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令和 2年第111回定例会(第7日 9月30日)

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  1. 丹波市議会 2020-09-30
    令和 2年第111回定例会(第7日 9月30日)


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    最終取得日: 2021-08-07
    令和 2年第111回定例第7日 9月30日)             第111回 丹波市議会定例会議録          会期第7日 令和2年9月30日 午前9時30分開議 1.議事日程   (1)定刻電鈴   (2)議員着席   (3)開議宣言   (4)諸般の報告   (5)行政報告   日程第 1 認定第1号 令和元年度丹波一般会計歳入歳出決算の認定を求めるこ               とについて         認定第2号 令和元年度丹波国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第3号 令和元年度丹波国民健康保険特別会計直診勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第4号 令和元年度丹波介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第5号 令和元年度丹波介護保険特別会計サービス事業勘定歳入               歳出決算の認定を求めることについて
            認定第6号 令和元年度丹波後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の               認定を求めることについて         認定第7号 令和元年度丹波訪問看護ステーション特別会計歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第8号 令和元年度丹波地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認               定を求めることについて         認定第9号 令和元年度丹波駐車場特別会計歳入歳出決算の認定を求               めることについて         認定第10号 令和元年度丹波看護専門学校特別会計歳入歳出決算の認               定を求めることについて         認定第11号 令和元年度丹波農業共済特別会計歳入歳出決算の認定を               求めることについて         認定第12号 令和元年度丹波水道事業会計決算の認定を求めることに               ついて         認定第13号 令和元年度丹波下水道事業会計決算の認定を求めること               について         同意第30号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第31号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第32号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第33号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第34号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第35号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第36号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第37号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第38号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第39号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第40号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第41号 人権擁護委員の候補者の推薦について         議案第87号 中型ノンステップバス車両購入契約の締結について         議案第88号 丹波市・一部事務組合公平委員設置に関する規約の変更               に係る協議について         議案第89号 丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について         議案第90号 丹波市手数料条例の一部を改正する条例の制定について         議案第91号 字の区域変更及び字の廃止について         議案第92号 市道路線の認定について(北太田青田線)         議案第93号 市道路線の変更について(谷川青田線)         議案第94号 市道路線の廃止について(青田東西線)         議案第95号 丹波市立学校等整備基金条例の一部を改正する条例の制定               について   日程第2  議案第107号 交通系ICカードICOCA購入契約の締結について 追加日程第1  決議第2号 重ねてコンプライアンスの徹底と職場風土の改善を求める               決議   日程第3  請願第2号 農民の権利の法制化と種苗法の改正に関する請願 追加日程第2  意見書第3号 農民の権利の立法化と種苗法一部改正に関する意見書   日程第4  意見書第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激                な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書   日程第5  広報広聴委員調査報告   日程第6  閉会中の継続審査について 追加日程第3  議長の辞職について 追加日程第4  選挙第1号 議長の選挙について 追加日程第5  選任第1号 常任委員の選任について 2.本日の会議に付した事件   日程第 1 認定第1号 令和元年度丹波一般会計歳入歳出決算の認定を求めるこ               とについて         認定第2号 令和元年度丹波国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第3号 令和元年度丹波国民健康保険特別会計直診勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第4号 令和元年度丹波介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第5号 令和元年度丹波介護保険特別会計サービス事業勘定歳入               歳出決算の認定を求めることについて         認定第6号 令和元年度丹波後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の               認定を求めることについて         認定第7号 令和元年度丹波訪問看護ステーション特別会計歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第8号 令和元年度丹波地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認               定を求めることについて         認定第9号 令和元年度丹波駐車場特別会計歳入歳出決算の認定を求               めることについて         認定第10号 令和元年度丹波看護専門学校特別会計歳入歳出決算の認               定を求めることについて         認定第11号 令和元年度丹波農業共済特別会計歳入歳出決算の認定を               求めることについて         認定第12号 令和元年度丹波水道事業会計決算の認定を求めることに               ついて         認定第13号 令和元年度丹波下水道事業会計決算の認定を求めること               について         同意第30号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第31号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第32号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第33号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第34号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第35号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第36号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第37号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第38号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第39号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第40号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第41号 人権擁護委員の候補者の推薦について         議案第87号 中型ノンステップバス車両購入契約の締結について         議案第88号 丹波市・一部事務組合公平委員設置に関する規約の変更               に係る協議について         議案第89号 丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について         議案第90号 丹波市手数料条例の一部を改正する条例の制定について         議案第91号 字の区域変更及び字の廃止について         議案第92号 市道路線の認定について(北太田青田線)         議案第93号 市道路線の変更について(谷川青田線)         議案第94号 市道路線の廃止について(青田東西線
            議案第95号 丹波市立学校等整備基金条例の一部を改正する条例の制定               について   日程第2  議案第107号 交通系ICカードICOCA購入契約の締結について 追加日程第1  決議第2号 重ねてコンプライアンスの徹底と職場風土の改善を求める               決議   日程第3  請願第2号 農民の権利の法制化と種苗法の改正に関する請願 追加日程第2  意見書第3号 農民の権利の立法化と種苗法一部改正に関する意見書   日程第4  意見書第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激                な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書   日程第5  広報広聴委員調査報告   日程第6  閉会中の継続審査について 追加日程第3  議長の辞職について 追加日程第4  選挙第1号 議長の選挙について 追加日程第5  選任第1号 常任委員の選任について 3.出席議員   1番  小 川 庄 策          2番  渡 辺 秀 幸   3番  大 西 ひろ美          4番  近 藤 憲 生   5番  山 名 隆 衛          6番  大 嶋 恵 子   7番  吉 積   毅          8番  広 田 まゆみ   9番  小 橋 昭 彦          10番  谷 水 雄 一   11番  垣 内 廣 明          12番  太 田 一 誠   13番  太 田 喜一郎          14番  藤 原   悟   15番  須 原 弥 生          16番  西 脇 秀 隆   17番  西 本 嘉 宏          18番  奥 村 正 行   19番  前 川 豊 市          20番  林   時 彦 4.欠席議員   なし 5.議事に関係した議会職員   事務局長      荻 野 隆 幸    議事総務課長    荒 木   一 6.説明のため出席した者の職氏名   市長        谷 口 進 一    副市長       鬼 頭 哲 也   教育長       岸 田 隆 博    技監兼入札検査部長 上 畑 文 彦   企画総務部長    近 藤 紀 子    企画総務部政策担当部長                                  近 藤   巧   まちづくり部長   太 田 嘉 宏    財務部長      北 野 壽 彦   財務部資産管理担当部長          生活環境部長    余 田   覚             内 堀 日出男   健康福祉部長福祉事務所長        健康福祉部健康・子育て担当部長             金 子 ちあき              大 槻 秀 美   産業経済部長    岡 林 勝 則    産業経済部農林担当部長                                  畑 田 弥須裕   建設部次長道路整備課長             里     充    上下水道部長    井 上 博 生   教育部長      藤 原 泰 志    消防長       中 道 典 昭   会計管理者     足 立 良 二 7.会議の経過                 開議 午前9時30分 ○議長(林時彦君) おはようございます。  これより、第111回丹波市議会定例7日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付しておりますとおりです。  この際、諸般の報告をいたします。  常任委員、議会運営委員及び特別委員の活動状況並びに閉会中に資料請求された内容は、一覧表に記載しているとおりです。それぞれ文書共有システムに登録しておりますので、御覧おきください。  以上で、諸般の報告を終わります。  〜行政報告〜  ここで市長より行政報告の申出がありますので、これを許可いたします。  市長。 ○市長(谷口進一君) (登壇) おはようございます。ただいまから行政報告を申し上げます。  諸般につきましては、別紙資料で一覧表でお手元にお配りしているとおりでございます。お目通しをいただき、御了承賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、火災報告を申し上げます。  令和2年9月1日以降、2件の火災が発生しております。建物火災が氷上地域及び青垣地域でそれぞれ1件という状況でございます。なお、いずれの火災におきましても、けが人等はございませんでした。  以上で、行政報告を終わります。 ○議長(林時彦君) 以上で、行政報告は終わりました。  〜日程第1 認定第1号〜認定第13号、同意第30号〜同意第41号、議案第87号〜議案第95号〜 ○議長(林時彦君) 日程第1、認定第1号「令和元年度丹波一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」から認定第13号「令和元年度丹波下水道事業会計決算の認定を求めることについて」まで、同意第30号「人権擁護委員の候補者の推薦について」から同意第41号「人権擁護委員の候補者の推薦について」まで、議案第87号「中型ノンステップバス車両購入契約の締結について」から議案第95号「丹波市立学校等整備基金条例の一部を改正する条例の制定について」までの34件を一括議題といたします。  