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令和 3年第117回臨時会(第1日 5月17日)

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  1. 丹波市議会 2021-05-17
    令和 3年第117回臨時会(第1日 5月17日)


    取得元: 丹波市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    令和 3年第117回臨時会(第1日 5月17日)             第117回 丹波市議会臨時会会議録          会期第1日 令和3年5月17日 午前9時30分開会 1.議事日程   (1)定刻電鈴   (2)議員着席   (3)開会・開議宣言   日程第 1 会議録署名議員の指名   日程第 2 会期の決定   日程第 3 承認第1号 丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処               分の承認を求めることについて         承認第2号 令和3年度丹波市一般会計補正予算(第1号)の専決処分               の承認を求めることについて   日程第 4 同意第5号 丹波市教育長の任命について 2.本日の会議に付した事件   日程第 1 会議録署名議員の指名   日程第 2 会期の決定   日程第 3 承認第1号 丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処
                  分の承認を求めることについて         承認第2号 令和3年度丹波市一般会計補正予算(第1号)の専決処分               の承認を求めることについて   日程第 4 同意第5号 丹波市教育長の任命について 3.出席議員   1番  小 川 庄 策          2番  足 立 嘉 正   3番  酒 井 浩 二          4番  西 脇 秀 隆   5番  西 本 嘉 宏          6番  奥 村 正 行   7番  前 川 進 介          8番  谷 水 雄 一   9番  吉 積   毅          10番  小 橋 昭 彦   11番  垣 内 廣 明          12番  太 田 一 誠   13番  太 田 喜一郎          14番  大 西 ひろ美   15番  近 藤 憲 生          16番  山 名 隆 衛   17番  渡 辺 秀 幸          18番  広 田 まゆみ   19番  須 原 弥 生          20番  藤 原   悟 4.欠席議員   なし 5.議事に関係した議会職員   事務局長      荻 野 隆 幸    議事総務課長    谷 水   仁 6.説明のため出席した者の職氏名   市長        林   時 彦    副市長       細 見 正 敏   教育長       岸 田 隆 博    技監兼入札検査部長 上 畑 文 彦   理事        井 上 鉄 也    ふるさと創造部長  近 藤   巧   総務部長      太 田 嘉 宏    まちづくり部長   近 藤 紀 子   財務部長      北 野 壽 彦    財務部資産管理担当部長                                  内 堀 日出男   生活環境部長    余 田   覚    健康福祉部長福祉事務所長                                  高 見 智 幸   健康福祉部健康・子育て担当部長      産業経済部長    岡 林 勝 則             大 槻 秀 美   産業経済部農林担当部長          建設部長      里     充             畑 田 弥須裕   上下水道部長    井 上 博 生    教育部長      藤 原 泰 志   消防長       中 道 典 昭    会計管理者     足 立 良 二 7.会議の経過                 開会 午前9時30分 ○議長(藤原悟君) おはようございます。  これより令和3年第117回丹波市議会臨時会を開会いたします。  本会期中、議会だよりの編集のための写真撮影並びに報道機関写真撮影を許可いたしておりますので、御了承ください。  直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付しておりますとおりです。  〜日程第1 会議録署名議員の指名〜 ○議長(藤原悟君) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員に議席9番、吉積毅議員、議席10番、小橋昭彦議員の両名を指名いたします。  〜日程第2 会期の決定〜 ○議長(藤原悟君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は、本日1日限りにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 異議なしと認めます。  したがって、会期は本日1日限りに決定いたしました。  〜日程第3 承認第1号、承認第2号〜 ○議長(藤原悟君) 日程第3、承認第1号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」及び承認第2号「令和3年度丹波市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて」の2件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(林時彦君) (登壇) ただいま一括議題となりました承認第1号及び承認第2号につきまして、御説明申し上げます。  