加東市議会 > 2016-03-01 >
03月01日-01号

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  1. 加東市議会 2016-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 加東市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成28年 3月 第 64回定例会  ┌───────────────────────────┐  │会議録第156号                     │  │      第64回(定例)加東市議会会議録      │  │              平成28年3月1日(第1日)│  │                  開会 午前9時30分│  └───────────────────────────┘1 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸般の報告     (1)議案説明のため理事者の出席要求について     (2)例月出納検査及び定期監査結果報告について  第4 報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)     承認第1号 専決処分の承認を求める件(平成27年度加東市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第3号))     (一括上程)  第5 第1号議案 平成27年度加東市一般会計補正予算(第7号)  第6 第2号議案 平成27年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第7 第3号議案 平成27年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  第8 第4号議案 平成27年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号)  第9 第5号議案 平成27年度加東市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第4号)  第10 第6号議案 平成27年度加東市水道事業会計補正予算(第3号)  第11 第7号議案 平成27年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)  第12 第8号議案 平成27年度加東市病院事業会計補正予算(第3号)  第13 第9、10、11、12、13、14、15、16号議案 一括上程  第14 第17号議案 加東市行政不服審査法施行条例制定の件  第15 第18号議案 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件  第16 第19号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件     第20号議案 加東市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件     (一括上程)  第17 第21号議案 加東市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定の件  第18 第22号議案 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件  第19 第23号議案 加東市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件  第20 第24号議案 学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件  第21 第25号議案 加東市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定の件  第22 第26号議案 加東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件  第23 第27号議案 加東市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件  第24 第28号議案 加東市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定の件  第25 第29号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第26 第30号議案 国営加古川西部土地改良事業費償還基金条例を廃止する条例制定の件  第27 第31号議案 加東市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する条例制定の件  第28 第32号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第29 第33号議案 加東市東条文化会館条例の一部を改正する条例制定の件  第30 第34号議案 加東市東条健康の森条例を廃止する条例制定の件  第31 第35号議案 加東市税条例等の一部を改正する条例制定の件  第32 第36号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第33 第37号議案 加東市廃棄物処理手数料徴収条例の一部を改正する条例制定の件  第34 第38号議案 加東市産地形成促進施設・道の駅とうじょう条例の一部を改正する条例制定の件  第35 第39号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件  第36 第40号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第37 第41号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件  第38 第42号議案 加東市滝野文化会館条例の一部を改正する条例制定の件  第39 第43号議案 第2期加東市教育振興基本計画を定める件  第40 第44号議案 市有財産の処分の件  第41 第45号議案 市道路線の認定の件  第42 第46号議案 指定管理者の変更の件(加東市東条文化会館)  第43 同意第1号 加東市教育委員会委員の任命の件  第44 同意第2号 人権擁護委員の推薦の件     同意第3号 人権擁護委員の推薦の件     (一括上程)  第45 同意第4号 加東公平委員会委員の選任の件  第46 議会諮問第1号 平成27年8月請求の下水道使用料納入通知に対する異議申立てについて     議会諮問第2号 平成27年10月請求の下水道使用料納入通知に対する異議申立てについて     議会諮問第3号 平成27年12月請求の下水道使用料納入通知に対する異議申立てについて     (一括上程)  第47 議員提出第1号 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第48 議会ICT推進研究部会の設置2 会議に付した事件  議事日程どおり3 出席議員(16名)      1番  大 畑 一千代 君      2番  藤 浦   巧 君      3番  高 瀬 俊 介 君      4番  長谷川 幹 雄 君      5番  石 井 雅 彦 君      6番  岸 本 眞知子 君      7番  小 川 忠 市 君      8番  小 紫 泰 良 君      9番  磯 貝 邦 夫 君      10番  藤 尾   潔 君      11番  安 田   朗 君      12番  長谷川 勝 己 君      13番  桑 村 繁 則 君      14番  山 本 通 廣 君      15番  二 階 一 夫 君      16番  井 上 茂 和 君4 欠席議員(なし)5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(18名)     市長          安 田 正 義 君     副市長         吉 田 秋 広 君     技監          一 宮 大 祐 君     協働部長        芹 生 修 一 君     協働部防災課長     肥 田 繁 樹 君     総務部長        時 本 敏 行 君     総務部総務課長     大 西 祥 隆 君     総務部財政課長     鈴 木 敏 久 君     市民生活部長      松 本 和 久 君     福祉部長        丸 山 芳 泰 君     地域創造部長      中 村 隆 文 君     まち・農整備部長    阿 江 孝 仁 君     上下水道部長      利 山 尚 由 君     病院事務局長      大 橋 武 夫 君     会計管理者       芹 生 泰 博 君     教育長         藤 本 謙 造 君     教育部長        堀 内 千 稔 君     委員会事務局長     内 藤 修 三 君7 出席事務局職員(3名)     事務局長        西 角 啓 吾     主幹          原 田 幸 広     書記          西 山 由岐子 ○議長(安田朗君) おはようございます。 第64回加東市議会定例会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 きょうは3月1日ということで、ことしに入りましてもう2カ月があっという間に過ぎてしまっております。そして、きょうは本当に冷え込んだんですけれども、今週末あたりからは春本番を思わせる、そうした気候と聞いております。 そんな中、議員各位には何かとお忙しい中、御健勝にてご参集賜りまして、無事に開会できますことをまずもって御礼を申し上げます。 本定例会に市長より提案されます案件は、平成28年度当初予算初め、平成27年度補正予算、条例制定、改正など54件で、いずれも重要な案件であります。特に新年度予算につきましては、後ほど市長より施政方針が示されることとなっております。議会といたしまして、当初予算の審議に当たりましては予算特別委員会が設置される運びとなっておりまして、そこで慎重審議されることとなっております。 景気は回復基調にあると言われておりますが、地方におきましては、まだまだその実感が乏しいというのが実情であります。行政や、そして議会に対し、住民の厳しい視線が常に向けられていることを心し、一層の御精励を賜り、慎重審議の上、適切妥当なる結論が得られますようお願いを申し上げまして、開会に当たりまして御挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) おはようございます。 本日第64回加東市議会定例会を招集させていただきましたところ、おそろいで御参集を賜りありがとうございます。 2月2日の議員全員協議会におきまして個人番号通知カード、かとっこ、ゆめっこの利用状況を御報告申し上げました。その後の状況等について少しお知らせを申し上げたいと思います。 議員全員協議会のときに申し上げました個人番号通知カードの未受領444世帯と申し上げておりました。その後、地区説明会を6会場6回、中学校区の説明会2回、臨時開庁を2回行いました。ところがまだ、2月26日現在でございますが、319世帯が未受領でございます。この後、中学校区の説明会を1回、そして臨時開庁もあと一回実施する予定にいたしております。 また、個人番号カードの申請者は56会場72回の地区説明会におきましては2,041人、2回の中学校区説明会で101人、合わせまして2,142人となってございます。この数字には直接御本人が申請された分は含まれてはおりません。 それから、かとっこにつきまして、全員協議会のときには1月末登録者数が67人、利用実績につきましては、実人数10人、延べ16人という状況を御報告申し上げておりました。2月29日現在、登録者数は、市内在住者103人、市外17人、計120人、利用実績につきましては、実人数25人、延べ38人という状況でございます。 それから、ゆめっこにつきましては、2日、延べ4人であったところ、4日、延べ8人となりました。 以上、御報告を申し上げます。 さて、今期定例会におきましては、後ほど時間を頂戴しまして平成28年度の施政方針を申し述べさせていただきたく存じますが、平成28年度一般会計を初め8つの会計予算、平成27年度各会計補正予算、そして条例の制定、一部改正、廃止、合わせまして26件、それから加東市教育振興基本計画を定める件、さらに人事案件等々、そして最終日に追加提案させていただくものがございます。何とぞ御審議賜り、原案のとおり議決、承認、また同意賜りますようにお願いを申し上げ、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~               午前9時30分 開会 △開会宣告 ○議長(安田朗君) ただいまの議員の出席数は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 第64回加東市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(安田朗君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、藤尾 潔君及び長谷川勝己君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(安田朗君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から3月25日までの25日間にしたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安田朗君) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から3月25日までの25日間に決定をいたしました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(安田朗君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条第1項の規定に基づき、説明のため本定例会に出席を求めましたのは、市長、教育長、加東公平委員会並びにその補助職員です。 次に、監査委員から例月出納検査及び定期監査結果の報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しております。 これで諸般の報告を終わります。 △日程第4 報告第1号及び承認第1号 一括上程 ○議長(安田朗君) 日程第4、報告第1号 専決処分の件及び承認第1号 専決処分の承認を求める件を一括議題といたします。 報告の趣旨説明及び提案理由の説明を求めます。 病院事務局長。              〔病院事務局長 大橋武夫君登壇〕 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 内容でございますが、平成28年1月7日午後3時ごろ、ケアホームかとう入所中の利用者が施設外へ出られてしまい、施設から約200メートル離れた加東市家原750番地先の路上で骨折された状態で座り込んでおられました。人身上の損害を負わせる結果となり、入院診療の10万4,320円について賠償することとし、和解したものでございます。 以上、報告第1号 専決処分の報告の件についての説明といたします。 次に、承認第1号 専決処分の承認を求める件でございますが、報告第1号で報告させていただきました件につきまして、被害者との和解をするに当たり、急ぎその賠償金を支払う必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がないと認められましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、平成27年度加東市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第3号)を専決処分しましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。 補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ10万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出予算それぞれ3億9,815万1,000円とするものでございます。 その内容でございますが、歳入では、第11款諸収入、第2項雑入で介護老人保健施設総合賠償制度保険金10万5,000円を受け入れ、歳出では、第1款総務費、第1項施設管理費、賠償金10万5,000円を追加するものでございます。 以上、承認第1号 専決処分の承認を求める件の説明とさせていただきます。御審議の上、承認いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(安田朗君) 説明が終わりました。 これから質疑を行います。 長谷川勝己君。 ◆12番(長谷川勝己君) 専決処分の報告ということなんですけれども、高齢者をお預かりする施設の玄関から勝手に出られて骨折されておったということですけれども、そういった対策というのは事前にとっておくべきでありますし、仮に出られたらブザーが鳴るとか、そういった設備も必要だと思うのです。 先日も東条地域で入所者の方が行方不明になられて、山中でお亡くなりになっておったという話もお聞きしたわけですけれども、こういったことが二度と起こらない対策は何か講じておられるのか、考えておられるのか、その辺をお聞きいたします。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) もともと自動ドアにつきましてはロックがかかっておりまして、そのロックを外さないと玄関からの出入りができないというシステムになっております。また、裏口につきましては施錠しておりますし、2つある1つについては施錠しておりますし、もう一つの分につきましては職員が詰めておりますので、そこはチェックができるようになっております。 今回の件ですけれども、これは予想になってしまいますけれども、たまたまどなたかが出られたときに一緒に出られてしまったという状況かと推測をしております。 今後の対策ですけれども、光センサーを今回設置しまして、その光センサーのところを通過するとブザーが鳴る、事務所で音がするようになっておりますので、その音がすれば、必ず職員が玄関を誰かが通ったのかというのを確認するという体制をとっておりますのと、また食事ですとかおやつの時間帯に必ず点呼をして、もしその場所におられないようであれば、施設内をもう一度十分見るとかという、そういう体制も再度周知をするということでとらせております。 それからあと、給食の関係なんですけれども、今回給食の業者の職員が出られたのを確認していたようなんですけれども、そのあたりの情報共有という体制づくりも、業者がかわったということもあり、できておりませんでしたので、そのあたりも連絡体制がとれるようにということで体制整備をさせていただいております。 ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。 二階君。
    ◆15番(二階一夫君) 1点関連してお伺いしておきます。 今回こういった形で路上で転倒ということでありますけれども、これもし仮に、これ転倒で済んでいますが、死亡ということになったときにも、同じようにこれ人身上の問題ということで損害賠償ということになるのですか。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 施設内で100%その方を見守るというのは難しい部分もありますので、あってはいけませんので、今回先ほど申しました体制を再度とらせていただいておりますが、もし仮にあったとしましたら、その分につきましては責任割合によって応分の負担をするという形になるのではないかと考えております。 ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。 これで質疑を終わります。 報告第1号についてはこれで終わりたいと思います。 これから承認第1号の討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから承認第1号を採決いたします。 本件について承認することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本件は承認することに決定いたしました。 △日程第5 第1号議案 平成27年度加東市一般会計補正予算(第7号) ○議長(安田朗君) 日程第5、第1号議案 平成27年度加東市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 時本敏行君登壇〕 ◎総務部長(時本敏行君) それでは、第1号議案 平成27年度加東市一般会計補正予算(第7号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 まず、提案の主な理由でございますが、平成27年度各事業費の確定または執行見込みによる減額及び国の補正予算による地方創生事業、自治体セキュリティー強化対策事業高齢者臨時福祉給付金給付事業農村地域防災減災事業などを追加、また土地区画整理組合への貸付金の補正のほか、起債を抑制するための臨時財政対策債の借入額の減額や必要な基金の積み立てなどを行う必要が生じたことにより補正を行うものでございます。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億8,765万3,000円減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ190億1,240万5,000円にするものでございます。 それでは、内容を第1表歳入歳出予算補正により御説明を申し上げます。 補正予算書の1ページをお開き願いたいと思います。 まず、歳入でございます。 第1款市税でございますが、1億3,179万8,000円追加をいたします。それぞれの税の収入見込みによる補正でございます。 続きまして、第2款の地方譲与税から地方交付税は、それぞれ交付額の確定及び見込みにより補正をいたします。 なお、地方交付税につきましては3億5,918万1,000円増額をいたしております。 3ページをお願いいたします。 第13款分担金及び負担金1,571万8,000円の減額は、それぞれ実績見込みによる補正でございます。 次に、第14款使用料及び手数料2,366万円の減額につきましては、ケーブルテレビの加入者減による有線放送テレビ使用料の減額が主なものでございます。 次に、第15款国庫支出金は、国の補正に伴いまして高齢者臨時福祉給付金1億2,000万円などを追加いたしますが、各負担金の事業の実績見込みなどによる増減で差し引き4,145万1,000円増額いたします。 次の第16款県支出金につきましては、国の補正に伴い経営体育成支援事業補助金を追加いたしますが、その他の事業費の確定などによる増減で、差し引きでは1,867万2,000円減額をいたします。 第17款財産収入では、普通財産の売り払い実績などによりまして1,638万7,000円減額をいたします。 第18款の寄附金では、ふるさと納税の実績に伴いまして一般寄附金を450万円追加をいたします。 第19款繰入金につきましては、財政調整基金からの繰入金の減額で4億6,591万3,000円減額をいたします。 第21款諸収入につきましては、主に市税の延滞金などの追加によりまして1,100万9,000円追加をいたします。 第22款市債でございますが、事業費見込み等により増減となるものと、国の補正に伴い新たに追加するもののほか、臨時財政対策債の借入を2億40万円減額し、差し引きでは6億700万円減額をいたします。 次に、歳出でございます。 5ページをお願いいたします。 計上しております新規事業等につきましては、別途配付しております補足説明書にその概要をお示ししておりますので、予算書とともにごらんいただきたいと思います。 それでは、第1款議会費から説明を申し上げます。議会費につきましては、事務事業の執行見込みによる補正で101万3,000円の減額でございます。 第2款総務費につきましては、事務事業の執行見込みにより補正で減額をいたしますが、国の補正による地方創生事業と自治体セキュリティー強化対策事業を追加するほか、公共施設整備基金への積み立てを行うため2億4,677万3,000円追加をいたします。 第3款民生費では、各事業の執行見込みと合わせ、国の補正予算によります高齢者臨時福祉給付金給付事業及び行程単価改正による保育所運営費を増額することから、差し引きでは5,222万円の追加となります。 次に、第4款衛生費では、感染予防事業等の各事業の執行見込みまたは確定により1億723万5,000円減額をいたします。 次の第5款労働費は、勤労者住宅資金融資預託金の見込みにより200万円減額をいたします。 次に、第6款農林水産業費につきましては、各事業の事務事業の執行見込みまたは確定による補正のほか、国の補正によります経営体育成支援事業農村地域防災減災事業を追加し、差し引きで1,882万2,000円の追加となります。 次に、第7款商工費につきましては、各事業の事務事業の執行見込みにより2,482万1,000円減額をいたします。 第8款土木費につきましては、事業の進捗状況や事務事業の執行見込みなどによる補正で9,799万円減額をいたしますが、その中で第4項都市計画費では、土地区画整理組合への貸付金などで1億1,120万2,000円追加をいたします。 次、7ページをお願いいたします。 第9款消防費でございますが、組合負担金の確定または各事業の確定及び執行見込みにより4億4,057万円減額をいたします。この減額の主な内容につきましては、加東消防署建設事業負担金の減額と防災行政無線デジタル同法系システムの入札減によるものでございます。 次に、第10款教育費につきましては、各事務事業の執行見込み及び小・中学校の施設整備工事の入札残等によりまして1億147万3,000円減額をいたします。 第11款災害復旧費1,195万円の減額につきましては、昨年の台風11号の豪雨被害の災害復旧工事費の見込みまたは額の確定により減額をいたします。 第12款公債費につきましては、主に借入金利子の確定により1,338万4,000円減額し、第14款予備費につきましては503万2,000円減額をいたします。 次に、第2条繰越明許費ですが、予算書9ページをお願いいたします。 9ページの第2表のとおり、第2款総務費、総合戦略事業を含めまして13件を翌年度に繰り越しいたします。 次に、第3条債務負担行為の補正でございますが、10ページをごらんいただきたいと思います。 10ページの第3表のとおり、期間の変更の1件と額の変更2件について補正をいたします。 次に、第4款地方債の補正でございます。 11ページをお願いいたします。 地方債の補正でございますが、国の補正に伴う新たな事業追加と、それぞれの事業の変更等による限度額の補正によるものでございます。 以上で第1号議案 平成27年度加東市一般会計補正予算(第7号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 岸本君。 ◆6番(岸本眞知子君) ただいま御説明いただきました9ページの繰越明許費の件ですけれども、第8款の土木費のところで滝野梶原線、街路ということなんですけれど、これが繰越明許として上がっておるんですけれども、ここら辺の詳細をお教えください。 ○議長(安田朗君) 詳細といいますと、進捗とかそういうことですか。滝野梶原線の繰り越しの理由か。 岸本君。 ◆6番(岸本眞知子君) 平成27年度でされるということなんですけれども、また次年度にもかかるということで繰越明許費が上がっていると思うんですけれども、そこら辺伸びた理由と繰り越しになったというところをお願いいたします。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 今鋭意滝野梶原線工事を進めておりますが、その中で建物物件の移転補償について既に契約は終わっておりますが、補償費を支払うことにつきましては、完全に移転が終了した後にお支払いをいたしますので、その分の繰り越しでございます。 以上でございます。 ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。 ほか。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 今説明いただいた中で事業の執行見込みにより減額と説明があったんですけれども、事業の執行見込みによる減額、例えば入札で金額が落ちたから、その分安く落ちて減額というのは、これはこれで結構なことだと思うのですけれども、今年度予定していた事業が執行できなくて減額になっているとか、あるいは規模が小さくなったために減額になっているものというのが結構あると思うんですけれども、そういうものは具体的にどれかというのは把握されてますか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 当初予定していて予算を上げました事業の中で、諸事情により今回補正減にしたものにつきましては、1つは鴨川の郷のコテージの関係がございます。それと、地方創生事業の中の予算の組み替えの部分と、それから道路ストック事業の中でのり面または構造物につきまして当初予定をしておりましたが、国の予算がつかずにそれを繰り延べしたというのが主なものでございます。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) そういうものについては、前の2つは産業厚生常任委員会の説明を受けたからわかるのですけれども、何かわかる形で、執行見込みによる減額と言われると、我々も見て区別がつかないので、ほかでも金額を見ていると、予定していたものが人数が出なかったから減額になっているものとかもあると思うので、そういうものについてわかる形で今後資料をつくっていただくことはできませんでしょうか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 当然当初予定しておった人数よりもかなり少なくて補正減したものも実際ございます。そのものにつきましては、どの程度説明を加えるかということはちょっと考えさせていただきたいと思いますが、何らかの形で当初予定からこのようになって減額になりましたということが理解いただけるものは少し考えたいと思います。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 少し前に返りますけれども、地方創生の関係の予算が減額になるということで、これは国の法の施行を待ってという話もあったと思うんですが、そういうことになると、これは今年度の事業で入っているんでしょうか。 ○議長(安田朗君) もう少し具体的に。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 私は全員協議会のときに地方創生の地域再生計画、そういうものは国の法の施行というか、具体的な案が出てきてからつくりますということで説明を受けたように記憶しています。でしたら、今回減額しますよね。減額をしても新たに、それを見てからつくるということだから、つくるためのアクションの費用というのは出ると思うんですけれども、今回減額になったので、減額になったままなのか、それか改めて予算はどこか計上してあるんでしょうか。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) お答えいたします。 御質問の向きでございますけれども、平成27年度で減額することに対して、平成28年度当初予算で措置するのかという御質問の内容でございましょうか。 前回の全員協議会でも御説明をさせていただきましたとおり、当初計画しておりました地域再生計画の策定業務につきましては、新たな新型交付金の仕組みと連動させるということで地域再生法の改正ということが予定されております。策定しました後にこの新型交付金をうまく使ってまちづくりを進めたいという考えで本年度の計画を見送ったということを説明させていただいたわけですけれども、御質問の内容としまして、いつの時点で平成28年度当初にこれを示されているのかということでございます。配付をさせていただいておりますが、当初予算については該当の地域再生計画の予算は計上いたしておりません。 今申し上げましたように、法改正の中身と新型交付金の仕組みがきっちりとわかった上で、それからスケジュールもまた示されると思っております。それを見きわめた段階で、できれば補正予算で計上するのか、あるいは独自で経費をかけずにつくれるものなのか、そういった検討をしてまた御説明をさせていただきたいと思っております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) もう一つ、再生法のこの中身で見てからおくらせるということやったと思うんですけれども、結局予定どおり、例えば一番初め、事業を管理されていると思うので、どの時点で何をやらないといけないというスケジュールというのは部では管理されていると思うんですよね。どの時点で、つまり何月ぐらいの時点でどの程度まで仕事をやって事業を変更したというのをきっちり説明できますかね。国の法改正がいつあって、それを見きわめたから、それによって法改正があることがわかったから変更したということやったら、ある程度市が予定したスケジュールはスケジュールどおり進んでいって、法改正の話が来たからやめたという時系列にならないとおかしいと思うのですけれど、その辺について説明をしてください。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) そのスケジュールの管理でございますけれども、今回この地域再生計画と、それから並行いたしまして総合戦略、それと人口ビジョン、こういったものを先に取り組みとして進めておりました。これを委託しております事業者に事業進捗の内容に沿って、当然いずれも関連するものでございますので、新たにこの業務を委託しようという計画でおりました。 年末でしたか、新たな新型交付金の話が出てまいりまして、その取り組みの前に、このままでは交付金の活用に支障が出るのではないかという協議をいたしまして、今年度の策定取り組みを断念したというところでございます。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) ということになると、例えばこの地域再生の戦略というのは、新型交付金の話が出なかったら年末ぐらいから3カ月で一気につくれるものなのですか。私は地方創生の総合戦略の話についてもやはりおくれていたと思うんです、事業計画が。少なくともこれは全体的な事業計画のおくれがあって、その結果つくれなかったという面は否めないところがあると思うんですけれども、今の話だったら、12月の時点で決めたということですよね。それはやはりちょっと不自然に思うんですけれど、本来やったら何月ぐらいからかかってなかったまとまらない、3カ月ぐらいでできるものなのですか。 ○議長(安田朗君) 技監。 ◎技監(一宮大祐君) もともと地域再生計画をつくっていったらどうかという考えは、例えば中心で拠点づくりをしましょうという考えがございました。それから、それ以外にもいろいろなこのごろ小さな拠点づくりだとか、そういった概念が出ております。