その下の2節中学校費補助金、収入済額36万1,000円で、特別支援教育就学奨励費補助金で対象者は5人増の14人で、2分の1の補助でございます。  1項目下の4節社会教育費補助金、収入済額699万2,000円で、備考欄記載の事業はいずれも多田銀銅山遺跡に係る国庫補助金で、埋蔵文化財緊急調査費補助金100万円は、民田地区の千軒間歩群等の分布調査を行った経費の2分の1の補助でございます。その下の歴史活き活き史跡等総合活用整備事業費補助金599万2,000円は、多田銀銅山遺跡整備基本計画策定に要した経費の2分の1の補助で、このほか、金山彦神社境内の石積みの一部が崩壊した箇所の災害復旧事業として事業費の10分の7を合計したものでございます。  少し飛びまして、34、35ページをお願いいたします。15款2項7目教育費県補助金、1節の教育総務費補助金、収入済額196万5,000円で、備考欄1行目のスクールソーシャルワーカー配置事業補助金66万6,000円で、3分の1の補助でございます。次の学校・家庭・地域連携協力推進事業124万9,000円で、これは地域未来塾の学びのサポーター、学校支援地域本部事業のコーディネーター2人分の謝金、また、ボランティア活動経費などに係るもので、3分の2の補助でございます。次の、プロから学ぶ創造力育成事業補助金5万円は、2分の1の補助で、兵庫ゆかりのクリエーターを学校に招聘して講演を行っていただいたものでございます。  2節小学校費補助金、収入済額368万7,000円は小学校体験活動事業補助金で、町内6小学校の5年生の自然学校及び3年生の環境体験の実施に対する補助金でございます。その下の3節中学校費補助金、収入済額229万2,000円で、備考欄1行目は、トライやるウイーク実施事業補助金165万円で、中学校2年生が対象となっているものでございます。2行目の部活動指導員配置促進事業補助金64万2,000円は、外部指導者計3人を設置した経費といたしまして3分の2の補助でございます。  36、37ページをお開きください。4節社会教育費補助金242万7,000円は、文化財保存整備費等補助金といたしまして県4分の1の随伴の補助を受けたもので、さきにご説明申し上げました国の2分の1の補助と合わせて、全体事業の4分の3が補助対象になるものでございます。  下の欄の3項1目総務費委託金、4節統計調査費委託金、収入済額175万3,917円のうち、備考欄の最下段の教育統計調査委託金2万3,000円は、毎年5月1日を基準日といたします学校基本調査に係る委託金でございます。  38、39ページをお願いいたします。6目教育費委託金、1節教育総務費委託金、収入済額168万3,000円で、備考欄の放課後補充学習等推進事業委託金156万3,000円は、町内の小・中学校で放課後の補充学習における学習サポーター派遣事業として兵庫県から委託を受けたものでございます。次の主体的・対話的で深い学び授業改善促進事業委託金12万円は、中谷中学校が指定校として実施をしたもので、生徒が主体的に考え行動することで新たな力を引き出す指導を学ぶ授業に対する補助金でございます。  16款1項1目財産貸付収入、1節土地建物貸付収入2,532万9,607円のうち、備考欄の教育費、教育振興課教職員住宅貸付収入598万5,500円でございます。教職員住宅21戸中、平成30年度末の入居は12戸でございます。その下の行政財産貸付収入102万8,400円は、所管する公共施設等に設置しております飲料自動販売機6台分の貸し付け収入でございます。  48、49ページをお願いいたします。雑入の個別の内容でございますけれども、教育振興課では、中ほどの生涯学習カレッジ利用者負担金26万4,000円につきましては、リバグレス猪名川、21期となりますが、日本古代史、兵庫の地域学の2コース88人に係る受講料で、各8回を開催してございます。2つ下の施設備品等使用料264万6,000円につきましては、公民館や図書館の施設管理委託に伴う備品等の使用料収入に係るものでございます。文化体育館イナホールメイト年会費16万3,500円は、自主事業の特典が得られる会費収入で、新規49人、継続90人分でございます。学校教育課の日本スポーツ振興センター掛金個人負担金129万5,400円につきましては、町立の学校園、幼児、児童生徒、合計3,182人に係ります傷害保険の保護者負担金でございます。  50、51ページをお願いいたします。21款1項町債、5目の教育債、1節緊急防災・減災事業債、収入済額100万円は、文化体育館空調施設修繕に係る実施設計委託料の財源として、また、3節小学校債、収入済額1,330万円、4節の中学校債1,040万円、5節幼稚園債320万円は、それぞれ学校教育施設等整備事業債といたしまして、空調施設整備事業の財源として起債をしたものでございます。  6目2節文教施設災害復旧債、収入済額80万円は、楊津小学校体育館裏の土砂の撤去費の補助裏財源としたものでございます。  以上、教育費に係ります歳入部分の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○丸山委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山田委員  済みません、39ページの教職員住宅貸付収入なんですけれども、これ以前にも空き部屋がどれぐらいが望ましいのかということで質疑をさせていただいておったんですけれども、そのときは3分の1程度だということで回答をいただいてるんですが、今回、30年度末では約半数があいているということで、31年度はいろいろ工夫もされてということを聞いてるんですけれども、一定基準を設けて、例えば高齢者の虐待も多い世の中ですから、一時のシェルター的な部分に使ったりとか、別の使い方もあるんじゃないかなというふうに思うんですが、どのようなお考えをお持ちかということと、今回の半分ぐらいあいてしまってるという状況についてどのような見解をお持ちか、お伺いいたします。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。教職員住宅の貸し付け収入についてご質問をいただきました。  今、ご案内いたしました、30年度末12戸でございますけれども、年度をあけまして入居が進んでおります。今現在、15戸が入居されております。  一方、昨年度に教職員を対象にアンケートを行いまして、ニーズ調査を行いました。一定の方が必要ということで回答ございましたので、予備的に、例えば急遽臨時職員、産休ですとか育休裏の臨時職員を雇用する必要があるということもございますので、余裕の部屋を3戸設けるということとしまして、残りにつきましては一般の職員に利用をいただけるようにということで、今年度、整理をしたところでございます。  一般職員につきましては、職員の採用の募集のときに、職員が住居できる住宅があるということでご案内をして、町外からも優秀な職員の応募がたくさんあるようにということでPRをしておるというところでございます。  以上でございます。 ○丸山委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○丸山委員長  それでは、教育委員会所管部分のうち、歳入関係部分についての質疑は終結いたします。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、教育委員会教育振興課歳出関係部分についての説明を求めます。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。それでは、教育振興課に係ります歳出について、事項別明細書に基づきまして主なものにつきましてご説明を申し上げます。  事項別明細の86、87ページをお願いいたします。2款5項7目教育統計調査費、支出済額2万3,385円でございますが、毎年5月1日を基準日とします学校基本調査に係ります普通旅費、消耗品に係るものでございます。  次に、174、175ページをお願いいたします。174、175ページでございます。9款教育費、1項1目教育委員会費、支出済額258万2,104円、備考欄にありますとおり、教育委員会事務費でございます。この事業項目は、教育委員の報酬や教育委員会の運営に必要な消耗品、また、議事録の作成に係る委託料などを支出したものでございます。  次の176、177ページをお願いいたします。2目事務局費、支出済額3億7,006万5,565円でございます。備考欄の2つ目の事業項目、事務局事務費621万1,901円で、ここでは教育委員会事務局運営に係る経費を支出するものでございます。主なものといたしまして、8節報償金16万8,000円につきましては、教育振興基本計画策定に係る策定会議委員12名中9名の報償金でございます。  次の178、179ページをお願いいたします。13節委託料のうち3行目、広報動画制作委託料15万4,000円につきましては、町内3中学校の紹介動画を作成し、生徒、保護者などにそれぞれの学校の特色をPRしていくものでございます。次の行の教育基本計画策定業務委託料191万1,600円につきましては、教育振興基本計画を策定するため、平成29、30年度の2カ年にかけて検討してまいりましたが、その策定委託料でございます。  少しページ飛びますが、182、183ページをお願いいたします。上から2つ目の事業項目、特別支援教育就学奨励費でございます。13節委託料のうち福祉タクシー運行委託料765万2,300円につきましては、川西養護学校に通学される子どもたち4人分、2台に係る送迎に係ります福祉タクシーの運行委託料でございます。単価契約に基づきまして、人数、通学日数に応じ、川西市と本町それぞれで支出したものでございます。  19節負担金、補助及び交付金といたしまして、川西養護学校負担金2,594万4,000円でございますが、運営費に係る負担金として川西市に支払うもので、本町から通学をされております6名分に係る負担金でございます。  1項目飛びまして、教職員住宅維持管理費175万3,128円でございます。主なものといたしまして、11節需用費の修繕料119万9,908円につきましては、教職員住宅の入居者の退去に伴う6件の修繕でございます。  次の186、187ページをお願いをいたします。2項小学校費、1目学校管理費、支出済額1億5,931万6,582円でございます。187ページの左から2列目、繰越明許費4億6,957万7,000円につきましては、平成30年度の国における冷房設備対応臨時特例交付金の予算化にあわせまして補正予算に計上し、空調設備整備に係る経費を繰越明許といたしまして本年度に繰り越したものでございます。  備考欄をお願いいたします。小学校管理事務費5,295万4,703円でございます。ここでは、各小学校で必要となります消耗品、光熱水費、保守点検委託など、管理経費を計上しているものでございます。23節償還金、利子及び割引料の国庫支出金等返納金17万7,000円につきましては、阿古谷小学校統合に伴い、民田、上阿古谷地区の児童の送迎に係るタクシー運行委託料の財源として、僻地児童生徒援助費等補助金を収入しておりましたが、平成26、27年度は就学援助費の通学用品費と重複していたことが判明したことから、返還したものでございます。  次のページ、188、189ページをお願いいたします。2つ目の事業項目、学校施設整備費3,195万434円でございます。1億1,200万円ほどの減額となっておりますが、白金小学校などのトイレ改修の終了によるものでございます。主なものといたしましては、13節委託料の実施設計委託料253万8,000円につきましては、令和元年度、本年度に改修いたします松尾台小学校体育館屋根楊津小学校体育館天井の修繕に係る設計委託料、その下の施設改修設計委託料1,331万8,560円につきましては、空調設備整備工事に係る実施設計委託料でございます。15節工事請負費、営繕工事費559万5,480円につきましては、雨漏り対応、遊具の修繕工事などに係る経費でございます。  2目教育振興費、支出済額4,616万8,413円、備考欄の教材用消耗品等整備費572万6,631円で、授業等で使用する消耗品、備品を購入したものでございます。  次のページ、190、191ページをお願いいたします。中ほどの事業項目、就学援助費1,066万9,699円でございます。