加東市議会 2020-12-24
12月24日-03号
令和 2年12月 第 95回
定例会 ┌───────────────────────────
┐ │会議録第228号 │ │ 第95回(定例)
加東市議会会議録 │ │ 令和2年12月24日(第3日)
│ │ 開会 午前9時30分│ └───────────────────────────┘1 議事日程 第1 第87、88、96号議案
一括上程 委員会報告 総務文教常任委員会委員長 山 本 通 廣
委員長報告に対する質疑、各
議案ごとに討論、採決 (1)第87号議案 加東市
地域交流センター条例制定の件 (2)第88号議案 加東市
体育施設条例の一部を改正する
条例制定の件 (3)第96号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
やしろ国際学習塾) 第2 第89、90、91、92、93、94、95号議案
一括上程 委員会報告 産業厚生常任委員会委員長 岸 本 眞知子
委員長報告に対する質疑、各
議案ごとに討論、採決 (1)第89号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
社福祉センター並びに加東市老人及び
心身障害者福祉施設ラポートやしろ) (2)第90号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
滝野産業展示館) (3)第91号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
滝野交流保養館) (4)第92号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(
加東市内水面関連知識普及教育施設加東市
アクア東条) (5)第93号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
産地形成等促進施設・道の駅とうじょう) (6)第94号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(
加東アート館) (7)第95号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
やしろ鴨川の郷) 第3 第97号議案 令和2年度加東市
一般会計補正予算(第9号) 第4 第98号議案 加東市職員の
特殊勤務手当支給条例の一部を改正する
条例制定の件 第5 第99号議案 土地取得の件 第6 意見書案第3号 激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための
社会資本整備の更なる推進を求める意見書 第7 委員会の閉会中の継続調査の件2 会議に付した事件
議事日程どおり3
出席議員(16名) 1番 北 原 豊 君 2番 別 府 みどり 君 3番 鷹 尾 直 人 君 4番 廣 畑 貞 一 君 5番 古 跡 和 夫 君 6番 大 畑 一千代 君 7番 高 瀬 俊 介 君 8番 長谷川 幹 雄 君 9番 石 井 雅 彦 君 10番 岸 本 眞知子 君 11番 小 川 忠 市 君 12番 小 紫 泰 良 君 13番 藤 尾 潔 君 14番 桑 村 繁 則 君 15番 山 本 通 廣 君 16番 井 上 茂 和 君4 欠席議員(なし)5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(19名) 市長 安 田 正 義 君 副市長 岩 根 正 君 技監 高 瀬 徹 君
まちづくり政策部長 小 林 勝 成 君
まちづくり政策部人事課長藤 原 英 樹 君
総務財政部長 服 部 紹 吾 君
総務財政部総務財政課長 西 山 卓 良 君
総務財政部防災課長 三 木 秀 仁 君
市民協働部長 藤 井 康 平 君
健康福祉部長 大 西 祥 隆 君
産業振興部長 小 坂 征 幸 君
都市整備部長 大 畑 敏 之 君
上下水道部長 眞 海 秀 成 君
会計管理者 鈴 木 敏 久 君 教育長 藤 本 謙 造 君
教育振興部長 田 中 孝 明 君
こども未来部長 広 西 英 二 君
こども未来部参事 後 藤 浩 美 君
病院事業部事務局長 堀 田 敬 文 君7
出席事務局職員(3名)
事務局長 肥 田 繁 樹 次長 山 川 美智子 書記 松 本 裕 介 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 午前9時30分 開議
△開議宣告
○議長(
小川忠市君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの議員の出席数は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。
△日程第1 第87号議案及び第88号議案並びに第96号議案
一括上程
○議長(
小川忠市君) 日程第1、第87号議案及び第88号議案並びに第96号議案を一括議題とします。
上程議案について、
総務文教常任委員会委員長 山本通廣君の報告を求めます。 15番山本君。 〔15番
山本通廣君登壇〕
◆15番(
山本通廣君) それでは、
総務文教常任委員会の
委員長報告をいたします。 令和2年11月30日、第95回
加東市議会定例会の本会議において付託されました第87号議案、第88号議案及び第96号議案につきまして、お手元に
委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、審査に当たりまして12月3日に委員会を開催し、全委員の出席のもと鋭意審査を行いました経過並びにその結果について報告申し上げます。 まず、第87号議案 加東市
地域交流センター条例制定の件についてであります。
理事者側より、今回提案の
地域交流センターは、
文化会館との差別化を図るため、また利用制限の多い公民館の位置づけでなく、
市民団体や地域、
地元民間事業者が気軽に使用できる、地域に根差したホールを目指して、用途制限を緩和した施設として運用することとする趣旨の
補足説明がありました。 次に、審査の過程で各委員により出されました意見や質疑、その答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に報告申し上げます。 まず、委員より、今回の条例の第8条第3項第6号の施設の不許可の条文について、実際に使用申請が出されたときに、その取扱いについてはどうなるのか、との質疑に対し、この条文の中では
勧誘活動を行う場合と書き方をしており、宗教ないし政党の活動に対し、一律的に除外するというのは本来の趣旨から反すると判断しておりまして、本来政党ないし宗教の方が御自身の団体等で勉強会あるいは活動するということで部屋を貸してほしい、そういったことに対して制限をかけるものではないかと判断している、との答弁がありました。 また、委員より、今の施設は、1983年、滝野町時代にできたと思うが、補助金により取得したのではないのか。
文化施設であれば
用途変更になり、
補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律が関係するのではないか、との質疑に対し、防衛省の特別枠の補助金というので施設を建てています。引き続き施設を利用するのであれば、
用途変更の届出を出せば可能ということで、現在確認しました、との答弁がありました。 また、委員より、第8条の第3項第6号、第7号で、判例で、ある団体がそこを使うのに、その団体に対して反対する集団が施設の周辺を取り巻いて反対抗議していくという予測が考えられたとき、その団体に対して許可したという判例が出ているが、どう考えるか、との質疑に対し、第6号におきましては、一応
活動そのもの、
政治活動、宗教活動の全てを除外するものではないが、
勧誘活動は禁じています。本条例につきましては、
社会教育法の適用を受けない施設であり、判例云々の話ではなく、あくまで
施設管理者の判断でさせていただく、との答弁がありました。 また、委員より、政党の選挙前の候補者の
決起集会ができるのかという中で、直接その勧誘であるとか、そういうものに該当しなければ大丈夫であったが、そういう
決起集会をやって、勧誘を目的にしてないということはあり得ないと思うが、勧誘を目的にする、しないで線引きはできるのか、との質疑に対し、あくまで政党等の勧誘の活動という考え方ですので、そこにつきましては、その行為に当たらなければ問題はないと考えております、との答弁がありました。 また、委員より、文言として法的にも多分そういう線をきっちり政党その他
政治団体という用語を用いられるべきではないんですか。用いなければ、主催者による混乱は絶対生じますよ。そこは考えられましたか、との質疑に対し、先ほどからいろいろなところで出てきております公民館の話にちょっと戻らせていただくんですけれども、公民館の事業の根拠になっております
社会教育法第23条におきましても特定の政党の利害に関する事業ということでしか言えない。言わば、法令上はないという中で、
社会教育法の適用を受けない施設であるにもかかわらず、
社会教育法よりも細かく規定することがいいのかどうかということもこちらは考慮した上で、やはりその辺は解釈論の中で、これは
社会教育法に準じる、この行為になるからマルですよとか、この行為になるからバツですよとかという線引きだけじゃなくて、あくまで生涯
学習施設として利用いただくんやから、こういう利用の仕方もいいじゃないですかという部分も少し残させていただく意味からというか、法よりも厳格に定めることは好ましくないという判断の下に政党という言葉を使わせていただいたということでございます、との答弁がありました。 次に、委員は、今の
社会教育法の第23条、政党とおっしゃいましたねと。それは確かにあんねけれども、またはがありますねと。公私の選挙に関してという、ここのところですよね。今、 がおっしゃってる
政治団体って、我々も講演会というのは
政治団体ですから、だからそういう意味でそういうものを規制していたほうがいいのじゃないかということを多分おっしゃっていると思いますけれども。だから、
社会教育法の第23条が特定の政党の利害に関する事業ということで縛ってるんではなくて、その後にまた公私の選挙に関し云々はあるわけですから、そこの解釈も含めた中で、今回この施設のこの制限をどうかけるかということをきちっと説明していただかないと、今の説明では政党しかおっしゃってないから、ちょっと議論が一致しないんじゃあないかと思います、との質疑に対し、すいませんと。確かに、その後ろに公私の選挙に関し特定の候補者の支持することという文言がございまして、ここの部分は今回の条例では抜けており、この部分についてどうするんやというお話かと思うんですけれども、一応今の現時点でのこちらの考え方につきましては、あくまでもこれに準じた形になるんですけれども、先ほど申し上げましたとおりの形でもって運用してまいりたいと考えておりまして、そのことを明記させていただいてはないんですけれども、その辺はその運用の中で、内部の
準用規定等の中でしっかり区別、区分できる形でもって対応していきたいと考えております、との答弁がありました。 次に、委員は、よその市町村みたいに、
営利目的とか、そういう政党で使うときに料金を上げて使うという案はなかったんでしょうか、との質疑に対し、今
文化会館でしたら営利加算という形をつけてとなっております。ただ、そこの部分になりますと、もう完全に
