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平成30年第72回定例会(第6日 6月19日)

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  1. 淡路市議会 2018-06-19
    平成30年第72回定例会(第6日 6月19日)


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    最終取得日: 2021-07-27
    平成30年第72回定例会(第6日 6月19日)           第72回淡路市議会定例会会議録(第6号) 平成30年6月19日(火曜日) 平成30年6月19日 午前10時開議     第 1.諸般の報告   第 2.議案第42号 淡路出張所設置条例等の一部を改正する条例制定の件       議案第48号 淡路放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関す              る条例の一部を改正する条例制定の件       議案第50号 兵庫県市町交通災害共済組合規約の変更の件       議案第52号 教育用タブレット端末等購入契約締結の件                            【総務文教常任委員会報告】   第 3.議案第43号 淡路市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正す              る条例制定の件       議案第44号 淡路家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例              の一部を改正する条例制定の件       議案第45号 淡路介護保険条例の一部を改正する条例制定の件       議案第46号 淡路指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営              の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定の件
          議案第47号 淡路指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備              及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定の              件       議案第49号 淡路市あわじ花さじき農水産物直売所の設置及び管理に関す              る条例を廃止する条例制定の件       議案第51号 南部生活観光バス運行車両購入契約締結の件                            【産業厚生常任委員会報告】   第 4.発議第 2号 淡路市議会政務活動費の交付に関する条例を廃止する条例の              撤回の件   第 5.産業厚生常任委員会の閉会中の継続審査の件   第 6.議員及び委員派遣の件   第 7.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 1.会議に付した事件   日程第 1.諸般の報告   日程第 2.議案第42号 淡路出張所設置条例等の一部を改正する条例制定の件         議案第48号 淡路放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に                関する条例の一部を改正する条例制定の件         議案第50号 兵庫県市町交通災害共済組合規約の変更の件         議案第52号 教育用タブレット端末等購入契約締結の件                            【総務文教常任委員会報告】   日程第 3.議案第43号 淡路市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改                正する条例制定の件         議案第44号 淡路家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する                条例の一部を改正する条例制定の件         議案第45号 淡路介護保険条例の一部を改正する条例制定の件         議案第46号 淡路指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び                運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定の                件         議案第47号 淡路指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、                設備及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条                例制定の件         議案第49号 淡路市あわじ花さじき農水産物直売所の設置及び管理に                関する条例を廃止する条例制定の件         議案第51号 南部生活観光バス運行車両購入契約締結の件                            【産業厚生常任委員会報告】   日程第 4.発議第 2号 淡路市議会政務活動費の交付に関する条例を廃止する条                例の撤回の件   日程第 5.産業厚生常任委員会の閉会中の継続審査の件   日程第 6.議員及び委員派遣の件   日程第 7.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 1.会議に出席した議員(18名)     1番 石 岡 義 恒       2番 針 木   均     3番 井 出   信       4番 多 田 耕 造     5番 岨 下 博 史       6番 冨 永 康 文     7番 打 越   齊       8番 田 尾   成     9番 西 村 秀 一      10番 太 田 善 雄    11番 鎌 塚   聡      12番 戸 田 雄 士    13番 田 中 孝 始      14番 土 井 晴 夫    15番 岬   光 彦      16番 籾 谷   宏    17番 池 本 道 治      18番 松 本 英 志 1.