たつの市議会 2019-06-27
令和元年第3回たつの市議会定例会(第4日 6月27日)
教育管理部すこやか給食課長 村 上 秀 樹
教育事業部体育振興課長 倉 元 竜 也
教育事業部社会教育課主幹 喜多村 玲
教育事業部歴史文化財課主席学芸員 義 則 俊 彦
開 議 宣 告
○議長(楠
明廣議員)
ただいまより本日の会議を開きます。
初めに、市長より
地方自治法第243条の3第2項の規定による平成30年度
公益財団法人童謡の
里龍野文化振興財団の決算に関する書類が提出されており、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ご清覧願います。
次に、
監査委員より、
地方自治法第199条第2項及び第4項の規定により実施した
定期監査等の結果報告1件及び同法第235条の2第1項の規定により実施した
例月出納検査の結果報告1件が提出されており、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ご清覧願います。
次に、
議長会等の諸会議についてでありますが、去る6月11日に東京都におきまして
全国市議会議長会第95回
定期総会が開催され、
部会提出議案及び
会長提出議案が審議され、全件が原案のとおり可決されました。
次に、本日の
出席議員数及び
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職・氏名につきまして、
事務局長から報告いたします。
○
議会事務局長(
西田豊和君)
ご報告申し上げます。
まず、本日の
出席議員数についてでありますが、本日ただいまの
出席議員数は22名全員であります。
次に、
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職・氏名についてでありますが、お手元に配付いたしております名簿のとおりでありますので、ご清覧願います。
以上でございます。
○議長(楠
明廣議員)
次に、
今期定例会の
会議録署名議員については、6月5日の
定例会第1日に、13番
松下信一郎議員、15番
柳生陽一議員を指名いたしておりますので、両議員、よろしくお願いいたします。
〜日程第1 議案第45号から請願第2号〜
○議長(楠
明廣議員)
次は、日程第1、議案第45号 たつの
市市税条例の一部を改正する
条例制定についてから請願第2号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2020年度
政府予算に係る
意見書採択の要請についてまでの11件を
一括議題といたします。
これより各
常任委員会及び
予算決算特別委員会の審査の経過並びに結果等について、各
常任委員長及び
予算決算特別委員長の報告を求めます。
初めに、
総務生活常任委員長の報告を求めます。
木南裕樹総務生活常任委員長。
○
総務生活常任委員長(
木南裕樹議員)(登壇)
ただいま議題となっております11件のうち、
総務生活常任委員会に付託になりました議案第45号につきまして、
総務生活常任委員会を代表して、
付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、
付託経過につきましては、去る6月5日の
今期定例会第1日の本会議において、当
委員会に付託されたものであります。
次に、審査の経過でありますが、当
委員会は、これらの
付託議案審査のため、去る6月11日の午前10時から、議会第1
委員会室におきまして
委員会を開催し、副市長をはじめ
関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
次に、審査の結果でございますが、当
委員会に付託されました議案につきまして
全員異議なく、「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、
意見等のうち、主なものについて要約してご報告申し上げます。
議案第45号 たつの
市税条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、今回の改正に伴う税収への影響はどのように考えているのかとの質疑があり、当局からは、今年度は660万円程度が軽減額となるが、平成28年度に、
新車登録から13年を経過した車については重課として税金が多く課せられるよう税率を改正しており、その差し引きとして税収の減にはならないと考えるとの答弁でありました。
また、委員から、今回、
軽自動車税の
自動車取得税が廃止され、
環境性能に応じて臨時的に軽減が行われるとのことだが、こうした改正について市民への
周知方法はどのように考えているのか。また、ディーラーや
自動車販売店への周知はどうかとの質疑があり、当局からは、
市広報紙及び
ホームページ等を使い、周知を図っていきたいと考えている。また、
自動車販売店等に対する周知は行っていないとの答弁でありました。
以上で、当
委員会の
審査経過及び主な
質疑等を要約してご報告申し上げましたが、
議員各位におかれましては、当
委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
総務生活常任委員長の報告を終わります。
○議長(楠
明廣議員)
総務生活常任委員長の報告は終わりました。
これより
