猪名川町議会 > 2018-03-12 >
平成30年生活建設常任委員会( 3月12日)

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  1. 猪名川町議会 2018-03-12
    平成30年生活建設常任委員会( 3月12日)


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    平成30年生活建設常任委員会( 3月12日)                 生活建設常任委員会                         平成30年3月12日午前10時00分                                本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第 3号 平成30年度猪名川町一般会計予算           第1条 (歳入歳出予算)のうち歳入関係部分 歳出関係部分  議案第 4号 平成30年度猪名川町国民健康保険特別会計予算  議案第 6号 平成30年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算  議案第 5号 平成30年度猪名川町介護保険特別会計予算  議案第 9号 平成30年度猪名川町水道事業会計予算  議案第10号 平成30年度猪名川町下水道事業会計予算  議案第30号 猪名川町手数料条例の一部改正について  議案第31号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  議案第21号 猪名川町国民健康保険事業財政調整基金条例の一部改正について  議案第22号 猪名川町国民健康保険条例の一部改正について  議案第36号 猪名川町国民健康保険税条例の一部改正について
     議案第23号 猪名川町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について  議案第24号 猪名川町手数料条例の一部改正について  議案第25号 猪名川町介護保険条例の一部改正について  議案第26号 猪名川町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支         援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める         条例の一部改正について  議案第27号 猪名川町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基         準等を定める条例の一部改正について  議案第28号 猪名川町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並         びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支         援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について  議案第29号 猪名川町地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正に         ついて 2 陳情・要望等について  (1)国への意見書提出を求める陳情書 〇出席委員  委 員 長   加 藤 郁 子  副委員長    宮 東 豊 一  委    員  池 上 哲 男      委    員  久 保 宗 一  委    員  阪 本 ひろ子      委    員  下 神 實千代  委    員  中 島 孝 雄      委    員  福 井 澄 榮  議    長  肥 爪 勝 幸 〇欠席委員  な  し 〇説明のため委員会に出席した者  町長       福 田 長 治      副町長       宮 脇   修  企画総務部長   古 東 明 子      企画財政課長    和 泉 輝 夫  企画財政課主幹  橋 本 典 幸      税務課長      井 上 峯 子  税務課主幹    今 中 一 郎      生活部長      福 井 和 夫  住民保険課長   森   昌 弘      住民保険課主幹   石 部 広 人  福祉課長     山 中 清 治      福祉課主幹     藤 原 敏 行  まちづくり部長  佐々木 規 文      建設課長      堂 本   朗  建設課参事兼建築営繕室長           石 戸 利 明      建設課主幹     宮 田   勝  建設課主幹    乾   秀 夫      都市政策課長兼新名神高速道路対策室長                                  中 元   進  都市政策課主幹  塚 原 高 史      都市政策課まちづくり推進室長                                  平 井 秀 明  上下水道課長   津 野   稔      上下水道課参事   倉   成 功  上下水道課主幹  河 井 宏 明      消防長       奥 田   貢  消防本部課長   向 井 文 雄      消防署長      金 村 諭 司  消防本部主幹   山 下   勇 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長     松 原 弘 和      筆頭主査      森 田 美 和  主査       池 田 知 史                 午前10時00分 開議 ○加藤委員長  おはようございます。  先日に続き、生活建設常任委員会を開会します。  本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりです。  初めに、まちづくり部の歳入についての説明を求めます。 ○佐々木まちづくり部長  おはようございます。  それでは、まちづくり部に係ります歳入についてご説明をさせていただきます。  事項別明細書12、13ページをお開き願います。11款交通安全対策特別交付金、1項1目1節交通安全対策特別交付金420万円につきましては、交通反則金を財源として交付されるもので、交通安全施設等に活用されます。  14、15ページをお開き願います。13款使用料及び手数料、1項5目土木使用料、1節住宅使用料948万円につきましては、町営住宅32戸分の家賃収入でございます。2節道路使用料7,611万8,000円につきましては、関電柱、NTT柱、大阪ガス管などの道路占用料でございます。平成29年度と比較しまして459万8,000円増額しておりますのは、12月議会で議決をいただきました道路占有料徴収条例の改正によるものでございます。3節公園使用料212万1,000円につきましては、関電柱、NTT柱などの公園緑地などでの占用料でございます。4節駐車場使用料97万2,000円につきましては、町営住宅18台分の駐車場使用料でございます。  16、17ページをお開き願います。2項手数料、4目1節都市計画手数料37万5,000円につきましては、屋外広告物の申請手数料で更新分84件、新規分10件分でございます。  18、19ページをお開き願います。14款国庫支出金、2項4目土木費国庫補助金、1節道路橋りょう費補助金5,308万5,000円につきましては、社会資本整備総合交付金として橋りょう補修工事設計舗装修繕工事に対し55%が補助されるものでございます。  2節都市計画費補助金350万4,000円につきましては、社会資本整備総合交付金として、簡易耐震診断推進事業補助金で10件分の15万4,000円と、耐震改修工事費補助金で、計画策定5件、改修工事8件で335万円、合わせて350万4,000円でございます。補助率は50%でございます。3節住宅費補助金1,242万円につきましては、社会資本整備総合交付金として町営住宅長寿命化修繕計画に基づく改修工事に対する補助金で、補助率は50%でございます。  24、25ページをお開き願います。15款県支出金、2項4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金、説明欄最下段、地籍調査事業費補助金2,709万円につきましては、鎌倉、島地内で実施いたします地籍調査事業に対する国費2分の1、県費4分の1の合計額でございます。平成29年度当初と比較しまして984万円増額になっておりますのは、調査対象面積の増によるものでございます。  6目土木費県補助金、1節都市計画費補助金260万8,000円でございます。内訳としまして、説明欄2行目、土地利用規制等対策費交付金1万4,000円は、国土法に基づく土地取引の届け出に対する受理事務4件分の交付金でございます。次の簡易耐震診断推進事業補助金6万9,000円につきましては、簡易耐震診断10件分の県補助金でございます。次の耐震化推進事業補助金252万5,000円につきましては、国庫補助金の際にもご説明を申し上げましたが、計画策定5件、改修工事8件分の県補助金でございます。  26、27ページをお開き願います。3項1目総務費委託金、4節統計調査費委託金、説明欄中ほど、住宅・土地統計調査町交付金193万4,000円につきましては、統計法に基づき5年に1度実施している住宅・土地統計調査が平成30年10月1日に実施され、その経費が交付されるものでございます。  5目土木費委託金、2節都市計画費委託金20万円につきましては、都市計画基礎調査に対する委託金でございます。  34、35ページをお開き願います。20款諸収入、4項2目2節雑入のうち、まちづくり部に係りますものとして、説明欄中ほど、少し下、都市政策課CATV使用料19万2,000円につきましては町営住宅32戸分の使用料で、その下、管内図売払収入として8万9,000円、次の民間確認申請手数料26万3,000円につきましては100件分の手数料でございます。  36、37ページをお開き願います。21款町債、1項3目土木債、1節道路橋りょう債7,770万円につきましては、説明欄、公共事業等債3,900万円が橋りょう補修工事設計舗装修繕工事の財源として起債するものでございます。  次の地域活性化事業債3,870万円につきましては、道路照明灯のLED化工事の財源として起債するものでございます。  以上がまちづくり部に係ります歳入の説明でございます。よろしくお願いをいたします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、まちづくり部の歳入についての質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、まちづくり部上下水道課の関係部分についての説明を求めます。 ○津野上下水道課長  それでは、平成30年度の一般会計のうち、上下水道課に係ります部分のご説明をさせていただきます。  予算説明資料126、127ページをお開き願います。126、7ページでございます。下段の4款1項7目上水道費でございます。予算額36万円、19節負担金、補助及び交付金で、水道事業会計への補助金でございます。これは、繰り出し基準に基づきまして児童手当分を一般会計から水道企業会計に繰り出されるものでございます。なお、平成29年度に広域化施設整備に対する補助金等が終了したことによりまして、対前年度で439万円の減額となっておるところでございます。  続きまして、166、167ページをお願いします。上段、7款4項3目下水道費、予算額2億7,955万円でございます。19節負担金、補助及び交付金で、下水道事業会計への補助金でございます。これにつきましては、雨水対策費、また高度処理に係る経費、企業債の元利金に対する費用などを、繰り出し基準に基づきまして一般会計から下水道企業会計に繰り出されるものでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、まちづくり部上下水道課の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、まちづくり部建設課の関係部分についての説明を求めます。 ○堂本建設課長  それでは、建設課所管分につきまして、事項別明細書により説明をさせていただきます。  144、145ページをお開きいただきますでしょうか。5款1項4目農地費、本年度予算額6,203万4,000円のうち、説明欄、地籍調査事業費でございます。3,719万3,000円が建設課所管分でございます。国土調査法に基づきまして平成12年度より調査を始め、町内33カ所を順次調査しているものでございます。平成30年の地籍調査事業につきましては、鎌倉、島地区の調査を実施しております。面積は鎌倉24ヘクタール、島30ヘクタール、合計54ヘクタールの予定でございます。主なものについて説明させていただきます。8節報償費、予算額105万円は、現地調査の際に地元より協力いただく地籍調査推進員さんの立ち会いに対する報償金でございます。内訳としましては、1日当たり7,000円で2地区を5人の調査推進員が15日間調査に立ち会いをいただくよう、延べ150人の支払いを見込んだものでございます。  146ページ、147ページをご覧いただけますでしょうか。11節需用費143万6,000円でございます。消耗品でございます。事務用品のほかに、地籍調査の際に境界点に設置するプラスチックくいやびょうの費用でございます。続きまして、13節委託料3,354万3,000円につきましては、説明欄2段目の測量設計委託料3,309万5,000円で、鎌倉、島の2地区の現地調査に係る地籍調査業務委託料でございます。  少し飛びまして、154ページ、155ページをお開きいただきます。7款1項1目土木総務費でございます。本年度予算額は1億4,726万6,000円でございます。内訳としましては、説明欄、土木総務事務費1,007万1,000円でございます。主なものは、7節賃金の685万1,000円は、建築、土木技術専門員で、引き続き他の行政で経験のある技術職員に係る賃金でございます。2名分でございます。11節需用費、2段目の修繕料14万2,000円は、平成25年度に導入しました土木積算システム端末5台のリース期間が満了し、機器の修繕に係るサポートがなくなったことから、新たに修繕費用として計上したものでございます。13節委託料15万6,000円は、用地取得、物件補償管理のシステムの委託料で、リース期間がこれも満了したことから、機器の保守費用を計上しているものでございます。14節使用料及び賃借料でございます。91万6,000円で、主なものはソフトウエアの借上料でございます。本町におきましては土木工事の積算業務システムは兵庫県積算共同利用システムを利用しております。それに係る利用料でございます。  156、157ページをご覧ください。2項道路橋りょう費、1目道路維持費は、本年度予算額1億9,833万7,000円でございます。主なものといたしましては、8節報償費120万円でございます。120万円につきましては、毎年、自治会にお願いしております道路、河川愛護の報償金でございます。平成29年度は38自治会、延べ2,712名の参加をいただいたものでございます。11節需用費1,903万円で、主なものにつきましては、2段目、光熱水費1,200万円でございます。町内の道路照明灯764基の電気代の分でございます。1つ飛びまして、修繕料620万円は、道路照明灯取り替えや防護柵、側溝等の緊急修繕料でございます。  158ページ、159ページをお開きいただきます。13節委託料7,640万円につきまして、主なものは、2段目、道路等管理委託料7,600万円で、街路樹植栽、路肩の除草作業や清掃作業など、街路等の管理に加えまして、融雪剤の散布など、冬季管理の道路等の管理業務委託料でございます。15節工事請負費9,810万円につきまして、主なものは、交通安全施設整備工事費420万円で、各自治会、PTAからの要望を精査いたしまして、ガードパイプやカーブミラー、区画線などの設置を実施しているものでございます。次の維持修繕工事費9,390万円は修繕工事費でございます。銀山地内の町道広根万善線、柏原地内の町道柏原7号線の舗装工事や、北野地内の紫合北田原線の側溝ぶた修繕工事、旭ヶ丘地内の町道仁頂寺線3号線の横断側溝修繕工事、原地内の町道上野原線の横断管修繕工事、また、上野地内の町道差組紫合線道路排水修繕工事やつつじが丘16号線の舗装修繕工事、松尾台1号線の舗装修繕工事などの費用でございます。また、今年度は新たに道路照明灯修繕工事といたしまして、道路照明灯の灯具を、水銀灯から電気消費量が少なく耐用年数の長いLED灯への交換工事を、松尾台地域、伏見台地域から実施する計画であります。16節原材料費320万円は、冬季に必要な融雪剤と道路補修材の購入費用でございます。  2目橋りょう維持費、本年度予算額7,248万4,000円で、主なものは、13節委託料のうち実施設計委託料1,500万円は、橋りょう長寿命化修繕計画に基づき、平成31年度に実施予定の杤原地内の観音橋、鎌倉地内の出合橋、杉生地内の風呂ノ本橋、島地内の前田橋、紫合地内の紫合橋、5橋の実施設計委託費用でございます。15節工事請負費、維持修繕工事費の5,651万9,000円で、橋りょう長寿命化修繕計画に基づきまして、白金地内、きらきら橋、民田地内、コケナシ土手内橋、伏見台地内の伏見台4号線、清水東地内の吉谷橋、島地内の川面橋、仁頂寺地内の奥村橋など6橋の修繕工事費用でございます。  3項河川費、1目河川維持費、本年度予算額154万4,000円は、11節需用費の修繕費30万円で、町管理河川の修繕費用でございます。15節工事請負費124万4,000円は、清水地内の砂防河川、下北谷川の護岸損傷箇所を県土木が修繕工事を実施する際に、一部土砂の撤去を行う予定のものでございます。  162ページ、163ページをご覧ください。4項都市計画費、1目都市計画総務費のうち、説明欄下段の建設営繕費95万4,000円が所管分でございます。主なものは13節委託料30万3,000円で、建築工事に必要な設計歩掛かり、施工単価を阪神間7市1町で共同で作成してます分の町負担分の委託料でございます。14節使用料及び賃借料17万9,000円は、建築積算に必要なパソコン3台のリース料でございます。  164、165ページをご覧ください。2目公園費、本年度予算額1億1,543万1,000円は、説明欄、公園緑地管理費でございます。主なものといたしましては、11節需用費1,211万円のうち、2段目、光熱水費820万円は、町内42カ所の公園緑地の電気水道費用でございます。下段の修繕料300万円につきましては、平成29年度策定予定の公園遊具健全度調査におきまして、大半の遊具が軽微な修繕工事で長寿命化が図れることから、平成30年度より10年間継続的に遊具の修繕を行うものでございます。なお、平成40年度を過ぎると、長寿命化により適正な管理をされた遊具にあっても更新時期を迎えることになるために、補助金等を活用し、大規模な更新が必要となってくるものでございます。13節委託料9,240万円につきましては、公園管理委託料で町内46カ所の公園の植栽管理、除草並びに町内71カ所の緑地の除草等の維持管理業務委託料でございます。15節工事請負費1,047万1,000円で、維持修繕工事費の747万1,000円は、うぐいす池公園内の路肩修繕費用や白金地内川の道の舗装修繕工事でございます。下段の公園緑地整備工事費300万円は、平成29年度に健康器具モデル事業といたしまして、町内2カ所に健康器具を設置いたしましたが、30年度は新たに1カ所健康器具を設置するための費用で、設置箇所は若葉地内の近隣公園であります大原公園を予定しているものでございます。  ページ、飛びます。228、229ページをご覧いただけるでしょうか。10款災害復旧費、2項1目河川等災害復旧費、本年度予算額1,000円は、15節工事請負費でございまして、科目設置となっておるものでございます。  以上で建設課所管分の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
    ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○池上委員  2つばかりお伺いします。  ページでいうと、146、147かな。地籍調査の消耗品、今回、また計上されてるんですが、これ、ずっと買い換えていくものか、ストックして使えるものは使ってんのか、新たに必要となった部分、買い足しなのか、その辺の経緯についてちょっとご説明を願いたいなと思います。  もう1点は、地方財政計画の中でまち・ひと・しごとか、これはまた今年度も政府のほうで措置するということでいろいろ計画が立てられとると思うんですが、消費税の増税のことも、わかりませんけど、今のとこ予定、組み込まれてる。  それで、それに向けてまた駆け込みで公共、民間の工事が入ってくる。そうなると、物資の高騰ということも考えられるし、今の時代ですから、人員の調達も難しいみたいなことも起こって来かねない中で、一定、有利な条件で事業ができるわけなんですが、思い切って、今の時期にどっちしてもやらないかんことでありますから、もうちょっと拡張するような、そういった考えはないのか、2点についてお伺いします。 ○堂本建設課長  まず、1点目の消耗品のことでございますが、毎年、現地、立ち会いさせていただく際に、目印としましてくいを打っておる状況なんですけれども、毎年消費しとる分がございます。今年度は旭ヶ丘とかは確定しとる部分が多かったんですけども、今度は鎌倉、島地内ということで、くいの数とか、びょうの数は少なくなるかもしれませんけども、平成30年度に実施するものを見込んだものでございます。もちろん、昨年度、残っとる分はそれも使いながら実施していくものでございます。 ○佐々木まちづくり部長  2点目のご質問ですけども、国費で取り組むものは、補助の内示というのを見きわめながらしていかな財源の確保という点では難しいんですけども、あと、来年度については、先ほど課長のほうから説明しました道路照明灯、今までは250万円程度で数基だったものを、来年度については、松尾台、伏見台で大きく取り替えていこうということで、そういった取り組みは来年度させていただこうというふうに考えてます。以上です。 ○中島委員  159ページのその維持修繕工事費ですけども、今、部長言われましたように、前年と今年比べると非常に上がってるようやけども、LED化の部分が入るから。道路修繕費としては、工事費としてはそんなにやっぱり上がらない。これだけ道路、歩道が傷んできてる現状の中でこれが上がってこないのは、補助の関係もあるやろうし予算のこともあるやろうし、そんな中で、どういう優先順位をつけて工事にかかっていってるのかというところをお伺いいたしますのと、165ページですね。これ、公園管理委託料が、ことし、平成29年度、28年度、一緒やったのが、ことし、上がるんですけども、これ、入札関係なんですか、それとも、上がる原因に関して聞くのと、公園緑地整備工事費の300万なんですけども、私もその現場も見せてもらったんですけど、見せてもらってるんですけど、えっ、あれが300万円かというような気が、誰が見てもするとは思うんですけども、5つか6つぐらいの器具が、ちっさいものがついておりますけども、300万円なあというような気がするんですけど、この器具の、いろんな健康器具ですね。ですから、いろんなもんがある中であると思うんです、種類が。それは、これにしようとかいうのは誰が決めんのか。担当課のほうでこんなんがふさわしいかなというところで決めておられるのかどうかいうところと、場所に関して、この健康遊具、うぐいす池公園と大島であい公園ですか。その後、平成30年度は若葉なってるけども、若葉の大原公園というのも、誰が、自治会と相談したりなんなり、いろんなことが考えられますけど、どんなところで決まってるのかお伺いします。 ○堂本建設課長  まずは、1点目の修繕の順位でございますが、いろんな要望とかそんなんを受けさせていただいたりとか、その中で精査させていただきまして、もちろん町職員より現地確認をさせていただく中で、10数項目の項目の中で、先ほど説明させてもらいましたような項目、予算の範囲で実施させていただいとるというようなことでございます。  それと、蛍光灯を、水銀灯をLED灯に変えるということにつきましては、およそ4,000万円強ぐらいの費用をもって5年ぐらいをめどに町内をずっと変えていきたいなという形で、電気料の節減になるような形で取り組んでいきたいと考えております。  それと、舗装工事ももちろんやっておるんですけれども、今年度末までに完了、町道原広根線につきましてはラインの補修とかいうのを、県道川西三田線から松尾台に上がる信号のところ、蔭ノ田橋っていう橋があるんですけれども、そのあたりのラインを引くような形で進めておりますのと、あわせまして、ちょっと桜まつりが4月7日にはございますけれども、それが終わりましたころに、そこから町道上野6号線、新しくできた新名神に行く道路でございますけれども、そのあたりまでの舗装の表面が大分傷んでおるところの修繕並びにラインの施工をさせていただくような形で進めております。また、先ほど申しました費用、工事の中で、できる範囲のことは検討していきたいというふうに考えております。  それと、新たな300万円で公園の遊具の設置ということがございましたが、町内におきまして、昨年度は予算の区分が建設課ではなかったんですけども、健康な取り組み、老人の方とかいろんな方が出歩いていただいて健康になっていただくという趣旨で、この2カ所に設置いたしました。大島であい公園であるとか、まち協単位でいろんな催し物されたりとかいう形で実施されてるようでございますが、新たに猪名川小学校のまち協の範囲でというふうに考えてるものでございまして、その中でどのような場所がいいかというふうな形で町内でいろいろ検討した中で、公園に設置するんならば大原公園が、ほかの、スペース的にも十分余裕がありますので、そこに設置し、白金地域から、松尾台地域からいろんな方がそちらを利用していただくことは可能かなというふうに考えておるものでございます。  また、基数はどれぐらいあればいいのかなということでございますが、1つ、2つではなかなか使いづらいところがありますので、おおむね5基ぐらいを考えておるもので、設置費用と器具代という形で、300万円があれば、ぎりぎりになるからもう少し高いかもしれへんなというところでもあるんですけれども、それぐらいの費用は必要となってくるものであります。その内容につきましては、またまち協のほうと、ちょっとご相談まではできてないんですけれども、いろいろそういう意見も聞かせていただきながら、予算の範囲で執行させていただけると考えております。  以上で説明とさせていただきます。(発言する者あり)  委託料の関係で管理費の上がっとる分がちょっと抜けとったようでございますが、その分につきましては、人件費も上がっておる分がございまして、入札という形で実施させていただいておるんですけれども、ある程度一定の枠をとらせていただきながら入札をさせていただいとるような状況でございます。少し上がってまいり、先ほど申しましたように、人件費と、植栽管理といいましたら、造園工が動くのが主でございます。その賃金が少し上がっとるようなところもありますので、そのような形で対応させていただきます。もちろん入札でございますが、残額は使用しないものにはなると思います。  以上でございます。 ○中島委員  わかりました。  まず、維持修繕費のことは、LEDは日生地区から始めるという、水銀が多いということなんかな。それだけ聞いておきますね。  健康器具の件ですけども、今回、担当がかわったのかな、この300万円というのは去年から始まっとるけども、健康器具という部分は。かわって、実際には見てられるんですかね、どんなものか。実際、あれを利用していただきたいというために、前の所管のところもイベント開いたりしてるんだと思うんです。置いてただけではなかなか使用してもらえるもんではないと思うんです。私も何回か行くようにして見てるんですけども、実際問題、公園に、まず老人、高齢者の人いない。あれ、大人用って書いてありますね。大体使ってんのは、お母さんが子どもたちに使って、大人が使ってるいうのはもうまず皆無、見たことがないんですけども、設置する限り使ってもらわないかん、300万円という費用をかけて今後もやっていくんかもしれないから。それを考えると、まち協に、その場所に関しては聞いたということですか、器具の内容、それから設置場所に関しては。私も、どこにこれ聞いてやったんかなと思うんですけど、私の住んでいる若葉で申しますと、大原公園にいません。公園はいっぱいあります。公園につけるんなら、老人会やら自治会やらが、自治会館があって、老人会の集う憩いの家いうのもあって、そこの前の公園につけるべきやと思うんです、人がいてるんだから、そこで出入りするんだから。何で大原公園になるのかなと。犬の散歩とかいろんなことで行くことも多いんですけどね。ほとんどいないと思うんですけども、せっかくこれつけんのに、まあとりあえずつけとったらいいやろうではなしに、使ってもらえる場所にすべきではないのかなと思うんですけど、どう思われます。 ○堂本建設課長  設置の場所につきましては、先ほども少し触れておったんですけれども、まち協のほうに相談をさせていただく、まだちょっと声はかけていない状況ではございます。パークタウンの裏のさんさん公園がいいのかとか、いろいろお声もいただくことはあろうかとは考えております。しかしながら、健康遊具の設置は、新年度予算の概要の中で公園の維持管理でちょっと写真が出ておろうかと思うんですけども、幾つかの器具を設置しましたら、安全領域とかそういうところで、そこを使っとるときに周りにぶつかったりとかしないようなスペースも必要となってきますので、そういう面の余裕のあるところがいいのかなというふうには考えております。また、その細かな意見は、自治会、まち協のほうで、老人会とかいろんな意見が必要ということであれば、そのような意見を踏まえる中で、設置場所並びに、設置場所はおおむねこれがいいかと思っておるんですけども、遊具の種類とかもいろいろあろうかと思います。それも選んでいけたらというふうに考えてはおります。  以上とさせていただきます。 ○中島委員  ということは、私も確認済みで、これ、大原公園って書いてあるのかなと。新年度、継続で書いてあるのかなと思ったんですけども、今から考える余地もあると、地元の意見、あるいは自治会の意見などを聞く余地もあるということですよね。聞くところによると、やっぱり自治会なんかも、こんなん、情報としては知ってるようですけど、全く、何であんなもん大原公園につけんねやろみたいな、自治会の意見ですよ、これはね。意見を持ってるようです。ですから、その辺の意見も集約して決定すべきじゃないかということを、あわせて申し添えておきます。 ○宮脇副町長  先ほど、中島委員の質疑の中でもありましたように、所管がかわったといったようなご発言もございましたですけども、確かに去年は生活部のほうで所管といいますか、予算を持っておりまして執行させていただいたんですが、大島もそうなんですけども、このことにつきましては、随分まちづくり協議会とも協議をさせていただきました。  それで、その中で、まちづくり協議会と協議をするということだけではなくって、健康遊具でございますので、設置した後にどう活用して使っていただけるかというのは、これが非常に大事なことでございますので、そういった意味では、まち協の役員さんだけではなくって、地域の健康づくり支援の方にも参画をいただいて、それで、余り使ってる姿を見たことないといった発言もございましたですけども、健康づくり支援員のほうで町長が取り組んでおります健康長寿の町の一環として、外出支援、あるいはいつまでも元気なご老人でおっていただこうという取り組みからやっておるものでございます。したがいまして、大島のほうでも健康づくり支援員が中心になって、定期ではございませんが頻繁に利用いただいておるというようなこともお聞きをしております。  そういった場をこれからどんどん広げていきたいなということが1点と、それと、今回、若葉地区の大原公園というふうに申しておりますが、これは試行的に去年させていただいたんですが、我々の考えとしては、一定、各まち協に1カ所はそういった遊具を設置した場所をつくっていきたいなということで、今年度は1カ所予算を計上させていただいております。  それで、なぜ大原公園かということにつきましては、先ほど言いましたように、1つは、できれば小さな児童公園ではなくって、いろんな遊具が競合するということではなくって、できるだけ地域の一帯の近隣公園レベルに置きたいなというようなことでうぐいす池、今回の大原公園というようなことで位置決定をしたところでございます。したがいまして、これが1つのご老人の方々の健康づくりのさらなる支援につなげていきたいなというふうな思いもございますんで、設置して終わりでなくって、設置してどう活用していただくとかということにつきましては、地域と綿密な話と、それと支援員等のご協力もいただきながら、地域を挙げて取り組み、利用していただくような仕掛けを、今後は、30年度はまちづくり部になっておりますが、そういうような思いを持って担当のほうには取り組むべきであるというふうな指示も町長のほうから出ておりますので、そんな形で推進をしていきたいなと、このように考えておるところでございます。 ○中島委員  ありがとうございます。わざわざ副町長のほうからご説明いただきましたけど、町長がおっしゃる、さらなる健康促進に役立てるためにどこがいいのかという意見を、私も地域の意見も聞きながら申しております。ですから、その辺の意見も拝聴されて、もちろんまちづくり協議会のほうの意見というのも今までにあったんでしょう。それプラス、そんな意見も、その自治会ですからね。ぜひとも聞いて進めていっていただきたいなと思います。よろしいです。 ○福井委員  159ページの道路等管理委託料、街路樹の整備ですね。これなんですが、大分前にも何回か指摘はしてるんですけど、お盆のころになると、もう草がぼうぼうなんですよ。ニュータウンの中、汚らしいなっていう感じなんですね。なので、そのころにせめて、下から、根っこから抜かんでも結構ですので、何とか見よく、見苦しくならない道路管理をしていただきたいなと思うんですが、一向に予算に入ってこないということなんですけども、それをどう考えてらっしゃるのか、今後、どうしていかれようとしてるのか、お伺いいたします。  それと、公園管理、165ページの公園管理委託料ですね。46カ所もあって大変かと思いますが、これも年次計画で、どこの公園のどこの木がどれだけでかくなってるんだと。これは危ないということで、早目早目に管理していただくことが、費用も安くて済みますのでね。こんなもん、重機持ってこないととても私たちではできませんというような作業をされてる方もいらっしゃいますので、何とかここ切ってもらえないかと言いましたら、とてもじゃないですけど、これは重機持ってこないということなんで、そうなると物すごく高いもんつきます。なので、年次計画を持って順次植栽の管理、それもしていただきたいなと、こう思ってるんですが、いかがでしょうかな。  それともう1点は、道路の白線ですが、非常にあちこちが、もう白線がなくて危ないなというところがたくさんありますが、今年度、どことどことどこが、白線、きれいにしていただけるのかお伺いします。 ○堂本建設課長  草刈りとかのそういう管理につきましては、ちょっと予算の範囲で実施する形になるんですけども、時期とかその辺は、降雨の事情によりまして草の伸びる伸び方も変わってくるところはあるんですけれども、2回の範囲、委託業者のほうに調整する中で、その適正な時期を検討させていただく中で実施させていただきたいと考えております。  公園の樹木の管理でございますが、いろいろご指摘でいただいて、ここの公園がというふうなご意見を頂戴するところではございます。その意見も踏まえながら、これも委託業者と調整する中で、適正な管理、できるだけ早目の管理ができればというふうに考えております。ことしはパークタウン地内の公園について、ちょっと細かなところで、できるだけ大きくなり過ぎないような形で剪定の数も幾つかさせていただいたところはあるんですけども、大きくなり過ぎなく、また、影のあるような公園という形で管理させていただきたいと考えております。  