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03月02日-01号

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  1. 加東市議会 2020-03-02
    03月02日-01号


    取得元: 加東市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 2年 3月 第 89回定例会  ┌───────────────────────────┐  │会議録第214号                     │  │      第89回(定例)加東市議会会議録      │  │              令和2年3月2日(第1日)│  │                  開会 午前9時30分│  └───────────────────────────┘1 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸般の報告     (1)議案説明のため理事者の出席要求について     (2)議員派遣について     (3)例月出納検査及び定期監査結果報告について  第4 報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)  第5 第2号議案 令和元年度加東市一般会計補正予算(第6号)  第6 第3号議案 令和元年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)  第7 第4号議案 令和元年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  第8 第5号議案 令和元年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号)  第9 第6号議案 令和元年度加東市水道事業会計補正予算(第4号)  第10 第7号議案 令和元年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)  第11 第8号議案 令和元年度加東市病院事業会計補正予算(第3号)  第12 第9、10、11、12、13、14、15号議案 一括上程  第13 第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第14 第17号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定の件  第15 第18号議案 加東市私債権管理条例等の一部を改正する条例制定の件  第16 第19号議案 加東市印鑑条例の一部を改正する条例制定の件  第17 第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件  第18 第21号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第19 第22号議案 加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第20 第23号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件  第21 第24号議案 加東市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件  第22 第25号議案 加東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第23 第26号議案 市道路線の認定の件  第24 第27号議案 市道路線の変更の件  第25 第28号議案 北播衛生事務組合規約の変更の件  第26 第29号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更の件  第27 同意第1号 加東公平委員会委員の選任の件  第28 陳情第2-1号 播磨内陸医務事業組合立 播磨看護専門学校存続に関する陳情  第29 陳情第2-2号 「東条学園」建設を中止し危険な東条中学校移転を求める陳情2 会議に付した事件  議事日程どおり3 出席議員(16名)      1番  北 原   豊 君      2番  別 府 みどり 君      3番  鷹 尾 直 人 君      4番  廣 畑 貞 一 君      5番  古 跡 和 夫 君      6番  大 畑 一千代 君      7番  高 瀬 俊 介 君      8番  長谷川 幹 雄 君      9番  石 井 雅 彦 君      10番  岸 本 眞知子 君      11番  小 川 忠 市 君      12番  小 紫 泰 良 君      13番  藤 尾   潔 君      14番  桑 村 繁 則 君      15番  山 本 通 廣 君      16番  井 上 茂 和 君4 欠席議員(なし)5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(19名)     市長          安 田 正 義 君     副市長         岩 根   正 君     技監          岸 本 至 泰 君     まちづくり政策部長   小 林 勝 成 君     まちづくり政策部人事課長鈴 木 敏 久 君     総務財政部長      堀 内 千 稔 君     総務財政部総務財政課長 前 中 公 和 君     総務財政部防災課長   三 木 秀 仁 君     市民協働部長      芹 生 泰 博 君     健康福祉部長      藤 井 康 平 君     産業振興部長      藤 川 憲 二 君     都市整備部長      柳   博 之 君     上下水道部長      大 畑 敏 之 君     会計管理者       繁 本 雅 和 君     教育長         藤 本 謙 造 君     教育振興部長      西 角 啓 吾 君     こども未来部長     広 西 英 二 君     こども未来部参事    後 藤 浩 美 君     病院事業部事務局長   堀 田 敬 文 君7 出席事務局職員(4名)     事務局長        服 部 紹 吾     次長          肥 田 繁 樹     書記          大 西 直 美     書記          藤 崎 郁 子         ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~                午前9時30分 開会 △開会宣告 ○議長(小紫泰良君) ただいまの議員の出席数は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。  第89回加東市議会定例会を開会します。  皆さん、おはようございます。  第89回加東市議会定例会の開会に当たり、一言挨拶を申し上げます。  議員各位にはおそろいで御参集いただき、無事に開会できますことを御礼申し上げます。  昨日から弥生3月ということでございますが、本日は本当にすばらしい好天気となりました。しかしながら、御案内のように、日本国中が新型コロナウイルス感染症の猛威にさらされています。そして、ついに昨日、この兵庫県でも最初の感染者が西宮市で確認をされました。今が今後の国内での健康被害を最小限に抑える上で極めて重要な時期であるということでございます。加東市でも小・中学校があすの3日から15日まで休校となりました。この時期を何とか乗り越えまして、感染の流行が早期に終息することを望みたいと思います。  さて、本定例会に市長より提案されました案件は、令和2年度当初予算を初め、補正予算、条例改正など30件でいずれも重要な案件であります。特に、新年度予算につきましては後ほど市長より施政方針の表明がございます。議会といたしましては十分に審議を尽くしてまいりたいと存じます。  また、議会へ提出をされました2件の陳情審査を行います。各位には十分御自愛の上、御精励賜りまして、住民の負託に応えるべく慎重審議の上、適切、妥当なる結論が得られますようお願い申し上げ、開会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  市長。 ◎市長(安田正義君) おはようございます。  本日、第89回加東市議会定例会を招集させていただきましたところ、全員おそろいで御参集を賜りまして、心から感謝を申し上げます。  初めに、ただいま議長からもお話がございましたが、新型コロナウイルスの対応について申し述べさせていただきたいと、このように存じます。  昨日、西宮市在住の40代男性が感染をしたということが報道されてございました。これを受けまして、これまで2月28日に警戒本部という体制をとってございましたが、これを受けまして対策本部に切りかえまして、私がその本部長としてこれから指揮をしていくという、そういうことにいたしました。  早速にきょう8時30分から第1回目の対策会議を開いたところでございます。市民の皆さんにはぜひとも自己防衛ということで、いわゆる手洗い、手指消毒、手、指の消毒、これの徹底をしていただきたいのと、それから集団感染を防ぐということから不要不急の外出は控えていただきたい。そして、人混みを避ける、そういうことをぜひお願いをしたいと、こんなふうに思っております。  それから、小学校、中学校におきましてはあすから3月15日まで休校ということでございます。中学校の卒業式が3月10日に予定をしてございましたが、これを3月18日に延期をするということにしてございます。ただ、今後の推移によりまして、これもどうなるかというのはなかなかわかりません。もしこれもかなわないということになりますと、卒業証書でありますとか、あるいは通知簿をどんなふうにして届けるのかということになるわけでございますが、その場合には郵送、そんな手段も考えなければならないと思っております。  そうなりますと、当然それらの経費の予算措置が必要になってまいります。ほかにもさまざまな予算措置を必要とする状況が発生するのではないか、そんなことを今想定してございます。そうなりましたときには、改めてまた議会にも御審議を願うという形になるのかと思いますが、御報告なりをさせていただきたいと、こんなふうに思うところでございます。  さて、今期定例会、私どもからお諮りいたしますのは令和元年度一般会計を初めとする7会計の補正予算、そして令和2年度の一般会計を初めとする7会計の予算、さらには条例の一部改正、道路認定等にかかわる案件、そして組合規約の変更等々でございます。何とぞ御審議をいただきまして、適切なる御決定をぜひ賜りたい、原案どおりの決定をぜひ賜りたいと、こんなふうに思うところでございます。  そして、当初予算につきましては後ほど時間を頂戴いたしまして施政方針を申し述べさせていただきたいと、こんなふうに思うところでございます。  それから、2点御報告を申し上げます。  まず、1点目でございます。  旧加東消防署跡地に誘致を進めております宿泊施設につきまして、優先交渉権者としてルートインジャパン株式会社を選定したことを御報告させていただきます。新たな都市機能の充実が図られ、来訪者の利便性向上とともに地域経済の活性化につながるものと大いに期待をいたしております。今後は早期に開業いただけるよう協議、調整を進めてまいりたいと、このように思っておるところでございます。  それから、もう一点でございます。  株式会社マルヤナギ小倉屋と締結しております連携協定に基づきまして、加東市役所職員を対象とした加東市産もち麦を摂取することによる腸内環境や健康調査への影響に関する研究を国立研究開発法人医薬基盤健康栄養研究所と共同で実施するに当たり、加東市、株式会社マルヤナギ小倉屋を交えた3者間での連携協定の締結を4月7日に予定をいたしてございます。  加東市としましては、もち麦の定期摂取による健康課題や腸内環境の改善効果について科学的根拠が得られること、そしてこの結果がよければ、その結果を活用した市民への健康づくり施策を展開することができること。さらに、将来的にもち麦摂取による健康寿命の延伸等が期待できることから、3者間での連携協定を締結することとしたところでございます。  以上、御報告を申し上げまして、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 日程に入る前に、こども未来部長から発言の申し出がありますので、これを許可します。  こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 失礼します。東条地域小中一貫校建設地解体造成工事に伴います東条文化会館のモニュメントの移設について、この場をおかりしまして報告させていただきます。  現在、東条地域小中一貫校の建設地では解体造成工事を施工しております。東条文化会館のピラミッド型のモニュメントにつきましては、これまで議員を初め、地域の皆様に移設は困難であり解体撤去せざるを得ないと説明させていただいておりました。しかし、モニュメントの存続の要望のある中、移設が可能か、工事請負業者と施工方法について再検討してまいりました。その結果、2月21日に天神西公園敷地内へ無事移設することができたことを報告させていただきます。  なお、整備当時の設計図がないことから、モニュメント内部の状態の把握が困難であったため、移設作業中に破損し、移設ができない可能性があったことから、事後の報告となりましたことをおわび申し上げます。  以上、東条文化会館のモニュメント移設の報告とさせていただきます。 ○議長(小紫泰良君) ただいまのこども未来部長からの報告について御質問ございますでしょうか。  小川君。 ◆11番(小川忠市君) 報告はわかりました。  ただ、これまでに足元をコンクリで固めちゃってるので移設できませんということで報告受けました。議会報告会でもそういう要望があったんですが、市の当局からはそういう理由で移設できませんというのを我々市民の方に説明してるわけですよ。どうしてくれるんですか。我々が、そのたびそのたび検証しなあかんですかね、これから。教育委員会の言うことに対して。見解を求めたいと思いますが。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) これまで詳しい図面がなく、こちらとしてもどう分断、モニュメントの部分と区別できるんか、切れるのかということを、普通コンクリートで一体型になってますんで、その辺のところも図面がなかった部分がありました。  それがうまいこと行き、またつってみなければわからない、こういったところもありましたので、事後報告になったんですけれども、できるだけ今後につきましてはまたこういったことも事前に説明をしながら、こういった不明なところもあったんですけれども、説明をしていきたいと思います。まことに申しわけございません。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 事情はわかって、モニュメントを移設したことはいいことだと思うんですけれども、今の話は途中経過の話であって、当初からあれは移設できませんという説明でしたよね、報告でしたよね、我々には。それを私は言ってるんですけれども。もう今さらたってはどうしようもないことでしょうけれども、そういう対応に対してやはりもう少ししっかりしてもらわないと、我々は市役所から説明受けたことをそのまま市民の皆様には報告させてもらってます。ただ、その裏打ちはとってませんけれど。だから、今後はそういうことがないようにしっかりしていただきたいと。もうこれは当然結構です。よろしくお願いします。 ○議長(小紫泰良君) 北原君。 ◆1番(北原豊君) 貯水槽の説明がないんですけれど、それも事後承諾になるわけでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 北原君、あくまでもモニュメントの報告に関しての質問とすることで却下させていただきます。  ほかにございますか。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 予算はサービスでやっているのですか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 現在の移設工事費の中で変更ということで対応していきたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 変更契約ということやとまた債務負担行為になんかにも影響が出てくるわけですか。
    ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 今年度工事ですので、今年度予算の中で対応できるということで現在進めております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 今回、結果オーライだったから、結果として私もできるのかというときに、できない、困難と言われて、私もできればしてほしいという思いの中で言っていたことですから結果オーライという形でそれはよかったのかもしれませんけれども、やはり先ほど小川議員が言われたように、困難であるというの、私らも困難であるとお伝えしてます。そして、私にもこれ東条の住民の方から先にお伺いしたので移設したモニュメントを見てきたんですけれど、コンクリートと一体になってますから分断できないのでこうなんですっておっしゃってたと思うんですけれど、そのコンクリートの台座と分離してやってますよね。  だから、やる前に困難ですって答える前に十分検討してから答えてほしいんですよ。そして、そういうことをできるかどうか、例えばまた今後検討しますという答弁でもいいですから。だから、何でもかんでも困難ですということを聞いて、私たちはその事情を理解するわけですよ、当局の言ってることを。その当局の言うことを聞き分けることがおかしいことになってしまいますんで、そのあたりは事前に十分検討して、特にできませんとか困難ですという場合には十分もっと慎重に答弁をいただきたいと思います。そうでないと、もうできませんという言葉を信用できなくなりますから。 ○議長(小紫泰良君) 北原君。 ◆1番(北原豊君) 大建設計の見解はどうだったんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) いや、これもあくまでも……。いえ、却下させていただきます。  ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) ないようですので、これより本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小紫泰良君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、高瀬俊介君及び長谷川幹雄君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(小紫泰良君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から3月24日までの23日間にしたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。  したがって、会期は本日から3月24日までの23日間に決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(小紫泰良君) 日程第3、諸般の報告を行います。  地方自治法第121条第1項の規定に基づき、説明のため本定例会に出席を求めましたのは、市長、教育長、病院事業管理者、公平委員会委員長です。  次に、研修の一環として2月13日に行われました兵庫県広報研究大会に広報委員の北原議員と廣畑議員、古跡議員を派遣しました。  次に、例月出納検査及び定期監査結果について、監査委員から報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しております。  これで諸般の報告を終わります。 △日程第4 報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること) ○議長(小紫泰良君) 日程第4、報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)を議題とします。  趣旨説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民協働部長(芹生泰博君) それでは、報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしましたので、同条第2項の規定により報告いたします。  その内容でございますが、令和2年1月7日午前9時15分ごろ、市職員がごみ収集業務中、加東市廻渕164番地、廻渕地区集会所敷地内で方向転換をしようと公用車を後進させたところ、車両左後部を集会所の雨どいに接触させ、その雨どいの修理費用の全額2万8,600円を賠償することにより和解したものでございます。  以上、報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)の説明とさせていただきます。 ○議長(小紫泰良君) 趣旨説明が終わりました。  これから質疑を行います。  小川君。 ◆11番(小川忠市君) 私も車を運転しますし、いつ事故を起こすかもわかりません。誰も事故を起こそうと思って起こしてるわけじゃないと思うし、今回の件もそうかと思います。  ただ、調べてみたところ、平成29年度4件、平成30年度5件、昨年度1件ということで、こういう専決処分の報告が毎回毎回議会に上がってきております。その都度、その都度、仕方ないなみたいな感じで流されてしまってるので、あえて厳しい指摘をしなければならないと思うんですけれども、こういう報告があったときにどうでしたかと質問したら、指摘したら、いや、今後はしっかり安全運転に対して指導していきますみたいなことをずっとずっと答弁されておるんですけれども、実際、現場にはそれが伝わってない。要は、危機感がないんじゃないかと思うんですが、そこらについての見解を求めたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 済いません、人事担当してございますので、私から答弁をさせていただきます。  この案件にかかわらず、事故、やはりございます。そういった中で、個人の職員に対しては、その該当者につきましては個々呼び出しをして注意喚起をやっておるところでございます。ただ、現状としてなかなかおさまらない状況でございます。その都度、所属長も含めまして注意をしておるところでございます。  こういうことで繰り返しになるんですけれども、こういったことを厳重に職員にも周知をしていきたいと思ってございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) よろしくお願いします。  私も民間の会社におったとき、建設会社ですけれども、結構労災事故がありました。というのは、そういうヒヤリ・ハットの法則みたいなんがあって、1対29対300というそういう数値があって、300件のヒヤリ・ハットの、29件の小さな事故、そして大きな重大事故が1件起こる、そういう数値の法則があるみたいなんで、昨年も申しわけないけれどそういう人身事故がありました。いずれ本当に大きな事故を起こすんじゃないかと危惧しておりますので、そんなところ、そういう法則もあるということを、当てにはならないと思いますけれども、絶対とは言えませんけれども、そういうことがあるということだけしっかり認識していただいて周知徹底をしていただきたいと思います。これはもう要望と指摘だけさせていただきます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これで報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)を終わります。 △日程第5 第2号議案 令和元年度加東市一般会計補正予算(第6号) ○議長(小紫泰良君) 日程第5、第2号議案 令和元年度加東市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務財政部長(堀内千稔君) それでは、第2号議案 令和元年度加東市一般会計補正予算(第6号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  提案の主な理由でございますが、令和元年度の各事業費の確定または執行見込みによる増減のほか、国の補正予算に伴い、GIGAスクール構想の実現に向けた小・中学校での校内ネットワークの増強及び小学校でのタブレット端末の購入、ため池耐震調査費などの追加による増額などを行うものでございます。また、将来の公共施設整備事業に備えるため、公共施設整備基金に3億円を積み立てることとし、予算全体では歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億5,640万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ191億1,426万9,000円にしようとするものでございます。  それでは、内容を第1表、歳入歳出予算補正により説明申し上げます。  補正予算書の1ページをお開きください。  まず、歳入でございます。  第1款市税は、収入見込みにより1億1,848万8,000円を増額いたします。  第2款地方譲与税から第12款地方交付税までは、それぞれ交付額の確定及び見込みにより補正をいたします。  第14款分担金及び負担金、第1項分担金は、農林水産業費及び災害復旧費に係る地元分担金の減などにより、1,363万1,000円を減額いたします。  3ページをお開きください。  第2項負担金は、利用者増に伴う保育所負担金を増額するほか、施設利用に伴う各負担金の減により、329万2,000円を増額いたします。  第15款使用料及び手数料は、各使用料及び手数料の収入見込みの増減などにより218万8,000円を減額いたします。  第16款国庫支出金は、国の補正予算に盛り込まれたGIGAスクール構想に伴う小・中学校での整備費に係る補助金や私立認定こども園の保育所運営事業に係る負担金を増額するほか、プレミアム付商品券事業や児童手当を初めとした各事業の実績見込みによる増減などにより、940万7,000円を増額いたします。  第17款県支出金は、国の補正予算に伴い農村地域防災・減災事業補助金や私立認定こども園の保育所運営事業に係る負担金を増額するほか、後期高齢者医療保険基盤安定負担金、ひょうご地域創生交付金、多面的機能支払交付金の確定による減額、その他の事業費の確定による増減で、6,474万3,000円を減額いたします。  第18款財産収入は、普通財産の売り払い、または貸し付けによる収入見込みにより増額するほか、各基金利子の見込みによる減額などで、1,692万6,000円を増額いたします。  第19款寄附金は、収入見込みにより一般寄附金を294万円減額いたします。  第20款繰入金は、財政調整基金繰入金など、2億9,494万7,000円を減額いたします。  第22款諸収入は、市税延滞金を増額するほか、その他事業などの見込みなどによる増減で、1,599万1,000円を増額いたします。  第23款市債は、事業費見込みにより減となるものと、国の補正予算に伴い新たに追加するものなど、差し引きで2億510万円を減額いたします。  次に、歳出でございます。  5ページをお開きください。  計上しております新規事業等につきましては、別途配付しております補足説明書にその概要をお示ししておりますので、予算書とともにごらんいただきたいと思います。  まず、第1款議会費は、290万2,000円を減額いたします。  第2款総務費は、バスターミナル整備事業における不動産鑑定価格に基づく土地購入費の減額、電算処理業務の委託などの入札の残額及び各事業の執行見込みにより減額をいたしますが、土地開発基金所有物件の購入及び公共施設整備基金に3億円の積み立てを行うことなどにより、1億552万4,000円を増額いたします。  第3款民生費は、私立認定こども園の保育所運営費を増額いたしますが、特別会計への繰出金の減額のほか、児童手当事業及び生活保護事業などの各事業の執行見込みによる増減などにより、1億944万1,000円を減額いたします。  第4款衛生費は、風疹予防接種に係る感染症予防事業や企業会計への出資金等、及び一部事務組合負担金の減額のほか、各事業の執行見込み、または確定により、4,329万円を減額いたします。  第5款労働費は、勤労者住宅資金融資預託金の確定などにより、32万7,000円を減額いたします。  第6款農林水産業費は、農村地域防災・減災事業において、国の補正予算に伴うため池耐震調査に係る設計調査委託料を増額するほか、多面的機能支払交付金事業及び各事業の執行見込み、または確定による減などにより、4,239万3,000円を減額いたします。  第7款商工費は、プレミアム付商品券事業や企業立地促進事業を初めとした各事業の確定、または執行見込みによる減によりまして、5,104万4,000円を減額いたします。  第8款土木費は1億5,048万2,000円を減額いたします。いずれも入札の残額及び事業費確定などによる減額となりますが、主に下水道事業会計への補助金の減のほか、社会資本整備総合交付金の配分額の確定や、国の補正予算により追加配分を踏まえた事業費の精査によるものでございます。  7ページをごらんください。  第9款消防費は、北はりま消防組合負担金及び旧加東消防署解体工事の入札残額の精査のほか、各事業の確定、または執行見込みにより、3,971万4,000円を減額いたします。  