本件は、審査を付託しておりました各常任委員から審査報告書がそれぞれ提出されております。  最初に、総務文教常任委員小橋委員長の報告を求めます。  小橋委員長。 ○総務文教常任委員長(小橋昭彦君) (登壇) ただいま議題となっております同意第30号から同意第41号まで及び議案第87号から議案第89号までにつきまして、9月11日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました総務文教常任委員から審査報告を申し上げます。  本議案につきましては、去る9月15日に総務文教常任委員を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、審査報告書のとおり付託された同意第30号から同意第41号までについては賛成全員により同意すべきもの、また議案第87号から議案第89号までについては賛成全員により原案のとおり可決すべきものと決定しましたのでここに御報告申し上げます。  以上、誠に簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。 ○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  次に、民生産建常任委員太田一誠委員長の報告を求めます。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) (登壇) ただいま議題となっております議案第90号から議案第94号までにつきまして、9月11日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました民生産建常任委員から審査報告を申し上げます。  本議案につきましては、9月16日に民生産建常任委員を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、審査報告書のとおり議案第90号については賛成多数により、議案第91号から議案第94号までは賛成全員により原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告申し上げます。  以上、誠に簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。 ○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  次に、予算決算常任委員垣内委員長の報告を求めます。  垣内委員長。 ○予算決算常任委員長(垣内廣明君) (登壇) ただいま議題となっております認定第1号から認定第13号までの各決算及び議案第95号につきまして、9月11日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました予算決算常任委員から審査報告を申し上げます。
     各決算につきましては、去る9月23日、24日、28日の3日間、議案第95号につきましては9月17日に予算決算常任委員を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、審査報告書のとおり付託された認定第1号、認定第2号、認定第4号及び認定第6号については賛成多数により、認定第3号、認定第5号及び認定第7号から認定第13号までについては賛成全員により認定すべきもの、また議案第95号については賛成全員により原案のとおり可決すべきものと決定したので、ここに御報告申し上げます。  審査で出されました主な意見は、審査報告書に記載のとおりでありますが、当局におかれましては本委員での意見について真摯に受け止めていただき、令和3年度予算編成につきまして意見を反映いただくことを申し述べ、誠に簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。 ○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前9時39分                ───────────                 再開 午前9時39分 ○議長(林時彦君) 再開いたします。  これより、議案ごとに討論・採決を行います。  最初に、認定第1号「令和元年度丹波一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  反対討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  16番、西脇秀隆議員。 ○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表しまして、認定第1号(2019年度)令和元年度丹波一般会計歳入歳出決算の認定に反対の立場から討論をいたします。  2019年度は、丹波市にとって大きな事業が開始された年度でした。県立丹波医療センターの開院、丹波市立ミルネ診療所の完成と開所、それに伴う介護保険事業地域包括支援体制の充実、バス路線の再編などです。どの事業も問題なく行ってもらうようにお願いするものです。2019年度一般会計決算に反対する基本的な理由は、黒字が大きくこの黒字を自治体本来の役目である市民サービスや福祉になぜ使わないのかという点です。  収入総額約373億5,600万円、歳出総額約356億5,877万円で実質収支額は12億113万5,000円の黒字です。財政調整基金は約54億7,000万円、地域振興基金は約41億8,700万円となっています。庁舎準備基金は2億円積み立てるところを6億円も積立てし、約22億円になっています。これは総務省の指導で財政調整基金をあまりため込むなとのことで、目的別基金に積み立てています。お金が余っているのなら市民サービスや福祉に使うべきです。住んでよかったと思える丹波市、住みやすい丹波市を目指し、市民サービスや福祉の充実のための施策を要求します。  反対する理由をもう少し詳しく述べます。第1に公共交通の問題です。  バス路線の再編がありましたが、バスにあまり乗られていません。これはバス料金が大変高いからです。丹波篠山市や西脇市では、市内一率200円のバス料金を試行実施、また実施されています。お金を市民のために有効に使うためにも、大胆なバス料金の引下げを検討すべきです。また、市島地域にも神姫グリーンバス路線をつくるべきです。デマンドタクシーの町外運行への市民の声が大変強いものがあります。なぜ同じ市内へいけないのか。乗り継ぎ場所を市が決めると言っていたのはどうなっているのかなど不満が渦巻いています。せめて病院への直行便をつくってほしい、せめて隣の町まで行けるようにしてほしいなどの声をよく聞きます。病院までの直行便は実現できないのでしょうか。青垣地域・氷上地域、山南地域・氷上地域、柏原地域・氷上地域、市島地域・春日地域・氷上地域と地域ブロック内でのデマンドタクシーの運行はできないのでしょうか。バス会社やタクシー会社も大切です。市民や交通関係会社がウィン・ウィンになるように市は補助を増やすべきです。  第2は、子育て施策が後退していることです。  合併から人口が1万人減りました。子供の数も減っています。何とか減少幅を少なくする必要があります。ツープラス1の出産補助金がなくなり、子供の医療費無料化の所得基準が下げられました。大胆な子育て施策が望まれます。国の保育無料化で市の負担が約6,000万円軽減されています。出産祝い金の復活、ゼロ歳から2歳児の保育料の無料化、高校までの医療費の無料化、給食費の半額補助など、他の自治体での実施例はたくさんあります。大胆な子育て施策が望まれます。  第3は、学校統廃合の市の態度です。  学校統廃合は地域を疲弊させ、人口減少に拍車をかけます。コロナ禍のもと、少人数学級や少人数授業が見直されています。学校統廃合は機械的に押しつけるものではなく、統合ありきではなく慎重に住民や親の意見をよく聞き、存続も含めた結論を出すべきです。  第4は、県下一高いごみ袋代金の問題です。  ごみ袋代金を安くするとごみが増えるという意見がありますが、ごみを減らす問題と料金の問題は分けて考えるべきです。ごみ袋料金の要らない自治体はごみがたくさん出ているのでしょうか。ごみ処理は自治体の責務です。県下一高いごみ袋料金は丹波市のイメージを大変悪くしています。一刻も早く近隣自治体並みの大袋80円から40円にすべきです。  第5は、補助金の問題です。  一昨年の決算の監査で適正さが厳しく指摘されました。昨年度改善はされているものの、まだ問題も残っています。空き家利活用地域活性化事業補助金は当初から適正化が問題視されており、特に最近柚津活性協議が解散し、市が補助金300万円の半額を返還するよう求めています。当初からこの団体への補助金交付条件に疑義があり、市が補助金を出したことに問題があります。国の補助金を使う事業実績を上げるために、適正さを欠いたと言われても仕方がありません。  敬老事業の補助金の問題が予算決算常任委員で出ました。補助金申請が複雑で申請しにくいという問題です。補助金は厳しく審査するだけでなく、市民や市民団体が使いやすくすることも必要です。  第6は、市人権同和教育協議の補助金1,105万2,000円の問題です。  補助金額は県下で一番多いです。市人権・同和教育協議は民間の団体です。民間団体は自己調達資金で運営するのが基本です。それに補助金が加わるのが普通です。2019年度決算では、自己調達資金が何と1万5,000円のみです。明らかに補助金にどっぷり依存し、自己調達金の努力を怠っているのです。この団体への補助金の大幅減額が必要です。  以上で、認定第1号の反対討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(林時彦君) 16番、西脇秀隆議員の討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。  12番、太田一誠議員。賛成、反対。 ○12番(太田一誠君) 賛成です。 ○議長(林時彦君) 原案に賛成の討論を許可いたします。  12番、太田一誠議員。 ○12番(太田一誠君) (登壇) それでは、議長の許可を得ましたので、ただいまより認定第1号、令和元年度丹波一般会計歳入歳出決算の認定を求めることに関する議案に賛成の立場で討論いたします。  市長は、令和元年度丹波市施政方針を起承転結の転とし、飛躍の丹波市元年2019とされました。本議案の着眼点は2点といたしました。希望ある持続可能な自治体経営へと導く10点の重点施策が市政として前に進められたのかが1点。二つ目はその結果、市民の暮らしの安全安心と福祉の向上につながったのかなというところが着眼点です。2点を議会は、当初予算との比較やこれまでに発言された議員提案をいかに取り入れ、効果が出たのかのチェックと議会としての対案をもっての批判ができたのかが本審査の原点であり、本質と考えます。  本年度の決算において、市長は起承転結の転の年であり、先ほども述べましたが、2019年をターゲットイヤー、転換期とされました。目標の関係人口を数字でとり調べてみますと、確かに300万人の目標、観光客の関係人口は当初予測を大幅に超え、お考えどおりの社会現象となっています。北近畿豊岡自動車道の通行台数で関係人口を見るとその要因がよく分かります。当初、年間50万台から現在350万台共言われ、将来は400万台を目指されるような山陰海岸ジオパークはじめ、山陰道の開発がされる中、我が丹波市にとってもこの基幹道路を有効的に関係人口の関係にしていくのがターゲットの狙いの戦略ではないかと推測しました。ターゲットに戦略を議会が理解し、民間企業や市民とともに参画共同精神で事業展開できれば目標が達成できたのではないかなと、お互いの問題点も感じとれました。  具体に、例えば丹波市の交通窓口でもある道の駅丹波おばあちゃんの里の入り込み数は年間20万人、約1日1,000人平均ということになりますが、まだまだ可能性があり、市内の各道の駅だけを考えても近隣市町と比較し、交流人口、関係人口を増加させることは可能性が大と見ることが重点施策からも考えられました。  市政を前に進めるため、10点の主要施策を推薦するに当たり、予算と決算との比較が見てとれると。市議会と市民の意思疎通において、聞く、話す、決める、市政戦略努力は効果が主要施策の取組とその成果説明書からもよく受け止めることができました。具体には10点の主要施策の中で、特に主要施策3の丹波市地域福祉計画策定による医療、保健、福祉、介護の連携充実は先進的取組で大変感動しました。一方、次年度の課題としては、人材の確保が必要であり、主要施策として今後ますます包括的システムによる社会変革に対応した取組を考えることが必要であるとも確認できました。  主要施策課題として、自治組織や市民活動団体等が主体となる市民参加型のシティプロモーション活動も整理ができ、第2次丹波市総合計画や丹(まごころ)の里創生総合戦略の着実な推進と第3次丹波市行政改革プランに掲げる取組の進捗管理に議会としてチェックを行い、市民から信頼される議会人、あるいは市政の確立を目指される批判ができる議会改革が市民から期待されていることも感じ、内容の決算審査でそのことが内容の決算でありたいと冷静に受け止めてまいりました。  決算審査に当たり、本予算決算常任委員でも地方自治法第98条第1項の規定により、事務検査を行い、細かな事務のミスや取扱いについて質疑を交わした経過があり、その内容は先ほどの委員長報告と理解します。一方で、地方自治法第2条第14項、地方公共団体はその事務を処理するに当たっては、住民の福祉の増進に努めるとともに最小の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないとあります。最小の経費で最大の効果とは何を意味するのか。住民の福祉の増進に当たる仕事かどうかをどのように判断するのかをこの2点に絞り、自治体の事務事業を決算審査する際の要点と考えることが重要と思われます。  財務評価としましては、近隣の類似団体から見ても実質公債費比率や起債償還などは利子も含め適正であり、一定の努力をされ、これ以上の努力もおしめないほどの数値になっております。ただし、財調そして基金の積立ての問題も出ましたが、政策執行としては効率的、効果的な予算執行と健全な財政運営の維持が決算書からも認められ、監査のほうも支持されているところと感じました。本年はコロナの社会的影響もあり、観光を中心とした交流人口や関係人口交流が軒並み中止をされました。しかしながら、今後これを逆手に取った静かでのんびりできる丹波は自然が豊かであることが強みである、決してハードな施設でなく、人と人が交流できる関係人口をつくれる文化、伝統の継承を起こせる施策が今後さきの課題であり、ますます発展するものと考えます。  次年度が起承転結につながる結の年であります。施策となる問題点、課題点を今年度の課題とし、そして次に期待することを述べまして本議会である認定第1号、令和元年度丹波市一般会計歳入歳出の認定を求めることに関する議案に賛成します。どうか議員各位の賛同を賜りますよう賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(林時彦君) 12番、太田一誠議員の討論は終わりました。  ほかに討論はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  認定第1号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(林時彦君) 起立多数です。  したがって、認定第1号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  ここで申し遅れましたけども、本日井上理事の欠席を許可しております。御了承ください。  次に、認定第2号「令和元年度丹波国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  反対討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  17番、西本嘉宏議員。 ○17番(西本嘉宏君) (登壇) 日本共産党議員団を代表して、認定第2号、令和元年度(2019年度)国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定に反対の立場から討論を行います。  国民健康保険制度は、国民の4人に1人が加入する国民皆保険医療制度として、社会保障の重要な柱になっています。