令和 2年 3月 第 89回
定例会 ┌───────────────────────────
┐ │会議録第216号 │ │ 第89回(定例)
加東市議会会議録 │ │ 令和2年3月24日(第3日)
│ │ 開議 午前9時30分│ └───────────────────────────┘1 議事日程 第1 北原 豊君に対する懲罰の件
委員会報告 懲罰特別委員会委員長 大 畑 一 千 代
委員長報告に対する質疑、討論、採決 第2 第20号議案 加東市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件
委員会報告 総務文教常任委員会委員長 石 井 雅 彦
委員長報告に対する質疑、討論、採決 第3 陳情第2-2号 「東条学園」建設を中止し危険な
東条中学校移転を求める陳情
委員会報告 総務文教常任委員会委員長 石 井 雅 彦
委員長報告に対する質疑、討論、採決 第4 陳情第2-1号
播磨内陸医務事業組合立 播磨看護専門学校存続に関する陳情
委員会報告 産業厚生常任委員会委員長 桑 村 繁 則
委員長報告に対する質疑、討論、採決 第5 第9、10、11、12、13、14、15号議案 一括上程
委員会報告 予算特別委員会委員長 小 川 忠 市 議案ごとに討論、採決 (1)第9号議案 令和2年度加東市
一般会計予算 (2)第10号議案 令和2年度加東市
国民健康保険特別会計予算 (3)第11号議案 令和2年度加東市
後期高齢者医療特別会計予算 (4)第12号議案 令和2年度加東市
介護保険保険事業特別会計予算 (5)第13号議案 令和2年度加東市
水道事業会計予算 (6)第14号議案 令和2年度加東市
下水道事業会計予算 (7)第15号議案 令和2年度加東市
病院事業会計予算 第6 第30号議案 令和元年度加東市
一般会計補正予算(第7号) 第7 同意第2号 加東市
教育委員会委員の任命の件 第8 委員会の閉会中の継続調査の件2 会議に付した事件
議事日程どおり3 出席議員(16名) 1番 北 原 豊 君 2番 別 府 みどり 君 3番 鷹 尾 直 人 君 4番 廣 畑 貞 一 君 5番 古 跡 和 夫 君 6番 大 畑 一千代 君 7番 高 瀬 俊 介 君 8番 長谷川 幹 雄 君 9番 石 井 雅 彦 君 10番 岸 本 眞知子 君 11番 小 川 忠 市 君 12番 小 紫 泰 良 君 13番 藤 尾 潔 君 14番 桑 村 繁 則 君 15番 山 本 通 廣 君 16番 井 上 茂 和 君4 欠席議員(なし)5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(20名) 市長 安 田 正 義 君 副市長 岩 根 正 君 技監 岸 本 至 泰 君
まちづくり政策部長 小 林 勝 成 君
まちづくり政策部人事課長鈴 木 敏 久 君
総務財政部長 堀 内 千 稔 君
総務財政部総務財政課長 前 中 公 和 君
総務財政部防災課長 三 木 秀 仁 君
市民協働部長 芹 生 泰 博 君
健康福祉部長 藤 井 康 平 君
産業振興部長 藤 川 憲 二 君
都市整備部長 柳 博 之 君
上下水道部長 大 畑 敏 之 君
会計管理者 繁 本 雅 和 君
委員会事務局長 陰 山 昌 平 君 教育長 藤 本 謙 造 君
教育振興部長 西 角 啓 吾 君
こども未来部長 広 西 英 二 君
こども未来部参事 後 藤 浩 美 君
病院事業部事務局長 堀 田 敬 文 君7
出席事務局職員(3名) 事務局長 服 部 紹 吾 次長 肥 田 繁 樹 書記 藤 崎 郁 子 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 午前9時30分 開議
△開議宣告
○議長(小紫泰良君) ただいまの議員の出席数は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。
△日程第1 北原 豊君に対する懲罰の件
○議長(小紫泰良君) 日程第1、北原 豊君に対する懲罰の件を議題とします。
地方自治法第117条の規定に基づき、北原 豊君の退場を求めます。 〔1番 北原 豊君退場〕
○議長(小紫泰良君) 本件について
懲罰特別委員会委員長 大畑一千代君の報告を求めます。 6番
大畑一千代君。 〔6番
大畑一千代君登壇〕
◆6番(
大畑一千代君) それでは、
委員長報告をいたします。 令和2年3月17日、第89回
加東市議会定例会第2日の本会議において、
懲罰特別委員会に託されました北原 豊君に対する懲罰の件につきまして、お手元に
委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、去る3月18日に全
委員出席のもと
懲罰特別委員会を開催し、鋭意審査を行いました経過並びにその結果につきまして報告申し上げます。 まず、委員会につきましては会議録、録画は非公開とすることで、また傍聴は認めないことを全会一致で決定した後、発議者である
石井議員、
桑村議員から懲罰動議の提出理由の説明を求めました。 まず、冒頭、発議者である
石井議員からは、委員に対し、お手数をかけて申しわけないとの趣旨の発言がございました。その後、
石井議員から当日指摘したときに、ぬかっておりました、すぐ削除しますと言ってくれておればその場の注意だけで済んでいた。自分の正当性を主張して悪ぶれた様子もなかった。今後の本人のためにも懲罰動議を提出した、との発言がありました。 なお、発議者に対する質疑はございませんでした。 次に、
北原議員から一身上の弁明の申し出がありましたのでこれを許可しました。北原 豊議員からは、私にとって
合同審査会は初めてで、
広報委員会において議会だよりの
合同審査会の原稿作成の担当になっていた。その記事、原稿の提出日は3月10日で5日間しかなく、翌日の6日の金曜日には予定が入りそうであり、7日、8日が土日で9日しか録音を聞くことができない。 また、会場に入るとマイクが2人に1台で、記事は間違ったことが書けないので録音しないといけないと思った。それこそ議員の責任だと思って録音した。そして、注意されてその場で消しましたし、その場はポケットに入れて録音はしていない。 以上の弁明がございました。 その後、弁明及び
北原議員への質疑を行いました。 委員からは、耳が聞こえにくい、補聴器という話もあったが、補聴器がなかったらわかりにくいのか、との質問に、
北原議員からは聞こえたふりをしている。聞こえていないときはうなずいている。常に血液が流れる音がしている、との発言でございました。 また、委員からは、録音する場合、許可が要るという規則は理解されていたか、との質問に対して、
北原議員からは録音していけないのは議場だけと思っていた、との答弁でございました。 また、
情報通信機器の使用基準にはしっかりと書いてある。議会だよりの原稿作成で大変なことはわかるが、許可をもらったらいいこと。勉強していないことは反省してルールの中で議会活動をやってもらわないといけないと思うが、との質問に対し、そこには注意して応じなかったらと書いてある、との発言でございました。 委員から、注意されたらああだ、こうだ言わないで即やめないといけないと思うが、との意見に対し、あのときもすぐとめてます、との発言でございました。 委員会の録音はオーケーだと思っていたということだが、それは
北原議員の判断。議会という組織の中にいるという認識はあるのか、との質問に対し、議会だよりの記事が当たっていた。組織の中にいるからこそ誰にもわかる形で録音した。初めての
合同審査会だったのと、会場に入るとマイクが2人に1台だったため、これは録音しないとと思い録音した。許可をとる時間もなかった。 以上が質疑応答のおおむねの内容でございます。 その後、発議者である
石井議員からはすぐに削除しませんでしたという発言があった。そして、
北原議員からはすぐとめたとの発言で少し食い違いがあると感じましたので、再度発議者である
石井議員と
桑村議員に入場していただき、改めて当時の状況をお聞きしました。
石井議員からは、録画の赤いボタンが押されたままになっていたので、これ録音してると違うんかと問いただしたところ、そのときにはすぐには削除しませんでした。議事録をとるから録音していると言ったので、それでも削除してくれと言ってもすぐには削除しなかったので、削除しないのなら退場を命じると言いました。その言葉を聞いてから削除しかけました、という内容でございました。 次に、懲罰を科すべきかの協議に移りました。 全委員からそれぞれ意見を述べていただきました。意見としてはおおむね素直に反省してくれていればと思ったが、懲罰は科すべき。ついうっかりという度を超えてしまっている。懲罰はやむを得ない。反省の態度が見られない、とのおおむねそのような意見でございました。 また、お一人からは
広報委員会として理解できるだけに懲罰を科すことには迷いがあるという態度を留保する御発言がございました。この1人以外は科すべきとの御意見でありました。 おおむね以上の意見で、その意見を伺った上で、委員会としては賛成多数で懲罰を科すことに決定したところでございます。 次に、懲罰の種類について協議いたしました。 同様に、全委員から意見を述べていただきました。その内容は、少なくとも懲罰に値する。反省の態度があったら懲罰まではとも思っていたが、今回は戒告。今回のことのみであれば戒告。陳謝、今後のこともあるので陳謝という御意見でございました。陳謝を述べられた方がお二人、それから戒告を述べられた方が5人でございました。 一通り全委員の意見を聞き、再度考えがないか、申し述べたいことがないか確認した上で採決に入りました。 採決の結果、戒告とすることの賛成多数で公開の議場における戒告に決したところでございます。 次に、戒告文案について協議を行いました。 標準的な戒告文や他市の事例も参考にし協議した結果、お手元に配付している戒告文となりました。 以上が
懲罰特別委員会における審査の内容と経過、審査結果でございます。 以上で
委員長報告を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(小紫泰良君)
