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平成30年第74回定例会(第5日 9月28日)

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  1. 淡路市議会 2018-09-28
    平成30年第74回定例会(第5日 9月28日)


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    平成30年第74回定例会(第5日 9月28日)           第74回淡路市議会定例会会議録(第5号) 平成30年9月28日(金曜日) 平成30年9月28日 午前10時開議     第 1.諸般の報告   第 2.議案第53号 淡路市税条例等の一部を改正する条例制定の件       議案第55号 淡路市過疎地域自立促進計画の変更の件       議案第56号 淡路島定住自立圏形成協定の変更の件                            【総務文教常任委員会報告】   第 3.議案第54号 淡路市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例              制定の件                            【産業厚生常任委員会報告】   第 4.議案第57号 平成30年度淡路市一般会計補正予算(第2号)       議案第58号 平成30年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(第1号              )       議案第59号 平成30年度淡路市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1              号)       議案第60号 平成30年度淡路市介護保険特別会計補正予算(第1号)
          議案第61号 平成30年度淡路市温泉事業特別会計補正予算(第1号)       議案第62号 平成30年度淡路市住宅用地造成事業等特別会計補正予算(              第1号)       議案第63号 平成30年度淡路市農業集落排水事業特別会計補正予算(第              1号)       議案第64号 平成30年度淡路市公共下水道事業特別会計補正予算(第2              号)                          【補正予算審査特別委員会報告】   第 5.認定第 1号 平成29年度淡路市一般会計歳入歳出決算認定の件       認定第 2号 平成29年度淡路市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              の件       認定第 3号 平成29年度淡路市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認              定の件       認定第 4号 平成29年度淡路市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件       認定第 5号 平成29年度淡路市産地直売所事業特別会計歳入歳出決算認              定の件       認定第 6号 平成29年度淡路市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定の件       認定第 7号 平成29年度淡路市津名港ターミナル事業特別会計歳入歳出              決算認定の件       認定第 8号 平成29年度淡路市住宅用地造成事業等特別会計歳入歳出決              算認定の件       認定第 9号 平成29年度淡路市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算              認定の件       認定第10号 平成29年度淡路市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認              定の件                            【決算審査特別委員会報告】   第 6.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 1.会議に付した事件   日程第 1.諸般の報告   日程第 2.議案第53号 淡路市税条例等の一部を改正する条例制定の件         議案第55号 淡路市過疎地域自立促進計画の変更の件         議案第56号 淡路島定住自立圏形成協定の変更の件                            【総務文教常任委員会報告】   日程第 3.議案第54号 淡路市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する                条例制定の件                            【産業厚生常任委員会報告】   日程第 4.議案第57号 平成30年度淡路市一般会計補正予算(第2号)         議案第58号 平成30年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)         議案第59号 平成30年度淡路市後期高齢者医療特別会計補正予算(                第1号)         議案第60号 平成30年度淡路市介護保険特別会計補正予算(第1号                )         議案第61号 平成30年度淡路市温泉事業特別会計補正予算(第1号                )         議案第62号 平成30年度淡路市住宅用地造成事業等特別会計補正予                算(第1号)         議案第63号 平成30年度淡路市農業集落排水事業特別会計補正予算                (第1号)         議案第64号 平成30年度淡路市公共下水道事業特別会計補正予算(                第2号)                          【補正予算審査特別委員会報告】   日程第 5.認定第 1号 平成29年度淡路市一般会計歳入歳出決算認定の件         認定第 2号 平成29年度淡路市国民健康保険特別会計歳入歳出決算                認定の件         認定第 3号 平成29年度淡路市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決                算認定の件         認定第 4号 平成29年度淡路市介護保険特別会計歳入歳出決算認定                の件         認定第 5号 平成28年度淡路市産地直売所事業特別会計歳入歳出決                算認定の件         認定第 6号 平成29年度淡路市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定                の件         認定第 7号 平成29年度淡路市津名港ターミナル事業特別会計歳入                歳出決算認定の件         認定第 8号 平成29年度淡路市住宅用地造成事業等特別会計歳入歳                出決算認定の件         認定第 9号 平成29年度淡路市農業集落排水事業特別会計歳入歳出                決算認定の件         認定第10号 平成29年度淡路市公共下水道事業特別会計歳入歳出決                算認定の件                            【決算審査特別委員会報告】   日程第 6.