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令和 2年総務文教常任委員会( 9月15日)

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  1. 丹波市議会 2020-09-15
    令和 2年総務文教常任委員会( 9月15日)


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    最終取得日: 2021-08-07
    令和 2年総務文教常任委員会( 9月15日)                   総務文教常任委員会会議録 1.日時   令和2年9月15日午前9時30分~午後3時50分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        小 橋 昭 彦  副委員長        大 西 ひろ美   委員         小 川 庄 策  委員          近 藤 憲 生   委員         山 名 隆 衛  委員          大 嶋 恵 子   委員         太 田 喜一郎  委員          須 原 弥 生   委員         西 本 嘉 宏  委員          奥 村 正 行   議長         林   時 彦 4.欠席委員   なし 5.議会職員   事務局長       荻 野 隆 幸  書記          柿 原 範 久 6.説明のために出席した者の職氏名   副市長        鬼 頭 哲 也   教育長        岸 田 隆 博
       入札検査部   技監兼入札検査部長  上 畑 文 彦  入札検査室長      木 村 成 志    企画総務部   企画総務部長     近 藤 紀 子  政策担当部長      近 藤   巧   総務課長       田 口 健 吾  総務課副課長      田 口 頼 希   職員課長       荻 野 昭 久  未来創造課長      藤 浦   均   副課長兼都市政策係長 磯 﨑 広 之  公共交通係長      足 立 恵 一   総合政策課長     清 水 徳 幸  副課長兼情報政策係長  山 崎 和 也   政策係長       荻 野 雅 文    財務部   財務部長       北 野 壽 彦  資産管理担当部長    内 堀 日出男   税務課長       荻 野 浩 行  市民税係長       豊 嶋 忠 夫   資産活用課長     福 井   誠  副課長兼財産活用係長  伊 賀   真    まちづくり部   まちづくり部長    太 田 嘉 宏  人権啓発センター所長  前 川 康 幸   副所長兼人権推進係長 足 立 倫 啓  市民活動課長      小 畠 崇 史   市民活動係長     前 田 大 志   会計管理者      足 立 良 二    教育部   教育部長       藤 原 泰 志  次長兼学校教育課長   足 立 和 宏   教育総務課長     足 立   勲  学校統合準備係長    船 越 正 一    丹波市・一部事務組合公平委員会   書記長        亀 井 昌 一 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開会 午前9時30分 ○委員長(小橋昭彦君) 皆さん、おはようございます。  ただいまより総務文教常任委員会を開会いたします。  今朝になって、急にめっきり涼しくなってまいりました。本日、付託議案審査、それから、所管事務調査もございます。こちらのほうは、しっかりと熱く議論いただければというふうに思います。  引き続きまして、議長より御挨拶をいただきます。 ○議長(林時彦君) おはようございます。  今、委員長からの挨拶にもありましたように、2日ほど前から秋めいてまいりまして、今朝もすばらしい雲海を眺めて帰ってまいりまして、すがすがしい気持ちで出勤いたしました。今日の委員会、総務文教常任委員会、今期の委員会は恐らく今日で最後になろうかと思いますので、最後まできちっとした議論ができますようにお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 当局より御挨拶をいただきます。  副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 改めまして、おはようございます。  今、委員長、議長からお話ありましたように、大分秋らしくなって過ごしやすくなってきましたけど、季節の変わり目ということで、委員の皆さん方にはくれぐれも健康に御留意をいただきたいと思います。  また、秋、過ごしやすくなってくると心配になるのが台風でございますけれども、今のところ、この8月9月、こちらを襲う台風はないわけでございますけれども、これから、まさに秋、台風の季節となってくるので、こちらも十分に気を引き締めながら対応してまいりたいと思います。  本日は付託議案審査所管事務調査、どうぞ御指導賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○委員長(小橋昭彦君) 議事に入ります。  日程第1「付託議案審査」を行います。  付託議案審査のため、担当職員の出席につきまして許可しております。発言の際は、所属・職名を述べてから発言してください。こちらに顔が見えるように、御配慮をお願いいたします。  お諮りいたします。  各付託議案の審査におきまして、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) 異議なしと認め、討論は省略いたします。  最初に、同意第30号から同意第41号までの「人権擁護委員の候補者の推薦について」を一括議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) こちらから、補足の説明はございません。 ○委員長(小橋昭彦君) 質疑に入ります。  通告を優先して受け付けてまいります。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 同意30号から同意41号までの委員の候補者についての質疑ではございません。  人権擁護委員は、人権に関する普及高揚に努めることを使命というふうにしています。人選に当たり、多様性というのが求められると考えますが、どのようにいつも人選に関して諮られていますか。 ○委員長(小橋昭彦君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) ただいま、人権擁護委員の人選に当たっての一般的な考え方としての御質問をいただいたと思います。  この人選に当たりましては、人権擁護委員法の法律に基づいて、人格意識高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護についての理解がある方々、この方々を自治会長会等から御推薦いただいており、この人権擁護についての理解があるということで、人権において、いわゆる少数派の意見を尊重する多様性というのが重要であるということは十分に認識されている方々が推薦をされているというふうに理解しております。 ○委員長(小橋昭彦君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 少数派の立場もしっかりと寄り添った形ということではあると思うんですが、一概には言えないと思うんですが、6地区それぞれに人口割当たりで人数が決まっているとは思います。その中で山南地域においては4人人選されていまして、男性2人、女性2人というふうに、大変バランスがいいかなと思います。この男女に分けること自体もあまり私自身は好きではないんですが、外から見た形ではあるんですが、望ましい形かと思います。それに比べまして、春日地域、氷上地域においては、男性5人に対して女性がなしとか、男性4人に対して女性が1人というような形で、バランスとしては大変厳しいところかなと思うのですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。  それともう1点、すみません。委員に関しては、研修というのはされているのかどうかもお聞きします。 ○委員長(小橋昭彦君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 2点の御質問にお答えさせていただきます。  まず、男女のバランスの部分ですが、私ども丹波市においては、そういった男女共同参画の視点から、各種審議会等において女性の登用率35%とか、そういった目標を持って取り組んでおります。  本来、この人権擁護委員につきましても、そういった男女のバランスというところもあるかとは思うんですが、何よりもやはり人権擁護委員法に基づく委員として、そういった要件を満たす方であって、なおかつ引き受けていただくということから、自治会長会等にお願いをする際には、女性の委員をできればお願いしますというような仕方をしておっても、最終的に地域内で選考というか確認をしていただく中で、今回は女性が推薦できなかったというようなところで回答をいただいているところもありますので、男女のバランスも大事ですが、地域バランスというのは常に保ちながら、最終的には人権擁護委員法に基づく要件にあった適切な方を選出していただくというのが最優先でございますので、そういった辺りで御理解いただければありがたいと思います。  それから、2点目の研修の件でございます。こちらも人権擁護委員法の中に決まりがございまして、人権擁護委員は、それぞれの定められたエリアの中で、人権擁護委員協議会という組織を設置して、それに所属をされております。その中で、いわゆる啓発であったり、研さんであったりということで、それぞれの方々が情報交換をされたり、それからいろんなテーマにおける研修をしたりということで、啓発、研さんに努められているというところでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 人権擁護に理解のある方々という大きな大前提がある中で、人選も難しいところではあると思います。選ぶために自治協議会なのかな、自治会なのか、ちょっとその辺は分かりませんが、お願いされるだけでは、なかなか多様性というのは保つのは難しいのではないかとは思っています。積み重ねの中でできる人権意識でもあると思いますので、難しい中ではありますけども、やっぱりそういうところを、何というのかな、回数多く伝えていただく中で、多様性をもう少し重んじた人選を望みますけども、どのようにお考えでしょうか。  それと、研修のほうは、人権擁護委員協議会のほうでされているというふうに、今、お聞きしました。なかなか理解のある方々とはいっても、やっぱり日常の生活の中では、いろんな課題というか、問題もあったり生活の中でされるのではないかと思います。どなたも同じことだと思いますので、やっぱり意識高く、まずは自分の身の回りから、家庭からということでもあると思うんですけども、その辺もぜひ深く理解を、お世話になりたいと願っていますので、その辺もまたよろしくお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 再度、多様性を重んじた人選ということで、御意見をいただいております。その辺りは御意見を踏まえまして、今後の人選の中でも、依頼の際に、そういったところは重視していただくようには配慮はさせていただきたいと思います。ただ、繰り返しになりますが、基本的な要件を整えられた方が委員として法務大臣から任命を受けた中で、所定のそういった協議会の中で、自分一人で活動をするといいながら、組織的に研修を積んで、勉強を重ねてされておりますので、委員になられた当初に例えばなかった意識であっても、途中で御本人自身が意識変革をされて、さらに人権擁護委員としてふさわしい立ち位置を備えた中で活動をいただいているというふうに思っておりますので、本日いただいた意見は参考にさせていただきたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 通告による質疑は以上です。  ほかに質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 今の関連です。  これは、法務大臣の委嘱をされるわけで、それを推薦する形になるんですが、今の男女の関係ですね、やっぱり多様性の問題は重要やと思います。  現状で、今、推薦されている部分も含めて、男女の関係、何人中何人になっとるんですかね。そこをお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 今回、推薦をさせていただいておる部分で、いわゆる改選後の人数でいきますと、全員では23名になるんですが、23名のうち18名が男性で、5名の方が女性ということでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 今も質疑があって、部長もそれなりに答えられたと思います。それは、現状は自治会のほうの推薦ということで、非常に厳しいところ、私もよく分かっているんですが、たしか丹波市男女共同参画推進条例をつくったんちゃうかな、この間。市としてね。そういう意味では、人権擁護なんで、中身も大西委員紹介ありましたけど、いろんな、男性、女性という、あまり区別するつもりはないんやけど、どうしても、そういう女性特有のいろんな悩みもあるんで、相談しやすかったり、しにくかったりする場合も往々にしてあると思うんですね。そういう意味では、やっぱりここの比率を近づけていくというのは、基本だろうと思うんですね。  そこは、やっぱり市としても自治会にお願いする立場なので、なかなか難しいとは思いますよ。でも、そこはもうちょっと強調していただいて、男性、女性の比率はやっぱりこう。今、国会議員でも半分にしようという話もあるのでね。そう簡単にはいきませんけども、その辺、もうちょっと工夫が要るんやないかと思うんですけど、今後において、丹波市男女共同参画推進条例もあるんで、その辺のことから考えて、もうちょっと部長の考え方が、もうちょっと話がありませんかね。 ○委員長(小橋昭彦君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) ただいまの御意見でございます。  あくまでも人権擁護委員につきましては、法務省の所管の組織でございまして、私どもの直轄の部分では、直接的な関わりというか、強制力等がある部分でないということは前段で申し上げます。  そういった中で、やはり推薦をするという部分については、委員おっしゃるとおり、男女共同参画の視点で、少なくとも我々は先ほど申し上げた35%という数字を目指して取り組んでおりますので、具体的な指示というか、そういったものはありませんが、我々の一つの目安としては、その数値は目安に置いておりますんで、引き続き改選時には、現在、女性が少なくなった分、女性の方の委員が増えるような方向で、何とか御協力をいただくように働きかけはしていきたいというふうに思います。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかにございませんか。  以上で質疑を終わります。  採決のほうは、これより議案ごとに行います。  まず、同意第30号「人権委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第30号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第30号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第31号「人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決いたします。  お諮りいたします。
     同意第31号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第31号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第32号「人権擁護委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第32号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第32号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第33号「人権擁護委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第33号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第33号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第34号「人権擁護委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第34号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第34号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第35号「人権擁護委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第35号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第35号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第36号「人権擁護委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第36号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第36号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第37号「人権擁護委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第37号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第37号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第38号「人権擁護委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第38号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第38号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第39号「人権擁護委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第39号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第39号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第40号「人権擁護委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第40号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第40号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第41号「人権擁護委員の候補者の推薦について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第41号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、同意第41号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、同意すべきものと決しました。  次に、議案第87号「中型ノンステップバス車両購入契約の締結について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 補足説明はございません。 ○委員長(小橋昭彦君) それでは、質疑を行います。  通告はございません。  質疑はございませんか。  大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) バスなんですが、所有者が丹波市で、使用者が神姫バス株式会社のように思うんですが、税金等の負担はどのようになっているんでしょうか。お伺いします。  自動車税とか。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 自動車税につきましては、相手方、事業者の負担でございます。なお、例えば車検費用ですとか、保険料等につきましても、事業者負担でございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) それでは維持費、車検とか、今言われたように任意保険等も全部神姫バス株式会社の負担ということでよかったんでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) そのとおりでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 神姫バス株式会社ではないですよね。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 失礼しました。神姫グリーンバス株式会社でございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) すみません、神姫グリーンバス株式会社。  ありがとうございます。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) 資料請求をさせていただきました。  このコロナの中で、空調とか換気の部分での対策が、このバスの中に仕様として入っているのかなと思って、資料請求をさせていただいたんですけれども、大変たくさんの資料で、かえって分からない部分がたくさんありまして、運転席の仕切りであったり、運転席の後ろの仕切り、これが銅板ということで、これは普通のバスの関係の同じような設備かなと思います。  あと、運転席の左の仕切り板とあるんですけど、特にコロナに対しての空調設備で、何かそういうものを取り入れてされているのかどうかというところをお聞きします。  天井換気扇も換気扇がなしというふうになっているんですけど、この辺のことを少しお伺いしたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 換気扇につきまして、神姫グリーンバス株式会社だけではないんですけれども、神姫バスグループ全体なんですが、バス車両の換気扇というのは、基本的に、今、神姫バスグループが購入している車両に換気扇はつけておりません。といいますのも、換気扇をつけることによって、天井部分の腐食率が高まりますことですとか、車両の強度の低下、また、水漏れのおそれがあるということもございまして、グループ会社全体として、今までから換気扇も取り付けておらず、今年度も何台か自社で購入されているんですけども、そこも換気扇は設置をされておりません。  その中で、今回、仕様書を作成する際に、神姫グリーンバスと協議をする中で、神姫バスグループと同様の仕様ということで統一するために、そのような仕様といたしました。  なお、路線バスでございます。観光バス等に比べまして、密閉性も低いこともございますんで、また、常時、窓を開けて換気もされておりますことから、特段、換気扇までなくても支障はないだろうというふうに判断したところでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 須原委員。 ○委員(須原弥生君) そうしましたら、換気という部分では、窓を開けての対策ということになってくるのでしょうか。これから少し寒くなってきたりするんですけど、その辺のこと、1点お伺いしたいのと、先ほども観光バスとの違いをお示しいただいたんですけど、観光バスなんかは座席を1つ空けてというようなことで、ある程度制限をして対応されていると思うんですけども、路線バスとか公共交通においては、そういう規制というのは、一切ないということでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) 未来創造課長。 ○未来創造課長(藤浦均君) まず、最初の質問にもございましたことにも関連をいたしますが、例えば運転席の後ろの仕切り板等については、この仕様書の中では特に定めておりません。といいますのも、ほかの所有されている部分も同じなんですけれども、現在、神姫グリーンバスにおいては、例えば運転席の後ろの椅子とか、隣の席は空けて、そこにはお客さんに座っていただかないようにするなりというようなことでの対応をされています。特に強制的な規制とかというものは、ちょっと私では記憶ないわけでございますけれども、路線バスの場合は観光バスのように密閉された部分ではなくて、バス停に止まるたびにドアが開くなど、それから、先ほど部長も答えましたけども、常時、一番後部の窓を少し開けて走行するなどの中で、換気は十分に行えているということ、プラス先ほど申しました配席には、運転手と乗客との隔離という部分での配慮をする中で運行されておりますので、この部分で、現在のところ十分な対策がなされているということだと思っております。
    ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) ちょっと今の追加でお聞きしたいんですけども、コロナ対策の中で、車の換気というのが、窓を開けての換気という対策だけのような意味合いで説明されたと思うんですけども、そのところ、神姫バスとして、路線バスを運行する上において、コロナ対策、どうされているのかという部分で、何項目あるならば、教えていただきたい。特にアルコール消毒等の頻度はどのくらいやっているのかとか、先ほど言いました雨降りの、いわゆる雨が入っては困るときの換気というのは、閉めた状態になってしまうということになろうと思うんですけども、素人ではなかなか分かりませんけども、神姫バスの対応はどうされているのかと、聞かれていたら教えてください。  また、いろいろバスジャックとかという非常時の場合、行き先に何かバスジャックされますよとかいうような表示が出るのか。そんなような対応ができている特殊な部分もあるのかどうか。あればお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 未来創造課長。 ○未来創造課長(藤浦均君) ちょっと、今手元で全ての対策というのを持ち合わせておりませんけども、お聞きしておる中でお答えをさせていただきます。  先ほど申しました十分な換気ということは、もちろんでありますが、それとドライバーと乗客との一定の距離を保つということに加えまして、以前から消毒作業というのは一定間隔でなされておったわけですけども、このコロナ禍において、各日ですね、1日の運行が終わりましたら、バス内の消毒作業を行われているということをお聞きをしております。  それから、先ほどありましたバスジャック対策ということでございますけれども、現在はバスの表示、いろいろ外に向けての表示がございますけれども、ドライバーが運転席周りにありますある一定のボタンを押せば、外に向けてSOSというような表示が出るような仕様であったと記憶しております。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 本会議で質疑もありましたけど、欠席の業者です、入札の。これは指名入札いうことやったんですね、多分。それはそれであれなんですけど、やっぱり欠席届、辞退届を出してほしいなということ、今後徹底もされると思いますので、それはそれなんですけども、指名いうことで、この業者に、13者されとるんやけど、これ、大型関係の車検とか、ノウハウがなかったら駄目な車の範囲の大きさやないかなと思うんですけども、この中で、ちょっと聞くところによると1者か2者か、大型とか、そういうようなことがあまりされない業者まで指名出されているみたいなんです。そこが無断欠席されとると。本会議場で、そういう何か、無断欠席やったらペナルティーが要るんちゃうかいうような質問も出ていましたけども、そういうこと、やっぱり指名する際に、どういうような基準でこうやって選ばれとんのか。地域で順番で、こことここというような自動車屋のリストを見て、単純にされとんのやないかなと思うたりするですけど、そこら辺、どうでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 今回の中型ノンステップバスの指名業者の考え方でございますけども、まず大前提として、丹波市のほうに指名願を提出されておる業者が大前提になります。その中で、それぞれ指名願を提出していただくときに、それぞれ各事業者が、どの入札に参加したいかというところの項目がございます。今回の場合ですと、まず車両の納入というのがありまして、その次の段階で、バスの販売で入札の参加を希望されておる方というところがございます。そして、その中でバスの販売を希望されているというのが市内、市外ございます。その中でさらに丹波市内に主たる営業所を置かれておる業者ということで、最終的に13者に絞り込んだということでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) そうしたら、その指名願の関係で、今言われた項目は、全部13者とも該当するということでよろしいですか。せやからこう選択されたということでよろしいか。  今、指名願が出されとって、入札に対してバスの販売されとるとか、いろいろ言われましたね、さっき。それに全部、この13者は該当するんですねということ。 ○委員長(小橋昭彦君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 先ほど申し上げしたように、まず、物品、役務、要は物を販売したいですよというので、入札の参加を希望されとるのが1,154者、指名願が出とるところでございます。その中で、バスの販売を希望されておる方が18者、その中で18者のうち丹波市内に事業所、主たる営業所を持たれとる方が13者ということでございます。  今、申し上げました条件のところは、全て入っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) これは、今回のんは市内の業者やね、これ。13者いうことやけど、13者でバスが売ってあるとこが、まだ載ってへんとこがあるんやけど。今、市内は13者言われたね、今。市内はね。  市内で販売されとるとこあるけど、指名出てないとこがあると思うんやけど。そこら辺、どうなんかいうことと、それとは別で、政策担当部長のほうにお願いしたいのは、いろいろと先ほどから委員の意見も出ていますけど、何よりもバス乗らんとあかんさかいね、何やかんや対策をいろいろあるけど人が乗るような対策もお願いしたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) あくまで指名願は、その事業者の方が自分で参加したい項目を選ばれております。ですので、今、奥村委員言われましたように、実際は販売をされておるかもしれないんですけど、こちらとしては、事業者から提出された書類でバスの販売というところの希望がつけられておる方というところで、実際にされておることと、業としてされておることと、申し込まれた内容については差がある場合はございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 委員、おっしゃるとおりでございます。  バスに乗っていただくということが大切だというふうに思っております。今までからも取組はしているところではございますけれども、今後ともバスに乗っていただけるように取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 技監に聞きますけども、そうしたらもう、今度バスの入札があったら、この市内の業者でバスの入札があった場合に、この13者以外は指名はしないね。そういうことになりますね。 ○委員長(小橋昭彦君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 現在の名簿上の状況ですんで、例えば市内業者ですと、毎月変更の受付はさせていただいておりますので、新たにバスを取扱いするというようなことの届出がございましたら、その時点で、そういった方も新たに加えた中での入札を執行させていただくということになります。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 同じ入札に関することで、本会議に出たものです。要するに辞退と欠席の話です。  議案審議資料の28ページですね。指名業者及び開札結果表の部分で、この結果表の中には金額だけが記入されております。従来であれば、ここに辞退とか、欠席とか、それから落札者というやつが、落札者の部分ないし、その表記がないんですね、今回。表記がないと。             (「あるやん」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 一番最後にあるか。ごめんごめん、すみません。分かりました。  それで、辞退、欠席があります。それで、本会議でも辞退の扱い、欠席の扱いについて質疑があったんですが、欠席についての話や辞退について話がありましたが、これちょっと、丹波市の競争入札事務執行要綱いうのがありますよね、条例や要綱もあります。そこでは、本会議では技監、ちょっと曖昧な話でしたが、ちょっと答弁やったので、改めて聞くんやけど、入札の辞退があった場合は、何の通知もないんですかね。なかったんでしょうか。欠席も何の通知もなかったという話もちょっと出ておりましたけど、ちょっとその辺、もう一遍お願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 表記のところで辞退とさせていただいとるのは、辞退届を提出いただいたところでございます。欠席というのは、辞退届の提出がなく、入札に参加されなかった方ということで、欠席という表記をさせていただいております。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 欠席については、せっかく指名をして、市内業者ということで、ここに希望をする者となっていますよね。  参加資格要件。1、物品・役務で入札参加を希望する者という条件が入って、指名されて。そこの確認はね、希望するということになっていますので、希望すれば欠席いうのはないはずやったんですけど、あえて欠席されるという、こういうことになっておって、欠席者に対する扱いについては、何を根拠に次の入札についてどうするかちゅう、ちょっと答弁があったんやけど、それをもう一遍、欠席者に対する対応について。辞退者については、その後、不利益な扱いはできないと、しないと、取扱いを行ってはならないという、こういう取扱要綱あります。それは、ちゃんとした辞退届が出ているという条件の下ですけど、欠席者については、その扱いについての取扱いはないんでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 本会議のほうでも御答弁させていただきましたように、今後、やはり欠席される方については、辞退届の提出を促していくとかというようなことで、しっかりと意思表示をしていただくようなことで、こちらのほうも務めさせていただきたいというふうに考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) では、ここの要綱では、欠席についての規定がないんです。欠席者に対してね。辞退者については、この競争入札事務執行要綱にはあるんやけど、欠席者についての記述はないんで、それは、これに加えられるということでよろしいでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 欠席の場合、恐らく西本委員言われとるような欠席の場合のペナルティーとか、そういうような取扱いかなというふうに思うんですけども、そういった部分の取扱いについては、また今後、入札制度検討委員会ですとかといった内部委員会の中でも十分協議をさせていただいて、そういうペナルティーを設けていくのかということは、今後、協議はさせていただきたいと思いますが、まず、当面の措置としては、欠席じゃなくて辞退をされる場合は辞退届を出してくださいよということを、まず第一に対応をさせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 繰り返しにならないようにお願いします。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) つまり、私が言っているのは、欠席する場合も辞退届を出してくださいねということを指導するいう話やね。そうしたら、欠席された場合の扱いについては、これは何も、辞退届出す人はそれでええんですけど、それ以外の人については、何の記述もないんです。  不利益な扱いをせいと、不利益いうんか、そういう扱いをせいということじゃなくって、きちんとそういうことも要綱に、辞退、欠席も含めて、ちゃんとした辞退届を出してくださいねというような指導が必要やないかということ。そして、不利益な扱いをしないというのは、それはそれでいいんでしょうけど。そういうことを言うて、罰則をそれをあえてつくれという話をしとるわけではないんですよ。きちんとした処理をする必要があるんやないかということを言うてるんですけど。 ○委員長(小橋昭彦君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) すみません、私の考え過ぎでございました。  おっしゃるとおり、しっかりとした意思表示をしていただけるように、こちらとしても入札書類を送る際ですとか、しっかりこちらの思いが伝わるようなことを、チラシを入れるとかというようなことで、しっかりお伝えをさせていただきたいというふうに考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) それでは、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第87号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、議案第87号「中型ノンステップバス車両購入契約の締結について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第88号「丹波市・一部事務組合公平委員会設置に関する規約の変更に係る協議について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 補足の説明はございません。 ○委員長(小橋昭彦君) 質疑を行います。  通告がありますので、発言を許可します。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 議案の任期についてという部分とちょっと離れるかもしれないんですけども、公平委員の状況というものを教えていただきたいと思います。  丹波市、それから氷上多可衛生事務組合、丹波少年自然の家事務組合という3つのところには公平委員というものを配置しなくてはいけないという地方公務員法で決まっているように思われます。  この3つのところについて、共同して設置されているという状況を見るんですけども、この委員が丹波市の出身者で3名で見られているというように、私は見ているんですけども、この氷上多可衛生事務組合なり、丹波少年自然の家事務組合は、組織は丹波市だけではなくて、他の市町村が入ってきていると思います。その市町村から、私らの地域からも出してほしいというような代表者からの意見があれば取り入れるような委員編成になるのか、それとも丹波市だけの3名で、これらの組合を見るということになっているのか、ちょっとその辺を伺いたいというのが1点です。  それから2点目に、この公平委員の業務事例として、業務の内容としては、職員の給与、勤務時間、その他勤務条件に関する職員からの措置要求の事例とか、2点目に職員に対する不利益な処分についての審査事例、3点目に職員からの苦情を処理した事例等、大変詳しく言うのは問題があろうと思いますけども、言える範囲で、このような事例があったというものを、あれば御紹介願いたいと思います。  最後に、職員との受付窓口の対応の状況、いわゆる職員が、そういうところは言いやすい状況になっているかどうかというところが分かるような状況があれば、お教え願いたいと思います。  その3点、お願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 丹波市・一部事務組合公平委員会書記長。 ○丹波市・一部事務組合公平委員会書記長(亀井昌一君) 失礼します。ただいまの山名委員の3点の御質問でございます。  まず、公平委員の状況ということで、丹波市の3名という表現、地域からもということで、住所要件のことをおっしゃっているのかというふうに解釈するんですけども、委員の選任に当たっては、住所要件等はございませんので、たまたま現在の共同設置での公平委員会の委員は3名とも丹波市に在住の方でございますが、その制限はございませんので、それを選任に当たって、丹波市以外の方を選任するということもあり得るということでございます。  それから2点目の業務事例でございますが、これは、委員おっしゃるように、ちょっとプライバシー保護等の関係もありますので、また、ルール上も公表しなければならないということになっておりません。ですので、積極的には公表はいたしておりませんので、内容については差し控えさせていただきますが、この提案の趣旨から申し上げて、件数であるとか、いつ頃出たかとか、いうところは御説明をさせていただきたいと思います。  まず、丹波市になって、この委員会は設置をされておりますが、この16年足らずの間に、2つ目に申されました地方公務員法の第8条第2項の第2号にうたわれている職員に対する不利益処分についての審査請求ですね。これにつきましては、5件、請求があります。そのうち2件については、既に処理済み、つまり採決済みでございます。その2件については、当然議会にも上がりましたので、御存じの部分あると思いますけど、平成20年度に起こっております。採決がされて、これは訴訟もされておりまして、平成24年3月の議会定例会において、和解の議決等もされておるというような件でございます。それから、2件目が平成29年度において請求がされたものでありまして、これは3カ年にまたいで審理が行われまして、令和元年度、昨年度に採決がされております。それから、あと残り3件でございますが、これは現在も継続審理中でございまして、それぞれ昨年の3月、それから昨年の9月、それからこの9月にそれぞれ請求がございまして、受理して審理しておるというところでございまして、一般的に申しますと、3件もの案件を現在抱えておるというようなことでございます。  それから、地方公務員法の第8条第2項第1号の措置要求ですね。これにつきましては、合併以来1件もそういう要求はございません。  それから、その第3号にあります職員からの苦情処理、これにつきましては、私は平成28年度から担当させていただいているんですけど、それ以前には3件あったと記録にございます。それぞれ年度、別々でございます。それから、最近については、全くございません。ただ、これはあくまで職員の自分に関することの苦情でございますので、それ以外からの公平委員会の制度というものを十分承知されない中で、御連絡されてくるというようなものは、若干ございます。そのようなところを業務をしているということでございます。  それと、今、申されませんでしたけど、あと第8条第2項の第4号にその他の業務がありまして、主には職員団体の登録ということの業務を行っているところでございます。  そういった業務が公平委員会の業務ということで、くどいかも分かりませんけど、あくまで3つの地方公共団体全てのものについて、3つの団体の委員でございますので、それの事務を丹波市の職員が事務をしているというところでございます。  それから3点目、職員との言いやすい関係というところの御質問でございますが、これにつきましては、特に職員からの苦情処理という部分については、事務局、職員3人おるんですけど、3人に委託がされているというのか、委員に直接聞いていただかんなん問題は、当然委員に行くことになりますが、そうじゃなくて、まずは職員がそういう委嘱を受けておりますので、職員のほうで職員からの苦情を十分聞いて対応していくということでの備えはしておるというところでございますが、最近はそういう相談はないというところでございます。  ただ、第1号と第2号の措置要求とか、不利益処分の審査請求とかいうことについては、事前に相談がございましたら、その制度について、説明をしてという形のところで、その3名の職員が対応しておるというところでございます。  ちょっと、十分な説明になったか分かりませんけど、以上でございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 大体分かりました。  そういう事例であるために、いわゆるそれだけ任期を分けてでも、長期にわたって継続して審議していかなくちゃいけないというための年数の違いというのをつくってまでするのかなということが、今、ちょっと少し理解できました。  事務組合のところが、他町から出したいという、今は丹波市ばかりの3名で処理されていますけれども、丹波市の場合やったら丹波市の3名でええと思うんですけど、氷上多可衛生事務組合やったら、また違うメンバーでということはできないと思うんですよね。丹波市のところでも、丹波市と丹波篠山市と丹波市というような3名の方で丹波市を見るとかということにもなり得ることなんですか。そこがちょっと分からないんですけど。 ○委員長(小橋昭彦君) 丹波市・一部事務組合公平委員会書記長。 ○丹波市・一部事務組合公平委員会書記長(亀井昌一君) 委員は、あくまでこの3つの地方公共団体が必ず設置をしなければならないということになっておる。ただ、それを共同設置ができるということになっておって、丹波市合併と同時に、その3つの団体が共同で設置していると。もう少し詳しく言うと、以前の氷上郡の時代から共同設置でございました。それを引き継いだ形でございます。  ですので、あくまで1つの公平委員会というもので、地方公務員法で3人ということが決まっております。どんな大きな市であっても3名です。そういうところで、そこにおる職員を対象ですので、職員が何人いようとも3名での対応ということの中で、その団体がどのエリアを、地域を区域としているかというところと、委員がどこにお住まいかいうことは、必ず一致しなくてはならないということでないという、そういう住所要件はないということでございますので、その3人の委員がそこの職員からのいろんな要求等について対応していくと、審判をしていくということでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 最後にちょっと、通告にはなかったんですけども、条例では市長がくじで定めるというような形で、今回、4年、3年、2年のくじで定めるということになっていますけども、これは実質、くじでというよりも、本人の希望等も入らずにくじになってしまうというのが現状なんでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) 企画総務部長。
    ○企画総務部長(近藤紀子君) くじがいつ行われるのかということも関係するんですが、議会の同意をいただいた後に市長がくじで、これは4年、3年、2年という委員の任期を定めることになっておりますので、本人の御意向というよりも、くじで定めることになっております。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) この変更議案出てきて、それはそれでよかったと思うんですけども、今の提案の説明でもしてもらいましたけど、この定義からいうたら、前の6月18日の総務文教常任委員会で、私と太田喜一郎委員のほうから、法律上問題あるから、やっぱり何らか手だてせなあかんのちゃうかというような質問をさせていただきました。そのときに企画総務部長は、指摘内容は承知しておるけども、いろいろありましたけども、任期を調整するいうことは法律違反になるということで聞いておるところで、今後、規約改正は考えていないというふうな答弁をいただきました。  そうしたら、私のほうが「しないということですね、今の答弁は」というふうに聞かせてもらったら、部長は今の認識では、内部で前任の部長についても協議をして、庁内で合意を図っているという現状引継ぎを受けていますと言われました。その後、太田喜一郎委員のほうから、やっぱりすべきやというような質問もされました。そう言うてやっと、結局、企画総務部長がこのことを深く議論していませんので、内部で調整を行っていきたいという答弁をいただきました。そして、ここに出てきとるんやと思いますけどね。やはり、今から言うとね、そのときしつこくもう言いませんでしたけどね、前にそうやって指摘したときに、やっぱりそういうような答弁してもうとったら困るんです。せめて、規約改正していないとか、考えていないとか、そんな言葉はそのときは言うべきやのうて、やっぱり最後に言われたことぐらいを最初からそう言われておかんとね。法律のちょっと問題あるんちゃうかいうことは、もう分かっとると言うてて、そんな答弁してもうとったんでは困るんです。ということを言わせてもうて、今回こうして出てきたんは、そりゃあよかったと思っていますよ。これまでも、そういうような引継ぎでなってたんやったら、これまでの引継ぎもどうなんかなと思います。もし、答弁あったら言うてもうて、なかったらないでよろしい。 ○委員長(小橋昭彦君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 6月18日に御質問いただいたときに、規約改正を行わないと、ちょっと発言したかどうかは私も定かではないんですが、当時の私の認識としては、いろんな方法が考えられたかとは思うんです。一旦、解散をしてせないかんのやないかとか、それから規約改正をせないかんのやないかという、いろんな手法が考えられた中で、自分としての、その中での認識というのは、継続性だけは、これまで担保して、そういう任期については留任、再任していただくという手法を取ってきたという認識でおりました。  当時の考え方を変えた理由といいますのは、委員からの御指摘もございました。その後、今後、継続性を担保していくためには、やはり2期お世話になろうと思ったら、8年間お世話にならな、これから今後、そういうことがなかなか困難ではないかということも、きちんと庁内で議論をいたしました。このように御指摘があった中で、早期にこの任期の是正をすることのほうが適切ではないかという判断に至りまして、庁内で協議をして、方向転換をすることとしました。さらには、規約改正ということで、各関係団体の議会も必要でございますから、至急な、急を要する協議となりまして、このように提案させていただいたものです。  当時の答弁と今は変わっておりますが、そのことは十分庁内で協議をして決めてまいったところでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 今後、規約改正を考えていないという言葉は言ったかどうかはっきりせいへんということで、言われてます。  そういうのが、さっき言いましたけど、やっぱりきちっとね、そのときに。我々も間違うこともあったりする、誰でもありますけど、やっぱりこの件については、あの答弁はやっぱりおかしいと、私はずっと思っていましたから、あえて言わせていただきました。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第88号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、議案第88号「丹波市・一部事務組合公平委員会設置に関する規約の変更に係る協議について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第89号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 補足の説明はございません。 ○委員長(小橋昭彦君) 通告はございません。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) それでは、質疑はありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第89号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(小橋昭彦君) 挙手全員です。  したがって、議案第89号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、付託議案の審査を終わります。  本日議決しました付託議案に対する委員会審査報告書の作成等につきましては、委員長、副委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) 異議なしと認めます。  よって、委員会審査報告書の作成等については、委員長、副委員長に御一任いただくことに決しました。  以降の議事に関係のない部署は、ここで退席となりますので、その他の項を先に行います。  会計管理者がここまでの出席となります。  退席される部署で、そのほか当局から何か連絡事項はございませんか。  会計管理者。 ○会計管理者(足立良二君) こちらからはございません。 ○委員長(小橋昭彦君) 委員からは、何かございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) なければ、以降の議事に関係のない職員は、退席いただいて結構です。  暫時休憩します。                 休憩 午前10時31分                ───────────                 再開 午前10時45分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開します。  日程第2「所管事務調査」を行います。  まず、「学校適正規模・適正配置について」を議題といたします。  当局から説明を求めます。  教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) それでは、学校適正規模・適正配置について、山南地域市立中学校統合準備委員会、市島地域市立小学校統合検討委員会及び丹波市立学校適正規模・適正配置検討委員会のそれぞれの進捗状況につきまして、担当の教育総務課長から御報告を申し上げます。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(足立勲君) それでは、学校適正規模・適正配置に関する事項について報告をさせていただきます。  最初に、資料右肩の表記が総務文教常任委員協議会となっていますが、総務文教常任委員会の誤りです。訂正をよろしくお願いいたします。申し訳ございません。  まず初めに、山南地域市立中学校統合準備委員会について報告いたします。資料は1ページから12ページとなっています。  9月10日木曜日に第11回統合準備委員会を開催いたしました。1ページの9月20日発行予定の統合準備委員会だよりにより、会議の状況を御報告申し上げます。  今回の統合準備委員会は、2件の報告事項と1件の協議事項がありました。  報告事項の1件目では、教育課程部会から、両中学校の教職員を中心に組織いただいている制服検討委員会から新中学校で着用する制服の選定について説明がありました。新制服は、令和3年4月に入学する山南中学校、和田中学校の新1年生から着用する予定で準備が進められています。