丹波市議会 > 2020-03-17 >
令和 2年予算決算常任委員会( 3月17日)
令和 2年民生産建常任委員会( 3月17日)

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  1. 丹波市議会 2020-03-17
    令和 2年予算決算常任委員会( 3月17日)


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    令和 2年予算決算常任委員会( 3月17日)              予算決算常任委員会会議録 1.日時   令和2年3月17日午前9時30分~午後8時17分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        垣 内 廣 明  副委員長        谷 水 雄 一   委員         小 川 庄 策  委員          渡 辺 秀 幸   委員         大 西 ひろ美  委員          近 藤 憲 生   委員         山 名 隆 衛  委員          大 嶋 恵 子   委員         吉 積   毅  委員          広 田 まゆみ   委員         小 橋 昭 彦  委員          太 田 一 誠   委員         太 田 喜一郎  委員          藤 原   悟   委員         須 原 弥 生  委員          西 脇 秀 隆   委員         西 本 嘉 宏  委員          奥 村 正 行   委員         前 川 豊 市  議長          林   時 彦 4.欠席委員   なし 5.議会職員
      事務局長       荻 野 隆 幸  議事総務課長      荒 木   一   書記         畑 井 大 輔 6.説明のために出席した者の職氏名   市長         谷 口 進 一  理事          井 上 鉄 也   副市長        鬼 頭 哲 也  技監兼入札検査部長   中 野   譲    企画総務部   企画総務部長     村 上 佳 邦  政策担当部長      近 藤 紀 子    財務部   財務部長       大 垣 至 康  税務課長        荻 野 浩 行    生活環境部   生活環境部長     大 野   剛  市民課長        山 本   崇   副課長兼国保年金係長 里   美 典  戸籍係長        小 野 都志子   医療福祉係長     荻 野 浩 仁  くらしの安全課長    高 見 卓 之   副課長兼交通・防犯係長         防災係長        足 立 和 義              高 槻 淳 一   消防団係長      荻 野   裕  環境課長        井 上 里 司   副課長兼環境政策係長 大 嶋   学  環境衛生係長      塩 見 良 一   資源循環推進係長   荻 野   誠  施設管理係長      中 川 秀 晴    福祉部   福祉部長       金 子 ちあき  社会福祉課長      中 村 直 樹   副課長兼福祉総務係長 森 本 英 行  生活福祉係長      宮 野 さおり   生活援護係長     松 浪 克 幸  介護保険課長      谷 口 正 一   介護保険係長     大 西 万 実  介護認定係長      細 見 直 樹   障がい福祉課長    木 村 成 志  障がい福祉係長     北 山 美 幸   障がい総務係長    徳 田 克 彦  地域包括支援課長    谷 水   仁   地域包括支援係長   荒 木 信 博  児童発達支援係長    片 山 慎 也    健康部   健康部長       芦 田 恒 男  次長兼健康課長     大 槻 秀 美   副課長        安 達 則 子  母子保健係長      山 本 美智子   健康増進係長     上 野 奈 美  健康総務係長      北 野 博 史   国保診療所事務長   畑 田 喜代美  地域医療課長      足 立 安 司   副課長兼地域医療係長 大 野 昌 也  看護専門学校副校長   荒 木 和 美   庶務係長       足 立 勝 弘    産業経済部   産業経済部長     西 山 茂 己  農林担当部長      余 田   覚   次長兼観光課長    細 見 秀 和  農業振興課長      高 見 英 孝   農政係長       中 尾 大 祐  農業振興係長      若 狭 光 正   農業共済係長     高 見 卓 也  農林整備課長      畑 田 弥須裕   副課長        田 村   猛  農林整備係長      高 田 延 重   地籍調査係長     余 田 隆 之  林業振興係長      堂 本 英 明   農林管理係長     荻 野 智 之  農業委員会事務局長   足 立 幸 二   農地・農政係長    蘆 田 貴 彦  新産業創造課長     岡 林 勝 則   副課長兼企業誘致係長 岡 林 良 尚  商工振興係長      待 場 博 道   観光振興係長     藤 原 宏 康  室長兼観光拠点整備係長 宮 野 真 理   恐竜課長       田 原 弘 義  恐竜を活かしたまちづくり推進係長                                   大 森 栄 司    建設部   建設部長       近 藤 利 明  道路整備課長      畑   幸 一   副課長兼道路整備係長 足 立   渡  国県事業推進係長    土 家   健   用地管理係長     澤 瀉 良 孝  道路保全係長      中 谷 一 志   公営住宅・開発指導課長         開発指導係長      向 井 克 仁              柿 原 孝 康   公営住宅係長     細 見 明 弘  河川整備課長      高 野 和 典   副課長兼河川総務係長 足 立 真 人  河川整備係長      藤 本 和 真   住まいづくり課長   前 川 康 幸  副課長兼定住促進係長  松 枝   満   住宅政策係長     堀 内   勲  農泊推進係長      義 積 祥 明   施設建築課長     里     充  施設建築係長      村 上   潤   営繕係長       西 田 英 毅  下水道課長       義 積 浩 明   副課長兼経営管理係長 西 山 健 吾  工務係長        和 久 明 一   施設管理係長     青 木 一 典    消防本部   消防長        小 森 康 雅  次長兼消防課長     中 道 典 昭   消防係長       野 辺 周 一  総務課長        木 上 郁 夫   総務係長       三 方 正 明  予防課長        梅 垣   勝   副課長兼予防係長   高 階   勇  危険物保安係長     久 下 正 義   消防署長       竹 内 克 彦  消防署副署長      宮 垣   浩   消防署副署長     奥 井   稔    水道部   水道部長       井 上 博 生  経営企画課長      荒 木 敏 明   経営係長       廣 瀬 直 司  企画調整係長      須 原 貞 彦   水道技術指導係長   足 立 恭 一  工務課長        村 上   健   工務係長       森 津 和 之  施設係長        百 木   稔 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開会 午前9時30分 ○委員長(垣内廣明君) おはようございます。昨日に引き続き、予算決算常任委員会を開催いたします。  昨日も言いましたように、きょうは大変多くの項目がございますので、質問のほうは簡潔に、また答弁のほうは的確な答弁をよろしくお願いしたいと思います。  それでは、議事に入ります。  昨日も申しましたが、各議案審査における質疑の際は、必ず予算書、また予算ガイドのページを告げてから行ってください。それと、質疑は一般質問にならないように、再度お願いします。  また、この後、各部署から新規事業や重立ったものを中心に補足説明をしていただきます。補足説明をお聞き取りいただいて、説明が不十分な箇所や、その他、詳細について知りたい場合は、該当する予算項目で質疑を行っていただきますようお願いいたします。なお、既に本会議での説明なり質疑をした部分については控えてください。  議案審査のため、担当職員の出席につきましては許可しております。発言の際は、所属・職名を述べてから発言してください。また、発言者の顔がこちらに見えるよう、お願いします。また、席数に限りがありますので、課長以下の職員については、随時交代していただいて結構です。  日程第1「令和2年度丹波市一般会計予算のうち民生産建常任委員会所管部分の審査」を行います。  ここで当局の補足説明を求めます。補足が必要な部署は、挙手により申し出てください。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) それでは、生活環境部所管分につきまして補足の説明を申し上げます。  まず、歳入でございます。予算書の26ページをごらん願います。  26ページです、15款1項1目民生費国庫負担金、1節社会福祉費負担金の説明欄です。一番上の国民健康保険基盤安定負担金6,031万3,000円は、低所得者が多い国民健康保険の保険者支援分として収入するものです。  また、若干ページが飛びますが30ページをお開きください。  16款県支出金の1項1目民生費県負担金、1節社会福祉費県負担金の説明欄の一番上の国民健康保険基盤安定負担金1億8,980万円、これは保険税軽減分と保険者支援分を含んだ額でございますが、先ほどのと合わせまして、それぞれの国・県の負担金両方合わせて国民健康保険特別会計事業勘定へ繰り出しをするものでございます。  次に、同じく30ページの社会福祉費負担金の説明欄の上から7番目の、後期高齢者医療保険基盤安定負担金1億8,421万1,000円、これは低所得者等の保険料軽減分を公費で負担するためのもので、県が4分の3の負担割合となっております。あとの4分の1を市が負担し、後期高齢者医療特別会計へ合計2億4,561万6,000円を繰り出すためのものでございます。  次に、歳出でございます、104ページです。  104ページですが、2款1項13目災害対策費の説明欄、1301災害対策事業ですが、105ページの委託料1,312万3,000円は、前年比863万4,000円増で計上しております。これについては、防災マップ作成委託料943万8,000円を計上していることが要因でございます。予算ガイドの10ページに防災マップ作成事業として掲載をしておりますが、新たなハザード情報を周知し、市民の防災意識と防災対策の向上に資するものでございます。  次に、同じく防災対策事業105ページの17節備品購入費の機械・器具費には、大規模停電対策用ポータブル大容量電源と、それに必要なソーラーバッテリーの購入の経費、約202万4,000円を含んでおります。近年の災害の特徴として、長時間停電の状況が見られることから、その対策用として非常用電源の確保が特に重要であるため、整備するものでございます。  次に、167ページをお開きください。  167ページでございます。3款の民生費において、福祉医療の各事業の予算計上をしております。お開きいただきました167ページの下のほう、2項3目母子福祉費の2301母子家庭等医療費給付事業、19節扶助費に1,944万円計上しておりますが、予算ガイドの23ページに、ひとり親家庭の医療費助成の特例期限延長についてとして掲載をしておりますとおり、特例期限を令和5年6月末まで3年間延長する予定でございます。  次に、187ページをお開きください。
     187ページです。4款衛生費、1項2目予防費の1207後期高齢者医療健康診査事業の12節委託料の後期高齢者医療健康診査委託料860万2,000円ですが、来年度からミルネ健診センターを中核として、また丹波市医師会とも契約をいたしまして、身近なかかりつけ医でも受診していただけるようにする予定でございます。  次に、198ページをお開きください。  198ページです。4款衛生費、1項8目斎場費の1801斎場管理運営事業、10節需用費の修繕料1,984万4,000円でございます。前年比976万3,000円の増となっておりますが、斎場の管理につきましては令和3年度から指定管理者制度を導入する予定であることから、来年度に必要な修繕を行い、令和3年度に備えるものでございます。  最後に、299ページをお願いします。  9款の消防費になります、299ページです。9款消防費、1項3目消防施設費の1304非常備消防施設整備事業の17節備品購入費、計2,135万4,000円ですが、消防団の車両については計画的に更新をしております。来年度については小型動力ポンプ2台と、それを載せる普通積載車2台を配備しようとするものでございます。  以上、雑駁な説明ではございますが、生活環境部の補足説明とさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) それでは、私からは福祉部所管部分につきまして、補足の説明を申し上げます。着座にて失礼いたします。  それでは、8ページをお開きください。  債務負担行為といたしまして、南部地域包括支援センターの委託に伴い、介護予防ケアプランを作成します指定介護予防支援事業所運営費補助事業として3年分を計上しております。  次に、主な歳出を申し上げます。138ページをごらんください。  3款民生費、1項社会福祉費、2目社会福祉施設費で、1202福祉センター運営事業の12節委託料、測量委託料として50万円、工事請負費として205万円を上げておりますが、これは春日福祉センター・ハートフルかすがを御利用いただくための駐車場が狭いことから、市の隣地であります市有地を測量し整備するための費用でございます。  続きまして142ページをごらんください。  3目障害福祉費では、1302障害福祉総務費で農福連携の推進のために、意識を醸成するシンポジウムを開催いたします。それに伴い、7節報償費、講師謝金として60万円、費用弁償として30万円ほかを計上しております。  続きまして、146ページをごらんください。  3目障害福祉費、1313地域生活支援事業、12節委託料でございますが、相談支援事業委託料を30万円、障がい者の親亡き後の万が一に備えるための万が一ネットによる緊急コーディネーターに支払う分を新たに計上しております。これは147ページにございます相談支援事業委託料(債務負担)の1,800万円を補完するものでございまして、緊急時のショートステイの受け入れなど、施設入所に対応するものでございます。  続きまして、149ページをごらんください。  健康センターミルネ3階にございますこども発達支援センター事業の充実のため、予算ガイドの94ページにもございますように、療育用訓練ボルダリングボードの設置100万円を、ふるさと寄附金活用事業を財源として、療育の質の向上に努めるために、また17節備品購入費として420万円、障害児通所支援事業利用者のための送迎用車両の4台のうち、1台を更新要件から該当することから、新しく増額をしております。  最後に、163ページをごらんください。  2106母子家庭自立支援事業、11節役務費、通信運搬費として30万円のDV相談専用電話通信料を令和2年4月から開設に伴い計上をしておるものでございます。  以上、簡単ですが補足の説明とさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) それでは、健康部所管部分につきまして、主な新規拡充事業、予算規模の大きい事業を中心に補足説明をさせていただきます。以降、座って説明させていただきます。  既に財務部長のほうから説明済みのものは省略をしてさせていただきますので、御了解をお願いいたします。  それでは、最初、債務負担行為でございます。予算書の8ページをお開きをください。  8ページの表の下から4行目、地域医療対策事業、柏原赤十字病院解体工事費等補助金でございます。これにつきましては、解体工事完了が令和4年度になる見込みとなったことから、本年度、一般会計補正予算(第5号)で一旦廃止をしたものを、改めて同額を令和4年度までの債務負担行為として設定しようとするものでございます。  続いて歳入でございます。予算書33ページをお開きをください。  33ページ、16款県支出金の2項3目衛生費県補助金、1節保健衛生費補助金の説明欄下から2行目、看護専門学校施設整備費県支援金4,600万円は、兵庫県病院事業管理者との整備支援に関する覚書に基づき、令和元年度に実施した整備事業の起債充当残及び起債対象外の経費と、平成28年度から令和元年度までの起債借り入れ分の償還に係る支援額を計上しているものでございます。  続いて歳出でございます。予算書186ページをお開きをください。  4款衛生費、1項2目予防費の1205予防接種事業は、昨年度まで感染症予防事業として、しておりました小事業名称を変更したものですが、次の187ページの12節委託料の上から2つ目、個別接種委託料1億6,130万円では、これまでから行っておりました予防接種に加え、令和2年10月から新規開始となるロタウイルスワクチン定期接種に係る費用や、国の風疹緊急対策に基づき行う風疹抗体検査並びにワクチン接種で、令和元年度の未受診者も含めた経費を計上しているものでございます。  次に、196ページをお開きをください。  同じく4款1項6目保健施設費の1603健康センターミルネ管理事業は、健康センターミルネの建物全体に係る環境整備や電気、衛生設備等の適正な保守管理全般に要する経費を、小事業全体で2,752万5,000円計上をしているものでございます。  次に、198ページをお開きをください。  4款1項7目診療所費の1703ミルネ診療所運営事業は、兵庫県を指定管理者として運営を委託しておりますミルネ診療所及びミルネ健診センター業務についての指定管理料として、令和2年度は8,700万円を計上しております。  次に、200ページをお開きをください。  4款1項9目地域医療対策費の1903地域医療対策事業ですが、今年度までの地域医療総務費で計上していた経費も含めた小事業にしたものでございます。このうち12節委託料の上から1つ目、地域医療循環型人材育成事業委託料は、県立丹波医療センターの医師確保や人材育成を行うため、県が3分の2、市が3分の1を負担して実施しているもので、市負担分の6,600万円を計上しているものでございます。  また、同じページ、説明欄の一番下、18節負担金補助及び交付金の救急医療体制確保充実補助金では、市内病院の救急医療体制整備に要する費用の一部補助として1,300万円を計上しており、これらを含め、地域医療の充実を図るための取り組みとして、小事業全体で1億3,380万円を計上しております。  次、最後でございますが、201ページをごらんください。  同じく9目の地域医療対策費の1905医療介護連携事業は、新規に設けた小事業となっております。これは、これまで小事業の1102保健衛生総務費の中に含めて計上していたものでございますが、内容がわかりやすくなるよう新たな小事業としたもので、昨年7月から本格稼働を始めました医療介護情報連携システムの推進に関する経費をここで計上しているものでございます。  以上、まことに簡単でございますが、健康部所管部分の補足説明とさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 産業経済部のうち、私の所管する部分について補足の説明をさせていただきます。以下、着座にて失礼します。  まず、予算書10ページをごらんください。  第4表、地方債のうち、指定管理者導入施設管理事業の4,120万円につきましては、薬草薬樹公園リフレッシュ館の屋根防水改修工事に充当するものです。次の公園管理事業の3,280万円は、川代公園つり橋補修工事に充当するものでございます。いずれも合併特例債を予定しております。  次に、13ページをごらんください。  同じく地方債のうち過年発生分観光施設災害復旧事業の640万円は、川代公園テラスの復旧工事に充当するものです。  次に歳出です。予算書87ページをごらんください。  2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、0614丹波竜活用事業では、来館者の増加に対応し、丹波竜化石工房の施設及び機能を拡充すべく基本計画策定業務委託料750万円及び策定委員会開催費用を計上いたしております。  次に、予算書250ページをごらんください。  7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費、1201商工振興事業では、産業振興支援事業委託料として、昨年度にBizステーションたんばを開設いたしておりますが、今年度からは事業承継ナビゲーターを設け、後継者問題の相談にも対応を広げてまいります。  次に、予算書252ページをごらんください。  同じく商工費、2目商工業振興費、1205企業誘致推進事業では、春日地域にあります歌道谷公共用多目的用地について地盤調査と地下水ボーリング調査を行い、庁舎用地や工業団地用地と公共用地活用策検討のための基礎資料といたします。  次に、予算書255ページをごらんください。  同じく商工費、3目観光費、1305観光拠点整備事業では、重点道の駅に選定されました道の駅丹波おばあちゃんの里のリニューアルに向け、基本設計、実施設計業務3,300万円を計上し、整備内容の具体化を図ってまいります。  次に、予算書256ページをごらんください。  同じく3目観光費、1306大河ドラマを活かした観光推進事業では、本年度の大河ドラマ放映に合わせて黒井城、赤井直正等をPRし、誘客促進と地域活性化につなげる経費として、総額1,308万4,000円を計上いたしております。  次に、予算書258ページをごらんください。  同じく商工費、4目観光施設費、1403指定管理者導入施設管理事業では、先ほど説明いたしました薬草薬樹公園リフレッシュ館の屋根防水改修工事4,166万6,000円などを計上いたしております。  次に、予算書259ページをごらんください。  同じく7款の商工費、4目観光施設費、1404公園管理事業では、川代公園つり橋補修工事3,454万8,000円などを計上しております。  最後に、予算書382ページをごらんください。  11款災害復旧費、5項その他公共施設・公用施設災害復旧費、1目観光施設災害復旧費、5120過年発生分観光施設災害復旧事業では、平成30年度に被災しました川代公園テラスの復旧工事を計上いたしております。私の補足説明は以上です。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 私からは、令和2年度一般会計予算につきまして、産業経済部の農林担当が所管いたします主なものにつきまして、補足の説明をさせていただきます。以後、着座にて失礼いたします。  説明は一般会計予算書を中心に申し上げますが、予算ガイドは56ページから63ページまでを参考にごらんいただきたいと思います。  まず、歳入でございます。予算書18ページをごらんください。  2款地方譲与税、4項森林環境譲与税でございますが、本譲与税につきましては、令和元年度から創設されたものでございますが、その交付額は丹波市内の人工林面積、林業従事者数、丹波市の人口をもとに配分交付されることになり、昨年度の約2.1倍相当の7,312万2,000円を計上しております。なお、その充当先につきましては、林業費の森林環境譲与税活用事業、林業総務費、林業補助金交付事業及び公共建築物等の木造木質化への取り組みを計画をしております。  次に、20ページ、13款分担金及び負担金、1項分担金、3目農林水産業費分担金では、令和2年度に実施いたします農業基盤の整備並びに鳥獣被害防護柵の整備に係る経費の一部について、地域に負担を求めるものでございますが、前年度に比べ事業量が減少することから、前年度比155万円減額の956万1,000円を計上しております。  次に、28ページ。  15款国庫支出金、4項農林水産業費国庫補助金では、農の学校の管理運営に係る補助金、地方創生推進交付金612万円を計上しております。  さらに33ページからの16款県支出金、2項県補助金、5目農林水産業費県補助金では、農業委員会に係る交付金を含みますと、前年度と比べ5,162万9,000円減額の5億4,399万2,000円を計上しております。そのうち4億9,716万2,000円は農業費に充当し、地域が行われる多面的機能発揮促進事業の支払い交付金を初め、農業生産基盤の整備並びに施設の長寿命化・防災減災事業や農家所得の向上や安定化を目的とした事業のほか、地籍調査事業などに充当いたします。  また林業費補助金、35ページになりますが、4,683万円を計上し、地域の森林が多面的機能を十分に発揮できるための森林環境譲与税活用事業と合わせて、有効な森林整備を実施いたします。  このほか歳入につきましては大きな増減はございませんので、詳細の説明は省略をさせていただきます。  続きまして、歳出について主なものについて御説明を申し上げます。なお、前年度と比べ大きな増減のない事業につきましては説明を省かせていただきます。  まず、6款農林水産業費、1項農業費でございます。予算書は219ページでございます。  2目農業総務費、1202の農業総務費では、前年度から引き続き丹波市産の農産物を内外に発信するため、丹(まごころ)の里活性化推進事業負担金を400万円、丹波栗フェア実行委員会負担金を100万円を計上するほか、令和2年度より農業共済事業を兵庫県農業共済組合に承継することに伴い、令和元年度末の法定積立金及び特別積立金の残額を当組合に引き継ぐための1億4,156万8,000円を、兵庫県農業共済組合負担金、221ページになりますが、それを計上しております。  次に、221ページからの1301農業振興費では、予算ガイドの59ページにも上げておりますが、丹波市産の農産物や加工品の安心・安全の評価を高め、販拡大による農家所得の向上を図るため、加工食品の有機JAS認証、GAP認証の取得支援を行うため195万円を新規に計上したほか、酒米でございますがHyogo Sake 85の生産拡大を支援するため100万円を合わせて新規計上しております。そのほか特産物の生産性を高め、ブランド力強化のために予算を計上させていただいております。  次に、223ページ、1305担い手農業者育成事業では、これも予算ガイドの56ページ、57ページにも掲げておりますが、昨年度に開校しました農の学校の管理運営に必要な経費並びにその受講生や修了生を支援する予算を計上したほか、予算ガイドの58ページにも上げております女性農業者組織を継続して支援するための予算のほか、多様な担い手の育成を図るため、その人材育成や機械購入、合わせて設備投資のための必要な経費の支援を行うため、予算1億2,472万6,000円を計上しております。  次に、226ページの1306野猪等防除事業では、鳥獣の被害を防止するため、野猪等被害防止柵等の設置を促進するための予算のほか、有害となった鳥獣の捕獲や鹿肉の有効活用を促進するため、昨年度と比較して2,469万9,000円減額の8,746万2,000円を計上させていただいております。  続いて、飛びますが232ページからの5目農地費でございます。234ページ、1503の基盤整備事業から236ページ、1514農業水路等長寿命化・防災減災事業までの各事業につきましては、それぞれ地域の農業生産性の向上を目指し、農業基盤整備を進めるとともに、安心・安全な農村社会の実現を目指し農業用施設の強靭化と長寿命化を図るための予算を計上しております。  また236ページ、中段になりますが、1515多面的機能発揮促進事業では、3億6,487万5,000円を計上し、地域で行われる共同作業に係る支援を行い、農業農村の有する多面的機能の維持増進を図ることとします。  次に、240ページでございます。  7目地籍調査事業費、1702の地籍調査事業費では、総額1億2,931万7,000円を計上し、地域の高地部あるいは山林部の地籍調査事業を推進してまいります。  続きまして、242ページからの2項林業費でございます。  さらに、244ページからの2目林業振興費では、2201の林業補助金交付事業から、247ページ、2216森林環境譲与税活用事業では、昨年度と比較し3,142万円増額の2億138万3,000円を計上し、丹波市の経済活動としての林業振興とあわせ、災害に強い森づくりを初め、森林の持つ多面的機能を十分に発揮させるための有効な森林整備事業を促進いたします。  なお、246ページの2216森林環境譲与税活用事業におきましては、丹波市森林環境譲与税基金条例の制定におきましても審査賜ったところですが、2,600万円の基金積立金を新規に計上させていただいております。  最後に247ページの3目林業施設費では3,826万8,000円を計上し、小規模な治山事業の推進と林道施設の長寿命化対策を計画しております。  以上、簡単ではございますが産業経済部農林担当が所管します主なものについて説明とさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) それでは、建設部所管の主な事業につきまして補足説明を申し上げます。着座にて失礼いたします。  まずは予算書7ページ、第2表繰越明許費の辺地対策道路整備事業の1億6,101万9,000円は、朝坂・福田辺地の特16号線工事を平成28年度から令和2年度にかけまして完了に向け事業を進めているところでございますが、事業計画期間終了年度の令和2年度中に、この工事の完了が困難であるために、令和3年度へ繰り越しするものでございます。  次に、歳出でございます。予算書84ページをお開きください。予算ガイド別冊は78ページとなります。  2款総務費、1項総務管理費、6目企画費の0610U・Iターン推進事業の、たんば移充テラス運営業務委託料(債務負担)2,279万4,000円は、今年度末契約期間満了により、新たな受託事業者を決定するに当たり、今年度、市の直営で実施してまいりました住まいるバンクの運営を、たんば移充テラス運営業務に含めて、総合的なワンストップ移住相談窓口として、さらなるきめ細やかな相談と、より効率的・効果的な事業に取り組んでまいります。  次に、飛びまして予算書269ページをお開きください。予算ガイド別冊は41ページとなります。  8款土木費、2項道路橋りょう費、3目道路新設改良費の2301国庫交付金等道路整備事業では、市道路整備計画におきまして前期の平成28年度から令和2年度着手予定であります氷上地域の特17号線と市島地域の上田喜多線を計画に沿って地形測量業務に着手するために1,500万円を計上いたしております。また、工期の令和3年度から令和7年度に予定しておりました山南地域の谷川農面線歩道整備は、山南地域市立中学校整備事業の令和5年度開校に向けたスケジュールに合わせて、予備設計業務として600万円を計上いたしております。  続いて、2303辺地対策道路整備事業、予算ガイドとしましては別冊の40ページとなりますが、最初に繰越明許費の中で御説明いたしました朝阪・福田地内の特16号線の工事請負費として2億3,101万9,000円を計上いたしております。また、山南地域の青田阿草線につきましては、市道つけかえによる地元協議が整いましたので、用地測量業務として340万円を計上いたしております。  次に、予算書273ページをお開きください。予算ガイドは別冊38ページとなります。  3項河川費、2目河川維持費、3201河川維持事業では、これまでの大規模自然災害に見舞われた教訓を踏まえ、土砂流出対策、土砂浚渫など、減災対策として7,050万円を増額し、1億700万円計上し、災害に強い丹波市に取り組みます。  次に、予算書275ページをお開きください。予算ガイド別冊は39ページとなります。  3目河川改良費、3301河川改良事業では、内水対策として北柏原川調節池設置及び応地川排水ポンプ設置の工事に着手し、浸水被害の軽減を図ります。
     続いて、4目砂防費、3401急傾斜地崩壊対策事業では、多発する土砂災害の被害を防止するため、急傾斜地崩壊防止施設等の整備を国・県の施策等効果的に活用しながら、緊急性の高いものから整備を一層推進するために、令和2年度では13地区として急傾斜地崩壊対策事業負担金として985万円増額の4,700万円を計上いたしております。  最後に、予算書284ページをお開きください。  6項住宅費、3目住宅建設費、6304市営住宅長寿命化事業では、公営住宅等長寿命化計画に基づき実施するものでございまして、令和2年度は市営住宅牛河内団地外壁改修工事等を予定し、7,547万6,000円を計上いたしております。  以上で建設部所管の補足説明とさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 消防長。 ○消防長(小森康雅君) 消防本部所管分の補足の説明を申し上げます。座って失礼します。  歳入につきましては、消防手数料や兵庫県からの移譲事務、トンネル警報盤の管理に係る交付金など、例年計上しておりますものがそのほとんどでございますが、その中で予算書49ページをごらんください。予算ガイドでは13ページです。  22款、1項市債、7目消防債で高規格救急自動車の更新に対する財源に、緊急防災減災事業債を充当することとして3,160万円を計上しておりますのと、市島農村環境改善センターの使用中止に伴いまして、市島救急駐在所を移転させるために、同じ敷地内の車庫棟を改修して待機場所とする事業の財源として、合併特例債で1,080万円を計上しております。以上が歳入の主なものでございます。  次に、歳出について御説明申し上げます。  9款消防費は288ページからでございますが、300ページをごらんください。  消防本部におきましては、経常的な経費がほとんどである中、予算ガイドに記載しております項目については、1308消防活動車両整備事業で、歳入でも申し上げました今年度に続いて高規格救急自動車の更新を行います。  次の301ページでは、これも歳入でも説明いたしました市島救急駐在所を移転させる事業としまして、新たに1312救急駐在所移転事業を起こしまして1,428万7,000円を計上しております。  消防本部の主なものは以上でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 水道部長。 ○水道部長(井上博生君) 補足の説明はございません。 ○委員長(垣内廣明君) 補足説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑につきましては、最初に第2表繰越明許費、第3表債務負担行為及び第4表地方債について質疑を行い、次に歳入全般について質疑を行い、その後、歳出については、次第に上げております順番により款ごとに質疑を行っていきたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 異議なしと認め、そのように進めます。  なお、出席職員の関係で、途中で一部順番を入れかえることがありますが、御了承ください。  まず、繰越明許費、債務負担行為及び地方債についての質疑を行います。  質疑はありませんか。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 債務負担行為で、8ページになりますけども、柏原赤十字病院の解体工事が令和3年度から令和4年度に繰り越されたということで、2億9,000万円が上がっております。これでおくれた経緯がもう少し知りたいのと、聞くところによりますと、土壌汚染の対策をせなあかんと聞いておるんですけども、金額もかなり大きな金額を計上されとるみたいで、5億円計上されとるというようなことなんですけども、これに対して市の負担があるのかないのか、ちょっとその辺の説明もお願いしたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 2点の御質問というふうに受けさせていただきました。  まず、柏原赤十字病院の解体工事がおくれた経緯でございますが、これにつきましては、解体工事に先立ちまして、柏原赤十字病院のほうで病院を、こういった病院が閉院して解体工事等をする場合、土壌汚染調査をされることになっておりまして、その土壌汚染調査の結果、基準を超える物質が出てきたということで、それに対しての詳細な調査、また対応の考え方を、調査と県への届け出が必要になってまいりますので、その届け出の書類作成、また県のその結果によっての指定を受けるという手続、またそれを受けた後、その対応の内容についてまた対応を検討して、設計に反映をしていくということがございまして、その分、発注がおくれてしまうという経緯で、スケジュールが延びたというところでございます。  そして、土壌汚染対策に係る経費の市に対する負担でございますが、これはもう市が補助するのはあくまでも建物の解体工事に対する補助で、土壌汚染に対する経費については、全額、柏原赤十字病院の負担で行うということで、土壌汚染部分に関しては市の負担はないというところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 説明で理解できると思うんです。土壌汚染ですけども、かなり大きな5億円というような計上をされてますんで、心配するところもあるんです。やっぱりきちっとしてもらうようにお願いしておきたいと思います。あとは利活用は市でできるようになると思うんで、当初から柏原赤十字病院の跡地の利活用も結構にぎやかに話をしとったんですけども、かなりおくれてきとるというのが現状やないか思います。そういいながらでも、やっぱり今後の利活用を考えていっていくことが大事やないかと思うんですけども、その辺はまだ全然協議はされてませんか。 ○委員長(垣内廣明君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 跡地につきましては、もう既にこれまでから議会のほうにも御説明しておりますとおり、市に、昭和10年当時の契約によって市に返ってくる土地と、柏原赤十字病院が独自に取得された土地が混在しておるという状況の中で、双方にとって利活用を考えていくと、一体的に活用していくのが望ましいということで、現時点としてはまだ決定事項としてはございませんが、柏原赤十字病院所有の土地を市が購入する方向で、今思いを持っているという段階でございます。それ以降、取得した場合、それ以降の土地の活用については、今後、慎重に、立地的にも好条件の土地でもございますので、慎重に考えていきたいというところでの、今現時点としては、これといったはっきりとしたものがあるというものではないという状況でございますが、いずれにしてもよく考えていきたいと思とります。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 本当に丹波市にとっては一等地になると思うんです。それが更地になったまま長いこと寝かされることのないように、やっぱり早期に検討していくことが大事やと思いますし、市民も期待していると思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 10ページの公園管理事業で、川代公園のつり橋のことでお伺いいたします。  この地方債ですね、地方債を組むわけですけども、財源というんですか、国・県の補助金等どのように見込まれているのかということ。それから、地元との合意はどうなっているか。私、民生産建なんですけども、どこらあたりにつけるのかいう地図を、ぜひとも出してほしいなと思うんですけども。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 御指摘の川代公園のつり橋については、現在あるものを補修するという工事でございます。財源につきましては、先ほどありましたように、合併特例債によります起債を発行して行います。  それから、地元合意ということですが、これは現状の橋の補修工事ですので、特に地元の確認まではとっておりません。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) ちょっと私の理解が不足しとったと思いますけども、もう一本橋をつけるということではなかったんですか、そこをちょっと。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) ここで計上しておりますのは、川代公園の中にあります、今現状持っておりますつり橋です。今御指摘いただいているのは辺地債で実施するものではないかと思いますが、というところです。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 今ある橋はわかってるんですけども、もう一本、何かつけるという話があるように聞いてるんですけど、それは所管がちょっと違うんかもわかりませんけども、そこらをちょっとはっきり言うてもらえませんか。 ○委員長(垣内廣明君) それ西脇委員、ちょっと建設部の担当になんねんけども、建設部の中で新たな橋のことやったらちょっと聞いてもろたら。それでよろしいな。  ほか、ないですか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 1点目は繰越明許、7ページです。部長のほうから説明はありましたが、予算ガイドでも40ページになりますね、辺地対策事業債の活用による道路整備。これでは令和2年度に終わるということになってます。今回、これ年度当初に繰越明許、年度途中の繰越明許はあるんですが、最初の頭から繰越明許ということは、どういう計画やったんかなと。今の話では、ちょっと令和2年度ではできませんので、令和3年度に繰り越しますいうて、頭からやるというのはどういう意味なんですか、これは。内容的には、これ、ちょっとお願いします。  それから、8ページ、債務負担行為で、これ農林担当部長の説明なかったと思うんですが。担い手農業者育成事業と新規就農促進事業の債務負担行為、3つあるんですね。これ、ちょっと新規のやつもありますけど、説明がありませんでしたが、読めばわかるんですが、これ担い手農業者育成事業のほうは、農の学校の受講生の支援事業、これも先ほど一般会計のほうでありましたが。これについては令和3年度から令和7年度、家賃助成で1人当たり月2万円と、限度ですね、これは5年間。次に、認定新規就農者等育成支援補助金ね、新規就農者等育成支援助成金が2件あるんですね、2つ。これも今の話やったら農の学校の関係かなとは思うんですが、これは令和3年度だけが債務負担と。5年間の債務負担行為の分と令和3年度だけということで、これはそういう2種類やるんですか。実際やるんやったら、就農支援でやるんやったら、これやっぱり5年間ぐらい継続する必要があるんやないかと思うんですが、それは後で言う話やけど、済みません。まず説明をお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 1点目の繰越明許費の関係でございますが、この歳出のほうにも上げておりますとおり、残事業が工事費としまして2億3,101万9,000円ございます。この残事業を、いわゆる工期の関係で一括発注をしようと現在考えているところでございまして、年度当初にすぐに入札を執行するスケジュールで今、取り組んでおるところでございます。そのために今回、こういった当初予算の中で、最初に明許繰越をいただくというようなことを、今回提案させていただいておるところでございます。ただ、辺地対策事業債につきましては、先ほど説明でも申し上げましたとおり、最終年度になります令和2年度が最終年度でございますんで、この令和3年度に辺地対策事業債というのは借り入れできることはできません。したがいまして、令和2年度に全て辺地対策事業債をお借りし、工期がとれない分につきましては令和3年度に繰り越して事業を執行するというような形をとらせていただくために、当初の予算の中で繰越明許費を計上させていただいたというところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 後ほど詳細につきましては、担当の農業振興課長より御説明を申し上げますが、まず担い手農業者育成事業、これにつきましては農の学校の受講生、いわゆるこちらでは修了生に当たりますが、それを支援するために新たにつくったものでございますが、後の新規就農促進事業につきましては、これまでから新規就農者に対して支援をしておったものでございます。あわせてこれにつきましても農業振興課長より詳細について御説明申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) それでは、まず初めに予算書8ページの担い手農業者育成事業、農の学校受講者支援事業の債務負担でございます。これは令和3年度から令和7年度というふうに期間を設定しております。農の学校は本年度より5年間指定管理をしております。現在、受講生がおりまして、1年後、令和2年度に初めての修了生が出てきます。修了生が令和2年度から出てきますので、令和2年度分の家賃の助成については通常に組みます。それから、令和3年度以降から令和6年がちょうど5年に当たる、1年後の5年に当たるときになりますが、この補助事業は修了生は1年以内に就農した場合に補助をするというふうにしておりますので、年度途中から始めるということがありますので、もうプラス1年追加しまして、令和7年度という期間を設定しておるものでございます。  それから、その次に新規就農促進事業、認定新規就農者等育成支援補助金と、それから同じく新規就農者等育成支援助成金でございますが、これは年度途中で認定をする場合があります。例えば、認定新規就農者の場合ですと、支援事業、8ページの一番下のものですと、認定新規就農者に対して補助をするものでございます。年度途中でするので1年組んでおるというのと、もう一つは新規就農者等の育成支援事業は、新たに新規就農する人を雇った場合、事業者に対して出る補助事業でございます。これも先ほど申し上げましたとおり、年度途中で採用が始まる場合がありますので、債務負担をもう1年とっておるということでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 部長ね、担当課長に振る場合は、もう即、振ってもうたら結構ですので。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 最初に繰越明許ですけど、事情はわかりました。要するに辺地対策事業債の対応で、それ事業がおくれて、その辺地対策事業債を借りないというのは問題なんで。これをなぜ今年度1億6,100万円余り、次年度に当初から繰り越さなければならないかと。その理由を聞いております。ただ、それはおくれるから、辺地対策事業債を借りなれないから当初から、それはわかった。何でそこにそうなるのかという点を、ちょっと説明をいただきたい。これは地元から、この間の議員総会でも話が出ましたけど、特16号線の改修工事に関する要望いうて自治会から出とったわけですね。これ一々説明は要りませんが。そういうことになるということは、かなり地元にも非常に心配かけとるというふうに思いますけども、その点、なぜおくれるのかということを、工法の違いだと思いますけれどもお願いします。  それから、債務負担行為ですけど、農の学校の受講者の支援事業、今年度は当初予算で前年度の卒業生は対応する。それ以降は5年間ということになるんですけど、これは一番最初、令和2年度の卒業生については、そのまま令和7年度まで適用できるのかということね。そこがちょっと私は明確でなかった。  それから、あと新規就農者のほうは年度途中でということで、令和3年度に次の年の債務負担をしとくと。これは今後、単年度だけで終わるわけじゃないでしょうけれど、こういう形で毎年、そんなら債務負担行為を起こしていくという、こういうことになるんですか。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 事業のおくれから、なぜこの当初の予算において繰越明許の提案をされるのかというところでございますが、まず事業の工事の発注をもって、いわゆる事業完了困難であるから繰越明許をするということでありますんで、途中の補正で繰り越しの承認をいただくことになりますと、最終年度、結構大きな規模の工事を予定しておるわけでございます。