懲罰特別委員会委員長報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 北原 豊君から本件について一身上の弁明をしたい旨の申し出があります。 お諮りいたします。 これを許可することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。 北原 豊君の入場を許可します。 〔1番 北原 豊君入場〕
○議長(小紫泰良君) 北原 豊君に一身上の弁明を許します。 北原君。 〔1番 北原 豊君登壇〕
◆1番(北原豊君) 北原 豊が弁明いたします。 先ほどとダブってはいけないので、新たな部分だけ言います。
石井議員が言われています
加東市議会において、情報機器の使用基準では項目5項、禁止事項、
情報通信機器の使用に当たって次に掲げる事項を禁止するものとするで、その2、会議を録音し、録画し、及び写真撮影することが記載されていますが、下の項目6に違反行為に対する措置があり、そこには議長または会議の長は使用者が禁止事項に違反したときは注意するものとする。ただし、注意によっても違反行為を改めない場合は
情報通信機器の使用を停止させることができると記載があります。 私は反抗しましたが、録音したものを消さないと退場と言われたもので、その後はすぐに消しました。録画はもう当然
石井議員が言われたときにもう切っております。
石井議員にはスワイプしてその場で消したのを確認してもらいました。
懲罰特別委員会では
石井議員は注意後も私が録音していたと事実と異なる発言がありましたが、私は多分
iPhoneをポケットにしまい、注意後の会議の録音はやめていました。多分議会のビデオにも机の上には
iPhoneがないことが確認できると思います。 最終的には私は録音という違反行為を改めましたので、
加東市議会における
情報通信機器の使用基準に一応沿っています。しかし、今後は議会だよりで原稿が当たった部分は議長や委員長の許可を得て録音するようにしたいと思います。 というものの、やはりマイクが2人に1つで聞こえない部分も多かったので、今回において
議会事務局の方が半分以上補助してくれたおかげで原稿が完成したことは感謝いたします。議会は
ケーブルテレビでも生放送しているので、家のビデオでも後にカットになる部分も録画できるので形骸化しているように思ったのは事実で、その思いもあり反省してないように感じた議員様にはおわび申し上げます。 最後に、まだ反省してないと言われるかもしれませんが、実際に形骸化しています。第5項の(2)の会議を録音し、録画し、及び写真撮影することは廃止し、さらなる議会改革で順位を上げるため、市民に開けた議会として質問に動画の採用や委員会もユーチューブで生放送するのがいいと思います。 以上、北原 豊が弁明を終わります。ありがとうございました。
○議長(小紫泰良君) 弁明が終わりました。 北原 豊君の退場を求めます。 〔1番 北原 豊君退場〕
○議長(小紫泰良君) これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから北原 豊君に対する懲罰の件を採決します。 本件に対する
懲罰特別委員会委員長の報告は戒告文により北原 豊君に戒告の懲罰を科すことです。
委員長報告に賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、北原 豊君に戒告の懲罰を科すことは可決されました。 北原 豊君の入場を求めます。 〔1番 北原 豊君入場〕
○議長(小紫泰良君) ただいまの議決に基づいて、これから北原 豊君に懲罰の宣告を行います。 北原 豊君に戒告の懲罰を科します。 これから戒告文を朗読します。 北原 豊君の起立を命じます。 戒告文。 議員北原 豊君は3月5日の
総務文教常任委員会、
産業厚生常任委員会合同審査会において、公共施設の適正化に関する計画の見直しに係る議事中、不穏当な行動をとり議会の品位を著しくおとしめた。このことは議員の職分に鑑みまことに残念である。 したがって、
地方自治法第135条第1項第1号の規定により戒告する。 令和2年3月24日。
加東市議会。 着席してください。
△日程第2 第20号議案 加東市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件
○議長(小紫泰良君) 日程第2、第20号議案 加東市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件を議題とします。
総務文教常任委員会委員長 石井雅彦君の報告を求めます。 9番
石井雅彦君。 〔9番
石井雅彦君登壇〕
◆9番(
石井雅彦君) 令和2年3月2日、第89回
加東市議会定例会の本会議において付託されました第20号議案 加東市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件につきまして、お手元に
委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、審査に当たりましては3月3日に委員会を開催し、全
委員出席のもと、鋭意審査を行いました経過並びにその結果について報告申し上げます。 議案の内容につきましては既に本会議において提案説明がなされておりますが、説明資料に基づき改めて概要の説明がありました。 次に、審査の過程で
委員各位より出されました意見や質疑、その答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に報告申し上げます。 まず、委員より、無保険者はいるのか、との質疑に対し、11月末現在での
滞納世帯数は191世帯である、との答弁がありました。 また、委員より、加東市の被保険者の平均所得はどれくらいか、との質疑に対し、56万4,406円となっている、との答弁がありました。 委員より、1人当たりの医療費だが、兵庫県全体と加東市を比べるとどうなのか、との質疑に対し、加東市の場合は30万6,795円、県平均は30万6,077円となっている、との答弁がありました。 また、委員より、保険税率の内訳は各自治体と照らし合わせてもかなり違いがあるようだが、税率は一律に決まるものではないのか。それぞれ内訳ごとに別に計算して算出するものなのか、との質疑に対し、標準税率の算定の仕方だが、世帯数、
所得水準等を加味されて各自治体に県が税率を示している、との答弁がありました。 委員より、被保険者は低所得者が多いと思うが、税率を引き上げることにより滞納がふえるのではと思うが、との質疑に対し、県での広域化になったことでもあり、税率を上げざるを得ないという状況になっている。ただ、市では標準税率まで上げずに
財政調整基金で補填しており、低所得者には軽減制度を設けてもいるのでそこは理解を賜りたい、との答弁がありました。 なお、理事者より、例えば
世帯所得が400万円、4名家族、うち介護の分が係る人が2名いる場合、改正後の課税額が66万600円となり、現行の61万8,400円と比べて4万2,200円の増額となる。 また、もう一つの例を挙げると、同じ
世帯所得が400万円で、高齢者2名家族の場合、改正後の課税額は46万9,600円となり、現行の44万1,900円と比べて2万7,700円の増額となる、との説明がありました。 委員より、市の全世帯が今回の税率改正で影響があるのか、との質疑に対し、どの世帯にも影響がある、との答弁がありました。 また、委員より、現年と過年度分の徴収率は、との質疑に対し、平成30年度の徴収率は現年分は94.71%、過年度の
滞納繰越分については18.61%であり、令和2年度の
予算計上額としては現年の
収納見込み率は94.55%で計算しており、
滞納繰越分については18.8%で計算をしている、との答弁がありました。 委員より、徴収率の差額の5%ほどは納税している市民が負担しているのでは、との質疑に対し、滞納に対してはしっかり徴収に努めていくが、現状ではガイドラインに沿った算定の結果になってしまった、との答弁がありました。 以上が審査の概要であります。 討論でありますが、低所得者の保険料がどうなっていくのか問題がある。今後も引き上げていくとなると年金収入の低所得者等が生活できなくなると思うので、改正には反対するとの討論がありました。 また、基金の繰り入れを行いながら低い水準に抑えていることに理解を示すが、今後家庭への負担もふえてくるので、今後は徴収強化の取組により割り戻しが少しでもふえるように努力していただくことを期待して賛成するとの討論がありました。 次に、表決の結果でありますが、第20号議案 加東市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件は賛成多数により採択とすべきものと決定いたしました。議員各位におかれましては何とぞ当委員会の決定のとおりに御賛同賜りますようにお願い申し上げまして、
総務文教常任委員会の審査報告といたします。
○議長(小紫泰良君)
総務文教常任委員会委員長報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 念のために申し上げます。
加東市議会運営基準第99に、議員は自己の所属する委員会の
委員長報告について質疑をしないと規定しておりますのでよろしくお願いします。 質疑はございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから第20号議案に対する討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 古跡君。 〔5番 古跡和夫君登壇〕
◆5番(古跡和夫君) 原案に反対する立場から発言をさせていただきます。 まず1つ目に、2019年時点で
国民健康保険税の負担は全国平均で
協会けんぽの約1.3倍、そして
国民健康保険被保険者の
全国平均所得は138万円、加東市の場合、所得額の平均が56万4,406円ということで、仮に2人家族だとしますと66万円の控除を足しますと122万4,406円ということになり、やはり全国と比べてもかなり低い、そして割引を受ける世帯が58.8%、約6割近いという状況が明らかになっています。 また、加東市の改正案での所得額400万円の4人家族、介護2人の場合、66万600円の保険料という試算が
