丹波市議会 > 2021-03-04 >
令和 3年民生産建常任委員会( 3月 4日)

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  1. 丹波市議会 2021-03-04
    令和 3年民生産建常任委員会( 3月 4日)


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    令和 3年民生産建常任委員会( 3月 4日)                 民生産建常任委員会会議録 1.日時   令和3年3月4日午前9時30分~午後3時36分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        吉 積   毅  副委員長        西 脇 秀 隆   委員         小 川 庄 策  委員          足 立 嘉 正   委員         酒 井 浩 二  委員          前 川 進 介   委員         小 橋 昭 彦  委員          大 西 ひろ美   委員         山 名 隆 衛  委員          須 原 弥 生   議長         藤 原   悟 4.欠席委員   なし 5.議会職員   議事総務課長     荒 木   一  書記          小谷本   梓 6.説明のために出席した者の職氏名   副市長        細 見 正 敏   理事         井 上 鉄 也
      技監兼入札検査部長  上 畑 文 彦    企画総務部   企画総務部長     近 藤 紀 子  政策担当部長      近 藤   巧    財務部   財務部長       北 野 壽 彦    生活環境部   生活環境部長     余 田   覚   市民課長       里   美 典  医療福祉係長      荻 野 浩 仁   国保年金係長     大 前 秀 昭   環境課長       井 上 里 司  資源循環推進係長    荻 野   誠    健康福祉部   健康福祉部長     金 子 ちあき  健康・子育て担当部長  大 槻 秀 美   介護保険課長     谷 水   仁  副課長兼介護保険係長  大 西 万 実   健康課長       安 達 則 子  母子保健係長      山 本 美智子   地域医療課長     足 立 安 司  副課長兼地域医療係長医療介護連携係長                                   大 野 昌 也   子育て支援課長    谷 口 正 一  認定こども園係長    福 田 みさ代   看護専門学校事務長  荒 木 和 美  主幹          福 垣 恵 介    産業経済部   産業経済部長     岡 林 勝 則  農林担当部長      畑 田 弥須裕   農業振興課長     髙 槻 淳 一  農政係長        中 尾 大 祐   農林整備課長     田 村   猛  林業振興課長      堂 本 英 明    建設部   建設部長       近 藤 利 明   次長兼道路整備課長  里     充  副課長兼道路整備係長  足 立   渡   都市住宅課長     岡 林 良 尚  住宅政策係長      細 見 明 弘    消防本部   消防長        中 道 典 昭   予防課長       高 階   勇    上下水道部   上下水道部長     井 上 博 生   経営管理課長     荒 木 敏 明  経理係長        矢 持 竜 児   水道課長       畑   幸 一  副課長         和 田 綱 木   工務係長       森 津 和 之   下水道課長      西 山 健 吾  工務係長        和 久 明 一 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開会 午前9時30分 ○委員長(吉積毅君) 委員の皆様、おはようございます。当局の皆様もおはようございます。非常事態宣言も解除されまして、これから先行きがまだ、首都圏はまだまだどないなるか先行きが不明ですが、今後どうなるか注視していきたいと思います。暑くなったり寒くなったりですが、皆さんお体にお気をつけください。  それでは、ただいまから民生産建常任委員会を開催いたしたいと思います。  まず最初に、副市長から御挨拶をいただきます。  副市長。 ○副市長(細見正敏君) おはようございます。ただいま委員長の御挨拶の中にもありましたコロナの関係でございます。昨日だったと思います。新聞記事で、兵庫県の話ですけど、医療従事者の優先接種で県の推計約16万人のところ、希望者数が18万7,300人と推計を上回っているというような新聞記事がございました。コロナの収束に向かって大きな期待がこのワクチン接種にあるかと思います。ただ、その副作用はいかがなものか等々の一抹の不安も付きまとうような接種でございますが、こうやって推計と実際の数の乖離があるというようなこととか、また、国のほうでは3月初めから地方のほうへはワクチンの配送が始まるというようなことは聞いておりますので、いよいよ、医療従事者優先ですが、始まるのかなというところでございます。ただ、我々一般市民といいますか、いつ頃その接種の機会があるのかということは、なかなかスケジュール感がつかめない状況であります。  こうした中にありましても、担当課については、今できる作業、医師会との協議でありますとか、会場の設営の状況でありますとか、ワクチン接種計画を現在作成中でございますので、一生懸命これに取りかかっております。一定の関係者の御理解、御協力の体制についてはほぼ整ったと聞き及んでおりますので、あとは国の示すスケジュール、これを早急に情報入手いたしまして、市民の方々へ接種の御案内ができるように対応してまいりたいと思っておりますので、一定の御理解をお願いいたします。  本日、民生産建常任委員会でございます。15件の付託議案の審査をお世話になります。よろしくお願いいたします。なお、所管事務調査といたしまして、令和2年度予算繰越事業の報告のほか、合計8件の報告をさせていただきます。御意見をいただき、また、御指導賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(吉積毅君) ありがとうございました。  それでは、日程第1「付託議案審査」を行います。  付託議案の審査のため、担当職員の出席につきまして許可しております。発言の際は、所属・職名を述べてから発言してください。また、発言者の顔がこちらに見えるようにお願いをいたします。なお、席数の関係もありますので、課長以下の職員については随時交代していただいて結構です。  お諮りします。  各付託議案の審査におきまして、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 異議なしと認めます。討論は省略いたします。  これより議案ごとに質疑を行います。  まず、議案第24号「丹波市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 改めておはようございます。私からは、議案第24号に関しまして、この上程をする前に、2月3日に民生産建常任委員協議会で延長の考え方の資料を御提供させていただいておりました。その資料について説明が不適正であるとこちら判断をしまして、本日、訂正の資料をつけさせていただいております。  訂正する箇所につきましては、2ページ目の上段の表、これにつきましては、乳幼児等医療、それからこども医療を合わせたグラフとしておりましたが、それぞれ制度が違いますので、足し算とするのは不適正だということで、それぞれ制度ごとに表を表現させていただいております。  また、③で、乳幼児等プラスこどもでございましたが、その中に、合計として1人当たりの医療費、単純な足し算をしておりましたが、本来は、割り算もかけないといけませんでしたので、これにつきましても削除させていただいて、今回、乳幼児等医療と、それからこども医療それぞれ別建てで御説明をさせていただいた表にさせていただいております。この点について訂正をさせてください。 ○委員長(吉積毅君) それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) あまりしゃべらないようにしようと思とるんですけど、ひとつちょっとお尋ねします。一つは、加西市と多可町で、新聞報道では、高校までの医療費の無料化が発表されました。そういう検討は丹波市はされなかったのかどうかお伺いします。高校生はそんなに病気にならないから、前聞いたときは3,000万円ぐらいあればできるんじゃないかというふうなことを聞いとったんですけども、そういう検討がされたかどうかお願いします。それが一つ。  それから、子供の医療費を無料化している自治体に対するペナルティーが課せられて、今まで来ました。これは今どのぐらいのペナルティーがあるのか。800万円ぐらいやったかな、前聞いたときは。今後もこれは、ペナルティーは継続されるのか。これはちょっと、せっかく自治体が苦労しているのに、それにペナルティーを課すとは何事ぞというふうに私は思ってるんですけども、2点お願いします。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) まず、1点目の高校生までの無料化についてでございます。これにつきましては、本議会ではございませんけども、御質問があった中で、大体4,000万円程度の財源が必要であろうという試算はしております。検討は行ってはおりますけども、これにつきましては、子育ての支援としてどこを優先するかということで、まだそこまで至ってないという判断の下で、今回は現制度を延長するという判断をさせていただいております。  なお、ペナルティーにつきましては、私もペナルティーに加算されていくということは承知しておりますが、その金額までは承知しておりませんので、担当の市民課長から御答弁させていただきます。 ○委員長(吉積毅君) 市民課長。 ○市民課長(里美典君) 先ほど委員のほうから質問がありましたペナルティーの件でございますけれども、国民健康保険に関しましてはペナルティーがございまして、乳幼児につきましては今のところ国のペナルティーはなしになりましたが、こども医療に関しましてペナルティーがございまして、今年度の予算ですと1,949万2,000円ペナルティーがありますので、その分については国の補助金を削減されております。ですので、一般会計から国保の特別会計のほうに繰り入れていただいているという状況でございます。 ○委員長(吉積毅君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) ぜひとも高校生までの、多分県下でもかなりのところが高校生までの医療費の無料化が進んでいる。今後も多分いろんなところで出てくると思うんで、丹波市が最後にならないように、ちょっと検討だけしてほしいなと思います。  それから、ペナルティーのことは、今の説明はよく分からなかったんですけども、乳幼児に関しては外れて、いわゆる児童については今もあると。ちょっとそこらだけもうちょっと説明お願いします。 ○委員長(吉積毅君) 市民課長。 ○市民課長(里美典君) 説明が不十分で申し訳ございません。2年ほど前から国の制度として乳幼児の分についてはペナルティーが外されました。こども医療につきましては引き続きペナルティーとしてございます。その金額が、先ほど言いました1,949万2,000円ということで、今年度につきましてはここの特別会計に一般会計から入れていただいているということになります。 ○委員長(吉積毅君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 高校生までの無料化についてよろしくお願いします。  こども医療費で、このペナルティーを課されているいうことについて、多分全国の自治体は怒っていると思うんですけども、せっかく一生懸命やっとんのに何で政府からそんなペナルティーを課せられないかんねやということで、ほかの自治体とか、丹波市も含めて、やっぱりこれは政府に今後ペナルティーを外してもらうような要望をしていかなあかんねやないかなと思うんですけども、そこら見解はどうですか。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 質疑応答の中で副市長が申し上げましたように、これは本来国の制度で賄うべきという考え方もあります。これにつきましては、兵庫県下の市町そろってそれぞれ要請は続けてまいりたいと思っております。 ○委員長(吉積毅君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 今のペナルティーの関連で確認だけさせてください。基本的には言わば医療費の負担をなくすために市が持ち出した分がそのままペナルティーの額ということで、このこども医療費の県費の2,100万円の半分と、市費の4,900万円ぐらい、これが対象となっているということで、その額の算定の考え方はそれでよかったかということが一つ。  それから、今、お話の中で、確かに厚生労働省で乳幼児はペナルティーを課さないということで決まったというのは存じ上げてますけれども、たしか地方創生推進交付金か何かを充てれば、それもペナルティーには当たらないというようなことも厚生労働省が言われてたような気もしたんですが、ちょっとそのあたり情報を持たれてたら、あるいはそういう検討をされてたら、ちょっとその状況を知らせていただけたらと思います。 ○委員長(吉積毅君) 市民課長。 ○市民課長(里美典君) 1点目なんですけれども、ペナルティーの額については、先ほど小橋委員が言われた算定とはちょっと別のことになりまして、ペナルティーの分については、医療費の算定の中で、国保のこども医療に関する費用を計算した中で、福祉医療として医療費が増えている分、各自治体が福祉医療をしている分についての費用を計算した分を補助金から削減するという形になっております。  先ほど委員がおっしゃったことについては、ちょっとこちらの市のほうには入ってきておりませんので、今のところは検討はしていないところです。 ○委員長(吉積毅君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 分かりました。別の、いわゆる一定の計算式で国が出したものからはみ出た分をペナルティーと考えて引いているという意味ですかね。ちょっとごめんなさい、もう一度その説明だけいただけたらと。要するに子供の数からベースにして、国のほうで一定の基準で計算をされているという意味なのかということですね。いわゆる今回のこの実際の助成額と関係なく計算されているのかということをちょっともう一遍確認だけさせてください。  あと1点だけ、ちょっと関係がなくなるかもしれないんですけど、この乳幼児等のほうの県費と市費の負担の割合、53%と47%ってありますよね。恐らく800円を超える分って、どのぐらいが超えるか分からないので、この割合は去年の決算から当たりをつけて、それをそのまま適用されているということで理解しているんですけど、それで合っているかどうか。追加でこれもお願いします。 ○委員長(吉積毅君) 市民課長。 ○市民課長(里美典君) 説明が不十分で申し訳ございません。ペナルティーの金額の算出なんですけれども、国保の全体の1年間の医療費を計算する中で、全体の医療費の分について、先ほど委員がおっしゃったように、国の補助率がありますので、計算をしていきます。その中で、国保の被保険者のこども医療に関する分についても別計算をしまして、その中で得た金額が実際に補助金の総額の中から差し引かれるという制度になっております。その分が1,949万2,000円ということになりますので、その分、減額になった分が一般会計から入れていただいているという形になっております。  あと、もう1点なんですけれども、資料の中の53%と47%ですけれども、前年度の決算をベースに率を出しておりまして、それを基に今回計算して、資料として出させていただいております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。
     お諮りいたします。  議案第24号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第24号「丹波市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第25号「新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 補足の説明はございません。 ○委員長(吉積毅君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りします。  議案第25号については、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第25号「新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第26号「丹波市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 補足の説明はございません。 ○委員長(吉積毅君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 今、これ資料を出していただいてるのかなと思うんですが、これでよかったですかね。今該当するところ。ここで聞いてもいいのかな。 ○委員長(吉積毅君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 今お手元に資料がございますのは、次の議案第27号から議案第30号に基づくものの補足説明の資料でございます。 ○委員長(吉積毅君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) ちょっと私、一般質問でもこれやるわけですけれども、あまり聞くとよくないんですけども、ちょうど介護保険制度がやっぱり私は危機に来てるというふうに思ってます。事業所が非常に大変だということで、政府もそれが分かって、介護報酬0.7%ですかいね、介護報酬の引上げをされました。その0.7%引き上げた分が、どのようにそれを、どこで補てんするのかということをちょっと端的にお知らせください。市の負担も増えていくと思うんです。まあまあの額が増えていくと思います。それが1点目。  それから、もう一つは、前にもらった資料の中で、14ページですね。前に介護保険事業運営協議会の資料の中に、保健福祉事業という項目があって、いわゆる介護用品給付事業ですね。私らも非常に助かったんですけども、おむつなどの介護用品を要介護3以上の人の家に、毎月どれを欲しいいうのを選択して配っていただけると、非常にありがたい。今も聞きますと、県下で一番充実した事業だというふうに言われてたんで、もっとそれは自慢したらええと思うんですね。ごみ袋が一番高い言われとんやけども、これは一番充実しとんやと言うて自慢したらいいと私は思っとんですけども、それが、政府が事業見直しをして、ここに書いてあるように、令和3年度は地域支援事業で実施するが、令和4年度、令和5年度については保健福祉事業で継続して実施と。それから、令和3年度、令和4年度は激変緩和措置を実施しますと。この財源とかがどうなるのか。今までやったら介護保険事業は国、県、市、被保険者というふうになっとんですけども、保健福祉事業になると、ここにも書いてあるように、第1号被保険者の保険料を財源として、国とか県と市はもう応援せえへんということになってしまうんですね。そこらちょっと分かりにくいので、丁寧に説明をいただけますか。 ○委員長(吉積毅君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 今、西脇委員から2点御質問があったかと思います。  1点目の介護報酬の引上げに伴って介護保険財政の健全な制度運営はできるのか、そういったことが中心とした介護保険料に与える影響であったかと思います。今回、介護報酬が改定をされまして、今まで、現在、特別養護老人ホームであるとか、報酬単価が低かったところが、なかなか人材確保しながら運営するのが難しくなった時点で、今回、報酬が若干上がってきております。それに従って、当然、介護給付費総額が増えてまいりますので、それを負担する法定負担分、国、県、市町村、そして第1号被保険者、第2号被保険者、いわゆる40歳以上の方がそれぞれ国の法定の率をもって負担してまいることになります。  今回、介護保険料は第1号被保険者が23%担当いただくという部分の中で保険料を設定したわけでございますが、国としては、制度運営をしていくために、質は担保しながら、それぞれ、令和3年度に入ってすぐは改正をしませんが、この3年間の中で、補足給付に関する在り方の見直しであったり、自己負担をいただく部分の段階的に詳細にして細分化をする中で、サービスを利用いただいた方に対する負担額が若干増えていくといった内容で見直していく方向としております。  次に、2点目でございます。保健福祉事業の今後の在り方ということで、介護用品、特におむつであるとかパッドについては、在宅の介護をする方の、介護家族の支援をするための事業として、長年にわたって丹波市も取り組んでまいりました。これにつきましては、本当に喜んでおられるということで、西脇委員おっしゃるとおりなんではございますが、今回、国が地域支援事業から外しますよということで、数年前から入ってきた中で、情報として来ておりました。そういった中で、県下の比較をしてまいっております。丹波市は高齢者1人当たり給付額の中で1,404円を負担して介護用品を給付しております。神戸市は351円、尼崎市は79円、西宮市が81円、明石市が62円と、突出した負担をしてまいってきたわけでございます。  今回、地域支援事業の任意事業から外される、この8期中に外されるという中で、介護用品給付事業は現行の制度を若干見直す必要があるということで、介護用品の給付は在宅で介護を受けながら生活する御本人や家族にとっては必要なサービスであるというふうに判断しておりますので、適正な内容や規模の見直しを行って、継続していく。おっしゃったように、保健福祉事業ということで、第1号被保険者が保険料の中で100%負担いただく事業ということになりますことから、今回、対象者の限定や所得制限を激変緩和をしながらやっていくということに決めたわけでございます。 ○委員長(吉積毅君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) ちょっと私、前、1点目のことですけども、介護保険課へ聞きに行ったときに、いわゆる介護報酬が引き上げられたことによって、国の負担、県の負担、市の負担、それから第1号被保険者、第2号被保険者の負担がそれぞれ、それを全体で負担していくんだという説明を聞いて、市としては、たしかそのとき約560万円ぐらい負担をしていかなあかんというふうに聞いたんですけども、それでいいかどうか、確認だけお願いします。  それから、2点目ですけども、ちょっと今の説明で分かりにくいんですけども、ここでは令和3年度については地域支援事業で今までどおりやると。介護用品支給、5,000円で今までどおりやると。令和4年度、令和5年度になると、いわゆる介護度を4以上にして、額を上限4,000円にして実施する、保健福祉事業としてやると。そういう理解でいいですかね。 ○委員長(吉積毅君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 1点目につきましては、担当課長のほうから御答弁申し上げます。  2点目につきましては、令和3年度は今まで上限が5,000円が負担だったんですけれども、4,000円を負担して、3年間にわたって上限4,000円の給付費の中で、それを受けられた方は応益負担として1割の御負担をいただきます。おむつやパッドの利用率によって、3,500円を利用される場合は3,500円のうちの1割を負担していただくということで、段階的に行ってまいりますが、基本的に令和5年には要介護4、5の方を対象に絞ってまいりますので、令和3年度、令和4年度につきましては金額を4,000円上限から、2年目は2,000円に減らして、その次からはなくなるということで対応いただくということで、新たな制度としては、対象品目の縮小と、それから一部負担の導入と、所得制限を導入して縮小していくということになります。  補足につきましては、担当の課長のほうから御説明申し上げます。 ○委員長(吉積毅君) 介護保険課長。 ○介護保険課長(谷水仁君) 1点目の御質問で、介護報酬が増えた中での財源割合というところでございますけれども、標準給付につきましては、先ほど部長が申し上げましたように、全体の23%が第1号被保険者、そして27%が第2号被保険者、40歳から65歳までの方、そして残り50%を国25%、県12.5%、市12.5%という形になります。前回資料で、3年間の見通しで1億3,597万7,000円、これだけアップしまして、市の負担23%分につきましては3,127万4,710円という形になります。そして、市の負担でございますけれども、1年間そこで割り戻した計算の中では、566万5,708円、これだけが1年間に増える市の負担額となります。 ○委員長(吉積毅君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 1点目は了解しました。介護報酬、よいことやよいことやと言うて喜んでおられへんで、みんなが負担していく分を国なり県がぽっと出してくれたらいいんやけども、市の負担も増えていくということで、喜んでばかりはいられないんだなということで分かりました。  2点目が、ちょっと口頭でこう今まで言われてるんで、よく分からないんですよ。だから、何か今聞いとったら、令和3年度、令和4年度は上限2,000円にする言われましたかいね。5,000円が2,000円になるんですか。もう一遍回答はしてほしいんですけど、何か書いたものを欲しいなと思って。いわゆる今後の経過措置ですね。ちょっと口頭で言われているんで、その都度、聞いとるほうは変わってるような気もするんですけども、ともかく、令和3年度、令和4年度は2,000円になるんですか。