会議に出席した事務局員職氏名     事務局長     角 村 光 浩     次長兼議事課長  細 川 浩一郎     議事課課長補佐総務係長議事係長              山 田 真優美     議事課主査    髙 木 梨 奈 1.会議に出席した説明員職氏名     市長       門   康 彦     副市長      金 村 守 雄     副市長      長 濵 泰 之     教育長      山 田 一 夫     理事       大 川 豊 成     企画政策部長   真 嶋 加由里     企画政策部付部長ふるさと納税・企業誘致推進担当)     兼淡路東京事務所長              砂 河 伸 市     総務部長     山 名   実     総務部付部長事務所統括担当)              川 端   充     財務部長     高 田 茂 和     危機管理部長   奥 田 恵 子     市民生活部長   下 原   渉     健康福祉部長   池 上 哲 司     健康福祉部付部長子育て支援担当)              富 永 奈緒美     健康福祉部付部長介護・高齢者支援担当)              中 野 輝 美     産業振興部長   岡 部 喜 之     産業振興部付部長商工観光担当)              新 阜 照 久     都市整備部長   長 手   稔     都市整備部付部長下水道担当)              古 地 弘 明     会計管理者会計課長              音 田 惠 子     監査委員事務局長 巳 鼻 康 文     教育部長     浜 田 英 寛     教育部長     西 岡 正 雄                開 会 午前10時00分               …………………………………… ○議長(岬 光彦)  皆さん、おはようございます。開会前に先立ち申し上げます。大阪北部地震で不慮に亡くなられた方々、負傷された方々に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々、避難生活を余儀なくされておられる方々に対し、衷心よりお見舞いを申し上げます。  それでは、15日金曜日に引き続き会議が再開されましたところ、議員各位並びに門市長を初め幹部職員の皆様には定刻に御参集をいただきまして、ありがとうございます。  ただいまから、平成30年第72回淡路市議会定例会第6日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。  それでは、直ちに日程に入ります。
                   ◎日程第1.諸般の報告 ○議長(岬 光彦)  日程第1.諸般の報告であります。  閉会中に、会議規則第100条の規定に基づく、公共交通施策に関するアンケート調査のために、議長において、委員派遣の承認をいたしましたので、御報告をいたします。  次に、去る5月30日に開催されました第94回全国市議会議長会定期総会において、長年にわたり市議会議員として、淡路市政の振興と発展に貢献された功績により、田中孝始議員が、在籍15年の表彰をされましたので、御報告申し上げます。  以上で報告を終わります。  ここで暫時休憩いたします。自席でお待ちください。                休憩 午前10時03分                ………………………………                再開 午前10時05分 ○議長(岬 光彦)  ただいまから会議を再開いたします。     ◎日程第2.議案第42号、議案第48号、議案第50号、議案第52号 ○議長(岬 光彦)  日程第2.改正条例議案第42号及び議案第48号、事件決議議案第50号及び議案第52号の、以上4件を一括議題といたします。  この際、御報告申し上げます。  総務文教常任委員会に付託いたしましたこれら4件については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されております。これにて御了承願います。  本件について、委員長報告を求めます。  総務文教常任委員会委員長松本英志君。 ○総務文教常任委員会委員長松本英志) (登壇)  委員長報告をさせていただきます。  平成30年6月4日に本委員会に付託されました下記案件について、6月7日の委員会において、慎重審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規則第104条の規定により報告をいたします。  まず、議案第42号 淡路出張所設置条例等の一部を改正する条例制定の件であります。  この件につきましては、賛成多数をもって可決すべきものと決した旨報告をいたします。  この議案は、北淡事務所北淡公民館及び北淡センター老朽化耐震性能の問題を解消し、北淡地域生活文化活動の拠点と地域の活性化に寄与できるよう、事務所公民館機能を集約した複合施設を整備し、移転するとともに、北淡センターを廃止しようとするものであります。  主な質疑といたしましては、移転に伴い越波などが予想されるが、対策は十分とられているのか。2つ目には、移転により跡地の利用は考えているのかということでありました。  これはですね、検討委員会を設けて立ち上げて協議していくということを言われておりました。  次に、議案第48号 淡路放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、全員賛成により可決すべきものと決した旨報告いたします。  放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令(平成30年厚生労働省令第46号)が平成30年4月1日から施行され、放課後児童支援員資格要件の整理及び追加がされたことによる処置であります。  主な質疑といたしましては、本年より6年生まで受け入れることにより、施設面で十分確保できていないところもある。今後早急に改善すべきではないのか。  また、他の地区へ行っている児童の移動手段はどうなっているのか。  そして、教育職員免許法(昭和24年法律第147号)第4条に規定する免許証を有する者とは、また、5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者であって、市長が適当と認める者などの質疑がありました。  