総務生活常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご発言がありませんので、次に、
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
野本利明福祉文教常任委員長。
○
福祉文教常任委員長(
野本利明議員)(登壇)
ただいま議題となっております11件のうち、
福祉文教常任委員会に付託になりました議案第46号から議案第49号まで及び請願第2号の5件につきまして、
福祉文教常任委員会を代表して、
付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、
付託経過については、先ほどの
総務生活常任委員長の報告と同様でありますので、省略させていただきます。
次に、審査の経過でありますが、当
委員会は、これらの
付託議案審査のため、去る6月13日午前10時から、議会第1
委員会室におきまして
委員会を開催し、
教育長をはじめ
関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
次に、審査の結果でありますが、当
委員会に付託されました議案4件につきましては、「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
また、請願1件につきましても、
全員異議なく「採択すべきもの」と決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、
意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第46号 たつの
市コミュニティセンター条例制定についてでありますが、委員から、
公民館を
コミュニティセンターとするに当たり、職員の配置が減るということだが、
高齢者教室などの活動や行事はそのまま維持できるのかとの質疑があり、当局からは、拠点となる
中央公民館等の職員に、
高齢者教室の準備などをしてもらうなど、現状維持できるように検討しているとの答弁でありました。
また、委員から、
冷暖房費など、各
センターで
使用料が異なるのかとの質疑があり、当局からは、各
センターでの
使用料の統一はしていない。
コミュニティセンターになっても
利用形態は今までと変わらないため、
使用料も現状のまま移行するが、全ての
公民館が
コミセン化になる時には検討するとの答弁でありました。
また委員から、各
コミュニティセンターで
運営状況にばらつきが見られるが、
情報交換のための
運営協議会を設置する考えはないかとの質疑があり、当局からは、
地元団体の
指定管理になるため、
運営主体の意見を聞きながら進めていきたいとの答弁でありました。
次に、議案第48号 たつの
市行政手続における特定の個人を識別するための番号の
利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、
外国人で
生活保護の対象となり得る世帯は、どのように把握しているのかとの質疑があり、当局からは、地域の
民生委員や
地域包括支援課などを通して連絡が入り、連携して対応しているとの答弁でありました。
また、委員から、
民生委員が
外国人と会話や交流を図るために、行政として何らかの手助けはできているのかとの質疑があり、当局からは、市の窓口では、ポケトークという言語対応できる機械で対応しているが、地域の
民生委員が、直接、
外国人と会話等をするのは難しいため、一緒に市の窓口に来ていただくか、多
文化共生センターに相談して市の窓口につなぐ形をとることになるとの答弁でありました。
次に、請願第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2020年度
政府予算に係る
意見書採択の要請についてでありますが、
請願事項に対しては、委員から特に異議を唱える
意見等はなく、採決の結果、
全員異議なく「採択すべきもの」と決したものであります。
その他の議案については、委員からは特に質疑などはありませんでした。
以上で、当
委員会の
審査経過及び主な
質疑等を要約してご報告申し上げましたが、
議員各位におかれましては、当
委員会の審査結果にご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、
福祉文教常任委員長の報告を終わります。
○議長(楠
明廣議員)
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
これより
福祉文教常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご発言がありませんので、次に
経済建設常任委員長の報告を求めます。
柏原要経済建設常任委員長。
○
経済建設常任委員長(柏原 要議員)(登壇)
ただいま議題となっております11件のうち、
経済建設常任委員会に付託になりました議案第50号から議案第53号の4件につきまして、
経済建設常任委員会を代表して、
付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、
付託経過につきましては、先ほどの
総務生活常任委員長の報告と同様でありますので、省略させていただきます。
次に、審査の経過でありますが、当
委員会は、これらの
付託議案審査のため、去る6月13日午前10時から、議会第1
委員会室におきまして
