たつの市議会 2018-06-21
平成30年第3回たつの市議会定例会(第2日 6月21日)
平成30年第3回たつの
市議会定例会(第2日 6月21日) 平成30年第3回たつの
市議会定例会議事日程(第2日)
平成30年6月21日(木)午前10時開議
1 開議宣告
日程第1 一般質問
発言順位及び発言者
@ 22番 横 田 勉 議員
A 12番 高 岸 博 之 議員
B 5番 肥 塚 康 子 議員
C 17番 三 木 浩 一 議員
D 21番 畑 山 剛 一 議員
2 散会宣告
会議に出席した議員
1番 楠 明 廣 2番 船 引 宗 俊
3番 堀 讓 4番 宗 實 雅 典
5番 肥 塚 康 子 6番 木 南 裕 樹
〜日程第1 一般質問〜
○議長(角田 勝議員)
これより本日の日程に入ります。
日程第1、一般質問を行います。
通告により、順次質問を許します。
初めに、22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)(登壇)
皆さん、おはようございます。通告のとおり質問をさせていただきます。
まず、1番、たつの版「シエスタ」のススメについて。
勤勉な日本人には否定的な昼寝文化が見直されております。特に、小・中学生を対象として、宮城県
大和町立吉岡小学校や
加古川市立加古川中学校などが二、三年前から取り組んでおります。また、
スポーツメーカーでありますナイキジャパンでも実施をされていると聞いております。
加古川中学校では、午後1時5分のアナウンスに続いて、オルゴールの音楽が流れ始めると、電気を消し、カーテンが閉められた薄暗い教室で約1,000人の生徒が一斉に机に顔を伏せ、約15分間のお昼寝タイムがスタートいたします。この取組は、生徒会からの提案であると聞いておりますが、心にゆとりを持つ「心のシエスタ」と、もう一つ、節電を心がける「エネルギーのシエスタ」の2本柱で行っており、今では疲れがとれた気がするとか、すっきりしたなど、午後の授業や部活動にも効果があると好評であります。
また、もう一つの「エネルギーのシエスタ」では、
日本科学技術振興財団から
エネルギー教育モデル校の指定を受け、その取組で
エネルギー教育最優秀賞を受賞されたそうであります。生徒会のアンケートでは「今後もこの行動を続けてほしい」が、ほぼ8割を占めており、同様に吉岡小学校においても、遅刻の減少や夜の睡眠にも効果があったとの報告がありました。
横山教育長に以前、お尋ねをしたところ、知り合いの先生が加古川市で携わっておられるようにお聞きをいたしました。たつの版シエスタについての見解をお伺いいたします。
2番、
市内小・中学校の老朽化したプールの改築の方向性についてをお聞きいたします。
先日の新聞報道で、市内の
小学校プールが改築され、元
オリンピック選手を招いてプール開きがあったようであります。いよいよ児童が待ちわびた水泳授業があります。もちろん、これまでのように各小・中学校においてプールは必要な設備とは承知しておりますが、このたびの学校においても児童数300名で1億4,000万円の経費がかかっております。児童数減少の時代、近隣学校との併用や新宮町、龍野市での温水プールの使用も含め検討すべき課題でもあると思います。また、使用期間を鑑みても見直すべき時代に来ていると思いますが、所見をお伺いいたします。
3番に、
小学校水泳学習の取組についてをお聞きいたします。
まず、1番、たつの市における
小学校水泳学習の指導方針の特徴についてお伺いをいたします。
2番に、低中高学年別に指導の内容をお聞きいたします。
3番目、水難事故から身を守るため、着衣泳の実施は行っているのか、具体的にお伺いをいたします。
4番目、高学年において、命を守る水泳(ライフセービング)という観点で、新舞子浜を活用した遠泳に取組ができないか。例といたしまして500メーター、もしくは20分間泳というようなことも含めて考えていただいたらなと思っております。
4番目に、
播磨自動車道北進工事における車線区分に
ワイヤーロープの設置を。
日本は、暫定2車線の国とのことであります。高速道路の総延長は約1万キロで、そのうち25%が暫定2車線。アメリカにおきましては2.3%、ドイツにおきましては1.1%、韓国4.5%であり、その差は歴然としております。
2015年の会計検査院の調べでは、対面通行での
正面衝突事故の損失は10年間で300億円以上、制限速度70キロメートルと低いことによる経済損失は170億円とのことであります。現在、
播磨自動車道路の北進の建設が順調に進んでいると思われますが、既存の中央線の区分はプラスチックのポールでの仕切りであるため、昨年の
播磨高原広域事務組合議会協議会におきまして、正面衝突での死亡事故の未然防止のために
ワイヤーロープの設置を提案いたしました。その後の新聞報道では、暫定2車線において
ワイヤーロープの使用が話題に上がっているようでありますが、当自動車道においての設置は、採用されるのかをお伺いいたします。
最後、5番目、たつの市営住宅でペットを飼うことについてをお伺いいたします。
今や犬猫はもとより、家庭内にいろんなペットが飼われているのは珍しくありません。私の家庭においても、3年前まではほぼずっと犬がいました。しかし、残念ながら市営住宅ではペットを飼うことは入居時において固く禁止されておると聞いております。市営住宅に在住されている方から、市営住宅に住んでいる住民でペットを飼っているとお聞きをし、担当課に問い合わせをしたが、管理責任者に聞くところ、飼っている方はいないとの返事ではありましたが、その後、市営住宅内での現状把握はしたのか、飼っていたとした場合、どのような対応措置をとられるのかをお聞きいたします。
○議長(角田 勝議員)
教育長。
○教育長(横山一郎君)(登壇)
22番
横田勉議員のご質問のうち、1点目のご質問のたつの版「シエスタ」のススメについてお答えいたします。
議員ご承知のとおり、「シエスタ」は、スペイン語で昼寝を意味しており、厚生労働省が平成26年3月に策定した健康づくりのための睡眠指針2014によると、午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることが、眠気を防ぎ、作業効率の改善に効果的であると、昼寝を推奨しています。
議員からもご紹介のありました
加古川市立加古川中学校では、生徒会の提案で平成28年6月からシエスタに取り組んでおられ、現在は、
定期テスト実施前の1週間において、お弁当を食べた後、15分間を「
加古川シエスタ」として実践されています。この
加古川シエスタを実施することにより、心身ともにリフレッシュし、5校時に落ちついて意欲的に取り組むことができているなど効果があると聞き及んでいます。
一方で、
加古川シエスタの15分間を時程に組み込むには、苦労するとも伺っております。
ご提案のたつの版シエスタを実施するには、学校現場の理解が不可欠です。今後、本市の校長先生方とともに
加古川中学校の
シエスタ実践の様子を視察し、取組内容や効果などをお聞きしながら、たつの版シエスタについて調査・研究してまいりたいと考えております。
次に、2点目のご質問の市内・小中学校の老朽化したプールの改築の方向性についてお答えいたします。
議員ご承知のとおり、文部科学省が定める
学習指導要領の保健体育科において、運動領域の一つに水泳がございます。したがいまして、児童・生徒が水泳の授業を受けることができるよう全小・中学校にプールを設置しているところでございます。
また、施設の維持管理におきましては、プールの使用期間前後に機械設備の点検や施設の修繕、必要な改築を実施し、適切な管理に努めているところです。プールの改築計画といたしましては、平成31年度に
龍野西中学校、
龍野東中学校を、平成32年度に新宮中学校のプールを改築する計画でございます。
議員ご指摘の児童・生徒数が減少する中で、プールが老朽化し改築が必要となった場合、使用期間も鑑みて、近隣学校との併用や
市立温水プールの利用も検討すべきではないかとのご意見でございますが、現時点におきましては、移動所要時間による授業時数への影響、移動の手段と安全性の確保、休館日等による利用日時の制約などの課題から困難であると考えています。
しかしながら、今後におきましては、学校の適正規模・適正配置の検討に取り組む中で、学校施設のあり方についても十分に検討しなければならない課題であると認識しております。
次に、3点目のご質問の
小学校水泳学習の取組についてお答えいたします。
1番目のご質問の
小学校水泳学習の指導方針の特徴と2番目の低中高学年別の指導内容につきましては、関連がございますので一括してお答えします。
まず、たつの市における
水泳学習指導方針の特徴でございますが、特に高学年において、正確な泳法を習得することを目的とするのではなく、個に応じた泳法を認めつつ、泳げるようになった児童に達成感を持たせることを大きな目標とし、一人一人に頑張りカード等を持たせ指導しているところです。
学年別の指導内容といたしましては、水泳領域おいては、1、2年生では水遊び、3、4年生では浮く、泳ぐ運動、5年生から水泳と段階を追って指導しているところでございます。
次に、3番目のご質問の着衣泳の実施につきましてお答えいたします。現在、全ての小学校において着衣泳を実施しており、児童の発達段階に応じて、衣服がぬれた感覚を知る、
ペットボトル等を利用して浮く、衣服を着たまま泳ぐ等の指導を行っております。また、指導する教員に対して着衣泳を取り入れた
水難事故防止の研修を毎年実施し、児童生徒への指導力を向上させるとともに、教師自身の意識を高める取組を行っているところでございます。
次に、4番目のご質問の新舞子浜を活用した遠泳への取組についてお答えいたします。
議員ご承知のとおり、水泳は、持久力や身体の調整力を養う運動であるとともに水の危険から身を守る運動であり、遠泳は重要な取組であると認識いたしております。議員ご提案の新舞子浜を活用した遠泳の取組でございますが、
小学校高学年の授業として海で泳ぐとなりますと、海水温や潮の流れ、風向き、波の高さなど授業を行う上でさまざまな要因から児童の安全確保を最大限に考慮しなければならず、万が一事故が発生した場合は、重大な事故となりかねないため、実施は困難であると考えています。
いずれにいたしましても、義務教育における水泳は、スポーツを楽しむ基礎を培うものであると考えています。子供たちが安全に楽しみながら、学校のプールを使って遠泳に取り組んでいけるよう学校を指導してまいりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
副市長。
○副市長(井上彰悟君)(登壇)
引き続きまして、4点目のご質問の
播磨自動車道北進工事における車線区分に
ワイヤーロープの設置をについてお答えいたします。
暫定2車線の高速道路の
ワイヤーロープの設置につきましては、平成30年6月15日付で、国土交通省が、その設置方針につきましてプレス発表を行ったところでございます。これによりますと、暫定2車線の土工区間のうち新設区間につきましては、標準設置を行い、供用済区間につきましても、おおむね3年以内の設置を目指すこととなってございます。
本市におきましても、事故の
未然防止等安全対策を講じることは、切に願うところでございますので、今後、推移を見守りながら、
ネクスコ西日本に対し、
ワイヤーロープの早期設置を要望してまいります。
次に、5点目のご質問のたつの市営住宅でペットを飼うことについてお答え申し上げます。
議員ご承知のとおり、市営住宅は低所得者への住宅供給を第一義といたしまして、国の助成を受けながら整備、運営を行っており、構造や設備につきましてもペット飼育未対応となってございます。また、集合住宅で多数の方が生活していることから、他の入居者への騒音や衛生上の問題を踏まえ、本市ではペットの飼育を認めておりません。そのため、入居者には、入居時に犬や猫等ペットの飼育禁止を説明し、誓約書を提出していただいているところでございます。
1番目のご質問の
市営住宅管理人への確認後の現状把握につきましては、担当者が修理等で各住宅へ出向く際には、鳴き声等について注意を払うよう徹底するとともに、入居者に対しチラシを配布し、ペット飼育の禁止につきまして注意喚起を行っているところでございます。
次に、2番目のご質問のペットの飼育が判明した場合につきましては、当該入居者に対し、ペットの譲渡など処分を求め、市営住宅内で飼育しないよう指導していくことといたしております。
いずれにいたしましても、ペットによる
セラピー効果なども否定できませんので、管理住宅の経過年数や住宅入居者の同意等の条件を整理し、ペット飼育可能な住宅の運用につきまして、今後、調査研究してまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)
ありがとうございました。
まず、1番のたつの版シエスタについてですが、教育長のほうから加古川市立中学校なり、いろいろと研究、検討を今現在もされて、これからもそれをしていきたいというような考え方をお聞きいたしましたので、何も最初から全校でというようなことを私自身も当然思っておりません。先ほど言われたように、各学校のいわゆる諸事情があると思いますので、その中で効果が高められるといいますか、効果があるということであれば、ぜひともそういった形で前向きでご検討をお願いしたいなと、それ以上のことは申し上げません。
それから、プールのことにつきまして少し外れるかも分かりませんけども、18日でしたか、高槻の小学校のほうで直接ではありませんけれども、そのプールの塀のそばの
グリーンベルトで大変気の毒なことがありました。それから早速に、国のほうからの通達だと思います。私の近くの旧
新宮高等学校の古いプールも事務員が来て、確認をしておりました。聞きますと、やっぱり全てチェックするようにというようなことであります。
少しずれるかも分かりませんけども、市内のプールか、それともブロックの関係のことについて何か我々に伝えるようなことがあれば教えていただきたいなと思います。
○議長(角田 勝議員)
教育長。
○教育長(横山一郎君)
私も報道を見て非常に心を痛めたところでございます。
たつの市については、県のほうから昨日の夕方には調査ということがまいったんですが、それ以前に市長からの指示により調査を既にしております。その調査によりますと、現在、地震による倒壊、また
ひび割れ等影響は特にございませんでしたが、その後、調査によりましてブロック塀の高さが2.5メーター以上というブロック塀が1つあります。それから、もう一つは、控え壁、この設置についても、しているけれども、少し不足しているというようなところもございまして、その部分については早急に補修なり改築なりというような措置をしたいというふうに考えております。
ブロック塀にひび等があって対応しなければならないものとしては、小学校が4校、それから中学校で1校、また幼稚園で2園、こども園で1園というようなところまでは把握をしているところでございます。
以上です。
○議長(角田 勝議員)
22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)
ありがとうございました。
当然ながら、先ほども中学校の西中、東中、それから、その翌年に新宮中学校というような形で中学校のプールの改築を予定されているように聞いております。中学校の場合はやはりエリア的にそれなりの距離が離れておりますので、これは当然ながら改築をしていかないといけないとは思っております。
小学校の関係につきましては、ある退職された校長ともお話をしたことがあるんですけども、その方も何年か前に、私自身もそういった温水プールを使うこともどうですかというようなことも言ったことがありますというような話をお聞きいたしました。何も温水プールがずっとあるからそれを使いなさいということだけではないかと思いますけれど、これから当然ながら先ほどの話にも出ておったと思いますが、だんだんいわゆる統廃合も当然考えていかないといけませんので、そういった中で適切、妥当にいわゆるプールのことも考えていってもらったらどうかなと、そういうふうに思います。
プール自身、言っても365日の中で使用する期間というのは限られております。そういったような中でもありますので、そこは少し考えるべきことではないかなと思っております。それにつきましては、これで終わりたいと思います。
次に、3番目の水泳の学習についてということであります。教育長おっしゃるように、私自身も何々泳法ができたらいい、例えば低学年でこう、中学年でこう、高学年でこうというよりも全体を通じて指導の趣旨だと思いますけども、私自身も何とか命を守る水泳の授業というほうが取組にとってはいいんじゃないかなと。みんな例えば早く泳ぎたいとか、それから記録を当然ながら作りたいとかいうようなことであれば、それは大変勝手な言い方かも分かりませんけども、それこそ温水プールなり水泳のそういった専門的にやっているところで自主的に学んでいけばいいことであって、学校自身が求めているものは、ちょっとこれは参考にしたところがあるんですけれど、いわゆる平泳ぎ、それからイカ泳ぎいうんですかね、上を向いて浮いた状態でも何とかする。そういったようなものが最低限できること。
それと、おっしゃっておりましたように着衣泳、これも中学年のあたりでいえば半袖と半パンと靴を履いた状態、高学年では長袖と長ズボンと靴を履いた状態、そういったような形でされているところがあると思います。これについてお聞きしますが、たつの市内の各小学校の着衣泳についてもう少し具体的に教えていただきたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
教育管理部長。
○
教育管理部長(田中徳光君)
先ほど答弁にもありましたように、一応全小学校でやっております。議員さんのほうからありましたように、子供につきましては、低学年については半パンと、それから、Tシャツを着て靴を履いたまま、まずは水に入っているという感覚を覚えるということで低学年はしているというような状況でございます。
高学年になりますと、靴、同じように長袖も着ているところもありますが、水の中で泳ぐという答弁をいたしましたけれども、結局、水の中で服を着ると泳げないという感覚をまず教えると。その次に、長く浮く方法はどういう方法があるのかということで、泳がずに体力を消耗せずに長い間浮いておくと、近くにペットボトルがあればそれを持って長く浮いておるというような状況を教えているというようなことでございます。
○議長(角田 勝議員)
22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)
そういった授業をされていて、例えば6月、7月、8月は地区水泳になるかと思いますけども、そういった授業的なことで今、部長が言われたような、いや、ほぼこの程度ぐらいにはなったんですよというような報告があれば教えてください。
○議長(角田 勝議員)
教育管理部長。
○
教育管理部長(田中徳光君)
ほぼこの程度というのは時間的。
○議長(角田 勝議員)
22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)
泳げているという、浮かぶというか。
○議長(角田 勝議員)
教育管理部長。
○
教育管理部長(田中徳光君)
普通に泳ぐということでよろしいんですか。
○議長(角田 勝議員)
22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)
ちょっと舌足らずなんですけども、要は低学年は半袖でとりあえず浮く、高学年は長袖、長ズボンでする。そういったようなものが幾分か効果が出てますよと。例えば何割というたらなかなか難しいかも分かりませんけども、低学年だったら大体100のうち何割ぐらいは、例えば高学年でも100のうち何割ぐらいはそういったようなことがなじんでますよと、なじむぐらい授業してますよということが報告できるかどうか。
○議長(角田 勝議員)
学校教育課長。
○
教育管理部学校教育課長(山田晴人君)
何割というふうな数字までは把握できておりませんけれども、着衣泳をした際には、振り返りカードというふうなものにその日の感想を記述したり、その日の日記に服が重たかったとか、思うように体が動かなかったというふうな記述をしておりますので、その積み重ねを1年生からずっとしております。数字的なものは把握しておりません。
以上でございます。
○議長(角田 勝議員)
22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)
オランダの話をして恐縮なんですけども、オランダは水の国、運河の国というように言われております。ほぼそのあたりじゅう水だらけというようなことで、今お聞きしたような、それは着衣泳で全国民の対象とする子供たちの95%というのは、例えば身体的なことで泳がない人、泳げない人、それから宗教的なこと、省いて95%。ということは健常な状態でほぼ浮くことができる、泳ぐんじゃなくて、とりあえず浮くことができる。その次には、先ほど言ったように平泳ぎ、それからイカ泳ぎ、そのあたりまでできるという、それは何%か私聞いてないですけども、最低限、私自身が何回も言っていますライフセービングというようなこと。
ですから、オランダには湖なりそういったところの柵というのは全くないように聞いております。それぐらい水にもし仮に落ちたとしても、それだけの最低限浮くなりということを確保できるだけの授業をやっているんだと。そこまでは私、求めることはないんですけれど、今言われるように、やっぱりそういったような状態でも仮に川なり池へ落ちても、慌てずまず浮くことができるような一つのこれも技術だと思うんですけども、そういったようなことをいま一度考えるべきではないかなと。
誰でもかれでも何人も亡くなるなんて到底思ってません。もちろん安全・安心で水難事故というのはゼロになってほしいのは当たり前です。ですけども、その中でやっぱり1人、2人でもなる場合があります。私が記憶していることで、昭和64年、平成元年のあのあたりだったと思うんですけども、ちょうど授業で亡くなられた方がおられました。私の娘の同級生だったんですけども。そういったようなこと、それはちょっと意味が違いますけどね、着衣とかそういうもんではないんですけども、そういったようなことがありました。ですから、絶対あってはいけないことの一つとして、仮に服を着たままでちゃぽんと落ちたときでも、慌てず何とか助けを求める、そういったようなことも授業の最大の目標。
先ほど教育長は、泳法的なことを、個々に応じた泳法ということを言われた。ですから、それは当然ながら今の平泳ぎもそうでしょうし、イカ泳ぎもそうでしょうし、そういったようなものが最低限、何メーター、例えば20メーターやったら20メーター、25メーターやったら25メーターでも泳げるんだというところまでは、もう一回、考え直すというか、授業内容なり、されていると思いますよ。されていると思いますけども、そのあたりをもう一度考えてもらったらなと思います。その点、ちょっとだけ。
○議長(角田 勝議員)
教育管理部長。
○
教育管理部長(田中徳光君)