文化会館と使用も用途も同じという考え方になってしまいます。あくまでも生涯
学習施設に転用した際には
営利目的の部分というのは
文化会館とは違うという形でさせていただいて、当然ながら
営利目的で使えないわけですから、
料金加算も外すと、その代わりに加東市には
文化会館がほかにございますので、そちらを御利用いただくという形で、市としては
文化会館と、そしてその
センターとの違いという部分で、市民の方にはどちらかを御利用いただけるようにしたいということで設定したところでございます、との答弁がありました。 次に、委員は、要は今回
貸し館業務といってするということですね。まず、そこを押さえておきます。どうなんですか。貸し館として市民の方に使っていただく。今までみたいに事業は打ちませんよと、市はそういうことですよね、との質疑に対し、そのとおりですと。あくまで貸し館ですので、事業を市で、当然市でイベント、セミナーといったものを各課でやっているもので、
滝野文化会館を利用するというケースは出てこようと思いますけれども、こちらで
主催事業という形でやっていくという形ではなくて、あくまで貸し館ですので、
滝野文化会館を使うイベントの場合には使用料をお支払いいただいてというのが同様かと思っております、との答弁がありました。 次に、委員は、そうしましたら、
滝野文化会館で今まで事業されてました、主に
加東文化振興財団がされてきた、かとうきらめきシネマとか人形劇とかいろいろなのがございましたけれども、先ほど冒頭の補足のところで、できないのもあるみたいなことを言われましたけれども、ほとんどそれがなくなってしまうということなんでしょうか。取りあえずそれだけの、との質疑に対し、これまで
滝野文化会館も
やしろ国際学習塾につきまして
加東文化振興財団が
指導管理をされておりましたので、
加東文化振興財団がされる事業につきまして両方を使いながらという状況です。
やしろ国際学習塾と、これまでの
滝野文化会館では、例えば
どんちょうのあり、なしですとか、そういった使用の状況がございまして、例えば劇でありますとバレエとか、それからあと形状的に映画という部分についてはやはり
滝野文化会館でないとできないという現実もございますので、こちらの市から
加東文化振興財団に委託をしております事業の中でそういった部分について
滝野文化会館でしかやはり形状的に難しいというのも引き続きやはりやっていただく必要があると考えておりまして、その辺りは
加東文化振興財団とも調整を今しているところですけれども、精査しながら、
滝野文化会館でしか使えない事業、それについては引き続き使用していただくと考えております、との答弁がありました。 委員は、そうしましたら、今言われてました
どんちょうを使用しているというか、
滝野文化会館の部分はもうある程度できると、調整、前向きになってということでいいわけですね、との質疑に対し、そのとおりです、との答弁がありました。 委員は、そしたら、コンサートとか、どんなときが
営利目的になってくるのかというのは金額によって違うということなんですか。純烈とか来てたのは
滝野文化会館を使用してましたけれども、ああいうなのは来なくなるということではないんでしょうか、との質疑に対し、これにつきましては、先ほど例えば営利的なものだったり入場料だったりというものにつきましては、特にその入場料の部分については収支を出していただいてというところでございます。したがいまして、
加東文化振興財団を御利用していただく場合には、基本的にはその辺りの収支というものを見た上で、どうしても、先ほど申し上げましたように、基本的には
やしろ国際学習塾を御利用いただく中で
滝野文化会館でしかどうしても形状的にもできないという部分はやはり
滝野文化会館を使っていただかざるを得ないというところがありますので、その辺りは収支の部分であるとかというのを判断した上で、引き続き使っていただけるかどうかを調整していきたいと考えてます、との答弁がありました。 これで、この質疑は終わります。 討論では、加東市
地域交流センター条例は、
滝野文化会館条例に沿って作られており、何らの瑕疵もありませんが、しかしながら、第8条の第3項の第6号の文言が非常に曖昧であり、運用するに当たり、非常に判断が難しくなるおそれがあり、条例に書き込むことができなければ、
社会教育法第23条を十分に理解し、
運用基準等まで明確にしていただくことをお願い申し上げて賛成といたします、との賛成討論がありました。 次に、採決の結果ですが、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 続きまして……。
○議長(
小川忠市君) 山本君、要点だけでお願い。 (15番
山本通廣君「要点までですが、整理してないんですが」と呼ぶ) できれば、要点だけまとめて報告をよろしくお願いします。
◆15番(
山本通廣君) 続きまして、第88号議案につきまして、審査に当たりまして、第87号議案に引き続き委員会を開催し、全委員の出席のもと鋭意審査を行いました経過並びにその結果について報告申し上げます。 第88号議案 加東市
体育施設条例の一部を改正する
条例制定の件についてであります。 まず、
理事者側より
補足説明がありました。
体育館等の
大型機器におきまして、当初予算の段階では天井からの
つり下げ式機器設置の予算の承認をいただいてるところですが、その後、
新型コロナウイルス感染症対策の一環として、9月定例会において、
換気機能を付加した
空調機器導入の増額補正の承認をいただいています。ところが、
つり下げ式の機種には
換気機能を有した機器がないことをメーカーから説明を受け、床置き式の機種を再選定させていただきました。なお、このたび設置の
大型空調機器につきましては、動力を電源といたしますが、動きかけますと、主燃料についてはLPガスを採用しています。また、単価の考え方、算出の考え方につきましては、
電気料金、
ガス料金ともに
施設ごとに
基本料金及び電気代を算出しまして、5月から10月の6か月間使用すること、1日の稼働時間は開館時間の午前8時30分から午後10時までの13時間30分とすること、開館日数は5月から10月の6か月間の実数を用いること、このような前提条件を持ちまして、1時間当たりの経費を算出してございます。 次に、審査の過程で
委員各位で出されました意見や質疑の答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に報告申し上げます。 まず、委員より、この
冷房使用料の1台当たりの時間ということで、この1台当たりというのはアリーナでしたら4台についてるとかあると思いますが、何で1台当たりの
料金設定されたのか、との質疑に対し、1台当たりの単価設定が容易に対応できるということなので、運用しやすい1台当たりで
料金設定をしましたとの答弁がありました。 また、委員より、1台当たり1時間につき650円ということだったんですけれども、仮に半面だけ使ってましたら、社第1体育館、
武道館なりは400円なんですけれども、これに2台、3台となりますと非常に高額になってくるんですけれども、ちょっと高過ぎるということは思われなかったんですか、との質疑に対し、近隣の空調費を調べますと、三木市で5,000円、小野市で3,000円と1,500円、西脇市でしたら4,000円という1時間当たりの空調の費用がかかってまいります。加東市の分はスカイピアでしたら1時間当たり2,600円の設定になると思いますので、高額であるという形にはならないかと考えております。当然、施設を使っていただく中では
受益者負担といいますか、
利用者負担、そういったことも考える中で650円という数字を導き出してございます。
利用者ニーズも踏まえる中での設定で、それの経費を比較しますと、どうしても面当たりの経費がいわゆる
実費相当額より高くなるという算出になりましたので、このたび1時間、1台当たりというところで金額を設定させていただいている経緯もあります、との答弁がありました。 さらに、委員より、今の実費とかというものをもう少し数字でしっかりと説明いただけないでしょうか。つまり、電気代が幾らかかって、650円というのは我々何で650円なんですかと聞かれたときに答えられないといけないのでとの質疑に対し、電気代につきましては、両
館トータルで、この期間を運転しましたら174万168円、全部かかるということで算出しております。ガス代については1,391万6,184円、この期間運転させましたらかかります。全体の
電気料金、
ガス料金を合計しましたら1,565万6,352円かかります。それに対しまして、1台当たり650円で、4施設ありまして、11台稼働させまして、その期間動かしますと、1,563万7,050円と収入になるのですので、ほぼ同実費収入をいただく形になろうかと思います。
料金設定に当たりまして、いろいろな施設も聞いてみたんですが、やはり実費でいただいているという回答をいただいたところもありますので、実費という形で計算しました、との答弁がありました。 討論はありませんでした。 次に、表決の結果でありますが、第88号議案 加東市
体育施設条例の一部を改正する
条例制定の件は、全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 議員各位におかれましては、何とぞ当委員会の決定のとおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、第96号議案につきまして、お手元に
委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、審査に当たりまして、第88号議案に引き続きまして委員会を開催し、全
委員出席のもと鋭意審査を行いました
経過報告並びにその結果について報告申し上げます。 第96号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
やしろ国際学習塾)についてであります。 まず、
理事者側より次の
補足説明がありました。 加東市
やしろ国際学習塾の
指定管理者の選定に当たりまして、
指定管理者選定委員会において提案されました事項に対する評価について説明させていただきたいと思います。 加東市
やしろ国際学習塾は、非公募によりまして、現
指定管理者である
公益財団法人加東文化振興財団を選定いたしてございます。現在の社会情勢に沿って、電子決済、例えばPayPayでありますとか、そういったものを導入されるなど、利用者の利便性の向上を目指した取組がうかがえる一方で、長期にわたり実施をしてきた多種多様な
自主事業に満足することなく、市民参加型の
ワークショップ事業など、新たな事業を展開するとともに、加東市の
文化振興を担うべく、小・中学校を対象とした
事業進展を実施されるという提案に対しまして、各
審査委員の評価が高評価になったということに推測されます。 なお、各委員の採点結果合計が650点という非常に高い結果から、本施設の
指定管理者候補に選定することは妥当と判断されます。 次に、審査の過程で
委員各位で出されました意見や質疑、その答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に報告申し上げます。 まず、委員より、加東市の場合、