第10款教育費は、国の補正予算により実施いたしますGIGAスクール構想に伴う学校施設等のネットワーク強化及び情報端末の購入や、令和2年度からの特別支援教室増設に向けた備品購入に係る費用を追加するほか、学校施設並びに中央図書館及び滝野図書館に係る工事費等の入札の残額、また各事業の執行見込みにより、901万4,000円を減額いたします。  第11款災害復旧費は、災害復旧事業の確定見込みにより、2,599万6,000円を減額いたします。  第12款公債費は、平成20年度に借り入れた臨時財政対策債の利率見直しにより利率が下がったことを受けた元金の増、また一部繰上償還を行うことにより、1,267万7,000円を増額いたします。  次に、繰越明許費でございますが、9ページをお開きください。  第2表のとおり、第2款総務費、市運営有償運送事業など、計14件を翌年度に繰り越しいたします。  次に、債務負担行為の補正ですが、10ページをお開きください。  第3表のとおり、東条福祉センター「とどろき荘」の管理運営事業など3件を追加し、バスターミナル整備事業については、期間及び限度額を変更いたします。  次に、地方債の補正ですが、11ページをごらんください。  国の補正予算に伴い新たに2事業を追加するとともに、事業費の変更により9事業において限度額を変更いたします。  以上、第2号議案 令和元年度加東市一般会計補正予算(第6号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) バスターミナルの件でちょっとお伺いいたします。  補償補填、賠償、物件移転で1,300万円が減額になっております。それと、半年ほどの用地の取得の日程等で半年ほど延びるということでございます。その件と、まずは分割発注していることのメリット等も説明願います。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) まず、基本実施設計を1本で当初計画をしておりましたけれども、いろいろ議論がある中で、やはり基本設計の中でその必要性等、再度固めていく、それを完了した上で実施設計をしていくといたしましたので分割発注をしてございます。その影響で工期が半年ずれておるという、それが主な工期のずれの理由でございます。  あと、物件移転補償の1,300万円でございますけれども、当初駐車場部分のアスファルト部分について補償しようという形でやっておりましたけれども、相手様との協議の中で、やはりそれについては不要ということで協議が調いましたので、今回減額しておるというところでございます。  あと、用地につきましては、今のところ予定どおりで行っておりまして、今回若干駐車場部分についての部分を先行して、その次にパーク・アンド・ライドとして位置づけております農地の部分の購入ということで当初から、それは変わってございません。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) 不動産鑑定の結果、減額になったというたら、当初不動産との鑑定は、当初はしてなかったということ。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 当初につきましては内部で積算をいたしてございます。それにつきましては近傍の標準値の売買実例等から積算いたしまして、やはり市街化並みということで積算をいたしました。ただ、今回土地の鑑定を正式に入れましたところ、そういう形で減額になったということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) 土地購入等はスムーズに行ってるという状況で、あと民間企業との調整等々はどのような形になってるわけですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) バス事業者なり、商業事業者なり、県の関係機関、警察等につきまして、この推進会議というのを設置いたしてございます。そういった中で、今回3回ほど開催いたしましてバスターミナルの位置等の決定というか、候補地の選定、あと機能、どういった機能、バスの待機所が何台要るか、そういった協議を今進めてございまして、内容的には皆様方は前向きに皆さん検討していただいてるという状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかに。  小川君。 ◆11番(小川忠市君) 債務負担行為の追加の件ですけれども、ふれあいの里の借地料がこの補足説明書によれば地権者と交渉した結果、地価に比べ著しく借地料が低い状況であった。借地料を見直すこととなったとのことですけれど、今、平米当たり65円という契約がされていると思うんですが、それで間違いないですか。まずそれ1点。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 平米当たり65円、間違いございません。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 地権者とどういう交渉をされたんですか。おたくのこの借地は地価の評価に比べて非常に安いですよみたいな交渉されたんですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) この件については長年の懸案事項でございまして、一応借地という時価の3%の金額ということを加東市借地に対する固定資産税取扱基準及び借地検討委員会で、そこで適正な借地という基準がございまして、そこで協議をする中で、その部分について本来ならば単価当たり158円程度の単価になる、時価の3%にすればなる計算でございましたが、そこの部分について地区と協議をさせていただいて97円に上げたということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) でも、これもうずっと私が議員にならせていただいて借地の意見についてはいろいろ一般質問でも取り上げさせていただいとるときから65円でしたよね。それがずっと懸案事項で、地元の方に大変無理を言ってお願いしてたということでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) そういう形でなかなか契約が進まなかったという経緯がございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) その借地の積算、一つの根拠としては時価の3%ということでしたけれども、そしたらほかの借地はどうなってるんですか。ほかの例えば東条グラウンドとか、そこらに類するところなんかは312円ですよね。ここは地価の3%で評価されてるんですか。単価設定はされてるんですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 借地の関係の部分について所管してございます私から答弁をさせていただきます。  今、借地いろいろございます。そういった中で、やはり適正な部分に是正していこうという中で、高いものもあれば、低いものもあるという中で、今回このふれあいの里につきましては低いほうを高いほうへ是正していこうという水準化を図るという状況でございます。  ただ、あとのものにつきましては適正な水準で維持しておる、もともとのその土地の性質等を考えた上でございます。ただ、若干21ほどの筆がふえるというか、施設が借地でございまして、そういった中で借地を解消していくという中で借地の不均衡な契約、それを是正していくというのも一つは借地の解消という中へ組み込んでございますので、そういった中で東条グラウンドにつきましては今一定の水準に達しておると考えてございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 平米当たり312円ですよね、東条グラウンド、ミニグラウンド、駐車場。東条東は運動場については405円ですよね。そこらが平準化になってますか。私が言いたいのは、今回65円という大変低い単価で契約されていて、地元の方に非常に御協力願ってたということで、時価の3%という市の取り決めによって97円にしたということは、そういうことも、これはいたし方ないかなと思うんですけれども、そしたら高いところはもっと交渉して下げるべきじゃないですか。安いところだけを上げて、高いところはそのままって、それはやはりおかしいですよ。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 済いません、今それぞれの土地の性質等があるということで申し上げましたけれども、東条グラウンド等につきまして本当に借地の解消ということで買収していくという中で今進めてございます。高いという中で私どもも認識しておりますので、それについては買収等を行って回収していくという方向で今進めてございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 鴨川の郷とかは著しく、13円ぐらいですよね。これは時価の3%の評価でしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 1カ所だけをこういうことしたら、ほかに全て影響を与えると思うんですよ。するんやったら全部しないかん、せえへんのやったら今現状のまま協力いただくというのが筋やと思うんですけれど。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) やはり鴨川の郷につきましても同じように交渉をしておる状況でございます。そういった中で、今ふれあいの里がここへ上がってきてございますが、市といたしましては同じ水準でやっていく、今ほかの施設については交渉を継続しておるという状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) どういう方針でされるの。交渉は継続していってもらってるということでしょうけれども、結果的にどういう結論を導きたいんですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 最終的にはやはり適正な価格ということで3%の割り戻しの中での計算した借地料という形で考えてございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 関連になるんですけれども、そしたらわかあゆ園に貸し付けてる土地なんかも、例えばどうなんですか、借地料は。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) わかあゆ園に貸し付けている分については、現在その状況ですが、現在わかあゆ園と社会福祉協議会に貸し付けているわけですけれども、その分については一部事務組合であるとか、要は老人福祉センターでありますので、そこの部分については現状のままという格好でおります。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) うちが値上げして契約をして、以前のままの金額でお貸しするということですね。逆鞘が発生するということですね。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 社会福祉協議会とわかあゆ園が土地を所有している分については、今回上げた分については固定資産税に係る金額相当分なので、その分については一部事務組合、またデイサービスセンターというところで課税することができないということで現状のままとさせていただいてます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ということは、底地も課税してないんですか、あそこ、固定資産税。だから、土地を貸してるんですよね。私の認識が間違ってますか。土地自体もここからお貸ししてるんじゃないんですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) その分で課税しております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) そうですよね。だから、今課税してないから値上げしてないみたいなことをおっしゃったんですけれども。  確認としては、はっきりと整理したいんですけれども、そしたらわかあゆ園とか、はぴねす滝野とかに貸してる部分の底地に関しては、加東市が、土地ですよ。土地に関しては加東市が土地を借りて、転貸しみたいな形で貸してるという、借地料をいただいてるということで問題ないですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) そのとおりです。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) そして、今何か固定資産税の対象にならないから何か値上げしないみたいなことをおっしゃったと思うんですけれども、それは例えばわかあゆ園とかであれば固定資産税はかからないので、例えば今回地権者の方にその分の値上げ、ここの部分については値上げをしてないのか、値上げをした金額で加東市が借りて、改定しない金額でお貸しするのかどちらなんですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 値上げをした分で借りて、課税しないで、その部分を上げないでお貸しするということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) それそういう判断に至ったのがちょっとよくわからないんですけれども、以前は借りた、要はお借りしている金額でお貸ししてたんじゃないんですか。だから、そこで逆鞘は生じることにならないですかというのがちょっと。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) そこの差額については、今回、固定資産税相当額の部分を上げたというところで、わかあゆ園と社会福祉協議会についてはそういう施設ですんで、その分を課税することができないということで、その分については借地をしてるんですが、貸してるんですが、固定資産税としてはまたその分イコールだという考え方です。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) あともう一点ですけれど、これ民間の施設に無償で貸し付けてる部分があったと思うんですが、それは今もそのままですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) その分については令和11年3月31日まで健睦会と無償でという契約をしております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。
    ◆13番(藤尾潔君) そういうことになれば、その契約っていつ結んだかわかりますか、契約を結び直した年。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 平成11年3月25日にフロイデ滝野の用地を分筆して契約をしております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) これも誘致したときの経緯もあろうかと思うんですが、一度やはりこれは非常に、例えば住民の方からもこれはさすがに問題にはならないかという御指摘もあって、ただこれはもう当然無償で貸し付けることを条件に誘致したものだからそれでいいんですけれども、令和11年以降また考える。こんだけ値上げするということになれば考え方が変わっていくということもあり得るということですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 令和11年以降についてはそこまでの契約しかありませんので、それ以降の検討ということになります。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) もう一回この土地の件について最後にお聞きしたいんですけれども、実際今、現状の3%ということであったと思うんですけれども、多くの部分が実際には使ってない土地だと思うんですよ、施設としては。例えば林の部分とか結構多いと思うんですけれども、そのあたりというのは勘案をされてるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 宅地とか山林とか平均した価格という考え方でやっております。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 続けます。  項目、多いですけれども、事項別明細書の29ページです。  マスコット関連事業なんですが、金額として86万8,000円なんですけれども、これことしはゆるキャラグランプリは登録は多分されてないと思うんですけれども、これはもう、例えば当初はやるつもりだったけれども、やらなかったから減額になってるのか、初めからやる予定はなかったのかどちらなんですか。  途中でやらないと決めたんであれば、その理由は何なのかを教えてください。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 当初、参加する予定でございました。そういった中で、マスコットキャラクターにつきましていろいろ試行錯誤しながら考えてきたわけですけれども、やはり市内の方への周知というか、市民の皆さんへの周知に重点的に方針転換をいたしまして、外部がどうでもいいじゃないかということではなくて、やはり効果的なPR方法についてやっていこうという中で、ゆるキャラグランプリについては、令和元年度については不参加という結論に至ってございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) わかりました。  それから、次の31ページですけれども、総合戦略の交付金が430万円減額になっています。これ当初予算では1,400万円だったと思います。ということになると、例えば当初市が見込んでいた事業というのは予定どおり執行されてお金がこれだけ浮いたということなのか。そういうことやったら予算が課題やということになると思うんですが、この巨額の減額についてはどういう理由なんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 失礼いたします。  先ほど申されました430万円の減額、負担金、補助及び交付金の分、総合戦略の補助金でございますけれども、これの内容となっておりますのが、新婚生活の支援補助金、こちらともう一点、働く世代の支援のための補助金でございまして、こちらで減額ということになっております。  新婚生活に関しましては150万円の減額、働く世代の住宅取得の支援につきましては280万円の減額ということで、それぞれ市が住宅を取得される方に対して助成をするものでございますけれども、懸命に啓発、取り組んできましたですけれども、今年度につきましては実績がなかなか伸びなかったというところでございまして、新婚生活に関しましては当初10件予定しておったものを5件という見込み、そして働く世代の住宅取得支援に関しましては、まず30件の予定をしておりましたものが22件の見込み。そして、これに関します上乗せの補助でございます。子育て世代に関する上乗せに関しましては20件の予定のところ18件の見込み。  そして、さらに地元企業の上乗せ補助というものがございまして、これに関しましては10件の予定しておりましたところが2件の見込みということで、これに関しましては窓口でありますとか、不動産会社、ハウスメーカーへの紹介の依頼とか、また当然のことながらホームページ、市の広報、ケーブルテレビの啓発放送と取り組んできましたですけれども、現在のところこういった減額をせざるを得なくなったという状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 一定使われているというところもあると思うから、あながち市の啓発だけで足りなかったんじゃないかとは言いたくないんですけれど、よくいただく声が、所得制限が厳しいという声もいただきますので、その辺はまた今後見直していただければと思います。  それから、その下の安全安心のまちづくり活動補助金もこれも予算500万円で200万円の減額になってます。これも普及とかということもある、よく言われてるように、使い勝手が悪いんじゃないかという御指摘もいただいてて、議会でもよく出てると思います。  そういう点から、この200万円、やはり使われなかったでは市が求めてる安全、安心のまちづくりが市民の間に行き渡っとんか、当初500万円の事業でやろうとしてるわけですから、そのあたりについて、やはり500万円で執行率が6割ですよね。そのあたりについては今後どのように考えられてるでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 防災課長。 ◎総務財政部防災課長(三木秀仁君) 従前から安全、安心のまちづくり活動補助金についてはいろいろな御指摘をいただいておるところと認識してございます。本年度、令和元年度につきましては、今現在のところ約40件前後、御利用いただいております。個人、地区等々、合わせまして40件程度。交付決定額が170万円程度ということで、前年度よりは伸びておるというところではございますけれども、やはり500万円までには達していなかったということで、200万円の減額という形でさせていただいております。  今年度伸びた理由としましては、やはり普及啓発であるとかということを積極的に取り組んでいったという経緯がございまして、ここまで来れたのかなという認識ではございます。一番この制度ができた当初につきましては、一番大きかったのが災害時の復旧の部分で、1件で100万円程度活用されたということがございました。そのときが一番執行率、高かったんですけれども、そういった部分も含めた予算措置という形になってございますので、やはり500万円という大きな数字までには至らなかったというところも認識してございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) それから、明細書の45ページで、人権啓発費の中の住宅資金償還事務事業で20万円の減額になってます。この減額になるのはもう所期の目的を達して、例えば督促とかをする必要がなくなったから20万円減額になってるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(芹生泰博君) 失礼いたします。  当然、この委託料につきましては法手続分という形になったときに、弁護士等にかける委託料ということで計上しておりました。だから、今年度につきましては今のところ法手続、支払い督促等の関係については今年度は必要ないであろうということで減額をしているものでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ということは、以前から、例えば滞納をしたままの方とかおられたと思うんですけれども、それを減額するということはそういう必要もなく、順調に解消に向かうという見込みが立ったからやってるのか。  結局いろいろな理由をつけてやらないのかというところがあると思うんです。決算のときにいつも指摘しますよね、私、これは。結局、何だかんだ言って今後、法手続も視野に入れてやりますみたいなことをおっしゃってやらない。  この20万円減額したということに、これ決算のときじゃないと数字がわからないのであれですが、20万円減額したということはもうその必要がなくて順調に解消できるという見込みが立ったから法手続等に踏み切らなかったという解釈でよろしいですね。 ○議長(小紫泰良君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(芹生泰博君) 失礼いたします。  今言いましたように、今年度に当然生活困窮者等々の方がいらっしゃいます。その段階で、今のところは訪問をいたしまして、債務承認等々を得て、当然徴収に努力している状況でございます。  そして、先ほどありましたように順調ということでしたが、当然担当といいますか、市もしっかりそういう債務承認を押さえながら、今のところの状況で今年度はそこまで、法手続までは必要ないであろうということで減額をしているものでございまして、今後も引き続き、当然粘り強く徴収には努めていきたいと、そういうふうに考えております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 続けていいですか。あと二、三点あるんですけれど。  またほかの方あったら言ってください。  49ページです。  これもいつも地域介護拠点の整備事業とか定期巡回随時対応サービスの事業とかということで減額になってるんですけれども、これというのは市として必要だから上げているんだと思うんですよ。これは結局は整備ができなかったということですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 施設拠点整備事業については、定期巡回随時対応型訪問看護サービス事業で、その分についてはこみなみが対象になるんですが、その分について施設補助金の分については今回なくて、開設準備の分だけが必要であった。システムであるとか、人件費の係る分だけで対応できたというところと。  あともう一点が、定期巡回随時対応サービス参入促進事業でございますが、その分についても現在JAみのりとこみなみが2カ所で実施というところですが、この分については事業開始から3年という形になっておりまして、月額で21人以上の利用がある場合は対象外の補助金になるというところで、みのりについてはその分の対象が8カ月分になり、あとこみなみの分については新たに始まった事業で、まだその定員までは達してないというところで補助金を交付しているというところで、事業は実施しているということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) わかりました。  それから、89ページです。  小中一貫校の整備費ですが、これで委託料で設計等の費用が減額になっています。これで社の小中一貫校の基本計画ってことし立ててると思うんですけれども、これ減額してるということは、当然仕様書どおりのものが上がってくる見込みが立ったから減額になってるんですねという確認をしたいと思います。  聞く理由としては、仕様書では小中一貫校の開校準備委員会の意見を聞いて計画を定めなさいということになってたと思うんです。私、前回の開校準備委員会を傍聴させていただきました。あのときに社の小中一貫校で、屋上プールにするという案については、例えば施設整備の小委員会の方の会長さん自体がこんな話は聞いてないという話にもなる。顧問の方だってこういうことは知らないという話になって、しかも教員の代表という形で言うてええんかわからんですけれど、その方が、こういう案を出すんだったら教員にも一遍意見を聞いてほしかったという話になってましたよね。  そしたら、この基本計画というのは本当に開校準備委員会の意見を反映させた基本計画が上がってくるという見込みが立って減額になってるんですか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 基本計画の業務につきましては仕様のとおり進んでおりますので、この金額で変更はないと考えてます。  先ほどの開校準備委員会でのいろいろな御意見につきましては、あくまであの場でも青写真、羅針盤的なものを今、図面としてお示ししておると。それをもとに皆さんの御意見も聞きながら、まずは面積とかいろいろな必要なものを固めていくという形で説明をさせていただいて、まだプールを屋上にするということは決まってはおりません。ですけれど、あの図面ではそういうぐあいに書いておりますのでいろいろな御意見をいただきました。  それにつきましては、今週の3月5日にもまた説明をさせていただきながら、意見を聞いて完成をしていきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ただ、屋上プールの話を一つ上げましたけれども、基本計画を多分つくられると思うんですよ。基本計画というものを開校準備委員会の方はごらんになりましたか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 基本計画を進めていく中で、あの図面が一応この前のときに初めてお示ししたというところでありまして、あくまで羅針盤的なものであると、決まりではないということをあの場でも説明をさせていただいて、いろいろな建物の面積とか、クラス数とか、そういったものを基本計画で出しながら、次にプロポーザル、基本設計をしていきながら詳細を詰めていく。その間にまたプロポーザルでいろいろな御意見も、アイデアも出してもらいながら基本設計を固めていくということですんで、まだ全て決まったということではないので、その辺の説明も事務局としてはうまいことわかっていただくように決まってはないと、今進んでおるというところで説明をして御理解をいただけるように進めていきたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) そうじゃなくて、じゃあ確認なんですけれども、基本計画は開校準備委員会の意見を反映させた基本計画をつくらなければならないのではないんですか、仕様書では。そういうふうになってませんか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) そういうことになってますので、また3月5日にも、事務局としては羅針盤ということでお示ししたんですけれど、御理解いただけなかったのでまだいろいろな質問がありましたということで、3月5日にまた開催していろいろなそういう御意見を頂戴しながら、この基本計画のまとめをしていきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 5日に開催するんですね、もう一回、開校準備委員会を。