初めに、承認第1号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」でございます。  令和3年度税制改正大綱による地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴い、関連する条例の改正を行う必要が生じたため、丹波市税条例等の一部改正につきまして専決処分をいたしましたので、承認を求めるものでございます。  改正の概要につきましては、固定資産税関係で土地に係る固定資産税負担調整措置軽自動車税関係軽自動車税環境性能割税率区分見直しと、臨時的軽減の延長及び軽自動車税種別割グリーン化特例見直し個人市民税関係住宅借入金等特別税額控除の延長となっております。  次に、承認第2号「令和3年度丹波市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて」でございます。  新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、児童扶養手当受給者等やその他住民税非課税子育て世帯に対し、特別給付金を支給するため、一般会計補正予算(第1号)を決定する必要が生じました。この補正予算は、特に緊急を要するために、議会を招集する時間的余裕がなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年4月13日に専決処分をいたしました。  歳出では、児童扶養手当受給者等及びその他住民税非課税子育て世帯に対し、児童一人当たり5万円の子育て世帯生活支援特別給付金を支給するための経費として、1億382万1,000円を追加しております。財源としては、国庫支出金新型コロナウイルス感染症セーフティーネット強化交付金1億382万1,000円を追加しております。  所要の補正額を計上した結果、歳入歳出ともに1億382万1,000円を追加し、予算の総額を347億382万1,000円とするものでございます。  以上、承認議案2件の概要につきまして、一括して御説明を申し上げました。この後、承認第1号について財務部長から補足説明をさせますので、どうかよろしく御審議をいただきまして御承認を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(藤原悟君) 財務部長。 ○財務部長北野壽彦君) 私のほうからは、承認第1号について説明をさせていただきます。  承認第1号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」の補足説明を申し上げます。参考資料の1ページを御覧ください。  今回の改正は、地方税法等の一部を改正する法律が令和3年3月31日に公布されたことに伴い、丹波市税条例等の一部を改正したものです。改正の概要につきましては、主に5つの項目がございます。  1点目は、固定資産税の関係です。土地の税額算定における負担調整措置について、令和3年度から令和5年度までの間、現行の負担調整措置仕組みを継続します。その上で、新型コロナウイルス感染症による影響を踏まえ、令和3年度に限り、負担調整措置により税額が増加する土地について、前年度の税額に据え置く措置を講ずるものです。また、地方税法の改正に伴う条ずれを修正するものです。  次に、2点目から4点目は、軽自動車税の関係です。  まず2点目は、軽自動車税環境性能割税率区分見直しです。軽自動車税環境性能割について、クリーンディーゼル車税率区分構造要件による対象から除くとともに、令和12年度燃費基準のもとで令和3年4月1日以降の税率の適用区分を定めるものです。  次に、3点目は、軽自動車税環境性能割臨時的軽減の延長です。軽自動車税環境性能割の税率を1%軽減する措置について、適用期限を9カ月延長し、令和3年12月31日までに取得したものを対象とするものです。  次に、4点目は、軽自動車税種別割グリーン化特例による税率の軽減措置についてです。クリーンディーゼル車グリーン化特例構造要件による軽減から除くとともに、営業用乗用車・軽貨物自動車について軽減の区分の基準を令和12年度燃費基準に切替えを行った上で、2年間延長するものです。  次に、5点目が、住宅借入金等特別税額控除、いわゆる住宅ローン控除の延長についてです。所得税において、控除期間を13年間とする住宅ローン控除の特例を令和4年度末までの入居者を対象とする措置等が講じられたことに伴い、当該措置対象者についても個人の市民税から控除するものです。  施行日は、令和3年4月1日となっております。  以上、承認第1号についての補足説明とさせていただきます。  なお、承認第2号「令和3年度丹波市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて」は、補足の説明はございません。  以上です。 ○議長(藤原悟君) 提案理由の説明は終わりましたので、これより案件ごとに質疑を行います。  最初に、承認第1号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」質疑はございませんか。  4番、西脇秀隆議員。 ○4番(西脇秀隆君) 固定資産税のことでお尋ねをいたします。  令和3年度は増加する土地については据え置くということでよく分かるんですけども、令和3年度から令和5年度までの間は負担調整額仕組みを継続すると。これが例えば上がる土地だったらだんだん上げるというふうなことだろうと思うんですけども、この令和3年度から令和5年度までのこの負担調整額仕組み、これをもうちょっと説明いただきたいんですけど。 ○議長(藤原悟君) 財務部長。 ○財務部長北野壽彦君) ただいま御質問いただきました固定資産税の土地に関する負担調整の措置についてでございますが、御存じのとおり、固定資産税につきましては3年に一度評価替えがございます。価格の見直しを行うわけなんですけれども、その際、地価の急激な変動に連動して、税負担が急激に変動することを抑えるため、負担調整措置というのが講じられております。  この負担調整措置を先ほど議員申されたように、令和3年度から令和5年度までの間で継続することとしますという改正が今回含まれております。それは、令和3年度が評価替えの年でありますので、この仕組みをまたこの先3年間を継続するということで、この評価替えの年に毎回こういった改正をさせていただいているものでございます。  今回は、その負担調整で税額が上がる土地については、令和3年度に限って上がらないように据え置くと、税負担を軽減するという意味でその仕組みが今回設けられているので、条例改正の中に含めさせていただいております。  以上です。
