猪名川町議会 > 2019-03-05 >
平成31年総務文教常任委員会( 3月 5日)

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  1. 猪名川町議会 2019-03-05
    平成31年総務文教常任委員会( 3月 5日)


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    平成31年総務文教常任委員会( 3月 5日)                  総務文教常任委員会                          平成31年3月5日午前10時00分                                本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第 4号 平成31年度猪名川町一般会計予算中           第1条(歳入歳出予算)のうち歳入関係部分 歳出関係部分           第2条(債務負担行為)           第3条(地方債)           第4条(一時借入金)           第5条(歳出予算の流用)  議案第 8号 平成31年度猪名川町農業共済特別会計予算  議案第 9号 平成31年度猪名川町奨学金特別会計予算  議案第20号 猪名川町道の駅整備PFI事業者選定委員会設置条例の制定について  議案第23号 猪名川町事業所等誘致条例の全部改正について  議案第19号 猪名川町地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税免除に関する         条例の制定について
     議案第21号 猪名川町個人情報保護条例及び猪名川町情報公開条例の一部改正について  議案第22号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について 2 陳情・要望について (1)全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅    かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める(陳情書) (2)奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を    進め、天然林に戻すことを求める陳情書 〇出席委員  委 員 長   西 谷 八郎治  副委員長    岡 本 信 司  委    員  石 井 洋 二      委    員  下 坊 辰 雄  委    員  肥 爪 勝 幸      委    員  丸 山   純  委    員  南   初 男      委    員  山 田 京 子 〇欠席委員  な  し 〇説明のため委員会に出席した者  町長       福 田 長 治      副町長       宮 脇   修  教育長      中 西 正 治      企画総務部長    古 東 明 子  企画財政課長   和 泉 輝 夫      企画財政課主幹   橋 本 典 幸  地域振興部長   橋 本 佳 之      産業観光課長    曽 野 光 司  産業観光課主幹  春 名 恵 介      産業観光課まち活性化推進室長                                  坂ノ上 哲 也  産業観光課環境対策室長クリーンセンター所長           橋 本   健      教育部長      真 田 保 典  教育振興課長   大 嶋   武      教育振興課参事   北 山 悦 子  教育振興課参事社会教育室文化体育館長           西 川 公 己      教育振興課参事社会教育室図書館長兼公民館長                                  磯 邊   宏  教育振興課主幹  桝 田 二 郎      社会教育室長兼悠久の館館長                                  中 野 智 宏  学校教育課長   草 薙 美 佳      学校教育課主幹   石 田 健一郎  学校教育課副主幹 竹 下   通 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長     岩 谷 智賀子      課長        澤   宜 伸  主査       池 田 知 史                 午前10時00分 開会 ○西谷委員長  おはようございます。前日に続き総務文教常任委員会を開会いたします。  開会に先立ち、ご報告申し上げます。  本日、肥爪議長並びに福田町長より、午後1時から自治功労者葬儀参列のため途中離席されるとの通告がありましたので、ご報告申し上げます。  本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりでございます。  それでは、地域振興部、産業観光課の関係部分についての説明を求めます。 ○曽野産業観光課長  おはようございます。  それでは、31年度一般会計予算のうち、産業観光課所管部分についてご説明を申し上げます。  事項別明細書のほう、80ページ、81ページのほうをお開きをお願いします。2款総務費の中の5項1目統計調査総務費でございます。説明欄の統計調査総務費、産業観光課分1万8,000円につきましては、県の農林統計協会への負担金でございます。  次のページ、82ページ、83ページをお願いします。4目農林業統計調査費、予算額120万4,000円につきましては、5年に1度実施されます農林業センサスに係る経費でございます。新年度、31年度が実施年度となっていることから、調査員報酬等の必要経費を計上をしてるものでございます。  次の5目工業統計調査費9万7,000円につきましては、経済センサスの実施年以降以外につきましては、毎年実施をしているもので、これにつきましても調査員報酬等、必要経費を計上してるものでございます。  次のページ、84、85ページをお願いします。6目経済センサス調査費41万2,000円につきましては、新年度、平成31年度に経済センサス基礎調査の実施年度となっていることから、調査員報酬等の経費を計上をしているものでございます。  次の7目全国消費実態調査費269万円につきましては、10年に1度の調査でございます。新年度が実施年度となっていることから、前回実施の平成21年度の実績に基づきまして、予算のほうを計上をさせていただいてるものでございます。  次に、ページのほう少し飛びます。128、129ページをお願いします。128ページ、129ページでございます。4款の衛生費、1項3目環境衛生費でございます。本年度予算額につきましては、2,225万9,000円となっております。説明欄、害虫駆除対策費5万2,000円につきましては、町内施設内でのスズメバチ等の危険害虫の駆除に係る経費でございます。  次の畜犬対策事業費374万5,000円につきましては、内容としましては、次のページをお願いします。130、131ページでございます。13節畜犬対策等委託料336万6,000円が主なものでございます。鹿等の大型動物、また、犬、猫等の死獣処理に係る費用のほか、川西獣医師会への狂犬病予防接種注射済票等の交付事務手数料でございます。  次の環境美化推進事業費42万8,000円につきましては、主に不法投棄防止対策に係る費用を計上してる項目となってございます。13節の委託料の中の機器保守点検委託料8万円につきましては、町内に4カ所設置してございます不法投棄防止監視カメラに係る保守経費でございます。その下の廃棄物処理委託料25万円につきましては、不法投棄物の収集運搬、また、処分に係る経費を計上してるものでございます。  次の項目、合併浄化槽推進事業費1,546万9,000円につきましては、主には19節の2行目、合併浄化槽維持管理補助金としまして1,504万円となってございます。これは公共下水道区域外合併浄化槽維持管理事業としまして組合員133名で構成をされております組合に対する補助金でございます。  次の項目、環境衛生推進事業費256万5,000円につきましては、毎年5月、11月に実施をしておりますクリーンアップ作戦に使用するごみ袋などの消耗品、またこのほか、町内全自治会の衛生委員で構成をされております環境衛生推進協議会への運営補助金126万円、こういったものが主な内容となってございます。  1つ飛びまして、134、135ページをお願いします。6目火葬場費5,438万円でございます。説明欄の火葬場運営費2,039万1,000円につきましては、11節需用費の修繕料64万8,000円につきましては、火葬場まで現在万善地内から専用の水道で水を運んでございます。敷地内に受水槽がございまして、そこに水をためてるわけでございますけども、非常に延長が長く塩素が抜けているといったような状態となってございます。今回、受水槽に塩素を注入するための設備を新たに設置をするものでございます。また、13節猪名川霊照苑指定管理料1,971万5,000円につきましては、平成27年度から5年間の指定管理を行ってるもので、最終年となるものでございます。前年度から51万9,000円の増額というふうになってございます。これにつきましては、先ほどの塩素、また検査薬に係る費用をここに追加をしてるものでございます。  次の火葬場炉内施設整備事業費653万6,000円につきましては、火葬炉1号炉の再燃炉耐火物張り替えやケーシングの補修、また、2号炉、3号炉の送風機等の修繕工事を行うものでございます。  次の火葬場駐車場整備費2,745万3,000円につきましては、前年度に用地取得を行ったことから、駐車場の整備を行いまして、合計で21台分の駐車台数の増加を図るものでございます。  次に、2項1目清掃総務費、予算額1億3,817万4,000円となってございます。説明欄、クリーンセンター運営費3,574万6,000円につきましては、7節の作業員賃金2,861万5,000円が主な経費となってございます。収集運搬業務等に係ります臨時作業員9名分を計上してるものでございます。  次のページ、136、137ページをお願いします。説明欄の一番下、クリーンセンター管理費136万9,000円につきましては、主にはクリーンセンター施設内の機械警備、消防設備、浄化槽などの保守点検に係る費用となってございます。  次のページ、138、139ページをお願いします。説明欄上段、ごみ減量化対策費1,160万8,000円につきましては、主には8節報償費1,084万8,000円、これにつきましては、自治会、老人会、子ども会などでの古新聞やアルミ缶などの再生資源の集団回収に係る奨励金となってございます。  次に、2目塵芥処理費、予算額5億595万4,000円でございます。説明欄の塵芥処理事業費1億731万8,000円でございますけども、主なものとしましては、11節需用費の中の消耗品230万2,000円につきましては、破砕機、タブグラインダーに係ります刃や爪、こういった消耗品のほか、ごみネット容器の臨時交換分などの経費となってございます。修繕料1,223万4,000円につきましては、パッカー車等の車検に係る経費、また浸出水処理施設の定期修繕に係る経費でございます。13節委託料の2行目、ごみ収集委託料7,926万5,000円につきましては、町内7コース中の3コースの収集委託経費、また、瓶、資源ごみの収集委託を行う経費でございます。  次の項目、大阪湾広域臨海環境整備センター建設事業費20万円につきましては、フェニックス事業におけます埋立処分場に係る負担金となってございます。  次のごみ処理広域化事業費3億9,843万6,000円につきましては、猪名川上流広域ごみ処理施設組合負担金としまして、国崎クリーンセンターに係ります施設管理経費及び施設建設時の公債費分として負担をするものでございます。  次に、3目し尿処理費、予算額4,868万7,000円でございます。次のページ、140、141ページをお願いします。上段、し尿処理施設運営費3,154万8,000円につきましては、主には11節需用費の修繕料561万円で、し尿処理場を維持するための定期修繕を行うものでございます。13節委託料の施設管理委託料2,103万円につきましては、し尿処理施設及び最終処分場浸出液処理施設の維持管理に係る費用でございます。  次のし尿処理事業費1,637万7,000円につきましては、一般家庭や事業所等におけますし尿収集運搬業務に係る委託料が主な経費でございます。  次のし尿処理場管理費76万2,000円につきましては、し尿処理施設内に設置をしております高圧電気機器や消防用設備機器等に係ります点検の費用でございます。  次に、4目クリーンセンター周辺整備費44万2,000円につきましては、主には説明欄にございます13節の施設管理委託料41万円で、姫ヶ尾公園の管理委託に係る費用でございます。  次に、3項1目環境対策費、予算額729万8,000円でございます。説明欄の環境対策事業費452万1,000円でございます。内容につきましては、次のページ、142、143ページをお願いします。12節の水質検査料56万5,000円につきましては、町内定点観測によります本流、支流、野尻川などの水質調査や緊急時における水質調査に係る経費でございます。13節の環境監視機器保守委託料327万円につきましては、新名神高速道路に係ります環境監視機器に係る管理費用でございます。18節備品購入費37万6,000円につきましては、現在保有しております騒音測定器が老朽化をしておりますことから、機器の更新を行うための経費でございます。  次の項目、環境保全事業費252万2,000円でございます。主な内容としましては、13節の環境交流館指定管理料150万円で、これにつきましては、平成27年度から5年間の指定管理を行っている最終年となるものでございます。19節負担金、補助及び交付金、雨水貯留施設設置補助金40万円につきましては、雨水貯留タンクの設置に対しまして、補助率2分の1、上限3万円として補助をするものでございまして、近年、設置実績から前年度より20万円の減額を行っているものでございます。  次の水環境保全整備事業費25万5,000円につきましては、環境啓発を目的として毎年開催してございます自然と共に生きる猪名川絵画展、また、清流猪名川を守るべく周辺の自治会等と協力して行っております河川清掃に係る実施経費として計上してるものでございます。  次のページ、144、145ページをお願いします。5款農林水産業費、1項1目農業委員会費643万9,000円が本年度予算額でございます。説明欄、農業委員会事務費642万1,000円の主なものとしましては、1節報酬505万4,000円、これにつきましては、農業委員会の会長報酬1名分30万円、委員報酬としまして年間22万5,000円、13名分ということで、292万5,000円、農地利用最適化推進委員報酬、同じく年間22万5,000円の4名分90万円等を計上してるものでございます。  次の農地調整事務処理費1万8,000円につきましては、農地紛争等が発生した場合の、その紛争の和解、仲介をしていただく委員の謝金として計上してるものでございます。  次に、2目農業総務費1億3,155万5,000円でございます。説明欄、農業総務事務費1,523万5,000円でございます。次のページ、146、147ページをお願いします。19節のうち農会長会補助金112万円につきましては、32農会へ均等割、農家戸数割をもって補助金を出してるものでございます。28節の繰出金1,284万8,000円につきましては、農業共済特別会計に対する繰り出しでございます。  次に、3目農業振興費4,758万1,000円でございます。説明欄、農業生産振興対策事業費402万8,000円につきましては、内容としましては、次のページ、148、149ページをお願いします。説明欄の一番上ですけども、13節の中の学童農園設置委託料72万円につきましては、町内の幼稚園、保育園児を対象に町内8カ所の学童農園を設置することに係る委託の経費でございます。19節負担金、補助及び交付金225万3,000円で、2行目の地域農業推進協議会補助金10万円につきましては、農林産物の品評会等の経費を補助しているものでございます。その下の地域農業再生協議会補助金209万3,000円につきましては、農業経営所得安定対策事業を行う協議会へ、事務費としまして、国10分の10の補助を受けて協議会に補助を行っているものでございます。  次に、農村地域農政総合推進事業費146万9,000円でございます。8節村づくり推進協議会委員報償金7万8,000円につきましては、農用地の有効利用や担い手の育成、また、農地の利用集積など、農業全般の振興施策を協議するための村づくり推進協議会に対する報償金でございます。  次の産地形成振興対策事業費675万7,000円につきましては、19節の営農活性化補助金600万2,000円が主なものでございます。町の特産品でございますソバの振興、また農作物の周年栽培、品質向上を図るためのパイプハウス設置に対する助成、さらに特産品としての果樹のブランド化を促進するための果樹苗木の補助等を行っているものでございます。  次に、中山間地域等直接支払事業費1,116万9,000円につきましては、国の補助事業でございます急傾斜地、緩傾斜地等の耕作不利地である5集落6組織に対する補助を計上しているものでございます。これにつきましては、新年度より新たに下阿古谷地域が追加となりまして、前年から81万6,000円の増となっているものでございます。  次のページ、150、151ページをお願いします。多面的機能支払事業費1,024万9,000円につきましては、農業農村の有する多面的機能の維持、発揮を図るための地域の共同活動に対しまして、国2分の1、県4分の1の補助をいただきながら、地域の活動に支援をするものでございます。農地の維持、資源向上に取り組まれる11集落12組織に対して補助を行っているものでございます。  次に、有害鳥獣対策推進事業費896万3,000円でございます。1節の報酬255万2,000円につきましては、鳥獣害対策実施隊員の出動に対する報酬でございます。昨年度、活動件数が非常に増加をしてございます。前年度の補正予算でも増額をさせていただいたことから、今回、前年から84万円の増額ということで計上をしているものでございます。13節委託料の中の有害鳥獣処理委託料239万3,000円につきましては、銃、わなによって捕獲したアライグマ、ヌートリア、鹿、イノシシ等の焼却処分でございまして、報酬と同様に前年度からの件数の増加によりまして、75万1,000円の増額ということにしてるものでございます。19節負担金、補助及び交付金395万9,000円のうち、1行目のシカ緊急捕獲拡大事業負担金231万7,000円につきましては、狩猟期の捕獲に係る報酬金で、平成29年度実績数値として予算を計上してるものでございます。この項目の下から2つ目、箱わな購入助成金10万円につきましては、農会が購入します箱わなに対し、経費の2分の1、上限5万円ということで補助を行っているもので、2件分として計上をしてるものでございます。また、その下、電気柵設置補助金140万円につきましては、農業者が電気柵を設置した経費の2分の1、上限5万円として補助をするものでございまして、30件分を計上してるものでございます。また、新年度より新たに法人につきましては上限10万円として補助をしていこうということで、新たに2件分を計上してるものでございます。  次の環境保全型農業直接支払事業費56万4,000円につきましては、農業における環境保全対策としまして、化学肥料の軽減対策に取り組んでいただいた2団体に対する補助金でございます。これにつきましては、化学肥料を5割以上低減する取り組みと緑肥、カバークロップを組み合わせた取り組みに対しまして、国2分の1、県4分の1の補助を受けて、10アール当たり8,000円の補助を行うものでございます。  次のページ、152、153ページをお願いします。道の駅整備事業費138万2,000円でございます。これにつきましては、道の駅の機能拡充に向けた計画を進めるための経費となってございます。主なものとしましては、1節道の駅整備PFI事業者選定委員会委員報酬14万4,000円につきましては、委員の中で報酬対象者3名ということで想定をしまして、6回の委員会の開催を想定をしてるものでございます。8節報償費11万2,000円につきましては、有識者会議につきまして、臨時的に開催する必要が応じた際の報償金として2回分を臨時で計上してるものでございます。  次に、新規就農確保事業費300万円でございます。これにつきましては、45歳未満の認定新規就農者の経営確立を支援し、早期の安定経営につなげていくため、国10分の10として市町を通じて交付されるものでございます。年間最大で150万円、最長5年間交付をされるといった制度でございます。昨年度には1名の認定をいただき、新年度新たに1名の認定をいただく予定として2名分で計上をしてるところでございます。  