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 開校準備委員会の下部組織であります施設の運営委員会でまずは、あの場でも開校準備委員会の委員長から、まずはもう一度運営委員会で協議をしてということになりましたんで、3月5日に開催をいたします。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ここまで行くと細かくなり過ぎるからあれなんですけれど、少なくともそれだったら開校準備委員会としての意見は反映されてないですよね。そして、もう一つ申し上げておくと、この前、先生の中の方が言われてたのは、教員は全部学校運営の部会に入っているから施設について何も意見が言えなかったということやったら、結局先生の意見はもう聞かずに進めるということになりませんかね。事細かくなり過ぎるのでこの件についてはこれで置こうと思うんですが、本当に逆算して開校準備委員会の意見を踏まえた基本計画、さっきも言ったように、基本計画そのものは開校準備委員会には一回も見せてないんですよ。作業がおくれてるか、そういうふうに真摯に意見を聞こうという心構えの中で小中一貫教育の推進室が動いてないんじゃないんですか。  皆さん、結局、そしたら小委員会は非公開ですよね。そしたら、どんな意見が出てそういうふうになったんか全く外には見えないですよ。本当に真摯にその意見を踏まえた基本計画を立てようという思いがあるんですか。  だから、今の手続の中で開校準備委員会の意見を踏まえたものができるのか、もう一回確認します。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) これまでの説明不足もあったと思いますが、最終的には皆さんに説明して御理解をいただいた上で、次のステップにはつなげていきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 皆さんにということは全員の開校準備委員会は開くんですね。そして、基本計画のある程度のものは示した上で、要は皆さんが納得したというか、意見をちゃんと踏まえたものをつくるということですね。そしたら、全員に示すんですね、オープンな場で。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 今、基本計画ということで基本的に面積とかそういった必要面積を出して基本計画は取りまとめてきております。プロポーザルに当たってはそれを要約したものでプロポーザルにしますので、そのプロポーザルの開始までにはそういったものをちゃんとまとめて、基本計画を生かしながら、なおかつ皆さんの御意見も反映させながらプロポーザルの募集をしていくという手続を進めたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 最後にする質問じゃないんですけれども、それだったら、要はプロポーザルの段階までにやればいいという話じゃないでしょ。基本計画を開校準備委員会の意見を聞いて定めると。その意見を聞いた基本計画が上がってないと仕様書どおりの納品にならないと私は思いますので、そのあたりはしっかりともう一回検討していただきたいと思います。この点はまた一般質問でもやるので、またそのときに詳しくやりたいと思います。  それから、GIGAスクール構想の話についてちょっと伺いたいんですけれども、ここで導入するタブレットというのは、家での、例えば在宅での持ち帰りなども可能な機種を考えているのでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(西角啓吾君) 端末の種類につきましては、県で共同調達をする予定になっております。それで、機種についてはまだどこにするかということは決まっておりませんので、その件に関しましてはちょっと詳しいことは今のこの段階では答弁できません。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) そこで、共同調達に関して、ちゃんと加東市は意見を言うべきやと思うんですよ。結局、国のお金ですけれども、加東市の事業として買うわけですから。ぜひともこれは将来的には在宅で持ち帰ってやる形で進めないといけないということを私は強く思います。というのは、今回のコロナでの休校ということもありまして、在宅での学習ということで、もしそういうことが可能であれば、これ実は経済産業省なんかが学びをとめないプロジェクトということで、例えばオンラインの学習のプログラムなんかを提供してますけれど、家で端末がない子はそれは見れないんですよ。  今後、例えば今回みたいな大規模な休校でなくても、学級閉鎖とかということが十分起こり得るので、在宅の学習というものを視野に入れながらタブレットを整備するって非常に大事だと思うんです。  最終的にチップを入れるかどうかというのは判断、後からできると思うんですけれども、SIMのチップ。チップを入れられるようなタブレットにしておいて、必要に応じて在宅での学習に活用できる形で考えると使い方は全く違う、活用の幅が広がると思いますので、その辺をぜひ共同調達に当たって検討をするようにしていただきたいんですが、そのあたりは再度見解を求めます。 ○議長(小紫泰良君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(西角啓吾君) その件に関しましては、県に要望したいと考えます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) それから、これで質問最後にします。これで最後にします。  繰越明許費が結構多いと思うんです。この中で、基本的に私、いろいろなほかの市の事例だったので、これを加東市にも適用してるかどうかわかりませんが、繰越明許というのは契約ぐらいが済んで、恐らくもう執行がほぼ確実な状況にあるものが繰越明許に上げられると思う、上げるという、ある市ではそういう方針にされてました。  教育費の今回国の補正予算でされたものは仕方がないと思いますけれども、市が当初予算でやっている事業の中で、契約が済まないまま繰り越してる事例というのはありますか。執行の見込みがちょっと交渉中ということで繰越明許に上がってるものはありますか。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。                午前10時41分 休憩                ─────────                午前10時55分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(前中公和君) 失礼いたします。  先ほどの繰越明許の関係でございますが、国の補正予算に関連するものを除きまして未契約で繰り越すものでございます。  補足説明書の4ページをごらんいただきたいと思います。  まず、該当する物件でございますが、まず一番初めの市運営有償運送事業でございます。こちらと続きまして、バスターミナル整備事業、次の水道事業会計補助及び支出事業の分が未契約による繰り越しでございます。  なお、市におきましては繰越明許費ということで上げれる基準でございますが、あらかじめ今現時点で年度内に完了する見込みがないもの、おそれがあるものを含めまして上げるというスタンスでこういうものを上げてございます。  以上でございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。  廣畑君。 ◆4番(廣畑貞一君) 私、3点ばかりお尋ねをさせていただきます。  まず、社会教育費の減額のことなんですが、97ページのところで、社会教育委員の報酬の減額、それから2つ目なんですが、103ページに……。 ○議長(小紫泰良君) まず1点ずつ。1点ずつでお願いいたします。 ◆4番(廣畑貞一君) よろしくお願いします。 ○議長(小紫泰良君) 廣畑君、今の結局は質問の内容がちゃんと伝わっていない。まず1点目は終わったんですけれども、1点目が質問になってなかったということです。 ◆4番(廣畑貞一君) もう一度質問します。  社会教育費の減額のことについての質問ですが、1つ、社会教育委員の報酬の減額について、なぜこの報酬が減額されたのかお尋ねします。  以上です。 ○議長(小紫泰良君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(西角啓吾君) 当初予算で10人の人数掛ける3回の8,000円で計上しておりましたが、計2回の会議で、欠席者が10名となったため、報酬を減額するものでございます。 ○議長(小紫泰良君) 廣畑君。 ◆4番(廣畑貞一君) わかりました。社会教育費がこのように減額されたということの理解しました。  2つ目なんですが、スポーツ推進委員の報酬並びに社会体育の事業の報償費の減額についてお尋ねします。  以上です。  103ページ。 ○議長(小紫泰良君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(西角啓吾君) 済いません。御質問の確認をしたいのですが、まず1点目なんですけれども、社会体育総務事務事業のスポーツ推進委員の報酬の減額と社会体育事業の報償費の減額の分でしょうか。  まず、社会体育総務事務事業のスポーツ推進委員の報酬でございますが、これも当初、予算を見込んでたものより欠席者等の関係で実績見込みによります減額ということになっております。  それから、記念品につきましては……。  済いません、これは記念品と謝礼の両方ですかね。              (3番鷹尾直人君「報償費、記念品6万6,000円」と呼ぶ) ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。                午前11時01分 休憩                ─────────                午前11時03分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  教育振興部長。 ◎教育振興部長(西角啓吾君) 済いません、先ほどのスポーツ推進委員の報酬ですが、答弁が間違っておりました。詳しくは、推進委員は20名のところ、実際18名で執行したためにマイナスとなっております。  それから、報償費の記念品と謝礼でございますが、謝礼につきましてはボランティアの方に謝礼を渡してたわけなんですけれども、実績による減額でございます。それから、記念品につきましても同じく実績による減額でございます。 ○議長(小紫泰良君) 廣畑君。 ◆4番(廣畑貞一君) ありがとうございます。  特にこのスポーツに関してはそれなりの予算をとって事業を打たれるわけなんですが、減額するということは人が少ないのか、またスポーツ推進員などでもこれだけの人数が集まらないということになっておるんですので、この部分で教育委員会としてこの予算を、来年の予算も見ますとしっかりとついておりますので、やはり計画どおり進めていただくようにひとつよろしくお願いします。それだけ要望してもうこれで終えたいと思います。  以上です。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 何点かお伺いします。  財政調整基金を2億9,500万円取り崩しせずに、なおかつ3億円を基金に積み立てるという、大変すばらしいと言えばすばらしいんですが、手放しで喜べることではないと思うんですよ。  本当に、先ほど来、ほかの議員も質問されたように、この当初予定してた事業がきちっと実質できてるのかどうかという部分が非常に心配になるわけですよ。いろいろな部署で、例えばこういう行事が大きく減額になっとるんですけれども、そういったものは本当に入札残だけなのか、事業はやってるけれども入札残で減っていったのか。当初予定しとった、昨年3月に我々が説明受けた、そういった部分というのは、繰り越しの部分は別として、そのほかの部分についてはきちっと執行できておるのか、事業を実施できておるのか。大まかな部分で結構ですんで、そのあたりちょっとお聞かせください。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 当然この時期に毎年入札残ということで減額になってまいります。これは当然予算の段階では設計ベースで予算を立てて、やはり入札して執行残が出てくるというのはいたし方ない部分でございまして、今回の3月での今回の補正につきましてもほぼ入札残による、工事関係についてはもう入札残による減額であって、当初予定していたものをやめたとかというのはほとんどないと思ってございます。  また、冒頭の財政調整基金の取り崩しをやめて公共施設整備基金に積み立てる分につきましても、やはり将来的な投資を踏まえまして、地方公共団体ですからそんなに財政調整基金が年々膨らむというのもどうかなとは思います。ある程度はそういった目的基金に積んでいくという姿勢は今後も持っていくべきではないかなと思っておりますので、今回もそういう予算編成とさせていただいております。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 今も話ありましたように、毎度3月のこの時点で予算を整理をされているのかなと思うんですが、これ年度途中では無理なんでしょうか。入札を実施して大きな入札残が出た場合、その財源とかその予算を別の事業に振り向けるとかという、そういう調整というのはできないものなんでしょうか。  毎月、毎月、例月出納検査で監査委員は予算の執行状況とか全部見てはるとは思うんですけれども、そういう指摘とかというのはございませんか。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 年度途中での補正、それができるにこしたことはないとは思うんですけれど、やはり年度途中であれば工事、当然変更契約があり得るということも念頭に置かなければなりません。設計ベースでそんなに余裕を持って予算を組んでおるものではございませんでして、やはり3割程度の変更はあり得るかもしれないというところを見込んでおりますとなかなか年度途中での補正は難しいのかなと思っておりますし、監査委員からも多分例月出納検査でそこまでの指摘はなかったようには記憶してございます。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 例えば、73ページに企業立地奨励金でありますとか、工場等操業継続支援等助成金いっぱいありますよね。これ前年度実績で交付すると思うんですよ、水道料金であったり、償却資産に係る固定資産税の分とかが。それというのは当初予算の積算時には、編成時にはそれはちょっと無理かもわからないですけれども、例えば6月になったら確実にこれわかりますよね。その年に交付する助成金の金額というのは。  だったら、これ大きな金額じゃないかもわかりませんけれども、一千二、三百万円のお金を別のところへ振り向けられるわけですよ。そういったことで有効に税を市民福祉の向上のために使うという、そういう手だてというのは無理なんですか。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。
    ◎産業振興部長(藤川憲二君) ただいま73ページの負担金、補助及び交付金、企業立地奨励金と工場等操業継続支援等助成金、これのお話が出ましたので、実は当初この企業の立地の奨励金につきましては、ことしはちょっと特別だったんですけれども、大きな企業さんが大きな増設といいますか、そういうことがありまして、償却資産も5,000点ほどの大きな対象になるものがありまして、これについては予算の時点では一応全部を含んでしておりましたけれども、その後の精査によって今回の補正減とさせていただいております。  また、継続支援の補助や水道料金の支援なんですけれども、これにつきましては当初予算を組むときには半年分の一番高い数字でそれ後の分も計算しておりまして、確定しまして今回こういう減となっているのが実情でございます。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) その金額、助成金とか交付金の金額が確定する時期というのはもっと早いわけでしょ。なのになぜそのまま予算を置いといて今になるんか。例えば、5月ぐらいにわかって、もう6月議会に間に合うじゃないですか。とか、遅くても9月にはそのあたりの精算ができるでしょということを申し上げとるわけですよ。そしたら、この一千二、三百万円のお金というのはもっと有効に使えるんじゃないかなと思うんですよ。これを一つの例として挙げましたけれども、ほかの部分でもそういうことはできるんじゃないですか。  何か今回の補正予算に対しても、また決算審査の段階で不用額がいっぱい出とるじゃないかって言われるのが困るかな思うて、落とされた、そういう部分もあるのかもわかりませんし。要は、もうちょっとお金を有効に、早く見通しを立ててするべきだと思うんですよ。9月だったら十分に間に合うでしょ、半年ありゃ。有効にどこかへ振り向けて、要る部分へ。そういう努力がどうも足りんのじゃないかなという気がして仕方がないんですけれども、どうですか。どなたかお答えくださいませんか。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 工事関係は先ほど申し上げたとおりなかなか難しいんですけれども、先ほどの補助金等々、そういったものについて減額できるものはやはりもっと精査すれば、おっしゃるようにあるのではないかなとは思います。  ただ、それを減額することによって新たに事業を起こすということになれば、例えば新規事業等々については本来、当初予算に上げるべきものであるとは思いますし、今現状の事業で急ぎのものについては当然そういったことも考えなければいけないと思います。そのあたりは臨機応変に、できるだけ丁寧な説明を心がけるようにしながら、できるものについてはそういった形の組み替えというんですか、そういった形のものもできるようになればと思いますので、そのあたりは必要に応じてそういう対応もしていければと思います。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。  山本君。 ◆15番(山本通廣君) バスターミナルのことでちょっとお伺いしたんですが、これいろいろ書いてあるわけですけれど、土地の不動産鑑定したようにこれ思うんですけれど、平米当たりの鑑定結果、何ぼになっておりますか、平米当たり。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 詳しい数字についてはちょっとまだ交渉中ということでございますので申し上げにくいんですが、約という表現の中でさせていただきたいと思います。今のところ2種類ほどございまして、形状が常に市街化並みの形状の部分、それと市街化調整区域の形状の部分がございますので、その分でいきますと、そういうわけでやっておったんですが、今のところ大体2万3,000円ほど。 ○議長(小紫泰良君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) 今これ鑑定結果でないとおっしゃってましたけれど、鑑定結果を私聞いとるんですよ。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 鑑定結果につきましては、平米当たり2万3,600円になります。 ○議長(小紫泰良君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) この価格で購入すると、こういう解釈でいいわけですね。その前の繰越理由の中に用地交渉に不測の日程を要したことにより用地取得等の云々とあるけれど、この値段で、鑑定結果でこれ購入するということですか、原則として。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 我々買収するに当たってはそれが基本でございます。 ○議長(小紫泰良君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) 売却される所有者の方はそれで承知しとるわけですね。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 今これで交渉しておりまして、地権者の方につきましては前向きといいますか、そういう条件の中でお話をしておる状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) この購入の総面積は幾らになりますか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 今のところ測量等まだやっていない状況の中で詳しい数字は出てこないんですけれど、台帳面積等でいいますと約9,000平米になります。 ○議長(小紫泰良君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) 9,000平米ですね。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 約8,000平米です。 ○議長(小紫泰良君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) 所有者は何名ですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 所有者につきましては3名でございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 事項別明細書の27ページです。  ここにある公有財産購入費ということで2,300万円上がっておりますが、これどこの場所でしょうか。それとあわせまして、歳入の17ページに売払収入ということであるんですが、これの関連性、あわせてお願いします。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) この土地につきましては土地開発基金で持っております加東市の屋度、県道大門小田線沿い、福田小学校の東側になるんですけれども、少し五、六十メートル離れたところかな。東側に旧の社町が当時起勢の里構想というところで、平池公園でありますとか、社の第1グラウンド、その隣の憩いの森公園ですか、ああいったところを起勢の里ということで整備してきた経緯がございまして、その当時、平成5年ですけれども、いわゆる起勢の里構想の土地買収、用地取得に関連して代替地として取得していた土地で、その残地でございます。  今回は土地売払収入ということで歳入でも954万6,000円を見込んでございます。したがいまして、一般会計で買い戻すのは2,322万7,000円ということになりますが、やはり土地開発基金で取得した当時の取得価格で一般会計で買い戻し、売り払うときは今の地価で売り払わなければいけないということになりますのでかなり差は出ますが、これはやむを得ないと考えてございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 約1,400万円近く赤といったらあれですけれど、そうなっちゃいますよね。ずっと塩漬けにしとるよりはいいかなと思うんですけれども、この売り払い先というのはもう決まってるわけですか。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) この補正予算がもし可決されましたら、ホームページ等で売却にかけたいとは思いますが、買いたいという意向は聞いてございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) それ了解しました。  教育委員会、一貫校の推進室に確認したいんですけれども、先ほど藤尾議員からもそういう質問があったんですが、教育部長のさっきの答弁では説明していく、説明していくでしたよね。要は、教育委員会がつくった案を説明して、それで御理解していただくということですか。もとは教育委員会の案で進めるということですか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 御意見を聞きながら、最終的には教育委員会で方針を決定していくという考えで進めたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 教育委員会の案を説明して御理解していただくという、そういう進め方ですか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 今の現時点、基本計画というあくまで羅針盤、青写真的なものでありますので、施設の面積とかそういったクラスとかを決めております。御意見も開校準備委員会の意見も聞きながら、事務局の案を示しながら、かといってまだ教育委員会もありますので、そちらにも説明をしていきながら、最終、方向づけをしていきたいと思っております。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 最後にします。  一番懸念してるのは屋上プールなんです。そこなんですよ。屋上プール、今案を示しましたやん、基本計画で。あれを説明してそれで進めていくということですか。屋上プールはもう全く白紙の状態ということですね。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 現時点での一つの羅針盤ということで開校準備委員会にも説明をさせていただいたんですけれども、絶対屋上につくらないといけないということではありません。今の教育環境を守るんであれば、今の一つの案として、それを一つの案として屋上の図面を提示したということですんで、まだ最終、今からもう少し時間をかけた上で決めていくと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 北原君。 ◆1番(北原豊君) 社の小中一貫校の基本計画をコンサルに発注しているということですが、社の小中一貫校の今の位置に建てることを総合治水条例を担当している北播磨県民局の加東土木の管理課の加東市担当は一切聞いていないと言っていますが、何で相談をしないのですか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 基本計画でありますので、今から基本設計に入っていきます。その段階でいろいろ関係部署のいろいろな法手続とか、現時点でもいろいろなものについてはピックアップはしておりますが、この次の段階でまたそれの詳細の打ち合わせをしていくということでありますんで、まず先ほどから羅針盤的な青写真を描いておるということですんで、この段階ではまだ細かい協議をしても県も困られると思いますんで、もう少し精度が高まった段階で詰めていきたいと考えてます。 ○議長(小紫泰良君) 北原君。 ◆1番(北原豊君) いや、東条学園で失敗してるのに何で相談かけへんのですか。今の位置やったらまた貯水池を設けんとあかんようになるかもしれないじゃないですか。 ○議長(小紫泰良君) 北原君、失敗というのは断定的な言葉は違うと思いますので、訂正していただきたいと思います。 ◆1番(北原豊君) 1億円を……。 ○議長(小紫泰良君) 北原君、質問はいいですか。  ほかにございますか。  いや、失敗という、訂正していただくんでしたら。 ◆1番(北原豊君) 教えてもろうてないので。 ○議長(小紫泰良君) いえ、じゃあ却下いたします。  ほかにございますか。  長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 農林水産業費のところの71ページ、多面的機能支払交付金事業の3,440万4,000円かな。3,400万円ぐらいの減になっとるんです。この詳細をちょっと教えていただきたい。うち、この多面的機能支払交付金、いただいとんですけれども、何かやり方というのがかなり変更になって書類の提出がもうかなり複雑で、今までできたものがこれはあきませんみたいな話で言われまして、出すのが結構手間取っとんですけれども、そこら辺の詳細ちょっと。関連しとんのか、まるっきり違うこの減額なんかというのを教えていただきたいんですけれど。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) 多面的機能支払交付金事業でございます。この分につきましては、まず資源向上の支払交付金の共同活動、これは75の組織がこの事業について取り組んでおられるという当初であったんですけれども、これが実際に加算の措置活動を行ったのが21地区ということで、ここで1,760万円ほどの減となっております。  それと同じく、資源向上の支払交付金の長寿命化、これが68組織が取り組んでおられるというところですが、これ6月に国の制度改正がございまして、上限設定をされました。上限が200万円ということで設定をされましたので、これまで200万円以上当たっておられるところが200万円上限に抑えたというところで1,660万円ほどの減額となりました。合わせて3,430万円ほどの減ということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 済いません、わかりました。結構6月に変更になったということで、書類の提出も何か結構複雑で今必死になってやっとんですけれど。  それに関連して、中山間地の地域の推進の分をうちいただいとんですけれども、この分も変更になっとるということでよろしいんですか、今の答弁の中で。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) どこのページのどの部分。              (8番長谷川幹雄君「69か67」と呼ぶ) ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) 69ページの中山間地域所得向上支援事業でございます。