    ○議長(藤原悟君) 4番、西脇秀隆議員。 ○4番(西脇秀隆君) ちょっと再質問させていただきます。  丹波市内でですね、固定資産税評価替えで多分上がる土地がたくさんだと思うんですけども、ちょっと下がる土地、上がる土地の大体割合ですね、どのぐらいになってるか分かれば教えていただきたいと思います。 ○議長(藤原悟君) 財務部長。 ○財務部長北野壽彦君) 今回、令和3年度限りで据え置くことになった土地についてでございますけれども、非課税以外の土地全てが一応対象にはなります。今回対象となります据え置く件数、筆数ですけれども、1万6,950筆です。丹波市には全体の筆数が2万7,000筆ございますので、約8%の土地が対象となります。  対象税額としましては、現在算定しておりますのは50万円、税額で影響があったのは50万円、50万円上がるところを50万円下げたということで、1,695筆、50万円が今回の対象ということになります。  すみません、対象件数をちょっと訂正させていただきます。市全体の筆数は20万7,000筆です。そのうち、1万6,950筆、8%が今回の対象ということで、対象となる税額、据え置いた額は約50万円ということであります。 ○議長(藤原悟君) 4番、西脇秀隆議員の質疑は終わりました。  ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  次に、承認第2号「令和3年度丹波市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて」質疑はございませんか。  10番、小橋昭彦議員。 ○10番(小橋昭彦君) 承認第2号いわゆる専決処分です。これ内容はね、以前から国のほうでも話題になっていた独り親世帯への支援ということで、国の制度、そのまま市のほうがやれるので内容自体別に問題はないんですけれど、ちょっと今、何分1億円という大きな金額を専決処分されてますので、ちょっとはっきりと確認をしておきたいんですが、議会を開く時間的余裕がなかったということで、4月13日に専決処分をされたということでございます。  これ具体的に、国からこの情報が来たのがいつかということ。そして、いつまでに予算を決めないとその後の事務処理が間に合わないということだったのか。ちょっとそこの二つの日付をお願いします。 ○議長(藤原悟君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長高見智幸君) いつこの案内が来たのかということでございますが、3月の中旬頃に来たというふうに承知をしております。  それと、いつまでということでございますけれども、この概要書の対象者1、上から3つ目の対象者1の分につきましては、児童扶養手当受給者等ということでございまして、この方につきましては、5月に支給するようにというような国からの通知がございました。それと、対象者2につきましては、7月に支給するようにということでございましたので、そういったことで専決をさせていただいたというとこでございます。  なお、補足で申し上げますと、この対象者1につきましては、今回で3回目、昨年の8月、12月、そしてこの5月ということで3回目でございますけれども、特にこの対象者2につきましては、システム改修を相当の時間を要するというようなことでございまして、そういったことで今回同時に専決処分をさせていただいたというとこでございます。  以上でございます。 ○議長(藤原悟君) 10番、小橋昭彦議員。 ○10番(小橋昭彦君) 今の説明だと時間的余裕があったように思いますね。3月の中旬に連絡があったんだったら、まだ3月議会開かれてる最中なので少なくとも議会のほうにその報告をして、日程調整をする時間は十分あったように思います。  それから、2点目の質問についても支給日は分かったんですけど、つまりはこの2番の7月支給のほうが事務的な処理が必要なので急がなくちゃいけなかったということなんでしょうかね。それは具体的にいつまでにスタートしないと間に合わなかったんですか。これもちょっと時間的余裕まだありそうにも聞こえましたけど、どうでしょうか。 ○議長(藤原悟君) 財務部長。 ○財務部長北野壽彦君) ただいま御質問いただきました件ですけれども、3月に支給するという内容が国から情報としては入ってきておりましたけれども、詳細の制度については十分内容が伝わってきておりませんでした。4月の上旬になりましてそういった情報が国から入ってきまして、慌てて予算を獲得しなくてはいけないということで措置をしようということで準備に入ったわけですけど、それが4月8日ぐらいだったと思います。  その時点で国からの情報といいますと、なかなかそれでも十分な情報はありませんでした。特に、我々が準備をしなくてはいけないのは、給付することは前提ですけれども、その前にシステムの改修をしなくてはいけない。また、人の手当をしなくてはいけない。そういったところの経費について、システム会社へ問合せなりの準備をしてまいりました。