猪名川町議会 > 2018-03-06 >
平成30年総務文教常任委員会( 3月 6日)

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  1. 猪名川町議会 2018-03-06
    平成30年総務文教常任委員会( 3月 6日)


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    平成30年総務文教常任委員会( 3月 6日)                 総務文教常任委員会                          平成30年3月6日午前10時00分                                本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第 3号 平成30年度猪名川町一般会計予算中           第1条(歳入歳出予算)のうち歳入関係部分 歳出関係部分           第2条(債務負担行為)           第3条(地方債)           第4条(一時借入金)           第5条(歳出予算の流用)  議案第 7号 平成30年度猪名川町農業共済特別会計予算  議案第 8号 平成30年度猪名川町奨学金特別会計予算  議案第20号 猪名川町農業共済条例の一部改正について  議案第32号 園芸施設共済に係る危険段階基準共済掛金等の設定について 〇出席委員
     委 員 長   西 谷 八郎治  副委員長    岡 本 信 司  委    員  石 井 洋 二      委    員  下 坊 辰 雄  委    員  肥 爪 勝 幸      委    員  丸 山   純  委    員  南   初 男      委    員  山 田 京 子 〇欠席委員  な  し 〇説明のため委員会に出席した者  町長       福 田 長 治      副町長       宮 脇   修  教育長      中 西 正 治      企画総務部長    古 東 明 子  企画財政課長   和 泉 輝 夫      企画財政課主幹   橋 本 典 幸  地域振興部長   橋 本 佳 之      産業観光課長    曽 野 光 司  産業観光課主幹  春 名 恵 介      産業観光課まち活性化推進室長                                  坂ノ上 哲 也  産業観光課環境対策室長クリーンセンター所長           福 田   潤      教育部長      真 田 保 典  教育振興課長   大 嶋   武      教育振興課参事   井ノ上 利 明  教育振興課参事社会教育室文化体育館長   教育振興課参事社会教育室図書館長兼公民館長           西 川 公 己                磯 邊   宏  教育振興課主幹  桝 田 二 郎      社会教育室長兼悠久の館館長                                  中 野 智 宏  学校教育課長   草 薙 美 佳      学校教育課参事   小 山 泰 司  学校教育課主幹  石 田 健一郎 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長     松 原 弘 和      筆頭主査      森 田 美 和  主査       池 田 知 史                 午前10時00分 開議 ○西谷委員長  おはようございます。  前日に引き続き、総務文教常任委員会を開会いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりでございます。  それでは、地域振興部産業観光課の関係部分についての説明を求めます。 ○曽野産業観光課長  おはようございます。  それでは、平成30年度一般会計歳出予算産業観光課所管部分につきましてご説明をさせていただきます。事項別明細書のほう76、77ページをお開きを願います。  9ページでございます。2款総務費の中でございます、5項1目統計調査総務費、この中で、説明欄にございます統計調査総務費1万8,000円、これにつきましては、農林統計協会に対する負担金でございます。  次の3目農林商業統計調査費5,000円、これにつきましては、農林業センサスに伴います説明会としまして、旅費のみを計上してるものでございます。次の4目工業統計調査費6万5,000円、これは、経済センサス実施年以外の年につきましては毎年実施をしているものでございまして、今回その調査に係ります必要経費を計上してるものでございます。次のページ、78、79ページをお開き願います。5目の経済センサス調査費1万3,000円でございます。これは、平成31年度に経済センサスの基礎調査を行うための準備に係る経費でございます。  次に、ページのほう、少し飛びます、122ページ、123ページをお願いします。122、123ページでございます。4款衛生費、1項3目環境衛生費、予算額2,124万2,000円でございます。説明欄、害虫駆除対策費5万3,000円につきましては、町内の施設内でのスズメバチなどにおきます危険害虫の駆除に係る費用でございます。次の畜犬対策事業費374万2,000円につきましては、主には13節の畜犬対策等委託料333万9,000円で、鹿などの大型動物、また犬、猫等の死獣処理に係ります費用、そのほか川西獣医師会への狂犬病予防接種注射済票等の交付事務の委託料、こういった経費が主な経費となってございます。次の項目で環境美化推進事業費37万6,000円につきましては、主には不法投棄防止対策に係る費用を計上している項目でございまして、13節委託料のうち機器保守点検委託料7万1,000円、これは、町内4カ所に設置をしてございます不法投棄防止監視カメラ、こちらに係ります保守に係る経費でございます。次の廃棄物処理委託料20万5,000円につきましては、不法投棄物の収集運搬及び処分費として計上してるものでございます。次のページ、124、125ページをお願いします。合併浄化槽推進事業費1,486万6,000円は、主には19節の2つ目の項目になります浄化槽維持管理補助金1,443万7,000円でございますけども、公共下水道区域外合併浄化槽維持管理事業としまして、組合員131名で構成をされてございます浄化槽管理組合に対する補助金でございます。  次の環境衛生推進事業費220万5,000円は、毎年5月、11月に実施をしてございますクリーンアップ作戦に係るごみ袋などの消耗品、そのほか町内全自治会の衛生委員で構成をされてございます環境衛生推進協議会への運営補助金126万円が主な経費となってございます。  次のページ、126、127ページをお願いします。中ほどより少し下、6目火葬場費、予算額1,922万9,000円でございます。説明欄、火葬場運営費でございますけども、主には13節の委託料で猪名川霊照苑指定管理料1,919万6,000円でございます。平成27年度から5年間ということで指定管理委託を行っているもので、新年度は4年目を迎えるものでございます。  次に、2項1目清掃総務費1億4,019万7,000円でございます。説明欄、クリーンセンター運営費3,428万3,000円でございます。次のページをお願いします。こちらの項目の主なものとしましては、7節の賃金でございます。作業員賃金2,848万9,000円は、収集運搬業務に係ります臨時作業員9名分として計上してるものでございます。  次のページ、130、131ページをお願いします。クリーンセンター管理費106万9,000円につきましては、13節の施設管理委託料93万6,000円が主なものでございまして、クリーンセンター施設内にあります機械警備、消防設備、浄化槽、こういったものの保守点検費用でございます。  次の項目、ごみ減量化対策費1,238万5,000円につきましては、主には8節報償金1,163万2,000円で、これは、自治会や老人会、子ども会、こういったとこで古新聞、アルミ缶などの再生資源の集団回収に係ります奨励金として計上しているものでございます。  次に、2目塵芥処理費、予算額5億2,120万7,000円でございます。説明欄、塵芥処理事業費1億779万3,000円、これの主なものとしまして、11節需用費の消耗品233万5,000円につきましては、破砕機、タブグラインダーに係ります刃、爪、こういったもののほか、ごみネット容器の臨時交換に係る臨時分として計上しているものでございます。修繕料946万8,000円につきましては、パッカー車等の車検に係る経費、また浸出水処理施設の定期修繕等を行うものでございます。13節委託料の中の2つ目の項目、ごみ収集委託料7,853万8,000円は、町内7コース中の3コースにつきまして収集委託を行っているものと、瓶、資源ごみの収集委託を行っているものでございます。18節の自動車購入費513万円につきましては、現在所有しております車の中で老朽化しております粗大車、ダンプ車を廃止し、新たに2トンの深掘のダンプ車を購入をするものでございます。  次のページ、132、133ページをお願いします。大阪湾広域臨海環境整備センター建設事業費20万6,000円につきましては、フェニックス事業におきます埋め立て処分場に係る負担金として計上してるものでございます。次のごみ処理広域化事業費4億1,320万8,000円は、猪名川上流広域ごみ処理施設組合負担金としまして、国崎クリーンセンターに係ります施設管理経費及び施設建設時の公債費分として負担をするものでございます。  次に、3目し尿処理費、本年度予算額4,713万3,000円でございます。説明欄、し尿処理施設運営費3,015万1,000円につきましては、主には11節需用費の修繕料451万9,000円、これは、し尿処理場を維持するための定期修繕を行う経費でございます。次の13節委託料の施設管理委託料2,083万4,000円につきましては、し尿処理施設及び最終処分場浸出液処理施設の維持管理に係る費用でございます。  次のし尿処理事業費1,622万7,000円は、一般家庭や事業所等におけますし尿収集運搬業務に係る委託料が主な経費となってございます。次のし尿処理場管理費75万5,000円は、し尿処理施設内に設置をしております高圧電気機器、消防用設備機器等に係ります点検の委託料でございます。  次に、4目クリーンセンター周辺整備費44万2,000円につきましては、主には説明欄、13節委託料の中の施設管理委託料41万円で、クリーンセンター内にあります姫ヶ尾公園の管理委託料でございます。  次のページ、134、135ページをお願いします。3項1目環境対策費、予算額863万5,000円でございます。説明欄、環境対策事業費441万9,000円、主な経費としましては、12節の水質検査料57万6,000円で、これは、町内定点観測によりまして、本流、支流、野尻川、またゴルフ場の農薬、こういったとこでの水質調査、また緊急時に起こる水質調査に係る経費でございます。13節の環境監視機器保守委託料324万円につきましては、今回補正予算の中で歳入で計上させていただきましたけども、環境監視施設を10年間維持管理するための経費としまして、3月補正におきまして歳入予算を計上し、基金への積み立てを行ったところでございますけども、この基金に係ります保守委託料でございます。  次に、環境保全事業費396万円でございます。こちらの主なものとしましては、13節委託料の中の環境交流館指定管理料150万円で、これは、平成27年度から5年間の指定管理委託を行っているもので、新年度4年目となるものでございます。15節の工事請負費118万8,000円につきましては、環境交流館の施設内、この施設内が非常に夏場、異常な高温となりまして、水生生物に影響が出るといったようなことも生じてございます。こうしたことから、断熱対策としまして、天井の一部改修工事を実施をするものでございます。次の19節負担金、補助及び交付金の雨水貯留施設設置費補助金60万円、これにつきましては、雨水貯留タンクに対しまして、補助率2分の1、上限3万円として補助をするものでございます。20基分を計上してございます。  次のページ、136、137ページをお願いします。水環境保全整備事業費25万6,000円につきましては、環境啓発を目的として毎年開催をしております自然と共に生きる猪名川絵画展、また清流猪名川を守るべく、周辺自治会やボランティアの皆さんとともに河川清掃を行っております猪名川クリーン作戦、こういったものに係ります、実施に係る経費を計上してるものでございます。  次に、5款農林水産業費、1項1目農業委員会費、本年度予算額644万7,000円でございます。説明欄、農業委員会事務費642万9,000円、1節の報酬505万4,000円でございますけども、農業委員会の会長報酬が1名分で30万円、委員報酬につきましては、年間22万5,000円、13名分として292万5,000円、また農地利用最適化推進委員報酬、同じく22万5,000円で4名分の90万円、また嘱託職員報酬1名分ということで計上してるものでございます。  次のページ、138、139ページをお願いします。農地調整事務処理費1万8,000円につきましては、農地紛争等が発生した場合に、その紛争の和解、仲介をしていただく委員の謝金として計上してるものでございます。  次に、2目農業総務費1億2,957万2,000円でございます。説明欄1つ目、農業総務事務費1,516万7,000円につきましては、主なものとしまして19節負担金、補助及び交付金のうち農会長会補助金112万円につきましては、町内32の農会に対しまして、均等割、戸数割で補助をするものでございます。28節の繰出金1,278万円は、農業共済特別会計に対する繰り出しでございます。  一番下の項目で、3目の農業振興費4,128万8,000円でございます。説明欄、農業生産振興対策事業費415万5,000円でございます。次のページをお願いします。主な内容としましては、13節の学童農園設置委託料72万円で、これは町内の幼稚園・保育園児を対象にしたもので、町内8カ所の学童農園を設置をするための経費でございます。19節の負担金、補助及び交付金242万7,000円で、こちら2行目にあります地域農業推進協議会補助金10万円につきましては、農林産物品評会の経費としまして補助をしてるものでございます。その下の地域農業再生協議会補助金226万7,000円につきましては、農業経営所得安定対策事業を行います協議会へ事務費を、国10分の10の補助を受けて補助をしてるものでございます。  次の項目、農村地域農政総合推進事業費215万9,000円につきましては、8節の村づくり推進協議会委員報償金7万8,000円は、農用地の有効利用や担い手の育成、農用地の利用集積など農業全般の振興施策を協議するための報償金として支払うものでございます。11節の印刷製本費55万6,000円につきましては、農業振興地域整備計画書の更新を行うため、冊子図面の作成を行うものでございます。  一番下の項目で産地形成振興対策事業費439万4,000円につきましては、次のページをお願いします。19節負担金、補助及び交付金の営農活性化補助金407万5,000円でございますけども、これは町の特産でございますソバの振興、また農作物の周年栽培、品質向上を図るためのパイプハウスの設置助成、さらには特産品としての果樹のブランド化を促進するための果樹、苗木の補助金などでございます。  次に、中山間地域等直接支払事業費1,037万2,000円につきましては、国の補助事業でございます急傾斜地、緩傾斜地等の耕作不利地でございます4集落5組織への補助金を計上してるものでございます。次の多面的機能支払事業費874万2,000円につきましては、農業農村の有する多面的機能の維持、発揮を図るための地域の共同活動に対しまして、国2分の1、県4分の1、町4分の1でそれぞれ補助を行い、地域の活動の支援を行うものでございます。農地の維持、資源向上などへの取り組みを行ってございます町内11集落12組織に対する補助金でございます。  次に、有害鳥獣対策推進事業費650万9,000円でございます。1節の報酬171万2,000円につきましては、鳥獣被害対策実施隊の出動に対する報酬でございますけども、活動に係る報酬額につきましては、近隣他市に近づけるべく、今回引き上げを行ったところでございまして、45万9,000円の増額となってるものでございます。13節の有害鳥獣処理委託料164万2,000円につきましては、銃、わなによって捕獲しましたアライグマ、ヌートリア、鹿、イノシシの焼却処分費でございます。19節負担金、補助及び交付金308万9,000円のうち、1行目のシカ緊急捕獲拡大事業負担金133万6,000円につきましては、狩猟期の捕獲に係る報償金で、平成28年度実績数値として計上してるものでございます。一番下の箱わな購入助成金10万円につきましては、農会が購入する箱わなに対しまして、経費の2分の1、上限5万円ということで、2件分を計上してるものでございます。次のページ、144、145ページをお願いします。説明欄一番上ですけども、電気柵設置補助金150万円は、本年度、平成29年度に新規の取り組みとして実施をしたもので、非常に好評でございました。農業者が電気柵を設置した経費の2分の1、上限5万円として補助しようとするもので、今回30件を計上してるものでございます。  次に、道の駅いながわ整備事業費62万円でございますけども、これは。15節の維持修繕工事費としまして、道の駅駐車場内の区画線が非常に見えづらくなってございます。利用者のほうからもお声をいただいてますことから、今回区画線の引き直しを実施をするものでございます。  次に、環境保全型農業直接支払事業費65万2,000円につきましては、農業における環境保全対策としまして、化学肥料の軽減対策に取り組んでいただきます2団体に対する補助金でございます。これは、化学肥料5割以上低減する取り組みとカバークロップを組み合わせた取り組みに対しまして、国2分の1、県4分の1、町4分の1の補助で10アール当たり8,000円の補助を行うものでございます。  次に、道の駅整備事業費218万5,000円でございますけども、これは道の駅の機能拡充に向けた検討を進めるための経費でございます。主なものとしましては、8節報償費61万6,000円につきましては、今後、事業手法も含めた具体的な検討を進めるにあたり、有識者会議を立ち上げ、協議を行うこととしており、農業団体、商工・観光団体、学識経験者、こういった方から報酬対象者11名を想定してるもので、報償金を計上してございます。13節の交通量調査委託料85万4,000円につきましては、今月3月18日に開通予定の新名神高速道路、神戸-高槻間の開通後の交通量を把握すべく、当課におきまして独自に上野6号線、また紫合北ノ町交差点、こういったとこ7地点でゴールデンウイーク前後をめどとしまして、平日、休日の2日間、交通量調査を計画をしてるものでございます。  次に、新規就農確保事業費150万円でございます。これは、本年6月補正で可決をいただいたものでございますけども、45歳未満の認定新規就農者の経営確立を支援をしまして早期の安定経営につなげていくということで、国10分の10として、市町を通じて交付されるものでございます。年間最大150万円、最長5年間交付をされるということで、今回1名分として計上してございます。  次に、4目農地費、予算額6,203万4,000円でございます。次のページ、146、147ページをお願いします。説明欄、農業用施設改良事業費2,484万1,000円でございます。13節ため池点検委託料550万円につきましては、受益面積2ヘクタール以上のため池55カ所の一斉点検を行うもので、国10分の10の補助でもって実施をするものでございます。19節の負担金、補助及び交付金1,925万円につきましては、県営事業の負担金で、内馬場地域の栗谷池、槻並地内の前久保池の2つの池に対する改修事業費の負担金、そのほか上野地内の大池の設計委託費に対する負担金でございます。  次に、2項1目林業振興費、予算額893万8,000円でございます。説明欄、森林保全対策事業費118万7,000円につきましては、主に19節の森林組合補助金115万円、こちらが主なものとなってございます。  次に、里山再生整備事業費775万1,000円でございます。次のページをお願いします。主なものとしまして、13節委託料の中の立木伐倒駆除委託料68万3,000円につきましては、ナラ枯れ対策としまして内馬場の森、杤原めぐみの森における対策を講じるもので、当年度枯れにつきましては、県10分の10の補助により、粘着シートによります対策を実施するもの、また過年度枯れにつきましては、県2分の1の補助により、景観伐倒処理を行うものでございます。  次に、負担金、補助及び交付金592万5,000円のうち、4行目の伐採木活用促進助成金88万円につきましては、シイタケ原木8,000本の伐採に対する助成金でございます。その下、竹林資源活用助成金200万円につきましては、竹林伐採約1万平方メートルで、事業費の3分の2を助成をするものでございます。その下、ペレットストーブ等購入助成50万円につきましては、1台10万円を上限に、5台分として計上してるものでございます。一番下の林内作業道設置等事業補助金100万円につきましては、里山再生を進める上で必要となります山林に手を入れるための材の伐倒、搬出に係ります作業道の設置に対して、1メーター当たり2,000円としまして10万円を上限に、今回10人分として計上してるものでございます。  次に、6款商工費、1項1目商工業振興費7,247万7,000円でございます。説明欄、商工業振興総務費1,794万5,000円でございます。主には19節の商工会補助金550万円、新年互礼会補助金66万5,000円、商業活性化事業補助金121万5,000円、その下に経営発達支援事業補助金50万円、これにつきましては、産業競争力強化法に基づきまして平成27年11月に創業支援事業計画を策定してございます。