これについては消耗品、イノシシの柵の工事、イノシシの柵の備品を国の補助によって地域へ補填するというところで、入札の減による減でございます。 ○議長(小紫泰良君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) そしたら、その67ページのところの支払交付金事業というのが、これはどういうあれなんですか。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) 支払交付金事業につきましては、米に係る直接支払い推進事業です。お米に係る直接支払交付金がなくなりましたことによりまして、交付金の申請件数も減ったということで、推進事業の経費が減少したということで県からの交付金の決定がこれだけ減になって152万円の減額ということになってございます。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。  ほかに。  鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 勉強もしながらちょっと質問もしたいと思いますんで、また教えていただく部分があるんかなと思うんですが。  まず、31ページです。  総合戦略の推進委員の報酬、これ額にしたら27万2,000円というそう大きくない額かなとは思うんですけれども、これ予算要求されてるのは36万円なんですよ。そういうふうに見ると、執行額そのものが本当に少ないということなんですが、このあたりまず説明いただけますか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) そもそも回数を当初3回予定しておりましたのを2回という形と、あと御欠席の方がいらっしゃったということと、あと報酬を支払わない、辞退された方がいらっしゃった影響で減額という形になってございます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) これ委員の数15名以内とかと私拝見したんですが、現在は12名ですか。そのあたり、欠員ができてるんだったらその辺の欠員。何が言いたいかって言いますと、もうちょっと言います。  総合戦略、私もこれちょっとようわからんかったんでネットで調べたんですけれど、この事業というのは要は総合計画絡みの分もありますよね。要は、進行管理ですよね。外部の方が進行管理をしていただくという。それで進行についての意見をいただくという、私はこれは非常に大事なあれかなと、推進委員の仕事かなと思ってるし、市にとっても大事なものだと思うんですよ。そういう意味で、執行額が非常に少ないという部分をちょっと懸念したわけですよ。  今もおっしゃったように、3回開催が2回になったということのようですけれども、このあたりがやはり前年は3回やられてるようですけれど。今回は2回ということ。それから、今委員の数がもしですよ、私が間違ってるんかもわかりませんけれど、ネットで見る限り、議事録を見させていただきますと12名のようです。この辺でもし欠員があるんだったら、こういう大事な委員会でしたら補充をしていただくほうがええんかなと思うんですがいかがでしょう。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 委員の数、現在12名でございます。そういった中で、15名以内という中で、公募委員等の募集がございまして、そこら辺で若干人数が減ってきておる。今後そういった公募委員とかそういう形で対応していきたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) わかりました。  それから、37ページの総務費、戸籍住民基本台帳、ちょっと私これわからへんので教えてほしいんですが、J-LIS交付金ってありますよね。これ予算は480万円ほどだったと思うんですが、新たにまた560万円ふえるという、この辺はどういうあれなのかというのをちょっと教えていただきたいなと。 ○議長(小紫泰良君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(芹生泰博君) 失礼いたします。  このJ-LIS交付金です、560万2,000円。今回支出増として上げております。そして、歳入で同じく同額、560万2,000円、これが国庫補助金として歳入で上げております。この事務につきましては、J-LIS、そちらに委託した費用を市が払う。そして、市に対しましては国庫補助で入ってくると、そういう形で同額を計上しております。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) この交付金がふえるって、この交付金の考え方というのはどういう考え方で決まるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(芹生泰博君) 失礼いたします。  一応全国の住民基本台帳人口、それを分母としまして加東市の人口ということで、その率で決まると。そして、国は一応補正を出してその補正額にその率で乗じた分がおおむね概要の見込み額として通知があったという、上限として上げさせていただいております。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) わかりました。  それでは、次ですけれども、55ページです。  これ民生費の児童福祉施設、公立こども園の運営事業ですけれど、光熱水費がこれ予算当初1,670万円ほどですよね。執行が不用額が700万円って、これは設備がいいから光熱水費がかからなかったということなのか、その辺だけ理由を教えていただきたい。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) こちらにつきましてはみらいこども園の光熱水費になりまして、初年度、令和元年度が最初の運営になりまして、見込みということで出してたんですけれども、見込み以上にお金がかからなかった。あと暖冬もありましたので、もうこれが二、三年出てくると大体の毎年の金額がわかってくるかなということで、ことしはちょっと見込みが多かったということであります。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) わかりました。  続いて、69ページの農林水産ですよね。これの地域農業活性化推進事業、これ150万円ほど減額されてますが、これ当初予算が300万円ほどのようです。これ中身を見させていただいたら日本酒云々というものなのかなとは思うんですが、これで十分当初の委託料の目的は達成されて半額ほどが残ったと理解していいんですか。そこだけ教えてください。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。
    ◎産業振興部長(藤川憲二君) 地域農業活性化事業でございますが、これの減につきましては乾杯まつりで当初、吉田 類さんを出演していただきましてPR動画を撮ってPRをしていくということを予定しておりましたけれども、吉田 類さんの事務所から出演についてはできないということで、これについては、PR動画の作成については中止をしました。それが130万円ほどでございます。  あとはなんでんのというお酒についてのラベルの製作で、製作の枚数が減になったということで、合計で155万5,000円の減となっております。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) わかりました。  続いて、済いません、あと2つか3つですけれど。  73ページ、商工費、商工振興です。  プレミアム商品券、これ本当に所得制限があるということもあったりして、いろいろな条件がある中でのものなんですけれども、その辺はよく私の存じておりますけれども。これの対象になる方にとっては非常に有利な商品券だなということは私も理解しておるわけです。  という中で、予算が5,000万円ほど組んでおるにもかかわらず約半分の利用しかなかったのかなと思うんですが、このあたり商工でどのように総括されてるか教えていただけますか。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) プレミアム商品券事業でございますが、これにつきましては御存じのとおり、低所得者の方、それから児童1人につき幾らということで2種類ございます。子育てに関しては子どもの数の分を引きかえ券ということで対象の方にお配りしております。  ただ、所得の低所得者の方については対象かどうかの判定をするということで申請を出していただくということにしておりますが、これについて加東市についてはこの申請率、それが2月20日現在で40.9%という低いところでございました。これ全国的に低かったんですけれども、そういうところで事務費、それと商品券の事業の費用、これだけ減となったというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) これそういう対象の方には当然のことながら通知は出されてるんですよね。その上でもやはりこれだけ御利用がなかったという、そういうことですか。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) プレミアム商品券事業につきましては国でもテレビ等でPRもされております。市でも対象者に個別の通知、それと広報紙とかホームページ等々でPRはしておりますが、なかなか国でも伸びないというところで、こちらに聞いたところでは1人当たり2万5,000円分の商品券を2万円で購入できるんですけれども、低所得者の方についてはその2万円の購入代金の出費がちょっと負担となっているとか、そういうこともありまして、北播磨の管内にしましても、私のところにしましても40.9%と、そういう率になっておりますので減っておると。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) わかりました。  あと、教育費、もうこれ最後にしますけれども、教育費、95ページです。  中学校施設整備事業、この工事です。これ予算要求を見ましたら、東条中学校ののり面改修1,240万円、当初予算要求されてたと思うんです。ここ不用額1,000万円という金額ですから、工事そのものは180万円ほどの工事をなさっとるんかなと思うんですよ。  これ当初と考えますと非常に10分の1ぐらいの金額になっとるわけですけれども、これは工法変更ということで説明をされてたようですけれども、なぜこうなったのか、もう少し詳しく教えていただけませんか。 ○議長(小紫泰良君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(西角啓吾君) 東条中学校の、のり面工事の件ですね。  補修工法の変更にということで設計額の減額になったわけなんですけれども、予算要求時よりさらに東条中学校の、のり面の表土の土がえぐれた範囲が広がったということで、部分的な完全補修よりも全体的に広く表層部のみの補修を行う工法へと変更したわけなんですけれども、当初工法のやり方としてはのり面を削り取って種子入りの土のうを置いて土をかぶせて補修する工法にしとったんですけれども、それをのり面部分を削らなくて種子をその、のり面にまくという工法に変更したための減額になっております。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) それでまたのり面が崩壊するということはないんですよね。いや、そこをきちっと押さえられるかどうかということを私は聞きたいんですよ。当初の金額、1,200万円かけられるんだったらそこまでやられるんかなということは思ってたんですけれど、余りにも金額が下がり過ぎてますんで。  だから、今までも、先ほど部長からも説明ありましたが、あそこよく崩落してますよね、表土が。今回それを徹底的にやりますという、多分予算のときの説明やったと思うんですが、今見ましたら本当に表面だけ土入れてという工事をやられてるようですから、またこれまでと同じ繰り返しになるんじゃないかなと思うわけですよ。  それと、私が思っとったのは、小中一貫校ができるとあのあたりに連絡通路ができていくということがございますよね。そういうこともお思いになられて徹底的な工事をやめて、今回はああいう形で修繕をしておいて、要は手戻りがあってもいかんということですよ、私が思ってたんは。そういうことであのようにされたのかなと思った。そうじゃないんですか。もう一度そこだけ教えてください。  私はちょっと今のお話を聞いてると、また雨が降れば表土がまた崩落するんじゃないかなという懸念は思っておりますが。 ○議長(小紫泰良君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(西角啓吾君) 表土だけの部分に種子を吹きつけるという工法でもつだろうということで今回このような工法にさせていただきました。 ○議長(小紫泰良君) 大丈夫ですか。  北原君。 ◆1番(北原豊君) 引き続きなんですけれど、平成29年3月予算では大グラウンドに4億3,800万円をかける予定になってるんですけれど、やはりそれぐらいかけないと安全なグラウンドにならないからそれだけのお金をかけてるんじゃないですか。今みたいなそんなつけやいばみたいなことをしたら結局無駄なお金になるんじゃないでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 吹きつけで大丈夫ですかという質問でよろしいですか。平成29年云々でしたら補正予算とはまた違う話になりますんで。大丈夫ですかという質問。 ◆1番(北原豊君) 大丈夫じゃないから予算計上されている。ボーリング調査の結果。 ○議長(小紫泰良君) 再度指名します。  北原君。 ◆1番(北原豊君) ボーリング調査の結果によっては上2メートルは砂だらけ。そやから、それを全部置きかえるのが多分4億3,800万円かかるんだと思うんですけれど、その点はいかがお考えでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 4億円というのはどこに出てるんでしょうか。 ◆1番(北原豊君) 平成29年3月予算で出とるんです。予算の要望として。 ○議長(小紫泰良君) いや、今回の補正予算に対する質問ということでお願いしたいと思います。  ほかに。  ほかにございますか。  岸本君。 ○副議長(岸本眞知子君) 同じく教育費で103ページ、ちょっと気になる減が出てます。図書館施設棟整備工事で2,439万8,000円というこの減額、この説明をお願いしたいんですけれども。入札残。 ○議長(小紫泰良君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(西角啓吾君) 2,439万8,000円の減額しておるんですけれども、その内訳といたしましては、中央図書館で1,421万1,000円、それから滝野図書館で1,013万円、それから図書情報センターで5万7,000円の減額をしておるわけなんですが、いずれも事業完了による減額と執行見込みによる補正でございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第2号議案 令和元年度加東市一般会計補正予算(第6号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小紫泰良君) 起立多数。  したがって、本案は可決されました。 △日程第6 第3号議案 令和元年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) ○議長(小紫泰良君) 日程第6、第3号議案 令和元年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民協働部長(芹生泰博君) それでは、第3号議案 令和元年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  提案理由でございますが、令和元年度国民健康保険関係事業費の確定及び精査による決算見込みにより補正を行おうとするものでございます。  第1条でございますが、歳入歳出の予算の総額から歳入歳出それぞれ2,585万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億6,712万4,000円にしようとするものでございます。  それでは、その内容につきまして、第1表、歳入歳出予算補正により説明いたします。  補正予算書の1ページをごらんください。  まず、歳入でございます。  第1款国民健康保険税、第1項国民健康保険税980万円の減額は、収入見込みによるものでございます。  次に、第4款国庫支出金、第2項国庫補助金は、国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金の確定により55万円を増額いたします。  次に、第5款県支出金、第2項県補助金は、保険給付費等交付金の見込みにより1,642万7,000円を減額いたします。  次に、第10款繰入金、第1項他会計繰入金は、繰入対象経費の執行見込みにより708万3,000円を減額し、同款第2項基金繰入金は財源確保により286万2,000円増額いたします。  次に、第12款諸収入、第1項延滞金、加算金及び過料は、延滞金の収入実績見込みにより490万円を増額し、同款第3項雑入は一般被保険者返納金等の見込みにより86万1,000円を減額いたします。  次に、歳出でございます。  第1款総務費、第1項総務管理費134万9,000円の減額、同款第2項徴税費33万6,000円の減額、同款第3項運営協議会費9万5,000円の減額は、執行見込み及び執行額の確定による補正でございます。  第2款保険給付費、第1項療養諸費1,270万円の減額、同款第2項高額療養費166万1,000円の減額、同款第4項出産育児諸費547万6,000円の減額は、それぞれ給付実績見込みによる補正でございます。  第6款保健事業費、第1項特定健康診査等事業費180万4,000円の減額、同款第2項保険事業費243万8,000円の減額は、各事業に要する事業費の見込みにより補正するものでございます。  以上、第3号議案 令和元年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第3号議案 令和元年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第7 第4号議案 令和元年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ○議長(小紫泰良君) 日程第7、第4号議案 令和元年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民協働部長(芹生泰博君) それでは、第4号議案 令和元年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  提案理由でございますが、令和元年度の後期高齢者医療に係る保険料の見込み及び基盤安定繰入金の確定等により補正を行おうとするものでございます。  第1条でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ257万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億976万4,000円にしようとするものでございます。  それでは、その内容につきまして、第1表、歳入歳出予算補正により説明いたします。  補正予算書の1ページをごらんください。  歳入では、第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料は、収入見込みにより700万円の増額、第4款繰入金、第1項一般会計繰入金は、保険基盤安定負担金の確定により959万9,000円の減額、第6款諸収入、第1項延滞金、加算金及び過料は、保険料延滞金の収入見込みにより2万1,000円増額いたします。  次に、歳出では、第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料の増額及び一般会計からの保険基盤安定繰入金の減額等により257万8,000円減額いたします。  以上、第4号議案 令和元年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第4号議案 令和元年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第8 第5号議案 令和元年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(小紫泰良君) 日程第8、第5号議案 令和元年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  健康福祉部長。              〔健康福祉部長 藤井康平君登壇〕 ◎健康福祉部長(藤井康平君) それでは、第5号議案 令和元年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号)について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  提案の理由でございますが、介護給付費負担金及び調整交付金の交付決定に伴う歳入の減額並びに地域支援事業交付金及び一般会計繰入金などの各事業費の実績見込みによる増減に伴い歳入を補正するもので、歳出については介護給付費及び地域支援事業の事業実績見込みのほか、人件費の精査により補正するものでございます。  第1条では、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ467万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ35億4,302万2,000円にしようとするものでございます。  それでは、内容について第1表、歳入歳出予算補正により説明いたします。  補正予算書の1ページをお開きください。  まず、歳入でございますが、第4款国庫支出金、第1項国庫負担金294万8,000円の減額は、交付決定に基づき減額するものでございます。  第2項国庫補助金831万1,000円の減額は、交付決定による調整交付金の減額及び地域支援事業費の補助対象事業の事業費並びに人件費等の精査による減額、そして保険者機能強化推進交付金の交付決定による増額の差し引きを補正するものでございます。  第5款県支出金、第1項県負担金660万3,000円の減額は、国庫負担金と同様で交付決定によるものでございます。  第3項県補助金229万7,000円の減額は、地域支援事業費の補助対象である事業費並びに人件費の精査によるものでございます。  第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金1,134万7,000円の減額は、国庫負担金等と同様で交付決定により減額するものでございます。  第7款財産収入、第1項財産運用収入3万円の減額につきましては、実績見込みによるものでございます。  第8款繰入金、第1項一般会計繰入金403万円の減額は、介護給付費の実績見込み及び地域支援事業費の補助対象である事業費並びに人件費の精査に伴う減額、そして介護保険料軽減分に係る繰入金の増額の差し引きでございます。  第2項基金繰入金3,087万9,000円の増額は、歳入の減額に伴い介護保険料負担分として介護給付費準備基金を取り崩し増額するものでございます。  第10款諸収入、第4項雑入1万4,000円の増額は、実績見込みによるものでございます。  次に、歳出でございます。  3ページをお開きください。  第1款総務費、第1項総務管理費322万円の減額は、人件費及び事業費の精査に基づき減額したものでございます。  第3項介護認定審査会費17万5,000円の増額は、審査会委員報酬の実績見込みによる減額、認定調査員の人件費の精査及び主治医意見書作成手数料等の増額による差し引きでございます。  第5項計画策定費48万8,000円の減額は、計画策定に係るアンケート作成・分析に係る委託料の減額等、事務経費の実績見込みによるものでございます。  第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費900万円の増額は、保険給付費の実績見込みによる差し引きでございます。  第2項介護予防サービス等諸費390万円の増額も実績見込みにより増額するものでございます。  第3項その他諸費5万円の増額は、審査支払委託料の増加見込みによるものでございます。  第4項高額介護サービス等費14万円の減額は、実績見込みにより高額居宅介護予防サービス費等を減額したものでございます。  第4款地域支援事業費1,392万円の減額は、第2項包括的支援事業・任意事業費、第4項介護予防・生活支援サービス事業費及び第5項一般介護予防事業費の各事業の実績見込み及び人件費の精査によるものでございます。  第6款基金積立金、第1項基金積立金3万円の減額は、利子積み立ての実績見込みによるものでございます。  以上、第5号議案 令和元年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  小川君。 ◆11番(小川忠市君) 1点だけ。  事項別明細書9ページの歳出のところで、介護認定審査会費等がございますが、主治医の意見書作成手数料とか要介護認定調査業務委託料は増額となってるんですが、認定審査会の委員報酬は逆になっております。この説明をお願いできませんか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 実際に介護認定者がふえておりますんで、主治医意見書作成手数料等が増加しておりますが、介護認定審査会については要支援1に簡易なものについては通常審査会については25件、1回当たり25件をめどに開催してるんですが、それを超えて簡易のものですんで、要は25件プラス5件という格好で件数をふやして審査を行っているというところで、審査はそんなにふやしていないと。当初見込みよりも去年と同じような審査会の回数で済んだということで減額をしております。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 済いません、認定者の数がふえても認定審査会の回数はふえないんですか。去年と同じぐらいでしたら、私が言いたいのは、認定者の申請者がふえたということはそれだけやはり認定審査会も、1回25件ということでしょうが、何で減額になったんですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 先ほども申しましたように、一応審査会という件数については122件ふえております。ただ、平成31年3月から審査会の簡素化という扱いができまして、25件にプラスして軽易な要支援1とか2とかの認定者については25件にプラスして審査会を開くことができるようになったんで、1回のボリュームが25件ではなしに30件であるとか、そういう形で対応できたんで前回と同じようになったということでございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 15ページなんですが、生活支援体制整備事業費なんですけれども、これは目的としてきっちりどことも生活支援体制が整備できて執行の見込みで予算が余ったということなんですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 生活体制整備事業費の減額の件でよろしいですか。  この分については、一応退職者が12月末で出た分で、その分を減額をさせていただいてます。ただ、その分についての対応については募集をかけて今対応してるんと、あと包括支援センターの職員で対応をしているという状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) その体制の話はわかったんですが、要するに人件費が減額になって、私が聞いているのは、これによってやるべき事業は当初の予定どおりできているのかということです。  間違いなかったら、生活支援体制ですから地区ごとにやるやつですよね。私の住んでる地域ではそういうものが立ち上がってる感じを受けないんですけれども、要はそういうものは予定どおり全て進捗した上でこういうことになっているのかということを聞いてます。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 生活支援コーディネーター、それぞれに社会福祉協議会に委託をしておりまして、それぞれの地域によって進捗状況が異なります。ただ、藤尾議員の社地域についても区長さん等を中心にしてお話をさせていただいてる状況もございます。なかなか話し合いの場だけで前に進んでいないというところもございますが、予定しておるところでできるだけ地域づくりのために活動をしていただく方を集めていただいてということで、時間はかかっておりますが進めている状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) それとその下の初期集中支援チームの減額になってますけれども、これは介入件数というのは目標件数に達してるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 今回介入したケースは13件でございまして、去年とほぼ同じ件数になってます。この分については家族からの相談が半数以上を占めているんと、あとその他医療機関であるとか、ケアマネージャーさんとか、民生委員等からの情報をもとに対応をしているというところで、例年並みの件数は上がっているということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) だから、例年並みの件数が上がってたらだめなんですよね。