デザイン等については、今後の統合準備委員会だより等で広報をさせていただく予定にしています。  報告事項の2件目では、通学・設備部会から、和田地区、上久下地区の通学方法についての検討状況、アンケート実施についての検討状況について、報告がありました。委員からは、「スクールバスの運用は、円滑な学校生活ができるかどうかであり、運用の効率化というものが非常に重要である」また、「和田地区だけの問題ではなく、6キロメートル以上の子供の問題である」ということや、「スクールバス、路線バスの併用、自転車通学の選択もあるべきで、子供たちの意思を抑え込む議論は生産的でない」や「スクールバスを検討している地域も通学路の設定は、安全確保上必要である」など、活発な議論が交わされました。今後の部会では、遠距離通学となる地域への支援の在り方や、生徒の教育課程に支障のない通学手段について、議論をさらに深めることとしております。  協議事項では、新中学校の校歌歌詞及び校章デザインの募集方法について、総務部会から提案があり、全員賛成で決定されました。これにより、9月18日金曜日から12月28日月曜日の間で、校歌歌詞と校章デザインを募集することになりました。募集に当たっては資料2ページの統合準備委員会だより裏面や3ページから6ページにあるチラシを配布したり、あるいは市教育委員会ホームページ、市広報などで周知を図ってまいります。なお、入選作品は、令和3年3月頃に発表する予定であります。  次回の統合準備委員会は、10月29日木曜日、午後7時30分から、山南住民センターで開催することになりました。次回は、新中学校の基本設計についての報告、校歌歌詞及び校章デザインの選定要領の協議、各部会の進捗状況の報告や協議となる予定です。  また、資料7ページから12ページまでは、先ほど報告しました通学支援について、今晩開催されます第10回通学・設備部会の資料の抜粋を付けさせていただいております。  先ほど申し上げました統合準備委員会での議論と、この資料を基に通学方法について検討いただくことになっています。現在、部会の中で協議されている通学支援案について、それぞれの課題を整理した後に事務局としての方策案を示し、協議いただくこととしております。  次に、13ページを御覧ください。こちらは9月3日木曜日開催の第2回市島地域市立小学校統合検討委員会の開催概要です。  第2回の内容は、市教委から今後の教育の方向性として、資料記載の①から⑤について説明をした後、グループワークを行いました。グループワークは地域ごとにグループをつくり、1つ、自分の学校の魅力、2つ、自分の学校の課題、3つ、今後の学校に期待すること、4つ、どのような子供を育てたいのかについて、約1時間程度、グループ討議をいただいて、それぞれのグループから発表いただきました。発表内容については、今日は省略させていただきますが、これらを基に次回また検討していくということになります。  次回検討委員会は、10月16日金曜日、午後7時30分から、ライフピアいちじま研修室で開催することになりました。  次に、資料15ページを御覧ください。こちらは、第2回学校適正規模・適正配置検討委員会の概要となります。  第2回検討委員会は、9月8日、午後7時30分から、氷上住民センターで、委員16名の出席を得て開催しました。  協議事項として、適正規模の考え方、適正配置の考え方、学校統合の考え方について、国の基準、あるいは現在の市の方針を説明し、委員それぞれから御意見をいただきました。  委員会での主な御意見については、資料の5、主な意見等に記載をしているとおりで、先ほど申し上げましたそれぞれの項目ごとに主な意見を書かせていただいております。  また、教育長のほうから、遠隔教育の活用場面・効果について、県が出している資料を基に説明をさせていただいております。  次回は、10月8日、午後7時30分から、氷上住民センター大会議室で開催することになりました。  以上で、学校適正規模・適正配置についての報告とさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明が終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) まず、山南地域の統合準備委員会の中身の説明で、これはこれでいいんでしょうけど、賞金10万円という記述もあるんですけど、これはどういう、当然市の予算があるんだからやっているんでしょうけど。これ、10万円だけで、とにかく入選された分だけなんですね。その事情、ちょっとだけ説明してください。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(足立勲君) これにつきましては、当初予算の中で組ましていただいている分で、校歌歌詞の1作品、それから校章デザインの1作品について、採用させていただくものについて、賞金という形で予算を組ませていただいております。市のほうで組んでいるものです。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 当初予算で議論はなかったかもしれんのやけど。  こういった公の場合、普通、賞金つけたこと、これまでどこかの例でありますかね、この学校に関してね、何かを募集する場合、公立学校の場合ね。ほかにありましたかね。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(足立勲君) 統合でいいますと、青垣小学校が平成29年に統合しておりますが、このときにも校歌を作成しておりますし、校章も作成しております。そのときも同じような、同様の形でこういった賞金を市のほうで組ませていただいております。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 入選された方だけの10万円なんですけども、ほかにも努力されて、いろいろ、いろんな資料を作成したり、いろんなところから移動してね、研究されたりというのもあるんで、努力はある、一応応募してもうて、1人だけっていうのはいかがなものかというふうな気持ちはするんやけど。これはもうこれで、1等賞だけにしか出さないということやね。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(足立勲君) いろいろ御議論あるかと思いますが、採用させていただいた作品への賞金という位置づけでさせていただいております。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  よろしいか。  ほかのものも一括してお願いします。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 和田地区の、あのときに要望書ですね。それはこの時期に、この機会にということで、一緒に議論したらどうやいう意見もあったんで。それは、どういうふうにやられるんですかね。
    ○委員長(小橋昭彦君) この場で委員のほうから質疑していただいて結構です。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) この間、要望、多分、スクールバスのことやったかね。そうやったと思うんやけど。この後ろに書いてあるんやど、この間、出とったんは、和田中学校区の子供たちには6キロメートル云々やなくて、全部にスクールバスに乗れるようにいうような要望が出てましたけども、まだ決定はしていないと思うんやけど、そこら辺はどのように思われとんですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 和田地区のほうから要望等は出ておるんですが、これは市教委のほうにも出ております。ただ、現在、先ほども御報告をいたしましたように、統合準備委員会、まだ部会の中の協議中ということですので、各団体のほうには、この協議を見守っていただきたいというようなことでお話をしております。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) そこで検討はされるということやね。結論は、まだ当然出てない思うんですけど。そこでいうことやね。分かりました。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 7ページのことなんですが、市教委からのスクールバスの案、路線バスの案、3番目としてスクールバスの案とか出ているんですが、これはあくまで一つの案であるとは思うんですが、ほかの案とかいうようなことはないんでしょうか。  例えば、1つ目の和田中学校から朝夕2便運行となっているが、自治会によっては、山南統合中学校とは逆方向の集合場所であるというのは、今の現和田中学校へ集合してという話ですよね。これ以外の。これは決まったことではないと思うし、何かこれだけ見たら、遠いところへ、山南統合中学校でないほうへ行くというようなことが書いてあると思うんですけど、ほかの案について、何か考えられているというようなことはないのかということと、何かちょっと資料で見たんですけど、土日についてはスクールバスは出ないようなことを見たような気がするんですが、まだ今からのことになると思うんですが、その辺のことは、スクールバスは土日に出さないとか、そういう決まりとか、何かそういうことがあるのかということと、ちょっと案についてお聞かせください。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(足立勲君) 今、資料7ページと、それに関連する後ろの資料についての御質問かと思います。  これは、今晩の会議で説明をさせていただくものですんで、説明のほうは省略させていただきましたが、まず、今までの経過の中で、ここにあります資料1、A3の資料がありますが、先ほど委員言われた和田中学校に集合してスクールバスを用意して、そこから新山南中学校への案というのがあります。これにつきましては、令和元年12月の部会開催のときに提案をさせていただいております。  また、同じく資料の2、それじゃなしに路線バスを使った案はどうかというのも、一部上久下地区まで書いておりますが、これは想定の中でこういった案はどうかというようなものを、同じく令和元年12月の部会で提案をさせていただきました。  そういったことについての課題整理を、今日させていただく。今、おっしゃっていただいた逆方向に走らんなんというのも課題ですし、路線バスだけですと最寄りのバス停がないというところも課題があったりしますので、そういった課題を整理しながら、今日、提案させていただくのは、この資料でいいますと12ページになりますが、和田地区だけの提案になりますけども、路線バスを基軸にして、朝夕各2便は確保した上で、生徒たちの学習環境に支障のない通学支援ができないかという提案をさせていただくことにしています。  また、この中では最寄りのバス停から非常に遠い、非常にといいますか2キロメートル以上あります草部とか応地といった地域もありますんで、ここについては、何か別途検討していけないかということで、今晩、提案をさせていただいて、議論を深めていただくというような状況ですんで、まだ結論は出ておりません。  それと、土日のスクールバスにつきましても、たしか提案の中で土日については考えていないということも当時言いましたが、やはりそれでは部活の対応もできないという御意見もある中で、そういった対応がどういった手段やったらできるのかということも、これからの議論ということになってこようかと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) もう一つお聞きします。  統合中学校と逆方向の集合場所ということ、令和元年1月に提案されたんですけど、それについて、自治会のところに止まったらどうかというふうなことの意見は出ていなかったんでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(足立勲君) 先ほど言いましたように、部会のほうでこういった提案もさせていただきましたが、まず、いわゆるスクールバスを出すということを前提での議論でないとスタートできないとかいったような御意見もあった中で、このことについて、当時の部会でも深い議論ができたということはないと。ただ、課題として、今あったようなことは出ております。そういったことも全てひっくるめて、これからの議論ということにしたいというふうに思っています。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) それでは、これで質疑を終わります。  教育部は、ここまでの出席となります。  その他、教育部から何か連絡事項はございませんか。  教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 私のほうから、1点、御連絡でございます。  氷上回廊水分れフィールドミュージアムのリニューアルオープンの記念イベントの日程が来年、令和3年3月20日土曜日、春分の日ということで決まりましたのでお知らせをいたします。イベント内容については、式典のほか、講演会などを現在検討しておる最中でございます。  なお、新型コロナウイルス感染症の関係で規模を縮小するとかいうようなことが、もしかしたらあるかもしれませんけれども、そういうことを見ながら、今後、計画を立てていきたいというように思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 今の件については、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) その他、委員の皆さんから、何かございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 1人1台のタブレットについて、ちょっと確認をいたします。  子供たちの視力といいますか、目の健康について大変心配をしております。使えば使うほどブルーライトというのが影響する部分があるのではないか。また、年齢も低いですので、その辺で大変心配しているんですけども、その辺のタブレットの画面について、ブルーライトの、名前ちょっと、私、分かりません、フィルムというのか、そういうものは貼られるというのか、用意される準備があるのかどうか。予定等、ありましたらお聞かせください。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) ブルーライトカットフィルムみたいな、言葉はあれですけど、そういうものだと思うんですけども、現在のところ、ブルーライトに対応したフィルムは貼る予定にはいたしておりません。 ○委員長(小橋昭彦君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 機種のほうですけども、熊本教育委員会のほうでは、1人1台の分、それをされているというふうに聞いております。その辺で対応を考えるつもりはないかどうか、お伺いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 県内の近隣市町、西脇市とか、三田市とか、朝来市というようなことで、近隣を聞いてみましたけれども、どこの市のほうも、今のところはブルーライトカットフィルムの予定はないというようなことでございます。京都府のほうになりますけど、京田辺市なんかもつけているというところはあります。  今後、現時点では、子供の目の影響等には、使用頻度等から考えますと、今のところは検討しない方向で考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) タブレット自体の耐用年数というのは、私、分かっていないんですけども、その辺で、例えば10年とすれば、これから10年使う中で、持って帰ることも考えるようなことも教育長のほうからも伺っています。やはりその辺も文房具化、酸素ボンベとおっしゃっていますけども、そうなると、やっぱりそういうところは心配されるところですので、今後、検討をお願いしたいと思いますけど、どうでしょう。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) ブルーライトについては、いろんな考え方があろうかと思いますけども、先ほども少し申しましたように、家に持って帰るというようなことになりましても、長時間タブレットを見て、続けて2時間、3時間ということは、今のところ想定をしておりませんので、現在のところは、導入というのかのつもりはございません。 ○委員長(小橋昭彦君) ほか、よろしいでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) なければ、教育部は退席いただいて結構です。  暫時休憩します。                 休憩 午前11時08分                ───────────                 再開 午前11時09分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開します。  次に、「丹波市市民活動支援センター基本計画に基づく新法人の設立について」を議題といたします。  当局から説明を求めます。  まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) それでは、丹波市市民活動支援センター基本計画に基づく新法人の設立につきまして、御報告をさせていただきます。  このことにつきましては、昨年10月に開設した丹波市市民活動支援センターについて、平成29年度に策定した同センターの基本計画に基づき、開設当初は運営ノウハウを有する事業者により運営をし、将来的には丹波市民が関わり、丹波市で育った法人による運営を目指すという段階的な取組を進めているところでございます。  このたび、この計画に関連します新法人が設立する見込みとなったことから、その概要につきまして、所管の市民活動課長より御報告をさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) 市民活動課長。 ○市民活動課長(小畠崇史君) それでは、お手元の資料に従いまして説明させていただきますが、まず、これまでの御報告させていただいておりました経過について、先に御説明させていただきます。  これまで本委員会につきましては、令和2年3月に丹波市市民プラザの利用状況についてという報告をする中で、令和元年度における市民活動支援センターと男女共同参画センターの取組や市民プラザの利用状況を報告をさせていただきましたとともに、市民プラザの指定管理者選定に伴う市内事業者の聞き取り調査を行う旨の御報告をさせていただいております。  続いて、6月には市民プラザの指定管理者選定に伴う意向調査、これを行った結果について御報告をさせていただきました。ここでは、市内の事業者2者ございましたが、2者ともに市民活動支援センターとの情報の共有や事業の連携などは、今後行っていきたいとするものの、市民プラザそのものの管理運営を主体的に行う意向はないということを確認をしております。  また、市民活動支援センターの現行受託者であります株式会社地域計画建築研究所大阪事務所にも聞き取りを行いましたところ、当時ですね、新法人の設立の支援、これを行っているが、運営には現在協力をいただいている他市のセンターが持っているノウハウ、そういったものや事業者のサポートが必要であるということを受けまして、指定管理による市民プラザの運営は、当初の計画からは1年遅れることとなりますが、体制を整える、こういった意味からも、令和4年度実施を目標とすることを御報告をさせていただきました。  それでは、資料の説明に移らせていただきます。  まず、今、設立の総会が終わったところなんですけれども、この法人名につきましては、特定非営利活動法人丹波ひとまち支援機構。法人格は社会的認知度の高さや有利に支援を受けられるNPO法人として設立をするということでございます。  2番目には、設立の趣旨でございますが、これは別紙3ページ目ですか、別紙の設立趣旨書、こちらの趣旨に従ってつくっていくんだというところでございますので、また御覧いただけたらと思っております。  次第3番目の役員でございますが、記載のとおりでございまして、代表理事は昨年度まで自治協議会の在り方懇話会の座長をお世話になっておりました近畿大学教授の久教授と、現市民活動支援センターの運営受託者であります株式会社地域計画建築研究所大阪事務所の戸田さんとの共同代表ということになってございます。以下、名簿のとおりでございます。  4番目、設立総会。こちらは、8月24日に開催をされまして、議事は全て承認をいただいたところ。また、縦覧期間を経て、10月の早い段階に法人登記を行うということになっております。  次に、2番目の当面の活動についてでございますが、第1期目となります今年度につきましては、県の地域づくりアドバイザーの派遣の事業でありますとか、福知山市、朝来市、丹波市との3市の広域連携交流事業、こういったものを行う予定というふうになっております。第2期目となります来年度につきましては、第1期目の起こした活動に加えて、人材育成講座や市民活動支援センターの運営業務の受託、こういったものを視野に入れた活動ということで、計画をしております。  以上、簡単ではございますが、市民活動支援センターの基本計画に基づく新法人の設立について、御報告を終わります。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明は終わりました。  質疑に入ります。  質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 1つは、共同代表になっていますが、これは説明ありましたけど、あえて民間団体と大学の先生ですけども、2人を共同代表にした理由、お願いします。  それから、その裏の2ページに参考ですけれど、基本計画の抜粋があります、運営の在り方についての。これは、ちょっと説明なかったけど、いいんですかね。  ここで、これらのことからというくだりでずっと、この市民活動支援センターの運営に当たってはということで、既に同種の市民活動支援センター運営を行っているNPO法人等に当面の間の運営を委託する公設民営(委託)により設置しますが、その後の取組を通じて、さらに中間支援を担う人材を育成していくこととしますという、これは、まずは既に同種の市民活動支援センター運営を行っているNPO法人、これは、今、これから設立するところの話ですか。これまでもNPO法人があった分について委託している分なのか。それから、これ、当分の間いうことで、じゃあ中間支援を行う人材を育成していくというのんは、今のNPO法人との関係は、関わりはどうなんかということ。そこをお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 1点目の共同代表に関することは、後ほど担当の課長からお伝えさせていただきまして、私のほうから2点目の運営の在り方のところでございます。  御指摘の2ページにつきましては、市民活動支援センターの基本計画の抜粋ということで上げさせていただいていまして、私、ちょっと省略をさせていただきましたが、冒頭の説明の中で申し上げましたとおり、ここに掲げてあることをもって、昨年10月にオープンをしました市民活動支援センターについて、当初、専門的な知識を有する事業者ということで、先ほど説明申し上げました株式会社地域計画建築研究所大阪事務所のほうに、今、業務委託をする中で運営をいただいております。その中で、将来的に丹波市民が関わって、丹波市民による組織を立ち上げた中で、その組織が運営をしていくというところを目指すんだというのが基本計画に掲げる目標でございますので、そこを目指した取組ということで、令和元年から令和2年にかけまして、今年にかけまして、そういった組織を育てるということも進めていく中で、今回、御報告をさせていただいた法人ができますという御報告でございます。  本来なら、令和3年度からその法人による指定管理という方向性を当初考えておったところなんですが、やはり新しい組織というところであって、完全に公の施設をその法人に指定管理をしてお任せをするというところの力があるか、ないかという見極めをする必要があるということから、令和3年度については、新しく育った法人に対して、今回、民間に業務委託をしておる内容についての業務を、その法人に委託をする。そのことによって、しっかりと組織としての力をつけていただいた中で、令和4年度から指定管理に向けて、そういった組織に該当するかどうかという判断も含めてした中で、指定管理の方向につなげていくという計画で進んでいるというのが一連の流れでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 市民活動課長。 ○市民活動課長(小畠崇史君) 1点目の共同代表のことにつきまして、説明させていただきます。  まず、今回、設立をされる法人というものは、地域と行政であったりとか、地域と地域、そういったことを結びつけていくような中間支援組織であるということが、まず1つでございます。  そうする中で、どのような方がふさわしい方かという選定をされる中では、まずは地域自治のことに関して詳しい方、また、その地域自治のことに関する支援について詳しい方、実際に活動されている方ということも含めてですけれども、どういった支援の在り方があるかということをしっかり考えていただける方、実行されている方、こういったところをメインに考えたところでございまして、そういった意味からは昨年度まで自治協の在り方懇話会の中で、座長を2年間お世話になったわけですけれども、丹波市の地域自治、あるいは自治協の活動のことであったり、これからの組織運営のことであったり、こういったことに非常に精通をしておられるというところから、まずは久先生にお願いに上がったところでございました。地域計画建築研究所もお願いに上がられたというところでございますが、併せて、久先生はお住まい大阪府のほうですので、常からこの丹波の地において活動をするということがなかなかしにくいということもございますので、こちらの実行部隊として、実際に、今、市民活動支援センターの受託をしているところから戸田さんが共同代表という形で選任をされているという経過でございます。  ですので、お二人、すごく通常の業務の中でも一緒にやられている回数も多い関係でございますので、そういった方が丹波市の地域の支援に入られるという内容で、共同代表ということにされたというふうに確認をしております。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) そうしたら、役員の体制は分かりましたが、具体的な、それを日常業務を行うという場合、公設民営ですから、市がつくって、この法人に委託するということになるんでしょうけれど、ちょっとこの中に市民活動支援センターのスタッフいうのが2人入っておられますよね、役員に。実質、この方がこの法人の役員と同時に、ここの運営に実際は当たられるということでよろしいでしょうか。それで、それ以外のスタッフいうのは、それは市のほうの職員なり、会計年度任用職員だったかな、そういうふうに、正規の職員はおらないんですか。そこをちょっとお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 市民活動課長。 ○市民活動課長(小畠崇史君) こちらの役員の中で、実際に市民活動支援センターのほうに現在も勤務をしておりますのが、戸田を含めて3名ということになっております。ここに名簿がありますのは、代表理事の戸田、それから理事の荒木、一宮、この3名でございますが、これ以外にあと3名雇用をいただいておりまして、全員で6名、そのうち6名が全て毎日常勤ということではございませんが、2名程度は常勤で交代しながら勤務をしておるという状況でございます。実質的には、残りの3名につきましても、こちらの法人の会員になるということで、一緒にスタッフとしてやっていくと。ですので、市が直接雇用した会計年度任用職員とかいう立場ではなくて、あくまでもこのNPO法人としての活動をするスタッフということで、今は6名でございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) はい。分かりました。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかにございませんか。  ないようですので、これで質疑を終わります。  次に、「廃校利活用に関する事項(旧遠阪小学校)について」を議題といたします。