次に、4目農地費9,827万1,000円でございます。次のページ、154、155ページをお願いします。農業用施設改良事業費5,528万でございます。13節委託料の事務作業等委託料250万円につきましては、防災重点ため池である上野地内の上池のハザードマップを作成するための委託料、これは国の10分の10で実施をするものでございます。その下のため池点検委託料50万円につきましては、ため池7カ所の一斉点検を国10分の10の補助でもって実施をするものでございます。実施設計委託料400万円につきましては、杤原、北田原地内にございます2つのため池の廃止に向けた設計の委託料でございまして、こちらも国10分の10で実施をするものでございます。測量設計委託料2,127万8,000円につきましては、韮谷池の耐震調査設計を実施するもの、また、柏原地区での座標変換業務として455万7,000円で実施するものでございます。15節の施設整備工事費1,600万円につきましては、先ほど申しました杤原、北田原地内の2つのため池の廃止工事費につきまして、国10分の10で実施をするものでございます。19節負担金、補助及び交付金1,090万円につきましては、県営事業の負担金で、上野大池の耐震工事として町負担分11%分ということで770万円、また、槻並地内、仁部池の改修工事としまして、町負担分14%、地元負担2%の合計16%分320万円としてこの2つの池に対する改修事業費の負担金でございます。  次に、2項1目林業振興費、予算額1,161万9,000円でございます。説明欄の森林保全対策事業費118万円につきましては、19節の森林組合補助金115万円が主な内容でございます。  次の里山再生整備事業費1,043万9,000円でございます。次のページ、156、157ページをお願いします。主なものとしまして、13節委託料の中の立木伐倒駆除委託料37万9,000円につきましては、ナラ枯れ対策として内馬場の森、杤原めぐみの森において、県2分の1補助によりまして、過年度枯れの景観伐倒処理として行うものでございます。次に、19節負担金、補助及び交付金618万7,000円のうち、上から5行目になります伐採木活用促進助成金88万円につきましては、シイタケ原木8,000本の伐採に対する助成金でございます。その下の竹林資源活用助成金200万円につきましては、竹林伐採約1万平方メートルで事業費の3分の2を助成をするものでございます。その下、ペレットストーブ等購入助成金50万円につきましては、1台10万円を上限に5台分として計上をしてるものでございます。一番下の林内作業道設置等事業補助金100万円につきましては、里山再生を進める上で必要な山林に手を入れるための材の伐採、搬出に係る作業道の設置に対しまして、メーター当たり2,000円として10万円を上限に10人分として計上をしてるものでございます。  次に、6款商工費、1項1目商工業振興費9,614万9,000円でございます。説明欄、商工業振興総務費1,793万6,000円につきましては、主には19節でございますけども、商工会補助金550万円、新年互礼会補助金66万5,000円、商業活性化事業補助金121万5,000円、一番下の経営発達支援事業補助金50万円という4つの補助金になってございます。21節の貸付金1,000万円につきましては、中小企業振興資金融資あっ旋制度の預託金でございます。  次の労働行政対策費9万9,000円につきましては、県の雇用開発協会に対する負担金でございます。  次のページ、158、159ページをお願いします。2目の観光費、予算額3,483万6,000円でございます。大野山管理運営費2,531万5,000円で、主なものとしまして13節委託料の大野アルプスランド指定管理料906万8,000円につきましては、柏原生産森林組合に対する指定管理料でございます。前年から43万8,000円の増額となってございます。これにつきましては、あじさいまつりの開催にあたりまして、駐車場の問題がございまして、シャトルバスの増便、また、警備員の強化等川西警察のほうから強く求められていることから、今回増額を図るものでございます。14節使用料及び賃借料110万円につきましては、天文台のプラネタリウムの天体望遠鏡コンピューター制御システムのリース料でございます。15節の維持修繕工事費940万円につきましては、大野アルプスランドの利用者への当面の安全対策としまして、下山道の落石防護柵の部分補修、また、天文台の屋上防水工事、同じく天文台風除室の壁面の改修、あずまやの屋根の改修などを行うものでございます。18節備品購入費240万9,000円につきましては、天文台プラネタリウムの操作を制御するためのシステム、パソコンの更新を行うものでございます。19節負担金、補助及び交付金の中の2行目、地域活性化プロジェクト負担金28万1,000円につきましては、大野山の活性化に向けた取り組みの1つとしまして、NPO法人地域活性化センターが行います恋人の聖地プロジェクトへの参画を行うための負担金でございます。  次に、観光高揚事業費619万6,000円でございます。次のページ、160、161ページをお願いします。19節の負担金、補助及び交付金418万7,000円で、主なものとしましては、新年度4月6日の土曜日に開催予定のいながわ桜まつり実行委員会に対する補助金316万円でございます。  次に、自然歩道管理事業費332万5,000円につきましては、近畿自然歩道に対する維持管理費として県から委託料をいただき管理を行っているものでございます。主には11節需用費の光熱費200万円で、銀山、阿古谷、万善道の駅に設置をしてございます公衆トイレの電気、水道代でございます。  次に、ページのほうが大きく飛びます。238、239ページをお願いします。238、239ページでございます。ページの一番下、10款の災害復旧費、1項1目農地農業用施設災害復旧費、予算額2,853万6,000円でございます。これにつきましては、昨年7月の豪雨災害に伴います復旧事業としまして、槻並地内の下池、木間生地内の大道下中池、紫合地内の墓ノ下下池の3つの池につきまして、国65%、地元35%の負担金において事業を実施をするものでございます。  以上、産業観光課所管の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山田委員  139ページの塵芥処理費なんですけれども、これまでも委託のほうにどんどんシフトしていくという、収集については委託のほうにシフトしていきますという考えはお聞きしているんですけれども、以前少し質疑したところ、委託のほうが高額だという話もございまして、ちょっと私の認識が違っていたら教えていただきたいんですけれども、結局のところ、直営でするのか委託でするのか、どちらのほうが安価になるかということをまずお伺いいたしたい。
     次に、また別のページ、155ページなんですけれども、ため池の杤原と北田原のため池廃止ということで、設計料と工事請負費ですかが計上されているんですけれども、猪名川町って希少生物とかがたくさんいるというふうに聞いておりまして、トンボですとかセミもそうですけれども、ため池の中にも希少な生物がいるんじゃないかという声も聞いておりますが、この際、埋めるときに何か調査などを行う予定があるのかないのかということをお伺いさせていただきたいのと、大野山なんですが、新聞でも報道されたとおり、キャンプ場が閉鎖になっておりまして、今後についての見通しと現在の状況について少し説明願いたいと思います。 ○曽野産業観光課長  今3点いただきました。1点目、ごみ収集の委託の関係でございます。これにつきましては、ちょっと今詳細の金額の比較は持ち合わせてないんですけども、基本的には委託をするほうが経費はかさむというふうに思ってございます。ただ、町の方針の中で、それにつきましては、基本的には委託に移行していくということでございます。  それから、2点目、ため池廃止につきましては、ため池の中の希少生物の調査ということでございますけども、現時点、そのための調査というものは計画はしてございません。行う予定はございません。  それから、3点目の大野山のキャンプ場の関係でございます。これにつきましては、かなりメディアでもいろいろ取り上げていただいたところなんですけども、非常にマナーの問題もありまして、今は一旦休止ということにしてございます。再開に向けて地元との協議も行ってるところでございますけども、今のところいつにどういった形で再開ということについては結論は出てございません。ただ、マナーの問題もありますので、有料化も向けていろんな方面から地域とともに検討を進めてるといったような状況となってございます。  以上です。 ○山田委員  1点目のごみなんですけれども、委託のほうが費用がかさむということで、ですと、なぜ委託のほうにシフトするのかというのがちょっと私のほうで理解ができないので、その点についてお伺いしたいのと、ため池については計画はないということですが、もし学者の皆さんとか、そういう声がございましたら、入って調査ができるとか、そういうことがあったらいいなと思うんですが、町としては調査をしないということで理解いたしました。  大野山については、現在検討中ということでありますけれども、以前から申し上げていました恋人の聖地についてもお客さんが増えるということが想定されますので、キャンプ場だけではなくて、環境の整備について、指定管理者の方と話されるのかどうかわかりませんけれども、その辺の検討もしていただきたいなと思います。 ○橋本地域振興部長  1点目のごみ収集の委託の関係でございます。これについては、猪名川町の職員定員管理計画いうのもございます。その中でも位置づけもしてますし、そして今、民間活用というのんが大きく言われております。やはり民間でできる部分については民間でやっていくというのんが町のスタンスで今考えているところでございますので、多少経費が高くなったとしても民間委託で進めていこうと考えとるとこでございます。  以上です。 ○曽野産業観光課長  もう1点の大野山の関係でございます。今回、予算の中でも恋人の聖地に対する参画ということも考えてございます。町としては貴重な観光資源の1つでございますんで、キャンプ場の再開も含めて、活性化に向けては地域とともに考えていきたいと思ってます。 ○山田委員  大野山の恋人の聖地については理解いたしました。  ごみなんですけれども、職員管理計画、それもちろん承知しておりますけれども、安価であるから私はいいと思っていたんですが、若干上がるということで、それでも適正化で、しかも効率的だと言えるのかどうかなとは疑問を感じてしまったんですけれども、そちらについてもう少し説明いただきたいと思います。 ○橋本地域振興部長  職員の部分について安価と言うておりますねんけれど、やはり一生涯職員として見る限り、退職金とか含めれば大きくは差が出ないと思っております。今先ほど言いましたように、できるだけ専門的なお仕事されとるところ、それはやはり専門的な業者さんにしていただくほうが、より効率的にうまく回っていけるだろうと。いろんな車両装備にしても、有効に活用できるだろうと思っておるところでございます。  以上です。 ○山田委員  委託のほうが高いということで先ほどご説明いただいたので、このようなやりとりになったと思うんですけれども、もちろんパッカー車の修繕ですか、そういうこともかかってきますし、どちらのほうがどうかと私、答えを持ち合わせていませんので何とも言えないんですけれども、あんまり変わらないのであれば、私も委託をしてもいいのかなと思っておりますので、その点、理解していただきたいと思います。 ○宮脇副町長  今、余り変わらないという表現がございましたが、猪名川町には先ほども部長が言いましたように、職員の適正化計画というのがございまして、職員を1人雇用すると、やはり通常の場合でしたら定年までおっていただく、そして先ほど言いましたように、それに伴う経費も当然出てきますしね。それと、私どもとしましては、一応業者ができる分については民間活用をやっていこうというふうに考えております。それで一番最初、課長が申し上げました比較にすると若干高いというふうに申しましたが、今この時期に要るお金だけを算出するとそういった形になるかもわかりませんけども、今申しましたように、永年職員として雇用することの経費も含めますと、どちらが高いかいうのは、それはやはり単に単純計算でできるもんではありませんのでね、ですから、それからいいますと高い、安いというよりも、私どもとしましては、今の計画で職員の適正化計画、いろんな将来計画を見込んでいきますと、委託にして民間活用をやってく方法がいいだろうというふうなトータル的に判断をしておりまして、経費から比較しましても、どちらが高い、安いいうのは端的に今の今年度、来年度の経費、単年経費をもって比較するべきではないと、このように考えておるところでございます。 ○丸山委員  143ページでございますが、以前も聞いたかもわからない、報告受けたかもしれませんが、ちょっと教えてください。年間、環境監視機器保守料、新名神に設置されてると。327万っていうのは結構大きいですが、どのような監視装置であって、毎年なのか、国など補助金などは入ってるのか、この件について示してください。よろしくお願いします。 ○曽野産業観光課長  ただいまの環境監視機器の関係でございます。これにつきましては、測定をしてございますのは、NOx(ノックス)、二酸化窒素、それからSPM、浮遊粒子状物質、それから風向、風速という3つの測定をしてございます。これにつきましては、毎年この経費がかかってくるものでございますけども、当初にNEXCOから10年間の維持管理費として町として歳入はしてございまして、基金に積み立てて、それを充当して運用してるといったような事業となってございます。  以上です。 ○下坊委員  まず、3点ほど。火葬場の問題で駐車場の整備ということでありますが、今、火葬場の入り口の左側を伐採し、そこで駐車場つくるということなんですが、あんだけの狭い区域の中でつくられるということで、埋め立てれば実際言うたら1面しかできないと。しかし、極端な言い方すると、金はかかるけれども、立体駐車場に、下は1台入れて2台を上にするとかすると、今言われた21台が41台になるだろうと。こういうような使い方の考え方というのはされておられなかったのかどうか、その辺についてお尋ねをしときたいと思います。  それと、資源ごみの回収ですね、以前にも回収、私のほうはお尋ねしたことがあるんですけども、猪名川町の事業系のごみについては許可を出してるということですね。それで、こういう集団回収は猪名川町も補助出してますね、自治体に対して。そうしますと、猪名川町は関係おませんねんいうことではないと思います。自治会にお任せしとるんじゃなしに、やはりそういった中においては、やっぱり今言うとる許可業者等はやはり町と話、タイアップしてちゃんと行うというのが筋論だと思うんですけども、誰彼なしに自治会でずっと話ししたら、どの業者でも構へんから入れんねんというのが、少しちょっと私はニュアンス的にはおかしいなという気がするんですけども、その辺について再度お尋ねしときたいと思います。  それと、有害鳥獣の問題で再三、私も言っておるんですけども、この中での被害対策実施隊員報酬ということで、これは捕獲隊というようなメンバーじゃないかなという気がするんですけども、余り猪名川町で捕獲隊というようなことは聞いたことはないんですけども、こういった内容の中で柵とかいろんなやられておるんですけども、ただ、猟友会にお願いしとる部分でとるということになりますと、本当に山の上で鹿を捕獲したりイノシシを捕獲して、そのままの状態で出すのは大変時間かかるから、猟友会の方たちもかなりの年齢層になってきておるということで、引っ張り出すのは大変だという事情はよく聞いております。しかしながら、とれるとこで捕獲してちゃんと処理するとこについては、やっぱり処理するということが原則だと思うんですね。  きょう、私の代表質問でも言いましたけども、やはり埋めましたよということになりますと、穴をどんだけ掘ったのか、ここに埋めたよ、写真を撮る、それがこうしましたよいう報告になると思うんですね。道路工事しても何千までは掘削しますよ、何千まではくし入れますよ、採石は何千入れますよ、そのたんびにローラーで転圧しましたよ、全部写真撮って出すわけですね。それで証拠写真として実際こうやりましたよということで確認するわけですね。だから、そういうようなことしていうと思ったら、山中で掘れいうのは大変だと思うんですね。だからそういった部分についてはなるべくなら必ず火葬をしていくというようなことになっていくだろうと思うんですけども、そういったような指導はどういったように指導されておるのか、埋めたよという確認はどのようにされておるのかお尋ねしておきたいと思います。 ○宮脇副町長  恐れ入ります。下坊委員のご質問にお答えする前に、先ほどの山田委員のところでちょっと1点漏れておりました。直営でやるときに比較検討やった前提としましては、1つは今嘱託職員で収集をやっていただいている方、本当に若い方を雇用しておって、そういった雇用形態が要るのかどうかというふうなことも含めまして考えたところが、やはり民間の活用をやっていこうということで委託のほうにしておるというようなことも我々の職員の適正化計画だけをとってどうのこうのじゃなくってね、やはりそういった雇用形態を見ていったときに、若い方を長期間というのはいかがなもんだろうというふうなことも含めまして、苦渋の決断として委託のほうも1つの選択肢であるというふうなことで考えてしておるところでございますんで、そこいらあたりもご理解をいただければうれしいなというふうに思っております。  それと、下坊委員のほうからありました火葬場の関係の駐車場でございますが、ご承知のとおり、火葬場そのものがやはり相当劣化、本当に経年劣化しておるところもございますんで、将来的に火葬場をもう少し増築しなければならないとかいうふうなときには、おっしゃいますように、全体的にもう一度土地利用計画を定めて、そのときに駐車場が必要であれば立駐というのも考えていかなければならないのかなと、こんなふうに考えておりまして、今回一部取得しましたところについては、平面利用でさせていただくというようなことで、それも含めて、今火葬場そのものが、町長も現場へ何回も行ってもらったんですけども、本当にちょっと人生終えんの行事をとり行う施設として何か花も少ないし、植木はあるにしましても、そういったところからいうと、この期に合わせてそういった部分も配慮をしながら、とりあえずは当面の間は、今の施設がもつ間は今申しましたような平面の活用で考えていきたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○橋本地域振興部長  2点目のごみの収集のですが、事業所につきましては、一般家庭ごみとは別にとして許可業者ということで、廃掃法に基づいて許可とってもろた業者にやっていただきます。地域で皆さん方に集団回収、資源の集団回収しておりますのは、あれは有価物というふうな考え方でございます。ですので、事業系のごみを回収するとかいうんじゃなくて、これはあくまでも地域と、それからこういう回収されとる業者さんとのやりとりの中で、有価物として取引がされとるようなことでございますんで、特に今強制的に猪名川町の委託業者もしくは許可業者に必ずやってくれというような指導までは行ってないところでございます。  以上です。 ○春名産業観光課主幹  失礼いたします。議員の3点目のご質問についてお答えいたします。議員のご指摘のとおり、実施隊のほうでございますが、隊員数、現在41名でございます。高齢化のほうが進んでおるというような状況でございまして、組織の若返り、また担い手の確保、こういったことについても、我々事務局といたしまして、いろいろ研究のほう進めさせていただいているところでございます。  議員のほうより従前よりご指摘のほういただいております捕獲後の適正処理についてでございますが、山の中ですとか、そういったことで、どうしても下まで持ってくるのが大変だというような場合には、山中での埋設処理以外方法がないという場合には、環境衛生上、支障が生じないような適正処理をしていただきたいということは、隊員のほうに常々指示のほうをさせていただいているところでございます。現在、有害鳥獣の捕獲につきまして、衛生上の問題の発生、苦情等、こういったことは聞き及んでおりませんので、適正に処理していただいているものと認識しておるところでございます。  埋設の確認という点でございますけれども、どうしても隊員のほうに報酬を支払うという観点から、捕獲した鹿、イノシシの写真というものは提出のほう、これは義務づけしておるとこでございますが、何センチ程度掘ったとか、きちんと埋設したかというようなところについては証拠写真の提示というところは今現在は求めておらんという状況ではございます。しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、隊員のほうには環境衛生上、支障が生じないような処理をしていただきたいということは、これは重々指示のほうさせていただいているところでございます。  説明は以上でございます。 ○下坊委員  有害鳥獣については、今言われたように、それは大変難しいだろうと思います。しかしながら、ある部分によっては軽トラックで積んできて、山の中へ放っとるというようなこともありますので、念を押してそういうことのないような指導をちゃんとしていただきたい。というのは、やはり動物ですから、やはり駆除するというのはわかります。しかし、最後の処理はちゃんと埋葬する。そうやないと、今愛護の関係でいいますと、犬でも散歩しとったら、車乗せて散歩しとったら、いじめとるやないかというような、あれもいろんなテレビ報道もされてる、そういうこと見ますと、やっぱり愛護の精神からいうたらどうなんだという観点から私、申し上げてるんで、その辺についてはきちんとした指導していただければ結構だと思います。  それと、ごみにつきましては、今言わはったように、そうかもしれませんが、どの業者がどのように入って自治会に任せてるいうような、そういう不安定要素いうのは、私はおかしいなと思うんです。業者だけに締めつけといて、一般ごみのそういう集団回収いうのは1カ所にまとめとるわけですから、そこへ取りに行ってトンなんぼでって一番気楽なやり方ですやんか、はっきり言えば。それは誰でもできますねんと。安けりゃ、その業者と話してもろたら結構ですよと。それだったら猪名川町がお金出さんでいいですやん。監視チェックせえへんのやったら。そうなりませんかいう私言うとる。やはり業者、猪名川町の事業所については許可業者でないとだめですよと、集団回収は自由にやってください。そういう理屈は私はないと思いますので、今後一遍あらゆる面から検討していただいたらありがたいなと思いますので、答弁はあれば、また結構です。  それで、もう一つのほうにつきましては、それと、今後の今先ほど前任者もああ言ってましたけども、やはりごみそのものの収集については、猪名川町としては委託方式をというのは、もう早うからそういった中で進めてきてます。ただ、我々は委託は正しいのかどうかいうのはまだわかりませんが、猪名川町の町民さんにとって、委託されることによって、それがサービスが低下させないよ。後の処理もちゃんとできますよ。こぼれたらこぼれたなりに放っておくんじゃなしに、きれいに清掃もしてきちんとやる。そういった住民サービスが十分できますよいう条件がない以上は、私は委託するのはおかしいんじゃないかと、このように思います。今後についてはもっと委託をしていく。今、職員定員管理の問題がありますから、だんだんだんだん高齢になってって、職員が定年されてくる中においては、職員が減ってきますから、その分については、今度どういうふうにしていかないかんかいう委託構想をもう少し増やさないかんのかなというようなところも出てくると思うんですね。ただ、公共施設、学校、町役場、いろんなとこで出るごみいうのは、今直営でとっておられるんじゃないかな。そうですね。だから、そういった部分は委託部分では本来からよその地域で直営でやってるのか、それとも委託でやってるのか、その辺についてはどう考えておられるかちょっと。 ○橋本地域振興部長  先ほどあった資源集団回収の部分については、直接な指導はしておりませんねんけれど、ただ、地域のほうからは実績報告いただいて、どの業者と契約しとるといったことは整理もできております。また、やはり業者によって引き取り価格が多少変わるみたいです、実際。そこらもやっぱり地域にとっても子ども会の活動とかいったことにも活用したいいうことですんで、ある程度地域にもお任せな部分あるかと思っておるところでございます。  それから、あと公共施設のごみにつきましては、今現在、町の直営で回収しとる状況でございます。今後、またその方法についても本来のあるべき姿いうのもまた検討せんなんかなと思っとるところでございます。 ○下坊委員  そういうことで、3点につきましては、そういう形でここの問題としてまた取り組んでもろたら結構だと思います。  次に、あと2点ほどお尋ねしたいんですけども、157ページのペレットストーブの関係でありますけども、これにつきましては、ペレットストーブを普及していこうということで、ペレット生産を今されておる状況にあると思うんですね。そういった状況なので、ペレットストーブの購入は拡大していったのか、その辺について、ちょっとあんまり効果があんまり聞かないんですが、その辺についてはどのように。ペレットをどんどんどんどん今森林組合の中でつくられて生産されてきとるとは思うんですけれども、ストーブについては今後どのようにして普及を進めていこうとされてるのか、その辺についてお尋ねしたいのと、それと、159ページであります先ほど出ました大野山の問題につきましては、これは何年までが指定管理になるのかちょっとわかりませんが、あと来年ぐらいまでかな、もうちょっとあるのかな、ちょっとあと1年か2年ぐらい残っとると思うんですけども、ここもはっきり言って地元の人のいろいろな話聞いてみますと、管理していくのが高齢者になってきて大変だと。それであじさいまつりするのももう精いっぱいやというようにお伺いもしてきております。しかしながら、猪名川町としては北部の奥座敷として1つのメインイベントの場所ですから、今後、大野山の管理状態については、今年度はどうにかこうにか柏原の人、契約されている以上はされると思いますが、そういうことを先のこと思うと、今後の対応としてはどう考えておられるのか、ちょっとその辺についてお尋ねしときたいと思いますわ。 ○曽野産業観光課長  まず、1点目のペレットの関係でございます。これにつきましては、平成25年から補助のほうを行って、各家庭で購入をいただいてるものでございます。今現時点でペレットストーブの補助を行った実績としては9台、それから同じくまきストーブにも補助を行ってございますので、そちらは15台ということで、補助のほうを行った実績がございます。大体年間合わせて三、四台の補助を行っているといったような状況でございます。爆発的に多いかというとそうではないんですけど、引き続き啓発については進めていきたいというふうに考えてございます。  それから、もう1点、大野山の関係でございますけども、大野山の指定管理につきましては、一応新年度で5年を迎えて次に32年度からまた更新をするという状況になってきます。今委員おっしゃいました確かに高齢化で厳しいという声もありながら、ただ、一方では、頑張っていこうという声も聞いてる部分もございます。そのあたりについては、本当に今後どうなっていくのかというのは、もっと話をしながら、今回新たにまた組合長さんが交代になっておりまして、非常に前向きな言葉もいただいてございますので、その辺も含めて、今後については前向きに検討していただけるのかなというふうに思ってございますので、また引き続き協議は進めていきたいというふうに考えてございます。 ○南委員  141ページなんですけども、クリーンセンター周辺整備費ということで44万2,000円ということと、クリーンセンター運営協議会補助金2万円という絡みで、いわゆる姫ヶ尾の公園を清掃してもらってるのが41万円ということですけども、これは槻並から下阿古谷の老人会に関して今現在シルバーが見ておられるという認識はしておりますけども、それは別として、クリーンセンター運営協議会補助金2万円なんですけども、休眠状態やと思うんですわいうことで、将来的に今、川西の北部のクリーンセンターがいわゆる潰してはりますわ、いわゆる潰すというか、整理。今の現在の槻並の姫ヶ尾のクリーンセンターの将来をどうするのかと。前質問したときは、国庫補助がつかないからと、国庫補助がつくまでということであったんですけども、今後のいわゆるあのクリーンセンターの行く末、はい、それが1点と、それと、上野上池いうのはいわゆる静思館の上かな。(「上です」と呼ぶ者あり)上野の人に聞けば町道の傍……(「大池が」と呼ぶ者あり)大池がいうことで、大池はいわゆる改修やと。ほんで上野上池はいわゆる安全対策のハザードマップを作るんやという理解でいいわけやな。(「そうです」と呼ぶ者あり)これもしあふれたら役場あかんの、庁舎。(「影響範囲でございます」と呼ぶ者あり)そういうことですか、それは理解しました。  もう1点の今、大野山の件で下坊委員も言いましたけど、いわゆる維持修繕工事費で940万、道路の改修やないかいというと展望台ということやけども、前回の展望台のあの上がるのはええけどもね、おりるのん怖いわけや、ほんで手すりつけてくれという一般質問したわけや、はずやねん。それどうなっとるんかな、以上3点。 ○曽野産業観光課長  1点目のクリーンセンター周辺整備の関係でございます。1つは41万円につきましては、先ほど委員もおっしゃいましたように、下阿古谷の老人会のほうで今姫ヶ尾公園の管理はしていただいておるといった状況でございます。それから運営協議会のほうにつきましては、昨年度も1回開かせていただいて、少し協議のほうはさせていただいたんでございますけども、なかなか今後どうしていくという結論には至ってございません。施設の解体につきましても、委員おっしゃっていただきましたように、現時点としてはなかなか煙突の解体であったりとかいうの単費でするというとこにはいきませんので、補助がついた時点でということで、現時点については引き続き要望を行っているといったような状況でございます。 ○橋本地域振興部長  3点目の大野山の関係ではございますが、維持修繕工事については、先ほど説明させてもろたように、作業道の落石防止柵とか、また展示小屋の修繕、あずまやの修繕等々でございます。  それから、もう一つありました天文台への上道の手すりについては、一般質問で受けたときにもちょっとできかねますという答弁させていただきました。というのは、天文台の台長がおりますので、そこに連絡していただければ、バリケードを外して車で上がってもらえるような対応もとっておりますんで、柔軟にさせていただきたいと思ってますんで、今のところ手すりは考えておらないところでございます。  以上です。 ○南委員  はい、了解。 ○岡本副委員長  3点ばかり質問をさせていただきます。まず、143ページの上のほう、備品購入費ということで、騒音測定器が古くなってきたので更新するということで37万6,000円ついてるんですが、実際にどういう場面でこれが使われているのか、二、三例を挙げていただけたらと思います。  それから、次に、2点目が153ページの道の駅整備事業費の中の道の駅整備PFI事業者選定委員会の委員報酬の関係でございますけれども、報酬が要る人をここに上げてるんだということでご説明いただきましたが、報酬要らない人も含めた委員のイメージをお願いしたいと思います。  それから、3点目には、157ページの、私もペレットストーブの関係なんですけども、ペレットを製造するのにはどんな木でもいいんでなくって、やっぱり適切なというか、それに合った木があるように聞いておるんですけれども、木の供給体制というかがうまいこといってるのか、それから猪名川町産のペレットが引き続き将来にわたっても維持できる状態なのか、その3点についてお伺いしたいと思います。 ○曽野産業観光課長  まず、1点目の騒音測定器の購入の関係でございます。これにつきましては、現有1台所有はしてるものでございますけども、非常に老朽化がしてるということで、今回更新をするものでございます。使い方ということでございますけども、1つは先ほどありましたような新名神の関係で今環境監視機器の測定をしておりますけども、その周辺で自前で定期的に騒音測定をはかってございます。ただ、それは自前のレベルですんで、公に公表するというものではございませんけども、参考値として持ってございます。それからそれ以外にいろんなところで住民から問い合わせがございます。こんな音が大変で何とかしてくれとかいうようなときには、参考として私ども出向いていって騒音測定をさせていただくというような使い方をさせていただいてございます。  それから、2点目のPFIの報酬の関係でございます。これにつきましては、先ほど委員おっしゃいましたように、3名というのは報酬対象者ということで考えてございます。この内容につきましては、この後またちょっと条例ということもあるわけでございますけども、一応その中で8名以内の委員ということで想定をしてございます。イメージとしましては、学識経験者でございますとか、あと弁護士さんでございますとか、税理士さんでございますとか、それぞれの分野の専門家の方に入っていただいてということで想定をしてるものでございます。  それから、3点目のペレットの関係でございますけども、基本的にはペレットに合うのはナラ、クヌギといったような木だというふうに言われてございます。供給体制につきましては、町の森林組合のほうを通じまして組合員さんにも呼びかけをしていただいて、木の材のほうを搬入していただいているということで、現時点については十分充足できてるのかなというふうに考えてございます。あと、林内作業道の補助金を今補助を行っているものでございますけども、その際に出た材についてもこういった活用をさせていただいておるというような状況でございます。  以上です。 ○岡本副委員長  猪名川町で騒音の測定、例えば住民の人から、隣のおうちから何か妙な音が聞こえてくるんだというような訴えがあって、その場合に参考値として測定に行ってくださってるのかどうかというのが1点目ね。  もう1点が、PFI事業者選定委員のところなんですが、報酬が要る方のイメージは今先ほど聞かせていただいたイメージでわかるんですけど、報酬が要らない方のイメージというのはどういうふうなイメージされてるのか、ちょっとその2点、補足でお願いできますでしょうか。 ○曽野産業観光課長  まず、1点目、今委員おっしゃいました隣の家というのは、例えばしゃべってる声がうるさいとか、そういうレベルのものの測定というのは参考でも行ってございません。例えば事業者が発する音、直近でいいますとニュータウン内で近隣で家を建てておられる音とか、そういうこともあるんですけども、それはちょっとその状況に応じてということはございますけども、通常の生活騒音で騒音測定に行くというようなことはやってございません。それは事業者から出てくる音で住民生活に大きく影響が出ると思われる、私どもがそう感じたときには参考にはからせていただくといったような状況でございます。  それから、もう1点、PFIのほうですけども、報酬の対象外となるのは行政の関係ということでございます。  以上です。 ○岡本副委員長  例えば僕が相談受けた事例なんですけども、ニュータウン内で普通のおうちなんだけれども、いわゆる車庫で大工さんのような仕事をされてて、音を出して、何いうんですかね、造作をしているというような相談を受けたことがあるんですけども、そういう場合は測定というんですか、そういうのには行ってくださるんでしょうか。 ○曽野産業観光課長  基本的にはそういった相談で騒音測定というのを行ってございません。 ○岡本副委員長  せん。 ○曽野産業観光課長  はい。 ○岡本副委員長  はい、わかりました。 ○石井委員  さっきの157ページですけども、林内作業道設置等事業補助金、継続でことしもついてるわけですけれども、100万円ということですけれども、10万円を限度としてっていうことですけれども、道はつけたのはいいけども、運び出す、伐採して、その費用もかなり高くつくと思うんですけれども、そういったことで、希望され、この事業が進んでいってるのかどうか、そのことをまずお聞きしたいと思います。  それと、もう1点、いながわ桜まつりですけれども、もうすぐになってるわけですけれども、実行委員会がいろいろと企画される部分もあると思いますけれども、ことしは年がイノシシの年っていうようなことで、町でもこういったことにいながわまつりやっていきたいんだっていうようなことをお聞かせいただけたらと思います。 ○西谷委員長  桜まつりやね。 ○石井委員  はい、そうです、桜まつり。何て言いました、今、いながわまつりじゃない、桜まつりです。 ○春名産業観光課主幹  失礼いたします。林内作業道の補助事業についてのご質問のほう頂戴いたしました。こちらの補助事業でございますが、平成29年度からの新規事業でございまして、事業を開始しましたそもそものきっかけが、森林組合の組合員の方々に木を切ってペレットをつくるために、まきをつくるために持ち込んでほしいということをいろいろお願いをさせていただきました。その際に森林組合の会員の方から、木を切り出したくても山に道がないと。ですから、切った木を下までおろすことができないんだと。そういった森林組合員の声を反映させた形で実施させていただいた事業でございます。こちらの事業につきまして、実績でございますけれども、平成29年度の実績が10件のお申し込みをいただきまして、執行額は85万円という形でございます。平成30年度、本年度の実績でございますが、11件の申請のほう頂戴いたしまして、100万円、予算額の100万円全額執行の見込みでございます。  以上でございます。 ○曽野産業観光課長  2点目の桜まつりの関係でございます。先ほど委員、イノシシの年とかいうこともございましたけど、桜まつり、実行委員会形式で、その中でやる内容につきましては、作業部会ということで、その中で若手のメンバーなんかが集まって部会をやってるわけでございますけども、イノシシに特化した新たなことというのは特段現時点聞いてございませんでして、ただ、新たな取り組みとして、いろんな方が参加できるように、いつも原広根線を歩行者専用にしてるわけでございますけども、その中で子どもたちが地面に絵を描いていける場を設置するとか、新たな取り組みはいろいろ考えているんですけど、特にいのしし年にちなんでというのはちょっと現時点は聞いてございません。  以上です。 ○石井委員  済みません。町有林もあれですけど、民有林が多いっていうことで、なかなかそのあたりも難しい面もあると思いますけれども、できるだけやっぱり里山も早く進んでいっていったほうがいいわけですから、今、実績聞きましたら、予算も執行してるわけですし、どんどんこれから伸びていくんじゃないかと期待しておりますので、よろしくお願いいたします。答弁はいいです。 ○山田委員  159ページの大野山なんですけれども、先ほど少しご説明にもありました恋人の聖地なんですが、こちら地域活性化プロジェクト負担金ということで、これは毎年かかってくるのかということが1点と、恐らくモニュメントみたいなものが設置されるのかなとイメージしているんですけれども、場所ですとか設置時期ですとか、デザインですとか、そういったものが決まっているのであればご説明ください。 ○曽野産業観光課長  恋人の聖地のプロジェクトの負担金につきましては、毎年これが必要になるということでございます。これによってこのプロジェクトのほうが発行しております冊子であったりとか、いろんなとこで啓発をしていただけるということになってきます。  もう1点、モニュメントの設置ということでございますけども、これにつきましては、新年度以降に、本年度中にいろんなところで案もいただきながら、新年度に向けて設置をしていきたいなというふうに考えてございます。これはあくまでも計画の段階でございますけども、そういったことで計画をしてございます。現時点でデザインが決まってるというものではございません。設置の場所につきましては、山頂部分か天文台のある部分かということになろうかなというふうに考えてございます。  以上です。 ○山田委員  こちら恋人の聖地につきましては、高校生フォーラムでも高校生からも提案があったものでございますので、すごく夢があって観光客も北部のほうにも行っていただけることの1つではないかなと思いますので、皆さんが喜んでいただけるような形で進んでいったらいいなと思います。答弁結構です。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。 ○肥爪委員  1点だけ確認をさせていただきたいと思うんですけども、ページが154、155なんですが、農地費の中の農業用施設改良事業費、ため池の廃止だという説明だったと思うんですけれども、ため池、兵庫県は全国でも非常に多いところでして、猪名川町もかなりため池があると思うんですけども、現実に利用してないとか放置されてるとかいうことで、廃止を進めていただくほうがいいとは思うんですけども、1つ聞きたいのは、今年度、杤原と北田原の2カ所だという説明があったと思うんですけども、廃止するため池の選定いうか、対象にするということの決定はどのような形でしておられるのか、これをまずお聞かせいただきたいと思います。 ○橋本地域振興部長  ため池の廃止につきましては、今回、昨年の7月豪雨によって、そこから漏水とかいったことがございました。そして、地元からどういうような対策がええかというような相談も受けまして、それで全く受益地がないというふうなことでございましたんで、それでしたら100%国庫補助で廃止ができますねということをご説明したら、地域のほうから望まれて廃止すると。