猪名川町議会 2018-02-22
平成30年総務文教常任委員会( 2月22日)
委 員 石 井 洋 二 委 員 下 坊 辰 雄
委 員 肥 爪 勝 幸 委 員 丸 山 純
委 員 南 初 男 委 員 山 田 京 子
〇欠席委員
な し
〇説明のため委員会に出席した者
町長 福 田 長 治 副町長 宮 脇 修
教育長 中 西 正 治
企画総務部長 古 東 明 子
企画財政課長 和 泉 輝 夫
企画財政課主幹 前 田 悟
企画財政課主幹 橋 本 典 幸 総務課長 岩 谷 智賀子
総務課主幹 東 山 尚 子
総務課主幹兼
危機管理室長
澤 宜 伸
税務課長 井 上 峯 子
地域振興部長 橋 本 佳 之
参画協働課長 角 田 泰 司
参画協働課主幹 田 中 政 寿
産業観光課長 曽 野 光 司
産業観光課主幹 春 名 恵 介
産業観光課まち活性化推進室長
坂ノ上 哲 也 教育部長 真 田 保 典
教育振興課長 大 嶋 武
教育振興課参事 井ノ上 利 明
学校教育課長 草 薙 美 佳
学校教育課参事 小 山 泰 司
〇職務のため委員会に出席した
事務局職員
事務局長 松 原 弘 和 筆頭主査 森 田 美 和
主査 池 田 知 史
午前10時00分 開会
○
西谷委員長 おはようございます。
まず、委員各位には、先月22日、23日、山口県の行政視察、ご苦労さまでございました。
さて、本日は、委員各位並びに執行者の皆様方には、
大変お忙しい中、本日の
総務文教常任委員会にご出席いただきまして
大変ご苦労さまでございます。
昨日、第389回の定例会が開会され、町長の施政方針が力強く述べられたところであります。そうした中、私たち議員におきましても、住民福祉のために、福祉の向上に尽力しながら、また、議会といたしましては、提案されました議案に対しまして慎重審議をなし、住民の負託に応えていかなければならないと、そのように思っております。
そうした中、本日は、昨日付託されました議案3件につきまして、皆様方の、委員各位の慎重なる審議、また執行者の皆様の説明等をいただく中で本日進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○福田町長 おはようございます。
今も委員長が申されましたように、第389回定例会が昨日から開催をされまして、本当にこれから皆さん方と一緒にこの3月議会乗り切っていきたいと思ってるところでございますが、きょう第1日目として、平成29年度の
補正予算を審議をしていただくわけでございます。
どうかよろしくお願い申し上げまして、簡単でありますけども、最初のごあいさつとさせていただきます。
○
西谷委員長 ただいまから
総務文教常任委員会を開会します。
本日の議事日程は、お手元にお配りしている日程表のとおりでございます。
それでは、議案第11号 平成29年度猪名川町
一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会に付託されました部分、議案第15号 平成29年度猪名川町
農業共済特別会計補正予算(第1号)、議案第16号 平成29年度猪名川町
奨学金特別会計補正予算(第1号)、以上3議案を一括して議題とします。
初めに、議案第11号 平成29年度猪名川町
一般会計補正予算(第4号)中、第1条、
歳入歳出予算の補正のうち関係部分、第2条、
繰越明許費のうち関係部分、第4条、地方債の補正のうち関係部分を審査します。
説明を求めます。
○古
東企画総務部長 それでは、議案第11号 平成29年度猪名川町
一般会計補正予算(第4号)につきまして、全体の概要をご説明をさせていただきます。
まず、
補正予算書の1ページをお願いいたします。
歳入歳出予算の補正、第1条でございます。歳入歳出それぞれ5億5,196万3,000円を追加いたしまして、予算総額をそれぞれ102億6,121万7,000円とするものでございます。また、あわせて
繰越明許費、
債務負担行為の補正、地方債の補正を行うものでございます。
今回の
補正予算は、
白金小学校大規模改修に係る増額、平成28年度実質収支の2分の1の
財政調整基金への積み立て、将来の公共施設の改修、更新に備えるための
まちづくり基金への
基金積み立てのほか、人件費の
決算見込みによる減額や事業執行に係る入札残などの
決算見込額を予算調整する
補正予算となってございます。
補正予算書の2ページ、3ページをお願いいたします。歳入でございます。1款町税、補正額5,700万円、町民税は、景気が上向き傾向であることなどにより、個人の所得割、
法人税割ともに増額、一方、
町たばこ税につきましては減額するものでございます。
3
款利子割交付金、補正額、増額の500万円は、
決算見込分を計上。
9
款地方特例交付金、補正額、減額の161万2,000円。
10
款地方交付税、補正額、増額の2,682万8,000円は、金額の確定によるものでございます。
12款分担金及び負担金、補正額、増額の228万2,000円、
農業用施設改良事業及び
農林水産施設災害復旧費分担金の金額の確定による増額でございます。
14
款国庫支出金、補正額、増額の9,404万2,000円、
心身障害者(児)の
介護給付費に係る
自立支援給付費負担金、前年度
児童手当負担金の精算、また
白金小学校大規模改修に係ります
公立学校施設整備費補助金による増額でございます。
15
款県支出金、補正額1,758万9,000円、国庫と同様の
心身障害者(児)の
介護給付費に係る
自立支援給付費負担金などの増の一方で、
衆議院議員選挙事務委託金などの減額分を相殺したものとなってございます。
一番下段から4ページ、5ページに続きますが、16
款財産収入、補正額315万1,000円は、
物品売払収入の増額によるものでございます。
17款寄附金、補正額2,491万円は、
ふるさと応援寄附金などの寄附によるものでございます。
18款繰入金、補正額、減額の2,477万円は、B&
G温水プール改修工事等、
工事費確定によるものでございます。
19款繰越金、補正額1億687万1,000円は、前年度の
決算剰余金の一部を計上いたしております。
20款諸収入、補正額2,441万6,000円、新
名神環境監視施設維持管理負担金の増などが主な要因となってございます。
21款町債、補正額、増額の2億1,625万6,000円、
臨時財政対策債など額の確定や
白金小学校大規模改修に係る財源として
学校施設整備事業債などでございます。
次に、6ページ、7ページをお願いいたします。歳出でございます。歳出につきましては、
補正予算書6ページ、1款議会費から9ページ、12
款諸支出金まで項別に補正額を記載してございます。
まず、全体に係るものといたしまして、人件費につきましては、
人事院勧告に準じた
給与条例等の改正に伴い、2節給料については、
平均改定率0.2%引き上げ、3節
職員手当等のうち一般職の勤勉手当、特別職の期末手当をそれぞれ0.1カ月分増額するものでございます。一方で、育児休業や途中退職などによる減額もあり、総額では減額となってございます。
節ごとの予算については、32ページ以降に記載しておりますので、ご照覧いただきますようお願い申し上げます。また、64ページ以降には
給与費明細書を記載しており、64ページ、65ページは特別職、66ページ以降は一般職の総括、また増減等の明細となってございます。ご照覧をよろしくお願いいたします。
それでは、1款議会費でございます。補正額、減額の145万3,000円、人件費の見込みによる減額のほか、期末手当0.1カ月分の増額となってございます。
2款総務費、補正額4,293万3,000円、
財政調整基金で、
財政調整基金への積み立てによる増額、町長選挙が無投票であったことによる減額などが主な要因となってございます。
3款民生費、補正額2,219万1,000円、
心身障害者(児)の
介護給付費の
決算見込みによる増額、
児童手当等の精算による減額となってございます。
4款衛生費、補正額、減額の3,312万7,000円、
猪名川上流広域ごみ処理施設組合への負担金の減額が主な要因となってございます。
5
款農林水産業費、補正額1,304万6,000円、
産地パワーアップ事業費や
農業用施設改良事業費の増額などでございます。
7款土木費、補正額、減額の1,570万7,000円、
橋梁維持補修の減額、また
耐震化推進事業の減額が主な要因となってございます。
8ページ、9ページをお願いいたします。8款消防費、補正額、減額の1,033万5,000円、
消防庁舎改修の増額、一方、
消防団退職報償金の減額が主な要因となってございます。
9款教育費、補正額3億1,672万4,000円、
白金小学校大規模改修に係ります改修費の増額が主な要因となってございます。
10
款災害復旧費、補正額885万7,000円、台風による
