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平成30年第71回定例会(第4日 3月14日)

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  1. 淡路市議会 2018-03-14
    平成30年第71回定例会(第4日 3月14日)


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    平成30年第71回定例会(第4日 3月14日)           第71回淡路市議会定例会会議録(第4号) 平成30年3月14日(水曜日) 平成30年3月14日 午前10時開議     1.一般質問     (個人質問)      7番 打 越   齊     11番 鎌 塚   聡      6番 冨 永 康 文     10番 太 田 善 雄      2番 針 木   均      3番 井 出   信 1.会議に付した事件   日程第1.一般質問        (個人質問)          7番 打 越   齊         11番 鎌 塚   聡
             6番 冨 永 康 文         10番 太 田 善 雄          2番 針 木   均          3番 井 出   信 1.会議に出席した議員(18名)    1番 石 岡 義 恒        2番 針 木   均    3番 井 出   信        4番 多 田 耕 造    5番 岨 下 博 史        6番 冨 永 康 文    7番 打 越   齊        8番 田 尾   成    9番 西 村 秀 一       10番 太 田 善 雄   11番 鎌 塚   聡       12番 戸 田 雄 士   13番 田 中 孝 始       14番 土 井 晴 夫   15番 岬   光 彦       16番 籾 谷   宏   17番 池 本 道 治       18番 松 本 英 志 1.会議を早退した議員(1名)    1番 石 岡 義 恒 1.会議に出席した事務局員の職氏名     事務局長     角 村 光 浩     次長兼議事課長  菅   大 尚     議事課課長補佐兼総務係長兼議事係長              山 田 真優美     主事       濵 口   希 1.会議に出席した説明員の職氏名     市長       門   康 彦     副市長      金 村 守 雄     副市長      長 濵 泰 之     教育長      廣 田 利 幸     理事       大 川 豊 成     企画政策部長   富 永 登志也     企画政策部付部長ふるさと納税推進担当)              真 嶋 加由里     企画政策部付部長企業誘致推進担当)              砂 河 伸 市     総務部長     鈴 木   勝     総務部付部長事務所統括担当・一宮事務所長)              坂 口 洋 子     財務部長     山 名   実     財務部付部長税務・収納推進担当)              奥 田 恵 子     危機管理部長   中 川 富 夫     市民生活部長   下 原   渉     健康福祉部長   池 上 哲 司     健康福祉部付部長子育て支援担当)              富 永 奈緒美     健康福祉部付部長(介護・高齢者支援担当)              中 野 輝 美     産業振興部長   岡 部 喜 之     都市整備部長   井 戸   弘     都市整備部付部長下水道担当)              古 地 弘 明     会計管理者    中 西 康 彰     監査委員事務局長選挙管理委員会書記長              巳 鼻 康 文     教育部長     山 田 一 夫     教育部長     那 倉 康 知     教育部付部長文化財活用等担当)              伊 藤 宏 幸 1.用務のため会議を早退した説明員の職氏名     健康福祉部付部長介護・高齢者支援担当)              中 野 輝 美                開 会 午前10時00分               …………………………………… ○議長(岬 光彦)  皆さん、おはようございます。  昨日に引き続き会議が再開されましたところ、議員各位並びに門市長を初め幹部職員の皆様方には、定刻に御参集をいただきまして、まことにありがとうございます。  ただいまから、今期定例会第4日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に印刷配付いたしておりますとおりでございます。御了承願います。                ◎日程第1.一般質問 ○議長(岬 光彦)  日程第1.一般質問の個人質問を行います。  発言通告に基づき、順次議長より指名いたします。  初めに、7番、打越 齊君であります。  打越 齊君。 ○7番(打越 齊) (登壇)  7番、淡路クラブ、打越でございます。  それでは、皆さんおはようございます。一般質問の2日目となりますが、議長の許可をいただきましたので、質問します。  今回は5つの問題を質問をさせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。  まず、私のほうからも、本年3月をもって退職される皆さん、長い間、公務員生活本当に御苦労さまでございました。毎年この時期を迎えると本当に寂しい限りでございます。退職される方々におかれましては、お体に十分気をつけられ、これまでの行政経験を生かし、これからも淡路市政、また地域まちづくりに御尽力賜り、まだまだ長い第二の人生の御活躍を御期待しております。  それでは、質問に移りたいと思います。  まず、第1番目に、行政運営の強化策ということでお尋ねしたいと思います。  昨年8月の臨時議会において、副市長の2人制が承認され、新たに長濵副市長が任命され、金村副市長と2人の体制になり、市政にどう反映されているのか、具体的な内容について、市長並びに両副市長にお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君の質問に対する答弁をお願いいたします。  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦) (登壇)  まず、執行部職員の慰労のお言葉に関しまして、代表して御礼を申し上げます。  さて、副市長職の複数制の話でありますけども、その背景をまず述べたほうが理解をしていただきたいと思いますので、その背景を少し述べさせていただきます。  合併以前でありますけども、淡路島の合併団体については、その地形的課題から3市体制におきましても、副市長職は複数体制が理想とされていました。また、淡路市が誕生しました12年前、13年前、第1回議会2005年の4月11日です。第2回議会が2005年6月1日、夢舞台の国際会議場におきまして、67名の議員さんからも副市長職複数制の要望がありました。  ただ、そのときは、いつも言っておりますように、いろんな諸事情でなかなか難しい環境でありましたので、一定の期間猶予をお願いをして、理解を得てきて、今まであったわけであります。  執行部、市議会、実質上の4期目の出発の第68回議会におきまして、先ほど言いましたように、不十分であった組織を正常なものとし、各地域の課題等について、迅速かつ丁寧な対応を図ることがやっと実現したと思っております。  また、市長を支えるトップマネジメント強化の観点から、内部的な市長の補佐にとどまらず、職務の執行を明確に位置づける自治法の改正が2007年になされています。  淡路市は、2005年、平成17年、新市として出発した時点から、副市長制度を導入していたわけでありますけども、その改正によりまして、副市長の職務は市長の補佐と職員の事務監督のほかに、市長の命を受け、政策、企画をつかさどることと、市長の職務代理のほかに、市長の委任を受け事務を執行すること、これが加えられたわけであります。  目的とするところは、日常的実務的な事務は副市長に大幅に委ねることができ、市長の役割はより高次で政治的対外的なものを中心とすることで、副市長の役割は受任者の権限として執行する重大な役割を担うという、そういうふうになりました。  その背景を踏まえまして、今現在、議員が御質問されたことにつきましてでありますけども、まず1つ目でありますが、バランスの取れた行政サービスの確保であります。  本市は南北に長い地形でありまして、その特性によって、市街地が散在しているという状況にあります。この地形的な課題がある中で、効率よく市の業務を執行していくために、これまで国等に現地解決型執行を要望し続けた結果、10年かかりましたけども、各事務所は何とか確保することができました。  これまでハード整備を進めてまいりましたが、2人制にしたことにより、それぞれが担当する地域の課題をきめ細やかに対応し、バランスのとれた行政サービスを確保することによりソフト面も充実してまいりたいと思っております。  2つ目は、事務事業の執行のスピードアップです。それぞれが所管する事務を明確にし、技術的な面は理事が統括するという体制をとっているところですが、事務を分担させることで、事務事業執行スピードアップを図ってまいります。  旧5町の時代の1つの小さい町の単位ですと、そうでもなかったんですけども、これだけのキャパになってきますと、そういったことは非常に必要であります。  最後の3つ目が、市全体の管理体制の整備であります。現在、各事務所を2人の副市長、教育長及び総務部長の4人の巡回体制をとっておりまして、本庁を含めた市全体での情報の共有と相互連携の強化を図っているところであります。
     また、そのほか、最近ですね、やはり市も一定の落ちつきを持ってきまして、いろんな日程が重複をするようになっております。  例えば、ことしの4月1日なんかですね、大学の入学式であるとか、あるいは育波漁協の整備の式典であるとか、その他いろいろなものが同時に、同時刻で開催をされます。  これは幾ら調整しても、前は1、2点ぐらいでしたら、時間の調整を図って行けたんですけども、もう3点、4点となってきますと、なかなか難しいという、そういうことに対応するために、今現在、私と金村副市長と長濵副市長で対応しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  副市長、金村守雄君。 ○副市長(金村守雄) (登壇)  副市長事務分担規則により、私は、総務文教常任委員会が所管する部等の事務について担当をしています。喫緊の課題といたしましては、火葬場、津名事務所跡地利用活用津名図書館等の再整備ですか、合併特例債の発行期限も迫っている中、関係機関と協議しながら、鋭意進めているところです。あわせて、企業誘致についても、今以上に積極的に進めてまいりたいと考えています。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  副市長、長濵泰之君。 ○副市長(長濵泰之) (登壇)  私の担当といたしましては、産業厚生常任委員会が所管する事務について担当をしております。これまでの経験を生かし、土木建設部門の技術的なアドバイスや各業務の工程管理を行い、職員にスピード感を意識させ、業務に取り組むよう指示をしているところでございます。また、基本的には、市の北部である岩屋、北淡、東浦地域の担当をしているところであり、各地域が持つ資源の活用や課題について、私自身もスピード感を持って取り組んでおります。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  それぞれの分担、総務、産厚関係に分かれて担当しているということで了解いたしました。御丁寧に説明いただき、ありがとうございます。  それでは、続いて、副市長2人制になってから、両副市長が各事務所を巡回しているとお聞きしておりますが、副市長はどういった目的を持って巡回されているのか、それぞれについてお聞きしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  総務部長、鈴木 勝君。 ○総務部長(鈴木 勝) (登壇)  事務所の巡回につきましてでございますけども、先ほど市長が申し述べましたように、両副市長に加えまして、教育長、総務部長の4人体制で情報の共有と相互連携の強化を目的に行っております。この4人が交互に毎週1日ですね、各事務所につきまして、所長から課題等の報告などを受けるなど、情報の共有を図ってるところでございます。また、来庁される市民の方々ともいろんな情報を拝聴しておるところでございます。  事務所で抱えている課題につきましては、巡回した者が指示をする等によって、問題解決に向けてスピードアップを図っているところでございます。あわせまして、先ほど申しましたように、事務所の職場環境の確認をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  4人で交互にずっと回っているということでございます。それでは、事務所長は、その巡回をどう捉え、どう対応しているのか、また市民等の感想なども含めて御答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  事務所統括担当部長、坂口洋子君。 ○総務部付部長(坂口洋子) (登壇)  事務所長の見解についてお答えいたします。地域事務所の存在意義の一つとして、本庁と住民の方々とをつなぐ役割がありますが、事務所の巡回により、事務所が抱える地域の課題等について協議する機会ができ、また本庁と情報の共有が図られているものと考えられます。また巡回により、以前よりも地域の声が市の各部局に届きやすくなっていると実感しているところです。  今後も、現地解決を基本とし、各事務所が抱える課題については、巡回を通して解決できるように、常にスピード感を意識しながら、業務に取り組んでまいります。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  いろいろ多岐にわたって御答弁いただき、ありがとうございます。  それでは、2番目の質問に移らせていただきたいと思います。塩田地域の県道上内膳線バイパス道路の進捗状況についてお尋ねいたします。  この道路は、国道28号線の緊急時の迂回道路として防災上においても極めて重要な路線であり、兵庫県において、延長150メートル、幅員4メートルのバイパス道路を新たに整備すると聞いております。  平成28年9月議会で質問いたしました際には、地権者の理解が得られれば、本年度中に用地測量を行い、来年度以降に用地買収後工事にかかるとお聞きしておりましたが、あれから2年が経過し、一向に地元説明も買収の動きも見られないとお聞きしておりますが、現状はどのようになっているのか、お答え願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  都市整備部長、井戸 弘君。 ○都市整備部長(井戸 弘) (登壇)  それでは、まず現在の状況と住民への説明等につきまして、お答えをさせていただきます。  平成27年度に地元役員への説明会を行い、その中でバイパス部分の道路法線を示しましたが、道路を敷設することにより、分断される農地が多いため、地元から修正の要望がありました。その要望を踏まえ、法線を変更し、本年の1月31日に再度地元役員への説明を行っております。  今後は、洲本土木事務所が地権者及び近隣関係者を交えた地元説明会の開催を予定していると聞いております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  地元役員に説明したということは、地元建設委員会だけに説明されているようですが、今後は地権者や近隣住民への説明会を開くとのことでございますが、いつごろの予定をされているのか、わかりましたら、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  都市整備部長、井戸 弘君。 ○都市整備部長(井戸 弘)  ただいまの地権者や近隣住民にも説明するということで、いつごろの予定ということに対しまして、お答えをさせていただきます。  道路法線についての再検討の要望をいただいておりますので、御提示できる計画案が整った後に、建設委員の説明会を開催するということを聞いております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  ということは、まだとにかくそれが整ってからということでございます。その住民への説明会には、案内等も含めて、県のほうから直接説明されるということでしょうか。これについて、お答えいただきたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  都市整備部長、井戸 弘君。 ○都市整備部長(井戸 弘)  今後は、建設委員との指摘事項等の調整が整えば、地権者、関係者各位の説明会を実施するとの報告をいただいております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  それでは、県のほうでは現在この計画はどこまで進んでいるのか。内容について、わかることがありましたら、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  都市整備部長、井戸 弘君。 ○都市整備部長(井戸 弘)  それでは、当該道路の進捗状況等についてお答えをさせていただきます。洲本土木事務所に確認したところ、県道上内膳塩尾線道路改良事業のための道路形状や法線を決定するための概略設計を行い、地元に提案している段階であると聞いております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  そしたら、今後の予定はどのようになっておりますか。これわかりましたら、お答え願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  都市整備部長、井戸 弘君。 ○都市整備部長(井戸 弘)  今後の見通し等につきまして御答弁をさせていただきます。道路法線等の計画に対し、地元及び地権者のおおむねの同意が得られれば用地買収に必要な測量を行い、その後、道路用地の買収、道路の詳細設計、工事と進んでいくものと思われます。また、何よりも地元及び地権者の理解と協力が必要となりますので、説明を重ねながら、事業が進んでいくものと思われます。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  説明を重ねながら進めていくということでございますが、大変重要な道路でもあり、一日も早い完成を願っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。  それでは、次に3番目の問題にいきたいと思います。国道28号線の碁石山周辺の通学路における防犯灯の件についてお聞きします。  この件についても、28年9月議会で質問した際には、電気代のことで複雑な問題があるため、津名中学校PTAの総意の上で要望書を提出し、国土交通省で街路灯をふやすと聞いていました。  まず、平成28年、三和製作所の入り口付近で工事が始まり、工事期間中の仮設の歩道のところで学生2人がけがをしたことを受けて、都市整備部に対し、ふだんでも暗いところでありながら、工事期間中は道路幅も狭く、段差もあり、通りにくくなっているため、改善するよう申し入れておりました。  最初に、この工事については、昨年中に終わるものと思っておりましたが、工事が長引き、つい最近になって工事が完了したところでございます。長引いた経緯について、何か聞いておりましたら、わかれば、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  都市整備部長、井戸 弘君。 ○都市整備部長(井戸 弘)  国道28号線の碁石山付近の街路灯の工事がおくれた経緯等につきまして答弁をさせていただきます。  国道28号の碁石山付近の法面工事は、崩落の危険がある法面土塊を除去した後、法面補強を行う工事で、平成28年8月から平成29年8月末の完成予定で工事を進めておりました。  しかし、工事着手時に想定したよりも地山の風化が進んでいたため、工法の見直しが必要となったほか、工法見直し後の再着手に当たり、施工業者との調整が必要となったため、工期を延長し、本年3月20日までに完了すると聞いております。  工事中における交通の安全確保については、仮設防護柵及び仮設歩道を設置していましたが、これらが通学の障害となっていると聞きましたので、国道事務所洲本維持出張所に改善要望を行ったところ、夜間照明を設置し、通行帯を明示することで安全確保が講じられました。今後も、市民の皆さんが安心して通行ができるよう、必要に応じて、国道事務所に安全確保を要望してまいります。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  ありがとうございました。長い間かかり、またけが人が出るのではと心配しておりましたが、申し入れ後、少しは改善され、改善以後、けが人が出たということは聞いておらず、工事が無事完了し、安心しておるところでございます。  それでは次に、昨年同僚議員からの質問で、中学生の通学路における危険箇所のアンケート調査をしていると聞いておりましたが、まずアンケート調査の結果については、どのような結果になったのか、お聞かせ願います。  このまた碁石山付近は入っていなかったのか、さらにけが人の話などはなかったのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、那倉康知君。 ○教育部長(那倉康知) (登壇)  御質問のありました、通学路の危険箇所のアンケートについてお答えをいたします。  アンケートについては、平成29年11月に市内の全ての小中学校へ調査を依頼し、同年12月に各学校の児童生徒及び保護者から危険箇所についての回答をいただいているところであります。  そのアンケート回答の中で、今話題になっております塩尾の碁石山方面から津名中学校へ通う生徒・保護者から3件、国道歩道敷きの照明が暗い、街灯がないので明るくしてほしいといった内容の回答をいただいております。なお、そのアンケートの中にも、これまで事故が起こっておるという指摘もございました。  以上であります。