要は、介護保険の事業計画では30件ということになってたと思います。そして、早期発見ということを掲げてるわけですよね。そしたら、それで私が言いたいことは、加東市の早期の認知症の方が減って減額になってて、この集中支援チームの介入件数が減ってるんだったらいいんですけれども、活動が活発でないということにならないですか。これは目標件数30件ですよ。だから、早期発見とかいろいろな医療機関からの通報がうまくいってないということにならないですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 情報を全て拾い上げているのかというとちょっとその辺は今後検討していかないといけないところもございますが、包括でできることの分で医療機関であるとか、ケアマネージャーであるとか、民生委員であるとかという情報交換を絶えずさせていただいてますんで、目標に達成できるように努めているところです。  また、例年そのタッチパネルを健診のときに置かせていただいて認知症、記憶等で疑いのある方についても個別訪問をしておりますんで、それが集中チームに全てつながっているというわけではございませんが、そういう努力をしているということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ことしの結果ですからこれ以上私は余り、決算になると思うんで言わない分もあるんですけれど、今の取組は非常によろしくないと思いますよ。要は、早期発見をしますということで30件掲げて、そして相談の体制が十分整ってて、市民の皆さんの、例えば認知症の初期の相談に応えられててお金が余ってるんだったらいいんですよ。でも、そういう状態ではないですよね、恐らく、今。  体制が整ってないからお受けできないじゃないですか。やはりそういうものに対して真摯に医療機関からと連携してそういう情報を得たりとか、民生委員と協力してそういう疑いのある方を発見して早期に訪問したりしてということがこの集中支援チームの枠組みですよね。だから、これを積極的に本当に活用して、目標という数字にこだわるわけではありませんが、早期発見、早期介入みたいなところを実現していこうという考えでもう一回取り組むという考えはないですか。  今年度の考え、やはりその減額になって件数が目標30件で実績が13件というのはやはり活動が活発でないと言わざるを得ないと私は思うんですけれど。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井康平君) 件数について目標に達していないと言われるのはわかるんですが、今の状況について体制が整っていないということではございません。きっちりとした体制を整えた上でのこの件数という格好になってますんで、いま一度啓発等、考える面がございますが、今の体制ができていないということではないということは御理解いただきたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第5号議案 令和元年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで昼食休憩のため暫時休憩いたします。                午後0時13分 休憩                ─────────                午後1時40分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第9 第6号議案 令和元年度加東市水道事業会計補正予算(第4号) ○議長(小紫泰良君) 日程第9、第6号議案 令和元年度加東市水道事業会計補正予算(第4号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  上下水道部長。              〔上下水道部長 大畑敏之君登壇〕 ◎上下水道部長(大畑敏之君) それでは、第6号議案 令和元年度加東市水道事業会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  まず、提案の理由でございますが、収入の最終見込み額を計上するとともに、支出では各事業費の確定及び進捗状況にあわせて決算見込みを反映した補正額を計上するものでございます。  議案書第2条、業務の予定量の補正は、建設改良事業の事業費を6億7,100万8,000円に改めるものです。  次に、第3条、収益的収入及び支出の補正は、水道事業収益を221万3,000円減額し、総額を15億1,688万6,000円とし、水道事業費用を1,977万8,000円減額し、総額を12億9,311万円にするものでございます。  次に第4条、資本的収入及び支出の補正は、予算の第4条本文括弧書中、「不足する額5億3,941万2,000円は、建設改良積立金978万6,000円、過年度分損益勘定留保資金4億8,410万6,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,552万円で補填する」に改め、資本的収入を1,216万9,000円減額し、総額を1億6,905万5,000円とし、資本的支出を9,570万円減額し、総額を7億846万7,000円にするものでございます。  次に、第5条、債務負担行為の補正は、生活基盤施設耐震化等交付金事業(広沢浄水場更新)の入札が不調となったことにより今年度の着工が困難であるため、期間を令和5年度まで延長いたします。  次に、第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を68万円減額し、総額を6,106万5,000円にするものでございます。  それでは、その内容につきまして、1ページ、補正予算実施計画により説明申し上げます。  収益的収入でございます。  第1款水道事業収益、第1項営業収益は、下水道使用料徴収手数料が減額となる見込みであるため279万2,000円減額いたします。  第2項営業外収益55万円の増額は、平成30年度取得及び除却資産の確定により長期前受け金戻入を増額するものでございます。  第3項特別利益2万9,000円の増額は、過年度水道料金の追加調定による過年度損益修正益の増額でございます。  収益的支出でございます。  第1款水道事業費用、第1項営業費用1,977万8,000円の減額は、各事業の確定及び執行見込みによる委託料などの減額及び減価償却費の減額などが主なものでございます。  次に、2ページをごらんください。  資本的収入及び支出でございます。  第1款資本的収入、第2項負担金528万9,000円の減額は、国道372号河高ランプ道路整備関連配水管移設事業の事業費の執行見込みにより、県からの負担金の減額が主なものでございます。  第4項補助金は、国庫補助事業費の確定により国庫補助金を688万円減額いたします。  次に、資本的支出でございます。  第1款資本的支出、第1項建設改良費9,570万円の減額は、各事業費の確定及び執行見込みにより委託料、工事請負費を減額するものでございます。  以上、第6号議案 令和元年度加東市水道事業会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第6号議案 令和元年度加東市水道事業会計補正予算(第4号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第10 第7号議案 令和元年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(小紫泰良君) 日程第10、第7号議案 令和元年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  上下水道部長。              〔上下水道部長 大畑敏之君登壇〕 ◎上下水道部長(大畑敏之君) 第7号議案 令和元年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  提案理由でございますが、下水道事業4事業全てについて補正するもので、収入の最終見込み額を計上するとともに、支出では各事業費の確定及び進捗にあわせて決算見込みを反映した補正額を計上するものでございます。  議案書の第2条、業務の予定量の補正は、建設改良事業の事業費を4億7,275万8,000円に改めるものです。  次に、第3条、収益的収入及び支出の補正は、下水道事業収益を7,335万2,000円減額し、総額を18億3,610万7,000円とし、下水道事業費用を9,538万円減額し、総額を18億8,182万9,000円にするものでございます。  次に、第4条、資本的収入及び支出の補正は、予算の第4条本文括弧書中、「不足する額5億7,637万4,000円は、当年度分損益勘定留保資金5億7,637万4,000円で補填する」に改め、資本的収入を9,821万3,000円減額し、総額を11億2,706万4,000円とし、資本的支出を9,890万円減額し、総額を17億343万8,000円にするものでございます。  第5条、企業債の補正は、事業費の確定及び進捗により限度額を補正するものでございます。  第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を80万円減額し総額を6,115万3,000円にするものでございます。  第7条、他会計からの補助金等の補正は、事業費の確定及び進捗により一般会計からの補助金等を11億7,529万5,000円に改めます。  それでは、その内容につきまして、1ページ、補正予算実施計画により説明申し上げます。  収益的収入でございます。  第1款下水道事業収益は、他会計負担金及び補助金の減額などにより、第1項営業収益を810万1,000円減額し、第2項営業外収益を6,536万円減額いたします。  第3項特別利益は、過年度下水道使用料の追加調定による過年度損益修正益を10万9,000円増額いたします。  次に、収益的支出でございます。  第1款下水道事業費用、第1項営業費用は、汚水管渠及び施設の修繕費のほか、委託料、流域下水道維持管理負担金及び減価償却費などの確定及び執行見込みにより9,219万5,000円減額し、第2項営業外費用は企業債利息の確定により318万5,000円減額いたします。  次に、2ページの中ほどをごらんください。  資本的収入及び支出でございます。  第1款資本的収入は、各事業費の確定及び執行見込みに伴う収入の最終見込みにより、第1項企業債を200万円減額するほか、第2項負担金541万3,000円の減額は国道372号河高ランプ道路整備関連配水管移設事業の事業費の執行見込みによる県からの負担金の減額でございます。  第3項出資金55万円の減額及び第4項補助金9,025万円の減額は、事業費の執行見込みの精査によるものでございます。  次に、資本的支出でございます。  第1款資本的支出、第1項建設改良費9,890万円の減額は、各事業費の確定及び執行見込みの精査による委託料及び工事請負費の補正が主なものでございます。  以上、第7号議案 令和元年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第7号議案 令和元年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第11 第8号議案 令和元年度加東市病院事業会計補正予算(第3号) ○議長(小紫泰良君) 日程第11、第8号議案 令和元年度加東市病院事業会計補正予算(第3号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  病院事業部事務局長。              〔病院事業部事務局長 堀田敬文君登壇〕
    病院事業部事務局長(堀田敬文君) 第8号議案 令和元年度加東市病院事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由並びにその内容について説明いたします。  提案の主な理由ですが、入院患者等の減による入院収益、老人保健施設収益の減、また執行見込みによる給与費の減並びに一般会計からの補助金である特別利益の精算などに伴い、関係費目を補正するものでございます。  第2条、業務の予定量の補正ですが、病院事業の年間患者数の入院を4万626人、外来を4万2,898人、1日平均患者数の入院を111人、外来を178人とし、介護老人保健施設事業の年間利用者数の入所を1万6,763人、1日平均利用者数の入所を45.8人とし、訪問看護事業の年間利用者数の医療保険を2,868人、1日の平均利用者数の医療保険を11.9人とするものでございます。  第3条、収益的収入及び支出の補正は、収益的収入の既決予定額から7,487万7,000円を減額し、病院事業収益を25億4,363万7,000円とし、収益的支出の既決予定額から7,416万7,000円を減額し、病院事業費用を26億4,413万2,000円とするものでございます。  第4条、資本的収入及び支出の補正は、予算第4条本文括弧書き中、「1億1,257万5,000円は当年度分損益勘定留保資金5,709万8,000円及び過年度損益勘定留保資金5,547万7,000円」を「1億1,260万6,000円は、当年度分損益勘定留保資金5,955万4,000円及び過年度損益勘定留保資金5,305万2,000円」に改め、資本的収入の既決予定額から240万円を減額し、収入総額を1億6,340万8,000円とし、資本的支出の既決予定額から236万9,000円を減額し、支出総額を2億7,601万4,000円とするものでございます。  第5条、企業債の補正は、限度額について加東市民病院施設整備事業については7,320万円に、ケアホームかとう施設整備事業については810万円にそれぞれ改めるものでございます。  第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費について既決予定額から1,513万9,000円を減額し17億2,859万5,000円とするものでございます。  第7条、他会計からの補助金等の補正は、予算第8条中、「4億8,571万7,000円」を「4億8,504万8,000円」に改めるものでございます。  第8条、棚卸資産購入限度額の補正は、限度額を「2億9,794万7,000円」に改めるものでございます。  それでは、その内容につきまして、補正予算(第3号)実施計画により説明申し上げます。  1ページをごらんください。  収益的収入及び支出でございます。  収入。第1款病院事業収益、第1項医業・介護サービス収益7,487万7,000円の減額は、入院患者、外来患者及び介護老人保健施設の利用者の減と、訪問看護利用者増の差し引きによるものでございます。  第2項医業・介護サービス外収益1,391万3,000円の増額は、不採算地区病院運営経費の増と、保育所利用者増によるものでございます。  第3項特別利益1,416万3,000円の減額は、決算見込み等に伴う一般会計補助金の精算でございます。  2ページから3ページをごらんください。  支出。第1款病院事業費用、第1項医業・介護サービス費用7,513万9,000円の減額は、時間外勤務手当などの実績見込みによる給与費の減と、入院患者の減少等による材料費の減、光熱水費等の経費の減によるものでございます。  第2項医業・介護サービス外費用97万2,000円の増額は、保育所運営費の実績見込みによるものでございます。  資本的収入及び支出でございます。  収入。第1款資本的収入、第1項企業債240万円の減額は、高架水槽設備等改修工事完了に伴う実績見込みによるものでございます。  支出。第1款資本的支出、第1項建設改良費236万9,000円の減額は、同じく高架水槽改修工事完了に伴う実績見込みによるものでございます。  以上、第8号議案 令和元年度加東市病院事業会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  小川君。 ◆11番(小川忠市君) 説明書の1ページに一般会計からの補助金として不採算地区病院運営経費が上がってるんですが、1,349万4,000円か。これは説明をお願いできませんか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 失礼します。  不採算地区病院の運営に関する経費ということで国から地方公営企業繰出金について基準がございます。それで、加東市民の場合は許可病床数が139ということで、許可病床数は150床未満であって、国勢調査に基づく半径5キロ以内の人口が3万人以上、10万人未満のものについては特別交付金で措置できるという形になっております。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) わかりました。それはことしだけですか。今年度だけですか。過年度もあったのか、来年度もあるのか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 毎年調査がありまして、病院に調査があって病院から県を通じて提出してます。交付金で加東市は加東市の全体の交付金で入ってるみたいです。その中で市から病院の分はこれ幾らやということで聞いていただいて、それでそのうち幾らですよという額を聞いて入れてます。去年もいただいてます。来年があるかどうかちょっとわからないんですけれど、今の基準では多分継続でいただけるという感じでおります。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) よくわかりました。  続きまして、5ページに介護老人保健施設の補正予算の表がございまして、いわゆるケアホームかとうですけれども、ここに特別利益がもともとが1,600万円が今度の1,580万円の同額ぐらいの特別利益が計上されてるんですが、この理由は何でしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 理由というのは、入所者の減に伴うものがほとんどでございます。今現在、昨年度と比べればそこそこ人は入っているんですけれども、やはりインフルエンザがはやったときにかなりちょっと減ったということで、入所もとめました。全体的に主な原因は入所者の減ということになります。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 単純に病院事業の収益と支出を見ると、収益が25億4,000万円ちょっとで、支出が26億円ですから1億円ちょっと出てると思うんですよ。この中には多分減価償却費とかもあるので、要は現金をそのまま出さない支出もあるので多分持ってると思うんですけれども、要はお金のフローとして出る中でこの1億円ちょっと支出が多いということは、病院の中では回ってると解釈していいんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 現時点では回ってるという感覚でおります。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ただ、病院の場合は医療機器なんかもあるので、本来はこの減価償却費をもって、例えばこの資本的収支の補填に充てなければいけないわけですよね。その分というのは結局ここに描いてあるように留保資金というのがあるから回ってると思うんですけれども、本来はだからこの収支の赤というのは出ることは望ましくなくて、この減価償却費分を資本的収入と支出の差額に充てるというのが正しいやり方だと思うんですが、それ間違いないですか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 本来はおっしゃるとおりだと思っております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 今回、今回というか例年のごとくなんですが、第4条のところで損益勘定留保資金で補填するってあるんですけれど、これはお金としては使えるというか、会計上、ずっと取り崩して、取り崩しじゃないんですけれど、こういう形で続けていけますか、加東市として。  病院として、だから例えばこういうやり方で何年ぐらいもつとか。本来減価償却費から出さなければいけないものを過年度とかのこういう留保資金で出してるわけですから、そういうものが手元に幾らあって、ことしだったら1億円足りないわけですから、そういうものについてどのように展望を持っておられますか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) おっしゃるとおり留保資金から赤字補填という言葉が正しいのかわかりませんけれど、足らない部分というのは今後、市からは入れないということであればやっていかなければならない。どうするかという方法については管理者以下、もうとりあえず頑張るしかないという思いでおります。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) これはある意味私自身がそういう形でシビアにやってくださいって言ってきたわけですから、多分そういうことでシビアにやってもらわないかんとは思うんですが、来年度は余計厳しくなりますが、結局今回で、今問うたのは、こういう形での仮補填とおっしゃいましたけれども、それが例えば病院の状態として今回こういう形で留保資金で補填して、この金額というのが、例えばもうこんな状態が1年、2年続いたらもう非常に危険という状態なのか、まだ少し手元にお金があるかという感じで、どのようにこの赤字というか、補填というものを認識したらいいかお答えいただけないでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) どれぐらいの来年度以降、どれぐらいの赤字という、足らない部分が出るかというのはちょっとわかりませんけれども、とりあえず基本は管理者以下、ゼロに持っていくという考えではおります。  ただ、1億円出た、2億円出た、前みたいに5億円出たという、5億円までは行かないとしても1億円以内の赤はある程度出るじゃないかという個人的な思いも持っております。しかしながら、一応ゼロで行けと、赤字を補填しないということでここで聞いておりますので、もうやるしかありません。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第8号議案 令和元年度加東市病院事業会計補正予算(第3号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第12 第9号議案から第15号議案 一括上程 ○議長(小紫泰良君) 日程第12、第9号議案 令和2年度加東市一般会計予算から第15号議案 令和2年度加東市病院事業会計予算を一括議題とします。  まず、市長から施政方針の表明を受け、その後に提案理由の説明を求めます。  市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、令和2年度の予算提案に当たり、市政に対する所信の一端を申し述べ、議員並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  初めに、昨年は令和という新たな時代が幕をあけました。また、日本初開催となったラグビーワールドカップにおいて日本チームが初のベスト8入りをなし遂げる大躍進に日本中が歓喜し、勇気づけられた年でもありました。  令和2年はオリンピック・パラリンピックが56年ぶりに東京で開催され、5月24日には東京2020オリンピック聖火リレーが加東市を通過する予定でございます。多くの方々に聖火を観覧いただき感動を共有し、将来にわたり語り継がれ、記憶に残るものにできればと考えております。  また、本年は実施100年目を迎える5年に1度の国勢調査が実施されます。前回、平成27年調査では人口4万人維持となりましたが、全国的に少子高齢化や人口減少社会の進行など、地域社会を取り巻く環境が変化しており、今を守るだけでなく未来に向かって新しいことに挑戦していくことが求められます。  そのような中、人口の定着を図り、将来への希望が持てるまちをつくるには、地域に愛着を持つ人をふやし、さらに加東の未来を創造する人を育てることが大切でございます。  今、加東の未来を担う子どもたちへの新たな教育のあり方として小中一貫教育を推進しています。教育はかけがえのない財産になるものであり、加東市の未来を切り開く原動力になると考えます。加東の未来を見据えたこの大きな事業を軌道に乗せるべく、しっかりと取り組んでいく所存でございます。  私が市政を担わせていただいてから間もなく10年の節目を迎えます。この間、行財政改革の推進により行政の効率化と財政基盤の強化を図りながら、市民の安全、安心のまちづくりを進めるとともに、快適で住みよく、将来にわたって活力のあるまちの実現に向けて取り組んでまいりました。  来年3月には市制15周年を迎えます。令和3年3月20日に記念式典を開催し、市民の皆様とともに祝い、まちの歩みを振り返り、積み重ねてきた歴史を再確認することで、ふるさと加東への愛着や誇りの醸成を図ってまいりたいと考えています。  令和という時代を迎え、加東市のさらなる発展に向けて確かな歩みを進めていくため、引き続き社会潮流への的確な対応と変革を基本理念として、これまで培ってきた健全財政を基軸に、第2次総合計画に基づく施策を着実に推進していきます。  それでは、令和2年度に重点的に取り組む事業を第2次総合計画における4つの重点戦略に基づいて説明申し上げます。  重点戦略の1つ目、力強い産業と仕事づくりでございます。  農産物のブランド力向上と生産拡大では、加東市産もち麦を新たな特産品として定着させていくため、各種イベント等において製品のPRに取り組むとともに、生産者を支援し、生産意欲の向上を図ることでもち麦の安定生産を推進します。  加東市にとって大きな財産であり強みでもある酒造好適米山田錦については、これまで行ってきた取組に加え、兵庫県で開催される酒セレクション2020において、国内外の消費者に加東市産山田錦の魅力を広く周知するなど、ブランド力や知名度のさらなる向上に向けた取組を推進します。  地元就労の促進では、就活イベントのノウハウを持つ民間事業者の協力を得て、市内事業者による合同説明会の開催を広く周知し、新卒者を含む多くの求職者の参加につなげることで、若い世代の市内就労を促進するとともに、人材の確保を支援します。  次に、重点戦略の2つ目、誇れる、選ばれる加東ブランドづくりでございます。  まちの魅力を向上させ、にぎわいを創出するには新たな魅力創出や、既存資源間の連携、効果的な情報発信、またそれらによる交流人口の拡大が重要となります。そこで、旧滝野庁舎を活用したトリックアート作品を常設展示する、仮称でございますが、加東アート館を開設し、新たな観光拠点を創出することでにぎわいを呼び込み、地域の活性化を図ります。  さらに、レンタサイクルやフットパスとの組み合わせにより、播磨中央公園、滝野温泉「ぽかぽ」などの周辺の観光地や施設の周遊性を高めることで交流人口の増加を目指します。  定住・移住の促進では、社高等学校との協働により、地域の産業や文化等への理解を深め、探求的に学ぶふるさと教育を通じて郷土愛を育み、シティプロモーションの担い手となる人材の育成に取り組み、多様な情報発信媒体の活用などにより加東市の魅力を市内外に発信します。  重点戦略の3つ目、加東の未来を担う若い世代の希望実現と親子のきずなづくりでございます。  小中一貫教育推進は東条地域小中一貫校について令和3年度の新校舎完成を目指し、令和2年度から本体工事に着手します。また、小・中学校9年間を見通した系統性のある教育を行うための教科カリキュラムを初め、教育活動の計画を具体化するなど、令和3年4月開校に向けた準備を進めます。  令和6年4月開校を目指す社地域小中一貫校は用地取得や基本設計に取り組み、開校準備委員会での協議を踏まえながら、引き続き通学路や通学手段等の検討を行うなど、開校に向けた取組を進めます。  出産、子育て環境の充実では、国の幼児教育・保育の無償化に伴い、これまで本市独自で実施してきた幼児教育費助成事業の財源を活用し、市内に住所を有するゼロ歳から5歳までの児童を養育する世帯に、児童1人当たり年額3万円を交付し、就学前の児童を養育する全ての家庭を応援します。  また、産婦の健康診査費用を新たに助成し、確実な受診によって産婦及び新生児の経過の早期把握を促進することで、産後鬱の予防や新生児の虐待予防等につなげます。  さらに、子育てに関する相談体制の充実では、虐待が認められる家庭への指導を強化し児童虐待の発生の防止に努めるとともに、引き続き子育てに関する悩みや心配事を受けとめ、子どもや保護者に寄り添った相談体制の充実を図るため、新たに児童虐待対応専門員を配置した子ども家庭総合支援拠点を市役所内に設置します。  あわせて、兵庫県が加東市に設置予定の児童相談所との連携の強化を図ります。  重点戦略の4つ目、安全、安心で快適な住みよいまちづくりでございます。  まちの拠点の形成ではやしろショッピングパークBio周辺を多様な都市機能が集積するエリアとしていくため、地区計画制度の導入に取り組み、民間投資の誘発等につなげる土地利用を推進します。  地域公共交通では、まちの拠点づくりと連携した新たな交通接点となるバスターミナルの整備や、市町村運営有償運送の新たな地域への導入に向けて引き続き積極的に取り組むとともに、市町村運営有償運送の利用者の利便性向上を主な目的とし、市街地間の新たな移動手段として乗合タクシー導入についての検証を進めるなど、公共交通の利便性の向上と、効率的で効果的な交通サービスの実現に取り組みます。  次に、災害に強いまちづくりの推進では、消防防災対策として経験則でははかり知れない自然災害が各地で発生する中、国、県作成の想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域図をもとに、加東市洪水ハザードマップを見直し、全戸配布することで市民の防災意識の高揚と一人ひとりの防災力の向上を図ります。  