委員会を開催し、市長をはじめ
関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
次に、審査の結果でありますが、当
委員会に付託されました議案4件については、「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、
意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第50号 たつの
市国民宿舎使用料徴収条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、
料金を値上げするだけでは、
利用者から敬遠されるのではないか。
料金値上げと同時に、
利用者が納得、満足感が得られるような対応を考えているのかとの質疑があり、当局からは、
料金に見合う
サービスでの還元や、老朽化している建物の改修なども考えているとの答弁でありました。
また、委員から、今後の
国民宿舎について、どのように考えているのかとの質疑があり、当局から、
国民宿舎は、令和2年4月から3年間、引き続き、2荘一体で
指定管理による運営を継続していく。この3年間は、
地方公共団体から民間による運営への移行を模索する期間という位置づけをしているとの答弁でありました。
また、委員から、
料金値上げにより、収益はどの程度改善するのかとの質疑があり、当局から、平成29年度の
利用実績から、
料金改定後に収益は約1,000万円増加すると試算しているとの答弁でありました。
次に、議案第51号 たつの市
駐車場条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、月極
駐車場が増加することで今後、どの程度の利用を見込んでいるのかとの質疑があり、当局からは、現在、竜野駅北
駐車場の区画は35台で、1日当たり12台程度の利用であるため、今回、9台分を月極に変更する。また、今後、竜野駅
周辺整備により、駅の北側からの利便性が向上することから、ある程度の
利用増加を見込んでいるとの答弁でありました。
次に、議案第52号 たつの
市水道事業給水条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、条例は、10月1日から施行となっているが、もし、
消費税が増税されなかった場合はどのように対応するのかとの質疑があり、当局からは、今回の改正により、
消費税を内
税方式から
外税方式に変更するため、再度、条例を改正する必要はないとの答弁でありました。
次に、議案第53号 たつの
市下水道条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、今回の
料金改正により、
経費回収率は何%になるのかとの質疑があり、当局からは、現在、
下水道事業だけを見ると、
回収率は48%であるが、今回の
料金改定により、令和2年で52%になるとの答弁でありました。
また、委員から、
経費回収率を100%にするには、今後も段階的な
料金の改定が必要と思われるが、
料金改定の間隔はどのようになるのかとの質疑があり、当局から、今後の
人口減少による
料金収入の減少、
維持管理コストの増加、起債の
償還額等の要因から試算し、今回を含め4回の改定で、令和14年に
経費回収率が100%となる試算をしている。今後の改定は、さまざまな要因や近隣との
バランス等を考慮しながら、3年から5年ごとに検討してきたいとの答弁でありました。
また、委員から、
下水道普及率が100%ではない中、
料金改定は不公平ではないかとの質疑があり、当局から、未
接続世帯に対する
下水道への
接続啓発は、平成26年度から5年間で2,400世帯を対象に行い、未
接続世帯は、現在2,100世帯まで減少している。今後も
啓発活動を続け、理解を得たいとの答弁でありました。
また、委員から、令和2年度に
特別会計から
企業会計へ移行できなかった場合、問題はないのかとの質疑があり、当局からは、人口3万人以上の市町については、全国統一的に令和2年から
企業会計へ移行を国から指導されている。
企業会計に移行しない場合には、
交付税への影響は未定であるが、施設の改築、更新等に対し、国からの補助金が制約されるとの答弁でありました。
また、委員から、
農業集落排水の
経営計画は
ホームページで掲載されているが、
下水道の
経営計画についても市民や議会に提示し、説明すべきではないかとの質疑があり、当局からは、
企業会計に移行して初めて分かる指標があり、
企業会計への移行前と移行後では
経費回収率の
考え方等が異なるため、現時点での数字の比較は意味を持たない。また、現在ある
農業集落排水の
経営計画についても同様に作成し直す必要がある。そのため、
企業会計への移行と同時に、
経営戦略を作成し提示したい。また、今回の
条例改正は、あくまでも基準外繰入を減額しようとするものである。毎年不足分9億円を基準外繰入しているが、これを2億円削減し、
一般会計において他の
行政サービスに活用できるようにするものであるとの答弁でありました。
その他の議案につきましては、特に
質疑等はありませんでした。
また、委員の発議により、議案第53号 たつの
市下水道条例の一部を改正する
条例制定については、
議員間討議が行われましたので、その概要をご報告いたします。
委員から、
下水道料金の値上げについては、令和2年度から
企業会計への
移行期限も迫り、