そういったものを少し考えていったらどうかなということもございましたけれども、進め方としては、当初考えておりましたのが、少し議論をいろいろ裾野で巻き込みながらみたいなことを考えていたんですけれども、工業施設の適正化の絡みだとかいろいろな情勢もございましたので、なかなかそこが進めにくいというところもあり、進めにくい中で、今部長が申しましたように新たな方向性が出てくるということで、ある種総合戦略との兼ね合いの中で進めていくほうが有利ではないかということで方向転換をしていったらどうかということで、今部長から説明があったということで御理解を賜りたいと思います。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) この部分については一旦これで置くんですけれども、加東市が総合戦略というものに関して、よその市ではいろいろな形でも先発的におりてくる交付金を取っていろいろ事業を展開されてる市もある中で、非常におくれてる印象を私も持ちますし、市民の皆さんからも、新聞見たら〇〇市では、こういう取り組みするんだねということを結構聞かれることがあります。そういう点では、今回の話も含めて、今公共施設の適正化の話もあったからなかなか手がつかなかったということも言われましたけれども、そういう面では非常におくれてるということにはならないんですか、加東市が。 ○議長(安田朗君) 技監、よろしいですか。 ◎技監(一宮大祐君) そういう印象を持たれるかどうかわかりませんけれども、担当では一生懸命やってくれておりますので、そこはこれからの動きを見ていただいて御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(安田朗君) 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) 少し関連するんですけれども、今滝野梶原線で繰越明許、そしてその10ページで滝見橋架橋事業で平成31年から平成32年に期間が変更した。これちょっともう少し詳しく変更した理由をお願いいたします。 ○議長(安田朗君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) まず、今回繰り越しさせていただいた分につきましては、先ほども言いましたように一部土地の補償費、それから土地の購入費自体が繰り越させていただいた。これは実際に物は動かないということがございましてそうなってるんですけれども、これにつきましても金額的には大きなものではないですし、もう既に話はできております。 現在県、国とも調整をしながら、当然新しくつけかえていく中で今道路等の整備を進めていっております。ただ、これも国、県の予算の都合といいますか、これについてはこちらもいろいろお願いはしているのですけれども、実施設計をやって、詳細設計をやっていって橋の形、道の形というのが詳細に決まってくる中で、当初見込んでおりました平成31年をもう少しあと一年長く完成するまでに要るだろうというところできております。おくれているというよりも慎重に進めていってると、国との調整も含めてこういう時期になったということでございます。 何がどうこれがおくれたということではなくて、今着実に進めていってるところが全体的におくれていってるのと、水ですよね、橋ですから取水時期にはできませんので、この時期にできなければ夏に取り返したらということができませんので、どうしても単位的にはこういう1年ということになってくるかと思っております。 ○議長(安田朗君) よろしいですか。 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) その事情はよくわかりました。ただ、要するに用地買収云々等は全て完成したと、完了したという形で、あと道路の詳細設計等はきちっとできていますよね。あと、水の関係とか国土交通省の川の堤防とか、その関係でおくれているということはないですか。 ○議長(安田朗君) 技監。 ◎技監(一宮大祐君) 今詳しい行程表を持っておりませんけれども、工事に、今国土交通省で実施設計と申しまして橋梁をどう工事を進めるかという計画を進めていただいております。これは我々も一緒に加わる形でやらせていただいているんですが、これを踏まえて来年度から下部工の工事着手にかかっていくという流れになってまいります。恐らくそういったものを来年の取水期は工事ができませんので、秋以降に工事をさせていただいて、橋台とか橋脚とかといったものを順次乗せる準備を進めていくということでございます。それで、途中並行いたしまして、今度上部工の乗っける部分、それの工場製作とかそういった準備に入っていくということで一定の期間をかけてやっていくと。 今部長から申しましたように国の予算繰りとかいろいろなものの調整の中でやってまいります。最後、当然旧橋を落としたりとか後始末の工事も出てまいりますので、そういったものを見込んで、この最後の期間を置いているということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。 長谷川幹雄君。 ◆4番(長谷川幹雄君) 今の関連なんですけれども、さっきの滝野梶原線のところ、街路樹の工事を途中までされてたと思うんですけれども、歩道がぼこぼこで、途中直っているところもあるし、直っていないところもあるということで、何の関係であれはとまっているんですかね。最終まではいかない計画なんですか。 ○議長(安田朗君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 今言われているのは、いわゆるグリーンロードのことだと思うのですけれども、今随時進めておりますし、来年もその部分に行くのですけれども、ほかの工事等が近辺で行われるということがございまして、それに合わせてやっていこうという計画も立てております。 したがいまして、一挙にではないんですけれども、あの形を徐々に進めていって、真ん中辺は今とめて、あと端から進めていっているという状況です。当然進めていく予定にしてます。 ○議長(安田朗君) 長谷川幹雄君。 ◆4番(長谷川幹雄君) ということは、今年度はもうあそこはやらないということなんですかね。どういうことなの。その消防署の云々かんぬんがあったりとか、ずっと見てると下水道の関連がとまっているみたいな、上がっていたのですけれども、そこらの絡みがあって歩道を、1カ月かそこら辺やっていたと思うんですけれども、あのカーブのとこら辺もぼこぼこなんですけれど、あれが危ないからということでやりかけているのかと思うんですけれども、安全、安心なまちづくりの観点からすると、最後までやったらいいと思うんです、とりあえず、木を切るとか、歩道のところを直すとかという関連と思うんですけれども、それは今年度はもうやらないということですか。 ○議長(安田朗君) 暫時休憩いたします。               午前10時11分 休憩               ─────────               午前10時12分 開議 ○議長(安田朗君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 今年度につきましては、もう工事は終わっております。ただ、来年度、再来年度と続けて行う予定にしております。こちら旧社側から順次行っておりますので、今そのちょっと始末の悪い部分についてはまだやっていない部分だと解釈しております。 ○議長(安田朗君) ほかに。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 情報管理事業の自治体情報セキュリティー強化対策事業についての分なんですが、私の認識がちょっと間違っていたのかなとは思うんですけれども、もともと既存住基系と住基ネットはつながっているというのは承知しておったんですが、外部と、この図を見ておりますと、税でありますとか戸籍、こういった関係も今既につながっていると解釈したらいいのか、今後つなげていくことについてこういった対策事業をやっていこうとされているのか。それと、インターネットとLGWAN系というのは完全に物理的に分離された状態になっていくのか、そのあたりお示しいただけませんでしょうか。 ○議長(安田朗君) 総務課長。 ◎総務部総務課長(大西祥隆君) まず、今回の情報セキュリティーの強化対策事業の内容でございますが、この内容につきましてはインターネット環境からの外部からのメールとかでの攻撃が実際に発生しておりまして、その関係で個人のパソコンとか内部の一部サーバーであったりとかというのが乗っ取られる形で個人情報が外に流出するという事件が実際に発生してございます。 そのことを受けて、今加東市のネットワークの内容になるんですけれども、基幹系業務という住基とか税とかを扱ってるもの、これはインターネットには今つながってございません。完全な別のネットワークになってございます。 それともう一つ、LGWANとインターネットというのを一緒にした内部情報系という2つのネットワークで現在加東市は運用してございます。その内部情報系といわれるインターネットとLGWANの両方を兼ね備えたネットワークをさらにLGWANだけ、インターネットだけとさらにそれをもう2つに分けようとするのが今回の内容になってございます。 それとあと、今おっしゃられた基幹系の業務がほかとつながってるのかということにつきましては、これについてはマイナンバーの関係で中間サーバーとかを介して徐々に、今まだ構築を今回もやっていきますが、進めながら、LGWAN系においてはつながる形での進みぐあいになってございます。 ○議長(安田朗君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) そうしたら、結局マイナンバーの関係とかもあって税でありますとか戸籍も外に向かってつないでいくと。そのためにこういったセキュリティーを強化した上でつないでいくという解釈でいいんですよね。 ○議長(安田朗君) 総務課長。 ◎総務部総務課長(大西祥隆君) おっしゃるとおりセキュリティーを強化して、完全に分離して、物理的ではございません、論理的な形の分離になるのですけれども、していって外に出ないように。まずハード面の整備をしていくという流れになってございます。 ○議長(安田朗君) ほかに。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 29ページの地方創生事業なんですが、加東市専用のスマホアプリをつくるということもあったと思うんですが、どうして既存のソーシャルネットワークのシステムなどに乗っかる形ではなくて、専用のアプリを開発するという方向性になったんでしょうか。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) お答えをさせていただきます。 当然既存のアプリを活用いたしますと経費が発生しない、あるいは管理運用の手間が省けるとうメリットがありますけれども、多くの情報が集まる既存アプリの中では、加東市の情報が埋没してしまうというおそれがございます。我々として考えましたのは、何よりも多くの市民に活用してもらうことが目的でございますので、対象を加東市民に特化したコンテンツを開発することで利用促進を狙っているものでございます。 データの登録、整理ができれば、空き家イノベーションに活用できる空き家の情報でありますとか、あるいはあいた土地の情報、あるいは後継者のいないブドウ園とかそういった農業施設を活用する情報、あるいは人材も含めた加東市の地域資源を積極的に情報発信していきたい、そういう予定、目的でございまして、独自のアプリ開発による運用を進めたいと考えております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) でも、それは多分うちで囲ってしまうということは、外への広がりがないということも意味すると思うのですが、今の話ですと。お金をかけてやる以上は、登録される方とか目標みたいなものは定めてやられますか。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) 現在のところはそこまで定めてはおりませんけれども、これからの作成に当たりまして、当然御指摘のありましたように市内外、市外からのそういった登録情報を閲覧できるというものの見込みにつきまして精査をして目標設定をしたいと考えております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) それは本当は先にないとおかしい話だと私は思うんです。そうだから、例えば専用のアプリを開発するということにならないと、例えば多くの需要が見込めるから、多くの方に参加いただけそうだから専用のアプリを開発するということじゃないと、参加の数が極めて少ないアプリをつくっても余り意味がないと思うので、予算計上を既にされていますから、少なくとも予算としてあるわけですから、事業化するに当たってはきっちりその辺の見込みを立てた上で目標を持ってやっていただけませんでしょうか。 そうじゃないと、さっきも言ったように我々も承認するわけですから、つくってはみたが使ってないみたいなものを予算として承認したのかというと、それは無駄遣いになってしまうので、専用のアプリをやるからにおいては、そういう目標値が必要だと思うのですけれども。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) 御指摘のように当然利活用の見込みをもって開発運用ということが確かに重要なことだとは認識をいたしております。ただ一方で、このアプリを使いまして、例えば市内外もそうですけれども、婚活の情報でありますとか、そういった総合戦略の取り組みの一部に活用していきたいという利用の件数を上げるという一方で、取り組みのツールとして使いたいという考えを持っております。これにつきましてはコンテンツが複数ございますので、この積み上げについてしっかりと成果に上がるものになるように取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) これに関しては多分、今言った疑問があるから、成果に対してかなり辛い目で見ると思うので、それなりの成果が上がるように期待したいと思います。 コンテナショップの事業がもう一つありますけれども、これについて社会実験ということだと思うのですが、まず約2,700万円、どうしてこれだけかかるのかということと、その内訳的なものの説明と、これを見て何を目指しているのかということを説明していただきたく思います。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) お答えいたします。 加東市町の拠点づくりコンソーシアムを設立してBio周辺を活性化しようという取り組みを進めてございます。この取り組みの、当然社商業開発でありますとか、あるいは商工会、そういったところの関係機関と今協議を進めながら事業を計画しておるところでございます。 取り組みの主眼としましては、Bio店内の活性化。これは商業開発の中心になってやるべきことでございますけれども、市といたしましては、一帯のとにかく人が集まっていただく空間づくりについて取り組みたいということと、もう一つは、都市計画で土地利用について整理をして活性化を図っていきたい、この2つでございます。 人が集まる流れをつくるということが一つ必要であろうということの中で、道の駅構想の中でもマルシェでありますとか、そういった取り組みが掲げておりましたけれども、1つは屋上駐車場の一角に貨物コンテナを活用したショップ展開をしたい。具体のイメージで申しますと、加東市内の鳥居地区旧372号の沿道沿いにサンドイッチ屋さんがあると思いますが、これが貨物コンテナを利用された事例でございます。これを使うことによりまして安価に短期間でそういったショップ店ができないかなということ。 1つには、今申し上げましたように、そこでいろいろなおもしろいお店があるということで人を集めたいということと、そのコンテナショップにつきましては、現在創業塾という形で商工会と共同して創業支援をしておりますけれども、原則としましてそういった受講者、修了者の中から出店を募りたいと。それで、本格的な創業を始める前のチャレンジショップとして経営の実践を図っていただくようにどんどん修了者の方にすすめていきたいと考えております。 それから、そのショップ展開の中には創業者だけでは埋まらない部分もございます。これにつきましては具体の出店者を集めて設置を図るというリーシングについても業務の委託の一部としておりますので、店舗確保の担保としたいと思います。 店舗の展開につきましては、これはイメージでございますけれども、例えば北播磨で10店舗あるケーキ屋さんのケーキを何種類かずつ集めてそこで販売するという店舗展開をいたしますと、20歳代から30歳代にかけての女性の来店動機につながるのではないかと、あるいは家族連れがBioで買い物をする、そういった効果も見込んでキッズ専用コーナーをその中に設けられないか、そういったことも、それから人の流れを目的としておりますので、常時というわけではございませんけれども、イベントとか、あるいは定期的なフリーマーケットでありますとか直売所的なもの、そんな取り組みの拠点に一つはしたいと思っております。 社会実験でございますので、この取り組みによってどういった購買層、それから効果があったのか、資金的にそこで商売が成り立つのかということについては実証していきたいと考えております。 資金についての御質問がございました。2,700万円、ざっくりですけれども、この内訳といたしまして、1,500万円がコンテナの費用でございます。これはリース代という形でコンテナの取得をいたします。それから、1,000万円をかけまして屋上の備品関係、それから水道設備、電気、それからコンテナの改装、こういったものに使いたいと考えております。残り200万円につきましては、この取り組みの全体をプロデュースするとか、あるいは先ほど言いましたようにリーシングの形で店舗の定着を業務委託に含めておりますので、計2,700万円の予算を計上いたしてございます。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) コンテナのリース代が1,500万円って言われた、これ何棟ぐらいなのですか。結構今コンテナの市内にも業者さんあると思うんですけれども、割合安く出ていると思うんですが、1,500万円でリースということになると何棟ぐらいですか。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) 現在の見積もりでは5棟を予定いたしております。 ○議長(安田朗君) ほかに、藤尾君以外に先に質問。 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) 藤尾議員と同じように、以前は道の駅構想でBio周辺の駐車場とかそこらで野菜を売ったりいろいろな形をするという形で計画を一度お聞きしたことがあるんですけれども、その計画がこのような計画に変わったということですか。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) お示ししました構想というのは、1つはイメージであると捉えていただきたいと思うんですけれども、申しましたようにBio周辺一帯に人の流れをつくる、集まる場所をつくるというイメージで、お示ししましたパースの上では南の駐車場ということでございましたけれども、既存ストックという意味では、屋上の駐車場も一つの既存ストックでございますので、そういう人の集まり、流れをつくる取り組みということでは、その内容が振りかわったものではございません。その目的をコンテナハウスという形で場所を屋上駐車場で展開したいと、当然商業開発でありますとか、商工会とも協議した上でその内容を詰めて内容を変更したということでございます。 ○議長(安田朗君) 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) そうしたら、もう変更したという形ですね、この計画は。そして、今ちょっと聞きましたけれども、実験的に行うという形でコンテナショップを、そうしたら、実験的ということは、最終的に撤去することもあるんですか。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) お答えいたします。 コンテナショップにつきましては建築基準法上の仮設建築物ということにしておりまして、この場合、法上使用できますのが1年間と限られておりますので、1年リースとしております。ただし、社会実験でございますので、この社会実験をやった上でどういう効果あるいはリスク、いろいろなことがわかってくる、その検証内容を踏まえて、リース後の買い取りも視野に入れまして長期的に継続する取り組みとするのか、そういったことも今後考えていきたいと考えております。 ○議長(安田朗君) ほかに。 石井君。 ◆5番(石井雅彦君) 関連の質問ですが、屋上ということで3階になりますよね。動線的、それから集客的にそこまで上がってくれるのか、お客さんが。その辺のことは考えて、また今後もそれ考慮に入れられる予定ですか。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) 取り組みの目的が人に集まっていただくことでございますので、まずそういうことが屋上で取り組んでいるということについては、まずはPRは徹底してやるべきと考えております。 それから、コンテナショップの特徴としましては、外側にカラフルな塗装をして非常に目立ちやすい店舗展開が多くなっておりますので、屋上にそういう建物、コンテナが並んでいるところもある程度見える形で、何やってるんだろうということも含めまして集客を図っていきたいと考えております。 ○議長(安田朗君) 高瀬君。 ◆3番(高瀬俊介君) 関連でございます。 今、部長からコンテナ5基とおっしゃいました。これは貨物コンテナとおっしゃいましたので、20フィートか40フィート、規格がございますけれども、これは40フィートのコンテナを5基ですか。
    ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) ちょっと記憶がもう一つですけれど、40フィートであったと思うのですけれども。 ○議長(安田朗君) 高瀬君。 ◆3番(高瀬俊介君) どれにしましても、40フィート、2メートルの海上コンテナの中古、そんな新品はしません。新品で買えば1本220万円ほどだと思います。その道を20年やっておりましたからわかっているんですけれども。5基で1,500万円、改装費等々入れまして1年契約とおっしゃいましたけれども、1,500万円、当然コンテナは移動可能でおりますから、建築許可申請も要らないのは当たり前のことでございますけれども、ちょっと1,500万円というのはどんな見積もりなのか、高くないですか。中古の40フィートコンテナ1本買いましても、60万円ぐらい出しましたら、スチールでしたらありますよ、1本。それで、改装費に専門の業者がコンテナ改装、窓をつけたり、入り口等々いろいろな仕様に改装しますけれども、1,500万円というのは内容がちょっとわからないから、私は非常に高いと思います。 以上です。 ○議長(安田朗君) 質問といたしましては、改装費等々含めての何ですか。 高瀬君。 ◆3番(高瀬俊介君) 私が言ってますのは、1,500万円は少し高いのではないですかということ。 ○議長(安田朗君) という質問ですか。 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) 高いという御質問ですけれども、我々もその見積もりの中も精査をした上で予算を見積もっているわけでございますけれども、購入費用のほかに設置費用、そういったものも含まれてまいります。今後執行に伴いまして、その辺の値段についても交渉して、できるだけ安価で契約できるように進めたいと考えております。 ○議長(安田朗君) ほかにございませんか。 小川君。 ◆7番(小川忠市君) これ毎回この3月補正では事業執行見込みとか入札残等でかなりの減額があるんですが、今回も4億8,000万円の減額補正ですけれども、毎回同じ質問するんですが、当初の見込みが盛った見積もりというか、盛った事業費を計上したのではないかということをちょっと疑うことなんですけれども、この4億8,000万円、今回増減があって4億8,000万円ですが、多分執行見込みなり入札残からすればもう少し6億円、7億円の残が出たと予想するんですけれども、当初の見積もり、予算計上のときの見込みのする方法というのはもう少しシビア、余りシビアもできないでしょうが、これだけ残るんでしたらもう少しシビアにして、もっとほかの事業にも予算を回す方法も考えるべきだと思いますが、いかがですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 確かにこの3月の補正を組む段に当たりまして、予算ヒアリングを行っております。その中で、先ほど藤尾議員からも御質問がありましたように、執行見込みとか確定とかということでの内容ということも申されました。 中にはやはり少し3月の補正を見る段に当たりまして、過大に見積もっておったというものも確かにございます。それで、予算を置いておって執行していないというものは、先ほど言った変更によるものしかございませんが、それ以外につきましては、やはり少し予算の見積もりが甘いということを言われれば、そうだとは認識しております。 昨今財政事情が厳しい中で、本日も平成28年度の予算の提案をさせていただいておりますが、財政調整基金を多額の取り崩しをしてやっと予算がくくれるという状況等々につきましては、事あるごとに部長会議等でも各部長には申しております。予算の積算につきましてはかなりシビアに見込んでくれということを申しております。当然過大見積もりをした予算で、最後はこのように補正減という、過大見積もりをした場合は補正で落とすという結果になるものもありますが、その分しっかり見積もっておれば、ほかの事業に充てられたという可能性もございますので、今後努めて予算の見積もりについてはシビアにやっていきたいと思っております。ちょっと答弁にはなっていないですけれど、申しわけございません。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 2つの事業で質問したいのですが、1つは空き家、総合戦略の中で空き家の調査が入っておると思うんですが、これも前から言っておることなのですが、まず最低限、市役所からこういう形で委託して調査をするのですから、最低限壊れている、要は何か建築上の危険がありそうなものは面的にきっちり洗ってほしいというのが1つです。 そういうことがきっちりできるのかということと、住んでおられない方の住んでおられない家の調査ということを有効活用の視点から調査をするということもやってほしいのですが、そのことを調査していくのかどうかということをお尋ねしたいと思います。 私が見てる中で、特に個人の持ち物ですから勝手には言えませんけれども、相続される方がおられないとか、そういうことで空き家になって明らかに誰も住まわれていないのに、草ぼうぼうになって、今のままだったら少し手を入れたら使えるなという感じの家屋が、多分数年放ってると崩れていってということになってしまうと思うので、先手先手の対策が大事だと思うのですが、どのような調査なのか、あわせて説明願いたいと思います。 ○議長(安田朗君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(中村隆文君) お答えさせていただきます。 まず実態調査の方法でございます。これは当然業務委託で進めるわけでございますが、今までは区長会を通じてという情報でしか調査はできておりません。今回は現地踏査を行いまして、まず空き家の所在を確認するということが1点でございます。 今回、総合戦略として財源をつけておりますので、総合戦略に資する部分については、これ交付金の対象になりませんけれども、一般財源として追加している費用の中身に議員御指摘の管理不全空き家の調査内容を盛り込んでおりますので、当然利活用できるのか、あるいは危険度がどのようなものか、こういったことについて現地踏査によりましてデータを収集いたします。 それから、自治会からの聞き取り、あるいは周辺の人からの聞き取り、それから加えて法務調査、これによって所有者の特定、所有権情報を収集したいと考えております。その調査の上で所有権が判明しましたものにつきましてはアンケート調査を実施いたしまして、その空き家をバンクに登録する意思があるのかないか、あるいは空き家イノベーションといったものの取り組みに協力をしていただけるのかどうかという意向調査も踏まえて活用していきたいと考えております。 複数からこのデータを活用することになりますので、統合型GISの中にそのデータを入れまして、個人情報を含みますので、アクセス制限をかけた上で所管の取り組みに対応していきたい。空き家活用の分野につきましては、そこでわかりましたデータを、先ほど御説明いたしましたシティープロモーションアプリの地域資源の活用情報といったところに流していくことで活用を図っていきたいと、そんなイメージでおります。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) わかりました。 最後にこの事業について聞きますが、天神東掎鹿谷の貸付金についてなのですが、要綱もついていますけれども、10年間ということがめどですが、10年後に確実にこれは市に返していただけるものなのかどうかということをお尋ねしたいと思います。 ○議長(安田朗君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 要綱にありますとおり、10年たてば当然返していただくということを申しております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 猶予規定もありますけれども、例えば天災などであればやむを得ない部分もあるかとは思うのですが、例えば土地が売れないとかそういうことでおくらせるということはないですね。 ○議長(安田朗君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) ない形でつくっております。 ○議長(安田朗君) 副市長。 ◎副市長(吉田秋広君) 補足説明ということでございますけれども、先日組合の総会がございまして、その席においても10年以降はないという話と、資金的な援助はこれでもう最後の制度ですよというお話とかをさせていただいております。その中で組合の確認事項としては、10年以降支払いに支障を来すと、先ほど申されました状況で支払いに支障を来す場合は、組合員としての責任の中で償還をしていくという確認はされておりました。 ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第1号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。               午前10時42分 休憩               ─────────               午前10時58分 開議 ○議長(安田朗君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第6 第2号議案 平成27年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ○議長(安田朗君) 次に、日程第6、第2号議案 平成27年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 松本和久君登壇〕 ◎市民生活部長(松本和久君) それでは、第2号議案 平成27年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 提案理由でございますが、平成27年度国民健康保険関係事業費の確定及び精査による決算見込みにより補正しようとするものでございます。 まず、第1条でございますが、歳入歳出予算の総額につきまして、歳入歳出それぞれ5,831万円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ46億3,549万1,000円にしようとするものでございます。 それでは、その内容につきまして、第1表歳入歳出予算補正により御説明いたします。 補正予算書の1ページをごらんください。 まず、歳入でございます。 第1款国民健康保険税、第1項国民健康保険税2,830万円の減額は、収入見込みによるものでございます。 第4款国庫支出金、第1項国庫負担金233万1,000円の減額、第2項国庫補助金2,367万4,000円の減額、第5款県支出金、第1項県負担金69万2,000円の減額、第2項県補助金4,559万円の減額は、それぞれ国及び県からの交付額の確定等に伴う補正でございます。 次に、第6款療養給付費等交付金、第1項療養給付費等交付金1,797万7,000円の増額は、交付額の確定に伴う補正でございます。 次に、第8款共同事業交付金、第1項共同事業交付金1億4,327万6,000円の増額は、交付額の確定に伴う補正でございます。 次に、第9款財産収入、第1項財産運用収入1万円の増額は、国民健康保険財政調整基金利子の補正でございます。 次に、第10款繰入金、第1項他会計繰入金3,987万9,000円の増額は、一般会計からの繰入金でございます。第2項基金繰入金4,769万4,000円の減額は、財政調整基金の繰入金の減額による補正でございます。 次に、第11款繰越金、第1項繰越金1,000円の減額は、繰越金の確定による補正でございます。 次に、第12款諸収入、第1項延滞金、加算金及び過料545万円の増額は、収入見込みによるものでございます。 次に、3ページをごらんください。 歳出でございます。 第1款総務費、第1項総務管理費201万円の減額は、執行見込みの精査による不用額の補正でございます。 第2款保険給付費4,156万4,000円の増額は、今後の給付見込みにより各項を補正いたします。 第7款共同事業拠出金、第1項共同事業拠出金2,649万2,000円の増額は、県下で実施しています医療に対する共同事業への拠出見込みにより補正するものでございます。 第8款保健事業費1,000万円の減額は、特定健康診査等事業及び保健事業に要する事業費の確定等により補正するものでございます。 第9款基金積立金、第1項基金積立金1万円の増額は、国民健康保険財政調整基金の利子の積み立てでございます。 第11款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金等225万4,000円の増額は、国民健康保険税の過誤納付による還付金の支出見込み及び平成26年度国庫補助金の返還金の確定等によるものでございます。 以上、第2号議案 平成27年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤浦君。 ◆2番(藤浦巧君) 5ページの一般被保険者国民健康保険税でございますけれども、その中の医療給付費分滞納繰越分の補正が1,110万円と減額補正大きくされてますけれども、これの年度末の見込み徴収率はどれぐらいになっているのですか、お尋ねいたします。 ○議長(安田朗君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(松本和久君) 滞納の分につきましては、医療給付費分といたしましては大体15.5%、それから後期高齢者支援金の滞納分につきましては18%、それから介護納付の繰越分につきましては15%を見込んでおります。 ○議長(安田朗君) 藤浦君。 ◆2番(藤浦巧君) 医療給付費の滞納繰り越しが15.5%、これぐらいは過去からの数字だったと思うのですけれども、当初の予算は相当大きく見られていたのですかね。何%ぐらいの徴収率で上げられたんですか。 ○議長(安田朗君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(松本和久君) 済みません、もう一度お願いいたします。 ◆2番(藤浦巧君) 予算のときに徴収率を上げ過ぎたのではないかと思うんです。ですから、当初予算のときに滞納繰り越しの徴収率をいくら見られておったのかということですけれども。 ○議長(安田朗君) 暫時休憩いたします。               午前11時06分 休憩               ─────────               午前11時08分 開議 ○議長(安田朗君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(松本和久君) 大変お待たせしました。済みませんでした。 一応一般分が18%で、退職分が20%、当初見込んでおりました。 ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。 ほかに。 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 繰入金ですけれども、財政調整基金は繰り入れの減額してるんですけれども、一般会計からの繰り入れが同額ぐらいになっておるんですが、これ一般会計からの繰り入れというのはルール分の中の繰り入れという考え方でよろしいですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 一般会計からの繰り入れにつきましては、御質問のとおりルールに基づく繰り入れでございまして、ルール外の繰り入れは今加東市ではやっておりません。 以上でございます。 ○議長(安田朗君) ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第2号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第7 第3号議案 平成27年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ○議長(安田朗君) 日程第7、第3号議案 平成27年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 松本和久君登壇〕 ◎市民生活部長(松本和久君) それでは、第3号議案 平成27年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 提案理由でございますが、平成27年度の後期高齢者医療に係る保険料並びに基盤安定繰入金の確定に伴う後期高齢者医療広域連合への納付金の確定及び保険料還付金の見込み額の補正を行おうとするものでございます。 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ773万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億890万円にしようとするものでございます。 それでは、その内容につきまして、第1表歳入歳出予算補正により御説明いたします。 補正予算書の1ページをごらんください。 歳入では、第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料522万2,000円の減額、第4款繰入金、第1項一般会計繰入金127万6,000円の減額及び第6款諸収入、第2項償還金及び還付加算金を124万円減額いたします。 次に、3ページをごらんください。 歳出では、第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金を649万8,000円減額し、第3款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金を124万円減額いたします。 以上、第3号議案 平成27年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第3号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第8 第4号議案 平成27年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(安田朗君) 日程第8、第4号議案 平成27年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) それでは、第4号議案 平成27年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 提案の理由でございますが、介護報酬の改定及び1単位単価の加算地域の対象外となったことなどによる保険給付費の減額のほか、人件費及び各事業費の実績見込み、精査による補正で、影響する国庫及び県支出金、支払基金交付金もあわせて補正するものでございます。 第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,985万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ32億7,767万3,000円とするものでございます。 それでは、内容につきまして、第1表歳入歳出予算補正により御説明いたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 まず、歳入でございますが、第1款保険料、第1項介護保険料479万3,000円の追加は、収納見込みによるものでございます。 第4款国庫支出金3,957万5,000円、第5款県支出金761万3,000円、第6款支払基金交付金1,801万9,000円の減額は、保険給付費及び地域支援事業費の減額に伴うものでございます。 第8款繰入金、第1項一般会計繰入金1,383万4,000円の減額は、保険給付費及び地域支援事業費の減額、また人件費や各事業の実績見込みに係るもので、同款第2項基金繰入金196万1,000円は、介護保険特別会計負担分の一部を基金を取り崩し補うものでございます。 第10款諸収入、第4項雑入243万5,000円の追加は、介護報酬の返還金及び加算金等でございます。 3ページをお開きください。 歳出でございます。 第1款総務費438万6,000円は、人件費のほか事務経費の執行見込みによる減額でございます。 第2款保険給付費は、介護報酬の改定及び1単位単価の加算地域から外れたことなどにより4,650万円の減額といたします。 第4款地域支援事業費は、地域支援事業に係る人件費及び各事業費の実績見込み、精査による減額で、1,896万6,000円の減額いたします。 以上、第4号議案 平成27年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第4号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第9 第5号議案 平成27年度加東市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(安田朗君) 日程第9、第5号議案 平成27年度加東市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 病院事務局長。              〔病院事務局長 大橋武夫君登壇〕 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 第5号議案 平成27年度加東市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。 提案の理由ですが、介護保険サービスの利用実績見込み及び人件費等の精査並びに各事業の執行見込みによる精査により関係費目を補正しようとするものでございます。 第1条歳入歳出予算の補正ですが、歳入歳出それぞれ907万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,907万2,000円にしようとするものでございます。 それでは、その内容につきまして、1ページの第1表歳入歳出予算補正により御説明申し上げます。 まず、歳入でございます。 第1款サービス収入、第1項介護給付費収入を1,068万円減額、第2項予防給付費収入を85万2,000円追加、第4項自己負担金収入を460万円追加、第5項特定入所者介護サービス等費収入を35万円減額します。利用者や利用回数、介護報酬単価の引き下げに伴うものなどにより補正をするものでございます。 第9款繰入金、第1項他会計繰入金は、収支の決算見込みを精査して561万1,000円減額いたします。 第11款諸収入、第2項雑入211万円の増額は、主なものとしまして訪問看護サービス医療保険費やその個人負担金の増などによるものでございます。 3ページをお開きください。 歳出でございます。 第1款総務費、第1項施設管理費907万9,000円の減額は、人件費のほか、事務費経費の執行見込みによるものでございます。 以上、第5号議案 平成27年度加東市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 歳入で訪問看護収入等が減額となって、これは単価の減とかという説明があったんですけれども、現在委員会に報告されてるのは、そういうニーズも高まってきて順調というか、市民の皆さんに利用されてるということですけれども、現実にこういう訪問看護収入が減額になるということは非常に経営的に厳しくなるかと思うんですが、そこの対策をお聞かせください。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 一応利用者もふえておるという状況なんですけれども、現在事務所のトップであります訪問看護師につきましては、全体を管理するという立場がありますので、患者様をほかの訪問看護師と同じようには持てないという状況がありますので、その方は別としまして、それ以外の訪問看護師につきましては、大体11人か12人ぐらい今1人が持ってるという状況ですので、そのあたり15人ぐらいまでは持てるだろうというところですので、その15人を目指していろいろなところに声をかけさせていただいております。 ただ、高齢の方も結構おられます関係で非常に回転が速いということもありますので、なかなか目標まで到達し切れていないというのが現状です。 ○議長(安田朗君) 小川君。 ◆7番(小川忠市君) あわせまして、介護老人保健施設収入費、いわゆるケアホームかとうの収入でしょう。これも報酬単価の減額ということでいたし方ないとは思うんですけれども、100%に近い稼働率で非常に頑張っていただいてるんですが、こういう国からの介護保険制度の改正によって報酬単価等が減った、そこらは今後も高齢化が進む中、こういう施設は必要となってくるのに、報酬単価が減らされるということは何らかの対策はできないでしょうが、国、県にそういう働きかけをするべきかと思うんですが、そこらの対策、考え方はどうですか。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 老健施設の事務長会というのも県内ではありまして、その中で事務長間でそういう相談というのも変な言い方ですけれども、協議を持っていただいておるところであります。 それと、収入が下がってるということなんですけれども、今までから強化型をとりますよということで現場では努力をしておりまして、2月分からですけれども、一応強化型がとれそうな状況になっております。 ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第5号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第10 第6号議案 平成27年度加東市水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(安田朗君) 日程第10、第6号議案 平成27年度加東市水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 上下水道部長。              〔上下水道部長 利山尚由君登壇〕 ◎上下水道部長(利山尚由君) それでは、第6号議案 平成27年度加東市水道事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 提案の主な理由でございますが、節水型社会の進展に伴いまして給水量の減少、これによりまして給水収益を減額するほか、本年度予定をしておりました事業の確定または執行見込みによる補正でございます。 議案書の第2条でございます。収益的収入及び支出の補正は、水道事業収益を1,675万6,000円減額し、総額を14億9,769万1,000円とし、水道事業費用を2,596万3,000円減額し、総額を13億2,335万1,000円にするものでございます。 次に、第3条、資本的収入及び支出の補正は、予算の第4条、本文括弧書きを、「不足する額4億9,862万5,000円は、過年度繰越工事資金1,172万6,000円、過年度分損益勘定留保資金4億5,180万8,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,509万1,000円で補填する」に改め、資本的収入を2,488万7,000円減額し、総額を6,662万2,000円とし、資本的支出を9,433万2,000円減額し、総額を5億6,524万7,000円にするものでございます。 次に、第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を102万9,000円減額し、総額を5,228万8,000円にするものでございます。 それでは、内容につきまして、1ページ、補正予算実施計画により御説明いたします。 まず、収益的収入でございます。 第1款水道事業収益、第1項営業収益1,555万6,000円の減額は、給水量の減少に伴う給水収益の減及び会計等事務業務委託料の確定によります下水道事業会計からの徴収手数料の減によるものでございます。 第2項営業外収益120万円の減額は、平成26年度の除却資産に係ります長期前受け金の補助金収益化による減額及び加入分担金の実績による増額でございます。 次に、収益的支出でございます。 第1款水道事業費用、第1項営業費用2,596万3,000円の減額は、施設の運転管理委託料及び会計等事務業務委託料の確定のほか、各事業の執行見込みによるものでございます。 2ページをごらんください。 資本的収入及び支出でございます。 第1款資本的収入、第1項負担金282万2,000円の減額は、市営住宅小元団地建てかえ関連事業及び消火栓設置に伴います事業執行見込みによるものでございます。 第2項出資金751万4,000円の減額は、嬉野東地区水道未普及地域解消事業費の執行見込みによるものでございます。 第3項補助金1,455万1,000円の減額は、嬉野東地区水道未普及地域解消事業ほか2件の補助額確定によるものでございます。 次に、資本的支出でございます。 第1款資本的支出、第1項建設改良費の9,433万2,000円の減額は、人件費の執行見込み及び水道未普及地域解消事業など、本年度予定事業費の確定または執行見込みによるものでございます。 以上、第6号議案 平成27年度加東市水道事業会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第6号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第11 第7号議案 平成27年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(安田朗君) 日程第11、第7号議案 平成27年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 上下水道部長。              〔上下水道部長 利山尚由君登壇〕 ◎上下水道部長(利山尚由君) それでは、第7号議案 平成27年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 提案の主な理由でございますが、汚水排除量の減少により下水道使用料を減額するほか、本年度予定事業の確定または執行見込みによる補正でございます。 議案書の第2条、収益的収入及び支出の補正でございます。 下水道事業収益を305万3,000円減額し、総額を20億6,160万6,000円とし、下水道事業費用を3,477万9,000円減額し、総額を21億1,759万6,000円にするものでございます。 次に、第3条、資本的収入及び支出の補正は、予算の第4条、本文括弧書きを、「不足する額5億8,462万2,000円は、当年度分損益勘定留保資金5億8,462万2,000円で補填する」に改め、資本的収入を5,525万円減額し、総額を9億9,102万2,000円とし、資本的支出を6,107万6,000円減額し、総額を15億7,564万4,000円にするものでございます。 第4条、企業債の補正は、事業費の変更により企業債限度額を減額するものでございます。 第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を35万9,000円減額し、総額を7,025万円にするものでございます。 第6条、他会計からの補助金の補正は、一般会計からの補助金を13億8,636万1,000円に改めます。 それでは、内容につきまして、1ページ補正予算実施計画により御説明いたします。 収益的収入でございます。 第1款下水道事業収益、第1項営業収益2,079万4,000円の減額は、下水道使用料を2,000万円減額するほか、公共下水道事業の雨水処理費及びコミュニティ・プラント事業の事業執行見込みに伴い、一般会計繰入金を補正するものでございます。 第2項営業外収益1,774万1,000円の増額は、国基準の運用が変更されたため企業債を充てることができなくなったことから、不足する財源を一般会計繰入金で確保するとともに、各事業の執行見込みによる一般会計繰入金の精査及び国庫補助金の確定などによるものでございます。 次に、収益的支出でございます。 第1款下水道事業費用、第1項営業費用の3,477万9,000円の減額は、人件費のほか、長寿命化計画作成支援業務委託料などの執行見込みによるのでございます。 次、2ページでございます。 資本的収入及び支出でございます。 第1款資本的収入、第1項企業債4,400万円の減額、第2項負担金565万5,000円の減額及び第3項補助金559万5,000円の減額は、流域関連公共下水道事業など各事業の執行見込みによるものでございます。 次に、資本的支出でございます。 第1款資本的支出、第1項建設改良費の6,107万6,000円の減額は、人件費のほか、せせらぎ東条長寿命化事業など、各事業の確定または執行見込みなどによるものでございます。 以上、第7号議案 平成27年度加東市下水道事業会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 資料3ページにその概要がついているのですが、社地区の雨水管布設工事、これの説明を具体的に、原因と対策の説明を概要説明をお願いします。 ○議長(安田朗君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(利山尚由君) 補足説明書の3ページの資料№1でよろしいでしょうか。 下水道事業、汚水もそうでありますが、雨水整備もやっておりますが、その中で社市街地の実線で、あるいは点線で示しておる分、点線部分は平成28年度で行うべきところなんですが、実線部分のところについて、この3月補正で1,200万円増額するものでございまして、今平成27年度の中でこの雨水排水、雨水処理について設計を行ってございます。このあたりは、特にこの位置図の中央少し下あたりに卵型の丸で囲んだ部分あるいは左側にも丸で囲んだ部分があるんですが、このあたりについて豪雨時に浸水等、排水によるこれまでの被害というんですか、そういったものがありますので、それを解消するためにこの点線あるいは実線で示しておる部分の排水処理をしようとするものでございます。 ○議長(安田朗君) ほかにございませんか。 石井君。 ◆5番(石井雅彦君) 今の補足説明書のその上の2ページ、ちょっと間違いがあると思うんですが。今の関連した市街地雨水対策事業1,100万円の財源ですけれども、国県支出金と地方債がマイナスになっていますが、これはマイナスがとれるんじゃないですか。 ○議長(安田朗君) 部長、訂正わかりましたでしょうか。訂正の提案がありましたが、どうでしょう。もう一度。 暫時休憩いたします。               午前11時41分 休憩               ─────────               午前11時42分 開議 ○議長(安田朗君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 上下水道部長。 ◎上下水道部長(利山尚由君) 申しわけございません。補足説明書の2ページ中段、市街地雨水対策事業の財源の欄の中で誤りがございました。国庫支出金及び地方債マイナスの34万2,000円あるいは30万円としておりますが、このマイナスはなくてプラスの数字でございます。大変申しわけございませんでした。
    ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。マイナスじゃなくプラス、全部プラスということでの表記でお願いしたいということです。 ほかに質問はございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第7号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第12 第8号議案 平成27年度加東市病院事業会計補正予算(第3号) ○議長(安田朗君) 日程第12、第8号議案 平成27年度加東市病院事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 病院事務局長。              〔病院事務局長 大橋武夫君登壇〕 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 第8号議案 平成27年度加東市病院事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。 提案の理由ですが、患者見込み数の精査及び給与改定などの人件費、固定資産の売却関係費用など実績見込みによる精査により関係費目を補正するものでございます。 第2条、業務の予定量の補正は、年間患者数、入院を2万6,352人、外来を4万3,254人に、1日平均患者数、入院を72.0人、外来を178.0人にそれぞれ改めるものでございます。 第3条、収益的収入及び支出の補正は、収益的収入の既決予定額から3億3,101万円を減額し、17億4,939万7,000円とし、収益的支出の既決予定額から1億1,041万2,000円を減額し、20億6,990万1,000円とするものでございます。 第4条、資本的収入及び支出の補正は、予算の第4条本文括弧書き中、「2,845万3,000円は当年度分損益勘定留保資金2,845万3,000円」を「3,841万1,000円は過年度分損益勘定留保資金3,841万1,000円」に改め、資本的収入は2,663万4,000円を減額し、2億691万1,000円に、また資本的支出を1,667万6,000円減額し、2億4,532万2,000円とするものでございます。 第5条、企業債の補正は、その限度額を1億1,480万円に改めるものでございます。 第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費について既決予定額から3,711万9,000円を減額し、13億320万4,000円とするものでございます。 第7条、棚卸資産購入限度額の補正は、予算第10条に定めました金額を2億510万7,000円に改めるものでございます。 それでは、その内容につきまして、1ページの補正予算(第3号)の実施計画により御説明申し上げます。 まず、収益的収入及び支出でございます。 収入、第1款病院事業収益、第1項医業収益3億1,940万9,000円の減額は、患者見込み数の減によるものでございます。 第2項医業外収益114万1,000円の減額は、補助事業の確定見込みによる増はありますが、院内保育所利用予定者数の減による減額分との差し引きでございます。 第3項特別利益1,046万円の減額は、医師官舎用地の売却を来年度以降とすることによるものでございます。 2ページをごらんください。 支出、第1款病院事業費用、第1項医業費用は、1億877万2,000円の減額となります。まず、施設整備工事等に伴う除却予定資産の増により、資産減耗費は増額となります。一方、給与改定を含むものの給与費、材料費、経費はそれぞれ実績及び見込み額の精査により減となり、減価償却費も機械備品減価償却費と有形リース資産減価償却費との間での修正や建物償却見込み額の精査により減額となります。 以上、申し上げましたものの差し引きによるものでございます。 第2項医業外費用164万円の減額は、リース支払い利息、保育所運営に係る委託料の実績及び見込み額の精査によるものでございます。 次に、3ページをごらんください。 資本的収入及び支出でございます。 収入、第1款資本的収入、第1項企業債1,140万円の減額については、施設整備工事に係る起債借入額の見込みによるものでございます。 第4項固定資産売却代金1,523万4,000円の減額については、医師官舎用地の売却を来年度以降にすることによるものでございます。 支出、第1款資本的支出、第1項建設改良費1,667万6,000円の減額は、施設整備工事に係る委託料、工事請負費、その他機械備品の購入などの実績及び見込み額の精査によるものでございます。 以上、第8号議案 平成27年度加東市病院事業会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 医師住宅の売却の件ですが、これも2年越しの事業かと思います。何せ2年越しの事業かと思うんですが、今回は執行なしということで、この進捗状況と今後の見込みはどうですか。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 昨年の補正予算のときにも今後の予定等のお話があったのかとは思っております。今年度の取り組みですけれども、年度を分けまして法務局へ嘱託登記で手続を進めるべく予定をしておりまして、それにかかります図面の作成が必要でありますので、その業者を決定しないといけないわけなんですけれども、修正の方法としまして、昨年度もお話をさせていただいたかとは思うんですけれども、地図と現場が非常にずれてるということで、直す方法としましては、それぞれ現地において分筆をし直して所有権移転をするという方法と、全体的に地図を訂正するという方法がありますので、市としましてはできるだけ早く処理がしたいということもありますので、地図訂正の方向で法務局とも調整はさせていただいておったんですけれども、回答としましては、やはりそれぞれ分筆をして所有権移転をしなさいという指導になっております。 その調整をする中でいろいろなことがありました関係で、事務がそこで今はとまってるという状況になっておりますけれども、今から年度関係なしになんですけれども、これから地権者の方とも連絡をとりながら現場の立ち会い等も進めて、一方では業者も決めまして手続を進めていきたいと、業者を決めると言いましても、もう3月ですので、なかなかですので、来年度になろうかとは思いますけれども、地権者等の調整はこれからさせていただきたいと思っております。 ○議長(安田朗君) 小川君。 ◆7番(小川忠市君) これから地権者等々の手続というんですが、この2年間は何をされてたんですか。去年1年と今年度1年は地図の構成とか測量とか鑑定とかでしょうけれども、2年間何も進んでない状況ですよね、今の話でしたら。何をされていたのですか。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 平成26年度につきましては、現場の測量業者を入れましてやっております。境界測量をさせていただいたというところで、平成26年度はそこまでの事業で終わってしまってたというのが現状です。それを受けて平成27年度は年度当初から地権者等とも立ち会いを進める予定だったんですけれども、地図訂正でいくのか分筆でいくのかというのを少し法務局とも詰め合わせている中で、こういうことを言っていいのかどうかわかりませんけれども、ちょっと病院の給食委託業者の選定に手をとられたということもありました関係で、一旦そこでとまってしまったという状況です。 ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 私は数字のことばかり言って、多分病院に理解のない人間と思われているのかも、思われていると思いますけれども、今回これで医業収益が減の補正、約3億2,000万円減になってます。医療費用も1億1,000万円減になってますけれども、これ当初予算に比べてですけれども、病院が持っている計画に対しての達成というか、計画に比べてこれらはどうなってますか。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 医業収益につきましては、今案でホームページに上げさせていただいておりますけれども、そこまでには至っていないという状況です。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 基本的にあの計画値が達成できて回る形で見ているわけですよね。これ前5億円、一時借入金をしなくてもいいようにということで去年は入れました。ただ、こういう形で計画値に達していないということになると、最終的には例えば去年よりも状態が悪くなっていって、同じ状態が続くとまた同じことになるのではないですか。計画が達成できないと、また要は一時借入金を当初からしなくなって、結局そうなると、また資金繰りができなくなってということの繰り返しになりませんか。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 病院の経営というんですか、運営の仕方ということにつきまして、この3月なんですけれども、それぞれの部署の管理者を集めましてお互いにどういうところを連携することによって経費が節約できるのか、例えば医療機器なんですけれども、現在はフルメンテで点検をしておりますが、いろいろな病院を聞きますと、スポットで点検をしているというところもありますので、そのあたりができるのかどうかというのもその会議の中で調整をしながら経費の削減等努めていきたいと思っております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) それと、根本的に、言っても仕方がないのかもしれませんが、やはり医業収益が低いということが原因だと思うのですが、人件費比率の話って前からずっと出ていると思うのです。7割、8割となってきて、あくまで理想としては50%という、50%は恐らく無理でしょう、実際には。ただ、そうなってくると、今回の数字で見た場合、ほとんど100%になってませんか、人件費比率が。 要は、単純にいろいろな今経費の節減の話もされましたけれども、人件費に対して医業収益が上がってないというのが根本的な原因ではないんですか。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 人件費比率を下げるのには医業収益を上げるのが一番効果的であるということは理解をしております。人件費比率にはそんなに影響はしませんけれども、ドクターの数が10人という中で、ある部署におきましては退職者が2名出た部署があるんですけれども、医師が今の10名の状態であるということを受けて欠員補充をせずに平成27年度は対応していこうということで取り組んでおりますし、また人が回らないということであれば、先ほどもちょっと申しましたけれども、他部署が支援することによって回るのではないかということも話をする中で、若干ですけれども、そういう取り組みもさせていただいております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) そういう対応の話ではなくて、きつい言い方ですけれども、何かおかしいところを埋めるという対応の話ではなくて、根本的に、この給与費でこの医業収益のバランスというのはおかしいのではないですかということを前から言っていますよね。ほかの公立病院なんかも比べて、加東市だけが非常に特殊なんですかね。 前にも言ったと思うんです、ほかの事例も見てくださいと。例えば医師が医師不足、医師不足と言われてますけれども、じゃあ医師が10人の病院はみんなこんな形でほぼ医業収益が上がってないのかとか、そういうことは比べればわかりますよね。そういうことを医師10人といったら、全体的な規模もあるけれども、じゃあ医師10人よりももっと小さい規模で経営してる病院だってあるわけですよ。 その中でこういう形で、まず再確認ですが、人件費率がほぼ100%になったということで間違いないですよね。そんな形で、例えばほかの公立病院で医師が10人ぐらいの公立病院を見比べられて、経営されているところってありますか。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 県下ではないんですけれども、和歌山県で10人から11人ぐらいのドクターで、地理的というんですか、地形的というんですか、環境が全然違いますので、一概には比較はできない部分はあるんですけれども、10人でやっておられるところを看護部長なり、私なりでちょっと視察に行かせていただきまして、どういう取り組みをされてるんかなというお話をお聞きして帰ってきております。 今回立ち上げる会議の中でもそのあたりの状況を生かせないかなということも話す中で、また今回はドクターにもその会議に入ってもらおうということも考えておりまして、院長も医師に呼びかけるということも言うておりますので、そういう話をする中で、意識改革というと変な言い方になりますけれども、ちょっと外の病院の状況も把握していただこうかなと考えております。 ○議長(安田朗君) 二階君。 ◆15番(二階一夫君) 1点理解しにくい点がございますので、少し御説明を願いたいと思うんですが、補正予算説明書の1ページの3項特別利益の中で、節では固定資産売却益となっておりますね、1,059万6,000円。そして、5ページに入りますと、収入で固定資産売却代金、目は固定資産売却代金、ここでは医師官舎売却代金の減で、一方では土地売却益の減で数字が相当違うんですが、この説明を少しお願いしていただきたい。 ○議長(安田朗君) 病院事務局長。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 1ページの病院事業収益の特別利益、固定資産売却益1,059万6,000円につきましては、これは仮に官舎が売れたとしますと、その差益の部分をここに計上しておりまして、施設の資本的収入の固定資産売却代金につきましては、土地が丸々売れた費用を計上しております。 ○議長(安田朗君) 収益が手数料とかそういったもんを引いてあるということですか。 ◎病院事務局長(大橋武夫君) 一番初めに土地を買った価格を反映してるかしてないかだけの違いなんですけれども。1,500万円は正味土地が売れた値段になっていまして、収入はもともとその土地にかかってた経費を抜いてます。バランスシートの関係というんですか、その関係で。 ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第8号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(安田朗君) 起立多数。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで昼食のため暫時休憩いたします。               