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 1.会議に出席した議員(17名)    1番 石 岡 義 恒        3番 井 出   信    4番 多 田 耕 造        5番 岨 下 博 史    6番 冨 永 康 文        7番 打 越   齊    8番 田 尾   成        9番 西 村 秀 一   10番 太 田 善 雄       11番 鎌 塚   聡   12番 戸 田 雄 士       13番 田 中 孝 始   14番 土 井 晴 夫       15番 岬   光 彦   16番 籾 谷   宏       17番 池 本 道 治   18番 松 本 英 志 1.会議を欠席した議員    2番 針 木   均 1.会議に出席した事務局員職氏名     事務局長     角 村 光 浩     次長兼議事課長  細 川 浩一郎     議事課課長補佐総務係長議事係長              山 田 真優美     議事課主査    髙 木 梨 奈 1.会議に出席した説明員の職氏名     市長       門   康 彦     副市長      金 村 守 雄     副市長      長 濵 泰 之
        教育長      山 田 一 夫     理事       大 川 豊 成     企画政策部長   真 嶋 加由里     企画政策部付部長ふるさと納税企業誘致推進担当)兼淡路市東京事務所長              砂 河 伸 市     総務部長     山 名   実     総務部付部長事務所統括担当)              川 端   充     財務部長     高 田 茂 和     危機管理部長   奥 田 恵 子     市民生活部長   下 原   渉     健康福祉部長   池 上 哲 司     健康福祉部付部長子育て支援担当)              富 永 奈緒美     健康福祉部付部長(介護・高齢者支援担当)              中 野 輝 美     産業振興部長   岡 部 喜 之     産業振興部付部長商工観光担当)              新 阜 照 久     都市整備部長   長 手   稔     都市整備部付部長下水道担当)              古 地 弘 明     会計管理者会計課長              音 田 惠 子     監査委員事務局長 巳 鼻 康 文     教育部長     浜 田 英 寛     教育部長     西 岡 正 雄     教育部付部長文化財活用等担当)              伊 藤 宏 幸                開 会 午前10時00分               …………………………………… ○議長(太田善雄)  皆さん、おはようございます。  18日火曜日に引き続き、会議が再開されましたところ、議員各位並びに門市長を初め幹部職員の皆様には、定刻に御参集いただきまして、ありがとうございます。  ただいまから、平成30年第74回淡路市議会定例会第5日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。  それでは、直ちに日程に入ります。                ◎日程第1.諸般の報告 ○議長(太田善雄)  日程第1.諸般の報告を行います。  監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、一般会計及び特別会計等の平成30年8月分の現金出納検査の結果報告書が提出されました。  次に、市長から、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分した事件の報告について、報告第22号として提出されました。  それぞれお手元に写しを配付いたしておりますので、御了承願います。  ここで報告申し上げます。  針木 均議員におかれましては、病気療養のため、本日の本会議を欠席する旨、届け出がありましたので、御報告申し上げます。  以上で諸般の報告を終わります。        ◎日程第2.議案第53号、議案第55号、議案第56号 ○議長(太田善雄)  次に、日程第2.議案第53号、議案第55号及び議案第56号の以上3件を一括議題といたします。  この際、御報告申し上げます。総務文教常任委員会に付託いたしました、これら3件については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので御了承願います。  本件について、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員会委員長松本英志君。 ○総務文教常任委員会委員長松本英志) (登壇)  それでは、委員長報告をいたします。  去る9月3日の本会議において、総務常任委員会に付託されました議案3件については、9月7日の委員会において審議をいたしました。  会議規則104条の規定により御報告申し上げます。  まず、第53号 淡路市税条例等の一部を改正する条例制定の件であります。  この議案は、地方自治法等の一部を改正する法律、その他関係する政令及び省令の施行により、地方税法等が改正され、市民税については、個人市民税基礎控除見直し及びそれに伴う非課税の基準の見直しが行われ、法人市民税については、大法人の電子申告の義務化の規定が整備されている。また、市たばこ税については、3回に分けて段階的に税率の引き上げが実際され、新たに加熱式たばこに係る部分を整備し、課税方式見直しが行われることか、市民税の控除、市たばこ税の課税に関する規定について変更しようとするものです。  主な質疑につきましては、給与所得控除公的年金等控除から10万円引き下げ、基礎控除額の10万円引き上げによりどのように変わっていくのか。また影響額は幾らぐらいかという質疑がございました。  この規定は、平成33年度以降の適用であり、現段階では、どのように変わるか、詳細についてはわからないという答弁でございました。  2つ目には、障害者等に対する非課税措置所得要件を、125万円から135万円に引き上げたときの対象者はふえるのか減るのかについては、対象者はふえるということであります。  次に、法人市民税について、資本金等の額が1億円を超える普通法人等に対して電子申告を義務づけるとあるが、対象法人は何社ぐらいかという問いに対しましては85法人と、などでありました。  以上の質疑がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決しました。  次に、議案第55号 淡路市過疎地域自立促進計画変更の件であります。  平成28年4月1日に策定した淡路市過疎地域自立促進計画南部生活観光バス路線拡大事業を新たに追加するためのものであります。  質疑内容といたしましては、バス購入については、合併特例債を使って行うとしていたのではないのか。また、なぜ過疎地域自立促進計画に変更したのか。そしてですね、議案そのものの出し方に問題はないのかなどの質疑がありました。  