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令和 3年第90回定例会(第6日 3月26日)

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  1. 淡路市議会 2021-03-26
    令和 3年第90回定例会(第6日 3月26日)


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    令和 3年第90回定例会(第6日 3月26日)            第90回淡路市議会定例会会議録(第6号) 令和3年3月26日(金曜日) 令和3年3月26日 午前10時開議     第 1.諸般の報告   第 2.議案第 2号 淡路市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条              例制定の件       議案第 3号 淡路市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条              例制定の件       議案第 4号 淡路市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の              一部を改正する条例制定の件       議案第 5号 淡路市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤              強化のための固定資産税課税免除に関する条例及び淡路市              企業立地促進条例の一部を改正する条例制定の件       議案第 9号 長澤地区の辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更の件       議案第10号 財産の無償譲渡の件       議案第11号 財産の処分の件       議案第13号 淡路市新火葬場造成工事請負変更契約締結の件
                                 【総務文教委員会報告】   第 3.議案第 6号 淡路市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件       議案第 7号 淡路市岩屋温泉管理条例の一部を改正する等の条例制定の件       議案第 8号 淡路市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正す              る条例制定の件       議案第29号 淡路市国民健康保険条例等の一部を改正する条例制定の件       議案第12号 淡路市デジタル防災行政無線整備工事請負変更契約締結の件       議案第14号 字の区域の変更の件       議案第15号 一般国道28号と淡路市道が交差する石の寝屋跨道橋の耐震              補強・補修工事の施行に関する変更協定締結の件       請願第 1号 「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の各施設              で、屋根・壁・床の資材に淡路瓦の使用、推奨を求める請願                            【産業厚生常任委員会報告】   第 4.議案第20号 令和3年度淡路市一般会計予算       議案第21号 令和3年度淡路市国民健康保険特別会計予算       議案第22号 令和3年度淡路市後期高齢者医療特別会計予算       議案第23号 令和3年度淡路市介護保険特別会計予算       議案第24号 令和3年度淡路市産地直売所事業特別会計予算       議案第25号 令和3年度淡路市温泉事業特別会計予算       議案第26号 令和3年度淡路市津名港ターミナル事業特別会計予算       議案第27号 令和3年度淡路市住宅用地造成事業等特別会計予算       議案第28号 令和3年度淡路市下水道事業会計予算                            【予算審査特別委員会報告】   第 5.同意 第1号 淡路市教育委員会教育長の任命につき同意を求める件   第 6.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査及び審査の件 1.会議に付した事件   日程第 1.諸般の報告   日程第 2.議案第 2号 淡路市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正す                る条例制定の件         議案第 3号 淡路市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正す                る条例制定の件         議案第 4号 淡路市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条                例の一部を改正する条例制定の件         議案第 5号 淡路市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の                基盤強化のための固定資産税課税免除に関する条例及                び淡路市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定の                件         議案第 9号 長澤地区の辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更                の件         議案第10号 財産の無償譲渡の件         議案第11号 財産の処分の件         議案第13号 淡路市新火葬場造成工事請負変更契約締結の件                              【総務文教委員会報告】   日程第 3.議案第 6号 淡路市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件         議案第 7号 淡路市岩屋温泉管理条例の一部を改正する等の条例制定                の件         議案第 8号 淡路市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改                正する条例制定の件         議案第29号 淡路市国民健康保険条例等の一部を改正する条例制定の                件         議案第12号 淡路市デジタル防災行政無線整備工事請負変更契約締結                の件         議案第14号 字の区域の変更の件         議案第15号 一般国道28号と淡路市道が交差する石の寝屋跨道橋の                耐震補強・補修工事の施行に関する変更協定締結の件         請願第 1号 「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の各                施設で、屋根・壁・床の資材に淡路瓦の使用、推奨を求                める請願                            【産業厚生常任委員会報告】   日程第 4.議案第20号 令和3年度淡路市一般会計予算         議案第21号 令和3年度淡路市国民健康保険特別会計予算         議案第22号 令和3年度淡路市後期高齢者医療特別会計予算         議案第23号 令和3年度淡路市介護保険特別会計予算         議案第24号 令和3年度淡路市産地直売所事業特別会計予算         議案第25号 令和3年度淡路市温泉事業特別会計予算         議案第26号 令和3年度淡路市津名港ターミナル事業特別会計予算         議案第27号 令和3年度淡路市住宅用地造成事業等特別会計予算         議案第28号 令和3年度淡路市下水道事業会計予算                            【予算審査特別委員会報告】   日程第 5.同意 第1号 淡路市教育委員会教育長の任命につき同意を求める件   日程第 6.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査及び審査の件 1.会議に出席した議員(17名)    1番 石 岡 義 恒        2番 針 木   均    3番 井 出   信        4番 多 田 耕 造    5番 岨 下 博 史        6番 冨 永 康 文    7番 打 越   齊        8番 田 尾   成    9番 西 村 秀 一       10番 太 田 善 雄   11番 鎌 塚   聡       13番 田 中 孝 始   14番 土 井 晴 夫       15番 岬   光 彦   16番 籾 谷   宏       17番 池 本 道 治   18番 松 本 英 志 1.会議に出席した事務局員の職氏名     事務局長     奥 村 恭 司     局付局長     細 川 浩一郎     議事課課長補佐総務係長兼議事係長              山 田 真優美 1.会議に出席した説明員の職氏名     市長       門   康 彦     副市長      金 村 守 雄     副市長      長 濵 泰 之     教育長      山 田 一 夫     理事       太 田 宜 伸     企画情報部長   真 嶋 加由里     総務部長     高 田 茂 和     危機管理部長   奥 田 拓 也     市民生活部長   下 原   渉
