加東市議会 > 2019-03-01 >
03月01日-01号

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  1. 加東市議会 2019-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 加東市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成31年 3月 第 84回定例会  ┌───────────────────────────┐  │会議録第201号                     │  │      第84回(定例)加東市議会会議録      │  │              平成31年3月1日(第1日)│  │                  開会 午前9時30分│  └───────────────────────────┘1 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸般の報告     (1)議案説明のため理事者の出席要求について     (2)議員派遣について     (3)例月出納検査及び定期監査結果報告について  第4 報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)  第5 第4号議案 平成30年度加東市一般会計補正予算(第8号)  第6 第5号議案 平成30年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  第7 第6号議案 平成30年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  第8 第7号議案 平成30年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号)  第9 第8号議案 平成30年度加東市水道事業会計補正予算(第3号)  第10 第9号議案 平成30年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)  第11 第10号議案 平成30年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)  第12 第11、12、13、14、15、16、17号議案 一括上程  第13 第18号議案 加東市自家用有償旅客運送条例の一部を改正する条例制定の件  第14 第19号議案 加東市駐車場条例の一部を改正する条例制定の件  第15 第20号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第16 第21号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第17 第22号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第18 第23号議案 加東市職員定数条例の一部を改正する条例制定の件  第19 第24号議案 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件  第20 第25号議案 加東市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第21 第26号議案 加東市私立保育所の施設整備の助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第22 第27号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部変更の件     第28号議案 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部変更の件     (一括上程)  第23 第29号議案 加東市有線テレビ施設撤去工事変更請負契約締結の件  第24 第30号議案 加東市都市計画マスタープランを定める件  第25 同意第1号 加東市監査委員の選任の件  第26 議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件  第27 議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件  第28 議員提出第1号議案 加東市議会の議決すべき事件に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第29 請願第31-1号 75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する請願  第30 請願第31-2号 東条地域小中一貫校建設事業に反対する請願  第31 陳情第31-3号 東条地域小中一貫校の計画を見直す陳情2 会議に付した事件  議事日程どおり3 出席議員(16名)      1番  北 原   豊 君      2番  別 府 みどり 君      3番  鷹 尾 直 人 君      4番  廣 畑 貞 一 君      5番  古 跡 和 夫 君      6番  大 畑 一千代 君      7番  高 瀬 俊 介 君      8番  長谷川 幹 雄 君      9番  石 井 雅 彦 君      10番  岸 本 眞知子 君      11番  小 川 忠 市 君      12番  小 紫 泰 良 君      13番  藤 尾   潔 君      14番  桑 村 繁 則 君      15番  山 本 通 廣 君      16番  井 上 茂 和 君4 欠席議員(なし)5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(20名)     市長          安 田 正 義 君     副市長         岩 根   正 君     技監          岸 本 至 泰 君     まちづくり政策部長   柳   博 之 君     まちづくり政策部人事課長長 田   徹 君     総務財政部長      堀 内 千 稔 君     総務財政部総務財政課長 前 中 公 和 君     総務財政部防災課長   肥 田 繁 樹 君     市民協働部長      芹 生 泰 博 君     健康福祉部長      丸 山 芳 泰 君     産業振興部長      藤 川 憲 二 君     都市整備部長      藤 井 康 平 君     上下水道部長      大 畑 敏 之 君     会計管理者       松 本 和 久 君     委員会事務局長     陰 山 昌 平 君     教育長         藤 本 謙 造 君     教育振興部長      西 角 啓 吾 君     こども未来部長     広 西 英 二 君     教育委員会事務局参事  藤 原 路 寛 君     病院事業部事務局長   大 橋 武 夫 君7 出席事務局職員(3名)     事務局長        芹 生 修 一     次長          服 部 紹 吾     書記          小 林 郁 子 ○議長(小紫泰良君) 皆さん、おはようございます。 第84回加東市議会定例会の開会に当たり挨拶を申し上げます。 議員各位にはおそろいで御参集いただき、無事に開会できますことを御礼申し上げます。 きょうから弥生3月ということでございます。気候も春めいてまいりました。そして、いよいよ来月の4月1日には新元号の発表、再来月の5月1日は御代替りとなり、平成から新元号への改元ということになります。一つの時代が終わるということで感慨深いものもございます。 加東市議会におきましても、平成での最後の定例会となるところでございます。 さて、本定例会に市長より提案されました案件は、平成31年度当初予算を初め、補正予算、条例改正など31件でいずれも重要な案件であります。特に、新年度予算につきましては後ほど市長より施政方針の表明がございます。議会といたしましては十分に審議を尽くしてまいりたいと存じます。 また、議会へ提出をされました2件の請願審査、1件の陳情審査を行うほか、議員提出議案の審議もございます。各位には十分御自愛の上、御精励賜りまして、住民の負託に応えるべく慎重審議の上、適切妥当なる結論が得られますようお願い申し上げ、開会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) おはようございます。 今、議長の方からもお話がございましたが、いよいよこの3月ということで少しずつ春の気配を感じる、そんな時期を迎えました。 本日、第84回加東市議会定例会を招集いたしましたところ、議員全員に御参集を賜りましたこと、心から厚く御礼を申し上げます。 今期定例会におきましては、私どもから報告案件も含めまして31件、そして最終日に1件、人事案件を追加として御審議をお願いしたいと思っております。 それから平成31年度の予算につきましては後ほど施政方針を申し述べさせていただく時間を若干頂戴をいたしたいと思っておりますが、特に今期のこの平成31年度の予算におきましては、東条地域小中一貫校のことが新聞等でも非常に大きく取り上げられておるという状況がございます。 これまでに34名の委員から成る開校準備委員会、合計10回と、そして68名の委員から成る5つの部会がございますが、これを22回、合計32回開催をいただいて、そしていよいよこの提案ということになったわけでございます。これまでかかわっていただいたそれぞれの委員方の御尽力に心からこの場をおかりして感謝を申し上げる次第でもございますし、また引き続きましてのかかわり、そしてまた見守りをぜひお願いしたいなと思うところでございます。 きょう、私の部屋のカレンダーが新しくなっておりまして、3月のカレンダーは土の中から芽を出す苦しみを通ってきて花は咲く。土の中から芽を出す苦しみを通ってきて花は咲く。今、まさに私の心境としてもそのような思いでございます。 議員各位には十分に御審議をいただきまして、何とぞ原案のとおり御決定を賜りますようにお願い申し上げまして、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~               午前9時30分 開会 △開会宣告 ○議長(小紫泰良君) ただいまの議員の出席数は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 第84回加東市議会定例会を開会します。 これより本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小紫泰良君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、藤尾 潔君及び桑村繁則君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(小紫泰良君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から3月22日までの22日間にしたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から3月22日までの22日間に決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(小紫泰良君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条第1項の規定に基づき、説明のため本定例会に出席を求めましたのは、市長、教育長、病院事業管理者、選挙管理委員会委員長及び代表監査委員です。 次に、会議規則第129条第1項により議員派遣と決定をいたしました者は、総務文教常任委員会及び産業厚生常任委員会合同による行政視察として本年1月30日、三重県鳥羽市に予算決算常任委員会について、また三重県玉城町に予算決算常任委員会について及び元気なまちづくり事業、オンデマンドバスについて、また、翌31日には滋賀県東近江市に中心市街地活性化基本計画について及びビジネスホテルの誘致について調査研究を行うため、議長を含め全議員を派遣いたしました。 また、議会研修の一環として2月13日に行われました兵庫県広報研究大会に広報委員の石井議員と別府議員を、同日に行われました平成30年度第2回地方行政課題研究会に廣畑議員を派遣しました。 次に、例月出納検査及び定期監査結果について監査委員から報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しております。 これで諸般の報告を終わります。 △日程第4 報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること) ○議長(小紫泰良君) 日程第4、報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)を議題とします。 趣旨説明を求めます。 健康福祉部長。              〔健康福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) 報告第1号、専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 その内容でございますが、平成30年10月24日午前9時55分ごろ、神戸市北区山田町小部字惣六畑山8番地88、特別養護老人ホーム恵風園の駐車場内において、職員が介護認定の調査のため当該特別養護老人ホームを訪問した際、駐車場に庁用車を駐車後、運転席ドアをあけたときに突風が吹き、勢いよくドアが開いたため、隣に駐車していた相手方車両に接触し、相手車両の左側ドアを損傷させたもので、市が相手方車両の修理費用の全額18万1,440円を賠償することにより和解したものでございます。 以上、報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)についての説明とさせていただきます。 ○議長(小紫泰良君) 趣旨説明が終わりました。 これから質疑を行います。 ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これで報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)を終わります。 △日程第5 第4号議案 平成30年度加東市一般会計補正予算(第8号) ○議長(小紫泰良君) 日程第5、第4号議案 平成30年度加東市一般会計補正予算(第8号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務財政部長。              〔総務財政部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務財政部長(堀内千稔君) それでは、第4号議案 平成30年度加東市一般会計補正予算(第8号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案の主な理由でございますが、平成30年度の各事業費の確定、または執行見込みによる増減のほか、国の補正予算に伴うプレミアム付商品券事業や新定地内での地すべり応急対策工事の追加による増額、また将来の公共施設整備事業に備えるため公共施設整備基金に3億円を積み立てます。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億7,066万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ195億5,610万1,000円にしようとするものでございます。 それでは、内容を第1表、歳入歳出予算補正により説明申し上げます。 補正予算書の1ページをお開きください。 まず、歳入でございます。 第1款市税でございますが、収入見込みにより1億4,887万円を増額いたします。 第2款地方譲与税から第12款交通安全対策特別交付金までは、それぞれ交付額の確定、または見込みにより補正をいたします。 第13款分担金及び負担金は、農林水産業費及び災害復旧費に係る地元分担金の減などにより4,653万円を減額いたします。 3ページをお開きください。 第14款使用料及び手数料は、収入見込みの増減などにより200万1,000円を減額いたします。 第15款国庫支出金は、私立認定こども園の保育所運営事業に係る負担金を増額するほか、危険ブロック塀等撤去支援事業費及び道路維持費に係る社会資本整備総合交付金など、各補助金等の確定または見込みなどによる増減で9,174万3,000円を減額いたします。 第16款県支出金は、私立認定こども園の保育所運営事業に係る負担金や災害復旧に係る補助金を増額するほか、危険ブロック塀等撤去支援事業費補助金後期高齢者医療保険基盤安定負担金の減額、その他の事業費の確定などによる増減で1,681万9,000円を減額いたします。 第17款財産収入は、普通財産の売り払い見込みにより2,692万9,000円を減額いたします。 第18款寄附金は、収入見込みにより一般寄附金を590万円減額いたします。 第19款繰入金は、財政調整基金繰入金など2億9,065万4,000円を減額いたします。 第21款諸収入は、市税延滞金及び公有建物共済金を増額するほか、他の収入の増減で3,011万2,000円を増額いたします。 第22款市債は、事業費見込みにより減となるものと国の補正予算に伴い新たに追加するものなど差し引きで2億6,320万円を減額いたします。 次に、歳出でございます。 5ページをお開きください。 なお、計上しております新規事業等につきましては別途配付しております補足説明書にその概要をお示ししておりますので、予算書とともにごらんいただきたいと思います。 まず、第1款議会費は、394万1,000円を減額いたします。 第2款総務費は、市議会議員選挙事務の確定や電算システム更新業務の委託などの入札の残額及び各事業の執行見込みにより減額いたしますが、公共施設整備基金に3億円の積み立てを行うことなどにより1億8,192万3,000円を増額いたします。 第3款民生費は、私立認定こども園の保育所等運営費や東条福祉センターとどろき荘の工事等による休館に伴う休業補償のため指定管理委託料を増額するほか、新設認定こども園の施設整備事業の入札の残額及び各事業の執行見込みによる増減などにより9,277万2,000円を減額いたします。 第4款衛生費は、企業会計への出資金等及び一部事務組合負担金の減額のほか、各事業の執行見込み、または確定により7,080万3,000円を減額いたします。 第5款労働費は、勤労者住宅資金融資預託金の確定などにより29万2,000円を減額いたします。 第6款農林水産業費は、地籍調査事業及び農村地域防災減災事業で国の補正予算関連による事業費の精査に伴う減額のほか、多面的機能支払い交付金事業及び各事業の執行見込み、または確定による増減などにより1億636万4,000円を減額いたします。 第7款商工費は、プレミアム付商品券事業に係る経費を新たに追加するほか、各事業の確定、または執行見込みなどによる減額により911万7,000円を減額いたします。 第8款土木費は、2億3,231万3,000円を減額いたします。いずれも入札の残額及び事業費確定などによる減額となりますが、主には社会資本整備総合交付金事業の防災・安全交付金が採択されなかったことによるものでございます。 7ページをごらんください。 第9款消防費は、北はりま消防組合負担金及び各事業の確定、または執行見込みにより1,479万9,000円を減額いたします。 第10款教育費は、学校施設及び滝野図書館に係る工事費等の入札の残額、また各事業の執行見込みにより1億586万円を減額いたします。 第11款災害復旧費は、新定地内の地すべり箇所での応急対策工事費を追加するほか、平成30年7月豪雨及び台風20号に係る災害復旧工事費の確定見込みにより1,304万4,000円を減額いたします。 第14款予備費は、財源調整のため327万9,000円を減額いたします。 続きまして、繰越明許費でございますが、予算書の9ページをお開きください。 第2表のとおり、第2款総務費文書管理事務など計31件を翌年度に繰り越しいたします。 次に、債務負担行為の補正ですが、11ページをお開きください。 第3表のとおり、東条福祉センターとどろき荘の管理運営事業及び外国人英語指導助手(ALT)派遣事業を追加いたします。 次に、地方債の補正ですが、12ページをごらんください。 国の補正に伴う新たな事業の追加とそれぞれの事業費の変更等による限度額の補正でございます。 以上、第4号議案 平成30年度加東市一般会計補正予算(第8号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 何点か質問させていただきたいんですけれども、まず事項別明細書の57ページで児童虐待予防事業、こちらが減額になっておるんですが、そのうち特に報償費、謝礼の分なんですけれども、これは当初たしか86万円予算が計上してあったと思うんですよ。そこから51万8,000円の減額というのは非常に割合にして大きいのかなと思ってますし、それから委託料についても当初27万6,000円だったと思うんですが、そこから13万2,000円、これも割合が大きいんですけれども、児童虐待予防、こういうのはもう心配ないから事業を縮減したというか、そういう事案がないから減額していっているのか、そのあたりのことをまずお聞かせください。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) 失礼します。 まず、報償費、謝礼の分でございますけれども、こちらにつきましてはMY TREEペアレンツプログラム事業、その事業を行いますのに託児事業を行っております。それの利用が少なかった件で、約12万円の減。 それから実践者の派遣を求めてアドバイスをいただくということをしておるんですけれども、それをそこまで専門家を呼ばなくても職員で対応できたというところで、そちらが29万5,000円の減と。 それからもう一点が、要保護児童対策地域協議会、こちらも講師、助言者を職員で賄ったということで10万円の減ということで合わせて51万8,000円の減となっております。 それから、訪問介護員派遣委託料の減ということでございますが、こちらにつきましてはもう本当に実績見込みによる減でございますが、当初60回を予定しておりましたが、実績で12月末までで12回の派遣で済んでおる。見込みとして37回分を今年度として残額を落としたというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) そういったことで、要は児童虐待、そういう事案は生じない、安心してもいいということでいいんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) この減額に伴いまして児童虐待のほう安心してええかというところは大変、それだけでというわけにはいきません。当然いろいろな活動を今はやっておりますんで、今やっている事業それぞれを努めまして安全に図っていきたいなと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 続いて済いません。 73ページなんですが、農業水利施設保全合理化事業、これ野村のほ場整備事業の関係だと思うんですけれども、財源更正でもともと県委託金で1,500万円だったものが財源更正されたということなんですけれども、どう財源更正されたのか、その理由とをお聞かせください。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) ちょっと正確な理由を聞いてきますので、暫時休憩をお願いします。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。               午前9時52分 休憩               ─────────               午前9時54分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) 失礼しました。 この分につきましては、野村地区のほ場整備の分でございまして、当初、県の支出金を得て実施するとしておりましたが、これについて事業を進める中でソフト的なコーディネート、それとか図面とかの資料の作成、そういうものが補助金の対象外ということで一般財源で補うように修正をしましたのでここに上がっております財源を更正したということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 野村地区のほ場整備、私も関心を持っていろいろな人から話を聞いとるんですけれども、またそういった進捗状況については後してまたお尋ねもしたいと思いますのでよろしくお願いします。 それから、道路維持費の関係なんですけれども、社会資本整備総合交付金事業、これ防災・安全交付金、これが減ったからということで、工事請負費が当初1億9,300万円余りの予算化がされておったところから7,000万円の減ということなんですよ。 実際、この道路維持費というのは道路を安全に管理していく上では非常に大事なことだとは思うんですけれども、そこで7,000万円もこれ減額して、これ一体大丈夫なんですか。これは必要だということでその予算立てられてたと思うんですよ。だったら、国、県のこういう交付金が見込まれないからといって減額するんではなしに、今回も財政調整基金からの繰り入れを減額してみたり、基金に充当されたりしてますけれども、そうじゃなしに、するべきことはしていくべきなんじゃないですか。 なぜそういう交付金がなくなったから落としますよでは市民の安全とか、安心とか、交通安全とか守られないんじゃないんですか。どうですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) この7,007万円の減額の主な工事内容なんですが、のり面工事、この分について山麓線と梅の木峠芦原線、5カ所ののり面の分を減額させていただいてます。 こののり面については、道路ストック総点検事業ののり面工事としてライフサイクルコスト、維持管理コストであるとか、最終処分コストの縮減を図るとともに、落下、倒壊による第三者被害の防止を図ることを目的に修繕計画を策定し事業を実施しております。 天災は予測できませんが、予防保全を目的としているため、今年度は対象工事を行わなければすぐさま第三者被害が発生すると、事故が起こるとは今のところ考えておりません。 また、当該箇所については毎月、前回の点検時と比較し、変状がないかを道路パトロールの際に確認し、必要な場合は小規模な修繕を行っております。 予算の平準化を図るためにも国の予算で財源が確保されれば実施したいと考えておりますので、事後保全ではなく、予防保全を行うためにもこの予算を確保したということですんで、つまり、小さい箇所を早い目になくしていくために予算を要望しており、全てが壊れてから、では直すという考え方ではないということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 平木の芦原線ですか、いわゆるナベ峠といって御存じかわかりませんが、多分あそこの落石防止というんですか、そういった工事も入ってたのかなと思うんですが。 ちっちゃい石だったらころころころころ、平木ですから凍てますんで、寒いですから。そういうのはずっと発生しとると思うんですよ。そら交通量も少ないですからすぐに危険であるとは言えないのかもわかりませんけれど、要は必要だから予算化されたんでしょ。それが補助金とかつかないから見送るというのは、私はどうも解せないんですけれど。 危険だから予防的にのり面を保護しましょうという、そういうことだったらオーケーですよというて私どもが予算も通してると思うんですよ。それが交付金がなかったらしませんよというわけじゃないと思うんですが、再度御答弁いただきたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) この予算についてはあくまで予防保全を目的としておりまして、多少の今、石ころが落ちているということをおっしゃいましたが、毎月、前回の点検時と比較して変状がないかということで、道路パトロールは実際に行って確認をしております。必要な場合は、当面は小規模な修繕を行っているということで、予算全体の平準化を図るために国の予算の財源が確保されれば実施したいというところで、今回もぎりぎりまで待っていたんですが、12月の国の補正予算で対象になりませんでしたので最終的に減額をさせていただいてます。その分については、また当初で再度計上させていただいてるという状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) それから、109ページの農地の災害復旧工事の関係なんですが、これ年度内に済みますよね。例えば、上久米の桃園の工事なんていうのは、つい最近じゃないですけれど2月の中ごろに確認したって手つかずの状況であったと思いますし、薮の池のあたりの崩れてる部分とか、ブルーシートが張ったままで手つかずの状況なんですが、ああいったところというのは間に合うんですか。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) 災害復旧工事につきましては、今ちょっと危惧されておると思うんですが、スケジュール的に申しまして災害が起こってから12月に国の査定を受けて、年度末にそれから積算をして入札をして事業にかかるというスケジュールになっておりますが、なかなかその年度末に入札をした場合、業者が辞退するとか、そういう状況もありまして繰り越しをさせていただいております。 しかしながら、できるだけ次の田には間に合うように工事は完成していきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 新定の地すべりの工事なんですが、この上の表土だけを取るということなんですけれども、こんな応急的なものだということなんですが、最終どういう対応をされようとしているのか。この説明書、資料の3の横断図の赤でなってますよね、朱線で。このあたりがどんと動いている気がするんですが、最終どういう対応をされようとしてるのか。とりあえずは2,800立米の土砂を取り除くということなんですけれども。最終はどういう対応をされますか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 前回の補正で設計調査を上げさせていただきました。そのときに測量とボーリングを行うということで、今現在ボーリングを3カ所行って、ひずみ計と水位計をつけてどのあたりで地すべりがいっているかというところを調査中でございます。 最終的にはその状況によって、今上げさせていただいてるのは応急的な措置で、安全率を上げたいというところで急遽こういう形をしておりますが、あとは恒久的な対応としてもう少し、近くに人家もありますんで、安全率を上げるために排土工であるとか、あと横抜きのそこまで行くかどうかまだ調査中なんですが、ボーリングをやって水を抜いていくとかということが最終になって、あとプラス道路の復旧を兼ねて災害認定を受けていきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 繰越明許費の表が9ページにあるんですけれども、年号の改元によるのは理解するところでございますけれども、また公共広場の整備事業、多分今認定こども園、新しく加東みらいこども園の建ってる横やと思うんですけれども、この8,000万円の繰り越しというのは何か、どういう理由で繰り越しされましたか。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 失礼いたします。 この公共広場整備事業8,033万8,000円の繰り越しでございますが、御承知のように、あそこは非常に竹とかいろいろな木がございまして、その竹木の伐採、そしてまた根まで抜く抜根、そういったことを造成工事第1期工事におきまして実施してございました。 その中で、土ぼこりが飛散したり、重機の騒音があるということで近隣住民から苦情がございまして、途中1カ月以上その対策のために工事が中断したということがございました。また、それに伴いまして、現在も設置しておりますけれども高さ5メートルの防じん防音シート、そういう囲い込みの工事の追加、そういったことがございましたのと、加えて7月の豪雨を初めとする天候不順により、工期につきまして1月末までの予定だったんですけれども3月末まで、25日まで延長をしてございます。 そういった意味で、2期工事で仕上げ工事、園路の整備でありますとか、マンホールトイレ、かまどベンチの設置、そういったことを今後やっていく予定でございますが、その発注が今月になってしまいまして繰り越しするということになった状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 理由はわかりました。 近隣の方から、要は北側、そちらの方に砂ぼこりが立ったという苦情も私聞いております。それまではフェンスもなく、当初からの説明はなかったということで大変憤慨されとったんですけれども、それによって1カ月ほど空白の時間があったということで、やはりそういうことは当初の調整ミスというか、そういうことも多々あるんじゃないですか。 当然、近隣で仕事するんでしたら近隣の方には説明に行かなければならないし、そういう防じん対策もするべきだと思うんですが、そこらの見通しが甘かったんじゃないかと思うんですが、見解を求めたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) おっしゃるとおり、そこまで想定できていなかったという、正直なところでございます。 ただ、本当にそこまで砂ぼこりが立っていくというのは予想もできなかったというのも一方では事実でございまして、そのあたり全ての住民の皆さんが苦情を出されたというわけでもございませんでしたので、そのあたりは今後、また委員会でもこの説明をさせていただきますけれども、工法等また少し工夫をして砂ぼこり、立たない、そんな工夫もしていきたいなと思ってございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) いい公園ができそうなのでそういうことをしっかり対応していただきたいと思います。 それから、11ページに債務負担行為で、とどろき荘の休館に伴う休業補償ということで200万7,000円、これ5年間ですけれども、毎年毎年休業をするということでしょうか。もう少し詳しく説明してください。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) 済いません、失礼します。 今回、温泉業務を休業させるということで、そのための、補うための休業補償を行う、それが200万7,000円というところでございますが、こちらにつきましては当年度にお支払いするようにこの補正の歳出にも上げておりますので、それを負担行為の中にプラスするというんですか、新たに200万7,000円を足すということで今回ここに計上、上げさせていただいております。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) わかりました。ことしだけの分ですね。了解しました。 それから、ちょっと何点かあるんですけれど。 危険ブロック塀の撤去支援事業が、当初4,000万円の9月補正で計上されて、実際は3,500万円の減額というになった。9月補正から市民の皆様、要綱つくって市民の皆様に周知するまでは12月の広報で載ってたぐらいで、期間も短かったということもございますけれども、新年度予算にまだ上がっておったんですけれども、この要綱を見たらかなりハードルが高いというか、なかなか気軽に申し込めないというか、ということでありまして、市としては、これはあくまでも所有者の方がうちのブロックは危険のような感じなんでということで申請をされて、市が見に行ってという方法の要綱でしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 申請があって見に行ってという要綱でございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 市としてはそういうパトロールとかはされないんですか。なかなか自分の家のブロックがもうちょっと傾いとる感じでもお金がかかることなんで、なかなかその方から進んでは申請はされないと思うんですが、例えば市内をパトロールで回って、おたくのこれ危ないですよみたいな感じで啓発してこの補助金制度に来ていただくというような取組をしなければ、なかなか個人の方が自分の、上限20万円ですよね、これあっても。なかなか進んでは難しいと思うんですよ。 だから、そういう市民の方がこの補助金を有効に活用できるように啓発なり、パトロールで指導するなりをしなければなかなか利用されないと思うんですが、これまた新年度予算のところに絡んでくると思うんですが、ことしの反省とかはございますか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 啓発については広報で11月、12月、また2月、3月、それから回覧板で1月と、あとケーブルテレビで実施をしております。あと先ほど言われましたように、パトロールでというところでなかなか啓発をしても件数が上がらなかったので、この2月から限定的なんですが、小学校周辺のおうちに、大きな通りだけなんですが、今年度、じかにポスティングをやって実施をしました。 ただ、期間が2月入ってからということで十分な啓発が、期間が短かったということで、今年度そんなに件数は上がってないんですが、来年度については広報とかの啓発はもちろんのこと、もう少し加東市全域をじかに歩いてポスティングをしてその件数を上げていきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) よろしくお願いします。 それから、83ページ同じところに、住宅耐震の改修促進事業と空家の活用支援事業、これ耐震の改修促進事業850万円の当初予算で440万円の減額。それから、空家活用支援事業は820万円の当初予算で720万円の減額、100万円ぐらいしか使ってないんですけれども、このように促進事業という支援事業といったものがなかなか有効に活用できて、結局不用額に回ってしまうという。 やはりこれ何かの対策をとらなければ、このせっかくある事業が、補助金等を活用していただくには何かやはり、毎年毎年言ってるんですけれども、何か対策を考えるべき時期に来てるんじゃないかと思いますが、見解を求めたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) まず最初に、住宅耐震改修促進補助事業の分の減額なんですが、あの原因としましては住宅の建てかえや改修工事は工事費が大きいということで容易に手が出せないというところが、原因が一番大きいのではないかなということで、申請が確保できないと。 具体的には、昭和56年以前の住宅を一定の耐震性を確保した住宅へ改修するために県内の各市町の改修工事の平均だと300万円ぐらい、一部改修のリフォーム費用を含んでかかっているというデータがあります。 さらに、その耐震性が低ければ低いほど補助の対象となる耐震性を満たすために改修費や技術的な負担が大きくなっていることから、申請をすることがなかなか難しいのではないかなと思っています。 