ですんで、県としてもこういった使わないところについては、基本もう廃止の方向で進めようというスタンスで対応しておるところでございます。  以上です。 ○肥爪委員  希望があればということなんですが、こういった制度があるということは、農会等通じて周知はできてるんですか。 ○橋本地域振興部長  はい、この制度の部分については、農会長会等でお知らせはさせていただいております。できるだけ、使わない遊休農地も増えてきておるというような状況がございますので、そういったところではこういう対策、被害が出ないうちに対策するというような形で今進めておるところでございます。  以上です。 ○肥爪委員  ため池、もう使わなくなっとるところについてはお荷物でね、それと終了するといってもかなりの経費がかかるということで、農業者にとって置いとくのも非常に負担がかかっているというような部分があるんで、その辺の周知は十分にやっていただいて、本当に必要なとこから先行してやっていただきたいということをお願いしときます。  それと、事業費の中で工事費が1,600万ですね。それにしては測量が2,100万と非常に高いなという気がするんですけども、何かほかのため池も測量するとか、そういう要素があるのかどうか、その辺はどうなんですか。 ○曽野産業観光課長  工事費と委託料が必ずしも今合ってないもの、違うものに対する設計委託をするということになってございます。工事費の1,600万につきましては、先ほどの廃止に伴います2つの池として1,600万でございます。2つの池の1,600万に対する設計としましては、実施設計委託料の400万円ということになってございます。それ以外の測量設計でありますとかにつきましては、別の韮谷池の調査設計であったりとか、柏原地区の座標変換であったりとか、そういったことになってございますので、今回の工事費に対するものにつきましては400万円の設計費ということになってございます。  以上です。 ○西谷委員長  それでは、地域振興部産業観光課の関係部分についての質疑は終結いたします。  担当職員の入れ替えをお願いしますとともに、11時30分まで休憩といたします。                 午前11時19分 休憩                 午前11時30分 再開 ○西谷委員長  休憩を閉じ委員会を再開いたします。  次に、教育委員会所管部分のうち歳入についての説明を求めます。 ○真田教育部長  それでは、教育委員会に係る歳入部分につきまして、事項別説明書によりまして説明を申し上げたいと思います。  予算説明書の14、15ページをお開きいただきたいと思います。14款使用料及び手数料、1項1目総務使用料、予算額1,401万1,000円、1節総務管理使用料、説明欄の教育振興課、行政財産使用料7万9,000円、これは学校及び給食センター内の教育施設内に電柱占用している使用料でございます。  16、17ページをお願いいたします。1項6目教育使用料、予算額2,678万4,000円でございます。1節小学校使用料72万円、2節中学校使用料4万8,000円につきましては、学校施設の使用料を見込んでございます。3節幼稚園使用料1,049万9,000円、説明欄の幼稚園保育料で、昨年度と比べまして4人増の141人分。こちらは国において保育料の無償化がこの秋決定、施行される模様でございますけれども、これが決定いたしましたら補正予算で減額をしてまいりたいというふうに考えてございます。次に、通園バス使用料、昨年度比3人増の41人分の利用を見込んでございます。4節社会教育使用料1,544万7,000円で、説明欄の社会教育施設等の使用料をそれぞれ見込んでいるものでございます。  20、21ページをお願いいたします。15款国庫支出金、2項5目教育費国庫補助金、1節小学校費補助金294万3,000円、説明欄の特別支援教育就学奨励費補助金で対象者35人分。次の理科振興備品整備事業補助金は、各小学校で破損、老朽化しました理科備品を3年ごとに一括して購入、更新をするもので、いずれも歳出見込み額の2分の1でございます。2節の中学校費補助金238万9,000円、説明欄の特別支援教育就学奨励費補助金で対象者16人。理科振興備品整備事業補助金207万5,000円は、小学校と同様、各中学校で破損、老朽化した理科備品を更新するもので、いずれも歳出見込み額の2分の1でございます。  1段飛びまして、4節社会教育費補助金4,176万5,000円につきましては、国史跡多田銀銅山に係る補助金で、1つ目の埋蔵文化財緊急調査費補助金、これは埋蔵文化財包蔵地、民田地区の測量調査と、2つ目の歴史活き活き史跡等総合活用整備事業費補助金は、多田銀銅山整備基本計画の策定に要する経費で、いずれも2分の1を国から補助として受けるものでございます。3つ目の無線システム普及支援事業費等補助金は、町が事業主体となって携帯電話基地局を整備し、携帯電話大手3社が運用するものでございます。これは、携帯電話の通信が困難な地域の解消とあわせまして、国史跡多田銀銅山遺跡を学習の場として活用を進めていく中で、AR、VRといった技術の導入を計画しておりまして、安定的な高速通信環境が必要であるものでございます。総事業費の3分の2を国から補助を受けるもので、このほか45分の6を県から、町は45分の4、事業者は45分の5のそれぞれの負担区分により実施する事業になってございます。
     26、27ページをお願いいたします。16款県支出金、2項7目教育費県補助金1,769万6,000円で、1節教育総務費補助金264万5,000円は、基本額の3分の1を県から補助金として受けるもので、福祉の視点で、いじめや児童虐待、不登校など問題行動等を抱える子どもたちに対して支援を行うスクールソーシャルワーカー配置事業補助金でございます。  次の学校・家庭・地域の連携協力推進事業費補助金192万9,000円は、地域と学校が連携、協働して、地域全体で子どもたちの成長を支えていくため、地域コーディネーターの機能を強化し、より多くの地域住民の参画と継続的な活動を実施する地域学校協働活動を推進していくもので、今後取り組みを進めていくコミュニティスクールへのスムーズな移行も検討を進めていくものでございます。これまで前年度比110%の予算措置を行っておりましたが、県とも協議をする中で、事業対象経費の3分の2を計上するものでございます。  次に、すぐれた技術や製品を有し、国内外で高い評価を得ている企業の技術者や、世界の第一線で活躍する兵庫ゆかりのクリエーターを招聘する、プロから学ぶ創造力育成事業補助金は、経費の2分の1を県から補助として受けるものでございます。  次の2節小学校費補助金358万円、説明欄の小学校体験活動事業補助金で、町内6校の小学校5年生の自然学校及び3年生の環境体験の実施に対する補助金でございます。3節中学校費補助金214万3,000円、説明欄の中学2年生を対象にいたしましたトライやるウイーク実施事業補助金や、教員の負担軽減を図り生徒と向き合う時間を確保する部活動指導員配置促進事業補助金は、経費の3分の2の補助を受けるものでございます。  4節社会教育費補助金932万8,000円、説明欄の2事業については、国庫補助金で説明をいたしました多田銀銅山遺跡等文化財保存整備費等の2つの事業に係ります、県から4分の1の随伴を受けるもの、また、携帯電話等エリア整備事業補助金では県から45分の6の随伴補助として受け入れるものでございます。  3項1目総務費委託金7,913万6,000円のうち、4節統計調査費委託金467万円で、28、29ページをお願いいたします。説明欄の教育統計調査委託金2万3,000円でございます。毎年5月1日を基準日とした学校基本調査に係る委託金でございます。  5目教育費委託金、1節教育総務費委託金156万3,000円、放課後補充学習等推進事業委託金といたしまして、放課後に、学力に課題のある児童生徒に対して学習サポーターを派遣し補習授業を行う事業として、県から委託を受けるものでございます。  次に、17款財産収入、1項1目1節土地建物貸付収入3,358万8,000円のうち、教育振興課分として、教職員住宅貸付収入で21戸のうち16戸分の家賃収入を見込んでいるものでございます。行政財産貸付収入102万8,000円は、各施設内に設置されております自動販売機設置料として収入をするものでございます。  30、31ページをお開きいただきたいと思います。18款寄附金、1項3目教育費寄附金は科目設置でございます。  次に、32、33ページをお願いいたします。21款諸収入、4項4目2節雑入1億146万7,000円のうち、教育委員会に係るものといたしましては、36から37ページにかけてでございます。説明欄の教育振興費、主なものといたしまして、最下段の携帯電話等エリア整備事業事業者負担金641万9,000円は、携帯電話基地局整備に係る無線通信事業者からの事業費の45分の5の負担金を受け入れるものでございます。また、学校教育課分といたしまして、日本スポーツ振興センター掛金個人負担金は、幼・小・中学校児童生徒3,066人分の個人掛金の2分の1の負担金収入でございます。  次に、38、39ページをお願いいたします。22款町債、1項6目教育債1億8,790万円のうち、1節小学校債8,670万円、これは白金小学校大規模改修工事におきまして、平成30年3月に補正予算を議決いただき、そのまま平成30年度に繰り越しをいたしまして、国からの予算措置を待っておりましたが、補助採択に至りませんでした。平成29年度に地方債制度が見直され、町単独事業の大規模改修事業でも交付税措置がされるようになりましたので、新たに学校教育施設等整備事業債を活用した起債によりこの財源を確保して、町単独事業として、校舎ごとに工区を分けて複数年度で改修工事を実施するものでございます。新年度は中央校舎棟整備に係る財源として充当をするものでございます。また、体育館修繕といたしまして、松尾台小学校体育館屋根改修、楊津小学校天井改修事業の財源とするものでございます。2節中学校債4,110万円は、白金小学校と同様に、猪名川中学校の体育館と柔剣道場の大規模修繕に係る経費を財源とするもので、いずれも学校教育施設等整備事業債は事業費の充当率75%、交付税50%算入のルールとなるものでございます。  次に、3節社会教育債6,010万円で、地域活性化事業債は、県指定重要文化財、木喰明満作木彫群26躯のうち個人所有の1躯を購入するとともに、公開するための展示ケース、台を購入する経費とあわせて起債措置をするもので、充当率90%、交付税30%の算入となるものでございます。  次の緊急防災・減災事業債は、文化体育館空調設備整備事業、図書館空調、トイレ改修工事の財源として充当するもので、充当率100%、交付税70%算入となるものでございます。  以上で教育委員会に係る歳入の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ○岡本副委員長  17ページの幼稚園使用料の関係なんですけれども、秋に国のほうから無償化に伴う部分が入ってくる段階で補正を組むと。その際、減額していくというご説明だったんですけども、要は、今まであった分が、国から入ってくることによって収入が減るということなんでしょうか。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。幼稚園の保育料の無償化に関することでございますけれども、こちらにつきましては、平成31年の10月から無償化に向けて今、国会で審議がなされておるところでございます。内容につきましては、3歳から5歳については無償となるということでございます。こちらは所得制限もございませんが、上限が、2万5,700円の保育料が上限ということですので、猪名川町の幼稚園の保育料については基本、無償化になります。  お尋ねのように、収入については、無償化ということでございますので、ございません。また、補助金についてもございません。その財政措置につきましては、地方財政全体の中で地方消費税交付金でありますとか地方交付税で措置がされるということで聞いておるところでございます。 ○岡本副委員長  要するに、全体の収入としてはイコールなんだけれども、ここの科目としては減りますよと、ほかの科目でそれに見合う分が入ってきますよということでしょうか。 ○大嶋教育振興課長  先ほど申し上げました地方消費税交付金なり地方交付税について、一般財源ということでございますので、特定財源として補正予算で組み替えて特定財源が増額するということではございませんで、使用料のこちらの保育料の減額のみの補正予算となるということで見込んでございます。 ○岡本副委員長  念押しになりますけれども、新たな財源が必要ないということですね。 ○橋本企画財政課主幹  失礼いたします。幼児教育無償化の係る臨時交付金というのが新規に臨時的に措置される予定となっておりまして、今回、31年の10月に消費税率が引き上げされますけれども、今年度につきましては、その地方への増収の影響というのが非常にわずかであるというところから、臨時的に子ども・子育て支援臨時交付金というのが創設されて、無償化に係る部分については全額国費措置がされる見込みでございます。  ただ、こちらにつきましては、こちらの保育料の減額とともにあわせて増額補正という形でさせていただこうと考えておるんですけれども、科目といたしましては地方特例交付金、こちらの中に新たに項を設置しまして、款地方特例交付金、項子ども・子育て支援臨時交付金、目も同様名称で、財源措置を補正予算で、減収分を措置するという予定になっております。  こちらにつきましては、平成31年10月以降の基礎数値に基づきまして、交付時期としましては32年の3月を予定されております。  以上でございます。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、教育委員会所管部分のうち歳入についての質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いいたしますとともに、13時まで休憩といたします。                 午前11時48分 休憩                 午後 1時00分 再開 ○西谷委員長  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に、教育委員会教育振興課の関係部分についての説明を求めます。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。それでは、教育振興課に係ります歳出について、事項別明細に基づきご説明申し上げます。  84、85ページをお開き願います。2款5項8目教育統計調査費でございます。本年度予算額2万3,000円でございますが、説明欄をご覧ください。毎年5月1日を基準日とします学校基本調査に係ります普通旅費、消耗品費を計上しております。  次に、ページが大きく飛びますが、186、187ページをお願いいたします。186、187ページでございます。9款1項1目教育委員会費、予算額282万6,000円でございます。説明欄の教育委員会事務費で、教育委員会の定例会、臨時会、また教育委員の活動の報酬、旅費などといった関係経費を計上しております。主な内容といたしまして、1節の報酬128万円、教育委員4人分に係ります報酬で、1人年額32万円となってございます。10節交際費30万円につきましては、教育長の交際費でございます。13節委託料39万6,000円につきましては、議事録作成業務委託料で、定例の教育委員会12回、また臨時会議2回分を予定しております。  次に、2目事務局費、本年度予算額3億6,968万3,000円でございます。教育振興課に係るものといたしましては、次のページ、188、189ページをお開き願います。事務局事務費526万6,000円で、教育委員会事務局の管理経費でございます。8節報償費の報償金8万円につきましては、町立の学校のあり方基本方針に基づき検証を進めるにあたり、猪名川町立小・中学校あり方評価検証会議を設置し、評価、検証を実施しております。その委員報償金として、学識経験者2名、5回分を計上しております。11節需用費のうち印刷製本費90万6,000円につきましては、教育委員会報「教育の駅いながわ」の年3回の発行、また、教育要覧の印刷経費などを計上しております。13節の委託料、施設管理委託料227万6,000円につきましては、町内学校園で廃棄処分が必要となった備品、また、理科薬品の廃棄等に係ります処分費を計上してございます。  次に、少しページが飛びますが、194、195ページをお願いいたします。特別支援教育就学奨励費3,877万5,000円のうち、13節委託料としまして、福祉タクシー運行委託料737万5,000円でございます。これは本町から川西養護学校に通学されている児童生徒のうち、身体的または時間的に通学バスを利用できない方の通学手段として福祉タクシーを運行するための委託料でございます。次の行、19節の負担金、補助及び交付金3,140万円につきましては、川西養護学校への負担金で、学校運営費につきまして本町と川西市の児童生徒との人数割合などで負担金が決まるもので、新年度には本町から全体24人のうち8人の就学を予定しております。  1項目飛びまして、教職員住宅維持管理費388万4,000円につきましては、若葉地内の教職員住宅の管理経費で、11節需用費、修繕料330万円につきましては、要綱を改正し、5年以上入居が可能といたしましたので、長期間入居がなかった部屋の修繕経費を含め増額としているものでございます。  次に、198、199ページをお願いいたします。2項1目学校管理費、予算額2億7,586万5,000円のうち、説明欄の小学校管理事務費6,128万4,000円でございます。ここでは各小学校で必要となります消耗品、光熱水費、また保守点検委託など、管理経費を計上しているもので、主なものといたしまして、13節委託料、施設管理委託料1,375万1,000円につきましては、各学校のエレベーターや電気設備等の保守点検、夜間警備の委託などでございます。  次のページ、200、201ページをお願いいたします。中ほどから下、学校施設整備費1億4,110万4,000円で、11節需用費の修繕料800万円につきましては、学校配分の修繕料と、教育委員会が緊急性等を判断し、優先順位をつけ執行するものでございます。13節委託料の実施設計委託料202万4,000円につきましては、平成32年度に工事実施いたします猪名川小学校のトイレ内装、また大島小学校門扉改修などに係る実施設計委託料でございます。15節の工事請負費1億2,906万円につきましては、白金小学校中央校舎棟の大規模改修といたしまして、外壁、屋根、屋上防水改修工事を行うものでございます。白金小学校の大規模改修につきましては、平成29、30年度とも国庫補助金を申請しておりましたが、他の自治体に比べ築年数が浅いことから不採択になったものでございます。平成29年度に地方債制度が見直され、町単独の大規模改修事業でも交付税措置がされるようになりましたので、地方債を財源とし、また工区を分けて複数年度で改修するものでございます。あわせまして、松尾台小学校体育館の屋根、門扉、楊津小学校体育館の天井など、必要な改修を行うものでございます。  次に、2目の教育振興費、予算額5,347万円で、説明欄、教材用消耗品等整備費517万4,000円につきましては、各小学校の授業で使用する消耗品、備品等を購入するものでございます。  次のページ、202、203ページをお願いいたします。3つ目の事業項目、体育・文化振興費62万5,000円で、体育や音楽の授業、運動会の中で使用する消耗品を各学校に配当しているものでございます。  1項目飛びまして、就学援助費1,140万円で、主には20節扶助費の就学援助費1,135万6,000円、これにつきましては、経済的に支援が必要な児童に対しまして、学用品、給食費などに対し支援しているもので、151名を見込んでおります。交付見込み数は8人の減となっておりますが、国からの通知によりまして、新入学学用品費の単価の増、卒業アルバム代が新たに追加されることから、47万5,000円の増となるものでございます。  次の特別支援学級運営費197万9,000円につきましては、特別支援学級運営に係ります消耗品、備品の購入などのほか、20節の扶助費でございますが、次のページ、204、205ページをお願いいたします。就学援助費117万8,000円につきましては、経済的に支援が必要な特別支援学級の児童に学用品、給食費などを支給するもので、35名を見込んでございます。  1項目飛びまして、理科振興備品整備費506万2,000円でございます。この事業につきましては3年ごとに実施することとしておりますが、理科教育を充実するための備品購入に対し国から2分の1の補助があるもので、電子てんびんや各種実験セットなどを購入するものでございます。  3項中学校費、1目学校管理費、予算額1億5,110万6,000円で、説明欄、中学校管理事務費で3,102万5,000円でございます。こちらでは各中学校で必要となる消耗品、光熱水費、また設備の保守点検委託を計上しております。