        健康福祉部長   浜 田 英 寛     産業振興部長   角 村 光 浩     都市整備部長   椎 木 孝 一     教育部長     富 永 奈緒美     教育部長     日 下 芳 宏                開 議 午前10時00分               …………………………………… ○議長(岬 光彦)  皆さん、おはようございます。  本日は、16日、火曜日に引き続き、会議が再開されましたところ、議員各位並びに門市長をはじめ市幹部職員の皆様には、定刻に御参集をいただきまして、ありがとうございます。  ただいまから、令和3年第90回淡路市議会定例会第6日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しておりますので御了承願います。  それでは、直ちに日程に入ります。                ◎日程第1.諸般の報告 ○議長(岬 光彦)  日程第1.諸般の報告を行います。  監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、一般会計及び特別会計等の令和3年2月分の現金出納検査結果報告書が提出されました。  次に、教育委員会から、令和3年度淡路市の教育方針が提出されました。  よって、その写しをお手元に配付いたしておりますので、御了承願います。  以上で諸般の報告を終わります。   ◎日程第2.議案第2号~議案第5号、議案第9号~議案第11号、議案第13号 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第2.議案第2号から議案第5号まで、議案第9号から議案第11号まで、議案第13号の以上8件を一括議題といたします。  この際御報告申し上げます。総務文教常任委員会に付託いたしました、これら8件については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛報告書が提出されておりますので、御了承願います。  本件について、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員会委員長岨下博史君。 ○総務文教常任委員会委員長岨下博史) (登壇)  皆さんおはようございます。  去る3月3日に本委員会に付託されました議案8件、請願1件につきまして、御報告を申し上げます。  議案第2号 淡路市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例制定の件でございますが、新型コロナウイルス感染症への対応が求められる中、内閣府が設置する規制改革推進会議において、テレワーク等の推進並びにデジタル時代に向けた規制及び制度の見直しの一環として、書面主義押印主義対面主義等の慣行の見直しが検討され、国の法令等に基づいて地方公共団体が実施する手続及び地方公共団体が独自に実施する手続について、行政手続における書面規制、押印、対面規制の見直しを行うことは、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のみならず、業務そのものの見直しや効率化が図られ、行政サービスの向上にも資することから、各地方公共団体においても積極的な見直しに取り組むよう要請があり、これを受けて本市における全ての押印を求める行政手続について調査し、国県の動向を踏まえ検討を行い、根拠規定のない手続に係る押印を廃止するほか、押印を廃止する法令の施行に伴い規定を整理するものであります。  質疑内容を申し上げます。例えば障害などで署名ができない場合はどうなるのかの質問には、原則本人が署名していただくことになります。ただし、できない場合、記名とか第三者が署名することも可能ですが、その場合、本人の意思確認が取れればよいということですとの答弁があり、改正条例は5つだが、それ以外はどうなるのかの質問には、5つだけ特別にするのは、条例の改正には議会の議決が必要なためで、残り規則、要項については、順次内部の決裁で交付することになりますとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号 淡路市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定の件でございますが、令和2年11月に市内で確認された高病原性鳥インフルエンザの患畜について、殺処分後の焼却など、一連の防疫措置のため作業に当たった職員に対する手当を支給するため、人事院規則に倣って感染症防疫作業手当に関する事項について所要の措置を講じるものです。  また、新型コロナウイルス感染症対策に従事した職員に対し、感染のリスクに加え、厳しい勤務環境と極めて緊迫した雰囲気の中で、平常時には想定されないような業務に当たることによる著しい困難性や精神的緊張が認められることから、通常の感染症防疫作業手当とは別に、新たに感染症防疫作業手当を設けるものです。  主な質疑内容を申し上げます。今回条例として提出されたのはなぜかの質問には、今後このような事例があったときに支給できるように条例を整備するものですとの答弁があり、具体的にどのような場合支給するのか、対象となる作業はどのようなものがあるかなど質疑があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号 淡路市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件でございますが、淡路市職員の給与に関する条例第29条を準用して支給する旨を規定している会計年度任用職員期末手当について、当該職員の任用は勤務形態等任用条件を示し、その任用は一会計年度と任期があることから、本市における当該職員の任用時に決定した給与は任用期間を通して適用し、年度途中での改正は行わず、人事院勧告等により淡路市職員の給与に関する条例を改正した場合は翌年度から適用することとするため、当該職員期末手当に関する事項について所要の措置を講じるものです。  質疑内容を申し上げます。正規職員会計年度任用職員とのこういった規定は一緒にならないのかとの質問には、今回は期末手当についてであり、給与表は正規職員会計年度任用職員は別に規定しているので、これはその都度人事院勧告に倣って改正していくことになっておりますとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号 淡路市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化のための固定資産税課税免除に関する条例及び淡路市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定の件でございますが、中小企業事業承継の促進のための中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律が令和2年6月19日に公布、同年10月1日から施行されたことにより、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化に関する法律の一部が改正され、中小企業者であった承認地域経済牽引事業者の特例が新設され、条項にずれが生じたことから、同法の条名を引用する地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化に関する法律第25条の地方公共団体等を定める省令に関し、題名及び条文中の同法を引用する規定が改正されたことから、同省令を引用する関係条例に所要の措置を講じるものであります。  主な質疑内容を申し上げます。固定資産税課税免除の特例は何らかの承認が要るものかの質問には、計画を立てて国県の承認を受ければ適用できますとの答弁があり、今回の改正は、内容ではなく、事業者が計画期間内に中小企業者でなくなっても、計画期間内であれば、中小企業者とみなして特例が受けられるという改正でありますとの答弁がありました。  また、この計画期間は何年か、減額する財源はどうなるのかの質問には、計画期間は5年で、国からの財源措置がありますとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号 長澤地区の辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更の件でございますが、長澤地区及び興隆寺地区について、引き続き辺地に係る公共的施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の適用を受けて道路整備事業等を推進するため、両地区が一体となった総合計画に変更すること及び計画期間を1年延長することについて、同法第3条第1項の規定により議決を求めるものであります。  主な質疑内容を申し上げます。