また、昭和56年以前の住宅の所有者については、若い方が相続や中古住宅を購入された場合は比較的その改修をされることが多いんですが、高齢者の方でその後をということになれば、みずからの住まいを改修工事によって耐震化するということをためらう方が、ちょっと相談を受けるんですが、多いというのが現実ですが、このようなことも踏まえて啓発を続けて意識を高めていただくということを継続的に続けていきたいと考えているところです。 それから、空家活動支援事業補助金の大きく減額いたしましたのは、地域交流拠点として予算500万円をもっていた分が、結局この分については社の市街化区域がこの補助金の対象となりますんで、社商店街でいろいろ調整をさせていただいてましたが、まだその改修には及んでいないため、要は減額をさせていただいたということでございまして、あと社地域内の所有者に対して、28件ほどあるんですが、ちょっと作業がおくれてるんですが、3月上旬にはチラシを配布してその補助金の内容を啓発していきたいと考えております。 それから、あとその活用としましては、他市町で市民の方が空家を活用する例が多いということも聞いておりますので、現在、空家の利活用を行っている方や、民間業者、空家利活用に興味のある方を集めて、市民主体の空家の利活用を行う組織づくりを行っていきたいということを考えておりまして、この2月27日に空家の利活用を考えている方と業者を交えて、まだ5名程度なんですが、意見交換を行ったという状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 説明、丁寧なのはいいんですけれども、なるべく的確にお願いしたいと思います。 ほかに。 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ちょっと私も長年議員をして何回も補正予算とか見てきてこういう質問をするのはちょっと自分で恥ずかしいんですけれども、お尋ねをしたいんですけれど、さっき大畑議員の中で、要は国と調整がつかなかったから補助金がおりなくて事業ができなかったとか、先ほどの産業振興部長の中でも県と調整する中でこの部分は対象外だからということで一般財源でやりますという話があったと思うんです。 こういうもの、例えば私は予算に上がってくる前に、例えば県とかと調整がついてこういう部分が対象になるからということがわかって予算書に上げてきたりとか、国とある程度その補助金の、交付金の見込みが立った上で、今事業を、私、補正予算とか上げてきてはると今までずっと、恥ずかしい話が長年議員として思っとったんですけれども、こういうものは予算書が上がってきたから県と話し合いをしたりとか、これから事業の話し合いをすると。 例えば、ちょっと恥ずかしい話なんですが、これから予算書を見るんでも、これから、例えば予算が上がってきてたら、やる前提で話してはるのか、補助金取れたらやるというつもりなのか、ありますよね。 だから、質問としては、これはそういう話がおおむね見通しが立った上で予算にしてると思ってたんですけれど、それは違うんですか。それとかそういう財源の補助金の対象、対象じゃないみたいなものは県と調整が済んで予算書書いてはると思う。それは違うんですか。それは違いますか。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 失礼いたします。 ○議長(小紫泰良君) 静粛にお願いいたします。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 予算全体の話でございますので、原則としては実際に収入見込みがあるものについて、収入見込みが確実なものについて予算に上げるようにという予算編成に当たっての指導はしてございます。 ただ、国の補助金等につきましては、補助申請するときに予算書の写しがいるとか、議決証明がいるとか、そういったこともございますので、上げておかないと申請自体ができないということも多々ございますので、そのあたりは国やら県の補助金につきましては少し申請している段階で上げていく、不明確な状況ではあるけれども上げている面はございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 不明、例えばおおむね行けそうだとかそういうのは、だからちゃんと調整はされてないんですかということを言うとんですけれど。形式的にもちろんそれはわかりますよ、そういうこと言われてるのは。だから、事前の調査で、補助金についてはつく、つかないというのあると思うんですよ。そしたら、先ほどの農地の部分で、ほ場整備の分で、これは対象外ですということは、そんな部分なんかもちゃんとそういうの調べてから書くんじゃないんですか、そういう部分。違うんですか。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) おっしゃるとおり、県に補助金の申請するときに予算書に載せておるということで、ここからここまでを事業の中で行いますので、この部分は補助金の対象になるということで当初の予算にのせておるということでございまして、またそれが進捗をあわせて資料づくりとか、そういうのがずれ込んだというか、そういうところで補助対象になる部分までいかなくて、今回抑えて、事業の補助金である分を一般財源で補ったというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) その部分についても、何か今後とも細心の注意を払える部分は払ってやっていただきたいと思うんですが。 あと、65ページに空家等対策審議会委員報酬って、これ32万円減額になっとんですけれども、これは予定開催数とかと実績というのはどうなってるのか。この減額ということはもう当然開催する必要がないから減額になってると思うんですが、そのあたりについての説明をお願いいたしたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。               午前10時23分 休憩               ─────────               午前10時23分 開議 ○議長(小紫泰良君) 会議を再開いたします。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 申しわけございません。ちょっと聞き漏らしておりまして申しわけございませんでした。 空家等対策審議会の報酬の減なんですが、この分については当初6回を予定しておりましたが、最終的には1回になったということでございますが、この分については前年度は空家対策の計画を策定しておりましたが、今年度については特定空家の認定をする場合にこの審議会を開くという考え方でおりましたので、その案件がなかったということで減っております。 あと1回については3月開催予定の平成30年度の活動報告と来年度の取組予定を報告することにしております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) この空家等対策審議会の要綱を見ると、別に特定空家のことだけではないと思うんですよ。あの審議会の所掌事務ってたくさんありますよね。だから、特定空家のことをするけれども、特定空家がなかったので開かなかったということなんですけれども、そういうほかの所掌事務については余り関係がなかったということでいいんですか。 例えば空家特措法の2条、6条に書かれていることに対応することを審議するというのは、空家、多分この対策審議会のあの会議の要綱の目的の中に書いてあるんですけれども、私たちは、例えば空家の調査とか有効活用の方策とか、そういうものちゃんとやっていただくと思ってこういう予算を、6回も多分開かはるんやから多分重要な認識やと思う。そういうものはできてるからなんですか。 それとも、結局何かやらないまま、あ、年度末やと、1回開くみたいなことになっとんのか、その辺がちょっとよくわからん。十分できてるんですか、これは。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) そこの分については道路パトロール等を実施いたしまして、その部分を現在調査して精査したのに時間がかかったというところもございまして、今回1回のみになったというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) そういうことは、例えば、いや、いつもそういうこと言う。時間がかかってできなかったとか言うんですけれど、何か誰か市役所の中で進行管理とかって常々言ってはりますやん。そういうものは誰かチェックしてないんですか。 逆算したら、6回も開く予定になっているんですから、この時点でどういう予定で会議を開くとかということも考えていると思うし。 先ほどもこれ別のときで言おうと思ってたんですけれど、えらい2月になってから空家のチラシをまいたり、ブロック塀のチラシをまいたりって、何か市役所は2月になってから仕事を一生懸命しよってんかんもしれません。そんなん早い目にやったらもっと応募者もいたかもしれないじゃないですか。 私もまたこれも後から言おうと思ったんですけれど、2月になって急にインターのところで何かバス停の調査をしたりとか、このことはまた当初予算のところで言いますけれども。進行管理として、時間がかかったからできなかったというのは変だと思うんですよ。それで空家対策審議会、6回分の予算をとってて1回でした。対策は十分できるできてるんですか、できてないというのは。大事なことですね、空家対策というのは。そういう目的で市としてもやってきてるはずですよね。そこの辺がよくわからないんです。本当に重要プロジェクトとして進行管理がしっかりできていたんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) そこの進行管理というのは管理職が行うべきところですが、そこの部分について十分とはいっていなかったということがございますので、その部分を含めて来年度、きっちりとしていきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) 最初にちょっと関連ですけれども、東条福祉センター指定管理委託料の休業補償というて今おっしゃいましたけれど、そしたらあのテナント等とかそんなん入っとる方には休業というのはあるんですか、ないんですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) 入ってるまず成山さん、そちらはそのまま営業を続けられるということでございますので、幾分か影響はあるということも考えられますけれども、営業は続けて、仕出しもされるということですんで、一応今回は考えておりません。 また、あと自動販売機、そちらも設置ですので、そのまましております。 それとマッサージ、こちらはもう相手方がその間休むということでされませんので、営業されませんので、補償はしないというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) そしたら、その相手方とはもうその話で十分理解されてると理解してええわけですね。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) その休業補償をする、しないという話までは特にはしておりませんけれども、こういうことで休業をするということで、このような形をとられますねということで調整はさせていただいております。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) そしたら、例にとれば成山さんの場合でしたら、休業する場合の補償という話は一言もなかったということですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) 私どもからはしておりませんが、相手方から、私どもの課長にそういうものはないのかなというお話はあったとは聞いております。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) 今回はしないということでございますけれども、今後そのような件も十分に考慮するべきだと私は思っております。 それと、75ページ、創業者支援の補助金についてですけれども、150万円の予算にしているんですけれども、125万円の減額となってるということで、今現在、本年度今まで創業者、利用された方、また創業を今受講されてる方等々はどのようになっておりますか、お願いします。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) 創業者支援補助金でございます。これは上限50万円で3件を予定しておったんですけれども、事業を進める中で、当初2件の方が検討するということで進めておりました。 ただ、その中で1件の方については辞退されまして、あと残り1件が今回この補助金を受けられたということで、これについては今にぎわいプラザのテナントの中の真ん中でカフェを営業されておる方がもらわれております。それが25万円の補助金ということで、残り125万円というのは今回補正で減をさせていただいたということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) この補助金事業というのはほとんど商工会に委託、任せておられるということで理解したらいいんですか。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) 創業者の支援補助金でございます。創業者については当初どうしたらいいかというのは商工会に相談をされたりされておりますので、そこらと連携とかをして、こういう補助金があるよということで活用はしていただいております。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) 市としても創業者、またにぎわいのため、また市のためにもいろいろな事業者を募集して活性化しなくてはいけない状況でございますんで、もう少し商工会等とも連携をとりながら努力していただきたいと思います。 申しわけないですが、もう一点。 73ページのひびきの森附帯施設修理でございますけれども、撤去でございますけれど、700万円強の予算で一応550万円ほどが残っておるわけでございますけれど、これはもう全部十分に修繕、一部修繕等は完了したわけですか。
    ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) ひびきの森の附帯施設の修繕撤去工事でございます。修繕はもう予定どおり行っておりますが、撤去工事、これについて、当初予算を持っておりました額よりも、今回559万7,000円の減と大幅に減をしております。 これについては、当初地区との話し合いの中で今構造物があるものは撤去してほしいという話がありましたけれども、年がかわりまして新しい地区の役員さんにかわられて、再度現地を歩いて現場を見て調整をさせていただいたその折に、やはり水路に橋がかかっております。そういうものも橋をかけるときに土台を両岸のところに、小さな川ですけれども、するんですけれども、この構造物まで取ってしまうとまた崩れてしまうおそれもあるという現場を見てそういうふうに地区との調整をさせていただいて、こういうものはちょっと残してほしい。あとあずまやもあるんですけれども、あずまやもまだ十分使えるあずまやもありまして、これについてもちょっと残してほしいと、新しい役員さんの要望、そういうものを聞いて撤去する予定のやつを残したということで今回補正で減させていただいております。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) そういう施設ですんで、老朽化するんで危険がなければそのような地元の方と協議して残していただいたら結構だと思います。 以上で終わります。 ○議長(小紫泰良君) 市長。 ◎市長(安田正義君) 先ほどのとどろき荘の成山さんの件ですけれども、これは大規模改修のときもそういう補償というのは一切してございません。それはなぜかといいますと、委託をしておる施設なのか、あるいはその使用許可の部分なのかということで、先ほど話がないからとかみたいなそんなことでしたけれども、あれはあくまでも使用許可でございますので、そういった補償の対象にはならないということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 高瀬君。 ◆7番(高瀬俊介君) これは障害者福祉費、53ページになるんでございます。 その中で……。 ○議長(小紫泰良君) マイクに近づいてお願いいたします。 ◆7番(高瀬俊介君) それで、自立支援給付事業の中で、障害者自立支援等給付費が1,322万3,000円の増額になってますが、これは要するに対象者がふえたということでよろしいんでしょうか。ほとんどが障害者福祉費の中で二千百万円何ぼが増額になってますけれど、そのような対象者がふえたという理解でよろしいんでしょうか。ちょっとその辺の内容をお願いします。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) こちらにつきましては、対象者というのは急増、特にするわけではございませんので、就労継続支援B型の作業所、こちらの事業所がふえてきた。それに伴ってたくさんの人がそれに通われたということでございまして、平成29年度に3事業所が4つになりまして、平成30年4月ではその4事業所が6事業所にふえたということでございます。ここんところで3事業所ふえてるという状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 高瀬君。 ◆7番(高瀬俊介君) 意味はわかりましたけれど、その4事業所から6事業所にふえたというのは、そんな急に途中でぴゅっとふえるんですか、事業所が。いや、当初から想定できるんでないです、ここどういう事業者がふえたって今説明いただいたんですけれど。ちょっとその辺、理解しづらかったんですが、もう一度お願いします。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) まず、平成30年度の予算の計上といいますと、平成29年11月ごろから当然つくっていくわけでございますけれども、その時点ではどの事業所がふえるというのは私どもにはわからないところがございます。 その事業所が相談に来られて、早目に来られた場合はふえていくのかなという見込みは立ちますけれども、これはそういうところで後から、4月にオープンされたということでございますけれども、そのところを極力早目にはこれから把握していくようにも努めていきたいとは思います。 ○議長(小紫泰良君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 57ページの放課後児童……。 ○議長(小紫泰良君) マイクを近づけてお願いします。 ◆8番(長谷川幹雄君) もうふなれなもので、済いません、失礼しました。 57ページ上の放課後児童健全育成事業でアフタースクールの運営業務委託料が195万円減額になっとんですけれど、何か聞くとアフタースクール結構人気で定員オーバーしとるみたいな話やったんですけれど、この内訳どういう形で195万円減額なんですか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) アフタースクールは委託ということで業者に委託しとるんですけれども、その中で場合によっては職員をふやすという加配という予算を持っておりました。現状、その必要がなくなりましたので、今回、減額ということでさせていただきます。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 済いません、29ページに地方バスの路線維持対策補助金、いわゆるバスの補助金ですけれども、これ市単独分が370万円近くが増額になってるですけれど、これはどこの路線でどういう理由で増額になったのか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) この分に関しましては、東条地域を走っております天神から電鉄小野へ行っとる分と、特に関係しておりますのは東条地域を巡回しておりますバスに関してでございます。この4路線のうち2路線が乗車客の減少によりまして国庫補助金にも満たさなくなったということもありまして、それの損失を補填するものでございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) また新年度予算のときに詳しいこと聞かせてもらいたいと思います。 それから、31ページですけれども、地方創生事業がございまして、これも総合戦略補助金530万円減額、当初予算からすればこれコンソーシアム事業なのか、結婚支援生活支援事業の補助なのか、どちらが減額になっとんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) この分については結婚支援生活支援補助金が240万円と、働く世代住宅取得支援事業が290万円でございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 先ほど来、指摘が出てますように、せっかくそういう補助金制度があるのに申し込みが少なかった、減額するというのは非常にもったいない。だから、さっきのブロック塀もそうですし、全てにおいて啓発が本当に足らないんじゃないかということがある。せっかくの補助金制度なんで、若い方に働いていただいて加東市に住んでいただくというのが目的でしたら、もう少ししっかり啓発して、皆さんが使っていってまだ足らん分の増額等の補正等でしたらどんどん我々は応援するんですけれども、減額、減額ということは、厳しい言い方ですけれど本当にそういう啓発とかやってるんかなという感じさえするんですが、そこらの見解を再度求めたいと思います。さっきのブロック塀から全て同じことですけれども。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 結婚新生活補助金については、婚姻届を出されるときにじかにチラシをお渡しをさせていただいて啓発をしております。今後、その申請をされたときとか回数をふやして啓発には努めていきたいと思います。 今回、働く世代の支援補助金については、前年度の件数と比べまして実績として10件ふえており、また子育て世代応援上乗せ補助金についても9件増加はしております。ただ、当初予算にその分が及ばなかったというところで、広報等は行っておりますので、ある程度成果が出たとこちらは思っております。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございませんか。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 済いません。大畑議員の私が答えた部分の中でちょっと誤りがございましたので訂正をさせていただきたいと思いますが、今後工事について応急対策として、要は排土工、横ボーリング、それに加えて道路復旧と申しましたが、認定を受けるということですんで、道路復旧がメーンであると、前から言うてますが、道路復旧をメーンとして排土工を行うということでございますんで、そこを訂正させていただきたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) よろしいですか。 山本君。 ◆15番(山本通廣君) もう今の件ですけれど、これ東条の新定の件ですけれど……。 ○議長(小紫泰良君) マイクをもう少し近づけて。 ◆15番(山本通廣君) 図面見ますと、何かこの赤い塗ってあるところはこれは右下へずれとんですか、ここは、現場は。 108、109のところですけれど、新定のことですけれど。 この表土を削るということをやるんでしょ、対応策として。これここ全体として右下の方にこれ今ずれとんですか、現状は。 ○議長(小紫泰良君) 何ページでしょうか。 ◆15番(山本通廣君) これ108か9でしたかな。109、道路橋梁、新定地内の地すべりの件でございますけれど。 ○議長(小紫泰良君) 補足説明の資料3じゃなくて。 ◆15番(山本通廣君) この図面で、6ですね。資料の方での。済いません。 ○議長(小紫泰良君) 資料№3の6ページということでよろしいですか。 ◆15番(山本通廣君) はい、6ページです。よろしいですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) ずれてるというところは11月18日に最上部の田に設置した伸縮計が12月の期間中で約20ミリの動きがあったということでございます。その分を解消するために行うものでございます。 ○議長(小紫泰良君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) それで、この赤点線で囲んである範囲に影響があるということらしいですけれども、この右下のところに民家がございます、民家が。こういうところへ対しての影響などは、現況の中では今んところは全然ないわけですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 影響がございますので、道路復旧をすることが結局その民家を救済できるというふうにつながっておりますんで、その分で排土工を実施して人的な被害も抑えていこうという計画でございます。 ○議長(小紫泰良君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) おっしゃるように何か調査中で対応策考えるということですけれど、この辺と何かちょっと関係者に聞きますと、パイルなど早く打ち込んだいいんじゃないかという話もありますけれど、そういうことも検討されとんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 今、安全率等をボーリング等によって調査中でございます。その分で排土量をまた今後応急対策でふやすことによって安全率が上がるとどこまで工事をすればいいかということが出てきますんで、結果的に今おっしゃられるようなくいとかという話もあるかもしれませんけれども、現状ではまだ調査中ですんでそこまではまだ計画の中には上がっていないという状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 今の件なんですけれども、道路を直せばみたいな話やったんですけれど、ここよく通るんですけれど、前に調査したときに一番下の小野藍本線のところから見ると、一番下の点線がありますよね、線上何たらって書いてあるところ。そこ結構当初のことを思うと膨らんどんですよ。ということは、全体的にこれずれてるように思うんですけれど、その道側の直せば大丈夫みたいな話を聞くと、これ全体的にこれ、今後、ことしの長期予報は雨が夏、ぎょうさん降るという話出てる中で、もうちょっとさっき山本議員言われたように、そういう形でちゃんときちっとやらないと民家自体も危ないように思うんですけれど。 何かぽつぽつやっとけばええんやないかみたいな話やったんですけれど、この区長さんからも、今後雨も降ったりするんで早急にそれを対応してくれって言われとんですけれど、もう一回そこら辺見解をお聞きしたいんですけれど。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) この排土をすることによって、このあたり全体の安全率が上がるということでございますんで、結果的に道路と民家を救うということにつながるということですんで、排土量を上の分をふやせばそこの安全率がより上がってくるというところで、今の段階では応急的な対応で予算を計上させていただいて、最終的に災害認定、地すべりのどのあたりが滑ってるということが確定できれば恒久的な対策で対応していきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) それで、ここのところに地すべり計というか、そんなんを設置するという考えはないんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 今回の調査でボーリング3カ所をしております。そこにはひずみ計と水位計を設置しておりまして、そこの3カ所でどのあたりがずれているかということを今調査中でございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 済いません、何点か。 ちょっと見させていただいて、工事費とか委託料の減額が非常に大きいんですよ、額が。例えばでお聞かせいただけるんだったら、例えば小学校、学校管理費で小学校施設の整備工事が1,879万円とか、これは学校がたくさんありますからそれぞれ別々でやっていて最終こうなったということなのか、ちょっとそこからお聞かせいただけますか。 ○議長(小紫泰良君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(西角啓吾君) この減額の内容ですが、小学校でいいますと7校が該当してきます。工事の内容なんですけれども、体育館の外壁改修工事であったりとか、防犯カメラの更新工事、エアコンの更新工事、コンクリート塀の撤去工事等の入札残によるものでございます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) ということなので、この時期しか減額の額が確定しないと、そういうふうに理解したらいいんですか。 ○議長(小紫泰良君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(西角啓吾君) はい、そのとおりでございます。 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) そしたら、道路新設改良の、81ページです。これも市道整備工事費1,000万円減額ありますけれど、これはどういうことでこうなるかというのちょっと教えてください。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) この分については社西部線の道路工事でございまして、そこの分については当初、計画しておりました用地が購入できないところがございまして、路線を短くしてその分を工事したということで減額をさせていただいてます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) これも結局ぎりぎりまで予算を持っていたという結果でこの3月に補正減額ということしかできないと、そういう認識でいいんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) そういうことです。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 一つ一つ聞いてたら切りないんですけれど、要は何が言いたいかって、入札して残が確定した時点で減額をきちっとされてるのか。要は、1年でこれだけの工事をしましょというのがありますね。その工事を入札されて大きな残額ができたときにそれはもう確定だということで減額をもっと早くできないのかなと思ったのでお聞きした。結構残額が大きいのが工事とか委託で目立つんですよ。 それから、もう一つ聞かせてほしいんですけれど、電算処理の関係の委託料が結構この時期の減額で入ってきとんですけれど、これもこの時期でしか、電算処理というのは私ももう一つようわからへんのでお聞きするんですけれど、この契約というのは年間契約ではないんですか。その辺教えていただけますか。 どれかというほうがいいのやったらどれかと言いますけれど。もう大体同じやと思うんで、その辺の契約のやり方を教えていただけますか。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) それぞれの部局で電算処理の業務委託いろいろあるんですけれども、特に電算処理業務の委託料で減額というのはほとんどがやはり入札をしてございます。その中で減額になっているのが多いのと。 あと、例えば税なんかでは電算処理業務委託料ということである程度の件数、単価を含めて件数で見込むわけですけれども、納税義務者数が予想より少し少なかったとか、またいろいろなパターンがございまして、そういったことの件数によって減る場合もございますので。 ただ、やはり入札によって減額するというのがメーンでございまして、減ったからといってほかの業務に充てるかというとなかなか難しいです。電算処理業務というのはもうこの業務という委託になりますので、そこはやはりこの時期に減額という形になってございます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 私が聞きたいのは、この時期でしか減額できないのかということなんで。例えば、年度初めにもう契約して残が見込めるんだったら、例えば9月とか12月の補正で落とせばその額がほかの事業に有効に使えるん違うかなということを考えておるんです。 これから、私もまだ駆け出しですので、その辺は今後見させていただきますけれど、ちょっとその辺の考え方だけを、これはもう御存じのとおりやと思いますけれど、こういう落とし方しかできないのかどうかの確認がしたかったというのが1つ。それはもうそういうことを私は思って質問をさせていただきました。 それから、プレミアム商品券、これ明許にされてますけれど、中身見てたらこれ電算処理って書いてあるんです、270万円。これどういう、中身はどんなことになるのかというのをもう少し教えていただけませんか。 ○議長(小紫泰良君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(藤川憲二君) プレミアム商品券の事業でございます。補足説明の資料№2でございまして、購入の対象者と制度概要についてはここに記載されてるとおりでございます。加東市の今の状況、まだ調整をしている最中でございますので確定ではないんですけれども、加東市の状況についてですが、まず購入対象者、1番の2019年度の市民税非課税者については、加東市では約6,000人を見込んでおります。それと、2番目の3歳未満の子が属する世帯の世帯主、これについては3歳未満の子の数ということで、これについては加東市で約1,400人を見込んでおります。両方で7,400人ということになります。 これでプレミアムつきの商品券を販売するということになります。商品券の割引率が20%ということで、今加東市で考えておりますのが、1セットは5,000円を1セットとして20%ですので1,000円のプレミアムで、これを4,000円で販売すると。1セット500円券を10枚、そういうものを販売していこうとしてます。これを5セットまで販売できると。 それで、今回の補正に上げさせていただいておりますのは事務費のうちの対象者、税の絡みもありますので、それを抽出するためのシステムの改修ということで補正を上げさせていただいております。これについてもまだ細部の内容については今調整中でございまして、年度中に事業が執行できないということで繰り越しとさせていただいております。 以上です。 ○議長(小紫泰良君) 石井君。 ◆9番(石井雅彦君) 鷹尾議員の関連質問なんですが、85ページの社会資本整備総合交付金事業のこの工事請負費の1,286万円、これは何件かあっての入札減か、それとも1件でどういう工事の入札減があったのかちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 石井君。 ◆9番(石井雅彦君) 工事請負費の公園等整備工事1,286万円です。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 済いません、この分については改修を予定していた公園は全て実施をいたしましたので、設計がその分を入札により減した分でございます。公園整備工事の分が10カ所でございます。 ○議長(小紫泰良君) 石井君。 ◆9番(石井雅彦君) もう10カ所で、これで一応今年度の整備は終わったということでよろしいですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) そうです。そういうことでございます。 ○議長(小紫泰良君) よろしいですか。 ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。              (「なし」の声あり)
    ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第4号議案 平成30年度加東市一般会計補正予算(第8号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は可決されました。 ここで暫時休憩いたします。               午前11時00分 休憩               ─────────               午前11時15分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第6 第5号議案 平成30年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(小紫泰良君) 日程第6、第5号議案 平成30年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民協働部長。              〔市民協働部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民協働部長(芹生泰博君) それでは、第5号議案 平成30年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案理由でございますが、平成30年度国民健康保険関係事業費の確定及び精査による決算見込みにより補正を行おうとするものでございます。 第1条でございます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,325万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億6,796万1,000円にしようとするものでございます。 それでは、その内容につきまして、第1表、歳入歳出予算補正により説明をいたします。 補正予算書の1ページをごらんください。 まず、歳入でございます。 第1款国民健康保険税、第1項国民健康保険税1,890万円の減額は、収入見込みによるものでございます。 次に、第5款県支出金、第2項県補助金は、保険給付費等交付金の見込みにより8,900万円を増額いたします。 次に、第10款繰入金、第1項他会計繰入金は、繰入対象経費の執行見込みにより1,110万5,000円を減額し、同款第2項基金繰入金は、財源確保により1,812万1,000円を増額いたします。 次に、第12款諸収入、第1項延滞金加算金及び過料は、延滞金の収入実績により900万円を増額し、同款第3項雑入は、第三者行為による納付金等の見込みにより286万2,000円を減額いたします。 次に、歳出でございます。 3ページをお開きください。 第1款総務費、第1項総務管理費253万1,000円の減額、同款第2項徴税費31万円の減額は、執行見込み及び執行額の確定による補正でございます。 第2款保険給付費、第1項療養諸費1億1,100万円の増額、同款第2項高額療養費1,700万円の減額、同款第4項出産育児諸費500万円の減額は、それぞれの給付実績見込みによる補正でございます。 第6款保健事業費、第1項特定健康診査等事業費172万6,000円の減額、同款第2項保険事業費246万1,000円の減額は、各事業に要する事業費の見込みにより補正するものでございます。 第8款公債費、第1項公債費につきましては、利子の支払い見込みにより75万円減額いたします。 第9款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金等は、過年度の保険給付費等交付金償還額等の見込みにより203万2,000円を増額いたします。 次に、第2条、繰越明許費でございます。 5ページをお開きください。 第1款総務費、第1項総務管理費81万円及び同款第2項徴税費21万6,000円の繰越明許費につきましては、新元号対応に係るシステム改修経費で、新元号の発表は平成31年4月1日の予定であり、年度内に改修ができないためでございます。 以上、第5号議案 平成30年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第5号議案 平成30年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第7 第6号議案 平成30年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ○議長(小紫泰良君) 日程第7、第6号議案 平成30年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民協働部長。              〔市民協働部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民協働部長(芹生泰博君) それでは、第6号議案 平成30年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案理由でございますが、平成30年度の後期高齢者医療に係る保険料の見込み並びに保険基盤安定繰入金の確定に伴う後期高齢者医療広域連合への納付金の見込み及び保険料還付金の見込みによる補正を行おうとするものでございます。 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ283万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億8,872万7,000円にしようとするものでございます。 それでは、その内容につきまして、第1表、歳入歳出予算補正により説明いたします。 補正予算書の1ページをごらんください。 歳入では、第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料は、収入見込みより1,119万8,000円の増額、第4款繰入金、第1項一般会計繰入金は、保険基盤安定負担金の確定により806万円の減額、第6款諸収入、第2項償還金及び還付加算金は、保険料還付金の収入見込みにより30万円減額いたします。 次に、歳出では、第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料の増額及び一般会計からの保険基盤安定繰入金の減額により313万8,000円増額し、第3款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金は保険料還付金の支出見込みにより30万円減額いたします。 以上、第6号議案 平成30年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第6号議案 平成30年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第8 第7号議案 平成30年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(小紫泰良君) 日程第8、第7号議案 平成30年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。              〔健康福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) それでは、第7号議案 平成30年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号)について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案の理由でございますが、国庫補助事業の追加及び内示額の変更に伴う増額並びに保険給付費及び地域支援事業費などの各事業費の実績見込みによる増額、減額のほか、人件費の精査による減額に係る歳出の補正及びそれらが影響する国庫支出金及び県支出金、支払基金交付金等の歳入を補正するものでございます。 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,491万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億2,046万1,000円にしようとするものでございます。 それでは、内容につきまして、第1表、歳入歳出予算補正により説明いたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 まず、歳入でございますが、第4款国庫支出金、第1項国庫負担金562万円の減額は、保険給付費の実績見込みによる減額に伴うものでございます。 同款第2項国庫補助金937万1,000円の減額は、保険給付費の実績見込みによる調整交付金の減額及び地域支援事業費の補助対象事業の事業費並びに人件費等の精査による減額と、当初予算で計上していました介護保険制度改正に伴うシステム改修に対する国の内示額変更による増額及び新たに追加された介護保険制度改正に伴うシステム改修費の増額、そして今年度創設された高齢者の自立支援重度化防止等に関する取組を推進するための交付金による増額を差し引きしたものでございます。 第5款県支出金、第1項県負担金432万5,000円の減額は、国庫負担金と同様で、介護給付費実績見込みによるものでございます。 同款第3項県補助金166万7,000円の減額は、地域支援事業費の補助対象である事業費並びに人件費の精査によるものでございます。 第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金1,004万7,000円の減額は、国庫負担金等と同様で、介護給付費実績見込みの減額によるものでございます。 第7款財産収入、第1項財産運用収入14万2,000円の減額につきましては、実績見込みによるものでございます。 第8款繰入金、第1項一般会計繰入金1,045万9,000円の減額は、国庫負担金と同様で、介護給付費の実績見込み及び地域支援事業費の補助対象事業の事業費並びに人件費の精査に伴う減額によるものでございます。 同款第2項基金繰入金329万9,000円の減額は、介護保険料負担分として介護給付費準備基金の取り崩しを減額することによるものでございます。 第10款諸収入、第4項雑入1万5,000円の増額は、実績見込みによるものでございます。 次に、歳出でございます。 3ページをお開きください。 第1款総務費、第1項総務管理費107万1,000円の減額は、人件費に係る減額と新たに追加された介護保険制度改正に伴うシステム改修費補助による増額等を差し引きしたものでございます。 同款第2項徴収費30万円の減額は、事務経費の実績見込みによるものでございます。 同款第3項介護認定審査会費89万7,000円の減額は、審査会開催日数の実績見込みによるものでございます。 同款第4項趣旨普及費53万1,000円の減額、第5項計画策定費53万3,000円の減額は、計画書の印刷製本に係る入札減等、事務経費の実績見込みによるものでございます。 第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費2,920万円の減額は、保険給付費の実績見込みによる減額と住宅改修費の実績見込みによる増額の差し引きでございます。 同款第2項介護予防サービス等諸費310万円の増額は、介護予防事業対象者の増加に伴う実績見込みによるものでございます。 同款第3項その他諸費5万円の増額は、審査支払い委託料の実績見込みによるものでございます。 同款第4項高額介護サービス等費455万円の減額は、それぞれ実績見込みによる高額介護サービス費の増額と高額医療合算介護サービス費及び高額医療合算介護予防サービス費の減額を差し引きしたものでございます。 第4款地域支援事業費、第2項包括的支援事業・任意事業費446万4,000円の減額は、家族介護用品支給事業などの各事業の実績見込みによる減額と人件費に係る減額によるものでございます。 同款第4項介護予防生活支援サービス事業費552万6,000円の減額は、各事業の実績見込み及び人件費の精査によるものでございます。 同款第5項一般介護予防事業費の事業費85万円の減額は、事務経費の実績見込みによるものでございます。 第6款基金積立金、第1項基金積立金14万3,000円の減額は、利子積み立ての実績見込みによるものでございます。 次に、一般会計補正予算書の5ページをお開きください。 第2表、繰越明許費でございます。 一般管理事業の介護保険システム改修委託料は、元号改正及び新たな介護保険制度改正に伴うシステム改修がともに年度内に完了しない見込みであるため、162万円を繰り越しいたします。 以上、第7号議案 平成30年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。              〔健康福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) 申しわけございません。 今、説明させていただきました繰越明許費のところの御紹介でございますが、介護保険保険会計の特別会計、こちらの5ページということでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 歳入の5ページ、事項別明細書の歳入の5ページに国からの新しい交付金として保険者機能強化推進交付金ということがあったんですけれども、これ具体的にはどういう内容で、歳出はどちら、何に該当するものでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) まずこの交付金のことでございますが、今年度創設されたものでございまして、高齢者の自立支援、重度化防止等に関する取組を推進するために創設された交付金であるということでございます。 充当先といたしましては地域支援事業の中の事業の一部に充当しております。 それから、それからの残った余剰分につきましては基金に積み込むこととしております。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。 ほかにございますか。 石井君。 ◆9番(石井雅彦君) 9ページ、歳出ですが、総務費の介護認定審査会事業の89万7,000円のうちの認定審査会委員報酬83万2,000円、先ほどの部長の説明で回数が減ったように、ちょっとそういうふうに受けとめたんですが、もう一度説明をお願いいたします。減額の理由です。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) 認定審査会の開催でございますが、こちらは当初、週2回の開催を予定しておりまして、年間にしますと84回を開催する予定にして予算計上させていただいておりました。それがこの時期になりまして最終的な見込みとしましては75回の見込みになるということでその分の減額でございます。 ○議長(小紫泰良君) 石井君。 ◆9番(石井雅彦君) ということは、介護認定の申請者が減ったということですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) いえ、そうではございません。毎年このように84回の開催を見込んで最大の予算をとらせていただいておるわけでございますが、その中で若干少ない週があればお休みということもございますけれども、まずいろいろな事情でもう少し精査して予算を組んでおればいいんですけれども、その週は1回しかできない週があるとかそういうことがございますので、通常80回弱という開催になってしまうということでございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。 廣畑君。 ◆4番(廣畑貞一君) 失礼します。 二、三個御質問をさせていただきたいと思うんですが、特に地域支援事業費のところで減額をされてますが、この平素から非常に高齢者のサービスというものについてはきめ細かく取り組んでおられることは非常に感謝申し上げたいなと思う反面、これだけの減額があるというのはもっと積極的に取り組んで、セーフティーネットというもののネットの目をもっと小さくしていってはどうかなと思うんですがいかがですか。お答え願いたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) 一応細かくやってるということにつきましては私ども思っておりますけれども、この減額がそれを細かくやっていないということではございませんので御理解いただけたらなと思います。 ○議長(小紫泰良君) 廣畑君。 ◆4番(廣畑貞一君) たくさんお金を使えばいいという問題ではないわけなんですが、やはり年度当初、これだけの予算を組んでおられるということに対して、これだけ減額があるということは、年間の取組の計画の違いが出て積極的にさらに残すべきところがあるんではないかなという思いもしてるんですが、いかがですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) どの事業のことをというわけでなく全般的な話をされてるとは思うんですけれども、細部それぞれ精査によって、また実績によって余裕があるものを落とさせていただいてるということでございまして、積極的にやってないということではございますので、それも御理解いただけたらなと思います。 ○議長(小紫泰良君) 廣畑君。 ◆4番(廣畑貞一君) ありがとうございます。丁寧に答えていただき、また非常に取り組んでいただくとともに、来年の予算についても申し引き継ぎをしていただき、さらに今年度よりも平成31年度に十分な形がとれる活動内容をお願いします。 以上です。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 15ページの認知症の初期集中支援チームの業務委託料というのがあります。これも結局取り組みができていて減額なのか、できてなかったから減額なのかというところだと思うんですが、要は第7期の介護保険の事業計画では初期の段階、MCIとかの方の、ことしは多分25%ぐらいの会員を目標にしてたと思うんです。こういうことは、つまり民間の開業医さんだから認知症とかの疑いがありそうだという方が的確にやはり初期集中支援チームにつながっている体制がつくれてるかどうかというところによるわけですよね。 だから、十分それが機能してて、つまり民間の開業医さんなり、初期のMCIとかの症状が疑われる方の、おられますね、たくさん。それは一定程度おられるわけです。市役所としては25%、そういう形の、ことしは25やったかな、来年が30、再来年が35という目標を掲げられとる思うんですけれど、そういう信頼関係の構築は十分にできて、そういう会員の目標は達成できたけれども数は余っているという認識でいいんですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) まず、この減につきましては、チーム員会議の開催が少なかったということでございまして、チーム自体は動いておるんですけれども、中心である医師等と交えたチーム員会議を開く回数が減ったということでございますので、活動自体はスムーズに行っております。 それから、達成したかというところにつきましては申しわけございません、ちょっと暫時休憩お願いいたします。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。  このまま昼食のための休憩に入ります。再開を午後1時30分といたします。               午前11時41分 休憩               ─────────               午後1時30分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開します。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) どうも済いませんでした。 それでは、認知症初期集中支援チームが介入した軽度の割合、達成してるかということでございましたが、平成30年、この1月末現在でございますが、同チームが介入した件数が14名ございました。そのうち軽度者は8名ということで57.1%の状況でございまして、目標が25%でございますので、今年度におきましては十分に達成しているという状況でございます。済いませんでした。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。 ほかにございますか。 北原君。 ◆1番(北原豊君) 元号が変わるシステム変更で162万円ということですが、あってはならないことですが、本日、天皇陛下が崩御されても、本日元号が変わっても加東市のシステムは対処できないのですか。 ○議長(小紫泰良君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(丸山芳泰君) 今、私ども介護保険の分でいきますと、この162万円を繰り越す中で元号改正に伴う改修費用は一応70万2,000円と予定しておりますけれども、その額はしまして、元号がどういう名称であるかわからないと組み込めないという状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 北原君。 ◆1番(北原豊君) 言っているのは、本日天皇陛下が崩御された場合でも元号はきょう変わると思うんですが、そのシステムが対処できていないんですか。 ○議長(小紫泰良君) 北原君、今の質問はこことは違うと思っておりますので、答弁はなしになります。違う質問ございますか。 ほかに。 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 再質問でなくてもいいんですけれど、今の質問は分母が、要は介入した件数がありますね。介入した件数の中で軽度の方がどれぐらいかという割合のことを示されたと思うんですよ。 これはそうでなくて、私としては読み取り方は、軽度の、そういうMCIとかの方に対してどれだけ介入できたかという割合だと私は思うんですが、それまた、これはもう実績値の話になりますが、これから決算でやりますけれど、そこはちゃんと整理をした上で、そうじゃないと今の、要は認知症の初期集中支援チームが今の、僕は健康福祉部長の見解の数字でいくとその数字を高めていくというのが何かおかしな気がするんですよ。 ですので、分子、分母、実はこれ割合って書いてるんですけれども、計画にも分子と分母が書いてないです。ですから、それを決算のときに、要は市の指標として数字にするときにどういう形が適切かまた整理をしていただきたいと思います。もうきょうはここで再度会議をとめる気はありませんので、これで結構です。 ○議長(小紫泰良君) 答弁はいいということで。 ◆13番(藤尾潔君) いいです。 ○議長(小紫泰良君) よろしいですか。 ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第7号議案 平成30年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第9 第8号議案 平成30年度加東市水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(小紫泰良君) 日程第9、第8号議案 平成30年度加東市水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 上下水道部長。              〔上下水道部長 大畑敏之君登壇〕 ◎上下水道部長(大畑敏之君) それでは、第8号議案 平成30年度加東市水道事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案理由でございますが、給水戸数の見込み数の増に伴う収入の最終見込み額を計上するとともに、支出では各事業費の確定及び進捗状況にあわせて決算見込みを反映した補正額を計上するものでございます。 議案書、第2条、業務の予定量の補正は、給水戸数を1万7,300戸、年間総給水量を503万5,000立方メートル、1日平均給水量を1万3,795立方メートル、建設改良事業の事業費を6億8,705万2,000円にそれぞれ改めるものでございます。 次に、第3条、収益的収入及び支出の補正は、水道事業収益を2,268万5,000円増額し、総額を15億3,231万1,000円とし、水道事業費用を935万8,000円増額し、総額を13億1,041万5,000円にするものでございます。 次に、第4条、資本的収入及び支出の補正は、予算の第4条本文括弧書き中、不足する額4億9,289万6,000円は過年度繰越工事資金4,966万円、過年度分損益勘定留保資金4億1,080万6,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,243万円で補填するに改め、資本的収入を5,673万7,000円減額し、総額を2億3,313万1,000円とし、資本的支出を1億6,390万9,000円減額し、総額を7億2,602万7,000円にするものでございます。 次に、第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を82万6,000円増額し、総額を5,450万円にするものでございます。 それでは、その内容につきまして、1ページ、補正予算実施計画により御説明申し上げます。 収益的収入でございます。 第1款水道事業収益、第1項営業収益は、水道料金の収入見込みにより600万円の増額。 第2項営業外収益1,179万7,000円の増額は、加入分担金の収入見込みによる分担金の増額及び平成29年度取得及び除却資産の確定により長期前受け金戻入を増額するものでございます。 第3項特別利益512万4,000円の増額は、過年度水道料金の追加調定による過年度損益修正益の増額及びその他特別利益は水道事業水道未普及地域解消事業、嬉野東地区舗装本復旧工事において請負者が自己破産したため工事契約を解除したことによる違約金を徴収したものでございます。 次に、2ページをごらんください。 収益的支出でございます。 第1款水道事業費用、第1項営業費用564万2,000円の減額は、各事業費の確定及び執行見込みにより中新池賃借料のほか、水道台帳システム更新業務の委託料及び有形固定資産の減価償却の減額などが主なものでございます。 第2項営業外費用1,500万円の増額は、決算見込みの精査によるものでございます。 次に、3ページをごらんください。 資本的収入及び支出でございます。 第1款資本的収入、第2項出資金1,090万円の減額は、嬉野東地区水道未普及地域解消事業の事業費の確定によるものでございます。 第3項補助金は、国庫補助事業の確定により国庫補助金を4,583万7,000円減額いたします。 次に、資本的支出でございます。 第1款資本的支出、第1項建設改良費1億6,390万9,000円の減額は、各事業の確定及び進捗による用地購入費委託料及び工事請負費の補正が主なものでございます。 以上、第8号議案 平成30年度加東市水道事業会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) また同じようなこと聞きますけれど、委託料工事費、非常に大きな額が減額されとるんですけれども、これは午前中にもお聞きしましたように、この時期までこういう形で残しておかないといけなかったということなんでしょうか。 例えば工事費、青野原周辺云々というのは、これは多数件数があるからこうなったのかなとも思うんですけれども、これが4,700万円。それから、老朽管の更新で大門地区ほか、これも場所はいろいろあろうかと思うんですけれど、これも4,100万円という減額になっとんですけれど、このあたりちょっと教えていただけませんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(大畑敏之君) まず、青野原周辺の助成事業でございますが、これにつきましては当初見込んでおりました国庫補助金が予定額が入ってこないということがございまして、減額して発注したわけなんですけれども、よくありますのが年度途中で国の補正がございまして増額になるというのがありますものですから、それを期待したところがございましてこの時期の減額ということにさせていただいております。 老朽管につきましても1カ所ではございませんので、順次発注していく中で、最終この時期に残額が残ったのがこれぐらいの額というところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 補助事業は大体そういう考えもあろうかなと思いますけれど、これ老朽管は単費ですか、市単費事業。 となると、この4,100万円という額、工事の工期から見てやはり金額である程度見込みはつけれるんじゃないかなと私は思います。ですんで、12月、遅くても12月にはこういうものは見切りをつけられるんじゃないかと私は思ってます。 これも私もまだ初めてでございますので、また今後改めて勉強しながら、御指摘もするところがあればさせていただきたいと思います。もうちょっと有効活用できるんだったら早く落として有効活用するという、そういうことを考えていただけたらと思っております。 以上です。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 収益的収入の分で、水道料金が600万円の増、それから加入分担金が900万円の増、これはそれぞれの説明を、もう少し詳しい説明をお願いしたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(大畑敏之君) 水道収益につきましては、要は今年度の給水申し込みの数が多うございまして、水道の使用料も、水道の料金、使用量が上がっておりますのでその最終の見込みがこのぐらいふえてこようかなというところで補正するものでございます。 分担金につきましても、今年度の新規の建築ですとかアパートなどの着工が結構ございまして、その分がふえておるというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 事情わかりました。 一番下段の工事契約解除に伴う違約金ですけれども、先ほどの説明では請負業者が自己破産したということですが、その後の対応というのは特に問題なく進んだということでよろしいですか。 ○議長(小紫泰良君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(大畑敏之君) 契約を解除いたしましたので、その工事につきましては再度入札をかけまして今現在着工しておるという状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかに。 山本君。 ◆15番(山本通廣君) 水道の収益的収入及び支出、これは2ページになるんですが、水道事業費用のところで、賃借料のところで、中新池賃借料のマイナスの195万7,000円、これはどういうことを意味するわけでしょうか、賃借料の減額とは。 ○議長(小紫泰良君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(大畑敏之君) 中新池につきましては、今年度新しい統合浄水場の関係で中新池自体を買収をさせていただきました。ことしまでは賃借ということでお借りをしておったわけなんですけれども、その売買の契約が年度途中でできましたので、それ以後の分の賃借料を減額するというものでございます。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。 ほかに。 上下水道部長。 発言訂正、許可します。 ◎上下水道部長(大畑敏之君) 失礼いたします。 先ほどの提案説明の中で、収益的収入の第1款水道事業収益、第1項営業収益は水道料金の見込みにより600万円の増額と申し上げましたが、正しくは576万4,000円でございます。訂正をいたします。まことに申しわけございませんでした。 ○議長(小紫泰良君) ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第8号議案 平成30年度加東市水道事業会計補正予算(第3号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第10 第9号議案 平成30年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(小紫泰良君) 日程第10、第9号議案 平成30年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 上下水道部長。              〔上下水道部長 大畑敏之君登壇〕 ◎上下水道部長(大畑敏之君) 第9号議案 平成30年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案理由でございますが、下水道の小規模集合排水処理事業を除く3事業について補正するもので、収入の最終見込み額を計上するとともに、支出では各事業の確定及び進捗状況にあわせて決算見込みを反映した補正額を計上するものでございます。 議案書の第2条、業務の予定量の補正は、建設改良事業の事業費を5億7,716万3,000円に改めるものでございます。 次に、第3条、収益的収入及び支出の補正は、下水道事業収益を2,525万円減額し、総額を19億6,807万3,000円とし、下水道事業費用を2,006万5,000円減額し、総額を20億3,096万7,000円にするものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の補正は、予算の4条本文括弧書き中、不足する額5億7,816万4,000円は当年度分損益勘定留保資金5億7,816万4,000円で補填するに改め、資本的収入を1億4,914万4,000円減額し、総額を12億8,303万6,000円とし、資本的支出を1億6,097万9,000円に減額し、総額を18億6,120万円にするものでございます。 第5条、企業債の補正は、事業費の確定及び進捗により限度額を補正するものでございます。 第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を126万9,000円減額し、総額を7,062万4,000円にするものでございます。 第7条、他会計からの補助金等の補正は、事業費の確定及び進捗により一般会計からの補助金等を13億2,113万3,000円に改めます。 それでは、その内容につきまして、1ページ、補正予算実施計画により説明申し上げます。 収益的収入でございます。 第1款水道事業収益は、下水道使用料の収入見込みにより増額するほか、他会計負担金及び補助金の減額などにより、第1項営業収益を192万7,000円減額し、第2項営業外収益を2,403万3,000円減額いたします。 第3項特別利益は、過年度の電気料金について還付があったため71万円増額いたします。 次に、収益的支出でございます。 第1款水道事業費用、第1項営業費用は、汚水管渠及び施設の修繕費のほか、委託料減価償却費などの確定及び執行見込みにより3,406万9,000円減額し、第2項営業外費用は企業債利息の確定及び決算見込みの精査による消費税及び地方消費税の増額により1,400万4,000円増額いたします。 次に、3ページをごらんください。 資本的収入及び支出でございます。 第1款資本的収入は、各事業費の確定及び執行見込みに伴う収入の最終見込みにより、第1項企業債を7,160万円減額するほか、第2項負担金を244万4,000円増額、第4項補助金を7,998万8,000円減額いたします。 次に、資本的支出でございます。 資本的支出、第1款資本的支出、第1項建設改良費1億6,097万9,000円の減額は、各事業費の確定及び進捗により委託料及び工事請負費の補正が主なものでございます。 以上、第9号議案 平成30年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第9号議案 平成30年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第11 第10号議案 平成30年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)
    ○議長(小紫泰良君) 日程第11、第10号議案 平成30年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 病院事業部事務局長。              〔病院事業部事務局長 大橋武夫君登壇〕 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 第10号議案 平成30年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由並びにその内容について説明いたします。 提案の主な理由ですが、入院患者等の増による入院収益、訪問看護収益並びに材料費の増、実績見込みによる消費税及び地方消費税の増や消防設備整備工事や空調設備改修工事などの減、執行見込みによる給与費の減並びに一般会計からの補助金である特別利益の精算などに伴い関係費目を補正するものでございます。 第2条、業務の予定量の補正ですが、病院事業の年間患者数の入院を4万150人、外来を4万3,676人、1日平均患者数の入院を110.0人、外来を179.0人とし、介護老人保健施設事業の年間利用者数の入所を1万7,155人、1日平均利用者数の入所を47.0人とし、訪問看護事業の年間利用者数の医療保険を2,928人、1日平均利用者数の医療保険を12.0人とするものでございます。 第3条、収益的収入及び支出の補正は、収益的収入の既決予定額から1,126万9,000円を減額し、26億4,051万3,000円とし、収益的支出の既決予定額に1,015万円を追加し26億1,366万4,000円とするものでございます。 第4条、資本的収入及び支出の補正は、予算第4条本文括弧書き中、1億1,843万5,000円は当年度分損益勘定留保資金1億1,843万5,000円を、1億1,838万6,000円は当年度分損益勘定留保資金1億1,838万6,000円に改め、資本的収入の既決予定額から1,090万円を減額し、2億1,057万円とし、資本的支出の既決予定額から1,094万9,000円を減額し、3億2,895万6,000円とするものでございます。 第5条、企業債の補正は限度額について、加東市民病院施設整備事業については7,250万円に、ケアホームかとう施設整備事業については3,320万円にそれぞれ改めるものでございます。 第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費について既決予定額から325万円を減額し16億6,598万2,000円とするものでございます。 第7条、他会計からの補助金の補正は、予算第8条中5億6,212万4,000円を5億4,177万円に改めるものでございます。 第8条、棚卸資産購入限度額の補正は、限度額を3億2,893万円に改めるものでございます。 それでは、その内容につきまして、補正予算(第4号)実施計画により説明申し上げます。 1ページをごらんください。 収益的収入及び支出でございます。 収入、第1款病院事業収益、第1項医業・介護サービス収益636万8,000円の増額は、入院患者及び訪問看護の利用者増による増分と外来患者の減少並びにケアホームかとうの利用者の減少及び国の制度見直しによる介護老人保健施設収入等の減分との差し引きによるものでございます。 同款第3項特別利益1,763万7,000円の減額は、入院収益増等に伴う一般会計補助金の精算でございます。 2ページをごらんください。 支出、第1款病院事業費用、第1項医業・介護サービス費用645万円の増額は、時間外勤務手当賃金などの実績見込みによる給与費の減と入院患者の増加等による材料費の増との差し引きによるものでございます。 同款第2項医業・介護サービス外費用370万円の増額は、実績見込みによる消費税及び地方消費税の増でございます。 3ページもあわせてごらんください。 資本的収入及び支出でございます。 収入、第1款資本的収入、第1項企業債1,090万円の減額は、3ページの支出、第1款資本的支出、第1項建設改良費、消防設備整備工事等施設整備費の実績見込みによる1,094万9,000円の減に伴うものでございます。 以上、第10号議案 平成30年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 病院事業ですけれども、入院収益が増で外来収益が減となってますが、この要因というのは何が考えられますか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 当初予算のときに外来患者数を181人と見込んでおりました。以後、補正を重ねる中で外来患者がふえるものと見込んではおったんですけれども、当初見込んでおりました人数がそこまで伸びなかったということで今回減をさせていただきました。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) その原因。 ○議長(小紫泰良君) そういうことですね。原因。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 原因になるんかどうかちょっとわからないんですけれども、若干入院患者がふえております関係で、そちらの方にちょっと手がとられてしまったというところもあるのかなと思いますのと、それと全体的にちょっと患者数が、これは加東市民だけではないのかなとは思うんですけれども、全体的に外来患者数が少し減ってるのかなと。その要因についてと言われますとちょっとなかなかそこまで分析はでき切れておりません。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 分析することも必要かと思うんで、また分析できるものでしたら分析してその要因等を追求していただきたいと思います。 それから、要はケアホームかとうですけれども、病院事業会計は特別利益を減額してきてるんですけれども、ケアホームかとうでは1,200万円近くが特別会計から補助金を増額しておるんですけれども、病院から振りかえたという説明があったと思うんですが、特別利益をそういう事業所内で振り分けることは、特に補助金をすることで特に問題ないんですか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 議案説明のときに課長からそういうお話をさせていただいたかなとは思うんですけれども、考え方としましては、病院事業としては一旦お返しはしたけれども、介護老人保健施設についてはいただいたという形で、相殺したみたいな形で中で振りかえた形になったというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) では、補正は減額の分、病院事業で減額補正をして新たにケアホームかとうの事業で追加補正をしたという考え方でよろしいんですか。 