歳出予算を見ていただきましたとおり、2億3,000万円余りの工事でございますんで、そうなりますと全体の標準工期がとれないということが危惧されることから、年度当初、すぐさまに工事を入札し、繰り越しての令和3年度には完了できるよう、スケジュールを立てておりますんで、今回当初の予算におきまして繰越明許の承認をお願いしよるところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 先ほどの説明が不足しておりました。1人の修了者に対する補助の期間は12カ月でございます。それぞれ12カ月でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 特16号線の件ですけど、もともと工事期間の見込みが、辺地対策事業債の関係で年度が限られとってんけども、設計してみるとどうもこれはこの期間内に完了しない、できないというような事情が途中で出てきたのか、いや、そもそも当初からそういう設計の段階で、そういう見込み年数が、工事完了年数が、これは難しいぞというようなことがわかっとったんじゃないんですか。そうなると、そこら辺の考え方というのは、予算の立て方というんか、事業の進め方というのが、大事業の場合は、やっぱりきちんとした工程を持って、補助事業、辺地対策事業債の対象事業になる場合は、そういう問題があるんで、やっぱりきちんとできなかったという理由が、構造上の問題があんのかね、現地の問題があんのかね、そういう当初の設計と違うようになったのか、設計変更せなならなかったのか。そういう事情があるはずなんですけどね。じゃ当初、予定どおりやったらそのままできるやないか、なぜできなくなったかというたら、どっかの工事の分で設計変更があるとか、そういうことがあったんじゃないんですか。せやないと当初の計画がおかしくなるんじゃないですか。当初から、そんな5年以上、6年かかるんやったら、それなりの見込みで最初から事業計画をする必要があるんやけども。そういう、ちょっとこういう債務負担行為が当初から出てくるというのは非常に異常なことなんですけども。そういう事情があったんやないですか、ということが1点です。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) その点につきまして、昨年の6月の議会におきまして、辺地事業の事業計画の変更の承認をいただいたところでございます。それは当初の事業費が2億9,000万円から4億5,000万円という変更の承認をいただいたところでございまして、これは詳細設計によりまして地盤測量をした中で、やはり地盤が弱いということで、大きく工法の変更等が生じましたところで、こういった増額になったところでございます。それで、全体の工期等を見直したところ、令和2年度におきまして、こういった大きな事業を執行するという形になったことから、全体の事業計画としては、昨年の6月の議会で承認されたところで、全体計画は承認いただいておるというところで思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 予算的な考え方だけ補足説明申し上げます。  辺地対策事業については、議会でも承認いただいてますが、5年間を1つの期間として辺地総合計画を策定しまして、本来5年間内に事業を完了する予定で進めておりました。ただ、6月で補正予算で増額の変更をしていただいたとおり、辺地の要件がこの7月の神姫グリーンバス株式会社の新路線の開通によりまして、福田地区、朝阪地区、小野地区等の辺地が対象外となるという人的な要件が出てまいりました。そういった中で、まだ辺地である時期の6月に、その計画の増額の変更をしまして、枠の確保をさせていただいたところでございます。この執行については、当初の計画のとおり、令和2年度が最終期限ということで認められておりまして、それ以後の増額とか新規の計画は認められないという中で、今回、やむを得ず最終年度で全ての残額の工事費を上げまして、工期的には難しい中で繰越明許という予算措置を、例外的な措置なんですけどもさせていただいたということがございます。 ○委員長(垣内廣明君) ほかありませんか。  渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 債務負担行為で9ページですが、一番上の新規就農促進事業というところの、新規就農者等育成支援で月額5万円を限度として賃金の助成をするというように書いてあるんですが、これはちょっとお伺いするんですが、大規模農家、つまり認定農業者というか、法人格を取得したようなところではないとだめなのか。しかし、最近、地域の高齢化等によって、いろんな事情で兼業農家をしていても、比較的大規模に耕作をしている方もあると思うんですが、条件として法人格とか、そういう認定農業者でなければいけないというようなことは、制約はあるのでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 雇用していただくということが前提ですので、法人格がまず前提になりますが、担い手農業者が中心になってくると思います。先進的な農家と捉えております。 ○委員長(垣内廣明君) 渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) そしたら一般的に兼業やそんなんで大規模にやっていても、ちょっとそれは該当しないということなんですね。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) それには該当しません。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑はないようですので、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の質疑を終結します。  次に、民生産建常任委員会所管部分の歳入全般についての質疑を行います。  質疑はありませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 2点お願いします。1点目は22ページの使用料の中の市営住宅使用料です。前年よりもかなり減額になっていると思うんですけども、以前、入居者はほぼ埋まっているようなことを聞いたんですけども、この減額要因は何なんでしょうか。  それから、2点目は47ページの雑入で農業共済特別会計清算剰余金の件です。先ほど歳出のほうで兵庫県農業共済組合負担金として支出するようになっているんですけども、この剰余金を負担金として支出する中身というか、どうしてそういうふうにするのかという理由を教えてください。以上2点です。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 内容につきましては担当課長より御説明申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 公営住宅・開発指導課長。 ○公営住宅・開発指導課長(柿原孝康君) その予算につきましては、一番直近の平成30年度の年間の調定額をもとに算出をいたしております。今、藤原委員おっしゃいました入居率につきましても、入居率のアップに力を注いでおるわけですけれども、今現在、市営住宅のほうでは78.6%の入居率。また、特定公共賃貸住宅におきましては43.8%の入居率となっておりまして、収入の予算といたしましては、先ほど申しましたように平成30年度の調定額をもとに算出はいたしておるものでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 剰余金の負担でございますが、これにつきましては本会議におきまして農業共済事業の廃止に伴う財産処分につきましては、固定資産であるとか、それから物品につきましては議決をいただいたところでございますが、本来そこに充てるべきかと考えましたが、地方自治法上に定める財産には現金が入らないため、この予算化をさせていただきました。特別会計をことし令和2年3月31日に閉めた後、その剰余金を新しい年度の剰余金として受け、さらには負担金としてその財産を県の農業共済組合に負担するものでございます。負担の内容につきましては、それぞれ法定積立金、特別積立金がそれに当たります。 ○委員長(垣内廣明君) 藤原委員。
    ○委員(藤原悟君) 1点目の市営住宅の件ですけども、入居率を聞いてわかりました。これも条例で保証人がなくてもいいような格好になるんですけども、特に特定公共賃貸住宅のほうとの入居率は低いみたいですけれども、この辺は今後、上がってくるような見込みはないんでしょうか。  それから、2点目の剰余金の件です。これまで条例改正とかで説明がなかったので、初めて聞くんじゃないかと思うんですけども、剰余金の関係は。この剰余金には市が負担したようなものは一切ないわけですね、掛金だけのことで、それを再度確認します。 ○委員長(垣内廣明君) 公営住宅・開発指導課長。 ○公営住宅・開発指導課長(柿原孝康君) 収入の特公賃のほうの関係でございます。先だっての議会におきまして、条例改正を承認いただきまして、4月1日から保証人がなくても入居できるということで、かなり今おっしゃられましたように特公賃につきましても、外部からも、他市からも入居が可能であることになりますんで、できるだけ多くの方が入っていただけるようにと思っておりますけども、これにつきましては、また現状を見ながら収入のほうは調整していきたいというふうに考えておりますんで、どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 積立金につきましては、全て農家からいただいた共済金、掛金でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 最後、後のほうの剰余金です。条例では固定資産とかしかなったんですけど、さっき言われたように現金はないということで、こういったほうしか、議会のほうに出すということはできないということですね。確認だけしときます。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) そのとおりでございまして、この財産につきましては予算の措置で審議していただくしかないと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) ほかないですか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 3点お願いします。25ページのごみ収集手数料ですけど、ごみ袋代金だと思うんですけども、1億2,000万円毎年上がっているわけですけども、これの6,000万円をどっかで出せば半額になるという理解でいいかということが1つ。それから、毎年1億2,000万円上がっている、ごみ袋が何枚売れたとか、そういうことと関係なく上がっているのか。市でストックをしているのか、そこらの事情もお聞かせください。  2つ目は30ページ、介護保険の関係だと思うんですけども、第1号介護保険料軽減強化負担金(低所得者対策)と、これ県補助金になるのかどうか。どういうものなのかということを、ちょっと説明をお願いします。  それから、35ページ。針葉樹林と広葉樹林の混交林整備事業補助金、これも県補助金になるのか、かなり大きな額がおりてくるなと思うんですけども。実際にはどういうもので、どういう使い方をされているのかお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 私のほうからは25ページのごみ収集手数料の件で答弁をさせていただきます。  ごみ収集手数料につきましては、御質問のあったとおりごみ袋の代金ということでございまして、計上しておりますのが1億2,140万円ということで、大まかな計算でいいますと、やはり半額にすると6,000万円程度が減額になるということで、手元で計算をしております。  それと、その枚数をどのように見込んでいるのかと、その1億2,000万円余りになる、そのもとの枚数というのは、今回の予算要求でいきますと平成30年度の実績をもとに枚数を計算をして予算要求をしております。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、西脇委員のほうから御質問がありました30ページの第1号介護保険料軽減強化負担金の件でございますが、これは国が社会保障費の消費税増額分について、介護保険料を負担いただく低所得者の方に対する財源について負担しようというものでございます。これにつきましては、26ページをごらんいただきましたら、15款の国庫支出金の中、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金の中の社会福祉費負担金の上から5番目に記載ございます、これは国のほうの負担金でございまして、国が2分の1を負担しております。先ほど御指摘いただきました30ページにつきましては、県が2分の1、そのほか市が4分の1、そのほかの分については市が負担をして、低所得者の保険料を軽減するものでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 35ページの針葉樹林と広葉樹林の混交林整備事業補助金でございます。主にこの事業につきましては、丹波市内の森林の主伐、あるいは大きな間伐をしたところを混交林化していくものでございます。その内容につきましては、作業道の整備であるとか、植樹であるとか、そういうものに主につきますけれども、これは県民緑税を活用しておりますので、100%補助でございます。なお、今年度に計画いたしますのは市島地域の下竹田と氷上地域の三方、この地区で行うことになります。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 第1点目ですけども、私、議員になってから大体このごみ収集手数料が1億2,000万円、売上に関係なく上げられているように思います。だから、売れようと、売れよまいと上げているのかなという感じで、前年度実績、前年度実績ということで上げられているんですけども。市がかなりストックしてるんじゃないかなと思うんですけども、そこらもうちょっと詳しく、売上の推移がどうなっているかいうことも含めてお願いします。  それから、2点目の第1号介護保険料の軽減強化負担金、これは消費税が8%から10%に上げられたいうことでできた新たな補助金なわけですか。それだけ確認だけお願いします。  それから、3点目ですけども、今、2カ所で該当すると、該当いうんか、申し出があると思うんですけども、該当条件みたいなものがあったらお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 委員から今御質問のありました収入の金額、予算計上額がほとんど変わってないということなんですけれども、確かに売上は、全く毎年同じということではないんですけれども、近いものがございます。来年度、今回予算要求しておりますものは、袋については燃やすごみと、プラスチックごみと、また大、中、小、大、中という袋の大きさもあるんですが、合計で言わせてもらいますと198万2,000枚で今回予算要求をしておりますが、前年度については195万枚で予算要求をさせていただいていたところでございます。ですので、毎年同じ額で上げているというわけではございません。来年度予算の要求と前年度とは3万2,000枚の差があるということで、それは売上を参考として予算要求をしているところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 先ほど西脇委員のほうから御指摘がありました保険料の制度でございますが、平成27年度から消費税が8%になった段階からスタートしたものでございまして、10%増額になった時点で、第1段階から第3段階の完全実施を目指しており、本年度3月の国会で最終議決をされましたら、令和2年度も最終負担をしていくという形になってまいります。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) まず、採択の要件としましては、おおむね45年生程度の人工林の森林を充てることとします。人工林といいますとヒノキ、杉が主になると思いますが、そういうところで本年ですと20ヘクタール、あるいは27ヘクタールの広い面積を活用して行うことになります。また、地元からの申し出と、それから森林組合の申し出、それが合う場合についてこれを採用しておりますので、それぞれ違う事業もありますので、その森林の林況に応じて事業は選択していくことになります。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 委員長にお願いしたいんですけども、ごみ袋の過去3年間のいろんな種別の枚数を資料請求してもらえたらうれしいんですけども。あとは結構です。 ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) ただいま請求をいただいた資料につきましては、若干つくる時間が必要ですが、本日中にお渡しをさせていただきたいということでお願いします。本日の終了ということでお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですね。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 先ほど市営住宅の使用料の話が出ましたけど、この歳入で、22ページですね、1億4,188万9,000円の使用料になってます。この使用料の積算は、実際今、市営住宅が何戸ありまして、何戸分で見積もっているのかということです。1億4,188万9,000円。それで、できれば現在の特公賃も含めてですけど、実際の軒数、入居できる軒数に対して何戸入居で、この数字になっているかという一覧表を、できたら数字をお願いしたい。何戸実際はあいているのかと。努力はされていると思うんですよ。次々入れるように改修しながら。それはようわかっとるんですけど、実態はどうなんかとちょっと知りたいんで、それを資料請求したいと思うんですが、いかがですか。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長、どうですか。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 資料の請求分につきましては、後刻提出させていただきますのと、この市営住宅の使用料1億4,188万9,000円、これは先ほど申し上げましたとおり、平成30年の調定をもとにして徴収見込み率を掛けました数字を今回、この収入予算として計上させていただいておるところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 後刻というのはいつになりますか。               (発言する者あり) ○委員長(垣内廣明君) 暫時休憩します。                 休憩 午前10時58分                ───────────                 再開 午前11時00分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 入居の実績等の資料につきましては、昼一番でお渡しするように準備させていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいですね。  質疑がないようですので、民生産建常任委員会所管部分の歳入全般の質疑を終結します。  ここで暫時休憩します。                 休憩 午前11時00分                ───────────                 再開 午前11時15分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  次に、歳出について質疑を行います。  まず、9款消防費、288ページから301ページまでの質疑を行います。  質疑はございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 予算書300ページ、1308消防活動車両整備事業です。今回、高規格救急自動車の更新ということで、消防の車両管理規定、これによってされると思うんですけども、条件的にこの整備計画が10年以上経過し、5,000件で20万キロメートル走行した車両を、それを基準とした更新というふうになっているのかなとは思うんですけども、そのとき車両と、それから車両に搭載の機材、装備品も一緒にかえるというふうになっているのかどうか。車両だけかえるのか。装備は使えるんであれば、装備は使われるというふうになるのかという点をお聞きしたいのと、車両も2,000万円近くの車両やと思います。当然、こういう車の下取りというのが、下取り価格というのが実際あって、別途、入金という部分があるのかどうか。当然、公用車もそうなんですけども、下取りというのがあるのかどうかというのをお聞きしたいです。  それともう1点、301ページの1312救急駐在所移転事業というところで、今度、市島地域のところの移転だと思うんですけども、これは後ろ側の車庫というのは、余りいい建物ではなくて、広いことは広いと思うんですけども、常時、仮的な意味合いでの移転を考えられているのかどうかという点、お願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 消防長。 ○消防長(小森康雅君) 3点ほど御質問をいただいたと思います。救急車は現在、丹波市には6台ございまして、いずれも高規格救急車でございます。この救急車の更新の考え方であったり、更新をするときの資機材の仕様であったり整備の仕方については、後ほど消防課長のほうから御説明をさせます。  それと、下取りの価格であったりについても消防課長のほうから説明をいたします。  3点目の救急駐在所を移転させるという考え方でございます。補足の説明でもさせていただきましたとおりであったり、過去の一般質問でも説明させていただきましたとおり、現状、市島救急駐在所の場所から大きく離れるということはよくないというような考え方から、直近で整備できる場所というようなことで、現在の車庫棟を改修して使うというようなことを予算で計上させていただいております。あくまで、相当期間は現在の場所で整備した上で、待機できるようにという考え方で、一定の期間はあそこで待機できるような工事をしたいと思っております。ただ、消防救急でありましたり、消防本部の考え方としましては、市内の均衡化というようなことも重要な項目と考えておりますので、中・長期的には市内の救急の均衡の視点から、今後、整備であったり更新を考えていきたいというふうに思っております。ほかの2点については消防課長から説明いたします。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼消防課長。 ○次長兼消防課長(中道典昭君) まず、救急車の更新につきましては、救急車は消防車と比べましてよく走ります。これに対しては、ほとんどの場合、大体10年で20万キロメートルを走行しておりますので、これをもって更新の時期としております。  また、装備の関係ですけども、車両に積載の装備につきましては、使えるものは載せかえて使うんですが、ほとんどのものにつきましては10年で消耗いたしておりますので、新しいものを買うということにしております。  それから、救急車両の下取りにつきましては、これまでは売り払いをしておったわけなんですけども、来年度からはオークションに出すということが決定しましたので、オークションに出すことになっております。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  ほか、ないですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、9款消防費の質疑を終結します。  次に、2款総務費の質疑を行います。  2款総務費から、お手元に配付しております次第の事業について質疑を行います。  質疑はございませんか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 予算ガイド8ページ、まず1点目、災害関係資機材整備の先ほどの補足説明で非常用電源202万4,000円を含むということの219万5,000円なんですが、となりましたらパーテーションあるいは簡易ベッドに使える費用というのが、引きますと17万1,000円になるんですけど、非常用電源も含めまして、そういった資材がこの219万5,000円でどの程度買えるものなのか、まず1点お願いします。  それと予算ガイド10ページの防災マップ作成事業、2万6,000部作成ということで、公民館とか教育施設などの公共施設への配付はどのように考えているのか。それと、現在の100分の1年確率から1,000分の1年確率への更新という意味は大体もうわかるんですけども、ただこれが今の防災マップやと思うんですが、これでは更新されるのはいいんですけども、自分とこの家の前がどうなのか、すぐ近所がどうなのかというのが詳しいことはこれではわからないと思うんですけども、その辺の危険の周知という点については、どのように考えておられるのか。  それと、これ平成29年度でしたかね、つくられたんが。そのときに私も民生常任委員会に所属しておりまして質問させていただいたんですが、この地図そのものが現在ある道が載ってない古い地図が作成されてましたけども、今回その辺はきっちりと更新されるのか。  それともう1点です。土砂災害特別警戒区域内にある家屋を建てかえる場合の制限等はどうなっているのか、以上、お願いをいたします。 ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 災害関係資機材がどの程度購入できるかにつきましては、私のほうから、そのほか、防災マップの件につきましては担当課長からお答えさせていただきます。  まず、資機材がどの程度買えるかということですけれども、大規模停電対策用ポータブル電源以外ですけれども、テントなんですけれども、このガイドにも写真が出ております、こういったテントなんですが、これがファミリールームという大きさのものが3張り買う予定でございます。それと、多目的簡易ベッドが3台ということで、予算計上させていただいておるのは今申し上げたものです。テントのファミリールームが3張り、それから多目的簡易ベッドが3台でございます。  それでは、防災マップの件について担当課長からお答えをさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 私のほうから、先ほどの御質問の2点目のところからお答えをさせていただきます。  2点目の防災マップの関係でございますが、今回作成したものについて、各家庭もしくは地域の公民館、公共施設等への配付はどうなるかというところでございます。当然、各家庭のほうには全戸配付ということで配付をさせていただきます。また、現在の防災マップも同様に各地域の公民館、自治会館等にも配付をさせていただいて、公民館等に張っていただいて、地域の皆さんに確認をいただいているという使い方になっております。今回も同様に、各地域のそれぞれの自治会、公民館等にも配付をさせていただいて、確認をいただくということで予定をしております。  3点目の、100分の1年確率から1,000分の1年確率になった、このことについての地域の周知というところでございますが、委員おっしゃいましたように、この防災マップを見ただけでは全体的なところは把握ができますが、自分の家のところはわからないと、おっしゃるとおりでございます。そういったところで、この地図はそういったことの情報を把握していただくものということで、皆さんに説明をさせていただきます。  ただ、これでは自分の家はどうか、自分の家の近くの水路はどうかということがございます。そういったことは各地域、自治会等での自主防犯組織の研修の中で、地域のハザードマップということで、自分の家の周りはどういうような危険があるのか、いざといったときはどこを通ったらいいのかということも含めて、研修をいただくということを各自治会等にお願いをさせていただいております。なかなか各自治会でそこまでできるところ、できないところがございますが、そういったことも最終的にはさせていただいて、地域のハザードを確認いただくということでの防災マップの活用という意味で進めさせていただく予定にしております。  それから、4点目ですが、今回の作成しております地図には道等が載っていないところがあったということで、これはもともと航空写真ということで、市にあったものを使っております。今回、新しくつくるものについては、現在どういった地図、原図を使うのがよいかというところも含めて、今後、検討させていただくことになっておりますので、御指摘いただいた点が、そういったことがないように今後進めていきたいというふうに考えております。  それから、5点目の土砂災害の警戒区域、特別警戒区域等に指定された場合ということで、その場合は当然、危険な区域、特にレッドゾーンと言われる地域ですけども、その近辺に家を建てると土砂が崩れてくる可能性が高いということで、危険な場所という位置になります。当然、これからそこに建てようとされる場合は制限が加わる、許可が必要というふうなことになりますので、それは県のほうの許可となりますので、その段階でそれぞれの指導を受けていただくということになりますので、そのような扱いになっております。 ○委員長(垣内廣明君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) まず、1つ目の関係資材のほうなんですが、令和2年度、それぞれ3張り、3台ということなんですが、これではとてもじゃないが市内全域はカバーできないと思いますが、今後、年度ごとに計画的な購入は予定されているのか。されてるんであれば、現在の市内の必要数が何年後ぐらいにそろう予定なのか、まずお聞きします。  それと、防災マップのほうの配付は結構です、わかりました。道が載ってないという件も十分検討はしていただいて、できるだけ最新の地図を利用していただきたいと思います。  それと、自治会の研修なんですが、これは当局のほうから要請があれば出向いてでも研修をするというような意味にも私は解釈しとるんですけども、ハザードマップ等の作成も自治会で必要になってくると思いますが、その辺の研修にどのように携わっていかれるのか。それと、ハザードマップを自治会でつくられる場合の補助金もあるかと思いますが、ちょっとその辺のところをお願いしたいと思います。
    ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) まず、資機材の購入の件を私のほうから答弁させていただきます。来年度予算に計上しておりますのは、先ほど申し上げたようにテントのファミリールームが3張り、簡易ベッドが3台ということではあったんですが、委員御質問のとおり、毎年計画的に購入をしておりまして、令和元年度については、済みません、その数については後ほど係長から報告を申し上げますが、テントでありますとか簡易ベッドにしても、もっと多い数を令和元年度で購入をしていたところでありまして、先ほど申し上げたように計画的に購入をしております。最終、何台まで買えば丹波市内の避難所等の対応ができるのかというところもあわせて、担当係長のほうからお答えをさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 先ほどの1点目のところでございますが、部長から指示がございましたように、数値につきましてこちらのほうから御報告させていただきます。  令和元年度、本年度でございますが、こちらのほうの予算ガイドのほうに載せております資料のこの写真のもの、これが先ほど部長がありましたパーテーションということでございますが、これについては12張りを購入をしております。同様に前に置いてあります簡易ベッドについても12台を購入をしております。また、このマルチの天井が今あいておるものですけども、これの天井のふさがっているタイプのものも12張り買うたということで、これについては各地域に2台ずつ配付をして、各支所のほうで保管をしておるという状況でございます。こういったものは当然、多数あればよいというところではございますが、現在のところはこういったものがあるということを周知する、加えて、何かあったときには、どこかに集める、どっかで集約をして使うといったような使い方を検討しておりますので、今後、必要数、どれかというところで、今現在のところは1つの体育館を避難所として開設した場合、どれだけの数量が必要かといったところを検討しながら、今、進めておるところでございますので、どの段階になったら全てがそろうかというのは、今後、順次進めていくということで御理解いただけたらと思います。  それから、2点目の自治会の防災訓練等へのかかわり方というところでございます。基本的に各自治会のほうでいろんな研修をされておられます。例えば、月の常会が終わった後にちょっと話をということで、お話をいただく場合もございますし、また休日にいろんな訓練をしたいということで御相談をいただく場合もございます。こちらの防災係としましては、基本的にはお声がけいただいた場合は全て対応させていただくということにしておりますが、市の職員だけでは対応できない場合がございますので、その場合は丹波市防災会のほうの協力をいただきまして、防災会の方にも出役をいただいて、地域の訓練に入っているというところでございます。  訓練の回数ですが、およそ年間、ことしでしたら1月までで80回程度の訓練を実施したということで、各地域の中で取り組んでいただいております。今は各自治会に加えて、自治協議会単位での訓練なんかも計画をいただいているというところで、各地域自治会での訓練をお世話になっているところでございます。  3点目の補助率ということで、今、補助につきましては各自治会で防災訓練、また防災の資機材の整備について取り組んでいただいた場合は、予算にも上げておりますけども、自主防災の育成助成事業補助金ということで、自治会等につきましては5万円の事業費を上限としまして8割、4万円の補助金を交付させていただいておるという状況でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 2回目の質問に対する答弁はわかりました、結構です。済みません、1点漏れておりました、災害特別警戒区域内の件なんですが、県の許可とか指導とかいうて聞いたんですが、それは具体的にはどのようなことが挙げられるか、最後お願いいたします。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 基本的には今の件、丹波土木事務所のほうでの許可ということになりますので、具体的なところは県のほうの内容ということになりますが、地域の中で御説明をされる際に、一緒に行かしていただいとる中では、例えば、建てる場合、どうしても建てないといけない場合については、土砂の耐力に耐えるものかどうか。例えば、擁壁を建てないとだめですよであったりとか、壁はこういうものにしないとだめですよといった、そういうような制限が加わるというようなお話をされておりますので、ちょっと詳しいところは、正確なところではございません。こちらが地元に説明されている内容ということで御報告をさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 近藤委員、それでよろしいな。 ○委員(近藤憲生君) はい。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 予算ガイドの78ページ、U・Iターン推進事業の分です。ほかの事業も含めて3点ほどあります。大変よい取り組みで、移住者もふえてきててうれしいことだと思っています。その中で、移住相談窓口の実績というのを上げていただいています。この分で、平成25年からで計算しますと、移住者数というのは一応、足し算をしますと109世帯ということにはなるかと思います。件数というのが数字で出ているんですが、200件ということになるんですが、これは何の件数かちょっとお尋ねします。  それと、相談件数です、一番上のところ、結構、どんどんとふえているところだったんですが、令和元年度は大きく減少したのかなと感じるんですが、この辺はどのように捉えられているのかお尋ねします。  それから、予算ガイドの9ページ。防災システム・機器の管理運用ということで、防災行政無線管理運営事業です。これから維持をしていくということで、維持管理費用というのが、ここには2,855万6,000円とあります。これは今後、毎年必要となる分なのかどうかお尋ねします。  それからもう一つは予算書の123ページから125ページにかけてずっとある調査の分です。その中の7304工業統計調査事業、ほかにも経済センサス調査とか、農林業センサス調査というのが上げてあるんですが、これらの調査というのは、市で調査して国に行くのかと思うんですが、自治体ごとにもわかる資料と結果としてなるものなのかどうか、県単位ぐらいでしかならないものなのか、その辺をちょっとお尋ねしたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まず、予算ガイド78ページ、移住相談の窓口業務の中の、この表記しております表の件でございますが、まことに申しわけございません、この件数というのは人数でございまして、まことに申しわけございません、表記の間違いということで申しわけございませんでした。  あと、令和元年度が相談件数が落ちているんではないかというところでございますが、平成30年度がいわゆる特別に見てのとおり大きく伸びておるわけでございます。この年といいますのは、やはり移住相談は住むとこの相談等も多いわけでございまして、その年、平成30年度はそういった優良物件等が結構多かったという、そういう市内の状況もありましたんで、どうしてもそういう相談件数が大きく伸びたというところでございます。したがいまして、令和元年度につきましては、おおむね平成29年度ぐらいの相談件数になる、令和元年度の相談件数の見込みにつきましては、担当課長より件数を報告させてもらいたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) まず、令和元年度の相談件数の見込みなんですけども、大体2月末で現在1,814件になっています。既に平成29年度は超えておりまして、このままでいきますと2,000件ちょっと超えるぐらいの数値にはなると思っていて、先ほど部長が申し上げましたとおり、平成30年度は空き家の住まいるバンクに出ている物件で、金額が安くてよい物件とか、そういったものがあって、それを窓口のほうへ問い合わせが殺到した月がありまして、それでがんと上がった月があったので、こういう状況になっております。  それと、2番目の実相談者数というのは、これは1人の方が何回でも相談されるのが相談件数に上がってきますけども、実相談者っていうのは、年間を通して何人の方が相談されたかということで、これにつきましても2月末で345人の相談があります。これも平成29年度と比べれば大分ふえてまして、恐らく平成30年度に近い数字にはなると思っております。ちなみに移住者数は、令和元年度の2月末で、世帯数で21世帯、人数で40人の方の移住をいただいておりまして、これを去年の3月は、やはり人が移動する時期でございますので、去年の3月は移住者の世帯で8世帯、それから人数で12人ございました。そのままであるとは限りませんけども、その人数を2月末に足しますと、去年と全く同じ数字になると、移住者数も世帯も人数も全く同じ数字になるということを今のところは考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 予算ガイド9ページの防災システム・機器の管理運用というところでの予算額で、維持管理を含む経費等、今後どうなるのかというところでの御質問でありました。担当課長からお答えをさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほど御質疑のございました予算ガイドの9ページにあります保守の関係でございます。今現在、予算として2,855万6,000円を計上させていただいております。来年度以降もこの金額については継続といった形で考えております。なお、来年度以降につきましては、個々の機器の保守といった形のものが入ってこようと考えております。そのものについては、また増額という形になってまいりますが、最低限、今ここに上げております予算については、今後についても必要と考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 123ページ以降の統計調査について御質問をいただきました。ここに上げております工業統計、それから国勢調査、経済センサス等、これについては国の指定統計調査ですので、基本的には国の示した内容を調査し報告することになっております。ただし、国で集計された後、市町村単位の内容については、報告といいますか、公表できるような数字はいただいております。ただ、それ以上に詳細な内容については、これは国の統計ですので公開できるもの、できないものというのがございます。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) U・Iターン推進事業の部分です。表の見方と数字の増加もあるということで安心しました。その中でなんですが、ちょっとまた足し算の数字が違うのでわからないんですが、この数字どおりでいきますと、移住者数のところの世帯が109世帯ということではあるんですが、その世帯の中で増減というのはこれまであったのかどうか、わかりましたら教えてください。  それから、次の防災行政無線の部分です。個々の機器の部分で増額はあると聞きました。この維持管理のほうで、今後、減額の方向というのは全くない状況なのか、どんなものなのかお尋ねします。  それから、統計調査の部分です。データとして受け取れない部分もあるということで、公開ということなので、それを自治体としては使えるということがとても大事だと思います。先日もRESASという統計を使うっていうことを、ちょっと私自身も学ばせていただいたり、市役所からも研修に行かれてた部分ではあるんですけども、なかなか活用となると、そちらに興味のある方であったり、たけた方というのが必要かと思います。今時点でこの活用というのは、どんな感じでできているか、様子がもし知ることができたらうれしいんですが、お尋ねします。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) ちょっと質問の1点確認なんでございますが、いわゆる移住者数、1世帯入られて、その世帯が出産だとか、また転出されるとか、そういうなんでふえたか、減ったかいうところの確認をされとるかというとこやったんでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 世帯として、またどちらかへ引っ越しされたか、そのままかというようなところと思いました。人数というよりも世帯になるのかな。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) いわゆる世帯が転出されるかどうかというところの数字ですね。それにつきましては、なかなか個人のプライバシー等もありますんで、そういった追跡調査いうのはしておりません。 ○委員長(垣内廣明君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほど今後の予算として減額とか考えられないかということでございました。今現在、維持に関しては横並びといいますか、その程度の金額は必要であるとこう判断しております。なお、やはり機械でございます、これが3年、5年と経過すれば、やはり消耗のほうも、傷んでくるというか、そういったことも考えてこれます。そういった部分での修繕、またはある一定の年月が過ぎれば、また更新といった形も考えられてきますので、そのときのまた金額とか、そういったことによる変動はあろうかと思っておりますが、今現在、ここ直近の部分に関しては、この程度の金額は必要と考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 統計データを使えるようになることが大事というのはおっしゃるとおりでございまして、市でも早くからホームページの中で主要な統計資料についてはデータを上げておりました。今回もまたオープンデータということの一環として、さらに利用しやすい形での提供というのは、一部始めているというところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) U・Iターン推進事業のたんば移充・テラス運営業務の部分です。個人情報もありますのでということで、お答えにはならなかったんですが、もし1件でも減るということがありましたら、今後の参考に、どんなことだったかということも知る必要があるのではないかと思うので、今後において検討してみてください。  2つ目のところ、防災行政無線の部分は、このままこのぐらいは必要ということで聞きました。今後において、何か継続的にするということで、何か割引があればうれしいのになとちょっと感じます。  それから、統計調査のほうですが、市民だったり、いろんな方にオープンデータとして公開することは必要ですし、いいと思うんですが、自治体としてもやっぱりいろいろとそこのデータをもとに改善というか、そういうことを考えていくべきだと思うんですが、その辺で何かこれまでに活用されたことはあるかどうか、ちょっとお尋ねします。 ○委員長(垣内廣明君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 先ほどの統計のことにつきまして、政策担当のほうからお答えいたします。  解決すべき政策課題を客観的な根拠に基づいて検証しながら、丹波市の実情、また他市の実情を比較することで、課題がしっかり見えてくるようになると思います。そういった視点で、丹(まごころ)の里創生総合戦略であったり人口ビジョンというのは、委員も言っていただいたようなRESASのデータであったり、そんなものを活用した取り組みをしております。これは政策の部分だけでなく、どの部署においても解決すべき課題を、やっぱりそういうデータに基づいて検討するということは必要でございますので、全部署を挙げて、そのような視点で政策形成をしていくべきであるというふうに考えておりますので、今後も引き続きそういう活用をしてまいりたいというふうに思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) いわゆる転出される世帯の、なぜ丹波市から転出されたかというところの理由の整備、今後の施策の展開が必要ではないかというところの御意見やったかと思います。ただ、住宅から出られる場合、退去届けだとかあって、出られるときのタイミングというのはわかるわけですけども、個々に居住されている家から転居された場合は、支所のほうで転出届を出されて出られますんで、担当課からいいますと、そのタイミングがいつ出られたかというところまでは、ちょっとなかなか把握できないので、その都度、どういった理由でいうことは聞きかねる、困難である。ただ、たまたま、やはり移住相談の中でおつき合いがあって、今回、丹波市から出ますと、一声担当課に声があれば、どういった今回の転出ですかということは聞けるかと思うんですけども、今回そういうことで調査していくことの確約はできませんが、できる努力はさせてもらいたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 防災マップです。防災マップで最新の情報はもちろんこれ更新ですからやるんですけど、その中で前回、民生常任委員会でも議論したことなんですけれども、たしか春日地域の浸水地域で、防災マップには実線しか引いてなくって、色づけがないという問題があって、自治会長会でも説明されるんですね、これから。これができたら。また同じような話にならないかということを、ちょっと気になっているんですけど、それも今度は最新の情報になるんですね。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 先ほどおっしゃっていただきました春日地域の河川の部分での浸水想定が載っていないということが、前回のマップの中でございました。これは載っている、載ってないの差は、県の管理河川なのか、市の管理河川なのかというところで、県の部分については県のほうで対応してそういう調査をしている。市の部分については、そこまでの調査はしていなかったので、その部分については載せることができなかったというのが実態でございます。  