補助金等の制限などの影響が出る可能性を考慮すると、
条例改正はいたし方ないとも思われるが、
議会基本条例第9条第1項には、
市長等が提案及び説明する重要な
政策等については、深く審議を行うため、
市長等に対して、次の事項について明らかにするよう求めることができると規定されている。
今日の説明では、この項目に記載される事項全てが明らかになったわけではない。
説明会への参加者が209名と非常に少なかったこともあり、市民や議会に対して、もっと丁寧な説明を行うべきであると考えるとの意見や、重要な案件を議案として提出するのであれば、政策立案に至った経緯、他の自治体の類似する政策との比較検討、市民参加の実施の有無とその内容、総合計画との整合性、財源措置、将来にわたるコスト計算についての資料は当然作成しておくべきである。この条例が10月に施行されるまでに、議会、市民に対して明確に説明できる資料を作成し、報告することを可決の条件として
委員会の報告に加えるべきであるとの意見がありました。
また、議案第53号 たつの
市下水道条例の一部を改正する
条例制定については、表決前の討論で、委員から、
下水道料金の値上げは、やはり住民負担の増加になる。令和2年からの
企業会計の実施が、国の補助金の交付要件になるという条件も理解したが、
下水道事業は公的事業で公共福祉
サービスの一環である。
一般会計からの繰入を行いながら公的運営を行っていくべきものであり、この議案に反対するとの反対討論と、
下水道会計の特定財源が増え、一般財源からの繰入を減少することは、市民にとっては、税金か
下水道料金かという違いがあるが、結果的には、
下水道会計への繰入が減った分の2億円を他の
行政サービスに活用できるという説明を素直に受けとめ、この
条例改正に賛成するとの賛成討論があり、表決では、挙手採決の結果、議案第53号については、賛成多数により可決すべきものと決した次第であります。
以上で、当
委員会の
審査経過を要約してご報告申し上げましたが、
議員各位におかれましては、当
委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
経済建設常任委員長の報告を終わります。
○議長(楠
明廣議員)
経済建設常任委員長の報告は終わりました。
これより
経済建設常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご発言がありませんので、次に、
予算決算特別委員長の報告を求めます。
内匠勇人
予算決算特別委員長。
○
予算決算特別委員長(内匠勇人議員)(登壇)
ただいま議題となっております11件のうち、
予算決算特別委員会に付託になりました議案第54号につきまして、
予算決算特別委員会を代表して、
付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、
付託経過については、先ほどの
総務生活常任委員長の報告と同様でありますので、省略させていただきます。
次に、審査の経過でありますが、
委員会分科会を6月11日、12日、13日に議会第1
委員会室で開催し、
委員会全体会を6月25日に議会第2・第3
委員会室で開催いたしました。
次に、審査の結果でありますが、表決の結果、当
委員会に付託されました各会計補正予算案1件について
全員異議なく、「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、
意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第54号
令和元年度たつの
市一般会計補正予算(第1号)についてでありますが、企画課所管分について、委員から、コミュニティ助成事業について、自治総合
センターの宝くじ社会貢献広報事業に、自治会の子供神輿を新調する事業が採択されたとのことだが、何件の募集があったのか。また、この事業の選定者はどこなのかとの質疑があり、当局からは、平成30年度の申請については、3件の応募があり、1件が採択となっている。また、選定者は県を経由して地域活性化
センターにおいて選定されるとの答弁でありました。
次に、児童福祉課所管分について、委員から、未婚児童扶養手当受給者臨時・特別給付金について、対象者が増えた場合でも国に申請すれば予算が付けられるのかとの質疑があり、当局からは、財源は10分の10が国庫補助金であるため、増えた場合は追加申請を行い、次年度に精算交付されるとの答弁でありました。
次に、まちづくり推進課所管分について、委員から、都市景観推進費の委託料は、龍野地区内の観光
駐車場候補地の測量及び物件調査の費用ということであるが、
駐車場の候補地はどのあたりかとの質疑があり、当局からは、観光
駐車場の候補地は、国道179号線沿いの診療所跡地である。たつの市伝統的建造物群保存地区保存審議会から、
駐車場に適した1,800平方メートル強の土地があるとの情報があり、土地所有者に意向を確認の上、今回予算の補正を行ったとの答弁でありました。
また、委員から、この候補地は、普通車専用の
駐車場として考えているのかと質疑があり、当局からは、観光
駐車場の候補地は、国道179号線沿いであるため、シャトルバスの運行拠点としての
利用等、大型車両10台程度の
駐車場としての利用を見込んでいるとの答弁でありました。