次のページ、206、207ページをお願いいたします。13節施設管理委託料623万2,000円につきましては、電気設備保安業務、昇降機の保守点検、夜間警備などの委託業務に関するものでございます。  ページ下の事業項目、学校施設整備費6,965万2,000円で、11節需用費の修繕料580万円につきましては、各中学校への配当分と、教育委員会が優先順位をつけて執行するものでございます。13節委託料の実施設計委託料169万6,000円につきましては、平成32年度に工事実施いたします猪名川中学校のプール槽の塗装、体育館の建具改修などに係る実施設計委託料でございます。  次のページ、208、209ページをお願いいたします。14節使用料及び賃借料の仮設教室借上料256万円につきましては、猪名川中学校の玄関前の駐車場、駐輪場スペースにプレハブの仮設教室を5年間のリースにより整備するもので、9月以降の7カ月分を計上しているものでございます。生徒の中には、不登校ではないものの学校に来ても普通教室に入れない生徒が複数名おりまして、その生徒には安心していられる場所、居場所、別室が学校内に必要となります。しかしながら、猪名川中学校は生徒数の増により余裕教室がないことから、仮設教室を整備し、学校に来やすい環境をつくり、普通教室への復帰に向け取り組むものでございます。15節の工事請負費の施設整備工事費367万円につきましては、仮設教室の附帯工事でございます。  その下の営繕工事費5,292万円につきましては、猪名川中学校体育館、柔剣道場の大規模改修といたしまして、白金小学校と同様、国庫補助金が採択されないため、交付税措置のある地方債を活用し、単独事業により、工区を分けて複数年度で改修工事を実施するものでございます。  次に、2目教育振興費4,270万円でございます。説明欄、教材用消耗品等整備費386万円。これにつきましては、各中学校の授業で使用する消耗品、備品等を購入するものでございます。  2項目飛ばしまして、体育・文化振興費523万3,000円で、体育大会、美術展に係る消耗品、備品の修繕料、体育、クラブ活動で使用する備品などを各学校に配当するものでございます。19節負担金、補助及び交付金、対外試合参加補助金140万円につきましては、県大会以上の大会に出場する生徒への交通費を助成するものでございます。  次のページ、210、211ページをお願いいたします。就学援助費1,247万5,000円のうち、20節の扶助費の就学援助費1,244万5,000円でございます。これにつきましては、経済的に支援が必要な生徒に対しまして、学用品、給食費などに対して支援しているもので、104名を見込んでおります。小学校と同様、単価の増、卒業アルバム代の新設により196万円の増となってございます。  特別支援学級運営費131万8,000円につきましては、特別支援学級の運営に係ります消耗品、備品のほか、20節扶助費の就学援助費89万9,000円で、支援が必要な生徒に対する学用品、給食代等を支給するものでございます。対象生徒といたしましては、3名増の16名を見込んでおります。  2項目飛ばしまして、理科振興備品整備費415万1,000円で、小学校と同様、3年ごとに実施することとしておりまして、国から2分の1の補助があるもので、デジタル顕微鏡や各種実験セットなどの教材、備品を購入するものでございます。  次のページ、212、213ページをお願いいたします。4項1目幼稚園費1億6,960万7,000円、説明欄の2つ目の項目、幼稚園管理事務費2,421万6,000円でございます。主なものといたしまして、11節需用費のうち、消耗品費246万4,000円につきましては、保育で使用する消耗品に加え、防災訓練で使用いたします防災頭巾購入費25万2,000円を含んでございます。13節委託料のうち、通園バス運行委託料1,373万8,000円につきましては、通園バス4台分に係ります運行管理や添乗員等に係る委託料でございます。次のページ、214、215ページをお願いいたします。幼稚園施設整備費、11節需用費の修繕料300万円は、各幼稚園に25万円の配当分といたしまして100万円と、各園における緊急の修繕料200万円を計上しております。  続きまして、5項1目社会教育総務費、予算額1億7,178万2,000円で、社会教育総務事務費6,904万9,000円でございます。主なものといたしましては、次の216、217ページをお願いいたします。13節委託料の施設管理委託料5,909万8,000円につきましては、文化体育館、図書館、公民館の受付、保守点検業務などの施設管理委託、また、ふるさと館、悠久の館の清掃業務、設備の保守点検委託料で、平成31年度末までの長期継続契約とするものでございます。14節使用料及び賃借料の事務機借上料407万1,000円につきましては、社会教育施設予約システムに係りますサーバー、端末等の借上料でございます。  次に、文化財総務事務費、予算額547万9,000円のうち主なものといたしましては、中ほどの13節委託料、文化財点検委託料57万7,000円で、青木間歩の点検でございます。その下の文化財管理委託料50万3,000円につきましては、青木間歩の門の開閉や周辺の清掃業務を地元自治会に委託しているものでございます。14節使用料及び賃借料のうち、次の218、219ページをお願いいたします。自動車借上料82万2,000円につきましては、町立小学校児童が地域の歴史、文化や自然環境に触れ、関心を深めることを目的といたしまして、国史跡多田銀銅山遺跡や町内公共施設の社会見学に対するバス借上料でございます。19節負担金、補助及び交付金の4行目、文化財保護管理補助金25万6,000円につきましては、国、県、町指定の文化財のうち、建造物の消防設備管理経費の補助に加えまして、建造物以外の文化財に対する管理補助金でございます。次の文化財保存整備費等補助金18万8,000円につきましては、国指定であります、肝川の戸隠神社の覆屋の屋根が昨年の台風21号の倒木によって破損いたしましたので、修繕に係る経費の3分の1を補助するものでございます。  次に、ふるさと館管理費814万8,000円で、主なものといたしまして、13節委託料136万2,000円につきましては、ふるさと館の屋外清掃委託で、除草、清掃や芝生の管理などに係る委託料でございます。続きまして、ふるさと館運営費396万8,000円、主なものといたしましては、18節備品購入費の文化財購入費320万円でございますが、兵庫県指定文化財となっております木喰仏26躯のうち個人所有の一戎大黒天立像につきまして、所有者から売却の申し出がありまして、貴重な文化財が町外への流出を避けるため、町において購入するものでございます。購入にあたりましては、猪名川町文化財の取扱いに関する要綱に基づきまして、学識経験者を構成員とする評価委員会を立ち上げ、購入予定額を決定いただき、予算化するものでございます。その上の施設備品費は、その木喰仏の展示台とケースを購入するものでございます。  次のページ、220、221ページをお願いいたします。静思館運営費530万3,000円で、主なものといたしまして、13節の委託料、施設管理委託料414万5,000円につきましては、静思館の管理及び企画運営の文化協会への委託、植木剪定、除草委託でございます。裏山の樹木伐採が完了したことによりまして、全体で約400万円の減となってございます。  次に、多田銀銅山悠久の館管理費542万1,000円で、主なものにつきましては、13節委託料の施設管理委託料167万2,000円につきましては、施設管理につきまして、地元銀山自治会に対して委託を行っているものでございます。次に、多田銀銅山悠久広場管理費110万5,000円で、14節の使用料及び賃借料の土地借上料480万円につきましては、悠久広場の土地の賃借料でございます。(「48万円」と呼ぶ者あり)48万円。はい、失礼いたしました。  次に、多田銀銅山文化財保存活用事業費687万1,000円で、この事業項目は、平成29年度に策定をいたしました史跡多田銀銅山遺跡保存活用計画に基づき、具体的な公開活用などの整備方法を計画するための史跡多田銀銅山遺跡整備基本計画を平成30、31年度の2カ年で策定するものでございます。あわせまして、多田銀銅山遺跡の価値などを広く皆さんに知っていただけるよう、講演会や体験学習会などを開催いたします。次のページ、222、223ページをお願いいたします。8節の報償費のうち報償金19万5,000円は、さきに申し上げました整備基本計画を策定するため、学識経験者、地元自治会員を構成員とする委員会6名分の報償金でございます。11節需用費のうち印刷製本費120万円につきましては、整備基本計画の印刷に係るものでございます。13節委託料の多田銀銅山遺跡整備基本計画策定業務委託料283万3,000円につきましては、計画策定に係る委託料でございます。  224、225ページをお願いいたします。携帯電話等エリア整備事業5,777万8,000円でございます。こちらは、先ほど申し上げました整備基本計画におきまして、代官所跡を初め瓢箪、台所間歩や青木間歩などを来訪者にめぐっていただき、ARやVRなどのデジタルコンテンツを活用し、スマートフォンなどにより映像や解説を見ながら、よりわかりやすく現地で案内できるよう計画しております。このため、携帯電話の不感地区である銀山地区におきまして、国の補助事業である携帯電話等エリア整備事業を活用し、携帯電話基地局を整備し、安定的な高速通信環境を確保してまいるものでございます。財源は国45分の30、県45分の6、事業者45分の5、町45分の4となっておりまして、一般財源は514万1,000円となってございます。事業者は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクから参画することについての承諾を得てございます。主なものといたしましては、13節委託料のうち実施設計委託料950万円、15節携帯電話基地局整備工事費2,190万円、17節用地購入費115万5,000円、18節備品購入費の機械器具費につきましては、受電設備、アンテナ、送受信機などでございます。22節補償金50万円につきましては、支障関電柱に関する移設補償金でございます。  次のページ、226、227ページをお願いいたします。3目公民館費、公民館運営活動費681万8,000円で、1節報酬のうち嘱託職員報酬40万3,000円につきましては、学芸員資格を有する嘱託職員を雇用し、より多くの方に参加いただけるよう、魅力的な公民館講座リバグレス猪名川の企画立案を行うものでございます。8節報償費のうち講師謝金171万円につきましては、パソコン教室、歴史講座などの公民館講座、また、リバグレス猪名川の講師謝金でございます。リバグレス猪名川は、猪名川から見た人と暮らしの歴史学、また、時の生活文化史の講義を予定しております。18節備品購入費の庁用器具費につきましては、日生公民館の机を計画的に更新するもので、その下の施設備品費250万円につきましては、パソコン教室用のノートパソコン16台を更新するものでございます。  次に、4目社会教育施設費、説明欄の文化体育館運営管理費7,430万6,000円のうち、主なものといたしまして、11節需用費のうち修繕料315万円につきましては、大ホールどんちょうのインバーター電源装置などの修繕を行うものでございます。次のページ、228、229ページをお願いいたします。13節委託料の施設管理委託料1,098万5,000円につきましては、舞台の音響設備の点検、照明設備の点検、つり物の点検、また操作、屋外の植木、芝生などの管理委託などでございます。15節工事請負費、維持修繕工事費4,860万円につきましては、本年度に実施設計を行いました空調設備改修の工事費でございます。19節の負担金、補助及び交付金のうち、主なものといたしましては、3行目、文化協会への補助金25万円、また、町展実行委員会への補助金80万円などでございます。  次に、自主事業開催費1,925万5,000円で、13節の委託料、文化体育事業委託料1,565万8,000円につきましては自主事業の開催経費で、平成31年度につきましては、テレビ番組「プレバト!!」に出演の夏井いつき、梅沢富美男劇団の公演に向け調整しているところでございます。また、そのほかの事業といたしまして、さかなクン、吉本お笑いバラエティーショーなど、多くの方に喜んでいただける事業を計画してございます。  次に、5目図書館費のうち、説明欄の図書館運営活動費1,952万7,000円で、主なものといたしましては、次のページ、230、231ページをお願いいたします。11節需用費、消耗品費348万3,000円につきましては、雑誌202誌、新聞16紙などを購入するものでございます。13節委託料のうち、移動図書館運行委託料151万7,000円につきましては、移動図書館として現在6コース11カ所への運行を行っており、これに係ります委託業務を長期継続契約により実施するものでございます。18節備品購入費1,274万円につきましては、図書やAV資料について計画的に購入するもので、年間約9,000冊の購入を計画しております。  次に、図書館管理費2,583万8,000円で、14節使用料及び賃借料のうち事務機借上料419万1,000円につきましては図書館システムの借上料で、5カ年の長期継続契約により実施をしているものでございます。15節工事請負費、維持修繕工事費701万6,000円につきましては、トイレを改修し、温水洗浄機付便座を設置するほか、空調設備の維持修繕を実施するものでございます。  少し飛びますが、236、237ページをお願いいたします。236、237ページでございます。3目の学校給食センター費、説明欄の給食センター管理費9,177万2,000円でございます。主なものといたしまして、1節報酬の嘱託職員報酬2,857万7,000円につきましては、調理員26名分の報酬でございます。12節役務費の手数料292万5,000円のうち92万4,000円につきましては、10月から3月にかけて月に1回実施する、ノロウイルスの検査手数料でございます。また、この節には、安全性を確保するための衛生管理の手法といたしまして、兵庫県が認定を行う兵庫HACCPの認定に係る手数料5万円を含んでおります。13節委託料の一番下の配送車運転管理業務委託料874万8,000円、これにつきましては、給食の配送車5台分に係ります配送業務を長期継続契約により委託するものでございます。  次のページ、238、239ページをお願いいたします。4目学校給食センター整備費、予算額6,710万3,000円で、17節の公有財産購入費、給食センターの購入費でございます。平成26年9月から運営しております現給食センターの支払い総額約11億7,000万円でございますが、このうち26年度に5億円を支出しております。残りを10年間で支払うもので、設備の維持管理も含めた1年間の合計額といたしまして6,710万3,000円を計上しております。  以上で教育振興課所管部分の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ○山田委員  195ページの教職員住宅維持管理費のところだと思うんですけれども、要綱を少し変更してということで、説明もあったんですけれども、もう少し詳しくご説明ください。 ○大嶋教育振興課長  教職員住宅の維持管理費につきましては、職員の提案制度、また、この委員会でも、あいている部屋を有効に活用できないかということで、ご意見、ご提案、ご提言をいただいたところでございます。  私どもといたしまして、教職員が居住するための行政財産でございますので、まず教職員にアンケートを実施いたしまして意向を確認をいたしました。その結果、多くの方が教職員住宅の居住を望むものではありませんでしたが、その中で、今、5年間の入居期間ということを要綱で定めてございます。その入居期間が撤廃されれば入居したいとお答えをされる方もいらっしゃいましたので、要綱を改正し、5年間の入居期間を撤廃し、今、学校長を通じて教職員のほうにお知らせをしておるところでございます。  今後、教職員の異動内示がございました際には、入居状況を確認し、今後どのようにするかといったことについては検討してまいりたいと考えております。 ○南委員  221ページの静思館運営管理委託料414万5,000円と。400万ほど減ということで、今現在、ヒノキやらいろいろ使いますけれども、大変、上までようめぐるようになりましたけども、あの上に何か建物が見えてきましたけども、あれをさわるつもりはあるのかないのかが1点と。  それと、給食センターですけども、26年9月から供用開始で5億を払ったと。残りが11億やということで聞いたんですけども、間違いがあれば言うてもらって結構ですけども。あと何年払うたらええんかな、あと何年。 ○大嶋教育振興課長  本年度補正予算で増額いたしまして、静思館の裏山の樹木伐採をしてございます。今、山の頂上に見えております、あずまやでございますが、そちらにつきましては、柱、屋根もモルタルといいますコンクリートでつくられておりまして、今、屋根にはコケがむしておるというような雰囲気もございますので、少しきれいにするということで、特に今のところ手を入れるということでは考えてはございません。  それと、もう1点でございます給食センターの整備費でございますが、支払い総額は11億7,000万円でございます。26年度に基金を取り崩しまして5億円を支払いをし、残り10年間でということでございます。ですので、リース料を支払い終わるのは平成36年度ということでございます。  以上でございます。 ○南委員  給食センターのほうはわかりました。  ほな、いわゆる、今、見えてきてます、あずまやをやね、そこまで上がる道はあるのかどうかというのと、それを今後どう利用するのかという点を、よろしくお願いします。 ○大嶋教育振興課長  あずまやまで散策道を整備をいたしまして、砂利を敷設するということと、急なところについては丸太で階段を整備しようと考えてございます。その散策道の周辺にはもみじを植栽いたしまして、秋の紅葉を楽しんでいただけるよう考えておるところでございます。  以上でございます。 ○南委員  その費用は、ここに入っとるわけか。費用。 ○大嶋教育振興課長  その経費につきましては本年度の補正予算で計上しております。新年度については通常どおりの維持管理経費を計上しております。 ○南委員  はい。 ○石井委員  225ページですけども、携帯電話等エリア整備事業費ということで、この多田銀銅山の見学にARとVRとか入れて、映像で見ながら学習できる手段、これを導入されるわけですけれども、これは携帯電話等のエリアの整備が目的なのか。これ第一義的にはどちらが目的になってるんでしょうか。それとも、多田銀銅山のほうをやるためにこれをされるのか、あるいは不感地帯があるのでこれをしないといけないのか、どちらを目的とされてるのか。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。この携帯電話等エリア整備事業でございますが、まず、多田銀銅山遺跡でございますけれども、こちらはほとんどが民有地でございますし、間歩についても、青木間歩を除いて公開をしておらないというような状況でございます。また、代官所跡につきましても、建物は現存しておらないということと、復元には莫大な経費がかかるということもございますので、その間歩の中身でございますとか、建物がどのような建物であったのかということを、AR、VRというデジタルコンテンツを使って皆さんに確認をしていただくと。そのためには携帯電話の電波が届いておる必要があるということから、本課でこの事業を整備するということでございます。ですので、目的といたしましては、多田銀銅山の魅力を多くの方に知っていただく、その手法として整備をするということでございます。  以上でございます。 ○石井委員  ここには、そしたら、もうこの地域で人が住んでおられる、そういったあれではないわけですね。民家の不感地帯を解消するためのということでは、全く違うわけですね。 ○大嶋教育振興課長  この中継基地局の設置の場所でございますけれども、村上新田に向かう途中に台所間歩、瓢箪間歩に分かれる交差点があるんですけど、そのあたりに整備をしようと考えております。  今、キャリアに現地調査もしていただいて、そこにアンテナを立てた場合に、瓢箪間歩、台所間歩、また銀山橋あたりまで電波が飛ぶということも確認をしております。ですので、一部住居としてはございますけれども、私どもが予算化をし整備をする目的としては、多田銀銅山の魅力を発信するためということで、ご理解いただければと考えております。 ○石井委員  目的はわかりました。  私、これ最初見たときに、間歩の中に入ってみたりするのに、今は青木間歩しか入れないみたいですから、ほかのにも入って、その状況がわかったりするような、眼鏡みたいなのをかけて見るのかなと思ったんですけども、そんなんではないんですね。