総務文教常任委員会でも示されましたけれども、これを
協会けんぽに置きかえますと、これはボーナスを計算に入れてない大ざっぱな計算ですけれども、28等級で31万4,952円、これは中小企業の7割が赤字の中で経営者が保険料の5割を負担しているのでこの金額になります。 1980年代には約50%だった
国庫支出金が、今日では約20%になっているのが今日の
国民健康保険税の高額化の原因であります。この点が改善されなければいつまでも
国民健康保険税の引き上げが繰り返され、ますます税金は払えない、
国民健康保険税を払えない人がふえる、それが今の加東市の現状だと考え、今回の改正案に反対をいたします。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 ございませんか。 北原君。 〔1番 北原 豊君登壇〕
◆1番(北原豊君) これが上がる原因になったのは、代表的なのが肺がんに対する薬、
オプチーボが非常に高い……。
○議長(小紫泰良君) 原案に反対でよかったですか。
◆1番(北原豊君) はい。 高いのが原因です。しかし、日本には特許があるのに
オプチーボ1回が約73万円。イギリスは特許を買っているのに約14万4,000円です。日本の約5分の1です。これを是正しないまま上げるのはおかしいです。本当に上げないといけないのは2015年からです。団塊の世代が75歳になる2015年からです。 また、東条学園の工事費に6億円上げるなら、そのお金で値上げ分を補助できるので反対いたします。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、反対者の発言を許可します。 小川君。 〔11番 小川忠市君登壇〕
◆11番(小川忠市君) 第20号議案
国民健康保険税条例の一部改正について反対の立場で討論いたします。
総務文教常任委員会も傍聴させていただきました。その中で多少疑問に感じたことがありますので反対といたします。 加東市の
国民健康保険の加入状況は1月末現在で4,686世帯、7,576人で、全人口の18.8%となっております。そのうち、65歳以上の被保険者は3,591人で全被保険者数の47%、約半分を占めております。被保険者の高齢化が進んでおります。 先ほど石井委員長からの報告にもございましたけれども、加東市の被保険者の平均所得は56万4,000円であります。また、当局の試算によれば
世帯所得400万円で被保険者4名の場合の保険税は年額約66万円、これを月額に割り戻しますと月5万5,000円。また、同じ所得で被保険者2名の高齢者のみの家族であれば年間47万円で月額3万9,000円となると報告もありました。 今回の税率改正についての背景も理解しておりますし、また被保険者の所得に応じた軽減措置も存じております。しかし、現実、所得400万円、4人家族の世帯で毎月5万5,000円の税金、高齢者のみの2人世帯での月額3万9,000円の税額はかなりの負担となるのではないでしょうか。 また、昨年10月に消費税率も引き上げとなり、今後は新型コロナウイルス感染症の影響で被保険者にもますます大きな負担が予想されます。未来ある子どもたちへの投資といって学校建設に6億円も投入するのであれば、並行して
国民健康保険税にも幾らかの財源を投入し、被保険者の負担軽減をしなければ、市民感情からしてなかなか公平感を保たれないのではないでしょうか。 国は新型コロナウイルス感染症の影響に対し現金給付や商品券支給など、家庭や個人への支援策を検討しております。また、国税や地方税なども納付猶予措置等も地方自治体へ要請するという報道もありました。 安田市長には、仮にこの条例改正案可決となったとしても条例の施行には最大限の配慮をお願いし、第20号議案の反対討論といたします。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 北原君。 〔1番 北原 豊君登壇〕
◆1番(北原豊君) 先ほどの私の答弁で2015年と言いましたが、2025年の間違いなので訂正いたします。失礼します。
○議長(小紫泰良君) 訂正は許可させていただきます。 これで討論を終わります。 これから第20号議案を採決します。 本案に対する
総務文教常任委員会委員長報告は可決です。 第20号議案について、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第3 陳情第2-2号 「東条学園」建設を中止し危険な
東条中学校移転を求める陳情
○議長(小紫泰良君) 日程第3、陳情第2-2号 「東条学園」建設を中止し危険な
東条中学校移転を求める陳情を議題とします。
総務文教常任委員会委員長 石井雅彦君の報告を求めます。 9番
石井雅彦君。 〔9番
石井雅彦君登壇〕
◆9番(
石井雅彦君) 令和2年3月2日、第89回
加東市議会定例会の本会議において付託されました陳情第2-2号 「東条学園」建設を中止し危険な
東条中学校移転を求める陳情につきまして、お手元に
委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、審査に当たりましては3月3日に委員会を開催し、全
委員出席のもと鋭意審査を行いました経過並びにその結果について報告申し上げます。 陳情の内容でありますが、東条学園は税金の無駄遣いであり、安全でない学校建設は子どもの人権を無視した暴挙であるため建設に反対するという内容の陳情であります。 次に、審査の過程で
委員各位より出されました意見や質疑、その答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に御報告申し上げます。 まず、委員より、件名に書かれている東条学園の建設を中止し危険な東条中学校の移転というのが趣旨であって、東条学園は無駄遣いであるというのは理由だと思うが、との質疑に対し、陳情書のとおりだと思う、との答弁がありました。 また、委員より、イエローゾーンの箇所に安全対策をした場合にはイエローゾーンが解除になるのを御存じか、との質疑に対し、それは知らないが、安全性に問題はあると思う、との答弁がありました。 委員より、新校舎建設の地下につくる調整池の建設費が1億円、維持費が5,000万円というのは本当の話なのか、との質疑に対し、市に情報公開したところ、公文書の不存在ということで市からの回答はなかったが、これぐらいかかると思う、との答弁がありました。 また、委員より、理由のところでつくば市小中一貫教育については見直しをすると書かれているが、どういう見直しをしているのか、との質疑に対し、つくば市の元教育長の講演の中で、フィンランドのような自主性を持たせた教育にしていこうとの話を聞いた。そういう見直しだ、との答弁がありました。 委員より、小中一貫教育が
失敗ではなくて学校間の格差が出てきたために見直すとのことであり、そこまで大胆な見直しはしてないと思うが、との質疑に対し、現在の教育長よりその前の段階で保護者や教師にアンケートをとって小中一貫教育はやめようという話になったと聞いている、との答弁がありました。 ここで陳情者が退席し、冒頭で委員より理事者側の出席要求の申し出があり、委員の賛同を得ていたため、理事者の説明を求めるために入場を許可しました。 まず、委員より、調整池の件だが、いつごろからこういう方針で動いていたのか、との質疑に対し、平成29年から法令との関係について業者と協議をしていた。総合治水条例に基づく調整池の設置が要るのではとの話であった。平成30年3月1日に県と協議を始めた。その後、協議を続けていく中で開発行為の事前協議を同年12月26日に行い、正式に開発行為として上げたのが平成31年2月28日であった。それを受け、県から審査が終わったと回答をいただいたのが3月19日であった。その内容に従い、今年度の入札に導いたということである、との答弁がありました。 同じく、委員より、地下に池を埋設するというのは一般的なのか、との質疑に対し、調整池の種類としてはダム式、掘り込み式、プール式、埋設式の4種類あり、今回が埋設式となるが、これは県の指導によりこの方法を選択した、との答弁がありました。 続けて、委員より、建設費と維持費の件だが、これをつくることによって1億円も値上がりになったのか。また、維持費も年間5,000万円かかると言われているがこれは事実なのか、との質疑に対し、これは全体の設計の中で含まれているのでここだけ抽出することは不可能であり、業者にも確認したがそこまではかからないとの回答を得ている。維持費に関しては長期で見る場合はそれなりの費用は発生するが、通常のメンテナンスは代謝物の除去と清掃は必ず生じ費用として上げなければならないが、費用としては通常の人夫賃ぐらいであろうかと思う、との答弁がありました。 また、委員より、調整池というのは今回の場合、どういう役目をするのか、との質疑に対し、調整池をつくるかどうかは1ヘクタールが目安となっていて、今回は1ヘクタールを超えているのでつくる対象となり、従前の流出水がどれくらいあるのかを調べ、流出による川の水位に影響を与えないまで排出を制限する。そのために調整池をつくらなければならない、との答弁がありました。 また、委員より、運動場の一部がイエローゾーンにかかっているが、対策をすれば解除になるという認識でいいのか、との質疑に対し、例えば裏山が平地にならない限りはイエローゾーンがなくなるということはない。運動場と現校舎裏がイエローゾーンになっているが、今後もその範囲のままである、との答弁がありました。 討論でありますが、陳情に賛成するとなれば陳情書に書かれている理由等も認めて賛成しなければならないが、理事者の答弁を聞いた中では書面の内容と違うところがあり、今回の陳情には賛成できないとの反対討論がありました。 また、理事者の答弁は事実に基づいてなく、陳情者のほうが正しく思い陳情に賛成するとの賛成討論がありました。 次に、表決の結果でありますが、陳情第2-2号 「東条学園」建設を中止し危険な