議員ご指摘のように、たつの市においては先ほど答弁しました頑張りカードというのを作っております。そういう頑張りカードは、速さではなくて遠泳を主にしております。クロールで25メートル、平泳ぎで25メートル泳ぎます。その次の段階は50メートル泳ぐというようなことで、速さではなくていわゆる遠泳というところでの授業をしておりますので、ご指摘のあった内容については学校で今教えているところでございます。
○議長(角田 勝議員)
22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)
それから、水泳についての最後になるんですけども、私は新宮です。合併して新舞子という海を持ったといいますか、一緒になった、それはすごくうれしい人間の一人なんですけども、私自身も遠泳は何回か過去に経験はしたことあります。海に親しむという意味と、それからいろいろと水難とかいろんなことを言われている。それはもう確かにそうです。そればっかり言ってると、遠泳なんて全国どっこもできてません。しないですね。
そういった中で、私どもはせっかく海がある、そして新舞子浜があるわけですから、その中で遠泳しなくても構いません。海で例えば泳いでみようやと、そのあたりの経験をさせてもらったらなと思うんですけど、その点について何か意見ないですか。
○議長(角田 勝議員)
教育管理部長。
○
教育管理部長(田中徳光君)
遠泳というご質問でございましたので、教育長のほうから答弁になったわけでございます。新舞子はたつの市の財産でもございます。4年生のときには室津に行って、海で学ぶというようなこともしておりますので、先ほどご提案がありましたように、海に行ってたつの市の財産はこういうものがあってというようなことであれば、今後検討してまいりたいと考えます。
○議長(角田 勝議員)
22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)
その点、よろしくお願いをしたいと思います。
それから、暫定2車線については、そういう方向づけになっていっているように、今お伺いをしましたので、ぜひともそういったせっかく楽しい旅行なりの中で思わぬ向こうから来た対向車に対して事故があってというようなこと、ここ最近でもちょろちょろと新聞の中でも聞いたことがあります。
そういったようなことを含めて播磨自動車道は安全な道路だよと、暫定2車線ではあるけれども、そういったところはちゃんと考えているよというような道路に作っていただきたいなと、そのように思っております。
それから、次の最後のペットにつきまして、結果的にいたのかいなかったのか余り分からないんですけども、その点、副市長、もう一度教えていただきたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
副市長。
○副市長(井上彰悟君)
ご指摘のありましたF住宅のことだろうと思いますけれども、確認がとれなかったということでございます。
○議長(角田 勝議員)
22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)
市内市営住宅、そこそこ数幾らあるかちょっと記憶にはありませんけれど、そういったような中で、私自身も先ほど言いましたように、本当にペットは大好きなもんです。ですから、そこそこお年寄りになられた方の家族の一員という捉え方もありましょうし、高齢者お二人でもペット、犬なり猫なり、そういったようなものを飼いたいというのも当然ながらよく分かります。ただ、市営住宅ではそういったことをしてはだめよというようなことであります。
その中で、先ほど副市長が言われたと思いますが、今後そういったような市営住宅自身を一度見直ししながら、ある意味、私はペットを飼ってもいいような住宅を考えたいなというように捉えたんですが、それでよろしいんでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
副市長。
○副市長(井上彰悟君)
まず、市営住宅でペットを飼うということにつきましては、市営住宅条例の中で周辺の環境を見出し、また、他に迷惑をかける行為をしてはならんということ、ですからペットは飼いませんよという入居者の誓約書をもって規制をしていると。
また、神戸の場合、この2月に神戸市はペットを飼ってはだめだという条文に入れたんです。それは大量の猫、五十何匹を飼っていて、ふん尿で非常ににおいがあって、それから爪でひっかいて明け渡し請求して出て行ってもらって、なおかつ1,000万円の改造の費用ももたせたというような事例がございます。全国に市営住宅がございますから標準条例でどことも同じような条例を作っているんですけれども、神戸は上乗せして今回したということなんです。
お尋ねの市営住宅等につきましては、建替計画という住宅の入居率8割なんです。その中でどうやって住宅を建てていきましょうと、今回も日山住宅の案件を議会に出しましたけれど、そういうふうに計画を立てています。今のところ、私が答弁させていただいたのは、原則としては入居者にペットを飼っていただいたら困る。ただ、将来的に建て替える計画の中で、全国でも数例は市営住宅であったとしても、ペットを飼っていいよという住宅がある。防音であるとかきちっと、ちょっと高額な住宅なんですけれども、そういった事例もあります。
ただ、今のところ方向性としては、今の計画、市営住宅の建替計画等の中で、現在はございません。将来的に何十年も先にわたってはどうなのかと聞かれた場合は、そういうことも全国の先例を考えながら検討していくべきあろうと。
入居要件等も現在の社会情勢に合わせて考えているわけなんです。単身は入ったらだめですよというところもあるんですけれども、これは見直していきましょうとか、今、社会情勢に応じた形で検討しておりますので、状況に応じてそういうことも今後は考えていきたいというふうに考えてございますので、ご理解願いたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
22番
横田勉議員。
○22番(横田 勉議員)
皆さん方、同じような思いというかを感じておられることは分かりました。ですから、今後、幾分か近々の解決策ではないけれども、そういった方向も吟味しながらというような捉え方で、とはいえ、逆に言うと、飼っていない方についてはやはり副市長が言われたように、においとか鳴き声ですね、そういったようなことで辟易している方も当然ながらおられるわけで、そのあたりも当然ながら考えていかないといけないと思いますけども、また一方では、今の話になるかなと思っております。
そういったようなことで、今後またたつの市の中でいろいろと考えていかないといけないと思いますけれど、私、今回は提案的なことも大分言わせてもらったようなことで、それほど金のかかるようなことでもなく、例えば学校のことであれば学校で取り組めそうなことでもありますので、ぜひともまたそれについては重々に検討していただきたいなと、そのように思っております。
以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(角田 勝議員)
次に、12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)(登壇)
議長の許可をいただきましたので、一般質問させていただきます。
揖龍南北幹線道路姫新線大鳥踏切以北の未整備区間への取組について。
上記県道未整備区間は、兵庫県が今年度策定する西播磨地域社会基盤整備プログラム後期計画(31年度から35年度)への盛り込みが必須である。県への市の取組状況を伺います。
2番目ですけども、新宮総合支所内南側ロビー空間の「公共の市民リビングルーム」への活用を提案いたします。
新宮総合支所内南側ロビーですけども、このロビー空間を、住民が自由に使える交流スペースを設けて心地よい居場所、住民に開かれた庁舎に開放してはどうか。具体的には、平成29年2月開催の高校生議会で、これはたつの市の図書館を勉強部屋にという、そういうふうなお話だったんですけども、新宮総合支所を自由に学習や談話ができるスペースとして、また、Wi−Fi環境を整えた住民が自由に交流できる場所として、「公共の市民リビングルーム」への活用を提案します。
3番目ですけども、市民病院経営形態の見直し検討委員会の設置について伺います。
1つ目、市長は、5月に市民病院経営形態の見直し検討委員会設置を議会に表明されました。病院資金の多くは市民の税金によって賄われています。しかし、慢性的な赤字が続き、市財政に与える影響は大きい。平成26年度〜平成28年度決算から市民病院の経営状況について伺います。
2つ目ですけども、今後、市民に安定して医療を提供するには、公的な病院の立場を保持しながら民間経営手法を取り入れる地方独立行政法人化等への移行も考えられる。市民病院改善の方策を尋ねます。病院についてこういう質問をしますけども、今日は病院院長が来られていませんので大変残念でございます。直接市民の安全をあずかる院長がいないということは大変残念に思っています。
以上です。
○議長(角田 勝議員)
市長。
○市長(山本 実君)(登壇)
12番高岸博之議員のご質問のうち、3点目のご質問の市民病院経営形態の見直し検討委員会の設置について、1番目の平成26年度〜平成28年度の決算から、市民病院の経営状況及び2番目の今後、市民に安定して医療を提供するための病院改善の方策について、一括してお答えいたします。
市民病院の収支の推移につきましては、平成24年度から医業収益の減少が続き、平成26年度から平成28年度の間におきましては、平成27年度が最低の業績となった年度でございまして、医業外収益等を含めた経常収支は、約マイナス1億7,300万円を計上いたしております。一般会計からの繰入金は前年度に比べまして減額しているものの、病床稼働率の低迷に伴い医業収益が低く、またその反面、歳出である医業費用が膨らんだ結果となっております。
平成28年度決算では、入院患者数、病床稼働率が大幅に上昇いたしました。経営収支は赤字ではあるものの、前年度対比で約1億6,800万円改善されました。
また、一般会計からの繰入金もピークであった平成26年度と比べ、1億1,800万円の減額となっております。平成29年度の決算見込みでは、平成28年度を上回る入院患者数、病床稼働率で、経常収支につきましては、一般会計からの繰出金が前年度対比で8,000万円減額したにもかかわらず、経営の改善が図られたところでございます。
本年度からは、厚生労働省の医療計画基本方針を指針とした兵庫県の第7次医療計画がスタートされ、これまでの2次保健医療圏域が西播磨圏域から姫路市を含んだ播磨姫路圏域へと拡大されます。
市民病院の今後の経営につきましては、この医療計画の地域医療構想及びたつの市民病院経営形態検討委員会の答申に基づき、具体的な改善策を立案し、運営していく方針でございますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
なお、その他のご質問につきましては、
都市建設部長、
新宮総合支所長が答弁させていただきます。
○議長(角田 勝議員)
都市建設部長。
○
都市建設部長(梶本秀人君)(登壇)
引き続きまして、1点目のご質問の揖龍南北幹線道路、JR姫新線大鳥踏切以北の未整備区間への取組についてお答えいたします。
議員ご高承のとおり、揖龍南北幹線道路、JR姫新線大鳥踏切以北の未整備区間は、現在、兵庫県の事業計画が示された西播磨地域社会基盤整備プログラムに記載されておりません。以前より、西播磨市町長会・揖龍南北幹線道路整備促進協議会を通じ要望を行っており、揖龍南北幹線道路整備促進協議会の席上におきましては、兵庫県西播磨県民局長へ直接、西播磨地域社会基盤整備プログラムへの位置づけを強く要望しているところでございます。
さらには要望だけではなく、平成28年度より兵庫県と協議を重ねながら、本市においてプログラム掲載に向けた基本計画を作成しておりまして、平成29年度にはルート案を提案し、兵庫県の事業化を後押ししているところでございます。
また、今年度策定される予定の次期、西播磨地域社会基盤整備プログラムにつきましては、本年2月に、兵庫県龍野土木事務所より、たつの市に対し現プログラムの事業状況説明とともに、次期プログラムについて、たつの市の意見聴取が行われ、揖龍南北幹線道路、JR姫新線大鳥踏切以北につきましても、掲載を強く要望したところでございます。
議員ご指摘のプログラムへの記載が重要であることは十分認識しており、今後におきましても、機会あるごとに要望してまいりますので、議員のお力添えをお願いしたいと存じます。
いずれにいたしましても、安全・快適な道路環境の創出及び地域住民の日常生活の利便性の向上のためにも、重要な社会基盤である道路整備を図ってまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(角田 勝議員)
新宮総合支所長。
○
新宮総合支所長(小川 宏君)(登壇)
引き続きまして、2点目のご質問の新宮総合支所内南側ロビー空間の「公共の市民リビングルーム」への活用についてお答えいたします。
議員ご指摘のとおり、新宮総合支所南側ロビーは、市民が交流し、地域の情報を得る場として設置されております。現在の利用状況は、ロビーの南側に設置している相談コーナーで各種団体がグループで打ち合わせを行い、テーブルセットで中高生が自主学習などに利用しております。
一方、ロビーの北側には、合併を記念して市に寄贈されたみこしを展示してきましたが、学習教材として活用するため、平成29年11月に龍野北高等学校へ移設いたしました。このスペースを使い、本年5月から1カ月ごとに、新宮公民館生涯学習教室、カメラ教室の写真展、西栗栖小学校児童のかるた絵原画展、ゴールド・シルバーの会の鉄工・木工作品展を企画し、7月29日と8月18日には、小学生を対象とした新規の体験型イベント「しんぐう☆まちあそび」の開催を予定しております。また、平成29年5月に設置した、たつの市公衆無線LANの利用は、順調に推移しております。
しかしながら、市民の交流の拠点となるにはさらなる創意工夫と十分な周知が必要と認識しております。
今後も、市庁舎としての秩序を維持しながら、市民に愛されるロビーとなりますよう努めてまいる所存でありますので、何とぞご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
ここで暫時休憩いたします。再開は11時5分といたします。
休 憩 午前10時55分
再 開 午前11時05分
○議長(角田 勝議員)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
それでは、まず南北幹線からお聞きしたいと思います。
大変前向きなご意見をいただきましてありがとうございます。この道路につきましては、昭和60年代のころの新宮町のころからの話なんです。もう30年余を過ぎています。この道路は新宮町民の長年の夢と希望なんで、ぜひお願いしたいと思うんです。
ちょっと話変わるんですけど、この南北幹線道路で、これは一般市道ですけども、市道に今まで合併特例債を含めて使った金です。市道の分だけですけども。たつのから南側へ市道を合併特例債使った事業を42億5,000万円使われているんですよ。市道ですよ。たつのから御津まで42億5,000万円使われています。それが新宮町側でしたら、これは楠議員さんが大変頑張られたんですけども、芝田橋から大鳥踏切まで100メーターの区間、道を広くしましたけども、あれ市道ですけども4,000万円だけです。今まで使ったお金ね。対42億5,000万円使われて、もちろん市道のことですけども、片や4,000万円だけで、100倍の事業費の差があるんです。これはやっぱり大きなことや思います。
特に、南北幹線につきましては、宮内川の氾濫のこともありまして、ぜひ南北幹線工事あわしたときに宮内川の氾濫を防ぐ、そういう担い手にもなってもらいたいと思いますので、ぜひ市長、この前地震がありましたけど、山崎インターと250号をつなぐいうことは地震があってもすぐ対応できるとか、そういう緊急対応の道路となりますので、やっぱり南北道路がつながるということが一番大事かと思います。つながってこそ南北幹線道路なので、ぜひ社会資本整備計画に掲載されますように、市長よろしくお願いします。
○議長(角田 勝議員)
市長。
○市長(山本 実君)
促進協議会に話をしまして、できるだけ早めに事業ができるように努力していきたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
よろしくお願いします。
次、2番の総合支所の件ですけども、これも実は私が支所長をしていましたときに、ちょうど今の水道事業所の所長が座っているところに座っていたんですけど、その当時、五、六年前ですけども、こども広場がありまして、そこに小さな子供とお母さんが中の芝生広場で走り回っていた、そういう景色がありました。今はそのこども広場もありませんけども。みこしも北高へ行きましたけども、物すごく広くなりました。
私が希望したいのは、太子の役場に行かれた方もあろうかと思うんですけども、市民の方とか中学生、高校生の子が、あそこは晩10時まで開放しているんです。そこで食事もオーケーなので、そのロビーでは。例えば子供が食事しながら勉強したり、雑談したり、そこまでどうか、それはまたご検討願いたいんですけども、私も支所長をしているときに、子供たちが勉強をしていました。何でここで勉強するのと言ったら、家の中で勉強しにくい事情とかそういう子供もいますので、例えばパソコンを使えるような、せめてそういうことだけでもしていただいたらと思うんです。
あとは、一般の市民の方が交流できるように、例えば雑誌を置くとか。福崎町の役場と加西市の市役所なんですけども、図書館なんです。市が雑誌のスポンサーを、お店が雑誌とか月刊誌を買って、一切、市はお金を出しません。雑誌とか月刊誌を買うんですけども、その表紙だけビニールのカバーだけを役場とか市が作りまして、雑誌の裏にお店の名前が入っているんです。例えば保険会社でも何でも結構です。お金をかけずに雑誌をそこに置いてあるんです。市は一切お金かけてません。本棚だけ置いています。雑誌のカバーだけ。
そういうことをして、例えばコンビニ感覚で、市長が来られたんです。椅子に座って雑誌を見れるとか。もちろん、新宮図書館にも雑誌ありますけども、なかなか図書館では雑誌が読みにくいんです。子供が学習するにしても、すぐ横に図書館がありますから本を借りてきて、自分が机をどこへ持っていこうが構いません。1人で勉強したかったらどっか隅っこのほうでも構へんし、例えばそこでパソコンが使えたり勉強ができるように、そういうことも考えてもらいたいなというふうに思うんですけども、どうですか。
○議長(角田 勝議員)
新宮総合支所長。
○
新宮総合支所長(小川 宏君)
お話にありましたように太子町の交流ラウンジはパソコンの配置とか常駐職員の配置とか、大変お金をかけてやっておるわけなんですが、新宮支所はそこまでお金を入れられないと思いますので、差し当たり現在の広いスペースとテーブル、椅子は完備しておりますので、あそこの場所をどのように使ったら大勢の人たちに使っていただけるのか、いろんな人の意見を聞きながら工夫して進めてやっていきたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
私も北高生の子から相談も受けたりしました。やっぱり家で勉強はしにくいという子供もおりますんで、例えば北高と相談されて、材料代だけでも渡して机を作ってもらうとか、簡単な安い机でいいと思うんです。子供が勉強できるようなね。あんまりお金をかけずにそういうことができたらと思います。よろしくお願いいたします。
次、病院のことにいきます。院長がいらっしゃらないので、こういう会には院長は出席しないんですか。
○議長(角田 勝議員)
市民病院事務局長。
○たつの
市民病院事務局長(野本浩二君)
平成27年に医監制が導入されてから、それ以来、院長の出席はいたしておりません。ただし、医学的見地からそういった医学的な判断が必要とあれば、事前に一般質問であったりとか、そういった場合には院長の出席を求めることと考えております。
また、仮にこのたびのように議員が今からの質問の中で、医学的な判断が必要とあれば、本日、私のほうからはお答えができないことになりますけども、後日、回答させていただくというふうに考えておりますので、ご理解お願いいたしますようよろしくお願いいたします。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
今日の御津病院の診療表を見ましたら、院長の当番はないんですね。ですから、私、てっきり今日は院長来られるんかなと思ってたんです。平成29年3月に市民病院新改革プランを作られていますけども、ぜひこういう内容も院長がかかわって作られたんですから、そういうことも聞きたかったんです。大変重要なことを書いてあるんで、ぜひ院長のほうから、もちろん医学的なことも書いてます。包括ケア、いろんなこともですね。そういうことをお聞きしたかったんですけども、そしたら方向転換して質問をさせていただきます。
病院は、山崎豊子さんという作家ですけど、昭和38年に「白い巨塔」という本を出されました。全3巻で、旧帝国大学の権力闘争あるいは派閥、腐敗、また病院の医療ミスからの裁判、そういう本だったんですけども、私は高校生時分にそれを読みまして、一気に読ませていただきました。そのときから病院いうとこは格式が高いところだというふうに、大変格式の高いところだと思っています。今も私は病院は本当に特殊なところ、特別なところ。ですから、今日は腫れ物に触る気持ちで院長に質問をしたかったんですけども、院長は九州医事新報に記事を載せておられまして、それもお聞きしたかったんですけども、それもできないんで、病院の会計のほうに進ませていただきます。
先ほど市長のほうから病院の改善がかなり上がってきたということをお聞きしましたけども、私も実は病院の決算書というのは見にくいんですよね。自分なりに平成26年から27年、28年の損益計算書と貸借対照表、自分で考えて作ってみました。つまり、要は病院収益損益計算ですけども、例えば平成28年度で医業収益と医業費用、総費用ですね、総費用というのが病院の総もうけです。それから、総費用というのは病院にどれだけかかったかという数字ですけども、平成28年だけで約5億3,000万円の赤字なんです。
企業会計ですから正確な数字が出てくるんですけども、例えば経常収支比率、事務局長はご存じですか。病院の経常収支比率、平成28年。財政部長はどうですか、ご存じですか。
○議長(角田 勝議員)
企画財政部長。
○理事兼
企画財政部長(菅原昌則君)
病院の経常収支比率についてのお尋ねでございます。平成27年度の時点では92.6%だったというふうに認識をしておるところでございます。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
平成27年が92.6になっているんです。平成28年は99.8%に上昇しています。これはガイドプランにも書いてますけどね。これはこれでいいんですけども、要は医業収益です。医業収益というのは、病院に行って、どれだけ病院のもうけがあったということなんですけども、ただし、医業費用収支比率ですね、100円使ってどれだけ病院のもうけがあったかということですけども、これが72.3%なんです。ということは、100円使って72円30銭のもうけしかなくて、あとの約27円は一般会計からの繰り出しのお金でやっと100円がチャラになる。そういうことなんです。