白線ラインのことでございますが、先ほど、今年度末、町道原広根線のあたり、川西三田線から、桜まつりが終わった段階で、町道上野6号線までのラインを引かせていただいたり舗装の修繕をさせていただくというふうなことで、今年度から7月ぐらいにはおおむねでき上がったものはあると思いますけれども、パークタウン地内、済みません、特に伏見台、松尾台の連絡橋のあたりとか、ちょっと薄いところにつきましては、また順次点検させていただく中で、できるだけ白線等を引かせていただける分は実施させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○福井委員  業者の方と相談して順次ということなんですが、土台無理な話じゃないんですか。夏ごろに街路樹の下を、そんなんは予算には入ってないわけで、そんなん無理ではないかなと思いますが。  それから、もう1点、先ほど言い忘れましたが、早いんですね。例えばプラタナスの葉をカットしてしまうというのが、非常に、9月ごろにカットされると、子どもたちが暑い中を通学してるわけで、木陰があったらいいなというような感じのカットの仕方されてますんで、もう少し置いてやってほしいなと思いますが、そういうとこの業者の指導とかいうのはいかがなもんなんですかね。 ○宮田建設課主幹  ご指摘の伏見台1号線とかのプラタナスの伐採なんですけども、やっぱり以前より落ち葉が非常に多いということで苦情が多々ありましたので、今のところ、業者の指導としては10月末には剪定終わるようにということで指導をさせていただいております。 ○福井委員  10月末ごろでしたらいいんですけど、末までにですから、業者はそれまでに早いことカットしてしまえっていうことで、9月ごろカットされるんですよ。それをもう少し詰めて、なるべく10月末に近いほう、せめて10月に入ってからとかいう形で指導していっていただきたいと、こう思っております。  それから、次年度になると思うんですが、真夏の街路樹の下の草刈りですね。それも予算の中に加えていただきたいなと、こう思うわけです。春と秋にクリーン作戦してるから、そのころはきれいになってるんですけど、残念なことに雑草というのはすぐに生えてきますんで、それを何とかしてもらえたら、ここに住もうかなという方もいらっしゃると思います。お盆にはほかからいっぱい帰ってこられる子どもたちが、婿さん連れたりいろいろして、きれいな町やったら住もうかなと思っても、こんな汚いことではなということにもなりますので、そこを考えていただきたいなと思っております。 ○堂本建設課長  定期的な除草の時期につきましては、年間2回というふうな形で考えてはおるものでございます。伸びる時期、基本的には6月であったり8月であったりという形で、管理が、今まで管理しておる中で一番適当なのは、8月の終わりから9月というふうな時期ではございます。数を重ねるととてもきれいにはなるんですけども、これもまたどこまで必要かというところもあるんですけども、今、2回の管理でまずは行けてるのかなと。また、どうしても苦情のあるようなところ、伸びやすい木があったりするところは、またいろいろ苦情をいただくこともあるんですけども、直営班で対応するような場合もございますので、ご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○下神委員  165ページの公園管理なんですけど、実は私、大体月曜日から週の真ん中あたりに、朝に子どもの交通安全ボランティアに行くんですけど、大概月曜日に、多分シルバーの方やと思うんですけど、ごみとかも拾ってくれてはるんですけど、あれはこの委託管理の中にきっちり入ってるから来てくれてはるんですか。きれいにしてくれはるんです、大概、月曜日、公園管理しに。それが、町がお願いしているのか、それとも、例えば自治会が単独でされているのかいうのは。 ○堂本建設課長  ちょっとお見受けしたことないんで、私、わからない部分があるんですけれども、ごみ箱の清掃であったりとか、そういう管理も入っておるんで、その部分であるのかなというふうには思うところでございます。  以上でございます。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○阪本委員  157ページの道路維持補修費ということで、平成29年度はもう路面調査をして修繕計画を立てるいうことでおっしゃられたと思うんですけれども、見回りをされて、どのような、結構わだちとか亀裂とかたくさんあったと思うんですけれども、町民の方からも多分訴えがあったのではないかと思うんですけれども、どのような調査結果であったのか。先ほどお伺いして、結構、今年度の修繕ということで、銀山とか広根とかも細かく本年度修繕されるところをお伝えいただいたんですけれども、大体この町道の寿命いいますか、それを何年ぐらいとお考えでいらっしゃるのか。大体パークタウンも、伏見台とか松尾台のほうとかも、多分パークタウンで30年、あと40年、50年たってると思うんですけれども、そういったところの、この今回の補修っていうのも、例えば穴が掘れてるところをアスファルトで埋めるという形なのか、がっつり道路をここからここまできれいにしますという補修なのか、そういうところと、あと、その後の30年、40年たってきた道路の修繕をどのようにお考えかということをお伺いいたします。 ○堂本建設課長  今年度実施させていただいております路面性状調査につきましては、最終調査の結果をまとめておるところでございます。しかしながら、中間報告のデータも利用する中で、町道原広根線の劣化の状況とかも参考にさせていただきながらネクスコ等に協力をいただいた部分もございます。そのような形でございます。  舗装の寿命につきまして、これはちょっと一概に、そんなに文献とか資料がなかったりするんですけども、利用頻度によるものかと考えております。ですから、地盤の悪いところの道路であったりすると早く傷む、もしくは交通量が多かったら傷むというふうな状況であろうかと思います。へこみとかその部分につきましては、簡易なものにつきましては町で、直営で修繕をさせていただく中で、大きなものはまた工事として実施させていただくような形で考えております。  以上でございます。 ○阪本委員  そしたら、今年度は修繕というか、穴埋めるとかそういう形の修理ということでよろしいんでしょうか。 ○堂本建設課長  工事、先ほどちょっと説明をさせていただいておりましたような形で、舗装のやりかえの工事のところもございますので、それはそれでちょっと大きなスパンでやりかえるとこもございます。  以上でございます。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○池上委員  ちょっとまたもう一度、修繕の計画の件なんですが、今、ご答弁いただいた今の計画というのは今すぐつくったわけじゃないと思うんで、積み上げてきたものだと思うんですが、ちょっとこれは有利な条件じゃないかなと思って、その公共施設等管理推進事業債というのも延長されて、これ、起債が90%で財政力に応じて交付措置がよかったらいいとか、50%とかいう、あるんですが、これも政府のことですからいつまでやるやらわからんし、先ほど言いましたように、消費税の関係等もありますので、今、計画立ててるところが、この交付というか、そういった条件に当てはまる全てなんかどうなのか、その辺が検証の上の企画なのか、これは補正という形でまた追加でやっていただくのも、今、そんな財政の状況からすると、どうせやらないかんことはやっておくべきかなというふうに思うんですが、その辺はどうなんですかね。 ○橋本企画財政課主幹  道路整備に係ります地方債の関係ですけれども、平成30年度、道路関係で地方債借りてますのが、予定してますのが公共事業等債、あと、地域活性化事業債という2つの地方債項目を借りる予定をしておるところでございます。  そのうち、公共事業等債につきましては、国庫補助事業のその補助裏に対して借りれる起債となっておりますので、国庫の採択状況、それにあわせた地方債の借り入れという形になっております。地域活性化事業債につきましては、今回、日生地区のLED化事業ということで、省エネルギー化というような、そういう観点からの地方債となっております。  以上でございます。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、まちづくり部建設課の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いするとともに、11時10分まで休憩します。                 午前10時58分 休憩                 午前11時10分 再開 ○加藤委員長  休憩を閉じ、委員会を再開します。  次に、まちづくり部都市政策課の関係部分についての説明を求めます。 ○中元都市政策課長兼新名神高速道路対策室長  それでは、都市政策課所管しております一般会計につきまして、予算説明書に基づきご説明をさせていただきます。  歳出予算、説明書78、79ページをお開き願います。2款5項6目住宅・土地統計調査費、予算額169万3,000円でございます。これは5年ごとに10月1日を調査基準日として実施される住宅・土地統計調査の報酬と事務経費でございます。主なものは1節報酬で、調査員報酬166万4,000円でございます。指定調査区数は62調査区、約1,000件が対象となっております。  続きまして、148、149ページをお開き願います。6款1項1目商工業振興費、予算額7,247万7,000円でございます。  150、151ページをお開き願います。説明欄上段より2事業目めでございます。企業立地対策費5,443万3,000円でございます。これは産業拠点地区に関しましての予算を計上をいたしております。主なものをご説明申し上げます。最下段、19節負担金、補助及び交付金、産業拠点地区関連施設整備負担金で5,400万円でございます。このうち、これは平成28年度の3月補正でご審議を賜りました継続費のうち、30年度の年割り分でございます。内容でございますが、事業者への町の支援策の1つで、区域外の上下水道整備に関するものでございます。平成29年度におきましては区域外の設計を行ったところでございますが、平成30年度、31年度にかけては工事を実施をいたします。産業拠点地区は平成31年11月の造成管理を目指し、現在、造成工事が進められておるところでございます。造成完了後はマルチテナントの建築が開始され、平成33年春竣工予定でございます。  次に、158、159ページをお願いいたします。7款4項1目都市計画総務費、予算額7,530万1,000円でございます。説明欄、都市計画審議会費40万7,000円でございます。ここでは都市計画審議会に係る経費を計上いたしております。平成30年度においては年3回の開催を予定をいたしております。主なものは1節報酬で、都市計画審議会委員報酬31万2,000円でございます。これは都市計画審議会委員16名のうち、報酬対象者13名分を計上をいたしております。  160、161ページをお願いいたします。13節委託料、議事録作成業務委託料8万1,000円は、都市計画審議会の議事録作成業務の委託でございます。次に、開発指導費3万6,000円は、開発指導に伴います事務経費でございます。次に、都市計画総務費202万7,000円でございます。ここでは都市政策課の経常事務経費などを計上しておる項目でございます。主立ったものは、13節委託料、電算保守点検委託料21万6,000円は、地図、GISソフトの保守委託でございます。  次に、162、163ページをお開き願います。都市景観対策費8万5,000円は、町の景観形成協議会設置要綱に基づき設置される景観形成協議会委員報酬と、その事務経費でございます。報酬対象委員は3名でございます。次に、建築審議会費4万9,000円でございます。これは町の地区計画区域内における建築物の制限に関する条例に基づき設置される建築審議会委員報酬と、その経費でございます。次に、建築指導費5万3,000円は、建築指導に伴う事務経費でございます。  164、165ページをお願いいたします。新名神対策費39万8,000円でございます。ここでは新名神高速道路関連の事務経費を計上いたしております。ご承知のとおり、昨年12月10日に高槻ジャンクションインターチェンジと川西インターチェンジ間、26.2キロが開通、続いて、本年3月18日、来週の日曜日でございますが、川西インターチェンジから神戸ジャンクション間、16.9キロが開通をいたします。これにより、神戸〜高槻43.1キロが全線開通となります。主なものについてご説明を申し上げます。19節負担金、補助及び交付金で、(仮称)新名神高速道路利活用促進協議会負担金10万円でございます。これは昨年度までは猪名川町を含む3市1町で組織しております建設促進協議会として、建設促進に対しさまざまな要望活動を行ってまいりましたが、全線開通後においては、新たな体制で高速道路を利活用しての流入人口の増加や入り込み客の増加など、高速道路の利点を最大限生かせるよう、新たに協議会を周辺地域とともに立ち上げ、取り組みを進めてまいりたいと考えております。次に、耐震化推進事業費700万9,000円でございます。ここでは地震などによる人的被害低減のため、引き続き町内の住宅の耐震化を促進し、災害に強い住宅づくりを推進してまいります。主なものでございますが、13節委託料、簡易耐震診断推進事業業務委託料30万9,000円は、10戸を予定をいたしております。次に、19節負担金、補助及び交付金で、耐震改修促進事業補助金670万円でございます。内容でございますが、耐震化計画策定補助が5件分、また、改修工事費補助ほか6事業分が、ここで予算を計上をいたしております。続きまして、最下段、危険空家等対策費25万8,000円でございます。主なものは1節報酬で、危険空家等対策協議会委員報酬16万8,000円でございます。今年度は3回の開催を予定をいたしております。13節委託料、電算保守委託料8万7,000円は、空き家管理データシステムの保守委託でございます。ここで、昨年来からの空き家についての概要を簡単に申し上げたいと思っております。平成29年度におきましては、空き家コンテンツの猪名川町版及び上水道の閉栓データを突合した推定空き家数を670戸といたしました。その全てに対して町職員による外観目視の実態調査を行い、結果、670戸中、使用実態がないと思われる住宅が474戸ございました。これを平成27年国調地域集計による世帯数で除しました空き家率は4.3%でございます。また、空き家と思われる474戸中、351戸に対しアンケート調査を実施をいたしました。結果、150件、回答率43%でございますが、回答がございまして、空き家の管理状況や使用状況などの把握を行ったところでございます。また、平成29年度中には空き家対策計画を策定いたす予定といたしております。  続きまして、166、167ページをお開き願います。中ほどでございます。7款5項1目住宅管理費、予算額2,718万7,000円でございます。ここでは、若葉地内にございます町営住宅32戸分に係ります維持管理経費を計上いたしております。主なものでございますが、11節需用費、修繕料140万円でございます。これは町営住宅1期棟20戸が平成2年、2期棟12戸が平成6年に竣工しており、時間経過とともに突発的、臨時的に発生する修繕に対処するために計上をいたしております。12節役務費、手数料61万6,000円は、汚水管清掃手数料でございます。次に、15節工事請負費、維持修繕工事費2,484万円でございます。これは平成24年度の1期棟に引き続き、30年度は2期棟を長寿命化計画に基づき維持修繕工事を実施をいたします。主な維持修繕工事の内容につきましては、外壁補修、屋根修繕、屋上防水の工事などでございます。  以上、都市政策課所管の予算説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○下神委員  165ページの空き家なんですけども、これは、平成29年度は5回の会議を開催されていたというふうにお聞きしています。今回、3回に減ったっていうのと、あと、前年度は賃金がついてまして、それが今回はちょっとないんですが、それはどういうふうな感じなんでしょうか。 ○中元都市政策課長兼新名神高速道路対策室長  先ほどご説明申し上げましたが、昨年度、空き家を職員による外観目視で1軒1軒全棟調査をいたしました。その賃金が、今質問いただきました賃金の内容でございます。  それと、空き家の協議会の回数でございますが、平成29年度は4回開催をいたしておったところでございますが、30年度、先ほども申し上げましたが、今年度中に空き家の計画をまずは策定をいたしまして、来年度につきましてはその協議会の中で、空き家の今後の取り組みであるとかそういったところを協議会の中で図っていきたいというふうに考えております。 ○福井委員  同じく165ページの空き家対策なんですが、着々とアンケートもとられて進んでるわけですが、この中でどれぐらい、もう危ないなっていう、強制的に撤去しないかんような建物がどのぐらいの件数あったのかいうことをお伺いしたいのと、その実態ですね。空き家の実態なんですが、草が物すごい茂っているとか、植栽がもうとてもじゃないですけど道路にはみ出して、下、垂れ下がってるとか、そういうのは何軒ぐらい、いうたら景観に問題というようなんがどのぐらいあるのか。空き家でも、来られてきれいにしてるとこはあるかとは思うんですが、そうでないとこ、どのぐらいのものあるんですかね。 ○塚原都市政策課主幹  1つ目の、実態調査しまして、危険な、すぐ対処しないといけないというところの部分につきましては、一部破損等あるところはあるんですけども、今すぐ対処しないといけないところは、猪名川町の場合はありませんでした。一部言われたように、木が道路にはみ出てるとか、草が隣地に影響してるというのはありますので、それについてはその都度、所有者に対しましてそういう維持管理をするように通知をしてるところでございます。その中で、雑草とか立ち木等が出てるというところにつきましては、そのうちの412件について、やはり空き家の中で草木が生えてるというところで、これは大小ありますけども、一応そういう形でなっておりまして、かなり繁茂してるという状況につきましては、241件がかなり繁茂してる状況というとこであります。  以上です。 ○福井委員  これはもう本当に職員の方にとやかく言っても、これ大変な、住んでる人のマナーの悪さなんですね。ですので、そういうところから何かペナルティーがあればなと思うんですけど、法的にも問えないと。ですけど、町道にはみ出したようなやつはどうなんでしょうかね。