周知のとおり、社会保険等と比較して農林業、小規模事業者など、比較的所得の低い層の加入が多いこと、また年齢構成も高く、医療費の水準もそれにつれて上がってくること、また所得に占める国民健康保険税、以下国保税と言いますがこの負担率が年々多くなっているのが特徴であります。国保税が高くなり、払いたくても払えないという市民の声も多くなっており、市民税や固定資産税とともに国保税の未収金、滞納繰越金も年々多くなっており、今年度決算における未収金は昨年度より若干増加して5,100万円となり、滞納繰越分1億9,700万円と合わせると2億4,800万円となっています。しかも、これが重複している場合が多くあるのであります。令和元年度(2019年度)当初予算における国民健康保険税は一人当たり医療給付費分で7万9,701円でありました。医療給付費分と後期高齢者分では1,734円は1.7%介護分を超えると6,496円、5%の引上げとなっておりました。  しかしながら、令和元年度(2019年度)当初予算では、前年度、平成30年度(2018年度)の決算見込みで繰越金は3,800万円、国保基金からの繰入れは8,500万円として見込み、国保税を算定し、先ほど言ったように結果は若干引上げとなっております。ここで指摘しておきたいのは、前年度の繰越見込みを当初3,800万円としていたが、前年度決算ではその4倍の1億2,800万円となっているではありませんか。これは大きな見込み誤りであります。当初大層に言って8,500万円の基金を繰り入れましたが、今回の決算では結果的にたったのスズメの涙ほどの1,689万円の繰入れにとどまっているのであります。あきれてしまいました。  確か、この当初予算の審議や討論で私は国保運営協議で示された国民健康保険税の据置き案では1億2,000万円を基金から取崩し、補填すれば可能となっています。その差4,100万円ほどのことであり、この金額を投入しても基金残高は6億5,000万円となります。この程度のことができなかったことは極めて残念ですと言いました。どんな見込みをしたのか知りませんが、国保税算定の基礎となる繰越金の見込額を4倍も過小に見込み、国保税を引き上げたことは被保険者に多大な負担を押しつけたことになりませんか。大問題であります。当局の反省を求めておきたいと思います。この決算で基金残高は7億1,000万円を超えているところであります。来年度においてはこうした点を含み、国保税の引下げへの努力を行うよう強く求めておきたいと思います。  全国知事も国保に1兆円の国費投入で協会けんぽ並みの負担率にと政府に求めています。一昨年も全国知事は同趣旨の提言を政府に行い、さらに全国市長など地方6団体も同趣旨の提言を政府に行っているところであります。その結果、丹波市にも一定の約8,000万円になりますが支援をされているところであります。しかし、この3,400億円では協会けんぽの差が縮まらず、さらに地方6団体は国庫負担の増額を求めています。国保税会計の行動的危機は政府の負担を5割から2.5割に減額してきたことにあります。どこの自治体も国保財政は厳しくなり、かなりの自治体が一般会計からの法定外繰入れを行っています。全国知事も1兆円の国費投入を先ほど言ったように要求しています。丹波市からも政府の負担を以前の5割にすることを要求していかなければなりません。子供にもかかる均等割、貧富の差があるにも関わらず世帯に税がかかる平等割の廃止を政府に、あるいは市に求めていくものであります。  市独自で子育て支援策として、この均等割の廃止をする自治体も増えております。私たちは国保基金残額が7億1,000万円になっているにもかかわらず、令和元年度(2019年度)において国保税を引上げており、引下げの努力が不十分という決算ということで、認定第2号、国民健康保険の特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定に反対といたします。 ○議長(林時彦君) 17番、西本嘉宏議員の討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  認定第2号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(林時彦君) 起立多数です。  したがって、認定第2号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第3号「令和元年度丹波国民健康保険特別会計直診勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  認定第3号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第3号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第4号「令和元年度丹波介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  反対討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  17番、西本嘉宏議員。 ○17番(西本嘉宏君) (登壇) 日本共産党議員団を代表して、認定第4号、令和元年度(2019年度)丹波市介護保険特別会計事業勘定歳入歳出決算について、反対の立場から討論を行います。  最初に、令和元年度(2019年度)は第7期介護保険事業計画の中間年度になっています。2014年に医療・介護総合法が強行されて、介護保険始まって以来の大改革、大改悪が行われました。2017年度からこれが本格実施になって3年目となっております。つまり、要支援1、2の人の訪問介護、あるいは通所介護を保険給付から外し、地域支援事業に移すこととなり、それは地域支援事業の介護予防事業に要支援者の訪問介護、通所介護の代替えとなり、代替えサービスに加えて新しい介護予防、日常生活支援総合事業に改変しておるところであります。要支援者のうち、身体介護の以外の人は地域支援事業に移行され、要支援者の訪問介護や通所介護では現在受けてる人はそのまま続けられることになっております。  こうした地域支援事業は基本的にボランティア、NPO、地域の団体等による軽微な支援となっております。このうち、いきいき百歳体操は2018年度より150団体となり、決算年度では29団体増加し、参加人数も約300人増加しております。積極的な取組となっている点は評価をいたしますが、くらし応援による訪問型サービスの利用者数は前年度より81人減って減となっているのは何が原因なんでしょうか。くらし応援などの積極的な地域活動を否定するものではありませんが、専門職以外ではサービスの質の低下が起こることもあり、あくまでも専門職の支援程度に位置づけることが重要だと思います。  つい最近、厚生労働省は要支援者向けの介護予防・日常生活支援総合事業の対象を要介護の人にまで拡大し、要介護者の介護保険給付外しを可能にする、しかもこれは省令改正によってこうした介護保険制度に改変しようという動きが広がり、衝撃が広がっています。厚生労働省は、対象は要介護1から要介護5の全体と明言をしており、全ての要介護者を本人の希望と自治体の判断で2021年度から総合事業の対象にできることを明らかにしたものであります。これは、介護保険制度そのものに関わる大変大きな問題であります。  次に、第7期介護保険計画の介護保険料は65歳以上の被保険者一人当たり基準額が月額5,890円で、第6期から月額860円引き上げられております。年間1万320円という引上げになっております。今回の決算で年金18万円以下の人や65歳になったり転入したりしてすぐに年金天引きができない人、さらに収入申告のやり直しによって保険料の所得段階が変更になった人など、普通徴収対象者の未収金が約638万円あります。昨年度より若干減ってはおりますが、滞納繰越分と合わせると1,530万円の滞納額になり若干増加しています。低所得者層への軽減制度のこれは充実が求められるところであります。
     決算では、前年度の繰越金が約1億7,700万円、基金の積立金に約7,700万円積み立てています。現制度では、年金額や年収がほとんどなくても介護保険料がかかってきます。第1号被保険者は4,294人です。丹波市の高齢化率は平均平成30年の2018年の3月で33.8%、前年度より0.5%増えています。要介護、要支援の認定者数は増えると予想されております。介護保険料を抑えるには国が制度改正を行い、国民健康保険のように国の財政主導がどうしても必要であります。全国知事、全国市長なども調整交付金の5%の特例措置を政府に要望しております。もっと市独自でも保険料の軽減に努力をするべきであります。  以上、介護保険地域支援事業など要支援者へのサービスの一部切捨てが始まっており、保険料軽減の取組など努力が不十分であるという理由で、認定第4号、令和元年度(2019年度)の丹波市介護保険特別会計事業勘定歳入歳出決算に反対といたします。 ○議長(林時彦君) 17番、西本嘉宏議員の討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  認定第4号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(林時彦君) 起立多数です。  したがって、認定第4号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第5号「令和元年度丹波介護保険特別会計サービス事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  認定第5号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第5号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第6号「令和元年度丹波後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  反対討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  17番、西本嘉宏議員。 ○17番(西本嘉宏君) (登壇) 日本共産党議員団を代表して、認定第6号、令和元年度(2019年度)の丹波市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に対しまして、反対の立場から討論を行います。  後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に囲い込んで負担を負担増と差別を押しつけるそういう医療制度であります。2008年度にこの制度が導入されてその後、今回の決算年度で12年目というふうになりますが、既に4回にわたる保険料の値上げが強行されております。制度導入時、批判をかわすために低所得者の保険料軽減する仕組み、特例減免を導入しましたけれども、2017年度から段階的に保険料の値上げが始まっております。際限のない保険料の値上げと差別的な医療の推進というこの制度の害悪がいよいよ本格的に高齢者に及ぼうとしております。  私たちは後期高齢者医療制度を速やかに撤廃して、もとの老人保健制度に戻すよう求めております。減らされ続けた高齢者医療の国庫負担を復元して保険料や窓口負担の軽減を進めることが極めて重要であります。今また政府は75歳以上の人に2割負担の導入など、窓口負担を増やす計画をしています。この後期高齢者医療制度は、それ以前は無料であった窓口負担が1割負担になり、さらに保険料を増やそうとしているところに大きな問題があるのであります。  兵庫県広域連合では2018年度、2019年度の2年間の保険料が標準月額6,674円となっております。後期高齢者医療制度では2年ごとに保険料の改定が行われますが、そのたびに保険料が上がることも予想されております。国民年金月5万円程度で暮らしている人にとっては死活に関わる問題であります。  また、厚生労働省は後期高齢者の保険料の軽減特例措置が段階的に廃止することを2017年度から実施していますが、これまで年金収入が211万円以下の人や子供などに扶養されている人を対象に、最大で9割軽減される特例制度がとられておりますが、先ほど言ったように兵庫県の後期高齢者医療広域連合でもその保険料の9割軽減に該当する方は平成元年度から8割軽減となり、保険料額が4,885円から9,771円と2倍に跳ね上がったり、さらに令和2年度は本年度ですが、本則の7割軽減となって1万4,656円と保険料は3倍になります。これらの県の該当者は18万4,422人とされています。同じように8.5割軽減、これ7,328円ですがに該当する方についても令和元年度には据え置くものの令和2年度から令和3年度にかけて段階的に本則の7割軽減に戻すと。保険料は2倍の1万4,656円に跳ね上がります。その対象者は県下で14万7,765人になっております。丹波市では約1,900人の方が影響を受けます。  丹波市では、決算年度で9割軽減の方が73人減っています。丹波市の2019年度決算では年金18万円以下の方などの対象の普通徴収において、保険料未収金が約236万8,000円となっており、前年度から若干減少しています。滞納繰越分を含めると約320万円で保険料滞納額となっています。低所得者層の状況から考えると、減免が図られる必要があります。後期高齢者医療制度では2年ごとに保険料の改定が行われます。そのたびに保険料が上がることも先ほど言ったように予想されており、国民年金月5万円程度で暮らしている人にとっては死活の問題、さらに保険料だけではありません。医療費の窓口負担、これにも高齢者の悲鳴が上がっております。  政府は70歳から74歳の窓口負担を2割に引き上げる改悪を平成26年度(2014年度)から実行に移しました。さらに今度は75歳以上の1割から2割の導入など、高齢者に狙い撃ちをした窓口負担にも今まさに進めようとしております。増えるどころかますます減らされ続けている年金しか収入のない高齢者に対する心ない極めて残念な仕打ちであります。私たち日本共産党議員団は、こうした後期高齢者医療制度を速やかに撤廃をして元の老人保健制度に戻して、増やし続けられている高齢者医療への国庫負担をもとに戻して保険料や窓口負担の軽減を進めるよう求めています。  以上、低所得者層への9割軽減特例措置の段階的廃止、そして減免などの処置が不十分であるということで、認定第6号、令和元年度(2019年度)の後期高齢者医療制度特別会計歳入歳出決算に反対とさせていただきます。 ○議長(林時彦君) 17番、西本嘉宏議員の討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  認定第6号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(林時彦君) 起立多数です。  したがって、認定第6号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第7号「令和元年度丹波訪問看護ステーション特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  認定第7号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第7号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第8号「令和元年度丹波地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  認定第8号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第8号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第9号「令和元年度丹波駐車場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  認定第9号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第9号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第10号「令和元年度丹波看護専門学校特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  認定第10号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第10号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第11号「令和元年度丹波農業共済特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  認定第11号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
