議 長 肥 爪 勝 幸
〇欠席委員
な し
〇説明のため委員会に出席した者
町長 福 田 長 治 副町長 宮 脇 修
会計管理者兼会計課長
住 野 智 章
企画総務部長 古 東 明 子
企画財政課長 和 泉 輝 夫
企画財政課主幹 橋 本 典 幸
税務課長 井 上 峯 子
税務課主幹 今 中 一 郎
生活部長 中 元 進
住民保険課長 森 昌 弘
住民保険課主幹 石 部 広 人 福祉課長 井ノ上 利 昭
福祉課主幹 中 西 智 美
まちづくり部長 佐々木 規 文
都市政策課長兼
新名神高速道路対策室長
倉 成 功
都市政策課主幹 塚 原 高 史
都市政策課まちづくり推進室長
平 井 秀 明 消防長 奥 田 貢
〇職務のため委員会に出席した
事務局職員
事務局長 岩 谷 智賀子 課長 澤 宜 伸
主査 池 田 知 史
午前10時00分 開議
○
加藤委員長 おはようございます。きのうに続き、
生活建設常任委員会を開会します。
本日の議事日程は、お手元に配付しています日程のとおりです。
初めに、
まちづくり部都市政策課の
歳出関係部分についての説明を求めます。
○
倉都市政策課長兼
新名神高速道路対策室長 おはようございます。それでは、
都市政策課所管に係ります決算歳出の部分につきましてご説明申し上げます。
事項別明細書90ページ、91ページをお願いします。2款5項8目住宅・
土地統計調査費、支出済額19万8,516円でございます。これは統計法に基づき、5年ごとに10月1日を基準日としまして実施される住宅・
土地統計調査の準備経費でございます。主なものとしまして、1節報酬で、
調査員報酬18万1,476円でございます。指定調査区数は62調査区で、約2,700世帯を対象としております。
154ページ、155ページをお願いします。6款1項1目
商工業振興費、支出済額2,793万8,888円でございます。備考欄、
企業立地対策費991万1,908円が
都市政策所管分でございます。なお、
逓次繰り越し1,036万2,000円は、平成30年度に実施される地区外の
上下水道整備に関するものでございます。主なものをご説明申し上げます。156ページ、157ページをお願いします。最上段、19節負担金、補助及び交付金でございます。
産業拠点地区関連施設整備負担金963万7,920円でございます。これは継続費のうち29年度分、年度割りでございまして、内容でございますが、事業者への町の支援策としまして区域外の
上下水道整備に関するもので、平成29年度は地区外の設計を行ったものでございます。
続きまして、162ページ、163ページをお願いします。7款4項1目
都市計画総務費でございます。支出済額1億4,021万6,509円でございます。備考欄、
都市計画審議会費34万4,731円で、主なものとしまして、1節報酬、
都市計画審議会委員報酬27万2,000円でございます。平成29年度は6月、10月、1月の3回の審議会を開催しました。主な審議案件としましては、
阪神間都市計画区域の用途見直しやまた28年度より順次行っております
特別指定区域の見直しについて変更の審議を賜りました。164ページ、165ページをお開きください。次に、備考欄、13節委託料、
議事録作成業務委託料6万750円は、
都市計画審議会3回分の議事録を作成したものでございます。
次に、
開発指導費、支出済額2万2,760円でございます。これは開発指導に係る事務経費でございます。
次に、
都市計画総務費415万9,688円でございます。ここで主に
都市政策課の
経常事務費を計上しておるものでございます。中ほど13節委託料、
設備管理委託料21万6,000円は、
都市政策課で管理しております
地図情報システムの保守委託料です。その下、
地形図修正業務委託料は
都市計画図の
修正業務委託料でございまして、今回の修正としましては、
パークタウン、つつじが丘内における
戸建て住宅建設に伴う修正と新
名神高速道路関連の修正を行ったものでございます。
最下段、
都市景観対策費2万627円は、
都市景観対策に伴う事務費でございます。
166、167ページをお願いします。備考欄、
建築指導費3万8,938円は、建築指導に伴う事務費でございます。
中ほど少し下、新
名神対策費6,801万7,010円でございます。これは、新
名神高速道路関連の事務費でございます。主なものとしましては、19節負担金、補助及び交付金6,774万3,079円は、新
名神高速道路建設促進協議会負担金94万8,574円と
六石山工事用道路負担金6,679万4,505円で、これは、新
名神高速道路の建設に伴い、使用された
工事用道路を猪名川町道として利用したことから、土地及び附帯工事に係る経費を負担したものでございます。
次に、
耐震化推進事業費174万7,800円でございます。13節委託料、
簡易耐震診断推進事業委託料で、件数としまして7件でございます。その下、19節負担金、補助及び交付金150万円は、
耐震改修促進事業補助2件分でございます。
最下段、
危険空家等対策費279万3,838円でございます。168ページ、169ページをお願いします。主なものは、備考欄、1節報酬、
危険空家等対策協議会委員報酬11万2,000円でございます。平成29年度は9月、12月、3月の3回の協議会を開催しました。これは、平成28年度10月1日より施行しております猪名川町
危険空家等対策協議会条例に基づき開催したものでございます。
協議会委員は全7名でございまして、報酬対象は5名でございます。
嘱託職員報酬27万5,760円は、事務補助でございます。次に、13節
事務作業等委託料212万5,116円は、町内全域の
空き家基礎データとしまして、その物件を、住所、位置情報などをリスト化し、電子地図上に入力し、
空き家管理台帳システムの構築をしたものでございます。18節
備品購入費、
機械器具費でございます。27万7,668円です。これは、
空き家管理データシステムをインストールするためのパソコン1台を購入したものでございます。
続きまして、備考欄最下段、7款5項1目
住宅維持管理費、支出済額3,469万2,582円でございます。これは、若葉地内にございます町営住宅32戸分に係ります
維持管理経費を支出したものでございます。主なものとしまして、11節需用費116万2,214円で、修繕料113万6,236円でございます。これは、退去に伴う修繕が1室ございまして、この部分が39万9,600円、それと風呂釜等の修繕が2件ありまして、これが40万となっております。170ページ、171ページをお願いします。次に、備考欄、15節
工事請負費3,298万1,148円でございます。これは、
町営住宅長寿命化計画に基づき実施したものでして、
維持修繕工事でございます。
維持修繕工事の主なものでございますが、平成29年度は、平成2年に竣工しました1期工事の外壁改修、屋根改修、とい改修、それと屋上などの防水工事を施工したものでございます。
次に、少し飛びますが、226ページ、227ページをお願いします。中ほど12款1項1目
まちづくり基金、支出済額2億2,018万3,433円でございます。備考欄、
