淡路市議会 2015-06-05
平成27年第57回定例会(第7日 6月 5日)
○議長(
松本英志) お座りください。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
ここで申し上げます。
教育委員会委員の
小坂四郎氏から発言を求められておりますので、許可いたします。
○
教育委員会委員(
小坂四郎) (登壇) 今回、
教育委員を退任することとなりました小坂です。4年前、私は市議会の皆様の同意を得て、市長様より
教育委員を任命されました。この4年間微力ながら努力してきました。戦後長らく続いてきた
教育委員会の制度が今春から変革されました。期せずして最後の
教育委員長を務めたことに感慨深いものがあります。
淡路市政、市議会の発展と淡路市教育の発展を祈念して、退任の御挨拶といたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
松本英志) 続いて、先ほど後任の
教育委員会委員に選任されました
上田貴一氏には、議場において御挨拶をお願いいたします。
○新
教育委員会委員(
上田貴一) (登壇) 失礼します。
教育委員就任予定の上田です。
私、教職37年、それから
教育センターで3年ということで、教育にかかわる仕事をさしてもらいました。
教育委員として淡路市の教育を考えられたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします。(拍手)
◎日程第2.請願第4号の
取り下げの件
○議長(
松本英志) 次いで、日程第2.請願第4号の
取り下げの件を議題といたします。
お諮りいたします。請願第4号 新
火葬場建設の
基本計画策定を求める決議については、請願者から
取り下げたいとの申し出がありましたので、これを許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本英志) 異議なしと認めます。
よって、請願第4号の
取り下げは許可することに決定いたしました。
◎日程第3.議案第41号、議案第44号、議案第45号、請願第5号、請願第6号
○議長(
松本英志) 続いて、日程第3.議案第41号、議案第44号、議案第45号及び請願第5号、請願第6号、以上5件を
一括議題といたします。
総務文教常任委員会に付託いたしました、これら5件につきましては、議案第41号、議案第44号、議案第45号は原案のとおり可決すべきものと決定した旨、請願第6号については採択すべきものと決定した旨、請願第5号については不採択とすべきものと決定した旨、委員長から文書をもって
議長宛報告書が提出されておりますので、御了承願います。
本案について、委員長の報告を求めます。
総務文教常任委員会委員長、
土井晴夫君。
土井晴夫君。
○
総務文教常任委員会委員長(
土井晴夫) (登壇)
総務文教常任委員会委員長の土井でございます。審査会の
審査報告について御報告します。
平成27年5月19日及び5月28日に本委員会に付託されました
下記案件について、6月1日の委員会において
慎重審査の結果、下記のとおり決定しましたので、
会議規則第104条に規定により御報告します。
報告は、
事件番号、件名、内容、主な質疑、議決の結果について、順次御報告をさせていただきます。
まず、議案第41号
淡路島土地開発公社の解散の件についてであります。内容は、この公社は昭和48年4月2日島内1市10町で設立、当時地価の高騰等で
公共施設整備事業で土地の取得が大きい障害になっており、
当該公社が先行取得することにより、
構成団体の
事業展開がスムーズに行えるよう、
公社活用をしていたものでありますが、近年地価も下がり、また
公共事業も減少していく中、取得のニーズもなく、国のほうからの
改革方針などもあり、協議の末、解散の手続となったものであります。
今後は、各議会の決議を得て、平成28年3月末
清算予定となっている案件でございます。
主な質疑ですけども、今後島内で
共同用地等が必要になった場合はどのようにするのかということにつきましては、各市の事業費を出し合ってやるか、
当該関係事業債を使ってやる方向でやるという答弁でありました。
淡路島土地開発公社による資産的な部分につきましては、資産の部で、現金・預金が4,916万円、出資の部で出資金として2,000万円、余剰金で2,916万円、3市の内訳につきましては、出資の内訳、淡路市が600万円であります。
それと解散時の清算金はどういう形になるのかという質疑に対しましては、残額のうち出資金の3割ほどが市の諸収入として入るということであります。
このような質疑があり、
全員賛成で可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第44号
淡路市立北淡小学校増築等環境整備工事請負契約締結の件でありますが、内容は
北淡地域の
基幹校北淡小学校に、平成28年4月に
富島小学校、
室津小学校の2校が統合します。そのために不足する教室等の増築を行う契約でありまして、それにあわせて
周辺整備の工事も実施するということであります。
周辺整備につきましては、スクールバスの待機所や駐車場の整備をするという内容であります。
契約内容は、
鉄筋コンクリート造3階建でありまして、
請負金額は5億4,248万4,000円、工期は
契約締結の日より平成28年2月29日まででございます。
契約の方法は、
制限付一般競争入札、契約の相手先は
株式会社出雲建設であります。
これの主な質疑は、北淡における
学校編成の校舎は既存の校舎を改修して対応と聞いているがということに対しまして、本体は
浅野小学校の校舎を活用している。今後の統合で全体の人数が280人から300人近い人数になるということが見込まれ、その教室の不足分を今回の増築で対応しています。
また、
北淡地域の
小学校編成計画はどうなっているのかという質疑に対しましては、平成28年4月に、先ほど言いましたように、
富島小学校、
室津小学校が統合する。残りは
育波小学校の1校であります。今、保護者への説明会や地域の人との
意見交換を行っており、統合の目途としては平成30年4月ごろと思っております、ということ。
また、将来
空き施設が出てくるのではないかという質疑に対しましては、あいてくれば少
人数授業や将来小学校での
教科担任制が導入されてくれば、その分、教室が有効に使えるということでありました。
また、契約の中に一部、
部分払いの条項の数字が抜けているという問題の指摘がありました。これについては、仮契約の一部数字の欠落が事務処理的な錯誤であり、この
部分払いについては2回という定めがありますので、これをしっかりと明記し、相手に説明をし、丁寧に対応していきたい、議決後はこれを本契約としたいということでありまして、このような質疑の後、賛成多数で可決すべきものと決しております。
続きまして、議案第45号
淡路市立志筑小学校特別教室増築工事請負契約締結の件であります。内容は、
志筑小学校の
特別教室は専用の教室がなく、
志筑会館を利用しており、その解消が急務である。また児童も増加の傾向にあることから、必要な教室と
特別教室の確保を目指している
増築工事であります。
請負金額は4億3,826万4,000円。工期は
契約締結の日から平成28年2月29日まで。
契約方法は
制限付一般競争入札で、相手方は全淡
建設株式会社であります。
主な質疑は、将来の統合に向けた増築になっているのかということに対しましては、今必要な
特別教室が不足ということで、その確保が目的であります、ということです。
また計画では、1階に
パソコン教室になっているが、浸水などの心配があり、より安全な上へ上げて設置すべきではないかという質疑に対しましては、ここはグラウンドで海抜4.1メーター、校舎は5.1メーターあり、
教育現場の判断でここが一番使い勝手がいいという配置になっております、ということであります。
また、
志筑小学校の増築は