続きまして、議案第50号 兵庫県市町交通災害共済組合規約の変更の件については、賛成多数をもって可決すべきものと決した旨報告いたします。  この制度は、昭和43年町村会において交通災害等見舞金制度として共済組合が設立されたものであります。  その後、個人情報保護法等の改正、時代の変革により加入者が減少し、一定の役割が終わったのではないかなど、平成29年7月検討委員会が開かれました。  また、このまま続けた場合、平成34年にはシステムの更新により多額の費用を要すること、加入者の著しい減少などにより、本規約を変更しようとするものであります。  主な質疑といたしましては、本市における現在の加入者数は何名ぐらいかということがございました。  平成17年の合併当時は3万803人でありましたが、平成30年には3,819人の見込みということであります。  2つ目には、加入者が少なくなったとはいえ4,000人近い人が加入している。続けるべきではないのかなどの質疑がありました。  次に、議案第52号 教育用タブレット端末等購入契約締結の件については、全員賛成により、可決すべきものと決した旨報告いたします。  平成26年度から実施しているタブレット活用教育推進事業として、教育用タブレット端末を購入するものです。  主な質疑としては、納品場所は旧淡路市立佐野小学校内となっているのはなぜか。平成26年に購入したタブレットについての機能の低下はあるのか、あるとすれば何台ぐらいあるのかというような質疑がございました。  以上で、総務文教常任委員会に付託されました議案4件についての報告といたします。  議員各位には、よろしく御賛同お願いいたします。 ○議長(岬 光彦)  委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  それでは、発言を許可いたします。  質疑はありませんか。  質疑もないようですので、これをもって終結いたします。  これより分離して、1議案ごとに討論、表決をいたします。  まず、議案第42号 淡路出張所設置条例等の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。  討論は通告に基づき議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。  それでは、反対討論者、11番、鎌塚議員であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党の鎌塚 聡です。  まず冒頭に、昨日7時58分に大阪北部を震源とする地震が発生しました。最大震度6弱で、淡路市でも震度4が観測されました。  この震災で、通学中の児童を含め4名の方がお亡くなりになられ、350人を超える負傷者や多くの方が被災するという災害であります。  お亡くなりになられた方に心からの哀悼の意を表します。また、負傷者、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。  また、市内の被害状況などの把握に当たられた関係者の皆様、昨日は大変御苦労さまでした。  幸い市内では昨日19時時点で被害情報はないとのことです。災害は忘れたころにやってくると言われるよう、いつ発生するかわかりません。引き続きの安全・安心のまちづくりに御尽力いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、議案第42号 淡路出張所設置条例等の一部を改正する条例制定について、反対の立場で討論を行います。  この条例は、現在進められている北淡事務所及び北淡センター新築工事の完成後の移転に関し、現在の北淡事務所の位置の変更、公民館の位置の変更や使用料関係の変更、北淡センターの廃止をすることにより関係する条例を一部改正する条例改正であります。  現在の北淡事務所などの老朽化対策耐震対策は否定するものではありませんが、現在の位置での建設という点で、市の姿勢が問われる問題があります。  既に建設に入っていますが、やはり東日本大震災以降、私たち市民、国民の防災意識が阪神・淡路大震災で変わった点があります。それは津波に対する認識であります。  委員会でも示しましたが、この地は冬場などの越波の問題があります。市も県に対して越波について、離岸堤などの建設を要望しているとのことですが、それがいつできるかわからない状況です。  同時に、対策がなされるまでは災害が来ないだろうという上に立った対応であり、今後、公共施設を海側に建てるという点含めて、市民の危機管理意識の低下を招きかねないと指摘しておきます。  昨年9月定例会議案49号で同僚議員が指摘した問題を含め、建設について、現在の地でよかったのかなどが問われなければなりません。  その点で、今回の条例には賛同できません。  今後の公共施設の建設の立地についても、この問題点を指摘することによって、住民に問題意識の再考につながるものだと考えており、討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立を願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数でございます。お座りください。  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号 淡路放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号 兵庫県市町交通災害共済組合規約の変更の件の討論を行います。  討論は通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。  反対討論者、11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党の鎌塚 聡です。  議案第50号 兵庫県市町交通災害共済組合規約の変更について、反対の立場で討論を行います。  兵庫県市町交通災害共済は、県下7市12町で構成する兵庫県市町交通災害共済組合日本国内の道路や軌道上で自動車、自転車等に乗っていて事故に遭ったり、歩行中にこれらの乗り物にはねられたり、ひかれた場合に見舞金が支払われる制度を行うというものです。  この議案は、この共済事業を平成31年度をもって終わりにし、次に33年度をもってこの組合を解散するという方向性が出たため、まず31年度で事業を終わるための規約変更のための議決を得るためのものです。  近年交通災害共済事業加入者が減り、組合の決算状況は基金取り崩しを行う厳しい運営状況が続いていたことで、平成29年度に組合加盟市町検討委員会を開催し、協議を行って、行政が実施するこの事業は一定の役割を終えたと判断したとの説明がありました。  