20節扶助費、支出済額1,062万2,755円につきましては、就学援助が必要な世帯に対しまして学用品や修学旅行費等を援助するもので、166人分でございます。次の特別支援学級運営費163万7,706円のうち主なものといたしましては、特別支援学級で使用します消耗品、備品購入のほか、20節扶助費86万859円といたしまして、39人に就学援助を行ったものでございます。  次のページ、192、193ページをお願いいたします。3項中学校費、1目学校管理費、支出済額9,295万1,931円でございます。  193ページの左から2列目、繰越明許費2億9,010万2,000円につきましては、小学校費と同様、空調設備整備に係る経費を繰越明許とし、本年度に繰り越したものでございます。1つ目の事業項目、中学校管理事務費2,784万8,548円でございます。各中学校で必要となります消耗品、光熱水費、保守点検委託など、管理経費を計上しているものでございます。  次のページ、194、195ページをお願いいたします。学校施設整備費1,860万6,726円でございますが、主なものといたしまして、13節委託料の実施設計委託料226万8,000円は、本年度に修繕いたします猪名川中学校体育館柔剣道場屋根外壁等規模改修工事に係る設計委託料、その下の施設改修設計委託料1,041万6,600円につきましては、空調設備整備工事に係る実施設計委託料でございます。  続きまして、2目教育振興費、支出済額3,592万4,537円でございます。備考欄の教材用消耗品等整備費330万1,601円で、授業に必要な消耗品、また、アンプ、スピーカー、ライン引きなどの教材備品を購入したものでございます。  2つ飛ばしまして、体育・文化振興費、支出済額586万6,030円でございます。主なものといたしましては、18節備品購入費、教材備品費214万6,329円で、楽器や柔道畳、防球ネットなどを購入したものでございます。次の19節負担金、補助及び交付金の対外試合参加補助金90万8,110円でございますが、部活動の部員数により助成する助成金といたしまして53万640円と、県大会以上の試合、コンクールなどに参加したときの交通費助成7件分、37万7,470円でございます。  次のページ、196、197ページをお願いいたします。就学援助費1,222万8,572円のうち、20節扶助費、支出済額1,220万1,572円でございますが、就学援助が必要な世帯に対しまして援助するもので、112人分でございます。  次の事業項目、特別支援学級運営費96万1,016円で、特別支援学級に係る消耗品、備品購入のほか、20節扶助費73万4,565円につきましては就学援助費14人分でございます。  次に、4項1目幼稚園費1億6,038万1,992円でございます。197ページの左から2列目、繰越明許費5,980万2,000円につきましては、空調設備整備に係る繰越明許費でございます。備考欄、一番下の事業項目、幼稚園管理事務費2,301万9,657円でございます。主なものといたしましては、次のページ、198、199ページをお願いいたします。13節委託料のうち通園バス運行委託料1,320万2,481円につきましては、幼稚園バス4台分に係ります運行委託で、運転業務に加え、添乗、給食介助業務も含んでおります。  200ページ、201ページをお願いいたします。幼稚園施設整備費651万619円でございます。11節需用費のうち修繕料でございますが、軽微なものは各幼稚園へ配分し、迅速に対応してございます。教育委員会執行分と合わせ241万4,179円を支出しております。13節委託料の施設改修設計委託料326万4,840円につきましては、空調設備整備工事に係る実施設計委託料でございます。  続きまして、5項社会教育費、1目社会教育総務費、支出済額1億2,859万4,651円でございます。事故繰越212万7,600円につきましては、静思館裏山の樹木伐採におきまして、地元自治会との協議により年度末に伐採面積が増加し、年度内に事業完了が困難となったため、事故繰越としたものでございます。  備考欄1つ目社会教育総務事務費、支出済額7,175万3,412円でございます。1節報酬、社会教育委員報酬44万8,000円につきましては、平成30年度から文化体育館運営委員会公民館運営審議会を廃止をいたしまして、社会教育委員の会議において審議を行うこととし、委員数を5人から9人に増員したものでございます。中ほどの13節委託料、施設管理委託料5,987万5,200円につきましては、文化体育館、図書館、公民館の受け付け業務や、ふるさと館、悠久の館を含む施設管理委託料でございます。14節使用料及び賃借料の事務機借上料660万8,202円は、社会教育施設予約システムの回線通信料として支出したものでございます。  次の文化財総務事務費481万1,504円でございます。主なものといたしましては、次のページ、202、203ページをお願いいたします。13節委託料のうち、3行目の文化財管理委託料50万16円は、銀山、青木間歩の門扉の開閉業務、間歩周辺の清掃業務を地元自治会に委託しているものでございます。14節使用料及び賃借料の自動車借上料41万6,880円は、町立小学校児童国史跡多田銀銅山遺跡の社会見学を行う際のバス借上料でございます。19節負担金、補助及び交付金の3行目、文化財保護管理補助金22万7,136円につきましては、国、県、町指定の文化財のうち、建造物の消防設備点検経費の補助に加え、建造物以外の文化財に対する管理補助金でございます。次の文化財保存整備費等補助金25万円につきましては、台風により被災した、県指定文化財である杤原八幡神社本殿の覆屋、また、国史跡指定であります銀山金山彦神社拝殿及びみこし蔵の屋根修繕に係る経費の一部を補助したものでございます。  次の事業項目、ふるさと館管理費852万1,494円で、13節委託料、施設管理委託料132万6,000円につきましては、ふるさと館の屋外清掃委託で、除草、清掃や芝生の管理などに係る委託料でございます。次のページ、204、205ページをお願いいたします。15節工事請負費の施設修繕工事費29万3,976円につきましては、ほたるの夕べにおきまして地域団体が駐車場に模擬店を出店できるよう、分電盤の増設を行ったものでございます。  続きまして、ふるさと館運営費254万4,130円で、8節報償費、講師謝金9万8,000円は、しめ縄づくり、猪名川町の歴史など、ふるさと館講座6講座に係る謝金でございます。平成30年度は、例年のふるさと館講座等に係る支出に加え、ひょうご地域創生交付金を活用し、ふるさと館の活性化事業を実施いたしました。11節需用費の消耗品費37万6,444円につきましては、木喰仏3Dプリンターによるレプリカ作成、また、木喰真筆のレプリカ作成、高麗青磁の展示に係る消耗品でございます。13節委託料、文化財三次元測定委託料15万円につきましては、個人所蔵の木喰仏2躯を電子3Dレーザースキャナーでデータ測定するための委託料でございます。15節工事請負費、施設整備工事費101万5,200円につきましては、収蔵庫に空調設備を設置し、展示品を収蔵できるよう、適正な温湿度に保てる環境を整備したことにより、展示替えが可能となったものでございます。18節備品購入費、機械器具費20万9,628円は木喰仏の3D画像を展示するためのパソコン、施設備品費68万400円は高麗青磁を見やすく展示するための展示台購入に係るものでございます。  静思館運営費1,409万9,337円で、中ほど、13節の委託料、施設管理委託料370万7,600円につきましては、静思館の管理及び企画運営の文化協会への委託料が244万4,000円、植木剪定、除草委託などが126万3,600円でございます。15節工事請負費の施設整備工事費952万5,600円は、ひょうご地域創生交付金を活用し、静思館周辺活性化事業といたしまして裏山の樹木の伐採、散策路を整備したものでございます。  次の多田銀銅山悠久の館管理費546万9,210円で、7節賃金、管理人賃金247万9,080円につきましては、正職員が本庁舎に異動となったため、臨時職員を雇用し、運営したものでございます。  次のページ、206、207ページをお願いいたします。13節委託料の施設管理委託料162万4,440円につきましては、悠久の館の施設管理として地元銀山自治会に対して委託を行っているものでございます。次に、多田銀銅山悠久広場管理費92万5,639円で14節の使用料及び賃借料の土地借上料48万円につきましては、悠久広場の土地の賃借料でございます。  次の事業項目、多田銀銅山文化財保存活用事業費1,189万5,142円でございます。8節報償費、報償金20万2,500円は、多田銀銅山遺跡保存活用委員などに係る報償金でございます。13節委託料、文化財管理委託料30万7,800円につきましては、国史跡指定である銀山地区の堀家製錬所跡の沿道につきまして、樹木の根から遺跡を保全するため、影響のある樹木を伐採したものでございます。次の多田銀銅山遺跡整備基本計画策定業務委託料354万7,800円でございますが、平成29年度に策定いたしました史跡多田銀銅山遺跡保存活用計画に基づきまして、具体的な公開活用などの整備方法を計画するため、史跡多田銀銅山遺跡整備基本計画を平成30年度と本年度の2カ年で策定するものでございます。債務負担行為により本年度に278万1,000円、合わせて632万8,800円の契約を行うものでございます。15節工事請負費の維持修繕工事費534万6,000円につきましては、7月豪雨に伴い金山彦神社境内の石垣が崩壊いたしまして、国史跡指定であることから、管理団体である本町が事業主体となり、国県補助金85%を受け修復したものでございます。  次のページ、208、209ページをお願いいたします。3目公民館費、備考欄の公民館運営活動費、支出済額376万7,153円でございます。次のページ、210、211ページをお願いいたします。8節報償費の講師謝金151万5,800円につきましては、生涯学習カレッジリバグレス猪名川や公民館講座、公民館フェスタに係る講師謝金でございます。  次に、4目社会教育施設費4,801万4,077円でございます。備考欄、文化体育館運営管理費2,927万3,433円のうち主なものは、11節需用費、修繕料723万112円で、そのうち454万6,800円につきましては、舞台昇降装置電源の修繕を行ったものでございます。13節委託料、施設管理委託料975万240円につきましては、舞台操作委託料、舞台の音響、照明、つり物などに係ります点検委託料、その下の実施設計委託料は空調設備改修に係る実施設計委託料でございます。  次の事業項目、自主事業開催費1,874万644円で、次のページ、212、213ページをお願いいたします。13節委託料、文化体育事業委託料1,569万7,556円につきましては、YOU子育てトークショー、「アルプスの少女ハイジ」、BIGINコンサート、よしもとお笑いバラエティーなど、6事業を実施したものでございます。  続きまして、5目図書館費、支出済額3,917万126円でございます。図書館運営活動費1,942万3,781円、主な内容といたしましては、11節需用費のうち消耗品費355万3,884円につきましては、雑誌、新聞、追録などを購入したものでございます。13節委託料、移動図書館運行委託料129万4,704円につきましては、北部地域を中心に毎月1回、6コース、11ステーションを巡回しております移動図書館の運行委託料でございます。18節備品購入費の図書購入費1,299万8,648円につきましては、新刊図書や破損図書の買い替えなどを行っているもので、一般書や児童書、合計8,646冊の図書や、CD、DVDの購入を行ったものでございます。  次の項目、図書館管理費、支出済額1,974万6,345円、主なものといたしましては、次のページ、214、215ページをお願いいたします。14節使用料及び賃借料、事務機借上料637万6,561円で、主に図書館システムに係る事務機借上料でございます。  少し飛びます。220、221ページをお願いいたします。(発言する者あり)あ、済みません、218、219ページでございます。失礼いたしました。  3目学校給食センター費、支出済額1億4,716万252円でございます。給食センター管理費8,501万1,194円、主なものといたしまして、1節報酬の2行目、嘱託職員報酬2,536万3,456円で、調理の補助員24名分に係る報酬でございます。