午後0時04分 休憩               ─────────               午後1時25分 開議 ○議長(安田朗君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第13 第9号議案ないし第16号議案 一括上程 ○議長(安田朗君) 日程第13、第9号議案ないし第16号議案を一括議題といたします。 まず、市長の施政方針の表明を受け、その後に提案理由の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、平成28年度の予算提案に当たり、私の市政に対する所信の一端を申し述べ、議員並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 加東市が誕生してから間もなく10周年を迎えます。この間、新たな市民ニーズや行政課題に対応しながら新しいまちづくりを進めてまいりました。特に早期にしっかりとした財政基盤を確立するとともに、合併効果を生み出すための一体的で効率的な行政経営を行っていく必要があることから、行財政改革を最重要課題に位置づけ取り組んでまいりました。その結果、29億円を超える財政効果を創出するなど、財政基盤の強化を初め、行政の効率化など大きな成果が得られたと捉えています。 合併からの10年は、いわば次なるステージへステップアップするための土台づくりでありました。この10周年の節目に当たり、先人のこれまでのまちづくりに対して深甚なる敬意を表するとともに、議員並びに市民の皆様のこれまでのまちづくりに対する御理解と御協力に深く感謝申し上げます。 そして、今月20日には記念式典を挙行いたすこととしておりますが、平成28年度においては、市制施行からの10年間の歩みを振り返りながら、ふるさとを愛する心やまちづくりへの活力を結集する機会としてさまざまな記念事業を実施し、この記念すべき年を皆様とともに祝い、大いに盛り上げていきたいと考えています。 折しも先日、兵庫県が発表した平成27年国勢調査の人口速報値では、加東市の人口は前回調査を151人上回る4万332人となりました。多くの市町において人口が減少する中で、前回調査に引き続き人口4万人を維持することができました。これは、これまでの取り組みによる成果と合わせ、まちのイメージをはじめ自然環境や住環境の良さ、自然災害の少なさなど、加東市の住みよさが評価された結果であると同時に、加東市の持つポテンシャルの高さを示す結果であると捉えています。 しかしながら、これからも全国的に少子高齢化や人口減少がますます進展していくことが予想されています。加えて、財政面においても、合併から10年経過後の平成28年度から普通交付税の財政優遇措置が段階的に縮減されるなど、今後も厳しい財政状況が続くことが予測されます。 加東市においても人口減少対策と地域の元気づくり、またそれらに対応する行政経営が最大の課題となっています。 ひとこそ財であり、ひとがまちをつくり、ひとがまちを育てます。加東市が持つこのポテンシャルを最大限に活かし、定住促進をはじめ、協働のまちづくりをさらに推進していくとともに、未来ある子供たちのために、ひいては加東市の将来のために、今何をなすべきかを常に念頭に置いてさまざまな施策を展開していかなければなりません。 市制11年目の新たな出発点に立って、これまでの取り組みによる成果を礎にしながら、より一層の市民相互の融和、一体感を醸成し、未来を支える活力づくりに向けてさらなる飛躍を遂げる新しいステージへ決意も新たに歩みを進めてまいります。そして、北播磨の中核都市として、活力満ちる、元気が集う、夢あるまち「輝く加東」の発展に取り組んでまいります。 それでは、就任以来申し上げてきたまちづくりの基本を前提に、平成28年度において重点的に取り組んでいく施策について御説明申し上げます。 1つ目は、市民の安全・安心として「防災対策の充実」です。近年の異常気象を見ていますと、本市でもいつ災害が発生しても不思議ではありません。市民の生命と財産を守ることを最優先に、万一の災害に備えるため、防災基盤の整備に取り組みます。その取り組みとして災害時などにおける迅速な情報伝達を行うため、防災行政無線の平成29年4月の全面運用開始に向け、平成27年度に引き続き市内の各世帯、学校、事業所などに戸別受信機を設置します。また、常備消防機能の強化を図るため、加東消防署の新築工事に着手します。さらに、国土交通省が実施する加古川河川整備の早期完成に向けて、国土交通省や地域と連携した安全性の高い川づくりに取り組み、減災力の強化に努めます。あわせて、内水被害の防止対策として、河高地区雨水排水ポンプ場の整備に向けて、降雨規模などから整備水準を設定し、実施設計を行います。 また、社市街地と北野地区において豪雨被害対策のために雨水管渠を整備します。 2つ目は、「まちの活力とにぎわいづくりの推進」です。平成27年国勢調査の人口速報値では人口増という結果になりましたが、今後人口減少の進展が予想されることから、より住みよい生活環境を確保し、人口減少に歯どめをかけていく必要があります。将来にわたって活力ある地域社会を維持していくため、現在、策定作業を進めている「かとう未来総合戦略」に基づく施策を展開し、安定した雇用や新しい人の流れの創出、結婚・出産・子育ての希望をかなえる社会の実現を目指します。 また、関係団体、企業などとで構成する「まちの拠点づくりコンソーシアム」が主体となり、やしろショッピングパークBio周辺において既存資源を活用して「にぎわい」を創出するとともに、交通結節機能の強化に向けた取り組みなどにより、まちの拠点づくりを進めます。さらに、進出企業のための優遇制度を拡充し、企業立地を促進するとともに、市内で操業する企業への支援をあわせて実施することにより、地域経済の活性化や地域の雇用創出を目指します。加えて、今後の工業用地を確保するため、新しい工業団地造成計画の検討に着手します。 また、道の駅とうじょうの駐車場の一部に「南山活性化支援施設(仮)」を整備し、東条鯉こいランドの機能を移転させるとともに、児童館事業の利用者などを対象として子育て世代の再就職を支援するほか、地域の魅力を高める総合的な拠点として活用します。 3つ目は、「教育環境の充実」です。本市においても少子化が進展する中、単学級化や学級の小規模化などが進んでおり、量的・質的な学習内容の充実、発達の早期化への対応や小学校から中学校への円滑な接続など、学校教育をめぐる大きな課題に対するさらなる対応が必要となっています。 その中でも特に義務教育9年間を通して自立した子供を育む小中一貫教育を推進するため、平成33年度の東条地域小中一貫校の開校に向けた準備を進めます。あわせて、教科カリキュラムや郷土への愛着を深めるふるさと学習「かとう学」のカリキュラムの作成に取り組みます。 また、英語によるコミュニケーション能力を育成するため、小中学校に5名のALT(外国語指導助手)を継続配置するとともに、中学生が実用英語技能検定を受検する際の検定料を助成します。あわせて、「かとう英語ライセンス制度」を本格導入し、市独自のオリジナル教材を活用した授業や英語力検定を実施することにより、中学校卒業時には臆することなく英語で日常会話ができる生徒の育成を目指します。 4つ目は、「幼児教育と子育て支援の充実」です。幼児期における教育や保育は生涯にわたる人格形成の基礎を培う上で非常に重要なものであり、子供の健やかな成長を支えていくためには、発達段階に応じた質の高い教育や保育の提供、またその環境づくりが重要になります。そのため、保護者の就労状況にかかわらず、希望する全ての子供が質の高い教育や保育を受けられるよう、引き続き幼保一体化を推進します。 平成28年度は、市内の幼稚園と保育園を合わせて私立3園、公立4園が新たに認定こども園に移行する予定であり、これにより18園中9園が認定こども園となります。 また、子育て支援や地域交流の拠点機能をあわせ持つ新たな「幼保連携型認定こども園」の平成31年度開園に向けて設計業務に着手します。 さらに、幼児期においてはその発達の特性を踏まえ、人権尊重の精神の芽生えが感性として育まれるよう努めなければならないことから、「絶対人権感覚」に関するプログラムを活用したセミナーを開催し、人権の基礎である「思いやり」や「いたわり」を身につける幼児期の人権教育事業に取り組みます。 また、未来の子供たちの健やかな成長を願い、全ての妊婦が安心感と自信を持ち、出産後も笑顔が広がる子育てができるよう、産後支援が必要な産婦と乳児を対象に、母体ケアや乳房ケア、育児サポートが利用できる産婦人科などでの宿泊や日帰りサービスに要する費用の一部を助成する産後ケア事業を新たに実施し、きめ細やかな支援を行います。 5つ目は、「公共施設の適正化」です。公共施設の適正化については、本市を持続可能なまちとするためには避けては通れない課題として合併以来取り組んできました。平成27年9月には公共施設の適正化の方向性やその考え方などを定めた公共施設の適正化に関する計画を議決いただき、その取り組みを着実に進めています。そして、おおむね10年間の取り組みスケジュールや概算費用などを取りまとめた年次スケジュールを、間もなくお示しさせていただく予定としています。 平成28年度においては、道路や水道などのインフラ施設を含めた公共施設全体の維持管理方針や推進体制を定める総合管理計画を策定し、公共施設の適正化を総合的に推進します。また、公共施設の敷地については、本来、市の行政財産として管理すべきものであることから、長年の懸案である公共施設の敷地の借地解消を図るため、約3億3,000万円を投じて東条文化会館と東条福祉センター「とどろき荘」の敷地を取得します。 6つ目は、「地域公共交通体系の確立」です。地域公共交通はこれまで述べてきました少子高齢化や人口減少に対する取り組みを初め、まちづくりのさまざまな分野において密接にかかわってきます。また、市民アンケートにおいても重要性が高く、満足度が低い施策となっており、今後の行政施策や市民ニーズを踏まえ、人口構造や公共交通需要の変化を見据えた持続可能な地域公共交通体系を確立していく必要があります。このような状況を踏まえ、住みやすく活力に満ちた地域社会の実現に向け、まちづくりと連携した公共交通ネットワークを再構築するため、「地域にとって望ましい公共交通網のすがた」を明らかにする地域公共交通網形成計画を策定します。 そして、もう一つは「市制10周年記念事業の実施」です。冒頭にも申し上げましたが、平成28年度において「新しいステージ加東、踏み出そう未来へ」をテーマに庁舎周辺を活用した新たなイベントやシティセールス、大相撲加東場所、消防団発足10周年記念事業、たびーら・SAKURA&SWEETSRIDEinかとう、兵庫県川柳祭などの記念事業を開催するとともに、市制10周年を祝う応援事業に対する協賛や後援を含め、この記念する年を市民の皆様とともに祝い、そして大いに盛り上げていきたいと考えています。 続いて、これまで申し述べました重点施策のほか、主要な施策について、新たな施策、内容を拡充する施策や特徴的な施策を中心に、総合計画後期基本計画に掲げる7つの政策ごとに御説明申し上げます。 まず、学校教育については、ICTを活用した質の高い教育をこれまで以上に提供できるよう、大型電子黒板の増設、デジタル教科書の充実など、引き続きICT関連機器の整備を行います。あわせて、順次導入を進めているタブレット型パソコンの活用について推進校を指定し、研究を進めます。 学校環境の整備については、児童生徒の自主的な学習を支援するため、教員免許保持者や兵庫教育大学の学生などを指導員として配置する「自主学習室」を市内全小中学校に設置します。 また、障害のある子供を含む全ての子供に対して、子供一人ひとりの教育的ニーズに合った適切な教育的支援を行うため、新たな仕組みとしてワンストップ型の発達サポートセンターの設置について検討を重ねます。 不登校対策では、市立の小学校4年生以上の全児童生徒を対象にハイパーQUテストを年2回実施し、その結果の分析により学級集団の状態を客観的に把握することで、いじめや不登校の児童生徒に係る問題行動の未然防止、早期発見、早期解決に向けた組織的な取り組みにつなげていきます。 学校施設については、生活様式の変化に対応するため、学校トイレの洋式化に順次取り組んでおり、平成28年度は三草小学校の実施設計を行います。 また、安全・安心な学校づくりを推進するため、天井や照明などの非構造部材の点検結果に基づき、平成28年度は東条中学校体育館外壁改修の実施設計を行います。 学校給食センターでは、正しい食事のとり方や望ましい食習慣を身につけるため、給食を活用した食育の推進を図ります。 また、地産地消を推進するため、地元産や兵庫県産の食材を活用した学校給食特別メニューを月1回実施し、魅力あるおいしい給食の提供に努めます。 国際交流では、オリンピア市との姉妹都市交流について、NPO法人加東市国際交流協会と連携し、交換留学生受け入れ事業をはじめ、留学を体験した生徒をキーパーソンとした学校間交流に積極的に取り組みます。 また、兵庫教育大学の留学生や増加する在住外国人の生活をサポートするため、3カ国目の言語となる外国語生活ガイドブックの作成を初め、外国人が暮らしやすいまちづくりに取り組みます。 生涯学習施設については、社公民館と滝野文化会館のバリアフリー対策としてエレベーターを設置します。また、社公民館についてはトイレの洋式化工事をあわせて行い、誰もが利用しやすい施設となるように設備の充実に努めます。 また、滝野総合公園体育館の天井落下防止対策工事にあわせて、照明のLED化を実施し、より安全で安心なスポーツ施設を提供します。 文化財の保護では、国指定重要文化財である上鴨川住吉神社本殿の改修に対する助成などを通して、地域の伝統や誇りである貴重な文化財の保護、保存に努めます。図書館では図書のリクエストサービスや館外返却サービスについて、近隣市町の図書館との連携を推進し、利用者の利便性を向上させます。 次に、水と緑の保全では、河川、水路、ため池、里山、自然林などの豊かな自然環境を守る心を育むため、小学生やその保護者を対象とした環境学習、「かとう自然がっこう」や幼児向けの環境学習出前講座を実施し、次代を担う子供たちへの環境学習の充実に努めます。 環境美化対策では、清潔で美しいまちをつくり、快適な生活環境を確保するため、引き続き、ポイ捨て、犬のふんの放置や不法投棄の防止に加えて、クリーンキャンペーンなどの地域ぐるみの取り組みを支援します。 空き家対策では、適切に管理されていない空き家は、周辺環境や防災、安全面で市民の生活に大きく影響することから、地域の実情や特性に応じた対策を総合的に推進するため、現状把握のための実態調査を実施し、規制と活用の両面から空き家対策の検討を進めます。 廃棄物の減量・資源化対策では、市民1人1日当たりの家庭ごみ排出量が3年連続県下一少ないまちとなりました。引き続き環境負荷の少ない資源循環型社会の構築に向け、市民にわかりやすい啓発活動を展開し、ごみのさらなる発生抑制や分別、適正処理、リサイクルを進めます。 また、資源ごみ回収の一層の効率化に向け、資源ごみ積みかえ・保管施設の整備を進めるとともに、今後の人口減少社会を見据え、将来的なごみ処理の広域化について協議を進めます。 地球温暖化防止対策では、環境負荷の少ない住宅の普及を図り、地球環境の保全に向けた取り組みを推進するため、既存住宅への環境配慮機器の設置に対して補助を行います。 交通安全対策では、特に近年、自転車利用者の交通安全意識の低下が事故多発の一因であることから、自転車シミュレーターを導入し、児童や自転車通勤者、高齢者を対象とした交通安全講習などで活用することで、自転車事故の防止や交通ルールの遵守を啓発します。 防犯対策では、平成28年度において環境に配慮したLED防犯灯98灯、防犯カメラ9台を整備するとともに、安全・安心のまちづくり活動補助金制度により、市民の主体的な取り組みを支援します。 次に、出産・子育て環境の充実では、不妊症や不育症で悩まれる方をサポートし、治療を受ける夫婦の経済的負担を軽減するため、不妊症の治療に要する費用の一部助成に加えて、新たな施策として不育症の治療に要する費用の一部を助成します。 また、生まれてくる赤ちゃんの先天性風しん症候群を予防するため、風しんワクチンの接種費用の一部を助成するとともに、感染症の拡大と重症化の予防として、幼児を対象としたおたふく風邪ワクチン予防接種費用の全額助成を継続して実施します。さらに、未熟児の入院療養についても、安心して乳児の養育に専念できるよう、引き続き、自己負担を無料とします。昨年12月から加東市民病院敷地内で開設しています病児病後児保育施設「かとっこ」は、保護者の不安を和らげ、子育てと仕事の両立をサポートする施設として保護者の方から喜びの声をいただいています。引き続き、加東市民病院との連携を深めながら、子供たちの安全で安心な保育に努めます。 子供医療については、子供の健やかな成長を医療面から支え、安心して医療サービスを受けられるよう、引き続き中学3年生までの子供の保険診療に係る自己負担を無料とします。 健康増進では、「健康・笑顔・まちプラン」を推進するため、乳幼児期から高齢期までの栄養・運動・休養・こころの健康などさまざまな分野における健康づくりの一環として健康の輪を広げるリーダーを育成し、市民みずからのアイデアによる健康づくりの取り組みを支援します。 また、まちぐるみ総合健診では、受診しやすい環境を整えるため、日曜日の実施をふやすとともに、ファミリーデーの設置を継続実施します。加えて、子供の歯科無料検診を継続実施するとともに、子宮頸がん検診、乳がん検診の個別検診期間を従来より拡大し、検診機会の充実を図ります。さらに、肺炎にかかると重症化しやすい内部障害を有し、かつ身体障害者手帳を有する方には、引き続き肺炎球菌ワクチンの予防接種費用を全額助成します。 国民健康保険については、国民皆保険の中核として地域医療の確保と市民の健康増進に重要な役割を担っています。市民の健康保持・増進を図るため、まちぐるみ総合健診における節目年齢の被保険者の健診や、40歳以上の被保険者の胃がん検診・大腸がん検診の無料実施などの保健事業を継続して実施します。 高齢者福祉・介護保険事業では、介護予防意識の醸成と元気な高齢者の増加を図るため、地域の実情に応じて、市民や民間企業などの多様な主体が参画する地域の支え合いによる体制を整備し、要支援者などに対する効果的で効率的な支援を行う「介護予防・日常生活支援総合事業」を推進します。また、高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画に基づき、支援が必要となった高齢者の在宅生活を支えるため、新たな地域包括ケアシステムの構築を進めるとともに、日中、夜間を通じて訪問介護と訪問看護を一体的に提供する事業者が行う施設整備などに対して補助を行います。 さらに、認知症対策では、認知症初期集中支援チームを立ち上げ、認知症の対応強化に努めるほか、認知症高齢者特有の行動により居場所がわからなくなった場合に早期に発見できるよう端末機の購入費用の一部を助成し、本人や家族が安心して生活できる環境を整備します。介護老人保健施設ケアホームかとうでは、施設入所事業や通所リハビリテーション事業を利用者主体の支援計画に基づき実施し、早期の在宅復帰に向けたサービス提供に努めます。そして、各種関係機関とも連携しながら安心して自立した生活が続けられるよう総合的に支援します。 障害者福祉では、第4期障害福祉計画に基づく障害福祉サービスを展開します。特に平成26年度に制定した手話言語条例については、手話が言語であることを広く市民の皆様に理解いただけるように手話奉仕員の養成などの施策を積極的に展開します。 地域福祉については、地域住民が主体となって成り立つものであることから、小地域福祉活動などを実践される社会福祉法人加東市社会福祉協議会、また民生児童委員や民生児童協力委員との連携を密にし、地域福祉活動の強化を図ります。 生活困窮者自立支援については、平成27年度から始まった新たな制度に基づき、生活困窮者が生活保護に至らないよう支援していくとともに、直ちに一般就労を目指すことが困難な方に対して、社会的自立に向けた就労訓練などを行う就労準備支援事業を新たに実施します。 近隣公立病院において高度な急性期医療体制が整いつつある中、医療機関ごとの機能分担が求められています。加東市民病院では特に後期高齢者に対する一般的な急性期医療である「外来、入院、救急」の医療を維持・提供しつつ、「急性期対応の病院」からの受け入れ、在宅・生活復帰支援、在宅や施設利用者の緊急時の受け入れなどの機能強化を図ります。 また、複合疾患、慢性疾患を持たれている高齢者などに対して「予防、入院、在宅、介護」支援というトータルなヘルスケアを提供し、できる限り住みなれた地域で安心して生活していただけるよう支援していく病院づくりを目指します。 一方で、慢性的な常勤医師不足への対応については、近隣公立病院との医師の相互応援、大学医局からの応援医師の派遣などにより診療体制の維持に努めながら、引き続き大学医局、兵庫県との連携協力のほか、民間人材バンクなどを活用し、常勤医師の確保に努めます。 次に、農業振興では、農業者の高齢化や後継者不足により課題となっている農地、農業用施設の保全管理について、多面的機能支払交付金制度の活用により、各地区の活動組織を支援し、地域資源の適切な保全管理を推進します。 また、農業生産条件の不利な傾斜地の区域を対象に中山間地域等直接支払交付金制度を導入し、中山間地域の農業生産活動の支援と耕作放棄地の増加を防ぎます。 農業基盤の整備では、集中豪雨や地震による災害を防止し、地域の防災力や農業生産効率の向上を図るため、ため池などのハード整備や老朽化した水路を修繕・改修します。 有害鳥獣対策では、狩猟によるイノシシなどの捕獲や特定外来生物の捕獲を進めるとともに、国と市独自の防護柵設置補助事業により対策を進めていますが、新たに点滅式対策装置の設置補助を市の独自事業に追加し、さらなる農産物被害の防止を図ります。 また、被害拡大が懸念されているジャンボタニシについても、地域の駆除活動を支援します。 地籍調査については、公租公課の公平化や土地取引の円滑化、災害復旧時における境界復元の迅速化を図るため、引き続き計画的に実施します。 創業支援対策では、平成27年10月に経済産業省から産業競争力強化法に基づく「創業支援事業計画」の認定を受けたことにより創業支援体制が整ったことから、商工会と連携して「創業塾」の開催や受講修了者への優遇措置を講ずるとともに、新たに市独自の創業者支援制度を創設し、起業の促進を図ります。 次に、ケーブルテレビでは、ICT利活用などを通じて行政からのお知らせや生活に役立つ情報、地域の行事や各種団体からのお知らせを発信するなど、より便利で快適に生活できるまちを推進します。 道路整備では、都市計画道路「滝野梶原線」の一層の事業進捗を図るとともに、暮らしに直結した道路の整備に取り組み、安全で快適な道路環境の充実を図ります。 市営住宅では、小元団地建替事業について、第1期工事である4棟の建設、第2期工事である2棟の実施設計業務を行います。 また、長寿命化計画に基づき河高団地の改修工事に着手します。 水道事業については、生活や経済、産業活動を支える重要なライフラインとしての役割を担っており、平時はもとより、災害時においても安全な水を安定して供給することが求められることから、施設と主要管路の耐震化を計画的に進めます。 また、下水道事業については、効率的かつ効果的な施設の維持管理を行うため、長寿命化計画に基づく機器の更新や不明水対策に継続して取り組みます。 次に、人権施策では、同和問題を中心にさまざまな人権にかかわる課題を解決するため、人権・同和教育研究協議会と連携し、地区学習会を初めとした人権教育や啓発に取り組みます。 また、小・中学校においては、スポーツをはじめさまざまな分野で活躍されている方を講師に招き、人権教育講演会を開催し、夢を持つことの大切さを学ぶ機会を提供することにより、自尊感情の育成を図ります。さらに、近年はインターネットを悪用した人権トラブルが社会問題となっており、使い方を間違えれば、誰もが加害者になりかねないことから、スマートフォンなどを正しく利用し、インターネット上の人権トラブルを未然に防ぐため、新たなインターネット人権トラブル相談事業に取り組みます。 男女共同参画では、セミナーや講演会を実施し、性別にかかわりなく個人として尊重される男女共同参画社会づくりを推進します。 地域コミュニティーでは、地区・自治会の活動拠点である公民館の維持管理を支援するため、改修についての補助制度を拡充します。 また、市内の小学校区または中学校区において組織されているまちづくり協議会の活動がより充実したものとなるためには、活動拠点の整備が必要となります。公共施設の適正化に合わせて地域の方々と公共施設の有効利用について協議を進め、活動に沿った施設の改修を行うなど、地域主体のまちづくり活動を一層支援します。あわせて、地域コミュニティーの主体であるまちづくり協議会と連携しながら、地域の課題解決やまちづくりの推進に向かって、行政と地域が一体となった住民自治に取り組みます。さらに、行政や地域だけではなく、兵庫教育大学や企業などさまざまな組織の特性を生かして連携する、「輝く加東 まちづくりコンソーシアム」の活動を通して協働のまちづくりを推進します。 次に、広報・広聴では、市民がまちづくりに対する提案などを気軽にできる「市長への手紙」や「行政評価アンケート」を引き続き実施します。また、広報かとうやケーブルテレビなどの既存の媒体をはじめ、リニューアルするホームページなどにより市民生活に有効な情報を積極的に発信するとともに、広報のさらなる充実を図るため、新たに公式フェイスブックページを開設します。 平成28年1月から社会保障・税番号制度の運用が始まり、きめ細やかな社会保障サービスの提供や行政の効率化に向けた社会基盤づくりがスタートしたことから、市役所窓口での市民サービスの向上だけではなく、市民の利便性の向上の一環として、平成29年度からのコンビニエンスストアでの各種証明書などの交付に向けて個人番号カードの普及を進めます。 嬉野公民研修所跡地の有効活用として幼保連携型認定こども園の整備を計画していますが、あわせて近隣地を取得して、市民が自然と触れ合い、万一の災害にも対応できる多機能型空間の整備を進めます。 広域連携では、平成27年度に策定した北播磨広域定住自立圏共生ビジョンをもとに、加西市、西脇市、多可町と連携・協力し、生活圏の拡大に伴う広域的な行政需要や市域を越えた広域的な課題に対応しながら、定住促進に向けて必要な生活機能を確保・充実させ、安全・安心に暮らし続けられる魅力ある圏域づくりを積極的に進めます。 最後に、現行の総合計画が平成29年度をもって計画期間が終了します。その成果などの検証を踏まえ、新しいステージ加東のまちづくりの指針となる次期総合計画の策定を平成28年度から市民の皆様とともに進めます。 以上が平成28年度における私のまちづくりについての所信と主要な施策の概要でございます。 その予算規模は、一般会計212億8,200万円、特別会計88億2,389万6,000円、企業会計81億7,089万8,000円、合計382億7,679万4,000円といたしました。 まちづくりに終わりはありません。このふるさと加東が永遠に輝き続けるためには、たゆまぬ努力を繰り返し、進化していく必要があります。市制施行から11年目となる平成28年度は、新たなステージを着実に歩んでいくための戦略づくりの1年として市政経営に勇往邁進してまいります。 議員各位におかれましては、格別の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、提案しています諸議案について御審議賜り、何とぞ原案のとおり御議決いただきますようお願いを申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(安田朗君) 続いて、提案理由の説明を求めます。 副市長。              〔副市長 吉田秋広君登壇〕 ◎副市長(吉田秋広君) 第9号議案 平成28年度加東市一般会計予算から第16号議案 平成28年度加東市病院事業会計予算までの8議案につきまして、配付をさせていただいております予算概要資料並びに予算書により各会計の概要を申し上げまして、提案説明とさせていただきます。 平成28年度予算概要資料の1ページをごらんいただきたいと思います。 先ほど施政方針の中で市長が申し上げました加東市平成28年度の予算総額でございますが、382億7,679万4,000円といたしております。 それでは、一般会計予算から御説明申し上げます。 一般会計予算の予算総額は212億8,200万円でございます。前年度と比較をいたしまして22億7,800万円、12%増となっております。 資料の20ページ、21ページをごらんいただきたいと思います。 歳入の概要でございます。 まず、第1款市税でございますが、固定資産税で主に償却資産の増加に伴う増収を見込み、前年度と比較をして2,695万円増の63億2,349万円といたしております。 次に、第11款地方交付税につきましては、普通交付税を平成27年度実績と平成28年度地方財政計画及び基準財政需要額の見込みをもとに、前年度より1億円増の32億円、特別交付税を前年度より5,000万円増とし、交付税全体では37億5,000万円といたしております。 次に、第14款使用料及び手数料につきましては、eo光への移行に伴う有線放送テレビ使用料の減及び指定管理施設の使用料を利用料制としたことなどにより3億75万3,000円減の2億9,000万円といたしております。 次に、第15款国庫支出金は、社会資本整備総合交付金の増などから、前年度と比較して2億1,869万9,000円増額の19億9,796万8,000円といたしております。 次に、第16款県支出金は、安心こども基金補助金の減により、前年度と比較して1億6,718万4,000円減額の12億3,757万3,000円といたしております。 次に、第19款繰入金でございますが、13億461万2,000円で、歳出での一般財源の増加から前年度と比較して5億9,910万1,000円の大幅増額といたしております。 次に、第22款市債につきましては、42億5,830万円といたしております。緊急防災・減災事業債の増により、前年度と比較して18億2,680万円の大幅な増額となっております。 続きまして、歳出でございます。 性質別で御説明を申し上げます。 資料26ページをごらんいただきたいと思います。 まず、義務的経費でございますが、72億3,120万円で、一般会計に占める割合は34%となっております。その内容でございますが、人件費は退職者の数に伴う退職組合負担金の減等で、前年度より0.9%の減、扶助費は保育所運営交付金の増等により、前年度より1.3%の増、公債費については前年度から0.4%と微増となっております。 次に、投資的経費でございますが、35億4,537万8,000円で一般会計に占める割合は16.7%になっております。前年度と比較して42.5%の大幅な増額となっております。これは小元団地第1期建設工事や南山活性化支援施設整備や東条文化会館敷地の購入などの経費を計上したことによるものでございます。 また、その他経費として補助費等が54億5,076万3,000円で、前年度と比較して22.2%の大幅な増額となっております。これは、北はりま消防組合への加東消防署建設事業負担金の増が主な要因でございます。 次に、資料36ページ、37ページをごらんください。 平成28年度末の基金の見込みでございます。合併時と比較して普通会計ベースで70億6,000万円増額の115億4,500万円になると見込んでおります。 次に、38ページ、39ページをごらんください。 平成28年度末の起債残高の見込みでございますが、一般会計では221億9,900万円と予定をいたしております。合併時と比較をして企業会計を含めた市全体での地方債は121億7,700万円減少する見込みでございます。 続きまして、お手数をかけますが、予算書の7ページをごらんください。 第2表債務負担行為でございます。 市制10周年記念事業加東場所の開催のほか6件について期間及びその限度額を設定いたしております。 次に、予算書8ページ、第3表地方債でございます。 水道事業会計出資事業ほか8件について起債の方法、利率、償還の方法を定め、限度額総額を42億5,830万円としております。予算書の1ページにお示しをいたしておりますが、第4条で一時借入金の借り入れ最高額を30億円、人件費の流用について、第5条で定めております。 以上が一般会計の概要でございます。合併による交付税の優遇措置が段階的に縮減されるなど、財政状況は厳しくなってまいりますが、常に財政比率の動向を注視し、財政力の弾力性が堅持できますように、引き続き経常経費の節減に努めてまいります。 続きまして、国民健康保険特別会計予算でございます。 予算概要書の28ページをごらんいただきたいと思います。 予算の総額を歳入歳出それぞれ47億1,980万6,000円とし、前年度と比較して1億1,320万2,000円、2.5%の増額といたしております。 主な歳出は、平成28年度の診療報酬がマイナス改定であることを反映をさせておりますが、保険給付費の伸びにより、前年度の1.5%増、28億5,774万円といたしております。そのほかでは、後期高齢者医療制度への支援金等として4億5,194万5,000円、介護保険第2号被保険者に係る納付金として1億7,178万3,000円、高額な医療費の支払いに係る共同事業への拠出金として10億7,811万8,000円を計上いたしております。 歳入は、景気の回復傾向に伴う所得の伸びを見込みまして、保険料収入を前年度と比較して1,457万円の増、また国、県からの公費支出金や前期高齢者交付金の増加を見込んでおります。財政状況は依然厳しく、平成28年度につきましても、一般会計の繰出金に加え財政調整基金2,541万4,000円の取り崩しを予定しておるところでございます。 続きまして、29ページ、後期高齢者医療特別会計予算をごらんいただきたいと思います。 予算の総額は、保険料の改定に伴い、前年度より2,830万4,000円、7.0%増額の4億3,385万6,000円といたしております。後期高齢者の医療費等の経費に係る保険料と、市が負担する保険料軽減分とをあわせて兵庫県後期高齢者医療広域連合に保険料負担金として納付するものでございます。低所得者等の保険料軽減分として一般会計からの保険基盤安定繰入金1億902万4,000円を計上いたしております。 続きまして、30ページ、介護保険保険事業特別会計予算をごらんいただきたいと思います。 予算の総額を歳入歳出それぞれ32億7,728万5,000円とし、前年度と比較して2,999万4,000円、0.9%の減額といたしております。平成28年度は高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画の2年目となり、引き続きその計画に基づき高齢者福祉施策や介護保険給付の円滑な実施に努めてまいります。介護保険給付としては、介護報酬の減額改正及び加算対象地域外となったこと、及び介護予防給付の一部が総合事業に移行されたことにより、前年度と比べ3,882万円を減額し、1.3%の減少を見込んでおりまして、30億5,702万円といたしております。 また、高齢者が住みなれた地域で元気なときも、また要介護状態になった場合でも自立した生活が送れるよう、市民と協働できる事業の展開をさらに推進するため、地域支援事業は1億1,482万円を計上し、前年度より15.3%、額にして1,523万6,000円と大幅な増額をいたしております。 介護保険制度の改正に基づき、要支援者の通所介護、訪問介護の総合事業への移行を進めていく中、昨年度に引き続き筋力低下や閉じこもりを防止するとともに、高齢者の居場所づくり、支援が必要な高齢者への総合相談、高齢者の権利擁護など包括的な支援事業、認知症の早期の段階からの適切な診断と対応を行い、本人や家族への支援などを実施し、認知症施策を効果的に推進していくとともに、ニーズを抽出し、地域資源の開発や地域住民ネットワークづくりを行う協議体等を設置して、生活支援、介護予防サービスの充実や高齢者の社会参加の促進に努めることといたしております。 