これに基づき、町と商工会とが連携して創業希望者の支援を行う補助金として計上してるものでございます。21節貸付金1,000万円につきましては、中小企業振興資金融資あっせん制度の預託金でございます。  次のページ、150、151ページをお願いします。労働行政対策費9万9,000円、これにつきましては、県の雇用開発協会の負担金でございます。  次に、2目観光費、予算額3,160万3,000円でございます。説明欄、大野山管理運営費2,054万4,000円で、主なものとしましては13節委託料932万2,000円のうち、大野アルプスランド指定管理料863万円につきましては、地元生産森林組合に対する指定管理料でございます。14節使用料及び賃借料109万円につきましては、天文台のプラネタリウムの天体望遠鏡のコンピューター制御システムのリース料でございます。15節の維持修繕工事費719万2,000円は、大野アルプスランドの利用者への当面の安全対策としまして、下山道の落石防護柵の部分補修、また避難小屋、あずまやなどの支柱の補強工事、こういったものを行うものでございます。18節の備品購入費167万7,000円につきましては、キャンプ場利用者などの防犯対策としまして、防犯カメラ2台の設置の計画でございます。また、利用者の利便性の向上を目指したモバイルルーター、Wi-Fiの設置や老朽化で使用できなくなっているウッドテーブル、ベンチの更新、こういったものを計画をしてるものでございます。  次のページ、152、153ページをお願いします。観光高揚事業費769万6,000円でございます。主には11節需用費の印刷製本費149万円につきましては、町の観光ガイドマップの残数がなくなってきたことから、今回2万部の増刷を行うものでございます。また、6コースで観光案内を行ってございます、まち歩きマップの増刷を行うものでございます。19節負担金、補助及び交付金447万7,000円につきましては、主には新年度4月7日の土曜日に開催予定をしてございますいながわ桜まつり実行委員会への補助金315万円が主な経費となってございます。  次に、自然歩道管理事業費336万3,000円につきましては、近畿自然歩道に対する維持管理費としまして県から委託料をいたき管理を行っているもので、主には11節需用費の光熱水費206万1,000円で、銀山、阿古谷、万善、道の駅に設置をしてございます公衆トレイの電気、水道料金でございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山田委員  3点お伺いいたします。済みません、1つ目が、先日の補正であった、ページがちょっとわからないんですけれども、135ページでした、135ページの委託料の環境監視機器保守委託料で、まず、こちらは法律か何かで10年間っていう義務づけがあるのかどうかっていうことの1つ確認と、続きまして、145ページの道の駅整備事業の報償金ですが、これいながわ創生対策特別委員会でいただいた資料によりますと、新年度の早い段階で結成してっていうことも書かれてるんですが、このアドバイザリー業務委託料がまだ執行されていなくてというか、その結果が出ていないのに、こちらが必要なのかどうかって、少し早いのではないかなという疑問がございますので、こちらの考え方を1つご説明いただきたいのと、153ページの大野山なんですが、去年ですか、高校生フォーラムで恋人の聖地っていうのも少し出てきてまして、実は私、去年の6月の新聞で、恋人の聖地について、どこかの市が取り組まれているっていうのがありまして、実際、淡路島の恋人の聖地を見に行ったんですが、ロマンチックだなっていう印象がありまして、本町では縁結び事業でご成婚された方もいらっしゃるいうことで、観光高揚事業として恋人の聖地っていうのがあってもいいんじゃないかなと思ったりもするんですが、例えば、職員さんの提案なんかでいろんな提案があって、観光って結構提案があるんじゃないかなという予想はしてるんですが、そんな状況なども含めて、何かございましたらお願いします。 ○曽野産業観光課長  それでは、まず1点目の環境監視機器の関係でございます。こちらは、何かで10年という決まりがあるのかというと、そういうことはございません。あくまでも継続してやっていくのが望ましいんでございますけども、非常に経費もかかることでございます。今回につきましては、NEXCO西日本のほうから、10年間に係る維持経費については、補正予算でも説明させていただいたように、いただいてございますので、その間の状況を見きわめて判断をしていきたいということでございます。  それから2点目の報償金の関係でございます。これにつきましては、アドバイザリーの結果がまだなのにというようなことでございますけども、この前もお話しさせていただきましたように、年度内にもアドバイザリー業務につきましては契約をして、進めていきたいというふうに考えてございます。そういった契約の内容、それからやっていく進め方も含めまして、この有識者会議の中でもご意見を伺っていきたいというふうに考えてございますので、有識者会議で全ての決定をしていくということではなくて、いろんなアドバイスももらいながら、アドバイザリーの内容も進めていきたいというふうに考えてございます。  それから、3点目にいただきました大野山の関係でございます。この恋人の聖地につきましては、確かにいろんなとこでやっておられます。実は、観光協会のほうでも恋人の聖地、おもしろいということで、びわ湖のほうにちょっと視察に行ったりもさせていただいておるんですけども、このあたり、大野山にこれをするのがいいのかどうかということも含めまして、今現在、大野山の魅力アッププロジェクトということで、観光振興基本計画に基づきます重点プロジェクトとして位置づけて、大野山をどうあるべきかということを議論してますので、そういったことも含めて、将来的にこういうこともできたらいいなということも考えていけたらというふうに思ってございます。  以上です。 ○山田委員  1点目の135ページのNEXCOのその風向きですとかっていうことで、この間の代表質問の中でもあったと思うんですが、場所であるとかっていうことがあって、そのときにちょっと私も、ああ、そうなのかと思ったんですが、NEXCOから町に移管されるところにということで答弁があったと思うんですけれども、そうしますと、NEXCOから移管されたところに、その大きさ、百葉箱みたいなもんなんでしょうかね、それを10年後、経費もかかることだしとおっしゃってたんで、町として、また同じぐらいの経費をかけてそこをずっとやっていくんだろうかどうなのかっていうところがちょっと知りたかったんですけれども。 ○曽野産業観光課長  この環境監視施設でございますけども、基本的にはNEXCOさんが新名神高速道路を整備したときに出てきた土地を町に移管を受けて、町が管理をしていくということになります。それは、町としては下水道敷として受けまして、その中に2メーター四方ぐらいで環境監視施設という箱を立てるためのその場所が設置をされてございます、その部分を私どもで管理をしていこうということになってるものでございまして、その箱の中に今回測定をします風向、風速でありますとかSPMでありますとか、そういうそれぞれの機器が何台か入ってるというようなイメージで思っていただいたらいいと思います。大きな箱のプレハブといいますか、結構ちゃんとした箱なんですけど、その中にそれぞれを測定する機器が数台入ってございます。それは、それぞれの測定項目ごとに機器が分かれてございます。それを今回、町のほうで、今回移管を受けた以降につきましては管理をしていくということになっているものでございます。  以上でございます。 ○山田委員  10年間は町のホームページでっていうこともこの間おっしゃってたと思うんですけれども、10年後以降どうなるのかなっていう、その発表の仕方もあるでしょうし、10年間で三千何百万ぐらいかかるいうことで、NEXCOからいただいていうことだったんですが、今から10年後以降もそれをかけてやっていくのかなっていう、それがいいのかどうかはちょっとわからないんですけれども、それが知りたかったことと、道の駅のさっきの145ページの分なんですけれども、これ考え方の問題かもしれないんですけれども、去年の当初予算のときに、その2,900万円を補正でだめですかって聞いたら、6月の補正はあり得ませんみたいなことで答弁いただいてたんですが、ただ、そうすると、この報償金はアドバイザリー業務と並行して進めたいということだったとすると、去年の予算に載ってないといけないもんなんじゃないかな、なぜ、それと合わせて出てくるのかなっていうのが1つあったので、確認をしておきます。  それと、最後の大野山に関してですけれども、観光客にたくさん来ていただいて、猪名川町の魅力を知っていただいて、何度も来てもらったり、住みたいなと思ってもらったりすることってとても必要になってくると思うので、こちらは積極的に調査も進めていただいて、大野山に限らずですけれども、北部のほうにも人が流れるような仕組みを考えていただきたいと思います。 ○曽野産業観光課長  1つ、環境監視施設につきましては、10年後以降という話がございますけども、再三ご説明をさせていただいてますように、基本的には、この10年間ずっと計測をしていく中で、数値の見きわめというのは当然していかないといけないというふうに思ってございます。まだ現在、猪名川町内、走ってませんので、どういった公害がどう発生するかというのも一切わかりませんので、それを10年間の中で見きわめて、数値的にどうかっていうとこの判断を最終10年の中で判断をしていかないけないというふうに思ってございます。  この前の代表質問の中でも、町長のほうもご答弁させていただいてたと思うんですけども、やはり数値が悪い数字が出てくれば、それを対応するのはNEXCOのほうになりますので、そちらには即座に当然投げかけもしていきますし、町としましては、とにかく一端の区切りを今、管理費としていただいてます10年間の中で判断をしたいというふうに思ってございます。ですんで、その後一切やらないということも、今、言うべきではないと思ってますし、引き続きやりますというのも、一旦その10年の中で判断をしていきたいというのが今回、私どもが考えてることでございまして、現時点で10年以降やらないとかやるとかいうことを決定してるものではございません。その公害なり、この数値の状況を見きわめてということで判断をしていきたいというふうに考えてございます。  それから、報償金の関係でございますけども、実は、この報償金につきましては、本年度の予算の中でも計上してございました。ただ、この1年間の進んでいく中で、やはり新名神の状況等も考慮してということで、少し時間をかけながら、交通量の状況も見ながらということで、この前、交通量調査の結果も含めて特別委員会のほうにご報告をさせていただいて、いよいよアドバイザリーに着手をしたいということでご報告をさせていただいたところでございますので、本年度予算については持っておったわけなんですけども、執行までは至らなかったということで、改めて新年度にということで計上させていただいてるものでございます。  それから、3点目の大野山につきましては、ご指摘いただきましたように、町としましては、大野山は非常に貴重な観光資源の1つだというふうに考えてございます。引き続き積極的に検討していきたいというふうに考えてございます。 ○山田委員  135ページのその環境監視の分なんですけれども、そうすると、何ていうんですかね、10年後以降もその見きわめてっていうことで、見きわめるのは、その数値によって、町も見きわめるでしょうし、NEXCOさんも見きわめるでしょうし、どういうのかな、必要であれば、もしかしたらそのNEXCOからまたその後の10年分も何かその負担金としてあるのかなって、どうなのかなっていうことと、申しわけない、145ページにつきましては、平成29年度の当初予算にこれもあったんですよということで、それは私、見落としていたのであれば、ちょっと申しわけないんですけれども、現段階ではアドバイザリー業務がまだ始まっていない、終わっていないということで、何とも言いがたいんですけれども、大きな費用がかかってくることが予測されますので、まだ地代もわからないということで、前回、前々回の特別委員会の中でも説明があったので何とも言えないんですが、こちらちょっと慎重に、もちろん慎重にされてるとは思うんですけれども、前回の特別委員会の中でも公共の部分をどんだけ入れていくんかっていう話もありまして、答弁としては、そうですね、考えないといけないですねってことでいただいてるので、なかなかこの1年間でそこも整理ができていくのかなっていう不安が残りますので、じっくりと検討されることを望みます。 ○福田産業観光課環境対策室長クリーンセンター所長  ただいまの山田委員のご説明の答弁のほうをさせていただきます。  まず、先ほど課長のほうもお話をさせていただきましたNEXCO西日本につきましては、10年間の維持管理経費をいただいて、10年間が1つの区切りという形になっておりまして、それ以降の金額につきましては、答弁させていただいたとおり、町の持ち出しという形で上がって、NEXCOからのお金のほうはいただかないという、いただけないという形になっております。  そして、10年ということにつきましても、その近隣の状況または今回測定させていただきます車両の構造、そういったものも発展するということもありますので、その通行時の数値と10年後の数値というのは当然差異は出てくるのではないかなと考えてはおりますが、その段階でまたその検証をさせていただきながら、継続も踏まえてやらせていただこうと考えております。 ○曽野産業観光課長  もう1点、報償金の関係でございますけども、今回アドバイザリーの中でもご指摘いただきますように、当然慎重に見きわめていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○石井委員  135ページですけども、下のほう、工事請負費、環境交流館断熱対策のための工事ですけども、これはメダカに悪影響が出るいうことなんですけれども、メダカが大量に死んだとか、そういったことがあったのかどうかということと、どういう工事をされるんかなと、遮熱塗料を塗ったりとか、あるいはこの天井の空間を広げたりとか、そういったことなのか。  あと145ページですけども、下のほう、新規就農確保事業ということですけれども、45歳未満の方が1人対象っていうことですけれども、これはもっとほかに45歳以下の方で新規農業を希望しとられるっていうような方があるけれども、この条件にかなわないっていうようなことがあるのか、あるいは、少しこの条件をお聞きしたい、どのような条件があるのか。これ1人年間150万円が5年間あるっていうことになると、非常に大きな助けになって、この農業をされる方がもっともっと増えればいい。また、この猪名川町がどこまでこれ何件でもできるのか、それが1つと、あと149ページ、ペレットストーブ等購入助成金ですけれども、今回は1台10万円で5件分ということですけれども、前年からどれぐらいこのペレットストーブが猪名川町に増えたのかっていうこと、この家庭用も含めて、またほかのところも含めて、どれぐらいの規模のペレットストーブがどれぐらいの数増えたのかっていうのと、ことしは何トンこのペレットを製造しようとしておられて、その需要に対して供給体制っていうものは整えられているのか。また、このペレットの作業にかかわれる人員なんかは確保できているのか、そのあたりをお聞きしたいと思います。
    ○福田産業観光課環境対策室長クリーンセンター所長  それでは、1点目のご質問に対して答弁をさせていただきたいと思います。  まず、環境交流館につきましては、月、火、水については閉館という形になっておりまして、その間は施設内を全て施錠のほうを行い、対応のほうはさせていただきますが、夏場におきましては、そういった状況の中で、やはりご質疑があったように、メダカが死んだというような状況は発生しております。また、メダカのみならず、猪名川町における希少水生生物を展示しておりますので、そういったものも影響があったということで聞いております。そのために平成30年度におきましては、先ほどの工法につきましてですが、屋根の下に、上の屋根の内張りに新たな屋根をつけるということで、遮熱効果を高めるという形の工事を計画しております。  以上です。 ○坂ノ上産業観光課まち活性化推進室長  2点目の次世代の新規就農者に対する補助制度ですけれども、これにつきましては、先ほどいただきましたとおり、できるだけ多くの方に次世代を担っていただきたいということもありますので、今回1名というのは、我々のほうで把握している条件に合う方が1名だけおられるということで、1名を把握しているとこでございます。  また、条件としましては、先ほど申しました45歳未満の今後独立して自営就農される方に対して、年間最大150万円を最長5年間ということでございます。条件としては、5年間の就農をしていただくというのは最低限のルールでございます。  また、今後につきましては、先ほど言ったように、広く多くの方に受けていただきたい、助けになっていただきたいと思っておりますので、農会長会通じながら、我々情報を把握してる中で広くお伝えしながら、対象者の方を探してご紹介させていただきたいと思っておるところでございます。 ○春名産業観光課主幹  失礼いたします。3点目のご質問にお答えいたします。  まず、ペレットストーブの補助金、ペレットストーブがどれだけ普及してるのかという点についてお答えいたします。ペレットストーブの購入助成金でございますが、平成25年度から運用のほうを開始しております。平成25年度には、ペレットストーブ3件の助成、26年度には1件の助成、27年度には3件の助成、28年度にはゼロ件、そして29年度でございます、29年度の現在の進捗でございますが、ペレットストーブ1件の助成をさせていただいてる、そういった状況でございます。  次に、2点目、ペレットの燃料の需要に対する供給についてのご質問に対してお答えいたします。本年度からペレットの製造につきまして、猪名川町のクリーンセンターのほうに製造所のほうをつくりまして、こちらのほうでペレット燃料のほうの製造を行っております。森林組合が事業主体として実施しておる事業でございます。本年度、年間の町内の需要見込みといたしましては35トン、本庁舎のボイラー、それと公共施設のストーブ、一般家庭のストーブ合計いたしまして、年間需要見込み35トンで予測をしておりました。この35トンの需要を供給すると、満たすということを目標に、本年度、森林組合のほうがペレット製造事業のほうに着手されておりました。  しかしながら、台風21号の影響、また粉砕機が故障したという、こういった偶発的なアクシデントのほうがございまして、燃料の需要が高まります11月末、その段階で燃料の製作が16トンという形でございました。  足らずの部分につきましては、従前のとおり、町外の施設に町内の木を搬入して、そこでペレット燃料をつくるというような形で、不足の部分は対応のほうをさせていただきまして、町内の需要につきましては充足させていただいてるという、そういう状況でございます。  次に、3点目、森林組合のペレット製造に係る人員確保についてでございます。人員の確保につきましては、森林組合のほうでペレット製造に専任という形での作業員1名を雇用しております。こちらの方と、あと従前より森林組合が行っておりますまきの製造事業、まきの製造事業でも作業員を雇用しておりまして、その1名もしくは2名体制で作業のほうに従事いただいてるという状況でございます。  説明は以上でございます。 ○石井委員  メダカが亡くなったっていうことですけど、どれぐらいの量のものが亡くなったかっていうのと、済みません、あと温度下がるっていうことなんですけど、今どれぐらいの温度があって、その下げる目標値は幾らにするか。そういった、やはりきちっと管理していかないと、何度で死ぬのかとか、そういったところの調査も必要じゃないかなと思うわけですけれども、そのあたりは何度に下げるとか、そういった目標値は定めておられるのかということと、あとこの農業者の新規農業者ですけれども、本当にもっと出てこられたらいいなと思うわけですけれども、広くっていうことなんですけれども、どの、本当にもっとアピールしたらいいんじゃないかなと思うわけですけれども、そのアピールの仕方は、農業の関係者の方って言われましたけども、それ以外も広くされる用意があるのか、もうされたらいいんじゃないかなと思うわけですが、どうでしょうか。  それと、この16トン足らずのところの説明がちょっとよくわからなかったんですけども、済みません、その3点お願いします。 ○福田産業観光課環境対策室長クリーンセンター所長  そしたら、ご質問のほうにお答えのほうをさせていただきます。  まず、メダカがどれだけ死んだのかというのは、個数、個体まではちょっと数というのは把握はしておりませんが、1つの水槽に対する3分の1程度が亡くなったということは聞いております。1つの水槽には約200匹前後が入っておりますので、その数ぐらいになるという形になっております。  そして、あとメダカとか中の水生生物がどのぐらいの温度でそういった影響を受けるのかっていうことにつきましても、飼っているものがメダカだけではなく、先ほど通常の河川でとか、アカハライモリとかオヤニラミ、そういったいろいろな種類の魚も同じ場所で展示のほうをさせていただいております。そのために、全ての魚がこの温度でというのは、ちょっとこの場でのほうではお答えはできないんですが、ある一定の中の室内の温度が保てるような形として、目標の温度というものは30度前後を保てる形ではないかなと、今の段階では考えております。  その温度につきましても、空調設備、そういったものと調整しながら、ある一定の適温、魚にとっての適温っていうものは今後の研究課題という形でご答弁のほうをさしていただきたいと思います。  以上です。 ○坂ノ上産業観光課まち活性化推進室長  広くPRをということなんですけれども、先ほど私が申しましたとおり、農会長会を中心にもちろんお伝えするのは当然のことながら、新規就農のご相談っていうのも町の産業観光課の窓口にも来られます。そういった場であったり、また関係団体ということで、JA等を通じて、広く今後も周知していきたいと思っております。 ○春名産業観光課主幹  失礼いたします。済みません、私の説明が不足しておりまして大変申しわけございませんでした。ペレットの製造でございますけれども、ペレット、年間35トンということを目標に、製造のほう、今年度着手いたしました。そちらの35トンに向けて着実に動いておったのですけれども、ただ、粉砕機、要は燃料をつくる際に木をチップ状にする粉砕機、こちらのほうが故障いたしまして、こちらの故障の対応に時間がかかった。また、台風の影響で、乾燥スペースが破損してしまった、こういったことで製造作業で一部遅延が生じまして、目標の35トンを年間でつくるっていうことが難しくなりまして、一部町外に町内の木を持っていって、そしてペレットにして、それを持って帰るというやり方でその不足分を補わさせていただいたと、そういう形でございます。  説明は以上でございます。 ○石井委員  その16トンの足らずは町外に木を持ち出してっていう、今までやってた方法ですね、それで賄っていくっていうことで、わかりました。  あと、やはりメダカの管理っていうことは、温度、非常に重要だと思いますので、その辺の調査っていうものは、これから十分そういったものを指定管理者に対して、やはりしていただくようにお願いしていくことも必要じゃないかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。新規農業者の方については、広く普及していただくようにお願いします。 ○肥爪委員  ちょっと3点ほどお聞きをしたいんですけども、まず、143ページの有害鳥獣対策推進事業費の部分についてですけども、説明の中で実施隊の報酬を引き上げたという説明があったかと思います。具体的にどのようなことになったのかということを確認したいのと、もう一つは電気柵設置補助金150万円ですけれども、平成29年度は100万円だったと思うね。これについては、いろいろ多くの農会の方から、申し込んだけど、もうないと、もう予算がないというような話を数多く聞きました。その辺の事情もあって平成30年度は増額されたかと思うんですけども、この150万円でそういった声が聞けるのかどうかという部分ですね。それと、逆に箱わな購入補助金について、平成29年度は50万円だったんですけども、平成30年度10万円ということで減額されてると思うんですね。昨年の実績についてお聞きをしたいというのが1点目です。  それと、147ページの、農業用施設改良事業費の中のため池点検委託料ですね。これについては、県の補助金が財源やと思うんですけども、55カ所いう話を聞きましたけれども、この調査いうのはどのような調査をされるのか、将来的にどのようにこの調査を反映されていくんかということをちょっとお聞きしたいと思います。  それと、149ページの、これは里山再生整備事業費の中の林内作業道設置等事業補助金ですね。これですけども、これ昨年から予算化されたと思うんですが、これの昨年の実績をちょっとお聞かせいただきたい。 ○春名産業観光課主幹  失礼いたします。  まず、ご質問の1点目、実施隊の報酬単価の改正について、ご説明のほうを差し上げます。実施隊の報酬でございますけれども、この実施隊、平成27年度に結成されました。そのときに策定いたしました現行の報酬単価でございますけれども、基本的には銃弾に係る経費ですとか、また猟犬の保険料でございますとか、またガソリン代ですとか、こういった必要経費分、そういったものを基礎といたしまして報酬単価の設定をさせていただきました。  しかしながら、この有害鳥獣の駆除活動というもの、大変に労力のかかるものでございます。実施隊の隊員の活動に見合った報酬単価の改正をということを猟友会のほうから継続して要望のほうを受けておった次第でございます。そこで今回、27年度の結成から3年を経過したこの期に、実施隊の報酬につきまして、人件費相当分なども加味した形で算定を行ったという次第でございます。具体的には、平均的な業務時間、例えば、銃猟でございましたら、山の中で、例えば平均して4時間程度活動されてる、そういったことも猟友会のほうに聞き取りを行いまして、猪名川町の技能労務職員の賃金でございますとか、また危険手当といった特殊勤務手当、そういったものを加味した形で報酬単価のほうを算定させていただいたという次第でございます。阪神間では、猪名川町同様に、3都市のほうが実施隊を結成して、有害鳥獣の駆除にあたっておりますけれども、この3都市におきましても、こういった積算の方法で報酬単価を設定されてるということを聞いておるところでございます。  次に、2点目、電気柵の補助でございます。電気柵、平成29年度からの新規事業でございます。当初予算100万円という形で対応のほうをさせていただきましたが、議員のご指摘のとおり、非常に好評をいただきまして、多数のお申し込みを受けました。今年度につきましては、一部流用対応という形で実施をさせていただいたところでございます。本年度の事業量といたしましては、29年度実績34件、流用の対応も含めまして136万9,000円という執行状況でございました。この29年度の実績を勘案いたしまして、プラスアルファという形で150万円の当初予算、30年度の当初予算の積算をさせていただいたところでございます。  次に、3点目、箱わなの補助事業でございます。こちらにつきましては、平成30年度当初予算10万円という形で予算措置、予算要求をさせていただいております。こちらにつきましては、29年度は50万という形で予算のほうをとらせていただいたところでございますけれども、29年度、今現在の実績としては1件の実績がございます。なかなかこの補助の申請が伸びなかった理由といたしましては、やはり、その類似の事業といたしまして、箱わなの貸し出し事業というものを実施しております。こういう類似事業があったことから、一定ニーズがさほどなかったのかなという、そのように分析のほうをしておるところでございます。  しかしながら、農会のほうからは、やはり自分たちの農地は自分たちで守るということで、自分たちの箱わなを欲しい、そして、通年で有害鳥獣の駆除を実施したい、そういう要望も聞いておりますので、この10万円2件分という形での30年度は予算要求をさせていただいたというところでございます。  次に、4点目、ため池の点検でございます。議員おっしゃられますように、10分の10補助という形で実施させていただいております。5年に1回の点検でございまして、この点検につきましては、兵庫のため池安全安心定期点検事業実施要領に基づいて実施するものでございまして、受益面積0.5ヘクタール以上の特定ため池の点検を行います。平成25年に実施したため池を点検いたしまして、点検の結果、異常なし、要保全計画作成、要改修といった3段階に評価されます。このうちの要改修となったものにつきましては、改修工事を実施するか否か、ため池管理者と相談をいたしまして、実施について検討するというものでございます。  最後、5点目でございます、林内作業道の補助事業でございます。こちらは林内作業道につきましても、平成29年度の新規事業として立ち上げさせていただいたものでございます。こちらの29年度の今現在の実績でございます、30年2月末現在の実績でございますが、申請受け付け件数は10件、執行見込み額、支出負担行為も含めました執行見込み額につきましては84万円、そういった形になっております。  説明は以上でございます。 ○肥爪委員  実施隊の報酬ですけれども、これについては農業者と実施隊いうのがダブってる人が多いわけですけども、そういう意味で、ボランティア的な感覚を持ちながらやっていただいてるということもあろうかと思うんですけども、今、データはないですけども、私の感覚としては、イノシシは減ってきてるけども、鹿は年々増えてるという状況にあると思うんですね。そんな中で、県が狩猟期に1頭5,000円の報酬を出してるというのが1つの大きな基準になってると思うんで、そこまでいかなくとも、できるだけそういう夏場の暑い時期に作業をするということで、上げていただくということについてはいいことかなというふうに思っておりますんで、どうぞよろしくお願いします。  それと、ため池ですけども、これについては、調査をされて、要改修というような結果が出たという部分については農会等と十分に話をしていただいて補修なりをしていただかないと、本当に災害を引き起こすもとになってくると思うんですね。ため池も老朽化したところは非常に多いと思うんですね、最近手が入ってないというのがほとんどだと思うんで、その辺は十分に配慮して、努力をしていただきたいというふうに思います。  林内作業については、10件という実績があるということを聞きましたんで、これについても進めていただきたいというふうに思っておりますんで、よろしくお願いします。  これで終わります。 ○橋本地域振興部長  先ほど肥爪議員から質問あった1点抜けておりましてんけれど、ため池の調査の内容といったことがございました。調査内容につきましては、堤体の所見といったことで、堤体の材料とか堤高とか堤長、また堤体の老朽度、余裕高とか断面積、ひび割れ、そういった現状を確認させていただいて、今後危険ため池、老朽ため池になれば、個々のため池改修事業に取りかかるというような格好になっていこうと思っています。  以上です。 ○下坊委員  127ページの火葬場の件ですけども、ここは指定管理という形の中になっておるわけですけども、この中での営繕費用というのは、何ぼぐらい、管理者が持つのは営繕費として何ぼぐらい町は見ておるのかということと、それで、ここの契約はあと何年、平成27年から5年間ということで説明聞いたんですけれども、きょうは、今回予算ですから、本年度のいろいろな問題というのは、私はこの場では質疑はしませんけれども、あれやはりいろんな問題点があった場合に対して、5年間という契約の中でもそのまま続行していくのかどうか、いろんな問題が起きたときにはどう対応されるのか、その辺についてはお尋ねしときたいと思います。  それと、141ページですけども、村づくり推進協議会とか農業活性化、要するに、いろんな形の中で、これから先、農業をやっておられる方の高齢化が増えてくるという中において、若者たちがどのようにして農家を進めていくのかといったような指導は、猪名川町として今後どうして取り組んでいくのか。それで言えば、農業を行うことによって十分生活が整えられていくということになるのかどうか、そういった点をお尋ねしたいのと、それと、先ほど有害鳥獣の問題出たんですけれども、ここも前回のときにも、ちょっと委員会でも言いましたけども、やはり猟師の方が高齢化をされてっておるといった中で、ますます山の中に入りにくうなってきておると。それで、中には鉄砲を自分の趣味としてやっておられる方もありますし、いろいろな形であるとは思うんですけれども、そうした中において、やはり先ほど言ったように、一生懸命農業、農家で野菜をつくる、これからええとこはこれからとれるな思ったら、鹿にばたばたばたばたやられてしまう。ほんだら、もうやはりそれだけでも農家はやる自信が失っていくというようなこともあるわけですね、繰り返し繰り返しそんなことをやると、ほんまに農業をやっていこうという方が減ってくるということもありますから、そういった対策いうのはもう少し慎重に考えて、農家の方とやはり魅力のあるような農業づくりのためにも鹿対策、イノシシ対策の考え方っちゅうのはしっかりと持っていく必要があるんじゃないかなと、このように思いますし、それで、先ほども言いました、猟友会が鹿とかイノシシをとった場合に、それをそのままで放置するということになっておるのかどうか、その辺については、前回の委員会では猟友会との話をしていくということで、指導もしていくということだったんですが、その後の経過はどうなっておるのか、その辺についてお尋ねしたいなと思います。 ○曽野産業観光課長  それでは、1点目、火葬場の関係のご質問でございます。  火葬場は現在指定管理を行ってございまして、その中の営繕の関係のご質問でございますけども、指定管理料の中には、当然簡易な修繕につきましては、その中で積算をしてございます。おおむね100万円程度につきましてはその中で対応するということになってございますけども、施設自体は当然町の施設でございますんで、大規模な営繕につきましては、必要なものが発生したときには、町のほうが予算化をして、改修をしていくといったような流れとなってございます。  それから、5年間の契約があともう2年で切れるわけでございますけども、その後のことのお尋ねでございますけども、それにつきましては、当然この5年間、もしくは現在のとこにつきましては過去にも数回やっていただいてるとこでございますんで、そういった内容の検証をしながら、最終的には指定管理者の選定委員会の中で諮っていただいて、その業者が次にまた手を挙げるかどうかもまだ現時点ではわかりませんけども、そのあたりの現在の取り組み状況、また何か問題があったんであれば、そういうことも踏まえて検討していただくということで図っていきたいというふうに考えてるところでございます。 ○春名産業観光課主幹  失礼いたします。まず、有害鳥獣駆除の実施隊、議員ご指摘のとおり、隊員の高齢化っていうものが進んでおります。現在隊員は44名おりますけれども、60代、70代の方が大半を占めとる、そういった状況でございます。やはり若返りといいますか、若い方にもこういった有害鳥獣駆除に興味関心を持っていただく必要があると感じておるとこでございます。私どもといたしましても、この狩猟免許の取得に関することを広報紙に掲載させていただくなり、啓発には努めておるところでございますが、若者への周知、そういったところも含めまして、今後何かよい方策がないか検討をさせていただきたいと思います。  また、議員ご指摘のとおり、鹿、イノシシによる有害鳥獣被害といいますものは、農業者にとって非常に精神的なダメージというものが大きいというふうに私どもも認識しております。こちらの鹿、イノシシ対策、有害鳥獣対策は喫緊の課題であると認識しておるところでございます。今現在、私どもは、まず物理的に農地に鹿、イノシシを入らせない、進入防御、電気柵、防護柵といったものの設置に対する補助、また鹿、イノシシを捕らえて個体数を調整するという策、この2本柱で有害鳥獣対策を進めておるところでございます。今現在のこの事業を継続しつつ、またほかにも有効な手だてがないか、そういったところについても検討のほうはさせていただきたいと思います。  それと、前回議員よりご指摘いただきました、その捕獲後の処理についてでございます。捕獲後の処理についてでございますが、原則埋設または焼却という形で処理のほうをしていただいてるところでございます。埋設につきましては、環境上、環境衛生上の問題が生じないようにということで、猟友会のほうとはお話をさせていただいたところでございます。今現在は、何か環境上、衛生上の問題が生じているというような苦情のほうが入っておるということは耳にしておりませんので、一定ルールを守って処理をしていただいてるのではないかと、そのように認識しておるところでございます。  説明は以上でございます。 ○下坊委員  霊照苑の関係で言いますと、100万円ぐらいは営繕の関係を見ているということでありますけども、先ほど来からメダカが死んだいうて、死んでからどうのこうのと言われてますけども、しかし、この施設でも再三修繕してほしいいう部分があるわけですね、住民に大変迷惑かかっとるわけですよ。そういったとこがなかなかできないということで、管理者にも大分住民からの声として言うてはおるんですけども、町としてもなかなかしてもらえないというようなことがありますので、そういった点につきましては、やはり改善できる部分、ここはやっぱりきちんと改善すべきじゃないかなと、このように思います。  それと次に、151ページでありますけれども、よくこのごろ大野アルプスランドの件でいろいろな問題点がどうのこうのと言われておりますが、この指定管理はいつまでなのか、何年まで指定管理をされるのかということがあるわけですけれども、ただ、ここも柏原森林組合も、やはり高齢化が進んできております。だからこそあじさいまつりも、今まで2日で頑張ってこられましたけれども、実際のところはもう高齢化が進んでくる中において、もう1日しかできないという状況が来ております。そうした中でのこの大野アルプスランドの維持管理も大変ご苦労をされているということも聞いてはおります。この契約されてる以上は大野の森林組合の方がやるということでありますけれども、今後の問題としてどう考えておられるのか、このまま森林組合の方に管理をしていただくというのは大変厳しいものが出てくるのではないかなと、こういったこともありますので、指定管理が切れるまでには猪名川町としてもやっぱり対策を講じるべきじゃないかなと、このように思いますけども、その点についてお尋ねしておきたいと思います。  それと、153ページでありますけども、いながわまつりですが、これほどそのどないいうんです、立て看板の横柄な立て方、物すごう信号機で邪魔になる。交差点、交差点にあないしてつける必要がどこにあるのかなと。それも、マラソン大会が終われば、本来なら撤去すべきでしょう。それも撤去せんと、そこに日にちをかえて、そのまま横着して看板立てる。交差点にそういうことをすることによって事故が発生した場合、誰が責任とるんです。そういったこともやはり十分配慮すべきじゃないかなと、このように思いますけど、その辺についてお尋ねいたします。 ○曽野産業観光課長  まず1点目、火葬場の関係でございます。今、利用者の方からいろんな修繕の声があるということでございますけども、私どもも指定管理者とは定期的にいろんな意見交換もする中で、必要な声があって、修繕が必要な部分につきましては、次年度の予算なり当該年度で対応できるものについては対応してということでやってございますので、引き続きそういった声があれば、私どものほうに届いてくれば、また新たに予算もとってということも検討していきたいというふうに考えてございます。  それから、2点目の大野山の高齢化の問題でございます。大野山の指定管理につきましては、平成28年から32年までの5年間ということになってございます。この指定管理もご指摘いただいてますとおり、地域の森林組合のほうに指定管理をやってございます。地域の方は非常に高齢化ということで、管理がかなりしんどくなってきてるというような声も聞いてございます。今後どうしていくのかということでございますけども、先ほども答弁させていただきましたように、まさに大野山を今後町としてどう活性化していくのかというのを今現在、地域の方も含めて検討してございます。また近いうちには地域の皆さんとの意見交換の場も予定をしてございます。地域の方が本当に今後やっていくだけの気持ちがあるのか、また地域としては難しいということであれば、また違った方法も考えるといったことも含めまして、近いうちに地域と協議を重ねて、どういった方向がいいのかというのは一定方針を打ち出していきたいなというふうに考えてございます。  以上です。 ○橋本地域振興部長  3点目のご質問でご指摘ありました立て看板の件でございます。マラソン大会の後、引き続いていながわまつりの看板に転用という格好にさせてもうてます。ただ、事前に警察のほうにも使用許可を申請させていただき、また許可もいただいております。やはり事前の予告が大事だということで、これまでから引き続いてさせてもうてるような状況でございますんで、何かと今言われるようなご指摘があるかとも思いますのやけど、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○西谷委員長  いながわまつりじゃなしに、桜まつり。 ○橋本地域振興部長  失礼しました、桜まつりです。 ○下坊委員  桜まつりのね、猪名川町さんから、それは町から言うて、警察に言うたら、それは当然な、よろしいなんか言わはるかもしれんけども、せやけど、交差点につけるということは、もしそれが見通し悪うて事故やったと、警察が責任とってくれまんのか。警察でもあれほど大きい看板は立てませんよ、事故目撃者でもあの半分でしょう。いうのは、最大限縮小した中での看板立てるんですよ。それが猪名川町として、もっと工夫すべきじゃないかいうことを僕は言うわけです。交差点でもいいですけれども、あれほど大きい看板をどおんと立ててやらないかんもんなのか、それとも、もう少しアイデアをいろんな形の中で利用して、桜まつりをこうやりますよとか、アーチをつくるとか、いろんなことがあると思います、そういうようなことをして、やはり交差点の中は安全確保していくというのが1つの条件だろうと私は思うんですけども、そういう点はもう少し工夫すべきやと思うんですけども、再度お尋ねしときたいと思いますけども。  それと、135ページの問題、1つ追加しますけれども、水質検査の件ですね、これの結果いうのは、私は余りこのごろ見てないんですけども、猪名川の河川を流れる水質は今現状どんな状態になっとんのか、大きな変化があるのかないのか、その辺についてお尋ねしときたいと思います。 ○橋本地域振興部長  ただいまご指摘ありました件について、再度現場も確認させていただいて、必要不可欠な部分については、設置はさせていただくということで進めさせていきたいと思ってます。  以上です。 ○福田産業観光課環境対策室長クリーンセンター所長  2点目の水質検査の件について答弁のほうをさせていただきたいと思います。水質検査につきましては、今現在、課長のほうもありましたように、猪名川本流、支流、野尻川、そこで環境調査のほうを行わせていただきまして、あとはゴルフ場の農薬検査という形での項目のほうをやらせていただいております。今現在におきましては、全ての地域において環境基準値以内を計測しとるということでありますが、平成29年度も間もなく終わる中で、この年度での結果につきましては、また広報等、ホームページ、そういったところでのお知らせ、PRのほう、PRというのか結果報告のほうをさせていただくということで検討していきたいと考えております。  