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  ということは、アンケートの結果が出た時点で、国土交通省のほうへ危険なところであるため、改善要望は出さなかったんでしょうか。これについてはどのようにされたのでしょうか。お聞きします。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、那倉康知君。 ○教育部長(那倉康知)  教育委員会からの要望については、もうアンケートで知り得た時点で対応が終わっていたということで、特に教育委員会のほうから直接要望を出したわけではございません。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  とにかくまあ、そのような事故があったということについては、教育委員会のほうでも要望するなり、何かの対策を今後とってほしいと、かように思っておりますので、今後は一つよろしくお願いいたします。  それでは、提出した要望書に基づき、国土交通省のほうで、街路灯をふやしていただけるのか。ふやしていただけるのであれば、いつごろできるのでしょうか、この件についてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  都市整備部長、井戸 弘君。 ○都市整備部長(井戸 弘)  いつごろ完成予定か等につきましてお答えをさせていただきます。碁石山付近の街路灯については、議員より以前一般質問をいただき、碁石山付近は山腹が急峻なため、多くの法面保護を実施している区間であることから、道路照明の設置に必要なスペースを確保することは困難であるため、今後道路照明等の設置方法について検討を進めた上で予算確保に向けた調整を行うことを予定していると国道事務所に確認した上で答弁させていただきました。  その後の進捗状況については、国道事務所に確認したところ、海岸擁壁への設置については、管理者である県と協議を進めることとしていました。  しかし、同事務所は、古い海岸擁壁への添架による設置は適切ではないと判断し、山側にある石積擁壁への設置について、再度検討し、設置を進める方針であると聞いております。  なお、予算の措置はできていますが、今年度内の設置は困難であり、来年度当初の5月ごろまでには設置されると聞いております。  市としても、関係機関と連携し、児童生徒が安心に通学できるよう、通学路の安全確保を図ってまいります。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  来年5月ごろできるとのことでございます。通学路でもあるため、できるだけ早くつけていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  それでは、次に4番目の質問に移りたいと思います。南海トラフ地震の対策についてということで、この間の産経新聞や朝日新聞に、南海トラフ地震が起こる確率がマグニチュード8から9クラス、また30年以内に70から80%に高まったとの報道がありました。  本市においては、二十数年前に阪神淡路大震災で甚大な被害を受けた経緯があり、近い将来必ず起こり得る地震に対して、またこの間の3.11東日本大震災の映像を見るにつけ、改めて地震や津波の怖さを思い知りました。  我が市における備えについて、何点かお聞きいたします。  まず1点目に、明石海峡大橋開通に伴い、海路から陸路へ交通体系が変化し、特に神戸鳴門自動車道は島内の移動手段として重要な路線であります。しかしながら、神戸鳴門自動車道をまたぐ市道橋が多数あり、この市道橋の耐震補強を実施していると聞いておりますが、進捗状況について、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  都市整備部長、井戸 弘君。 ○都市整備部長(井戸 弘)  それでは、市道の耐震化について答弁をさせていただきます。本市では、市道の安全対策として、橋梁の耐震化を行っております。本市では775の橋を管理していますが、このうち重要路線をまたぐ跨道橋が神戸淡路鳴門自動車道に23橋、国道28号線に6橋あります。  市では、地震時に跨道橋が被災し、重要路線の通行どめを防ぐため、落橋防止や橋の耐震強度を増す工事を平成27年度から着手しており、明石海峡大橋と淡路インターまでの区間にある4橋のうち3橋を平成28年度に完成させ、残り1橋については現在耐震工事等の設計を実施しているところでございます。  淡路インター以南については、国道28号をまたぐ6つの跨道橋を耐震化する計画であり、仮設後の経過年数が古い跨道橋から実施していく予定です。現在、津名バイパスをまたぐ2橋の耐震設計業務を発注しているところでございます。  市としては、重要路線に関係する市道については早期に耐震補強工事を実施し、大震災に備えてまいりたいと考えております。  以上でございます。
    ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  ありがとうございます。できるだけこれの橋等についても、一つ事故のないように、よろしくお願いいたしたいと思います。  最近、淡路市津波想定情報マップを新たに作成され、町内会配布物として各戸配布されましたが、指定避難所等への避難経路対策はどのようにされているのか。この件については、災害の形状によってまた避難経路が変わる可能性もあり想定は難しいと思いますが、市のほうでは何か対策をしているんでしょうか。お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  危機管理部長、中川富夫君。 ○危機管理部長(中川富夫) (登壇)  打越議員の避難経路についての御質問にお答えさせていただきます。  本市では、南海トラフ巨大地震に備え、津波避難経路を明示するために、淡路市津波避難計画に基づき、津波浸水被害の可能性がある市街地から高台への避難の目印となるよう、市道にカラー舗装整備等を行っております。また、夜間でも円滑な避難ができるよう、各避難経路にLEDポイントライトを設置しています。  昨年度までの実績として、津名では志筑・塩田・生穂地区、岩屋では片浜地区、東浦では仮屋・下田地区、一宮では尾崎地区の整備を行っております。本年度は、北淡浅野地区での整備をいたしました。  津波による人的被害を軽減するためには、住民一人一人の迅速かつ主体的な避難行動が重要であります。避難するに当たり、強い揺れや弱くても長い揺れを伴う地震が発生した場合には、最大クラスの津波高を想定し、みずからできる限り迅速かつ高いところに避難することが重要となり、その際、時間的な猶予がある限り、本当にできる限り高く安全な場所を目指して避難をしていただく姿勢が必要となります。  また、市民の地震・津波災害に対する防災意識の高揚を図るために、市では平成27年度において、淡路市防災ガイドハザードマップを市内全戸配布をさせていいただき、津波の浸水想定等について周知をさせていただいております。  また、議員おっしゃったとおり、今年度においては広報淡路2月号の配布にあわせまして、市内における津波高、到達時間等を記載した淡路市津波想定情報マップを配布し、市内各地における津波の情報についてお知らせをさせていただきました。  このほか、防災講話の実施や避難所、公共施設等において海抜表示看板や津波啓発看板を設置するなど、津波による浸水被害からの減災対策等も実施しております。  特に市民の皆さんの安心安全を守るため、市では防災講話を通じて、大きな災害が発生した場合には、自分の命は自分で守る、また大きな揺れが発生した場合には、揺れがおさまるまで安全を確保をし、安全を確認した上で率先避難者となり、より高い場所に避難することの市民の方への意識づけに取り組んでいきます。  また、常日ごろから自分が住んでいる地域の形状を知っていただきまして把握する中で、ふだん使っている道路等が地震によって使えない場合も考えられますので、常日ごろから高い場所への避難するための数多くの避難経路を確認しておいてほしいと思います。  そのためにも、市としましては、今後も南海トラフ巨大地震等発生時の津波からの避難に資するため、津波避難経路の確保整備に努めてまいります。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  どうもありがとうございます。この問題は、この避難経路については非常に難しい問題ではあると思います。しかしながら、この避難経路が一番大事になってくるんではないかと思いますので、今後引き続き市民に周知に努めていただきたいと思います。  それでは、次に3番目の、避難所となる公共施設について、耐震化は現在どのように進んでいるのか。されていない施設の対応と住民への周知はどのように考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  総務部長、鈴木 勝君。 ○総務部長(鈴木 勝)  公共施設の耐震化につきましてお答え申し上げます。  本市では多くの公共施設を維持管理しておりますが、現在、昭和56年6月に改正されました建築基準法に定める耐震性能に適合するかどうかの耐震診断を実施していない施設が110ございます。ただ、この110施設の中には、将来用途を廃止しまして、解体を予定しているものや集約化、複合化を予定しているものも含んでおります。実質的には約半数の60施設につきまして、耐震診断等の対応を進める必要があると考えております。  これにつきましては、今後は、淡路市公共施設等管理計画に基づきまして、それぞれの施設につきまして、長期的な視点に立ちまして、適正な管理計画を作成し、課題解決に向けた取り組みを推進するとともに、利活用が困難な施設等につきましては、適宜整理を進めてまいります。  また、避難所につきましても、現在耐震の診断を、また耐震工事を整えてない施設もございますので、市民に対しましても丁寧に広報等で説明をしてまいりながら、耐震化を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  110もあるということでございます。これ単純な質問で申しわけないんですが、もし避難するときにね、耐震補強の悪いところで潰れたり、また危険ということがありましたら、どのような形で市民に周知させるんでしょうか。何か、これはもう現場の職員だけが、職員が現場で通知するということでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  危機管理部長、中川富夫君。 ○危機管理部長(中川富夫)  今の御質問にお答えさせていただきます。  市民の方にお知らせしています避難所につきましては、それぞれ1次避難所と2次避難所という形であります。そのほとんどが耐震化も図られておりますが、いざ地震等が発生しまして避難所が倒壊とか使えない場合については、速やかに市民の方にお知らせさせていただきたいと思う。防災無線等を通じまして、速やかな広報をして、違う形の避難所を設置したいと考えております。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  もう一遍ちょっとだけね、この大体避難施設については、地震とかああいうの発生した場合は、職員が行くんですか。大体その場所について。それちょっと聞かせていただきたい。 ○議長(岬 光彦)  危機管理部長、中川富夫君。 ○危機管理部長(中川富夫)  市の防災計画等にも定めてありまして、マニュアル等によりまして、もう震度4以上の地震が発生した場合には、それぞれの避難所に職員等派遣する形になっております。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  ありがとうございました。新聞にも起きる可能性を忘れずに備えていただきたいと書いてありました。市民の安心安全を守るためにも、周知のほどをよろしくお願い申し上げます。  それでは、最後の質問に移りたいと思います。図書館建設についてお聞かせ願いたいと思います。  現在、津名図書館の建設計画が持ち上がっておりますが、計画について、何点かお聞きしたいと思います。  しづかホールの横に決まった経緯についてお聞かせ願います。  この件については、アンケート調査等を踏まえ、図書館協議会でこの場所に決定したようですが、アンケート調査の結果においても、この場所への移転に対する意見が多くあったのか。また、他の場所の意見はなかったのか。さらに、この場所に建設した際には、どのようなメリットがあるのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、山田一夫君。 ○教育部長(山田一夫) (登壇)  打越議員のしづかホールの隣接地に決まった経緯についてお答えいたします。  現在の津名図書館の建てかえ計画ですが、淡路市では、この建てかえの検討よりも先に、平成27年度から28年度において、文部科学省の基準に基づき、市の図書館の今後の目指すべき指針等について定めた淡路市立図書館基本計画を策定いたしています。  この計画策定に当たっては、一般公募委員、学識経験者等を含めた11名による基本計画策定検討会を設置し、また、より的確に市民ニーズを把握するため、一般市民、利用者、学生を対象とした市民アンケートも実施しております。  この中で、一般市民対象と、それとまた図書館を利用している方と、また学生さんらを対象としたアンケートを行いました。  その中で出ていた意見では、図書館の位置については、やっぱり商業施設、またあるいは病院、また文化ホールといったものに隣接するとこがいいのでないかというような御意見をアンケートの結果をいただいております。  そして、この基本計画の中にも、現在の津名図書館につきましては老朽化が非常に著しいため、基本計画中に示された基本方針を実現する上においても、施設改修が必要なことを明確に示しております。  また、建てかえする場合には、施設の位置や敷地についても、面積、利便性、安全性、費用面等を考慮し、検討すべきであることも示されております。  そして、これらを踏まえ、検討会の中でも、新図書館に適した位置については、1つに現在の図書館が立地する場所、2つ目に津名事務所跡地、3つ目にしづかホール隣接地の3カ所の候補案について議論をいただきました。  そして、この3カ所の候補案について、平成29年10月に開催しました淡路市図書館協議会において提案し、そこで審議をいただいた結果、しづかホール北側に建設する案が最適であるという意見をいただいております。  今後は、淡路市図書館基本計画に示された基本コンセプトである、人、知識、情報との出会いの場を実現するために、しづかホールなどの周辺施設との連携を図りながら、より多くの方に利用いただけるような図書館、市民に愛される図書館の創造を目指して努めていきたいと考えているところでございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  そしたら、現在この図書館、今の図書館の施設、また図書館の公園の駐車場等については、今後どのようにされる予定になっておるんでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、山田一夫君。 ○教育部長(山田一夫)  現在の図書館につきましては、昭和63年11月の開館から約30年が経過し、非常に傷みや施設の老朽化が進んでいますので、建物の、また建物は借地となっています。そのため、新図書館の完成後は、建物を取り壊し、土地については地権者のほうへ図書館の底地については返していきます。  ただし、静の里の公園の駐車場については、その必要な分については確保、当然ながらしていくところでございます。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  この静の里公園の図書館に隣接する公園の静御前記念館のところの駐車場だけは置いておくということでございますが、この記念館については、私たち昔、津名町時代、あそこに1億円の金塊を飾ってですね、かなりにぎわった時代もありました。その図書館の移転がされた場合に、このしづかホールの記念碑のところが風化されるんではないかとちょっと心配しているところでございます。  この公園の維持管理については、何か話題にはならなかったんでしょうか。これについてちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  産業振興部長、岡部喜之君。 ○産業振興部長(岡部喜之) (登壇)  静の里公園につきましては、産業振興部のほうで管理しています。今教育部のほうが申しましたとおり、図書館が退去した場合、借地もあれだけの大きな駐車場は要らないと思いますので、今後、要る分だけについては確保して、議員が御質問ありましたように、金塊が展示された当時とは大分様子が変わりまして、来客数も少ないでございますけれども、大事なものでございますので、適切に対処していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  打越 齊君。 ○7番(打越 齊)  それでは、あの静の里公園のあそこの駐車場は置いておくということでございますが、あそこの静御前のところの看板が静公園となっておるんですよね。私的には、あの静公園という名前では知名度が低いと。で、観光客等については、静公園ではわかりにくいんではないかと。この源義経の妻である静御前公園とか、また静御前記念館とか、そういうような名前にかえていただいてですね、あの橋、横にある橋なんかもペンキを塗ったり、前にも誰かがあの修繕のことも言っておりましたが、この件についてはお答えは結構でございますが、とにかく、そういうような知名度のある静御前公園とか、静御前記念館に名前を変えるなり、またあの橋の修繕等もちょっと今度考えていただきまして、もうこの件についてはお答えは結構でございますので、今後検討していただきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上をもって私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(岬 光彦)  以上で、打越 齊君の一般質問は終わりました。  暫時休憩いたします。  再開は午前11時といたします。                休憩 午前10時50分               …………………………………                再開 午前11時00分 ○議長(岬 光彦)  ただいまから会議を再開いたします。  次の質問は、11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党は日本共産党の鎌塚 聡です。通告に基づきまして、一般質問を行います。  合併特例債について、まず全般的なことについて市の認識を伺いたいと思います。その次に図書館関係、火葬場関係などについての部分でも関連する項目について聞いていきますので、よろしくお願いいたします。  合併特例債とは、市町村の合併に伴い、特に必要となる事業について、合併年度とこれに続く10カ年度に限り地方財政法第5条各号に規定する経費に該当しないものにでも充当率95%で充てることができるものであり、その元利償還金の70%については後年度において普通交付税の基準財政需要額に算入されるという地方債になります。  この合併特例債は、地方単独事業のみならず、国庫補助事業に係る地方負担額にも充てることができるとされています。  対象となる事業は、1つは建設事業で、もう1つは地域振興のソフト事業のための基金の積み立てです。  いずれも合併から10年間に限って、市町村建設計画に基づいて行うもの、合併に伴い特に必要と認められるものとの条件がついています。  対象となる建設事業については2つの規定があります。1つに合併市町村の一体性の速やかな確立を図るため、または均衡ある発展に資するために行う公共的施設の整備事業、2つ目に合併市町村の建設を総合的かつ効果的に推進するために行う公共的施設の統合整備事業となっています。  この間、合併特例債の発行期間も5年間延長され、東日本大震災被災自治体は合計で20年に、それ以外の自治体、淡路市のようなところは合計15年になり、つまり淡路市では平成32年度まで発行できる市債ということになります。  この間、淡路市の発行限度額ですけれども、これは285億円と市もこれまでに説明をしてきているところかと思います。既に平成27年度までに約110億円程度を発行していると、市は昨年9月議会で答弁しております。この285億円は、基金積み立てに充てる30億円を含む計画であったかと思います。  5年延長がされる前の話ですが、平成24年当時には、合併特例債が発行できる10年の期間が終わる平成27年度の時点で138億4,500万円が財政計画上の発行額といっていた時期もあったかと思います。  昨年9月の時点でも、元の10年間の期間、27年度末時点で財政計画上の138億円にも満たない110億円の発行とのことですので、平成28年度決算書には、予算額としては23億1,970万円、実際の発行額は14億1,020万円でして、翌年度に繰り越した分の財源として、今年度に当たっている分もあろうかと思いますけれども、昨日議決した29年度の補正でもですね、限度額が29年度、22億2,660万円ですので、単純に足してみますと、29年度末で155億円ぐらいになるのかなというふうに思うんですけど、ここは平成29年度末でいいので、見込み、今の時点での発行額は幾らになるのかということをお示しいただきたいのと、現時点で、発行の残す期間はもう平成30年度、31年度、32年度と限られています。これをどのように使う計画なのか。財政計画上の合併特例債の発行計画、これについてお伺いしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君の質問に対する答弁をお願いいたします。  財務部長、山名 実君。 ○財務部長(山名 実) (登壇)  平成29年度末のまず発行残高、予定ですね。181億8,800万円余が現在の29年度末の予定でございます。  先ほどから言われてましたように、鎌塚議員おっしゃられてましたように、総額285億円これはそのとおりでございまして、通常分として285億円、基金分として30億円ということになります。  今後の発行予定、限度額いっぱいまで発行したとしたらですね、残り30年度、今当初予算の案で10億7,200万円余を予算で計上しているのと、それ以降の分とですね、31、32年度合わせまして九十数億円の残がございます。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  この、そもそもなんですけれども、よく交付税措置とある臨財債とか過疎債とか、ほかにも同じような交付税の措置分があると言われているもの、いろいろあるわけですけども、この合併特例債というのは、合併のあめの部分とも言われている側面があるかと思います。  財政面では、合併に関してですけれども、交付税の合併算定替えもそうかもしれないですけれども、既に一本算定に向けて段階的な削減がされておりまして、下げ幅もことしは5割になる。そういう年度に入ってきているかと思います。  昨日の代表質問でも、この件に関するやりとりがあったかと思いますが、合併特例債は算定として需要額に措置されるというものの、実際は地方財政計画など見てもですね、交付税は平成30年度、これ国のほうですけど、16兆円というふうな話で、前年比で3,000億円減っている現状があるかと思います。  市の当初予算でも、地方交付税は110億円。当初ですよ、今出されている。それで見ても前年度4億円減っているということなんですけれども、実際は借金すれば、よく7割返ってくるというような言われ方をするけれども、単純に考えたら限度額いっぱい90億円ですか、100億円近くですかあると思うんですけれども、それをもし、きっちりと、これ実際発行できるかという話も平成31年度、32年度、45億、45億円、それ発行するという話にならないといけない話が出てくるかと思うんですけど、そういうふうにして措置分が入ったとしてですね、実際にその分がしっかりと交付税本当に返ってきているというふうに言えるのかという点とですね、合併特例債というのはやっぱり借金であると。さっき残り100億円近くあるという話ありましたけれども、これ本当にその措置分があるからということで、本当に発行していく、こういう話になるのかという点では、どういうような認識なんでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦) (登壇)  ここで交付税議論するのもおかしい話ですが、申し上げますと、借金といって一概に言ってしまいますと、市民・住民の方に誤解を与えるわけでありまして、制度上の事業執行の方法でありますので、例えば単年度でその事業を執行する場合は、それは当然いわゆるキャッシュ、現ナマベースでありますが、それを複数年度にわたって補填していくというのがこの交付税制度、合併特例債のいいところであります。  どういうことかといいましたら、起債というのはそういうことでありまして、学校を建てる場合に、その年度に関係のある人だけでその学校に対する財源を確保したとしましたら、後はしないでいいわけでありますけども、そうではなくて、後の方々もその学校を利用するわけでありますので、みんなでもってそれを補填していこうと、それがこの起債の制度であって、マスコミ等は一律に借金と、こういうふうに言われるわけでありますけども、制度上のことであります。  ですから、その是非は別にしましてですね、そういう制度であるということであります。