次に、幼児教育課所管分について、委員から、システム関連変更等委託料について、幼児教育の段階的無償化によって、システム関連経費が毎回計上されているが、今回で全て終わる予定なのかとの質疑があり、当局からは、今回の法改正には全て対応できるが、今後、また法改正があれば、システム改修が必要になってくるとの答弁でありました。
また、委員から、
消費税増税による無償化の財源について、国が特定財源として負担する割合と、地方
交付税に入れ込む割合はどうなっているのか。
交付税に含まれてしまえば、本当に100%国が負担しているかどうか確認できないのではないかとの質疑があり、当局からは、本年度の6カ月分については、別枠の臨時交付金という形で国が100%負担する。来年度以降は、私立施設に対する施設型給付費の負担割合は国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1と決まっている。公立施設については、
交付税に算入されることになるが、その内容について、教育管理部は答えられる立場ではないとの答弁でありました。
次に、体育振興課所管分について、委員から、各体育館の備品購入費について、老朽管理として、5年先くらいまでの購入計画は立てているのかとの質疑があり、当局からは、今年度、スポーツ推進計画を策定するため、その中で検討していくとの答弁でありました。
また、委員から、スポーツ振興くじに類する助成金は、他にもあるのかとの質疑があり、当局からは、他の助成金については特に把握していないが、スポーツ振興くじは、スポーツに特化しているため採択されやすい。8割の助成があり、自主財源がない中で、この制度を活用するのが一番有利であると感じているとの答弁でありました。
また、委員からは、宝くじなどにも、公枠というものがあると思うので、こまめにチェックし、できる限りいろいろなところに働きかけていただきたいとの意見がありました。
その他の議案につきましては、特に
質疑等はありませんでした。
以上で、当
委員会の
審査経過及び主な
質疑等を要約してご報告申し上げましたが、
議員各位におかれましては、当
委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
予算決算特別委員会委員長の報告を終わります。
○議長(楠
明廣議員)
予算決算特別委員長の報告は終わりました。
これより、
予算決算特別委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご発言がありませんので、各
常任委員長報告及び
予算決算特別委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
都合により、分割して討論を行います。
初めに、議案第45号から議案第52号までの8件については、発言通告がございませんので、討論なしと認めます。
次に、議案第53号について討論を行います。
討論の通告がありますので、順次、発言を許します。
まず、原案に反対の3番堀讓議員の発言を許します。
3番堀讓議員。
○3番(堀 讓議員)(登壇)
議案第53号 たつの
市下水道条例等の一部を改正する
条例改正について、反対の立場で討論をいたします。
下水道事業は、市民生活に直結するものであり、公衆衛生向上の面からも公的に行うべき事業です。個々に利用する量の違いから個人負担も当然必要ですが、住民福祉
サービスの一環でもあります。この
条例改正によって、生活困窮世帯では利用する量を抑えることも考えなければならないという声も聞いております。
また、住民
説明会も開催されてきましたが、十分なものとは言えません。国の不当な圧力はお察ししますが、住民の立場に立って慎重な対応を求めて反対とします。
○議長(楠
明廣議員)
次に、原案に賛成の10番赤木和雄議員の発言を許します。
10番赤木和雄議員。
○10番(赤木和雄議員)(登壇)
失礼します。賛成の立場で討論いたします。
議案第53号の
条例改正は、国の方針に沿うものであります。また、
下水道事業の公営企業化は先延ばしできないものであります。このたびの改正は、公営
企業会計に移す際に発生する
一般会計からの不足繰入額は、本来、必要となる自主財源中、受益者が負担すべき必要な
使用料の増額であると判断するものであります。
また、
常任委員会での質疑に、このたびの増額で見込める特定財源の増加額、年約2億円の用途については、
一般会計からの繰り出しが不要となるもので、この財源については調整を要することとなるが、市民
サービスの向上につながる事業費に投入したいとの説明が併せて行われました。
しかしながら、4月から5月にかけて行われました市内16カ所での
説明会に参加された市民の総数が209人と非常に少なかったとの報告があったことから、十分な説明、理解が得られているとは言い切れないことも否めないと思われます。
先ほど
経済建設常任委員長報告でも言われましたように、今後、10月の改正までに市民に向けた丁寧な説明をしっかりと実施されることとの要望をつけ加えさせていただきます。
以上、申し上げましたとおり、この議案につきまして賛成いたします。
議員各位におかれましては、適正な判断であるとのご理解賜りますことをお願い申し上げまして、賛成の立場からの討論を終わります。
○議長(楠
明廣議員)
次に、議案第54号から請願第2号までの2件については、発言通告がございませんので、討論なしと認めます。
以上で、通告による討論は終わりましたので、討論を終結して、直ちに表決に入ります。
都合により分割して採決いたします。
