丹波市議会 2018-09-28
平成30年第98回定例会(第5日 9月28日)
6.説明のため出席した者の職氏名
市長 谷 口 進 一 副市長 鬼 頭 哲 也
教育長 岸 田 隆 博 理事 余 田 一 幸
技監兼入札検査部長 中 野 譲
未来都市創造部 太 田 嘉 宏
企画総務部長 村 上 佳 邦
企画総務部政策担当部長
近 藤 紀 子
まちづくり部長 足 立 良 二 財務部長 大 垣 至 康
生活環境部長 大 野 剛 福祉部長兼
福祉事務所長
金 子 ちあき
健康部長 芦 田 恒 男
産業経済部長 西 山 茂 己
産業経済部農林担当部長 建設部長 近 藤 利 明
余 田 覚
水道部長 岡 田 博 之 教育部長 細 見 正 敏
消防長 小 森 康 雅 会計管理者 矢 本 正 巳
7.会議の経過
開議 午前9時30分
○議長(
太田喜一郎君) おはようございます。
これより、第98回
丹波市議会定例会5日目の会議を開きます。
本日、議会だよりの編集のための写真撮影並びに報道機関の写真撮影を許可いたしておりますので、御了承ください。
本日の議事日程は、あらかじめ御手元に配付しておりますとおりです。
ここで、市長から、9月7日の本会議における西本議員の一般質問に対する答弁の中での発言について、発言の一部を取り消したい旨の申し出がありますので、発言の取り消しの申し出について、許可いたします。
市長。
○市長(谷口進一君) 9月7日の丹波市議会本会議での
西本嘉宏議員への一般質問の答弁のうち、関係部分の取り消しをお願いをしようとするものでございます。
取り消しをお願いいたしますのは、以下の部分でございます。
「農泊事業の話は、市役所だけで考えているのではなく、実際に運営される事業者との間において話し合いをすることで全体構想が成り立つ。採算性があるということで民間としても進出できるというところを今交渉している。」、そういう趣旨の発言をしたところでございます。
この発言の意図といたしましては、柏原城下町で進めます農泊事業に関連をしまして、指定管理者の選定に当たりましては、公募といたしますが、
宿泊施設運営という極めて専門性の高い業種を担っていただくということになるわけでございます。その中で、公募の条件として、特に丹波市と
指定管理者側の施設整備及び運営に係る経費の負担割合、その考え方は、公募します際の仕様書の中で明確に書き込んでいく必要がございます。その内容次第では、全く応募が見込めないという事態もあり得ます。一方で、我々丹波市側にとりまして、不利な条件を提示するわけにもまいりません。
公募を結果的に不調に終わらせるということではなくて、市が有利となる、さらには市議会、市民の方々にも御納得いただける、そのような公募条件を探りますためには、全国的に事業展開され、経験と実績を積んだ事業者へのヒアリング、これがやはり不可欠でございます。その意味から、地元への説明にあわせて、この半年もの間、我々なりの情報収集に努めてきたところでございます。
このことをもって、私は交渉していると、このような言葉を使って発言をしてしまいました。このことが、いわゆる公募が原則というルールを逸脱しているのではないか、そういう疑念を持たれるおそれはあります。
よって、まことに恐縮でございますが、冒頭にお願いしましたとおり、発言の関係部分を取り消しさせていただきたく、提案するものでございます。
○議長(太田喜一郎君) 市長から発言の取り消しの申し出の説明が終わりました。
お諮りいたします。
市長の発言を取り消すことについて、これを許可することに御異議ございませんか。
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 異議ありです。
異議がありますので、起立による採決といたします。
(発言する者あり)
○議長(太田喜一郎君) 暫時休憩します。
休憩 午前9時33分
───────────
再開 午前9時34分
○議長(
太田喜一郎君) 再開いたします。
17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 今、市長のほうから、私の一般質問についての答弁の
取り消し理由が言われました。
取り消し部分については、一応、私も未定稿ですけど、議事録を出しまして、確認をしているところですが、はっきり交渉しているとおっしゃっております。それで、時間がなかったものですから、あと迫っておりましたものですから、それについてのやりとりはほとんどしてませんが。
市長、この言葉で、今、指定管理の公募についての原則は、もう条例にあるとおりです。それは前提として、この答弁はなされたものだというふうに思います。これはちょっと口がすべったことじゃないんやないかと、実際上は、もう交渉しているんじゃないかという疑念があるんですけどね。言葉だけで取り消しても、実際は本当はそうなってるんじゃないかという疑念があるんですけどね。
ほんで、もう一つはね、これもちょっと私の情報でありますけれども、市長は、ほかの場所でも、この問題を説明するのに、今、予定してる業者と話し合いしてるとか、詰めているとか、そういうことをおっしゃったことはありませんか、これまで。
○議長(太田喜一郎君) 市長。
○市長(谷口進一君) 全て正確に覚えているわけではありませんが、積極的な意味で言ったことはないと、こういうふうに思っております。
○議長(
太田喜一郎君) 17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 積極的な意味も、消極的な意味も、やっぱり指定管理は公募いうのが大前提で、特定の業者を指定する場合もありますよ、当然。その場合は別なんですけど。これは公募ですから、あくまでも公平、平等というのはもう大前提で、特定の業者と既に交渉に似たような話し合いを、受けてくれるかどうかはわからんので、早目にしとくいうのは、準備というのか、もう既に、私は交渉だと思ってるんですけどね。実際そういうことを具体的にやられてるんですね。その市長の言う、話し合いか調整か知りませんが、そういうことを詰めて、今話し合って、金額も大体の金額を詰めておかないと言われますけど、これはもう交渉やないですか。今現状は、本当にどうなんですか。
○議長(太田喜一郎君) 市長。
○市長(谷口進一君) これは法律用語でありませんが、一般的に瀬踏みという言葉があります。実際にこの川が渡れるのかどうか足を入れて、深いか浅いかをはかる、こういう意味でありますが、まさに、今回、民間事業者と一緒に組んで仕事をするわけでありますから、本当に、いわゆる公募したときに出ていただく業者があるかないか、いわゆるマージャンでいうところのカラテンリーチになったんでは、これはチョンボになってしまいます。そういう意味で、慎重にやはり意見を聞いているということでございます。
○議長(
太田喜一郎君) 17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 業者が応募するかどうかは、やっぱり金額によって決まるんですよね。あるいは、その条件ですね。業者にとって、それが有利になるかどうかという条件なんで、それはもう既に、その公募の中身に入っていると思うんでね。幾ら調整といえども、言葉で、たまたま私の一般質問で本音が出たような感じだと思とんですけどね。それは、やっぱり金額そのものをどうこういうようなことは、全くこれは公募する前提条件で金額決めとるわけじゃないんで、その応募の中身によって、当局は指定管理者決めるわけですからね。それが、あるかないかを今探しとるって、それはそれとして準備かもしれませんが、中身に完全に入ってるんじゃないですかね。
○議長(太田喜一郎君) 市長。
○市長(谷口進一君) 今、大枠で、負担割合の考え方を決める、これはもう絶対的に必要な条件でございます。私も、これまで前職でですね、第三セクターで似たような話をしてまいりました。やはり、ホテル運営を受託する会社との間での、やはり、この負担割合というのは、一番ぎすぎすするところでございました。当然、民間側もそれが採算がとれるかとれないかという、まさに死活を決める場所でございますから、そこはしっかりと、あらかじめ、我々としましても、こういう条件なら、一般的に1者だけではなくて、複数者の事業者が提案をしていただけるだろうと、そういう期待を持って、仕様書をつくっていくわけで、そのための基本的な数字、枠組みというのは持っておきたいと、こう思っているわけでございます。
○議長(太田喜一郎君) よろしいですか。
13番、前川豊市議員。
○13番(前川豊市君) きのう、地元、柏原町の屋敷で説明会があり、市長以下、見えてましたし、私も地元ですので出席していました。その話の中で、業者については、公募するというように言われましたけども、一方で、柏原支所の2階をホテルすることと、田原邸をホテルにすること、これ柏原支所ができへんだら、その業者は取り組んでくれへんというような趣旨の、そういうような意味を言われて、柏原支所のホテルについては、必須のようなことを言われましたので、ああ、それ相当に話が進んでるんかな、されているんかなという感じを受けました。
○議長(太田喜一郎君) 前川議員、ほかの場所での発言なんで、ちょっとこの場ではなじまないんじゃないかと思うんですけども。今はもう発言の取り消しだけなんで、今回の。
13番、前川豊市議員。
○13番(前川豊市君) 人から聞いたという話であったら、そらもう、そういうふうに指摘されていいんですけど、私は直接会場に出席していて、そういうように聞きましたので、今の取り消しの考えとですね、いわゆる内容が合ってるいうか、そのテーマが合ってるんで、発言しました。おかしいないと私は思いますけど。
○議長(太田喜一郎君) ちょっと今の議題に対しての質問かというたら、そうやないような気がするんですけども。だから、今そのことについて、市長から答弁を求めるというのもいかがかなと思うんですけど、市長、できますか。
13番、前川豊市議員。
○13番(前川豊市君) どうして私の発言があかんのかわかりませんが、私は、そういう意味で、発言の訂正については異議ありです。
○議長(
太田喜一郎君) ほな、そういうことでお聞きしておきます。
ほな、ほかよろしいですね。
11番、林時彦議員。
○11番(林時彦君) 今、市長は
取り消し部分を読まれたと思うんですけど、「交渉している」というところまでが取り消しで、その後の分は、もう取り消しではないんですね。今読まれたとこまでですね。
(発言する者あり)
○議長(太田喜一郎君) 暫時休憩します。
休憩 午前9時42分
───────────
再開 午前9時47分
○議長(太田喜一郎君) 再開いたします。
11番、林時彦議員。
○11番(林時彦君) これでわかりました。こうなりますと、西本議員の質問に対して、市長の答弁がないまま、次の西本議員のまた質疑ということになるんですけども、議事録上は、その文字は残って、この分は取り消しになりましたというふうに書かれるのか、この文は全く見えなくなるのか、その辺については、どのように処置されるのか、ちょっと確認しておきたいと思います。
それから、もう一つ、私たちはいつも言ってるんですけども、市長の言われる瀬踏みも大事なことですけれども、瀬踏みをする場合にはですね、今度の事業に参加しない業者で瀬踏みをすると。まあ、公募とか入札の場合でもそうですね。事前に見積もりをとったりする場合は、その見積もりをとった業者は指名に入れないというのが役所の今までのルールでございます。そういう中で、今回は、一般社団法人ノオトとそういう瀬踏み、相談、いわゆる交渉までもあったか知りませんけども、そういうことをされとるいうのは、もう市長からの口から聞いておりますので、確かなことでございます。そういうことで、今度の事業参加者の中には一般社団法人ノオトは入らないというふうに、私たちは理解させてもらったらよいんでしょうか。
○議長(太田喜一郎君) 議事録については、事務局書記のほうから、ちょっと説明申し上げます。
荒木事務局書記。
○事務局書記(荒木一君) 議事録については、調整の最終的な権限につきましては、議長にあるということで、これまでずっと調整してきております。今回のような取り消し、あるいは訂正についても、議会のほうで許可をいただいた場合には、記録上は、文章、文字は消えますが、アンダーラインという形で記録には残るということになってございます。ですので、何らかの発言があったという形は残りますが、何を言ったかと、何を発言されたかということは抹消されると、そういうことで、アンダーラインになります。
今申し上げましたのは、インターネット上、公表される分については、そういう形になりまして、議会事務局での残る原本ですね、原本については、もう取り消しされても、そのまま将来に向かって残っているという状況でございます。
○議長(太田喜一郎君) ちょっと後段の分、市長。
市長。
○市長(谷口進一君) ただいまの林議員の御質問でございますが、一般社団法人ノオトも入れまして、広く全国から公募していきたいと、このように思っております。よろしくお願いします。
○議長(
太田喜一郎君) 11番、林時彦議員。
○11番(林時彦君) 今、事務局局長の立場で言われとることについては、そういう理由なるんでしょうけど、私は、その一部ね、訂正、一部を抹消、一部ならいいけども、西本議員の質問に対する質問が全然なくなるということで、そういうことに関しては、その本人とか、そういうことの許可は別に要らないのか、本当にちぐはぐな答弁になりますのでね、質疑のやりとりになりますので、その辺については、アンダーラインなっても、何かここでこういうことがあって取り消しになったというような、そういう添え書きがあるんでしょうかということで、もう一回、聞いておきます。
それから、市長、今そうやって言われましたけども、それはルール的には、私はあかんと思うんですけどね。今までずっと言われてきたことで、それについては、そんな思いはあってもですね、やはり、そういうルールを守っていかなきゃいけないと思うんですけども、
技監兼入札検査部長、そんなことでよいんでしょうか。
○議長(
太田喜一郎君) 荒木事務局書記。
○事務局書記(荒木一君) 発言の取り消しについてですが、発言の取り消しは、
丹波市議会会議規則第65条におきまして、議員は、その会期中に限り、議会の許可を得て行うことができると、議会の許可という規定がございます。これについては、議員の発言の取り消しの規定でございます。
また、今回のような市長、あるいは執行機関の職員の発言については、明文の規定はございませんが、議員と同様に扱うのが適当、あるいは通例というような行政実例がございまして、丹波市議会におきましても、過去から議員と同様の取り扱いで対応をしてきております。
そういうことから、今回、取り消し、文章をいわゆる削除することについて、規定に基づきまして、議会の許可を得るために、今議題となっているところでございます。
○議長(太田喜一郎君) 発言者に了解を求めたか、説明はさせていただきましたね。西本議員。
(発言する者あり)
○議長(太田喜一郎君) 暫時休憩します。
休憩 午前9時52分
───────────
再開 午前9時52分
○議長(
太田喜一郎君) 再開いたします。
技監兼入札検査部長。
○
技監兼入札検査部長(中野譲君) 先ほどの林議員の御指摘でございますが、過去には、確かにそのような不透明な見積もり徴収をやっていた時期がございました。そういうことを踏まえてですね、最近は、あらかじめ入札参加審査会、5人の部長で構成する委員会がございます。そこで審査を受けた上、見積徴収したものについては、再度、実際の本番の入札に参加することが可能と現在はいたしております。可能、その業者を含めて入札は可能、参加するのは可能ということで、内部でルールをつくっております。
○議長(
太田喜一郎君) 11番、林時彦議員。
○11番(林時彦君) それはびっくりしましたね。今までそんなこと聞いたことなかったので、今まで、それこそ、この中野
技監兼入札検査部長の発言ででもですね、そういうことはありませんという発言は何回もあったと思うんですけども。
(発言する者あり)
○議長(太田喜一郎君) 11番、林時彦議員。
○11番(林時彦君) いや、いつからそういうふうに変わったんか知らんけどね。それは普通は、ほんまにだめなことやないんですか。ちょっとそれ納得できへんとこですね。今までの丹波市のあれから、何かちょっと明文出してくださいよ、これは構へんいうやつを。ちょっと納得いきませんわ、それは。
○議長(
太田喜一郎君)
技監兼入札検査部長。
○
技監兼入札検査部長(中野譲君) 先ほどの発言ですが、入札参加者審査会という手続を経まして、事務処理をしたものについては、その業者も含めて入札には参加できるということに現在なっております。また、資料を提出させていただきます。
(発言する者あり)
○議長(太田喜一郎君) 3回済んだんですけども。
(発言する者あり)
○議長(太田喜一郎君) 暫時休憩します。
休憩 午前9時54分
───────────
再開 午前9時54分
○議長(太田喜一郎君) 再開いたします。
11番、林時彦議員。
○11番(林時彦君) それでは、今回の場合は、入札参加審査会にかけて大丈夫だということは確認済みですね。
○議長(
太田喜一郎君)
技監兼入札検査部長。
○
技監兼入札検査部長(中野譲君) 今回の件につきましては、指定管理者のことになりますんで、直接入札とは関係ないんで、現在、その入札参加審査会には、今回の案件にはかかっておりません。
○議長(太田喜一郎君) ほかにありませんね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) ほかに質疑がないようですので、お諮りいたします。
市長からの発言取り消しの申し出を許可することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(太田喜一郎君) 起立多数です。