まちづくり基金、
都市政策課分5万円が
都市政策所管に係る部分でございます。これは、木津東山地内において住宅建設が行われまして、これに伴う
公園協力金を基金に積むものでございます。
以上、
都市政策課の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いします。
○
加藤委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
○福井委員 167ページの下のほうですね、
耐震化推進事業費として7軒が耐震化の診断されてるわけですけど、町内であとどれぐらい残ってるのか、何軒ぐらい残ってるのか、伺うのと、それから169ページの
危険空き家ですね、これが町内でどれぐらいあるのか、この時点で。強制収用とか強制的に撤去をしなければいけないのはそのうち何軒あるのか、お伺いします。
○
塚原都市政策課主幹 1つ目の耐震に係る分ですけども、ちょっと最新のものはただいま持ち合わせてないんですけども、昨年度に耐震計画の中で記載しておりまして、耐震性のないものにつきましては、平成28年度の時点で1,804戸、町内にあると試算しております。今回、その耐震は7軒あったんですけども、残りについては29年度が7軒、28年度が5軒ありましたので、その12軒を引く数で1,792戸あると想定されております。
続きまして、
危険空き家につきましては、昨年度、29年度調査しまして474軒の空き家等があると確認、実態調査の結果出ております。今現在すぐに撤去を、危険ということで撤去しなければならないっていうのは、この調査時点ではありません。空き家で草が繁茂してるとか一部、壁がひびいってるとか、そういう老朽化に伴うものはあったんですけども、すぐにそういう措置をしないといけないということはゼロ件でありました。
以上です。
○
加藤委員長 ほかにありませんか。
○福井委員 この空き家の件に関しては、今後ほったらかしてるところはほったらかしてると思うんですね、ずっと。そうなってくると、だんだん朽ち果てていくと。人が住んでない家っていうのは朽ち果てるのも早いですんで、そうなってきた場合には町としてどのような対策、条例はできてますけど、どのような対策になっていくのか、お伺いしたいと思います。
○
倉都市政策課長兼
新名神高速道路対策室長 町の進める施策としまして
危険空き家をできる限り出さないということも1つありまして、そのために兵庫県
空き家相談センター、これはNPOですけれども、今年度締結しております。その中でセミナーや相談も加えて実施したところでございます。それと本当に危険なところになってきますと、今後ですけれども、法的に
危険空き家として認めて、行政代執行ができるかできないか、その辺も踏まえて順次出さないような取り組みをしていきたいというように考えております。
○
加藤委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
加藤委員長 それでは、
まちづくり部都市政策課の
歳出関係部分についての質疑は終結します。
これで議案第45号のうち本委員会に付託されました関係部分の質疑は終結します。
担当職員の入れ替えをお願いします。
次に、議案第46号 平成29年度猪名川町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査します。
説明を求めます。
○
森住民保険課長 おはようございます。それでは、
国民健康保険特別会計につきまして、
事項別明細書に基づきまして歳入歳出の主なものについてご説明をさせていただきます。
事項別明細書250、251ページをお願いいたします。歳入の部でございます。1款1項1目一般被
保険者国民健康保険税でございます。収入済額6億1,399万2,056円で、1節現年課税分、収入済額5億8,509万6,317円でございます。備考欄にございますように、
医療給付費分の現年課税分としまして3億7,306万5,096円、また、
後期高齢者支援金分の現年課税分といたしまして1億6,019万7,905円、
介護納付金分の現年課税分といたしまして5,183万3,316円でございます。なお、収入済額におきまして60万5,707円の
還付未済額も含んでおります。続きまして、2節
滞納繰越分、収入済額2,889万5,739円で、備考欄にございますとおり、
医療給付費分の
滞納繰越分としまして1,936万2,779円、
後期高齢者支援金分の
滞納繰越分といたしまして577万8,835円、また、
介護納付金分の
滞納繰越分といたしまして375万4,125円でございます。なお、収入済額におきまして2,300円の
還付未済額も含んでおります。
続きまして、2目退職被
保険者等国民健康保険税でございます。収入済額1,379万2,106円、1節現年課税分、収入済額1,302万4,110円でございまして、備考欄、
医療給付費分の現年課税分といたしまして694万9,638円、
後期高齢者支援金分の現年課税分といたしまして298万9,017円、また、
介護納付金分の現年課税分といたしまして308万5,455円でございます。こちらにつきましても収入済額に
還付未済額を含んでおりまして、額につきましては3万8,058円となっております。続きまして、2節
滞納繰越分、収入済額76万7,996円、備考欄でございますけれども、
医療給付費分の
滞納繰越分といたしまして47万4,254円、
後期高齢者支援金分の
滞納繰越分といたしまして14万7,035円、
介護納付金分の
滞納繰越分といたしまして14万6,707円でございます。
ページ下段でございますが、4款1項1目
療養給付費等の負担金で、1節現年度分、収入済額5億5,977万6,626円で、備考欄にございますとおり、一般被
保険者療養給付費負担金といたしまして3億9,067万1,528円、
後期高齢者支援金等負担分ということで1億2,464万9,901円、また、
介護納付金の負担分といたしまして4,445万5,197円となっております。なお、一般被保険者に係る医療費の
支出相当額の約32%程度をこの交付金で受けたものでございます。
続きまして、252ページ、253ページをお願いいたします。最上段、2目
高額医療費共同事業負担金でございます。収入済額2,772万円で、歳出にございますように、
高額医療費共同事業医療拠出金のおおむね4分の1の交付を受けたものでございます。
続きまして、1つ下の3目
特定健康診査等負担金でございます。収入済額406万1,000円でございます。こちらにつきましては、
負担金算定の基準額となる集団健診や個別健診等の受診者数及び各それぞれの
基準単価等から算出されました補助金の基準額の3分の1相当が交付されたものでございます。なお、特定健診の受診状況といたしましては2,313名、受診率としましては41%いうこととなっております。
続きまして、2項1目
国庫補助金の
財政調整交付金、収入済額1億4,298万8,000円でございます。1節