鉄骨づくりであるがなぜかということに対しましては、現場の状況、また地盤、資材の搬入、
駐車場確保、学校の
安全性等を総合的に考慮した結果、
鉄骨づくりとした。工事費が少し高いということに対しましては、
地盤強化のために要した費用であります、予定の費用でありますということであります。
このような質疑があり、賛成多数で可決すべきものと決しております。
続きまして、請願第6号 野島での淡路市斎場・
火葬場建設に反対する請願につきましては、主な意見等は、一番の目的である約束をしたかどうかということが論点になりまして、その末、賛成多数で可決すべきものと決しております。
以上で報告とさせていただきます。
○議長(
松本英志) 続いて
総務文教常任委員会副委員長、
日指英良君。
日指英良君。
○
総務文教常任委員会副委員長(
日指英良)
総務文教常任委員会副委員長の日指です。
5月19日、
総務文教常任委員会に付託されました請願第5号
土井晴夫議員の
総務文教委員長の解任を求める請願につきましては、規定により、私が委員長を務めさせていただきましたので、ここに御報告いたします。
去る6月1日に
総務文教常任委員会において、請願第5号
土井晴夫議員の
総務文教常任委員長の解任を求める請願については、
慎重審議を行い、結果、
賛成少数により不採択すべきものと決しましたので、ここに御報告申し上げます。
以上であります。
○議長(
松本英志)
委員長報告が終わりました。これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありますか。質疑もないようでありますので、これを終結いたします。
これより、分離して一
議案ごとに討論採決いたします。
これより表決に入ります。
本案を
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(「
議案番号を言わなあかんやないか」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本英志) さっき言わなんだかいな。
はい。まず、議案第41号
淡路島土地開発公社の解散の件についてを採決いたします。
これより表決に入ります。
本案を、
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(
起立全員)
○議長(
松本英志) お座りください。
起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第44号
淡路市立北淡小学校増築等環境整備工事請負契約締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(
起立全員)
○議長(
松本英志) お座りください。
起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第45号
淡路市立志筑小学校特別教室増築工事請負契約締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を、
委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。
(
起立全員)
○議長(
松本英志) お座りください。
起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、請願第6号 野島での淡路市斎場・
火葬場建設に反対する請願であります。
討論は通告に基づき、議長より指名いたします。
冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。
まず、
反対討論から許可いたします。11番、
田中孝始君であります。
田中孝始君。
○11番(
田中孝始) (登壇) 請願第6号 野島での淡路市斎場・
火葬場建設に反対する請願であります。この請願につきまして、反対の立場で討論を行います。
先の議会で表決いたしました請願7号とほぼ同様な内容であります。
野島地区10町内会のうち5
町内会長さんが連名で提出、3月議会の結果は不採択でありました。
今回の請願第6号は、
野島地区10町内会のうち9
町内会長さんが連名で提出いたしました。
総務文教常任委員会に付託審査してまいりました。
先ほど
委員長報告にありましたように、この請願は採択すべしとのことであります。
私は、
淡路市議会として、今回の候補地は白紙に戻し、全地域を対象として一から始めるとの決議をしております。
私は、あの決議については、
議会運営委員会で話し合った結果、
全会一致には至らなかったけれども、決議を出すことになったとの報告を聞きました。私も提出者の一人として名前を連ねました。
議会運営委員会の決定に従うのは、個人的には違う思いがあったとしても、議会のルールでありますから、議員として守る。そうしないと
議会運営は成り立ちません。
議員の中には、決議にだまされたらあかんとか、
議会報告会で発言があり、
議会決議が市民をだますて考える議員さんもいるんやなて、本当にびっくりをいたしました。
個人で約束したことではなく、人格を持った議会として、本会議において決議したものを否定するとは考えられません。
いろんな立場であったり、いろんな職種、いろんな経歴、そしていろんな地域から議員は選出されておりますから、いろんな意見も当然あります。しかし、多様な民意を反映して議会として決定したことを議員が尊重しなければならないのではないかと、改めて思った次第であります。
さて、淡路市には21の地区があります。今回、この請願を可決するということは、今後の
候補地選定作業の中で、最初から
野島地区を外すということと同じであります。
太田議員、
戸田議員、
日指議員、
土井議員、
籾谷議員、
廣田議員、岬議員、
打越議員、
西村議員、
出雲議員、
池本議員、そして私の12名で決議案を提出し、可決しております。
今回の候補地は白紙に戻し、全地域を対象として一から始めるとした決議、
議会決議とのそごはないのでしょうか。
野島地区を除く20地区が候補地となった場合、今回と同様に請願の提出となりませんでしょうか。
議員の皆様に再度申し上げます。同様の請願が提出された場合、この請願は先例となります。議会は、
野島地区の住民の皆さんからのこの請願には賛成します。ほかの地区からの請願も出たときは賛成しますと言えば、火葬場は永遠にできることはございません。
火葬場建設を望む声は、
老朽化施設である津名、北淡、東浦を中心に、多くの市民の声ではなかったでしょうか。
ほかの会派も同様かと思いますが、私の所属する志民の会としても、新
火葬場建設に向けての
会派要求も結成以来続けて市長部局に提出をいたしております。
新火葬場は、喫緊の課題ですと言いながら、遠ざかることはないんでしょうか。
請願者の皆様、私は今後の
火葬場建設については、近隣住民、
隣接町内会さんの御理解が得られる場合、得られない場合には、法的に問題がなかったとしても、強行に火葬場を建設すべきとは思っておりません。今回の候補地は白紙に戻っております。今から全ての地域を対象として、一から候補地を選定するということであります。
今回の反省点を議会としてもしっかりと検証しながら、新
火葬場建設に取り組んでいることが求められると思っています。
町内会の皆さんの御意見、意向を受けて代表して
町内会長さんが提出された非常に重いおもい請願であります。反対の署名簿の提出も受けております。
請願提出に至るまでに話し合う場が設定されなかったことは残念なことであったと思います。そこでやむにやまれず提出された思いも理解をしております。
さて、40年以上経過し、後半、
交換部品もない。老朽化している火葬場を新しく建設することには御理解いただいていると思います。
候補地の選定、順次地域住民の御理解を得て、都市計画審議会にかけたり、いろんな課題をクリアして初めて予定地となるものと思っています。