以上です。 ○南委員  とにかく幅広いですわ。とにかくごみから観光から、とにかく幅広い。ですけれども、いわゆる先ほどのPRというか、大変ええ施策をしておられるんですけれども、いわゆる中山間地域直接支払事業費ということで、4集落5団体ということで、多面的機能支払事業費、これも11集落12団体ということでありますし、また、先ほどの新規就農確保事業費150万円いうことで、大変施策をしとるんですけども、この中山間地域等直接支払事業費、これも私もかかわって三、四やったんですけども、とにかく書類の提出が多い。とにかく、ほんで、責任者が1人きちっとやらんなんことにはなかなか転ばないいうことで、大変やってんけど、それはええ事業ですわ、これ。ですけども、なかなかついていけないと。本当にリーダーがきちんとやらんことにはなかなか難しい点もあるんで、もうちょっと緩和というようなことも考えてはどうかと思いますいうことと、それと、新規の就農確保事業費、これも大変ええ事業ですので、とにかくいろんなメニューがあるんやけども、農会長の場で説明してやってるということやけど、農会長さんもやっぱり忙しいし、年々かわるしということやけど、もっと何というか、幅広くPRをしていったら全体的に活性化するんやないかと思うんやけどもいう意見ですわ。とにかくもうちょっと、それは農会長さんに知らしめて、農会長さんが責任持ってやるのは、それは当然やけども、農会長さんもやっぱりかわっていくわけや、いうことで、いわゆる持続できないというとこもあるからね、そこらをもうちょっとPRをしたら、全体が知ったらもっと活性化していくんやないかと考えるんですけども、どうでしょうか。 ○曽野産業観光課長  まず1点目、中山間、非常にいい事業だけど、書類が多い、おっしゃるとおりだと思います。確かに事務手続が非常に煩雑な部分がございます。皆さん、ご苦労はされてるんでございますけども、取り組みとしては非常にいい取り組みをしていただきながら、財源もいただきながらということで、これにつきましては国2分の1、県4分の1ということで補助をもらってやってるもんでございます。書類の緩和といいますのは、なかなか私どもでどうこう言える問題ではございませんけども、引き続きお願いをしていきたいというふうに考えてるところでございます。  それから、もう一つの関係で、農会長会のPRではなかなかということでございます。確かにいろんなことを私どもとしましては、この新規就農だけではなくて、いろんなお願いを農会長会でさせていただくんですけども、確かに非常に多くのことを一気にお願いをするので、なかなかその地域の農家の皆さんに届かないといった声も一部聞く部分はございます、それはもうご指摘のとおりだと思います。農会長会でのPRというのは当然ですけども、それ以外にも、例えば野菜部会でありますとか、いろんな農業者が関係してる場がございますので、引き続きいろんな場を捉えて、町としては広くPRをしていきたいというふうに考えてございますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。 ○南委員  わかりました。今、集落をその高齢、後継者の問題で回ってはるからね、その何や時間があるわけですわ。そういうとこでいろんな、こういうのもありますんやというような、いわゆる施策を発表するんも効果的だ思うんですわ、大体集落は農家が寄ってきて、そういう場やからね、時間もあるから、そういうことでひとつよろしくお願いします。  以上。 ○岡本副委員長  3点ほど質疑させていただきたいと思います。  1点目は、127ページの火葬場運営費の関係なんですけれども、都市部で火葬場の不足というようなことが今、ニュースなんかでよく言われてるんですけれども、今この猪名川霊照苑の稼働率というんですかね、実際に回っている、回転している率はどれぐらいのもので、この世界、営業努力というものがあるのかどうかよくわかりませんけれども、どういうふうな形の営業努力をされているのかということが1点目。  2点目は、135ページの環境監視機器保守委託料に関係してのお話なんでございますけれども、こういう大気の部分だけじゃなくて、騒音についても調査する必要があるのではないかという話の中で、防音壁を設計上設けているので、その心配はないんだということなんですけども、大変猪名川町、閑静な住宅地であります、大体どれぐらいのデシベルまでを問題ないというふうに考えておられるのか、その辺のところが2点目。  それと、3点目は、145ページの道の駅いながわの整備事業の、現在の道の駅いながわのね、区画線が消えてきているんで維持修繕工事をするんだという予算でございますけども、トイレの問題も結構従前から引き続いての課題となっているかと思うんです、いわゆる洋式化の問題、あるいはこの寒い時期で、すごく冷たいというようなことも声としては上がっておるんですけども、この辺のところ、将来見通しも含めましてよろしくお願いいたします。 ○福田産業観光課環境対策室長クリーンセンター所長  ただいまのご質問に対してお答えのほうをさせていただきます。  まず、稼働率のことについてなんですが、実際、猪名川町のほうには3炉ございます。その中で時間調整が詰めば、最大6体焼けるというような状況にはなってはおります。そういった状況の中で、今現在、稼働率につきましては、その体数からいいますと、約8割程度という形になってはおります。  以上でございます。 ○曽野産業観光課長  2点目の環境監視施設の関係でございます。こちらにつきましては、さきの質問の答弁でもさせていただいてましたけども、騒音の問題でございます。現在、今、計画しておりますのは3つの測定項目でございます。騒音につきましては、基本的には防音壁で大丈夫だというふうに、これはNEXCOのほうからの回答を得ているわけでございますけども、具体的に私どもで今、何デシベルでオーケーというところまでは、ちょっとデータとしては持ち合わせてございません。  それから、3点目の道の駅の関係でございます。今回の予算につきましては区画線ということでございますけども、あわせてトイレの問題はどうかというご質問でございます。トイレにつきましては、確かにいろんな部分でご不便という声も聞いてる部分はございます。非常にトイレ自体が老朽化をしておりまして、実際この本年度、29年度におきましても、故障したトイレにつきましては、順次洋式化で改修等々の作業も進めてございます。非常に下がちょっとあいて、上があいてということで、風が入ってくるというような問題もございますけども、基本的にはトイレの全面改修というとこまでは今のところ考えてございませんでして、順次潰れた、故障したものにつきましては、洋式化等で対応していきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○岡本副委員長  2点目の騒音の問題についてなんですけれども、今ちょうど小学校の横にそういう数値ですね、今こんな数値やという。これは、工事の関係での騒音を把握するものではあるんですけれども、やはり客観的な数字を、何ですかね、猪名川町としても把握しておく必要があると思うんです。単にNEXCO西日本が防音壁、設計上大丈夫やということを、言葉をうのみにするだけじゃなくて、やっぱりどれぐらいの数値なのかということを本来は把握して、その数値のとおりになっているかどうかということを、本来は検証する必要があるのではないかなと私は思います。  以上です。 ○橋本地域振興部長  今のご質問の何デシベルといったような点ですが、今、騒音については、騒音対策基本法とか、そういった大前提の法律ございますんで、今、一般的な部分で何デシベルいう設定までは確認はできてませんねんけれど、そういった法に抵触するような騒音とかとかあれば当然のことながら、今後状況を見きわめながら、ちょっと検討させてもらいたいと思います。  以上です。 ○岡本副委員長  騒音対策の絡みの法律は、すごく騒音がひどい、公害の時代の中で受忍限度というような形で辛抱する数値ですね、それを客観的に定めているような形のものですので、この閑静な住宅地の中で、それを求めてこの土地にやってこられた方との関係の中では、そういうふうな数値では、僕は問題があるんじゃないかなというふうなことも思ってます。これは参考意見程度にお話ししておきますので、よろしくお願いいたします。 ○宮脇副町長  現在NEXCOのほうが道路上に施設整備をやっております防音壁につきましては、これは、過去から地域住民と地域住民、つつじが丘もそうですし、広根、猪渕、上野等も入っていただいて、地元で対策協議会がございますが、その中でいろいろ過去から本当にご議論をいただきました。その中で対策として、騒音については軽減を図っていただきたいというふうなことから防音壁をつくっていただいた。当初から防音壁があったわけではございません、NEXCOのほうに地域の要請、要望として、町としても設置をいただく方向で調整をやってきた経過がございます。そしてまた、そのことにつきましては、実は新名神高速道路特別委員会のほうがございまして、そういったもので施工をやっていただくということにつきましては、当時の特別委員会のほうにも報告はさせていただいて、町として、これで一定騒音対策についてはクリアできるだろうというふうに考えております。  ただ、今後とも、それで、おっしゃるように環境基準がございますんで、それをクリアできるかどうかいうのは供用開始してみないとわかりませんが、我々としましては、一定それでクリアできるというふうなことで、NEXCOからも聞いております。  ただ、供用しまして、その基準をはるかに超えるというふうなことになってきますと、これはまた改めてNEXCOのほうに騒音対策として考えてほしい。ですから、今は、道路高から7メーターぐらいしかないと思うんですけども、例えば全面トンネルにするとかいうようなことも踏まえて、騒音が基準値を超えるようであれば、対策をとっていただくという町としてのかかわりになってくるのかなと、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○下坊委員  済みません。資料をせっかく用意していただいとるんでね、余り質疑されないようなんですけども。これ1つお尋ねしておきたいのは、ごみの当番の支援件数、これ470件ということで、これは毎年増えてきてるんじゃないかなという気がするんですけども、ここらの点については年々どういう増加の方法をたどってきとるのか、ちょっとその辺について答弁願えますか。 ○福田産業観光課環境対策室長クリーンセンター所長  今、下坊委員のほうからご質問のありましたごみ当番支援制度につきましては、こちらのほうにつきましては、福祉課が所管しておりますので、当課のほうで答弁は控えさせていただきたいと思っております。お示しさせていただいておりますのは、うちのほうでは、高齢者ふれあい収集件数のほうを担当しておりますんで、こちらのほうにつきましては39世帯、今現在、個別収集に行かせていただいてるという現状になっております。  以上でございます。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、地域振興部産業観光課の関係部分について、質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いし、ただいまより11時40分まで休憩といたします。                 午前11時34分 休憩                 午前11時40分 再開
    ○西谷委員長  休憩を閉じ、次に、教育委員会所管部分のうち、歳入についての説明を求めます。 ○真田教育部長  それでは、教育委員会に係る歳入部分につきまして、事項別説明書によりましてご説明を申し上げます。  14、15ページをお開きください。13款使用料及び手数料、1項1目総務使用料、予算額1,432万8,000円、1節総務管理使用料、説明欄の教育振興課行政財産使用料7万9,000円でございます。学校及び給食センター等教育施設内の電柱占用に係る使用料でございます。  下段の6目教育使用料、予算額2,609万3,000円でございます。1節小学校使用料72万円、2節中学校使用料4万8,000円につきましては、学校施設使用料を見込んでございます。3節幼稚園使用料1,002万2,000円、説明欄の幼稚園の保育料897万7,000円で、4歳児、5歳児の137人分に係る保育料で、園児の減少により減額をしておるものでございます。16、17ページをお開きください。通園バス使用料104万5,000円で、38人分の利用を見込んでございます。昨年度から11人減となってございます。4節社会教育使用料1,527万3,000円で、説明欄の文化体育館等使用料1,167万3,000円、自主事業収入及び貸し館事業に係る使用料を見込んでいるものでございます。2行目の公民館使用料330万円は、中央公民館及び日生公民館の使用料でございます。また、ふるさと館使用料25万8,000円、静思館使用料4万2,000円を見込んでございます。  18、19ページをお開きください。下段の14款2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、予算額611万6,000円で、1節小学校費補助金44万7,000円、説明欄の特別支援教育就学奨励費補助金で、対象者37人に対する歳出見込み額の2分の1でございます。2節中学校費補助金25万3,000円、特別支援教育就学奨励費補助金で、対象者13人に対する歳出見込み額の2分の1を計上してございます。20、21ページをお開きください。4節社会教育費補助金325万円、国史跡指定多田銀銅山に係る補助金で、埋蔵文化財緊急調査費補助金100万円、これは、開発に伴う埋蔵文化財包蔵地の分布調査。次に、歴史活き活き史跡等総合活用整備事業費補助金225万円で、史跡等整備基本計画の策定に要する経費の2分の1を国から補助を受けるものでございます。  24、25ページをお開きいただきたいと思います。15款県支出金、2項7目教育費県補助金、予算額926万6,000円で、1節教育総務費補助金166万1,000円で、スクールソーシャルワーカー配置事業補助金64万4,000円、福祉の視点でいじめや児童虐待、不登校など問題行動等を抱える子どもたちに対して支援を行うもので、事業基本額の3分の1を県から補助金として受け取るものでございます。また、学校・家庭・地域の連携協力推進事業補助金96万7,000円は、地域と学校が連携協働いたしまして、地域全体で子どもたちの成長を支えていくため地域コーディネーターの機能を強化し、より多くの地域住民の参画と継続的な活動を実施する地域協働活動を推進していくものでございます。次のプロから学ぶ創造力育成事業補助金5万円は、すぐれた技術や製品を有し、国内外で高い評価を得ている企業の技術者や世界の第一線で活躍する兵庫ゆかりのクリエーターを招聘し、制作過程における講話や実演を行うことで、より豊かな感性を働かせ、新たなアイデアを生む力を身につける機会を創出するもので、経費の2分の1を県から補助として受け入れるものでございます。2節小学校費補助金368万7,000円でございますが、説明欄の小学校体験活動事業補助金で、事業内容といたしましては、町内の6校の小学校5年生の自然学校及び3年生の環境体験の実施に対する補助金でございます。3節中学校費補助金229万3,000円で、トライやるウイーク実施事業補助金165万円は、中学2年生を対象にしたものでございます。また、新規に取り組む部活動指導員配置促進事業補助金64万3,000円は、教員の負担軽減を図り、生徒と向き合う時間を確保するもので、経費の3分の2を補助として受け入れるものでございます。4節社会教育費補助金162万5,000円で、国庫補助金で説明をいたしました多田銀銅山遺跡等、文化財保存整備費等の2つの事業に係ります県の随伴4分の1の補助金でございます。  26、27ページをお願いいたします。3項1目総務費委託金、4節統計調査費委託金、予算額210万4,000円で、このうち説明欄の教育統計調査委託金2万5,000円でございます。毎年5月1日を基準日といたしました学校基本調査に係る委託金でございます。  6目教育費委託金、予算額156万3,000円、1節教育総務費委託金で、放課後補充学習等推進事業委託金といたしまして、放課後に学力に課題のある児童生徒に対して学習サポーターを派遣し、補習授業を行う事業として県から委託を受けるものでございます。  16款財産収入、1項1目1節土地建物貸付収入、予算額2,596万6,000円のうち、次のページ、28、29ページをお開きいただきたいと思います。教育振興課分といたしまして、教職員住宅貸付収入で、家賃収入672万円を見込んでいるものでございます。21戸のうち16戸分、駐車場としては11台分を見込んでいるものでございます。行政財産貸付収入102万8,000円は、各施設内に設置されております自動販売機設置料として収入をするものでございます。  30、31ページをお願いいたします。17款寄附金、1項3目教育費寄附金は、科目設置でございます。  次に、32、33ページ、20款諸収入、4項4目2節雑入、予算額1億874万9,000円のうち、教育委員会に係るものといたしまして、34ページから37ページにわたって記述がございます。このうち説明欄の教育振興課、主なものといたしまして、37ページの生涯学習カレッジ利用者負担金30万円、これは2コース100名分の受講料でございます。2行下の施設備品等使用料264万6,000円は、施設の業務委託に伴う施設備品の使用料収入でございます。その下の太陽光発電売電料94万2,000円で、給食センター、小・中学校、悠久の館分で計上をいたしております。その下、公民館講座受講料37万円につきましては、パソコン講座の受講料を計上しているものでございます。また、学校教育課分といたしまして、日本スポーツ振興センター掛金個人負担金143万2,000円は、幼稚園、小学校、中学校の児童生徒3,197人分の個人掛金の2分の1の負担金収入でございます。  下の段の21款町債、1項5目教育債、予算額1,080万円のうち、1節社会教育債、予算額110万円で、緊急防災・減災事業債を活用して、文化体育館空調設備整備事業に財源として充当するものでございます。  以上で教育委員会に係る歳入部分の説明とさせていただきます。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○下坊委員  25ページの部活動指導員配置促進事業補助金、これはどういった、何人分とか、そんなのあるんですかな。後でまた詳しいことは、歳出のほうでまた聞きますけど。 ○草薙学校教育課長  部活動指導員につきましては、教職員の負担軽減と、それから部員の指導向上に向けての配置でございまして、現在のところ、3名を想定して予算の準備をしているところでございます。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、教育委員会所管部分のうち、歳入についての質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いし、13時まで休憩とします。                 午前11時50分 休憩                 午後 1時00分 再開 ○西谷委員長  休憩を閉じ、次に、教育委員会教育振興課の関係部分についての説明を求めます。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。それでは、教育振興課に係ります歳出について、事項別説明書に基づきご説明申し上げます。  説明書78、79ページをお開き願います。78、79ページでございます。中ほどでございます2款5項7目教育統計調査費、本年度予算額2万5,000円でございますが、説明欄をご覧ください。毎年5月1日を基準日といたします学校基本調査に係ります普通旅費、消耗品を計上しております。  次に、ページが大きく飛びますが、178、179ページをお開き願います。178、179ページでございます。9款1項1目教育委員会費、予算額281万2,000円でございます。説明欄の教育委員会事務費で、教育委員会の定例会、臨時会また教育委員の活動の報酬、旅費などといった関係経費を計上しております。主な内容といたしまして、1節の報酬128万円、教育委員4名分に係ります報酬で、1人年額32万円となってございます。10節交際費30万円につきましては、教育長の交際費でございます。13節委託料37万8,000円につきましては、議事録作成業務委託料で、定例の教育委員会12回、また臨時会2回分を予定しております。  次に、2目事務局費、本年度予算額3億7,599万6,000円でございます。教育振興費に係るものといたしましては、次のページ、180、181ページをお開き願います。事務局事務費657万4,000円で、教育委員会事務局の管理経費でございます。8節報償費の報償金25万6,000円のうち8万円につきましては、町立の学校のあり方につきまして、教育委員会として本年度策定をする基本方針に基づき検証を進めるにあたり、猪名川町立小・中学校あり方評価検証会議を設置いたしまして、評価、検証を実施するものでございます。その委員報酬金といたしまして、学識経験者2名、5回分を計上しております。また、17万6,000円につきましては、本年度から2カ年かけて改定事務を行っております教育振興基本計画策定委員報償金10名分でございます。11節需用費のうち印刷製本費100万6,000円につきましては、教育委員会報、教育の駅いながわの年3回の発行、また教育要覧の印刷経費などを計上しております。13節の委託料360万6,000円のうち施設管理委託料125万3,000円につきましては、町内学校園で廃棄処分が必要となった備品等に係ります処分費を計上しております。その2行下の教育基本計画策定業務委託料191万2,000円につきましては、先ほど申し上げました教育振興基本計画策定業務委託料でございます。  