平成31年 3月 第 84回
定例会 ┌───────────────────────────
┐ │会議録第203号 │ │ 第84回(定例)
加東市議会会議録 │ │ 平成31年3月22日(第3日)
│ │ 開議 午前9時30分│ └───────────────────────────┘1 議事日程 第1 第18、25号議案
一括上程 委員会報告 総務文教常任委員会委員長 石 井 雅 彦
委員長報告に対する質疑、
議案ごとに討論、採決 (1)第18号議案 加東市
自家用有償旅客運送条例の一部を改正する
条例制定の件 (2)第25号議案 加東市財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件 第2 請願第31-1号、31-2号、陳情31-3号
一括上程 委員会報告 総務文教常任委員会委員長 石 井 雅 彦
委員長報告に対する質疑、
議案ごとに討論、採決 (1)請願第31-1号 75歳以上の
医療費負担の原則2割化に反対する請願 (2)請願第31-2号
東条地域小中一貫校建設事業に反対する請願 (3)陳情第31-3号
東条地域小中一貫校の計画を見直す陳情 第3 第30号議案 加東市
都市計画マスタープランを定める件
委員会報告 産業厚生常任委員会委員長 桑 村 繁 則
委員長報告に対する質疑、討論、採決 第4 第11、12、13、14、15、16、17号議案
一括上程 委員会報告 予算特別委員会委員長 井 上 茂 和
議案ごとに討論、採決 (1)第11号議案 平成31年度加東市
一般会計予算 (2)第12号議案 平成31年度加東市
国民健康保険特別会計予算 (3)第13号議案 平成31年度加東市
後期高齢者医療特別会計予算 (4)第14号議案 平成31年度加東市
介護保険保険事業特別会計予算 (5)第15号議案 平成31年度加東市
水道事業会計予算 (6)第16号議案 平成31年度加東市
下水道事業会計予算 (7)第17号議案 平成31年度加東市
病院事業会計予算 第5 同意第2号 加東市
教育委員会委員の任命の件 第6 委員会の閉会中の継続調査の件2 会議に付した事件
議事日程どおり3
出席議員(16名) 1番 北 原 豊 君 2番 別 府 みどり 君 3番 鷹 尾 直 人 君 4番 廣 畑 貞 一 君 5番 古 跡 和 夫 君 6番 大 畑 一千代 君 7番 高 瀬 俊 介 君 8番 長谷川 幹 雄 君 9番 石 井 雅 彦 君 10番 岸 本 眞知子 君 11番 小 川 忠 市 君 12番 小 紫 泰 良 君 13番 藤 尾 潔 君 14番 桑 村 繁 則 君 15番 山 本 通 廣 君 16番 井 上 茂 和 君4 欠席議員(なし)5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(20名) 市長 安 田 正 義 君 副市長 岩 根 正 君 技監 岸 本 至 泰 君
まちづくり政策部長 柳 博 之 君
まちづくり政策部人事課長長 田 徹 君
総務財政部長 堀 内 千 稔 君
総務財政部総務財政課長 前 中 公 和 君
総務財政部防災課長 肥 田 繁 樹 君
市民協働部長 芹 生 泰 博 君
健康福祉部長 丸 山 芳 泰 君
産業振興部長 藤 川 憲 二 君
都市整備部長 藤 井 康 平 君
上下水道部長 大 畑 敏 之 君
会計管理者 松 本 和 久 君
委員会事務局長 陰 山 昌 平 君 教育長 藤 本 謙 造 君
教育振興部長 西 角 啓 吾 君
こども未来部長 広 西 英 二 君
教育委員会事務局参事 藤 原 路 寛 君
病院事業部事務局長 大 橋 武 夫 君7
出席事務局職員(3名) 事務局長 芹 生 修 一 次長 服 部 紹 吾 書記 小 林 郁 子 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 午前9時30分 開議
△開議宣告
○議長(小紫泰良君) おはようございます。 ただいまの議員の出席数は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。
△日程第1 第18号議案及び第25号議案
一括上程
○議長(小紫泰良君) 日程第1、第18号議案及び第25号議案を
一括議題とします。
上程議案について、
総務文教常任委員会委員長 石井雅彦君の報告を求めます。 9番
石井雅彦君。 〔9番
石井雅彦君登壇〕
◆9番(
石井雅彦君) 平成31年3月1日、第84回
加東市議会定例会の本会議において付託されました第18号議案及び第25号議案につきまして、お手元に
委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、審査に当たりましては3月4日に委員会を開催し、全
委員出席のもと鋭意審査を行いました経過並びにその結果について御報告申し上げます。 議案の内容につきましては、既に本会議において提案説明がなされておりますので省略をさせていただきます。 次に、審査の過程で
委員各位より出されました意見や質疑、その答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に御報告申し上げます。 初めに、第18号議案 加東市
自家用有償旅客運送条例の一部を改正する
条例制定の件についてであります。 まず、委員より、競合路線である
神姫バスの運賃は、との質疑に対し、
東条地域で1区間で最少160円ほど、また天神から松沢の区間が340円、常田西から松沢が470円、社についても1区間が160円、天神から
社営業所までが530円、依藤野から
社営業所までが330円となっており、
自主運行バスについてはこちらの料金体制でいきたいと伝え、事前調整をしている、との答弁がありました。 また、委員より、吉井から天神までの
神姫バスの料金は300円だが、市の
自主運行バスの料金は適切か、との質疑に対し、
神姫バスとは料金体系については十分に協議を重ね、こちらの料金設定については納得していただいている、との答弁がありました。 委員より、
地域公共交通活性化協議会の中で今回の路線を展開していきたいと報告されたときに
兵庫陸運部から指摘を受けているが、国の考えとして
自家用有償運送はどういう考えであり、どういう指摘を受けているのか、との質疑に対し、
自家用有償運送は最終的な手段であって、
公共交通の空白地で
交通事業者が参入できないところを基準で考えていこうという考えである、との答弁がありました。 委員より、まず
緑ナンバーでの運送の方策について考える必要があると国から指摘を受けていないか、との質疑に対し、
自主運行バスよりも
緑ナンバーでの運送が優先だとは言われているが、地域の実情を考えると相当の経費が必要になってくることを考えて、市としては3地域については
自主運行バスで行こうと考えた、との答弁がありました。 また、委員より、現在運行している清水線、米田ふれあい線、とう
じょうあいあい線の平成31年度
乗車予定者数と運営費用は、との質疑に対し、米田ふれあい線は今年度延べ900人の乗車が見込まれ、平成31年度も同等の人数を試算している。清水線については利用者が減少傾向で、平成30年度は約600人近くになりそうだが、平成31年度は700人の目標で増加を考えている。とうじ
ょうあいあいバスについては
アンケート調査から年間700人近い利用者が見込まれると考えている。委託料としては米田ふれあい線は150万7,000円、清水線が174万7,000円、とう
じょうあいあい線が168万円となっている、との答弁がありました。 討論の内容でありますが、加東市の
公共交通施策に係る平成31年度の取組に期待してこの条例に賛成する、との賛成討論がありました。 以上が審査の概要であります。 次に、第25号議案 加東市財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件についてであります。 まず、委員より、
行政財産でなくしてから貸し付けたりすることとどのような違いがあるのか。
行政財産のままで置いておいて減額したりして貸し付けることはいけないのか、との質疑に対し、これまでは
行政財産を用途廃止してから普通財産にして貸し付けるのが通常の方法であったが、今後
学校施設等については生涯学習施設として位置づけることになっているので、
行政財産のままで貸し付けるとなるとお金をもらわないと貸し付けることができなくなってしまう事態が生じるので、前もって条例を改正しておこうというのが趣旨である、との答弁がありました。 また、委員より、
行政財産で残している建物を社会施設で使おうとして補助金をもらっていたら協議が必要なのか、との質疑に対し、譲渡してしまう場合に補助金をもらっていたら協議が要るが、貸し付けの場合はまだ市の財産であるので協議は必要ないとは思う、との答弁がありました。 以上が審査の概要であります。 討論はありませんでした。 次に、表決の結果でありますが、第18号議案 加東市
自家用有償旅客運送条例の一部を改正する
条例制定の件、第25号議案 加東市財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件はともに賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 議員各位におかれましては何とぞ当委員会の決定のとおりに御賛同賜りますようお願い申し上げまして、
総務文教常任委員会の
審査報告といたします。
○議長(小紫泰良君)
総務文教常任委員会委員長報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 念のために申し上げます。
加東市議会運営基準第99に、議員は、自己の所属する委員会の
委員長報告について質疑をしないと規定しておりますのでよろしくお願いします。 質疑はございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから
議案ごとに討論、採決を行います。 初めに、第18号議案 加東市
自家用有償旅客運送条例の一部を改正する
条例制定の件の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 藤尾君。 〔13番 藤尾 潔君登壇〕
◆13番(藤尾潔君) 原案に賛成の立場から討論をいたします。 委員会でも指摘をしたことなんですけれども、今回のとう
じょうあいあい線のバスの路線の運行の部分について、
神姫バスと現在競合している部分がかなりあります。こういう部分についての調整というのは、本来は非常に難しいことでありますし、
神姫バスと綿密に調整をとっていかなければならないことでありますが、当局より調整は順調に行ってると、これ本当は行っていないというお話も聞こえてくる中で、市役所の答弁の中で順調に行っているという話がありましたので賛成をいたしました。 しかしながら、またそのときの委員会で説明があったこととは違って、東条の
神姫バスの運行、昼の便、昼の松沢まで行っている便は9月でやはり無条件で廃止になるようであります。そのような状況が違っているということから、本当に
神姫バスと円満に調整がいっているのかということに対しては非常に疑問にも思うわけですけれども、
厚利回りの便の経由ということで、まず無条件の廃止にならないように、そして便数が減った状態で数便、
厚利回りに変更するのは、これは移行とは言いませんので、それはただ単なる変更なので、その辺はきっちりと、ある意味私は今回の市役所の答弁を約束だと思っておりますので、しっかりと守っていただいて、総合的に東条の
交通空白地をつくらない施策をとっていただけるようにと思います。 それから、先ほど
委員長報告でもありましたけれども、本来は
自家用有償旅客運送はまず
緑ナンバーでの運送をしっかり担保する政策をとった後で、どうしてもやむを得ないときにとるものであります。今回のこの3地区については、言われているように適切な判断であるとは思いますが、本来は例えば社や天神まで運行してよいのかという疑問はありますし、さらに市役所が今回これを基本に
自主運行バスを広げていくという政策に関しては私は間違いだと思っております。 現に、
緑ナンバーで最大限頑張ろうとしている市が
総務文教常任委員会で以前視察に行った宍粟市です。こちらは同じ地域の運送を
ウエスト神姫さんに委託しながら守っておられます。そのように交通施策としては間違っている部分が多々ありますけれども、まず来年度、これ
神姫バスと上手に調整がついて
交通空白地、
東条西地区を
交通空白地にしないと、これ日に数便だけ走ればいいという問題ではないと私は思っていますからね。ということを信用いたしまして賛成をいたします。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第18号議案を採決します。 本案に対する
総務文教常任委員会委員長報告は
原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(小紫泰良君)
起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第25号議案 加東市財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第25号議案を採決します。 本案に対する
総務文教常任委員会委員長報告は
原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 全 員)
○議長(小紫泰良君)
起立全員。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第2 請願第31-1号、請願第31-2号及び陳情第31-3号
一括上程
○議長(小紫泰良君) 日程第2 請願第31-1号、請願第31-2号及び陳情第31-3号を
一括議題とします。
総務文教常任委員会委員長 石井雅彦君の報告を求めます。 9番
石井雅彦君。 〔9番
石井雅彦君登壇〕
◆9番(
石井雅彦君) 少し長くなりますが、お許しをいただきたいと思います。 平成31年3月1日、第84回