農地農業用施設災害復旧費の増額となってございます。
11款公債費、補正額、減額の47万4,000円、
利率見直しにより
町債償還金元金の増額があるものの、
町債償還金利子の減額によるものでございます。
12
款諸支出金、補正額2億981万円、今後の公共施設の改修や更新に備えるため、
まちづくり基金へ積み立てをするものでございます。
次に、10ページをお願いいたします。第2表、
繰越明許費補正でございます。平成30年度に繰り越しを行う事業といたしまして、
ユニバーサル社会づくり推進地区施設改修費等補助事業から
公共土木施設災害復旧事業までの8事業を追加するものでございます。
次に、11ページをお願いいたします。第3表、
債務負担行為補正でございます。廃止に係るもので、
阪神福祉事業団ななくさ
育成園移転改修工事費借入金に対する損失補償で、
国庫補助採択が見送られたことによりまして、後年度に延伸となったものでございます。
次に、12ページ、13ページをお願いいたします。第4表、
地方債補正でございます。追加といたしまして、
保健センター照明灯LED化事業から
つつじが丘多目的広場トイレ整備事業までの4事業を掲げてございます。
次の表、廃止といたしまして、
公園長寿命化対策事業でございます。右側、備考欄のとおり、
公園施設長寿命化計画策定業務を実施した結果、適債性がなくなったものでございます。
最下段の表、変更といたしまして、
臨時財政対策債から消防車両整備事業までの3事業を掲げてございます。主に事業費の確定によるもので、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を掲げておりますので、ご照覧のほどよろしくお願い申し上げます。
以上が
補正予算全体の概要となります。
以降につきましては、担当部長から詳細の説明をさせていただきます。
まず、
企画総務部に係る主なものからご説明をさせていただきます。
事項別明細書の22ページ、23ページをお願いいたします。22ページ、23ページでございます。歳入でございます。1款1項町民税、1目個人、1節現年課税分、補正額5,600万円、説明欄に記載しておりますとおり、所得割で個人所得の改善が若干見られるものでございます。2目法人、1節現年課税分、補正額1,300万円、説明欄に記載しております法人税割で、
町内事業者の業績の改善が見られることによるものでございます。
1款4項
町たばこ税、1目
町たばこ税、1節現年課税分、補正額、減額1,200万円、健康志向による減額でございます。
3款1項1目1節
利子割交付金、補正額、増額の500万円、
決算見込分を計上したものでございます。
9款1項1目1節
地方特例交付金、補正額、減額161万2,000円、金額の確定によるものでございます。
10款1項1目1節
地方交付税、補正額、増額2,682万8,000円、
普通交付税の額の確定によるものでございます。
次に、少し飛びまして、28ページ、29ページをお願いいたします。最上段の15款3項1目
総務費委託金、補正額、減額の551万1,000円、3節
選挙費委託金、説明欄の
衆議院議員選挙事務委託金で、補正額、減額の319万7,000円、
県知事選挙事務委託金で、減額の231万4,000円で、額の確定により補正するものでございます。
16款1項2目1節利子及び配当金、補正額、減額94万4,000円のうち、説明欄に記載のとおり
財政調整基金、減債基金、
まちづくり基金利子でございます。2項1目1節
土地売払収入、補正額、増額246万1,000円、
土地売払収入で、
法定外里道水路及び
産業拠点地区に係る土地の売払収入でございます。その下の2目1節
物品売払収入、補正額、増額163万4,000円、説明欄に記載のとおり
インターネット公有財産売却による
中型バス等車両4台分の売却収入でございます。
17款1項1目
一般寄附金、補正額2,491万円の増額でございます。
清流猪名川ふるさと応援寄附金2,486万円でございます。
ふるさと納税に係る
一般寄附金でございます。
18款1項4目
まちづくり基金繰入金、補正額、減額の2,477万円は、
歳出事業費の確定により減額するものでございます。
19款1項1目1節繰越金、補正額1億687万1,000円は、平成28年度
決算剰余金の残額を予算化するものでございます。
30ページ、31ページをお願いいたします。下段の21款1項1目1節
総務管理債、補正額、減額の5,814万4,000円は、額の確定によるものでございます。
続きまして、歳出でございます。32ページ、33ページをお願いいたします。2款1項1目
一般管理費、補正額、増額の1,241万円、説明欄に記載のとおり
一般管理事務費、減額136万6,000円のうち主なものは4節共済費、補正額、増額の223万4,000円は、
臨時嘱託職員に係る健康保険や
雇用保険等の保険料で、対象者の増によるものでございます。7節賃金、補正額、減額の350万円は、産休、育休職員の代替に係る職員賃金で、執行残が見込まれることから減額するものでございます。次に、
防災対策費、補正額107万6,000円の増額は、
防災情報システムの役場本庁及び大野山頂のアンテナを修繕するものでございます。最下段、5目
財産管理費、
補正額減額の738万6,000円でございます。
34ページ、35ページをお願いいたします。説明欄、本
庁舎管理費、補正額、減額の738万6,000円は、電気代について、入札により
契約電力単価が下がった光熱水費や本庁舎の施設整備、工事費に係る執行残を減額するものでございます。6目企画費、補正額、減額の76万円は、
企画事務費の19節負担金、補助及び交付金で、超低床ノン
ステップバス購入事業補助金を減額するものでございます。11目
財政調整基金費、補正額6,475万7,000円は、平成28年度決算の実質収支の2分の1の
財政調整基金への基金積立6,600万円及び
利子基金積立、減額の124万3,000円を相殺したものでございます。12目
減債基金費、補正額、減額の15万4,000円は、利子積立でございます。
36ページ、37ページをお願いいたします。2款4項3目
兵庫県知事選挙費、補正額、減額の231万4,000円は、昨年7月2日執行の
兵庫県知事選挙の執行残を減額するものでございます。4目
町長選挙費、補正額、減額の1,099万8,000円は、昨年10月22日執行の町長選挙が無投票であったため、執行残を減額するものでございます。
38ページ、39ページをお願いいたします。5目
衆議院議員選挙費、補正額、減額の319万7,000円は、昨年10月22日の執行の
衆議院議員選挙の執行残を減額するものでございます。
次に、少し飛びますけれども、60ページ、61ページをお願いいたします。11款1項1目元金、補正額3万8,000円、
町債償還金元金の増額をしたものでございます。
62ページ、63ページをお願いいたします。2目利子、補正額、減額の51万2,000円、
町債償還金利子を減額するものでございます。
12款1項1目
まちづくり基金費、補正額2億981万円、説明欄のとおり
利子積立金48万9,000円と
基金積立金1億7,350万円で、
ふるさと応援寄附金を積み立てるもの及び将来の公共施設の改修更新に備えるための当該基金に積み立てるものでございます。
以上で
企画総務部所管部分の説明を終わらせていただきます。
続きまして、
地域振興部長と交代いたします。
○
橋本地域振興部長 失礼します。それでは、
地域振興部に係ります
補正予算につきまして、
事項別明細書に基づき説明申し上げます。
22ページ、23ページにお戻り願いたいと思います。歳入でございます。12款分担金及び負担金、1項1目
農林水産業費分担金、補正額120万6,000円の
増額補正でございます。
上阿古谷地区、
能田ヶ谷下池に係ります
工事費精算によります減額と、今般国の第2次
補正予算により、
槻並地区仁部池改修工事に8,000万円、前久保池620万円、
内馬場地区栗谷池に1,000万円の
追加割り当てがあったことに伴います
地元分担金の2%相当額で、当初予算額との差額を計上するものでございます。続きまして、2目
災害復旧費分担金、補正額107万6,000円の
増額補正でございます。10月21日から23日にかけて発生しました台風21
号豪雨災害により被災のありました農地1カ所、161万3,000円、
農業用施設2カ所、720万9,000円の
復旧事業に要する
地元分担金でございます。なお、
激甚災害指定を受けたことから、農地で6.8%、
農業用施設で2.5%の負担となってございます。
続きまして、少し飛びますが、26、27ページをお開き願いたいと思います。15
款県支出金、2項4目
農林水産業費県補助金、補正額611万6,000円のうち、所管にかかわりますものは、
産業観光課分の790万円の