1割負担があるというふうなことも、ちょっと私、これには何も書いてないんで、初めて聞くことになりますけども、回答してもらって、それを書いたものが欲しいなということです。 ○委員長(吉積毅君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 今の件につきましては、現在、サービスを御利用いただいている方に12月に通知をさせていただく、こういった方向を考えているということをしております。また、介護保険事業運営協議会でも資料を提出しておりますので、後刻資料のほうを提出したいと思います。  先ほどの金額の件ですが、2,000円になります。2年目は。その資料も含めた内容で提供させていただくようにします。 ○委員長(吉積毅君) 介護保険課長。 ○介護保険課長(谷水仁君) 先ほど段階的に縮小していくという形で御説明をさせていただいておりますけれども、まず、8期の計画の中で見直す一つのポイントとしては、要介護3の方、この方が対象から今後外れていきますので、激変緩和措置として、まず、令和3年度では4,000円、そして令和4年度で2,000円、令和5年度でなくなるという形に段階的に減らしていきます。また、要介護4、5の方につきましては、現在5,000円の支給のところを、令和3年度から令和5年度まで4,000円という形で給付のほうをさせていただきたいというものでございます。  また、これまでこの事業につきましては、所得制限も利用者負担も何もございませんでしたので、まず、利用者負担、応益負担という考え方から、介護保険制度事業、それぞれ1割の利用者負担をいただいておりますので、その分も今回の見直しの中でいただくというふうな形で制度設計のほうをさせていただいております。 ○委員長(吉積毅君) 後刻いうことで、今日出していただけるんですかね、資料は。  介護保険課長。 ○介護保険課長(谷水仁君) 先ほど御説明させていただいた内容につきましては、後刻資料のほうを提出させていただきます。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第26号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手多数です。  したがって、議案第26号「丹波市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第27号「丹波市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について」から議案第30号「丹波市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」までの4件は、改正内容に共通する部分がございますので、一括議題としたいと思います。  当局より補足説明はございませんか。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 本件につきましては、お手元の資料にございます介護保険関係条例の改正につきまして、国の指針が出ております。この資料に基づき、担当課長のほうから御説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(吉積毅君) 介護保険課長。 ○介護保険課長(谷水仁君) 資料に基づいて御説明をさせていただきます。  それでは、本日の資料、介護保険関係条例の改正についての資料をお目通しください。これにつきましては、介護保険関係条例の改正、議案第27号から議案第30号について一括で御説明をさせていただきます。  まず、お手元資料の1ページ、表紙の部分をお目通しください。  このページにつきましては、二つに分けておりますが、上段の枠には今回の条例改正の基になった資料を添付をしております。①、②は、それぞれの省令に基づきます改正となります。そして、下段の枠につきましては、その省令に基づいて改正が必要となった条例をそれぞれ上げさせていただいているところでございます。議案第27号につきましては、上の②の省令の第3条を基に改正をしております。そして、議案第28号は、②の省令の第6条の部分を改正をしております。また、議案第29号は、②の第5条、そして、議案第30号は、①の改正省令及び②の第2条が基となっているところでございます。  それでは、2ページをお目通しください。  今回の改定省令における基本的な考え方を1から5にお示しをさせていただいております。そして、この基本的な考え方を現在の条例に追加をしてそれぞれ改正するものでございます。  3ページをお目通しいただきますと、今回改正しようとする条例ごとの介護サービスの概要をお示しをしておりますので、御確認をください。  そして、次の4ページから条例の主な改正点をお示しをしております。上段の表には、各条例の名称が大変長くなっておりますので、条例名の右に省略呼称を表記しております。以後はこの省略呼称を資料の中では使用させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。また、以後の表について、薄い網かけの該当サービスの欄の全サービスという表記につきましては、市が指定及び指導権限を有する全サービスを示しておりますので、御留意ください。  また、改正内容につきましては、4ページから13ページに、先ほど申し上げました五つの基本的な考え方を24の項目に細分化しておりますので、大変たくさんございますので、全サービスに該当する主な項目について御説明を申し上げます。  まず、①の感染症対策の強化、4ページの下段の表でございます。概要につきましては、感染症の発生及び蔓延に対する対策等を義務づけるもので、対策検討委員会の開催、そして指針の整備、研修・訓練の実施をこの条例に盛り込むものでございます。これはあくまで事業者が実施をするものとしておりますので、よろしくお願いします。該当の条例では、下に表記をしておりますが、(1)地域密着型基準条例では、その右に示しておりますように、第33条から第202条にその盛り込むべき内容を記載をさせていただいております。また、以下(2)から(4)の条例につきましても、それぞれの条項でその内容を追加、改正をさせていただいているものでございます。  続きまして、5ページをお目通しください。  一番上の業務継続に向けた取組の強化につきましては、感染症や災害が発生した場合でも、業務継続に向けた計画等の策定、そして研修・訓練の実施を義務づけた内容となっております。  続きまして、7ページをお目通しください。  一番上の①介護サービスの質の評価と科学的介護の取組の推進につきましては、サービスの提供時に、国の調査・分析・公表している情報が厚生労働省から出ておりますので、その分を介護サービスの提供に有効に活用することを努めるようにということを示しております。  8ページの上段では、ハラスメントの対策として、職場においてハラスメントにより就業関係が害されることを防止するために必要な措置を講じることを義務づけております。  また、同じく8ページの下段では、②会議や多職種連携におけるICTの活用では、利用者が参加しない場合、もしくは利用者が参加する場合であっても利用者の同意を得た上で、テレビ会議をすることを認めているところでございます。  そして、9ページの最上段、③の文書負担軽減や手続の効率化では、利用者の利便性の向上と事業者の負担軽減の観点から、説明・同意等を行うものについて、電子データによる対応を認めているというものでございます。  同じく9ページの中ほど、④運営規定等の掲示に係る見直しにつきましては、運営規定等の重要事項について施設入り口に掲示をするんですけれども、掲示だけではなく、ファイルなどの形式で備えることが可能となった旨の改正をお示しをしております。  最後なんですけれども、12ページの中ほど、①高齢者虐待防止の推進では、虐待の発生や再発防止に向け、委員会の開催、指針の整備、そして研修の実施、担当者を定めることを義務づけております。  以上、このような形の内容を盛り込んだ条例改正となっておりますので、御審議を賜りたいと存じます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(吉積毅君) 説明が終わりました。  議案第27号から議案第30号までを一括して質疑を行いたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 異議なしと認め、一括で質疑を行いたいと思います。  質疑はございませんか。
     大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 今説明いただいた分の10ページ辺りになるのかと思うんですが、「利用者へのサービス提供に支障がないことを前提に、オペレーターの配置基準等を緩和する。」とか、「夜勤職員体制の基準緩和」というふうにあるんですが、基本的には夜間に対して何人に対し何人というのがあると思うんですが、それをまず聞かせていただいて、どこまで緩和ができるものなのかお尋ねします。 ○委員長(吉積毅君) 介護保険課長。 ○介護保険課長(谷水仁君) 今、大西委員御質問の件につきましては、10ページの一番上の⑥の人員基準等の見直し、夜間対応型訪問介護、この部分でよろしいですか。オペレーターの人員の緩和ですよね。 ○委員長(吉積毅君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 今おっしゃられた10ページの分と、11ページの⑨になるのかな。その部分です。 ○委員長(吉積毅君) 介護保険課長。 ○介護保険課長(谷水仁君) 失礼いたしました。まず、10ページの部分につきましては、今現在、市内にこの事業所がないということで、ちょっと手元に資料がございませんので、ちょっとお答えできないというところです。  ⑨の人員基準等の見直しですけれども、ユニットごとの夜勤の部分でございますので、ユニットにそれぞれ人員が要るというところで、3ユニットであれば3人というところが2名に緩和されるというような形になるというところでございます。 ○委員長(吉積毅君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) そしたら、オペレーターのほうはないので分からないということで、仕方がないかなと思うんですが、もう一つの⑨のほうは、3ユニットあれば2人にということなので、状態が私にもまだ把握はできてないんですが、2ユニットであったり1ユニットであればそのまま現行の分の人数でするということでよかったですか。 ○委員長(吉積毅君) 副課長兼介護保険係長。 ○副課長兼介護保険係長(大西万実君) 先ほど大西委員御質問いただきました件についてお答えいたします。  夜間対応型の訪問介護のほうなんですけれども、オペレーターについては専従という形で1人必ずいなければいけないということになっておりました。この分につきましては、人員の緩和ということで、オペレーターが別の職種を兼務ができるという形になりますので、その分が軽減されてくるということになります。  もう一つの認知症対応型共同生活介護ですけれども、ただいま丹波市には2ユニットまでの事業所しかございません。3ユニットの事業所はないんですけれども、例えば今後こういったグループホームを市が整備するに当たりまして、3ユニットつくる場合については、夜勤の者が軽減がされていくということで、例えば3ユニットで2人というような形で軽減されていくということになれば、事業所の参入が可能になってくるということになりますので、そういったところでの改正ということになります。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 厚生労働省の省令のほうを見ていると、1点は、科学的介護の推進ということも含まれていて、CHASE、VISITとかいうんですか、そうした仕組みを利用してPDCAサイクルを推進するいうことも今回含まれているようですけれども、今回の改正には含まれていないように、今、説明の中では受け取ったんですが、ちょっとそのあたりは、丹波市の取組はどういう状況なのか、また、そこに対して条例に対する対応とかが必要なのかどうかといったところをお伺いします。 ○委員長(吉積毅君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 今、小橋委員がおっしゃいました医療・介護のデータ基盤整備を推進していくということで、介護給付費を適正に運営していくためには、介護給付があくまでも自立の視点を外さないいうことと、本人が回復される意欲をサポートしていく、また、介護度が1、2、3、4、5と上がっていくのをできるだけ抑えて、自分でできることはしていただくという視点に立って、リハビリの視点、それから口腔ケア、栄養の視点が入るようになってまいります。今回は、その条例改正につきましては、資料の中で7ページの3の②や③などがこの内容になってまいります。  そこに反映しているわけでございますが、国のほうでは、VISITといいまして、通所や訪問リハビリテーションの質の評価データを収集しておりますので、丹波市もそういったものを注視していくこと、また、CHASEといいまして、高齢者の状態、ケアの内容がデータにいかに影響するかということも採用して、科学的データに基づく介護の提供ができるように努めてまいりたいと考えております。 ○委員長(吉積毅君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 分かりました。一応本格スタートはこれからというような形で、調べたところそんな感じで受け取っているんですけども、丹波市にとってもこれから整える上に当たって、必要な条例改正については今回の中で行われているというふうに確認させていただいて大丈夫でしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 理事。 ○理事(井上鉄也君) 医療のほうが1990年代からこうした科学的データということでDPCというのが始まって、医療の標準化というのが始まりました。だんだん医療から介護に高齢化の中でシフトしていく中で、介護のほうはまだ介護の状態でまさしくケアする人によっていろんな介護が行われていて、どういう介護がいいのかという議論がまだ十分できてないということで、まずはデータ集めをしないとということで、データベースをつくっていかないといけないということで、今まで報酬のデータベースとか、今、部長が説明したVISITという通所系のデータとかあったんですが、どんな介護をしているのかというような情報が十分なかったということで、それが今回新たにCHASEという形でやっていって、新しい仕組みとして、それらを全部統合してLIFEというデータベースを今後つくっていくということです。対応としましては、介護報酬の中で、そういうデータを登録すれば介護報酬がもらえるという形で、データ入力に協力してくれる施設については報酬が増えるというような対応で、今回条例で出しているような施設的な基準というのは何もないんですけれども、行為としてそういうことをすれば報酬が増えるという。  今、丹波市の状況、先ほど聞いたんですけれども、丹波市のほうではまだ十分にできていないというような状況になっていますので、この3月までにそれ登録しないと、事前登録が必要なんでしないといけないんですが、そういうところが一つでもできてくればうれしいと思いますし、また、もしなければ、そういう働きかけも、これ3月までなのでちょっと難しいですが、次年度に向けてでもやっていって、そういうことに丹波市も取り組んでいかないといけないというふうに思っています。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。  議案第27号から議案第30号までの4件を一括して採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 議案ですので、論議は全体でやったらええんですけども、採決としては一個ずつすべきではないかと思うんですけども。 ○委員長(吉積毅君) それでは、異議がありましたので、1議案ごとに採決を行いたいと思います。  お諮りをします。  議案第27号「丹波市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について」、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  議案第27号は原案のとおり可決することに決しました。  続きまして、議案第28号「丹波市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について」採決を行います。原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  議案第28号は原案のとおり可決するものと決しました。  続いて、議案第29号「丹波市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について」採決を行います。原案のとおり決することに賛成される委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  挙手全員により、議案第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第30号「丹波市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」採決を行います。  お諮りします。  原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第31号「丹波市立市島農村環境改善センター条例を廃止する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  農林担当部長。 ○農林担当部長(畑田弥須裕君) 補足の説明はございません。 ○委員長(吉積毅君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) 1点だけなんですけれども、今回、市島農村環境改善センターが廃止になるということで条例が、なくなってしまうということだと思うんですけれども、この丹波市立市島農村環境改善センター条例の中で、第1条の設置と第3条の業務というのはどこかに移管されるようになるのでしょうか。その1点だけお伺いします。 ○委員長(吉積毅君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(畑田弥須裕君) この市島農村環境改善センター自体は廃止にして、来年度解体というような予算も上げております。この機能につきましては、それぞれ今ある施設の中で機能は満たされますので、農業関係のことにつきましても、市島地域でありましたら有機を核とした農業も推進しておりますので、このセンターがなくなったということで農業振興ができないということではございませんので、ただ、センターが老朽化ということなので、解体させていただくということです。それと、機能につきましては今ある三ツ塚ふれあいセンター愛育館のほうとか、利用されている市民の方につきましても、それぞれ今ある施設の中で利用していただいておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) これ大分前から出ておりましたので、私もう廃止されてるのかなと実際、個人的には思ってたんですけども、今、まだ今回の提案であるということで、再度確かめておきたいんですけども、やはり定期検査の結果、是正する箇所が出てきたということですけども、再度どことどこがどういうふうに悪くって、その修理費にどのくらいかかるからもうしないというふうに決められたのか、そこら辺をちょっと具体的に再度教えていただきたいのと、危険物であるということの中で、潰すという方向で予算立てされるということですけども、次に向けての目的を持って潰されるのか、潰した後何かに使われるという目的があるのかどうかだけ確かめておきたいと思います。 ○委員長(吉積毅君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(畑田弥須裕君) 特殊建築物の定期調査の結果ですけども、内容につきましては、建築基準法の第12条というので定められておるんです。この点検といいますのは、安全性を確保することを目的とした制度でございまして、不特定多数の人が利用する建築物につきましては、構造の老朽化とか避難設備の不備とか建築の設備の動作不良ということが大きな事故や災害を招くおそれがあるということでございますので、それを未然に防ぐということで、この調査を行っております。  これにつきましては、建物の外部につきまして、外壁やクラック、タイルの浮き、割れ、それとかサッシ回りのシーリングの劣化というのが上げられております。また、屋根の分につきましては、塗装の老朽化、ジョイント部分のシーリングの劣化、屋根の上の防水が劣化しているということでございます。それと、建物の内部につきましては、天井のつりボルトに揺れ防止の止めがないと。それと、防火戸にストッパーの機能がないと。防火区域の防火扉のクロスが剥がれているということと、あと、避難施設の壁、天井のタイルの浮き、塗装の劣化、それからオペレーター装置の故障、異常用照明の不良等が上げられております。  先ほども言いましたように、どのくらい要是正と、それにどのくらいの金額がかかるのかということにつきましては、概算ですけども、是正を直すには1億円程度かかるということです。それと、もしも新築でするんであれば七、八千万円というような試算がされているという状況です。  それと、取り壊した後のことを言われてますけども、令和2年度中におきまして、地元調整の中で、市島支所とこの市島農村環境改善センターを切り離して考えるという方向性が出ましたので、今回、市島農村環境改善センターを先行して条例廃止をして、解体をするということですので、この後、これを壊して次何をするということではなしに、危険な建物なので先行して解体をさせていただくということでございます。 ○委員長(吉積毅君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 危険な建物なのでということでの説明ですので、仕方ないのかなという部分ですけども、調査は市島農村環境改善センターであったから特定建築物として調査をしたということであって、隣の市島支所においては、同じときに建てられた建物であって、本来調査をすると同じような結果が出てくるんじゃないかなと。逆に言えば、市島支所のほうがよっぽど人が、不特定の方が集まってきて危険な状態、常に職員がいて危険な状態ということを鑑みると、市島支所についてはその調査は行わなくていいものなのかどうかという点、ちょっと教えていただけませんか。 ○委員長(吉積毅君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(畑田弥須裕君) 市島支所のほうにつきましては、こちらのほうで把握しておりませんので、申し訳ございませんけども、検査をしているかどうかというのはちょっと確認はできておりません。事務所ということですので、市役所の事務所ということで、この調査の対象外ということです。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りします。  議案第31号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第31号「丹波市立市島農村環境改善センター条例を廃止する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで暫時休憩をします。                 休憩 午前10時34分                ───────────                 再開 午前10時44分 ○委員長(吉積毅君) 再開をいたします。  次に、議案第32号「丹波市立生郷交流会館の廃止について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  農林担当部長。 ○農林担当部長(畑田弥須裕君) 補足の説明はございません。 ○委員長(吉積毅君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) ちょっと1点だけ教えてほしいんですけども、こういう施設というのは、どういうふうな財源で建てられたのかなというところで、国やら県の補助金の中でこういう農林関係の施設として指定されて、限定、目的されたようなところから、助成等、補助金等も頂いてたら、なかなかそれを取りやめることはできないというようなことを聞いたりしたこともあるんですけども、市島農村環境改善センターにおいても、その目的資金があるために、違う用途では使えないというようなことも聞いたりしたこともあります。この生郷交流会館においては、そのような財源で拘束されるようなところの財源は入ってないのかどうかだけ教えていただきたいんですけど。 ○委員長(吉積毅君) 農林担当部長