したがって、市長からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。
次に、教育部長から、9月10日の本会議における西本議員に対する答弁において、発言の訂正の申し出がありますので、発言を許可いたします。
教育部長。
○教育長部長(細見正敏君) 9月10日の本会議におきまして、議案第100号及び議案第101号、保育所廃止議案にかかります西本議員からの職員の処遇に関する質疑に対しまして、職員数をもってお答えをいたしておりましたが、申しわけございません。非常勤運転員2名を算入しない職員数をもとにする説明であり、誤りがございました。
2つの保育所合計の職員総数を70名としましたところを72名に、退職者数8名としましたところを10名に、それぞれ2名増の訂正を願いますとともに、引き継ぎ保育に従事する職員数について、常勤職員数9名のところを、誤って11名と読み違いをしておりました。以上の点、発言の訂正をお願い申し上げますとともに、おわびを申し上げます。
○議長(太田喜一郎君) ただいま、教育部長から発言の訂正の申し出がありました。
申し出のとおり、訂正することを許可いたします。
この際、諸般の報告をいたします。
議会を代表しての会議、行事への議長の出席状況並びに常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の活動状況並びに先日までの間に資料請求された内容は、一覧表に記載しているとおりです。また、受理いたしました陳情書については、陳情文書表のとおりです。
次に、地方自治法第180条第1項の規定に基づく、訴えの提起の専決処分の報告が提出されております。
それぞれ、文書共有システムに登録しておりますので、ごらんおきください。
以上で諸般の報告を終わります。
ここで、市長より行政報告の申し出がありますので、許可いたします。
市長。
○市長(谷口進一君) (登壇) ただいまから、行政報告を申し上げます。
諸般につきましては、別紙資料として、一覧表で御手元にお配りいたしておりますとおりでございます。お目通しをいただき、御了承賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
さて、9月2日には、春日文化ホールで開催されました地域支えあいフォーラムに出席をいたしました。約40年前、東京地方検察庁検事としてロッキード事件を担当されたさわやか福祉財団会長の堀田力さんの基調講演やパネルディスカッションが行われました。誰もが住みなれた場所に暮らし続けるために、社会福祉協議会、地域住民、行政、それぞれの役割は何か、これを考える時間となり、参加者約400名の熱気が伝わってくる有意義なフォーラムとなりました。
9月4日には、台風第21号の接近に伴い、警戒に当たりました。午前7時には警戒本部、午前9時には災害対策本部をそれぞれ立ち上げました。幸いにして、丹波市内での大きな被害はありませんでしたが、近畿地方では、関西国際空港を初め、暴風や高潮等による大きな被害が発生したところです。
9月11日には、このたびの北海道胆振東部地震で被災された北海道むかわ町への災害活動支援第一陣として、派遣の丹波市職員2名と篠山市職員2名の出発式に出席をいたしました。この支援は、昨年締結をいたしました恐竜化石を活用した自治体連携に伴う基本協定、これに基づくものでありまして、丹波市からは、9月11日から24日までの14日間にわたり、3陣体制で6名の職員を派遣をしたところでございます。いずれの職員とも、誠心誠意、現地での支援業務に従事しましたが、この中でも、第3陣の派遣時には、丹波市が所有するドローンを活用し、山腹崩壊や法面の被害箇所等を上空から撮影した記録を、これをむかわ町へ提供いたしました。むかわ町の竹中喜之町長からは、被害状況を迅速かつ正確に把握することができた。大変に厚い感謝のお言葉をいただいたところでございます。
9月15日には、篠山市の鳳凰会館で開催されました丹波篠山まちなみアートフェスティバル開幕式に出席をいたしました。国の伝統的建造物群保存地区にも指定されている河原町妻入商家群を活用し、丹波市からの参加も含め、約50名の芸術家による現代アートの展示が行われました。古民家と現代アートのマッチングは、大変に興味深いものでございました。
9月16日には、山南町坂尻地内で開催された「森の音楽会2018」に出席をさせていただきました。地元有志の方々によって、ヒノキ林を間伐し、子供の遊具やピザ釜、飾りつけなどの整備が行われておりました。このような取り組みで、都市との交流などが進むことを期待しております。
敬老の日の9月17日には、平成30年度の丹波市長寿祝金支給に係る100歳対象者の訪問を行いました。本年9月25日現在で、市内に100歳以上の方が53人おられます。これからも健康長寿日本一のまちを目指して、全ての市民がともに支え合いながら、生き生きと生涯健康に暮らせるまちづくりに努めていきたい、このように考えております。
9月18日には、兵庫労働局との間で、雇用対策協定の締結を行いました。今回、締結した協定により、新卒者や移住者、障がい者など幅広い層に寄り添った職業のマッチングにより、定住人口や人材の確保につなげていきたいと、このように考えております。
9月21日には、ふるさと住民票交付式を行いました。記念すべき第1号として、昨年、丹波逍遥というすばらしい紀行文を書き上げていただきました作家の玉岡かおるさんに、ふるさと住民票を交付をさせていただきました。
最後に、火災報告を申し上げます。
8月31日以降、2件の火災が発生しております。建物火災が氷上地域で1件、車両火災が青垣地域で1件という状況でございます。
なお、いずれの火災においても、負傷された方等はございませんでした。
以上で行政報告を終わります。
○議長(太田喜一郎君) 以上で行政報告は終わりました。
ここで、暫時休憩をいたします。
(奥村正行議員退場)
休憩 午前10時03分
───────────
再開 午前10時04分
○議長(太田喜一郎君) 再開いたします。
~日程第1 認定第1号~認定第13号~
○議長(
太田喜一郎君) 日程第1、認定第1号「平成29年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」から、認定第13号「平成29年度丹波市
下水道事業会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」までの13案件を一括議題といたします。
本件は、審査を付託しておりました予算決算特別委員会から審査報告書が提出されておりますので、同委員会前川委員長より報告を求めます。
前川委員長。
○予算決算特別委員長(前川豊市君) (登壇) ただいま議題となりました認定第1号から認定第13号まで、その審査の過程と結果について、説明を申し上げます。
本決算認定の案件につきましては、去る9月19日の本会議におきまして設置されました予算決算特別委員会に付託を受けまして、9月18日、20日、21日、25日、26日の5日間にわたり、委員会を開催いたしました。市当局から説明員として、市長を初め、副市長教育長、理事、技監及び各部長の出席を求め、慎重な審査を行いました。
本付託案件の審査結果につきましては、認定第1号、認定第2号、認定第4号及び認定第6号については、賛成多数により、認定第3号、認定第5号及び認定第7号から認定第13号までについては、賛成全員により、それぞれ認定すべきものと決定いたしました。
また、審査の主な意見として、補助事業に係る一部の実績報告において、市の指導不足により、収入及び補助対象経費の適正性に疑義がある事案があった。補助金交付事務については、庁内で十分連携を図り、市が示した事務改善の内容を遵守すること、そして、市当局の審査に対して準備不足を指摘する意見もありました。そのほか、報告書に記載しているもの以外にも、たくさん出ました。
当局におかれましては、決算委員会で出ました意見につきまして、真摯に受けとめていただき、早急に事務改善に着手し、事務執行の適正化に努めていただくことはもとより、平成31年度の予算編成につきましても、これらを反映していただくことを申し述べ、説明といたします。
以上、まことに簡単でございますが、よろしく御審議賜り、認定いただきますようお願い申し上げます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
これより、議案ごとに討論、採決を行います。
最初に、認定第1号「平成29年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
反対討論の通告がありますので、発言を許可します。
17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) (登壇) 日本共産党議員団を代表して、認定第1号「平成29年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」反対の立場から討論を行います。
一般会計決算では、歳入総額371億8,467万円、歳出総額は350億7,053万円で、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は12億2,567万円となっています。この実質収支額について、一時期には32億円余にもなった時期もありましたけれども、平成29年度は歳入総額の3.3%とほぼ標準並みとなっております。
しかも、この中で、当初予算において予算が足らないと財源調整として歳入計上していた財政調整基金19億9,500万円や起債繰越償還のために予定していた減債基金5億円も全く繰り入れずに、起債の繰り上げ償還を5億1,072万円行っております。
こうした中で、なお、実質収支が12億2,567万円余の比較的大きな黒字決算ということになりました。今回も財政が厳しいことを理由に、住民の要求を抑え込んできたことが理由にならないということがはっきりしました。
なお、普通交付税の一本算定の影響額についてただしました。
平成27年度から算定がえの減るという低減が始まった影響は大きく、8億3,335億円減となり、対前年比では4億9,958万円の減となっています。合併当初では、一本算定の影響額は、当初約34億円減と言われていましたけれども、平成の合併により、市町村の面積が拡大するなど、市町村の姿が大きく変化したことを踏まえて、想定されていなかった財政需要額を交付税算定に反映して、一本算定の影響額が縮減されてきました。ちなみに、平成29年度の一本算定の影響額合計は16億6,670万円ですが、縮減率が50%となり、8億3,335万円減となっているのであります。
この見通しについて財務部長は、算定がえが終わる平成32年度では、交付税の減額は当初の予想から大きく縮減され、約12億円程度になる見通しであることを明らかにしています。これは、全国の合併自治体が大きく声を挙げて、政府を動かした結果であり、政府もう動かざるを得なかったと思います。当然のこととは思うが、こうした有利な条件を生かし、住みよい、住んでよかったと言える丹波市づくりに邁進しなければならないと思います。
歳出においては、節約効果は一定あるものの、不用額は前年度より若干減っていはいるものの、総額で23億1,813万円余と多額になっています。だから、不用額率は5.7%となっておりますが、不用額が3億円を超えているのは、総務費、民生費、教育費となっています。特に、不用額率30.39%と大きいのは労働費でありますが、それぞれの事業計画性や見込み、金額の見込みなど的確に把握することが重要だと考えています。
今回の平成29年度の一般会計決算において、就任早々でありました谷口市長(市政)にとって、一定の評価ができる点が幾つかあります。
篠山市の清掃センターの負担率の協定書の見直し、1月の豪雨災害の支援援助、課題は残っておりますけれども、丹波市医療センターミルネや丹波市立看護専門学校、あるいは学生寮の移転整備、そして、中学3年生までの子供の医療費無料化の継続、これ残念ながら、平成30年度では所得制限が強化されまして、対象者をかなりへつっております。
また、一定の正規の保育士の問題ですが、平均3万円の処遇改善を行っております。一定基準の内部留保金を持っている法人は、この法人任せになっているんではないかという指摘を行いました。課題は残っていると思いますが、評価できる点だと思います。また、年度末に前倒しで実施した中学校の普通教室のエアコン整備、あるいは女性・若者の活躍応援事業、さらに強調したいのは、市の非核平和都市宣言、これで標柱も建てられたり、平和首長会議への加盟など一定評価したいと思いますが、予算全体や行政運営の基本的な市政について、さらに市民の願いや、住みやすさと暮らしの豊かさから見て、次の点を指摘しておきたいと思います。
まず、第1に指摘したいのは、平成29年度は総合計画、丹(まごころ)の里創生総合戦略など取り組みを本格化させる、あるいは加速化させるということでありました。そして、向こう10年間の新たな丹波市の創造に向けて、「ワクワク・どきどき」するような仕掛けを準備するというふうに市長は強調していました。つまり、2019年を一つの節目にして、全国、海外に丹波市の魅力を発信する。つまり、シティプロモーション、これを展開していくということであります。こういうことで意欲を示してきたところであります。
しかし、問題は、この丹波市の住みやすさと暮らしの豊かさという視点が、このシティプロモーションの取り組みでどのように生かされているのかでありますが、その現状は、メーンの全国公募パートナーシップ事業を初め、廃校利活用フェア、復興防災スタディツアーなどについては、あるいは、またソフトバンクのインターンシップ事業ですかね。関西大学のプロジェクト、市内におけるシティプロモーション支援応援事業などありますが、これをざっと見てみますと、住みやすさ、あるいは暮らしの豊かさを追求するという点から見れば、私はずれているというふうに感じております。全く無意味だというわけではありませんが、決算審査や審査の中でも、全国公募の事業などについて、人件費など社会通念を超える補助のあり方や、応援提案事業でのその趣旨とかけ離れた事業への支出など指摘されてきましたけれども、私たちも全くそのとおりであると考えております。根本的な見直しが必要ではないでしょうか。そして、シティプロモーションの目指す丹波市民が住みやすさと暮らしの豊かさを感じ、市外からも丹波市に住みたいという、そういうまちづくりが本来目指すべき方向であると私は思います。
第2に、丹波市でも、平成29年度の
国民健康保険特別会計の一般会計からの法定外繰り入れ1億円が取りやめられました。平成28年度の繰り越しの見込みや基金の積み立てなどで、一定の財源措置ができたという理由でありますけれども、国保の会計もありますけど、国保加入者の所得における国保税の負担率から見ても、引き続き、法定外繰り入れを行って、むしろ保険税を引き下げることが、やっぱり丹波市の住みやすさの一つにもなるのではないかと思っております。
さらに、一般質問でも取り上げましたデマンド(予約)型乗合タクシーの運行エリアの見直し、さらにごみ袋料金の半額化、さらには上下水道料金の引き下げなど、本当の意味での住みやすさ、暮らしやすさ、暮らしの豊かさに取り組むことこそ、丹波市に住んでよかったと住みたいまちになり、人口減少への歯どめとなっていくのではないでしょうか。
第3に、最後になりますが、これは毎回指摘していますが、同和問題を特化した人権推進教育についてであります。
平成29年度の教育方針でも、同和問題を中心にとらえた人権教育についての認識を深めさせることを教育活動に生かすということとしていますが、同和問題を中心に据えなければならないような実態が、どこにどのように存在するのか、全く明確ではありません。既に解消の過程にあるのであります。
そこで、今回、地域人権教育事業委託料の資料を提出いただきましたが、この事業は、各中学校区で中学校と地域の代表者等による推進委員会により、中学校の生徒を中心に、社会教育として、年間を通じ、研修や人権学習、文化祭での発表など取り組みが行われております。同和問題がその中心にとらえられている様子でありますが、過去の開放学級をほうふつさせるもので、内容の点検と、これを実施する今日的な意義を問い直すことが必要であると考えています。
1966年の同和対策審議会答申から既に半世紀、50年が経過しています。国は、2002年3月末には、既に同和対策事業特別措置法を完全に廃止しました。それから15年経過をしています。今日までの国民、市民の努力で大きく改善が図られ、人権擁護の取り組みが各分野で前進していることをまともに評価せずに、一部に誤った認識から問題を起こしても、悪質なものについては、法務省が示すように、人権侵犯事件として提訴することで済む話であります。インターネットや差別的な書籍を理由に、同和問題をいまだに人権課題の中心のように特別扱いしていることに大きな疑問を持っています。こうした評価に基づく視点で、教育がと行うことは、誤った評価を次世代につなぐことになり、極めて問題であります。
そして、また、毎年支出されている丹波市人権・同和教育協議会の1,300万円を超える、この100%の補助金についての削除、それから、同和という名称についても、改めることなどについて、これまでたびたび指摘をしてきました。合併以来、ほとんど見直しが行われておりません。平成30年度には見直しをかけるということがありますけれども、見直しをかけたというほどのものではありませんでした。組織を続けるのであれば、自らの財源を生み出して行うべきで、市から丸抱えの補助金は廃止するべきであります。
事務局長の人事についても不透明で、歴代その多くが学校長などの退職者で占められており、二、三年で交代をされているようにあります。こうした人事採用についても、市や教育委員会がかかわっているのではないかと疑念が残ります。