増額補正でございます。説明欄の1行目の
農村地域防災減災事業補助金326万4,000円の減額は、
能田ヶ谷下池改修工事の精算に伴い、544万円が減額したことにより、
県補助金の60%相当額を減額するものでございます。2行目の
農業経営法人化等支援補助金20万円の増額は、集落営農の組織化に向けた取り組みを行う団体に対し、県が10分の10の予算をもって、定額20万円を補助するもので、
仮称清水東農業生産組合が対象となっております。3行目の
台風害被災農業者向け生産施設等復旧支援事業補助金346万4,000円の増額は、9月に発生しました台風18号、10月に発生しました台風21、22号により被災しました18農家、32棟の
パイプハウスの
復旧事業費1,039万3,000円に対する2分の1補助のうちの県補助3分の2相当額でございます。4行目の
産地パワーアップ事業補助金750万円の増額は、
上阿古谷地区の一部で計画されております
イオン水生成装置30基を活用した高
付加価値型水稲栽培に取り組む
稲作産地パワーアップ研究会に対する県2分の1の
トンネル補助金でございます。続きまして、8目
災害復旧費県補助金、補正額853万2,000円の
増額補正でございます。
災害復旧費分担金でご説明しました農地1カ所、
農業用施設1カ所の
復旧事業に係ります
県補助金でございます。補助率につきましては、激甚指定を受けたことから農地で93.2%、
農業用施設で97.5%となっております。
続きまして、少し飛びますが、30ページ、31ページをお開き願います。20款諸収入、4項4目雑入、補正額3,550万8,000円の
増額補正のうち、所管にかかわりますものは
産業観光課の2件でございます。1行目の
光熱水費使用料13万1,000円の
減額補正は、道の駅に設置しております
万善公衆トイレの
水道使用料が当初見込んでいた金額よりも26万2,000円抑えられたことにより、道の駅管理者が負担する2分の1相当額の歳入が減少するものでございます。2行目の
環境監視施設維持管理負担金3,577万1,000円の
増額補正は、
NEXCO西日本が新
名神高速道路の整備にあわせて設置しました
窒素酸化物自動測定機、
浮遊粒子状物質測定機、
風向風速計が町移管されることに伴い、今後10年間分の
維持管理経費として歳入するものでございます。
続きまして、21款町債、1項4目教育債、2億7,900万円の
増額補正のうち、所管にかかわりますものは、
参画協働課の
地域活性化事業債80万円で、今年度事業の
つつじが丘多目的広場トイレ新設工事実施設計に要しました99万4,000円に対する財源、事業財源として9割相当額が起債充当されることになったものでございます。
続きまして、46、47ページをお開き願います。歳出でございます。4款衛生費、2項2目
塵芥処理費、補正額2,765万3,000円の
減額補正でございます。説明欄にございます
猪名川上流広域ごみ処理施設組合負担金の減額で、
搬入ごみ量の減少と
溶融スラグの
有料販売化による処分費及び運搬費が不要となったことにより、
施設管理経費が縮減されたことによるものでございます。なお、本町の負担割合は、15.42%となっております。
続きまして、5
款農林水産業費、1項2目
農業総務費459万4,000円の
減額補正は、
農業共済特別会計の補正にあわせて繰出金を調整するものでございます。続きまして、3目
農業振興費1,278万円の
増額補正で、説明欄にございます4事業に係ります負担金、補助及び交付金でございます。1つ目の
農業生産振興対策事業費20万円の
増額補正は、本日設立総会が予定されております
清水東農業生産組合に係ります
農業経営法人化等支援補助金でございます。2つ目の
農村地域農政総合推進事業費11万7,000円の
減額補正は、前年度工事費をもって算定されます
土地改良事業団体連合会等負担金の一部が工事費の繰り越しにより次年度負担に変更されたことによるものでございます。3つ目の
産地パワーアップ事業費750万円の
増額補正は、歳入でご説明しました
上阿古谷地区の10農家、5.4ヘクタールの圃場で計画されております
イオン水生成装置30基の活用による収量約10%アップを目指した高
付加価値型水稲栽培に取り組む
産地パワーアップ研究会に対する補助金でございます。4つ目の
台風害被災農業者向け生産施設等復旧支援事業費519万7,000円の
増額補正では、歳入でご説明しました台風により被災のありました18農家、32棟の
パイプハウスの
復旧事業費1,039万3,000円に対する2分の1相当分の補助金でございます。続きまして、4目農地費、補正額486万円の
増額補正でございます。
48ページ、49ページをお開き願います。所管しておりますのは
産業観光課の
農業用施設改良事業費770万5,000円の
増額補正でございます。15節工事請負費543万9,000円の減額は、
上阿古谷地区の
能田ヶ谷下池改修工事で発生した残土を隣接農地で再利用できることになったことにより、当初予定しておりました運搬廃棄処分が不要となり、減額するものでございます。19節負担金、補助及び交付金1,314万4,000円の増額は、歳入でご説明しました国の第2次補正により、県営土地改良事業であります槻並地区の仁部池に8,000万円、前久保池に620万円、内馬場地区の栗谷池に1,000万円、上野地区の大池に1,200万円の
追加割り当てされたことに伴う町負担額と当初予算額との差額を
増額補正するものでございます。なお、仁部池、前久保池、栗谷池に係る負担率は16%、大池に係る負担率は11%となっております。
続きまして、6款商工費、1項2目観光費、補正額26万円の
減額補正でございます。歳入でご説明しました道の駅に設置しております
万善公衆トイレの
水道使用料が当初見込んでいた金額よりも抑えられたことによるものでございます。
続きまして、少し飛びますが、58、59ページをお開き願います。9款教育費、6項1目保健体育総務費、補正額75万4,000円の
減額補正でございます。説明欄にあります学校施設開放事業費75万4,000円の減額で、学校プール開放事業は、当初6校、延べ最大84日間を開放する予定でありましたが、学校プール開放運営委員会の日程、また天候の関係で、延べ70日に減ったことにより、警備委託料を59万3,568円、運営委託料15万9,592円をそれぞれ減額するものでございます。続きまして、2目体育施設費、補正額2,048万9,000円の
減額補正でございます。15節工事請負費の2,013万3,000円の減額は、契約同意をいただきましたB&G海洋センタープール改修工事に係ります入札残1,856万5,000円、スポーツセンターグラウンドの観覧席の手すり設置工事に係ります入札残53万4,000円、スポーツセンター高圧ケーブルに係ります入札残2万8,000円、うぐいす池公園テニスコート人工芝張り替え工事に係ります入札残100万6,000円を整理するものでございます。
続きまして、60ページ、61ページをお開き願います。13節委託料35万6,000円の減額は、新年度計画しておりますつつじが丘多目的広場トイレの工事設計業務に係ります入札残を整理するものでございます。
続きまして、10
款災害復旧費、1項1目
農地農業用施設災害復旧費885万7,000円の
増額補正でございます。歳入でご説明いたしました災害
復旧事業に伴います事務費と工事費でございます。15節工事請負費の災害復旧工事費882万2,000円は、柏原地区の農地1カ所、161万3,000円、杤原地区のため池1カ所、604万6,000円及び柏原地区の水路1カ所、116万3,000円の復旧工事に係るものでございます。
続きまして、62、63ページをお開き願います。12
款諸支出金、1項1目
まちづくり基金費2億981万円の
増額補正でございます。所管に係るものは、説明欄の真ん中にあります
まちづくり基金費3,577万1,000円で、歳入でご説明申し上げましたとおり、今般
NEXCO西日本から今後10年間分の環境監視機器の維持管理費として一括歳入したものを
基金積み立てするものでございます。
以上、
地域振興部に係る説明とさせていただきます。
教育部長と交代いたします。
○真田教育部長 それでは、教育委員会所管の部分についてご説明を申し上げます。
事項別明細書の歳入によりご説明を申し上げます。24ページ、25ページをお開きください。中段の下側にございます、2項5目教育費国庫補助金、1節小学校費補助金、補正額8,435万7,000円の増で、
白金小学校大規模改修事業の補助対象事業の3分の1事務費分の歳入見込みでございます。これは、昨年末に国の
補正予算編成での採択に向けた事業計画調査に町としての意向をあらわし、今回