当初興隆寺地区はなぜ入れなかったかの質問には、今回火葬場周辺道路整備のため整備計画の範囲を拡大して両地区一体となった総合計画に変更させていただいておりますとの答弁があり、1年期間が延びた理由はとの質問には、火葬場の整備の完成と併せて期間を延長しましたとの答弁がございました。  また、キャンプ場農園整備の額が大変多いが、どのような整備かとの質問には、農林水産省の補助事業と併せて使い、周辺を整備すると同時に、火葬場建設に対する地元補償工事と御理解をいただきたいとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号 財産の無償譲渡の件(旧佐野小学校)でございますが、民間事業者の持つ知識と活力により、旧佐野小学校施設が持つ可能性を最大限に引き出し、地産地消の事業実施等により地域の主産業である農業及び漁業の振興が図られるとともに、雇用の創出、地域文化活動の充実、交流人口の増加等による地域経済活性化の促進に寄与することが期待できると認められる地域住民により設立された株式会社さの小に無償譲渡することにつき、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議決を求めるものであります。  質疑内容を申し上げます。建物を無償譲渡するということだが、なぜ使用貸借契約にしなかったかの質問には、交付金メニューを活用するのに、事業実施主体が自己所有の財産を使用して行う事業という前提があったためですとの答弁があり、なぜ土地も同時に議案に上げなかったかの質問には、本来なら同時がよかったのですが、筆界を特定するなど、用地を特定するのに時間を要したので同時にできなかったが、その特定もほぼ終わっていますとの答弁がありました。  また、事業計画費としてはどれぐらいかの質問には、全体で4億円ぐらいと見込んでいますとの答弁があり、計画の内容はの質問には、1階が水産加工の収益事業をし、2階では地域の文化活動を予定しており、3階は簡易宿泊施設を考えていますが、3階については実施計画の中で検討してまいりますとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号 財産の処分の件(旧尾崎小学校及び旧尾崎公民館用地)でございますが、民間事業者の持つ英知と活力により、豊かな創造性を発揮し、旧尾崎小学校及び旧尾崎公民館の連携利用による利活用を図ることで、雇用の創出並びに定住人口及び交流人口の増加、更に地域創生に資することができると認められる事業者に、これらを売却するに当たり、土地の財産処分について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条に規定する土地の処分に関する議会の議決に付すべき要件を満たすことから、議決を求めるものであります。  質疑内容を申し上げます。この施設の地域の皆様への利用という点ではどのような形になっているのかとの質問には、トイレを含めた地域の利用を確保するという条件を付しての公募を行い、ほぼ地域の利用に沿った形で進めてまいりますとの答弁があり、校庭の部分の市民の利用する土地との境界が分かるものがあるのかとの質問には、現在はありませんが、今後市民の利用のためにフェンス等の設置を考えているとの答弁がありました。また土地の進入路等の質疑もあり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号 淡路市新火葬場造成工事請負変更契約締結の件でございますが、擁壁工において補強土壁に使用する盛土材料工事間流用土を計画していましたが、当該工事間流用土では盛土材料に必要な強度定数が確保できないことから、盛土材料を購入する必要が生じたため変更契約を締結するものであります。  主な質疑内容を申し上げます。計画段階盛土材料に強度が確保できないことは分からなかったのかの質問には、通常の盛土については国道工事から出る工事間流用土を使用しましたが、補強土壁については、土質調査の結果、切込砕石を使わないと強度が保てないことが分かったため変更いたしましたとの答弁がありました。  また、11メートル30センチもある土壁をつくることになるが大変危険な感じがするが、ほかに工法はなかったかの質問には、一部11メートル30センチになる部分もありますが、これは地中からで、道路面からは約10メーターになり、全体的には3メーターから10メーターの擁壁になります。安全対策も十分に取り進めてまいりますとの答弁があり、慎重審議の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。  最後に、請願2号 日本政府に核兵器禁止条約へ参加し、署名批准を求める請願の件でございますが、請願者は原水爆禁止淡路地区協議会会長の高田良信様、同協議会幹事の岸下常雄様、新日本婦人の会津名支部長川西マサコ様、兵庫県原水爆禁止協議会事務局次長の後藤浩様、全日本年金者組合兵庫本部淡路市支部長の松原幸作様、以上5名の方の連名で提出をされました。  この請願を可決し意見書を提出してほしいということですが、誰もが核兵器の禁止について賛成と思われますが、国に対して意見書を出すことについて少し懸念される点もあり、もう少し審議を深める必要があるのではないかとの意見もあり、本日採決するか、継続審議にするかを諮ったところ、継続審議とすることに決定をいたしました。  以上で、総務文教常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(岬 光彦)  委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  それでは、発言を許可いたします。質疑はありませんか。  質疑もないようですので、これを終結いたします。  これより、分離して1議案ごとに討論、採決いたします。  念のために申し上げます。討論は登壇の上、1人10分以内で発言願います。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  まず、議案第2号 淡路市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  御着席ください。起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号 淡路市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号 淡路市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号 淡路市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化のための固定資産税課税免除に関する条例及び淡路市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号 長澤地区の辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号 財産の無償譲渡の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号 財産の処分の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号 淡路市新火葬場造成工事請負変更契約締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。     ◎日程第3.議案第6号~議案第8号、議案第29号、議案第12号、           議案第14号、議案第15号、請願第1号 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第3.議案第6号から議案第8号まで、議案第29号、議案第12号、議案第14号及び議案第15号、請願第1号の以上8件を一括議題といたします。
     この際、御報告申し上げます。産業厚生常任委員会に付託いたしましたこれら8件については、審査の結果、原案のとおり可決すべきもの及び採択すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので御了承願います。  本件について、委員長の報告を求めます。  産業厚生常任委員会委員長、松本英志君。  松本英志君。 ○産業厚生常任委員会委員長(松本英志) (登壇)  去る3月3日の本会議において、当委員会に付託されました議案7件、請願1件につきましては、3月5日に本委員会において慎重に審査を行いました。  その結果について、会議規則第104条の規定により御報告いたします。  議案第6号 淡路市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件。地方税法等の一部を改正する法律その他関連する政令及び省令が令和2年3月31日公布、一部の規定を除いて同年4月1日から施行され、これに伴い健康保険法施行令等の一部を改正する政令において介護保険法施行令が改正され、同年4月1日から施行される。これらの改正に基づき、低未利用土地等の譲渡に係る長期譲渡所得の特別控除について規定を設けるとともに、一部の段階において、その対象となる合計所得金額の範囲を見直し、併せて介護保険料等に関して意図せざる影響や不利益が生じないよう給与所得者または公的年金所得者に係る保険料率の算定に関する基準の特例を設ける。また、第8期介護保険事業計画を策定することに伴い、保険料率の適用期間を見直すなど、所要の措置を講じようとするものであります。  