ですから、平成26年から2円、3円ずつですけども、平成26年は68%なんです。医業収益が。平成28年が72.3%、それだけ上がってきています。上がってきているんですけども、100円かけて72円30銭しかもうからないんですね。これ、財政部長、どうお考えですか。
○議長(角田 勝議員)
副市長。
○副市長(井上彰悟君)
確かにそういう数字が上がっていると思うんですけども、ですから普通交付税に病院分の算定がされ、なおかつ総務省の繰り出し基準があって、そういう形で民間の病院じゃないので不採算部門をやっぱり持ってるわけなんです。そういう意味で、市民病院はもちろん経常収支比率が低ければいいわけですけれども、それが100円となればもうけ過ぎになるわけなんです。だから、国もそれを考えて普通交付税にも約2億円算入されて、総務省の繰り出し基準は4億円程度だろうと思うんですけれども、それを出しているわけです。
実際に高岸議員がおっしゃっているように、72円というのは低いから収支を均衡していかないかんということで、総務省の繰り出し基準以外の繰り出し基準、総務省繰り出し基準外基準というものを作って、それはこういう例えば起債の償還金は総務省繰り出し基準であれば、2分の1を出しなさいよとのルール。ただ、たつの市の病院は非常に厳しいからその全額をもちましょうという形でやっておりますので、100円をもうけるのに対して71円が確かに低いかも分からんけれども、それほど悪いということではない。
今、市長が申しましたように、平成28年は損益計算書も改善されてきていますよね。平成29年度についても大幅に改善されてきている。毛利さんがおられて、いろんな医療改革をされて、看護師の数を減らしたりとか、病院の医師の数を減らしたり、診療科目を減らしたり、かなり改善はされてきています。
前回の検討会議という形で、いろんな第三者、大学教授であるとか、病院の専門家などから非常に厳しい意見、経営分析ができないというようなことで非常に厳しい意見を言われました。ただ、そういう厳しい意見と同時に、その分析ができていない。数値だけじゃなくて、その裏に隠れている分析ができていないということに対して厳しい意見を言われてますんで、これは今、病院の中で改善していくということでございますので、トータル的に数字をもってこれはおかしいということではないので、そこら辺ご理解願いたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
副市長、私もその辺のことは少しは分かっているつもりです。要は、この市民病院は不採算地区の病院と国も認めているわけですからね。交付税措置は十分強くされています。ただ、病床数とか病床稼働率、その病院の収入が少ないから余計に私はこういうことを言ってるんで、私はですから市の一般会計繰出金が6億6,000万円、平成27年になりましたけども、そのうちの交付税措置が幾ら、基準外繰出金が何ぼと全部分かってますよ。分かっている中で、そういうふうにきついと思われるかもしれませんけども、その辺は私もいよいよ不採算地区の病院として国が認めているわけですから、十分交付税は措置されて、あと市の繰出金を上げていけば、絶対に潰れないわけです。
私が言いたいのは、それがいつまでも続くということは、やっぱり民間の力とか公的機関の力を借りて、助けを借りて少しでも繰出金を減らしていく、そういうことが大事だと思うんです。それをここで言いたくて私は言うとんですけども、そしたら貸借対照表でいきますけども、要は資産より負債のほうがかなり多いんですけども、先ほど医監も頑張られて改善されているということは聞いています。
例えば平成26年の貸借対照表ですけども、赤字が2億6,000万円、平成27年度が4億3,000万円、平成28年度が4億4,000万円に増えているんです。これも仕方ないことなんですけども、要はそこで私が言いたいのは、流動資産の現金が全くないんです。例えば平成26年でしたら現金が9,600万円ありましたけども、毎年2,000万円減って、現在5,300万円です。
病院といいますのは、大体1床で現金が1,000万円なかったら健全な経営ができないと言われているんです。1,000万円です。ただ、100床あれば10億円なかったらいけないんですけども、もちろんそれだけ貯金をしろというのは大変難しいことだと思うんですけども、その中で特に気になるのが、負債の分です。要は一借です。一借が3億4,000万円あるんです。この病院の一借の限度は8億5,000万円なんですけども、企業会計では10億、一借を借りたら払えないという、そういう数字なんです。確かに8億、10億借りたら多分絶対、一借は返せません。夕張みたいに39億、一借を借りて破綻した、そういうこともありますからね。やっぱり一時借り入れを少なくする。そして、現金を増やすということが病院の一番大事なことやと思うんですけど、どうでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
市長。
○市長(山本 実君)
先ほどの一時借入金の話ですけど、平成26年度に2億7,000万円ほどの一時借入金を借りてまして、平成27年度には3億4,000万円、平成28年度も3億4,000万円、平成29年度の見込みにつきましては、2億6,000万円と、これだんだんと先ほど副市長が言いましたように、経営改善しまして一時借入金につきましてはだんだん下がっていきよると。
それから収支も、営業収益ですか、これにつきましても、今まで平成26年度はマイナス1億5,000万円ぐらい事業収益があったんですけど、マイナスですけどね。平成27年度は1億7,000万円、平成28年度につきましては500万円と、平成29年度の決算見込みにつきましてはプラスに転じております。8,800万円に転じておりますんで、こういうとこ、いろいろと病院のほうで頑張っていただきまして、ちょっとは上向いているという状況でございます。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
私と同じような資料を見てられるのと違いますか。確かに、平成29年度は私はまだ決算書を見ていませんから、要は現金がどれだけ増えているかです。一借がそんだけ減りましたということを市長言われましたけども、やっぱり現金が増えて一借を減らす、これが一番やと思うんです。例えば資本剰余金、これは全くゼロです。本来であれば、資本剰余金があれば、これを議会が議決して一借のほうへ回して一借をチャラにできるんですけども。
ですから、市長、私が言いたいのは、市長が言われたように今右肩上がりできてますんで、わずかですけども、そういうときこそ病院改革を手がけるべきではないかと私は思うんですけども、どうでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
市長。
○市長(山本 実君)
私も選挙公約に病院の改革というのを重点的に置いてまして、これにつきましては、現在、検討委員会を作りまして、5月22日に第1回目の検討委員会をさせていただきまして、これには有識者等々に来ていただきまして5回程度、こういうふうな病院形態につきまして現在、検討していただいているところでございまして、議員のほうからも言われていますように、このまま市が存続して病院を存続させるのか、それとも指定管理にするのかとか、独立行政法人にするとか、そういうふうなことを今現在、検討しているところでございますので、もう少しお待ちいただいたらまた結果を発表させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
市が作られた病院の改革プランの中にも、西播磨地域では急性期機能の病院が過剰であるとか書いてあるんです。それで医監も言われてましたけれども、方向転換して高齢者の療養型に変えていくということで、平成27年に病床も改造しましたですね。それはそれで結構で、入院患者も増えているということをお聞きしています。
それはそれで結構なんですけども、経営分析のほうを見てみましたら、やっぱり高齢者療養では入院費が安いんです。例えば急性期病院であれば、普通大体5万円、6万円の入院費なんですけども、療養型であれば3万円以上はとれないと、そういうふうなことになってきています。
私が気になるのは、外来の方がだんだん減っていきよんです。外来が平成26年で255人ですけども、平成28年で226人に減っています。入院のほうは少しずつ療養型で増えてますけども、外来の方はどういう地域から来られているんですか。
○議長(角田 勝議員)
市民病院事務局長。
○たつの
市民病院事務局長(野本浩二君)
外来の患者数の統計につきましては、システム上、反映されておりません。ただし、市内でございましたら御津町、揖保川町、旧龍野市の南部、その方々が主に利用されております。また、市外におきましては、太子町であったりとか姫路市、網干からほとんどの方が利用の患者の構成となっております。
以上です。
○議長(角田 勝議員)
副市長。
○副市長(井上彰悟君)
先般の検討会議の中で同じことを言われた委員がございまして、これはそのときの毛利さんの回答を復唱して言わせていただきますと、病院の医療収入の改善はやはり入院ですよと。外来はこんだけごっつい減っているのは何なんですかと、大きな幅の減りようでしたんで、質問が委員会でございまして、これはリハビリらしいです。リハビリの通院の単価が低い割に職員をたくさん雇わなあかんから、それを維持していくと医業費用のほうがかかってしまうので、リハビリ通院を減らしているんだというような説明でございました。
収益を上げる単価を上げることが必要だということで、リハビリの先生を減らしてそういった受入を若干ほかの病院のほうに移っていただくというようなことを回答されていましたので、私のほうで補足させていただきたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
私も今の副市長の意見よく分かります。先生が少ないのに患者の外来を増やせというたら、忙しくて先生が疲弊してしまいます。私も今日院長がおられたら聞きたかったんですけども、休みをとられていますかと聞きたかったんです。それほどたしか病院はお忙しいと思うんです。
さっき副市長が言われたように、時間外手当を見てみましたら、平成28年度はかなり増えています。ということはリハビリの関係で手がかかって残業がかさんだということだと思うんですけども、そういう病院形態でいかれているんで、大きなもうけはないですけども、少しずつ回復していくということですね。
○議長(角田 勝議員)
市長。
○市長(山本 実君)
もう一度、質問して、済みません。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
リハビリで方向転換されて、さっき言われたようにあんまり収益はないけども、確実に収益を増やしていく、そういうことだと思うんですけども。
それと、あと一借も減ってますということだったんですけども、例えば貸借対照表の流動比率を見ましたら、現金の回りがこれも大変悪いんです。悪いことは、普通これは200あればいいんですけども、50%しかないんです。ということは、本当に現金がないということだと思うんですけども、現金を少しずつ増やしていくような手だては何かありますか。
○議長(角田 勝議員)
副市長。
○副市長(井上彰悟君)
一借を借りていることは当座の資金がないから借りているわけであって、自転車操業的な形になっているわけです。やはりこれはずっと続いてきた未処分利益欠損金、これずっとありますのでこれが膨れてきます。赤字やったら毎年膨れてくるわけです。そうなると、現金のフローチャートのほうを見ていただいたら分かるんですが、減価償却などは現金を伴いませんので、減価償却分はあれなんですけども、これは何で少しずつ改善していっているかというと、病院に係る機材、CTであるとかMRIとか新規病院を建てたときに償還をしていきますよね。償還費用はどんどん今減っているわけなんです。減っているから一借の分を借りなくて自転車操業せんでもいいわけですね。
償還が減っていることによって、いわゆる少しずつ資金的には高岸議員が思われるほど改善していないと言われればそうなんですけど、一借を借りないのが一番いいんですよ。ただ、そういった意味では償還の部分が減っているので、そういった形で若干的に一借の額が少なくなっている現状。本当は、医業収益の中でもうけていって、一借を借りないようにしていくのが一番ですので、そこを今どうやって医療分析をして、どういうふうな形態にもっていくかということを検討委員会の中でいろんな議論をされておるということです。
ちなみに、今、公立病院では、病床稼働率は6割ぐらいらしいんですね。急性期というのは。赤穂市民病院なんかは苦戦されております。毛利さんが病床の急性期から若干看護師のシフトを変えて、なおかつ療養型の部分にすることによって入院単価は低いけれども、病床稼働率は8割以上に今、多分なっているだろうと思います。78ですか。そういった意味でかなり改善してきていると。資金的には若干ですけれども、一借の額も減っているということでございますので、病院が何年かたって償還する、企業債償還というのが減ってくることによって若干資金的には改善をしているというのが現状だろうと思いますので、ご理解願いたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
ですから、私、累積欠損金のことは一切言いません。今、副市長が言われたとおり、徐々に改善されているのでその額については私は言いませんけども、要は病床の稼働率ですけども、許可病床は178でもらってますね、それ交付税もらってますね。1病床70万1,000円交付税入っていると思うんですけども。例えば、今度ガイドラインで病床数の交付税対象は稼動ベットに変わりますね。それで変わったら4,000万円か5,000万円ぐらい交付税減ってしまうんでしょう。かなり交付税が減ってしまうんです。その点どうでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
企画財政部長。
○理事兼
企画財政部長(菅原昌則君)
今のご指摘の部分というのは、いわゆる普通交付税の基準財政需要額算入において計算する病床数、地方公立病院の病床数の計算のことかなというふうにお受けいたしました。議員おっしゃるように、病院の普通交付税の算定におきましては、病床数が減少した後5年間、特例措置があるということで、現在120床ございますけれども、変更前が178床あったがために、その差、現在は特例措置の期間、今年までですけれども、178床で計算をしているところでございます。直近の交付税の1床当たりの単価は75万5,000円になります。毎年もちろん変動はしますけれども、その差分が減収になるということはご指摘のとおりかと存じます。
ほかにもなかなか許可病床数から実稼働病床数への見直しなど、そういったことを新病院改革ガイドラインの提言内容も含めて状況は変わっております。だからこそ、今、病院改革に取り組むということを市長もおっしゃられてるわけで、引き続きそういった増減も含めて改革し、収支均衡を目指して経営改善に取り組んでまいりたいと考えています。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
ですから、私が先ほど言いましたように、右肩上がりやからこそ病院を改革していくんやということ、私はもちろんそれは大賛成です。いつまでもこういう負債を子孫に残すいうことは大変、私は間違いではないかと思っています。
それで、例えば独立行政法人ですね、今どういう方向に変えていくかという検討をされているということですけども、総務省のガイドラインでは公営企業法の全部適用、あと指定管理制度、独法に変えていく。また、病院の方向の転換です。例えば検討委員会ではどういう方向を求められているんでしょうか。ちょっとお聞きします。
○議長(角田 勝議員)
市長。
○市長(山本 実君)
どういうふうな方向にもっていくかということを検討しておりますので、今ここでちょっと、済みません。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
例えば公営企業法の全部適用、これもいいかと思うんですけども、これだったら全く一部適用と同じことになるんでね。例えば今、この近くであれば加古川中央市民病院ですね、これが加古川東病院と西病院が600床で独立行政法人で建て替えられると、これが大変成功しているというふうな、一番の成功例です。人がいっぱいですわ。大きな立派な病院になっています。
例えば、この前、新聞に出てましたけども、西宮市民病院と西宮県立病院、これも独立行政法人のほうに変えられて運営をしていく、そういう形態に変えていくというようなことも新聞に出ていました。私は病院をなくせとは一切言ってないんですよ。病院はまちづくりですから、病院はまちづくりであって、その地域の産業、雇用の場であると思うんです。病院が存続するということは、その地域にとって一番大事なことかと思うんで、ぜひ市長、新しい方向にね。交付税措置分ぐらいの繰出金は私は当然だと思うんです。市民病院だったらね。それ以上の交付税、繰出金が増えないようにこれから十分いいご検討をされて、結果は年度内に出されるんですね。方向は。
○議長(角田 勝議員)
市長。
○市長(山本 実君)
早い時期に検討委員会を終わらせまして、答申していただきたいと思いますんで、時期につきましては、今、ここで明言は避けさせていただきます。
○議長(角田 勝議員)
12番高岸博之議員。
○12番(高岸博之議員)
今はこういう大事なときにすばらしい、これ市長の公約ですんで、ぜひ市長の公約どおり、いい方向にいきますように、頑張っていただきますように、私も期待もいたしまして、一般質問を終わります。どうもありがとうございました。
○議長(角田 勝議員)
次に、5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)(登壇)
議長の許可を得ましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。
まず、1つ目の大項目といたしまして、「碧川かたを朝ドラの主人公にする会」に対する市の取組について伺います。
童謡「赤とんぼ」は、子供から大人まで、日本のみならず世界でも知名度の高い曲であり、その作詞家である詩人、三木露風の名前も広く知られています。その母である碧川かたを朝ドラの主人公にする会が、昨年4月に発足してから1年余りで会員数は900名近くになり、署名も6,000名近く集まっていると聞いていますが、碧川かたの活動や生き方に関してはまだまだ広く認知されていないのが現状です。
かた氏は、幼い露風を嫁ぎ先に残し離縁するというつらい過去を背負いながらも、社会的弱者に寄り添い、女性の地位を高めるべく婦人参政権運動に取り組み、女性の政治参加を強く促した人物です。世の中を変えようと家族のため、女性のため、人々のために力を注いだ生き方に共感する人は多いはずである。男女共同参画の機運が高まり、政治の分野でも候補者男女均等法が成立したような社会の風潮に乗り、より一層たつの市としても力を入れていただくことを希望しますが、市としての取組の現状、これからの展望をお聞かせください。
質問の1つ目、ドラマ化が決定すると、市としてどのような効果が期待できるか。
2つ目、NHKに行かれたときに、どのような点に重点を置いてPRされたのか。
3番目、市の広報誌においてもPRされていますが、市のホームページなどに掲載の予定はないでしょうか。
4番目、観光促進の観点から観光振興課との、また男女共同参画の観点から人権推進課とのタイアップは考えられないでしょうか。
5番目、童謡の小径のほかに露風とかたに由来する赤とんぼの小径を作ってPRしてはどうでしょうか。
2つ目の項目といたしまして、御津総合支所等複合施設整備基本計画について伺います。
御津総合支所、文化センター、公民館、保健センター、梅寿園の施設を1カ所に集約し効率化を図るという計画に対して市民への説明会があったようですが、実際の利用者の多くにその説明が行き届いていないように思います。現在、使われている機能がそのまま生かされ、市民の活動に支障はないのか、またどのような形で計画が進められているのか説明を求めます。
1つ目の質問といたしまして、9月30日に市民に向けて説明会があったようですが、どのようなメンバーが何人ほど参加されましたか。また告知の方法はどのようにされたのでしょうか。
2つ目、アンケート調査を実施されたそうですが、どのような場所で配布されたのか。また、それぞれの場所での回収枚数と集計内容を伺いたいです。
3番目、公民館、文化センターなどを使用している講座の人数や時間帯、保健センターの利用状況などを調べた上で、よく検証した結果での配置案なのでしょうか。
4番目、子育てつどいの広場はどこに移行するのでしょうか。
5番目、保健センターの介護予防のための運動器具はどうなるのでしょうか。
6番目、それぞれの立場で実際に利用している市民の声を反映できるように現状報告も含め、改めて質疑できる場を作る予定はないでしょうか。今後の市民への説明方法を伺いたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
教育事業部長。
○
教育事業部長(冨井静也君)(登壇)
5番肥塚康子議員のご質問のうち、1点目のご質問についてお答えいたします。
「碧川かたを朝ドラの主人公にする会」は、童謡「赤とんぼ」の作詞者三木露風の生母碧川かたの生涯をドラマ化にと、市民有志の方を中心に平成29年4月22日に発足された市民団体であり、同会の活動状況並びに市の取組につきましては、平成30年第1回たつの
市議会定例会での楠明廣議員の一般質問でお答えさせていただいたとおりでございます。
その後の市の取組につきましては、5月11日開催のたつの市連合自治会総会及び5月17日開催のたつの市連合婦人会総会において、会員の募集とかた出張出前講座の説明をいたしました。
現在の状況を同会事務局に確認したところ、平成30年第1回たつの
市議会定例会報告数値より会員数は41人増の904人、署名数は860人増の5,240人で、かた出張講座は3回実施されており、6月30日には朝臣公民館において実施されます。
次に、1番目のご質問のドラマ化が決定すると、市にどのような効果が期待できるかについてですが、1つ目として、市民としての誇り及び郷土愛の醸成、2つ目として、観光による入込客数の増加による町のにぎわい、3つ目として、「童謡の里たつの」のさらなる全国への発信が図られると期待します。
次に、2番目のご質問のNHK訪問時にどのような点に重点を置いてPRしたのかについてですが、1点目に、碧川かたは、明治、大正と女性の活躍の場がほとんどない時代にあって、婦人参政権の獲得を目指し活動した人物であること。
2点目に、市民生活の秩序保持のため禁酒運動に大きく功績を残した人物であること。