それでは遅いんやと、全てをオープンにせよと、そういう御指摘も受けました。今後の反省点であり課題ではないかと思います。
先の請願のときにも申し上げました。住民同意のあり方、事務のあり方等、しっかりと検証、反省、改善していきたいと思っております。
御理解をいただきたいのでありますが、あくまで請願は採択するか不採択とするかだけであります。私が心配しているのは、この請願を採択するということになれば、先ほども申し上げましたが、先例となり、今後
火葬場建設候補地が津名であったり、岩屋であったり、一宮であったり、東浦であったり、野島を除く北淡のどこであろうとも、地区内から同様に反対の請願が提出されたとしたら、先例に倣い採択していくことが予測されます。
反対か賛成か、全く落とし所もない、話し合う余地が全くない請願という手法であること。それから皆さんの声を生かし、白紙に戻した
議会決議とのそごができること。議会として先例となることで
火葬場建設が一歩も前に進まなくなるおそれがあること。以上の理由によりこの請願には賛成することができません。このことは請願者の皆様にはぜひ御理解をお願いしたいと思います。以上、反対の討論といたします。
○議長(
松本英志) 次に、賛成者の討論を許可します。
7番、北浦久吉君。
○7番(北浦久吉) (登壇) 7番、北浦です。私は、野島での淡路市斎場・
火葬場建設に反対する請願の採択に賛成の立場で述べます。
三つの理由により、請願の採択に賛成です。
一つは、新
火葬場建設計画は、最初から地元住民に十分な説明もなく、地元住民を全く無視し、秘密裏に推し進められてきた。それに対し、地元住民は怒り、住民運動が起こり、署名運動も行った。地元257世帯中223世帯の433名の新
火葬場建設の反対の署名が集まった。これは重く受けとめ、無視できない。
二つ目は、3月の定例議会で可決した新火葬場の基本計画の策定である。嫌悪施設、ごみ焼却、火葬場をつくるときは基本計画と環境アセスメントの策定が必要である。それも場所、予定地が決定してなければならない。前の生活環境の部長は、あくまでもあさひ町内会の共有林を候補地であって予定地ではないと言っていた。話が通じない。合わない。
三つ目は、ごみ焼却場夕陽が丘クリーンセンターを建設するときに、野島に嫌悪施設を二つはつくらないという約束があったことを、市当局が本会議で認めたことである。
口約束でも約束は約束である。よって、夕陽が丘クリーンセンターが操業期間内は野島に火葬場をつくれない。
以上、三つの理由により、野島での淡路市斎場・
火葬場建設に反対するものであり、野島での淡路市斎場・
火葬場建設に反対する請願の採択に賛成するものである。
○議長(
松本英志) 次に、
反対討論を許可いたします。
5番、太田善雄君。
太田善雄君。
○5番(太田善雄) (登壇) 5番、太田善雄。第6号、野島での淡路市斎場・
火葬場建設に反対する請願について、反対の立場で討論いたします。
この野島火葬場と言われる以前に、12月に議会では予算をとったという状態から、3月議会では、これをどうするか。どこでつくろうとも、我々議員といたしましては決議というものでもって意思表示をしたいということでもって、この場で決議とは議会が行う事実上の意思形成行為で、具体的には意見書と同じように議員が発案して、本会議に諮りますが、賛成多数で可決されても、どこかに提出するとか、そういうことはございません。
また、意見書と違って、法的な根拠はございません。しかし、この請願を承って、3月議会に我々は決議文を出した。この意思決定はどうなったのか。
たかが3カ月の間に意思がころころ変わるような議員でよろしいのかというようなことを我々は問いたいというふうに私は思っております。
ですから、この請願は、事実上、施設建設に反対され、3月の議会の決議を全面否定されているように捉えられても仕方のないような部分があります。
ということは、先ほど田中議員からも言われました。野島ではだめ、そしたら一宮でもだめ、淡路市内全場所へ行ってもだめというような形のもので出されたときには、我々はどういうふうな判断を取るべきかということで疑念を抱きました。
よって、このここに我々の決議文上げた分は、やはり淡路市には必要だと、火葬場は必要だという意味で我々は決議を出したんですから、これを曲げることはできません。
ですから、何も野島という限定しているんじゃなしに、私が言っていた淡路市を全域をもって再度見直すという意味での建設について話し合いをしたいなという立場でございましたが、請願というのはやはり採決しなければなりません。
途中で話し合い、いわゆるそのオーケーかノーかというふうな形で結果を出せと言われましたら、私はこの請願には賛成することは残念ながらできません。
これが私の
反対討論でございます。
○議長(
松本英志) 次に、賛成討論を許可いたします。
8番、廣田克子君。
廣田克子君。
○8番(廣田克子) (登壇) 8番、廣田克子です。請願第6号 野島での淡路市斎場・
火葬場建設に反対する請願について、賛成の立場で討論いたします。
現在の新火葬場の計画は、最初から地域住民を全く無視し進められてきました。旧北淡町との約束を無視し、陳情書にもあるように、住民が何を訴えているのか、よく理解していなかったのではないでしょうか。
火葬場の予定地は、昭和30年代以降に農林水産省が主導で農地開発事業がスタートし、近代的給水設備の整った400ヘクタール余の自然産業特区にも指定された農業地域の中心地であります。
観光ブドウ園を初め、野島地域特産のビワ及びクリの生産が行われていることは承知のはずです。火葬場は心情的に嫌がられ、ダイオキシン等の汚染物質の排出の問題も確実にないとは言い切れず、地価は下がるとしたものです。
野島の住民としては、大規模な焼却場の上に、火葬場まで建設されたのではやりきれない気持ちであると思われます。
火葬場をつくらないという条件で、大規模な焼却場の建設を受け入れたということですから、裏切られた悔しさでいっぱいでしょう。
この請願を採択して、万葉集に残されている野島地域は、淡路市総合計画に基づく基本整備どおり、観光資源との相乗効果が生まれるまちづくりの原点に戻るべきです。
この請願は、地元住民の強い要望により提出されているものでありますので、誠意をもって賛同をお願いします。
以上、私の賛成討論といたします。
○議長(
松本英志) 次に、16番、竹中史雄君であります。
16番。
○16番(竹中史雄) (登壇) 16番、竹中史雄でございます。請願第6号 野島での淡路市斎場・
火葬場建設に反対する請願について、賛成の立場で討論いたします。
この火葬場というのは、複眼で見らんと、ませがえりが起きるというような品物で、要は過去の夕陽が丘のときに何があったのかと。その問題がはっきりしないと、この今のあさひのかいゆうちで建てることはできないという品物であります。
これは、津名郡の広域6町の広域のパンフレットが抜粋した資料であります。
要は、夕陽が丘というのは、津名郡6町の一般事務組合として建ったんやと。そのときに、津名郡広域事務組合というのは何やと。そしたら、阪神・淡路、平成7年に地震があったと。その前から広域の6町は、北淡路3町、中淡路3町に分かれて、おのおの嫌悪施設を各町に一つずつ建つんやという議論が始まったと。
それで、北淡路3町は、北淡、淡路、東浦。ここでは北淡町はごみやと。淡路町はし尿処理やと。東浦は火葬場やと。こう決めたわけですよね。
そしたら、中淡路、津名、一宮、五色、ここは何を決めたんや。ここは一宮と津名と五色で火葬場をつくるということを決めた。あの火葬場は津名郡6町の一部事務組合でつくったもんです。今は、津名のけて、一宮と五色だけやっとるんやね。
それは、名前は貸すけど、お金は2町で払うてくれと。そのときの津名の柏木さんは、津名の火葬場は新しい。だからうちはもうそこへ入らない。そういうて断った。そやから今2町で火葬場が運営されとる。