現在の所得金額を12段階から11段階へ改めるとともに、その範囲の見直しを行うものです。第8段階120万以上200万未満を第7段階へ。120万以上210万未満へ。  第9段階を第8段階へ、210万以上320万未満へ。そして、第10段階を第9段階へ。これは320万円以上600万未満を320万以上600万未満へと変更しようとするものであります。  質疑としては、改正により影響を受ける方々は何人程度あるのか。また今後保険料はどのように変わるのか。この改正による基金の取崩し額は。またこれにより今後の基金残高は幾らになるかなどの質疑があり、採決の結果、賛成多数のより可決すべきものと決定した旨、御報告いたします。  次は、議案第7号 淡路市岩屋温泉管理条例の一部を改正する等の条例制定の件であります。  淡路市温泉開発等に関する条例は、合併前の旧淡路町が町内での温泉乱掘を規制し、町内にある温泉源の保護を目的として昭和44年に制定されたものを、本市が合併時に承継し制定したものであるが、温泉の湧出目的で土地を掘削する場合は温泉法第3条第1項の規定に基づく知事の許可が必要であり、その申請に係る事前手続として必要な温泉開発条例に基づく市の同意は、温泉法による許可基準並びに同法施行規則に定める申請書及び添付資料として求められておらず、温泉開発条例の同意手続には法的拘束力がない。  さらに、同意を決定するには、市議会及び温泉審議会の意見を聞くこととなっており、これらの手続には一定の期間を要することから、申請者の事業展開に影響を及ぼすおそれがないとは言えない。  以上のことから、温泉開発条例は所期の目的を達成したと認められるため、廃止するとともに、関係する条例に所要の措置を講じようとするものです。  改正する条例は、淡路市岩屋温泉管理条例、淡路市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例。廃止する条例、淡路市温泉開発等に関する条例。以上でありますが、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決定した旨、報告いたします。  次は、議案第8号 淡路市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件であります。  津名一宮インター駐車場について、環境が整ったことから、施設整備を行い、有料化するため、所要の措置を講じようとするものであります。  整備後の駐車可能台数は92台であり、使用料は現行の6か所の駐車場と同額とするものです。  なお、施行期日は令和3年7月1日から施行し、この駐車場の施行前においても駐車料の定期券または回数券は販売することができる経過措置を設けようとするものであります。  質疑としては、今までのパークアンドバスライドとして使用時の駐車台数は何台か。また今後駐車台数が超過するようなときはどのような対応を考えているのかなど多くの質疑がありましたが、採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決定した旨、御報告いたします。  次は、議案第12号 淡路市デジタル防災行政無線整備工事請負変更契約締結の件であります。  希望者の増加により、文字表示機能付き戸別受信機を追加するとともに、難視聴地域における必要数に不足する戸別受信機ダイポールアンテナを追加し、また各種設備の更新に伴い、既設の戸別受信機ダイポールアンテナ、移動系設備及び土砂災害情報設備を撤去する必要が生じたため、変更契約をしようとするものであります。  変更の契約金額としては、第3回変更後12億1,350万4,600円でありましたが、今回は3,624万2,800円を追加し、契約総額として12億4,974万7,400円であり、契約の相手方は、株式会社日立国際電気西日本支社支社長 加藤正美であります。  変更する概要といたしましては、戸別受信機(文字表示機能付き)を15台追加し、合計25台。戸別受信機ダイポールアンテナを800本追加し4,500本に。  撤去する工事としては、既設戸別受信機ダイポールアンテナ撤去工事一式。既設移動系設備撤去工事一式。既設土砂災害情報設備撤去工事一式。  質疑としては、今回の契約変更であるが、これで完全であると言えるのか。新しい戸別受信機の配布のときにも、依然難視聴がある旨の指摘もあり、これらの対策は今後十分なされるかなどの質疑があり、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  次に、議案第14号 字の区域の変更の件であります。  塩尾地区及び佐野地区の一部において、国土調査法に基づく地籍調査事業の一筆地調査を実施したところ、字界が不明確であり、かつ飛び地が生じていることから、これらの土地について、将来における土地利用の整合性を図るため、現況に即した字界に変更することにつき、地方自治法第260条第1項の規定により、議決を求めようとするものです。  採決の結果、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、御報告いたします。  次に、議案第15号 一般国道28号と淡路市道が交差する石の寝屋跨道橋の耐震補強・補修工事の施行に関する変更協定締結の件についてであります。  岩屋地区にある石の寝屋跨道橋の耐震補強・補修工事として、令和2年3月6日付で本州四国連絡高速道路株式会社と協定金額1億4,930万円余とする協定を締結し、炭素繊維シート貼付工による耐震補強工事並びにひび割れ注入工、剥落防止対策工及び橋面防水工による補修工事を行っていたところ、その施工に際して必要となる足場工の工法を変更する必要が生じ、変更後の協定に係る予定価格が議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に規定する議会の議決に付すべき要件を満たすことから、議決を求めようとするものであります。変更額は4,989万6,000円であり、総額を1億9,921万円とするものです。  採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決定した旨、報告いたします。  次に、議案第29号 淡路市国民健康保険条例等の一部を改正する条例制定の件については、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が令和3年2月3日に公布、一部の規定を除き、同日から起算して10日を経過した日(同月13日)から施行されたことにより、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律が改正されるとともに、新型インフルエンザ等対策特別措置法が改正され、これまで新型コロナ感染症を、同法第2条第1号に規定する新型インフルエンザ等とみなして同法及び同法に基づく命令の規定を適用することとしていた同法附則第1条の2が削除された。  これに伴い、新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第1条の2を引用して新型コロナウイルス感染症を定義づけていた関係条例について、所要の措置を講じようとするものです。  改正する条例は、淡路市国民健康保険条例、淡路市国民健康保険税条例、淡路市介護保険条例。  採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決定した旨、御報告いたします。  次に、請願第1号 「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の各施設で、屋根・壁・床の資材に淡路瓦の使用、推奨を求める請願については、採択すべきものと決定した旨、御報告いたします。  以上で、本委員会に付託されました議案7件、及び請願1件についての御報告とさせていただきます。 ○議長(岬 光彦)  委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  それでは、発言を許可します。質疑はございますか。  質疑もないようですので、これを終結いたします。  これより分離して、1議案ごと討論、採決いたします。  それでは、議案第6号 淡路市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。  討論は、通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党は日本共産党、鎌塚 聡です。  議案第6号 淡路市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件について、反対の立場で討論を行います。  この議案は、1つには地方税法の一部改正、その他政令等の変更に伴い、低未利用地などの譲渡に係る譲渡所得の特別控除の規定を設けるなどです。もう1つは、第8期の介護保険がスタートするに当たり、保険料の適用期間等を見直す内容となっております。  第8期の保険料については、現行12の所得段階を設定しておりますが、それを11段階へと変えます。現行で第1と第2段階が保険料が同じとなっているため、要件を1くくりとして、新たな第1段階とします。  現行の第8段階は、所得金額の範囲120万円以上200万円未満としていますが、それが改正後に第7段階、所得金額の範囲120万円以上210万円未満とします。  