    ○大嶋教育振興課長  今おっしゃいました、その眼鏡をかけるというのは、VR、バーチャルリアリティーということだと思います。それも含めて検討をいたしますし、今現在でも3Dのレーザースキャナーを間歩の中に入れて、あたかもですね、本人が入ってるかのような映像を入手しております。そういったものをスマートフォン、またゴーグルというのも活用しながら、皆さんに確認をいただければと思っておるところでございます。  以上です。 ○石井委員  大体イメージはつかみましたけれども、ゴーグルもあってというような形で考えておられるということで理解していいですね。ぜひそういうような形にしていただいて、本当にどこの間歩にでも入って実際に見てるんだっていうようなことになれば、非常にそれは価値のあるものだと思いますんで、本当にそういうものに、まだ内容はこれから詰めるっていうところもあるわけですね。ぜひそういった形で、本当にそこに入ったようなリアルな感じができるようなものにぜひしていただきたいと思います。 ○下坊委員  209ページですけども、先ほど説明ありましたように、猪名川中学校に仮設のプレハブを使うということですが、いろんな問題があって、なれないから、教室がないからプレハブをやるということで、何か知らんけど目立ってつくってしまうとかえってその子どもたちの影響というのはどう考えておられるのか、それになじむんか、ちょっと問題が起きるんじゃないかなと。建てたは、子どもはそこへ寄りつかないということになりますと、経費の無駄になってくるだろうし、そういう点につきましては、余り表につくるもんでもないですし、そうか言うて、隠れる場所に必要でもないし、困ったもんだなと今、ずっと考えておったんですが、そういうのは得策なのかどうか、その辺どうですか。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。この設置場所につきましては、正面玄関前の駐車場、駐輪場ということで、目立つ場所になるのではないかということでお問い合わせでございます。  その場所に決めるにあたって、学校ともいろいろ協議をいたしました。中庭がございます。そちらがどうかというようなこともありましたけれども、余計そちらのほうが目立ってしまうというようなこともございます。今、別室登校をされてる生徒さんというのは、授業が始まった後に来られ、授業が終わる数分前に帰られるというようなことでございますので、できるだけほかの生徒と遭遇しないような環境がということで、校舎の外といいますか、玄関の外に学校の意見も聞きまして設置をするということで考えておるものでございます。  以上でございます。 ○下坊委員  その意味は今、説明でわかるんですが、ただ、子どもと環境からいうた場合に、マンモス校の中で別に校舎をつくると。その一体何でというような感じを受けるんやけども、そういう何百人の子どもたちが何でこんなもん、こんなとこにつくるんやという違和感というのはないと言えるんかどうか。そういうことはどうなんですか、そういういろんな形の、学校の中で教育委員会もいろいろな角度の中で議論されたことだとは思うんですけども、何か知らんけど、特別扱いにぽんと建ててしもうて、そこへ入れる。おまえ何であの子はここにおんのかいちゅうようなことにならないようにだけはしとかないといかんのちゃうかな思うんですけど、その辺だけ、再度お尋ねしときたいと思いますけど。 ○中西教育長  学校に行きにくい子どもにつきましてはいろんな対応がございまして、保健室には行ける子、あるいはたまには教室に行ける子、さまざまな対応を見せる子どもたちがいる中で、当然、ほかの子どもたちもそういった子どもたちが自分のクラスにいるということは知っておるわけでございます。したがいまして、そういったほかの子どもたちへの指導も含めて、学校に来にくい、あるいは教室に入りにくい子どもたちへの配慮を十分に学校として今までもやってきておりますけれども、今後も引き続きやっていきたいなというふうに思っております。 ○岡本副委員長  まず3点ほど質問させていただきます。  195ページのところ、特別支援教育就学奨励費のところで、特別支援学級の川西養護学校のほうへ行かれる生徒さんが8人就学予定だということで、対象者24人いてるということでしたので、残りの16人の行き先というのか、そのあたりはどのようになっているのかが1点目。  それと、199ページのところなんですけれども、小学校管理事務費のところ、このあたりじゃないかなと思うんですけども、今現在、IoTの時代で、情報教育というのが重要になっておると思うんですけども、インターネットの環境について、学校はどのようになっておるのかということ。  さらに、223ページのところに多田銀銅山遺跡整備基本計画策定業務ということで、これ30年度と31年度、来年度2年間でやるんだと。以前、2年か3年ほど前にこれのベースになる計画をつくられて、さらに、今後は実際の部分をつくっていくんだというような答弁いただいたと思うんですけども、これが終わったら、いわゆる、前々から言っております銀山内の案内板といいますか、それの見直し作業を32年度に進められるのかどうか。  まず、この3点についてお答えいただけますでしょうか。 ○大嶋教育振興課長  まずは、特別支援教育就学奨励費の人数といたしまして、全体24名のうち、猪名川町から8名ということで申し上げましたけども、残り16名というのは、川西の児童生徒でございます。 ○岡本副委員長  ああ、そういう意味、はあはあはあ、そういう意味、わかりました。 ○大嶋教育振興課長  それと、情報教育の関係につきましては、学校教育で所管をしてございますので、そちらのほうでの答弁とさせていただきたいと思います。 ○岡本副委員長  わかりました。 ○大嶋教育振興課長  それと、多田銀銅山の整備基本計画でございます。こちらの中では、今おっしゃいました全体の説明板をどうするのかといったこと、また、トイレなりの便益施設でありますとか、石垣の復旧ですとか、先ほど申し上げましたように、AR、VRをどのように整備していくのかといったことを内容に含めまして策定をするということで考えてございます。  ですので、今のところ、説明板につきましては、平成32年度の整備に向けて取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○岡本副委員長  32年度に案内板の部分については見直し、検討していきたいということなんですが、ちょっとここの項目の中に、計画策定にあたっての委員というんですか、いう費用が見込まれてませんので、これは猪名川町の専門の職員というか、学芸員さん等がこの計画をつくられているということなんでしょうか。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。この計画策定に関しての委員でございますが、予算書の223ページの8節報償費の中の報償金19万5,000円、こちらに含めてございます。6名、3回ということで、この中に盛り込んでおるところでございます。  以上です。 ○岡本副委員長  講師の数かなと思ってました。失礼いたしました。  ちょっとイメージを確認しておきたいんですけども、AR、VRちゅうと眼鏡をかけてというイメージを僕自身は持ってるんですけれども、例えば代官所の跡、今もう平地になって、桜の木がちょっと植えられてますけれども、そこをこう、ゴーグルをかければそこに代官所の昔の建物のイメージがあらわれるというようなイメージなのかどうかということと、電波のつながり具合で、1個建てただけで村上新田のところもオーケーやし、例えば青木間歩のところもオーケーというふうな形になるのかどうかという部分、これが1つと、ちょっとまた新たな質問になるかもわかりませんけれども、229ページのところで、いわゆる文化財の関係の補助金の部分がうたわれてるんですけれども、例えば個人の方、あるいは地域の団体の方が文化財をお持ちだった場合、何らかの形で警備費とか機械警備とかされてるようなケースが多いんですけども、そこへの補助金というのはどれぐらいの金額で、それはどれぐらいの間隔で見直しがなされているのかということと、ちょっと聞き取りにくかったんですけど、227ページの18番目の備品購入費の庁用器具費は何か日生のそういう備品、机とかそれの傷んだやつの更新やということやったんですが、その下の施設備品費ですか、ちょっとこれ、僕聞き取りにくかったんで、改めてご説明いただけますでしょうか。 ○大嶋教育振興課長  AR、VRのイメージでございます。代官所跡につきまして、ゴーグルになるのかスマートフォンをかざしてとになるのかということについて、今後、経費も含めて検討してまいりたいと思っておりますけれども、今、私ども考えておりますのは、建物そのものを復元するのではなくて、デジタル上でどのような建物があったかというのをご覧いただけるような内容で考えておるものでございます。  それと、村上新田まで電波が届くのかということでございますが、電波調査の結果、残念ながら村上新田までは電波が届かないということでございます。先ほど申し上げましたように、多田銀銅山遺跡の魅力を多くの方に知っていただくということでございますので、国指定地を中心に、そこに電波が届くようにということで計画をしておるところでございます。  それと、施設備品費、227ページの施設備品費につきましては、公民館講座でパソコン教室を実施しております。そのパソコンを更新をするということで計上をしておるものでございます。  以上です。(「文化財補助金」と呼ぶ者あり)  失礼いたしました。文化財の補助金でございますが、219ページの文化財保護管理補助金として支給をしてございます。こちらは国、県、町それぞれの指定で単価が異なっておりますけれども、国の場合は1万円、県の場合は7,000円、町の場合は5,000円ということで、5,000円で足りるのかというふうなこともございますけれども、あくまでも個人所有ということで、全額ということは考えておりませんで、一部についてご支援をさしあげるということでご理解をいただければと思っております。(「金額の見直し」と呼ぶ者あり)  金額の見直しでございますが、近年、この金額を見直ししたというようなことはございません。  以上でございます。 ○岡本副委員長  念のためですが、年間1万円、7,000円、5,000円ですね。 ○大嶋教育振興課長  はい。 ○岡本副委員長  ありがとうございます。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。  それでは、教育委員会教育振興課の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、教育委員会学校教育課の関係部分についての説明を求めます。 ○草薙学校教育課長  それでは、平成31年度当初予算の学校教育課に係ります歳出部分につきまして、事業費の説明をさせていただきます。  お手元の資料の186、187ページをお開きください。説明欄の事業費別にご説明申し上げます。9款1項2目事務局費のうち、説明欄の児童生徒身体検査費2,249万1,000円でございます。内容としましては、幼稚園、小・中学校の園児、児童生徒の学校園における健康管理を行うため、各校園に医師、薬剤師を配置しまして、春の健康診断を初め、年間を通じて、幼児、児童生徒の健康管理に係る事業を実施してまいります。  続きまして、188、189ページをお開きください。ページ下段、学校教育課の事務局事務費499万5,000円でございます。主なものにつきましては1節報酬66万2,000円で、修学旅行や出張等がある際に養護教諭の代替要員を派遣する経費でございます。7節賃金、学校教育指導員賃金248万円につきましては、指導主事と連携しながら各学校園の教職員の適切な指導、支援を行うものでございます。  続きまして、190、191ページをお開きください。中ほど国際交流事業費299万2,000円でございます。内容につきましては、中学校2年生を対象に、8名の生徒と引率の教員2名を姉妹都市のバララット市に派遣するものでございます。  続きまして、情報教育推進環境整備事業費3,634万円でございます。事業内容としましては、学校現場での情報教育の推進や情報セキュリティに係る経費でございます。192、193ページをお開きください。主なものとしまして、13節委託料のうち、電算保守委託料1,508万2,000円につきましては、センターサーバーシステムの保守及び電算システム常駐管理、いわゆるヘルプデスクによるサポート委託料が主なものとなっています。14節使用料及び賃借料につきましては、下段、ソフトウエア使用料1,063万円で、校務支援システムの使用料が主なものでございます。  続きまして、結核予防事業費19万円でございます。内容につきましては、現在も国内外で完全に根絶できていない結核に対しまして、児童生徒の予防、健康等を検討する結核検討委員会に係る経費でございます。  続きまして、指導費725万8,000円でございます。主なものとしましては、8節報償費のうち、講師謝金117万円につきましては、各学校園における研修会開催時の講師招聘に伴う謝金のほか、29年度から小学生の体力向上のために派遣しております体力アップインストラクターに係る謝金で、小学校に派遣を行ってまいります。次の相談員謝金343万円は、いじめ、不登校、児童生徒の問題行動などに対応するためのスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに係ります謝金でございます。  続きまして、教職員福利厚生費210万1,000円でございます。教職員の定期健康診断やメンタルヘルス相談などを実施しているものでございます。  194ページ、195ページをお開きください。2項目め、特別支援教育就学奨励費169万8,000円でございます。主なものは8節報償費、教育支援委員報償金45万3,000円で、障がいのため特別な配慮を要する子どもの教育支援のあり方を審議する教育支援委員会委員への報償金、その下、相談員賃金86万1,000円は、発達障がいのある子どもたちを対象として各幼稚園、小・中学校に巡回する相談員の謝金でございます。  1項目飛びまして、教育支援センター事務費1,336万7,000円でございます。主なものとして、1節報酬につきましては、教育支援センターの嘱託職員である適応指導教室指導員、教育相談専門員に係る報酬740万4,000円でございます。その下、7節賃金、教育支援センター臨時職員賃金478万6,000円につきましては、所長、事務員の賃金でございます。  続きまして、196ページ、197ページをお開きください。上段、特色ある学校づくり・幼小中連携推進事業費302万円につきましては、地域の特色を生かした特色ある教育活動や幼・小・中学校の連携を推進するための事業費を小・中学校へ補助するものでございます。  その下、児童生徒安全対策費153万3,000円につきましては、主なものとして、11節需用費の消耗品費100万円で、児童生徒の通学時における登校班の旗、防犯ブザーや自転車通学における生徒のヘルメット、たすきなどの購入費でございます。  続きまして、学習到達度調査事業費94万8,000円で、中学2年生を対象として国語、数学、英語及び生徒の生活実態調査、小学校におきましては5年生を対象として国語、算数及び児童の生活実態調査を実施し、その結果を分析して、児童生徒の学力向上に生かしているものでございます。  続きまして、学習支援事業費249万8,000円でございます。8節報償費、学習サポーター謝金156万3,000円につきましては、いなぼう学習タイムといたしまして、希望する小・中学校において学力に課題のある児童生徒を対象に、放課後に学習サポーターを派遣して個別学習を実施し、基礎、基本の確実な定着を図るものでございます。14節使用料及び賃借料はソフトウエア使用料93万5,000円で、学力向上のため、オンライン学習サービスを活用し、パソコンやタブレット端末などを使用して自宅やパソコン教室で学習できるよう支援するものでございます。  その下、命の教育推進事業費27万円でございます。8節報償費の講師謝金27万円は、各小・中学校において命の大切さの学びを深めていく、命の尊厳を考える授業を新たに実施するための講師謝金です。  その下、地域学校協働活動推進事業費206万4,000円でございます。主なものとして、8節報償費のうち1行目報償金104万9,000円は、学校園と連携、協働し、住民、保護者との調整を行う地域コーディネーターに対する報償金でございます。  続きまして、198、199ページをお開きください。2行目、オンライン学習指導員謝金29万7,000円は、中学校の放課後や土曜日等に、学習につまずきのある生徒を対象として、タブレット端末やパソコンなどを活用してオンライン学習に取り組むにあたって、中学校へ派遣して学習支援を行うものでございます。  ページ下段、9款2項小学校費、1目学校管理費のうち、説明欄の学校教育課に係ります小学校管理事務費7,082万7,000円でございます。主な内容としまして、1節報酬、嘱託職員報酬307万1,000円は、学校図書館司書が配置されていない小学校4校に学校図書館支援員4名を配置するもので、小学校児童の学習活動の充実を図るものでございます。200、201ページをお開きください。7節賃金6,514万1,000円につきましては、小学校に配置しております学校校務員、スクールアシスタント、特別支援教育支援員、学校図書館司書のそれぞれの賃金でございます。  202ページ、203ページをお開きください。2目教育振興費のうち、説明欄の1項目め、教材用消耗品等整備費270万円につきましては、小学校の図書室の図書購入に伴う経費でございます。  その下、小学校体験活動事業費711万1,000円は、県下全小学校5年生を対象に自然学校を実施しているもので、本町小学校は丹波少年自然の家、南但馬自然学校などを利用しております。また、小学校3年生を対象とした体験活動も実施しており、これらの事業費として学校へ補助するものでございます。  1項目飛びまして、体育・文化振興費、学校教育課分44万6,000円でございます。主な内容は11節需用費10万円で、小学校の合同図工展や小学校の連合音楽会に係る消耗品費、また、14節使用料及び賃借料24万8,000円は、連合音楽会に係るバス借上料でございます。  204、205ページをお開きください。最上段、教育情報化推進事業費911万6,000円でございます。小学校のパソコン室のサーバー及びタブレット端末180台分のリース料でございます。  その下、英語教育強化推進事業費985万7,000円でございます。29年度から幼稚園、小学校へALTを派遣し、英語になれ親しむ機会を設けるとともに、小学校3、4年生における外国語活動、5、6年における英語の教科化の本格実施に先立ちまして取り組んでいるものでございます。主な内容としまして、1節報酬、嘱託職員報酬369万8,000円につきましては、小学校へALTを派遣するそのALTの報酬です。次の8節報償費18万円は、小学校教員の英語の指導力向上を図るために、実践的な英語指導法の研修を実施するための外部専門講師を招聘するための講師謝金でございます。13節委託料のうち、外国人英語指導助手派遣委託料536万3,000円につきましては、人材派遣会社からALT1人を派遣、受けるための委託料でございます。  続きまして、9款3項中学校費、1目学校管理費でございますが、206、207ページをお開きください。最上段、中学校管理事務費の学校教育課分5,042万9,000円でございます。主なものとしましては、1節報酬、嘱託職員報酬113万4,000円で、学校図書館支援員1名の報酬でございます。次に、7節賃金3,657万5,000円につきましては、中学校に配置しております特別支援教育支援員、学校校務員、スクールアシスタント、学校サポート員、学校図書館司書、それぞれの賃金でございます。  208、209ページをお開きください。2目教育振興費のうち、説明欄の2項目め、教材用消耗品等整備費153万円でございます。備品購入費の153万円につきましては、中学校の図書室の図書購入に伴う経費でございます。  次の中学校体験活動事業費167万4,000円につきましては、中学校1年生を対象にハチ高原で2泊3日のスキー教室を実施するにあたり、バス代及び通行料の補助を行う町単独事業の経費でございます。  2項目め、下、体育・文化振興費、学校教育課分305万7,000円でございます。主なものとしまして1節報酬、嘱託職員報酬96万5,000円は、学校における働き方改革の取り組みとして部活動指導員を新年度より引き続き中学校に配置するものでございます。教員の部活動にかかる時間を軽減するとともに、これまで以上に適切な練習時間や休養日の設定を行うことで部活動の指導体制の充実を図るもので、国、県の補助金を一部活用するものでございます。具体的な配置校、部活動の種類などは、また新年度の体制を見ながら決定してまいりますが、想定として3名を見込んでいるものでございます。  続きまして、210、211ページをお開きください。