合併特例債を使うより過疎債のほうがより有利な財源であるとの説明があり、採決の結果、全員賛成により可決ですべきものと決した旨、御報告いたします。  次に、議案第56号 淡路島定住自立圏形成協定の変更の件についてですが、洲本市、淡路市で定住自立圏協定の締結から5年が経過し、淡路島を取り巻く環境が変化する中、南あわじ市が同圏域に参画の意向を示したことから、これらの変化に柔軟に対応し、住民福祉の向上、地域振興など、圏域機能のさらなる充実を目指すため、同協定を変更しようとするものです。  質疑内容としては、南あわじ市の加入により、中心市周辺市における補助金の配分は、また新たに圏域における共通して取り組む事業の利点は何か。最後に、ICTを活用しての災害時の情報システムを5年間検討して今回削除したのはなぜかなどの質疑があり、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決した旨御報告いたします。  なお、議員各位の御賛同よろしくお願い申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(太田善雄)  委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  それでは発言を許可します。  質疑はありませんか。  質疑もないようですので、これを終結いたします。  これより、分離して、一議案ごとに討論、採決いたします。  念のため申し上げます。討論は登壇の上、1人10分以内で発言願います。  冒頭に賛否を明らかにして、理由を述べてください。  まず、議案第53号 淡路市税条例等の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。  討論は、通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。  反対討論者、11番、鎌塚 聡議員であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  皆さんおはようございます。11番、所属政党日本共産党の鎌塚 聡です。  議案第53号 淡路市税条例等の一部を改正する条例制定の件について、委員長報告では賛成ということでの報告がありましたが、反対の立場で討論を行います。  なお、委員長がこの議案に対して賛同を求めるというのは、ちょっといかがなものかと思いますので、その点も指摘をしておきます。  今議案の改正点は、地方税法などの一部を改正する法律の改正などにより、市民税については個人市民税基礎控除見直しなどを行い、またその他の改正も行うものです。  この法律改正の問題点として、給与所得控除から基礎控除への10万円の振りかえは、働き方改革を後押しすることを理由に2つの控除を意義の違いを無視して労働力維持の費用でもある給与所得控除を引き下げ、基礎控除に振りかえたものであり、問題があります。  この点が今回の市税条例改正に影響が出た部分です。  また、法改正によって、給与所得者控除の上限の引き下げは、上限が給与収入1,000万円から850万円となることになり、勤労世帯中間層への増税にもなります。  そうした法改正のもとでの条例改正のため、今議案に賛同できないことを述べ、討論といたします。 ○議長(太田善雄)  以上で通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  お座りください。起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第55号 淡路市過疎地域自立促進計画の変更の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。 ○議長(太田善雄)  これより表決に入ります。  本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(太田善雄)  お座りください。起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。
     次に、議案第56号 淡路島定住自立圏形成協定の変更の件の討論を行います。  討論は通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党、鎌塚 聡です。  議案第56号 淡路島定住自立圏形成協定の変更の件について、反対の立場で討論を行います。  この議案は、平成25年3月に洲本市と淡路市の定住自立圏形成協定締結がなされていましたが、その変更のため、議決を要するための議案となります。  変更内容として、協定の3条1号関係では、新たに福祉に関することが加わり、教育、産業振興、消防の内容変更をし、3条2号関係では、地域公共交通の内容を変更し、デジタルデバイドの解消に向けたICTインフラ整備を削除する変更を行うものです。  南あわじ市が自立圏構想に参加することで、今後中心市近隣市協定締結内容から共生ビジョンを作成していくことになります。  共生ビジョンは、今後どのような事業を進めていくか決めていくことになるようですが、その具体もはっきり示されず議決をしていかなければならないことに不安を残すところが理由の1つ目です。  そして、そのビジョンをつくるのは、中心市の洲本市の役割です。これまでの洲本市と淡路市の財源折半ルールも見直され、特別交付税の措置の割合に応じた負担となるとし、たとえとして、小児夜間救急の例で、これまで3市4,500万円を1,500万円ずつ負担していたものを、中心市4,000万円、近隣市250万円ずつなどの費用負担となることが示されました。  これは共同事業として既にやっている例ですので、これは3市でも共生ビジョンに残り得ると思われますが、その他既に2市間で行っている事業が残るのなら、今回ふえようとする福祉の事業がビジョンに入る余地がどれぐらいあるのかという話にもなります。  定住自立圏の参加市が、これまでの2市から3市となることで、中心市はこれまでの7,300万円から8,300万円へと交付税措置の枠がふえ、周辺市には変わらず1,500万円の措置のようです。  その枠分でしか新たな福祉事業定住自立圏の財源枠がふえないとも言えるわけです。  また、担当部委員会審査答弁で、そもそも中心市が事業の主たる事業者として隣接市含めた圏域として取り組むものと言われたように、また相互連携によって中心市の機能の積極的活用などをすることが定住自立圏のイメージだとして総務省も示しているように、今後、中心市の洲本市が中心の事業になることも否定はできません。  また、共生ビジョンも毎年見直しをかけると答弁があったように、共生ビジョンに載っていない事業も、協定的には今後共生ビジョンに載ることもあるかもしれないとか、3市歩調を合わせないといけないなどとして、単独での事業実施独自上乗せ施策を阻害する要因にもなりかねない危惧があります。  そもそも中心市行政サービスを集中するのが定住自立圏構想日本共産党は考えていますし、さらなる合併の呼び水的なこういった枠組みを形成しないと交付税措置をしないというのではなく、条件不利地域でも自治体本来の仕事ができるよう、国は十分な財政措置をとるべきと私は考えます。  以上を指摘し、この議案に対する討論といたします。 ○議長(太田善雄)  以上で通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  お座りください。起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。               ◎日程第3.議案第54号 ○議長(太田善雄)  次に、日程第3.議案第54号を議題といたします。  この際御報告申し上げます。