加東市議会定例会の本会議において付託されました請願第31-1号及び請願第31-2号、そして陳情第31-3号につきまして、お手元に
委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、審査に当たりましては3月4日に委員会を開催し、全
委員出席のもと鋭意審査を行いました経過並びにその結果について御報告申し上げます。 初めに、請願第31-1号 75歳以上の
医療費負担の原則2割化に反対する請願についてであります。 請願の内容でありますが、2019年から
後期高齢者、75歳以上、医療の
医療費窓口負担を原則1割から2割にする議論が国で進められているが、
ひとり暮らしの高齢の約半数が
生活保護基準を下回り、
高齢者世帯の27%が貧困状態に陥っている現状から、これ以上の負担増に反対する請願であります。
紹介議員より、
後期高齢者の
医療保険の
軽減措置が段階的に廃止され、
現金収入80万円以下の高齢者の保険料が2020年から3倍になるという中で、苦しい生活を余儀なくされることは明らかである。こういった状態で医療費を1割から2割にすることは高齢者に医療を受けるなと言われているのと同然である、との説明がありました。 次に、審査の過程で
委員各位より出されました意見や質疑、その答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に御報告申し上げます。 まず、委員より、75歳になると全ての高齢者が2割負担なのか。収入によって差異が出てくるのか、との質疑に対し、今はまだ検討されている段階であるから具体的な中身については知らない、との
紹介議員の答弁がありました。 自由討議では、委員より、一律2割負担になるとは考えられない。もう少し経過を見ながら引き続き審議をする必要があるのではないか、との意見がありました。 また、委員より、今検討されていることなので今の段階では判断が難しいが、2割になった場合の負担分のお金は誰が払うのかということになる。低所得者への配慮はどうあるべきかということであれば賛成できるが、2割化に反対というところまで今の気持ちは動いていない、との意見がありました。 また、委員より、制度上の顔がまだ見えないので反対とか、賛成とかの判断は無理である、との意見がありました。 討論でありますが、
後期高齢者の
医療保険がこれまでの
軽減措置をなくして2020年で低所得者も含めて全て保険料を徴収するということが実行に移されている。
現金収入80万円以下の人が9割減で、年間の保険料4,885円が2019年度から9,771円になり、2020年度から1万4,656円と3倍になる。
窓口支払いの医療費も最初は緩和措置があったとしても、いずれ全ての
保険加入者が2割負担にならないという保障はないと思う。そういう点から、現状の1割負担を維持することを認めていただきたく賛成する、との討論がありました。 審査結果についてつける意見といたしまして、このことは大変重要な案件であるので、今後十分に会議を重ねていく必要があるという意見がありました。 次に、請願第31-2号
東条地域小中一貫校建設事業に反対する請願についてであります。 趣旨は、児童・生徒の命は何よりも大切であり、現在進めている
東条地域小中一貫校の
建設予定地は集中豪雨による洪水、大地震による
地すべり等の自然災害に安全であるとは言えないということであります。 請願の内容につきましては、初日に請願書が提出されており、その中で詳しく記述されておりますので省略をさせていただきます。 まず、
紹介議員と請願人より今回の請願に関しての意見の報告がありました。 次に、審査の過程で
委員各位より出されました意見や質疑、その答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に御報告申し上げます。 まず、委員より、この地で児童・生徒の安全が守れないとの請願の趣旨だが、気象観測が進んでおり、これからも進むと思うが、警報が出れば児童・生徒は学校に行かない、それについてはどう思うか、との質疑に対し、学校が水につかってしまうと避難箇所としてはなし得ない状況になり、決して安心だとは思わない、との請願人の答弁がありました。 また、委員より、全国の中でも川のそばに建っている学校があり、避難場所として指定されてもいる。また、河川敷に建っている学校もあるが、このことについてどう思うか、との質疑に対し、確かにそういうところに建っている学校があるが、だからといって東条のこの地に建てるという論理はなさないと思う、との請願人の答弁がありました。 また、委員より、今回は建設計画を中止してほしいという請願だが、学校の建設の予算を含んだ予算審議を控えているが、この請願を採択して予算が可決されたとなると整合性がとれないことになり、請願人のみならず地域全体に対して不信感が残ると思うが、
紹介議員は予算には反対でいいのか、との質疑に対し、これだけを外していただく。学校建設の予算には反対する、との
紹介議員全員の答弁がありました。 以上が審査の概要であります。 この後、理事者側より今回の請願に関して説明がありました。それによりますと、今回の建設地に関しては平成27年に
東条文化会館周辺に
東条小中一貫校を建設すると議会で決定いただいた中で議論を重ねてきて今現在に至っているが、今回の請願の趣旨に関しては異論はないが、1,000年に1度の被害の報告に関してはリスクがあるということがわかったと捉えており、また避難の啓発が目的であると認識しており、早い段階で対策をとらなければならないとは考えている。 また、
土砂災害警戒区域の報告については、早期に対応できるものと考えている。また、災害発生時に避難所が機能するかということについては、1階が浸水しても2階以上は影響がない設計である。 以上のことから、高台等安全な場所に建設していただきたいという趣旨については心配をされることは当然だとは思うが、この土地で安全確保しながら進めていきたいと思っている、との説明でありました。 これに対して、委員より、大雨による洪水よりも地震によるダムの決壊でこの地が安全であるとは思えないが、との質疑に対して、もしそういった事態が起きた折に、
子どもたちがみずから身を守ることは大切なことであり、どう逃げ切るかというルートについて検証していく必要があるのではないかと思っているので、防災教育の視点の中で取り組んでいきたいと思っている、との答弁がありました。 討論でありますが、これからつくる建物については安全と考えた上ですべきであり、ここで一度立ちどまる必要があると思い賛成する、との討論がありました。 また、今回の1,000年に1度の洪水の危険性に対して市の判断が甘かったという考えが拭えない。また、今回の場所が一概に不適切だと断定はしないが、それであればしっかりとした説明をしなければ市民の支持はないと思い賛成する、との討論がありました。 次に、陳情第31-3号
東条地域小中一貫校の計画を見直す陳情の件であります。 陳情の内容につきましては、初日に陳情書が提出されており、その中で詳しく記述されておりますので省略をさせていただきます。 まず、委員より、48億円を20年で返済するとの陳情者の発言であったが、
文部科学省からの補助金及び
合併特例債を使うので借金はするが3割しか返さないので正確ではないと指摘しておきたいが、との質疑に対し、財政課がそのように答えた、との陳情人の答弁がありました。 また、委員より、今回の陳情に関して660人余りの署名を捉えたが、この署名はいつ、どこで、どのように署名を捉えたか。また、この陳情の中身を説明し署名された方に理解をしていただいたのかお伺いしたいが、との質疑に対し、1月25日ごろから1カ月の間に十二、三人で手分けをして、
東条地域だけでなく社地域、滝野地域、また近隣の市町初め、大阪、奈良にも趣旨を理解していただき賛同を得て署名をとった、との答弁がありました。 また、委員より、住民
投票で市民の総意を得て取り組むべきとあるが、住民
投票に結びつけるのにどんな要件があるのか、との質疑に対し、本意は住民の総意を得て取り組むということだが、住民
投票は一つの例として出している、との答弁がありました。 また、委員より、住民
投票にはこだわっていないとの答弁であったがそれでいいのか、との質疑に対し、住民
投票をしなくてもほかにいろいろ市民の意見を聞く方法があると思う。住民
投票については1億円かかるので撤回する、との答弁がありました。 そのことに関して、委員より、住民
投票を撤回するとなれば、住民
投票で取り組むべきという署名を我々見ているので、住民
投票をしてほしいと署名された方がおられると思うが、また陳情の内容については見ていないという方が何名かおられたのだが、との質疑に対し、お願いの趣旨とその中身の趣旨はそれほど変わっていない、との答弁がありました。 討論でありますが、この陳情の理由そのもの、同じものを見て署名を集めていなければ別の署名かもわからないし、住民
投票をするのか、しないのかというところもあるので、個人で出されたのであればわかるが、664名で出されているものであれば同じものを同じ意識で出していただかないと陳情として不適格だと思うので反対する、との討論がありました。 次に、表決の結果でありますが、請願第31-1号 75歳以上の
医療費負担の原則2割化に反対する請願の件は賛成少数により不採択、請願第31-2号
東条地域小中一貫校建設事業に反対する請願の件は賛成多数により採択、陳情第31-3号
東条地域小中一貫校の計画を見直す陳情の件は賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。 以上、
総務文教常任委員会の
審査報告といたします。
○議長(小紫泰良君)
総務文教常任委員会委員長報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから
議案ごとに討論、採決を行います。 まず、請願第31-1号 75歳以上の
医療費負担の原則2割化に反対する請願の討論を行います。 まず、請願第31-1号に賛成者の発言を許可します。 古跡君。 〔5番 古跡和夫君登壇〕
◆5番(古跡和夫君) 請願第31-1号 75歳以上の
医療費負担の原則2割化に反対するということで、賛成の討論をさせていただきます。 1つは、先ほども
委員長報告の中にありましたように、収入のない高齢者も含めて保険料の引き上げが2019年、2020年ということで完全に行われるということが1つあります。それから、2つ目に国民年金の平均が月5万円程度という収入しかありません。そういった中でこの費用負担増を受けないままによってこの費用がふえない今の段階でもこの医療費の負担に耐えられないという思いから十分な医療を受けないまま死亡する高齢者が今ふえつつあります。今回これをさらに2割に引き上げるということになれば、そういう人たちがもっとふえるということが予想されます。 本来、健康保険制度というのはお金のあるなしで医療に差がないようにということでできた制度であります。そして、この制度の根本が覆る中身であると考えます。そして、そのことは単に個人がそういう状態に置かれるということでなく、地域そのものもそのことによって崩壊していく可能性というのは否定ができないと考えます。 こういったことを防ぐためには、これから本格的にそれぞれの省庁の審議会等で議論をされるということですけれども、その議論をされるときにやはり議会としてこれはやめておいたほうが住民のためによいということでぜひ意見を上げていただきたい。 以上で賛成の討論を終わります。
○議長(小紫泰良君) 次に、反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから請願第31-1号を採決します。 請願第31-1号に対する
総務文教常任委員会委員長報告は不採択です。 請願第31-1号について採択することに賛成の方は起立願います。 (起 立 少 数)
○議長(小紫泰良君) 起立少数。 したがって、請願第31-1号は不採択とすることに決定しました。 次に、請願第31-2号
東条地域小中一貫校建設事業に反対する請願の討論を行います。 まず、請願第31-2号に反対者の発言を許可します。 大畑君。 〔6番 大畑一千代君登壇〕
◆6番(大畑一千代君) 請願第31-2号
東条地域小中一貫校建設事業に反対する請願について、反対の立場から討論をさせていただきます。 1,000年以上に1回来るであろうと想定し得る最大規模の降雨での浸水想定区域であり、また大地震による
地すべり等、自然災害に対し安全であるとは言えないとして、小学校及び中学校の建設は高台で安全な場所で計画せよというものであります。 昨年6月、兵庫県から公表された1,000年以上に1回の浸水想定、市民、
県民に水害のリスクを確認していただきたい、そして、避難に役立てていただきたいという避難の啓発が大きな目的でございます。建築の規制やまちづくりを規制するものではございませんし、これをもとに河川改修をするという考えも、計画も全くないということでございます。 そして、特にあの場所の安全面や浸水時の対応につきましては、予算特別委員会におきまして集中して審議がなされました。その結果、安全面等については理解されたと思いますし、特に現東条中学校グラウンドの液状化については担当職員の論理的で本当にわかりやすい説明で液状化は発生しないことが明確にされました。 逆に、現東条中学校は土砂災害特別警戒区域に指定されたことで、一日も早く移転しなければ危険であることが明らかになりましたし、東条西小学校は児童数の減少が続き、逆に東小学校は教室が不足するといった極端なアンバランス、これを解消する必要がございます。 また、現東条中学校のバリアフリー化は現実的に無理でございます。早急に小中一貫校として整備する必要がございます。 高台で、安全な場所でということでありますが、例えば山を2万平米近くも造成して削ったり、埋めたりしたところが本当に安全と言えるのか。また、特A地区の農地を市が率先して潰すことがいいと言えるのでしょうか。市が潰す、転用するのであれば、あれもあれもということにはならないでしょうか。そのようなことを総合的に検討した結果、現予定地に決定したと、このように理解しております。 反対の請願が委員会で採択されましてから私は