そのときに、津名が何を建設するということになっておったかいうと、ごみ焼き場を津名でつくるんやと。こういうことを決めておったんや。そのときに柏木さんがそれを探したんかいうたら探してない。こういうことです。
それで、これ平成9年7月18日、津名郡広域事務組合管理者、上田 弘町長。この人が管理者として、野島常盤、野島平林、野島大川、野島江崎、野島平林処理組合、この五つに対して協定書をまいている。民法の契約書をまいている。そこには、書いてあることはですよ、施設の利用期間として2条で、施設利用の期間は操業開始より15年。操業開始はこれを見ると平成11年1月。11年に操業した。それから15年たてば、いったん白紙に戻す。だから再契約をお願い。そういうことになるんですね。
2条2項に、施設の新設及び延長協議について、計画目標年次より5年前、5年前から甲乙に協議するものとする。だから10年たったら市が延長したいと思うたら、お願いしますということを言えと書いてある。
3項には、甲乙協議が整わない場合は、中淡路で建設し操業するものとすると、こう書いてある。中淡路で建設。津名町で建設して、津名町で操業する。こういうような取り決めを平成9年に決めておる。
そうすると、この野島常盤、野島平林、大川、江崎、この区域は、同じ嫌悪施設を二つ建たないというものがあるんやからね、もうこれも2条で明確ですやん。そしたらそのそこで建てるということは、この人たちのその一部を外してくださいとお願いに行かなあかんわね。
ほんで、僕も知らなかったけど、常盤というのはめちゃくちゃ大きい部落よ。夕陽が丘クリーンセンターも常盤。今、景観園芸学校のとこも常盤よ。そしたら、民法が網かかっておるとこへまた火葬場建てたいというたら、この平成9年の契約書に基づいて、その事情を言うて外してくださいとお願いに行かなあかんわね。
それを行かんとですよ、もう条例には丸、もう誰も文句を言うてももうあかん。そんなことは法治国家としてね、できるわけないんです。
これは北朝鮮だったらね、これいいですよ。公明党の冠かぶった人も北朝鮮系の人もおるからね、これは党を批判しとるんじゃないよ。冠をかぶった人間がそういうような法をゆえつして物事を進めようとしているというのは、これ厳然たる事実ですよ。
ほんで、ましてですよ、やぶから棒に地元へ行く。行ったら皆びっくりしますわな。寝耳に水やからね。それがこの状態ですやん。
場所はええ。条例から見てもばっちり。法的にも何の問題もない。しかし、平成9年のこの協定書がある限り、この協定書がその部分を削除してもらえない限りこれできない。これがいわゆる立憲制の国家の仕組みですよ。
我々議会は、あくまでも火葬場をするというのが究極の目的。執行部もそうや。
その議会がですよ、そういうものを邪魔する。邪魔する委員会の指揮官を我々がいただいた。こういうことで火葬場ができるんですか。
田中議員はあさひの顧問でしょう。買ってください言うて、土地を買ってください言うとる顧問がですよ、何をおっしゃるんですか。それをおっしゃるんだったら、顧問やめてから言いなさいよと、こういう世界でしょ。
まして先ほど18年表彰を受けた。1回落選やからね22年。そしたら、このときの北淡路3町の約束事知っとるやん。このときの約束事は、一宮が上田町長。北淡はこのときは小久保さんやけど、その前の町長、津名が柏木さん。東浦は新阜。淡路町は戸田さん。五色町は砂尾やね。このときに議員しとった人間がですよ、その北淡路3町の約束知らん。そんなことは言わせませんよ。そこからそごが起こっておる。そこがそごですよ、皆さん。
だから、法治国家の議員、淡路市議員であればですよ、住民から負託された議員であればですよ、これは採択するしかないんです。採択しなかったら、地獄に落ちるんですよ。もう議員失格ですよ。バッジつけてこんなとこへ座っておるような資格ないんです。
いつからこの市議会がですね、こういう大ばかもんがそろった市議会になったかと。日本民は偉いんですよ。聖徳太子も話し合いをしなさいと。万機公論に決すべして言うてるでしょ。そのとおり採決に賛成するなら議員である。そういうことを申し上げて、賛成討論といたします。
○議長(
松本英志) 以上で通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
本請願を、
委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君は起立願います。
(起立少数)
○議長(
松本英志) お座りください。起立少数であります。
よって、本案は不採択とされました。
次に、請願第5号
土井晴夫議員の
総務文教委員長解任を求める請願であります。
討論は、通告に基づき、議長より指名いたします。
冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。
賛成討論から許可いたします。
16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) (登壇) 16番、竹中史雄でございます。請願第5号
土井晴夫議員の
総務文教常任委員長解任を求める請願について、賛成の立場で討論いたします。
これはもう先ほど私がるる申し上げたとおりです。要は、最初からですよ、間違っている、ちょっと聞けばすぐわかる。そういうことを全くしないような委員長がですよ、船の船長になって、淡路市の火葬場を建設に乗り出したと。こういう構図になったわけです。
しかし、この委員長、全く自分の船長としての職責果たしてませんよね。請願というのは、5町内会から出ておりました。去年の12月18日ですね。
大磯と大川と浜と里、轟、これから五つの請願が出た。しかし、そのうちの1、2だけ調査して、3、4はやらない。淡路市の条例はできるんですよ。できるのにやらない。やっていたらこういうような不細工なことは出なかった。早く回避ができた。
しかし、なぜこういうふうなことになったかというたら、わがが引っ張ってきたんですよ。私もこれ記憶がね、たどったら、思いましたよ。生穂でめげたときに、北淡のほうにええ土地あるみたいなこと言うてましたわ。その辺からもう大体根っこ見えておったんや。
わが引っ張ってて、我が委員長で、審議もささん、調査もせん。ほんでもうえいやあで採決やと。何を言うとるんや、このおっさんと。バッジつけて議員ていうたら、皆さん議員さんてさんづけで呼んでくれるけどね、さんづけで呼ばれるような男と違いますがな。
淡路市に雇われて合併特例債の期間中に一つの斎場建設、それが我々議員の使命。その使命に引っ張っていく長がですよ、そういうような卑しい気持ちで引っ張っていって、ほなできるはずがないですよ。そやからね、やめなさいというしかないんです。
野島のふれあいの家で、地元の人たちと対話したときに、おまえ野島で嫌悪施設二つ建たんということを知っとったんかと言われたら、知ってました言う。知ってました言うんですよ、皆さん。ほたら、知っとったら聞かんかいなと。したらあかんのわかっとるやないかと。何で聞かなんだというたら、むにゅむにゃいうてわけのわからんこと言うわけでしょ。
そういう人が土井委員長ですや。そんな人がどうして火葬場できるんですか。
委員会では、賛成で否決。こういうふうになりましたね。そういうことを皆さん方、野島で聞いた人も議員の中にはおるし、聞かなかっても委員会の中の審議の中で聞いた人もおる。
知ってて仲間をかばう。仲間をかばうというのは、それは美しいことかもしれませんけどね、淡路市の諸君はですよ、議員の諸君は、火葬場を建設する、その一点ですよ。
そのときに、不良な議員がおればね、放逐するのは当たり前なんです。
まして、うそ八百ですや。過去の北淡路3町、こんなん調べたらすぐわかる。調べに行かない。行かないというのは意図があるから行かないんでしょ。
私は、自分でちょっと調べたらこんだけの資料手に入りましたよ。
まして委員会だったら、全ての情報手に入って調査する。議会というのは調査せずに発言なしてこう言われておるね。調査権限あるからね。その調査権限を行使しないんですよ。行使しないのに発言するんです。