今回、県のほうでそういった話の中で、一部、ちょっと正確なところでございませんが、そういった内容を加味して表示をしている、例えば現在のCGハザードマップの中では載っていない部分もございますけれども、県の中でそういった情報も現在いただいておるとこもございますので、できる限りそういった市の管理河川についても載せられるようにというところで、今後進めていきたいと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) ということは、前は県のデータが市のほうの河川については情報がなかったから載してなかったということであったと、今のとおりやと思います。今回は情報が県からは提供されるということで、載せることになるということでよろしいですか。もう一度確認やけど。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) これらの部分については、浸水想定部分は市の管理河川という、市の管理という部分になりますけども、データというのを県のほうからいただいておる分がございますので、表示をして周知することが可能でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 先ほどありました予算ガイドの78ページのたんば移充テラス運営業務ですけども、先ほどの答弁ありましたけども、出ていかれた方が、先ほどなかなか把握できないいう理由の答弁があったんですけども、このU・Iターン住宅取得住まいる奨励金交付要綱というとこに、交付決定の取り消し及び奨励金の返還いう項目があって、いろいろずっとあるんですけど5項目ほどありますけども、奨励金の交付日から起算して5年以内に、例えば住宅売却、交換、譲渡または取り壊しとか転居、また市外に転出したときは、ほかにもありますけども、返還せないかんようになっとんです。先ほどの答弁やと、これやってないいうことになりますね。いうことになる思うんやけど、そこら辺をまず聞きたいのんと、それからこの予算ガイドの78ページに内容というところで、丸が7項目あって、7つのことを民間委託で、一般社団法人Beかな、そこに委託してるんですけども、予算書の84ページのところで、0610の12節の委託料のとこで、定住促進活動委託料いうのが、移充テラスの委託料の債務負担の分とは別に50万円上がっとるんです。予算ガイドのほうを見てますと、移住・定住、これはこの50万円はどこにまず委託されとんのかということをちょっと聞きたいのんと、それからもう1点ですけども、予算書の86ページの0612の宅地分譲事業で、わずかな金額なんですけども、10番の修繕料いうのが16万5,000円あるんです。これ宅地の分譲事業で修繕料いうたら何なのかいうのを、ちょっとお聞きしたい。  それから、91ページ、92ページのあたりで、定住促進住宅管理事業の土地建物借り上げ料165万円というのがあるんですけども、これはどこの土地かいうことを、そんだけちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員、16万5,000円やさかい、ちょっと訂正。165万円。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 済みません、先ほど宅地の分譲事業の修繕料で16万5,000円というところを165万円と言うたそうです。16万5,000円に訂正いたします。 ○委員長(垣内廣明君) どうですか、いけますか。  暫時休憩します。                 休憩 午前11時58分                ───────────                 再開 午後1時00分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  午前中の近藤委員の質問に対する回答の訂正がありますので許可します。  防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 午前中の近藤委員の御質問の、土砂災害の特別警戒区域の中での住宅を建てる場合の許可等は、どういったことが必要かというところでの回答で訂正がございました、大変申しわけございません。  土砂災害の特別警戒区域内で建物を建てようとされる場合については、建築確認の申請が必要となります。ただし、建築確認申請をする前段で丹波土木事務所のほうで土砂災害の警戒区域なのか、もしくはそういった概要を確認した上で、どういった対応が必要かという指示を受けて、その後の申請という手続になりますので、訂正をさせていただきます。申しわけございません。 ○委員長(垣内廣明君) それでは、奥村委員の質問に対して続けたいと思います。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まず、奥村委員の質問の前に、午前中に市営住宅の入居率の資料をお配りしております。まことに申しわけございません、ちょっと1点、御訂正願いたいところがあります。上から7行目の山南地域の松ケ端団地ですけども、この中の空き室率ですね、ここが91.7%となっているのが8.3%で御訂正を願いたい。入居率に同じ数字が上がっておりますので誤りです。下の合計につきましては合っておりますので、そういったことでまたごらんいただければと思います。  それでは、続いて奥村委員の質問に対しまして、住まいづくり課長のほうから御説明申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) まず1点目のU・Iターン住宅取得住まいる奨励金の返還のことについてなんですけども、この奨励金の交付要綱で、従来の交付要綱では5年以内に、例えば転居されたり、転出されたり、その建物を譲渡されたりした場合は、返還の義務が生じるというような文言は従来の要綱にはなかったんです。それで、令和元年度にその要綱を改正しまして、8月26日から奨励金の交付日から起算して5年以内に、例えば交換とか取り壊しとか、それから市外へ転出したときとか、そういった場合には補助金を返還していただく項目を追加しております。その中で、1年以内で転出されたりした場合は全額、2年以内では5分の4というふうに、5年間で順次返還の金額の率を変えております。それで去年の8月から今現在3月の現在までの間で、この奨励金の交付決定を打ったものが15件ございます。その件につきましては、年度が明けてからどのような状況であるかというのは、もう一度調査して追跡をしていきたい。今後も毎年その人たちがどうなっているかということは追跡をしていく予定でございます。  それから、2点目のU・Iターン推進事業の50万円の委託料でございますが、これは例年行っております丹波少年自然の家でやっている行事に対して委託料を払って、市のPRとか、いろんなパンフレットを配ったり、アンケートをとったりしてもらっているんですけども、その事業に対して出している、年間6事業程度やってもらってるんですけども、それに対する委託料でございます。  それから、次に宅地分譲事業の16万5,000円の修繕料については、宅地分譲事業は全部が全部、宅地が売れたわけじゃなくて、まだ残っている部分等がございます。それから市が管理している公園みたいなものもございますので、その公園の中にある遊具を過去にも修繕したことがございます。今後、遊具とかで緊急的に直さんなん場合とか、まだ売れていない分譲地の中の構造物とか、そういったものがある場合に、その構造物の修繕とかが必要になる場合がございますので、そういうもののために予算をとっているものでございます。  それから、定住促進住宅管理事業の16万5,000円の使用料でございますが、これは定住促進住宅を借り上げて、10年間借り上げますので、その借り上げた所有者に対して固定資産税相当額を使用料として支払っているものでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 定住促進住宅管理事業の、土地建物借り上げ料についてはわかりました。そしたら、昨年の8月に改正されて、住宅の奨励金の要綱ですね、いうことなんですけども、今後、それ以後の15件については令和2年度から追跡をしていきたいという、今答弁をいただきました。先ほどの午前中の答弁からいいますと、プライバシーは大丈夫ですね、追跡されるの。午前中の答弁やと、プライバシーというか、そういうことでできないという答弁でしたけども。それと、そしたら平成29年度からこの要綱がありますわね。それから昨年の8月まで、そやから2年余りですね、2年ちょっとの間に入ってこられた人は、どないなっとるかわからんと。ぶっちゃけた話をしたら、追跡ができてないねんから。ということは、補助金のやっぱりあり方が問題やと。昨年、改正されてますから、それでしっかりやってもらうしかしょうがないと思うんですけども、今後しっかりやっていただいて、また次の機会にでも聞かせていただきたいと思います。  それから、宅地分譲事業の修繕料ですけども、分譲やなしに公園か何かあって、そこの遊具の修繕みたいなような今答弁やったと思うんですけども。公園ではないわけやね。空き地なん、公園。公園やったら管轄が違うと思うんやけどね。住まいづくり課やないと思うんやけど。そういうとこで公園の修繕、遊具の修繕料をそういう形で上げるのんは、適正なんかどうかと思いますけども。公園なのかどうなのかいうことを、ちょっともう一遍聞かせていただきたいと思います。  それと、丹波少年自然の家の6事業ほどを毎年していただいていうことです。もうちょっと具体的にどんなことをされとるんか、わかったらちょっと答弁いただきたいと。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 1点目の、私が答弁させていただきました件につきまして申し上げたいと。あとの分につきましては担当課長のほうより申し上げます。  まず、今回、U・Iターンで転入された方の転出後の足取りいいますか確認、それにつきましては、私が申し上げたんは、個々の、なぜ出ていかれたという理由については、なかなか調査しにくい。ただ、転出先の調査については、今、奥村委員おっしゃいますとおり、こちらのほうで調査すれば全て可能なことでありますので、そういったところについて……申しわけございません、個人情報の関係がございまして、住民基本台帳から調べるいうことは不可能でございますので、そのあたりについては移住の際の連絡先等を聞いております。そういったところを使いながら、転居先の確認はしてまいりたいと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) まず、住宅取得住まいる奨励金の今後のことにつきましては、奥村委員おっしゃるとおり、きっちりと追跡調査を行って、今後も適正な補助金が使用されていくようにしていきたいと思っております。  次に、公園でございますが、これも委員御指摘のとおり、宅地分譲地内全体を、山とかあるんですけども、そういったものも含めて私とこの課が管理しておりまして、施設の中に、分譲地の中にある公園ということで、特に都市公園といったような形で条例で、設置管理条例とかつくっているわけではございませんので、私とこの課で管理しているものでございます。  あと、丹波少年自然の家でございますが、丹波少年自然の家の行事としましては、来年度は土にふれあう米づくりというのを年に4回やらせていただくのと、あとファミリーの日といいまして、あそこでファミリーという登録をされている方が6月、9月、11月に来られる行事、それからわくわく親子キャンプ、みんな集まれ丹波de秋悠遊、みんな集まれ丹波deクリスマス、みんな集まれ丹波deお正月、こういった行事を6件をやっていただく予定にしております。
    ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 奨励金の要綱のほうですけども、そうや思うんですけどね。結局、先ほど、今後、連絡先を聞いてるさかいに追跡するいうことやけども、それもいろいろ問題が、今の出てくるんやないかなと思いますのでね。やっぱり要綱に、申し込みのときに、出て行かれるときにはちゃんと届け出るいう義務をするように、要綱変更をされたほうが、後々担当課なり係の方も、追跡せんでも一番やりやすいと思うし、その補助した人に対しても、ちゃんと理解していただけると思う。そういう方向でされたほうがええと思います。  それと、宅地分譲のほうは、これようわかりませんけど、よう民間がするんは、10区画ほど分譲したら、そのうちの1区画は公園にしとかないかんさかいというレベルの話かなというふうに思いました。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 先ほど、奥村委員から御提示いただきました届け出義務につきまして、この要綱のほうを改正するように進めてまいりたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 先ほどの防災マップの関連です。予算書105ページ、これデータをしっかりとオープンデータとして公開すべきデータではないかと思ってますが、そのあたりを含めて準備をされてますでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 今回の令和2年度の予定としましては、印刷したものを配付するという予定をしております。これは各家庭に周知するという意味で、皆さんに見ていただく必要があるというところでございます。今御指摘ございました、さらなるデータというところですけれども、例えば兵庫県の浸水ハザードマップ等でも同様の情報が載っておりますので、それぞれの役割分担の中でということで、市のほうとしましては今回は印刷物の製作というところでの予定をしておるところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) それ、言われるのはわかるんですけど、例えば避難所のデータは今、オープンデータで公開していただいてます。私のほうでも、例えばそれをGISで読み込んで、避難所の周囲1キロメートルに何人ぐらいの世帯があるかとかいうことを調べられるわけですね。今回のこのハザードマップに関しても、同じようにオープンデータで公開されていると職員自身もですけども、オープンデータでその範囲内にどのぐらいの被害世帯が想定されるかといったことも分析できるわけで、何かそういう有効な活用の仕方という意味でも、先々と考えて必要なこととして認識をしてほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 委員御指摘のとおりでございますので、今後そういった点も含めまして、できる範囲の検討ということで進めさせていただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) 予算書の104ページ、1301の防災対策事業です。その次のページの105ページの備品購入費は先ほど、災害関係の資機材の整備ということだったんですけれども、備蓄品についてはどこに予算計上されているのかということをお伺いをいたします。もしこの総務費の中で計上されているのであれば、来年度新たな非常食の備蓄品があれば、お伺いをいたします。 ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 備蓄品の購入につきましては、小事業の水防事業で購入する予定にしております。ちょっと詳細について担当係長から説明させていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 非常食等を含めまして、備蓄品につきましては9款の消防費の中の1401水防事業ということで、その中で非常食の購入等を年次計画で進めております。現在、非常食につきましてはアルファ化米、みそ汁、スープ、朝食用のパンといったものを順次整備をしているところということで、本年につきましてもアルファ化米につきましては2,500食、みそ汁、スープについては2,400食、朝食のパンについては1,200食ということで、年次計画のもとに毎年更新をさせていただいております。当然、年次計画ということで、古くなる分、食品については5年程度の賞味期限というのがございますので、5年たったものは廃棄する。ただ廃棄するというのはもったいないということで、防災訓練ということで各地域で実施をいただいております。その際に訓練の1つということでお配りをさせていただいたり、試食いただいたりということで活用しております。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 予算書77ページの0509本庁舎第2庁舎管理事業、これが947万4,000円上がってるんですけども、そのうちで光熱水費が544万4,000円となっとるんですけども、ちょっと多いように感じるんですけども、ちょっとその辺の説明をお願いしたいと思います。  それと、この3月からリニューアルオープンということで、福祉部が来られて、先般も委員会でも見に行かせていただきました。そのときに災害の対策ということで、止水板なんかもきちっと対応されてできてるなと思てしよったんですけども、話を聞かせていただいてたら、実は止水板をしとっても地下水に問題があるんですと。床から湧き上がってくるんですというようなことで、その対応はどないしよんねんやいうたら、何か床に穴をあけて、下の基礎が見えるいうんかな、そこからポンプで排水をするということらしいんですけども、窓から排水するようなことで、こんなことやなしに、女性の多い職場なんでね、やっぱり地下にたまる水なんかは、たまってきたら自動で排水するようなこともできると思うんです。そういうようなことをしといたら、もうたまってきたらすぐにスイッチが入って、排水し出しますんで、そういう対応ができると思うんで。そういうようなことも考えていかなあかんのやないかと思うんですけどね。ちょっとその辺、どう思われとるかだけお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 第2庁舎の管理につきまして、2点御指摘をいただいたかと思います。第2庁舎の光熱水費についてでございますけれども、電気代、水道代、12カ月分を予算要求の考え方としましては、平成30年度の実績をベースに、令和2年の4月の組織再編を見込みまして、当該庁舎に配置される部署数が3課から4課にふえます。その増を考慮した額としまして、平成31年度総務課要求の提出資料より積算をしたものでございまして、できるだけ光熱水費の節約には努めてまいりたいと思っておりますが、今年度初めてそういった体制で事務を行いますことから、計上したものでございます。  それから、2点目の水害があったときのセンターの対応についてでございますが、特に事務所の床全体を上げていただいて、システム系とか事務書類の対応ができるような工夫等もしていただきまして、床には排水溝というか、一部分に水が一定たまって避難できるような対応もしていただいておりまして、基本的には排水板をいち早く、災害の状況や雨の状況を見て、早く管理職が設置をしていくということで対応してまいりたいと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 課がふえるということなんですけども、ぱっと見たときに、かなりたくさん、月に45万円ぐらいになるんで、あの建物からいうたらどうかなと思ったんで、その辺、十分に気をつけていただいて、もうここはLEDもできとるんかね、その辺もちょっと伺いたいと思います。  それと地下水なんですけども、ここは北側に妙法寺谷川という谷川があって、大雨が降ったときには増水をしたりするんです。それによって地下水が水位が上がったりすると思うんですけども、本来でしたら基礎がしっかりしとれば、中にはたまらへんと思うんですけども、基礎に問題があるんやないかと思うんですね。それを今からしようと思ったら大変やと思うんでね。ある程度の対策はとられとるみたいですけども、話を聞かせていただいたら、水がたまったら窓からポンプ持ってきて排水せんなんというようなことやったんでね、やっぱりたまってからではなしに、もうあらかじめ排出していけるように、一回またそういうことも、お金の要ることやと思いますけども、それでもやっぱり建物、施設を守るということになったらね、そりゃ大事なことやと思うし、人の手もそれである程度省けると思うんですね。そういうようなことを一回考えてもらえたらな思います。その辺だけお願いしたい思います。 ○委員長(垣内廣明君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 先ほど、太田喜一郎委員質問のLEDの関係でございますけれども、庁舎につきましては、まだLED化はできておりません。通常の蛍光灯等の照明でございます。今回、事務所も広くなりまして、電力のほうも多く使うようなことも考えられます。できるだけ節電に努めて使用してまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 妙法寺谷川の増水は、いち早く市内でも危険というか、水が入ってくるリスクは高うございます。当然、障がい者も利用しやすいバリアフリー化をした施設であることから、玄関からそのまま入れるということは、そのまま水が入るということで、かつ床下といいますか、土地、土壌の関係から浸水というか、しみわたってくるようなことも経験上、確認をしておるところでございます。貴重な資料とかを傷めることなく事務ができるように取り組んでまいりたいと思っておりますので、一応、こういう升に、洗濯機のときに使う水をくみ取るポンプをそれぞれ用意して、担当を決めて対応するようにはしておりますけれども、その中で今後、そのあたりを見てまいりたいと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 今聞いて、LED化が進んでないということで、補助金も出したりして、市民には浸透させとっけども、庁舎のほうの関係にはできてないということなんで、経済対策にもなると思うんで、節電にもつながっていくということになりますんで、その辺、また十分に相談をしていただけたらなと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 予算書87ページ、0614の丹波竜活用事業と、90ページ、0618丹波竜施設管理事業についてです。  1つ目の丹波竜活用事業の予算ガイドの54ページ、その中で1階を丹波竜化石工房拡充する計画設計を750万円委託されると思うんですが、その中の教育普及専門員を1名配置するとあるんですが、それはもうほぼ決まっているのか。これは、すごく今後発展するために、すごく大切な業務を受け持たれると思うので、どういう方を選ばれるのか、選ばれているのか、それで何年ぐらいその方に勤務されるのかということと、それと2点目の丹波竜施設管理事業の中の修繕料50万円とあるんですが、これはどの部分の修繕料になるのかということと、14節の工事請負費が320万9,000円とあるんですが、これについては説明があったか、ちょっと定かでないんですが、その点、2点お願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 3点御質問いただきました。まず教育普及専門員につきましては、昨年度に募集を一度かけたんですが、残念ながら採用に至りませんでして、今年度改めて募集をさせていただいて、博物館等、特に化石に関する博物館等に勤務なり、そういった大学院等の経験がある方ということで募集をさせていただいて、現在、1名を決定をいたしておりまして、4月からお勤めいただけるということになっております。今回決定いただく方は、県立人と自然の博物館にもお勤めになった方ですので、その辺の対応は十分していただけるものというように考えております。  それから、3点目の工事請負費ですけれども、これにつきましては公園のほうの築山のところ、ちょうど恐竜の遊具がありますところの基礎の部分が、土が流れ出したりしております。そのまま土を盛っても、また流れてしまいますので、ある程度、マットなどを張った上で修復の工事をしたいというように思っております。  修繕工事につきましては、担当の課長よりお答えさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 恐竜課長。 ○恐竜課長(田原弘義君) 先ほど御質問ありました丹波竜施設管理事業の修繕料でございます。この50万円につきましては、丹波竜化石工房の展示品とか、あとVRとかを通常しておりますので、そういったものの修繕に充てるように予定をしております。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 1点、お答えが漏れておりました。採用の年数ですけれども、2年ということで今考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) そうしたら2年ということなんですが、その方がすごく活動が十分だったということになったら再任用っていう形をとられるのかということ。それだけ、済みません。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 今のところは、まず2年間ということでお話しさせていただいておりますが、当然、将来的にはふさわしい人であれば、そういったことも検討の材料にはなってくるかと思とります。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  ほか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 2点ほどお願いしたいんですが、今と一緒なんですが、予算ガイドの54ページなんですが、丹波竜活用事業で基本計画の策定業務委託料750万円で、どの程度の策定を望まれているのか、今の予定をお聞きします。  それと、10ページで先ほど小橋委員が言われたようなことに、ちょっと付随するようなことになってしまうんですが、防災マップの作成委託料で943万8,000円なんですが、この部分で自治会等にでき上がったものを配って説明をするんではなくて、作成時点で、そこらと十分調整をしながら作成をする予定があるのかないのか、ちょっとその辺の予定の2点をお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 恐竜課長。 ○恐竜課長(田原弘義君) 御質問がありました基本計画の策定業務でございます。こちらにつきましては、丹波竜化石工房の拡充に伴います基本的な考え方、また展示ゾーンのあり方ということで、次の実施設計につながるような内容の計画を策定するように計画をしております。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 2点目の防災マップの作成の段階での地域の方との協議はというところでございます。この防災マップに記載するリスクといいますか、情報につきましては、あらかじめ定められた情報ということで、例えば土砂災害の警戒区域の情報であったりとか、河川の浸水想定区域の情報であったりということで、これは地域の皆さんに見ていただいて、何か協議をするという段階ではございません。ですので、あらかじめそういった情報を全てつくったものを作成し、配付させていただいて、その時点で皆さんに見ていただいて、いやいやこうではない、地域ではこういうことがあるというのは、実際の地域の課題ということで、その段階で地域の皆さんに検討をいただく。この地図を使って地域のハザードを確認いただく、避難の経路を確認いただく、そういった使い方になりますので、前段での協議をいただくというのは検討はしておりません。 ○委員長(垣内廣明君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) ミュージアム構想なんですが、私、非常に大切な取り組みやと思いますんで、策定で今これからベースの部分を委託をされるいうことなんですが、それこそ山南庁舎の2階フロアをぶち抜いて大きくするとか、将来的にできるような、そういう夢のある提案っていうもんを、設計業務のときに市から十分伝えていただいて、兵庫県下でも指折りになるようなもんの基本計画になるようなことを、ぜひ市からも訴えかけていただいて、設計に反映していただきたいということをちょっと思いますので、その辺のことを聞いてもしょうがないのかもしれないんですが、少し答弁をお願いしたいと思います。  それと、今、防災マップの件ですね。これ非常に前回のときもなかなか地域の方に防災マップの認知度が低かったんで、やっぱり先ほどのビッグデータを活用して、地域の課題をマップに入れていってこそ、地域の方に物すごく伝わっていくという部分やと思うんです。完成のものを見ていただいて、地域の方に今後どういうふうなことをするというよりも、作成段階で少しは市民の方にも、ちょっとそういうつながりの部分があったら、私はスタートラインが物すごく変わってくると思うんですけど、そこはなかなか現時点ではできないか、そこんとこだけお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 基本計画の策定に当たりましては、地元の関係者ですとか、県立人と自然の博物館の方、また専門家の方も入れた基本計画策定委員会というのをつくって、検討をしていきたいと思っております。その中では、当然、市として夢のある提案というのは大変留意していかなあかんことだと思っておりますので、そういった場でよく協議をいただきたいというように思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 先ほど委員御指摘のように、地域の方と一緒になって地図をつくって、地域のハザードを確認していく、これは非常に大事なことということでの認識をしております。ただ、皆さんにお配りする地図、どうしても全体を把握いただくということで、地図のエリアとして大きなものになります。この中に皆さんの地域の情報を載せていただくというのはなかなか難しいというところがございますので、それはやはり地域単位で、自治会単位なりで御検討いただく。そのときにこのマップをたたき台にしていただいて、確認をいただくということで、ちょっと順序としてはおっしゃっておられるところとは逆になりますけども、そういった活用の中で皆さんに十分に理解をしていただくような取り組みを進めたいと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 予算書の85ページです。上から7行目あたりに地方創生起業・移住支援金というのがありますが、これ400万円ですね。昨年はなかったようなんですが、これはどういうもので、一応目星があって、もう該当者は決まっているのでしょうか。ちょっとお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 事業の内容につきまして、担当課長より御説明申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) 先ほど、渡辺委員からの質問なんですけども、去年の当初予算にはなかったんですが、6月補正やったと思うんですけども、補正で出させていただいて、どういうものかといいますと、東京圏の一極集中を防ぐために、東京圏から東京圏以外へ移住してこられた方に対して、移住支援金といいまして、御家族の方でしたら100万円、単身の方でしたら50万円を払うものでございまして、それを去年の7月ぐらいから実施した、市でも要綱をつくって実施いたしました。ただし、令和元年度につきましては、そういった移住された方はゼロでございます。というのも、東京圏から丹波市へ来られて、兵庫県が指定した企業に就職をされないとだめなんですよ。その企業に就職されたら、丹波市とかの企業がそこにあって、そこへ就職されて丹波市に移住されたら補助金が出るんですけども、そういった方はいらっしゃらなかった。また、自分で仕事を起こす起業ですね、起業された場合も該当するんですけども、そういった方もいらっしゃらなかったということで、令和元年度はございませんでした。また、令和2年度につきましても、今この方と、この方とかいうのがあるわけではなくて、一応、令和2年度につきましては、そういった方があった場合のために、そこで上げておりますのは400万円としとりますが、世帯として100万円、該当する世帯を3世帯、それから単身の50万円が該当する人を2人ということで、300万円と100万円で400万円の予算を見ていますが、誰々って、今決まった人があるわけではございません。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  ほか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 予算ガイドの10ページの、これまで何回も出てます防災マップ作成事業に関連して質問なんですけれども、今回予算額が943万8,000円で上がってます。平成29年度の防災マップ作成事業の予算執行を見ますと1,700万円強の予算で執行されているわけですけれども、この予算の金額の違いについて御説明いただきたいのと、あとはその下に出てますスケジュール管理を見ますと、10月から業務発注というふうになってますけれども、契約をどういう手続でされていくのかというのを、ちょっと説明いただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 先ほど御指摘いただきましたマップのほうですけども、平成29年度につくったものにつきましては、A1サイズでの両面印刷ということで、表裏の印刷にしておりました。表側につきましては地図情報ということで、地域の地図を載せております。裏側には防災情報ということで、これについてはいろんな、例えば持ち出し品はどうですよ、非難情報はこういうことがありますよといった情報をお伝えするという意味で、復興プランの中での1つの位置づけをした中で、皆さんにお知らせをするということで、両面印刷を実施しておりました。今回作成しようとしておりますのは、表面、地図面の部分の更新ということで、裏面のもともと前回つくっておりました情報については、皆さんに周知する内容は大きく変更がないというところで、そこの部分については今回は作成しない、片面印刷ということでの費用が減っているというところでございます。また、この印刷につきましては、入札をするような形で、今後進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 予算出されてますので、見積もりがあってこの予算になってるかと思うんですけども、入札をされるときに、一般競争なのか指名入札なのか、それとも随意契約なのか、今の考えはどれでされる予定なんですか。 ○委員長(垣内廣明君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 今の時点では、こういった情報を載せることができる業者ということで、指名をした中での選定ということでのことを考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) それで、指名をされようかなという予定なんですけれども、通常、一般競争入札で、指名競争入札もしくは随意契約する場合には、地方公共団体の中での規則ということで、丹波市の場合は丹波市財務規則の中で、その随意契約とかの規則がずっと書いてあるわけですけれども、きのうの質問にもちょっとダブるわけですけれども、随意契約とかされる場合に、予定価格っていうものが財務規則の中で決められているんですけれども、随意契約の根本的な考え方なんですけども、金額が決まってて、予定価格が決まってまして、それを超える場合とかっていうのは、特段の事情がある場合っていうふうにもまた列記をされているわけですけれども、こういった特定の業者でしかつくれないような特殊な事業の場合に、どのようにして予定価格といいますか、予算を決められているのか、その点の説明をお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 今、谷水委員のほうから御質問いただいた件でございますが、一般的には入札、物の調達については競争入札が原則です。その中で、地方自治法に定める金額の以内であれば随意契約が可能ということで、随意契約もできるということになっております。  今回、予算額が943万8,000円ということで、基本的に入札ということでございますが、予定価格の定め方でございます。それで、予定価格につきましては、基本的に公共歩掛りとかあるものは歩掛りを使って積算をして、その設計額が予定額となるわけでございますが、どうしてもそういう歩掛りがないものについては、あらかじめ複数の事業者から見積もりを聴取して、それをもとに設計をして、予定価格を定めるということになっております。地方自治法では、入札については必ず予定価格を定めるいうことになってますし、随意契約につきましても丹波市の財務規則の中で、予定価格を定めてその範囲内での契約ということが規則として定められておるわけです。 ○委員長(垣内廣明君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 今回、防災マップ作成事業に関係した作成委託料の中での質問にはなっているわけですけれども、特に、きのうもちょっと話してましたけど、ホームページの作成であったりとか、なかなか特殊な分野に関して随意契約になる場合が多々あるのかなと思ってます。そういう場合に審議、審査する上で、こういう根拠があるからこの金額なんだっていうのが明確になるような根拠の整理をしていただければなというのと、あともう一つは、先ほど小橋委員から出てました意見に対して、オープンデータですることも検討されるのかなっていうところなんですけれども、このマップ自体が著作物になってくるんで、そういう場合の財産権の帰属とか、そこら辺を明確にちょっと調べた上でされるのがいいかなと思いますが、これは意見としてお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 昨日もホームページの作成業務等で御質問いただいておりました。先ほど申し上げました地方自治法によって入札すべき、一定以下でしたら随意契約が可能ということではあるんですけども、その金額以上についても、その性質とか目的が競争入札に適しないときは、随意契約ができるという決まりがございます。特に相手方の能力ですね、技術力、能力を見る場合には、価格だけで決めるということよりも、相手方の能力を見て契約相手を決めるという方法もございまして、その中で例えば今行っているのが1つとしてプロポーザル方式という方式、企画競争をさせて、一定の金額の範囲内で提案させて、その能力が高いものと契約する方法をとっております。こういう方法でホームページ等の作成についても過去からやってきたところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 技監、積算の根拠をしっかりしてくれということを言いよるねんから。  技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 御質問の一番根本的な積算の根拠でございます。さっき、1回目の回答でも申し上げましたように、基本的には歩掛りがあるものについては、その歩掛りによって積算を行って、予定価格を設定するというところでございますが、そういうものがないものについては、あらかじめ複数の業者から一定の仕様を示して、見積もりをとった上で、その価格をもとに予定価格を定めるということにしております。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) さっきちょっと忘れとったんですけども、たんば移充テラスのことで、予算ガイドの78ページの内容の一番下のところの1点だけですけど、住まいるバンクの運営業務の拡充分ですけども、これは売却または賃貸希望の空き家情報収集、登録、管理し、購入または賃借希望の移住・定住希望者への情報提供と自治会等地域とのマッチングを実施します、これはちょっと聞くんですけども、一般社団法人Beにされると思うんですけどね、民間委託しとんねんやから。これは宅建業の資格いうもんはなかっても、これはできるということなんか、それだけちょっとお聞きしたい。
    ○委員長(垣内廣明君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) 宅建業、実際に仲介をやるわけではないです。今御質問あったとおり、売却とか賃貸をしたい所有者から、市のほうへ、今そういう申請書を出してもらってます。今は地域おこし協力隊になってもらってるんですけども、そういった事務をそのまま移充テラスの委託業者にしてもらうようになります。それで、宅建業の方に間に入ってもらって、実際の売買契約とか仲介手数料とか、そういった関係は全部市内の宅建業者と協定を結んでおりますので、その人たちを順番に割り振って担当してもらうようにしています。その方たちが実際の仲介、それから契約行為はしていただいて、その時点で担当者は全部一旦こちらへ引いてますので、宅建業の免許がなくてもできると考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 宅建業の資格は要らないと考えていますやなしに、要りません言うてもらわんと、ああそうですか言われへんのんと。わかりましたけど。そんなら不動産業者に市から、市というか、この移充テラスのほうが手数料を払うということもないということやね。 ○委員長(垣内廣明君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) 失礼しました。先ほどの答弁の中で、宅建業の資格は要らないと考えておりますと言いましたけども、要りませんに訂正させていただきます。  それから、宅建業の業者の方には、そこは市なり移充テラスから手数料を支払うということはしておりません。そこはこの住まいるバンクを立ち上げるときに、宅建業の代表の方といろいろと話し合う中で、向こうもそういった空き家を丹波市からちょっとでも減らしていくというのは大変いいこということで共感いただきまして、一緒にやっていこうというようなことで、仲介手数料は所有者の方とか購入された方からは取られますけれども、市とか移充テラスからは取らないということでお答えをいただいております。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 予算書87ページの丹波竜活用事業で今、たくさん出てるんですけど、ちょっと御認識いただきたいんですけども、1階には山南支所がありますので、山南支所をどこへ持っていってもええわいというようなことでは困るんです。山南支所を、多分移転することになると思うんですけども、便利なところ、住民の方にとって、例えば山南住民センターとか便利なところへお願いしたいと、移転するならばですよ。それが1点。  それから、2点目は、これ兵庫県にとっても非常に大きなことになると思います。だから、私は前から言ってるんですけど、なかなかそれは実現しそうにないんですけども、県立人と自然の博物館の丹波竜化石工房ちーたんの館を分館のような扱いにして、県のほうからも、やっぱり多少資金を出してもらうことはできないかと前から思っているんですけども。ぜひこれは市長なり副市長なりに県とかけ合っていただいて、そういうことをできないのかどうかということをやってほしいなと思うんですけども、お考えだけ。 ○委員長(垣内廣明君) 市長。 ○市長(谷口進一君) 西脇委員の御提案のことは、前から私もそうあるべきだとこう思っておりました。今回、このようにして提案をするに当たっては、ちょっと同時並行で、年に何回か知事要望の機会もありますので、そのときにその話をしていきたいなとこう思っております。にっぽん恐竜協議会というのをつくりまして、私もむかわ町のものを見せていただきました。御船町とか神流町というところも、皆さん、立派な恐竜博物館を持っておられます。あれを見ますと、今、明らかに日本には恐竜ブームが押し寄せていると、こう思ってますんで、やっぱり県も巻き込んで、可能な限り、ちょっとその努力はしてみたいなと、こう思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) 1点目のほうでございますが、本会議の中の質疑でもお答えさせていただきましたように、今回の基本計画の策定の中で、どのように支所の1階の部分を使われるかというところは検討されると思いますので、現に来年度4月からは子育て支援課並びに観光課が移転をいたします。そういうこともあわせて、この基本計画の中でどのように使われるかということを踏まえた中で、支所の機能の関係については検討してまいりたいというふうに思ってございます。 ○委員長(垣内廣明君) ほかないですね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑はないようですので、2款総務費の質疑を終結します。  次に、3款民生費、129ページから181ページまでの質疑を行います。なお、次第に記載しておりますペケ印の事業については除きますので御注意ください。  質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 予算ガイド22ページ、生活困窮者自立支援事業、2点です。その中の1点です。福祉まるごと相談の窓口を設置しますということで、ワンストップでできることではないかと大変望ましいことだと思っています。この福祉まるごと相談なんですが、年齢層として何か想定されている年齢層があるのかどうか、ちょっとお伺いします。それと、相談に対して外国人の方への対応も、言語というか母国語というかも含めて対応ができるのかどうか、その2点です。  それともう一つ、26ページの新婚に伴う新生活のスタートを応援しますということで、これは若い方、そして子育て世代みたいな形になるような希望を持って、たくさんの希望があればうれしいなと思っているんですが、その中で夫婦の所得合計額が340万円未満であるということが条件に入っているのかと思います。この金額の設定の考え方というか、その辺をお伺いします。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、大西委員のほうから2点御質問をいただいたと思います。福祉まるごと相談のほうからお答えしたいと思いますが、この相談につきましては、福祉の総合相談として、子供から高齢者、障がい、生活困窮に至るまで、さまざまな課題に対応できる窓口といたします。この生活困窮者自立支援事業というものをベースにしております。現在、子供、年齢層にかかわらず、生活の困窮の相談として、めばえという窓口がございますが、そこにプラス障がい、高齢、さまざまなことに対応する社会福祉士等専門職を配置いたしまして、当然、伴走型の支援をする場合、障がいを担当する課、高齢を担当する課と連携をしながら、中核的な相談窓口として機能してまいりますので、そういった内容を全てに網羅したものとなります。  それから、相談に対しての外国人の対応でございます。外国人の方の転入等、また住居をされている方が大変近年多くなってまいっております。そのことにつきましては、関係課と連携をとりまして対応していくようにしたいと考えております。  続きまして、結婚生活の支援事業でございます、26ページにございました340万円の基本でございますが、これは国の事業、県を通して国から入るものでございまして、内閣府が予算をしたものでございまして、340万円は国の指示をした金額でございます。なお、当然もう少し収入があって、仮に400万円とかありましても、そこから奨学金等をお借りされている、御夫婦のどちらかが奨学金等をお借りされている場合は、その分を差し引いた金額で340万円等になるというふうなことが内容にございまして、国の基準を採用したものでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。福祉まるごと相談ということで、子供から高齢者まで、どなたにもという形での福祉まるごと相談だというふうに認識しました。このことをちょっと20代の者に、福祉まるごと相談といったらどんなイメージがあるって聞いたんですね。やっぱり福祉というと、若い子には関係がないというイメージがあるのではないかと思います。福祉と出ただけで、僕には関係ない、私には関係ないっていう感覚があるようですので、その辺をちょっと、ネーミングってすごく大事で、ああ何か気軽にできそうだなと思うのと、ちょっと敷居が高いというか、難しいかなというイメージでしてくださったり、諦めたりというところも、そこの場面であるかと思うので、ちょっと考えてみたんですけど、ありふれた言葉ではあるんですが、生活の悩みまるごと相談か、生活悩み事相談というような、本当にぽっと心に入るというか、耳にとまるというか、そんな言葉のほうが望ましいのではないかとちょっと思ったので、今後考えてみてもらえてもうれしいかと思います。  