産業厚生常任委員会に付託いたしました議案第54号については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので御了承願います。  本件について、委員長の報告を求めます。  産業厚生常任委員会委員長池本道治君。 ○産業厚生常任委員会委員長池本道治) (登壇)  おはようございます。産業厚生常任委員会委員長の池本でございます。  平成30年9月3日に本委員会に付託されました下記案件につきまして、9月6日に開催いたしました委員会において慎重審査の結果、下記のとおり決定いたしましたので、会議規則第104条の規定により報告いたします。  議案第54号 淡路市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件であります。  地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律により、道府県から指定都市地方税法に規定する個人住民税所得割標準税率2%相当分が税源移譲されたことにより、指定都市に住所を有することで税源移譲後の税率が適用されるものについては一部のサービス等利用者負担額等算定等に当たって、所得の高い階層区分利用者負担等が適用されるおそれが生じていることから、負担の公平性を保つため、重度障害者並びに乳児及び幼児に係る福祉医療費の支給の判定をする場合において、当該判定の基準となるものが税源移譲後の税率が適用されたものであるときは、本市に住所を有するものとみなして、市町村民税所得割の額を算定するよう所要の措置を講じるものであります。  平成29年指定都市地方税法が改正され、県民税4%のうちの2%が市民税税源移譲され6%から8%になり、指定都市以外の市と比較して市民税の税率が高くなりました。  例えば、指定都市である神戸市から淡路市へ転入してきた場合市民税所得割の額が高いとみなされ、福祉医療費が支給されないおそれが生じることから、淡路市に住所を有したものとみなし、市民税率を淡路市の6%に置きかえ、転入者福祉医療費を受けることに有利になる改正内容となっております。  淡路市での対象となる人数と市への影響額はどうかということですが、平成30年7月1日から適用ということですので、1世帯2人で影響額は1回当たり約2,090円ぐらいとなる見込みである。  なお、この条例の施行日は公布の日からと施行し、平成30年7月1日から適用するものとする。  議決の結果、全員賛成で原案のとおり可決しました。  以上、報告といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(太田善雄)  委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  それでは、発言を許可します。  質疑もないようですので、これを終結いたします。  これより、討論、採決いたします。  それでは、議案第54号 淡路市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(太田善雄)  お座りください。起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ◎日程第4.議案第57号~議案第64号 ○議長(太田善雄)  次に、日程第4.補正予算の議案第57号から議案第64号まで、以上8件を一括議題といたします。  御報告申し上げます。補正予算審査特別委員会に付託いたしましたこれら8件につきましては、審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛てに報告書が提出されておりますので御了承願います。  お諮りいたします。委員長の報告につきましては、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田善雄)  御異議なしと認めます。よってさように決しました。  この際お諮りいたします。ただいま上程中の議案のうち、補正予算審査特別委員会において、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました議案第57号、議案第63号及び議案第64号については、議事の都合により先議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田善雄)  御異議なしと認めます。よってさよう決します。  それでは、これら3件については、1件ごとに分離して討論、採決いたします。  まず、議案第57号 平成30年度淡路市一般会計補正予算(第2号)に対する討論を行います。  討論は、通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚議員。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党、鎌塚 聡です。  議案第57号 平成30年度淡路市一般会計補正予算(第2号)について、反対の立場で討論を行います。  今補正予算は、歳入歳出それぞれ6億2,170万円余を追加し、歳入歳出総額それぞれ301億6,310万円とするなど行うものです。  主なものとして、7月豪雨によって被災した施設復旧など災害に関する費用など、必要な計上が大半と思います。ただ、以下に反対の理由を述べさせていただきます。  反対の理由は、コミュニティープラントについて、1億890万円余で汚水処理施設等維持管理業務包括的民間委託を行う点です。  平成31年からの5カ年で、そのための準備のための業務を本年度から行っていくため、期間は30年度から35年度というものです。  議案第63号 平成30年度淡路市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第64号 平成30年度淡路市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)でも同様の債務負担行為があり、これらを一括して包括的民間委託をすることになるものです。  この債務負担行為は5カ年での包括的民間委託をするものですが、期間5年という点で、経費削減の面でのメリットを言われますが、担当課としても、公共インフラであるこれら事業を行う責務を果たすべく定期的に契約の相手を見直す機会を確保することは当然のことのように、実施者として事業の経過を見、適宜チェックしていくべきです。  職員数の減など、その影響でその機能が十分発揮できていない面もあるかと思いますが、長期スパンで民間に任せて対応するというのでは、実施者である責任を果たせるのか、ほかの部課所でも債務負担行為を起こして長期ということにつながってしまわないかということにも関係してきます。  この汚水処理関連施設への包括的委託は、以前は3年であったものを26年度から5カ年に延ばしたように、今回も委託期間を5年とすることになりますが、市の長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の運用要領原則の3年を超えて行うことにも賛同できません。  次に、会計年度任用職員制度支援事業としての150万円の委託料です。会計年度任用職員制度ですが、地方自治体における特別職非常勤及び臨時的任用の実態が地方公務員法の規定と乖離しているとして、臨時非常勤の任用要件を厳格化し、増大した臨時非常勤職員の受け皿として新たに有期雇用契約である会計年度任用職員制度を新設し、期末手当の支給を可能とするものとされているものであります。  しかし、制度変更されても、臨時非常勤の正規化、正規職員の定員拡大などの根本的な改善が示されていません。  