指定管理者の選定に当たって、選定基準的なものはあるのか。要項とか、そういったものをお作りになられていますか、との質疑に対し、選定の基準というものは内規として持っておりますが、公表はしておりません。 続いて、評価の結果の高得点は認めますが、7人の方のそれぞれの選定項目、要は評価項目に対してどういう点数を入れられたかといったものを公表できないのですか、との質疑に対し、評価を今後について公表するということで検討したいと思います、との答弁がありました。 また、委員より、高得点になっているんですけれども、その中でも施設の
サービス資質向上等について若干低いのと
自主事業についてが2番目に低いわけなんですけれども、それぞれの審査される方の判断ですので、低くなってる場合も、今 が言いましたように、辛いめの点数が出る方もいらっしゃるんでしょうけれども、この辺りの点数の低かった理由というのは分かっているんでしょうか、との質疑に対し、基本的に1者しか申請がないという場合については、その基準を超えてらっしゃる場合ももう選定するということになっておりますので、委員会の中で
審査委員様の意見というのは聞いてございません。ですので、今回の1者しか申請ない方については意見をお伺いしないでということです、との答弁がありました。 さらに、委員より、この選定に当たって最低点的なものは決められてますか、との質疑に対し、最低点というのを決めてございまして、ここの
やしろ国際学習塾につきまして価格点というのを入れてございませんので、全体で7人、委員様1人100点を持ってはるんですが、それの6割、700点の6割、420点を超えていれば選定するということになってございます、との答弁がありました。 また、委員より、運営の体制のことになるかと思うんですが、今まで
滝野文化会館も併せて運営されてましたよね。
加東文化振興財団が、人員体制とか機材とかの面もあると思うんですけれども、2館やってたものをある意味で1館になるわけですから、コスト面とかで圧迫される2館分の資機材とか、例えば人員をどうするかということも含めて、それは考えられているのかということ。当然、同じように今度は2館を1館にしますが、文化事業は今後ももう
やしろ国際学習塾に特化して、全体の事業量を縮小しない形で考えられているのか、その辺について答弁を求めたいと思います、との質疑に対し、先ほどのコスト面ですが、指定管理をする上で、当然ながら、どのくらい維持管理に必要なものなのかという部分も全て経費を積算した上で、実際に
やしろ国際学習塾、
滝野文化会館につきましてもこれまで指定管理をしていただいていたところもございますので、実際に必要な費用というものを積算した上で指定管理というものを選定しております。それが1館になるという状況ですので、当然ながら、それに係る人件費、そういった部分で、
滝野文化会館で使っていたという分というのは減るということでなっておりますので、その分は減った形の指定管理ということでございます、との答弁がありました。 さらに、委員より、文化の事業量として、今まで2館分で、例えば事業数十何事業やっていたものは、1館になりますが、大体同じ感じで継続するのかという話ですが、との質疑に対し、その分につきましては、これまでの指定管理、
加東文化振興財団につきましては、
文化振興の市から委託している内容でございますので、
文化振興委託事業という形の中で、あらゆる事業をやっていただいているものもございますと。当然、指定管理の中で提案事業としていただいているものもあれば、それの外側にあります
文化振興委託事業という形で運営していただいているものもございます。これは、事業について減らすことなく、当然精査をしていただく部分では出てきますけれども、引き続きしていただくということで考えております。先ほどの条例のときに申し上げましたけれども、
滝野文化会館も使っていただきながら、事業もこれまで継続していただくということでお願いしておるところでございます、との答弁がありました。 この件につきましても討論はありませんでした。 次に、表決の結果でありますが、第96号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
やしろ国際学習塾)では、全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 議員各位におかれましては、何とぞ3議案について当委員会の決定のとおりに御賛同賜りますようお願い申し上げます。 以上、
総務文教常任委員会の審査報告といたします。
○議長(
小川忠市君) ただいまの
委員長報告がありましたが、
委員長報告の中に個人名が数点含まれておりました。 委員長に申し上げますが、個人名についてだけの発言の取消しをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 山本君。 〔15番
山本通廣君登壇〕
◆15番(
山本通廣君) すんません。先ほどの中で個人名が若干出ておりましたんで、これは取消しをさせていただきます。申し訳ございません。
○議長(
小川忠市君) ただいまの発言の訂正につきましては、議長において許可させていただきます。
総務文教常任委員会の
委員長報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。
議案ごとに質疑を行い、続いて討論、採決を行います。 念のために申し上げます。 加東市議会運営基準第99に、議員は自己の所属する委員会の
委員長報告については質疑をしないと規定しておりますので、よろしくお願いいたします。 ではまず、第87号議案 加東市
地域交流センター条例制定の件の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 大畑君。
◆6番(大畑一千代君)
委員長報告の中にも少し触れられたんですが、委員会の中では具体的に日教組の教研集会のことが出ておりました。日教組が今現在の
滝野文化会館を使って使用する、そういった場合に、これまででしたらよく右翼の街宣車が周辺を取り巻いて宣伝活動すると、こういうことがあった場合に周辺の住民だとかに迷惑がかかるが、そういう場合はどうするのかという質問があったと思うんです。それに対する答弁が、委員長の報告の中でははっきりとは申されませんでしたが、私も傍聴しておりましたし、テープ、録音を聞き直したりもしたんですけれども、教育委員会の答弁は、そういうことが予測される場合は、この場合でしたら日教組の使用は御遠慮いただくと、こういう発言があったと私は認識しておるんですが、それで間違いないのかどうか、それだけお聞きします。
○議長(
小川忠市君) 挙手お願いします。山本君、登壇してお願いします。 〔15番
山本通廣君登壇〕
◆15番(
山本通廣君) お答え申し上げます。 先ほどの日教組とか云々という表現は使ってないと思うんですけれども、使っておりましたですか。それはないと思います。
○議長(
小川忠市君) ないって。よろしいですか。答弁が、よろしいですか。 (6番大畑一千代君「後して」と呼ぶ) ほかに質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから第87号議案に対します討論を行います。 この際、申し上げます。 討論につきましては、反対討論、賛成討論を平等に扱うために交互に発言をしていただきます。1回目の反対討論がなかったにもかかわらず2回目で反対討論の発言を行うのは平等に扱う趣旨から反しますので、反対討論を行いたい議員はまず第1回目から挙手をお願いしたいと思います。賛成討論についても同様です。 それではまず、原案に反対者の発言を許可します。 大畑君。 〔6番 大畑一千代君登壇〕
◆6番(大畑一千代君) 第87号議案 加東市
地域交流センター条例制定の件に反対の討論をさせていただきます。 反対の理由は、第8条第3項、施設の使用許可に関する規定のうち、第4号、第5号、第6号は必要ないと考えるからであります。このような規制はするべきでないと考えるからであります。 第1号、第2号、第3号、第7号は現行の
滝野文化会館条例に規定されていることであり、なぜこれに第4号、
営利目的の使用の場合、第5号、徴収する入場料が実費相当以上の場合、第6号、政党または宗教の
勧誘活動を行う場合を禁止項目として追加するのか、理解ができません。現行どおりの許可基準でなぜ駄目なのか。生涯
学習施設だからといって、
文化会館と
地域交流センターでなぜこのように大きな規制の差をつけなければならないのか、理解ができません。これまで、そのために不都合があったとは思いませんし、何も聞いておりません。平穏に使用されてきたと思っております。 委員会審議を傍聴しておりましたが、今回提案の条例によって、ホールを使用しての行事が2件、会議室等の貸し館での事業17件が開催できなくなるとの説明がありました。このことからも、これまでよりも市民が使用しづらくなる、サービスが低下するのは明らかであります。 個別に不許可とするものを見てみますと、まず第4号の
営利目的で使用することでは、委員会審議の中では、民間企業の社内研修や勉強会はオーケーとするとのことでありますが、企業は営利を目的に設立されるものでありますから、社内研修であり勉強会であっても
営利目的であることは明らかであり、許可をするのは条例の規定に反すると思います。現行の
滝野文化会館条例では、規定の使用料の倍額、200%を払えればオーケーであり、これまでどおり営業や販売で使用されても不都合はないと考えます。公共施設へのネーミングライツや広報紙への企業広告の取り入れがなされる中で、時代に逆行しております。 第5号で、実費以上の入場料である場合は許可しないということでありますが、許可申請の段階で収支見込書を提出させ、精査するとのことであります。そんなことをしなくても、現行条例どおり、入場料が1,000円から3,000円未満であれば200%、3,000円以上は300%の使用料と規定するほうが運用は簡単で、明瞭で、何の不都合もないと考えます。 次に、第6条、政党または宗教の
勧誘活動での使用を禁止するというものであります。宗教に関しては、憲法第89条、公の施設、財産の支出及び利用の制限で、公金その他の公の財産は、宗教上の組織もしくは団体の使用、便益もしくは維持のため、または公の支配に属しない慈善、教育もしくは博愛の事業に対し、これを支出し、またはその利用に供してはならないとの規定があるので慎重にならざるを得ません。しかし、政治利用については勧誘行為も認めないと、実際運用していくのは無理と考えます。 委員会審議の中でも、選挙のときの
決起集会は許可するのかとの質問に、直接的な勧誘がなければオーケーと言ってみたり、後援会が行う集会は勧誘があるものと解釈せざるを得ないと答弁するなど、大変曖昧でありました。政治家の後援会は勧誘するために組織するものであると考えます。配布するチラシにも、入会討議用資料、こういったことを記して、選挙運動ではありませんということで作成するはずであります。 公共施設の政治利用については、表現の自由、集会の自由の保障の関係から、うかつに利用制限すると憲法違反を問われかねないのに、なぜこのような冒険をするのか、理解ができません。
文化会館のホール、公園や広場ででも、例えば原子力発電に反対、賛成、憲法改正の是非など、集会が開かれ、論議がされていく中で、健全な民主主義が育っていくものと考えます。 平和記念都市広島市は平成19年から、
社会教育法で直接規定する公民館の利用制限を見直し、物品販売や政治利用を緩和しております。また、大津市においても、公民館使用に関する取扱基準がありますので、参考まで、その一部を朗読させていただきます。 まず、広島市なんですが、