同様に、現行第9段階は、所得金額範囲200万円以上300万円未満としていますが、変更後は第8段階として、所得金額範囲210万円以上320万円未満になります。  また、現行第10段階、所得金額の範囲300万円以上600万円未満の方は、変更後に第9段階所得金額の範囲320万円以上600万円未満と改定されます。  これらが主な変更点です。  介護保険料は、3年ごとの改定ごとの値上げとなっていましたが、今回は言ってみれば保険料は基本的には据え置く形となっております。  しかし、この間の改定のたびの値上げ、制度もより使いにくいものに変更してきており、介護保険の負担はもう限界という声が当方にも届けられ、保険あって介護なしとやゆされる介護保険の状況が改善されたとは言い難い状況です。  あとの2点の議案第23号に出てくる介護保険予算のほうにも関わる問題ですし、その討論でも述べますが、基金の活用や一般会計からも支援してでも保険料や利用料が減となる施策にしないと、負担は高い現状のままで、ますます利用しにくいものとなってしまいます。  今回の条例改正時に値下げとなる改定をすべきだと述べ、そうなっていない今回の改正には賛同できません。  以上述べて、討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号 淡路市岩屋温泉管理条例の一部を改正する等の条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号 淡路市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。  討論は、通告に基づき、議長より指名いたします。冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党、鎌塚 聡です。  議案第8号 淡路市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件について、反対の立場で討論を行います。  この条例改正は、既に有料化されている東浦、北淡インター、遠田バス停付近、仁井バス停付近駐車場と同様に、新しく整備した津名一宮インター付近の駐車場を、この4月1日から市営の駐車場として位置づけ、供用を開始していくために条例を改定するものです。  これまでも指摘してきたとおり、駐車場の有料化は反対です。今後有料化となっていない岩屋のインターチェンジ付近の整備や有料化にも広がっていくことにつながり、そのことで以前から言っていた全地域での有料化となってしまうと、今している減免措置も解消に向かうことにもなり、また市内から島外に出るときにバス料金も発生する上に、駐車料金の負担もかさみ、住民サービスの後退となります。  そもそもこの駐車場は、県の駐車場を市が管理する形となります。他の市営駐車場が有料化していることでの差をなくそうと有料のゲート設置工事に経費を費やし、今回の条例改正によってスタートするものであります。  そのようなお金の使い方ではなく、この地域から乗降するバス停の拡充を求める声もあり、それに向けての施策や住民が利用しやすい駐車場にしていくためにこそ予算を費やすべきです。有料化を前提としての今回の改正には反対であることを述べて、討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。お座りください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号 淡路市国民健康保険条例等の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号 淡路市デジタル防災行政無線整備工事請負変更契約締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号 字の区域の変更の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。
     よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号 一般国道28号と淡路市道が交差する石の寝屋跨道橋の耐震補強・補修工事の施行に関する変更協定締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、請願第1号 「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の各施設で、屋根・壁・床の資材に淡路瓦の使用、推奨を求める請願については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  よって、本案は、採択することの決定いたしました。  ここで暫時休憩といたします。  再開を11時といたします。               休憩 午前10時52分              ─────────────               再開 午前11時00分 ○議長(岬 光彦)  ただいまから会議を再開いたします。            ◎日程第4.議案第20号~議案第28号 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第4.新年度予算の議案第20号から議案第28号まで、以上9件を一括議題といたします。  御報告申し上げます。議長を除く議員16名で構成する予算審査特別委員会に付託いたしましたこれら9件の審査の結果につきましては、原案のとおり可決すべきものと決した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されております。これにて御了承願います。  この際お諮りいたします。委員長の報告につきましては、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  続いてお諮りいたします。ただいま上程中の議案のうち、予算審査特別委員会において、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しております案件は、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第28号の以上5件であります。  これら5件については、議事の都合により、先議いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。よって、さよう決します。  それでは、これより分離して1議案ごとに討論、採決いたします。  まず、議案第20号 令和3年度淡路市一般会計予算に対する討論を行います。  討論は、通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党は日本共産党の鎌塚 聡です。  議案第20号 令和3年度淡路市一般会計予算について、反対の立場で討論を行います。  この予算は、歳入歳出それぞれ291億5,500万円とするものなどです。  地方交付税が一本算定となり、また新型コロナウイルス感染症対策など、課題も多い中での予算編成となっています。  その中で、長年日本共産党議員団としても求めてきた乳幼児や子供医療費助成の所得制限の撤廃について、課題もありますが、所得制限のある方に一部費用助成をする事業や、またプラごみの分別にまでは至っていませんが、ごみの減量への更なる取組となるプロジェクト事業、また学校、学童保育の改修工事、また新型コロナワクチン接種事業などは、住民生活の向上や健康を守る上で必要な予算であり、評価できる点であります。  ワクチン接種についても、予定どおり進むか分からない要素もあり、やはりPCR検査、特にエッセンシャルワーカーなどへの社会的検査などは、感染拡大を抑える上で不可欠です。  るる申し上げた前進面の今後の更なる拡充や体制強化を求めておきます。  一方で、福祉会館倉庫など整備事業1億7,270万円ですが、補正予算で県企業庁の建物を含めた土地を購入し、それを新年度予算で改修していく経費があります。  補正予算討論でも言ったように、海のそばの埋立地であり、新たな公共施設をここに増築していく予算には賛同できません。  また、政府が進めるデジタル庁創設に関しては、問題が多くある中、それらが影響する新たな自治体DX推進事業や、これまで同様マイナンバー普及事業などが行われます。  昨今ニュースにもなっている個人情報漏えいの心配や、政府の進めるアプリの不具合など、デジタル化のメリットよりもデメリット部が出たときの対応が不十分であり、政府が進めるがまま市も予算化していくべきか、真剣に考えるべきです。  次に、高校生通学助成事業448万円については、一見拡充とも思えますし、実際、対象となる方には喜ばれるとは思います。しかし、あわ神あわ姫バスを使って島内他市、島外に通学する方には恩恵がないのはいただけません。  市内高校に通う生徒を増やすことや、地域活性化策というのがこの事業の目的のようですが、やはり市民が高校に通う際の費用の軽減として、どの学校に通おうとも負担軽減の対象となるような施策にすべきです。  そのほか、例年指摘している地域改善対策費の計上など、この予算には賛同できません。  最後に、新型コロナの影響は既に第3波の下げ止まりから増加傾向の兆しも指摘されています。  イカナゴ漁も今年も芳しくないなど、昨年から続くこうした影響や、消費増税の影響が加わり、市民生活への影響は今後も予断を許せません。その意味では、この予算や国の3次補正含めた市の対策は決して十分ではなく、今ある基金も更に活用し、福祉施策を拡充すべきでした。