    農林担当部長(畑田弥須裕君) この財源につきましては、森林林業緊急整備事業といいまして、森林整備の加速化、また林業の再生事業ということで、県民交流広場事業とか、丹波市の地域づくり活動拠点施設整備事業を基に財源として完成をしております。それと、今言われましたように、ここの地域につきましては、地域住民の交流が図れるということでの目的で建てられておりますので、制約とか、特に今ここを使われていることにつきましては、目的に応じた使われ方はされております。 ○委員長(吉積毅君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 目的に合った利用の仕方は分かるんですけども、建てるための財源を補助してもらったために、目的外使用というようなことで制限される部分はないですかというところをお聞きしたんですけど。 ○委員長(吉積毅君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(畑田弥須裕君) 転用につきましては、転用はできません。転用というんですか、目的外で使用するというのはできないというふうに考えております。 ○委員長(吉積毅君) 暫時休憩します。                 休憩 午前10時47分                ───────────                 再開 午前10時47分 ○委員長(吉積毅君) 再開いたします。  農林担当部長。 ○農林担当部長(畑田弥須裕君) 地元のほうに無償譲渡するんですけども、地元のほうが転用したりとか、売却したりとか、そういうことはできないということでございます。 ○委員長(吉積毅君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) ということは、今の状態で使われるんであれば何ら問題はないということであろうと思うんですけども、いわゆる目的部分の財源を使ってした場合、市島自治会の中でも防災センターとかというような施設を、資金の特定の部分から助成している部分がありまして、地元のほうに譲渡された中においても、ずっと活動報告っていうものを提出しなさいよというような義務を強いられている部分があります。利用はできるんですけど、ただ、その提出義務があるとかという部分が、課せられる部分があるんですけども、そういうものには制約されないようになるんでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(畑田弥須裕君) 活動報告等のことにつきましては、担当課長のほうより御説明を申し上げます。 ○委員長(吉積毅君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(田村猛君) 先ほど山名委員の御質問にございました活動報告等につきまして、これまで丹波市内で数か所の、同じような形で地元の自治振興会が運営、指定管理をされた後に無償譲渡をさせていただいた施設はございます。長期利用財産の処分ということで、もともと国の管轄庁であります林野庁のほうへ長期利用財産処分報告っていう事前の届けをしまして、これまでこの施設が目的に応じて使用されたか、今後も地域に無償譲渡することを条件に同じような内容で使用が見込まれるか、もろもろの要件等を審査をいただきまして、そこで一定の認可をいただいた段階で無償譲渡に運べるという形で、現在の生郷交流会館の長期利用財産処分の報告についても、今既に林野庁のほうに書類を送らせていただいて、間もなくその回答のほうが頂けるというふうに捉えております。  これから無償譲渡、地元のほうに譲渡した後に、毎年の活動人数の報告でありますとか、そういったことについては、この令和2年度末をもって、その義務というか、その提出の、報告のほうはしていただかなくてもよいという形になっております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りします。  議案第32号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第32号「丹波市立生郷交流会館の廃止について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第33号「丹波市立交流施設条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  農林担当部長。 ○農林担当部長(畑田弥須裕君) 補足の説明はございません。 ○委員長(吉積毅君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第33号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第33号「丹波市立交流施設条例の一部を改正する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第34号「市道路線の変更について(青田阿草線)」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 補足の説明はございません。 ○委員長(吉積毅君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) これ、橋が丹波竜の里公園のあたりから架かるわけですね。その橋は市道の中に入るのかどうか。多分入ると思うんですけども、幅員は、橋はどのぐらいか、ちょっと教えていただけますか。 ○委員長(吉積毅君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 橋の部分につきましても市道の認定延長に入りますのと、橋の幅員につきましては4メートルとなっております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第34号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第34号「市道路線の変更について(青田阿草線)」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第35号「丹波市住生活基本計画審議会条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 補足の説明はございません。 ○委員長(吉積毅君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 条例のほうで、組織についてです。構成員についてア、イ、ウ、エと書いてあります。その中で選ばれると思うんですが、前回になるんでしょうか、平成27年においては構成員として男女比が結構差があったなと思うんですが、次回においてその辺の考慮はされるのかどうか、どのようにお考えかお尋ねします。 ○委員長(吉積毅君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 前回同様に、この第1号から第4号までですか、委員を選出させていただくわけでございますが、一定女性の人数配慮もさせていただくという考えではおります。 ○委員長(吉積毅君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) どの分野も同じことではあるんですが、特に住生活ということで、そこに生活する確率というのか、1日の時間として過ごす時間というのは今まだ女性のほうが多いのかなというところもあって、ぜひたくさんの女性の意見も反映できるような審議会になったらいいと思ってるんですけども、その辺で大幅に増やすという考えはないでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今回、この識見を有する者だとか、各種団体から選出された方につきましては、一応団体の長ですとか識見を有する者となりますと、やはり大学の教授の先生になってくると思います。あと、女性の方が手を挙げていただいて参画していただくとなりますと、公募委員の中で、できましたらその中で、今回おおむね3名ぐらい予定しておりますので、この中で参画していただいて、御意見を賜ればと考えております。 ○委員長(吉積毅君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) ぜひそのようにお願いします。今、識見を有する者ということでしたが、前回ではその中で女性が2人ということで、この2人だけだったと思うのです。各種団体においても、それぞれ長ということが望ましいかと思うのですが、副であっても、その下の、部というのか何か分かりませんけども、そういうところからでも女性の意見が反映できるような形を今後において考えていただきたいと思います。意見です。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 審議会のおおむねの開催スケジュールを、ざっとしたイメージで結構です。教えてください。 ○委員長(吉積毅君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) スケジュールにつきましては、担当課長から御説明申し上げます。 ○委員長(吉積毅君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(岡林良尚君) 大まかなスケジュールでございますが、令和3年度につきましては、住生活基本計画を策定するに必要な基礎的なデータ収集、あるいは基本方針の素案、原案の策定、こういったところまで進めたいと思います。その間に、今、御審議いただいております住生活基本計画審議会につきましては、最低1回は開催できると思っておりますが、基本方針策定の段階で第2回目が開催できるかと考えております。この基礎調査のデータをもちまして、令和4年度にかけまして具体的な策定に入っていきたいと考えております。その中で、庁内の会議、あるいは基本計画審議会の開催、これらおおむね4回通じまして、令和5年3月、令和4年度末に市長の諮問に対して答申させていただいて策定と、そういったスケジュールを持ってまいりたいと考えております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 審議会じゃなくて、住生活基本計画のことでちょっと追加でお聞きしたいんですけども、この計画自体は平成28年度から平成37年度の10年間計画を立てられている。今回ちょうど第5章の第3節で書かれている進行管理の実施という中での現状把握で、5年目をもって見直すという文面が書かれている、それを実行されているというところだと思うんですけども、それは国・県の状況に合わせてスケジュール組まれて、国・県が決まって丹波市が決まっていくという流れになろうと私は思ってたんですけども、それと、5年目ごとに見直したらいいというだけのことでいいのかどうか。5年までの間にPDCAサイクルによって計画の進捗状況を管理するというようになってたと思うんですけども、そういう5年ごとの見直しじゃなくて、それまでの間に、管理作業といいますか、点検という、そういう管理が行われているのかどうか、それをお聞かせ願いたいんですけど。 ○委員長(吉積毅君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(岡林良尚君) 前回、平成28年3月策定の基本計画においても、平成37年度までの10年間、そして国・県の動向を通じまして見直し等検討させていただくとともに、当然、検証という形が必要かと思われます。実際この住生活基本計画に書かれていることにつきましては、大きなこと、あるいは市営住宅に関わること、住生活全般に関わることが書かれております。具体的な検証活動は今のところしておりませんが、この令和3年度、令和4年度をかけまして、検証を通じまして次の計画に生かしていきたいというふうな形で持っていきたいと考えております。 ○委員長(吉積毅君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) この計画書に書かれていることに対してはよく分かったんですけども、ただ、今言いましたように、5年ごとにやっていったらいいというだけのものをつくっておけばいいというものでなくって、やはり数値が出ている以上は、それを精査するというタイミングというのは、やっぱり5年間のうちに行われるべきではないかなというふうに思うんですけども、そういう実績をつくられようという予定はございませんか。 ○委員長(吉積毅君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(岡林良尚君) 山名委員御指摘の部分につきましては、あらゆる計画で必要な部分かと考えます。この住生活基本計画につきましては、平成28年3月ですから、平成27年度に策定しましてから、おっしゃるように、毎年あるいは半年、そういった形でコンスタントな検証と修正、重ねるべきかとは思いますが、基本的な計画ということではありますが、状況を見て計画を立てるというような、大きな基本計画になってしまいますので、その間、策定まで2年あるわけですけども、この2年間、3年目にして検証を始めると。具体的な個別の検証を始めるということになりますが、今後、次期基本計画につきましては、今、山名委員おっしゃっていただいたような形も導入できないか、項目立てできないか、その辺も検討項目に十分入れさせていただきたいと考えております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。
     採決を行います。  お諮りいたします。  議案第35号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第35号「丹波市住生活基本計画審議会条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第36号「丹波市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  消防長。 ○消防長(中道典昭君) 補足の説明はございません。 ○委員長(吉積毅君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) ちょっと市民の方が、届出がどんなふうにこれから変わっていくのかなと。そこの具体的なイメージができなかったので、お尋ねをします。この条例が変わることによって。50キロワットを超える大きなものも設置できるようになりますよと。その代わり、届出を出してくださいよということが追加で加わるという違いだけなんですか。ちょっとそこの補足説明をお願いします。 ○委員長(吉積毅君) 消防長。 ○消防長(中道典昭君) 小橋委員の御質問に対してですが、現在は届出は50キロワット以下では必要ないということでされております。それで、50キロワットを超えるものについて、200キロワット以下のものについて、今回、届出が必要になりました。その届出というのは、まず設置するときに、そこの設置業者のほうが届出されるという形になっております。ユーザーというんですか、設置される施設のほうから頼まれまして、設置する業者が届けるという形になります。 ○委員長(吉積毅君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 分かりました。ちょっと確認だけなんですが、これまでは大容量の急速型のものは設置できなかったんですかね。そこがそういう形でできるようになったというふうに理解しておいてよろしいんですか。 ○委員長(吉積毅君) 消防長。 ○消防長(中道典昭君) これまでは中容量、大容量については設置できなかったと。ただ、急速充電設備で、20キロワットを超えて50キロワット以下のものであれば設置はできたというところで、この本庁舎のところにある急速充電設備につきましても設置されておるということです。あれも届出なしで設置してよいものだったということでございます。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第36号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第36号「丹波市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第37号「丹波市下水道条例及び丹波市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  上下水道部長。 ○上下水道部長(井上博生君) 補足の説明はございません。 ○委員長(吉積毅君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第37号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第37号「丹波市下水道条例及び丹波市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第38号「丹波市コミュニティ・プラント及び農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  上下水道部長。 ○上下水道部長(井上博生君) 補足の説明はございません。 ○委員長(吉積毅君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 一つだけ教えていただきたいんですけども、この統合されて廃止される施設というのは、施設自体は取り壊すという理解なんでしょうか。それとも、使わないという状況で、その施設は置いておくけども使わないという、そういうような現状的な部分はどのような状況なんでしょうか。 ○委員(山名隆衛君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(井上博生君) 実際に今現在はその施設で全て汚水を流入させまして、処理して、水路等に排水をしておりました。そういった処理はその施設では今後は行わなくて、その施設まではこれまでも流入をしておりましたので、その施設に入れたものを次の新しい、今度持っていく、統合する施設のほうに、中継ポンプ場的なものにして排水をするという形ですので、全ての施設がなくなるわけではなくて、処理する施設については廃止をするというような状況で、その施設自体を全部取り壊すという状況ではございません。 ○委員長(吉積毅君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) それでは、処理をして河川に排出するということはやめて、管を接続して下流部分に持っていくという中継施設であるという理解でええとは思うんですけども、多分地元説明の中でもそういう災害時とか緊急時においてこの施設の活用ができるというようなこともちらっと聞いたりしたような記憶があるんですけども、当然、災害時、あふれる部分が下手に出てくると思います。それに対してこの中継部分が役に立つという部分は考えられるんでしょうか。 ○委員(山名隆衛君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(井上博生君) 実際に流入するところはその施設としては潰しませんので、入ってくる分についてはそこで一時ためるようなこともできますけれども、そこで災害が全て対応できるのかということは、ちょっとその施設、施設によって、これまでも特に春日西部浄化センターが今度廃止をしますけれども、あの周辺かなり水がつかるところです。そういったところで、その施設自体が、前の入ってくる量というのは同じ量ですので、そこで災害が防げるかというようなことは、入ってくるのは雨水ですので、雨水の処理まではそこでしませんので、汚水としてはそこへ入った分は十分に次の施設へ送れるという形で、汚水の処理自体としてはできると思っておりますので、雨水の処理についてはちょっと別のもんですので、災害の状況をどういうことと想定されておるのか思うんですけども、汚水の処理としては十分に処理ができるという状況でございます。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。 ○副委員長(西脇秀隆君) 委員長を交代します。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) ちょっと1点だけ教えていただきたいんですが、下水道の中期ビジョン計画で、以前、施設の統廃合計画表によると、今回の統合施設の中の年度が若干変わったりもしてるんやけど、全体の統廃合の目標なんかのずれっていうのが少しずつ起こっているのか、大体計画どおりされているのか、少しそこら辺の補足だけお願いいたします。 ○副委員長(西脇秀隆君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(井上博生君) 実際に平成26年の災害等もありまして、全体計画としては若干遅れは出ておりますけれども、あと、地元説明等の調整等もありますので、できるだけ計画どおりに進めていきたいと思っておりますけれども、最終的には今ある38の施設を20施設まで統廃合していきたいというところで思っておりますが、やはりそういった状況等で若干の遅れのほうは出ております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第38号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(吉積毅君) 挙手全員です。  したがって、議案第38号「丹波市コミュニティ・プラント及び農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、付託議案の審査を終わります。  ただいまの審査結果につきましては、9日の本会議において報告をすることとなりますが、審査報告書の作成につきましては、正副委員長に一任していただくことで御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 異議がないようですので、正副委員長で作成させていただきます。  付託議案は以上となりますが、健康福祉部、産業経済部、農林担当、建設部、消防本部の出席がここまでとなっております。  その他の項目で、各部より報告事項はございますか。  消防長。 ○消防長(中道典昭君) 消防本部から1点御報告事項があります。  12月の民生産建常任委員会で資料をお渡ししておりました市島救急駐在所の移転工事につきまして、このたび移転工事が完了しまして、これから指令システムの移設を行うというところで、3月11日にそのシステム移設工事も完了し、その当日をもって移転し、使用開始とするということになります。  以上、報告いたします。 ○委員長(吉積毅君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 石生駅西側市有地におけます高齢者向け賃貸住宅整備事業に係ります事業者の候補者選定結果につきまして御報告を申し上げます。  本件につきましては、令和3年1月14日に事業提案提出の締切りをいたしまして、1件の応募が、市内の社会福祉法人より応募がございました。1月19日には選定委員会を開催し、応募者によるプレゼンテーション及びプレゼンテーションを基に選考を行いました。選定委員会におきましては、建設に係る金融機関からの融資が審査中であり、決定しなかったことから、当日の融資決定が下り、確定次第、候補者として市としては決定することとしておりました。  なお、公募提案募集に関する質疑の中では、事前に、融資を受ける際に建物設置に関する担保としてできるのか等の質問がございまして、金融機関が担保権を実行して他の事業者に転売するなどのおそれが生じる可能性があることなどの理由により、担保権設定に係る地主としての承諾はできない、地主イコール市でございますけれども、その旨を再度応募者に伝えて確認したところでございます。  以後、提案者より社会福祉法人の基本財産を担保とするための検討をなされましたが、結果として、社会福祉法人の基本財産を担保とする場合の担保提供の目的の妥当性には、借入金の目的は社会福祉事業に充てられるべきものであるということで限定されておることから、公益事業であるサービス付き高齢者向け住宅を整備するための融資に担保することは認められておりません。また、社会福祉法人では不動産を担保提供せずに融資を受けられることも金融機関と協議をされましたが、金利が高くなることと、返済期間も10年と短期間となり、リスクが大きくなることから、2月24日付で正式に辞退の申出があったところでございまして、受理したところです。  今後につきましては、再募集について、現在のところ市内部において調整中でございます。決定次第、本委員会に報告をさせていただきたいと存じます。  以上、報告を終わります。 ○委員長(吉積毅君) ただいま報告がありました件につきまして、質疑がある方はありませんか。  酒井委員。 ○委員(酒井浩二君) ただいまの石生駅の西口の件についてですけども、融資、また担保、いろんなことが考えられた中の結果だと思うんですが、これはちょうど石生駅の西口で特に大変地域との調整も図ってきた中で、昨年から進んできたことだと思います。私も当時自治振興会をしておりましたもんですから、ずっと昨年から取組をして、そして地域でもこの話をして、それから、地元の地頭の自治会においても各組長などにも御出席をいただいてしながら、御理解をやっと得たところで、今頃になってこのような状況というのは大変びっくりしておるわけでございますけども、丹波市においても、高齢者に対するサービスということで、大変重要な位置づけやと思うんですが、今後同じような状況であれば、融資並びにその担保につきましては、このサービス付き高齢者向け住宅につきましては大変将来性ということに心配するわけでございますけども、今後どのような取組といおうか、対応をされていくのか、もう少し具体的なところの御説明がいただけるんであればお願いしたいと思います。 ○委員長(吉積毅君) 理事。 ○理事(井上鉄也君) この事業につきましては、昨年の民生産建常任委員会で必要性については説明させていただいて、理解を得たというふうに考えています。具体的には、今、酒井委員から話ありましたように、10年余りあそこは遊休地になっていたところで、その活用を求められていたんですけれども、健康福祉部サイドとしましては、同種の施設については、入所の待機者がいるということ、二つ目には、丹波医療センターが急性期医療をするためには、どうしても退院後のこうした施設が欲しいということで秋田院長から強い要望を受けていたこと、また、今、地元のほうからも特段の強い反対もないということから、ぜひとも進めたいというふうに考えて公募をしていたんですけれども、先ほど部長が説明しましたように、当該地で整備する建物の担保の件がネックになって辞退となったわけです。  今後につきましては、事業破綻した場合のリスクですね。そのリスクと、今申し上げた必要性等を比較考慮して再検討を、できるだけ早期に今後の対応を検討していきたいと。そのリスクと必要性等を勘案して、できるだけ早期に対応を決めていきたいというふうに考えています。 ○委員長(吉積毅君) 酒井委員。 ○委員(酒井浩二君) 特に丹波医療センターもございますし、その予定の隣には看護専門学校の学生の寮といおうか、宿舎もございます。大変場所的にもいいところですので、それから、大変重要な施設というふうな認識もしておりますので、ぜひとも対応のほうをしっかりとお願いしたいと思います。