     なおかつ議員が今言われましたことにつきましても、世界に冠たる総務省がつくり上げた交付税制度でありますから、きちんと補填をされておりますし、そのことにつきましては、例えば特別交付税等において、特別な配意を持って対応してもらう場合もあります。  いずれにしましても、一般的なことにつきましては、きちんと今の制度上にのっているというふうに御理解を願いたいと思います。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  また後ほどいろいろと聞かせていただきますが、次に、図書館、海沿いでの計画について。昨年の12月定例会が終わった後、12月22日の閉会中の総務文教常任委員会において、津名図書館の整備の方向性が示されました。  これまでの基本計画策定などの経過の説明資料もいただき、29年10月31日に淡路市図書館協議会の協議で、建設場所の候補地をしづかホール北側に至ったこと。  11月21日に社会教育委員会議へ整備計画を説明し賛意を得たこと。  12月4日、公民館運営審議会へ図書館整備計画を説明し、委員の賛意を得たことなどが記されたり説明もありました。  新年度30年度予算に設計費5,200万円の計上があるように、工事費含め9億円ほどの合併特例債での事業をする。そういう計画のようであります。  先の議員の質問の中でもあったかと思うんですけど、そういう経過で、このしづかホールの北側に決まったということのようですけれども、委員会提出資料にあるような場所の決定に至った経過、賛意を得たという会議の情報公開で文書をどういう議論がなされていたかという議事録とったんですけれども、場所をしづかホール横にすると報告し、そういうような議事録見てもですね、防災に関する議論とか質疑というのが見られなかったんです。  こういった経過を見ると、埋立地の液状化や防災に対する議論がなされていないのではないかというような疑問も出てくるところでして、計画時の防災についての議論はどうであったのか、これについての認識をお伺いさせていただきたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  我が国の防災津波対策でありますけども、平成23年3月11日に発生しました東日本大震災による甚大な津波被害を受け、中央防災会議専門調査会が新たな津波対策の考え方を公表しています。  平成24年8月29日には、内閣府の南海トラフの巨大地震モデル検討会が南海トラフ巨大地震による津波想定を公表しています。  兵庫県では、それらのデータを踏まえまして、最新のデータを加えた独自のシミュレーションを行っております。  それによりますと、南海トラフの揺れに伴う防潮堤の沈下を見込み、さらに門扉は開放した状態で、防潮堤についても破堤されるという、より厳しい条件を前提として、最大の津波浸水エリアを想定しています。  本市におきましては、これら国及び県のシミュレーションデータに基づきハザードマップを作成しております。  今回の図書館の建設位置につきましては、そのハザードマップをもとに、津波浸水域に含まれていないことを確認し決定をしています。  なお、建設位置を決定する上で御意見をいただいた図書館協議の中では、特に津波等に関する議論はありませんでしたが、ハザードマップのデータ等に基づき、安全性についての確保を図っていきたいと思っています。  また、この本庁舎につきましても、今言いましたような環境の中で、1階部分についても大丈夫ということではありますけども、淡路市としましては、想定外の想定外を想定しまして、御存じのとおり、1階の入り口部分に防水扉を設置をして対応しております。  これを越えてくるということになりましたら、淡路島全部がアウトということですから、そういったことまでも配意をして、今御質問の防災対策に努めております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  まず、昨年4月12日の全員協議会で提出いただいた図書館基本計画に対するパブリックコメントに寄せられた意見には、3つある候補地の中には海沿いの建設を心配する声があったかと記憶しているんですけども、市のほうは、先ほど市長がおっしゃっていただいたような考えがあるということですけども、実際に淡路市図書館協議会の中で、そういうパブリックコメントの議論というのはなされていたのかについて、パブリックコメントで市民の意見募ったわけですよね。それどう反映されてどう生かされたかという点でいうと、どうだったのか。これについてお伺いしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、山田一夫君。 ○教育部長(山田一夫) (登壇)  鎌塚議員の質問にお答えします。当然ながら、パブリックコメントのそういった意見も踏まえて、安全性を確認して、その上での決定となったところでございます。御心配の向きもございますけども、図書館の一番の建設目的は、市民の文化、また教養、そういったことの出会いの場を、より限り、たくさん創造するという大きな目的があります。そして、それの利便性とか、そういったことを総合的に鑑みて結論に至ったところでございます。  以上、答弁といたします。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  図書館建設の候補地を1つに絞った過程で、地震津波等災害に対する審査協議がわかる文書の有無を情報公開で求めたところ、私、公文書の不存在として公開できませんという通知が返ってきたところでして、そういった議論というのがなされていないのではないかというふうな疑念を持ったわけですけど、先ほど、もともと先ほど市長がおっしゃっていたような、そういう考えがあるから大丈夫という議論で、議論として全くなされていないという話があるんではないかというふうに思っていたんですけれども、やっぱりその今文書の問題、国会初め大きな問題になっているとは思うんですけども、やっぱりその議論されていたら、私この公開請求出したときに、何がしのここで議論しましたっていうのが返ってくるのかなと思っていたら返ってこなかったわけですね、今言ったように。  でも、先ほど市長おっしゃっていたような、この庁舎、2号館のほうは想定外の想定に対してさらなる安全策をとったというような話あるわけですけれども、じゃ、今度新設しようとするその図書館のほうですけれども、約9億円を見ているという中には、そういった費用というのは見越して9億円と言っているのか、かさ上げするとかなってくるとですね、さらに今言っているような額より上がってくる。これは安全対策なされた額を9億円と言っているのか、今後さらにそういう声求めるであるならば、さらに合併特例債でもともと建てるといっているわけですから、さらに費用がコストが上がってくるんではないかというふうに思うわけですけど、この9億円という根拠の中には、安全対策、かさ上げ、液状化対策とかですか、そういうことを含まれての額を今9億円とおっしゃっておられるんですか。そこの点について伺います。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、山田一夫君。 ○教育部長(山田一夫)  当然ながらですね、9億円の中にはそういった安全を配慮する設計に基づいて建設するような費用となっております。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  その議論がね、実際どこでなされたのかというところが聞きたくて、いろいろと情報公開しても、そういう話が、普通やったら、ここでこう議論されてましたというのが返ってくるのかと。出せない情報やったら黒塗になってくるのかなと思っていたわけですけども、紙がないという話ですよ。されてないのかなと思ったら、そういうこともしっかりとされて、9億円でおさまるんだと、今の話だとそういう話かというふうに今認識をしますけれども、さらに先ほどはその、どういう議論がなされたかというところで返ってきた話と、文書がなかったというやつは今言ったとおりというところと、議事録のほうはちゃんと返ってきていて、その中で、平成29年11月1日の図書館協議会、ここで先ほどの議員のところでも、今のしづかホール北側の候補地に決まった経過というのも書かれているわけですけど、その中でね、予算の9割以上合併特例債を使用しますので、7割以上が国から戻ってきますと、こういうような表現をされていて、これ単純にね、行政にかかわっている人とかだったらですね、先ほど市長が言っていた地方交付税の話とか云々かんぬん言われましたけれども、普通にそういう携わったことがない人とか考えてくると、本当に7割が返ってくるかというふうな錯覚を起こすんじゃないのかなと。  措置されるということなんで、実際の7割分がそっくりそのまま返ってくるんであるなら、先ほど言っていた残り100億円程度余っているやつ、全部やっぱり借りておかな損やいう話で、後の残りの3カ年で100億円全部借りるという、こういう話が成り立ってしまうと思うんですけれども、そういう意味でいうと、やはり議論としてですね、合併特例債というところを2つのこと聞きますと、財務部のほうはもうあと残り100億円使っていく計画なのかというところ、先ほどちょっと漏れていたので、もう一回お伺いしたいのと、そういう説明をしていることに対して、安全面だとか、そういう議論はそっちに置いといて、もうしづかホールの北側に何としても合併特例債の期間内に建てたいという、そういう行政側の思惑があって、そこに決定している。そういう過程ではなかろうかと思うんですけど、これは違うんでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、山田一夫君。 ○教育部長(山田一夫)  計画と財源の話は別でございます。あくまでも津名図書館が傷んで老朽化しているということで、新しい図書館の建てかえを必要とするということで適地を求めて計画をしているものでございます。あくまでもその財源の話の中で、たまたま質問が出た中で答えたわけでございます。あくまでも計画と財源とは別のものだと思っております。 ○議長(岬 光彦)  財務部長、山名 実君。 ○財務部長(山名 実)  まず合併特例債の交付税措置の件ですが、先ほど出だしに議員もおっしゃられたように、基準財政需要額にその公債費の元利償還金に係る分の7割が需要額に算入されるというのは事実でございます。その7割分の算入がなければ、当然その7割に相当する分が交付税の交付額から減ります。  そういった意味でいくと、7割は国から措置をされて、返ってくるというか、公債費に対してその7割分を国からもらえるという形にはなります。  それと、残りの100億円近い合特債を発行するのかどうかということでございますが、現実的には、もし合併特例債が再延長がなければ、平成31、32年、2カ年で92億円余の発行というのは非常に厳しいものがあると思います。ただ、その可能かどうかというのは実際に事業がその期間内に進捗するかどうかというのは、いろんな面がありますので一概には言えないということになります。  必ず発行しなければいけないということではないんですが、できるだけ有利な地方債を使って、いろんな事業を行っていきたいというのは事実でございます。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  次に移りますが、95年の阪神・淡路大震災から23年経過し、この3月11日で東日本大震災、福島原発事故から7年が経過したわけです。  この1月14日に、震災記念公園セミナーハウスで行われた「野島断層普及講演会2018~淡路島を襲う、南海トラフ巨大地震・津波に備える~」と題した講演会には、高知大学の岡村眞教授や徳島大学の馬場教授などが講義に来られてお話をされていました。  この岡村教授というのはですね、調査研究のホームページなどが見られることできるんですけども、津波堆積物として記録されるような大き目の津波は300年程度の間隔で襲来しているんだと。  この中でも、西暦1707年の宝永津波は、歴史記録から言われるように、数百から1,000年に1回クラスの大津波であったことが堆積物の記録からもわかっているんだと。  しかし、過去数千年という時間で考えれば、宝永津波が最大の津波であったということはできないんだと。九州東岸の龍神池では、宝永よりも、西暦684年、天武、約300年前の津波のほうが大きい可能性が高いといっておられました。  ホームページにそうなって、そういうような記載も見つけることができたりですね、また1月の講演会では、本当に巨大地震が来るのとかですね、ここまでは津波は来ないだろうなと、個々の判断や過去の教訓を短絡的な視点で捉えることや、そういう人が多いということ、これは日本の文化的な要素で、災害を大きくしている面ということも指摘されておられましたけれども、そういうふうにやはりここだから安全だという話ではないという、この議論をやっぱり抜いてはいけないというふうに思っていましてね、場所を決めるときに、さらに教授はね、必ず予想はずれるんだと、下にずれるんならいいんですけども、やっぱり上にずれるということもあるんだということを強調されておったんですね。  で、こういった講演会を市もかかわってね、主催しているんですよ。  そんな中で、図書館に限らずですけれどもね、公共施設の新設の際のあり方、これどう考えているのかというところなんですね。  海沿いに公共施設を建設することについての是非、先ほど、ここの2号館の庁舎のほうの安全対策すればいいんだというよりかは、やっぱりこの姿勢ですね。海沿いにつくっていくという、こういうこと。  先ほど、1月14日の講演も、そういうような先生呼んで、そういう発言がされている中で、やはり海沿いに公共施設を建設することについて、市民の防災意識を希薄化させるというふうにつながらないかという心配があるんですけど、この点についての認識をお伺いしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、山田一夫君。 ○教育部長(山田一夫)  鎌塚議員の海沿いに公共施設を建設することが防災意識の希薄化につながらないかということにお答えいたします。  本市は、東に大阪湾、西に播磨灘を臨み、丘陵地と海岸線を織りなす美しい景観は、多くの人々に憩いと安らぎを与える貴重な財産でもあります。その中で、多くの方が平地部に暮らす現状は、その利便性が大きく影響しているものと考えられます。  公共施設の建設に当たっては、より多くの方に安心して御利用いただくことが重要であり、そのためには、利用される方の安全性と利便性を考慮し、本市の景観にもマッチした魅力ある施設を整備することが重要であると考えています。  今回の新図書館建設についても、できるだけ多くの方に御利用いただける新たな機能を持った魅力ある図書館を建設したいという考えのもとに計画を進めているところでございます。  震災の記憶を風化させることなく、将来へ引き継ぐことは、阪神・淡路大震災を経験し、震源となった野島断層を保存する本市にとっての責務であり、防災意識を希薄化させることはあってはならないと考えています。  これまでにも、さまざまな機会を通して防災教育の推進に努めているところではございますが、今後も引き続き関係部局との連携を図りながら、防災意識の向上に努めていきたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  火葬場建設に関する部分について、ちょっと伺っていきます。  本年1月30日に、火葬場建設に向けての候補地が、津名地区野田尾で計画をしているんだということが、総務文教常任委員会の閉会中の審査で示されました。  平成30年度の予算では、調査、基本計画ということで2,150万円計上されているんですけれども、進入道路の設計委託ということで650万円あります。  きのうの戸田議員の代表質問の中でもあったんですけれども、この進入道路の計画について、ちょっと伺っていきたいと思うんですけれども、2月15日にも総務文教常任委員会でその現場を見に行かせていただいたんですけども、国道28号線から候補地へ上がる市道野田尾佐野縦断線、これというのは割りかし道も広いのかなというところはあるんですけれども、北淡から育波生穂線もしくは県道室津志筑線を通ってくる場合ですね、長沢から市道長沢興隆寺連絡線の改良をしてくる方法か、また新たなショートカットの道というんですかね、そういう道も考えられていると言われておりました。それは2月15日のときですね。  その際、新たなショートカットの道をつくるとなると、区間約2キロメートル、メートルで70万円から100万円と大ざっぱですけど、そういうような話があったわけなんですけれども、単純にそれ考えたら、14億円から20億円の計算になるわけです。  そのショートカットの道は、ここ聞きたいんですけどね、建設に関する関係町内会の合意の必要条件の要望、これがこの道なのか。これについてお伺いしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  市民生活部長、下原 渉君。 ○市民生活部長(下原 渉) (登壇)  先ほどの鎌塚議員の進入道路の計画ですけれども、現在、先日の総務文教常任委員会では約2キロ程度の工事費で70万円程度の経費が見込まれるというところですけれども、実際のルートについては、これから平成30年度の予算において道路の概略設計を行いますので、それによって本当に道路がどこを通れるのか、結構急峻な地形のところもございますので、そういうことも検討した上でのルート決定になります。  関係町内会については、そういうところのルート整備についても、それの設計ができた上できっちりと調整を図っていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  私ね、ちょっとそこでお伺いしたいのが、今の話とちょっと違って、聞いているのはね、関係町内会が合意したときの要望で、そこの道がなければ、そこというのは同意しませんと、そういうような内容だったのかというところをお伺いしたいんですけど、それはどうなんですか。 ○議長(岬 光彦)  市民生活部長、下原 渉君。 ○市民生活部長(下原 渉)  地元町内会、野田尾町内会、興隆寺町内会と思いますけれども、そこのところでは、インフラ整備に道路整備もしてほしいという要望はございます。  ただ、そこが道路整備ができなければ候補地としてだめですよというお話までは、そういうお話ではございません。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  昨日の市長の答弁の中に、北淡から来るとき、育波生穂線ですか、それ合併支援道路であるということですけれども、そちらから来るときというのはやっぱり平成32年度までに火葬場もつくって稼働していくんであるならば、その支援道路ですか、そこというのは必要な条件になってくるのかなと思うわけですけど、なかなか狭い県道ということで、それが進むかどうか、これまでの経過見ても進んでないところがあると思うんですけども、狭い県道を市道と振りかえるというような趣旨のことをおっしゃってたんですけれども、この意味するところはどういうことなのか。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  これまでも合併支援道路の件につきましては、申し上げておりますけども、6路線ありまして、残っておる最終の路線であります。ほぼ合併支援道路については、方向性が見えているわけでありますが、生穂から北淡インターまで、この部分につきましては、県道はあるんですけれども、いえば非常に狭い道でありまして、大きい道路にはなっておりません。  ということで、これまでも申し上げておりますが、今現在、ほ場整備であるとか、あるいは地域の実情に応じて改修したりしている道、所々太い部分があったりするわけでありますね。