少しページが飛びますが、186、187ページをお願いいたします。186、187ページでございます。特別支援教育就学奨励費3,385万9,000円のうち、13節委託料としまして、福祉タクシー運行委託料737万5,000円でございます。これは、本町から川西養護学校に通学されている児童生徒のうち、身体的または時間的に通学バスを利用できない方の通学手段として福祉タクシーを運行するための委託料でございます。次の行、19節の負担金、補助及び交付金2,648万4,000円につきましては、川西養護学校への負担金で、学校運営費について、本町と川西市の児童生徒との人数割合などで負担金が決まるもので、新年度には本町から全体24人のうち6人の通学を予定しておるものでございます。  1項目飛びまして、教職員住宅維持管理費176万5,000円につきましては、若葉地内の教職員住宅の管理経費で、16戸の入居を見込む予算としておるものでございます。  次に、190、191ページをお開き願います。2項1目学校管理費、予算額1億5,551万8,000円のうち、説明欄の小学校管理事務費5,994万1,000円でございます。主なものといたしまして、11節需用費のうち光熱水費2,900万円でございますが、本年度に電気料金の入札を実施したことから200万円の減額となっておるものでございます。13節委託料、施設管理委託料1,167万4,000円につきましては、各学校のエレベーターや電気設備等の保守点検、夜間警備の委託などでございます。  次のページ、192、193ページをお願いします。中ほどから下、学校施設整備費1,946万円で、11節需用費の修繕料800万円のうち300万円につきましては学校配分の修繕料で、各小学校6校に50万円を配分するものでございます。そのほかプール、校舎の修繕費で500万円を計上しており、緊急性等を判断し、優先順位をつけ執行するものでございます。13節委託料の実施設計委託料496万8,000円につきましては、松尾台小学校の体育館屋根改修、楊津小学校プール給水管改修に係る実施設計委託料でございます。15節の工事請負費572万3,000円につきましては、猪名川小学校の雨漏り改修で233万4,000円、各小学校の老朽遊具の改修工事で160万円などを予定しているものでございます。  次に、2目の教育振興費、予算額4,822万4,000円で、説明欄、教材用消耗品等整備費573万4,000円につきましては、各小学校の消耗品、備品等を購入するものでございます。続きまして、194、195ページをお願いいたします。3つ目の事業項目、体育・文化振興費81万3,000円で、体育や音楽の授業、運動会の中で使用する消耗品を各学校に配当しているものでございます。1項目飛びまして、就学援助費1,092万8,000円で、主には20節扶助費の就学援助費1,088万1,000円、これにつきましては、経済的に支援が必要な児童に対しまして、学用品、給食費などに対し支援しているもので、新年度は20名増の163名を見込んでございます。次の特別支援学級運営費212万9,000円につきましては、特別支援学級運営に係ります消耗品、備品の購入などのほか、20節の扶助費、就学援助費127万9,000円につきましては、経済的に支援が必要な特別支援学級の児童に学用品、給食費などを支給するもので、前年度から1名増の37名を見込んでおるものでございます。  次のページ、196、197ページをお願いいたします。3項1目学校管理費、予算額8,761万4,000円で、説明欄、中学校管理事務費で3,043万2,000円でございます。この内容といたしましては、各中学校で必要となる消耗品、光熱水費、また設備の保守点検委託料を計上しております。11節需用費のうち光熱水費1,378万6,000円につきましては、小学校と同様、電気料金の入札によりまして180万円の減額となっております。13節施設管理委託料518万8,000円につきましては、電気設備、保安業務、昇降機保守点検、夜間警備などの委託業務に関するものでございます。  次のページ、198、199ページをお願いいたします。中ほどから少し下の事業項目、学校施設整備費920万1,000円で、11節需用費の修繕料519万7,000円のうち学校修繕料180万円につきましては、各3中学校に60万円を配当するものでございます。それ以外の学校施設の修繕として339万7,000円を計上してございます。15節の工事請負費につきましては、猪名川中学校渡り廊下の雨漏り対応工事といたしまして60万3,000円を計上しております。  次に、2目教育振興費3,619万4,000円でございます。説明欄の教材用消耗品等整備費334万6,000円、これにつきましては、各中学校の消耗品、備品等を購入するものでございます。  次のページ、200、201ページをお願いいたします。2つ目の事業項目体育・文化振興費636万円で、体育大会、美術展に係る消耗品、備品の修繕料、体育、クラブ活動で使用する備品などを各学校に配当するものでございます。  19節負担金、補助及び交付金、対外試合参加補助金140万円につきましては、県大会以上の大会に出場する生徒への交通費を助成するものでございます。  1項目飛びまして、就学援助費1,051万2,000円のうち、20節の扶助費の就学援助費1,048万5,000円でございます。これにつきましては、経済的に支援が必要な生徒に対しまして学用品、給食費などに対し、支援しているもので、新年度につきましては3名減の91名を見込んでおります。  次のページ、202、203ページをお願いいたします。特別支援学級運営費95万7,000円につきましては、特別支援学級の運営に係ります消耗品、備品のほか、20節扶助費就学援助費72万4,000円で、支援が必要な生徒に対し、学用品等を支給するものでございます。対象生徒といたしましては、4名増の13名を見込んでおります。  4項1目幼稚園費1億6,679万3,000円、説明欄2つ目の項目、幼稚園管理事務費2,338万円でございます。主なものといたしまして、次のページ、204、205ページをお願いいたします。13節委託料のうち、通園バス運行委託料1,320万3,000円につきましては、通園バス4台分に係ります運行管理や添乗員等に係る委託料でございます。  次のページ、206、207ページをお願いします。幼稚園施設整備費383万2,000円で、11節需用費の修繕料300万円は、各幼稚園に25万円の配当分100万円と各園における緊急の修繕料200万円を計上しております。15節維持修繕工事費83万2,000円につきましては、松尾台幼稚園廊下、屋根の改修を行うものでございます。  続きまして、5項1目社会教育総務費、予算額1億1,832万4,000円で、説明欄1つ目の項目、社会教育総務事務費7,247万5,000円でございます。1節報酬の社会教育委員報酬72万8,000円につきましては、本年度に公民館運営審議会、文化体育館運営委員会を廃止し、その役割を社会教育委員が担うことになるため、委員を9名に増やし、予算計上するものでございます。12節役務費の通信運搬費326万6,000円につきましては、社会教育施設予約システムに係ります通信費、各施設7回線分でございます。13節委託料の施設管理委託料5,987万6,000円につきましては、文化体育館、図書館、公民館の受付、保守点検業務などの施設管理委託、またふるさと館、悠久の館の清掃業務、設備の保守点検委託料で、平成31年度までの長期継続契約とするものでございます。14節使用料及び賃借料の事務機借上料669万9,000円につきましては、社会教育施設予約システムに係りますサーバー、端末機、端末等の借上料で、長期継続契約によりまして5年間の契約を行っているものでございます。  次に、文化財総務事務費、予算額774万1,000円のうち、主なものといたしましては、次のページ、208、209ページをお願いいたします。中ほどの13節委託料のうち、1行目、施設管理委託料51万円につきましては、国の重要文化財の戸隠神社の横にありますトイレの清掃委託で、地元自治会に24万円、また、多田銀銅山大官所跡の草刈り業務といたしまして27万円を計上しておるものでございます。その下の文化財点検委託料57万7,000円につきましては、青木間歩の点検でございます。その下の文化財管理委託料50万1,000円につきましては、青木間歩の門の開閉や周辺の清掃業務を地元自治会に委託をしているものでございます。14節使用料及び賃借料のうち、自動車借上料81万6,000円につきましては、町立小学校児童が地域の歴史文化や自然環境に触れ、関心を深めることを目的といたしまして、国史跡多田銀銅山遺跡や町内公共施設の社会見学に対するバス借上料でございます。19節負担金、補助及び交付金の3行目、文化財保護管理補助金23万3,000円につきましては、国・県・町指定の文化財のうち、建造物の消防設備管理経費の補助に加え、建造物以外の文化財に対する管理補助金でございます。次の文化財保存整備費等補助金13万6,000円につきましては、国の史跡指定となりました金山彦神社の瓦の修繕に係る経費の3分の1を補助するものでございます。  次に、ふるさと館管理費664万9,000円で、主なものといたしましては、次のページ、210、211ページをお願いいたします。13節委託料132万9,000円につきましては、ふるさと館の屋外清掃委託で、除草、清掃や芝生の管理などに係る委託料でございます。15節工事請負費の維持修繕工事費29万4,000円につきましては、ふるさと館はほたるの夕べの会場となっておりまして、青少年地元団体により模擬店を出店していただいておるところでございますが、より多くの団体に参画いただくため、駐車場を出店スペースとするよう電気の引き込み工事を行うものでございます。  続きまして、ふるさと館運営費21万8,000円で、ここではしめ縄づくり、寒天を用いた料理教室など、ふるさと館講座6講座に係ります講師謝金等を計上しておるものでございます。  次の項目、静思館運営費881万6,000円で、主なものといたしまして、13節の委託料、施設管理委託料823万4,000円につきましては、静思館の管理及び企画運営の文化協会への委託が244万4,000円、植木剪定除草委託が112万9,000円、また、山側の樹木につきまして、倒木の影響や落ち葉によります建物への影響を考慮して、樹木を伐採する経費といたしまして446万2,000円を計上しております。  次に、多田銀銅山悠久の館管理費551万8,000円で、主なものにつきましては、次のページ、212、213ページをお願いいたします。13節委託料の施設管理委託料162万5,000円につきましては、施設管理につきまして、地元銀山自治会に対して委託を行っているものでございます。  次に、多田銀銅山悠久広場管理費97万7,000円で、14節の使用料及び賃借料の土地借上料48万円につきましては、悠久広場の土地の賃借料でございます。  次に、多田銀銅山文化財保存活用事業費700万5,000円で、この事業項目では、平成28、29年度の2カ年をかけて策定いたしました史跡多田銀銅山遺跡保存活用計画に基づきまして、具体な公開活用などの整備方法を計画するための史跡多田銀銅山遺跡整備基本計画を平成30、31年の2カ年で策定するものでございます。あわせまして、多田銀銅山遺跡の価値などを広く皆様に知っていただけるよう、講演会や体験学習会などを開催いたします。8節の報償費27万2,000円につきましては、さきに申し上げました整備基本計画を策定するため、学識経験者、地元自治会員等を構成員とする委員会を立ち上げ、意見を求めることとしておりますが、その5名分の報償金でございます。9節旅費82万8,000円につきましては、保存活用委員、企画展に係る講師、埋蔵文化財調査に係る専門家の旅費でございます。13節委託料の多田銀銅山遺跡整備基本計画策定業務委託料354万8,000円につきましては、計画策定に係る委託料でございます。本計画は2カ年で策定することとしておりまして、債務負担行為により平成31年度に325万9,000円を計上することを担保しておりまして、合わせて680万7,000円の予算案を見込んだ契約を行うものでございます。  1ページ飛びまして、216、217ページをお願いいたします。3目公民館費、説明欄にあります公民館運営活動費418万円で、8節報償費のうち講師謝金の188万円につきましては、パソコン教室、歴史講座などの公民館講座、またリバグレス猪名川の講師謝金でございます。リバグレス猪名川は、より多くの方に参加していただけるよう、平日コース、土曜日コースをそれぞれ8回開催することとし、ヤマト王権を学ぶ歴史学や県政150年の地域学の講義を予定をしております。13節委託料の設備管理委託料68万1,000円につきましては、視聴覚ホールにありますAV機器の保守点検委託料でございます。  次に、4目社会教育施設費、予算額5,013万6,000円で、説明欄の文化体育館運営管理費3,066万9,000円のうち、主なものといたしまして、11節需用費のうち、光熱水費948万円につきましては、小・中学校と同様、電気料金の入札により240万円の減額となっております。修繕料の541万5,000円につきましては、大ホール、小ホールの舞台幕等つり物の昇降動作を制御する装置などの修繕を行うものでございます。13節委託料1,321万円のうち、次のページ、218、219ページをお願いいたします。施設管理委託料1,207万6,000円につきましては、舞台の音響設備の点検、照明設備の点検、つり物の点検、また操作、屋外の植木、芝生などの管理委託料でございます。2行目の実施設計委託料113万4,000円につきましては、文化体育館は、災害時に指定避難所としての位置づけとなっているため、緊急防災減災事業債という町債を財源といたしまして、平成31年度の空調設備改修に向け、実施設計委託を行うものでございます。19節の負担金、補助及び交付金のうち、主なものといたしましては、3行目、文化協会への補助金25万円、また町展実行委員会への補助金80万円などでございます。  次に、自主事業開催費1,946万7,000円で、13節の委託料、文化体育事業委託料1,569万8,000円につきましては、自主事業の開催経費で、平成30年度につきましては、有名アーティストの出演に向け、調整しているところでございます。また、そのほかの事業といたしまして、講演会の開催や子ども向けミュージカルなど、多くの方に喜んでいただける事業を計画しております。  次に、5目図書館費、予算額4,079万円のうち、説明欄の図書館運営活動費1,992万5,000円で、主なものといたしましては、次のページ、220、221ページをお願いいたします。11節需用費、消耗品355万4,000円につきましては、雑誌202誌、新聞16紙などを購入するものでございます。13節委託料のうち、移動図書館運行委託料171万1,000円につきましては、移動図書館として、現在6コース12カ所への運行を行っており、これに係ります委託業務を長期継続契約により実施するものでございます。18節備品購入費1,300万円につきましては、図書やAV資料について、計画的に購入するもので、年間約9,000冊の購入を計画しております。  次に、図書館管理費2,086万5,000円で、11節需用費のうち光熱水費1,190万円につきましては、電気料金の入札により250万円の減額となっております。14節使用料及び賃借料のうち、事務機借上料640万5,000円につきましては、図書館システムの借上料で、5カ年の長期継続契約により実施をしているものでございます。  次に、226、227ページをお願いします。3目の学校給食センター費、本年度予算額1億5,606万5,000円のうち、説明欄の給食センター管理費9,192万5,000円でございます。主なものといたしまして、1節報酬の嘱託職員報酬2,803万7,000円につきましては、調理員25名分の報酬でございます。12節役務費の手数料287万1,000円のうち90万8,000円につきましては、昨年度の東京での学校給食におけるノロウイルスを原因とする食中毒の発生を受けまして、10月から3月にかけて、月に1回ノロウイルス検査を行うようマニュアルが改定されたもので、その検査手数料を計上しております。13節委託料の一番下の配送車運転管理業務委託料831万4,000円、これにつきましては、給食の配送車5台分に係ります配送業務を長期継続契約によりまして委託するものでございます。  次のページ、228、229ページをお願いいたします。4目学校給食センター整備費、予算額6,708万2,000円で、17節の公有財産購入費、給食センターの購入費でございます。平成26年9月から運営しております新給食センターの支払い総額約11億7,000万円でございますが、このうち26年度に5億円を支出しております。残りを10年間で支払うもので、設備の維持管理も含めた1年間の合計といたしまして6,708万2,000円を計上しております。  以上で教育振興課所管部分の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○南委員  197ページのいわゆる光熱水費1,300万円等々、電気代のいわゆる入札減で、この180万円減で、こうやということでありましたけども、そのほかイナホールもマイナスっていうことですけども、教えてもらいたいのは、いわゆる電気の入札というのはどういうシステムかわからんわけです。ちょっと教えてほしいです。 ○大嶋教育振興課長  電気料金につきましては、新電力が参入され、参入することができるというふうに改正をされまして、それに基づきまして、業者としましては、関西電力は入札には参加いただけなかったわけでございますが、それを除いて、小・中学校で3社、文化体育館、図書館、給食センターについても入札をしておりまして、そちらについては2社に参加をいただきました。その結果、全ての施設において、エネサーブという業者が落札をしております。全体的に見ますと、施設によって差はあるんですが、小・中学校で10%から15%ほど安くなっておると、社会教育施設また給食センターでは25%、また30%ぐらい安価になっておるというような状況でございます。  以上でございます。 ○南委員  業者はどのぐらいあるんですか。ほんで、要はそれ、これは毎年入札やっていかれるわけですか、毎年入札して、変わるやけやから、そこらを。 ○大嶋教育振興課長  業者としましては、小さな業者もございますけれども、私どもの入札に参加いただけるという業者は3業者ということでございました。こちらは、総務課が執行いたしました本庁の電気料金の入札とも歩調を合わせて実施をしたものでございます。こちら、条例に基づく長期継続契約ではございませんで、光熱水費につきましては制度的に長期継続契約が認められておるものでございまして、毎年入札も可能でございますし、3年、5年といったスパンでも可能でございます。今のところは、今のエネサーブで様子を見させていただこうと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○下坊委員  221ページですが、これずっとこういう予算になるといつも出てくるような気がするんですけども、静思館の関係でいいますと、使用料は42万円いうとこですね。それで管理がいわゆる881万6,000円といったとこで、この静思館そのものを本当にこのまま、これから先、県の文化財になったとか言いますけども、何か方法を考えないと維持管理費やと、これずっとかかってくるんじゃないかなと、今後の問題としてね。その辺についてはどう考えておられるのかなと思うて、一遍お尋ねしておきたいなと思います。  それともう1点は227ページの、先ほど説明がありましたような給食センターの配送車運転管理業務委託料、5台分という形の中で831万4,000円となっとるわけですね。これにつきましては、毎年の契約をされるのかそれとも何年契約でやられるのか。それでこの契約内容につきましては、ただの配送だけがされるのか、それとも車全体の維持管理まで全てがここにかかってきとるのか、その辺についてお尋ねしたいと思いますが。 ○大嶋教育振興課長  静思館の管理、今後どうしていくのかということでお尋ねをいただきました。静思館につきましては、平成16年に国の登録有形文化財となっておるものでございまして、その後にも屋根のふきかえ等々で修繕料を計上して維持管理をしておるものでございます。今現在は、運営につきましては文化協会に一部を委託をして、活性化に向けて取り組んでおるところでございます。昨年、今年度とはドラムコンサートということで多くの方に来ていただいて、静思館を知っていただく機会にもなったのかなと思っておりますし、また、和服の業者が撮影会ということで定期的に静思館を活用をして、そういったことで印刷物にも静思館というような名前が出るようにしておるところでございます。教育委員会といたしましては、この文化財を維持管理をし、また有効に活用するということで、今後もこれまでに引き続いて取り組んでまいりたいと考えておるところでございますし、その一環といたしまして先ほどご説明申し上げました山側の樹木を伐採をして、より適正な管理が可能となるように取り組んでまいるものでございます。  以上でございます。(発言する者あり)失礼しました。給食の配送車の運転管理の委託でございます。こちらにつきましては、長期継続契約としておりまして、今年度4月1日から平成31年の8月31日ということで、きっかり3年間ということではございません。夏休み期間終了までという設定をしてございます。こちらにつきましては、ほかにも移動図書館の運行でございますとか園バスの運行等用の運行委託料を計上しておりまして、そちらとあわせて一体的に入札ができればと考えておりますもので、そういった長期継続契約期間としておるものでございます。配送車の委託の内容でございますが、配送車の運転だけでなく、維持管理経費についても含めてございます。ただ、大規模な修繕につきましては、私ども教育委員会で予算化をして取り組むものでございます。  