事実に基づいた内容をですよ、発言だったらまだましですよ。我が夢物語で出てきたようなことをですよ、右から左としゃべったらね、そら混乱しますわ。地元混乱、そら怒るわな。火に油をかけるようなもんや。
ほんで一遍は否決して、再度出てきた。出てきたら、この白紙や。白紙もまた否決。また請願出まっせ。そんなことをここでずっとやったら、時間切れで火葬場建つ時間ないですよ。
ここは悪いことは悪いと、しっかりと野島の人にはですよ、済みませんでしたと頭を下げて白紙に戻すというのは、これは人の道違いますの。
それからほかのとこ当たっていって、ほんでなかったら、もう一度何とか話聞いてくださいというのがこら人の道理でしょ。そういうふうに我々は教育受けたんではないんですか。
何ですか、さっきから聞いてたら。わけのわからんような話をして。
法に基づいた法の支配がないんですよ。田中議員なんか、さっき言いましたよね。
議会運営委員会のルールに従った。
議会運営委員会なんかルールないですよ。ないから、議長が一々これでよろしいかて確認してますやん。ルールがあったら確認する必要はないんですよ。
法の前に自分、人間個人のね、俺がルールブックやと、おれが法律やと、そういうような意識を持って
議会運営をしとる。やってきた。それが今の市議会の実態じゃないんですか。あくまでもここは法、法というのは、淡路市民が合意した条例、規則、そのみそくを踰越して
議会運営が出せるということは、そんなことはあり得たらあかんわけですよ。何遍も言いますけど、ここは北朝鮮じゃないんです。
北朝鮮の残党であればね、そらそういうような行動をおとりになっても僕はいいと思うけど、まさかそんな人はおらないと思うけどね、要は法の支配というのはどういうことやと。好きか嫌いかと、そんなんじゃないんですよ。
法というのは、あくまで民法というこのケースは法に支配されとる。その支配される中に、淡路市条例が踰越して上へいく。そんなことは立憲制の国では認められない。
しかし、皆さんは、それを認めた行動をとった。堕落しているんですよ。
日本人いうのは昔から偉い。教育も熱心。そういうような民族ということで日本中、世界中からあがめられてきた。それが日本民族で、先の大戦を戦ったんではないんですか。
しかし、戦後、今のこの市議会、特にこんなていたらく。これが御先祖様、親やおじいちゃん、おばあちゃん。聞いたら嘆きまっせ。見られたら。わしはこういうような男、女、孫をつくったんじゃない。飲まず食わずでね、一生懸命働いてやったんやと。それで育てた。教育なんかできらんような時代ですよ。うちの母親も言うてましたけど、上級学校へ行きたい。しかし、おまえやると後の兄弟をやらなければならない。飯が食えない。そやからおまえ辛抱せいというて小学校を卒業したら働きに都会へ出された。それでもって兄弟に仕送りしてやった。そういうような時代を乗り越えてきた。
そういう人たちに我々は支えられて来て、今、今日がある。それがいわゆる教育、人の恩に報いるということはですよ。こういうようなていたらくをやることが恩に報いることなんですか。それが議員の職務て思うてるんですか。皆さん。いつからそういうようなだらけたような。
○議長(
松本英志) 竹中君。時間でありますので終わってください。
○16番(竹中史雄) はい。そういうことでありますから。(拍手)
○議長(
松本英志) 傍聴の方に申し上げます。静かにしてください。
次に、
反対討論を許可いたします。
6番、鎌塚 聡君であります。
鎌塚 聡君。
○6番(鎌塚 聡) (登壇) 6番、日本共産党、鎌塚 聡です。
請願第5号
土井晴夫議員の
総務文教委員長解任を求める請願について、
委員長報告の不採択とすべきの報告のとおり、請願に反対の討論を行います。
この請願は、請願件名のとおり、
土井議員の
総務文教常任委員会委員長の解任を求めるものであります。
さて、委員会の委員長の解任についてですが、国会においては、国会法30条の2で議決によって常任委員長の解任ができますが、
地方自治法には委員長の解任をする規定がありません。委員会審査の中で、私の、議会が委員長を解任することの法的根拠があるのかという質問に、紹介議員竹中議員は、この請願が採択されたとしても
土井議員を解任することに法的根拠はないとお答えになりました。
さらに、紹介議員みずから、法的根拠がないが除名という処分の仕方があるともおっしゃいました。それに対し、私は、その除名は
地方自治法の懲罰によるものなのかとただしましたが、明確にお答えしませんでした。
いずれにしても、
地方自治法上の議員に対する除名ということは、懲罰動議によるもの以外に
地方自治法上規定は見つかりません。仮に懲罰による除名だったとしても、所定期間に定足数の議員の連署での動議という方法になり、
会議規則には請願によるものは規定していません。
憲法15条1項に、公務員を選定し及びこれを罷免することは国民固有の権利であるともありますが、平成14年6月11日東京地裁平成13(行ウ)302公文書非開示決定取り消し請求事件の判例からも、憲法15条1項の趣旨は、国民主権の原理を実現するために公務員の選定と罷免は主権者である国民の意思を反映するものでなければならないことを明らかにしていると理解されているものといえ、我々議員であれば、選挙の審判を受けることもこれに含まれるのではないでしょうか。
さらに、不信任の決議を求める意味合いなのかとただしましたが、紹介議員は逆質問に終始し、答弁はしていただけませんでした。
請願人にも質疑をさせていただきましたが、請願文書にある常盤町内会ほか1名から議会に対し、建設反対の連署の世帯主署名が提出されたことは、土井委員長の会の総理する能力からきているという因果関係も不明瞭でした。
請願文書では、
総務文教常任委員会委員長の
土井議員の平成27年3月23日の議事進行に対してでありますが、請願者及び紹介議員から、委員会審査中に昨年12月からこの6月定例会に至るまでのことを含めても言及がありました。
市民から請願として解任を求められるということは非常に残念なことと言わなければなりません。この間の火葬場に関する請願などの土井委員長の委員会運営には、私自身、所用のため委員会に出席できない日程をあらかじめ伝え、日程に配意をしていただきたい旨要望しておりました。それを知りながら、その時期に委員会を開催し採決を行いました。
この委員会開催に対しては
土井議員には遺憾の意を伝えているところであります。
そのほか、委員長の委員会運営には問題がないとは言えません。しかし、今請願は委員長に解任する法的な根拠がなく、請願者の思いは深く受けとめますが、請願を採択しても、議会が実現していくことが見込めません。
以上の理由により、この請願には反対します。
○議長(
松本英志) 以上で通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
本請願を採択することに賛成の諸君は起立願います。
(起立少数)
○議長(
松本英志) お座りください。起立少数であります。
よって、本案は不採択されました。
ここで、暫時休憩をいたします。
再開は、午前11時20分といたします。
休憩 午前11時08分
─────────────
再開 午前11時20分
○議長(
松本英志) ただいまから会議を再開します。
◎日程第4.請願第2号、請願第3号
○議長(
松本英志) 次は、日程第4.請願第2号及び請願第3号の2件を
一括議題といたします。
御報告申し上げます。
議会運営委員会に付託いたしましたこれら2件については、審査の結果、いずれも不採択とすべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので、御了承願います。
本案について、委員長の報告を求めます。
議会運営委員会委員長、戸田雄士君。
戸田雄士君。
○
議会運営委員会委員長(戸田雄士) (登壇)
議会運営委員会の委員長の戸田雄士です。
委員会審査の報告をいたします。