東条中学校移転を求める陳情の件は賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。議員各位におかれましては何とぞ同委員会の決定のとおりに御賛同を賜りますようにお願いを申し上げまして、
総務文教常任委員会の
委員長報告といたします。
○議長(小紫泰良君)
総務文教常任委員会委員長報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。
委員長報告が不採択ですので、まず原案に賛成者の発言を許可します。 北原君。 〔1番 北原 豊君登壇〕
◆1番(北原豊君) 私は県から依頼があって加東市の多井田でも防災講演をした防災のプロです。ボーリング調査や東条学園の場所は安全な根拠が一つもありません。また、避難路が崩れて避難できない避難所はあり得ません。大運動場も液状化対策に約5億円、今から必要となります。災害時、し尿がたまりすぐに使えなくなる洋式トイレが全てです。男子の和式は一つも見られません。 このような危機管理のかけらもない東条学園の建設は建ててはいけないと思いますので、この陳情に賛成いたします。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから陳情第2-2号 「東条学園」建設を中止し危険な
東条中学校移転を求める陳情を採決します。 陳情第2-2号に対する
総務文教常任委員会委員長報告は不採択です。 陳情第2-2号について原案のとおり採択することに賛成の方は起立願います。 (起 立 少 数)
○議長(小紫泰良君) 起立少数。 したがって、陳情第2-2号は不採択とすることに決定しました。
△日程第4 陳情第2-1号
播磨内陸医務事業組合立 播磨看護専門学校存続に関する陳情
○議長(小紫泰良君) 日程第4、陳情第2-1号
播磨内陸医務事業組合立 播磨看護専門学校存続に関する陳情を議題とします。
産業厚生常任委員会委員長 桑村繁則君の報告を求めます。 14番桑村繁則君。 〔14番 桑村繁則君登壇〕
◆14番(桑村繁則君) それでは、
産業厚生常任委員会委員長報告を行います。 令和2年3月2日、第89回
加東市議会定例会の本会議において付託されました陳情第2-1号
播磨内陸医務事業組合立 播磨看護専門学校存続に関する陳情につきまして、お手元に
委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、審査に当たりましては3月4日に委員会を開催し、委員全員出席のもと鋭意審査を行いました経過並びにその結果について報告申し上げます。 陳情内容でありますが、新聞報道等において学校の存続が危ぶまれ、記事が掲載され、就学環境が恵まれている公立の看護師養成学校がなくなることになれば、家庭の事情により夢に描いていた看護師の道が閉ざされる方々が出てくることを心配し、公立の播磨看護専門学校が存続するよう関係機関に働きかけてくださいとの内容であります。 次に、審査の過程で
委員各位より出されました意見や質疑、その答弁につきまして、特に議論が集中いたしました事項を中心に報告申し上げます。 まず、委員より、廃止を決めていない中での関係機関での働きかけについてどうすればいいのか、の質疑に対して、議員に存続の思いを固めていただき、お力添えをいただきたい、との答弁がありました。 また、廃校するとは読み取れない、との質疑に対して、廃止を懸念して陳情した、との答弁がありました。 また、委員より、播磨看護専門学校でならない理由は、の質疑に対して、公立の専門学校で学費が安いので残してほしい、との答弁がありました。 また、委員より、現在の授業料に見合う奨学金制度があればどうか、の質疑に対して、播磨看護専門学校は授業料だけでなく、少人数で細かく指導され、個人個人を大切にした授業で、地域に根差したすばらしい学校である、との答弁がありました。 また、委員より、民間ができれば医師、講師の確保が大変であると聞いているが、の質疑に対して、実習先の問題で100名の学生では医師、講師の確保は大変になるとのことだが、今の看護専門学校の規模でやっていきたい、存続を大事にしていきたい、との答弁がありました。 討論では、現在の段階で結論を出すことはできない。現状は定員割れで今後大きな改修が必要である状況で結論は出せないので採択できない。また、存続することを言い切ることになるので今の段階では言えないとの反対討論がありました。 また、教育のまち加東市として残してほしいので陳情に賛成する。また、地域に根差した播磨看護専門学校は残してほしいとの賛成討論がありました。 以上が委員会での審査概要であります。 次に、採決の結果でありますが、賛成多数で採択すべきものと決定いたしました。 以上で産業厚生常任委員会の審査報告といたします。議員各位におかれましては何とぞ当委員会の決定どおりに御賛同賜りますようにお願い申し上げまして、産業厚生常任委員会の審査報告といたします。
○議長(小紫泰良君)
産業厚生常任委員会委員長報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 小川君。 〔11番 小川忠市君登壇〕
◆11番(小川忠市君) 産業厚生常任委員会に所属しておきながら反対というのは大変心苦しいんですけれども、陳情第2-1号
播磨看護専門学校存続に関する陳情に対して採択すべきでない、いわゆる不採択で反対の討論とさせていただきます。 産業厚生常任委員会はこの陳情の審査を行ったのは3月4日でございます。その後、3月17日の一般質問において私はこの問題を取り上げさせていただきました。安田市長は3月5日に小野市長と面談した際に、小野市長から、新たな医療系専門学校の実現は3市1町の高額な財政負担が不要となることや、看護師等の確保につながり、3市1町にとっては大きなメリットがある。この提案は圏域全体の将来を見据えた場合、賢明な選択であろうということで呼びかけたが理解してもらえなかった。 いずれにしても、今後新たな医療系専門学校の件は小野市独自で取り組むと発言され、小野市長のこの発言をもって播磨看護専門学校にかわる医療系専門学校の移行の件は白紙となったと答弁をいただいております。 また、圏域での看護師確保において播磨看護専門学校の果たしてきた役割、これから果たす役割は大きいので存続ということになるかと思うとも発言され、現段階においては移行の件は白紙として、播磨看護専門学校は存続であります。 お手元に陳情書の写しがあればいま一度御確認いただきたいと思います。 今回の陳情の趣旨は播磨専門学校が存続するように関係機関に呼び働きかけてくださいというのが趣旨であります。今この件が白紙になった現状においては、陳情の趣旨も、それ自体もなくなりました。したがって、陳情を採択すること、採択する必要もなくなりましたので不採択とするしかございません。 しかしながら、市長は播磨看護専門学校の課題が見えてきたとも言われております。入学したが定員割れしてる現状、運営費負担の件、そして授業料は妥当なのか、また非常勤講師や学生の実習先の安定的な確保、教員の確保や処遇、副校長や事務局人事の件等々が課題として見えてきたとおっしゃっています。 さらに、校舎を建てかえる場合にはその費用は6億円とも7億円とも目されており、その費用の件、今この3市1町は播磨専門学校の運営についてはしっかりと協議すべきときであると認識しているということであります。最後にはぜひこのことは
加東市議会においても大いに議論していただきたいとも申されておりました。 この播磨看護専門学校の今後のあり方については我々
加東市議会もしっかりと議論をすべきであることを申し上げ、反対討論といたします。議員各位には何とぞ白紙となったこの現状、それから陳情の趣旨等々を考えていただき不採択ということで御賛同を賜りたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 井上君。 〔16番 井上茂和君登壇〕
◆16番(井上茂和君) それでは、16番井上茂和が陳情第2-1号について賛成の立場で討論いたします。 去る令和2年2月18日に提出されました播磨専門学校存続に関する陳情書についてでございますが、昨年の4月でしたか、4月と、それと10月、4月には神戸新聞、10月には読売新聞に小野市の蓬莱市長から播磨看護専門学校について、今は官で運営をするのではなく民間に委託すべきだと、播磨看護学校を廃止し、小野長寿の郷構想区域に民間の看護学校にしてはと提案がございました。今までのように北播磨地域で必要な看護師数を確保できるのかどうか、そして授業料についてはどうなのかなどなどの課題があります。 そのことで定例会2日目に安田市長より先般の小野市からの提案に対しまして、民間との協議の場が欲しいということは前々から発言なされておりましたが、その協議の場としてはないままでございます。提案につきましては白紙の、先ほど討論にもありましたが、白紙の状態に戻ったようでございます。 このたびの存続に関する陳情書の願意については理解できるもので、昨日も播磨看護学校に行ってみますと、ことしの卒業生、看護師の合格率100%というのを聞いてまいりまして、今までも全て100%で来ておるというのも報告にあったと思うんですが、その中で本当に授業料を安く、そして卒業生は先ほど申しましたように、100%看護師としての資格を達成している。なお、卒業生の地元就職率も断然に高いと、各市町の分担金の課題もあるものの、生徒にとっては授業料が低額で、なおかつ地域の医療関係に貢献できる、この思いでこの播磨看護学校を選択された皆さんでもございます。 先ほどからありましたように、働きかけるべきと言いながらも、今存続についての議論が今特にやめるとも言ってないですし、明確でない中でこれを採決していくのは、先ほどのありましたようになかなか難しいことではございますが、議会としてはやはりこの貴重な地域に根づいたこの看護学校を存続していくという意識は議会としても持っていかなければならないんじゃないかということも含めまして、この播磨看護学校を選択された皆さんのことも考えながら、以上の理由でこの陳情書を採択することといたしたいと思います。 以上、賛成討論といたします。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 大畑君。 〔6番