11節需用費、消耗品費548万6,623円は、事務用品や調理に必要な消耗品でございますが、小おかずを運搬するてんぷらバットの更新を行ったことによりまして、約100万円の増額となっております。13節委託料、配送車運転管理業務委託料831万3,840円で、給食の配送車5台分に係る長期継続委託料でございます。  次の220、221ページをお願いいたします。4目学校給食センター整備費6,708万1,428円でございます。施設をリース方式で整備しておりまして、平成26年度につきましては買い取り経費といたしまして5億円を支出いたしましたが、以降は通常の買い取り額といたしまして施設建設費と法定点検費の維持管理費に係る経費を、17節公有財産購入費として、10年間は6年度まで支出するものでございます。  223ページをお願いいたします。222、223ページでございます。済みません。10款災害復旧費、3項文教施設災害復旧費、1目公立学校施設災害復旧費、備考欄の小学校災害復旧費でございますが、15節工事請負費、支出済額331万5,600円でございます。これは、昨年度、昨年の7月5日から8日にわたります豪雨により、楊津小学校西側体育館の裏山の土砂崩れによりまして土砂や流木が学校敷地内に流入し、また、体育館ガラス3枚を破損するとともに、側溝が土砂で埋没し排水不良となったことから、倒木や土砂の撤去を行ったものでございます。現在は県の治山事業により防護壁が設置されており、今後、県事業による本格的な対策工事に向け、実施設計と工法の調査が行われておるところでございます。  説明は以上でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○丸山委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○中西委員  179ページの教育基本計画策定業務委託料というところですけども、どこに委託してるのか、教えてもらえますか。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。契約にあたりましては、提案内容も確認した上で契約相手方を決めるということから、入札ではございませんで、提案を受けるプロポーザル方式により契約をしております。
     その結果、株式会社ジャパンインターナショナル総合研究所と契約をしたものでございます。  以上でございます。 ○丸山委員長  ほかにありませんか。 ○阪本委員  201ページの幼稚園施設整備費なんですけれども、ちょっと住民の方から、幼稚園のトイレがちょっと古くなって、子どもが怖がってるということをお聞きしたんです。その幼稚園のトイレの改修とか、そういったことを今後何かお考えになる予定はございませんでしょうか。 ○大嶋教育振興課長  幼稚園のトイレでございます。今、ご質問いただきましたのは、猪名川幼稚園のことかと推察はいたしますけれども、猪名川幼稚園につきましては和式トイレもございまして、子どもたち、和式トイレを使う習慣がないものですから、洋式化にというような声は現場のほうからいただいておるところでございます。  ただし、老朽化によってトイレが怖いというような状況を幼稚園からは聞いてはおりませんけれども、和式を洋式にするように、今後、内部で調整、検討をしてまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○阪本委員  大体、幼稚園の施設整備ということで、どのようなところを今まで改修されたのか、この年度ですね。結構何か傷んでるところがあるように感じたんですけれども、壁とか手すりとか、傷んでるところがあるなと思ったんですけれども、計画的に幼稚園の施設を整備される予定があるのかどうか、ちょっとお聞きいたします。 ○大嶋教育振興課長  幼稚園の修繕であったり工事ということでございますが、平成30年度の維持修繕工事といたしましては、松尾台幼稚園の廊下の屋根から雨漏りがしてるということで修繕をしたのが83万1,600円でございます。そのほか修繕といたしまして、側溝が詰まったですとか、六瀬幼稚園の便器の取り替え、インターロッキングの修繕などを実施をしております。  計画的にということで、大規模な修繕というのは今のところ予定はしておりませんが、毎年、幼稚園からの状況の報告、また、我々職員につきましても施設を訪問いたしまして、不具合があると思われるところについては適切に修繕工事を行ってまいるということで進めておるものでございます。  以上でございます。 ○中西委員  ちょっと資料を見せてもらっていいですか。 ○丸山委員長  どうぞ。  見てもらっている間、ちょっと中座、そのまましてください。 ○中西委員  メモっていいですか。 ○丸山委員長  メモはいいです。 ○中西委員  ありがとうございました。 ○丸山委員長  いいですか、はい。  ほかにありませんか。 ○下坊委員  資料見たんなら、ちゃんと質疑やってくださいよ。それ鉄則でしょう。そのために資料請求しとるわけですから。今の見方やったら、だらっと全部見てるわけでしょう。だから、基本的なものとしては、資料請求のどの部分でどうしていますかというのをちゃんと要望に出しとるはずなんですよ。それに対して、これ見てるわけでしょう。それに対しての質疑をしないと。見るだけの資料では、これはちょっとおかしいんちゃいますか。その辺ははっきりとしといてくださいよ。 ○丸山委員長  まあ、見つかった。じゃあ、中西委員の見方を見て、結果、なかったと判断しますんで、今後そういうふうに。 ○下坊委員  委員長の判断やね。 ○丸山委員長  はい。今後は注意します。  ほかにございませんでしょうか。 ○山田委員  213ページの図書館運営活動費の中で、図書購入費ということで8,646冊購入したということなんですけれども、30年度は図書の盗難というのは何冊ぐらいございましたでしょうか。 ○大嶋教育振興課長  図書の盗難についてのご質問をいただきました。  図書の盗難は、2年に1回行います点検で判明いたします。ですので、30年度は点検しておりませんで、前の年に点検した結果、400冊ぐらい不明本があったということでございます。 ○山田委員  そうしますと、2年に1回ということは、400冊ということ、年間、単純に考えて200冊ぐらい盗難されているということなんですよね。  盗難防止のための対策などはどのようなことを講じているのか、お伺いいたします。 ○森社会教育室図書館長心得公民館長心得  盗難防止対策としましては、ちょっと高価な本、3,000円以上の本については蔵書印を押して、図書館の本だというのをちょっと強調するように蔵書印を押しています。また、ちょっと盗難に遭いそうな本とかというの、ちょっと全集とか、そういうものは書庫のほうにのけてまして、新旧関係なしに、リストにして配架するようにしています。  データが盗難になってる分でも、勝手に持って帰って、また返されるということもかなり多い数字が。数字ではちょっとわからないんですけれども、検索してなくなってた本が、また書架に戻ってるというものがたくさんありますので、常時、勝手に持って帰っては読んで戻してるというような冊数も、何十冊というよりももうちょっと多い数であるというのをちょっと実感してますので、そういう本もあります。  対策としては、やっぱりそういう蔵書点検のときに判明するような本については、傾向がある程度わかりますので、その傾向で書庫にのけて、さっき言いましたように、代本版みたいな感じで対応するようにしています。 ○丸山委員長  説明をされる場合は、図書館館長心得と言ってくださいね。名乗ってください、今後。 ○山田委員  3,000円以上の本には図書館のほうで蔵書の印をつけたりということと、高価なものは書庫にしまってということなんですけれども、それでも年間200冊ぐらいは盗難されているということで、戻るものもあるということなんですが、勝手に借りていって勝手に戻すということ自体が私はよくないことだと思いますので、それについても改善策が必要なんじゃないかなということと、今やってる中で、200冊ぐらい年間減って、盗難されているんじゃないかということなんですけど、じゃあこれ、今さっき説明していただいたことをしていくとどんどん減るということなのか。恐らく私、ずっとそういうふうにされてて、ずっと横ばいなんだろうなと思うんですけれども、盗難というのは本当に、本というのは皆さんの、町民の皆さんのものなので、勝手に持っていかれると本当にもったいないことですので、もう少しとられないような対策が必要なんじゃないかなと思います。 ○大嶋教育振興課長  これまでからも盗難防止の対策といたしましてシステムを導入というようなことも検討はしておりますけれども、非常に高価になりますので、実現には至っておらないような状況でございます。  また、ここ数年については、借りられて返却しない方について、郵便で督促をし、また、ご自宅まで伺うということで、年に何度か行っておりまして、不明本がないように現場で取り組みをしておるところでございます。  以上でございます。 ○丸山委員長  ほかにありませんか。 ○福井澄榮副委員長  まず183ページの教職員住宅の維持管理費についてなんですが、修繕費119万9,908円、6件分ですね。これは退去ということでわかるんですが、果たして私もまだここ拝見したことないんですが、根本ね、教職員の方により魅力的な、ぜいたくは言いませんけども、例えばご家族であれば狭過ぎるんではないかとか、いろいろあるんではないか。だから、21戸中の12戸ではないかなというそのあたりのことがわかりませんので、お答えください。  それから191ページの就学援助費のうちの就学援助費1,062万2,755円ですね、たしかこの中で修学旅行の方たち、学用品等を含めて修学旅行の援助もしてますということなんですけども、わかる範囲で具体的にどういう援助をされたのか、伺いたいと思います。  それから201ページの社会教育総務事務費のうちの図書館、ここで聞いたらええのかな、図書館のこっちのほうで聞いたらいいのかな、システム、215ページの事務機借上料、上のほうにあります。この637万6,561円、ここで聞いたらいいのかなという気がするんですが、図書を借りるときに、窓口に負担をかけないようにご自分で借りる段取りをされるということを聞いてるんですが、そのときにこういうパソコンのタッチパネル、これでしたら変換もぱぱっとできるんですが、1つ、1文字ずつこうやっていくと非常に手間取るということがあるんで、そういうシステム、その機器借上料のときにこういうパソコンのタッチパネル、パネル、そういうのを導入っていうことはあるのかないのか、そのあたりもちょっと。私はいっつも窓口で検索、たまに検索してもらうぐらいですので、不便は感じてなかったんですが、そういうご意見もありますので、よろしくお願いいたします。 ○大嶋教育振興課長  失礼します。まず1点目、教職員住宅でございます。教職員住宅は2LDKの間取りでございまして、単身の世帯だけでなく、ご家族の方もお住まいをいただける間取りかと考えております。それと外壁などにつきましては、今のところ大きな雨漏りもございませんので、大規模改修までには至っておりませんけれども、必要に応じて修繕をしていくということを考えております。ご質問にありましたように、外壁を大幅に修正をして、魅力あるような建物にするための修繕ということについては今のところ、計画はしてございません。  それと就学援助費の内容でございますけれども、経費内容について決まってございます。学校給食費、修学旅行費につきましては実費でございます。以下申し上げる内容については、基準額として国から示される内容でございまして、校外活動の参加費ですとか学校、学用品費、通学用品費、新入学児童の消耗品費でございます。基準につきましては、毎年、通知がございますので、それに基づいて支給の単価については見直しておるところでございます。  それと図書の借りられる方がご自身で操作をなさるということでご質問いただいたところでございますが、貸し借りについては図書館の窓口の職員が行っておりまして、利用者が操作をするということはございません。それは、検索端末のシステムは置いてございまして、そちらは利用者が自由に操作をし、図書館内、またほかの他市町、7市の他市町につきましても蔵書検索ができるということでございます。  以上でございます。 ○福井澄榮副委員長  全ての子どもたちがどういうご家庭であっても修学旅行はきちっと行けると。