政治活動に関する学習会等について。近年、政治への市民参加や市民に開かれた政治に対する要請が高まる一方で、各種の公職選挙における投票率の低下に象徴されるように、市民の政治的無関心が進んでおり、市民の政治に対する意識の向上や政治への市民参加の促進が重要な課題となっています。また、教育基本法第14条は、良識ある公民として必要な政治的教養は教育上尊重されなければならないと規定されております。こうしたことを踏まえ、政治への市民参加を促進する観点から、これまでの運用を見直し、試行的に政策や政治に関する学習会などの利用について認めるよう、これまでの運用を見直し、次のとおり認めることになりました。認めるようになったものですね。政策や政治に関する勉強会。学習会、政党・
政治団体・後援会が主催するもの、特定の政策等に賛成または反対するもの、議員が講師等になるもの。従前はペケ、改正後マル。議員の市政報告会、時局講演会等。従前ペケ、改正後マル。政党・
政治団体・後援会の集会。従前ペケ、改正後マル。こういうふうに変わってきております。 それから、大津市のを読みます。
社会教育法第23条第1項第2号は、公民館が特定の政党の利害に関する事業を行い、または公私の選挙に関し、特定の候補者を支持することを禁止している。この規定の趣旨は、公民館の政治的中立性を確保するために設けられているものであり、例えば特定の政党に特に有利または不利な条件で利用させることや特定の政党に偏って利用させるようなことは許されないが、公民館を政党または政治家に利用されることを一般的に禁止するものではない。ただいま読み上げた部分は、平成27年6月19日、市町村立公民館を政党または政治家に貸し出すことに関する質問に対する内閣総理大臣答弁書です。さらに、教育基本法第14条では、政治教育について、良識ある公民として必要な政治的教養は教育上尊重されなければならないと規定されており、
政治活動に関わる利用を一律に禁止することは、この趣旨にも反する。したがって、
市民団体や労働組合、地域住民が広く市民を対象にした政治に関する後援会等へ貸与することは基本的に問題はなく、特定政党、特定政治家、後援会団体であっても、党員だけでなく、広く一般に呼びかけるなど、公民館使用の前提条件に適合しておれば使用を許可する。また、現職議員が市民を対象に行う市政・県政・国政報告会は従来どおり使用を許可するものとする。これ公民館です。広島の分も公民館です。公民館というのは、先ほどお話ありました
社会教育法から直接規制を受けとる分です。
文化会館とかとは違います。そういう公民館であってもここまで緩和をしておるということだけ分かっていただきたいなと、このように思います。
○議長(
小川忠市君) 大畑君、討論は簡潔にお願いします。
◆6番(大畑一千代君) いや、これは……。
○議長(
小川忠市君) はい、よく趣旨は分かってるんですが。
◆6番(大畑一千代君) これは非常に本当に大事なことですので、憲法にも…… (「議長の言うこと聞こうぜ」と呼ぶ者あり) ぜひ申し上げさせていただきたい、このように思います。 このように、
社会教育法の規制を直接受ける公民館でさえこのように緩和されているのに、なぜ加東市は
社会教育法の規制を受けない
文化会館、この交流施設にこのような規制をするのか、全く理解ができません。使用許可に際しては、チェックシートを作って遺漏がないようにするとか、
加東文化振興財団の映画の上映会かとうきらめきシネマや純烈などの歌手のコンサートは今後
加東文化振興財団と調整するとの答弁もありましたが、時間と労力の無駄であります。従来のままであれば、チェックシートの作成も、
加東文化振興財団との調整も必要ない、何の支障もございません。そして、委員会審議の中で、許可はしたが、禁止行為があったらどうするのかとの問いに、そのようなことがあったら次回から許可しないとの趣旨の答弁がありましたが、条例では、禁止行為があれば、第13条で、使用許可の取消しで、第8条第3項各号のいずれかに該当する理由が生じたときは、使用の許可を取り消し、その使用を制限し、もしくは停止し、または退去を命じることができると規定されており、次回から許可しないとはどこにも記載されていません。現行の
滝野文化会館条例では
営利目的や政治の
勧誘活動の禁止規定はありませんから、許可の取消しなどの事態はまず発生しません。したがって、許可の取消しの規定があっても問題は生じないと考えますが、今回の条例では、禁止事項に該当する行為がなされることは十分考えられます。そのときに曖昧な態度を取れば、この条例だけではなしに、全ての条例規則がなし崩しになってしまいます。大きな問題になってしまいます。そういう危険性を包含している条例であります。 先ほど御質問もしましたが、確かに私は合計で3回、録画録音を聞き直しました。その中では日教組という言葉も出ておりましたし、その周りを街宣車が走る、そういった場合にどうするのか、そういう質問がございました。そのときには、教育委員会の答弁は、そういう場合は、この場合でしたら日教組の使用許可は御遠慮いただくと、はっきりと申されておりました。そのようなことがあっていいものなんでしょうか。それだったら、それ法治国家と言えますかね。これ力の支配ですよ、明らかに。力の強い者がのさばっていくという、言い方おかしいですけれども、そういうことになってしまいます。それだったら、まるっきり戦前の五・一五、二・二六、あの時代に遡りますよ。それほど重大な問題だということだけ認識してください。市民にはサービスの低下、使用申請を受け付ける窓口職員には大きな負担になる、よいことは一つもない。市民の交流、文化活動は現行のままでも十分にできますから、この条例は否決して、現行の
滝野文化会館条例を残すべきであり、そのほうが市民のためにも、市役所にとってもプラスであることを申し上げ、反対討論します。教育委員会の考え方は、私は非常に怖い。そういう教育委員会が子どもたちを指導しているのかと思うと背筋が寒くなります。加東市議会はそれでよいのかどうか、それだけ十分に御検討ください。 終わります。
○議長(
小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 高瀬君。 〔7番 高瀬俊介君登壇〕
◆7番(高瀬俊介君) 委員会でも賛成討論を行いましたが、私は賛成の立場で討論を行います。簡単に申し上げます。 第8条第3項の件で、使用制限でございますが、私は
社会教育法第23条を十分に理解され運用されることをお願いして賛成すると申しました。その委員会の賛成討論そのとおりでございまして、賛成といたします。
○議長(
小川忠市君) 次に、原案に反対者の討論を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) 次に、賛成者の討論を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) ほかに討論ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第87号議案 加東市
地域交流センター条例制定の件を採決いたします。 本案に対する
総務文教常任委員会委員長報告は原案可決です。 第87号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(
小川忠市君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第88号議案 加東市
体育施設条例の一部を改正する
条例制定の件の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから第88号議案に対する討論を行います。 討論ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第88号議案 加東市
体育施設条例の一部を改正する
条例制定の件を採決いたします。 本案に対する
総務文教常任委員会委員長報告は原案可決です。 第88号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第96号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
やしろ国際学習塾)の
委員長報告に対する質疑を行います。
委員長報告に対する質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから第96号議案に対する討論を行います。 討論ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第96号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
やしろ国際学習塾)を採決いたします。 本案に対する
総務文教常任委員会委員長報告は原案可決です。 第96号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第2 第89号議案から第95号議案
一括上程
○議長(
小川忠市君) 続きまして、日程第2、第89号議案から第95号議案を一括議題といたします。
上程議案について、
産業厚生常任委員会委員長 岸本眞知子君の報告を求めます。 10番岸本眞知子君。 〔10番 岸本眞知子君登壇〕
◆10番(岸本眞知子君)
産業厚生常任委員会委員長報告をいたします。 令和2年11月30日、第95回
加東市議会定例会の本会議において付託されました第89号議案ないし第95号議案につきまして、お手元に
委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、12月4日に委員会を開催し、鋭意審査を行いました経過並びにその結果について御報告申し上げます。 まず、各議案の内容につきましては、既に本会議におきまして提案説明がなされておりますので省略をさせていただきますが、委員会におきまして各議案とも理事者からの
補足説明がございました。時間を要しますので、併せてその内容を簡潔に御報告させていただきます。 次に、審査の過程で
委員各位より出されました質疑、意見とその答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に御報告申し上げます。 まず、第89号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
社福祉センター並びに加東市老人及び
心身障害者福祉施設ラポートやしろ)につきまして、理事者から
指定管理者選定委員会において提案された事項に対する評価についての
補足説明では、
社福祉センターでは、ボランティア
センターの機能を強化していくことのほかに、社会福祉協議会とでんでん虫の会との連携により、幅広く、そして専門性の高い相談事業が展開される、との提案があり、ラポートやしろでは既設の介護保険サービス事業所に新たにでんでん虫の会の障害者の生活介護事業所が併設されることで、障害福祉と介護保険の制度間で切れ目のない支援が可能となり、利用者が通い慣れた場所で安心して利用できる事業所運営を目指していくとの提案があり、以上のことから審査の評価が高評価になったと推測される、との説明を受けました。 委員より、審査の判断項目にある高度の基本運営についての内容は、との質疑に対し、理事者より、募集要項に記載しているが、自主活動があるのか、損害リスクに対してどのような備えがあるのか、また地域や地域活動との関わり、貢献がされているのかなどについて評価をしていただいている、と答弁がありました。 次に、第90号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