3点目に、2019年(平成31年)が、三木露風生誕130周年に当たり、本市市町合併後十数年が経過した現在、市民が一つの目標に向かって活動するという地方創生の旗印につながること。
この3つの点に重点をおいてPRいたしました。
次に、3番目のご質問の市のホームページへの掲載予定についてですが、現在のところ市のホームページへの掲載予定はございません。
次に、4番目のご質問の観光促進男女共同参画の観点から市担当課とのタイアップについてですが、当該団体は碧川かたの激動の生涯を朝ドラの主人公にと活動されており、市長がNHK神戸、大阪放送局に出向き、ドラマ化への要望を行っている現在、関係課との連携は、ドラマ化決定後において検討していきます。
次に、5番目のご質問の露風とかたに由来する赤とんぼの小径を作ってPRしてはどうかについてですが、龍野公園内において、童謡の小径、哲学の小径、文学の小径を整備し、そして赤とんぼの歌碑と三木露風立像を備えているため、これらのほかに露風とかたに由来する赤とんぼの小径を作ることは、調査研究としたいと考えます。
いずれにいたしましても、ドラマ化という番組制作に当たっては地元の機運の高まりが必要であると考えられることから、「広報たつの」に同会の活動記事の掲載はもちろん、童謡「赤とんぼ」にちなむ童謡の普及啓発は、本市文化行政の柱でもありますので、童謡「赤とんぼ」の作詞者三木露風を、生母碧川かたとともに地域資源として盛り上げる活動として、今後においても支援いたしたいと思いますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)(登壇)
引き続きまして、2点目のご質問の御津総合支所等複合施設整備計画についてお答えいたします。
まず、1番目のご質問の住民説明会について、どのようなメンバーが何人ほど参加したか。また、その告知の方法はどのようにしたのかについてでございますが、御津総合支所等建設に関する市民説明会は、昨年9月30日土曜日の午前10時から御津公民館ホールにおいて開催し、34名の市民の方に参加いただきました。
参加者としましては、自治会、老人会、文化協会、体育協会、消防団、民生委員児童委員協議会に所属されている方や御津公民館利用者の方々でありました。
また、周知方法につきましては、市広報9月号、市ホームページへの掲載、記者発表の実施をはじめ、御津総合支所、御津公民館、御津文化センターに開催チラシを掲示しました。さらに、区長会の役員会で説明させていただいたほか、御津地域の各種団体の代表者で構成する検討委員会委員を通じて、各所属団体に加入の皆様にも呼びかけをしていただいたところでございます。
次に、2番目のご質問のアンケート調査の実施において、どのような場所に配布したのか。また、それぞれの場所での回収枚数と集計内容はどうだったのかについてでございますが、アンケート調査は、昨年10月から11月までの1カ月間実施いたしました。アンケート用紙の設置場所は、説明会資料と合わせて、御津総合支所地域振興課、御津文化センター、御津公民館の窓口に設置いたしました。
また、回収枚数については、総数で32名の方からご意見をいただき、その主な内容は、御津文化センターについては、階段状のホール機能を残してほしい、市民が憩えるロビーや作品を展示できるスペースを確保してほしい、駐車場を増やしてほしいという意見が大多数で、そのほかに、工事期間中に教室が実施できるように配慮してほしい、御津文化センターは地域のシンボルなので、タイル状の外観は残してほしい、新複合施設は、華美にならないシンプルなデザインが良いといったものでございました。
なお、各場所での集計は行っておりませんので、ご了承いただきますようお願いいたします。
次に、3番目のご質問の公民館、文化センターなどを使用している講座の人数や時間帯、保健センターの利用状況を調べた上で、よく検証した結果による配置案なのかについてでございますが、配置案につきましては、当時直近データでありました平成29年4月から6月の間の御津公民館、御津文化センター及び梅寿園の利用者数の把握と、午前、午後、夜間の3区分ごとに各室の稼働率を算出し、複合施設に必要となる部屋数等を決定したものでございます。
また、保健センターの利用状況については、主管課である健康課と協議、検証した上での配置案としております。
次に、4番目のご質問の子育てつどいの広場はどこに移行するのかについてでございますが、議員ご指摘のとおり、御津総合支所等複合施設の計画には、御津子育てつどいの広場は入っておりませんが、子育て中の親子が、住みなれた身近な地域で気軽に集い、語り合い、地元で交流を図ることができるように、御津地域内に実施場所を確保するため、移転先について、現在、検討を行っているところでございます。
次に、5番目のご質問の保健センターの介護予防のための運動器具はどうなるのかについてでございますが、たつの市公共施設等総合管理計画に基づき、機能的に重複した施設の解消の視点から、保健センターのトレーニング室の機器についても、機器の移動、設置場所、運用等について現在、関係課と協議を行っているところでございます。
次に、6番目の質問のそれぞれの立場で実際に利用している市民の声を反映できるように現状報告も含め、改めて質疑できる場を作る予定はないかについてでございますが、昨年9月に開催した市民説明会やアンケート調査については、御津地域の公共建築物の現状、集約する建物の機能や規模、構造、位置、配置案に対し意見を求めたもので、本年3月に策定した基本計画に反映させていただきました。
現在、基本設計・実施設計業務に着手したところで、実際施設を利用されている方に対しましては、基本設計業務が進んだ段階で、現状報告も含め使い勝手が良くなるような細かな点、例えば部屋の間取りや必要備品、意匠等についてご意見を伺う場を設けるよう検討しております。
いずれにいたしましても、御津地域の行政拠点として、市民の皆さんが満足していただけるサービスが提供できる施設整備に努めてまいりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員の質問中ではございますが、ここで、昼食のため暫時休憩いたします。
午後の再開は、午後1時からといたします。
休 憩 午前11時58分
再 開 午後 1時00分
○議長(角田 勝議員)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
まず、碧川かたの件ですけれども、1番のドラマ化が決定すると、市としてどのような効果が期待できるのかという答弁において、市民の郷土愛の醸成、観光のにぎわい、童謡の里たつのの全国的な発信、PRということの効果を期待されてNHKに行かれたと思うんですけれども、そのときのNHKの反応はどうだったでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
教育事業部長。
○
教育事業部長(冨井静也君)
答弁で説明させていただいたとおりなんですが、まず、11月のNHK大阪放送局にまいったときには、大阪放送局には角局長、副局長、制作部の部長さん、副専任部長さん、それから、あと神戸の放送局の局長も同席していただきました。
先ほど言いました3点の項目について説明させていただいて、その中でまず、朝ドラへの決定というのはやっぱり時代の背景であるとか、家族の人間模様、あとセットですね。朝ドラというのはああいう局内で3セットぐらいを作って、そういうことで連日、制作をされているということなので、そういうセットというふうな説明を朝ドラの仕組み等を概要説明していただきまして、こちらがかたの生涯の説明をさせていただいたときに、こういうふうな生き方をされているんですねというふうな反応です。当然、事前に放送局のほうへは行くとお知らせしておりましたので、ある程度お調べになっていたと思うんですが、そういうふうな生涯の生き方については興味を持っておられたような印象を受けました。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
そこのところで、まずNHKに行かれたときに、どのようなことに重点を置いてPRされたのかということに対して、今さっきの説明があったと思うんですけれども、碧川かたの生き方というか、どういう人物であったかという説明、そして、最初の答弁のときに、市民が地方創生の旗印ということも言われておりましたけれども、朝ドラを見られている方、本当に興味があるというか、何に興味をひかれるかというと、やっぱり実生活、そして碧川かたと露風の親子愛というか、人間の心の部分、心の琴線に触れる部分がどのように表現されていくのかということによって、随分ドラマ化として取り上げられるかどうかということが違ってくるかと思います。
こちらのほうがこういうことをPRしてという、市側の立場というよりもNHK側の立場として考えて、じゃ、どうしたら、どういうものを採択しようと思っているのかというNHK側の立場として考えれば、やはり露風と別れなければいけなかったかたの気持ち、そして、5歳で母親と別れなければいけなかった露風の気持ち、そういう気持ちを思うと本当にせつない気持ちがいたします。
母親として、私も3人子供がおりますけれども、おなかの中で十月十日、育まれて、そして命がけで生んだ子供、そして、私たちがここにいるのは全員母親が産んでくれたおかげでこの世に生をうけているわけです。その母と子のきずな、そして、母への露風の思い、思慕、そういうものがあったからこそ赤とんぼという詩が生まれたのではないかという気がいたします。
かたは露風を捨てたわけではありません。本当に仕方なく離縁するという形で露風を手放さなければいけなかった、そういう状況にあったこと。そして、また露風の弟も自分で育てられなくというか、結局、三木家に育てられるわけですけれども、かたも露風の弟と死別しているわけです。子供を先に亡くしているわけです。そういうふうな母親の気持ちで、かたはまた再婚して新しい出会いがあって、そこでもまた子供をもうけておられます。そういう人間愛、家族愛、露風は5歳で別れてそれっきりではありません。3月に劇があったと思うんですけども、かたの生涯を描いた劇を見られた方も多いかと思いますけれども、その中で、かたが露風に手紙を何回もしたためているんですけれども、お金がなくて露風がすごく困っているときに、母親を頼ってお金の無心をするわけですけども、かたは本当に気持ちはあるんですけれども、自分の生活の中でなかなかそれが援助してやれない。そういう露風に対する愛の思いを切々と書いてしたためた手紙の空白に、ここの空白に母のかたがキスをするので、その空白に露風のあなたのほほを当ててくださいって、その手紙を読んで、露風が号泣したそうです。その部分とか、私も劇を見させていただきましたけども、私も号泣いたしました。
そして、一番最後、かたが90歳で亡くなったとき、露風がその通夜の席で母親のかたのその亡きがらの横に一晩一緒に過ごさせてほしいと、一緒に一夜をともにしたという母に対する思いとか、そういうことを本当に心にぐっとくるものがあると思います。そういうこととか、いろんなことで親子愛、人間愛、家族愛、そして職業婦人として働いて一生懸命育てて苦労した母親かたの職業婦人としての姿、その上にまた婦人参政権獲得の運動のために奔走するという強い信念を持った露風の母であるかたの生き方、そういうところに重点を置いてPRされる。その心にぐっとくるもののところにスポットを当ててPRされるというところがこれから大事なところではないかなと思うんですけれども。それと意識ですね。かたのドラマ化を推進しようという意識が市民はだんだんと1年間で大分会員数も増えて署名も増えています。その中で、市の職員の方とか、担当課以外の方にもその意識付けというか、それを高めていただきたいという気持ちはあるんですけれども、4番の観光促進の観点からの観光振興課とか男女共同参画の観点から人権推進課のタイアップを考えられないかというところで、ドラマ化が決定してからという答弁でございましたが、市民の盛り上がりの機運を高めるために窓口にチラシを置いたり、出前講座とかも、かたの会の方はされています。そのようなチラシ、またパンフレットを置くぐらいのことはしてくださってもいいんではないかなと思うんですけど、そのあたりはいかがでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
教育事業部長。
○
教育事業部長(冨井静也君)
議員ご指摘のとおりなんですけども、まず説明で申し上げましたとおり、市の連合自治会の総会とか婦人会等でそういうチラシ、会員募集をさせていただいているのはご承知かと思います。
それと、市の広報紙におきましても、会員の募集であるとか会の活動内容、それからそういう記事を逐次、掲載させていただきながら市民、要は盛り上がりですよね、そういうのを感化するために紹介をさせていただいております。
あと、随時、会の事務局と課の職員が不定期ではございますけれども、情報交換したり、今、事務局のほうがどういう行動をとっているというのを把握しながら、市としてはどういうふうなことでオブザーブできるかということを助言と相談をさせていただきながら、今現在、進めさせていただいております。
そのチラシ等につきましても、各総会ですね、老人会であるとか社会福祉協議会等々の総会等で事務局の方がお話に行かれまして、チラシ等をお配りになっているというふうにお聞きしております。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
観光の観点からちょっとご紹介だけさせていただきたいんですけれども、龍野ふるさとガイドの会員様にも発起人である瀧口節子様とご同行されて鳥取への研修とか勉強会をもう平成27年の段階で研修にも行かれてますし、おって、このチラシの配布だとか、当然ご説明だとか、そういった形でもふるさとガイドの会員の方々にも手伝っていただいて、職員も同行した上でご説明をしているというのが現状でございます。ご紹介だけしておきます。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
PRの件なんですけれども、広報紙にもPRされているということで、ホームページに掲載の予定はないという回答でございましたが、碧川かたで検索すると、鳥取県のホームページには碧川かたのことがとても詳しく載せてあります。たつの市のホームページというのはどれくらいの方が見られているのかというのが疑問なんですけど、少ないんではないかなと思います。そこに市民の活動を載せるということによって、市民もホームページを見るようになり、またフェイスブックのコーナーもありました。フェイスブックもホームページも結構更新されて、分かりやすいんですけれども、本当にそれに載せることによってシェアをしたり、また「いいね」したりすることで、簡単にPRすることができたり、逆にたつの市をPRするということにもつながったり、若い人の層にも自然に関心を持ってもらえるいい機会になるのではないかと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
教育事業部長。
○
教育事業部長(冨井静也君)
今、お話のありました鳥取県でのホームページという件でございますが、鳥取県は大河ドラマとか朝ドラに鳥取県の題材として、今まで上がったことがないということで県を挙げてそういう大河ドラマとか朝ドラを誘致しようということで、県のほうが歴史大河ドラマを推進する会というのでホームページを上げられているようにお聞きしております。
その中で、今年度につきましては、大河ドラマはこうこう、朝ドラはこうこうですよと。それで、平成30年度につきましては、朝ドラを碧川かたに絞ってやりましょうと。鳥取県では、まず大河ドラマを第一優先、第2が朝ドラというふうにお聞きしております。
一方、先ほどのホームページとフェイスブックについてのご指摘でございますけれども、今後フェイスブックにつきましては、トピックス的な記事として掲載の余地はあるのかなと思いますので、内容を検討しながらフェイスブックの運用方針に基づいて検討してまいりたいなと思っております。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。「女権」というかたが創刊した雑誌においても、露風は女性の地位を高めようという寄稿を寄せています。かたは世の中の理不尽から目をそむけなかった。そして、最後の言葉に、人のためにどれだけ生きられたかということが大事という、かたの言葉に強く感銘いたします。そういうことも含め、これから市のほうも前向きな検討をお願いしたいと思います。
続きまして、総合支所等の件なんですけれども、アンケートをとった、そして9月30日に市民説明会を行ったということですけれども、私もいろんな方に聞いたんですけども、広報に載せてました、ホームページに載せてました、それから、チラシを置いてましたとか、さっき答弁がありましたけれども、見られている方は見られているんですけど、公民館も窓口に置いているのでほとんど見られてないんです。地域振興課のほうで何名か見られていた方もいらっしゃるか分かりません。
文化センターのほうは文化協会のほうでしっかり声をかけられて人数も集められていたことかも分かりませんが、公民館、この間の代表者会議がありましても、ほとんどの方がその説明会に、全員行ってなかったということでした。その説明会があったことすらも知らなかった。今どうなっているんだろうか、こういう策定計画やら今の状況とかアンケートをとった結果とかというのも何も周知されていないというか、市民に届けられてないんですけれど、その点についてはいかがでしょうか。市民説明会の人数が余りにも少ないのではないか、アンケートの結果も少ないのではないかと思うんですけども、いかがでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
先ほども答弁をさせていただきました。結果的に見れば34名の出席、アンケートの回答が32名という形で報告をさせていただきました。こちらとしましては、平成28年度にこういう戦略会議にかけてそれぞれ御津総合支所等複合施設を建設していこうということで庁内の検討委員会、外部委員を含めた検討委員会、それと9月30日に市民説明会というふうな形で開催をして、平成29年度の1年をかけていろいろ詰めてきております。それに対して、周知不足ではなかったかと言われましても、正直我々としてはこの1年間いろいろそういうような計画に基づいて実施をし、平成31年、32年をかけて建設に向けてやっていこうという形で進めておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
いろいろな方法をされていたと思うんですけれども、現段階においてそれが本当に実際に市民の声が反映されていないというのが事実であります。公民館の自主グループの団体22団体、文化センターの利用者も27団体、そのほかに単発の団体もあります。たくさん団体があるんですけれども、その方の意見がそれぞれに反映されてない。これを反映しようと思えば、具体的に言うと、各公民館であればグループごとに冊子があるので、その中にアンケートを挟み込むとか、市民説明会があるとか、報告書ですね、こういうのがあったというような冊子を挟み込めば、全部の利用者に周知ができたかと思うんですけど、過去のことにおいて今から言っても仕方がないことですので、今、特に公民館ですけども、利用者はどうなるんやろかと、今まで使っていた機能がそのまま使えるんだろうかということにとても不安を感じておられるんです。
新しい庁舎の地図を見ましても、講座室としか書いてないんですけれども、これに和室とかの機能はあるんでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
まず、それぞれ肥塚議員がいろいろ利用者について聞き取りをされて不安を覚えておられるという方が多いということに対しましては、これから基本設計、実施設計を進めておるわけですけれども、その中でそういった反映ができる、ある程度限られてくるとは思いますが、そういった中ではできるだけ意見をお聞きして反映していきたいというふうに考えておりますが、外部委員会の中にも公民館運営審議会の代表者の方、文化協会の代表の方、公民館利用者の代表の方であるとかいうふうな形で委員さんの意見という形で反映させていただきました。そういうことでご理解いただきたいと思います。
それと、その説明会のときの資料でございますけれども、現在、公民館、文化ホール等を合わせて、そういう会議室が13室ほどあります。梅寿園も含めてですけれども。そういった中、現在の案としましては11室あるいは1つの大きな部屋を間仕切りすれば13室というふうな形でそれぞれ支障がないという感じで判断をいたしております。
それは稼働率ということも言っていますし、資料も事前に提出させていただいたかと思いますが、そういった稼働率も考えて反映しております。その中で、和室については現在のところ設置予定はございません。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
今、和室の利用者は1年間、延べ約2,000名、延べ人数ですけれども、それを月で割ると約166名の方が利用しているわけです。子供の茶道教室とかもあります。そのほかにお琴ですね、やっぱり和室を使わなければいけないような団体もたくさんあると思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。ほかの公民館にはいろいろと和室の機能もあると思うんですけれども、利用者が今までと同じように使えないという状況になってくるかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
まず、訂正をさせていただきます。私のほうが認識不足で、簡易畳を敷いて和室にするということは考えております。済みません。そういったことで利用者の利用に対する希望に対応できるような形も対応させていただきたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
それと稼働率を調べた上での部屋数ということでしたけれども、4月から6月までの稼働率というのを調べておられたと思います。公民館、文化センター、梅寿園、梅寿園の稼働率は50%です。それから、御津の公民館にしても文化センターにしても、1階を希望している利用者が多いです。御津の公民館もそうですけども、文化センターは1階と2階とありまして、文化センターの1階は約60%近く、1階が圧倒的に希望者が多いんですけれども、いろんな楽器を持って行かれるグループもあると思います。文化センターの設計図を見させていただくとエレベーターがついてないんですけれども、全ての人に優しい機能というのが新複合施設のほうに書いておりますが、文化センターの利用者に対しても同じような考えを持っておられるのでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
まず、稼働率のことを言われましたけれども、確かに梅寿園、午前50.7、午後48.0、前日で49.3という形で非常に高い率になっております。御津総合支所等複合施設の建設につきましては、議員ご高承のとおり、たつの市公共建築物再編実施計画あるいはたつの市公共施設等総合管理計画という平成28年3月あるいは平成29年3月に策定しました。こういう計画ももちろん根拠的な計画という形で、梅寿園につきましては、他の施設へ機能を集約し、除却しますよという形で再編実施計画にはなっております。