     したがって、認定第11号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第12号「令和元年度丹波水道事業会計決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  認定第12号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第12号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第13号「令和元年度丹波下水道事業会計決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  認定第13号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第13号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  ここで暫時休憩をいたします。                 休憩 午前10時30分                ───────────                 再開 午前10時40分 ○議長(林時彦君) 再開いたします。  次に、同意第30号「人権擁護委員の候補者の推薦について」から同意第41号「人権擁護委員の候補者の推薦について」までの12件の討論を一括して行います。  御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  同意第30号「人権擁護委員の候補者の推薦について」から同意第41号「人権擁護委員の候補者の推薦について」までの12件の採決を一括して行います。  御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  お諮りいたします。  同意第30号から同意第41号までの12件は、委員長報告のとおり同意することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第30号「人権擁護委員の候補者の推薦について」から同意第41号「人権擁護委員の候補者の推薦について」までの12件は、委員長報告のとおり同意することに決しました。  次に、議案第87号「中型ノンステップバス車両購入契約の締結について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第87号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第87号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第88号「丹波市・一部事務組合公平委員設置に関する規約の変更に係る協議について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第88号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第88号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第89号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第89号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第89号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第90号「丹波市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  議案第90号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(林時彦君) 起立多数です。  したがって、議案第90号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第91号「字の区域変更及び字の廃止について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第91号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第91号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第92号「市道路線の認定について(北太田青田線)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第92号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第92号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第93号「市道路線の変更について(谷川青田線)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第93号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第93号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第94号「市道路線の廃止について(青田東西線)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第94号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第94号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第95号「丹波市立学校等整備基金条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第95号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第95号は、委員長報告のとおり可決されました。  〜日程第2 議案第107号〜 ○議長(林時彦君) 日程第2、議案第107号「交通系ICカードICOCA購入契約の締結について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(谷口進一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第107号「交通系ICカードICOCA購入契約の締結について」御説明を申し上げます。  9月18日に御可決をいただきました補正予算に計上しておりますとおり、市内各世帯に配布するICOCA2万6,300枚これを購入するため、丹波市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第3条の規定により、議決を求めるものでございます。この後、関係部長から補足説明をさせます。どうかよろしく御審議をいただきまして、御可決賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 市長から指示がありましたので、補足の説明をさせていただきます。  議案書は1ページ、審議資料は1ページから3ページでございます。審議資料の1ページをお願いいたします。  今回購入いたしますのは、デポジット500円を含みます2,000円分の交通系ICカードICOCA2万6,300枚で、購入後は市内各世帯に1枚配布するものでございます。契約金額は5,260万円でございます。契約の相手方は大阪府大阪市北区芝田2丁目4番24号、西日本旅客鉄道株式会社でございます。  審議資料の2ページには、契約の相手方の会社概要を添付してございますので、併せて御覧願います。  以上、議案第107号に係る補足説明とさせていただきます。 ○議長(林時彦君) これより質疑を行います。  質疑はございませんか。  18番、奥村正行議員。 ○18番(奥村正行君) この件につきましては、先の予算決算常任委員でもこの予算について採決して全員賛成で通ったところでございますけれども、その際にも私は申し上げたんですけども、このカードは市のほうは物品として消耗品費として上げられています。しかし、地方自治法等を見てますとやっぱりこれは動産には当たらないというようなことがあります。それ債券であると、私もそのとおりであった思ってましたので、補正予算については賛成はいたしますが、この施策そのものに反対するのではありませんけれども、今回この本日提案される際にはですね、物品と考えられた明確な説明をしていただきたいというようにお願いしておりましたけど、今の説明ではその点がありませんので、再度お聞きしたいと思います。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 従前からですね、ICOCA単体の性格で言いますとこれは有価証券であって、無記名証券であるということは我々も当初からその認識でございます。そういった意味では、奥村議員と考えは同じくするところではございます。  ただ一方で、これも従前から申し上げておるわけでございますけれども、予算執行ですとか財務上の取扱いについてはその目的、性質によって変わってくるものと思っておりまして、今回のICOCAの購入目的が広く市民に配布するという事業であるという性質から、これは物品、消耗品費として扱うべきものというふうに考えてございます。本体というふうに考えておるところでございます。 ○議長(林時彦君) 18番、奥村正行議員。 ○18番(奥村正行君) 性質によって変わるという今答弁でございましたけども、他市ではですね、これもどうかなと思いますけども、他市では内規で定められてこういうふうに今、市が丹波市がしようとするようにされているとこもあるようにも聞いてます。しかし、それはあくまで内規であって条例ではありませんので、それでももう私は問題と思いますけども、丹波市の場合はその内規でもないも決められてない、単なる今部長言われたように性質によって変わるからという形で今提案されとるわけで、私はあくまでもずっと言ってますけど、物品の購入の2,000万円以上やったかなの分で議決が要るとは、なしで十分債券として執行できることだから議決が要らないんじゃないかということをずっと言ってるわけですけども、今の説明ではちょっと理解し難いと思います。  答弁があったらでいいです。 ○議長(林時彦君) では、ほかに質疑ございますか。  10番、谷水雄一議員。 ○10番(谷水雄一君) 2点お伺いします。内容については事務手続上のことです。  1点目は今奥村議員からも指摘があったとおりなんですけれども、その物品で今回購入されるいうことなんですけれども、性質上は無記名証券ということで当局のほうも認識されているという答弁やったんですけれども、ただその場合に今回あります契約書につける印紙ですね、これどういうふうに考えておられるのかなというのが一つあります。  もう一つが、この契約条項にあります反社会的勢力でないことの確認の第9条ですけれども、これは今回その2万6,300枚、各世帯に配布するということなんですけれども、どのようにして確認といいますか考えておられるのか、その点をお聞きします。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 収入印紙のことにつきましては、これ契約の内容につきまして税務署にも御確認いただきまして、これ課税対象にはならない非課税文書であるということを確認してございます。その上で収入印紙は必要ないというふうに判断しているところでございます。  また併せて、契約の中ですね、第9条に定めておるところかとは思います。これ契約当事者でございましたので丹波市とJR西日本との間での確認でございまして、そこから市民の皆様方、世帯のほうに配布させていただくときに確認するとかいうものではございませんので、その点は御理解いただきたいと思います。 ○議長(林時彦君) 10番、谷水雄一議員。 ○10番(谷水雄一君) 第9条の発注者及び受注者ということで、当事者間の関係については今答弁があったとおりなんですけれども、ただその場合にですね、第10条の契約の解除に当たるその第1項第4号の提供し、または供与するなどの関与として認められるときという結果的にそうなった場合、加重条件に抵触するのではないかなとは思うんですけども、その点の整合性についてはどのようにお考えですか。 ○議長(林時彦君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午前10時54分                ───────────                 再開 午前10時56分 ○議長(林時彦君) 再開いたします。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) あくまでもこの契約につきましては、ICOCAを購入してそれを対象でございます各世帯に配布する目的で購入をする。購入した時点でそれは契約は履行してございますんで、その際に購入する際に当たってJRからICOCAを購入する際に当たって、議員御指摘の条項に反するような場合であれば別なんですけれども、購入した後のことにつきましてはこの契約には当たらないというふうには考えているところでございます。 ○議長(林時彦君) 10番、谷水雄一議員。 ○10番(谷水雄一君) 契約の解除のその条件っていうのはですね、購入時点ではなくてその後の結果にも影響を与えてくるものでして、今答弁あったような格好ではなかなかこの契約の解除の条項をつくってる意味がないのかなと思っております。  最終的には、この条項なりをその再度検討していただくか、もしくはその中身をもう少しみていただいたらなとは思うんですけれども、ただこの今回その契約書を見てますと、大手がつくってるから安心だということで、すんなり中までは見ておられないのかなというところもありまして、今後その契約内容とかどこがつくったとしてもですね、しっかり精査していただきたいなと思っております。最後は要望になりますけれども、各部署におかれましてもこの契約の内容についてはよく精査して確認していただきたいと思います。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 基本的な考えは先ほど申し上げたとおりでございますが、議員の御指摘も踏まえまして、改めて文言については精査をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(林時彦君) ほかに質疑はございますか。  7番、吉積毅議員。 ○7番(吉積毅君) 購入契約書の第3条でお尋ねをするのですが、引渡し方法として別表のとおりとするということで、別表がついております。引渡し場所に関して天王寺駅であったり篠山口駅であったりとするのですが、これは間違いないのですか。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 引渡し場所につきましては、ここに書いてございますとおり天王寺駅、または篠山口駅でございます。 ○議長(林時彦君) 7番、吉積毅議員。 ○7番(吉積毅君) 丹波市内のその入札においてですね、市内の零細企業等がですね利益が何百円の中で市内の遠い場所まで納品をいかな駄目やという中で、ガソリン代でもう利益が飛んでしまうっていうような話は聞きます。その中でかなりの高額のこの今回のICOCAを引渡し場所を天王寺駅とかに指定をされている、丹波市に納品をされない理由っていうのはどういうことなのか少しお願いします。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。