中には修学旅行行けないとか非常にかわいそうな方がいらっしゃるわけですけど、そういうことのない猪名川町であってよかったなと思ってますが、全員が行けてるということですね。大体何人ぐらいそういう方がいらっしゃったのか、差し支えなかったらお願いしたいのと、それから端末ですね、検索のほうの端末。私は、貸し借りしてもらうから窓口行ったんであって、ご勝手に検索いうことにおいて1つ1つ、ぽつんぽつんと。小学校だったら、小学生やったら使いやすいやろうけど、大人はとてもじゃないけど煩雑だということも聞いてますんで、そこが端末、タッチパネルになってんのかどうか、もう1回確認します。 ○大嶋教育振興課長  就学援助費の支給の人数ということでお尋ねいただいてございます。小学校が今年度166人でございます。中学校が、中学生が……(「30年度」と呼ぶ者あり)失礼いたしました。昨年度決算ですので、30年度の実績でございます。166人、小学生、中学生が112人となっております。(「修学旅行」「6年生と3年生違うの」と呼ぶ者あり)修学旅行だけ。修学旅行のみということですか。(「のみで」と呼ぶ者あり)修学……。  済みません、それぞれの費目の内訳は今持ち合わせてございません。(「またわかったら、また聞くわね」と呼ぶ者あり)はい。  それと図書の検索の端末でございますが、今現在タッチパネルですので、ご高齢の方でも簡単に検索していただけるものと考えております。  以上でございます。 ○福井澄榮副委員長  何年からタッチパネルが入ったんかな。あれ、困るっていうておっしゃってたんだけど。(「これをタッチパネルっていうんです」と呼ぶ者あり)これは……。私はこっちや、パソコンの。(「キーボードか」と呼ぶ者あり)キーボードや、そうそうそう、キーボード。 ○大嶋教育振興課長  検索システムを導入した当初からタッチパネルでして、キーボードで入力をして検索をするっていうことではないです。当初からタッチパネル式の検索システムを導入をしております。  以上です。 ○福井澄榮副委員長  それを非常に不便だという声を聞いてますんで、できましたらキーボードのほう、さっき私言い間違えましたが、キーボードのほうへ、もしていただくと、これを導入していただくということで、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 ○大嶋教育振興課長  タッチパネルに加えてキーボードでも入力できるようにということで、今ご要望いただいたところでございますが、私ども一般的にはタッチパネルのほうが使いやすいと考えてございます。キーボードですと、どこにどのキーがあるのかといったところを、ご高齢の方、捜しづらいと思いますので、よりわかりやすいタッチパネル式のシステムで今後についても運営していきたいと考えておるところでございます。 ○福井澄榮副委員長  伺ったのはご高齢の方でございますので、よろしくお願いいたします。 ○丸山委員長  いいですか。 ○福井澄榮副委員長  はい、ご高齢の方でもキーボード、何ぼでもさわれますんで、私もさわっておりますし、もうちょっと上の方でしたかしから、そういう方も十分さわれる方はさわれますんで、そういう方にも気持ちよく検索していただくようにしていただきたいなと思います。私自身もきっとこんなんでしたら、非常に検索しにくいと思いますんで、よろしくお願いいたします。 ○丸山委員長  いいですか、それじゃ。 ○福井澄榮副委員長  はい。 ○丸山委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○丸山委員長  それでは、教育委員会教育振興課歳出関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いし、ただいまより休憩いたします。再開は11時25分からします。よろしくお願いします。                 午前11時10分 休憩                 午前11時25分 再開 ○丸山委員長    次に、教育委員会学校教育課の歳出関係部分についての説明を求めます。 ○草薙学校教育課長  それでは、平成30年度決算の学校教育課に係る歳出部分についてご説明申し上げます。  事項別明細書176、177ページをお開きください。9款1項2目事務局費でございます。備考欄の事業項目ごとに主なものについてご説明いたします。  児童生徒身体検査費としまして2,327万8,251円でございます。主なものとしまして1節報酬1,245万6,172円は、学校医25名、薬剤師9名への報酬でございます。13節505万4,571円のうち、下から2行目、小児生活習慣病対策委託料56万1,600円は、健康な生活習慣を習得するために、町内全校の小学校4年生と中学2年生を対象にアンケート調査、講演会を実施したものでございます。  178、179ページをお開きください。ページ中ほど、事務局事務費482万3,816円でございます。主なものとして1節の報酬51万3,735円は、養護教諭の代替講師に係ります報酬10名分でございます。7節賃金247万9,080円は、平成29年度より学校教育指導員1名について教育支援センター事務局事務費から振りかえとなったものでございます。  180、181ページをお開きください。備考欄、最上段の項目、国際交流事業費281万1,434円でございます。主に19節負担金、補助及び交付金としまして中学生姉妹都市交流事業補助金267万1,824円を支出したもので、平成30年度も中学生8人、引率教員2名を姉妹都市、バララット市へ派遣いたしております。  その下、情報教育推進環境整備事業費3,479万9,583円でございます。主なものとしまして7節賃金198万2,680円で、情報教育指導補助員1名分の賃金でございます。13節委託料1,419万3,014円のうち、1行目、電算保守委託料1,409万3,654円は、小・中学校の電算システムに係ります障害発生時の対応やウイルス対策、教育ネット運用に係る経費でございます。14節使用料及び賃借料1,112万6,217円は、教員用パソコンリース、校務支援システムのリース、学校ホームページ管理システムリースに係る経費でございます。  その下、結核予防事業費17万8,560円は、主に8節報償費16万9,200円で、結核に対する児童生徒の予防、健康等を検討する結核検討委員に係る報償金でございます。  その下、指導費772万656円でございます。主なものは8節報償費465万4,800円のうち、2行目、相談員謝金331万円で、いじめ対策事業の一環としましてスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに謝金を支出したものでございます。11節需用費186万6,007円で、182ページ、183ページをお開きください。備考欄2行目、印刷製本費74万7,403円につきましては、「猪名川の教育ナビゲーション」及び「いながわの教育」の印刷に係る経費でございます。  次に、教職員福利厚生費162万6円でございます。主なものは13節委託料159万406円のうち、教職員健康診断委託料154万2,406円で、受診者226名でございます。19節負担金、補助及び交付金2万4,267円は、労働安全衛生法の改正によりまして実施しましたストレスチェックシステムの利用負担金です。  1項目飛びまして特別支援教育就学奨励費、学校教育課にかかわりますもので148万2,798円でございます。8節報償費110万960円のうち、2行下の相談員謝金76万8,000円は、特別支援教育巡回相談員2名に係るものでございます。19節負担金、補助及び交付金7万円につきましては、町内小・中学校の特別支援学級の児童生徒、保護者、教職員が交流して集団活動を学習するための、特別支援の学級の交流会に対する補助金でございます。  項目1つ飛びまして、教育支援センター事務費1,292万2,136円でございます。主なものは1節報酬721万5,198円で、教育相談専門員から適応指導教室の相談員に係ります嘱託報酬でございます。7節賃金478万5,880円は、教育支援センター所長、事務補助員の賃金でございます。  184、185ページをお開きください。社会科副読本作成事業費、支出済額249万4,800円で、3、4年生を対象とした「わたしたちのまち 猪名川」を、3年に1度の改訂を行ったものでございます。  次に、特色ある学校づくり・幼小中連携推進事業費302万円でございます。19節負担金、補助及び交付金の302万円は、就学前から中学校教育までの連携、一貫教育の推進及び地域の教育力を生かした特色ある学校づくりを推進するために、各学校の研修、研究に対して補助金を支出したものでございます。  その下、児童生徒安全対策費113万6,535円で、主に登下校の児童生徒の安全確保や不審者に対する安全対応を行っているものでございます。11節需用費77万6,535円につきましては消耗品費で、小学校1年生に貸与する防犯ブザーや中学生の自転車通学のヘルメットなどの購入費でございます。13節委託料36万円は、小学校4年生を対象に、自分の身を守るスキルを身につけるCAP講習会を全小学校で開催したものでございます。  次に、学習到達度調査事業費98万570円でございます。町独自で平成18年度より中学校2年生、小学校5年生を対象に標準学力調査、それから生活学習意識調査を実施しているものでございます。  次に、学習支援事業費248万8,344円でございます。主なものは8節報償費156万3,000円で、いなぼう学習タイムとして放課後に学校へ学習サポーターを派遣し、学力アップを図る取り組みを行っているものでございます。平成30年度に指導費から振りかえとなったものでございます。14節使用料及び賃借料92万5,344円は、中学校3校を対象としまして、ソフトウエアを利用して学習サポート支援を実施しているものでございます。  次に、地域学校協働活動推進事業費207万434円でございます。学校家庭地域が一体となって地域ぐるみで子どもを育てるために学校支援ボランティアを募り、各幼稚園、小・中学校からの支援要望に応じた派遣を行っているものです。主なものは8節報償費147万2,436円で、次の行、報償金104万736円は地域コーディネーターの謝金となっております。  186、187ページをお開きください。2項小学校費、1目学校管理費でございます。項目2番目、小学校管理事務費、学校教育課に係るもので7,187万9,702円でございます。主なものとしまして1節報酬281万1,961円で、嘱託職員報酬がございます。これは、専任の学校図書館司書が配置されていない小学校4校に学校図書館支援員を、4名分の報酬でございます。7節の賃金6,621万8,965円でございます。内訳としましては学校校務員、それからスクールアシスタント、特別支援教育支援員、学校図書館司書の賃金を支払ったものでございます。  188、189ページをお開きください。2目教育振興費、備考欄2項目の項目でございますが、教材用消耗品等整備費、学校教育課に係るもので299万8,938円でございます。国の学校図書館図書標準に基づきまして、学校図書館の蔵書の充実を図るために各小学校で合計2,050冊の図書を購入したものでございます。  その下、小学校体験活動事業費797万4,000円で、小学校3年生の環境体験、5年生の自然学校を実施するための補助金を各小学校に支出したものでございます。  190、191ページをお開きください。備考欄2段目の項目、体育・文化振興費32万8,542円で、主に連合音学会への参加、町内合同図工展の開催に係る費用でございます。  項目2つ飛ばしまして、教育情報化推進事業費903万2,268円で、学校ICT整備を推進しているもので、14節使用料及び賃借料903万2,268円につきましては、小学校6校に係りますパソコン教室のサーバー機及び28年、29年度に導入しました児童用タブレット179台のリース代でございます。  その下、英語教育強化推進事業費700万2,776円で、小学校英語教育の充実を図るための外国人英語助手、ALTでございますが、に係ります費用でございます。主なものとしまして1節報酬375万7,500円は、全小学校にALTを配置いたしましたその報償費でございます。13節委託料281万8,800円は、ALTの途中退職に伴いまして、新たに1名のALTを人材派遣しました人材派遣委託料でございます。  192、193ページをお開きください。