それと、婚活支援事業のほうは、県からのということで、この設定があるということ。奨学金とかがあれば差し引いた形にはなるということで、その奨学金を差し引く部分には望ましいことかと思うんですが、言っても難しいとは思うんですが、市の中で10万円でも20万円でもふやせる部分があったら、やっぱりいいかなと。もともとの金額で家を建てようとか、借りる部分にはあると思うんですが、なかなか決心はできるものではないので、その辺を丹波市として、もうちょっと何か目玉になるような、気を引くようなことにしていけないかなと思うのですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 1点目の、福祉まるごと相談のネーミングにつきましては、今年度はそういう形でつけておりますが、貴重な御意見として拝聴したいと思います。子供の貧困であったり、家族を世帯、家族を単位として相談を受けるということで、今回4月から家庭児童相談係も福祉部局のほうに入ってまいります。ひとり親の世帯や母子家庭、父子家庭問わず、そういった家族の中、また生活保護を担当いたします生活支援に関しましても相談をしてまいりますので、家族の単位の中で生活に係る悩み事を受けてまいりたいと思います。  それから、2点目の結婚に伴う新生活のスタートの事業ですが、おっしゃるとおり今後、研究課題ではあると思うんですけれども、まずはこの内閣府の補助を受けることができましたので、今回、歳入のほうに予算を上げさせていただいておりますが、そういった動向も見ながら、スタートアップをしていく。そういう結婚に踏み切る思いを持っていただくための事業として、広くPRをしてまいりたいと思いますと同時に、福祉でも福祉人材確保であったり、そういったところの奨学金制度もあわせてございますので、いろいろなハローワークと一緒に阪神間に就労や、こちらのほうに移住をお願いするときに、本年度も結婚してこちらに来られるといったようなケースもございましたので、あわせて周知に努めてまいりたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 今ので補助がついたということで、大変すばらしいことだと思います。今後において、PRをうまく考えていただけたらと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 3点お願いします。予算書136ページの婚活支援事業委託料330万円というのがあるわけですけども、実際委託金としてやってて、実態的にはどうなっているのかなというのを1つお伺いします。やっぱり少子化対策からすると、この婚活事業というのを、もう少し膨らませていかんなあかんのやないかということを思ってます。提案しときたいんですけども、例えば県がやってる事業、商工会がやってる婚活事業、市のほうは具体的には私、やれてないように思うんですけども、そういうカレンダーみたいなのを市がまとめてつくって、広報紙なんかに載せていくと。ばらばらでなってるんでね、いつにどんなことがあるんかというのを載せたらいいんじゃないのかなということを、私、ちょっと提案しておきます。  それから、2点目、153ページの老人福祉の関係で、今、障がいを持たれている方については補聴器の補助があるわけですけども、高齢者の方で耳が遠くなられとるいう方かなりおられます。ちょっと訴えもあったんですけど、補聴器が16万円、20万円というふうにかかるから、本当にこういうことで買いかえなんかもよくしなければいけないので、補助があったらいいなというようなことを聞きます。ほかの自治体で、そういうことが今話題になってきて、議会で決議をされているようなところもあるように聞いております。そういう方の補聴器補助の制度というのは、市のほうとしてはどういうふうに考えられているか。  それから、158ページの1426高齢者外出支援事業、この中身ですね。かなり大きな金ですんで、この中身をお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、西脇委員のほうから3点御質問があったかと思います。1点目の婚活支援事業でございます。これにつきましては、市でもかなり力を入れてきたわけでございまして、設立当初、婚活おせっかいマスターということで、丹波市民の方のお力をおかりいたしまして、結婚したいという望む方に会っていただく、マッチングしていくというふうな事業を行ってまいりました。この事業を平成27年度から開催をしておりまして、平成28年度から婚活おせっかいマスターによる相談支援事業を行っておりまして、独身者の出会いの場をつくっていくことが必要ではないかと、先ほどおっしゃったように、今回、委託の内容といたしましても、そういった出会いの場をつくってもらうために婚活講座ということで、まず結婚をするためのマナーであったり、お話をする方法であったり、考え方であったりという講座を年5回開催します。また、イベントとして年2回開催し、絶えず相談に行ける居場所も設定をいただいたということで実施をしております。今回、御提案のカレンダーなど、広報にそういった開催をよく周知をしていくようにということであったかと思います。現在、委託をしております法人にカレンダー、ホームページにそういったイベントを載せていただいて、若い方々に広く周知をしていくということで進めておるところでございますが、今後もそういった広報の活用も積極的に行ってまいりたいと思います。  それから、2点目の153ページの補聴器の件でございますが、これは一般質問でも上げていただいておりました件でございまして、高齢者の加齢性難聴につきましては、年々増加をしておるといった現状で、私たちも健康教育やさまざまな高齢者を接する場面では、大変御不自由をされているということを感じておるところでございます。  兵庫県の議会におきましても、平成30年12月14日付で、加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求めるということで、県議会のほうで国へ提出をされておるところでございます。それにあわせまして、市もその動向を注視をいたしまして、制度に向けて対応ができるように準備をしていかなければならないと考えておるところでございます。  それから、最後に158ページの高齢者外出支援事業についてでございますが、これにつきましては、年々高齢者の外出につきましてはタクシー券、バス券を補助しておるところでございますが、予算的には横伸びといった状況になりまして、これは地域公共交通会議に諮りまして、令和3年4月に総合的に移行をしていくということで、見直しをしておるところでございまして、今年度は昨年同様の内容で予算を計上しておるところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 補聴器の件はわかりました。婚活支援事業については、実際に今、成婚された方が、市の事業の関係で何組あったんかということも、ちょっとお願いします。それで、これ県もやってます。それから商工会もやられてます。商工会でも地域商工会、例えば山南商工会とかね。だから、いろんなとこがやられているんで、それを市としてまとめていただいたら非常にうれしいなということなんです。もちろん市も力を入れていただきたいということです。  それから、ちょっと高齢者外出支援事業については、タクシー券、バス券ということで、令和3年4月からもう一遍再編をして総合的に考え直していこうと。その見直しをする観点ですね、お願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 先ほどありました婚活支援事業でございます。この事業につきましては、今、委員もおっしゃいましたとおり、婚活の支援業務の委託、婚活おせっかいマスターを支援して、さまざまな登録をしていただいている方の婚活支援をするという事業、それと各地域のほうで団体が取り組まれる婚活の事業の、お見合いパーティーでありますとか、啓発事業に対して補助金を出すというものでございます。こちらにつきましては、内容がそれぞれ性格も違っている部分もございます。各団体のほうで自主的に取り組んでおられる部分もございますので、今現在のところでは、この委託事業と少し性格も違うのではないかというところで、それぞれの補助、また委託ということでさせていただいておるところでございます。当面そういった形でしていきたいというふうに考えております。  先ほどおっしゃいましたように、一体的な事業が市のホームページ等で、いろんな事業をしていますよというのがわかるというようなことの、カレンダー的なものというところで、さまざまな選択肢があるというようなところを皆さんに知ってもらうというのは重要であろうと思いますので、そういったところで今後ともPR活動もあわせて、取り組んでいきたいいうふうに考えます。 ○委員長(垣内廣明君) 地域包括支援課長。 ○地域包括支援課長(谷水仁君) 高齢者外出支援事業、こちらの見直しについての御質問でございます。見直しの観点、これにつきましては、高齢者外出支援事業のみでなく、お出かけサポート事業もあわせて福祉交通全体を見直すものでございます。12月18日に民生産建常任委員会のほうでも御説明をさせていただきました。まず1点目には、交通にかかわる制度の重複を整理し、福祉交通の目的に基づいた制度の充実、適正化を図るとともに、公共交通の発展を図っていくというものが1点ございます。これにつきましては、JRや神姫バス、デマンド(予約)型乗り合いバス等に加えて、福祉送迎サービス、お出かけサポート、そして高齢者外出支援事業、民間事業者による福祉交通、自動車運転免許自主返納による優遇措置等の多岐にわたる交通制度の手段の中で、福祉の目的、役割に基づいた見直しをすることとしております。また、公共交通の発展に資するとともに、民間事業者の福祉分野への参入を視野に入れております。  また、2つ目には、おでかけサポート等の運行の安全性、安定性を図るという観点から、現行では2種免許を有しない運転員で運行しており、啓発等を実施しているものの、事故等が発生しており、安全の確保という観点から1点。そして、現行は予約に基づく当日の運転員を確保しているのみであるため、緊急時の対応には苦慮しているというところから、運転員の確保という観点。そして、制度の利便性の向上というところで、支援対象者が適正かどうかを検証し、必要な場合は支援対象者に加えていくというもの。そして、社会参加を一層促進するために、利用時間帯等を再検討させていただいております。また、移動制約者等のコミュニケーションに配慮した体制をつくるということ。そして、制度の公平性や持続性を高めるために利用の適正化というところも視野に入れております。利用者の偏り、そして使用の頻回度、そして年末年度に一部見られる利用の偏り等を見直すというふうな形で、こういった点を視野に見直しを図っているものでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 1点目ですね、婚活おせっかいマスターなんかによって、平成30年度で結構ですけども、成婚の数ですね、わかりましたらお願いします。  それから、高齢者外出支援事業ですけども、実は先ほどからもありましたけども、お出かけサポートの見直し等、ちょっと高齢者の方から今度お金取られるらしいなということで、不安の声が寄せられております。それらの声も十分勘案してやってほしいなというのが私の言いたいことです。 ○委員長(垣内廣明君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 婚活おせっかいマスターによる成婚の組数でございますが、現在までのところ1組でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) この高齢者の外出支援事業の点につきましては、十分な配慮をしていくという意味では、対象者への説明が大変重要だと思っております。障がい者、高齢者、要介護認定3以上の方を、お出かけサポートはしておりましたのを、要介護2まで広げて、自己負担をいただくというふうな内容で設定しておるところでございまして、これから計画的に説明を行い、十分な話し合いをしてまいりますが、各団体の障がい者、介護保険の計画策定委員会などでは、この内容につきましては既に議題に上げたりしておるところでございまして、十分な検討をしてまいりたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいい。  ほか、ないですか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) 予算書の148ページ、1314補装具費支給事業です。昨年、平成31年度と同額の予算が上がっているんですけれども、拡充の要望等はないのかどうかをお伺いします。  それから、予算書の151ページの1322障害者就労支援事業で、18節の負担金補助及び交付金の工賃向上支援事業補助金が、昨年度は600万円だったと思うんですけれども、この実績をお伺いをします。  それから、156ページの1414訪問看護師・訪問介護員安全確保・離職防止対策事業ですけれども、平成31年度が14万9,000円で、今回15万4,000円ということなんですけれども、これの利用状況ですね、何事業所の利用があったのか、この3点をお伺いいたします。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 1点目、2点目の障がい者の施策に関しましては、この後、担当課長のほうから御回答させていただきます。それから、156ページの訪問看護師・訪問介護員安全確保・離職防止対策事業についてでございますが、これにつきましては事業所の負担も発生しますことから、本年度につきましては実績がない状況でございます。しかしながら、対象事業者に本人の同意が得られなくて、複数で行かないといけないようなケースが離職につながることがないように、さらなる啓発に努めてまいりたいと思っておるところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(木村成志君) 補装具費の支給事業の御質問なんですけれども、これに関しましては、厚生労働省の基準がございまして、この基準に入る補装具に関しましては支給しておりますが、残念ながら外れるものに関しては、現在、支給はしておりません。  それと、工賃向上支援事業補助金の御質問なんですけれども、ことしは1件ございます。 ○委員長(垣内廣明君) 須原委員。 ○委員(須原弥生君) 補装具費支給事業のほうなんですけれども、国の基準があって、外れるものがあるということなんですけれども、例えば要望等があって、市独自で基準を設けるというような今後の動きというのはないのでしょうか。  それから、工賃向上支援事業補助金ですけれども、これの補助率をお伺いをしたいと思います。  それから、訪問看護師、訪問介護員安全確保離職防止対策事業なんですけれども、事業所の3分の1負担が、なかなかこれが壁なのかなと。そこで使いづらい部分があるのかなと考えるんですけれども、安全確保することと、離職防止をするという観点から、見直し等は考えられないのか、3点お伺いいたします。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 先ほどございました補装具の支給内容についてでございます。近年は介護給付費、それから障害サービス給付費など、年々扶助費が伸びておる現状の中にありまして、この税金を用いた補助のあり方というもの、それから障がいの実態に合わせて、内容につきましては今後、国の動きを注視して、要望等を上げてまいらないといけないとは思っておりますが、現在の状況ですと、補聴器ですと重度の方のみというふうな偏った現状の中で、軽度の方への対応が必要であるというふうな要望が上がってくるように、今後、今、義肢装具や補聴器、車椅子、電動車椅子、座位保持装置など、重度の方の日常生活を支える補装具費の支給事業が主なものになっております。通常の生活の中において、必要な補装具が、必要な内容として盛り込まれていくような内容を十分に注視して、市民の方々に必要な装具の紹介など、各団体で安価であっせんをされている場合等もございますので、そういった紹介なども努めてまいりたいと思っております。  それから、ありました安全確保の内容につきましては、担当課長のほうから回答させていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 介護保険課長。 ○介護保険課長(谷口正一君) 安全確保の関係につきましては、これについては県自体も就労者の確保ということで力を入れている事業でもございます。その県等の動きを十分注視しながら、丹波市としてもそれに対応できるような対策がとれるのであれば、県とも調整を図って対応していきたいというふうに考えます。 ○委員長(垣内廣明君) 障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(木村成志君) 先ほどの工賃向上支援事業補助金の補助率でございますが、10割の補助となっております。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか、ほかないですか。  太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 予算ガイド20ページ、22ページ、それから03の1302、1103、3104、地域共生社会の実現を目指した各部門福祉計画の策定、いろいろ去年からごっつうやってもうて、地域福祉計画では社会福祉法で福祉の計画を上位と位置づけて、高齢者やら障がい者のほうに特に重視して取り組んでいただいていることに関しては、かなり評価しとるんです。ことしも新規事業とか継続事業でしておる中で、ちょっと質問は、先ほどの22ページでもいいです。福祉まるごと相談の断らない受け付けいうんかいね。ネーミングでちょっと気になったんやけど、こちらが生活とかいうて決めるんじゃなくて、かかわる人、いわゆる相談方法のところで、電話での相談ほか、市役所の窓口や自宅など、希望の場所で相談に応じますと。それで秘密厳守で無料ですと。相談支援員や就労支援員に加え、新たに配置する社会福祉士などの専門職が一緒に考えて解決に向けて伴走型の支援を行う相談というのが、これが枕やと思うんです。そこで、どんな考え方でアプローチしたらええんかいうのが、ちょっと聞きたいんです。そちらのほうは、頭ごなしに受け付けの名前を考えてアプローチしていくのか、それとも伴走型というのをどういうふうに捉えとるんかというのを聞きたいんです。国のほうとか上のほうから2つの地域共生社会の実現に向けたポイントいうことで、アプローチの仕方としては体制づくりが2つあると。それは主に地域における住民主体の課題解決のほうで地域型と、それからあと市町村が考える包括的、総合的な相談支援の体制の確立ということで、予算でしとんねんけど、その予算の中でアプローチの名前のことで聞いとるんですけどね。その考え方について、ボトムアップでやるんか、トップダウンでするんかというとこら辺が1つ聞きたいんです。その答えとしましては、どっちでするんかということを聞きたいんです。住民主体が課題解決をおこのうて、体制の確立は市町村が行うというのが、2つの体制のあり方やと思うんです。先ほどみたいに、こっちの考え方をぼんと言うて、これでやってくださいというやり方が心の合併につながるんかということで尋ねたいんです。  市制10周年の中に書いてあるんですけども。 ○委員長(垣内廣明君) ちょっと短こう。  太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 1回で済まそうと思って、短く済まそうと思ってます。それで、市制史をつくるのに、プロの人がつくったからえかったんかもしれんけど、いわゆる市の職員全員が間違うとるかもしれんけど、一生懸命つくった、長い時間をかけて、お粗末やったかもしれんけど執筆したということが書いてありました。あと、頭では、心の合併いうのは、一体感を図って、歴史や文化、伝統を尊重して、その特徴を生かしたまちづくりを進めることが急務と書いてあるんですけど、その特徴的な捉え方いうのは、まさに今ここで国が示しておる方針の中では、医療、障がい者、それから福祉いうのはもう最先端やないかと思うんです。ここで、ありがとうの文化から、お帰り。お帰りの文化から、受け付けのところの名前をみんなで考えるんか、それとも市町村がやるんか、そこのとこだけをお尋ねして、聞きたいです。それが1つ。  それで、地域共生社会の実現に向けたポイントいうのは、この2つのアプローチの仕方で間違いないんかということだけ、2つ聞いとります。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、太田一誠委員のほうからおっしゃっていただきました地域共生社会の実現に向けたこの体制は、福祉部におきましても大変重要なものと位置づけておりまして、関係部署とも連携をして、計画策定を2年で行ってまいりたいと思います。令和2年度は、そういった意味から集大成、本年度をベースに来年仕上げていくわけでございますが、相談方法といたしましては、断らない相談窓口として、これは社会福祉法が改正されまして、今まで従来の社会福祉が、申請型の福祉から、地域の中で孤立化した人々、ひきこもりであったり、ごみ屋敷であったり、子供の貧困であったり、社会からあふれ出たり孤立化している人々を、地域の中から救っていこうというものが主な理念でございまして、今回、相談につきましても、1回来ていただいたから解決する問題ではなく、地域の中でつながりを見つけ、地域の中で生きていただくような支援をしていこうというふうな考え方で策定していくものでございます。  ですので、今回、ボトムアップといいますか、トップダウンではないですが、地域の中で、当然、相談が上がってきたのに、この相談、どこの課に行ったらいいかわからないんやっていうふうなことは、従来、民生委員等からも伺っておりました。ですので、そこに来ていただく窓口として、広く地域の中でもそういったセーフティネットづくりとして、地域の25地区の中で、地域で互助で進める支え合いのまちづくり、介護保険のほうからスタートをしておりますが、生活支援体制整備事業の中で、地域の中で25校区の中で協議体を設置していただき、福祉のことを自分たち、互助で何ができるか考えていただく中で、よろずおせっかい相談所を設置いただき、よろずおせっかい相談所ができたところから、社会福祉協議会のよろずおせっかい支援センターにつないでいただいたものを、市のほうに上げていただいたり、地域の課題を、これは自分たちの地域で解決できるもの、これは社協で取り組めるもの、これは行政でやっていくべきものというふうなものを課題整理をしながら、総体的に取り組んでいくものといたしまして、地域の中の自治協議会、それから自治会の果たしていただく役割等も、委員のメンバーとして、今回参画をいただいておりますので、その内容につきましてもあわせて協議をして、市全体のものとして仕上げていきたいと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) ないようですので、3款民生費の質疑を終結します。  次に、4款衛生費、182ページから212ページまでの質疑を行います。  質疑はございませんか。  広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 予算書が187ページで、予算ガイドが14ページです。新規の健診から始める健康づくり事業です。がん検診の無償化が拡充されているんですけれども、この拡充したことによってふえているであろう予算額というのは、どれぐらいになっているのかをお尋ねします。
    ○委員長(垣内廣明君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 御質問の無償化をした、拡大したことによるふえた予算額という質問でございますが、まず1つとしては、無償化をすることによって、こちらが期待する受診率が上がるということでの、受診者の数がふえるということでの、その分、検査料等が要りますので、その分が増額要因となっていくと思います。ただ、それ以外の分については、通常皆さん受けられますので、無償化で逆に収入が減ると。その分の負担額が減るということになりますが、支出分については、この効果による増額分の支出がふえるというところで、金額ベースで幾らになるかというのは、ちょっと今、持ち合わせておりませんので、ただそういう要因があるということでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) とてもよい事業だとは思っています。あと子宮頸がんっていうのが、20歳代から発生して、30歳代、40歳代というのがピークになると思います。2年に1回の受診が望ましいんだけども、そのために10歳代ずつで区切って無償化にされているのだと思うんですが、この30歳代、40歳代というのが子育てなんかですごく、自分のことにお金を使いにくいっていうか、自分のことで検診するんやったら、子供のためにみたいなことになってくるんじゃないかと思うんですけれども、そういったときに、10年間の間に、せめてあと1回、2回、無償化の年をつくるとか、あるいは半額補助するとかというようなことで、受診したいけどできないということが軽減できるような補助ということはできないでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼健康課長。 ○次長兼健康課長(大槻秀美君) 子宮がん、乳がんにつきましては、2年に1回、無料化するクーポン券を出しておりますので、10年間そのまま無料ではないわけではございません。その他のがんにつきましては、これまで無料化というのはなかなかできませんでしたけれども、健康センターミルネができましたので、やはり検診を受ける機会は、これまでの集団健診に比べたらたくさんできるので、10年に1回は無料化することによって、健診を受ける体制が整えばということを思っておりますので、今回これに踏み切りました。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 予算書196ページの1603健康センターミルネ管理事業で、修繕料150万円とありますが、まだできたところなんですが、修繕料というのは何に要るのかということと、工事請負費100万円ってあるんですが、これはどういう工事をされるのか、2点お伺いします。 ○委員長(垣内廣明君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 196ページ、1603健康センターミルネ管理事業でございますが、まず修繕料でございますが、150万円を計上させていただいております。これにつきましては、今御質問のとおりまだできたとこでございますので、経年による劣化等の修繕というものではなくて、日常的な使用による、例えば何かぶつけて壁に穴があいたとか、ガラスが割れたとか、そういう日常的な使用による修繕が必要となった場合にいうことで、一定額を予算化しておるというもので、経年による修繕に必要という意味ではないということで上げさせていただいております。  それと、14節の工事請負費の100万円につきましては、ミルネ外周部の案内看板、いわゆる誘導サインと申しますが、それを今回、工事請負費で充実をしていきたいと。若干、できたときはよかれと思って設置をしたところもありますが、若干わかりにくいとか、サインがわかりにくいというところもございますので、案内看板を設置をしたいということで予算計上をさせていただいておるというところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいい。  ほか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) ちょっと2点になるんですが、予算ガイドの11ページ、ごみカレンダー・分別アプリの配信のことなんですが、アプリで現在、構築をされとるもんを丹波市版にするいうことで、もう少し早くできないのかなと。ええ取り組みなんで、10月が廃棄物減量月間やから合わされてるのかなと思うんですが、もう少し早く開始ができないのかということが1点と、事業費の内訳の予算額の中で、アプリ月額使用料が13万2,000円で上がっておるんですけども、6カ月間でちょっと金額が、予算が合わないのはどういうことなのか、説明だけお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 環境課長。 ○環境課長(井上里司君) ごみカレンダー・分別アプリの配信につきましては、これにつきましては、こういうふうなシステムをもう既に県内でも10市町ほど使われておりますので、それに似たような分で構築をしていきたいと考えておりますので、今、見積もり等、いろいろ検討させていただいておる中でいいますと、大体やっぱりこれぐらいの時間はかかってくるのかなと。特に分別時点と、そういうような分別のごみの区分についたりとか、そういうふうな分についてはチェックのほうをしていきたいと思ってますので、ちょっとチェックの時間等にも十分とっていきたいと思っとりますので、大体これぐらいの期間を設定したいなというふうに考えております。  それと、アプリの月額使用料の13万2,000円、これについては10月から6カ月間ということで、月額2万2,000円というふうに設定をさせていただいております。 ○委員長(垣内廣明君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) わかりました。これ非常にもう既にやられとるとこもたくさんあるんで、私もいち早く丹波市でも採用されたらなと思てたんですが、10月ということならしゃないんですが、十分それまでに告知していただいて、スタートと同時に市民の方に使っていただけるように、よろしくお願いしときたいなと。アプリの月額の件は、月額って書いてあるんで、結構高い月額なんやなと思ったけど、これ割る6カ月ということですね、わかりました。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 予算書187ページ、1208健康増進事業、健診から始める健康づくり事業の部分です。健診というのは大変大切で、毎年受けられるということが望ましいんですが、予約に関してなんですけども、希望された、例えば1回電話をすると、それでつながるという形で、2回、3回、つながりませんという苦情は今は来ていないかどうか、ちょっとお伺いします。  それから、予算書203ページ、予算ガイドが12ページの清掃総務費、「食べきり運動協力店」を通じた食品ロスの削減の部分です。協力店の情報を市のホームページで見せていただきました。この部分でもしっかりメリットのあるものとしたら、多くの協力店が得られるとは思います。それでなんですが、今は小さいフォントで店の名前が書いてあったりするんですけども、そこの部分に屋号というのか、ロゴというのか、そういうもので掲示したりしてちょっと目につくようにとか。何かそんな工夫をしてはどうかと思うのですが、どうでしょうか。  あと、丹波市へ視察にも結構な数、来ていただいています。その中の紹介パンフレットに入れることもできますよみたいなお得感というか、そういうPRの仕方もあるのではないかなと思うのですが、その辺、いかがでしょうか。  それともう一つ、予算書204ページで、ガイドのほうが11ページになります。今も質問がありましたが、ごみカレンダー・分別アプリの配信の部分です。分別が曖昧検索できるっていうのは、大変便利なことだとは思うのですが、これ自体の外国人にも活用ができるかどうか確認します。あと、できるんだったら何カ国語でできるのかというようなところです。  それと、その分別について、曖昧検索もいいと思うんですが、これは何というのを、ボールペンとすぐ言えたらいいんですが、そうではない場合、写真とかいうのがとっても便利な機能かなと思ったりします。写真でスマートフォンで撮ったことによって、それがどこに分別する分になるかというのがわかったりしたら、分別も進むのではないかと思ったりするんですが、その辺はいかがですか。 ○委員長(垣内廣明君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 今現在のミルネ健診センターの予約の電話の状況でございます。御指摘のとおりオープン当初については、スタッフ側も十分まだふなれなとこやらであったり、十分な体制もまだとれなかったということもあり、なかなか電話がつながらなかったり、電話がつながっても、なかなかスムーズな受け付け処理ができなかったというのは、こちらも聞いておるところでございます。現在については、もうある程度、スタッフのほうもなれてきたということもあり、またちょっとこの時期になってきますと、若干、健診の、もう既に予約された方は済んでおるということで、予約に従って今、健診をされておるところで、そういった混雑という状況ではないということで、今時点としては御迷惑をおかけしているということは、指定管理者のほうからは聞いていないという状況でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) まず、食べきり運動協力店の件でございますけれども、ホームページに登録をしていただいた店舗のロゴなどが入れられないかという、まず1点目については、ちょっとPRできるような表示の仕方を一度考えてみたいと思います。  それと、もう1枚はパンフレットというておっしゃったんですけれども、それはまたチラシなどを考えておるんですけれども、ちょっとチラシは大きさが限られてしまいますので、そこへお店の名前を入れられるかどうかというのは、検討する課題かなと、このように考えております。  ごみカレンダーアプリについては、担当課長からお答えをさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 環境課長。 ○環境課長(井上里司君) ちょっと順番が逆になるかもしれません、外国語表記の件につきましては、今回、ごみカレンダーにつきましては予算も上げさせていただいているんですけど、筆耕翻訳料ということで、こちらのほう、これについてはごみカレンダーのほうについては、外国語に対応したものをつくろうとしております。中国語と英語とポルトガル語の3カ国語を予定をしております。これにつきましては、丹波市国際交流協会とも協議をさせていただいて、丹波市内どんだけの方がおられるかというような調査もさせていただいて、上から3つということで、大体3カ国語ということでさしていただきたいと思っとります。  それと、アプリのほうの外国語版につきましては、確かに当初の予算を組ませていただいたときに、見積もりをとらせていただいたんですけど、300万円近くかかりますので、ちょっと今回は見送りをさせていただいたということです。写真機能につきましては、今回の、今、汎用されとるアプリの中では、ちょっと採用されてませんので、今回そのところまでということは思っておりません。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員、一般質問になりがちですので注意してください。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。それぞれに伝えた部分が改良できたらうれしいなと思います。  予約の部分なんですが、私自身が3回目でやっとだったんです。それで皆さん困ってらっしゃらないかなということでお尋ねしました。よくあるんですが、全然とっていただけなかったんですね。受話器をとっていただけない状態だったんです。とりあえずとっていただいて、後で折り返し連絡しますというような対応をしていただけたら、大変助かるなと思うところがありました。結局、受けることはできたんですけども、大変手間がかかってしまったことがありますので、その辺、改善していただけたらうれしいです。  あと、ごみカレンダーの分は、外国語3カ国語、国際交流協会のほうとも審議されたそうですが、3カ国語ではちょっとどうかなと思うところがあるので、また次、写真も含めて改善できたらと思います。意見です。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 予算書が184ページ、予算ガイドはありません。1104献血推進事業なんです。当局のほうも十分御承知やと思いますけども、冬場は特に血液が不足しておりまして、それにも増しまして最近ではコロナウイルス感染で、3月にも行政献血が中止になったというようなニュースも聞いております。こういった危機的な血液不足のときに、今後の推進についてのお考えと、それと一部予算のほうに入ってくるんですが、行政献血以外での献血に対する市の消耗品の提供というものの考え方と、それと1点目に重なってくるんですが、3月末で丹波市保健衛生推進協議会がなくなるということで、4月以降、ちょっと献血車にもちょっと影響が出るのかなと思うんですが、保健衛生推進協議会は生活環境部の関係にはなってくるんですけど、まとめて健康部のほうで結構ですんで、答弁のほうをお願いしたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼健康課長。 ○次長兼健康課長(大槻秀美君) 献血につきましては、本当に推進団体というのがいらっしゃればこそできる献血ではございます。でも、その保健協がなくなっても、地域で自分たちの力でしようと言われている地域もございますので、その地域につきましては、御自分たちで自主的にされている献血団体としてお世話になっていきます。全くなくなっている地域も、来年度に向けて何か自分たちの地域で組織をつくろうという動きもありますので、もともとお世話になっているライオンズクラブと一緒になってしようという動きが今、市内のあちらこちら2カ所ぐらいでは思っておられるようです。それには推進していきたいなと思っております。  それと、行政が行わない献血事業につきましては、啓発事業、いわゆる新聞折り込みとか計画されている地域におきましては、上限1万円を基準に補助を出しておりますし、献血実績に合わせて50名未満のところには上限3万円、そして50名以上100名以下のところは4万円、100名以上のところには5万5,000円の補助を出して、そのときの献血の粗品を使ったり、何かされるのに補助をしていくつもりでございますので、地域の皆さん方がされるときに、ぜひ使っていただきたいと思っております。  それと、やっぱり休日にされる献血が実施人員がふえているように思います。市島地域のほうでは、三ッ塚花しょうぶまつりのときに合わせてしていただくと、やはり毎年人数ふえてますし、地域の事業所としましては、ゆめタウン丹波店とかのそういう商業施設なんかが日曜日にされると、やはりこれまで普通の日ではできなかった人たちが、休日にできるっていうので、若い世代の献血者人口をふやすということでは、すごく大きな一因だと思っておりますので、そういうことをしてくれる企業も必死で探していきたいと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 先ほど答弁いただきました、例えば100名以上やったら5万円という上限にというのは、18節なのかな、この補助金のほうやと思うんですが。そうじゃなくて、行政献血じゃない献血へ、まあ言いましたら参加者へのお礼的な粗品といいますか、そういったものもちょっと検討もいただきたいなと思うんですが、その点だけお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼健康課長。 ○次長兼健康課長(大槻秀美君) ただいま言うたのが行政献血でない分の補助金額になります。それを原資として使っていただいて、そちらのほうでしていただくというものになります。 ○委員長(垣内廣明君) ええの。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) はい。理解できました。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 予算書206ページの2207丹波市クリーンセンター管理運営事業についてお伺いいたします。  私の一般質問で、クリーンセンターが計画よりも経費がかかっているという回答やったわけです。で、どのぐらい経費が計画よりもたくさんかかっているのか。何でそういうことになっているのか、ちょっとお答えください。 ○委員長(垣内廣明君) 暫時休憩します。                 休憩 午後2時58分                ───────────                 再開 午後3時10分 ○委員長(垣内廣明君) 再開いたします。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 丹波市クリーンセンターの運営の経費がふえてきているというところの状況につきまして、担当課長から答弁をさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 環境課長。 ○環境課長(井上里司君) それでは、丹波市クリーンセンターの管理運営費の増額というのか、ふえていってるという要因につきまして、担当課としましては、管理経費が上がっていってる分、これにつきましては平成26年度まで3つの施設がございました。これにつきましては、焼却施設については、職員が直営で焼却のほうをされていたというところもありまして、それが今、焼却については委託に回っています。というところで委託業務を発注したことによって、その分の経費が上がってきます。それと、収集運搬ですね、計画収集につきましては、これについても年々人件費等で増額が、毎年増額をしとるいうような状況です。それと、平成27年度に丹波市クリーンセンターがオープンしまして、平成29年度末をもって瑕疵担保期間が終了しましたので、今後、平成30年度からにつきましてはリサイクル施設についての機器についての修繕であったりとか、消耗品等の経費が今後ふえてくるというふうなことを、担当課としては分析のほうをしております。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 私の一般質問の答えの中で、ごみ袋代金の引き下げを、クリーンセンター稼働後に経費が少し余裕ができるだろうから、検討するという回答やったわけです。それが経費が逆に少なくなるよりもふえてるということで、これは計画で3つのクリーンセンターを1つにした意義が失われるんじゃないかというふうにも思うんですけどね。もう少し削れるところがないのかどうか。後は研究してもうたらいいですから、それだけお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 平成26年度以前のクリーンセンター、施設が1つに統一をされたということで、そうなれば経費が下がってくるであろうということは、ごみ袋にも反映ができるのではないかということが、以前から言われていたということではあるんですけれども、今の実情については、先ほど課長が答弁申し上げたところですので、今後も研究を重ねる中で、経費が節減できるとこはさせていただいて、少しでも経費を下げられるように取り組んでまいりたいと、このように考えます。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 大体5年間たったんで、検証をしっかりやってほしいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいですね。  ほか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 予算書202ページ、衛生費ですね。それで、この中に1905医療介護連携事業というのがありましてね、その中の委託料でウイルス感染検査委託料、これ2万8,000円ですけど、これウイルスは今の新型コロナウイルスが含まれているんでしょうか。何のウイルスか。  それから、もう一つ18節の負担金補助及び交付金の中で、NPO法人丹波医療介護連携推進機構負担金、これ300万円ですけども、これNPO法人ですから、これ法人でこの負担をするというのは、法人には参加しているかどうか、ちょっとそれも含めてお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 202ページの12節委託料のウイルス感染検査委託料でございますが、これはコンピューターシステム上のウイルスをチェックする委託料でございますので、ちょっとそういうふうに御理解をいただきたい。いわゆる医療介護連携システムというのを動かしている電子システム上のウイルスをチェックするという意味の内容でございます。  それと、18節のNPO法人丹波医療介護連携推進機構負担金につきましては、それについては次長のほうから答弁させてもらいます。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼健康課長。 ○次長兼健康課長(大槻秀美君) このウイルス性感染症というのは、今度の機構改革で、今、健康課でこれまで持っていました感染症予防事業と、予防接種事業を分けましたので、その中で医療介護連携事業とともに、新興感染症の対策室っていうのがそちらのほうに行くことになる予定なので、ちょっと予算を分けた関係上、ここの事業費の中で、その従事する職員がウイルス感染してるかどうかのための抗体検査をするための費用になっております。コンピューターウイルスじゃなくて、新興感染症対策に従事するときの職員が抗体検査をして、予防接種をするための事業費としてそちらのほうに予算を移行しましたので、この科目に入っております。 ○委員長(垣内廣明君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 申しわけございません。先ほどのウイルスの答弁は、次長の今先ほどの答弁のとおりで、ちょっと私のほうは削除させていただきます。  それと、2つ目のNPO法人への負担金でございますが、これについては今回、医療介護連携システムを運営をしていくに当たりまして、市内の医療介護の関係の団体、医師会、歯科医師会、薬剤師会や社会福祉協議会、また市内の県立丹波医療センターと大塚病院等、そういった医療介護の中で主たる役割を担っていただく方たちが構成員として、NPO法人を設立をいたしました。そのNPO法人に対しての活動が、基本的には会費であったり、この医療介護連携システムいうシステムへの参加料を主たる原資として運営をしていくわけでございますが、まだ設立間近の段階では、なかなか運営もなかなか難しいということがございまして、一応、市のほうから5年間を期限として、運営費の支援という形で300万円を支出をしてきておるということでございます。そういった性質のものとしての支出ということでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 訂正がありましたけど、私が恥をかくとこでした。わかりました。それで、このウイルスは次長答えましたけど、一般的なウイルスでもいろいろウイルスはあるんですけど、どんなウイルスでもいけると。抗体検査するということですか、これは。インフルエンザのウイルスもあれば、今のコロナウイルスもあるんですよ。このウイルスはどんなウイルスの種類を言うとるのかということです。  それから、NPOのほうですけれども、これNPO法人ですから、もう法人格を持っておりますよね。できたという答弁でしたけれど、これができるという答弁ではなかったようで、できたということで、そのNPO法人の構成その他の関係資料をちょっと出していただけたらと思います。300万円を5年間出すということになると、相当これは大きなお金なんで、しかも市が出すことによって、市との関係はどうなっていくのかということがわかるように、ちょっと出していただきたいと思います。  このNPO法人、これ出資ではなしに負担金となってますけど、本来、法人では出資にならなくてはならないと思うんですけど、この考え方はおかしいんやないかと思うんですが、どうでしょうか。  それから、NPO法人には市の担当者は、一遍、名簿を出していただきたいんですが、資料請求で。市の担当者は入るんですか。井上理事か誰か入るんですかね。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼健康課長。 ○次長兼健康課長(大槻秀美君) ウイルスにつきましては、今回のように初めての未知へのウイルスに対しての抗体検査のときに使うもので、新興感染症というのは、これまでにないウイルスという意味ですので、それの抗体検査をするために必要な検査料金として予算を立てております。発症をしない場合は使わない場合もございます。そういう検査でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 2点目のNPO法人でございますが、総会資料でよければ出せますけども、ちょっと総会資料の御提供で資料提供ということでしたいと思いますが、過去に議会のほうに提出させていただいたタブレットのほうで閲覧できるようになっとるかもしれません。ちょっとそこは確認をさせていただきたいと思います。  それと、NPO法人につきましては、会員はそれぞれ個人会員という形で参画をしとりまして、ちなみに職員であれば、何名か健康部の職員は会員という形で、その法人の会員という形で入らせていただいとるというところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 資料は総会の資料でも、わかれば、内容が全体としてわかればいいと思います。