補正予算に計上したもので、正式な内示は2月下旬に回答がある予定でございますが、国の予算も限りがある中で、耐震化、トイレ改修、エアコン設置や建築年数30年から40年の古いものが優先されている状況であり、建築後25年の
白金小学校の採択は非常に厳しい状況でございます。万一採択されなかった場合におきましては、引き続き採択に向け、関係機関に要望、要請させていただくともに、既設の空調設備の改修については、町単独での実施予定としているところでございます。次に、2節中学校費補助金で、説明欄の特別支援教育就学奨励費補助金2万5,000円で、支出見込みに対する不足額を歳入に計上するものでございます。
28、29ページをお願いいたします。上段の下の3項6目1節教育
総務費委託金、補正額55万円の減で、説明欄の放課後補充学習等推進事業委託金、歳出見込額との調整を行い、減額するものでございます。
30、31ページをお願いいたします。1項4目教育債、1節小学校債、補正額2億7,820万円の増で、
白金小学校大規模改修に係る補助裏分等に係る経費を起債措置とするものでございます。
続きまして、歳出でございます。52、53ページをお願いいたします。9款教育費、1項2目事務局費、補正額633万円の減で、執行見込額の予算調整を行うものでございます。主なものといたしまして、説明欄の事務局事務費、1節報酬の嘱託職員報酬35万5,000円の減は、養護教諭代替の経費で、代替が必要な時間数が見込みより少なくなったため、また7節賃金22万8,000円の減は、学校教育指導員賃金で、期末手当分の支給率が変動したことによる執行見込みの残をいずれも減額するものでございます。下段でございます、情報教育推進環境整備事業費、14節使用料及び賃借料68万7,000円の減は、校務支援システム更新に係る入札残を減額するものでございます。指導費、8節報償費の55万円の減は、学習サポーター謝金の執行見込みの残を減額するものでございます。
54、55ページをお願いいたします。教職員福利厚生費96万円の減額は、教職員健康診断委託料の入札執行残を減額するものでございます。次の2項小学校費、1目学校管理費、補正額3億6,925万6,000円で、説明欄の小学校管理事務費、特別支援教育支援員賃金197万3,000円の減は、途中退職等による欠員期間があったため、執行見込み残を減額するもので、次の学校施設整備費3億7,122万9,000円は、
白金小学校大規模修繕工事に係る工事請負費、工事管理委託料及び事務費を計上したものでございます。2目教育振興費、補正額223万1,000円で、説明欄の就学援助費270万円は、従前新年度に入ってから支給しておりました就学援助費が、国の法律改正に基づき、町の要綱を改正いたしまして、新入学学用品等を入学前に新入学生34人分を含む165人分に年度内に執行をするものでございます。教育情報化推進事業費、14節使用者及び賃借料、教育用機器借上料46万9,000円の減は、タブレットの追加60台分の入札による執行残を減額するものでございます。次に、3項中学校費、1目学校管理費、補正額26万3,000円の減で、説明欄の教育振興課所管の中学校管理事務費では、107万3,000円の増で、18節備品購入費、学校管理用備品費といたしまして、猪名川中学校のクラス増に対応するため、机、椅子等教育、教室調度品を購入するものでございます。学校教育課所管の中学校管理事務費では133万6,000円の減で、生徒数が801人以上となったため、県費養護教諭の加配があったため、町単独で採用予定でございましたスクールヘルスサポーターを採用しなかったことによる経費を減額するものでございます。
56、57ページをお願いいたします。2目教育振興費、補正額146万8,000円、説明欄の中学校体験活動事業費20万1,000円の減、体育・文化振興費28万円の減は、いずれも見込んでおりました猪名川中学校の学級数が減となったことから、執行残を減額するものでございます。就学援助費205万円の増額は、小学校費と同様に制度改正によりまして、新入学学用品等を含む就学援助費を新入学生40人分を含め、93人分を年度内に支給するものでございます。特別支援学級運営費11万円は、通学費を追加するものでございます。教育情報化推進事業費21万1,000円の減は、タブレット追加27台分の入札による執行残を減額するものでございます。下の段の4項1目幼稚園費、補正額1,214万8,000円の減で、説明欄の幼稚園管理事務費324万8,000円の減でございます。再任用職員の園長を採用したことで、この経費を減額するものでございます。
58、59ページをお願いいたします。5項1目社会教育総務費、補正額60万2,000円の減は、説明欄の社会教育総務事務費90万2,000円の減で、3年間の長期契約の社会教育施設管理委託料を入札結果に基づき減額するものでございます。文化財総務事務費30万円は、昨年9月17日に最接近をいたしました台風18号による影響で、町指定民俗文化財の民田、三矢の儀式の一連の儀式が行われる八幡神社本殿及び拝殿が倒木により被害を受け、毎年1月6日に実施される儀式を本年は実施されなかったものでございますが、貴重な民俗文化財を将来にわたり継承していただく必要があることから、猪名川町文化財保護に関する補助金等交付要綱に基づきまして、倒木の撤去費用3分の1相当分を助成するものでございます。次に、4目社会教育施設費、補正額707万円の減で、説明欄の文化体育館運営管理費で513万8,000円の減は、光熱水費、電気代等の執行見込みにより減額することや、舞台操作、音響、植栽管理など、施設管理委託料を入札結果に基づく執行残を減額するもの。また自主事業開催費で193万2,000円の減は、ポスター、チラシ等の印刷費の入札残、文化体育事業委託料は、出演者を変更したことから減額するものでございます。5目図書館費、補正額130万5,000円の減は、説明欄の図書館管理費で、光熱水費の電気代等の執行見込みにより減額をするものでございます。
60、61ページをお願いいたします。3目学校給食センター費、補正額727万円の減は、説明欄の給食センター管理費で、1節の嘱託職員報酬250万円の減、給食日数の変動によりまして従事時間が見込みより少なくなったため、この執行残を減額するものでございます。11節需用費、光熱水費150万円の減は、電気代等の執行見込みにより減額するもの、また13節委託料、配送車運転管理業務委託料92万円の減は、入札結果により残額を減額をするものでございます。
以上、
補正予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○
西谷委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
○山田委員 2点お伺いさせていただきます。
1つ目が、歳入のところと歳出のところ、ページ数が、歳出63ページの
まちづくり基金に積み立てっていうことで、施設管理、10年間の分を一括でもらったのでっていうことだったんですが、その施設管理に係る業務の詳しい内容などについてお伺いしたいのと、先ほどの文化体育館のところで、出演者の変更でっていうことでご説明いただいたんですが、その経過、経緯についてご説明ください。
○曽野
産業観光課長 1つ、
まちづくり基金の関係でございます。
環境監視施設の関係でございますけども、こちらにつきましては、新
名神高速道路の供用開始に伴いまして、周辺に与える環境の影響が懸念をされてるということで、もともとこの事業を進めるにあたりまして、地域で起こしております地区対策協議会、それからNEXCO、町との協議のもとでこういう環境監視をしていこうということで計画がされてるものでございます。
監視をする項目としましては、先ほど部長のほうからも説明がありましたように、窒素酸化物、それから浮遊粒子状物質、それから風向、風速という3つの項目について測定をしていくというものでございます。
これにつきましては、基本的には10年間必要な維持管理費につきましては、NEXCOが負担をするということで、NEXCOが算定をしたその10年間に必要な経費がこの3,500万円ということになるんですけども、それ以外に、新年度から猪名川町として、この基金に積んだお金を使いながら、10年間の管理をしていこうということで考えてるものでございます。
以上です。
○大嶋
教育振興課長 失礼いたします。59ページの自主事業開催費委託料の減額140万円の経過をということでございます。
この自主事業の中で今年度予定しておりましたアーティストで、Jポップアーティストということで、イナホールメイトでありますとか、年間の予定では募集をしておったわけでございますが、日程調整等々都合がつかないことになりまして、最終的にはブラザーズ5にお越しをいただいて実施をしたものでございます。主にその委託料の差額を減額するということでございます。
以上でございます。