さらに、一昨年の部落差別の解消の推進に関する法律が、国会の議員提案で突然可決されました。時代に逆行するもので、その執行については、参議院の法務委員会で厳しい内容の附帯決議もつけられており、極めて問題にある法律だと思います。附帯決議を踏まえて、地域の実情に応じた施策を主体的に取り組むとしつつ、今後、新たな法律の趣旨を踏まえて、施策の充実に努める必要があるとしていることは極めて遺憾ですが、廃止を求めるべきであると考えます。
以上、反対の討論といたします。
○議長(
太田喜一郎君) 17番、
西本嘉宏議員の討論は終わりました。
次に、賛成討論の通告がありますので、発言を許可します。
9番、小川庄策議員。
○9番(小川庄策君) (登壇) 認定第1号「平成29年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」賛成の立場から討論を申し上げます。
本件は、認定を求められました平成29年度丹波市
一般会計歳入歳出決算について、委員会にて審査を行い、先ほど委員長の報告にもありましたが、委員会として認定すべきものと決しられましたが、審査を行うにつれてですね、一部の補助金業務の中には、本来活動の支援や後押しをすべき市の担当者の指導不足により、その審査において疑義が生じたことは非常に残念である。
平成30年3月、百条委員会からも指摘を受け、市が示した事務改善の内容を今後も遵守するとともに、同委員会から示された改善策を実行し、適正な補助金の交付事務を行うことの要約を盛り込んだ10項目にも上る審査意見書をつけることにより、賛成といたします。何とぞ議員各位の御理解を得て、賛同いただきますようよろしくお願いいたしまして、賛成討論といたします。
○議長(太田喜一郎君) 9番、小川庄策議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
賛成、反対。賛成。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) ほかに反対の討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 反対討論はないようですので、賛成討論を認めます。
18番、太田一誠議員。
○18番(太田一誠君) (登壇) それでは、賛成討論、議長の許可を得ましたので、ただいまより、認定第1号「平成29年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」賛成の立場で討論いたします。
論点は、主な決算の審査内容につきまして、課題とか数値に関しましては、全議員が委員長報告等ございました。
私の論点は2つでございます。
1つ目は、本決算が市民、住民の皆様に具体にどのように見える化され、その結果、成果効果がいかにあったのかをわかりやすく検証することが議会人としての第一義と考えております。
2つ目です。
2つ目は、本決算が、市政の平成30年度、平成31年度にどのような方向性が示せるのか、示そうとすることができるのか、それが見えたのか、議員として課題整理や次の政策に生かせるように提言することが、市会議員としての決算審査の本質と考えております。
1つ目の討論の成果、効果についてです。
議会として、今決算委員会において、どの重要施策に成果、効果が見られたのか、結果、市民の福祉の向上、安心安全に効果があったのかについては、一定の見える化を進めようと努力する施策と、なかなか努力しても進めることができない施策に議論が白熱することがあったように思います。当初から、一貫して市長は4年間を一つのステージとして起承転結でお示しされております。審議の中で、その成果、効果については、私は私なりに一定の見える化が始まってきたなと冷静に受けとめる場面があり、市の看板広告である重要施策としてのシティプロモーションは、修正を含めても一定の効果は期待できるものと感じております。
その中から、具体的に見えてきた効果は、今年の夏の交流人口の増加現象に気づくことができました。例えば、この夏休みの山南支所の入場者数が1日1,000人を超え、受け付けが間に合わないことも現場で知り、その様子が確認できたことは本当に喜ばしいことです。小さな気づきかもしれませんが、我々も、当初からテーマであります市が抱える人口減少の課題を大前提としてとらえ、結果が見える化していく様子が伺えたのではないかなという一部でございます。
市の施策は、市内外からの丹波市への交流人口増加を重点施策とし、その方策として社会増から結びつけようと始められた、この今決算の結果でございます。その評価は、時間軸を明らかにすることで、より効果が明確化され、具体に成果が示される決算内容となっているのではないでしょうか。
第2の論点として、課題の整理や次の施策にどう生かされるのかでございます。
課題の整理といたしましては、丹波竜の宣伝効果や、今から始まる心の合併、丹波市の歌、そして、川代公園などが整備をされる中、今決算が、丹波市にとって、これから期待できる具体的な施策として、市民の皆様に信頼される市政、議会となるための課題施策の見方の一つとして、山南地域の恐竜事業はもとより、春日地域、柏原地域の古民家再生事業や農泊、そして、市島地域の農の学校、青垣地域の廃校跡地活用や森林を生かしたまちづくりなど、さまざまな施策にその可能性、効果、成果が将来の可能性が目に見え、今後期待できる事業を含んだ決算審査と感じることもできました。
さらに、決算から次年度の事業へどうつないでいくのかを具体に議会がチェックできたのかというところですが、市に、その提言までできるのかが、議会としての要点かと思っております。
また、財源のあり方は、近い将来、一本算定に向け貴重な財源活用を見い出し、今まで負であった負から正の財産となるような施策の考え方に重点を置くことが可能なのか、将来のお金は大丈夫なのかをともに考える審査でもあり、その意味で真剣に議論できました。苦言としては、未収や不用額にも危機感を持って、次の予算に生かされることを望みます。
決算審査のところで気づいたことは、施策の将来の意味することを判断するためには、時間軸を追って、成功した評価事業、あるいは変更、縮小したものも含め、評価できる、読み取る癖づけを新しい議会として、議会が求められているんだなということを、今定例会中も感じ、自分自身の体験や成果にもなったことです。
市のお示しいただく時間をかけた丁寧な決算審査資料等からも、課題や成果を感じとり、知ることができたことは、議員として貴重な経験であります。また、市民の皆様からの声を正確に市政にどう伝えるかは、今後、議員としての課題でもあります。
人口減少が進む中、本決算審査が好機ととらえ、市と議会の課題、成果、効果検証は、こらからも市政と議会がともに白熱した議論を望み、少しずつ施策を前に実施しながらも、その効果検証を明らかにすべきであります。各施策が市民に御理解いただけることで心の合併につながると考えるのです。この結果、だんだんと住んでよかった丹波市から住みたい丹波市、丹(まごころ)の里丹波市になるものと期待するものでございます。
もう少しお聞きください。
議会は言論の府です。今期の議長テーマは「聞く」とおっしゃっておりました。議員はさまざまな課題を聞き、今決算の方向性を市民にわかりやすく伝えることが第一義と申し上げました。今この決算が最終的に市民、住民にとって福祉の向上や安心安全な暮らしに反映したのか、あるいは、これから効果が見込めるものなのかが、慎重に議員一人一人で決算を審議されたところでございます。これを市民にわかりやすく伝えるか、それが市民から議会は問われるのではないでしょうか。
市の今決算は、新市政が始まって初めての決算審査です。また、議会側も11人の新議員が当初からかかわる初めての決算であり、市の付託を得た説明責任や、その政策のあり方に私自身も戸惑いを感じる場面もありましたが、かかわる全ての人々がともに成長する議論の場であったとも感じました。この決算審議質疑においては、新しい市政の風、あるいはにおいを感じることができたのです。
結論です。少し長いですけど、決算審議審査のあり方としても、これまでの不正処理の再発防止には注視しながらも、大きくは議会が認めた首長の施政方針である政策、施策、事務事業などを大所高所から市と議会が討論し合い、市民の負託に市がこたえられたのか、努力が見えるのかといったところを、議会は、決算審査提出資料等を通した上で行い、市は、議会が質疑した内容に丁寧に回答されることで、市として、あるいは議会としても、住みたい丹波市の施策へ向け、市民への十分なお知らせができるものと考えるものでございます。その結果、成果、効果が明らかにされ、その次の政策にもつながるものと同時に考えるものでございます。
次年度は、議会も常任委員会が新しく構成されそうです。市政も議会も今決算は新市政が始まって初めての決算審査でした。市民に伝えなければならない課題はたくさんありますが、今決算の重要施策として、シティプロモーションが少しずつ進められ、総合戦略化される中、見えるものは、本年2年目の起承転結の「承」として、各施策が見える化される中、ようやく芽が出ようとする事業に対しましても、議員は多眼的に批判、評価を発言し議論できたと感じております。決算審査を受け、市は、引き続き平成31年度、2019年丹波市元年に向けた市や県の取り組みが、市民の方々にとって合併してよかったと言っていただけるまちづくりが求められ、まごころの合併に向けた施策として、さらなる努力、精進されることを期待し、本決算に賛同するものでございます。
よって、認定第1号「平成29年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」賛成の立場で討論いたしました。
議員各位の皆様には、御賛同を賜りますことをお願い申し上げ、賛成討論といたします。18番、太田一誠。
○議長(太田喜一郎君) 18番、太田一誠議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
お諮りいたします。
認定第1号は、認定することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立多数です。
したがって、認定第1号「平成29年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、認定することに決しました。
次に、認定第2号「平成29年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
反対討論の通告がありますので、発言を許可します。
16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表して、認定第2号「平成29年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」反対の立場から討論いたします。
国民健康保険は、周知のとおり、社会保険などと比較して、低所得者の加入が多いこと、また、年齢構成も高く、医療費の水準もそれにつれて上がってくること、また、所得に占める保険税の負担が重くなるのが特徴です。国保税が高く、払いたくても払えない、どうして国保税はこんなに高いのか、これは市民からよく聞く声です。滞納相談をよく受けますが、市民税、国保税の滞納がほとんどです。
丹波市の国保会計は、平成27年度、平成28年度の危機的状況が一般会計からの法定外繰り入れ1億円などがあり、やや好転しました。好転の要因としては、一般会計からの法定外繰り入れ、国の支援8,000万円、世帯数が292世帯減り、人数が750人減ったことなどが挙げられます。それでも、平成29年度決算段階で、1世帯当たりの国保税の平均は年16万448円、月にしますと1万3,374円です。一人当たりで、年9万9,652円、月8,304円と高いまま推移しております。1世帯当たり月1万円以下の保険税にすることが求められております。平成29年度で約5億円の繰り越し、財政調整基金からの繰り入れなしで済み、財政調整基金に1億1,000万円の積み立てができ、財政調整基金の年度末積立額が3億5,700万円あることから、国保税の減額が可能です。
国保税の構造的な危機は、政府の負担を5割以上から2割5分当たりに減額してきたことにあります。どこの自治体も国保財政は厳しく、かなりの自治体が一般会計からの法定外繰り入れをしております。全国知事会も1兆円の国費投入を要求しています。丹波市からも、政府の負担を以前の5割にすることを要求していかねばなりません。2018年度から、国保が県と市の共同事業に移行しております。国保税が引き上げられないように見守っていく必要があります。私たちは、1億円の法定外繰り入れを、平成29年度やめたこと、国保税引き下げの努力が不十分な決算ということで反対いたします。
以上で反対討論といたします。ありがとうございました。
○議長(太田喜一郎君) 16番、西脇秀隆議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
お諮りいたします。
認定第2号は、認定することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立多数です。
したがって、認定第2号「平成29年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、認定することに決しました。
ここで、暫時休憩をいたします。
休憩 午前10時42分
───────────
再開 午前10時55分
○議長(
太田喜一郎君) 再開いたします。
先ほど、林議員の質問のときに、見積徴収基準を提出していただきたいということで、提出をしていただいております。本日のタブレット資料の一番最後のところに入っておりますので、確認をしておいていただきたいと、このように思います。
次に、認定第3号「平成29年度丹波市
国民健康保険特別会計直診
勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第3号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第3号「平成29年度丹波市
国民健康保険特別会計直診
勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第4号「平成29年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
反対討論の通告がありますので、発言を許可します。
16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表して、認定第4号「平成29年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」反対の立場から討論いたします。
2014年に国会で、医療・介護総合法が成立しました。介護保険始まって以来の大改革、私たちは大改悪と呼んでおります。3年の猶予措置があり、2017年度から本格実施になっております。
要支援1・2の方の訪問介護・通所介護を保険給付から外し、地域支援事業に移すことになります。地域支援事業の介護予防事業に、要支援者の訪問介護・通所介護の代替サービスを加え、新しい介護予防・日常生活支援総合事業に改変することになっております。市の説明では、要支援者のうち、身体介護以外の人は地域支援事業に移行すると言われております。
要支援者の訪問介護・通所介護では、現在受けている人はそのまま続けられると言われております。地域支援事業はボランティア、NPO、地域の団体等の方に頼ることになります。専門職以外ではサービスの質の低下が起こります。くらし応援隊などの積極的な活動を否定するものではありませんが、やはり、専門職の方の手伝い程度に位置づけるのが正しいと思います。
要支援者は、自立意欲の向上を図るべきとしております。高齢者が要支援状態になるのは、病気、けが、障がい、認知症などさまざまです。意欲の向上で一律に解決できるものではありません。今まで食事をつくってもらったりしていた方はまず困られます。地域支援事業は順調にいっているのでしょうか。要支援者の介護サービスを低下させない努力が求められております。
この決算で、年金18万円以下の方などの普通徴収の未収金が約760万円あります。低所得者への軽減制度の充実が求められています。現行制度では、年金額や年収がほとんどなくても介護保険料がかかってきます。もっともっと市独自ででも、低所得者に対しての軽減制度が必要です。
2018年度から介護保険料が年1万302円上げられております。2015年8月から年金収入280万円以上の所得があるときは利用料を2割負担をするということが導入されました。特別養護老人ホーム入所を原則要介護3以上としております。介護難民がふえる恐れがあります。
以上、今回の大改革、大改悪は、2017年度(平成29年度)からの実施で、要支援者へのサービスの一部切り捨てが始まっており、低所得者への軽減が不十分であるという理由で、この認定第4号に反対いたします。
以上です。ありがとうございました。
○議長(太田喜一郎君) 16番、西脇秀隆議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
お諮りいたします。
認定第4号は、認定することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立多数です。
したがって、認定第4号「平成29年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、認定することに決しました。
次に、認定第5号「平成29年度丹波市
介護保険特別会計サービス事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第5号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第5号「平成29年度丹波市