加入者減少傾向とは、淡路市では合併当時3万833人の加入が、平成27年度4,730人、28年度4,747人、29年度4,533人、平成30年3月30日時点での30年度では3,819人とのことでありました。  これまでの市の加入促進方法がどうであったかはおいておいても、合併当初の3万人を超える加入から随分減っているのは事実でしょう。  ただ、合併時から平成20年度末までは、町内会を通じて加入金が集められて、組合員に支払われていた経過もあります。  また、合併当初は町内会に加入に対しての補助も支払われていたという点で加入が高かったことがわかります。  そうした経過を振り返っても、平成21年度から町内会を通した加入でなくなっているにもかかわらず、平成27、28、29年度を見ても、人口の約1割が加入されていたわけです。  市は、自賠責や民間の保険が整ってきたということで、この共済も一定の役割を果たしたとの意見が一部事務組合で大勢だったと説明がありましたけれども、解散や今回の規約変更にもそれがつながったということでした。  ただ、この4,000人近くの方は、自賠責任意保険があったとしても、500円という少ない加入金で、最小4万円から最大100万円の見舞金が支払われる制度は必要だと考えてこの間の推移でも示されている加入者であったわけです。  この方らは、町内会への補助もなく、町内会の徴収でもないのに、どうして加入を続けているのでしょうか。
     この疑問に対して、私は、どのような地域で加入率が高くなっているのかや、どの所得の層が加入が多いのかなどの分析を行ったかという質問を委員会でさせていただきました。  しかし、答えはそのような分析もしていないとのことでした。  今議案は、その方たちの声も聞くことなく、また実情調査分析もなく、廃止を前提とした今回の規約改正に同意していかなければならない問題を含んでいます。  その点では、議会も地方自治法286条のいう、一部事務組合規約変更の際の協議は自治法290条で議会の議決を得なければならないと規定されているので、この議案を否決することで、まず淡路市では加入者の声を反映させることや、もっと状況を調査し対応策は考えるべきだったと議会で言われたんだということを協議に反映させるべきです。  議決を得てから市民にこの制度がなくなることに決まりましたと説明するのではなく、今の加入者がこの制度をなぜ必要としているのかとか、見舞金の額が多少下がっても加入するのかとか、加入促進の方策をどうとるのかなど、きちんと状況を把握して、事務組合できちんと協議すべきであります。  市も説明したように、組合加入の団体の議会が1つでも否決としたら再協議になると認識していると答弁しているように、この議案は否決し、当市の加入者の声を聞いたり、必要とする方の実情調査分析をした上での協議となるようにすべきと訴え、反対の討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。お座りください。  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号 教育用タブレット端末等購入契約締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ◎日程第3.議案第43号~議案第47号、議案第49号、議案第51号 ○議長(岬 光彦)  日程第3.改正条例議案第43号から議案第47号、廃止条例議案第49号、事件決議議案第51号の、以上7件を一括議題といたします。  この際、御報告を申し上げます。  産業厚生常任委員会に付託いたしましたこれら7件については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されております。これにて御了承願います。  本件について、委員長報告を求めます。  産業厚生常任委員会委員長、打越 齊君。 ○産業厚生常任委員会委員長(打越 齊) (登壇)  皆さんおはようございます。  産業厚生常任委員長の打越でございます。どうかよろしくお願いいたします。  今回、産業厚生常任委員会に付託されました議案審査につきましては、6月6日、委員会室におきまして、委員全員出席のもと、改正条例5件、廃止条例1件、事件決議1件の7件の審査を行いましたので、会議規則第40条第1項の規定により報告いたします。  なお、内容を報告する前に、これら7議案については、採決の結果、起立全員で全て可決成立しておりますので、あらかじめ報告しておきます。  それでは、まず議案第43号、改正条例淡路市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、この件については、3月議会に富島保育所の解体予算が計上されているが、3月議会で条例を出せなかったかの問いに、今後は適切な時期明確な準備ができた時期に提出する。また、解体後の利活用の方法や休園後2年が過ぎておる。時間がかかり過ぎではないかとの問いに、地域の方と休園後利活用を慎重に協議、検討するのに相当の時期がかかった。利活用については決まっていないとのことでございました。  次に、議案第44号、改正条例淡路家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、家庭的保育事業とはの問いに、5人以下の保育で保育士3人に1人補助員を置く場合は子供5人まで受け入れることができる事業とのことでございました。  事業所の監査や指導はどうするのかとの問いに、市で行う、年に1回実施するとのことでございました。  また、連携施設とはとの問いに、保育園、幼稚園、認定こども園ですと。連携施設の役割である3歳児の入所については、3歳児がスムーズに上がれるよう、市内全体の施設を対象として利用調整しておるとのことでございました。  続いて、議案第45号、改正条例淡路介護保険条例の一部を改正する条例制定の件については、条項のずれが生じたことから所要の措置を講ずるということで、この件については、特に報告すべき質疑はございませんでした。  次に、議案第46号、改正条例淡路指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定の件については、省令の参酌基準への考えや、市独自の条例を加えているのかとの問いに、国の省令に準拠すること、暴力団の排除、スプリンクラーの設置など市独自の基準を規定している。また、市内対象施設は何カ所かの問いに、市内で20カ所とのことでございました。  次に、議案第47号、改正条例淡路指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定の件については、議案46号と内容は同じか、また施設数はとの問いに、同様に国基準に準拠する。