3項中学校費、1目学校管理費、中学校管理事務費、学校教育課に係るもので、4,649万6,657円でございます。主なものとしまして1節の報酬108万8,882円で、主に学校図書館支援員1名の報酬でございます。備考欄に記載しているとおり、賃金を支出いたしました。13節委託料997万9,200円につきましては、ALTの2名の人材派遣委託料でございます。  194、195ページをお開きください。2目教育振興費でございます。学校教育課に係りますものは、備考欄3つ目の項目、教材用消耗品等整備費169万9,095円でございます。小学校と同じく、学校図書館標準に基づきまして各中学校で合計1,255冊の図書を購入したものでございます。  次の中学校体験活動事業費210万1,200円は、中学校1年生を対象とした2泊3日のスキー教室に係るバス代について各中学校に補助金を支出したものでございます。  項目1つ飛びまして、体育・文化振興費、学校教育課に係るもので264万4,527円、主なものは報酬96万4,800円で、各中学校に配置しました部活動指導員3名の報酬でございます。196、197ページをお開きください。14節使用料及び賃借料88万5,384円で、中学校1年生が参加する青少年芸術文化体験事業、わくわくオーケストラ教室といいますが、これに係りますバス10台分の借上料でございます。  備考欄3段目の項目、トライやるウイーク事業費250万でございます。町内の中学校2年生を対象としましたトライやるウイークの実施委託料として各中学校区トライやるウイーク推進委員会へ支出し、町内事業所103カ所で実施したものでございます。  次の行、教育情報化推進事業費462万2,496円で、中学校のICT整備を推進しているもので、14節使用料及び賃借料462万2,496円につきましては、29年度、30年度に導入しました生徒用タブレット端末42台分のリース料でございます。  続きまして、4項1目幼稚園費でございます。学校教育課に係りますものは198、199ページをお開きください。中ほど1つ目の項目、幼稚園管理事務費3,522万6,108円でございます。7節賃金3,491万9,968円で、園長2名分、臨時教諭4名と養護教諭4名、特別支援教育支援員7名分の賃金でございます。  以上、学校教育課の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○丸山委員長  説明は終わりました。
     これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○中西委員  185ページにある、補助金を出している特色ある学校づくり・幼小中連携推進事業というのを、もう少し詳しく教えてもらっていいですか。 ○草薙学校教育課長  これは、各学校で、それぞれの学校の実態、課題に応じて各学校が研究推進テーマを設定して行っているもので、それに対して補助金を支出しております。例えば体力を向上させたい、それについての消耗品であったり、それから講師を招いて子どもたちに直接教えていただくというようなことをしたり、学力の向上に関しましては、学校でドリルを買って、それを放課後にとか休み時間などに取り組ませたり、それから表現活動を重視したいところは演劇などの実施にあたり講師をお呼びして、子どもたちの表現活動を強化して、それをまた日常の生活に生かしていけるようにと取り組んでいるところでございます。また、研究指定も行いまして、小学校であれば英語教育に特化して特に研究を進めて、それをまた町内の小学校に広めるというような取り組みもしております。 ○中西委員  それぞれの学校が連携して何かやってるんかなと思ったんですけど、単一でやってるっていうことですか。 ○草薙学校教育課長  そのほか、小・中の連携の取り組みももちろんございます。小学校への、中学校の先生が出前授業を行ったり、小学校が中学校へ来て授業の体験や部活の見学などということももちろん行っております。また、幼・小・中で合同の教職員の研修も行っております。 ○丸山委員長  よろしいか。  ほかにありませんか。 ○阪本委員  181ページの相談員謝金ということですけれども、スクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラーのいじめ対策ということで人数が、多分何か前お聞きしたときに2名と2名ということで、スクールカウンセラーが2名、スクールソーシャルワーカーが2名とお聞きしてたんですけれども、これで対応ができているかどうかっていうことを、ちょっといじめとか不登校とか、いろいろな問題があると思いますので、できれば、またもっとこう人数を多くしていただけたらということを感じるんですけれども、そのあたりの見解をお伺いします。  それと中学生の通級指導についてお聞きしたいんですけれども、通級指導の行っている先生が、済みません、この予算上のどこで出てこられたのかちょっとわからなかったので、お尋ねいたします。 ○草薙学校教育課長  まず、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーのことについてお答えいたします。ご指摘のとおり、いじめの認知件数は非常に上がっております。これは学校のほうでも積極的な認知を行うようにという指導を行っておりますので、今、認知件数というのは高くなっています。これは、先生方の意識が高くなったというふうに理解しております。いじめの認知件数につきましては、小学校では前年比に比べて67%増、中学校のほうは86%増になっております。これらの対応については、学校のいじめ対応チーム、そこにスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが入っております。そのスクールソーシャルワーカーは2名で、変わらずですけれども、2名が分担して各校のいじめの対応や、それからその他の課題に対して対応をしております。昨年度はスクールソーシャルワーカーは対応件数215件、386時間対応してくれております。それからスクールカウンセラーなんですけれども、県のほうでも配置がされております。4名配置されておりまして、8校ですね、カバーして……。違いますね。県費のスクールカウンセラーは5人配置されておりまして、連携校も含めて6校をカバーしております。それでカバーできていない分を町費2名でカバーしていることになりますので、今のところ、これで十分カバーできていると考えています。  それからもう一つの質問ですけれども、中学校の通級指導の予算化についてですけれども、このことについては、学校生活支援教員という県費の事業として行われておりますので、県のほうから県費の教職員がその任務をするということで、県のほうの加配教員になっておりますので、町の支出というのはございません。よろしいでしょうか。 ○阪本委員  通級のことなんですけれども、ちょっと最近、発達に障がいのあるお子さんとかが増えているということで、通級の指導をしてくださる先生がちょっと少ないのではないかという話を住民の方からお聞きしましたので、また県のほうに要望をしていただけたらと思います。  また、何か授業の時間内に子どもさんが通うっていう形の授業、通級というふうにお聞きしたんですけれども、そこに授業時間内にみずから進んでいくということなのか、なかなか行けない子もいるのではないかっていうお話もお聞きしたんですが、そのあたりの対応をちょっとお伺いいたします。 ○草薙学校教育課長  通級指導に関しましては、現在、猪名川町では3人の加配教員を配置されております。もちろん県のほうには増員の要望をずっとこの間しているところでございます。  通級の授業の体系ですけれども、子どもたちが自分でその通級指導教室に通いたいという意思を持っておりますので、授業を週に大体1時間から2時間ぐらいなのですが、その授業は抜けて、別室で通級の指導を受けるということを子どもたちみずからが受け入れてきておりますので、そこは問題がなくできています。また、どうしてもそれが授業を抜けるのはしんどいっていう子は、放課後だったり、休み時間、短い時間にもなったりもするのですが、その子どもの希望に応じて行っているところでございます。これからもまたそれは充実させていきたいなと思っております。 ○丸山委員長  ほかにありませんか。 ○山田委員  183ページの教職員福利厚生費の、先生方のメンタルヘルス委託料ですとかストレスチェックシステムの利用負担金とかっていうのがあるんですけれども、先生方もすごく職務が大変だと思うんですが、この利用実態といいますか、本当に先生のメンタルが保たれているのかどうかっていうのと、今、報道でもよく流れてる神戸の事件もございまして、やっぱり先生自体の心の調子がよくないと、やっぱり子どもたちも落ちつかないのではないかなということでちょっと確認だけさせていただきます。  それと189ページの教材備品費2,050冊と、同じくそれ、さっきのが小学校で、中学校の教材備品費1,255冊、図書だということだったんですが、こちらも破損とか汚損とか紛失とかっていうのがあるかと思うんですが、紛失なんかは限られた中での利用なので、そんなにないんじゃないかなと思うんですけれども、紛失なんかというのはあるのでしょうか。 ○草薙学校教育課長  まず、最初のストレスチェックのことでございますが、労働安全衛生法の改正によりまして28年度から実施しております。オンラインシステムで年に2回実施しております。対象となりますのは小・中学校の全ての職員です。232人が実施予定だったんですけれども、回答率は90%でした。そのうち、高ストレスの判定を受けましたのは1割程度、実はいたのですが、産業医の面接指導を希望するかということでは、その利用はなかったのです。各学校での回答率っていうのも差異があったりするのですが、多くの職員がみずからこのチェックも受けるようにして、またやりがいのある風通しのいい職場づくりをしていくように学校長には指導しているところでございます。ご指摘のように、先生たちの心、心身の安定というのが子どもたちへの大事な教育環境になると思いますので、その点は今後も気をつけて指導していきたいなと思っております。  それからもう1点の図書のほうですが、紛失があるのかといいますと、年度末には貸し出して返してない、返却していない子どもたちについては、返却の、返却するようにという指示のメッセージを、手紙を送るのですが、でも、ちょっと回収し切れてないのも学校によってはあるのかもしれません。そこは、こちらでは把握はしていないんですけれども、そのようなことのないように約束事として借りたものは返していく、破損があれば、すぐに言って直していくというふうには指導はしていきたいなと思っております。 ○丸山委員長  ほかにありませんか。 ○福井澄榮副委員長  まず183ページのほう、先ほども議員さんのほうからありましたが、非常に神戸市須磨のほうでむごたらしい、とんでもない事件が起こったわけですね。教職員が教職員をいじめ抜くという、これが兵庫方式っていう問題であるというようなこともマスコミで書かれてるわけなんですけども、そういうのはあるのかないのか、まずお伺いしたいと思います。  それから次に、この185ページの学校教育課の中の特色ある学校づくり・幼小中連携推進事業、先ほども質問ありましたが、ここで一貫教育の推進ということをぱっとおっしゃったんですね。これをもう少し詳しくお話しください。  それから191ページの教育情報化推進事業費、小学校にパソコン179台、タブレットを配布されたということですね。これなんですが、小学校の子どもたち、全ての子がタブレットを使いこなせてるのかどうなのか、実態をお伺いしたいと思います。  もう一つだけ行くわね、もうついでやからね。193ページ……(発言する者あり)3つにしとこうか、じゃあ、後でまたね。 ○中西教育長  まず、副委員長のご質問1点目につきましては、人事にかかわることですので、私のほうから申し上げたいと思っております。委員がおっしゃいましたのは、兵庫方式ではなく、神戸方式と言われておるものでして、神戸市は独自で教職員人事を行っております。兵庫県は兵庫県で独自で行っております。したがいまして、神戸で行われているような、校長がかなりの裁量権を持って人事異動を行うというようなことは、兵庫県では行われておりませんので、全くシステムが違いますし、ただ、ああいったことが絶対に起こり得ないとは言えませんので、あの事件が報じられた直後、校園長会を臨時に招集いたしまして、もう一度、各学校において人間関係の点検等を行うように指示をしております。  