大畑一千代君登壇〕
◆6番(
大畑一千代君) 産業厚生常任委員会の副委員長でありながら反対をさせてもらうことは大変恐縮なんでございますが、私は委員会の中でも申し上げましたように、今の時点で
加東市議会として方向性を決めてしまう、判断材料も乏しい、そういった中で、
加東市議会が積極的にもう存続さすんだという方向性を決めてしまうことにはどうしても今はそういう時期ではない。 陳情書の願意、その方々の思い、これはもう十分理解できるわけですが、今
加東市議会がなぜ方向性を決めないといけないのか、それは全く理解できない。方向性を決めてしまいますと、今後、播磨看護専門学校について私どもが調査研究をしようとしたって、いや、もう方向性が決まっとるのに何でそんなもの調査せないかんのやということになってしまいますよ。そういう調査研究の機会すら失ってしまうことになります。 そういうことで、私は今の時点で存続という方向性を決めてしまうことには断固反対します。 以上でございます。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 長谷川君。 〔8番 長谷川幹雄君登壇〕
◆8番(長谷川幹雄君) 賛成の立場で討論させていただきます。 先般、先ほど言われてましたけれども、看護学校の問題に関しては白紙になりましたと市長から発言がありましたけれども、定住自立圏構想の連携市町においては存続の可決をされております。その中で、地元加東市としてここでこの存続に関して否決ということになりますと、地元どうなんやという話になろうかと思います。 それ見てもいろいろな形で、財源云々の話がありました。建物が古くなったらどうするんや。加東市、今小中一貫校で建物が余りますよね、学校自体が。そこを活用すれば十分行けるんじゃないか、このように思いますんで、地元としては定住自立圏構想の市町と連携しながら存続に向けて頑張っていきたいと思いますんで、賛成の立場で討論とさせていただきます。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 藤尾君。 〔13番 藤尾 潔君登壇〕
◆13番(藤尾潔君) 反対の立場から討論したいと思います。 理由は簡単でありまして、この請願はもし提出されるのであれば播磨内陸の医務事業組合の組合に提出されるべき議案でありまして、我々がここに対して働きかけを行うことはできないと思います。 つまり、同じ市にある加東市にある施設ではありますけれども、事務的にはほかの自治体です。例えば、我々
加東市議会が加東市に対してコスミックホールのことがあって、小野市や西脇市の議会が残すように働きかけてなんぞされたらどう思われますかということと同じことなんです。 これは直接的に私たちがこれで、仮に可決をして、可決をした上で働きかけをやってしまいますと同じことになります。本当にこれ可決して、関係機関に対して議会として働きかけができるんですか。気持ちだけの問題じゃなくて、私はこれは法的にこれを可決してしまって、可決してしまった後、関係機関への働きかけなどということはできないと思いますので反対をいたします。 ただ、この内容について、是非についてはここの中にも医務事業組合の関係議員もおられますし、趣旨を酌み取っていただきまして、当然例えばそういう形での議会での議論を十分期待いたしたいと思います。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 廣畑君。 〔4番 廣畑貞一君登壇〕
◆4番(廣畑貞一君) それでは、私、賛成者の立場として発言をさせていただきます。 まず、2点について討論させていただきたいと思います。 まず1点目は、民間にこの施設を委ねるということ、これも一つの方法だろうです。だろうですが、公立でこの専門学校を置く、これは能力に応じてひとしく教育を受ける権利を有するということが大きくバックボーンとして捉えられてます。 経済的ないろいろな理由があろうと思います。経済的に許されるならば民間で学べばいいですが、意欲を持ちながら教育を受ける権利が剥奪されるというのは非常に学びを未来に夢を描いてる人たちを奪ってしまうんじゃないかなという思いをします。 2点目、皆さんも御存じのように、もうコロナウイルスで医療崩壊という言葉が出てきております。この地域に医療に携わる人が少なくなれば、地域の医療を確保できなければ、医療崩壊そのものがこの地域に起こり得るという捉え方をしておりますので、私はこの陳情に関しての採択することを賛成したいと思います。 以上で私の討論を終わります。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから陳情第2-1号
播磨内陸医務事業組合立 播磨看護専門学校存続に関する陳情を採決します。 陳情第2-1号に対する
産業厚生常任委員会委員長報告は採択です。
委員長報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、陳情第2-1号は採択とすることに決定しました。 ここで暫時休憩いたします。 午前10時38分 休憩 ───────── 午前10時55分 開議
○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
△日程第5 第9号議案ないし第15号議案 一括上程
○議長(小紫泰良君) 日程第5、第9号議案 令和2年度加東市
一般会計予算から第15号議案 令和2年度加東市
病院事業会計予算までを一括議題とします。 上程議案について
予算特別委員会委員長 小川忠市君の報告を求めます。 11番小川忠市君。 〔11番 小川忠市君登壇〕
◆11番(小川忠市君) それでは、予算特別委員会の報告をいたします。 令和2年3月2日、第89回
加東市議会定例会の本会議において、当委員会に付託されました第9号議案 令和2年度加東市
一般会計予算から第15号議案 令和2年度加東市
病院事業会計予算につきましては、3月11日から13日までの3日間、委員会を開催し鋭意審査を行いました。 令和2年度施政方針を中心に各所管における事務事業、特に令和2年度の新規事業及び継続事業、または長年の懸案事項について審査を行ってまいりました委員会の概要とその結果について報告申し上げます。 審査の方法でございますが、各所管長並びにその補助職員から予算特別委員会資料に基づき説明を求めた後に、
委員各位の質疑を中心に委員会を進めてまいりました。 初日の3月11日は産業振興部、会計課、秘書室、
議会事務局、教育振興部、こども未来部の審査を行いました。3月12日は都市整備部、市民協働部、病院事業部、健康福祉部の審査を行い、最終日13日は総務財政部、上下水道部、まちづくり政策部、そして委員会事務局の審査を行いました。 全ての審査が終了した後に、理事者同席のもとに議案ごとに討論、採決を行いました。 討論では、第9号議案 令和2年度加東市
一般会計予算におきまして、1名の委員から反対討論、2名の委員から賛成討論がありました。 その討論の概要でございますが、まずは反対の理由として、新年度予算は全般を通して
地方自治法第2条第14項に違反しているので反対するという内容でございました。 次に、賛成討論の概要でございますが、1つに昨年の決算審査において議会として要望したことに対し、前向きな検討がなされている。 2つ目に子育て支援事業で新規事業として産婦健康診査費用助成や母子手帳のアプリの
導入などで支援が充実している。特に、子育て世代スマイル交付金制度の創設は議会での請願採択を受け、行政側が最大限酌んで適切に対応したものであり、評価する。 3つ目は、令和2年度は東条地域小中一貫校の本格的な工事、また社地域小中一貫校整備事業も具体的に動くことになってくるので順調に進むことを期待する。 4つ目は、加東市の新しい特産化に向けたもち麦栽培支援についても取り組もうとしている。 5つ目に、これまでの要望してきた市営住宅のユニットバス化への取組は入居者が文化的な生活が営まれるものにということになり評価をしたい。 最後6つ目には、自主運行バスと連携した市街地での移動手段の確保のための乗合タクシーの実証実験の実施も評価したい。 ただ、道路ストック総点検事業ののり面保護工事調査や有害鳥獣対策事業のバッファーゾーン整備などは実施段階においては、精査しながら事業内容について検討、改善をお願いしたいとの内容でございました。 次に、表決の結果であります。 第14号議案は全会一致、第9号議案から第13号議案及び第15号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、予算特別委員会審査にかかわる
委員長報告を終わります。
○議長(小紫泰良君)
予算特別委員会委員長の報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行いますが、
加東市議会運営基準第99に、議員は自己の所属する委員会の
委員長報告については質疑をしないと規定しておりますことを念のため申し添えます。 質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから議案ごとに討論、採決を行います。 初めに、第9号議案 令和2年度加東市
一般会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 北原君。 〔1番 北原 豊君登壇〕
◆1番(北原豊君) 北原 豊が反対意見を述べます。