    ○政策担当部長(近藤巧君) この納品につきましてはですね、検査を行った上で引渡しを受けるというふうにしてございます。検査を行う場合にですね、この納品されるカード、これが即使用できる状態にあるのか。1,500円分の電子マネーが登録されているのかといった電磁記録に関する検査、これにつきましてはJR各駅に設置されています券売機でなければそれは確認できません。ということで券売機のあるところというのがまず大前提になります。その上で、今回JR内での話ではあるんですけども、天王寺駅と篠山口駅この2駅で市が発注するICOCAの作成に当たるということでございますので、そこで現地で検査をしてそのまま検査した結果、適正であるというふうに判断した場合に引渡しを受けるということにしてございます。 ○議長(林時彦君) 7番、吉積毅議員。 ○7番(吉積毅君) 説明として理由は分かるのですが、例えばその6,000枚とか2,500枚っていう枚数をその場で全てチェックをされるんですか。すごく非効率的な話に聞こえるんですが、例えば天王寺駅で6,000枚をその場でチェックをするのに市職員が立ち会ってですね、それを検査するっていう、まあ言うたら職員の給与とかその時間ロスですね、そういうことも非常に大きいと感じるんですが、もう少しその今の説明でいくと膨大な時間と費用が発生するように感じるのですが、もう少しそれの明確なやり方というか対応方法っていうのはないのでしょうか。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 全数検査までは考えてございません確かに。抽出検査ということでは考えてございます。どれだけの数というのはまた内部でも協議して決定いたしますけれども、全数検査までは考えてございません。 ○議長(林時彦君) 7番、吉積毅議員。 ○7番(吉積毅君) もう一回になって申し訳ないですが、全数でないならば、篠山口駅でされたらJRが一番最寄りの駅、ちょっと柏原駅であったり石生駅であったり黒井駅であったり、そのICOCAの発券機の導入がずれるんで、そこはチェックが無理かもしれないんですが、今言われる方法ならば篠山口駅へ来た中でそこでチェックするっていうのも可能ではないのでしょうか。その抜取りでされるのならば。天王寺駅まで行く理由が私にはもう一つ分からないんですけど。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 実際つくった現場、また抽出検査とは言うもののどれだけの抽出ということも今後検討ではございますけども、それなりの枚数の抽出検査はする必要があるといった中で、あまりに小規模な駅でありますと通常業務に発券機をお使いになるほかの乗客の方の利用を妨げることになっても申し訳ないということで、まずは発券作業を行う駅において検査をしてそこで受け取るというふうに考えておるところでございます。 ○議長(林時彦君) 部長、今の答えではあきません。何枚するかも分からないのに篠山口駅でできないかできるかとかね、そんな仮定の話ばっかりされても今議員が指摘されとるのは、なぜ天王寺駅まで行かんなんのかということを明確に答えなさいということになってますので、ここで暫時休憩いたしますので、きちっとした答弁を求めます。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時03分                ───────────                 再開 午前11時08分 ○議長(林時彦君) 再開いたします。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 検査、また引渡し場所につきましては、議員御指摘も踏まえまして、ただ検査を行う券売機、1基のところですとなかなか他の業務の支障にもなりますんで複数基あるところではないとなかなか難しい、また検査するに十分な場所があるところ、駅ではないと難しいというような制約はあろうかと思いますけれども、それにつきましてはなるだけ近いところでですね検査、引渡しができるようJRとも交渉を行っていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(林時彦君) よろしいですか。  ほかに質疑はございますか。  17番、西本嘉宏議員。 ○17番(西本嘉宏君) 今のその引渡し場所の今答弁がありましたけど、ちょっと聞こえにくかったんですけど、結局は検査は当然これ契約してますのでちゃんとした製品というかカードとして使えるかどうかは検査する必要があります、現地でね。消防車でもそうなんですけど。ただ、受取り場所はこれ天王寺駅となったり篠山口駅になってますが、引渡し場所ね。今も指摘があったとおりだと思います。  次は、質問しようと思ったのは、実はこの契約書の第3条で、ちょっと見てもらえますか。今の答弁は可能だと思いますよ。第3条の第3項で発券期限及び引渡し期限、並びに数量は別表のとおりとすると。ここに引渡し場所が書いてないんです、契約にね。だからこれは単なる別表であって契約の上の引渡し場所ではないと。したがって、つまりこっちが発注者なんで、やっぱり業者に納品をさせるというのはこれ当然だと思います。何でこの発注者が受取りに行かんなんのかと。その間の交通費の問題も出よりましたけど、あるいは盗難事故とか落としたり、落とすいうのはないやろうけど、置き忘れとか事故がある可能性もあるんで、向こうの責任にせないかんと思いますこれは。もう一度やっぱりその確認をしてください。確認をします。受取り場所については、引渡し場所については書いてはありますけども、これはあくまでも契約の範疇ではないと。だから、JRと再度交渉して丹波市に納品をさせると向こうから。検査は当然行きますよ。そういうことについて再度確認をしときたいと思います。  それからもう1点は、有価証券の問題で先ほどありましたけど、これ私のほうからも国の総務省の見解をですね、このつまり有価証券であったとしてもこの内部で保留する有価証券、現金化できる有価証券の扱いと、こういったカードによる有価証券ですね、これの物品、役務なのか物品なのかその扱いの選別ですね、そのやり方とか、それから契約の在り方というのは問合せされましたでしょうか。国のほうへね。その問合せされた内容について、されておれば聞かせてください。  それから、もう一つですね、これは国との見解なのかどうか知りませんが、今も言いましたけど有価証券についてのこの扱いですが、今回はカードにということで2,000円の500円のデポジットはありますけど、1,500円分のこれはまさしく有価証券、物品ではないと私も思うんですが、ただ、その行政のいうところの有価証券との違いいうのをやっぱりちょっとそこは明確にした扱いにせんとやっぱり一般的には通らないと思うんですけれども、その辺どうでしょうか。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) まず1点目でございます。第3条の第3項の部分、別表のとおりとするということで、これ別表には備考として引渡し場所と書いてございますが、一方で第3条の第5項につきまして第3項に基づいて受注者、つまりJRですねが指定する場所において発注者に対し引き渡すというふうになってございますので、これはJR側が指定するということになってございます。そもそもそれで発券機であります天王寺駅と篠山口駅で検査の後、引渡しということで考えてございましたけれども、先ほども御答弁申し上げましたとおり、この場所につきましては再度JRと協議をしてなるだけこちらとしても効率的に行いたい、場所につきましては再度協議をしたいというふうに考えているところでございます。  有価証券につきまして、国に問合せをしたのかということでございます。個別の案件でございますので、国のほうにもなかなかこれは問合せということもなかなか難しいということもあって、国にまでは問合せはしてございません。が一方で、県のほうには確認はしてございまして、基本的に同じ考えであるということ、我々が考えていると同じ考えであるということでございます。  有価証券か物品なのかということでございますけれども、先ほども申し上げましたけれども、単体では有価証券であるというふうに我々も理解はしてございますが、通常テレホンカードとかですね、そういったものを市民の皆様に例えばお配りする、例えば何かの記念でお配りするとかというようなものと同様にですね、今回市内の全世帯に配布する目的で購入するものでございまして、まさに行政需要のために利用するものでございます。ですので、これは物品として支出科目も需用費という形で計上させていただいてございますし、物品である以上、条例に基づいて契約を提携する際には御一決を頂戴する必要があるということで今回御提案をさせていただいてるところでございます。 ○議長(林時彦君) 17番、西本嘉宏議員。 ○17番(西本嘉宏君) そういう見解でいいと思います。これ仮契約書なんで、本契約書ではないんでねそういう扱いで、これただ仮契約書結ぶにしてもそういうこの問題今までこの議会で指摘されるまでこの問題については全然関知してないというたらおかしいけど、気がついてなかったということですよね。やっぱりそこはちょっとこの契約書全体をよく見ながら、本来のやっぱり在り方というのを契約して購入するという在り方、物品購入の在り方についても基本的な考え方はやっぱりこの仮契約書の中で点検しておく必要があったんやないかと思いますよ。今になってその答弁を変えるいうのは。そこの点ちょっと言うておきたいと思います。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 失礼いたしました。本日頂戴しました御意見等踏まえまして、再度精査をさせていただきます。 ○議長(林時彦君) 17番、西本嘉宏議員の質疑は終わりました。  ほかに質疑はございませんか。  19番、前川豊市議員。 ○19番(前川豊市君) ICOCAカードなんですけど、例えばタブレットで今ICOCAカードを見てるとですね、電車の絵が描いてあったカードなんですけども、これICOCAカード丹波市の場合は交通にも使えるし、商店でも買えるというように言われましたのでその点はよいんですね。交通だけだったら使われる人はほんまに限られる人になると思いますので、市内の商店でも使えるということでそれではいいと思います。しかし、このカードで見てですね、そういうような思いをされる方がどれだけあるか。ICOCAカードってICOCA言うたって聞いたことない年配の方もおられて、そんな方にいわゆる申請して市がカードを送ったらもちろんその人は必ず使われると思いますが、一方的に市から送ってもらってきてもですね分からないとか、もう結局眠ってしまったままとかいうことが相当多く心配されます。その辺の対応はどうされるんですか。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) まさに前川議員おっしゃられるとおり、いわゆるICOCAカードも含めましてですねキャッシュレスになじみのない方も含めてキャッシュレス決済になじんでいただこうということで、今回この事業を御提案し、本日も契約議決を御提案させていただいてるところでございます。これ送付する際にはですね、ICOCAカードまたキャッシュレス決済の意義等をですね十分に、また分かりやすく説明したチラシも同封いたしますとともにですね、この事業の意図もPRに努めましてより多くの方に使っていただく、またこれをきっかけにキャッシュレス決済について考えていただくきっかけにしていただけるよう、より効果が現れるよう取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ○議長(林時彦君) 19番、前川豊市議員。 ○19番(前川豊市君) これカード送ってですね、それぞれの家がどれだけ使われたかというそれは集約できないと、分からないという前に質問したとき。したがって市はですね、配るんは分かります。送ります。どれだけ活用されているかどうか全く結果が分からないと。そんなまあ言うたらいいかげんな施策っていうのは問題あると思うんですよ。したがってですね、その後、後日というかよく使われましたとか、もう期限は一応長いことあると思うんですが、そういうようなことの追跡調査と追跡のPRそういうもんをしっかりとしないとあかんと思いますが、その辺いかがでしょう。 ○議長(林時彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 確かにおっしゃるとおり、これ追跡調査というのはなかなか難しいというふうに考えてございます。後で使われましたかとかいうようなアンケートをとるのかどうかというより、より今回はこれをきっかけとしてキャッシュレスになじんでいただくということが進めばですね、この事業としても効果があったのではなかろうかというふうに考えてございますが、直接的か間接的かは別といたしまして、いわゆるキャッシュレスの浸透具合等につきましては、また何らかの形で調査等を行うことによりまして追跡をしていきたいというふうには考えてございます。 ○議長(林時彦君) 19番、前川豊市議員の質疑は終わりました。  ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第107号は、委員付託を省略し、直ちに討論・採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  これより、討論・採決を行います。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  議案第107号「交通系ICカードICOCA購入契約の締結について」は、原案のとおり決することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(林時彦君) 起立全員です。  したがって、議案第107号「交通系ICカードICOCA購入契約の締結について」は、原案のとおり可決されました。            (「議長、動議」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 4番、近藤憲生議員。 ○4番(近藤憲生君) 動議をお願いしたいと思います。  項目といたしましては、「重ねてコンプライアンスの徹底と職場風土の改善を求める決議」の動議でございます。 ○議長(林時彦君) 賛成の議員おられますか。              (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 賛成多数ですね。  ただいま近藤議員からコンプライアンスの徹底と職場風土の改善と言われましたかねの動議が提出されました。この動議は所定の賛成者がありますので、成立いたしました。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時24分                ───────────                 再開 午前11時51分 ○議長(林時彦君) 再開いたします。  決議第2号「重ねてコンプライアンスの徹底と職場風土の改善を求める決議」を日程に追加し、追加日程として直ちに議題とすることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、決議第2号「重ねてコンプライアンスの徹底と職場風土の改善を求める決議」を追加日程第1として、直ちに議題とすることに決定いたしました。  〜追加日程第1 決議第2号〜 ○議長(林時彦君) 追加日程第1、決議第2号「重ねてコンプライアンスの徹底と職場風土の改善を求める決議」を議題といたします。  本件について、4番近藤憲生議員の提案説明を求めます。  4番、近藤憲生議員。 ○4番(近藤憲生君) (登壇) ただいま議長から指示がございましたので、趣旨説明をさせていただきます。  題名といたしましては、「重ねてコンプライアンスの徹底と職場風土の改善を求める決議」でございます。令和元年の9月定例議会において、適正な事務執行とコンプライアンスの徹底を求める決議を行い、全職員が一丸となって信頼回復を目指し、取り組んでいるところである。しかし、その後においても議案の訂正や撤回が繰り返され、さらに理由の不透明な公文書の不開示、そして今回の公用車の車検切れ運行など続いている。これらの事案は、繰り返し指摘してきた意思決定過程の不明瞭さと法令遵守、職場風土の問題を露呈しているものであり、極めて遺憾である。  とりわけ、今回の公用車3台の車検切れ運行問題は、内部管理の不徹底であることは当然のことであるが、1台目の車検切れが明らかになった時点で重大なコンプライアンス(法令違反)問題として認識し、対処していればそれ以降の車検切れ運行は防げたものであり、こうした事態が繰り返されることは極めて遺憾であると言わざるを得ない。さらに、重大なことは車検切れ発覚後の対処において、市当局は重大な法令違反と認識しながらも市民に直接影響を与えていない、施策の大きな遅延などなく、内部管理の問題として処理しようとしていたことは、隠蔽体質そのものであり、厳しく反省を求める。  