また、その向上を求めて反対の討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  次は、5番、岨下博史君であります。  岨下博史君。 ○5番(岨下博史) (登壇)  5番、住民目線の会、岨下でございます。  それでは、議案第20号 令和3年度淡路市一般会計予算案について、住民目線の会を代表いたしまして、賛成の立場から討論を行います。  令和3年度予算は、市民とともにコロナ禍を乗り越え、淡路市の更なる飛躍を遂げるための継続と準備を市政運営の基本とする予算となっております。  厳しい財政状況が予想される中、これまでの教育、企業誘致、観光、少子化対策、安全安心対策の政策5本柱に更に磨きをかけるとともに、市域の基盤整備の最終段階として、新火葬場や福祉会館の整備など、本市の将来、未来へつなぐ大切な予算となっています。  令和3年度一般会計予算案は、持続可能な財政運営を見据え、歳入歳出予算額291億5,500万円、前年度と比較して2億4,600万円、0.8%の微減となっています。  合併以降、堅実な財政運営に努めてきたことから、歳入の根幹である地方交付税の合併算定替えの終了による縮減の中、今年度も現地解決型行政サービスの堅持に必要な予算の確保は当然ながら、積極的で先導的な施策の実施に必要な予算が措置されています。  財政運営の面では、国県の財源を有効に活用するとともに、地域振興基金などの各種基金を活用することで、財政調整基金繰入金を前年度から3億3,280万円余減額し、後年度の財源を確保するなど、でき得る限り予算編成を行っていることがうかがえます。  また、財政健全化においても、地方債残高で3億5,840万円余減額させ、令和2年度決算見込みに比べ、実質公債費比率で0.5%の改善が予測されるなど、持続可能な財政基盤の強化、適正な財政運営に努められています。  次に、将来を担う積極的先導的な施策として、少子化対策では、出会いから出産、子育てへと一貫した支援の仕組みがしっかりと整えられ、その充実が図られています。  特に、子育て環境とも関連する教育では、コロナ禍など予測困難な厳しい時代に対応できる生きる力を育むための学びイノベーション事業、あいプロジェクト事業など、市の先導的事業を継続、発展させるなど、将来を担う子供たち、教育環境の確保が図られています。  次に、企業誘致では、これまでの取組に加え、時代に即した企業ニーズの把握、新たな支援制度の創設、遊休地や遊休施設の積極的な活用に伴う予算が措置され、これまで以上の意気込みを感じます。  今後、大阪・関西万博の開催、統合型リゾート施設の誘致により大阪湾ベイエリアのポテンシャルが一層増し、本市の企業誘致や活性化にも大きな効果をもたらすことが予想されます。これまでと同様、それ以上に時期を逸することなく、大きな成果を上げることを期待をいたします。  3つ目として、観光では、コロナウイルス感染症の状況を注視しつつも、ソフトとハードの両面で市の魅力向上に向けた施策が実施される予算となっています。  ソフト面では、3市一体となった観光施策、市独自のPRや誘客事業を実施し、ハード面では、淡路市、淡路島の玄関口となる岩屋ポートビルの再整備が着実に実施される予算となっています。  また、新たな観光資源となる歴史文化遺産の活用や生活観光バスの維持充実など、市の魅力向上に向けた積極的な施策の展開も図られるものと思われます。  最後に、市民の安全安心対策では、コロナ禍を踏まえ、安全安心対策の備えとしての地域防災計画の見直しに始まり、地域防災組織活動補助金の創設、地域事務所の自家発電設備の整備など、ソフトとハード面の両面から充実を図る予算となっております。  市としての環境整備、課題の整備では、新火葬場の整備とその周辺地域の活性化、福祉会館の整備に必要な予算が措置され、地域住民の協力の下、着実に一歩を進めています。  また、コロナ禍で進展した新たな暮らしのスタイルの確立、新たな生活様式への対応として、キャッシュレス決済導入事業の実施や自治体DX、デジタルトランスフォーメーションの推進など、新たな時代に向け、迅速な対応も図られる予算となっております。  このように、市の将来を見据えた財政基盤の構築を基本に、限られた財源を有効に活用し、将来に向けた施策の充実を図るための予算が提案されたことは、本市の目指すべき将来像、いつかきっと帰りたくなる街づくりを実現するものであると評価をいたします。  しかし、コロナ禍の影響が懸念される中、市として、社会状況の変化に応じ、迅速かつ適切な対応が求められるなど、依然厳しい財政運営が予想されます。  今後も、市民サービスが低下することのないよう、将来を見据えた堅実な財政運営を進めつつ、住民目線に立った市政運営を行い、市民とともに、夢や希望が持てる社会づくりに取り組まれることをお願いを申し上げまして、議案第20号 令和3年度淡路市一般会計予算案に対する賛成討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号 令和3年度淡路市国民健康保険特別会計予算に対する討論を行います。  討論は通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君です。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党は日本共産党の鎌塚 聡です。  議案第21号 令和3年度淡路市国民健康保険特別会計予算について、反対の立場で討論を行います。  この予算は、事業勘定で歳入歳出それぞれ56億200万円、直営診療施設勘定歳入歳出それぞれ1億3,240万円と定めるものなどです。  歳入の国保税についてですが、市は、この間、国保では税率を3年間は見直しをせずに年度ごとの税率の増減をさせなくて済むような3か年運用を行ってきたところです。  新年度は、その意味で改定となる年に当たりますが、条例上は見直しをせず、現行の税率を維持した形となります。  その点では、住民負担増とならない点では一定の評価もするところです。現行税率を維持するため、県への納付金をもとに現行保険税率での不足分をどう補うかの試算などの資料を審査で提出いただきました。  大きい所では、2年度末で約3億1,400万円と見込んでいる基金を投入する形で、今年度は1.1億円入れる形となっています。  新年度の歳入歳出のような状況が仮に続いたとすれば、3か年でその基金は枯渇することにもなりますが、これまで給付費の約5%の約2億円の基金を残しておいて、その運営で税率を決めるという方法となっていましたが、今回はその点では、これまでと違った対応となっています。  今回の対応も、あくまで現状時点の試算なので、次年度以降、県が示す納付金の動向、また新年度の保険税率で1年を過ぎた時点での状況を見て、また対応ということにもつながるでしょうし、その際は税率の変更ということも考えられます。  3か年は同じ税率でいってほしいものですが、不安要素はぬぐえません。本来、国が高過ぎる国保の構造を改善するため、更なる公費負担が求められますし、更に今回税率は据え置いた予算編成ですが、国保税引下げにまではなっておらず、高過ぎる国保税と呼ばれる状況は変わりません。  また、新型コロナでの影響や不安が広がっている今こそ、国保税の引下げは国保世帯の命や暮らしを守る上での安心につながるものです。  法定外の国保の繰入れには、ハードルも設けられていますが、高過ぎる国保解消のため、そうした繰入れをしてでも引下げとなる予算を組んで、その状況を解消していただきたい。その点でこの予算は保険税現行据置の予算とは言えますが、引下げの予算とはなっていない点で賛同できません。  また、保険者努力支援の交付金は、自治体に給付抑制を競わせる側面を持ち、これに頼らない制度となるよう要望や上申することなどを行っていただくことを当局には求めておきたいと思います。  以上述べて、討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。
     本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号 令和3年度淡路市後期高齢者医療特別会計予算に対する討論を行います。  討論は通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党、日本共産党の鎌塚 聡です。  議案第22号 令和3年度淡路市後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場で討論を行います。  この予算は、歳入歳出それぞれ7億8,640万円とするものです。予算書の歳入で、保険料が昨年当初比2,529万円増加することとなっています。その要因の1つとして、保険料減免見直しによる影響で、約2,400人、影響額920万円とのことでした。  こうした負担が増える方が出ること、さらに日本共産党は、後期高齢者医療制度を廃止し、もとの老人保健制度に戻すべきとの考えから、この予算には賛同できません。  以上、討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号 令和3年度淡路市介護保険特別会計予算に対する討論を行います。  討論は通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党は日本共産党の鎌塚 聡です。  議案第23号 令和3年度淡路市介護保険特別会計予算について、反対の立場で討論を行います。  