    ○委員長(吉積毅君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 民間の事業者で不調に終わったということなんですけども、ちょっと発想の転換を考える必要もあるんじゃないかと。例えば市で施設を造ってしまうと。運営については民間に任すと。そういうふうなことも考えないと、なかなか今の担保権の問題等を考えると、市の土地やさかい市で担保を出して造ってしまうというふうな、そういう発想も考えられるんではないかと思うんですけども、そういうのは俎上に上がってないですか。 ○委員長(吉積毅君) 理事。 ○理事(井上鉄也君) 市が直営というか、市自身が設置して、言ってみれば指定管理的なことも案としては一つあるというふうに思いますが、どのような形でさっき言ったリスクを管理していくのかということと、やはり事業者がどのような形で運営するのかというノウハウは、これは私個人の意見ですけれども、ノウハウはやっぱりあるところが施設を整備するのが一番いいのではないかと今はちょっと考えていますが、また委員の意見も参考にして考えたいというふうに思います。 ○委員長(吉積毅君) ほかにございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) ないようですので、各部の報告は終わります。  委員の皆様から質疑はございませんでしょうか。  前川委員。 ○委員(前川進介君) 産業経済部に対して、コロナで本当に困っている人への支援についてです。  先月から商工会とか銀行とかに行って、コロナでどういう属性の人が本当に困ってらっしゃるんだろうという話を聞いてきました。そんな中で、両者とも口をそろえておっしゃったのが、今年度起業した個人・法人だと。これは何かというと、国や県からの補助金って前年度と比べて今年度の売上げが落ちた場合に出るものがほとんどやったんですね。今年度起業した人っていうのは比べる対象がないので、比べようがなくて、そのサポートから抜け落ちている状態です。例えば持続化給付金とか家賃補助とか、これらが受けられなかったと。  実際に該当する事業所を訪ねてみたんですけど、そこは大型の機械の土台を造ってアメリカに輸出しているような会社で、今年度の4月、去年の4月に起業されました。起業されたといっても、この会社の場合は、お父さんから息子さんに事業承継するタイミングで息子さんが新たに起業したという。だから、元の会社でそのままやってたら対象になったんですけど、新たに起業しちゃったもんだから、対象から漏れていると。今回のコロナで売上げが落ちていて、80%以上落ち込んだのかな。アメリカのほうが結構経済が止まったところがあったんで、それぐらいの落ち込みがあったと。そんな中で使える助成金というのは、雇用調整助成金のみだったらしいんです。前年度と売上げの比較ができないとはいえ、実質的に事業としては継続されていたというのもあるし、仮に本当に4月以降に立ち上げて、新規事業として立ち上げたとしても、コロナの影響で売上げが伸びなかった、落ち込んでいるというのは、この会社に限らずあると思うんですね。  例えばなんですけど、国の認定経営支援機関である丹波市商工会が認めた場合に限っては、国や県からの得られたであろう補助、助成っていうのを遡って市が支給するというふうなことが考えられないかどうかっていうのをちょっと検討していただけないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(岡林勝則君) いろいろな、今回のコロナで事業がうまくいかないといいますか、御苦労されているということは当部も承知をしており、いろんな支援を取ってきた中でございます。例えば、今おっしゃっておられるのは少し規模の大きめの工場系なんでしょうかね。そんな中での事業活動というところになりますので、そういう意味では、おっしゃっていたように、産業経済部のほうも新規起業の支援ですとか、あるいは工場製造系の支援、初期投資に対する支援もございます。そんな中で、恐らく制度的に何も今のところ該当するものはなかったというような状況やと思います。  今、市のある制度は全て万全やというような認識はございませんので、いろいろ今後もそんなケースも想定をしながら取組をしていかなければならないと。今のある制度をそのまま継続していくという思いではございませんので、またその辺、いろんなケースを見ながら対応していきたいというふうに思います。 ○委員長(吉積毅君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) ないようですので、ここで退席のため暫時休憩をいたします。                 休憩 午前11時28分                ───────────                 再開 午前11時29分 ○委員長(吉積毅君) 再開をいたします。  次に、日程第2「所管事務調査」を行います。  当局より8件の報告がありますので、ただいまから報告を受けたいと思います。  まず、令和2年度予算繰越事業の報告について、当局の説明を求めます。  上下水道部長。 ○上下水道部長(井上博生君) それでは、上下水道部から、令和2年度の予算繰越事業の報告について御報告をいたします。  資料をつけさせていただいておりますけれども、今回、委員も新しくなっておりますので、表紙をめくっていただいた後ろに事務要領というのをつけさせていただいております。令和2年度の予算繰越事業についてですけど、議会への報告に関する事務要領というのをつくっております。それに基づきまして、3月定例会中の委員会にて報告させていただくとしておりますので、上水道事業及び下水道事業の繰越しにつきまして、水道課長と下水道課長から御報告を申し上げます。 ○委員長(吉積毅君) 水道課長。 ○水道課長(畑幸一君) 私のほうからは、水道事業の繰越予定について説明をさせていただきます。  お手元資料開いていただきまして、1ページを御覧ください。  1ページの繰越予定一覧表に基づきまして説明をさせていただきます。3月に契約予定の2件を含めまして、7件の工事を繰り越す予定となっております。  まず、沢野地内老朽管更新工事につきましては、工事区間の中に丹波土木事務所公園砂防課発注の砂防堰堤工事の工事用道路になっている箇所がありまして、堰堤工事終了後工事を行う予定で調整をしておりましたが、堰堤工事が工期延伸となったため、繰り越すものです。  続いて、下鴨阪地内老朽管更新工事につきましては、配管工事は年度内に完了予定ですが、舗装復旧工事について、民間事業者の所有する残土処分地への搬入経路になっておる箇所がありまして、年度末にかけて土砂の搬入がピークとなり、舗装復旧ができないため、繰り越すものです。  次に、万世橋水管橋更新工事につきましては、昨年10月に漏水が発生し、応急修繕を行い、通水をしておりますが、老朽化が進んでおり、早期の更新が必要なため、令和3年1月25日契約で工事発注を行ったことにより、適正な工期を確保するため、繰り越すものです。  次に、大崎地区老朽管更新工事につきましては、こちらも昨年10月に柏原・氷上学校給食センター前の国道175号歩道部で漏水が発生し、応急修繕を行い、通水をしております。早期の更新が必要であり、国道管理者の丹波土木事務所との協議が調ったため、3月中に契約をし、工事を行うため、繰り越すものです。  残る3件は、他事業に伴う支障管の移設工事で、北柏原川支障配水管移設工事と水上川(県道橋)水管橋本設工事は丹波市河川整備課の、藤林橋支障給配水管移設工事は丹波土木事務所河川課の工事に伴うもので、本体工事の工程に合わせて工事を行うため、繰り越すものです。  以上、工事7件に係る工事費7,500万円を繰り越すこととしております。  簡単ではございますが、説明とさせていただきます。 ○委員長(吉積毅君) 下水道課長。 ○下水道課長(西山健吾君) それでは、続きまして、資料の2ページを御覧ください。  下水道事業の繰越予定の一覧表の説明となります。この3月定例会に補正を上程しております2件を含めまして、今回9件の工事を繰り越す予定としております。  まず、資料の1番目、2番目、黒井処理区統廃合工事の、野村の管渠・土木と機械・電気の工事となります。この工事につきましては、機器費が物価資料等の掲載されてない機器単価については今年度から単価特別調査の実施が国庫補助の要件とされまして、今回、年度当初に同調査を実施すべく、実績のあります複数社に打診をしておりましたところ、新型コロナ第1波の影響を受けまして、すぐにはできませんが、コロナの落ち着いた時期からはできますよという返事を頂いた中で、夏前ぐらいまで待っておりましたところ、今年度については第1波に続いて第2波、第3波と来ました関係で、調査会社の従業員等テレワーク等によりまして、今年度については実施できないということが判明したということもありまして、設計に時間を要したため、発注がこの2月までずれ込んだため、機械・電気を繰り越すこととなりました。あわせて、管渠・土木については、この機械・電気と工程調整がありますため、併せて繰り越す予定としております。  続きまして、3番目のバードヒル山南管渠等修繕工事につきましては、下水道区域内で集合型の浄化槽から下水道へ切替えを別途工事で発注しており、接続に当たり既設管渠等の点検を実施した結果、修繕等の必要箇所が判明したため、接続に当たりまして早期に改修が必要となったため、2月に設計し、発注したものでありまして、適正な工期確保のため、繰り越すものです。  続きまして、4番目以降、3件になりますが、東部雨水ポンプ場建設工事、機械、土木、電気の3件ですが、これも先ほど申しました今年度から機器費の物価資料等に掲載がない機器単価については単価特別調査を実施するという要件の下、1件目の報告同様、7月以降まで単価特別調査を実施すべくで待っておったんですが、できなかったことにより設計がずれ込み、2月発注となったため、繰り越すものでございます。  それから、続きまして7番目、氷上西浄化センターOD槽流入電動弁更新工事です。昨年12月末に故障が発生し、汚泥処理に重要な機器でありますため、早急な更新が必要となったものです。設置から20年以上経過した部品でありまして、現在、同種の部品が製造中止になったこともあり、また、その代替品についても受注生産品となるため、納期が発注後3カ月から4カ月要すことから、年度内完成は見込めないため、繰り越すものです。  8番目、9番目の竹田浄化センター改築工事(電気)と黒井浄化センター改築工事(機械)につきましては、令和3年度の当初予算に計上し事業実施する予定といたしておりましたが、国の第3次補正で割り当てられた補助金があり、翌年度計上分を前倒し実施できるものについては振り替えるよう県から指示があったもので、この3月議会で補正計上し実施するため、繰り越すものでございます。  以上9件、4億2,540万円を繰り越す予定といたしております。  以上、繰越予定につきまして報告させていただきます。 ○委員長(吉積毅君) 報告が終わりました。  関連しますので、工事請負契約の締結についても引き続き説明願えますでしょうか。  下水道課長。 ○下水道課長(西山健吾君) 続きまして、3ページを御覧ください。  工事請負契約の締結一覧表、下水道事業分について御説明申し上げます。  予定価格が1億5,000万円以上の工事の請負契約の締結について、今回3件御報告をさせていただきます。全て東部雨水ポンプ場建設工事であります。3件目、土木につきましては、契約金額は1億5,000万円を割っておりますが、予定価格が税込みで1億5,000万円以上のため、今回併せて報告をさせていただきます。  事業の目的としましては、近年の降雨状況を反映した降雨確率に見直しし、それに見合う施設整備を行い、住民の安全を確保することを目的として実施いたします。  工事場所については、丹波市氷上町西中字油利下232-1ほかの、現在、氷上中央浄化センターの北に位置する土地でございます。  まず1点目、東部雨水ポンプ場建設工事機械設備工事です。工期は令和3年1月9日から令和4年3月18日、契約金額3億5,200万円、うち消費税については3,200万円、契約の相手方、株式会社石垣大阪支店、支店長安室要一、大阪市淀川区宮原3丁目3番31号です。工事の概要につきましては、雨水ポンプ2台、雨水ポンプ制御盤2面、放流渠6口、手がきスクリーン2基となっております。  続きまして、真ん中の東部雨水ポンプ場建設工事電気設備工事です。工期につきましては令和3年3月4日予定、令和4年3月18日、これ予定としておりましたが、昨日契約が結べまして、本日から工期が始まっております。契約金額1億9,239万円、うち消費税が1,749万円、契約の相手方、関西日立株式会社、代表取締役橋詰秀彦、大阪市西区土佐堀1丁目3番7号肥後橋シミズビル4階、工事概要につきましては、電気盤、受電盤、制御盤6面、発電装置750KVA1台、地下燃料タンク1万リットル1台となっております。  最後に、東部雨水ポンプ場建設工事土木工事になります。工期につきましては令和3年3月4日、こちらも昨日契約ができましたので、工期については本日から、3月4日から令和4年3月18日となっております。契約金額については1億3,934万8,000円、うち消費税につきましては1,266万8,000円、契約の相手方、池田建設株式会社、代表取締役池田陽太郎、兵庫県丹波市氷上町成松479番地1、工事概要につきましては、ポンプ井1式、流入渠1式、流入ゲート1式、洗掘防止に係りますコンクリート1式、自家発基礎1式、電気盤基礎1式、燃料タンクピット1式、場内整備1式となっております。  以上、報告を申し上げます。 ○委員長(吉積毅君) 説明が終わりました。  質疑を行います。報告案件につきまして、予算決算、補正等もありますので、あまりそこらにはかぶらないように御配慮お願いをいたします。  質疑ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  以上で、上下水道部の報告は終了いたしました。  そのほか、上下水道部より報告事項はございますか。  上下水道部長。 ○上下水道部長(井上博生君) そのほかの報告はございません。 ○委員長(吉積毅君) その他、委員の皆様から上下水道部に対し質疑はございませんでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) ないようですので、上下水道部は退席していただいて結構です。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時44分                ───────────                 再開 午前11時45分 ○委員長(吉積毅君) 再開いたします。  次に、令和3年第1回兵庫県後期高齢者医療広域連合議会定例会の報告について、当局の説明を求めます。  生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) それでは、兵庫県後期高齢者医療広域連合議会定例会の報告をさせていただきます。本来、副市長が議員になりまして報告するのが本意でございますが、まだ不在でございましたので、職員が傍聴させていただいたものをそのまま報告させていただきます。  去る2月12日金曜日でございますが、令和3年第1回兵庫県後期高齢者医療広域連合議会定例会が開催され、議会傍聴により、議事内容につきまして御報告をさせていただきます。当日の議案書等をお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと存じます。  1枚めくっていただき、右肩1ページに会議結果をつけておりますので、御覧ください。  当日は報告が1件、承認が1件、議案が3件、同意が2件、請願が2件及び正副議長の選挙、選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙並びに議会運営委員会委員の選任等がございました。会議結果につきましては、右の結果欄に記載しているとおりでございます。内容について要点のみ説明をさせていただきます。  まず、左肩6ページからの日程第4の承認第1号は、法律改正に伴うもので、保険料の軽減に伴う所得判定において不利益が生じることがないよう、所得判定基準額について整備するものでございます。  次に、右肩13ページからの日程第6の議案第2号及び左肩16ページからの日程第7の議案第3号は令和3年度の広域連合の一般会計及び特別会計の予算で、13ページからの議案第2号は一般会計の予算で、歳入歳出をそれぞれ15億2,040万1,000円とするものでございます。16ページからの議案第3号は、特別会計の予算で、歳入歳出それぞれ8,227億8,224万6,000円とするものでございます。主なものとしまして、右肩27ページ御覧ください。その27ページの特別会計歳入歳出予算事項別明細書の歳入では、基金繰入金、中段になりますが、として68億1,450万円を令和2年度、令和3年度の保険料率算定時に保険料率上昇抑制として取崩しを行うものでございます。また、歳出の保険給付費は、後期高齢者医療に係る医療費等で、1人当たりの医療給付費の増により4.4%の増となっております。また、保健事業費につきましては、市町が実施する健康診査や高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に要する経費でございます。この議案第2号及び議案第3号につきましては、それぞれ原案のとおり可決をされました。なお、質疑、一般質問につきましてはございませんでした。  以上、簡単ではございますが、広域連合議会定例会の報告とさせていただきます。 ○委員長(吉積毅君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 今回は保険料の改定はなかったという理解でいいわけですか。普通だったら何%、何円上げるとかいうのが今までずっと書いてあったんですけども、今回はなかったと。ちょっとどこにも書いてないんで、そういう理解でいいですか。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) お見込みのとおり、改正はございませんでした。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  少し早いのですが、ごみの件については少し時間がかかると思いますので、休憩に入りたいと思いますので、ここで暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時51分
                   ───────────                 再開 午後1時00分 ○委員長(吉積毅君) 再開をいたします。  次に、丹波市のごみ減量化の取組について、当局の説明を求めます。  生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) それでは、近頃話題になっておりますごみの減量化につきまして、丹波市の現在の考え方とこれからの進め方について現状を御報告申し上げたいと思いますので、しばらくお聞き取りください。  説明する資料につきましては、既に御配付しておりますパワーポイントの資料になります。  まず、2ページから現状と背景についてうたっております。  現状につきましては、丹波市はそもそも丹波市環境基本条例第3条に基づきます基本理念の実現のために、平成29年3月に第2次丹波市環境基本計画を作成しております。その中で、丹波市が目指します将来像、「丹波の森と農を活かし、人と自然が共生する源流のまち」この実現に向かってそれぞれの施策を進めておるところです。あわせて、ごみの減量化、また廃棄物の適正処理につきましても、丹波市一般廃棄物処理基本計画、これも平成29年3月に改定しておりますが、これを基に減量化を進めてまいりました。  ここに掲げておりますように、ごみの処理の大原則はまずごみの発生抑制、並びに資源化の推進、さらには適正処理、この三大原則によって、現在、廃棄物を処理しておるところでございます。第一義はごみを発生させないこと、これが一番の目標となります。このかいがあってか、また努力の結果でございますが、丹波市のごみの発生量につきましては、家庭系ごみによりますけども、442グラム、1日1人当たりでございますが、平成30年度には県下5位という位置にあります。  全体的にはそれを評価することができますが、一方で、丹波市が定めました、先ほど申し上げました一般廃棄物処理基本計画に基づきます計画量は1万5,628トンでございましたが、それを大きく上回って1万7,717トン排出されていることになりますので、計画から非常に離れてきてしまっているという現状もあります。さらに、地球温暖化防止を目指しています丹波市にとりましては、可燃物の排出量が非常に増えているという危惧がありますということでございます。現在、丹波市では、排出量が非常に増えてきて、それに伴って可燃性のごみも増えてきているという現状が丹波市の背景でございます。  さらに、国や世界の状況を見てみますと、まずは、菅首相が令和2年11月の国会におきまして、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すということを宣言をされました。それに伴いまして、国全般的にこのカーボンニュートラル、いわゆる脱炭素への動きが加速するであろうということを考えております。さらには、SDGs、またパリ協定、これら地域の複雑化する課題につきましては地域循環共生圏ということを提唱しまして、これからの地域づくりであったり環境保全について取り組むことが求められるようになりました。  丹波市といたしましても、先ほどの施政方針でもグリーン成長、地域循環型、あるいはローカルSDGsという言葉を発信をしておりますけども、環境と経済、それから社会が連動する持続可能な循環共生型の社会の構築を目指す、そういう社会づくりが求められている。こういう社会づくりをつくるため、また、市民活動と、また市民総がかりの活動となるように、今後、来年度におきましては、環境基本計画の中間見直しを行い、また、一般廃棄物処理基本計画の見直しについても順次進めていかなければならない状況にあります。  4ページ、5ページにつきましては、現在、国が定めております法律あるいは計画を並べておりますので、参考にお目通しください。また、丹波市の計画につきましても、市総合計画に基づきまして、環境基本計画あるいは一般廃棄物処理基本計画、これらを定めて、地域の廃棄物対策を行っておるところでございます。  5ページの下段につきましては、現在まで丹波市のごみ袋料金、一番高いと言われておりますけれども、その設定の基準、22%にしておる意味合いをここにつけております。  6ページからは丹波市の現在のごみの総排出量をまとめたものになります。それぞれ平成27年度、丹波市のクリーンセンターが設置されて、また供用されてからの数字となります。平成27年度を見ていただきますと、排出量と計画量が一致しております。ここからの始まりで一致しているはずです。それが、令和元年度になりますと、計画量は右肩下がりで計画しておりましたが、排出量はだんだんと増えていきまして、計画量と排出量の乖離がよく見てとれると思います。ここで2,087トンも多く増えてますよということを意味合いとしてはしております。  めくっていただきますと、今度は市民1人1日当たりの排出量の推移を掲げております。折れ線グラフと棒グラフを見ていただきますと、平成26年度だけしっかりと上がっております。これは平成26年の8月豪雨、これと、それから平成27年度からクリーンセンターが設置されますので、駆け込みの排出があったと換算しまして、ここだけは非常に上がっておりますが、順調に下がってきたところでございますが、平成27年度にクリーンセンターを設置し、また、分別方式も変えたことによりまして、そこから若干増えぎみであるということがよく分かると思います。平成27年を起点として排出量は増え出したということがここでよく分かるかと思います。  8ページにつきましては、生活系、事業系の排出別にそれぞれ量を見ておりますが、ここでも生活系ごみだけは幅が広くなっているのがよく分かると思いますので、課題は生活系のごみだということがここで認識できるかと思っております。  さらには、分別区分ごとにその推移を見てみますと、ここでは可燃ごみ、それから資源ごみ、さらには不燃ごみ、集団回収、それから計画をそれぞれ当て込んでおりますが、ここで注目すべきは、青色に定めております可燃ごみと折れ線グラフになっております可燃ごみの計画量でございます。当然ながら平成27年度は一致しておるんですが、年を重ねるごとにだんだんと計画量と実際の量が離れてきているのがよく分かると思います。ここに課題があるなと。よって、生活系の可燃物、ここに注目しなければならないということが分かってくるかと思います。  さらに、クリーンセンターで処理している量についても調べております。10ページになります。これは可燃ごみの排出量のみの推移を見ておりますが、薄い緑色が山南地域を除く5地域のことです。それから濃い緑、これは丹波篠山市清掃センターに送っておる山南地域のものです。計画としましては、平成27年度は当初計画がありますので、ここは一致しております。さらに、平成30年度に長期包括契約を結んでおりますので、ここでは旧5町分の計画と、それから長期包括の処理量、これを合わせておりますので、ここも一致しています。計画ではここがだんだんと棒グラフが落ちてくるはずでございましたが、令和元年度、それから令和2年度を見ていただくと、だんだんと乖離が見受けられます。当然ながら、令和2年度、今年度につきましては、旧5町分から比べまして2,000トン程度の大きさが見れますので、ここで既に旧5町分以上、計画では旧5町分ですが、それ以上の排出量があると。それに加えて、山南地域を加えますと非常に多くの量が出てきてしまっていると。これを急いで落とさなければ、令和9年度から丹波市で全て、全域のごみを処理することになりますので、間に合わないということで、令和3年度、令和4年度につきましては、私の思い、それからここを修正しなければ、来年度も委託料の増額が見込まれるということが分かると思います。非常に丹波市クリーンセンターも少し不安定な状況にあるということをお示ししております。  次に、めくっていただきまして、では、丹波市クリーンセンターではどんなものを焼却しているかというところをここで示しております。これは丹波市クリーンセンターのピット内の成分でございますので、事業系、それから生活系全てを放り込んで、かくはんしてからのものでございますので、若干生活系ばかりではないということだけお伝えしておきたいと思います。  