2つ目でございますけれども、幼・小・中の連携一貫と申しますのは、もちろん教育課程の一貫性を持たせるという取り組みもあるんですけれども、まずは小1プロブレム、そして中1ギャップと言われるように、学校段階が上がった時点でそこに適応できなくて、例えば学級が荒れる、不登校の子どもが激増するっていうふうなことが問題点としてございます。そういったことを防ぐために学校間、幼稚園と小学校、小学校と中学校間の段差をできるだけ少なくすると、スムーズに小学校生活が中学校生活に入っていけるようにということで子どもたちに上級の学校を体験させたり、それから教職員がそれぞれ、小学校の教師は幼稚園で、あるいは中学校でどんな教育が行われているのだろうかということをしっかりと理解していくというふうなことによって、子どもたちを生き生きと生活させたいという思いの中で、先ほど課長が申し上げたような交流活動を行っているということでございます。 ○草薙学校教育課長  小学生のタブレットの使用のことについてですけれども、各学校においてタブレット、4人に1つのタブレットを使えるような各、失礼しました、各クラスで4人グループをつくったときに、7から8ぐらいのグループができるのですが、その4人に1人はタブレットが当たるようにということで配置を進めております。できるだけ授業の中で活用するような授業を、指導案を組んでやっているところでございます。子どもたちによっては技量に差はありますけれども、1年生のころよりタブレットを使いながら授業に取り組むということは進めておりますので、まだまだ発展途上ではございますが、ツールとして活用して、その授業の目標に達成できるような授業づくりを展開していきたいなと思っております。そのほか、いろんなICTを入れていただいておりますので、これらを十分に活用しながら子どもたちが学んでおもしろい、わかったと言えるような授業を組んでいきたいと思います。このタブレットなどを活用することによってわかったという、おもしろいという効果は上がってきていると思います。 ○福井澄榮副委員長  教育長のおっしゃるように神戸方式でしたね、あれはね。ですので、兵庫県もそういうことのないようにという、もうおっしゃってくださってますので、よろしくお願いしたいと思います。先生も不幸ですし、子どもたちも不幸っていうことになりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから特色ある学校づくり、交流されてるいうことで、これも今後ともよろしくお願いしたいなと思っております。  それからタブレットの件なんですが、4人に1人ですんで、中にはよくよく使う子どもたちのほうにどうしても、もうあなたはようできるからやってというようなことがあっては、ちょっと具合悪いんではないか。使えない子どもたちほど使いこなすように指導していただきたいなと、今後よろしくお願いしたいと思いますね。そうすると全部の子どもたちがタブレットを使いこなせて、どこ行ってももう使いこなせるんだということになりますので、よろしくお願いしたいなと思います。 ○丸山委員長  ほかにございませんでしょうか。 ○福井澄榮副委員長  189ページの教材用消耗品等整備費の中で、図書を1,050冊買われて、各学校のそれこそ廊下とか教室の中とか、閲覧すぐできるようにされてるとは思うんですが、どうなんですかね。私たちが数年前に福井県のほうですかね、ちょっとどこかっていうのはちょっとあれまた調べますけども、そこの学校に行ったときに中学でしたが、新しい中学でしたわ。その中学では廊下に全ての新聞が張り出されて、新聞も子どもたちが全文、全紙を読めるという、廊下にずっと張り出してあるわけですね。そういうことがここの猪名川町では行われている、この中に入っているのか、入っていないのか、お伺いしたいと思います。  それからもう一つは、193ページの中学校の管理事務費の中で、学校図書館司書賃金520万6,054円に加えて、嘱託職員、図書の支援員1名分として108万8,882円ですが、これは原因は何なんでしょうか、お伺いします。 ○草薙学校教育課長  最初のご質問ですけれども、新聞についての取り組みのことでした。NIEといいまして、新聞を活用した学習活動というのがあります。本町でも、それに取り組んでいる学校もあります。中谷中学校でも取り組んでおりました。今年度は猪名川中学校のほうでも取り組んでおります。それらの学校においては、子どもたちの集まるホールなどに各社の新聞を掲示して、いつでも見れるようにしております。また、新聞への投稿などの取り組みもしまして、社会、身の回りのものへの自分の考えをまとめて述べるような取り組みもしているところでございます。また学校へ行ったらご覧くださいませ。  それからもう一つは、学校図書館支援員についてのご質問だったかなと思うんですけれども、学校図書館司書といいますのは12学級未満の学校に専任として配置いたしました。それらに12学級以上の学校についても読書活動の推進というのは非常に大事なことで、また専門の司書がいることで図書館の開室の状況、子どもたちへの読書の啓発ができるということで、図書館支援員というのを12学級以上の学校に配置しております。中学校でいいますと、中谷、六瀬は以前から学校図書館司書を置いており、このたび猪名川中学校にも図書館支援員を配置して、昼休み以降の開室に寄与してもらっているところでございます。 ○福井澄榮副委員長  教育の一環として各社新聞が張られているわけですけども、新聞報道もいろいろ偏るとこも見られますので、ぜひそういうところも全てうのみにするんではなく、新聞報道を見るという教育も必要ではないかと思いますので、その点もよろしくお願いいたします。 ○丸山委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○丸山委員長  それでは、教育委員会、学校教育課の歳出関係部門についての質疑は終結いたします。  これで議案第53号のうち、本委員会に付託された部分の質疑は終結いたします。  担当職員の入れ替えをお願いし、休憩といたします。再開は13時10分を予定します。                 午後 0時08分 休憩                 午後 1時10分 再開 ○丸山委員長    次に、議案第57号 平成30年度猪名川町農業共済特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたします。  説明を求めます。 ○澤産業観光課長  それでは、平成30年度猪名川町農業共済特別会計の決算について、歳入歳出事項別明細書により説明をさせていただきます。  330、331ページをお願いいたします。まず、歳入でございます。1款農作物共済勘定収入、1項1目水稲共済掛金、収入済額7万3,198円でございます。これは、水稲共済掛金で農家488戸、181.5ヘクタールに対する共済掛金でございます。  次に、2項1目水稲交付金3万3,999円ですが、これは連合会からの水稲交付金でございます。  3項1目水稲保険金、収入済額19万806円につきましては、水稲共済の連合会からの保険金でございます。  4項1目水稲連合会特別交付金2万8,629円につきましては、水稲連合会の特別交付金で、歳出の水稲無事戻金の財源とするものでございます。  5項1目繰越金は、前年度繰越金935万7,548円となっております。  次に、2款家畜共済勘定収入、1項1目家畜共済掛金、収入済額4万8,804円は、家畜共済掛金で1農家、肉用成牛13頭、子牛3頭、胎児が11頭の引き受けを行い、合計27頭分の掛金となっております。  3項1目死廃保険金につきましては、今年度はゼロ件でございます。  次の332、333ページをお願いいたします。4項1目繰越金50万4,087円は、前年度からの繰り越しでございます。  次に、3款園芸施設共済勘定収入でございます。1項1目園芸施設共済掛金、収入済額85万9,305円は、28戸、53棟分に係る園芸施設共済の掛金でございます。  2項1目園芸施設保険金84万8,375円は、園芸施設共済に係る連合会からの保険金でございます。  4項1目繰越金71万1,025円は、前年度からの繰越金でございます。  次に、4款畑作物共済勘定収入、1項1目畑作物共済掛金、収入済額5万6,820円は、ソバの共済ですが、引受面積46戸、15.7ヘクタールの引き受けとなっております。  2項1目畑作物保険金23万3,864円につきましては、連合会からの保険金で35戸、1,325.1アールに対するものでございます。  次の334、335ページをお願いいたします。4項1目共済繰入金1万円は、畑作物共済金支払いの財源不足に対応するため、農作物共済勘定からの業務勘定を通じて繰り入れをしたものでございます。  5項1目繰越金8,944円は、前年度からの繰越金でございます。  次に、5款業務勘定収入でございます。1項1目事務費賦課金、収入済額61万1,136円につきましては、農家からの事務費賦課金でございます。  2項1目受取損害防止事業負担金10万5,000円につきましては、水稲共済損害防止事業費助成金として連合会から損害防止に対する助成金を受けたものでございます。  3項1目一般会計繰入金につきましては695万6,365円でございます。  2目共済繰入金1万円は、畑作物共済勘定へ繰り入れております。  次に、5項2目雑入41万6,454円でございます。備考欄にあります連合会事務委託金38万9,454円は、建物共済の委託金を受けたものでございます。その下、農業共済ネットワーク化情報システム助成金2万7,000円は、共済連合会とのネットワーク接続を行っている経費でございます。  以上が歳入でございまして、収入合計2,106万4,359円となっております。  次に、336、337ページをお願いいたします。歳出でございます。1款農作物共済勘定収入、2項1目水稲共済金、支出済額76万3,224円につきましては、19節の水稲支払共済金で15戸、227.5アール、減収率として0.8%となっております。主には獣害による被害でございます。  3項1目水稲無事戻金11万4,517円につきましては、19節の水稲無事戻金で過去3年間、事故がなく、共済掛金の2分の1より少ない方として、300戸に対して交付をしたものでございます。財源としては、水稲連合会特別交付金2万8,629円と特別積立金の取り崩し8万5,888円を充当しております。  4項1目共済繰出金1万円は、28節の共済繰出金で、業務勘定へ繰り出しを行ったものでございます。  2款家畜共済勘定支出、1項1目家畜保険料1万2,698円につきましては、27節の保険料として連合会へ支払ったものです。  338、339ページをお願いいたします。2項1目家畜技術料2万741円につきましては、27節の技術料として連合会へ支払っております。  3項2目病傷共済金1,692円につきましては、19節の病傷共済金として連合会へ支払ったものでございます。  3款園芸施設共済勘定支出、1項1目園芸施設保険料68万7,421円につきましては、連合会へ保険料として支払ったもので、引き受け同様、28戸、53棟分でございます。  2項1目園芸施設共済金94万2,641円は、19節の園芸施設共済金として、昨年8月の台風20号、台風21号による被害に対して被害4農家、4棟分の共済金を支払ったものでございます。  3項1目園芸施設無事戻金6,710円は、園芸施設共済の加入者5戸に対して、3年間分の掛金の2分の1から共済金を引いた額を支払っております。  次の340、341ページをお願いいたします。4款畑作物共済勘定支出、1項1目畑作物保険料4万4,197円につきましては、連合会へ支払うソバの保険料で46戸、15.7ヘクタール分でございます。  2項1目畑作物共済金25万9,849円につきましては、35戸、1,325.1アール分の被害に対し、共済金を支払ったものでございます。  次に、5款業務勘定支出でございます。次のページ、342、343ページをお願いいたします。1項1目一般管理費、支出済額621万3,795円でございます。ここでは、産業観光課職員1名の給与、その他手当が主な経費となっております。備考欄の8節報償費57万6,000円は、32農会の共済連絡員への報償金を支払ったものでございます。13節委託料4万2,768円につきましては、電算保守委託料として農業共済システムのプリンターの保守委託分でございます。