また、公文書を開示においても開かれた行政という観点から、明瞭な不開示理由がある場合を除いては開示していくという情報公開の制度趣旨の徹底を強く求めるものである。本年9月には、説明責任を果たすという項目を付け加え、市政は市民からの信頼のもと成り立つことを常に意識し、市民の理解と納得を得るに足りる説明責任を果たす必要がある。この点を強調した市のコンプライアンス基本方針を改訂しているところであり、こうしたコンプライアンスの原点にいま一度立ち返り、コンプライアンスの推進・徹底を図ることはもちろんのこと、職場風土の改善、醸成に全力で取り組むことを重ねて強く求めるものである。  以上、決議する。令和2年9月30日、丹波市議会。 ○議長(林時彦君) 提案説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑はございませんか。  13番、太田喜一郎議員。 ○13番(太田喜一郎君) 1点だけ提案者にお聞きをしたいと思います。  中段のところで、隠蔽体質そのものであるというふうに決めつけて記載をされておられますが、先ほどの議会運営委員の中でもそういった点について指摘もあったと思いますけれども、もう再度、提案者が隠蔽体質であるということを決めつけておられる根拠をお知らせ願いたいこのように思います。 ○議長(林時彦君) 4番、近藤憲生議員。 ○4番(近藤憲生君) お答えさせていただきます。この文言につきましては、特に私が感じましたのは1台目の4月末に発生いたしておりました車検切れ問題、これがもっと早く早い時点で市長、副市長のところまで報告が上がっていれば2台目、3台目の車検切れ問題というものは発生しなかったんではないかと。どこまでこの報告がいっていたかというところを先般の議員総会で質疑をしたところ、部長は聞いてない、課長も聞いていないというところがやはり自分の部署の上司にも報告がいっていないというところ、それと他の議員の質疑にもありましたが、副市長は後ほど取消しをされてましたけども、ラッキーという御発言がありました。こういった言葉そのものが隠蔽体質であるというふうに感じましたので、あえてこの言葉を使わせていただきました。 ○議長(林時彦君) 13番、太田喜一郎議員。 ○13番(太田喜一郎君) 聞き取りした中だけで感じたことで隠蔽体質ということを決めつけるというのはいかがなものかなと。これに対してはやっぱりもうちょっときちっと調査もしたりする中でこういった文言は使うべきであると私自身はこない思うんですけども、できればこういった文言は今回の提案の中からやっぱり削除しておくべきではなかったかなとこのように思うんです。やっぱりきちっとほんとに隠蔽体質、隠蔽したということが分かっておればこういうことでええと思うんですけども、隠蔽したということはまだ確定はしてなかったと思うんですね。副市長も隠蔽はしてませんというふうなことを言うておられましたし、いうことからやっぱりこういうことはやっぱり削除、その中で提案をしていただきたいとこのように思うんですけども、訂正の意思がございませんか。
    ○議長(林時彦君) 4番、近藤憲生議員。 ○4番(近藤憲生君) 当初この文面を私が考えたときに、はっきり言うてもう隠蔽という言葉を使ってました。それから会派の中でもちょっと相談もいたしまして、ちょっとそれは外れるんやないかと。それやったら体質という言葉をあえて入れるほうがいいのではないかという思いの中であえて隠蔽という言葉から隠蔽体質という言葉に換えてこの文面にしたところでございます。 ○議長(林時彦君) 13番、太田喜一郎議員。 ○13番(太田喜一郎君) 全体的なコンプライアンスに対して、徹底を求めるということに対しましては監査の中でもそういったことも訴えてまいりました。その中で今回こういう提案をされるんであれば、やっぱりあらかじめ全議員に周知もしたりしてですね、私はこの文章を今日今初めて見させていただいたんです。やっぱりそれだけの決議をしようとするんであれば、やっぱりそれだけの配慮もあってよかったんではないかなということを申し上げときまして、3回目の質疑を終わらせていただきたいとこのように思います。 ○議長(林時彦君) 4番、近藤憲生議員。 ○4番(近藤憲生君) 最後に太田喜一郎議員申されました、この文面が今初めてというところ、それとこれだけの決議をしようと思うんであれば、やはりもっと早くからという御指摘ごもっともやと思います。私がこれに思い立ったのがおとといの夕方でして、昨日1日かかってというところで言い訳にはなるんですが、ちょっと時間的に十分な皆さんに賛同を得られるところまでいかなかったかもしれませんが、少ない時間の中で精いっぱい考えさせていただいた文面がこのようなところで、ちょっと時間的な余裕も正直なかったというところで御容赦を賜りたいと思います。 ○議長(林時彦君) ほかに質疑はございますか。  18番、奥村正行議員。 ○18番(奥村正行君) 先ほど私は提案者賛同者ですけども、先ほどの質疑でですね、隠蔽体質という言葉を使うんだったらきちっと確認をして裏を取ってというような話がありましたけども、そういって例えばですよ、別のことで言っても隠蔽をしてる人が聞かれて隠蔽しましたなんか言いません。それはこの後の採決がありますからそのときに判断それぞれされたらいいと思います。意見として言っておきます。 ○議長(林時彦君) ほかにございますか。  12番、太田一誠議員。 ○12番(太田一誠君) 1回目の車検切れが明らかになった時点でというんですけど、ここのところの決議を出されとるわけなんですから、この要因いうんかね、そこは調べられたんですかね。 ○議長(林時彦君) 4番、近藤憲生議員。 ○4番(近藤憲生君) 先日の議員総会のときに追加資料として3台にわたる車検切れの説明書が出てまいりました。そのときに1台目は報告があったのは介護保険課の車、その次が道路整備課の車、3台目が農林整備課の車ということで見ていただいたとおりの報告書です。それぞれの日付を報告書の中で確認したところ、農林整備課の車が7月末であった、理由はともあれもう2カ月たっている。その間部長にももちろん市長、部長にも報告がなかったというところまでは先日の議員総会で確認をしたところでございます。 ○議長(林時彦君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午後0時03分                ───────────                 再開 午後0時04分 ○議長(林時彦君) 再開します。  12番、太田一誠議員。 ○12番(太田一誠君) 私が言いたいのは、決議を出されてますので、そのコンプライアンスそのものは徹底してやっていかなあかんのですけども、今後職員がそのコンプライアンスを徹底するそのスケールによってですね、その住民の福祉の増進に努めるような効果になるんかいうところをそういった原因であったのかいうところがちゃんと調査されたんかなと。議会としても、そういう責任はあるんやないかないうことを言うとるんです。分かりますか。 ○議長(林時彦君) 太田一誠議員ね、提案者に対して提案理由を説明されたので、それに対しての質疑をしてください。  12番、太田一誠議員。 ○12番(太田一誠君) 第1台目の車検切れが明らかになった時点で重大なコンプライアンス違反、これは重大なコンプライアンス違反というものはどの領域なんですかと聞いとんですわ。 ○議長(林時彦君) 4番、近藤憲生議員。 ○4番(近藤憲生君) 今の件に関しましては、議員総会で当局から説明があったとおりというところで、あの報告そのものには私はうそ偽りはない報告だったというふうに判断しましたので、2カ月間云々というところを先日の議員総会では指摘したところでございます。 ○議長(林時彦君) 12番、太田一誠議員。 ○12番(太田一誠君) そこで議論するつもりはないんですけども、私らも批判とかコンプライアンスは守ってもらわなあかんと思うんです。それはそうなんやけども、やっぱり職員がルールを守ってきっちりやらなあかんいう心は大事やと思うんですけども、ふだんの何げないその行動によってぽかミスとかですね、それからあとその重ねてのそのコンプライアンスは重要なんやけども、何回も過去にそのコンプライアンスでやってきてる中で、そのこと自身が本当にその政策的なところに抵触するんかいうとこら辺がやっぱりちゃんと議会のほうも見てあげないと、職員のほうもやっぱりこれから育てるというかですね、それはもう超プロやったら何のミスもないですけども、でも……。 ○議長(林時彦君) 太田一誠議員ね、自分の思いを言うんじゃなくて、提案理由の説明に対しての質疑をしてください。  12番、太田一誠議員。 ○12番(太田一誠君) 質問します。ルール上変わった時点で、そのルールが慣れてない時点でそのミスが判明するいうことについては、コンプライアンスの抵触とは違うというふうに思うんですけども、その辺の考え方はどうなんですか。そこはもう間違いは間違いやということで、もうどんなことも間違いやということで話を判断をしたらええわけなんですか。 ○議長(林時彦君) 4番、近藤憲生議員。 ○4番(近藤憲生君) 今回のこの公用車の件とコンプライアンスの関連かなというふうに思うんですが、やはりこれはもう道路交通法で未車検の車を公道を走ってはいけないというこれはありますんで、それはもう切れたことに関してはまだミスというところかもしれませんけども、やはりそれをもう運行したという時点でこれはもう法令違反、いわゆるコンプライアンスに抵触するというふうにこちらは判断をしたところです。 ○議長(林時彦君) よろしいですか。  以上で、12番、太田一誠議員の質疑は終わりました。  ほかに質疑は。  2番、渡辺秀幸議員。 ○2番(渡辺秀幸君) 先ほどの隠蔽体質云々について、ちょっとだけお願いをいたします。  実は、議員総会でこれが発覚をいたしまして、議員総会で車何台がどうのこうのというような答弁もございました。しかし、明くる日の新聞を見ますとその後、走行距離が何キロメートルと書いてありました。議員総会ではそんなようなことは聞いておりません。隠蔽か言葉足らずだったかも分かりませんが、私はそのように感じました。前も申し上げましたが……。              (「質疑」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 2番、渡辺秀幸議員。 ○2番(渡辺秀幸君) 一応意見、一言だけ。水は方円の器に従い、人は善悪のに因る、とこう前申し上げました。 ○議長(林時彦君) ほかに。質疑をするようにしてくださいね。  奥村議員、さっきも質疑されましたけど、1回ですけど1回されましたので。  18番、奥村正行議員。 ○18番(奥村正行君) 先ほどちょっと漏れてましたので、先ほどの隠蔽体質のことで調査してということで言いましたけども、先ほどから出てますように、議員総会でね私もそのとき初めて知ってびっくりしたんですけども出てきまして、最初に介護保険課のほうの関係の自動車がありました。それで終わりや思うて副市長も御存じなかったような感じやった思いますけども、後ろから渡されて建設部の道路整備課の車がありましたというような形でなりましたね。それで流れから議長が書面でちゃんとしたものを出しなさいと、昼から出しなさいいうことを言われまして、昼から出てきました。ほな3台目が書いてあります。そのものが先ほど渡辺議員も走行距離のことを言われましたけど、それも含めてねなぜ一遍に話せないのか。そのものが全て隠蔽体質そのものに値すると思います。そのように思われて近藤議員はこの言葉を使われたんではないでしょうか。ちょっと確認でお聞きします。 ○議長(林時彦君) 4番、近藤憲生議員。 ○4番(近藤憲生君) おっしゃるとおり、その辺のところのことを強く受け止めましたので、そのところというのは距離数のこともそうですし、あえてこの言葉を使わせていただきました。 ○議長(林時彦君) 18番、奥村正行議員の質疑が終わりました。  ほかに質疑はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております決議第2号については、丹波市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員付託を省略いたします。  これより、討論・採決を行います。  討論はございませんか。  3番、大西ひろ美議員、賛成、反対。 ○3番(大西ひろ美君) 賛成です。 ○議長(林時彦君) 反対の討論はございませんか。  大西議員の賛成討論を許可いたします。  3番、大西ひろ美議員。 ○3番(大西ひろ美君) (登壇) 「重ねてコンプライアンスの徹底と職場風土の改善を求める決議」に、賛成の立場で討論いたします。  これまでの4年間、丹波市行政の知らないことをたくさん知り、考え、提言してまいりました。その中でもコンプライアンスという言葉を何度耳にしたことかと、重要なことではありながらも残念な気持ちが心を覆ってまいります。本来、コンプライアンスは議論のテーマにはならない状態が議会として望ましいと考えております。  丹波市議会では、不正事務処理、不正入札事件調査特別委員を設置し、平成27年3月定例で調査報告を行っております。調査事項に対する指摘改善意見として、管理職の立場にあるものが法令や条例、規則などに精通しているとは言い難く、しかも業務指導や労務管理についての責任が希薄であることが明白となったとあります。また、深刻なパワハラの実態が明らかとなり、指導命令とパワハラの区別を明確にして教育することも上げています。また、時同じくして、丹波市不正事務処理に関する第三者委員からも不祥事の起こりやすい職場風土として、問題意識の希薄さ、欠如、職員個人や組織の隠蔽体質、都合の悪い情報を隠したり報告を先延ばしにするということが上げられ、不祥事防止のための基本事項として、一つ、偏見・思い込みにとらわれていないかを意識する。二つ、知識と意識と行動のバランス、正しい知識と正しい意識があっても見える形の行動で示さなければ市民の理解、信頼は得られないと報告されています。  このたび明らかになった車検切れ運行の件もしかり、いま一度まずトップリーダーがこれは市長であり副市長であり理事、部長、次長、課長、副課長であると考えますが、まずは不祥事を起こさない姿勢、万が一起こした場合は2回目を起こさない、間違いを繰り返さない姿勢が重要です。これは同じ人がではなく、組織として共有する中で繰り返さない覚悟と姿勢をトップが持ち、周知徹底にも取り組む必要があると考えています。また、職場においてパワハラがあるとすれば、隠蔽は起きやすくなります。風通しのよいどんなことも報告、相談のしやすい職場風土の醸成を強く求めます。  以上、賛成討論を終わります。 ○議長(林時彦君) 3番、大西ひろ美議員の賛成討論が終わりました。  ほかに討論はございますか。  9番、反対、賛成。              (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 賛成。  9番、小橋昭彦議員。 ○9番(小橋昭彦君) (登壇) ただいまの決議に賛成の立場から討論をさせていただきます。  今質疑のありましたように、このこと自体はその隠蔽かどうかというのではなくて、その体質という言葉を後で追加をされたということをおっしゃいました、提案者は。この体質というのは、ふだん生活をしている中ではなかなか気がつかないものなんです。自分は隠してるつもりはないんだけれども、実はほかから見たら、市民の目から見たらそれは隠してるんだよというふうにとられることがあると。こういうすごく潜んだようなものがこの体質というものですので、この決議を受けて萎縮するんではなくて、自分のふだんの行いをこう理論的に隠蔽かどうかというのではなくて、もしかしてこれ隠そうと、ちょっと恥ずかしいとかそのぐらいの気持ちかもしれません。でもそれが実はこの体質というものではないかということを十分見返りつつ、日常の業務を行っていただきたいとこのように期待をして、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(林時彦君) 9番、小橋昭彦議員の討論は終わりました。  ほかに討論はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  決議第2号は、原案のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(林時彦君) 起立全員です。  したがって、決議第2号「重ねてコンプライアンスの徹底と職場風土の改善を求める決議」は、原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩をいたします。                 休憩 午後0時18分                ───────────                 再開 午後1時20分 ○議長(林時彦君) 再開いたします。  〜日程第3 請願第2号〜 ○議長(林時彦君) 日程第3、請願第2号「農民の権利の法制化と種苗法の改正に関する請願」を議題といたします。  本件は、審査を付託しておりました民生産建常任委員から審査報告書が提出されております。民生産建常任委員太田一誠委員長の報告を求めます。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) (登壇) ただいま議題となっております請願第2号「農民の権利の法制化と種苗法の改正に関する請願」につきまして、9月1日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました民生産建常任委員から審査報告を申し上げます。  本請願の審査につきましては、9月16日に委員を開催し、紹介議員に出席を求めて請願の趣旨について説明をいただき、審査を行いました。委員での審査の結果、請願第2号については賛成多数により採択すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告申し上げます。  以上、誠に簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。 ○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。