普通調整交付金、収入済額1億3,533万8,000円でございます。内容としましては、医療費や所得格差を全国レベルで平準化させる形で、一定の交付金、原則、医療費の約7%として支給されたものでございます。2節
特別調整交付金、収入済額765万円でございます。内容としましては、非自発的失業に係ります保険税の軽減分のほかに制度改正に対するものでございまして、原則、医療費の2%程度いうこととなっております。
続きまして、5款1項1目
療養給付費等交付金でございます。1節現年分といたしまして収入済額4,748万3,000円でございます。内容としましては、退職被保険者等の
療養給付費等交付金でございます。これにつきましては、退職被保険者に係る医療費と
保険税収入の差額につきまして
社会保険診療報酬支払基金のほうから交付されるものでございます。この制度は26年度末をもって経過措置が終了していましたことから、27年度から廃止されましたが、現在の
退職医療制度の対象となっていらっしゃる65歳になられるまでの方を存続としております。なお、退職被保険者は30年3月末で72名と、前年度に比べまして63.6%減少しております。
続きまして、6款1項1目
前期高齢者交付金でございます。収入済額11億3,350万6,786円でございます。こちらにつきましては、65歳から74歳までの
前期高齢者の偏差による保険者の負担の不均衡を、社会保険や共済保険などの全国全ての保険者の加入者数に応じて負担調整されたことによる交付分でございます。この交付分につきましては、平成20年度の医療改正の中で、構造的に年齢層の高い保険者を多く抱える国保財政の基盤安定のために制度化されたものでございます。
続きまして、7款県支出金でございます。1項1目1節
高額医療費共同事業負担金でございます。収入済額2,555万3,446円、
高額医療費の4分の1相当の負担金となっております。
最下段の2目
特定健康診査等負担金、254、255ページのほうをお願いいたします。備考欄も同負担金名で、収入済額406万1,000円でございます。こちらも
国庫負担金と同様、基準額の3分の1相当の交付額となっております。
続きまして、2項1目1節県補助金、収入済額143万7,000円でございます。これにつきましては、
国民健康保険事業の補助金としまして、健全な運営を確保することを目的として交付されておるものでございます。
次に、2目
財政調整交付金、収入済額2億438万8,000円でございます。1節
普通調整交付金、収入済額9,357万7,000円でございますが、地域の実情に応じまして、県下の市町の
医療費水準や所得水準の調整をすることを目的としまして県から交付されたものでございます。なお、ルールの負担分といたしましては、次の
特別交付金と合わせまして対象者の
医療費相当額の約9%となっております。続きまして、2節
特別調整交付金、収入済額1億1,081万1,000円でございます。主に国保事業の運営の安定化を図るための事業で、実施状況や国保財政の影響を与える特別な状況に応じて交付されるものであって、本町にとりましては、特定健診やがん検診の受診率の高さによって一定増額となっておるものでございます。
続きまして、8款1項1目
共同事業交付金で、1節
共同事業交付金、収入済額8億3,936万8,172円でございます。備考欄にございます、
高額医療費共同事業交付金1億1,990万4,910円は、1件当たりのレセプトが80万円を超える分について交付を受けるものでございます。また、次の
保険財政共同安定化事業交付金7億1,946万3,262円でございます。対前年度比で4,486万2,089円が増加しております。29年度の医療費が増加しているのが主な要因の1つと考えております。
続きまして、1つ飛びまして、10款1項1目
一般会計繰入金でございます。1節
保険基盤安定繰入金、収入済額1億4,904万7,578円につきましては、低
所得者世帯に係ります保険税の7割、5割、2割軽減の一般被保険者に係る部分でございまして、一般会計からの繰り入れたものでございます。備考欄、
保険基盤安定繰入金9,763万460円につきましては、低
所得者世帯の保険税の軽減分でございます。次に、1つ下、
保険者支援事業繰入金5,141万7,118円につきましては、主に中間所得層も含めた保険税の負担の軽減とともに、市町村の
国保保険者を支援するために繰り入れたものとなっております。続きまして、2節出産育児一時金等の繰入金につきましては収入済額530万9,333円で、出産一時金を繰り入れたもので、出産一時金として支出した額の3分の2を一般会計より繰り入れております。また、3節
財政安定化支援事業繰入金につきましては収入済額725万2,000円、こちらにつきましては、
国保加入者の年齢構成の隔たりに伴います医療給付の増加等に対して交付されるものでございます。次に、4節
職員給与等の繰入金でございます。収入済額1,473万1,714円、これにつきましては、260ページ以降にはなりますけど、おおむね歳出の1款総務費から
制度改正準備事業費の補助金を引いた額を今回繰り入れているものでございます。
続きまして、256、257ページをお願いいたします。前のページからの続きでございますが、11款1項2目その他繰越金でございます。1節その他の繰越金で、収入済額8,487万2,203円でございます。こちらにつきましては、前年度の会計の剰余金の繰入金でございます。
続きまして、12款諸収入以下につきましては、割愛をさせていただきます。
258、259ページのお願いいたします。歳入の合計といたしまして、収入済額38億9,974万6,719円となっております。
続きまして、歳出でございます。
260、261ページをお願いいたします。歳出の部です。1款1項1目
一般管理費でございます。支出済額1,464万6,260円でございます。こちらにつきましては、備考欄、
国民健康保険事務費ということで、主なものといたしましては、13節委託料の1,105万1,363円でございます。1つ下、
電算処理委託料780万3,540円で、内容は国保の広域化に伴う
電算改修費用等となっております。1つ下、国保連の
事務処理委託料といたしまして190万8,623円、1つ下、
レセプト点検委託料といたしまして133万9,200円でございます。続きまして、14節使用料及び賃借料142万6,896円でございます。内容は、
高額療養費の
算定システムの借上料でございます。
続きまして、2項1目
賦課徴収費でございます。支出済額444万9,974円でございます。主なものといたしましては、13節委託料、備考欄にございます
電算処理委託料295万8,660円で、賦課徴収に係ります電算保守の委託料でございます。
続きまして、262、263ページをお願いいたします。前ページからの続きになりますけども、2款1項1目一般被
保険者療養給付費で、19節負担金、補助及び交付金、支出済額19億5,235万5,755円で、広域連合に対し、患者の自己負担を除きました医療費に係る
保険者負担分でございます。
続きまして、2目退職被