本委員会に付託されました請願2件、5月21日に審査をいたしました結果、次のとおり決定いたしましたので、
会議規則第137条の規定により報告をいたします。
請願の受理年月日でありますが、平成27年3月16日。請願番号第2号。件名、新
火葬場等調査特別委員会設置に関する請願。
紹介議員、そして請願者の方から十分もう説明もあったわけでありますが、慎重に
議会運営委員会で審査した結果、不採択とすべきものと決しております。
次、受理年月日、平成27年3月16日、請願番号第3号、新
火葬場調査等の予算のうち、現地の測量費の
凍結解除は議会の同意を経て実施する事を求める請願。
これも紹介議員、請願者の方から説明を受けたわけでありますが、慎重に審査をし、議論した結果、不採択すべきものと決しております。
以上で
議会運営委員会の
審査報告といたします。
○議長(
松本英志)
委員長報告が終わりました。
これより、
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんね。質疑もないようでありますので、これをもって終結いたします。
以上で
委員長報告に対する質疑は終わりました。
これより、分離して一
議案ごとに討論採決いたします。
まず、請願第2号 新
火葬場等調査特別委員会設置に関する請願であります。
討論は、通告に基づき、順次指名いたします。
冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。
16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) (登壇) 16番、竹中史雄でございます。請願第2号 新
火葬場等調査特別委員会設置に関する請願について、賛成の立場から討論いたします。
要は、火葬場をつくりたいんかつくりたくないんかと、それがまず第一義ですよね。
つくるというんであれば、執行部だけに任せてできるかというたら、できないと。過去の案件がみんな証明してますよ。それは職員がするのは事務作業。土地の交渉とかそういうものがね、どんだけの権限があってできるかという、その権限が全権委任されておればね、それはできる、できらんことはないと思うんですけど、それは全権委任されていない。
それは誰がそこへ入ってやるんやと。そしたら政治的な立場におる議員がですよ、そこへ入って調整をする。調整をしてきて地主さんと周辺の町内会住民組織とですよ、話をつけながら、一つの成案に持っていく。それは議員しかできませんよ、そんなことは。
議員がそれをやるということは、委員会が組織があって議員がやれる。そのためには過去には、さっき言うた旧6町ではですよ、みんなおのおのの町で特別委員会を立ち上げて、その案件を成案まで持っていっておる。きた。それが今の嫌悪施設というものができている沿革ですよね。
それを設置したらどうやと言うてるけど、皆さん方はそれは必要ないと、要らないんやというて反対するわけですよ。反対してできるものであればですよ、そんで結構ですけど、それはできないから困っているんですよね。
我々は、市民から負託されたのは、火葬場を東日本の震災があって15年、10年が15年延びたけれども、少なくとも合併特例債を使って1カ所にまとめるといういわゆる目的があるわけですよ。
その目的に基づいて時間を逆算したら、もう今はもうほんまに崖っ縁の状態ですよね。ほんでまだ特別委員会、議会も議員も入らない。ただ報告だけもろて、いわゆるうんうんいうてよきに計らえ言うてね、そんな長州のお殿様じゃないけどね、長州のお殿様は部下が偉かったからね、うんうんでいいんですよ。
そういう部下を持ってる殿様はうんうん。しかしここはそういうような部下がはっきり言うたらおります。あの野島さっき言うた、あのていたらくですよ、皆さん。
あのときは、議会入っておったらですよ、あんな失礼な態度をとりませんよ。当然、聞きただす。次はどうする。当然わかりますよ。そしたら、間違っておっても知らなかっても、最初はみんなあれですよ、手土産持って、玄関たたいて、ごめんなさい、ごめんくださいというて向こうが出てきたら要件なんじゃと言うたら、火葬場の話で来ましたんで聞いてくれますかというて低姿勢に入っていくん違いますの。
民間で営業した人はおるでしょうが、そんなことをやってくるの当たり前と思うてる世界。それがこの議会、いわゆる市役所は、おまえらの意見は聞かん。もう条例で220mはばっちりクリアしとる。何ぼ反対でもやるんじゃと。そんなあほな、説明会でそんなあほなこと言いますか。民間の世界だったらほんま物投げられてぼこぼこにされますよ。
そんな言い突っ張ってできますか。できないんですよ。ほんで決議上げた。決議上げてもですよ、野島入っていますやん。野島動きませんがな。あさひの場所動きませんがな。
そんな決議上げてですよ、淡路市一円に広げて、10年前から淡路市に一円に広げてきておるんでしょ。
合併前の北淡路3町の話がですよ、淡路市になって、一宮を調べた。その次に津名を調べて手をつけた。しかしあかなんだと。あかなんだから野島へ行ったんでしょ。
野島はあかなんだらですよ、また先祖返りして一宮も津名も含んで考えなさい。何をあほなこと言うてるんですか。
淡路市が発足17年に発足してですよ、10年間やってきたことを再度また否定する。そんなあほな決議上げてですよ、見え見えですやん、そんなん。住民の人あほにしてますやん。そういうような考え方しかできらんような人が議員の冠をおかぶりになっとるのがいわゆる
淡路市議会やと。こういうふうに住民は声が大きくだんだんなってきまっせ。
今からでも遅くないですよ。特別委員会を立ち上げて、この野島の案件はもうおさめてまう。そして岩屋、東浦、そこで火葬場を探す。候補地を探す。もうそれしかないんですから。北淡は野島で火葬場が一つできた。いや、ごみ焼き場はできた。だから、一の義務を果たした。しかし、東浦、岩屋、市長が言いましたけど、両町の境界の上に平等に建っておる。ということは2分の1の義務しか果たしてない。こういうことですやん。
そしたら、もう2分の1の義務を果たす義務が残ってまっせというのは、果たしなさいという話が市民の偽らざる気持ちですよ。
それで、自分とこへ来たら嫌やと、岩屋の人間は岩屋へ来たら嫌やと。東浦の議員は東浦へ来たら嫌やと。そやから野島でええやないかと。こういうことを皆さん方おっしゃっておるわけですよ。そんな無体な話ないですよ。
原点は平成9年。さっき私が説明したように、平成9年に決めた。それが原点ですよ。その原点に基づいて今まで10年間やってきた。それが今野島に来て、野島があかんとなったら、そこへ行くしかない。
それでそのときに議員になった人も何人かおるでしょ。わし平成11年だったと思うんや。それでもそんだけ調べたら、こんだけしゃべれますやん。そのときに現役張っておった人、自分で自分とこの議会で聞いて報告受けた人。もっと鮮明に覚えておるはずですよ。それを受けてその意見をもとにして成案をつくっていく。それは議会の使命ですよ。
それは使命を果たすためにはですよ、特別委員会をつくって、執行部とともどもに期間内に一つの火葬場をつくる。これしか、このためには特別委員会をつくるしかない。
よう考えてくださいよ。誰のために負託を受けて議員の冠をかぶっておるんやと。わしが議員になりたい、議員バッジつけたい。3,500円の議員バッジをつけてね、おら議員様やと、そういう世界じゃないでしょ。負託を受けたんです。受けたということは仕事せい。火葬場の場合は火葬場をつくれと。そういうそれが議員バッジの値打ち違うんですか。つけた以上はその使命果たすためには特別委員会立ち上げる。賛成してくださいよ。
以上で賛成討論といたします。
○議長(
松本英志) 次の討論は、3番、松原幸作君であります。
松原幸作君。
○3番(松原幸作) (登壇) 3番、日本共産党、松原幸作です。
請願受理番号第2号 新
火葬場等調査特別委員会設置に関する請願に賛成する立場で討論をします。
