猪名川町議会 > 2019-03-11 >
平成31年生活建設常任委員会( 3月11日)

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  1. 猪名川町議会 2019-03-11
    平成31年生活建設常任委員会( 3月11日)


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    平成31年生活建設常任委員会( 3月11日)                  生活建設常任委員会                         平成31年3月11日午前10時00分                                本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第 4号 平成31年度猪名川町一般会計予算中           第1条 歳入歳出予算のうち歳入関係部分 歳出関係部分  議案第 5号 平成31年度猪名川町国民健康保険特別会計予算  議案第 7号 平成31年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算  議案第 6号 平成31年度猪名川町介護保険特別会計予算  議案第10号 平成31年度猪名川町水道事業会計予算  議案第11号 平成31年度猪名川町下水道事業会計予算  議案第24号 猪名川町敬老祝金条例の一部改正について 2 請願審査  請願第 1号 75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する請願
    〇出席委員  委 員 長   加 藤 郁 子  副委員長    宮 東 豊 一  委    員  池 上 哲 男      委    員  久 保 宗 一  委    員  阪 本 ひろ子      委    員  福 井 澄 榮  議    長  肥 爪 勝 幸 〇欠席委員  委    員  下 神 實千代      委    員  中 島 孝 雄 〇説明のため委員会に出席した者  町長       福 田 長 治      副町長       宮 脇   修  企画総務部長   古 東 明 子      企画財政課長    和 泉 輝 夫  企画財政課主幹  橋 本 典 幸      税務課長      井 上 峯 子  税務課主幹    今 中 一 郎      生活部長      中 元   進  住民保険課長   森   昌 弘      住民保険課主幹   石 部 広 人  福祉課長     井ノ上 利 昭      福祉課主幹     中 西 智 美  まちづくり部長  佐々木 規 文      建設課長      堂 本   朗  建設課参事兼建築営繕室長           石 戸 利 明      建設課主幹     宮 田   勝  建設課主幹    乾   秀 夫      都市政策課長兼新名神高速道路対策室長                                  倉   成 功  都市政策課主幹  塚 原 高 史      都市政策課まちづくり推進室長                                  平 井 秀 明  上下水道課長   津 野   稔      上下水道課主幹   河 井 宏 明  上下水道課主幹  土 谷   茂 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長     岩 谷 智賀子      課長        澤   宜 伸  主査       池 田 知 史                 午前10時00分 開会 ○加藤委員長  おはようございます。  先日に続き、生活建設常任委員会を開会します。  会議に入るに先立ち、ご報告します。中島委員より所用のため、下神委員より所用のため、本日欠席との通告がありましたので、ご報告します。  本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりです。  初めに、まちづくり部建設課の関係部分についての説明を求めます。 ○堂本建設課長  おはようございます。  それでは、建設課の所管部分につきまして事項別明細書より説明させていただきます。  ページですけども、152、153ページをお開きいただけますでしょうか。5款1項4目農地費、本年度予算額は9,827万1,000円で、そのうち説明欄、地籍調査事業費4,299万1,000円が建設課所管分でございます。  地籍調査は、国土調査法に基づきまして、平成12年度より調査を始め、町内33地区の調査を実施しているものでございます。平成31年度の地籍調査は、柏原地区の現地調査を予定しているものでございます。面積は、57ヘクタールでございます。  主なものにつきまして説明させていただきます。8節報償費の70万円は、現地調査の際に地権者に加えまして地元の方を地籍調査推進委員として立ち会いをいただいているところでございます。その立ち会いに対する報償費でございます。内訳としまして、1日当たり7,000円で、5人の調査推進委員が20日間の調査の立ち会いをいただく費用でございます。延べ100人の支払いを見込んだものでございます。11節需用費147万円は消耗品で、事務用品のほか現地調査の際に境界に設置するプラスチックくいなどの費用でございます。13節委託料3,932万5,000円の主なものは、説明欄2行目の測量設計委託料3,891万円で、柏原地区の現地調査、現地測量に係る地籍調査業務委託料でございます。14節使用料及び賃借料、事務機借上料は55万8,000円で、地籍調査に係るシステムを更新するものでございます。端末機リース3台とシステムに係るものでございます。  少し飛びまして、162、163ページお願いします。7款1項1目土木総務費、本年度予算額は1億4,003万7,000円でございます。説明欄、土木総務事務費1,289万7,000円で、主なものとしましては、7節賃金の342万6,000円、これは建築技術専門員の賃金でございます。引き続きまして、他の行政で経験のある技術職員に支払う賃金でございます。11節需用費は44万6,000円で、2行目、印刷製本費4万4,000円は道路掘削の占用に際する占用許可申請書を印刷するものでございます。3行目の修繕料11万円は、土木工事などで図面を作成する際に使用するCADシステムがございます。そのシステムの認証キーの修繕を行うものでございます。13節委託料472万9,000円で、そのうち1行目、電算処理委託料の32万4,000円は用地取得、物件補償システムの元号改元のプログラム変更に係る委託料でございます。2行目の電算保守委託料15万9,000円は、用地取得、物件補償管理システムの保守に係る委託料でございます。3行目、道路台帳修正等委託料424万6,000円は、道路管理者は管理する道路台帳を整理し、保管を行わなければならないことから、新たに認定などを行った路線などのデータを測量し、台帳に修正する業務が必要となります。今回新名神高速道路に係る路線で変更や廃止した11路線の修正を行うものでございます。14節使用料及び賃借料186万円で、主なものは本町が使用している土木積算システムに係る費用でございます。1行目のソフトウェア借上料91万9,000円で、兵庫県積算共同システムに係るソフトウェア使用料でございます。下段の事務機器借上料92万8,000円は、同システムの土木業務に使用している端末機5台分の更新に係るリース料でございます。  19節負担金、補助及び交付金の31万7,000円につきましては、次ページ、164、165ページをお開きいただきまして、職員研修の負担金1万8,000円でございます。これは公益財団法人まちづくり技術センターなどが実施する研修や講習会に参加しまして、工事監督や積算など、また品質管理などを学び、適切な職務に遂行する能力を養うものでございます。また、負担金につきましては、建設課所管の業務に係る協議会の負担金でございます。  下段をご覧ください。2項1目道路維持費、本年度予算額1億9,872万4,000円でございます。主なものは、説明欄、道路維持補修費で8節報償費120万円は、毎年自治会に活動をしていただいております道路、河川愛護に係る報償金でございます。平成30年度におきましては40自治会、延べ2,663名の参加をいただいたところでございます。11節需用費1,781万7,000円で、主なものは、2行目、光熱水費1,100万円は町内道路照明灯の電気代金でございます。平成30年度から計画的にLED灯へ切りかえを実施しており、電気代金1,100万円の減額を見込んでおるところでございます。1つ飛びまして、修繕料600万円は、道路施設に係る修繕料で、照明灯交換や防護柵、側溝などの緊急修繕に係るものでございます。  166、167ページをご覧ください。13節委託料8,050万6,000円につきまして主なものは、2段目、道路等管理委託料の8,000万円で、街路樹の植栽管理、路肩の除草作業、落葉などの清掃作業に加えまして、凍結防止剤を散布する冬季管理などの委託費用でございます。15節工事請負費9,464円で、1行目、交通安全施設整備工事費420万円は、各自治会やPTAなどから要望を受け、それを精査いたしましてガードパイプ、カーブミラー、区画線などの交通安全施設の整備を行うものでございます。2行目の維持修繕工事費9,044万円は、修繕工事でございます。31年度は北野地内町道紫合北田原線水路ぶた修繕工事、伏見台地内の遊歩道修繕工事、若葉地内の若葉3号線歩道修繕工事、北田原地内の北田原4号線路肩修繕工事、広根地内の町道広根猪渕線排水修繕工事、差組紫合線、広根猪渕線の舗装工事などを予定しているものでございます。また、平成30年度より道路照明灯を消費電力が少なく耐用年数の長いLED灯へ交換する道路照明灯修繕工事を実施しており、平成31年度は若葉、白金地内の灯具交換を実施するものでございます。16節原材料費414万8,000円は、直営班が補修する作業に使用する生コンやレミファルトなど道路補修資材や冬季に散布する凍結防止剤の購入費用でございます。  続きまして、2目橋りょう維持費、本年度予算額7,550万6,000円でございます。主なものは、説明欄、橋りょう維持補修費で13節委託料1,825万5,000円は、1行目の実施設計委託料1,800万円で、橋梁長寿命化修繕計画に基づくもので、本年度、次年度予定箇所につきましては杤原地内観音橋鎌倉地内出合橋、杉生地内風呂ノ本橋、鎌倉地内高橋、島地内前田橋、銀山地内銀山橋の実施設計委託の費用でございます。15節工事請負費、維持修繕工事費5,692万6,000円は、同じく橋梁長寿命化修繕工事に基づきまして、紫合地内の紫合橋、杉生地内コウトウ橋上阿古谷地内縄手橋、島地内川面橋、伏見台地内伏見台4号橋などの維持修繕の工事費でございます。  続きまして、中段、3項1目河川維持費、本年度予算額30万円は、説明欄、河川維持管理費で11節需用費の修繕費30万円でございます。町内の河川の修繕費用でございます。  170ページ、171ページをご覧ください。4項1目都市計画総務費のうち、説明欄中段、建築営繕費195万1,000円が所管分でございます。建築担当は、阪神7市1町において適正な単価などを協議し、作成し、共通の積算システムを用いて積算しております。その積算システムが構築後経年経過いたしまして、更新が必要となったことから、平成31年度から新システムに切りかえることとなります。主なものは、11節需用費、消耗品58万2,000円で、積算に係る書籍や積算システム単価資料の購入費用でございます。14節使用料及び賃借料101万7,000円で、うち事務機借上料17万9,000円は建築積算に必要なパソコン3台のリース料でございます。ソフトウエア使用料83万8,000円は、新システムに係るソフトウエア使用料でございます。19節負担金、補助及び交付金12万5,000円は、阪神7市1町建築営繕連絡協議会負担金や新たに導入したシステムに係る賛助会員会費でございます。  172、173ページをご覧ください。2目公園費、本年度予算額1億1,100万2,000円は、説明欄、公園緑地管理費でございます。主なものといたしまして、11節需用費1,205万9,000円のうち、2行目、光熱水費820万円は町内42カ所の公園緑地の電気、水道料金でございます。2行下の修繕料294万円につきましては公園緑地修繕料で、公園遊具などの修繕費用でございます。13節委託料9,393万5,000円につきましては、施設点検委託料153万5,000円で、公園遊具の定期点検委託料でございます。公園管理委託料9,240万円は、町内46カ所の公園の植栽管理、除草並びに町内緑地の除草等の維持管理に係る業務委託料でございます。15節工事請負費は455万6,000円で、維持修繕工事費としてきらきら公園舗装修繕工事を実施する費用でございます。  240ページ、241ページをご覧ください。10款2項1目河川等災害復旧費、本年度予算額の1,000円は、15節工事請負費で科目設置でございます。  以上で建設課所管分の説明とさせていただきます。ご審査よろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○阪本委員  道路維持補修ということなんですけれども、何ページかというのは、樹木の件で先日ちょっと担当課間違えて説明、お尋ねしたところなんですけれども、防災の観点から昨年も結構木が倒れて電線にひっかかって停電したというところがあったと思うんですけれども、樹木が電線にひっかかっているところに関しまして、関電の関係等もあると思うんですけれども、町としては、もう山林がとても多いので全部というのは難しいかもしれませんけれども、家庭でやっぱり電気を備蓄するというのはとても難しいと思いますので、防災の観点で樹木の停電、電線にひっかかってるところをどのように対応されるかということをお尋ねいたします。 ○堂本建設課長  関電の電線とか公共用地に係る部分につきましては、直営班により点検を実施しておるところでございます。台風、昨年度の災害におきましても何カ所か倒れた場所とか早急に対応いたしたところでございます。  それに加えまして、関西電力のほうもトランスとかの大きな部分があるところにつきましては情報提供下さいというところで、何カ所かそういう形で切りましょうということで、町職員と現地確認をしながら進めていただいとるようなところでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○加藤委員長  いいですか。  ほかにありませんか。 ○福井委員  まず、167ページのこのカーブミラーですね、15節の工事請負費の中の維持修繕工事費で、たしかカーブミラー、PTAとか自治会から……。これ上か。交通安全のほうかな、420万。道路維持補修は、これは植栽のあれか。伐採ですね。まずなんですけど、カーブミラー、PTAとか自治会から上がってて、あとどれぐらい設置せないかんとこが残ってるのかお伺いします。それ大体どれ、年次計画でやっておられると思うんですけども。  それからもう一つ、橋りょう維持補修なんですが、ちょっと内々では松尾台の、サピエから松尾台にかかる橋ですね、あれがぼこぼことして、あれが雨水がしみ込んで大変なる前に修繕してほしいと。そのときに日生中央駅から伏見台にかかる橋ですね、あれたしか宮東町長のときにそこ住民の方が雪とかで滑って、ちょっと坂になってますので、何とかしてほしいと。そのときに新聞で読んだタイヤの上手に加工したやつ、それでラバーみたいなんで張ってくれて、あれで一遍で滑りがとまったんですね。同じように橋梁の上というのは非常に滑りやすいんですので、車でも滑りやすいですよね。歩行者のみなんですが、そこも伏見台側のようなああいうのをしてほしいという要望が出てるわけなんですが、今後どうしていかれるのかお伺いします。 ○堂本建設課長  まずカーブミラーの設置につきましては、昨年、30年度ですけども、2基、伏見台、若葉のほうに設置しておる状況です。  それと白線とかそういうところにつきましては、木津東山地内であったりとか、松尾台2号線、南田原とか、そのあたりで設置しとるような状況でございます。  この場所につきましては、担当課と協議する中で順次予算の範囲で進めておるものでございます。  あと何基とかいうことでおっしゃっておりましたが、あと何基というふうなところの数字ではなくて、当年度の要望に応じて対応してるような状況でございます。  それと橋梁の修繕でございますが、橋梁の点検を実施いたしまして、その中でランク分けをする中で順次点検をし、修繕を実施しておるものでございます。今、委員がおっしゃってました部分の歩道の歩行面の改修とかそのことにつきましては、本来橋梁の補修というのは、その橋梁の長もちをさせるというところではございますが、舗装面の歩きにくいとか滑りやすい、そのことにつきましては別途またその場所の提示いただきまして、担当職員で現地確認する中で対応させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○加藤委員長  よろしいですか。 ○福井委員  いいですよ。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○池上委員  1点、非常に細かいところで申しわけないんですが、170、71のところで、先ほど事務機借り上げ、ソフトウエアの新しくなるということで、それにあわせてパソコンも3台というふうにおっしゃいましたけど、ここだけの話なのかどうかわからないんですけど、このパソコンはそのソフトウエアに対応する専用のパソコンなのか、代用品が代用できないのか、その辺ソフト開発されるとそれに合わせてパソコンもセットみたいな形が多いのかどうなのかわからないんですけれど、この辺どうなんですかね。 ○石戸建設課参事建築営繕室長  ご質問のありましたパソコンについては、これについては建築積算システムを入れるということで建築職員専用のパソコンとなっております。  以上です。 ○池上委員  専用は専用でいいんですけど、今までなかったからそれに追加したのか、特化したパソコンなんで専用で入れたんか、内容によって違ってくると思うんですが。 ○石戸建設課参事建築営繕室長  建築営繕システムにつきましては、一番最初、平成11年にソフトウエアを開発したときに阪神7市1町で建築専用のパソコンを導入して開発していったという経緯からパソコンのほうを使用させていただいております。  以上です。(発言する者あり)  そういう意味ですか。済みません。普通のウィンドウズの入ってるパソコンですけれども、CADとか動くように少しちょっとグラフィック性能の高いパソコンを入れております。  以上です。 ○池上委員  必要であればそれはしゃあないんですけど、その辺の精査も必要かなと。されてると思いますけど、よろしくお願いします。  あと地籍調査、私たしか20年ぐらいかけてというふうな最初にスタートの段階で聞いたような記憶があるんですけど、あと残りはどのぐらいなんかな。単にちょっと20年という期限が近いなというふうに思ったので、その辺をお聞きします。  それと今回台風やら大雨やらであちこち、民田も大変な崩落があったわけなんですが、木間生旭ヶ丘線もストップしましたわね。