保険者等療養給付費で、19節負担金、補助及び交付金、支出済額4,201万902円でございまして、昨年度と比較しまして額で5,036万8,709円の減少になっております。対象の方が198人から72名に減少したことが主な要因となっております。
続きまして、3目一般被
保険者療養費で、19節負担金、補助及び交付金、支出済額2,480万9,419円で、柔道整復や
コルセット等の装具やはり、きゅうに係る費用が主なものでございます。
続きまして、2項1目一般被
保険者高額療養費で、19節負担金、補助及び交付金、支出済額2億7,681万8,917円でございまして、昨年度より増加となっております。入院件数とともに、1件当たりの医療費が高度化して、費用が高くなっていることが主な要因の1つと考えております。
続きまして、2目退職被保険者等
高額療養費で、19節負担金、補助及び交付金、支出済額806万5,022円で、昨年度と比較しまして932万767円の減となっております。先ほどと同様、対象者が減少してることが主な要因となっております。
続きまして、264、265ページをお願いいたします。中ほどになりますが、4項1目出産育児一時金で、19節負担金、補助及び交付金、支出済額796万4,000円でございます。支出の給付対象者は19名ということでございまして、28年度に比べて4名増となっております。
続きまして、5項1目葬祭費で、19節負担金、補助及び交付金、支出済額210万円で、42件分となっております。1件当たり5万円の葬祭費を支給しておるものでございます。
続きまして、6項高額介護合算療養費でございます。1目一般被保険者高額介護合算療養費、19節負担金、補助及び交付金、支出済額2万8,065円でございますが、内容につきましては、同じ世帯で医療費と介護給付費の合算が高額になった場合につきまして、申請により限度額を超えた部分を支給されるものでございます。
続きまして、3款1項後期高齢者支援金等でございます。266、267ページをお願いいたします。前ページからの続きとなりますが、最上段、1目後期高齢者支援金、19節負担金、補助及び交付金、支出済額3億8,994万1,247円でございます。こちらにつきましては、原則75歳以上の方が加入いたします後期高齢者医療保険制度への支援金として、全保険者を対象として算定された1人当たりの負担単価に基づく負担金でございます。
少し飛びまして、最下段、6款1項
介護納付金でございます。268、269ページをお願いいたします。前ページからの続きになりますが、1目
介護納付金で、19節負担金、補助及び交付金、支出済額1億3,892万2,490円でございます。29年度の概算納付額と28年度の精算金を納付しております。制度の内容といたしましては、介護保険の納付費を補うために、40歳から64歳までの第2号被保険者が負担すべき納付金ということでございます。
続きまして、7款1項1目
高額医療費共同事業拠出金で、19節負担金、補助及び交付金、支出済額1億128万329円でございまして、内容につきましては、国民健康保険連合会が実施主体となっておりまして、高額な医療費の発生に対しまして再保険的な事業でございまして、1レセプト当たり80万円を超える医療費を対象として県内の基準拠出対象額に対する各市町の負担割合、それぞれを拠出する事業でございます。
続きまして、2目保険財政共同安定化事業拠出金で、19節負担金、補助及び交付金、支出済額6億4,365万6,884円でございますが、こちらも高額医療の共同事業拠出金同様に国保財政の安定化を図るための拠出金でございまして、先ほど申しましたように1件当たり80万円までの部分を対象として拠出するものでございます。
次に、8款でございます。270、271ページをお願いいたします。前ページからの続きになりますが、上段になります8款1項1目特定健康診査等の事業費、支出済額2,683万6,739円でございます。主なものといたしまして、備考欄、特定健診審査費に係ります7節賃金、支出済額512万1,412円でございます。こちらにつきましては、特定保健指導等に係ります臨時保健師及び管理栄養士の2名分の賃金でございます。続きまして、19節負担金、補助及び交付金、支出済額2,119万4,388円でございますが、30歳から74歳までの
国保加入者を対象とする特定健診の事業に係る一般会計への費用でございます。
続きまして、2項1目保健衛生普及費576万3,378円でございます。主なものといたしましては13節委託料38万3,919円で、国保連合会に委託した医療費通知、ジェネリック通知も含めました
電算処理委託料でございます。その下、19節負担金、補助及び交付金でございます。支出済額407万9,700円でございまして、こちらにつきましては人間ドック及びがん検診等に係る助成事業でございまして、人間ドックにつきましては68件、また、がん検診等につきましては自己負担を無料としておりまして、3,176件分を助成いたしたものでございます。
続きまして、下段になりますが、9款1項3目の償還金です。23節償還金、利子及び割引料でございます。支出済額4,340万773円でございますが、これは主に28年度に交付のあった負担金、補助及び交付金について精算した結果、超過交付になっているものを国に返還するものでございます。
続きまして、2項1目財政調整基金費でございます。支出済額4,735万8,828円でございます。
次に、272、273ページをお願いいたします。備考欄にございます利子積立金435万8,828円及び基金積立金4,300万円となっております。この基金積立金につきましては、前年度の決算剰余金の2分の1以上を積み立てるというルールになっております。
最後に、歳出合計といたしまして、支出済額37億19万5,130円となっております。
続きまして、274ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。収入総額38億9,974万6,719円、歳出総額37億19万5,130万円でございまして、歳入歳出差引額及び実質収支額といたしましては1億9,955万1,589円でございます。
また、続きまして、次の275ページのほうをお願いいたします。財産に関する調書でございます。国民健康保険財政調整基金といたしまして、前年度末の現在高としましては8億3,467万7,000円、決算年度中の増減といたしまして4,736万円の増、決算年度末の現在高としましては8億8,203万7,000円となっております。
以上、簡単ではございますが、平成29年度の
国民健康保険特別会計に係ります説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
○
加藤委員長 273ページの基金積み立ては4,300万円でいいですね。(発言する者あり)はい。
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