東条地域の区長さんのお考えをお聞きしに回りました。計画どおり進めてくれという請願書の
紹介議員になるために
東条地域の方々の意見を直接聞いておきたかった、そういった思いからでございますが、総じて言われるのは、今になってどういうこっちゃと。議会がちゃんと審議してないからと違うんかという議会に対するお叱りから始まるといった状況です。このことは予算特別委員会の討論でも申し上げたところでございます。私自身、
総務文教常任委員会委員でございました。もっともっと本当は審議するべきであったと思います。 例えば、5階屋上にプールを建設するに当たっても、設計業者を呼びましたけれども、それでもまだ不足するのであれば、疑問が残るのであれば別の業者を呼んででもきちっと審議すべきだと、そういうことも提案しましたがそこまでには至りませんでした。至らなかったから、少なくとも委員の皆様方はそれで理解されたのだろうと思っておりましたが、残念ながらそうではなかったということが今になってわかりました。私自身も大いに反省をいたしております。 そういう中で、聞いて回りますと、やはり進めるしかないということで、計画どおりに進めてくれという請願に追加で署名いただいた方もおられます。
東条地域の多くの方々は早く小中一貫校を建設してほしい、ここまで来たら進めるしかないと思っておられると信じております。
東条地域小中一貫校に関しては、小中一貫校研究会や推進協議会、開校準備委員会で何度も何度も協議を重ねられ、
東条地域の多くの人たちがかかわり、一つ一つ積み上げられ今日に至ったところでございます。賢明なる議員の皆様には教育委員会と当局の議会や地域に対する説明、あるいは取り組み姿勢に不満もあるかもわかりませんが、皆さんのそれぞれのそういった思いだけではなく、その思いを貫かれるのではなく、最後の御判断はやはり
東条地域の
子どもたちの未来、夢、希望、保護者や地域の方々の立場、思いに寄り添っていただき、予定どおり来年度、平成31年度において
東条地域小中一貫校の建設に着手できるよう、この反対の請願は不採択としていただきますようお願いし、採択反対の討論とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 鷹尾君。 〔3番 鷹尾直人君登壇〕
◆3番(鷹尾直人君) それでは、私は請願第31-2号
東条地域小中一貫校建設事業に反対する請願の賛成の立場で討論をさせていただきます。 私はこれまで
総務文教常任委員会、予算特別委員会、そして先日の一般質問と、
東条地域小中一貫校の建設場所について私の考えを述べさせていただいてきてます。請願書の皆さん、また
紹介議員の思いは1つであると思っております。新たに学校を建設するならば、今あるものじゃないんですよ。新たに学校を建設するならば、未来のある
子どもたちが安全、安心に友達とともに明るく、楽しく学校生活を送り、学べる環境を確保する、そういうことを願いとしていると私は思っております。 そして、自分たちの
子どもたちの夢に向かって大きく羽ばたける学びの場を提供する、将来に禍根を残さない、ということであると私は確信を持っております。多くは語りません。どうぞ慎重に御判断の上、御議決をいただきますようお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。
○議長(小紫泰良君) 次に、反対者の発言を許可します。 廣畑君。 〔4番 廣畑貞一君登壇〕
◆4番(廣畑貞一君) それでは、第31-2号のことにつきまして、反対の討論をさせていただきます。 まず、3つの視点でお話をさせていただきます。 まず1点目なんですが、せんだって東条中学校の学校評議員の評価が私の手元に、私も評議員になっておりますので手元に届いてきました。この評議員の結果を見ますと、小中一貫校に関しての取組について、評議員の方々が早く進めてほしい、そして先生方の質を今から高めてほしいと多くの声が出ております。 そして、学校においても小中一貫校に向けて教育カリキュラムを組んでこのように取り組んでおります。そして、先生方の出前授業であるとか、交流の研究会等々がなされている、そういう具体的なことがこの学校評議員の結果にも出されてます。 さらに、鷹尾議員とも席を同じくしまして東条東小学校の卒業式に来賓で行かせていただいたわけなんですが、この東条東小学校の校歌をずっと見ておりますと、校歌の2番なんですが、「加古の水上東条の川の流れを友として」という歌詞があるわけなんです。これはまさに歴史の中に自然に対しての畏敬の念、非常に被害もあっただろうと思います。だけれど、それを回避することにより自然とともに共生してきたこの「川の流れを友として」というのは非常に大きな深い重みのある言葉だろうなということを私は理解しております。 今、川の被害云々のこともありますが、この歴史の中で多くの方々が学ばれた、しかもこの評議員の答えの中に防災教育を徹底してやります。防災教育をして
子どもたちがみずから自分の体、自分の命を守るということの教育を徹底していってるんだということもここに評価として上がっております。そういうことを1点目として捉えていきたいなと思います。 2点目なんですが、3月15日、さらに昨日の21日に現にお子さんをお持ちの保護者の方々、いろいろとお話を聞かせていただきました。まさに今、大畑議員が話をされてたように、今さらということが非常に多いです。そして、
子どもたちがこの新しい学校に入学しようと希望を持ってるんですよ。それを今さら時期をずらすとか、ここはこうだから建設は違うところでしようじゃないかということは、そんな考えがあるんですかという非常に厳しいお話も聞かせていただきました。中には、子どもさんを抱えてこられまして、この子が1年生になったときに小中一貫校の1年生の1回生として入学するんですよという話で、子どもも楽しみにしてます、私が言わせたわけでないんですが、そういう思いをお持ちの保護者の方がおられるわけなんです。 そして、昨日も南山の子どもを持っておられる保護者の方がちょうど立ち話ですがずっとあちこち話をしております。当たり前違うのんと。もう開校するん違うの、この時期に。何をどうしてやんのんという話も多く私の耳に届いております。そして、夕方になってくると私の家へピンポン、廣畑さんって子どもの声が聞こえるわけです。子どもが五、六人、子どもの自転車に乗ってきて、私が出ると、議員のおっちゃん、お母さんに聞いたんだけれど、学校ができへんということなんやけれどどないなっとんの。私ら学校に早う、あの広報に載ってるあの学校で勉強したい思うてんの、どないなってんの、おっちゃん。議員のおっちゃん、しっかりしてよ。何とかしてよという子どもの期待の声が私の耳に刺さりました。 やはり今子どもの夢を奪ってはだめだ。子どもの思いを奪ってはだめだ。もちろん命を奪うことは、これは到底考えては、命は守るべきなんですが、それには防災的な施設、ハード面がこれからどんどん進んでいきますが、子どもの成長は1分、1時間、1日、1日と成長していく。健全な成長権を奪ってはだめだなということを強く思います。 3つ目なんですが、ここに190ページにわたって小中一貫校のメリット、デメリットという資料があります。これを190ページにわたって書いてあるんですけれど、私はずっと見させていただいていろいろなことを考えさせていただきました。もちろん小中一貫校においてはデメリットもあります。ゼロではないです。メリットもあります。この中を読み下していくと、これから対応すべきことでデメリットはなくなる、消化できるという思いを私はしました。だからこそ、今請願が出てることにおきまして、私は反対をいたして、ここにおられる議員の方々に賢明な御判断をいただきますようにお願い申し上げ、反対の討論といたします。ありがとうございました。
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 長谷川君。 〔8番 長谷川幹雄君登壇〕
◆8番(長谷川幹雄君) 請願に対する賛成の立場で討論させていただきます。 今るる大畑議員、また廣畑議員からもありました。当初、これ僕、
総務文教常任委員会の委員長をさせていただいてました。もう決定、屋上にプールであったりとか、その出たときはもう変更のきかない状態でこの議案が出てきました。何を言っても通らない。そんな中で、賛成せえ、賛成せえっておかしいじゃないですか。 この前のこれ、今
審査報告書が出とんですけれども、措置のところに、市長及び教育長へ送付する。措置経過及び結果の報告を求めるとあります。予算特別委員会でも言いました。住民の方に納得していただいて建設してください。早急にやるべきや、言いましたけれども、何らその住民に対しても緊急の報告があるわけでもなく、このまま予算特別委員会が通りましたんで、もうそれ以降、電話もありません、うちには。どうなっとんや。結構ありましたよ、今まで。 きのうは何で予算、このままやるんかという、もう逆に反対の人からも文句言われました。このままおまえら通すんか。議会ってそんなところか、きちっと審議もせんと。子どもの安全をどう考えとるんやって言われましたよ。本当にこれでいいんですかということですわ。 先ほどずっと市長も言われてますし、教育長も言われてました。きちっと避難に関してもやるという話をされたと思います、予算特別委員会で、緊急のやるべき課題や。それも全然何にもありません。これいつやるんですか、これ。住民の方、全てが納得しとるわけじゃないですよ。 先ほど大畑議員が言われた区長さんのところに今のこの請願に対する反対の署名してくださいって来られたと。来られた方に区長さん聞かれたらしいです。どういうことですか、その来られた方がよく説明できなかったんで私のところに電話かかってきました、その頼まれた区長さんが。ほんでるる説明させていただきました。そんな状態です。 そやから、東条町の住民が全てがこの建設に賛成しとるわけではないんです。もっとしっかりとやるんであれば皆さんに説明していただいて納得いく建設をやっていただきたいと思いますんで、これで私の討論とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(小紫泰良君) 次に、反対者の発言を許可します。 別府君。 〔2番 別府みどり君登壇〕
◆2番(別府みどり君) 私は請願第31-2号に反対の立場で討論をさせていただきます。 多くの意見が出ておりますこの小中一貫校建設の件ですが、いま一度当事者の思いに寄り添ってお考えいただきたく思います。私はきょうまでたくさんの保護者や
子どもたちの話を聞かせていただきました。聞けば聞くほど、今ここで議論される内容との差異を感じてまいりました。私は子育て世代の思いを代弁したいと思い、今そのように思いここに立っております。 一連の経過は
子どもたちも、保護者の皆様も大変動揺されております。それは
子どもたちの心の中に、また保護者の方の心の中に既に東条学園ができ上がっているからだと感じます。学校名の公募の際には東条地区の
子どもたち、小学生103名、中学生29名、計132名の児童・生徒がそれぞれの思いを込めて応募いたしました。一番いい学校にしたいから、みんな笑顔で学べる学校になるといいからなど、その考案理由を見ておりますと心打たれるものがございます。 また、保護者の方にお話を伺いますと、私たちは洪水の心配よりも学校が今ここにできないことを心配しているんです。私たち保護者と
子どもたちの話をもっとちゃんと聞いてください。4歳の息子は自分のお姉ちゃんに僕の学校は新しい学校になるんやで。宝物やわと言っているんですよなどとおっしゃいました。 子育て中の皆様が、また加東市の次世代を担う
子どもたちがここに新しい学校をと希望しているのでございます。私はこれこそが現場の声だと思っております。
子どもたちの安全を確保してやるのが我々大人の役目、確かにそのとおりだと思います。しかし、ここへ来て
子どもたちの願いに、より近い形でハード面の問題を何とかクリアできるその努力をしてやることも我々大人の役割ではないでしょうか。まだまだこの小中一貫校をできる方向で考えていくべく対策をとっていただきたいと思うのです。 先日の委員会では土砂災害特別警戒区域においては新校舎に影響はないとの説明を受けました。災害には自主防災の意識を高めることも必要です。新しい情報が出たからこそ、それに対する我々の備えが必要です。命を守る方法は私たち市民一人ひとりの意識をもっと高めていくことも重要なのだと思います。 13日の予算特別委員会での討論でも申しましたように、大人と大人の思いでの判断ではなく、大人と子どもの視点で御判断いただけないでしょうか。議員として、また母親としても
子どもたちの願いが、
子どもたちの思いが今この議場に届きますことを信じ、反対の討論とさせていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 北原君。 〔1番 北原 豊君登壇〕
◆1番(北原豊君) 今、建設業界はアベノミクス、東京オリンピックの建設ラッシュによりバブル期と全く同じ状態であり、バブル期に家を建てるのと同様、小中一貫校を建てるのは今、生コンクリートが4年前の2倍の値段になっており、
合併特例債を充ててもそれ以上の額になるので、今回7割補助がある
合併特例債は全く微々です。 また、バブル期同様、建設においてコンクリートを水増しし、レオパレスのような手抜き工事も横行します。安全な校舎がつくれません。加東市はケーブルテレビでもう何十億円、
合併特例債を損しており、今回5億円足らずを惜しんでバブル期に家を買うようなことをしています。ここは立ちどまり、オリンピックが終わって建てても元は十分とれます。 その上、昨年の7月に1,000年に1度の大雨が降ると1メートルつかると言っていましたが、10日ほど前に計算間違いで80センチふえ、大人の平均身長を超える1.8メートル浸水することも明らかになりました。当然これらの事実は開校準備委員会、保護者にも全く知りません。職員室も金銭的にかなりの被害が出ます。授業もかなり影響が出ます。 また、近年温暖化により予測できない線状降水帯による大雨があるため、