あれはほかと違って町道かなり入れて迂回路ということでつくったんですが、その割にこんなとまってしまっていいんかなと。以前には旭ヶ丘の住宅地の裏も崩れてるということもあって、その辺の地形なんかをちょっと調査いうか、今後の対応として危険地域なのか、ハザードマップ見ればわかると言われればそれまでなんですが、特殊地形とかそういう関係があるのか、今後あそこ詰まればというか、根本的にはふるさと館から以南のほうが潰れたらどっちしてもだめなんですけど、県道でもありますし、町道でかなりの投資をした道ですんで、ほかとちょっと違う意味でこの木間生旭ヶ丘線、今後の対応大丈夫かなと、地質的なものはどうなのかなとちょっと疑問に感じたんで、お尋ねしておきます。 ○堂本建設課長  昨年度の風害、台風等におきまして木間生旭ヶ丘線におきましては一時通行どめしていただくようなことがございました。工事建設当初から木も大きくなって、それが倒れるようなことがあったんですけれども、土砂が崩れたところもありました。そのルートにつきましては、設置した目的等も勘案しまして、今後、重点的に点検等をさせていただくようなことに加えまして、また細かなところ職員で点検する中で今後、危険な箇所が洗い出しできてるんであれば、また工事対応もしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○宮田建設課主幹  地籍調査の件で質問があったと思うんですけども、来年度柏原地区を実施いたしまして、その後、杉生と、その後に新名神の関係で後になってた広根であったり、猪渕であったりということを実施する予定としてまして、それが34年度に現地調査が終わる予定としております。その後に何年かした後に登記が終わるので、一応予定では36年度に登記完了というような形になっております。  以上です。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。(「もう一度」と呼ぶ者あり) ○福井委員  一緒に質問すればよかったんですが、167ページの、先ほどちょっと言いかけまして、15節工事請負費の維持修繕工事費ですね、これが9,044万上がってるわけなんですけど、毎回のように要望してるんですけど、お盆のころ、あのころが一番公園、もう膝下ぐらいまで草が伸びて……。 ○加藤委員長  公園は公園費。 ○福井委員  167ページ。 ○加藤委員長  これは多分道路の補修ですよね。 ○福井委員  道路。 ○加藤委員長  道路の。 ○福井委員  公園じゃなかった。 ○加藤委員長  公園は公園費。 ○福井委員  どっちやった。どこやったかな。 ○加藤委員長  公園費。 ○福井委員  ごめんごめん。どこやった。 ○加藤委員長  もうちょっと前やったと。公園管理費の中に入ってたと思う。(「公園管理費、173」と呼ぶ者あり) ○福井委員  173。これや。ごめんなさい。除草でしたね。公園管理委託料ですね。173ページの13節委託料の中の公園管理ですね。9,240万ですが、ここを毎年のように私、要望してるんですけど、どうしても業者に、これ年2回で多分9,240万やと思うんですけども、町内の全部の公園ですよね、これを1回夏、お盆前に何とかシルバーさんに頼むとか、少しじゃないわ、これで4,000万ぐらいか、少しシルバーさん頼んだらちょっと安くなるんではないかなとも思ったり、業者のほうが安いのかなとも思ったり、ちょっとわからないからそのあたりは教えられるんだったら教えていただきたいんですが、これを1回加えていただきたいと。そしたら子どもたちが、高齢者の方も、普通の方も、一般の方もあの公園を非常に利用しやすいということで、子どもなんか遊べないですよ、あんなところでね。なのでマムシが出ますとか、そういうこともかつてあったりして、怖い公園だということなってますので、もう一度考え直していただけないでしょうかと思うんですが、いかがでしょうか。
    堂本建設課長  公園の委託料でございますが、公園の中では今おっしゃっとるような形の除草の関係とかが主にございます。それは年に2回ということを基準として形でさせていただいております。  シルバーとかに委託ということもございましたが、シルバーとかユウカリの部分に総合公園の草刈りも委託、部分的にしとるところもございます。それに加えまして、噴水の整備であるとか、噴水の点検とか、その中で工事をさせていただいとるようなものでございます。  回数につきましては、定期2回で自治会等の要望、公園ですので、年に2回という形の中で、どうしても悪いところとか、また管理しておる中で目につくようなところありましたら直営班で対応しとるような状況でございます。  以上でございます。 ○佐々木まちづくり部長  公園の維持管理の部分でございますが、財源としましては一般財源でしか対応できないの現実でございまして、一般財源、限られた財源の中で、公園だけではなくて、福祉施策、ごみの回収業務とか、教育とか、いろんなことをしていかなければならないというところで、公園として使える費用も限られておりますので、その中で2回を適正な時期にということで取り組んでおるものでございます。  そして自治会によっては自治会で協力できることはしようかということで、例えば遊具の簡単な修繕、塗装、塗るとか、そんなん自治会取り組んでいただいてるところもございますし、その2回の間で自治会で草刈りができないかなというふうなことを検討されてる自治会もございますので、地元ともそういったことで協力していただいて、よりよい公園というか、管理ができたらなと思っております。  以上でございます。 ○福井委員  遊具の点検とか聞いてなくて、草刈りのこと聞いてるんですよね。限られた財源ということで、毎年毎年同じことしかしないという、猪名川町、全町公園化構想というて、非常にそういう名がついてる割には草ぼうぼうの、お盆なったらもう一旦出てた人も帰ってきたりしますんで、お婿さんやお嫁さん連れて帰ってきたり、お孫さんが帰ってきたりするそこへあの公園ではとてもじゃないですけど、猪名川町汚いなということですんで、限られた財源はわかってるんですよ。だからこそ住民の人が少しでも暮らしやすいほうに財源を使わなければいけないということですので、自治会とかどうのこうのじゃなくて、もう一斉に、いや、きれいなとこはいいですよ。新しくリニューアルしたとこは、そんなに公園目立った草は生えてませんけども、ですけど、伏見台の北公園とかいうところはもう非常にマムシが出るような公園になったりしてますので、そういう重点的にしていただきたいと、こう思ってるわけです。  そこでシルバーさんの仕事にもなりますし、年2回はもう決まってる。プラスアルファ、それを柔軟に対応していただきたいと思ってますので、一度課内で検討してみてください。何回も何回も申し上げてますので、よろしくお願いします。 ○佐々木まちづくり部長  先ほどご答弁させていただきましたように、地域で取り組んでいただいてるところもございます。実際例えばまちづくり協議会で取り組んでいただいてるとこについては、一定補助金を出して管理をしていただいてるということで取り組んでもいただいておりますので、そういった形でまちづくり協議会なりそういったところで活動していただく分につきましては、協議をさせていただいて、一定の補助金を出して取り組んでいただいてるというところもございますので、行政だけでなく、そういったことで取り組んでいただきましたら一定の補助金は出しているというのが現状でございます。  以上です。 ○福井委員  まち協に補助金出して、じゃあ、伏見台の北公園なんかはきれいになってるんでしょうか。いっこもきれいになってないわけで、ですから町が、まち協かて限られた人材しかいないという、やってくれるんだったらやってくれたらいいんですよ、それはね。ですけど、やはり町が率先して、何だったら担当のまちづくり協議会の担当の職員がちゃんと議員からこういう案が出ましたということ言っていただきたいし、重点的にと先ほど申し上げましたので、ぜひともやっていただきたい、今年度からはと思います。今年度でも補正組んだって構わないわけですから、よろしくお願いします。 ○宮脇副町長  私ども本当に40数カ所の公園、あるいは道路につきましても相当町道延長は長いところ管理をさせていただいております。  そして先ほどから2回の除草というふうに言っておりますが、2回の除草につきましても各地域のほうにご相談させていただいて、本当にいつ刈ることがいいのか。草いうのはこれからどんどんまた伸びていきますから、おっしゃったように盆に帰ってくるから盆前には刈ってほしいといったところもございますし、それで最終的には伸びた、いわゆる10月、11月ごろに刈ってほしいというところもございますし、いろんな地域の実情に合わせて我々の除草が効率やすくやっていきたいな、地域の求められるような時期にやっていきたいという思いも持っております。  ただ、しかし、福井委員おっしゃるように、自分が公園使うときにいつもきれいに除草ができとるかいいますと、実はそこまでの除草をしますと、ご承知のとおり田んぼのあぜ草なんかでも年4回以上刈ってはりますねん。ですから年4回刈っていくと、公園だけでもやっぱり1億近い維持管理経費が要っとるわけですね。ですからそれが丸々先ほど部長が言いましたように単費でやっておりますんで、倍になってもいいのかいう、それは選択としてどこに投資をするかということになりますけども、本当にこれは単費になりますんで、年4回の除草を求められるのか、年2回でご辛抱いただくのかいうあたりにつきましても我々として過去の実績からいろいろと地域の声を聞きながら本当に地域に合った維持管理を心がけてやっとりますんで、それはもう理解をいただかないと、使いたいときにいつも除草がきれいになっとるというふうなところでいきますと本当に莫大な経費がどんどんどんどん重なっていくわけですから、ご辛抱いただくところはご辛抱いただき、また地域のほうで参画協働といいますか、地域のほうでできる協力はやっていただくということにもこれから我々としては地域のほうにお話をさせていただきたい、このように考えております。ですから本当にいつもきれいに除草ができとる公園にまで精度を上げることができるか。それはもう不可能です。ですから福井委員がそうおっしゃるんでしたら、伏見台北公園、地域のほうでよく話をしていただいて、この時期に刈ってほしいということであればその時期に刈らせていただくという調整はこの委託の中ではきっちりとさせていただきたいなと、このように考えておりますんで、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○福井委員  副町長も妙なことおっしゃるんですけど、年4回なんて私、言ってませんよ。夏ごろカットしてくれと。ですから2回は町がやって、あと1回を重点的にやっていただきたいということです。(発言する者あり)  ほんで住民の人の要望ということ、また自治会にも言いますけど、自治会も一生懸命やってくれてはったんですが、非常に高齢化なって、今やってないんですよ。それが現状ですので、ですので何とかあと1回やっていただきたいということは住民の要望でもありますので、住民の要望を議員が介してお願いしてるわけですから、私もむやみやたらにあそこもここもと言うてるわけじゃないんですよ。ですので伏見台北公園はすごいことなってますからということでお願いしてますので、何とかしていただきたいと。本当に住民のためになるところにお金を使っていただきたい。血税ですんで、よろしくお願いいたします。(発言する者あり)もうよろしい。(「いえ、答弁させていただきます」と呼ぶ者あり)何度ですか。もうよろしい。 ○宮脇副町長  住民の代表が町会議員というふうにおっしゃいましたが、私ども各町会議員の方々にお一人ずついわゆる地域のことをご相談するということは考えておりません。したがいまして、議員のほうがそのように地域の声を聞いてお話しでしたら、ぜひ自治会長のほうにその旨やっていただいて、お話をしていただいて、地域としてこの時期に刈ってほしいいうことでしたらその時期に合わせて除草をさせていただきます。先ほどあったように、夏ごろに刈ってほしいということであれば夏のいつごろということで地域のほうでまとめていただければ、私どものほうはその声を聞かせていただければその時期に委託業者のほうには除草するように指示をさせていただきます。 ○池上委員  除草でちょっと思いついたんで、福井委員の後継いでということではないんですが、春、大体あれ植木ですか、道路沿いの、あれも剪定をしていただいてるんですが、何かこのスパンやったら決まった順番でやってんのかちょっとよくわからないんですけれど、例えば交差点で出入りの多いところは同じスパンであればそっからやるなり、そういった調整というのはされてるんか。特に文化体育館から出てくるところ、あそこもすごく危険ですし、その辺の危険度合いで細かくもっと切ってやるとか、そういう検討はされてるのか、もしあれだったらもうちょっと、もう一回、再度いろいろ調査していただいて、また修正するとこは修正していただければと思います。  もう1点は、県道に係る部分、県道も同じですから、県道はそれで要望していただければありがたいんですけど、例えば猪名中に曲がるところ交差点なんかもあれイタドリが木になってこう来てる。あそこも管理者なんかでも見られるのは、もう草生えないようにしている。以前消防署の前切ってくれ、切ってくれいって県のほうの消防、何度か質問して、やっとあそこまで延びて、あそこは安全になったんで、カーブから、だけど、今度はそこ切り込んでるんだけど、イタドリみたいに強いやつがもう木になって伸びてきて、あれ車こするからちょっとこっち丸いんですよね。そういうこともあるんで、県のほうにも、川西なんかグリーンのマットみたいなんした、あれがいいかどうかわかりませんけど、そういう要望もしていただければなというふうに思いますんで、あわせてお願いします。 ○堂本建設課長  まず1点目でございますが、交差点とか刈る場所につきましては、工事発注した段階で業者との調整をする中で進めとるところでございますが、どういうところから進めたらいいかというところにつきましては、また発注の段階でいろいろご意見を伺いながら進めていけたらと思っております。  それと県道の部分で今、木が伸びておる、それから草。草によりまして大きく進捗の、成長の早いものであったりとかいろいろあるんですけども、その範囲の中で除草管理をする中で中間にそういうようなものがあったりするときは、またパトロールで見つけたりという形の中で処理をさせていただくことになりますので、またちょっとお気づきのところがありましたら担当のほうにご連絡いただくような形で対応させていただけたらと思います。  以上でございます。 ○池上委員  順番については、ぜひいろんな交差点立っていただいて、どれだけ範囲があるか、そういったのもいろんなところでPTAなり聞いてまたお願いしたいと思います。  それと県道についても、コスト的には最初に何か敷けば初期投資はかかるんですけど、後はみ出てこないんで安全だし、長期にわたってコストダウンにもなるんで、その辺も含めて県との調整をしていただければな。景観がいいかどうかというものありますけど、猪名川町に木植える必要、私はないと思いますので、あれ草ですしね、その辺も含めてちょっと調整をできればしていただければと思います。 ○加藤委員長  答弁いいですか。 ○池上委員  いいです。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○久保委員  道路灯のLED化の話がありましたですけども、それで省エネルギー化が図られて電気代にも影響があるという、その予算ではないんですが、せっかくLEDになっても夏場その周辺の街路樹の葉っぱがそれを邪魔してなかなか道路を当てないということを去年の夏ごろちょっと地域のほうからお聞きをしまして、相談もさせてもらったんですけども、地域のそういうコンセンサスが得られたら、自治会長さんなりのお申し出があって、それから検討させてもらうということなんですけども、先日お聞きしましたらそういうほぼほぼコンセンサスが得られたということですんで、場所は日生中央のサピエとマンション群の間の道路ですね、そこにある高木、何という木か知らないですけども、それの上にまだ道路灯があるんですけども、夏場この葉っぱが結構邪魔しよるということなので、伐採になるのか、剪定になるのかわかりませんけども、今そういう自治会長さんが申し出をする用意があるということお聞きしておりますんで、その際はぜひともちょっとご検討いただけたらなと。場所わかりますかね。 ○佐々木まちづくり部長  夏ごろでしたかね、委員からもちょっとご相談受けまして、先ほど言われましたように自治会の中で一定方向性をまとめていただきたいと。といいますのが木の伐採については、やっぱり切ってほしいいう人もあれば切ってくれるなという意見もあって、過去に切っていろいろ問題になったこともございます。ですからほかの地域でも防犯灯なり道路照明灯が木にかかって役果たしてないということで、自治会の中でご相談をいただいて、伐採了としていただいて切ったとこもございますので、自治会の中でまとめていただいたらまた建設課のほうで現地を確認しながら対応していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○阪本委員  道路の維持管理のところなんですけれども、定期的な巡回をしていただいてるということでお伺いしております。その定期的な巡回というのがどのくらいのものなのかということと、またやっぱり車で回って見られることが多いと思うんですけれども、自転車とか歩いてとかで結構危険なところというのは発見されると思うんです。マンホールの周りが何かよくへっこんでて道路とすごく段差があったりして、ちょっと自転車で走ってても危ないなと思うところもたくさんあるんですけれども、そういったところを住民の方から直接アプリで報告できるという制度を取り入れられたらどうかなということをちょっと提案させていただきたいと思います。そのあたりどのようにお考えでしょうか、お願いいたします。 ○乾建設課主幹  ご質問ありました道路維持管理パトロールについてお答えいたします。  直営班によって月2回もしくは3回ぐらいのペースで巡回しております。町内新興住宅地だけではなしに、北部のほうからずっと流れとしても回っとるわけなんですけども、月2、3回ということで、当然車の中からの目視だけではなく、地所によって歩いてマンホールの付近とかを点検させていただいております。発見した分について直営で直せる分につきましては、レミファルトとかアスファルトが街路樹の根で起きとる部分につきましては根起こししまして、切り取りして、また復旧しとるような状態を実施しております。  以上でございます。 ○佐々木まちづくり部長  先ほどアプリ、スマートフォンとか使って通報できるシステム、ほかの市で取り入れられてるところございます。近隣では伊丹市でも道路と公園で取り入れ、制度をつくっておられますけども、利点としましては、その場で写真を撮って、すぐにネット使って行政のほうに送るということなんですけども、どうしても開庁日しか見れないと。土日に送られたものは月曜日の朝しか見れないというところで、件数的にも何件かあるけど、そんなに多くはないというふうに聞いております。ほかの市でも余り、量は少ないと。