     当局から説明を求めます。  資産管理担当部長。 ○資産管理担当部長(内堀日出男君) それでは、少しお時間をいただきまして、資料のほうの説明をさせていただきたいと思います。  資料については、まず横長で黄色い色のついているものを御覧ください。  この中で項目としてのナンバー1のところです。日本ERI(株)と書いているところですが、建築確認申請の用途変更については、まず8月7日に検査機関である日本ERI株式会社のほうに提出がされて、受付がされております。また、その受付された申請内容を審査された結果で、8月20日の日に確認済証の交付ということになっております。このことによって、合併浄化槽の設置工事をはじめ、各所の内装工事に着手することが可能となったというところでございます。  実際に資料としては4ページ、ちょっと先に4ページを御覧いただけますか。めくっていただいて、下の下段4ページを見ていただきますと、ERIというので書いてある確認済証というのが出ているところでございます。これによって、確認済みとなったということが証されているというところでございます。  それでは、横長の資料、また戻っていただいて、2ページ目、その横長の裏面になります。ナンバー6のところを御覧ください。  すみません、ちょっとその前に1ページに戻ってください。1ページのナンバー2のところですね。消防法許可という欄です。これについては、建築確認申請に伴う消防署の同意ですが、検査機関であるERI株式会社から8月11日付で同意の依頼があり、これを受付し、内容を審査した結果、同月の17日付で同意済みということになっております。  資料としましては、5ページ目の建築確認申請、下段のところの同意の確認ということですが、ちょっとこれは後ほど説明をさせていただきます。  続きまして、1枚めくっていただいて、横長の裏面です。上段のナンバー6を御覧ください。  これが事業者と地元で構成するVIVAとおざか連絡協議会の開催状況でございます。8月2日に第2回のVIVAとおざか連絡協議会が開催され、地元の利活用協議会に対して現地において進捗状況の確認をすることと、自治協議会の拠点施設において、当常任委員会ですね、8月5日の常任委員会で、こちらのほうから説明した変更の計画書の内容に基づいて、その説明がされたところでございます。  続いて、9月9日の日には、第3回のVIVAとおざか連絡協議会が開催されまして、この場では、今、御説明申し上げた建築確認申請書の用途変更の確認済証が交付されたよということと、合併浄化槽や内装工事の業者が決定していっているというところ、また、これについての工程については調整中であるというところ。それと、施設のオープンについては、11月中を予定しているということの報告がされております。併せて、9月下旬以降に地元雇用の内容の周知をすることとか、体育館やグラウンドの使用状況、利用について、駐車場用地の確保などについての協議がされたところでございます。  それでは、3ページ目を御覧ください。資料2でございます。  施設の利用計画を用途別の色分けで図示したものでございます。この資料は8月5日の総務文教常任委員会で提出した資料と同じで、建築確認申請の仮受け時の用途と今回の確認済証となっている用途との変更はないというところを確認しております。  続きまして、1枚めくって4ページ目を御覧ください。  これは、先ほど見ていただいたものですが、建築確認申請用途変更を審査した結果、建築基準関係規定に適合したということを検査機関である日本ERI株式会社が証明したというものでございます。確認済証の発行は、令和2年8月20日付となっており、この証明をもって審査内容に基づく工事の着手が可能となったというところでございます。  続きまして、資料4、隣の5ページ目を御覧ください。5ページから35ページまでが、この確認済証に対する申請書です。この申請書に基づいて確認済証が出ているということになっております。この5ページ以降の分については、確認済証に対する申請書類の抜粋なので、全部を全部つけているわけではございませんが、主なものをつけさせていただいております。  資料の内容については、5月18日にも総務文教常任委員会で提出した仮受付時の申請書類と同種のものをつけさせていただいておるというところでございます。内容についても、ほぼ同じ内容となっているということです。ほぼ同じ内容です。  用途変更では、小学校の用途を別の用途に変更する箇所に限り、変更手続がされているというところで、今回は前回の申請時と異なる部分の説明をします。ほぼと言った部分で、ほぼじゃない部分の説明をさせていただきたいと思います。  提示しております資料は、4月15日付の仮受付とした申請書をしたものを8月7日の本受付までの間に、検査機関と建築士とがやり取りして変更されたもので、その変更内容についてです。  まず、5ページを御覧ください。  このページでは、申請日が4月15日、ちょっと見えにくいですけど、訂正前が4月15日となっております。これが訂正されて8月7日に変更されている点と、下段、下の段のところに、左端のほうからいきますと、日本ERIという下に書いてある、8月7日に受付しましたという受付印と、その隣、消防関係同意欄ということで、丹波市消防長が8月17日付をもって同意をしたという同意印が押印されております。  続いて、6ページから8ページまでは、変更ございませんので、説明は省略させていただきます。  9ページに移ります。  9ページのところでは、訂正等は見受けられないところなんですが、一番下の欄の9、備考という欄があるんですけど、この一部の記載内容が、次の次のページ、11ページの18、その他必要な事項というところに転記、移記されているという部分がございます。内容については変更ないんですが、書く場所が変わっているというところです。  続いて、10ページを御覧ください。  まず、(10)ですね。真ん中のところからちょっと下のところで、10というところの建築面積というところです。申請部分の面積が前回は989.56平方メートルと記載のあったものが、0.00平方メートルに変更となっております。この欄については、用途変更に伴う増築部分の面積を記載する欄でございまして、今回の工事の中で、増築面積はございませんので、0.00平方メートルというふうに変更がされているところでございます。  次に、その下の欄の11、延べ面積という欄ですが、申請部分の面積が前回は1089.96平方メートルと記載していたものを、今回、796.12平方メートルと293.84平方メートルを減じる変更がされております。これにつきましては、1階のラジオスタジオ、事務室、B型作業所相談室、リノステーションと2階のコワーキングスペース、リノステーション、事務室、物置といった面積が除外されていたためでございます。除外となった理由につきましては、いずれの用途も用途上ですが、事務所というふうに判断されます。この事務所というふうに判断された場合の用途については、この確認申請上の面積に算入しなくていいよということが検査機関で判断されたため、その面積がずれているというところでございます。  続きまして、11ページを御覧ください。  11ページの中段、工事着手予定年月日のところです。それと、その下の16番の工事完了予定年月日が、それぞれ5月18日となっていたものを8月28日に、7月15日となっていたものを10月17日に変更されているところでございます。  また、その下の下の段ですが、18、その他必要な事項については、先ほど9ページの備考欄の内容が、こちらのほうに追加されているところ、あるいは19の備考欄にも手書きで追加になっているところでございます。  続きまして、12ページ、13ページにつきましては、本校舎の内容が示されております。これも面積の変更が一部あったところです。  14ページ、15ページ、これについては、ランチルームのところの内容が記載されております。ここについては、特段変更はございません。  あと、ちょっと飛びますが、21ページ目以降から図面の抜粋を添付しております。事務所の用途の関係で面積が変更となっておりますので、例えば21ページの欄ですと、ちょっと上段のところで物すごく見えにくくなっていますが、修正がされていたりとかしているところです。  このように仮受付時と本受付時との違いでは、事務所の用途の関係で、本校舎の申請面積などが変更されております。それ以外の用途についての違いはございません。  ちょっと飛びまして29ページを御覧ください。  29ページ目以降は、消防用設備等の設置計画書というものでございます。仮受付時と比較して、消火器をはじめとする屋内消火栓、自動火災報知設備など、こういったいろんな消防設備についての設置範囲が広がっているというところです。前回はもっと少なかったのですが、今回はこの丸が書いてあるところが多くなっているというところです。  続きまして、34ページ、35ページをお開きください。  これにつきましては、浄化槽の人槽算定資料というもので、34ページの合計欄の右端のほう、ちょっと太文字になっていますが、99.74という算定数値から、合併浄化槽の人槽は100人槽というものを算出してきた根拠になるものということになっております。これにつきましても、仮受付時の変更は特にはないというところでございます。  ちょっとややこしかったんですけど、建築確認申請の全体をまとめますと、事務所という用途の面積の算定の考え方の違いから、面積変更があったというところはあるんですが、それ以外に大きく変わりはございません。また、用途区分の変更は特になく、以前に申し上げた変更事業提案書というのが前回説明させていただいたと思うんですけど、この用途との整合もしているところでございます。また、合併浄化槽の人槽は、当初のとおり100人槽で進めるといった、こういった内容で検査機関が認めたよというようなことになっております。  続きまして、資料5、36ページ、37ページを御覧ください。  これは、事業者が発行した機関紙で、36ページのほうは8月15日付のVOL.4、37ページにつきましては9月1日付のVOL.5が発行され、周知されたところです。  VOL.4では、8月2日に開催した地元説明や用途変更の確認申請が受付されたということとか、VOL.5では、用途変更の確認申請の確認済証が下りて発行されましたよといったことが記載されている内容となっております。  資料は特にないのですが、これとは別に芦田小学校・芦田集学校の状況についてだけ簡単に御説明申し上げます。  芦田集学校の工事進捗状況は、保健室を自主学習スペースにするという工事とか、トイレの改修工事というものがされるんですけど、この工事業者が決定しているところで、現在、建築士とリングロー株式会社、工事業者との間で、工事の内容とか、工程についての調整をされていると聞いております。  なお、芦田集学校新聞という新聞ですが、9月26日の新聞に折り込みをされる予定です。プログラミング教室の体験授業も準備されているところがありますので、また、新聞折り込みの際は、御確認をいただきたいと思います。  以上をもって説明と代えさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 確認申請が通ったという説明ですね、要するに。  前の8月の総務文教常任委員会で説明いただいたときに、変更の説明をいただきました。スケジュール的に用途変更確認申請の許可後、3カ月程度改修期間を取り、これだけしますという説明を受けました。これは8月のいつやったかいね、これ許可出とんの、20日やね。もう3週間以上たっているわけですけども、その工事なり、改修について取り組まれているというのが見えているのかいうことをちょっとお聞きしたいのと、変更事業提案を前にいただいたときに、令和2年11月オープン予定いうふうに書いていただいておるのが、多分13項目あった思います。そこら辺は、それもまた見直しがあったのか、どうなのかいうこと、ちょっとそれだけお聞きします。 ○委員長(小橋昭彦君) 資産管理担当部長。 ○資産管理担当部長(内堀日出男君) 2点です。  まず、1点目の工事の見込みでございます。御覧のとおり8月20日付で確認済証が下りているところではございます。この後の段取りとしましては、これで工事が着手できるということになりましたので、当然、工事業者を決定し、契約をし、実際に現場に入っていただくという手はずになるというのんはあります。現在のところ、確認したところでは、契約業者は決めているが、まだ契約には至っていないという確認をしております。なので、着手は、まだいつからするのんかという工程の調整をされているというふうに聞いております。  期間的なものになるんですが、一般的な話をさせていただきますと、合併浄化槽の工事については、前回も3カ月程度というような話をさせていただいていたところではあるんですが、この合併浄化槽自体は受注生産ということになります。製品を作製するには30日ほどかかるし、実際に掘削して、設置して、埋め戻しをかけるというのにも、また30日ぐらいかかるということで、単純に言えば2カ月ということになるんですが、この製品発注から埋め戻しの工程自体も重複することができるので、若干の短縮はできるというふうには聞いているところです。  2点目の11月オープンということにこぎ着けていくわけですが、オープンの内容について、ここの部分については、オープンをしませんとかいったような見直しの方向性は聞いておりませんので、前回お話しした11月オープンのものについて、そのまま進めるというふうに認識しております。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 要するに、今んとこ、工事業者は決まっているけど、契約していないということは、何もまだしていないことです、いろいろ説明されますけどね。それは市がすることではないので、市はその答弁くらいしかできないのか知りませんけど、前から言うてますように、約束どおりして、どうなってますかいうことは、やっぱり言うてもらわんと、何も市はもうそれを契約しとるわけやから。変更でもう受けて、変更でほんならやってもらいましょうということを判断されたわけやからね。工程会議とか言われるけど、やっぱり請け負われているところがやってもらうのが当たり前のことであってね、ふこうに市は、もう入らんでええと思います。  どうですか、約束どおりしてもらうような確認だけをしてもうたらええだけのことやと私は思いますんで、あれだけずっと、この間も質問でも言いましたけどね。やっぱりもう11月には、去年の12月終わった後、あの段階では、当然もう、1月からかかられるように我々は信じとったわけでね。それが今の状態になって、コロナは別、入られる業者がコロナの関係で変わっていくのは、もうやむを得ないことやと思いますわ、それは。そやけど、それ以前の問題が延びてるわけで、また今も言われたけど、要するに今日言われたんは、確認審査が通りましたよだけですわ。あとは何にも進んでませんわ。遅れてるぐらいや、まだ。肝腎要の工事ができない、契約ができない。そこら辺は、困りますよいうことは、どんどん言われないと、言うといてもらわんと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 資産管理担当部長。 ○資産管理担当部長(内堀日出男君) 奥村委員、言われるとおりでございまして、私どもが工程の管理の中、工程いうのは工事業者との工程管理なんかには入っていないところでございまして、そこは業者間で進められるものだと思っております。ただ、11月オープンに向けての全体の話はございますので、随所随所でどうなのかという話はさせていただいているところでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに、いかがでしょうか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 幾つか聞いておきたいと思いますが、まずは、2ページですね、グラウンドの利用範囲地元協議の状況です。ここですね、3月7日で協議がそのままになっとるようで、進捗状況も「進めていたが、同日に具体的に必要となるスペースを測っていただくよう依頼」だけになっています。その下の少女野球チーム、これも7月3日付で「利用方法などについて、詳細協議中」となっていますが、その後、今、9月になっておりますけど、その状況をちょっと。これは、なぜ、止まっているんですかね。そこをちょっとお聞かせいただきたいと思います。  それから、12の資金の問題です。借入れ状況です。これ、経営状況にも関わるんです、経営状況というか、やっぱりオープンが11月ということであれば、もう9月ですから、資金状況はある程度明らかにしていかないかんし、工事費も大体、確認申請下りる前から状況分かっているはずなんですけれども。この辺、ちょっと調査中とかいうことになっていますが、工事費を明らかにするかどうかは、ちょっとよう分かりませんけど、私もね。この辺は、まだはっきりしていないんですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 資産管理担当部長。 ○資産管理担当部長(内堀日出男君) 西本委員、御指摘のとおりでございまして、大きく進展がありましたら、今の黄色い箇所のように変更をかけていきたいところはやまやまではございますが、まず、グラウンドの利用については、協議されているのは確かでございまして、前回のVIVAとおざか連絡協議会の中でも、その話は出てきておりまして、具体的にどうするのだというような話も実際に出たところではございます。ただ、結論までには至っていないので、ちょっとここでは書かせていただいていないというところでございます。  同じく資金についてもですが、資金面での借入れ状況については、業者とお話をする中では、銀行のほう何社か回っているというような話を聞いておりますが、さあ、そこで実際の借入れがあったかどうかというところまでの言及には至っておらず、実際がどうなっているかというのは、ちょっと把握できていないというような状況でございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) グラウンドのほうの協議ですけども、これはちょっと時間的にかかり過ぎているんやないかと。地元との協議は割と8月2日、その上のね、9月9日とか、協議されているんですよね、VIVAとおざか連絡協議会で。にもかかわらず、測るんは、すぐこんなもの測れるんじゃないかと思うんやけどね。何が問題なのかな。この右のほうには、50台程度の駐車場を確保すると、当初の想定なんやけど。可動フェンスを設置するということなんやけどね、オープンがもう近なったんで、その辺のことをやっぱり詰めていく必要があると思うんですけども、市のほうは、何が問題になっとんのかいうことが分からんのですかね、ここの決まっていないと、協議中になってるけど、何が問題で協議中になっているのか、分かりませんか。分かる範囲でお願いします。  それから、確認申請ができて、100人槽の浄化槽が設置できるということになりましたけれども、その資金計画は、ある程度、それは出ておったはずなんですけどね。やっぱり全体の工事費を、それを含めて。やっぱりその資金がなければ、中身の改修できないし、期間も一定程度要りますからですね。オープンが本当に、11月いうような話が出てるんですけど、どうもそこが不安定な部分が残されているように思うんです。  これは当然、本人らの責任なので、市の事業やないから、そこまで詰められませんけれど、オープン、約束どおりできるような市の援助というか、指導ももっと必要じゃないかなということは思うんですけどね。ここら辺の話は詰められないんですかね、それ以上は。そこら辺、ちょっと状況を知らせてください。 ○委員長(小橋昭彦君) 資産管理担当部長。 ○資産管理担当部長(内堀日出男君) まず、1点目のグラウンドの利用についてのなかなか進捗がいかない、何が一体課題なのかなというところなんですけど、9月9日とかでも、実際のグラウンド使用についての話が出ているんですけど、具体的な資料提示とかがそれぞれなく、地元と事業者との間の話になるんですけど。例えば、この面積、こんだけ分やというようなきちっとしたものが実際出てこずに、今、調整中や、みたいな話で終わってしまいますので、その辺は図面をもってするとか、現地で立会いするとかいったような具体的な進め方にちょっとこちらも言及せないかんような状況がありますので、ちょっとその辺が一番の課題なんではないかなというふうには考えております。  2点目の資産の状況ですね。本来はきちっと資産が借入れできて進んでいくというところではあるんですけど、その状況確認としましては、こちらとしては工事業者が決定ではなくって、工事の契約が締結できたという内容を聞けば、それに伴う資産の算段はできたのだなというふうには解釈するところではあるんですけど、そこをもって実際の資金運用についても、契約できるいうことは信用性というか、実行性が高いというふうに判断したいと思いますので、ちょっとそこが見極めたいなというところではございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 分かりました。  もうちょっと市もどこまで入るかいうのは、非常に気になるところだと思いますよ。  公になるもんですから、これ、施設ですから。天下に公表して、11月にオープンしますと言っているんですからね、そこは具体的に、ここまで来たら、あと具体的には工事、いつから入るんやというふうなことやろね。ちゃんと設計が、設計はできとるんやけど、ここを詰めていかなあかんと思います。  グラウンドのほうも、最後にはまとまると思うんですけど、ちょっと気になったんで、これぐらいのこと何で決まらへんのかなと。まあその決める時期やないんかもしれんけど、まだね。グラウンドは、今、自由に使えるということなんで、今はね。そういうことやと思うんですけども、そこはちょっとよく注意を払う必要があるんで、本当にこれちょっと不安になんのが、一番最後のほうのこれからの認可を取ったと、建築確認を取ったということでも、あとの具体的な進み具合がはっきりしていないというのが気になりますので、ちょっと指摘しておきたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) ないようですので、これで質疑を終わります。  まちづくり部と財務部の資産管理担当は、ここまでの出席となります。  その他、何か連絡事項はございませんか。ないですね。  委員の皆さんからは、ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) なければ、まちづくり部と財務部の資産管理担当は退席いただいて結構です。  暫時休憩します。                 休憩 午前11時54分                ───────────                 再開 午後1時00分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開します。  次に、「入札制度の改正について」を議題といたします。  当局から説明を求めます。  技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 入札検査部より、入札制度等の改正の状況につきまして、御報告を申し上げます。  今年度、取り組んでおります入札制度改正ですが、取組の内容につきましては、さきの6月18日の総務文教常任委員会で御報告をさせていただいております。その後、入札制度検討委員会や丹波市入札監視委員会におきまして、制度内容に関する御意見を頂戴したところであります。
     それぞれの委員会でいただきました意見の詳細については、後ほど入札検査室長から詳しく御報告をさせていただきますが、以前に御報告をさせていただきました制度設計に変更を必要とするようなものではなく、速やかに市に移すべきといったような御意見でございました。  それでは、各委員会で出されました意見につきまして、入札検査室長より御報告をさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) 入札検査室長。 ○入札検査室長(木村成志君) 6月18日の総務文教常任委員会で報告いたしました入札制度改正と指名停止基準の改正につきまして、検討結果の報告並びに各会議での状況をお知らせいたします。  7月22日水曜日なんですけれども、庁内で入札及び契約制度検討委員会を開きまして、再度協議を行いました。その後、8月12日水曜日に開催しました丹波市入札監視委員会、大学教授、弁護士、公認会計士という識者で構成されております。その中で報告をしております。  委員会では、新たに導入を考えております低入札価格調査制度、変動型最低制限価格制度、指名停止基準の改正ですね。お手元の資料のとおりなんですけれども、について、説明をいたしました。  その中で、入札制度に関しましては、適用条件、適用予定価格が1.5億円以上の案件だとか、適用される工種ですね、機械器具設置工事、電気、電気通信工事のどういうものに適用されるかという質問とか、あと、施工時期だとか、ダンピング対策ですね、最も安価な金額で応札した人と契約しないことになるんだけれども、それはどういう意味なのかというような質問がございました。そういった質問があって、お答えをしまして、最低制限価格が開札時まで分からないため、問題となっております働きかけに対して効果が期待できることや最低制限価格を下回る応札が多くあるときに、市場の意向は最低制限価格を下回っているのに契約できないということを従来から委員会でも指摘されておったんですけれども、そういったデメリットをカバーする制度改正であり、早期に導入するよう意見をいただきました。  これらの過程を踏まえまして、10月1日公告の案件から該当する案件に対しまして、低入札価格調査制度と変動型最低制限価格制度の導入を行い、併せて指名停止基準の改正も行いたいというふうに考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明は終わりました。  質疑はございませんか。  よろしいか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) それでは、これで質疑を終わります。  次に、「コンプライアンス推進に関する取組状況について」を議題といたします。  当局から説明を求めます。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 昨年12月開催の総務文教常任委員会の調査結果においても、繰り返される政策決定文書の不作成やコンプライアンスと責任説明について、コンプライアンス基本方針に記載がないという御指摘をいただいておるところでございます。その御指摘も踏まえまして、本日はコンプライアンス基本方針の改定及び本年度のコンプライアンスの推進に関する取組状況を御説明させていただきます。  詳細は、担当の総務課より御報告申し上げます。 ○委員長(小橋昭彦君) 総務課長。 ○総務課長(田口健吾君) それでは、資料1を御覧ください。  この表につきましては、6月18日に入札検査室のほうから、官製談合防止に関する取組ということで提出をさせていただいておりましたものに、構成としまして一番左の列を見ていただきますと、4列、一番上がコンプライアンス推進の取組、それから下、次が再発防止策の確立に向けた取組、以下ずっと4項目がなっております。下の3項目につきましては、以前の入札検査室のほうから説明をさせていただいた内容に若干追記をしておるものでございますが、今回、特に一番上のコンプライアンス推進の取組を加えさせていただいております。  まず、一番上のところから説明させていただきますと、法令遵守推進委員会の開催、これは随時必要に応じて、副市長を委員長とします委員会で、各部長が委員ということで開催をさせていただいております。  2つ目のコンプライアンス基本方針実施計画による取組でございますが、これはコンプライアンス基本方針に11項目の取組項目がございます。その項目につきまして、各課で取り組んで、以前から取組はしておったんですが、取り組んだ結果、実施検証といいますか、その評価ができていなかったというようなことで、今年度に入りましてから、令和元年度分の状況につきまして、検証を内部でしたところでございます。特徴的なものですとか、よい取組ついては紹介をして、ほかの課の参考にしていただくような書類をまとめたところでございます。