システム会社システムを改修するにも1カ月近くの時間を要するということでしたので、できるだけ早く速やかに予算措置をして契約をして、改修事務に入ってもらうということが非常に迫ったものとなりましたので、4月13日にこの補正予算を専決させていただいたということでございます。 ○議長(藤原悟君) 10番、小橋昭彦議員。 ○10番(小橋昭彦君) ちょっとまだもう少しはっきりしてほしいんですけれど、4月8日頃に準備に入ったということ、それまでに連絡はある程度準備に入れるだけの連絡はあったというふうに理解をしたんですが、例えば4月8日にこれは当局は最初の挨拶だけだったかもしれませんけど、議会運営委員会も開かれています。今みたいな情報が全く議会に伝えられていないというのがどういうことなんかなと、まだちょっと理解ができないんです。  それから、2つ目の点についてですね、システム改修じゃあ具体的に今回それでいつ、当然専決処分されたんで早速もう取りかかられてると思うんですけれども、いつ業者を決めて、いつ改修に入って、いつ完成の予定になってるんでしょうか。これは具体的に言うと、4月中旬にでも議会を開いて図ることも可能だったんではないかというふうにも思ってるんですけども、どうでしょうか。 ○議長(藤原悟君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長高見智幸君) いつ業者を決めてというような御質問でございます。この対象者1につきましては、4月22日の日に契約のほうをさせていただきまして、それでシステムの改修をしていただきました。この対象者1の児童扶養手当受給者につきましては、既に該当者が分かりますので、児童扶養手当の4月分の手当を受けられている方でございますので、申請なしということで、これにつきましては5月14日、先週の金曜日に支払いのほう、支給のほうはさせていただいたというとこでございます。  ところが、この対象者2につきましては、先ほど財務部長のほうからも申し上げましたように、相当の日数を要すると。今回非課税の世帯につきましては、非常に把握が難しいところでございます。正直、まだ7月支給と国のほうからは言われておりますけれども、詳細の分につきましてはまだ来てないというような状況です。ただ、県内で13市町がこういった同じシステムを使用しておりまして、言うなれば、早いとこ側から手がけていただけるというようなところもございますので、いち早くこの支給をさせていただくには契約のほうをさせていただいて、そしてそのシステムの構築をする必要があったというようなところで御理解を賜りたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(藤原悟君) 10番、小橋昭彦議員の質疑は終わりました。  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております承認第1号及び承認第2号の2件は、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決を行うことに決定しました。  これより、議案ごとに討論・採決を行います。  最初に、承認第1号について、討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  承認第1号は、承認することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 異議なしと認めます。  したがって、承認第1号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」は、承認することに決しました。  次に、承認第2号について、討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  承認第2号は、承認することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 異議なしと認めます。  したがって、承認第2号「令和3年度丹波市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて」は、承認することに決しました。  〜日程第4 同意第5号〜 ○議長(藤原悟君) 日程第4、同意第5号「丹波市教育長の任命について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(林時彦君) (登壇) ただいま議題となりました同意第5号「丹波市教育長の任命について」でございますが、5月31日に任期満了となります岸田教育長の後任として、丹波市春日町黒井の片山則昭氏を教育長に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定によりまして、同意を求めるものでございます。  片山則昭氏につきましては、兵庫県立篠山鳳鳴高等学校の校長をはじめ、兵庫県教育委員会特別支援教育課長などを歴任され、教育行政に関する経験が豊富であることから、教育長として丹波市の教育行政の運営に御尽力いただけるものと期待しております。どうかよろしく御審議をいただきまして、御同意いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(藤原悟君) ここで暫時休憩いたします。                 休憩 午前9時53分                ───────────                 再開 午前11時06分 ○議長(藤原悟君) 再開いたします。  これより、同意第5号の質疑を行います。  質疑はございませんか。  11番、垣内廣明議員。 ○11番(垣内廣明君) 1点だけ聞かせてほしいんですけども、こういうコロナ緊急事態、またICT活用教育の第一歩を踏み出しだすということを言われております。こういう緊急時にね、私は経験いうことが非常に大事やと思うんです、対応すんのには。  