賛成の理由は、岩屋地区の火葬場は築15年と比較的新しい現状ですが、他の北淡の室津火葬場は築41年、東浦火葬場は築37年、津名火葬場は築41年と老朽化しており、火葬場問題は今後の大きな課題となっております。
市内全域を対象にした建設予定地の選定を初め、既存の火葬場における建てかえが可能かいなか等について、十分な議論検討がなされるべきだというふうに思っているところであります。
淡路市民の多数は、火葬場の必要性については十分認識をしておるだろうというふうに思ってます。
火葬場建設については、建設候補地の付近住民の合意形成を図ることは不可欠であります。
火葬場建設反対の請願審議のこれまでの経過を振り返り、幅広く検証を行うと同時に、広く市民の意見聴取も大切と考えるものであります。
以上の見地から、新火葬場等建設に当たり、調査特別委員会を設置して、今後の方向性を見出すためにも設置が必要だと考えておる次第であります。
以上申し述べ、賛成討論といたします。
○議長(
松本英志) 以上で、通告に基づく発言が終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
本請願を採択することに賛成の諸君は起立願います。
(起立少数)
○議長(
松本英志) お座りください。起立少数であります。
よって、本案は不採択されました。
次に、請願第3号 新
火葬場調査等の予算のうち、現地の測量費の
凍結解除は議会の同意を経て実施することを求める請願であります。
討論は、通告に基づき、順次指名いたします。
冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。
16番、竹中史雄君。
○16番(竹中史雄) (登壇) 16番、竹中史雄でございます。
いわゆる建設予定地というのはですよ、なかったら予算がつけられない。こういうふうになっておるんですよね。この建設から完成に至る事務手続、基本計画のときには建設予定地の評価検討というのがある。これがなかったら基本計画にならない。そやから、請願第4号、これを
取り下げたんですよね。
何でほなあさひが土地が建設予定地かというんかと問われればですよ、平成26年8月28日、市長に対して承諾書、淡路市野島常盤字中野1530番1、あさひ町内会共有地、共有林、同1530番2を淡路市新
火葬場建設用地として活用することについて、地権者として承諾いたします。こういうふうに出ておるわけ。
これが出たから予定地として定まった。定まったから去年の12月に予算がついた。そういうことですよ。今淡路市内に予定地と称するものは、この土地以外にないんです。
ないんですよ。ないということを皆さん、お知りになりながらですよ、それは違うという話があちこちまことしやかに出ているけど、事実はそうなんです。
それで今凍結やという話やけど、凍結しようがしよまいがね、これでないんだったら、測量費は議会がつけたん。市長さんは提案した。議会がそれを承認した。承認した議会がですよ、それは間違いであったら、少なくともその金を戻せと、予算から削除すると。そこまでいかなくてもね、議会が納得するまでは凍結しなさいよと、使うたらあきませんよということをやるというのが議会の責務じゃないですか。
自分が間違いを、お間違いを起こしたわけですよ、我々は。
それがわかった。わかったら、改めるにはばかることなかれということわざのとおりね、いったん凍結しますというのが、この請願第3号、新
火葬場調査等の予算のうち、現地の測量費等の
凍結解除は議会の同意を経て実施する事を求める請願に賛成してくださいよと、こういうことですよ。
何も難しいことは言うてませんよ。皆さん方がわからず、できると思うて賛成してつけた予算。それが年がかわったら、お間違いであったということがわかった。わかったら当然ですよ、原因者が議会が原因者ですから、その議会が原因者みずからですよ、それをとめるの当たり前じゃないですか。
それを市長が凍結言うたからね、もう市長さんお任せで凍結やと。そんな理屈はないですよ、ここは。
ここは皆さん、自治法2条1項の法人ですよ。その法人の中の機関として議会が存在しとる、その一つの執行機関として市長という執行機関がある。その執行機関が長やいうてもね、我々が予算つけて、放置しておまえ好きにせいと、こういうことで議会の権能が保たれるんでしょうか。
皆さん、この辺をね、ようく考えてもらわないとね、ここで何ぼお上手なこと言うてもね、そら見透かされるんですよ。
政治はね、結果責任ですよ。何もこんなとこでこのお口でね、お上手なこと言うても、結果責任が伴わなかったら、それはうそになるんです。
そのうそをですよ、去年の12月、こうして今年に入って、ずうっとそういうような結果ばっかりと違うんですか。なぜそういうようなここだけの話で、結果違うようなことが起こってきたというたらですよ、もともとそれを知っとったんや。
皆さん方知っとったんや。知っとって口裏合わせてえいやあでいったんや。ところが年かわって、ことしになったら、ばれたんや。認めるとばれる。ばれるということが確定したら、わしはどうしようという危機がある。そういうような心の狭いことで物事はできます。物事いうのは、相手があって合意ができて物事ができる。
私はね、この案件、いろいろ調査して現地も行って話も聞きましたよ。最初の出方が悪い。悪いからこうなった。ほんで悪いやないかと言うてきたら、何を言うとるんやと。執行部が悪いという何を言うとるということを言うても、議会も何を言うとるということを言うとるわけでしょ。だからこういうことになるんですよ。
議会が、執行部がそういうことを言うたんかと。そしたら聞かせてくださいと。我々かって議会は調査権ある。そやから聞かせていただいて、話をさしてくださいと言うていったら向こうかてそういうことかと、我々の話聞いてくれと言うん違うんですか。
それが土井委員長の仕事ですやん。それを大上段に、もう採決やと。やったでしょ。そら怒りますわな。そんなことでほんま皆さん火葬場つくる気あるんですか。
間違ったら済みませんというのがこれ人の道でしょうが。
まず野島の人、北淡の人に済みません、間違いました。これ人間あることですよ。神さん違うんですから。
まず、間違いは認める。改める。その上で次お願いしますと、そういうことをなぜ言えないんですか。
ここは皆さん淡路市民有権者4万何人から推薦を受けて議席を得てきているとこでしょ。
その4万の住民誰一人謝るなと、謝らんでも構わんと、そんなことを言う住民なんか誰もおりませんよ。ここの議員の冠をかぶっておる人のみですわ、そんなことを言うのは。
そういうような御仁がですよ、冠かぶっておる。全く住民と乖離してますやん。
皆さん、ほんまにね、こんなことでは議員なんか半分も要らん。もう3分の1でええ。言われまっせ。自分で自分たちの値打ちを下げてきているということがわからんですか。
何のために議員になったんですかね。淡路市民の豊かな生活をちょっとでもつくりたい、実現したい、そういうようなことで来たん違うんですか。私利私欲で自分の私利私欲をですよ、高めたい。そういうようなことで議員になりたいと思って来たんですか、皆さん。
しかし、このていたらく見たらね、自分の私利私欲のために議員になっていると誰もが思いますよ。もう思うてるでしょ。そういう声があっちもこっちも飛んでますやん。
それをですよ、先輩もおるけど後輩もこれからおる。それを失敗に学んで、これからどうするかと、前進するためにどうするかということをするためには、間違ってつけた予算は議会が凍結する。議会が凍結するんですよ。市長が凍結するんじゃないですよ、皆さん。
そやから、この請願、当然ぜひ賛同してくださいよ。賛同すべきなんです。ということを申し述べて賛成討論といたします。
○議長(
松本英志) 以上で、討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
本案を採択することに賛成の諸君は起立願います。
(起立少数)
○議長(
松本英志) お座りください。起立少数であります。
よって、本案は不採択されました。
◎日程第5.