この内容につきましては、後ほど説明をさせていただきます。今年度につきましても、実施計画をつくりまして、それぞれの課で取り組んでいくということにしております。  それから、コンプライアンス基本方針の見直しでございます。これは市議会のほうからも御指摘をいただきまして、書類の作成でありますとか、説明責任がないと、必要において意思決定がされる場合の決裁がなかったというような事例がございましたので、透明性を確保するために、説明責任の項目を明記するというようなことの御意見をいただきましたので、見直しをしたところでございます。それも、後ほど説明させていただきます。  それから、コンプラ通信というところで、これは市の内部の共有のガルーンという庁内のLANがございますが、この中で、以前問題になりました補助金の不正受給もございましたので、そういったことがないような適正な執行ということで、1号が5月7日、それから2号につきましては、令和元年度の公益通報の概要と併せまして、書類の適正な作成というようなことも通信でお知らせをさせていただいております。これは、副市長による公文書というようなことで、通信をさせていただいております。  それから、次の補助事業事務処理方針に基づく事務執行調査でございます。補助金が適正に支払われておるか、その補助団体の指導はできておるかというようなことを各課に行きまして、入札検査室と私どもの総務課と一緒に各課訪問調査を今年度から実施する予定にしております。  それから、法制審査会による条例案の審査でございますが、条例案を出す、新規条例、改正条例ともに、内容が不適当というような御指摘をいただいて、修正をさせていただくようなことですとか、取下げというようなこともないように、今年度から法制審査会を設けております。市議会に提案させていただく条例につきましては、事前にこの審査会を通じて審査を十分した上で提出させていただくということで、次回の市議会に提出する分から、その審査会に通したものを出させていただく、例規に関係する部分だけですけども、出していただく予定にしております。  それから、法制執務担当者の設置でございます。これ、それぞれ各課に法令執務の責任者というものをはっきりしまして、主に副課長、副課長がいない場合は係長ということで、条例整備等の責任者というようのなことを位置づけまして、eラーニングというインターネット上の研修ですとか、また、年度後半につきましては、講義方式の研修も予定をしておるところでございます。  これらが、今年度、特に新たにしておるような取組を進めさせていただくということでございます。  それから、進捗としまして、一番左の列を見ていただきますと、再発防止策の確立に向けた取組ですね、その中で上から3つ目の職員への実態調査ということで、入札検査室のほうで不正な働きかけ、業者からの働きかけに関するアンケートを実施をいたしております。全職員しまして、分析をしたところでございます。  その下の項目で、再発防止に向けた取組案の策定ということで、公用携帯電話の配置を検討いたしております。水道部の職員によります官製談合の事件があったことの原因の一つに、個人携帯を使って業者とのやり取りをしておったというようなこともございました。そういったことで、公用携帯電話を配置して、業者とのやり取りはそれですると。ただ、個人携帯が公用携帯電話に替わっただけということであれば、内容がまた漏れてしまうというようなこともございますので、定期的に電話を替えるとか、違う電話を持たせることによって、そういった情報を漏らすことがないような方法を検討しておる段階で、具体的な取組につきましては、今後、素案をつくって、内部協議を進める予定にしております。  それから、下から2つ目ですね。一番左の列。職員倫理の向上に向けた取組でございます。その中のコンプライアンス研修ですが、コンプライアンス研修といいましても、研修の一般的な講師を招いて聞くということもあるんですが、なかなか外部講師、現実的な話が聞けないというものもございますし、幾ら研修をしても、なかなか頭に、心に通じないというようなこともございます。今回は副市長を講師にお願いをいたしまして、まず、第1回目として、管理職と係長級の研修をいたしております。内容は部下の育成、市民への信頼回復というようなことで、どういった上司を目指すべきかというようなことの内容について、副市長から研修をいただいております。部下にとって、どのような上司がよいかと。自分がそういった上司を目指すことを含めて、人間関係をよくする。そして、風通しのよい職場にしていくというようなことで、コンプライアンスを守っていく、不正が起きない職場づくりにつなげていくという目的で、副市長を講師に研修会を開催しております。それを受けまして、各職場内では、倫理に関する職員倫理の研修をそれぞれの職場で実施をしておるところでございます。  また、先ほど、管理職、係長を中心にしておりましたが、次は主査級ですね、係長の下は主幹というのがございますが、ちょっとそこは飛ばしまして、主査、人数的なものもございますので、109名おりますが、仕事のやりがいを持っていただくということで、これも副市長を講師に、これは5回に分けて実施をする予定にしております。ここでもトップの考え方を十分理解した上で業務に当たる、仕事にやりがいを見いだしていただくという目的で計画をしているところでございます。  一番下の入札制度の見直しに向けた取組につきましては、入札検査室から以前から説明をさせていただいたとおりですので、省略をさせていただきます。  資料1は、以上でございます。  資料2、3につきましては、副課長のほうから説明をさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) 総務課副課長。 ○総務課副課長(田口頼希君) 私のほうからは、資料2の令和元年度のコンプライアンス基本方針の実施計画に係ります実施状況の検証結果につきまして、説明をさせていただきます。  これにつきましては、先ほど、取組状況の中でも、課長のほうから若干説明があったわけなんですけども、令和元年度のコンプライアンス基本方針の実施計画の取組につきまして、検証を行っております。  まず、コンプライアンス基本方針につきましては、大きく5つの柱ですね、丹波市の職員研修の中で5つの柱がございます。法令遵守、内部統制、明朗快活、能力向上、地域意識ということで、5つあるわけなんですけども、この5つの柱の中に11項目の実践行動というものがございます。この実践行動に基づきまして、各課で様々な取組をしております。それにつきまして、法令遵守推進委員会、こちらのほうで、7月15日に検証を行っております。その結果が今回の資料なんですけども、まず、主なものを説明させていただきますが、1ページを御覧ください。  まず、1項目めですけども、法令遵守の中に法規範を守りますという項目がございます。この中で令和元年度におきましては、交通法規を守り、交通事故の防止に努めますという項目で、これは重点項目としておりました。この検証を市の全体評価といたしましては、「無事故・無違反のチャレンジ100」に参加するなど、取組はできておるわけなんですけども、依然といたしまして、加害事故、交通違反件数については25件ということで、例年よりは、前年度よりは減ったわけなんですけども、そういったことで事故が発生しておるということがございます。ということで、次年度といいますか、今年度の取組なんですけども、安全運転の管理体制といたしまして、公用車の運転停止基準を策定いたしまして、交通事故を起こした職員に対しまして、運転停止の管理を要するという形で、初めてこういったことを取り組んでございます。  続きまして、2ページの同じく法令遵守の中に倫理規範を守りますという項目が2番にございます。これにつきましての全体評価につきましては、公務員の倫理研修ですね、各課ごとに取り組んでおるものについては、100%の実施がございました。また、コンプライアンス研修ですね、これについても2回実施しまして、参加者は65%ということでございました。という中で、御存じのとおり入札談合の事件が起こりまして、職員が逮捕、起訴されるという事案が発生いたしております。これに向けまして、先ほどの取組状況にも書いてありますとおり、今は様々なコンプライアンス研修もしておるわけなんですけども、この副市長の研修を受けまして、各職場のほうで、今現在、倫理研修に取り組んでいるという状況でございます。  続きまして、ちょっと飛びまして、4ページを御覧ください。  内部統制の中に、仕事の見える化に取り組みますという項目がございます。これにつきましての全体評価ですけども、議会等から御指摘を受けとるわけなんですけども、大型プロジェクトにおきましても、会議録や協議経過等の作成が不十分であるという、市民、議会のほうからも、そういった指摘を受けております。という中で、説明責任の観点から、適正な文書の作成が求められているということでございます。課題なり、取組の方向性としましては、市民からの信頼を得て、事業を実施していくため、意思決定や政策判断等がなされるものについては、文書の作成を速やかに行うとともに、適正な事務執行に努められたいということで、様々な周知なりをしとるわけなんですけども、そういう方向で進めております。  続きまして、5ページの内部統制の仕事の内容を点検しますというふうな項目でございますが、これにつきましては、全体評価の中で、各業務におきましてダブルチェック等をしておるわけなんですけども、事務錯誤等の事例は生じておるという状況がございます。そういった中で、補助金につきましては、昨年度、事務処理方針ということで共通ルールを策定しまして、各職員が取り組んでおるわけなんですけども、その取組の実態の状況を、先ほど総務課長からも説明がありましたとおり、入札検査室と総務課のほうで10月から年明けた2月の間で点検なり検査のほうを内部でしたいというふうに思っております。  続きまして、6ページ、明朗快活の中の風通しをよくし、人間力を高めますという項目につきましては、市の次年度への課題のところですけども、職場の活発なコミュニケーションや人事評価における面談等を利用して、目標、情報について、全職員が確実に認識し、共通の目的に向かって一丸となって進む職場を形成していく必要があるということで、そういった中で、職場研修の中でも、ハラスメント研修につきましては必須項目ということで、各職場のほうで本年度取り組んでいる状況でございます。  ちょっと飛びますけども、続きまして、9ページですね、能力向上のほうにいきますけども、こちらのほうでは、市の次年度への課題につきましては、全ての職員が健全な出世欲を持ち、昇任試験等に積極的に取り組む職場風土となれるよう、各部署で取り組まれたいということで、積極的なそういった促し等ということで、そういうことを進めたいというふうに示しております。  続きまして、資料3のほうにいかせていただきますけども、コンプライアンス基本方針の見直し、改定の関係でございます。  改定の内容につきましては、資料の2ページを開けてください。  令和2年9月一部見直しということで、先日、法令遵守推進委員会のほうで協議をいたしております。  理由につきましては、大型プロジェクトにおいて、会議録や協議経過等が作成ができていなかったということで、市民に対して事業を推進するための十分な説明ができず、市政への不信感が持たれる事態が発生したということでございます。  丹波市の自治基本条例第34条の説明責任では、「市長は、市民に対し、市政に関する政策及び計画の立案、実施、評価及び見直しについて各段階における意思決定過程の情報及び結果の事実を分かりやすく説明しなければなりません」という、この説明責任があるわけなんですけども、この基本方針には、その記述がないということでございます。で、今回、その部分について加えるということにしております。  その下の表の中に書いておりますが、主な改正内容ですけども、5ページをちょっと開けていただきましたら、5ページのほうに、Ⅴ基本方針の実践行動というページがあるわけなんですけども、こちらの内部統制のところに右側の4番があるわけなんですけど、以前は仕事の見える化に取り組みますとなっておりました。こちらに説明責任を果たすという部分を追加をいたしております。  続きまして、8ページを開けてください。  8ページのところに内部統制の項目があるわけなんですけども、こちらの本文の一番下ですね、ちょっと下線を引っ張っておりますが、以前は仕事の目的の共有と見える化となっておったんですけど、こちらに説明責任という文言を追加いたしております。  続きまして、9ページになります。  仕事の見える化に取り組みますという4番の題ですけども、こちらに説明責任を果たしますという部分を追加いたしております。あと、下の本文の一番下になります。アンダーラインをしておりますが、「また、市政は市民からの信頼の下、成り立つことを常に意識し、市民の理解と納得を得るに足る説明責任を果たす必要があります」という項目を追加いたしております。あと、下の箱の中に、以前までは5番までだけやったんですけども、6番、7番を追加させております。⑥として、公文書の重要性を認識し、正確な作成と適正な保管を行います。⑦としまして、市民への説明責任を果たすため、意思決定や政策判断等がなされるものについては、文書により経過を明確にしますという項目を追加いたしておりまして、これにつきましては、今日、報告をさせていただいておるんですけども、職員向けに再度周知をしまして、徹底していきたいというふうに思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明は終わりました。  質疑を受け付けます。  質疑はありませんか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 何点かお願いしたいと思います。  まず、資料2なんですが、今回の実施計画に係る実施状況の評価検証という題目になっとんですけども、以前、コンプライアンス基本方針実施計画(平成28年度版)というのをちょっと手元にあるんですが、これを今回、内容を改訂されたものなのかというのが、まず1点お願いしたいと思います。  それと、ちょっと私も全て読んだわけじゃないんですけども、この資料2の1ページ、法規範の交通法規ですね、これは令和元年度の取組ですんで、内容がどうこうという話じゃないんですけども、先般の議会運営委員会の中で委員の中から、事故を起こした当事者は市長へ報告、以前はしよったのにというような意見もございました。その場の答弁としては、今後そのようにしますということで、これは令和2年度以降の話だと思うんですけども、今後、そういった当事者の事故、市長への報告、あるいは市長は、またその報告に対して、注意喚起などを確実に行っていただいて、事故を減らすという取組を今後の課題としても必要だと思いますが、その辺のところ。  それと、同じ1ページの一番下の箱の中です。市の次年度への課題というところの上から3行目、これまでの取組を継続するとともにという言葉じゃないかなと思うんですが、「と」が1つ抜けとるんやないかなと思うんですけど。  それと、2ページの下から2つ目の箱。市の全体評価の中で、全職員に対するコンプライアンス研修も2回実施して、65%の参加率という報告をいただいておりますが、この65%の参加率というのをどう受け止めているのか、また、100%参加に向けた考え方はどうなのかというのがその次です。  もう1点。全基本目標とも、一番最後の市の次年度への課題のところに鍵括弧いうんですかね、これで、各課の取組例というのが記載されています。どの課が何を取り組まれたのかはさておいて、この取組例を見ていると、非常によい取組やなと思うんですけども、そういった各課の取組というものが、市役所全体の中で、共有する必要もあると思うんですけど、その辺はどうなっているのか。  以上が資料2です。  もう1点、資料3のほうですね。コンプライアンス基本方針、これにつきましては、今も説明がありましたように、昨年の12月議会で総務文教常任委員長より委員会調査報告書ということで、説明責任というところを報告させていただいて、それに対して、今回、出来上がったようにあるんですが、内容を見ますと、そのことだけが今回の改訂のように感じているんですけども、ほかに改訂せんなんようなところはなかったのか。 ○委員長(小橋昭彦君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) たくさん承りましたが、ちょっと漏れていたら、また追加をしたいと思います。  1点目の評価検証でございますが、コンプライアンス基本方針に基づき、各課で実施計画をつくり、取組を始めましたのが平成30年度からです。当初は各課が取り組んだものをエクセル表で一覧にしてお示しをしていたんですけども、各課が取り組んだ状況が、市としてどうだったのかという評価が今までできておりませんでしたので、令和元年度の取組から、初めてこのように各課の取組を横並びに並べて、どんな取組をしているのか、また、それは市全体にとってどういう評価なのか、また、何が足らないのか、来年度どういう取組をすべきかということを評価検証して、この検証結果に取りまとめたものでございますので、この分については、今回が初めて取り組んだものでございます。きちんと評価と、それから次年度への課題を明らかにしようとしたものでございます。  2点目の公用車の事故につきまして、当事者は市長の報告が必要なのではないかという御指摘をいただきまして、その後、すぐに全庁内にそういう取決めをするということを依頼をさせていただきました。まだ事例としては、報告は発生しておりませんけれども、そういった取組をすぐにするように。  失礼しました。1件、公用車のバックした時点で少し倉庫に当たったことがございましたので、1点、報告を市長にしたところです。市長からも事故のないようにというふうな指導があっておるというところを聞いております。  3点目の1ページの「ともに」というところについては、御指摘のとおり「と」が抜けております。大変失礼しました。  4点目の65%の参加率をどう見ているかというところでございます。やはり本来は全職員が受けていただくのが本来でございます。ただし、当日の予定があったりしまして、かなわなかったものということで、65%の参加になっておりますが、高い参加率を、100%の参加率も目指して、今後も取組を進めていきたいと思います。  5点目の一番下の段の各課の取組方向というところは、各課の取組例というのは、来年度、こういった取組をする方向といいますか、こういう取組をしてはどうですかというような例として挙げております。そういった中で、この取組も踏まえまして、各課が実施計画をつくりますので、実施計画を年度末に報告として、また受けて、その取組がすばらしいものであれば、全体共有をして、また皆さんにも御紹介をしていきたいと思っております。  6点目の昨年12月のコンプライアンスの推進に関する事項の御指摘をいただいた中から、今回の改訂については、説明責任というところを重く捉えまして、改訂をさせていただいたもので、今回の改正としましては、このことを主に改訂をしたものでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) まず、1点目なんですけど、大体状況は分かりました。そしたら、この平成28年度版のページをめくっていきますと、表のようになっとるわけですね。一番下に進捗状況が黒塗りの四角やったら、それが多いほどようけできとるというような評価になっとんですけど、こういった数字で見えるというのが非常に分かりやすいのかなと思うんですけど、1つ目は、その点だけお願いします。  2つ目の当事者の市長の報告、これは結構です。  3つ目なんですけど、むしろ重箱の隅をつつくようなことを言ったんですけども、コンプライアンスの原点いうたら、こういうことやないかなと思うんです。恐らく誰が見ても、「と」が1個抜けとるだけやなということなんやけども、そういうことがコンプライアンスの原点じゃないかなと私は思うんですけども、今回の書類に限らずですけども、それをちょっと言っておきたいと思います。  コンプライアンス研修、業務もありますし、いろんな状況もあると思うんですけども、1回目に聞いたらよかったんですけど、この2回は、どうなんですかね、同じことを1回目か2回目、どちらかに参加してくださいよというような2回のことなのか、全員を対象に1回して、また全員を対象に2回やったんか、ちょっとそこ、もう一度、すみません、お願いします。  各課の取組例、これはよく分かりました。  最後は基本方針のほうなんですけども、12月議会の調査報告は、それはそれといたしまして、説明責任のことが詳しく書いてありますんで、それはいいんですけども、その3月前に去年の9月の議会だったと思いますけども、適正な事務執行とコンプライアンスの徹底を求める決議というのが、議会運営委員会の委員長のほうから提案されとるんです。不祥事が起きたり、不正なことが起きたりする、何が原因かなというところを考えたときに、この徹底を求める決議の中にも入っとんですけども、やはりコンプライアンスの遵守と緊張感のない職場風土の改善ができていなかったということも書いてあるわけなんですけど、この職場風土の改善というところも、今回はええとしましても、今後入れていくべきだというふうに思っているですけど、その辺お願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 1点目の平成28年度版という委員御指摘のものは、平成28年度におきましては、各課で取組をするということよりも、全体でこの項目については職員課が取り組む、この項目についてはどこどこの課が取り組むというふうな取組方針をしておりました。各課といいますか、どこかの部署だけが推進するのでは、やっぱり全体的にコンプライアンスについて一つ一つの取組が実施できないというところで、実施計画の方法を各課できちんと取り組む、もっと小さなエリアできちんと取り組んでいこうというふうに改正をしましたので、平成30年度から各課で課題を捉まえて推進するという方向性に変わっていったものでございます。  2点目の「とともに」というところでございます。委員、おっしゃるように、本当にこういう文書を作成という意味では、コンプライアンスの原点であり、また、そのコンプライアンスを推進している当部署におきまして、このようなことでは本当に恥ずかしい限りかと思っております。委員のおっしゃることもっともであると思っております。今後、気をつけたいと思っております。  65%の研修会でございますが、あと、また担当者のほうから御説明させていただきます。  最後にコンプライアンスの基本方針の中で、適正な事務執行とコンプライアンスの徹底を求める決議のことについても、御指摘をいただきました。私たちは、9月の決議というものを本当に重く捉えているところです。形骸化していることに厳しく指摘せざるを得ないということの御指摘をいただいております。  今年度の取組としまして、やはりコンプライアンス基本方針というふうに、不正をしないとか、言葉で言うだけでは、やっぱり推進ができないとうふうには思っております。それを不正を起こさせない仕組みとか、職員の意識を変えていく仕組みとか、仕組みというところにすごく重点を置いて取り組んでいるところです。そういった意味で、資料1の体系表の下に小さな取組ではありますけれども、補助金の共通ルールでありますとか、そういったところをつくっても、それを守らなければ、結局同じなので、それを守れているかどうかというのを仕組みとしてきちんと確認していこう、また、法制審査会とか、それから法制担当者についても、間違えたらあかんと言うただけではあかんと思っていまして、それを間違いを正す仕組み、また、そういう法制能力を高めていく仕組み、そういった仕組みに重点を置いてしていったところでございます。コンプライアンス基本方針というのは、守るべきコンプライアンス推進の方向性ですので、ここに間違いはないと思っております。あとは、どういった取組をしていくか、現実に合った取組をしていきたいというふうに考えているところです。  研修については、担当者お願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 職員課長。 ○職員課長(荻野昭久君) それでは、令和元年度のコンプライアンス研修の内容につきまして、もう少し詳細を説明させていただきます。  この2回実施いたしましたコンプライアンスの研修につきましては、令和元年11月15日、それから11月18日に開催をいたしました。会場については、11月15日が春日文化ホール、18日が山南地域のやまなみホールで開催しております。  内容につきましては、2回とも同じ内容でございまして、職員については、この11月15日、11月18日のどちらかに参加するようにということで案内をしておりました。  なお、講師につきましては、丹波市の顧問弁護士に研修の講師をお世話になっております。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 今、近藤委員の質問の中で答弁でですね、事故の報告、あれから早速報告されるということをお聞きしました。その中で、今のところはありませんということやったんやけど、後ろから課長が部長に言って、あったようですけども、今、1件あったということでした。バックしとって、壁に当たって云々言われましたけど、その後、市長から事故のないようにというふうに指示があったというような答弁ありましたけど、ほんまに、それ聞きはったん。今、報告でない言うていながら、後ろで課長がそういうて言うたから、市長の発言まで、市長から事故を注意するようにか、ないようにいうようなことを言われたいうのが、今、答弁ありましたけど、ちょっとどうなんかなと。そこまで言わんでもええのにと思いましたけど。