介護保険特別会計サービス事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第6号「平成29年度丹波市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
反対討論の通告がありますので、発言を許可します。
16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表しまして、認定第6号「平成29年度丹波市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」に対しまして、反対の立場から討論をいたします。
後期高齢者医療制度は、75歳以上の方をそれまでの保険から分離させた制度です。平成20年4月の発足当初から混乱があり、制度改正が論じられてきました。全国の医師会や自治体、老人会など多くの団体が廃止を求めております。
自民・公明政権のもと、平成20年6月に、後期高齢者医療制度廃止法案が参議院で可決され、自民・公明政権も検討すると述べていました。平成21年に誕生した民主党政権は、この後期高齢者医療制度を廃止するという選挙公約を掲げましたが、廃止公約は実施されず、現在の自民・公明政権になっても制度は存続しております。
この医療制度の一番の問題点は、それまで負担ゼロの人が1割負担になったり、保険料負担がふえたり、低所得者が自己負担増になることです。この制度がなかった場合と比較すると、公費負担が、平成27年度で1兆4,100万円減少しております。この制度の制定当時の政府高官は、「お年寄りにも応分の負担をしてもらい、医療費増加を抑える」と言っております。
兵庫県の広域連合では、平成28年度、平成29年度は保険料抑制措置が講じられ、1人当たり月6,426円となっております。平成30年、平成31年度は月6,674円、前年度と比べて月当たり33円の増加となっております。丹波市の決算で、平均年金18万円以下の方などの普通徴収の未収金が約87万円あります。保険料減免の充実が図れないでしょうか。改定ごとに後期高齢者保険料が上がることが予想され、介護保険料の引き上げ、年金引き下げもあり、月額の国民年金5万円前後で暮らしている人にとっては悲鳴が聞こえてきます。
厚生労働省は、後期高齢者保険料軽減特例措置を段階的に廃止することを2017年度から実施しております。現在、年金収入で211万円以下の人や、子供などに扶養されている人を対象に、最大で9割軽減される特例措置がとられており、約865万人が特例措置を受けています。丹波市では約1,900人の方が影響を受けます。この特例が段階的に廃止されるのです。
丹波市では、平成29年度で1,395人の人が約1,000万円の影響を受けております。この件では、兵庫県後期高齢者広域連合として、2015年7月22日付で、特例措置軽減継続の政府への要望書を提出されております。
また、2017年8月から70才以上の高額療養制度の上限額が引き上げられております。一般の方で、外来月額が1万2,000円から1万4,000円に、そして、2018年度からは1万8,000円に引き上げられております。上限額が引き上げられると、高額療養制度が受けられなくなります。また、政府は、後期高齢者医療制度で医療費の本人負担を1割から2割にすることを計画しております。
私たちは、この後期高齢者医療制度そのものに反対であること、低所得者への軽減が不十分であることの理由で、この決算に反対いたします。
以上で、認定第6号の反対討論といたします。ありがとうございました。
○議長(太田喜一郎君) 16番、西脇秀隆議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
お諮りいたします。
認定第6号は、認定することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立多数です。
したがって、認定第6号「平成29年度丹波市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、認定することに決しました。
次に、認定第7号「平成29年度丹波市
訪問看護ステーション特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第7号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第7号「平成29年度丹波市
訪問看護ステーション特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第8号「平成29年度丹波市
地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第8号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第8号「平成29年度丹波市
地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第9号「平成29年度丹波市
駐車場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第9号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第9号「平成29年度丹波市
駐車場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第10号「平成29年度丹波市
看護専門学校特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第10号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第10号「平成29年度丹波市
看護専門学校特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第11号「平成29年度丹波市
農業共済特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第11号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第11号「平成29年度丹波市
農業共済特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第12号「平成29年度丹波市
水道事業会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第12号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第12号「平成29年度丹波市
水道事業会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第13号「平成29年度丹波市
下水道事業会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第13号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第13号「平成29年度丹波市
下水道事業会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
ここで、暫時休憩をいたします。
(奥村正行議員入場)
休憩 午前11時14分
───────────
再開 午前11時15分
○議長(太田喜一郎君) 再開いたします。
~日程第2 議案第80号~議案第116号~
○議長(
太田喜一郎君) 日程第2、議案第80号「権利の放棄について」から議案第116号「平成30年度丹波市
下水道事業会計補正予算(第2号)」までの37件を一括議題といたします。
本件は、審査を付託しておりました各常任委員会及び予算決算特別委員会から審査報告書がそれぞれ提出されております。
最初に、総務常任委員会垣内委員長の報告を求めます。
垣内委員長。
○総務常任委員長(垣内廣明君) (登壇) ただいま議題となっております議案第80号、議案第81号及び議案第98号から議案第103号までにつきまして、9月10日開催の本会議において、審査の付託を受けておりました総務常任委員会から審査報告を申し上げます。
各議案につきましては、去る9月12日、総務常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、審査報告書のとおり、本委員会に付託された議案第80号、議案第103号については賛成全員により、議案第81号及び議案第98号から議案第102号までについては賛成多数により、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告を申し上げます。
以上、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
次に、民生常任委員会西本委員長の報告を求めます。
西本委員長。
○民生常任委員長(西本嘉宏君) (登壇) ただいま議題となっております議案第82号から議案第88号まで及び議案第97号につきまして、9月10日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました民生常任委員会から審査報告を申し上げます。
本議案につきましては、去る9月13日に民生常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、審査報告書のとおり、付託された全議案を賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告を申し上げます。
以上、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
次に、産業建設常任委員会藤原委員長の報告を求めます。
藤原委員長。
○産業建設常任委員長(藤原悟君) (登壇) ただいま議題となっております議案第89号から議案第96号までにつきまして、9月10日開催の本会議において、審査の付託を受けておりました産業建設常任委員会から審査報告を申し上げます。
各議案につきましては、去る9月14日に産業建設常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、審査を行いました。
出された主な質疑応答を申し上げます。
議案第90号「丹波市
農業共済条例の全部改正について」、任意加入が導入されるわけですけども、任意加入について、共済制度が成り立つのか、また、メリットはどのようなもので、どのように説明をしていくのかというような質疑がありまして、答弁といたしましては、被害が少なければ、かけ金率が下げられるという制度、それから、選択制の説明をしっかりとして、自分にとってメリットのあるものを選択してもらう、そういったことを説明しながら、加入を促進していくということでした。さらには、1つの県で1組合の移行がなされれば、より安定してくるというような答弁でございました。
それから、議案第92号「
丹波市営土地改良事業の計画変更について丹波市地区(清水谷)」につきましては、事業量の内訳、工事区分ごとの事業量、すなわち面積が当初計画に挙がっていないが、これにつきましては、以前、議案に挙がりました今中地区の土地改良事業では、当初面積が挙がっていたのになぜかというような質疑がありまして、これにつきましては、災害の対応で詳細を出す間がなかったために、ほ場面積で積算を行ったこと、また、今中地区はクリーンだったため、過去事業量が把握できたというような答弁がございました。
以上、審査の結果につきましては、審査報告書のとおり、付託された全議案を賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告申し上げます。
以上、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
次に、予算決算特別委員会前川委員長の報告を求めます。
前川委員長。
○予算決算特別委員長(前川豊市君) (登壇) ただいま議題となっております議案第104号から議案第116号までの各補正予算につきまして、9月10日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました予算決算特別委員会から審査報告を申し上げます。
本議案につきましては、去る9月10日に予算決算特別委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、審査報告書のとおり、付託された全議案を賛成全員により、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告申し上げます。
以上、まことに簡単ではございますけど、審査報告とさせていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
これより、案件ごとに討論、採決を行います。
初めに、議案第80号「権利の放棄について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第80号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第80号「権利の放棄について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第81号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
反対討論の通告がありますので、発言を許可します。
9番、小川庄策議員。
○9番(小川庄策君) (登壇) 議長の許可を得ましたので、議案第81号につきまして、反対の立場から討論を申し上げます。
丹波市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について、本議案は、平成28年度、税制改正において、地方税の偏在是正の一環措置として、法人税の住民税である法人税割額の税率、標準税率9.7%から6.0%に改正する条例を6.0%から制限税率である8.4%へ増税する一部改正の議案です。
今回は、不均一課税を提案されており、大まかには、資本金等の額が1億円以下の法人並びに国税の法人税額が年400万円以下の法人については、制限税率の8.4分の2.4を乗じて計算した額に相当する額を控除した金額とし、つまり、標準税率である6.0%を適用することで、一見、軽減税率を適用しているかのように見受けられますが、あくまでも、標準税率、基本税率は6.0%であり、2.4%の増税になります。
また、制限税率を適用する目的も、普通交付税の合併特例措置の終了、一本算定への移行に伴う減収に対応するため、法人市民税の法人税割額を地方税法で定める制限税率まで引き上げ、一般財源の確保を図るとのことです。
また、平成29年度決算から推計される増税額の見込みが約8,000万円であり、その増税対象と見込まれる市内法人数は、資本金等の額が1億円超の法人は124社、うち、法人等が市内にあるものについては11社、資本金等の額が1億円以下の法人で、法人税額が年400万円超の法人は143社、うち、市内に本社等がある法人は54社との資料の提示も受けました。丹波市内の納税義務者たる法人数の数1,427社のうち、本社が市内にある法人数は65社となります。一見すると、今回増税が見込まれる法人数65社は、全体1,427社の中では4.5%と丹波市全体への影響が少ないように見受けられますが、私は、今回この提示された数字こそが、丹波市の現実、実情を物語っていると思います。
所得税との兼ね合いもありますが、一概に一律の判断は難しいですが、丹波市内の全法人数のうち、95%超の法人が法人税年400万円以下の法人であるというのが現実です。過去にも丹波市は、平均所得の低さが取り上げられています。ある兵庫県の市町村別所得ランキング2017では、丹波市の平均所得は約266万円、兵庫県41市町のうち36位となっています。これが今回示された資料の現実ではないでしょうか。
歳入が減るからと安易に市内企業に負担のみを強いるのではなく、本来であれば、丹波市もこの現実に真正面から取り組み、市内企業、市内法人の知名度向上、そして、収益増強に寄与し、そして、その結果として、丹波市民全体の所得の向上による法人住民税の増収並びに個人住民税の増収による歳入増による確保をすべきではないでしょうか。
また、丹波市では、兵庫県下でも屈指と言われるほど企業誘致にさまざまな補助金も準備していますが、現実は、皆さん推して知るべしです。今でもこの状況なのに、近隣他市が制限税率を適用しているからと、丹波市も同じ制限税率を適用するのであれば、丹波市は、今後、近隣他市よりも一体何をアピールポイントにするのでしょうか。企業的視点からすると、一時の補助金よりも、将来を見据えた人材の確保、資金の確保ができる地域こそが企業誘致のキーワードです。
また、今、丹波市で生まれ、市外で勉強している、そして働いている皆さんが、この丹波市に帰ってきて、そして、皆さんが起業してもらえることが必要です。そのためには、丹波市は起業しやすいまちでならなければなりません。起業のまち丹波、起業しやすいまち丹波を残しておかなければいけないんです。