確かに、教育に関する経験いうのはどちらも十分立派な経験を持たれております。ただ、行政経験となれば若干違うと思うんです。こういうときには、やっぱり行政経験いうんが必要やというように私は考えてます。  市長、どうですかいね。今回の人事でね、そのようなことを考えられてやられたんか。そこだけ確認したいと思います。 ○議長(藤原悟君) 市長。 ○市長(林時彦君) 十分に考えまして、提案させていただいております。 ○議長(藤原悟君) 11番、垣内廣明議員。 ○11番(垣内廣明君) 考えて提案されとると言われるのはよう分かります。ただ、経歴見させてもろうたところでね、行政経験の経験があるんかなというように疑問に思うたんで、私は今回だけじゃなしに、今後もこういう緊急時の人事いうのんは、そういうことも大事やないかというように思いますので、そこらの十分配慮をお願いしたいなというように思います。 ○議長(藤原悟君) よろしいか、特にないですね。  ほか、質疑ございませんか。  12番、太田一誠議員。 ○12番(太田一誠君) 今回の質問に関しましては、人権尊重しまして、人物への批判いうのは言葉上、感情とかそういったものは一切ございませんので、御理解いただきますようよろしくお願いします。ふだん態度とあれが悪いので誤解されるかもしれませんが、市長、よろしくお願いします。  私は市長当選されて、本当によかったと思とんです。うそかほんまか市長わろうとってかもしれんけども、よかったなと思う面もあります。悔しい面もありますけどね。どう言ったらええんかな、さすがやなと思うことが日々あることもあります。ただ、この件に関しましては、市長どう思とっちょったんやろないうのがありまして質問させてほしいんです。  先ほど、垣内議員のほうからも言われましたけど、やっぱりコロナで専門家が必要や必要やと。今もう質問したらあかんって言われとんのやけど、コロナの対策で1会場しかない丹波市は、他市に遅れて本当にひどい状況で私ら朝から晩まで…… ○議長(藤原悟君) 太田一誠議員、教育長の人事ですね。  12番、太田一誠議員。 ○12番(太田一誠君) 連絡があるような中で、専門家が必要やいうことをちょっと言うとんです。専門家いうのは、それとその経験を生かした状況がないと、ほんまにこの緊急時に今、おる子供らの将来10年、15年、20年のその基礎のところがすごく固まらないいうかゆるゆるになってしまえへんかなというふうに思いますので、そこをどのようにこれまでの経過として、十分に検討しましたって言うてんやけども、どういう検討をされたんか。いつ、誰とどのように検討されたんかいうことを具体的にお示しいただけたらなと思いますのが1点。  それから、しつこう言いますけど、コロナ禍で当局のその質疑や調整を私らも議会を一般質問少のうしとる中で、教育の中でも本当に苦しい状況の中で今、その経験に人を変えたから改革ができるっていう考え方よりも、今の人らが今対応してるところでどうやってやれるかいうことを考えたほうがいいんやないかなというふうな私は考え方を持っとるんですけど、それ以上にやらなあかんねやっていう考え方があるんやったら、そこんところもできましたら科学的な学習方法と言われたんで、根拠のある数字的な裏づけをもった回答で、こういうふうに思とうさかいにこういう形でこうなんやいうことを時間と量と質といったものを数字で示していただけるような回答をお願いしたいと思います。 ○議長(藤原悟君) 市長。 ○市長(林時彦君) ただいま太田一誠議員のお答えいたしますけれども、私がよく考えて決めました。
     それから数字的なことと申されましたけど、人格というのは数字では測れないと思っております。私自身が片山氏の人格を尊重しておりますので、十分やっていただけるというふうに考えております。  以上です。 ○議長(藤原悟君) 12番、太田一誠議員。 ○12番(太田一誠君) 全ての物体とか感情も数値で測ることが科学的根拠っていうやつやというふうに私は学習させてもろたように思います。河合隼雄先生とかも一緒に国チョウオオムラサキとかやっていって、数値でデータ化して子供らに楽しみを倍増させるいうのを数字です。そういう数字が今までなかったから科学的根拠で今、されてます。それをあと結果が出るのがあと何カ月か半年か1年か分かりませんが、その数値も目の前にきている中での感情というか気持ちは本当に分かるんですが、今ある経験者を数値的な経験をもたれている方に頼ることのほうが重要かなというふうに私は思っておりますので、またぜひその辺を御理解いただきまして市政に反映していただけたらなというふうに思います。  以上です。 ○議長(藤原悟君) 市長。 ○市長(林時彦君) 今、太田一誠議員の言われた河合隼雄先生の言葉にもそういうことがありますね。「ふたつよいことさてないものよ」と、なかなか世の中みんなきっちりとみんなで回るもんではございません。そんな中で私は最善の決断をさせていただいたということでございます。 ○議長(藤原悟君) ほか、質疑ございませんか。  10番、小橋昭彦議員。 ○10番(小橋昭彦君) 今、最善の決断ということだったんで、ちょっとそこを具体的にお伺いしたい、ちょっと2点お伺いします。  基本的に教育というのは、政治から独立というか、言わばこれまでそういう形になっていて、当局があまり口を出さないという前提になっていました。それが平成27年ですかね、法律が変わって当局とのこういう人事権、それからもう1個が総合教育会議ですね。当局と教育委員会との間で会議をもつ場ができたということで、今回具体的にどういうふうな必要性があって教育長が代わるのかなということで、総合教育会議の議事録を読ませていただきました。  新市長になってからは、2月4日に行われていたかと思います。ただ、ちょっと残念ながら、その会議録からは今、特に市長と現教育長との間で教育観、教育論が戦わされた様子もなくって、少しその教育論、教育観として、どのように考えて今回の人事を発動されたかというのが、残念ながらその会議自体からは見えなかったんです。  