     もう一つ、委員長、これ答弁、ちょっと私もびっくりしたんやけど、ウイルス、もう一遍その話になりますけど、コンピューターのウイルスとはっきり言われたんやね、部長がね、最初。ところが、実際は今の現状は病原菌のウイルスだと。その答弁がこない食い違うというのは、どうなんでしょうかね。これ、予算書にこんだけちゃんと表示してあるわけでしょう、表記。これをコンピューターウイルスと一般の病原菌ウイルスとの違いを答弁するのはどういうことですか。 ○委員長(垣内廣明君) だから訂正させます。           (「訂正させましたで」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 途中でぐちゃぐちゃとなったんですけどね。訂正はしたけど、私が言いたいのは。予算書に書いてある名前を、内容を、コンピューターと病原菌ウイルスを間違えるなんて、そもそも内容がわかっとるんかということを言いたいわけです。  それと、NPO法人は、資料も見せてもらいたいんですが、これに300万円を負担金という名目になってますね、負担金。負担するのは、何か市当局も絡んだ団体の負担やったらわかるんです、それぞれの団体が負担してくるというのやったら。NPO法人ですから、個人会員言いましたね、今。そこへ負担するという義務が、道理があるんですか。運営補助金やったらわかると思うんですけど、負担するという意味がおかしいと思うんですけど、どうですか。団体補助金みたいなんやったらわかるけど。運営負担金ならおかしいと思うんですけど、どうですか。 ○委員長(垣内廣明君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 改めまして、まず先ほどのウイルスの件につきましては、ちょっと私、違う項目と勘違いをしておりまして、誤った答弁をしてしまったところでございます。これにつきましてはおわび申し上げます。申しわけございませんでした。  それと、もう1点のNPO法人でございますが、市が会員として入っているというものではなくて、個人がそのNPO法人の趣旨に賛同される方が入っているという形でございます。ただ、活動そのものが市の思いと一致するものでございますので、あくまで共同の相手方ということで、市もその活動に賛同をして、一定安定するまでの間という限定的な範囲として、支援を一定、運営が安定化するまでの初期の立ち上がり期間ということで支援をしておる。共同の相手方の支援をしておるというところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 暫時休憩します。                 休憩 午後3時25分                ───────────                 再開 午後3時27分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  西本委員、今の回答は、ちょっと後回しでさせてもらいますけど、それでよろしいですね。  ほか、ないですね。  小川委員。 ○委員(小川庄策君) 先ほどもありましたが、予算ガイド14ページのがん検診の分なんですが、これの対象者としましては、国民健康保険の方のみという形でよろしいでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼健康課長。 ○次長兼健康課長(大槻秀美君) がん検診につきましては、丹波市民の方、特定健診につきましては国保の方が健診ですが、がん検診は健康増進法上で行っている健診ですので、市民全体の中のその年齢の方を対象としております。 ○委員長(垣内廣明君) 小川委員。 ○委員(小川庄策君) これちょっと確認なんですけども、送付方法して個別送付という形になってましたが、丹波市内の医療機関というわけではなくて、丹波市外の医療機関を利用されている方もオーケーということでいいでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼健康課長。 ○次長兼健康課長(大槻秀美君) 健診をしてくれる健診センターと委託契約を結びますので、そのうちの1つが健康センターミルネの健診センター。そして、集団健診をする場合ですと、9月に行います兵庫県の厚生農協連合会が行う健診が、これまで9月は特定健診だけだったのが、がん検診車を配置しまして、それが9月にできるようになります。それと、市内の医療機関でこの健診をしてくれるところがありますが、そちらのほうと提携を結んでするという格好で、今のところは市外のところとは結んでおりません。丹波市医師会との契約になりますので、丹波市医師会員の医療機関で受けられるという、その種類で健診を行っています。 ○委員(小川庄策君) そうしましたら、一応、前にミルネのほうでは1日50人程度は健診できるというふうにも聞いておりますので、この際というわけではないんですけども、市内の事業者のほうにも、いろいろとアピールしていただいて、一人でも多くの方が検診していただけるようなアプローチの仕方いうのを、また今後、検討していただけたらと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑はないようですので、4款衛生費の質疑を終結します。  次に、5款労働費、213ページから216ページまでの質疑を行います。なお、213ページの氷上勤労青少年ホーム管理事業は除きます。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑はないようですので、5款労働費の質疑を終結します。  次に、6款農林水産業費、216ページから247ページまでの質疑を行います。  質疑はございませんか。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) それでは、227ページのシカ等処理・活用事業補助金についてお伺いをしたいと思います。  この補助金は鹿加工組合丹波に補助されとるもんだと理解をしとります。これは平成25年に設立をされて、その後、準備段階を経た上で5年間は補助をしますと。あとは自立を目指して補助はしないというふうに理解をしとったんですけども、ちょうどことしは6年目に入るんやないかと思うんです。それにもかかわらず、まだ補助金を出されるということなんで、どういうふうな考え方になってるか、その辺をひとつお聞きしたいと思います。  それに鑑みて、資料請求で決算書を見せていただきました。収支をざっと見たんですけども、立ち上げ当時の平成25年、平成26年は200万円とか44万円という赤字を出しておりましたけども、本格的に始まった平成27年は57万円ほどの黒字で、平成28年も130万円、平成29年も12万9,000円と、わずかですけど黒字を出しておられます。それを見ましたら、やっぱりもう売上も相当上がってきて黒字化をしてきたんやと思うんですけども、平成30年に入ったら、今度また77万円というような赤字を計上されとるんですけども。やっぱり売上が720万円に下がっておりましたわね。ということは、この組合の中で、こんだけ売上も上がらんようになった、何か事情があるんやないかなと、このように推察もするんですけども、その辺、どのように捉えられとるか、ひとつお聞きをしたいと思います。  それと、もう一つ、鹿の搬入も、当初計画は1,000頭を目標にされとったと思うんですけども、聞くところによると最近では1,700頭ぐらい搬入はされとるというように聞くんですけども、もうそれでいったら黒字化にならんとおかしいと思っとんですけども。それでもまだ黒字には至らんということになっとるんで、その辺もちょっとお聞かせを願いたいと思います。  それから、補助金の名称なんですけども、以前はシカ処理活用事業補助金やったと思うんですけども、去年からか、ことしからか、シカ等と等がついたんです。この等が何かということも、ちょっと説明をしていただけたらうれしいなと、このように思とります。  たくさん言いますけども、最近、仄聞ですけども、組合長がかわられたり、それから会員の中のEGサイクルの代表者もかわっておられるというのを聞くんですけども、そういった中でコミュニケーション不足が生じとんねやないかなと思ったりするんですけども、その辺、どのように捉えられとるか。ちょっとまずお聞きをしたいなと、このように思います。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) たくさんの御質問をいただきましたので、全てにお答えできなければ、再度御質問をいただきたいと思います。  まず、補助金を5カ年で終えなかった理由でございますが、これにつきましては当初はやはり運転がまだおぼつかないであろう、市の補助が必要であろうということで、まずは5年を見ておりました。その5年間の間に検証してみますと、やはり市からの補助金なしでは運営できないということがわかりかけました。まずは人件費と、それから鹿肉として利用できない廃棄物が多くありますので、その処理には必要な部分があるであろうということで、毎年前年度の実績をもとに、またその年の当年度の計画をもとに補助金を精査しながら、交付しておる状況にありますので、今後ともその状況は続いていくだろうなとは考えております。  また、黒字、赤字につきましては、これも先ほど委員が御指摘いただきましたように、組合の中の3者の関係が、もう少し設立当初と比べますと余りよくなくなっておりますので、そのコミュニケーション不足によりまして、なかなか赤字、また事業拡大に向いていかないという面があるだろうと思いますので、その年によりまして事業規模は変わってきています。また、その年によりまして鹿の状況も悪くなったり、よくなったりしますので、売上は変わってきておる状況です。  また、当初、1,000頭としておりましたけども、この1,000頭につきましては、1,000頭以上の規模の処理をしなければ、まず事業として成り立たないであろうという考えがございましたので、1,000頭以上の規模を望んでおりましたので、1,000頭以上が処理できるものとして、補助金を設立しました。現在では1,500頭から1,700頭、御指摘いただきましたようにたくさんの鹿が入っておりますけども、やはり鹿の状況がなかなか悪く入ってきますので、その利用につきましては、約半数以下になってまいります。食肉でしたら、大体5%未満、それからドッグフードでございましたら40%前後の歩どまりでございますので、なかなかできないという状況にありますので、今後はその事業改善していく上でも、その3者のコミュニケーション並びに組織をもう一度再編していただくように、こちらから働きかけながら、この事業が絶えないように、努力はしてまいりたいと思っております。  シカ等につきましては、現在、有害鳥獣期にイノシシも持ち込まれ、その処理も必要な状況になってまいりましたので、イノシシの処理につきましても処分として補助をしたいと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 補助金については、まだ継続をせんとあかんというような状況であるということだと思うんですけども、当初の目的は5年間で軌道に乗せるということやったんで、それがうまいこといかなかったいうことで続けるということなんですけども、やっぱり自立をしていただくということが当初の目的でもあったんやないかと思うんです。だから、そっちに向けてやっていただかんといかんのやないかと思うんです。それに向けて、3者でやっていただいとる組合として、県猟友会丹波支部と、それから丹波姫もみじと、EGサイクルと3者でやっていただいとるんで、いきなりコミュニケーション不足やないかいうて言うたんですけども、そのとおりみたいなんで、やっぱりこれは3者だけの問題じゃなしに、農業をやっている方の農業被害、林業被害にも有効的な事業やと思うんです。だから、やっぱり市も挙げて取り組んでいく必要があるんですけども、その辺、市のかかわりがどの程度あるんか、ちょっとお聞かせを願いたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 御指摘のように、現在は3者で運営していただいておる状況にありますが、これもやはり第1に捕獲が重要でございますので、捕獲をまず念頭に置きながら活用していくと。その中で、やはり丹波市がまたそこにかかわっていくとか、また農家がかかわっていくということは重要だと思いますので、組織の枠組みにつきましては3者と御相談しながら、全市的に考えてもらいたいと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 今、組織の話もしていただいて、今言おうかな思ってしとったんですけども、当初は3者でやるのがよかったと思ったんですけども、今に来たら、やっぱりなかなか供給する側と需要側とのバランスがなかなかとれなくて、うまいこと運営ができにくいんねやないかなと推察するんです。今、私もずっといろいろと資料も見せてもうたりしとったんですけども、ちょうど有害鳥獣の関係で、対策協議会がありますわね。ここのメンバーはどんな関係かいうたら、猟友会も入ってますし、地区の代表も入ってます。それから、もちろん鹿加工組合丹波が入られて、森林組合、それから森林組合は両方、森林組合入ってますわね。それからJA丹波ひかみも入ってます。それから農業振興課が、市がここにも加わっているということなんでね、こういうことも含めて、再スタートというか、一回組織の見直しをせんことには、コミュニケーション不足は解消しやへんねやないかなと思たりするんで、今回、予算を気にしてぜひとも進めてもらいたいんです。  市長にもきょうも聞いてもうてますんでね、市長もちょっと聞いてほしいんやねんけども、その辺、きちっとね、市が主導せんと、これ多分まとまらへん話やと思うんで、将来的にほんまにこれ大事な事業やと思うんですよ。だから、やっぱりきちっとやっていくいうことは大事やと思うんで、その辺だけ話をまとめていただけたらうれしいんですけども、いかがですか。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 私どもも大変重要な事業だと思っております。全力で組織につきましては見直しを図っていきたい、また御提言をしたいと思ってます。また、太田喜一郎委員もおっしゃいましたように、有害鳥獣対策協議会、ここがまずコアな組織になると思いますので、こちらとも御相談しながら、今後のあり方については前進的に検討を進めていきたいと思っております。ありがとうございます。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) ちょっと関連します。私も資料請求をして、鹿加工組合丹波の問題ですけど、最初に600万円の根拠というのが、当初、これ資金計画の条件の中に、これ当初ですね、人件費は常時2名を月額25万円で雇用すると。これ、2人やから50万円掛ける12カ月で600万円、これが市の補助金の根拠やったわけですね、と思います、こうなってますから、資金計画で。それで5年間で経営状態を見ながら、その後は考えるということでしたけれども、今実際はこれ全部赤字経営なっとんです。根拠の1つに、赤字経営にもかかわらず、人件費と役員手当、資料がありますけど、合わせたら900万円になるんですよ。役員の賞与も出しながら、役員手当も出してます。そういう経営の内容をちょっとよく把握されているのかどうか。今回570万円、また次年度以降。これどう考えているかというのが問題なんですけど、令和2年度は570万円ですけど、それ以降の考え方。それかてやっぱり市が、これは鹿の有害鳥獣の駆除が、これまでは駆除されたものが放置されたと。環境衛生上の問題。鹿肉の有効活用というようなことから加工組合をつくったわけです。当然、市もこれには補助金を出して経営を支援しとるわけですから、関与する必要はあると思うんですけども。その関係について、市のほうの、もうちょっと踏み込んだ、この570万円、令和2年度以降も続けるのかどうかを含めて、その際の根拠立ては何かというのを、ひとつ聞いておきたいと思います。  それから、組合の経営の問題が今出ました。経営はここには書いてますように、3者で、つまり猟友会の代表というか、それから鹿肉加工業者、それからあとはEGサイクルの、要するにペットフードの業者、この3者でやっとんですね。それで、3者が役員なんです。そしたら、今回、食肉加工業者が組合長、代表になってる。そうなると、システムとしては加工組合で処理をしたものを、加工の食肉販売業者に行くと。内臓その他はペットフードの業者に行くと。3者三様で、役員をしている人がみずから販売をするという。要するに、こういう3者の経営自体が、今の実態をやっぱり反映しとると思うんですよ。  だから、今ちょっと話が出たように、経営そのものをやっぱり見直す必要があると思う、経営体制を。でないとこの状態はそのまま続くというふうに私は思うんです。ただ、組合を潰すわけにいきませんから、経営も自立できるような内容に指導すると同時に、市からの支援もそりゃ一定程度は必要やと思いますけども。役員体制をもうちょっとどうするかということの考え方を聞いておきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) まず、補助を続けるかどうか、その根拠立てと申されましたので、これにつきましてはまず事業としては、現在、やはり鹿肉、それからドッグフードの単価が上がってきておりませんので、なかなか収支が成り立たないだろうと思っておりますが、仮に鹿を捕獲してそれを処理すると、大体1頭当たり2万円から2万5,000円要ります。これを1,000頭としますと、2,000万円から2,500万円の負担となりますので、丹波市としましても、鹿加工組合で処理していただいて、経費を削減したいと思っています。あわせて鹿肉を加工していただくことで、また丹波市のドッグフードであるとか、鹿肉の食肉用のブランド強化になるんではないかと思ってますので、以後もそういった面で取り組みたいと思っております。  また、鹿肉を利用することが一般的になると、もう少し単価も上がってきますので、収支はよくなってくると思っております。また、新鮮な鹿肉が、その組合に入ることで、またそれも収支がよくなってまいりますので、その鹿肉の捕獲から加工への運搬のことにつきまして、その体制については見直していきたい、また今度、考え直したいと思っております。  さらに、組織体制のことを言われました。これにつきましては、やはり現在、川上である猟友会から川下である加工業者まで、うまく流れてない状況も見えますので、これにつきましては、やはりわかりやすい体制をとりたいと思います。丹波市が参加できる法人化も含めて、これは検討してまいりたいと思っております。まず丹波市が中に入って3者をうまく先導できるように、取り組みを進めてまいりたいと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 補助金の問題は、これは潰すわけにいかないというのは、私も共通認識で持ってますから。ただ、それが恒常的なもんになるということになると、これは経営体質の問題になりますので、経営も改善しながら、補助金も考えていくという方向にしないと、固定化されると、そういうふうになるということを、ちょっと指摘しておきたい。  それからもう1点は、問題はやっぱり経営の体制だと思います。ちょっと考えていくということを、今、答弁がありました。それで、考え方からいうても、鹿が入ってこないとどうもできないんで、これはやっぱり猟友会を中心に置いて、それでそれを加工して肉に販売する、あるいはドッグフードにすると。こういう流れなんで、それを逆転すると、加工業者が代表になると、どうなるかいうのはもうわかりますよね、自分で仕入れて、自分で売るんですから。悪う言うたら、補助金があるということを前提に経営する可能性もあるわけなんで、そこまで言わないんですけど、もう言うてしもた。だから、そこはやっぱり経営を変えていくと。猟友会中心にしながらも、今の3者体制を、これはっきり言うておきますけど、3者体制ではだめだと思います。もうそれ以上の関連分野からも何人か入っていただくとかしながら、やっぱり鹿加工組合の経営自体を健全化していくというのが大事やないかと思います。もう一度、経営の体制のあり方、これ部長、もうちょっと具体的に考え方をね、今、考え方を変えていくという話なんですけども、そこら辺の考え方をもう少し具体的に教えていただいたら。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) ここで具体的にはなかなか出せないわけでございますが、まずは捕獲がないと何も始まりませんので、捕獲が中心だろうと、第一義だろうと考えておりますし、また加工業者の皆様につきましても、やはり成長される産業でないと、これも丹波市としてはおもしろくないので、それぞれが成長していただくような体制はつくりたいと思っておりますが、やはり捕獲者と加工者が同じ方向を見ていただくようなものにしたいと思っておりますので、現在の3者体制から少し広げて、丹波市がうまくそこに絡んでいけるような形をとっていきたい。現在も既に調整、また相談には入っておりますけども、兵庫県とも相談している状況でもございますので、そんな相談をうまく流しながら、新しい組織のあり方については、早く見せたいと思っております。現在はそういった程度しかお答えできませんが、申しわけございません。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 予算書222ページのHyogo Sake 85生産拡大支援事業補助金についてです。山名酒造株式会社と西山酒造場が、Hyogo Sake 85を使った純米吟醸酒をつくられているようなんですが、そのためのお米の栽培に補助金を出されていると思うんですが、それが市島地域のひょうたん農場株式会社に支援されているのかということと、今後もほかで丹波市産のお米、Hyogo Sake 85をつくられる方に広げていこうとされているのかということが1つ。  それと、農の学校についてなんですが、224ページと225ページについて、予算ガイドの57ページ、農の学校の受講生及び修了された方の支援についてです。この家賃助成として618万円となっているんですが、これはたしか8名ほどの方が丹波市に残って農業をされると聞いているんですが、その8名の方、修了生としては8名の方についての1年分ということなのか。それと、受講生については何名ほど考えられているのかということと、それと農機具についてなんですが、最高限度額が60万円ということなんですが、それを決められた理由、どのような機械を想定されて決められたのか、新品でなくてもいいのかということをお聞きします。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 大きくHyogo Sake 85と農の学校についての御質問でございました。農の学校につきましては、担当の農業振興課長からお答え申し上げます。  まず、Hyogo Sake 85でございますが、これは令和2年度から新しく助成、支援を始めるものでございます。この酒米につきましては、山田錦と比べまして、温暖な地域で強い酒でございますので、兵庫県が新しく推進をしようというものでございます。これにつきましては、JA丹波ひかみとともに、これについては丹波市の特産として広められないかなとは考えております。ひょうたん農場株式会社と申されましたけども、これまでつくっておられたと思いますが、ことしは5ヘクタールまで伸ばして、丹波市の酒米として定着をさせていきたいと考えております。  農の学校につきましては、農業振興課長よりお答えいたします。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) それでは、農の学校の受講生の新事業ということで、家賃助成の618万円、予算ガイドの57ページのところでございます。内訳といたしましては、まず修了生、この春に卒業する修了生7名に対する家賃助成、これが月に2万円、12カ月ということで、まず168万円を見ております。それから、2期生を募集した分があります。2期生の受講生の分でございます。これが予算では15名を2万5,000円、12カ月で見ております。これが450万円ということになります。合計で618万円ということになります。受講生のほうは、現在10名から12名の間で、ちょっと今、10名は確定しておる分でございます。  それから、農業機械の導入の補助ですけれども、これは認定新規就農者っていう方に対する助成事業が、現在、市で持っております。これは年齢が45歳未満でないと当たらないというような助成事業でございますけれども、農の学校を出られた方につきましては、こういった新しい事業を持ちまして、農業の定着、市内の定着を図りたいということで、機械の支援をするものでございます。基本的には新品の機械をということを考えておりますが、市の補助でございますので、状況を見ながら中古でもいけるようにはしておるということでございます。いろんな堆肥をまいたりとか、小さなトラクターであるとか、そういったものを買われているような現状がございます。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  ほか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 2点お伺いします。予算書236ページの1515多面的機能発揮促進事業です。非常に大きな金で3億6,487万5,000円ということで、これお金がないと、多分、丹波市の農道とか溝等の、あぜ等の管理ができないという、そういう事業だと思うんですけども。これの、ちょっと私、わからないのは、年間スケジュールですね。団体を集めて、まず説明会をされますね、いつごろされるのか。それから、各団体からの申請、これいつぐらいに申請をされるのか。決定等、交付、いつぐらいなのかということが1点目知りたいわけです。2点目は、これはちょっと資料ですね、委員長にもお願いしたいんですけども、交付一覧をぜひちょっとお願いしたいと思います。  2点目、森林環境譲与税の活用事業ですけども、ちょっと私、資料請求もさせていただいて、これが3億4,000万円が7億3,000万円になって、今度、9,000万円ぐらいになって、1億1,000万円ぐらいになっていくと。非常にどんどんふえていくわけですね。来年度、基金を考えられると。それから来年度、ちょっと資料を見ますと、里山林整備事業なんかが主な中心的な課題と、あとは木質化の問題ですね、丹波産材を使うということなんですけども。この経費、私の理解でいいのかということと、これ前にも言いましたけども、心配するのは、いわゆる予算が全然なかったものが1億1,000万円ぐらいになるわけですね。当然、住民団体等とも話し合いとかいろいろせんなんで、やっぱりちょっと1人要るんじゃないかというふうに思ってます。これが市役所全体で検討されることだと思いますけども。そこら、ちょっと考えておられることがあったらお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員、交付のあれはこの予算に対する交付ですか。これまでのやつ。どっち。予算のやったら出ませんのでね。これまでのやつやね。  農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) それでは、事業の1年間のスケジュール、これにつきましては担当の農林整備課長より申し上げたいと思います。また、交付一覧表につきましては100以上の団体がございまして、大変細かくなりますが大丈夫でしょうか。それと、団体名と、それから実施されている面積、それと交付額程度でよろしいでしょうか。それを加工してみますので、しばらく時間を下さい。  それでは、スケジュール等につきましては農林整備課長よりお答え申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(畑田弥須裕君) 多面的機能発揮促進事業につきましては、農地の水源涵養とか景観形成、また多面的機能の波及を促進するための地域活動、それと営農活動について支援する事業でございます。計画につきましては、本年度の分、7月ぐらいまでに全102活動組織から5カ年計画を出していただいております。この5カ年計画の作成につきましては、各団体個別に説明をさせていただいて、計画をつくっていただいております。その計画の中には、農地を維持するための草刈り、また排水路や用水路の掃除、それから農道等の補修、それから長寿命化といいまして、農業用施設を長くもたせるための改修等々の計画を5カ年立てていただきまして、それの5カ年計画に基づいて各組織が1年間活動をされます。その活動の実績を3月末で出していただいて、それを審査して、国からの交付金でございますので、きっちりと使っていただいとるかというのは、全て組織についてのチェックはこちらのほうでして、1年間を終えると。それを5カ年続けるというようなことでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 森林環境譲与税の推進についてだったと思います。この1年間、私どもの職員で、自前でそれぞれ推進、また測量、実施設計を行ってまいりましたが、やはりなかなか進まなかった。またそこへどれぐらい人が要るかということがわかってまいりましたので、これからにつきましては、企画総務部長にお願いしなければなりませんけども、人員体制を整えることとあわせてアウトソーシング、外へ委託をしながら、事業を進めていく方策しかないなと考えております。外出しをふやすことで、事業は確実に実施できてくるものだと思っておりますが、私ども職員も、やはり事業になれなければなりませんので、実施しながら、外へ出しながら、そして人員をふやしていただきたいなと思いながら、事業は進めていきたいと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 1点目はよろしくお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) 本年度も非常にこの関係職員については時間外勤務をたくさんしておるというような状況は把握をしております。適正な人員配置については、今現在検討しているところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 1点目は、また資料をよろしくお願いします。
     2点目なんですけども、結局、国は財源はいろいろおろしたけども、余り自治体のほうで進んでいなかったということにならないように、今、アウトソーシングやら人をふやすということがありましたけども。それで、基金に積んでばっかりやと、そういうことにならないように、ぜひ人も考えてほしいなと。市役所全体で、要望しときます。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 予算書の222ページやと思うんですけど、それと予算ガイドの61ページです。丹波市農産物等輸出支援事業補助金ですけども、これの要綱や思うんですけど、丹波市産農畜産物等輸出促進事業補助金交付要綱、これでええんですかね。これに該当するのは、この要綱でいいんですかね。多分これやと思うんやけど、この要綱を見てますと、有効期限というとこで、この要綱は平成32年、令和2年ですね、の3月31日限りその効力を失う。ただし、この要綱の失効後において補助金の返還等の必要が生じた場合における手続等については、なお従前の例によるとあるんですけども、これ令和2年度予算で4月以降やね。この要綱からいうたら、これで大丈夫なんですか。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) この件につきましては農業振興課長よりお答えいたします。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 奥村委員がおっしゃいましたとおり、現行の要綱につきましては、今年度をもって廃止ということになります。今回の補助につきましては、新たに要綱の中で設定を起こしたいというふうに考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 新たにということですけども、やっぱり最初に説明しといてもらわんとね。こうして見て質問せんなんさかい、だけ言うときます。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 1点だけです、予算書216ページの農業委員会の時間外勤務なんですけども、先日、企画総務部長のほうから次年度の時間外勤務が大変多いということで指摘されて、9月補正予算ベースで見直したということで、昨年よりも3割ぐらいアップしてるんですけども、この農業委員会につきましては前年度よりも3倍近くまで上がっているような金額になっております。これは中身的には時間外勤務しないといけないような勤務体制になっているのか。例えば、夕方からの会合が多くて、夜にかわるとか。そういった実態があるんでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(足立幸二君) ただいまの時間外勤務のことにつきまして御質問をいただいたわけなんですけれども、大前提としましては、できる限り委員さん方、また職員にも負担がないようにということで、各種会議についてはできる限り昼間の時間を活用させていただいておるところでございます。そうした中ではあるわけなんですけれども、やはり委員さん方にも負担はおかけしとるところではあるんですが、だんだんと担い手が不足してきておるであることであったりとか、それから遊休荒廃の内の対応、パトロールに行った後の追跡調査の業務が日々ふえてきとる、こういった現状がございますので、やむを得ず年間を通しての時間外勤務の時間がふえてきてしまっておる、こういった現状がございます。 ○委員長(垣内廣明君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 会計年度任用職員もいらっしゃると思うんですけども、それでも無理だということですね。 ○委員長(垣内廣明君) 農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(足立幸二君) 残念ながら農業委員会、大前提としては申請、受け付け事務、いわゆる他律的業務が中心になっているところで、あわせてのそういった調査業務が非常にふえてきとるということがございますので、年々業務量がふえていっておる、こういった現状があるということだけ御承知いただければなと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) こちらから農業委員会事務局を見ておりますと、現在、農家台帳を大分修正をしております。これまで修正できなかったものを、大分積み重なっておりますので、現在おります職員に、大分その負担が来ておると思っております。その関係で令和元年度につきましては超過勤務がふえてきておるというような見立てをしております。来年度につきましても、まだこの事務は続くと思いますので、こうした予算要求になったと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) さっき1点忘れておりまして、おんなじとこですけども、輸出品のんですけど。延長されるいうことは、これ輸出支援の内容で、旅費とか委託費とか使用料及び賃借料とかずっと書いてあるんです。目的のとこはジェトロ神戸と協力して、農林産物とか加工食品の輸出を目指す農家や団体及び法人に対して支援するというふうになっとんですけども、また延長されるいうことは、こういうような成果がちゃんと上がったからということなのか。ジエトロ神戸からの要請なのか。心配するのが、これにされてる企業が、この、日本貿易振興機構のほうの会費とか、そんなもんに使われとるだけやったら、何も成果がないのにすんのはおかしいと思うんですけども、どういうような成果が例えばあるかいうのを、ちょっとお聞かせいただいて終わりたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 奥村委員がおっしゃっていただきましたように、新たに補助を始めるわけでございますけれども、現在、この末で廃止になる補助メニューにつきましては、輸出を始めるチャレンジ事業というのと、それから今現在輸出をされている方のパワーアップ事業という2本立てになっております。新たな補助を今予定しておりますのは、そのパワーアップの、現在輸出をされている方に支援する、継続的な事業でございます。  ジエトロ神戸のほうなんですけれども、チャレンジ事業が実際この2年間の中で扱ったものが、結局、成果としてはなかったと。パワーアップだけだったということでございます。輸出を関連するときに、やはり輸出に向けてはいろんな相談であったり、専門家の知識、相談というものが必要になります。そういったことを考えまして、チャレンジの分については、ジエトロ神戸のほうで専門家に支援を受けるということで、取り組むものでございます。  なお、この2年間で取り組んでいただいた成果としては、こういった補助を使って、海外に行く機会もふえたということで、よりきめ細かな商談ができるようになったとか、あとインバウンドの受け入れ態勢、こういったものも支援の中で充実、結果的にはできたんじゃないかなということがございます。ただ、天候不順であって、その作物が生産量が減したとかというような状況にはございますけれども、一定の成果はあったというふうに考えておりますので、引き続き支援を行っていきたいというふうに考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 1点だけ。予算書225ページの農の学校修了生育成支援事業。これ実際に要件については、冒頭の質疑でわかったんですけれども、その受け皿となる雇用を生む企業数、法人数ですね、がどのぐらいかというのを把握されているか。また、求人数がどのぐらいか把握されているかについて伺います。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 今回、市内に8人卒業生が残るわけですけれども、その中で自分で実際就農する就農というのと、それから雇用就農がございます。雇用就農についても、現在、受講生が目指す農業というのは、それぞれ個人で違います。果樹を目指すものであったりとか、有機農業を目指すもの、そういったマッチングというものがすごく重要になってまいりますので、ミスマッチを起こさないように、支援を十分行いながら、企業と結びつけておるという現状で取り組んでおるところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) ちょっともう一遍答えて。  農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 企業数なんですけれども、今ちょっと手元に資料がないんですけれども、例えば雇うということになれば、兼業とかじゃなくて専業で、例えば認定農業者個人、法人というようなところが考えられます。この農の学校をするに当たりまして、丹波市認定農業者会というのがございますので、そちらのほうに全てアンケートをとりまして、常時雇用できるのか、季節雇用できるのか、スポットとか、いろんな条件を確認をしてしておりますので、市内のものについては把握をしておるということでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 要するに、今、数は答えられないという話ですね、結局ね。要は、マッチングするというのが大事だというのはわかってます。だからこそ、どのぐらいの求人数があって、どのような職種があるのかということを、しっかりと把握しておく必要があると思っているんですが、そこをしっかりと管理されているかどうかということがポイントです。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 適切に答えられなくて申しわけございません。数につきましては31の経営体が、何らかの形で受け入れをできると。先ほど申し上げました通年であるとか、季節、スポットであるとか、いろんな雇用形態、いろいろあるんですけれども、31の経営体が受け入れをいけますよということで表明をしております。 ○委員長(垣内廣明君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 2点お願いします。予算書220ページ、説明の一番右下、SAKE selection 2020の参加負担金なんですが、ちょっと調べたら2018年に小西酒造株式会社が熟成古酒いうようなことで、これシティプロモーションにつながるような大事な取り組みではないかと。市内にも業者があるので、兵庫県でこれ行われるみたいなんですが、それに対して20万円の負担だけなのか、ほかに支援をされるような予定があるのか、そこら辺の補足を少しお願いします。  それと、228ページの1307薬草振興事業費なんですが、全体で95万3,000円で、宇陀市との連携とかで、丹波市としては薬草の里というようなことで推進をされとる中で、このぐらいの金額だけなのか、ほかに薬草振興の部分でもう少しあるのか、その辺の補足説明をお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) SAKE selection 2020につきましては、10月に、文書で国際大会、世界最大級のワインコンクールの日本酒部門、この審査会を兵庫県神戸市で開催を予定しておるところで、酒米の振興並びに酒蔵がある県下の27市町、それから日本酒関係団体、JA、農協の連合会、ジエトロ神戸等が実行委員会で参画しておるところでございます。参加費の20万円というのは、これ以上追加でするものはございませんでして、根拠につきましても、酒造の生産というところと、それから酒米の生産の面積というもので割り当てが決まっておりまして、丹波市のところは酒造が20億円未満ということで10万円と、それから酒米の生産が60ヘクタール以上というところで10万円というところの枠に入って20万円という根拠になっております。  それから、薬草の振興でございます。確かに予算額は大きくございません。兵庫医療大学、それから県、市、それから地元の振興会等、それぞれ協力をしながら、連携をとりながら進んでおる体制もございます。トウキの苗の生産というのも継続して行っておりますし、その活用という面でも、今現在取り組まれている中で一定の成果があるというふうに思っております。額こそ少なかれ継続した取り組みを進めてまいりたいというふうに思います。 ○委員長(垣内廣明君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) わかりました。非常によい機会ですので、こういうときに十分にアピールできるように、支援をしていただきたいなというふうに思います。薬草も、この間のお風呂のあれも、すごい要望があったいうことなんで、推し進める以上は、きっちり市のほうからも援助をしていただきたいと思います。これは意見です。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 予算ガイド60ページです。予算書は225ページで、コウノトリと育む持続可能な農村環境づくりですけれども、同僚議員が一般質問でされていましたけれども、定着巣づくりには一定の段階があるということで、まず1年を通じた豊かな餌場の環境が大事ということでしたけれども、そこがクリアされてのこの予算化であるということを確認したいのと、その環境整備のための補助といったようなことは、もう必要ないということなのかというのをお尋ねします。  あと一つは、237ページの1602有機センター管理事業なんですけれども、有機センターの拡充に向けての予算がここにあったら教えてください。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) コウノトリを育む持続可能な農村環境づくりでございます。これにつきましては、餌場づくりにつきましては前提としておりません。まず、その環境をつくりたい。いわゆる地域環境をつくりたいと思っております。持続可能な社会をつくるために、有機農業にいそしんでいただくとか、土づくりを始めていただくとか、冬季湛水であるとか、その考え方をまずは地域におろしていきたいと思っております。おかげで市島地域で、まず第1期目をしたいと思っておりますが、地域でもプロジェクトチームをつくっていただいて、農業の関係、それから環境教育の関係、暮らしの関係、そういったところが入ってくると思っておりますので、まずはトノサマガエルが住むような環境をまずつくっていきたいと思っております。まず、トノサマガエルが餌となりますので、そういう環境がつくれれば、コウノトリの定着が望めるんではないかと思っておりますので、頑張っていきたいと思っております。  有機センターにつきましては、担当課長から申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 有機センターの拡充に対する令和2年度の当初予算でございます。まず、ストックヤードについては繰り越しの予算でさせていただくことで御可決いただいておるところでございますけれども、その後の施設の改修、設備に係る実施設計の業務、これが660万円計上させていただいております。あわせまして堆肥製造のアドバイスをいただく業務としまして、調査委託料で45万円を計上させていただいておるところが主なところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  前川委員。 ○委員(前川豊市君) 先ほどの農業委員会の時間外勤務手当のことで話が出てましたけども、私たち、民生産建常任委員会と農業委員会との交流会いうか、意見交換会をしたときに、農業委員会事務局の職員の増員を強く言われました。その点、市長、副市長、認識されているでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 農業委員会だけではなくて、全部局の一つひとつの係の増員要求と増員理由と、それに対してどうしていくのかということは、一つひとつ職員課を通じて聞いております。 ○委員長(垣内廣明君) 前川委員。 ○委員(前川豊市君) そりゃほかのとこも、もちろん課で職員の増員を聞かれていると思うんですけども、農業委員会はほかから応援するちゅうことできない、農業委員会の中のメンバーだけで限られてますので、特にその辺は配慮いただきたいと思います。意見です。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 予算ガイド59ページのGAP認証の取得支援についてです。今回、このGAP認証でしか書いてないんですけれども、グローバルギャップであったり、3種類ほどあるのかなという中で、これはどのやつを指しているのかなっていうのが1つと。あともう一つ、予算が一般財源として195万円が計上されているわけですけれども、農林水産省のほうでも、この取得に支援があったと思うんです。なので、その国のほうだと、この上限11万円よりは、たしかもう少しあったと思いますんで。全体の農作物とかは海外のほうに輸出していこうという、前々からの戦略の中で、このGAP認証取得の支援の中で、11万円上限の支援っていうのは、ちょっと少ないのではないかと思いまして、そこら辺の考え方を教えていただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 担当の農業振興課長よりお答えいたします。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 谷水委員がおっしゃっていただきましたとおりで、農水省のほうでも補助はございます。