こうした法律のもとでの制度改正に向け、今回の委託料を支払い、研修などで支援を受けるようですが、指摘されている問題点が解決されるのか疑問があります。  次に、今補正の意見として申しておきますが、学校などブロック塀対策関連経費の補正予算もなされておりますが、同時に民地に対する施策展開を行うべきではなかったということを指摘し、私の反対の討論といたします。 ○議長(太田善雄)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  御着席ください。起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号 平成30年度淡路市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  お座りください。起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号 平成30年度淡路市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  お座りください。起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、ただいま上程中の議案のうち、補正予算審査特別委員会において全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しております案件は、議案第58号から議案第62号までの5件であります。  この際、お諮りいたします。これら5件については、討論を省略し、一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田善雄)  御異議なしと認めます。よってさように決します。  それでは、議案第58号から議案第62号までのこれら5件については、委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田善雄)  御異議なしと認めます。よってこれら5件は、いずれも原案のとおり可決されました。            ◎日程第5.認定第1号~認定第10号 ○議長(太田善雄)  次に、日程第5.決算認定の認定第1号から認定第10号までの以上10件を一括議題といたします。  御報告申し上げます。決算審査特別委員会に付託いたしましたこれら10件につきましては、審査の結果、いずれも認定すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので御了承願います。  この際、お諮りいたします。委員長の報告につきましては、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田善雄)  御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  続いてお諮りいたします。ただいま上程中の議案のうち、決算審査特別委員会において、賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決しております認定第1号、認定第2号、認定第3号、認定第4号、認定第9号及び認定第10号の以上6件については、議事の都合により先議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田善雄)  御異議なしと認めます。よってさように決します。  それでは、これら6件については、1件ごとに分離して討論、採決いたします。  初めに、認定第1号 平成29年度淡路市一般会計歳入歳出決算認定の件の討論を行います。  討論は、通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡議員であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党の鎌塚 聡です。  認定第1号 平成29年度淡路市一般会計歳入歳出決算認定の件について、反対の立場で討論を行います。  29年度決算は、歳入総額297億6,841万8,686円、歳出総額293億1,360万5,359円、差し引き4億5,481万3,327円となり、翌年度へ繰り越すべき財源4,527万円、実質収支額4億9,078万円という内容です。  今決算でも、昨年度に続き、歳入面では、合併11年目から段階的に削減される29年度分の減額影響などによる地方交付税の減額が見られ、市税収としては大きなマイナス要因ではあります。  しかし、当初予算では基金も取り崩すとなっていましたが、決算を見ると、財政調整基金や市債管理基金などは取り崩さず、かつ年度中に増加し、年度末で財政調整基金では26億8,030万円余、市債管理基金も23億7,020万円という結果になっています。  また、公共施設整備基金は、一部取り崩しはあったものの1億3,390万円余を増加させ、21億1,390万円となっています。  今基金の大きな部分を言いましたが、一般会計分全体の基金の28年度末現在高は114億790万円から29年度末現在高で125億340万円余と、10億9,550万円増加させています。  市は、住民福祉と暮らしを守る立場でどのような施策展開ができたという点で、この基金にたまる部分を市民に資する事業にしっかりと当たる事業を行うべきであります。  29年度では、これまで介護保険で行われていた、いわゆるプール・温泉利用券を一般会計の事業として行うこと、老人クラブ関連助成事業で県費割合が下がる中で、市負担として補助分を上乗せし、補助率はキープすることなど、住民福祉に資する事業や独自上乗せも見られました。  しかし、一方では、県の施設の佐野運動公園へのナイター施設の工事費5億3,080万円などの支出は県の施設なので、県が支払うべきものと考えます。  次に、副市長2人制での給与、それに伴う副市長室の工事費の計上など、市民の理解を得られるものではないと考えております。そのこともつけ加えておきます。  次に、老人福祉医療制度では、介護度2以上でないと受けられないという変更によって市財政としては140万円ほどの削減効果が出ているのかもしれません。  しかし、県の制度改悪に合わすのではなく、条例を変えずに市独自上乗せとして実施すべきでした。基金にたまるほんの一部でもこちらに回せばできないわけではありません。  ほかにも、島1市の具体化を想定した研究、マイナンバーを推進するためのコンビニ交付システム構築事業、地域改善対策事業などの支出があり、問題があります。  以上の理由から、29年度決算は認定できないことを述べて、反対の討論といたします。 ○議長(太田善雄)  次に、9番、西村秀一君であります。  西村秀一議員。 ○9番(西村秀一) (登壇)  皆さんおはようございます。9番、公明党、西村秀一でございます。  認定第1号 平成29年度淡路市一般会計歳入歳出決算認定の件について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  この1年間、何ができて何ができなかったのか。税金が適正に使われたのか。今定例会中に開催された決算委員会を中心に検証させていただきました。  まず1点目、持続可能で効率的な財政運営が行われたのか。  平成29年度一般会計の決算は、歳入総額297億6,840万円余に対し、歳出総額293億1,360万円余となり、翌年度に繰り越すべき財源を除いた実質収支4億953万円余となっております。  また、地方交付税は、歳入総額の約4割を占めていますが、将来への対応に備えて、基金への積み増しを行うなど、効率的な財政運営がうかがえるところであると思います。  