子どもたちの命にかかわることなので、日にどれだけの雨で床下、床上浸水するのかを聞いたのに、市では無責任なことに全くわからない。市は14年前に兵庫県がつくったハザードマップで100年に1度の雨なら浸水しないと言っていますが、兵庫県のハザードマップのQアンドAにある記載、無着色の箇所においても浸水が発生する場合があるを無視してきちんとした調査もせず安全だと言っています。
子どもたちの命の危機です。 また、私は元兵庫県職員で10年近く地すべりを担当していました。建築士の鞆さんは地すべりに関してはまるでペーパードライバーですが、私は地すべり対策工事を担当したこともあり、経験上、今回の小中一貫校を建てる場所は地すべりに関してはのり尻にあるので、今の東条中学校より危ない場所になります。今回ももし工事により中学校の校舎やプールを取り除きますと、押さえ盛り土的な要素がなくなり、さらに大きな地すべりを誘発しかねません。その上、30年以内に70%から80%、50年以内に90%の確率で起きる予測できない東南海地震にいつ起こるかわからない状態で施設グラウンドは、鞆主査は粘土は液状化しませんと言っているとおり、そう、粘土だけなら100%液状化はしません。 しかし、今回のグラウンドの土はボーリング調査の結果、14メートル、どの層にも砂が存在し、液状化する可能性はゼロではありません。市は一番大事な液状するかどうか、確認する、繰り返し三軸試験も行っておりません。このような事実の中、災害の被害が予見できる場合、民間の取締役に当たる議員各自の今回の判断には責任があり、万が一、被害者が出た場合、当然議員にも責任が来ます。この責任がとれる議員は今回の請願書を否決すればいいと思います。
東条地域に子どものころから住んでいて、東条川、東条中グラウンドをよく知っている東条の代弁者でもある議員が経験上、あの場所は危険であると言っているのに、他の旧町の人が建設推進をするのはおかしいです。金沢市では安全でない小・中学校は全て移転させる計画となっております。 最後にもう一度言います。服役や金銭的にも責任がとれる議員はこの請願書に反対していいと思いますが、私は東条の
子どもたちの命を守りたいし、人の道から外れた計画には反対します。幾ら別府議員が言われるように、小中一貫校に高い教育理念があったとしても、人をあやめるようなこの危険な場所の建設計画には反対いたします。5億円は社地区のかわりに駐車場、バスターミナルを先行投資したと思えば全く無駄にはなっていません。社のBio横の5億円のバスターミナルよりよっぽど大阪中国縦貫自動車道のバス停に近い上……。
○議長(小紫泰良君) 北原君。
◆1番(北原豊君) コスミックの駐車場も確保でき、加東市の活性化になると思います。
○議長(小紫泰良君) 討論がそれておりますので、戻してください。
◆1番(北原豊君) その上、1,000年に1度の雨がもう前の7月、もう7カ月以上たつのに避難の啓発、防災教育が1,000年の雨で同じように浸水する東条東小、滝野中学校では全くできていません。廣畑議員が言われていましたが、私は南山の区長さんや
子どもたちに聞いたところ、全く事実と異なります。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 藤尾君。 〔13番 藤尾 潔君登壇〕
◆13番(藤尾潔君) 請願に賛成の立場から討論をしたいと思います。 まず、一言申し上げておきたいことですが、この請願、我々
総務文教常任委員会では3月3日に採決しています。その後で予算の委員会で別の資料が出てきたり、そして浸水についても1メートルが1.8メートルだったと。そんなこと今さら言われてもどうしようもないと私は思います。 そして、今さら何を覆すんだという意見もございましたけれども、最後の最後、予算が採決される、提出は当然財政課で査定が終わってるわけです。採決される直前になってその想定される水深が1メートルじゃなくて1.8メートル、それこそが何を今さらなんじゃないですかね。 私、私のところにも何件か保護者の方からのお声とかいただいてます。ただ、それは私のところ、私が今回請願に賛成したということに対して別にもろ手を挙げてよいことをやったという方ばかりではございません。ただ、保護者の方から、市役所はこれは何やと。もう非常にあきれると。それをいきなりもう1.8メートルだとかなんとか言い出して非常にあきれると。でも、学校だけはやはりつくらなあかんやろという声、いただいております。 それから、別の保護者の方からは、とりあえず学校は建ててほしい。ただ、やはりそれはね市長以下、建てた人間は何か洪水とかで被害が及んだ場合とかということに関しては念書を全て全員入れた上で賛成したらどうかと、そういう人もおられます。 私も当然もともとは公共施設の適正配置計画を進めたときに小中一貫校ということに対しては非常に期待もしており、積極的に自分で視察も行ったりして期待を持った人間です。温かく本当は迎えてあげたい、そういう心がありますけれども、これだけでたらめなことが続いて、これだけ批判がある中で、小中一貫校を建てると、この議論をこんなに嫌な思いで見守らなければならないことが私は非常に嫌でございます。 本来であれば、市役所がしっかり仕事をしてきていれば、ほとんどの議員が、はなから反対してた議員というのは、この中には新しく改選になった議員の中にはそういう御主張の中で当選をされた方もいらっしゃいますからそれは別ですけれども、多くの方に無条件で歓迎された形で進めることができたのではないか、そのように思っております。 それから、この3月3日のときの説明に、私はこの3月3日で委員として採決に参加しておりますので、3日の時点に戻って物事を考えようと思うんですけれども、当局から説明があったときに、まず市長の第一声が、議会で議決があったではないかと。そのことでこの問題が、やはり問題の根本がまずわかっておられないと思いました。 1つは、当然議決をされた後で、昨年の夏に洪水の区域が発表に、1,000年に1度区域が発表されたんですから、議決をしたからじゃないかといってこの請願に対することの意見を表明されることは非常にまず論理からして全くなっていないと思います。そして、そのことに対してもっと深く検討してきていないということのあらわれでもあるかと思っております。 それともう一点ですが、そのことに対して説明を丁寧にしているようでありますけれども、あの説明はやはり論理的に間違っています。根本的に市役所が今までああいう説明すらしてこなかったから、議員にしても、市役所の説明を聞いて判断していると思っていますから、心の根っこで1,000年に1度とか言い出したら切りがないと思っている方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。それは国の水防法であるとか、そういうことの考え方からして間違ってます。今回は指定緊急避難場所ということに関しては立地条件、つまり場所の適正の条件としては欠いておるわけです。だから、市役所はまず今回はいろいろなことで対策をとれば安全だということは間違いですので、その説明はやはりやめるべきであって、だから今回の計画を進める場所であれば、これは国は別に100年に1度の想定でよいとは言っていないわけです。指定緊急避難場所の指定に関しては1,000年に1度を想定してやれと書いてるわけですから、市役所ももし賛成される箇所も、我々は危険な場所を選んで建てるという前提のもとに話を進めなければおかしいと私は思います。 そして、そのことに対して私は今まで短い時間でありましたけれども
総務文教常任委員会の中では、例えば東条川のあのあたりの河川の流量というのは計算、設計の断面があるわけですから、その流れる量に応じて、そして市民の方からよく言われるダムの放流なんかも考慮してこれぐらいの雨が降るまではあふれませんから、それまでは新しい小中一貫校は避難場所として使えます。ただ、それ以上になれば、先ほども危険なのですから、それ以上になった場合には使えませんのでこういうふうに避難してくださいということを明確に言うべきですということを言ったのに、それは教育委員会はそういうことはしないと。あるいは、防災課の担当だから我々はしないということを言ってきたから私はこれは納得してなかった。 そういうことであって、まず丁寧に説明をし始めたように思うけれどもその根本のロジックがまず間違っている。だから、これからやはりしっかり考えて、そのようなロジックで説明をしないと、今の説明ですら間違っていると思います。 それともう一点、議決したのではないかということと、これもそのときの委員会審議の中で長谷川幹雄議員から10カ所ほどの候補地があったのにいろいろ検討してもらえなかったということの最大の原因というのは、これはあの土地を選んだ最終的な判断というのは、当時は用地が不足していて、先ほど2ヘクタールの話が出ましたけれど、2万平米の土地を一括で確保するにはコスミックホールをその時点で使うか、将来的には使うかは別にして、コスミックホールの土地を学校用地として確保しなければいけないからあの土地を選んだんです。当時は100年に1度の浸水で、想定でしたからあの土地はハザードにはかかってなかったですから。ですから、あそこしかなかったんです。ほかの場所の検討のしようがなかったんです。 そうでなければ、あそこのコスミックホールの底地を借地を買い上げる必要はなかったわけです。数年間、3年間様子を見るんだったら借地で様子を見ればよいわけですから。 ですから、そのことの、もちろんあの土地を選んだ、議決したときの根本の理由をほったらかしにしておって、しかも今1.5ヘクタールの中で基本の学校用地は完結しているわけですから、ゴールポストは動いているわけです。 あのとき10カ所検討の用地がありましたけれども、今の条件で、今市役所が検討されている条件であれば幾つか当てはまる土地があります。そういうことからすると、検討の余地あると思いますし、まずそういう議決した結果、こうなってきているということからいうと、そういうことではないと私は思っております。 先ほどから、もう一回、もちろん小中一貫校進めることは私はよいと思ってますけれども、今さら何だと言いますけれど、議会というのは最後に判断するわけですから、よくも悪くも。だから、絶対に、例えば反対という結果をすると今さら何だと言われることは決まっています。予算にしたって、市役所が新聞発表してから、当然否決したら、ああいうふうになるんじゃなかったのって、そうなります。ただ、それを今さら何だと言われるから賛成するんだったら、それは議会は議決する必要はありませんよ、それは。市役所は既成事実を積み上げて広報で発表してやれば、賛成せざるを得ないのであれば。それはやはり違うと私は思いますのでこの請願に賛成をいたします。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから請願第31-2号を採決します。 請願第31-2号に対する
総務文教常任委員会委員長報告は採択です。 請願第31-2号について
委員長報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。 (起 立 少 数)
○議長(小紫泰良君) 起立少数。 したがって、請願第31-2号は不採択とすることに決定しました。 次に、陳情第31-3号
東条地域小中一貫校の計画を見直す陳情の討論を行います。 まず、陳情第31-3号に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから陳情第31-3号を採決します。 陳情第31-3号に対する
総務文教常任委員会委員長報告は不採択です。 陳情第31-3号について採択することに賛成の方は起立願います。 (起 立 少 数)
○議長(小紫泰良君) 起立少数。 したがって、陳情第31-3号は不採択とすることに決定しました。 ここで暫時休憩いたします。 午前10時51分 休憩 ───────── 午前11時05分 開議
○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 藤尾君より発言の訂正がありましたので許可をいたします。 〔13番 藤尾 潔君登壇〕
◆13番(藤尾潔君) 先ほどの討論の中で
総務文教常任委員会の開催日を3月3日と申し上げました。4日でございましたので訂正をさせていただきます。申しわけございませんでした。
○議長(小紫泰良君) 文言の訂正になりますので、議長で許可したいと思います。御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
△日程第3 第30号議案 加東市
都市計画マスタープランを定める件
○議長(小紫泰良君) 日程第3、第30号議案 加東市
都市計画マスタープランを定める件を議題とします。
産業厚生常任委員会委員長 桑村繁則君の報告を求めます。 14番桑村繁則君。 〔14番 桑村繁則君登壇〕
◆14番(桑村繁則君) それでは、
産業厚生常任委員会委員長報告を行います。 平成31年3月1日、第84回
加東市議会定例会の本会議において付託されました第30号議案につきまして、お手元に
委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、審査に当たりましては3月5日に委員会を開催し、委員全員出席のもと鋭意審査を行いました。経過並びにその結果について報告を申し上げます。 議案の内容につきましては、既に本会議において提案説明がなされておりますので省略させていただきます。 次に、審査の過程で
委員各位より出されました意見や質疑、その答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に報告申し上げます。 まず、委員より、当初の計画は中国縦貫道と175号線周辺を都市の拠点とする計画が立てられていたのになぜBio周辺を拠点に変えるか、の質疑に対して、インター周辺については沿道サービスが充実しているが、Bio周辺では官公庁や大型商業施設などの複合施設が存在し、そこを拠点とし、住民が集う新しいにぎやかな交流、文化の創出できる場所を拠点としている、との答弁がありました。 また、当初の計画には出ていないが、今回なぜBio周辺に方針を転換したのか、の質疑に対して、都市拠点は社、滝野を一体として考えている。特定の位置でなく大きなエリアで捉えている。今回の