こちらのほうは、グローバルGAP、輸出をメーンにした取り組みというふうになっております。そういった拾えないGAP、JGAPであるとか、そういったものもございますので、そちらに対する支援を考えております。現在、特に大手のスーパーであるとか実需者、それから消費者がGAPを求めるという声がありますので、JGAPの支援を行っていきたいと。ちなみにJGAPは大体30万円ぐらいかかるところを、こういった11万円上限で取り組みたいというふうに思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 農水省としては、国際的な輸出を支援しますよということで、ほぼほぼ全額出すような方向かなと思ってます。今お聞きしてますと、JGAP30万円かかる中の3分の1程度で支援されるということなんですけれども、一応、丹波市の農産物のグローバルGAPのほうは国のほうでしていただいて、JGAPのほうは丹波市でするっていう、そういうスタンスを分けてされるっていう方向だと思うんですけれども、その場合に、国際輸出する場合はこっちありますよっていう案内はされるんですか。 ○委員長(垣内廣明君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) GAPに対しては、市の農業振興課の職員にも指導員の資格を持っておる職員を配置しておるところでございます。そういった職員と農業者の方、十分話をして進めてまいりますので、そういった行き違いがないように進めてまいりたいというふうに思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑はないようですので、6款農林水産業費の質疑を終結します。  ここで西本委員の資料が届きましたので、ただいまから配付しますので暫時休憩します。                 休憩 午後4時29分                ───────────                 再開 午後4時31分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  それでは、健康部、答弁をお願いします。  健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 今、お手元にNPO法人丹波医療介護連携推進機構第1回通常総会ということで、令和元年6月27日に開催した資料を、通常総会の資料をつけさせていただいております。この法人の設立に自体につきましては、その前年の平成30年に設立してまして、それ以降、1年間の活動を受けての総会という形で、この通常総会の資料ということでございます。これにつきましては、この法人の設立につきましては、この法人を設立する前段階として、ちょうど市の医師会であったり歯科医師会、薬剤師会、また当時の県立柏原病院、あと大塚病院とか、丹波市も含めましてそういった医療と介護の今後について、連携のあり方を考えていこうという、そういった団体で、法人設立前に、この医療機関ネットワーク運営協議会というものを、まず法人の設立前に結成をしたところでございまして、その中で、ずっと協議を重ねていく中で、実際、官民それぞれ事業者であったり民の役割、官の役割を上手に形としていくためには、NPO法人を設立をして、それで官民共同という形で運営をしていこうということになって、この法人が設立されたというところでございます。  この法人につきましては、理事を出しておりまして、ちょうど資料の20ページのところ、定款の附則でございますが、そこでこの設立当初の役員ということで、理事長から監事の私まで名前が載っておりますが、それぞれのネットワークの運営協議会で入っておった団体から、そこが母体となって、そこから選出されたメンバーがこうして理事として構成をしておるというところでございます。  以後、平成30年度から令和元年度、今まだ活動として2年目になるわけですけども、それぞれ医療介護連携システムというものを運用して、それぞれ医療機関なり薬局なりで、そういった会員登録を今現在、順次進めてきておるところでございます。また、介護事業者についても、医師との関係、連絡等、一々出会わなくても、このシステムを使って、システムを介してやりとりができるということで、今、活用を進めてきておるところでございまして、その官民共同の形として、もともと設立の構成団体として丹波市も入っておりますので、それぞれの役割の中でできることをということで、市はシステムをつくって、それを備品をシステムをNPOに貸すという形で、備品を使ってNPOが順次そういった推進の活動をしていただく。そして、設立当初は、初期はどうしても財政的な基盤も脆弱であるということで、一定期間の中で、市が設立の構成団体でもございますので、負担金という形で予算に上げております300万円を、一定期間財政支援をすることで、運営をしっかりとしたものにしていっていただこう。その後はひとり立ちといいますか、自主的な財政もひとり立ちできるようにということで、一定期間を支援をしようということで、負担金として支出をしてきておるというところでございます。  ちょっと先ほど、一番最初、私のほうの答弁があやふやなところで、まことに申しわけございませんでしたが、そういった内容の今法人であり、また支援をしようとするところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 今、答弁では職員も個人で参加しているということやったけど、1人だけ監事で入っているだけの話ですね、これはね。丹波市の職員はね。ほかにはちょっと見当たらないんですけど。  それで、貸借対照表を見ますと負担金の名前になってますけど、事実上、補助金の形になってますよね。だから、受け取り助成金等になってますね。名目は丹波市の負担金になってます。これ、そうなると丹波市がつくった法人みたいな形になってますよね。ところが、丹波市の会員は健康部長1人だけで、それも監事と、理事ではなくて監事。監事がまた監査報告を、市がほとんど出している負担金している監事が監査委員ですから、それはどうなのかなと思うんですけどね。ちゃんと個人会員なんか、法人会員なんか、丹波市はどうなんですか、その辺だけちょっとはっきりしてください。 ○委員長(垣内廣明君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) これではなかなかわかりにくいですけども、NPO法人設立のときに、認証を受けるときに、10人以上の社員を届け出ることになっています。その中に丹波市の職員として芦田部長の名前が入っています。ここの定款上見ていただいたらわかるように、第3章会員、第6条のところに、正会員と賛助会員があって、正会員は個人または団体ということで、個人で入る場合、団体で入る場合。きっちりわかるようにしようと思えば、健康部長は市だということではなくて、法人会員として丹波市として入ったほうがよかったのかもしれませんけども、今はそういう意味では個人会員として入ってます。ただし、その意味の個人会員というのは、自然人としての個人なのか、団体としての法人で入るかという、そういう意味の個人会員という意味であって、何も個人的意思で入っているということではなくて、丹波市という行政機関としての意思で入っていると。それを代表して1人入っているということであって、何も個人的に入ったという、そういう意味の個人会員ではないということです。  それは、もともと成り立ちとして、先ほどの説明もあったように、これの前身として予防接種の情報ネットワークシステムがありました。あの情報ネットワークシステムを使って、さらに薬の有効な利用というんですか、それをきっちりとやっていこうということで、医療機関と丹波市のほうで、ずっと検討会議を持ってやってきました。せっかく先にある予防接種の情報ネットワークを使って、お薬手帳にかわるような、そういうようなものを情報ネットワークでつくっていけないかということをずっと検討していく中で、こういうものをつくっていこう、もともとある情報ネットワークを利用してやっていこう。さらに、それのシステム改良をやっていこうということで、そのシステム改良に関するもの、じゃあ丹波市が全部お金を出してやってます。  あと、でき上がったシステムをどういうふうに利用していくか、活用していくかという中で、丹波市がもうそのまま直営でこのシステムを運営していくということも考えられたわけですけれども、やはりこれは丹波市が直営でやっていくよりも、きっちり民間法人をつくって、それも丹波市、それから医療機関、歯科医師会、さらに発展形として介護と医療の連携ということもあって介護の機関、こういったものも全部入れた民間団体をつくって、そこで運営してもらうのがいいだろうということで、丹波市も会員になったNPO法人をつくった。そういう中での運営費というのを、民間団体が収益を持ってませんから、なかなか出すことができない。そこの運営費ということで、丹波市が一定の運営費に対する負担を出すと。別に資本金が要るわけじゃないですから、あくまで毎年かかる運営費の一部負担として負担金を300万円出そうという、そういうことで成り立っているということでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員、もう一回だけします。どうしてもしたかったら、総括の場がありますので、またそこで聞いてください。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 今、副市長から答弁いただきました。これであれば、芦田部長は個人会員ということであれば、もうこれ、そやけど法人の代表みたいな形で入っているということやったら、はっきりされたほうがいいと思う、法人会員で。そやないと、退職されたら、その方、そない残るのかということになるし、そこはちょっとはっきりしたほうがいいと思うんです、その法人会員。  それからもう一つ、収益を持たない団体ということですけど、これね、この資料を使ってえらい悪いですけども、このページをあけてください。そしたら488万4,000円入ってますよ、収益。8ページをあけてください、資料のね。ここで令和元年度の事業計画書です。この中に、下から2段目の、医療介護連携システムの機器管理活動、個人情報の管理及び情報機器管理で、この一番右端に収益見込みで488万4,000円。これは何ですか、そしたら。収益ないと。 ○委員長(垣内廣明君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 先ほど、収益がないと言ったのは、一般のNPO法人がやるようなビジネス事業としての収益という意味でして、ここでいう488万4,000円、これは各会員がパソコンを使ってます。それに対する使用料を払っているということであって、それを収益と言えば収益かもしれませんけども、そういう意味の事業だということです。
     それから、法人会員のほうがいいんではないか。確かに個人会員として入った場合、退職したり、あるいは部署が異動したりという、特に医療から離れてしまうということもあります。そういう意味では、一度検討はさせていただきますけども、見ていただいたらわかるように、例えば理事長が医師会の会長、それから副会長に歯科医師会や薬剤師会の会長とかいうことで、そこもそれぞれ法人会員としてではなくて、そこの団体を代表する方として個人会員として入っていると。もし全部、法人会員になったほうがいいということであれば、それを全部見直していかないといけない。それから、もともとそういう形で既に認証を出してますんで、認証のやり直しをしないといけないとかいう、いろいろ手続がある。それも含めて、どちらがいいのかというのは、また一度検討させていただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 以前にちょっと質問させていただいたときに、このシステムは非常に有効なシステムなんで、全国にセールスして売れるシステムやということやったんやけども、そうなったときは、この法人が受け入れるんか、市が受けるんか、ちょっとそこんとこだけお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 健康総務係長。 ○健康総務係長(北野博史君) 前段の予防接種の実施判定システムにつきましては、NECが特許という形になりました。ただ、今回の医療介護情報連携システムにつきましては、共同開発という形で、NECが販売をされた場合、販売の手数料の15%が丹波市に入るという形でもう協議が済んでおります。 ○委員長(垣内廣明君) それでは、次に7款商工費、248ページから260ページまでの質疑を行います。  質疑はございませんか。  大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 予算書258ページの1403の指定管理者導入施設管理事業、西脇委員がちょっと質問されたことも関連するんですが、これの工事請負費で4,366万6,000円と上がっているんですが、これは屋根の防水とかの加工費って聞いたんですが、そしたらそれをされるときは、薬草薬樹公園は休みにするとか、そのままできるとかっていうことと、それに対して床とかも直したりせんなんと思うんですが、それは大改修みたいな形にはせんと、徐々に直していくっていう形をとられるのかどうかということ。  それともう一つは、14節の工事請負費の川代のつり橋の件なんですが、そこはもう工事中は渡れないということになったら、どこかからそこの公園には行ける道ってあるんでしょうか。それがどうかということと、あそこは4月から10月ごろまでずっとキャンプされたりする方がたくさんいらっしゃるんですけども、その辺のことをどういうふうにされようとしているのかということと、それと18節の国道175号線山南休憩施設電気使用料負担金とあるんですが、トイレについては国土交通省のものなので、国土交通省からお金が出るんやないかと思うんです。その自動販売機については商工会のもんやなかったと思うんですが、そしたらこの電気代というのは、30万4,000円は何の電気代なのかということです。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) たくさん御質問をいただきました。まずは予算書の258ページですね。1403指定管理者導入施設管理事業の14節工事請負費4,366万6,000円でございますけれども、これはお見込みのとおりリフレッシュ館の屋根の改修工事に係る経費でございます。この間でございますけれども、若干、休業をしていただく必要があろうかというふうに考えております。現在のところ、大体1カ月程度かかるのではないかというふうに思っておりますけれども、なるべく短期間で済ませられるような形で、今後、調整をしていきたいというふうに思っております。  また、それから雨漏りをしている箇所が中から見えてくるということで、これまでもそういった御指摘をいただいているところでございますけれども、今回の屋根の工事に合わせまして、そうした雨漏りが見えている箇所につきましても、修繕を行っていきたいというふうに考えております。  次に、2つ目が、川代公園のつり橋でございますけれども、つり橋を改修をしている期間につきましては、工事の関係上、結論から申し上げますと通れません。要は、皆さんが足を踏んで歩く場所を修繕をいたしますので、床板を外してしまいますので、もうこれは通れないということになります。工期的なことを申し上げますと、大体、今のところ、足場を川の上に組みますので、この予算を認めていただきましたら、丹波土木事務所河川管理者のほうに、こういう足場の組み方をしますよということで協議をさせていただく中で入札手続を進めまして、8月ぐらいには発注ができたらというふうに思っております。この床板をつくりますのに、大体3カ月程度を要するというふうに現在聞いておりまして、実際の工事、足場を組んだりするのが11月ぐらいからになろうかと思います。ですので、大体、公園がちょっと使用できなくなりそうなのが10月の末あたりたら、翌年の1月、短くてこれぐらい、長ければちょっと10月ぐらいから準備工というような格好で、通行はできないというようなことになろうかというふうに、今は計画をしているところでございます。  それと、3つ目でございます。予算書の259ページ、1405受託施設管理事業の18節負担金補助及び交付金で、さんなん仁王駅の30万4,000円でございますけれども、これはさんなん仁王駅に係る電気代でございまして、これにつきましては予算書の歳入、46ページの21款諸収入、5項の雑入の13雑入の説明欄の上から2つ目、光熱水費等負担金404万2,000円。この中に国からの負担金が含まれておりまして、この30万4,000円も国からの負担という形で計上させていただいているというところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 薬草薬樹公園の件なんですが、大改装という形にはならないのかということをお聞きしたんですが。それで1カ月閉めるということなんですが、それがいつごろになるのかということと、それとそのときに床も、見ていただいて御存じやと思うんですが、ついでにしないと、またそこを閉めてするような形になるんですが、どうせするなら、もう一遍にしてしまわないと、あけたり閉めたりとすることになったら、お客さん、来られる方にとってもすごく不便やし、それで人が来なくなられることがあったりすると思うので、されるなら一度にして、それが2カ月になろうが、1回にしてしまうほうがいいんじゃないかと思うんですが、その点いかがですか。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) 大規模改修ということに関しましては、屋根の改修につきましては、リフレッシュ館は御存じのとおり、真四角の建物ではございません。切妻になっておりますし、そっから玄関のところは、また下がり屋根というような格好になっておりますので、またフラットな部分もございます。ですので、若干、その屋根の形状に合わせて工法が変わってきますけれども、原則としましては、大部分をふきかえ工事で行う予定にしております。そういった意味では、屋根の改修工事につきましては、もう大規模改修と考えていただいて結構かと思います。  また、ふきかえ工事を行うことによりまして、野地板が見えてまいりますので、現状、雨漏りをしているというのは中から見てとれますけども、野地板まで見ることによって、実際にどこから雨が浸入して、何が原因になっているかということは特定できる可能性が高まります。ですので、そこまでの改修をすることによって、今後の雨漏りが発生しにくい状況をつくり出すと、こういうこともできますので、そういった意味でも大規模改修というふうに言えるかと思います。  また、あわせまして現在、しみ出しているところでございますとか、御指摘の床等についても、必要な修繕についてはその時期に合わせて実施をしていきたいと、こういうふうに考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 前に質問したときに、それは大規模改修にならなくて、徐々にするというような答えをいただいたと思うんですが。大規模改修をしていただいたらうれしいんですが、そのときにどうしてそういう答えが、回答が返ってきたのか、ちょっと聞きたいです。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) 徐々に改修をすると申し上げましたのは、この前の予算決算常任委員会でしょうか。私が答弁申し上げたことで、委員との間で、ちょっとうまく私が答弁できていなかったのかもしれませんけれども、今般、屋根の改修工事ということで行ってまいりますので、先般の補正予算の予算決算常任委員会におきましても、中が非常に見苦しいと、そういう箇所が多いという御指摘もいただいている中で、今回の屋根の改修工事に合わせて、中の改修工事も、きれいなところはする必要はないですから、汚れているようなところについては、合わせて修繕を行いたいと、こういうところでございます。 ○副委員長(谷水雄一君) 委員長を交代します。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 今、つり橋のことで、木床板を取りかえを11月ごろからやられるということを言われました。この桜まつりとか、夏のキャンプとかで非常に人が来られます。それまで、あれ木床板ですからね、大丈夫なんですかいね。 ○副委員長(谷水雄一君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) 今回、保守点検を行いまして、保守点検を行う中で、確かにでき上がってから、ところどころの補修をしてきたっていう経緯はございますけれども、床板につきましては、速やかに補修を行う必要があるという判定が出ております。大丈夫なのかと言われますと、速やかに補修を行う必要がありますので、現手続の中で入札にかけてという形の中で、早急に工事には入らせていただくということで考えさせていただいております。大丈夫なのかどうなのかというのは、非常に私が申し上げるには、ちょっと主観的な答弁になろうかと思いますので、差し控えさせていただきたいと思います。 ○副委員長(谷水雄一君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 大丈夫でなかったら通行どめかけて使用禁止にすべきです。そのことを言うとるんですよ。それまで11月まで動かしとったら、今、大丈夫か言われたら、わかりませんいう話でしょう、そんな危ないときに、やっぱり通行どめかけて、通さないなら通さないという処置をすべきでしょう。 ○副委員長(谷水雄一君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) 川代公園の御利用については、夏休み等キャンプでお使いになられるというようなこともございます。現状、御使用いただいてる中で、確かに委員御指摘のとおり、危険だという判定があるんであれば、今からでも全面通行どめをすればいいのではないかというのも、1つの考えであろうと受けとめさせていただきますけれども、現状も川代公園を御利用いただいている中で、工期、なるべくその公園の利用をしていただけるようにするという中で、この工期設定をさせていただいていると。現状はお使いをいただくということで判断をさせていただいております。 ○副委員長(谷水雄一君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) それでよいですね、床板をやり直すまでは使っても大丈夫なんですな。そのことを責任持たなあかんがな。 ○副委員長(谷水雄一君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) 保守点検の結果として、速やかに補修を行う必要があるという判定ではございますけれども、現状において通る分については、まだ大丈夫だという前提の中で、こういう点検結果が出ておりますので、なるべく公園の使用制限がかからないような状態で、工事に入らさせていただくという形で考えさせていただいております。 ○副委員長(谷水雄一君) 委員長をかわります。 ○委員長(垣内廣明君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 関連で、先ほどの薬草薬樹公園なんですけども、グラウンドゴルフ場の整備は工事入ってますか。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) グラウンドゴルフ場に関しましては、現状におきましては工事はまだ入れていないというのが現実でございます。まずは木の伐採工事のほうにかからさせていただきたいというふうに思っておりまして、先般の補正予算の委員会の中でも若干御説明をさせていただいたところでございますけれども、まずは木の伐採に入って整地、それからグラウンドゴルフ場としての整備に合わせてバーベキューサイトの整備を、予算を繰り越しました来年度に実施をしたいというふうに考えておるところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) いつ完成予定でしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) グラウンドゴルフ場、バーベキューにつきましては、ことしの11月ごろの完成を見込んでおります。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  ほか。  大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 前に質問したときに、バーベキューするとことグラウンドゴルフのとこについては伐採するけど、あの公園についてはしませんという回答を私、いただいたと思うんですが、今ちょっと違うように思うんですけど、どうなんですか。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) それも先般の補正予算の委員会のときのことでしょうか。委員から御指摘をいただきましたのが多目的グラウンドで、多目的グラウンドにつきましては地元の振興会の皆様によりまして、さんなん和田漢方の里まつりの前に伐採をいただくなどして、非常に使い勝手、見ばえもよくなったというところでございます。一部、さらに企業会館側の藤棚のあたりに、まだ樹木が残っておりますので、このあたりについては今後、計画的に実施ができればと考えておりますと、こういうふうに答弁をさせていただいたと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 予算書の250ページ、予算ガイドの49ページの産業振興支援事業のBizステーションたんばですけども、拡充いうことで1,200万円の予算が出てます。この事業は、昨年初めてで1,000万円の予算がついておりました。そのときにもちょっと聞いたんですけども、本来は市があれやなしに、本来は市がするんやったら市がしたらええんやないかなと思ったりしとったやつを、丸投げですわな、商工会に。今回の拡充の分は、事業継承相談窓口、事業継承プラン策定支援、それから事業主、後継者マッチングほかとなっています。それで、昨年というか、令和元年度は、アドバイザー、中小企業診断士やったかな、その方が2人でお世話になって、相談実績とか下に出てますけれども、なってます。今度、200万円ふえる分の事業承継ナビゲーター1名ということで、勤務日が後継者不在事業所等の相談希望日。200万円やさかいに金額、そういう専門の方にしたら安いんですけども、どれぐらいの日数、まあわかりませんわね、相談がなかったらわからへんねんやと思うけども、どれぐらいを想定してされとんのかということと、この実績を見てますと、相談件数が516件で、それからいろいろあって事業承認とかが全部で14件ですか、それから起業者数が8人になってます。この8人には、多分新規起業者支援事業補助金というのが補助されとると思うんですけども、前々から言ってますけども、この事業については何も悪いことないんですけども、受けて、ちょっとの間で1年とか2年足らずで廃業したり、行方不明になったり、自己破産されたりとかいうのがありましたね。そこら辺の見直しもされた、たしか見直しされたと思たんやけど。そこら辺を、昨年の実績のこの8人の中に、そのような方はないんやね、いうことがまず1つと、それから事業承継ナビゲーターの方いうのは、同じように中小企業診断士がされるんか。そこら辺をちょっとまずお聞きします。 ○委員長(垣内廣明君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) お尋ねの、まずBizステーションたんばにおけます起業者数8件、これは12月現在で8人の方、新しく起業されております。この中ではまだ現在、市の補助金を活用された方はいらっしゃいません。  あと、事業承継ナビゲーターでございますけれども、委員おっしゃっていただいておりますように、第三者、後継者がいない事業者の方が相談に来られた場合に対応するというところで、令和2年度、何件あるかというところは、ちょっと正確には見込めてない状況ではございますが、実際、後継者がいない事業所はたくさんあるという認識は持っております。そういった方々に相談を来ていただいて、しっかりと第三者への事業承継に結びつけたいというふうに考えておるところでございます。事業承継ナビゲーターにつきましては、現在お二人、専門家のアドバイザーに来ていただいておるところですが、そのうちのお一人の関係の方に対応をいただきたいというふうに考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) そしたら、アドバイザーと事業承継ナビゲーターというのは1人の方がアドバイザーと兼務されるということですね。そうではないんか。  これ予算が、地方創生推進交付金が半額出ます。そやからあと半額、一般財源から出しておられるんやけども、いつまでこの地方創生推進交付金があるのかということも、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 1点目の、事業承継ナビゲーターにつきましては、今お二人来ていただいておるアドバイザーの方の関連、その方が同じ中小企業診断士で8人ほどでグループをつくっておられます。その中で相談内容に応じて事業承継ナビゲーターとして来ていただくというような流れを考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 考えておりますいうことなんやけどね、さっきも、また後で、いつまでこの地方創生推進交付金があるかというのは、またもしわかったら言ってください。考えてますということなんやけど、どうなんかね。これ本来、市がするのもいいんですけども、市がお金を出すんやったら、市がほんまにそういうようにしたらええと思うんやけども、そうやなしに商工会でされるんやから、商工会の範囲の仕事、事業ではあると思うんです。これ、商工会からは1円も出されないんやね。支出はないんやね。何ぼか出す、そりゃこの地方創生推進交付金がなくなったら考えはるんかわかりませんけども、そこら辺の話はもうずっと、ここでしかけたらずっとせなあかんと思うんやけど、そこら辺の話はされとるやろか。 ○委員長(垣内廣明君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 地方創生推進交付金につきましては、この交付金は福知山市、朝来市の3市連携の推進交付金の活用をしております。この交付金は、企業版ふるさと納税の取り組みを地域再生計画の中で認定をしていただきましたので、2年間延長となる予定でございます。令和2年度、令和3年度につきましては地方創生推進交付金が当たる予定でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) この事業につきましては、委託事業で商工会に委託をするものでございます。商工会としましても、当然こういった取り組みは、商工会としても必要かと思いますが、商工会は例えば経営計画を策定したり、申告相談に乗ったり、また国・県等の補助金のサポートをしたりというような、実務的なサポートをこれまで担ってきてございます。その中で、専門的に例えば商品開発ですとか、そういった専門的なノウハウというところは、なかなか商工会単独では難しいというようなところで、市が委託事業としてその分を補うというような考え方で取り組んでおるところです。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) そんなら財源が令和2年度、令和3年度というふうに部長言われましたけども、来年度はそうかしらんけども、その先も、いずれこんなんずっとせんなんような事業やと思うんですよ。商工関係の商売人のあれやからね。その後、また100%、1,200万円、市が出すちゅうなもん、そんなことまではせんでも私はええと思うから、商工会も腹をくくってやられるのか、そこら辺は来年度中には令和4年度以降のことを話をちゃんとするようにしとくべきやと思いますけども、どうでっしゃろな。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 御指摘のように、現在は勤務日等、こちらからある程度指定した上で委託をしております。当然、財源がなくなってまいりますと、その辺も含めて、見直しというのは必要かと思っておりますので、令和3年度以降、あり方については十分検討したいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 大河ドラマを活かした観光推進事業で、予算ガイドで52ページなんですけども、神姫バスの高速バス車体にフルラッピング広告とあるんですけども、これも債務負担でもう既に走っとんねやないか思うんですけども、ちょっとお聞きしたいのは、113万6,000円はどのように使い分けをしとるのか。ただもうその予算を神姫バス株式会社にそのまま渡して、神姫バス株式会社がラッピングをされとるのか。いやいやそうやなしに、市のほうがどっかの業者に頼んで、それで神姫バス株式会社には何かまた看板の場所いうんか、借り代も払いよるのか、ちょっとその辺、詳しく説明をお願いしたいと思います。  それと、大型看板の設置なんですけども、六反田交差点というのは、ちょっと私、わからへんのですけども、ちょっとこれどこになるんか教えてほしいんです。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) まず1点目、フルラッピングバスでございますが、これはもう広告料でございます。今年度にデザインといいましょうか、こういう絵柄でというのは市のほうで考えまして、それを神姫バスクリエイトというところにお渡しをして、専門的にデザインを組んでいただいた。それを車体にシールを張っていただいて走っていただいたと。それは今年度でございます。その車体自体はまだございますので、来年度1年間、もう一度その車体で走っていただいて、広告料いうことで今回債務負担で予算を計上させていただいているものでございます。  それから、2点目の大型看板の設置、六反田交差点の場所でございますけれども、パナソニックライティングシステムズ株式会社がございまして、その方角から行くと東側にセブンイレブンがございます。あの角ですね。どちらかというと、丹波市役所春日庁舎から南側に出まして、パナソニックライティングシステムズ株式会社を右手に見たら、左手にセブンイレブンが見えます。そこを左に国道を曲がるところの交差点に設置をしようとするものでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 要は、そんなら令和2年度は広告料として神姫バス株式会社に払われるだけの予算いうことやね。それで、ちょっとこれで丹波新聞を見て、丹波新聞の予算を掲載してくれとったんですけども、丹波新聞を見て、地元の業者が、私らも参加したいんやというて、これ何とかならへんのかというようなことで来られたんですけども、やっぱりそういうことも一回考える必要もあるんやないかなと思うんです。恐竜のバスもラッピングで高速バスで、高速バスというても神戸市の往復だけやないかなと私は思うんですけども、一般の事業者でしたら、もっと範囲も広くなったりしますんでね。逆に言うたら広告料をもらえるんやったらやりたいわという発想やなかったんかなと私、思うんです。やっぱりそういうふうに、神姫バスだけに偏らんと、事業者から提案をもろて、私とこはこういうとこを何回でも、名古屋市やったら名古屋市まで何回でも走っておりますよというような、そういう提案をもろてやっていかれたら、私はよいのやないかと思うんですけども、その辺、もう今既にやっとるけども、これからも丹波市をPRするのに、やっぱり大事なことやないかと思うんですわ。一過性で三宮を往復しとるやつだけでは、そないごっつう効果が上がるかいうたら、そうやないような気もしますんでね、その辺、一回考えてほしいねんけど、その辺どうかなというのんと、セブンイレブンのとこやいうことで、そしたらそのもうちょっと向こう、北のほうへ行ったら、手うちうどん・そば処千城いうてうどん屋があってね、その前に春日局の看板があったんです。私は、これ早いことしたらええなと思てしよったんやけども、もう撤去されとるのかな、今。撤去してへんのかな。それはそのままであるわけですか、春日局は局でね。それはもうどんどんやってもうたらええと思うんやけど、逆に言うたら、もっと早い時点で補正でも組んでやられたらえかったやないか思うんです。もうはよう言うたらNHKも1年やさかい、来年にはもう終わってしまうんやないか思うんでね。予定見よったら、設置できんのが7月か8月になっとるんで、早いこと頑張ってやらんと効果が薄れるんやないか。500万円ですんで、効果が薄れんねやないか思いますんで、早いことやってもらいたい思います。高速バスの考え方だけ、ちょっとまた言っていただいたら。 ○委員長(垣内廣明君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) 確かに委員御指摘のとおりでございまして、今回は大河ドラマということで、丹波市が明智光秀ゆかりの地であるということを、丹波市外、対外的に広めていこうということを考えましたときに、実は但馬エリアが全但バス、大阪、神戸市に走らせるバスに、大きくカニの写真でございますとか、そういったことで宣伝をしてるのを見ておりまして、これはまねといいましょうか、同じようなことをしてみてはどうかというところから、今回は発想させていただきました。今回、委員の御指摘を踏まえる中で、大河ドラマ放映後にあっても、丹波市というものを対外的にPRしていく手段として有効であると考えられると思いますので、さらにその点につきましては検討を進めさせていただければと思います。  それと2点目、春日局の看板でございますが、多少老朽化しているという部分はございますけれども、私どもはNHKサイドに対して、丹波市がゆかりの地であるということをPRしますときに、ただ単に赤井直正と明智光秀という関係だけではなくて、光秀、その後の斎藤利三、その娘お福、春日局と、ここまで歴史上つながっているエリアなんだということを、NHKにはアピールをしております。そういった意味では、確かに春日局の看板、ちょっと古いことは古いんですけれども、また春日局の生誕の地であるということもPRは続けていければと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 今、答弁聞いて安心したんです。春日局の看板がかわるだけかなと思ったら、まだ置いとるということで。あれもほんまにもう薄くなって、あれは商工会とライオンズクラブも書いてあったかな、協賛がね。そやから、そういうとこにもお願いをして、やっぱりリニューアルしてもうたらええねやないか思うんでね、そこも含めてまた検討していただいたらよいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 1点だけです。予算ガイドの51ページ、道の駅「丹波おばあちゃんの里」再整備なんですが、過去には高速なり、道の駅丹波おばあちゃんの里の整備のときに、七日市遺跡が出たようなこともあったんですが、今回は予算的にも、またスケジュール的にもその辺は問題ないように捉えておられると思いますが、それをお願いします。それと、オープンがまだ先ですんで、今どうこうじゃないかもしれませんが、売り場面積が1.8倍になることに伴いまして、農産物等の品ぞろえも増加させる必要があると思いますけど、その辺、方策がありましたらお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 丹波おばあちゃんの里のあの位置につきましては、七日市遺跡として周知の遺跡になっております。今回の整備に当たっては、できるだけ遺跡にさわらない形での整備を考えておりますので、今回、実施設計をしていく中では、さらにその辺については配慮して進めていきたいと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 売り場面積が広がることによりまして、農産物の生産者からどれぐらいの品物を集められるかになってくると思います。生産者組合とは常に連携をとりながら、素材につきましては集めてまいりたいと思っておりますが、やはり最近では冬物については強くなってきていますので、上昇傾向にあるということで、少し安心はしておりますけども、これからはまた春物、また夏物が少ないところにも力を入れていただきたいと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  ほか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 予算ガイド48ページです。歌道谷公共用多目的用地調査事業ということで、庁舎用地や工業団地用地等と公共用地活用策を検討ということなので、まだどれも決まっていない、これからするための調査ではあるとは思うんですが、ここの部分は大雨のときに少し大変なんじゃないかと聞いたりしました。その辺も含めて、それが建ってしまうと、地域の住民が困るというようなことはないのか、またその辺のことはどういうふうに考えておられるかお尋ねします。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。
    ○産業経済部長(西山茂己君) 今回につきましては、まず地質調査と地下水のボーリング調査を行って、そういった基礎的な条件の資料収集ということが主です。その後、例えば企業にするならどんな企業が望ましいとかは、そういった成果を見ながら検討するということになると思います。また、庁舎についても、あそこであるならばどういった工法が考えられるとか、その資料となるものですので、まず調査を終えた段階で、そういったところにも配慮しながら、さらなる検討を進めていきたいというように思います。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 何かが建ってしまうと困られるんではないかというところをお尋ねしたいんですが、その水をどこかにためるとか、そういうことほかに考えるとか、そんなことでしょうか、もし何かがあった場合ですが。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 敷地内の排水については、当然、調整池を設けるなり配慮は、この用地のものとしては行いますけれども、さらに広域的なことについては、ちょっと私のほうから申し上げられないところでございますので、その点については御容赦いただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 同じく歌道谷の公共用多目的用地の調査ですけれど、内容を見ると、地下水の揚水量や水質を調査するとともに地盤調査も併せて行います、地盤調査。これの地盤調査というのは、地下水の揚水量や水質を調査する程度の地盤調査なんでしょうか。どの程度の地盤調査。 ○委員長(垣内廣明君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 地盤調査と申しますのは、地盤のかたさを調査をするものでございます。その上にどんな建物が建つかわかりませんが、もし、建物を建てるとすれば、その地盤がどれぐらい強度に耐えられるかというようなことを調査するということです。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) その目的の中に庁舎用地、工業団地用地、その他公共用地の活用策ということですけど、これ地盤になると建物によって、地盤の深さの調査とかいうのは全然変わってくるんですけどね。例えば庁舎やったら5階建て、6階建て、工場やったら平屋建てと全然違うんですよね。どこまでやるかということなんですよ。かたいかやらかいかという程度やったら、何も今調査せんでも、活用が決まったときにやったらいいんやないかと。なぜここだけ特定やるというのは、何か、そこを今すぐやらんなんような事情があるのか。3つ上げてますけどね、何か特定はしてないんですけど。担当課が今の新産業創造課で企業誘致の推進事業になってますから、これ予算上は。企業誘致推進事業。はっきり企業誘致のためにやるんやったら、そういうふうに書いたらいいのに、庁舎とか公共用地、何か期待を持たせて、後でぽしゃっということなのか。 ○委員長(垣内廣明君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) あくまでもまだ何に使うかというのは決まってません。庁舎用地も5つ候補地として挙げている中の1つであって、当然、庁舎の用地の候補としても残っています。一方、非常に一定の広さのあるところで、実際、庁舎用地が決まっていくのは令和5年のあたりという予定をしてますのんで、この非常に広さの一定あるところを庁舎用地以外にも、例えば工業団地というような使い方もできるんではないかということで、広く検討していく。ただ、広く検討していく中で、実際、水がどれぐらいきっちり確保できるのか、それからどの程度のものが上に建って、地盤として大丈夫なのかというあたりを資料として持っておかないと、いろんな検討ができませんから、そういう意味でも下資料としてやるということです。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) それじゃあ、これ以外の候補地も全部あるんですけど、それは全部終わっているんですか、基礎調査は、ほかの土地ね。6カ所ですか、ここもそうなんですけど、決まっているのかということと、本来、工業団地であれば、枠をとってそこへ建てる企業が、自分の建てる段階で地盤調査とか、自分で建てる建物の内容によって変わってきますから、基礎調査をそれを参考にして来るというのは、まあまあそれもあるかもしれんけども、調査するのはやぶさかやないとは思うけど、なんかもうひとつ、ここだけをこないして1,404万円かけて事前にするというのが、もうひとつちょっと大規模なんで、ちょっと気がかりになります。その辺のことを、もうちょっと何かはっきりしたらいいと思いますけど。これ以上はっきりできませんか。 ○委員長(垣内廣明君) 市長。 ○市長(谷口進一君) 3年前になりますが、庁舎の候補地としては6カ所示させていただきました。それぞれが有効な土地でありまして、それこそこれから2年も3年も4年も、ずっとそれをたなざらしにしておくのは、やっぱりそれはもったいない。特に歌道谷の公共用地は、道の駅丹波おばあちゃんの里、春日インターにも大変近くて、いろいろ県の産業振興局長なんかの話を聞きましても、企業誘致の場所としては大変に有力だよと、そんな話を聞いております。だからといってここはもう庁舎用地といいながら、企業誘致の土地に決めた、変えたというわけではありません。ただ、物事の流れとして、ずっと長い間塩漬けにしておくんではなくて、場合によってそういう話が飛び込んできたら、やっぱりこれから若い人を呼び込んでいこうとすれば、雇用の場というのは絶対に必要ですから、そういう意味で企業誘致というのは必ず必須の条件になってきますので、そういう可能性もここで持っておきたい、そういうことです。ですから、もし来年、再来年あたりにそういう企業誘致の話が仮に出てきたら、庁舎と言うていたけども、こんな話があるんですということで、庁舎用地の対象地から外して、そちらのほうに乗りかえるという、そういう果断な措置も大切だと私は思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 先ほど、庁舎用地5カ所と言いましたけど、市長が今言いましたように6カ所ということですので、訂正をさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですね。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 1点だけです。予算ガイドの51ページの道の駅丹波おばあちゃんの里の件なんですが、重点道の駅に選定されて、今後、手厚くというような説明を受けたんですが、3,300万円のうちの地方創生推進交付金がそれに当たるのか、今後、何かそういう補填が入ってくるのか、ちょっとそこの説明だけお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) まず、直接的に当たりますのは、本来の道の駅として整備しています駐車場区域ですとか道路区域、駐車場それから便益施設のトイレなどの区域、これは県が管理しておりますところですけれども、こういったところには社会資本整備交付金等が当たるということはお聞きしております。