また、健全化判断比率の一つである実質公債費比率、地方債の繰上償還などにより、前年度と比べ1.2ポイント改善、15.5%となっています。  また、将来負担比率、前年度と比べ8.5ポイント改善、191.6%となっています。  平成20年度決算以降、早期健全化基準の350%を下回り、数値の改善が継続しています。  そのほか、将来の財政運営やまちづくりに生かす貯えとして、財政調整基金に2億5,231万円余、公共施設の整備や運営の財源である公共施設整備等基金も1億3,000万円余の基金残高の増加が行われており、後年度に向けた財源も確保されています。  このように平成29年度を見据えた、将来を見据えた持続可能な健全財政を目指し、身の丈に合った効率的な財政運営が行われたことは大いに評価するところであります。  しかしながら、健全化判断比率や徴収率については依然として県下でも下位に位置しており、市税や各種使用料の収入についても、さらなる収納促進に向け組織強化を行うとともに、滞納案件に対して部署の垣根を越えて統一的に取り組んでいけるよう、強く要望するところであります。  次に、特色ある教育については、小学校4年生から6年生がタブレット1人1台という環境が整いました。  タブレット端末を活用したプログラミング教育等の実践にも着手、他市にさきがけた先進的な取り組み、市の宝物である子供たちに魅力ある学校づくり構築のため、特色ある教育環境を整えたことは大いに評価するところであります。  次に、企業誘致の積極的な推進でありますが、夢舞台サスティナブルパークへの企業誘致として、29年度の株式会社大谷鉄工所を含め、現在までに市内2企業、市外5企業、また市内の全域においては、29年度市内2企業、市外4企業を含む46、総計で46企業を誘致できており、定住人口の増加と地域活性化を引き続き図っていただきたい。  最後に、観光政策の充実でありますが、日本遺産の認定を受けた歴史文化遺産によるストーリーなど、新しい観光資源の有効活用を図り、積極的な誘客活動を図っている。  滞在型観光の目玉として、東浦バスターミナル初め旧5町の主要施設に公衆無線LANの整備を構築、国内外の観光客が訪れやすい環境づくりを積極的に進めているところは評価できるところであります。  その他として、北淡事務所と北淡センターを子供から高齢者までが生活文化活動の拠点として利活用できる複合施設として建設、北淡地区の現地災害対策部や指定避難所として、また窓口事務機能等公民館機能を兼ね備える施設であります。  また、南部生活観光バスの路線拡大や新火葬場整備事業、防災行政無線デジタル化、認知症サポーターの人材育成等、安全・安心で快適な環境整備に向け前進していることがうかがえます。  このように、市の将来を見据えた財政運営を基本に、教育、企業誘致、観光を中心に着実な前進が図られたことは、市民に対してしっかりと責任が持てる決算であると私は評価いたします。  しかしながら、経常収支比率は前年度より1ポイント上昇、89.3%、今後予想される少子高齢化により、福祉関連の支出の増加や、交付税の一本算定による減収が進む中、義務的経費以外に使える財源が、財源に余裕がないことは事実であります。  事業評価において、コストパフォーマンスが低いものは見直しを積極的に進め、民間活力を活用し、市民と一体となり、将来を担う子供たちが夢や希望を持てる地域づくりに取り組まれてこそ、29年度当初予算始まりに市長が言われた「チーム淡路市」が「フォア・ザ淡路市」として、そして「淡路市ならやるぜ」がまさしく現実となると考えます。  そのことを切に要望して、私の賛成討論とさせていただきます。  以上です。 ○議長(太田善雄)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより、表決に入ります。  認定第1号 平成29年度淡路市一般会計歳入歳出決算認定の件の採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  この決算に対する委員長の報告は認定とするものであります。  委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  お座りください。起立多数であります。  よって、本決算については認定することに決定いたしました。  次に、認定第2号 平成29年度淡路市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件の討論を行います。  討論は通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡議員であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党の鎌塚 聡です。  認定第2号 平成29年度淡路市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件について反対の立場で討論を行います。  この決算でわかることとして、国保会計の基金が28年度末から29年度末で7,090万円余増加しています。  給付費の減少は、担当部は被保険者の減少が最も大きな要因と見ており、同様に税収入も減少となっています。  そんな中、前期高齢者交付金の予算より予想以上の交付などの側面があったにせよ、結果的に基金がたまる状況になっているといえ、税条例を改正した28年からの2カ年での国保会計の運営を振り返ると、この基金の増加を見ると、28年改正時に税率をさらに少しでも下げて運営ができたとも言えます。県下でも高い国保税とし、市民から悲鳴の声が上がる状況のもと、負担の軽減が求められます。  30年度から広域化になり、制度的にこれまでと違う面が出てくる中、自治体が住民の健康と命を守る面で発揮できる支援と対策が今後も求められます。  以上述べて、今議案の認定には反対とします。 ○議長(太田善雄)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  認定第2号 平成29年度淡路市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件の採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  この決算に対する委員長の報告は認定とするものであります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本決算については認定することに決定いたしました。  次に、認定第3号 平成29年度淡路市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件の討論を行います。  討論は通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡議員であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党、鎌塚 聡です。  認定第3号 平成29年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件について、反対の立場で討論を行います。  29年度当初案でも、29年度は低所得者に対する保険料の軽減措置を縮小することの問題点を指摘してきました。  所得に応じて支払う所得割は、5割軽減から2割軽減に縮小します。この部分の影響人数は1,034人で、824万円負担がふえるということになります。