続きまして、31ページ、介護保険サービス事業特別会計予算でございます。 予算の総額を歳入歳出それぞれ3億9,294万9,000円といたしております。前年度と比較しますと1,271万5,000円、3.3%の増額といたしております。訪問介護事業や訪問看護事業では、利用者ニーズの細分化の傾向が強まり、日常生活支援での移動支援や訪問看護での短時間利用などが増加の傾向にあります。また、施設サービスと通所デイケアにつきましても、リハビリテーションに重点を置いた利用が増加してきており、ニーズに即したサービスの提供に努めてまいります。さらに、医療と介護の連携を図り、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら地域に根差した質の高いサービスの提供に努めることといたしております。 次は、平成28年度加東市企業会計予算書をごらんいただきたいと思います。 1ページ、水道事業会計予算でございます。 第2条で業務の予定量を定めております。給水戸数1万6,300戸、年間総給水量494万2,000立方メートル、1日平均給水量1万3,540立方メートルとし、主要な建設改良事業を7億1,794万1,000円といたしております。 第3条では、収益的収入予定額を15億477万3,000円、支出予定額を12億3,353万9,000円といたしております。節水意識の高まりからエコ製品の設置が増加していることなどから、給水収益が減少傾向となり、収入総額は前年度に比べ967万4,000円の減となっております。 支出では、浄水場統合に向けた認可変更業務や施設の運転管理及び料金収納等業務などに要する経費を計上いたしております。 第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入を2億1,348万3,000円、支出を7億7,273万8,000円と定め、不足する額5億5,925万5,000円は、過年度繰越工事資金5,089万8,000円、過年度分損益勘定留保資金4億6,713万9,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,121万8,000円で補填することといたしております。 主な事業は、老朽管の耐震管事業8路線、市道滝野梶原線道路改良関連に伴う配水管整備事業及び嬉野東地区配水管整備事業を予定いたしております。引き続き安全、安心でおいしい水を安定供給し、生活や経済、産業活動を支える重要なライフラインとしての役割を果たしてまいります。 続きまして、43ページ、下水道事業会計予算をごらんいただきたいと思います。 第2条で業務の予定量を排水処理件数1万4,000件、年間処理水量385万1,000立方メートル、1日平均処理水量1万551立方メートル、主要な建設改良事業を5億5,652万6,000円と定めております。 第3条では、収益的収入予定額を20億3,992万9,000円、支出予定額を21億151万5,000円といたしております。節水により下水道使用料が減少傾向にあるため、収入総額は前年度の98.9%にいたしております。施設の長寿命化対策や不明水対策の取り組み、施設の運転管理業務などに要する経費を計上いたしております。 第4条では、資本的収入及び支出の予定額を収入12億2,193万1,000円、支出18億2,457万6,000円と定め、不足する額6億264万5,000円は当年度分損益勘定留保資金6億264万5,000円で補填することといたしております。 主な事業は、浸水被害対策事業の河高地区雨水排水ポンプ場整備、市街地の雨水管渠整備、汚水処理機能の維持と安定のための長寿命化事業及び集中監視システム整備事業などを予定いたしております。公共揚水機の水環境の保全や快適な生活に重要なライフラインとしての役割を果たしてまいります。 続きまして、94ページ、病院事業会計でございます。 第2条で業務の予定量を病床数126床、年間患者数、入院2万7,375人、外来4万5,628人、1日平均患者数、入院75.0人、外来187.0人と定めております。 第3条では、収益的収入予定額を18億202万円、支出予定額を21億77万6,000円とし、営業運転資金に充てるため一般会計からの長期借入金を3億円といたしております。 第4条、資本的収入及び支出予定額でございますが、収入を9,010万円、支出を1億3,775万4,000円と定め、不足する額4,765万4,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填することといたしております。 続く、医師不足の解消に力を注ぎつつ地域包括ケア病棟のさらなる充実、そして地域医療に重点を置き、市民をサポートしてまいります。また、保健、医療、介護分野との連携強化を進め、切れ目のない包括的なサービスの提供に努めてまいることといたしております。あわせまして、病院事業会計とケアホームかとうに係る介護保険サービス事業特別会計を統合の上、地方公営企業法の全部適用に向けた準備を進めることといたしております。 以上、平成28年度の各会計予算を定めます議案の提案説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 細かい事業のことは委員会で聞けばよいと思っているので、そのときに聞きますけれども、今回起債をかなりしますよね。時々前からも言っていると思うのですが、今後の見通しというのは、これは立てられているんでしょうか。我々議員としても結局これだけ借りるわけですから、今後ちゃんと財政の負担には、負担にならないことはないんですけれども、ちゃんと返していける範囲だということを理解しながら進めていかないといけないので、例えば起債のピークがどれぐらいになってとか、実際、実質公債費率は最悪のときでもどれぐらいになるかとかという見通しは立てておられるんですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 平成28年度予算につきましては、起債がかなり例年に比べて多うございます。その起債の内容につきましては、交付税算入がございます防災減災事業債ですとか合併特例債で借り受ける予定はいたしております。 それで、決算が終わった後に財政計画というものをお示しさせていただいておりますが、ことしのまた平成27年度の決算後もお示しをする予定にはいたしております。公債費率につきましては、現在だんだん低減しておりますし、先ほど言いました交付税算入のある起債でございますので、公債費率については大きく影響は極端には出ないとは見込んでおりますが、ただ今後公共施設の適正配置の関係とかというところで、公債費率は徐々に多分上がってくるという見込みは前にもお示しさせていただいたとおりでございます。今の見込みでは平成35年ぐらいにピークが来ようかと、このように思っておりますが、ピークが来ましても公債費率については10%台、12%の間ぐらいにおさまるであろうと。ですから、合併後18%を超えた状態にはならないと、このようには思っております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 私の記憶違いだったら申しわけないんですけれど、財政計画、例えば平成26年度決算が終わった後の値というのは委員会には示していただいたりしたんですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 平成26年度決算に当たっての資料につきましては、平成27年4月の委員会にはお示しをしております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) そしたら4月に示せるわけですよね。結局何を心配してるかというと、これをあった中で確実にどれだけの借金になるかとかということをわからないと、私も予算でこれだけお金を借りますよといっているものに対して、その説明はできない部分もあるので、当然だから見込みを立てられていますよね、決算ベースがどうこうということも含めて。そのあたりについてちゃんと議決するまで何か示していただくことはできないのでしょうか。 ○議長(安田朗君) 総務文教常任委員会で出した資料の要求でよろしいでしょうか。 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 起債残高につきましては、先ほど副市長が見込みという形でお示しをさせていただいております。ただ、これを含めた財政計画というものについては、この会期中に出すちょっと時間的な余裕がございませんので、前にもお話しさせていただいたかと思いますが、あくまで藤尾議員は決算ではなくて予算ということで、従前から伺っておりますが、会期中には少し資料としてお出しするには時間的に無理でございます。 以上でございます。 ○議長(安田朗君) 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 1点だけ総論的なものですが、今回12億9,000万円の基金を取り崩して予算編成されておりますが、これまでの説明では、交付税措置がだんだん段階的になくなってくるので、基金はずっと積み立てていかないといけないという説明を聞いてきたと思うんです。 今回12億9,000万円を大方この予算総額の中の1割近くを基金、要は貯金で取り崩してあるんですが、段階的に減る優遇措置の交付税についてのこれまでの説明との整合性というのはありますか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 財政調整基金につきましては当初予算をくくる場合にどうしても収支不足が生じますので、その収支不足については財政調整基金で調整をさせていただいておるのは、これ毎年同じことでございます。 それで、毎年ですが、決算によりまして、今回も3月補正で平成27年度の財政調整基金の取り崩しを減額をいたしましてゼロにいたしました。ただ、平成28年度については例年になく多い基金の取り崩しの要因につきましては、公共施設の敷地の購入約3億円、それと病院への出資金が3億円、計6億円を差し引けば基金の取り崩し額については、平成27年度とほぼ同額でございます。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) さっきの話に戻りますけれども、資料は出せないという話をされましたけれども、そうしたら市役所はことしのこの予算で新たに40億円ぐらい借金しますよね。これによって例えばいろいろな財政指標がどう動くかというシミュレーションはしていないんですか。今回のこの予算が仮に予算を通って40億円の借金をしました。それは起債の残高がどうなります、公債費率どう動きますというシミュレーションが出せないということは、それは持ってないんですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) あくまで起債残高につきまして、先ほどお示しをさせていただいた内容です。それで、財政計画という形では出せないということでございまして、あくまで財政計画につきましても、前回出したものにつきましては、これらを見込んでの財政計画をしておりますが、ただ現実の話として起債の借入額はそのとき出した額と多少の差はございますが、今回の起債の借入額について、その計画が大きく変わるということではございません。 ○議長(安田朗君) これで質疑を終わりたいと思います。              (16番井上茂和君「議長、16番、動議」と呼ぶ) 井上茂和君。 ◆16番(井上茂和君) 予算特別委員会設置に関する動議を提出いたします。 ただいま上程中の平成28年度予算案、第9号議案ないし第16号議案につきましては、議長を除く15人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託してはいかがと思います。 以上です。              (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(安田朗君) ただいま16番井上茂和君から第9号議案ないし第16号議案については議長を除く15人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに審査を付託することの動議が提出されました。 この動議は、1人以上の賛成者がありますので、成立いたしました。 本動議を議題として採決いたします。 本動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、第9号議案ないし第16号議案については、議長を除く15人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決定をいたしました。 次に、予算特別委員会の委員長及び副委員長の互選を行います。 委員長及び副委員長は、委員会条例第9条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。 ここで委員会開催のため暫時休憩いたします。 予算特別委員は議員控室で委員長及び副委員長の互選を行い、委員長は結果を事務局に報告願います。 ここで休憩いたします。               午後2時43分 休憩               ─────────               午後2時49分 開議 ○議長(安田朗君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 予算特別委員会の委員長及び副委員長の互選が終わりましたので、事務局長より報告させます。 ◎議会事務局長(西角啓吾君) 議長の命により、委員長及び副委員長を報告いたします。 委員長、岸本眞知子議員、副委員長、高瀬俊介議員。 以上でございます。 ○議長(安田朗君) 報告が終わりました。 第9号議案ないし第16号議案については、予算特別委員会で審査をお願いいたします。 ここで暫時休憩いたします。               午後2時50分 休憩               ─────────               午後3時03分 開議 ○議長(安田朗君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 なお、総務部長より発言の訂正の申し出があります。これを受けます。 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) まことに申しわけございません。先ほど答弁の中で病院の出資金ということで発言をさせていただきましたが、貸付金の誤りでございます。どうもまことに申しわけございませんでした。訂正させていただきます。 △日程第14 第17号議案 加東市行政不服審査法施行条例制定の件 ○議長(安田朗君) 次に、日程第14、第17号議案 加東市行政不服審査法施行条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 時本敏行君登壇〕 ◎総務部長(時本敏行君) それでは、第17号議案 加東市行政不服審査法施行条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、制定の理由でございますが、全部改正されました行政不服審査法が平成28年4月1日に施行されることに伴い、その施行に関し必要な事項を定めるため、本条例を制定するものでございます。 次に、その内容でございますが、まず第3条では新法の規定により、加東市行政不服審査会を設置し、第4条では審査請求に係る諮問に対する審議を行うことと、加東市情報公開条例及び加東市個人情報保護条例のそれぞれの審査会の審査を当該審査会に統合いたします。 また、第5条から第7条には行政不服審査会の組織を、第8条から第12条には審査会の運営に関して規定をしております。第13条から第15条には審査請求に対する手続を、第16条から第18条には審査資料等の写しの交付に対する手数料の額等を規定いたしております。 また、附則で第1項でございますが、加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例を改正いたしまして、情報公開審査会及び個人情報保護審査会を削り、行政不服審査会の委員報酬を日額8,000円と定めます。 なお、この条例の施行日につきましては、平成28年4月1日でございます。 以上、第17号議案 加東市行政不服審査法施行条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 今回この新しい法律になることでいろいろ具体的に変わることもあると思うんですが、今具体的な例として一つ兵庫教育大学から今回も議案で上がってますけれども、ああいうものも含めてこういう制度に一本化されるんですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 今回のこの制度の変更によりまして、説明資料にもつけておりますとおり、審議員というものが新しくできます。これにつきましてはこれまで、先ほど例で申されました兵庫教育大学の下水道使用料に関しましては、上下水道部がその審理をして議会へ諮問という形をとっておりましたが、当然担当課がそれを審議することができなくなります。新たに職員から任命した審議員というものが審議をして、これにつきましては議会の諮問事項でございますので、審査会にはかけずにそれを議会へ諮問するという形になります。 以上でございます。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) ちょっとこれとは流れが違うのですかね、あれは。一般的な不服審査とか異議申立て等、今回上がっているやつはまた違うものなのですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) あくまで議会へ諮問ということで法規定されておりますので、そのようなものにつきましては審査会に諮問するということではなくて、議会へ諮問ということになります。それ以外の不服申し立てにつきましては、審査会が審議をする、諮問を受けて答申をするという形になりますので、こういう議会へ諮問するケースですとか、次に出てきます固定資産評価委員会、そういう委員会へ諮問するケースにつきましては、この行政不服審査会の議題には上がらないということは、新法の行政不服審査法の中に規定はございます。 以上でございます。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 4月1日から早速この審査会というのは立ち上げないといけないと思うのですが、これ5人の委員さんがいらっしゃると思うんですけれども、市民の皆さん、今この不服審査である程度納得していただくためにも中立的な方を選ばないといけないと思うんですが、委員さんにはどういう方を想定されているのですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 今、新しく委員のための準備をしておりますが、今考えております委員構成としましては、大学教授、それから弁護士、税理士、行政書士、人権擁護委員という形で5名の方を今準備というんですか、考えております。 以上でございます。 ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております第17号議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安田朗君) 異議なしと認めます。 したがって、第17号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定いたしました。 △日程第15 第18号議案 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第15、第18号議案 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 時本敏行君登壇〕 ◎総務部長(時本敏行君) それでは、第18号議案 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、改正の理由でございますが、全部改正されました行政不服審査法が平成28年4月1日に施行され、行政処分に対する不服申し立て制度が改正されることに伴いまして、不服申し立てに関する規定を含む関係条例について所要の改正を行うものでございます。 次に、その内容でございますが、第1条関係では、加東市固定資産評価審査委員会条例において固定資産評価審査委員会が行う審査手続につきまして新法に準ずるよう改めをいたします。 第2条関係では加東市情報公開条例及び第3条関係の加東市個人情報保護条例では公文書の開示決定の処分に対する審査につきまして審理委員の規定は適用しないこと、また審査請求があったときに諮問する機関を加東市行政不服審査会とし、従前のそれぞれ審査会の規定を削除をいたします。 第4条関係につきましては、加東市行政手続条例では不服申し立てが審査請求に一本化されることに伴いまして、文言の整理を行います。 第5条関係では、加東市承認等の費用弁償に関する条例の費用弁償を行うものに承認を加え、第6条関係の加東市一般職の職員の給与に関する条例では引用する法律名を新法に改めます。 また、第7条関係の加東市消防団員等公務災害補償条例及び第8条関係の加東市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例につきましても、第4条関係と同様に文言整理を行います。 なお、この条例の施行期日につきましては、平成28年4月1日といたしております。 以上で第18号議案 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第18号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第16 第19号議案及び第20号議案 一括上程
    ○議長(安田朗君) 日程第16、第19号議案及び第20号議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 時本敏行君登壇〕 ◎総務部長(時本敏行君) それでは、第19号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件及び第20号議案 加東市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 それぞれ議案の要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、改正の理由でございますが、人事院が民間事業所に賃金引き上げの傾向が見られることから、月例給及び特別給を引き上げる勧告を行ったことを受け、加東市においても当該勧告を踏まえまして一般職の職員の給与及び特別職の職員で常勤のものの給与を改定するため、条例を改正するものでございます。 次に、改正の内容でございますが、まず第19号議案では、第1条関係になりますが、国家公務員給与の平均改定率0.4%に準じ市の給与水準を上げるもので、別表の1から5までが改正後の給料表となります。 また、勤勉手当につきましては、支給月数を年間0.1カ月引き上げるため、12月期の勤勉手当を0.1カ月引き上げます。 なお、これらの改正は平成27年4月1日から適用をいたします。 また、あわせまして加東市職員の勤務時間、給与等に関する条例の改正に伴う項ずれを改めるとともに、文言の整理も行っております。 次に、第2条関係でございますが、平成28年度以降に支給いたします勤勉手当につきましては、6月期では0.05カ月引き上げ、第1条関係で0.1カ月引き上げました12月期を0.05カ月引き下げます。年間の支給率を先ほど説明いたしました平成27年度引き上げ後の月数と同じくするものでございます。また、これまで規則で規定しておりました等級別基準職務表を新たに規定いたします。 第2条関係につきましては、平成28年4月1日からの施行でございます。 さらに、附則におきまして、平成25年4月1日から平成26年3月31日までの間に約7%の減額を行っておりました加東市一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例につきましては、特例期間が終了しておりますので、廃止をいたします。 次に、第20号議案の改正の内容でございます。 常勤の特別職につきましては、一般職員の勤勉手当の引き上げと同様に、平成28年度から期末手当を年間で0.1カ月引き上げるよう改正をいたします。 以上で第19号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件及び第20号議案 加東市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 一般職の方は平成27年4月にさかのぼってしますということですが、第20号議案、特別職に関しては現行のままとして平成28年6月以降にこの条例を適用するということだったんですが、要は特別職は今回のことは見送るということでいいですか。その判断した基準は何ですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 内容といたしましては、一般職につきましてはこの時期3月でございますが、平成27年4月1日に遡及して適用するといたしております。ただ、特別職につきましては遡及をせずに平成28年から適用ということで、判断基準としましては、昨今の厳しい財政状況ということがあろうかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(安田朗君) 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 市長判断でしょうか。 ○議長(安田朗君) 市長。 ◎市長(安田正義君) はい、私のほうでそういう判断をいたしました。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 月例給の平均の改定率の話があったと思うのですが、委員会で聞いております、それは地域手当も含んでの改定だということだったと思うんですが、となると、まずこの給料表自体は国のもとは異なっているのか、同じものなんですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 給与表自体は国と同じ給与表を適用して改正してございます。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 国のまま準じた形での改定ということでいいんですね。例えば国が月例給全体平均で地域手当を中心に割り増しをした場合には、そういうことになりますと、例えば平均の給料はもっと上がっていない可能性があると思うんですけれども、同じ率が上がらないということにはならないんですかね。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 給与の根本的な基本的な改定で地域手当を拡大して本俸自体を下げるということが昨年の人事院の勧告で出ました。それに基づいて今加東市の職員の給与についても平均2%下げて、その2%がどこへ行ったかといいますと、国では地域手当へ回っております。それまで最高18が今20という形になっておりますが、そういう中で今年度出された勧告がその地域手当については余り触れられてなくて、民間給与の賃金格差が約1,400円ほどをどう詰めるかという中で、給与表自体を改正しております。 地域手当につきましては今後段階的に、一番高いのは恐らく東京でしょうから、東京を20%に持っていくということで、勧告の内容は私は理解しておりますが、従前から加東市の職員については国の給料表に準じた、全く数字的には同じでございますが、そのことで改定をさせていただいております。 ○議長(安田朗君) ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから各議案ごとに討論、採決を行います。 初めに、第19号議案の討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第19号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、第20号議案の討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第20号議案 加東市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する制定の件を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第17 第21号議案 加東市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第17、第21号議案 加東市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 時本敏行君登壇〕 ◎総務部長(時本敏行君) それでは、第21号議案 加東市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、改正の理由でございますが、平成28年4月1日から社保育園、三草保育園及び米田保育園が認定こども園に移行すること及び項ずれがあることから当該条例を改正するものでございます。 次に、その内容でございますが、認定こども園の保育園教諭に福祉業務手当を支給できるよう第4条を改正すること及び第7条の項ずれを改正いたします。 なお、条例の施行日につきましては公布の日からとし、福祉業務手当の規定につきましては平成28年4月1日といたしております。 以上、第21号議案 加東市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第21号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第18 第22号議案 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第18、第22号議案 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 時本敏行君登壇〕 ◎総務部長(時本敏行君) それでは、第22号議案 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、制定の理由でございますが、平成28年4月1日に施行されます地方公務員法の改正によりまして、人事管理に関する規定が改正されること及び項ずれがそれによって生じますので、所要の改正を行うものでございます。 その内容でございますが、第1条関係では、法の規定で人事評価に照らして勤務成績がよくない場合は後任または免職にできるとされたことから、加東市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例第2条の規定を整理いたします。 次に、第2条及び第3条関係では、法の規定が繰り上がるため、加東市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び加東市職員の旅費に関する条例を改正いたします。 なお、施行期日につきましては平成28年4月1日といたしております。 以上、第22号議案 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第22号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第19 第23号議案 加東市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第19、第23号議案 加東市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 時本敏行君登壇〕 ◎総務部長(時本敏行君) それでは、第23号議案 加東市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明を申し上げます。 要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、改正の理由でございますが、地方公務員災害補償法施行令の一部改正によりまして、厚生年金保険法等に基づく年金が併給される場合における調整率が改正されたことに伴いまして、関係条例につきまして所要の改正を行うものでございます。 次に、その内容でございますが、第1条関係では、加東市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例を、第2条関係では、加東市消防団員等公務災害補償条例につきまして併給される場合の率をそれぞれ改正いたします。 なお、施行期日につきましては平成28年4月1日といたしております。 以上、第23号議案 加東市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第23号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第20 第24号議案 学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第20、第24号議案 学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 時本敏行君登壇〕 ◎総務部長(時本敏行君) それでは、第24号議案 学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、制定の理由でございますが、学校教育法等の一部を改正する法律によりまして義務教育学校が新たな学校の種類として規定されたことによりまして、関係条例を一括して改正するものでございます。 次に、その内容でございますが、要旨の記載のとおり、加東市職員の勤務時間、休暇等に関する条例ほか6条例につきまして、それぞれ義務教育学校に関する規定を追加し、また小学生及び中学生の定義を追加いたします。 なお、この条例の施行期日につきましては平成28年4月1日といたしております。 以上で第24号議案 学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第24号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第21 第25号議案 加東市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第21、第25号議案 加東市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 松本和久君登壇〕 ◎市民生活部長(松本和久君) それでは、第25号議案 加東市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、制定の理由でございますが、消費者安全法の一部が改正され、市が消費生活センターを設置する場合には、法第10条の2第1項の規定により、その組織及び運営等に関する事項を条例で定めることとなるため、この条例を制定するものでございます。 次に、制定の内容でございますが、(1)から(5)に記載のとおり、内閣府令で定める基準を参酌して消費生活センターの組織体制、人材及び処遇の確保、職員の資質向上、情報の安全管理に関する事項について定めようとするものでございます。 なお、この条例の施行期日は平成28年4月1日でございます。 以上、第25号議案 加東市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 今でも消費生活の相談員さんが週に2回か3回来ていただいてると思うのですが、これをすることによって実態的な運用というのは変わってくる面はあるのですか。