滝野産業展示館)につきまして、理事者から
指定管理者選定委員会において提案された事項に対する評価についての
補足説明は、イベントのない週末や平時における人の往来を促す活性化策については、地元の河高地区をはじめ周辺地区や近隣観光施設との連携により、物産及び地場産品の販売を強化するという提案があり、また積極的な施設のPR活動や観光だけにとらわれない日常のレクリエーションとして、自転車活用を促進することで施設のにぎわいを目指すという提案に対し評価が高評価になったと推測される、との説明を受けました。 委員より、加東市ふるさと振興協会から加東市観光協会に変わった経緯は、との質疑に対し、理事者より、テナントとして以前から加東市観光協会があり、実質的に施設のにぎわい、人の往来を促しているところは加東市観光協会ということで、施設全体を管理し、にぎわいというところを一体的に促してはどうかと提案させていただき、申請するというところで提案をいただいたという経緯がある、と答弁がありました。 委員より、審査基準の当該施設特有の課題とは、またその解決法としての計画は、との質疑に対し、理事者より、今最大の課題は、にぎわいがさほど大きくないこと。これは微妙に動線からずれているという部分も認識している。自転車大手業者と組んで、自転車スポーツのメッカにしていく発想で動いたり、SNSやその他を使用してPRをしていき、物販も含めて、道の駅的なイメージで人を膨らませていきたいと、さらに努力をされるものという期待が大きい、と答弁がありました。 次に、第91号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
滝野交流保養館)につきまして、理事者から
指定管理者選定委員会において提案された事項に対する評価についての
補足説明は、連合体経営により、新聞社、銀行等との連携を図り、観光施設としての利活用と、また新聞広告等を活用した積極的なPR活動について提案があり、また近隣地域の協力を得た朝市を維持することや外部に向けたPR活動と併せた連合体としての強みが評価された、との説明を受けました。 委員より、採点結果で4法人による連合体と僅差であるが、あえて加東市ふるさと振興協会と加東市観光協会に選んだ決め手というのは何かあったのか、との質疑に対し、理事者より、温浴施設をこれまで経営してきた実績の有無と単なる市外に向けた観光だけではなく、市内に向けた温浴施設であるかどうか、この両方を兼ね備えているかどうかが大きな判断に至ったと考える、と答弁がありました。 委員より、基本運営に関しては4法人による連合体のほうが高い評価を受けている。ノウハウを市からアドバイスという形でしていただき、よりよい運営にとの考えは、との質疑に対し、理事者より、よい部分は取り組んでいきたい。過去に他の温浴施設に経営を尋ねたり、よい策がないかとやってきた経緯がある。引き続き、業種にとらわれず、アイデアなり提案をいただく活動は取り組んでいきたいと考える、と答弁がありました。 次に、第92号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(
加東市内水面関連知識普及教育施設加東市
アクア東条)につきまして、理事者から
指定管理者選定委員会において提案された事項に対する評価についての
補足説明は、淡水魚の魅力発信については、今後SNSやユーチューブ動画の発信により、ネット上で来訪を呼びかけるという提案があり、地場産業である釣針、東条川疏水のPR及び地域の自然の学びの場として、これまでの実績についても高評価を得たと判断される、との説明を受けました。 委員より、継続的な指定管理となっているが、新しい提案がSNSやユーチューブを今回から始めるという形で理解してよいのか、という質疑に対し、理事者より、SNS、ユーチューブ等で市外に向けて大きく発信したいという提案があった、と答弁がありました。 次に、第93号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
産地形成等促進施設・道の駅とうじょう)について、理事者から
指定管理者選定委員会において提案された事項に対する評価についての
補足説明は、非公募により、現
指定管理者である株式会社夢街人とうじょうは、黒字経営を維持しつつ、地域の生産団体コスモス会と良好な関係を築き、地産地消の役割を担っている点に高評価を得たと推測される。また、オリジナル商品の開発を行い、単なる休憩所から訪問の目的地へ変換しようという意欲に対しても評価が高かったと思われる、との説明がありました。 委員より、非公募にしている理由は、との質疑に対し、理事者より、現在指定管理料はなしの上、黒字経営で実質的に活動されている実績がある。また、地元に対しても地域の生産団体コスモス会と連携など活性化しようという意識をしっかりと持っているので、非公募でさらに飛躍を期待している、との答弁がありました。 委員より、道の駅の部分での情報提供コーナーや休憩所での新たな取組の提案はなかったのか、との質疑に対し、理事者より、休憩所というイメージしかないので、もう少しにぎわいや雰囲気づくりに取り組む形で進めたい、と答弁がありました。 次に、第94号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(
加東アート館)について、理事者から
指定管理者選定委員会において提案された事項に対する評価についての
補足説明は、提案ではARの活用及び館内に統一感やテーマを持たせ、よりメッセージ性を持たせることで近隣同種の施設との差別化を図り、集客を図る点について高評価を得たと推測される。また、作品の自社制作やストック、在庫の作品により、コスト削減及び年に複数回作品の入替えが可能な点についても優位に捉えたと推測される、との説明がありました。 委員より、以前説明があった事業の収支見込みと大幅に金額が変更になっているが、との質疑に対し、理事者より、当初の入館者3万人から3万3,000人と市の想定規模を超えた見込みで収支計画をされている。これぐらいの数字であれば見込めると聞いている、と答弁がありました。 委員より、展示作品の更新費用は
指定管理者が全て持つのか、との質疑に対し、理事者より、作品は20点程度を展示する予定である。短期展示作品は
指定管理者で行う。長期の展示作品は市の予算計上で行う予定である。作品の一部はアート館の展示後も市内の数か所に展示する予定のため、一定数を市の予算として確保したいと考えている、と答弁がありました。 委員より、展示の一部を市内のどのような場所で展示するのか、との質疑に対し、理事者より、人の集まる場所に展示をしたい。例えばBioや道の駅、市役所等で3DアートをPRしていきたい、と答弁がありました。 委員より、加東市独自の作品の制作は考えているのか、との質疑に対し、理事者より、市内の観光地で2点ほど作れないか、また特産品を生かしたものを作れないかと試みて進めている、と答弁がありました。 委員より、情報発信に関しての提案は
指定管理者からされているのか、との質疑に対し、理事者より、ネット上の発信も含めて、アートに関するワークショップや関係者の講演会などを併せて、集客を呼び起こす提案があった、と答弁がありました。 次に、第95号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
やしろ鴨川の郷)について、理事者から
指定管理者選定委員会において提案された事項に対する評価についての
補足説明は、このたびの提案では指定管理料の減額提示、アンケート調査に基づく施設整備改善による利用者満足度向上への取組及びインターネットを活用した予約環境の充実による集客への取組について高評価を得たと推測される、との説明を受けました。 委員より、非公募の理由は、との質疑に対し、理事者より、施設の目的は地元の活性化と都市住民との交流である。施設の運営管理が地元の方で構成されている鴨川の郷協会であり、地域のにぎわいは地元での手でというところから、他者はそぐわないという考え方で非公募としている、と答弁がありました。 委員より、キャンプ場の移転等で市の思いと協会の意見は一致しているのか、との質疑に対し、理事者より、コロナ禍の影響でアウトドアブームが盛んで、キャンプ場がにぎわっていると聞いている。現時点では活性化を図っているということで現状のままである、との答弁がありました。 委員より、管理区分に入れたしいたけ園とスポーツ広場に関して何か提案はあったのか、との質疑に対し、理事者より、しいたけ園の活性化と地元の担い手不足のため、新しい担い手を確保するとともに、小さな管理で済むしいたけ園をキャンプ場と一緒に管理していくとの提案を受けている、と答弁がありました。 委員より、指定管理は5年間であるが、しいたけ園及びキャンプ場の管理は5年間現状のままか、との質疑に対し、理事者より、現状のままというのではなく、管理は基本的には続くが、しいたけ園を活性化するために市も一緒に取り組んでいきたいと考えている、と答弁がありました。 以上が委員会での議案審査における委員の質疑とそれに対する理事者の答弁の対応です。 次に、表決の結果でありますが、当委員会に付託されました7議案は、当委員会においてはいずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。何とぞ議員各位におかれましては当委員会の決定のとおりに御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、産業厚生常任委員会の審査報告を終わります。 以上です。
○議長(
小川忠市君)
産業厚生常任委員会委員長報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。
議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 まず、第89号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
社福祉センター並びに加東市老人及び
心身障害者福祉施設ラポートやしろ)の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから第89号議案に対する討論を行います。 討論ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第89号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
社福祉センター並びに加東市老人及び
心身障害者福祉施設ラポートやしろ)を採決いたします。 本案に対する
産業厚生常任委員会委員長報告は原案可決です。 第89号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第90号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
滝野産業展示館)の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから第90号議案に対する討論を行います。 討論はございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第90号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
滝野産業展示館)を採決いたします。 本案に対する