そこでそういう観点からの最善というんじゃなくて、どういうふうな教育観において変更に対する、あるいはどういうところを期待するのかというところを市長としてお考えをお伺いしたいと思います。  それからもう1点、ちょっと実はその総合教育会議の会議録見ながら、少し心配してたのがですね、さっき垣内議員からもありましたけど、コロナ禍の危機下において、体制を変えることへの不安なんです。ちょっと総合教育会議の議事録を見てるとですね、例えばある委員がこのようなことをおっしゃっていました。「いわゆる教育方針ですね、その教育方針といったものの具体性が教育長から事務局と話をして、そのまま出てくるんじゃなくって、私たちも一緒に考えさせていただいている」と。  要するに、教育長だけじゃなくって、あるいは事務局だけじゃなくって、教育委員4名いらっしゃいますけども一緒に取り組まれているという中で、一人だけをその中で代えてしまうということの影響をどのようにお考えか。特にこの危機下においてですね。ちょっとそこら辺のことが不安なので、そこについてということと、あと1点、あるこれも委員がこのようなことをおっしゃっています。  「子供がコロナ禍で一人家に残される」と。「大人も今後どうなっていくのかという不安を抱えながらやっていく中で、防災行政無線で教育長が常に発信されている言葉を耳にされる保護者の方がおっしゃっていたことがある。これまで教育委員というのはとても遠い存在だった。でも、こうして防災行政無線等でいろんな情報が発信されるようになったりだとか、こんな状況であってもできることは必ずある。これをきっかけに絶対変わっていこうと常に教育長がおっしゃっていた」と。それに非常に勇気づけられたみたいな話もあって、今のやっぱり保護者への影響とかいったところも気にかかるんですけども、ちょっとそのあたりについても合わせてお願いいたします。 ○議長(藤原悟君) 市長。 ○市長(林時彦君) 何点か頂きました。私は今の教育長にも一切話して、私12年間議会も含めてこちら来てますけども、そんな中で、あなたは今までの中で一番よい教育部長やったし、教育長だったと思ってますという話もさせていただきました。それは十分に評価しているところでございます。  そんな中で、今、何点かおっしゃったけど、要するに私が先ほど提案説明の中で人心一新と申し上げましたけども、4年2カ月、今の岸田教育長のお世話になって、またその前の教育部長の間からもずっとお世話になっておりまして、その能力は十分評価しております。そういうことはよう分かっております。そんな中で「教育長すまんけど5月いっぱいまでよろしくお願いしますね」という話をして、今回の教育方針についても書いていただきました。そういうところで、岸田教育長と私との話はちゃんとできております。  そういう中でいろんな人がいろんなことを申されるでしょうけども、私はその人心一新という言葉で言うように、一度そういうふうに変えようと、今、コロナ禍で変えんのはどうかという話いっぱいありましたけども、そういうコロナ禍であるからこそというようなことは決して申しません。いや、そんなときですけども、私は一度そういうふうにリセットした中で、人心一新した中で、教育が変わるべきやないかなというふうには思っております。  また、そういうところで私自身は片山氏の能力に期待するところでございます。ただし、そのことについて数値的なことでもできませんし、私がこうやっていろいろなことで今までずっとずっと知ってる、細かいことまで知ってるわけではございませんので、そこまで私はよう申しませんけども、私自身の今までの経験の中で十分にやっていただけるし、また私のほうも教育はしていただけるんじゃないかなというふうに判断いたしましたので、こういう御提案をさせていただいとるとこでございます。  小橋議員には12月にも言われましたけど、よく言われましたエビデンスとかいう話ですと言われるとそれはどこですかというですけども、人事案件というのはそもそもそういうもんだとも思います。私自身が、後になってあかなんだな言われるかもしれませんよ。ただし、それはその人にかけてみたということで、その辺については御理解願いたい。やっぱり、その人自身がどんだけやってくれるかほんと分かりませんわね。私自身もそのことについてはそう思ってますよ。ただ、今回私はそうやって託したいという気持ちが大変強うございますので、今回提案させていただいたということでございます。 ○議長(藤原悟君) 10番、小橋昭彦議員。 ○10番(小橋昭彦君) 今の教育長の能力も評価されていて、私も新しく推薦される名前の上がっている方に対する評価をするものではなくって、その方も当然立派にやられるというふうには思ってるんですけれど、ちょっと不安に思ってるのは、まさにこの人心一新というのを今やることへの不安、ちょっともう繰り返しにはなるんですけれども、今、分からないという表現されましたよね、どうなるか。ちょっと分からないという状況をこのコロナ禍でつくってしまうことが不安なんです。保護者の方も不安に感じられている。  特にこの1年間、いろんな経験をされてきて、その経験をもとにやっぱり次のまだコロナが続いていきますから、乗り切る必要があるんではないかなと。そこら辺の分からないという要因を今、付け加えることが、本当に教育にとっていいのだろうかというところが不安なんですけれども、そこについてはいかがでしょう。 ○議長(藤原悟君) 市長。 ○市長(林時彦君) 私が申しますのは、人間は全部分かりません。全部分かりません。それから今からどうなるかも分かりません。そういう意味で分かりませんと申し上げました。  少し言っておきますけど、私は岸田教育長の能力を高くかっております。今までの中で最高だというふうに言っております。そんな中で、今ずっとおっしゃってる初めて言いますけども、コロナに対する対策については去年の今以上からコロナに対する対策だけは合いませんでした。