     それと、これも発言があったら言ってもうたらいいですけど、前、私の一般質問のときに、職員へのレポート提出の件で市長とやり取りしました。市長は、あの答弁では、あれは公文書ではないいうような感覚の発言でした。やっぱりそれは違うんであってね、あれは間違いなく公文書ですわ。絶対、私しか見やへんさかいとか、他人に見せないから言うて出してもろたさかいに言うて、そやから命にかけてでも出せない、棺おけまで持っていきますいう答弁されました。それで、今、市長おられないからね、またおられるとき聞きますけども、それでレポートを出される無地の状態のんを、私、見せてもらいました。そんなこと書いてありません。私しか見ないとか、他人に見せないとか。ほな、1人ずつ全部言うちゃったんですか。言われてない思いますわ。虚偽の答弁ですわ、市長は。  そこら辺のことがあって、そりゃあね、コンプライアンスとか、公文書のこととか、勉強されたりとか、それは当然されるのはええことなんですよ。御苦労さんなことなんやけどね。  そやけど、トップがそんなことやったらね、トップが公文書に対して、そんな感覚やったらね、皆さん一生懸命勉強されても、何なんやという気持ちにおなりになってんやないかなと思います。  何かあったら言うてもろうてええですけど、発言しにくかったら結構です。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 2つ目の公文書の開示の話ですけれども、あのときに市長がどういう答弁をしたかというのは、正確には覚えていないんですけれども、ちょっと市長の答弁は別にして、市としての考え方としては、あれは公文書でないとは考えていません。出している職員への通知文には、市長しか見ないというようなことは書いておりませんし、手続的にも市長に直接出すような内容にはなっておりませんから、組織として、ある窓口を通って市長のところに行く。それから、通知文の中には、市長以外にも、私も見るような文章にもなっていたと思いますので。そういう意味では、組織が共有するという意味では、公文書に当たるというふうに市としても考えております。認識しております。  ただ、基本的には公文書はできるだけ基本は公開、開示をしていくというのが原則ですけれども、幾つかこういう場合は開示しないというのがございます。そこの開示しない事由に当たるということで、公文書ではあるけれども開示しないという、そういう意味で認識をしているところでございます。  ただ、すみません、さっき冒頭申し上げましたように、あのとき、市長が公文書に当たると言ったのか、当たらないと言ったのか、ちょっとそこのところはよく覚えておりません。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 公文書に当たるとか、ないとか言うておられません。私は、それを資料請求された方が、私がしてませんよ、後で私知ったやからね、された人が出されとんのやから、当然、今言われたように公文書なんやさかいに、当然、名前なんか出せるはずないから消しはったら、当たり前のことなんや。それすら、さっき言うたようなことで、私言うたの間違いないです、また議事録を見られたらいいと思いますけど、そう言われました。  そやから、そんな感覚でトップがおられたら、これだけ勉強を一生懸命してもうても、やる気が起きへんのちゃうかなと、私、心配するから言うただけですわ。 ○委員長(小橋昭彦君) 指摘だけでよろしいか。  ほかに質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 資料2のところでちょっと確認をいたします。  1ページ、重点項目として、交通法規を守り、交通事故の防止の防止に努めますとあります。駐車場とか、その辺りで事故がある場合が多いようではあるんですが、横断歩道について、皆さんの認識はどんなものかというような話題がもしありましたら、教えてください。  それと、毎週水曜日の交通スピーチを実践するとあります。この内容もちょっとお聞かせいただけたらうれしいです。  それと、10ページのところです。地域意識ということで、来庁される市民の方へ挨拶をしましょうというようなこと。当然ではあると思うんですが、職員一人一人が丁寧に市民と接するということも上げてあります。その挨拶についてなんですが、庁舎の中では、もしかしたらしっかりと挨拶をされているのかなとは思っています。ただ、その庁舎から出たところでの、いろんな仕事関係あると思うんですが、そこでの挨拶、市民との挨拶というのは、どのように考えられているのか、お尋ねします。 ○委員長(小橋昭彦君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 横断歩道のところというのは、特段ちょっと、今、出てきていないところです。各課でいろんな取組をしております。目標とか、いろんな目標を立てたりしております。その中では、個別には、横断報道、歩行者優先という本来の意味からしましても、横断歩道の前で歩行者があれば止まりましょうというのは当たり前の取組ですので、そういった取組をしているところもあろうかとは思っております。  2点目の交通スピーチについては、各課で当番になった者が交通のスピーチをしておりますので、実際の総務課長が総務課での取組みたいなところを、また御説明いたします。  挨拶につきましては、庁舎内に限らず、庁舎外に出たときでも、一般の地域での生活の中でも挨拶というのは一番の大切なものですので、公務員である前に人としても一番大事な姿勢かなというふうには感じております。 ○委員長(小橋昭彦君) 総務課長。 ○総務課長(田口健吾君) 先ほどの御質問いただきましたスピーチの件でございますが、例えば、例になってしまいますが、総務課ですと、毎週しておるわけですが、それは交通事故、交通安全に関すること全般でして、次はあなたが当番やからいうことで、次に言うことを考えてくるわけです。例えば、こういうひやっとした事例があったとか、例えば私でいいますと、通勤途中に細い道から大きな道に出るときに、横断歩道が近い横断歩道といいますか、自分が進む道が細いので、曲がったらすぐ横断歩道やというようなところもございます。そういったところは思わぬ事故があるから気をつけるとか、それとか、運転だけではなくて、車のタイヤのチェックは定期的にするというようなことの啓発とかをしております。そういったこと、それぞれが感じたことを順次スピーチをしまして、交通事故防止に努めておるというようなことでございます。  そういった中で、先ほど出ました横断歩道についても、スピーチの中では出る場合もありますし、交通安全、全て含んで順番にさせていただいておるという状況でございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 交通法規を守るというところで、横断歩道のことをひとつ上げさせていただきました。交通スピーチということで、どちらかというとヒヤリハットで、こういうときに危険だったとか、危なかったというスピーチばかりのように聞き受けしました。それも大事なことではあると思うんですが、こういうときにこうしましたよ、こうなりそうなところをこうしましたという、よい事例というのか、うまくいきましたというのか、安全でしたみたいなことも、いいこと見つけのほうもしてもらえたらと思うんですが、いかがでしょうか。  横断歩道なんですが、私が認識不足なのかもしれません。なかなか横断歩道の前で歩行者がいるにもかかわらず止まっているのを見ることが大変少ないです。職員の数にしたら、人口からいうと、なかなか出会うこともないかとは思うんですが、やっぱりその辺も、この丹波市の職員からとか、丹波市から、そういう行動をしっかりと起こせる地域でありたいなと願っているところです。  ただ、本当に今、止まると後ろから来た車に危ないという思いがあったりとかね、自分自身に。追い抜かす車も、もしかしたらあるのかもしれない。そういうことを考えると大変危険なことでもあります。ですから、そこから変えていかなくてはいけないので、そういうところも考えた上でですけども、そういう考えの下のスピーチもあったらうれしいのになと思っています。その辺、どうでしょうか。  それと、挨拶についでです。これは、何も人から言われてするものでもなく、学校にいるときから、先生からも教えてもらったり、お互いにというところで、挨拶から何でも始まると思っています。重々承知だとは思うんですが、私が聞くところによるとできていません。ですので、その辺も含めて、職員の皆様、本当にしっかり頑張っていただいているんですけれども、何事も挨拶から始まるというところで、地域の中でも、いろいろ自分の所管のところへ行かれたりしたときに、清掃をされていたりとか、いろいろほかのことでお仕事をお世話になっている方もあると思います。それに限らないんですけどね。挨拶をするということを、ちょっと意識的にしっかりしてもらえないでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 委員、御指摘のことは、本当に大事なことばかりかと思っております。  横断歩道の件につきましても、ヒヤリハットではなく、いいところ見つけというところも、お互いに指摘し合うところと、あのことはよかったねって言える職場というか、お互いに小さなことでも、あのことはよかったね、あれよかったねと言える職場が大事なんではないかなというふうに私自身も思っております。  また、挨拶のことにつきましても、管理職自らが率先してしていくべきだなと思っております。それと、挨拶とともにプラスアルファの言葉をつけたらどうかということも、私もよく接遇研修であったり、いろんなところで言っております。おはようとともに元気とか、職員同士であっても、また業者の方に対しでも、おはようございます、今日は暑いですねとか、プラスアルファの一言を加えることで、より人間関係が深まったりしていくというふうに私自身は考えておりますので、またいろんなところでの、そういった啓発についても考えていきたいというふうに考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 幾つか、幾つかいうても2つほどですけど。  1つは、この取組状況の一覧表の中に、ちょっと説明あったかもしれません、ごめんなさいね。法制審査会による条例案の審査いうのもあるんです。その後、法制執務担当者の設置、各課1名、これはもう説明あったかもしれませんが、その条例案の事前の審査申出期間が2回あるんですね、1年間に2回ありますね、これ。8月と11月という。これは、要するに条例案が提案されるんは、2回を通じてしかできへんのかなと思ったり。緊急に出すような状況があった場合、どうするんかなと思ったり。それはそれで予定やから分からんのやけども。その辺、1つは条例案の審査申出期間いうのは内部のことやけど、このときしかもうできないという、そういう考え方の下にこれつくってあるのかなと思うんやけど。2回ね。機会としては2回しかない。  それから、法制審査会は、どんなメンバーで、どうなるんかなというのんと、その下に各課から1名ずつ法制担当を出すんやけど、各課からいうたら相当な人数になると思うんですけど、これは何人ぐらいになっとんですか、実際は。全部の課から1人ずつやったら、相当になるんですけど。そこをひとつお願いしたいのと、それから、もう一つは、コンプライアンス基本方針の改訂版のほうです。9ページに、ここが今度は大きく変わったところだということで、仕事の見える化に取り組んで、説明責任を果たしますいうのは追加されるわけですね。具体的には、この下に6番、7番であるんですが、これがこれまでなかったということで入れられた、当然、これはこれでいいんですが、7番目に、「市民への説明責任を果たすため、意思決定や政策判断等がなされるものについては、文書により経過を明確にします」こうなっていますわね。この公文書の公開という、この部分は、ここにはちょっとないんで、これなあくまでも説明責任を果たすために文書説明するということだけで、文書そのものを公開するということを積極的にここに書いてないんやけど。どういう意味なんですか、これは。公文書を正確に作るいうのや保管するいうのは、当然の話なんですけど、それをこの7番目で、もちろん経過説明は文書でしたらええんやけど、公文書そのものの内容をやっぱり知らせるという、公文書公開という、今も奥村委員からあったようにね、副市長は出るものと出へんものとあるんやという話やけど、そりゃあプライベートに関わるものは出ないのは当然なんだけど、それは黒塗りにしてもいいんでですが、公文書公開いう点が、ちょっと不足しとんやないかと。どうですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) まず、基本方針の後のほうの9ページですけれども、一つは説明責任の中で、説明責任を果たそうと思うと、その大前提として、きっちり説明責任の基になる公文書がなければ、幾ら説明責任として説明をしたとしても、それは後ほど当局の都合のいいようにつじつま合わせの説明をしているんではないかと。説明していることに、どこに根拠があるのかと言われたときに、きっちりそれが果たせるようにしようと思うと、まず公文書が存在していることが重要と。そういう意味で、この説明責任の中の一つとして、7番目にきっちり説明責任を果たすために、意思決定や政策判断等がなされるものについては、文書により経過を明確にする、要するに公文書をきっちり作って、いつでも言われたときに、この説明していることが適正です、正しいですということを言えるように、公文書を。ですから、そもそも公文書不存在ということがあっては、幾ら説明したとしても、説明責任を果たしたことにはならないよということを明確にするために、こういった文章を今回入れているということです。  もう少し付け加えますと、今回、この基本方針の改定は、文言的に説明責任をいろんなところに、説明責任を果たすということをちりばめているだけのように、非常に何か軽い改正に見えてしまうので、職員に対しては、説明責任を果たすとはどういうことかというのは、別にもう一つ、それは私自身が作った文書を通知文として出す予定にしています。それは、私自身が、今、文書を作っているもので、その中には、その説明責任の前に公文書を作成する義務といったようなものをつくって、今言ったように公文書がないと説明責任を果たしたことにはならない、それと、公文書を作るというのは、単に説明責任を果たすだけではなくて、我々自身を守るための武器でもあるといったこと、自分たちの適正性、正当性を守るためには公文書がないと、幾ら言っても守れない。そういう意味でも公文書はきっちり作りなさいというようなこと。それから、説明責任を果たすというのは、事前的には適正な行政をチェックしていく上で必要ですし、事後的にも、もし間違っていたら、速やかにそれを修正するためにも必要と。あるいは、参画と協働といったことを主張している、基本理念としている市にとって、説明責任を果たすことが市民の参画と協働を促すことでもあって、そういう意味でも説明責任は非常に重要というような、トップとしての思いみたいなものを作った文書を別に各職員に配布する予定でございます。  それから、1つ目の審査会ですけれども、これはメンバーは審査会のトップは、私がトップで会長になります。そして、関係部長として、企画総務部長、それから政策担当部長、財務部長、それから、福祉関係あるいは健康関係みたいな条例に対しても一定の専門性が要るのかなということで、井上理事にも入っていただき、あと、必要に応じて、そのときの条例で必要というメンバーがあったら、そのときに入れるということで、今のメンバーが、一応、常時のメンバーということで。  今回、2回出てきていますけど、これは12月議会に提案するものについての審査会を1つ、それから3月の議会に出す議案に対してのもの。ですから、年4回、通常であれば審査会が開かれると。12月議会の審査会が約2カ月前に審査会を開いて、審査をすると、そういう体制であります。  それとは別に、また法制執務担当者の設置というのは、これは審査会とはまた全然別の話で、各課の取組の中で、やはり審査会が最終的に全部チェックすれば、それで済むということではなくて、それぞれの担当課、各課で法制能力を上げていき、各課で基本的にはチェックしていく、審査していくという、そういう能力を持たないと、幾ら審査会で最後チェックされるからということで、いい加減なものがどんどんどんどん上がってきてもらっては困りますので、各担当課、各課の法制能力を上げるために、そこの責任になる人を1人つくって、その人が責任を持って法制の観点からチェックしてもらう。その人たちのレベルを上げていこうという、そういう仕組みが法制執務担当者の設置という、そういう意味でございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) そうしたら、副市長、さっき言われたコンプライアンス基本方針のことですが、ちょっとやっぱり、今、ごまかしがあるように思いました。  公文書の重要性は、もう言うまでもなくおっしゃるとおりです。それを基本に説明責任を果たすいうのは、当然の話です。ところが、ここでは、公文書は積極的に公開するいうことが書いていないんですよ。公文書の重要性を認識して、正確な作成と適正な保管を行いますと。これは、誰が言わんでもそうなんですよ。  ところが、7番目が肝腎なんです。ここに本来なら、その作成したり保管した公文書を積極的に市民の前に示して、それで経過を明確にしますと。にもかかわらず、文書により経過を明確にしますいうことは、もちろんその重要性は、先に上げておきながら、説明を文書で書いたら、このままで読んだら、文書で経過を説明したら、これ、事足りるというふうな意味合いに取れるんですわ。  今、副市長おっしゃったのは、公文書を基に、それで説明をすることが自分の身を守ることやと、そのとおりなんですよ。せやけどその公文書自身をもっと積極的に公開するということが、今、さっき奥村委員が言われたとおりね、そういうことは、肝腎要のことは横に置いておいて、これだけ読んだら、公文書は大事やけども、公開するということまでは積極的ではないなという印象がありますので、ここはちょっと問題かなと思います。  それから、法制審査会のほうは、年4回ということで分かりましたが、これ、4回やから定例会ごとに4回ということで、それはそういうことでよろしいですよね。緊急に出さんなんとか、それから条例でも制定と一部改正とあるんですよね。それから、国の法律改正によって、条例改正を一部改正せんなん問題があるんで、これは全てを条例改正の議案の場合は、この法制審査会に諮られるんですか。特に制定だけなんですか。これはどうですか。  2つ。公文書のほうと。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 基本的には、先ほどお答えしたことの繰り返しになるかもしれませんけど、公文書は公文書公開条例に基づいて公開が原則ですから、基本的には全て公開。そして、公文書公開条例によって、公開が免除されるというか、しなくていいという部分については、条例に基づいて、それはしないということであって、基本は全て公文書は公開していくと。  ただ、問題は何かというと、公文書が存在しないというのが非常に問題やと思っています。本来、きっちりと政策形成過程のものが、どこでどんな意見が、誰が言ったか、そしてどういう形で決まってきたか、そこがきっちりあって、説明を求められたときに、それがきっちり言える。その言っていることが正しいかどうかは、ここにこういう公文書があって、ここの公文書の中に書いてあるとおり、こういうふうに政策形成されたということが言えるというふうにしておかないといかん。それが、今までいろんな重要な場面の中で公文書が存在しないんで、幾ら市がそうです、こうですと言ったとしても、それ、どこに書いてあんねん、何が立証できるんやとなったときに、その公文書がないという。公文書さえあれば、あとはその公文書を公開するかどうかは、公文書公開条例に基づいてきっちりやっていくということで、そういう意味で、7番のところに、説明責任を果たすためにきっちり公文書をつくっていくということが重要であるということを先ほどから申し上げていることで、基本的には、西本委員と言っていることは同じではないかなというふうに思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 総務課長。 ○総務課長(田口健吾君) 法制審査会にかける条例が、どの程度かというお話ですけども、新規の場合は全部、当然なろうかと思います。その条例が丹波市にとって適当なのか、必要性の有無から、丹波市の状況に合っているかというようなことから入っていくんですが、新規はそういったこと。  また、単なる文字だけ、項が変わるとかですね、何か国の法律の変更などによって名称が変わるとか、そこだけ変えるというようなものについては、審査会にかけるまでもないかなということがあります。  ですので、改正の部分については、全部ではない部分もあろうかと思っております。その辺りは、各課から申出書が出まして、内容を確認した上で審査会にかけるかどうかというのは、事務方のほうで判断をさせていただきたいと考えております。どうしても政策的に協議が必要なものは、審査会にかけて審議をする予定としております。  それと、先ほど各課の法制執務担当者でございますが、副課長なり係長を選任をいたしております。57名ということで、それも毎回その方々が寄って会議をするというようなことでもなく、それぞれ、先ほど副市長が申しましたように、その担当課の例規の新規の作成ですとか、改正については、責任を持って課内での判断をしていただく中心的な人物ということで、育成していく予定にしております。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) それでは、これで質疑を終わります。  次に、「統合庁舎整備に向けたスケジュールについて」を議題といたします。  当局から説明を求めます。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 統合庁舎整備に向けたスケジュールについてでございます。  9月議会の一般質問でも御答弁申し上げましたとおり、現在、庁舎がどのような役割を担って、どのような機能を有するべきかなど、庁舎整備に向けた青写真を描くために庁内で検討を行っております。今後、公募市民を含む専門の検討組織を設置いたしまして、統合庁舎の機能や整備内容などの考え方をまとめていきたいというふうに考えてございます。  令和11年頃の供用開始を目標といたしまして、各検討の段階におきましては、議会や市民の皆様にも御意見をいただきながら、丁寧に御説明をして進めていきたいと思っておりますが、おおむね資料のようなスケジュールで進めてまいりたいと思っております。  詳細につきまして、担当の未来創造課より御説明を申し上げます。 ○委員長(小橋昭彦君) 未来創造課副課長兼都市政策係長。 ○未来創造課副課長兼都市政策係長(磯﨑広之君) それでは、私のほうから統合庁舎整備に向けたスケジュールについて、お手元にお配りをしております資料により、御説明を申し上げます。  お示しさせていただいておりますスケジュールは、丹波市役所、こちらの庁舎が建設から50年を経過する令和11年度を統合庁舎の供用開始の目標として想定しているものでございます。  資料につきましては、上段に①としまして、令和2年度から令和6年度の期間について、下段には②としまして、令和7年度から令和11年度の期間について、取り組む項目と、そのおおよその期間と期限を矢印にて示しております。  上段の①令和2年度から令和6年度のスケジュールについてでございます。  令和2年度から令和6年度の期間におきましては、基本構想骨子策定、建設候補地状況整理・候補地選定、基本構想・基本計画策定に取り組むこととしております。  項目の最上段、基本構想骨子策定は令和4年度中に、その下、建設候補地状況整理・候補地選定については令和5年度中に、その下、基本構想・基本計画策定は令和6年度末までに、それぞれ策定・選定することとしております。  なお、それらの策定・選定に当たりましては、庁内委員会、また、庁外委員会を設置することとしております。庁内委員会の設置は令和2年度から令和6年度にかけて、庁外委員会の設置は令和3年度から令和6年度中にかけてとしています。  それぞれ、基本構想骨子、基本構想、基本計画について、どのようなものを策定をするのかにつきましては、四角囲みの中にお示しをさせていただいております。  基本構想骨子につきましては、どのような庁舎を整備するのか、庁舎整備の根幹となる機能や役割などの方針を定めたもの。また、基本構想は、庁舎の設計・工事を進める上で基本となるもので、基本構想骨子に基づき、機能や役割のほか、建設場所など、庁舎整備に向けた全体の方針を定めたもの。基本計画は、基本構想を受けて、建設規模や配置計画、構造や設備などの設計に向けた与条件をまとめたものとしています。  次に、下段の令和7年度から令和11年度のスケジュールについてです。  令和7年度から令和11年度の期間におきましては、基本設計の作成、実施設計の作成、建設工事に取り組むこととしております。  最上段の項目、基本設計は令和7年度中に、その下、実施設計は令和8年度中に、その下、建設工事は令和9年度から令和10年度の2カ年間で行い、供用開始としましては、令和11年度を目標としております。  なお、本スケジュールにつきましては、現時点での想定であり、進捗状況により変更となることがありますことを申し添えをいたします。  以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明が終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) ちょっと1点だけ。  一番最後に言われた本スケジュールは現時点での想定であると、進捗状況によっては変更があると、当然そうだとは思いますが。ならば、この庁外委員会。庁舎の建設については、様々は市民の中には議論があるんですね。私が独自でアンケートをしたところによっても、いろいろ長大な文章で庁舎建設の意見を寄せられています。また公開をしますけど。そういう様々な議論、今、やるべきではないというのが結構多いんですけれど。  もう既に基本構想を令和2年度からやっているということで、令和4年度期限にね。それで、それが既に進んでいると。そやけどスケジュールが変更になるかもしれないと、それは前提でありますけれど。  私が言いたいのは、庁外委員会は令和3年度の当初からやろうということですよね。中身は何やというたら下に書いてます、米印のところね。庁外委員会とは別に市民意見を把握する方法を検討しますやろ。この庁外委員会とは別に市民意見を把握する方法を検討しますいうのは、どの段階なんですかね。これをちょっと聞かせてほしい。つまり、庁外委員会と一緒にやるということなんですか。そこをちょっとお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 庁外委員会、まず進め方としましては、庁内委員会、まず庁内であらかたの検討をしまして、それを庁外委員会、有識者の方々、一般公募でお願いする方等からなる庁外委員会にかけて、御議論を頂戴したいと思います。  併せまして、あくまでも委員会ですと、人数的にも限られてまいりますので、基本構想の骨子をつくる段階、また、基本構想そのものを固めていく段階で、例えばアンケートを取るとかですね、ちょっとやり方については、今後検討する必要があるんですけども、広く市民の皆様から御意見を頂戴する、そういった機会、市民の意見を把握する方法、そういったものを検討していきたいというふうに考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) つまり、令和3年度の庁外委員会を設置と同時に、その中で市民の意見を把握する方法を検討されるということやね。それでよろしい。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) スケジュール的には、並行してやっていくということでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。