そのほかの補助金については、よく相談に応じて担当を紹介するなり、検討していきますということですので、まだ具体的にどういった補助金が当たるとか、当たりやすくなるとかいうことは、今後の進め方によるというところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいい。  ほか、ないですね。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 丹波おばあちゃんの里の再整備なんですけども、1年、2年前に、その周辺か丹波おばあちゃんの里、ホテルの話がありましたわね。その話は今どないなっとんのかなと思うけど。何か立ち消えになっとるのか、よい話やなと思て思っとったんですけども、一向にここにも話も出ませんし、どういうふうになったんか、ちょっとその辺だけ説明をお願いしたい思います。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 目指しておりましたホテル誘致につきましては、少し足踏み状態でございますので、幅広に考えていきたいと思っております。丹波おばあちゃんの里周辺と、それから業者を特定しないで幅広で今、選定を進めていきたいと思っております。現在は足踏み状態であると御理解ください。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 足踏み状態はわかりましたけども、何かトーンダウンしたんちゃうかいなと思て心配しますんでね、本当に国自体も道の駅にホテルをするんやと。その中で春日地域の丹波おばあちゃんの里が選ばれたんやないかと私は思うんですね。そやから、これはもうほんまのよいチャンスやと思うんで、この足踏みしとらんと、頑張って用地もはよ交渉して、何か明るい材料をつくってもらわんことにはしゃあないと思うんやけど、ちょっとその辺だけまたお願いしたい思います。市長も、多分、喜んどったったと思うんやけどね。ちょっと頑張っておくんなはれ。 ○委員長(垣内廣明君) 市長。 ○市長(谷口進一君) 私も大変にこの話には大喜びで、いろんなところで既に言うてしもたという経緯もありました。それぐらい本当に有力だったんです。ただやっぱり事業者側のほうで、向こうは向こうなりの事情があって、ちょっと引かれたというようなことがありましたが、その後でこのようにして、わずか候補が1年でとれたというところは、なかなかほとんどないんです。それぐらい国のほうも、丹波おばあちゃんの里というのは、まさに重点道の駅として、兵庫県の一番核になる、そんな道の駅やという位置づけをしてもらったとこう思いますので、今回これを、ぜひとも強い武器にして、ホテル誘致を一生懸命、どっかに働きかけていきたいなと、そのように思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 小川委員。 ○委員(小川庄策君) 先ほどから丹波おばあちゃんの里が出てますので、まず先日も駐車場のことについて議長のほうからも意見もあったと思いますけども、あの駐車場というのは、中は一方通行やったのかどうか、一回だけ確認をさせてください。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 一方通行とは決めておりませんが、出口だけは決まっております。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 訂正させていただきます。入っていただいて左手のほうへ入っていただいて、回っていただいて、正面から丹波おばあちゃんの里の物産館を見て、正面から出ていただくようなルートになっております。 ○委員長(垣内廣明君) 小川委員。 ○委員(小川庄策君) 先日なんですけれども、他府県ナンバーの方ですね、そういった車のほうが、多分、入ってきて表示がないので、そのまま真っすぐ入られて、もうちょっとで正面衝突しそうになったということもありますので、そこら辺はちょっと、逆走にならないような配慮も要るのかなというのは思います。  それと、丹波おばあちゃんの里、今回、重点整備という形の部分ですので、丹波の玄関口という形でも書いていただいてますんで、丹波市内を周遊していただけるような、そんな仕掛けというものも必要だと思います。例えば、丹波市公共施設再配置とか、それに従って、丹波竜化石工房ちーたんの館のほうとか、リフレッシュ館の大規模な改修とかいう形の部分はありますが、それ以外にも丹波悠遊の森とかやすら樹とか、そば処今出せせらぎ園とか、もみじの里青垣とかいう形の分、その他、ほかいっぱい周遊していただけるところがあると思いますので、そこら辺についても並行して、その設備の充実というものを考えていけるかどうかいうのを、ちょっとお伺いしたいんですが。 ○委員長(垣内廣明君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 駐車場につきましては、兵庫県とともに管理しておりますので、調整しながら改善を図ってまいりたいと思います。また、周遊コースにつきましては、当然ながら丹波市にはもう一つ、道の駅もございますし、そういうところと連携できるような周遊コースは設定してまいりたいと思いますので、御理解賜りたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  ほか、ないですね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、7款商工費の質疑を終結します。  ここで暫時休憩します。                 休憩 午後5時40分                ───────────                 再開 午後5時53分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  次に、8款土木費、261ページから287ページまでの質疑を行います。  なお、次第に記載しております米印の事業については除きますので御注意ください。  質疑はございませんか。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 予算書269ページで、2301国庫交付金等道路整備事業ということで、丹波市の道路整備計画に基づいて事業が進められるということなんです。ところが、ここの中でもう既に計画は上がってるけども、ここには載ってないということで、ちょっとお聞きをしたいと思います。  一般質問でもちょっと上げて答弁をもうとるんですけども、県立丹波医療センターのアクセス道路で、東西道路ですね、これが当初のルートは断念をされて、新しいところにルート決定をしたということなんですけども、そのルートが、ちょっと一般質問でも質問しようかと思てしとったんですけども、きょう同僚議員から情報入手しまして、従来のとこよりも南側にルート設定をされたということをお聞きして、それはそれでよいなと思うんですけども。それを進めていく中で、それだけやなしにほかの道路もあわせて、一番重要なんが市道特9号線やないかと思うんです。ところが、一般質問でもそれの進捗をお伺いしたら、いろいろと現在の事業計画での事業実施は断念したと、こうなっとるんですね。この一番重要なとこ、ここを通らんとほかの道路の整備もしていかんなんようになっとんのにね、これをちゃんとやらんとあかんねやないか思うんですけども、その辺、用地買収がうまいこといかへんかったということなんやけど、協力をしますと言うた地権者もおられると聞いているんです。特にガソリンスタンドもそうですし、タクシー会社も賛成をされとったようにあるんでね、やっぱり断念というて、そんなことを地権者に言うていくよりも、そんなこと言うよりも、先にほかの方法を考えんとあかんと思うのに、何でそんなことされたんかいなと。本当にこれが基本ですよ、これがでけんとほかの道路をつくっても値打ちありませんよ、これほんまに言うて。だから、その辺、どのように考えとるかだけ、ちょっとお伺いしたいんです。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今おっしゃいますとおり、ちょうど病院の東側の入り口に接してます市道特9号線、大変大事な道路でもございますし、あそこの歩道整備が主な今回の道路改良事業のメーンの工事であったわけでございます。御承知のとおり東側、いわゆる氷上交通株式会社、ガソリンスタンド側、そっち側のほうに事業の計画としては歩道を設置するという中で、こちらとしましても地権者と協議を再三重ねたわけでございますが、やはりなかなか地権者との合意、やはり用地買収単価の面でなかなか折り合わなかったと。事業としては合意はするけども、やはり最終的な単価の部分で折り合わなかったという部分で、当局としても大変残念なことでございまして、それが全くあそこを断念したと、整備を断念したというわけではなくして、今度どういうやり方があるのか。いわゆる西側に、今度は逆に歩道をつければよいのか、いろんな計画の見直しももあるかと思うんです。そのあたりをちょっと今年度、きちっと詰めてまいりたいと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 何でも物の言い方1つでね、物事はころっと変わると思うんですね。今まで交渉する中で、協力しますよと言うたところにね、もうあかんようになったさかいに、もうこの話はなしですわと言うていったように聞いとるんです。それやったら、もう今度次の段階で、そんなら反対側にする話にしても、方線を変えるということも考えられるんでね、そういうようなこともないように、そういうように聞いてますんでね。せっかく協力しますわいうて言うてくれとるとこ、もうあきまへんようになったさかいに、もうこれはなくなりましたんやと。そんなら、ああ、そうか、もうそれのほうがうれしいわいうて、次行ったらあきまへんで、こんなもんはやう言うたらね。だから、そういうことにならんように、言葉尻はようよう考えてね、自分ごととして捉えて仕事してもらわなあかんねやないか思うんで、これだけ言うときますわ。 ○委員長(垣内廣明君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 予算ガイドが25ページで、予算書が273ページ、3202桜づつみ公園管理事業として新規で上がってます。この中で、展望台を撤去してあずまやを設置して、道路の整備、トイレ棟も改修工事となっているんですが、あずまやが3メートル掛ける3メートルとなっているんですが、この大きさでちょうどいいのかどうか、考えられてしたと思うんですが、そこにはテーブルとか椅子とかは置かれないのか。高齢者の方も週に2回程度やと思うんですが、グラウンドゴルフ等を芝生でされているように思うんです。その方たちも築山にも上がられたりすると思うんですが、手すりとかについては、これには予算が上がってないんですが、新規なんでこれはまた継続という形で、もっと公園をきれいにしていこうというか、改修していこうというように思われたことなのか、その辺をお伺いします。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) この事業の内容につきまして、詳細は河川整備課長のほうから御説明申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) あずまやの大きさの3メートル掛ける3メートル程度というのは、今現在では建築確認申請が不要な10平方メートル以下の程度のあずまやというようなところで考えております。テーブル等につきましては、まだどのようなあずまやをというのも、これから検討するというようなところでございます。それと、築山への手すりにつきましては、今現在では設置する予定ではございません。 ○委員長(垣内廣明君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) お子様連れや高齢者の憩いの場というようなことを書いてあるんですが、あそこ、外のところには買い物するとこは屋根があるんですけど、ほかに屋根のあるようなとこがないので、それと高齢者が集おうと思ったら、やっぱり上に上がろうと思ったら、あそこを上がっていくのは手すりがないと上がれへんように思うのと、それと今、建築確認申請が要らへんから3メートル掛ける3メートルと言われたんですか。ちょっともう一回、3メートル掛ける3メートルになった理由は。 ○委員長(垣内廣明君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 築山に上がるには、階段ではなしに周回、ずっと回りながら緩やかなスロープで上がれるような園路もついておりますので、問題ないように考えております。あずまやの大きさにつきましては、建築確認申請が不要な程度の大きさというようなところで、今現在は考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 建築確認申請が要らないからじゃなしに、みんなが憩える場としてできるんやから、私、建築確認申請がどういうことやと勉強してないんでわからないんですが、その辺もうちょっと考えて、本当にそれでいいのか。一回整備したら、5年や6年で違うものにするっていうことはないと思うので、もう少しよく考えて。やっぱり高齢者や、家族連れとかが喜ぶようなことにしないとだめやと思うんです。それと、継続してされるのかということもお聞きしたんですが、その点と2点お願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 3メートル掛ける3メートル程度というのは、一応、既製品のあずまやを考えておりまして、既製品では大体その程度の大きさになるというようなところでございます。  この公園の整備事業につきましては、令和2年度の単年度という、工事については単年度。トイレの改修については今年度で実施設計をして、来年度、工事というような予定で、一応単年度の工事ということになります。 ○委員長(垣内廣明君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 今、説明受けたんですけども、私もこの氷上さくら公園ですね、18年前に兵庫県が募集して、兵庫県下で豊岡市とここと2カ所か3カ所やったと思うんですが、選定されて、あそこ整備していただいて、非常にうれしかった記憶があります。展望台ですね、確かに傷んどるんですけども、やっぱり上がってみると非常に高速も見えるし、よいもんやと思うんです。せっかくのもんですんで、今まだちょっと、桜がまだ大きくなりきってないんであれですけど、あれ大きくなると非常によい公園になると思うんで、もう少し長い目で見ていただいて、今の展望台は、同じレベルのもんをもう一回建てていただきたいいうか、あずまやではちょっとせっかくのもんがもったいないと思うんですが、もう一度ここらは再考慮できるもんではないですか。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 見てのとおり、木造で建てられた展望台ですんで、今回、こういった経年劣化によります腐食で、大変危険やということで、今回取り壊す予定にはしとるわけでございます。そういった中で、また同じものとなりますと、やはり将来的にそういった費用が、その時点でかかってきます。そういったとこで、今回はもう撤去してしまおうという計画でありますが、全体、皆の要望等は、どういう要望があるのかというところが十分まだ調査できておりませんので、その予算的なものもございますんで、全体予算の中で取り組めるものでしたら、この場で返事させていただけるわけなんですけども、ちょっと全体の事業の計画を、もう一度予算の中で詰めてまいりたいと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 先般も、私、ちょっと見に行ったんですが、基礎の部分に関しては、まだしっかりしとりそうなんで、上の部分だけなんで、何とか丹波市木材を使いながら、それとやっぱり親子で遊べる、それで現状を御存じかわからへんのですが、あそこって駐車場でとまっている方ってかなり休憩に利用されている方、車の中にはいらっしゃいますけども、余り歩いたりされてないいうことも含めて、あれがあずまやになってしまったら、ますます寂しい公園になってしまういうことなんで、もう少し考慮していただいて。それと地域的な部分で、あそこは中央地区と東の生郷地区とのちょうど間になってて、割と振興会とかのかかわりも、ちょうどすき間になっているような場所なんで、もう少し振興会等も含めて話いうか、情報を聞いていただいて、一旦つくっちゃうと、またしばらくいうことになると思いますんで、高速走ってても非常に目立つ建物いうか施設なんで、もう少し大切に今後考えていただきたいというふうに思います。ちょっとそこらの後の今後の地元との協議、今、部長言われましたけど、もう少ししていただけますか。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今言われました中央地区と生郷地区、ちょうど中間点で、双方、御意見をお持ちかと思いますんで、そのあたり一度、振興会のほう役員にお尋ねするなりしまして、先ほど言いましたとおり、やはり予算は予算ですので、もう予算の範囲内ということで、じゃあずまやをなくして展望台をつくるのか、そのあたりは全体計画の中で、それは今後考えていきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 先ほど、太田喜一郎委員のほうが質問されとった道路の件ですけどね、さっき聞かせてもうてあれやったんですけど、一般質問がなくなって答弁書で断念したというて書かれとる。先ほど部長は、そうやなしに、反対側のほうのとかいろいろ言われた。それは前も私も聞いてますけども、しかし、この間の、例えば市長が1回目で答弁されるところで断念したいう言葉が入っとんですよ。それは、やっぱりぐあい悪い。答弁書、どない思とるのかなと思いますわ。そのことを聞きます、まず1つ聞いてね。  それで、この交付金の道路整備に関してですけど、いろいろと予算ガイドの41ページで、スケジュール等が書かれてます。そこで、それ以外に先ほど太田喜一郎委員も言われてましたけど、道路整備計画の中で、東西線とか市道特9号線とか、私が思うのにはそこら辺ずっとあります。東西線については、ちょっと確認なんですけど、この前、振興会に説明に来られた部分で、令和2年に道路予備設計業務いうのんが振興会の理事会で説明されとる資料があるんですけども、それで間違いないのか。これ、いつごろからされるのかいうことを、まず東西線についてはお聞きしたい。  それから、その時に、病院が開院する前に交通量調査をされています。地元からも交通の渋滞等で、それまでからずっと渋滞してたんですけども、またふえるからいうような、いろんな4つの横田の交差点、氷上工業団地に入るとこの交差点、石生新町の交差点、南多田の北の交差点の交通量の、いろいろと心配されとる部分の、本当は右折レーンとかいうのんありますけど、無理やったら時差式信号とか、そういうようなことも言われてましたけども、それの調査結果いうのを、12月17日の自治振興会の理事会で、副課長かな、これに来てたんは、が説明されてるようです。その中で、周辺道路全体交通の流れは、開院前後と交通量に大きな差はあらわれておらず、滞留や渋滞については横田交差点と氷上工業団地交差点で発生していますが、開院前からそのような傾向があり、新病院開院に伴うバスの交通量の増加は、周辺道路の交通状況に影響していなく、新病院開院に伴った周辺道路の交差点改良は現状では必要ないと考えていますという報告をされてます。これ、開院する前の、渋滞するからいうのでも言われてますけど、その前から朝夕大変やいうのは、右折レーンも、多分、理事、そこを通ってはるからようわかってはる思うわ。右、回られへんでしょう。  それと、交通量がふえてないと言うてるけど、そしたら聞くけどね、今、新病院のとこの駐車台数、何台とまってます。少なくともそれは県立柏原病院が柏原地域にあったときには、そっちのほうへ行ってたと思います。それがそこに来とるんですよ。500台はそこらは来てますよ。それで、全然変わらへんというのは、そんなよう。それで、あげくの果てに、交差点改良は現状は必要ない。ようこんなことをしゃあしゃあと言われたなと思いますわ。物すごう怒ってますよ、振興会長は知らないけど、その近辺の自治会長らは。そのときには言わへんだかどうか知らんけども、その後の自治会で、私はそのとき同じ理事ですので欠席してましたら、私、後でもらったんですけども。そこら辺とか。  それと、長うなって済みませんけども、43ページの予算ガイドです、市単独財源による道路整備というところで、市単独のいろんな整備があります、道路改良が出てます。これは、スケジュールで今、7路線、来年度予定されてます。これは当然、自治会とかの要望でされとると思うんですけども、これはどれぐらい前の要望を、来年度実行されるんです。この結果がどれぐらい前からそれぞれ言うてください。7路線、いつごろから聞いたやつやいうて。とりあえずそれだけ一遍。 ○委員長(垣内廣明君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 私のほうから、1点目の市道特9号線の答弁の関係をお答えをいたします。  当然、答弁のほうは私もチェックし、最終、市長もチェックしております。その中で、今回の市道特9号線については、現在の事業計画での事業実施は断念しということでありまして、ここの、私も断念しというところには少しひっかかって、直接ここの表現の意味を部局を呼んで聞いたとこです。あくまでもそこにある、現在の事業計画での事業実施は断念ということで、特9号線の整備そのものを断念したということではなくて、現在の事業計画というのは御存じのように、東側に歩道を整備するというところ、その整備のそのままの整備は断念せざるを得ないけども、特9号線そのものの整備は断念したということではないと。当然、道路整備計画に上がっているわけですから、それを簡単に1つの答弁の中で早々に断念と、特9号線整備そのものを断念するという意味ではないということでございますので、そういう御理解をしていただければと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 東西線におけます事業でございますが、この令和元年度の予算をもって、繰り越しの承認をいただきました。この予算をもって、令和2年度予算案、繰り越し予算をもって予備設計をする準備を今しておりまして、大体6月ぐらいに発注予定にしております。その予備設計をもとに、でき上がりますと、次にはJRの拡幅、また公安委員会との協議、それと農振除外等、そういった諸協議に入らせていただきたいと思っておりますので、そういったスケジュールの中で令和2年度については進める予定にしております。  それと、あと交通量調査、渋滞の関係の地元との説明会のことにつきましては、副課長のほうから御説明申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 副課長兼道路整備係長。
    ○副課長兼道路整備係長(足立渡君) 交通量調査につきましては、開院前、開院後の交通量調査を実施した結果、どちらとも渋滞とか滞留は発生しておったわけでございますが、車両自体の大きな増減、台数の増減は確認できなかったというところでございます。渋滞につきましても、右折につきましては渋滞が大きくなっておったということは確認できたわけですけれども、数字上で開院前から渋滞が発生しておりましたので、大きな台数の違いもなかったと。あと、右折のタイミングと直進車の状況によって、渋滞状況が発生しておるということを説明会の中で説明させていただきました。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 市単独の道路整備で、令和2年度スケジュールで上げてます7路線につきましての要望の年度でございますが、ちょっと今調べておる段階でございますんで、調べ終わりましたら回答申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 答弁についてはそういうようなことを言われますけども、とり方はね、今、副市長言われた、そういうことやないねん、今の計画、今の段階でいう、予定しとった路線ではちょっと断念したということで、それはようようわかるんですよ。そやけど、今、副市長もその原稿を見られたときに、ちょっとどうかなというふうに思われたというような発言ありました。私はそのとおりや思います。やっぱり、もうちょっと考えて答弁書はつくってもらわんと、信頼関係がなくなるんやないかなと思います。  それと、やっぱり先ほども出てましたけど、太田喜一郎委員の質問のときにも出てましたけども、この市道特9号線ができなかったら、ここがまず第一の重点な道路やと思いますけども、県立丹波医療センターができてからね、あそこらへの周辺ね、どんたけ開発進んでます。いっぱい建物が建ちよるのはあそこばっかりですよ。マンションやとか、いろんなもんがいっぱい建ってます。そんだけ、やっぱり市長が就任当初から言われてますように、県立丹波医療センターができることによって、物すごうそこらが変わるというようなことを言われていました。あそこが中心になるとか言われてました。やっぱり、そういうことも考えたら、ちゃんと道路整備、それは御苦労さんやと思います。思いますけども、交渉も大変や思います。思いますけども、やっぱり粘り強くやってもらわんと、ましてこの東西線の説明されたときも、最後にどないいうて課長が言うたかいうたら、地元の協力がなかったらできません。そりゃそうですわね。最後にそんなことを言うて、言うてもええけども、協力がなかったらしませんねんやというようなことを最後に言うようなことは、何としてもやりたいさかい協力してくださいというようなことで話せんな、そんなもんあきませんわね。  そんなこと言いよったらやね、丹波市内でいろんな拡幅の道路整備してますけども、そしたら用地買収とかが簡単なとこだけして、一番肝心かなめの交通量の緩和のために必要とか、これ県の病院、医療センターができたから、今、県道になりましたけど、旧国道176号ですわ。そこの国道から県の施設へ行く道路ですよ。県の施設に行く道路が要るというて言うてるやつが、そんなん優先的に一生懸命やらんな、どないしまんねんやな、そんなもん。一生懸命してもらうんや思いますけども、これまでの取り組みはぬるいです、はっきり言うて。この地域の開発を妨げるようになってしまいます。今、一番投資されて、固定資産税もここ高いんでしょう。お願いしますよ。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 確かに今、おっしゃいましたとおり、あの病院周辺を見ますと、アパートなり、また病院の処方せん薬局等、いろんな関連施設等が建ったりして、大きく景観が変わっとる状況でございます。そういった中で、大変、当初の市の道路整備計画からいいますと、大変おくれておるという御指摘、それは真摯に受けとめさせていただかねばならないと考えております。当局としましても、精いっぱいの努力はしておりますが、なかなかさっきも言いました、そういう地権者とのコミュニケーションなり、また地域との言葉のやりとり、そういったところで行き違いがあったいうことにつきましては、本当にきょう聞いて、本当に反省しているところでございま す。今後こういうことには気をつけまして、できるだけ事業については力いっぱい推進してまいりたいと考えておりますので、御理解のほうよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) ほかの道路のこともね、やっぱり県のほうにも地元からも要望に行かれたりしてます、丹波土木事務所にも。時差式信号であるとか、そんなんしてほしいとかいうて行っておられますけどね、先ほども言いましたように、周辺道路、交差点、現状では必要ないと、変えるの必要ないと、そんなこと言うたら、ほんまにえらいことになりまっせ、こんなことを。ようこんなことをしゃあしゃあと言うたなと、もう私、びっくりしたぐらいや、これをもうて。  それと、もう1点だけ言うときますけども、今、市道特10号線の、これも道路整備計画で、国庫交付金等のんでスケジュールが入ってます。これも前にも言いましたけど、地元の自治会長らに、右につけるか、左につけるか、歩道をつけるかいうのんでお聞きになってます。そこで山側のほうにつけるいうふうになったそうです。せやけど、そこのほうで去年やったかな、おととしやったかな、山が崩れたでしょう、ごっつう。そっち側につけて、当然、歩道を広うすんのんは、足立モータースとこを削らんと無理や思いますよ、当然。だけど、普通にきょうの、いつやったかな、誰のときやったかな、土砂警戒区域やったら家を建てるとき建築確認がなかなか大変やとか、そういうような発言がありましたね。やっぱり、今はそっち側についてるかしらんけど、せっかく投資されんねやから、地元に説明に行って、両方の案を出してね、言うときでも、本来ならこっち側、今、ここで拡幅の事業ですからこっちなんですけども、やっぱり災害のことを思たらこっち側につけな危ないから、こっちにつけますいうて提案するのが行政やないですか。地元が選びはったから後は知りまへんわというような、そんなこと思てはらへん思うけども、やっぱりより安全なとこに。そりゃ地元がね、地元もいかんと思いますよ、そっち側でよいと言うんが、私はいかんと思いますけども、やっぱりそこら辺は、せっかく多額の金額を投資してもらうんやから、何年先も安全なほうを、より安全なほうに歩道をつけるのが当たり前やないですか。  私、これ言うたら、多分、地元で言われますよ。何ちゅうこと言うねん、こっちのほうでしてくれと要望しとんのにって。せやけど、この間確認しました。その自治会長らに、会合で。そんなら、あくまでも要望しただけで、こっち側に絶対しとくれということは言うとうへんいうこっちゃった。どういうふうにとられたか知らんよ、それは。そこら辺は、もしもそういうふうにできるんやったら、そうしてもうたほうがええなと思います。そこら辺だけ、その辺をお聞きするのと、もう1点だけ最後に聞きますけども、東西線のんで6月発注してもうて云々出ましたけども、後でここで県の農振が外れへんねんやとか、JRの話がつきませんねんやというようなことは、もう聞きたくないですから、もう前に聞きましたから。そんなことやなしに、絶対、県の施設に行く道路をつけるんやということを言うてもらわんとあかんと思います。そこらの辺の決意をちょっと答弁いただいて終わります。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) ちょっと報告の漏れがあった部分で、市単独の道路整備事業の要望の年度でございます。読み上げさせてもらいますと、北中第8号機が平成22年で、丸山線が平成29年、野村中央線が平成29年、北368号線が平成26年、和田3号線が平成29年、特37号線が平成25年、田井縄環状線が平成28年、以上でございます。この丸山線の要望が、最初に要望が平成26年で、再度要望がありましたのが平成29年ということですんで、若干訂正させていただきます。  それと、特10号線の歩道に関しましてでございますが、担当の者が地元振興会、また自治会長会において説明に行かせていただいたわけでございます。市としましても、一応、双方のメリット、デメリットについては、その会議の場で説明はさせていただいたということは伺っておりますし、その会議の中でも、やはり山側は危険やという地域の意見もあったとも聞いております。そういった中で、奥村委員おっしゃいますとおり、より安全なほうが行政が進めるのは当然じゃないかという、それはもっともな話でもあります。ただ、地域としましても、子供の通学等において、東側に設置しますと、2度横断歩道を通過するに当たって、やはり大変危険やいう意識も大分お持ちやったということも聞いておりますし、山側に今、歩道を設置する中では、土砂警戒特別区域においては、やはりそれなりの安全対策は市としても考えておりますんで、今現在のところ、山側では計画しております。ただ、今おっしゃいましたとおり、地元としては絶対ここがよいんやということは聞いてへんと、今、御返事いただきましたんで、最終の地元の確認は当局としても得ておりますんで、現在計画のとおり、山側のほうの歩道で計画させていただきたいと、かように思っております。  あと、東西線につきましては、今おっしゃいますとおり県立丹波医療センターのほうに行く道でもございます。ちょうど県の施設へつながる道でもありますんで、そういったところは、十分今後協議の中で、きちっと説明はしてまいりたいと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 先ほどの市単独の分ですけどね、それぞれ聞かせてもらいました。これ一番古いので北中第8号線、平成22年。それ以後はもう平成25年、平成26年、平成28年、平成29年いうことは、もうそれ以前のんはもう全部要望出とるやつで、地元の話し合いしたやつも済んどるはずやけど、済んどうへんとこありますね。もう言うたら、部長、ようおわかりや思うんで、そこら辺はちゃんとして、何も私、言うとるとこだけやなしに、ほかにも多分ある思います、ほかの地域でも。ちゃんと地元説明もしたり、協力もしますよいうような話があったところで、たなざらしと言うたら悪いですけど、そういうようなとこもあると思いますんで、そこら辺は近藤部長の誠意持ってもうて、もう信頼しときますので、もう一遍よう洗い出して対応してください。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいな。  ほか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 予算ガイド25ページの氷上さくら公園改修事業の部分です。同僚議員お二人もいろいろ意見を言われてたんですが、その中で、園路舗装(芝生広場周囲と築山の中の園路の舗装工事)というふうに詳しく書いてあります。この園路の舗装工事について確認なんですが、築山の中にある歩く道の部分をアスファルトにするということなんでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 今現在考えておるのは、アスファルト舗装ではなくて、土の、ちょっとかたいような土での舗装を現在は考えているところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。アスファルトだったら、ちょっと似つかわしくないなと思っていたので、その方向でお願いしたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 先ほどの市単独の財源による道路整備ですが、同僚議員からもお話がありましたが、いろいろ事情があって、10年近くたってできているやつもあると思うんです。しかし、その住民とすれば、切なる思いでこの要望を出してると思うんです。例えば、10年たったら、もう道路を整備していただく必要もないということになるかもわかりませんね、この時代ですので、高齢化で。そういうことで、国敗れて道路ありみたいなことにならないように、地域敗れてか。そういうことで、なるべく早急に対応していただくように、切にお願いいたします。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいですね。  ほか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 予算書の286ページの18節の、危険空き家等解体撤去支援事業補助金なんですが、平成30年度の決算で3軒ほど、空き家の解体なんで、今度、等が入ってるので、ちょっと違うんかわからないんですが。平成30年度の決算で3軒で132万8,000円程度やったんが、960万円にふえてる部分の、ちょっと説明をお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 担当課長より御説明申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) まず、危険空き家等解体撤去支援事業補助金の分につきましては、令和2年度は国の補助金を活用して解体する分で3戸を見ております。これは国の補助金に該当するような危険度の高いやつなんですけども、それを今年度、来年度国庫補助金を取ってやるような、地域から要望を受けて所有者と交渉しまして、そういう形でいきたいという返事をもらったところがございます。今年度はそこが1戸しかなかったんですけども、来年度は3戸予定がございまして、その分を180万円の3戸分で480万円を見ております。あと、空き家自体を潰すときに危険な附属物は、離れとかがある場合に20万円の、これは市単独なんですけども、補助を出している分があるんですが、それを1戸見て20万円。あと自主解体、これは国庫補助が当たるまでの危険な状態ではないんですけども、地域から強い要望があって、早急に潰さないと危ない面もあるという空き家に対して、これも市単独で50万円見ております。これは今、聞いてる分は、今すぐというのはないんですけども、一応4戸見て200万円で見ておりまして、それとさらにもう1戸、除却した跡地を公共用地、自治会で使うような用地に活用する場合に、これも160万円の補助がございますので、これを1戸見まして、合計で960万円となっております。  済みません。一番最初の国庫補助と言ったのを180万円と言いましたが、間違いです。160万円の3戸分で480万円でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 危険空き家等解体撤去支援事業補助金の交付要綱の中で、今、課長が言われた分の対象経費等も見せてもらったんですけど、確かに大事なことではあるんですけど、これ、どんどんどんどん今後ふえてくるのかないうのがあるんで、どっかに線引きではなくて、これはもう毎年、今後、ふえていくやろうというような予想なんですかね。 ○委員長(垣内廣明君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) やはり、今の状況からいいますと、どうしても空き家というのはふえていく状況でございますので、その辺を、そうなる前に適正管理なりしてもらうような指導は必要やと思っていて、そういうことも含めて、今後はしっかりやって、また所有者自ら除却いただくんですけども、国庫補助なるほど傷んで近所から苦情が来るようになる前に、所有者自身の責任で対応していただくことも大変必要やと思っておりますので、そういう面でも指導していきたいと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 言われることはよくわかるんですけど、何かどんどんどんどんふえていくと、ちょっと怖いなというような部分も感じますんで、もう少し要綱も含めて、今後どういう対応をされるかというのは、十分協議していっていただきたいなというふうにお願いしておきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですね。 ○副委員長(谷水雄一君) 委員長を交代します。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 今も、道路事業の進捗を十分図ってほしいという要望が多々ありました。その上で、繰り越し事業が非常に多い状況で、土木、大変なことやと思いますけども、今年度の事業の進捗ね、既にもうこれで進めていこうとかいうような考えは持たれとると思うんですけども、そこらの考え、どういうふうに。人的にふやしていくとかいうような考えがあったら教えてほしいと思います。 ○副委員長(谷水雄一君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今年度、大変多くの繰り越し事業があったということ。1つの原因としましては、災害復旧を優先したことで、通常業務が繰り越しになったいうケースもございますし、地元の協議が整わなかったという分もあるわけでございます。そういった中で、今回、予算の編成に当たりましては、そうした繰り越し事業の事業量と、令和2年度に新たに計上する事業量を十分調整しまして、この令和2年度に執行できる見合いの予算を計上させていただいたところでございます。なかなかすぐさま職員を増というのは、担当部局としましては望んでおるところでございますが、なかなかそういうような形にはならない難しい、全体の職員の中では難しいという思いもありますんで、今年度はそういうような形で予算編成に当たっては、そういった事業量の調整をもって執行していく予定で考えております。 ○副委員長(谷水雄一君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 特に河川ね、時期的に半年間で勝負せないかんので、十分調整していただいて、またことしの事業が来年の繰り越しにならないように努力していただきたいと思います。 ○副委員長(谷水雄一君) 委員長を交代します。 ○委員長(垣内廣明君) 土木費はないですね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、8款土木費の質疑を終結します。  次に、11款災害復旧費、379ページから382ページまでの質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、11款災害復旧費の質疑を終結します。  以上で、民生産建常任委員会所管部分の一般会計予算の審査を終わります。  ここで職員の入れかえのため暫時休憩します。                 休憩 午後6時42分                ───────────                 再開 午後6時44分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  日程第2「令和2年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定予算の審査」を行います。  当局の補足説明はございませんか。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 補足の説明はありません。 ○委員長(垣内廣明君) それでは、歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 2点あります。政府が3,400億円を毎年出しているわけですけども、2年ほど前に聞きましたら、市には8,000万円ぐらいがおりてきているということなんですけども、来年度の見込みとしてどのぐらい、今年度何ぼおりてきて、来年度何ぼおりてくるのか。県に入っているからわかりにくくなってるんかなと思ったりもするんですけども、そこを答えてください。  2点目、国民健康保険運営協議会に出された資料で聞きます。8ページあたりの滞納問題です。滞納世帯が140世帯というふうにふえているんですけども、そこらをちょっと説明してもらえませんか。 ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 担当副課長から御説明をさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 副課長兼国保年金係長。 ○副課長兼国保年金係長(里美典君) 先ほど西脇委員のほうから質問がありました1点目なんですけれども、今年度3,400億円等の国のほうでの補助のほうになりますけれども、丹波市におきましては3億2,000万円になりまして、国のほうにつきましては1億2,000万円の保険者支援分のうち6,000万円で、県のほうが保険者支援分の1億2,000万円のうち3,000万円。保険税の軽減分につきまして、県のほうが1億5,900万円ほど入る予定になっております。令和2年度につきましても、ほぼ同額、全体で保険基盤安定負担金が3億3,348万5,000円を見込んでおりまして、そのうち県のほうから保険者支援分としまして国のほうから6,000万円で、県のほうにしましては3,000万円、そして保険税の軽減分につきましては県から1億5,964万4,000円ほど見込んでおります。 ○委員長(垣内廣明君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 国保税の滞納状況についてでございます。一般会計側の市税よりも滞納額については従来から多いというのが実態でございます。状況につきまして、過去のデータを含めて、今の状況はちょっと確認させていただいて、後で報告させていただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 部長、後でというて、いつ。  財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 本日確認していますので、人数とかそういったことを、金額的なことをお求めでしょうか。  国保については、滞納繰越額等については、さっき言いましたとおり、非常に納付には努めておりますが、非常に納付困難な方もある中、大きな額が残っているのが実態でございます。そういった中では実態調査、財産調査等をしまして、納付が困難な場合については不納欠損等の処理も行ってきておりますけども、なかなかそういった中での解消は見込めてないという状況でございます。概略、数字については、ちょっと今、確認中でございますので、また後ほど補足説明としてはさせていただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 税務課長。 ○税務課長(荻野浩行君) 国民健康保険運営協議会の資料での御質問だったかと思います。この資料につきましては、令和元年度が1,430世帯という数字が出ております。平成30年度につきましては880世帯、これが非常に大きくなっているところの御指摘ではなかったかというふうに思っております。こちらにつきましては、データが12月のデータで閉めておりますので、実際には平成30年度までは決算数値になります。したがいまして、これからいろいろと対応させていただきながら、この世帯は減っていくかという形で、もう少し状況を見ていただきたいなというふうに思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) ちょっと1点目の話なんですけども、国の3,400億円が県にも入ったりしているのでわかりにくいかと思うんですけども、2年ほど前に聞いたときは、市には約8,000万円入ってくるという、軽減分がね、多分当時の芦田部長のほうから返答があったと思います。今聞きますと、国からは6,000万円で、県で3,000万円、それから軽減分で1億5,000万円、2億4,000万円ぐらい入ってきていると、こういうふうに言われたんですけども、そういう理解でいいですか、確認だけですけど。  それから、滞納世帯ですけども、やっぱりよく滞納をどうしたらええやろいう相談を受けるんです。そりゃ払わなしゃあないでという話をするんですけども。やっぱり、なかなか国保税の滞納は金額が大きいんですね。それはよくおわかりだと思いますけど、市税よりも大きいわけです。だから、分割で納入せなしゃあないでという話をするんですけども。やっぱり国保税が高いことも一因になってるなと思っております。また、そこら対策を立てて、よく考えてほしいと思います。ちょっと金額の確認だけ。 ○委員長(垣内廣明君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 本日の最初の一般会計のときにも申し上げたかと思うんですけれども、令和2年度の予算で入ってくる見込みでありますのが、済みません、保険税軽減分と保険者支援分と合計で県と国庫と言わせてもうてよろしいですか。国庫負担金のほうが6,031万3,000円、それから県負担金のほうが1億8,980万円で、令和2年度の予算に計上をしております。令和元年度については、これよりも若干少なくなる見込みではありますが、ほぼ近い額ということで先ほど説明をさせていただいたところです。 ○委員長(垣内廣明君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 今先ほど課長が申し上げましたとおり、年末の数字とはいえ、今のいろいろとコロナ対応の関係もありまして、収納のほうには努めさせていただきたいと思っておりますが、丁寧に説明をさせていただいて、納付のほうにはつなげていきたいと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) それでは、前に政府が3,400億円を毎年出すようにしたと、平成29年だったですかね。8,000万円入ってきてるということやったんですが。そしたら、この今の説明によると、国が6,000万円で県のほうから1億8,900万円入っていると。かなりふえたと理解していいわけですか、市の支援分として。