     次に、被用者保険加入者の扶養家族だった人が後期高齢医療制度に移らされた場合、保険料定額部分にもこれまで9割軽減でしたけれども、それが29年度からは7割軽減となります。その影響人数は420名ほどで、影響額は460万円と説明がありました。  これらの方の負担がふえる点と、これまでも主張しているように、日本共産党は、後期高齢者制度自体に反対であり、もとの老人医療制度に戻すべきとの立場を申し述べ、反対の討論といたします。 ○議長(太田善雄)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  認定第3号 平成29年度淡路市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件の採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  この決算に対する委員長の報告は認定とするものであります。  委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本決算については認定することに決定いたしました。  次に、認定第4号 平成29年度淡路市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件の討論を行います。  討論は通告に基づき議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚議員であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党、鎌塚 聡です。  認定第4号 平成29年度淡路市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件について反対の立場で討論を行います。  平成29年度から、介護予防日常生活支援総合事業がスタートし、その影響が出た決算となっています。  総合事業による変更点の1つとして、緩和した基準のサービスは、いわゆる報酬単価が現行相当サービスより85%と低くなる点や、有資格者でない方がサービスを提供できるなどが含まれる点です。  市当局は、当初緩和した基準サービスの利用は3割程度と見ていましたが、決算内容を見ると7割にもなり、現行サービスと逆転した形となりました。  そのことが総合事業負担金が当初予算9,250万円余が、決算では5,705万円と3,550万円の不用額が出たことになっていますが、総合事業は保険給付から市独自の基準のサービスと併用したものです。  緩和基準でやっていける方が多いということで、今後現行サービスは28年度の3割程度でいけるということが基準化してしまい、必要な方が緩和基準で頑張れるといったことにならないことを求めるばかりです。  また、今後要介護1、2に対しても、サービスの後退につながってしまうことが危惧されます。  次に、高額介護サービス費の負担上限額の見直しの影響が出ている点でも、住民の負担増となっています。また、被保険者の保険料の負担も重く、保険料や利用料の負担の軽減が求められます。  一般会計からの繰り入れを含めた施策をとるべきだったことも加え、反対の討論といたします。 ○議長(太田善雄)  以上で通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  認定第4号 平成29年度淡路市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件の採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  この決算に対する委員長の報告は認定とするものであります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本決算については認定することに決定いたしました。  次に、認定第9号 平成29年度淡路市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件について、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。  認定第9号 平成29年度淡路市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件の採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  この決算に対する委員長の報告は認定とするものであります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本決算については認定することに決定いたしました。  次に、認定第10号 平成29年度淡路市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件の討論を行います。  討論は通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡議員であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党、鎌塚 聡です。  認定第10号 平成29年度淡路市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件について、反対の立場で討論を行います。  反対理由の1点目は、津名浄化センター沈砂池ポンプ棟工事関連費用が含まれています。今後の水需要の傾向を考えても、大は小を兼ねるとばかりに6系統分の工事となっている点でも、この規模での工事が必要だったかという点です。  次に、認定第9号の29年度農業集落排水事業決算にも同じことが言えますが、委託料に公営企業会計に向けての法的化のための固定資産調査などがあることです。  水道、下水道という事業は、地域住民にとって必需的な公的サービスを提供する重要な役割を持っています。  独立採算のもとでの経済性を強めれば、使用料金の値上げとなり、低所得者層などに負担が重くのしかかることが危惧されます。  次に、工事計画の今後の動向を勘案し、合併浄化槽の補助が当たるようにとの思いがあるのかもしれませんが、下水道認可区域を変更することを29年度中に発表したわけですが、下水道が近いうちに来るからと、合併浄化槽の補助もなく、接続のことも考え、浄化槽を入れたけれども、おおむね7年間は来る見通しもないと一方的に言われ、その後も状況次第では不明ということだと住民から不安の声が届けられています。  これらへの対応策も求めて、この決算認定には反対をいたします。 ○議長(太田善雄)  以上で通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  それでは、認定第10号 平成29年度淡路市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件の採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(太田善雄)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本決算については認定することに決定いたしました。  次に、ただいま上程中のうち、決算審査特別委員会において全会一致をもって認定すべきものと決しております認定第5号、認定第6号、認定第7号及び認定第8号の以上4件であります。  この際、お諮りいたします。  これら4件については、討論を省略し、一括して採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田善雄)  御異議なしと認めます。  