産業厚生常任委員会委員長報告は原案可決です。 第90号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第91号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
滝野交流保養館)の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから第91号議案に対する討論を行います。 討論はございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第91号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
滝野交流保養館)を採決いたします。 本案に対する
産業厚生常任委員会委員長報告は原案可決です。 第91号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第92号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(
加東市内水面関連知識普及教育施設加東市
アクア東条)の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから第92号議案に対する討論を行います。 討論ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第92号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(
加東市内水面関連知識普及教育施設加東市
アクア東条)を採決いたします。 本案に対する
産業厚生常任委員会委員長報告は原案可決です。 第92号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第93号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
産地形成等促進施設・道の駅とうじょう)の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから第93号議案に対する討論を行います。 討論ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第93号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
産地形成等促進施設・道の駅とうじょう)を採決いたします。 本案に対する
産業厚生常任委員会委員長報告は原案可決です。 第93号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第94号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(
加東アート館)の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから第94号議案に対する討論を行います。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第94号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(
加東アート館)を採決いたします。 本案に対する
産業厚生常任委員会委員長報告は原案可決です。 第94号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第95号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
やしろ鴨川の郷)の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから第95号議案に対する討論を行います。 討論はございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第95号議案 公の施設の
指定管理者の指定の件(加東市
やしろ鴨川の郷)を採決いたします。 本案に対する
産業厚生常任委員会委員長報告は原案可決です。 第95号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 午前10時49分 休憩 ───────── 午前11時05分 開議
○議長(
小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
△日程第3 第97号議案 令和2年度加東市
一般会計補正予算(第9号)
○議長(
小川忠市君) 日程第3、第97号議案 令和2年度加東市
一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
総務財政部長。 〔
総務財政部長 服部紹吾君登壇〕
◎
総務財政部長(服部紹吾君) 第97号議案 令和2年度加東市
一般会計補正予算(第9号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案の主な理由でございますが、国において12月11日に閣議決定された
新型コロナウイルス感染症対策予備費使用を受け、年内にひとり親世帯臨時特別給付金を再支給する事業費などの補正を行う必要が生じたことによるものでございます。 予算書の第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,221万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ261億9,905万4,000円にしようとするものでございます。 それでは、内容を第1表歳入歳出予算補正により説明申し上げます。 補正予算書の1ページをお開きください。 まず、歳入でございます。 第16款国庫支出金、第2項国庫補助金は、ひとり親世帯臨時特別給付金及び同事務取扱交付金で、1,966万6,000円を増額いたします。 第19款寄附金、第1項寄附金1億円の増額は、ふるさと納税の年間寄附額見込みによる一般寄附金の補正でございます。 第20款繰入金、第2項基金繰入金4,745万6,000円の減額は、今回の補正における歳入歳出額調整に伴う財政調整基金繰入金の補正でございます。 次に、歳出でございます。 計上しております主な事業につきましては、別途配付をしております
補足説明書にその概要をお示ししております。予算書とともに御覧いただきたいと思います。 それでは、歳出につきまして、その内容を説明申し上げます。 補正予算書の1ページにお戻りください。 第2款総務費、第1項総務管理費でございますが、ふるさと納税の年間寄附額の増加見込みに伴う推進事業委託料の増額等により、4,129万円増額いたします。 第3款民生費、第2項児童福祉費は、ひとり親世帯臨時特別給付金の再支給により、役務費及び負担金、補助及び交付金合わせまして1,966万6,000円を増額いたします。 第10款教育費、第5項社会教育費66万円の増額は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、図書館3館の入り口にサーモグラフィーカメラを設置するための備品購入費の補正でございます。 第6項保健体育費1,059万4,000円の増額は、故障した学校給食
センターの食缶消毒保管庫の修繕工事費の追加による補正でございます。 以上、第97号議案 令和2年度加東市
一般会計補正予算(第9号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑ございますか。 藤尾君。
◆13番(藤尾潔君) ふるさと納税については今年何回も増額の補正があるということ、ありがたいことだと思うんですが、これは新たに加わったヨギボーというのがどんどん伸びていっているということなのか。例えば今までは加東市のふるさと納税というのはお酒が中心だったと思うんです。そういうのが全般的に伸びてるのか。その辺りを、納税の状況について説明いただければと思います。
○議長(
小川忠市君)
まちづくり政策部長。
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) お答えいたします。 基本的に新たなライフスタイルということで、その生活様式に合ったヨギボーといいますか、それに対する寄附、それの要望が増えたということがございます。それともう一つ、柔軟剤、それの伸びも顕著なものでございます。 以上でございます。
○議長(
小川忠市君) ほかに。よろしいですか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) 次に、原案に賛成者の討論を許可します。 ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第97号議案 令和2年度加東市
一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第4 第98号議案 加東市職員の
特殊勤務手当支給条例の一部を改正する
条例制定の件
○議長(
小川忠市君) 日程第4、第98号議案 加東市職員の
特殊勤務手当支給条例の一部を改正する
条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
まちづくり政策部長。 〔
まちづくり政策部長 小林勝成君登壇〕
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) それでは、第98号議案 加東市職員の
特殊勤務手当支給条例の一部を改正する
条例制定の件について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨を御覧ください。 まず、1、改正理由でございます。 新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するため、令和2年6月に特殊勤務手当を支給する特例を定めた条例改正を行いましたが、本年11月27日に国の人事院規則が改正されたため、本市においても所要の改正を行うものでございます。 次に、2、改正内容でございます。 新型コロナウイルス感染症を定義するために引用した政令が期限の定めのある政令であったため、改めて定義をするための文言整理でございます。 この改正につきましては、公布の日から施行いたします。 以上、第98号議案 加東市職員の
特殊勤務手当支給条例の一部を改正する
条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑のある方いらっしゃいますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論ありますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第98号議案 加東市職員の
特殊勤務手当支給条例の一部を改正する
条例制定の件を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第5 第99号議案 土地取得の件
○議長(
小川忠市君) 日程第5、第99号議案 土地取得の件を議題といたします。 念のため申し上げます。 財産取得案件のため、個人情報が公開されるような発言は慎んでいただくようお願い申し上げます。 それでは、提案理由の説明を求めます。
まちづくり政策部長。 〔