その部分をいろんな事業を執行していく中で、工夫してつないでいって、最終的にでき上がった広い道を県に引き受けていただいて、県道として、今現在使っておる細い道、県道でありますけども、それを市に振りかえていく、これはもう当たり前といいますか、これまでいろんな事業をやってきた中でそういうふうにしてきたわけで、その手法でもってこの生穂育波線の道路を完成さそうという、これについては県のほうにも認められておりますので、順次それを整備していきたいと思います。  ただ、これも言っておりますけども、それ一直線にやれるというふうな話ではありませんし、淡路市の場合は、これからいろんなその合併支援道路が動いてきます。  ということは、オールトータルで県単土木が少ない中にあってですね、簡単にはいかない部分がありますので、市としても、いろんな事業をそこに充てていきながら、最終的に道路としてつないでいきたいという、そういう意味であります。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  今説明していただいたの、ちょっとわかりにくいから、あえてお伺いしますけれども、その2キロのね、14億から20億円かかるかもしれない道を、もしつけるという、そこの道というのが振りかえるという道ではなくて、今あるそのほ場整備している今のインターから今そのほ場整備とかしている、そういう道のことを県道に振りかえる。そこの意味がよくわからない。  ですので、20億円かけると言われているような道をもしつくった場合、そこが県道に振りかわっていく道、こういうことをおっしゃっているんですか。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  最終的な道路計画網につきましては、まだ、部長も答弁しておりましたように、これからの話でありまして、今の現在の市道についても、公道でありますから、そういうものをどういうふうに利用していくかということも大事でありますし、また、当然ですね、地域住民の方々の意見も聞いていかなければなりませんので、いろんな方策でもって今道路の確保をしようとしております。一概に今私が言いました道路というのは、最終形でありますので、そのものについての経費ということではありません。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  でもね、きのうの話だと、北淡から仮に今の野田尾の地区に来る場合、狭いところ等があったり、いったん国道までおりてまた上がっていこうということも可能かもしれませんけれども、きのうの話だと、そういう道のこと、平成32年までに、なかなか県のほうが進んでないので振りかえていく。そういう話があったわけですけど、もともとそこの道というのは県が負担すべきところじゃないんですか。それを市が合特債使ってやる、こういう話になりはしないかというところなんですけど、これどうなんですか。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  いや、それ全然話が違います。要するに、今現在ある県道をさわっていくという話ではなしに、新しい道路をいろいろつけていくと。その新しい道路というのは、市道もありますし、一般の道路もありますし、そういうものを全部つないで、でき上がった形がいわゆるその広い道路ができ上がるわけであります。  それを県に県道として引き継ぎ、残された狭い道ですね、その県道を市道としていく。もっとわかりやすく言うと、津名高校というのがあります。津名高校の上側を回っているのは、あれは県道です。下の道はあれは市道なんですよ。あれだけ広くても市道。そういうふうな振りかえですね、そういうことをやっていくという、そういう意味です。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  先ほど下原部長のほうが、その要望しているという道というのは絶対条件ではないというような話があったかと思いますし、仮にその市長が今おっしゃったのは、市がつくっていく道はその県道と振りかえる道じゃなくて、単に市道的な感じで必要に応じてつくっていく道なんだと。  場合によっては振りかわることがあるかもしれないというふうなことなのかもしれませんけれども、そのニーズというのがどういうものかというのと、結局は合併特例債、それが当たることになってくるという話であるならばですね、今北淡のほうとかの町内会にも野田尾の場所でというような話が説明もされているかと思いますけども、そういった中で、北淡地域の方が、その道が仮に財政のこと心配してくれてですよ、その20億円の道じゃなくて、いったん国道まで出て、それで上がっていくというような話で御理解いただけるんやったら、その道というのは発生しない。そういうような考えなんでしょうかね。新しいショートカットの道ということね。これはどういう方向性になるんですかね。
    ○議長(岬 光彦)  市民生活部長、下原 渉君。 ○市民生活部長(下原 渉)  道に関しては、地元町内会からも、インフラ整備の中にはやっぱり道路整備ということも言われておりますので、そういう面では何らかの道路整備が必要になってこようかと思っています。  それと、やっぱり嫌悪施設と言われる施設の一つですので、やっぱりそういうところも地元町内会への配慮も必要になるというふうなことも考えられますので、この中で、今後その概略設計の道路設計の中でいろんなルート等を検討していくということで今現在考えておるところでございます。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  時間の関係で次進めていきたいと思うんですけども、合併特例債というのはね、やっぱり借金という側面あるわけですよ。交付税措置というけども、その額が補助金という形でおりてきているわけじゃないわけじゃないですか。  が、市長もおっしゃられたように、現行ではこういうような制度であるわけですし、財務部長も言われたように、そら措置されている分というのは、それがなければ入ってこない分でもあるという、そういう話かもしれませんけれども、旧5町合併がね、昨日市長も言われたように、国が進めた合併だったとか、そういう側面があるというんであるならば、さらに特例債の延長、市長要望しているんだというような話とか、国のほうで今議員発議というか議員立法で改正のほう進められているような話もあるようですけれども、やっぱりそこを延ばして特例債を発行していくというよりかは、やはり私はね、地方交付税のそのもの自体を段階的に引き下げるとかいう、そこを延ばしてもらうというようなね、そういう話をさらに強く要望していただかないと、結局合併特例債という借金使っていろいろ事業を進めるという形で、またこれはさっきも言っているように借金ですのでね、そこはやっぱりしっかりと私たち議会もそうですけれども、住民がしっかりとそういう判断ができるようなソース、しっかり示していただいて、そういう住民合意のもとで進めていただきたい、そのことを言って、次の質問に移らせていただきます。  時間の関係でごめんなさい。先に保育所のほうからいきます。  保育所のほうについてですけれども、まずちょっとお伺いしたいんですけどね、保育所の入所について聞いていくんですけども、近年ですね、都会などで待機児童問題、これ社会問題化していると思うんですけど、単純に聞きます。これまで淡路市で待機児童というのは出たことあるのか。 ○議長(岬 光彦)  子育て支援担当部長、富永奈緒美君。 ○健康福祉部付部長(富永奈緒美) (登壇)  本市におきましては、これまで待機児童はございません。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  通告出してある、入園希望に沿えなくてですね、兄弟姉妹で別の園に通わざるを得ない状況把握についてお伺いしたいんですけどね、例年ですけれども、次年度の入所の申し込みというのは11月ごろにするのかなと。1月、2月ぐらいに決まりましたよとか変更してくださいというような通知が来ているのが現状かと思うんですけれども、今実際に、お子さん2人とか3人とかおっての方で、兄弟姉妹が別々の園に行かないといけないような、そういう調整、こういうのが現状どういうふうな状況になっているのか、これについて伺います。 ○議長(岬 光彦)  子育て担当部長、富永奈緒美君。 ○健康福祉部付部長(富永奈緒美)  平成30年2月末現在におきます平成30年度の入所見込み児童1,262名のうち、兄弟姉妹で別々の保育所または認定こども園等に入所するケースは6組でございます。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  これまでね、今30年2月ということでしたけれども、こういう傾向っていうのは、過去5年とか、ちゃんとデータでどれぐらいの率になっているとか、そういうのはお調べなんでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  子育て支援担当部長、富永奈緒美君。 ○健康福祉部付部長(富永奈緒美)  これまでは、兄弟姉妹別々の園というのは余り件数はございませんでしたけれども、この平成30年度におきましては、この6組というような数字になっております。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  では、対応策として、6組、これやはり親御さんにすればですね、1人をA園に預け1人をB園に預ける。2回の。迎えもそうですね。そういう手間になるかと思うんですけれども、これについての対応策というのはというのが1点と、何が原因でキャパの問題、保育士の確保ができなかった問題、これ要因あると思うんですけども、これを生み出さない対応策、この2点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  子育て支援担当部長、富永奈緒美君。 ○健康福祉部付部長(富永奈緒美)  議員御質問の別々の園に通わざるを得ない方々への対応というようなことでございますけれども、基本的には、入所を希望する方については、いつでも自宅から最寄りの保育所に入所できることというのが理想であるというふうに考えております。  しかしながら、各地域における児童数の増減に即座に対応するための施設希望を確保するというようなことは困難であるというようなことからですね、淡路市子ども・子育て支援事業計画における定員等の考え方については、市全域を1つの単位として設定いたしまして、市内の認定こども園、保育所及び地域型保育事業の15施設で合計1,454名の児童を受け入れる体制を構築することとしております。  なお、本年2月26日に竣工いたしました夢舞台認定こども園は、単なる岩屋認定こども園の移転ではなく、これからの子育てに必要とされる保育・幼児教育サービスを総合的に提供する施設としての利用計画を立てまして、岩屋認定こども園の園児に加えまして、東浦地区の入所児童数の増加、幼児教育目的による利用等を勘案した施設整備をいたしております。  保護者の方につきましては、この保育所等につきましては通所地域の設定はございませんので、最終的に保護者とお話をさせていただきまして、御理解をいただきながら、入所施設を決定させていただいているというようなところでございます。  あともう1つ、何が原因なのかというような点でございますけれども、これについては、施設のキャパの問題が非常に大きいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  今、施設の受け入れ体制として、どの園というよりか市域全域で1,400人、これが確保できればというような話だったかと思うんですけども、ですので、そこでどこかに行けば待機児童は発生しませんよという考えなのかもしれませんけれども、実際にやはり今実際6組、今期ですか、出る予想、最終どうなるかわかりませんけれども、そういう中で、過去はなかった、データどうとっているかわかりませんけれども、やはりね、今出てきているということは、現実に課題としては親御さんとしては困るわけですよ。でも出ていって、対応とすればどこかに待機児童出ないようには対応しているという形で、岩屋の認定こども園にもということを先ほどおっしゃられていたので、この6組というのがね、どこの地域で起こっているのかといったら、浦、仮屋とかそっちのほうで起こっているのかなというふうに推察されるわけですけども、この地域的な傾向、これっていうのはどこが大きい。この6組ですけどね。出ているから今後ふえるかもしれないわけじゃないですか。  今、よくおっしゃられているのが東浦地域、人口そんなに減ってない地域、若い人たちも住んでいただいている側面があったら、今後ふえるかもしれない。でもその今の対応だと岩屋とか、キャパの問題があるっていうんであるならば、そのキャパを解消すれば、これは解決につながるんではないかと思うんですけど、この点についてお伺いします。 ○議長(岬 光彦)  子育て支援担当部長、富永奈緒美君。 ○健康福祉部付部長(富永奈緒美)  この6組につきましての地域と申しますと、主に東浦地域が多いというようなことでございます。それとキャパの問題でございますけれども、淡路市におきましては、3歳未満の入所児童の増加が非常に高いです。  必要に応じてですね、この未満児を受け入れるための施設改修を実施してまいりました。浦保育所も改修をいたしまして児童数の増加に対応してきたわけでございます。  で、例えば増築というようなことを議員もおっしゃっているのかと思いますけれども、そういった部分ではですね、隣地が民有地であるとか、土地の問題ですね。それから借地、それから土地の購入など考えるにいたしましても、地権者との調整など時間を要するというようなこともございます。  で、あと人口動態でございますけれども、これからの出生数の推移予想というものを考えますと、東浦地域におきましても減少に転じる、その可能性が非常に高いです。しばらくは推移を見守る必要があるというふうに認識いたしております。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  キャパシティの問題でいうと、今おっしゃられたような話かもしれませんけどね、結局減っていくということで、よそに移ってくれという話だったら、結局これ、そのよそというのはね、仮屋、浦やったら仮屋に行ってくれとか、岩屋に行ってくれっていう話だったら、結局これ、先ほど言った待機児童は発生していないけれども、やっぱりこの兄弟別々のところに行かんとあかんというのが現実に起ころうとしているような課題ですから、これやっぱり本当に傾向を分析して、これ生まれないような状況にぜひしていただきたい、このことを申し述べて次に移ります。  次、公共下水道の認可区域の変更について。2月の初旬から3月にかけて下水道の認可区域の計画を一部区域は当面認可区域から外す旨の町内会での回覧が回っているという地域があるというのが現状かと思いますけども、どういった政策決定をもってこの変更に至ったのか。その過程、住民周知の方法どうだったのか。これについて簡単にお願いします。 ○議長(岬 光彦)  下水道担当部長、古地弘明君。 ○都市整備部付部長(古地弘明) (登壇)  公共下水道事業認可区域の変更に至った理由と周知の方法と経過につきましてお答えをいたします。  本市の下水道整備につきましては、平成6年3月に事業に着手し整備を進めておりますが、このたび大町地区の農業集落排水施設と公共下水道事業の郡家処理区を統合する計画に向け、区域を拡大し、またその他の地域におきましては当初の整備計画より進捗がおくれている状況から、認可区域を縮小する区域変更を今回行いました。  周知の方法と経過についてですが、区域変更が本年1月に承認されましたのでホームページに掲載し、該当する地域へはチラシの配布により周知を行ったところです。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  今ホームページとか、今回覧を回しているやつで認可区域が外れることになった人には知らせていくという話ですけれども、市の平成29年度から10年間の市の総合計画を見てもですね、本市の下水道普及率は県及び全国平均に満たない状況となっていますが、人口動向や地域の実情に応じて下水道計画区域を見直し、効率的な下水道整備及び合併浄化槽の設置を促進しますというふうになっているわけですけども、下水道計画区域、この計画区域自体が今後の人口の動向などで見直していくという話があったとしても、今私言っているのは、認可区域の変更という形になってくると、私これまで聞いていたのは、計画区域見直すというときは町内会なんかにも説明なんかもしているのかなと思ったんですけども、この認可区域の縮小というんですか、これをする場合というのは、町内会とか、事前に説明とか意見を聞いたり、こういった経過、これについてはどうだったのかという点はどうなんでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  下水道担当部長、古地弘明君。 ○都市整備部付部長(古地弘明)  認可区域の変更といいますのは、これまでそのほとんどが区域の拡大でございましたが、今回は初めて縮小するようなことになったわけですが、工事がおくれて、とても計画どおりに進まないということで、特に地元の説明会、住民の皆さんに説明会を行っておりませんが、今後もし認可区域内であっても、家屋が点在する地域や汚水管の幹線から離れた地域につきまして、費用対効果等を検証して下水道区域から浄化槽区域への変更も検討しておりますので、その場合は対象地域の住民の皆さんに説明会を行い、理解を得た上で変更していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  今のお話だと、今後はそういうことをしていくけども、今対象で縮小した場合、初めてのパターンだとおっしゃられましたけども、実際この話を初めて聞いてチラシ回ってきて、聞いてびっくりしている人多いかと思うんですけれども、これそういった意味でいうと、そういう町内会に説明もしてなかってやっておられるという話なんでしょうけれども、これ実態、クレームとか来ているんですか。 ○議長(岬 光彦)  下水道担当部長、古地弘明君。 ○都市整備部付部長(古地弘明)  今回認可が外れることによって浄化槽設置に対する補助金が新たに交付されることになります。それにつきましては何件か過去に設置された浄化槽を設置された方から御意見をいただいております。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  その御意見という話だったわけですけれども、認可区域だったから新築建てたりとか事業を始めるとか、いろいろとされた方もおったかと思うんですけど、これ外れてしまうという話で、おおむね7年は来ないという話、これおおむね7年いうけれども、その次に本当に来るのかと、もともと認可区域であったところが、来るかなと思って家を建てたりしてた人がですよ、外れましたよ。で、次また7年後来ますっていうたって、今でさえ確証なくて7年延びるとか、そういう状況でしょ。  そうなってくると、本当にその人たちに対する、これまで市も、市がやりますということで認可区域設定したわけでしょ。それが行われないという話であるならば、これ対応策というのは本当にしていかんといかん話もあるかと思うんですけど、その辺の考え方と、実際にその認可区域となってから、それがあるから引っ越してきた人、こういう数というのは実態把握されているんですか。 ○議長(岬 光彦)  下水道担当部長、古地弘明君。 ○都市整備部付部長(古地弘明)  認可区域になってから引っ越しされた方の数については調査しておりませんが、今後下水道区域から浄化槽区域への、認可区域内におきましても、下水道区域から浄化槽区域への変更もあり得ます。下水道区域内の合併浄化槽の設置状況の実態調査を行いまして、ほかの自治体の事例や市の財政状況を見ながら方向性については研究していきたいと考えております。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  ですので、認可区域外れることによって合併浄化槽が今から建つ人で当たってくるという側面あるかもしれないですけども、今言ったように、そこに期待してですね、建てたけれども当たらないという話になったら、そこはやっぱり不満も出るのではないかと思いますので、その辺は実態調査してですね、しっかりと対応していただきたいということを述べて、時間ないので、一般質問終わりたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  以上で、鎌塚 聡君の一般質問は終わりました。  暫時休憩といたします。  再開は午後1時といたします。                休憩 午後 0時01分               …………………………………                再開 午後 1時00分 ○議長(岬 光彦)  ただいまから会議を再開いたします。  御報告申し上げます。1番、石岡義恒議員におかれましては、所用のため、本日の会議を早退する旨届け出がありましたので、御了承願います。  次の質問は、6番、冨永康文君であります。  冨永康文君。 ○6番(冨永康文) (登壇)  6番、無会派、冨永康文でございます。よろしくお願いいたします。  今回、3テーマ、共通項としては、住民全体の学びということになるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、まず1つ目、今回4人がこのことへの質問をされてますが、まず1つ目は、新図書館構想についてであります。  まず、公立図書館の目的ですが、広い主題にわたって資料を収集し、地域住民に公開して教養、レクリエーション、調査、研究のために提供するとうたわれています。  教育を重点施策に置いている当市における、まず既存施設の利用状況について、既存施設ごとの蔵書数、利用者数、そして推移等をお聞かせください。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君の質問に対する答弁をお願いいたします。  教育部長、山田一夫君。 ○教育部長(山田一夫) (登壇)  冨永議員の図書館の既存施設の利用状況についてお答えいたします。  現在、津名、東浦の2図書館と岩屋、北淡、一宮の3図書室を図書館システムによるネットワークで結び、市内の他の図書館、図書室が所蔵する書籍等を御利用いただける体制を構築し、運営を行っているところでございます。  