そして、多くの自治体が制限税率を適用していますが、その理由を明らかにしている自治体は少ないです。その中でも、ある市は、公表をホームページでされていました。そこは、大都市と言われる大阪市ですが、その概要については、本市には多くの企業や商業施設が集中し、大阪圏域の経済活動の中心となっている。周辺市町村から多くの方が通勤、通学で市内に来られるなど、昼間の流入人口が非常に多くなっています。そのため本市では、早くから道路や下水道、ごみ処理施設など高度な都市基盤の整備を積極的に行っており、今後も都市基盤を維持していくため、本市内の経済活動を担う法人に負担していただいている市民税を標準税率を超える超過税率を行っています。また、超過課税は一定の期限を設け、その都度、財政需要や財政状況を踏まえ、期限の延長を検証されています。また、超過課税による税収増についても、使用の使途もはっきりとされ、道路や下水道、ごみ焼却施設などの都市基盤の維持管理、更新などに限定されています。
このように、制限税率が認められるのは、その地域特有の課題への対応であり、単に歳入が減るからという問題ではありません。
最後になりますが、一言。企業誘致で丹波市は一番アピールしなければならないポイントは何なんでしょうか。人口減少下において、丹波市で一番しなければならないのは何でしょうか。U・Iターン、今も丹波市頑張っています。その中で、特にUターンを呼びかけるのに、所得の低いところへ帰ってこいと言えますか。市外で勉強している子供たちに、起業はぜひ丹波市でと言えますか。あとは皆さんの判断にお任せしますが、何とぞ議員各位の御理解を得て、賛同いただきますようよろしくお願いいたしまして、反対討論といたします。
○議長(太田喜一郎君) 9番、小川庄策議員の討論は終わりました
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
お諮りいたします。
議案第81号は、原案のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立多数です。
したがって、議案第81号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第82号「
丹波市立こども発達支援センター条例の全部改正について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第82号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第82号「
丹波市立こども発達支援センター条例の全部改正について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第83号「丹波市
ミルネ診療所条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第83号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第83号「丹波市
ミルネ診療所条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第84号「丹波市
ミルネ訪問看護ステーション条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第84号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第84号「丹波市
ミルネ訪問看護ステーション条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第85号「丹波市
国民健康保険青垣診療所の使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第85号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第85号「丹波市
国民健康保険青垣診療所の使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第86号「丹波市
青垣訪問看護ステーション条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第86号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第86号「丹波市
青垣訪問看護ステーション条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第87号「丹波市
保健センター条例の全部改正について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第87号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第87号「丹波市
保健センター条例の全部改正について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第88号「
丹波市立看護専門学校設置条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第88号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第88号「
丹波市立看護専門学校設置条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第89号「
農作物共済特別積立金の取崩しについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第89号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第89号「
農作物共済特別積立金の取崩しについて」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第90号「丹波市
農業共済条例の全部改正について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第90号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第90号「丹波市
農業共済条例の全部改正について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第91号「字の区域変更について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第91号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第91号「字の区域変更について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第92号「
丹波市営土地改良事業の計画変更について丹波市地区(清水谷)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第92号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第92号「
丹波市営土地改良事業の計画変更について丹波市地区(清水谷)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第93号「丹波市
土地情報管理条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第93号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第93号「丹波市
土地情報管理条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第94号「丹波市
農林水産業施設災害復旧事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第94号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第94号「丹波市
農林水産業施設災害復旧事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第95号「丹波市立はちまん広場の廃止について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
本件は、地方自治法第244条の2第2項の規定により、出席議員の3分の2以上の同意を必要とします。
お諮りいたします。
議案第95号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立議員は全員です。
したがって、議案第95号「丹波市立はちまん広場の廃止について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第96号「
丹波市立公園条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第96号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第96号「
丹波市立公園条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第97号「丹波市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第97号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第97号「丹波市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第98号「丹波市立崇広幼稚園の廃止について」の討論を行います。
反対討論の通告がありますので、発言を許可します。
17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) (登壇) 日本共産党議員団を代表して、議案第98号「丹波市立崇広幼稚園の廃止について」の反対の立場から討論を行います。
6町が合併して間もない平成18年度に、幼保一元化と称して、全国に先駆け、市内の公立幼稚園と公立や社会福祉法人の保育所の統合を原則として、社会福祉法人の民間経営によることにしました。結果、12から13の幼保連携型の認定こども園にする方針を示しました。以降、今回の柏原地域の2園が、最後の福祉法人経営の認定こども園となります。
私たちは、公立幼稚園と保育所を一つにする私立の認定こども園は、市の公的責任を放棄するものとして、基本的に反対ですが、公立の幼保連携型認定こども園や社会福祉法人でも、地域住民や保護者の合意を前提とした幼保連携型の認定こども園を方針にして、この問題に取り組んできました。最後まで残ったのが、今回の柏原地域の認定こども園でありますが、柏原地域の2校区の幼稚園は、長い歴史と伝統を育み、保育所もそれぞれ一定の規模で、これまで公立で運営されてきた唯一の地域であります。
柏原地域では、平成27年度から平成28年度にかけて、これまでどおり、こうした公立幼稚園と公立保育所を残してほしい。少なくとも、公立の認定こども園をという市民運動が起こった経緯があります。しかし、市教育委員会は、柏原地域になかった社会福祉法人を半ば強引に立ち上げる支援を行い、今回、公立の幼稚園と保育所を社会福祉法人の経営による2つの民間認定こども園にしてきたものであります。全国的にも、また、市の周辺自治体、つまり篠山市や朝来市などでは、その大部分が、一部ありますけれども、大部分が市立の認定こども園としている例もあるように、私たちは、柏原地域では、両方とも公立の幼稚園と保育所であることから、少なくとも、公立の幼保連携型の認定こども園にするよう求めてきたところであります。
あわせて重大な問題は、本会議でもただしましたように、それぞれ幼稚園教諭や保育士など関係職員の処遇問題であります。提出された資料によりますと、幼稚園関係では、2つの幼稚園で教諭が6人と非常勤の介護員など合計16名、また、保育所では、保育士や任期付保育士、非常勤保育士、正規の調理員など、2つの保育所を合わせて72名となっており、幼稚園と保育所を合わせれば、この関係者は、何と88名にもなります。最終的には、任期付保育士25名は法人雇用となっておりますが、正規の幼稚園教諭や保育士などの25名が市職員として配置転換を余儀なくされます。2年後は退職者も全体として13名となっております。結局、法人雇用になるのは、全体として50名程度となります。このように、事実上のリストラとなっていると言わなければなりません。
こうしたことから、柏原地域の公立幼稚園と保育所をなくし、社会福祉法人経営による認定こども園化に反対の立場から、本議案に賛成することはできません。
なお、この際申し上げておきますが、本議案とともに、議案第99号、議案第100号、議案第101号、議案第102号は、今回の柏原地域の2つの認定こども園開設による丹波市立祟広幼稚園、
丹波市立新井幼稚園及び
丹波市立柏原保育所及び柏原西保育所の廃止に伴う関連議案であります。それぞれの議案の反対討論も、今回の討論と同趣旨でありますので、今回これらの関連議案を含めた反対討論としておきます。
○議長(
太田喜一郎君) 17番、
西本嘉宏議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
本件は、地方自治法第244条の2第2項の規定により、出席議員の3分の2以上の同意を必要とします。
お諮りいたします。
議案第98号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立議員は、3分の2以上です。
したがって、議案第98号「丹波市立崇広幼稚園の廃止について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第99号「
丹波市立新井幼稚園の廃止について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
本件は、地方自治法第244条の2第2項の規定により、出席議員の3分の2以上の同意を必要とします。
お諮りいたします。
議案第99号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立議員は、3分の2以上です。
したがって、議案第99号「
丹波市立新井幼稚園の廃止について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第100号「
丹波市立柏原保育所の廃止について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
本件は、地方自治法第244条の2第2項の規定により、出席議員の3分の2以上の同意を必要とします。
お諮りいたします。
議案第100号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立議員は、3分の2以上です。
したがって、議案第100号「
丹波市立柏原保育所の廃止について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第101号「
丹波市立柏原西保育所の廃止について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
本件は、地方自治法第244条の2第2項の規定により、出席議員の3分の2以上の同意を必要とします。
お諮りいたします。
議案第101号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立議員は、3分の2以上です。
したがって、議案第101号「
丹波市立柏原西保育所の廃止について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第102号「
丹波市立幼稚園及び
丹波市立保育所の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第102号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 異議がありますので、採決は、起立によって行います。
お諮りいたします。
議案第102号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立多数です。
したがって、議案第102号「
丹波市立幼稚園及び
丹波市立保育所の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第103号「丹波市特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第103号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議がありませんので、したがって、議案第103号「丹波市特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第104号「平成30年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第104号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第104号「平成30年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第105号「平成30年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第105号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第105号「平成30年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第106号「平成30年度丹波市