お諮りいたします。
上程中の議案第45号は、
総務生活常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第45号は、
総務生活常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第46号から議案第49号の4件は、
福祉文教常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第46号から議案第49号の4件は、
福祉文教常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第50号から議案第52号までの3件は、
経済建設常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第50号から議案第52号までの3件は、
経済建設常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
この採決は起立により行います。
上程中の議案第53号は、
経済建設常任委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(楠
明廣議員)
起立多数でございます。
よって、議案第53号は、
経済建設常任委員長報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第54号は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第54号は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の請願第2号は、
福祉文教常任委員長の報告のとおり採決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、請願第2号は、
福祉文教常任委員長の報告のとおり採決されました。
〜追加日程
委員会提出第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1
復元を図るための、2020年度
政府予算に係る意
見書の提出について〜
○議長(楠
明廣議員)
ただいま
野本利明福祉文教常任委員長から
委員会提出第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元を図るための、2020年度
政府予算に係る
意見書の提出についてが提出されました。
この際、お諮りいたします。
本件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
委員会提出第1号を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本件については、あらかじめご協議願ったことでもありますので、
提案説明、質疑の議事を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
これより討論に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご発言がないので、討論を終結して、直ちに表決に入ります。
お諮りいたします。
上程中の
委員会提出第1号は、原案のとおり可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
委員会提出第1号は、原案のとおり可決されました。
この際、お諮りいたします。
ただいま可決されました
委員会提出第1号の取扱並びに字句等の整理につきましては、会議規則第41条の規定により、議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
〜追加日程 議案第55号
工事請負契約について〜
○議長(楠
明廣議員)
ただいま市長から議案第55号
工事請負契約についてが提出されました。
この際、お諮りいたします。
本件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第55号を議題といたします。
これより上程議案に対する説明を求めます。
企画財政部長。
○理事兼
企画財政部長(菅原昌則君)(登壇)
ただいま議題となりました議案第55号
工事請負契約について提案の理由及びその内容についてご説明申し上げます。
本議案につきましては、たつの市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき提案するものでございます。
工事の内容につきましては、参考資料を添付しておりますので、ご清覧いただきたく存じます。
このたびのたつの市本庁舎建設工事につきましては、たつの市本庁舎整備基本計画に基づき、市庁舎施設の老朽化、執務空間の狭隘化、不十分な耐震性等の解消を目的とし、既存庁舎を有効に活用しつつ、必要最小限の施設として、庁舎棟、ホール棟、車庫棟等の増築を行い、当該計画の基本方針である、安全・安心な暮らしを支える拠点、市民が満足する
サービスを提供できる体制、全ての
利用者にやさしい施設、市民協働スペースの充実とたつのに関する情報発信、環境に配慮した快適な空間、豊かな自然と歴史が調和した品格ある庁舎及び事務機能の向上を目指した庁舎としての施設整備を行うものでございます。