都市計画マスタープランはピンポイントで記載している、との答弁がありました。 また、委員より、前回は全体的に早期整備すると書いてあったが早期の記入がない、の質疑に対して、長期的に検討していく内容については整備するとしている、との答弁がありました。 また、委員より、地域別構想について前回は6つの地域とされていたが、社、滝野、
東条地域の旧町ごとに区分しているが、の質問について、生活圏、コミュニティのまとまりを中学校校区で考慮している、との答弁がありました。 また、委員より、総合計画の方針と今回の
都市計画マスタープランに乖離はあるのではないか、の質疑に対して、方針としてはそれぞれのゾーン、エリアがある中で全体の都市計画を定めていくということで整合性がとれている、との答弁がありました。 また、委員より、都市計画審議会で審議されたか、の質疑に対して、諮問という形をとらず、報告という内容の中で審議していただいた、との答弁がありました。 討論の内容でありますが、バスターミナルの整備費数億円の事業費に対して疑義を感じている。都市計画審議会で報告的なもので終わっている。地域別構想についてもマクロ的なことで積み上げて設定することを一まとめにしている、との反対討論がありました。 また、バスターミナルをBio周辺に位置づけるとするならば、複合的な施設を整備することは必要である。
都市計画マスタープランの策定委員会で審議されて所定の手続をしているものであり、よって賛同する、との賛成討論がありました。 次に、表決の結果ですが、挙手多数により可決するべきものと決定いたしました。 議員各位におかれましては、何とぞ当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、産業厚生常任委員会の
審査報告といたします。
○議長(小紫泰良君)
産業厚生常任委員会委員長報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから第30号議案に対する討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 藤尾君。 〔13番 藤尾 潔君登壇〕
◆13番(藤尾潔君) 原案に反対の立場から討論したいと思います。 まず、冒頭に申し上げたいのは、この
都市計画マスタープランの作業の進捗のおくれに関してです。これは全体的に当初想定されていた作業の工程が非常におくれておりまして、最後に帳尻を合わせるような、そんな形で策定にこぎつけたことを私は否めないと思っております。 当局はその原因はよく御承知ですけれども、その証拠というか、その一つが住民説明会に対して市の広報にも掲載をせず、回覧で回したと言っておりますが、私たちマンションの住民には回覧は回ってきません。そういう地区もございます。 そういう異例なことをなぜやったのかも当局には改めてもう聞きませんけれども、作業がおくれて帳尻を合わせる、そういう仕事はやめていただきたい。そして、今後10年の加東市のまちづくりを決めていく、そのような
都市計画マスタープランをそんな形でやることは非常に間違っていると思います。 中身に入りますが、これは総合計画等でも議論になりましたが、加東市はコンパクトシティーを目指すのかというところで、加東市はコンパクトシティーという考え方をとらないと言っておりましたけれども、今回の、これ総合計画のときからわかっていたことでありますけれども、多極ネットワーク型の都市構造というのはコンパクトシティーを目指している富山市が考えているおだんごと串の構造というものと全く同じ考え方だと私は思ってます。 コンパクトシティーの考え方をとらないと言いながら、多極ネットワーク型の都市構造をとるということを書いていることは、その言葉の意味がわかってやっているのか、わかってやってないのか、やはりちょっとこれは非常に不思議なことがあります。勉強ができているのか、コンサルが提案してるからそのまま書いているのかよくわかりませんけれど。多極ネットワーク型都市構造というのはコンパクトシティーの考え方の派生の考え方でございます。そのように、市役所の職員が十分に専門的な研究を積んでこのものに対処してきたのかということが非常に疑問に思います。 内容についてですが、まず私はBioのところにバスターミナルを持ってくる、交通の結節点を持ってくるというのは基本的に政策的に間違いだと思っております。ほかのことのまちの拠点としてBioにあるということはまだあり得るかもしれませんが、交通の結節点というのは滝野、社地域においては私はインターのバス停、そして滝野社インターであるべきであって、広域交通と地域内交通を滝野社インター周辺をつなぐということが正解であると思っておりますので、このバスターミナルの整備、しかもわざわざ南側にバスを引っ張ってくるとかということは全く無意味ですし、これは交通政策としては間違いのレベルだと私は思います。 さらに、ホテルの誘致なども考えておられますけれども、これはまだ場所というのは正式には決まっておらないと思いますけれども、これも我々議会が視察に行ったときからでも、もともとは例えばルートインさんなんかはインターのすぐそば、やはりそういうことでインターをおりて、そばにバス停があって、そしてそれからおりてホテルに泊まると、そういうことが自然な形態だと私は思いますので、交通結節点機能に関してだけはこれは政策上は必ず滝野社インターに持たせるのが正しい姿だと思っております。 それからもう一点ですが、社のBio周辺を中心に開発するということに関しては、これは農業振興地を除外するということが、やはり私は避けて通れなくなると思います。先ほどの学校のところの問題でもありましたように、市役所は以前は農業振興の土地は規制庁として除外すべきではないと、そういうことに市役所がかかわるべきではないと言ってきたわけですから、その立場を変えない限りは、私はBioを中心にまちを開発するのは不可能だと思います。 その立場を、学校のときの説明では農業振興地を除外するのは市役所の立場でやるべきではないから東条では検討しませんが、Bioのときはやりますと仮に言うのであれば、それは非常に御都合主義だと私は思います。市役所の以前の方針が変わらない、農地を守るという方針が守られるのであれば、この
都市計画マスタープランは不可能であります。市役所の今までの議会でなされてきた説明が行われるのであれば、
都市計画マスタープランでBioをまちの中心にするというのは不可能な計画でありますので私は反対をいたします。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 大畑君。 〔6番 大畑一千代君登壇〕
◆6番(大畑一千代君) 今、藤尾議員からも反対の討論があったわけですが、私は賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず、まちの拠点のことについていろいろとお話がありましたし、委員会の中でも議論があったところですけれども、このことにつきましては第2次加東市総合計画基本構想、昨年の3月議会でも議決しとるわけなんですが、これまた議決したじゃないかと言ったらまた変な話になってきそうなんで言いませんけれども、そのときも特別委員会まで設置して、本当に私はそんなことまでしたらあかんでしょうとまで言ったんですけれども、思ってたんですが、当初の段階から議会が大きくかかわってというところで特別委員会が設置されたんですよ。これは初めから私は間違いやと、これは執行権の侵害やと言ってたんですけれども、そういった中でこの拠点のことについても随分と議論があったわけなんですよ。 そういう中で、総合計画基本構想がまとめられていった。その中にはまちの拠点としてやしろショッピングパークBio周辺は本市にかかわる交通や交流の要衝であり、本市の顔にふさわしい役割が求められていることから、高水準の都市的サービスを提供するまちの拠点に位置づけ、交通結節点機能などの強化とあわせてとなっとんです。多様な機能の複合化、高度化による都市機能の充実に取り組みますと、そういうふうに記されております。そのとおり今進んどるわけですよ。そのとおりに
都市計画マスタープラン、今でき上がってきとるわけです。 今になってその交通結節点があそこはあかんということ、これは一体いかがなものか。いや、このところに説明したからというんじゃなしに、私はやはりあの部分を交通の結節点、まちの拠点として位置づけて、今はバスターミナルの建設、これが来年度、平成31年度の予算で上がっておりますが、私あれだけではまだまだ不十分だと思っております。もっともっとまちの拠点とするために、例えば、こんなことちょっと話したと思うんですけれども、あそこに銀行があったほうがいいとか、大きな事務所ビルがあったほうがいい、あるいはバスターミナルについても複合施設にしてレストランであったり、あるいはテナントでいろいろな事務所であったり、例えば歯医者さんだったり、内科医院さんであったり、そういうものが入っていった、そういうことになってこそ私はまちの拠点となっていくんではないかな。Bioもあり、警察もあり、
県民局もあり、そういった公共的な施設もあって加東市の顔にふさわしいまちの拠点となっていくものだろうと、こういうふうに思ってます。 今、農業振興農用地の除外のこともありましたけれども、私はきちっと加東市が方針を立てて、基本構想にも盛り込み、
都市計画マスタープランに盛り込んだ、そういった中であの部分を開発していく、これは認められてしかるべきだと思っております。 それをするためにも、加東市の顔として整備していくためにも、やはりこういういろいろな計画であそこをまちの拠点として位置づけなければ、そういった本当に高いハードル、土地利用に関する規制、こういったものはクリアできないものだろうと思っております。 そういったところから、今回このマスタープランには賛成いたします。これを足がかりにしていただいて加東市の顔にふさわしいまちづくり、拠点の整備に取りかかっていただきたいな、こんなふうにも思います。 都市計画審議会に農法との関係とかもいろいろありましたけれども、やはり策定委員会、こちらにも大学の教授であったり、商工会関係者、学識経験者、住民代表、あるいは
県民局の職員もかかわっていただいてしっかりと議論されて取り組んでこられていると思っております。ぜひとも原案どおり賛成いただきますようにお願いして賛成討論といたします。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 山本君。 〔15番 山本通廣君登壇〕
◆15番(山本通廣君) 私はマスタープランに反対するにも心苦しいところも随分あるんですが、もっと身近な形のマスタープランについて反対する立場で討論します。 バスターミナルのことでございますが、これが市の拠点と位置づけられているわけですけれども、先般の特別委員会でもございましたが、買収価格が非常に高額だと。何か特別な事情があるんだろうかと思うほど非常に高額です。 それで、売買したところが、売られた方にはさらにまだ20%の税額控除なんかもあるように思いますので、非常に高い価格であるということでございますので、こういう形で取引が行われますと、これを拠点としてこれから都市機能を備える場合に、後の計画に大きな障害となると私は思うわけであります。 現地は都市計画法上、調整区域でありまして、農地については農地法がと、それからほ場整備の部分については農業振興地域の整備に関する法律の適用がされ、三重の規制がかかっとるわけです。これを市街化区域並みにしようと思えば、一つ一つその法律をクリアせないかんと、非常に長いスパンの時間が必要であると思うわけです。 ですから、これを逆に都市機能を早く備えるために早くこの用途地域を変更して都市機能が備わってからバスターミナルをどうしようかというほうがよりいいんじゃないかということを思います。そういうことでの具体的な計画、どうなっているんでしょうかと思うわけです。 ターミナルが整備で果たして事業者が投資するでしょうかということです、あの近隣に対して。こんなに高かったら事業者なんてとてもやないけれど投資しませんよ。全然しないと思います。だから、そこでそういう意味ではあそこについては発展にブレーキがかかる一つの大きな要素になると思います。 それから、滝野社インター周辺の土地については、いろいろな事業者からこれも随分問い合わせがございました。今申し上げた都市計画法上の農地法とかそういう規制を説明いたしますと進出を断念される経緯がたくさんございました。ということは、非常に受け皿ができてないと、こういうことが言えるわけです。 インター周辺に企業の進出を抑制するということにも、逆になるわけです。バスターミナル周辺に事業者を誘致しようとしても、高い地価との関係で結局は進出しないと。どちらも成り立たないという形、事業者が敬遠するという現象が起きるんじゃないかと、私はそこを心配しとるわけです。 数年前に上中と北野の間にわずか調整区域がございまして、これを市で市街化に編入されました。そうしますとすぐにスーパーのさとうさんとか、ジュンテンドーさんとかアパートが建ちまして、これらの流れからおいても、やはりターミナル周辺は都市計画法の用途地域の見直しを早急にやると、そういう急務が必要であると思います。だから、見直しなしに何も進まないと私は思っております。 よって、マスタープランをさらに精査すべきではないでしょうかと私は申し上げたいと思います。 それから、工業団地もあれからどうなったかわかりませんけれども、近隣市町では産業団地と称して次々ともう進んでおるようです。私ところもやるとすればよその市の近隣市町よりすぐれた工業団地を提供しないと、これは売れることないと私は思うわけです。そういう意味では、現段階ではほかにもいろいろ問題がありますが、反対せざるを得ないと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(小紫泰良君) 次に、賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第30号議案を採決します。 本案に対する