緊急を要する場合、今すぐに直さなければならないということになりますと、土日それを送られても見るのが月曜日とかになってしまいますので、急ぐ場合は、もう役所へ電話して、緊急があるということの連絡をいただいて、職員に連絡をしてもらってすぐ対応するということになりますので、その緊急性を要する分につきましては今も道路、公園、休みの日は役場へかけていただいたら守衛さんから担当へかかるようになってますから、その辺の迅速な対応は今までもしておりますので変わらないということで、ちょっと利用実態を見ながらということになるんですけど、今すぐ今言われてるアプリを導入して効果的かというのは、今現在では考えていないところでございます。  以上でございます。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○宮東副委員長  166、167ページの河川費のとこなんですけど、河川費、維持管理費、これ30万上がってるんですが、これはどういったもんなんか。川の底をブルでやったりする費用が30万なんでしょうか。 ○堂本建設課長  河川の維持管理しとる部分でございまして、例えば河川の点字ブロックのところの根すきであったりとかという部分の修繕にしたりとかいう形で対応させていただいとるものでございます。  昨年度につきましては、今おっしゃっとるしゅんせつみたいな部分につきましては、県の工事と随伴するところがございまして、その県の工事の部分の中で少し町のほうでしてくれというふうな協議をする中で、昨年度少し金額が上がっとったものでございます。  以上でございます。 ○宮東副委員長  河川、どうしても猪名川町であふれるところというのは、やっぱり下のほうからきっちり河川改修してもらわないかんのですけど、昨年も見とりますと銀橋のあたりとか、多田神社のあたりとか、非常に岩を砕いて水の流れをよくしていただいとりまして、下のほうから大分改修も進んでおるんですが、どうしてもゴルフ橋のとことか、大路次川と野尻川ですかね、合流するとこなんかはどうしても大雨とか台風のときはあふれてしまう。猪名川町でいえば生駒病院の裏、猪渕川と銀山川の合流して野尻川になるところなんですけど、あそこも改修をしていただきまして、非常に流れがよくなってるんですけど、しゅんせつでしたっけ、底さらうやつ、あれは新名神の工事期間中はNEXCO西日本さんのほうが責任を持ってやりますということで、西松建設さんが受けてさろうてくれてはったと思うんですが、工事が終わってしまいました。これ後はどこでどう管理していただけんのかなというのはどこですか。 ○堂本建設課長  河川の修繕、しゅんせつにつきましては、本川なんかは、あれ県のほうで今、昨年度におきましては笹尾であったりとか、大量にたまってるところ、流れが悪いところにはしていただいとるような状況でございます。  町の管理河川につきましては、今ある管理しとる状況の中で堆積量が河川断面の3分の1以上になってるようなところがちょっとまだ見受けられないというふうな状況で、現地確認する中でその量が多くなったところをまたピックアップする中で対応していきたいと思います。ですから河川断面が全て何もたまってない状況をずっと維持するということは、これは不可能なことでございますんで、状況を見ながらという形になると。  以上でございます。 ○佐々木まちづくり部長  先ほど言われました生駒病院のとこの合流の部分につきましては、町の管理河川ですので、先ほど課長が説明したように堆積が多く、流れに支障が出てきたいうことになればまた予算化させていただくような時期が来るのかなと思います。今現在ではそこまで考えておりません。  それと修繕料の30万でございますが、これあくまでも緊急修繕として、例えば少し手を加えれば石積みなんかの護岸崩れない、そういうようなところがあれば即対応することによって大きく崩れることが防げるというような箇所が年度内にあれば、そういったときに対応するための緊急修繕の費用として30万円計上しておるものでございますんで、今どこで修繕という箇所を限定して上げてるものではございません。  以上でございます。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○池上委員  ちょっと河川と商工関係にまたがるところなんで、どっちがどうかなという思いはあるんですけど、北田原のマス釣り場も去年崩落して、今シーズンはおろか来シーズンも危ない、ひょっとしたらその次もみたいな話をちらっと聞いたんですが、河川としてはまちづくり部、観光とすれば産業、橋本部長のとこ、だからその辺は協調して県に申し入れをしていただくような形が一番かなと思うんですが、その辺の連携とれてんのか、今後の見通し何か聞いておられるのか、その辺で。 ○堂本建設課長  マス釣り場のところの護岸が崩れておる状況につきましては、私どもの調査の中で連絡があった分は県のほうに連絡したものでございます。県のほうにおきましては、災害で修繕するというふうな対応で今進めていらっしゃるところであるというふうに聞いております。  課内におきましては、あそこについて崩れとるという情報については、災害対策本部から連絡もありましたんで、庁内では共有の認識をしておるところであると考えております。  以上です。 ○池上委員  今後の見通しなんかは聞いておられますか。 ○堂本建設課長  最終、河川ですから、工事のできる期間が渇水期という形になります。この5月いっぱいまでにできる範囲であるのかなと思っておるんですけれども、その辺の県の事業の進捗状況等につきましては、ちょっと詳しい情報は持っていない状況ではございます。  以上です。 ○加藤委員長  いいですか。  ほかにありませんか。 ○阪本委員  済みません。ちょっときのうのことなので、対応がどうされてるかどうかというのはわからないんですけれども、住民の方からさくら池公園のところがすごい掘り起こされてしまったということで、きのうちょっと日曜日だったので、守衛さんにお電話をさせていただいて、一応建設課には連絡しますということだったんですけれども、イノシシなのかなという感じで、物すごい耕したみたいに思いっきり掘り起こされたところがあったんですけれども、それに建設課なのか、ちょっと済みません、また違う課なのか、思ったんですが、公園なのでどうかなと思いまして、その対応いうか、その後をどうされるのかというか。済みません。ちょっと住民の方から通報いただいて、守衛さんにはご連絡させていただいたんですけれども、今後そういったことがまた、イノシシがちょっとまちのほうにおりてきて公園をミミズを探してか何かちょっと掘り起こしたりすることがあるのかなということで、済みません、どのように公園としても対応されるのかちょっとお伺いいたします。 ○堂本建設課長  今の公園のでこぼこなっとると、その原因がイノシシであるのか、ちょっとわからないところであるんですけども、それが危険な部分であるとか、管理上問題があるというところにつきましては、職員並びに現地確認する中で安全な形で管理はしたいと思うんですけど、ちょっと今細かな状況を持ち合わせてへんところがございますんで、現地確認する中で対応はさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、まちづくり部建設課の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。(「休憩ですの」と呼ぶ者あり)休憩しますか。(「休憩しよう」「休憩、ちょっと一時」と呼ぶ者あり)  では、ただいまから11時10分まで休憩します。                 午前10時58分 休憩                 午前11時10分 再開 ○加藤委員長  休憩を閉じ、委員会を再開します。  次に、まちづくり部都市政策課の関係部分についての説明を求めます。 ○倉都市政策課長兼新名神高速道路対策室長  それでは、都市政策課の所管しております一般会計予算につきまして、予算説明資料に基づき説明させていただきます。  歳出予算事項別明細書156ページ、157ページをお願いします。6款1項1目商工業振興費、予算額9,614万9,000円でございます。  158ページ、159ページをお願いします。説明欄最上段、企業立地対策費7,811万4,000円でございます。ここでは産業拠点地区に関しまして予算を計上しておりまして、主なものをご説明申し上げます。最下段、19節負担金、補助及び交付金、産業拠点地区関連施設整備負担金7,763万8,000円でございます。これは3カ年で実施する継続費で、31年度は最終の年度割り分でございます。内容でございますが、事業者への町の支援策の1つで地区外の上下水道整備に関するものでございます。(発言する者あり)申しわけございません。訂正させていただきます。7,763万8,000円でございます。31年度は、区域外の上水の布設工事を実施していく予定となっております。産業拠点地区は31年度内の造成完了を目指しておりまして、現在造成工事を進められております。造成完了後は、マルチテナントの建築が開始されまして、平成33年の春から夏にかけての竣工を予定しております。  次に、少し飛びますが、166、167ページをお開きください。7款4項1目都市計画総務費、予算額7,775万円でございます。説明欄、都市計画審議会費40万9,000円でございます。ここでは都市計画審議会に係る事務経費を計上しております。31年度においては年3回の開催を予定しております。主なものでございますが、1節報酬、都市計画審議会委員報酬でございます。31万2,000円は、都市計画審議会委員16名のうち報酬対象者13名を計上しております。13節委託料、議事録作成業務委託料8万3,000円は、都市計画審議会議事録作成委託業務でございます。  168ページ、169ページお願いします。説明欄、開発指導費3万5,000円は、開発指導に伴う事務経費でございます。  次に、都市計画総務費168万5,000円でございます。ここでは都市計画課の経常事務費などを計上しております。主だったものは、13節委託料、電算保守点検委託料22万円は、地図情報システムの保守委託料にかかわるものでございます。  次に、170ページ、171ページをお願いします。説明欄、都市景観対策費8万1,000円は、町景観形成協議会設置要綱に基づき設置される景観形成協議会委員報償と、その事務経費でございます。委員報償対象者は、3名でございます。  次に、建築審議会費2万5,000円でございます。これは町地区計画区域内における建築物の制限に関する条例に基づき設置される建築審議会の委員報酬とその経費でございます。委員報酬は、3名分の予定をしております。  次に、建築指導費4万7,000円は、建築指導に伴う事務経費でございます。  次に、最下段、新名神対策費4万1,000円でございます。ここでは新名神高速道路の事務費を計上しております。ご承知のとおり、新名神高速道路は高槻ジャンクション、神戸ジャンクションの計画区間が全線開通しましたところでございます。  172ページ、173ページをお開きください。主なものについて説明させていただきます。19節負担金、補助及び交付金で中国縦貫自動車道等沿線協議会負担金3,000円でございます。これは29年度まで猪名川町を含む3市1町で組織しておりました新名神高速道路建設促進協議会として建設促進に対してさまざまな要望活動を行ってまいりましたが、開通後においては高速道路の走行環境の維持や機能向上へ向けた取り組みを西日本高速道路に今後も伝えられるよう周辺地域とともに取り組んでまいりたいと考えております。なお、中国縦貫自動車道等沿線協議会への参画は、平成30年8月の総会にて承認を得てるところであります。  次に、耐震化推進事業費714万5,000円でございます。ここでは地震等による人的被害の軽減のため引き続き町内の住宅の耐震化を促進し、災害に強い住宅づくりを推進してまいります。主なものでございます。13節委託料、簡易耐震診断推進事業委託料44万5,000円は、木造が10件、非木造が2件の予定しております。19節負担金、補助及び交付金、耐震改修促進事業補助金650万円でございます。事業内容でございますが、耐震化計画策定補助が5件、また改修工事費補助ほか6事業の補助となっております。(「670万」と呼ぶ者あり)申しわけございません。先ほど19節負担金、補助及び交付金につきまして670万でございます。  続きまして、危険空家等対策費21万1,000円でございます。主なものとしまして、1節報酬、危険空家等対策協議会委員報酬12万円でございます。危険空家等対策協議会委員報酬は7名で……(「16万8,000円じゃない。12万やで、費用」と呼ぶ者あり)申しわけございません。12万円でございます。危険空家等対策協議会委員につきましては、7名のうち報酬対象者が5名分となっております。13節委託料、電算保守委託料8万8,000円は、空き家管理データシステムの保守委託料となっております。  続きまして、住宅等関連事業費200万円でございます。19節負担金、補助及び交付金200万円は、危険ブロック等撤去支援事業補助金で、昨年の10月より国、県の支援策を受けまして制度を創設したものであります。道路に面しました個人の住宅の危険ブロック塀などを撤去するものに対して補助するものであります。補助限度額としましては20万円で、10件分を見込んでおります。  続きまして、174、175ページをお願いします。中ほどでございます。7款1項1目住宅管理費、予算額2,319万円でございます。ここでは若葉地内にございます町営住宅32戸分に係ります維持管理経費を計上しております。主なものをご説明申し上げます。11節需用費、修繕料140万円でございます。町営住宅は、1期棟20戸分が平成2年度に、2期棟12戸分が平成6年に竣工しております。時間の経過とともに突発的、また臨時的発生する修繕が発生しておりますので、これに対処するために計上しております。12節役務費、手数料44万6,000円でございます。これは汚水管の清掃等に対する手数料でございます。次に、14節使用料及び賃借料、CATV視聴料19万2,000円は、32戸分のCATV視聴料でございます。15節工事請負費、維持修繕工事費2,101万でございます。これは平成30年度に2期棟の外壁、屋根改修、とい改修、屋上防水などをさせていただきましたが、本年度は町営住宅の長寿命化に基づいて維持管理工事を行うものとしておりまして、1期棟の手すり、それとポンプ室及びごみ置き場の屋根改修などと、それと1期棟の受水槽の更新を予定しとるものでございます。  以上、都市政策課が所管しとります歳出部分の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○福井委員  まず、質問の中で、ここに書かれてることが例えば委員報酬が幾つか出てくるんですけど、その中で16人中13人であったり、ここには先ほどは7人という、173ページ、危険空家等対策協議会委員報酬が7人中5人が12万なのか、7人が12万なのか、もう一度伺いたいのと、統一していただきたいなと思いますね、今後ね。予算、決算に限らずですけども、例えば171ページの一番上の都市景観対策費ですね、これも報償金3人と言われましたけど、そのすぐ下の建築審議会費としてはきちっと3人載ってるんですね。なので載るんだったら載せるというふうにしていただきたいと思っておりますが、もう一度7人中5人とかの説明伺いたい。  それから173ページの耐震化推進事業費のうちの耐震改修促進事業補助金670万上がってるわけですが、町内一体耐震改修しなければいけない家屋が何件あるのか。そのうち何件が平成30年までに改修済んでるのかお伺いしたいと思います。とりあえずそれちょっと。 ○橋本企画財政課主幹  まず、予算事項別明細書にあります人数の件でお答えさせていただきます。  こちらに書いてます人数につきましては、1節及び2節、いわゆる性質的分析で言いますところ人件費に相当する部分につきまして参考情報として人数を記載しているものでございます。ですので8節であります報償費という部分につきましては、人件費ではない部分になりますので、そこには人数は掲載しておらないというような統一見解をさせていただいております。  以上でございます。 ○塚原都市政策課主幹  危険空家等対策費が7人と記載されてるんですけども、対象につきましては7人のうち2名の方が兵庫県の県民局のほうから委員となっておりますので、その2名の方を除く5名の方が委員報酬の対象者になりまして、3回分の12万円ということです。  以上です。  耐震改修につきましては、平成28年10月に耐震化計画を作成しておりまして、その中で平成27年度時点で耐震性がないと判断してるものが1,804件ございました。猪名川町の場合、こういう耐震化の補助を、改修される方に対して補助を行っておるわけですが、その後、この補助を使って改修されたものが2件でございます。  この1,804件なんですけども、この補助を使わずに家が老朽化して改修された方もおられますので、耐震がない数字につきましては正確な数字はわからないんですけども、今年度、平成30年の10月1日時点で住宅・土地統計調査を全国的にやられておりまして、猪名川町でも土地統計調査を10月1日時点でやっております。その中で推計で住宅耐震化が猪名川町でどんだけあるかというのもそこで数字として上がっていくので、来年度にはまたその1,804件と言いました数字がもっと減ってるのではないかと思っております。  以上です。 ○加藤委員長  いいですか。