そうした中、これらの図書館・図書室の平成30年2月末時点での11カ月間、29年度11カ月間の延べ貸出冊数でございますけども、津名図書館が14万196冊、東浦図書館が7万5,334冊、岩屋図書室が3,294冊、北淡図書室が1万5,787冊、一宮図書室が1万6,608冊でございます。合わせまして、市全体で現在のところ25万1,219冊となっております。ちなみにこれは11カ月間でございますけども、平成28年度は1年間で26万6,792冊となっております。  また、同じように平成30年2月末までの11カ月間の延べ利用人数ですか、図書館に来る人でございますけども、津名図書館が3万2,416人、東浦図書館が1万7,396人、岩屋図書室が1,209人、北淡図書室が3,871人、一宮図書室が4,491人となっています。なお、この利用者数におきましては、ここ10年間はほぼ同じ数字で横並びで推移しておるところでございます。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  本日午前中のお二方の質問答弁と重複する部分もあるかとは思いますが、津名に関してですが、大規模施設新設構想を進めるとのことでございますが、先ほどの答弁内容を踏まえ、どれぐらいの規模を想定しているのか、そしてどれほど市民の方の利用頻度促進につながる見込みがあるかなど、メリット、効果予想であったりとか、あと既存施設との関係性であったり、その他影響についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、山田一夫君。 ○教育部長(山田一夫)  新設によるメリットや各方面への影響といったことについてお答えいたします。現在の津名図書館は、昭和63年11月の開館から約30年が経過しており、施設の傷みや老朽化が進んでおるほか、書棚や書庫が狭いといったような課題を抱えています。このほか学習スペースや談話スペースなど、近年の多様化する利用者のニーズにも対応できない状況にあります。  今回新たな図書館を建設することで、本市の図書館基本計画に定めます新しい図書館像である、誰もが気軽に集える人と人の出会いの場、また読書を始めるきっかけとなる書籍・読書・知識との出会いの場、3つ目に、市の情報拠点として、収集・保存する各種情報との出会いの場の実現に近づくことができるものと考えています。  また、しづかホールに隣接した場所に建設することで互いの施設の特徴を生かした連携を図ることが可能となり、多目的な利用にも対応できる施設としての運用や相乗的な効果も期待できると思います。  新しい図書館ができましても、今まで同様、もちろん一宮、北淡、岩屋の図書室、東浦の図書館、5つがうまく連携してそれぞれの効果を発揮しながら、誰もが、先ほど議員がおっしゃったみたいに、学べるきっかけの場としての盛り上がりを持った図書館にしていきたいなと考えております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  新図書館がより市民に親しんでもらえるよう、幅広く市民の方から建物の外観や間取りプランなどについて、こんな図書館だったら行ってみたい、あったらいいなこんな図書館などの意見やアイデアを聞くため、たしか、仮称新津名図書館施設市民検討会を設置され、一般公募委員としての委員会の意見を参考に進められるとは思いますが、私のほうからも一つ意見、提案がありますので、参考にお聞きください。  それというのがですね、現在、皆さんも御存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ミステリーベストセラー作家として大ブレークしてます湊かなえ先生に御協力をいただいて、例えば観光施策面でも効果的な施設にできないかという案でございます。  湊先生におかれましては、尾道の因島という瀬戸内の島生まれで、現在洲本にお住まいでございます。洲本をさしおいてという面はあるかとは思いますが、例えば、そのほかですね、島ゆかりのある作家の先生といえば、過去には灰谷健次郎さん、あと絵本作家で「じごくのそうべい」で有名な田島征彦さんも本市に住んでおられると思います。  そのような先生方の例えば著書コーナー設置も可能でしょうし、オリジナル書きおろし小説の依頼等も考えられるのではないかと思います。  湊先生に関してはですね、城崎のほうで、本と温泉という切り口で制作の裏側や私物などを紹介する企画展であったり、ここでしか読めない書きおろし小説の城崎温泉限定の販売企画も展開しており、多くのファンが訪れるきっかけを提供していると思います。  まさにですね、今アニメファンの聖地巡礼という言葉もよくお聞きしていると思いますが、そういった今全国各地で行われている観光施策の一つの手法でありますが、当局としては、そのようなこと、どのように考えているかの見解をお答えいただきたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、山田一夫君。 ○教育部長(山田一夫)  お答えいたします。湊かなえ氏は洲本市在住のとても人気のある作家で、貸出利用も多く、津名図書館では既にコーナーを設けているところでございます。この方に限らず、淡路市や淡路島にゆかりのある作家につきましては、特設コーナーの設置や企画展の開催等を行うことで、特色ある図書館としての運営につながるものと考えられることから、他機関との連携を図りながら企画していきたいと考えております。
     なお、オジナル小説の執筆につきましては、地域の情報発信、観光客誘致などの効果も期待できるころではありますが、既に実施している自治体などでその効果やそういったことを参考にして、実施の可能性についても検討していく必要があろうかと考えております。  著名な作家の小説の舞台となった全国至るところの地というのは、本当にそれだけでたくさんの人が訪れたり、また話題になったりするところでございます。また、そこから小説からテレビドラマになったり映画になったり、非常に大きな波及効果があることはもう既に皆さん御存じのとおりでございます。  できれば、淡路市を舞台にした小説を著名な方に書いていただくことは非常にこちらとしても希望するところでございますけども、何かの縁があって、そういったことを探っていければと考えておるところでございます。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  ありがとうございます。多額の9億円レベルの予算投入となるでしょうから、できる限りの創意工夫と安全対策を含めてハードだけでなく、ソフト面のもっと充実をしてもらいですね、費用対効果の高い、そして利用頻度の高い新図書館新設を進めていただきますようお願いします。  それでは、2つ目の項目は、神戸学院大学との包括連携協定についてでございます。  その1つ、まず、市の魅力発信、地域活性化、防災等への協力というふうに書きましたが、具体的にはどのようなものかをお答えください。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦) (登壇)  市では、少子高齢化、人口減少、地域活性化等のさまざまな地域課題に対し、学生の柔軟な発想や若い力、大学の専門的な知見が大きな力になると考えています。  また、近年、大学等におきましては、より実践的な学生の教育、研究に対して、地域との連携の意義が増しています。  このような状況を踏まえまして、市と大学は、相互の資源を活用し、幅広い分野での綿密な連携を図ることで、多様化する地域課題に適切に対応するとともに、地域社会の発展、人材育成に寄与することとし、昨年12月に包括連携協定を締結いたしました。  包括連携協定の内容の1つ目は、市の魅力発信の具体例として、学生に本市の観光スポットなどを訪れていただき、インスタグラム等のSNS、ソーシャルネットワークシステムを通じて、その魅力を世界発信してもらいます。  ネット社会が急速に普及する中、若い世代を中心に、他の広告媒体に比べ大きな効果が期待されます。  2つ目は地域活性化の具体例として、職員と学生によるプロジェクトチームの創設、地域の協議会等への参画、まちづくり活動の促進・サポート等が予定されています。  各地区まちづくり協議会などの地域団体におきまして、学生との協働による新たな地域づくりや活性化に大きな期待を寄せています。  最後の3つ目が防災・減災であります。阪神・淡路大震災の教訓を生かし、防災関連事業や研究における協力体制を構築します。  具体例としましては、大学の防災、女子と市のしづかファイヤーズとの連携となっています。啓発活動での協力だけでなく、女性の視点での防災グッズ、非常食等の研究も期待されます。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  ちょうどタイミングよくといいますか、今朝の朝刊で、玉田学園とも包括連携協定を結ばれたとありますが、それについても詳細のほうを教えていただけたらと思います。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  たまたま偶然に新聞記事持ってきておりまして、ここに書いてあるとおりなんですけどね、淡路市がですね、なぜそういうふうな動きをしたかと言いましたら、これで実は3件目なんですね。地域活動に、もともとですね、その玉田学園さんは大学や短大、高校、幼稚園を運営する同学園が地元の長田区などで地域活動に力を入れていることを知って、淡路市が協力を申し入れました。  それを受ける形で、学生による観光などの魅力発信、市が課題解決を目指す協議会などへの大学の参加、市が行うインターンシップの受け入れ、こういったことを来年度から同市岩屋地区で始まるたこフェリー跡地の活性化事業でも協力をするという、そういうふうな展開を図ってまいりたいと思っています。  市としましては、柔軟な若者の力が地域活性化の鍵を握るというふうに思っております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  例えば、津名高の関西看護医療大学であったり、元洲本実業、東浦高校のAIE国際高等学校のように、今後、廃校の活用の可能性と、同校に関しては考えられるものでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  これまでも説明していきましたように、廃校と言いますか、いったん閉めたそういう未利用施設につきましては、淡路市としまして、まず一番初めは地元の意向をいろいろ聞きまして、その意向を調整していくということがまず1番目にあります。  その中でこれまでも多かったんですけども、地元よりも市のほうでやってくれというふうな話になってきました。まず公募というふうな形でもって動いてまいります。  3番目が、公募しても具体的な案件がなければ、行政としてどういったことが考えられるかといったふうなことを模索していくという、そういう3段構えで慎重にやっておりまして、この件につきましても、そういったふうなことでつなげていこうと思っております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  先ほど、玉田学園さん、淡路市のほうからの働きかけということをお伺いしましたが、今後の他大学などとの連携可能性ですね、具体的には誘致活動状況等について、またそのやり方等についてお伺いしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  今ですね、先ほど来いろいろと言っておりますけれども、3つというのはですね、1つは公私協調でやっております関西看護医療大学であります。それともう1つが議員が御質問された神戸学院大学、そして今回の玉田学園という、そういう流れになっております。  神戸学院大学でありますけども、同大学の学生が淡路市で合宿をし、市内小学生との交流を通して市や市の資源開発について学んだことがきっかけとなって協定を結ぶことにつながりました。  それから、先ほど言いましたように、3月9日には、学生と地域の交流事業について提案のあった学校法人玉田学園、これは神戸常盤大学、神戸常盤大学短期大学、神戸常盤女子高等学校、大学附属常盤幼稚園と同様の協定を結んだわけであります。  今後は、淡路市まち・ひと・しごと地域創生本部の構成員として参画いただいている兵庫県立大学との連携を予定をしています。  このほか、いつかきっと帰りたくなる街づくり事業の一環としまして、実施をした和歌の路事業に協力いただいた武庫川女子大学との連携も模索しているところであります。  市としましては、今後も市の施策に学生の柔軟な発想や若い力、大学の専門的な知見を幅広く生かすため、積極的な連携を進めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  昨日、松本議員も触れられたかと思いますが、私も大学誘致に関しましては、企業誘致にも匹敵するほど注目すべき施策だと思っております。  これに関しても、私なりの案があります。できましたら、近大マグロを初めとして、今や水産系にも強い近畿大学が、産官学連携相談窓口、通称リエゾンセンターですかがありますが、そのような連携可能性も模索していただき、市の主要産業でもある水産業振興を図っていく必要もあると思います。  昨日、市長がですね、次の一手として西海岸活性化というお言葉も聞きましたが、そのあたり、当局としてはどのように考えられるか、お答えお願いします。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  近畿大学は産官学連携の積極的な推進を目指しておりまして、総合的な窓口として近畿大学リエゾンセンターを設置をしています。  ここでは共同研究、企業からの受託事業、講師派遣、研究者受け入れ、技術指導や相談、展示会出展など、多様な産官学の連携推進の取り組みが実施をされていると伺っています。  また、近大マグロの養殖で知られております近畿大学水産研究所では、マグロだけではなく、マダイ、シマアジなど、多様な魚種の養殖や種苗生産、品種改良にも取り組まれていると聞いております。  水産業を基幹産業とする本市にありましては、近畿大学との連携について非常に魅力あるものと捉え、具体的に検討してまいりたいと思いますが、今実は近大って非常に人気のあるポジションでして、なかなかそう簡単にはいかないとは思いますけども、いずれにしましても、淡路市の場合は、いろんな限定せず、多種多様な取り組み、それからどういったことでつながっていくかというストーリーを重んじておりますので、そういった延長線上でこのことも進めてまいりたいと思いますし、先ほど議員も言われましたように、淡路市の次の一手というのはですね、やはり海ではないかなと思いますね。港湾。東海岸も西海岸も含めてですね、そういうふうなものにこれはやっぱり直接つながっていくのではないかなと思います。選択肢の一つの重要なものではないかなと思います。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  ありがとうございました。ぜひとも、いろんな可能性を追求し、市長の施政方針発表でもお伺いしました田園文化学園都市化を推進していってもらいますようお願いしたいと思っております。  最後3つ目の項目ですが、市民協働センターについてでございます。  この質問の本質部分については、これもぜひとも市長に御答弁いただければと思っていますので、よろしくお願いいたします。  市民協働の重要性は、第2次淡路市総合計画の1、ともに築く次世代につなぐまちの中でも、さらに1番目の「互いに尊重する共生社会の実現」、及び2番目の「協働によるまちづくりの推進」でも掲げておられることで明白であると私のほうも認識しております。  その具体的事業であるセンター運営が丸3年が経過しようとしてますが、まず設立後の当局評価としてはいかがでしょうか。相談数であったり、成果などとともに御答弁いただけたらと思います。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  市民協働センターでありますが、地域課題の解決に向け活動している市民や団体に対しまして、事業の実現に向け、自主的な取り組みを促進するために支援や後押しを行っています。  また、男女共同参画推進事業におきましても、女性活躍推進法に基づく取り組みを積極的に進めることが必要であるため、市民協働センターの果たす役割が重要となると考えます。  平成28年度には585件、平成29年度は2月末現在で714件の幅広い相談があります。その内容に応じ、市の担当者や専門機関などにつなぎ、中間支援機能の役割を果たしています。  同センターで支援を行った事例についてですが、平成28年7月に地域活動団体から、ホームページ開設についての相談を受け、相談者の意向を伺い、掲載データ選定などのサポートを行いました。  またこのほか相談業務を中心に、さまざまな地域課題を解決するため、市民や市民団体、そして企業や行政と協力した中で、新たな協働のパートナーとのつながりを持つ機会の提供を目的としたセミナーなども開催しておりまして、利用者、参加者からは一定の評価をいただいていることと思っております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  それでは、現状の課題であったりとか、今後の展開についての方向性についてお伺いしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  市民協働センターを利用されている地域活動団体の運営ですが、必要な情報収集能力や事務処理能力を持ったキーパーソンが少ないという課題があります。  現在必要に応じて、企画立案のアドバイス等も行っていますが、このような人材の補充や育成も必要であると感じています。  で、その対応策として、例えば子育て中の女性等の活躍の場として、在宅ワークができる方とのマッチングをし、女性の潜在能力をまちづくりに生かしていきたいと考えています。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  先般、モデルにされたといいます、浜松市民協働センターの鈴木副センター長のセミナーをお聞きしたわけですが、その中で、市民協働センターの設立運営に関しましては民設民営が理想だとは思うがということでしたが、今後ですね、外部委託の可能性であったりとか、その前に専門部署化とかのような、そういった方向性のほうはあるものでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  今お話の出ました認定NPO法人魅惑的倶楽部理事長の鈴木恵子理事長さんですけども、私ともインターネット等を通じてつながっておりまして、いろんな情報を提供してもらっておりますし、意見の交換もしております。  この方は、他の団体のいろんなことも兼ねておる、要するに人脈があるわけですね。人脈でいろいろとつながっておりまして、浜松市のやらまいか総合戦略推進会議の委員さんでもあります。そして、御前崎市の地域協働支援のアドバイザーであります。  そういった関連の中に淡路市も実はあるわけでありまして、そのほかにも、知的障害のある人、長寿者、マイノリティーのサポートを通じて心のユニバーサルデザインの社会を目指す活動をされていると、そういうふうに伺っております。  要は、いろんな意味での非常に柔軟な発想を持って活動されていると、そういうふうに思っています。  淡路市ですけども、現在のところ、中間支援を行っているNPO等の市民団体が市内には見当たりません。見当たりませんというよりも、我々としてはつかんでいないということであります。  本市にとって、どのような市民協働センターが望まれるのか、他市の事例等を参考にそのあり方をこれまでと同様引き続き検証して、運営形態につきまして、検討を重ねていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  冨永康文君。 ○6番(冨永康文)  現状の内容についてはわかりました。  私自身はですね、Uターン当初から利用させてもらっておりまして、その中では臨時職員であるにもかかわらず、実質対応いただいているスタッフも非常に頑張っていることは存じております。利用されている団体も島内3市にわたり大きな評価もされております。  先日3月1日ですか、神戸新聞朝刊に、「淡路市に移住、東浦人気、海ある暮らし、阪神間近く」という見出しの記事の中で、女性の起業などを支援する淡路市市民協働センターには飲食店の出店などを希望する相談者が相次いでいる。特に東浦にはここ数年で10件以上のカフェができたのではないかと担当者。東浦を指定して相談する人も多いとかというような記事でございます。  この記事からもわかりますように、島外移住者からも大変重宝がられている施設ではないかと思っております。  財政が厳しい行政に頼らなくてもいい自治体にしていくには、住民主体の運営ができるような環境整備が必要です。  学ぶ場、情報収集ができる場、市民に寄り添いながら一緒に考えてくれる人がいる場、それが地域の主体性の育成を促す協働センターのまさに存在意義ではないでしょうか。  このような中間支援機能は絶対になくてはならない存在であります。  そしてそのためには、人財、ざいは財産の財というふうにいいますが、その充実が欠かせないと思っております。  私自身も大阪時代、大阪市の外郭団体で大阪市都市型産業振興センター、中小企業センターですね、でのプランナー職の経験もありまして、まさに民間企業経験と視点を持った人材でビジネスマッチングや中小企業の社長であったり、起業家向けセミナープログラム開発運営を行ってきたことを思い出せば、まさにそのやり方が適切ではないかと判断しております。  ぜひともいい人材育成、そして最終的には委託先団体の模索等ですね、継続していってもらえればと切にお願い申し上げます。  最後に、私の感銘を受けた言葉を御紹介したいと思います。「花よりも花を育てる土であれ」。これは元プロ野球の大リーグでも活躍されました松井秀喜選手の才能を伸ばした指導者、星稜高校野球部監督の山下智茂監督の言葉でございます。  以上で私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(岬 光彦)  以上で、冨永康文君の一般質問は終わりました。  暫時休憩といたします。  再開は午後1時45分といたします。                休憩 午後 1時36分               …………………………………