議案説明のときは、今おっしゃったように私のとった感覚では何かで振りかえたという感覚だったんですが、そういうことではないんですか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) お金の流れとしては行って戻ってという形になるかとは思うんですけれども、予算を作成する上では、病院からケアホームに振りかえたという流れの形になっております。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) それは特に問題ないんですか、そういう振りかえの方法というのは。しかしか理由があって病院事業では減額しました、減額補正をしました。改めてケアホームかとうではしかしか理由があって足らないのでまたふやしましたという、そういう筋道を立ててするのが補助金というか、一般特別利益のあり方かと思うんですけれども、中で振りかえてしまえば何のことかわからへんみたいな感じにとれるんですが、そういう私の質問ですけれども。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 済いません、説明が悪くて申しわけございません。 補正予算書の説明書の1ページを見ていただきますと、病院事業の収益的収入及び支出を取り上げたものがあるかと思うんですけれども、その中では特別利益が2,740万2,000円減ですよという予算計上をさせていただいておりまして、逆にケアホームにつきましては特別利益が1,179万9,000円増額という形になっております。それを病院事業全体の予算書作成をしますと、差し引きをして1,763万7,000円という形での予算書の計上になっております。 ○議長(小紫泰良君) よろしいですか。 ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第10号議案 平成30年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第12 第11号議案から第17号議案 一括上程 ○議長(小紫泰良君) 日程第12、第11号議案 平成31年度加東市一般会計予算から第17号議案 平成31年度加東市病院事業会計予算を一括議題とします。 まず、市長から施政方針の表明を受け、その後に提案理由の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、平成31年度の予算提案に当たり、市政に対する所信の一端を申し述べまして、議員並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 昨年は西日本豪雨を初め、大阪府北部地震や北海道胆振東部地震など全国各地で大きな地震が発生し、また先月21日には再び北海道胆振地方で最大震度6弱の地震が発生するなど、改めて災害の恐ろしさを実感したと同時に、日ごろからの災害に対する備えの大切さを再認識したところであります。 その半面、昨年は被災者の方々を初め、国民に勇気と笑顔を与える明るい話題が多い年であったようにも思います。その一例として、平昌オリンピックでは若い日本人選手たちの活躍により、冬季オリンピック史上最多、13個のメダルを獲得しました。 さらに、記憶に新しいところでは、テニス界において大坂なおみ選手が昨年の全米オープンでの初優勝に続き、本年1月にも全豪オープンで初優勝を果たし、4大大会のうち2大会連覇、アジア勢初の世界ランキング第1位の快挙をなし遂げ、日本中が歓喜したところであります。 このように、近年若いスポーツ選手が飛躍的な成長を遂げさまざまな部門において活躍されています。こうした若い選手たちの活躍は次世代を担う子どもたちに夢や希望を与え日本の未来を元気にするとともに、2020年東京オリンピック・パラリンピックへのはずみになると期待しております。 また、昨年11月には2025年大阪万博の開催が決定し、関西地方を中心に万博効果への期待が高まっています。加東市としてもこれをチャンスと捉え、2020年東京オリンピック・パラリンピックとあわせ、本市の魅力を積極的に発信していくための有効な施策を展開し、本市の活性化につなげていきたいと考えております。 そして、平成31年は平成の時代から新元号による新たな時代へ移行する大きな節目、御代替りの年であり、未来へつなぐ大変重要な年になると捉えています。これからの10年先、20年先を見据えたまちづくりにはその重要な要素となる人づくり、暮らしづくり、まちづくりの実現や、これらを支える効率的かつ効果的で持続可能な行政経営の展開が必要不可欠であり、平成30年度からスタートした第2次総合計画の着実な推進が、未来への礎を築き、未来へつなぐかけ橋となります。 そのため、市民や地域、事業者等の多様な主体との協働により、引き続き第2次総合計画に基づく施策を推進するとともに、1つ、未来を担う子どもたちの育みと学びの環境の整備、2つ、安心して暮らせる環境の整備、3つ、地域振興、4つ、人権教育・人権啓発のさらなる推進に重点的に取り組み、ふるさと加東のさらなる飛躍を目指します。 加えて、将来にわたって活力を維持していくために最大の課題となる人口減少や少子化に対しては、引き続き第2次総合戦略に基づく施策を推進することで解決を目指します。そして、市民の笑顔あふれ、幸せを実感できる活力と魅力を備えた快適で住みよい元気なまちの創造に一意専心取り組んでいく所存でございます。 それでは、平成31年度において重点的に取り組む事業を第2次総合計画における4つの重点戦略に基づいて説明申し上げます。 重点戦略の1つ目、力強い産業と仕事づくりでございます。 特産酒造好適米山田錦は加東市にとって大きな財産であり、強みでもあることから、その魅力を全国の蔵元や消費者等に広く発信するため、加東市産山田錦PR大使吉田類さんの協力を得ながら、加東市産山田錦の魅力を紹介するPR動画を作成するなど、ブランド力や知名度の向上に向けた取組を推進します。 また、農業者や市民、各種団体等と協力・連携しながら、市内農産物の需要拡大や新たな特産物への支援、経営生産基盤の強化に取り組むなど、引き続き地域農業活性化ビジョンの実現に向けた施策を展開し、力強い農業の確立を目指します。 新たな工業団地用地の創出については、法規制など多くの課題を解決しながら、企業が求める条件を備えた魅力ある用地を創出していくため、引き続き関係機関との協議を進め、実現に向けて取り組みます。 地元就労の促進では、これまでの就職面接・相談会に加え、学生とのネットワークを持つ民間事業者の協力を得ながら、新卒者に向けた市内事業者合同による企業説明会を新たに開催し、若い世代の市内就労を促進します。 次に、重点戦略の2つ目、誇れる選ばれる加東ブランドづくりでございます。 インバウンド観光の取組では、海外のツアー会社向けに本市のゴルフ場を初めとした観光施設や宿泊施設などの情報を掲載した提案書を作成・配布し、外国人観光客の誘致に取り組むことで交流人口の拡大を目指します。また、外国人観光客に対して本市の魅力や観光情報をわかりやすく紹介するため、観光施設や観光看板の多言語対応の充実を図ります。 定住・移住の促進では、定住・移住総合相談窓口の機能を充実させるとともに、シティプロモーションを推進することで、本市の魅力を市内外へ積極的に発信します。また、東京都墨田区を初めとする首都圏でのPRや交流などを通して交流人口の拡大につなげていきます。 重点戦略の3つ目、加東の未来を担う若い世代の希望実現と親子の絆づくりでございます。 小中一貫教育の推進では、まず東条地域小中一貫校については平成31年度から建設工事に着手します。加えて、2021年4月の開校に向けて開校準備委員会での協議を踏まえながら、校歌、校章、制服の検討を進めるとともに、小・中9年間を見通した系統性のある指導を行うための教科カリキュラムの作成に引き続き取り組みます。 また、平成31年度から社地域小中一貫教育のための整備に着手し、基本計画業務や用地取得に向けた土地鑑定業務に取り組むとともに、保護者や地域の代表者、学校関係者、教員等で組織する開校準備委員会を立ち上げ、地域の協力を得ながら2024年度の開校に向けた準備を進めます。 インクルーシブ教育では、事業の拡充や新たな事業を展開していくことで幼児期から就労までの生涯を見通した切れ目ない支援を強化するため、今月末に閉園する社こども園を改修して発達サポートセンターはぴあの機能を移転します。 子育て支援については、今月7日に竣工式を迎える幼保連携型認定こども園、加東みらいこども園を4月1日に開園し、3歳未満児の保育の受け皿を拡充するとともに、子どもたちへ良質な教育・保育環境を提供します。あわせて、私立保育所等の施設整備を引き続き支援するなど、就学前教育・保育の充実に取り組みます。 また、放課後において保護者が家庭にいない児童が安心して過ごせるよう、今月末に閉園する社幼稚園を社アフタースクールの第2教室として活用し、利用者が増加しているアフタースクール事業の受入体制を充実します。 出産・子育て環境の充実では、妊婦が安心して妊娠期を過ごすことができるよう、母子健康手帳交付時に父子健康手帳・祖父母手帳をあわせて交付し、父親や祖父母の育児参加を促進するとともに、全ての妊婦との個別面接を行います。さらに、パパママクラスの開催にあわせて、妊婦を対象に歯科健診を実施するなど、妊娠期からの支援充実を図ります。 重点戦略の4つ目、安全・安心で快適な住みよいまちづくりでございます。 まず、都市構造の創造では、北播磨エリアの中核都市にふさわしい活力と魅力を備えた快適で持続可能な都市を目指し、これまでに築かれた都市基盤や都市機能を活かしながら都市計画マスタープランに基づく施策を展開することで、拠点と拠点などの連携を促進する多極ネットワーク型の都市構造の創造を推進します。 中心市街地の活性化では、やしろショッピングパークBio周辺をまちの拠点にふさわしい活力と魅力を備えたエリアとするため、民間誘導を含めた適正な土地利用の形成に向けて引き続き関係機関と協議しながら、地区計画制度を初めとした手法の検討を行うなど、その実現に向けた取組を進めます。 道路ネットワークの形成では、本市の将来を見据えた道路網を体系的に形成していくための道路ネットワーク整備計画を新たに策定し、機能的で安全な道路ネットワークの整備を推進します。 地域公共交通ネットワークの形成では、まちの拠点づくりと連携した新たな交通結節点となるバスターミナルの整備に着手するとともに、引き続き市町村運営有償運送の新たな地域への導入に向けた取組を積極的に進めるなど、市民、地域、交通事業者等との協働により公共交通の利便性向上と効率的かつ効果的な交通サービスの実現に取り組みます。 さらに、市内事業者などから要望がある宿泊施設の誘致については、地域経済やまちづくりにおいて大きな効果が期待できることから、これまでの調査結果を踏まえつつ取り組み方針を決定し、誘致実現に向けた具体的な取組を進めます。 次に、災害に強いまちづくりの推進として、まず浸水被害対策については国土交通省が実施する加古川河川改修の早期完成に向けて、国、県、市の連携を強化し整備を促進します。 消防防災対策では、自助、共助、公助による総合的な防災力の向上を図るため、市民、自主防災組織、消防団、警察署、消防署、自衛隊等の関係機関・団体との連携による総合防災訓練を実施します。 また、救急体制の充実を図るため東条庁舎跡地にドクターヘリ離着陸場を整備します。 さらに、大規模火災の被害状況の把握や行方不明者の捜索活動などに活用するための無人航空機(ドローン)の導入、災害発生時の対策として東条川の監視映像を新たにケーブルテレビに配信するための施設整備、加古川右岸における防災対策強化のための防災備蓄倉庫の設置など、消防・防災基盤のさらなる整備充実を図ります。 次に、保健・医療・福祉の充実として、加東市民病院事業については病院事業管理者とともに、一般急性期、回復期医療の充実を図り、医療と介護の両面から市民の住みなれた地域での生活を支えます。 また、引き続き医師確保に取り組み患者や利用者の受け入れの増加を図るなど、さらなる経営健全化を推進することで安定的かつ自立的な経営を行いながら、市民にとって必要な医療・介護を提供します。 続いて、重点事業と連携しながら取り組んでいく主要な事業について、新規事業、拡充事業や特徴的な事業を中心に第2次総合計画の政策体系に基づき説明申し上げます。 政策Ⅰ、未来を創造する子どもたちを育む学びのまちについてでございます。 国際化に対応した教育の推進では、小中一貫した英語教育の充実を図るため英語教育方針の策定やカリキュラムの編成に継続して取り組みます。また、中学校で本市オリジナルの教材を活用した事業や、かとう英語ライセンス制度、実用英語技能検定の検定料の年1回全額助成に加え、教職員の英語指導力向上のための研修など、引き続き英語教育推進プロジェクトを進め、英語教育の充実を図ります。 ICT教育の充実では、タブレットパソコンの計画的な導入を進めるとともに、ICTを効果的に活用した授業実践に取り組み、発達段階に応じた情報活用能力のさらなる育成を図ります。 子ども・子育て支援については現行の子ども・子育て支援事業計画が平成31年度で終了することから、現行計画の取組の検証や市民意識調査を踏まえ、子どもが健やかに成長できる環境づくりを推進するための次期計画を策定します。 政策Ⅱ、学習環境が充実した文化あふれるまちについてでございます。 学校施設については安全で快適な教育環境を維持するため、社小学校と滝野東小学校の床改修工事を行います。また、東条地域小中一貫校の開校により閉校となる東条地域の学校施設について、地域の関係者等で組織する閉校後活用検討委員会で協議調整を行いながら活用方針の検討を進めます。 文化財の活用については、「国宝のあるまち・かとう」の歴史的風土や特徴・魅力をより一層広く周知するため、市内において文化財展や講演会を開催します。 図書館については、3月31日をもって図書・情報センターを閉館し、4月1日から3館体制へ移行しますが、開館時間の延長や休館日の変更により市民にとって便利で利用しやすい図書館づくりに努めます。 政策Ⅲ、ひと・くらし・自然が調和した共生・協働のまちでございます。 環境保全の推進では、現行の環境基本計画が2020年度で終了することから、次期環境基本計画の策定に向けて市民意識調査や現行計画の取組状況の評価などを実施します。 協働のまちづくりへの取組では、まちづくり協議会や主体的にまちづくりに取り組む活動団体にアンケート調査を行い、補助制度などを検証しながら、新たな活動団体の創出に向けた取組を進めます。 また、まちづくり活動の活発な団体や先進的な取組事例などを発表する市民活動発表会と人権課題の解決に向けてともに考える人権を考える市民のつどいを同時開催し、効果の最大化を図ることで、協働のまちづくりと人権尊重のまちづくりを一層推進します。 人権施策の推進では、人権尊重社会の実現に向けて平成30年度に制定した部落差別の解消の推進に関する条例の基本理念に沿い、あらゆる差別の解消を目指し、人権教育・啓発を総合的かつ計画的に推進します。また、2020年度からの10年間の人権施策の方向性などを示す次期人権尊重のまちづくり基本計画を策定します。 男女共同参画社会の推進では、第3次男女共同参画プランに基づく施策を展開し、個性と能力を発揮できる男女共同参画社会の構築を目指します。 政策Ⅳ、子どもから高齢者まで安心してくらし続けられるまちについてでございますが、健康増進の推進では、現行の健康増進計画が平成31年度で終了することから、現行計画の取組の検証や市民意識調査、地域医療体制の現状などを踏まえ、市民一人ひとりの主体的な健康づくりを推進するための次期健康増進計画を策定します。 また、風疹の流行を防止するとともに、先天性風疹症候群の発症を予防するため、風疹の抗体保有率の低い世代の男性を対象に抗体検査及び予防接種費用を全額助成します。 食育の推進については、平成30年度に実施したわが家の和食コンテストにおける応募作品の中から選定した和食レシピ集を新たに作成し、家庭料理や学校給食などでの和食を通した健康づくりを一層推進します。 地域福祉の推進では、2020年度からの5年間の福祉サービスや福祉コミュニティづくりの方針、方向性を示す次期地域福祉計画を策定します。 地域包括ケアの推進では、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らせるよう、定期巡回・臨時対応型サービスに参入する事業者に対して、安定運営と体制づくりを目的とした助成を継続して行います。 また、地域でさまざまな人とのつながりを持ちながら活躍できる場の創出や、高齢者を支える人材の確保を図ることにより、地域の特性に応じた市民との協働による地域包括ケアシステムの構築を推進します。 障害者福祉については、加東市障害者基本計画、第5期加東市障害福祉計画、第1期加東市障害児福祉計画に基づき、手話の普及を初め、障害者の社会参加の促進と合理的配慮への理解を深めるための講座や研修を開催するなど、障害のある人が自分らしく暮らせる福祉のまち加東の実現に向けた取組を推進します。 政策Ⅴ、地域産業が躍動する活力あふれるまちについてでございます。 農業基盤の整備では、地域の防災力や農業生産効率の向上を図るため、老朽化したため池などの農業用水利施設を計画的に修繕、改修するとともに、野村地区におけるほ場整備の事業化に向けて地域営農構想の作成に取り組みます。 有害鳥獣対策では、地域における防護柵設置を引き続き支援するとともに、兵庫県猟友会加東支部との連携のもと、有害鳥獣や特定外来生物の捕獲を実施するなど、被害の未然防止を図ります。 観光振興では、魅力ある地域資源を活用し新たな観光資源の創出を図るため、市内の各所や各店のほか、季節ごとに移り変わる市内の風景を観光客に歩いてめぐってもらうフットパスの実現に向けた調査を行います。 また、消費税率が引き上げになった場合でございますが、低所得者及び子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起するためプレミアム付商品券を販売します。 政策Ⅵ、豊かで快適なくらしを支える都市基盤が整備されたまちについてでございます。 道路整備の推進では、(仮称)社西部線や社貝原線などの整備を着実に進め、暮らしに直結した安全で快適な道路整備に取り組みます。 また、滝野梶原線の整備については、滝見橋かけかえ工事とともに、2020年度早期の完成に向けて引き続き整備を進めます。 安全・安心な住まいづくりでは、ブロック塀等の倒壊を防止し、道路通行者の安全を確保するため、一般の通行の用に供する道に面している危険ブロック塀等の撤去費用を補助します。 空家等の適切な管理と利活用では、所有者等への意識啓発を通して管理不全の空家の発生を抑制するとともに、空家バンク登録制度の有効活用により空家の利活用を推進することで安全・安心な住環境の形成に努めます。 市営住宅については、長寿命化計画に基づき第2期森団地、家原団地(北)及び河高団地集会所の改修工事を行います。 地籍調査については、社市街地の現地調査や現地測量を行うなど、計画的に進めてまいります。 政策Ⅶ、安全でおいしい水と快適な生活環境が持続されたまちについてでございます。 水道事業では、災害時においても安全でおいしい水を安定して供給するため施設や基幹管路の耐震化を計画的に進めるとともに、広沢浄水場と滝野浄水場の統合に向けた整備工事に着手します。 下水道事業については、今後施設の老朽化対策に多額の投資が必要となることから事業経営の効率化を図るため、下水道事業経営戦略に基づき、上久米・下久米地区のコミュニティプラント、秋津地区の農業集落排水、少分谷地区の小規模集合排水、これら3処理区の公共下水道への接続に向けた実施設計に着手します。 政策Ⅷ、戦略的経営と協働で創造する魅力あふれるまちについてでございます。 在住外国人施策では入管法改正に伴い、今後ますます在住外国人の増加が予想されることから、通訳体制の充実に向けて庁内に通訳機を試験導入し、その有効性を検証します。あわせて、広報などを通して在住外国人への市政情報の発信に努めます。 また、国際交流協会と連携し、日本語教育などの生活支援を引き続き行うとともに、在住外国人の子どもたちがより充実した日常生活や学校生活が送れるよう、新たに子ども向けの養護教室を開催するなど、在住外国人施策のさらなる充実を図ります。 にぎわいの創出では、まちの拠点づくりコンソーシアムが中心となり、地域の活動に主体的に取り組む団体や個人などを支援し、多様な主体との協働のまちづくりを進めていくことで地域活性化や元気づくりを推進します。 政策Ⅸ、安定した行政経営基盤と危機管理による安全・堅実なまちについてでございます。 ICTの利活用では、全国で自然災害が多発している状況を踏まえ、万が一の災害発生時においても情報システムの安定稼働を図り、必要な市民サービスを提供し続けられるよう電算システムの運用に特化した業務継続計画を策定し、庁内における体制整備を図ります。 交通安全対策では、自転車シミュレーターやスケアード・ストレート方式を用いた交通安全教室、自動車教習所での実地訓練「ドライビングスクール」などの交通事故に遭わない、起こさないための取組を行うとともに、カーブミラーや交通安全啓発看板の設置により交通事故の防止を図ります。 防犯対策では、犯罪の未然防止や事件の早期解決のため、引き続き防犯カメラや防犯灯の整備を進めます。 また、本年4月1日から施行する犯罪被害者等支援条例に基づき犯罪被害者等への支援を行います。 最後に、これらの重点事業や主要な事業を推進するため、まちづくりを支える行政経営を効果的に展開してまいります。 市の財政運営については、少子高齢化の進行や小中一貫教育の推進を初めとした重点施策への対応などで、今後厳しい財政状況が予測されることから、財源を有効に活用するため、引き続き事業の選択と集中を進め歳出の抑制を図ります。 また、歳入の根幹を支える市税を中心に滞納整理の強化充実によるさらなる収納率の向上と滞納額の縮減に取り組むとともに、公有財産の売却などによる財源確保に取り組み、自立性、自主性の高い財政運営に努めます。 第2次総合計画に基づいたまちづくりにおいては、まちづくり推進市民会議による外部評価を初め、予算・組織との連動や行財政改革の視点を踏まえた行政評価を実施し、限られた経営資源を有効に活用しながら、効率的かつ効果的な協働によるまちづくりを推進します。 人事・組織管理では、意欲の高い職員の早期昇任を可能とする係長制度の充実やインターンシップを実施するなど、引き続き組織の活性化や職員の能力向上に取り組みます。 公有財産の適正管理については、公共施設等総合管理計画に示す各施設の課題や方向性に基づき、適切で効率的な管理・運営を推進します。 そして、広域連携の推進では、北播磨広域定住自立圏において、引き続き定住促進につながる活力と魅力ある圏域づくりに取り組みつつ、現行の共生ビジョンが平成31年度で終了することから、その総括を経て生活圏の拡大に伴う広域的な行政需要や市域を超えた広域的な課題に対応するための次期共生ビジョンを策定します。 また、ごみ処理体制の一元化については、本年4月から滝野地域のごみ処理を小野加東加西環境施設事務組合へ移行し、ごみの収集・処理体制のさらなる効率化、財政負担の軽減を図ります。 以上が平成31年度におけるまちづくりについての所信と主要な事業の概要でございます。その予算規模は一般会計204億1,000万円、特別会計78億1,545万7,000円、企業会計88億6,760万2,000円、合計370億9,305万9,000円といたしました。 これまで先人たちの努力により築かれ、大切に受け継がれてきたふるさと加東をこれからも維持・発展させしっかりと未来へつないでいかなければなりません。未来に向かって進一歩、現状に満足せず新しいことに挑戦し続け、ふるさと加東の飛躍に向けた歩みを進めます。 引き続き、市民の皆様や地域との協働のまちづくりに職員一丸となって全力で取り組んでいきますので、議員各位におかれましては格別の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、提案しております諸議案について御審議賜り、何とぞ原案のとおり御議決いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 続いて、提案理由の説明を求めます。 副市長。              〔副市長 岩根 正君登壇〕 ◎副市長(岩根正君) それでは、第11号議案 平成31年度加東市一般会計予算から第17号議案 平成31年度加東市病院事業会計予算までの7議案につきまして、一括してその概要を申し上げ提案説明とさせていただきます。 予算書並びに予算概要資料をごらんください。 まず、第11号議案 平成31年度加東市一般会計予算でございます。 予算の総額を前年度と比較して9億2,200万円、4.7%増の204億1,000万円といたします。 歳入の概要でございますが、市税は主に市民税及び固定資産税の増収を見込み、前年度と比較して1億1,567万9,000円増の66億9,315万8,000円といたします。 地方交付税につきましては、合併市町村に対する普通交付税の財政優遇措置の段階的な縮減が4年目となり、合併算定がえの増加分が前年度より縮減となりますが、平成30年度実績や公債費算入分の増、平成31年度地方財政計画等を踏まえ、前年度と比較して9,000万円減の36億1,000万円といたします。 国庫支出金は24億5,783万3,000円で、東条地域小中一貫校整備に係る公立学校施設整備費負担金等の増により、前年度と比較して3億7,581万4,000円増額いたします。 県支出金は15億2,208万1,000円で、ひょうご地域創生交付金等の増により、前年度と比較して2億1,898万9,000円増額いたします。 繰入金は12億1,189万3,000円で、最終的な歳入不足額に対して財政調整基金から12億円を繰り入れるなど、前年度と比較して3億186万9,000円増額いたします。 市債は25億9,300万円で、平成30年度で滝野図書館空調整備事業、認定こども園整備事業は完了いたしますが、平成31年度においては東条地域小中一貫校整備事業で大幅な増となることから、前年度と比較して1,290万円増額いたします。 続いて、歳出でございますが、性質別で説明いたします。 まず、義務的経費は79億5,419万9,000円で、一般会計に占める割合は38.9%となります。 その内容でございますが、人件費は前年度とほぼ同額の25億1,381万8,000円、扶助費は前年度より6.9%増の34億3,241万6,000円、公債費は前年度より5%増の20億796万5,000円といたします。 次に、投資的経費は36億8,227万9,000円で、一般会計に占める割合は18.0%、前年度と比較しても26.3%の大幅な増額となります。これは東条地域での小中一貫校整備事業費の増が主な要因でございます。 また、その他経費として補助費等が39億5,040万5,000円で、前年度と比較して4.6%の減となっております。これは北播磨清掃事務組合からの脱退に伴う負担金の減及び下水道事業会計への補正金の減が主な要因でございます。 次に、地方債及び基金の状況について説明いたします。 平成31年度末一般会計の地方債残高を約236億1,000万円と予定しており、合併時と比較をして平成31年度末では企業会計を含めた市全体での地方債は約138億8,100万円減少し、基金残高では普通会計別で約80億6,100万円増加する見込みとしております。 財政状況は厳しくなりつつありますが、常に財政比率の動向を注視し、財政の弾力性が堅持できるよう、引き続き経常経費の節減に努めてまいります。 続いて、債務負担行為でございますが、バスターミナル整備事業ほか8件について、予算書7ページ、第2表のとおり、期間及び限度額を定めます。 また、地方債につきましては、ため池整備事業ほか8件ついて、限度額総額を25億9,300万円とし、予算書8ページ、第3表の条件により起債いたします。 さらに、一時借入金は借り入れ最高額を40億円とし、最終予算の人件費の流用については第5条のとおり定めるものでございます。 次に、第12号議案 加東市国民健康保険特別会計予算でございます。 予算の総額を前年と比較して9,657万7,000円、2.6%増の38億2,956万7,000円といたします。 平成30年度の制度改正により兵庫県は財政運営の責任主体として事業運営の中心的な役割を担い、市は地域におけるきめ細かな事業を引き続き担うこととし、資格管理や保険料の決定、賦課徴収等を行っております。 主な歳出予算である保険給付費については25億8,139万3,000円とし、その他国民健康保険事業費納付金11億4,106万4,000円などを計上いたしております。 40歳以上の被保険者には特定健診の受診を勧奨するとともに、生活習慣の改善が必要な方には特定保健指導を引き続き実施し、医療費抑制と国民健康保険加入者の健康増進を目指します。 人間ドック受診費用の一部助成及び平成30年度から行っております糖尿病、成人病重症化予防事業、まちぐるみ総合健診での胃がん、大腸がん検診の負担金無料化も継続して行い受診を促進してまいります。 また、ジェネリック医薬品の利用啓発及び差額通知を実施し医療費適正化を図ります。 歳入予算につきましては、保険料収入を7億5,008万円といたします。 また、県支出金である保険給付費等交付金のうち25億8,128万8,000円が歳出の保険給付費に対応するものとして交付されます。 しかしながら、国民健康保険を取り巻く構造的な情勢は依然厳しいものとなっており、平成31年度における一般会計からの繰入金は3億979万2,000円を予定しております。 次に、第13号議案 加東市後期高齢者医療特別会計予算でございます。 予算の総額を前年度と比較して2,400万4,000円、5.1%増の4億9,783万6,000円といたします。 この会計は後期高齢者の医療費等の経費に係る保険料を後期高齢者医療制度加入者から徴収をし、市が負担する保険料軽減分とあわせて事業主体である兵庫県後期高齢者医療広域連合に保険料負担金として納付するものでございます。 なお、低所得者等に対する保険料の軽減分として一般会計からの保険基盤安定繰入金を1億540万4,000円計上いたします。 次に、第14号議案 加東市介護保険保険事業特別会計予算でございます。 予算の総額を前年度と比較して5,090万6,000円、1.5%増の34億8,805万4,000円といたします。 平成31年度は高齢者保健福祉計画、第7期介護保険事業計画の2年目になり、引き続き本計画に基づき高齢者施策や介護保険給付の円滑な実施に努めてまいります。 保険給付費では、介護報酬の改定、地域密着型サービスの定期巡回、随時対応型訪問介護看護事業所が1事業所ふえることを見込み、前年度と比べ4,804万2,000円、1.5%増の32億5,130万2,000円といたします。 また、高齢者が住みなれた地域でできる限り自立した自分らしい生活が送れるよう、市民との協働による事業展開を推進するため、地域支援事業費に前年度並みの1億2,920万1,000円を計上いたします。 事業といたしましては、介護予防・日常生活支援総合事業の展開により要支援者等の訪問型サービス、通所型サービスの適正な給付に努めるとともに、高齢者の運動機能を高めていくことに重点を置き、地域リハビリテーション活動事業を行い、介護予防と生きがいづくりを推進してまいります。 地域包括支援センターでは支援が必要な高齢者への総合相談及び対応、高齢者の権利擁護など包括的支援事業も行いつつ、認知症になっても笑顔で住みなれた地域で暮らせるまちを目指して認知症の早期発見、早期介入、家族支援等の認知症施策を総合的に推進してまいります。 また、医療と介護が切れ目なく一体的なサービスの提供できるよう、引き続き小野市加東市医師会に関係機関の専門職研修と相談窓口業務を委託し、地域における医療と介護の関係者の連携を強化します。 次に、第10号議案 加東市水道事業会計予算でございます。 企業会計予算書の1ページをごらんください。 第2条、業務の予定量を給水件数1万7,600件、年間総給水量506万6,000立方メートル、1日平均給水量1万3,842立方メートルとし、建設改良事業を7億3,614万1,000円といたします。 第3条、収益的収入予定額を15億1,909万9,000円、支出予定額を13億1,576万5,000円といたします。 収入は、給水収益の増などにより、前年度と比較して1,080万3,000円、0.7%の増となります。 支出では、安全強靱化による信頼経営を持続させるため、施設の運転管理業務及び会計と事務業務の新たな長期継続契約を締結いたします。 第4条、資本的収入予定額を1億6,439万4,000円、支出予定額を7億7,360万円と定め、不足する額6億920万6,000円は過年度繰越工事資金978万6,000円、過年度分損益勘定留保資金5億4,748万6,000円及び当該年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,193万4,000円で補填いたします。 収入は、嬉野東地区の水道未普及地域解消事業が完了となることにより、前年度と比較して1億2,547万4,000円、43.3%の減、支出は前年度と比較して1億1,754万3,000円、13.2%の減となります。 主な事業はいずれも継続事業で、浄水場統合整備事業、青野原駐演習場等周辺水道設置助成事業のほか、老朽送配水管の耐震化及び道路整備関連事業などでございます。 次に、第16号議案 加東市下水道事業会計予算でございます。 企業会計予算書の41ページをごらんください。 第2条、業務の予定量を排水処理件数1万4,800件、年間処理水量394万9,000立方メートル、1日平均処理水量1万790立方メートルとし、建設改良事業を5億7,280万円といたします。 第3条、収益的収入予定額を19億945万9,000円、支出予定額を19億7,615万3,000円といたします。 収入は維持管理費及び企業債利息などの支出の減少により他会計補助金が減少したため、前年度と比較して8,386万4,000円、4.2%の減となります。また、支出では引き続き不明水対策に取り組むとともに、安取雨水ポンプ場を含めた施設の運転管理業務を委託いたします。 第4条、資本的収入予定額を12億2,527万7,000円、支出予定額を18億338万円と定め、不足する額5億7,810万3,000円は当年度分損益勘定留保資金で補填いたします。 収入は事業の進捗により、前年度と比較して2億690万3,000円、14.4%の減、支出は前年度と比較して2億1,730万1,000円、10.8%の減となります。 主な事業は新規事業として、滝野梶原線道路整備事業に伴う汚水管の移設工事を実施いたします。 継続事業では下水処理場統合整備事業のほか、北播衛生事務組合南部衛生公園の公共下水道接続のための汚水管布設工事及び上中地内の未普及地域の汚水管布設工事、汚水処理機能の持続安定のための長寿命化事業などでございます。 次に、第17号議案 加東市病院事業会計予算でございます。 企業会計予算書の96ページをごらんください。 病院事業における業務の予定量は許可病床数を139床とする中で、年間の入院患者数を4万2,090人、外来患者数を4万5,067人、1日平均の患者数を、入院は115.0人、外来は187.0人を見込みます。 介護老人保健施設事業における業務の予定量は定員を入所50人、通所15人とする中で、入所者数1万7,934人、通所者数3,108人、1日の平均を入所は49.0人、通所は12.9人を見込みます。 訪問看護事業における業務の予定量は年間の利用者数を、介護保険による利用者数5,302人、医療保険による利用者数を2,892人、1日の平均を介護保険22.0人、医療保険12.0人、また定期巡回随時対応型訪問看護業務自宅訪問を年間144回と見込みます。これにより病院事業会計全体での収益的収支では、収入が26億1,841万4,000円、支出を27億2,032万1,000円といたします。 資本的収支では、収入を1億6,580万8,000円、支出は2億7,838万3,000円とし、差し引き不足する額1億1,257万5,000円は当年度分損益勘定留保資金5,709万8,000円、過年度分損益勘定留保資金5,547万7,000円で補填いたします。 住みなれた地域でその方らしい生活を支える病院事業部の事業については、病院事業管理者のもと、適切な医療介護サービスの提供により在宅生活への復帰、在宅での生活を支援するとともに、医師の確保などの課題を解決し、患者様あるいは利用者様の受け入れの増加を図り、安定的かつ自立的な経営ができるよう、さらなる経営健全化に取り組んでまいります。 以上、平成31年度の各予算を定めます議案の提案説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 社幼稚園をアフタースクールに活用していただくということで、私の社小学校区ではいっぱいになっておりますから、地域の住民としてはありがたい話なんですが、一応公共施設の適正化に関する計画では、あそこは取り壊しになってるんですよ。取り壊した後、売却となっておるんです。 12月にも多分その方針で説明を受けとると思うんですが、どういうシステムでこういうふうになっとる。これはもう市役所としては別に問題ないという考えなのですか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) まず、閉園後に取り壊すという年次計画の変更になりますが、これにつきましてはてあくまで社地域の小中一貫校開校までの限定ということで、今アフタースクールが体育館を利用してますんで、その限定ということで年次計画につきましては変更をさせていただきたいという考えであります。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) こういう紙を私たちも見ても何かわけわからん。とりあえず、じゃあ取り壊しは取り壊しするんですね。要は、小中一貫校ができたら。私はそれはなぜかわからん。例えば、小中一貫校ができた場合に、急に社小学校区の子どもは減るんですか。アフタースクールを利用する人数というのは変わるんですか、小中一貫校ができたら。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 基本的には旧小学校でアフタースクールは運営をしていくという原則は考えておるんですけれども、再度それぞれの各施設で異なりますので、今後アフタースクールのあり方につきまして時間をかける、そんなに余裕はないんですけれども、方針を立てていきながらどうやって運営していくかという方向は考えていきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) それで、方向性、取り壊しって書いて、私もそれは別にせっかくいいことをしていただいてるのに、また決まったことに違反してるとかといって議決したときの説明じゃないかみたいなことを言うのはもう心苦しいので最後に議案を出しておるのですけれども、これ12月のときも説明はなかったですよね。 例えば、今も数字を見たら平成30年度って取り壊しの事業費1,500万円も入ってますわ。これ私、何かもう今後は市役所としてはもう事細かに修正があっても変更はしたくないという本心で、大体これは3カ年の事業計画、総合計画に、だから例えば総合計画があって3カ年の実施計画がありますでしょうと。適正化の計画があって、その下に年次計画みたいなものがあるわけでございますから、その程度のものですって説明は受けてきたんですよ。 これ、3カ月前の委員会のときってそんな説明を受けてないにもかかわらず、ぽっとこんな話が出てくるということは、これはもう3か年実施計画以下ですね。