通行に妨げになってるのは事実で、そういうのは法的には問題ないんでしょうかね。ちょっと伺いたいな。 ○中元都市政策課長兼新名神高速道路対策室長  例えば道路、県道等にはみ出て通行に支障を来す、もしくは歩行者に危険を及ぼす、そういったものについては、それぞれの道路管理者として適切に指導といいますか、そういうご連絡もさせていただきますし、それでも連絡がつかないような場合で道路にはみ出してる部分については、管理者の中で対応を現在もしております。 ○福井委員  切れんの。行政側で切れる、あれは。無理、それ。どうしようもない。そこあたり、ちょっと。 ○佐々木まちづくり部長  基本的には木は所有者のものですから、所有者で切っていただく、適正な管理をしていただくのが基本ですので、道路管理者は、県道であれば県、町道であれば町の道路管理者から、適正な管理をしてくださいと、事故が起こったときに責任を問われることもあるということで通知はさせていただいてます。  ただ、非常に危険な状況、今すぐ危険で対応しなければならない、通行に支障がある場合は道路管理者の権限で切ってる場合もありますけども、本来は所有者で対応していただくのが基本です。  以上です。 ○福井委員  非常に、どこかといいますと松尾台のとこなんですが、何年もあのままになってるという、半分ぐらいはみ出してる木が、真っすぐ立ってないかん木が道路のほうにはみ出して、その道路について、まだ育ってるという、ああいうのはもう切っていいんではないかなと思うんですが、非常にマナーが悪いなと私は思いますね。ですので、マナーが悪いということをアンケート等にもうたって、この実態を全空き家を持ってる人に実態調査したのを送ってほしい、送りつけてほしいと思っております。 ○加藤委員長  それは、ご意見。 ○福井委員  はい。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○宮東副委員長  ここなのかどうかちょっと不確定ですけど、この空き家のとこで、165ページの続きなんですけど、空き家の。危険空家対策のとこですけど、これ、人が住む家のことだけですよね。よく、朽ち果てかけた屋根の抜けたような倉庫とか、あと、猪名川町ですから、田舎に行けば、在来の地域に行きますと、たくさん稲木とかをしもうてはる木納屋がたくさんあるんですけども、ああいうのは対象になってるんですか。 ○塚原都市政策課主幹  その稲木小屋みたいのは対象にはなってないんですけども、一応、倉庫につきましては対象として調査はしております。  以上です。 ○宮東副委員長  木納屋をちょっと申し上げたのは、そこに悪さをする人も結構いてまして、以前もそこから火が出たというような事案もありましたので、何とか木納屋の管理というのは、ここなのかどうかわかりませんけど、徹底してしていただき、もう使うてない木納屋、結構ありますんで、そこに火つけとか、つけられたりとかすると、非常に危ないですので、その辺の管理はここでいいのかな。できたら、きっちりしていただければと思うんですけど。 ○加藤委員長  所管。所管、どこ。(発言する者あり) ○中元都市政策課長兼新名神高速道路対策室長  基本的に、農業施設といいますか、その稲木小屋とかいう分があるんですけど、基本的には、先ほど答弁させていただきましたとおり個人の所有物でございますので、あくまでも基本は個人がきっちり管理すると。個人が管理できないものについては、その隣近所の方といいますか、そういったコミュニティの中で対処をしていただく、そういったものが基本だというふうに考えております。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、まちづくり部都市政策課の関係部分についての質疑は終結します。  以上で、議案第3号のうち、本委員会に付託されました部分の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、議案第4号 平成30年度猪名川町国民健康保険特別会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○森住民保険課長  それでは、失礼いたします。平成30年度猪名川町国民健康保険特別会計の当初予算の主な内容につきまして、事項別明細書に基づきご説明をさせていただきます。  その前に、国保の広域化に伴いまして、予算におきまして大きく変更するところを、簡単ではございますが、説明をさせていただきます。  まず、254、255ページをお願いいたします。歳入部分でございます。4款の県支出金ですが、歳出の2款保険給付費が全額歳入の説明しました4款県支出金の県補助金等に普通交付金として交付されることになりましたことから、前年度と比較しまして24億5,894万1,000円と大きく増加して、26億2,565万5,000円となっております。  次に、6款繰入金についてです。本年度から保険給付費の年度中の増加による財源を県が交付金として見てくれることになりまして、基金繰入金に依存する必要がなくなったことから、平成29年度と比較して2億537万円の減少となっております。次に、下から5段目の国庫支出金、1つ下の療養給付費等交付金、1段下、前期高齢者交付金については、基本的に直接県に交付されること、また、その下、共同事業交付金につきましては、事業が廃止されるため予算化をしておりません。  次に、256、257ページをお願いいたします。歳出に係る分でございます。3款の国保健康保険事業納付金につきましては、県が各市町に支払う交付金を充てるため新たに県に納付することが必要となり、8億3,759万円の増加となっております。次に、下から6段目の後期高齢者支援金と、また1段下、前期高齢者納付金、1つ飛ばしまして、介護納付金につきましては、支払い義務者が県に移ったこと、また、老人保健拠出金及び共同事業拠出金は、事業が廃止されたため本年度から予算化をしておりません。  それでは、事項別明細書に基づきまして説明をさせていただきます。  258、259ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目一般被保険者国民健康保険税、本年度予算額5億6,208万8,000円でございます。1節現年課税分としまして5億3,194万1,000円でございます。平成29年度の当初予算と比較しまして3.7%の減少しており、一般被保険者としまして、29年度比150名の減で6,600人、徴収率を94.5%と見込んでおります。続きまして、2節滞納繰越分3,014万7,000円でございます。説明欄にございます医療給付費分から介護納付金分までの各滞納繰越分でございます。なお、滞納繰越分に係る保険税の徴収率としましては16%を見込んでおります。  続きまして、2目退職被保険者等国民健康保険税、本年度予算額312万2,000円で、平成29年度の当初予算と比較しますと1,283万1,000円の減額してございます。退職者の医療制度の新規加入が平成26年度末をもちまして終了し、現在の被保険者数が年度ごとに減少してることが主な原因でございます。なお、本年度の見込み被保険者数は、昨年度比33%減少して、約100人と見込んでおります。1節現年課税分262万2,000円でございます。平成29年度の当初予算額より1,188万7,000円の減額となっておりますが、これは、先ほど申し上げました退職者医療制度が終了しまして被保険者数が減少したことが主な要因となってございます。続きまして、2節滞納繰越分50万円で、説明欄にございますとおり、医療給付費分から介護納付金までの各滞納繰越分となっております。  続きまして、4款1項1目保険給付費等交付金、本年度予算額26億2,565万4,000円でございます。1節普通交付金25億1,086万円、説明欄同様で、歳出の2款保険給付費と同額となってございます。次に、2節特別交付金1億1,479万4,000円でございます。説明欄1段目、保険者努力支援分502万1,000円で、医療費の適正化に向けた取り組みに対しまして県より支援されるものとなってございます。次に、説明欄、特別調整交付金分244万2,000円で、国の特別調整交付金が県を通して交付されるもので、保険税の減免等に対してとなってございます。次に、県繰入金2号分9,944万9,000円で、県の特別調整交付金となってございまして、がん検診や特定健診の実施状況等に対してとなってございます。次に、説明欄最下段、特定健康診査等負担金788万2,000円で、特定健診の事業に対して補助されるもので、国と県分が一括で交付されるものとなってございます。  260、261ページをお願いいたします。上から3つ目にあります、平成29年度までありました項の県負担金で、目の高額医療費共同事業負担金と特定健康診査等の負担金も、本年度から予算措置はされておりません。  続きまして、5款1項1目1節利子及び配当金、説明欄、国保財政基金利子243万2,000円は、国民健康保険基金の利息を見込んだものでございます。  続きまして、6款1項1目一般会計繰入金、本年度予算額1億6,013万5,000円で、法定繰り入れ分でございます。1節保険基盤安定繰入金で1億3,113万5,000円、説明欄、保険基盤安定繰入金8,083万円及び、1段下の保険者支援事業繰入金5,030万5,000円で、これらにつきましては、いわゆる低所得者に対します保険税軽減分等を見込んでおるもので、一般会計から繰り入れるものでございます。また、2節出産育児一時金等繰入金560万円につきましては、歳出の出産育児一時金予算措置の3分の2を繰り入れるものでございます。続きまして、3節財政安定化支援事業繰入金725万2,000円でございます。これは一般会計に交付税措置された相当額を繰り入れるものでございます。続きまして、4節職員給与等繰入金1,614万8,000円につきましては、歳出以下、総務費と同額を繰り入れようとするものでございます。  続きまして、2目基金繰入金、本年度予算額6,564万5,000円で、節説明欄同様でございます。これにつきましては、国保財政調整基金からの繰入金ということで、財源不足の部分につきまして会計収支の調整を行うものでございます。  続きまして、262、263ページをお願いいたします。7款繰越金と8款の諸収入につきましては、説明は割愛させていただきます。款の番号入っておりませんが、中ほどにあります国庫支出金全般につきまして、初めに説明しましたとおり、直接県に交付等されるものでございます。本年度予算措置はいたしておりません。  続きまして、また少し飛びますが、266、267ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費、本年度予算額1,100万5,000円でございます。説明欄にございますとおり、国民健康保険事業費でございまして、主なものは13節委託料691万9,000円でございます。この部分につきまして減額となっております主な理由といたしましては、平成30年度からの国保の広域化に向けました電算処理の委託料約540万円が29年度中に実施済みとなったためとなっております。そのほか、国保連合会の事業処理委託やレセプト点検委託料となっております。次の14節使用料及び賃借料142万7,000円につきましては、高額療養費管理システムの機器の借上料でございます。  1つ飛びまして、2款1項賦課徴収費、本年度予算額484万3,000円でございます。本事業の内容といたしましては、保険税の納税通知に係ります郵送及び保険税の算定システムの費用でございます。  268、269ページをお願いいたします。2款1項1目一般被保険者療養給付費、本年度予算額20億9,433万4,000円でございます。平成29年度と比較しまして9.4%の増加となっておりますものは、1人当たりの医療費の増加を見込んだものとなっております。  次に、2目退職被保険者等の療養給付費3,000万円で、前年度比よりも57.1%の減額となっております。主な理由は退職者の被保険者数が減少したということでございます。  次に、3目一般被保険者療養費2,800万と、次の4目退職被保険者等療養費100万円につきましては、一般被保険者と退職被保険者に係ります柔道整復、はり、きゅう、コルセットに係る費用でございます。  その下、5目審査支払い手数料640万9,000円につきましては、国保連合会の事務処理手数料でございます。  続きまして、2項1目一般被保険者高額療養費、本年度予算額3億3,000万円でございます。高額療養費も増加傾向にありますので、平成29年度より20.9%の増加額となっております。  次に、2目退職被保険者等高額療養費、本年度予算額1,000万円でございまして、500万円の減額となっており、先ほどと同じですが、被保険者数の減少等を見込んでいるものでございます。  270、271ページをお願いいたします。ページ中段になりますが、4項1目出産育児一時金、本年度予算額840万円でございます。これにつきましては、出産一時金としまして1件当たり42万円を給付するものでございまして、昨年度と同様、20件分を見込んでいるものでございます。  次に、5項1目葬祭費、本年度予算額250万円につきましては、1件当たり5万円を支払うものでございまして、昨年度と同数の50件を計上しております。  272、273ページをお願いいたします。次に、3款国民健康保険事業費納付金で、平成30年度から実施される国民健康保険制度の改正により、県に納める納付金を予算措置するものでございます。  3款1項1目一般被保険者医療給付費分で、19節負担金、補助及び交付金、説明欄も同様でございますが、一般被保険者医療給付費分の納付金5億5,427万7,000円でございます。内容は兵庫県全体の医療費総額約3,947億円から後期及び前期高齢者交付金2,773億円を差し引いた額を各市町の所得被保険者数世帯数で案分し、さらに各市町の医療費水準等を反映されたものとなってございます。  次に、2目退職被保険者等医療給付費分、19節負担金、補助及び交付金、説明欄同様で、退職被保険者等医療費給付費分の納付金207万3,000円につきましても、県からの通知によるものとなってございます。  続きまして、2項1目一般被保険者後期高齢者支援金等分で、19節負担金、補助及び交付金、説明欄も同様でございますが、一般被保険者後期高齢者支援金等分の納付金で2億1,609万7,000円でございます。これにつきましては、県全体で必要な後期高齢者支援金等の額を算出し、各市町の所得、被保険者数、世帯数で案分されたものとなってございます。  次に、2目退職被保険者等後期高齢者支援金等分、19節負担金、補助及び交付金、説明欄、同様でございますが、納付金として91万3,000円で、先ほどと同じような内容となってございます。  続きまして、3項1目介護納付金分、19節負担金、補助及び交付金、説明欄と同様ですが、納付金として6,423万円でございまして、県全体で必要な介護納付金の額を算出し、各市町の所得、被保険者数、世帯数で案分されたものとなってございます。  続きまして、274、275ページをお願いいたします。5款1項1目保健衛生普及費、説明欄、13節委託料240万7,000円で、説明欄2段下、データヘルス計画策定支援委託料200万円となってございまして、平成27年に作成したデータヘルス計画を更新するものとなってございます。  次に、2項1目特定健康診査等事業費4,258万1,000円、説明欄、7節賃金824万円につきましては、特定保健指導に従事します保健師、管理栄養士等の3名分の賃金でございまして、本年度よりさらに特定健診関連の事業等を推進するために1名増員するものとなってございます。また、19節負担金、補助及び交付金で、特定健診審査等の事業費負担金3,434万1,000円につきましては、国民健康保険加入者への個別健診、集団健診に係る費用でございます。  6款1項1目一般被保険者保険税還付金、23節償還金、利子及び割引料、説明欄と同様でございますが、210万円となってございます。  続きまして、276、277ページをお願いいたします。2款1項財政調整基金費、25節積立金、説明欄と同様でございまして、利子積立金として243万2,000円、歳入と同額となってございます。  続きまして、7款1項1目予備費100万円で、平成29年度より6,900万円の減でございます。保険給付費が県から交付金として交付されることから、29年度と比較して大幅な減額となってございます。最後になりますが、中段以降及び278、279ページになります後期高齢者支援金と前期高齢者納付金と介護納付金は、初めに説明しましたとおり、支払い義務が県に移ったことと、老人保健拠出金と共同事業拠出金は事業が廃止されたことから、本年度予算では措置をしておりません。  以上、簡単でございますが、国民健康保険特別会計に係ります歳入歳出予算の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○下神委員  259ページの滞納のことなんですけども、これは平成29年度分がこんだけ入って、それ以前もあるのかということと、例えば、ずっとその滞納していってしまうと、保険証っていうんですか、それはもう出てこないようになるんですか。 ○石部住民保険課主幹  1点目につきましては、委員おっしゃいますとおり、平成29年度以前に滞納の額という形で収納が見込まれるものという形になっております。  2点目につきましては、まず、滞納されてる方は、当然、徴収のほうの努力をするんですが、それでもなかなか応じてもらえない方につきましては、まずは短期証というふうな形になりまして、有効期限が6カ月の証をまず発行するような形になっております。それで、更新の時期にしっかりと来庁と納付を促すような形になりまして、それでもなかなか応じていただけない方につきましては、今度、要は10割負担の資格証を出すというような形になっております。  以上でございます。 ○下神委員  10割負担いうことは、全額払いなさい、自分でということ。そういう証書があるというふうに理解するんですか。わかりました。 ○石部住民保険課主幹  今、委員おっしゃいますとおり、基本的には10割負担なんですけども、後で申請していただくことによって、例えば7割、8割分を償還払いでお返しするという形になっております。 ○下神委員  また、保育料なんかとはちょっと違うと思うんですけども、入ってくるお金からこの分を引いていくみたいな、保育料なんかはよくあるんですけども、そういうようなんはこれにはないですか。その入ってくるお金はないいうことですかね、そこに当たる。 ○石部住民保険課主幹  基本的に強制力はなかなかないんですが、基本的に資格証10割負担の方が病院のほうにかかられました。そのときに7割分を償還前の申請で窓口のほうにお越しになられます。そのときにしっかりとその方と接触をして、その分を税のほうに充ててもらうような形で、一応お話のほうはさせていただくような形になっております。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第4号の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、議案第6号 平成30年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○森住民保険課長  失礼いたします。平成30年度の後期高齢者医療保険特別会計当初予算の主な内容につきまして、事項別明細に基づきましてご説明をさせていただきます。  それでは、314ページ、315ページをお願いいたします。1款1項1目後期高齢者医療保険料本年度予算額3億5,103万7,000円でございます。1節現年分といたしまして、説明欄にございます特別徴収保険料1億8,956万円で、また、普通徴収保険料としまして1億6,147万7,000円、被保険者といたしましては4,200人を見込んでおりまして、昨年と比べ12%の増を見込んでおるものでございます。  飛びまして、3款1項1目の事務費繰入金でございます。本年度予算額2,091万3,000円につきましては、節説明欄と同様でございますが、広域連合より市町の分賦金としまして、均等割10%、人口割45%、高齢者割45%で求められました合計額を一般会計から繰り入れするものでございます。  続きまして、2目保険基盤安定繰入金、本年度予算額3億3,882万8,000円でございます。説明欄にございますように、一般会計からの繰入金として歳入するもので、保険基盤安定繰入金としまして、説明欄、保険基盤安定繰入金保険料の軽減相当分6,232万6,000円と説明欄一段下、療養費市町負担金としまして2億7,650万2,000円を加えた内容となっております。療養費市町負担金につきましては、町の一般会計から負担すべき医療費相当分の12分の1を後期高齢者医療特別会計に繰り入れるというルールになってございます。  続きまして、316、317ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費、本年度予算額752万1,000円でございます。主なものといたしまして、説明欄にございます13節委託料のうち電算保守委託料561万2,000円は、被保険者に係ります資格管理の電算システム費用でございます。また、障がい者ワークシェアリングの委託料2万8,000円につきましては、本年度も社協のすばるに委託するものでございます。  続きまして、2項1目徴収費、本年度予算額110万円でございます。説明欄にございます11節需用費30万9,000円につきましては、保険料のお知らせやリーフレットの送付、封筒作成に係る費用でございます。その下の12節役務費の1つ目です。通信運搬費57万7,000円につきましては、保険料の通知等に係る郵送代でございます。  続きまして、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、本年度予算額7億278万6,000円で、説明欄にございます事務費分賦金につきましては、広域連合への共通経費や保険料相当額の負担金としまして支出するもので3億6,395万8,000円でございます。次の1段下、療養給付費負担金としまして、保険給付費等に係ります負担金2億7,650万2,000円となります。その下の保険基盤安定負担金につきましては、保険料の軽減に伴います費用としまして6,232万6,000円となっております。この費用につきましては、県補助金としての4分の3相当を一般会計にて繰り入れておるものでございます。  続きまして、3款1項1目保険料還付金としまして50万1,000円でございます。  次のページ、318ページ、319ページをお願いいたします。説明欄、還付金として50万円となっております。  最後になりましたが、4款1項1目の予備費としまして20万円を計上しております。  以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第6号の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いし、1時まで休憩します。                 午前11時58分 休憩                 午後 1時00分 再開 ○加藤委員長  休憩を閉じ、委員会を再開します。  次に、議案第5号 平成30年度猪名川町介護保険特別会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○山中福祉課長  それでは、平成30年度の介護保険特別会計の歳入歳出予算について説明をさせていただきます。  事項別明細書の286ページ、287ページをお願いします。初めに、歳入予算でございますが、1款1項1目第1号被保険者保険料、本年度予算額5億8,668万9,000円で、65歳以上の第1号被保険者の保険料となってございます。1節現年度分、予算額5億8,487万5,000円で、特別徴収保険料が5億3,755万3,000円、被保険者数8,019人分、普通徴収保険料が4,732万2,000円、被保険者数760人を計上してございます。  続きまして、3款1項1目介護給付費負担金、本年度予算額3億7,048万6,000円で、歳出予算の介護給付費に係る国庫負担の定率分でございまして、居宅介護給付費の20%と施設介護給付費の15%を計上してございます。  続きまして、2項1目調整交付金、本年度予算額2,110万4,000円で、歳出予算の介護給付費に係る国庫補助の財政調整分として1%を計上してございます。  次に、2目地域支援事業交付金、本年度予算額4,692万3,000円で、包括的支援事業・その他支援事業交付金、2,454万4,000円は、歳出予算の包括的支援事業費の39%を、介護予防・日常生活支援総合事業交付金2,237万9,000円は、歳出予算の介護予防・生活支援事業費の25%をそれぞれ計上してございます。  続きまして、4款1項1目介護給付費交付金、本年度予算額5億6,979万2,000円で、40歳から64歳までの第2号被保険者の負担分として、社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるもので、歳出予算の介護給付費の28%となってございます。  次に、2目地域支援事業支援交付金、本年度予算額2,417万円で、歳出予算の介護予防生活支援事業費の28%となってございます。  288、289ページをお願いします。5款1項1目介護給付費負担金、本年度予算額3億1,537万8,000円で、歳出予算の介護給付費に係る県費負担分で、居宅介護給付費の12.5%と施設介護給付費の17.5%を計上してございます。  2項1目地域支援事業交付金、本年度予算額2,346万3,000円で、包括的支援事業・その他支援事業交付金1,227万3,000円は、歳出予算の包括的支援事業費の19.5%を、介護予防・日常生活支援総合事業交付金1,119万円は、歳出予算の介護予防・生活支援事業費の12.5%をそれぞれ計上してございます。  続きまして、8款1項1目介護給付費繰入金、本年度予算額2億6,379万3,000円で、1節現年度分、予算額2億6,379万2,000円は、歳出予算の介護給付費の12.5%を一般会計負担分として繰り入れするものでございます。  続きまして、2目地域支援事業繰入金、本年度予算額2,346万3,000円で、1節現年度分、予算額2,346万3,000円のうち、包括的支援事業・その他支援事業繰入金1,227万3,000円は、歳出予算の包括的支援事業費の19.5%を、介護予防・日常生活支援総合事業繰入金1,119万円は、歳出予算の介護予防・生活支援事業費の12.5%をそれぞれ計上してございます。  次に、3目低所得者保険料軽減繰入金、本年度予算額384万円で、介護保険料第1段階の低所得の高齢者の保険料を軽減するために、介護給付費の公費による5割負担とは別枠で国庫県費負担金を一般会計で収入し、一般会計から繰り入れるもので、国庫負担分が191万9,000円、県費負担分が95万9,000円となってございます。  次に、4目その他一般会計繰入金、本年度予算額3,791万9,000円で、要介護認定事務に係る経費の一般会計負担分の繰り入れで、歳出予算の総務費相当額を繰り入れるものでございます。  292ページ、293ページをお願いします。続きまして、歳出予算でございますが、1款1項1目一般管理費、本年度予算額1,424万3,000円で、説明欄に記載の介護保険事務費として同額を計上してございます。主な節の予算額といたしまして、7節賃金、予算額318万6,000円で、保険給付費の適正化に係る臨時職員の賃金1人分となってございます。次に、14節使用料及び賃借料、予算額64万8,000円で、介護保険指定事業所の管理システムに係る経費となってございます。  続きまして、3項1目介護認定審査会費、本年度予算額698万9,000円で、294ページ、295ページをお願いします。主な節の予算額といたしまして、1節報酬、予算額481万2,000円で、介護認定審査会委員20人分の委員報酬となっており、認定審査会は48回の開催を予定してございます。次に、14節使用料及び賃借料、予算額115万5,000円で、介護認定事務に使用してございます認定事務支援システムに係る機器の借上料となってございます。  続きまして、2目認定調査等費、本年度予算額1,504万5,000円で、主な節の予算額といたしまして、1節報酬、予算額160万4,000円は、認定調査に係る嘱託職員1人分の報酬で、7節賃金、予算額255万円は、同じく認定調査に係る臨時職員1人分の賃金となってございます。次に、12節役務費、予算額725万3,000円は、介護認定のための主治医意見書の作成に係る経費1,610件分を見込んでございます。次に、13節委託料361万8,000円は、介護認定の更新申請に係る認定調査の委託料として850件を見込んでございます。  続きまして、2款1項1目介護サービス等諸費、本年度予算額18億9,575万3,000円は、要介護認定を受けた被保険者への保険給付費で、説明欄に記載の居宅介護サービス等給付費、予算額8億4,183万1,000円で、296ページ、297ページをお願いします。この細目では、要介護者が訪問介護、いわゆるホームヘルプや、通所介護、いわゆるデイサービスなどの居宅サービスを利用した場合の給付費を計上してございます。説明欄の細目の2つ目に記載の施設介護サービス等給付費、予算額8億2,930万円で、要介護者が介護老人福祉施設、特別養護老人ホームや介護療養型医療施設などでございますけれども、介護老人福祉施設などの施設サービスを利用した場合の給付費を計上してございます。次に、説明欄の中ほどに記載の居宅介護福祉用具購入費、予算額252万2,000円で、要介護者が自宅での入浴や排せつをしやすくするために、特定の福祉用具を購入した場合の給付費を計上してございます。次に、居宅介護住宅改修費、予算額774万6,000円で、要介護者が手すりの取りつけや段差の解消などの住宅改修を行った場合の給付費を計上してございます。次に、居宅介護サービス計画費、予算額8,804万1,000円で、要介護者の居宅介護支援として、居宅で介護サービスを利用するために、居宅サービス計画、いわゆるケアプランの作成に係る経費を計上してございます。次に、説明欄の細目の下から2つ目に記載の地域密着型介護サービス費、予算額1億2,630万9,000円で、地域の特性に応じて、日常の生活圏域において、市町の指定を受けた事業者が提供する小規模多機能型居宅介護や地域密着型通所介護などのサービスに係る経費となってございます。  続きまして、2目介護予防サービス等諸費、本年度予算額9,356万5,000円で、日常生活に支援が必要とされる要支援者に対して、支援の必要の程度に応じた在宅の介護予防サービスや地域密着型介護予防サービスを提供するための保険給付費となってございます。説明欄に記載の介護予防サービス費、予算額6,569万4,000円で、要支援者が介護予防を目的として訪問看護や通所リハビリテーション、いわゆるデイケアなどの居宅サービスを利用した場合の給付費を計上してございます。  298ページ、299ページをお願いします。説明欄の細目の2つ目に記載の地域密着型介護予防サービス費、予算額314万2,000円で、要支援者が介護予防を目的として、一般に認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護、いわゆるグループホームでございますけれども、この3つの地域密着型サービスを利用した場合の給付費を計上してございます。次に、説明欄の中ほどに記載の介護予防福祉用具購入費、予算額120万9,000円で、要支援者の介護予防に役立てるものとして、在宅での入浴や排せつをしやすくするために、特定の福祉用具を購入した場合の給付費を計上してございます。次に、介護予防住宅改修費、予算額868万4,000円で、要支援者が手すりの取りつけや段差の解消などの住宅改修を行った場合の給付費を計上してございます。次に、介護予防サービス計画費、予算額1,483万3,000円で、要支援者の介護予防支援として、居宅で介護予防サービスを利用するために、地域包括支援センターが作成いたします介護予防サービス計画、いわゆるケアプランに係る経費を計上してございます。  続きまして、4目高額介護サービス等費、本年度予算額5,400万円で、説明欄に記載の高額介護サービス費、予算額4,800万円で、介護サービスの利用については所得段階別に利用者の負担の上限額が設定されておりまして、それぞれ1カ月の利用者負担の上限が一定額を超えた場合に、その超過分について給付されるものでございます。  続きまして、300ページ、301ページをお願いします。次に、高額医療合算介護サービス費、予算額600万円で、高額医療・高額介護合算制度として、利用者が1年間にかかった医療保険の患者負担と介護保険の利用者負担の合計額が一定の金額を超えた場合、その超過分について給付されるものでございます。
     続きまして、特定入所者介護サービス等費、本年度予算額6,500万2,000円で、説明欄の細目の1つ目に記載の特定入所者介護サービス費、予算額6,460万円は、低所得の要介護者が施設サービスを利用する場合に、その利用が困難とならないよう、居住費、食費について所得区分に応じて負担限度額が設けられており、基準費用額とその限度額との差額が給付されるもので、サービスの利用者が市町が交付する介護保険負担限度額認定証を提示して給付されるものでございます。次に、説明欄の細目の下から2つ目に記載の特定入所者介護予防サービス費、予算額40万円で、低所得の要支援者が短期入所系サービスを利用する場合に、その利用が困難とならないよう、滞在費、食費について、所得区分に応じて負担限度額が設けられており、基準費用額とその限度額との差額が給付されるもので、サービスの利用者が市町が交付する介護保険負担限度額認定証を提示して給付されるものでございます。  続きまして、4款1項1目介護予防生活支援事業費、本年度予算額8,931万1,000円で、主な節の予算額といたしまして、13節委託料、予算額1,442万7,000円のうち、地域介護予防活動支援事業委託料1,127万9,000円は、健康長寿体操の実施や認知症予防、進行抑止、改善のための学習療法、脳の健康教室の開催支援、また、高齢者が気軽に集える場づくりのためのふれあいいきいきサロンの開設支援を、町社会福祉協議会に委託して実施するものでございます。介護予防普及啓発事業委託料314万8,000円は、健康長寿を延ばすための栄養面や食生活からのアプローチといたしまして、食生活の改善に関する講演会や講習会の開催、また、個別の栄養相談の実施など、町社会福祉協議会に委託して実施するものでございます。  302ページ、303ページをお願いします。19節負担金、補助及び交付金、予算額7,384万7,000円は、平成28年度まで2款保険給付費の介護予防事業費に計上してございました訪問介護、いわゆるホームヘルプと、通所介護、いわゆるデイサービスに係る経費が4款地域支援事業費に移行したもので、訪問介護分として2,188万7,000円、通所介護分として4,396万円を見込んでおり、また、地域包括支援センターが介護予防プランの作成やサービスの手配などを行う介護予防ケアマネジメントに係る経費として800万円を計上してございます。  次に、2目包括的支援事業・その他支援事業費、本年度予算額6,375万2,000円で、説明欄の細目の1つ目に記載の包括的支援事業費、予算額6,132万3,000円のうち、主な節の予算額といたしまして、13節委託料5,989万7,000円で、包括的支援事業委託料3,456万2,000円は、町社会福祉協議会に設置してございます地域包括支援センターの運営経費を計上してございます。生活支援体制整備事業委託料1,485万7,000円は、高齢者の社会参加に向けての生活支援や介護予防のための地域における担い手の発掘、育成などを行う生活支援コーディネーターを、町社会福祉協議会に2人配置するための経費となってございます。認知症初期集中支援事業委託料695万3,000円は、医療や介護の専門職で構成されます認知症初期集中支援チームに係る経費でございまして、認知症の早期発見、早期対応を目的として、町社会福祉協議会に委託して実施するものでございます。次に、説明欄の細目の2つ目に記載のその他支援事業費、予算額242万9,000円のうち、主な節の予算額といたしまして、14節使用料及び賃借料28万1,000円で、認知症高齢者が行方不明となった場合に、その早期発見を目的といたしまして、GPS端末機器を利用するための初期費用を計上してございます。  304ページ、305ページをお願いします。