    ○委員(西本嘉宏君) そうなると、これは先ほど紹介したように、いろいろ意見が、議論がある問題です。私はその結果を踏まえて、基本構想の骨子の策定は、その後にすべきだと。これはもう先に先行してるじゃないですか。つくりますよということで、基本的な考え方はこうなんですよということを示してアンケートをかけるという方法も、それはあるにしても、今の庁舎の在り方というのは、もっと市民の意見の合意を取っていく必要があると思うんで。そうしたら、そのアンケートによっては、これは中止することもあり得るんですね。そういう意味のアンケート調査いうんか、意見を把握する。アンケートになるかどうかは別にしてやけど、意見を聴取する方法、把握する方法、市民のね。これが私は問題だと思うんです。それをやっぱりきちっと把握した上で、やるんであればやると。今のままでやれば、もう庁舎建設ありきでどんどん進んでいるということで、これ、意見を聴取する言うたって、こんな意見ありました、それで次に進みますと、こんなことではないんですか。それではちょっとおかしいと思いますよ。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) まず、もちろん今後、手法等は考えていかなければならないんですけども、それで市民の皆様から意見を頂戴した結果、あまりにもおっしゃるとおり一方的な意見になるだとか、そういったことになると、さらなる検討も必要だと思うんですけど、まず意見を頂戴するためには、どういった統合庁舎に機能が必要かという考え方をお示しした上でないと、真っさらな状態で何も分からないですけど、どうですかというふうに聞くということもできないなっていうのが、まずございます。  それと、そもそも統合庁舎ありきというお話もあったんですけども、昨年度策定いたしましたまちづくりビジョンにおきましても、現状の分散庁舎の問題点、統合庁舎の必要性というものは、明確にイメージさしていただいてございます。それに基づいて進めさしていただいている状況でございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 去年のまちづくりビジョンね。確かに行政ゾーンとか、福祉ゾーンとか、観光ゾーンとかで、エリアは分けられておりますが、あれは、あくまでもゾーン分けだけであって、庁舎については、一部のその中での議論だけでやって、ここに書いてあるように市民の意見を把握するということでやられたわけじゃなくって、そこでの議論だけの話で、それは行政内部の話やと私は考えていますよ。だから、市民の意見は、もっと広く聞いていくということが基本なんで、あのビジョンを先に出して、それはビジョンできているじゃないですか、庁舎建設の。どんなものを建てるかは、ちょっと分かりませんけどね。  だから、市民の声をもっと正確に反映できるような方法を取った上で、その意識の上で、意見の上でどうするかという議論に進んでいくのが妥当やないかと思うんで、今、そういうようなことを私のほうから強調しておきたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 今、頂戴した御意見も十分参考にさせていただきながら、今後の進め方につきましても、引き続き検討させていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 今、説明受けた基本構想については、今、西本委員も言われましたけど、私はこの予定でされるのが一番ええんやと思っています。やっぱり示すものがなかったらね。市民の御意見も当然聞かないかんと思いますけれども、情勢がコロナのこういうことが起きてから、庁舎の考え方も従来の考え方と、そのままいかないと思いますけどね。やっぱり基本的なことは、合併当初にも議会のほうも特別委員会でやりましたし、市のほうも諮問委員会つくってやられてますし、大ざっぱなことは、もう大体、時代は変わっていますけども、大きなところは変わっていないと思います、必要というのは。  場所についても、6か所か7か所でしたかね、市長が出されましたけども、そのうちの2か所ほどは、もう確実に除外と思われますわ。だから、4か所か5か所ぐらいの中から選ばれるんでね。これ、時間をかけて基本構想骨子策定が令和4年度の中頃までで、候補地の状況整理と、候補地もう決まっとるわけやから、今、出しているところが、何か所か。いつまでもずるずるずる、ずるずるしてるの、いつまでたってもできませんよ。要るのは間違いないのやから。  それと、そういうのをちゃんと、やっぱりもうちょっと、建設候補地状況整理・候補地選定。状況整理もうできとんちゃうん。あと選定だけ違うんと私は思いますけど、当然、早くできると思いますし、それで、基本構想・基本計画策定ということで、それを別にして、下の令和7年度から令和11年度、供用開始が令和11年度いうのはね、そうかもしれませんけども、それ以前のところが、これまでいろいろとやったやつが、またいって、もっと検討されるのはいいことなんですよ。だけど、1からまたこないやってるからして、市長自体も2023年か2024年に何か言うてはったね。このスケジュール、市長、言うてはったとおりなんかいな。ちょっと遅れとんではない。そうではないの。  丁寧に聞くことは大事や思いますけどね、やっぱりもうちょっとスピード上げて、供用開始は令和11年度やったとしても、もうちょっと早くできるんやないかなと思いますけど、どうですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 奥村委員も御存じのように、この庁舎の整備について、やはりたくさんいろんな意見があります。現に、例えば、今ここで議論しても、西本委員はさっきほとんどの人が要らん言うとるという意見ですし、奥村委員はいやいや遅い、もっと早うせいという意見ですし、この中であっても、そういうふうに真っ向から意見が分かれている。  我々としては、手続的には、去年、まちづくりビジョンをつくる中で、十分に市民の皆さんの意見も聞きながら、その中で庁舎は必要というような。場所については、これから十分に検討する。あるいは、機能については、これからもう少し検討する。でも、少なくともどんな機能が必要かというようなことについてはこれからするにしても、庁舎は、統合庁舎はやっぱり必要というような、そういうものを議論を積み重ねてきて、まちづくりビジョンについても市民の皆さんの意見を聞きながら、一応まとめた。あそこには庁舎は必要というふうに書いてあります。ただ、それでもやっぱり、いやいや要らんのではないかという意見もたくさんあるということで。  そういう意味では、やっぱりまだここに来ても丁寧な手続を踏んで、市民の皆さんの意見、当然、議会の皆さんの意見も十分にお聞きをした上で、一つ一つ積み重ねていくのかなと思っています。  確かに、かなり長期間にわたっています。これは、ある意味、スケジュール的には、かなりマックスのスケジュールかなというふうには思います。できるだけ、これをできればそれは前倒しにしていきたいとは思いますが、これだけ丁寧な手続を踏みながら、皆さんの意見を十分にお伺いしながら進めていきたいということでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) まず、これだけかかるいうことなんやけどね。そやけど、ずっと見ていたらね、この庁舎のちょうど玄関に、今、障がい者の方の駐車場ね、立派なものできてますわ、1,700万円。びっくりしましたけど。皆さん、びっくりされてますわ。あのおかげで氷上住民センターの看板が見えません。それで国旗か何か揚げるところも陰になっています。それはそれでやむを得ないのかもしれないけど、あんだけのもんをあそこにしたらいかんとは言いませんよ、必要なんやと思いますけども、1,700万円もかけてされるいうことは、大勢の人がね、ここを恒久的に庁舎にすんのかいなと思うてはりまっせ。そう思われてもしようがない思いますわ。  そんなこととかね、やっぱり、もうちょっと。いっつも私言いますけど、市長も言われていましたけども、維持管理が物すごいたくさんかかっていますわね。支所は置いておかれたらええと思いますよ、それなりの。それプラス、私がよく言うのは、各自治協議会の拠点を充実させたら、人の荷が軽うなるような感じのことを考えてほしいと言ってますけどね。  やっぱり、これでマックスやと言われているけど、もっと私は早うできると思いますよ。令和11年度に供用開始されんのは、よろしいわな、それで。そやけど、そこまで建設だけ残るぐらいにせんとできません、これは。私、生きとるか、死んどるか、分からへん、これは。みんな、ここにおる人、おらへんのちゃう。そやさかいにええかげんなこと言うたらあかんで、そやけど。真剣に思うてもらわんと。 ○委員長(小橋昭彦君) 今の御意見ということでよろしいですか。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) これ、スケジュールを見させてもうてね、私も、今、奥村委員と同じように思たんやけども、もうちょっと前倒しをする必要があんねやないかいうのを感じます。  特に、一般質問でもさせてもらいましたけど、場所については、なかなか難しいとは思いますけども、やっぱり一番大事なんが場所やないか思うんです。それから、役割とか、そういうもんがついてくると思うんやけども、やっぱり場所を決めることによって、後のまちづくりができるということなんでね、それはきちっと早いこと市民の理解を得て決めていくことが、これからの大きなまちづくりになるんやないか思うんで、その辺は、やっぱり前倒しをする必要があんねやないかなと、私もそのように思います。  それと、庁舎の建設の問題がずっと出てきてからね、最近は基金の積立てが順調にいって、どんどん積立てができておりますけども、それ以前に建設方法については、PFIはどうやとかいうようなことで、そんなら、ときにはPFIも検討しますというようなことで、いろいろなところに書かれておりましたけども、本当にPFIを検討したんかなと、全然表に出てこないんですよね。PFI、ほんならちょっと無理やからいうようなことの話もありませんし、それで議員から質問したときには、何か検討しますようなことを言うとるようであって、しとうへんようにあるしね。その辺は、どのように考えておられるのか、1回聞きたいな思うんですけどね。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 庁舎の議論を進めるときに、どういう順番で議論をしていくかというのは、ある意味、重要やと思います。まず場所を決めて、その場所が決まって、その場所の例えば広さが決まっている、その広さに合う庁舎の機能を整備をしていく、狭ければ上に積むのか、広ければ横に広げるのかというようなこと。  それから、お金の算段としては、十分に資金がないんであればPFIをやる。十分に資金があれば、別に民間資金を活用しなくても、DBOとかで民間の活用の仕方もある。そういう意味で、まず最初に民間資金を入れるかどうかみたいなことを最初にやるのか、ある程度、大体整備年限が決まって、その辺りに自分ところの用意できる財源がどれぐらいできるか、それに対して総費用がどれぐらいいくか、そのときに民間資金を投入する必要があるかによって、PFI入れるかどうか。単にDBOだけでいけるんであれば、民間資金入れないというようなこともできますし。  そういう意味で、財源から入って、PFIかどうか手法を決めてから、機能を決めて場所を決める。あるいは、PFIかどうか決めてから、場所を決めてから機能を決めるとか、いろんな順番があると思います。今のところは、恐らく場所決めで先にいくと、なかなか各論から入っていくんで、前に議論が進まないんではないかというようなことを一番懸念しておりまして、まずは庁舎として、どんな機能が要るのか、そこは場所は別にして、必要な機能から入って、その上でそういった機能を取れる場所というのは、一体あとこの庁舎の中にどこにあるんか、どこにそういう機能を持った庁舎を置いていくのがいいのかという、その次に場所決めをしようという。  民間の資金を入れるかどうかというのは、そういう中で、いつ頃整備が可能になってくるか。その段階で市の財源がどれぐらいいけそうか。それから、なにと合築をするのか。庁舎単独でいくのか、そこに何か民間のものを放り込むのか、あるいは、公共施設同士の合築なのかとか、そういうような中において、どういう民間手法を選んでいくのかということもあるでしょうから、ある程度議論が進まないと、そこにPFIを入れるかどうかという議論も進みにくいのかなとか。そういうような全体議論をして、今、こういうようなスケジュール感でいこうということで、できるだけ我々も早く進めたいとは思っているところでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) そういう考え方でやられたらやられたでええと思うですけどね。今は基金も順調に積立てはできとりますけどね、庁舎だけが、これから整備をしていかんなんことではないと思うんですね。ほかにもいろんなことをまちづくりしていく中でやっていかんなんことがあるんでね。  だから、そういうことを考えよったら、積立てしたさかい金ができたやなしに、ほかのことも考えて、やっぱり建設の手法というやつは、十分に検討もしていくべきやと思うんです。  私らはずっとPFIどうですかいうて、何回も言いましたけども、本当に検討されたんかなと。その辺をちょっといつも疑問に思うてるんです。多分されていないと思うんでね。これから、そういうようなことも踏まえて、やっぱり財政が厳しい中でやっていかんなんいうことがあるんやったら、何も一遍に金を使わんなん必要もないし、ほかのこともせんなんのやから、そういうようなことも考えられたらどうかな思うんですけども、それはいかがですかね。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 本格的に、例えば委員会とかでPFI手法について、本格的に議論をしているかっていいますと、先ほどもちょっと副市長も申し上げましたように、まずは、今、機能ということでやっておりますので、どちらかというと、まだ研究段階ではございます。  確かに太田喜一郎委員おっしゃることも重々分かっております。今、順調に庁舎整備基金、積立てしていっておりますし、昨年度なんかでも当初予算以上の積立てもしていっております。一方で、ほかのところにも必要やということもございます。  その中で、実際にどういった機能、どこの場所で、また、庁舎単体でいくのか、合築なり複合施設でいくのか。この間の質問でもお答えしたんですけど、そのときの経済状況にもよります。例えばPFIでいきますと、結局は民間を活用して長くやっていく。そこには民間の利益というものが出てきますんで、トータルコストを考えたときには、例えば、そのときに建設時の金利から考えると、基金を半分出して、あとは起債を起こしたほうが、かえって安くつくこともございますんで。どうしてもPFI等を入れますと、丸々市単独で持つに対して、例えば使い勝手のところで、管理しているところとの調整が要ったり、若干、そういったところも出てまいりますんで、そういったこともトータルで検討していく必要があります。ある程度、機能、場所、規模が見えてきた段階で、実際にどういう手法で建てるんかというものを取捨選択していくことが必要であろうというふうに考えてございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 大変難しい問題や思いますけども、もう合併から16年たちましたしね、やっぱり庁舎は私も要ると思うてますんで。市民の皆さんも、ちゃんと示していったら理解はしてくれると思いますんで、この長いスパンやなしに、できるだけスパンを短くしてね、それでまちづくりに向けて取り組んでもらわんと。こんだけ長かったら、ほかのことも、多分、決定しやへんねやないか思うんですよ。そういうことだけは、やっぱり避けたいんでね。それやったら、やっぱり市民の理解を求めるために、いろいろな努力をしていただいて、もっともっと前倒しで短縮をされたらええと思うんで。これはもう意見だけで置いておきます。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) ちょっと、私、言うの忘れとったけど、今、太田喜一郎委員も言われましたけど、私、これ見とって、庁外委員会、これ見たら3年半しはんのやね。こんな長いのは、何するの。アンケート取ったり、それも入れはってんのや思うけど。丹波市が誕生するまでに、氷上郡の6町の合併協議会、4年間やさかいね。それで、結果的に4年したさかい、いろんなことが起きたこともありますし、よかったこともあるんやろう思いますけど、このことで3年半も何しはるんですか、これ。長うて1年半ほどちゃう、これ。半分ほどで、こんなもんしたらええと思うよ、これ。  庁内のやつは、皆さん仕事やから、ずっとされとったらよろしいけどね。  これ、どういうことで、3年半いうふうになったんです。どういう理由で。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) これは、上の箱ともちょっと絡んでございまして、基本構想の骨子の策定の段階で、ある程度、庁内で内容を今年度固めて、庁外委員会のほうに諮っていただいて、そこで骨子もある程度策定した中で、建設地の策定、また、それも踏まえた基本構想の策定に向けて、庁外委員会の御意見も頂戴しながら進めていきたいということで、上の基本構想の骨子策定、建設地、あと基本構想の策定、このスケジュールに沿って、庁外委員会の御意見も頂戴しながら進めていきたいということで、結果的に3年半という形になってございます。  先ほども、奥村委員、太田喜一郎委員からも御意見頂戴しましたように、また副市長も申し上げましたように、これはあくまでも取組のエンドを示しているものでございますので、極力前倒しできるものはしていきたいなというふうに思っておりますし、また、まさしくそういったような御意見というのを頂戴したいというふうに思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) これはそうしてください。  これより先に、多分、市島支所の改築をせんなんねやと思いますけど、山名委員いてて、何にもそのこと言わへん言われたらいかんさかいに、市島地域の人、一番心配されとる思うんで。それが優先やとは思いますよ。それだけ言うときます。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) いろんな工程は必要だと思います。丁寧な市民への説明っていうのは絶対に行っていっていただきたいなと思います。  その上で、この後、説明があると思うですが、デジタル市役所の推進ということも考えておられますので、その辺で何が楽になって、何が大変になるかっていうところも、しっかりと見極めていく必要があるのではないかと思います。RPAとか、AIとか、その辺を導入するとなると、またコストもかかるとも聞きました。その辺との兼ね合いもありますので、それが庁舎に関係してくると思いますので、しっかりとした議論をお願いしたいと思っています。  その辺のところで、この工程だと思っているんですけども、その辺も含めて庁外委員会であったり、市民の意見を把握するというところで、市民も知ってもらうことが大事かと思うんですけど、その辺の広報というのか、どういったらいいのか、いろんな課題があるというところは、どういうふうにお知らせされるでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 実際に、特に市民の皆様から御意見を頂戴する方法ですね。それは、当然、どういうふうに説明するかというのも、まさに一体のものでございます。そこのところは、もう少し、我々、どういう手法でしたらいいのかというのは、ちょっと検討していきたいと思っております。  デジタル化のことにつきましては、まさに委員おっしゃるとおりでございます。今後、ますますデジタル化というのは進んでまいりますし、一方では、昨日の自由民主党総裁選挙の後、デジタル庁構想まで出てきたぐらいでございますんで、まさにそういったものというのは、今後、ますます加速度的に進んでいくと思います。  まさに庁舎の機能のところですね、どういった機能を求められるんか、それは行政サイドもそうですし、やっぱり市民サービス、市民の活動においてもそうなんですけども、やっぱりそこでどういうふうにデジタルを活用していくのかという、それを庁舎にどういうふうに反映していくのかというのは、まさに、今、検討しているところでございまして、当然、それも含めて議論し、お示しもさせていただき、御意見も頂戴したいというふうに考えてございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) そのとおりだと思います。  とにかく市民がいろんなことを知るっていうことは、一番納得感を得られる方法だと思いますので、そこをしっかりとよろしくお願いします。  意見です。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) これで質疑を終わります。  暫時休憩をいたします。                 休憩 午後2時46分                ───────────                 再開 午後3時00分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開します。  次に、「第2期丹波市丹(まごころ)の里創生総合戦略の進捗状況について」を議題といたします。  当局から説明を求めます。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 第2期丹波市丹(まごころ)の里創生総合戦略の進捗状況についてでございます。  去る3月31日に策定いたしました本戦略につきまして、4月の総務文教常任委員会で内容を御説明させていただいたところでございますけれども、成果と課題等を御報告をさせていただきます。  なお、4月にも申し上げましたとおり、今年度は計画の初年度となっておりますので、評価検証までは至っておりませんが、プロジェクトチームの進捗状況などを御報告し、今後、さらに充実が必要な施策等につきまして、御意見等を頂戴して、来年度に向けて、さらに検討を行ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  詳細は、担当の総合政策課から御説明を申し上げます。 ○委員長(小橋昭彦君) 総合政策課長。 ○総合政策課長(清水徳幸君) 先ほど、部長のほうが申し上げましたとおり、今年度につきましては、計画の初年度ということで、評価検証までは至っておりません。  今回は、地方創生推進プロジェクトチームの進捗状況などを御報告させていただきますので、今後、さらに充実が必要な施策等についての御意見や御提案を頂戴したいと思います。また、御意見等につきましては、令和3年度の施策の検討項目の参考にさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、資料1を御覧ください。  総合戦略の進め方につきましては、1の図のとおりPDCAを進めておりますが、その中で特に右上の部局を横断して新たに取り組む地方創生推進プロジェクトが本計画の特徴ということになっております。  本年度につきましては、3つのプロジェクトチームを立ち上げておりますので、その進捗状況などを御報告いたします。  2ページを御覧ください。  プロジェクトの1、健康福祉部が進めます地域とともに出産や成長を喜ぶ仕組みや産前産後のサポートの充実です。  この中で、プロジェクトの検討状況のところを御覧いただきたいと思いますが、(1)の産前産後期の安心して出産・子育てできる環境への助成というところにつきましては、健康福祉部で検討をしておりますが、(2)でございます。出産時に周りから祝福されていると実感でき、この地域で子育てしたいと感じてもらえる「ハッピーバースパック」を贈る取組を関係が集い検討をしているところでございます。具体的な中身につきましては、木のおもちゃやおむつ専用ごみ袋、あるいは乳幼児用製品などを検討しているところでございます。  続きまして、3ページのプロジェクトの2でございます。子育て世代のニーズにかなう公園の整備に向けた公園整備方針の策定についてでございますが、こちらについては、この政策担当のほうが所管をしておりますので、後ほど詳しく説明をさせていただきたいと思います。  最後に4ページを御覧ください。  4ページのプロジェクト3、健康福祉部が進めております仕事と子育ての両立を応援する取組の検討(病児保育の在り方)の検討でございます。  これは、仕事と子育ての両立を支える取組として、丹波市の幼児、おおむね6カ月から小学校6年生までの病児を受け入れることができる病児保育が実施できるよう、新たな体制づくりを検討をしているところでございます。  以上、3つが今年度のプロジェクトとして進めているところでございます。  それでは、プロジェクトの2、子育て世代のニーズにかなう公園の整備に向けた公園整備方針の策定について、御報告をさせていただきます。  資料2を御覧ください。資料2の都市・自然環境を活かした公園整備方針(案)でございます。  このプロジェクトにつきましては、該当の公園所管部署として、産業経済部の観光課、それから恐竜課、それからまちづくり部の施設管理課、建設部の河川整備課、それから都市計画マスタープラン都市公園所管部署としまして、建設部の都市住宅課、それからユニバーサルデザインの観点から健康福祉部社会福祉課、地域づくりの観点からまちづくり部市民活動課、まちづくりビジョン総合戦略の観点から企画総務部未来創造課、総合政策課、そして子育て支援の観点から健康福祉部子育て支援課を集め、公園整備方針の策定に至った経過、公園の整備方針案の内容、そして公園の充実に向けたアンケートについて、説明、協議をしているところでございます。  お手元、1ページから2ページにかけてですが、こちらのほうに記載しておりますように、特に本整備方針につきましては、都市公園など、全ての公園整備方針を示すものではなく、第2期創生総合戦略の計画期間内の令和6年度までに、人口減少に対する子育て支援、あるいは地域活性化策として、また、観光・交流のにぎわい拠点づくりとして、丹波市ならではの地域資源、交通の結節点、それからスポーツ施設の公園機能の強化の3点に焦点を当てて、重点的に整備する公園10か所の整備方針をまとめております。
     具体的には、7ページから個々の公園の特徴や基本的方向、それから公園機能の特色などを書き上げ、整備の方向性を示しております。  17ページを御覧いただきたいと思います。  17ページでは、未来都市構造のイメージと、今回、重点的に整備しようとする公園の一覧をまとめておりますので、また御覧いただきたいと思います。  最後に、20ページを御覧いただきたいと思います。  この整備方針ですけども、この整備方針は令和6年度までの方針をまとめたものであり、さらによりよい内容に整備するべきと判断がなされた場合には、さらに相当の期間を確保して、段階的に整備するものと考えております。  また、この10か所以外にも、川代公園やハートタウン公園、三ッ塚公園など、人気のあるものもございますが、この点は全市的な視点で、総合的、長期的に整備を検討する必要があると考えております。  そして、整備内容につきましても、多様化する公園のニーズに対し、柔軟に対応する必要があるというふうに感じております。  その中で、この整備方針にのっとりまして、令和6年度までは整備を進めていきたいというように考えております。  続きまして、市民ニーズの把握として、アンケート調査の結果について、御報告をさせていただきます。  資料2別冊の公園充実のためのアンケート調査結果報告書の1ページを御覧いただきたいと思います。  アンケート調査ですが、8月3日から8月17日までの15日間で実施をしております。市のホームページのアンケート機能を活用しまして実施をしており、回答は302件いただきました。302件の回答のうち、20代から40代の子育て世代が93.3%、女性が全体の89.4%を占めており、創生総合戦略に掲げた政策ターゲットから、充実してほしい公園や公園に必要な機能について、多くの御意見を頂戴することができております。  アンケート調査結果につきましては、要点のみ抜粋して報告をさせていただきます。  3ページを御覧ください。  上段のグラフは回答者のお住まいです。市内6地域からバランスよく、すみません、中ほどですね、申し訳ございません、市内6地域からバランスよく回答をいただいております。  その下のグラフは、よく利用する市内の公園でございます。丹波年輪の里が断トツの1位で、2番手が道の駅丹波おばあちゃんの里と三ッ塚児童公園、その次がハートタウン石生公園、水分れ公園となっております。その中には、自治会が管理されている地域のグラウンドなども上がっているところでございます。  その下のところになりますが、4ページの下段のところです。丹波市以外でよく利用する公園というのを尋ねております。多可町にあります余暇村公園や福知山市の三段池公園、西脇市の日本へそ公園やミライエ、丹波篠山市の丹波並木道中央公園などが上位でありまして、これら隣接自治体の主要公園で回答の85%を占めているというところでございます。  続きまして、6ページの下段のところ、御覧いただきたいと思います。  6ページの下段では、どんな公園を充実させてほしいかというところでございますが、特にこの中では、生活に密着した身近な公園、里山や川など丹波市の自然に触れられる公園などに多くの回答が集まっております。  また、公園の機能について尋ねたところにつきましても、発達段階に合わせて遊べる複合遊具、きれいで機能が充実したトイレ、ゆっくり過ごせる日陰の滞在・飲食スペース、子供も使いやすい手洗いや足洗い場が上位を占めており、子育て世代のニーズとして、子供をつれながら快適に長い時間滞在できるような機能が求められるというところが感じられております。  最後に、8ページの下段のところでございますが、公園の充実に向けた類似意見やよく利用する公園、あるいは改善してほしいところというふうなところをまとめております。特にこの中では、雨天時の遊べるスペースでありますとか、それから身近で小さな公園、それから遊具の充実というふうなところの御意見もいただいております。  また、併せて、安全・安心な管理をしてほしいというふうな御意見もいただいているところでございます。  アンケート結果を見ましても、方針の考え方と、それから市民の皆様方とのニーズや思い、傾向というものは、おおむね同じであったかというふうに認識をしております。このような御意見も参考にしながら、この公園整備のほうを進めてまいりたいというふうに思っております。  以上、簡単ではございますが、第2期丹波市丹(まごころ)の里創生総合戦略の進捗状況の報告とさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明が終わりました。  質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 公園に対して、大変大事なアンケートも実施されて、大変よいことと思いました。いろんな意見が集められて、大変参考になると考えます。  