                   再開 午後 1時45分 ○議長(岬 光彦)  ただいまから会議を再開いたします。  次の質問は、10番、太田善雄君であります。  太田善雄君。 ○10番(太田善雄) (登壇)  10番、太田善雄、議長の許可をいただきましたので、通告により一般質問に入らせていただきます。  まず、項目が6項目と多いので、大変ではございましょうが、わかりやすく丁寧にお答え願えればありがたいなと思います。  それと、これまでこの通告書を出した後に委員会が開かれまして、この項目の中の関空とか、こういうような形は説明を受けましたので、私自身はもう理解してますんですけど、やはりこうやって放送されると、ライブでやっている限りは、一応質問をさせていただこうかなというふうに思っておりますので、まだあんなこと言いよるというふうに思われても仕方ございませんが、一応質問はさせていただきます。  まず最初に、新火葬場について、これも先般より4名の方が質問されております。その中でやはり重複して質問するのもどうかなと思うんですが、ダブったところがあったら割愛してください。私は一応書いてあるとおりに読んでいくような状態になってしまいますが、まず第1問目の新火葬場の項目、過去のこの事案の整理はついてきたのかということ、私自身も事案の整理ついてないところがあるんですよ。  何でいうたら、去年の7月まで、私はこの新火葬場の建設委員長やってたんですけど、いつの間にか委員会も開かないまま消えてしまったという状態がありますので、これの分を自分の責任というのはどこに置いたらいいのかなというふうに理解しておりますので、そこも含めてちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君の質問に対する答弁をお願いいたします。  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦) (登壇)  過去の事案ということでありますので御説明しますが、まず1点目は、県立の公園の中で淡路島で1つでつくるという、こういう案件でありまして、その件につきましては、3市長で話し合った結果、それぞれの市でつくるということで、これは一応決着がついております。  一応といいますのは、それから以降、それぞれ首長かわっておりますので、やはり淡路島で1つということであれば、またその案が生き返ってくる可能性があります。  2つ目は、この埋立地であります。埋立地につきましては、関係者が少ないこと等から非常にいい案ではあったのですけども、これは県のほうから、今の状況では、この場所については遠慮してほしいというようなことがありましたので、この件も一応それも消えております。  ほぼいろんな企業が立地してきておるような状況の中で、そういった企業に理解を得られるとしたならば、その案もまだ残っておるということであります。  それから、順次いきますと、大きな案件では、津名の沿岸部でありましたけども、このことにつきましては、主に漁民、漁業のほうから反対がありまして、その分は立ち消えになりました。  それから、東浦のほうにつきましては、今の東浦の火葬場の建てかえ、それとか観音さんの再利用といったふうなこともありました。これも成案にならないまま終わっております。  それから、北のほうに行きまして、あさひ町内会から提案がありました案件でありますけども、これはもう地元が反対でありますので、今のところ立ち消えております。  そして、そのほかにも、結構事前の提供はあったんですけど、周りの許可というのは非常に難しいというふうなことで消えておるという、そういうふうな状況の中で、今現在、これまでも説明しておりますように、地元のほうから提案がありましたこの津名の丘陵地の中でどういった形で建設するかということの方向性で進んでおります。  いずれにしましても、そういったことを丁寧に積み上げていくことが重要なことであって、いろんなことが言われておるんですけども、皆さん方のことをいろいろ聞いておりましたら、恐らく淡路市の中では火葬場はどこにもつくれないという結果になるんではないかなと思ってます。それでは困るので、できるだけ一番適地につくっていきたいなと、そんなふうに思っております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  私が委員長を拝命して、それから1年目のときに、もう野島がだめやという話で、徹底的にやられました。その後、やはり火葬場というのは必要じゃないかなということで、意見書まで出させていただいて、淡路市にはやはり1つないし2つは必要だというような話で、これまで進んできたと思うんですよね。  そんな中で、私は議員ならこういうような提案をしたらいかんのかなと言いながらでも、やはり観音さん、室津の観音さんのあの裏から入る道、ああいうのを使って利用したらいいんかなというようなことも申し上げさせていただきました。  でも、このたび、こういうような形で新天地に新しい場所ができるかなということで、最終決定ではないんですけど、今もう交渉段階だというふうに伺っておりますので、この交渉していく上において、やはりその用地の取得するにおいて、やはり・・・、先の話もあるので、周りがオーケーできたのかというようなこと一番重要だと思うんですよね。  でないと、3キロ4キロ先からクレームあったいうても潰れるのがこういうような嫌悪施設です。ですから、そういうようなことを、もう地域の住民、連合町内会から意見を聴取したらどうかなというような話まで私はさせてもらったんですけど、一度もそういう集会がなかったまま終わっているんですけど、このたびやっとこの生穂、佐野地区に野田尾という地名のところで場所が決定できるかなという地域住民、本当に賛同していただいているんですよね。  でないと、後でまたこういうようなことが起こったら大変なことになるのでということで、それと用地取得に関して、私の場合は、用地というのは、今までと同じように34年たったらまた壊し、34年たったらまた壊しというんじゃなくて、やはり永続して、この4番目に書いてありますけど、永続して使えるような広さ、Aを壊すときにはBをその隣で建てるというぐらいの広さを確保するのが順当じゃないかなと。  学校なんかでもね、建つときに、潰して建つ、同じ場所に建つんじゃなくても、隣でも建てる場所を確保してたら一番経済的に効果があるんじゃないかなというふうに思います。  まじでこれ山林、山奥を開発してつくらせていただくというのであれば、せめて取得に関して、まず1万5,000平米ぐらい買っておけば代替地としての確保もできるんじゃないかというふうに思ってますけど、この土地の広さというのはどれぐらい交渉しているんですかね。現在の進捗状況をお聞かせ願えればありがたいなと思います。 ○議長(岬 光彦)  市民生活部長、下原 渉君。 ○市民生活部長(下原 渉) (登壇)  ただいま用地取得に関する進捗状況ということですけれども、まず新火葬場野田尾地区での新火葬場建設に係る事業用地につきましては、当該用地の所有者の方には確認書を締結していただいて、事業用用地の取得に関する確認をしておるところです。  また、その用地の隣接の方におきましても、その土地の所有者の方に事業実施に係る同意をいただいておるというところです。  ただ、測量等が終わっておりませんので、面積等については現状正しい数字は申し上げられるというところではございませんが、約1万から1万5,000平米程度というふうに現状では考えてございます。  測量につきましては、平成30年度に予算計上させていただいて、実施をしたいというふうに考えております。  それから、二次計画というか建てかえの用地というところですけれども、これにつきましては、まだ地元町内会等そこの突っ込んだお話がまだされておりませんので、希望としましては、そういう建てかえて永続的に使えるというのは非常に市としてもありがたいということは現状ありますけれども、それにつきましても、今後地元町内会とも協議を重ねていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  というのもね、このたびの予算の中に出てきているんですけど、2,150万円、これの分が出てきているのは、やはりこれの交渉段階と、いわゆるその設計じゃないんやけど、測量段階という形でもっての予算つけているんじゃないんですか。  でないと、一番下の方にね、予算書にあるんですけど、平成25年度では8万4,000円ですか、次に41万、27年度には757万6,000円、その次の28年にはもう計画とりやめでゼロという形になっているので、こういうような金額の推移を見ていったら、ああ今から計画するんやなと、測量に入るんやなと、現地へ入るのに、やはりね、スコップ1本持っていくのにしたって費用が要るんでいうことで、これの2,150万円というのは計上されているのかなということ、これは今年度使うお金ですよね。予算書ですから。  予算の中でこういうのが出ているということになりましたら、皆さんこれから行くのに、どれだけの土地を確保していったらいいのかというのを、あらかじめ、行くのに何がおるかもわからんのに、取りに行く網じゃないんですよね。  やはり、お願いしにいって確保しにいくだけの広さを確保するだけの、先ほど言われました、1万から1万5,000て、これ1万5,000から2万平米にかえてもらえませんかというぐらい、私の域はね、広いほうがやはり設備建つのにも、これから使い勝手もいいと。筒いっぱいのところで、もうむちゃくちゃにこれの3倍も4倍も買えといえばね、そこ何するんなというような話になりますけど、今ちょうどね、この淡路市の中でも旧一宮だけが五色とセッティングして建っている部分があるんですね。(映像掲示)  これ五色の霊園です。これだけの後ろにね、もう少し公園があるんですけどね。  この中には、こういうような設備とか、座敷とか、こういうなんは一宮と五色の人間しか知らないと思うんですけどね、一応五色にはこれだけの分を建って使っているというような状態なんでね、こういうのを、この淡路市には、淡路市は5町ですよ、合併したのが。ですからこれは2町の分の施設。5町の施設になったら、もう2.5倍の大きさを持ってもいいんじゃないかなというぐらいの気構えでもって建ててほしいなというふうに思います。  でないと、淡路市が西浦から東浦全員が行ったときに、先ほどのかまでもそうなんですけどね、このかまが今五色でなっておるのに、4つ、かま4つの扉ですわ。  淡路市の場合も同じぐらいの扉になると思うんですけどね、人口推移からいったら減少していくであろう段階でもって、かまが4つ、これぐらいの設備は必要なんじゃないかなというふうに思っているんで、それの分の建てかえスペースを土地を取得していただきたいなというふうに思うんですけど、いかがでしょうか。それだけの予算とれませんか。1万5,000から2万平米。 ○議長(岬 光彦)  市民生活部長、下原 渉君。 ○市民生活部長(下原 渉)  議員おっしゃる面積についてですけれども、現状、他市の、他市というか五色台聖苑を参考にさせていただくと、敷地面積が9,260平米、延べ床面積が1,110平米ということで、炉の数はあそこは4炉となっておりますけれども、予備で1炉ありますので、実質あるのが3炉という形です。  人口規模から見ると、議員おっしゃるとおり、その2.5倍となるかもわかりませんけれども、あとはその火葬の時間ですね、時間も最新の設備を入れますと約70分から遅くても90分程度で済むというのもございますので、そこら辺も考慮しながら、新年度予算で計上させていただいている基本計画、この予算を400万円程度計上させていただいておりますので、その中でどういう設備内容にするのか、それで市内の火葬の今の現状ですね、例えば葬儀の時間が午前8時から始まるようなところは市内にはございませんので、そういうことも踏まえながら、炉の数、それから規模についても決定していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  執行部も言われておりますように、今3炉で予備に1炉だと。これは旧2町でよ、持っているのが。ほなやっぱり5町となった場合は、設備ももう少ししっかりした設備で、焼くのが90分で焼けるとか、ストーブじゃないんですからね、どんどんどんどん早くなればいいんじゃないんで、やはりゆっくりしたスペースで、そこへ行ったら、一宮の場合はね、お昼前に葬儀を挙げて、それであそこまで45分ぐらいかかるんですよ。45分かけて行って、弁当持っていってね、向こうで焼き上がるのを待って、御飯を食べて、それでお骨を持って帰って初七日というような形をしているんです。  ところが今の淡路市の4つの場合は、もう家へとりあえず帰って、どこかで待ってて、初七日の準備をしたまま家族の人だけが迎えに行くという状態が多いと思うんですよね。  ですから、そういうようなところを考えて、今度こういうような施設、設備ができるんであればね、もっともっとその住民に合わすように、皆さんがセレモニーホールからこの火葬場までの時間を計算していると思うんですね。行ったり来たりの時間いうのは。  だから、逆に言えば、そのセレモニーホールも必要ですけど、その焼き場、火葬場にそういうような施設をつくってあげたら、逆にそこでもう解散というぐらいまで初七日を終えて、できるぐらいの民間の人が手を差し伸べてきてね、うちにそこへ建たせてくれというようなスペースが欲しいと言い出すかもしれませんよ。この火葬場の周りに。  結構あちこち行ったらね、火葬場の周りにそういう施設ができているんですよ。やはりこれも葬儀もお金もうけですからね、必ず一人一人が皆行くところですから、そういうようなところへ行って何するのに、やはりゆっくりして慌ててほうり出されらんと、落ちついて家族過ごせるような形にしていただきたいと私は思っております。  それと、先般から言われておりますね、道路の件なんですけど、道路は地域の人が生活用道路としてのケアはしてあげたらいいと思うんですけど、西浦から東浦、いわゆる火葬場を通って合併支援道路をつくるというような計画と、これと何かごっちゃにしているような気がして私仕方がないんでね、合併支援道路は合併支援道路でつけていただきたい。20億要ろうが30億円要ろうがつけていただきたい。  でもこの火葬場は、もう近々に要る設備なんですよ。前に言った、市長にもお尋ねしたんですけど、生穂と育波の間トンネル掘る計画あったんですかというふうに聞きました。いや、夢であったけどありましたよねというだけの話でした。  これから先、トンネルが無理であれば、その山の背を通って行くのが5年かかろうが10年かかろうが、それはつけてほしいと我々は思ってます。  でも、きょうの鎌塚議員の言うとるように、合併特例債、これの期限も迫っております。ですから、市長も大変だと思うんですけどね、それの分を2年先にできる3年先にできると言いたいんだろうけど、できない面もあろうかなというふうに思ってますけど、まず問いです。このセレモニー、淡路市の中でセレモニーホールから一番遠いセレモニーホールは何時間ぐらい、何分ぐらいかかりますか。 ○議長(岬 光彦)  市民生活部長、下原 渉君。 ○市民生活部長(下原 渉)  一番遠いと思われているセレモニーホールは、距離からすると、岩屋の淡路インターチェンジの近くにある葬祭場が一番遠いと思います。  そこからの距離を先般はかりましたところ、今の現状の道を使った場合ですけれども、21キロ余、時間にして、通行のその時間帯にもよって違うかもわかりませんけども、そのときにはかったのは32分でした。ですから、35分程度では一番遠いところからでも来れるのではないかなというふうに思っております。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  そしたら、北淡のサンセットから郡家周り志筑周りでこの現場へ行くには何分ぐらいかかりますか。 ○議長(岬 光彦)  市民生活部長、下原 渉君。 ○市民生活部長(下原 渉)  育波の葬祭場から新火葬場、これについては遠田周りで県道を通った場合ですけれども、これが19キロ余。それで、時間にしますと約30分。私、個人的に先般新火葬場から、夜ですけども、興隆寺の連絡線を通って最初県道の室津志筑線ですか、そちらを通って育波の葬祭場まで行ってみたんですけど、距離にして9.5キロ、時間にしてそれも道が狭くて夜でしたもんですから30分弱ということで、時間的には両方どちらを通ってもほとんど現状では同じでした。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  今、尾崎から志筑線へ遠田線を通ると言われましたが、もうそれはやめてください。郡家へ回って、間違いのない道路を通っていただかないと、バックしたり、とまったりというのは大変なんで、郡家線を迂回するということでの公道と、公の斎場へ向かう道路として認めていただきたいなと。  でないと、きょうここで4人目なんですけどね、この道路道路道路で、何かこの道路と斎場がセットになってね、何か質問しているような状態にとらわれるのも、私としては嫌なんで、やはりその亡くなった方は、ということは、その今のセレモニーホールでやった人はそれなんですけど、極端にいえば、野島の江崎のほうで家でお葬式したというた人なんかだったら、50分ぐらいかかるんじゃないですか。  だから、そういうの個々によっていろいろありますけど、公のセレモニーホールから大体40分とか、一宮、今45分かけて行っているんですよ。5分近いですよ。  それとこのここにね、さっきちょっと述べました新火葬場の予算書なんですけどね、安全安心で快適に暮らせる町というふうに書いてあります。  その下の事業目的の中で、これよく聞いてほしいんですけどね、皆さん書いたんでしょうね。市内4地区、津名、岩屋、北淡、東浦にある火葬場の集約と五色台聖苑を利用している一宮地区の利用者も対応が可能なというふうに書いてあります。  これ書いたら、一宮の人、これ新しくできたとこ利用させていただけるんですよね。  これは切り離して、今まで一宮はもうこの火葬場にはさわれないんかなというような面でもってね、ちょっと引け目を感じてたんですけど、もう一宮としたら、きのうの市長のお話で、ただではやれんよと、やはり五色を放す限りは、いわゆる霊園ですよ、五色町じゃなしに、五色霊園を放す限りには、それ相当のお土産がと、お土産さえあれば当然一宮はそのお土産を持ってこの霊園を使わせて、斎場を使わせていただけるんでしょうね。これ使えないんですか。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  今の考え方なんですけども、もともとはですね、やはり旧一宮町と旧五色町が共同されてつくったもので、合併によってその仕組みは変わっておるという現状あるんですけども、それ以降ですね、洲本と五色、一宮、津名の合併が流れて、いろんな経過があった中でこの3市体制ができておるわけであります。  結果どうなっているかと言いましたら、やはり5町が合併をした市でありますから、当然、今議員が言われたのも選択肢にあるわけでありますけども、今の政治の段階においては、これまで言っておりますように、一宮と五色、4町という枠組みでありますけども、今度でき上がるものにつきましては相当大きいものができますので、当然キャパとしては旧一宮の地区の方々の利用も可能ではあると思っております。  ただ、今現在のところですね、旧一宮地区からのそういった要望はまだ聞いておりません。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  それというのも、一宮っていうのはね、一番最初に洲本と組んで洲本の古茂江まで焼きに行っていたんですよ。古茂江から40分なら近いなと、五色なら近いなということで、一宮の人間はあえてね、今きれいなとこへ行かしていただいているんですけど、それが今度もっと35分、そんな近くになるんだったらね、まして同じ市内で使えるんだったらなと思いましてね、ちょっと聞いてみたんですけど、洲本が解決しない限りは一宮はまず使用可能になればいいということを目的とするということを書いてありますので、まだ今のところは使えないということで判断しておきます。  次に、2番ですけど、学校施設環境改善交付金の要望は、淡路市として、また洲本、南あわじ、明石、その4市の中で出されたのか、出されなかったのか。なぜ、もし出して通らなかったのか。出さなくてなぜ出さなかったのか。何かなぞなぞみたいなんですけどね。そういうようなところで一応お聞きしたいというふうに思って、ここに書かせていただいたんですけど。 ○議長(岬 光彦)  教育部長、山田一夫君。 ○教育部長(山田一夫) (登壇)  学校施設環境改善交付金の要望はどうだったかということについてお答えいたします。  まず、学校施設の整備に係る主な国庫の補助事業については、校舎の新築または増築に要する経費の一部を負担する公立学校施設整備費負担金と、先ほどの御質問にあります、校舎の老朽化や耐震性能を確保するための改修に要する経費の一部を補助する学校施設環境改善交付金があります。  本市におきまして、本年度実施しました一宮中学校の大規模改造工事はこの交付金を活用し、国の補助事業として施設整備を行っています。  それで、この一宮中学校大規模工事でございますけど、現在29年度の事業として実施しておりますが、予算的には平成28年度の国の第2次補正予算により前倒しで28年度の予算として本年度実施しております。  本年も2月1日、平成29年度、本年度の国の第1次補正予算のうち、安全安心な学校施設整備に係る費用として862億円が計上されたところでございますが、平成30年度にこれも学校施設整備を予定している地方公共団体についてですね、淡路市が昨年度いただきましたように、同じように前倒しで交付金が採択されているような状況でございます。  本市におきましては、平成30年度は、この交付金を活用した施設整備を計画していなかったため、前倒しの申請には当たっておりません。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  それというのもね、先の国会で29年度補正予算の中で、学校施設環境改善交付金という形でもって、明石市が1億8,100万、洲本市が3,100万、南あわじ市が2,400万、これらがやはり空調設備、それと老朽校舎の改善事業の一部金として充てられたというふうになっているんですが、これに対して淡路市が名前が入ってないので、一体どうしたのかなと、大概手の早い淡路市が1円も請求また要望も出さないで黙っておったのかということなんですけど、これ仮に明石市の1億8,100万、これ金額大きいですよね。淡路市が27年度、平成28年度に国の施設環境改善交付金という形でもっていただいた、使わせていただいたのは幾らぐらいありますか。  仮にこの一宮なら一宮、学校の校舎改善やらせていただいてますよね。保育所は別にして。小学校、中学校、大きなこのたびも卒業式行かせていただいたんですけど、もうこれで最後かなと思うほど立派な校舎ができております。  ですから、そういうようなところでどんどんどんどん使わせてもらって、淡路市は行政としたら立派なお金を交付金をいただいてきているというふうに我々は自負しておりますので、たった2,400万円ですか、これに動じたのが私はちょっと恥ずかしいなというふうに思っているんですが、やはりこういうようなね、広報じゃないんですけど、回ったらね、見るんですよね。見たときに、淡路市はどうなったかなということで、きょうこうやって確認しました。  淡路市はそのお金の12億円ぐらい使ってますよね。中学校、小学校、建物からね。それと北淡も近い。そういうようなとこで、学校関係にしてもそれだけのものを使っている。  これから先ね、だからこういうようなときに、先ぐんで、まだちょっとおくれているの空調設備ですか、冷暖房、これに関しては淡路市はまだちょっとおくれているというふうに思うんですよ。  当時から言われている子供に楽させて温かくして、冬は暖かくして、夏涼しくして、健康を害するような弱い体、軟弱な体をつくらないようにという人もおります。ですから、そういうようなところでは、適当な空調設備、1年生、2年生にはつけてあげるとか、そういうようなことをケアしていっていただきたいなというふうに思っておりますので、この空調の件に関しては、もうこれで終わります。  次に3番目、運転免許返納者のこれからの増加。ちょうどね、70、69、68歳と私もこの年代に入ってきましたのでね、この年代がどんと上がりましたら、淡路市の中で1万2,000人、70歳以上でですよ。75歳から上だったら、まだまだ9,000人程度なんですけど、これが逆に68歳からということになったら、またここへ7,000人ぐらいの増加があって2万人超すと。淡路市の4万4,000人の半分が。  これね、免許証取りに行ったときにひっかかるんですよ、70歳になったら。あんたの免許証は今までの免許の更新じゃ済まないよと。何でいうたら、ちょっと身体検査しましょうかと。目がちゃんと見えますか、ブレーキ踏めますかということで、高齢者講習というのを受けないと免許の更新はできないことになっております。  ですから、そういうようなときに、高齢者講習を受けた方たちが何が起こるかというたら、もう家族の人が、おじいちゃん、おばあちゃん免許証返上しなさいよ、返しなさいよという言葉が起きてくるんですよね。でもそれを家族から言うような言葉であったら、その家族が責任持って送迎するんですよ。あっち買い物に行きたい、病院へ行きたい言うたら、子供、嫁さんなりね、息子さんなり、娘さんなりが送迎するんですけど。  今この淡路市でうちらの近辺見ても、お年寄り1人、元公務員さん、運転はできます。あっちこっち走っているけど、神戸にいる明石にいる娘さんから見たら怖くてしょうがないと。おばあちゃん、お母さん、早く免許証返上しなさいよと言ったときに、その元公務員さんですからね、結構年金はあるんですよ。ですから、買い物に行ったり病院へ行ったりする足が明石からわざわざ娘に来いよということはできないので、それでここなんですよね。