なお、工期につきましては、本議会の議決を得ましてから、令和3年9月30日までの間としております。
次に、工事の契約につきましては、当該工事の規模、内容に対応できる施工能力及び実績等を勘案し、制限付き一般競争入札により、去る6月3日に執行いたしましたが、予定価格超過となったため、6月10日に再度執行いたしました結果、美樹・進藤特別共同企業体が、落札金額29億6,500万円、落札率99.81%で落札いたしましたので、
消費税額を加えた32億6,150万円を契約金額として
工事請負契約を締結しようとするものでございます。
落札業者である同企業体は、構成員それぞれが豊富な経験を有する企業であり、代表者の美樹工業株式会社は、姫路市に本店を有し、建築工事では有数の業者であり、過去においても、たつの市中央学校給食
センター建設工事のほか、加東市新庁舎建設工事、芦屋市庁舎東館新築工事など、数多くの公共工事の実績を有しております。
このたびの請負工事においても、これまでに培った技術力と経験を生かし、設計内容に適合した工事施工がなされるものと確信いたしております。
以上で、議案第55号の
提案説明を終わらせていただきますが、何とぞ慎重ご審議の上、原案のとおり可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(楠
明廣議員)
上程議案に対する説明は終わりました。
これより上程議案に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご発言がないので、質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
本件は、会議規則第35条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、本件は
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご発言がないので、討論を終結して、直ちに表決に入ります。
お諮りいたします。
上程中の議案第55号は、原案のとおり可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第55号は、原案のとおり可決されました。
〜追加日程 議案第56号
工事請負契約について〜
○議長(楠
明廣議員)
ただいま市長から議案第56号
工事請負契約についてが提出されました。
この際、お諮りいたします。
本件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第56号を議題といたします。
これより上程議案に対する説明を求めます。
企画財政部長。
○理事兼
企画財政部長(菅原昌則君)(登壇)
ただいま議案となりました議案第56号
工事請負契約について提案の理由及びその内容についてご説明申し上げます。
本議案につきましては、たつの市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき提案するものでございます。
工事の内容につきましては、参考資料を添付しておりますので、ご清覧いただきたく存じます。
(仮称)小宅北こども園は、たつの市幼稚園・保育所再編計画に基づき、現在の小宅北幼稚園を増改築し、幼保連携型認定こども園として施設整備を行うものでございます。
なお、工期につきましては、本議会の議決を得ましてから、令和2年2月10日までの間としております。
次に、工事の契約につきましては、当該工事の規模、内容に対応できる施工能力及び実績等を勘案し、制限付き一般競争入札により、去る6月3日に執行いたしました結果、株式会社龍野土木が、落札金額2億75万円、落札率86.13%で落札いたしましたので、
消費税額を加えた2億2,082万5,000円を契約金額として
工事請負契約を締結しようとするものでございます。
落札業者である株式会社龍野土木は、市内に本店を有し、建築工事では有数の業者であり、過去においても、御津小学校校舎改修及び渡り廊下改築工事(第1期)、神部こども園改修工事など、数多くの公共工事の実績を有しております。
このたびの請負工事においても、これまでに培った技術力と経験を生かし、設計内容に適合した工事施工がなされるものと確信いたしております。
以上で、議案第56号の
提案説明を終わらせていただきますが、何とぞ慎重ご審議の上、原案のとおり可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(楠
明廣議員)
上程議案に対する説明は終わりました。
これより上程議案に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご発言がないので、質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
本件は、会議規則第35条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、本件は
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご発言がないので、討論を終結して、直ちに表決に入ります。
お諮りいたします。
上程中の議案第56号は、原案のとおり可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
〜日程第2
委員会の閉会中の
継続審査等について〜
○議長(楠