○福井委員 まず、251ページの滞納繰り越しですね、非常に多いわけですが、これ徴収はできないものなんですかね。きのう、何か私の録画してんのに入とったんですけど、見てみたら国挙げて数兆円の滞納があると、全部含めてね。国保だけじゃなくて、全部いろいろああいうのを含めて、住民税からいろいろあるということなんですね。猪名川町においても多くて、この方たちっていうのは国保だけを滞納しているのか、また住民税から何から何から滞納してんのか、どうなんですかね。たちの悪い人も中にはおって、乗用車を運転してる割には滞納してるとかね。本当に苦しくて、食べるもんも食べられない、着るもんも買えないいう人がやむなく滞納されているっていうんだったら私も少し目を半分ぐらいつぶらないかんのでしょうけど、おいしいもの食べ、たまには食べに行ったり、乗用車に乗ったり、きれいなもんも着たりいうような人が滞納してたら、私は許せないんですよね。こういう国はガサ入れとかいって、朝7時ごろ、本人がいる間にそこへ行って徴収してくると。しまいには自動車も差し押さえて、テレビも差し押さえていうようなことがあるわけですが、町としての対応はいかがかお伺いします。真面目に納めてる人もいるわけですから、こんなにたくさん滞納されてはたまったもんではないと思いますし、一般会計からも繰り入れてるわけですから、何とかと思うんです。
それから261ページのレセプト点検なんですが、委託料、こんだけお払いしてるわけですから、猪名川町29年度はレセプトをした結果、どのように少しでも戻ってきたんかいうことをお伺いしたいと思います。
○井上税務課長 滞納額のご質問についての回答させていただきます。
滞納につきましては、大体が今、所得がなくて、生活に困っていらっしゃる方が非常に多いので、住民税も固定資産税もという方もいらっしゃいます。中にはやはり国保税だけ滞納という方もいらっしゃいます。私どものほう、滞納額、非常に多いとおっしゃいましたが、収入未済額でいいますと、今年度、前年度よりも減額しております。特に今年度の、現年度の徴収率のほうは95.54%、100人いらっしゃいましたら96人まではきちんと納税していただいてる分の徴収率を確保させていただいております。これにつきましては、去年よりもまた徴収率上がっております。これに向けては、国保税も含めまして町民税全体としましては私ども、年間の計画を立て、目標を立て、毎月、定例会を開き、目標を決め、差し押さえ等もちょっと少額からも始めるようにして努力をしてまいっております。
特に豊かな暮らしをして、滞納されているんではないかというご質問なんですが、私どもが接触するにあたっては、何度となく、俺らを殺す気かというふうな言葉もいただいております。ただ、そういうふうに対応の方がいらっしゃるのはまだましなんです。納税の意思があるから、そういう言葉が出てきます。その中でご相談に応じさせていただいてます。
不納欠損になってる分は、もうその相手もいないと、もう亡くなっていなかったり、行方不明になっていなかったり、もうどうしようもない部分だけ
不納欠損処分をさせていただいております。そういう状況ですので、もちろん徴収率につきましては鋭意努力してまいりますので、ご理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。
○石部
住民保険課主幹 2点目のレセプト点検の効果額でございますが、要は資格あるなしの資格のほうで307万5,000円、内容につきましては246万4,000円、合計で550万円ほどの効果のほうが出ているものでございます。
以上です。
○福井委員 税務課長わかりました。非常に、俺らを殺す気かと、テレビの中でもそんなこと言うてるもん、やからがおりました。非常にたち悪いなというような、おりました。全く払わない、平気でおる、平然としてる、2回そういう査察が入っていうような者もおります。町内にそういう人があってほしくないと思いますけど、中にはそういう方がいらっしゃると、町内に生息していらっしゃるということで困ったなと、こういうふうに思っておりますね。やっぱり払ってほしいですわ。一生懸命ね、それこそ生活保護を受けても払っていらっしゃる方いらっしゃるわけですから、やはり払ってほしいなと思っておりますね。死んだ方とか行方不明になった方いうのは、これはもういたし方ないのかなということなんですけど、そういう方は例えば身内の方がいらっしゃるとか、いらっしゃらない、そういうことも関係してくるんでしょうかね。(発言する者あり)
はい、ちょっと待って、ちょっと待って、ちょっと待って、ちょっと待ってね。先ほどちょっとざわつきましたね、生息なんて、生きておられるということに変更しますね。
○
加藤委員長 やから、やからも。
○福井委員 あっ、やからもね、はい。方っていう、人にします、方ではないです。(「訂正するいうこと」と呼ぶ者あり)
○
加藤委員長 訂正を。
○福井委員 訂正いたします。
○井上税務課長 死亡されたからといって、そのまま放置するわけではなく、相続人の調査ももちろんさせていただいております。相続人様、見つかれば、もう必ずそこで徴収という話もさせていただいておるんですが、余りにも滞納額が大きい場合はほぼほぼ相続放棄をなさる方が多い、きちんと裁判所のほうに申し立てられて書類もいただいております。正当な相続人様、幾ら調査しても見つからないという場合もございます。この場合は、もうご容赦いただいておるという状況です。
以上です。
○
加藤委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
加藤委員長 それでは、議案第46号の質疑は終結します。
担当職員の入れ替えをお願いします。
次に、議案第48号 平成29年度猪名川町
後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査します。
説明を求めます。
○
森住民保険課長 続きまして、平成29年度の猪名川町後期高齢者医療保険特別会計に係ります決算の内容を説明をさせていただきます。
事項別明細書に基づきまして説明をさせていただきます。
事項別明細書316、317ページをお願いいたします。歳入の部でございます。1款1項1目後期高齢者医療保険料でございます。1節現年分といたしまして収入済額3億4,002万4,050円で、備考欄にございますように、特別徴収保険料といたしまして1億7,744万5,054円、普通徴収の保険料といたしまして1億6,257万8,996円でございます。保険料が増額しておりますが、その主な要因といたしましては全体に高齢者が増加しているということでございます。後期高齢者の被保険者数が昨年度の3,645人から3,835人と190名ほどの増加となっております。なお、後期高齢者医療保険につきましては、2年ごとの見直しが行われ、30年度から新たな保険料の体系となっております。
続きまして、2目
滞納繰越分でございます。収入済額119万5,789円で、備考欄にありますように普通徴収の保険料でございます。
1つ飛びまして、3款1項1目事務費繰入金でございます。収入済額1,577万4,531円でございます。これにつきましては保険者事務費に係る助成で、兵庫県後期高齢者医療広域連合の共通負担総務管理費等に係る一般会計からの繰入金でございます。なお、共通負担金の内訳としましては、均等割が10%、人口割が45%、後期高齢者割が45%の割合となっております。