     調べました。免許証返納した人に限り何が起こるかというたら、車が要らなくなる。車が保有してれば年間に15万円ぐらい維持するのに要りますよね。燃料代要ります。税金、保険ね、こういうの要ります。何年かしたら、もう何年かして買わないと思うんですけど、もし買うとなった場合に、それに対して150万なり80万円なりの車の購入費用が要ります。  そういうなんを加味して、年間にこの人らの足をかわってやるタクシー、いわゆるタクシーがないものかと思って調べたところ、北九州、北九州にそういうタクシー会社があるんですよね。3社ありました。北九州に。  北九州市に3社あって、その中で、ワッカくんでね、うちのこのエリアだったら650円とかいうような形でやっている。でも定期券発行するんですよ。定期券で1カ月に2万5,000円とかで発行したら、もう乗りほうだいですね。  最初に申請するらしいです。20日ぐらい乗らせていただきます。買い物に行ったり。距離もここここいうて決めてます。だからそれをタクシーに申請出したら、そのタクシー会社がわかりましたというて登録するんですよね。  その人から電話かかってきたら、はい、わかりましたいうて迎えに行って送迎するという形のものなんですけど、この淡路市でと思ってね、私一生懸命見たんですけど、淡路市てこれ形悪いんですよね。真ん中に骨が入っているから、背骨があるから、隣の町へ行こうと思ったら、ぐるっと回っていかないとだめ。タクシーも昔は、ですからそういうようなところで、旧町旧町にタクシー会社1社ずつありました。  何で言うたら、隣の郡から入ってこれないから。仮に一宮タクシー、北淡タクシーいうような形ね。淡路タクシーとか、浦タクシー。こういうようなところへエリアを持っててね、よその人が入ってたら採算が合わないんですよね。  そういうような形でやってたんですけど、これの分をもう淡路市民のその1万人、1万2,000人が定期を購入すれば、タクシー乗りますと言われればタクシー会社成り立ちますよね、定期買ってくれるんですから。  極端にいえば、2万5,000円1人払ってくれる。1万人が2万5,000円ずつ払ってもらったら事業成り立ちますよね。  そういうようなことを、市がやるんじゃなくて、一般のタクシー会社に、今淡路市では黄色いタクシーかな、話しかけるというようなことは可能なのかどうかというようなことをお聞きしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  健康福祉部長、池上哲司君。 ○健康福祉部長(池上哲司) (登壇)  まず、本市における高齢者の自主免許、運転免許の返納の数でございますが、平成28年1月から同年12月までの間に128名の方、また平成29年1月から同年12月までの間に162名の方が運転免許を返納しており、返納する方がだんだん増大する傾向にあります。  先ほど議員おっしゃっていただきました福祉タクシーの定期券につきましては、九州のほうでは、現在大手民間事業所とタクシー業者が提携してという情報は持っておるんですけど、その事業に際して行政のほうがどのような間に立って事業推進とか、そういうふうなことについての情報は得ておりませんので、また今後、情報の収集のほうさせていただきたいと思います。  ただ、市のほうにつきましては、高齢者の対策としまして、淡路市の北部生活観光バス、またコミュニティバスの整備、また高齢者の施策としまして、70歳以上に、議員も御存じのように、福祉タクシーの利用の事業を実施しております。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  市から補助でタクシー券を配っているのは、あれはやはり仕事、所得がないとか、家族がないとか条件があるんですよね。でも、私が言っていたのは、もうとにかく今まで頑張って走り回っていたと。でも、やはり年いって免許返納というような状態になったんだけど、お金は出せます、車代出してたんですから、油代出してたんですから、これまで出せますよという人が結構いるから北九州のこのタクシー会社がみどりタクシーだったかな、そこが参入してね、三ケ森というんですかね、タクシーがやっているんですけど、こういうような形で、一度この淡路市で成り立つものか、業務がね、やっぱりプラスにならないと誰もしないんで、これをやって業務として成り立つものであれば声かけしてください。  業務でこれは無理やぞといえば、もう破棄してもらって結構なんですけど。そのかわりその淡路市のお年寄り、あしたから何キロというて歩く以外に、皆さんのお父さんお母さんじゃないんですよ。皆さん10年たったら皆さんがそうなるんですよ。歩かないとだめというような状態が起きるんで、そこのとこを熟慮しながら今の現タクシーにお願いしてもらって、生きる道、進むべき道を探してください。  それでは、次に第4項目めにいきます。連合町内会の自治機能があるか。いわゆる連合町内会としては、機能性も含んでいるのかどうか、ないのか、というのを行政としてはどういうふうに考えておられますか。  今、連合町内会とかね、そういうのありますけど。 ○議長(岬 光彦)  総務部長、鈴木 勝君。 ○総務部長(鈴木 勝) (登壇)  議員の御質問の連合町内会の自治機能はあるかないかということでございますけども、我々としましては、あるということで、町内会とも事業を進めております。  まず、町内会の事業におきましては、実質町内会は任意の団体でございまして、地域コミュニティー中心にですね、住みよいまちづくり、安心安全な地域づくり、そして行政とのパイプ役として、さまざまな地域の課題に真摯に取り組んでいただいております。  先ほども申しましたように、町内会はあくまでも住民同士の自由な意思によって結成された任意の団体でございます。法律で定められたような運営方法や活動内容があるわけでございません。会員の皆さんが話し合った上でその運営や活動の内容を決めていく自治組織でございます。それで、その自治組織として、各地域で234地区の町内会が成り立っておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  234地区の町内会が寄って、それで地区連合町内会長を決めて、それのもんで淡路市全体の連合町内会いうのを立ち上げてますよね。  それで連合町内会へ行くのに、ちょうどね、今のうちの地域の町内会長さんが行っているんですよ。何もわからないで、去年町内会長を拝命して、もう言ってきたからしやないなというたら、とんとんとんとん上がって、終いに淡路市の副会長ですわ。  それで、去年一生懸命頑張られて、会報も出してます。会報というんやね。広報ですね。それを発行して、一宮の広報すばらしいなと、いわゆる地域の活動すばらしいなとほめていただいたですよね先ほど。  ほめていただいている人が、次に役職探す人いったらいないんですよね。あんた会長やめられたら困るんや、もう10年やってほしいというぐらいの方なんですわ。  その仕事ぶりはまことにすばらしい。でも、やはり淡路生まれの都会育ち。やはりバイタリティーにはたけているんで、今の淡路市民の中へ入ってきたらやけどするんですよね、淡路市民が。それほど熱血漢。燃えてます。  ですから、我々の先輩なんですけど、そういうような方がやってくれるのはありがたいんやけど、やってもらえる人が、これをつける、あれをするというふうに声を出そうにも後ろがないんですよね。  悪く言えばトップダウン方式。行政のほうからこれやれあれやってくれ言われてやっているだけというような状態を、これから先地域を巻き込んでやろうと、その人はしているんですよ。  ですから、地元でもたもやん桜っていつもいいますけど、あるんです。もう少しいったら開いてきますよ。そのたもやん桜の草刈りとか、ぜんざい出したり、おでん出したりするのに、どうやって地元がお金を集めてやろうかなと。そしてまた160人去年来てくれたやつを200人超したらいいなというふうにやってたんですよ。でもそれにも限度がありますよね、無償なんですから。  無償でやってて、何もそのやつを地元の人だけで、自分で、その昔でいう花見、弁当持って行って自分食べるんだったらお金要らないんですよね。でも、来ていただいて、そこで食べていただこうと思ったら、草刈らなあかんのですよ。  竹やぶ、草の生えたとこへ一般の人が弁当持って入って、イノシシやあるまいし、食べませんよね。やはりそういうようなとこに、地元でやはり交流人口がふえたらいいなと、市長が常々言うとる、来ていただければ、その人も人口の1人やというふうに思っているんで、我々協力してやりたいなと思っているんですが、ことし残念なことにあの町内会のほうから、案内係ね、ムネ製薬で駐車場を借りて、そのそこまで案内するのに、ここ道渡るのに危ないよというて誘導する方、ボランティアで町内会が出てたんですけど、もうことしの町内会のボランティア、もうそんなん我々することを勝手に花見に来て勝手に帰って、我々は掃除してというような話が出てきたときに、そない言わんともう1年でもせんかよというて、ことしはやります。来年のことはわかりません。  ですから、そういうようなことをね、連合町内会、また町内会へトップダウンでおりていっているにもかかわらず、下の一番末端が活動できるのかどうか。  いつもね、2,500万いう話出てくるんですけど、この2,500万円の話、広報の配達だけですよね。広報の配達するのにお金いただく。また川掃除、溝掃除するのにお金いただく。そういうような形でやっているんで、自主的にあれをしようかなという活動費用いうのは自分たちで出し合ってやっているんですよ。  その活動するには保険費用も自分たちで出し合うたりしてね、自分がよその道の草刈るんですよ。それけがしたら困るからいうて、自分でお金払って保険金払ってやってたんですよ。  だから、そういうようなとこでもって、このたびの連合町内会長に相談したんですよ。こんなときにちょっとした保険かけてもらえへんやろうかと。町内会で出すのもいいんやけどいうような話ししたら、今のとこ聞いてみるわというような状態なんでね、そういうようなとこも含めて、連合町内会というのは自治機能があるのかというのをここへ書いてみたんですよ。  そしたら、ありますと答えていただいたので、ありがたい話、この1番に入ります。  自治特別職としての有償にお願いするのはどうかなということなんですが、これは無理でしょうかね。 ○議長(岬 光彦)  総務部長。 ○総務部長(鈴木 勝)  先ほど議員がおっしゃいます各連合町内会の会議におきまして、地域で頑張っているという言葉をいただいて、我々としましても大変光栄に思っております。ありがとうございます。  いろんな事業に際しましては、連合町内会役員5名おられまして、都度都度ですね、役員会を開き、その中で各地域の代表ですね、またアイデア等、お互いが探り合って検証し合って進めてまいっております。  そうした中で、地域におきましては、県民交流広場事業を使っても、尾崎地区ですかで大きなイベントをやるということで大いに盛り上がったと聞いておりまして、各地域も他の地区も刺激を受けておることと聞いております。  そうした中で、おっしゃるように、町内会連合会長の役割というのは大変重責でございまして、委員がおっしゃるように、そういった形の有償化ということでございます。  他の地域を見てみますと、そういったことで特別職ということで費用を当てがっているところがございますけれども、現状淡路市におきましては、連合町内会に対しまして、先ほど申されました2,500万円余の助成金がございます。その中で町内会活動として、その中で各役員の方々に御協力賜って捻出していただくとか、そういう予算づけをされるとか、そういったことを希望したいと考えております。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  もう時間なくなってきたけどね。それの4項目の2番目、予算づけ、いわゆる役職に対するお金でなくて、その役職の方がああいう事業もするこういう事業もするというのは、まちづくり協議会でやってたことを継続してこれから先やれるんですね。 ○議長(岬 光彦)  総務部長、鈴木 勝君。 ○総務部長(鈴木 勝)  議員の御質問の予算のことでございます。活動費としてそれがとれるかということでございます。これにつきましては、議員おっしゃいましたまちづくり協議会の中にもそういった活動予算がございます。それを地域ぐるみで使っていただくようなこともあるかと思います。  また、御相談いただいた団体に対しましては、他の事業ですね、市が持っておりますような事業とか、また県が持っているような事業を紹介して、その事業によって事業展開を図っていただくと、またそういったことを実際にやっておられるところがございますので、そういったおりには十分と御説明したいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  次に5番目に移ります。もうあと8分になりましたけど、関空洲本間の観光船舶に突然何が起こったのかというようなことで、以前、淡路市では津名港寄港で参画できないかなという話はありましたけど、もう去年の6月に結果が出て、7月から運航し始めた関空航路。これに対して淡路市が、全体でね、3市で4,500万円ですか、それの分を負担すると。その中で淡路市が1,300万、洲本が1,000万円、南あわじが言うて、市によってまちまちだったんです。それ何でまちまちなというようなことで、不思議に思ってたんですけど、先般の委員会でこれ説明されましたのでね、先ほど一番最初に言いました、私はもう理解しました。でも、皆さんに理解できてない、その用紙だけ見た人は、何で淡路市だけ1,300万円やというふうに言われる方もいるかもしれませんので、ここで私のほうからも報告しときます、時間ないんで。  1,500万円に対して、淡路市は1,300万円、差額の分を現金支給というような形でやりまして、基金に積んである比率でもって洲本も南あわじも1,500万円ということになってますよね。  これ私通告したんで、このここで言わせていただいたんですけど、それと次に飛ばさせていただきまして、6番、海面上昇により淡路市の、ということは、海面上昇で淡路市の水面が上がってないというような方もおられましたけど、私が言うのは、やはり温暖化で海面上昇、南方のほうでね、自分とこの島が沈んでしまうというような外国もありますのでね、そういうようなとこも含めて、淡路市の海岸線の被害、結構傷んでます。去年の台風のときに、西浦海岸、江井から向こう行ったときね、ごっぽり穴があいて、これは兵庫県が調べるもので何するんですけど、淡路市の中で起こったことは淡路市にも責任があると思うんで、どうですか。淡路市がそれだけのチェック機能、果たしてますか。どうでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  都市整備部長、井戸 弘君。 ○都市整備部長(井戸 弘) (登壇)  海面上昇による海岸線の侵食対策等につきまして、お答えをさせていただきます。  四方を海に囲まれた淡路島の海岸線延長は約215キロメートルで、この海岸保全区域は約162キロメートルとなっております。本市におきましては、その海岸線は道路用護岸となっているところも多くあります。県では、国が定める海岸保全基本方針に沿って、海岸の防護や海岸環境の整備、公衆の適正な利用等の観点から、海岸の保全や整備の方針を示す海岸保全基本計画が策定されており、この計画に基づき海岸保全施設の適切な維持管理などが行われています。  海岸保全施設の日常的な管理では、管理者である県の担当職員が巡視し施設点検を行っております。道路用護岸となっているところにあっては道路パトロールが行われています。  しかしながら、200キロメートルを超える長い海岸線であることから、維持管理をしていくには地域住民や市の協力が不可欠であります。  市におきましては、一部の海岸等で、県の海岸漂着物地域対策推進事業や海岸環境整備事業を受託し、海岸の保全を図っております。  市民の生活をより一層守るため、地域住民と市、県において、より緊密に一体的な連携強化を図っていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  太田善雄君。 ○10番(太田善雄)  それで今の職務全うできるほど手が足りているんですか。僕はいつも事務所へ行ったら手が足らない状態でてんてこまいしているんでね、市長に言ったらどうですか。1人ふやしてくれ言うて。  本当にね、この淡路市て狭いんですけど広いんですよね。何かしらないけど、背骨があるから、また一回りせにゃいかんというような状態で、同じ検査してもね、余分な費用が要る。走り回っても、手が2倍3倍かかるというようなまちなんでね、これの分を管理していくのは大変だと思うんですけど、もうあと3分ありますけど、これ今まで8年間私暴言はかせていただきました。皆さんにかわいがっていただきましたけど、ここから9人ぐらいかな、このたびをもって退職なり部署がわりされる方がおられます。  今までありがとうございました。かわいがっていただきまして。これで私の一般質問といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、太田善雄君の一般質問は終わりました。  暫時休憩いたします。  再開は午後2時55分です。                休憩 午後 2時44分               …………………………………                再開 午後 2時55分 ○議長(岬 光彦)  ただいまから会議を再開いたします。  御報告申し上げます。地方自治法第121条第1項の規定に基づき今期定例会に出席を求めた者のうち、介護・高齢者支援担当部長、中野輝美君におかれましては、本日の会議を早退する旨届け出がありましたので、御報告を申し上げます。  次の質問は、2番、針木 均君であります。  2番、針木 均君。 ○2番(針木 均) (登壇)  一般質問ということで本題に早速入らせていただきます。新参者でございます。年はくってても新参者でございます。ひょっとして質疑応答の中で不穏当な発言があった場合は、新参者につき御容赦願いますということで、前もっておわびをしておきたいと思います。  そしたら、本題に入らせていただきます。  1件、2件ございまして、第1件でございますが、当方出身地というか、地元であります岩屋港の周辺整備の問題についてお伺いしたいと思います。  まず、問題は、駐車場の整備と、あとそれにかかわる、またポートビルの解体問題ということがありますけども、委員会で既に出されていただいておるのは、単なるいわゆるパソコンでいう場合のフローチャートという作業の流れ、もしこれならばこれ、これでなければこれというふうなフローチャートを1枚だけつけていただいて、これではちょっと話ができんなということで思案投げ首しておりましたところ、なぜかしら、淡路市ではなくて、洲本市のホームページに淡路島地域公共交通網形成計画案というのがアップされておりました。  知り合いの方が、何かこんなおもしろいデータがあるよというので、紹介いただきましたページがございます。  そのページがこれでございます。(映像掲示)  ページが最初にトータルとしては結局今言ったその公共交通網の計画案でございますというのが、これは淡路市のホームページではなくて、洲本市のホームページに堂々と記載されておりまして、その中に42ページ目でしたか、ここに高速バスの維持充実ということで、結節点としての広域拠点機能を充実するということで、岩屋ポートターミナル建てかえというのがございまして、2018年から2020年までの3年間にわたってこの建てかえ工事を完了するんだというような、こういうタイムテーブル的なものが載っておりました。  それで、実際に、そしたら具体的にどんなものなのかというふうなのになると、48ページに、こんなものが出てきました。  岩屋の地域の住民の方ならわかるんですけど、これいわゆる岩屋港のちょっと出っ張っている敷地のところにある敷地の面積を使っての話なんですが、あくまでこれイメージです。  ですから、現存はこれではないんですけど、とりあえず交番が既にあるんですけども、その交番もちょっと画面向かって右のほうになっておりますけど、本来は今の現在地は左にあるんですけども、そこのところを撤収して大きな広場につくるということで、その広場となっているのは、今現在立体駐車場があるところでございます。  で、その真ん中に本来空き地みたいな形のものがここにポートビルをつくるんだ。その右端のほうの大きなスペースを全部更地にして、そこに駐車場をつくるんですというようなイメージまで載せられております。  これは当然計画ですので、誰がどうやってつくったものかはわかりませんけど、恐らくそれなりに協議会みたいなものがあって、淡路島地域公共交通活性化協議会というのが2018年3月付で発表しているものらしいんですが、こういうものがあります。  こういうのを見せつけられると、あらま我々議員としてはこんなもの見せられたことないなというのが他市のホームページからアップされているという状況でございます。  実際のところの感じは、これは実際の今の現在のポートビルでございます。  今言ったみたいに、ここに立体駐車場があります。  これは何か、先のプランニングでは更地になって、何かフリースペースになっているようですね。  ここのところが今交番になっています。この辺に交番がありまして、あとポートビルが今ここ、中心にあります。これが今現在の図なんですけど、こういう今あるものから先ほどのお示しした状況になるというふうなことが勝手に計画図として上がっているということに関して、実際、現状は周辺整備問題に関してはどんなふうになっているんでしょうかというのが第1の質問でございます。御説明願えたらと思います。 ○議長(岬 光彦)  針木 均君の質問に対する答弁をお願いいたします。  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦) (登壇)  岩屋港周辺というよりも北淡路の関係でありますけども、これまでもいろいろと述べておりますが、これまで整っていなかった環境整備が整ってまいりましたので、いよいよその周辺の環境整備に入ろうと思ってます。  洲本市のホームページは、私は当事者能力ありませんので、言及は避けさせていただきますが、淡路市では現在岩屋ポートビル再整備基本計画の策定を進めています。