暴力団等の排除など、独自基準を設ける。施設数は14カ所であるとのことでございました。  次に、議案第49号、廃止条例淡路市あわじ花さじき農水産物直売所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定の件については、今後のスケジュールのことや県の施設になってから納入業者のこと、また計画の内容等の質問がありましたが、平成31年度中にオープンする計画で、引き続き関係農家の方が納入をできるよう働きかけている。また現在建設中の仮設店舗には現在納入している方がそのまま参入できるなど、県が公園全体を指定管理で管理運営するとのことでございました。  議案第51号、事件決議南部生活観光バス運行車両購入契約締結の件については、いろいろ質疑がありましたが、その中で、契約金等の遅延利息の根拠はとの問いに対し、他の物品契約とは違った利率としていた。今後適切な事務を確保する。冒頭に説明すべきであったとのことで、委員会として、今後このようなことがないように厳重に申し入れました。  以上をもちまして、産業厚生常任委員会に付託されました議案審査の結果報告といたします。 ○議長(岬 光彦)  委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  それでは、発言を許可いたします。  質疑はありませんか。  質疑は1人連続3回まで、答弁を含めて10分以内といたします。  それでは、鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  委員長報告の中で、議案第51号についてですね、先ほどいろいろ質疑があった中で、遅延金に関することを言われておりまして、委員会としては、今後このようなことがないようにと、きちんと冒頭に説明をするようにということでありまして、その冒頭に説明するというのは何をというところは、どういう内容だったんですか。 ○議長(岬 光彦)  産業厚生常任委員会委員長、打越 齊君。 ○産業厚生常任委員会委員長(打越 齊)  その件については、何をということ、結局、間違っておったと、内容に。違いがあったということで、その件についてもっと最初に報告委員会が始まる前に報告すべきではないかということで厳重に申し入れましたということでございます。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  それに対して、市当局は何かそのことについて誤りであることを謝罪なり、そういうようなことがあったのかについてはどうだったんでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  産業厚生常任委員会委員長、打越 齊君。 ○産業厚生常任委員会委員長(打越 齊)  そのことはこの後で文書でもいただいておりますし、またその場でも副市長からも厳重に謝りがありましたので、そういうことでございます。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  今の現状で、謝り、副市長からの謝りがあったというのは、謝罪があったと。もう一度確認しますが、謝罪があったということですね。 ○議長(岬 光彦)  産業厚生常任委員会委員長、打越 齊君。 ○産業厚生常任委員会委員長(打越 齊)  謝罪がありまして、また産業振興部のほうからも謝罪がありました。 ○議長(岬 光彦)  質疑も終わったようでありますので、これで終結いたします。  産業厚生常任委員会委員長、打越 齊君。 ○産業厚生常任委員会委員長(打越 齊)  ちょっと今の間違っておりました。産業振興じゃなくて、都市整備部のほうからです。 ○議長(岬 光彦)  質疑も終わったようでありますので、これで終結いたします。  これより、分離して1議案ごとに討論、採決をいたします。  次に、議案第43号 淡路市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第44号 淡路家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。  討論は通告に基づき議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡議員であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党の鎌塚 聡です。  議案第44号 淡路家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場で討論を行います。  家庭的保育事業者等による保育は、基本的にゼロから2歳児を対象とする地域型保育事業です。家庭的保育事業者等による保育の提供終了後も必要な教育と保育を継続的に提供されるよう、一定の条件の下で、連携協力を行う保育所、幼稚園、または認定こども園を適切に確保しなければならないことになっています。  つまり、現行の連携施設は、基本的に保育所、幼稚園、認定こども園ということでしたが、委員会審査で、執行部も、今回の改正でその対象がふえると説明しておりましたとおり、代替保育の部分に関する条件が整わない場合に、新たに加える6条2項及び3項で、連携施設の対象を一定条件のもと、家庭的保育等の事業所でもいいことにする改正を加えるということであります。この点で明らかに条件を緩和しています。  家庭的保育事業などは、マンションの1室でも行うことができ、園庭もなく、保育士資格も緩和されているなど、市の行っている保育所とは全く違う条件です。  委員会質疑の中で、同僚議員が行った、新設される6条3項2号の場合の家庭的保育事業者等と同等の連携施設が事業実施場所において、保育する際の関係者は保育士なのかとの問いに、執行部は、保育士資格が必要と考えると答弁しました。  しかし、そもそも小規模保育B型やC型、事業所内保育の職員には、保育従事者など、保育士資格のない方を法令上も条例上も認めるという緩和策であるのに、ましてや、それと同等と位置づけという企業主導型保育も保育士資格者は半分でいいなどといった人員基準や設備基準も市が行う保育より緩和されたものです。  市当局が答弁した、保育士資格が必要と考えるというのは、資格を持った保育士が行うという根拠ではありません。  たとえそれが市の願望であったとしても、はっきりと保育士資格が必要と、条例上、条文に明記しないと何の確約にもなりません。  