そういうのが常設されるとかに変わってくるところはありますか。 ○議長(安田朗君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(松本和久君) 現在生活課の窓口で消費生活相談の窓口を置いておりまして、実際は機能的には変わらないということなんですけれども、ただ今回法の改正によってそういった消費生活センターという看板を上げて設置することによって、市民の方には非常にわかりやすくなるし、優秀な相談員の確保ができるということもありますし、また体制というところではそういったセンターということを非常に明確化できるということがメリットがあると思ってます。 それから、職員等も研修とかということが充実できますので、より高度な事案に対応できる形になっていくと、このように考えております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) ということは、専門の相談員さんが来られる日数なんかは以前と変わらないのですか。 ○議長(安田朗君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(松本和久君) 今、週に火曜日と木曜日に専門の相談員さんに来ていただいておりますが、ただ窓口相談は月曜日から金曜日まで行っておりまして、専門の相談員さんがいないときは生活課の職員で対応しておりますので、これは今後の方向としてはそういった件数が今の状態で十分対応できておりますので、その辺の状況を見ながら、そういったところは今後の状況を見て考えていくということになるかと思います。 ○議長(安田朗君) 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) 現在消費者協会というのがあるように思っているんですが、これとの兼ね合いというのはどうなりますか。 ○議長(安田朗君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(松本和久君) 今回こういった窓口で設置しているのは、専門的にいろいろな市民の方から問い合わせとか苦情とか、そういったところを親身になって聞いてあげていただいて、あっせんするとかというところでございますので、直接的にはそういったところとの関連はないですけれど、今後いろいろな事案とかが出てきたときにそのような団体とも連携していく部分もあるかと思います。 ○議長(安田朗君) 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) 消費者協会というのも結局は消費者団体指導育成という形でなってますので、こういうセンターもそういう形の同じことをやっているんやないかなと思いましたけれども、上手にやってもらっていいんですけれども、同じことをやっているところかと思って、まあ、よろしいですわ。 ○議長(安田朗君) 答弁はよろしいですか。 ◆13番(桑村繁則君) よろしいです。 ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております第25号議案につきましては、産業厚生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安田朗君) 異議なしと認めます。 したがって、第25号議案は産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定をいたしました。 △日程第22 第26号議案 加東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第22、第26号議案 加東市指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) それでは、第26号議案 加東市指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件について、その改正理由並びにその内容について御説明申し上げます。 要旨をごらんください。 改正理由でございますが、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行により、介護保険法及び指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部が改正され、平成28年4月1日から施行されること及び加東市指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の規定中、介護保険法施行規則の改正等により条ずれ等が生じていることから所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、まず第3章の2を追加して地域密着型通所介護に関する基準を新たに定めます。 2つ目には、各基準は国の基準省令と同一の内容で定めますが、地域指定地域密着型通所介護事業者における諸記録の保存年限については、市の独自基準として5年間とすること。 3つ目には、認知症対応型通所介護事業所については、地域密着型通所介護事業所の基準を準用することとし、指定認知症対応型通所介護事業者に6カ月に1回の運営推進会議の開催を義務づけること。 4つ目には、指定地域密着型通所介護事業所が指定地域密着型介護老人福祉施設と併設されることで生活相談員、栄養士または機能訓練指導員を置かないことができる事業所とすること。 5つ目には、要旨に記載しておりますそれぞれの事業所について、地域密着型通所介護事業所の基準を準用することとし、所要の整理を行うこと。 6つ目には、利用定員が厚生労働省令で定める利用定員未満の小規模通所介護事業所がサテライト型指定小規模多機能型居宅介護事業所に移行する場合には、経過措置として平成29年度末まで宿泊室の設置を猶予すること。 7つ目には、そのほかの条ずれ等を改めることでございます。 施行期日につきましては、改正内容の(1)から(6)の関係にありましては平成28年4月1日施行とし、改正内容の(7)関係は公布の日からとしております。 以上で第26号議案 加東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第26号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第23 第27号議案 加東市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第23、第27号議案 加東市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 第27号議案 加東市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件について、その改正理由並びにその内容について御説明申し上げます。 要旨をごらんください。 改正理由でございますが、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行により、介護保険法及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部が改正され、平成28年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、まず指定介護予防認知症対応型通所介護事業者に6カ月に1回の運営推進会議の開催を義務づけること。 2つ目には、介護予防小規模多機能型居宅介護事業所及び介護予防認知症対応型共同生活介護事業所については第39条の基準を準用することとし、所要の文言整理を行うこと。 3つ目には、利用定員が厚生労働省令で定める数未満の小規模通所介護事業所が、サテライト型指定介護予防小規模多機能型居宅介護事業所に移行する場合に、平成29年度末まで宿泊室の設置を猶予する経過措置を設けることでございます。 施行期日は平成28年4月1日としています。 以上で第27号議案 加東市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第27号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第24 第28号議案 加東市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第24、第28号議案 加東市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 第28号議案 加東市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定の件について、その改正理由並びにその内容について御説明申し上げます。 要旨をごらんください。 改正理由でございますが、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行により介護保険法の一部が改正され、平成28年4月1日から施行されるため、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、第4条第4項中、「第8条第24項」を「第8条第25項」に改めます。 施行期日は平成28年4月1日施行としております。 以上で第28号議案 加東市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第28号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第25 第29号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第25、第29号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 時本敏行君登壇〕 ◎総務部長(時本敏行君) それでは、第29号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 改正の要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、改正の理由でございますが、市が発注いたします業務等の契約におきまして、プロポーザル方式により契約の相手方を選定する場合、外部の専門的知識を有する者を加えて審査を行う場合があることから、その委員報酬を新たに規定するため、本条例を改正するものでございます。 その改正内容でございますが、別表にプロポーザル審査委員会の項を追加いたしまして、当該委員会の委員報酬を日額8,000円と定めるものでございます。 なお、この条例につきましては平成28年4月1日から施行をいたします。 以上、第29号議案 加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 小川君。 ◆7番(小川忠市君) プロポーザルの審査員に対する委員会の報酬ということですけれども、こういう審査委員会の委員というのは公平性が確保されなければならないと思います。利害関係の方が仮にそういう審査会の中にいらっしゃったら、公平性が保たれないと思うんですが、そこらの担保はどうとられるんですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。
    ◎総務部長(時本敏行君) 当然業者決定に当たっての審査でございますので、利害関係者は排除をいたす予定をしておりますが、その担保でございますが、当然プロポーザルにつきましては公募によりまして事業者を選びますが、当然利害関係者が委員として入っている場合のそういうかかりの業務については公募から排除するという形ではさせていただきたいと思っております。 ○議長(安田朗君) 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 専門的な見地ということですけれども、仮にそういう事案があったら、その事案に詳しい人は専門職なんで、利害関係とまで言いませんけれども、やはりそういう知識にたけた方を当然委員に入ってもらいますよね。そうとなれば、当然そういう何らかの利害関係が発する場合があるかと思うんですけれど、いかがですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 通常プロポーザルをやる場合には要綱等をつくりまして公募いたしておりますが、その中には当然そういう項目を加えまして、もし利害関係がわかった場合は当然失格という形になろうかと思います。 ○議長(安田朗君) 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) 小川委員のおっしゃるのはそのとおりだと思うんですけれど、今まで現行はプロポーザル、今まで委員がいなくてもやってこられたという状態ですね。今になってこうされるということは、何か不都合とかいろいろなそういう形のものがあるから、改めてこの方を委員会委員に入れるという形になったということですか。今まではどうだったということを思いますね。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 確かにこれまでプロポーザルにつきましては内部の職員でもって審査を行っておりました。ただ、これだけ行政事業の高度化が進んでまいってきております。電算にしましても、なかなか我々では判断がつかないものがございますし、そういうことで専門性が、全てに外部委員を入れるということではなくて、専門知識を有する方でないとプロポーザルの本来の意味がなくなるものについては今後導入していくべきであろうという考えのもとに今回条例を改正させていただいたものでございます。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 例えば庁舎建設の設計のときは、大学教授とかって入っていただいてなかったですかね、プロポーザルの審査のときに。あれは職員の中だけで決めましたか。今まで外部のものはプロポーザルの審査をやるときに入っていなかったですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 私の記憶しておる限りでは、そういう専門家を入れてプロポーザルを行ったということは記憶はしてございません。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) ちょっと違うかもしれないですけれども、去年の指定管理のプロポーザルのときもほかの方が入られてましたよね。あれはちゃんと規定が別にあってあの審査ができているんですか。 ○議長(安田朗君) 総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 当然この件につきましては別規定でつくっておりまして、要綱等を制定させていただいております。 ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第29号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第26 第30号議案 国営加古川西部土地改良事業費償還基金条例を廃止する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第26、第30号議案 国営加古川西部土地改良事業費償還基金条例を廃止する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 まち・農整備部長。              〔まち・農整備部長 阿江孝仁君登壇〕 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 第30号議案 国営加古川西部土地改良事業費償還基金条例を廃止する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。 要旨をごらんください。 制定理由でございますが、国営加古川西部土地改良事業に係る負担金の償還が今年度末をもって完了し、国営加古川西部土地改良事業費償還基金は今後必要がなくなるため、本条例を廃止することについて議会の議決を求めるものでございます。 その内容でございますが、国営加古川西部土地改良事業費償還基金条例を廃止いたします。 なお、この条例は平成28年4月1日から施行いたします。 以上、第30号議案 国営加古川西部土地改良事業費償還基金条例を廃止する条例制定の件についての説明といたします。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第30号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第27 第31号議案 加東市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第27、第31号議案 加東市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 堀内千稔君登壇〕 ◎教育部長(堀内千稔君) それでは、第31号議案 加東市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正理由でございますが、一定所得以下の多子世帯及びひとり親世帯等の保育料を軽減し、経済的負担の軽減を図るため改正を行うものでございます。 改正内容でございますが、市町村民税所得割額が7万7,100円以下の世帯において、ひとり親等の世帯については第1子の保育料を半額、第2二子以降の保育料を無料とし、ひとり親世帯等を除く他の世帯については、現行では小学校3年生を上限としている多子計算に係る年齢制限を撤廃し、第2子の保育料を半額、第3子以降の保育料を無料といたします。また、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴い、新たな学校の種類として規定された義務教育学校を追加するものでございます。 なお、この条例の施行期日は平成28年4月1日といたします。 以上、第31号議案 加東市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する条例制定の件につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 一般質問になってしまうかもしれない、もし行き過ぎてたら一般質問でやってくださいととめていただいたらいいんですけれども。今回こういうことで国の流れに沿って軽減ということでされてることは非常によいことだと思うのですが、近隣市が相次いで四、五歳児無料ということで発表されておりますよね。どうしてもそうなると、加東市は対象が2人で7万2,000円の軽減しますといっても、一体どれだけ取ってるんですかみたいなことに、近隣に追随する必要はないと思うんですが、我々も議員ですから、当然加東市がどうなっているのと聞かれると思います。 これ、市長しかお答えできないと思うのですが、こういうことに先々の流れとかお考えみたいなのはあるんでしょうか。 我々もこれで通してしまって、あと何もつながりがなかったら、加東市はこういうことで考えているんでみたいなことがなかなか言えないので、もしあればよろしくお願いします。 ○議長(安田朗君) 余りにもこの場での答弁はしにくいと思いますので、一般質問でよろしくお願いしたいと思います。 小川委員。 ◆7番(小川忠市君) この所得割額が7万7,100円以下というのは、年収はどのぐらいの方を大体想像したらいいですか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 国が示しておる基準で標準的な世帯、夫婦2人、子供2人の世帯で年収360万円以下くらいの世帯がこの枠に入ります。 ○議長(安田朗君) 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) 済みません、認識不足ですが。 もしこども園で、そして私立で幼稚園部ができた場合は、この中には入らないわけですか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) この条例はあくまでも加東市立の幼稚園保育料徴収条例でございますけれども、公平性を図るために民間の認定こども園で幼稚園部につきましては同様の金額となるようにしてございます。 ○議長(安田朗君) ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第31号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第28 第32号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第28、第32号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 堀内千稔君登壇〕 ◎教育部長(堀内千稔君) それでは、第32号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正理由でございますが、加東市立の幼稚園、小学校及び中学校の学校医の報酬について、兵庫県立学校医の報酬額の改定額と同水準に改正するものでございます。 改正内容でございますが、学校医の報酬額を年額21万7,000円足す474円掛ける児童・生徒数から年額21万8,000円足す474円掛ける児童・生徒数に改定いたします。 なお、この条例の施行期日は平成28年4月1日といたします。 以上、第32号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第32号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第29 第33号議案 加東市東条文化会館条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第29、第33号議案 加東市東条文化会館条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 堀内千稔君登壇〕 ◎教育部長(堀内千稔君) 第33号議案 加東市東条文化会館条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正の理由でございますが、使用料の減免に関して使用料を指定管理者の利用料収入とすることに伴い、減免することができる対象を加東市やしろ国際学習塾と加東市滝野文化会館の減免規定に合わせるため、所要の改正を行うものでございます。 次に、その内容でございますが、第10条の規定を「市長が公共の福祉上有益である等その他特別の必要があると認める場合に限り、前条第1項の使用料を減額し、または免除することができる」に改めるものでございます。 なお、この条例の施行期日は平成28年4月1日といたします。 以上、第33号議案 加東市東条文化会館条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 岸本君。 ◆6番(岸本眞知子君) 市長が公共の福祉上有益であると、その他の場合にと認める限りにその減免制度を導入されるということなんですけれども、その場合の負担は行政側か指定管理側か、そこら辺がちょっとわからないので教えてください。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 東条文化会館につきましては、この4月から指定管理者の利用料収入とすることになってございますので、減免した場合は指定管理者に利用料収入が入らないということにはなりますが、それはそれぞれの事業をする中で取捨選択しながらやっていくという形にはなろうかと思います。 ○議長(安田朗君) 二階君。 ◆15番(二階一夫君) 参考資料としていただいておる減免割合で、加東市文化連盟が使用する場合は100%だと、ところが文化連盟の部会または加盟団体が使用する場合は50%だと、また、体育協会も自体が使用する場合は100%であって、体育協会の加盟団体が使用する場合は50%だと。そうした場合、加東市の老人クラブ連合会が使用する場合、これ100%ですけれども、地区の老人会が使用するとした場合、そういったときにはほかのところでは50%になっておりますけれども、これは加東市老人クラブ連合会全てが連合会として扱いを受けるのかどうかお伺いします。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) きょう配付がおくれて非常に申しわけございませんでした。減免基準の要綱を参考資料としてつけさせていただいておりまして、この基準につきましては従来からございましたもので、今回改正に伴って3つの文化会館の減免規定を合わせてございます。その中で、滝野文化会館の減免規定が今まで利用者にとって非常にかなり減免されていたということがありまして、教育委員会の中でもやはりそこに合わすべきだという議論はずっとございました。 その中で、文化連盟自体の組織が使用する場合は100%、ただしその中のそれぞれの団体、個別の団体が利用する場合は50%、あとの50%は負担していただくという形でしていただいておりましたし、体育協会も同様でございます。 老人クラブ連合会につきましては、滝野文化会館でやはり高齢者の福祉に寄与するというところを一番考慮いたしまして、連合会として使用される場合は100%の減免しておりましたので、今回その規定に合わせておるものでございます。 ○議長(安田朗君) 二階君。 ◆15番(二階一夫君) 私が聞いているのは、文化連盟で使用する場合は100%であるけれど、部会として。また体育協会もその中の加盟団体なら50%になっておるんで、私が聞いたのは老人クラブ連合会が使用する場合は100%であるけれども、支部3つありますね。極端な言い方をすれば、東条地域の人たちがこれを使うときには、全体ではなく、東条地域の老人クラブがするときには同じように100%でこれはその中へ含まれるという解釈でよろしいですか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) これはあくまで加東市老人クラブ連合会として例えば総会をされるとか、そういったことで使用されるのであれば100%でございますので、個々の例えば東条支部とか社支部とかそういった形はやはり50%という形になろうかなと思います。 ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 一番初め、岸本議員が聞かれてたことの内容がちょっと僕はよく理解できなかったので、もう少し丁寧に教えていただきたいんですが、結局これで減免しますよね。指定管理の団体はこれによって減収になったのですが、それに対しては市から補填するわけではないのか、それか減免するかしないかは指定管理の人の判断に委ねる、これどうなるのですか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 減免することができるというあくまで減免要綱でございますので、指定管理者の判断で減免しないということも可能かとは思います。減免しなければならないということではございませんので。 市が補填するというのは考えてございません。やはり利用者と指定管理者の間で相談の中で決めていただくということになりますし、全て減免してしまえば、それこそ指定管理者に全然入ってこないという形になりますので、あくまでもこういった限定をした基準の中で市内の個別の団体が利用される場合であれば50%の減免、あるいは他市のいろいろな団体が利用される場合は減免なしと、そういう形で運用していただくことになろうかなと思います。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) それは結局指定管理を受けられる団体によって決められて、その範囲内でやるということだと思うのですが、ここで100%、50%って決めますよね。50%までできると解釈すればいいんでしょうか。例えば話し合って文化連盟の部会などで使用する場合に50%と書いてます。指定管理者、スーパーの値引きみたいになったら変ですけれども、いろいろ話し合ったところ、例えば30%だったら引きましょうみたいな話というのはあり得る話なんですか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) この規定はあくまでも上限と考えておりますので、そういったことは可能かと思いますが、あくまでも利用者の立場にも立っていかなければならないとは思いますので、なるべく減免していただくのが一番利用者にとっても、指定管理者にとっては収入は入らない部分はあるかなとは思いますが、それはお互いの協議の中で決めていっていただけたら一番いいのではないかなと。まずは利用率を上げることが肝心かなと思います。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) これとは別に、例えば練習の場合に使用した場合の割引率というのを設定されてると思うんですけれども、これはやしろ国際学習塾が50%減免ですね、練習のときは。滝野文化会館はこの規定がないんですか。東条文化会館は使用した場合、30%になるんです。30%減免じゃなくて、要は利用料金が30%になるということになっておると思うんですけれども、これは例えば統一ということは今回されなかったわけですね。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) それにつきましても、例えば附属設備の使用料でも違ってたという部分がありますので、規則をその中で検討していく必要はあるかなと思いますので、できればこの機会に合わせて規則もさわって、そういった冷暖房料あるいは練習のときの使用料の減額割合、その部分につきましても3館統一できる形ではしていきたいと思っております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 規則をさわってる、これ条例で決めてるんですが。例えば例規集だったら1,347ページにやしろ国際学習塾条例でホールの使用で練習のときは50%引きとか、あと例えばほかにも使用料の割り増しの話もありますよね。こういうものは東条文化会館もそうではないですか。東条文化会館も条例で決めてますけれども、その辺は十分練られた上で提案をされているのではないですか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 済みません、申しわけございませんでした。まず、一番教育委員会の中での議論が出ていたのが附属設備の関係で、例えば机とか椅子とかを借りるときに無料のところもあれば、何十円か取っているところもある、そこを統一するということが非常に議論になっていましたので、その部分を改正することをまず優先させていただいておりました。 確かに今見させていただきました条例の規定事項でございますので、そのあたりにつきましては、今回は整理できておりませんけれども、今後検討する部分ではあるかなとは思います。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) これで置きますけれども、先日の教育委員会を傍聴させていただきましたけれども、減免規定について前からずっと議論されてる割にはすっと決まった。一番意外だったのは、今回これを出されてる人が3月中に出しますからみたいな形で話通りましたよね、条例提案が。それが非常に逆に言うと意外で、つまりあれだけ例えば減免の話について統一すべきだという話が出ながら、実際幾ら減免になるかという話がわからないのに議会に提案するというところの話が通っていますよね。 そのほかについても、例えば今のお金の話についても、本当はこれが指定管理者が負担する話なんだという話も出なかったですよね。非常にそこが疑問に思うのですけれども、教育委員会としてこれ本当に、本当は例えば準備がきっちりできているものであれば、教育委員会のときにこの表を示せたと思うんですけれども、何かばたばたと作業をしているようにしか見えないのですけれども、これ準備立てて系統立ててちゃんとそういうものの対策とかを練った上でこの条例提案をされているのでしょうか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 今回の条例改正に合わせてきょう出させていただいております利用料の減免基準の統一も合わせて検討しておりました。ただ、前回の教育委員会の段階ではまだ起案段階でございましたので、示せておりませんでしたけれども、今回の本会議につきましては全てその起案をして、審査も終わってという段階になっておりましたので、少しおくれて申しわけなかったんですけれども、出させていただいた次第でございます。 ○議長(安田朗君) 藤浦君。 ◆2番(藤浦巧君) この減免の中には例えば音響とか照明とかそういう人がいる場合もあると思うんですけれども、そういうものも全てここに書いてあるとおり100%とか50%の減免をするわけでございますか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) ホールを利用する場合の音響とか照明とか舞台、そのあたり標準的なものは指定管理料の中に入っていると解釈してございます。ただ、それを超える場合のまた、例えば今標準的には1人で行けるものを2人入ってもらわなければいけないイベント等が出た場合はやはり利用者の負担ということにはなります。指定管理者の負担にはならないと思います。 ○議長(安田朗君) 藤浦君。 ◆2番(藤浦巧君) そういう基準以上のものについては徴収できるという文言はどこかに入っておるわけですか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 舞台とか音響とか照明の利用につきましては、この条例に定める使用料ではございませんので、別途要った費用を舞台を運営してる業者と利用者の間で支払い関係が生ずると考えてございます。 ○議長(安田朗君) 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 指定管理を指定する12月の議会のときに、この文化会館はうちの所管以外ですけれども、市の統一として市が使う場合も使用料を100%払うという統一見解を示されましたよね、市長と総務部長で。それからすれば、これは100%減免ということは、あのときの見解とちょっと違ってくるんじゃないですか。 ○議長(安田朗君) どちら、あのときの基準と言いましたんで。  総務部長。 ◎総務部長(時本敏行君) 市が使う場合は当然決まった使用料をお支払いすると。それで、今回教育委員会が決められている内容は、減免要綱につきましては、市が事務局を持っている団体ということで、いろいろな実行委員会等を結成いたしますが、そういうものが当たるのではないかということは理解をしております。 ですから、市が職員研修ですとか、このたびもやしろ国際学習塾で市制10周年の式典を行いますが、そうでないときは市が使用するということで、当然支払うべきものはお支払いするということにはしております。 ○議長(安田朗君) 小川君。