何かもう市役所の都合でぴっぴっぴっぴっぴっと変えられると。変わってますよね、実際。 いいんですよ、だから社の子どもが、お母さん方困っています。預かってほしいと。でも、こういう計画で取り壊しって書いてるものを、12月に説明をしたこととは、書いとるはぴあの移転のこともそうですわ。もうそういう程度の取り扱いと、3か年実施計画以下の取り扱いでもう方針が変わってぴっぴっぴっぴっぴっと変わると、そういうふうに我々捉えていいです、公共施設の適正化の年次計画というものは。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 公共施設の適正配置計画の年次計画につきましては、これまでもずっとを申し上げておりますように、社会情勢の変化等々に基づいて年次計画はローリングなり、変更なりをすることはあり得るということで説明をさせていただいたつもりでございます。 加東市の総合計画の中でも実施計画が3カ年の実施計画に当たるわけでございまして、公共施設の総合管理計画というのはいわゆるそういった実施計画的なものだということで考えてございます。3カ年計画よりは下とかそういうことではなしに、同レベルの計画であろうということで思ってございます。 したがいまして、この公共施設適正配置計画の年次計画につきましては、方向性としては変わらない、年次計画といいますか、適正配置計画の本体部分の方向性については社幼稚園を例に取り上げますと将来は取り壊わすという方向性は変わらないんですけれども、ローリングということの中で5年間、社地域の小中一貫校が開校するまでの5年間については暫定的に利用して、今困っておられる保護者の皆様の要望に応えられるようにということで政策会議の中でも今、承認を得て、今回予算上程させていただいておるところでございまして、そういったことにつきましては予算審議の中で御審議いただきたいということでこれまでも申しておりますので、また改めて予算委員会の中でも審議いただけたらと思ってございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) いいことをしていただいてるのに何かこういうこと言うの、でも12月に聞いてることですから。変わったら変わったでいいと思うんですが。 この件はこれで置いても、何かむしろ何か私もきょうの最後に提案することを、何かもう堀内部長も何かそちらから手を挙げていただけるんじゃないかと、それぐらいに思っております。もう市長も手を挙げていただけるんじゃないでしょうか。 それで次、2点目なんですが、小中一貫校の整備事業でございます。 これ財源の問題で、これも年次計画の話するのも、私も何か嫌になってきたんですけれど、この年次計画定めるときに記載の金額の計算誤りというのがあって補助金を10億円も多く誤算して見込んでおったと。そんなばかなことがあるかということで、その当時、吉田副市長はどう答えられたか、御記憶はございますか。その10億円のミスがあるじゃないかと、これについてこんな、1校10億円ですから、30億円です。これについてどうすると市役所はお答えになりましたか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 私の記憶では、今後いろいろな各分野にこういった新しい取組ということで補助の充実を要望していくということでお答えしたと記憶しております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 10億円も穴があいたんですけれど、補助は充実しましたか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 県知事との懇談会とか、そういったところでも要望はしておりますし、つい最近ではエコスクールプラスという制度につきましても一応認定を先日受けましたので、少しですけれどアップはしていくということで、大きな金額の増額のところはまだいけませんけれども、今の取組を今後もしていきたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 10億円です。私ちょっとこの中では変わった立場で、去年まで何か忘れられたように議長してましたもので、実は要望の場にどういう形で行ったかということも覚えておりますし、そのときの県の対応もよくわかっております。見てます。 だから、そんな、ああ、加東市さんは小中一貫の取組はすばらしいので県としても応援しましょうという感じの姿勢ではないと私は思ってます。 結局、若干ふえたというてもやはり30億円は穴あいていますから、私はそんときもそんなことできようがないんだから、そのこと、そこはそこできっちり締めてくださいって私は言うたと思うんですけれども、そちらが、今おられませんけれど、吉田副市長がそういう補助金を要望しますとおっしゃってたんですから、そういうのがないままで突き進むというのは私はちょっと何か納得ができない部分がございます。 最後にもう一点質問をするんですが、何か新聞とかではBioのことが一押し事業で出ておると。今年度、平成30年度です。高速のバスの乗客にいろいろアンケートをとるということがあったと思います。そのBioのバスターミナルが移転したらそういうことは利用しますかとかそういうことを聞いてると思うんですけれども、そういう感触というのはわかっておるんですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) まだアンケートの結果というのは、申しわけございません、私のところまで来ていないというところでございますけれども、そういった高速のアンケートをすることによって市民の動向、交通利用者の動向というのを正確に把握したいということで今般やっておるものでございます。結果がまとまりましたら、また議会へもおつなぎをしていきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 普通の多分私が思う常識的には、我々多分1年前にその予算は許可しとると思うんですよ、アンケート調査の予算は。そしたら、例えばアンケートをとりましたと、だから高速バスのあの滝野社インターの市民は多くの方がBioからバスに乗りたいと言っておられますと。 そしたら、何かここの予算を見るときでもちょっと、さすがに一押し事業ですし、ということはあると思うんですよ。そしたら、ああ、なるほどなと、多くの市民の方が望まれているのであれか、ちょっと前向きに考えようかという説もあるかと思うんですよ。 例えば、今結果はわからないですよね、結果は。結果はわからない。だから、我々がここ予算を認めたとします。余り乗らないとかということになったら議会としては恥ずかしいじゃないですか、それは。それは市民は別に乗るとも思ってないとか。 その結果の話もありますけれども、さっきも言いましたけれども、そもそも2月の末にされてますよね。2月の末にアンケートは。市役所はブロック塀のことといい、空家のことで、何か2月になってから仕事を一生懸命回るようですけれども、何でそういう来年度の目玉事業の基礎データになる調査を4月に予算がついているにもかかわらず2月に実施するんですか。 本当にこれ申しわけないですけれど、笑い物ですよ。仮に、私わかりませんけれど。予算を議会として一押し事業、承認しました。市民はBioにバスターミナルが来ることについて余り望んでませんというたらちょっと我々も民意としては恥ずかしいんですけれど、何で2月にされたんですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) だらだらと事業がおくれて2月になってしまったとかということではございません。担当課も種々の事情を勘案し、当初からこの時期に調査をやると決めとったと聞いております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) それは逆に当初から2月にする予定やったということで、逆に非常にそうしたら論理展開として不思議じゃないですか。要は、この時期に、私はそれだったら逆、本当に市役所の事業の発想方法というのを聞きたいんですよ。Bioにバスターミナルを目玉事業としてやりたいって言ってるわけですよね。そしたら、アンケート調査の結果がわからない時期にアンケートをやるというのは、そういうことをわざわざなぜそういう時期にとろうと決めるんですか。 その論理って、全く例えばそのアンケート調査はBioにバスターミナルを誘致するということに関係がないのか。関係がないから2月にとっとるのか。 さっきも言ったように、もしも予算通して、予算仮に通して、そのアンケート調査の結果が悪かったら本当に恥ずかしいと思いません。そちらも事業、そもそもそちらが事業を企画するのが恥ずかしいと思いませんか。 なぜわざわざ、そしたら胸を張ってこの時期にやるつもりやって、なぜ2月にその調査をするつもりだったのか答えてください。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。               午後3時10分 休憩               ─────────               午後3時30分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 失礼いたします。 私の認識不足もありまして御迷惑をおかけいたしました。申しわけございません。 本件のアンケートのことでございますが、まずアンケートといいますのが活性化協議会の事業でもってやっておるものでございまして、今アンケートも持ってきたんでございますけれども、大きく分けて3つぐらいの項目を聞いとる分でございます。性別でありますとか、どこの方ですかとかということ、またどこへ行かれますかということ、そういったことで。 主な目的でございますけれども、本日の目的地ということで、その中でも特にメーンのところは始発の時間をもっと早い時間を希望されますとか、終発の時間を遅い時間に希望されますかとかという項目を聞いております。こういったことを持って利用者の利便性の向上のためにバス事業者と協議をしてまいりたいというのが本来の趣旨でございます。 そして加えて、最後のところでやしろショッピングパークBioの発着点の高速バスがあれば利用しますかということを追加で聞いております。この内容と申しますのが、バスターミナルで計画しておりますパーク・アンド・ライドの駐車場、こちらの利用台数にも関係をしてまいりますんで、このあたり、情報がとれたらなということで考えておるものでございます。 以上です。 それでもって、このアンケートを持ってバスターミナル云々ということはまた別問題ということで御理解いただけたらと思います。 ○議長(小紫泰良君) ほかによろしいでしょうか。 北原君。 ◆1番(北原豊君) 社幼稚園は耐用年数が切れるから新しいこども園をつくるって聞いてたんですけれど、今社幼稚園は耐用年数あと何年ぐらい残っているんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 暫時休憩を。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。               午後3時32分 休憩               ─────────               午後3時34分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 申しわけございませんでした。 耐用年数につきましては、平成28年度までなんですけれども、施設を管理しながら現在までもたしておるというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) 北原君。 ◆1番(北原豊君) あと何年ぐらいもつか調査をしていないんですか。東条のあの小学校とかは調査してるみたいなんですけれど。 ○議長(小紫泰良君) 今、平成28年って言われ、ですね。だからそこまでです。だから、答えになっていたかと思うんですが。 ◆1番(北原豊君) いや、そやから……。 ○議長(小紫泰良君) 平成28年までです。 あと予算委員会で質問していただくほうがいいのかもわかりません。よろしいですか。 ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。              (13番藤尾 潔君「議長、13番動議」と呼ぶ) ○議長(小紫泰良君) 13番藤尾 潔君。 ◆13番(藤尾潔君) 予算特別委員会設置に関する動議を提出いたします。 ただいま上程中の平成31年度予算案第11号議案から第17号議案については、議長を除く15人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託し審査されることを望みます。              (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(小紫泰良君) ただいま13番藤尾 潔君から第11号議案から第17号議案については議長を除く15人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに審査を付託することの動議が提出されました。 この動議は1人以上の賛成者がありますので成立いたしました。 本動議を議題として採決します。 お諮りします。 この本動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、第11号議案から第17号議案については議長を除く15人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決定しました。 次に……。 静粛にお願いいたします。 次に、予算特別委員会の委員長及び副委員長の互選を行います。 委員長及び副委員長は委員会条例第9条第2項の規定により委員会において互選することになっておりますので、予算特別委員会の委員は議員控室で委員長及び副委員長の互選を行い、委員長は結果を事務局長に報告してください。 ここで委員会開催のため暫時休憩いたします。               午後3時36分 休憩               ─────────               午後3時43分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開します。 予算特別委員会の委員長及び副委員長の互選が終わりましたので、議会事務局長から報告させます。 ◎議会事務局長(芹生修一君) 失礼いたします。 予算特別委員会の委員長に井上茂和議員、副員長に高瀬俊介議員。 以上です。 ○議長(小紫泰良君) 報告が終わりました。 第11号議案から第17号議案については予算特別委員会に審査を付託します。 △日程第13 第18号議案 加東市自家用有償旅客運送条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第13、第18号議案 加東市自家用有償旅客運送条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 柳 博之君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) それでは、第18号議案 加東市自家用有償旅客運送条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正の理由でございますが、大畑、蔵谷及び薮地区の生活交通手段として地域と協働で取り組む自家用有償旅客運送の実施に当たり、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、新たに運行する路線名をとうじょうあいあい線、その運行経路を小さな森の喫茶店ワイルドダックから加東市役所までと、小さな森の喫茶店ワイルドダックから加東市産地形成促進施設・道の駅とうじょうまでの2経路、旅客運送の対象となる者の範囲を大畑及び薮に住所を有する者とし、別表第1に加えるものでございます。 また、当該路線に係る1回の使用料を利用区間に応じ100円、または300円とし、別表第2に加えるものでございます。 なお、この条例は平成31年4月1日から施行いたします。 以上、第18号議案 加東市自家用有償旅客運送条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 後して付託ということでしょうけれども、このとうじょうあいあい線という名称は何か公募か何かで決まったんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) これにつきましては地区の方で決めておられるということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) これ2路線が上がっておるんですけれども、主な経由地をそれぞれ教えていただけませんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) まず、社方面へ走るバスでございますが、ワイルドダックと申しまして、三木市境の喫茶店が出発地でございます。そして、蔵谷地区を順次通りまして、大畑地区、そして薮地区を通り、そして松原メイフラワー病院、そして加東市民病院、このあたりは従来の米田ふれあい号、きよみず号と同様でございます。 そしてもう一本でございます。東条方面へ行くバスでございますけれども、こちらは地域内に関しましては先ほど申しましたと同じように、ワイルドダック喫茶店を出発地点といたしまして、蔵谷地内、大畑地内を巡回いたしまして、そして薮地内、そして青山医院でございます。そしてやすらぎの森診療所、山麓線になるんですけれども、やすらぎの森診療所、そして東条診療所、経過し、とどろき荘、そして天神方面、東条郵便局、マックスバリュ東条店を経まして、最終道の駅とうじょうといった経路でございます。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) なかなかいいルートかなとは思うんですけれども、ドライバーの確保、それはできておるのか。そして、そのドライバーさんは大畑と薮の地区の方だけなのか、そのあたりを教えてください。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) ドライバーさんにつきましては38名の現在確保ができておりまして、もう既に初期講習を終えられております。そして、ドライバーさんにつきましても各地区からバランスよく出ていただいておりまして、当面4月、5月、6月のローテーションというのももう組んでいただいてるんですけれども、今わかってるところでは4月には例えば蔵谷地区、5月は大畑地区、6月薮地区といったぐあいでバランスよく今やっていただいておるということで、様子を見た上でどのような組み合わせになっていくかというのは今後の課題だと思いますけれども。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。
    ◆6番(大畑一千代君) 最後なんですけれど、これ実証運行というんですか、そういうのはされずにいきなり4月1日、どんでスタートと思ったらいいんでしょうか。今されとるんですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 車両については現在製作中ということでまだ届いていない状況でございますが、試験運行といいますのを3月の末に社方面、東条方面それぞれ行う予定にしていただいております。 ○議長(小紫泰良君) ほかに。 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 地域の方の足の確保という点ではこれはよいことやと思うんですけれど、ことし心配しておりますのが、これ東条方面にしろ、社方面にしろ、神姫バスと路線がかぶっていますよね。そのことに関しては、例えば米田にしても、鴨川の部分で、藤田のところから社の町なかに入るときでも市役所というのは相当な調整をしたはずなんです。 今回、例えば東条のところ、社のところ、競合するんですけれども、そういうところについて神姫バスさんに話し合いをされて、こういう形で結構ですよという形で非常に歓迎していただいたんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) バス事業者との調整でございますけれども、平成30年度の初めあたりからこの当該地区に入っておるのと時を同じくして協議を重ねてまいりまして、協議はその点に関しましては整っておると理解しております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) それで、何か協議は神姫バスさんはどういう姿勢やったんですか。結局、少し気になるのは、天神電鉄小野線を撤退しますっておっしゃってますわね。だから、神姫バスさんにしたら、要はもう撤退するからどうぞという姿勢なのか、我々の路線にかぶせて運行して、加東市さんの姿勢はよく理解できましたので結構ですよという姿勢なのか、もううちとしてはもう撤退させていただきますので加東市さんでどうぞという姿勢なのかどっちなんですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 種々協議をする中で、いざこざというんですか、じゃあ勝手にどうぞとか、そういった状況ではなしに、当方の状況、事情も理解していただいた上で十分協議を重ねた上での合意と考えております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) バスが撤退することとはもう全く関係がないということでいいと思うんですけれど。 もう撤退されるから余り関係ないかもしれませんけれども、この料金、市役所でも100円、300円ということをもう決めてるのかもしれませんけれども、私がよく定額運賃制を導入するときに、要は路線バスの運賃と自家用有償運送の運賃の整合性を図るとか、凹凸がないようにしたいということをよく申されとると思うんですよ。 そしたら、これ今回この並行して走る路線の運賃というのは調査された上で、並行するところに問題がないという認識のもとに路線の運賃設定をされたんですか。まず調査はしっかりされて、並行する運賃のところに影響を与えないという認識のもとに運賃設定をされたんですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 市内統一運賃制度ということかと思いますけれども、それにつきましても先般の議会の中でもお話が出たかと思いますけれども、こちらもそれにつきましても調査研究を重ねておりまして、今回の路線につきましても300円、100円ということで設定させていただいております。これについては従来の路線、市内の統一というところもあって今回こうやっておるんですけれども、市内の統一料金制度というのは今も検討課題として十分認識をしております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 私が聞いているのは、今回は路線が競合してますよねって言っているんです。ですから、その競合している区間の運賃は調査した上で運賃設定はしているんですかって聞いているんです。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。               午後3時54分 休憩               ─────────               午後3時54分 開議 ○議長(小紫泰良君) 会議を再開いたします。 ほかに質問ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております第18号議案 加東市自家用有償旅客運送条例の一部を改正する条例制定の件は、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。 したがって、第18号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第14 第19号議案 加東市駐車場条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第14、第19号議案 加東市駐車場条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 柳 博之君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 第19号議案 加東市駐車場条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正の理由でございますが、加東市JR社町駅前駐車場の定期駐車の利用について、申請期間を明確にし、より多くの方に利用してもらいやすくするため、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、加東市JR社町駅前駐車場の定期駐車の利用許可申請の期間を一月前から10日前までの期間とし、定期駐車の利用許可を受けている者が許可期間の満了後も引き続き利用をしようとする場合の利用許可申請の期間を二月前から10日前までの間とするものでございます。 なお、この条例は平成31年4月1日から施行いたします。 また、この条例の施行日前の申請に係る許可については従前の例によることとしています。 以上、第19号議案 加東市駐車場条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 改正理由のところに申請期間を明確にということでの改正だと思うんですが、今までの現状では何かふぐあいがあったということでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 特に利用者、市民から混乱があるということではなしに、1件、6カ月前に申し入れをされたとかということはございましたですけれども、特段の不都合はございませんでした。 特に、運用面において既に利用されておる方については2カ月ぐらい前にこちらから通知をさせていただいたとしておりましたので、特段の不都合はございませんけれども、運用しておった例規を合わせていきたいなというところでございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。 山本君。 ◆15番(山本通廣君) これ今のお話聞きますと、なるほどなという部分もありますけれど、1カ月前という期限をもう削除したらいいんじゃないですか、10日前だけで。この原案の改正前で十分だと思いますけれど。私も駐車場貸してるけれど。こういう1カ月前というのは、区切るんやなしにいろいろな都合で予約変わられますからね。このような改正は不必要だと思いますけれど、どうでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 議員のおっしゃることも十分理解はするんですけれども、先ほど申しましたように、半年前に言ってええのかという部分もございまして、1カ月、2カ月というところで、余りきつい期間でもないと思いますんで、何とかこういった期間の設定ということで進めていきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第19号議案 加東市駐車場条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第15 第20号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第15、第20号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 柳 博之君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 第20号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正の理由でございますが、平成31年4月1日に加東みらいこども園を開園するに当たり、適切な運営管理を行うために園長を補佐する役職として副園長を配置するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正の内容でございますが、別表第6(1)行政職給料表等級別基準職務表におきまして、副園長の職名を加えることとともに文言を整理するものでございます。 なお、この条例は平成31年4月1日から施行いたします。 以上、第20号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。 ◆11番(小川忠市君) この加東みらいこども園が開園するに当たりということで、副園長という役職を配置するということですが、また加東みらいこども園に合流しない保育園もございます。そこらはどういう対応をされるんですか。そういう特に役職を置く必要はないということでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 加東みらいこども園につきましては250名の園児を預かるという予定をしておりますので、やはり規模的に大きいということで、管理職の副園長が必要であるということで今回こういう改正をお願いしております。 あと、米田、鴨川につきましてはまだ少ない規模でありますので現状のままということで考えております。 ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第20号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第16 第21号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第16、第21号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 柳 博之君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 第21号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正の理由でございますが、加東市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等に基づき、諮問を受けた案件を加東市職員懲戒審査委員会で審議するに当たり、懲戒処分等の判断基準をより明確にするとともに、専門的見地から意見を徴し、公正かつ適正な処分の量定を決定するために外部の識者を委員として加えるものでございます。 また、自殺対策基本法の一部が改正され、市町村に自殺対策計画の策定が義務づけられたことにより、当該計画の審議を健康増進計画策定委員会の所掌事務とし委員会の名称を変更したことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正の内容でございますが、1点目は別表に懲戒審査委員会の項を追加し、委員の報酬を日額8,000円に定めるものでございます。なお、この改正規定の施行日は平成31年4月1日といたしております。 2点目は、別表の健康増進計画策定委員会を健康増進計画等策定委員会に改めるものでございます。 なお、この改正規定の施行日は公布の日とし、平成30年4月1日から適用いたします。 以上、第21号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 高瀬君。 ◆7番(高瀬俊介君) 1点お尋ねいたします。 外部の識者を委員として加えるということですが、この委員という方はどういう方がなられるんですか。ちょっと具体的にお願いしたいです。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 今考えておりますのは弁護士を委員として入っていただきたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。 ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第21号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第17 第22号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第17、第22号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 柳 博之君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 第22号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正の理由でございますが、加東市立小学校及び中学校の学校歯科医の報酬の基本額を兵庫県立学校医等の報酬の額と同水準とすること並びに投票立会人及び期日前投票立会人の従事時間を時間単位とすることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正の内容でございますが、1点目は学校歯科医の報酬の基本額を17万3,000円から17万4,000円に改めるものでございます。なお、この改正規定の施行日は平成31年4月1日といたしております。 2点目は、投票立会人及び期日前投票立会人に支給する報酬の額を、当該立会人の従事時間分の額とするものでございます。なお、この改正規定の施行日は公布の日とし、公布日以後に告示される選挙から適用いたします。 以上、第22号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 投票立会人は、例えば朝8時から夜の8時までという立会人の方はその時間いらっしゃるんではないんですか。その時間制にしたというのは何か、どういう理由でしたのか。質問の意味わかっておりますかね。済いません。 ○議長(小紫泰良君) 委員会事務局長。 ◎委員会事務局長(陰山昌平君) 投票当日の立ち会いにつきましては午前7時から午後8時までということで13時間と非常に長い時間、投票に立ち会いいただいております。 また、投票立ち会いにつきましては、現在の運用においては各自治会長さんなり、区長さんからそれぞれ選出いただいております。その中で非常に、先ほど申しましたように13時間という時間は非常に長いということも御意見としてございました。その中で、交代制というところを採用したく思いまして、今回提案しているところでございます。 ○議長(小紫泰良君) よろしいですか。 ほかに。 高瀬君。 ◆7番(高瀬俊介君) 今その投票立会人というのは……。 ○議長(小紫泰良君) マイクをもう少し近づけてお願いいたします。 ◆7番(高瀬俊介君) 投票立会人というのは地区の区長とか、私も何回も立ち会っておりますけれども、それを途中で交代するということは、事前に、立会人というのは輪番といいますか、順番に回してやっておるんですけれども、途中で交代するとなりますと立会人をふやすということですか、その地区。 私どもの三草小学校区の投票所であれば上福田地区のほとんどが区長で、10人いますけれども、そこを地区が今まで2地区だったのが4地区になるとか、その辺は十分地区の区長会とかそういうところでお話になってるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 委員会事務局長。 ◎委員会事務局長(陰山昌平君) 交代制につきましては強制的なものではなしに、それぞれの状況に応じまして選択していただく形になっております。したがいまして、1人の立会人で7時から20時まで務められるところもございますし、状況によりましたら半日交代なところも選択できる形で提案させていただいております。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。 ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第22号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって本案は原案のとおり可決されました。 △日程第18 第23号議案 加東市職員定数条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第18、第23号議案 加東市職員定数条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 柳 博之君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 第23号議案 加東市職員定数条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正の理由でございますが、病院事業の職員において事業内容の見直し、拡張等により増員の必要が生じたため、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正の内容でございますが、病院事業の職員の定数を210人、うち兼務6人に改めるものでございます。 なお、この条例は平成31年4月1日から施行いたします。 以上、第23号議案 加東市職員定数条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 事業内容の見直し、拡張等によりということで増員の必要が生じたという理由ですけれども、具体的にはどういう事業内容の見直し、拡張なのでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 事業の拡張につきましては、入院患者数が今伸びてきておりますので、これを順調に伸ばしていきたいなと考えておりますのと、それからケアホームかとうなんですけれども、補正のときにも若干説明をさせていただいたかなと思いますが、国の診療報酬の改定で非常に厳しくなってきております。それに対応できる体制をとりたいというところも含んでおりますと、また訪問看護につきましてはニーズがふえておりますので、それに対応していきたいと。 また、訪問看護の関係もなりますけれども、24時間体制ですけれども、こちらについても非常に要望が多いということでそれに対応できるようにしていきたいというところでございます。 また、積極的ではありませんけれども、前回の補正のときにもお話をさせていただいたのかなと思いますが、訪問診療にも手を広げる、広げるという言い方おかしいですけれども、開業医さんの応援ということで訪問診療も行っておりますので、そのあたり、今後の需要に対応できるようにということで法整備をさせていただきたいということで、条例を、定数を上げたからといってすぐに職員をふやすという、そういう意図ではございません。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 今後将来的なことに備えての法整備ということでしょうけれども、職員さんがふえるということは当然人件費比率も上がってくると。仮に将来的にそういう事業拡張等やら見直しで職員さんをふやしました、結果的に人件費比率が上がりましたということであれば本末転倒的な考え方になるかとは思うんですが、そこら対策をしっかりととられる予定でしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 地域包括ケア、どちらかといいますと在宅に重視した診療をやっておりますので、入院にしろ単価は西脇ですとか、北播磨に比べますとやはり非常に低いという状況にはなっております。 それで、平成31年度の状況で仮になんですけれども、仮に今回上程をしております人数まで上げたとしますと人件費比率は72.4%ということで、余り下がりはしませんけれども、上がりもしないという状況です。その中で医療サービス、住民のために提供していけたらなと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) ケアホームかとうでも介護報酬が改定になって運営が厳しくなるということですか、厳しくなるということは。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 実際、この4月に診療報酬の改定がありまして、半年で約600万円の減収という形になっております。今までやってきたことに加えて、入所者の方に週最低3回、リハビリをしないともとのランクというんですか、クラスに戻れないということもありますので、そうなりますとリハビリの職員をふやそうかというのも検討しないといけないのかなと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) もとのランクに上げようと思えば職員をふやすということになれば、当然人件費も上がってきますよね。そこで、私がさっき言ったように、人件費比率がまた上がってくるんじゃないですかという、それペイができるんですか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) そのもう一つ上のランクもあるんですけれども、その職員を入れることによってもう2ランク上げることも可能かなと考えております。そうなりますと、大きく人件費比率が下がるということはないとは思いますけれども、大きく上げるということもないと思っております。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 病院が事業を拡大してはやっているということを何か一市民として喜んでいいものか、ちょっと私も病院の経営改善という点では喜んでるんですけれど、病人がふえてるということに対していろいろ思うこともあるんですが、その中で1つ、市民の方から、ただ単なるお声だからなんですけれども、加東市民病院に入ると入院期間が長いと、なかなか出てこれないという声も最近聞くんですよ、時々ですけれども。 現在、例えば入院期間が長期化しているという傾向はないんですか。入院患者が伸びているということで入院期間が長いという話も聞くので、そういうことはないんですか。 ○議長(小紫泰良君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 急性期の病棟2棟、1病棟と5病棟と持っております。1病棟が内科系で5病棟が外科系、3病棟につきましては地域包括ケア病棟ということで持っておりまして、1と5につきましては急性期の病院ですのでマックスでも14日以内には退院をしていただかないといけないということになります。 ただ、退院をしていただく中で、在宅に戻ってもなかなか生活が難しいのかなという方についてはリハビリ等で在宅で生活できる体力ですとかをつけていただかないといけませんので、そういう方については3病棟へ移っていただいてリハビリですとかそういうのをやっていただいて、在宅へ帰れる状況になってお帰りをいただくという一つの流れもある中で、3病棟に関しましては長い方は長くなることもあります。ただ、マックス、済いません、60日だったと思います。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。 ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 静粛にお願いします。 これで討論を終わります。 これから第23号議案 加東市職員定数条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数)