まちづくり政策部長 小林勝成君登壇〕
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) それでは、第99号議案 土地取得の件につきまして、提案理由並びにその内容について説明申し上げます。 まず、提案の理由でございますが、バスターミナル整備事業用地を取得しようとすることにつきまして、加東市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議決を求めるものでございます。 次に、その内容でございますが、取得する土地は3筆で、地目は田、雑種地、地積は5,142.69平方メートル、取得予定価格は9,230万9,058円でございます。 土地の詳細及び契約の相手方は別紙のとおりでございます。 以上、第99号議案 土地取得の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(
小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 北原君。
◆1番(北原豊君) IT化で、あと10年でなくなる職業にタクシー運転手がある中、12月3日の前回の
総務文教常任委員会では、社用車で来られる方が乗られるという、タクシーは工業団地に行かれる方が乗られるということで、今回、先日調査しますと、社の工業団地に来るのはやはり社用車で来られてる方が多くて、工業団地にタクシーで来られる方は1台もありませんでした。 再度お聞きしますが、このタクシーはどんな人が乗るのか、どんな目的で乗られるんでしょうか。 また、タクシーの人が……。
○議長(
小川忠市君) 北原君、土地取得に関する案件でございますので、タクシー乗車は誰が乗る、どこに行くというのは、この案件とは関係ございません。却下いたします。 北原君、この案件につきましては、土地取得につきましては、事業費は本年度の予算特別委員会でも議会としては議決しておりますので、土地取得の件についてのみの質問をお願いします。 北原君。
◆1番(北原豊君) それこそ12月3日にお聞きしたんですけれども、右側の今イオンの駐車場であるところを駐車場でまた買うわけなんですけれど、何で、そのときに借地ですかと聞いたのに、違う発言になったんでしょうか。
○議長(
小川忠市君)
まちづくり政策部長。
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) どういった件で北原議員がおっしゃられているというのはよく分からないんですけれども、借地でないということについてどういう経緯があったのか。基本的に、今駐車場となってる箇所につきましては2筆を購入するということでお答えしたと考えてございます。
○議長(
小川忠市君) 北原君、この議案についての質問のみでしてくださいね。でないと、とめますよ。 北原君。
◆1番(北原豊君) 右、2筆は明らかに個人の所有となってますので借地じゃないんですか。
○議長(
小川忠市君) 誰の借地ですか。 それがこの議案でどういう、どこが質疑したいんですか。何を、どういう疑義があるんですか。 北原君。
◆1番(北原豊君) いや、そんなんやったら、もう買う必要はなくて、またそのままイオンで借りとってもらって、そうしたほうが加東市の要らない税金も使用しなくて済みますし、それこそ加東警察署のように貸してもらったらいいんじゃないんですか、イオンの駐車場。
○議長(
小川忠市君) 借地という、借地……。 ちょっと休憩、休憩します。 午前11時19分 休憩 ───────── 午前11時20分 開議
○議長(
小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
まちづくり政策部長。
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) 基本的には借地になります。借地料発生いたします。そういうことで、市といたしましては借地の解消ということで取り組んでおりますので、その観点から、その部分については2筆は購入する、もう2筆については御協力いただいて、パーク・アンド・ライドの駐車場として利用するということになってございます。
○議長(
小川忠市君) 藤尾君。
◆13番(藤尾潔君) これ全体で丸めた面積と金額で書いてあるんですけれども、聞いた話では田と雑種地で単価が違ってると聞いたんですけれども、田と雑種地に分けて平米単価を教えていただければと思うんですが。
○議長(
小川忠市君) 田の平米数、雑種地の平米数、それぞれの単価ね。
まちづくり政策部長。
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) 基本的に筆数が少のうございます。そういった中で、単価をこの場で申し上げますと金額が出てしまうことになりますので、この場では差し控えさせていただきたいと思います。
○議長(
小川忠市君) 藤尾君、どうぞ。
◆13番(藤尾潔君) いいですけれど、これで金額も面積も出してますやん。それやったら、この説明は一体何なん。例えば、ほかのところで議案で1筆の土地買う場合なんか確実に分かってますやんか、財産取得のところで。今のことは私は納得がいかないですね。修正していただければ。当然、ほかのことで1筆の土地買う場合ありますよね。その場合は確実に分かる場合で議案提案してくるんやから説明していただきたいと私は思います。
○議長(
小川忠市君) 暫時休憩いたします。 午前11時23分 休憩 ───────── 午前11時25分 開議
○議長(
小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
まちづくり政策部長。
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) すいません。そうしましたら、お答え申し上げます。 基本的に雑種地と田と単価は違うてございます。雑種地につきましては2万2,500円、田については1万4,400円になってございます。
○議長(
小川忠市君) よろしいですか。 北原君。
◆1番(北原豊君) 議会で承認を得たのは7,500平方メートルなのに今回5,142.69平方メートルになってる理由をお教え願います。
○議長(
小川忠市君)
まちづくり政策部長。
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) それは先ほど申し上げました基本的に当初の予定では今の駐車場部分については4筆買いということに考えてございましたが、やしろ商業開発と協議を進めていく中で半分ずつの利用ということで協議が調いましたので、半分を購入することになったということでございます。
○議長(
小川忠市君) 北原君。
◆1番(北原豊君) 何でそれを
総務文教常任委員会で説明しなかったんですか。
○議長(
小川忠市君)
まちづくり政策部長。
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) しております。
○議長(
小川忠市君) ほかに。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 北原君。 〔1番 北原 豊君登壇〕
◆1番(北原豊君) 今、コロナ禍なんですよね。
○議長(
小川忠市君) 北原君、まず賛成か反対かを言ってください。
◆1番(北原豊君) 反対いたします。 私は、今コロナ禍で税収がただでさえ落ち込む中、必要かどうかも分からない、タクシーですら誰が乗るかも分からない、そんなところの用地買収をわざわざかける必要が今あるのかどうか。それでまた、今日の質問聞いてて、初めは当初2筆で買収しますと、4,500平米と3,000平米を買収しますという話を聞いてました。3月に予算上げたときの計画というのは、ただ楕円で用地買収するところが不明確なまま入ってました。そんな計画性もない中、またスペースにおいても、駐車場のスペースの考え方もほとんど今の価格とかけ離れてますし、またバスターミナルも乗降客が80万人もある大阪駅と同じ規模を加東市で、どういう考えで加東市の市長は考えてるんかよく分からないですけれど、そんなもの加東市において失敗するのがもう目に見えてますので、こんな用地買収だけの目的の事業は反対いたします。 以上です。
○議長(
小川忠市君) 次に、原案に賛成者の方の討論を許可します。 ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから第99号議案 土地取得の件を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(
小川忠市君) 起立多数。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第6 意見書案第3号 激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための
社会資本整備の更なる推進を求める意見書
○議長(
小川忠市君) 日程第6、意見書案第3号 激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための
社会資本整備の更なる推進を求める意見書を議題といたします。
産業厚生常任委員会委員長 岸本眞知子君に趣旨説明を求めます。 10番岸本眞知子君。 〔10番 岸本眞知子君登壇〕
◆10番(岸本眞知子君) 意見書につきまして、産業厚生常任委員会が所管する部署からの提出依頼でありまして、併せまして、10月22日付で県議会議長名での意見書も提出されております。委員会で協議をいたしまして、全員の賛同を得、本日本会議にて意見書を議案提出する運びとなりました。 国に対して、近年激甚化する自然災害に対応するために必要な予算、人材の確保を強く要望するものであります。 それでは、意見書を朗読させていただきます。 激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための
社会資本整備の更なる推進を求める意見書 先の7月豪雨では、九州地方など広範な地域において、河川の氾濫や土石流等が多数発生し、地域の社会経済活動が麻痺するとともに、数多くの人命、財産が失われた。 近年、激甚化・頻発化する豪雨災害への対策はもとより、近い将来発生が懸念される巨大地震への対応は喫緊の課題であり、地域の安全・安心を確保するため、防災・減災、国土強靱化に引き続き全力で取り組む必要がある。 よって、国におかれては、激甚化する自然災害に対応するため、下記事項に取り組まれるよう強く要望する。 記1 「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に続き、長期に及ぶ大規模で抜本的 な対策を行う事業など対象事業の拡大も含めた5ヵ年計画を策定するとともに、必要な予算を安定的に別枠で確保すること。2 物資の輸送や避難に必要な道路橋梁等、社会基盤施設の機能を災害時にも確実に発揮させ るためには、継続的な施設の修繕・更新が不可欠であり、老朽化対策に必要な予算を安定的に別枠で確保すること。3 安全・安心のために必要な