産業厚生常任委員会委員長報告は可決です。 第30号議案について
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第4 第11号議案から第17号議案
一括上程
○議長(小紫泰良君) 日程第4、第11号議案 平成31年度加東市
一般会計予算から第17号議案 平成31年度加東市
病院事業会計予算までを
一括議題とします。
上程議案について
予算特別委員会委員長 井上茂和君の報告を求めます。 16番井上茂和君。 〔16番 井上茂和君登壇〕
◆16番(井上茂和君) それでは、平成31年度
予算特別委員会委員長報告をいたします。 平成31年3月1日の第84回
加東市議会定例会初日本会議におきまして、議長を除く15人の予算特別委員会が設置され、その委員会に付託されました第11号議案 平成31年度加東市
一般会計予算から第17号議案 平成31年度加東市
病院事業会計予算につきまして、3月11日から3月13日の3日間、委員会を開催いたしました。 審査に当たりましては提案説明の際、市長から示されました平成31年度施政方針を中心に、各所管における事務事業、特に平成31年度新規事業、また懸案事項について重点的に審査をいたしました。その概要と結果につきまして御報告を申し上げます。 審査の方法につきましては、市長及び各所管部長並びにその補助職員から予算の内容を聴取し、委員の質疑を中心に委員会を進めてまいりました。 初日、3月11日には産業振興部、秘書室、議会事務局、教育振興部、こども未来部の審査を行いました。2日目に3月12日は都市整備部、市民協働部、病院事業部、健康福祉部の審査を行いました。そして3日目、13日は総務財政部、会計課、上下水道部、まちづくり政策部、委員会事務局の審査を行いました。3日間にわたる審議は議員各位から多くの意見をいただき、審査を終えたところで、3番鷹尾直人議員より修正動議が出されました。内容は、小中一貫校建設事業費用を削除する修正案が私、委員長に提出されました。 その後、質疑、自由討議を行いましたが意見はございませんでした。 各
議案ごとの討論、採決につきまして報告を申し上げます。 まずは、第11号議案につきましての討論ですが、主な意見について報告申し上げます。 原案賛成者は4名で、賛成討論の理由といたしましては、新規事業として子どもの健全で健やかな成長に欠かせない施策、そしてドクターヘリ離着陸など、安全・安心な施策、そして一部の事業について反対だからといって予算を全体否定することは市民生活にも大きく影響がある。 そしてまた、大人と大人の思いではなく、大人と子どもへの判断をしてほしい。
子どもたち、保護者の皆さんは東条学園が既に建っているという認識だと思う。 そしてまた、命を守る方法は市民一人ひとりの意識を高めていくことが必要である。 そして、
子どもたちの夢を破ることは問題であると。 それと、最後ですが、自尊感情を育てる。喪失感を与えてはいけない、など代表的な理由がございました。 次に、原案及び修正案ともに反対討論は2名ございました。 内容につきましては、意味不明な事業が多い。また、公共施設適正化について大幅に金額がふえている。当時と違うではないか。説明が不十分である。そして、東条文化会館の指定管理を5年間にしたこと。そして、将来的に一般財源が大幅に投入されると見込まれるという意見が主なものでした。 次に、修正案に賛成は2名ございました。 その理由は、線状降水帯予測ができない中、
子どもたちの命が危険になっている。また、液状化の土地でもあると。そして、理事者には十分に理解できるよう説明責任があるのではないか。そして、もう一点として、未来を担う
子どもたちが安心できるのか、私たちは
子どもたちに禍根を残してはいけないと思っている。 以上、ほかに種々の討論がありましたが主な討論内容を申し上げました。 次に、第11号議案 平成31年度加東市
一般会計予算表決の結果ですが、退席者もありましたが、賛成多数により
原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、第12号議案 平成31年度加東市
国民健康保険特別会計予算で反対討論がございました。 理由は、一般会計より全ての会計に繰り出している。よって、第17号議案まで全て反対です、と討論がありました。 第12号議案表決の結果ですが、第12号議案は賛成多数により
原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、第13号議案から第17号議案につきましても賛成多数にて
原案可決すべきものと決定いたしました。 ただし、第15号議案 平成31年度加東市
水道事業会計予算、そして第16号議案 加東市
下水道事業会計予算につきましては、料金改定でコンサルに委託すること自体に反対であると討論がありましたが、賛成多数により
原案可決すべきものと決定いたしました。 議員各位におかれましては当委員会の決定どおり御賛同いただきますようよろしくお願いいたしまして、特別委員会の
審査報告といたします。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(小紫泰良君)
予算特別委員会委員長の報告が終わりました。 これから
委員長報告に対する質疑を行いますが、
加東市議会運営基準第99に、議員は、自己の所属する委員会の
委員長報告については質疑をしないと規定しておりますことを念のため申し添えます。 質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから
議案ごとに討論、採決を行います。 初めに、第11号議案 平成31年度加東市
一般会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 小川君。 〔11番 小川忠市君登壇〕
◆11番(小川忠市君) それでは、第11号議案 平成31年度加東市
一般会計予算に反対の立場で討論いたします。 議員になりまして初めての当初予算に反対でございます。 その理由につきましては、先ほど委員長からもるる報告ございましたけれども、改めて述べさせていただきます。 まず、1点目ですけれども、企画費のバスターミナル整備事業でございます。平成31年度予算としては約2億1,400万円、それから2021年度までの債務負担行為で2億9,600万円、総事業費5億1,000万円が計上されております。市はバスターミナル整備は交通網の活性化の視点とまちの拠点の活性化の視点の双方からの施策だ。このバスターミナルには多くの
公共交通機関や観光バス、
自主運行バスの停留所などを市の交通の結節点のメーンとして進めている。あわせて、まちづくりの拠点としても進めていきたいと予算特別委員会や先般の一般質問で説明されております。 しかし、私はどう考えてもバス事業者の現状や社会情勢などから、このバスターミナルの整備が加東市の交通網の活性化を促し、市民の移動手段を確保し、市民の
公共交通への満足度が上がるとは思いません。 また、まちの拠点の活性化の視点では、市は過去に策定した計画の理念のもと、本気度を示す意味合いもあるのでしょうが、将来の具体的なまちづくりの構想も示さず、多額の税金を投入する費用対効果も示せない中、市民の理解は得られないと思います。 まずは市民の意見やマーケティングをリサーチするなど、さらには関係諸団体との協議、調整などを確実に進めた上、その基礎部分をしっかりと固めた上で市が描く構想とロードマップを示し、市民の理解を得るべきだと思います。 次に、2点目でございます。 旧東条庁舎解体跡地に整備するドクターヘリの離着陸場整備でございます。 ヘリコプターの騒音、粉じん、そして強風など、整備に向けては周辺住民の方の理解が得られるか大きな疑問が残ります。また、ヘリが絶対に墜落しないという保障もなく、
東条地域小中一貫校整備で大きな議論になりました1,000年に1度の降雨のような問題に発展しかねないと思います。早急に整備しなければならない緊急性を要さないのであれば、整備場所についてはいま一度再考すべきだと考えます。 次、3点目でございます。 こども園やアフタースクール事業で見えた市の子育て支援への対応の不備でございます。新年度においてはこども園では76名の入所保留児、アフタースクールでは24人の不許可児童が発生したと報告がありました。このような実質的な待機児童が発生する可能性は申込時点で把握しており、新年度予算でしっかりと対応すべきであり、総合計画施策の1、未来を創造する
子どもたちに育む学びのまちの取組に沿っていないのではないかと指摘いたします。 最後になりますが、文化会館の運営費、特に東条文化会館運営事業及び整備事業費についてでございます。 新年度予算には5年間の指定管理料約9,000万円、また年次計画にはない外壁タイル修繕費に約3,800万円、それからトイレの洋式化改修工事に約2,500万円、合計6,300万円が計上されております。 さらに、ほかの文化会館の改修費等の財源には起債等も充当しているのに、東条文化会館の改修費の財源の全てが一般財源であります。市は有利な財源である起債や基金等を充当せず、全て市税の一般財源を充当することに理解はできません。 また、今後5年間は市の施設として適切に管理しなければなりません。そうとなれば、市が以前に示しました防水、屋根、舞台、ホール、空調設備などの改修費を約5億円が投入される可能性が出てきます。今回の予算を認めると今後は歯どめがきかず、多額の貴重な税金、それも一般財源を投入することとなり、市民の理解は得られません。 私はこれまでに東条文化会館の5年間継続の判断には公共施設適正化の観点、そして行財政改革の観点から一般質問などで異議を唱えてきており、昨年の12月議会での指定管理者指定の件、そしてその後の補正予算案などにも反対の判断を示してきました。この平成31年度予算を認めるとなれば、私のこれまでの指摘、主張を否定することとなり、到底認めることはできません。 加東市議会基本条例第3条には議会の役割として、市政の課題や審議内容について市民への説明責任を負うと規定しております。私はこれまで3期12年、当初予算には反対したことなく、市当局への期待と応援も込めて毎年賛成をしてきました。 しかしながら、平成31年度予算につきましては、その内容について市民への説明責任が果たせないと判断し反対という重い決断をさせていただきます。 以上、私の反対討論といたします。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 岸本君。 〔10番 岸本眞知子君登壇〕
◆10番(岸本眞知子君) 平成31年度加東市
一般会計予算に対して賛成の討論をさせていただきます。 次世代育成予算として小中一貫校整備事業、発達サポートセンター需要の拡充、加東みらいこども園運営事業、小・中学校児童・生徒の学習用タブレット型パソコン購入と教育環境の整備等、未来ある
子どもたちへの施策にはハード面においても、ソフト面においても他市にまさるとも劣らない事業展開と加東市として誇れるところであると思います。 加えまして、市民サービスとしての
公共交通の利便性の強化、それと交流人口の増加のための施策に対して慎重に講じていただけると理解をいたし、賛成といたします。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 北原君。 〔1番 北原 豊君登壇〕
◆1番(北原豊君) 先ほどの私の答弁が聞こえていない、理解できない議員がいらっしゃるので、もう一度言います。 今、建設業界は……。
○議長(小紫泰良君) 北原君。 討論でいいんですね。
◆1番(北原豊君) はい。
○議長(小紫泰良君) じゃあ。 反対討論の内容で大丈夫ですね。 はい。
◆1番(北原豊君) アベノミクス、東京オリンピックの建設ラッシュによりバブル期と全く同じ状態であり、バブル期に家を建てるのと同様、小中一貫校を建てるのは今は生コンクリートが4年前の2倍の値段になっており、
合併特例債を充ててもそれ以上の額になるので、今回7割補償がある
合併特例債は全く無意味です。 また、バブル期同様、建設においてコンクリートを水増し、レオパレスのような手抜き工事も横行します。安全な校舎が建設できません。加東市はケーブルテレビでもう何十億円、
合併特例債を損しており、今回5億円足らずを惜しんでバブル期に家を買うようなことをしています。ここは立ちどまり、オリンピックが終わって建てても十分もとはとれます。 その上、昨年の7月に1,000年に1度の大雨が降ると校舎が1メートルつかると言っていましたが、10日ほど前に計算間違いでさらに80センチふえ、大人の平均身長を超える1.8メートル浸水することも明らかになりました。当然これらの事実は開校準備委員会、保護者も全く知りません。職員室も金銭的にかなりの被害が出ます。授業にもかなりの影響が出ます。 また、近年温暖化により予測できない線状降水帯による大雨が多発しているため、
子どもたちの命に係ることなので、市にどれだけの雨が降れば床上浸水になるのかと聞いたのに、市では無責任なことに全くわからない。市は14年前に兵庫県がつくったハザードマップで100年に1度の雨なら浸水しないと言っていますが、兵庫県のハザードマップのQアンドAに記載がある無着色の箇所においても浸水が発生する場合があるを無視してきちんとした調査もせず安全だと言っています。