続きまして、2目
保険基盤安定繰入金でございます。収入済額3億3,110万7,049円でございます。備考欄にございますが、
保険基盤安定繰入金といたしまして、5,651万7,229円となり、これにつきましては、低所得世帯の方々に配慮いたしました保険料軽減分でございます。一段下、療養費市町負担金2億7,458万9,820円につきましては、兵庫県後期高齢者医療広域連合に対しまして、町が負担すべき医療費相当分の12分の1について一般会計より収入したものでございます。
続きまして、4款1項1目繰越金でございます。収入済額1,326万5,846円で、備考欄にございますように前年度からの繰越金でございます。
続きまして、318、319ページをお願いいたします。以上、歳入の合計といたしましては、収入済額7億188万4,677円となっております。
続きまして、歳出でございます。320、321ページをお願いいたします。1款1項1目
一般管理費、支出済額593万3,248円でございます。主なものといたしまして、備考欄、後期高齢者医療保険事業費のうち、13節委託料、支出済額414万6,400円でございます。備考欄にございますように、後期高齢者医療の電算システムに係ります保守料412万1,280円でございます。また、障害者ワークシェアリングによります委託料といたしまして2万5,120円、こちらにつきましては、ゆうあいセンターにございます障がい者施設のすばるに当初保険料の決定通知書等の送付作業を委託しております。
続きまして、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金でございます。支出済額6億8,216万9,792円でございます。こちらにつきましては、兵庫県広域連合が行います後期高齢者医療に要します費用に充てるために、広域連合に対しまして町が徴収した保険料等の徴収金及び
一般会計繰入金を納付するものでございます。納付金の内容につきましては、19節負担金、補助及び交付金の備考欄にございますように、事務費の分賦金3億5,106万2,743円で、共通負担金及び徴収した保険料を広域連合に支払ったものでございます。1つ下、療養給付費負担金2億7,458万9,820円で、内容といたしましては、医療給付費の12分の1の相当額を支払うものでございます。1つ下、保険基盤安定負担金5,651万7,229円でございまして、こちらにつきましては、保険料の軽減分といたしまして県が4分の3、町が4分の1の負担となっておりまして、県負担分につきましては一般会計にて県補助金として歳入して、それらをあわせて支出するものでございます。
続きまして、322、323ページをお願いいたします。歳出合計といたしまして、支出済額6億8,934万8,961円となっております。
続きまして、324ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額といたしまして7億188万4,677円、また、歳出総額といたしまして6億8,934万8,961円となっておりまして、歳入歳出差引額及び実質収支額といたしましては1,253万5,716円となっております。
以上、簡単でございますが、平成29年度の後期高齢者医療保険特別会計の決算に係る説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○
加藤委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
加藤委員長 それでは、議案第48号の質疑は終結いたします。
担当職員の入れ替えをお願いします。
次に、議案第47号 平成29年度猪名川町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査します。
説明を求めます。
○井ノ上福祉課長 それでは、平成29年度の介護保険特別会計の歳入歳出について、まずは歳入決算から説明をさせていただきます。
事項別明細書の288ページ、289ページをお願いします。1款1項1目第1号被保険者保険料でございますが、収入済額5億7,041万8,500円のうち、1節現年度分、収入済額5億6,914万4,620円となってございます。収入未済額は265万1,030円で、82人分となってございます。収入済額の内訳は特別徴収保険料が5億2,159万4,480円、普通徴収保険料が4,757万140円となってございます。また、2節
滞納繰越分については、収入済額125万3,880円となってございます。介護保険法第200条第1項、時効の規定によりまして、時効期間の2年を経過した
不納欠損額については46万1,930円で、11人分となってございます。収入未済額は748万1,812円で、89人分という状況になっております。
次に、3款1項1目介護給付費負担金でございますが、収入済額3億6,430万9,254円で、そのうち1節現年度分については、収入済額3億6,024万1,608円で、2節過年度分は、平成28年度精算において追加交付が生じたことから、平成29年度に406万7,646円の収入となってございます。介護給付に必要となる費用負担は、サービス利用時の利用者負担を除いた標準給付費について50%が保険料で、50%が公費負担より行われますが、国庫支出金として歳出の保険給付費における居宅給付の20%、施設給付等の16%を収入したものでございます。
次に、2項1目調整交付金、収入済額2,215万円で、保険者間の財政力の差を解消し、保険料の地域格差を是正するために
国庫補助金として財政調整するもので、本町においては、第1号被保険者に占める75歳以上の後期高齢者の割合が低いことによる保険給付費の減少や、所得水準が高いことによる保険料収入の増加などにより、歳出の保険給付費の1.24%相当額を収入しております。
続きまして、2目地域支援事業交付金は、収入済額2,923万6,397円で、備考欄1行目の包括的支援事業・その他支援事業交付金1,768万4,197円は、包括的支援事業・その他支援事業費の39%を収入したものでございます。備考欄2行目の介護予防・日常生活支援総合事業交付金1,155万2,200円で、歳出の介護予防・生活支援事業費の25%を収入したものでございます。平成29年度に総合事業に移行したことから、大幅な増額となっておるところです。
次に、4款1項1目介護給付費交付金で、収入済額5億4,003万8,915円となっており、その全額が1節現年度分で、歳出の保険給付費の28%を
社会保険診療報酬支払基金より収入したものです。
290ページ、291ページをお願いします。2目地域支援事業支援交付金、1節現年度分、収入済額1,400万6,813円で、介護予防・生活支援事業費に要する経費の28%を収入するものでございます。こちらも平成29年度に総合事業に移行したことから、大幅な増額となっておるところです。
続きまして、5款1項1目介護給付費負担金でございます。1節現年度分、収入済額2億8,987万9,000円で、県負担分として歳出の保険給付費の居宅給付の12.5%を、また、施設給付の17.5%を収入するものでございます。2節過年度分112万9,728円は、平成28年度の精算に伴う追加交付金を過年度分として収入したものです。