地方自治法第2条の第14項には、地方公共団体はその事務を処理するに当たっては住民の福祉の増進に努めるとともに、最少経費で最大の効果を上げるようにしなければならないとあります。果たしてこの予算が当てはまっているのでしょうか。 住民の福祉に直結する加東市民熱望のコミュニティバス、団塊の世代が75歳以上となる2025年問題による介護離職しない布石となる特別養護老人ホームのかけらもありません。 最少の経費で最大の効果、加東市の人口約4万人以上乗る大阪駅のバスターミナルでさえ3,500平米、大型バスも22台とまります。加東市のバスターミナルはそれより500平米少ない3,000平米もあり、大型バスも10台程度とまります。 つけ加えますと、これも何万人も乗る三宮のバスターミナルの倍です。果たしてこのバスターミナルの予算が人口4万人足らずの加東市に当てはまっているのでしょうか。東条学園の工事費においても市場にあっている生コンなどの加東土木の単価、建設物価、積算資料も使わず、業者の言い値どおり、それで計算されています。これは会計検査院に指摘されます。 また、きちんとした根拠、大都会でもないのに、これも基礎や柱の補強を除くと平米5万円程度で5階にプールができる。加東アート館もトリックアートはリピート率が低く、民間でも今年度潰れています。学習パソコンの電子教科書も買ったばかりなのに市場の倍の値段でまた今年度購入しようとしています。 ここでチェック機能を果たさないと
加東市議会は市民に見放されます。これでは加東市は沈没の一途です。よって、この予算案には反対いたします。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 藤尾君。 〔13番 藤尾 潔君登壇〕
◆13番(藤尾潔君) 反対の立場で討論したいと思います。 委員会で賛成をしておきながら、あのときにも当然一般質問で答弁を保留されている部分については留保するということも述べましたけれども、あのときにおいて私はやはり一番遺憾に思っております答弁は、2月7日の
総務文教常任委員会の建築確認がおりないという答弁が間違っておったと。これは単に言い間違いの話ではないんです。結局、これは公共施設の適正配置計画、現在はまだ計画を変えてないですから、それに沿って市役所が物事をやろうと思っていればこういうことにはまずなってないはずで、1年間まず全然そういう形で物事を進めてきてない。 可能な限り今の校舎を、今の施設を使おうと、それこそ無駄を省こうと、当面の事業費を削減しようという考え方に基づいてやっていなかったからこういうことになっているわけです。 そして、そういうことで進めておいて、しかも教育委員会が公共施設の適正配置計画にのっとらずに自分勝手に計画を進めると。それに対して当局がなぜか言い値で予算をつけると、そういうことが繰り返されておると、そのことが顕著にあらわれた事例であると私は思います。 委員会のときにもそのことについて見直したい、一般質問のときでは見直しもあり得るという形でしたけれども、具体的に、じゃあ、今の段階でどういう見直しをするかという話もまだ時間がないんじゃないかと言われるかもしれませんが、私はそれだけの大ごとだと思いますよ。当然前提になっている答弁が間違っているわけですから。 そういう非常に大ごとをやったという危機感も伝わってないですし、恐らく例えば例年であればこの後公共施設の適正化の年次計画の資料なんかも配られると思うんです。年次計画を改定しなあかんとか、当然現在の体育館を解体して考える事業費ではないですから、それをひっくり返すぐらいの大ごとの答弁ミスをやっているという認識が私は市役所には全く感じられないと思います。 予算特別委員会のときの討論で申し上げましたけれど、ほかの事業において非常に前向きな対応がされていることで評価したい部分はあるんですけれども、これだけの事実、認識間違いしながら事業を進めて、しかもそれが予算で通ってしまうと、こういういいかげんなことを進めることに私は反対いたします。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 廣畑君。 〔4番 廣畑貞一君登壇〕
◆4番(廣畑貞一君) 原案に賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず、市長の施政方針をずっと読ませていただきました。そして、全体の予算も目を通してきたわけなんですが、この市長の施政方針の中、これはまさに市の理事者側の御旗であるわけなんです。それに向けてそこに進むエネルギー源がこの予算であろうと思います。 そして、そういうことも頭に置きながら補正予算のところを見ますと、随分と疑問に感じるところもあります。しかし、この中で今年度、この予算の中で各部長方が常に会議を持たれて執行状況のチェックであるとか、事業の進行管理であるとかということはされてると思いますが、さらにそのチェックや進行管理を徹底していただき、反対論者の方もありましたが、無駄のない効率のいい予算の使い方を考えていただいて、よりいい成果、投資と成果というバランスを見ていただいて1年間これで予算を執行していただければありがたいなということを要請し、私は賛成の立場で討論をさせていただきます。皆さんよろしくお願いします。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第9号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第10号議案 令和2年度加東市
国民健康保険特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第10号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第11号議案 令和2年度加東市
後期高齢者医療特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第11号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第12号議案 令和2年度加東市
介護保険保険事業特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第12号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第13号議案 令和2年度加東市
水道事業会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第13号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第14号議案 令和2年度加東市
下水道事業会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第14号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第15号議案 令和2年度加東市
病院事業会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第15号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第6 第30号議案 令和元年度加東市
一般会計補正予算(第7号)
○議長(小紫泰良君) 日程第6、第30号議案 令和元年度加東市
一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。
総務財政部長。 〔
総務財政部長 堀内千稔君登壇〕
◎
総務財政部長(堀内千稔君) 第30号議案 令和元年度加東市
一般会計補正予算(第7号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案の主な理由でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響によりマスクや消毒薬などの衛生用品と感染防止用備品等の購入費及び市内の中小企業等の資金繰り対策を支援する補助金などの補正を行う必要が生じたことによるものでございます。 予算書の第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ191億3,526万9,000円にしようとするものでございます。 それでは、内容を第1表、歳入歳出予算補正及び第2表、繰越明許費補正により説明申し上げます。 補正予算書の1ページをお聞きください。 まず、歳入でございます。 第16款
国庫支出金、第2項国庫補助金は、児童福祉施設における新型コロナウイルス感染症対策に伴う子ども・子育て支援交付金と保育対策総合支援事業費補助金合わせて2,100万円を増額いたします。 次に、歳出でございます。 計上しております主な事業につきましては、別途配付をしております補足説明書にその概要をお示ししております。予算書とともにごらんいただきたいと思います。 それでは、歳出についてその内容を説明申し上げます。 補正予算書の3ページをお開きください。 第3款民生費、第2項児童福祉費は、新型コロナウイルス感染症対策として市の施設である病児・病後児保育施設、アフタースクール、児童館、公立こども園等において、マスクや消毒薬などの消耗品や空気清浄器などの感染防止用備品の購入費、また私立の認定こども園等に対する感染防止用備品等購入補助などにより2,100万円を増額いたします。 第4款衛生費、第1項保健衛生費は、新型コロナウイルス感染症対策としてマスクや消毒薬等の備蓄品のほか、赤外線サーモグラフィーカメラ等の購入費893万2,000円を増額いたします。 第7款商工費、第1項商工費は、新型コロナウイルス感染症の影響により資金繰りが悪化している中小企業等への支援として、兵庫県が実施する新型コロナウイルス対策貸付制度を利用する際に必要となる信用保証料の一部を補助する新型コロナウイルス感染症対策信用保証料補助金を2,000万円追加いたします。 第10款教育費、第2項小学校費及び第3項中学校費は、新型コロナウイルス感染症の影響で臨時休校としている小・中学校において、感染拡大等により登校日を設けることができない場合に備え、通信簿等を郵送するための経費118万1,000円、58万1,000円をそれぞれ増額いたします。 第14款予備費3,069万4,000円の減額は、歳出予算額の調整でございます。 次に、繰越明許費でございます。 別途配付しております補足説明書2ページ、3ページに繰り越す理由をお示ししておりますので、予算書とともにごらんいただきたいと思います。 予算書5ページをお開きください。 第2表のとおり、年度内に事業が完了しないと見込まれるため、第3款民生費、第2項児童福祉費、児童福祉事業、病児・病後児保育事業など計12件、1億3,858万9,000円を追加するとともに、第8款土木費、第2項道路橋梁費、市単独事業について、金額を280万円増額し翌年度に繰り越しいたします。 以上、第30号議案 令和元年度加東市