議員派遣の件
○議長(
松本英志) 次に、日程第5
議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。
地方自治法第100条第13項及び
淡路市議会会議規則第161条の規定に基づき、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本英志) 異議なしと認めます。
よって、議員を派遣いたすことに決しました。
◎日程第6.
産業厚生常任委員会の
委員派遣承認要求の件
○議長(
松本英志) 次に、日程第6.
産業厚生常任委員会の
委員派遣承認要求の件を議題といたします。
産業厚生常任委員会委員長から、
会議規則第100条の規定により、閉会中に管外において事務調査を実施したい旨、委員長から文書をもって議長宛要求書が提出されております。
つきましては、委員長の要求どおり承認したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本英志) 異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
◎日程第7.
常任委員会並びに
議会運営委員会の閉会中の
継続調査の件
○議長(
松本英志) 次に、日程第7.
常任委員会並びに
議会運営委員会の閉会中の
継続調査の件を議題といたします。
常任委員会及び
議会運営委員会の所管事務等については、それぞれの委員長から、
会議規則第105条の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり、閉会中
継続調査をしたい旨の申し出がありました。
お諮りいたします。
各常任委員長及び
議会運営委員長より申し出のとおり、閉会中の
継続調査に付すことに決して御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本英志) 異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
この際、申し上げます。
今期定例会の会議録の調整については、議長において後刻録音等を精査し、しかるべき措置をしたいと存じますので、御了承願います。
次にお諮りいたします。
今期定例会に付議された案件は全て議了いたしましたので閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本英志) 異議なしと認めます。
よって、平成27年第57回
淡路市議会定例会は、これをもって閉会いたします。
閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
このたびの定例会は、去る5月18日に招集され、本日まで19日間の会期でありましたが、その間に審議されました案件は、補正予算、条例改正、事件決議等、いずれも重要な案件でございました。
議員各位には、この間、終始極めて慎重かつ熱心に御審議賜り、いずれも適切妥当な結論をもって全議案を議了できましたことは、市政のため、まことに御同慶に堪えません。
ここに謹んで
議員各位の御精励と御協力に対しまして衷心より敬意と謝意を表する次第でございます。
また、門市長を初め当局各位の議会審議に寄せられました真摯なる態度に深く敬意を表しますとともに、その審議の過程におきまして
議員各位から述べられた意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されまして、御尽力賜りますようお願いいたします。
さて、うっとうしい梅雨の季節となりましたが、
議員各位並びに門市長初め当局の皆様には、何とぞ御自愛の上、市政進展のため一層の御活躍を賜りますようお願い申し上げますとともに、報道関係各位の御協力にも感謝申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。
続きまして、門市長から御挨拶がございます。
門市長。
○市長(門 康彦) (登壇) 第57回
淡路市議会の閉会に当たり御挨拶を申し上げます。
今期定例会におきましては、5月18日に開会をし、以来本日までの19日間にわたりまして、提案していました条例制定議案を初め、事件決議、補正予算、同意案件など当面する重要案件につきまして、松本議長、太田副議長を初め、議員の皆様の御精励により、御審議の上、適切な御議決をいただきました。
会期中、本会議、委員会を通じていただきました御意見等につきましては、市政推進の重要な指針とさせていただき、今後とも全体の福祉の推進を最重点課題として、住民福祉の向上と地域の発展のため、公平性と平等性に配慮し、二元代表制による相互の抑制と均衡を図りながら市政運営に取り組んでまいりますので、なお一層の御指導と御支援をよろしくお願い申し上げます。
さて、3月21日から始まりました淡路花博2015花みどりフェアが去る5月31日に閉幕し、この間、淡路島の拠点会場とサテライト会場では、多くの観光客でにぎわい、目標でありました300万人を無事に達成することができました。
しかし、世界的観光立島淡路市としましては、花みどりフェア閉幕後の観光客の誘致が重要であり、豊かな自然、恵みを生かした食歴史と神話などの淡路島の魅力を伝えるとともに、楽しい、うまい、もう一度淡路市に行きたいと思われるような観光施策を展開していきたいと考えています。
一方、花博跡地の夢舞台サスティナブルパークの用地売買の不調から始まった企業誘致は、職員の努力と市民の協力により、積極的に取り組んだ結果、市外から15社を誘致するなど、その成果が着実にあらわれており、特に聖隷淡路病院では、産婦人科の開設から既に52人の新生児が誕生しており、淡路市で子供を産む運動を積極的に推進して、さらなる定住人口の確保、少子化対策などの礎となるよう取り組んでまいります。
また、6月の21日には県立淡路佐野運動公園で兵庫ディオーネ対京都、埼玉のドリームチーム、日本女子プロ野球オールスターゲームが開催されるとともに、7月1日には東京丸の内の国際ビル内に佐渡市と連携をして、淡路島アンテナショップ、淡路市東京事務所を開設し、淡路市の特産品の販売だけではなく、淡路島の魅力を発信するなど、わくわく感のある事業等を実施していきます。
最後に、現在国の喫緊の課題として進めています、まち・ひと・しごと創生は、淡路市でも国の総合戦略を勘案しつつ、人口の現状と将来展望を展示する淡路市人口ビジョンとこれを踏まえた5年間の目標、施策の基本的な方向性と具体的な取り組み等をまとめた淡路市版総合戦略を策定するため、去る5月22日に第1回淡路市まち・ひと・しごと地域創生本部を開催しています。
今後地域の課題に適した将来的な人口減少対策はもとより、交流人口の増大、定住につながる施策を積極的に展開するとともに、将来に向けた持続可能で身の丈に合った公平公正な新淡路市づくりに取り組んでまいります。
終わりに、日一日と厳しい暑さが増してきますが、
議員各位には健康に十分に御留意をいただきますとともに、市政進展に御支援、御協力あらんことを心から念願し、また報道機関の御協力にも感謝を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。ありがとうございました。
○議長(
松本英志) 以上をもちまして終了いたします。
皆さん、長い間御苦労さんでございました。
ここで、広報広聴調査特別委員会の皆様に申し上げます。
この後、午後1時から第3委員会室で広報広聴特別委員会を開催いたします。
閉 会 午前11時59分...