次に、2項1目地域支援事業交付金、1節現年度分、収入済額1,583万2,000円で、備考欄1行目の包括的支援事業・その他支援事業交付金884万1,000円は、包括的支援事業・その他支援事業費の19.5%を収入するものでございます。備考欄2行目の介護予防・日常生活支援総合事業交付金699万1,000円は、介護予防・生活支援事業費の12.5%を収入するものでございます。こちらも平成29年度に総合事業に移行したことから、大幅な増額となっておるところでございます。
続きまして、8款1項1目介護給付費繰入金、収入済額2億4,125万円で、介護給付費の12.5%を町の負担分として一般会計から繰り入れるものでございます。
2目地域支援事業繰入金、収入済額1,580万1,000円は、次のページ、292、293ページに続きまして、備考欄1行目の包括的支援事業・その他支援事業繰入金852万2,000円は、包括的支援事業・その他支援事業費の19.5%を、こちらも一般会計から繰り入れたものでございます。備考欄2行目の介護予防・日常生活支援総合事業繰入金727万9,000円は、介護予防・生活支援事業費に要する経費の12.5%をこちらも一般会計から繰り入れるもので、こちらも平成29年度から総合事業に移行しことから、大幅な増額となっておるところでございます。
3目低所得者保険料軽減繰入金は、介護保険料第1段階の被保険者の保険料を軽減する措置といたしまして、国庫県負担金を一般会計で一旦収入し、町負担分と合わせまして一般会計から繰り入れを行うもので、収入済額362万5,560円で、介護保険料第1段階の被保険者1,119人分となってございます。
4目その他
一般会計繰入金、収入済額3,799万4,000円で、これは要介護認定事務に係る経費の繰り入れ分で、歳出の総務費相当額を一般会計から繰り入れたものでございます。
次に、9款1項1目繰越金、収入済額4,821万5,723円で、前年度繰越金となってございます。
歳入合計は、収入済額21億9,609万4,611円となってございます。
歳出のほうに移らせていただきます。
294ページ、295ページをお願いします。1款1項1目
一般管理費、支出済額1,675万6,865円で、主な支出といたしまして、7節の賃金306万8,570円は、保険給付費の適正化に係る臨時職員の賃金1人分となってございます。
次に、2項1目賦課徴収金、支出済額106万5,107円で、主な支出といたしまして、12節役務費86万6,387円のうち、保険料決定通知などの郵送料として備考欄の通信運搬費が70万2,954円となってございます。
次に、3項1目介護認定審査会費、支出済額815万9,435円で、主な支出といたしましては、1節報酬433万4,000円は、介護認定審査会委員に係る医師であったり、歯科医師などの専門職に係る委員報酬で、審査会の開催回数は年間で48回となってございます。296ページ、297ページをお願いします。13節委託料68万9,472円と14節使用料及び賃借料293万8,320円は、介護認定審査システムに係る保守委託料とリース料でございます。
次に、2目認定調査等費、支出済額1,459万9,670円で、新規認定申請が390件、区分変更が119件、また、更新が1,006件で、合計1,515件となってございます。1節報酬150万6,620円は認定調査に係ります嘱託職員1人分の報酬で、7節賃金253万179円は同じく認定調査に係る臨時職員1人分の賃金となってございます。12節役務費715万2,171円は介護認定に必要となる主治医の意見書などに係る手数料で、1,533件ございました。13節委託料339万6,600円は既に認定を受けている方の認定期間更新分で、事業所に認定調査を業務委託したもので795件ございました。
次に、2款1項1目介護サービス等諸費でございますが、支出済額16億7,499万5,341円で、備考欄に記載のホームヘルプサービスやデイサービスなどの居宅介護サービス等給付費が7億4,987万5,346円、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの施設介護サービス等給付費が7億6,040万2,061円、298ページ、299ページをお願いします。ポータブルトイレや入浴補助用具などの居宅介護福祉用具購入費が183万1,538円、手すりの取りつけや段差解消などの居宅介護住宅改修費が606万3,175円、居宅介護支援事業者によるケアプラン作成などの居宅介護サービス計画費が8,154万3,079円、認知症グループホームなどの地域密着型介護サービス費が7,528万142円で、それぞれ要介護1から5の方を対象とした介護サービスの保険給付費として支出をしたものでございます。
次に、2目介護予防サービス等諸費でございますが、支出済額1億1,651万2,642円で、備考欄に記載の訪問看護や福祉用具貸与などの介護予防サービス費9,165万4,221円、小規模多機能型居宅介護事業所による短期入所などの地域密着型介護予防サービス費213万3,884円、介護予防福祉用具購入費87万3,963円、介護予防住宅改修費672万1,497円、猪名川町地域包括支援センターで作成するケアプランなどの介護予防サービスの計画費が1,512万9,077円、それぞれ要支援1及び要支援2の方を対象とした介護予防サービスの保険給付費として支出したものでございます。
次に、4目高額介護サービス等費でございますが、支出済額5,025万4,319円です。300ページ、301ページのほうお願いします。備考欄に記載のとおり、高額介護サービス費として4,484万9,460円、高額医療合算介護サービス費が540万4,859円と、所得区分によりまして自己負担の限度額を超過した人への給付となってございます。
次に、5目特定入所者介護サービス等費、支出済額5,819万5,245円で、その内訳は、備考欄に記載のとおり、特定入所者介護サービス費が5,810万5,495円、特定入所者介護予防サービス費が8万9,750円で、これは、特別養護老人ホームや老人保健施設などを利用される低所得者に対しまして、原則といたしまして自己負担となってございます食費と居住費について補足給付を行い、利用者の負担を軽減しようとするものでございます。
次に、4款1項1目介護予防・生活支援事業費、支出済額5,241万315円で、主な支出といたしまして、13節委託料1,639万9,496円は、高齢者健康長寿体操や脳の健康教室、食育の講演会などの事業を町の社会福祉協議会に委託して実施したものでございます。
302ページ、303ページをお願いします。2目包括的支援事業・その他支援事業費、支出済額3,681万4,284円で、主な支出といたしまして、包括的支援事業費の13節委託料3,558万6,181円は、地域包括支援センターの運営を町社会福祉協議会へ委託するにあたり、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員などの専門職に係る経費であったり、高齢者の生活支援や介護予防の基盤整備を推進するために、町社会福祉協議会で生活支援コーディネーターを配置し、地域でのネットワークづくりや住民相互の支え合い活動の支援を行う事業に係る経費となってございます。