続きまして、5款1項1目介護給付費準備基金積立金、本年度予算額68万1,000円で、介護給付費準備基金の運用益としての利子積立金を計上してございます。  以上で平成30年度の介護保険特別会計の歳入歳出予算の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○下神委員  297ページの居宅介護住宅改修費ですね。説明では、手すり等とおっしゃってたと思います。これは平成28年、29年ぐらいは手すりのみですか、ほかのものはなくて。じゃあ、これがどのぐらいあったかというのをちょっと教えていただきたいのと、次のページなんですけども、299ページに、同じように介護予防住宅改修というのがあるんですけども、ここは手すりとか段差とかというふうにお聞きしたんですけども、その辺のちょっと私、違いがわからないので教えていただきたいんですが。 ○藤原福祉課主幹  住宅改修につきましては、要介護の方も要支援の方もメニューは同じということになります。その場所が玄関等の段差解消であったり、トイレの和式便器から洋式便器への切りかえであったりとか、お風呂の中の手すりをつけたり、そういったメニューがありますので、それはちょっと説明の中では、介護はこう、要支援はという形での説明があったかもしれませんが、メニューとしては同じという形になっております。  そして、品目ごとの予算はちょっと集計とっておりませんで、件数として介護住宅改修の場合は96件、そして介護予防住宅改修については96件を計上しております。  以上です。 ○福井委員  297ページかな、施設介護サービスですね。これなんですが、年々高齢者が増えてきて、若い人が少なくなって、施設も満杯状態ということをよくちまたでは聞くんですが、猪名川町の場合においては施設は今のところ希望者は入れてるんでしょうか。やむなく入れなくて、居宅老老介護に陥っているという率はどのぐらいあるんですかね。どうしてももう施設お手上げで、施設に入りたいという人は100%入れてんのかどうか、その点お伺いしたい。 ○山中福祉課長  ただいまの福井委員のご質疑でございますが、町内にはご案内のとおり、特別養護老人ホーム、それと老人保健施設、それと介護療養型医療施設の、いわゆる介護保健施設といわれるものが全てございます。そんな中で、特に隣接市よりも老人保健施設のほうが十分に充足してございまして、特養のほうは1カ所ということでございますけれども、新たに4月には老人保健施設が開所される予定でございますし、高齢者の認知症のグループホームも4月には開所されるということで、介護保険事業計画に記載されてございます施設整備計画上は順調に推移してるというようなところで、福井委員がおっしゃってる他団体でのそのような状況にはないというふうに考えております。  以上です。 ○福井委員  おおむね良好であるという、希望どおりかなってるということになるのかしらね。  認知症の件なんですけど、認知症も施設へ放り込むんではなくて、そういうグループホーム、アットホームなグループホームというので認知が進むのを、度合いが少なくなったり、好転したりということも、前から言われてることなんですけどね。猪名川町の場合においては、現実問題グループホームにまだまだそんなに認知症の方が少ないのかなと思ったりするんですけど、もう1つ、2つ増やさないかんというような状態であるのかどうか伺いたいと思います。 ○山中福祉課長  ただいまの福井委員の質疑でございますが、全国的な観点から見ますと、2025年、平成37年には認知症の高齢者が約700万人というようなことで言われて、推計されてございますけれども、町内においては、現在ゆうあいグループホームで6人の方がグループホームご利用になさってるというところでございますけれども、先ほど申し上げましたように、北田原に新たに18人定員のグループホームが4月に開所する予定の中、地域の事業計画の中で、現状のグループホーム、ゆうあいのほうでございますけど、こちらのほうが閉所予定というようなところで、北田原の18人定員の分が1カ所のみという、平成30年度以降になるんでございますけれども、委員がおっしゃるように、高齢化が進展する中で認知症高齢者の方も増えるであろうというようなことも、容易に推測されることでございますので、この1カ所で十分だということではございません。今後、民間事業者等でグループホームを町内にということがございましたら、事業計画にのっとって、積極的に誘致、設置に努めてまいりたいなというふうに考えております。  以上です。 ○加藤委員長  福井委員、先ほどの施設に放り込むんではなくてということを、少しちょっと訂正をお願いします。 ○福井委員  家側から考えたらね、ここの、行政がすることで、それは訂正します。削除しといてください。  猪名川町の場合は、本当に健康長寿のまちでありますので、これはもう大いにPRしていきたいなということなんですが、まだまだ私たちの周りでは認知症の方を、高齢の奥さんとかご主人が見てはるという例もありまして、施設には入れないんだという思いで見てはると思うんですけども、いよいよどうしようもないといった場合、そういう方々がやはりGPSをつけて、どこにいらっしゃるのか、早く見つけられるということにはなるんですが、もしだんだん増えてきましたら、グループホームを増やしていくようなことも、今後もまた考えていっていただきたいと思います。 ○加藤委員長  意見ということで。  ほかにありませんか。 ○阪本委員  まず、301ページの地域介護予防活動支援事業委託料ということで、今年度に引き続き、いきいきサロンとか健康体操とかっていうことでおっしゃっていただきましたので、いきいきサロンの補助額というのは、今年度と同じように1件につき15万円ということでされるのかどうかということと、それから特に限度何件とか決めておられるのかどうかということと、あと303ページの認知症初期集中支援事業委託料ということで、早期発見、早期治療をということで、これも今年度からされてる事業だと思うんですけれども、具体的な方法、これも社協に委託をされてということですので、その中身というかどのような、同じような形かなとは思うんですけれども、具体的なやり方というか方法というか、それをお伺いしたいと思います。 ○山中福祉課長  1点目の阪本委員のご質疑の健康長寿体操、あるいはふれあいいきいきサロンの件でございますけれども、ご案内のとおり、現年度、平成29年度からふれあいいきいきサロンの開設支援の事業を実施してるところでございまして、現状申し上げますと、10カ所のふれあいいきいきサロンが開設されてございます。それと、従前より実施しております健康長寿体操については15カ所で実施されてございます。それと合わせて、脳の健康教室も日生公民館のほうで10月から実施させていただきまして、受講生募集いたしましたところ、定員を大幅に上回る方の応募がございまして、結局応募していただいた方全員に、29人に参加していただいてる状況でございます。それぞれサポーターも必要だということでございますけれども、サポーターも39人の熱心な方にお集まりいただいて、成功裏に終わろうとしてるところでございます。これらの事業につきまして、平成30年度新たにふれあいいきいきサロンも引き続き開設支援事業させていただきますとともに、現年度開設していただきました10カ所のふれあいいきいきサロンの支援のほうも合わせてやっていきたいなというふうに考えてございますけれども、これも現年度対応の要綱がまだ未設置のところでございますので、今申し上げましたように、新規開設と開設済みの支援はさせていただきたいなというふうな方向性を申し上げておきます。  以上でございます。 ○藤原福祉課主幹  2点目の認知症初期集中支援事業委託料についてご説明させていただきます。認知症初期集中支援チームは、認知症の方の早期発見、早期治療ということが非常に重要ですので、チームをつくって集中的に、大体6カ月をめどにその方にかかわって、方向性等を決めていくというようなことを行っております。チーム員のメンバーですが、サポート医ということで、これは医師になりますけれども、認知症治療の診断、治療に5年以上従事した経験のある医師が1名ですね。そして、あと医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師などの専門職の中から2名から3名という形で、今、チーム員構成をしております。  現在そのチーム員が実際にご本人やご家族の自宅に赴いて状況をお聞きしたりとか、いろんな観察をしたりとか、その方の主治医と接触をしたりして情報を集めて、そしてそれをサポート医も含めたチーム員会議というのを行っております。それは平成29年度でしたら、10回これを行っておりまして、これまでに11名の方の対応を行ってきてます。これは1人1回で終わるものじゃなくて、6カ月間ずっと一定の期間必要ですので、11人といってもそれぞれ1回で終わってしまうわけじゃなくて、ずっと継続的に観察したことをその会議で報告するといった形で進めております。また、これでこの方についてはおおむね方向性は決まったということで、終了した後も二、三カ月後にモニタリングを実施しまして、その後どういう状況になったかというのを確認するということとなっております。そして、平成30年度からは、さらに作業療法士さんもこの会議に加わっていただけたらいいんじゃないかということで、現在進めて、その分も予算の中に含めているという状況であります。  以上です。 ○阪本委員  この認知症初期集中支援事業なんですけれども、来られる方、ちょっと地域の方とかでも、もしかして何となく若年性かなとか思ったりするような方がいらっしゃるというご相談とかを受けたりすることもあるんですけれども、相談に来られる方はご家族が多いでしょうか、それとも民生委員さんとかそういう方からのご相談なんでしょうか。そのあたりはわかりますか。 ○藤原福祉課主幹  実際来られる方というのは、いろんなところから相談を受けております。もちろん地域包括支援センターにまず相談ということもあるかと思いますので、地域包括支援センターから引き継ぐというものもありますし、実際に主治医の先生等が診察を受けたときに、この方ふだんとちょっと最近違うんだけどというようなことから、集中支援チームのほうに名簿に上がってくる方もいますし、やっぱり問題行動ということで、地域の方からちょっと最近あの方はというようなときにも、包括支援センターが伺って、場合によっては集中支援チームに回すというような形で進めています。結果的に認知症の場合もありますし、認知症じゃないんじゃないかというような結果になる場合もありますが、空振りを恐れずにとにかくかかわっていくことによって、結果的に早期発見に至るということが一番というふうに思ってますので、そういう形で活動しております。  以上です。 ○久保委員  地域包括ケアシステムの構築に向けては、鋭意取り組みを進められてると思いますが、その中でも医療と、それから介護はそれぞれもう縦割り行政で済ませるんではなくて、お互い連携支援し合いながら対応していくという取り組みがあるんですが、その中で、最後のほうでご説明のあった303ページの包括的支援事業の中の、具体的に説明なかったんですけども、在宅医療・介護連携センターの事業なんですけど、これ昨年川西のほうに設置された、あの支援センターのことですよね。  350万円ほど計上されてるんですけど、昨年の支援センターの実績というか、どんな取り組みがなされて、その実績を受けて、ことしどんなことをされていこうとしているのか、その中身についてちょっと教えていただけませんでしょうか。支援センターの取り組み概要をですね。 ○山中福祉課長  ただいまの久保委員のご質疑でございますけれども、平成29年5月、昨年の5月に川西市医師会の特段のご配慮によりまして、医師会館の3階に在宅医療・介護連携支援センター、頭に川西、猪名川町とつくんでございますけれども、同センターが開設されました。これもご指摘の中にございました包括的支援事業の一環として、川西、猪名川町で実施させていただいておるところでございますけれども、こんな中で、このセンターは専門職、あるいは介護支援事業所等、専門職などの疑問に答えるためのセンターとなってございまして、一般の川西市民や猪名川町民の皆様方それぞれ地域包括支援センターのほうにご相談していただくというような位置づけになってございます。  話は戻りますけども、このセンターへの相談がそれぞれドクターとか介護支援事業所とか、あるいは歯科医師とか、あるいは作業療法士等、それぞれ専門職からどのような対応をすればいいかという専門的な質問をこのセンターのほうに投げかけてこられるわけでございますけれども、数量的に申し上げますと、月数件というようなところでございまして、多いか少ないかということになると、少ないかなという第一印象ではございますけれども、それぞれ専門職が対応に苦慮されるというような案件を、このセンターのほうに投げかけてこられるということでございますので、それぞれの1案件ごとにかかる処理の日数が相当程度かかるというようなところで、単純に数量的に数件だから少ないということではございませんでして、どうしてもセンターだけで対応できない場合は、このセンターの運営協議会というものも行政が入って、2カ月に1回ですが、実施してございます。その中には、川西市医師会の先生方や川西市歯科医師会の先生方なども入って、それぞれの案件ごとに苦慮する部分について対応を協議して、またセンターのほうに返すということの状況になってございます。  このセンターの設置については、兵庫県内でも川西市、猪名川町のセンターは先駆的な位置づけになってございまして、神戸市、西宮市が先駆的状況になってたわけでございますけども、先ほど申し上げましたように、平成29年5月に川西、猪名川町のセンターも開設されて、今後ますますこのセンターの重要性も増してくるんであろうなというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○久保委員  ドクターほか、専門職間の専門的なやりとりがそこで行われているということで、地域とあんまりかかわりのないのかなという印象を受けるんですが、ただ、今般の介護保険制度の見直しの中で、介護医療院が創設されたり、あるいは共生型サービスが新設されたりと、地域とのちょっとかかわりも今後出てくるのかなと思われます。そのことが、地域包括ケアシステムの完成形に近づいていくのかなと思うんですけども、今後もこの支援センターと地域とはやっぱり離れた関係になってくるんでしょうか。最後ちょっとお伺いしたいと思います。 ○山中福祉課長  先ほど私の答弁の中で、専門職の方からの質問にお答えさせていただくセンターだというような、原則的なことを申し上げましたけれども、やはり川西市・猪名川町在宅医療・介護連携支援センターという位置づけを見て、問い合わせされる市民、町民の方もいらっしゃるというふうに聞いてございます。しかしながら、ここは違いますよという、そういう冷たい対応ではございませんでして、お話をお伺いする中で、これは地域包括支援センターのほうでより詳しく聞いていただいたほうがいいかなというようなことで、包括センターのほうにつないでるという状況はございます。  それと、地域包括ケアシステムというのは、住まいと医療と介護と予防と生活支援と5つの目的がございます。この目的を住みなれた環境の中で充足できるように、各団体とも頑張っておるところでございますけれども、少なくとも猪名川町は在宅医療介護のセンターはできてるというような部分がございますので、これを今後活用しながら一層充実に努めてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ○久保委員  わかりました。そしたら、この猪名川町の地域から見れば、地域包括支援センターが、ある種コーディネーター役を担っていただいて、医療の分野、介護の分野、それから地域の分野に横串を入れていくというふうな取り組みになっていくというふうな理解の上で、これからもよろしくお願いしたいというふうに思います。もう答弁は結構です。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○下神委員  301ページなんですけれども、先ほどいきいきサロンとか、いろんなものをやっているというお話の中で、私、10カ所というのが場所知らないんですけども、住民の方からちょっとお願いをされたというか、脳トレというのがすごくよかったというふうなお話をここにあるのが聞いたんですけど、つつじの自治会で、こんな脳トレの何か訓練を受けるようなことはできないのかと尋ねられたんです。そういう自治会で受けるということなんか、今新規のを考えてるとおっしゃってたんですけども、それはないんですか。 ○山中福祉課長  現年度、平成29年度は、私、先ほどご説明の中で、日生中央公民館でさせていただいたということでございますけれども、平成30年度の予定が、今度中央公民館のほうで、平成30年度は実施させていただこうかなというふうに予定してございます。したがいまして、つつじが丘の方が参加したいということでございましたら、特にパークタウンの方に限定ということではございませんので、参加していただくということは可能でございます。  それと、この事業も何年か継続して、将来的には高齢者の皆様方自主的に健康教室をやっていただいたらいいかなというふうに考えてございますので、しばらく行政主導的にやっていくのがいいのかなというふうには考えております。  以上です。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○池上委員  2つお伺いしたいと思います。1つ目は、わからないんで聞きたいだけなんですけれど、294、295ページのところの電算保守委託料、使用料、賃借料か、認定機器というふうにおっしゃいましたね。これの認定、どこまでのものを機械ではじき出して、その後どういうふうに流れていくのか。もしくはケアマネジャー等から出た情報を一遍機械にかけていうのか、機器の扱い方について、やっぱり人間の目で見て判断するのがベストだと思います。その辺をちょっとお聞かせください。  それから、300ページあたりからなんですが、要支援1、2の分が地域で、しかも緩和されたサービスでという地域での担い手をというふれ込みで、国は、はっきり言えば切り捨てたような状況なんですが、その後の猪名川町としての受け皿の体制どうなっているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○藤原福祉課主幹  認定支援システムについてご説明させていただきます。