社会資本整備を着実に推進する予算を十分に確保すること。4 広域的な大規模災害時において、迅速かつ円滑な復旧等に資する国土交通省のTEC-F ORCE(緊急災害対策派遣隊)の派遣や、国による権限代行等が速やかに実施できる体制・機能の拡充・強化を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年12月24日 兵庫県加東市議会 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 内閣官房長官 総務大臣 財務大臣 農林水産大臣 国土交通大臣 内閣府特命担当大臣(防災) 国土強靱化担当大臣 殿 以上です。
○議長(
小川忠市君) 趣旨説明が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで質疑を終わります。 これから討論を行いますが、討論ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) これで討論を終わります。 これから意見書案第3号 激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための
社会資本整備の更なる推進を求める意見書を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(
小川忠市君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました意見の取扱いにつきましては、議長に一任願いたいと思います。御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) 異議なしと認めます。 したがって、委員長の申出のとおり原案のとおり決定し、提出することに決定いたしました。
△日程第7 委員会の閉会中の継続調査の件
○議長(
小川忠市君) 日程第7、委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 各委員会から会議規則第111条の規定に基づき、閉会中の継続調査の申出がありました。内容は、お手元に配付の議会運営委員会及び常任委員会所管事項の閉会中継続調査事件一覧表のとおりであります。 お諮りいたします。 各委員会からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) 異議なしと認めます。 したがって、各委員会の申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
△閉会宣告
○議長(
小川忠市君) これで本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 本定例会に付されました事件は全て終了いたしました。 したがって、会議規則第7条の規定によって閉会いたしたいと思います。御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
小川忠市君) 異議なしと認めます。 したがって、本定例会は閉会することに決定いたしました。 これで本日の会議を閉じ、第95回
加東市議会定例会を閉会いたします。 午前11時36分 閉会
△あいさつ
○議長(
小川忠市君) 第95回
加東市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、11月30日の開会以来、本日までの25日間にわたり諸議案を審議してまいりました。議員各位の御精励により、本日ここに閉会の運びとなりましたことは議長として喜びに堪えません。 今回提案されました議案は、令和2年度
一般会計補正予算をはじめ
条例制定、条例の一部改正、指定管理、土地取得など、いずれも重要な案件でありました。議員各位の終始極めて真摯な御審議により、それぞれ適切妥当な結論を得ることができました。改めまして、議員各位の御精励と御協力に対し、心より御礼を申し上げます。 また、市長はじめ当局の皆様には議会審議に寄せられました真摯な態度に対しまして敬意を表しますとともに、その審議の過程で議員各位より述べられました意見等につきましては、今後の市政運営に反映していただくよう望むものでございます。 今年も残すところ今日を含めて8日となり、年の瀬も押し迫ってまいりました。今年を振り返りますと、仮に絵日記に描こうとすれば、何もない、真っ白な1年であったのかなと感じるところでございます。国家的事業の東京オリンピック・パラリンピックはじめ多くのイベントの中止が相次ぎ、加東市においても、四季に沿ったそれぞれの各行事やスポーツ大会、地区の祭りなどが中止、延期または縮小され、何も印象に残らなかった、そんな1年になってしまったと感じております。 そのような中でも、医療介護従事者の皆様には、市民の命を守るべく、自己を犠牲にして奮闘されており、心から感謝と敬意を表したいと思います。 新型コロナウイルス感染症は、いまだに収束の兆しが見えず、まだまだ自粛の日々は続きますが、明けない夜も、そしてやまない雨もありません。議員各位、市長並びに職員の皆様、そして市民の皆様には十分感染防止に努めていただき、御自愛していただき、幸多き令和3年を迎えられますことを祈念いたしまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 市長。 〔市長 安田正義君登壇〕
◎市長(安田正義君) それでは、第95回
加東市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会、私どもからお諮りいたしました案件は合計で27件となりました。ただいま議長からも御案内ございましたが、令和2年度
一般会計補正予算をはじめとする補正予算が7件、そして条例の制定、一部改正10件、公の施設の
指定管理者の指定、これが8件、そして先ほどの土地取得1件、さらには議会諮問が1件ございました。人事の案件でございました。それぞれに原案のとおり決定また答申をいただいたところでございます。心からお礼を申し上げます。 そして、ただいま議長から今年を振り返って何もない、真っ白なという表現をいただいたところでございますけれども、私どもは各部署に今年一年を振り返ってそれぞれの部署でどんなことがあったのか、重大ニュースということで提出をする、そういうことによって1年を振り返ってみてはどうかということで提案をして、それぞれの部署からこんなことがありましたという報告を受けたところでございます。14の部署から約150件という報告がございました。 その中には、直近で申し上げますと、例えば社高校が地方創生政策アイデアコンテスト、こちらに2年連続出場、提案応募して、そして応募した2件ともが近畿経済産業局長賞を受賞したという、これは12月1日でございました。そして、そのうちの1件が12月19日の全国の審査会に進出をしたということでございます。このアイデアコンテスト、高校生、中学生以下の部で応募数が510件ございました。それを全国7地域に分けて、その7地域から各2組が全国の審査に臨んだということでございます。近畿からは61組の応募があって、そのうちから2組が全国の審査に出場したという、こういうことでございます。そのうちの1組が社高校であったと、こんなことでございます。さらに、その14組のうちから9組がファイナリストということで最終審査に臨んだということでございます。昨年は最優秀賞に次ぐ優秀賞ということでございましたが、今年は残念ながらそこには及びませんでしたけれども、しかし立派な成績を上げてくれたということでございます。若い力が地域を元気にしていこうということで頑張ってくれておる、そのことに対して私たちもやはり応えていかなければならない、そんな思いでおります。 それからもう一件は、みらいこども園が、第22回人間サイズのまちづくり賞ということで、その奨励賞、これは建築部門でございますけれども、その賞を受賞したという、こんなこともございました。これは直近の話でございます。 150件余りを見ておりますと、やはり多かったのは新型コロナウイルスに関連することが非常に多かったという、そういう印象を持ってございます。そして、そういったことにも関係するんですが、災害時の応援協定といいますか、そんなことが多く今年度は締結をすることができました。現在まで、今年度に入って、15件締結をしてございます。年明けには1月、2月と、さらに2件の今予定をしてございます。もちろん、協定ができたからといって安心できるものではございません。その協定をしっかりと万が一の場合に生かしていく、このことが非常に大事だと捉えてございます。 それから、特徴的なこととしまして、新型コロナウイルスの関係のことが多かったということを申し上げましたが、中でも例えば今年は国勢調査の年でございました。通常ですと年明け、2月頃にその速報値が発表されるということでございますが、今回につきましては、その速報値の発表そのものが6月頃にずれ込むだろうという、こういうことのようでございます。 ただ、一番気になりますのは、これまでから気になりますのは、人口の増減がどうなるかという、こういうことでございます。前回、平成27年のときは4万310人でありました。まだ正確な数字は分かりませんけれども、我々の今の思いとしては、前回を上回る状態になるのではないかなという、今そういう見方をしております。ぜひまた6月の速報値の発表を期待いただければなという、そんなことを思っております。 それから、新型コロナウイルスの関係でございますが、やはりこれも本当に収まりません。昨日までの1週間の兵庫県内の平均が、1日平均です、1週間のうちのまた1日平均、昨日現在でいきますと132人という、こういう数字になってきてございます。したがいまして、ずっとここしばらく100人を超えるという状態が続いております。このことについては、やはり市民の皆さんにこの年末年始しっかりと自己防衛をしていただきたいという、そういう思いでおります。したがって、これからいろいろな場面でまた呼びかけをさせていただくんですが、まずは医療体制の崩壊を、これをやはり防がなければならないと思います。そして、市民の皆さんの大切な命、御自身の命、そして大切な方の命、健康を守るためにも、やはり今ここでしっかりと取組をして、感染拡大防止、そういうことにつなげていかなければならないという思いでおります。 そう考えますと、感染リスクが高まるとされております飲酒を伴う懇親会、それから大人数や長時間に及ぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、休憩室、喫煙所、そして更衣室等への居場所の切り替わり、こういった5つの場面、こういったことにぜひ注意をしていただきたいという、そういう呼びかけを今しておるところでございます。引き続きマスクの着用、そして3密の回避など、そういったことに取り組んでいただいて、年末年始を控えるこの時期に感染拡大防止対策を徹底して、お願いしたいということを改めて今日この場で申し上げ、そしてまたテレビを御覧の皆さん方にもぜひ御協力をお願いしたいというところでございます。 いよいよあと、今日を含めてというお話をいただきましたが、8日間ということでございます。本当に大変な1年でございましたけれども、まだまだこの状態は続きます。しっかりと年末年始、自己防衛、そして御自愛をいただく中で、よき年をお迎えいただきますことを心からお祈り申し上げまして、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
小川忠市君) それでは、これで散会いたします。どうもお疲れさまでした。 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名をする。 加東市議会議長 小 川 忠 市 署 名 議 員 廣 畑 貞 一 署 名 議 員 古 跡 和 夫...