     委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。  18番、奥村正行議員。 ○18番(奥村正行君) 今報告では賛成多数でということやったように思いますけども、何人の方が賛成で何人の方が反対でいうことと、どのような意見が出たのかいうことをちょっとお伺いします。 ○議長(林時彦君) 太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) 人数はちょっと何人かな。 ○議長(林時彦君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時22分                ───────────                 再開 午後1時23分 ○議長(林時彦君) 再開いたします。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) 1名と7名ということで賛成多数で、2名か、2名と。 ○議長(林時彦君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時23分                ───────────                 再開 午後1時24分 ○議長(林時彦君) 再開いたします。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) 失礼しました。2名と6名という形で。 ○議長(林時彦君) 賛成が何人、反対が何人という。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) 賛成が6人、反対が2名ということです。  2番目の質問に関しましては、育成者権は誰に与えれるのかとか、それから一般種子はこれまでどおりであるんやけどもその違いはどうなのかとか、それからあと農民の不安を国に訴える機会はないのかとか様々な意見が出ておりました。 ○議長(林時彦君) 18番、奥村正行議員。 ○18番(奥村正行君) ちょっと今早口で言われたからはっきり分かりませんでしたけども、その意見が出たいうのが今何点か言われましたけども、それに対しての請願者なり提案者はどのように言われたんでしょうか。 ○議長(林時彦君) 太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) 育成者権を誰に与えるのか、その件に関しましては開発した者が権利を届けた場合のみで許諾者制になるということとか、それからあとは一般品種これまでどおりであるということに関して、農民の権利の主張は全て登録をするということかいうような知的財産の問題と、農民の権利が分かりにくいいうようなことに関しましての質問は農民の権利の国内法がないので国として理解されているのではないかとか、使用料についても権利があれば補助になる、つながるかも分からない、そういう意見が回答としてまた出ておりましたです。 ○議長(林時彦君) それについての意見、回答。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) 農民の権利の国内法がないので、国として理解されていないのではないかないうことで議論があって、回答いうのはどういう。 ○議長(林時彦君) 紹介議員がどういうふうに説明されたかいう。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) だから、その農民の権利が国内法にないので、国として理解されてないのではないかと。そこで国のほうは審議未了で終わってたので、こちらのほうとしてはそのことについて権利につながるような意見書にしてほしいということで言われたように思います。そう捉えてます。 ○議長(林時彦君) よろしいか。  18番、奥村正行議員の質疑は終わりました。  ほかに質疑はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  これより、討論・採決を行います。  請願第2号「農民の権利の法制化と種苗法の改正に関する請願」の討論を行います。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  この請願に対する委員長報告は採択です。  これより、原案について採決を行います。  請願第2号は、委員長報告のとおり採択することに賛成の議員は、御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(林時彦君) 起立多数です。  したがって、請願第2号「農民の権利の法制化と種苗法の改正に関する請願」は、委員長報告のとおり、採択することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま民生産建常任委員太田一誠委員長から意見書第3号「農民の権利の立法化と種苗法一部改正に関する意見書」が提出されました。本件を日程に追加し、追加日程第2として、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、意見書第3号を追加日程第2として、直ちに議題とすることに決定いたしました。  追加議事日程及び意見書を配付いたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時27分                ───────────                 再開 午後1時29分 ○議長(林時彦君) 再開いたします。  〜追加日程第2 意見書第3号〜 ○議長(林時彦君) 追加日程第2、意見書第3号「農民の権利の立法化と種苗法一部改正に関する意見書」を議題といたします。  提出者の提案説明を求めます。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) (登壇) ただいま議題となっております意見書第3号「農民の権利の立法化と種苗法一部改正に関する意見書」につきまして、民生産建常任委員から提案説明を申し上げます。  意見書第3号につきましては、先ほど採択いただきました請願第2号に伴う意見書であります。現在、国会において種苗法の一部を改正する法案が継続審議となっており、当事者の農家をはじめ国民の間でも議論が沸騰しているところでございます。今回の改正案では、農業者による自家増殖について登録品種において育成者権による許諾制としています。育成者権を適切に保護し、地域の風土に合った優れた品種の開発を促すことは地域の農業振興を図る上で大変重要である一方、その強化がこれまで種子を利用し、農業の発展に寄与してきた農業者の権利を束縛するのではないかとの不安が当市内の農業者にはあります。  同法案の議論に当たっては、育成者権を強化する一方で、農民の権利についての立法化を進めることで二つの権利のバランスを図ることなど、慎重に審議を尽くすことを求めているものでございます。  以上の内容を委員で決定しましたので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。  以上、誠に簡単ではございますが、所管の委員から提案説明とさせていただきます。 ○議長(林時彦君) 提案説明が終わりました。  本件は直ちに質疑を行います。  質疑はございませんか。  18番、奥村正行議員。 ○18番(奥村正行君) 意見書を今提案していただいたんですけど、先ほどの採決で私は太田一誠委員長は反対されてたんやないかなと思うんですけども、着席やった思うんですけども、ならば副委員長なりが本来やったら提案されるべきやないかと思いますけども、それで今委員長も委員で決定しますのでということでお願いしますいうのを最後言われましたわね。そこら辺はどう思われますか。 ○議長(林時彦君) 太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) 私個人としましては、もう少し私の気持ちとしましては審議をしたかったというのがありまして反対した。 ○議長(林時彦君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時32分                ───────────                 再開 午後1時32分 ○議長(林時彦君) 再開いたします。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) 先ほどの発言に対してちょっと撤回させてもらいます。個人の意見としてじゃなく、今回は委員長として委員の意見を申させていただいております。 ○議長(林時彦君) 18番、奥村正行議員。 ○18番(奥村正行君) 先ほどそれは言われましたから分かっとんです。しかし、副委員長がされるべきやなかったですかということを聞かせてもろとんです。 ○議長(林時彦君) 太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長(太田一誠君) 委員を代表して、委員長としてこの立場で発言をさせていただきました。誠に御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(林時彦君) よろしいか。  18番、奥村正行議員の質疑は終わりました。  ほかに質疑はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております意見書第3号は、丹波市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員付託を省略いたします。
     これより、討論・採決を行います。  意見書第3号について討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これより採決を行います。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  意見書第3号は、原案のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(林時彦君) 起立多数です。  したがって、意見書第3号「農民の権利の立法化と種苗法一部改正に関する意見書」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  〜日程第4 意見書第2号〜 ○議長(林時彦君) 日程第4、意見書第2号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、議会運営委員西本委員長の提案説明を求めます。  西本委員長。 ○議会運営委員長(西本嘉宏君) (登壇) ただいま議題となっております意見書第2号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」につきまして、議会運営委員から提案説明を申し上げます。  本意見書は、新型コロナウイルス感染症が地域経済に大きな影響を及ぼし、地方税、地方交付税の大幅な減収などにより今後の地方財政はこれまでにない厳しいものになることが予想されることから、全国の市区議会と連携し、国に対して令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、次の5項目を確実に実現されるよう強く求めるものです。  1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。  2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。  3、令和2年度の地方税収が大幅に減収になることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても地方消費税を含め弾力的に対応すること。  4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。  5、とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置としてやむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置として、期限の到来をもって確実に終了すること。  以上の内容を委員で決定しましたのでよろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。  以上、簡単ではございますが、議会運営委員からの提案説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(林時彦君) 提案説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております意見書第2号については、丹波市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員付託を省略します。  これより、討論・採決を行います。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  意見書第2号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、意見書第2号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」は、原案のとおり可決されました。  〜日程第5 広報広聴委員調査報告〜 ○議長(林時彦君) 日程第5、広報広聴委員調査報告を議題といたします。  本件について、広報広聴委員近藤委員長の報告を求めます。  近藤委員長。 ○広報広聴委員(近藤憲生君) (登壇) ただいま議題となっております日程第5、広報広聴委員調査報告につきまして、議長の指示がありましたので本委員において行った所管事務調査の結果について、丹波市議会会議規則第109条の規定により報告します。  1、付託事件、2、調査の経過、3、委員派遣については、省略させていただきます。4、調査の概要、5、今後の課題については各項目を広報活動と広聴活動に分けてまとめておりますので、一部抜粋し報告とさせていただきます。  まず、広報活動についてです。4ページを御覧ください。  ア、議会広報紙の編集に関すること。  広報広聴委員では、議会報編集委員が定めた「議会だよりたんばりんぐ」編集方針を基本に、編集方針を随時見直しながら、編集・発行を行ってきた。編集方針として、当委員で重視したのは次の3点である。1、ターゲットを30代から40代までの子育て世代の女性に絞ること。2、5分で読破できる議会だよりを目指すこと。3、常に読者目線を忘れないこと。議会広報紙は、一般的に内容も難しく堅苦しいイメージがある。