その中で、方向性として、発達段階に応じた遊具というのを各公園に対して方向性を表されています。この観点からお伺いします。アンケートとか、資料2の終わりにというところにもあったり、また、アンケートのほうでも、そういう言葉が出てきているんですが、ユニバーサルデザインであるとか、バリアフリーであるとか、この辺の考えはどのぐらい持たれているのか、ちょっとお伺いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 総合政策課長。 ○総合政策課長(清水徳幸君) 特に発達段階に応じたというところでのユニバーサルデザイン、バリアフリーというところですが、こちらのほうにつきましても、冒頭に申し上げましたように、そういう視点をしっかり入れていくというところで、社会福祉課のほうにも入っていただいております。今後、具体的な遊具等が入ってきた時点でも、やはりそういうふうな意見というのは、しっかりと繁栄させていきたいというふうに考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) アンケートの中で、一つ意見として、障がいがある子でもプール等を使わせたいというふうな意見もいただいています。このプール等の中、プールだったら、皆さんに迷惑がかからず、自分の子供も入れられるかなという観点で書かれていると思うんですね。そうではなくて、遊具の中でも、障がいのあるなしにかかわらず使えるということは、障がいがある子をお持ちの御家庭というのか、子育て中の親は、どちらかというと孤立しがちかなと思います。出かけにくい、出かけるところがないといってもいいと思います。その辺をしっかりと意識して考えていただいて、今、インクルーシブ公園というのが、この令和2年の3月に、東京都ではありますが、できました。これは、アメリカでは大変スタンダードな公園だそうです。どんな状態であっても公園で遊べる、楽しめるというインクルーシブ、いろんな人が、ある人もない人もということでされている公園なんですが、そういうところも、ぜひ勉強していただいて、参考にしていただく方向が望ましいかと考えますが、いかがでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) 総合政策課長。 ○総合政策課長(清水徳幸君) 御意見いただいた部分については、十分、またこちらも勉強させていただいて、検討させていただきたいと思っております。  ただ、もう一方、できるだけ多くの方に使っていただきたいというところと併せて、やはりアンケートの御意見の中でも、やはり安全・安心な管理をお願いしたいというふうな御要望がございました。これは、設備もそうですし、あるいは人の配置とか、そういうようなところも言われているのかなというふうに考えております。その辺りも総合的に判断をしまして、それぞれの公園の特色と、あと、そこに何が必要なのかというところはしっかりと議論した上で、整備を進めていきたいというようには考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) ぜひ、しっかり慎重に考えていただきたいです。その上で、やはり意見としては、なかなか届きにくい立場の人がたくさんいらっしゃるっていうことも認識の上で、検討をお願いします。  意見です。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) プロジェクトの3です。最初の資料1の4ページになります。  病児保育の在り方なんですけど、当初、予算ガイドのほうでは、医療機関等に付設された専用スペースで一時的に保育することを検討していますというふうになっているんですけれども、この手段のところでも同じようなことが書いてあると思うんですけど、その医療機関に付設されたスペースで行うということには変わりはないのでしょうかというのが1点と、それから、アンケートを実施されたんですけども、このアンケートも今日のような形で、またお示しをいつぐらいにいただけるのかということをお伺いしたいと思います。  それから、これは幼児教育・保育推進事業のほうにもなるので、そちらのことかも分かりませんけど、これについては先進的な取組自治体への視察というふうに当初予定されていたというふうに思うんですけども、これは実施されたのかどうか。  この3点をお伺いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 須原委員、担当部署がいらっしゃらないので、議員総会でも、またやられるそうなので、ちょっと今は、もし答えられる範囲がありましたらお願いします。  総合政策課長。 ○総合政策課長(清水徳幸君) 病児保育の部分につきましては、健康福祉部のほうで、現在まとめているところでございます。先ほど、委員長のほうからもありましたように、今度、議員総会のところでは、アンケートの状況も含めまして、報告をさせていただけると思っておりますので、よろしくお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) ないようですので、これで質疑を終わります。  次に、「デジタル市役所の推進方針(案)について」を議題といたします。  当局から説明を求めます。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 丹波市のデジタル市役所の推進方針(案)でございます。この方針案、現在のコロナ禍、また、今後も人口減少が見込まれる中、安定的・持続的に質の高い行政サービスを提供するために、市民サービス、まちづくり、行政運営の3つの柱を掲げまして、今後取っていくべき対策を推進するためにまとめたものでございます。  既に実施済みの内容、また、検討段階のものにつきましては、実現可能なものから庁内構想の段階のものにつきましてまで、実現の時期や可能性について、いろいろ差がございますけれども、スマート自治体の将来像としての方向性という形で御覧いただきまして、御意見を頂戴できればなというふうに思っております。  詳細は、総合政策課の副課長より御説明を申し上げます。 ○委員長(小橋昭彦君) 総合政策課副課長兼情報政策係長。 ○総合政策課副課長兼情報政策係長(山崎和也君) それでは、お手元にお配りをしておりますA3カラー両面の丹波市デジタル市役所の推進方針(案)に基づきまして、御説明を申し上げます。  まず、趣旨・目的といたしましては、今後の行政運営をはじめ、産業振興や地域づくりなど、様々な分野において、ICTによる技術革新が広く浸透し、市民生活や経済活動を支える社会的基盤として、個人のワークライフバランスや企業のビジネスモデルなど、市民生活のあらゆる場面で、これまで以上に変革をもたらすものと考えていること。また、本市においても、人口減少が進んでいる中で、それに伴う今後の職員数の減少や税収入の減少など、経営資源の制約が見込まれる中で、持続可能な質の高い行政サービスを提供していく体制を維持していく必要があることなどから、デジタル市役所の推進は避けては通れないものであるというふうに考えております。  お示しをしております推進方針(案)は、デジタル化によって利便性等を享受するであろう対象ごとに3本の柱でカテゴライズしております。  まず、1つ目の柱は、3本の柱の中でも最も重要な柱として、赤枠で囲んでおります。「市民一人ひとりへの行政サービス・利便性の向上を目指して 行かない、書かない、待たない 市民サービスのデジタルファースト」としまして、9つの事業、13の取組を列記しております。  次に、2つ目の柱といたしまして、青色の枠で囲んでおります「地域コミュニティの活性化や企業の業務効率化・生産性の向上を目指して 産業の活性化、地域課題の解決、まちづくりのデジタルファースト」として、7つの事業、13の取組を列記しております。  また、最後に3つ目の柱といたしまして、オレンジの枠で囲んでおります「職員の働き方、業務の効率化、持続可能な行政運営の向上を目指して いつでも、どこでも、誰とでも 行政運営のデジタルファースト」といたしまして、6つの事業、8つの取組を列記しております。  また、それぞれ取組項目ごとに右下にお示しをしておりますとおり、既存拡充とは既に実施済みの事業のさらなる充実をさせるものでございます。また、実施検討とは事業費等を含め、事業実施に向けて具体的な検討段階にあるもの、さらに、庁内構想とはデジタル化に向けた将来のあるべき姿(未来予想図)を示したものと検討実現可能レベルによって、整理をいたしております。  また、裏面には、それぞれの取組項目について、年次レベルでの一覧をお示しさせていただいております。  それでは、それぞれの主な取組内容につきまして、御説明をいたします。  第1の柱である市民サービスのデジタルファーストでは、(1)の①戸籍謄本、戸籍抄本等の証明書取得サービスの開始では、平成29年11月から既にサービスを開始しておりますコンビニ交付サービスの拡充といたしまして、戸籍関係の証明書も新たに取得ができるように考えております。  また、(2)の①AI(チャットボット)を活用した問合せ対応の充実といたしまして、ラインアプリ上で市民からの問合せにAIが自動で回答しております丹波市AIサービスの回答精度の向上や質問内容の絞り込みなど、さらなる利便性の向上を進めてまいります。  また、(6)の①税、手数料、使用料のキャッシュレス納付では、市役所窓口での各種証明書発行手数料や施設等の貸館使用料等での現金のやり取りを減らし、非接触型のキャッシュレス決済を進めてまいります。  また、(7)の①窓口異動受付支援システムの導入や、②お悔やみコーナー設置自治体支援ナビの活用では、御来庁された市民や事業者の方の面倒な申請手続を少しでも軽減できるシステムの導入や、お悔やみ専用コーナーの設置を検討してまいります。  また、(8)の①各種証明書のオンライン申請システムの導入では、市民や事業者の方が市役所の窓口に一切お越しになることがなく、各種証明書などが、御自宅のパソコンやお持ちのスマートフォンなどから申請可能なシステムの導入を進めてまいります。  また、(9)の①遠隔・オンライン教育の推進や、②デジタル教科書の導入では、GIGAスクール構想により、今年度中に配備が完了いたします児童生徒用端末を活用して導入を進めてまいります。  次に、第2の柱でありますまちづくりのデジタルファーストでは、(1)の①オープンデータサイト掲載項目の充実といたしまして、令和元年12月から専用サイトで公開をしておりますオープンデータの掲載項目の充実を進めてまいります。  また、(3)の②医療・福祉・健康分野のデータ活用による健康寿命の延伸では、一人一人の患者に関する医療や介護、健康といった分野のデータを統合的に収集し、一元的に管理・保存する、いわゆるPHR、パーソナルヘルスレコードを活用し、さらなる健康寿命の延伸施策に取り組んでまいります。  また、(4)の①自治協議会や市民活動団体のオンライン会議等活動支援や、②地域づくりオンライン環境整備事業補助金では、Withコロナ社会における自治協議会や市民活動団体の一堂に会さないコミュニケーション環境の整備に取り組んでまいります。  また、(5)の①先端技術(IoT・AI等)導入支援補助金の創設や、②スマート農業の推進では、各産業分野における事業の効率化や生産性の向上のための設備投資に対する補助や農業従事者の高齢化や後継者不足に伴う労働力不足などの様々な問題を抱えている農業に対して、農作業における省力化、軽労化を進め、新規就農者の確保や栽培技術力の継承等が期待できるスマート農業の推進を検討していきます。  また、(6)の①テレワーク等導入支援補助金の創設では、従業員の多様な働き方の一環、ワークライフバランスの実現、また、業務の効率化や生産性の向上に寄与する中小企業におけるテレワーク環境の整備支援を検討してまいります。  最後に、第3の柱である行政運営のデジタルファーストでは、(1)の①市民課・税務課の定型的かつ作業量の多い業務にRPA・AI-OCR等を導入して、市役所業務の効率化や市職員の業務負担軽減に寄与するRPAやAI-OCRなど、最先端技術を利用してまいります。  また、(2)の①テレワーク(モバイル)用PCの活用や、②音声認識(文字起こし)アプリケーションの導入では、コロナ対策の地方創生臨時交付金を活用させていただいて、試行的に導入を検討しておりますテレワーク用のパソコンを活用したウェブ会議や資料等を紙ベースで印刷して配付しないペーパーレス会議を庁内内部の会議から順次対応していきたいというふうに考えております。さらに、庁外、庁内を問わず、各種委員会や会議後に作成をする会議録作成の自動化、AI化を目指してまいります。  また、(3)の①在宅勤務等テレワーク環境の整備では、コロナウイルスの第3波、第4波への備えや市役所内でのクラスター発生時の職員や来庁される市民の安全確保並びに市役所業務の継続性の確保などを目的といたしまして、テレワーク用で市職員に貸与するモバイルパソコンの調達を考えております。  また、(5)の①電子決裁の推進では、Withコロナ社会を見据えた行政内部の仕事の仕方、いわゆるワークフローを紙からデジタルにシフトし、業務コストや職員負担軽減の改善を図るため、電子決裁の導入を検討してまいります。  なお、本方針案につきましては、さきの一般質問の御答弁でもお答えさせていただきましたが、8月25日に、行政・教育アドバイザーとしてお世話になっておりますカーネギーメロン大学の金出武雄教授にも御相談をさせていただき、アドバイスをいただいたところでございます。  本推進方針(案)の方向性であったり、個々の取組項目につきまして、御意見等を頂戴できればというふうに存じます。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明が終わりました。  質疑はありませんか。  よろしいでしょうか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) デジタル化はいいんですが、支所の在り方との関係で、今、これまでのように支所で完結するようなことがちょっとなくなって、全部本庁を通してと、こうなってますよね、最終決定ね。そうした場合、支所でこのデジタル化にするということになれば、そこで対応できるということも含めて。一説によると、支所を縮小していくという方向なんですけど、そこら辺の考え、どうや、ちょっと。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 当然、支所の在り方にも関わってまいります。先ほども説明させていただきましたように、デジタル化に合わせた仕事の進め方、内部の決裁もそうですし、そういったところからも変えていく必要もございますんで、それも含めて検討を今後も重ねていく必要があろうかと考えております。  今、具体的にこうしていきますというところまで行ってはございませんけれども、こういったデジタルの導入と、それに合わせての仕事の進め方を変えていく、それも含めて、支所と本庁の在り方というのを検討していく必要があるというふうに思っているところでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) つまり、これから人口減少は望むところではないんですけど、高齢化というのですね。だから集中して、1か所にそこへ来るというのは、なかなか困難な状況が生まれてくると。そこは御認識のとおりだと思うんで、そのことも含めないと、ちょっと一方的に庁舎内だけでの、本庁だけで、本庁だけっておかしいけど、そこだけで完結して、デジタル化するというのは、ちょっとどうかなと思うんで、市民のサービスも向上させるような方向づけやないとおかしいと思うんですけど、いかがですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 委員、御指摘のとおりかと思っております。  当然、今後、支所と本庁の在り方というのもありますし、支所機能の在り方というのも、一方で先ほど御説明しました統合庁舎のほうでも絡んでまいります。そこらも総合的に判断する必要がありますけれども、委員おっしゃるとおり、まさに市民サービスのためのデジタル化というのが大きな命題でございますので、そのことは重々承知した上で、検討していきたいと思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかによろしいですか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) デジタル市役所に向かっていくということで、なかなか大変な準備だとは思いますが、しっかりとお願いしたいと思います。  その中で、このRPAに関してなんですけども、今、コロナ禍ですので、今現在にどうのこうのということは無理なのかもしれませんが、以前からこのことは議会でもいろんな議員が提言していますので、これまでに視察をされたところはあったりするのか、それと、仕事の見える化ということも、これまでからずっと言われています。その辺も少しは進んでいるのか、状況をお聞かせください。
    ○委員長(小橋昭彦君) 総合政策課副課長兼情報政策係長。 ○総合政策課副課長兼情報政策係長(山崎和也君) RPAに関しましての視察につきましては、お隣の丹波篠山市のほうに昨年度行かせていただいて、特にあちらのほうは、税務課のほうで大量な提携業務がある中で使われていたというのを視察をさせていただ経緯がございます。  それとは別に、いろいろRPAのソリューションといいますか、ツールがいろんなベンダーから出ておりますので、NTTのウィンアクターというのと、あと富士通のもう1個違うRPAのソフトがあるんですけど、そちらのほうは、ベンターの業者に来ていただいて、デモみたいのはちょっとしていただいて、担当課の者も一緒にそちらのほう入って、体験をさせていただいたいうふうな経緯でございます。  仕事の見える化については、なかなかちょっとまだ進んでいないというか、実践ができていないような形にはなっているのが正直なところでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) お隣の丹波篠山市ということで、いろいろ研修されたのはよいことと思います。丹波篠山市も、この丹波市議会と丹波篠山市議会が一緒に研修した中で、職員の方も一緒に研修した記憶がございます。その中で、参考にされて取り組まれたのかなと思いますので、その辺からいうと、年数にするとちょっとたってしまったなという残念感があります。その上で、これから迅速に進むことを願っています。  仕事の見える化というのは、これをすることによって、業務時間が大変短縮されたというのを、その研修でも学びましたので、ぜひ、その辺も含めてしていくことが効率よくするというのを、市民にも必要だということを説明するということもできますので、その辺でもしっかりと取り組むことが必要と思いますが、いかがですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 総合政策課副課長兼情報政策係長。 ○総合政策課副課長兼情報政策係長(山崎和也君) 大西委員、おっしゃるとおりやと思っています。  仕事の見える化は、いわゆる本来職員がしなくてもいい作業をロボットにさせることによって、いわゆるワークライフバランスであったり、残業時間の抑制であったりとか、そういったとこら辺にも寄与するものであるというふうに思っておりますので、丹波篠山市は、多分昨年度に試行的に1台だけRPAのそういうのを入れられてやられていて、今、実際に稼働されているのは2台あるというふうにお聞きをしているので、そこら辺で丹波市のほうでも取り組んでいきたいなというふうな形で、市民課とか税務課とかには声かけをさせていただいて、来年度の当初予算ぐらいには計上させていただいて、取組させていただこうかなというふうに考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) 職員がしなくてもいい業務をと、今、おっしゃったように思うんですけども、今まで、しなくては進まなかった事務的な、本当に手間のかかる業務やったと思うんですね。その辺をRPAであったり、AIになるのかもしれませんが、移すということで、本来、職員がしなくちゃいけない市民との対面でのいろんな業務の時間が増えるという形だとは思っているんです。その点だけ、しっかりと押させていただいて、今後、頑張っていただきたいと思います。  意見です。 ○委員長(小橋昭彦君) ほか、よろしいですね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) それでは、これで質疑を終わります。  以降の議事は、委員のみで協議する事項です。  当局の出席はここまでとなりますが、そのほか、何かございませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 当局からはございません。 ○委員長(小橋昭彦君) 委員のほうから、何かありませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) ちょっと1点、聞きます。  聞いたんですけど、今度、11月に選挙ありますわね。氷上地域の福田自治会の福田坂が工事中なんで、選挙に行く送迎のサービスの車を出されるいうようなことを自治会長に聞いたんやけど、それは事実なのかいうことと、全員に対象されとんのかいうこと。それから、これは市長と市議会議員の選挙に限ってされるのか。うわさで出ています国の解散がどうのこうのいううわさもありますけども、それにはどうされんのかというようなこと。そんだけ聞きますわ。 ○委員長(小橋昭彦君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 確かに、地元からも御要望がございまして、選挙管理委員会としましても、やはり皆さんの選挙に行っていただくという趣旨というのは大事にしたいということで、それぞれ選挙管理委員会と自治会とも調整をいたしておりますが、ちょっと私のところで事務局長がいないので、最終の方向性は聞いておりませんので、すぐにお答えすることはできない状況です。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 今さっき、委員長が議員総会があるような、議員総会やなかっても、そのときでもええか。どうなんか、今、言うたようなことを答えていただいたらと、お願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) ほか、よろしいでしょうか。  それでは、なければ、当局は退席いただいて結構です。  暫時休憩します。                 休憩 午後3時40分                ───────────                 再開 午後3時41分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開します。  次に、日程第3、閉会中の継続審査事項を議題といたします。  閉会中の継続審査事項につきまして、御協議をいただきたいと思います。  暫時休憩します。                 休憩 午後3時41分                ───────────                 再開 午後3時41分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開します。  それでは、お諮りをいたします。  協議の結果、閉会中の継続審査事項は設けないとすることに、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) 異議なしと認めます。  その他の項に入ります。  「委員会の引継ぎについて」を議題といたします。  丹波市議会基本条例第17条第3項により、常任委員会の委員長は、任期中の課題及び検討事項について、後任者へ文書により引き継ぐことが定められております。  つきましては、総務文教常任委員会として引き継ぐ必要がある課題や検討事項について、委員の皆さんで協議いただきたいと思います。  こちらから、ある程度素案をつくっておりますので、まずそれを配付させていただいて、皆さんの御意見を伺いたいと思います。  暫時休憩します。                 休憩 午後3時42分                ───────────                 再開 午後3時43分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開いたします。  副委員長とも相談した結果の案です。  事務局より朗読をさせます。  事務局書記。 ○事務局書記(柿原範久君) 1、2、3と3項目ありますので、1番から朗読させていただきます。  1、学校適正規模・適正配置について。現在、学校適正規模・適正配置計画の見直しが進められている。学校統合については、市島地域で改めて検討が進められているなど、地域の合意形成に時間を要する。計画そのもの及び各地域での進捗状況について、当局には継続して委員会に報告するように求めている。  2、廃校利活用について。旧遠阪小学校の利活用については、市内でも有数の集客施設となる予定であることから、議案審査報告において、以下の3点に十分配慮して事業が行われるように指導を要請した。1、利用者及び近隣住民の安全及び生活環境。2、施設の保安並びに衛生環境。3、地域との合意。その経過及び結果について、当局に報告するよう求めている。  3、統合庁舎について。庁舎の統合については、令和2年9月議会において、当局より具体的なスケジュールの提示があった。当局は統合ありきで進めていく予定だが、委員会における議論は尽くされていない。今後、どのような形で議会における合意形成を図っていくか、議長を交えて審査方法を検討されたい。 ○委員長(小橋昭彦君) この案について、御意見をいただきたいと思います。  暫時休憩します。                 休憩 午後3時45分                ───────────                 再開 午後3時49分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開いたします。  それでは、引継ぎ事項につきましては、2番の廃校利活用について、「集客施設となる予定」というよりは、「集客施設となる計画」という表現に直すということと、「事業の進捗についても報告するよう求めている」ということを追加をするといったことを基本に文言修正をさせていただきます。  その他については、正副委員長に御一任いただくこととしたいのですけれども、御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) 異議なしということで、正副委員長に御一任いただくことといたします。  その他、本委員会にお諮りする事項はございませんでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) なければ、その他の項を終わります。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。               (発言する者あり) ○委員長(小橋昭彦君) 暫時休憩します。                 休憩 午後3時50分                ───────────                 再開 午後3時50分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開いたします。  途中、やりとりありましたけども、総合戦略については、ほかの部署も関係してくることから、議員総会でまた御報告をいただく予定にさせていただきたいと思います。           (「それだけなんやな」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) それだけの予定です。  よろしいでしょうか。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の総務文教常任委員会を閉会といたします。  副委員長から閉会の挨拶を申し上げます。 ○副委員長(大西ひろ美君) これをもちまして、総務文教常任委員会を終わります。  皆様、お疲れさまでした。               閉会 午後3時50分...