○山田委員 NEXCOの環境の影響の調査の分なんですけれども、これじゃあ、10年、今から10年以降は、施設の管理も何も町が関与しなくていいのかどうかっていうことと、ごめんなさい、さっきの自主事業のほうなんですけれども、年間計画があると思うんですが、その日程の調整とかっていうのはその時点ではできて、通常できていなくて普通なのか、そのあたりもう少し詳しくご説明ください。
○曽野
産業観光課長 ただいまの環境監視施設の関係でございますけども、基本的にはNEXCOから、今、負担を事前にいただいております、10年間の監視を行っていくということで、町としては考えてるところでございます。
以上です。
○大嶋
教育振興課長 自主事業のスケジュールでございますが、可能な限り予算の編成の際には詰めることとしてございますけれども、実際、年を明けて調整する際に、アーティストの都合等々もございまして、結果、お越しいただけなかったというものでございます。
今後につきましては、こういったことがないように、日程調整については、予算審議をいただく際にはきちっとしてまいりたいと考えておるところでございます。
以上でございます。
○山田委員 その環境の監視の分はわかりました。10年後以降については、お願いされたら、どうなんですか、施設の管理をしていくっていうことですかね。
それと、ごめんなさい、もう1個、ついでに、さっきの自主事業のところなんですけれども、アーティストの都合だったのかそうじゃなかったのか、これ、ちょっと私の中で大きいことなので、最初に詰めていたのに、日程まで決めていたのに向こうの都合でできなかったのか、そのあたりを詳しく教えてください。
○曽野
産業観光課長 前段の環境施設の関係でございますけども、基本的にはこれを、監視施設を維持していくのには非常に多くの経費がかかってくるということになってございます。もともとの中で、10年間については、NEXCOのほうが負担をしていくということでありますけども、それ以降、お願いされたらというような、今、委員のご質問でございましたけども、一旦は10年間ということで町としては考えてございます。
ただ、そのときの状況によってということで、どっかの時点で判断というのは必要になってこようかとは思いますけれども、現時点では10年間の担保された期間内ということで町としては考えてるところでございます。
以上です。
○大嶋
教育振興課長 今年度の日程できっちり日まで決定をしていたというわけではございませんで、おおよそこの時期ということで、プロダクションを通じて見積もりをいただき、それで予算化したものでございますけれども、そのCDの販売時期、またプロモーションの内容によって、その時期に猪名川町に来ていただけなくなったということでアーティストの変更をしたものでございます。
以上です。
○丸山委員
繰越明許費のことについて質疑します。
10ページでございますが、昨日の福田町長の施政方針演説の中でも申し述べられてましたように、道の駅いながわ活性化基本計画云々の中で、南田原地区への拡充移転と方針を示されておりました。2日前の2月20日に開催されたいながわ創生でも、いろいろ乗用車や交通量はいろいろありましたが、道の駅は南田原地区と明記されております。
質疑でございますが、
繰越明許費のうち、道の駅いながわアドバイザリー業務委託として2,963万6,000円がありますが、これは南田原案のみを限定して、前提としているものなのか、それとも現在ある、道の駅ございますが、そこでの機能拡充も含めているのであるかと、どちらなのかと、何か南田原だけが先行しているような感じがしますので、この決定について、本町はどういう、基本的な考え方はどうなのか聞かせてください。
○坂ノ上
産業観光課まち活性化推進室長 丸山委員からご質問いただいた件ですけれども、南田原地区へ移転ということにつきましては、昨年7月末に策定しております道の駅いながわ活性化基本計画の中において位置づけておるものでございます。また、昨日特別委員会でもご説明申し上げましたとおり、今回その基本計画をもって改めて民間企業ヒアリングをさせていただいております。その中でも立地条件につきましても、非常に民間企業にとっての魅力ある場所であるというようなお答えもいただいたところでございます。それを踏まえまして、我々としては詳細な要求水準であったり、条件を詰めていくということでアドバイザリー業務に執行したいというご説明をさせていただいたところでございます。
ですので、今回その事業の中で検討するものにつきましては、南田原地区につきまして検討を進めていきたいと考えておるところでございます。
○丸山委員 ということは、今の道の駅いながわは、もう、何ちゅうんですか、もう前提に、それをやめて、南田原地区一本で検討するということで、進めるということでございますか。
○
西谷委員長 丸山委員、特別委員会の中での審議に持っていってください。繰越明許の分なので。
○丸山委員 ただ、予算上の問題もありますもんですから、その内容については、いながわ創生でやるということは聞いておりますが、これは予算上のことだと私は理解しておりますので、質問したわけでございます。
○石井委員 35ページですが、本
庁舎管理費、光熱水費ですが、空調設備のこの改修されたわけですけれども、ここで、マイナス220万円上がっておりますけれども、これは、設備を改修されて、その後のこの光熱費っていうのは上がったのか、下がったのか、ちょっと前のあたりのデータを見てませんので、そのあたり1点お聞きしたいのと、済みません、歳入のほうで25ページです。教育費国庫補助金8,435万7,000円ですけれども、ちょっとここのところもう少し詳しくお聞きしたいと思います、理解できませんでしたので。その2点よろしくお願いします。
○岩谷総務課長 失礼いたします。本
庁舎管理費の光熱水費マイナス220万円の件についてご説明をさせていただきます。
新電力の切り替えによります影響額につきましては、おおよそ100万円程度ということになってございます。電気代の内訳につきましては、基本料金部分と使用電力量部分の2つの料金部分に分かれることになっておりまして、基本料金部分につきましては、新電力の単価が、通常、関西電力でしたら1,473円程度なんですけれども、今回、エネサーブという業者になってるんですが、単価が514円程度になっております。そういった影響もございまして、新電力の切り替えによる電気代につきましては、100万円ほどまず減額になってございます。残りの100万円につきましては、庁舎内での節電による契約電力の減少によるものと、あと、空調を更新してございますので、従前でしたら電気代のみの、夏、冬ともの冷房、暖房を行っていたんですけれども、空調を更新されることによりまして、灯油炊き吸収式冷温水機といいまして、灯油でお水を温めたり、また夏のときは冷房で冷やしたものを、庁舎内に循環させておりますので、その部分につきましては、電気代のほうが下がってるということになっております。あと、灯油につきましては、新しい空調設備になりますと、灯油代につきましては、単価が、平成29年は66円から若干上がったんですけれども、先ほど申しました、電気を使用する量が減ったということによりまして減額になっております。
あと、ペレットボイラーを使っておりますので、ペレットを使用している燃料代が発生してございます。1キロ、今のところ68円っていうことのペレット単価でございますので、68円で、おおむね今のところ2万5,000キログラムほど使う予定にしておりますので、その分が183万6,000円上がっておりますが、トータルしましても、220万円ほどの減額ということになってございます。
以上です。
○大嶋
教育振興課長 失礼いたします。25ページの教育費国庫補助金、小学校費補助金、
公立学校施設整備費補助金8,435万7,000円の説明を申し上げます。
こちらは、歳出で予算化をしておりますが、歳出の55ページになりますけれども、学校施設整備費の工事請負費、施設整備工事費といたしまして、3億6,180万円計上してございます。こちらは、
白金小学校の大規模改修に係る工事費を計上しておりますけれども、この工事費に対して、補助対象事業費があり、また補助単価という国庫補助の単価がございますが、その補助単価を考慮した補助対象額が、このうち2億5,056万8,000円になっております。その補助単価に3分の1の補助率を乗じたものがこの8,435万7,000円となってございます。
以上でございます。
○石井委員 そしたら、空調設備のほうは、以前に比べては安くなっているっていうことで理解していいわけですね。改修前に比べたら、かなり。大体これぐらい、何%ぐらい安くなってるのか、そんなのは今、わかりませんね。わかりませんか。
○
西谷委員長 新年度予算で。
○石井委員 そうですね。わかりました。学校のほうはわかりました。