国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第2号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第106号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第106号「平成30年度丹波市
国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第2号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第107号「平成30年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第107号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第107号「平成30年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
ここで、暫時休憩をいたします。
休憩 午後0時00分
───────────
再開 午後1時00分
○議長(
太田喜一郎君) 再開いたします。
次に、議案第108号「平成30年度丹波市
介護保険特別会計サービス事業勘定補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第108号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第108号「平成30年度丹波市
介護保険特別会計サービス事業勘定補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第109号「平成30年度丹波市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第109号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第109号「平成30年度丹波市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第110号「平成30年度丹波市
訪問看護ステーション特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第110号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第110号「平成30年度丹波市
訪問看護ステーション特別会計補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第111号「平成30年度丹波市
看護専門学校特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第111号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第111号「平成30年度丹波市
看護専門学校特別会計補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第112号「平成30年度丹波市
地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第112号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第112号「「平成30年度丹波市
地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第113号「平成30年度丹波市
駐車場特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第113号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第113号「平成30年度丹波市
駐車場特別会計補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第114号「平成30年度丹波市
農業共済特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第114号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第114号「平成30年度丹波市
農業共済特別会計補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第115号「平成30年度丹波市
水道事業会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第115号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第115号「平成30年度丹波市
水道事業会計補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第116号「平成30年度丹波市
下水道事業会計補正予算(第2号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第116号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第116号「平成30年度丹波市
下水道事業会計補正予算(第2号)」は、委員長報告のとおり可決されました。
~日程第3 議案第117号~
○議長(太田喜一郎君) 日程第3、議案第117号「丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定について」を議題といたします。
議案の朗読を省略し、提案説明を求めます。
市長。
○市長(谷口進一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第117号の議案につきまして、御説明いたします。
議案第117号「丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定について」御説明を申し上げます。
初めに、7月の大雨により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の復旧については、地域の皆様と連携を図りながら、職員一丸となって取り組んでおるところでございますが、被害を最小限に食いとめるため、慎重かつ迅速に対応してまいります。
さて、今回の7月大雨において、山南地域の防災行政無線による土砂災害警戒情報、緊急避難指示の発令などの重要な放送が流れなかったことにつきまして、議員各位を初め、市民の皆様に御心配と御迷惑をおかけしましたことを心からおわび申し上げます。
今回、提案します条例につきましては、市民の生命、身体及び財産に危険または危害を及ぼす自然災害に対し、市の責任、責務を十分に果たせなかったことに対しまして、市長として、管理責任を果たすため、私の平成30年10月分の給料を30%相当減額するものでございます。
なお、関係部署の職員におきましても、既に、8月23日に処分を下したところでございます。
このたびの重要な放送が流れなかった事故を受けまして、施工業者とともに、現在設置しております防災行政無線システム機器の重点点検を行うよう指示するとともに、緊急時には、各支所での監視を実施するなど、チェック体制をさらに強化し、万一の際には、本庁舎、各支所いずれからもバックアップ対応が可能な状態を確保してまいります。
現在、工事中の防災行政無線デジタル化等の整備は、平成32年1月に工事完了予定、まだ1年4カ月かかるわけでございますが、これが完了することにより、防災無線の個別受信機への放送や丹波市防災メール、丹波市ホームページなど、個々に対応している防災情報の発信が一斉配信されることになり、あわせて、新たにラインやツイッターなどSNSへの連動を行い、迅速に市民への周知ができるシステムが構築可能となります。また、兵庫県のフェニックス防災システムへの情報入力により、瞬時にテレビ画面への表示がされることにもなります。さらに、現在検討中である、たんばコミュニティネットワークFM805との防災情報の放送に関する協定など、より多重的な情報発信により個々の生活スタイルに合った情報収集が可能となるように対応してまいります。
このように、一体的な管理が可能となる平成32年1月の工事完了までの間、最新のチェックを行い、市民が安心して安全に暮らすことのできるよう情報通信手段の確保には万全を期してまいります。
今後も、市民への防災メール登録を推進するほか、新システムへの移行がスムーズに進むよう職員による操作訓練を十分に行いまして、安定した防災行政無線の運用に向け準備を進めてまいりますので、今回の件、市議会並びに市民の皆様には陳謝を申し上げまして、今後も引き続き、厳しく見守っていただきますようお願いを申し上げます。
○議長(太田喜一郎君) 提案説明は終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はございますか。
14番、藤原悟議員。
○14番(藤原悟君) 先ほど市長の説明がありまして、管理監督責任を果たすためということでなっております。先ほど申されましたように、チェック体制とかバックアップ体制のそういったハード面でのことは申されました。
1点お尋ねしたいのが、この事案が発生したときの市長への連絡、報告の経緯なんですけど、確か、議会でこの災害の報告受けたときの1回目には、この事案の報告なかったと思うんです。確か2回目だったと思うんですけども、市長にはどういった報告が、どういう流れできたのか、まずお伺いします。
○議長(太田喜一郎君) 市長。
○市長(谷口進一君) 放送が流れなかったのは、7月7日の未明からというふうに理解をしておりますが、確か、私への報告があったのは、翌日ないし翌々日であったかと、このように記憶をいたしております。ちょっと何時であったか、ちょっとそのあたりは明確ではありませんが、2日後ぐらいではなかったかと、こう思っております。
○議長(
太田喜一郎君)
生活環境部長。
○
生活環境部長(大野剛君) 山南地域の防災行政無線が流れなかった日は、今、市長が申し上げましたように、最終は7月8日の8時過ぎに復旧をしたわけですが、市長に報告いたしましたのは、7月10日であったと思います。時間につきましては、ちょっと今詳細持ち合わせてはございません。7月9日にきっちりもう一度施設を点検をいたしましてから、流れなかったことは確実であるということを確認をいたしまして、7月10日に報告をしたと記憶をしてございます。
○議長(太田喜一郎君) 14番、藤原悟議員。
○14番(藤原悟君) 先ほど市長、生命、財産等にかかわる重要な事案というふうに申されました。そういった事案が、即刻、私は市長のほうに報告があってしかるべきだと思うんですけども、その辺は市長どのようにお考えですか。
○議長(太田喜一郎君) 市長。
○市長(谷口進一君) 通常は、そういう重要な事案につきましては、即刻報告をしてほしいと、こう言っているわけでございますが、十分に徹底されてなかったということで、今後はそれを十分に戒めにしたいと、こう思っております。
○議長(太田喜一郎君) 14番、藤原悟議員。
○14番(藤原悟君) 先ほど、ハード面とかシステム面の改善を申されたんですけども、やはり即刻大事なことですので、ぜひともその辺の改善を、改善といいますかね、そうなるようにぜひお願いしたいと思います。
○議長(太田喜一郎君) 市長。
○市長(谷口進一君) 私も、これは我々だけではどうしようもない問題だと、こう思いまして、業者、NECネッツエスアイに対しまして、やはり十分な説明をしてくれいうことで、8月24日金曜日でございましたが、夕方5時に東京の本社のほう、そして、現場の作業されている方も含めて5名の方に、丹波市役所にお越しをいただきました。そこで、私自身がこういう覚悟で、覚悟と申しましても、職員を処分した後でしたので、私自身も、自分自身の給与の減額を含めて厳しく戒め、自分自身、丹波市としてはこれだけの覚悟を持っているんで、そちらの会社としても、その覚悟で臨んでいただきたいということを私なりに強く申し入れをしたところでございます。今後とも、そういったスタンスで臨んでいきたいと、こう思っております。
○議長(太田喜一郎君) 14番、藤原悟議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第117号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決は、起立によって行います。
お諮りいたします。
議案第117号は、原案のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(太田喜一郎君) 起立全員です。
したがって、議案第117号「丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。
~日程第4 請願第2号、請願第3号~
○議長(
太田喜一郎君) 日程第4、請願第2号「「
最低保障年金制度」創設のための意見書提出を求める請願」及び請願第3号「年金を毎月支給に改める意見書提出を求める請願」の2件を一括議題といたします。
本件は、審査を付託しておりました民生常任委員会から審査報告書が提出されております。
民生常任委員会西本委員長の報告を求めます。
西本委員長。
○民生常任委員長(西本嘉宏君) (登壇) ただいま議題となっております請願第2号「「
最低保障年金制度」創設のための意見書提出を求める請願」及び請願第3号「年金を毎月支給に改める意見書提出を求める請願」につきまして、6月1日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました民生常任委員会から審査報告を申し上げます。
本請願の審査につきましては、6月19日に委員会を開催し、請願者及び紹介議員に出席を求めて、請願の趣旨について説明をいただき、閉会中の継続審査とした上で、8月7日、9月13日に審査を行いました。
委員会での審査の結果、請願第2号及び請願第3号は、賛成少数により不採択とすべきものと決定しましたので、ここに御報告を申し上げます。
以上、簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
12番、奥村正行議員。
○12番(奥村正行君) 今、西本委員長の報告がありましたけれども、審査結果いうところに、この結果が賛成少数により不採択というふうに記されとるんですけれども、賛成、反対それぞれ何人、何人ということをお願いできますか。
○議長(
太田喜一郎君) 西本委員長。
○民生常任委員長(西本嘉宏君) 請願第2号「「
最低保障年金制度」創設のための意見書提出を求める請願」については、賛成は1人でございました。それから、請願第3号「年金を毎月支給に改める意見書提出を求める請願」につきましては、なしであります。
○議長(太田喜一郎君) 12番、奥村正行議員。
○12番(奥村正行君) そしたら、審査の結果のとこでですね、請願第2号及び請願第3号は、賛成少数により不採択とすべきものと決定したとありますけれども、今の西本委員長の報告ですと、請願第2号が賛成少数で、請願第3号は全員反対やったというふうに報告があるべきやないんですか。
○議長(太田喜一郎君) 西本委員長。
○民生常任委員長(西本嘉宏君) 総じて、それに賛成少数という方向に示していますので、いずれにしても、多数でなければ不採択になりませんので、少数の範疇だというふうに思っております。
○議長(太田喜一郎君) よろしいですか。
12番、奥村正行議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
これより、議案ごとに討論、採決を行います。
初めに、請願第2号「
最低保障年金制度」創設のための意見書提出を求める請願」の討論を行います。
まず、原案に賛成の討論を許可いたします
16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表しまして、請願第2号「「
最低保障年金制度」創設のための意見書提出を求める請願」に賛成討論をいたします。
年金は、2013年から特例水準解消、マクロ経済スライドなどにより3.5%下がり、年金に頼って生活をしている人は大変困っています。国民年金の基礎年金のみの人は740万人おり、平均月当たりの支給額は約5万円です。厚生年金10万円以下の人は390万人います。無年金者は100万人おり、国民年金未納者は、全年金対象者約5,000万人のうち179万人います。
年金制度は社会保障制度です。年金制度は助け合い制度ではありません。高齢者の貧困解消を目的にした社会保障として、
最低保障年金制度の創設が求められております。この制度は、世界の流れであり、全国市長会も検討を政府に要望しており、全国1,100余りの自治体の議会が政府に意見書を挙げております。全自治体議会の45%以上にのぼります。
日本の年金制度は、世界的に見れば貧弱そのもので、マーサー・メルボルン・グローバル年金指数において、日本は、調査した27カ国中26位となっております。
最低保障年金制度とは、全ての年金対象者に保険料をかけていなくても、月額6万円から8万円を保障する制度です。保険料をかけている人は上乗せされます。財源は約10兆円で、その財源は消費税に頼るのではなく、大企業やお金持ちに相応の負担を求める税制改革と150兆円以上と言われる年金積立金の一部を活用することで賄います。
最低保障年金制度は、憲法第25条、健康で文化的な最低限度の生活保障です。社会保障充実を求め、憲法第25条の生存権を保障する立場から、この請願に賛成いたします。
以上で終わります。ありがとうございました。