     ポートビルの改築計画に併せて、老朽化している隣接駐車場、バス運行ロータリー等の一体的な整備について、これから方針を定めていきます。  この基本計画では、建物や駐車場の配置計画、年度工程計画、全体の完成予想図を策定します。  駐車場の整備計画につきましてもその中で決めていくわけでありますが、整備工事におきましては、既存の民間駐車場を解体する場合には代替施設を整備する等、要するに民間の施設使用者、そして利用者、それらの影響を最小限にしたいと考えております。  いずれにしましても、これ一体的なものでありまして、まずフェリーボートの跡地、それからここのポートビル、その前の駐車場、そして南下して田ノ代海岸の再整備、こういうものを順次ずっと連携し合っていきまして、一昔前は岩屋は本当の意味で淡路島の玄関口であったという、その再構築を目指していきたいと、そんなふうに思っております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  針木 均君。 ○2番(針木 均)  ありがとうございます。まだ粛々と計画段階で進めておられるということなんですけども、私にとっても市長にとってもそうらしいですけども、洲本市が勝手にこういうホームページを立ち上げて非常にビジュアルなイメージをつくられていること自体が私にも市長にとってもミステリアスということなので、いつかそのミステリアスの原因は解決されるものと期待しておりますので、市当局のまた御努力をよろしくお願いいたします。  これ以上言ったところで、精細については云々できないということなので、粛々とここ1、2年、3年先のめどになるんでしょうけど、まだそのとき私恐らくおかしなことせん限りは議員でおるつもりでおりますので、粛々とまた見ながら、しつこくまた追い求めていきたいと思いますので、またおつき合い願いたいと思います。  岩屋周辺のことに関してはそういうことなので、これから2、3年かけてやっていただけるということで、まだきちっとした具体案も何もないみたいですから、ないうちによろしくお願いしますということで一応このお願いはしておきたいと思います。  1項終わりまして、第2項、小中一貫による統合移転問題についてでございますが、実はことし入ってすぐに、1月15日に岩屋の父兄対象ということで、岩屋アソンブレホールにおいて保護者を対象に説明会が行われました。  小中一貫の云々という話なんですけども、その場で私が余計な発言をしたことがきっかけで、それが爆弾となってこういう父兄の説明会を開かざるを得なくなったというふうなことも冒頭におっしゃられて、私の個人名は言われなかったんですけど、ある一議員が小中一貫に関する移転問題を表ざたにしたので、皆様に説明させていただきますという最初のイントロダクションがあってから説明をしていただいたんですけども、とりあえず、その中で何も決まっておりませんという最後の文言の中に、3年後には実施を予定しておりますという一言がちょっと気になったんですけども、その後すぐに、今度我々議会のほうで総務文教常任委員会のほうで、いわゆる小中一貫の統合問題を云々する前に視察旅行ということですね、旅行といったらだめですね、視察に行きますということで、1月18日、1月19日にかけて、まず第1日目は京都市の高倉小学校、これもやはり小中一貫のモデル校になっているようです。翌1月19日はやはり同じように小中一貫ですけども、これはやはり地域のコミュニティーと一緒に小中一貫の指示をしていこうというふうな視察だった、このときは現地小学校視察というよりは、田辺市の市役所内で職員さんがいろいろ資料を提供してくださって、説明をいただいたんですけども、非常に勉強させていただいてありがとうございますというふうなことなんでございますが、それ以後、前回も同じようなことをお願いしたと思うんですけれども、私気になるのは、その小中一貫それはもう少子化の問題で仕方がないことなんですけども、岩屋地区について、その小中統合移転問題を今後どのように計画しているのかということを、また再度しつこくお伺いしたいと思います。  何を聞きたいかというと、結局、初期の計画では、淡路市岩屋地区の南北5キロメーターあるような、その道路を主体にしたところの、小学校というのは大体2.5キロ地点であります。今岩屋中どうこうという中学校のほうはそれこそ0から5キロ地点の一番南の端にあります。  ただ、ウエルカムシティーということなんでしょうけども、今淡路市全体から見たらという話でなくて、岩屋全体から見たら、岩屋の一番南の端がウエルカムの道路もゲートになっておるようで、聖隷病院がありの認定こども園ができのという話で、いろんな企業体なんかもたくさん来ておられます。  で、その利便性のためにひょっとしたらこんなうがったことを言ったらだめなんですけども、岩中が中心になってしまうのかなというふうなことで、ただ岩屋の地区住民は、はっきり言って、どうしてもというか、署名運動までとは言ってませんけども、やはりできたら小中一貫でどちらかに集めるならば、岩中ではなくて、岩屋の真ん中に距離的には0から5キロの間の2.5キロの地点にある石屋小学校を中心に統合化を考えていただけないでしょうかというのが私も含めて地域住民の思いやと思うんですけども、これに関して、教育長どのように御回答なさいますでしょうか。 ○議長(岬 光彦)  教育長、廣田利幸君。 ○教育長(廣田利幸) (登壇)  ただいまの御質問、岩屋地区の小中一貫教育の計画ということについてお答えをします。  本市では、各中学校区の実情に応じた教育のあり方を検討し、推進していくべきであると考えています。そのため小中一貫教育指導計画を中学校区ごとで作成していきます。  平成30年度、2018年度から2年間でこれを作成し、平成32年度、2020年度から、この計画に基づいた小中一貫教育を推進していく計画です。これにより本市では市内全ての小中学校で小中一貫教育がスタートすることとなります。  御質問の岩屋地区についてですが、保護者対象の説明会で、3年後に小中一貫教育を始めるという説明は、ただいま申し上げた小中一貫教育指導計画による教育のことを指したものであり、岩屋地区に限らず、市内全ての小中学校で実施するものであります。  岩屋地区の小中学校の児童生徒数は年々減少し、現在全ての学年が1学級となっています。このため多様な人間関係を築くことが難しくなってきています。  そこで、小中学生が共同で一つのことに取り組む等、異なる学年が交流する活動を計画的に行い、学級の枠を越えた多様な人間関係ができる環境を実現させ、豊かな社会性を育みたいと考えています。  このような教育の実現には、小中学校の施設を一つの場所にする等、施設のあり方にも大きく影響されます。  ただ、現在の校舎を移転させるかどうかということにつきましては、保護者を初め地域の方の御理解を得ることが大前提であり、そのための説明会の開催や検討会を立ち上げ、これから進めていくことにしてまいります。  したがいまして、施設の移転についても、今後の検討課題ということでありまして、先般の保護者対象説明会でも、そのようにお伝えし、理解をいただいたところであります。  今後、さらに小中一貫教育を推進していくに当たり、保護者や地域の方々に小中一貫教育の意義を理解していただく機会を十分に確保し、地域ぐるみで、地域に根差した学校をつくり上げていくことを地域の皆さんとともに目指していきたいと考えています。  以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  針木 均君。 ○2番(針木 均)  ありがとうございます。重々これはもうお願いです。ああせいこうせいという議員の立場で申し上げることではありませんので、とりあえず、地域岩屋住民の思いとしては、ほとんど9分9厘の方々がやはり岩中に統合化ではなくて、石屋小学校、結局あの町は、地域では中の町と言われてます。地域の岩屋地区の真ん中にあるんで中の町という名前になったんだと思います。中心部という言い方はおかしいけど、物理的にもやはり一番その中間地にあるところがやはり松帆及び一番北のほうにある松帆から通う子、あるいは鵜崎から通う子のちょうど真ん中の地区に当たりますので、今から検討されるということならば、そのことを重々頭に入れていただいて、できるだけ我々地域住民の思いを反映していただくように最後にお願いしまして、私の発言とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(岬 光彦)  以上で、針木 均君の一般質問は終わりました。  暫時休憩いたします。  再開は3時25分といたします。                休憩 午後 3時15分               …………………………………                再開 午後 3時25分 ○議長(岬 光彦)  ただいまから会議を再開いたします。  次の質問は、3番、井出 信君であります。  井出 信君。 ○3番(井出 信) (登壇)  3番、住民目線の会、井出 信でございます。  まず、この3月末で卒業される職員の皆さん、御苦労さまでした。でも、皆さんは再任用されるようにちょっとお聞きしております。そして、皆さんは今の立場と違ってリセットしてこれからはまたもう一回頑張っていただくようにお願いいたします。  では、通告に基づき、議長の許可を得ましたので、ただいまより私の質問を行います。  質問は、さらなる企業誘致の推進と合併支援道路の2点について質問をしたいと思います。  一般質問では、同僚議員より質問され、いろいろと答弁されておりますが、いま一度私の質問によろしくお願いいたしたいと思います。  まず、では最初の質問でございますが、さらなる企業誘致の推進であります。  淡路市の重点施策として、企業誘致を挙げ進めてまいっており、島外からの企業誘致は現時点で21社と聞いております。  企業誘致の推進を図る上で、交通の利便性を図ることが大事で、特に淡路島については、橋を渡らなければなりません。そして高速道路を通らなければなりません。そういうのが通行が必然であります。橋及び高速道路の料金、これについては、皆さん企業については非常に割高感を持っておるのではないかと思います。  これを払拭する必要があると考えられるが、今からのやはり取り組みをどのように市として考えておられるのか、ここをお聞きいたします。 ○議長(岬 光彦)  井出 信君の質問に対する答弁をお願いいたします。  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦) (登壇)  まず執行部職員に対する御配意につきまして、代表して感謝申し上げたいと思います。  さて、通行料金の割高感の問題でありますが、まずその前に淡路市の誘致企業の実績を正確に申し上げますと、淡路市の場合は、市内企業も誘致企業扱いをしております。市内企業が23社、市外企業が21社、トータルで44件であります。  ただし、市内企業におきましては、平成21年度に誘致をしました1社が廃業しておりますので、今現在残っておりますのが20件であります。いずれにしましても、順調に企業誘致は進行しているのではないかなと思います。  さて、お尋ねの件ですけども、これまでも明石海峡大橋無料化運動というのは続けてきましたし、一応の成果を得ておりますが、その考え方の根幹になるのが、3本の線であります。西浦県道、それと本四道路、それから直轄道路の28号線、国道、県道はこれ生活道路であります。で、真ん中を走っている本四道路は、これは高速道路であって、選択肢があるという、そういうことで通行料金を徴収しておるという道路特措法の本旨であります。  ただし、今までなぜ明石海峡大橋が無料というのを唱えてきたかといいましたら、あれは国道28号の生活道路でしょうということで、その考え方からいうと無料にしなければならないというのが我々の運動の骨子でありました。  ただし、法律的には、当然そういうことは東京はよく知っておりますので、道路特措法以外に別の法律をつくり、長大橋のゆえをもって特例となすということで有料にしているわけですね。  日本は法治国家でありますから、それに逆らうつもりはありませんが、精神論からいえばそういうことで、少なくともそうではあっても、島民はただやろというふうなことで運動展開をしてきまして、出発時点3,250円、普通車でありますけども、900円まで下げていただいたわけであります。  その割高感の問題については、そこまで橋代は下がってきたのであれば、精神論から言えば、それはもう島民はゼロというふうな話もあるんですけども、そうはいっても200年もつというような長大橋、当然それらに対する我々の責務もあろうかと思いますので、まあまあ常識的な線まで下がってきたかなというのが現状の状況でありますが、無料化運動は続けていくという、そういう延長線にありますけれども、1点問題がありまして、先ほど言ってますように、3本の線があって、真ん中の1本は要するに生活道路ではないんですね。生活道路ではないからあれだけの有料道路になっているわけであります。という理屈からすると、どうなっているかといいましたら、確かに橋代は下がったんですけども、その橋代の部分を実は道路部分に転嫁されておるわけです。  ということで、例えば北淡から洲本へ行く場合、前よりも値段が若干上がっているというね、この大きなクエスチョンがあるんですけども、しかし理屈から言うと、国のほうから見たら違うでしょうと、それは生活道路でありませんというふうな考え方もあろうかと思っております。  しかし、いずれにしましても、市の重要施策である企業誘致の促進というのは非常に重要なことであります。懸案となっている高速道路の通行料金の低減化に向けて、西日本高速道路株式会社の割引制度と同様になるよう、県、市内の企業立地促進を図っている県企業庁及び近隣の洲本市、南あわじ市とともに連携しながら、国等への要望活動にこれまで以上に積極的に取り組んで成果を上げたいと思っております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  井出 信君。 ○3番(井出 信)  大変ありがとうございました。この問題につきましては、いろいろと皆さんよく聞いておりますので、これでこの質問は終わりたいと思います。  企業誘致に向け、市長も以前から、今も言われておりましたが、やはり無料が当たり前、この要望、推進やはり今後とも御努力願うようにお願いして、この質問は終わりたいと思います。  次に第2質問でございますが、質問内容は変わりますが、市の合併後12年が過ぎました。そこで合併支援道路と県が実施する道路の整備についてお聞きします。  合併支援道路は淡路市内6本があると思います。そして、この点につきましては、やはり合併後、県より理事の派遣をいただいており、平成18年より6人目の理事として大川理事が来られております。そこで、県に太いパイプを持つ大川理事に御答弁を願いたいと思います。  1点目は県道整備について。言うまでもなく、県において整備が進められ、淡路市発足以来の進歩状況について、まずお聞きいたしたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  理事、大川豊成君。 ○理事(大川豊成) (登壇)  まず合併支援道路のこれまでの整備状況についてお答えします。これまでの整備状況でございますが、市内に16路線の県道がございます。そのうち合併支援道路に位置づけられておりますのが、福良江井岩屋線、富島久留麻線、生穂育波線、佐野仁井岩屋線、尾崎志筑線、上内膳塩尾線の以上6路線でございます。  この6路線のうち、富島久留麻線の久留麻地内、佐野仁井岩屋線の野島常盤地内、尾崎志筑線の王子地内、上内膳塩尾線の塩尾地内につきましては、道路改良が実施されているところでございます。  あと、歩道事業といたしましては、志筑郡家線の志筑・中田間について今現在工事が進められているところでございます。また、伊弊諾神宮、多賀洲本間、県道の多賀洲本の交差点の間でございますが、この間につきましては、おおむね歩道が完成しており、多賀洲本線から福良江井岩屋線までの区間につきましては、現在地元と事業実施の協議をしているところというふうに聞いております。  このほか福良江井岩屋線の北淡小学校周辺につきましては一部歩道が設置されていますが、今後北淡中学校から北に延伸する予定でございます。現在その約400メーター区間について用地買収等の準備をしているというところでございます。  整備状況については、以上でございます。 ○議長(岬 光彦)  井出 信君。 ○3番(井出 信)  ありがとうございました。次もう1点、今後の整備計画、各路線別にちょっとお聞きしたいのですが、市は高速道路バス停付近での駐車場整備を進めています。特に現在整備を進めている遠田駐車場で、接道する県道尾崎津名線の整備が一向になされていないように思いますが、何か整備に対する支障があるのでしょうか。  また県道北淡東浦線、これはまあ北淡東浦線で合うとるんかどうかわかりませんが、仁井を越えての道路でございますが、観光バス等の往来が激しいにもかかわらず整備が進められてない場所が数キロにあります。なぜ整備が進まないのか。ぜひ早急な対策をお願いしたいと思いますが、今、今後、わかっておりましたら、具体的な内容をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(岬 光彦)  理事、大川豊成君。 ○理事(大川豊成)  今後の整備計画についてお答えします。県道尾崎津名線、今現在尾崎志筑線と申します、尾崎志筑線につきまして、遠田地区なんですが、事業計画が760メーター区間で事業計画を持ってございます。ただ、用地交渉の段階で事業が進捗していないというふうに今現在聞いているところでございます。  続きまして、北淡東浦線、現在富島久留麻線と申します。富島久留麻線についてでございますが、この路線は未改良区間が2カ所あります。このうち1カ所は用地の関係で事業が進捗してないというふうに聞いております。もう1カ所につきましては、比較的道路幅員が広いということで、普通自動車と大型車との離合が可能ではないかということで早急な事業の実施にまでは至っていないという現状でございます。  このほか、ほかの合併支援道路の状況でございますけれども、北淡インターから国道28号までつながっております県道生穂育波線、今回の議題いろいろな質問でもございましたが、生穂育波線につきましては、未改良区間の事業実施を進めるよう県関係者と協議を重ねているところでございます。  この生穂育波線につきましては、県庁の道路保全、道路街路、道路企画課、主要道路3部局の中堅職員を中心とした勉強会を組織していただいて、ずっと継続的に議論をしていただいているところでございます。また、それにあわせまして、県道佐野仁井岩屋線、これの花さじきから仁井までの区間、これの事業着手についても要望を続けていっているところでございます。  これら合併支援道路につきましては、安全で安心な通行が図れるよう、県と協力しながら、計画的に改良を進めていけるよう積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○議長(岬 光彦)  井出 信君。 ○3番(井出 信)  大変ありがとうございました。非常にわかりやすく説明をいただきました。この合併支援道路6線につきましては、先ほども言われましたが、育波線、これについては、先ほどからいろいろとほかの議員も質問されておりましたが、やはり今から開発に向けて非常に重要な路線じゃないかと思っております。  この合併支援道路6線、どれをとっても淡路市にとって重要な道路であります。早期完成に向け、理事の大きな力を発揮していただき、これからよろしくお願いいたしたいと思います。  質問も非常に少なく、申しわけないんですが、これで終わらせていただきます。大変ありがとうございました。 ○議長(岬 光彦)  以上で、井出 信君の一般質問は終わりました。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は、明3月15日、午前10時から再開し、一般質問を続行いたします。  本日はこれをもって散会いたします。  皆様、大変御苦労さまでございました。              散 会 午後 3時41分...