それは合いませんでした。ですから、今回もそれが一つは要因したかもしれません、かもですよ。実際分かりません。だけど、それについては私もようよう考えた中で、岸田教育長ともいろいろ話もしました。ですから、十分話した中でそういうふうに決断させていただいたということでございます。 ○議長(藤原悟君) 10番、小橋昭彦議員。 ○10番(小橋昭彦君) 分かりました。今のまさにおっしゃったコロナ対策が合わなかったというのが非常にそれがある種の根拠だと私は思ってるんです。ちょっとそこをもう少しどう合わなかったかというのを具体的に説明いただいて、質問を終わりたいと思います。 ○議長(藤原悟君) 市長。 ○市長(林時彦君) 具体策ではございません。総体に合わなかったということでございます。 ○議長(藤原悟君) ほか、質疑ございませんか。  3番、酒井浩二議員。 ○3番(酒井浩二君) この件につきましては、大変人事に関わることということで、大変重要なことだということは認識しております。そして、今、次に任命を受けられようとしておられる方について批判するものでもありませんので、前置きをした状態でお聞きしたいと思います。  今、この新型コロナによりまして、大変今までに経験したことのないような状況が起きております。非常事態宣言も起きとる中で、昨年の1月の後半頃からこのことが起き、私も実は東小学校の学校運営協議会の会長を昨年もさせていただいとる中で、卒園式であったり卒業式であったり、また入園式、入学式等も普通の通常のことができないような状態であったり、また学校におきましても地域に開かれたということで学校運営協議会なりが行っている中で、地域の学校の校長先生ともずっとやり取りをしている中で、Zoomなどを使って各校長先生の中で教育のやり方について、ずっと校長先生なりお話をされて、どのようにしていくんやというとこで現場でやっておられました。  特に、学校だけでの授業ではなくて学校行事をどうしていくんであるとか、昨年の連休あたりには学校も休みになるというような状況の中で、現場の声を聞きながら今の教育長はずっとされておりました。これがずっと今、終息しておればいいんですけども、ほかの議員も今、質問されておりましたけども、まだ今、緊急事態が出ておる中、ましてコロナもこういう状況の中で、先ほども所信表明で片山氏の所信表明をお聞きしてすばらしい方というのは十分認識しておるんですが、今、このタイミングで代わるときなのかなと。その点について大変危惧しております。すばらしい人で人望もあるんですけども、やはり今、現場で今まで関わっておられた方に、やっぱりそんなお願いをしておいて落ち着いた中ででしたら分かるんですが、このタイミングでいうことについて大変心配しておるんですが、同じような質問になりますけども、その辺が大変心配であるいうことだけちょっと念のためもう一度お聞きしたいと思います。 ○議長(藤原悟君) 市長。 ○市長(林時彦君) 先ほどから申しているとおりでございますけども、教育長が一人一人の生徒に寄り添って話しするわけではございません。現場で動くのは先生であったり、教育委員であったり、また保護者であったりだと思います。そんな中で、教育長自体がどういうふうな方向に持っていこかということについては、やはりその人なりの人となりが出ようかと思います。  ただ、先ほどから言われているコロナで大変なときやからと言われますけども、そしたら本当に一人一人皆出会っていくわけではございませんので、そんなに今まで出とった担任の先生そのままおってやわけですね。そういう話の中で、なんか変わったらもう全部が変わってしまうんかというようなことではございませんので、そういうことで私は十分にやっていけるというふうに理解しとるわけでございます。 ○議長(藤原悟君) 3番、酒井浩二議員。 ○3番(酒井浩二君) まさしく今、おっしゃることも分かるんですが、やっぱり新たに次期の方も立派な人で、すばらしい人だと思いますけども、やはり新しい方がなられるいうことは、やっぱり引継ぎであるとか口頭なのか文面なのか、やっぱりすぐにそのまま即現場でいけることはなかなか時間ロスがあると思うんです。ですから、私は今一番現場を分かっておられる方をもう少し終息するまでは、落ち着くまではするほうがええんやないかなという大変心配であるいうことでございます。  以上です。 ○議長(藤原悟君) 答弁よろしいね。  3番、酒井浩二議員。 ○3番(酒井浩二君) はい。 ○議長(藤原悟君) 8番、谷水雄一議員。 ○8番(谷水雄一君) 1点確認させていただきたいんですけれども、今回の人事案件で、次の方の構想に入られたのはいつなのかということをお聞きしたいんですけれども、さきの3月の一般質問で現教育長と令和3年度の教育方針について、様々な議論をさせていただいた中で、令和3年度はこういうふうに取り組んでいくんだ、こういう激動の教育環境の中で保護者の方にはこういうふうな御理解を求めていきたいんだということで、教育長と深いところまで議論させていただいたかと思ってます。  その中で、令和3年度の教育方針がこうやって発表されている中で、今回の人事案件についてはどのタイミングで発想をもたれるようになったんでしょうか。いつの時点で。 ○議長(藤原悟君) 市長。 ○市長(林時彦君) 私の記憶では、就任当時から岸田教育長には任期いっぱいまではお願いしますよというようなことは申しております。また、3月の教育方針をつくられるときにもですね、そのことを踏まえた上で岸田教育長が道しるべをつくってくださいねというふうなことも申しております。ですから、かなり早い段階で5月いっぱいということで申しております。 ○議長(藤原悟君) 8番、谷水雄一議員。 ○8番(谷水雄一君) それでは、今回その任期いっぱいで交代されるっていうことは、前々から市長の頭の中ではあったかとは思うんですけれども、今回新しく候補に上げられている方にとって、その今の教育方針っていうののすり合わせといいますか、打合せというのは何かあったんでしょうか。 ○議長(藤原悟君) 市長。 ○市長(林時彦君) 同意をいただいてからでございますので、そんな大きなすり合わせはしてございませんけども、岸田教育長がつくられた教育方針については、お届けはいたしました。 ○議長(藤原悟君) 8番、谷水雄一議員。 ○8番(谷水雄一君) 今回、3月の一般質問でかなり深く議論させていただいた中で、やっぱり計画の作成者と実行者というものはやっぱりその計画を実行するに当たって最後まで責任をもってやっていただきたいなという思いがありましたので、今回の人事案件の任期満了に伴って、どのタイミングで市長がこの新しい候補者を選定される中で、今回の令和3年度の教育方針とのすり合わせがどのように行われたかの確認をしたかったので質問させていただきました。 ○議長(藤原悟君) ほかにございませんか。  13番、太田喜一郎議員。 ○13番(太田喜一郎君) 何点かお聞かせ願いたいと思います。  今回、新しく片山さんにお願いをするということで、臨時議会が開かれたとこでございます。私自身、いろいろと気になることがありましたんで、教育委員会のホームページなんかも見させていただきました。  先ほども出ましたけども、第2回の丹波市総合教育会議の会議録も見させていただきまして、ダウンロードもさせていただきましたけども、これは市長が先頭になって招集をされたもんだとこのように思っております。市長も挨拶の中で、難しいことは教育長に任せてということで、ここの段階で言いましたら、岸田教育長に任せてというふうに私は理解をさせていただいたんですけども、要は私は教育のことは教育長に任せるというふうなことも言われておりますんで、それを受けてこの会議が始まっております。  それぞれ、行政の方も受けられておりますし、教育委員の方も出席をされております。4名の教育委員もしっかりと意見を述べられました。教育長と教育委員とも話というか教育方針についても十分に議論をされたように理解をさせていただきました。  それを踏まえて、3月の議会で岸田教育長がこの丹波市の教育方針をもって施政演説をされました。最後には、いろいろと述べられた中で、今後とも各議員の御指導と力添えをお願いしたいという岸田教育長の私は思いがみんなそこに入ってたんじゃないかなと。それを踏まえて私たちも頑張っていただきたいという思いで、多くの議員はそう思われとったんではないかなと思うんですけども、ここへきて新しい片山さんを任命されたということで、るる聞きましたけども、何かこう岸田教育長がつくったというのが私は重要なことであって、新しい人に託すというのがどうなんかなと思ったりするんですけども、その辺ちょっと市長の考えだけお聞きをしたい、このように思います。 ○議長(藤原悟君) 市長。 ○市長(林時彦君) 何度も繰り返しになると思いますけども、先ほどから言ってますように、私、岸田教育長があかんといって一言も言っておりません。実際、何度も教育方針についても、私もどうしましょうという話の中でつくっていただきました。そういう中でございますので、十分に岸田教育長自身が理解していただいとると私は思っております。  そんな中で、何度も申し上げますけども、今回私はこれがよしとして提案させていただいたということでございますので、そこは御理解願いたいというふうに思います。 ○議長(藤原悟君) 13番、太田喜一郎議員。 ○13番(太田喜一郎君) 何度も繰り返してもあれなんで、市長の思いは聞かせていただきました。ただ、私たちとしては、先ほど申しましたように、大変岸田教育長も常に言われておりましたけども、この3年の中で学校も変わってきた。4年ですか、学校も変わってきた。先生の考え方、また教え方も変わってきた。それによって児童生徒も変わってきたということを強調されて言われております。施政方針の中でもそういうことを言われた。それがまだ完結をしたわけではない。これからやっぱりきちっとコロナ禍の中でもきちっとした子供たちに対してのケアも必要であるという中で、やはり今、代わることが本当によかったんかなという思いが私たちはありますので、その辺だけはお伝えだけしときたい、このように思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(藤原悟君) ほか、質疑ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております同意第5号については、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決を行うことに決定しました。  これより、討論・採決を行います。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決を行います。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。  同意第5号は、同意することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(藤原悟君) 起立多数です。  したがって、同意第5号「丹波市教育長の任命について」は、同意することに決しました。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時35分                ───────────                 再開 午前11時37分 ○議長(藤原悟君) 再開いたします。  お諮りいたします。  本臨時会に付された事件は、全て終了いたしました。  これで閉会したいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤原悟君) 異議なしと認めます。
     したがって、本臨時会は閉会することに決定いたしました。  これで、令和3年第117回丹波市議会臨時会を閉会といたします。               閉会 午前11時37分...