介護保険の認定につきましては、介護認定申請が出たときに、訪問調査に出かけていきます。そこで、調査員が基本項目の調査とそれに基づく特記事項といいまして、調査員が観察した事柄をたくさん書く項目があります。この認定支援システムは、全国共通の項目について読み取って、第一次認定結果を出すというものです。それは統計的なものですので、それを機械的に処理するということです。その結果と主治医の意見書と、そして調査員が書いた特記事項、今度介護認定審査会にかけて、そこで全体像を見て認定を出すということですので、機械で最後まで認定をするというものではないということです。  総合事業につきましては、現在もともと全て要支援の方は保険給付を行っていたわけですが、総合事業に移行したということで、現在猪名川町においては、訪問介護、通所介護についても相当サービスということで、そのまま以前の基準と同じサービスを実施しています。これらの事業所については、3月31日で全てみなし指定というのが切れるんですが、これ現在その更新の指定をどんどん行っているところで、現在これまで行ってきた事業所も引き続き指定していくという形になりますので、総合事業前の要支援の方の訪問介護や通所介護のサービスはそれと同じ基準のものが残っていくということになります。それに加えて、先ほどからお話が出てるサロンであるとか、健康教室であるとか、そういった脳の健康教室ですね、そういったものが今までは元気な高齢者の方も参加できるもので、今までは介護保険で払ってるんですが、サービス受けへんから掛け捨て違うんかというような声もあったんですが、そういったものも総合事業の中でできるようになってますので、いわば元気な高齢者の方も自分の払った介護保険料の財源を使って、そういった地域の通いの場に集っていただけるといったところもあります。今後まだまだメニューというのもたくさんあるんですが、今後もそういったもので充実できるように努めていきたいと思っております。  以上です。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤原福祉課主幹  説明の中の数値の修正をさせていただきたいと思うんですが、まず、286ページ、287ページの3款国庫支出金の2項国庫補助金の地域支援事業交付金のところの包括的支援事業ですね、2,454万4,000円のところですが、ここ39%ということでしたが、38.5%に平成30年度からはなります。  そして、4款支払基金交付金、同じページの1項支払基金交付金のところの5億6,979万1,000円、ここ28%ということでしたが、27%になります。その2つ下の地域支援事業支援交付金の2,416万9,000円も28%から27%になります。  そして、288ページ、289ページの5款県支出金の2項県補助金の地域支援事業交付金1,227万3,000円、これは19.5%から19.25%になります。そして、下のほうですが、8款繰入金1項一般会計繰入金2目地域支援事業繰入金の1節説明欄の1,227万3,000円も19.5%から19.25%に変更になりますので、済みません、どうぞよろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  それでは、議案第5号の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、議案第9号 平成30年度猪名川町水道事業会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○津野上下水道課長  それでは、議案第9号 平成30年度猪名川町水道事業会計予算につきまして、詳細説明をさせていただきます。  26、27ページをお開き願います。主なもの説明をさせていただきます。3条予算の収益的収入及び支出のまず収入でございます。1款水道事業収益、本年度予定額7億2,830万4,000円で、前年度より155万5,000円の減額となっております。主な内訳でございますが、1項1目給水収益5億6,420万9,000円でございます。これは、給水戸数1万2,268戸、年間予定配水量318万6,212トンを見込んでおるところでございます。  次に、3目その他の営業収益3,314万3,000円でございます。主なものでございますが、節の分担金1,663万2,000円を予定をしております。これは、住宅販売等によります新規の給水の申し込みに際しいただく口径別の分担金で、パークタウンやつつじが丘などで70戸程度の新築があるものと見込んでおるところでございます。次に、1つ飛びまして、節の手数料でございます。予算額1,561万1,000円で、主なものは、説明欄の2段目、下水道料金徴収手数料で、水道料金とともに料金を集めておりますので、その経費として下水道会計から1,534万6,000円を収入するものでございます。  次に、2項営業外収益でございます。1目受取利息5,666万6,000円で、これは、主に基金に対する利金等でございます。  次に、2目雑収益344万5,000円で、これは、伏見台低区配水池の駐車場収入や携帯電話基地局など水道用地の占用料などの収入でございます。  次に、3目他会計補助金36万円でございます。繰り入れ基準に基づきまして、児童手当対応分として一般会計から繰り入れるものでございます。今年度は広域化施設整備補助金などが終了したことによりまして、対前年で334万4,000円の減額となっておるところでございます。  次に、4目長期前受金戻入7,047万8,000円でございます。平成26年度の会計制度の見直しによりまして、過去にもらいました補助金等のうち減価償却費見合い分を収益化するもので、現金が入ってくるというものではございません。  収入につきましては以上でございます。  続きまして、28、29ページをお開き願います。収益的支出でございます。1款水道事業費用の本年度予定額8億8,025万7,000円でございます。前年度より3,330万4,000円の減額となっております。主なものを説明させていただきます。まず、1項1目原水及び浄水費4億4,136万円でございます。人件費につきましては、職員1名分を計上しております。主なものでございますが、節の下のほう、委託料3,095万4,000円で、内容としましては、説明欄の一番上の中央監視・浄水場管理業務委託料1,501万円は、浄水場運転管理及び電気計装の保守点検、また高圧受電の保守点検などを含んだ委託料でございます。また、その下、水質検査委託料692万3,000円、これは、水道法で定められました検査項目を水道管の管末の10カ所で、及び原水2カ所で実施するものでございます。また、その下、清水東膜モジュール洗浄委託料902万1,000円は、清水東浄水場において膜設備の入れ替えを実施するものでございます。また、その節の3つ下、修繕費600万円は、突発事故に対する分や笹尾浄水場の送水ポンプの修繕などを予定しておるものでございます。また最下段、動力費としまして815万円を見込んでおるところでございます。  続きまして、30、31ページをお開き願います。節の上から5行目、受水費でございます。3億8,429万5,000円で、これは県営水道の購入費用で、申し込み水量251万トンを予定をしております。  続きまして、2目配水及び給水費1億4,619万円でございます。人件費につきましては、職員2名分を計上しておるものでございます。主なものでございますが、32、33ページをお開き願います。節の最上段、委託料7,832万3,000円でございます。内容でございますが、説明欄の一番上の中央監理所他運転管理委託料5,024万9,000円、これは、中央監理所はもとより配水施設の運転管理、電気計装の保守点検、水質計器の点検業務などを一括で委託をするものでございます。次に、説明欄、1つ飛ばしまして、漏水調査等委託料460万円でございます。漏水の早期発見のため、町全体を3つのブロックに分け、3年周期で調査をすることとし、平成29年度はパークタウン、つつじが丘地域、30年度、本年度は日生地域を中心に実施する予定としております。次に、1つ飛びまして、漏水待機業務420万円でございます。これは、水道の突発事故に対応するため24時間待機を行うものでございます。その下、検針業務委託料652万3,000円でございますが、2カ月に1回、約1万1,000件のメーター検針業務を実施するものでございます。また、その下の検定満期量水器取替業務等委託料640万5,000円は、計量法の規定によりまして、8年以内にメーターの取り替えを実施をするもので、今年度1,692件の取り替えを予定をしているところでございます。  続きまして、賃借料844万2,000円でございます。説明欄一番上、中央監理所と各施設を電話回線を通じて結ぶテレメーターの占用料としまして431万6,000円を、また管内の地図情報を扱う水道台帳システムのリース料256万5,000円などが主なものでございます。次に、その下、修繕費1,886万5,000円につきましては給配水管等の修繕でございまして、予定をしておるものは量水器の修繕、突発的に発生します水道施設の修繕及び修繕に伴います掘削跡の舗装復旧などの費用を計上しているものでございます。次に、その下、節の動力費としまして1,600万円を計上しております。  次に、4目総係費3,087万3,000円でございます。ここで人件費2名分を計上しているところでございます。主なものでございますが、34、35ページをお開き願います。節の中ほど、需用費332万2,000円。主なものは、説明欄2段目、印刷製本費153万5,000円で、納付書や水道広報紙などを印刷するものでございます。また、納付書等の郵送代として通信運搬費150万円を計上しております。次に、その下、委託料でございます。713万3,000円でございます。内容でございますが、電算システム保守等委託料としまして278万2,000円で、会計料金システムに係ります保守点検の実施をするものでございます。また、その下の滞納徴収業務委託料422万5,000円でございますが、月に11日の、また月末に給水停止を含んだ徴収業務の委託を行っておる費用でございます。次に、手数料としまして382万1,000円でございますが、料金の口座振替、クレジットカード、コンビニ収納などに伴います手数料でございます。次に、会費負担金としまして332万1,000円でございますが、主なものは日本水道協会や水質協議会などへの負担金、また一般会計への事務用品等負担金などでございます。  続きまして、36、37ページをお開き願います。5目減価償却費につきましては、2億3,439万1,000円を計上しております。  次に、6目資産減耗費は1,531万6,000円でございます。これは、県道の改良工事に伴います配水管や水管橋の入れ替えに伴います除却費用でございます。  次に、2項1目営業外費用の支払利息としまして767万2,000円を予定をしております。  続きまして、3項特別損失は45万1,000円でございます。また、4項1目予備費は、前年度と同様300万円を計上しております。  収益的支出については以上でございます。  続きまして、4条予算、資本的収入及び支出につきまして説明をさせていただきます。少し飛びますが、40、41ページをお開き願います。まず、収入でございます。1款資本的収入、1億5,875万3,000円でございます。主なものを説明をさせていただきます。まず、4項1目工事負担金875万円でございます。これは、松尾台地内におきまして、大阪ガスが既にガス管の入れ替え工事を実施し、また、今後予定をされております。その後同地内で水道管の配水管の入れ替え工事を実施いたします。これに伴います舗装工事を共同で町のほうが実施をし、その約半分を負担金としていただくものでございます。  次に、5項1目その他の資本的収入1億5,000万円は、今年度基金を取り崩す予定としておるところでございます。  続きまして、42、43ページをお開き願います。資本的支出でございます。1款資本的支出2億2,774万9,000円でございます。前年度より5,414万8,000円の増額となっております。主なものを説明をさせていただきます。まず、1項1目建設改良費の事務費2,097万1,000円で、ここで職員1名分の人件費を計上させていただいております。主なものでございますが、節の中ほど下、委託料1,060万円でございます。これは、GISの施設更新業務委託費としまして、管路などのマッピングシステムデータの更新委託費や電気計装更新設計費などを計上しておるところでございます。  次に、2目工事費1億5,060万2,000円でございます。主なものは、節の工事請負費1億5,060万円で、内訳は、説明欄一番上の老朽配水管入替工事8,030万円でございますが、これは、松尾台地内で老朽配水管の入れ替え工事と木間生地内の県道改良工事に伴います配水管の入れ替え工事を予定するものでございます。また、次に1つ飛びまして、電気計装設備更新工事でございますが、設置後22年を経過しましたつつじが丘の水系で2カ年の継続事業として総額1億4,500万円で設備を更新するものでございます。今年度は、主に計装盤の工場での製作費としまして5,000万円を計上するものでございます。  続きまして、44、45ページをお願いいたします。3目固定資産購入費221万8,000円でございますが、主なものは、節の車両購入費200万円で、購入後18年を経過しました軽四貨物を買い替えるものでございます。  次に、2項1目企業債の償還金として4,895万6,000円を、また、4項1目予備費として500万円を計上しております。  以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○福井委員  43ページの老朽配水管の入れ替え工事、これから猪名川町は順次年次計画で入れ替えていかなければいけないんですよね。まずそこをお尋ねしたいのと、いかがでしょうか。松尾台の次は伏見台という、だんだん古いほうから順番にということにはなるわけですよね。 ○津野上下水道課長  おっしゃったように、古いものから順番にというのが1つの基準ではあります。ただ、ここの場合は大阪ガスさんが先に施工をされてますんで、舗装経費も若干ですが安くなるので、そういったことで実施をさせていただきました。  施設の更新につきましては、もちろん将来にわたって安定的な給水を確保するのには、施設というのは管路もポンプも電気計装も全て新しくしていく必要があろうと、今までマスタープランということで順次やってきたんですけども、今年度ですが、施設の更新計画としてより効率的にまた費用も平準化されるような形で、施設の更新計画、アセットマネジメントというのを策定中でございます。それには、資金計画ももちろん付随してくるわけでして、その資金計画としての経営戦略も合わせて策定中でございますんで、もう少ししたら明らかにできる状況でございます。  以上でございます。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○中島委員  委託料で質問をいたします。29ページと35ページですけども、この中央監視・浄水場管理業務委託は、今年度と比べたら2割ほど落ちとるんですけども、滞納徴収委託料のほうは上がらずで、こんなもんは固定してる部分じゃないのかなと思って質問しとるんですけども、例えば月に11日というような話がございましたね、滞納業務の委託のほう、その辺が変わんのか、何が変わんのかということと、もう1点、清水東のモジュールの洗浄委託料、これは去年もかかっとんですけど、私の記憶では何年かに1回かなと、何年かに1回、この膜ろを変えて、それに何千万円もかけてもったいなと思ってきたんですけども、それはそれでかけて、毎月この委託料がかかってるのか、毎年というところ質問いたします。 ○津野上下水道課長  まず、最初の委託料、原水と排水の両方にかかってます中央監視の委託料が、昨年に比べてなぜ減ってるのかというお尋ねでございました。この委託につきましては、3年の長期のスパンでやってまして、昨年度3年の更新時期でもありましたので、予算計上の技術的なというか、ちょっと多目には計上する、その後入札残で減ったので、実際には下がってますよという状況です。  それと、2つ目の滞納徴収の35ページですかね、これ実はことしから上がりました。平成17年から滞納徴収は委託をしてまして、それまでずっと逆に同じ額でありました。ちょっと平成28と29年しか調べてませんけども、そのときは358万6,000円でございました。過去も多分同じ額、消費税の関係で若干違うかもわかりませんけども、今までどちらかというと、平成17年から一緒でしたんで、その間人件費等々も上がってますので、内容がおっしゃったように11日やってること自体は変わりませんけども、そういった人件費等の高騰もありましたので、増額の予算計上としております。  それから、清水東の膜モジュールの件でございますけども、実は先ほど質問でご指摘いただいたように、何年かでやって、モジュールの部分は交換して、それは委託だけですよという話をしてるんですけども、あそこは2系統ございまして、膜が。1系統8本ずつあるんですけど、その1系統と予備が3系統ございまして、それを3年間かけて交換してる、今年度が3年目でして、今年度最後になりますんで、来年からは日々の管理委託料となりますんで、それが800万円程度の予算計上ですから、来年からはその分は減額になります。