そういったことも踏まえて、いろいろ部屋の数であるとか陶芸教室、そういったものも配置いたしております。
それと、市民に利用しやすいということでエレベーターというご提案がありましたけれども、エレベーターにつきましては、文化ホールのほうには設置する予定は現在のところございません。新しい事務所、総合支所等の2階建ての建物にはエレベーターを設置してという形で、2階のほうにそういった研修室、自習室を設置していきたいと考えております。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
ほかのたつの市以外のところでもエレベーターがないところで、やはり1階に希望者が殺到してトラブルになるというケースがあるということも聞いております。
部屋の数の稼働率のことなんですけども、それを調べられたのは4月から6月までの3カ月ということで、先ほど答弁がありましたが、文化センターとかは8月の夏休み期間中に中学生の吹奏楽部の練習とかでたくさん使われたりしております。それと、公民館におきましては、確定申告の時期、2月、3月に1室、確定申告の場所として使われるということで、その時期はその部屋がなくなってしまうことになるんですけれども、それぞれの数字の形だけでなく、それぞれの講座の人数とかそういうことも調べられて、部屋数が今までと同じように使うことが可能と判断されたんでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
もちろん稼働率を算出するときに延べ利用者数も把握をいたしております。ちなみに、こちらが把握しておりますのは、文化センターにおきましては、ホールを除いた各研修室等につきましては、1回当たり12人という形で把握しております。また、御津公民館のこれもホールを除いた形では1回、1団体当たり13人という形で把握しております。
ですから、現在新しい複合施設のほうの延べ床面積については、総務省の示す起債対象といったものも参考にしておるわけですけれども、十分対応できる施設ではないかなと。
ただ、音を出す音楽の練習とかになりましたら、そこら辺はパーテーションで仕切れるとかいうようなことでは不十分かもしれません。そこら辺は十分研究をしてまいりたいと思います。それぞれ文化ホールのホール自体の利用が少ないというふうに私は思っております。だから、ホールの活用というものも一つの活用方法ではないかなというふうに考えております。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
先ほど音のことを言われましたが、私もその点を質問しようと思っていたんですけれども、公民館での自主グループの中で今、22団体あるうち、また文化センターにも行かれるんですけれども、その半数が音を出すグループになります。実際に楽器を演奏したり、歌を歌ったりというグループもありますけれども、音楽をかけて踊りをするようなグループもあると思います。パーテーションで仕切るだけのことでそれだけの音が隣で大きな音がする、先ほど検討されるとおっしゃってましたが、複合施設の2階の部分にも支所の会議室が設置されていると思うんですけれども、すぐ隣にそういう講座室があるということで、やっぱり音のことがとても気になるんですけれども、そういうこともよく踏まえた上で検討していただきたいと思います。
あと、多目的室、これは今の公民館ホールとしての場所と同じ考えとして捉えたらよろしいですか。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
まず、総合支所の会議室というものは、1階ではなかったかなと。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
2階になります。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
多目的室については、パーテーションが不十分というお考えもあるかもしれませんけど、仕切れるような構造にするのか、そこら辺は検討していきますけれども、今、公民館のホールの機能はここあるいは文化ホールのホールという形になるんではないかなと考えております。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
多目的室が240平米で、今現在の平米が253平米ということで、ここに当たるのかなという判断をしたわけですけれども、ここの宝令講座とかでも、今の公民館ホールにおいてはピアノがあったり、宝令大学においてコンサートを行ったり、歌のグループにおいてはそこでピアノを使用したりということがあるんですけども、それも今までと同じように使えるような感じになりますか。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
そこら辺、何度も同じことを繰り返すわけですけれども、音の出るいろいろそういったコンサート、ミニコンサートであったり、そういったものについては今後どういうふうな対応ができるのかということは検討を進めていきたいと思います。複合施設ということでそれぞれの公民館であったり、文化ホールであったり、保健センターであったりという形の複合施設でありますので、そこら辺そういう部屋は限られている、これはそういう部屋ですよということができるのかどうか、そこら辺も検討していきたいと考えております。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
その検討していく上で、やはり大事なのは実際に利用している人の声ではないかと私は思うんですけれども、実際に利用している人じゃないと分からないこともたくさんあると思うんです。もちろん検討委員会を設けておられると思いますけど、公民館の利用の代表者のところへ行かれていると思いますが、自分の講座のことは分かっても、ほかの講座のことは分からないということがたくさんあるかと思います。
その中で、今、公民館では各代表者がありまして、その代表者会議というのもしております。その代表者会議の中で、今どうなっているのか、そういう不安の声がたくさんあるので、そこのところで実際に使っている広さとか人数とか、さっき人数は約12名とかおっしゃっていましたけど、それは平均の人数かなと思うんですけれども、多い団体ではもっと人数は多いと思います。少ないほうは大は小を兼ねるでいいと思うんですけども、平均の人数ではなくて一番マックスの人数がどこを使えるのかというところ、それから、多目的室をパーティションで仕切ることができるというふうにお伺いしていましたけど、それでよろしいですか。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
もう一度言いますけれども、今現在、文化ホールには3つの会議室があるというふうに把握をしております。それを今度5つに間を仕切るという形で考えております。それもパーティション的な形で仕切れないかということをまずは進めておりますが、そういった中、それぞれ利用に合わせて使えるようにという形で考えております。
また、先ほどの新しい総合施設のほうの2階の多目的室においても、そういった仕切りができないかということを考えておりますが、肥塚議員さんは音楽協会の会長さんでもあられますので、そういう音楽的な観点から言われているんだろうと思います。そういったことにつきましても、十分検討を進めていきたいと考えております。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
私は音楽協会の会長の観点から言っているんではありません。実際に利用している、私も公民館を利用しております。利用している者の立場として、音楽だけじゃなくていろんなことが本当に大丈夫なのかなというそういう不安がたくさんあるということを先ほども申し上げましたが、聞いております。そういうところで、やはりこうなりましたよ、検討委員会しましたからこの図面ができてますよ、こういう図面があることさえも利用者の方はご存じないです。
それと、保健センターの利用者に対してもアンケートはなかったと思います。梅寿園の利用者に対しても多分そうだったと思います。いろんな市民の意見を受けて、それを反映させているのかという質問は、去年の議会においても、今までの議会においてもほかの議員さんから質問があったと思いますが、市民の声を吸い上げて利用しやすいようにもっていきますという答弁だったと思いますが、今、そういう形で本当に利用者の声が届いてないというのは現状なんです。
だから、そのところでもう一度、改めて市民に対してというよりも、御津総合複合施設とか文化センターに関しては、御津町以外の方は余り関心がないことも多いかと思います。御津に住んでおられる方でも、利用者以外の方は余り興味がないかと思います。例えば保健センターの自習トレーニング、これは筋力とか体育的な観点ではなくやはり介護予防と健康維持ということで、保健センターの利用者の5,922人のうち、昨年度においては3,808人、総利用者数の64%がこの自主トレーニングを使われているんです。その方に対しても何も説明がない、希望も何もとられていない。でも、そういうところは中央に集中してほしいとか、余り端っこのほうでないようにとかいう希望が個人的には聞いておりますが、そういうことも実際に反映されていないというか、そのアンケートにおいてもそういう声が届けられていないという感じがいたします。
というところで、複合施設文化センターにおきましても、市民のコミュニティの場であると思います。それから、文化活動の拠点となる場であると思います。生涯学習の場でもある。そのような観点から、やはり利用者の方に説明責任というのを、市長も新しくなられて9月30日に説明会をされておられますけど、やはり今の時点で中間報告というか、そういう形で利用者対象でも構わないので、中間報告というか、こうなっていますという説明をしていただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
先ほどの私の発言の中で、音楽協会の会長をされているからというような発言に対しましてはおわび申し上げます。
それと、アンケート調査につきましては、おっしゃられますように、保健センターに設置はいたしておりません。でも、保健センターの運動器具とかそういったものにつきましては、担当部署であるところ、あるいは実際の担当者等々と協議を重ね進めているという状況であります。
市として、運動器具ということで一概に一緒にできるのかどうか分かりませんけれども、御津のスポーツセンターにもそういった運動機器を設置しております。公共建築物の再編計画の中には、体育館のことであったりということで全体的に公共施設を縮減していこうということもありますので、そこら辺は十分に検討を進めていきたいと思います。
また、報告義務につきましては、議員おっしゃられますように、それぞれ第一答弁でも申し上げましたように、基本設計を進めながらそういったある程度の固まってきた時点というか、その報告はさせていただきたいというふうに考えております。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
これからも検討委員会というのは続けられるご予定はございますか。外部委員とか、御津の先ほどの9名の。
○議長(角田 勝議員)
総務部長。
○理事兼総務部長(連佛忠司君)
10団体からなる外部検討委員会は、現在解散という形になっております。ですから、外部委員会を開催するということじゃなくして、市民向けの説明会を開催するという方向になっていくだろうという、これは私個人の考えですけども、なっていくだろうというふうに考えております。
○議長(角田 勝議員)
5番肥塚康子議員。
○5番(肥塚康子議員)
ぜひ前向きに考えていただきたいと思います。この図面を見ましたところでも、女性として見るといろいろと気が付くところがあって、文化センターの北側にはここは国際シンボルマークの身障者のマークがあるんですけれども、そこには手すりもスロープもない、扉も結構重いとか、いろんな細かい点に気が付くところがあります。
また、保健センター機能もあるということで妊婦さんが行かれたりすることもあるので、この国際シンボルマークを併せて、そのほかにも思いやり駐車場とか、そういう形の妊婦とか身体障害者の手帳を持っておられなくてもとても歩行に困難な方とか、そういうお困りの方も止められるようなスペースを設けていただきたいとか、いろいろ細かい点が気が付くところがあるんですけれども、先ほど言われていたように、ぜひ前向きに市民への説明、そして、それが質疑応答ができる体制、きちんとこうなっているのかとそれぞれの団体によっていろいろ意見が違うと思います。そういう具体的な質疑ができる体制、それとそれを必ず告知する、周知できるようなシステムというか、もちろん今までも回覧で回すとかいろいろあったと思います。でも、その各団体に必ずこういう説明会をしますということがきちんと伝わるような体制をこれから整えていただいて、建替はできないと思います。皆さんが自分の家を建てられるときには、やっぱり細かい打ち合わせをされると思います。その設計者と住んでいる人間と。そして、1世帯で住んでいるんではなくて同居するようなもんです。いろんなトラブルがないように、いろいろと本当に細かいところまで検討していただいて、市民が利用しやすいような施設にしていただきたいと思います。ぜひ前向きな検討をよろしくお願いいたします。
これで、一般質問を終わらせていただきます。
○議長(角田 勝議員)
次に、17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)(登壇)
失礼します。議長の許可を得ましたので質問させていただきます。
質問の前に一言申し上げたいと思います。先日の大阪北部を中心とする大きな地震についてであります。9歳の女子児童をはじめ亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、被災された方々にお見舞い申し上げたいと思います。
学校プールの外壁が崩れ、下敷きになって命を失った女子児童の事故をどのように教訓とすべきなのでしょうか。本市においても、いち早く学校園の点検調査をされました。修理等が必要なものもあったと先ほどありました。早急に安全確保に努めていただきたいと思います。
しかし、修繕すれば解決というだけではない大きな問題が投げかけられていると私は思います。それは老朽化対策や長寿命化といった部分的な工事、対策では限界があり、防ぎきれないものが潜在的にあるということです。学校園だけでなく、公共施設全般において再編計画の考え方を大幅に見直す必要があるように思います。皆さんはどう感じられたでしょうか。
また、伝建地区指定に向けた動きも加速してきています。それも併せて、観光客の増加を目指している本市ではありますが、アピール度がまだまだ低いように感じます。その中でも、リピーター観光客が多いということも耳にしました。本竜野を中心として、南北への移動ができないという不便さを聞くこともあります。また、聞かれてもどう説明して良いのか戸惑います。
さらに、住みたい、住み続けたいまち、たつのを作るためにも地元の良さを知る地元のものが大学卒業後、戻りやすい、戻りたい施策が必要だと思います。
今回の質問も、今までと繰り返しになりますが、他の自治体のまねをするだけではありませんが、ニーズがあると思われる大学卒業者の修了支援対策を早急に実施していくべきではないかと思います。
以上のことを踏まえ、以下の3つの項目について質問させていただきます。
1つ目、公共施設の再編と充実について。
(1)耐震と長寿命化と大規模改修・改築の方向性を判断するとき、どのような基準を設けて判断しているのか。対象施設の具体的な計画と公表はどのように行うのか。
(2)統廃合にあわせ、バリアフリー、避難所機能の充実、福祉サービスの提供、コミュニティの場、観光、買い物などの時代に即した最新設備などの新たな多目的複合施設の建設についての考えはないのか。
(3)先日、文科省が、全国の小・中学校のエアコン設置が4割を超えている、適正教室内温度を2度下げる、という報道がなされました。エレベーターの設置と合わせて県内、全国の設置率はどうなっているのか。市としてはどう考えていくのかお教えください。
(4)再編における必要な膨大な財源をどのように確保していくのか。
2つ目、観光施策について。
(1)姫新線の乗車人数は確実に増加してきましたが、本年度優遇措置がなくなった影響は出てきていないのでしょうか。
(2)デマンドバスやコミバスの観光目的への活用の検討はどうなっているのか。
(3)周遊ルートの設定と周遊バスの運行や割引チケット(乗車・見学・買い物など)の販売など、新たな手だては考えられないのか。旅行社等への働きかけはどうなっているのか。
(4)観光客からのアンケートや要望については、どのように反映しているのか。
3つ目、人口減少対策について。
(1)大学生の奨学金の返済問題がニュース等でも報じられている。また、本市においては、高卒の就労には企業への補助制度がある。奨学金の返済補助制度や企業や事業所への雇用補助など、大卒者にも適用し、地元に戻り定着しようとする若者のための就労支援対策はどのようになっているのか。
(2)多世代住宅への改築補助は、若者や高齢者にとっても有効な制度だと考えるが、検討されているのか。
以上、よろしくお願いします。
○議長(角田 勝議員)
副市長。
○副市長(井上彰悟君)(登壇)
17番三木浩一議員のご質問のうち、1点目の公共施設の再編と充実についてお答え申し上げたいと思います。
まず、人口減少社会における少子・高齢化や、人口偏在・低密度化等によりまして、行政コストが増大する中で、限られたリソースの範囲内で行政サービスを安定的に提供するため、議員におかれましても、公共施設の再編は必要不可欠という認識をお持ちのことと思います。
その認識のもと、1番目のご質問の耐震と長寿命化、大規模改修、改築の方向性を判断する基準でございますが、本市では、公共施設を計画的に管理運営、維持更新していくために、公共建築物及びインフラ資産ごとの個別施設計画の策定作業を進めておりまして、平成29年3月に策定いたしましたたつの市公共施設等総合管理計画により、これらの個別計画を総合的に管理していくことといたしております。
施設の再編、改修のあり方につきましては、たつの市公共建築物再編実施計画におきまして、計画保全による施設のライフサイクルコストを抑制する観点から、大規模改修を築後35年、目標使用年数を65年とし、施設ふぐあいの予防対策や施設の状況に応じた設備改善、耐震補強を基本方針として定め、市民の利用頻度が高い建物を中心に、施設分野ごとの再編方法、再編期間等を定めております。
これらの再編に当たりましては、昭和56年以前に建築された旧耐震基準による施設においては、耐震化費用と建替費用の比較検討を行うほか、個々の劣化状況や現況に応じて施設ごとに判断をいたしております。
施設によりましては、建てた時点から増改築を重ねたものもございます。設置場所に応じた災害対策、地域の特性などさまざまな事情を勘案し、長寿命化対策を行うのか、建て替えするのか等を、費用対効果や補助事業採択の可否などを含めて総合的に検討し判断、実施しているところでございます。
また、個別具体的な内容になりますと、各施設分野での計画がございます。例えば子育て施策の分野では、平成28年3月に策定いたしましたたつの市幼稚園・保育所再編計画を策定し、取組を進めております。これらの公表に当たっては、できる限り情報公開に努めているところでございますが、施設の統廃合や適正化等の検討に当たっては課題の整理、利害が関係する方々との調整など、公表に至る前段階で慎重かつ丁寧に準備を要する事案もあることから、状況を多面的に考慮しながら、個別に判断をしているところでございます。
次に、2番目のご質問の統廃合にあわせ、新たな多目的複合施設の建設についての考えはないかについてお答えいたします。
たつの市公共施設等総合管理計画の4、行動計画の基本方針の基本方針1、施設の再編による施設保有量の縮減におきましても、複合化による総量の縮減への取組を示しておりまして、この点を踏まえ、御津総合支所等複合施設整備計画に取り組んでいるところでございます。しかしながら、現時点で、新たな多目的複合施設につきましては、たつの市公共建築物再編実施計画における、個別の施設の取組の方向性が明確になっておりませんので、具体的な計画にまでは至っておりません。
次に、3番目のご質問のエアコン及びエレベーターの設置についてお答えいたします。
まず、エアコンの設置率についてでございますが、平成29年4月1日時点におけます小・中学校の普通教室及び特別教室の設置率は、全国が41.7%、兵庫県が51.1%、本市が9.0%でございます。
次に、小・中学校のエレベーターの設置率は、全国の設置率については、平成22年7月1日時点のデータしかございませんが、15.1%となっており、平成29年4月1日時点の兵庫県が49.5%、本市が13.6%でございます。エレベーターの設置につきましては、これまでにも市議会でご意見をいただいているところでございますが、平成29年第6回たつの
市議会定例会において、三木議員のご質問にお答えいたしましたとおり、本市の財政状況からいたしましても、まずは全校児童生徒の安全・安心な学校生活に支障が出ている箇所の修繕等を優先しているところでございます。
また、エアコンの設置につきましては、議員ご指摘のとおり、本年4月1日に学校環境衛生基準が改正され、教室等の環境に係る同基準において望ましい教室内の温度の上限が30度以下から28度以下に2度引き下げられたことにより、設置に向けて検討することが重要な課題だと認識いたしております。
また、このことにつきましては、平成29年第1回たつの
市議会定例会においてご意見をいただいているところであり、総合教育会議においても議論となったところでございます。
今後、まずは、現在学校生活において日常的に支障が出ている教室へのLED照明の導入、トイレの洋式化の取組を進めてまいるとともに、エアコンの設置について、導入手法や計画について検討してまいります。
次に、4番目のご質問の再編における膨大な財源をどのように確保していくのかについてお答えいたします。
議員ご指摘のとおり、公共施設の再編には膨大な費用がかかることから、先ほども申し上げました公共建築物再編実施計画におきましては、公共施設のうちの公共建築物の再編における費用を縮減するため、再編の基本方針として、2030年(平成42年度末)までに、公共建築物の施設保有量を30%縮減すること及び計画保全による施設の長寿命化を図ることにより、施設目標使用年数を65年とする方針といたしております。
この目標を達成することにより、今後40年間に必要となる費用を総務省が示します試算方法により算出いたしますと、50年で建て替えする場合には約1,418億円(年平均35.5億円)もの費用を要しますが、縮減、長寿命化することにより、約748億円まで縮減することができます。この縮減後の更新費用を年平均いたしますと18.7億円となりますが、計画対象施設に対する投資的経費の水準は年平均約10億円でございますので、約8.7億円が不足すると見込んでいるところでございます。