    ◆7番(小川忠市君) わかりました。 新年度から使用料は全て指定管理者の収益となるということで、画期的なことだなと思ったんですが、これをずっと見たら、これ以外に使用頻度があるのかどうかわかりませんけれども、収入減となるんでしたら、やはりこれは50%にでも統一したほうが、確かに市民の影響は利用料負担が軽減されるという、市民の負担はですけれども、指定管理者からすれば、運営していかないといけない、市は赤字補填はしないということであれば、できるだけこういう使用されるときにたとえ幾らかでも使用料はやはり払う減免措置に、たとえ半分でも払うことにしておかないと、指定管理者からすれば大変厳しい運営状況になると思うんですが、そこらはどうですか。たとえ何ぼかでも指定管理者の収益になることもあわせて考えるべきだと思うんですけれども。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) おっしゃるとおり指定管理者のことも考えないといけないとは思いますけれども、一方で利用される市民のことを当然考えていかなければならないと思いますので、そこら辺を勘案した結果、公共の福祉でありますとかそういったところで非常に献身的に活動されている団体につきましては、市民の視点に立って少しでも減額して利用していただくという面と、あと指定管理者の収入になりますので、例えば個々の団体については50%と規定もしておりますので、恐らく団体全体で使う場合というのは本当に年1回の総会とか大会とかそういったことだと思いますし、それぞれ練習で利用されたり、いろいろな行事で利用されたりするのは個別の団体であるかなと思いますので、その辺を勘案した結果、今回このような提案をさせていただいておると考えております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 指定管理者で減免の話というのは決められるとおっしゃいますけれども、条例上は減免を決めるのは市長ですよね。そのあたりはどうなんですか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) この条例の中にも読みかえ規定というのがございます。この条例の第16条第3項、指定管理者に業務を行わせる場合にあっては、市長とあるのは指定管理者と読みかえるということになっておりますので、減免の決定につきましても、要綱に基づきまして指定管理者が判断して決定することになると。当然非常に判断が難しい場合は市長と協議の上、決定するということにはなろうかと思います。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 私は非常に懸念するのは、それで減免だということで基準を大幅に拡大するわけですよね。使われる方にとってはこれいいんですけれども、結局今の我々のところでの説明は、それは減免の最大の枠はこの要綱の数字ですと、ただこれはここまで減免できますよということで、あとは指定管理者で決められますという話になると、東条文化会館にしても、やしろ国際学習塾にしても、今はそこまで減免の基準はないわけです。ここまで減免していいですよということを今度加東市が言うわけですよね。指定管理者の権限でここまで減免しても構いませんよ、あとは指定管理者でどれぐらい割り引くか決めといてください。減収しても市は補填しませんよというと、例えばこれを見る限り、使う市民の立場からすると、例えば社会教育団体だったら、これ100%まで減免できるということがわかってれば、減免できませんって今後なかなか言えません、決まりにないから減免できませんということは。市役所としては、これ減免規定つくってますから100%減免できますよ、あとは指定管理者で判断していただくことですと言えますよね。そうなると、これ全部この規定をつくることで指定管理者に全て押しつけてることにならないですか。 これ減免してやるのはいいんですけれど、100%減免してしまうと、例えばその会館を使ってる場合、指定管理でやられてる団体は費用が発生しますよ。空調もそうですし、照明もそうです。人も出なきゃいけません。そういうことで費用が発生すると、こういうふうに100%減免ですよとやってしまって、あとはそっちで判断してくださいということになると、使われた分の金額だけ泣けと言っているのと同じことになると思うんですけれど。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 確かに会館なり会議室を利用すれば費用も要るとは思いますが、基本的な使用料部分につきましては指定管理料の中に含まれていると判断をしておりますので、必要以上の利用があった場合は、先ほどの舞台の運営費ではございませんけれども、使用者と話し合ってその部分は実費で払っていただく形をとらせていただくということになるかなと思いますので、基本的な部分につきましては指定管理料の中に入っていると解釈して、今回この減免規定を改正させていただいております。 ○議長(安田朗君) 今について。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) その考えでいくと、来年度の指定管理のあの金額というのは、今年度の実績をベースに決めてますよね。たしかそうですね。そうすると、標準的なものでということで新たな減免規定を入れると、その分は減収になるわけでしょ。だから、今の考え方でいって、標準的な費用に関しては、標準的に使われる費用の計算については入れていますと言ったって、費用がここの減免規定でつくった以上、この基準を非常に厳格に適用すれば、減免の対象が拡大しているわけですから、収入は減るわけです。そうなると、指定管理料には確実にこの規定を、この条例を通してこの要綱ができることになれば、確実に指定管理は穴があくわけで、そこはあとは減免するかしないかは指定管理者で御判断くださいというのは、それは市民の側からしたら納得ができないんじゃないですかね。 何を言ってるかというと、市役所としてこういう要綱をつくって減免規定は設けましたと、文化連盟が使用する場合100%とありますから、それは100%になっていますと、今後は100%減免するとした場合、例えば東条文化会館は今は文化連盟が使用しても減免規定はないわけですよ。お金をいただけていたわけですよ。やしろ国際学習塾だと50%ですよね。それが100%減免しないといけないとなると、費用は変わらないのに減免してもいいですよと、お金取らなくてもいいですよとすると、文化連盟の方にすれば、100%減免になるもんだと思いますよ、当然。そこについて、あとは指定管理者で減免するかどうか決めなさいというのは、それはちょっとむちゃじゃないですかね。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 指定管理者で決めなさいと、そう申しておるわけではございません。あくまでも上限として考えておりますので、その範囲内で設定することは可能だと申し上げてございます。多分言われたように、例えば文化連盟の方が使用される場合は恐らく100%の減免で申請はされるとは思います。 今までの経緯を申し上げますと、やしろ国際学習塾が50%の減免で、東条文化会館が全然なく、滝野文化会館が100%だったというところで、そうした利用者はやはり滝野文化会館を選択されてた部分があるわけです。だから、それを統一すべき、特に今回指定管理者が加東文化振興財団と新しい風 かとう等に分かれますので、減免する対象もやはり統一しなければ有利・不利というのが出てきますので、そうすべきであろうと考えてございます。 ○議長(安田朗君) 藤浦君。 ◆2番(藤浦巧君) 今までの話を聞いておりますと、この減免要綱が二重の基準みたいに聞こえまして、市が決めた条例、それが指定管理者のもとへ行けば、そこでまた判断できる、何か二重基準のようになっておりまして、結局は困るのは市民と指定管理者がそこで意見の一致を見ればいいですけれども、お互いにこれに基づいて主張すれば、険悪な状況になるということが起きるのではないかと思います。 ちょっとこれは市が逃げてる、責任を相手さんに押しつけた形になるのではないかと思うんですけれども、その辺いかがですか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 決して指定管理者に押しつけてるとか、そういうことではないとは考えてございます。市民にとって利用しやすいのはどうかというところで、教育委員会でも今までずっと議論がありました。滝野文化会館だけが非常に減免規定がよくできてると、市民が気持ちよく利用していただくのであれば、この減免規定に合わせたらいいのではないかという意見もずっと出ておりました。 そんな中で今回利用料制を採用して、文化会館の指定管理者も分かれるという機会がありましたので、それを含めてそういった議論も含めて今回改正をさせていただいておると考えておりますので、二重ということではなくして、基本的な条例は市の条例なんですけれども、やはり委任規則の中で減免については教育委員会にも委任されておりますし、読みかえ規定ということで市長の言葉については指定管理者に読みかえるということになっておりますので、申し込みがあった現場では指定管理者の基本的なところは判断、逆に今回こういうきちっと整理をできたことによって判断しやすくなったのではないかなと思います。曖昧に市長が特別な場合と認めた場合という表現だけであれば、本当に判断に困るという部分がありますので、こういった形できっちりと分けて規定すれば、判断の材料にもなりますし、これまでの教育委員会の議論も含めた今回の改正だと考えております。 ○議長(安田朗君) よろしいでしょうか。 高瀬君。 ◆3番(高瀬俊介君) 今、聞いておりまして、ちょっと藤尾議員がおっしゃいましたように100%減額をするということは、私はどうも賛成できないです。というのは、指定管理をしておりまして、ちょっと考えてくださいよ。ある催しをちょっとするにおいても、今まで使用者側としましては、実は私どもの団体はやしろ国際学習塾を使う場合においては50%の減額をしていただいております、申請書も出しまして。だけれども、その50%内には本当に細かく前日に1時間でも使いましても、半日分はお金払っているんです。それで、いろいろ今は払っております。 もう一つ例を言いますと、小学区におきます老人を祝う会とかというのはやしろ国際学習塾の会場を使っております。これだって当日だけでなくして前日にやはりセッティングもしないといけないから、そのときの分を半額払っている、そして当日もちろん半額です。1時間過ぎたとしても、今度午前と午後という、会館によっては基準が多少違うかと思いますけれども、そのくらい細かく払っておるんですから、100%というこの基準、教育委員会さんが立てられました、私はこれははっきり言ってびっくりしましたので、ただそのことだけ申し添えておきます。 ○議長(安田朗君) 質疑ですか。質疑として。 高瀬君。 ◆3番(高瀬俊介君) 私、今しゃべりましたけれども、もう一度その辺ちょっと教育部長、答弁お願いしますよ、私の今申しましたことに関して。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 個別の団体につきましては恐らく最後の、今回で言いますと表の最後、その他学術文化の振興または公共の福祉の充実に資する活動を行う団体として市長が認める団体というところも置いておりますので、例えば最近よくここ数年やられてる童謡唱歌を歌う会とか、そういったところはこういったところの適用になろうかなと思いますので、個別の団体については100%ということはないと思いますので、そのあたりで、あくまで100%になるのは文化連盟本体でありますとかそういったところ、あるいは市が事務局を持っておる団体、そういったところだけになりますので、ほとんどの利用については半額の50%の対象になっていくのではないかなと思っております。 ○議長(安田朗君) 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 受益者負担の考えからすれば、今おっしゃったように市または教育委員会とか事務局である云々100%というのは、減免割合は私は必要ないと思うんですけれど、最低でも50%、要は受益者負担で市民も50%の負担をするということが大前提でこういう指定管理制度を新しく進めるんでしたら、まずはそれからやっていくべきだと思うんですが、これを考えることはもうないですか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 今回100%とさせていただいた部分につきましては、これまで滝野文化会館で行っておった部分でございますので、どうしても滝野文化会館に集まっている状態もなきにしもあらずという状況がありましたので、今回指定管理者が分かれたというところで、以前のままの要綱でありましたら、また滝野文化会館に集まってしまうと、逆に東条文化会館の利用がまたふえないのではないかという懸念もありますので、今回をきっかけに合わすべきではないかと考えてございます。 ○議長(安田朗君) ほかに質疑はございますか。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 今は文化会館の減免の関係でいろいろ議論が出ているのですけれども、逆に体育施設であったり、貸し館であったりしてるのがたくさんあると思うのですけれども、そういった仕事をやっておっていろいろ御苦労があろうかと思うんです。減免をするのかしないのか、減免に該当する団体なのか、何か抜け道つくっているのではないんだろうかとか、いろいろ考えられることも窓口では起こっているのではないかと思うんです。 また、今後電子申請とか、そういったところで使用を申請していくということも考えられると思うんですが、いっそのこと減免一切なしということは考えられませんでしょうか。これは将来に向かってのことで結構ですから、一切減免はしない、ただ普通に使われる分の使用料は逆にその団体に市が予算化して補助金を割り増しするとか、そういったほうが窓口での対応というんですか、混乱は生じないのではないかと思うんですが、将来に向かってそういった検討の余地があるかどうかだけお聞かせください。 ○議長(安田朗君) 第33号議案審議から少し出ていると思うんですけれど、よろしいでしょうか。 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 体育施設にしても、確かに迷う部分はあるんですけれども、今につきましては定期活動サークル登録ということでしております、公民館の使用にしても、体育施設の使用にしても。そういった団体は2分の1という規定にしておりますので、あくまでもそういった例えば体育協会に入っておる団体とか、あと定期活動サークルに登録されてる団体とか、そういう団体に限って2分の1の減免という方向でやっておりますので、その規定をつくりましてからそんなに悩むことはなくなっております。実際問題、登録していない団体につきましては満額もらっておりますし、市内、市外の料金につきましても、名簿も出してもらって、半数以上が市内の利用者であることを確認した上で市内の減免したりということもやっておりますので、昔は確かにそういう悩むこともあったんですけれども、今はかなり解消していると思います。 それと、一切減免しないというのは、市側からすれば判断に迷うこともないし、利用料収入もあっていいのかもしれませんけれど、やはり利用者の視点に立った場合、例えば社会体育にこれだけ貢献している、あるいは社会教育に貢献している、そういった団体のことを考えると、やはりある程度のめり張りはつけていくのが本来ではないかと考えてございます。 ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 反対の立場で討論したいと思います。 今回このような形で減免の基準まで出てきましたが、これは大幅に減免の割合を拡大するものです、以前よりも。ただ、減免の割合が拡大するといっても、この範囲内で指定管理者とその団体が協議をして決めてくださいと、その利用料の収入に関しては市からは補填はしませんということになると、私はこれは指定管理者に対する責任の押しつけにもなるし、この割合で減免されるということを市民の方々が思えば、当然市民はこれぐらいの割合で減免されるだろうということになって窓口とのトラブルが起きると思います。 そういうことから、私は今回は、以前から言われてたことに対して答えを出さなければいけないという思いでやられたことはわかりますが、非常に準備が不足してるように思えてなりません。 教育委員会でも中身は示されていなかったので、また3月の教育委員会でお示しになることと思いますが、今の案をきちっとこの形で、これはあくまで上限ですよと、この割合の中で減免するかどうかは指定管理者が決めてください、そしてその利用料収入については市から補填をするわけではないので、指定管理の標準の中でやってくださいということで説明して、本当に教育委員さんの御理解が今まで教育委員の皆さんが言われてことが理解を私は得られるとは思わないんです。 今回この上程をすることに対しては、この案を示して中身を説明して上程されているわけではありませんので。私は以上のことから、今回のこの見直しで減免規定を通してしまいますと、今細かく示されてるのは要綱ですけれども、条例を通してしまってこの要綱が適用されると、非常に現場に対する負担が大きくなると思います。 以上のことから反対をいたします。 ○議長(安田朗君) 次に、賛成者の意見を聞きます。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず、今回の議案自体は条例の関係だけでございますので。あと要綱につきましては、これは市長に任されたものでございます。条例からも委任があります。それを理由にしてこの条例改正に反対する、そういうことは筋が通らない。それだったら条例から全部見直す必要が出てくる、私はそう思います。 今回はここに上がってますとおり、東条文化会館、滝野文化会館、やしろ国際学習塾、そのあたり条例上の減免規定を整理するというものでございますので、このとおりで結構かと思います。賛成いたします。 ○議長(安田朗君) ほかに討論はございますか。 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 賛成します。条例改正には賛成いたしますが、この要綱からすれば、やはり受益者負担、この条例改正は全ての文化会館を統一の基準にするということで、そうすべきだと思って条例自体は賛成しますが、この要綱に対する減免割合の要綱については、やはり受益者負担が必要であると思い、最低でも50%の減免割合にすることを再度検討していただくことを条件というか、条件にする討論はだめですけれども、そういうことを要望しまして、条例改正には賛成します。 ○議長(安田朗君) ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第33号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(安田朗君) 起立多数。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 なお、本日の会議時間は議事の都合により、会議規則第9条の規定によりあらかじめ延長いたします。 △日程第30 第34号議案 加東市東条健康の森条例を廃止する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 次に、日程第30、第34号議案 加東市東条健康の森条例を廃止する条例制定の件を議題といたします。 教育部長。              〔教育部長 堀内千稔君登壇〕 ◎教育部長(堀内千稔君) 第34号議案 加東市東条健康の森条例を廃止する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんください。 制定の理由ですが、加東市東条健康の森は年々利用率が低下し、費用対効果が望めないため、野外活動事業を行う公の施設としての用途を廃止するものでございます。 次に、その内容でございますが、加東市東条健康の森条例を廃止するものでございます。 なお、この条例の施行期日は平成28年6月1日とし、4月、5月の2カ月間は周知期間といたしたいと考えております。 以上、第34号議案 加東市東条健康の森条例を廃止する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 健康の森自体はどうするのか、条例として用途を廃止した後。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) この第34号議案の要旨の3番、今後の利用方法というところに書かせていただいておりますけれども、野外活動事業につきましては、やしろ鴨川キャンプ場に集約し、この東条健康の森は東条健康の森のスポーツ広場の敷地の一部として活用していきたいと、そんなふうに考えております。 ○議長(安田朗君) ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第34号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。               午後4時53分 休憩               ─────────               午後5時07分 開議 ○議長(安田朗君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第31 第35号議案 加東市税条例等の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 次に、日程第31、第35号議案 加東市税条例等の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 時本敏行君登壇〕 ◎総務部長(時本敏行君) それでは、第35号議案 加東市税条例等の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容の御説明を申し上げます。 要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、改正の理由でございますが、平成28年度税制改正大綱において個人番号の取り扱いを見直す方針が示されたこと並びに地方税法及び地方税法施行令の改正などにより文言及び条ずれを整理するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正の内容でございますが、まず第1条関係、(1)のアでは個人番号の取り扱いが見直され、市民税及び特別土地保有税の減免申請書には個人番号の記載が不用となったため、第51条及び第139条の3の規定を改めるものでございます。 次に、イの(ア)の第6条の2、第90条、附則第19条の2及び附則第20条の4の改正につきましては、地方税法の改正に伴う文言の整理でございます。 次の(イ)の第131条の改正につきましては、地方税法施行令の改正に伴う条ずれを改めるものでございます。 続きまして、(ウ)につきましては、要旨に記載しております各条につきまして、地方税法の規定に基づき所要の文言の整理を行うものでございます。 次に、第2条関係の(2)でございますが、第1条における附則第20条の4の文言及び条ずれの改正に合わせまして、加東市税条例の一部を改正する条例の整理を行うものでございます。 なお、施行期日につきましては公布の日といたしております。 以上で第35号議案 加東市税条例等の一部を改正する条例制定の件につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第35号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第32 第36号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第32、第36号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 松本和久君登壇〕 ◎市民生活部長(松本和久君) それでは、第36号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんください。 改正理由でございますが、本条例の規定中、引用しているへい獣処理場等に関する法律、都市景観の形成等に関する条例及び兵庫県屋外広告物条例の改正等により、所要の改正を行うものでございます。 その内容でございますが、(1)については、本条例に規定する第97条、第103条、第104条及び別表第2から別表第4までに関してへい獣処理場等に関する法律、都市景観の形成等に関する条例及び兵庫県屋外広告物条例の改正等による題名の改正及び条ずれ等を改めるものでございます。 (2)につきましては、本条例第2条、第102条、別表第1及び別表第4について文言整理を行うものでございます。 なお、この条例の施行期日は公布の日といたしております。 以上、第36号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第36号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第33 第37号議案 加東市廃棄物処理手数料徴収条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第33、第37号議案 加東市廃棄物処理手数料徴収条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 松本和久君登壇〕 ◎市民生活部長(松本和久君) それでは、第37号議案 加東市廃棄物処理手数料徴収条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんいただきたいと思います。 改正理由でございますが、土砂、瓦れき類の廃棄物の処理手数料を前納により徴収しておりますが、前納の際の申し出数量に対して、実際にその数量が廃棄されない場合に手数料を還付する定めがないことから、所要の改正を行うものでございます。 次に、その内容でございますが、第4条として手数料の還付に関する規定を追加し、別表第3中の文言整理を行うものでございます。 なお、この条例の施行期日は公布の日といたします。 以上で第37号議案 加東市廃棄物処理手数料徴収条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第37号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第34 第38号議案 加東市産地形成促進施設・道の駅とうじょう条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第34、第38号議案 加東市産地形成促進施設・道の駅とうじょう条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 地域創造部長。              〔地域創造部長 中村隆文君登壇〕 ◎地域創造部長(中村隆文君) 第38号議案 加東市産地形成促進施設・道の駅とうじょう条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんください。 制定理由でございますが、当該条例の規定中、施設の所在地の表記について、土地区画整理事業による換地前の表記のままであることから、所要の改正を行うものです。 次に、その内容でございますが、表記を加東市南山一丁目5番地3に改めるものでございます。 なお、施行期日については公布の日といたします。 以上、第38号議案 加東市産地形成促進施設・道の駅とうじょう条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第38号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第35 第39号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第35、第39号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 上下水道部長。              〔上下水道部長 利山尚由君登壇〕 ◎上下水道部長(利山尚由君) それでは、第39号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由とその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんください。 改正理由でございますが、本条例の規定中、下水道法の改正及び加東市給水条例の引用規定に条ずれが生じてることから、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、まず第2条関係は下水道法の改正に伴うもの、第29条関係は引用する加東市給水条例の条ずれによるものでございます。 なお、この条例の施行期日は公布の日とします。 以上、第39号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第39号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第36 第40号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第36、第40号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 上下水道部長。              〔上下水道部長 利山尚由君登壇〕 ◎上下水道部長(利山尚由君) 第40号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由とその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんください。 改正理由でございますが、本条例の規定中、地方自治法の改正により引用規定に項ずれが生じていることなどから、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、1つは、第5条関係で地方自治法の改正に伴う項ずれを改めること、2つ目には、別表中の大字表記を改めるものでございます。 なお、この条例の施行期日は公布の日といたします。 以上、第40号議案 加東市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第40号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第37 第41号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第37、第41号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 上下水道部長。              〔上下水道部長 利山尚由君登壇〕 ◎上下水道部長(利山尚由君) それでは、第41号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由とその内容を御説明申し上げます。 要旨をごらんください。 改正理由でございますが、本条例の規定中、水道法施行令の改正により引用規定に条ずれが生じていることから、所要の改正を行うものでございます。 改正内容でございますが、第38条関係で条ずれを改めるものでございます。 なお、この条例の施行期日は公布の日とします。 以上、第41号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。              (「なし」の声あり)
    ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第41号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第38 第42号議案 加東市滝野文化会館条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 日程第38、第42号議案 加東市滝野文化会館条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 堀内千稔君登壇〕 ◎教育部長(堀内千稔君) 第42号議案 加東市滝野文化会館条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正の理由ですが、加東市滝野文化会館条例の規定中、使用料を規定する別表中の室名等の表記が不明確であるため、所要の改正をするものでございます。 次に、その内容でございますが、講座室、教育室等の室名の表記を明確にするため別表を改正いたします。また、大ホールの定員を改めるほか、第10条の文言を整理いたします。 なお、使用料の額に変更はございません。 この条例の施行期日は公布の日といたします。 以上、第42号議案 加東市滝野文化会館条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第42号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第39 第43号議案 第2期加東市教育振興基本計画を定める件 ○議長(安田朗君) 日程第39、第43号議案 第2期加東市教育振興基本計画を定める件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 堀内千稔君登壇〕 ◎教育部長(堀内千稔君) それでは、第43号議案 第2期加東市教育振興基本計画を定める件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 まず、提案理由でございますが、教育基本法第17条第2項の規定により、第2期加東市教育振興基本計画を定めることにつきまして、加東市議会基本条例第13条の規定により、議決を求めるものでございます。 本計画の期間は平成28年度から平成32年度までの5年間でございます。大人や子供がともに学ぶ市民の学びを通した生きがいづくりを目指し、自立して力強く生き抜く力である人間力の育成を基本理念とするものです。人間力の育成を通じて人権文化に満ちた生涯学習社会の構築を図り、学びから新しい自分づくりと地域づくりを目指す加東市を目指す計画としております。 次に、計画の内容でございますが、目次をお開きいただきたいと思います。 この計画は第1章から第4章までの構成としております。第1章では、教育振興基本計画の基本的事項として策定の背景、計画の位置づけや対象期間を示しております。 第2章では、人口や教育を取り巻く環境の変化を示すとともに、第1期計画でこれまで取り組んできた学校教育や社会教育の現状と課題を整理し、第2期計画に向けた方針を示しております。 第3章では、加東市の今後の教育の総論として基本理念と5つの基本方針、基本的方向を示しております。 第4章では、加東市の目指す方向と施策の取り組みとして5つの基本方針ごとに具体的な内容を示しております。 以上、第43号議案 第2期加東市教育振興基本計画を定める件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 小川君。 ◆7番(小川忠市君) 1期計画を踏まえての2期計画だと思うんですが、大きく1期計画から変わった内容並びに2期計画の目玉的なものは何かありますか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 一番1期計画から変わったものにつきましては、平成27年度から取り組んできております小中一貫教育についての規定を1期計画では全然入ってなかったものを、これを基本方針の第1番に持ってきたところでございます。小中一貫教育を通して自立した子供を育む学校教育の充実というところで、1番の基本方針に持ってこさせていただきました。 そしてまた、今回全体を通して整理させていただいたのが基本方針を5つに分けて、その柱ごとに方向性を出させていただいた、前回は学校教育と社会教育それぞれでいろいろな施策の内容をしておったんですけれども、今回はその基本方針ごとに整理ができたと考えております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 2ページに教育大綱とのかかわりが書いてあるんですけれども、今回これで教育委員会で振興計画というのがまとまって、その後、例えば大綱との関係はどうなるのか、市長との調整はできているのかということと、今後ともこういう教育振興基本計画というのはつくっていく予定なのかということを答弁いただきたいと思います。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 2ページにお示ししておりますように、教育大綱につきましては総合教育会議で協議をして、教育振興基本計画を策定している場合は教育委員会とも調整しながらこれに変えることもできるとはなっておりますが、今後大綱につきましては夏ごろでしたか、総合教育会議を開いて、小中一貫教育についての方針を入れる話の中でいろいろな議論はあったんですけれども、おおむね了解をいただいて、平成27年度はその大綱で進んできておりますし、平成28年度大綱につきましては、教育振興基本計画の議決をいただいた後、また総合教育会議を開いていただいて、その中で扱いを決めていくと、教育大綱を振興基本計画に変えるのか、あるいはもう少し膨らませて別途の大綱をつくるのか、そのあたりは総合教育会議の中で、教育委員会と市長との協議の中で決めていくという形になるかと思っております。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 中身のことなのですが、まず全体的なことで、こういう計画で、定量的な評価というのがなかなかすることがないと思うんです。例えば学力の向上といっても何を具体的にどこまで向上するのかという目標は多分設定されていないですよね。この前のこれも教育委員会でされてましたけれど、点検と評価にしても、よくやってますよということでaとかbとかつけてやっておられたと思うのですが、定量的な評価がないと、実際私たちが受けとめるときに本当に学力というのは向上しているのかとか、どこを目標にそれが達成できたのかというのが非常にわかりづらいんです。 その中で、確かな学力を定着させますと言われたときに、何を評価基準にしてそれを判断すればいいのかというのがよくわからないし、前回からも確かな学力の定着と言われてますけれども、本当に学力というのは伸びていってるのかどうか、そのあたりも含めて評価の基準というものに対して説明をいただきたいと思います。 ○議長(安田朗君) 教育長。 ◎教育長(藤本謙造君) 確かな学力ということについては、今先ほどおっしゃっているように、一つの学習状況調査等々については、一つの学力であるという言い方をしています。それも一つの学力であろうと思っておりますが、生きる力といいますか、自分で解決していく力をどう図っていくかというのは数的には非常に難しいものではございますけれども、でき得る限り数値化を求めていく評価の考え方というのを持っていかないといけないのかなということを思っております。 今後、どこまで学力ということに限定してですが、数値化できるかどうかというのは別にしまして、子供たちがいろいろなことに挑戦してる、その割合を高めていくという数値化目標は可能であろうということを考えています。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) そういうものは私はぜひどういう計画であれ、例えば点検と評価の段階であれ、やっていかないと、本当に学力が伸びているのかどうかとよくわからないし、よくわからないまま評価されていくということが続くと思うので、例えば30ページのところに英語の話が出ていると思います。これは教育委員会としては目標を掲げられたと思うんです、この前、英検3級の取得率ということで。そういうものを明記されない理由というのはあるんですか。そういうものをきっちり掲げて、計画として持っているものを掲げていくべきだと思うのですが。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) この基本計画につきましては、こういった形で取り組むべき内容を具体的にそれぞれの基本目標ごとに整理をして書かせていただいております。 ただ、点検と評価になってきますと、そういった数値化できるものをしていくことは大事だと思いますので、基本計画に基づいて年度ごとの実施計画的なものをつくって、ある程度の数値目標を持って、その数値に対してどれだけできたかというのを点検と評価の対象にしていきたいと考えてございます。 ○議長(安田朗君) 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 38ページのホームページの学校情報の発信なんですが、私は結構よく見させていただいてるほうだとは思うんですが、学校によっては取り組みにばらつきはあると思うんです。例えば情報がタイムリーに出ていない場合なんかもあると思いますが、逆に小さい教員の数が少ない学校では、そういうものをまめにやりなさいというと、負担になることもあるかなとは思ったりしています。 そういう中で、積極的に情報発信してほしいという思いはありつつ、今の段階ではなかなか負担になってるところもあるのではないかと思うんですが、この中で情報発信を積極的にやっていきますと言ってしまうと、私もそう思って一定の評価はせざるを得ないところも出てくると思いますし、いろいろな案内とかが学校によってタイムリーに出てるところ、出てないところのばらつきがあっては困ると思うんですけれども、そのあたりについてどう思われますか。 ○議長(安田朗君) 教育部長。 ◎教育部長(堀内千稔君) 学校のホームページにつきましては、結構統一的な仕様によりましてかなりできているとは思っております。ただ、議員言われるように出たタイミングとか、どうしても温度差があったことも事実ではございます。それにつきましては校長会等でも絶えずタイムリーな情報発信につきましては周知徹底していくように今後とも呼びかけていきたいと思いますし、学校だより、あるいはいろいろな便りが出ておりますが、それは紙ベースだけではなくして、それぞれの学校のホームページにも出ておると思いますので、過去のものまで載せているところと、最近のものだけ載せてるところもいろいろやり方はあるんですけれども、そういった紙ベースだけではなくしてホームページにも積極的に公開していくように今後とも努めていきたいと思っております。 ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております第43号議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安田朗君) 異議なしと認めます。 したがって、第43号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定をいたしました。 △日程第40 第44号議案 市有財産の処分の件 ○議長(安田朗君) 日程第40、第44号議案 市有財産の処分の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 堀内千稔君登壇〕 ◎教育部長(堀内千稔君) 第44号議案 市有財産の処分の件につきまして、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。 提案の理由でございますが、市有財産を無償で譲渡することについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議決を求めるものでございます。 譲渡する財産は、加東市窪田児童公園です。 所在地は加東市西垂水字番茶24番、内訳としては、土地、面積1,022平方メートル、建物、鉄骨ブロック造平家建て(トイレ)4平方メートル、その他公園内施設一式でございます。 譲渡の相手方は、窪田地区区長、西田徹夫氏です。 以上、第44号議案 市有財産の処分の件についての提案説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第44号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第41 第45号議案 市道路線の認定の件 ○議長(安田朗君) 日程第41、第45号議案 市道路線の認定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 まち・農整備部長。              〔まち・農整備部長 阿江孝仁君登壇〕 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 第45号議案 市道路線の認定の件につきまして、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。 提案の理由でございますが、梶原地内で民間開発により建設され、市が帰属を受けた路線を市道に認定することにつきまして、道路法第8条第2項の規定により議決を求めるものでございます。 説明資料をあわせてごらんください。 認定いたします路線は、路線番号3355、西畑谷ノ上線で、延長は303.6メートル、幅員は5メートルから6メートルでございます。 以上、第45号議案 市道路線の認定の件につきましての内容の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第45号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第42 第46号議案 指定管理者の変更の件(加東市東条文化会館) ○議長(安田朗君) 日程第42、第46号議案 指定管理者の変更の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 堀内千稔君登壇〕 ◎教育部長(堀内千稔君) それでは、第46号議案 指定管理者の変更の件について、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。 説明資料をごらんください。 指定管理者の変更の理由ですが、平成27年12月25日に議決を得て指定した指定管理者である連合体の構成団体の一つが法人格を取得したことに伴い、法人格を取得した団体を構成団体とする連合体を新たな指定管理者として指定しようとするものでございます。 次に、その内容でございますが、任意団体であった新しい風 かとうが法人格を有し、特定非営利活動法人新しい風 かとうとなったことにより、指定管理者の名称を「株式会社五洋産業・特定非営利活動法人新しい風 かとう」へと変更し、所在地を加東市新定396番地2から加東市天神66番地に変更するものでございます。 以上、第46号議案 指定管理者の変更の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから第46号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第43 同意第1号 加東市教育委員会委員の任命の件 ○議長(安田朗君) 日程第43、同意第1号 加東市教育委員会委員の任命の件を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、同意第1号 加東市教育委員会委員の任命の件につきまして、御説明を申し上げます。 現在、加東市教育委員会委員として御尽力いただいております加東市社777番地4、神崎芳美氏が平成28年5月26日をもって任期満了となりますが、適任者でございますので、引き続き教育委員会委員として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 神崎氏の略歴は、別紙にお示しをいたしておりますので、お目通しをいただきたいと存じます。 人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上、同意第1号 加東市教育委員会委員の任命の件につきましての説明とさせていただきます。 ○議長(安田朗君) 提出者の説明が終わりました。 人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安田朗君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。 これから採決を行います。 同意第1号について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定いたしました。 △日程第44 同意第2号及び同意第3号 一括上程 ○議長(安田朗君) 日程第44、同意第2号及び同意第3号を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、同意第2号及び同意第3号 人権擁護委員の推薦の件につきまして、御説明を申し上げます。 現在人権擁護委員として御尽力いただいております加東市東実748番地、山口廣子氏、加東市河高2537番地2、藤井三平氏の両氏が平成28年9月末日をもって任期満了になりますが、両氏とも適任者でございますので、引き続き人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 両氏の略歴は別紙にお示しをいたしておりますので、お目通しをいただきたいと存じます。 人事案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上、同意第2号及び同意第3号 人権擁護委員の推薦の件につきましての説明とさせていただきます。 ○議長(安田朗君) 提出者の説明が終わりました。 同じく、人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安田朗君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。 これから採決を行います。 初めに、同意第2号 人権擁護委員の推薦の件を採決いたします。 本案について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定をいたしました。  次に、同意第3号 人権擁護委員の推薦の件を採決いたします。 本案について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定いたしました。 △日程第45 同意第4号 加東公平委員会委員の選任の件 ○議長(安田朗君) 日程第45、同意第4号 加東公平委員会委員の選任の件を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、同意第4号 加東公平委員会委員の選任の件につきまして、御説明を申し上げます。 現在加東公平委員会委員として御尽力いただいております加東市上久米243番地、勝本進氏が平成28年5月18日をもって任期満了となりますが、適任者でありますので、引き続き加東公平委員会委員として選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 勝本氏の略歴を別紙に添付いたしておりますので、お目通しをいただきたいと存じます。 人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提出者の説明が終わりました。 同じく、人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安田朗君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。 これから採決を行います。 同意第4号について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(安田朗君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定いたしました。 △日程第46 議会諮問第1号ないし議会諮問第3号 一括上程 ○議長(安田朗君) 日程第46、議会諮問第1号ないし議会諮問第3号を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 上下水道部長。              〔上下水道部長 利山尚由君登壇〕 ◎上下水道部長(利山尚由君) それでは、議会諮問第1号ないし議会諮問第3号の下水道使用料納入通知に対する異議申立てについてにつきまして、一括して諮問理由並びにその内容を御説明申し上げます。 諮問理由でございますが、兵庫教育大学からの下水道使用料納入通知に対する異議申立てに対して、地方自治法第229条第4項の規定により諮問するものでございます。 なお、異議申立人及び異議申立ての趣旨、理由でございますが、これまでと同様で諮問書にお示しをしているとおりでございます。 市の方針は、これまで同様に異議申立て理由は道理に合わない失当であり、棄却すべきものと判断しております。 以上、議会諮問第1号ないし議会諮問第3号の説明とさせていただきます。御審議の上、適切な御判断をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議会諮問第1号ないし議会諮問第3号につきましては、産業厚生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安田朗君) 異議なしと認めます。 したがって、議会諮問第1号ないし議会諮問第3号は産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定いたしました。 △日程第47 議員提出第1号議案 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(安田朗君) 次に、日程第47、議員提出第1号議案 加東市議会の議員の報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 井上君。              〔16番 井上茂和君登壇〕 ◆16番(井上茂和君) それでは、議員提出第1号議案 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由とその内容を御説明申し上げます。 平成27年8月6日、人事院は国家公務員の期末勤勉手当について、民間の支給状況を反映して支給月数を0.1カ月分引き上げることを国会及び内閣に勧告しました。 これを受けて、国家公務員の期末勤勉手当については勧告どおりの改定が実施されることから、国の取り扱いに準じて条例の一部改正を提案するものでございます。 それでは、議員提出第1号議案 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件について、新旧対照表により御説明を申し上げます。 新旧対照表をごらんください。 改正の第1条において、条例第5条第2項中、12月支給分「100分の212.5」を「100分の222.5」に、また第2条において、条例第5条第2項中、6月支給分「100分の197.5」を「100分の202.5」に、12月支給分「100分の222.5」を「100分の217.5」に改正するものです。 なお、この改正の施行日は公布の日とします。ただし、第2条の規定は平成28年4月1日から施行します。また、第1条の規定は平成27年4月1日から適用し、平成27年中に既に支給された期末手当は改正後の規定による支給額の内払いとみなすことを付記しております。 以上、議員提出第1号議案 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件についての提案理由とその説明といたします。よろしく御審議の上、御議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(安田朗君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 議員報酬の改正なんですが、という捉え方をさせていただいとるんですけれども、議会運営委員会の中で議会基本条例との関係についてどのような議論があったのか、まずお聞きします。 ○議長(安田朗君) 井上君。 ◆16番(井上茂和君) 大畑議員にお答えいたします。 今議会基本条例との整合性はどうであるかというお尋ねかと思うんですが、これにつきましては人事院勧告、国においてやられたことに準じてやったということで、特に議会基本条例と整合して合わせたという形ではなしに、国に準じて上程いたしました。 ○議長(安田朗君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 議会基本条例第24条では議員報酬の改正に当たっての手続が述べられてると思うんですが、前々から言っておりますように、この部分についても公聴会でありますとか参考人制度を十分活用する、こういう記述があるんですけれども、そのあたりの検討はなさったんでしょうか。 ○議長(安田朗君) 井上君。 ◆16番(井上茂和君) はっきり言ってその議論はしておりません。準じてやるということで、今提案させていただきました。 ○議長(安田朗君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 第24条に規定する議員報酬の改定とは関係がないという判断なんでしょうか。 ○議長(安田朗君) 井上君。 ◆16番(井上茂和君) お答えいたします。 全く関係ないというわけではございません。やはり条例にのっとってということに準じてやれということだと思うんですが、これは人事院でやられたことということで、素直にこれは報告し、提案させていただいたということでございますので、任意に調整し変えたということではございません。 ○議長(安田朗君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) この条項と関係がないということではないという答弁だったと思うんですけれども、関係があるんであれば、この条項を無視して議員報酬を改定すると捉えさせてもらったらいいんですか。 ○議長(安田朗君) 井上君。 ◆16番(井上茂和君) 条項を無視してという、頭の中では無視するという頭の中身はございません。しかし、違っているではないかという指摘やと思います。けれども、これはあくまで準じてやったということ以外にお答えできません。
    ○議長(安田朗君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 人事院勧告に準じてするのであれば、議会基本条例は無視してもよいと解釈させてもらってよろしいでしょうか。 ○議長(安田朗君) 井上君。 ◆16番(井上茂和君) 無視するということは言ってません。それを見てなかったということは確かにあるかもわかりません。無視するという答えはしてません。これでだめなら切りますよ。 終わります。 ○議長(安田朗君) ここでその質疑に対して堂々めぐりになっとるんですけれども、もう3回ぐらい同じ堂々めぐりですが。 ◆1番(大畑一千代君) だめなら切ると言われたんですが、そうしたら切ってもらいましょうよ。 ○議長(安田朗君) 何を切るんですか。私がちょっと認識してないですけれど。 井上君。 ◆16番(井上茂和君) 行政と同じ流れでやらせていただいたということですので、特に切ると言うた、私は勝手に議長権限なんで、私はもう答えとして切るという、そういう切るでございますので、これ気に入らないのであれば、もう私はこれ以上の答えはございませんので。 ○議長(安田朗君) これで提案とされておるわけですから。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 私もちょっと疑問に思うところがあって、人事院勧告というのは基本的に一般の職員の給与に対してやっているもので、それを本当に無条件に国で改正をされたから議員に適用していいのかというのは疑問に思うところもあります。 例えば今回引き上げられたのは勤勉手当で、我々は、市長のところも一緒ですけれども、期末手当と勤勉手当を一緒にして支給してますけれども、例えば県議会なんかでは、勤勉手当分は支給してません。もともとの月額報酬が高いからということもありますけれども、3.7でしたか、基本の期末手当分しか出てないところもあります。 そういうことも踏まえて、私はやはり自分たちの報酬を、これは0.1カ月分ですから3万5,000円ですか、年額にして上げることにはなるわけなので、今回こういう形で議会運営委員会で決定され、私たちの意見は十分聞かれていないところもありますけれども、決定されたことは理解できなくはないんですが、今後本当に人事院勧告で上がったからそれでいいんだということで続けていってもいいとは思いませんので、しかるべき手続を踏んでやはりきちっと検討する必要があるのではないかと思うのですが、今後の課題としてそういう検討はされる予定はないでしょうか。 ○議長(安田朗君) 井上君。 ◆16番(井上茂和君) 今までも流れは勧告によって、市政によって流してきたという現状がありました。今そういう意見があるんでしたら、今後またいろいろな意見を聞きながら、それは検討していかないといけないと思います。 以上です。 ○議長(安田朗君) これで質疑を終わりたいと思います。 これから討論を行います。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 反対の立場で討論させていただきます。 要は、きちっとした手続が踏まれていない。私自身、議員報酬の改正、この部分については、一般の議員であれば35万円、この部分の改正を言っておるんだと、こういうことの解釈もできないことはなかったんですが、改めて問いただしますと、今回の期末手当、勤勉手当の部分についてもこの議員報酬の改定に該当するんだという、こういうお答えでございました。 そうなってしまいますと、きちっと議会基本条例で決まっておることをないがしろにしておるとしか言いようがないわけなんです。ですから、市民に対して、これは責任とらないといけないことになってしまうと思いますし、このままこの条例を可決してしまいますと。ですから、そういった手続について再度取り直していただくとか、あるいは今回はこの条例改正を見送って、基本条例を廃止するなり、改正するなり、そういった手続がきちっと必要になってこようかと思うんです。 何でもかんでもそこに上がっておる部分を余りにも無視し過ぎる。私はそう思っております。今度次に出てきますICTの関係についても、前回全員協議会で私も意見を述べさせてもらいましたが、今の議題とは関係ないことになってしまいますけれど、どうもそういう風潮と申しますか、議会全体がそんなふうに流れてしまっておると思います。どこかでストップをかけないと私はいけないと思っておりますので、そういう意見を申し述べて反対させていただきます。 ○議長(安田朗君) ほかに。 藤尾君。 ◆10番(藤尾潔君) 賛成の立場で討論したいと思います。 私が今までいろいろと申し述べてきたことからすれば、この議員報酬を上げることに対して賛成討論をするということは非常に今までなかったことではありますけれども、1つは、先ほども申されたように、市長の期末手当をさわられるときに関しては、月額をさわるときには特別職報酬審議会を開いて決めなければいけないと、期末手当に関しては今までからもそのようなことはなく、人事院勧告に準じてやってきたことがあると思います。 私が今回報酬を上げるという、私の解釈です。今、井上議員が答弁されたこととは違いますけれども、私の解釈では、同じ解釈で議会基本条例を私は読んでいます。 ただ、今先ほどの質疑の中でも申し述べましたように、本来議員報酬というものが人事院勧告に準じて本当にいいものかどうかというのは疑問に感じているところもありますので、今後そういう必要があれば協議もするという話もいただきましたので、そのことを捉まえて、今回は今までのやってきた流れの中で賛成はしたいと思います。 以上です。 ○議長(安田朗君) ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これで討論を終わります。 これから議員提出第1号議案を採決いたします。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(安田朗君) 起立多数。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第48 議会ICT推進研究部会の設置 ○議長(安田朗君) 次に、日程第48、議会ICT推進研究部会の設置の件を議題といたします。 趣旨説明を私からいたします。 近年通信環境の整備や携帯端末機の普及に伴い、議会運営の効率化やペーパーレス化を図るため、ICT導入に取り組む市議会が近隣にもふえてきております。加東市議会としてもこれまで議会運営委員会で検討してきましたが、この際、議会運営のICT化について専門的、集中的に調査研究、協議する場が必要であると結論に至りました。 そこで、お諮りいたします。 地方自治法第100条第12項及び加東市議会会議規則第128条第2項の規定による協議の場として議会ICT推進研究部会を設置したいと思います。 詳細についてはお手元に配付のとおり、この部会の目的は、加東市議会の議会運営におけるICT化を推進するために必要な調査研究、協議を行うこととし、構成員は、藤尾 潔君、石井雅彦君、長谷川幹雄君の3名、招集権者は部会長、期間は本年10月31日までとし、研究等の結果を議会運営委員会に報告してもらいたいと思います。 これに御異議ございませんか。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 全員協議会のときも言いましたけれども、なぜ会議規則を改正して別表に追加しないのか、そのときにも申されましたけれども、臨時に設けようとするときはという、この臨時に当たるという判断をなさったんだろうと思うんですけれど、そうしたら10月31日までだったら臨時じゃないという判断、それはなぜそういう判断ができるんですか。その説明をお願いいたします。 ○議長(安田朗君) 10月31日までの期限を切ったということの。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 臨時に当たるとおっしゃっているんですね。私前々からこんなん臨時じゃないでしょうと、これだけの半年以上の期間があるわけですから臨時じゃないでしょうということを言わせてもらったと思うんですけれど、この設置期間だけを改めて前回と同様の内容が出てきてますよね。ですから、10月31日までだったら臨時に当たるんだという判断をなさったということですよね。それはなぜそういう判断ができるのかということを言うておる。 ○議長(安田朗君) 前回提出しておりましたのは期限を切っておりませんでした。その中で設置期間に関しては改選中まで規定をできるということで見ております。その中で、この10月31日が申し合わせにより議長任期ということの一つを区切りであるということで、一旦の臨時期間というその時間をこのときに設定をいたしました。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 答えになってないんですよ。ですから、10月31日までだったら臨時だという判断はどういうことで臨時になるんですかということを申し上げたんです。 ○議長(安田朗君) これは全国市議会議長会に確認したところ、議員の任期中までという回答が臨時の規定にあると、今申したとおりであります。それが臨時で、何でこの期日を切ったことが臨時だということの定義と違うのかと言われても、臨時という定義が任期中まであるという定義がございますので、その間で切ることも別に臨時であるという中の一つであるので、それでいいと思うんですけれども。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) そうしたら、平成28年10月31日というのは、議員の任期とは違いますよね。もっと長く本当にあると、4年間の期間でも臨時だというそういう範例というか行政実例というんですか、そういう回答があるということですか、確認ですけれども。 ○議長(安田朗君) はい。 ◆1番(大畑一千代君) そういうことなんですね。わかりました、それはそれでいいとして、もう一つ、ICTということでCについてもこれやっていくと、推進していくと解釈させてもらっていいですか。 ○議長(安田朗君) ITだけじゃなくてCについてもやっていくという、そういう質問ですか。 ここに出しております、そのとおりでございます。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 具体的にCの部分でどのようにする予定なのか、どういうことを思っておられるのか、参考までにお聞かせください。 ○議長(安田朗君) その部分がなかなか専門的ではないので、今後任せていきたいということなので、何を掘り下げてするのかということを専門的な人を選任して、それをしてほしいということなので。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) Cというのはコミュニケーションですよね。だから、メールとかツイッターとかそんなんをするんですか、これ、LINEとか、ようわかりませんけれど、そういうことを議会の中で進めていくという話なんですか。 ○議長(安田朗君) ですから、そういった部分を全部含めての、ITだけじゃなくて、そのコミュニケーションの部分、情報交換の部分も含めて専門的に少したけておる人にしていただくということで提案しとるんですけれども。ここだけじゃなくて、全体を含めて研究をしていただくということで。 高瀬君。 ◆3番(高瀬俊介君) ちょっと質問を変えます。 この趣旨のところなんですけれども、ICT推進研究部会ということで議員から3名出ておるんです。だけれども、ICT導入となりますと、恐らく考えられてることは、こういう議案書がペーパーレスでタブレットのところに出てくるとか、そういうことを恐らく考えられてるんじゃないかと思いますけれども、そうなりますと理事者側と各部局がございますけれども、その辺のメンバーを入れないことには、研究、研究といっても何の研究ですか。そんなんプロに任せれば、そんなもん研究しなくてもできますよ。 ○議長(安田朗君) そういうことじゃなくて、他の議会でも今導入されてます、1つがタブレットの導入なんかでどういったことがメリット、デメリット、またそれに対する技術的なこと、そういったことの研究を先んじてやってほしいということで、理事者側の費用対効果とか理事者側のそういったことはまだその後のことでございますので、先んじての研究をしていただきたいというのが、そういう機器の設置についても何かデメリット、メリットの提示、そういったものを先んじてしてもらうということがその中の一つでございますので。 以上で質疑はよろしいでしょうか。              (「なし」の声あり) ○議長(安田朗君) これについて採決をしたいと思います。質疑はもう終わりました。 議会ICT推進研究部会を設置することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(安田朗君) 起立多数。 したがいまして、ICT推進研究部会につきましては可決されました。 ただいま設置しました議会ICT推進研究部会の部会長につきましては後日構成員で互選を行い、速やかに議長に報告を願います。 △休会宣告 ○議長(安田朗君) これで本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。 3月2日から3月17日までの16日間は、委員会審査のため休会といたしたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安田朗君) 異議なしと認めます。 したがって、3月2日から3月17日までの16日間は休会とすることに決定いたしました。 2日目の本会議は、3月18日午前9時30分に再開をいたします。 議事日程は、当日配付いたします。 なお、開議通知については、本日出席議員にはいたしませんので、御了承願います。 本日はこれで散会いたします。どうも御苦労さまでございました。               午後6時23分 散会...