この予算は、保険事業勘定で、歳入歳出52億6,680万円、サービス事業勘定で歳入歳出それぞれ1億1,520万円とするものです。  今回、議案第6号でも触れましたが、第8期のスタートする初年度の予算となります。  第8期では、保険料自体を現行同様に据え置くため、3か年で合計約2.2億円の基金を繰り入れて対応する形になるとの計画のようです。  令和2年度末の基金見込みでは、約3.9億円の残ということですが、令和3年度当初では基金を入れないこととなっているので、来年、再来年度で2.2億円の計上を見込み、計算どおりに推移すれば、令和5年度末には約1.6億円残るという、そういう試算という現状かと思います。  そうであるのなら、その残ると見込む基金の一部でも更に取り崩し、保険料の値下げに使わないのかという点があります。  保険料が基本的に第7期と同じとなるわけですが、第7期がスタートする年度のちょうど前となる平成29年度末の基金残は、決算で約1億2,140万円でした。  それが第7期、3年間で約3.9億円へと2億7,000万円積み増したわけです。  もちろん、当局は、令和3年度で給付費が47億円、4年度52億円、5年度53億円との給付費が増加傾向と見ていること、介護報酬の見直しなども加味して、基金を2.2億円が限界で、更なる値下げには使わないというのが当局の理由のようです。  とはいえ、保険者機能強化推進交付金は、対前年106万円増の925万円が計上されています。  ここで補足の説明をしますが、経済財政諮問会議は、保険者機能強化推進交付金と、介護保険保険者努力支援交付金と合わせて、取組の見える化を進めるとしています。  厚労省の主な評価指標は、介護給付の抑制につながる介護サービスの卒業の推進、介護給付費の適正化など、自立支援、重度化防止に関する都道府県や管内各市町村の取組を採点し、評価します。  都道府県の評価指標は、管内市町村の取組状況に基づいて採点幅が大きくなり、各自治体の成績に応じて交付金を案分します。  一方で、減点の配点もあり、マイナス評価での交付金の減もあります。このことは、結局各自治体に介護給付費の抑制を競わせることになります。  今と同じように交付金を受けようとすると、どうしても抑制に傾かざるを得ない仕組みです。  こうした仕組みを使わないと自治体にお金がおりない仕組みも問題ですが、これまでも総合事業など、介護給付費とならないサービスへの置き換えが更に強化されたりするなど、行き場のない要介護者がますます困難な状況に置かれかねません。  こうした方向性は、更なる利用抑制につながりかねず、そうならないことを願うばかりですが、全国的な介護保険の動向や国の動きからも、不安の払拭とはなりません。  当局的には、今後の給付費の伸びも心配されてのことなんだろうとは思われますが、新型コロナの影響での不安や負担増になっている方の支援のためにも、更なる引下げに使える基金はあったと指摘します。  もちろん国による財政支援など、制度を改善していかなくてはいけませんが、令和5年度末の基金残見込が1.6億円と見ているようでして、その一部でもやっぱり取り崩してですね、更なる値下げをすべきであり、仮に基金が枯渇したときには、一般会計からの繰入れ含めて、介護保険を支えていかないと、保険あって介護なしの状況は改善されません。  以上の理由から、この予算には賛同できません。以上討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数です。お座りください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号 令和3年度淡路市下水道事業会計予算に対する討論を行います。  討論は通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党は日本共産党、鎌塚 聡です。  議案第28号 令和3年度淡路市下水道事業会計予算について反対の立場で討論を行います。  この予算は、収益的収入予定額が24億1,986万1,000円、収益的支出予定額24億4,571万9,000円とし、資本的収入予定額を14億5,684万8,000円、資本的支出予定額21億6,472万4,000円と定め、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7億787万6,000円は当該年度損益勘定留保資金6億9,987万円、並びに当該年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額800万6,000円で補填するものとするなどです。  今回の反対理由の1つとして、先の補正予算審査の中でも同僚議員からも指摘が出た北淡地域で企業が周辺開発など含め、現在建屋などを建設し、そのことでの下水について、岩屋地区の海峡地区の下水施設まで区域外からの引込み受入れを行う計画となっているようです。  今回の予算の中にも、その点での説明が不明瞭で、この予算や今後の下水道の処理など、どのような影響が出るのかが分からない点です。  今回の下水道使用料は、対前年より約1,823万円減の5億658万円余としています。  今回の予算は、これまでの実績などをベースに計上しているので、これから加わる面は加味してない旨の答弁もあったところですが、既に昨年9月頃から区域外からの引込みの承諾をしているようですので、およその流入計画などを承知した上で承諾しているのならその分は計上するか、最低でもどのような計画かは説明すべきではないでしょうか。  新たな引込みによって下水施設の増加、それに伴う減価償却など、その他の部分にも影響する話ですが、それが分からないまま、またその影響があるにもかかわらず、この予算には反映されてないという点で、この予算自体精度に欠けていることは否めず、賛同できません。以上のことを述べて、討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。お座りください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次にお諮りいたします。  ただいま上程中の議案のうち、予算審査特別委員会において全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しております案件は、議案第24号、議案第25号、議案第26号、及び議案第27号の以上4件であります。  これら4件については、議事の順序を省略し、直ちに一括して採決いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。  よって、さよう決します。  お諮りいたします。これら4議案については、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。  よって、これら4議案は、いずれも原案のとおり可決されました。                ◎日程第5.同意第1号 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第5.同意第1号 淡路市教育委員会教育長の任命につき同意を求める件を議題といたします。  これより上程議案に対する提案説明を求めます。  副市長 金村守雄君。 ○副市長(金村守雄) (登壇)  同意議案第1号の説明を申し上げます。  同意第1号の淡路市教育委員会教育長の任命につき同意を求める件につきましては、平成30年4月から教育長として御尽力いただいた、山田一夫様の任期が令和3年3月31日をもって満了いたしますので、その後任者につきまして、慎重に選考いたしました結果、新たに山本哲也様を適任者と考え、任命したいので、同意を求めます。  議員の皆様におかれましては、よろしく御審議の上、適切な議決を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(岬 光彦)  提案説明は終わりました。  お諮りいたします。  本件については、人事案件でありますので、議事の順序を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。 ○11番(鎌塚 聡)  今、直ちに採決ということをおっしゃられましたけれども、質疑や討論というのは、私は省略すべきではないと思っていまして、その点について、そういうことを勘案していただけないんですか。 ○議長(岬 光彦)  討論をさせてくれということですか。  異議がありますので、起立により採決いたします。  議事の順序を省略し、採決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。御着席ください。  よって、さよう決しました。  それでは、直ちに採決いたします。  本件については、原案のとおり同意することに賛成の諸君は起立願います。