     ほかにありませんか。 ○福井委員  耐震化診断、それで改修ですね、これはやはり阪神・淡路ですとか東日本とか等々で、それから東南海地震が来ると予想もされてますので、一刻も早いほうがいいわけですが、我が家はもう耐震化しております。昭和56年建築なんで、絶対しないといけないということで、改修しましたときにこの補助金なんかは全然できる前で、きちっと床下全部しておりますので、そういう家庭も何件か聞いておりましたりしますので、その住宅の調査、そのときに上がってくると思いますね。だから当然減ってくるというふうには思っておりますが、これはなるべくPRしていただいて、一刻も早く、家が潰れる前に、どんな地震が起こるかわかりませんので、PRしていただきたいと思ってます。よろしくお願いします。 ○加藤委員長  答弁はいいですか。いただきますか。(発言する者あり)  何か答弁。 ○倉都市政策課長兼新名神高速道路対策室長  PRの件でございますが、昨年度も広報なりホームページ、またブロックにつきましては自治会長連絡協議会などにも回覧の用紙をしていただいてるような予定でございますので、今後もあわせてその辺各種わたってPRをしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○久保委員  産業拠点地区の開発区域外の上下水道施設の整備についてお伺いしたいんですけども、今年度の予算が約7,800万円で、これ事業計画としてはことしで終わりなんでしょうか。そのことと、合計1億5,000万円ぐらいかな、そのことと、今どういう状況なんか。特別委員会でも視察はされてると思いますけども、改めてちょっとご報告いただければと思いますけど。 ○平井都市政策課まちづくり推進室長  ただいまご質問ありました、まず31年度予算は地区外の上水道の工事費に係る負担金ということになります。当初、平成29年度から継続費を組ませていただいて、効率性、また地元への負担軽減ということで場内と一体的にやっていただいて、町としては負担金として執行するということでやってまいりました。29年度は設計をやり、30年度、31年度に工事を下水、上水とやるということでしたが、30年度は下水道工事は一応完了し、現在精算を行ってるという段階でございます。ですので31年度は、純粋に上水道のみの地区外工事、それに対する負担金ということで予定をしてございます。  以上でございます。 ○久保委員  済みません。上水道の負担ということは、上水道の水道代を町が負担してるということですか。 ○倉都市政策課長兼新名神高速道路対策室長  工事費に対する負担金となっておりますので、使用料等には入っておりません。  以上でございます。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、まちづくり部都市政策課の関係部分についての質疑は終結します。  以上で議案第4号のうち本委員会に付託されました部分の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、議案第5号 平成31年度猪名川町国民健康保険特別会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○森住民保険課長  それでは、失礼いたします。平成31年度の猪名川町国民健康保険特別会計の当初予算の主な内容につきまして、事項別明細に基づきご説明をさせていただきます。  まず、266、267ページお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目一般被保険者国民健康保険税、本年度予算額5億4,567万9,000円で、1節現年課税分といたしまして5億1,959万9,000円でございます。前年度当初予算額と比較しまして約2.3%程度減少をしております。一般被保険者といたしましては少し減少傾向で、約6,600人を見込んでおります。徴収率は95.87%も見込んでおります。続きまして、2節滞納繰越分2,608万円でございます。説明欄にございます医療給付費分から介護納付金分までの各滞納繰越分でございます。  続きまして、2目退職被保険者等国民健康保険税、本年度予算額69万4,000円で、前年度当初予算と比較しまして242万8,000円の減額としてございます。退職者の医療制度の新規加入が平成26年度末をもちまして終了し、現在被保険者が年度ごとに減少してることが主な要因でございます。本年度で退職被保険者は基本的にはなくなる見込みでございます。1節現年課税分19万4,000円でございます。こちらにつきましても先ほど申し上げました退職医療制度が終了しまして、被保険者数が減少したことが要因でございます。続きまして、2節滞納繰越分50万円で、説明欄にございますとおり、医療費、医療給付費分から介護納付金までの各滞納繰越分となっております。  続きまして、4款1項1目保険給付費等交付金、本年度予算額25億7,686万9,000円でございます。1節普通交付金24億5,271万9,000円。説明欄同様で、歳出の2款保険給付費と同額を普通交付金として歳入するものでございます。続きまして、2節特別交付金1億2,415万円でございます。説明欄1段目、保険者努力支援分1,184万6,000円で、医療費の適正化に向けた取り組みに対して県より支援されるものとなってございます。1つ下、特別調整交付金分442万2,000円で、国の特別調整交付金が県を通して交付されるもので、保険税の減免等に対してとなってございます。続きまして、県繰入金2号分1億円で、県の特別調整交付金となってございまして、がん検診や特定健診の実施状況等に対しまして交付されるものでございます。続きまして、説明欄最下段、特定健康診査等負担金788万2,000円で、特定健診の事業に対して補助されるもので、国と県分が一括で交付されるものでございます。  268、269ページお願いいたします。5款1項1目1節利子及び配当金、説明欄、国保財政基金利子359万2,000円は、国民健康保険基金の利息を見込んだものでございます。  続きまして、6款1項1目一般会計繰入金、本年度予算額1億7,316万9,000円で、法定繰り入れ分でございます。1節保険基盤安定繰入金で1億3,631万3,000円、説明欄、保険基盤安定繰入金8,688万7,000円及び1段下、保険者支援事業繰入金4,942万6,000円で、これらにつきましては低所得者層に対します保険軽減分等でございまして、一般会計から繰り入れるものでございます。また、2節出産育児一時金等繰入金560万円につきましては、歳出の出産育児一時金予算措置の3分の2を繰り入れるものでございます。続きまして、3節財政安定化支援事業繰入金739万5,000円でございます。これは一般会計に交付税措置された相当額を繰り入れるものでございます。続きまして、4節職員給与費等繰入金2,386万1,000円につきましては、歳出、1款の総務費と同額を繰り入れようとするものでございます。  続きまして、2目基金繰入金、本年度予算額8,444万6,000円で、節説明欄と同様でございます。こちらにつきましては国保財政調整基金からの繰入金ということで、財源不足の部分につきまして会計収支の調整を行うものでございます。  続きまして、7款繰越金と8款の諸収入、270、71ページをお願いいたします。先ほど7款の繰越金、8款の諸収入と3項の雑入につきましては、説明欄を割愛させていただきます。  続きまして、272、273ページお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費、本年度予算額1,871万6,000円でございます。説明欄にございますとおり、国民健康保険事務費でございまして、主なものは13節委託料1,538万7,000円でございます。この部分につきまして増額となっております主な理由としましては、説明欄、電算処理委託料1,042万5,000円で、5年以上にわたって使っておりました国保の高額システムの更新となっております。そのほか国保連合会の事務処理委託料やレセプト点検委託料となっております。続きまして、14節使用料及び賃借料67万8,000円につきましては、高額療養費給付管理システムの機器の借上料で、大幅な減額の要因は国保高額システムが平成31年9月で契約が満了となることでございます。  1つ飛びまして、2項1目賦課徴収費、本年度予算額485万1,000円でございます。本事業の内容といたしましては、保険税納税通知に係ります郵送及び保険税の算出、算定システムの費用でございます。  続きまして、274、275をお願いいたします。2款1項1目一般被保険者療養給付費、本年度予算額20億7,296万3,000円でございまして、前年度と比較しまして1.0%の減少となっておりますものは被保険者数の減を見込んだものとなっとります。  続きまして、2目退職被保険者等療養給付費300万円で、前年度比90%の減額と見込んでおります。主な理由としましては、退職被保険者が減少し、減額するものでございます。  次に、3目一般被保険者療養費2,800万円と、次の4目退職被保険者等療養費30万円につきましては、一般被保険者と退職被保険者に係ります柔道整復、はり、きゅう、コルセット等に係る費用でございます。  その下、5目審査支払い手数料633万9,000円につきましては、国保連合会の事務処理手数料でございます。  続きまして、2項1目一般被保険者高額療養費、本年度予算額3億3,000万円で、前年度と同額を計上しております。  続きまして、2目退職被保険者等高額療養費、本年度予算額100万円でございまして、900万円の減額となっており、被保険者の減少を見込んだものでございます。  276、277ページお願いいたします。ページ中段になりますが、4項1目出産育児一時金、本年度予算額840万円でございます。これにつきましては出産一時金としまして1件当たり42万円を給付するものでございまして、前年度と同様20件を見込んでおるものでございます。  続きまして、5項1目葬祭費、本年度予算額250万円につきましては、1件当たり5万円を支払うものでございまして、昨年度と同様の50件を見込んだ計上となっとります。  次に、3款国民健康保険事業費納付金で、平成30年度から実施される国民健康保険制度の改正により県に納める納付金を予算措置したものでございます。  3款1項1目一般被保険者療養給付費分で、19節負担金、補助及び交付金、説明欄同様で、一般被保険者療養給付分の納付金5億6,394万1,000円でございます。内容は、兵庫県全体の医療費総額から後期及び前期高齢者交付金を差し引いた額を各市町の所得、被保険者数、世帯数等で案分し、さらに各市町の医療費水準を反映されたものとなってございます。  278、279ページお願いいたします。次に、2目退職被保険者等療養給付費分で、19節負担金、補助及び交付金、説明欄同様で、退職被保険者等療養給付費分納付金33万6,000円につきましても県からの通知によるものとなってございます。  続きまして、2項1目一般被保険者後期高齢者支援金等分で、19節負担金、補助及び交付金、説明欄も同様でございまして、一般被保険者後期高齢者支援金等分の納付金で2億2,115万6,000円でございます。これにつきましては県全体で必要な後期高齢者支援金等の額を算出し、各市町の所得、被保険者数、世帯数等で案分されたものとなってございます。  続きまして、2目退職被保険者等後期高齢者支援金分、19節負担金、補助及び交付金、こちらも説明欄同様で、退職被保険者等の後期高齢者支援金等分の納付金11万8,000円で、先ほどと同じ内容でございますが、被保険者数の減が大きな要因となってございます。  続きまして、3項1目介護納付金分、19節負担金、補助及び交付金、説明欄同様で、介護納付金分納付金6,753万6,000円でございまして、県全体で必要な介護納付金の額を算出し、各市町の所得、被保険者数、世帯数等で案分されたものとなってございます。  続きまして、280、281ページお願いします。5款2項1目特定健康診査等事業費4,374万7,000円。説明欄、7節賃金1,037万9,000円につきましては、特定保健指導に従事します保健師、管理栄養士等の3名分の賃金でございまして、本年度よりさらに特定健診関連の事業等推進するために1名増員するものでございます。次に、13節委託料342万2,000円で、特定保健指導の未利用者対策及び糖尿病性腎症重症化予防事業でございます。また、19節負担金、補助及び交付金で特定健康診査等事業費負担金2,994万6,000円につきましては、国民健康保険加入者への健診及び特定保健指導に係る費用でございます。減額となってる主な要因は、13節委託料につきまして、前年度は国保特会から一般会計に繰り出していたものを本年度は当初から国保の特会で計上してるものでございます。  6款1項1目一般被保険者保険税還付金、23節償還金、利子及び割引料、説明欄同内容でございまして、一般被保険者保険税還付金200万円となってございます。  続きまして、2項1目財政調整基金費でございます。282、283ページお願いいたします。25節積立金、説明欄同内容で、利子積立金としまして歳入と同額となってございます。  続きまして、7款1項1目予備費100万円で、前年と同額でございます。  以上、簡単でございますが、国民健康保険特別会計に係ります歳入歳出予算の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○池上委員  266、267のところの保険者努力支援分、去年に比べて倍以上、約倍かな。この辺医療費削減はいいんですが、どういうところがこういう成果になったんかというその検証がありましたら。医療費抑制は、努力によるものもあるでしょうが、医療抑制がそこの中に働いた、医療負担の問題でそういうのはないかどうか、そういうのもしそういった状況つかんでるんだったらお願いします。まず、それお願いします。 ○石部住民保険課主幹  今の問いでございますが、この保険者努力支援分につきましては、国のほうで一定の物差し等がございまして、それにつきまして各保険者のほうで努力してるところにつきましては多く言ってみればこの補助金がもらえるという形になっております。  今回増になってる主な要因なんですが、この30年度から糖尿病性腎症重症化予防という形で、要は猪名川町のほうから委託をしまして、そういうような糖尿病になる可能性がある方に関しまして一軒一軒家庭訪問しまして、事業へ行っております。その結果、要は今まででしたら県下で言ってみれば1人当たり31位だった数字が31年度につきましては25位ということで、非常に多くもらえるような形になった次第でございます。  以上です。 ○池上委員  成果がそういう面であらわれたって、それはうれしい話です。  県下の保険税、保険料比べたら、以前に比べて1人当たりの額は、以前結構高かったのが割と中間か平均に来てるかなと。いろんな執行者の努力で保険引き下げに努力されたという成果もそこにあらわれてるんかなというふうには思うんですが、もう一つ、これは直接関係ないんですが、予算提出の資料でお願いしましたところの生活保護世帯数ですとか、就学援助世帯数ですとか、これも結構あるんですね。それがここの世帯が国保に属してるかどうか、ちょっとその辺はわかりませんけれども、1つの基金も積み上がっていく、それを全引き下げにこの間も使っていただいて、その結果が下がってきてると思うんですが、もう一つの見方として、就学援助等が増えてる中で均等割を子どもの分に勘定するかどうか、これについては勘定してないところも幾つかあるように聞いております。その辺の1つの政策的な判断になろうかと思うんですけれども、子育て支援とかいう観点も加味しながらそういった検討は今後必要じゃないかと思いますけれど、現時点でご答弁いただけるようなものであればいただければな。 ○石部住民保険課主幹  今、池上委員のご質問の中で、生活保護につきましては、これは国民健康保険ではなくて、全額国のほうから出るかたちになっておりますので、特に国保とは関係ない話になってこようと思います。  ただ、就学援助とかその辺の話はございますが、こちらのほうにつきまして福祉医療のほうで現在猪名川町のほうでは手当てのほうしておりますので、できればそちらのほうで言ってみれば補助していくというような形になってくるのかとは思います。  もう1点ございました均等割の減額の件なんですけども、たしか今まで中にはそういうようなことをやってる市町等もございましたが、30年度から広域化に伴いまして一応政令に伴いまして、例えば全体でしたら今まででしたら資産割があったところ資産割をなくすとか、また課税限度額につきましても今までばらばらであったところ統一していくとか、そういうような形で均等になってるところがございます。これは要は均等割の件につきましても所得割で全体の50%、均等割と平等割でそれぞれ35%、15%という形である程度率というのが一応県のほうから示されておりまして、それに合うような形で猪名川町のほうも税率を設定してるとこでございます。  もう1点、猪名川町の今、税金が1人当たりどれぐらいになってるかという数字なんですけども、平成29年度の事業年報で今現在県下に41市町中24位ということになっております。この30年度で値下げをしましたので、正確な数字は出てはおりませんが、おおむね大体30台の後半ぐらいになっているだろうというふうに推測できるもんでございます。  以上です。 ○池上委員  もうこの広域化になって、県の縛りがどこまでというの私もちょっとわかりにくいんで、その辺なんですけど、それともう1点、国のほうも一般会計の繰り入れはもう認めないと、何か安倍首相のそういうふうに主張してるというふうな話もあるんですが、その辺は国の縛りというのもかなりあるんかどうか、その辺どうなんですか。 ○森住民保険課長  今、委員おっしゃったとおり、基本的に法定繰入金以外、いわゆる各市町の赤字になるような繰入金はしないという方向で全国なってます。全国で言いますとまだできてないとこもひょっとしたらあるのかもわかりませんけども、猪名川町につきましてはもう大分前のほうから法定分だけということで、独自の町単というような形のイメージの繰入金なしでやっております。  今後につきましてもその部分は守っていきたいといいますか、それを念頭に入れたいろんな事業運営をしていきたいという感じで思っとります。  以上でございます。 ○池上委員  最後に、これ今年度締めたらやっぱり8億円ぐらいの基金が残るんかな、シミュレーションでね。それの今後の扱いというんか、持っとったら持っとったで縛られるでしょうし、どういう、感覚として、広域化で今後また値段が上がってくるかもしれんと言いますけど、今回はその評価が高くなって、倍いただいたというのはおかしいんですけど、そういう努力も重ねながらですから、今後上がるという可能性もあるんかどうか、その辺私も見込みとして今後の基金の運用とあわせてお願いします。 ○森住民保険課長  今の池上委員のご質問にお答えします。  今おっしゃったとおり、特に30年度決算、これからまだ決算一応終わっていませんけども、基金については今よりも若干また増えるというように見込んでおります。  その基金の活用も含めましてですけども、要はそれを使っていわゆる一般の保険税につきましてはちょっとでも上がらないような方向で進めていきたいと。補正予算のときも説明をさせてもらったかもわかりませんけども、平成30年度に、29年度から比べれば30年度に前提の調定額ベースで言えば6%、30年度から下げさせていただきます。これにつきましては国保の運協のほうでも諮りながらですが、30、31、32ぐらいまでは据え置きをさせてもらうという形でまずは考えております。経済状況が激変すればちょっとわからないんですけど、その分も基金を活用した形で進めていきたいと。  ただ、単年度だけで言いますと、やはりいわゆる医療費というのは徐々に猪名川町も上がっとりますので、基金だけを甘えて使うという意味じゃなくて、全体のバランスを見ながらやっていきたいと。  また、猪名川町、特に保健事業といいますか、町全体ではございますけども、そういう部分も含めて病気にかからないようないろんな事業、あるいは糖尿病の関係もそうですけども、そういうふうに少しでも大病になる前にいろんな形で少しでも早目早目ということに思いながら、それを思いながら担当課としては今後も進めていきたいと思ってますんで、よろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○福井委員  267ページの歳入のほうで、各滞納、一般被保険者と退職被保険者の滞納繰越分ですよね、これが一般では2,608万円、それから退職では50万円ですか。これやはり努力目標でこれを今年度の減らしていただきたいと思うわけなんですが、年々少しずつこれが回収できないということではないかと思うんですけど、今年度の取り組み状況と、そういう呼びかけですね、皆さん一生懸命大変なところ払ってるわけですから、医療も受けてるわけですから、なるべく滞納しないようにと思うわけですけど、いかがでしょう。 ○井上税務課長  ただいまの滞納額を減らすというご質問ですが、今年度の2,600万、前年度は2,800万で、その前々年度は3,000万ということで、年々減ってきてはおります。