まず、丹波市のごみの成分の特徴としましては、表の①紙・布類、ここで44.64%、非常に多いです。それから②のビニール・合成樹脂・ゴム・皮革類でございますが、これも31.65%ございます。それを合わせますと約75%になりますので、4分の3程度がここに集約されているということです。とりわけ、現場を見られた委員の皆様もおられると思いますが、かくはんしている姿につきましては、紙が非常に舞っている状況が分かると思いますので、その中でも紙類が多いことがよく分かると思います。これをしっかりと実態を調べたいがために組成調査を実施するわけでございます。  それから、現在、クリーンセンターで実証を行っています剪定枝、それから生ごみについては、ここでは③の木・竹・わら類、ここで剪定枝が含まれることになりますが、平均を取りますと11.84%ですので、若干今年は増えぎみですけれども、10%程度だと思ってください。とりわけ令和2年度につきましては、現在3回の成分調査しかしておりませんけども、25.53%と非常に上がってきております。これは、本来はここに持ち込まれなかったはずだと思っておりますけども、コロナ禍のために大掃除が非常に進んでしまいまして、木製の大きな家具が持ち込まれている様子が非常にありました。よって、今年については25.53%まで伸びてしまったという現状にあります。これは来年度の調査も見てみたいと思います。  それから、生ごみにつきましては、④のちゅう芥類、これに当たります。台所から出るようなごみはここに当てはまりますが、丹波市の特徴としましては、都市部と比べて非常に少なくなっています。都市部では30%から40%の数字が出るところもございますけれども、やはり中山間地域でございますので、自家処理が可能な地域でございます。農地にすき込まれたり、併せて自己でコンポスト化されたりということで、既に減量化に取り組んでおられる家庭が多いということが分かります。よって、私たちの周辺地域と言われています各地域と、それから市街地につきましては、ごみの出し方が違うということもここで予測が立ちますので、その調査もしてみたいと思っています。ここでも分かるように、やはり紙製、それからビニール、プラスチック類、こういうところに焦点を当てるべきだなと考えております。  その下の12ページにつきましては、丹波市の市民の皆さん、それこそごみの量が多いと言いますけど、やはり頑張っていただいております。全国の平均、それから兵庫県の平均見ても、やはり平均よりも優秀でございますので、頑張っていただいておりますが、若干一番下のリサイクル率、これについては伸びが少なくなっております。これにつきましては、実際の調査がつかみにくいんでございますけれども、丹波市の場合、特に回収ボックス、これが多く設置されておりますので、実態がなかなか把握しづらいところがありまして、求めた数字が正確ではございませんけども、そこが少なくなっている状況になります。そこまで換算するとリサイクル量は増えると思いますが、総排出量も増えていきますので、そういうバランスになっております。  13ページにつきましては、これまでの手数料の改定経過を掲げております。平成16年度に合併しまして、これまでそれを統一しながら変遷を重ねてきておりますが、大きな変更につきましては、平成22年度の燃えるごみという袋を燃やすごみに変更しております。燃えるごみ、これは成分によって何となく分別を進めている感じがしましたので、人の行動によって燃やすか燃やさないか決めていただきたくて、丹波市の場合は燃やすごみを採用しています。排出者の気持ちでそれについては燃やすのか、あるいは資源化を図るのかというところを求めたいという意味でこういうものに継続して使っております。また、平成23年度にごみ袋の料金、燃やすごみでございますが、大の袋と中の袋の改定を行っております。  一番大きなのは平成27年度の丹波市クリーンセンターの設置、それから分別区分の統一でございます。とりわけプラスチック系ごみの分別を変更しております。プラスチック製品並びに汚れた容器包装のプラスチックは徹底して燃やすごみ袋のほうに流していただいております。これによりまして可燃物が増えてきている、また、炉内の熱量も増えてきている実態がございます。  14ページからは、これまで実証しておりました生ごみ・剪定枝のリサイクル実証の状況を掲げております。15ページに移っていただきますと、ここで生ごみの実証の結果があります。中段頃に、平成29年度から令和元年度までそれぞれ平均を置いておりますが、約70世帯が野上野自治会で参加をしていただいています。そこに約180名住んでおられますので、これを排出量7,261.9キログラムに換算しますと、1人1日当たりで110グラム排出された、結局は減量されたことになります。大きな数字ということはここで気がつけます。やはり生ごみを少なくする、また、堆肥化することで減量化は可能だということがここで実証ができると思いますが、参加者が少なくなっております。これはやっぱり中山間地域の農村で行っておりますので、自己処理が可能な地域でやっていますので、こういうところにつきましては、集合住宅であるとか、自己処理がなかなかできないところでも実証を進めるべきかなと今検討をしているところでございます。また、剪定枝につきましては、約10トン程度の実績がございますが、これにつきましては、抑草用に農地あるいは果樹園で使用していただいておる状況にあります。これにつきましても、これまで資源循環型ということを考えますと、これからも実証を続けて、それを市内に広げていくべきかなと考えておるところです。  17ページには、平成27年度からの処理経費を掲げております。参考にしていただきたいのは、丹波篠山市清掃センターへの負担金であるとか、一番下段のほうに掲げておりますごみ収集手数料の収入料、それからごみ持込手数料の収入料をここで掲げております。  ここで、先ほどまで実績を説明してまいりましたが、実績に伴いまして課題の整理を行っております。同様のことを言いますけども、平成27年度のごみの排出量から令和元年度を比べますと763トン増えてしまっています。相当多い量です。1人当たりにしますと63グラム、さらには経費としまして1億7,700万円増えているということで、やはりごみの排出量が増えると、経費あるいは施設の負担は増えてくるということをここで示しております。  また、次ページからは可燃ごみについて掲げております。相当可燃ごみが増えてきていることもよく分かると思います。平成27年度から令和元年度につきましては989トンでございますが、山南地域を除きますと1,332トンも増えてきているということが現状が分かります。さらに、処理計画と、それから長期包括管理運営業務委託計画と比較しますと、やはりこれよりも上を行っておりますので、非常に施設に負担をかけているということがよく分かるかと思います。  また、ごみの資源化についてでございます。これにつきましては、数量につきましては若干低めではございますけども、施設に対しては負担をかけていないということが言えますけども、やはり可燃物が多くなっておりますので、資源化はさらに進めなければなりません。とりわけ、中段頃に掲げておりますように、プラスチックの資源循環を総合的に推進するため、国ではプラスチック資源循環戦略というものを策定しています。これは資源あるいは廃棄物制約、海洋ごみ対策などを求めたものでございます。これまで言われていましたマイクロプラスチックとか、そういうものにつきましては、海洋汚染につながりますので、とりわけプラスチック製の製品についての分別をこれから求めてくることになると思いますし、法律化も進んでくると思いますので、先ほどから申し上げています可燃物のごみと併せまして、プラスチック製品の分別についてこれから検討が必要であるということをここでお示しをしております。  計画収集量、それからごみの成分については、先ほどからお知らせしたとおりで、増えぎみでございまして、やはり成分については紙・布類、それからプラスチック製品、ビニール製品に集中すべきであると考えております。  そこで、ごみの減量化の施策の検討でございます。これにつきましては、これから考えていき、また市民の皆さんに相談しながら決定をしていくわけになりますけれども、やはりその成分調査から言いますと、紙・布類、それからビニール・合成樹脂、これらに注目して対策を練っていくことにします。  対策としましては、まず、23ページの下段頃に掲げています紙製容器包装を含む雑紙、ここに注目をしたいと思います。これが、家庭から出るごみがどういう形で出されているかということにも調査をする必要がありますが、現行では3カ月に1度の拠点回収としております。よって、家庭ではなかなかくせ立てになっていない、家庭での生活のリズムに入っていないということが考えられますので、リズムに加えるためにはその頻度を上げる必要があります。よって、ステーション回収にするとか、また、地域に拠点を設けるとか、いつでも出せる、また素早く出せる、家にため込まないというような取組が必要であろうと考えておりますので、これについて徹底的に分別計画を立てていきたいと思っています。  それから、先ほど申し上げましたプラスチック製品です。これまで燃やすごみに入れていただいておりましたが、法律の改正に合わせて、これも分別をしてまいりたいと思います。そのほか、剪定枝、生ごみ、それから集団回収につきましては、これまで以上に啓発を含めて取り組んでいきたいと思っております。これもエコ社会を目指す丹波市としましては、これも広げながら、丹波市のエコ度を上げていきたいと思っております。  また、25ページには、そのエコ度、それから市民総がかりで行うために、市民の暮らし方こそが丹波市のブランドと考えておりますので、その暮らし方を変えながら丹波市のブランドも引き上げていきたいと思っております。それぞれ考えられる取組について、また既に行っている取組について掲げておりますけども、木の駅プロジェクト、それと剪定枝の活用、焼却灰の活用、こういうものを合わせること、また、環境創造型農業、有機農業であるとか農の学校、あるいは学校給食等で活用できないかなと思っております。殿様蛙プロジェクトとしておりますのが、現在、市島地域で活動していただいておりますコウノトリを介した地域資源循環型共生圏、この設立に当てはまります。こういうものを市民皆さんが参加していただくことで、市民総がかり、また、知らず知らずのうちに環境保全につながる活動に加わっていたということをお知らせしていきたいと思っています。最終的には、市長にはオーガニック宣言であったり、ゼロシティ宣言、こういうものに持ち込めたら、市民総がかりの結果がうまくつながっていくなと思っておりますので、こういう取組を市民、それから事業者、そして行政が総がかりで取り組みたいと思っております。  ごみ収集手数料の改定についての考え方です。これまで一般質問でお答えもしておりましたけども、前回したときはやはり若干ごみの量、それから経費が膨らんでおりますので、これをできるだけ抑える改定につなげなければなりませんので、併せてごみの減量化に取り組むことになります。  ここでは平成22年度、平成23年度、平成24年度の数値を入れております。平成23年度にごみ袋の料金の改定をしておりますので、平成23年度と平成24年度を見るとあんまり増えてませんが、やはり平成22年度からの動きを見ると、ごみの量、それから経費が増えているのがよく分かると思いますので、3カ年で比較をさせていただいております。さらに、ごみ処理手数料の推移、それから他市との比較はここに掲げたとおりでございます。  今後、先ほどから申し上げておりますように、まずはプラスチック製品の分別、それから可燃ごみの減量、可燃ごみでも紙製容器包装、これに注目をして取り組むことといたしますが、これからのスケジュールとしましては、まずはプラスチック系用のごみ袋の手数料の改定を行いたいと思います。これも一般質問で頂きましたように、プラスチック系のごみを下げることによりまして分別行動は起こると思います。これの検証もしてみたいと思っておりますので、これをまず提案をしていきたいと思っております。  早ければ令和3年の6月の本会議において、その条例改正について提案を行っていきたいと考えております。実行につきましては、早ければ8月1日から実行ができないかなと思っておりますが、それぞれ調整があります。製造している方、また販売をしている方、それから、本来この袋でいいんかなという考え方もありますので、それぞれを整理してここへ持ち込んでいきたいと思います。当然ながら、廃棄物減量等推進審議会の皆さんにも御答申、またお答えを頂くことになりますので、同じような説明をしたいと思います。  その次でございます。あわせて、廃棄物減量等推進審議会では、燃やすごみの組成調査の着手、進めることと、剪定枝の資源化であったり雑紙の資源化、これについてお話をさせていただくことになります。とりわけ雑紙の推進につきましては、早ければ早いほどいいので、令和3年度中には試行してまいりたいと思います。提案をもらいながら、各地域で拠点をつくったり、雑紙の収集の試行をしてみたいと思います。試行方法につきましてはまだ決めておりませんけども、審議会で相談しながら、何とか減量化の手だてが取れたらなと思っています。引き続き生ごみと剪定枝は啓発用にしていきたいと思います。  また、啓発も重要でございます。少し丹波市としましてはごみの減量化の啓発が弱かったと思っておりますので、これまで同様、広報たんばでは行いますけども、出前講座を引き続き行いながら、さらに、出前講座の様子を画像を通して皆さんに発信するのもよかろうと私は考えておりますので、そういうところは工夫をしながら市民の皆さんにお伝えしていきたい。減量化とともに、それと減額とともに、減量化の推進については徹底していきたいと思っています。  最終的には燃やすごみの減量化でございます。来年度は1年かけて審議をしまして、令和4年4月1日に減額化が達成できないかなということをここでお示ししております。一番下段のほうに書いておりますけども、30ページのごみ袋減額開始と書いておりますが、4月1日にしております。それに間に合わせるためには、令和3年の12月の本会議では提案して御議決をいただく必要があるということになりますので、それまでに審議会では3度か4度の審議は重ねていただいて、分別方法と、それから減量の方法、それから減額の方法をここでまとめてみたいと思っております。早ければこういうところになりますけども、少し緊急を要しますし、また、市民の皆様の御努力が大変必要になりますので、市民の皆様には広報なり啓発なりをしながらお願いをしてまいりたいと思います。  最後になりますが、一番後ろのページです。グリーン成長であったり、地域循環共生圏の考え方でございます。丹波市なりということはやはり暮らしと農と森、森林ですね、これが連動することが必要であろうと思っておりますので、こういうつながりを持たせた、これから市民活動にしてまいりたいと思います。それがモデル的に行えるのが、現在、市島地域で行っておりますコウノトリの巣塔の設置でございます。コウノトリだけではなく、コウノトリがすむ環境をつくってやる、また、その中で農作物を作る、また森林整備をする、また環境教育を受けるというような流れをつくってまいりたいと思っています。まずはこういう取組を進めながら、丹波市一帯が環境創造型、また持続可能な社会になっていくことを望み、これから推進をしてまいりたいと思います。  雑駁な説明でございますが、現在の考え方、それから同様の考え方を廃棄物減量等推進審議会ではお伝えする予定にしております。 ○委員長(吉積毅君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  前川委員。 ○委員(前川進介君) このプラスチック系ごみの袋をどんどん増やしていけば燃えるごみの総量が減っていくだろうという考えだと思うんですけど、それについて、最近スーパーのレジ袋が有料化されてますよね。そのスーパーのレジ袋をプラごみの小という位置づけにして、ちゃんと手さげで持って帰れるような形にしてリリースすると、消費者としても、プラごみの袋として使えるんであればそっちを選択しようという人が増えると思うんですよね。それを燃やすごみでやっちゃうと分別行動に行かないと思うんですけど、これをプラごみの小というものをつくってそれを促すことが何かいい効果を生むんじゃないかなと思ったんですけど、そういったことって検討されたりされましたでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 現在検討はしていく必要があると思っています。現在の指定ごみ袋から変える必要もあると思いますので、今、前川委員がおっしゃったような提案もあろうかと思います。また、プラごみでレジ袋ですね、その中に紙製容器包装を入れていただくことも可能かなと思っていますので、何とかそういうポイントがたまるような、ポイントを差し上げられるような手だても、また、エコポイントといいますか、そういうことも並行して考える必要はあるなと思っています。これもいろいろな提案をいただいて、よりよい方向に進めてまいりたいと思っております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) 2点お伺いをします。  30ページの廃棄物減量等推進審議会、これに対しての要綱か何かがあるのかどうか。それから、この審議会ですけども、ここのスケジュールではこのように審議会があったんですけど、定期的に今までも開催をしているのかどうかというところと、あとメンバーですね。メンバーの人数というような一覧表が頂きたいのですけれども、頂くことできますでしょうか。  それから、2点目なんですけど、これからの取組等で至るところに、燃やすごみの高い料金設定というようなことだったり、県下一高いごみ袋料金というふうに書いてるんですけども、これがなぜ高い、今、丹波市で高い料金設定になっているのかっていうことをまずやっぱり市民の皆さんに分かってもらわないと、先ほどあった市民総がかりでこれ取り組むというとこら辺がなかなか納得してもらえないのではないかなと思います。まずここで、これからの啓発の中で、広報たんばであったり、また出前講座の中で、市民の方に分かりやすくこの今のごみ袋の設定料金の根拠といいますか、どうしてごみ袋代が高いのかというところをやはりお示しした上で、御協力をいただくということが大切ではないかなと感じるんですけど、いかがでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) それでは、1点目の審議会の設置についてです。審議会の設置につきましては、丹波市廃棄物の適正処理、減量及び再利用に関する条例の中でその設置については定めております。その内容につきましては後ほど環境課長から申し上げたいと思います。  また、ごみ袋料金の設定の根拠でございますね。確かに市民の皆さんにはお伝えする必要があると思いますが、出前講座等でそれに集中すると困りますので、分別の必要性と併せてお話は進めていきたいと思っております。そのほか、先ほど申しておりますように、現在の排出現状であったり、また廃棄物がどんな状態で出ているかということも、やはり危機的、また環境保全は大切ですよということを訴えながら、ごみ袋料金については啓発をしてまいりたいと思っております。  審議会のことにつきましては、担当の環境課長よりお答えします。 ○委員長(吉積毅君) 環境課長。 ○環境課長(井上里司君) それでは、丹波市廃棄物減量等推進審議会のことにつきまして御説明をさせていただきます。  これにつきましては、丹波市廃棄物の適正処理、減量及び再利用に関する条例の第45条に設置をすることになっております。この審議会につきましては、今現在12名おられます。組織の中の委員につきましては、識見を有する方であったり、市内の公共的団体の代表者であったり、市内の事業者の代表、公募による市民の方ということで、合計12名がおられます。これまでの開催につきましては、直近でさせていただいたのは平成30年2月にさせていただいております。それからは審議会の開催というのはさせていただいてないというような状況になっております。 ○委員長(吉積毅君) 須原委員。 ○委員(須原弥生君) 審議会の開催なんですけど、例えば年に何回とか、そういう具体的な数がちょっと分かればありがたいのと、燃やすごみ袋が高い、その啓発なんですけども、そこばかりに時間は取れないとは思うんですけども、こういうやっぱり減量と併せて分かりやすく、画像でもというふうにおっしゃってたんですけども、そこら辺も含めながら、分かっていただく、協力していただくということが大切かなと思いますので、進めていただきたいと思います。審議会の名簿、一覧表みたいなんは資料として頂くことはできますでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 環境課長。 ○環境課長(井上里司君) 審議会の開催につきましては、市長の諮問に応じてということの開催ということになってますので、平成30年2月から開催のほうはさせていただいてないというような状況になっております。  審議会のほうの名簿につきましては、今現在ちょっとこちらのほうで作成させていただいておるものは住所が入ったりとかいうことをしておりますので、削除できるところについてちょっと消させていただいて、提出のほうは可能だと思っておりますので、後刻提出させていただきたいと思います。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) まず、確認からなんですが、燃やすごみ袋は丹波市が発足したときから100円で来てるんでしたっけ。ちょっとそれ教えてください。  それから、ごみ袋のことについて手数料の改定ということで最終ページに示していただいています。最初は令和3年4月、5月ぐらいからかなという、どきどきした不安な気持ちだったんですが、しっかり議論いただいて、このような予定を組んでいただけたのかなと少し胸をなで下ろしたようなことではあります。  料金自体、私自身はもしかしたら上げてもいいのではないかとも思っているような状況です。目的はごみを減らす、それが一番ですので、その中で、市民にも聞いてますと、ほかの自治体にできて丹波市で何でできないのかといって聞かれると、それもそうだなというふうに聞こえもするので、仕方ない部分もあるかなと思っています。  それで、ごみの減量と含めてですが、今、マイクロプラスチックについても少し触れられていました。この部分が私は体に与える影響も大きいと思っていまして、大変心配していて、早く取り組まなくてはいけないと思ってるんですが、そこの部分については今後どのように、今おっしゃってた啓発の部分とも関わってくるんだと思うんですが、今現在考えていらっしゃる予定であったり、検討されていることがあったらお聞かせください。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) それでは、まずマイクロプラスチックのことからお話をさせていただきたいと思います。これにつきましては、近年やはり海洋でそれこそマイクロプラスチックが浮揚して海洋汚染を伴い、それが食物連鎖の中で私たちのほうで体に入ってくる可能性もありますので、それにつきましては早急に地球環境上取り組まなければならないと思っています。  丹波市から排出されるのはやはり河川に不法投棄されたもの、あるいは災害によって流出したもの、いろいろなものが考えられます。それによって、プラスチックの社会から脱却しなければならないかと思いますが、まずは生活をすぐに変えることはできませんので、まずプラスチックを確実に処理をすることから始めていきたいと思います。地球に関する影響であるとか、それから人の体に関する影響、また食物連鎖の中の影響、こういうものを伝えながら落としていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。  1番目のことにつきましては、環境課長のほうからお答えします。 ○委員長(吉積毅君) 環境課長。 ○環境課長(井上里司君) ごみ袋の料金につきましては、平成16年11月に合併しましてから料金のほうが統一をさせていただいておるというようなことになっております。これにつきましては、燃やすごみにつきましては、大が100円、中が70円、小が40円、プラスチック系のものにつきましては、大が50円、中が30円というふうなことで価格設定をさせていただいております。 ○委員長(吉積毅君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 料金のほうは分かりました。100円から80円になったときにごみが増えているという現実はしっかりと私たち捉えなくちゃいけないなと思っています。  ただ、今この報告を聞かせてもらうと、本当に市民、努力していただいて、されてるので、この上に何を言うねんというような市民の声も聞こえるかもしれないなと思って、やっぱりそこをしっかりと説明するということでは、広報啓発が大変重要だと思うんです。分別をするときに各自治会をしっかりと回られたのかなと思っています。そのようなことを、市民からもやっぱり、ごみの料金であったりごみの量に関してしっかりと、各自治会になるのか、自治協議会ぐらいになるのか、ちょっと分かりませんが、行政のほうから回っていただいて、今のような説明をしっかりと、紙媒体だけじゃなくて、出前講座というふうにはされてるので、その部分かとは思うんですが、希望があってというよりも、やはりしっかりと回っていく必要があるのではないかなと思うのですが、その辺どのようにお考えでしょうか。  それと、マイクロプラスチックの部分ですが、マイクロから、ナノと言ったらいいのかな、大変空気中に今現在あるかもしれないということで、今、コロナ禍でマスクをしているのでまだ安全かなと。花粉と同じぐらいの大きさというふうには聞いてるんですが、その辺で体内に与える影響というのもありますので、その中で、海外にはなるんですが、子供が、12歳と10歳の女の子がプラスチックを使わないでいましょうという、レジ袋を使わないということから行動されて、今、インドネシアの中で3人に1人はマイボトルを持ってる、それから4人に1人はマイ箸を持ってるという国になっているそうです。だから、そういうこともしていかないと減らせないのではないかなと思ったりします。割り箸にしてもやっぱり燃やすごみになってしまいますので、その辺も含めて、せっかくの機会ですので、いろいろと考えてごみの減量をと思うんですけども、その辺はいかがですか。