    ○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第19 第24号議案 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第19、第24号議案 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務財政部長。              〔総務財政部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務財政部長(堀内千稔君) それでは、第24号議案 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正の理由でございますが、学校教育法の一部が改正され、新たに専門職大学制度が規定されることに伴い関係条例の整理を行うものでございます。 次に、改正の内容でございますが、第1条の加東市外国人留学生奨学金支給条例の一部改正では、奨学金の支給を受けることができる外国人留学生の資格要件に専門職大学を加えます。 第2条の加東市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正では、条例で定めることとされている管理者の資格要件に、また第3条の加東市給水条例の一部改正では、条例で定めることとされている布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件に、また第4条の加東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正では、放課後児童支援員の資格要件に、それぞれ専門職大学に係る規定を加えるものでございます。 なお、この条例は平成31年4月1日から施行いたします。 以上、第24号議案 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第24号議案 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって本案は原案のとおり可決されました。 △日程第20 第25号議案 加東市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第20、第25号議案 加東市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務財政部長。              〔総務財政部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 第25号議案 加東市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正理由でございますが、平成18年に制定された地方自治法の一部を改正する法律において行政財産の貸付が可能となっており、今後本市におきましても行政財産の活用の検討が必要となることから、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、行政財産について普通財産の無償貸付及び減額貸付について定めている第4条の規定を準用する規定を加えるものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行いたします。 以上、第25号議案 加東市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) 改正内容ですけれども、普通財産、無償等で、この準用する事例があるんか。今後そのようなことがあるんか、ちょっとお聞きします。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) この行政財産の無償貸付につきましては、先ほど申し上げましたように、地方自治法が、かなり前ですけれども改正されてまして、その当時は普通財産を貸し付けすれば十分ということの状態でございましたので改正しておりませんでしたが、やはり公共施設の適正化の中で学校を初め、また保育所等ともいろいろと一緒になって、また公共施設が少し余ってくる状況も出てきておりますので、そういったことを考えますと、普通財産に全て落とすということではなしに行政財産として置いてその一部を貸すということもあるかなということで、条例自体は改正をさせていただくんですが、ただ当面の問題といたしまして、加東消防署の現在の庁舎です。それ今北はりま消防組合の財産になっておりまして、広域化するときの申し合わせによりまして、土地とか建物についてはそれぞれの地方公共団体が所有して貸付けるという申し合わせがありますので、当面、第一義的はそこを目指すということで今回ちょっと急遽、条例改正ということでさせていただいてございます。 ○議長(小紫泰良君) よろしいでしょうか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております第25号議案 加東市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例制定の件は、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。 したがって、第25号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第21 第26号議案 加東市私立保育所の施設整備の助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第21、第26号議案 加東市私立保育所の施設整備の助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 こども未来部長。              〔こども未来部長 広西英二君登壇〕 ◎こども未来部長(広西英二君) 第26号議案 加東市私立保育所の施設整備の助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正の理由でございますが、市内の保育所の認定こども園への移行に伴い施設整備の助成対象に幼保連携型認定こども園及び保育所型認定こども園を加えるため、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正の内容でございますが、助成対象等に関する用語を、「保育所」、「幼保連携型認定こども園」、「保育所等」、「社会福祉法人等」の意義を定めるとともに、所要の文言整理を行うものでございます。 なお、この条例は平成31年4月1日から施行いたします。 以上、第26号議案 加東市私立保育所の施設整備の助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 認定こども園に移行というのはかなり前、かなり前というか数年ほど前からなってたと思うんですが、今の時期にこの条例改正をしなければならないという理由、もっと早目いするべきじゃなかったかと思うんですが、今の時期にこの条例改正をする理由というのはどういうことでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 認定こども園に移行された園につきましても、また老朽化とか、拡大、拡張、増築とか、そういった案件が出てきまして、今回、条例の改正をさせていただきたいということです。 ○議長(小紫泰良君) 今ということで、それで以上ですか。 はい。 ◎こども未来部長(広西英二君) 今というのは平成31年度にその計画が上がっておりまして、今回改正させていただいて、平成31年度にその補助を進めていきたいという考えであります。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 従前は特にこの条例改正、条例改正前の条例で適用できていたわけですか。その認定こども園にしろ。という意味ですけれど。 ○議長(小紫泰良君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) これまでは保育所だけの補助でありましたですけれども、平成31年の要望からは認定こども園が要望に上がってきましたので今回改正をしたいということであります。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第26号議案 加東市私立保育所の施設整備の助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第22 第27号議案及び第28号議案 一括上程 ○議長(小紫泰良君) 日程第22、第27号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部変更の件及び第28号議案 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部変更の件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 副市長。              〔副市長 岩根 正君登壇〕 ◎副市長(岩根正君) 第27号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部変更の件及び第28号議案 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部変更の件につきまして、提案理由が同じであるため、一括してその内容を説明申し上げます。 要旨をごらんください。 まず、提案の理由でございますが、平成31年5月1日をもって篠山市が市の名称を変更することに伴い、兵庫県市町村職員退職手当組合規約及び兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部を変更することを、それぞれの組合を組織する関係地方公共団体と協議することについて、地方自治法第290条の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 次に、協議の内容でございますが、兵庫県市町村職員退職手当組合及び兵庫県町議会議員公務災害補償組合を組織する地方公共団体のうち、篠山市が丹波篠山市に名称変更することに伴い、それぞれの組合規約の一部を変更することでございます。 なお、両規約とも施行期日は平成31年5月1日といたします。 以上、第27号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部変更の件及び第28号議案 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部変更の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小紫泰良君) 本日の会議時間は、議事の都合により、会議規則第9条の規定によりあらかじめ延長いたします。 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから議案ごとに討論、採決を行います。 まず、第27号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部変更の件について討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第27号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部変更の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって本案は原案のとおり可決されました。 次に、第28号議案 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部変更の件について討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第28号議案 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の一部変更の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって本案は原案とおり可決されました。 △日程第23 第29号議案 加東市有線テレビ施設撤去工事変更請負契約締結の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第23、第29号議案 加東市有線テレビ施設撤去工事変更請負契約締結の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 柳 博之君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 第29号議案 加東市有線テレビ施設撤去工事変更請負契約締結の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案の理由でございますが、現在、市内全域において施工中の加東市有線テレビ施設撤去工事について額の変更が生じましたので、変更契約を締結するため、加東市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議決を求めるものでございます。 契約の目的は、加東市有線テレビ施設撤去工事変更請負、契約の金額は、変更前2億3,544万円を、変更後2億3,449万680円とするものでございます。 契約の相手方は兵庫県姫路市東今宿3丁目3番3号、株式会社かんでんエンジニアリング姫路支店、支店長山本 豊でございます。 支出予算科目は、平成30年度加東市一般会計予算、款)総務費、項)総務管理費、目)有線放送施設費でございます。 説明資料1をごらんください。 変更の内容ですが、一部追加の撤去工事を計上しておりますが、主には撤去設備等の数量増減による工事の精算により94万9,320円を減額するものでございます。 以上、第29号議案 加東市有線テレビ施設撤去工事変更請負契約締結の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) この撤去の分、引き込み線の撤去とか、端末器ごっつい台数とか、メートルも減っとんですけれど、うちの公民館に今イオさん入っとるんですけれど、前の線が上にかぶって張ってあるんですよ。せやから、2本入った状態で今おるんですけれど、そういうのは全部撤去のあれは必ず全部撤去ということでなっとってよろしいんですか。何か今残っとんですけれど。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 宅内工事の分ということではなしにでしょうか。              (8番長谷川幹雄君「外です」と呼ぶ) 外ですか。 この3月14日に完成検査を予定しておりまして、そのあたり確認をさせていただきたいと思います。現場も参りたいと思いますので。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) 関連ですけれども、告知機の端末の回収が少ないんですけれども、各家庭にまだ残っているんですけれども、ちょっと聞くんですが、私ところでどうするんですかって聞くんです。これはどうなるんですか。各家庭に残っていて、それはもう各家庭で処分したらいいんですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) お示しをしております数量も減少をしておるというところで、この差につきましては市民の方がこちらの事業所へ持っていただいたりをしておったもので、その差があるということでございますけれども、現存しておる分に関しましては市で引き受けたいと考えております。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) 市で引き取りたいって、その各家庭の方がどうすればいいんか。当初は工事された方とか、撤去した方が持って帰られたということですのやけれども、持って帰ってない業者があるんですよ。それでおうちにあるんですよ。それは、なら各家庭の方が持ってきてくださいというのは広報するんですか。それともどうなんでしょうか、そこら。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 基本的には宅内のSTBでありますとかという機器につきましては工事に伺った際に回収をさせていただくということで進めておりましたので、そういったものが各家庭でないかということはもう一度確認をさせていただいて、それの対処方法というのはこちらで検討させていただきます。 基本的には工事に伺った際にいただくということでございますんで、要らん負担を市民にかけるわけにはいきませんので、その辺のことは検討してまいります。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) そしたら、そのおうちの方が一応現在、取りに来てなかった場合、家に置いとったらいいということですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) まずは残っておる機器があるかどうかということも確認をさせていただき、そしてその場合はどういった処理方法というのは検討させていただいて、その辺は周知をいたします。申しわけございません。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 基本的には設置した業者がそれを持って帰るということであれば、こんな4,000台も残ることございませんよね。だから、仕事がちゃんとこの業者がしたのかどうか。これは大方半分、4,000台ほどが残ってるということはあり得ないと思うんですが、その業者はちゃんと仕事したんですか、これ。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) ここで変更前後の数量が出とるこの表のことでございますね。これにつきましては、上段の変更前8,760台といいますのが当初設計でこの台数を回収すべきという数字でございます。そして、変更後の4,890台といいますのが実際にこの工事の中で回収をしたものでございまして、その差の分のものが市民の方独自に庁舎へ持ってきていただいたとかということで、この工事の中で行わなかった分ということで。 先ほど来、出ております数というのはこれとはまた別のもの、数字と考えております。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) それ、済いません、今の関連ですけれど、契約上は8,760台ですよね。今言うてはるように4,890台は回収しとるけれども、あと独自にこちらへお持ちになった分があるということだったら、それが何台あるのかというのは把握されてますか。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 要は、その差というのは仕事してないということじゃないんですか。それでお聞きしとんですけれど。 だから、市にお持ちなってる分が何台あるんだと。本来は8,760台集めないかんわけですから、それが集まってない分というのは業者さんが仕事されてないん違うかということを今おっしゃってるんかなと私は思うんですけれど、そのあたり、市でしっかりと把握されてますか。 ○議長(小紫泰良君) 暫時休憩いたします。               午後4時46分 休憩               ─────────               午後5時15分 開議 ○議長(小紫泰良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 申しわけございませんでした。 先ほどの告知端末の件でございますが、変更前数量が8,760、変更後が4,890ということで、当然この分減額となるんでございますけれども、鷹尾議員おっしゃったように、仕事をしてないのにということもあったんですけれども、ここに計上してある分については確実に業務を行っておる分ということで。 8,760台というもとの設計でございますけれども、過去から旧の滝野町、平成2年の工事、旧の社町、平成14年、東条町が平成、合併後ということで、古い資料をもとに精いっぱいの積算をしとるんでございますけれども、一部どうしても漏れとる分が考えられまして、この数量以外に家に残ってしまっとる分というのはやはりそこから結局設計で拾い切れてない分ということになりますんで、結局仕事をしてもらった分に関してはきっちりと数字が上がっておりますんで、それ以外の分についてはまた別途回収ということでさせていただきたいと思います。 工事のほうで仕事をしてないのに金額が支払っとると、そういうことではございませんので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) ということは、要は今回の変更は4,890台、このウの項目だけですよ。ウの項目については4,890台で精算したと、そういう理解でええんですね。わかりました。 それと、ごめんなさい、次もう一つあるんですけれど、これその他ありますよね、学校施設云々って。これはどうなんです。何かちょこっとしたものなのか、金額的にはこれがウエートを大分占めとんのかという、それが数量が全然出てもおらないんで、そこらがちょっとわかりにくいんですけれど、そこら説明できますか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 学校に関しましては各教室で多くのテレビを使っておりまして、そして旧のブラウン管のテレビをまだ使っておったということで、それを地デジ後も見ようとすればSTBという機械を必要としまして、そういったSTBの機械を、学校関係の分をあわせて回収したというものでございます。 ○議長(小紫泰良君) よろしいですか。 ほかに。 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 先ほどの件なんですけれど、伝送路と引き込み線の撤去で、何万メートルというこれ出とんですけれど、今、光の線で走ってる中で、その蛇腹の中を旧の線が走ってるんですけれど、今も走っとんですわ。ほいで、それを抜いたりするときにどっかで屈折すると、今現在使ってる線をすれて切れたりするときあるんですよ。僕、電話の工事やってたんで、それが光の線やってたんでそんなんあったんですけれど。 これ見ると、そんだけ何万メートルも残ってるということは、なくってこれになってんのんか、そういう無理なところがあって撤去できてないのんかというのは把握はできとってんですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 伝送路の関係で大きく数量が変わっておりますのは、これも先ほど申しましたように、過去の出来高等から精いっぱい拾ったものでございますんですけれども、この伝送路で大きく差が出ておりますのは、当初撤去する分ということで上げておりました河川監視カメラの系統と、清水寺にあります受信点等からの伝送路、この分を撤去する分から除いた分でございます、この差というのは。 以上でございます。 ○議長(小紫泰良君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) ということは、今の話ですと、今、監視カメラと清水寺の分とだけということで今聞いたんですけれども、実際にうちなんかの場合も端末機の中とか、お客さんがいないときに外だけ外したりとかされとったりするんです。 公民館に今二重で入ってて、今まで張ってた分の上に今の新しい線を張ってしてあって、それが片一方、引っ張るものやからたるんでもうて、何か異様な格好になっとんですよ。それでもそのまま残っとる状態なんで、今回最終的に確認するというのであれば、そこら辺もきちっと確認していただかないと、そやからというて、それをもし伝送路で蛇腹の中引っ張ってすると、摩擦で切れたりとかも結構あって、うちらも工事のとき結構大変やったんですけれど、そこら辺も鑑みてそういうのをされとんのんかもちょっと確認をしていただきたいと思いますんで。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 今聞きましたこと、先ほど申しましたように、検査、これからいたしますんで、そういった内容のところ、どういう状況なのか、どれぐらいの箇所が考えられるのかというのはしっかり検査の中でチェックをしてまいります。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) 端末機のことですけれども、業者さんがしっかり仕事していただいて4,890台は回収されたのでそれに対する対価として支払ったというのは、それは理解でしました。 そしたら、もともとの8,760台の差額分の3,870台は市民の方が持ってこられた、持ち込まれたという、きちっとした数字は合わないでしょうけれども、その3,870台については市民の方が市にお持ち込みなられたという判断でよろしいですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) そのとおりでございまして、引き受けた分を東条庁舎でありますとか、滝野庁舎に一旦保管をしまして、こちらの業務としては減額をいたしますけれども、別途追加で処分費というものは積算をして精算をしております。 ○議長(小紫泰良君) 小川君。 ◆11番(小川忠市君) それが8,760台に合致しますか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) はい、そのとおりでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) でも、いや、それが合致するのであれば、今、そもそも例えば業者さんが来て何か回収する意思もなく帰っていったということが報告されてますね、そういう実態が。そういうものが数としてはどこにあるんですか。そもそもそういう初めから設計する段階で数に入れてなかったんですか。 ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) ですから、8,760ということで設計を組んでおりますけれども、これというのが精いっぱい調査をして組んでおるんですけれども、若干の誤差が出て、これ以外の数量と、各残っておるものがあるとすればそれ以外のものと考えざるを得んというところです。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ということであれば、加東市は当然ケーブルテレビ、運営しとったわけですからSTBが何台あるかわかってますよね、全部で。 だから、今の数やったらどちらに入ってるんです。8,760の中に入っているのか、入ってないのか。何台あるかわかってるわけでしょ。配ってるわけですから。 もともとこれはケーブルテレビ条例で一枚一枚紙とって、そもそもは数年前まではこれなくしたといったら、返すときにありませんというたら5万円払えとかって言うてましたよね、あれ。弁償金みたいなものを、なくしたら。              (「それはSTBやろ」と呼ぶ者あり) ああ、そうか。告知放送の端末でないのんか。ただ、台数はわかりますよね、台数は。 だから、今そういうことが実態がある以上、この中に入ってるのか、入ってないのかということが私は気になるんですよ。言ってることわかりますか。
    ○議長(小紫泰良君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(柳博之君) 先ほど桑村議員のお話もいただいたんですけれども、幾らかの設計積算をしたところに漏れがあったんじゃないかなというところでございます。申しわけございません。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから第29号議案 加東市有線テレビ施設撤去工事変更請負契約締結の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第24 第30号議案 加東市都市計画マスタープランを定める件 ○議長(小紫泰良君) 日程第24、第30号議案 加東市都市計画マスタープランを定める件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 都市整備部長。              〔都市整備部長 藤井康平君登壇〕 ◎都市整備部長(藤井康平君) それでは、第30号議案 加東市都市計画マスタープランを定める件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 まず、提案理由でございますが、都市計画マスタープランは都市計画法第18条の2の規定に基づき、市町村の都市計画の基本的な方針を示すもので、この都市計画マスタープランに沿って土地利用の規制や誘導、道路、公園、下水道などの具体的な都市計画が定められます。 本市においては2009年に策定した加東市都市計画マスタープランに基づき都市づくりを進めてきましたが、上位計画となる兵庫県の東播磨地域都市計画区域マスタープランが見直され、また本市の行政経営の最上位計画である第2次加東市総合計画を作成したことから、市全体にわたる都市計画を展望し、都市づくりの長期的な方向性を示すため、加東市都市計画マスタープランの見直しを行います。 見直しを行うに当たり、加東市議会の議決すべき事件に関する条例第2条第2号の規定により議決を求めるものでございます。 次に、提案内容について説明申し上げます。 別紙の加東市都市計画マスタープラン案をごらんください。 まず、内容でございますが、1ページから24ページまでを序章とし、都市計画マスタープランの役割として都市づくりを進める指針であることを示し、第2次加東市総合計画の基本計画期間を踏まえ、本プランの目標年次を2027年度といたしております。 また、現行の都市計画マスタープランの成果と本市の現況を示し、22ページに都市づくりの主要課題として、①人口減少や高齢化への対応、②特性を活かした都市機能・産業の集積、③拠点間の連携と近隣都市との連携を実現するネットワークの形成、④既存ストックの適切な維持管理と利活用、⑤市街地整備と連携した安全・安心な都市づくりという5つの項目を提示しております。 次に、25ページから46ページまでが第1章、全体構想で、1、将来都市像、2、人口の将来展望、3、都市づくりの5つの基本方針を示しています。 将来都市構造につきましては、これまで築いてきた都市基盤や都市機能を活かし、本市の中心となる拠点の創出やゾーン形成を進め、ネットワークを構築することで多極ネットワーク型の都市構造の創造を目指します。 また、分野別の方針としては、1、土地利用、2、都市施設、3、景観形成と環境保全、4、市街地整備、5、安全・安心な都市づくりの5つの分野に分けて方針を定めています。 34ページから36ページの土地利用では、調和した都市環境の形成を目指すため、都市的土地利用、農業的土地利用、自然的土地利用で7つの土地利用区分に分けて、その方針と土地利用規制の見直しについて示しております。 37ページから41ページの都市施設では、交通施設、公園緑地、上下水道、その他都市施設に分けて整備方針を示しております。 42ページの景観形成と環境保全では、市街地などの都市景観形成や自然環境と自然景観の保全の方針を示し、43ページの市街地整備では、都市機能の充実と低・未利用地の有効な土地利用転換により、持続可能で活力ある市街地形成を図ることを示しております。 44ページから45ページの安全、安心な都市づくりでは、加古川の河川改修事業の推進や建築物の耐震化などのハード対策と自主防災組織の活性化や地域との連携など、ソフト対策の充実を図り、災害に強く犯罪や交通事故などがない安全、安心な都市づくりの方針を示しています。 次に、47ページから66ページまでが第2章、地域別構想で、地域分けについては地域の歴史や地域住民のコミュニティを重視し、社地域、滝野地域、東条地域に区分し、3つの地域ごとに現況と課題を踏まえた将来像と地域づくりの方針を示しております。 50ページから55ページまでの社地域の地域づくりの方針としては、やしろショッピングパークBio周辺の都市機能や交通の利便性を活かしたまちの拠点の形成と市街地を囲む豊かな自然環境の保全を図るとともに、教育文化施設が集まる強みを生かした都市づくりに取り組むことを示しています。 56ページから60ページの滝野地域の地域づくりの方針としては、JR滝野駅周辺を生活の拠点として都市づくりを目指し、加古川沿線の地域では治水安全性の向上を図り、安心して住み続けられる市街地の形成を図っていくことを示しています。 61ページから65ページの東条地域の地域づくりの方針としては、天神地区、掎鹿谷地区、南山地区において生活利便性の高い地域の形成を目指すとともに、周辺の集落においても自然と調和した住環境の保全を図り、伝統産業が息づく都市づくりに取り組むことを示しています。 次に、67ページから72ページには推進体制として持続可能な都市づくりを進めるに当たっては、市民、事業者、NPO、大学、行政などの多様な主体がまちの抱える課題や目指すべき将来像などを共有し、それぞれの役割分担のもと協働による都市づくりを継続していくことが必要なことから、広聴広報の充実などによる市民の市政参画の促進や、自治会やまちづくり協議会との連携など、協働体制の構築に取り組むことを示しています。 最後に、73ページから96ページまでを資料編として、見直しの経過や委員会名簿、用語解説などの資料を添付しています。 以上、第30号議案 加東市都市計画マスタープランを定める件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 根本的なこととして、現行の都市計画マスタープランは平成40年度を目標にしてますよね。だから、平成40年度のまちづくりの、現行の都市計画マスタープランの目指すべき都市像というものは認識して維持しながら今回、部分的に見直しをかけたのか、一から見直しをかけたのかということを、どういう姿勢で臨まれてるのかをお聞きしたいんです。 私はこれほとんど何か全面改定している印象を受けるんですが、要は前回の都市計画マスタープランにおいて目指すべき都市像というのは、長期的なまちづくりの像というのは維持されていますか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 今回、部分的な見直し等も考えておりましたが、全面的な改正ということで見直しを行いました。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) そういうことになりますと、全面的にはされているんですけれども、私は多分前回の都市計画マスタープランを見ているときに平成40年に向けて加東市はこういう形で歩んでいくんだなという認識のもとでいるわけです。 これは総合計画のところとで少しもうさわってしまったからあれなんですけれども、例えば現行の計画であれば、都市の中心は滝野社インター周辺であるという都市像があるわけです。そしたら、そこに向けて私は平成40年のまちづくりというのをしていただいていると思って10年間過ごしてきているわけですよ。 今回、市役所で、総合計画もありますけれども、急にこういうふうにがらっと変更になると。