保育の最低基準を向上させていくことは、この条例の3条に書かれており、省令がいう代替保育の緩和基準に対して、市が考えていると答弁したように、家庭的保育事業者等と同等の連携施設が事業実施場所において保育する際の関係者は、保育士資格のある者だとか、市内の事業者しか認めないといった、より厳しい条件を条文化することも不可能ではないのです。  その姿勢こそが市の保育をしっかりやっていく姿勢や最低基準を向上させていく姿勢というべきですが、そうはなっておりません。  また、今回の条例改正も、現在市内に1カ所ある事業者がこの条件でなければ運営ができないなどの実情から来るものでもないのに、条例を緩和し、変えることになります。  結果として、緩和した基準によって参入してくる事業者の枠を広げていくことにつながることになります。  つまり、これらが保育の民間開放につながっていくことにもなりかねないし、保育の実施責任を後退させる市の姿勢のあらわれであると指摘し、反対の討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。お座りください。  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号 淡路介護保険条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号 淡路指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定の件の討論を行います。
     討論は通告に基づき議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡議員であります。  鎌塚 聡議員。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党、鎌塚 聡です。  議案第46号 淡路指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定について、反対の立場で討論を行います。  この議案は、次の議案第47号 淡路指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定の件と同じように、平成30年厚生労働省令4号及び30号の省令の変更に合わせて現行の条例を廃止し、新たに一部の市の独自基準を除いて、指定地域密着型サービスの事業の人員及び運営の基準を示す省令基準を市の条例上の人員及び運営の基準としてしまう等で今回全部改正するものであります。  市は、現行の条例では、国基準の部分と市独自部分がわかりにくいので、区別することでそれをわかりやすくしたと言いますが、議案に附属されている新旧対照表を見ればわかるように、今まで200を超える本則の条項がわずか4条にまとめられることになります。  つまり、人員及び運営基準はそのほとんどが省令を引用する条例に変えてしまうことにこの条例の全部改正を行うことになり、その反面、省令がどのようなことを言っているのかを市の条例上見えにくくするものです。  たとえ、これまでの現行条例が、省令どおりの基準に合わせた条文であっても、これまでどおりの方法でそのことを条文に示しておけば、省令が変わればその都度都度市条例にもどのように反映させるかを検討し条例提案がなされるものであったわけです。  今回の提案で、本来の条例のまま省令が変わった分を加えるなどの改定をするならば、共生型地域密着型通所介護の新たな基準であったり、定期巡回随時対応型訪問介護看護などにおいては、オペレーターに係る基準の緩和や認知症対応型共同生活介護等の身体的拘束の適正化についての新たな規定などが条文に加わることになるなどがなされるはずでした。  少なくとも、どのような改定が加わるのか、市の提案が省令どおりなのか、独自の部分を加えたものなのか、またそのように判断した理由なども地域の実情に照らして議員側も確認判断できるというものだったかもしれません。  しかし、提案説明時には、今回どのような改正が具体に加わるといった説明や資料の添付もありませんでした。  委員会審査の冒頭では、ようやく省令改正によっての変更点が補足説明されましたが、新たに加わった共生型サービスの基準に関することなどで市民にどのような影響が出るとか、現状での課題がどう解消されるのかなど全く質疑も出ず、議論されなかったことは残念です。  議案第47号も同様に全部改正を行うこととしておりますが、今回の全部改正の問題点として、省令が変われば市担当部も議会も関与なくルールが変わってしまうことになります。  これは3月議会の議案1号、15号での反対の理由として討論でも指摘したとおりです。  国が基準を決めたと言っても、それをもとに条例を決めるということが基本となっています。質疑を通じて問題あるならば、議会は修正などもできるわけですが、今後その権能も十分に発揮できないことになります。  今回の当局の提案は、まさに自治体みずからが地方自治を後退させる改正を行っていると言っても過言ではありません。議会もそれを追認するのでしょうか。  少なくとも現行の条文に省令が変わった分や削られた分で改正すべきものとして出し直すべきです。  今議案は、この条例に関し、今後の議会のチェックをもないがしろにする条例となるため、今回の改正は認められません。  次に、意見として述べておきますが、共生型サービスが変わる背景には、障害者が65歳となれば介護保険優先とされて負担がふえるなどのいわゆる65歳問題がありましたが、今回の基準改正が単に国基準に合わせるための改正と単純に言うのではなく、より市が問題把握をし、国基準より利用者が有利となるような基準を設けることは不可能ではなく、そのために市としても検討を加えた改正とすべきであったと指摘しておきます。  そのことで仮に事業者が不利益が出るならば、市独自策での救済を行うことなど、この改正を機にそうした対応をしておくべきだったとつけ加えます。  以上を述べて、この議案の討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。お座りください。  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第47号 淡路指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。お座りください。  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号 淡路市あわじ花さじき農水産物直売所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定の件の討論を行います。  