次に、5款1項1目介護給付費準備基金積立金、支出済額6,585万1,071円で、平成28年度の決算剰余金の基金への積み立てと基金の運用果実による利子積立金でございます。
304ページ、305ページをお願いします。6款1項1目第1号被保険者保険料還付金、支出済額17万8,490円で、65歳以上の第1号被保険者に対する保険料還付金でございます。
2目償還金、支出済額1,653万8,494円で、これは平成28年度の介護保険事業の精算に伴う国庫や県費の公費負担分の返納金でございます。
歳出合計は、支出済額21億1,443万1,574円となってございます。
306ページをお願いします。実質収支に関する調書となっております。歳入総額は21億9,609万4,611円、歳出総額は21億1,443万1,574円、歳入歳出差引額は8,166万3,037円となっており、実質収支額も同額の8,166万3,037円となってございます。
307ページをお願いします。財産に関する調書でございます。介護保険給付費準備基金の前年度末残高が1億4,573万8,625円、平成29年度中に平成28年度の決算剰余金と基金利子の合計6,585万1,071円を積み立てたことによりまして、平成29年度末の現在高は2億1,158万9,696円となってございます。
以上で平成29年度の介護保険特別会計の歳入歳出決算についての説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
加藤委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
○阪本委員 301ページの地域支援事業費、介護予防・生活支援事業についてお尋ねいたします。
健康長寿体操とか脳の教室とかっていうことで、地域支援事業として行っていただいてると思うんですけれども、健康長寿体操が今、何カ所になったのか。以前お聞きしたときは15カ所いうことだったと思うんですけれども、何カ所に増えたのかということと、あと303ページの包括的支援事業費について認知症初期集中支援事業委託料っていうものが上がってるんですけれども、これ新規事業として取り組まれたことだと思うんですけれども、どれぐらいの方が対象としておられたのかということをまずお尋ねいたします。
○中西
福祉課主幹 まず1点目の健康長寿体操教室の箇所数ですけれども、29年度末では15カ所という形になっておりますけれども、30年度に入りまして、あと2カ所増えておりまして現在17カ所という形になっております。
2点目の認知症初期集中事業についてですけれども、29年度には12件を扱わせていただきまして、認知症のサポート医、主任介護支援専門員、看護師、町福祉課の職員で構成させていただきましたチーム員会議のほうで、初期集中ということで最初の6カ月、集中的にかかわらせていただいて、ケアマネ、介護保険に引き継ぎさせていただいたり、脳の健康教室に引き継ぎさせていただいたというような形になっております。
以上です。
○阪本委員 健康長寿体操のほうが徐々に増えているっていうことで、大変喜ばしいことだと思うんですけれども、この健康長寿体操について今現在ボランティア等々でかかわっていただいてる皆様方のほうから、これからも町のほうから支援が続くのだろうかということで、ちょっと心配されてるというお声をお聞きましたので、今後もこういった形で続けて、町として取り組みを続けていただけるのかどうかということと、あと、それ初期集中支援チームのほうなんですけれども、その12件の方がその後どのような形で対応されて、今現在もずっと6カ月たった後はどのような形になられたのかということでお尋ねいたします。
○中西
福祉課主幹 健康長寿体操教室の継続なんですけれども、今のところは介護予防ということで、要介護状態になることをできるだけ防ぐ、おくらせるということがまず大事だとは思っておりますので、住民運営の通いの場、この健康長寿体操教室もそうですけれども、人と人とのつながりを通じて、通いの場が継続的に拡大するような地域づくりを推進している段階だと思っております。
次に、認知症初期集中なんですけれども、6カ月で終了ということではございませんで、その後も2カ月、3カ月後にモニタリングをさせていただいて、その後も経過を見守らせていただいてるという形になっております。
以上です。
○井ノ上福祉課長 健康長寿体操につきましては、まだ始まって日も浅いこともありますので、今後の成果等を見きわめながら事業実施のほうも検討していきたいというふうに考えておるところです。
以上です。
○阪本委員 こういった地域支援事業、先ほどご答弁いただきましたように、いかに健康長寿を延ばすかっていうことが目的だと思うんですけれども、この成果といいましょうか、例えば要支援から脱却できた人がおられるのかどうか、介護認定がなしになった人がおられるのかどうか、例えば要支援2から要支援1になった人がおられるのかどうか、その要支援度が下がった人がおられたのかどうかの成果をちょっとお尋ねいたします。
○井ノ上福祉課長 地域支援事業の評価につきましては、今のところはまだ成果の指標としてどういうようなものを採用していくかというところを考えておるところで、そのあたりの成果の指標については、今後しっかり調査させていただいて、成果の状態がどうなるかというとこを考えさせていただきたいなというふうに考えておるところです。
以上です。
○
加藤委員長 ほかにありませんか。
○福井委員 ちょっとまず、私のだけの製本ミスかもしれませんねんけど、全く同じページが差し込まれてるということがありまして、これ、ちょっと申し上げておきますね、それ後から。
それで293ページの要介護認定等事務費繰入金、これ、たくさん3,799万4,000円ですね、とか、それからケアマネさんが認定作業をされていますね、先生とか。その認定なんですが、ちょっと中身は、うんというような、首をかしげていらっしゃる住民の方もいらっしゃいまして、何であの人が認定受けたのっていうようなことね。認定受けたら、例えば2,000円というのが、ヘルパーさん代が200円で済むとかありますので、大きな差になるんですよね。それがケアマネさん来たときは非常に弱々しく対応されて、サピエなんかでは非常に、つえももうぽんと置いたまま、すたこらすたこら歩いておられるとか、その人が認定、何で受けてんのやろとかお弁当を配ってもらってるとか、そういう話聞いたり、ほかの地区ですけども、ケアマネさん来たりしたときは車椅子でマンションの上からずっとおりてくると。ところが、いないときはすたこらとおりてきたり、買い物へ行ってしてはると。あれが介護認定受けてんのかなっていうようなことも、ほかからも聞こえてきますんで、きちっとした認定作業をしていただきたいと、この居宅サービス計画書とかね、中でその認定を受けるのと受けないんでは、えらい違いです。