市議会として市民に対してお知らせするという義務的な要素は当然であるが、まずは、手に取って読んでもらうことを重視し、この3点を編集方針の柱とした。  イ、委員研修について。  紙面づくりは議員が書きたいものを記事にするのではなく、市民にとって必要な記事かどうかを判断し、編集することが必要であるとの研修であった。目を引きつける見出し、分かりやすいリード文が重要であることを学んだ。研修を終え、文章は60文字程度とし、接続詞を多く使わないように心がけ、読みやすい編集を目指した。  ウ、読者モニター会議に関すること。以下、読モ会議と言わせていただきます。  委員では、高校生ならではの視点で読みたくなる「議会だよりたんばりんぐ」について考えてもらおうと兵庫県立氷上西高等学校で、3回目の読モ会議を開催した。高校生からは、「市民に身近な話題が載っていていい」、「表紙や内容を工夫している」、「写真があることで記事が区切られていて分かりやすい」など、たくさんのいいねポイントを頂いた。一方、「たんばりんぐは、あまり知られていない」や「中の色使いが単調で暗いイメージがある」などといった駄目駄目ポイントも頂いた。改善点を一緒に考え、表紙や新コーナーへの提案、若い世代に関心を持ってもらうためのアイデアを頂いた。読モ会議の開催後に発行した議会だよりたんばりんぐには、表紙に若者の写真や吹き出しを使った対話形式や、家族で楽しめるクイズコーナー等、多くの意見を反映した。参加した高校生からは、自分たちの意見が取り入れられた喜びが寄せられ、市議会への関心の高まりを感じた。  今報告いたしました広報活動に関する調査概要に対しての課題です。5ページを御覧ください。  ア、議会広報紙の編集に関すること。  (ア)誤植等のチェック体制の充実、強化。議会広報紙の発行に当たり何度か誤植があり、次号でおわびと訂正を掲載したこともあった。委員での入念なチェックや印刷業者との調整も必要である。特に取材に協力いただいた個人や団体に対しては十分な配慮が必要であり、氏名や写真の写り方には誤植や誤解が生じぬよう気を配る必要がある。  (イ)一般質問コーナー。原稿の作成と差し込み画像の提出を質問議員自身がその責任において行っている。市民から異論の出る写真や、著作権の問題が生じる画像が掲載されないように編集方針をもととして原稿作成にあたるようさらに注意喚起すべきである。また、質問議員の顔写真の掲載については、議会広報紙は公費で発行していることを十分理解し、問題が生じぬよう今後、検討すべきである。  (ウ)市民参加コーナー。市議会つぶやき川柳については、企画当初は好評だったものの、マンネリ化に伴い応募数も少なくなった。新しい募集方法の検討や新コーナーの検討も必要である。  イ、読モ会議に関すること。  読モ会議は、議会広報紙に対する若い世代の声を取り入れるため開催してきた。過去3年間で市内3高校での開催が一回り終了したが、高校生を対象とした継続的な実施は必要であると考える。一方で、高校生以外からも幅広く意見を求めることも必要であるとの意見もある。特に高校生との開催の場合、学校行事もあり、開催時期については、早期から慎重な日程調整が必要である。  続きまして、広聴活動についてです。5ページを御覧ください。  ア、市民との意見交換の企画立案に関すること。  市民との意見交換に関する企画立案を広報広聴委員で担当するに当たり、市民の意見交換に対する敷居をいかに低くし、誰もが参加しやすい雰囲気づくりに努めるかについて、重点的に見直しを行った。子育て世代や若い世代の参加を促すため、PTAやこども園、女性団体等にも案内文書を送付するとともに、テーマを子育てに特化したグループをつくり、出入り自由とするなど形式的な部分を改善した。お子様連れの参加者を想定した中で、各会場とも和室を準備するなど工夫も行ったことにより、令和元年度開催では女性参加者が前年度対比約1.5倍となった。  今報告いたしました広聴活動に関する調査概要に対しての課題です。6ページを御覧ください。  ア、市民との意見交換の企画立案に関すること。  特に女性の参加者が年々上昇傾向にあるものの全体の1割強にとどまっている。また、年代別にみても60歳代以上の参加者が全体の6割以上を占めており、50歳代以下の参加者は4割弱となっている。今後、子育て世代に限らず女性や若い世代の方に参加していただくための方策として、「子育てテーマ」にプラスした若者や女性が興味を持つ特化したテーマの検討と、開催PR及び案内文書の配布先等についても検討すべきである。  (3)コロナ禍での対応について。  コロナウイルスの収束が見えてこない中、3密を防ぐなど感染拡大防止対策を考慮した取材活動や市民との意見交換・読モ会議の開催検討が必要である。  最後に、6、まとめです。以降は抜粋せずに朗読いたします。  平成30年12月より広報広聴委員が特別委員として設置され、委員派遣が可能となるので、委員活動の幅がこれまでよりも広がった。同時に、広聴活動の機能の強化を図った結果、市民との意見交換の企画立案において多彩なアイデアを企画立案できるようになったことは、市議会として開かれた議会を目指す上で大変有意義なことであった。また、議会だよりたんばりんぐは、読みやすい紙面づくりが全国的にも評価され、多くの市議会から視察を受け入れた。今後も引き続き、一人でも多くの市民に手に取っていただける議会広報紙の編集に努めるとともに、広聴活動においても開かれた議会がさらに進む活動を行う必要がある。  以上、広報広聴委員の調査報告とさせていただきます。 ○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  〜日程第6 閉会中の継続審査について〜 ○議長(林時彦君) 日程第6、閉会中の継続審査についてを議題といたします。  議会運営委員の委員長から、一覧表のとおり丹波市議会会議規則第110条の規定による閉会中の継続審査の申出があります。  お諮りいたします。  委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。  ここで暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時51分                ───────────                 再開 午後1時52分 ○副議長(藤原悟君) 再開いたします。  ただいま林時彦議長から議長の辞職願が提出されましたので、議長に代わって議事を進めます。  お諮りいたします。
     議長の辞職についてを日程に追加し、追加日程第3として議題とすることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(藤原悟君) 異議なしと認めます。  したがって、議長の辞職についてを日程に追加し、追加日程第3として議題とすることに決定いたしました。  追加議事日程を配付いたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時53分                ───────────                 再開 午後1時54分 ○副議長(藤原悟君) 再開いたします。  〜追加日程第3 議長の辞職について〜 ○副議長(藤原悟君) 追加日程第3、議長の辞職についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、林時彦議長の退場を求めます。               (林時彦議長退場) ○副議長(藤原悟君) お諮りいたします。  林時彦議員の議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(藤原悟君) 異議なしと認めます。  したがって、林時彦議員の議長の辞職については許可することに決定いたしました。  林時彦議員の入場を許可します。               (林時彦議員入場) ○副議長(藤原悟君) ただいま議長の辞職が許可されましたので、議長が欠けました。  お諮りいたします。  議長の選挙を日程に追加し、追加日程第4として選挙を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(藤原悟君) 異議なしと認めます。  したがって、議長の選挙を日程に追加し、追加日程第4として議長の選挙を行うことに決定いたしました。  追加議事日程を配付いたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時56分                ───────────                 再開 午後1時57分 ○副議長(藤原悟君) 再開いたします。  〜追加日程第4 選挙第1号〜 ○副議長(藤原悟君) 追加日程第4、選挙第1号「議長の選挙」を行います。  選挙は、地方自治法第118条の規定に従い、投票により行います。事務局に議場の出入口の閉鎖を命じます。                 (議場閉鎖) ○副議長(藤原悟君) ただいまの出席議員数は20名です。次に、立会人を指名します。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に1番、小川庄策議員、2番、渡辺秀幸議員を指名します。投票用紙を配ります。                (投票用紙配付) ○副議長(藤原悟君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(藤原悟君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                (投票箱点検) ○副議長(藤原悟君) 異常なしと認めます。  念のため申し上げます。高得票者を当選人とします。ただし、公職選挙法第95条の規定による法定得票数に達しない場合には再選挙を行います。  投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次、演台にあります投票箱に投票願います。  点呼を命じます。  事務局長。 ○事務局長(荻野隆幸君) それでは点呼をいたします。  1番、小川庄策議員。2番、渡辺秀幸議員。3番、大西ひろ美議員。4番、近藤憲生議員。5番、山名隆衛議員。6番、大嶋恵子議員。7番、吉積毅議員。8番、広田まゆみ議員。9番、小橋昭彦議員。10番、谷水雄一議員。11番、垣内廣明議員。12番、太田一誠議員。13番、太田喜一郎議員。15番、須原弥生議員。16番、西脇秀隆議員。17番、西本嘉宏議員。18番、奥村正行議員。19番、前川豊市議員。20番、林時彦議員。14番、藤原悟議員。 ○副議長(藤原悟君) 投票漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(藤原悟君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖をときます。                 (議場開鎖) ○副議長(藤原悟君) 開票を行います。  1番、小川庄策議員、2番、渡辺秀幸議員、開票の立会いをお願いいたします。                  (開票) ○副議長(藤原悟君) 議長選挙の結果を報告いたします。投票総数20票。有効投票数20票。無効投票数ゼロ票。有効投票数のうち、前川豊市議員13票、藤原悟議員6票、白票1票。以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は5票です。よって、前川豊市議員が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました前川豊市議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後2時09分                ───────────                 再開 午後2時10分 ○議長(前川豊市君) 再開いたします。  図らずも議長に選任されました。任期は2カ月と短いですが、その間精いっぱい頑張りますので、皆さん方の御協力、御理解よろしくお願い申し上げます。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後2時10分                ───────────                 再開 午後2時40分 ○議長(前川豊市君) 再開をいたします。  〜追加日程第5 選任第1号〜 ○議長(前川豊市君) 追加日程第5、選任第1号常任委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。  常任委員の選任について、丹波市議会議員委員条例第7条第1項の規定により、林時彦議員を民生産建常任委員委員及び予算決算常任委員委員に指名したいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前川豊市君) 異議なしと認めます。  したがって、林時彦議員を民生産建常任委員委員及び予算決算常任委員委員に選任することに決定いたしました。  第111回丹波市議会定例の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  本定例は、去る9月1日に開会いたしまして以来、本日までの30日間にわたり提案されました、令和元年度丹波一般会計決算及び各特別会計決算、並びに令和2年度丹波市一般会計補正予算及び各特別会計補正予算など多数の重要案件について、終始極めて熱心に御審議いただき、本日ここに閉会の運びとなりましたことは、議員各位の御協力のたまものと心より感謝申し上げるところであります。  さて、本定例が私たち第4期議員の最後の定例となりました。第4期のこの4年間は、議員力の向上とともに、市民に身近な議会づくりとさらなる情報公開に積極的に取り組んでまいりました。これらの活動は一過性でとどまることなく、たゆまない努力の継続とその成果の積み上げが必要であり、そのためにも市民の皆様には、機会を通じて議会の活動に関心を持っていただくことに大きな意義があるとも言えます。  一方で、当局におかれましては、先ほど可決されました決議の重みを真摯に受け止め、コンプライアンスの徹底と風通しのよい職場づくりに向けた取組をお願いするところであります。  最後になりましたが、議員並びに市長をはじめ、当局の皆様におかれましては、御自愛いただき、御精進くださいますようお願いいたしまして、閉会の御挨拶といたします。  ここで、市長より御挨拶をいただきます。  市長。 ○市長(谷口進一君) 第111回丹波市議会定例が閉会されるに当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、9月1日から本日までの今期定例におきまして、令和元年度丹波市一般会計各特別会計の決算認定をはじめ、令和2年度丹波市一般会計補正予算案、また各条例制定案等各種の重要案件につきまして、慎重かつ熱心に御審議を賜りまして、いずれも原案どおり御承認をいただきましたことに対しまして、心から厚く感謝を申し上げます。  本会議や各常任委員での審議の中におきまして、それぞれ賜りました貴重な御意見や御指摘のありました点等につきましては、執行に当たりまして十分に生かせるよう努めてまいりたい、このように考えております。  特に、本日の決議第2号につきましては、大変に御心配をおかけしました市議会、また市民の方々には深くおわびを申し上げます。さらに今後は体質改善にも努めなければならない、このように心に銘記をしたところでございます。加えまして、今後はより一層、市政発展の基礎を固め、またその発展に努力してまいりますとともに、市民生活の向上発展に寄与してまいります。議員各位におかれましては、引き続き御指導、御鞭撻を賜りますように切にお願いを申し上げます。  また、今回退任されました林前議長様には、ほぼ2年間にわたりましてコロナウイルス関連対策予算審議をはじめとして、多くの懸案事項にお骨折りをいただきましたこと、改めて感謝を申し上げます。  第111回定例をもちまして、任期4年のうち最後の定例となります。議員各位におかれましては、それぞれ大変に御多忙のことと存じますが、健康にはくれぐれも御留意をいただき、さらなる御活躍を御祈念申し上げまして、誠に簡単ではございますが、本定例の閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
    ○議長(前川豊市君) これで本日の会議を閉じます。  令和2年第111回丹波市議会定例を閉会いたします。  御苦労さまでした。               閉会 午後2時48分...