3項目め、トライやるウイーク事業費230万円で、県の補助事業としまして中学校2年生を対象に実施しているものでございます。  その下、教育情報化推進事業費710万2,000円につきましては、中学校で使用しているタブレット端末27台及びパソコンのサーバー及びパソコン端末のリース料でございます。  212、213ページをお開きください。続いて、9款4項幼稚園費、1目幼稚園費でございます。下段、幼稚園管理事務費、学校教育課分3,814万円でございます。主なものとして7節賃金3,775万9,000円につきましては、臨時の園長2名のほか、臨時教諭、特別支援教育支援員、臨時養護教諭に係る賃金でございます。  以上で学校教育課に係る事業の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○石井委員  196ページですが、学習支援事業費、サポーター謝金156万円ですけど、生徒で今、何人ぐらいこれを受けているのかお聞きします。 ○草薙学校教育課長  生徒のほうは、小学校のほうでは学習サポーターに係ります放課後の教室のほうは、各学年、学力に少しつまずきのある子どもたちを対象にして呼びかけております。人数のほうはそれぞれの学校で違うのですが、済みません、ちょっとお待ちください。中学校のほうは全校生徒を対象にして、その教室を開設しております。少しちょっとお時間……。申しわけありません、ちょっと調べる時間……。 ○石井委員  人数は、じゃあ、後でいいんですけど。 ○草薙学校教育課長  はい、済みません。 ○石井委員  学習に少しつまずきがある生徒さんということですけれども、これはどう判断されるんでしょうか。 ○草薙学校教育課長  これにつきましては、各担任のほうがクラスの子どもたちの様子を見まして、学力を見まして、担任から声をかけるというふうにしております。  済みません、先ほどの人数のご質問ですけれども、2学期までのところでは、それぞれの学校、大変差があります。学年も1年生から6年生までを対象にしている学校もありますし、2年生から4年生、学年を絞って30名ほどの子どもたちを対象にしている学校もございます。それぞれの学校の子どもたちの現状を見ながら、サポーターがきちっと個別対応できるような人数の範囲で、個別の指導を行っているところでございます。 ○西谷委員長  総数は何人になるんですか。 ○草薙学校教育課長  総数は、その時々によって多少あるので、ちょっと延べ150……。済みません、申しわけございません。 ○西谷委員長  わかりました。後ほどで結構です。 ○草薙学校教育課長  後ほどお知らせいたします。 ○石井委員  非常にこのつまずきを判断するというのも難しいんじゃないかなと思うんですけれども、例えば学習に問題があるということであれば、問題のない子は恐らくないと思うんですけれども、もし自主的に参加したいっていう人で募るのであれば、できる子はもうどんどん、僕はもっと勉強したいっていうことでそれにも参加して、どんどんできるようになりますし、逆に、勉強したくない子は、もう僕にはそれは必要ないっていうことで受けないっていうことになるんじゃないかなと思うんですけれども、これも強制もできないものだと思うんですけれども、そのあたりの整理はどのようにされているのか、お尋ねします。 ○草薙学校教育課長  子どもたちの学習したいという意欲はとても大切にしていきたいところではございます。ですが、いなぼう学習タイムという放課後の時間につきましては、教師のほうから対象とする子どもを絞って、より基礎、基本を徹底して、それがまた授業の学習に結びつくようにしていきたいと思っております。  そのほかの子どもたちにつきましては、また授業の中で頑張る意欲をどんどん引き出していくようにしていきたいと考えております。  放課後につきましては、特に指導支援の必要な子どもたちに絞って行っていくというふうに考えております。 ○石井委員  私が聞きたいのは、自分でこれを選ぶのか、あるいは先生が、あなたはちょっとこういう部分が必要だから受けたほうがいいんじゃないかっていうような勧めがあるのか、そういった点なんですけれども、その判断ていうのも非常に難しいんじゃないかなと。そう思うわけで、そのあたりどう整理されてるのか、そのあたりをお聞きしたいということなんですが。 ○中西教育長  失礼いたします。各学校において、担任1人で判断するのではなくて、複数の教員でもって子どもたち一人一人を見ていきながら、この子にはこういう点での支援が必要ではないかということでピックアップしてまいります。  なお、放課後のことでございますので、保護者の共通理解も必要です。必ず、参加させる場合には保護者との話し合いをして、保護者も子どもの背中を押せるように、子どもが意欲的に参加できるような形で意識づけをしていくわけです。ただ、委員が懸念されておりますように、それでも行きたがらない子どももおりますけども、そういった子どもについては、当然強制的ではなく、ただし、時間をかけて粘り強く子どもの意欲をかき立てながら、最終的には参加を目指していくというふうな考え方で各学校取り組んでおるという状況でございます。 ○石井委員  わかりました。家族とも十分協議し、また先生も担任だけで決めるということではなくて、複数の先生がその子に対してどう指導したらいいかというようなことが十分に話し合われてなされていることということですね。そして、生徒の気持ちも考えながらなされているということとして理解すればいいですね、はい、わかりました。  効果のほうもちょっとお聞きしたいんですが、そのあたりひとつ。 ○草薙学校教育課長  放課後の学習で得たことは、学習内容がきちっと定着していくようになり、翌日からの授業ではわかるという気持ちで取り組むようになっております。また、学校で少し取り組んできているので、家に帰ってからの宿題というものも進んでできるようになっております。また、サポーター、大人といろいろかかわるというところで、また人とのかかわりっていうのを学んだりというようなこともできています。  そして、先ほどの対象の子どもたちの人数はどれほどだったかということなのですが、2学期までで延べ459名ということでございます。  以上です。 ○石井委員  何回も済みませんが、今お聞きしたら、何かちょっと余計漠然とし過ぎて、大人とのこのかかわり合いとか、そういったことまで含まれてるんですけど、これは学習の勉強のことだけじゃないかなと思うんですけれども、そういったことも含めてのことになってくるんでしょうか。 ○草薙学校教育課長  主な狙いというのは、学習の基礎基本の定着です。 ○石井委員  ですよね。 ○草薙学校教育課長  はい、はい。ただ、その中のかかわりでそういうこともございます。
    ○石井委員  わかりました。 ○南委員  予算の提出資料の中で、不登校児童で小学校が15名、中学校が41名入っとるんですけども、先ほどの猪名中のプレハブを建てて、その人は不登校に入ってないわけだな。不登校に。猪名中、学校へは来るわ、授業は出んわ、終わったら適宜帰るわいうのは、この41名の中には入ってないということでんな。そう理解してええわけやんな。  それと、不登校、いじめ相談でいわゆる解消している状態とは、いじめ行為がやんでいる状況が少なくとも3カ月以上続いており、被害児童生徒が心身の苦痛を感じていないものとするということやから、なかなかこれも難しいな。そこの判断、うん。そこら、どないでしょう。 ○草薙学校教育課長  不登校のことでございますが、不登校というのは年度内に連続して、連続や断続でもあるんですけど、30日以上欠席した生徒のことを長期欠席というのですが、その中でも心理的や情緒的、社会的要因によって行きにくいという子どもを指します。30日以上なのですね。なので、今、猪名中で別室にって来ている子どもたちは、30日以上超えている子もいるし、まだそこには至らなくって、休み休みではありますけれども学校に来ているという子どもも中にはいるかなと思います。その来るのも日中ではなくって、子どもたちがみんないなくなった晩の7時とか8時とか、そういう夜間に登校している子どもたちも、登校すれば出席という扱いにしておりますので、この不登校には入っていない生徒もいるかと思います。  では、いじめについては主幹のほうが答えます。 ○石田学校教育課主幹  失礼します。いじめ解消の考え方、先ほど南議員がおっしゃった3カ月以上いじめ行為がやんでいて苦痛を感じていないということなんですけども、これ、平成29年度末の文科省の問題行動調査からこういった基準になっておりまして、我々としてもこれ解消したというふうに判断するのは非常に簡単ではないというふうに考えております。ですが、いじめが訴えがありましたら、当然いじめの指導をします。その後、毎日ではないですけども、定期的にいじめ被害に遭った児童生徒に最近はどうですかと、何もないですかと、保護者等にも聞きながら、何もないですと、大丈夫ですということが3カ月続いたら解消というふうに捉えると。  ただ、そういったことはまた3カ月以上たった後にももう一回、また繰り返されるということもありますので、その後も注意深く、その児童生徒については見守っていくというような指導をしております。  以上です。 ○南委員  ありがとうございます。大変難しい問題やと思うんですわ。また、いじめもあるし、虐待もあるしということで、いろんな点で、先生方が児童相談所まで行かん程度の件でいろんなフォローをしてはるということは聞くわけですわ。だから、大変に教育現場は大変や思いますけども、とにかく犠牲者がないように頑張っていただきたいと思います。  以上。 ○丸山委員  197ページの学習到達度調査事業で94万8,000円使っておられると聞いてますし、205ページの英語教育強化推進事業に980万使ってる。私の考え、まず述べてからのほうがいいと思うんですけど、つまずきであるとかなんとかいっていう、そういう、言い方あれですけど、学習がなかなかできない子どももたくさんいると。ただし、だけど、学習をもっともっとやりたくてこれ以上もっとやりたいという人もいるはずでございまして、ぜひこの学習到達度のときに、トップは何点なのかとか、そういうようなものはされてんのかどうかですね。で、今後、ちょっとお願いしたいのは、英語教育でもそういうトップとか最高点どうだというのは公表、個人名を公表するんじゃなくて、こういう人もいるよというのを必要だと私は思うんですけど、そのことについてどう考えられてんのか、お聞きします。 ○草薙学校教育課長  到達度調査であったり、学校のテストであったりというのは、最高点が何点であるとか最低が何点であるとか、そういうようなことは公表はいたしません。ただ、得点の分布図、度数分布のようなものはつくっておりまして、幅が50点から60点までの間であるとか60から70であるとか、10点単位でしておったり、その時々によりまして20点単位であったりすることもあるかと思いますが、度数分布において、自分は全体の中でどれぐらいの位置にいるということを確認できるようにしております。それによって学習の意欲もまた引き出していけるように活用していっております。  以上です。 ○丸山委員  難しい、義務教育では難しいという点は私も理解しておりますけど、特に英語であるとかそういうようなものは、上限もございませんので、そういう努力が評価されることも必要かと思いますんで、要望をしておきます。 ○岡本副委員長  私のほうからもちょっと、まず3点ほど聞かせていただきたいと思います。  まず、情報教育推進環境整備事業って191ページの関係でございますけども、ちょっと先ほどの課に聞いてしまったんですけども、このICTの時代、情報教育を推進していくのが重要やとは思うんですけども、この各学校のインターネットの環境はまずどうなっているのかというのが1点目でございます。  次に、193ページの下のところに教職員の福利厚生費、メンタルヘルス委託料、次のページにわたりましてストレスチェックシステム利用負担金というのが上がっておりますけども、教育現場におきましてもやはり先生の心の病という問題が出ているんじゃないかなと思います。休職中の先生方、大体どれぐらいおられるのかというのが2点目の質問でございます。  それから、次に197ページに命の教育推進事業費というのが27万円上がっております。今回の予算の概要の中にもちょっと写真入りで新規ということで上がっておるんですけども、イメージの写真から、ちょっとどんなふうなイメージなんかちょっとわかりにくいんで、これ延べ何回ぐらいの命の教育というか講演というかセミナーというか、そういうものをされるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○草薙学校教育課長  1つ目です。インターネットの回線についてですが、学校のほうは光通信システムを入れております。普通教室、特別支援教室に入っております。  それから、2点目、メンタルヘルスのことでしたね。休職している者については、現在、4人……。 ○西谷委員長  はっきり答弁ください。 ○草薙学校教育課長  はい、4人でございます。  それから、3つ目の命の授業は、各学校1回ずつの講演会を予定しております。(発言する者あり)新しく、はい。 ○岡本副委員長  まず、心の病の部分でございますけれども、休職中の先生が4人だということです。それでそれにかわる先生が必要になってくるかと思うんですけども、その辺のところは割と学校の先生が不足しているように聞いてるんですけども、スムーズに埋まっているのかどうかという点をお聞きしたいのと、命の教育については、講堂にみんなを集めて、猪名川小学校、かなりの人数やと聞いておるんですけども、全員集めて講演を聞くというイメージでよろしいでしょうか。 ○草薙学校教育課長  1つ目の休職してる教員の代替教員につきましては、委員おっしゃるように、新たな先生を探すのには非常に苦慮しております。先生が1人欠員するということは、学校にとっての大きな負担になりますので、できるだけスムーズに探して、配置するように努めているところでございます。  それから、命の授業についてでございますが、子どもたちの実態に応じまして、学年を絞って、その学年対象に行うこともありますし、高学年対象、当ててお話しする場合もあります。学校によって、その人数やそれぞれの学年の発達段階に応じて行う形は決めてもらうように考えております。 ○岡本副委員長  何いうんですかね、その間、先生が見つからない間、その教室は、担任の先生とは限りませんけれども、どのようになっているのかなというのがちょっと不安に感じるところであります。  もう1点、要するに、命の教育については、各学校現場の状況に応じて、人数の多いところは学年を絞ってというふうな形で、卒業するまでに1回は命の教育というのを受けるようなイメージで考えておいたらよろしいんでしょうか。何か場所によって、命の教育を6年間受けれる子どもたちと、命の教育を1回しか受けられない子どもたちがいるようなイメージに映ってるんですけれども、その点、やっぱり人数の多いところはその辺のご配意をしていただいたほうがいいじゃないかなというふうにも思うんですけども、これは1つの僕の考えですので、何ともいいませんけど、はい。 ○草薙学校教育課長  1点目の病気休暇の先生の代替の分は、穴があくことのないように努めておりますし、万が一配置が遅れるということがあったとしても、かわりに授業を、教科を交換する中で子どもたちに授業ができないというような状況はつくらないように……。 ○岡本副委員長  つくらないというか、そんなことはないようにですね。 ○草薙学校教育課長  ないように、はい、しております。  それから、命の授業につきましては、今、学校において一番大事とするところ、いじめをしない、許さないということを重きに置く、そのほか、自殺の予防に重きを置いて話をしてもらうであるとか、それぞれの学校に今大事なことをテーマに置いて講演会を行います。その内容につきましては、小学校の場合、1年生と6年生では理解度も全く違いますので、その内容に応じて、今、この子どもたちに話ししたい内容というのを絞ってテーマを組んでいくようにいたします。  どの学校のどの生徒も命の授業を、その年には受けなくても次の年には受けていけるような、そんな全体としての学校運営の中でのカリキュラムを組んでいくようにいたします。猪名川町から、命を大事にしていく子どもたちをしっかりと育てていきたいと思っております。 ○岡本副委員長  所属している学校によって差ができないような形で調整していただきますよう、それはもうお願いしておきます。 ○草薙学校教育課長  はい。 ○岡本副委員長  もう一つ、211ページのところなんですけども、トライやるウイーク事業費というのが出ております。トライやるウイーク実施委託料230万円が載っておるわけなんですけども、この算出の基礎といいますか、どういうふうな形でお願いしたところにどういうふうな費用が回っているのか教えていただけますか。 ○草薙学校教育課長  このトライやるウイークは、1学級当たり30万ということで運営するようになっております。県からの補助はその半分の15万円ということで事業費を組んでおります。 ○岡本副委員長  僕のイメージしておりますのは、トライやるウイークに何かこうお願いした、例えばお店屋さんがあって、そのお店屋さんに何か材料とかなんかいろいろそこも準備されるので、それの何か助成金みたいなものが行ってるのかなと思ったんですけども、そういうことではなくて、この230万円というのは実態としては何に使われてるんですか。 ○草薙学校教育課長  この事業に係りますのは、生徒たちがその事業所に行くための交通費であったり、それから食品にかかわるところでありましたら、検便する検便代とか、その他、のぼりを立ててあるあののぼりを買うためのお金であるとか、そういうものでありまして、事業所さんに何かお礼として渡すというものではございません。 ○岡本副委員長  わかりました。ありがとうございます。 ○石井委員  193ページですけれども、相談員謝金ということで、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの謝金が出てるわけですけれども、いじめの問題とか不登校の問題とか、学校の先生だけではなくて福祉的な見地からいろんなことをスクールソーシャルワーカーの方はやってくださるわけで、非常にこれから重要性が増してきて、本当にこれからもっと必要になるんだろうなと思いますけれども、猪名川町は早くからこれを取り入れていただいてるわけですが、今年度から何かこう、リーダー的な役割の、そういう方ができるということなんですけれども、どういう狙いでこれを進められるのか、お聞きしたいと思います。 ○石田学校教育課主幹  先ほどのリーダー的な役割というのはスーパーバイザーのことかと思います。来年度スーパーバイザーになっていただく方は、これまでもスクールソーシャルワーカーとして町内で活動していただいた方なんですけども、非常に有能な方なので、これから若いといいますか、そのほかのスクールソーシャルワーカーが判断に困ったり、自分の進め方でこれでいいのかと迷ったときなどに相談できる相手として、今後も活躍していただく予定ですし、定期的に、3カ月に1回ぐらいは町内のスクールソーシャルワーカーが集まって、そのスーパーバイザーにも来ていただいてアドバイスをいただくと、そういった会を持つ予定となっております。  以上です。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、教育委員会学校教育課の関係部分について、質疑は終結します。  以上で、議案第4号のうち、本委員会に付託されました質疑は終結いたします。 ○山田委員  委員長、動議。 ○西谷委員長  山田委員の発言を許します。 ○山田委員  修正動議の説明を申し上げます。よろしいですか。 ○西谷委員長  ちょっと待ってください。  山田委員の発言を許します。はい、どうぞ。 ○山田委員  動議の説明を申し上げます。  議案第4号 猪名川町一般会計予算について。上記の動議を猪名川町議会会議規則第69条の規定により別紙の修正案を添えて提出いたします。 ○岡本副委員長  委員長、動議。  議案第4号 平成31年度猪名川町一般会計予算に対する修正動議を提出します。 ○西谷委員長  ただいま、動議が提出されましたので、担当職員の入れ替えをお願いし、ただいまから暫時休憩といたします。                 午後 2時47分 休憩                 午後 3時00分 再開 ○西谷委員長  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  議案第4号に対し、山田委員、岡本委員から修正案が提出されました。修正案はお手元に配付しております。  提出者の説明を求めるにあたり、同内容のため、山田委員より説明を求めます。 ○山田委員  修正動議の説明を申し上げます。  議案第4号 猪名川町一般会計予算について。上記の動議を猪名川町議会会議規則第60条の規定により、別紙の修正案を添えて提出いたします。  