また、民間事業者と連携し円滑な応急対策活動を行うための災害時におけるさまざまな協定の締結、民間施設の避難所指定など、災害時に有効利用できる避難施設の確保に取り組みます。  さらに、令和元年度に導入した2機の無人航空機、ドローンについて、引き続き消防団幹部や市職員を対象とした操縦者の育成を図りながら、消火活動、行方不明者の捜索活動に積極的に活用するなど、本格的に運用を開始します。  次に、保健・医療・福祉の充実として、加東市民病院については地域共生社会実現に向け、医療、介護、福祉と連携しながら地域医療の受け皿になるとともに、在宅療養を支援することで市民の住みなれた地域での生活を支えます。  また、引き続き医師の確保に取り組むことで患者や利用者の受け入れ態勢を整えるとともに、限られた医療資源を効率的に活用しながら、安定的かつ自立的な経営を行います。  続いて、重点事業と連携しながら取り組んでいく主要な事業について、新規事業、拡充事業や特徴的な事業を中心に第2次総合計画の政策体系に基づき説明申し上げます。  まず、政策1、「未来を創造する子どもたちを育む学びのまち」でございます。  小学校の新学習指導要領の実施にあわせて、小学校の低学年から英語の文字と音の関係を多感覚を使って楽しく学ぶドリーフォニックスを導入し、子どもたちの英語力の向上を図ります。また、小学校6年生の英語力を把握し指導方法の工夫につなげるため、スコア型英語4技能検定、GTECジュニアを活用し、小・中学校で一貫した英語教育を推進します。  ICT教育の充実では、学校にICT支援員を配置し、ICT機器を効果的に活用した授業を展開します。また、コンピューター等を活用して身近な問題を解決しようとしたり、よりよい社会を築いたりしようとする態度やプログラミング的思考を育むため、小学校でプログラミング教育を実践します。  インクルーシブ教育では、今月に発達サポートセンター「はぴあ」の機能を旧社こども園舎に移転し相談事業を拡充するなど、幼児期から就労までの生涯を見通した切れ目のない支援を一層強化します。  また、就学前教育、保育の充実では、市内の私立保育所及び認定こども園にバス借り上げ費用を新たに交付することによって園外活動を支援し、教育・保育の質の向上を図ります。  政策2、「学習環境が充実した文化あふれるまち」でございます。  教育の振興では、現行の教育振興基本計画期間が令和2年度までであることから、現行計画を総括し、本市の教育の基本となる次期計画の策定に取り組みます。  社会体育施設については、熱中症対策として夏場の室内温度を適切に保つことにより施設利用を促進するとともに、災害等で避難された市民の体調維持及び身体的負担軽減を図るため、市指定避難所である滝野総合公園体育館、社第1体育館、滝野体育センター、社武道館に空調設備を整備します。あわせて、全加東市立小・中学校の体育館にスポットクーラーを設置し学校教育環境の向上を図ります。  図書館施設については施設を適切に管理運営していくため、中央図書館の高圧受電設備と外壁の改修工事を行います。  政策3、「ひと・くらし・自然が調和した共生・協働のまち」でございます。  医療保険制度等の充実では、後期高齢者医療制度において新たに人間ドック受診費用を助成することにより、国民健康保険制度と同様に人間ドック受診を促進し、健康寿命の延伸につなげていきます。  環境保全では、環境保全と創造に関する総合的かつ長期的な施策を示す第2次環境基本計画の策定に取り組みます。  協働のまちづくりへの取組では、まちづくり協議会やまちづくり活動団体に行ったアンケート調査結果をもとに、継続してまちづくり活動に取り組むことができる仕組みを検証するとともに、協働のまちづくりについての指針を定めます。  また、輝く加東 まちづくりコンソーシアム主催によるフォーラムなどを通して、協働のまちづくりを推進します。  人権尊重のまちづくりの取組では、令和元年度に策定した第2次人権尊重のまちづくり基本計画の基本理念である誰もが互いを認め合い、みんなの笑顔あふれる人権尊重のまちの実現に向けて、人権教育啓発を総合的、かつ計画的に推進します。  マイナンバーカードの普及促進については、引き続き休日申請窓口を開設するほか、平日における無料顔写真撮影サービス期間を拡大するなど、申請サポートをより一層充実させ、カード交付率のさらなる向上に取り組みます。  また、マイナンバーカードを活用することにより、閉庁時間帯に住民票の写しや印鑑登録証明書等が取得できる証明書コンビニ交付サービスについて一層の利用促進を図ります。  政策4、「子どもから高齢者まで安心して暮らし続けられるまち」でございます。  健康増進では、特定年齢の男性を対象にまちぐるみ総合健診時に受診できる前立腺がん検診を新たに無料化し、早期発見、早期治療を推進します。  食育推進では、食に対する意識を高めることにより生活習慣病予防や健康増進につながっていくよう和食の推進を図るとともに、学校給食においても食育に取り組みます。  また、株式会社マルヤナギ小倉屋との連携協定に基づき、研究機関が実施する加東市産もち麦を活用した健康調査に協力し、調査結果を既存事業等に活用することで市民の健康維持増進を推進します。  障害者福祉については今後の障害福祉サービスの提供体制などを示す第6期障害福祉計画、第2次障害児福祉計画の策定に取り組みます。  地域包括ケアの推進では、地域共生社会の実現に向けて介護予防と高齢者の生きがいづくりや、認知症施策の総合的な推進などを踏まえた高齢者保健福祉計画、第8期介護保険事業計画の策定に取り組むとともに、介護予防・日常生活支援総合事業を一層推進し、地域の実情に合った多様な生活支援サービスが提供できる支え合いの体制づくりを市民と協働して進めます。  政策5、「地域産業が躍動する活力あふれるまち」でございます。  農業施策の推進では、人・農地プランの実質化に向けて地域ごとの担い手を明確にするための協議を推進するなど、農業者や市民、各種団体等と連携、協力しながら、引き続き地域農業活性化ビジョンの実現に向けた施策を展開することで、地域の資源や人を生かした力強い農業の確立を目指します。  農村環境整備では、地域の防災力の向上や農業生産基盤を維持するため、ため池改修を計画的に進めるとともに、下流域に人家や公共施設等が存在するため池のハザードマップを新たに作成します。  また、有害鳥獣対策については、地域における防護柵設置を支援するとともに、新たに獣害ベルト緊急整備事業を活用したバッファーゾーンを整備することで被害の軽減を図ります。  さらに、有害鳥獣対策を検討されている地区に対しては、より効果的な対策とするために、要望に応じて鳥獣対策サポーター派遣支援事業を活用した民間の専門業者による助言指導を行います。  商工業の振興では、令和2年度に国が実施予定のマイナポイントを活用した消費活性化策について広く周知するとともに、市内事業者に対して1つのQRコードで複数の決済サービスが可能となる統一QR、JPQRの導入支援を加東市商工会とともに行い、市内の消費拡大を図ります。  政策6、「豊かで快適な暮らしを支える都市基盤が整備されたまち」でございます。  道路整備の推進では、加東市道路整備基本計画、自転車ネットワーク計画に加え、自転車の活用を総合的かつ計画的に推進するための自転車活用推進計画の策定に取り組むなど、安全で機能的な道路ネットワークの形成に向けて取り組みます。  都市計画道路滝野梶原線については、滝見橋のかけかえ工事によって上滝野地区と新町地区で整備を進めてきた市道を連結し、7月に供用を開始します。  河川改修では、国土交通省が実施する加古川河川改修の早期完成に向けて、国、県との連携を強化し、整備の一層の進捗を図ります。  空家の適切な管理と利活用では、所有者等への意識啓発を通して管理不全の空家の発生を抑制するとともに、空家バンク登録制度の有効活用により空家の利活用を推進することで、まちの景観や活力の維持に努めます。  市営住宅については、長寿命化計画に基づき、岩の花団地、藪団地の改修工事を行います。  政策7、「安全でおいしい水と快適な生活環境が持続されたまち」でございます。  水道事業では、中・長期的視点に立ち、技術的見地に基づいた施設整備、更新事業の見通しについて検討し、着実な更新投資と持続可能な水道事業を目指すためアセットマネジメントに取り組みます。  また、災害時にも安定的に水道水を供給するため、広沢、滝野統合浄水場の整備工事や、基幹管路等、老朽化した配水管の耐震化を計画的に進めるとともに、平木地内において丹波篠山市との応援給水連絡管を整備します。  下水道事業については、汚水処理及び経営の効率化を図るため、上久米、下久米地区のコミュニティ・プラント、秋津地区の農業集落排水、少分谷地区の小規模集落排水、これら3処理区の公共下水道への接続工事に着手します。  政策8、「戦略的経営と協働で創造する魅力あふれるまち」でございます。  近年、本市において在住外国人が急増し、増加率は兵庫県内で最も高く、また出入国管理及び難民認定法の改正や今後の労働需要の拡大に伴い、さらに増加していくことが予想されます。  このような状況を踏まえ、NPO法人加東市国際交流協会と連携し、日本語によるワークショップや東条地域における日本語教室を新たに開催するとともに、行政文書等の多言語翻訳や自動翻訳機の追加導入を行うなど、市民の国際理解の促進と並行しながら日常生活支援を充実させることで在住外国人にとっても暮らしやすいまちづくりを推進します。  まちのにぎわいの創造では、まちの拠点づくりコンソーシアムが中心となり、地域の活動に主体的に取り組む団体や個人などを支援し、地域の活性化を推進します。  政策9、「安定した行政経営基盤と危機管理による安全、堅実なまち」でございます。  交通安全対策では、自転車シミュレーターやスケアード・ストレイト方式による交通安全教室、自動車教習所での実地訓練、ドライビングスクール、交通安全講話の実施など、交通事故に遭わない、起こさない取組を行うとともに、カーブミラーや交通安全啓発看板の設置により交通事故の防止を図ります。  また、防犯対策では、防犯カメラや防犯灯の設置による犯罪抑止のための施設整備を進め、安全安心のまちづくり活動補助金の積極的な活用を促進し、個人や地域の自主的な活動を支援します。  公有財産の適正管理については、公共施設等総合管理計画に示す各施設の課題や方向性に基づき、適切で効率的な管理運営を推進します。  そして、市の主要な自主財源である市税の確保については、口座振替、コンビニ収納以外の新たな収納チャネルについて研究し、納付機会の拡大と利便性の向上を図るとともに、さらなる収納率の向上を目指します。  最後に、これらの重点事業や主要な事業を推進するため、まちづくりを支える行政経営を効果的に進めます。令和2年度は第2次総合計画前期基本計画の中間年度に当たることから、同計画で設定したまちづくり指標の現状値及び市民意識等の変化を把握し、今後の施策に活用するための市民意識調査を実施するとともに、まちづくり推進市民会議による外部評価を初めとする行政評価を継続実施し、限られた経営資源を有効に活用しながら、効率的かつ効果的な協働によるまちづくりを推進します。  財政運営においては、令和2年度が合併市町村に対する普通交付税の財政優遇措置の最終年となることや、小中一貫校の整備を初めとした重点施策への対応などにより、財源を有効に活用していく必要があるため、引き続き事業の選択と集中を進め歳出の抑制を図るとともに、市税の徴収強化などにより財源の確保に努めます。  人事、組織管理では、職員一人一人が心身ともに健康な状態を保持し、その職位、職責に応じた業務に意欲的に取り組み、個々の能力を最大限に発揮できるよう適正な人員配置に努めるとともに、経験値の高い多様な人材の確保に取り組みます。また、積極的に研修の受講を推進することで職員個々の能力向上を図ります。  学校においては、教師が授業やその準備に集中する時間、みずからの専門性を高めるための研修の時間、児童・生徒と向き合うための時間を十分確保するとともに、みずからの人間性を高め、児童・生徒に対して効果的な教育活動を行うことができるようスクールサポートスタッフや部活動指導員を配置するなど、業務改善、働き方改革を進めます。  そして、広域連携の推進では、北播磨広域定住自立圏において令和2年度からを計画期間とする第2次共生ビジョンに基づき、加西市、西脇市、多可町と連携して取組を推進し、圏域全体で定住のために必要な生活機能の確保、充実等を図ります。さらに、連携協定を締結した事業者などの地域経済への貢献や社会活動に積極的に取り組む事業者や市民との連携を原動力とした地域創生の取組を推進します。  以上が令和2年度における私のまちづくりについての所信と主要な事業の概要でございます。その予算規模は、一般会計208億5,400万円、特別会計86億6,010万7,000円、企業会計87億8,182万7,000円、合計382億9,593万4,000円といたしました。将来にわたって持続可能なまちにしていくため、市民の皆様や地域事業者などと行政がそれぞれの役割を担い、連携、協力して取り組む協働、すなわちワンチームとなってまちづくりを進めていきますので、議員各位におかれましては格別の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、提案いたしております諸議案について御審議賜り、何とぞ原案のとおり御議決いただきますようお願いを申し上げます。  以上でございます。 ○議長(小紫泰良君) 続いて、提案理由の説明を求めます。  副市長。              〔副市長 岩根 正君登壇〕 ◎副市長(岩根正君) それでは、第9号議案 令和2年度加東市一般会計予算から第15号議案 令和2年度加東市病院事業会計予算までの7議案につきまして、一括してその概要を申し上げ、提案説明とさせていただきます。  予算書並びに予算概要資料をごらんください。  まず、第9号議案 令和2年度加東市一般会計予算でございます。  予算の総額を前年度と比較して4億4,400万円、2.2%増の208億5,400万円といたします。  歳入の概要でございますが、予算概要資料の22ページ、23ページをごらんください。22ページ、23ページでございます。  市税は主に固定資産税の増収を見込み、前年度と比較して5,125万3,000円増の67億4,441万1,000円といたします。  地方交付税につきましては、合併市町村に対する普通交付税の財政優遇措置が最終年となりますが、令和元年度実績や公債費算入分の増、令和2年度地方財政計画等を踏まえ、前年度と比較して4,000万円増の36億5,000万円といたします。  国庫支出金は25億6,308万9,000円で、保育所等運営費に係る子どものための教育保育給付費国庫負担金等の増により、前年度と比較して1億525万6,000円増額いたします。  県支出金は17億2,739万3,000円で、私立保育所等整備事業に係る安心こども基金補助金、保育所等運営費に係る子どものための教育保育給付費県費負担金等の増により、前年度と比較して2億531万2,000円増額いたします。  繰入金は、小中一貫校整備事業に公共施設整備基金から1億6,462万6,000円、最終的な歳入不足額に対して財政調整基金から9億円をそれぞれ繰り入れるなど、10億7,628万9,000円といたします。  市債は24億2,420万円で、令和2年度において東条地域小中一貫校整備事業で増となりますが、令和元年度で旧社こども園転用事業や公共交通対策事業などで減となることから、前年度と比較して1億6,880万円減額いたします。  続いて、歳出でございますが、性質別で説明いたします。  予算概要資料の29ページをごらんください。  まず、義務的経費は88億4,591万6,000円で、一般会計に占める割合は42.4%となります。  その内容でございますが、人件費は会計年度任用職員制度により前年度より24.3%増の31億2,467万円、扶助費は前年度より3.4%増の35億4,970万8,000円、公債費は前年度より8.2%増の21億7,153万8,000円といたします。  次に、投資的経費は37億8,362万8,000円で、一般会計に占める割合は18.1%、前年度より2.8%の増となります。  また、その他経費として物件費が27億6,773万7,000円で、前年度と比較して17.3%の大幅な減となっております。これは会計年度任用職員制度によりこれまで物件費で計上いたしておりましたアルバイト職員等の賃金を人件費で計上することになったことが主な要因でございます。  次に、基金及び地方債の状況について説明いたします。  予算概要資料の38ページ、40ページをごらんください。  令和2年度末一般会計の基金残高は126億1,900万円、地方債残高は228億8,500万円を見込みます。合併時と比較をしますと基金で81億3,400万円の増、地方債で44億円の減となっております。企業会計を含めた市全体での地方債におきましても156億300万円減少する見込みとしております。  しかしながら、小中一貫校の整備を初めとした重点施策に取り組んでいくことから、財源を有効に活用していく必要があるため、常に財政比率の動向に注視し、引き続き事業の選択と集中を進め歳出の抑制を図るとともに、財源の確保にも取り組んでまいります。  続いて、債務負担行為でございますが、まちの拠点づくり事業のほか8件について、予算書7ページ、第2表のとおり、期間及び限度額を定めます。  また、地方債につきましては、水道事業会計出資事業ほか10件につきまして、限度額総額を24億2,420万円とし、予算書8ページ、第3表の条件により起債をいたします。  さらに、一時借入金は借り入れ最高額を40億円とし、最終予算の人件費の流用については第5条のとおり定めるものでございます。  次に、第10号議案 令和2年度加東市国民健康保険特別会計予算でございます。  予算の総額を前年度と比較して5億6,108万9,000円、14.7%増の43億9,065万6,000円といたします。  主な歳出予算である保険給付費につきましては、31億2,359万3,000円とし、国民健康保険事業費納付金については11億4,976万8,000円を計上いたしております。  40歳以上の被保険者には、特定健診、特定保健指導等を引き続き実施し、医療費抑制と国民健康保険加入者の健康増進を目指します。  歳入予算につきましては、保険税収入を7億7,155万3,000円としております。  また、県支出金である保険給付費等交付金のうち、普通交付金31億2,348万8,000円が歳出の保険給付費に対応するものとして交付されます。  しかしながら、国民健康保険を取り巻く構造的な情勢は依然厳しいものとなってございまして、令和2年度における一般会計からの繰入金は3億1,667万3,000円を予定しております。  次に、第11号議案 令和2年度加東市後期高齢者医療特別会計予算でございます。  予算の総額は、前年度と比較して3,541万9,000円、7.1%増の5億3,325万5,000円といたします。  この会計は、後期高齢者の医療費等の経費に係る保険料を後期高齢者医療制度加入者から徴収をし、市が負担する保険料軽減分とあわせて事業主体である兵庫県後期高齢者医療広域連合に保険料負担金として納付するものでございます。  また、低所得者等に対する保険料の軽減分として、一般会計からの保険基盤安定繰入金を1億582万3,000円計上いたしております。  次に、第12号議案の介護保険保険事業特別会計予算でございます。  予算の総額を、前年度と比較して2億4,814万2,000円、7.1%増の37億3,619万6,000円といたします。  令和2年度は、高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画の最終年になりますが、その計画に基づき、高齢者福祉施策や介護保険給付の円滑な実施に努めてまいります。また、今年度は第7期計画の評価、検証を踏まえ、令和3年度から令和5年度までの高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画を策定いたします。  保険給付費では、要介護認定者の増加及び介護報酬の増額改定に伴う居宅介護サービス、地域密着型サービス、施設介護サービス、居宅介護予防サービス、高額介護サービスの増加を見込み、前年度と比べ2億3,579万4,000円、7.3%増の34億8,709万6,000円といたします。  また、高齢者が住みなれた地域でできる限り自立した自分らしい生活が送れるよう、市民との協働による事業展開を推進するため、地域支援事業に1億2,621万3,000円を計上いたします。  事業といたしましては、介護予防・日常生活支援総合事業の展開により、要支援者等の訪問型サービス、通所型サービスの適正な給付に努めるとともに、高齢者の運動機能や口腔機能の向上、栄養改善に努めていくことに重点を置き、介護予防普及啓発、介護予防把握事業や地域リハビリテーション活動支援事業を行い、介護予防と生きがいづくりを推進してまいります。  地域包括支援センターでは、支援が必要な高齢者への総合相談及び対応、高齢者の権利擁護など包括的な支援事業も行いつつ、認知症になっても笑顔で住みなれた地域で暮らせるまちを目指して、認知症の早期発見、早期介入や家族支援等の認知症施策を総合的に推進してまいります。  また、医療と介護が切れ目なく一体的にサービスの提供ができるよう、引き続き小野市・加東市医師会に関係機関の専門職研修と相談窓口業務を委託し、地域の医療と介護の関係者の連携を強化いたします。  次に、第13号議案 水道事業会計予算でございます。  企業会計予算書の1ページをごらんください。  第2条、業務の予定量を、給水件数1万8,000件、年間総給水量507万立方メートル、1日平均給水量1万3,890立方メートルとし、建設改良事業を6億2,760万6,000円といたします。  第3条、収益的収入予定額を15億7,493万2,000円、支出予定額を13億8,427万2,000円といたします。  収入は、給水収益の増などにより前年度と比較して3.7%、5,583万3,000円の増といたしております。  支出では、健全な事業経営を安定的に持続させるため、アセットマネジメント、つまり資産管理をより一層推進いたします。  第4条、資本的収入予定額を2億3,864万6,000円、支出予定額を6億6,591万5,000円と定め、不足する額4億2,726万9,000円は建設改良積立金1億2,134万円、過年度分損益勘定留保資金2億5,351万8,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,241万1,000円で補填いたします。  収入は、老朽管更新に係る生活基盤施設耐震化等補助金のほか、青野ヶ原演習場等周辺水道設置助成事業の国庫補助金が減額となる一方、広沢浄水場更新に係る企業債が増額となることなどによりまして、7,425万2,000円の増、支出は前年度と比較して13.9%、1億768万5,000円の減となります。  主な事業は、浄水場統合整備事業、青野ヶ原演習場等周辺水道設置助成事業及び老朽送配水管耐震化の継続事業のほか、新規事業として加古川河川改修事業に関連する配水管移設事業及び広域連携事業として丹波篠山市との応援給水連絡管を整備いたします。  次に、第14号議案 下水道事業会計予算でございます。  企業会計予算書の46ページをごらんください。  第2条、業務の予定量を排水処理件数1万5,300件、年間処理水量395万4,000立方メートル、1日平均処理水量1万833立方メートルとし、建設改良事業を5億8,507万9,000円といたします。  第3条、収益的収入予定額を18億5,941万8,000円、支出予定額を19億1,645万5,000円といたします。  収入は減価償却費及び企業債利息などの支出の減少により、他会計補助金及び長期前受け金戻入などが減少したため、前年度と比較して2.6%、5,004万1,000円の減となります。  また、支出では引き続き不明水対策に取り組むとともに、施設の運転管理業務を委託いたします。  第4条、資本的収入予定額を12億4,407万9,000円、支出予定額を18億336万9,000円と定め、不足する額5億5,929万円は当年度分損益勘定留保資金で補填いたします。  収入は、事業の進捗により前年度と比較して1.5%、1,880万2,000円の増、支出は前年度と同規模といたしました。  主な事業は継続事業で、下水処理場統合整備事業のほか、上中地内の未普及地域の汚水管布設後の舗装復旧工事、処理場及びマンホールポンプ場の機器更新工事などでございます。  次に、第15号議案 加東市病院事業会計予算でございます。  企業会計予算書の101ページをごらんください。  病院事業における業務の予定量は許可病床数を139床とする中で、年間の入院患者数を4万2,340人、外来患者数を4万5,441人、1日平均の患者数を、入院は116人、外来は187人を見込みます。  介護老人保健施設事業における業務の予定量は、定員を入所50人、通所15人とする中で、入所者数1万7,885人、通所者数3,159人、1日の平均を、入所は49.0人、通所は13.0人を見込みます。  訪問看護事業における業務の予定量は、年間の利用者数を介護保険による利用者数5,346人、医療保険による利用者数を2,916人、1日の平均を介護保険22.0人、医療保険12.0人と見込みます。これにより病院事業会計全体での収益的収支では、収入が26億8,102万7,000円、支出を27億7,815万1,000円といたします。  資本的収支では、収入を1億2,070万3,000円、支出は2億3,366万5,000円とし、差し引き不足する額1億1,296万2,000円は当年度分損益勘定留保資金7,011万7,000円、過年度分損益勘定留保資金4,284万5,000円で補填いたします。  住みなれた地域でその方らしい生活を支える病院事業部の事業につきましては、病院事業管理者のもと適切な医療介護サービスの提供により在宅生活への復帰、在宅での生活を支援するとともに、医師の確保などの課題を解決し、患者様あるいは利用者様の受け入れの増加を図り、安定的かつ自立的な経営ができるよう経営健全化に取り組んでまいります。  以上、令和2年度の各予算を定めます議案の提案説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  13番藤尾 潔君。 ◆13番(藤尾潔君) ただいま議題となっております第9号議案から第15号議案までは議長を除く15名で構成されます予算特別委員会を設置し、これに付託されて審議されることを望みます。 ○議長(小紫泰良君) ただいま13番藤尾 潔君から第9号議案から第15号議案については議長を除く15人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに審査を付託することの動議が提出されました。  この動議は1人以上の賛成者がありますので成立いたしました。  本動議を議題として採決します。  お諮りします。  本動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小紫泰良君) 起立多数。  したがって、第9号議案から第15号議案については議長を除く15人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決定しました。  次に、予算特別委員会の委員長及び副委員長の互選を行います。  委員長及び副委員長は委員会条例第9条第2項の規定により委員会において互選することになっておりますので、予算特別委員会の委員は議員控室で委員長及び副委員長の互選を行い、委員長は結果を事務局長に報告してください。  ここで委員会開催のため暫時休憩します。                午後3時02分 休憩                ─────────                午後3時05分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  予算特別委員会の委員長及び副委員長の互選が終わりましたので、議会事務局長から報告させます。 ◎議会事務局長(服部紹吾君) 失礼いたします。  議長の命によりまして、予算特別委員会の委員長及び副委員長を報告いたします。  委員長に小川忠市議員、副委員長に大畑一千代議員。  以上でございます。 ○議長(小紫泰良君) 報告が終わりました。  第9号議案から第15号議案については予算特別委員会に審査を付託します。  ここで暫時休憩いたします。                午後3時05分 休憩                ─────────                午後3時20分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第13 第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第13、第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 小林勝成君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) それでは、第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  改正の要旨をごらんください。  まず、1、改正理由ですが、国の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律において住居手当の基準額や支給額が改正されたことに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。  次に、2、改正内容ですが、住居手当の支給対象となる家賃額の下限を1万2,000円から1万6,000円に4,000円引き上げ、手当額の上限を2万7,000円から2万8,000円に1,000円引き上げるものでございます。  また、この改正により手当額が2,000円を超える減額となる職員については、1年間、所要の経過措置を行います。  なお、この条例は令和2年4月1日から施行いたします。  