                     (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本件は、同意することに決しました。  ここで申し上げます。教育長の山田一夫君から発言を求められておりますので、発言を許可いたします。退任の挨拶をお願いいたします。  山田一夫君 ○教育長(山田一夫) (登壇)  ただいま発言の許可をいただきましたので、退任に当たっての御挨拶をさせていただきます。  教育長在任中の3年間、市議会議員の皆様はじめ、市民の方々には何かと御理解、御支援をいただきましたこと、心より厚く御礼申し上げます。また、業務遂行に当たりましては、市民の方々の暖かな人間性に触れさせていただきました。  昨年来、コロナウイルス感染予防により、人と人との接触が減少、減らされるという、かつてない事態に見舞われました。このことは心寄せ合って共に学び合う教育の世界においては、とても厳しいものがございました。  しかしながら、学校並びに保護者の皆様はじめ多くの方々が多々自粛、あるいは御辛抱いただく中であっても、常に落ち着いて、冷静にかつ対応いただきました。  この点におきましては、私自身が地域の方々の互いを思いやる優しい心に救われたようで、いつもほっとしておりました。  この淡路市には、そういった優しい人の心が育つ豊かな環境があるに違いありません。現にこの春コウノトリが空高くから見渡し、数ある町の中から淡路市をよりすぐって舞い降りてくれました。このこともいかに淡路市は生きるものの命を育む環境として優れているかを物語っています。  淡路市が持つ古くから受け継がれるこの豊かな環境をぜひ生かし、市民の幸福感へとつなげていくためにも、まずもって市民の方の心の豊かさが何より必要です。  この人の心の豊かさ美しさを育むことにこそ、淡路市の教育に対する大きな期待と役割が私はあると思っております。  どうか多くの皆様方の深く大きな愛を持って、いつまでも淡路市の教育に手厚く優しい思いをかけて見守っていただくことを心より切にお願い申し上げまして、退任に当たっての挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(岬 光彦)  山田一夫様、大変御苦労さまでございました。  続いて、先ほど後任の教育長に任命同意されました山本哲也君から発言を求められておりますので、発言を許可いたします。御登壇ください。 ○後任教育長(山本哲也) (登壇)  ただいま御承認をいただきました山本哲也でございます。大好きな淡路市で、このような大役をいただき、淡路市に貢献できますことに身の引き締まる思いです。人間力を大切にされる山田教育長の後をしっかりと受け継ぎ、淡路市に生まれてよかった、淡路市で学んで楽しい、淡路市で生活し、生きていくことがうれしい、このような心豊かな淡路市を目指して、全力で教育行政に取り組んでまいりたいと思います。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(岬 光彦)  山本哲也様、よろしくお願いいたします。    ◎日程第6.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査及び審査の件 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第6.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査及び審査の件を議題といたします。  各常任委員会及び議会運営委員会の所掌事務等について、また請願第2号 日本政府に核兵器禁止条約へ参加し、署名批准を求める請願について、委員長から、会議規則第105条の規定により、お手元に配付しておりますとおり閉会中継続調査及び審査をいたしたい旨の申出がありました。  お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長より申出のとおり、閉会中の継続調査及び審査することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。       ………………………………………………………………………… ○議長(岬 光彦)  以上で、本日の日程は終わりました。  この際申し上げます。今期定例会の会議録の調製につきましては、議長において、後刻録音等を精査し、しかるべき措置をいたしたいと存じますので、御了承願います。  お諮りいたします。今期定例会に付議された案件は全て議了いたしましたので、閉会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。  よって、令和3年第90回淡路市議会定例会は、これをもって閉会いたします。  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今期定例会は、去る3月1日の招集され、本日まで26日間の長きにわたる会期でございましたが、その間に審議されました案件は、一般会計特別会計等、合わせて442億を超える令和3年度当初予算をはじめ令和2年度補正予算、改正条例、事件決議、人事案件等、多くの案件の審議でございました。  議員各位の慎重なる御審議により、全て滞りなく議了することができましたことは、市政のため、誠に御同慶に堪えません。ここに議員各位の御精励と御協力に対し、心より厚く御礼申し上げます。  また、門市長をはじめ当局各位の議会審議に寄せられました真摯なる態度に深く敬意を表しますとともに、審議の過程で議員各位から述べられました意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されるよう願うものでございます。  さて、3月で退職される部長をはじめ職員の皆様、長い間、御苦労さまでございました。皆様は平成7年の阪神・淡路大震災などの数多くの災害対応に、平成17年の5町合併という大きな変革時期におかれまして、町政、市政の進展に寄与されてきました。また、昨年からの新型コロナウイルス感染症対策等に御尽力され、本当に御苦労さまでございました。  議会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。どうか今後も健康に留意され、それぞれのお立場で市政発展に再度御尽力いただきますようお願い申し上げます。  いよいよ本格的な春の訪れを感じる中、議員各位並びに門市長をはじめとする当局の皆様には、何とぞ御自愛いただき、市政進展のために、今後ともなお一層の御活躍を賜りますよう御祈念申し上げますとともに、報道関係各位の御協力にも感謝を申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  続きまして、門市長から御挨拶がございます。  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦) (登壇)  第90回淡路市定例会の閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。  今定例会は3月1日の開会以来、本日までの26日間にわたり、提案していました令和3年度当初予算をはじめ、令和2年度補正予算、条例制定、事件決議及び人事案件の当面する重要案件につき、御審議を賜り、ルールに基づき、本日ここに全議案を適切に議了していただき、厚く御礼を申し上げます。執行に当たりましては、厳正に執行してまいります。  会期中議員各位から賜りました貴重な御意見、御提案につきましては、二元代表制の下、十分これを尊重し、市政推進の参考とさせていただき、今後とも議会と連携を図りながら、公正、公明、公平な市政運営に取り組んでまいります。なお一層の御指導と御支援をよろしくお願い申し上げます。  さて、3月20日から淡路花博20周年記念花みどりフェアが始まりました。島内外の方々に花、緑、食を楽しんでいただく様々なイベントが5月30日まで開催されます。コロナ禍の影響により開催が危ぶまれておりましたが、緊急事態宣言が全面解除されたこの時期だからこそ開催する意義があると思われます。感染予防対策を万全に行った上で、淡路島の魅力を安心して見て触れて楽しんでいただくことにより、今後の観光振興及び地域活性化につながるものと期待をしています。  また、淡路交流の翼港におきまして、淡路島を海から眺め、明石海峡大橋を見上げるクルージング事業も同時に始まりました。この事業を契機に海事観光の更なる発展と大阪・関西万博、そしてIR事業など、大阪湾活性化構想につながっていくことを期待をしています。  本市は、4月1日に誕生から17年目を迎えます。市制発足当初は極めて厳しい財政状況の中で、マイナスからのスタートでありました。  この間、議員の皆様をはじめ市民、住民の皆様の御理解と御協力を得ながら、必要で適正な行財政改革を実施していく中で、一定の財政基盤を確保することができたことに、心から厚く感謝を申し上げます。  また、5地域に配慮したバランス整備、企業誘致の積極的な推進、公共交通及び観光施策の充実、特色のある教育の推進など、先導的な取組により、全国的な少子高齢化の中にあって、令和2年における転入者数が転出者数を上回り、社会増減がプラスに転じたことで、これまで議員の皆様や市民、住民の皆様とともに進めてきた現場目線のまちづくりの方向性は間違っていなかったと感じています。  合併特例事業債の発効期限が迫るこれからの数年間が本当の意味での淡路市の基盤づくりが必要な時期であります。将来に夢を持って更に飛躍できる淡路市を目指し、その歩みを一歩ずつ前に進めてまいりますので、なお一層の御支援をよろしくお願い申し上げます。  結びといたしまして、4期目最後、節目90回の市議会に当たり、これまで支えていただき、そしてお世話になりました議員の皆様、共に汗を流した職員、チーム、そして何よりも市民住民の皆様に心からの感謝を申し上げ、また報道機関の御協力にも感謝を申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(岬 光彦)  これをもちまして第90回定例会を閉会いたします。              閉会 午前11時52分...