そういうことに関したら、前の現行の都市計画マスタープランというものは平成40年度でこういうまちづくりをしますという市の方針なんですから、そこを何か根っこからごそっと変えられるというのは、全面的に変えられるって納得しがたい部分があるんですが、その辺、どうしてこのような改定になったんでしょうか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) この都市計画マスタープランというのは都市計画法によって定められておりまして、それについては総合計画に即して計画を立てるとなっております。そのことを踏まえて、総合計画ではまちの拠点がBio周辺ということが議論されましたので、それを踏まえてマスタープランにおいてもインター周辺ではなくてBio周辺は官公庁や大型商業施設など複合的な施設が存在し、そこを拠点に地域住民が集い、くつろげ、新しい生きがいや、交流や文化を創出できる場所としてまちの拠点と考えるほうがふさわしいという結論に至ったわけでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) まだ拠点の部分に関しては総合計画でも我々も議決をしておりますから、特に議決にかかわった議員に関してはそういうこともあり得るでしょう。 ところが、例えば地域別構想の構成なんかは全然がらっと変えてますよね。要は、以前は東条と滝野はそのままであったにしても、社は小学校区単位にもっと小分けになっていた。今回はこれ社を一本化しているということになると、各地域地域でいろいろな構想を考えていたものがそれが全く違うものなっているわけです。 そういうものに関して、そういうことも含めて全面的にそこがさわったということは、私が先ほど言っているように、平成40年度にこういうことを目指してまちづくりをしているんだなって思って見てるものをがさっと今覆そうとされている部分があるわけですよ。総合計画に沿ってない部分については。 だから、何で、再度言いますけれども、総合計画に沿ってない部分でもそういう全面的にもう一からされてるわけですから、もう一から何で変えるという考えに至ったのか。平成40年度までの現行計画あるにもかかわらずです。その部分について再度答弁求めたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 地域別、例えば社地域が細分化されていたことについては、生活圏域である小学校区を現行のマスタープランは中心に地域区分を設定していましたが、小中一貫校による生活圏の拡大を考慮して、今回については社地域として地域区分を見直したという経緯がございます。 そこのところの大きな変更はございますが、今回、全体構想についてはもちろん現行の計画をもとに作成しておりますんで、そこの部分はこちらではそごがないように検討したつもりです。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 43ページに、これはパブリックコメントでもあった、一番下です。市街化区域の土地の利用の動向により住宅地の確保が、これ必要な場合はってまず前提の枕言葉がついてるんですけれども、市街化区域に隣接する市街化調整区域のうち、通学や日常生活で利便性の高い区域を対象に土地区画整理事業や民間開発の誘導による宅地開発を行うんですよね。要は、ただここ前提で、枕言葉で市街化区域の土地利用の動向などにより住宅地の確保が必要な場合ということだから、市役所で前提条件をつけられているわけです。 ところが、現行の都市計画マスタープランはこういう土地に関して、例えば優良田園住宅の制度であるとかそういうものをつけて、ある意味、要は市街化区域に隣接する調整区域について一定の開発をしていこうという方向性だったと思うんですよ。 ここについては、今回このように書かれますと、市街化区域に隣接する調整区域については、まず市街化区域の土地利用の動向を見なければ動かないとなっているように思うんです。だから、やはりそこは方針が変わってるわけですよ、方針が。 だから、こう変えられると、例えば市街化区域に隣接する調整区域ですから、例えば山国とか藤田、私の住んでる喜田とか、滝野でもあると思います。そういう市街化区域に隣接する調整区域は優良田園住宅とかそういう制度を使って暫定的に認めていきましょうという方針を、これは厳しくしてるように思うんですけれども、その辺はどうなんですか。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) この計画については将来を見越して人口減少がございますので、その辺を減少させないように、やはり市街地を中心に土地利用を主に図っていく。 ただ、その市街地について隣接する調整区域についてもその必要ということであれば、まだ実際に市街地の整備という関係が今の段階で決まっておりませんので、そのことを踏まえて市街地に隣接する調整区域も整備していこうという形で考えております。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ここの文書に関しては、市役所に関しては、私はこれは例えば、市街化区域の土地で売れるまではそういう以前にメニューがあったんですが、そういうことは認めないという意向ではなくて、現在はっきりと書けないからこのように書いているという認識でいいんですか。 つまり、再度整理をすると、現行の都市計画マスタープランは市街化区域に隣接する調整区域に関しては一定のいろいろなメニューを使って開発を考えていきましょうという計画になっているんです。ここのこのような枕言葉、土地利用の動向などによりと書いてるから、そうするとこういう言葉をつけることによって、例えばそういうものを縛るという意図はないと解釈してよいんですかね。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 縛るというよりも、将来の市街化区域の土地利用を見ながら周辺地域も整備する必要があれば考えていくという見解でございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) そしたらそういうことで、状況見ながら必要があれば考えていくということで前向きに信じたい部分はあるんですけれど。 結構今の都市計画の部分においても、様子を見ながら検討しますみたいなもの、結局今私が言っている実現していない、例えば優良田園住宅制度とかそういうものを使って開発するというものも書いてあるのにやってこなかった。やはり様子見ながらやりますというのが様子を見てるだけで終わってるの結構あると思うんですよ。 今回に関してはちゃんと前向きには考えているということですね。ここの私が最初にここの部分の質疑で締めくくりたいのは、この最後の部分というは、結局前向きに捉えていいのか、この調整区域の、市街化区域に隣接する調整区域において、これ区画整理や民間開発の誘導で行う宅地開発というものは、市役所としてはなるべく拡大させたくないから、まず市街化地域の開発が済んでからだという認識なのか、ある程度は積極的に考えているのかということを答弁いただきたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) そこについては、先ほど言われましたように、喜田であるとか、梶原であるとか、市街化調整区域については近隣で通学や日常生活において利便性が高い地域でもあると考えておりますんで、その辺についてはその利用を考慮しながら検討していくということでございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) なければ少し細かいことになるんですけれど、もうお前も何かコスミックホールのことでこだわるのはやめろとぼちぼち言われそうなのですが、41ページです。これ市民が集い学べる場として文化施設や公民館、コミュニティ施設などにおける活動を促進するとともに、施設の予防保全における長寿命化を含めた適正な維持管理と効率的な管理を行いますという文書がございます。 これ市民の方からワークショップで東条のコスミックホールを盛り上げてくださいという意見があったときに、市役所はマスタープランにはこう書いてありますからという回答をしているんです。 要は、これ実は決定する前、11月の時点でそのワークショップ終わってましたから、決まる前ですけれど。そしたら、もうこれは都市整備部長が書いたのではなくて、これはもうコスミックホールも含めてこういうことやという回答を市民にしておりますから。これ要望を反映か何か、御意見を反映しておりますということで丸が入っておりましたので、加東市としてコスミックホールもこの文章に含めて解釈をしてよいということで間違いないですね。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) ワークショップでその話が出たときに丸が入ってるという今お話やと思うんですが、これはその部分だけで捉えるのではなく、包括的な意味合いを持って丸としたということですんで、決してコスミックホールを限定したという解釈ではないということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 何か一生懸命逃げなくてもいいと思うんですけれど、じゃあもう端的に答えます。要は、市民からコスミックホールを盛り上げてくださいという回答があったときに、加東市のマスタープランにはこのように書いてありますからという回答というか、個別に回答されたのか、市役所としての考えをまとめられたのか別ですけれども、ホームページにもちゃんと書いてありますので、コスミックホールを盛り上げてくださいと書いてあるものに対してこのように回答というか、このように盛り込んでありますからというお返事をなさったのは事実ですね。お返事というか、そういう方針を示されておるのは事実ですね。 ○議長(小紫泰良君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(藤井康平君) 文化施設、公民館、コミュニティ施設などを包括的な意味合いで回答したということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ここはことしの予算にもかかわってくるのですが、もう質問というより私の意見ですけれども、この54ページのバスターミナルの整備とBioのパーク&バスライドの実現に向けた環境整備ということに関しては、本当であれば、今まで私も議員としてこういう計画書があって、細かいこういう一言が入っているからといって全体に反対しようなんていうことを思ったこと余りないんですよ、今まで。 そうかどうかわかりませんね、あるかもしれない。 ところが、もう最近はもう何か書いてあるから何かやるんだと。何かもう書いてあるからもう議会は文句言うなみたいな姿勢で臨まれるので、やはりここは書いて残す限りにおいては、もう何かパーク&バスライドをやるという姿勢を何か支持するような気がするんで。 だから、産業厚生常任委員会付託される見込みでそこはちゃんと慎重に考えてほしいんです。私は別にして、皆さんが例えば、僕も今総合計画のことでも、例えば社のあそこの拠点に行くのか、滝野社が拠点に行くのかって多分いろいろな、僕は思いがあると思うんですよ。 ところが、多分私のようなちょっと細かしいことばかり言う人間とは違って、議員の皆さんは広い心で、多分そうだと思いますよ。多分広い心で、そういう部分はともかく、全体として総合計画みたいなものは否決するものじゃないからという広い心で議決された部分もあると思うんです。 ところが、やはり僕、そういうところで、その後で議論をするときに、本当にこれは今の市役所の姿勢として書いてあるからやるんだと、そういう姿勢が強過ぎるから何かぎくしゃくしている部分があると思うんです。 例えば、バスの話にしたって、市役所、ことし予算に書いてあるからなかなか言えない部分はあると思うんですけれども、やはり私はいろいろな思いがあります。だから、反対だったら今もうこれ予算手挙げられませんけれども、このバスにあれやったら。例えば、市役所がこう、あくまで計画ですから、書いてありますけれども、例えばそういうことでほんまに乗るのかとか、今のバスの調査も多分余り十分にしてないとかという状況の中で、そういうものは書いてあるからやるんだという姿勢なのか、もう少し意見を聞きながら慎重に進めるのかということです、計画とかの、総合的な計画のあり方について。 一度できれば市長に見解を伺いたいんですよ。要は、私は多分議員の皆さんはそういうスタンスで、広い心で見て、例えばこれがあるけれども中身は議論、今後しようかという姿勢で議決をするのか、やはり書いてあるからにしてはもう全部議会として通したじゃないかという姿勢で臨まれるのかというのは当局がどう思われるかって非常に重いことなので、そこを一度お伺いしたいと思います。 ○議長(小紫泰良君) 市長。 ◎市長(安田正義君) Bioのこの部分については、その前に公共交通網形成計画というのを既に我々持っております。その中できちっとこういう方向で将来はやっていきたいということを言うておりますので、今広い心かどうかはそれは知りませんけれども、一方でここに上げてこなかったら片方でこっち記載しておきながらこっちなぜないんやという、恐らくそういう議論にもなるだろうと思います。 したがって、今我々は先にある公共交通網形成計画に上がっておる部分はこの中に盛り込んでおるという、そういう状況でございますんで、その中で我々としてこれからこの都市計画マスタープランの中にも位置づけていって整備を図っていきたいという、その思いでここに上げてると、そういう状況でございます。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 僕の言っていることは、その思いは、市役所の思いはわかるんです。例えば、今後そしたら我々が、私が仮にこれに賛成をしたとします。そのときにやはりこのバスターミナル、計画に、市役所は進めたいという意向をお持ちなのはわかります。計画に盛り込んでるのもわかります。議決をする、しないはあるんでしょう。 これを盛り込むことによってなぜ、だから僕が思ってるのは、やはりあれはおかしいんじゃないですかといったときに、市役所から私が計画に書いてあるじゃないか、議決したじゃないかということの一点張りではやはりもう、そしたら議決するときの私の気持ちのハードルは、前から高いかもしれませんけれど、物すごくやはりそこまで言うんやったらもうとにかく気に入らんものは全部賛成できないということになりますから、そのあたりについて柔軟に。市役所の思いはわかります。この部分に関してはどうなのかという思いについて、いや、計画にあるから計画を議決したじゃないかという姿勢で臨まれますと、我々は全部はなから賛成しないと手を挙げられない。 そういう、要は計画に書いてあるのに何じゃないかという姿勢が、私は最近市役所が強いし、何かおかしいんじゃないですか、計画に書いてありますからという答弁が多い。だから、その辺についてどう思ってるかということです。計画に書いてありますからって私何か事業をやる理由にならないと思うんですよ。 ○議長(小紫泰良君) 市長。 ◎市長(安田正義君) 計画に上げるというのは必要であるからという思いで上げておるものでございます。したがって、そこに上げながらそのことに対して実現に向けて動かないということは、やはりこれはおかしいと思っております。当然、計画に上げた分であるならば、それの実現に向けて我々としてしっかりと努力していくのはごくごく当たり前の話だと思っております。 そこのところは、今、計画に上がっとるからもう議員は議決をもらったから言葉を挟んでもらっては困るという、そういう意味ではございません。ございませんけれども、我々としてはしっかりとそこのところは議決の重みというものもやはり一方で感じながら業務を進めていかなければならない、そんなふうに思っております。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております第30号議案 加東市都市計画マスタープランを定める件は、産業厚生常任委員会に審査を付託したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。 したがって、第30号議案は産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第25 同意第1号 加東市監査委員の選任の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第25、同意第1号 加東市監査委員の選任の件を議題とします。 提出者の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、同意第1号 加東市監査委員の選任の件につきまして説明を申し上げます。 現在、加東市監査委員として御尽力いただいております加東市久米381番地、高橋 優氏につきましては、本年6月1日で任期満了となりますが、適任者でございますので、再び同氏を加東市監査委員に選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 高橋氏の経歴を別紙に添付いたしておりますのでお目通しを賜りたく存じます。 人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上、同意第1号 加東市監査委員の選任の件についての提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(小紫泰良君) 提出者の説明が終わりました。 人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略します。 これから採決を行います。 同意第1号 加東市監査委員の選任の件について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって本案は同意することに決定しました。 △日程第26 議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第26、議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件を議題とします。 提出者の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) 議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 現在、人権擁護委員として御尽力いただいております山口廣子氏から、2019年9月末日の任期満了をもって退任したいとの申し出がございましたので、その後任として加東市東実751番地5、山口義徳氏を人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 山口氏の略歴につきましては別紙に添付いたしておりますのでお目通しをいただきたいと存じます。 人事の案件でございます。何とぞ議員各位の満堂の御賛同を賜りますよう何とぞよろしくお願いを申し上げまして、議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきましての提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(小紫泰良君) 提案者の説明が終わりました。 人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略します。 これから採決を行います。 議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件について、適任であることを答申することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は適任であると答申することに決定しました。 △日程第27 議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第27、議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件を議題とします。 提出者の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) 議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきまして提案理由の説明を申し上げます。 現在、人権擁護委員として御尽力いただいております藤井三平氏から、2019年9月末日の任期満了をもって退任したいとの申し出がございましたので、その後任として加東市高岡509番地7、山羽 勲氏を人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 山羽氏の略歴につきましては別紙に添付をいたしておりますのでお目通しをいただきたいと存じます。 人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げ、議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきましての提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(小紫泰良君) 提出者の説明が終わりました。 人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略します。 これから採決を行います。 議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件について、適任であることを答申することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小紫泰良君) 起立全員。 したがって、本案は適任であると答申することに決定しました。 △日程第28 議会提出第1号議案 加東市議会の議決すべき事件に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小紫泰良君) 日程第28、議員提出第1号議案 加東市議会の議決すべき事件に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 13番藤尾 潔君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) 議員提出第1号議案 加東市議会の議決すべき事件に関する条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由並びにその内容について説明したいと思います。 加東市では本条例に基づいて任意的議決事件に追加することを通じて、平成27年9月に行財政改革の一環として公共施設の適正化に関する計画を議会の議決を経て策定いたしました。その後の執行段階によって大幅な年次計画の変更や施設ごとの取組の差異が生じておりまして、議決した趣旨からの乖離が生じています。そのため、計画の制定改廃に対して議決を不要としようとするものであります。 12月議会のときには私どもから計画の廃止ということで提案をいたしましたけれども、それでは少し無責任だという御意見もいただきましたし、多くの議員からは、見直しは柔軟にすべきであるという御意見もありました。 そういうことから鑑みまして、同じ形ではなく、任意的議決事件をとることで柔軟な見直しができるようにということで内容にしております。 内容につきましては、任意的議決事件に関する条例の第3項にあります公共施設の適正化に関する計画を削除いたしまして、第4号の定住自立圏構想のものを現状の第3号に繰り上げるものでございます。 以上、満堂の御賛意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小紫泰良君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 提案理由なんですけれども、きょうも社幼稚園の今後についていろいろあったわけなんですけれど、大幅な年次計画の変更、施設ごとの取組の差異が生じており、趣旨からの乖離が生じているということで、本日も社幼稚園のことでいろいろお話ございましたですよね。 今後そしたら、議決事件から外して、後どういう関与の仕方をされようとしているのか、そのあたりがわからないんですよ。 私も、実は御存じのとおり、新しい議員さんは御存じないですけれども、公共施設の適正化に関する計画、これを任意的議決事件にするということで市長からの提案があってしましたけれども、私は反対しました。それは、要はそういうものはもう市長の権限の、執行権の範疇だから、それはもう市長で決められたよろしいと、こういうことまで部長から議会に対して提案するのは私はいかがなものかという、それまでからいろいろな計画について議会基本条例という市長が手出しできない部分で規定がございましたよね。そういうことはもう明らかに市長の権限を侵すものだという、そういうことで私ずっと反対してきて、そのことは全部外れて、市長でやってもらうことになったんですけれども、そういう思いがあったから市長からそんなもの提案するものじゃないですよということで私は反対したわけですよ。 その後も、特にこの公共施設の適正管理計画については平成29年の、一昨年の12月に小川議員を初めとする議員から勝手に変えよるやないかという、これ読みますと、議案本文に変更がないということで安易にその変更が認められるのであれば、責任を持って議案を議決した議会を軽視していると言わざるを得ない。ゆえに議会での議決なくして公共施設適正配置計画の方向性にかかわる変更は認められない旨、当局に申し入れしていただきたいということまで言われて、議長の方もそれを市長へ提出された。 市長がどういうことをされたか私はその委員会の中におりませんでしたけれども、教育長であったり、前の吉田副市長は総務文教常任委員会で、はっきり言って陳謝をされましたですよね。私はそんな陳謝なんかする必要はないと思っておりましたけれども、そういうところまでさせたお二人がですよ、今回、議決した趣旨から乖離が生じているのでもう議決事件から外すんだというその理由がわからない。 逆だと思うんですよ。乖離が生じているやないかいということで思っておられるんだったら、ずっと今後も関与されて、本体の本契約の部分についてもそうですし、年次計画の部分についても細かくチェックをしていかないといけないのに、なぜ議決事件から外してしまおうとされているのかというのが全くわからないんですよ。逆じゃないのか。今までやっておられる態度から見ておりましたら、やっておられることと今回の提出とが全く逆のことをされてるように思って仕方がないんですよ。これはどうなんですか。 私は本当はこの議案に賛成しないといけない立場なんですよ。市長の権限でどうぞやってくださいという、私はそういう思いでこれ賛成しなければならない立場なんですが、どうもお二人の思いと私の思いとは全然違うんじゃないかなという思いがして仕方がないんですが、そのあたりの、後どうするんかと、もう勝手にしなはれということのか、だから一切口出しはしませんから勝手にしなはれということなのかどうなのか、そのあたりはきちっと聞いておきたいと思うんですけれども。 それはもう理事者の皆さんもはっきり言って聞いておきたいと思っていらっしゃると思いますので、そのあたりは丁寧に御説明をいただきたいなと思います。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) まず、この条例を議決したとき、これは市長から提案がありました。これどういった経緯でこれを、本当は大畑議員が言われたように、別に議決事件に上げる必要はないわけです。これどういった経緯で上げてきたかというと、当時、本当は年次計画って今分離してるように言われてますけれども、我々は委員会の中ではあの数字も見て審議をいたしました。全体的にはこの枠できっちりもう公共施設はたくさんあるから持てないと。この範囲でもうとにかくやるんだと。 なぜ議決が必要だったかというと、例えばコスミックホールとか、あのような部分についてもう後から例えば残せとか、そういうことを言わないために議決責任として我々に、要はこのもう厳しい方針で進めますよということで議決をとったわけですよね。厳しい方針でいきますと。 それは数字は別物だと言われますけれども、我々は委員会では公共施設の適正化の委員会では数字も見ました、いろいろな方針も聞きました。そういう話が全部が、いや、あれはそのときの説明ですからって何も守られてないことが多い。 そのような中で、もう市役所は柔軟に実際の取組は変更してるわけですよ。そしたら、この条例が議決事件である意味合いというのは、市役所が基本的に施設は抑制をしていきたい、議会も同意しましたよねという意味合いでしかこの事件をわざわざ任意的議決事件に上げておく必要はないんです。 だから、私はある意味、そういう意味ではこれをしっかりやってくださいと言い続けてきましたけれども、悲しいかな、私もこれは本当はこういう条例を提案したいわけではありません、本当は。ところが、もうどう考えても昨今の姿勢であれば無理。これを議決事件として議会に責任を持てというのは無理です、だと私は思っています。 そもそもが、例えばきょうの社幼稚園の話、年次計画の数字とは、今の年次計画どうなってる、多分恐らく年次計画の変更しておりませんから社幼稚園ところには取り壊し、ことし取り壊しになる数字が入ってるはずです、今の年次計画。今の現時点での年次計画でも既にもうそういうふうに議会に報告もなく、年次計画の方を改定していて、年次計画がもう改定されていて、社こども園がはぴあになります。社幼稚園がアフタースクールになりますということ、それは数年間とはいえ、変更の手続をとって、内部で。手続をとってやっているならまだいいけれど、結局もう市役所はそういうことを改定もせずにもうやってる、政策会議が通ったから。だから、年次計画すらも中できちっと修正してその枠内でやろうという意思がないのです。 議員提出議案に対して当局にも質疑ができます。ですから、例えば今後年次計画というものをどういうふうに考えてるか質疑なさったらいいと思うんです。年次計画の、例えば今言われたように、現時点、きょうの時点での計画には恐らく、質問されたらいいと思うんですけれど、きょう時点での計画には社幼稚園をアフタースクールに転用するとかそういうことは書いてないと思うんですよ。そういうことを予算で提案して、政策会議出て、やった後で、もう細かく修正して整合性を図るのが当局がもう無理なんですよ、今むちゃくちゃ勝手にやってるから。 そういう中で、表の表紙だけ我々が議決したことに対して責任を持つってもう無理です。だから、もし本当によろしかったら、今後こういう議決した趣旨に沿って年次計画に沿って、年次計画の中でやろうという趣旨はございますかということを市役所に聞かれたら。 それで、私は年次計画に決められた範囲内でやりますというのであれば、この条例にもう反対されてもそれは仕方がないと思いますが、そのときの政策会議によって認められたら年次計画に書いてないことでも進んで、後から年次計画を決まったことに対して修正しますっておっしゃると思うんです。実際そういう運用されてますから。 だから、そういうふうに修正の整合性を図ろうとしていない市役所に対して議決の表紙だけ守るというのはもう不可能だという思いの中で提案をさせていただきました。 今後の関与というのは、もうそこまでやっているのですから、さっきも言ったように、例えば12月の時点で、繰り返します、12月の時点の年次計画の報告の中で、社幼稚園や保育園に対して何もなかったですよね。そういうものが勝手に出てくるって制御不能なので関与のしようがないと私は思います。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 年次計画の変更を勝手にということですけれど、もともと私の認識、私はそのときの委員会だったかな、そういうの所属してませんからそういう話の内容は聞いておりませんし、私はあくまでも議決したのは本体の部分、計画であって、年次計画についてはそれは私はずっと思っておりますのは市長の権限の中で、本来は本体計画についても市長の権限でやられたらいいことですし、ましてや年次計画の部分は市長のほうで本体が議決事件になったとしても変更やったら変更なさってそれは当然ですし、どういう形で年次計画があろうと、そこまで議会が関与するべきものではないというスタンスでおりましたから、だからそれに細かく関与されてきたお二人が、もうええですよ、好きに、本体計画まで議決事件から外すということは、もう年次計画については一切口出しはしません、お好きなようにやってくださいということでいいのか。 やはり、いや、これまでどおりに、いうたら今おっしゃったように年次計画をさわらんと変更してしまいよるじゃないかとか、そういうことをずっと永遠に言い続けられるということは、この趣旨からしたらおかしいと思うんですよ。そのあたりをお聞きしてるんですけれど。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) まず、それ以前の問題として、議決があろうが、なかろうが、12月の議会のときに社幼稚園は平成31年に取り壊しという年次計画を示していて、さっきも言ったように、議員提出議案に対して理事者に質疑はできますから質疑をなさったらいいと思う。きょうの時点での計画、きょうの時点での公共施設の年次計画に対しては、社幼稚園にはどのような計画になっておりますかって聞かれたらいいと思うんです。 だから、それで計画と違うことを、僕は議決があろうが、なかろうが、やることはおかしいんですけれども、そこのレベルまで行ってるものを、もう表の表紙の議決があるとか、ないとか言っても仕方がない。 もう本当は、私は何か本当は泣きたい思いですよ。例えば、本当私はやはり議決した趣旨に沿ってやっていただきたいという思いがありました。繰り返しになりますけれども、例えば12月です。12月にこれは計画の廃止ということで提案をさせていただいて、あのときは7対8で否決となりましたけれども、その後で閉会の挨拶で市長が、きょうのところはコメントを差し控えますっておっしゃったと思うんですよ、私は。 実は、私は3カ月間、何かとりあえず放置しておれば何か、議員の皆様は私が放置しておれば何かをやるというのはもう性格上、よく御存じやと思うんですけれども、やはりそういう面では、私の一縷の望みとしては、ああいう厳しい意見を、結果を踏まえて、やはりふんどしを締め直せというそういう意図だと思って、公共施設の適正化しっかりと取り組みますという意思表示を本当はもう一縷の望みで期待しておったんですよ、一縷の望みで。 ところが、そういうことは、別にこの日は、きょうはコメントしませんとおっしゃっただけで、改めてコメントを出しますとは多分おっしゃってなかったんで別にいいんですけれども、きょうはコメントしませんでした。だから、本当は私はしっかり取り組みますという言葉を、議決したときのあのときの説明をもう一度思い出して取り組みますという言葉を本当は期待はしておった。なかなか難しいでしょうけれど。 あまつさえ、私もこれきょうになって施政方針を聞きながらですけれど、もうここまで行ってるかと、幼稚園と保育園の話で。いいことですから、アフタースクールをやることはいいことやから、だから私もそんなんがたがた言いたくないですよ、そこまで行ったら。 ただ、それに関しては適正な議決というものが本当は上づいていて、それにひもづいている年次計画なんですから、そういうことを本当に市役所が大事に思っているんだったら、それに基づいて手続をとろうと思うでしょう、普通。そんなことすらなくて、恐らく今計画は変わってないと思います。計画変わってない中で事業だけもう予算上げて執行したいということやったらどうしようもないじゃないですか、本当に。 だから、私は言いたいけれども、もう市役所がそこまで平気で言えている。聞いていただきたい、まず計画は直してないし、今後例えばあの年次計画をベースにその枠内で事業をしようと思ってますかって、恐らくそうじゃないと思うんです。個別に政策会議、予算等で話があって、ついたものを後でホッチキスどめとしたいんですよ、市役所は。 個別に、そしたら年次計画が狂ったら逐一報告しますかって聞いていただきたいんです、市役所に。今そういうふうに思ってませんから、市役所は。だから、ある意味これ市役所の姿勢を非常に応援することになりますので、これは。 もう年次計画を丁寧に合わせて整合性を図る、我々整合性を図ろうといって、図れ、図れと言い続けた結果、もう図れないんです、市役所は、実態として。もうどんどん、さっきも会議規則で当局側に聞けますから、きょうの時点での恐らく計画どうなってますか。今後、例えば年次計画の枠内で事業をしようという気はありますかと。年次計画の枠に書いてないけれども、後から予算の先につけることはありますかって聞いていただきたいんですよ。それがもうそういう姿勢やったらどないしようもないって私は、私はそういうことは事前にリサーチをして、恐らくそういう姿勢であるからもうどうしようもないと思ってきょう提案してます。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 藤尾議員から理事者側の意見といいますか、その情報を聞けということなんでございますが、特に市長から議員提出議案についてコメントなり、御意見、ありましたらお聞きしたいんですけれども。 ○議長(小紫泰良君) 市長。 ◎市長(安田正義君) もともと我々は議決していただいた部分と、それから年次計画というものがあります。年次計画は、そこの解釈はそれぞれ議員方の中で違うと思いますけれど、私どもは年次計画は議決事項には入っていないという、そういう認識でこれまでからずっと来ております。 まずは、年次計画というのは一つの大きなその流れの中でいきますと、一つに計画という部分でありますんで、そこのところは議決いただいた分の方向と、その方向は変わらないけれども、そこに向かう途中の段階ではやはり変更というのは当然これ出てこようかと思っております。 したがって、今12月の段階の部分は確かに前にお示ししたそのままの状態でございますが、これまでから実際のその細部の部分はあの当時から予算の審議の中でまたお願いをしたいということもずっと言うてきました。今回そういう状況の中でこれ、お出しをしておるというところでございます。 もちろんこの政策会議の中で私が指摘をしてきたのは、そういう考え方というのは全くこれまで出てなかったなという話をしました。しかし、状況がやはり変わってきておる。現実に社小学校の体育館を使わなければならないという、アフタースクールのこういった状況が現実にある。そういったところをやはり鑑みますと、やはりこの変更はやむを得ないものということで今提案をさせていただいておる、そんな状況でございます。 確かに、全く市役所の、我々の側のやり方が全くもう違ってしまっとるということではないと捉えております。それぞれこの計画を、やはり我々は大事にしていかなければならないものと捉えてこれまでもしっかりとやってきたつもりでおりますし、あとこういう形で提案をさせていただいておりますので、提案といいますか、変更といいますか、アフタースクールとして利用する、あるいははぴあの機能として利用する、そういったことは次の段階で修正は全部、年次計画の修正はさせていただかなければならないとは思っております。 ○議長(小紫泰良君) ほかに質問ございますか。 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) きょうのこのやりとりを聞いておりまして、私なりに、12月のときは私もああいう形で発言をさせていただきまして、今も気持ちは変わってないわけです。 ただ、今市長おっしゃったように、議決したものと年次計画とは、要は年次計画は議決事項ではないとおっしゃったんですけれど、要は年次計画と議決事項とは一体のものじゃないかなと、私はそう思います。 今回思いましたのは、なぜ12月のときに予算がもう大体組むという予算の編成というのは理事者側ではわかっておられるはずなんですよ。