今後の更新費用財源につきましては、国等の補助金の活用はもちろんのこと、先ごろ国会で発行期限を再延長する改正特例法が成立いたしました合併特例債及び昨年度創設されました地方公共団体の財政負担軽減等のための公共施設等適正管理推進事業債等の有利な起債並びに公共施設整備基金を活用してまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、公共施設再編につきましては、厳しい財政状況が見込まれる中、可能な限り有利な財源を活用するとともに、将来の施設の更新等に備え、公共施設整備基金の適正な規模を検討し、計画的に積み立てて財源を確保してまいりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
都市政策部参事。
○
都市政策部参事兼
まちづくり推進課長(佐用永喜君)(登壇)
引き続きまして、2点目のご質問の観光施策についてのうち、1番目のご質問の姫新線利用者優遇制度が廃止された影響についてお答えいたします。
議員ご高承のとおり、本市では、姫新線の利用促進を図るための優遇制度として、駅周辺駐車場等使用料助成事業と団体利用助成事業を実施いたしております。平成29年度におきましては、制度の重点化を図る観点から、駅周辺駐車場等使用料助成事業の拡充と団体利用助成事業の縮小を図っておりますが、この見直し後も乗車人口は増加しており、特に影響はないものと考えております。
具体的な見直しの内容についてでございますが、駐車場等使用料助成につきましては、播磨科学公園都市圏域定住自立圏構想の共生ビジョン策定を契機に、助成対象者の居住要件を定住自立圏域に拡大するなどの見直しを平成29年度から実施いたしております。
一方、団体利用助成につきましては、平成29年度まで往復普通運賃を補助しておりましたが、平成30年度から平成33年度までは片道普通運賃のみの助成に縮小し、平成34年度からは廃止することとしております。この見直しにより、団体利用助成の利用者数は、平成28年度には約3,300人でございましたが、平成29年度には約2,100人と約1,200人減少しております。
一方、駐車場等使用料助成の利用者につきましては、平成28年度には約90人であったものが、平成29年度には約160人と約70人増加しております。
本制度利用者は定期券利用者でございまして、1人が年に365日利用する計算になることから年間の利用者数としては約2万6,000人増加しており、全体としては、差し引き約2万4,800人の増加となっております。
いずれにいたしましても、地域の足である姫新線を守るため、継続して利用啓発を行い、沿線住民のマイレール意識の向上を図るとともに、適宜制度の見直しを行い、より効率的な利用促進策に取り組んでまいる所存でございます。
次に、2番目のご質問のデマンドバスやコミュニティバスの観光目的への活用の検討についてお答えいたします。
議員ご高承のとおり、デマンド運行しております市民乗り合いタクシーは、御津地域に限って観光客等の利用も可能となっております。また、コミュニティバスにつきましては、市内居住者はもとより、観光客の利用も可能となっております。
議員ご質問の市民乗り合いタクシーの観光目的の利用についてでございますが、市民乗り合いタクシーは、交通事業者をはじめとする関係者で構成する地域公共交通会議に諮り、国の許可を受けるとともに、市域の公共交通が相互に補完しながら運行しております。
御津地域につきましては、市民乗り合いタクシー以外に観光客が利用できる交通がないため、特別に観光客の利用が認められておりますが、それ以外の地域につきましては、地域の交通事業者であるタクシーも運行しており、観光客の利用にまで緩和することは民業圧迫につながるため、実施は難しいのが現状でございます。
次に、3点目の人口減少対策のご質問のうち、2番目のご質問の多世代住宅への改築補助についてお答えいたします。
本件につきましては、平成29年第4回たつの
市議会定例会におきまして、三木浩一議員のご質問にお答えいたしましたとおり、平成27年度にたつの市人口ビジョン策定の際に実施したアンケートからは、子供の数が多い世帯ほど親世帯からの支援を望んでいるという結果が出ております。また、親世帯と同居している夫婦のほうが出生率が高いというデータもあり、三世代同居を促進することが人口減少対策として有効であると認識しているところでございます。
三世代などの多世代で同居することにつきましては、祖父母による子育て支援や親の介護、経済的な観点からも一定のメリットがあるとのことから、平成27年3月に政府が閣議決定した少子化社会対策大綱におきましても、三世代同居が盛り込まれております。
しかしながら、一方では、自分たちのプライバシーを大切にしたいと考えている方が多いのも現実でございまして、三世代で同居するかどうかは、それぞれの家族の個別の事情により決まる要素が強いと考えているところでございます。
現在、本市におきましては、転入者と若者世帯に対して住宅取得支援事業を実施しており、そのPR活動として、これまで市広報やホームページへの掲載をはじめ、パンフレットの各方面への配布、自治会掲示板へのポスター掲示、車内づり広告の掲載、姫路駅前スーパービジョンへの広告などを行ってまいりました。
さらに、本年度は、新たに本市からの転出者数が多い姫路・太子方面の新聞折り込み冊子に移住PR記事を年6回掲載し、周知に努めてまいります。
なお、多世代同居に係る支援制度につきましては、現在の住宅取得支援事業のあり方も含めて総合的に検討していく必要があると考えております。また、多世代同居に係る補助金につきましても、住宅の改築に対する補助が良いのか、または別の補助制度の創設が良いのか、今後も引き続き慎重に調査研究してまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)(登壇)
引き続きまして、まず2点目のご質問のうち、3番目のご質問の周遊ルートの設定と周遊バスの運行や割引チケット(乗車・見学・買い物など)の販売など新たな手だて、旅行社等への働きかけについてお答えいたします。
議員ご高承のとおり、周遊ルートの設定と周遊バスの運行につきましては、先ほど申し上げましたとおり、既存の公共交通機関との調整等が必要であり、導入には相当高いハードルがございます。平成29年第4回たつの
市議会定例会の一般質問において、三木浩一議員のご質問にお答えいたしておりますとおり、市内の観光地を結ぶ周遊バスのような新たな交通手段の導入につきましては、引き続き調査研究しているところでございます。
また、割引チケット等の販売など新たな手だては考えられないかについてでございますが、現在、龍野地区の霞城館等の3館共通入場券があるほか、平成28年、29年に播磨科学公園都市圏域定住自立圏連携事業におきまして、飲食店等で使用できるお得なクーポン付き冊子を作成しておりますが、観光客の増加やまちのにぎわい創出のため、既存施設はもとより創業支援事業を活用した店舗等に協力を得るなど、新たな手だてについて検討してまいります。
次に、旅行社等への働きかけはどうなっているのかについてでございますが、姫路市、たつの市、赤穂市の3市で組織しております、はりま城下町連携交流事業において、周遊ツアーの実施を旅行社へ提案しているほか、西播磨ツーリズム振興協議会におきまして、企画ツアーへの助成を創設し、平成29年度から、株式会社ウエスト神姫が日帰りの西播磨周遊バスツアーを実施されております。
次に、4番目のご質問の観光客からのアンケートや要望の反映についてございますが、観光客からのアンケートや要望につきましては、たつの観光案内所、道の駅、国民宿舎どの施設や市ホームページ等でお聞きいたしております。内容により困難なこともございますが、できる限り早急に対応しており、最近では周遊バスツアーの観光客から要望のありました、道の駅みつにおける横断歩道の設置につきまして、関係機関と協議の上、平成29年度に設置いたしたところでございます。
また、龍野の茶室でもお茶をいただきたいとの声を受けまして、龍野茶華道会様のご協力のもと、聚遠亭楽庵においてボランティアでお茶会を実施していただいており、観光客からも大変好評を得ているところでございます。
いずれにいたしましても、本市の活性化やにぎわいの創出において、観光施設の充実を図ることは不可欠でございます。引き続き、観光客の誘致拡大に向け取り組んでまいります。
次に、3点目のご質問の人口減少対策についてのうち、1番目のご質問の地元に戻り定住しようとする若者のための就労支援対策についてお答えいたします。
議員ご高承のとおり、若者への就労支援といたしましては、新規高卒者ふるさと雇用奨励金事業により、市内企業に対し奨励金を交付しており、若者就職支援事業では市内複数の企業が参加する合同就職説明会を開催しております。
また、若者の地元企業への認知度を高めることを目的に、企業振興支援事業により市内企業を紹介する企業ガイドマップを作成し、市内外の高校、大学などへのガイドマップの配付及び市ホームページへの掲載を行いました。
西播磨産学マッチング事業では、企業紹介イベントとして、「凄ワザ企業がてんこ盛りinたつの」を開催し、地元企業と学生とのマッチングにも取り組んでいるところでございます。
さらに、まち未来創生戦略の新規事業といたしまして、平成30年度に企業就職者確保支援事業を新たに立ち上げ、若者の奨学金負担軽減制度を設け、人材確保に努める市内の中小企業各社に対し、企業負担金の一部を補助する取組を開始したところでございます。
いずれにいたしましても、地元に戻り定住しようとする若者への就労支援対策は、本市の人口減少に歯どめをかける重要施策の一つと捉え、より効果的な事業の実施に努めてまいりたいと存じますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
ここで、暫時休憩いたします。
再開は、午後2時20分といたします。
休 憩 午後 2時08分
再 開 午後 2時20分
○議長(角田 勝議員)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)
何度も同じ質問をしているようで大変申しわけないなという思いがするんですけども、ただ、その中に調査研究してまいりますという言葉を最後に必ず付けられますね。調査研究するんだから、調査研究してどこまで考え方が進んだんか、どこまで検討を進めたんかということが分からんままに2年前と同じ答えが返ってくるというのは、一般質問をしている中で、立場として大変残念というか、腹立たしいというか、そういう思いで、やっぱりこういう検討をしてこういうところがだめなんでできないとかいうような形で言っていただきたいなという思いもします。
また、確かに財政が、負担が特に公共施設の建築になると大変な額が要るということも重々分かっております。ない袖は振れないというのは分かるんですけども、実際に全国の例えばさっき言ったエアコンだとか、エレベーターとかの設置率を考えると、やっぱりたつの市がはるかに低いという部分を考えると、そしたら、この「学都たつの」ということをメーンでこれまで言われてきていますし、子供たちが学びやすい学校施設とか保育施設という観点からいうたら、そんだけお粗末な学校で我が子を学ばせたいとか、そういうことにはつながらないという思いも片一方であるわけで、ない袖は振れないんだけども、振れるように努力するのが行政の仕組みじゃないかなと。
その中で、いろんな補助制度を活用しながらとあったんですけども、そのためには単独の施設にすると、どうしても補助制度がとれない場合が多いです。ですから、避難所だとかコミュニティだとか福祉、それから、観光、いろんな分野の国においてもいろんな省庁のほうで補助制度が分かれていると思うんです。
学校のことを言うたら文科省だけじゃない、別のところからも補助金をもらえて回収とかできる部分があると思うんです。だから、そこら辺の検討は本当になされているのか、そういう補助制度の種類を綿密にそれぞれの課で調べられておられるのか。合同で調査をされているのか、そこら辺をお聞きしたいんですけど。
○議長(角田 勝議員)
副市長。
○副市長(井上彰悟君)
まず、遅々として施設改修が進んでないというようなお話でございますけれども、決してそんなことはなくて、合特を新市建設計画のときでも小・中学校の32年度までに3億円入れますよというような話もさせていただいて、段階でどこをどうするかということについてはちょっと伏せさせてもらいますよという形でやらせていただいていると。
事実、三木議員がおっしゃるように、学校におきましても複合化をしているような施設は全国で35%ぐらいあるんですね。もちろん、それは放課後児童クラブであるとか、老人ホームが入っているところもありますし、いろんな事例、先駆的な事例も我々も調べております。そして、一番有利な形でするという形では、まず補助金をもらって、その裏財として一般財源は合特がもらえるところまでは、まず合併特例債でいきましょうと。32年までやったのは、この平成37年までの4月25日に特例法が成立しましたからいきましたけれども。平成37年までは合特を有利に裏財としてまず使いましょうと。
その後については、いわゆる公共施設最適化事業債を活用していくのが有利ですよと。我々いろんな事業の中の補助金メニューというのを考えております。学校におきましても、一番最初は子供たちの安心・安全、生命を守るということから耐震を確かに優先して、大規模改修を一緒にしなかったですよね。
でも、最近、神岡小学校であるとか神部小学校については、もちろん学校施設環境改善交付金の中の耐震と、あるいは長寿命化とか大規模改修という形でいろんなメニューを組み合わせてとっていっていると。トイレ、それから照明とかを一緒にやっていこうと。今までの32年の中でも、中学校も大規模改修する予定のところはたくさんあるんですよ。
それで平成28年の「学都たつの」という言葉の中で、総合教育会議、私、
企画財政部長という立場で入らせていただいておって、そのときに「学都たつの」という名のもとに実施するんであれば、全校空調、エアコン入れましょうよと、例えばそのときに試算してもらったのが、中学校が1億6,200万円、それから、小学校が3億6,500万円、合計5億3,000万円余り、それとランニングコストが5,400万円ほど、これぐらいやったらいけますよというような形で教育総合会議に出させていただきました。
そのときには教育委員会の委員さんから、いやいや井上さん、熱い気持ちは分かると。まずは、それより雨漏り直してよと、トイレ直してよと。もちろんそうですよと。そちらのほうと併せてやっていきましょうという中で、そういう話もあったのは事実でありますし、この時代、たつの市の教育を考えたときに、学力ということであれば、伸ばすということであれば、環境をしっかりしてやらないかんということですので、新教育長ともお話をさせていただいて、今後は冷房ということについては考えていきましょうという前向きな考え方を持っております。
ですから、総合的に財政課のほうでいろんな補助メニューがありますし、それぞれの福祉だったら福祉の補助メニューがあります。そういったものも研究しながら、統合的に調整しながらやっておりますし、財政課のほうもほかの補助金はないのか。昔の職員は補助金をとってくるのが有能な職員だったんですけど、今はそうじゃないんですよね。いろんなメニューを知っておくのは当たり前であって、その一歩上をいく新たな事業の施策の展開というのが重要なんで、そういった補助金をとってくるということは当然というふうに考えておりますんで、我々としましても、考えていきたいと。
当初、財政、財政言いますけれども、投資的経費というのが類団と比べるとごっつい低かったんですよ。類団は大体科目別の経費の内訳でいうといくと、総合の14%台なんですね、投資的経費の内訳というのは。たつのは7から8ぐらいやったんです。昨年やっと学校給食センターを作ったから類団並みの14%いきましたけれども、これからやっぱり計画的に長寿命化大規模改修・改築、こういうものをやっていかないかんわけですから、そういうことを踏まえますと、毎年8億円という部分をカバーしていく、そのためにどうするかというと、一財を減すために補助金をとって有利な合特あるいは有利な起債を使う、そして一財を減らす。そうした中で、その一財を補填するために公共施設整備基金なんかを消費しているというような形で計画的に考えてますんで、何にもやってない、何も結果出てないとおっしゃいますけれども、我々しっかりと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)
何もやってないとは言ってません。今年も来年も工事が入っているのを知ってますから。ただ、そのときに、さっき安心・安全をという話の中で、今回の高槻の子供が亡くなった事故も、プールはもっと新しい時代に改築か建築かしているはずです。けども、外壁については多分継ぎ足し継ぎ足しだったんじゃないかなと思うんですけども、結局セットにして工事してないから、いろんなほかの公共施設の耐震とか長寿命化するときに、その部分の工事をすることで、余り目に触れないところについては触らずに、大丈夫やろからここは触らんでも影響ないやろからというところは触らずにそのまま置いておくと、そこがこぼれてくる。そこから不都合が起こってきて、今回のような事故になるんじゃないかなという思いがあるんで、工事するときの耐震化とか長寿命化するときのプラスアルファの部分、延長の部分ができるところまで工事の手を加えていく。そういうような考え方を持っていかないと、ここだけ直したら、この部分だけよくしたらいいんじゃないかなという考え方の再編計画、工事の計画はやめていただきたいなという思いがします。
それと合わせて、これは質問にないので言うだけにしますけども、こういういろんな耐震や長寿命化の工事をするときに、やっぱり質の確保ですね。手抜き工事やとか何とか今回も話題になっていますけども、そういうことのないようなきちんとした点検、調査、監督できるような仕組みというのは、今まで私ずっと公契約条例のことを言いました。あれは何も労働者の賃金だけのことではありません。公共施設の質の安全という部分をね、質の確保という面からも訴えてきたはずなんで、よその自治体にはそういうものをきちんと点検する公契約条例がありますんで、そこら辺も参考にしていただいて、今後検討いただきたいなという思いがしています。
複合施設の話ですけども、今さっき学校にほかの施設が入ったり何やするということもありましたけども、公共施設の中に今、民間のいろんな店舗が入ったりとか、宿泊施設が入ったりとかいうような、そういうような施設も建築している自治体もあります。そこら辺のことは、その複合施設、多目的施設の中には検討はないんでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
副市長。
○副市長(井上彰悟君)
事実的に申し上げますと、今の中学校というものは統廃合ということはまず考えられません。ただ、中学校の更新工事に当たっては、ある意味例えば公民館の機能が入ったようなものを作る、集会場のようなものを新たに作る施設の中に作るということは考え得ることです。
一方、小学校につきましては、昨年の議会だったと思うんですけれども、平成29年度末までに統合の基本的な考え方を示すというようなことを
教育管理部長が答弁いたしておりますけれども、事実、私は見ていません。というのは、新教育長になられて統廃合の考え方がちょっと大胆過ぎるんじゃないかなと、私ちょっと何かの機会で話をしたときにおっしゃっていました。ちょっと考え直さなあかんなという話で、私とか市長のところには来ておりませんけれども、統廃合の考え方、方針というのが我々は知りませんから、その中で答弁の一番最初に申しましたけれども、どういうふうになっていくかは分からない中で、小学校にこういう機能を入れようという先進事例はたくさん調べて私も持っております。
PFIでやらている学校とか、京都なんかでは私立ではなくて公立の学校でもPFIで小学校を建てられて、中にレストランが入っているような学校があるんですよ。そういうことを十分踏まえているんですけれど、今のところ、そこまでどういったことをするかという統合とかは分かりません中で、そういうことを検討できないというふうなことでございますので、これはおいおいそういうことを将来的には考えていかざるを得ないだろうなと。再編に当たっては、そういうことも住民の合意を得ながら考えていく必要があるのかな。
小学校は小学校だけ、横断的なつながりがないんですよ。全ての合併した町、新宮、揖保川、御津、龍野と図書館4つありますよね。これが4つあらなあかんのかという議論もまだしてないんですよ。実際に。図書館を別に庁舎の中に持ってきてもいいわけですよ。御津はしましたよ。図書館のことをこっちへ持っていこかという話はしましたけど、そういったことも踏まえて、何も学校は学校だけというのはタブーではありませんので、そこら辺は近い将来的には考えていく。統合をする場合に考えていく必要性というものは十分あると思います。今は計画はないですけども、十分あるというふうに思います。
○議長(角田 勝議員)
17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)
そういう柔軟な考え方を持ちながら、よりよいもの、それからより人が集まってくる、小学校、中学校というのはコミュニティの核になるところであります。そういう核にふさわしい設備になるように整備していただきたいなという思いがしますし、また、図書館なんかでも全国にはいろんなユニークな図書館があります。そこら辺を参考にしていただきたいし、学校との連携という面でまたやり方もあると思います。また、そういうものをするときには障害者差別解消法の観点からも合理的な配慮と言いながら財政が厳しいという部分で、十分できていないところ、それを一つずつなくしていくようにお願いしたいなという思いがします。
最後に、これも前に言うて、それは公共施設と一緒しますというた学校建設基金です。だから、そういう特定の膨大な費用が要る部分について、やっぱりそれなりの計画的な財源を基金として持っておくということ、これはもう一度考え、検討していただきたいなと、それだけ金額がほかのものとは額がね、学校数も多いし違うと思うんです。700億円が耐震どうのこうのでこれから要ると。全部改築したら千何ぼ要るとか言われてたけども、その半分以上は多分学校になってしまうんじゃないかと思うんです。
だから、それだけの額が要るものに対して基金が特別にないというのは、やっぱりおかしいんじゃないかな。だから、そういうものをきちんと作っているところへ、それをもとにして順次、毎年投資的経費を額以上の部分をそれで賄っているというのはあります。だから、そこら辺の特化したものを検討していただきたいんですけども、再度、検討はいかがでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
副市長。
○副市長(井上彰悟君)