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) やはり啓発につきましては工夫をしていかなければならないと思っています。これまで通用しなかった啓発方法をやはり工夫して、市民の皆さんの心に届くような啓発をしていきたいと思っております。  また、市民生活、暮らしを変える必要がまず出てくると思います。これからカーボンニュートラルを目指す上では、これはもう仕方ないことだと思いますし、ここに生きた人間、私たちが次につなぐためには、私たちの責任でよりよい環境をつないでいく必要がありますので、やはり環境問題から皆さんには訴えてしてまいりたいと思っています。その上で、ごみが減量化できたり、また、コウノトリが舞う里がつくれたりできたらうれしいなと思っております。これは私の考え方でございますけども、努力してまいります。 ○委員長(吉積毅君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 各自治会というか、自治協議会というか、その辺を満遍なくということはできませんかとお尋ねしたんですが、どうでしょう。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 私自身も努力をします。また、市長も何やったら回ると言っておりますので、できるだけみんなで詰めてまいりたいと思います。私自身は、まず自治会のステーションの様子は大分見てまいりましたので、どういう実情で出しておられるかというのは何となく分かりますので、そういうところも含めて皆さんにはお伝えしていきたいと思っております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 3点ちょっとお伺いします。  一つは、取りあえず確かに近隣と比べて高いので、それは合わせていきたいという、その意思は何とか私も理解するとこなんですけれど、一方で、レジ袋が有料化されたように、環境コストはある程度自分たちで負担しましょうというのが社会通念としてようやく広がりかけたとこじゃないかと私は思っています。それに対して、丹波市はこれだけコストを負担しているというのは誇りに思っていい話であろうと。そこに対する水かけみたいにならないかと。安くしようというのがね。そこがちょっともったいないなという思いがあるんです。ちょっとそこについてどのような配慮をされていくかというところをまず1点お伺いしたいと思います。  それから、2点目です。丹波市、県下でも5位ということで、1人当たりのごみの量が非常に優秀。ちょっと私もあまりちゃんと認識してなかったんですけど、すごいなと思っています。ちょっと調べていたら、いわゆる分別とかで有名な徳島県の上勝町なんかでも1人当たりにしたら丹波市より多いんですよね、調べてみると。そういう意味では、すごく丹波市の数字すばらしいなと思ってるんですが、これなぜこの数字が達成できているのかっていうむしろ成功要因として、今、分析できていたらちょっと教えていただきたいんです。それをより追求していくのも重要なことだと思っていますので。  あわせて、1位から4位までがどういう自治体で、どういう取組がよいのかということをもし今、把握できてたら教えていただけたらというふうに思っています。今、答えられなかったらまた、本当はこっちで勉強しなくちゃいけないことでもあるんですけれども、もし御存じだったらということでお願いします。  それから、3点目、ちょっとこれは厳しい質問になるかもしれないんですけれど、一応減額提案を12月の議会にはしなくちゃならないというような、今、大体のスケジュールも頂きました。心配しているのは、これらと実際に減量が達成できたかどうかというPDCAを一回も回さないうちに減額してしまうことになるんじゃないかと。これはちょっとまずいんじゃないかなと思ってるんです。もう少しちゃんとPDCAが回って、安くなったよ、みんなよく頑張ったねというときに安うしたほうが、私は市民にとって喜びも大きいんじゃないかと思ってるんですけども、ちょっとそのあたりのPDCAの回し方と、この提案スケジュールというか、減額スケジュールの関係性についてお願いをいたします。
    ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) まず、日本の社会がそれこそエコに対して少し高めに、市民が払っておられるという考え方も一方であるし、私の見る方法では、こちらに向かっているのかもしれないなという不安はあります。そこで、丹波市がこれから半額にするとか料金を下げるという逆行する動きにもなりかねませんので、これにつきましては、丹波市がエコ社会に進むということを前提に取り組んでまいりたいと思っております。その上で、半額だけではなしに、ほかの数値を示しながら、市民の皆様には誇りを持っていただくような施策を進めていきたいと思います。  それから、1位から4位、そこら辺の自治体につきましては、こちらでは把握してないようでございますが、まずは分別の量が多いことは多いです。分別をしっかりされているということは少なくなっております。また、資源化量が少ないとかいうこともありますけども、私の把握するところは、多いところは事業系の廃棄物が非常に多い。ここで非常に1人当たりのごみ量は引き上げておるということは分かっておりますが、少ないほうは少し見えにくいので、こちらでまた研究をしていきたいと思います。  それから、PDCAサイクルを回すこと、これもはっきり言って、半額と同時に進める予定もしておりましたけども、やはりプラスチック系のごみの減額を進めることで何がしかの検証ができないかなということを考えまして、1年間の、これは8月から予定しておりますが、半年を見れますので、そこで検証を進めていきたいと思います。これによってごみの動きが変わらないようでしたら、またそこで検証は重ねていきたいと思っております。 ○委員長(吉積毅君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 分かりました。一応考え方自体は共有できているようなので、しっかりと進めていただきたいと思っております。成功事例というか、よいところの原因とか、そこら辺のことはしっかりと調べを進めていただきたいというふうに思います。  最後のPDCAですけど、そういう形でちょっと遅らせてということで、8月からプラスチックごみを半額にして、次の審議会が10月ぐらいですよね。だから、ちょっと結果を見る時間がなくって、10月には12月の提案のことを相談しなくちゃいけないと思いますから、ちょっとそこのスケジュールの余裕をもう少し持たせたほうがいいんじゃないかと思ってるんですけど、そこだけどうでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) やはり審議していただきますのは審議会委員の皆さんでございますので、まず3月に審議会を開いて丹波市の考え方をお伝えして、そのスケジュールについては合わせていきたいと思っております。それこそ余裕を持って、またしっかり審議をしていただく必要がございますので、そこは相談しながら進めてまいりたいと思います。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  足立委員。 ○委員(足立嘉正君) 今のごみの現状、山南地域の分ですね。結局、丹波篠山市の清掃センターのほうに搬入しておるということで、これが施設を撤退するの何年でしたっけ。ということと、それと、多分山南地域の可燃ごみは丹波篠山市へ、それ以外の旧町の分は春日地域ということやと思うんですけども、そのことでも丹波篠山市への搬入もなくなるというようなことで危機感、丹波市クリーンセンターがいっぱいだということをもっと危惧してもいいのではないかと私は個人的に思うんですけども、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) まず、山南地域のごみが丹波市クリーンセンターに運び込むことになりますのは令和9年4月からになりますので、もう6年ぐらいになりますでしょうか。その間に減量化を進めておかなければなりません。また、春日地域にあります丹波市クリーンセンターが現在、能力をいっぱい、限界まで達しているということにつきましては、これも広報の中で、家庭からのごみの出し方と、それからクリーンセンターの運転状況、こういうものを併せて広報は進めていきたいと思っております。 ○委員長(吉積毅君) 足立委員。 ○委員(足立嘉正君) 多分その辺をもっとPRされれば、私も可燃ごみの袋を今まで自分で買ったことがないんで、高いんか安いのかというのは分からなかったんですけど、確かに28ページの他市との比較を見ると、こんなに高いんだなというようなところではあります。やっぱりその辺、令和9年8月で丹波篠山市の施設は使えないということと、今のクリーンセンターの能力がいっぱいだということを強くアピールして、住民に訴えていただいたら、私も減らそうと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(吉積毅君) 意見でよろしいか。  足立委員。 ○委員(足立嘉正君) はい。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  小川委員。 ○委員(小川庄策君) 先ほど小橋委員のほうからも言われてましたけれども、この6月の提案、そして12月の提案の予定ということですけれども、しっかりと市民の方が分かっていただけて、それで全体として安くなるというふうな、分別行動が伴うようなものにならないと、燃やすごみ一旦これ下げちゃうと、次上げれなくなると思いますので、そこら辺は実証実験としてはしっかりと判断できるっていうことを、上げてくださいということをお願いしておきますね。 ○委員長(吉積毅君) 答弁はよろしいか。  小川委員。 ○委員(小川庄策君) はい。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑は。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 先ほどちょっと足立委員が言われたことと関係するんですけども、10ページのこの表は、やっぱり令和8年度までにつくらなあかんねやないかとちょっと前々から思とたんですけども、令和9年度から丹波篠山市清掃センターのごみが丹波市クリーンセンターへ入るということになるんで、令和8年度まで、やっぱりどういう計画、あるいは目標設定でいくのかというのんをやっぱりつくらんとだめなんやないかと一つは思ってます。  それから、あとちょっと分かってたら言ってほしいんですけど、丹波篠山市清掃センターは、ちょうど地元との契約が切れるということで、移転をするという話を聞いてるんですけども、そこら分かってたらお願いします。  それから、私は前から近隣とごみ袋はそろえるべきやと。その理由は、全国的にも言われていますけども、丹波市のごみがあちこちへ行っている面がありますのでね。ぜひ早くお願いしたいと思います。  それで、やっぱり料金を下げるんと同時に、先ほどから多くの委員が言われてますように、やっぱりエコ社会をつくっていくんだという、国際連合のSDGsですけども、そういうふうに丹波市も生活を変えていくんやと。そしてごみの減量化を目指すというキャンペーンをやっぱりやる必要があると思います。そういうためには、ちょっとキャラクターグッズを考えたりして、先ほどちょっと出とったけど、割り箸なんかも使わんと自分のマイ箸でやろうとか、そういう小さいことでも含めてやっぱりやっていく必要があるんちがうかと思ってるんですけども、ちーたんのグリーン版みたいなやつやね。それはまた考えていただいたらええと思うんですけども、それを例えばごみ袋に印刷して、ごみはこんなふうにしましょうとか、いろいろキャンペーンをやっぱり張っていかんと、なかなか減らないと思うんですよ。  それから、資源ごみの回収回数を増やすとかいうのは。言うたったかいな。では2点お願いします。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) まず、御指摘いただきました表のつくり方でございます。これにつきましては、令和9年度まで入れてみて、うまく皆さんにお伝えするような形になれば、それを採用してまいりたいと思っております。  また、丹波篠山市清掃センターでございますが、これにつきましては、3月末に運営委員会がありますので、ここで確認はしたいと思いますが、現在のところまだ決定をしていないと聞いております。  ほかのことについては、ごみの袋は高いと言われていましたので、安くするというのは御意見でよろしかったと。  資源化のことにつきましても、先ほど申し上げましたように、やっぱり回収率とか回収の方法を考えたいと思いますので、よろしくお願いします。  PRにつきましては、やはり市民の皆さんが知らず知らずのうちに参加しているような形を取っていきたいと思いますので、キャラクターにつきましても、私どもの予算が合いましたら考えてはみてみたいと思いますけれども、やはり市民の皆さんが参加しているんだ、また、市民総がかりだという実感ができるようなPR方法を考えていきたいと思っております。 ○委員長(吉積毅君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 金をかけんとそれができれば一番いいと思うんですけども、やっぱり引下げの、非常によいポイントや思うんですよ、ごみの減量化をする。実際にはしないと、ごみ袋料金を下げる下げないは別にして、しないと、もうピンチになってるんですから、やっぱり金かけてでも減量化をやっていくいうことをしないと、キャンペーンとかいろいろ、ステッカーつくったり、そういうことをしていかなんと、徐々に徐々にゆうとったんでは、やっぱりインパクトのあることをやらなあかんですよ。市民に、市は本気になって減量化取り組むんやなというふうなインパクトのある取組やね。  先ほど何かポイントどうのこうのいうようなことを言われてましたね。どこか私ら視察に行ったときも、何かそういうことを達成したところにはポイントが当たって、ごみ袋がちょっと、何点かためたら無料で当たるとか、そういうふうな制度とか、何か市民も喜ばれるような、そういうキャンペーンを考えるべきではないかというのが私の考えで、じわじわ広がるんでは、もううまいこといかへんと思います。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) やはりスピード感は重要だと思いますので、早く、スピード感を持って取り組みたいと思います。また、イベントとかそういうPR方法でございますが、29ページの中段に雑紙回収量を競うイベントの開催と書かれています。やはり地域で競っていただくこと、また、それに参加していただくこと、こういうところも促していきたいと思いますので、市の取組と、それから市民の皆さんが参加できるものを考えていきたいと思います。一般財源の使い方でございますが、やはり有効に使っていきたいと思いますので、御理解を賜りたいと思っております。 ○委員長(吉積毅君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 横に財務部長もおられますけども、やっぱりグッズとかこういうステッカーとか、そういうなんつくるべきや思いますけどね。それで、最終的にはお金を使って、だんだんごみの経費がかからんようなったら、これは財務部としてもいいと思うんですよ。 ○委員長(吉積毅君) 財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 担当課から有効な提案がございましたら、それは財源として有効な活用ができる方法と判断できましたら、予算は計上してまいりたいというふうに思います。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  酒井委員。 ○委員(酒井浩二君) 今回のこのごみの減量化なんですけども、市長がごみ袋の半額ということをおっしゃってから、市民の方と出会いましていろんな話をする中で、かなり関心がある中で、今、既にクリーンセンターが予想よりも能力がというか、持込みが多いんですよというお話をした際に、まだ新しいのをどうなのというようなイメージが市民の方にはありますので、先ほどからも出ておりますけども、やはり啓発というのを十分に徹底してほしいなという思いがあります。  その中で、そのくせ家の近所で例えば草引きをした程度のことの草さえ燃やさずごみ袋に入れるいうのは矛盾してないかと。せめて家の近所とか畑で草引きをした草であれば、家の敷地内で、非常識になる程度の、煙がいっぱい出るような状態やないんで、燃やすことができないのかというような御質問をよう受けるんですが、その辺はいかがなんでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) まず、野焼きは法律上禁止をされているのが原則です。また、施行規則ではただし書としまして、これまでの慣習であったり農業用に要るという場合については許される場合がございますが、これも御近所、また地域に迷惑かけないということが大原則でございますので、やはりそういうこと、野焼きをしていただくとか、枯れ草を燃やす、また土手焼きをしていただくというのは、農地が有効なんだろうなと私は思いますけど、まず近所の方の御迷惑にならないことが大前提となりますので、そこら辺だけは気をつけていただきたいと思います。たき火も許される行為ではありますけども、それも近所迷惑になるといけないということになってしまいますので、そういう考え方で今、おります。 ○委員長(吉積毅君) 酒井委員。 ○委員(酒井浩二君) 野焼きといいますか、丹波市の中には家が密集しておるところもありますし、また、周りはずっと自分の畑とか田んぼのとこもあるわけですから、それを一概に野焼きですからという、なかなか野焼きという判断が難しいというところもあると思うんですが、その辺は全く、減量化に向けていうことについては全てそういうような区分については見直すいうことはもう考えもないという。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) まず、法律で禁止されておる行為でございますので、市が許すとか、そういう前提ではないと思っています。まず法律が許すか許さないか、それを判断はさせていただきたいと思います。  それから、野焼きができる場合というか、剪定枝であるとか、枯れ草であるとか、これは農業用に資する場合は許される場合がありますので、それは、それでも煙を上げる場合は、消防の丹波市火災予防条例など先ほど審議していただきましたけども、火を上げるだけで届出が要りますので、どちらにせよ、気をつけて火はつけていただかなければなりません。また、火入れの場合は森林法によって火入れの届出が要りますし、それは許可が要りますので、それぞれ法律をしっかり守っていただきたいとは思っています。まず、野焼きにつきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の中で禁止をされている条項でございます。 ○委員長(吉積毅君) 酒井委員。 ○委員(酒井浩二君) 私はちょっと若干感覚が違うんですけども、野焼きっていうのはどの程度の規模にもよると思うんですけど、法律でこうやからというよりも、自分のところの庭先の草を燃やすだけでもだめということでいいんですか。同じ質問で申し訳ないですけど。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) まず、煙が上がること自体がまずバツになります。許されることについては、ただし書でそれは掲げてありますので、近所の方がまずそれを公害だと言われたら、そこはバツ、法律上はバツになります。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  議長。 ○議長(藤原悟君) 2点お願いします。  1点は、燃やすごみ減量化のスケジュールなんですけども、これに山南地域は入るんですか。例えばごみの組成の分析とか、それから雑紙資源化とか、このいろいろな取組は山南地域も含めてでしょうかが1点。  それから、計画の中に事業者の方の協力が一切入ってないわけですけども、プラスチックごみのシールを剥がしたりするのに、べたべたべたべた貼ってあって、もうええやと思って燃えるごみに入れてしまう場合があるんですけど、事業者のほうのそういった協力というのは求められないものですかね。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) まず、山南地域の取組でございますが、若干現在分別方法が違いますので、同様の取扱いはできないと思いますが、減量化を進める上では同様の考えでおりますので、まず山南地域も含めて取組を進めていきたいと思っております。  それから、事業者の皆さんへの啓発はもちろんさせていただきますし、また協力をお願いすることとなると思います。とりわけ容器包装につきましては、事業者の責任は非常に重いものがありますので、その辺につきましては、事業系廃棄物とともに、事業者の皆さんにはお願いと、それから計画を示しながら、御協力いただきたいと思っております。ここには、市民の皆さんの啓発方法でございますので、掲げておりませんが、御理解を賜りたいと思います。 ○委員長(吉積毅君) 議長。 ○議長(藤原悟君) 分かりました。山南地域の場合、丹波篠山市へ持ち込むまでに何かこう、横取りとかするんですか。 ○委員長(吉積毅君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 持ち込む必要があると思いますので、これから丹波篠山市と御相談しなければなりませんけども、丹波篠山市の施設の中での作業になると思います。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  以上で、生活環境部所管の報告は終了いたしました。  その他、生活環境部より報告事項はございませんでしょうか。  生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 1点御報告を申し上げたいと思います。  現在、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者の皆さんには傷病手当、これは国民健康保険と後期高齢者医療制度がございますが、これが3月31日までの期限で実施されておりますが、このたび国から6月30日まで財政支援を行いますよという通知が参りました。これを受けまして、広域連合もその方向でおりますし、丹波市といたしましても、国保において傷病手当の支給は延長させたいと思っております。これにつきましては規則でうたっておりますので、規則の改正となります。 ○委員長(吉積毅君) 報告が終わりました。  質疑はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  委員の皆様から生活環境部に対し質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) ないようですので、生活環境部は退席いただいて結構です。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後2時07分                ───────────                 再開 午後2時19分 ○委員長(吉積毅君) 再開いたします。  次に、丹波の宝ハッピーバース応援事業について、当局の説明を求めます。  健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 丹波の宝ハッピーバース応援事業につきまして御説明をいたします。  この事業につきましては、丹波の宝である子供及びその家庭とともに地域で出産や成長を喜び、子育てを支える仕組みの充実を図ることを目的としております。事業の内容としましては、丹波の宝ハッピーバース応援ギフト事業とともに、妊娠確定前の診察費の助成事業も併せてこの事業としていきたいと思っております。また、産前産後サポートの充実も加えて、赤ちゃんを産み育てる喜びっていうのを支援していきたいなと思っております。  内容の詳細につきましては、健康課長のほうから申し上げます。 ○委員長(吉積毅君) 健康課長。