もちろん国民健康保険税だけではなくて、収税のほうでほかの税と合わせていろんな徴収の努力をさせていただいておりまして、ただ、国保の場合は、やはり社会保険に入れない方の保険税ということなので、高齢者であったり、退職をされて収入のない人の保険税が国保であり、その国保税というのは収入がなくても必ず保険税として納めなければならないという厳しい状況ではあるんですが、それぞれ個々に対応させていただいて、特にことしにつきましては預金調査を随分重ねまして、厳しいですけれども、預金の差し押さえも随分させていただきましたので、今後も減っていきますように努力させていただきます。 ○福井委員  各課ほとんど全部滞納なんですよね。ただ、1つだけ、奨学金だけ滞納者がないと。これ若い人に学ばないかんと思いますね、我々世代ね。ぜひとも減らして、努力していただいてますので、わかりました。なお一層よろしくお願いします。大変なことですけどね。 ○加藤委員長  答弁いいですか。 ○福井委員  いいです。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、ただいまより13時まで休憩します。                 午後 0時01分 休憩                 午後 1時00分 再開 ○加藤委員長  休憩を閉じ、委員会を再開します。  次に、議案第7号 平成31年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○森住民保険課長  それでは、失礼いたします。平成31年度の後期高齢者医療保険特別会計当初予算の主な内容につきまして、事項別明細書に基づきまして説明をさせていただきます。  それでは、318、319ページお願いいたします。1款1項1目後期高齢者医療保険料、本年度予算額3億7,618万7,000円でございます。1節現年分といたしまして、説明欄にございます特別徴収保険料1億9,561万8,000円で、また普通徴収保険料といたしまして1億8,056万9,000円。被保険者といたしまして4,300人を見込んでおります。前年度と比べまして約5.9%増を見込んでおります。  少し飛びまして、3款1項1目の事務費繰入金でございます。本年度予算額1,813万3,000円につきましては、節説明欄同様でございますが、広域連合より市町の分賦金としまして、均等割10%、人口割45%、高齢者割45%で求められました合計額を一般会計から繰り入れするものでございます。  続きまして、2目保険基盤安定繰入金、本年度予算額3億5,799万5,000円でございます。説明欄にございますように、一般会計からの繰入金として歳入するもので、保険基盤安定繰入金としまして、説明欄同様、保険基盤安定繰入金、保険料の軽減相当分6,209万9,000円と説明欄1段下、療養費市町負担金といたしまして2億9,598万6,000円を加えた内容となっとります。療養費市町負担金につきましては、町の一般会計から負担すべき医療費相当分の12分の1を後期高齢者医療特別会計に繰り入れるルールとなっております。  続きまして、320、321ページお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費、本年度予算額610万7,000円でございます。主なものといたしましては、説明欄にございます13節委託料のうち電算保守委託料416万円は、被保険者に係ります資格管理の電算システム費用でございます。また、障害者ワークシェアリングの委託料5万1,000円につきましても本年度と同様社協のすばるに委託するものでございます。  続きまして、2項1目徴収費、本年度予算額104万2,000円でございます。説明欄にございます11節需用費26万8,000円につきましては、保険料のお知らせやリーフレットの送付、封筒作成に係ります費用でございます。その下の12節役務費の1つ目、通信運搬費55万1,000円につきましては、保険料の通知等に係ります郵送代でございます。  続きまして、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、本年度予算額7億4,620万5,000円で、説明欄にございます事務費分賦金につきましては広域連合への共通経費や保険料相当額の負担金といたしまして支出するもんで、3億8,821万円でございます。続きまして、1段下、療養給付費負担金といたしまして、保険給付費等に係ります負担金2億9,589万6,000円となります。その下の保険基盤安定負担金につきましては、保険料の軽減に伴います費用といたしまして6,209万9,000円となっており、この費用につきましては県補助金としての4分の3相当を一般会計にて繰り入れをしております。  続きまして、3款1項1目保険料還付金といたしまして50万1,000円でございます。  続きまして、322、323ページお願いいたします。説明欄、還付金といたしまして50万円となっとります。  最後になりましたが、4款1項1目の予備費といたしまして前年度と同様の20万円を計上しております。  以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。ありませんか。 ○池上委員  320、321のところで広域連合の負担金なんですけど、その中の事務費分賦金3億8,000万、4億円近い、これ町単独、後期高齢という制度がなかったときの事務費、国保で見るんかどうかわかりませんけど、3億8,000万って負担金って結構、これどういう作業にこういう経費がかかってんのか。これだけ見るととてつもない額なんですけど、簡単でいいですから説明お願いします。
    ○石部住民保険課主幹  名前が事務費分賦金というふうになっておりますが、そのほとんどが後期高齢者の保険料、猪名川町は集めた保険料をここの分賦金の事務費のほうから払うという形になっております。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第7号の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、議案第6号 平成31年度猪名川町介護保険特別会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○井ノ上福祉課長  それでは、平成31年度の介護保険特別会計の歳入歳出予算について説明を申し上げます。  事項別明細書の290ページ、291ページお願いします。初めに、歳入予算でございますが、1款1項1目第1号被保険者保険料、本年度予算額5億9,951万5,000円で、65歳以上の第1号被保険者の保険料となってございます。1節現年度分予算額5億9,765万1,000円で、説明欄のとおり特別徴収保険料が5億4,909万4,000円、普通徴収保険料が4,855万7,000円を計上してございます。  続きまして、3款1項1目介護給付費負担金、本年度予算額3億7,117万5,000円で、歳出予算の介護給付費に係る国庫負担分の定率分でございまして、在宅介護給付費の20%と施設介護給付費の15%を計上してございます。  続きまして、2項1目調整交付金、本年度予算額2,114万円で、歳出予算の介護給付費に係る国庫補助の財政調整分として1%を想定して計上させていただいております。  次に、2目地域支援事業交付金、本年度予算額4,643万1,000円で、説明欄、包括的支援事業・その他支援事業交付金2,350万1,000円は歳出予算の包括的支援事業費の38.5%を、介護予防・日常生活支援総合事業交付金2,293万円は歳出予算の介護予防・生活支援事業費の25%をそれぞれ計上してございます。  次に、3目保険者機能強化推進交付金は、平成30年度から新設されたもので、その性質から予算額の積算が難しいことから、来年度につきましては1,000円で計上させていただいとります。交付金額が決定次第補正予算対応させていただきたいと考えております。今年度の予算額につきましては、362万1,000円を交付金として決定いただいとるところです。  続きまして、4款1項1目介護給付費交付金、本年度予算額5億7,077万2,000円で、40歳から64歳までの第2号被保険者の負担分としまして社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるもので、歳出予算の介護給付費の27%となってございます。  次に、2目地域支援事業支援交付金、本年度予算額2,476万5,000円で、歳出予算の介護予防・生活支援事業費の28%となってございます。  292ページ、293ページお願いします。5款1項1目介護給付費負担金、本年度予算額3億1,586万7,000円で、歳出予算の介護給付費に係る県費負担分で、居宅介護給付費の12.5%と施設介護給付費の17.5%を計上してございます。  2項1目地域支援事業交付金、本年度予算額2,321万5,000円で、説明欄の包括的支援事業・その他支援事業交付金1,175万円は歳出予算の包括的支援事業費の19.25%を、介護予防・日常生活支援総合事業交付金1,146万5,000円は歳出予算の介護予防・生活支援事業費の12.5%をそれぞれ計上してございます。  続きまして、8款1項1目介護給付費繰入金、本年度予算額2億6,424万7,000円で、1節現年度分、予算額2億6,424万6,000円は、歳出予算の介護給付費の12.5%を一般会計負担分として繰り入れするものでございます。  続きまして、2目地域支援事業繰入金、本年度予算額2,321万5,000円で、1節現年度分、予算額2,321万5,000円のうち、説明欄の包括的支援事業・その他支援事業繰入金1,175万円は、歳出予算の包括的支援事業費の19.25%を、介護予防・日常生活支援総合事業繰入金1,146万5,000円は、歳出予算の介護予防・生活支援事業費の12.5%をそれぞれ計上してございます。  294ページ、295ページをお願いします。次に、3目低所得者保険料軽減繰入金、本年度予算額394万7,000円で、介護保険料第1段階の低所得者の高齢者の保険料を軽減するために、介護給付費の公費による5割負担とは別枠で、国庫、県費負担金を一般会計で一旦歳入、収入いたしまして、一般会計から繰り入れるもので、内訳としまして、国庫負担分が2分の1の197万3,000円、県費負担分が4分の1の98万6,000円、残りが一般財源となってございます。  次に、4目その他一般会計繰入金、本年度予算額3,870万6,000円で、要介護認定事務に係る経費の一般会計負担分の繰り入れで、歳出予算の総務費相当額を繰り入れるものでございます。  続きまして、2項1目介護給付費準備基金繰入金、本年度予算額398万6,000円は、1号被保険者保険料の不足分を基金から繰り入れるものです。第7期介護保険事業計画におきまして、計画期間中に現在の基金残高から段階的に一定額の基金を取り崩すことによりまして、1号被保険者の保険料額を維持する計画をしているところでございます。しかしながら、平成30年度におきましては、サービス給付費の伸びが当初想定よりも低かったことや、この後の歳出予算で説明します平成31年度のサービス給付費の伸び率につきましては、平成30年度の当初計画とほぼ同額と見積もりして計上していることから、平成31年度においても、計画で想定したほどの基金取り崩しをすることなく運営できるものと想定してるものとなってございます。  296ページ、297ページをお願いします。続きまして、歳出予算でございますが、1款1項1目一般管理費、本年度予算額1,082万4,000円で、説明欄の介護保険事務費としまして同額を計上してございます。主なものといたしまして、7節賃金、予算額318万6,000円で、保険給付費の適正化に係る臨時職員の賃金1人分となってございます。  次に、13節委託料、予算額502万2,000円で、説明欄、電算処理委託料15万9,000円は、介護報酬等改定に伴う改修が完了したことから、大きく減額となってございます。  続きまして、最終行にあります3項1目介護認定審査会費、本年度予算額1,110万1,000円で、次のページ、298ページ、299ページをお願いします。主なものといたしまして、1節報酬、予算額481万2,000円で、介護認定審査会委員20人分の委員報酬となっておりまして、認定審査会は月4回で、年48回の開催を予定してございます。  次に、13節委託料、予算額331万5,000円で、説明欄の電算処理委託料297万円は、認定審査支援システムについて、機器入れ替えに伴うデータの移行作業費となってございます。  次に、14節使用料及び賃借料、予算額269万5,000円は、認定審査業務支援システムの機器の入れ替えに伴い増額となってございます。  続きまして、2目認定調査等費、本年度予算額1,514万6,000円で、主なものといたしまして、1節報酬、予算額160万4,000円は、認定調査に係る嘱託職員1人分の報酬で、7節賃金、予算額255万円は、同じく認定調査に係る臨時職員1人分の賃金となってございます。  次に、12節役務費、予算額732万円は、介護認定のための主治医意見書の作成に係る経費約800件分を見込んでございます。  次に、13節委託料365万2,000円は、介護認定の更新申請に係る認定調査につきまして、事業者に委託する約870件分を見込んでるところでございます。  300ページ、301ページをお願いします。続きまして、2款1項1目介護サービス等諸費、本年度予算額18億9,575万3,000円は、要介護認定を受けた被保険者への保険給付費で、説明欄に記載の居宅介護サービス等給付費、予算額8億4,183万1,000円で、要介護者が訪問介護、いわゆるホームヘルプであったり、通所介護、いわゆるデイサービスなどの居宅サービスを利用した場合の給付費を計上してございます。説明欄の施設介護サービス等給付費、予算額8億2,930万円は、要介護者が介護老人福祉施設、特別養護老人ホームや介護医療型医療施設などの施設サービスを利用した場合の給付費を計上してるところでございます。次に、説明欄の居宅介護福祉用具購入費、予算額252万2,000円で、要介護者が自宅での入浴や排せつをしやすくするために特定の福祉用具を購入した場合の給付費を計上してございます。次に、居宅介護住宅改修費、予算額774万6,000円で、要介護者が手すりの取りつけや段差の解消などの住宅改修を行った場合の給付費を計上してございます。次に、居宅介護サービス計画費、予算額8,804万1,000円で、要介護者の居宅介護支援としまして、居宅で介護サービスを利用するために居宅サービス計画、いわゆるケアプランの作成に係る経費を計上してございます。次に、地域密着型介護サービス費、予算額1億2,630万9,000円で、地域の特性に応じまして、日常の生活圏域におきました市町の指定を受けた事業者が提供する小規模多機能型居宅介護や地域密着型通所介護などのサービスに係る経費となってございます。  302ページ、303ページをお願いします。続きまして、2目介護予防サービス等諸費、本年度予算額9,669万5,000円で、日常生活に支援が必要とされる要支援者に対しまして、支援の必要の程度に応じた在宅の介護予防サービスや地域密着型介護予防サービスを提供するための保険給付費となってございます。説明欄の介護予防サービス費、予算額6,882万4,000円で、要支援者が介護予防を目的としまして訪問看護や通所リハビリ、いわゆるデイケアなどの居宅サービスを利用した場合の給付費を計上してございます。次に、地域密着型介護予防サービス費、予算額314万2,000円で、要支援者が介護予防を目的としまして、一般に認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護、いわゆるグループホームでございますけれども、この3つの地域密着型サービスを利用した場合の給付費を計上してございます。次に、介護予防福祉用具購入費、予算額120万9,000円で、要支援者の介護予防に役立てるものとしまして、在宅での入浴や排せつをしやすくするために特定の福祉用具を購入した場合の給付費を計上してございます。次に、介護予防住宅改修費、予算額868万4,000円で、要支援者が手すりの取りつけや段差の解消などの住宅改修を行った場合の給付費を計上してございます。次に、介護予防サービス計画費、予算額1,483万3,000円で、要支援者の介護予防支援としまして、居宅で介護予防サービスを利用するために地域包括支援センターが作成いたします介護予防サービス計画、いわゆるケアプランに係る経費を計上してございます。  続きまして、4目高額介護サービス等費、本年度予算額5,450万円で、説明欄の高額介護サービス費、予算額4,800万円は、介護サービスの利用については、所得段階別に利用者の負担の上限額が設定されておりまして、それぞれ1カ月の利用者負担の上限が一定額を超えた場合に、その超過分につきまして給付されるものでございます。  304ページ、305ページをお願いします。次に、高額医療合算介護サービス費、予算額650万円で、高額医療・高額介護合算制度としまして、利用者が1年間にかかった医療保険の患者負担と介護保険の利用者負担の合計額が一定の金額を超えた場合、その超過分につきまして給付されるものでございます。  続きまして、5目特定入所者介護サービス等費、本年度予算額6,500万2,000円で、説明欄の特定入所者介護サービス費、予算額6,460万円は、低所得の要介護者が施設サービスを利用する場合にその利用が困難とならないよう、居住費、食費について、所得区分に応じて負担限度額が設けられておりまして、その基準費用額とのその限度額との差額が給付されるもので、サービスの利用者が市町が交付する介護保険負担限度額認定証を提示して給付されるものでございます。  次に、説明欄の特定入所者介護予防サービス費、予算額40万円で、低所得の要支援者が短期入所系サービスを利用する場合にその利用が困難とならないよう、滞在費、食費について、所得区分に応じて負担限度額が設けられております。先ほどと同様に基準費用額とその限度額との差額が給付されるもので、サービスの利用者が市町が交付する介護保険負担限度額認定証を提示して給付されるものとなっております。  続きまして、4款1項1目介護予防・生活支援事業費、本年度予算額9,142万3,000円で、主なものといたしまして、13節委託料、予算額1,340万3,000円のうち、地域介護予防活動支援事業委託料1,199万1,000円は、健康長寿体操の実施や認知症予防、進行防止、抑止、改善のための学習療法、脳の健康教室の開催の支援、また高齢者が気軽に集える場づくりのためのふれあい・いきいきサロンの開設支援を、町社会福祉協議会に委託して実施するものでございます。  306ページ、307ページをお願いします。介護予防普及啓発事業委託料141万2,000円は、健康長寿を延ばすための栄養面や食生活からのアプローチといたしまして、食生活の改善に関する講演会でありましたり講習会の開催、また個別の栄養相談の実施など、町社会福祉協議会に委託して実施するものでございます。19節負担金、補助及び交付金、予算額7,727万7,000円は、訪問介護、いわゆるホームヘルプと、通所介護、いわゆるデイサービスに係る経費、地域包括支援センターが介護予防プランの作成やサービスの手配などを行う介護予防ケアマネジメントに係る経費などを計上してございます。  