なぜあのときに、あのときもこういう議論の中で話があったわけですから、例えばこういう修正をしますと、議決した内容そのものは変えませんよと。きょう聞いたらそういうことですね。ただ、それがいつかはわかりませんけれど、要は小中一貫校ができるまでは、きょうの理事者の説明では、要は継続して使いますと。それは私も悪いことではないなと、そういう状況にあればそういうふうに、私前も言いましたけれど、計画そのものを1つずつの案件の時点で協議をして考えさせていただいたらいい。 だから、必ず潰すと言ってたものを潰さなくてもそういう子育て世代の方々が多くなり、子どもたちが今待機が出てきておるから、それをこういう形で活用できますと、これは誰が聞いてもそれだったらいい話だなとは思うと思うんですよ。 それがなぜ12月のときにそういう話ができなかったのかなというのが私は残念に思うんです。だから、理事者側も提案のタイミングというものが必ずあると思うんです。だから、あのときは非常にいいタイミングであったので、なぜあのときに今回予算に上がってくる内容、これはもう理事者側は多分わかってるはずだと思うんで、そういうことを我々になぜ説明されなかったのかなと。 だから、私は議決案件の内容でこういう形で出てきたときに、我々がとる態度はどうするのか。いや、それがもう今回はもう議決から外しますわというのは乱暴やと、それは前と一緒です。だったらどうするのということになれば、残念ながら否定するしかないんかなと。まず予算を否定させていただきながら、これについて改めて理事者側の考えをお聞かせいただいて認めるか、認めないかというような判断をすることになるのかなと私は感じております。 そういうことに対して、ちょっと理事者側に聞きたい。なぜあのときにこういうことを考えてますということが言えなかったのかということをお聞かせいただきたいなと思うんです。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 失礼いたします。 確かに12月に年次計画の変更を上げさせていただいたとき、ちょうど予算編成の真っ最中ではございました。当時、政策会議、あるいは政策会議にかける前の事前調整会議というのも並行しては行っておりましたが、私どもの市庁内の内部でも実際に年次計画には取り壊しになってるやないか、その点どう考えてるんやということで意見をけんけんがくがくと交わしたのも事実でございます。 そういったことの状況の中にあったものを、その段階で議会に報告させていただくというのはまだ時期尚早だったという状況でございますんで、最終的に最後の政策会議の中で、庁内でもいろいろ意見分かれましたけれども、政策会議の中でやはり子どもたちが困っている。それやったら年次計画には取り壊しになってるけれども、ある程度延長してその中でアフタースクールに活用してもいいだろうという結論に達したのはもう既にその年次計画の変更案を12月に出した後だったということでございます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) そういうことをお伺いしてる中で、私は今回、議員提案でこういう形で上がってきておるんですけれども、藤尾議員、今の発言をお聞きになられてこれについてどのような感じをお持ちか、ちょっとお聞かせいただけますか。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) まず、今回特に私は、いいことだから否定したくはないんですけれど、別に私は社小学校区でアフタースクールで困られているということはよくわかっています。 社幼稚園について取り壊しって書いてあって、認定こども園に移行後、取り壊すということが書いてあります。これは小川議員と当時の時本部長がずっと論争をされてたんですけれども、取り壊しと方向性が書いてます。それと、その横に、要は認定こども園に移行後取り壊すという部分があります。 小川議員はほかのコスミックホールのことでしたけれども、認定こども園に移行後、取り壊すという部分、そこの部分も方向性じゃないかという議論、私もそう思いますけれど、書いてあるんだから。時本部長はそれは否定をされておりましたが、その左側の、例えば取り壊しとか、縮小とか、継続とか書いてある部分は、この部分については方向性であって、実はこれは議決した計画の方向性ですということを前からおっしゃってたんです。 そしたら、今回社幼稚園が取り壊しという部分に関して、確かに数年間延長するということでありましょう。ということであったかもしれないけれども、その取り壊しということを書いてる部分については、これは明確に間違いないと思いますが、時本部長はここに関しては議決した方向性であるとおっしゃった。その部分について解釈の変更、行ってるわけですよね。解釈というか、右側に書いてありますけれども、それだけ重大なことを議会に、例えば鷹尾議員は12月に言うべきであったっておっしゃってますけれども、12月に間に合わなかったにしろ、何も報告もせず予算上げられてるわけです。予算計上されてるわけです。取り壊しという方向性に関しては議決をいただいた趣旨である、方向性であるということは、これは市役所が言っているにもかかわらず、そこの中身について変更がある事案について、12月じゃなかったら今3月ですよ。それまでに報告せなあかんとも思ってないし、さっきも言ったように、年次計画も改定はしてないんです、間違いなく。計画改定してない。 だから、そういう取り扱いをしといて、だからはっきり言うと年次計画あるわけですよね。議決したものにひもづいてる。私はもう本当は鷹尾議員が言われた一体のものだと思います。上と下が違うから下は勝手にさわるんやという答弁を聞くたびに、私はもうずっと頭にきとったんですけれど、ただそこは理解していただいてていいんですが、もう取組とばらばらであっても計画は直さないって言ってるんですよ、市役所は。直さずに予算計上できるんですよ。そんなものにどうして責任持てますかって言ってるんですよ。 だから、例えばこういうものを今後計画が変更になるたびに細かく修正をしますと、修正をしてこの枠内で計画に変更が、年次計画の変更があった際は逐一報告をしますという姿勢でまだ行くんやったら私はまだこれは、ああ、そういう姿勢で今後きっちり監視するというのも一つのやり方かなと思う。聞いていただきたいと思います。これ逐一、少し変更が、この内容に変更があった場合、細かい数字ぐらいはいいですけれど、変更があった場合は逐一修正をして議会に報告するなりして、その枠内で事業をする考えはおありですかって聞いていただきたいんですよ。 その答えは聞かなくても、現在そういう計画自体を変更しなくても予算化できてると、そういうことが答えなんですよ。 だから、私が言いたいことは、そこまでの取り扱いをしているにもかかわらず、だから市役所はその本文だけが議決したことでしょということにあぐらをかいて好き勝手してるわけだから、それは責任の持ちようがないというのが私の答えです。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) じゃあ、私もお尋ねします。 今の藤尾議員の発言に対して、理事者側、お答えいただけますでしょうか。といいますのは、今12月にはたしかできなかったと思います、今の話では。1月に臨時会がございましたですよね。あのときはできなかったんですか。 私はもうちょっと言わせていただくと、今の藤尾議員の思いで行くと、私はですよ。私は議会としての責任のとり方というは、転用されてることというのはこれはもう非常に理解できる。だから、これまでは議員の皆様は議決権として議決した内容がこうだけれども、中身、内容が市民の皆さんのための内容だからこれはもう認めな仕方がないだろうというて、恐らくですよ。ここまで今日まで来たのかなと思うんです。 だったら、私は予算を否決したらいいと思う。それが議会の示す態度だと私は思います。そこで修正するなら修正したらいいと思う。内容的に私はそこでほっとくというわけにもいかんと思いますから。だから、そこで修正したらいいんかなとは思いますけれども、やはりけじめというものはしっかりとつけるべきかなと、議会としても。そういう思いは持ってます。 今申しましたように、1月に説明されなかったというのがございます。これについてまずお答えいただきたいのと、今、藤尾議員が、これから報告を逐一すると、私はそれはそのとおりやと思います。タイミング、タイミングで報告いただいたら、今回の案件なんて、これ多分反対される方、誰もいないと思いますよ、こういう内容は。 そこらあたり、理事者側はどのようにお思いか、お答えいただけますか。 ○議長(小紫泰良君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(堀内千稔君) 失礼いたします。 年次計画につきましては先ほど来、御答弁させていただいておりますように、本体である公共施設適正配置計画のいわゆる実行計画の部分であろうということで思ってございます。総合計画でいえば実施計画に当たる3か年実施計画の部分だという、同レベルのものだと思ってございますので、あの年次計画につきましては逐一報告するという形ではなしに、例えば3月の終わりに3か年実施計画をいつもお配りはさせていただいておりますが、それと同時に最終の予算も、当年度の、今回で言えば平成31年度予算の内容もきちっと反映させたものを将来の10年間の計画としてお配りして御報告させていただきたいという考えでおりますので、今現在、実は変更作業を当初予算も編成もしておりますから細かな数字が変わってきます。そういったことも含めて、今、変更作業しておりますので、できれば3月の最終日には3か年実施計画と一緒に配付させていただくという形をとらせていただきたいと思ってございます。 ○議長(小紫泰良君) 桑村君。 ◆14番(桑村繁則君) そしたら、藤尾議員に一言、質問をさせてもらいます。 今、総務部長がおっしゃいましたことに藤尾議員、何か、どう思われますか。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕
    ◆13番(藤尾潔君) 今、説明がありました。それで、今、堀内部長がおっしゃったことは、要は細かい3カ年と同じものですから、要は予算が整ったときにまとめるとおっしゃいましたよね。 ということは、先にいろいろなことはもう計画しちゃうわけですよね。予算が通ったときに整合性図るわけですよね。もともと、私がこういった趣旨というのは、なぜ、さっきも言ったように、この議決までしてこの条例を通したのかということはそこに枠をはめてるんですよ。だから、その枠の中で行動してもらわないと本当はまずいんです。その枠内でやってる限り、本来は私たちは文句を言うべきではないんです。 そういうものであるにもかかわらず、結局先に事業をさわるって言ってるわけです。後で年次計画というのはホッチキスどめして配るということ、これは先ほど私も事前にもうはっきり言って方針聞いてたからこういうふうに言っているんですけれども、そういうことなんでしょ。 だから、そしたらもう議決で上を縛るのは無理じゃないですか。先にもう計画はするわけですから。計画はした後で、3カ年と同じように、予算が通った後っておっしゃったかどうかわかりませんけれども、年に一遍そういうことでやるわけですから、計画は先に、もう計画に書いてないことでもやっていくわけですよ、先に。そうですよね、今おっしゃったことは。 だから、鷹尾議員が今逐一計画を見直すべきでじゃないですか、私もそういうものはまだそこまでやっているんだったら思います。そして、例えばこの部分、部分については議決をとるべきものもあったと思うんですよ。例えば、コスミックホール。今あれコスミックホール、公共施設適正化に関してはあれは、例えばNPOの様子を見ますとしか書いてないんですよ。では、終わった段階で方針決めたんだったらそこ、変えればいいんですよ、議決をちゃんととって、現状に合うように。現状に合ってないでしょ、あの文書見たら。何か滝野庁舎は何年度に終わりますとか、そんなんしか書いてないですけれど、現状を見直して、僕は市役所が例えば現状に合うように議決が必要な分は議決を真摯にとって、とればいいんです。とってやると、そういうことやったらいいし。そういう方針を少なくとも持ってるんだったら、例えば今回だって私は一番いいのは、取り壊しをするのに延期しますということでちゃんと議会の理解をとりながら社のアフタースクールに活用していただいたら、私はそれはもう一番すばらしいことで、そういうことをしないからもう何か文句言うのも嫌なんですよ。 だから、しないんやったらもうこれは、市役所も今もう部長から方針を示したように、年次計画の公表自体も、要はもう事細かにしないと、数字が違反してるとかそういうことはもうしないと。だから、年に1遍そういういろいろなことを検討する中で、個別計画の一つとして発表するとおっしゃってるわけやから、ある意味その私は手伝いをしてるようなことで、本当は嫌なんですけれどね、嫌なんですけれど、市役所はそこまでのことに落とし込めたいわけだから、表紙だけつけとくというのも無理です、それは。 その枠内で行動はしたくないわけですから。表紙だけ置いとくというのは、その部分について議会が責任持つというの、それはもう不可能です。 私はまだここの中で個別にいろいろな計画があったらちゃんと修正して、その枠内で行動しますっておっしゃるんだったらまだ少し救いはあると思うんですけれども、市役所はそれはもう無理なんです、実際。 ○議長(小紫泰良君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 私の思いとほかの議員の思い、根本的に違うのかなというところがあるんですよ。 先日、鳥羽市議会の視察に行きましたよね。鳥羽市議会の委員会の中の開催状況見ますと、加東市議会の半分以下なんですよ。開催時間、これも半分以下。だから、半分半分で4分の1か、そんな状況だったということはもう御存じやと思います。ほとんどが付託議案審査です。もう所管事務調査とかそんなんほとんどないです。 加東市はどうかといいましたら、これまでから安田市長になる前、山本市長のときもそうだったと思うんですけれども、事細かに1つずつ議会に丁寧に、丁寧に説明されてきた、いろいろな計画、いろいろな事業について。ずうっとされてきた。だから、議員の皆さん方はそれが当たり前になっておると僕は思うんですよ。本来はそんな説明とか報告とかというのはする必要なんて私はないと思ってます。 今回の年次計画の変更についても、こんなに細かく、細かく何回も年次計画変更しましたからというて12月もろうたの最後ですけれど。そういったものについても、そんなんはもう本来はほかの市議会だったらそんなんありませんよ、これ、はっきり言いまして。私はそう思ってます。 例えば、視察に行った鳥羽市議会の委員会の会議録なんかずうっと目を通しましたけれど、もうほとんどそんなんないですよ。でも、加東市議会は安田市長もそうですけれども、もう細かく、細かく議会に丁寧に、丁寧にされるものだから、それがあって当たり前というふうに議員の皆さん、私も含めてですけれど、そう思っておられる。だから、1つそれがなかったら何してんのやということになっとると私は思いますよ。 私、議会事務局長もしてましたけれど、何でこんなことまでという思いをずっと持ってました。それは本来の形じゃないという。高沖先生も研修に来ていただいてそんな質問しても、ほかの市議会はそんなんじゃないというようなこと、おっしゃってたと思うんですよ。 今の状況が当たり前だと思わないでほしいなと、そういうふうに私は思います。もっともっと市長の権限、市長の執行権というものをもっともっと認めていかないと、市役所のすることは時間かかって一体何をしとんのやという市民の声を、私も40年間、ほんなことずっと聞いて生活してきた人間ですから。 ですから、それを早くしようと思えば、議会が余り関与し過ぎると、遅くなって、遅くなって、遅くなりますよ、それは。もう法律で決まっとるから仕方がないからその部分は議決をとらないといけませんけれども、それ以外の部分というのは、ある程度足かせ、手かせを外してやらないと、どんどんどんどんこれ遅くなりますよ。そういう僕は思いで思うとるんですが、今回、年次計画について勝手にゴロゴロさわりよるやないかいということが基本になって今回こういう条例が議員提案されておりますけれど、任意的議決事件からもう外してしまえという、少々乱暴やと思いますけれども、私の思いはそうなんですよ。余りにも議会が関与し過ぎると。市長も丁寧に説明し過ぎると。だから、1つ違ったらこういう問題になってしまってると私は思いますが、それについてはどうですか。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) 一般的な、全般的なこととして議会がどこまでかかわるかというのは、鳥羽市議会、私も多分感想としては大畑議員の感想と同じです。ただ、鳥羽市議会が全てではないので、細かく報告を受けながらやってる市もあるんで、そこはいろいろ。 今回のこと、これは市長が提案したからやないかということを、そこを盾に言う必要はないんですけれども、本来は別にそういう個別計画の一つとしてやれば済む話ですよね。それを、あえてこれ上げられたというのは、だからここの議決事件にもし加えてあることの意味があるとすれば、市長は並々ならぬ決意で公共施設の統廃合を進めると。それに対しては議会としてこの大枠のもとで進むから、ある程度いろいろな個別のことで言わないでくださいということがベースにあると思うんですよ。 だから、そこはそのためにあるわけであって、そこが崩れてしまうと、この枠内で行動します、だから、市役所も枠内で当然行動するって、議会もその枠内で行動しますというもう範疇が崩れてしまったら、大畑議員が言われたように手かせ足かせでしかないように思います。 今はっきり言いますと、私は総務財政部長がおっしゃったけれども、年次計画の公表も、要は3カ年と同じように、予算が終わった後1回にしてくださいということはもう外れたいわけですよね。本当は私そんなもの優しく認めたくないですよ。おかしいやないかって言いたいですよ。でも、もうそれ言ったって細かく、そしたら修正しろということを言いたいですけれども、そういうことが通るとも思わない。でも、市役所もそもそも年次計画は違うというて言うてるわけですから。 だから、ある意味もう、本当はそんなこと優しく認めたくないけれども、もう我々はある意味は外すって宣言してるわけじゃない、提案者の方が。そうですよね。年次計画もう細かくできないんですよ、実際。 それはもうだから私は今後どう関与するかといったら、もう年次計画を年に1遍更新されたものを見て、ああ、こういうふうに数字変わったんやなと、来年またこれもらえるよなぐらいの関与しかしようがないですよ、実際。もうそういうふうにおっしゃった。だから、実際はもう無理なんです。 この枠内でやろうと、かたくもう一回決意を市長が取り戻していただくのか、細かく、やはりそれ、議決が上にある以上、例えばさっきの取り壊しみたいな方針が変わるんやったら細かく報告してもらわんと。だから、それが議決した者の重みじゃないですか。 そういうものを取って、もう自由になりたいんですよ、市役所は。なりたいというか、もうなると宣言して誰もとめようがないし、もう公表しませんって言っているよね。整合性をとりませんって堂々と宣言まで公の議場で宣言をしている以上、もうどうしようもないです、というのが私の意見。 だから、ある意味そこでそういうものを議決したものを外して、だから市役所の今言った方針は、市役所の方針は私は勝手に変えられませんから。変えられませんから年に1遍、年次計画を公表いたしますと。それも途中でも計画は変わっていて、変わった部分については年に1遍、予算が通ったときにホチキスどめしてお配りをしますのでって言ってるわけやから、それで認めな仕方がないじゃないですか。だから、それを方針でいきましょうと、行かざるを得ませんねというのが私の思いでございます。 ○議長(小紫泰良君) ほかにございますか。 廣畑君。 ◆4番(廣畑貞一君) 失礼します。 今るる各議員の方々の意見を聞かせていただいて、私は大畑議員が発言されてる中身を非常に全面的に賛同したいなという思いをまず1つ持っております。 ○議長(小紫泰良君) 質問ですか。意見ですか。 ◆4番(廣畑貞一君) それでそれ藤尾議員に質問をさせていただくんですが、これからの流れの中で市民にとっていいか、悪いかということを判断していかなきゃならないと思うんですが、いかがですか。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) 実は、私は市民にとってベストな方法は、市民にとって議会に対して言ってるかもしれませんけれど、説明責任ということも含めてベストな方法は、さっきみたいに幼稚園の変えるんやったら、幼稚園の部分、根幹の部分、変わるんやったらそのたびごとに議決を取り直せばよいと思っています。 例えば、コスミックホールに関しても方針は出ました。出たにもかかわらず今はNPOの様子を3年間見ますとしか書いてない。そしたら、出た時点で変えると、そしたらその時点で我々は賛否を表明する機会もある。 ほかのことについても、文書を読んで、もう変えられないから。何か議決を細かく提案すりゃいいと思うんですけれど、変えられないことはないですから。何か変えるという行為をしていないがために、数年前の文書が残っているわけですよ。 だから、本当は私は市役所がこの枠内で行動しないかんなと。年次計画も、多分私は鷹尾議員が言われたように一体的なものだと思いますから、細かくこの枠内でありながら、守りながら動いていこうという方針でいくのが市民にとってベストだと思います。 ただ、僕はもう長年というか、ずっとそういうふうにしてくださいと、そういう中でやってくださいと、細かいもう違った部分は直してくださいと言いながら最終的に出てきた答えがあれなんです、今の。年に1遍配りますということやったら、申しわけないけれども、もう市民に対する説明は、だから自由にするしかないんです、自由に。 だから、これをすると市役所はその最適なものに対して自由に判断できますし、議会も自由に言ったらいいですし、もうそうでしょう。そうしかしようがないと私は思ってます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) これで最後にしますけれども、議会として私が今思いますのは、親骨については議決とっとるわけです、してるわけですよね、承認しとるわけです。計画そのものは議会としても責任持ちますよと。 大畑議員と違うのは、私はあれぐらい大きなもの、市民にとって影響の大きいものはやはり議会として関与すべきものと認識しております。 それを議決した議会の責任というものをどのようにお考えになっておられるかが1つ。これは藤尾議員にお尋ねするんですけれど。 それと……。 ○議長(小紫泰良君) まず、1点ずつで行きたいと思います。 藤尾君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) 当然、議決した責任というのはあることは十分承知してます。そして、私は当時のその委員会の副委員長ですよ。委員長はお亡くなりになられているので私がもうある面、当時の残っている責任者だと思います。 それで、議決をしたときに、そもそも市役所は先ほどから言ってる年次計画は別だみたいなことを常々言ってますけれど、年次計画のあの数字がついたものと本文をホッチキスどめ、一緒になってそれをもとに説明をされて、ずうっと8月まで説明をされて、最後の議決したときに本文のところだけ抜いて議決をとりますからって言ったら、それは絶対一体のものと思うじゃないですか。一体のものとして説明を受けてるわけですよ。 そのときは、例えばよく小川議員が言われていますけれども、例えばコスミックホールの今ある土地は、あれは将来学校の用地にしますよということ、説明を委員会で受けて議決しているわけです。 午後もありましたけれども、例えば予算の数字かって見ても、小中一貫校推進しますって我々決めました。議決をしました。ところが、そのときとは全然違うことをやり出してるんですよ。違うことを、細かいことで。つまり、要はフルスペックで今の東条のあそこの場所に小中一貫校を建てるという話ではなかったし、財源についてもそこで30億円の違いが出てるということになると、我々が、説明は説明ですよ。説明は説明だけれども、そこで議決した責任だけ負えというても無理だと思うんですよ。 無理というか、要は説明についても、年次計画云々についても、説明についても責任持ってもらうやったらわかるんですけれど、説明したことについてはある意味もうそれは本文ではありませんって言われて、議決したところにだけ責任を負い続けるというのは私は無理だと思います。説明も含めて責任を市役所が持っていただけるんだったら私もそれに基づいて行動はできますけれども、というのが思いです。 それずずっとこの3年か、4年か、ずっと説明したことと違うんじゃないですかということを、私は議長だったから言えませんでしたけれど、余り言ってないですけれど、小川議員なんかずっと言ってこられたわけです、共同提案者の。でも、それに関して年次計画は別ですからということを言われてきたらもうどうしようもないと思います。 だから、議決したときと説明は違うことがなされているというのが私の意図でございます。 ○議長(小紫泰良君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) ただ、議会としてこの3年間、そういう状況であっても、その計画に基づいた理事者側の施策については、言うたら議決してきてるわけですよね。これまでした事業、これから残ってる事業は、だったらここでこれを議決権にしないんだったら、これは単に議決権にしないということだけで、計画そのものは生きとるとお考えなのか、そこをお聞かせください。 ○議長(小紫泰良君) 藤尾君。 答弁がほぼ同じことになっておりますんで、同じことになるんでしたら短くお願いいたします。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) つまり、この条例の趣旨からしますと、要は計画の策定とか、改正、廃止に関して議決を要さないということですから、計画自体は別に今廃止の議決をしているわけではありません。ですから、計画自体はあります。 そして、理事者のほうで変更が可能にということになります。だから、私は望むことは、この条例を、これを撤廃したら、まず先ほど言ったように、文章で明らかにもう現状と食い違ってる部分があるんです。それは理事者がいい悪いではなくて、コスミックホールについてはもう方針決まってるわけです。決まってるわけやから、現状に合うように、まずそれは私は理事者に、ある意味一般質問してもいいと思うんですけれど、議決もしなくてもさわれるようになったのですから、現状に見合うように本文をお変えになったらどうですかって私は言いたい。そうすると割合すっきりする部分は出てくるんじゃないかな思います。 議決があるから計画がさわれない、だからそごが生じてるというのが私は今の実態だと思いますので、計画自体はこの条例を通したところで廃止にはなっておりませんから、当然、理事者が変えていない以上、現行の計画というものはあると私は思ってます。 ○議長(小紫泰良君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 小川君。              〔11番 小川忠市君登壇〕 ◆11番(小川忠市君) 特に反対討論はなかったんですが、共同提案者として、私の思いも込めて賛成の討論をさせていただきたいと思います。 加東市議会の議決に付すべき事件に関する条例の一部を改正する条例制定の件に賛成いたします。 この公共施設の適正化に関する計画の策定、変更、または廃止は、任意的議決事件に追加する議案は平成27年8月の第61回臨時会に上程され賛成多数で可決しております。先ほども大畑議員からも紹介がありましたように、その審議の中では適正配置計画は市民説明会も重ねて市民のコンセンサスというのは整っている中で、なぜあえて議会の議決事件として定める必要はあるのかという質問、過去の行政実例からしても第96条第2項というのは非常に限定的、市長の権限を剥奪するものであり、限定的に捉えるものであるという質問に対し、市長は、公共施設の適正化の配置については、最終の形として私どもは当然責任があると。 しかし一方で、当然議員にも責任があると捉えておると。今回この条例を制定し議決事件に持っていきたいという強い思いである。何とぞ議員各位の御賛同を賜りたいという答弁をされております。 要は、公共施設の適正化に関する計画は市役所も議会もお互いに責任を持って進めていこうという市長の思いだったんですよ。私はその市長提案に大いに賛同し賛成をいたしました。そして、その後の9月議会で提案されたこの計画の定める件につきまして、その採決に対し、反対か、賛成かの採決に対し、私はその是非を判断する根拠として公共施設マネジメント白書を基本に、年次計画に示されたその方向性や事業費、スケジュールをもとに賛成いたしました。いわゆる計画と年次計画は一体ものと私は思って、それまでの説明もそう、委員会の中でも説明も受けてきましたし、当然一体として、その判断材料として年次計画も賛否の判断材料として私は賛成をいたしました。と同時に、これからは議会として、議員としてもこの議決責任は大きいと、しっかりと果たしていかなければならないと決心をいたしました。 しかしながら、先ほど提案理由にもありましたように、その後の執行段階において、特に教育委員会は当初の公共施設適正配置の精神をどこに持っていったのか、忘れたのか、東条地域の小中一貫校の整備やら、東条文化会館の存続など、年次計画の大幅な変更や施設ごとの取組に大きな差異が生じております。 私はその進め方に疑義を感じ、この適正配置計画と年次計画の整合性について一般質問をしてきましたが、市は議決したのは適正に関する本文であり、年次計画については議決事件ではないために実施計画として市役所のほうで進めるという方針をいまだに崩しておりません。 さらに、議決事項である適正計画自体についても、現状に即し一度見直してはどうか、一度見直し再度議会の議決を得てから進めたらどうかという提案もしてきましたけれども、市は計画の文言を過大解釈し、頑としてそのことを見直すことはなく、公共施設適正化の当初の目的であった行財政改革はもうなきものとなっております。 このような状態では議決責任として果たせないと判断し、今回の議決を不要とするものと考え、まことに残念でありますけれどもこの提案に至りました。私は今後の会については予算の提案があったときに判断をしたいと思います。 よく市役所と議会は車の両輪と言われますけれども、それは市役所と議会、お互いに理解し合い、そして信頼関係が構築されたときに初めて車の両輪となるものであり、今の加東市の状況では無理だと感じております。 議員各位にはどうか提案趣旨に賛同賜り、賛成していただくことを申しまして、私の賛成討論といたします。よろしくお願いします。 ○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許します。 鷹尾君。              〔3番 鷹尾直人君登壇〕 ◆3番(鷹尾直人君) 順番が違うんですけれど、お許しください。 今の発言を聞いて思いましたところを述べさせていただきます。 私は昨年の11月に議員としてスタートさせていただきましたので、今るる経緯等もお聞かせいただきました。 ただ、私の思いとしては、非常に失礼な言い方かもしれませんが、今この計画がなくなったら計画そのものは生きておるわけです。なくなったら違う、ごめんなさい。議決権から外すと、外したら今後はどこで議論をしていくかといったら予算で議論するとおっしゃいました。私はまさしくそのとおりやと思うんです。 だから、これまで計画と違う予算が出てきたときにそこでしっかりと議会としての意思を出していただきたかったなと思ってます。さっきもそれ言いました。だから、そうだったらそこで一旦否決したらいいと思うんです、私は。 そこでどうするのかということを判断していくというのは、私はやはりこれぐらい大きな内容をもう理事者側が好きにやったらよろしいよと。私、親骨を議会が認めておきながら、ここに来て今るる聞かせていただいたら確かにという納得する内容やと私も思ってます。だから、さっきもちょっと質問もしましたけれども。ただ、こういう大事なものがやはりこの時点で議決権は外しましょうと、予算で判断させていただきますわというのはちょっと私自身は無責任ではないか、議会としてですよ。そこはやはり議会としてのけじめをしっかりとその時点でつければいい話と思ってます。 市民の方にとってその方向がいいということだったら一旦否決し、議論をして再度認めたらいいと。やはり理事者側が言うとることは親骨からいうたら外れとるということだったら反対すればいい、それが私は議会としてのやり方ではないかなと今でも思っております。 そういったことで、反対の討論とさせていただきます。 ○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 大畑君。              〔6番 大畑一千代君登壇〕 ◆6番(大畑一千代君) 私の立場は、これ賛成しないと仕方がないんですよ。本当にこの議決事件になったとき反対しました。心配してたとおりに今なってしまってます。と申しますのは、私は議決事件は議決事件、そこに付随しとるものはあくまでも付随しとるもので、議決の対象じゃない部分についてはきちっと市長の権限というものを認めていかないといけない。でないと、うまく行政の推進はできないと。 議会としてはどこまでも関与したいという気持ちはありますけれども、しかし市長の立場を全面的に認める市長の執行権というものは侵害してはいけないと、その部分だけはどうしても崩すことはだめだと、このように思っております。 例えば、予算、今回も予算書が配られております。予算書というのは議決事件が及ぶ予算書というのは上の部分だけです。下の予算説明書、事項別明細書については議決権が及ばない部分でございます。いろいろな条例の改正だったり、それもわざとホチキスどめはしてないですよね。ばらばらに新旧対照表であったり、説明書であったり、改正の趣旨が書いてあるもの、そういうものははっきりと区別をしないとだめなん、私はそんなふうに思っております。 それをもう議会に上がってきたものは全部議決の対象だという、そういう、はっきり申しまして勘違いから、今回のこういうものが出てるんじゃないかなと、私はそういうふうに思っております。議会が関与できるものというのは地方自治法に決められてるその部分と、わざわざこのたびは任意的議決事件となりました、そういった部分についてはもう極力制限されとるわけです。 最初に書かれとる15項目だったかな、そこにも制限列挙、これだけですよ。これだけですよという制限列挙がされとるわけで、その以外の部分を任意的議決事件とする部分についても、それはきちっと本当に原則に立ち返って解釈をしないと、しないからこういう事態になってると私は思います。 そのあたりなんですけれども、私はもともと言っておりましたように、ここまで議決事件にする必要はないという立場をずっと持っておりましたし、市長の権限を侵したらだめだと。侵さない部分が、小川議員が言われてた車の両輪なんですよ。お互いにお互いの立場を認めるというのが、それが車の両輪であって、もちろん信頼関係がそこにはなかったらいかんと思うんですけれども、その信頼関係の解釈の仕方がもともと行き過ぎてるんじゃないかなと、加東市議会は、従来から、そういうふうに思っております。 ですから、今回、これは本当は提案者のお二人とは全く違う意見でありますけれども、これを議決事件から外すことについては、もともと私がそういう考えでおりますから、市長の権限を全面的に認めるという立場から賛成をさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許します。 反対ですね。 廣畑君。              〔4番 廣畑貞一君登壇〕 ◆4番(廣畑貞一君) この提案について反対という立場で意見を述べさせていただきます。 先ほど大畑議員のことについて全面的に私は理解し賛成しますということだったんですが、この場所に立たれて非常にころっと変わられて何じゃという思いもあるわけなんですが、やはり議会と理事者と両輪であると、これはもうまさにそのとおりだろうと思います。 その中で、我々議員のバックには一般市民の多くの方々がついておられるということをしっかりと頭に置いておかないと、議員のプライドであるとか、議員の責任であるとか、そういう物の捉え方じゃなくて、やはり今理事者の方が長年にわたってこういうプランを練られてきた中で、一つ一つチェックする機会もできず、チェックする責任も放棄している議会が今になってこのような状態でこういうことを提案されるということに対して、私非常に腹立たしい思いを持って反対とします。 以上です。 ○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 北原君。              〔1番 北原 豊君登壇〕 ◆1番(北原豊君) 加東市議会も予算に反対できる方向に向かいつつあるので、こういう計画がなくてもその予算できちんと落とせば済むことなので、今回、藤尾議員、小川議員を信頼して今回は賛成いたします。 ○議長(小紫泰良君) 次に、原案に反対者の発言を許します。 ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) これで討論を終わります。 これから議員提出第1号議案 加東市議会の議決すべき事件に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小紫泰良君) 起立多数。 したがって、本案について原案は可決されました。 △日程第29 請願第31-1号 75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する請願 ○議長(小紫泰良君) 日程第29、請願第31-1号について。 75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する請願の写しを配付しています。 この請願については、会議規則第92条の規定に基づき、総務文教常任委員会に付託いたします。 △日程第30 請願第31-2号 東条地域小中一貫校建設事業に反対する請願 ○議長(小紫泰良君) 次に、日程第30、請願第31-2号 東条地域小中一貫校建設事業に反対する請願の写しを配付しています。 この件についても、会議規則第92条の規定により、総務文教常任委員会に付託いたします。 △日程第31 陳情第31-3号 東条地域小中一貫校の計画を見直す陳情 ○議長(小紫泰良君) 日程第31、陳情第31-3号 東条地域小中一貫校の計画を見直す陳情ですが、配付のとおり、市民から提出されています。この陳情については、会議規則第95条の規定に基づき、請願書の例により処理するものとし、総務文教常任委員会に付託いたします。 △散会宣告 ○議長(小紫泰良君) これで本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。 3月2日から3月17日までの16日間は委員会審査のため休会としたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小紫泰良君) 異議なしと認めます。 したがって、3月2日から3月17日までの16日間は休会とすることに決定しました。 2日目の本会議は3月18日午前9時30分に再開します。 なお、開議通知については、本日の出席議員にはいたしませんので御了承願います。 議事日程は当日配付いたします。 本日はこれで散会します。お疲れさまでございました。               午後7時13分 散会...