次の14節使用料及び賃借料51万3,353円は、農業共済システム利用料となっております。  次に、2項1目損害評価費、支出済額123万9,952円でございます。主なものとしまして備考欄の1節報酬56万8,000円は、損害評価会委員9名分の報酬となっております。8節報償費57万6,000円は、損害評価委員の謝金として32農会の各3名、1人当たり6,000円を支払ったものでございます。  次の344、345ページをお願いいたします。最上段の備考欄でございます。14節使用料及び賃借料のうち、上段の実測評価ほ場借上料2万2,000円につきましては、被害申請のあった22カ所の圃場を借り上げたものでございます。  2目損害防止費、支出済額48万8,576円でございます。主なものは、備考欄19節の水稲病害虫防除事業助成金44万6,196円で、ヘリ防除として8農会、5,748.9アールを実施したものと3集落の共同薬剤散布1,687.7アールを実施しております。それぞれ1アール当たり60円を交付したものでございます。  3項1目支払事務費賦課金14万6,632円につきましては、連合会への賦課金でございます。  次の4項1目共済繰出金1万円は、共済金の支払いの財源不足に対応するためのもので、畑作物共済へ繰り出しております。  以上、歳出合計としまして1,096万2,645円でございます。  次のページ、346ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額として2,106万4,359円、歳出総額として1,096万2,645円、歳入歳出差引額1,010万1,714円となっており、実質収支額も増額となっております。  次の347ページは、財産に関する調書でございます。出資による権利として農業共済基金拠出金11万7,000円で、決算年度中の増減はなく、年度末現在高も同額となっております。  以上が農業共済関係の決算でございます。ご審査、よろしくお願いいたします。 ○丸山委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○福井澄榮副委員長  3点ね、まず337ページの水稲支払共済金、これが76万3,224円ですね。獣害による被害ということなんですが、大分周りには電柵とかいろいろ行われてるんですが、それでもまだ獣害被害があるのか、伺います。  それと、この一番下の家畜保険料ですね、猪名川町にも家畜がいるんだなっていうことで、大体わかりましたら、牛が何頭、豚が何頭っていうようなことでわかりましたらお願いします。  それから345ページですね、これの損害防止費のうちの19節負担金の44万6,196円、これはヘリ防除による1アール当たり60円お支払いしてるっていうことですね。このヘリ防除に関してなんですが、ヘリ防除してるとことしてないとこの差はあるのかないのか。それからまたヘリ防除によってその防虫剤いうんですかね、それは自然に対してどのような程度のものなのかをお伺いします。 ○春名産業観光課主幹  失礼いたします。まずご質問の1点目の獣害対策、電柵等されていらっしゃいますけれども、獣害被害はまだ続いているのかというその点についてお答えのほうをさせていただきたいと思います。獣害被害でございますけれども、猪名川町のほう、平成29年度から町単独事業といたしまして電気柵の助成事業というものを始めさせていただいております。非常に好評な事業でございまして、農業者の方々、たくさん利用されていらっしゃいます。ただ、電気柵のほうされていらっしゃいますけれども、やはり獣害被害というのは完全にはまだおさまっているという状況ではないというのが実情でございます。  平成30年度でございますが、鹿、イノシシの捕獲頭数でございますけれども、鹿につきましては、平成29年度が73頭だったのに対しまして、30年度は92頭とおよそ1.2倍の捕獲頭数でございました。また、イノシシにつきましては、平成29年度が63頭でございましたが、平成30年度には144頭とおおよそ2.29倍というような形で、捕獲頭数が非常に伸びとるというような状況でございます。要因といたしましては、兵庫県の北部のほうに生息しております鹿やイノシシがだんだんと南下しておるというような、そういうこともございまして、有害鳥獣の生息域が南下してる、拡大しつつあるという状況でございまして、有害鳥獣の個体数が増えてきているのかなという、そういう可能性も1つございます。ですので、まだまだ獣害対策というものはまだ厳しい状況ではございますが、町のほうといたしましても、町の施策、また国、県の施策などを活用いたしまして、こういった有害鳥獣対策について積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。  説明は以上でございます。 ○澤産業観光課長  ヘリ防除についてのご質疑をいただいております。ヘリ防除につきましては、30年度につきましては11農会、ヘリ防除で8集落を対象に行っております。共同散布については3集落ということで、いずれも各農会からの申請に基づいて薬剤のほうのこういった散布を行っておるものでございます。ヘリ等で空中からやりますので、非常に範囲も広くなりますので、そちらについては希望により実施をしておるという形になります。(「家畜の内訳」と呼ぶ者あり)  それと家畜の内訳でございます。先ほど説明でも触れましたが、肉用の牛ということで成牛が13頭、子牛が3頭で、胎児が11頭の引き受けを行っております。合計で27頭分となっております。
    ○福井澄榮副委員長  わかりました。345ページのヘリ防除の件に関して、これ、どうなって、何ていう薬剤をまいているのか、わかる段階でお願いします。  それから電柵なんですが、まだ電柵をできてないところがあるのか、そこが被害こうむってんのか、または電柵があるにもかかわらず、被害をこうむったのか、そのあたりの被害状況をお願いします。 ○春名産業観光課主幹  失礼いたします。ただいまのご質問のまず1点目、ヘリ防除で使用されている薬剤ということでございますが、大変申しわけございません、ちょっと今、手元のほうに資料ございませんでして、どういった薬剤をまかれているのかがちょっとわからず、申しわけございませんです。  2点目の電気柵についてでございますけれども、電気柵のほうでございますが、確かに田んぼや畑にまいていらっしゃる、そういう方々も増えてきとんのですけれども、やはりただ電気柵というのはまくだけではどうしても効果を発揮しない部分がございます。言うならばもう日々のメンテナンス、例えば雑草が伸びてきて電気柵に触れると、そこから電気が漏電して電気柵としての効力がなくなってしまうというとこもございますので、ですから、日常の草刈りですとか、あと線が切れてないかというようなチェック、そういった日常のメンテナンスも非常に大切になってまいりますので、ですので、つけていても、ちょっと十分な効果が上がっていないのかなという、そういった圃場も中にはあるのかもしれないです。  説明は以上でございます。 ○福井澄榮副委員長  それは残念ですよね、春から育てて、獣害によりみすみすやられるということですのでね。町もこうして補助してますんで、やはり日ごろからの手入れをきちっとしていただいて、獣害を減らすぞというんでなければ、ご自分のとこの作物がだめになるわけですから、やはりそういうところももうちょっと教育していただきたいのと、それから薬剤がわからないって、これだけ44万6,196円、税金でお支払いしてるわけですから……(「農会で決めることや」と呼ぶ者あり)いや、農会の決めることでも、町……(「多分農会で決めることじゃないの」と呼ぶ者あり)ちょっと待ってください。44万6,196円、税金で払うわけですよ。それを農会が決めるからって、何をまいてもええっていうことにはならんでしょう。だから、きちっとした安全な低農薬のっていうことであれば私は納得しますけど、そうなってるのかどうかだけでも知る……(「農業委員会呼んだらよろしいやん、農業委員会」と呼ぶ者あり)農業委員会、呼ぶたって……(「委員会、呼んだらよろしいやん」と呼ぶ者あり)農業委員会、呼んだらいいんじゃないですか、農業委員会に聞いたらいいんじゃないですか、違いますか。(発言する者あり)町が知らんっていうのはおかしいんですよ、それは。 ○丸山委員長  ただいまから暫時、ちょっと休憩します。                 午後 1時27分 休憩                 午後 1時38分 再開 ○丸山委員長  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。 ○澤産業観光課長  先ほどのヘリ防除の薬剤の名前ということでご質疑をいただいております。名前はスタークル液というものでございます。水稲ですので、カメムシやウンカなどに対応するもので、JAの事業として散布等をしておるものでございます。  以上でございます。 ○福井澄榮副委員長  1点だけ。スタークル液というカメムシやウンカということで、これ非常に防除に大変なことなんですけども、これは低農薬であることは事実なんですか。それだけ。 ○澤産業観光課長  こちらの液、薬剤についてですが、JA、農協さんが営農の中での薬剤ということで推奨、実施されておるものでございますので、環境についても万全な配慮をされているものであると認識をしております。  以上でございます。 ○丸山委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○丸山委員長  それでは、議案第57号の質疑は終結いたします。  担当職員の入れ替えをお願いします。  ただいまから暫時休憩いたします。50分に再開します。                 午後 1時39分 休憩                 午後 1時50分 再開 ○丸山委員長    審査の前に、初めに、副委員長の質疑の中で、就学援助費の中、修学旅行対象者の人数について保留になってた事項について答弁をお願いします。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。午前中お尋ねいただきました就学援助費のうちの修学旅行費の人数でございます。小学校6年生につきましては33人、中学校3年生につきましては38人、支給実績がございます。なお、経済的理由で修学旅行に参加できなかったという児童生徒についてはございません。  以上でございます。 ○丸山委員長  次に、議案第58号 平成30年度猪名川町奨学金特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査します。  説明を求めます。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。それでは、事項別明細書の356ページ、357ページをお開き願います。まず、歳入でございます。1款1項1目利子及び配当金、収入済額26万3,805円で、奨学基金利子となっております。  3款1項1目繰越金の収入済額は313万8,933円で、平成29年度の実質収支額を繰り越したものでございます。  4款1項1目貸付金元金収入、収入済額466万6,750円となっております。  続きまして、5款1項1目奨学基金繰入金の収入済額は1,359万4,000円となっておりまして、平成29年度から99万4,000円の減額となっております。貸付金に対し、基金を繰り入れて対応したものでございます。  以上、歳入の合計収入済額2,166万3,488円でございます。  次のページ、358、359ページをお開き願います。歳出でございます。1款1項1目事業費、備考欄の9節旅費、普通旅費6,600円につきましては、町外の訪問徴収に係る旅費、11節需用費の消耗品費1万4,757円、印刷製本費1万800円、12節役務費の通信運搬費4万2,570円につきましては、納付書の発行、督促に係る事務費でございます。手数料1万4,904円につきましては、コンビニでの返還金の納付に係る手数料といたしまして1件60円、約230件の実績となりました。13節委託料、電算保守委託料30万1,968円につきましては、奨学金システムの保守委託料でございます。14節使用料及び賃借料の通行料及び駐車料3,110円につきましては、町外の滞納徴収の際の高速料金等でございます。21節貸付金の支出済額は1,797円でございます。