次に、2目包括的支援事業・その他支援事業費、本年度予算額6,103万9,000円で、説明欄の包括的支援事業費、予算額5,858万4,000円のうち、主なものといたしまして、13節委託料5,829万1,000円で、包括的支援事業委託料3,272万8,000円は、町社会福祉協議会に設置してございます地域包括支援センターの運営経費を計上してございます。生活支援体制整備事業委託料1,536万6,000円につきましては、高齢者の社会参加に向けての生活支援や、介護予防のための地域における担い手の発掘、育成などを行う生活支援コーディネーターを、町社会福祉協議会に2人配置するための経費となってございます。認知症初期集中支援事業委託料688万7,000円は、医療や介護の専門職で構成されます認知症初期集中支援チームに係る経費でございまして、認知症の早期発見、早期対応を目的としまして、こちらも町社会福祉協議会に委託して実施するものでございます。次に、説明欄のその他支援事業費、予算額245万5,000円のうち、主な節の予算額といたしまして、14節使用料及び賃借料29万7,000円で、認知症高齢者が行方不明となった場合にその早期発見を目的といたしまして、GPS端末機器を利用していただくための町負担分を計上しておるものでございます。  308ページ、309ページをお願いします。続きまして、5款1項1目介護給付費準備基金積立金、本年度予算額76万7,000円で、介護給付費準備基金の運用益としての利子積立金を計上してございます。  以上で、平成31年度の介護保険特別会計の歳入歳出予算の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○阪本委員  305ページの地域介護予防活動支援事業ということで、社協に委託していただいてる分なんですけれども、毎回お尋ねしてるんですが、健康体操教室が何教室になられたかっていうことと、脳トレ、あといきいきサロンがどれだけ今町で行われているかっていうことをまずお尋ねいたします。 ○中西福祉課主幹  まず、健康長寿体操教室ですけれども、現在17教室開催していただいてることになります。  続きまして、ふれあい・いきいきサロンですけれども、現在14件、開催していただいています。  脳の健康教室につきましては、29年度は日生公民館でさせていただきまして、本年度は中央公民館のほうでさせていただいたんですけれども、受講者、19名が受講させていただいてる状況になります。  以上です。 ○阪本委員  こういった形で、健康長寿体操ですとか、いきいきサロンですとか、こういったところに参加される方っていうのは、まだ割と、元気な高齢者の方かなと思うんですけれども、もう一歩踏み込んだ、要支援にも至らないんだけれども、虚弱な高齢者の方、という方がいらっしゃると思うんですけれども、そういった方々にこれからどのように対応していくかっていうことが、やっぱり介護保険の保険料を抑えていくっていう意味で、要介護、要支援の状態に至らない方への支援っていうことをこれから取り組んでいただきたいと思うんですが、そのあたりどのようにお考えでしょうか。 ○中西福祉課主幹  虚弱な方っていう形で家から出ないことが、また不活発になって、転倒とかしてしまって介護になってしまうということもあるかと思いますので、まずはこういった集いの場ですね、健康長寿体操、ふれあい・いきいきサロン、脳の健康教室など、予防の活動の場を地域で広げていきまして、参加していただける状況をつくっていきたいなと思っております。  以上です。 ○井ノ上福祉課長  地域においての教室等でのPRのほうが大事というふうに考えておりますので、地域の中でそういったことをいっぱいやっていただけるような形でPRをしていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○阪本委員  今おっしゃったような、なかなか家から出られない方っていうのが多くいらっしゃるかなと思うんですけれども、またこういった体操とか、ちょっとアクティブなもの以外に、考えておられると思うんですが、認知症カフェとかそういったことをもう少し取り組んでいただいて、アクティブなものに参加できなくても、もっと集いの場として訪れることができるようなところっていうものを、これからもう少し取り組んでいただきたいなと思いますが。 ○中西福祉課主幹  認知症カフェのほうなんですけれども、現在猪名川町内、オアシス猪名川さんだけ、1カ所という形になっておりますので、まだまだ増やしていかないといけないかなという形で思っております。今考えておりますの、店舗等の空き、空き店舗っていうんですかね、というところをちょっとお借りして、お買い物のついでとかに寄っていただけたりということで、本人さん、家族さんが集っていただいてっていう形をしていきたいなという形で考えております。  以上です。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○福井委員  301ページの一番上の居宅介護サービス給付費、これ対象人数、何人と想定されてるのか。  それから、施設介護サービス給付費ですね、これ何人分を、これ計上されてるのか。  それから、303ページですね、の一番上の介護予防サービス、要支援者という、6,882万4,000円、この人数を何人と想定されてるか。  それから、305ページの特定入所者介護サービス等費の中の特定入所者介護サービス費、これは低所得者の方ということで、6,460万計上されてるわけですが、これの人数は何人と想定されてるのか、よろしくお願いいたします。 ○中西福祉課主幹  まず、居宅介護ですね、が553人で想定させていただいております。  それから、施設でしたっけ、済みません、施設介護のほうが230人を想定させていただいております。  それから、特定入所でしたっけ……(「特定入所者」と呼ぶ者あり)特定入所者が、済みません、特定入所者なんですけれども、済みません、29名を想定させていただいております。  以上です。 ○福井委員  その前の要支援者。 ○中西福祉課主幹  要支援者。要支援者。 ○井ノ上福祉課長  済みません、要支援者の部分が、何ページのどの部分か、ちょっともう一度教えていただけないでしょうか。申しわけないです。 ○福井委員  303ページの一番上、303の介護予防サービス等諸費の上です、19節負担金、補助。 ○井ノ上福祉課長  介護予防サービス費。介護予防サービス費。はい、こちらにつきましては、本年度につきましては、221人を予定しております。 ○福井委員  それぞれ、ちょっと待って、居宅と、それから施設介護ですね、圧倒的に居宅の方が553人、施設が230人ということなんですが、これやむなく居宅にされてんのか、進んで居宅されてんのか伺いたいのと、それから、想定はできないと思うんですけどね、要支援から要介護に至っていくという、なるべく要支援でとまってほしいというのが、家計に対する、この会計に対する負担軽減になりますので、どんな見通しなんですかね。 ○井ノ上福祉課長  施設給付費と居宅給付費と、額ということなんですけど、施設給付につきましては、介護、特別養護老人ホームの入所の部分等であるかと思うんです、そちらのほうにつきましては、昨年11月の調査の段階で、いわゆる待機とされてる方が13人という状況になっております。その方たちは、今現在、居宅においてそれぞれ適当な、可能な限りのサービスを、ケアプランによって受けられておるというところになっておりますので、トータル的には居宅と施設入所のほうをバランスよく、サービスのほうを提供ができておるんじゃないかなというふうには考えておるところです。  以上です。 ○福井委員  待機が13人ということで、ほぼ、大分、ほとんどが施設入っておられるということなんですけどね、13人の見通しっていうの、もう全く立たないっていう、施設入りたいけど、家族も大変なんでっていうことなんですが、見通しはどうなんですかね、今年度の見通しは。 ○井ノ上福祉課長  これ、去年の11月段階の、調査時点での13人ということになっておりますので、当然施設入所につきましても、入れかわり等ございますので、順次施設入所が必要な方については入っていけておるんじゃないかというふうに考えておりますので、この方たちは順繰り、また施設入所が必要な方につきましては、その段階でもしかして待機となるかもしれませんけど、入っていただけておるというような形になっておるんじゃないかなというふうに考えております。  以上です。 ○福井委員  済みません、その居宅が553人いらっしゃるわけですね。皆さん、大変ですよね、ご家族の方とかも、と思うんですが、それはもうクリアできてるんですかね、その大変さっていうのは。 ○井ノ上福祉課長  居宅の方につきましても、ケアマネジャーの方がきっちりとしたケアプランのほうを立てていただいておりますので、そちらでもってちゃんと適正なケアがなされておるというふうな形だと思っております。  以上です。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○池上委員  先ほどの福井委員の質問で、居宅が多いと。それはそうですわ、要介護1、2しか、1、2か、重いほうは4、5でしたっけ、重いほうの4、5しか施設に入れませんという、追い出されてるわけですから。それ、それはそれで、そういう実態の中で、ほんまに居宅でできてるんかという疑問あるけど、それはさておき、地域の人材活用ということを盛んに言われて、国は旗振って、強引に進めてきて、猪名川町もさてどうしたもんかというところから始まってるわけですが、その実態、現状、到達ですね、その辺がどうなってるのかが1点です。  今、次狙われてるのは、ケアプランも有料にしようかとか、それから、サービスも、例えばお買い物のサービスなんかももう、だんだんだんだん切り捨てようというふうなことは狙われてるんです。これはまだ別に決まってるわけはないんですけれど、この委員会にも何かの形で通知が、通達か、来たら、我々知る由もないわけですから、何かそういった動きについては機敏にやっぱり、報告をいただけりゃ、我々も委員会としても、また議員としても、状況調査、実態、また意見も上げられると思うんで、その辺は現状、何かちょっと動きがあったら報告いただきたいし、現時点ではそのケアプランに対する有料化とか、サービスを一定制限していくとかというやつの通達はまだないと思うんですけど、何かそういった情報は聞いておられるのか、おられないのか、その辺お伺いします。 ○中西福祉課主幹  地域の担い手の部分なんですけれども、2月にも生活支援サポーター養成講座というのをさせていただいて、家事援助なり、生活援助の研修をさせていただいたところ、日生公民館でさせていただきましたけど、26名の応募がありまして、20名が研修を修了していただいてるような形になっております。この事業、29年度からしておりまして、もう現在のところで35名の方が卒業していただいて、各地で活躍していただくっていう形になっております。  以上です。 ○井ノ上福祉課長  介護保険事業に係ります新たな情報等ありましたら、逐一報告できるようにしたいと考えております。よろしくお願いします。 ○池上委員  報告のほうはお願いしたいと思います。  その地域支援の20名、35名ですか、どういう分野で、どういうふうな時間というんか、支援に携わられておるのか、年間の時間数みたいな、そういうのわかりますか。 ○中西福祉課主幹  この事業につきましては、猪名川町でまだ、参入の事業者がいないという形になっておりますので、今のところはご案内できる事業所はないんですけれども、地域の担い手として各地で活躍していただけるようなご案内、誘導という形で今のところはさせていただいてる状態になります。  以上です。 ○池上委員  大体国、むちゃくちゃなんですね、これ。展望があるかどうか、ここで聞くのも聞きづらいんですけれど、その事業所も含め、猪名川町としての展望はどう考えておられるのか。もうこれっきりにします。 ○中元生活部長  今の池上委員のご質問ですが、介護事業だけにかかわらず、今全ての事業において、地域と一緒に、包括支援センター、包括ケアシステムみたいなものを立ち上げて、行政主導だけじゃなくて地域の力もおかりしてというようなところで進んではおるんですけども、そういったところで、そういう考え方が、住民の皆様方になかなか浸透し切れないというようなところもあろうかと思います。私どもといたしましては、そういった考え方を、さまざまな場を通じて、研修なりを行ってまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。 ○久保委員  もうちょっと総括的な、ちょっとご見解をお聞きしたいんですけども、そういうシステム変更、国のほうの制度変更があって、この間、猪名川町でもご尽力いただいてると思いますけども、対前年比の予算額だけを見ても、およそ23億円で、同規模同水準で来てるんですね。そんな中で、介護サービスの利用者が、サービスの利用がどういうふうな動きがあって、その要支援1、2の部分を、仮に地域のほうが担っているとすれば、そういう要素があって、予算額は同水準で来てるんだというふうなお考えなのか、いや、それとも、いや、もっと介護予防の部分で行政の取り組みがあるから、こういうふうに、ある意味、抑えられてるんだみたいなところなのか、その辺の、ちょっと総括的なお話をお聞かせいただきたいなと思います。 ○井ノ上福祉課長  介護予防の効果という部分についてなんですけど、なかなか一概にそういう効果っていうのがはかれるところではないというのが、結論というか、そういうところにございますので、なかなか介護保険料の軽減という部分に直結しておるというところには至っておらないのかなと思います。  ただ、そのほかのほうもはかりづらいというところもありますので、また地域のほうの活力につきましても、今年度から支援員のほうの育成であったりとか始めたところでございますので、まだまだこの先、効果出てくるのはこの先になるのではないかなというふうに考えておるところです。  今のところ、結果としまして、介護保険料につきましては、前年度比で抑えられているというところですが、計画の中でも言いましたけど、基本的には、今後伸びる方向であるというふうには想定しておるところになります。ただ、直近の計画としまして、昨年度の伸びが思いのほか低かったところから、今年度は、昨年度の、予算額としては同額となっておりますけど、決算ベースと比べさせていただきますと伸びておるというふうな形の予算にはなっております。  以上です。 ○久保委員  ますます介護の取り組み、重要になってくるんですけども、先ほどから少しお話ありました、認知症カフェの取り組みは、僕が知ってるのは、いわゆるサロン的なものではなくって、専門医とか、専門家が入った中で、例えばこの初期集中支援チームのメンバーが、その認知症カフェに参画をするようなイメージで捉えておるんですけども、空き店舗のお話ありました。  ただ、想定されるのは、これから地域のほうに、その辺の担い手になってもらえないだろうか、あるいは協力してもらえないだろうか、そんな話が出てくると思うんですよ。それは予算書でいうと、307ページのこの包括的支援事業費の委託料の部分で、社協とか、あるいは地域包括のほうからお話がある、出てくるものなんですかね。その辺のちょっと、想定の話ですけども、よろしくお願いします。 ○井ノ上福祉課長  予算の科目としましては、先ほどの、今のところ地域包括支援センターのほうに業務委託しておる部分の中になります。業務委託しておる部分の中身につきましては、地域包括支援センターと相談しながら決めさせていただいてるというところと、来年度から地域の中に入って、していただきまして、ニーズのほうの調査等もさせていただく中で、各地域においてどのようなことが求められているのかとかも含めまして、調査させていただきたいなというところがあります。  また、認知症カフェにつきましての、専門家が入っていっての相談というところになるんですが、基本的に次、来年度の部分につきましては、毎回入るというわけにはいかないですけど、何回かにおきましては専門家のほう入っていただいての相談であったりとか、認知症のチェックは定期的に行わさせていただいておるというような状況になっております。
     以上です。 ○宮脇副町長  いろいろご心配をいただいておるところでございますが、本当に猪名川町は平均寿命が高いということ、あわせて健康寿命も非常に、県下で男女ともが1番ということでございます。  今、きょうは介護保険のところで審議をいただいておるところでございますが、一般のほうも含めまして、100万歩チャレンジ、健康づくり体操、そしてまた健康づくり支援員等々を民間の、また住民の方々のお力もいただきながら、健康寿命の増進に今後さらに努めていかなければならないというふうに思っておる、結果的にそれが介護保険の低減につながっていくというふうなことにもなりますし、町長も言ってますとおり、猪名川町は本当に子育てしやすいまち、そしてまた高齢の方々も住みやすいまちというふうなことで、さらにこれからも職員を挙げまして、健康づくりのほうには、健康で本当に長生きしていただくまちづくりに向けまして、今後とも取り組んでいくことが、結果的にはいろんなところで、医療費の低減につながっていくといったことにもなりますし、また、本当に猪名川町の要介護の1、2の方は、できるだけ家庭で支援をいただいて、家庭を挙げて見守っていただくと。そしてまた要介護は4、5と、4とかいうようなことで、本当に家ではなかなか介護できないところについては、本当に幸いにしまして、猪名川町のほうにも、本当に医療法人等も含めまして、そういった環境が、非常に、そういった意味では整っておるということで、去年の後半には13名の待ちが、お待ちいただくというふうなことがあったかもわかりませんが、本当にそれも非常に少ない、それもうまくローテーションで入っていただけるような環境が整っておりますんで、今後ともそういった医療法人とも連携をしながら、猪名川町で本当に住んでよかったと思えるまちづくりには今後とも取り組んでまいりたいと、このように考えておりますんで、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○久保委員  副町長、よくわかりました。  ただ、先ほどちょっと、話の途中であれなんです、認知症カフェというものはそもそも、介護保険サービスを利用されない方が立ち寄るようなところだというふうに私理解しておるんですけども、それもなかなか難しい話で、ただ、副町長の話もありましたけども、専門家が、あるいは、これは代表質問のご答弁でもありましたかね、生活支援コーディネーターがこれからどんどん地域の中に入ってくるという動きもありますんで、それはもうじっくり、地域とその方と、コーディネーターとよく相談しながら、地域のこの介護というものを考えていけたらなというふうに思いますんで、よろしくお願いをいたします。答弁は結構です。 ○池上委員  ちょっともう一回だけ。先ほどの地域で支えるという意味合いですけども、35名、どういう仕事をされておるのか。これ、この課題が上がった当時、私、いろいろ前任の部長にも質問したんですけど、例えばお買い物1つとって、これとこれとお買い物に、お願いします、それでそれ買ってきたら終わり。だけど、長年、そのケアをしてきたベテランの人だったら、あれ、この人、きょうこれが食べられてないとか、それで健康状態までわかっていく、類推していく、そういうプロなんやと。それを、買い物なんか誰でもできるわい、頼まれたもの買ってくれりゃいいや、それではだめなんだということも言われてきたと思うんです。