○岡本副委員長 29ページの清流猪名川ふるさと応援寄付金について、3点ほどお伺いしたいと思います。
ふるさと応援寄附金につきましては、国の指導もありまして、新年度から若干の見直しがされるように聞いておるんですけども、町内分、この2,486万円のうち、町内からの、住民の皆様からの寄附金が幾らあったのか。
それから、返礼品に伴う経費、要するに、寄附金としての収入がありますけれども、それに対してお土産といいますか、支出をされてると思いますが、その金額が幾らなのか。
それと、もう一つ、これとは別でありますけれども、猪名川町の住民の方がほかの市町村に、あるいは猪名川町のほうにされた場合もそうでしょうけれども、税収の減額がどれぐらいあったのか、
決算見込みの世界かもわかりませんが、教えてください。
○和泉
企画財政課長 失礼いたします。まず1点目でご質問いただきました町内での、町内在住者の方の寄附ということでございますが、今ちょっと正確な数字は押さえ切れておりませんが、おおよそ10名の方から10件程度、ご寄附をいただいておりまして、その金額に応じた形でのお申し込みいただいたお礼の品をお送りをさせていただいてございます。
あと2点目の返礼品の経費ということでございますが、こちらにつきましては、先般12月の補正のときにも歳出のほうで
増額補正をお願いをさせていただきましたが、記念品費といたしましては、今現状、額といたしましては、1,157万6,000円を予算化をさせていただいてございます。こういった中でいただいた寄附についてのお返しをさせていただこうというような形で対応を考えてございます。
あと3点目いただきました、町内在住者の方が町外への寄附というようなことでございますので、この分につきましては、今、こちらにつきましては、これちょっと住民税の課税ということになりますので、前年分の状況に応じて翌年度課税でございますので、若干時期としてはずれますが、今、最新で私どもが把握をしてございますのが、平成29年度、今年度の住民税の課税という中では、件数といたしましては866件、866名の方が町外への寄附をされてるという形になっておりまして、この部分について、もちろん住民税減額をされますが、その中で町税分、また県税分というようなことで区分をされますので、町税の部分で見てまいりますと、おおよそ2,800万円が税額控除されるというような形になってございます。ですので、平成29年度いただいた額としては2,400万円ほど見込んでございますが、税額控除の中では2,800万円減と。ただ、この部分については、まだ交付税の中でも一定7割強の部分については、また措置がされるというような仕組みになってございます。
以上でございます。
○岡本副委員長 アバウトな話でありますけど、税収が2,800万円、アバウトですよ、出ていくと。それに、これに伴う経費として、やはりそれなりの経費が出ていくというようなことからしましたら、今の猪名川町の状態として、
清流猪名川ふるさと応援寄附金の部分は決して喜ばしい状況ではないのではないかと思うんですけども、これに対してどのような手を打っておられるんでしょうか。
○井上税務課長 先ほど和泉課長から申し上げた控除額、控除額が2,810万円でございまして、これはこのまま税額ではございません。税額は10%ですので、これに10%掛けた分が町県民税となり、その分の6割分が町民税の減額分となりますので、この額そのままが控除されると、減額となるわけではないので、誤解のないようよろしくお願いいたします。
○岡本副委員長 そうしましたら、具体的な、私がお聞きしたのは、幾らぐらい税収が減るのかという質問でございますんで、幾らぐらい税収が減る見込みなんでしょうか。
それから、先ほどの答えの中で、
ふるさと応援寄附金の中の町内分について、金額についてのお示しがありませんでしたけれども、そのことについて再答弁お願いできますでしょうか。
○井上税務課長 見込みのほうは、申しわけないんですけど、まだ平成30年度分が出ておりませんので、先ほどの平成29年度分で申し上げますと、約150万円から170万円ぐらいまでの減額となってございます。
以上です。
○和泉
企画財政課長 失礼します。先ほど来ご質問いただいてます町内寄附者の方ですね、町内在住者の方の部分については、先ほど申しましたように、今、現状ちょっと正確な資料を持ち合わせておりませんので、もしよろしければ後で。
○岡本副委員長 そうですね。
○和泉
企画財政課長 後でよろしいですか。
○岡本副委員長 お願いします。
○和泉
企画財政課長 それと、この取り組み、
ふるさと納税自体の取り組みにつきましては、種々いろいろ、国も含めていろいろ制度の見直し、取り組みについて行われておりますけれども、本町としても、なかなかこの取り組みについては、一方、町内から出ていく部分っていうのは現実ございますが、やはり何もしませんと出ていく一方というようなこともございますので、こういったことについては、やっぱり引き続き、一層寄附額については増額できるようなというような形での取り組みを進めていきたい。ですから、お金もそうでございますが、特に今年度、関東圏、大阪圏を中心にいろいろな広告といったものも、予算70万円いただく中でいろいろ打たせていただいてますので、そういった意味で、シティプロモーションの観点も持って、今後も強化を図っていきたいというような形で考えてございます。
○丸山委員 先ほどの質疑の件で確認でございますが、それでは、その万善の現在の場所での機能拡充については終結したと、要するに、それは検討しないよということでしょうか。
○
西谷委員長 丸山委員に申し上げます。今、そのことにつきましては、我々議会としても、特別委員会を設置しておりますので、特別委員会の中で、それぞれ会派から出ていただいておりますので、そこで発言をお願いし、この
補正予算の審議にはちょっとそぐわないと思いますので、よろしくお願いします。
○南委員 47ページのパワーアップ事業費で750万円ということですけれども、上阿古谷の10戸の対象で、4.5ヘクタールということで、イオン栽培ということで、勉強不足やけれども、どんなことやというのが1つと、もう1点、49ページのため池工事請負費、補助金及び交付金ですけども、仁部池が8,000万円、前久保池が120万円ということで、段階的に、地区違うのわかるわけや、わかるけども、補助率が16%、11%ということで違うわけや、違うわけですわ。ほんで、受益者負担金もかかってくるわけですわ。そこらはどう理解したらええんかな。別で判断するかどうか。その2点。
○曽野
産業観光課長 それでは、1点目いただきましたこの産地パワーアップ事業の関係でございます。
この産地パワーアップ事業といいますのは、先ほど来説明をさせていただいております
イオン水生成装置を使ってお米をつくろうということでございます。この事業につきましては、農林水産省のほうが先端モデル農業確立実証事業ということで、この事業自体の採択をしてる事業でございます、国として推し進めてる事業の1つでございます。
どういった事業かと申しますと、先ほど説明でもありました猪名川町の阿古谷、上阿古谷地域、こちらの10軒の農家が共同して取り組もうとしてるものでございまして、このイオン水の生成装置というものを設置をして、水を電気分解をするということでございます。この水を酸素と水素に分解をしようということで、その分解したイオン水、このイオン水を田んぼに入れて米をつくることによって、根が強く張るということで、倒伏がしないというような実証結果が出てございます。それによりまして、通常よりも多くの収量が見込めるというような事業でございます。一応、今回のこの計画の中でも収量の10%増ということを目指しているわけでございますけども、そういったことで倒伏がしないと。
それから、これにつきましては、まだ研究段階ではございますけども、東京農大のほうも研究をしておりまして、このイオン水を使うことによって味もよくなるといったようなことも言われてございます。
このあたりにつきましては、まだ検証段階で、猪名川町としても阿古谷地域が一度こういった事業に取り組みたいというような段階でございます。町としましても、全て国の補助事業でトンネル事業ということになってますんで、そういった意味で応援をしていきたいというふうに考えてる事業でございます。
それから、もう1点、ため池の関係でございます。
これにつきましては、今回国の2次補正によりまして、仁部池、前久保池、栗谷池、それから上野大池ということでございます。仁部池、前久保池、栗谷池につきましては、町として16%の負担をしていくということでございますけども、そのうちの2%部分が町の、地域の負担ということになってございます。これにつきましては、もう補助金のルールの中で、県営事業に対する負担ということで2%で、町営事業でありましたらもう少し分担金の率は高くなりますけども、そういったことで県営事業に対する負担金ということで地元負担金は2%ということになってるようなものでございます。