入学費貸付金は18件、415万円、就学費貸付金が40件、1,134万円。(発言する者あり)失礼しました。貸付金の支出済額は1,797万円でございます。入学費貸付金は18件の415万円、就学費貸付金が40件、1,134万円、通学費貸付金が10件、198万円、留学費貸付金が1件、50万円となり、貸付金合計は69件、1,797万円でございます。  次に、360ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額2,166万3,488円、歳出総額1,836万4,709円、差引額329万8,779円となっておりまして、実質収支額も同額の329万8,779円でございます。  361ページをお願いいたします。財産に関する調書でございます。債権につきましては、奨学金貸付金として前年度末現在高5,802万8,000円、貸付金元金収入額、また、貸付額を考慮いたしました決算年度中増減額は1,330万3,000円の増となりまして、その結果、決算年度末現在高7,133万1,000円となっております。また、基金につきましては、区分は現金で、前年度末現在高6,683万7,000円、決算年度中増減高として取り崩しにより1,359万4,000円の減額、決算年度末現在高は5,324万3,000円となっております。  以上で説明とさせていただきます。ご審議、よろしくお願いいたします。 ○丸山委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○阪本委員  この奨学金制度なんですけれども、猪名川町独自の制度っていうことで本当に使いやすく改正をしていただき、平成28年度に改正されてから利用者が拡大されたということで、本当に多くの方から喜びの声をいただいております。町内在住で、25年間で年間1年間で5万円が、5年間で25万円免除になるっていうことで、それ、まだ年数もそんなにたってませんけれども、町内に残ってほしいっていう意味でそのような制度になっているかと思いますけれども、どれぐらいの効果があるのかということが1点と、まだ結構、周知徹底をということで以前お願いしておりますけれども、まだ知らないっていう方もいらっしゃって、その周知の方法、広報は毎年見ておりますので、存じております。あと生徒、学校等々でどのように周知をされているか、中3なのか、中学1年からなのか、中3の方だけなのか、意外に知らないっていう方もまだ多くいらっしゃいます。  それ周知方法を2点と、もう一つ、予算的なことで、きちんと返していただけたらいいんですけれども、なかなか滞納者もあるかもしれませんが、利用されている方から、もっと拡充をしてほしいというお声も何点か、何人かお聞きしております。お一人、年間30万ということで、本当に大学とかになりますと、お金も結構かかりますので、せめて50万ぐらいまで拡充できないかとか、そうすると4年間で200万になって、返済金額が10年だったら2万円っていうふうになりますけれども、その辺を15年にするとか、いろいろまた方法を考えていただいて拡充をしていただきたいっていう声もありますので、そのあたりのお考え、3点お伺いいたします。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。まず、ご質問いただきました1点、効果でございます。制度を見直しまして新たな制度としましてからの件数でございますが、28年に見直しをしまして、29年の入学から対象としておるところでございます。28年につきましては191件の貸し付け、29年は257件、30年は308件ということで大幅に増加をして、ご利用をいただいておるところでございます。それと返済の際の減額でございますけれども、まだこの制度改正してから卒業される方はいらっしゃいませんので、その方が町内に居住し続けていただいているかといったところについては、またその対象となっておらないということでご理解をいただきたいと思います。  それと周知でございますけれども、高校からの貸し付けということもございますので、中学校にご案内をいたしますとともに、川西、猪名川区内の高校にもこの案内については持参をしておりまして、必要な方の手元に届くようにご案内をするとともに、今おっしゃいました広報ですとかホームページ、町の教育委員会の広報紙にも掲載をして広く皆さんに周知するよう、取り組んでおるところでございます。  それと今1件30万円で、その方に対する貸し付けは120万円を上限としております。これは、返済が始まったときに10年間でお返しをいただきたいという思いを持っております。それは月1万円で年間12万円、それを10年間でという意味でその設定をしておるものでございまして、その額を増やしていく、拡充していくとなると、今は問題にもなっております卒業されてから返済が困難になるということもございますので、そこは120万円を限度にまた1件30万円を上限ということで、今のところ制度設計をさせていただいておるというところでございます。  以上でございます。 ○阪本委員  承知いたしました。本当に猪名川町独自の制度ということで多くの方から喜んでいただいておりますので、町長がいつも言っておられる子育てするなら猪名川町という意味で、こういったすばらしい制度が猪名川町にはあるんだということをもっとアピールしていただいて、川西の方にも本当にうらやましいと、引っ越したいっていう声も聞いたこともありますので、ぜひ周知をしていただきたいと思います。  以上です。 ○丸山委員長  ほかにありませんか。 ○福井澄榮副委員長  最近、やはりこのように世の中が混沌としてきますと、就職したくても、せっかくいい大学出ても就職難で就職できないということがあったりしますんで、このうちの、うちのって、猪名川町の奨学金をもらったお子さんたちは全て就職できているのか、そういうことを把握する必要もないのかあるのか、もし把握できてるようだったらまた知らせて、お聞きしたいですね。世の中、そんなたくさんではないと思いますけど、その奨学金借りたけど、就職できてなくて返せないという。ほんで、親に頼ることもできないというようなことも、ちまた、ニュースになったりしますので、そういうことがますますっていうことになってきたら、貸し付けではなくて補助すると、助成していくという方向もあっていいんではないかなと思うんですが、一足飛びにはいかなくてもいかがなものかと、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○大嶋教育振興課長  まず、卒業された方が就職できているのかということでございます。旧制度では、そのことを把握するに至らなかったわけでございますけれども、新制度につきましては、毎年、現況届ということで、そのときの債務を確認していただくということも含めて、どちらに勤務なさっているかという勤務先も現況届で寄せていただくということとしておりますので、改正後についてはそのような形で把握をしておるところでございます。  それと奨学金の給付制度について考えられないのかということでございますけれども、給付につきましては、国の制度もございます。また、猪名川町も実施するとなれば、成績であるとか所得要件で、その範囲を狭めていくこということも必要となってまいりますし、それと特別会計で運営しておるものでございますから、給付となると一般会計からの繰り入れということが必要となりますので、今のところ、貸付制度でこの制度を運用していくということで進めておるところでございます。  以上でございます。 ○福井澄榮副委員長  不納欠損とかそういうのがない、健全、ここぐらい違うかな、この会計ぐらい違うかな、ないんですね。非常にすぐれてると思いますけど、その陰でお子さんたちが苦労なさって、やりくりしてっていうことがあっては、就職したら幾らでも返していけますんで。しかしながら、就職できてない、そういうお子さんであっては大変な思いされますので、命を落としてしまいたいっていうお子さんも出てきてますんでね。そういう、私は周りにはいませんけど、そういうお子さんは。ですけど、ニュース等々を見てみますと、非常にそういうところにスポットを当てられたりする番組も見ると、非常に悲惨やなと思いますので、いよいよ大変になってきたら給付制度あってもしかるべきと、こう思っていますので、またそういうところも検討していっていただきたいと思います。 ○丸山委員長  いいですか。 ○福井澄榮副委員長  はい、いいです。 ○丸山委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○丸山委員長  それでは、議案第58号の質疑は終結いたします。  ただいまから暫時休憩いたします。                 午後 2時04分 休憩                 午後 2時07分 再開 ○丸山委員長    これより議案第53号 平成30年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について中関係部分、議案第57号 平成30年度猪名川町農業共済特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第58号 平成30年度猪名川町奨学金特別会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○丸山委員長  それでは、討論は終結いたします。  これより議案第53号のうち、本委員会に付託された部分、議案第57号、議案第58号を一括して採決いたします。  お諮りします。以上3議案は、認定することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丸山委員長  異議なしと認めます。よって、議案第53号 平成30年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について中関係部分、議案第57号 平成30年度猪名川町農業共済特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第58号 平成30年度猪名川町奨学金特別会計歳入歳出決算の認定については、認定されました。  以上で本委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。  なお、本委員会の委員会審査報告につきましては、委員長にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丸山委員長  異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日の委員会は、これにて閉会します。 ○福田町長  ただいま総務文教常任委員会に係ります平成30年度の猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定をいただきました。大変ありがとうございます。決算というのは来年度予算に係る大切な認定であると、我々は思っております。来年度予算に向けてこれからまた審査をしていただく機会もありますので、我々も心して来年度の予算を送っていきたいというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。  これから世間も寒くなってまいります。どうかお体には十分お気をつけていただきまして、これからの議会活動に精励していただきますことをお願い申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。本日はありがとうございました。 ○丸山委員長  委員長よりごあいさつを申し上げます。  委員の皆様、2日間にわたる総務文教委員会の審査、ありがとうございました。慎重審議の上、可決していただき、感謝を申し上げます。これから一段と寒くなっていきます。お体には十分ご留意の上、議員活動をしていただきますようお願い申し上げ、閉会の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。                 午後 2時10分 閉会 本委員会会議録として署名する。                       令和元年10月24日                 猪名川町議会                  総務文教常任委員長  丸 山   純...