     以上でございます。 ○中島委員  滞納徴収に関しましては、過去町から行ったりしてましたね、滞納徴収に出向いてたというようなことが確かにございましたけども、これは委託するのに際して、目標数値とか何パーとかいう、そういうものは委託したらないんですかということ。  もう一つは、モジュールに関しましてはやっぱり大きな額がかかんねんなあというのは思うんですけども、水道会計全体を見たときに、これからちょっと総量は減っていくのかなと、特に自己水に関しては、去年、ことしはそんなに変わらないけど、長く見たら細ってきてるわけですよね、細らせてきてるわけですよね。そういう観点からいうと、ここにこの大きいお金を自己水にかけていく必要が、これからもあるのかどうかというところの考え方に関して質問をしておきます。 ○津野上下水道課長  まず、滞納徴収の目標値といいますか、インセンティブといいますか、そういったものは設けてございません。それから、清水東の浄水場をどうするんだと、毎年モジュールの交換として費用がかさむ中で、今後考えていくべきではないのかなというようなお話やったと思います。まず、我々もちょうどそういう議論もしまして、今仮定の話でございますけども、35万トンぐらい自己水、年間でございます。これが単純計算で原水、今幾ら買っても増分はトン48円なんで、1,600万円ぐらいの大台になるのかなと。仮に清水東とか笹尾の浄水場、自己水のところですけども、これを施設更新したとすると、幾らになるかわからないです、10億円かかるとすると、50年の償却で2,000万円かかるなと、そんなことも話ししましたんで、単純に費用のことだけ考えると安くなる方法、今後おっしゃったように給水も下がってくるんで、選択するのかなとは思うんですけど、でも今、現実としては施設が存在して、入れれば動くような状況ですんで、そこらも含めまして、先ほど申し上げましたアセットの中で明らかにしていきたいと思います。  以上でございます。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。 ○福井委員  27ページの分担金の口径別分担金の件なんですけども、今現在70戸、今年度はね。現在1戸当たり幾らぐらい支払うのか。それから、ニュータウン開発当初から比べたらその費用の推移はどうなっているのか伺います。 ○津野上下水道課長  一応予定してますのが、つつじが丘とパークタウンでの新築マンション用地が戸建てになりましたんで、そこが幾らか残ってますんで、その部分が70戸程度かなと。口径別分担金は口径に応じて変わってきますんで、今計上させていただいたのは一般的な住宅20ミリで、税込み23万7,600円の70戸というところでございます。  推移については、単価は変わってません。  以上でございます。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第9号の質疑は終結します。  次に、議案第10号 平成30年度猪名川町下水道事業会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○津野上下水道課長  それでは、平成30年度猪名川町下水道事業会計予算の詳細説明をさせていただきます。  82、83ページをお開き願います。3条予算の収益的収入及び支出のまず収入でございます。1款下水道事業収益、本年度予定額11億2,018万4,000円でございます。前年度に比べまして602万円の増額となっております。主なもの順次申し上げます。1項1目下水道使用料3億6,745万6,000円で、水洗化人口を3万770人、年間排水量313万2,972トンを見込んでおります。  次に、2目他会計負担金3,623万5,000円でございます。これは雨水処理、不明水の処理、高度処理に要する経費で、繰り入れ基準に基づきまして一般会計より繰り入れるものでございます。  次に、少し飛びますが、2項営業外収益、1目受取利息102万2,000円でございます。これは、定期預金などの利息を計上しておるところでございます。  その下、2目他会計補助金4,567万2,000円でございますが、繰り入れ基準に基づき企業債の利息に係りますものを交付税措置をされておりますので、一般会計から繰り入れるものでございます。  次に、84、85ページをお開き願います。4目長期前受金戻入6億6,879万7,000円でございます。平成26年度に会計制度が見直され、過去にもらいました補助金等のうち減価償却費見合い分を毎年収益化していくもので、現金が入ってくるというものではございません。  主な収入については以上でございます。  続きまして、86、87ページをお開き願います。収益的支出でございます。1款下水道事業費用、本年度予定額12億2,987万5,000円で、前年度に比べ3,483万9,000円の減額となっております。主な内訳でございますが、1項1目管渠費4,300万4,000円でございます。ここで職員1名分の人件費を計上しております。主なものでございますが、中ほど節の需用費154万2,000円でございます。内容は、説明欄、備消耗品費147万8,000円で、マンホールふたの入れ替えのため、その材料20カ所分の購入を予定するものでございます。次に、その下の委託料2,044万円でございますが、主なものは、説明欄の開水路維持管理補修等委託料510万円で、これは主に調整池の除草、清掃、下水道敷きの除草、剪定、清掃を予定しているものでございます。また、その下、管渠清掃業務委託料300万円でございますが、これは木津、上阿古谷などで、サイホンによる管渠の清掃を4カ所実施をする予定でございます。次に、1つ飛ばしまして不明水対策本管テレビカメラ調査業務400万円でございますが、これは大雨のときに汚水量が増える旭ヶ丘地内におきまして、テレビカメラにより管内調査を実施するものでございます。その下、猪名川流域下水道認可変更業務委託料750万円でございますが、これは、下水道区域の変更と事業期間の延長を下水道法などの規定によりまして、県に申請するものでございます。次に、その下、賃借料344万円でございますが、これは地図情報や受益者負担金システムのリース料でございます。その下の修繕費1,209万2,000円でございますが、説明欄の雨水管・汚水管の修繕費につきましては、道路修繕などにあわせてマンホールの取り替えを行うものや、突発で起こります汚水管の詰まりなどに対応するものでございます。  次に、2目ポンプ場等費911万円でございます。主なものでございますが、最下段、節の委託料432万円でございますが、猪名川町では40カ所のマンホールポンプを設置をしておりまして、その施設の保守点検の管理委託料でございます。  続きまして、88、89ページをお開き願います。節の最上段、修繕費247万円でございますが、これはマンホールポンプ3台の修繕を予定しているところでございます。  次に、3目水質管理費82万円、これによりまして、毎月1回水質検査を実施し、関係機関に報告しておるところでございます。  次に、少し飛びますが、6目流域下水道維持管理費1億4,262万1,000円でございます。これは、猪名川町が流末処理をお願いしております豊中市内の原田処理場で必要とされます管理経費の本町の負担分でございます。  次に、7目総係費3,379万8,000円でございます。ここで職員2名分の人件費を計上しております。主なものでございますが、90、91ページをお開き願います。上から2つ目、節の委託料1,572万円で、主なものは、説明欄の下水道使用料徴収業務委託料1,534万7,000円でございます。これは、下水道事業から水道事業に対しまして、下水道使用料の徴収に係る経費を負担するものでございます。  次に、中ほど8目減価償却費としまして8億6,816万9,000円を計上しております。  次に、2項営業外費用1億2,691万円でございます。主なものとしましては1目支払利息が9,990万9,000円で、前年度より1,183万3,000円の減額となっております。今後も少しずつ減っていく傾向でございます。  次に、2目消費税としまして2,700万円を計上しております。  続きまして、92、93ページをお願いします。3項特別損失としまして40万1,000円、また4項1目予備費でございますが、前年度と同様500万円を計上しております。  収益的支出につきましては以上でございます。  少し飛びますが、96、97ページをお開き願います。4条予算、資本的収入及び支出でございます。  まず、資本的収入でございます。1款資本的収入、本年度の予定額3億8,935万7,000円でございます。前年度より1,077万7,000円の増額となっております。主なものでございますが、1項1目企業債4,160万円で、これは、猪名川流域下水道の整備に関する財源として予定をしているものでございます。  次に、2項1目基金繰入金1億5,000万円でございますが、資金調整のため基金から繰り入れるものでございます。  次に、3項1目他会計負担金1億9,764万3,000円でございますが、これは、一般会計の繰出金のうち資本に係るもので、企業債の元金対応分をここで収入するものでございます。  次に、6項1目工事負担金11万1,000円で、新規に下水道を引かれる方からの受益者負担金を見込んだものでございます。  続きまして、98、99ページをお開き願います。資本的支出でございます。1款資本的支出、本年度の予定額4億8,873万6,000円で、前年度より2,046万7,000円の増額となっております。主な内訳でございますが、1項1目事務費1,315万7,000円でございます。ここで職員1名分の人件費を計上しております。主なものでございますが、節の中ほど下、委託料300万円でございますが、内容は、排水設備の台帳データを作成するための委託業務でございます。  次に、2目工事費250万円でございますが、新しく下水道を引かれる方の汚水管の施設工事を予定するものでございます。  次に、3目流域下水道整備費4,975万6,000円でございますが、これは、流域下水道建設事業負担金でございまして、原田処理場の施設整備等に係る工事負担金でございます。  次に、100、101ページをお開き願います。2目企業債償還金が4億2,132万1,000円、30年度の元金の償還額でございます。  また、4項1目予備費としまして200万円を計上しております。  以上、説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○下神委員  87ページなんですけれども、需用費で、マンホールのふたを毎年お聞きしてるんですけど、このふたって、例えば柏原からずうっとおりてきて変えるとか、地域的にどこから始めるとかいうのはあるんですか。 ○津野上下水道課長  ここで計上させていただいてるのは、ことしどこっていう具体的なところではなくて、道路整備とかそういったとこに合わせてやる分として、あらかじめ確保しているところでございます。  以上でございます。 ○下神委員  わかりました。それと、87ページの同じところなんですけど、委託料のとこで、開水路維持管理のところと、不明水対策本管TVカメラというのが、上のほうはかなり上がってる、去年度に比べると委託料上がってますし、不明水のほうは下がってるんですけど、これ何か要因はありますか。 ○津野上下水道課長  まず、一番上のほうの開水路の維持補修でございますが、説明の中でも申し上げましたように、除草であるとか、剪定であるとかいった委託を実施させていただく費用でございます。ただ今年度、今までは実はシルバー人材センターに全部委託をお願いしてたんですけども、シルバーのほうから、例えば若葉のジャスコの前のあそこもやってるんですけど、かなり高さがあって、フェンスの中の除草もやっていただいとったんですけども、その部分危険なんで、ちょっとうちではという話になりまして、その部分がやっぱり一般の業者に出しますと、ちょっと単価も上がりますんで、その部分で上がっておると。  それから、不明水は去年から実施をしてまして、旭ヶ丘のほうで、2カ年で旭ヶ丘全体でやる延長割りでことしのほうが若干少ないという状況です。  以上です。 ○下神委員  その度合いによるんですね。わかりました。  あともう1点、不思議なんが、89ページなんです、修繕費のマンホールのポンプ修繕、私の聞き違いやったら申しわけないですが、前年度5台で同じ値段で、今年度3台で同じ値段いうのはどういうことですか。 ○津野上下水道課長  今年度は3台を予定してます。大きさ等々もありますので、揚力というか、それに応じて若干単価は変わってくると。  以上でございます。 ○下神委員  わかりました。 ○加藤委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第10号の質疑は終結します。  職員の入れ替えをお願いするとともに、2時50分まで休憩します。                 午後 2時38分 休憩                 午後 2時49分 再開 ○加藤委員長  休憩を閉じ、委員会を再開します。  次に、議案第30号 猪名川町手数料条例の一部改正についてを審査します。  説明を求めます。 ○向井消防本部課長  それでは、議案第30号 猪名川町手数料条例の一部改正についてご説明いたします。本件は、猪名川町手数料条例の別表第2において規定しております危険物施設の設置の許可申請等に係る審査手数料の一部を改正するものでございます。  改正内容でございますが、3ページの新旧対照表をご覧ください。この別表第2は、大きく分けまして10項目に分類され、それぞれの区分を設けて手数料の額を規定しておりますが、今回はそのうち3項目についてその一部を改正するものでございます。別表第2の左側、改正条文、法第11条第1項前段の規定による設置の許可を受けようとする者の分のうち、区分の欄の中央に記載しております準特定屋外タンク貯蔵所、これは500キロリットル以上、1,000キロリットル未満の危険物を貯蔵するタンクでございます。それとその下、特定屋外タンク貯蔵所、これは1,000キロリットル以上の危険物を貯蔵するタンクでございます。この2種類のタンクと4ページをお開きいただき、下の段、同じく岩盤タンクにかかる屋外タンク貯蔵所、これは地中の岩盤に空洞を掘り、危険物を貯蔵するタンクでございます。これを含めまして、合計3種類のタンクの設置の許可について、12の区分の手数料の額を4万円から24万円引き上げるものでございます。  次に、5ページをご覧ください。下段、改正条文の左側、設置の許可に係る法第11条の2第1項の規定による検査を受けようとする者の分のうち、その右側の区分の欄の令第8条の2第5項に規定する基礎・地盤検査と6ページをお開きいただき、下段、同じく令第8条の2第5項に規定する溶接部検査と8ページの上から2段目、同じく令第8条の2第5項の岩盤タンク検査を合わせまして、3種類の検査について19の区分の手数料の額を1万円から30万円引き上げるものでございます。次に、その下、左側、法第14条の3第1項または第2項の規定による保安に関する検査を受けようとする者の分のうち、その右側の特定屋外タンク貯蔵所と9ページの一番下の段、岩盤タンクに係る特定屋外タンク貯蔵所の保安検査について、11の区分の手数料の額を1万円から29万円引き上げるものでございます。今回の改正の要因につきましては、3年ごとの標準額の見直しの中で人件費単価、または物価水準の変動に伴い、現行の手数料の標準額との乖離が大きくなっている事務について、手数料の標準額が見直されたものでございます。  2ページに戻っていただきまして、附則をご覧をいただきたいと思います。この改正条例の施行期日は、平成30年4月1日としております。なお、当町におきましては、今回の改正対象となる施設は今のところございません。また、現在のところこのような施設の建設計画につきましても把握をしてない状況でございます。  以上で説明を終わります。ご審議よろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第30号についての質疑は終結します。  次に、議案第31号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを審査します。  説明を求めます。 ○向井消防本部課長  それでは、議案第31号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてご説明いたします。  本件は、猪名川町消防団員等公務災害補償条例の第5条において規定しています損害補償の算定の基礎となる額、いわゆる補償基礎額の加算額について改正するものでございます。あわせまして引用しております消防法の改正がございましたので、整合させるために改正を行っております。  3ページの新旧対照表をご覧ください。左側、改正条文の第2条の上から4行目と5行目の下線部分、もととなる消防法第36条に改正があり、整合させるために第8項を追加しております。  次に、4ページをご覧ください。第5条第3項補償基礎額の加算額等を規定してる部分でございます。左側、改正条文、下から4行目、第1号、これは配偶者でございます。現行333円を217円に改正し、あわせまして3号から6号、これは22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある孫、兄弟、それから60歳以上の父母、祖父母などが該当しますが、これらを一律217円にし、また第2号、これは22歳に達する日以後の最初の3月31日までの子でございますが、現行267円と333円の区分がございましたが、これを一律333円とするものでございます。今回の改正の背景は、一般職の職員の給与に関する法律の改正に伴い、扶養手当の支給額が段階的に変更され、基準となる政令で定める扶養親族の加算額の改正が行われたためでございます。  1ページに戻っていただきまして、附則をご覧ください。この改正条例の施行期日は、平成30年4月1日としております。また、経過措置としまして、施行日を起点とした補償の適用範囲について定めております。  以上で説明を終わります。ご審議よろしくお願いいたします。 ○加藤委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  それでは、議案第31号についての質疑は終結いたします。  お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめたいと思いますが、これにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○加藤委員長  異議なしと認めます。よって、本日はこれにて閉会することに決しました。  次の委員会は、3月13日午前10時から再開します。  本日はこれで閉会いたします。                 午後 2時57分 散会  本委員会会議録として署名する。                       平成30年3月12日                 猪名川町議会
                     生活建設常任委員長  加 藤 郁 子...