以上です。
○南委員 了解しました。予算にも出てくると思いますんで、これでとめますけど、1点だけ、そのパワーアップ事業費というのは、これは単年度のあれかな、補助かな、それだけ。
○曽野
産業観光課長 予算としましては単年度の事業でございます。ただ、地域としましては、この機械をリースしてやっていくというようなことでございますんで、少し長期間になるかもしれませんけども、事業としましては、単年度の補助金ということでございます。
以上です。
○
西谷委員長 産業観光課長、今の事業につきまして、国の補助事業メニュー並びにそのパワーアップ事業の概要をまとめて委員に送付願えますか。
ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
西谷委員長 それでは、議案第11号についての質疑は終結します。
担当職員の入れ替えをお願いいたしますとともに、25分まで休憩いたします。
午前11時15分 休憩
午前11時25分 再開
○
西谷委員長 休憩を閉じ、委員会を再開します。
先ほどの税務課長の答弁について修正をしたいと申し出がありましたので、まず初めに、答弁をお願いいたします。
○和泉
企画財政課長 済みません、失礼いたします。先ほど
ふるさと納税の関係で、町内在住者の方が町外へ寄附をされる金額ということで、冒頭私のほうからご答弁申し上げさせていただいた後に、税務課長のほうから訂正というようなことでご答弁申し上げましたが、大変申しわけございませんが、当初私のほうが申し上げました金額のほうが正答であったというような形で訂正をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
○
西谷委員長 その金額につきましては、もう一度お願いいたします。それ、今の形で結構です。
○和泉
企画財政課長 申しわけございません。平成29年度課税というようなことで、現状、最終確定ではございませんが、現時点で申し上げますと、平成29年度課税で町税の控除額といたしましては、2,810万9,000円という金額が町の税金での税額控除として減額をされておるというような形が、状況としてはございますので、こういった形で訂正をよろしくお願いしたいと思います。
平成28年分に対しての平成29年度課税というような形になってございます。
○
西谷委員長 以上で理解いただけましたか。
○岡本副委員長 そしたら、私の最後の質問が生きてくるんじゃないかなと思うんですけども、要は、今、実際上赤字かどうかわからないけれども、去年は赤字やったんです。それに対する対応策を町としてとっておられますかという質問に対して、先ほど赤字にはなってないんですということだったんですけれども、赤字になる可能性もあるということで、その答弁をお願いしたいと思います。
○宮脇副町長 これにつきましては、赤字であるとかどうとかいう議論じゃなくて、国の制度にのっかって、結果として猪名川町内の方が、平成28年中に町外の、自分のお生まれになったふるさとであるとか、そういったところへ寄附をされたという数字が今申した数字でございます。したがいまして、我々としまして、今年度、平成29年度でございますが、答礼、返礼でする品を変え、また増やし、魅力を持っていただいて猪名川町に目を向けていただこうと。そしてまたふるさと意識を持っていただこうということで、町内の方にも働きかけて
ふるさと納税の金額を増やしていこうという努力をやっておるところでございます。したがいまして、そういった、今年度に入りましてからの、それまでも努力をしておったわけでございますが、今年度に入りまして、さらにそういった品を、
町内事業者の協力をいただきながら、増やしていく、そのことが猪名川町にふるさと意識を持ってもらう、そういった醸成のために働きかけをやってるわけでございますんで、国全体として、各市町単位で損とか得とかいう、そういったレベルの議論ではないのではないか。町としましては、できるだけ多くの納税額をいただくような、今後もさらなるそういった努力を努めていきたいというように思っております。
そしてまた一方では、総務省のほうから、答礼の品がどんどんどんどん額が上がって、派手といいますか、そういった形になってってきておるんで、それを抑制しようといった動きがございますんで、それも十分情報を参酌をしながら、今後あるべき猪名川町の
ふるさと納税の制度について、十分担当も踏まえた、そしてまた町内事業所も踏まえた協力をいただきながら推進をしてまいりたい、このように考えておるのが現状でございます。
○岡本副委員長 ここは質問の場でございませんが、質疑の場ですので、確認したいと思うんですけれども、要するに、赤字になったとしても、それは問題ないんだという認識ですね。
○宮脇副町長 したがいまして、赤字であるとか、ノーとかいう議論をすべきもんではないというふうなことを申し上げたとこでございます。
○
西谷委員長 副委員長に申し上げます。この件につきましては、また決算のときに、最終的な結論のほうを求めていただくようによろしくお願いします。
それでは、議案第11号についての質疑は終結します。
次に、議案第15号 平成29年度猪名川町
農業共済特別会計補正予算(第1号)を審査します。
説明を求めます。
○曽野
産業観光課長 失礼します。それでは、平成29年度猪名川町
農業共済特別会計補正予算(第1号)につきまして、
事項別明細書に基づきまして説明をさせていただきます。
ページのほう、12ページ、13ページをお開き願います。まず、歳入の関係でございます。1款農作物共済勘定収入、1項1目水稲共済掛金、補正額7,000円の減額でございます。これにつきましては、引受戸数497戸、引受面積1万8,113.9アール、これが確定したものに伴います共済掛金の減額でございます。2項1目水稲交付金、補正額2,000円の減額でございます。これにつきましては、連合会から受け取る交付金の確定によるものでございます。3項1目水稲保険金、38万8,000円の減額でございます。これは水稲被害が少なかったことから、連合会から受け取った保険金を減額をするものでございます。4項1目水稲連合会特別交付金、7万4,000円の減額でございます。これは連合会から受け取る連合会特別交付金の額の確定によるものでございます。
次に、4款畑作物共済勘定収入でございます。4項1目共済繰入金、2,000円の増額でございますけども、これは被害に伴う共済金の増額によりまして、畑作物共済勘定、いわゆるソバ共済の関係でございますけども、こちらが不足をしたため、農作物共済勘定から業務勘定を通じて繰り入れを行うものでございます。
5款業務勘定収入、3項1目一般会計繰入金でございます。補正額は459万4,000円の減額でございますけども、これは職員1名分の給与費の精算によるものでございます。2目共済繰入金、2,000円の増額につきましては、ソバ共済の不足分を繰り入れを行うものでございます。
次のページ、14ページ、15ページをお願いします。歳出の関係でございます。1款農作物共済勘定支出、2項1目水稲共済金、補正額155万6,000円の減額につきましては、共済金の支払いにつきまして被害額に応じて減額を行うもので、額の確定によるものでございます。3項1目水稲無事戻金、補正額30万円の減額につきましては、無事戻金の支払いが少なかったことから、額の確定により減額を行うものでございます。次に、4項1目共済繰出金、2,000円の増額につきましては、ソバ共済勘定の不足分を農作物共済から業務勘定を通じて繰り出すものでございます。5項1目農作物共済勘定予備費、補正額138万3,000円につきましては、農作物共済勘定の歳入歳出を調整するための予備費の増額でございます。
4款畑作物共済勘定支出、2項1目畑作物共済金、2,000円につきましては、播種直後の大雨によりますソバの発芽不良、生育不良に係ります被害への共済金ということで、不足額として計上してるものでございます。被害の面積としましては931.9アール、被害戸数としましては23戸といったような状況となってございます。
次に、5款業務勘定支出、1項1目
一般管理費、補正額459万4,000円の減額でございます。これは職員1名分の給与費の精算でございます。
次のページ、16、17ページをお願いします。一番最後ですけども、4項1目共済繰出金、2,000円の増額でございます。これは、農作物共済勘定から業務勘定に繰り入れ、畑作物共済へ繰り出すものでございます。
次のページ、18、19ページ、また20ページにつきましては、給与費の明細書等でございます。一般職の総括ということになってございます。それぞれ補正前、補正後の比較を示したものでございます。こちらはご照覧をいただきたいと思います。
以上、説明とさせていただきます。
○