子どもたちの命の危機です。 また、私は元兵庫県職員で10年近く地すべりの担当をしていました。建築士の鞆主査は地すべりに関してはペーパードライバーですが、私は地すべり対策工事を担当したこともあり、経験上、今回小中一貫校を建てる場所は地すべりに関してはのり尻にあるので今の東条中学校より危ない場所にあります。もし工事により中学校やプールを取り除きますと、押さえ盛り土的な要素がなくなり、さらに大きな地すべりを誘発しかねません。 その上、30年以内に70%から80%、50年以内に90%の確率で起きる東南海地震がいつ起こるかわからない状態で、既設グラウンドは、鞆主査は粘土は液状化しませんと言っているとおり、そう、粘土だけなら100%液状化しません。しかし、今回のグラウンドの土はボーリング調査の結果、14メートルどの層にも砂が存在し、液状化する可能性はゼロでない上、市は一番大事な液状化するかどうか確認する繰り返し三軸試験も行っていません。この点が大問題です。 このような事実の中、災害の被害が予見できる場合、民間の取締役に当たる議員の今回の判断には責任があり、万が一被害者が出た場合、当然議員にも責任が来ます。この責任がとれる議員は今回の予算案に賛成すればいいと思います。 東条地区に子どものころから住んでいて、東条川、東条中学校グラウンドをよく知っている東条の代弁者でもある議員が経験上、あの場所は危険だと言っているのに、他の旧町の人が建設を推進するのはおかしいです。金沢市では安全でない場所から小・中学校を全て移転する計画にしております。 最後に、もう一度言います。 服役、金銭的にも責任のとれる議員はこの予算に賛成してもいいと思いますが、私は東条の
子どもたちの命を守りたいし、人の道から外れたこの予算には反対いたします。幾ら小・中学校に高い教育理念があったとしても、人をあやめるようなこの予算には反対いたします。5億円は社地区のかわりに駐車場、アンドバスターミナルを先行投資したいと思えば全く無駄になっていません。社のBio横の5億円のバスターミナルよりよっぽど大阪中国縦貫自動車道のバス停に近い上、コスミックの駐車場も確保でき、より加東市を活性化すると思います。 小中一貫校が建てば加東市から約50人の先生がいなくなり、3億円の経済損失があります。また、市税も1,000万円損失となります。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 高瀬君。 〔7番 高瀬俊介君登壇〕
◆7番(高瀬俊介君) それでは、原案に賛成の立場で討論を行います。 予算特別委員会にも賛成討論いたしましたが、内容がほとんど同じでございますけれども、賛成討論をさせていただきます。 平成31年度
一般会計予算は加東の未来を担う若い世代の希望の実現と親子のきずなづくりと、安全、安心で快適な住みよいまちづくりに重点配分したものであります。合併後、2番目の規模の2億円を超える予算となっております。いずれの事業も昨年3月議会において全会一致で議決した第2次総合計画に基づき、10の政策、施策ごとにそれぞれ計上された予算であります。 特に、小中一貫校の整備についてはこれまでから開校準備委員会で議論を重ねつつ、整備をする場所も含め、教育委員会においても、議会においても、時間をかけて審議してきたものであります。全て加東市の未来を担う
子どもたちのために時間と労力を費やしてきたものであります。これまで議決した予算、平成28年から平成30年は用地取得、移転補償、基本設計、実施設計などを合わせ、3年間で5億円を超えており、全て執行済みであります。 一貫校の場所に反対であるから予算を執行してはいけないというならこれまでの投資が無駄になるし、新年度からはいよいよ校歌、校章、制服の検討を進める段階になっております。
子どもたちも含めた公募により、東条学園と愛称も決定した新たな学校で、新たな小中一貫教育の実施に期待してきた保護者、教員、そして何よりも
子どもたちを裏切ることになります。 これから一貫校の場所を選定し新たに整備計画をつくることは到底不可能であり、そうなれば引き続き現在の場所で最も老朽化が著しい東条中学校が今後も存在し続けることになります。 3月7日に新たに加東みらいこども園が竣工いたしました。ここは新年度予算の重点施策である若い世代の希望の実現と親子のきずなづくりの新たな起点となる施設であります。予算が許されないということはあらゆる契約行為ができないこととなり、こども園の運営に支障を来たし混乱を招くことは必至であります。 学校教育環境においては、エアコン更新工事など、小・中学校の施設設備やICT環境の整備もできない。新たな学力向上対策や外国語教育の充実も図れない、
子どもたちに多大な迷惑をかけることになります。
公共交通施策においても、新たに大畑、黒谷、薮地域で運行する市運営有償運送事業が地域の協力によってようやく運行できることになったのに、その運行の開始をおくらせざるを得なくなり、当該地域住民の足を奪ってしまうことになります。 市民の安全、安心の観点では、これまで整備を順調に進めてきた滝野梶原線の整備、滝見橋かけかえ工事も国への補助申請もできないため、負担金が支払えずストップしてしまい、一緒になって事業を進めていただいた国、県の信用を失うことになります。 消防、防災関係では、消防車両の更新もできない。ドクターヘリの離着陸場、加古川右岸の防災備蓄倉庫整備も先延ばしになり、消防防災基盤のさらなる整備充実を図ることができません。 農業面においても、ため池整備、多面的機能支払交付金、中山間地域等直接支払事業など、国や県への補助申請ができず、予算が執行できなくなると農家の皆様に多大な迷惑をかけることになります。 商工面では、新たな事業であるプレミアム商品券事業も実施できない。また、市営住宅、公園、橋梁など、老朽化した施設の長寿命化工事も実施できない。いずれにいたしましても、予算の内容に重大な瑕疵がない限り、予算全体を否定するということは第2次総合計画に示す10の施策を推進しないということであり、市民生活に与える影響ははかり知れないものであります。個々の意見の違いは当然あるとしても、加東市のまちづくりの一端を担う者として良識ある判断をすべきであります。議員各位におかれましては、何とぞ賛成していただきたく、賛成討論といたします。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 藤尾君。 〔13番 藤尾 潔君登壇〕
◆13番(藤尾潔君) 反対の立場から討論させていただきたいと思います。 当初予算を否決いたしますと、市民生活もそこまで重大かは別にして若干の影響は及ぶでしょう。だから、本来やはり否決すべきものではないように思います。 ただ、そこで私が思いますのは、市民生活に、当初予算が否決をしたら市民生活に影響が及ぶので、そしたらそのやることなんですけれども、そしたら市役所がそういうことのないように十分提案する施策は検討した上で適切な説明を行って理解を得るようにするのか、予算が否決されたら対応が大変だから、市役所の言っていることは一々おかしいことがあるけれども、議会が認めるべきなのか、どちらか、これはもう道義的にはっきりわかることなんですよ。市役所の言っていることが一々中途半端だけれども、市民生活に影響が及ぶから賛成しますなんてことしたら議会は要らないわけですよ。 仮に否決したら市政がストップするじゃないかと。そうかもしれません。ただ、それに対して誰が責任をとるんだ、それは市役所ですよ。だから、そこ大きな影響が及ぶから否決したらあかんのやったら、予算は専決処分したらいいんですよ、そんなことを言うのであれば。 実際におとついの新聞に出てましたけれども、山梨県大月市議会は当初予算否決したそうです。それは赤字の状況の中で市長が退職金の予算を計上したということで否決をされたそうです。それで、例えばこれことしじゅうに大月市が何か破綻するかどうかなんていうのは、大月市の財政当局はちゃんと賢いのでそういう部分を除いた修正した議案を提出して、再度議会をやることをするけれども、そういう収拾をちゃんと図ることもできるわけですから、そういうことをもって何か予算を否決したらいけないなどという、単なるそれはおどかしだと私は思います。 ですから、もう一度繰り返し述べますけれども、本来は当初予算をそんな安易に、簡単に否決するべきものではありません。ただ、それは否決されないように市役所が万全の態勢で臨むというのが当たり前のことであって、否決したら大変だから議会が中途半端だけれども予算を通す、そんなことはおかしいと思います。 個別の事業について言いますけれども、バスターミナルについて、事業の是非以前にアンケートを、つまりバスターミナルにあったら乗りますかというアンケートを2月にとって、その結果が出てないと。意味がわかりません、なぜ2月にするのか。それ事前にして、ちゃんとリサーチしているんだったらやればいいじゃないですか。 そして、私はあの場所に高速バスを引く、成功するかもしれませんが、今までの議会の答弁の中で、これは近隣市の便を持ってこなければできないということがわかってます。それは私はやるべきではないと思います。 さらに、都市計画の話がありましたけれども、これはこういうものに、先ほどのマスタープランに盛り込んで前向きに頑張っていくんだという話でなくて、市役所は農業振興地は抜くべきではないと、市役所は規制官庁であって、そういうことをするべきではないと言ってきたことを努力して頑張ってやるんですか。そういうことからしても、私は全くバスターミナルの整備をすることはおかしいと思います。 さらに、バスターミナルの整備、確かに総合計画に書いてあることも議決したことも事実です。ただ、根本、どう、本当にあそこの交通結節点としての意義があるのか、正しいのかと振りかえるとき、今回マスタープランにも書いてます。なぜ書いてあるのか、総合計画に書いてあるから。総合計画になりなぜ盛り込んでいるのか、というのは地域
公共交通の計画に書いてあるから。なぜ書いてあるのか、175号線と372号線の活性化計画について書いてあったから。なぜその計画はどうなのか、今や中身はぐちゃぐちゃ。だから、もう余り教育長の言葉を聞くのもあれですけれど、まさしく傘を差して水やってる状態じゃないですかね。決められたからやってます。本当にそこで活性化するのか、南側に数便バスを引いてきて活性化するのかということは考えていただきたいと思います。 2点目、学校の問題です。 これは私はもう何度でも言いますけれども、この計画の変更によって市役所は計算ミスをして、そして事業費が膨張したことによって50億円の借金をふやしてます、
子どもたちに。学校ができないことをおまえらはうそつくのかという声がありました、予算特別委員会の中で。ただ、市民の皆さんにはこれきっちり説明してないです。市民の皆さんにロックホールで説明したときは借金は約100億円だったんです。50億円もふやして、そしたら皆さん学校楽しみされてる方に、いや、これは10億円の借金を、その人たちはひょっとしたら市外へ出ていかれるかもしれません。あなたたちはこれは借金を20億円背負わされてるんだよと、そういう説明しないはずです。 私は政策判断で今からこういうことを、もしも10億円お金を取ってくるのは無理だと思いますが、市役所の職員がこのことについて私は責任をとった、責任を持った回答をしてるのを聞いたことがありません。 ちょうど1年前の吉田副市長はこのことについて10億円計算を間違えました。国にかけ合って補助金をふやしてもらうように頑張りますといってできてない。できてないのわかったの今回です。それを持ってきてないのに何で私が今反対したら今さら何言うんだって、そんなのおかしいでしょ。 私はこんな小中一貫校はこれ無責任な箱物行政なんですか、きれな箱物が建って、きれいな学校建って喜びますよ。加東市は箱物行政に邁進することを目的に公共施設の適正化の計画を定めたんですかということを言いたい。 そして、うそをつくという話がありましたけれど、これコスミックホールのことに関しては私は何度でも言いますが、あの設計というのはコスミックホールの側に学校を近づけて連携をとる設計であるということは、これはもうちゃんと設計の検討の中では言われているわけです。そういうことを隠してきてるわけですから。我々議会には当時から、要はコスミックホールは学校の用地に使うことがあり得ると、将来的には必ず使うことがあり得るというにもかかわらず、そういう設計をしてうまいこと議会に対してそういうことをごまかしているわけですから、私はこの予算を認めるということは、ついに私、議会はそうですけれども、ごまかし切れたと、そういうことになってしまいますので、私は全く納得がいきません。 ただ、これは私個人のことです、一番の問題はやはり借金の問題に関してかなり額が変更になっているのに、そしてこのことに関しては先の財政の見通しは8億円以上の赤字があってやりくりします。やりくりって別に市役所が勝手にやりくりするわけではないんです。市民の皆さんに御負担があるかわかりません。そういうことがわかりながら賛成するということもあわせてきっちり見せないと、学校が建たない、学校が建たない、そのことばかり言うのは私は無責任だと思います。 それと、最後にもう一点、小さな話ですけれども、私は大事なことであると思うので申し上げておきますが、実際この事業は私はやっていただきたいと思うんですけれども、広報のダイジェスト版の話です、外国人向けの広報の話。あのとき市役所の方は日本語教室のベトナム語の先生に訳していただけるようにと思って言っておられました。それは私は現実的には無理だと思います。なぜなら、私がその教師の一員だからです。 そして、その日本語教室はベトナム語の先生なんてのおられません。私は一番初歩のクラスですけれども、来られているブラジル人とネパール人とベトナム人の方に、彼らの日本語能力にあわせて日本語で日本語を教えています。ポルトガル語やベトナム語ができるわけではありません。 ただ、それでも私は来られている、私だけではないです、その来られているボランティアでかかわっておられるスタッフの方は、彼らが日本におられて、その生活が少しでも快適であって、そしてまた日本語が習得することによって地域の方とも溶け込めるようにという思いでやってますから、幾らベトナム語ができないようであればこれ訳してといったらグーグルの翻訳でも使ってそのベトナム人とコミュニケーションとりながら訳すとか、そういう頑張ってやるでしょう。ただ、口々にお話しして言われることは、市役所も一遍ぐらいここ見に来たらベトナム語の先生に訳してもらうなんてこと言わないのにねって、本音で思ってます。 先ほどの小川議員の討論にもありましたけれども、ヘリポートの話にしてもそうです。現場へ行って一言話すればわかる話が全然そんなことも考えず事業として計画されている。こんなことが私はもう市役所の仕事としての体をなしていない。こんなこと私が、先ほども言われたように、ベトナム語の先生に訳してもらって、ベトナム語の先生なんか実際いないんですから、そういうことがやはり見つかっただけでもこれぐらいあるので、市役所もっと山のようにあるんではないでしょうか。そのように思って私は、もう仕事の体として予算を上げる段階での事業の検討は極めて不十分であるということを指摘、私はいたしまして反対いたします。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 大畑君。 〔6番 大畑一千代君登壇〕