○議長(太田喜一郎君) 16番、西脇秀隆議員の賛成討論は終わりました。
次に、原案に反対の討論を許可いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決を行います。
採決は、起立によって行います。
この請願に対する委員長報告は不採択です。
これより、原案について、採決を行います。
請願第2号を採択することに賛成の議員は御起立願います
(賛成者起立)
○議長(太田喜一郎君) 起立少数です。
したがって、請願第2号は、委員長報告のとおり、不採択とすることに決定いたしました。
次に、請願第3号「年金を毎月支給に改める意見書提出を求める請願」の討論を行います。
まず、原案に賛成の討論を許可いたします。
16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表しまして、請願第3号「年金を毎月支給に改める意見書提出を求める請願」に賛成討論をいたします。
現在、年金支給は2カ月に1度の支給となっております。国民の皆さんの給料は毎月支給です。なぜ、年金だけが隔月支給なのでしょうか。日本銀行から各銀行への振り込み手数料が1件につき10円、4,600万件あるので、1回の振り込みで4億6,000万円かかります。この手数料が毎月支給だと、約年27億6,000万円ふえるということが大きな理由です。
また、いろいろなシステムの変更で初年度数十億円がかかると厚生労働省は言っております。平成元年に年金は年4回支給から6回支給になりました。30年たっており、政令指定都市年金担当者の会から、毎月支給の要望が挙がっており、厚生労働省としては検討しているが、現段階では実施は無理だと言っております。しかし、年金者組合との交渉の場で、費用面では何とかクリアできるとはっきり言っている厚生労働省幹部もいます。
世界では、年金の毎月支給は国際標準です。毎月支給の国は、先進国で、アメリカ、ドイツ、フランス、ポルトガル、カナダ、スイスなどで、イギリスは1週間に一遍支給、ニュージーランドは2週間に1度の支給です。給料は毎月支給されており、家計は月単位で回っています。給料が隔月になると、ほとんどの人が困るでしょう。年金を毎月支給してほしいという声は年々強まっており、受給者サービスの向上をうたう厚生労働省は、一刻も早く年金の毎月支給に切りかえるべきです。
1機700億円とも、1,000億円とも言われているイージス・アショアを1機やめるだけでも数十億円は生み出せます。また、年金積み立ての150兆円のほんの0.001%で実現できます。
以上、請願第3号「年金を毎月支給に改める意見書提出を求める請願」に対しての賛成討論といたします。ありがとうございました。
○議長(太田喜一郎君) 16番、西脇秀隆議員の賛成討論は終わりました。
次に、原案に反対の討論を許可いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決を行います。
採決は、起立によって行います。
この請願に対する委員長報告は不採択です。
これより、原案について、採決を行います。
請願第3号を採択することに賛成の議員は御起立願います
(賛成者起立)
○議長(
太田喜一郎君) 起立少数です。
したがって、請願第3号は、委員長報告のとおり、不採択とすることに決定いたしました。
~日程第5
産業建設常任委員会調査報告~
日程第5「
産業建設常任委員会調査報告」を議題といたします。
本件について、産業建設常任委員会藤原委員長の報告を求めます。
藤原委員長。
○産業建設常任委員長(藤原悟君) (登壇) 産業建設常任委員会から、所管事務調査につきまして、お手元の委員会調査報告書に基づき、報告いたします。
委員会調査報告書の1ページの1、所管事務調査、2、調査の経過は省略いたしまして、2ページの3、調査の結果の朗読をもって、報告とさせていただきます。
3、調査の結果。
本委員会では、平成29年12月から平成30年9月までの10カ月にわたり、法定外公共物に関する事項、生活用道路に関する事項、法定外公共物整備に関する事項について所管事務調査を行ってきた。
市では、現在、法定外公共物の整備に要する経費の補助を丹波市法定外公共物整備事業補助金交付要綱の定めるところにより、補助額を工事費の10分の4以内(80万円を限度)としている。平成30年7月豪雨災害の被災を受けて、丹波市法定外公共物災害復旧事業補助金交付要綱により、工事費の補助率を10分の6以内(120万円を限度)としたところである。資材費及び機械器具借上料については10分の10以内、限度額30万円としてあります。
また、市では、平成29年6月に生活用道路に関するアンケート調査を各自治会に対して行っており、生活用道路に該当する未舗装道路を調査結果として集約している。市の調査では、舗装実施予定路線が32路線、保留路線が5、合わせて37路線があり、舗装対象面積が7,901平方メートル、金額にすると2,370万3,000円であったことが調査の結果から得られた。
アンケート調査からは、生活用道路として舗装すべき路線の抽出に取り組んではいるものの、①調査回答された自治会数が半数以下であった点。
②生活用道路に該当し、舗装実施が可能であるかを確認するためのフロー図及び丹波市道路等補助金メニュー一覧表において、市が舗装費用を全額負担する内容の記載で調査が行われていた点。
③平成30年3月にはアンケート調査で舗装希望路線ありと回答した自治会に対してのみ、諸般の事情から平成30年度の実現が不可であることを書面で通知している点からして、生活用道路の舗装を希望する路線の集約が十分とは言えないのではないか。誤解を生むアンケート調査の結果、各自治会の理解にばらつきが生じているのではないかとの疑問が生じた。
また、市道路線に認定されながらも未舗装として舗装が完了していない路線が残ることも考慮すると、生活用道路をこれよりも優先して舗装工事する対応は、市民間の中でさらなる不公平感を生ずる原因となるとの疑問も生じた。
以上の点、また、要望箇所の現地調査や行政視察を踏まえ、以下の提言を行う。
法定外公共物や農道、林道等(以下、「法定外公共物等」という)の整備について。
①法定外公共物等の整備事業補助金について、現行の工事費の4割を限度とした一律の補助としている制度は、地域の高齢化率や自治会の規模(加入戸数)、生活道路等に配慮した区分別の補助率とし、上限も見直しされたい。
②河川の管理道路において、生活道路に該当するものについては、市で工事を行い、上記、すなわち①です、で提言した法定外公共物等整備事業補助金制度の区分に準じた地元負担金を徴収する制度を検討されたい。
③災害復旧工事や緊急を要する工事等、市長が特に認めるものについては、地元負担を軽減するようにされたい。
④地域でできることは、原材料支給、機材貸与して地域でできる制度を検討されたい。
以上、報告させていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
これより、委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
~日程第6
議会改革特別委員会調査報告~
○議長(
太田喜一郎君) 日程第6「
議会改革特別委員会調査報告」を議題といたします。
本件について、議会改革特別委員会藤原委員長の報告を求めます。
藤原委員長。
○議会改革特別委員長(藤原悟君) (登壇)ただいま議題となりました議会改革特別委員会から委員会調査報告を行います。
お手元の委員会調査報告書に基づき、報告をさせていただきます。
1ページの付託事件、調査の経過と、それから2ページ目の委員派遣につきましては、省略をさせていただきます。
4、調査の結果。
平成29年6月26日、第91回定例会において、議会改革特別委員会を設置し、前期議会構成の任期中に調査が完了するようスケジュールを立て、
丹波市議会基本条例第29条に基づく同条例の検討を行った。
以下、検討結果等、順次申し上げます。
(1)検討結果。
検証シートのとおり。5ページ、5ページからは検証結果シートをおつけしております。これは、先ほど申しましたスケジュールを立てまして、順次検討した内容を記載をしております。委員会の中で出ました主な意見並びに出しました結論等を黒字及び赤字で記載しておりますので、またごらんください。
(2)委員会で作成した条例等の案。
上記の検証シートを踏まえまして、委員会で作成した条例等の案を順次申し上げます。
5、条例等の案について。
(1)
丹波市議会基本条例の改正。
ア、主な改正内容、これにつきましては、次のエのところで、再度、詳しく申し上げます。省略いたします。
イ、改正の背景。
平成23年に
丹波市議会基本条例を制定して以来、議会報告会(市民との意見交換会)の開催、常任委員会・特別委員会・議員総会のインターネットライブ中継の開始、政策討論会の開催など、本条例の運用に取り組んできたところであるが、本条例制定後7年が経過する中で、全国の地方議会において、社会環境の変化などを踏まえた新たな取り組みが行われるようになり、地方議会に求められる活動についても変化が生じてきている。
ウ、改正の理由。
新たに「政策形成サイクル」「災害対応」「広報広聴の充実」などの視点を盛り込み、開かれた議会を推進し、さらなる議会改革を進めるため。
ということで、条例の改正につきましては、オの新旧対照表、23ページで御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、23ページをお開きください。
23ページの現行の条例と改正後の条例案をつけております。この主なものを御説明申し上げます。
第5条、議会の活動原則、ここでは追加をしております。
第4項、議会は、市民の多様な意見を的確に把握し、これを市政に反映させるために必要な政策提言、政策立案等を行うものとする。
第5項、議会は、災害時においても、議会機能を的確に維持しなければならない。
第6項、災害時の対応について必要な事項は、議長が別に定める。
24ページ、第8条、これは見出しを変えておりまして、市民との連携にしております。
ここでは、会議規則で規定する協議の場を原則公開するということで、今回、協議の場と調整の場を切り分けをしております。
第8条の第3項、議会は、市政全般にわたって、各種団体、学生等との懇談の場を設け、議会運営の改善、政策提言等に反映させるよう努めなければならない。
一番下の第12条、政策の形成過程の説明、25ページの第2項、議会は、前項の政策を審議するに当たっては、それらの政策の水準を高めるために、立案、執行における論点、争点を明らかにするとともに、執行後における市の施策評価に役立つような審議に努めるものとする。この場合において、議会は市長に対し必要な資料の提出を求めることができる。
第17条、委員会の活動、第3項を追記しております。常任委員会の委員長は、任期中の課題及び検討事項について、後任者へ文書により引き継ぐものとする。
続きまして、26ページにまいります。
第8章、これも見出しを変えております。議会改革の推進と議会機能の充実。
第24条、広報広聴の充実、議会は、多くの市民が議会と市政に関心を持つよう広報広聴活動に努めるものとする。
第2項、議会は、多様な手段、機会等を活用して、情報の発信及び市民の意見の把握に努めなければならない。
第3項、議会は、議案に対する各議員の対応を議会広報等で公表し、情報の提供に努めるものとする。
これが、条例改正の主なものであります。
恐れ入りますが、3ページにお戻りください。
3ページの下の(2)
丹波市議会会議規則の改正。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第100条第12項の規定により
丹波市議会会議規則(平成16年丹波市議会規則第3号)第164条第1項に定める協議又は調整を行うための場について、
丹波市議会基本条例第8条第1項及び第18条に定める協議の場を明確にするため、所要の改正を行う。ということで、47ページに新旧対照表をつけております。
47ページをお開きください。
左側のほうが現在の会議規則です。これまでは、第164条で、運営を行うための場、協議等の場ということで、議員総会から別表に書いてありますような各会を書いておりましたけども、今回、右のほうの改正案ですけども、「協議の場」と、次ページの「調整の場」に分けさせていただきました。
協議の場は、文字どおり協議の場ということで、インターネット公開しながらもしていくということで、協議の場にしております。
調整の場は、議員間、あるいは会派等で調整する場でありますので、これは、公開しますけども、ネット中継はしないということで、切り分けをしております。
以上が、内容であります。
ちょっと行ったり来たり申しわけありません。3ページに再度お戻りください。
(3)丹波市議会広報広聴委員会設置要綱の制定。
丹波市議会基本条例第24条を改正し広報広聴の充実について規定するとともに、検討結果により広報広聴特別委員会を設置することとしたため、丹波市議会広報発行に関する規程(平成16年丹波市議会訓令第4号)を廃止し、新たに丹波市議会広報広聴委員会設置要綱を制定する。ということで、これを49ページに案を示しております。
(4)丹波市議会市民との意見交換会実施要綱の改正。
これにつきましても、所要の改正を行うために、改正案をお示しをしております。
(5)丹波市議会議長選挙に係る所信表明に関する申し合わせ事項。
これにつきましては、
丹波市議会基本条例の第5条第1項に、議会の透明性とかいうようなことが記載をしております。こういったことから、議長につきましても、所信表明する場を設けて、記録、知らしめていく、透明性を高めていくということで、申し合わせ事項の案をつくっております。
(6)政策形成フロー図、57ページ。
(7)予算・決算審査の流れ、58ページ。
これにつきましては、現在の政策形成のフロー図及び予算・決算審査の流れをつくっております。これをもとに、今後さらに政策形成がしっかりされるように、また、予算・決算が審議できるような流れを、皆さんとともにつくっていきたいと思っています。現在のイメージ図を御提示し、今後これをもとに改善できたらというふうに思って提案しております。
以上、全くの雑駁な説明ですけども、議会改革特別委員会からの報告とさせていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
これより、委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
~日程第7 発議第3号~発議第5号~
○議長(
太田喜一郎君) 日程第7、発議第3号「
丹波市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について」から発議第5号「
丹波市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」までの3件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、提案者である議会運営委員会委員長の提案説明を求めます。
林委員長。
○議会運営委員長(林時彦君) (登壇) ただいま議題となっております発議第3号「
丹波市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について」から発議第5号「
丹波市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」までの3議案を一括して提案説明を申し上げます。
発議第3号につきましては、先ほどの議会改革特別委員会からの調査報告を受けまして、所要の改正を行うため、提案するものでございます。
既に、議員各位には趣旨を御説明しているところですが、改正の概要を申し上げますと、主な改正概要は、第5条の議会の活動原則に、「議会は、市民の多様な意見を的確に把握し、これを市政に反映させるために必要な政策提言、政策立案等を行うものとする。」を加え、同じく、第5条に、災害時における議会機能の維持と災害時の対応について必要な事項を別に定めることを規定しております。
第8条は、原則公開とする会議を明確化しております。
第12条では、重要な政策を審議するに当たって、議会は市長に対し必要な資料の提出を求めることができることを規定し、第17条では、委員会の活動に、「常任委員会の委員長は、任期中の課題及び検討事項について、後任者へ文書により引き継ぐものとする。」を加えております。
第24条に、新たに広聴を加え、広報広聴の充実について規定したほか、その他字句の改正を行っております。
改正の背景及び理由については、審議資料を朗読し、説明にかえさせていただきます。
3、改正の背景。
平成23年に
丹波市議会基本条例を制定して以来、議会報告会(市民との意見交換会)の開催、常任委員会・特別委員会・議員総会のインターネットライブ中継の開始、政策討論会の開催など、本条例の運用に取り組んできたところであるが、本条例制定後7年が経過する中で、全国の地方議会において、社会環境の変化などを踏まえた新たな取り組みが行われるようになり、地方議会に求められる活動についても変化が生じてきている。
4、改正の理由。
新たに「政策形成サイクル」「災害対応」「広報広聴の充実」などの視点を盛り込み、開かれた議会を推進し、さらなる議会改革を進めるためとしております。
発議第4号につきましては、議会基本条例の改正に伴い、原則公開とする会議の明確化を図るため、別表を協議の場と調整の場に分割するため提案するものです。
発議第5号につきましては、所管別の常任委員会について、第3委員会から第2委員会へ再編し及び予算決算に関することを所管する常任委員会を新設するため、提案するものです。