以上でございます。 ○下坊委員  静思館そのものが、その建物だけの維持管理というだけじゃなしに、周辺の管理は物すごい要ります。植木屋とかいろんな、ごっつうかかるわけですね。だからそういったものが本当に文化財の中で必要なのかどうか、維持管理、必要なのかいうのは気になるとこなんですね。それで駐車場いうのも整理を前されてきれいになったわけですけども、ほんなら役所の関係、役所でとめられる。ひなまつり等いろんなんやられると、もう車がいっぱいになるいうような状況なんですけども、実際問題として本当にこの建物だけの維持管理じゃなしに、今でも言われたように山の周辺まで全部整備していかないかんというところは物すごう金がかかってきとるんじゃないかなと思うんですけども、本当にその投資しても効果があるように方法を今後考えていかないと、出すばっかりでは大変だと思うし、収入源はない、出すばっかりやと。ほんで周辺の整備はせないかん。こういう言い方したら失礼やけども、悪条件がようけあるんじゃないかなと。今後の対応策としてもやっぱり考えていく必要性があるんじゃないかなと思いますので、再度お尋ねしておきたいと思います。  それと今の配送ですけども、いわゆる運転だけの業務だけではないということでいろんなメンテナンスの問題も、車に対するメンテナンス全部やらないかんと、オイルからいろんな全部全てがその中に経費で入ってくるのかいうとこになるわけですね。そうすると、この経費でいうたら労働者の賃金が物すごい安いんじゃないかないう気がするんですけども、そういったそれは想定されておるのでしょうか。安ければええんだと、入札で安ければええんじゃというような論法よりも、本当にそこで働く人の賃金というのはきっちり確保されているのかどうか、それについてちょっとお尋ねしておきたいと思います。 ○中西教育長  1点目の静思館の維持管理につきましては、委員がおっしゃいましたように大変大きな課題だと思っております。現在の課題としても、将来的な課題としてもいま一度、教育委員会として、町全体として検討を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○大嶋教育振興課長  済みません、配送車の運転管理委託業務についてでございますが、こちら私ども、仕様書の中で運転業務に合わせて通常のメンテナンスも含めておるところでございますが、その賃金につきましては、法令を遵守するようにというような仕様書にしてございますので、その中で業者で努力をしていただいてるということで理解をしております。  以上でございます。 ○下坊委員  最後の件で確認だけしておきますが、それって働く人の、運転手の労働賃金いうのは、確保されてるというのは認識しているということで確認しておいたらよろしいですか。 ○大嶋教育振興課長  法令に定められている最低賃金につきましては、確保されているということで理解をしております。 ○山田委員  181ページの事務局事務費の中の報償金なんですが、平成30年度から検証会議を開かれて2名、5回分ということでご説明はいただいているんですが、これまで学校園のあり方検討会というのがずっと開かれてきまして、11月に答申も出されましたよね。今もう多分パブリックコメント終わってると思うんですけれども、基本方針案というものが出されておりまして、そこでちょっと読んでみますと、まず30年度から3年から5年をめどに基本方針の改定を行いますということで、そこに加わってくるのが先ほど説明のあった検証会議の方2名だと思うんですけれども、どういいますかね。学校園のあり方検討会ができたときに、その学校の適正規模ですとかそういうことを話し合われてきたと思うんですが、それは子どものためにどういう学校がいいのかということでずっと地域の方の声を聞いたりとか、各小学校などに行かれて説明会なども開かれてきたと思うんですけれども、住民の方からいただいている声としましては町長の選挙の後の記者会見があったんだと思うんですけども、そこで小・中学校の統廃合も含めて検討するということで、記事が出ておったそうなんですが、その11月に答申が出て、それまでにそういうことをおっしゃったそうなんで、やっぱり住民の方からすると、えって、まだあり方検討会として出てないのになとかいろいろ、そんな声もあったんです。聞いておったんですけれども、その3年から5年をめどに基本方針を改定するというのは、教育委員会とこの2名の方が地域に入って、いろんな声を聞いていくということで書いていたんですが、その中で決めていくかっていうことが1点と、ことしの9月までに小規模特認校制度については、一定の結果を出す、決定をするということで書いてるんですが、どういった形で決定をされていくのか、ご説明ください。 ○福田町長  今のあり方検討会というのは、どうこれから猪名川町で学校をやっていくのか、これは統廃合も含めてあり方検討会をしたわけで、それがなかったらあり方検討会はしてません。ですんで、私は言ったんは、あり方検討会がやってるところから、それをするというのが今後、猪名川町でこのままで本当に北部とか、またこちらでもいいのかどうか、それを検討してもらうのがあり方検討会ですんで、統廃合も含めたそのことも入っておるということは、そのためにやったということはわかっていただきたいと思います。 ○山田委員  子どもの数が減ってきて、いろんな不都合も出てきているというふうにも聞いております。(「それはまたこれから決めることや」と呼ぶ者あり)あっ、いや、地域の方から意見で、学校へのあり方検討に来られた方も、クラブがどうとかっていう声もたくさん出ておったのは事実だと思うんです。私も行かせていただいて聞いておりますし、ですが、子どもの数が減ってきてて、この適正規模がこれでいいのかっていうことも含めて皆さんの意見などを聞いてこられたと思うんですけれども、やはりとても大事なことだと思いますし、答申の中でもどういったものがいいかっていうところがちょっと私の中で読み取れなかった部分もありますので、長い時間かけてお話し合いをされてきて、本当に子を持つ親ですとか北部、南部の違いがあって、どちらのお母さんの、保護者の方の思いが、その1つの場所に集めて、いろんな話をされた事実があって、答申も出されたんですけれども、3年から5年をめどにということもあって、どういうんですかね。いつか結果を出さなきゃいけないだろうなとは思うんですけれども、そのお尻っていうのはあるのか、ないんでしょうか。 ○中西教育長  このたび決定する予定の基本方針がこのたびのお尻ではあります。その案の中にも書いておったと思うんですけれども、先ほどおっしゃった3年から5年のスパンというのは小学校に関して、中学校に関しては1年、短ければ1年ということで、これは毎年度毎年度やっぱり教育委員会としての考え方を出していくべきことだと思います。といいますのは、1年ごとに状況は変わっていきますし、それに対応を即座にしていかなければならないというふうに考えておりますので、そのお尻はどこかというご質問に関しましては毎年度毎年度でやるというふうにお答えを申し上げます。 ○西谷委員長  あなたが立つからや、質問し直したからね、答えが出るまでに。 ○山田委員  ああ、はい。お尻につきましては、各年度年度ということで説明いただきました。  小規模特認校の決定ですね、9月までに決定するというのは、どういった部分で話し合われて決まっていくんでしょうか。 ○中西教育長  教育委員会の責任と権限において決定してまいります。 ○岡本副委員長  5点ばかり確認の質問をさせていただきたいと思います。  193ページ、学校施設整備費の関係なんですけれども、松尾台小学校と、それから猪名川小学校ですか、体育館の雨漏りの関係の工事をされるということなんですけれども、その内訳と、それと工事のスケジュール感をまず教えていただきたい、これが1点目。  2点目が、213ページのところに悠久の館の管理費が載っておるんですが、その中でケーブルテレビ視聴料というのがあるんですが、悠久の館にケーブルテレビが見れるような状態のテレビが、ちょっと勘違いしてるかもわからん、あるんでしょうか。  3点目が、その後の多田銀銅山文化財保存活用事業の中に報償金ということで、多田銀銅山の遺跡整備基本計画を策定していくのに、委員会を立ち上げてやっていくんだと。これの想定メンバーですね、5人の想定メンバーはどういうふうにされていくのか。  それから219ページの関係なんですが、これもちょっと私よくわからないので、質問させていただきますが、自主事業開催費の中に著作権使用料というのが30万円計上されておるんですが、この著作権使用料というのはどういうふうな形の部分でお支払いになっていくのか。  それから227ページの給食センターの関係なんですけれども、この給食に係る材料費の部分がここには計上されていないと思うんですけれども、PTA、PTAというか、保護者の方からいろんな会費というんですか、PTA会費とか給食費とか徴収されておるんですけれども、こちらのほうの収入と支出の関係の透明化というのか、それ、どのように担保されているのか、教えていただきたいと思います。 ○西谷委員長  副委員長に申し上げます。質問は3問。 ○岡本副委員長  はい。 ○西谷委員長  とりあえず193ページ、213ページ、219ページの答弁をお願いいたします。 ○大嶋教育振興課長  失礼します。まず、学校施設整備費の関係でご質問をいただきました。平成30年度予算としまして私、説明いたしましたのは、松尾台小学校の体育館屋根改修工事に係る実施設計委託料として291万6,000円計上しておると。もう一つは、楊津小学校のプールの給水管の改修工事に係る実施設計委託料といたしまして205万2,000円ということで申し上げました。いずれにつきましても実施設計の委託料でございまして、設計を行い、それに基づいて確定をした工事設計費で予算化をしていくということでございますので、工事につきましては来年度、平成31年度予算で検討をしておるものでございます。  続きまして、悠久広場のケーブルテレビの視聴料ということでございますが、悠久広場、銀山地区には(発言する者あり)悠久の館、失礼いたしました。銀山地区にはケーブルテレビの会社がケーブルを敷設しておりまして、これまでの契約額と比較をしてケイ・オプティコムが安価でございましたので、ケイ・オプティコムと契約をして今年度予算からケーブルテレビ視聴料ということで予算計上をしていくものでございます。  それと保存活用、整備基本計画の策定における委員のメンバーということでございますが、昨年、本年度と保存活用計画を策定しておりますが、基本的には同様の学識経験者の方に委員になっていただこうと考えておるものでございます。加えまして地域住民の方、また保存活用計画の中で、学習の場ということで方針が明確になりましたので、教育分野のほうからも、学校の先生からも委員になっていただきたいと考えておるところでございます。  それと自主事業の関係につきましては、後ほど館長から説明をさせます。  それと給食の材料費でございます。給食の材料費につきましては(発言する者あり)あっ、いいですか。
    ○西谷委員長  それは後で結構です。 ○大嶋教育振興課長  済みません、以上でございます。 ○西川教育振興課参事社会教育室文化体育館長  先ほどご質問ありました著作権の使用料の件でございますけども、年間、文化体育館では6事業を実施をさせてもろうてまして、そのうち例えば平成の28年でしたら「白雪姫」、あと音楽フェスタ、加山雄三といったような形で、その公演のときに歌を歌ったりしていただくため、その中の曲目によって計算をさせていただきます。また、その年度によってはいろいろとばらつきがございますので、曲数とか、あとは入場料、それとあと座席数などで著作権を算出するというふうな形になっておりまして、3事業としまして、大体1事業を10万円としまして30万円計上をさせていただいています。  以上です。 ○西谷委員長  それでは、一遍227ページの給食センターの質疑に対する答弁をよろしくお願いします。 ○大嶋教育振興課長  学校給食の材料費についてご質問をいただいたところでございます。一般会計で計上しておりますのは、調理をする人件費でありますとか施設整備費を計上しております。それ以外の食材費については、保護者負担といたしまして一般会計外の私の会計、私会計で今、管理をしておるところでございます。年間の経費といたしまして約1億5,000万円ということで今、運営をしておるところでございます。それぞれ幼稚園、小学校、中学校とございますが、それぞれの給食費を決定をいたしまして、それに基づいて各学校で徴収をいただいて運営をしておるというような状況でございます。その運営につきましては、給食センター運営委員会という組織がございまして、そちらの中で給食費の額も含め、決算、予算につきましても、その中で議論をいただいて決定をし、運営しておるというような状況でございます。  以上でございます。 ○岡本副委員長  まず、避難所にもなっている松尾台小学校の体育館、ほかのもそうですけども、の関係なんですけれども、今回は実施設計委託で、実際の工事は来年度だということなんですけども、やはりこういう緊急性を有する部分についてはできるだけ次の雨の時期が来ぬように早い目に、ですから補正予算を立ててというようなお考えはないんでしょうか。 ○大嶋教育振興課長  体育館の工事となりますと、授業に影響を来す場合もございますので、そういった場合は夏休みに工事ということになります。そういった工事内容も考慮いたしまして、今後、検討してまいりますが、基本は平成31年度の工事実施ということで今現在考えておるところでございます。  以上でございます。 ○岡本副委員長  次に、悠久の館のケーブルテレビの視聴料の関係なんですか、先ほどのお話を聞きますと、新たにテレビを設置するという意味合いなんでしょうか。 ○大嶋教育振興課長  済みません、言葉足らずで申しわけございませんでした。これまであったテレビの視聴料のあり方も見直したと、より安価な業者と契約をして、その結果、ケーブルテレビになったということでございます。  以上です。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、教育委員会教育振興課の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いし、ただいまより2時10分まで休憩いたします。                 午後 1時58分 休憩                 午後 2時10分 再開 ○西谷委員長  休憩を閉じ、次に、教育委員会学校教育課の関係部分についての説明を求めます。 ○草薙学校教育課長  それでは、平成30年度当初予算の学校教育課にかかわります歳出部分について、事業費の説明をさせていただきます。  お手元の資料178、179ページをお開きください。説明欄の事業費別にご説明申し上げます。9款1項2目事務局費のうち、説明欄の児童生徒身体検査費2,355万9,000円でございます。内容としましては、幼稚園、小・中学校の園児、児童生徒の学校園における健康管理を行うために、各校園に医師、薬剤師を配置しまして春の健康診断を初め、年間を通じ、幼児、児童生徒の健康管理に係る事業を実施してまいります。  続きまして、180、181ページをお開きください。ページ下段、学校教育課の事務局事務費496万3,000円でございます。主なものにつきましては1節報酬66万2,000円で、修学旅行や出張等がある際に養護教諭の代替要員を派遣する経費でございます。7節賃金、学校教育指導員賃金248万円につきましては、指導主事と連携しながら各校園の教職員の適切な指導、支援を行うものでございます。  続きまして、182、183ページをお開きください。中ほど国際交流事業費282万円でございます。内容につきましては、中学校2年生を対象に、8名の生徒と引率教員2名を姉妹都市バララットに派遣するもので、昨年9月にバララット市が本事業からの撤退を申し出られたことから、派遣人数を9名から8名へ、日数を11日から9日にそれぞれ見直し、事業費を抑制して実施するものでございます。  続きまして、情報教育推進環境整備事業費3,504万8,000円でございます。事業内容としましては、学校現場での情報教育の推進や情報セキュリティーに係る経費でございます。184、185ページをお開きください。主なものとしまして、13節委託料のうち、電算保守委託料1,430万8,000円につきましては、センターサーバーシステムの保守及び電算システム常駐管理、いわゆるヘルプデスクによるサポート委託料が主なものとなっております。14節使用料及び賃借料につきましては、ソフトウエア使用料1,052万3,000円は、平成29年度に更新しました校務支援システムの使用料が主なものでございます。  続きまして、結核予防事業費18万8,000円でございます。内容につきましては、現在も国内外で完全に根絶できていない結核に対しまして、児童生徒の予防、健康等を検討する結核検討委員会に係る経費でございます。  続きまして、指導費807万4,000円でございます。主なものとしましては、8節報償費のうち、講師謝金126万円につきましては、各校園における研修会開催時の講師招聘に伴う謝金のほか、平成29年度から小学生の体力向上のために派遣しております体力アップインストラクターに係る謝金で、新年度から小学校に加え、幼稚園への派遣も行ってまいります。次の相談員謝金334万円は、いじめ、不登校、児童生徒の問題行動などに対応するためのスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに係ります謝金でございます。11節需用費のうち、消耗品費111万1,000円につきましては、新年度から小学校で教科化される道徳に係る教員用指導書の購入費が主なものでございます。  続きまして、教職員福利厚生費234万2,000円でございます。教職員の定期健康診断やメンタルヘルス相談などを実施しているものでございます。  186、187ページをお開きください。2項目め、特別支援教育就学奨励費171万6,000円でございます。主なものは8節報償費、教育支援委員会報償金45万3,000円で、障がいのため特別な配慮を要する子どもの教育支援のあり方を審議する教育支援委員会委員への報償金。その下、相談員謝金86万1,000円は、発達障がいのある子どもたちを対象として各幼稚園、小・中学校に巡回する相談員の謝金でございます。  1項目飛びまして、教育支援センター事務費1,345万9,000円でございます。主なものとしまして1節報酬につきましては、教育支援センターの嘱託職員である適応指導教室指導員、教育相談専門員に係る報酬747万7,000円でございます。その下、7節賃金、教育支援センター臨時職員賃金478万6,000円につきましては、所長、事務員の賃金でございます。  続きまして、188ページ、189ページをお開きください。上段、社会科副読本作成事業費261万4,000円でございます。小学校3、4年生が授業で使用します社会科副読本「わたしたちのまち猪名川」を3年に1度改訂するものです。  次の特色ある学校づくり・幼小中連携推進事業費302万円につきましては、地域の特性を生かした特色ある教育活動や幼・小・中学校の連携を推進するための事業費を、小・中学校へ補助するものでございます。  その下、児童生徒安全対策費136万円につきましては、主なものとしまして、11節需用費100万円で、児童生徒の通学時における登校班の旗、防犯ブザーや自転車通学における生徒のヘルメットやたすきなどの購入費でございます。  続きまして、学習到達度調査事業費101万4,000円で、中学2年生を対象として国語、数学、英語及び生徒の生活実態調査、小学校におきましては5年生を対象としまして国語、算数及び児童の生活実態調査を実施し、その結果を分析して、児童生徒の学力向上に生かしているものでございます。  続きまして、学習支援事業248万9,000円でございます。8節報償費、学習サポーター謝金156万3,000円につきましては、いなぼう学習タイムといたしまして、希望する小・中学校において学力に課題のある児童生徒を対象に、放課後に学習サポーターを派遣して個別学習を実施し、基礎、基本の確実な定着を図るものでございます。14節使用料及び賃借料はソフトウエア使用料92万6,000円で、学習向上のため、オンライン学習サービスを活用し、パソコンやタブレット端末などを使用して自宅やパソコン教室で学習できるように支援するものでございます。  その下、地域学校協働活動推進事業費209万2,000円でございます。主なものとしまして、8節報償費のうち、1行目、報償金104万1,000円は、学校園と連携、協働し、住民、保護者との調整を行う地域コーディネーターに対する報償金でございます。  続きまして、190ページ、191ページをお開きください。2行目、オンライン学習指導員謝金40万4,000円は、中学校の放課後や土曜日に、学習につまずきのある生徒を対象として、タブレット端末やパソコンなどを活用してオンライン学習に取り組むにあたって、中学校へ派遣して学習支援を行うものでございます。  ページ下段、9款2項小学校費、1目学校管理費のうち、説明欄の学校教育課に係ります小学校管理事務費7,326万7,000円でございます。主な内容としまして、1節報酬、嘱託職員報酬283万5,000円は、学校図書館司書が配置されていない小学校4校に学校図書館支援員4名を配置するもので、小学校の児童の読書活動の充実を図るものでございます。192ページ、193ページをお開きください。7節賃金6,738万8,000円につきましては、小学校に配置しております学校校務員、スクールアシスタント、特別支援教育支援員、学校図書館司書、それぞれの賃金でございます。  194ページ、195ページをお開きください。2目教育振興費のうち、説明欄の1項目め、教材用消耗品等整備費300万円につきましては、小学校図書館の図書購入に伴う経費でございます。  