明廣議員)
次は、日程第2、
委員会の閉会中の
継続審査等についてを議題といたします。
お手元に配付いたしておりますとおり、
委員会条例第40条の規定により、議会運営委員長から閉会中の継続審査の申し出並びに各
常任委員長から閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りいたします。
議会運営委員長及び各
常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決してご異議ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠
明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長及び各
常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。
閉 会 宣 告
○議長(楠
明廣議員)
以上で、
今期定例会に付議されました議案は、全て議了いたしました。
これをもって、
令和元年第3回たつの
市議会定例会を閉会いたします。
閉 会 あ い さ つ
○議長(楠
明廣議員)
閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る6月5日に招集されましてから本日までの23日間の会期で開催され、
議員各位におかれましては、人事案件をはじめ
条例制定、補正予算等の重要案件を終始熱心かつ慎重にご審議賜り、それぞれ適切妥当なるご決定を賜りますとともに、議会運営につきましても
議員各位の格別のご協力により、ここに閉会の運びとなりましたことを心より厚くお礼申し上げます。
なお、理事者におかれましては、
今期定例会の各
委員会等において議員から出されました意見、要望等については、今後の市政運営に十分反映されますよう、強く要望するものであります。
さて、昨日、ようやく梅雨入りの発表となったそうでございますが、今年は、気象庁が統計を取り始めて以来、最も遅い梅雨入りとのことであります。現在、熱帯低気圧が台風となり接近するおそれがあること、また、6月の終わりから7月初めにかけては、過去に多くの災害が発生している大雨シーズンであることなどから、理事者におかれましては、万全の態勢で厳重な警戒をお願いする次第であります。
議会といたしましても、このたび、たつの市議会災害対策会議設置要綱等を作成したところであり、今後は、理事者側との連携をさらに密にし、災害対策に協力、支援を行うとともに、地域の一員として市民の安全確保と応急対応に当たり、地域における共助の取組が円滑に行われるよう努める所存でございます。
最後になりましたが、
議員各位におかれましては、健康に十分ご留意賜り、本市発展のため、なお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。
市長。
○市長(山本 実君)(登壇)
令和元年第3回たつの
市議会定例会の閉会に当たり、一言お礼のご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る6月5日に開会されましてから、本日までの23日間にわたり、
議員各位におかれましては、本会議、
常任委員会、
予算決算特別委員会を通しまして終始慎重なるご審議を賜り、同意案件、条例案件、補正予算、本日追加でご審議いただきました2件の
工事請負契約案件など提案いたしました全ての案件につきまして、原案のとおり可決いただきましたことに対しまして、心から厚くお礼申し上げます。
また、会期中にお寄せいただきました貴重なご意見につきましては、今後の市政運営に十分配慮してまいる所存でございますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。
さて、本年は高知県安芸市との姉妹都市提携30周年の節目の年に当たります。このたび、それを記念いたしまして、安芸市から市長、市議会議長をはじめとする訪問団約70名をお迎えし、6月30日に赤とんぼ文化ホールにおいて「たつの市・安芸市姉妹都市提携30周年記念式典」を挙行いたします。議員ご承知のとおり、本市と安芸市との姉妹都市提携は、旧龍野市は三木露風、安芸市は弘田龍太郎の生誕地として、ともに童謡の里づくりを縁として、平成元年4月26日に姉妹都市提携を結び、全国でも珍しい童謡姉妹都市として、当時大きな話題となりました。
以後、教育、スポーツ、観光など幅広い分野で交流を進め、また、災害時における災害相互応援協定を締結するなど、姉妹都市としてさらなる信頼の「絆」の構築に向け取り組んできたところでございます。
今後におきましても、行政間だけではなく市民、各種団体間において、相互の理解と友好を深め、多様な分野での交流の輪が広がることを願うとともに「平成」から「令和」へと新たな時代の幕あけとともに、両市のさらなる発展を祈念するものであります。
なお、記念式典終了後、同会場におきまして、第35回童謡の祭典・三木露風生誕130周年祭が併せて開催されます。その後、
国民宿舎志んぐ荘において記念レセプションを開催いたしますので、ぜひご参加いただきますようお願いを申し上げます。
終わりに臨み、
議員各位におかれましては、今後とも十分に健康にはご留意をいただき、市政全般にわたり、なお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。