    ○健康課長(安達則子君) それでは、資料に基づきまして説明させていただきます。  まず、部長が申し上げましたように、妊娠確定前診察費助成事業、これにつきましては、通常妊娠したかなというような場合、予定月経が遅れた場合、また、最近では妊娠検査薬等が市販されております。そういったもので陽性等を確認した場合に、産婦人科のほうに行かれます。その場合ですが、基本的には妊娠というのは正常な場合医療保険の適用にはなりません。ですので、先生のほうから、おめでとうございます、妊娠確定です、母子手帳をもらってきてくださいというような、そういったようなところまで、個人によりますが、1回、または2回、3回という形で産婦人科のほうに行かれます。そのときにかかる経費につきましては、これまでは全て自己負担となっておりました。この部分を、上限1万円までですが、償還払いという形で助成するものです。  このやり方につきましては、基本的に先生のところで妊娠が確定すると、母子手帳をもらってきてくださいということで、先生のところから妊娠の届出書というのを発行していただきますので、それを持って必ず健康課の窓口に母子手帳を取りに来られますので、そのときに領収書を持参いただいての償還払いの手続をしていきたいと思っております。  次に、妊娠届、今お話ししましたように、母子手帳を取りに来たときに、母子手帳とともに、妊娠おめでとうギフトということで、葉酸サプリメントのほうを進呈したいと考えております。葉酸サプリメントは厚生労働省が認めております栄養機能食品で、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させる、そして健康な体づくりを支援するものとして認められているものです。  次に、無事に出生されまして、お名前をつけて、出生届を出されましたときには、出生おめでとうギフトということで、こちらのほうは小のごみ袋を4本進呈したいと考えております。赤ちゃんが生まれて、退院されておうちへ帰ってくると、すぐに紙おむつ等でごみが増えてまいります。それを出していただくのに使っていただくということを考えております。  次に、一番のメインとなりますのが、ハッピーバース応援ギフト事業というところで、こちらは保健師、助産師のほうが赤ちゃん訪問に行った際にちーたんバッグに入れて、丹波市産材の木製の玩具、こちらをカタログのほうで幾つかの中からお選びいただくという形です。それから、赤飯のレトルト、赤ちゃん番茶、ニンジンジュース、あとお母さん向けのフェイシャルパックをバッグに詰めて進呈したいと考えております。  また、市のほうからもおめでとうのギフトカードとともに、このハッピーバース応援事業の財源といたしましては中兵庫信用金庫からの寄附も入っておりますので、中兵庫信用金庫のほうから同じくカードを入れたいということで、そちらのほうも一緒にお届けする予定にしております。  4カ月児健診のときには、液体ミルク、これは災害時等に緊急なときなんかに使っていただくものになろうかと思いますが、この液体ミルクと、あと災害時用の哺乳ボトル、これは使い捨てのものになります。あと、あわせまして、小さなお子様を持って避難所等に避難しないといけないようなときの防災パンフレット、こちらを一緒に説明してお渡ししたいと思っております。あと、これに加えまして、ごみ袋小のほうを6本進呈したいと思っております。現在、4カ月児健診のときには、図書館のほうからブックスタートということで絵本のプレゼントがありますので、こちらも併せて進呈しております。  次に、10カ月児相談です。こちらでは相談に来られた御家庭にごみ袋の小を8本、次に、1歳6カ月児健診のときにはごみ袋小を6本ということで、子育て応援のごみ袋につきましては、2歳まで24カ月間の中で月に1本10枚ということで、合計24本を進呈することにしております。  この中で、先ほど申しました木製玩具につきましては、農林整備課のほうでの産学官の連携の木育推進事業ということで、こちらのほうには森林環境譲与税を充当させていただくことにしております。イメージでちょっと写真を載せておりますが、カタログをお渡しして、その中からおもちゃであったり、椅子になるものであったり、あと積み木であったり、それは選んでいただいて、後からまた発送という形になりますし、また、離乳食の木製のスプーンもプレゼントすることにしておりまして、そこには、お子様のお名前をレーザーで焼いてプレゼントできるということなので、そのお子様一人の一つのものというような形になろうかと思っております。  こういったギフトにつきましては、市内の業者から本当にいろいろと聞かせていただいて、熱い思いとか、そういう市の事業に賛同していただいているというようなところで、大変ありがたく思っております。こういった事業を通じまして、地域を挙げてみんなで子育てを応援するというような機運等の醸成が図れたらありがたいなというふうに思っております。 ○委員長(吉積毅君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  前川委員。 ○委員(前川進介君) 一番上に書かれている妊娠確定前診察費助成事業に関してなんですけど、これ領収書が要るわけですよね。その領収書をふだんからためておく人もいれば、ぽいぽい捨てる方もいらっしゃるかと思うんですけど、事前に告知がなされてないと、もう捨ててしまったというケースも考えられるので、しっかりとした告知が必要だと思うんですけど、具体的にどのような告知を今検討されているのか教えてください。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 毎年来年度の妊娠届のためのいろいろな事項を各医療機関のほうに御説明に上がっております。丹波市の方々が行かれるであろう病院のところにつきましては、丹波市は来年度こういうような事業をしておりますっていうのは事前に病院のほうに説明をしまして、その病院のときに、この領収書を今度、妊娠届のときに行ったら助成があるから大事に持っておきなよというのを一言加えていただいて、妊娠届のときにはこれまで行かれた領収書がきちっと持って来れるように、でないと二度手間、三度手間になりますので、妊娠届のときに頂ければ、そのとき償還払いの手続をして帰っていただけますので、そういうことを周知しようと思っております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 大変よい取組だと思います。大変楽しみです。その中で、出産後、保健師や助産師と関わる機会が何回かあるんですが、その中で乳児家庭全戸訪問というのが一度されています。多分誕生から2週間以内で、おうちに帰られた後2週間以内ぐらいでいつもお世話にはなってると思うんです。その中で、4カ月までにもう一度あったらうれしいなと以前から思っているんですけども、この回数というのは、やっぱり定期健診でプレゼントをする、ギフトをするっていう形にはなってるんですが、その辺の回数を増やすというような検討はあったのかなかったのか、一つお聞きします。  それと、この事業は大変本当にネーミングもいいなと思って聞かせていただいています。ぜひこういうことを丹波市がしますよ、やってますよという形でのPRも市外に向けてできてもいいのではないかなと思ってるんですが、その辺のPRというのは考えられてるかどうかお尋ねします。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 委員が今おっしゃったのは、家庭訪問の回数ではなくて、プレゼントの回数をもう一回ぐらい増やせという意味でよろしいでしょうか。家庭訪問につきましては、必要な人の場合は1週間に何度も行く場合もありますし、特に、この1回で結構ですって言われたら次の健診まで行かないケースもありますが、それはケース・バイ・ケースで、その方がとても育児の不安を抱えてらっしゃるとか、母乳の出が悪くてお乳のマッサージをしてほしいとか、そういうことがある場合はきちっと訪問行っておりますので、人それぞれに合わせてしております。  プレゼントにつきましては、大体4カ月ぐらいまでに要るのは、この中でも多分お茶とごみ袋じゃないかなという感じはしますので、4カ月児の健診までには要るものを想像して、そのときにお渡ししている状況ですので、初年度ですので、これから皆さんがこんなことがあったほうがよかったなっていうのもあるでしょうから、それは今後も改善していくことは可能ですので、取りあえずこれでスタートしたいと思っております。  それと、市外の人につきましては、丹波市内でのお産ができる病院が1か所しかございませんので、市外のほうの病院にかかってらっしゃいますので、そういうところに宣伝をすると、丹波市こんなことしとってやわっていうのを、まず医院を介してできることもあると思いますし、やはりこれはすごく丹波市にとっては子育て支援として大きくPRしたいと思いますので、そこはしっかりしていきたいとは思っております。 ○委員長(吉積毅君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) PRのほうぜひしっかりお願いします。  今、今後においてどんなふうな形があるかも分からないというようなことでしたが、必要な方にはぜひ、保健師であったり助産師であったり行っていただけて、大変ありがたいことだと思うんですが、それだけにかかわらず、4カ月以内って、最初の出産から2週間ぐらいが、出産後帰られて2週間ぐらいが大変子育てで悩んだり困ったりが一番に出てくるときかと思うんですが、その後でもやっぱりこれでいいのかなという悩みは声に出されない方も多いのではないかと、私自身がそうだったので、そういうふうにも考えるんですけども、ぜひまた、プレゼントがあると余計に受入れも快くできたりとか、何しに来たったんじゃなくて、届けていただいたんですねっていうような中でおしゃべりもしやすいのかなと思うので、その辺もまた今後において御検討いただけてもうれしいです。意見です。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) プレゼントということで、ごみ袋のプレゼントということで喜ばれるとは思うんですけども、先ほどのごみの減量からすると、ごみ袋をプレゼントして、ごみが増えるのかなというイメージでちょっと聞いてたんですけども、ただし、ごみ袋を贈るにしても、ごみ袋の燃やすごみだけじゃなくって、プラスチック系のごみもつけて、分別してごみ出しましょうねという言葉が付け加えられると、ごみの減量につながるんじゃないかなと。だから、燃えるごみだけ渡すことから、プラスチック系のごみもちょっと入れてという方策もありかなと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 今回のこの目的は、赤ちゃん、新生児期は物すごくおむつの量が増えるんです。泣いてはうんこが出て、そしてお乳飲んでも出て、おならをするだけでも出るので、せっかく替えたのにまた替えなくちゃということで、結構小さい割には何度もおむつを替えなくてはいけないですし、帰ってきて一、二週間はかわいいなで済みますけど、だんだん濃厚なうんこになってきますので、とても臭い。臭いですので、1週間ためて出すのってとても夏場では、おうちに保存しておくのは難しいですし、アパートとかそういうとこでは本当に置かれるのは大変かなというのもありまして、1週間に2回ぐらいごみを出すチャンスがありますので、一番小さいほうのごみ袋を用意してますので、おむつの処理に使っていただいたらうれしいなという思いでお渡しします。それだけではもったいないので、ほかにもごみが入れば使っていただいたらいいと思うんですけど、今回はおむつの処理ということが一番お手伝いできるかなと思って考えたごみ袋のお渡しする事業でございます。 ○委員長(吉積毅君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 当然分かった上で言っていて、分かった上で、それプラスアルファのプラスチック系のごみを入れて分別、意識を若いうちから、若い子育ての方々にも分別意識を高めるんだったら、それプラスアルファ、無料ででもええからつけたほうがいいんじゃないかなという思いでちょっと提案させていただきました。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) ちょうど子育て支援検討会っていうメンバーにも生活環境部長が入っていただいてますので、今後どういう格好で子育て支援として、先ほど言われたような内容のことも新米ママ・パパになられた方に伝えていくことも大事だと思いますので、検討していきたいと思っております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、地域医療循環型人材育成プログラム実施基本協定の継続について、当局の説明を求めます。  健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) それでは、地域医療循環型人材育成プログラム実施基本協定の継続についての御説明をいたします。  旧県立柏原病院の医師不足の対応策といたしまして、平成20年度から兵庫県と丹波市から神戸大学に委託しております地域医療循環型人材育成プログラムにつきまして、平成30年度から3年間の基本協定が本年度をもって終了いたします。現在、県立丹波医療センターの医師数は、臨床研修医制度が始まった平成16年と比べますと増えておりますが、定数にはまだ達していない状況にあります。この事業を実施していることで一定の医師確保ができている状況でもあります。  兵庫県から3年間延長する方向という申入れや、県立丹波医療センターの秋田院長から、市に一定の負担をかけて大変申し訳ないですけれども、医師確保につけてはとても極めて重要なプログラムのためぜひ継続してほしいという依頼もございました。丹波市としましても医師確保は重要であるため、令和3年度から3年間継続することとし、令和3年4月1日に基本協定を締結しようとするものでございます。  詳細につきましては、お手元配付資料に基づきまして、地域医療課長より御説明申し上げます。 ○委員長(吉積毅君) 地域医療課長。 ○地域医療課長(足立安司君) それでは、1ページを御覧ください。  県立柏原病院、現丹波医療センターの医師不足による診療機能の低下に伴い、兵庫県と丹波市が平成20年度から地域医療循環型人材育成プログラムを実施し、診療機能は着実に回復してきました。しかし、いまだ丹波圏域の中核的な病院として役割を担う診療機能に至っていないということで、令和3年度以降も3年間継続して実施したいと考えています。  まず初めに、本事業について御説明をいたします。  1事業主体ですが、兵庫県と丹波市でございます。2事業期間ですが、令和3年度から令和5年度の3年間になります。3実施方法ですが、神戸大学に委託します。4事業費です。基本協定とは別に毎年度委託契約を締結しておりますが、来年度は年1億9,440万円となります。5負担割合ですが、兵庫県が3分の2、丹波市が3分の1でございます。金額にしますと、1年間で兵庫県が1億2,960万円、丹波市が6,480万円負担することになります。6委託内容、7派遣医師数は資料の記載のとおりですが、神戸大学より常勤で中堅の医師10名と、週1回以上特命教授クラスの非常勤指導医を3名以上県立丹波医療センターへ派遣いただく事業でございます。  事業の概要は以上です。  次に、2ページを御覧ください。  臨床研修医制度が始まった平成16年度及び平成19年度以降の県立柏原病院及び県立丹波医療センターの医師数の推移を記載しております。  まず、医師数ですが、短日数や短時間の非常勤の医師、常勤の医師のうち医師免許取得後1年目、2年目の臨床研修医、いわゆる初期研修を除いた人数となっております。  次に、表上記の正規でございます。正規につきましては、常勤で医師免許取得後6年目以降の医師、それと、県養成医のうち医師免許取得後3年目から5年目の医師となります。県養成医とは、兵庫県内の僻地医療で勤務する医師を確保するため、兵庫県が医学生へ修学資金を貸与し、卒業後一定の期間県職員として県が指定する県内の医師不足地域等で勤務する制度です。  次に、専攻医ですが、常勤の医師で県養成医を除いた医師免許取得後3年目から5年目の医師となります。  令和3年1月の状況ですが、正規と専攻医の合計で54名となっております。臨床研修医制度が始まった平成16年4月の43名と比べますと11名多く、また、一番医師数が少ない平成21年4月の19名と比べますと35名多い状況となっております。しかしながら、上記一番右に記載しておりますが、令和2年4月時点の医師定数と比べますと合計で9名少ない状況でございます。  次に、下の表、科別の内訳でございます。少しややこしいのですが、医師定数の専攻医の欄、一番下にございますが、18名としています。しかしながら、それぞれの年度の欄は専攻医を含めた科ごとの医師数を記載をしております。その上で、令和3年1月現在では、脳神経外科が2名、皮膚科が1名、麻酔科が1名定員より少ない状況となっております。特に脳神経外科と皮膚科につきましては、常勤医師そのものが不在でございまして、現在、入院や手術、救急の対応ができない場合もあります。外来のみ非常勤の医師により対応されていると聞いているところでございます。  なお、既に新聞報道等で御存じであろうかと思いますが、令和3年4月には脳神経外科に常勤医2名が勤務される見込みです。順次入院や手術なども再開されると伺っているところでございます。市としても待望していました脳神経外科医師が勤務いただけるということで、安心して暮らせる医療環境が整うことにつながり、非常にありがたいといいますか、うれしいことであると考えております。  次に、常勤医師がおられるものの定数を満たしていない麻酔科でございます。定数に満たない部分については、現在、神戸大学の応援により、月4回から5回医師を派遣をいただいております。それと、オンコール、いわゆる緊急時に医師の自宅へ直接電話して県立丹波医療センターへ駆けつけてもらうということにより対応されている状況でございます。  医師数の推移について御説明をさせていただきました。令和元年度に県立柏原病院と柏原赤十字病院が合併し、県立丹波医療センターが開設しましたが、統合により県立病院の医師数が増えたというところまでには至っておりません。むしろ丹波圏域の中核病院として柏原赤十字病院が果たされた役割も加わり、県立丹波医療センターの果たすべき役割がさらに大きくなった状況でございます。丹波医療センターの開設により医師を引きつける力というものは向上しているということも一定あろうかと思いますけども、十分に効果があるかどうかは今後の状況を見極める必要があると考えています。  医師は自身のキャリア形成、そして生活の利便性、子女の教育環境などから都会志向が強く、都市部から離れた丹波地域で勤務を希望する医師は極めて少数でございます。しかしながら、地域医療循環型人材育成プログラムによりまして、医師確保そのものだけではなく、高度医療と地域医療を担う医師の教育・育成機能として、若手医師を指導できる中堅医師、そして中堅医師を指導できる指導医の確保につながっておりまして、そういった教育環境が県立丹波医療センターで勤務いただける医師が増えている要因ともなっております。また、お示ししております医師数には含まれておりませんが、現在、県の養成医も含め、1年目、2年目の臨床研修医、初期研修の医師は18名、県立丹波医療センターを選んでいただいている状況にもつながっております。  丹波市にある丹波圏域の中核病院としてさらに中核的な役割を広げていくためにも、そして、そのことが丹波市民の安全・安心につながるものと考えておりますので、兵庫県と一体となり、医師確保のためこの事業を継続していきたいと考えているところでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長(吉積毅君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、病児保育室の開所について、当局の説明を求めます。  健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 病児保育室の開所につきまして御説明いたします。  丹波市におきましては、今現在、各認定こども園におきまして病児対応型の保育は行っていただいております。しかしながら、病気になった後の子供たちを見ていただく病児保育につきましては、整備が整っていない状態にあります。保育を必要とする乳児、幼児または小学校に就学している児童の皆さんが病気にかかった後に預かっていただけるところっていうのが今、整備されておりませんので、それを来年度の予算をもちまして整備したいなというのを今、思っております。  この詳細につきましては、子育て支援課長より御報告いたします。 ○委員長(吉積毅君) 子育て支援課長。 ○子育て支援課長(谷口正一君) それでは、丹波市病児保育室の開所について御説明をいたします。  まず、事業の目的でございますが、子育て世代の環境を整えるべく、保護者が安心して子育てと仕事の両立ができる環境を整え、もって児童福祉の向上を図ることを目的として、病児保育を実施したいというふうに考えてございます。  病児保育の種類でございますが、先ほど部長も申し上げましたが、一つには、病児保育、当面の症状の急変が認められない場合、かつ児童の病気の回復期に至らない場合に、保育所等が併設する専用の施設で一時的に保育するもの。そして、病後児保育というのがございます。児童の病気の回復期であり、かつ集団保育が困難な期間において、保育所等が併設する専用の施設で一時的に保育するもの。そして、三つ目としては、体調不良児対応型病児保育、これについては既に現在の認定こども園13園中10園が実施されておりまして、いわゆる保育中に体調が不良となり、保護者が迎えに来られるまでの間に保育園で保育するというような状況でございます。13園中10園が現在でございまして、来年、令和3年度にはあと2園実施されるというようなことも聞いてございます。  新しく市が設置しようとしている病児保育室といいますのは、病児保育または病後児保育を設置したいと考えてございます。定員としましては6名、乳児から小学校6年生までを受け入れるということで、この保育室に配置します看護師1名、そして保育士2名の配置から、国の基準の人員を出しますと、定員が6名といったところまで対応できるといったところでございます。ちなみに、近隣市の丹波篠山市が定員4名、また西脇市は定員2名というような状況で実施をされてございます。今言いましたように、小学校6年生までの受入れでございますが、これについては、エリアとしましては丹波市全域ということで考えてございます。  病児保育を必要とするというようなことをどういうふうに捉えられているかということで、保護者へのアンケートを行ったことから、いわゆる保護者のニーズが高いということが出ております。お母さんの支援に関するアンケート結果でも、市の施策であればよいと思うという支援の36%が病児保育の実施を希望されております。また、病児保育の充実に向けたアンケート結果の中で、病児保育があれば使用したいと、または使用すると思うの割合が、就学前の子供の保護者の方であれば73.5%、また小学1年生から3年生までの低学年の親については73.9%、小学4年生から6年生までの高学年の親については65.6%と高いニーズを捉えております。  次のページでございますが、子育て環境を整備するという意味でこの保育室を実施するわけでございますが、丹波篠山市については、先ほども言いましたように、定員4名で平成30年度から実施をされております。平成30年度については363人、また令和元年度の利用については439人。そして西脇市、こちらについては定員が2名、平成30年度が144日、また令和元年度が152日というようなことで実績も聞いてございます。  受入園の課題としまして考えますところは、まず、感染拡大防止の対策が施設によって必要であるというようなことから、市の補助によってその園の整備を実施したいと考えてございます。内容としましては、入り口等を在園児とは別にして、専用の病児保育室入り口を設置する、また、病児保育室の間仕切りをするといったところを考えてございます。  病児保育の事業に当たる人材の確保、いわゆる看護師、保育士については、法人、また実施しようとしていただくところでの人材確保を依頼したいと考えてございます。  費用負担の問題でございますが、病児保育室の設置費用は、市が補助金により費用を負担。ただし、整備するための入札や業務に関する法人の負担も若干ございます。  整備の内容につきましては、病児保育室専用の出入口であるとか、保育室の感染防止、また、キッチンの設置、昼食等の準備のための電子レンジ、冷蔵庫の設置等で、整備内容としては628万円を費用として思っております。  また、人件費、運営費の補助といたしましては、令和3年度10月開所の場合、半年の費用600万円、その分で628万円と600万円を令和3年度の予算のほうにも計上してございます。  また、月100万円の上限を市が負担、ただし、それに満たない事業費の場合は、その額を限度として、令和4年度から令和6年度の3年間は年間1,200万円を上限として予算化したいというふうに考えております。  国、県、市の関係での補助につきましては、仮に利用がない場合であっても416万6,000円が国県の負担として、基本額として予算が上がっております。利用人数の内容によってこの単価については加算が加わってまいりますので、人数の加算分については利用実績について若干変わってくるものでございます。  この病児保育室の受入れといった形でございますが、実施園への事前利用登録をまず行っていただく。そして、発病があって、病児保育室に電話等での予約を行う。そして、かかりつけ医にてその状況の医師連絡票を作成していただいて、医師連絡票を持参し、病児保育室に児童を預かっていただくような対応で、保育室への預かりということでそういう手続の流れがございます。  今後のスケジュールにつきましては、令和3年2月から4月ぐらいでの依頼を、声をかけていきたいと思ってございます社会福祉法人等への協議、そして、令和3年5月から8月に社会福祉法人等による施設整備等の設計・工事、そして令和3年8月、事前登録等の申請受付、そして令和3年10月には病児保育室の開所といったところでの動きを考えてございます。  参考といたしまして、県下の状況でございますが、令和2年度の現状でございます。病児保育室の実施がされておる県下の状況といたしましては、いわゆる病児保育については59か所ございます。そのうち社会福祉法人が実施されておりますのが11施設、医療法人・病院等が実施されておりますのが48施設、病後児保育の実施箇所につきましては13か所ございまして、社会福祉法人の認定こども園が実施しておられますのが8施設、それから公立の認定こども園が2施設、私立の保育所が2施設、また社会福祉法人、こちらは乳児院といった施設で実施されておりますのが1施設ございます。  以上、県下の状況も踏まえて、病児保育室開所についての説明とさせていただきます。 ○委員長(吉積毅君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 3ページの一番最後のスケジュール、県下の状況というところですけども、丹波市の場合は社会福祉法人等との協議によってこれから場所が決まるという方向でいいのか、それとももう決まったところがあるのか等について教えてください。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長
    ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 今年度におきまして、市内にあります社会福祉法人の理事長会のほうに、市はこんなことを考えているんですけれども、それぞれの社会福祉法人でこの事業に協力もしくは関心を示していただくところはありませんかっていうのは投げかけております。それに対して、すごく今、関心を示してくださっている社会福祉法人がございますので、そこと協議を重ねておりますけれども、いろいろな課題もありますので、そちらのほうがこっちでしていいよって言われたら、具体的にどちらのほうの社会福祉法人で、どちらのほうの認定こども園を使わせてもらうということが出るとは思うんですが、そこは決まっておりませんので、協議をしている最中でございます。 ○委員長(吉積毅君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 社会福祉法人イコール認定こども園という考え方でいいんでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 病児保育の性格上、やはり認定こども園のほうがこれまでの実績もありますし、いろんな力もあると思いますので、まずそちらのほうで病児保育についてしていただけないかということは今、積極的に働きかけているところでございます。 ○委員長(吉積毅君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 私も一般質問で付け加えようかなと思ってたんですけども、医療法人に対する依頼というか、問合せというのはされているでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 今回の計画に至るまでは、今から二、三年前よりも病児保育についてどこでしていいかっていうのをずっと、当時、子育て支援課は教育委員会にありましたので、教育部と健康部と一緒になっていろいろ協議を重ねてきた経過があります。やはり病児そのものですから、医療法人の方に協力を願うということが一番ストレートかなと思いまして、いろいろなところに働きかけていったんですけど、なかなか医療法人のほうは関心を持っていただけなかったですし、要綱もその前までは、病児保育につきましては医療法人っていうのが決められていましたけれども、平成29年の4月頃の要綱から保育施設も可能っていう格好になりましたので、先ほど県内の状況を見ていただきますと、医療法人多いのは、前の要綱で多かったんですけど、その後、社会福祉法人が11施設もしておられることを思いますと、やっぱり要綱が変わりましたので、保育園、認定こども園の施設でも病児保育を取り組んでこられるようになってきたように思います。ですから、その要綱も変わりましたので、うちもちょっと普通の、社会福祉法人にもいかがでしょうかという問合せを今しているところでございます。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 実現に向かったらうれしいなと思います。その中で、1ページ目です、病児保育または病後児保育を設置ということで、これはどちらかということになるのか、それとも二つを合わせた分になるのかというのを一つお尋ねします。  それと、1か所できたら、それは丹波市内どこからでも認定こども園の園児であれば利用が可能なのかどうか。その辺含めて、丹波篠山市とか西脇市はどのようにされているか、もし分かりましたらお願いします。  あともう一つは、利用料金というのが必要なのかどうかもお尋ねします。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) この病児保育または病後児保育というのを、本当は病児保育から進めたいのはやまやまなんですけども、今、どちらの社会福祉法人が受けていただくのか、そして、そのバックにあります認定こども園が受けていただくのかによって、そこは話をこれから詰めていかないといけないと思いますので、そこは今のところ確定ではございませんが、保護者の要望としては病児のほうが御利用が高いと思いますので、それは進めていきたいとは思っていますが、それはもうちょっと、相手先というか、お願いできる社会福祉法人が決まれば、もっと詳しく煮詰まっていくとは思います。  これは利用できる人は、乳児から小学校6年生までの丹波市民であれば利用できるようになりますので、そちらのほうに通っている子供というわけではなくって、丹波市内の人が全部利用できるようにということで考えておりますので、そこのところも社会福祉法人に理解していただかないといけませんので、細かい調整が必要になってくると思います。  利用料金のほうは、今のところ2,000円ぐらいを1日頂くという格好でしたいと思ってますし、お食事は、病児ですので、どのようなものを食べていいのか、その子の病状によって変わりますので、預かっていただけるところは、親がお弁当なり食べれるものを持たせていただいて、お預かりするという格好で話をしていきたいなと思っております。  2ページのところに丹波篠山市や西脇市の利用者を書いております。丹波篠山市も年間に439人ぐらいですので、それを思ったら、ここで定員4人ですから、うちのところのほうが出生数も多いですから、6人定員ぐらいが妥当かなっていうのを思いながらおります。利用者が多い場合は1か所では難しくなるかも分かりませんので、それは利用状況を考えながら増やしていくということも考えないといけないと思いますが、取りあえずはまず1か所から始めて、どのような年齢の方でどのような病気の後に利用が多いかというのもやっぱりきちっと見ていきたいと思っております。 ○委員長(吉積毅君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 今の部分でよく分かりました。その部分で、今、病児保育、病後児保育両方を兼ね備えたいという方向ではあるけども、ちょっと分からないというようなことかと思います。その点では、ここに書いてある分では、丹波篠山市、西脇市、福知山市は、言葉として病児保育となってるんですが、病児保育を最初からされてたのか、病後児保育も含めてされてたのか、その辺もし分かりましたらお願いします。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 丹波篠山市につきましては、小児科の医院がされてますので、病児保育として初めからされております。西脇市につきましては、西脇市も社会福祉法人ですけれども、初めから病児保育としてされておりますので、丹波市も同じようになればいいなとは思いながら、今調整を進めているところです。 ○委員長(吉積毅君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 今、病児保育というふうに確認しました。これはそうしたら、例えば丹波篠山市だったら小児科医のところということで、病後児はないということなんでしょうか。ここは西脇市、福知山市についてもお尋ねします。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 言葉足らずですみません。病児・病後児保育をされております。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  足立委員。 ○委員(足立嘉正君) まず、12月の民生産建常任委員会でもちょっと質問はさせていただいたんですけども、病児保育が今までないということで、今、緊急避難型の既存の病児保育は認定こども園が看護師を雇い入れて行っておるということでした。令和3年度からやっと丹波市自前の病児保育が始まるのかなと思いますけれども、具体的に今の認定こども園にこの部分の病児保育の担い手としてやっていただけませんかというような問いかけがあってスタートしたのか、それとも、丹波市国民健康保険青垣診療所とか医療の分野からいくと、やはり先生と近いところのほうがいいのかなというような考えもあるんですけども、今それぞれの社会福祉法人と調整されておる経緯というのをもう一回お聞かせいただけますでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 今現在の認定こども園がされているのは、体調不良児対応型という病児保育の一種類をしていただいてます。これは、今現在来ている子供が何らかの格好で病気になったりとか熱があるときに、保護者の方が迎えに来られるまでお預かりするという保育でして、この病状の子は明日も熱を出したまま預けるということはできない病児保育でございます。  病児保育そのものは、本当に発症して、すごく子供がしんどい状態で預けられるかといったら、それはいろいろなルールがありまして、一応診ていただいている主治医の先生が、自宅療養ではなく、少しの集団であったらそちらに預けてもいいよという診断を下された方に病児保育を使っていただこうと思っておりますので、まず主治医が自宅でないところで療養してもいいよっていうことが一番の条件になります。  そのときに、それは医療機関に併設すれば一番よかったとは思うんですけれども、今度この病児保育には看護師1名と、うちのところ6名の定員を思ってますので、3名に1名の保育士をつけるというルールがありますので、一応保育士2名を雇い入れる格好になります。病院になってしまいますと、看護師は子供たちを預からない場合は病院の看護業務に就くことができますけども、保育士2名が結局何もせずに余ってしまうという格好になってしまいますので、そういうことを鑑みますと、これだけ子供の数が減ってきて、市内の社会福祉法人が運営されている認定こども園などが子供が少なくなってくるというのを考えますと、そういうことも考慮してこの病児保育というのを受けていただくというのも将来の経営的なことで御関心をお示し願えるかなと思って、それを理事会のほうにお願いしたわけです。その中で、ちょっと気になるので状況を聞かせてくれって言ってくださる法人がありましたので、今そこと話を煮詰めておりますので、はっきり決まれば、そういう経過がまた報告できるとは思いますけど、今のところはそこまでの報告しかできないというのを御理解いただけたらうれしいと思います。 ○委員長(吉積毅君) 足立委員。 ○委員(足立嘉正君) 今後のスケジュール、3ページに書いてますスケジュールということで、2月から4月にかけて社会福祉法人等の協議を行い、令和3年3月に当初予算を計上、令和3年5月から8月に社会福祉法人による設計・工事、これは設計・工事というのは、やっぱり個室が要るので、それの区切りの工事をされるということでよいのか、ちょっとお尋ねします。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 病児保育ですので、一般の子供たちと同じところで預かるわけにはいきませんので、やっぱり普通子供たちが使う玄関などは使わないほうがいいですから、入り口の工夫や、やはり元気な子供と区分けできるということを考慮しなくてはいけませんので、この社会福祉法人のここの認定こども園ならということが決まれば、そちらのほうの改修をどのようにするかということを早急に決めて、それの改修費の支援を市がしようとしているところでございます。 ○委員長(吉積毅君) 足立委員。 ○委員(足立嘉正君) 令和3年10月の開所予定ということですので、今までなかった試み、子育てのためにお願いしたいと思います。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 1点だけ、これ丹波市立の病児保育室ということになるんで、条例まではいかんでも、位置づけが必要な気がしますね、規則か何か。そういうのんはつくらなくてもいいのかどうか。ほかの、例えば西脇市とか丹波篠山市なんかはどうしているのか。そこらちょっとお尋ねします。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) これは補助事業でございますので、実施主体はそれをされる方のところが主体となりますので、丹波市立の病児保育室ではございませんので、そういう整備は必要ないと思います。他市の状況も、それをしようとされたところの事業所なり医療法人がこういうことで病児保育を開設するので、開所する費用の補助の請求や、日々の人件費等の請求をされている状況にあります。 ○委員長(吉積毅君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 市がつくって委託をされるということではなくって、今、社会福祉法人なり医療法人につくられませんかと、そうしたらこういう補助がありますよというふうに言われている段階だと理解していいわけですか。 ○委員長(吉積毅君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) そのとおり、そのようにされませんかというのを今、打診している状況です。 ○副委員長(西脇秀隆君) 委員長を代わります。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 2点ほどなんですが、少し病児対応型で兵庫県内の状況を見る中で、先ほどの回答の中で6名体制でっていうことは分かるんですが、規模的にいくと、認定こども園等がされるのは3名ぐらいが適正いうか、最初に入り口としては、なんではないかなというふうに少しちょっと感じるんですが、そこらのニーズに関しては柔軟に対応されるつもりで進めていかれるのかということと、あと、今はコロナ禍でやっぱり休園であったり休所をされているところがほとんどやと思うんですけども、ここにも書いておられますが、感染症であったり、今後のそういう、O157であったり、そういうことの対応がすごく心配なんですが、施設に関してトイレがちょっと記載がなかったんで、そこらは園のもんを使うつもりをされているのか、そこまで完璧に隔離いうか、離したような状況で設計をされる予定なのか、少しそこらだけ補足をお願いします。 ○副委員長(西脇秀隆君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 6名の定員でございますが、丹波市の子供の数からすると3名では少ないのではないかなというのもありまして、一番最初これをつくったときに、乳幼児から小学校6年生までの人数が現在6,600人おりますので、それの0.1%の定員から始めようかなっていうのが、一番最初、定員をつくったときの基礎的なデータです。市内のインフルエンザで学校が休校になるのを見たときに、かなりの数で休んでおりましたので、やっぱりそういう人たちがいるんじゃないかなっていうのも考えた次第です。昨年と今年は全くインフルエンザがはやってませんので、休校もありませんでしたけれども、感染症の場合はそういうことが考えられると思って算定しました。  感染対策につきましては、本当に細かく決めないといけないルールがたくさんあると思っております。受けていただく社会福祉法人と認定こども園が決まれば、そちらのほうにも園医の先生がいらっしゃいますので、園医と相談し、そして医師会の先生方と相談しながら、どのレベルまで回復すれば集団として預かれるのかっていうのを詰めていかないといけないと思っておりますので、そこは今のところは受けていただくところが決まればきちっと決めていくという状態ですし、やはりトイレの問題は一番大きな問題ですので、園によっては上手に使えるトイレがあったり、なければトイレまで改修ということも考えたりしなくてはいけませんので、とにかく早くどちらの法人で、どちらの園に受けていただくかというのが決まらないと、ちょっとそこまでは今、具体的なことがお示しできませんし、場合によっては、また来年度の補正で足らない工事費をお願いしなくてはいけないことも起きるかも分かりませんので、もう少し具体的になるまでちょっとだけお時間を頂けたらと思っております。 ○副委員長(西脇秀隆君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 6名の根拠的な部分は分かるんですが、先ほども言いましたけど、県下の状況を見ると、病院併設型で6名体制とかいうところは規模的にいけるのかなというふうに感じるんです。なかなか6名っていうのは、病児対応型でいくと、結構それなりの人数の規模になりそうなんで、果たして初めからそのぐらいのものが、今、部長が言われるように、6名にしたいんやったら、2か所目で3名で合計6名という持っていき方のほうが、今後そこのほうが入り口としては低くいけへんのかなというふうに、単純にちょっと思ったりもするんですが、あまり詳しいことが現時点では分からないとは思うんですけども、少しちょっとその辺の考え方だけお願いできますか。 ○副委員長(西脇秀隆君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) その詳細につきましては、認定こども園係長よりお答えします。 ○副委員長(西脇秀隆君) 認定こども園係長。 ○認定こども園係長(福田みさ代君) 先ほどの御質問ですが、定員6名で考えておりますのは、今、配置のほうが看護師1名、保育士2名で考えております。その中で、保育士が常勤的に1名いらっしゃって、看護師は常勤という形なんですけども、もう一人の方は非常勤で、交代できたりとか、大勢人数がいなかったら休んでいただいたりっていうこともありますので、マックス来たときに3名ではやっぱり無理かなというところもありますし、2か所目ということになると、また倍経費がかかるということもありますので、一旦6名ということで定めておるところです。 ○副委員長(西脇秀隆君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 分かりました。ちょっと状況を見ると、やっぱり個室になってるんで、6室いうたらかなりのボリュームというようなイメージがどうしてもあるんで、ちょっとお尋ねをしたんですが、今後その辺の調整も図って、また報告いただけたらと思います。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、丹波市立看護専門学校の運営費支援についての当局の説明を求めます。  健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 丹波市立看護専門学校の運営費支援につきまして御報告をいたします。  県の支援金につきましては、県立柏原看護専門学校の移管に当たりまして、県から市に対して運営費の支援を毎年受けております。金額は3年ごとに見直しをしておりまして、直近3カ年の歳入・歳出を基に積算しまして、3年間定額となってきております。今回は令和3年度から令和5年度分が見直しの対象となっておりますので、このことにつきまして、詳細は看護専門学校事務長よりお答えいたします。 ○委員長(吉積毅君) 看護専門学校事務長。 ○看護専門学校事務長(荒木和美君) 看護専門学校の運営費県支援額につきましては、先ほど部長が申しましたとおり、県立の看護専門学校が市に移管になるに当たって、兵庫県、それから兵庫県病院事業と丹波市3者において協定が結ばれて、その協定に基づいて支援を受けるものとなっておるものでございます。  今回の見直し3カ年につきましては、直近3カ年、平成29年度、平成30年度、令和元年度の歳入・歳出を基に積算を行っております。この間におきましては、令和元年9月に新校舎が新築移転をいたしました。この時期に合わせて授業料等の金額改定を行っておりますので、歳入が大幅に増額となっているところでございます。この増額に伴いまして、今後の3年間の支援額が減額となっているところです。  算定の方法につきましては、この協定書に基づいて兵庫県病院事業管理者と丹波市長で交わしております覚書の規定に基づいて算定を行います。こちらが2の算定方法についてというところになります。計算の方法としましては、運営に必要な歳出の経費から運営に必要な歳入の経費を引きまして、そこからさらに地方交付税相当額を除いて、実質市の負担額の3分の2という計算になります。  今回のこの積算につきましては、その3、積算について以下の表になります。歳入の表を御覧いただきますと、前回の3カ年、平成26年度、平成27年度、平成28年度の実績の歳入に比べまして、平成29年度から令和元年度の実績は金額がかなり大きくなっております。これは、その下ですね、入学考査料、こちらが2,200円から2万円に、入学料が5,650円から市内在住者は12万円、市外在住者は18万円、授業料は月額9,900円が2万円に、学生寮の家賃につきましては、光熱水費として1,500円月額であったものを、使用料3万円と光熱水費をお預かりするというふうに変更になっておりますので、かなり大きくなっております。  ただし、こちらの改定後の金額は、開校のときに制定いたしております丹波市立看護専門学校の授業料等の徴収に関する条例においてこの金額で定められていたものでございます。開校の時点では、当分の間、県立の時代の金額と同額で運営するということになっておりましたので、校舎の新築移転に合わせて当分の間の終期を令和元年8月31日として、令和元年9月分から新しい料金で徴収を始めたものでございます。  下の歳出の欄を御覧ください。こちらは平成26年度から平成28年度の実績と、平成29年度から令和元年度の実績で比較しておりますが、運営費の内容としましては、主に給与費、実習の委託料、それから施設管理に係る光熱水費など、それから100名弱おります非常勤講師の謝金など、それから学生寮の管理費など、それから研修費といったものでございます。こちらの経費につきましては、大きく増減はしておりません。若干下がっている形になります。  これを踏まえまして、地方交付税相当額それぞれの3カ年で平均して計算したものを差引きしますと、市の実質負担額ということで、前の3カ年につきましては7,722万1,000円、今回の3カ年では3,999万3,000円ということで、これを計算方法に当てはめますと、今回は2,666万2,000円ということで、前の3カ年に比べると大きく目減りしたように一旦見えますが、大きく収入が増えているというところが要因となっておりますので、ルールどおりの積算ということになっております。この金額で令和3年度から3カ年補助を受ける予定となっております。 ○委員長(吉積毅君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) ちょっと確認だけします。地方交付税相当額は増えるという、これは県の試算なのであれなんですけど、要するに人口が減って、密度補正ということは、密度が薄くなったほうが多くなるという補正なんでしたっけね。ちょっとそこだけ確認しておきたいんですけど。 ○委員長(吉積毅君) 看護専門学校事務長。 ○看護専門学校事務長(荒木和美君) 交付税の算定に当たりましては、学校のほうから提示する数字としましては学生の人数になります。その後、交付税算定に当たる係数は年度によって異なっているものと思っておりますので、ちょっと一概に比較は難しいかと思います。今回ここに出ているものについても、算定期間の3カ年の平均ということで県のほうで試算をされているということですので、見た目上は増えているようにも見えるんですけれども、年度によってこの数字は大きく変わると思いますので、ちょっと一定のルールということではないと思います。 ○委員長(吉積毅君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  以上で、健康・子育て担当所管の報告は終了いたしました。  その他、健康・子育て担当より報告事項はございますか。  健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 所管の報告事項はございません。 ○委員長(吉積毅君) 当局の出席については以上となりますが、その他、当局側の報告事項はございますか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 特にこちらからの御報告はございません。 ○委員長(吉積毅君) 委員の皆様からはございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) ないようですので、当局退席のため暫時休憩いたします。                 休憩 午後3時29分                ───────────
                    再開 午後3時30分 ○委員長(吉積毅君) 再開をいたします。  次に、日程第3、閉会中の継続審査事項についてを議題といたします。  閉会中の継続審査事項につきまして、御協議いただきたいと思いますので、暫時休憩をいたします。                 休憩 午後3時30分                ───────────                 再開 午後3時34分 ○委員長(吉積毅君) 再開いたします。  それでは、協議の結果、閉会中の継続審査につきましては、子育て支援に関する事項と決してよろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) 異議なしと認め、そのように決したいと思います。  最後に、その他の項に入ります。  私から、委員会の行政視察についてお諮りしたいと思います。  例年、春に委員会の行政視察を行っておりましたが、現在の新型コロナウイルスをめぐる社会情勢では、直近での実施は難しいと考えております。つきましては、実施を前提とした上で、社会状況を見ながら、後の委員会で判断をしていきたいと思います。そのようにさせていただいてよろしいでしょうか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 実施予定でということはあるんですが、それも今から検討ではなくて、先において検討ということになるんですか。 ○委員長(吉積毅君) 内容に関してはまだちょっと決まっていませんので、ある程度できるめどがついた時点で少し皆さんに御相談をしながら進めていきたいと思います。今のところは何も。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 現地に行けなくても、オンラインという方法もあるのかなと思うので、何か考えていけてもいいのではないかと思ってるんですが、どうでしょうか。 ○委員長(吉積毅君) 議会運営員会においてもちょっとそのような方向ででもちょっとしたいなというような意見も、この間の議会運営委員会でもありましたんで、当委員会でもなるだけの機会ですので、いろんな方法を勘案しながら、行政視察の代わりになるようなことがあるならば、そこも視野に入れながら、また皆さんと御相談したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、そのようにさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  その他、本委員会にお諮りする事項はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(吉積毅君) ないようですので、本日の議事は全て終了いたしました。  以上をもちまして、本日の民生産建常任委員会を閉会といたします。  それでは、副委員長より閉会の挨拶をお願いいたします。 ○副委員長(西脇秀隆君) 大変長時間御苦労さまでした。また一緒に勉強していきましょう。これで民生産建常任委員会を閉会します。               閉会 午後3時36分...