その下、小学校体験活動事業費793万円は、県下全小学校5年生を対象に自然学校を実施しているもので、本町小学校は丹波少年自然の家、南但馬自然学校などを利用しております。また、小学校3年生を対象とした環境体験事業も実施しており、これらの事業費として学校へ補助するものでございます。  1項目飛びまして、体育・文化振興費、学校教育課分68万3,000円でございます。主な内容は11節需用費11万2,000円で、小学校の合同図工展や小学校の連合音楽会に係る消耗品費、また、14節使用料及び賃借料48万4,000円は、連合音楽会に係るバス借上料でございます。  196ページ、197ページをお開きください。最上段、教育情報化推進事業費903万3,000円でございます。小学校のパソコン教室のサーバー及びタブレット端末180台分のリース料でございます。  その下、英語教育強化推進事業費797万4,000円でございます。平成29年度から幼稚園、小学校へALTを派遣し、英語になれ親しむ機会を設けるとともに、小学校3、4年生における外国語活動、5、6年における英語の教科化の本格実施に先立ちまして取り組んでいるものでございます。主な内容としまして、1節報酬、嘱託職員報酬743万3,000円につきましては、小学校へ派遣するALTの報酬で、小学5、6年の外国語の授業時数が年間35時間から50時間へ増えることから、前年度より229万3,000円の増加となるものでございます。次の8節報償費24万円は、小学校教員の英語の指導力向上を図るために、実践的な英語指導法の研修を実施するための外部専門講師を招聘するための講師謝金でございます。  続きまして、9款3項中学校費、1目学校管理費でございますが、198、199ページをお開きください。最上段、中学校管理事務費の学校教育課分4,798万1,000円でございます。主なものとしまして1節報酬、嘱託職員報酬113万4,000円で、学校図書館支援員1名の報酬でございます。次に、7節賃金3,436万6,000円につきましては、中学校に配置しております特別支援教育支援員、学校校務員、スクールアシスタント、学校サポート員、学校図書館司書、それぞれの賃金でございます。新年度よりスクールアシスタントは1名から3名に増員して全校配置とし、支援強化を図ってまいります。  下段、2目教育振興費のうち、説明欄の2項目め、教材用消耗品等整備費につきましては、200ページ、201ページをお開きください。最上段、備品購入費170万円につきましては、中学校図書館の図書購入に伴う経費でございます。  次の中学校体験活動事業費226万8,000円につきましては、中学校1年生を対象に、ハチ高原で2泊3日のスキー教室を実施するにあたり、バス代及び通行料の補助を行う町単独事業の経費でございます。  中ほど体育・文化振興費、学校教育課分319万2,000円でございます。主なものとしまして1節報酬、嘱託職員報酬96万円は、学校における働き方改革の取り組みとして部活動指導員を新年度より中学校に配置するものでございます。教員の部活動指導にかかる時間を軽減するとともに、これまで以上に適切な練習時間や休養日の設定を行うことで部活動の指導体制の充実を図るもので、国、県の補助金を一部活用するものでございます。具体的な配置校、部活動の種類などは新年度の体制を見ながら決定してまいりますが、想定として3名を見込んでいるものでございます。  続きまして、202ページ、203ページをお開きください。2項目め、トライやるウイーク事業費250万円で、県の補助事業としまして中学校2年生を対象に実施しているものでございます。  その下、教育情報化推進事業費535万9,000円につきましては、中学校で使用しているタブレット端末27台のリース料に加えまして、老朽化したパソコン教室のサーバー及びパソコン端末の更新を行うためのリース料でございます。  続きまして、9款4項幼稚園費、1目幼稚園費でございます。204ページ、205ページです。中ほど幼稚園管理事務費、学校教育課分3,680万円でございます。主なものとしまして7節賃金3,641万9,000円につきましては、臨時の園長2名分のほか、臨時教諭、特別支援教育支援員、臨時養護教諭に係る賃金でございます。  以上で学校教育課に係る事業の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○西谷委員長  1点、201ページの体育・文化振興費の中の報酬96万円を、96万5,000円と修正しておきます。  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○丸山委員  185ページの中でちょっと教えてほしいのは、真ん中辺の指導員の中の相談員謝金というこれで、この中の謝金の中でいじめに関する相談員と言われてましたが、それ何名ぐらいでおられるかということと、それと学校がありますね、学校と相談員との関連と、それともう一つ、同じように、その次のページの教員、教育支援センターっていうのがありますけど、そこと学校と相談員との関係をどう考えたらいいのか、教えてください。 ○草薙学校教育課長  相談員と申しますのはスクールカウンセラー、町のほうで登用しているのは2名でございます。はい、それからSSWとスクールソーシャルワーカーは、これは県の事業を活用しまして、今、各中学校区に配置しております。実質は2名でございます。この相談員を活用しまして、いじめや不登校の対策について保護者、それから子どもたち、そして学校とつなぐようにしております。また、教育支援センターには、教育相談の専門の臨床心理士を置きまして、そこへも保護者、生徒から直接、相談を受けるような体制をつくっております。  以上でございます。 ○石井委員  1点お尋ねします。同じ185ページの講師謝金、体力アップインストラクター派遣事業ですけれども、小学校4年生から中学校3年生までの各学年の体力テストですね。これで20メートルシャトルラン、ソフトボール投げにこの課題があるっていうことで、6校で年3回でしょうか、学期1回2時間。昨年から始めておられると思うんですけども、DVDでダンスをしたりとかそういうことで昨年お聞きしているところなんですけれども、こういうことをやることによって、この20メートルシャトルランとかソフトボール投げの力が向上していくのか、そのあたり、ちょっとよくわからないんですけれども、この20メートルシャトルランというのは持久力を高めるためのものじゃないかなと思うんですけど、もう一つソフトボール投げのほうは肩を強く、足腰とか肩とか、体幹を強くするとか、そういったものじゃないかなと思うんですけれども、昨年の回答ではこのDVDを見てダンスしたりとかそういったことをされてるということなんですけれども、ことしもそういったようなことなんでしょうか。 ○草薙学校教育課長  健やかな体をつくっていくということは、学校教育の中で大きな目標の1つでございます。今、委員おっしゃってくださったように、体力のほうにも少し課題がございますので、それに対応して体力アップインストラクターを派遣することで子どもたちの体づくりをしっかりしていこうというふうに対策しております。この体力インストラクターは、体幹を鍛える運動でありますとか有酸素運動を取り入れることで体づくりをしっかりしていき、リズム体操の中でそれを強化していこうと思っています。昨年度DVDを見て練習するというのもお伝えしたところですけれども、現にインストラクターを各小学校に派遣しまして、ともに教えていただきながら運動することで子どもたちにそれを定着させていく。そして体育の時間の準備の時間でありますとか休み時間でありますとか、また家でも楽しみながら、それを継続してできるようにして体づくりをしていこうというような試みでございます。  そのほかに指導主事が小学校のほうに体力検査のときに出向きまして、体力テストの指導の方法などを直接教えて、子どもたちに指導することによってまた投力や握力の測定の仕方なども学び、結果としては昨年度より今年度のほうが体力テストの結果は少しよくなっているというような結果が出ております。  以上です。 ○石井委員  猪名川町で、こういった20メートルシャトルランとソフトボール投げでちょっと課題があるっていうことなんですけれども、私もよくわからないんですが、このシャトルランでこう行ったり来たり、走ったりすると思うんですけど、あと、どのあたりで判定されているのか。ちょっと込み入ったことかもわかりませんが、どういう判定して、なぜ猪名川町の子は劣ってるっていうような結果になっているのか、済みません。 ○草薙学校教育課長  持久力が劣っているところの根本の原因というのは、今は想像するところでしかないのですけれども、ふだんの日常的な外での遊びも減っているでしょうし、それからどこかに出かけるにしても保護者の車で行くというようなことで、日常的な積み重ねは減っていることはあるかと思いますけれども、これらを取り組みによってまた変わるところもある。中学生になると、また体育の授業で8分間走をしっかり行うことで向上していったりしますので、また今後もどのような取り組みが有効かっていうのは、学校と一緒に考えながら進めてきたいなと思っております。  以上です。 ○石井委員  はい、もうありません。余りよくわかりませんが、しっかりいろんな取り組みされるんだろうなと理解できました。 ○下坊委員  歳入のときにもお尋ねしましたけれども、201ページの中で嘱託員報酬の中にクラブの関係の報酬が入ってるということなんですが、我が党の池上君が12月の一般質問でもこの問題を捉えて、そして今回の町長の施政方針の中で述べられたように勤務時間の適正を進めてまいりますと。特に長時間勤務時間の増加原因となっている中学校の部活についての部活指導員を配置しという形の云々と言われているわけでありますから、今3名と言われましたけど、その3名の内容というのは六瀬中学校もあれば、中谷中学校、猪名川中学校、3校あります。3校の中でどのように、この3名ではちょっとしんどいちゃうんかなという気はします。クラブはいろいろあろうとは思いますからね。そういった中で十分補えているようには思えないんですけれども、初めて今回導入されて、この結果をどう踏まえてまた来年どう進めていかれるかということであろうとは思いますが、少し内容的にあれば報告願いたいなと、このように思います。  あともう1点は、資料請求の中でもありますように、不登校の関係の生徒で小学校で9名、中学校で29名の38名といった中でのありますけれども、またそれに関する不登校に関する教育相談件数は251件もあるといった内容で、主な不登校の原因となる問題があれば教えてほしいのと、そして、この不登校の中で相談件数というのはどういった内容が多いのか、お尋ねしたいと思います。 ○草薙学校教育課長  1点目の部活動指導員のことについてでございます。現在、中谷中学校には7つの部活動があり、六瀬中学校には5つあり、猪名川中学校に15個の部活動がある状態でございますが、まずは初年度3人、各校1名ずつの想定で始めてみたいなと考えております。阪神間で取り組まれるところもあるのですが、そこらは教員のOBなどを活用されるっていうことも聞いておりますが、猪名川町の該当するOBさんも少ない状況もありますといったそんな中で、中学校の非常勤講師など、部活動の指導の時間に勤務のない先生で、校内の事情をよく知る先生に手伝っていただくということも1ついい方法ではないかと考えております。平日の1時間もしくは2時間ぐらいな時間なので、非常に人材確保も難しいような状況もございますので、今、学校にいる先生の中でできる方を想定しながら各校1名ということで進めて、まずいきたいなと考えているところでございます。  1点目は以上です。では、2点目。 ○石田学校教育課主幹  失礼します。2点目の不登校の相談件数が多い、分類ですけども、不登校の相談の件数というのは上がっておるんですけども、その不登校の原因の分類というのはちょっとなされていないんですけども、これは我々が学校のほうから聞いておるものの不登校の原因として多いのは、最近では何らかの発達の課題を抱えている児童生徒が学校生活に対して不適応を起こすというケースが多いかなというふうに感じております。中でも、例えば夏休み明けなどに宿題が出せないというようなことがきっかけで、不登校に陥るというようなケースが多く報告されています。いじめ等による不登校というのもなくはないんですけども、現在来る報告としては、そういった発達に課題がある場合、それから家庭環境であるとか、そういったところが背景にあるケースが多いというふうに聞いております。  以上です。 ○下坊委員  まず部活の関係ですが、先ほど説明いただいたんですが、余り私のほうでは理解しにくいなと思うんですけどもね。というのは、やはりそんだけ多い数の中で3人というのはどういった、中谷中学は中谷中学なのか、猪名川中学校は猪名川中学校なのか、どこへそれは派遣されるのか、六瀬中学は派遣されるのかいうのがね、3人でいうたらちょっと難しい話にはなると思う。各校に1人、1名ずつ派遣するのか、それによって言いますと、ほんなら中谷中学校とか猪名川中学校いうのがクラブ数が多いよね、六瀬中学は少ないと思う。その関係上いうたら中谷中学校やったらどの部分で今やっているのか、猪名川中学校やったら今回はどの部分をつかまえてどうやるんやとか、六瀬中学やったらどの部分をこういう時間帯でやるとかいうことだろうと思うんですね。  その辺をもう少し詳しく報告願いたいなと思いますし、もう一つは、やはりそのことによって、この1年やられることによって結果論として、やはり先生に負担がかからないような方法を次年度いろんな形の中取り組もうとされているのか、今は試験的なのかいうとこと、それとやはりその先生たちが、いわゆる指導員がOBの方であって、地形的にもよくわかっている方で、本当に学校の先生のOBいうのはなかなか難しいんではないかなという気がしますし、しかし、体育指導員とか体育協とか、そういうとこでは専門の教える人もいるのではないかなという気はするんですよ。そういう人たちが派遣するのは難しいのかどうかいう点がやっぱりあろうと思うんですね。ただ、こういった中でクラブをしっかり教えてくださる方、それから先生に負担がかからないようにしていこうという2つの両道はこれ、あると思うんですね。  これが成功しないと意味がないと思うんですけども、その辺について再度お尋ねしておきたいのと、もう一つは、ここ不登校の関係でありますけれども、不登校の原因と、それからまだ相談件数とはまた違うように先生、言わはったんじゃないかなと思いますけども、これだけの生徒数いうのはまだまだ若干少ないようには私は思える、全体から見れば少ないと思いますけども、なるべくなら不登校の子どもたちが少なくなるようなことと、やはりこの指導、教育相談に来られた子どもたちが本当に昔のいう寺子屋と何でもかんでもぱっと行って、さっとそれ相談を受けてね、ほんで自分のものにして帰れるような駆け込み寺というような、昔よく言われたと思うんですけども、そういう役割は十分果たせているのかどうか、その辺についてお尋ねしておきたいと思います。 ○草薙学校教育課長  部活動指導員のことでございます。これ本当は働き方改革の1つの取り組みとして位置づけておりますので、それはできれば多く配置することも大事かとも思うんですけれども、今、大きい学校にはたくさんの先生もおられます。ですんで、その学校学校でまずはこのもの見ていって、そして今現状でどこの部活がそういう要望があるのかということも尋ねております。今後、人事異動によってまた変わってくるかなと思うので、4月、新年度明けて5月ごろをめどには決めていきたいなとは思っているのですが、ほかのお仕事を持って、別でお仕事を持っておられる方が平日、学校に1時間だけ来て指導していただくとかいうことはちょっとなかなか難しいのかなっていうふうに考えておりますので、そのあたりでできれば学校の今の非常勤の先生の中で考えられれば、子どもたちもよく知ってもらっているので、理想的に運ぶのではないかというふうには考えております。はい、1点目については以上です。 ○石田学校教育課主幹  失礼します。もう1点の不登校の件ですけども、今年度、不登校が少し増えているという現状がありまして、確かにここ数年間、減少傾向にあったんですけども、減少傾向にあったその背景に、スクールソーシャルワーカーの活用などによって個別に支援をしていくというようなことが効果があったのかなと。今年度に関しまして、ほかの自治体でも非常に増加しているという傾向がありまして、その原因というのはまだつかめていないところはあるんですけども、今後もスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと連携しながら、校内でそれぞれの個別の支援会議等を開きまして、保護者も含めて、その子にとってどういった支援が適切なのかという検討をしていきたいというふうに考えております。それからあとは学校が楽しく、授業がわかりやすいというところが不登校を防ぐ第一の一番大事なところかと考えますので、ユニバーサルデザインと誰にもわかりやすい授業をデザインしていくというようなことも通して学校が居心地のいい場所になるように取り組んでまいります。  それからもう1点、適応教室が駆け込み寺のような機能を果たしているのかということです。今年度は8名の児童生徒が通室しておりましたけども、その児童生徒にとっては一定の役割を果たせているかなと。ただ、不登校の数に対して適応指導教室に通っている児童生徒が少ないのも現状でありまして、そこについても、どのようにすればそこに通いやすくなるのか、あるいは通っている児童生徒については今は週に二、三日、1時間とかいうような形で通室している状態なんですけども、その時間を少しでも増やしていくような取り組みをしようというふうに今、教育支援センターの所長とも一緒にこれから考えていきたいと思っております。  以上です。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。 ○岡本副委員長  185ページのところにもあるんですけれども、委託料という文字が全体的に学校教育の現場で躍っております。また学習サポーターなり、いろんな職種というんですか、学校を支援する人たちも増えてきております。2015年に個人情報保護法が改正されまして、いわゆる学校現場での個人情報のきっちりとした管理や、あるいは第三者への提供への制限あるいは手続的な問題、いろいろとこの間の学校現場を取り巻く個人情報の問題が起きてきてるかと思うんですけども、今どのような形でこの問題に取り組んでおられますでしょうか。 ○草薙学校教育課長  個人情報につきましては、大もとの法律であったり、町の条例に従いまして取り扱いのほうは十分注意し、むやみに出てしまうようなことがないように学校園には厳しく指導をしているところでございます。昨今はパソコン上、ネット上からの流出なんていうのもございますので、これも、町の情報セキュリティーのシステムをきちっと遵守するように、ヘルプデスクのほうからも常に見守りをしている状況で、違反等があればすぐに本人、学校のほうへも連絡してただすように指導しているところでございます。  以上でございます。 ○岡本副委員長  本町の場合、個人情報の保護条例を設けておりまして、それに基づいてということになろうかと思うんですけれども、やはり手続論的には個人情報の取り扱いをめぐっての保護者さんの同意書あるいはどういうふうな形で取り扱っているかという、ポリシーというようなものの宣言等々が必要になってくるんではないかなと思うんですけども、その辺のところはきっちりとしていただいているんでしょうか。 ○宮脇副町長  猪名川町はセキュリティーポリシーを既につくっておりまして、実はセキュリティーの統括責任者は私になっております。その関係で各ポジションのところも全てその中で統括し、セキュリティーポリシーを遵守していくということには努めておるところでございます。 ○岡本副委員長  ということは、学校現場でもそれに準じた形での対応をとっていただいているという理解でよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)ありがとうございました。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、教育委員会学校教育課の関係部分についての質疑は終結します。  以上で議案第3号のうち本委員会に付託されました部分の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、議案第7号 平成30年度猪名川町農業共済特別会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○曽野産業観光課長  失礼します。それでは、農業共済特別会計予算につきましてご説明をさせていただきます。  事項別明細書のほう326、327ページをお願いします。まず、歳入の関係でございます。1款農作物共済勘定収入、1項1目水稲共済掛金、本年度予算額14万7,000円につきましては、水稲引受面積190ヘクタール、農家数497戸に対する掛金でございます。  次の2項1目水稲交付金5万円につきましては、県連合会に支払う保険料と比べ国庫負担金が多くなるため、水稲交付金として収入をするものでございます。  次の3項1目水稲保険金45万円につきましては、水稲保険金として引受面積190ヘクタールに対します共済保険金を県連合会から受け取るものでございまして、被害率1.6%に対する連合会の負担分4分の1分を収入をするものでございます。  次の4項1目水稲連合会特別交付金9万3,000円につきましては、平成26年度から28年度、過去3年間の被害のない農家に支払う無事戻金の見込み額の4分の1分について、県連合会から収入をするものでございます。  次の5項1目繰越金1,140万6,000円につきましては、農作物共済に係る繰り越しでございます。  次に、2款家畜共済勘定収入でございます。1項1目家畜共済掛金5万3,000円につきましては、家畜を飼育されております町内1農家、24頭分の牛の分の掛金でございます。  次のページ、328、329ページをお願いします。3項1目死廃保険金80万円につきましては、推定死廃事故保険金としまして、1頭分100万円の80%分として計上しているものでございます。