西谷委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
西谷委員長 それでは、議案第15号についての質疑は終結します。
担当職員の入れ替えをお願いします。
次に、議案第16号 平成29年度猪名川町
奨学金特別会計補正予算(第1号)を審査します。
説明を求めます。
○大嶋
教育振興課長 失礼いたします。それでは、奨学金特別会計に係ります
補正予算についてご説明申し上げます。
予算書1ページをお願いいたします。第1条でございますが、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,200万円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,254万6,000円とするものでございます。
それでは、事項別明細に基づきご説明申し上げます。12ページ、13ページをお願いいたします。12ページ、13ページでございます。歳入でございます。1款1項1目利子及び配当金、補正額6万円の減額でございます。本年度の奨学金基金利子を42万5,000円と見込みまして、当初予算との差額を減額するものでございます。
3款1項1目繰越金、補正額153万1,000円でございます。これにつきましては、平成28年度の実質収支額153万1,000円を予算化するものでございます。
次に、4款1項1目貸付金元金収入、補正額150万円でございます。本年度の元金の収入見込額600万円にあわせ増額するものでございます。
一番下、5款1項1目奨学基金繰入金、補正額902万9,000円でございます。これにつきましては、歳出で見込んでおります貸付金の補正額1,200万円と歳入額の差額を計上いたしまして、歳入歳出額を同額としているものでございます。
次のページ、14、15ページをお願いいたします。歳出でございます。奨学金制度につきましては、昨年度に制度改正をいたしまして、通学費貸付金の創設、返還金の減額、貸付金の前貸しなど、より利用しやすいような制度としたところでございます。また、この制度改正の内容を広報紙で大きく掲載したことから、借り入れ申し込みが大幅に増加してございます。本年度では、入学費貸付金につきましては、1月末までを申込期間とし提出があった件数を積算し、
補正予算として計上しているものでございます。本年度の申込件数、また見込額といたしましては、入学費貸付金が25件、750万円、就学費貸付金43件、1,050万円、通学費貸付金17件、300万円で、留学費貸付金については1件、50万円でございます。これら見込額と当初予算との差額を
補正予算として計上しているものでございます。なお、留学費貸付金につきましては、今後の申請に備え、減額しないこととしてございます。
それでは、予算書歳出でございます。1款1項1目事業費で、説明欄の奨学金事業費でございますが、21節貸付金、1,200万円の増額でございます。入学費貸付金につきましては450万円の増額、就学費貸付金につきましては750万円の増額とするものでございます。この結果、補正後の貸付金予算合計額は2,200万円となります。
以上で説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。
○
西谷委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
西谷委員長 それでは、議案第16号についての質疑は終結します。
ただいまから暫時休憩といたします。
午前11時39分 休憩
午前11時41分 再開
○
西谷委員長 休憩を閉じ委員会を再開いたします。
これより議案第11号 平成29年度猪名川町
一般会計補正予算(第4号)中、第1条、
歳入歳出予算の補正のうち関係部分、第2条、
繰越明許費のうち関係部分、第4条、地方債の補正のうち関係部分の討論に入ります。
反対者の発言を許します。
○丸山委員 議案第11号 平成29年度
一般会計補正予算(第4号)について、反対の立場から討論させてください。
本議案は、
歳入歳出予算の補正であるとか
繰越明許費、
債務負担行為の補正、地方債の補正から成っております。平成29年度の一般会計予算を補正する議案でありますが、まず、
歳入歳出予算の補正、地方債の補正については、当委員会に付託された部分、それを含めて、当委員会に付託された部分含め、必要性を認め、原案のとおり補正に同意します。
一方、
繰越明許費のうち道の駅いながわアドバイザリー業務など委託業務事業については、先ほどから質疑からわかりますように、南田原地区への移転案を前提にしたものであって、この間のパブリックコメントや説明会で出た意見や課題に対して、私は十分な議論を尽くしたものと思っておりません。また、現在の道の駅いながわの開設から10数年たってますが、道の駅いながわの道路を隔てた東側の土地を活用すれば、この土地での機能拡充も可能性が大いにあると思っております。そういうことから、つまり、私は現在の道の駅いながわがある場所での機能拡充の余地を残した検討をしてほしいと願っております。以上の、厳しい財政状況が続いてる中、町民の信頼に応えていくという観点から、南田原案を前提とした2,963万6,000円の
繰越明許費の計上には同意しかねます。
以上の理由から、議案第11号に反対させてください。
○
西谷委員長 暫時休憩とします。
午前11時45分 休憩
午前11時58分 再開
○
西谷委員長 休憩を閉じ、委員会を再開いたします。
ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
西谷委員長 それでは、討論は終結します。
これより議案第11号のうち本委員会に付託されました部分を採決いたします。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○
西谷委員長 起立多数であります。よって、議案第11号 平成29年度猪名川町
一般会計補正予算(第4号)中、第1条、
歳入歳出予算の補正のうち関係部分、第2条、
繰越明許費のうち関係部分、第4条のうち関係部分は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第15号 平成29年度猪名川町
農業共済特別会計補正予算(第1号)、議案第16号 平成29年度猪名川町
奨学金特別会計補正予算(第1号)、以上2議案の討論に入ります。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
西谷委員長 討論は終結します。
これより議案第15号、議案第16号、以上2議案を一括して採決します。
お諮りします。
以上2議案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
西谷委員長 異議なしと認めます。よって、以上2議案は、原案のとおり可決されました。
次に、平成30年度の当初予算に係る資料請求について、お手元に配付している一覧表のとおりでございます。
本一覧表のとおり資料請求することとしてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
西谷委員長 異議なしと認めます。よって、議長より請求していただくこととします。
なお、執行者には、速やかに資料提供をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で本日の委員会は閉会したいと思います。
本委員会の委員会審査報告につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
西谷委員長 異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
本日の委員会はこれにて閉会します。
○福田町長 きょうは朝から
総務文教常任委員会を開催いただき大変ありがとうございました。
無事終わったようであります。まだ3月末まで3月議会は続きます。どうぞお体には十分ご注意いただきまして、議会を乗り切っていただきたいと思います。ありがとうございました。
○
西谷委員長 委員各位並びに執行者の皆様には、貴重な時間を審議していただきまして、ありがとうございました。
3議案それぞれ意見交換もされながら、議会として、委員会として、また今後執行者の皆様とともによりよい方向に進んでまいりたいと、このように考えております。
時節柄、寒暖差が激しくなってまいっておりますが、皆様方もお体に十分留意されまして、この会期乗り切っていただくようにお願い申し上げ、閉会の言葉といたします。ありがとうございました。
午後 0時01分 閉会
本委員会会議録として署名する。
平成30年2月22日
猪名川町議会
総務文教常任委員長 西 谷 八郎治...