それでは、認定第5号、認定第6号、認定第7号及び認定第8号の以上4件については、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田善雄)  御異議なしと認めます。よってこれら4件については、いずれも認定することに決定いたしました。      ◎日程第6.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(太田善雄)  次に、日程第6.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査に関する件を議題といたします。  常任委員会及び議会運営委員会の所管事務等について、それぞれ委員長から、会議規則第105条の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり、閉会中の継続調査をいたしたい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長より申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決して御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田善雄)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  以上で、本日の日程は終わりました。  この際、申し上げます。今期定例会の会議録の調製につきましては、議長において後刻録音等を精査し、しかるべき措置をいたしたいと存じますので、御了承願います。  お諮りいたします。今期定例会に付議された案件は全て議了いたしましたので閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田善雄)  御異議なしと認めます。  よって、平成30年第74回淡路市議会定例会は、これをもって閉会いたします。  閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  今期定例会は、去る9月3日の招集以来、本日までの26日間の長きにわたる会期でございましたが、その間審議されました案件は、改正条例を初め事件決議、一般会計及び特別会計の補正予算、平成29年度一般会計及び特別会計の決算認定など、市政の当面する重要案件でありました。  ここに滞りなく、全ての議案が議了できましたことは、市政のため、まことに御同慶にたえません。ここに議員各位の御協力に対し、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  また、門市長を初め幹部職員の皆様の議会審議に寄せられました真摯なる態度に深く敬意を表するところであり、審議の過程で議員各位から述べられた意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますようお願い申し上げます。  ようやく本格的な秋の訪れを感じる中、議員各位並びに門市長を初め当局の皆様におかれましては、公私ともども大変多用のことと存じますが、何とぞ御自愛の上、市政発展のため、一層の御精励を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  あとになりましたが、報道関係各位の皆様、また傍聴の皆様、御協力に対し感謝申し上げます。閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  続きまして、門市長から御挨拶がございます。  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦) (登壇)  第74回淡路市議会の閉会に当たり御挨拶を申し上げます。  まず初めに、9月6日に発生しました北海道胆振東部地震によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、負傷された方々を初め、家屋の被災等により避難生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞いを申し上げます。  23年前の阪神・淡路大震災で多くの御支援をいただいた本市といたしましては、被災地の一日も早い復旧復興に貢献するため、できる限りの被災地支援を行っていきたいと考えています。  さて、今定例会は、9月3日の開会以来、本日までの26日間にわたりまして、提案しておりました条例制定を初め、事件決議、補正予算、決算認定など、当面する重要案件につきまして御審議を賜り、本日ここに全議案を適切に議了していただき、市政進展のため、まことに御同慶にたえない次第であります。  会期中、審議の過程におきまして議員各位から承りました御意見等につきまして、二元代表制のもと、十分これを尊重し、今後の市政推進の参考とさせていただくとともに、堅実な市政運営に取り組んでまいりますので、なお一層の御支援等をよろしくお願い申し上げます。
     本年は大阪府北部地震に始まり、平成30年の7月豪雨、台風20、21号、さらに冒頭に申し上げました北海道胆振東部地震など、全国各地で自然災害が多く発生し、各地で甚大な被害が生じています。  特に地震につきましては、南海トラフ巨大地震との関連性も指摘されていることから、災害が発生した場合に、被害を最小限にとどめ、市民の皆様の安全・安心を確保するため、平時からの備えをしっかりと整えておくことが重要であり、今後も気を引き締めて災害対応に努めてまいりますので、議員各位の御協力をよろしくお願いいたします。  今定例会におきまして認定をいただきました平成29年度決算におきましては、各種財政指標が合併当初と比較して改善されました。  しかしながら、内実は大変厳しい状況にあり、今後さらに普通交付税が縮減されることを踏まえ、一層めり張りをつけた予算配分等により、身の丈に合った持続可能な財政運営に努めてまいります。  また、国に対して要望していました合併特例債の発行期限の再延長につきましては、平成32年度から平成37年度まで、5年間延長されることが決定し、今後整備を予定しています火葬場及びその周辺道路、岩屋ポートビル等の大規模事業の実施について有効に活用しながら進めてまいりたいと考えています。  このような状況下におきまして、地域拠点整備の一環として建設していました北淡事務所、北淡公民館がこのほど完成し、あす29日には竣工式を行い、10月1日から新事務所に機能を移転します。これによりまして、島内他市と異なる現地解決型の体制をとっている本市の全ての地域事務所の整備が完了したことになります。  市民の皆様に喜んでいただける施設となるよう、引き続き工夫をしていきたいと考えています。  終わりに、朝夕が涼しくなり、スポーツには絶好の季節となってまいりました。愛知ディオーネの淡路島凱旋試合は残念ながら中止となりましたが、淡路市が先導し、多くの職員等のボランティアに支えられた2018淡路島ロングライド、通称あわいちが先日開催をされ、全国各地から2,000人以上のサイクリストたちが来島し、島の美しい景色ときれいな空気を満喫していただきました。  今後も、国生みマラソンなどイベントが続きますので、議員各位にはぜひ御参加をいただき、大いに盛り上げていただきますとともに、あわせて市政進展に御支援御協力を賜りますようお願いをし、また報道機関の御協力にも感謝申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。  ありがとうございました。 ○議長(太田善雄)  以上をもちまして終了いたします。  皆様、長時間御苦労さまでございました。              閉 会 午前11時14分...