以上、第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第14 第17号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第14、第17号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務財政部長(堀内千稔君) それでは、第17号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  改正の要旨をごらんください。  まず、改正の理由でございますが、地方自治法等の一部を改正する法律の施行により地方自治法の一部が改正されることに伴い、関係条例について所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容でございますが、第1条の加東市水道事業の設置等に関する条例の一部改正、第2条の加東市病院事業の設置等に関する条例の一部改正及び第3条の加東市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正において、地方自治法を引用する条項についてそれぞれ条ずれを改めます。  なお、この条例は令和2年4月1日から施行いたします。  以上、第17号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第17号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第15 第18号議案 加東市私債権管理条例等の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第15、第18号議案 加東市私債権管理条例等の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 第18号議案 加東市私債権管理条例等の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  改正の要旨をごらんください。  まず、改正の理由でございますが、民法の一部を改正する法律が令和2年4月1日から施行され、民法に規定する法定利率が年5%から年3%に引き下げられること等に伴い、関係条例について所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容でございます。  第1条の加東市私債権管理条例の一部改正では、遅延損害金に係る規定を加えるとともに、私債権の徴収停止後、相当の期間を経過しても今なお徴収停止の要件に該当し、債務を履行させることが困難または不適当と認められる場合は、当該私債権を放棄することができる規定を加えること。その他所要の文言整理を行います。  第2条の加東市介護保険条例の一部改正では、延滞金の減免に係る規定を加えます。  第3条の加東市営住宅条例の一部改正では、家賃に係る「延滞金」を「遅延損害金」に改め、その利率を民法第404条に規定する割合に改めます。また、住宅の明け渡し請求により徴収することができる支払い期後の利息について、「年5分の割合」から「民法第404条に規定する割合」に改めます。  第4条の加東市後期高齢者医療に関する条例の一部改正では、延滞金の減免に係る規定を加えます。  なお、この条例は令和2年4月1日から施行いたします。  以上、第18号議案 加東市私債権管理条例等の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 市営住宅条例の部分についてなんですが、民法改正の連帯保証人に関することについては改正の必要はなかったんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) おっしゃるように、今般の民法改正におきましては連帯保証人の制度の緩和と申しますか、市営住宅でいう居住者の便宜供与といいますか、そういった方向がうたわれておりましたですけれども、今回のこの改正にも当たりましてどういった方向でということ、十分協議はいたしました。しかしながら、その結果、今般においては保証人の制度というのは継続していくということに決定をしております。  ただ、制度の中にもありますように、絶対に保証人がなければ入居できないかということではなしに、それは個々具体の事例に応じて対応してまいるということで、本年度におきましても私の記憶しとる範囲では1件、そういった事例がございまして、保証人の免除ということで入居していただいたということもございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 極度額の設定を条例にも規則にも書いてないですが、その辺についても議論されたんですか。書かなくて大丈夫なんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) このたびはこのままで行きたいというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 民法の改正は極度額を設定しない連帯保証は無効なんじゃないですか。私はそのように思ってますけれど。どこの市も、これは多分どこの市もそうですし、民間の不動産屋さんに行ってもそうですけれど、連帯保証をする場合は極度額の設定が必要になるんですよ。そういう議論されましたよね。  その極度額の設定がもうするのがややこしいからもう保証人制度を廃止するという話になってるんで。ここで今、私は条例でするべきだとは思いますが、規則を見ても書いていない。その中で、そしたら加東市としてはその極度額を設定しない連帯保証を要求する予定なんですか。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。                午後3時30分 休憩                ─────────                午後3時32分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 済いません、私の認識不足でございまして、この4月に規則改正を予定しておりまして、規則の中で連帯保証人の項がございまして、その中で家賃保証の極度額というのをうたう予定としております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 規則の案もつけていただいてますよね。ありますよね。その中にはありますか、その極度額の設定って。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。                午後3時33分 休憩                ─────────                午後3時33分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 住宅に関する規則というのはついていないと思いますけれども。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) じゃあ、ほかのところは規則つけてますよね、規則の案を。そしたら、要はこの極度額の設定というのは、そら民法改正の中でも大きなことですよね。それについてどう考えてるかということを示さずに、今までこれ毎回言ってるように、わかってる規則の案であればつけてくださいということをずっと言ってると思うんですよ。つけておりませんと。民法の改正の3つポイントありますよね、多分。3つじゃないのかもしれませんが、例えばこれと、あと敷金を取った場合の経年劣化に関する部分を除くということを明記しないかんとか、そういう部分をちゃんと書いてるか、してるかどうか我々はわからないんですよ。  もう一つ言うならば、国土交通省が準則を示してますよね。まず、民法が改正になった場合は標準的に、一般的にこういう解釈をしてくださいというものを示してて、保証人に関しては本当はなるべくとらないようにしてくださいと書いてたと思います。  その中で、例えば極度額を設定しないかんのでそういうことは我々に規則を示してない中で、幾らに設定するかわかりませんけれども可決してくださいというのが当局の姿勢なんですか。重要なポイントである部分については示さずに議決をしてほしいわけですか。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 失礼いたします。  今回の私債権管理条例等の一部改正につきましては、改正理由のところに書いてございますように、いわゆる法定利率が5%から3%に引き下げられたと。それに伴って遅延損害金に関する規定を統一して直していこうというところが趣旨でありまして、それの遅延損害金に係る減免の扱いについても統一的に直そうということで減免基準の取り扱いに関する規則等を2つつけておりますので、民法のいろいろな改正条項があるとは思うんですが、保証人の保護に関する部分につきましては今回の私債権管理条例等の一部改正の条例の中には含めてございませんので、そこにつきましては改めて私債権、市営住宅の規則の改正で改めて告知するということになろうかなと思います。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 債権の請求というのは今後は、連帯保証人だけにやったらいいとか、本人にやったらいいということにならないですよね。両方にやれなあかんので、そういうことはちゃんと書いてありますか。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 済いません、先ほども申し上げましたように、今回の改正条例についてはあくまでも法定利率に関する部分でございますので、連帯保証人への請求等々に関する改正については個別の条例、あるいは規則の改正の部分になろうかなと思いますので、今回の第18号議案の内容とは少し異なってくるかなと思います。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) それでということでわかりました。だから、この条例に関して適用してくださいということは何となく今言われてることはわかるんですけれど、これ民法の改正に伴うものということで言われたんですけれど、もう今そういうことやったら民法の改正でちゃんとやってるかどうかなんていうのはわからないわけですよ。提案理由が民法の改正で、そのうちのこの利率の改正の部分だけこれでこういう条例を上げましたということなんですけれど、それは議題外になりますからあれですけれども、本当に市役所の中ではちゃんと整合的にチェックはできてるんですね。もう対応は済んでるんですね。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) この債権の回収については市役所の中で統一的な債権徴収の研究会を設置しておりまして、それぞれ債権が持っておるところ、集まっていろいろな改正の内容とかというところも協議しておりますので、そこの具体的に連帯保証人のところを協議したかどうか、ちょっと今確認はとれてないですけれども、そういったところも含めてほかも連帯保証人規定している契約等もあると思いますので、そのあたりは統一的にやっていきたいなと思います。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。  北原君。 ◆1番(北原豊君) 家賃の延滞があったんは小元団地でしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 北原君、個別のなんで、全体としての質問でお願いしたいと思います。  ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第18号議案 加東市私債権管理条例等の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小紫泰良君) 起立多数。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。
    △日程第16 第19号議案 加東市印鑑条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第16、第19号議案 加東市印鑑条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民協働部長(芹生泰博君) それでは、第19号議案 加東市印鑑条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  改正の要旨をごらんください。  改正理由でございますが、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が施行されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  その内容でございますが、第2条において成年被後見人であっても意思能力を有する者は印鑑登録を行うことができるように、「成年被後見人」を「意思能力を有しない者」に改めるものでございます。  なお、この条例は、公布の日から施行いたします。  以上、第19号議案 加東市印鑑条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  小川君。 ◆11番(小川忠市君) この改正によって市民、そういう被後見人においては有利に働くんですか。 ○議長(小紫泰良君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(芹生泰博君) 失礼します。  要は、先ほど申しました関係法律の関係、成年後見制度を利用していることで資格などから一時的に排除するその取り扱いを改めようというものが趣旨でございますので、それに基づいた今回改正としております。  だから、当然成年被後見人をもって印鑑登録ができないということが今回改められるわけでございますので、当然その方でも意思能力があればできるという、そういう取り扱いになってございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 成年被後見人の制度を必要とされる方は、一概とは言えませんが、意思能力を有しないイコールにならないんですか。意思能力を有しない方は、だからこそ成年被後見人制度を利用されるんじゃないんですか。 ○議長(小紫泰良君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(芹生泰博君) 先ほども申しましたが、今回のこの法律の趣旨におきましては、繰り返しになろうかと思うんですけれど、当然成年被後見人制度を利用している方の人権が尊重され、そして不当に差別をされないようにという趣旨でされております。  今回の印鑑登録におきましてもその趣旨に基づいて成年被後見人という文言を削除するということで、そういう今のありましたように取り扱い、不当な取り扱いにならないようにということで今回改正をしているものでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) そういうことになると、今までは成年被後見人ということではっきりわかったから、あなたは印鑑登録できませんということになりますよね。ところが、今度は窓口に来られた方が意思能力があるかどうかということを確認というか、要りますよね。それは例えば成年被後見人の後見の段階によって客観的に決まっているのか、それか市役所で何か方法があって個別に意思があるものと確認するのかどちらなんですか。 ○議長(小紫泰良君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(芹生泰博君) 失礼いたします。  この取り扱いにつきましては、国、県から一応QAの形で来ております。あくまでも被後見人と法定代理人、後見人が同行して市役所に来ていただいて印鑑登録をされる場合は、それは印鑑登録ができるということで指導はいただいております。 ○議長(小紫泰良君) 廣畑君。 ◆4番(廣畑貞一君) 1つ、今ちょっとわかりにくい部分があったもので、再度同じことを質問するだろうと思いますが、その意思能力があるのか、ないのか、どこで、誰が、どう客観的に判断されるのかお尋ねします。 ○議長(小紫泰良君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(芹生泰博君) 同じ回答になろうかと思うんですけれど、当然被後見人の方が今の後見人、法定代理人と一緒に印鑑登録に来られた場合は、それは意思能力があるという取り扱いということで国、県からQAで指示をいただいております。 ○議長(小紫泰良君) 静粛にお願いします。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 被後見人の方というのは被後見の段階がありますよね。要は、補佐とか後見とか、完全に意思能力がなくて被後見人の方が全て代行しなければいけない段階の方とか、あるいは後見人が補助をすれば自分の意思能力を行使できる方とかというて、成年被後見のときは違いますよね、段階が。  そういうことになって、その段階で違うとかということ、全員そしたら、今の話だと被後見人が同行していなければ印鑑登録はできないということなんですか、全員。 ○議長(小紫泰良君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(芹生泰博君) 失礼します。  今の取り扱いにおきましてはそういう成年被後見人が意思ありましたように、そういう不当な差別を取り扱う中で、この制度としましては今の段階では意思能力の判断としては、今申しましたように、後見人、法定代理人と同行された場合、それは意思能力のあると取り扱うという方向でなって、そういう取り扱いに市も県の指導の考えのとおりやっていきたいと、そういうふうに考えております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) じゃあ、今、後見っておっしゃりましたけれど、これは広い意味での後見なのか、狭い意味での後見なのかどっちを言うのかちょっと聞きたい。つまり、法定後見というのは後見とか補佐とか補助という3段階があると思うんですよ。その中で、つまりその中の後見、補佐、補助の3段階のうちの後見を言っているのか、その3つをまとめた後見人みんなのことを言ってるのかどちらなんですか。 ○議長(小紫泰良君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(芹生泰博君) 今ありますように、後見、補佐、補助、今議員言われてるランクとして。だから、要はそれらも全て対象になるということです。当然、もともとの法律が、何回も申しますが、その名称によってそういう区分を省こうというのがこの関係法律の整備の分の趣旨でございますので。そこはそういうことになっております。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第19号議案 加東市印鑑条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第17 第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第17、第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民協働部長(芹生泰博君) それでは、第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、改正理由並びにその内容を説明申し上げます。  改正の要旨をごらんください。  改正理由でございますが、国民健康保険制度の財政運営の責任主体である兵庫県が定めた事業費納付金を納めるための財源を確保することから、被保険者の急激な負担増とならないことを考慮し、税率の引き上げについて所要の改正を行うものでございます。  次に、改正内容でございますが、(1)の税率等の改正につきましては、基礎課税分は所得割額の税率を7.18%に、被保険者均等割額を2万9,200円に、世帯別平等割額を特定世帯及び特定継続世帯以外の世帯は2万1,700円に、特定世帯は1万850円に、特定継続世帯は1万6,275円に改正いたします。  また、後期高齢者支援金等課税額分は、所得割額の税率を2.66%に、被保険者均等割額は1万400円に改正いたします。  介護納付金課税額分につきましては、所得割額の税率を2.26%に、被保険者均等割額を1万1,400円に、世帯別平等割額を6,100円に改正いたします。  続きまして、(2)の低所得者層に対する軽減額の改正でございます。  低所得者層については、その世帯等の所得額に応じて被保険者均等割額及び世帯別平等割額からこれらの額の一定の割合に相当する額を軽減しておりますが、税率等を改正することに伴って軽減する額を改めるものでございます。  まず、7割軽減世帯の基礎課税額分の被保険者均等割額を減額する額については2万440円に、特定世帯及び特定継続世帯以外の世帯の減額する額を1万5,190円に、特定世帯は7,595円に、特定継続世帯は1万1,393円に改正いたします。  後期高齢者支援金等課税額分では、被保険者均等割額を減額する額を7,280円に、また介護納付金課税額分は被保険者均等割額を減額する額を7,980円に、世帯別平等割額を減額する額を4,270円に改正いたします。  5割軽減世帯の基礎課税額分の被保険者均等割額を減額する額については1万4,600円に、特定世帯及び特定継続世帯以外の世帯の減額する額を1万850円に、特定世帯の減額する額を5,425円に、特定継続世帯の減額する額を8,138円に改正いたします。  後期高齢者支援金等課税額分では、被保険者均等割額の減額する額を5,200円に、また介護納付金課税額分は被保険者均等割額の減額する額を5,700円に、世帯別平等割額を減額する額を3,050円に改正いたします。  2割軽減世帯の基礎課税額分の被保険者均等割額の減額する額については5,840円に、特定世帯及び特定継続世帯以外の世帯の減額する額を4,340円に、特定世帯の減額する額を2,170円に、特定継続世帯の減額する額を3,255円に改正いたします。  後期高齢者支援金等課税額分では、被保険者均等割額の減額する額を2,080円に、また介護納付金課税額分の被保険者均等割額を減額する額を2,280円に、世帯別平等割額を減額する額を1,220円に改正いたします。  最後に、(3)の第2条関係では、略称規定を定めることとしております。  次に、国民健康保険財政への影響ですが、税率改正により国民健康保険税額が2,400万円程度の増額となると見込んでおります。  なお、この条例は令和2年4月1日から施行し、改正後の第2条の規定は公布の日から施行します。  以上、第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件は、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。  したがって、第20号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第18 第21号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第18、第21号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民協働部長(芹生泰博君) それでは、第21号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  改正の要旨をごらんください。  改正の理由でございますが、所得税法及び地方税法の一部が改正されたことにより所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容でございますが、(1)は所得税法において公的年金等控除額が区分に応じてそれぞれ定める額に改められたことに伴い、改正前の公的年金等控除額とするものでございます。  また、(2)は地方税法の引用条項の項ずれを改めるものでございます。  なお、この条例は公布の日から施行し、改正後の第2条第25号の規定は令和2年1月1日から適用いたします。  以上、第21号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第21号議案 加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第19 第22号議案 加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例の一部を改正をする条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第19、第22号議案 加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民協働部長(芹生泰博君) それでは、第22号議案 加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  改正の要旨をごらんください。  改正の理由でございますが、地方税法の一部が改正されたことにより所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容は、地方税法の引用条項の項ずれを改めるもので、第3条第1項中「附則第5条の4の2第6項」を「附則第5条の4の2第5項」に改めるものでございます。  なお、この条例は公布の日から施行いたします。  以上、第22号議案 加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第22号議案 加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第20 第23号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第20、第23号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  都市整備部長。              〔都市整備部長 柳 博之君登壇〕 ◎都市整備部長(柳博之君) それでは、第23号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  改正の要旨をごらんください。  まず、改正の理由ですが、都道府県都市計画審議会及び市町村都市計画審議会の組織及び運営の基準を定める政令と加東市都市計画審議会条例との整合を図るため、所要の改正を行うものでございます。  改正の内容でございますが、第3条の組織に関し、政令においては委員ごとの人数の規定はないことから、政令との整合を図り委員の総数表記に改正するものといたします。  また、第3条及び第4条関係の文言の整理を行います。  施行期日は令和2年8月1日といたします。  以上、第23号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  小川君。 ◆11番(小川忠市君) 要は、都道府県都市計画審議会との整合を図るためということですが、これ整合を図らなければならないんですか。これまでは別にこれで運用してきたわけなんで、特にこれで問題があるとは、問題があったから整合を図るということでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 特段、法令に違反しとるとか大きな問題はなかったわけでございますけれども、これまで市の条例では各部門ごとの人数を限定しておりまして、それの中での運用をさせていただいとったわけなんですけれども、今後委員の任期によります改正、委員の交代ということも予定されますんで、その際には各部門ごとの人数配置というものも十分改善をしていきたいというところから、各部門ごとの委員の人数の制限を取っておくという内容でございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) この新旧対照表を見ますと、現行は5人以内、4人以内、2人、4人と書いてあるんですが、改正案は人数が書いてない。上に総員15名以内ということで書いてあります。  そしたら、本当にうがった見方すれば、学識経験者だけを15名とすることも可能なんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 極論をすればそれぞれの中でということになりますけれども、各項ごとに1から4号まで掲げておりますんで、そこがゼロになるということはないということは言えると思います。ただ、当然選任に当たっては従来の状況というのんも鑑みまして、余り極端なことというのは当然のことながらやっていかないというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) それは性善説で思ってあれですけれども、絶対とは言えませんよね。そういう部長の思いはそういうことでしょうけれども、そういう危険性ははらんでないんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 先ほど言いましたように、ゼロということはないと思いますけれども、ただこれの先ほど説明の中で申し上げましたですけれども、政令にも全体数は35人以内ということで明記されておりまして、政令に関しましてもそういった決まりづくりでございますんで、それを踏襲しておるというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。  廣畑君。 ◆4番(廣畑貞一君) 済いません、関連した質問なんですが、今15人、市長が委嘱するということですが、偏って例えば学識経験者ばかり15人だというように偏った形になった場合は再度意見を申し入れることができるのか、できないのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 先ほども答弁させていただきましたですけれども、1号の委員から4号の委員、学識経験のある者、市議会の議員、関係行政機関、または兵庫県の職員、市民、これらの方々につきましては必ず号として掲げておりますんで、委員になっていただくということで、この委嘱に関しましては市長に委ねられておりますんで、市長の責任において委嘱をしていくということでございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第23号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小紫泰良君) 起立多数。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第21 第24号議案 加東市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第21、第24号議案 加東市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  都市整備部長。              〔都市整備部長 柳 博之君登壇〕 ◎都市整備部長(柳博之君) 第24号議案 加東市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  改正の要旨をごらんください。  改正理由でございますが、道路構造令の一部を改正する政令(平成31年政令第157号)が施行され、自転車通行帯の規定が加えられたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  その内容でございますが、加東市道路の構造の技術的基準を定める条例について自転車通行帯に関する規定を加え、所要の文言整理を行うこと並びに加東市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例において、加東市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正に伴う引用条文の条ずれを改めるものでございます。  なお、この条例は公布の日から施行いたします。  以上、第24号議案 加東市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) これ道の基準だと思うんですけれども、1つ確認したいんですけれども、道路を新設するとき何種何級というのは交通量の予測をしてると思うんですけれど、そのとき自転車の交通量というのは予測してるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 道路構造令等によりまして国、県から指示をいただいとるところですけれども、何種何級ということで道路を設計してまいるんですけれども、その中で自動車の通行量が多いでありますとか、自転車の通行量が多いという表記がございますんですけれども、それにつきましては日500人以上、自動車が、歩行者でありますとか、自転車が通行するということに関しましては多いという指示というのか、通達が出ております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ということは、再確認なんですけれど、今5級が500台ですかね、自動車は。今、例えば第8条のところに自動車及び自転車の交通量が多いって書いてますよね。ほかのところは、例えば設定上で何級って明確にしてますよね、何級の道路。ここは何か多いって書いてるんですよ。そしたら、これは一定の何かルールがあって判定してるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) この件に関しましては私もこれ条例の中でちょっと曖昧といいますか、緩い表現だなというところで確認をしたところでは、国並びに先ほど申しましたように県からこれに関する基準というのが出されておりまして、500を超える場合は多いと読み取ると指示を受けております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 例えば、具体的な話になるかもしれません。ことしの事業で、例えば滝野の滝見橋のところの道路とかをつくりますよね。今まではこういうルールがなかったんですけれども、多分交通量は多いと思うんですよ。ということは、これのルールは、その構造令に倣ってつくったからということでしてると思うんですけれども、こういうルールをつくると、例えば自転車通行帯をつくらないかんとか、そういうことになってくるんじゃないですか。  要は、これから新設する道路に当然間違いなくかかってくると思うんですよ。自転車通行帯なり自転車道なりを設けていかなあかんということになるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) おっしゃるとおりに、この条例で読み取れる、多いと捉えられる分については自転車通行帯等をとっていくとなってくるということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) なかなか難しいとは思うんですが、既存の道路、これは自転車のネットワークの計画とか立てていくと思うんですけれども、これについても多分この基準に当てはまりながら自転車道なり通行帯じゃないところって結構あると思うんですよ。  すぐにではないにしても、そういうものはやはりこの構造に合うように時間をかけてネットワーク計画の中ででも直していく考えというのはあるんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) おっしゃるように、今現状を見ますとなかなか路肩でありますとか、すぐに自転車通行帯、とれる状況じゃないところ多くございます。ですから、自転車ネットワークで自転車道という位置づけがされたところにつきましては路肩より中の部分に共有するとかということで一旦で対応していくということになろうかと思いますけれども、最終目指すところはこの条例の趣旨に沿ってやっていくべきと考えております。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第24号議案 加東市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第22 第25号議案 加東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第22、第25号議案 加東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  教育振興部長。              〔教育振興部長 西角啓吾君登壇〕 ◎教育振興部長(西角啓吾君) それでは、第25号議案 加東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。  改正の要旨をごらんください。  改正の理由でございますが、加東市立小学校、中学校及びこども園の学校医の報酬の額を兵庫県立学校医等の報酬の額と同水準とすることに伴い、所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容でございますが、学校医の報酬の基本額を21万9,000円から22万円に改めるものでございます。  なお、この条例は令和2年4月1日から施行いたします。  以上、第25号議案 加東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第25号議案 加東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第23 第26号議案 市道路線の認定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第23、第26号議案 市道路線の認定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  都市整備部長。              〔都市整備部長 柳 博之君登壇〕 ◎都市整備部長(柳博之君) それでは、第26号議案 市道路線の認定の件につきまして、提案理由並びにその内容について説明申し上げます。  提案の理由ございますが、道路法第8条第1項の規定により、新たに1路線を市道に認定することにつきまして、同条第2項の規定により議決を求めるものでございます。  認定の対象路線は、令和元年度末に整備工事が完了する社西部線でございます。  説明資料1をごらんください。  認定の対象となる路線の位置を示した図面でございます。  次に、説明資料2をごらんください。  新規認定の対象となる路線の延長は417メートル、認定後の市道総延長は535.274キロメートルでございます。  以上、第26号議案 市道路線の認定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  小川君。 ◆11番(小川忠市君) 済いません、確認ですけれども、この説明資料を見ますとこの矢印の先端部分から西の部分、これについては市道なんですか、確認ですけれども。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 先ほど言っていただきました矢印の先端からバイパス方向への路線でございますが、こちらも市道でございます。              (「現在も」と呼ぶ者あり)  はい、現在も市道でございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。  鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) これ幅員とか道路構造がどないなってるかというのはわからないんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 認定する路線のことですね。こちらにつきましては……。  失礼しました。  幅4メートルで路肩が50センチ、両側50センチでございます。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。  ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第26号議案 市道路線の認定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第24 第27号議案 市道路線の変更の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第24、第27号議案 市道路線の変更の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  都市整備部長。              〔都市整備部長 柳 博之君登壇〕 ◎都市整備部長(柳博之君) 第27号議案 市道路線の変更の件につきまして、提案理由並びにその内容について説明申し上げます。  提案の理由でございますが、道路法第10条第2項の規定により市道路線を変更することにつきまして、同条第3項の規定により議決を求めるものでございます。  変更の対象路線は路線番号3147、田町西浦線でございます。この路線はこれまで県道東古瀬穂積線との交差点を終点としておりましたが、社西部線の整備工事完了に伴い、社西部線との交差点を終点とし路線を延伸するものでございます。  説明資料1をごらんください。  破線が変更前、実線が変更後の路線を示しております。  次に、説明資料2をごらんください。  変更後の路線延長は685.37メートル、市道の総延長は535.417キロメートルとなります。  以上、第27号議案 市道路線の変更の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) この道は今あると思うんですけれど、民間の方から寄附をしていただいたとかそういうことなんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) もう一度お願いできますか。 ◆13番(藤尾潔君) この道はありますよね、現在道路が。ここで路線を変更するということになれば、この道路は今はどういう位置づけなんですか、延ばす部分は。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 今、市有の道路でございますけれども、市道ではない道路でございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) では、民有の私の道路ということですね。つまりそれを、寄附をしていただいたということなのかということです。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 済いません、私の言い方悪かったと思います。加東市有の土地でございます。道路でございます。ただ、市道認定をされとる道路ではないということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) この道路というのは、例えば道路構造令の基準とかには合致してるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 道路自体がかなり従来からの道路でございまして、現在どの道路構造令でいう何種何級といったところはなかなか判定が難しいところでございまして、当時の設計書とかというのが残っていないもので、ですから一般的にいう市道3級というのが多いんですけれども、3種の5級とかになろう、通常でいうと該当する道路かと思われます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) そしたら、例えば勾配とか幅員とかいろいろあると思うんですけれど、そういうものは合致は、今言われた基準には合致してるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。                午後4時26分 休憩                ─────────                午後4時29分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 済いません、時間をいただきましてありがとうございます。  現在、新しく変更で認定をしとる箇所でございますけれども、先ほど若干説明の部分でまずかったのが、市の用地と、市の名義と申し上げましたのは基本里道でございます。したがって、加東市有ということでございまして、現実は生活道路として認定をされとる道路でございます。  そして、道路構造令に合致するかどうかというところでございますが、このうち買収を進めてきておるんですけれども、一部の区間におきましては幅員が狭いところがありまして、この部分、買収になりますと道路構造令に合致するという道路になるものでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) そこはそれは買収を進めているんですね。つまり何か私もちょっと今みたいにもともと里道というのは余り聞いたことがなかったんですけれども、民間の方から開発なんかで道路を寄附していただくことがありますよね。そのときは必ず道路構造令に合致した道路をつくっていただいて寄附して認定をしていただいてる、つまりそんな変な道路を認定しませんよね。  ということになったら、ちょっと今は経過措置で買収の途中だけれども、そこを入れることによってしっかりした合致した道路になるということで、確認なんですけれどよろしいですね。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) そのとおりでございます。今も継続して用地買収に努めておりますんで、幅員を確保した上で今回の市道変更とあわせて市道になっていくというものでございます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) これ市道認定要綱ってありますわな。市道認定要綱、市の。これの第4条で、認定しようとする道路が次の各号のいずれにも該当する道路でなければならない。道路の有効幅員4メートル以上であることってありますよね。今あるんですか。今おっしゃってたのでいくと、この要件に該当しないんじゃないんですか。  だから、今買収を進めてはるんやったら、それができてから認定すればいいんじゃないですか。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。                午後4時32分 休憩                ─────────                午後4時37分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 済いません、お待たせしました。  4メートルという基準ございますんですけれども、今回これ上げさせていただきましたのは、もう既に買収を手がけておるということと、認定要綱の第5条に市長は前項の規定にかかわらず利用状況、または公共性等の事情を考慮して、特に必要と認めた道路については市道として認定することができるといった特例条項がございまして、これに当てはめて先行して公共事業ということもありましてやっとるものでございます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) いや、ようわかるんですよ。だから、今おっしゃった認定の特例ですよね。特例の今おっしゃった内容、利用状況または公共性の事情を考慮、どういうことを考慮して、ないしは利用状況、そういうところからこれを市道認定するということですか。いや、そこの部分をきちっと説明してくださいよ。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 関連する、先ほど道路認定ありましたように、関連する市道認定をいただくということと、それに接しとる道路、一体的に県道までの区間を整備しようとする公共性からしてそういったふうに考えております。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) しつこく行きますけれど、いや、これほんならそうですよね。確かに今おっしゃったもう一つ前の道路にこれつながるんですよね。今、用地買収を進めておるとおっしゃってますけれども、いや、この図面を見る限り、このタクシー乗り場のところから下へが狭いんですよ。結構この図面で見たら狭い、今おっしゃった里道とおっしゃってますけれど、里道だったら90センチですか。もうちょっとあるんでしょうけれど、これ。  ただ、どうなんです。これ用地買収、どこまでを用地買収するんです、これ、この図面でいったら。この第26号議案がよくわかりますよね、色塗ってないから。これで何線、県道、神姫のあれがありますよね、営業所、バスターミナル。これの北側なんですか。ここから先ほどの社西部線、ここまでの間ですよね。この図面でいくと入り口はまあまあ、間口があるんか知りませんけれども、途中から細くなってるように見えますよね。ここを今用地買収されてるんでしょ。どの程度できとんですか。  いや、これ市道認定するのを賛成するか、せんかというたら、ここを聞いとかんとできませんよね、こんなん。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 県道から約半分ぐらいのところまでは5メートルぐらいの幅員がございます。一番狭いところで今現在2.5メートルという状況でございまして、軽四の自動車等でしたらそんなに支障はないんでございますけれども、これを4メートル道路とかに、道路構造令に合うようにやっていくということで用地買収を手がけておりまして、もう口の部分では既に協力いただいておりまして、あと一カ所ということになってる状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) そもそも論ですけれど、市道認定されている道路とされてない道路、どういう違いというか。これ近隣にお住まいになられてる方のメリット、デメリットがあるんかどうかもわからんですけれど、そういうものはあるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) やはり市道認定させていただきますと、市が責任を持ってその後の管理をしていく、道路の安全、交通安全に寄与していくというところでございまして、市道認定しなければ今現在のように生活道路のままで地区に管理を委ねるということになるかと思います。  県道から隣接しとる道路ということで公共性も高いということで何とか市道でつなげていきたいというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) これが議決されて市道認定された場合ですけれども、今タクシー会社さんの横に看板が立ってますよね、進入禁止みたいな。あれはもう市道なので撤廃していただけるんですか。確かに今は入っていただければなかなか利用とかできないということでああいう看板が立ってると思うんですが、市道となればそれは撤廃していくということですね。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 市道ですから特段の制限をかけるということはできるだけなくしていくと。ただし、十分な広さの道路ではないんで大型車の通行の御遠慮というんですか、そういったことは状況によっては考えていかないかんかもしれません。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) あれ多分地区名で今注意看板が上がってると思う。あれやはり加東市という名目にしたほうがいいと思いますが、どうですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 市道ということになれば加東市という名前にすべきと考えます。 ○議長(小紫泰良君) 石井君。 ◆9番(石井雅彦君) 先ほどから市道認定とか、認定とかという言葉が出てますけれど、今回はこれ第27号議案は市道路線の変更ですよね。先ほどから里道とあって、まだ市道でないということをお聞きしてますが、変更する前にまず認定してから変更するというのがどうかなと思うんですが、その辺はどうですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(柳博之君) 今回変更としておりますのは、社の商店街から起点となって出ております市道を、ちょうど県道を超えて直線的に延伸することを考えておりまして、現在ある路線の区域の変更という対象で、実際行おうとしているのは認定に近い行為だと考えております。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第27号議案 市道路線の変更の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小紫泰良君) 起立多数。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第25 第28号議案 北播衛生事務組合規約の変更の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第25、第28号議案 北播衛生事務組合規約の変更の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。  静粛に願います。              〔市民協働部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民協働部長(芹生泰博君) それでは、第28号議案 北播衛生事務組合規約の変更の件について、協議理由並びにその内容を説明申し上げます。  要旨をごらんください。  協議理由でございますが、北播衛生事務組合の会計管理者を組合の事務所が所在する市の会計管理者をもって充てることとするため、北播衛生事務組合規約の一部を変更する必要が生じたために、組合を組織する関係地方公共団体と協議することについて、地方自治法第290条の規定に基づき議決を求めるものでございます。  次に、協議内容は管理者の属する市の会計管理者から組合事務所が所在する市の会計管理者をもって充てることとするものでございます。  なお、この規約は令和2年4月1日から施行いたします。  以上、第28号議案 北播衛生事務組合規約の変更の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第28号議案 北播衛生事務組合規約の変更の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第26 第29号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第26、第29号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 小林勝成君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) それでは、第29号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更の件につきまして、協議理由並びにその内容を説明申し上げます。  第29号議案の要旨をごらんください。  まず、1、協議の理由でございますが、中播農業共済事務組合が兵庫県市町村職員退職手当組合から脱退することに伴い、組合を組織する地方公共団体の数を減じ規約の一部を変更することについて、地方自治法第290条の規定により議決を求めるものでございます。  次に、2、協議内容でございますが、兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体から中播農業共済事務組合を削ります。  なお、この規約は令和2年4月1日から施行いたします。  以上、第29号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。  これから第29号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第27 同意第1号 加東公平委員会委員の選任の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第27、同意第1号 加東公平委員会委員の選任の件を議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、同意第1号 加東公平委員会委員の選任の件につきまして、説明を申し上げます。  現在、加東公平委員会委員として御尽力いただいております勝本 進氏につきましては、本年5月18日をもって任期満了を迎えますが、今期をもっての退任意思がかたいことから、新たに竹村正樹氏を加東公平委員会委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。  竹村氏の経歴を短く別紙に添付いたしておりますので、お目通し賜りたく存じます。  人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上、同意第1号 加東公平委員会委員の選任の件についての提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(小紫泰良君) 提出者の説明が終わりました。  人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略します。  これから採決を行います。  同意第1号 加東公平委員会委員の選任の件について、同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。  したがって、本案は同意することに決定しました。 △日程第28 陳情第2-1号 播磨内陸医務事業組合立 播磨看護専門学校存続に関する陳情
    ○議長(小紫泰良君) 日程第28、陳情第2-1号 播磨内陸医務事業組合立 播磨看護専門学校存続に関する陳情の写しを配付しています。この陳情については、会議規則第95条の規定に基づき、請願書の例により処理するものとし、産業厚生常任委員会に付託いたします。 △日程第29 陳情第2-2号 「東条学園」建設を中止し危険な東条中学校移転を求める陳情 ○議長(小紫泰良君) 次に、日程第29、陳情第2-2号 「東条学園」建設を中止し危険な東条中学校移転を求める陳情の写しを配付しています。この陳情についても、会議規則第95条の規定に基づき、請願書の例により処理するものとし、総務文教常任委員会に付託いたします。                 休 会 宣 告 ○議長(小紫泰良君) これで本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りします。  3月3日から3月16日までの14日間は委員会審査のため休会としたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。  したがって、3月3日から3月16日までの14日間は休会とすることに決定しました。  2日目の本会議は3月17日午前9時30分に再開します。  なお、開議通知については、本日の出席議員にはいたしませんので御了承願います。  議事日程は当日配付いたします。  本日はこれで散会します。御苦労さまでございました。                午後4時53分 散会...