主な改正の概要は、現在の所管別の3常任委員会を総務文教常任委員会と民生産建常任委員会に再編し、構成をそれぞれ10人とし、議長を除く全委員19人で構成する予算決算常任委員会を新設いたします。また、議長の常任委員会委員辞任に関する運用について、明文化いたします。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、趣旨を御理解いただきまして、可決いただきますようお願い申し上げ、提案説明とさせていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 提案説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
ただいま議題となっております発議第3号から発議第5号までの3件については、
丹波市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略します。
これより、討論、採決を行います。
初めに、発議第3号「
丹波市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決を行います。
お諮りいたします。
発議第3号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第3号「
丹波市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。
次に、発議第4号「
丹波市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」の討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決を行います。
お諮りいたします。
発議第4号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第4号「
丹波市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」は、原案のとおり可決されました。
次に、発議第5号「
丹波市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
採決を行います。
お諮りいたします。
発議第5号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第5号「
丹波市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。
~日程第8 決議第3号~
○議長(太田喜一郎君) 日程第8、決議第3号「平成29年度施策・事務事業に対する提言」を議題といたします。
本件について、各常任委員会から平成29年度施策・事務事業に対する提言書がそれぞれ提出されております。
初めに、総務常任委員会垣内委員長の報告を求めます。
垣内委員長。
○総務常任委員長(垣内廣明君) (登壇) ただいま議題となりました決議第3号「平成29年度施策・事務事業に対する提言」につきまして、御手元に配付のとおり、3常任委員会委員長の連名で提出させていただいております。
まず、総務常任委員会所管部分につきまして、報告させていただきます。
提言は、事務事業「学校適正規模・適正配置計画事業」、「広報広聴事業」の2項目です。
まず、事務事業「学校適正規模・適正配置計画事業」。
1、「適正規模・適正配置に関する協議を契機として、子どもたちのよりよい教育環境を協議検討する中で、新しい学校のあり方、地域コミュニティのあり方について議論を深めること」が目的とされる以上、地域の理解は必要不可欠であり、地域との合意形成には細心の注意が必要である。よりよい教育環境の実現に向け、広く地域住民の意見を聞く場を設けるなど、状況に応じた柔軟な対応をすること。
次に、事務事業「広報広聴事業」。
1、広報活動は積極的に行われているが、関心の高い層・低い層、それぞれへのアプローチができているかの検証も必要ではないか。若者も交えたモニター制度の導入など、意見を聴取し反映させる方策などを検討してはどうか。情報を受け取った相手にその後どのように行動してもらいたいかを思い描きながら広報活動を行うとともに、シティプロモーションや子育て支援、移住定住等、外部への情報発信が必要な部署が連携した広報戦略にも取り組むこと。
以上、総務常任委員会からの報告とさせていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
次に、民生常任委員会西本委員長の報告を求めます。
西本委員長。
○民生常任委員長(西本嘉宏君) (登壇) 私からは、民生常任委員会所管部分につきまして、報告させていただきます。
提言は、施策の「ごみの分別を徹底し、環境に配慮した循環型社会を形成しよう」と、事務事業の「斎場管理運営事業」であります。
まず、施策の「ごみの分別を徹底し、環境に配慮した循環型社会を形成しよう」です。
平成29年度の山南地域を含む丹波市全体の焼却実績量は、1万5,383トンとなっており、「一般廃棄物処理基本計画」(平成29年3月策定)における平成29年度計画焼却量(1万3,311トン)を大きく上回っております。引き続き、ごみの分別を徹底し、環境に配慮した循環型社会形成のために、以下の取り組みを進めるよう提言をする。
1、平成39年度以降、篠山市清掃センターで処理している山南地域の焼却量が、丹波市クリーンセンターに加わることから、実態を反映した的確な丹波市全体の焼却計画量を想定(推計)することが必要である。このため、早期に「一般廃棄物処理基本計画」の見直しを行うこと。
2、生ごみ「たい肥化」の実証実験は1年を経過しているが、その分析結果や課題を示し、生ごみ「たい肥化」についての方向性を明らかにすること。
3、ごみの資源化をさらに向上させるために、既に始めている「雑紙」の資源化の徹底や「布団」のリサイクル化など一層の定着に向け、取り組みと啓発を強化すること。
4、「食品ロス」削減の取り組みを進めるために、飲食店への啓発ポスターの掲示やその協力店を登録制にして市のホームページで紹介するなど、「30・10運動」を市内全体に広げること。
次に、「斎場管理運営事業」です。
1、火葬業務について、「平成30年度に火葬の業務委託方法について検討し決定する」としているが、メリット、デメリットを明らかにし慎重に検討すること。
2、2つの斎場は施設設置後15年以上経過しており、火葬炉の全面改修など施設の老朽化による更新時期を迎えている。地元との協定もあと10年前後となっていることから、将来的な施設統合も視野に入れた対応をすること。
以上、民生常任委員会からの報告とさせていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
次に、産業建設常任委員会藤原委員長の報告を求めます。
藤原委員長。
○産業建設常任委員長(藤原悟君) (登壇) 私のほうからは、産業建設常任委員会所管分につきまして、報告させていただきます。
提言は、「担い手農業者への支援事業」と「指定管理者導入施設管理事業(恐竜・観光)」の2つの事務事業です。
まず、「担い手農業者への支援事業」
1、事務事業評価シートの評価(CHECK)が全てA評価となっているが、各支援制度が本事務事業の目的とする農業の振興に効果があったのか、現在の成果指標ではわからない。効果の確認として、担い手農業者数(認定農業者数、集落営農組織数等)や耕作地面積等を指標にすること。
2、本事務事業の目的である担い手農業者の育成においては、次世代の育成事業の継承が重要である。現在、新規就農者は支援されているが、専業農家で親元での就農(親の後を子が継ぐ場合等)する人への支援も必要である。
次に、「指定管理者導入施設管理事業(恐竜・観光)」
1、薬草薬樹公園は、指定管理施設の中でも高額な指定管理料となっているが、利用客は横ばいの状況である。原因の一つとして、施設の老朽が考えられるので、将来を見据えた大規模改修も検討の必要があるのではないか。また、さらなる経営努力を求めるとともに、公募に当たっては、薬草や研究機能を持った入浴剤を扱う専門業者等の参入も次の公募で検討すること。
なお、利用が非常に少ない民間借用地については、早急に契約解除すること。
2、ゆり山スカイパークは、青垣地域では宿泊が可能な貴重な施設であるが、民間譲渡に向けて計画する時期が近づいているのではないか。今後、大型バスが駐車できる場所の確保や、ある程度の大型改修を市の負担で行い、ゆり山スカイパーク全体の民間譲渡を検討すること。
以上、産業建設常任委員会からの報告とさせていただきます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
ただいま議題となっております決議第3号「平成29年度施策・事務事業に対する提言」については、
丹波市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略します。
討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
これより、採決を行います。
お諮りいたします。
決議第3号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、決議第3号「平成29年度施策・事務事業に対する提言」については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
なお、本提言につきましては、本日、議長名をもって市長に提出させていただきます。
~日程第9
委員会行政視察報告~
○議長(
太田喜一郎君) 日程第9「
委員会行政視察報告」を議題といたします。
本件について、議会運営委員会から
委員会行政視察報告書が提出されております。
議会運営委員会林委員長の報告を求めます。
林委員長。
○議会運営委員長(林時彦君) (登壇) それでは、ただいまから、議会運営委員会より、
委員会行政視察報告を申し上げます。
視察の概要等は省略し、まとめを朗読し、報告にかえさせていただきたいと思います。
今回視察した両市議会の議会改革及び議会BCPの取り組みについては、着目すべき点が多くあったが、丹波市議会においても実施するかどうかを検討するべき事項は、以下のとおりといたします。
ア、精華町議会議会改革(通年議会、予算決算常任委員会、事務事業評価、議会報告会)
(ア)通年議会においては、通常は専決処分をさせないことが第一目的のように思っていたが、所管事務調査などの常任委員会の活動を活発にすることも目的の一つであることを認識した。また、決算・予算審査のサイクルを回す観点からも有効な手段であると思考する。しかし、丹波市においては、12月に常任委員会再編を予定しているところであり、当面は、再編の効果を見据えながら調査研究していくべきであると考えます。
(イ)予算決算常任委員会になっても本会議での質疑は省略せず、重要政策課題、基本姿勢などについては、通告による質疑により、問題点や課題を明らかにするべきだと考える。また、精華町議会では、予算決算委員会からの提案・提言の執行チェックについて、所管の委員会との調整が曖昧なところも多々見受けられた。丹波市議会においては、今後の予算決算常任委員会化においては、このところをしっかり定めておく必要がある。
(ウ)事務事業評価については、丹波市議会においても改善の時期にきている。決算審査との連携も含め、予算決算常任委員会と2常任委員会の事業抽出や審査方法をどのように進めていくのか考える必要がある。精華町議会のように、議会独自の評価・点数方式により、調査・評価していく必要もあろう。
(エ)議会報告会(意見交換会)については、地域に限定せず、各種団体等を対象にした開催も考えていくべきである。
イ、坂井市議会BCPについて。
議会BCP(業務継続計画)とは、災害時などにおいて、早期にあるべき姿に戻すことであり、市当局のBCPとの共同歩調が望まれるところである。しかし、坂井市においては、執行機関としてのBCPが策定されておらず、議会が先行して策定されたものであった。丹波市のBCPは7月に策定されたところであり、今後、議会BCPの策定に向けてポイントとなる点は、参考にしたいと思う。
対象とする災害の範囲については、自然災害だけでなく、原子力災害、新型インフルエンザの流行など、広い想定の中で、さまざまなシミュレーションをしながら計画を作成する必要がある。また、大規模災害においては、他の地域からの避難民の流入なども考えられるため、より複雑な対応も視野に入れるべきであると考える。
先に述べたように、市当局と議会との緊密な連携は言うに及ばず、議員個人の役割や行動については、市の役割と補完的に行えることがあるのかという視点で議論する必要もある。具体的には、災害発生時の議員の参集方法や防災訓練・備蓄品の確保などの平時からの環境整備が必要である。また、議員が情報収集のために危険な行動をしたり、危険な目に遭うことがないような行動マニュアルの整備も必要であると考える。
以上でございます。
○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終わります。
以上で「
委員会行政視察報告」を終わります。
~日程第10 議員派遣の件~
○議長(
太田喜一郎君) 日程第10、「議員派遣の件」を議題といたします。
本件は、議員の派遣について、
丹波市議会会議規則第165条の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。
派遣の内容につきましては、10月31日に開催される平成30年度市町正副議長研修会に副議長を派遣するものです。
本件は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行います。
お諮りいたします。
「議員派遣の件」は原案のとおり、副議長を派遣することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、「議員派遣の件」は、原案のとおり可決されました。
~日程第11 閉会中の継続審査について~
○議長(
太田喜一郎君) 日程第11「閉会中の継続審査について」を議題といたします。
各常任委員会、議会運営委員会の委員長から、各委員会において審査、調査中の事件について、一覧表のとおり、
丹波市議会会議規則第110条の規定による閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、各委員会の委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。
お諮りいたします。
本定例会に付された事件は全て終了いたしました。
本日で閉会したいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
太田喜一郎君) 異議なしと認めます。
したがって、本定例会は、本日で閉会することに決定いたしました。
第98回
丹波市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
本定例会は、去る8月31日に開会いたしまして以来、本日までの29日間にわたり、提案されました平成29年度丹波市一般会計決算及び各特別会計決算並びに平成30年度丹波市
一般会計補正予算及び各特別会計補正予算を初め、条例の制定改廃議案など多数の重要案件について、終始極めて熱心に御審議いただき、本日、ここに閉会の運びとなりましたことは、議員各位の御協力のたまものと心より感謝を申し上げます。
9月定例会におきましては、平成29年度決算審査について、議会改革特別委員会で検討してきた決算審査結果を来年度予算に反映していくことを意識した運営に努めてまいったところであります。
当局におかれましては、審査、審議に際しまして、議員から出されました多くの意見、要望等につきまして、十分に御検討いただき、格段の御配慮をいただきますようお願い申し上げます。
なお、現在、シティプロモーションを初めとした新しい事業が展開されてきております。当局におかれましては、事業推進に当たって、今後とも計画的で市民にわかりやすい執行管理に努めていただくことをお願いするところであります。
最後に、議員並びに市長を初め、当局の皆様におかれましては、それぞれ、御自愛いただき、引き続き、御精進くださいますようお願いいたしまして、閉会に当たっての御挨拶といたします。
ここで、市長から、御挨拶をいただきます。
市長。
○市長(谷口進一君) (登壇) 第98回
丹波市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
議員各位におかれましては、8月31日から本日までの本定例会におきまして、平成29年度の一般会計及び各特別会計の決算認定並びに平成30年度の
一般会計補正予算を初め、条例の一部改正など提案いたしました各議案につきまして、慎重かつ熱心に御審議を賜り、御承認いただきましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げます。
今回の本会議、予算決算特別委員会を初め、各委員会を通じて賜りました貴重な御意見、また、御指導いただきました各事項につきましては、今後、検討や改善を重ね、丹波市の市政推進に生かしてまいる所存でございます。
最後になりましたが、この夏の記録的な猛暑も去り、朝夕めっきり涼しくなってまいりました。議員各位におかれましては、くれぐれも健康には御留意をいただき、今後とも、市政発展のために、より一層の御指導、御支援を賜りますよう切にお願いを申し上げますとともに、さらなる御活躍を御祈念申し上げまして、本定例会の閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。
まことにありがとうございました。
○議長(
太田喜一郎君) これで、本日の会議を閉じます。
平成30年第98回
丹波市議会定例会を閉会といたします。
御苦労さまでございました。
閉会 午後2時20分...