修正は、歳出予算、5款1項農業費のうち、道の駅整備事業費138万2,000円を削除いたしたく、所要の修正をするものであります。  修正案を順次説明いたします。  別紙をご覧ください。議案第4号 平成31年度猪名川町一般会計予算の一部を次のように修正いたします。第1条第1項中、101億6,000万円を101億5,861万8,000円に改めます。歳入につきましては、19款繰入金、1項基金繰入金7億8,184万5,000円を7億8,046万3,000円に、したがいまして、19款繰入金の予算額7億8,184万5,000円を7億8,046万3,000円にし、歳入合計101億5,861万8,000円に改めます。歳出につきましては、5款1項農業費2億8,384万6,000円を2億8,246万4,000円に、したがって、5款農林水産業費の予算額2億9,546万5,000円を2億9,408万3,000円にし、歳出合計予算額101億6,000万円を101億5,861万8,000円に改めます。  なお、この予算額の修正に伴う予算説明書の修正は、参考に記載のとおりでございますので、お目通しをいただきますようよろしくお願いいたします。  続いて、提案理由を申し上げます。  道の駅整備事業計画、いわゆる移転案については、反対の立場をとっております。昨年11月20日に温浴施設が追加された基本計画が示されました。その基本計画を大前提とし、12月議会では用地取得費とし5億6,500万円が債務負担行為補正されました。これまで特別委員会におきまして、町のリスクについて質疑を繰り返し行ってまいりましたが、要求水準が未定ということで、具体的な回答が得られたとは感じておりません。今回、予算計上されている道の駅整備PFI事業者選定委員会の役割は、要求水準書の作成も含まれており、委員会設置条例案を見ましても会議は非公開であり、ここで決められたことのプロセスすらもわからないことになっております。従前から申し上げておりますような残債がゼロになる賃料設定や補償などの提案は全く受け入れられず、基本計画に示されたとおり、事業を進めようとされているのだと感じます。  町の投資は14億円だという声もありますが、20年後まで事業が順調に継続した場合に初めて、町負担は14億円と言え、確約されたものではありません。施設整備完了時点では、町は42億円の投資をしているということです。およそ100億円の予算額の本町がその42%の投資をすることであり、これは多大なリスクをはらんでいると言わざるを得ません。町のリスクは住民のリスクです。町税による総額42億円の事業が将来、猪名川町民の負担とならないためにも、修正案を提出いたします。  最後に、本委員会の皆様には改めて慎重に審議いただきたく、お願いを申し上げます。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより、本修正案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、質疑は終結します。  ただいまから、暫時休憩といたします。                 午後 3時04分 休憩                 午後 3時06分 再開 ○西谷委員長  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  これより討論に入ります。討論は、原案及び修正案に対しての一括で行いたいと思います。  まず、修正案についての討論はありませんか。 ○石井委員  私は、議案第4号 平成31年度猪名川町一般会計予算に対する修正動議について、反対の立場で討論いたします。  本道の駅計画は、国においても重点道の駅に選定されるなど、本町の農業振興及び本町の発展と活性に資するものであり、本修正案に反対といたします。 ○岡本副委員長  議案第4号 平成31年度猪名川町一般会計予算に対する修正動議について、賛成の立場で討論します。  まだ重点道の駅には選定されておりませんので、よろしくお願いします。  道の駅整備事業、言葉をかえれば道の駅を南田原へ移転する計画については、多額の税金を20年にわたって義務的な経費として支出する計画にもかかわらず、いまだ温浴施設や子育て支援機能を付加した新たな計画について説明会やパブリックコメントを行うなど、町から町民に十分な説明や情報提供がなされていません。また、さきに行われた説明会やパブリックコメントでも多くの町民から反対の意見が出ておりました。住民の意見を無視して計画が進められているとの声も聞こえてきます。このような状況のもと、私は、民意を十分把握できていない中で事業が進められていると考えています。  かねがね、道の駅いながわの機能拡充について、将来にわたり持続可能な行政運営を進めていくためには、猪名川町の身の丈に合った機能拡充であるべきだと主張してきました。交通渋滞の課題に対してもこれまでの町の説明では、新たな交通渋滞を引き起こす危惧があり、課題解消の明確な糸口は見えていません。万善の左折レーン増設案の提案に対しても、私どもの提案に対して前向きな答弁が返ってきません。私たちは、その姿が見えずして、無責任に猪名川町道の駅整備PFI事業者選定委員会設置に伴う道の駅整備事業に賛同することはできません。  町内にある商業施設にも空き店舗が目立つようになってきました。町の体力は、今の状況がずっと続くわけではありません。道の駅の野菜や果物にも他府県産のものや外国産のものが増えてきました。町民は、税金で温浴施設を整備することを望んでいるんでしょうか。求められているのでしょうか。拙速に事が進められています。これは施設を移転、整備しようとしている地元だけの問題ではありません。だから、全町民への十分な説明や意見聴取の必要性を訴えているわけであります。急ぐ必要はありません。民意を十分把握した上で決定されるべきものと考えます。今予算計上する必要性はなく、かえってこのことが混乱を招くことになりかねません。大きな事業を進めるときにこそ、丁寧に広く市民の意見を聞き、異論を取り込み、ルールを守って進める度量が必要で、そのことが将来に禍根を残さず住民の益につながると信じます。  最後に、二元代表制の一翼を担う議員として、その本分を全うし、賢明な良識ある判断をお願いしまして、私の修正動議への賛成討論といたします。議員各位のご賛同をお願いいたします。  以上です。 ○西谷委員長  次に、原案についての討論はありませんか。 ○下坊委員  私は、この一般会計につきましては、いろいろと申してまいりましたけれども、基本的にいわゆる消費税の2%の増税がこの中に、この本年度予算に組み込まれているということであります。この消費税そのものは社会保障として説明もしてきましたけど、この説明も本当にまやかしであったではないでしょうか。30年間の消費税が327兆円も国民から吸い上げ、そして同時に、法人税290兆円も減税をするという、こういうような消費税導入に対しては、断固私は認めることはできませんので、本予算につきましては反対といたします。 ○西谷委員長  ほかに討論はありませんか。 ○山田委員  平成31年度一般会計予算案に対し、反対の立場で討論いたします。  修正案提案説明と重複いたしますが、道の駅整備事業費138万2,000円が含まれており、その使途は、道の駅整備PFI事業者選定委員会の費用となっております。その選定委員会の担う役割は、要求水準の作成も含まれております。道の駅整備PFI事業者選定委員会設置条例案を見ましても会議は非公開であり、ここで決められたことのプロセスすらわからないことになっております。  先ほども申し上げましたが、残債がゼロになる賃料設定などの提案は聞き入れてもらえず、これではリスクヘッジが不十分、未確定のまま公開しないとする道の駅整備PFI事業者選定委員会へ委ねることへ大きな懸念を抱いております。  先ほども申し上げましたが、施設整備費、施設整備完了の時点では町は42億円の投資をしているということです。  最後に、委員の皆さんには、町のリスクは住民のリスクだということをいま一度お考えいただき、ご賛同いただきたくお願いを申し上げ、反対討論といたします。 ○西谷委員長  ほかに討論はありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、討論は終結いたします。  これより、議案第4号 平成31年度猪名川町一般会計予算のうち、本委員会に付託された部分を採決いたします。  まず、本件に対する山田委員、岡本委員から提出された修正案について、採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  本修正案に賛成の方の起立を求めます。                 〔賛 成 者 起 立〕 ○西谷委員長  起立少数であります。よって、本修正案は、否決されました。  次に、原案について採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                 〔賛 成 者 起 立〕 ○西谷委員長  起立多数であります。よって、本件は、原案のとおり可決されました。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、議案第8号 平成31年度猪名川町農業共済特別会計を審査いたします。  説明を求めます。 ○曽野産業観光課長  失礼します。それでは、農業共済特別会計予算につきまして、事項別明細書に基づき、説明のほうをさせていただきます。  事項別明細書330ページ、331ページをお開きをお願いします。まず、歳入の関係でございます。1款農作物共済勘定収入、1項1目水稲共済掛金、予算額7万2,000円につきましては、水稲引受面積180ヘクタール、農家数488戸に対する掛金でございます。  次の2項1目水稲交付金3万3,000円につきましては、県連合会に支払う保険料と比べ国庫負担金が多くなるため、水稲交付金として収入をするものでございます。  次の3項1目水稲保険金40万円につきましては、水稲保険金として引受面積180ヘクタールに対する共済保険金を県連合会から受け取るものでございまして、被害率1.6%に対する連合会の負担分4分の1分を収入をするものでございます。  次の4項1目繰越金1,100万9,000円につきましては、農作物共済に係る繰越金でございます。  次の項目の水稲連合会特別交付金につきましては、無事戻金の廃止によりまして、収入がなくなるものでございます。  次に、2款家畜共済勘定収入でございます。1項1目家畜共済掛金12万円につきましては、家畜を飼育されてございます1農家、牛27頭分の掛金でございます。  次のページ、332、333ページをお願いします。2項1目家畜交付金2万6,000円につきましては、制度改正によりまして、県連合会に支払います保険料と比べ、国庫負担金が多くなるため、家畜交付金として収入をするものでございます。  3項1目家畜保険金82万4,000円につきましては、推定死廃事故保険金として、1頭分100万円の80%と、病傷共済保険金としまして、直接部分の30%を計上をしてるものでございます。  4項1目繰越金70万9,000円につきましては、家畜共済に係る繰越金でございます。  次に、3款園芸施設共済勘定収入、1項1目園芸施設共済掛金96万円につきましては、19戸、58棟分の共済掛金でございます。  次の2項1目園芸施設保険金675万円につきましては、県連合会から受け取ります園芸施設共済保険金で、支払い見込み共済金として750万円の90%分として受け取るものでございます。  3項1目繰越金136万7,000円につきましては、園芸施設共済の繰越金でございます。  一番下の園芸施設連合会特別交付金につきましては、先ほどと同様、無事戻金の廃止により、なくなるものでございます。  次のページ、334、335ページをお願いします。4款畑作物共済勘定収入、1項1目畑作物共済掛金12万4,000円につきましては、ソバの引き受け20ヘクタールに対する掛金でございます。  次の2項1目畑作物保険金122万円は、県連合会からの保険金として支払共済見込み金額の90%分として収入するものでございます。  次に、5款業務勘定収入、1項1目事務費賦課金61万9,000円につきましては、水稲、家畜、園芸、ソバに対します農家からの事務費賦課金でございます。  次に、2項1目受取損害防止事業負担金10万5,000円につきましては、水稲共済損害防止事業費助成金として県連合会からの収入を行うものでございます。  次のページ、336、337ページをお願いします。3項1目一般会計繰入金1,284万8,000円でございます。これは人件費など一般会計からの繰り入れを行うものでございます。  5項2目雑入66万6,000円は、説明欄にありますように県連合会事務委託金として、建物共済及び収入保険に係ります事務委託として35万円を受け取るものでございます。3行目の水稲共済事業奨励金30万4,000円につきましては、当然加入の廃止に伴いまして、農会に対しまして加入推進奨励金が新たに新設がされてございます。県連合会から収入を行うものでございます。  次のページ、338、339ページをお願いします。歳出の関係でございます。1款農作物共済勘定支出、2項1目水稲共済金160万3,000円につきましては、水稲支払共済金として引受面積180ヘクタールのうち、1.5%の通常被害率として見込んだものでございます。  次に、4項1目農作物共済勘定予備費991万1,000円につきましては、法定積立金と特別積立金として計上しております。  その下の水稲無事戻金につきましては、廃止となるものでございます。  2款家畜共済勘定支出、1項1目家畜保険料4万3,000円につきましては、牛27頭分に係ります保険料を県連合会に対して支払うものでございます。  次のページ、340、341ページをお願いします。2項1目家畜技術料3万円につきましては、家畜診療所に対する技術料でございます。  3項1目死廃共済金につきましては、死廃事故共済金として年間100万円を見込んでるものでございます。  2目病傷共済金10万円につきましては、家畜の病傷共済金として計上しておるものでございます。  次に、5項1目家畜共済勘定予備費50万5,000円につきましては、家畜共済の法定積立金、特別積立金として計上しているものでございます。  3款園芸施設共済勘定支出、1項1目園芸施設保険料86万5,000円につきましては、連合会に対して支払います保険料で、19戸、58棟分でございます。  次の342、343ページをお願いします。2項1目園芸施設共済金750万円につきましては、農家に被害があった際の損害額の80%、10棟分として見込んでるものでございます。  次に、4項1目園芸施設共済勘定予備費71万2,000円につきましては、園芸施設共済の法定積立金、特別積立金として計上してるものでございます。  次の無事戻金につきましては、同様に廃止となるものでございます。  次に、4款畑作物共済勘定支出、1項1目畑作物保険料9万8,000円でございます。これは、ソバの引受面積20ヘクタール分の保険料として連合会に対して支払うものでございます。  2項1目畑作物共済金124万5,000円につきましては、支払共済金見込み額としまして計上してるものでございます。  次のページ、344、345ページをお願いします。4項1目畑作物共済勘定予備費3,000円、これは畑作物共済勘定の予備費でございます。  5款業務勘定支出、1項1目一般管理費1,208万9,000円につきましては、主には人件費でございまして、産業観光課職員1名分を計上してるものでございます。8節報償費88万1,000円につきましては、農会長及び農業共済連絡員の報償金でございます。ここでは、前年度から30万5,000円の増額というふうになってございます。これは、歳入でも少し触れました、水稲に係ります加入奨励金として農会に対して交付するものでございまして、県連合会から10分の10で交付を受けるものでございます。次のページ、346、347ページをお願いします。説明欄、14節の使用料及び賃借料52万3,000円につきましては、共済システムの借上料として連合会に対して支払うものでございます。  次に、2項1目損害評価費141万円でございます。損害評価費の1節報酬72万円につきましては、損害評価会委員9名分、1日8,000円として10日分として計上しているものでございます。8節報償費57万6,000円につきましては、地域の損害評価員謝金としまして32農会から各3名、合計で96名分として計上しているものでございます。  次に、2目損害防止費54万4,000円、説明欄、19節の水稲病害虫防除事業助成金50万円につきましては、平成30年度実績でヘリ防除5,748.9アール、また、共同防除1,687.7アール、それぞれ1アール当たり60円として助成を行うものでございます。  次のページ、348、349ページをお願いします。3項1目支払事務費賦課金19万5,000円につきましては、連合会に対して支出をする支払事務費の賦課金でございます。  次の350ページ以降につきましては、特別職、一般職の給与費の明細となってございます。内容につきましては、ご照覧をいただきたいと思います。  以上、農業共済特別会計予算の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、議案第8号の質疑は終結いたします。  担当職員の入れ替えをお願いいたします。  次に、議案第9号 平成31年度猪名川町奨学金特別会計予算を審査いたします。  説明を求めます。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。それでは、奨学金特別会計についてご説明申し上げます。  予算書の368、369ページをお開き願います。まず、歳入でございます。1款1項1目利子及び配当金で予算額21万9,000円、これにつきましては奨学基金に係る利子を計上しております。  続きまして、2款1項1目奨学金寄附金、これは奨学基金への寄附で科目設置としています。  3款1項1目繰越金につきましても、科目設置としてございます。  4款1項1目貸付金元金収入、予算額400万円で、これは償還計画によります返済見込み額や今年度の実績見込みに合わせて計上しておるものでございます。  5款1項1目奨学基金繰入金1,228万8,000円につきましては、奨学基金からの繰入金で歳出額と歳入額の差額を計上し、歳入歳出額を同額としているものでございます。  次のページ、370、371ページをお願いいたします。歳出でございます。奨学金制度につきましては、通学貸付金の創設、返還金の減額、貸付金の前貸しなど、より利用しやすい制度に改めたところでございます。また、返還金には減額制度を盛り込んだことにより、将来、奨学金の財源が不足する場合には一般会計からの繰り入れを見込んでおります。これらのことから、事務費についてこの特別会計で計上し、一般会計と区別しております。  1款1項1目事業費、本年度予算額1,650万9,000円でございます。説明欄の9節旅費、普通旅費2万7,000円につきましては、町外の訪問徴収に係る旅費、11節需用費の消耗品3万円、また印刷製本費1万1,000円、12節役務費の通信運搬費7万3,000円につきましては、納付書の発行、督促に係る事務費でございます。手数料4万円につきましては、コンビニでの返還金の納付に係る手数料として1件60円、600件分を計上しております。13節委託料、電算保守委託料30万5,000円につきましては、奨学金システムの保守委託料でございます。21節の貸付金1,600万円の内訳といたしまして、入学費貸付金、就学費貸付金につきましては、貸し付け限度額1件30万円を20件と見込み、それぞれ600万円計上しております。次の通学費貸付金につきまして、貸し付け上限額30万円を10件、300万円と見込んでございます。留学費貸付金につきましては、2件分、100万円を計上しているものでございます。次に、25節の積立金1,000円につきましては、科目設置としているものでございます。  以上、説明とさせていただきます。ご審議、どうぞよろしくお願いいたします。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、議案第9号の質疑は終結いたします。  お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめたいと思いますが、ご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  よって、本日はこれにて閉会することに決しました。  次の委員会は、明6日午前10時から再開いたします。  本日はこれで閉会といたします。ご苦労さまでした。                 午後 3時29分 散会  本委員会会議録として署名する。                       平成31年3月5日                 猪名川町議会                  総務文教常任委員長  西 谷 八郎治...