確かにおっしゃられたとおりだと思います。今現在、財政調整基金いうのが84億5,000万円でしたか、平成29年度末にそれぐらいになるんです。今、公共施設整備基金というのが26.6億円ぐらい、平成29年度末になるだろうと思うんですけれども、考え方を
企画財政部長等々と話しておりまして、そういった公共施設の再編計画を実施するにあたって、財政調整基金は標財規模の2割ぐらいが本来的には適当ではないかなと。
県下の実は基金の状況を見ますと、たつの市は上位5番ぐらいに入っているんです。これはなぜかいうたら、普通交付税が下がりますよ、20億円を下がりますよ、実際は10億円ぐらいなんですけど、20億円下がりますよいうて、どんどん投資的経費を削って財調に回していったんです。ほんで普通交付税は入ってくるかということで、財調に回していってどんどん積んでいったと。ほんだら県下で5番目ぐらいなんです。上位は全部合併市町です。
これはちょっとあれなん違うか、特目基金にするべきだろうということですので、財政調整基金は大体標財規模220億円ほどですか、それの2割ぐらいだから45億円程度として、その分、40億円を公共施設整備基金に回そうかとか、そういういろんな、これは決定じゃないですよ。決定じゃないですけれども、そういった形で公共施設整備基金を積んで、その基金を取り崩しながら施設を更新していくという方法が一番ベストではないかなということを内部では話させていただいているということで、しっかりと財政計画という、10年の財政計画を定めているわけですけれども、10年の財政計画といっても、ほんと5年先は分からんですよ。本当のこと言うと。
でも、そういうきちっとした基金のこの年までにはこんだけ積みましょうという計画を持っておかないと、それがおざなりになりますので、今のところ振りかえする部分、財調から公共に振りかえする部分と毎年積んでいく部分で、公共には65億円ぐらい目標として持っておきたいなと。これは要は2026年から5年間ですから2031年ぐらいまでには65億円ぐらいまでもっていきたいなというような形で一応計画的には持っておるということでございますので、しっかりとした裏づけのある投資的経費の使い方というものについて考えていきたいというふうに思っておりますので、ご心配のないようによろしくお願いします。
○議長(角田 勝議員)
17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)
心配は心配なんです、やっぱりね。すぐに財政が厳しい、お金がないという形で最後切り捨てられてしまう部分が当然仕方ない部分はあるんですよ、けども、そうやって少しでもこの目的という形で基金を持つことはそっちの関係からすれば大事やなと、よろしくお願いしたいなと思います。
次、観光のほうですけども、今の話の中でこういうことも改善したとか、こういうこともやったとかいうこと、またアンケートとかいろんなところでこういうこともやったというようなことを言われたんですけども、そこら辺が表に出てこないわけです。だから、それを表に出して、先ほどからフェイスブックの話が出てましたけども、そういうもので発信していって、こんなことが今までできなかったけどもできるようになりましたよ、こんな経験をしてもらった方がいますよということでやっぱりアピールできるいうんか、外に漏れ聞こえてくるようにしてほしいなという思いがあるんですけども、いかがでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
議員おっしゃるとおりだと思います。まだPR不足という感は否めない部分もあるんですけど、細かくPRできるように再度、努力したいと思っております。
○議長(角田 勝議員)
17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)
見学料とかいろんな割引チケットの話ですけども、自治体によっては高齢者は公共施設は全て無料だとか、乗り物が全て無料だとかいうような自治体も片一方ではあるところもあります。けども、それがたつのの場合は見学料、入館料、そういうものが割引だけで入場料無料にはなっていません。だから、そこら辺も含めて何かとセットすればこっちは無料だというような、姫新線使ったらここは無料にするとかいうようなセットのアイデアいうんか、全然関係ないところと関係ないものがくっついてサービスができる、そういうような課だとか、団体とか、そんな垣根を越えた部分での連携というか、または国民宿舎志んぐ荘や赤とんぼ荘、そういうものを利用した人についてはこうやとかいうような、赤とんぼホールを利用された方については宿泊がこうやとかといういろんな団体、いろんな施設とのタイアップ、連携促進、そういうものを図っていただけたらなという思いがするんですけども、それについては検討はいかがでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
無料という形ではなかなか難しいわけですけども、最近川西のほうで創業支援等をされておる飲食店等が増えております。平成27年度1件、28年度6件、29年度に4件、合計11件程度の、もちろん飲食店だけではございませんが、そういったところとの連携の中で、特に飲食店等がブック等で割り引きのものを渡すとかいう形でのご協力をしていただけたら、もうちょっとお客さんの動員が図れるのかなというふうに思っておりますので、そういったところの啓発もしていきたいと思っております。
○議長(角田 勝議員)
17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)
いろんなところでサービスの仕方はいろいろあると思います。リピーターを増やすんであれば、1回目はこう、2回目はこう、3回目はこう、どんどんいうふうになるとかいうパターンも考えられるし、店によっては1回目は5%引き、2回目は10%引きとかいう店もあることはあります。
そこら辺も含めて、こんなことをやります、こんなことができます、こんな店があります、こんな割り引きとセットになってできますというようなことを連携して、それをアピールできるような状況を作っていただきたいな。それがどんどんどこへ行っても目に付くように、耳にするように、また口伝えで伝わるようにしていただきたいという思いがします。
最後、デマンドバスですけども、日曜日は運行していません。ですから、そこら辺の活用の仕方、これも以前から調査研究してまいりますみたいなこともお聞きずっとしているんですけども、それも含めて確かにほかの民間のタクシー会社、バス会社、これはもう圧迫したらあかんと思うんですけども、高いハードルだということはよう分かるんですけども、そこら辺をやっぱり南北の道ができているにもかかわらず、それを利用させる交通機関が日曜日は走っていないということになると、これも寂しい話やないかなという思いがするんで、再度、日曜日のデマンドバスの活用、観光客の移動手段の確保、それについてお願いしたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
都市政策部参事。
○
都市政策部参事兼
まちづくり推進課長(佐用永喜君)
議員おっしゃるように、乗り合いタクシーにつきましては、日曜日は運行してないわけですけども、こちらのほうは基本的には市民の足の確保というところからスタートしたというところで、日曜日には医療機関とかそういったところ、市民の方の利用の多い施設が開いてないというようなところで、日曜日をやっていないわけですけども、おっしゃるように観光客の足というのも確かにこれから必要になってくることというふうに考えておりますので、今後、また調査研究かと言われるかも分かりませんが、調査研究してまいりたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
少し補足になるんですけども、これも宣伝不足が否めない部分もあるんですけれども、ご存じのように平成28年11月から姫新線本竜野西口でたつのめぐりんという形で電動自転車の運行を開始しております。ちなみに平成29年度の実績におきましては、173件のご利用があったということで、主には遠いところでしたら福岡とか東京方面からも利用者があったという報告も受けております。バスとか、そういう形の大型での移動は無理ですけれども、電動自転車とか小回りのきくまちめぐりというのも趣があっていいのかなと思っておりますので、これも宣伝をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○議長(角田 勝議員)
17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)
電動自転車のことは前のときにもお聞きしたんで、これはいいことだなという思いはします。ただ、たつの市にお越しということは、歴史を散策したいとか、町並みを見学したいとか、割と高齢者の方が多いんです。高齢者の方に自転車を運転せえよという話になったら、これなかなか難しいと思うんです。やっぱり車というのが大事やなと。
今、デマンドバスの話をしましたけども、デマンドバスだけじゃなくて、民間の宿泊施設、例えば新舞子のほうにはたくさん民間の施設があります。そういうようなところはみんなバスを持っておられます。自分とこの宿泊客は送迎するけども、昼間とか開いてる時間帯とか、旅館業界がお互い協力し合うたら開いてるバスが何台か出てくる思うんです。そこら辺も周遊バスの運行の一つに、市のイベントのときやったらいろんなところのバスを借りてきますね。それと同様に協力を願う、またはそれに補助を出してでもやる、そういう発想の転換というか、民間も一緒になってやっていきましょう。そういうものも手助けして、市が十分できないことは民間に協力をお願いしますみたいな仕組みというのはとっていただきたいなと思うんですけども、そういうところへの働きかけはしていただけるんでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
都市政策部参事。
○
都市政策部参事兼
まちづくり推進課長(佐用永喜君)
旅館業とかでバスを持っておられる。これはあくまでもお客さんの送迎いうことでの、これは運送車両法の関係です。許可等を受けるのがそういうことでやっておられると思いますので、例えばそのお客さんを旅館との送迎だけじゃなしに、ちょっと違うところに運ぶということに対しても結構厳しいのがありますので、議員さんがおっしゃることはアイデアとして検討していきたいと思うんですけども、こちらのほうもやはりハードルはあるものというふうに理解をしております。
○議長(角田 勝議員)
17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)
ハードルが高いからハードルを下げるように努力をしていただきたいないう、超えるようにしていただきたいなという思いがします。
最後に、大学生の就労支援の問題ですけど、今年から始まった部分があるんだということをお聞きしたんですけども、それが大きく利用してもらえる、また、その宣伝も含めてより充実、いいものになるようにするためにはどんな課題があると考えておられますか。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
ちょっと言葉足らずの部分があったので、少し長くなりますがご説明しますと、兵庫県のほうで平成28年9月から従業員の奨励金返済を支援する県内中小企業に対して6万円を上限に、企業返済負担金の2分の1を補助します。事業名は中小企業奨学金返済支援制度補助事業制度というものが実施されておりました。
本市においては、この県補助金の交付を受けている中小企業に対しまして、さらに返済負担額の一部を随伴補助をするということで、上限金額は3万円という形のものでございます。今、議員ご指摘の問題点といいますのは、当然のことながら、県事業についても登録制をとっております。県内で今、県のほうから報告を受けておりますのが70社、その70社のうち、そういうものを利用された方に対して随伴という形になっておりますので、県とタイアップしてそういった取り組んでいただける企業を増やしていただく、また、うちのほうも自発的に増やす努力をするというのが、今、難点になっているのかなと感じております。
以上です。
○議長(角田 勝議員)
17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)
企業が手を挙げなければいけないという話なんで、だから、その企業に対する働きかけ、特にたつの市内の企業、たつの市から通える企業ですね。たつの市に住んでたつの市から通える場所にある企業についても、何らかの条件を付けながらも働けるべきじゃないかなという思うがします。たつの市に住んでこの会社に勤めたら、その奨学金についてはこれだけの補助ができますよというアピールができるんじゃないかなという思いがするんで、そこら辺も含めて企業への働きかけ、それからアピールの仕方を工夫していただきたいなという思いがします。決意を。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
おっしゃることを受けまして、県と協力して努力したいと思います。
○議長(角田 勝議員)
17番三木浩一議員。
○17番(三木浩一議員)
いろいろありがとうございました。調査研究すると言われたことについては、しっかり調査研究していただいて、次回のときにはまた同じ質問を繰り返すことになると思いますけども、ぜひとも前向きな回答が1つでも2つでも、違った回答が出るように、いい回答でお願いしたいなと思います。
以上で質問を終わります。
○議長(角田 勝議員)
次に、21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)(登壇)
21番、公明党の畑山です。
事前に提出しております通告書に従いまして、一般質問させていただきます。よろしくお願いいたします。最後になりますんで、今しばらく我慢していただきたいと思います。
それでは、1問目、通学路の対策についてお伺いをいたします。
2013年から昨年までの5年間で起きた歩行中の小学生の交通死亡事故で、1年生が32人と最多で、警察庁によると、歩行中の交通事故による小学生の死亡者数は2年生が22人、3年生13人、4年生8人、5年生5人、6年生4人で、小学校1年生の死者は6年生の8倍にも及びます。全国で、この5年間で歩行中に事故に遭った小学生は2万7,264人、事故発生時間帯では下校時間、次に登校時間に事故は増えております。本市においても、交通量の多い危険な通学路もあり、2013年の京都府亀岡市の集団登校中の小学生ら10人が死傷した事件以降、通学路の安全対策は喫緊の課題であり、事故が起こる前に改善し安全なまちづくりを願うべくご質問をいたします。
1番、姫新線本竜野駅南、中村の踏切へ西から東へ向かう児童に対し、朝夕と地域の方も数人で見守りを行っていただいておりますが、駅へ行き交うサラリーマンや高校生の通勤、通学と重なる上に道幅も狭く、乗用車に限らず大型工事車両が通行することもあります。さらには電柱が道路に飛び出しており、特に交差点から交差点の区間は危険な状態になっております。通学路にカラー舗装を行い、電柱の移設、もしくは無電柱化による安全対策を行ってはどうでしょうか。
2番、これまでも通学路の安全対策の要望の声があったとお聞きをしておりますが、新宮芝田橋北姫新線大鳥踏切を越えて小学校、中学校に向かう通学路でありますが、狭い道路にもかかわらず車や自転車の交通量が多く、地元からも時間制限の車両通行どめにできないかと声があるぐらい児童にはとても危険な通学路になっています。道路に面した側溝に溝蓋をして、路側帯の拡幅で児童の通行空間を確保し、現行の茶色からグリーンに統一したカラー舗装を行ってはどうでしょうか。
続いて、2問目、農家における竹や樹木の処分についてお伺いをいたします。
先日、農業を営む地域の方から竹の処分について相談を受けました。これまでは農林水産業に伴う焼却ということで、所有の田畑で焼却をしていたそうですが、今回はクリーンセンターに何度も搬入して竹の処分をされたそうです。費用も労力もかかり大変だったと伺いました。ごみの減量化やCO2温室効果ガスの排出の観点から言えば、大量の竹木を焼却するのは検討すべき課題であり、農家の方の害虫駆除や肥料の効果もある野焼きは必要な作業であるとも思います。しかし、近年の野焼きに対しての苦情や自然環境を考えると、よりよい解決策を見つけておく必要があると思いお伺いをいたします。
1番、鳥獣による農業被害や景観の悪化の原因となっている放置された竹林の増加の解消、また、伐採した竹木の処分のために、市による竹等粉砕機の貸し出し、また、その機械の購入の補助を行ってはどうでしょうか。
2番目、県内でも先駆けて兵庫県バイオマスタウン構想を策定されている本市が率先して利用価値の高い竹等を活用した、堆肥や固形燃料の製造に取り組まれてはどうでしょうか。
最後、3問目です。防犯対策についてお伺いいたします。
曽我井橋を渡って志んぐ荘へ向かう道路の街灯が切れている状態で、夜間に自転車などで通行する女性が怖いと聞きました。街灯は地元自治会が担当のようにお聞きをしておりますが、街灯付近に住居はなく、主に通行するのは曽我井地区より北へ向かう方の利用が多く、今後、市が対応してLED灯に交換をし、電灯の長寿命化と防犯対策に取り組むべきではないでしょうか。
以上、よろしくお願いします。
○議長(角田 勝議員)
教育管理部長。
○
教育管理部長(田中徳光君)(登壇)
21番畑山剛一議員のご質問のうち、1点目の通学路の対策についてお答えします。
議員ご承知のとおり、全国的に児童生徒の交通事故が増加傾向にあることは、極めて憂慮すべき現状であると認識しているところでございます。本市におきましては、小学校の通学路について、各校ごとに毎年度初めに、PTAと学校関係者が通学路の現状を確認し、交通事情や歩道の有無、見通しなど危険箇所等の要件を考慮した上で、最も安全に登下校ができる道路を通学路として設定しております。
加えて、毎年、全小学校において、たつの警察署にご協力をいただきながら交通安全教室を実施することにより、交通安全についての正しい理解と態度を養うように努めております。また、市教育委員会では、たつの警察、道路管理者である市建設課、県龍野土木事務所、国土交通省姫路河川国道事務所の担当者で構成するたつの市通学路安全対策協議会を毎年開催しており、
グリーンベルトの設置箇所や通学路の安全対策に取り組んでいるところでございます。
まず、1番目のご質問の姫新線本竜野駅南、中村踏切以西の通学路の安全対策についてでございますが、電柱につきましては、担当課と関西電力において、移設に向け、現在協議中でございます。また、カラー舗装につきましては、たつの市通学路安全対策協議会において、全市の計画的な実施を協議しております。
次に、2番目のご質問の姫新線大鳥踏切以北の通学路の安全対策についてでございますが、現在、新宮小学校の通学路は、大鳥踏切以北の市道新宮中学校線ではなく、大鳥踏切から東に向かう新宮駅裏線としております。
一方、中学生は通学路の指定はありませんが、登下校の通学において新宮中学校線を利用している状況でございます。
議員ご指摘の道路側溝の溝蓋の設置とグリーンのカラー舗装による安全対策でございますが、1番目のご質問でお答えしましたように、たつの市通学路安全対策協議会におきまして検討してまいります。
いずれにいたしましても、児童・生徒が交通事故の危険から身を守れるように関係機関と連携してハード、ソフト両面にわたり交通安全対策に努めてまいりたいと存じますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)(登壇)
引き続きまして、2点目のご質問、農家における竹や樹木の処分についてお答えいたします。
まず、1番目のご質問、伐採した竹木の処分のために、市による竹等粉砕機の貸し出し、購入補助を行ってはどうかについてお答えいたします。
議員ご高承のとおり、放置竹林が増加し、鳥獣のすみかとなり、農業被害に及ぼす影響が多く、また景観の悪化を懸念されているところでございます。竹の粉砕機などの資機材の購入につきましては、放置森林や放置竹林を広域的に整備する観点と資機材の貸し出し時の事故や故障時の修理費負担等を鑑み、平成18年度から取り組んできた県民緑税を用いた住民参画型森林整備事業を活用し、自治会等が主体となり資機材購入支援を今後においても推進してまいります。
なお、平成28年度には、本事業を活用し、粉砕機等を購入した里山保全団体もございます。
次に、2番目のご質問、利用価値の高い竹等を利用した堆肥や固形燃料の製造についてお答えいたします。
伐採竹の利活用につきましては、市内の民間団体において試験的に竹パウダーを使用した堆肥化の利活用を参考事例とし、調査・研究してまいりますので、何とぞご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
都市建設部長。
○
都市建設部長(梶本秀人君)(登壇)
引き続きまして、3点目のご質問の防犯対策についてお答えいたします。
議員ご高承のとおり、道路照明設備といたしましては、道路照明灯と街路灯がございます。本市が設置及び管理している道路照明灯は、幹線道路の橋梁及び交差点、曲折箇所または学校、自治会の集会所、公園等多数の方が利用する公共施設と隣接する市道の照明を兼ねるものでございまして、設置効果が広域的なもの、交通安全上危険な箇所、防犯上必要な箇所に設置しているものでございます。
方で、街路灯につきましては、道路に面しており、交通安全上危険な箇所や防犯上必要な箇所に自治会が設置し、維持管理をしていただいているものでございます。しかしながら、街路灯の設置または更新につきましては、旧市町での取り決めに相違がございましたことから、合併時にたつの市街路灯設置補助金交付要綱を定め、統一を図っております。
市の支援といたしまして、街路灯を設置または更新する際には、要綱に基づきまして、補助金を交付いたしております。
議員ご指摘の曽我井橋から志んぐ荘に至る間の、街路灯につきましては、関係機関に確認いたしましたところ、志んぐ荘管理の街路灯であることが判明いたしましたので、所管部署でございます産業部に対応をお願いしたところでございます。
今後におきましても地域と連携し、安全・安心のまちづくりに取り組む所存でございますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(角田 勝議員)
ここで、暫時休憩いたします。
再開は、午後3時20分といたします。
休 憩 午後 3時08分
再 開 午後 3時20分
○議長(角田 勝議員)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
それでは、最初に通学路の安全対策についてお伺いをさせていただきたいと思います。お昼には教育長が市役所の周りを歩いておられる児童を見て、優しそうな顔で見られてましたんで、期待して質問させていただきたいと思います。最初に、部長のほうから各学校でPTA学校関係者で協議して安全な通学路を考えさせていただいていますというようなお話やったんですけれども、僕が心配されて相談を受けたのは見守り隊の方なんです。地域の。この協議には見守り隊の方は出席されておられるんですか。