     4項1目繰越金73万7,000円につきましては、家畜共済の繰越金でございます。  次に、3款園芸施設共済勘定収入で、1項1目園芸施設共済掛金97万2,000円につきましては、22戸、54棟分の共済掛金でございます。  次の2項1目園芸施設保険金675万円は、県連合会から受け取ります園芸施設共済保険金で、支払い見込み共済金としまして750万円の90%分を受け取るものでございます。  次の3項1目園芸施設連合会特別交付金7万9,000円は、県連合会から特別交付金として受け取るもので、平成27年から29年の無事戻し限度額31万9,676円から前年度未処分剰余金の2分の1を差し引いたものの25%分でございます。  次の4項1目繰越金184万4,000円につきましては、園芸施設共済の繰り越しでございます。  次のページ、330、331ページをお願いします。4款の畑作物共済勘定収入でございます。1項1目畑作物共済掛金14万5,000円につきましては、ソバの引き受け21ヘクタールに対する掛金でございます。  次の2項1目畑作物保険金121万5,000円は、県連合会からの保険金として支払い見込み共済金額の90%分を収入をするものでございます。  次に、5款業務勘定収入でございます。1項1目事務費賦課金58万7,000円につきましては、水稲、家畜、園芸、ソバに対します農家からの事務費の賦課金でございます。  次に、2項1目受取損害防止事業負担金13万1,000円につきましては、水稲共済損害防止事業費助成金としまして県連合会から収入をするものでございます。  次のページ、332、333ページをお願いします。3項1目一般会計繰入金1,278万円につきましては、これは人件費など一般会計から繰り入れを行うものでございます。  5項2目雑入32万8,000円は、説明欄にありますように県連合会事務委託金としまして、建物共済の事務委託として30万円を受け取るものでございます。その下の農業共済ネットワーク化情報システム助成金2万7,000円につきましては、県連合会から助成金として受け取るものでございます。  次のページ、334、335ページをお願いします。歳出の関係でございます。1款農作物共済勘定支出、2項1目水稲共済金180万1,000円につきましては、水稲支払共済金として引受面積190ヘクタールのうち、1.6%の通常被害率を見込んだものでございます。  次に、3項1目水稲無事戻金37万4,000円でございますけども、これは水稲無事戻金として過去3年間の掛金の2分の1から過去3年間の共済金額、また過去2年間の無事戻金を差し引いたものでございます。  次に、5項1目農作物共済勘定予備費997万1,000円につきましては、法定積立金と特別積立金として計上しているものでございます。  次のページをお願いします。2款家畜共済勘定支出でございます。1項1目家畜保険料1万8,000円につきましては、24頭分の保険料を県連合会に支払いをするものでございます。  2項1目家畜技術料3万円につきましては、家畜診療所へ技術料として支払うものでございます。  3項1目死廃共済金につきましては、死廃共済、死廃事故の共済金として年間100万円を見込んでいるものでございます。  次の2目病傷共済金3万8,000円は、家畜の病傷共済金を計上しているものでございます。  次に、5項1目家畜共済勘定予備費50万4,000円につきましては、家畜共済の法定積み立てと特別積立金を計上しているものでございます。  次のページをお願いします。3款園芸施設共済勘定支出、1項1目園芸施設保険料87万6,000円につきましては、県連合会に対して支払います保険料で、22戸、54棟分でございます。  2項1目園芸施設共済金750万円は、農家に被害があった際の損害額の80%、10棟分を見込んでいるものでございます。  次に、3項1目園芸施設無事戻金32万円につきましては、園芸施設共済無事戻金として過去3年間の掛金等から算出をしているものでございます。  5項1目園芸施設共済勘定予備費、予算額94万9,000円につきましては、園芸施設共済の法定積み立て、特別積み立てをそれぞれ計上しているものでございます。  次に、4款畑作物共済勘定支出、1項1目畑作物保険料11万4,000円でございます。これは、ソバ引受面積21ヘクタール分の保険料を連合会に支払うものでございます。  次のページ、340、341ページをお願いします。2項1目畑作物共済金124万5,000円は、支払共済金見込み額として計上しているものでございます。  次の5項1目畑作物共済勘定予備費3,000円、これは畑作物共済勘定の予備費として計上しているものでございます。  5款業務勘定支出、1項1目一般管理費1,172万3,000円につきましては、主には人件費に係るもので、産業観光課職員1名分として計上しているものでございます。次のページ、342、343ページをお願いします。説明欄、8節報償費57万6,000円につきましては、農会長及び農業共済連絡員の報償金でございます。14節の使用料及び賃借料51万4,000円につきましては、共済システムの借上料としまして連合会に対して支払いを行うものでございます。  次に、2項1目損害評価費、本年度予算額140万9,000円でございます。1節の報酬72万円につきましては、損害評価会委員9名分、1日8,000円分として10日分を計上しているものでございます。8節報償費57万6,000円につきましては、地域の損害評価員の謝金としまして32農会からそれぞれおのおの3名、96名分として計上しているものでございます。  次に、2目損害防止費54万4,000円でございます。次のページをお願いします。説明欄、19節の水稲病害虫防除事業助成金50万円につきましては、平成29年度実績でヘリ防除4,820.9アール、共同防除2,195.9アール、それぞれ1アール当たり60円として助成を行うものでございます。  次に、3項1目支払事務費賦課金15万円につきましては、連合会へ支出をします支払い事務の賦課金でございます。  次の346ページ以降につきましては、特別職、一般職の給与費の明細でございます。ご照覧をいただければと思います。  以上、簡単ですけども、説明とさせていただきます。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、議案第7号の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、議案第8号 平成30年度猪名川町奨学金特別会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○大嶋教育振興課長  失礼いたします。それでは、奨学金特別会計についてご説明申し上げます。  予算書の364、365ページをお開き願います。まず、歳入でございます。1款1項1目利子及び配当金で予算額29万2,000円、これにつきましては奨学基金に係る利子を計上しております。  続きまして、2款1項1目奨学金寄附金、これは奨学基金への寄附で科目設置としております。  3款1項1目繰越金につきましても、科目設置としてございます。  4款1項1目貸付金元金収入、予算額550万円で、これは償還計画によります返済見込み額や今年度の実績見込みに合わせて計上しておるものでございます。  5款1項1目奨学基金繰入金1,075万2,000円につきましては、奨学基金からの繰入金で歳出額と歳入額の差額を計上し、歳入歳出額を同額としているものでございます。  次のページ、366、367ページをお願いいたします。歳出でございます。奨学金制度につきましては、平成28年度に大幅に改正をいたしまして、通学貸付金の創設、返還金の減額、貸付金の前貸しなど、より利用しやすい制度に改めたところでございます。また、返還金の減額制度を盛り込んだことによりまして、将来、奨学金の財源が不足する場合には一般会計からの繰り入れを見込んでおります。これらのことから、事務費につきましてもこの特別会計で計上し、一般会計と区分しておるものでございます。  1款1項1目事業費、本年度予算額1,654万6,000円でございます。説明欄の9節旅費、普通旅費2万7,000円につきましては、町外の訪問徴収に係る旅費。11節需用費の消耗品3万円、また印刷製本費1万4,000円、12節役務費の通信運搬費7万2,000円につきましては、納付書の発行、督促に係る事務費でございます。手数料7万8,000円につきましては、コンビニでの返還金の納付に係る手数料といたしまして1件60円、1,200件分を計上しております。13節委託料、電算保守委託料30万2,000円につきましては、奨学金システムの保守委託料でございます。21節の貸付金1,600万円の内訳といたしまして、入学費貸付金、就学費貸付金につきましては、貸付上限額30万円を20件と見込み、それぞれ600万円計上しているものでございます。次の通学費貸付金につきまして、貸付上限額30万円を10件、300万円と見込んでいるものでございます。その下の留学費貸付金につきましては、2件、100万円を計上しているものでございます。次に、25節の積立金1,000円につきましては、科目設置としているものでございます。  以上、説明とさせていただきます。ご審議、よろしくお願いいたします。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山田委員  奨学金なんですけれども、今なかなか返せなくなってしまうっていう状況があると思うんですけれども、本町においては順調に返ってきている状況であるのか。現状ですね、どんな感じになっているのか、もしわかればご説明ください。 ○大嶋教育振興課長  この奨学金の制度につきましては旧制度、新制度あるんですが、まず、旧制度につきましては貸し付け終了から半年後、それから10年間の間に返済を求めておるものでございます。決算でいきますと、平成28年度末での貸付件数につきまして191件ということで、額は4,500万円ほどとなっております。そのうち、貸し付けから10年を超える滞納者につきましては16名、446万円ほどとなってございます。住所、遠くは埼玉県という方もいらっしゃいまして文書の通知でありますとか、近隣につきましては訪問徴収を実施をいたしまして、より多くの徴収となるように努めておるところでございます。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。 ○石井委員  決算のときにもお聞きしたんですけれども、申し込んだけども、貸し付けを受けられなかったという例はその後もないでしょうか。1点だけお聞きしたいと思います。 ○大嶋教育振興課長  3月の補正予算でも説明を申し上げましたが、入学の貸付金につきましては、1月末までを申込期間としてございます。そちらで申請をいただいた額につきまして3月補正で予算化をし、今年度対応してまいるということで考えてございます。それ以外の貸付金につきましては、随時申請も可能としておりまして、今年度予算の範囲内でお貸しをし、それ以上となる場合につきましては、次年度対応ということで調整をしてまいりたいと考えておるものでございます。  ということでございますので、申請された方でお断りをしたという例はございません。済みません、以上です。 ○西谷委員長  それでは、議案第8号の質疑は終結します。  担当職員の入れ替えをお願いします。  次に、議案第20号 猪名川町農業共済条例の一部改正についてを審査します。  説明を求めます。 ○曽野産業観光課長  それでは、議案第20号 農業共済条例の一部を改正する条例についてご説明をさせていただきます。  今回の改正の背景としましては、農業災害補償法の見直しに伴いまして、平成31年1月から全ての共済事業で農業者ごとの危険段階別掛金率の導入が義務化をされることとなります。危険段階別共済掛金率は被害率に応じた共済掛金率を設定するものでございまして、これにより低被害農家の経営意欲を向上させる効果や、高被害農家の経営意識や事故低減意識を高める効果が期待をできるとともに、低被害農家にとりましては、掛金率が下がることにより共済への加入意欲の向上につながることが期待をされておるところでございます。今回はこうした法改正のうち、園芸施設共済につきましては、先行してこの4月、平成30年4月から導入が求められていることから、農業共済条例の一部改正を行うものでございます。  それでは、資料3ページ、新旧対照表のほうをご覧をいただきたいと思います。新旧対照表で、一番初めにあります第70条の12で共済掛金率がございます。現行条文では、法で定める共済掛金率と同率とするということにしてございますけども、今回の改正によりまして危険段階別掛金率を適用することとして、改正条文の下線部分のただし書き以降に追加をしているものでございます。下線部分のほうを読み上げをさせていただきたいと思います。「ただし、法第120条の23第3項の規定による危険段階別の共済掛金率を定める施設区分及び当該施設区分に係る園芸施設共済の共済目的等による種別については、施設区分ごと及び園芸施設共済の共済目的等による種別ごと、法第120条の23第2項の規定により農林水産大臣が定める地域ごと及び法第120条の23第3項の規定による園芸施設危険段階別基準共済掛金率とする。」を追加をするものでございます。また、次の第70条の13では、園芸施設共済掛金率等一覧表の備え置き及び閲覧の項目でございますけども、備え置くための一覧表の項目としまして、現行のものに加え、下線部分でございますけども、「各危険段階に属する園芸施設共済加入者の氏名または名称(園芸施設共済加入者たる法人の代表権を有する者の氏名を含む。以下本条において同じ。)及び住所」までを追加をするものでございます。次のページになりますけども、第2項では改定に伴う事項の公示について、また、第3項では加入者による一覧表の閲覧についての項目がそれぞれございますけども、それぞれ下線部分としまして「ただし、園芸施設共済加入者の氏名または名称及び住所については、当該内容から除くものとする。」という文言を加えるものでございます。  1ページのほうをご覧をいただきたいと思います。1ページの一番下、附則でございますけども、附則としまして兵庫県知事の認可のあった日から施行し、平成30年4月1日以降に共済責任期間を開始する共済関係について適用することとし、これ以前については従前の例によるというものでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、議案第20号についての質疑は終結します。  次に、議案第32号 園芸施設共済に係る危険段階基準共済掛金等の設定についてを審査します。  説明を求めます。 ○曽野産業観光課長  それでは、議案第32号 園芸施設共済に係る危険段階基準共済掛金等の設定についてということでご説明をさせていただきます。  今回の掛金等の設定に係る背景としましては、先ほども申しましたけども、農業災害補償法の見直しに伴いまして平成31年1月から全ての共済事業で農業者ごとに危険段階別掛金率の導入が義務化をされてございます。今回、本年4月、平成30年4月から園芸施設共済についてはその導入が求められていることから、掛金等の設定を行うものでございます。  まず1番でございます。危険段階の別を定める共済目的の種類でございますけども、現在、本町で引き受けをしております種類としましては、プラスチックハウスⅡ類、通常のビニールハウスを指しているものでございます。  2番、危険段階の別を定める数でございます。危険段階数は本町では農業者の危険率に差がないため、国の指導方針で示されております3段階以上の、最低段階の3段階プラス新たに加入をする新規加入者の基準ということで設定をするものでございます。  3番、危険段階の設定方法でございます。危険段階被害率の最小の危険段階の危険度を示す指数を1として、最大値を最小値の1.5倍にして設定をするということでございますけども、危険指数と申しますのは無被害農家と高被害農家の差を設定する指数のことでございます。国の指導方針では最低でも1.5以上が望ましいというふうにされておりますことから、本町では農業者の危険率に差がないことや、高被害農家への負担額が危険指数を2倍、3倍の設定にすると大きくなること、また未加入農家が出てくる可能性があると、こういったことから無被害農家と高被害農家との差を国の指導方針の最低として定めてございます1.5に設定をしようとするものでございます。  4番としまして、危険段階基準共済掛金率の設定期間でございます。平成30年4月から、引き受けする園芸施設共済から適用となるものでございます。なお、今後、基準となる掛金率につきましては、従来どおり、3年ごとに改正をされますので、3年ごとに被害率を計算し、基準掛金率を計算していくこととしているものでございます。また、全ての共済事業の危険段階別掛金率の導入が開始されますと、無事戻し制度も廃止というような方向に進んでいくものでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○西谷委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○南委員  危険段階被害ということを言うてるけど、この危険というのは、いわゆる被害のことやね、被害の大きさやね、もうそれを危険と言うわけか。 ○曽野産業観光課長  おっしゃるとおり、過去に被害があったもの、要はなかったら掛金を下げましょうと、あった人についてはそれ相応に上げましょうというようなことを段階別に定めていこうとするものでございます。 ○西谷委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、議案第32号についての質疑は終結します。  ただいまより暫時休憩といたします。                 午後 3時20分 休憩                 午後 3時22分 再開 ○西谷委員長  休憩を閉じ、委員会を再開します。  これより議案第3号 平成30年度猪名川町一般会計予算中、第1条、歳入歳出予算のうち歳入関係部分、歳出関係部分、第2条、債務負担行為、第3条、地方債、第4条、一時借入金、第5条、歳出予算の流用、議案第7号 平成30年度猪名川町農業共済特別会計予算、議案第8号 平成30年度猪名川町奨学金特別会計予算、議案第20号 猪名川町農業共済条例の一部改正について、議案第32号 園芸施設共済に係る危険段階基準共済掛金等の設定について、以上5議案の討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  それでは、討論は終結します。  これより議案第3号のうち、本委員会に付託されました部分、議案第7号、議案第8号、議案第20号、議案第32号、以上5議案を一括して採決します。  お諮りします。以上5議案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  異議なしと認めます。よって、議案第3号 平成30年度猪名川町一般会計予算中、第1条、歳入歳出予算のうち歳入関係部分、歳出関係分、第2条、債務負担行為、第3条、地方債、第4条、一時借入金、第5条、歳出予算の流用、議案第7号 平成30年度猪名川町農業共済特別会計予算、議案第8号 平成30年度猪名川町奨学金特別会計予算、議案第20号 猪名川町農業共済条例の一部改正について、議案第32号 園芸施設共済に係る危険段階基準共済掛金等の設定について、以上5議案は、原案のとおり可決されました。  以上で本委員会に付託されました事件は全て終了しました。  なお、本委員会の委員会審査報告につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○西谷委員長  異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
     本日の委員会はこれにて閉会します。 ○福田町長  この2日間、第389回定例議会に付託をされました総務文教常任委員会の5議案につきまして採択をいただきまして、大変ありがとうございます。本当に平成30年度いう区切りの年でありますが、この予算に向けまして職員一同頑張って、これからも頑張ってまいりたいというふうに思っております。どうかよろしくお願い申し上げます。  まだまだ気候が変動するときでございます。あったかいとき、また寒いときがあるそうでございます。どうかお体には十分お気をつけていただきまして、この定例議会、乗り切っていただきますことをお願い申し上げまして、簡単でありますけども、終わりにあたりましてのごあいさつとさせていただきます。本日はありがとうございました。 ○西谷委員長  ありがとうございました。  一言ごあいさつ申し上げます。  本総務文教常任委員会委員各位には、この2日間にわたり、慎重審議賜りましたことを大変厚く感謝を申し上げます。また、その中でそれぞれの質疑、また執行者の答弁等、真摯に議論が交わされましたこと、そして、その中でこの平成30年度予算、まだ会期はありますが、4月から執行していただくわけでございますが、それぞれの委員各位の言葉を真摯に受けとめていただきまして、執行者の皆様方には本年度予算のまだ消化もしていかなければならないと、事業も展開していただかなきゃならないと思いますが、何分30年度は厳しい年になろうかと思いますが、町長の今、町が発展するべく、施政方針で述べられましたような取り組みにご期待申し上げ、本日この総務常任委員会を閉会いたしたいと思います。本日はどうもありがとうございました。                 午後 3時27分 閉会  本委員会会議録として署名する。                       平成30年3月6日                 猪名川町議会                  総務文教常任委員長  西 谷 八郎治...