    ○委員長(垣内廣明君) 副課長兼国保年金係長。 ○副課長兼国保年金係長(里美典君) 西脇委員がおっしゃってます、国のほうで8,000万円の国庫補助がふえたということについてでございますが、平成27年から国庫補助のほうで、保険者の支援分のほうがふえたかと思います。その関係で、丹波市におきましては、保険基盤安定負担金、一般会計のほうに県と国のほうから収入しまして、それを国保の特別会計のほうに収入してるんですけれども、保険者支援分につきまして、平成27年度から8,000万円ふえた分についても、丹波市には恩恵がありまして、ふえているかと思います。そのことを言いますと、先ほど部長も説明しましたように、令和2年度でしたら、約1億2,000万円という形になりますので、かなりふえてるかと思います。平成27年度から以降、若干、被保険者の増減といいますか、減少がありますので減ってるかとは思うんですけれども、1人当たりに振りますと、かなりふえてる状況にあると思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、令和2年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定予算の質疑を終結します。  次に、日程第3「令和2年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定予算の審査」を行います。  当局の補足説明はございませんか。 ○健康部長(芦田恒男君) 補足説明はございません。 ○委員長(垣内廣明君) 歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) ないですね。  質疑はないようですので、令和2年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定予算の質疑を終結します。  次に、日程第4「令和2年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定予算の審査」を行います。  当局の補足説明はございませんか。  福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 補足の説明はございません。 ○委員長(垣内廣明君) それでは、歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 予算書19ページ、それから予算ガイドの20ページから21ページ、ここにもありますように、来年、令和3年から介護保険の第8期の事業計画になりますので、令和2年度に策定業務が予算化されています。ちょっと聞きたいのは、今年度、消費税増税の関係で、低所得者層の介護保険料の軽減が図られましたよね。その分が次に引き継がれるのかどうか、これはまだわからないかもしれませんけど、その辺が1つと、それからこれ委託料があるんですね。この中で介護保険事業計画等策定支援業務委託料613万8,000円。この700万円ほどの予算の大部分を委託料になっています。これはどうでしたかいね、当初、実態アンケート、調査ですね。高齢者の実態はどうなのかということを踏まえた上で事業計画をつくると思うんですけど。これは、今年度でやるのか、もう既に終わっているのか、その辺が1点。  最後、このガイドでは高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画、これ2つの計画を1つ、私、民生産建常任委員会のときに、これからは福祉計画も一緒にやりますよということになったかとは思いますが。これはわざわざ項目に上げるというのは、この第8期介護保険計画の中に高齢者保健福祉計画も突っ込んでいくという、中に入れていくということでよかったんでしょうか。これ、ちょっとお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、西本委員のほうから3点御質問があったかと思います。1点目の、今後、消費税増税に伴って、その実施は今年度、来年度どのようになるのかということであったかと思いますが、現在も消費税の関係、先ほど御質問もいただきましたが実施をしております。最終、令和元年度につきましては10月以降の10%の消費税の増税に合わせて、6月から合わせて、本算定に合わせて1年間かけてきましたが、来年度は完全実施という方向でしてまいりたいと考えておりますが、国の正式通知が今年度の3月末に来る予定になっておりまして、来次第、早急に民生産建のほうに御説明を申し上げ、条例のほうで保険料の改定等を行いまして、対応してまいりたいと思っております。  それから、2点目の介護保険事業計画の委託料の支援業務についてのことであったかと思います。アンケートにつきましては、本年度既に実施をしておりまして、来年度、この計画では分析を行っていく予定にしております。それで、分析をする中で、さまざまな介護サービス給付の策定、またそのサービス料の見込みを設定した後、保険料を決定していくという過程を踏んでいくことになります。  最後の3点目のガイドの高齢者保健福祉計画と第8期介護保険事業計画で、高齢はどうなのかということですが、これは高齢者の一般生活を支える一般教養、健康、そして公共交通や日常生活の中でさまざまな用具を給付することであったり、一般会計で措置をしております事業の内容を盛り込んだものでございまして、高齢者の生活全般と合わせて策定をするものでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 後のほうから行きます。高齢者の保健福祉計画について、この中に含まれると。これは、あえて保健福祉計画となってますけど、この左側の20ページのほうの、地域福祉計画と関連する行政計画の計画期間というのか、いろいろありますよね。障がい者とか。この中には高齢者保健福祉計画というのはないんですが、これは1つのもんとして、一体のもんとして考え。しかし、計画という名前がありますので、計画という。その計画自体がどっかに1つのもんとしてあるんが普通のような書き方になっとんですけど。これはどういう、そこんとこを聞きたかったんです。計画としてないんやったら、その保健福祉計画はこの8期の中に入ってますよというんであれば、それはそれでいいんですけど。別個のもののように書いてあるので、別個のような計画はほかにはない、ここにはないんでね、ほかの説明ではないんで、どうかということを言っている。  それから、もう1点は、支援事業委託料は、介護保険の計画の審議会の費用弁償がありますけど、委員の中にありますけど、介護保険の検討委員会、事業計画の検討委員会の中にも支援として入っていただくということを前も聞いておったんですが、それまでに何よりも、それもいいんですが、支援事業業務の委託料の中には、計画そのものを業者に委託すると。そのことも入っていると思うんです、計画そのもの。そういうことになるんですかということ、計画そのものも委託するんですか。それを検討するということになると思うんですけど。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今先ほどございました1点目の、高齢者の保健福祉計画でございますが、老人福祉法に基づく計画になっておりまして、一体的に策定を行うものとしております。これは、介護保険が成立した当初から各市において一体的にしてきたものでございまして、今回、20ページに記載しております表の2段目の介護保険事業計画に、ちょっとスぺースが狭い関係で、高齢者が記載されておりませんが、一体的に立てるものと御理解いただきたいと思います。  それから、2点目の計画の支援業務でございますが、計画の中で業務委託をしていくということで、第6回の計画策定委員会を設定しておりまして、国や県の動向、またさまざまな介護給付費の分析を行う中で、側面的に支援をして行っていくということになっておりまして、丹波市版の地域包括ケアシステムの深化・推進に向けて取り組まないといけないと思っておるものでございます。委託料としては高いものでございますけれども、これにつきましては予算ガイドの98ページをごらんいただきましたら、おわかりいただけると思いますが、76億1,000万円の予算の中で、介護保険給付費が70億8,589万2,000円ということで、今後また介護保険料がこの給付費の伸びに従って上がってくることが見込まれます。そういった中で、国は社会保障費の中で保険料を下げる努力をしておりますけれども、この給付費を一体的に、これ以上抑制ではないですけれども、お元気でお暮しいただきながら、適正な介護サービス給付をするために、丹波市版の地域包括ケアシステムの中で、住まいとそれから医療、介護、それから予防生活支援というものがあるんですけれども、これ以上特定施設などを建てますと保険料も上がってまいりますので、高齢者の広域、丹波市は大変広うございますので、医療機関に近いサービスつき高齢者住宅や有料老人ホームの建築など、次期の計画からは、県と一体的にその計画をしていくような指示も出てきておりますし、あと医療・介護については、健康センターミルネが建ちまして、医療介護連携システムや在宅ケア、在宅の支援をさらに強化をしてまいりたいと思っておりまして、そういった内容を盛り込むために、今回、計上しておるものでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 心配しとるのはそこなんです。事業量が見込まれるし、国や県の動向もあるんですが、その委託をすると、その委託の関係者が国や県の動向だけを見て、この丹波市の介護保険計画をつくっていくと。せっかくアンケートで独自の地域の事情を反映できるのかどうかというのが心配なんですよ。だから、私はこの介護保険計画が自動的に上がるようなシステムやなくて、やっぱり独自で事業量を考えて、できるだけ、今話があったように介護保険料を抑えていくと。高齢者に対する介護保険料ですから、大変なんですよね、負担もね。その辺はこの委託料の中で、余りにも独自策はやっぱり出すような計画を立たせるということに力を注いでほしいと。事業量もそれなりに見込みながらですよ。ちょっとそこんところ、最後、お願いします。独自策の展開をお願いしたい。 ○委員長(垣内廣明君) 理事。 ○理事(井上鉄也君) このコンサルは、あくまでも手足という意味で考えるのは、やはりこちらのほうで考えるようというふうに思っています。といっても膨大な事業量で、いろんなシミュレーションしないといけないと。それを職員だけでするのはちょっと難しいところもあるという意味で、このコンサルは使っていきたいというふうに思っています。医療と介護全体から見ると、医療のほうが大きくて、医療から介護の流れにはなってはいるんですけれども、介護保険の担当としては、いかにして介護費用については市町村の保険料に直接影響して、医療のほうは全国ですけども、直接影響してくるので、今、金子部長が申しましたように、その施設をどれぐらいつくるかによって大きく変わってきたりしますので、そのあたりはコンサルよりも、当然、こちらのほうがよく事情をわかっていますので、今、言われている頭脳の部分については、当然、こちらのほうで考えていきたいというふうに思っています。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 予算ガイドは17ページで、介護保険特別会計保険事業勘定の33ページです。地域支えあい活動推進モデル事業なんですけれども、240万円の予算です。よろずおせっかい支援センターは、社協に委託していると思うんですけど、この活動推進も社協ができるのではないか、なぜできないのかというのが1つと、次に、この事業が福祉部とまちづくり部、自治協議体まちづくり部なんで、その2部の管轄になるわけですけども、庁内連携っていうのは十分にとれているのかということです。つまり、相談の内容によっては、守秘義務が生じるとかっていう、ちょっと微妙なところもありますし、それを自治協議会に任せるというのも難しいのではないかというところです。  あと1つは、本会議のところの答弁で、主体は自治協議会であるというふうに言われてたんですけれども、その仕事がふえるということです。新たな指導者とか、何か職員とかっていうことは難しいと思いますし、その40万円の中でどのようなことをできるというふうに考えておられるかというのと、あと1つは、自治協議会との合意はとれていて、任せてくださいというふうになっているのかというところをお聞きします。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、3点の御質問であったかと思います。1点目の、生活支援体制整備の事業の中の、よろずおせっかい相談所は、社協がしているのではないかということでございますが、これは市の介護保険サービス事業の中で、地域づくりで進む互助のまちづくりとして、地域支えあい推進員を3名、独自に配置をいただいて、その地域づくりを進めていくということで、一緒に行っていくという体制で取り組んでおるところです。  2点目の、まちづくり部との庁内連携はいかにということでございますが、この点につきましては、地域支えあい推進員を配置したときから大きな課題として捉えております。当然、今まで話し合いもしてまいりましたが、各自治協単位での課題も取り組みもさまざまでございました。その中で、今回、自治協のあり方懇話会の方針も出たことから、より一層、このモデル事業の推進強化をするために、予算ガイドにあります16ページの地域支えあい活動推進モデル事業を行うものとしております。これは、福祉で進める地域づくりではございますが、その地域がどのような課題として、当然、高齢化が進んでおひとり暮らしがふえる中で、交通の問題や買い物の問題や、さまざまな生活の中で不自由を感じておられる課題につきまして、個人の課題ではなくて地域の課題として捉えて、自分たちが互助として何ができるのかということを考えていただくような機会として、今まで取り組んできたわけでございますが、さらに今年度はモデル事業、その中の内容の2番のモデル事業例を5点上げておりますが、そういったモデル事業を進めながら、自分のところの地域については、これについて取り組むというふうに御提案をいただきました自治協に対しては、地域包括支援センターの専門職、また担当事務職員が地域の中に一緒に入りまして、動きながらともに考えていく。40万円を渡しただけで終わりの事業というふうには考えておりません。そういったことから、主体は自治協というふうに申し上げましたが、自分たちがどのように取り組んでいくのかということの方向性を持ちながら、側面的に一緒に取り組んでいこうとするものでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 地域包括支援課長。 ○地域包括支援課長(谷水仁君) 自治協等に御理解をいただいているのかという御質問でございます。2月と3月にそれぞれ3回、自治会長会、6地域の代表者会、そして自治協議会25校区の代表者会、そして自治会長会の25校区の代表者会、それぞれにこの事業について御説明をさせていただいて、実施に向けてのお願いをさせていただいたところでございます。その説明会を受けて、3者から、実際に地元のほうに直接説明をしていただけないかというところで、現在、2地区には行かせていただきました。そして、3地区目につきましては、この今現状のコロナの状態がありますので中止ということになりましたけれども、今後、また御理解をいただきながら、説明を十分させていただいて、推進をさせていただきたいと存じております。 ○委員長(垣内廣明君) 広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 今までされていた、よろずおせっかい相談所のつなぎの部分に関しても、丸投げされてる感を強く感じておられるというようなこともお聞きするので、そのあたりは今後さらにしっかりとしていただきたいなというふうに思っています。  あと、40万円の今回補助ですけれども、その後は何か補助とかあったりするのでしょうかということ。 ○委員長(垣内廣明君) 地域包括支援課長。 ○地域包括支援課長(谷水仁君) 今回、40万円の事業につきましては、まず地域づくり、互助の地域づくりをするための、まず事務的経費を想定して、学習会であったりとか、さまざまな費用弁償等の基礎を固めるための経費として上げさせていただいております。ただ、この事業が1年で終わり、その体制が整った段階で次のステップ、今度それを継続をしていく段には、どういった形の課題解決に向けて協議をしていただくかというところが、その地域地域によって変わってきますけれども、介護保険事業であったり、いろんな事業を使っていただきながら、継続をできる方向もあわせて探りながら進めてまいりたいというところで御理解ください。 ○委員長(垣内廣明君) 広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 最後の成果発表みたいなところに目的が行かないように、今回だけで終わることがないように、経済的な支援というのも必要だと思うので、今後もまた入れてもらったら思います。 ○委員長(垣内廣明君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) ちょっと同じところで、同じような内容をもう1点だけお聞きしたいんですけども、モデル事業を5つ選ばれてます。5つの意味もよくわかるんですけども、大切なことで地域がそういう協力をしていかなくちゃいけないという認識もあるわけですけども、ちょっと気になるのはやっぱり4点目なんです。4点目の家事の支援モデルということで、くらし応援隊等の活用による買い物、掃除、料理等の相互支援という、そこまで入り込まれる部分の支援になっております。これは、無料でこれを地域が世話するのか、有償になるのか、その点、まずお伺いします。 ○副委員長(谷水雄一君) 委員長を交代します。  福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) このガイド16ページのモデル事業の④の家事支援モデル事業のことであったかと思います。丹波市の中では、家事の応援をしていくくらし応援隊というものを設置をいたしまして、現在、要支援の方の在宅のサービスとして御利用いただいておるところでございます。これにつきましては、さらに発展がしていくようにということで、来年度はその活用の補助金も設定をいたしまして、地域の中で有償ボランティアとして御活躍をいただく制度をつくり上げていくように、さらに強化をしてまいりたいと思っておりますが、地域の中の家事支援モデル事業につきましては、ここに書いておりますくらし応援隊等の活用による買い物、掃除、料理等の相互支援としておりますが、これはそういったくらし応援隊になっていただく方、有償ボランティアとして手を挙げていただく方を地域内の中に育成をしないと、なかなかなり手不足ということがございます。そもそもこの事業が始まりましたのは、介護人材不足の中で、介護を担っていただくヘルパー等の専門職は、より中・重度の方の介護に移行して、ちょっと要支援になられたレベルの人が一番困られるのは、買い物であったり、掃除であったり、こういったことになりますので、それを互助の中で、そういったサービスを使って利用していこう。さらに、軽度の方についても、自分たちの助け合いの中で、例えばいきいき百歳体操の通いの場の中で、帰りに一緒に買い物に行きましょうかとか、そういった土壌づくりをしていくきっかけとするテーマとして、上げておるものでございます。 ○副委員長(谷水雄一君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 今後有償になるかもしれないという部分と、やはりこれ気をつけなくちゃいけないのが、行政的な公平性ですとか、それから公共性とか、そして個人のプライバシーの個人情報の管理というようなとこら辺まで入り込みやすくなってくる部分なので、やはり気をつけた行動のモデルを実施していただかなくちゃいけない部分だと思いますので、それも含めた上で、気をつける部分として進めていただきたいと思いますので、実施にはそういう気をつける部分の成果も出してもらったらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 予算ガイド18ページです。在宅医療・介護連携推進事業ということで、ここで初めて私、人生会議という言葉を聞かせてもらいました。とても大事なことで、本当に心のところで意識というのが重要になってくると思います。このフォーラム自体は、対象者というのは何か想定されているんでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、大西委員から御質問がありました人生会議の研修につきましては、大きく対象を2つに分けておりまして、ガイドの内容に記載しておりますように、まずは専門職向けの人生会議の普及研修を行います。これは、全国的にも多職種連携の推進の中で、在宅を今までは仕方なく家族の言うとおり施設で入院でという方が、自分の気持ちとして在宅を選ばれたときに、医療ケアを受けながら、かつ介護を受けて、できるだけ最後まで自宅で、住みなれたところで介護を受けながら最期を迎えるようなことを望まれる場合に、どのようにその人の意思決定を支援していくのか、ぎりぎりでの支援ではなく、あらかじめのサポート体制として、ケアマネジャーに限らず、専門職がさまざまなサポートをしていくということで、ここに書いております対象は保健医療福祉関係者ということで、医師、看護師、ケアマネジャー、介護士等にしております。  それから、2つ目は一般市民向けフォーラムの開催をしておりまして、高齢者の方、私たち65歳以上になられた方が主になりますけれども、市民講演会として、在宅で最期を迎えるときにどのように暮らそうとするのか、今現状ではどのようにみとりであったりとか、医療で施設でどのように迎えておられるのかというふうなことのパネルディスカッションの中で、事例などを聞いていただいて、多くの市民の方々に現状を理解して、自分がどのように選択をしていくのかということを学んでいただく機会にしていきたいと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。1つ目は専門職向けということで、研修に臨まれると思います。2つ目の一般市民向けということで、対象というか、65歳以上をイメージしたような形では、もう本当の当事者、差し迫った形ではあるかと思うんですが、それ以前の年齢でも、大変有効な啓発の講演会になると思います。そういう意味でも、幅広く周知していただいて、あと、これもなんですが、ネーミング、タイトルですね。この部分で、一番最初にこの部分に、仮称と書いてありますので、まだこれから変化する可能性はあるんだろうと思うんですが、漢字と片仮名で、一番最初にチラシで見たりする部分には、やっぱりイメージとして敬遠しがちな感じがあるので、この中でだったら後ろのところ、本人のというところからのところを前に持ってきたような形の、フォーラムinたんばというような、何かそんなわかりやすいというか、とっつきやすいネーミングで打ち出していただいて、本当にたくさんのいろんな年齢の参加者が臨めたらと思っていますが、いかがですか。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) おっしゃるとおり、終末期ケアというのは医療用語でかつてからございましたが、やはり敬遠するものではなくて、これからはどのように自分が生きていくのかということで、本人の選択など、そういったイメージングも大変大事になってまいると思いますので、気をつけて作成をしてまいりたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 予算ガイドの16ページの基礎の基礎のほうを聞きますけど、内容の地区選定のとこで、市内の6地域から1地区を目安に6つの地区をモデル地区として選定しますとなっとんですけど、これ6地域いうことは、旧6町やね。それで、1地区というのは小学校区やね。ということは、各自治協議会単位のところがモデル地区になるということ。もう計画されとるねんけど、ほんまはこういう介護とかそういうもんは、やっぱり自治会単位でせんと、ほんまはできへんのちゃいます。そこからずっと広がっていかんとと思うんやけど、これ計画されとるさかい、やられることがあかんとかは言いませんけども、本来はそうやと思いますよ、私は。 ○委員長(垣内廣明君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、地区の選定について奥村委員からの御指摘であったかと思います。そういう意味では、自治会は非常に生活単位として重要なものだと認識をしております。今までから自治協議会に入らせていただきますと、自治会長や民生委員、各自治会単位で多くは活動をいただいております。その方々の意見を吸い上げた中で、自治協議会で協議体を設定し、自分たちの地域包括ケアシステムを推進するための課題を、真剣に協議をいただいておるところでございます。そういったものが旧町を単位として、ほかの隣の地域もされている、ああ、それは取り組んでよかったなと好影響を与えるような取り組みになりますように、当然、自治会、自治協の役割も十分に認識して、取り組んでまいりたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいですね。ないですね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑はないようですので、令和2年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定予算の質疑を終結します。  次に、日程第5「令和2年度丹波市後期高齢者医療特別会計予算の審査」を行います。  当局の補足説明はございませんか。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 補足の説明はございません。 ○委員長(垣内廣明君) 歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 予算書7ページの保険料の関係で質疑をしたいと思います。  結論としては、県の後期高齢者医療広域連合で、令和2年度、令和3年度の保険料は、年間3,331円上がるということになってます。ただし、軽減措置を行わなかったら9,600円ぐらい上がるのを、給付準備金全部使って、給付準備金を約124億円使って値上げを抑えたと、こういうふうに民生産建常任委員会では副市長のほうから説明を受けました。ただし、どんどん上がっていくんですね。同僚議員もありましたけども、丹波新聞に、県内最大年間医療費の伸び、75歳以上の後期高齢者医療制度、1人当たり10年で30万円増、兵庫丹波市というふうに報じられました。医療費が4割伸びた分、1人当たりがふえたという分析でした。後期高齢者医療広域連合が努力をされているということはわかるわけですけども、まあ言うたらどんどんどんどんこう上がっていくのに対する展望がないわけですね。ある程度ここで抑えるとかね。はっきり言えば、国が財政措置をしてもらうしか私はないと思ってますけども。何か保険料を抑えていくようなことを、広域連合では考えておられるかどうか、そういう審議があったかどうか質問します。 ○委員長(垣内廣明君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 兵庫県の広域連合自体で何か取り組みができるかというと、広域連合の中にはそんな財源は持ってないわけですから、今回、広域連合自体が持ってる基金も、もう全て取り崩して抑えたという、120数億円でしたかね、抑えたということで。この後、全ての基金がなくなってますから、この後、来年度以降抑えるとすれば、今度は兵庫県のほうに、そういった県からの繰り出しといいますか、繰り入れというのか、それをお願い、交渉をしていくというのが1つありますけれども、やはり一番大きなものは、西脇委員もおっしゃったように、国のほうできっちりと、そういった財源の支援をしていただくということが一番大きなもので、そこのところについては、広域連合としても国にきっちりと要望していくという姿勢を、今までも持ってますし、これからも持っていくということで、そういった議論であります。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) よく努力をされているというふうには思ってます。ただ、これ給付準備基金がなくなったという、大丈夫ですかって私が民生産建常任委員会のときに質問しましたら、あともう1個の基金があるというふうな発言を、誰がされたかちょっとよく覚えてないんですけども。もう1個の基金いうのは、何か財政力安定基金か何かいうのがあるんですか。 ○委員長(垣内廣明君) 市民課長。 ○市民課長(山本崇君) 今のところ、先ほど話、委員がおっしゃられたように、後期高齢のほうで、県で123億9,000万円で基金があったやつを、その分については全額出して保険料を抑えましょうよという話になったです。そこで、議会の中である議員が、そんなら来年どないするねんという話が若干出た部分があって、もしも来年、急激に保険料が上がるんであれば、県と交渉していこうという話があったということが、そこでの議会での話が出ました。 ○委員長(垣内廣明君) ほかの基金があんのか、ないのんか答えてもろたらええんです。  市民課長。 ○市民課長(山本崇君) 兵庫県の県の財政安定化基金の協議があるのはあるんですけども、それを協議していこうというところが今あります。 ○委員長(垣内廣明君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 兵庫県後期高齢者医療広域連合としての基金はもうないです。一方、兵庫県として別に基金はあります。それを今回、使う、使わないという議論は、広域連合と兵庫県の間でされましたけども、今回は広域連合のほうの基金を対応することによって抑えられるということで、県の基金は入れないということになりました。今回、もう全部なくなりましたので、次、もしこういうことがあれば、県のほうにある基金を使うということを交渉するということであります。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  ほか、ないですね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、令和2年度丹波市後期高齢者医療特別会計予算の質疑を終結します。  次に、日程第6「令和2年度丹波市訪問看護ステーション特別会計予算の審査」を行います。
     当局の補足説明はございませんか。  健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 補足の説明はございません。 ○委員長(垣内廣明君) 歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、令和2年度丹波市訪問看護ステーション特別会計予算の質疑を終結します。  次に、日程第7「令和2年度丹波市地方卸売市場特別会計予算の審査」を行います。  当局の補足説明はございませんか。  農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 補足の説明はございません。 ○委員長(垣内廣明君) それでは、歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、令和2年度丹波市地方卸売市場特別会計予算の質疑を終結します。  次に、日程第8「令和2年度丹波市看護専門学校特別会計予算の審査」を行います。  当局の補足説明はございませんか。  健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 補足の説明はございません。 ○委員長(垣内廣明君) 歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、令和2年度丹波市看護専門学校特別会計予算の質疑を終結します。  次に、日程第9「令和2年度丹波市水道事業会計予算の審査」を行います。  当局の補足説明はございませんか。  水道部長。 ○水道部長(井上博生君) 補足の説明はございません。 ○委員長(垣内廣明君) それでは、歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 5ページの水道料金の問題で、ちょっとお尋ねをいたします。きょう、急遽、丹波市水道事業経営戦略というのを、もう一遍、目を通させていただきました。これによると兵庫県でも水道料金が非常に高いほうから2番目か3番目、丹波篠山市が一番どうも高いようですけれども。それで、経営戦略としてずっと見とんですけども、人口が減ってきて給水人口も減ってくると。厳しいなるとしか書かれてないんです、展望がないんですね。それで、この中で、令和2年度か令和3年度に料金改定のシミュレーションをやると。シミュレーションがいろいろ書かれてたんですけども、実際に来年度は多分されないと思うんですけども、料金改定についてはどのように考えておられるか質問します。 ○委員長(垣内廣明君) 水道部長。 ○水道部長(井上博生君) 経営戦略につきましては、平成29年度から平成38年度の計画ということで当初、立てさせていただきました。これにつきましては、随時、見直しをしながら、シミュレーションのほうも変えていきたいと思っとるんですけども、現在、先ほど委員が言われたように、料金も県下で今、4番目、下水を入れますと2番とか1番とかになっております。今のところそういった中で、やはり料金を上げていくということは、なかなか市民の理解が得られないということがございますので、毎年度の決算もしとります。昨年度の決算は6,500万円、第3条で赤字が出ましたけども、その前年は黒字が出たというようなこともありますのんで、ことしの決算も、多分赤字も1億円ほど出てくるような、今、予定にはしておりますけども。今後、そういった第3条の予算がやはり赤字が出てきますと、やっぱり料金改定を今後、考えていかないと、料金収入で水道事業をやっておりますので、今後については、やはりそういった形で改正も視野に入れなければいけませんけれども、今のところ、来年度か再来年度とかいったところでの料金改定というのは、今のところは考えておりませんので、できるだけ現状維持でやっていきたいということを考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) この経営戦略の中でも、水道料金が高いものになっているので、なかなか値上げはしにくいというようなことが書いてありました。この中でシミュレーションは、令和3年度から賃金改定をするようなシミュレーションになっているんですけども、それは今のところは考えていないという理解でいいですか。 ○委員長(垣内廣明君) 水道部長。 ○水道部長(井上博生君) 先ほども言いましたように、やはり毎年度の決算とかも見ながら、今後、考えていきたいと思っておりますけれども、今のところ、こういった高料金になっておりますので、ここ一、二年で改定するという考えは持っておりませんけれども、今後、水道事業運営審議会などにもこういった経営戦略も示しておりますので、今後についてはそういった料金改正も視野に入れた審議会の御意見も聞きながら、こういった改正のことをどうしていくのかというのも、審議会のほうで審議していきたいなと思っております。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、令和2年度丹波市水道事業会計予算の質疑を終結します。  次に、日程第10「令和2年度丹波市下水道事業会計予算の審査」を行います。  当局の補足説明はございませんか。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 補足の説明はございません。 ○委員長(垣内廣明君) それでは、歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 12ページの処理場の統合の建設費関係のことで質問いたします。  民生産建常任委員会の資料で、下水道施設の統廃合計画というのが出されております。ここでかなりの数の処理場が統合なり、年度別に書かれているんですけれども、今年度は2カ所、来年度は2カ所というふうにして書かれております。もちろん試算の段階でしょうけども、この処理場の統廃合計画が完了した時点で、財政的にどのぐらい軽減になるのか。大体で結構ですけども、ちょっと試算をお伺いしたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) それでは、下水道課長から御説明申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 下水道課長。 ○下水道課長(義積浩明君) 統廃合のスケジュールでは、35施設を最終18施設にということで計画をしております。この表の中では、令和7年で35施設を20施設にというような形で計画をしております。施設には機械、電気、土木、いろいろ施設がございまして、施設の中で耐用年数が変わってきますので、その耐用年数を長い、例えば土木、コンクリート構造物なんかですと50年といったような形、電気・機械ですとまた耐用年数が短くて違います。そういったところの長いスパンを見ながら、施設の老朽の部分を見て、対数計算上で費用を出しております。令和7年でこの計画でいきますと、年間約1億円の削減が図れるというような見込みで現在では進んでおります。 ○委員長(垣内廣明君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 地元との調整がなかなか難しくて御苦労いただいとると思うんですけども、十分話し合っていただいて、やっぱり少ないところは統合せなしゃあないと思うんです。よろしくお願いします。要望。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 1点だけです。予算ガイドの102ページの表の中でお伺いいたします。特別会計からの公営企業会計になってるわけなんですけども、収益的収入、資本的収入においても、他会計の補助金という項目があります。これはずっと特別会計から変わってないんですけれども、他会計補助金という考え方が、公営企業になっても同じように補助金という格好でいけるのか。例えば、下水道でしたら出資金とか、負担金とか、そういう格好になってるんですけども、下水道はこういう格好が当然なんでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) その点につきまして、副課長から御説明申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 副課長兼経営管理係長。 ○副課長兼経営管理係長(西山健吾君) 下水道事業に対しまして、一般会計から繰り入れをいただいている分につきましては、雨水処理に要する経費については、営業収益のうち他会計負担金としていただいております。それから、国の総務省による通知によります基準内繰出金については、営業外収益の他会計補助金として整理することとして、下水道事業における企業会計導入の手引というものがございまして、そちらにも記載がされております。 ○委員長(垣内廣明君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 今のは収益的のほうですね。資本のほうで、資本的なほう。 ○委員長(垣内廣明君) 副課長兼経営管理係長。 ○副課長兼経営管理係長(西山健吾君) それから、資本的収入のほうにつきましても、元金償還金に当たるものが主なものでございますが、他会計補助金として整理することとなっております。 ○委員長(垣内廣明君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 条例では、他会計補助金は建設または改良に要する資金に充てるための他会計からの繰入金という格好になっているんですけれども、この基準というのは、さっきの国の基準で、この建設とか改良に要する資金も決まってるんでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) 副課長兼経営管理係長。 ○副課長兼経営管理係長(西山健吾君) 建設改良資金につきましては、国の繰り出し基準にはございません。 ○委員長(垣内廣明君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) それは、市独自で基準を決めているということで、何かありますか、そういった基準表が。出してもらえるやつはありますか。 ○委員長(垣内廣明君) 副課長兼経営管理係長。 ○副課長兼経営管理係長(西山健吾君) 現在のところ、建設改良資金に直接補助をいただいているものはございませんので、そういった繰り出しはいただいておりません。 ○委員長(垣内廣明君) ほか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 11ページの分担金及び負担金ですけども、加入者分担金ですけども、暫定例規で旧6町が一律でないのは、部長もよく御存じで、部長が下水道課長のときからずっと、将来的にはいうことはお聞きしとりますけども、今すぐいうのは無理やと思いますけど、そういう考えにはまだずっと、そのとおりですね。考えを持っておられますか。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まず、令和元年度にようやく下水道使用料の改定ができたわけでございまして、それをもって以前から奥村委員から御指摘いただいております加入金、負担金の関係で、今、単位制のとこと面積制のとことございまして、地域によって家を建てることで平等感がないというような御指摘もいただいております。そのあたりにつきましては、今後、下水道事業運営審議会に御意見を頂戴しながら、見直しの方向で、ちょっと検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) すぐには無理や思います。審議会でも時間がかかる問題やと思っております。旧柏原町が都市計画下水道事業受益者負担金条例いうのがあって、こういうことになっとらんのも理解もしとるんですけども、それができたのが平成6年みたいです。合併してからもう16年目になりました。ですから、平成6年にできてるさかい、今、26年目ですわな。そやから、30年を目標ぐらいにして、やっぱり目標を決めとかんと、なかなか審議会でもできない思うんで、とりあえず30年をめどに、何とかしてもらえませんかぐらいのことを、結論を出してもらえませんか、ぐらいのことを、ちょっと一遍言うてみられたらどうかなと思いますけど。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) その審議会に諮るだけじゃなしに、やはりこの当時その公共下水道の負担金を決定するに当たったいろんな法令等の関係もございます。そういったところも十分クリアした中で問題なければ、今、おっしゃいますとおり早期の見直しは可能かと思いますんで、そのあたり法令等も含めた検討をさせていただいて、この場で、あと3年っていう、三、四年っていうところの見直しというのは、ちょっと明言は避けさせていただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 明言はできへん思いますけども、いつぞはやらなあかんことやと思いますので、やっぱりやるというふうな気持ちは、もしも部長のときできへんだら、次の部長にちゃんと引き継いでやっていただきたい。もう柏原地域の人には申しわけないけどね、やっぱりほかと比べたら大分違います。そのときに、都市計画税いうのを払われとるさかいにね。もう、そやから25年、30年たったら、こらえてもらえんやないかと思いますので、そのころ覚えてはった人がだんだんおられなくなりますので、検討が必要やいうことだけお願いしときます。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですね。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) ちょっと確認なんですけどね、先ほどの藤原委員の質疑で、資本的収入の中に他会計補助金は8億6,996万5,000円と書いてあるねんけど、答弁は他会計からはありませんと言われたようにあるんですけど、何かかみ合うてへんようにあるねんけど、どうですか。 ○委員長(垣内廣明君) 副課長兼経営管理係長。 ○副課長兼経営管理係長(西山健吾君) 先ほど申し上げましたのは、資本的収入の中の他会計補助金の内訳が、建設改良資金に直接当たるものはございませんということで、現実には建設改良費のために企業債、借金をしたものの元金に当たるものとして繰り入れておるものでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 要は、この8億6,996万5,000円の説明をしてほしいんやけど。もひとつ何か回りくどいさかいわからへんねんけど。 ○委員長(垣内廣明君) 副課長兼経営管理係長。 ○副課長兼経営管理係長(西山健吾君) 済みません、繰出金を算定した表がございますが、過去に下水道事業で建設改良したときに、国が定めました、例えますと、普及特別対策に要する経費の元利償還金の55%相当分ですとか、緊急下水道特定事業に要する経費として元利償還金に充てる分ですとか、そういった個々のメニューがございまして、そういった元金償還金を足しますと、今回の8億6,996万5,000円というような繰り出しになります。今、手元に表がございますが、その分をお出しさせていただいたらよろしいでしょうか。 ○委員長(垣内廣明君) それでよい。そんなら太田喜一郎委員と藤原委員に、また後でコピーしてください。それでよろしいね。            (「よろしいい」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、令和2年度丹波市下水道事業会計予算の質疑を終結します。  以上で本日の議事は全て終了いたしました。以降の議事は委員のみで行いますので、当局の皆さんはここで退席いただいた結構です。  暫時休憩します。
                    休憩 午後7時55分                ───────────                 再開 午後8時09分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  民生産建委員会の所管部分の予算が終わりましたんですけども、ここで取りまとめ、意見の総括をしたいと思います。  その中で、きのうの総務文教常任委員会の関係で、各会派から出していただいております、大変多く出ております。その中で、ちょっと独断で申しわけないんですけども、こちらでまとめてみました。それで、発表させてもろてもよろしいですか。  柏原支所の利活用、このことについては論議したらいいというふうに判断しております。それと、公園のリニューアル、子育てしやすい環境整備の視点で、市全体の公園整備計画を立て、市の魅力の1つとなるよう戦略的に進めていただきたいというようなこと、これも入れたいと思います。それから、自己診断、自治協議会の組織改革。このことも入れたらどうかというように思ております。それと、本日の関係ですけども、道路の問題が、道路の進捗ですね、出ておりましたので、補正予算でも繰り越しがようけあって、おくれてはどうするんやというような問題を出しました。それで、この新年度予算についても、工事の進捗、十分検討して進めるようにというような論議をしたらどうかというように、今、4点ぐらい上げたらどうかというように思いますけども、どうですか。               (発言する者あり) ○委員長(垣内廣明君) 暫時休憩します。                 休憩 午後8時12分                ───────────                 再開 午後8時17分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。  次回は、あす18日、総括審査を行います。  これをもちまして本日の予算決算常任委員会を閉会といたします。  副委員長から閉会の挨拶を申し上げます。  谷水副委員長。 ○副委員長(谷水雄一君) これで、予算決算常任委員会を閉会とします。  お疲れさまでした。               閉会 午後8時17分...