○議長(角田 勝議員)
教育管理部長。
○
教育管理部長(田中徳光君)
学校、PTAだけでございまして、見守り隊の方は参加されておりません。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
分かりました。確かにPTAの方、見守り隊の方もPTAに当たるとは思うんですけど、この方にもお聞きしたら、いやいや全然そんな学校のほうからそういうようなことは1回も聞かれたことないんやと。僕のほうに縁があって相談いうか、僕も朝、その方と一緒に立たせていただいたんです。その場所に。やっぱり大型車両も通りますし、近くには眼科もありますから、その眼科の予約をとるのに車がどんどん来られたり、当然駅の近くですから、そこにはサラリーマンの人、本竜野駅のほうは龍高の通学路にもなっていると聞いたんですけど、その子らも通りますし、とにかく細い道なんで、通学路に決めたということで、多分あそこが一番便利だったんやと思うんですけど、一番よく分かるんは現場で見守りしておられる見守り隊の方の声やと思うんです。
PTAの方も親御さんやから確かにお子さんのこと心配やと思いますけど、通学している子の安全のことで怒ったり、声かけたりするんは見守り隊の方なんで、ぜひともそのような方の意見も今後は集約していただいて、そういう協議の場に参加していただくというのは僕は大事なことじゃないかなと思うんですけど、いかがですか。
○議長(角田 勝議員)
教育管理部長。
○
教育管理部長(田中徳光君)
PTAと学校のほうもずっと通学路をそのままではなくて、毎回歩いてここが通学路、それでいろんなところも、今言われているようなところが危ないからこういうところもありますという協議はされていると思います。ただ、議員のほうからご提案がありました、そういったような声も上がっているということで、学校、PTAのほうには伝えてまいりたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
分かりました。
それでは、電柱についてなんですけど、今の移設に検討いうか申請していただいているということなんで、これについては見ていただいたんやとは思うんですけど、やっぱり道にそれが出てきていることによって、もともと2台すれ違うのが難しいような道路で、当然現状は緑の通学路の分かりやすくされている、それもないですし、これはこれから申請いうか、協議していってということなんでしょうけれども、たくさんの小学生がここを通ってますし、もう一つは、電柱の移設ということなんで、検討いうことですから移設の予定に上げていただいていると思うんです。これはどれぐらいの予定ですから、いつぐらいに移設できるような見込みがあるか、ちょっと教えてください。
○議長(角田 勝議員)
都市建設部長。
○
都市建設部長(梶本秀人君)
これ関西電力の電柱でございまして、ただいま移設ができるかどうかの可能性についてご協議させていただいていますので、その結果によってまたお知らせしたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
分かりました。協議なんで、ぜひ移設できるような方向か、もしくは少しだけ市長にお伺いしたいんですけど、市長も無電柱化を推進しておられて、当選の一つのきっかけというか公約の一つでもあったと思うんですけど、無電柱化については災害のときにも非常に役に立つし、神戸の震災では電柱の倒壊で大分災害が拡大したということなんで、無電柱化をぜひともというところだと思いますけど、移設もありですけれども、無電柱化についてはどのようなお考えでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
市長。
○市長(山本 実君)
実際に無電柱化につきましては、1メーター当たりの単価が非常に高いです。ですから、私の公約のほうに掲げておったのは、重伝建のほうです。ああいうところの無電柱化を考えておって、一般的なところの無電柱化については、そこまでは少し金額が高いんで、また。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
分かりました。一応予算がかかってくることなんでいろいろ難しい面もあろうかと思います。
そしたら戻りまして、1番の姫新線本竜野駅付近の通学路の安全対策ですけれども、これは
都市建設部長にもお伺いしてお話を聞かせていただいてますんで分かっているところもありますけれども、できるだけこの安全のことですし、冒頭にお話ししたみたいに1年生の交通事故の死亡が多い。この春に入ったばっかりで、そら毎年入ってくるんで早ければ早いほうがいいんですけれども、できるだけ早い段階での安全対策が必要だと思うんです。
PTAとか学校関係者、先生も立ち番をしていただいているのを見受けましたし、先生のほうでも分かっていただいているとは思いますけれども、まだここについては緑のラインが引かれてないんですけれども、これは学校から上がってくるのを待つのか、上がっていたらいいんですけれども、これを待つのか、それかこちらからもしっかりこのような声がありますということで投げかけていただいて、当然地元からも上げてもらわなあきませんけれども、その辺はどういうような方向で進めていく予定か、お聞かせお願いします。
○議長(角田 勝議員)
教育管理部長。
○
教育管理部長(田中徳光君)
グリーンベルトの要望につきましては、毎年、教育委員会のほうから学校長に対して要望を聞いております。ちなみに、去年ですと、11校から29カ所の要望が上がっております。今、畑山議員から言われました部分についてはなかったんですけども、ただ、
グリーンベルトの要望も含めまして、危険な箇所等については関係機関と十分安全対策協議会の中で話しておりますので、別の団体からそういう要望が出ましたらそこに同じようにあげていきたいというふうに考えています。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
分かりました。この方も学校のほうにはしっかり呼びかけていくと言われてましたので、またそれも含めてできるだけ早急に対策を検討していただければと思いますので、よろしくお願いします。
次、大鳥踏切を越えての通学路ですけれども、一応通学路は変更して違うルートでということなんですけど、恐らくこの相談者の方が言われておられるのは、現実は今のところ通学路は変更になったとは思うんですけど、小学生がその道を使って新たな通学路へ行くのも危ないということで、例えばそれを提案させていただいた側溝を全部、蓋をするということだったら費用もかかることですし、ただ、僕もあの道を通らせていただいても通学の時間じゃなくても車のすれ違うのが結構いっぱいいっぱいの道なんで、どうしても児童に限らず歩行している方、また自転車に乗っている方については車がはみ出してそれを交わさなあかんかったり、向こうがとまったりとか。先ほども違うことでは道に対しての提案があったと思いますけど、ここも児童が利用する道なんで、これについては今のところ通学路とはしていないということだったので、どうかまた違う意味での安全対策を検討していただければと思います。これについてはどうでしょうか。
○議長(角田 勝議員)
都市建設部長。
○
都市建設部長(梶本秀人君)
済みません、道路管理者の立場からお答えさせていただきたいと思います。議員おっしゃるように、蓋をかければ歩行者の空間ができると思うんですけれども、ここは対岸が石積み構造でございますので、単純に蓋をかけるだけでは石積みの構造上、強度がもたないということもございます。
それと、ここが浸水被害が懸念される地域でございますので、違う問題がまた出てくるかも分かりませんので、そこら辺も含めて検討はさせていただきたいと思いますけど、今のところは計画として、道路管理者としては持っていないということでございます。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
分かりました。どちらにしましても、児童・生徒が交通災害に遭わないようにいろんな方法でベストな形で考えていただければと思いますので、これも含めてご検討をよろしくお願いいたします。
それでは、次、2問目の竹や樹木の処分についてお伺いさせていただきたいと思います。まず初めに、先ほどのお話では、竹の粉砕機の貸し出しは検討、購入とかはしてなくて、森林整備のほうでこれからも今後も継続してということやったんですけど、今ずっと何年か前から取り組まれているみどり公社の里山整備のことやと思うんですけど、これも私の村というか、地域でも導入させていただいたと思うんですけど、竹を切って竹をくいにして寝かしているだけで、なかなか竹いうたら腐りにくいんで、最終的にはあれが毎年どんどん竹切って積んでいったら、結局山になったような状態になっとんですね。
それよりも、例えば近隣市町では宍粟市も入れてます。竹をパウダーにしたりチップにしたりする、そのような機械を市で買っていただいて、確かに整備費とか故障というお話があったんで、これは当然出てくることやと思いますけど、焼却するか山に積みっ放しにして、腐るのを待ついうたって、竹はなかなか腐らないんで、やっぱり山持ってはる方は焼くいう方向で、それがちょっと難しい環境の中でクリーンセンターに運んでいったというような背景があるんですけど、皆さんがそれをできるわけでもないんで、できたら焼却よりも粉にして例えば肥料にするとか、そのような方向が一番いいんじゃないかなとは思ったんですけど、そこらはいかがでしょうか。産業部長。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
議員おっしゃいました事業は地元、誉田町内山で実施した事業の名前は県民緑税の事業の中でも野生動物共生林という事業名で、平成22年、23年の2カ年にわたって10ヘクタールを整備しました。多分市内の方はもしかしたらご存じない方もいらっしゃるかなと思うんですけども、内山という地区は過去からお住まいのところなのでよくご存じや思うんですけど、タケノコの生産地でありまして、今はもう市内に残る唯一のタケノコ組合が残る地域でございます。今でも太市のタケノコはブランドになっておりますが、そちらへ水煮として材料としてまだ持ち込まれているように聞いております。
言われました切った竹を積んで横並びにして置いている状況のものと、当時、平成23年事業でチッパーという形の自走式のキャタピラ式の大型の粉砕機を導入して竹林の肥料にしました。実際どういうものかというたら、農機具でいうコンバインの状況のものに粉砕機を乗せている状況です。この機械、確かに性能はいいんですけども、具体に言いますと直径丸太の10センチぐらいのもの、長尺ものだったら5メートルぐらいのものを真っすぐ入れたら小指の爪程度に皆、粉砕してしまいます。性能はいいんですけれども、作業員がきっちりと安全確認をしないと、相当危険な機械といったらちょっと語弊があるんですけど、危険を伴う機械でございます。
それと、当然のことながらそれをチップにするのは相当の騒音がします。1メートル離れた作業員が会話ができないぐらいの騒音になります。ですから、そういったことに慣れている作業員が複数で従事してこそそういうものが使えるんであって、なかなかそれを一般の方に貸し出しするということにはなかなかなりにくいというのが感想でございます。
それと、登壇して言ったように、もうちょっと小型のものも今、開発されているようで、そういったものはもっと安価で、今言う10センチのものがというのは普通一般の家庭ではそう使われないと思うので、家庭の庭でも使えるような小型のものも販売されているように聞いておりますので、そういった安全性が確保されたもので粉砕するという考え方もあるのかなというふうには感じております。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
おっしゃるとおり、確かに今は小型のものがありますし、先日も個人で所有しておられる小型のやつを活用させていただいて粉砕を、それは草刈りの一環の中でですけど、使用させていただいて、大型に比べれば多分毎分何リットルという量が少なくなってしまうんで、長いことかかるとは思いますけど、そういうようなものもあるのは僕も知識としては、また使わせてもいただいて、大体そういうものがあるというのは分かっとんですけど、そんなに難しいような装置でもなく、ただ、掃除をちゃんとせえへんかったりしたら詰まって使いにくいようなところがあったんで、定期的に作業を中止して使用せなあかんのかなとは思ったりもしました。
例えば仮に市でこういうなんを購入して貸し出しは難しいということならば、先ほどどっかほかの地域で何かの補助金を利用して購入したというようなことも言われておったように思ったんですけど、これは違うことだったんですか。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
ご紹介させていただいたのは、同じ県民緑税の中でも2ヘクタール程度の面積の小さいものを自治会なり、5人以上のグループなり、そういった方で竹林を一緒に整備しようやということになれば住民参画型森林整備事業というものが、まだ県事業で残っております。県民緑税を使った事業の一部として残っております。そういった中での機械購入という中で買われた自治会があった。民間団体があったということですので、そういったものもご相談になれば、もしかしたら人気事業なので順番待ちということもあるかもしれませんが、そういったご要望も市はつないでおりますので、ご利用になったらということです。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
分かりました。また、これは可能性があれば活用させていただければと思いますので、また報告はさせていただきたいと思います。
済みません、これ窓口でも行って本来は聞いたらええんでしょうけど、どれぐらいの補助、全額ですか、それか何分の何ぼかですか。少ない補助なんですか。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
今、正確な数字はあれなんですけども、3年間事業で初年度に200万円少しだったと思います。維持管理費用で2年、3年は数十万円、20万円とか30万円という形の維持管理費を入れた上で3年間、様子を見ようというふうな事業です。たしか初年度に200万円程度のうち、機械購入を半分ぐらい利用されていたように記憶しております。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
分かりました。そしたら、それはまた一度詳しくお聞きさせていただきたいと思います。
2番目のバイオマスタウン構想なんですけど、先ほどのお話では、今後パウダーとかについて調査研究していきたいということなんですけど、これ2012年の兵庫県のバイオマスタウン構想のときなんで、あれからいうても大分たっとんですけど、これをずっと研究し続けて、今のところはいろいろ、ぱっとできることじゃないんやと思うんですけど、まだこれは研究途上ということでいいんですか。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
実はたつの市バイオマスタウン構想なるものは、平成21年3月9日に作っておりました。それ以降、職員等で研究するリーディングプロジェクトといろんな研究もしておりました。直近では平成26年にバイオマス利活用について農林部局と生活環境部局が共同して先進地を見て研究したということでございます。
概要だけ申しますと、バイオマスの種類は3つありますと。1つは、廃棄物系のバイオマスがありますと。2つは、未利用バイオマス、今言う間伐材とか木質系のもの。もみとか麦わらとか、そういうものが未利用系のバイオマスといいます。最後に、資源作物という形で、サトウキビやトウモロコシ、農業系のそういったものから抽出したものを燃料に、たしか淡路市とか五色町とか、淡路のほうで一時取り組まれた経緯があるんですけど、その中で当市が取り組みかけたのが未利用バイオマスの間伐材としての山から間伐材を持ち出して、それを燃料としてチップを燃やして発電に利活用いただこうという形で取り組んだものです。
実は、直近の例でいいますと、関西電力等も民間を含めてですけども、今、相生の火力発電所の2号機、これは今まで石油火力だったんですが、それを木質バイオマスに改造しますと発表されたのが去年の4月6日ですので、多分供用開始は4年後の平成34年から石油から木質系バイオに変えるという発表もされました。
既に木質バイオマスを出力しているのが朝来市、平成28年12月からもう供用開始しています。全部木質系のチップを利用して発電しているという形になっています。ですから、うちの市内でも未利用の材質のチップは、できたらそういう形で利用いただきたいなという形で、一部そういう貯木場も作ったわけですけども、いかんせん、ご存じのように林業系の作業員が当市にはごくわずかしか残ってらっしゃらない。また、森林組合の組合員さんも高齢化し間伐材を貯木場に持ってきていただいたら幾らか森林組合を通じてお金出すよという形の気づかいプロジェクトという名前を作ったんですけども、なかなか森林組合も今、苦戦している状況です。
いずれにしても、チップを利用する施設がこの近辺にでき上がっていますし、また、今言う関西電力も本気になって取り組もうとしていますので、そういった形で荒れている木をそういったところへ本当は流していきたいという構想を持っているんですが、なかなか苦戦している状況です。そういうのも全てバイオマス構想の中には含んでたんですけども、ちょっとそういう意味での一部休止状態にあるのが現状でございます。
以上です。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
せっかく計画していただいたんで、新宮の佐用寄りの地域なんかやったら、以前にずっと植えてた木が成長して家の近くまで、倒壊とまでは言いませんけど、成長し過ぎて何とかしたいというようなことを言われている方もたくさんおられますし、先ほど竹のお話をさせていただいたみたいに、放置竹林の関係とか、竹はタケノコになってどんどん成長しますから、毎年何ぼでも切れるような竹が出てくるんで、何とかそれを活用して、それこそ平成34年の相生の火力発電のところへ持っていけるような方向で、これは多分人間いうか、そういう作業、それに携わる人のほうの心配なんかなとは今のお話では思ったんですけど、何かいい方法を考えて、シルバーさんではちょっと無理なんかな。何か考えていただいて、せっかくの資源ですし、それがまた市に帰ってくるようなことになればよりいいことやと思いますんで、また何かぜひ部長がおられる間に考えていただいてと思うんですけど、どうですか。
○議長(角田 勝議員)
産業部長。
○産業部長(小笠原欣吾君)
実は竹のほうの利用になってきますと、やっぱり火力の問題であったり、当然中は空洞ですので体積も少ないということなので、竹パウダーも今おっしゃったとおり、粉状にして堆肥、酵素を入れて、市販されている製品がございます。大体、今、聞いておりますに、10キロ当たり竹パウダーで1,500円ぐらいでネット等に売られている状況にあるので、なかなか粉にする専用の機械が要るらしくて、なかなかそれは資本力がないと製品にするのは難しいとは聞いております。ですから、今、発電所等のお話をしたのは、あくまでも木材としてのチップの利用という形でご紹介させていただきましたので、よろしくお願いします。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
分かりました。それでは、できるだけある資源を活用していただいて、たつのならではのバイオマス構想につながるような取組をまたやっていだければと思います。
それでは最後に、防犯対策でお伺いをさせていただいた件ですけど、これは先ほどのお話では、最初、ご相談しにいったときに聞いたのは自治会かなみたいなお話やったですけど、よく調べていただいて、志んぐ荘管理の外灯ということで、これはむしろ志んぐ荘のほうがしっかりやっていただいたらありがたいんですけど、あそこ車で通る分には全く分からないんですよね、電気がついとろうがついてなかろうが、車のヘッドランプがありますから、ただ、僕も聞いたときに、どれぐらい真っ暗なんやろ思うて行って、電気消したらやっぱりあそこは揖保川の堤防の土手がありますから、向こうのおうちの外灯の光も届かへんし、また近隣には家がないんで電気があるところというたら外灯の球が切れてないとこと、志んぐ荘のぼんぼりのある辺までの区間はもう真っ暗なんです。
先日も、ニュースでは静岡県の看護師の方がフィットネスクラブで車ごとさらわれたという話もあるように、そんなことはまさかたつのでは何ぼ何でもないかもしれませんけれども、やっぱり女の人があの道を通るには怖いと言ってんで何とか早めに、僕が切れたのを知ってからでも大分たつんです。今、蛍光灯なんで、すぐ1年か2年たったら早いやつやったら切れてしもたりするんで、これをぜひ志んぐ荘が担当するのか分からないですけど、LEDに交換をするというような考えはどうですか。切れなくていいと思いますけど。
○議長(角田 勝議員)
都市建設部長。
○
都市建設部長(梶本秀人君)
議員ご質問の箇所は10カ所外灯がありまして、今、確認したら、全て取りかえて明るい状態になっているというふうに聞いております。公営企業部の関係で取りつけておりますので、LED化にしても産業部のほうと協議させていただいてからお話させていただきたいと思います。
○議長(角田 勝議員)
21番畑山剛一議員。
○21番(畑山剛一議員)
分かりました。今は多分明るいからありがたい、早急に交換して対応していただいて本当にありがとうございます。地元の方も恐らく関係する方は喜んでおられることやと思います。ただ、蛍光灯はすぐ切れてしまうんで、今までもそうやったんでしょうけど、今、消費電力でなかなか球の切れへんLEDがありますから、ぜひまたご検討していただいて、1個ずつ飛ばしでもそうしていただいたら、切れてない球が残って真っ暗になることはないと思いますんで、そのような方向でご検討いただければと思います。
どうか通学路の対策もそうですけれども、年配の方がいろんなことで困っていることもたくさんお聞きします。これは私だけではなく、たくさんの議員さんがそうだと思いますけれども、そのような方も住みやすいようにこれからもしっかり取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いします。
以上で、一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(角田 勝議員)
以上で本日の日程は終了いたしました。
なお、次の本会議は、明日6月22日午前10時より開議いたしますので、よろしくお願いいたします。
散 会 宣 告
○議長(角田 勝議員)
本日はこれをもって散会いたします。
皆様、お疲れさまでした。
散 会 午後 3時51分
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成30年6月21日
たつの市議会議長 角 田 勝
会議録署名議員 堀 讓
会議録署名議員 宗 實 雅 典...