討論は通告に基づき議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡議員であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  議案第49号 淡路市あわじ花さじき農水産物直売所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定の件について、反対の立場で討論を行います。  この条例は、兵庫県があわじ花さじきに新たな便益施設を建設することで話が進んでおり、その施設には農水産物の直売施設も備わっているため、市の既存の直売所を廃止するというものです。  この間、市が指定した指定管理者とそのもとで農水産品や加工品を販売している方が引き続きなりわいを続けたいという意思がある場合、次の施設で確実に営業ができるのかという点で課題があると考えます。  現状でも、指定管理者制度をとっており、公平な選定というのは当然ですが、今でさえ指定管理者がかわれば、そこで働く方がかわることもあると言われればそうなのかもしれません。それは、指定管理者制度で管理するという問題点なのかもしれません。  しかし、この施設の設置条例の趣旨は、良質な産品の提供で、地域の農水産業の発展を現行市条例ではうたっているのです。  本会議質疑で、市は県に何とかそのような方向になってほしいという思いもあり、引き続き今農水産品を出している生産者が活動できるよう要望していきたいということです。  今の産品を出しておられる方が引き続きなりわいが続けられれば何よりですが、県の施設管理の方向性がまだわからない段階で廃止を先に決めてしまうなど、できるでしょうか。  仮に、便益施設を県がみずから管理するが、指定管理という制度とするのか、または委託として任せるかになったとして、それを受けた事業者が地域のことを考えず、みずからの利のみで今の農水産品をおろしている方を外したり、他地区の産品を売っても、それは市の今ある条例のような規定がなければ、この地域産業への影響など関係ないことだと一蹴されることにもなるわけです。  少なくとも、市が出している要望がどのような形で県の設置管理条例や施設の運営方針がきちんと示されるなどの確証なしに、この施設の廃止を認めてしまうわけにはならないと考えます。  以上、討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。お座りください。  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号 南部生活観光バス運行車両購入契約の締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。                ◎日程第4.発議第2号 ○議長(岬 光彦)  日程第4.発議第2号 淡路市議会政務活動費の交付に関する条例を廃止する条例の撤回についてを議題といたします。  提出者2名を代表し、田尾 成君から、発議第2号の撤回の理由の説明を求めます。  田尾 成君。 ○8番(田尾 成) (登壇)  8番、田尾 成。  淡路市議会政務活動費の交付に関する条例を廃止する条例の発議第2号の取り下げ理由について説明いたします。  本発議については、平成30年6月15日の議会運営委員会で審議されました。そこでは、各委員から多岐にわたり説明員に対しての質疑が行われました。しかし、短時間で結論を得ることは難しいということから、今、議会運営委員会で議会改革の集中審議を行っており、その中で、政務活動費のあり方、制度の是非をも時間をかけて審議する必要があるとの結論になりました。委員長の会議報告書のなお書きのとおりでございます。  その結果を受けて、委員として出席中の戸田議員から、今議会ではいったん発議を取り下げる申し出が行われました。  本条例は、平成24年5月に制定され、その後、平成24年12月、平成29年3月と2回の条例改正が行われております。  特に、後の改正では、政務活動費の不正受給が全国的にも多数見受けられることに鑑み、条例の一部改正が行われました。その当時から淡路市議会では、本条例の運用には注意を要することは十分認識されていたことと思います。  現実に、近いところでは、兵庫県議会、神戸市議会でも大金の不正受給があったことは、まだ記憶に新しいところであります。  淡路市は、財政健全化指数では県下41団体中39位、40位という中で、議会が率先して市の財政改善に協力する姿勢を示すべきであります。  今、議会の尊厳を示して、次の世代の議会に引き継ぐためにも、当期の議会運営委員会で私たちの発議よりも、もっと実のある、そして市民が納得できる結果となることを期待いたしまして、今会期での発議を取り下げることとなった理由であります。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  お諮りいたします。  ただいま議題となっております、発議第2号 淡路市議会政務活動費の交付に関する条例を廃止する条例の撤回について、許可することに御異議ありませんか。  御異議のない人は起立を願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  御異議なしと認めます。よって、事件の撤回の件を許可することに決しました。        ◎日程第5.産業厚生常任委員会の閉会中の継続審査の件 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第5.産業厚生常任委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。  産業厚生常任委員会委員長から、付託しておりました、請願第1号 旧優生保護法により強制不妊手術を受けた当事者に対する補償等を求める請願については、会議規則第105条の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり、閉会中の継続審査といたしたい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査にすることに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。             ◎日程第6.議員及び委員派遣の件 ○議長(岬 光彦)  続いて、日程第6.議員及び委員派遣の件を議題といたします。  地方自治法第100条第13項及び会議規則第162条第1項の規定により、閉会中に別紙のとおり、議員研修会のため議員を派遣いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。よってさよう決します。