そういったことも含めて、その35名がどういう、需要数あるなしにかかわらず、これはやっていくという方向だったと思うんで、その辺と、それだけでもう今回いいです。 ○中西福祉課主幹  こちらの修了者ですけれども、今後、先ほどもお話にありました、生活支援コーディネーターが各地に入っていって、各地の現状把握、まずは現状把握させていただいて、課題を把握するっていう中で、どういったことが支援できるだろうということを地域で考えていく中で、移動支援であったり、買い物支援であったりというところで携わっていただくような形になると考えております。  以上です。 ○福井委員  307ページの包括的支援事業・その他支援事業費のうちの認知症ですね、関連で、現在猪名川町で認知症と認定されてる方は何人いらっしゃるのか。  また、医療のほうからも、医療機関のほうからも報告が入るんではないかと思うんですが、それと、認知症カフェですね、その方たちの門戸が開かれてるのかどうか。  それから、行方不明者の方の委託料として、先ほど機械を取りつけたりっていう、持ったりかなということなんですが、これの委託料っていうのは、行方不明になった方の捜索費用とかは違うんですね。 ○加藤委員長  GPS。 ○福井委員  GPSのその分ですよね、全く。  認知症になられた方で、ひとり暮らしで、先日も町のこの、に入っておりました、ちょっと私の知った方だったんです、おひとり暮らしで、日ごろは全然交流ないんですけども、ちょっと見知った方なんですが、行方不明になって、幸いに見つかりましたんですけども、そういう対応っていうのは、認知症のひとり暮らしされてるというのは、もう買い物行ったら、帰りがわかんなくなってしまったということでうろうろされたっていう、二、三日うろうろされたということも聞いておりますんで、危ないなという思いはしたんですけども、そういうのは、どのように行方不明者を予防するとか、不可能な場合もあると思うんですけども、いかがなもんなんですか、実態は。 ○中西福祉課主幹  認知症なんですけれども、初期集中チームでちょっとかかった、議題に上がった件数では、本年度13件、会議のほうにかけております。それで6カ月間集中的に支援しまして、専門医の受診につないだりとか、認知症の検査につないだり、入院につないだりというようなことでさせていただいております。  行方不明のGPSなんですけれども、行方不明になる可能性がある方については、事前に見守り登録っていうのをしていただいて、GPSを貸し出すことにしております。今のところ、GPSを使って捜索があったということはなかったんですけれども、持っておられない方の行方不明っていうのはありますので、それにつきましては、警察から連絡が入り次第、関係部署集まりまして捜索をしているというような形になります。  以上です。 ○井ノ上福祉課長  ごめんなさい、まず、猪名川町としての認知症患者の数というところなんですけど、介護保険としましては、要介護認定の一要因というところで、そこまで詳しい数というところは把握できておらないところです。  GPSの費用につきましては、捜索の費用とかそのあたりの分については含まれておりません。賃借料の一部を利用者の方に負担していただいておりまして、残りを猪名川町が負担しておるというような状況になっております。  もし認知症の方が行方不明になられたときの対応としましては、こちらも地域の力をちょっと活用するという形になるんですけど、自治会のほうに、SOSネットワークということで、認知症の方を捜索する体制づくりというのを説明させていただきながら進めさせていただいておるところです。そちらのほうで、地域の皆さんが探すのが一番早急な捜索になるのかなというふうに考えておりますので、そちらの地域の皆さんのお力をおかりしての捜索というところにも、事業のほうを展開させていただいておるところです。  以上です。 ○福井委員  そのGPSの件なんですけど、ひとり暮らしで、ある日突然、突然っていうか、ちょっとおかしいなと言いつつ進行していって、またもとに戻ったりするのが認知症なんですよね。なので、ひとり暮らしの方にはもう、ちょっとケアマネさんとかがご覧になって、訪問して、ちょっとっていう方にはGPSを持たれたらいかがですかっていうことも行われてるんですが、そういうPRは行われてますか。 ○井ノ上福祉課長  GPSの貸与の部分のPRにつきましては、先ほど言っていただいたケアマネジャーの方につきまして、ケアマネジャーの連絡会議というのがございます。その中で気がつかれた方については、こういう制度がありますというところをPRをお願いするように連絡しておるところでございます。  以上です。 ○福井委員  数年前にご主人が認知症になられて、奥様が探されたんですけどということで、防犯の、防犯クラブですか、手分けして探したけど、見つからなくて、結果、命を落とされてたということ、内馬場のほうで、そういう一件もあって、奥さんもいらっしゃるんだけど、GPSが渡ってなかったっていうこと、それが渡ってたらいち早く発見できたんではないかと思いますので、今後もきめ細やかに、ケアマネさんと相談していただいて、よろしくお願いしたいと思います。 ○加藤委員長  答弁いいですか。  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第6号の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いし、14時10分まで休憩します。                 午後 1時59分 休憩                 午後 2時10分 再開 ○加藤委員長  休憩を閉じ、委員会を再開します。  次に、議案第10号 平成31年度猪名川町水道事業会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○津野上下水道課長  それでは、議案第10号 平成31年度猪名川町水道事業会計予算につきまして、詳細説明をさせていただきます。  予算書の26、27ページをお開き願います。主なもの説明をさせていただきます。収益的収入及び支出のまず収入でございます。1款水道事業収益、今年度予定額7億4,554万4,000円で、前年度より1,724万円の増額となっております。主な内訳でございますが、1項1目給水収益5億6,556万5,000円でございます。これは、給水戸数1万2,351戸、年間予定配水量321万1,403トンを見込んでおるところでございます。  続きまして、3目その他の営業収益2,450万6,000円でございます。主なものでございますが、節の分担金712万8,000円を予定をしております。これは、住宅販売などによります新規の給水の申し込みの際にいただく口径別の分担金で、30戸程度の新築があるものと見込んでおるものでございます。1つ飛びまして、節の手数料でございます、予算額1,647万8,000円で、主なものは、説明欄の2段目、下水道料金徴収手数料で、水道料金とともに料金を集めておりますので、その経費としまして、下水道会計から1,633万3,000円を収入するものでございます。  次に、2項営業外収益でございます。1目受取利息4,216万円で、これは、主に基金に対する利金でございます。次に、2目雑収益345万5,000円で、これは、駐車場収入や携帯電話基地局など水道用地の占用料などの収入でございます。次に、4目長期前受け金戻入1億949万5,000円でございます。過去にもらった補助金などで整備をした施設の減価償却費見合い分を収益化するもので、現金が入ってくるというものではございません。  収入につきましては、以上でございます。  続きまして、28、29ページをお開き願います。収益的支出でございます。1款水道事業費用の本年度予定額9億2,329万1,000円、前年度より4,303万4,000円の増額となっております。主なもの説明をさせていただきます。まず、1項1目原水及び浄水費4億5,467万1,000円でございます。人件費につきましては、職員1名分を計上しておるところでございます。主なものでございますが、節の下のほう、委託料4,057万4,000円で、内容としましては、説明欄の一番上の中央監視・浄水場管理業務委託料1,536万2,000円は、浄水場の運転管理及び電気計装の保守点検、また高圧受電の保守点検などを含んだ委託料でございます。また、その下、水質検査委託料881万1,000円、これは水道法で定められました検査項目を、水道管の管末の10カ所及び原水2カ所で実施をするものでございます。また、その下、清水東膜モジュール洗浄委託料425万7,000円は、清水東浄水場において、膜の洗浄や次亜鉛の注入ポンプの交換を実施するものでございます。次に、その下、急速ろ過器ろ材入替業務委託1,214万4,000円は、5年ぶりに笹尾浄水場でろ材、砂の入れ替えを実施をするものでございます。次に、節の3つ下、修繕費600万円は、突発的な事故に対応する分や、笹尾浄水場の送水ポンプの修繕などを予定をしておるものでございます。また、最下段の動力費としまして800万円を見込んでおるところでございます。  続きまして、30、31ページをお開き願います。節の上から5行目、受水費3億8,785万3,000円で、これは県営水道の購入費用で、前年度と同じ295万1,000トンを申し込む予定としております。  続きまして、2目配水及び給水費1億4,790万3,000円でございます。人件費につきましては、職員2名分を計上しておるものでございます。なお、賃金347万2,000円は、土木技術専門員の部内異動により計上するものでございます。  次に、節の最下段、委託料8,030万5,000円でございます。内容でございますが、説明欄の一番上の中央監理所他運転管理委託料5,142万9,000円、これは、中央監理所はもとより、配水施設の運転管理、電気計装の保守点検、水質計器の点検業務等を一括で委託をするものでございます。次に、施設点検補給管理委託料160万6,000円は、自家発電装置の設置をされております5施設で、エンジンオイルの交換を実施する予定としておるところでございます。  次に、32、33ページをお開き願います。説明欄3つ目、漏水調査委託料560万円でございます。漏水の早期発見のため、町全体を3ブロックに分け、3年周期で調査をすることとし、昨年は日生地域、今年度は北部地域を中心に実施する予定としております。次に、その下、漏水待機業務委託料430万円、これは、水道の突発事故に対応するため、24時間待機を行うものでございます。また、その下、検針業務委託料658万3,000円でございますが、2カ月に1回、約1万1,000件のメーター検針業務を実施をするものでございます。また、その下の検定満期量水器取替業務等委託料586万6,000円は、計量法の規定により、8年以内にメーターの取り替えを実施をするもので、今年度は1,528件の取り替えを予定しているところでございます。次に、賃借料938万7,000円でございます。説明欄、一番上、中央監理所と各施設を電話回線を通じて結ぶテレメーターの占用料としまして538万7,000円を、また、管内の地図情報を扱う水道台帳システムのリース料266万2,000円などが主なものでございます。次に、その下、修繕費1,846万6,000円につきましては、給・配水管の修繕でございまして、予定しておりますものは、量水器の修繕、突発的に発生する水道施設の修繕及び修繕に伴います掘削跡の舗装復旧費用などを計上しているものでございます。次に、その下、節、動力費としまして1,650万円を計上しております。  次に、4目総係費4,433万6,000円でございます。ここで人件費2名分を計上しているところでございます。  主なものですが、34、35ページをお開き願います。節の中ほど、需用費367万円、主なものは、説明欄2段目、印刷製本費187万8,000円で、納付書や水道広報紙などを印刷するものでございます。また、納付書等の郵送代として、通信運搬費150万円を計上しております。次に、その下、委託料1,871万5,000円でございます。内容ですが、電算システム保守等委託料が281万円で、会計、料金両システムに係ります保守点検を実施をするものでございます。また、その下の滞納徴収業務委託料426万5,000円でございますが、月に11日の、また月末に給水停止を含んだ徴収業務の委託を行っておる費用でございます。また、その下の料金改定支援業務委託料1,151万2,000円、これによりまして、今年策定しました経営戦略に基づき料金改定作業を進めていくものでございます。次に、手数料469万3,000円でございますが、料金の口座振替、クレジットカード、コンビニ収納などに伴う手数料でございます。今年度よりネット回線を利用した口座振替に切りかえることや、クレジットのセキュリティ強化に伴い80万円ほど増額となっておるところでございます。次に、会費負担金が332万1,000円でございますが、主なものは、日本水道協会や水質協議会などへの負担金、また一般会計への事務用品等の負担金などでございます。  続きまして、36、37ページをお開き願います。5目減価償却費につきましては2億2,451万円を計上しております。次に、6目資産減耗費4,277万1,000円でございます。これは、県道の改良工事に伴います配水管の入れ替えや、水管橋の更新に伴う除却費用でございます。  次に、2項1目営業外費用の支払い利息として459万5,000円を予定しております。  また、3項特別損失は50万1,000円でございます。  また、4項1目予備費としまして、前年度と同様、300万円を計上しております。  収益的支出につきましては、以上でございます。  続きまして、4条予算の資本的収入及び支出につきまして、ご説明をさせていただきます。  少し飛びますが、40、41ページをお開き願います。収入でございます。1款資本的収入1億7,800万3,000円でございます。主なものご説明をさせていただきます。まず、4項1目工事負担金2,800万円でございます。これは、産業拠点での電気計装設備につきまして、事業者施工分もあわせて実施しますので、事業者分を負担金としていただくものでございます。  次に、5項1目その他の資本的収入1億5,000万円は、基金を今年度取り崩す予定としております。  続きまして、42、43ページをお開き願います。資本的支出でございます。1款資本的支出2億8,125万1,000円でございます。前年度より5,350万2,000円の増額となっております。主なもの説明をさせていただきます。  まず、1項1目建設改良費の事務費3,883万2,000円で、ここで職員1名分の人件費を計上させていただいております。主なものでございますが、節の中ほど下、委託料2,850万円でございますが、内容は、地図情報の施設更新業務委託費、また北部施設の統廃合計画策定業務、屏風岩橋の水管橋移設詳細設計などを予定をしているところでございます。次に、2目工事費1億8,090万2,000円でございますが、主なものは、節の工事請負費1億8,000万円で、内訳は、説明欄の一番上の老朽配水管入替工事5,500万円でございますが、これは、笹尾地内での水管橋の入れ替え工事と木津地内の県道改良工事に伴います配水管の入れ替え工事を予定をするものでございます。また、次に、電気計装設備更新工事でございますが、つつじが丘水系で2カ年の継続事業として、総額1億7,500万円で設備を更新するもので、今年度2年目の費用としまして1億2,500万円を計上するものでございます。  続きまして、44、45ページをお願いいたします。3目固定資産購入費1,114万9,000円でございますが、主なものは、節の器具備品費893万円、導入後5年経過した会計システムを更新するものでございます。元号の改正や消費税の改正にも対応するものでございます。次に、その下、車両購入費210万円で、購入後20年を経過しました軽四貨物の買い替えを予定するものでございます。  次に、2項1目企業債償還金として4,536万6,000円を、また4項1目予備費として500万円を計上しております。  以上、説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第10号の質疑は終結します。  次に、議案第11号 平成31年度猪名川町下水道事業会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○津野上下水道課長  それでは、平成31年度猪名川町下水道事業会計予算の詳細の説明をさせていただきます。  予算書の82、83ページをお開き願います。収益的収入及び支出のまず収入でございます。1款下水道事業収益は、本年度予定額11億1,950万1,000円でございます。前年度に比べまして68万3,000円の減額となっております。主なもの順次申し上げます。1項1目下水道使用料3億7,674万6,000円で、水洗化人口を3万416人、年間排水量311万4,090トンを見込んでおるところでございます。  次に、2目他会計への負担金2,732万7,000円でございます。これは、雨水処理、不明水の処理、高度処理などに要する経費で、繰り入れ基準に基づきまして一般会計より繰り入れるものでございます。  次に、少し飛びますが、2項営業外収益、2目他会計補助金4,038万2,000円でございます。繰り入れ基準に基づきまして企業債の利息に係るものを交付税措置されておりますので、一般会計から繰り入れるものでございます。  次に、84、85ページをお開き願います。4目長期前受け金戻し入れ6億7,274万円でございます。過去にもらいました補助金等で建設した施設の減価償却費見合い分を収益化していくもので、現金が入ってくるというものではございません。  収入については、以上でございます。  続きまして、86、87ページをお開きください。収益的支出です。1款下水道事業費用、本年度予定額12億3,207万3,000円で、前年度に比べまして219万8,000円の増額となっています。主な内訳でございますが、1項1目管渠費3,398万4,000円でございます。ここで職員1名分の人件費を計上しております。主なものでございますが、中ほど、節の需用費157万8,000円でございます。内容は、説明欄、備消耗品費150万4,000円で、マンホールのふたの入れ替えのため、その材料、20カ所分の購入を予定するものでございます。次に、その下の委託料1,199万9,000円でございますが、主なものは、説明欄の開水路維持管理補修等委託料814万9,000円で、これは主に調整池の除草、清掃、下水道敷きの除草、剪定、清掃を予定しているものでございます。また、その下の管渠清掃業務委託料300万円でございますが、これは木津、下阿古谷、笹尾などでサイホンによる管渠の清掃を実施するものでございます。次に、その下、賃借料374万9,000円でございますが、これは、地図情報や受益者負担金システムのリース料でございます。その下の修繕費1,115万1,000円でございますが、説明欄の雨水管、汚水管等の修繕費につきましては、道路修繕などにあわせてマンホールの取り替えを行うものや、突発で起こります雨水管の詰まりなどに対応するものでございます。  次に、2目ポンプ場等費1,267万9,000円でございます。主なものですが、最下段、節の委託料488万4,000円でございますが、猪名川町では40カ所のマンホールポンプを設置をしておりまして、その施設の保守点検の管理委託料でございます。