一般会計補正予算(第7号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。
◆11番(小川忠市君) この繰越明許費の概要というのがこの補足説明書に書いてあるんでちょっと確認ですけれども、上から5段目の600万円ありますね。600万円とその下の450万円、この理由が、600万円というのは児童運営費の保育費運営事業の60万円ではないかとは思うんですけれど、600万円で間違いないですか。 それと、その下の450万円はその理由が、これは一時預かり補助金なので、この2は結構です。600万円は予算書のどれに対応する内容でしょうか。
○議長(小紫泰良君)
こども未来部長。
◎
こども未来部長(広西英二君) 失礼します。 予算書の7ページをあけていただきたいんですけれども、こちらの民生費の一番下の児童運営費、右に行きますと保育所運営事業になります。これの消耗品60万円と、その下の補助金の540万円を足していただくと600万円になります。この合計ということでこれを600万円繰り越すということになります。
○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。 藤尾君。
◆13番(藤尾潔君) アフタースクールは開館時間を延長、コロナの影響でなったり、あとはふだん9校あけなあかんのを3校にしたりとかしてると思うんですけれども、今回マスクの分は上がってまして、そういう差額みたいなものは調整はできているんでしょうか。
○議長(小紫泰良君)
こども未来部長。
◎
こども未来部長(広西英二君) あくまで国の指針でありまして、1施設に対して50万円の上限ということで、現在9であります。それにあと社2施設です。事業所単位、支援所単位でありますので、社が2、滝野東が1、東条東が1、この合計12の施設ということで上限50万円ということになりますので、先ほどの今現在3つの施設になってますけれども、今後開所するに当たってもこの12の単位で補助を活用していきたいという考えであります。
○議長(小紫泰良君) 藤尾君。
◆13番(藤尾潔君) 今実際、この令和元年度の期間にあけてますよね。要は、私が聞きたかったのは、マスク代だけじゃなくていろいろなところで経費が出たり入ったりすると思うんですけれども、そういうものは、例えば国の補助もあるという話もありましたけれども、これは予算としてはどういう形になるんでしょうか。今何か見えてない気がするんですけれど。
○議長(小紫泰良君)
こども未来部長。
◎
こども未来部長(広西英二君) 予算としましては国からの内示を今年度受けます。その上で繰り越しという形になりますので、実際の執行につきましては来年度のための実際購入になると。 ですけれど、実際の品物がなかなか品薄になりますんで、これについては来年度納入に取り組んでいくという考えであります。
○議長(小紫泰良君) 藤尾君。
◆13番(藤尾潔君) 質問がずれてる。そのマスクの話はわかったんですよ。ただ、実際今開館時間を延長したりとかすることで経費が出たり入ったりとか、例えば長期間あけることに対して国が1事業所だと1万2,000円か補助出すみたいな話もあったと思うんです、実際の運営に係ってる経費です。そういうものが補正されていないように思うんですけれど、そういうものは何か手当てされるんでしょうかという質問。マスクのことについてはわかりました。
○議長(小紫泰良君)
こども未来部長。
◎
こども未来部長(広西英二君) ちょっと説明不足で申しわけございません。 運営につきましては、現予算の中で運営が可能ですので、最終そちらで予算を執行するという考えであります。
○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。 小川君。
◆11番(小川忠市君) 済いません、何度も。 マスクとかの購入費用の補正でしょうけれども、これ現実に入ってくるめどというのはあるんでしょうか、現実的に。いつごろ入ってくるとかというめどとかございますか。
○議長(小紫泰良君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(藤井康平君) マスクについては今のところめどが立っておりません。ただ、今調整をしておりますんで、入り次第、購入をしたいと思っております。
○議長(小紫泰良君) 小川君。
◆11番(小川忠市君) めどが立ってない、予算立てするのはもう賛成なんですけれども、めどが立ってないという答弁は非常に厳しいんじゃないですか。例えば、大体のめどぐらい立ってるんでしょうか。
○議長(小紫泰良君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(藤井康平君) 予算、めどが立ってないというのは、業者に問い合わせたんですが、今のところ医療機関優先ということになっておりますんで、市に入ってくるのをはっきりした日がわからないというところです。 ただ、市も今の備蓄がめどとしては4月ごろということを考えてますんで、そのころをめどにして購入できればと思っております。
○議長(小紫泰良君) 小川君。
◆11番(小川忠市君) 繰越明許でこの市道上中6号線とか旧の加東消防署跡地の解体等で繰越明許費が発生してるんですが、議会の初日でも提案する機会があったと思うんですが、なぜ今の時期にこの繰越明許費を理由に上げたのか。それと内容を説明願いたいと思います。
○議長(小紫泰良君) 防災課長。
◎
総務財政部防災課長(三木秀仁君) 常備消防事業の中の加東消防署の解体工事の部分になります。 工事を進める中で、いよいよ最終的な上屋を潰していくとか、最終的に基礎の部分を取り壊して除去するという段階、後半の部分に入った段階で基礎が埋まっておるところ、具体的には消防署の東側の端のところになるんですけれども、民家が隣接しておる部分になります。そこで掘ってみますとやはり土質が脆弱であったということで、当初そのまま撤去する予定でありましたけれども、そのまま撤去することによって民家への影響が大きいということがその時点で判明しましたので、今回工期を延長するということで繰り越しをさせていただくということになってございます。
○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。
まちづくり政策部長。
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) 商工振興費の宿泊施設誘致事業の繰越明許でございます。これにつきましても本体といいますか、旧の加東消防署跡地の解体工事の完了後、排水、側溝とかそういう工事がございますので、それが施工が解体工事が完了しないとできないということで、それに影響されての繰り越しということでございます。
○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。
◆3番(鷹尾直人君) 関連で聞きますけれど、私もこれちょっとこの前繰り越しの補正があったところで、今の時期にまたこれが出てくるのは何でかなと思ったんですけれど、今の話を聞きますと脆弱ということで、だから何らかの形の土どめ分ができてくるということですね。 それで、今度用地を売りますよね。売却しますけれども、この跡地利用をされるほうでは影響はないのかどうか、そこだけ確認させてください。
○議長(小紫泰良君)
まちづくり政策部長。
◎
まちづくり政策部長(小林勝成君) 跡地利用につきましては今のところ影響は生じないと考えてございます。
○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。 山本君。
◆15番(山本通廣君) 補足説明書の2ページの下の衛生費のところで、赤外センサーモグラフィーカメラの購入ということになっとるわけです。これは何台ぐらい購入されて、どういう形の運用になるんでしょうか。
○議長(小紫泰良君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(藤井康平君) 2台購入予定としております。1台については玄関の入り口に置きまして、あと一台については職員用の入り口のところに置いて、あとその職員用の分について住民接種開始の場合はその会場に持っていったり、市主催の市民参加の事業がある場合もその入り口に持っていくと考えております。
○議長(小紫泰良君) 山本君。
◆15番(山本通廣君) それでいろいろと異常を感知した場合、その運用はうまくいくんでしょうか、対応ですか。
○議長(小紫泰良君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(藤井康平君) 今考えておりますのは、玄関に置いてそこで37度の場合は検温に協力をしていただくということで、来所、来た方の目的は果たしていこうと考えてます。 ただ、37度5分以上の方の場合は発熱があることを伝えてロビーで個別対応をしていくというところで今検討をしているところでございます。
○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。 ほかにございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第30号議案 令和元年度加東市
一般会計補正予算(第7号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は可決されました。
△日程第7 同意第2号 加東市
教育委員会委員の任命の件
○議長(小紫泰良君) 日程第7、同意第2号 加東市
教育委員会委員の任命の件を議題とします。 提出者の説明を求めます。 市長。 〔市長 安田正義君登壇〕