◆6番(大畑一千代君) 何度もバスターミナルの話が出ますんで、バスターミナルについては先ほど申し上げたとおりですよね。その175号線と372号線の話とかもいろいろ出てきましたけれども、要は
公共交通網形成計画がありの、総合計画がありの、そしてこの
都市計画マスタープランがあり、そういった中で交通の結節点というのがきちっと位置づけられてきている。それを、こんなこと言ったらまたいかんのですけど、今さらって言ったらいかんのですけれども、禁句みたいになってしまってますけれど、何でそのとおりに進んでいることをそういうふうにおっしゃるのか。私は、極端なことを言ったら、それははしご外しでしょう。そらだめですよ。 それから、農業振興農用地の除外申請でやったりすることについても、これはきちっとそういう手続があり、大きな計画から小さな計画まで、そしてバスターミナルに着手するという、そういう予定があってこそ、あったらできるんですよ。せやから、何もないのにいきなり農業振興農用地の除外なんていうのは相当な理由がなかったらできませんよ、そら。私も経験ありますからよくわってますけれども。そういう手続をきちっと踏んでいって、位置づけがなされていってこそできるんですよ。 それを何でもかんでも、いや、そんなものしたらあかんのやということになったら、これ何も手つけられませんよ、はっきり言って。今の都市計画の枠組みから一歩も出ることできません。それだけは言うときます。こういう計画があってこそ、例えばどうなるかわかりませんけれども、あのあたりを、Bioの周辺を市街化区域に編入するとか、そういうことまで考えるんであったら、こういう計画がなかったらできない。絶対できません。あってこそ、それを足がかりにして、もっともっと大変だと思いますけれど、ハードルはまだまだ高いと思いますけれど、そういうことがなかったらできないわけでありますから、それだけは申し上げておきたいなと思います。 それから、どうなんですかね、こういうことを市議会議員が言ってもいいことなのか、今からかかる工事について明らかに手抜き工事がなされるんだということを決定づけるような、そういうことを言うのは議員としていかがなものか。議員としての資質が問われるんじゃないか。どの業者さんが今から工事なさるかわかりませんけれど、初めから日本の建築業界を疑ってかかるという、そういうことは、そらレオパレスであったかもわかりませんよ。しかし、それを全部の建築業者がそうだと決めつけてかかるというのは議員としていかがなものか、これだけははっきり申し上げておきたいなと思います。 それから、物価は上がっておりますよ、そら。東京オリンピックがありますし、今からまだまだ東日本大震災の復興工事が始まっていきますし、IRですか、大阪の万博であったり、そんなことも上がってきます。物価が落ちつくのしとったらいつになるんですか。いつになったら工事できるようになるんですか。保証されるんですか。できないしょ、そんなこと。責任とれ、責任とれ、私は責任とりますよ。もしものことがあったら。それは議員ですから責任とりますよ。孫子の代までとるつもりではおりますよ、そら。そらそうでしょう。それを片方では責任とれ、責任とれって、こういう無責任な話があっていいんしょうか。建築物価いつになったら下がるんですか。上がりますよ、ずっと。10月になったら消費税だって上がるんですよ。そんなんわかり切ってるじゃないですか。 だから、それと
東条地域の小中一貫校、先延ばしできるんですか。一日も早く
子どもたちのために整備しないとだめでしょ。そしたら、東条東、教室が足らなくなったら建て直すんですか、それを。そんな無責任な議論、何でされるんですか。 それから、ハザードの関係、何ミリ雨が降ったらつかるんだと。今48時間で788ミリですか、そういう計算されてますけれど、そんなんできますか。やってください、そしたら。やってくださいよ。何ぼ金かかると思うてんですか、そんなことしようと思ったら。一から全部地形を洗い出して、下の土質から全部違ってきますよね。木が生えてることによって保水能力も違ってきますよね。どうやってするんですか、あれ。私にはさっぱりわからない。それをせえとおっしゃるんですか、市に。そういうのは国であったり、そういうところがきちっとすべきなんですよ。そんなことまで市ができますか。できるんなら教えてください、それ、どうやったらできるんか。全部。やってみましょうよ、それ。そういう無責任なことばかり言ってていいんでしょうか。役割があると思いますよ、国にも、県にも、市にも。そんなこと市にせえという、そういう無責任なことは私は議員としていかがなものか、こんなふうには思います。 個別の事業はいろいろありますけれども、東条文化会館のことだって5年間、NPO任せるって、指定管理者任せるって決めたんですよ。それ決めたときも、私は一生懸命されてる、そらいろいろな評価があるとは思いますけれども、その中でも一生懸命やってはる、それは認めないけないと思いますし、それこそが私は協働だと思いますよ。 そんな中で頑張っていらっしゃる、その頑張っていらっしゃるからそこに来場者もある、来場者の安全を確保するためには外壁の補修も、あるいはトイレの改修があって、それは必要ですよ。必要なものはきちっと予算措置すべきで、ことしもそういうことで予算措置されてるわけですから、認めていきたい、こんなふうに思いますし。 森の市営住宅団地、これも私もずっと思っておりました。ほかの市営住宅も取り組んでもらいたいと思いますけれども、ユニットバス化される、こういうことも評価、小さいことかもわかりませんけれども、評価もさせていただきたい、こんなふうにも思います。 滝野梶原線を初めとした市道の整備、それから社西部線、上中牧野線、こういったことにも改良に取り組んでいかれる、市民の安全、安心につながると思いますし、経済効果も大きいと思います。そんなところを申し上げて、賛成討論といたします。どうぞよろしくお願いします。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 廣畑君。 〔4番 廣畑貞一君登壇〕
◆4番(廣畑貞一君) 相当時間が過ぎております。早目に賛成という立場で討論させていただきます。 私は御存じのように教育という立場で仕事をさせていただいておりまして、私は常々医者は人の命に携わってする仕事ですが、教師というのは人の人生に携わる仕事だということを捉えております。 その中で、この一般予算を見る中で、私は社、滝野、東条、この中学校、3つとも勤務して経験しております。地域的にも経験しております。それが今、この一般予算をずっと見ている中で、加東市の躍動する未来が見えてくるわけなんです。鼓動が見えてくるわけです。鼓動を感じるわけなんです。そういう中で、今踏み切らないと、今やらないと、あすがないのと同じで、そういう捉え方を私は考えております。 それと、もう一つある議員の中で役所の方の職員の名前をさんづけじゃない、呼び捨てにされてると、これも非常に私は腹立たしい思いをします。やはりお互いに尊重し合うという立場から論議を進めていけるほうがいいんじゃないかなという思いを持って、賛成というもので話を終えさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第11号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は
原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 ここで昼食のため暫時休憩いたします。 午後0時18分 休憩 ───────── 午後1時40分 開議
○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 北原君より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 北原君。
◆1番(北原豊君) 先ほどの私の発言で職員の敬称を言わず、鞆主査に訂正いたします。おわび申し上げます。
○議長(小紫泰良君) 発言の訂正になりますので、議長としてこれを許可いたします。 次に、第12号議案 平成31年度加東市
国民健康保険特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 小川君。 〔11番 小川忠市君登壇〕
◆11番(小川忠市君) 失礼いたします。 反対の討論をさせていただきます。 反対と申しますか、私、第11号議案で一般会計に反対を表明させていただきました。可決したから次の各特別会計とか企業会計にも賛成すればいいじゃないかということもあるかもわかりませんが、やはり各特別会計、企業会計には一般会計からの繰り出し事業とか出資とか補助金が出されております。一般会計に反対するということは、やはりほかの会計にも影響することですし、やはり私のけじめとして一般会計に反対したことの整合性を図るために以下の第12号から第17号までは反対したいと思います。 ただ、第17号の病院会計については大変残念ですけれども、非常に改善されてて残念ですが反対ということにさせていただきます。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第12号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は
原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第13号議案 平成31年度加東市
後期高齢者医療特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第13号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は
原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第14号議案 平成31年度加東市
介護保険保険事業特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第14号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は
原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第15号議案 平成31年度加東市
水道事業会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 藤尾君。 〔13番 藤尾 潔君登壇〕
◆13番(藤尾潔君) 反対の立場で討論させていただきます。 反対の理由は、委員会のときも述べましたけれども、コンサルに委託して適当な水道料金を考えてもらうと、これはもう異常であります。自分らで考えるべきですし、市民の皆様にお願いをするという姿勢が欠けております。 これは恐らく水道は880万円だけですけれど、下水道も合わせて、下水道で1,100万円ありますけれども、先ほどの一般会計で我々は小中一貫校の、議会としては予算認めたわけですけれども、8億円のやりくりが必要という状況の中で、当然それを下水道の繰り入れが、一般会計の法定外の繰り入れがあることはわかっておるわけですから、ある意味やりくりの一番先に上がってくるものとして値上げが計画されることは、これはもう目に見えておるわけです。 私も適正な法定外の繰り出しをなくせということは病院に言い続けてきて、下水道にだけ言わないのはどうかと思いましたが、市民皆様にかかわることですから今までは言ってきませんでしたが、やはりこれはこのような財政状況だとやらなければいけない面も出てくるとは思います。 ただ、こんなものをコンサルの人に計算していただいて、そういうものが適正な数字が出てきたからこの金額ですという説明でやることは非常に間違っていると考えます。 以上です。
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第15号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は
原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第16号議案 平成31年度加東市
下水道事業会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第16号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は
原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)
○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 次に、第17号議案 平成31年度加東市
病院事業会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。 (「なし」の声あり)
○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第17号議案を採決します。 本案に対する
予算特別委員会委員長報告は
原案可決です。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起 立 多 数)