     次に、広報広聴調査特別委員会委員長から会議規則第100条の規定により、別紙のとおり、閉会中、研修会派遣の申し出がありました。  お諮りいたします。  広報広聴調査特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中、研修会派遣することに決して、御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。よってさよう決しました。      ◎日程第7.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第7.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。  常任委員会及び議会運営委員会の所管事務調査等については、それぞれの委員長から、会議規則第105条の規定により、別紙のとおり、閉会中継続調査をいたしたい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決して御異議はありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  以上で、本日の日程は終わりました。  この際申し上げます。今期定例会の会議録の調製につきましては、議長において後刻録音等を精査し、しかるべく措置をいたしたいと存じますので、御了承願います。  お諮りいたします。今期定例会に付議された案件は全て議了いたしましたので閉会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。  よって、平成30年第72回淡路市議会定例会は、これをもって閉会といたします。  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  今期定例会は、去る6月1日に招集され、本日まで19日間にわたる会期でございましたが、その間に審議されました案件は、条例改正を初め、事件決議など、いずれも重要な案件でございました。  議員各位には、この間、慎重に御審議を賜り、いずれも適切妥当な結論をもって滞りなく議了できましたことは、市政のため、まことに御同慶に堪えません。ここに議員各位の御協力に対しまして、敬意と謝意を表する次第でございます。  また、門市長を初め当局各位の議会審議に寄せられました真摯なる態度に敬意を表しますとともに、審議の過程において議員各位から述べられました意見、提案などにつきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう望むものであります。  さて、うっとうしい梅雨の季節になりましたが、議員各位並びに門市長を初め当局の皆様には、何とぞ御自愛の上、市政発展のため、今後ともなお一層の御活躍を賜りますようお願い申し上げますとともに、報道関係各位の御協力に感謝申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  続きまして、門市長から御挨拶がございます。  門市長。 ○市長(門 康彦) (登壇)  第72回淡路市議会の閉会に当たり御挨拶を申し上げます。  今期定例会は、6月1日に開会し、以来本日までの19日間にわたり、提案いたしておりました条例制定議案を初め、事件決議、同意案件など、当面する重要案件につき終始熱心に御審議を賜り、本日ここに全議案を滞りなく議了していただき、厚く御礼を申し上げます。  会期中、本会議、委員会等を通じていただきました貴重な御意見等につきましては、今後の市政の推進の指針とさせていただき、今後とも間接民主主義と二元代表制の趣旨を尊重し、議会と連携を図りながら市政運営に取り組んでまいりますので、なお一層の御指導と御支援をよろしくお願い申し上げます。  さて、先日聖隷淡路病院におきまして400人目の赤ちゃんが誕生し、また子育て支援事業の1つである赤ちゃん未来の宝物事業において、2組目となる第5子の補助金交付申請があるなど、うれしいニュースが入ってきています。  県立淡路医療センターが本年4月から里帰り出産の受け入れを一時的に休止している状況の中、本市が誘致をした聖隷淡路病院の果たす役割はますます大きなものとなっています。  引き続き少子対策に取り組み、子供を生みやすい、育てやすい環境づくりをより積極的に推進していきたいと考えています。  さて、6月に入り、近畿地方の梅雨入りが発表され、これから本格的に長雨や台風のほか、近年各地で発生しているゲリラ豪雨等による災害が発生しやすい季節となってまいります。  風水害対策につきましては、気象情報等により、ある程度の予測をすることは可能ですが、高い確率で発生が予想されている南海トラフ地震につきましては、いつ発生するかわかりません。  幸い本市で大きな被害はありませんでしたが、昨日、大阪府で大きな地震が発生したばかりであります。まさに今発生する可能性もあるわけです。  いざというときのために、避難場所や危険箇所の確認、今期定例会初日に実施されたシェイクアウト訓練や避難訓練など、日ごろからの備えが重要です。  執行部においては、5月28日に大規模地震の発生を想定した淡路市職員災害対策配備訓練を実施し、災害時における職員の初動体制の確認を行ったところです。  市民の皆様の安全確保を一番に考慮し、気を引き締めて災害対応に努めてまいりますので、議員各位の御協力をよろしくお願いします。  終わりに、本年4月に本拠地を本市から愛知県に移転しました女子プロ野球チーム愛知ディオーネの選手たちの凱旋試合が、来月7日に夜間照明設備が完成した県立佐野運動公園野球場でナイター開催されます。当日は島への特別な思いを込めて特別ユニフォームで試合に臨まれると伺っています。議員各位におかれましても、ぜひ球場へお越しいただき、市民の皆様とともに応援をいただいて、試合を盛り上げていただきたいと思います。  入梅の折、蒸し暑い日が続きます。健康に十分御留意をされ、市政進展に御支援御協力を賜りますよう、心から念願し、また報道機関の御協力にも感謝を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。  ありがとうございました。 ○議長(岬 光彦)  以上をもちまして終了いたします。  皆様、長時間御苦労さまでございました。  広報広聴調査特別委員会の関係各位に申し上げます。  この後、委員会が開催されますので、速やかに委員会室に御参集願います。  以上であります。              閉 会 午前11時09分...