平成31年度より3年間の長期契約を予定をしているところでございます。  続きまして、88、89ページをお開き願います。節の最上段、修繕費543万8,000円でございますが、これは、マンホールポンプ4台と通信装置の修繕を予定しているものでございます。  次に、3目水質管理費83万6,000円、これによりまして、毎月1回水質検査を実施し、関係機関に報告しておるところでございます。  次に、少し飛びますが、6目流域下水道維持管理費1億4,892万1,000円でございます。これは、猪名川町が流末処理をお願いしております豊中市内の原田浄水場で必要とされる管理経費の本町の負担分でございます。  次に、7目総係費4,720万6,000円でございます。ここで職員2名分の人件費を計上しております。  主なものでございますが、90、91ページをお開き願います。上から2つ目、節の委託料2,981万8,000円で、主なものは、説明欄、下水道使用料徴収業務委託料1,633万4,000円でございます。これは、下水道事業から水道事業に対して、下水道使用料の徴収に係る経費を負担するものでございます。また、料金改定業務委託料1,310万6,000円でございます。これによりまして、本年策定しました経営戦略に基づき、料金改定作業を進めていくものでございます。次に、中ほど、8目減価償却費としまして8億6,723万8,000円を計上しております。  次に、2項営業外費用1億1,576万6,000円でございます。主なものとしましては、1目支払利息8,876万5,000円で、前年度より1,114万4,000円の減額となっており、今後も少しずつ減っていく傾向でございます。  次に、2目消費税としまして2,700万円を計上しております。  続きまして、92、93ページをお願いします。3項特別損失としまして40万1,000円を、また、4項1目予備費でございますが、前年度と同様、500万円を計上しております。  支出については、以上でございます。  少し飛びますが、96、97ページをお開き願います。資本的収入及び支出でございます。まず、資本的収入でございます。1款資本的収入、本年度の予定額4億1,656万5,000円でございます。前年度より2,720万8,000円の増額となっています。主なものでございますが、1項1目企業債5,640万円で、これは猪名川流域下水道の整備に関する財源として予定をしているものでございます。  次に、2項1目基金繰入金1億5,000万円でございますが、資金調整のため、基金から繰り入れるものでございます。  次に、3項1目他会計負担金2億1,005万1,000円でございます。これは、一般会計の繰出金のうち資本に係るもので、企業債の元金対応分をここで収入するものでございます。産業拠点地区企業誘致支援補てん負担金1,000万円もここに含んでおるところでございます。  次に、6項1目工事負担金11万1,000円で、新規に下水道を引かれる方からの受益者負担金を見込んだものでございます。  続きまして、98、99ページをお開き願います。資本的支出でございます。1款資本的支出、本年度の予定額5億2,993万9,000円で、前年度より4,120万3,000円の増額となっております。主な内訳でございますが、1項1目事務費1,506万6,000円でございます。ここで職員1名分の人件費を計上しております。主なものでございますが、節の中ほど下、委託料509万7,000円ですが、内容は、排水設備台帳データの作成をするための委託業務や新名神の関連の雨水管データ更新業務などでございます。  次に、2目工事費2,150万円でございますが、主には旭ヶ丘地区での管更生補修工事1,500万円等を予定するものでございます。次に、3目流域下水道整備費6,471万4,000円でございますが、これは、流域下水道の建設事業負担金でございまして、原田処理場の施設整備に係る工事負担金でございます。  次に、100、101ページをお開き願います。2項1目企業債償還金4億2,665万7,000円、本年度の企業債の元金の償還額でございます。また、4項1目予備費としまして200万円を計上しております。  以上、説明とさせていただきます。よろしくご審議のほうお願い申し上げます。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第11号の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、議案第24号 猪名川町敬老祝金条例の一部改正についてを審査します。  説明を求めます。 ○井ノ上福祉課長  猪名川町敬老祝金条例の一部改正について説明します。
     改正内容は、提案理由にありますとおり、敬老祝金と同様な事業を国、県も実施しているところですが、受給資格の期間について、町との差異がありますので、今回の改正でもって同一とするものです。  資料3ページをお願いします。新旧対照表にて説明をさせていただきます。第1条についてなんですが、老人という表記につきまして、高齢者に改めるものとなっております。  第2条につきましては、祝金の受給資格が規定されたもので、表の左側、現行条文では、満100歳の者で、引き続き1年以上本町に住所を有している者につきまして、表の左側、改正条文におきまして、住民基本台帳法の規定により本町の住民基本台帳に引き続き1年以上記録されている者で、その年度内に満100歳に達する者に改正しておるところです。住所を有する者の規定につきまして、明確に住民基本台帳によるものと規定するとともに、対象者の生年月日の期間につきましては、国、県と同様となるよう改正するものです。これによりまして、現在より7カ月先の100歳の到達者に前倒しに支給することになりまして、受給者にとっては有利な改正となってございます。  第5条につきましては、支給決定者が支給までに死亡した場合で、振り込み口座の提出前、もしくは提出後の口座凍結により祝金が本人宛てに支給できなかった場合の取り扱いについて規定しておるものです。現行条文では、遺族に支給し、遺族全員のために支給したものとみなすとしているところ、改正条文では、生計中心者または町長が定める者に支給することができると改正するものです。これは、基本的に遺族の方たちを代表して授与するものを特定させていただきまして、その者に支給することができるとすることで、相続関係のトラブルを未然に防ぐために規定し直すものとなってございます。  済みません、資料のほう、2ページに戻っていただきますようお願いします。附則の2におきまして、経過措置のほうを規定しております。この経過措置によりまして、改正後の最初の支給におきまして支給漏れがないように規定しておるものでございます。  以上で説明を終わります。ご審議よろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第24号についての質疑は終結します。  ただいまから暫時休憩します。                 午後 2時41分 休憩                 午後 2時43分 再開 ○加藤委員長                   〔テープ中断〕  休憩を閉じ委員会を再開します。  これより議案第4号 平成31年度猪名川町一般会計予算中、第1条歳入歳出予算のうち、歳入関係部分、歳出関係部分、議案第5号 平成31年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第6号 平成31年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第7号 平成31年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第10号 平成31年度猪名川町水道事業会計予算、議案第11号 平成31年度猪名川町下水道事業会計予算、議案第24号 猪名川町敬老祝金条例の一部改正についての討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、討論は終結します。  これより議案第4号のうち本委員会に付託されました部分、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第10号、議案第11号、議案第24号、以上、7議案を一括して採決します。  お諮りします。  以上、7議案は、原案のとおり決することにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  異議なしと認めます。  よって、議案第4号 平成31年度猪名川町一般会計予算中、第1条歳入歳出予算のうち、歳入関係部分、歳出関係部分、議案第5号 平成31年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第6号 平成31年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第7号 平成31年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第10号 平成31年度猪名川町水道事業会計予算、議案第11号 平成31年度猪名川町下水道事業会計予算、議案第24号 猪名川町敬老祝金条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、請願の審査に入りますので、執行者は退席を願います。  それでは、請願第1号 75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する請願を議題とします。  事務局に説明させます。 ○岩谷事務局長  失礼いたします。それでは、75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する請願につきまして、ご説明をさせていただきます。  請願者につきましては、猪名川町在住の全日本年金者組合兵庫県本部猪名川支部、森内様からでございます。  紹介議員につきましては、下坊辰雄議員であります。  請願の内容につきましては、既にお配りしております写しのとおりでございますが、昨今、公的年金の受給額が毎年減少するなどの影響もあり、後期高齢者にとってわずかな貯蓄を取り崩し、日々の生活を送っている。この厳しい実態の中で、医療費の自己負担が2割になれば、高齢者の生活と健康に大きな影響を及ぼすことになるため、75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する意見書採択についての請願となってございます。  以上、ご説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  何かご意見があればお願いします。意見は。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  なしということでございます。  ただいまから暫時休憩します。                 午後 2時49分 休憩                 午後 2時50分 再開 ○加藤委員長                   〔テープ中断〕  休憩を閉じ、委員会を再開します。  これより請願第1号 75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する請願についての討論に入ります。  反対者の発言を許します。 ○宮東副委員長  私は、この75歳以上の医療費を原則2割化に反対をする請願に反対の立場で討論をいたします。  さきの大戦の前にお生まれになった方は80歳を超えてまいりました。大戦中にお生まれになった方は後期高齢者となり、大戦後にお生まれになった方、いわゆる団塊の世代と呼ばれる方も70歳を超えてまいりました。これらの世代の人たちは戦後の復興、そして今日の日本経済の屋台骨をつくり、高度成長期時代を支えてくださいました。そういったことからも、ここにある請願の内容はよくよく理解をするところでありますが、団塊の世代の方が後期高齢者となられる、いわゆる2015年問題と呼ばれる時期が来たとき(「2025年」と呼ぶ者あり)2025年です、ごめんなさい、2025年問題と呼ばれる時期が来たとき、我が国は人類がかつて経験したことがない超高齢化時代に突入をいたします。その上に社会保障費や医療費の財源をどこに求めるのか、このことは大きな課題であります。税金を投入するのか、保険料に乗せるのか、また、ほかの財源をつくり出すのか、早急に答えを出さなければなりません。そんなとき、75歳以上の医療費を2割とする案もその選択肢の1つとして考えるべきという立場から、この請願には反対といたします。よろしくご理解賜りますようお願いをいたします。 ○加藤委員長  次に、賛成者の発言を許します。 ○池上委員  これは前回の12月議会に続き、内容的には同様のものであります。そのときの反対者の討論は、私は事前に国の動向を見てというのは禁止にしようと、地方議会としてどういう意見を出すかっていうことで、真剣に議論しようということで申し上げました。そして、そのときにあった答弁が、後期高齢者医療広域連合協議会の動向も見ということでありました。私それは、その時点では承知をしてませんでした。早速、この団体のホームページを開き、その内容を見たところでございます。私、その時点、それ見た時点で、あの討論が完全な間違いだと。重要なことを伏せてると言わざるを得ない項目が幾つかありました。その大前提は、2割の負担増すべきでない、これが大前提なんです。こう来て、そのためにいろんな制度をとってくださいというのが趣旨です。その上で、それらを尽くした上で、なおかつ財源がなければ、それはやむを得ないけど、十分な説明をしてください、こういうふうな流れです。一番最後のやつは、今までのやつを全部クリアした上で、その上でどうしようもないからお願いしますっていうことで、説明をしてください、そういう流れになってます。ですから、前回の、前回、今回と一緒にするわけではないですけれども、この討論の流れは使えないと、当たらないということをまず申し上げたいと思います。  そして、高齢者が増える、先ほど戦前、戦中、戦後おっしゃいました、こういう方々の努力によって、今の日本繁栄が築かれてきた。それを壊したのは、むしろ我々の世代かもわからない、政治によって崩らされてきた面があります。戦後、日本人が、我が国は経験したことない高齢化と言います。一方、我が国が経験したことない防衛費の伸び、これをどう認識されるんか。トランプ大統領に言われて、F−35何とかっちゅう戦闘機、これ1機100億円です、当初はもっとかかると言われてたの安くなりましたっていう、ホームページ載ってました。ですけど、1機100億円、100、1兆4,600億円ですか、この金額っていうのは何に相当するかっていうと、1機を、1機の代金で保育所が90カ所つくれる。145機、買わんでもいい、トランプに言われて買ったこの金額、これは我が国は経験したことのない思いやり予算です。防衛費でいえば、北海道に使い物にならん戦車がまだ残ってる、本土に渡れない、こんなこともやってきて、さらに米軍に対する思いやり予算もあります。  そうすると、もう一つ言いますと、これはこれからの話になりますけれども、消費税をという話があります。ですけど、消費税が創立されて、創生されて以降30年で372兆円、税収があった。しかし、その8割は法人税の減税に使われてる、筋が全くイコールになってくる。そういうふうな状況で、経済、財政のことも言いますけれども、法人税率減税して、その企業どうしたかっていうと、内部留保ため込み、海外進出して、安い労働力で受ける、そういう制度をつくってきた、財界の求めでつくってきた消費税、それを今後改めて福祉に使うだなんて、こんなん誰が信用しないと思います。ですから、財政的にいっても、応分の負担をしてもらう、法人税をもとの1984年から86年は43.3%あった税率が、今23.4%と。その分ため込んだやつが内部留保、給料に反映されない。そういうふうな内容になっております。ですから、財源的にも、十分そこに切り込んでいけば、応分の負担をしていただければ、この高齢化にも対応できるし、国民の命を守るっていうことは、国の第一の仕事です。兵器を買うことではなくて、企業のもうけを保証することじゃなくて。そういうところにお金を回していくということで、十分財源も確保できる、私はそういう意味から、この請願には賛成をいたします。 ○加藤委員長  ほかに討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、討論は終結します。  これより請願第1号を採決します。  この採決は起立によって行います。  請願第1号を採択することに賛成の方の起立を求めます。                 〔賛 成 者 起 立〕 ○加藤委員長  起立少数であります。  よって、請願第1号 75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する請願は、不採択とされました。  以上で本委員会に付託されました事件は、全て議了いたしました。  なお、本委員会の委員会審査報告につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日の委員会は、これにて閉会いたします。 ○福田町長  2日間にわたって生活建設常任委員会を開催をしていただきまして、大変ありがとうございます。  また、ただいま可決、承認をいただきまして、重ねて御礼を申し上げるところであります。  これで31年度予算、これから我々、本当に猪名川町が持続可能なまちになるよう、また、元気になるような、そういうまちを目指して、31年度いきたいというふうに思っておりますんで、どうか生活建設常任委員の皆さん方にも、またこれからも一緒になってまちづくりをやっていただく、そういうふうにやっていきたいと思っております。  これから、まだ寒いときもあると思います。どうかお体には十分お気をつけいただきまして、この3月議会乗り切っていただきますことをお願い申し上げまして、簡単でありますけど、私の最後にあたりましてのごあいさつとさせていただきます。  本日、まことにありがとうございました。 ○加藤委員長  委員会を閉会するにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。  今回は2日間にちょっと、ぎゅっと詰めて委員会させていただきました。委員各位、執行者の皆様におかれましては、早朝よりお疲れさまでした。  執行者におかれましては、この2日間で各委員から出ました意見、提案を、予算を執行される上において、十分反映していただきますよう、よろしくお願いします。  少しずつ暖かくなってまいりましたが、委員会のほうも、ちょっと2人ほど欠席させていただいておりますが、皆様ご自愛のほど、また公務に、また議員活動にお努めいただきますようよろしくお願いいたします。  本日はどうもありがとうございました。                 午後 3時01分 閉会  本委員会会議録として署名する。                       平成31年3月11日                 猪名川町議会                  生活建設常任委員長  加 藤 郁 子...