◎市長(安田正義君) それでは、同意第2号 加東市
教育委員会委員の任命の件につきまして、説明を申し上げます。 現在、
教育委員会委員として御尽力いただいております神崎芳美氏につきましては、本年5月26日をもって任期満了となります。2期8年にわたって御尽力いただいておりますが、今期をもって勇退されますことから、新たに後藤純子氏を
教育委員会委員として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 なお、後藤氏は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第5項の規定による保護者である委員となります。 同氏の略歴を添付いたしておりますのでお目通しをいただきたいと存じます。 人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上、同意第2号 加東市
教育委員会委員の任命の件につきましての説明とさせていただきます。
○議長(小紫泰良君) 提出者の説明が終わりました。 人事案件ですので、質疑、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略します。 これから採決を行います。 同意第2号 加東市
教育委員会委員の任命の件について同意することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定しました。
△日程第8 委員会の閉会中の継続調査の件
○議長(小紫泰良君) 日程第8、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。 各委員会から会議規則第75条の規定に基づき閉会中の継続調査の申し出がありました。内容はお手元に配付の議会運営委員会及び常任委員会所管事項の閉会中継続調査事件一覧表のとおりです。 お諮りします。 各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。 したがって、各委員会の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 閉 会 宣 告
○議長(小紫泰良君) これで本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。 本定例会に付された事件は全て終了しました。 したがって、会議規則第7条の規定により閉会したいと思います。御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。 したがって、本定例会は閉会することに決定しました。 午前11時34分 閉会 あ い さ つ
○議長(小紫泰良君) 第89回
加東市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る3月2日に招集され、本日まで23日間にわたり令和2年度の加東市の各会計予算など重要議案について終始熱心に御審議いただき、本日ここに閉会の運びとなりましたことはまことに御同慶にたえません。ここに謹んで議員各位の御精励と御協力に対し、衷心より敬意を表するものでございます。 さて、加東市でも新型コロナウイルスの感染者が確認をされましたことから、2日目の一般質問の持ち時間を1人60分から30分とさせていただきました。議員並びに理事者各位には準備万端でございましたが、時間短縮により不完全燃焼の方が多かったのではないかと思うところでございます。6月議会ではぜひとも完全燃焼していただきたいと思うところでございます。 この新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、イタリア、スペイン、トルコを初め、世界各国で大変憂慮されている事態となっております。また、7月24日開幕予定の東京オリンピックの延期も取り沙汰されてまいりました。一刻も早い収束になればと思うところでございます。 年度末も押し迫ってまいりました。この3月で退職をされます職員の方がこの議場にもおられますし、ほかにも多くの職員の方が退職をされます。今まで加東市勢の発展のために御尽力いただきましたことに対しまして感謝申し上げます。今後ももっと住みやすい、もっとすばらしい加東市となりますように御協力いただければと思います。ありがとうございました。 最後になりますが、議員各位を初め、市長並びに当局の皆様には今後とも御自愛いただき、また日々御精励いただきますようお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 市長。 〔市長 安田正義君登壇〕
◎市長(安田正義君) それでは、第89回
加東市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 まずは、私どもが提案を申し上げました案件につきまして、さまざまな御指摘等もいただきながらではございますが、全て原案のとおり決定をいただきました。心から感謝を申し上げます。 何点か御報告を申し上げて御挨拶にかえたいと思います。 まず、1点目でございますが、これはもう既に終わっておることでございますけれども、予算特別委員会のときにこの庁舎とタイムケアのことについて、8年、9年前のことをいきなり唐突に出されたものでなかなかその記憶を取り戻すことができずに何ら返答といいますか、できなかったんですが、このことについてやはりきちっと御報告を申し上げておくべきと思っておりますので、まず1点御報告を申し上げます。 この加東市の庁舎の建設に際しましては、平成23年3月に加東市新庁舎建設基本計画というものを策定いたしました。その段階でお話がありましたように、タイムケアのスペースをこの庁舎の中にという、確かにそういうことがございました。 しかし、その後基本設計が進む中で、同年12月1日に基本計画でタイムケアを庁舎に付加ということにしておったが、基本設計において新庁舎に付加するより現状の利用形態を維持するほうが好ましいと判断し付加しない、そういうことを議会の庁舎整備等検討特別委員会で報告を申し上げております。 そして、年明けて平成24年1月13日の同じく議会庁舎整備等検討特別委員会におきまして、基本設計におきまして140平方メートルという、いわゆるタイムケアのスペース、これについてはゼロにするということを既にこの段階で議会にも説明を申し上げております。したがって、今現在この庁舎にはタイムケアのスペースはございません。そのことをまず1点御報告を申し上げたいと、このように思います。 それから、先ほどの播磨看護専門学校の件でございますが、中にございましたが、今年度の国家試験に31名受験をいたしまして全員が合格をしてございます。大変喜ばしいことということで御報告を申し上げておきます。 それから、もう一点でございますが、昨日新型コロナウイルス感染症対策本部会議第5回目を開催いたしまして、このようなことを決定いたしました。市立小・中学校につきましては県立学校に準じて通常どおり新学期を迎える準備を進める。 2つ目に、市主催事業の中止、または延期の措置については4月19日まで延長をする。 それから、3つ目に社会教育施設、社会体育施設の貸し館中止の措置については4月19日まで延長する。ただし、グラウンド、テニスコートなどの屋外の社会体育施設に限り、感染防止対策をとっていただいた上で、そのことを条件として4月1日から貸し出しを始める。 それから4点目、図書館の利用制限措置については4月19日まで現状のまま延長するという、こういうことを決定したところでございます。 ここには国の専門家会議のメッセージといいますか、そういうこともございますし、また兵庫県知事からのメッセージもございます。いわゆる3要素、これは密閉空間、それから密集を避ける、近距離での会話をしないという、こういう3つの条件が今後拡大防止に向けて非常に有効であるという、そんなことが示されておりますので、それに従った形でこのようなことを決定させていただいたところでございます。何とぞ御理解を賜りたいと、このように思います。 あわせまして、新型コロナウイルスのこの感染症のことにつきまして、医療従事者に対する誹謗中傷といいますか、そういうことがやはり取り沙汰されております。医療従事者につきましては、一般質問のときに申し上げましたが、感染の危険、いわゆる恐怖といいますか、そんなことを感じながらではありますけれども、地域の市民を守る、あるいは地域医療を守るために身体と精神、そんなことを削りながら懸命に努力をしておると、このことを改めて議員方、また市民の皆さんにもぜひ御理解を賜りたいと、このように思います。決してあってはならないと思っております。せっかく現場で頑張っておる、やはりこんなときであるからこそその人たちを応援する、そういうことでなければならないのではないか、そんなふうに思うところでございます。 それから、先ほど議長からもお話がございました。いよいよこの4月1日に向けて最終年度の最終という時期になってくるわけでございますが、この3月31日をもって定年退職、この議場の中にも部長級でもおりますし、また部長級も含めまして18名ぐらいでしたかの定年退職、また自己都合退職ということがございます。4月1日に向けて人事の内示をしていきたいと、こんなふうに思っておるところでございます。 いずれにしましても、さまざまな課題と、それから状況が刻一刻変化しておること、このことをしっかりと捉えまして、まちづくりにまた対応してまいりたいと、こんなふうに思っておりますので、何とぞ議員各位の御理解、御協力を賜りますようにお願い申し上げまして、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(小紫泰良君) これで本日の会議を閉じ、第89回
加東市議会定例会を閉会します。 それでは、これで散会いたします。お疲れさまでした。
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名をする。
加東市議会議長 小 紫 泰 良 署 名 議 員 高 瀬 俊 介 署 名 議 員 長 谷 川 幹 雄...