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平成30年予算決算特別委員会( 9月20日)
平成30年民生常任委員会( 9月20日)

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  1. 丹波市議会 2018-09-20
    平成30年予算決算特別委員会( 9月20日)


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    平成30年予算決算特別委員会( 9月20日)              予算決算特別委員会会議録 1.日時   平成30年9月20日(木)午前9時30分〜午後4時34分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        前 川 豊 市  副委員長        小 川 庄 策   委員         谷 水 雄 一  委員          吉 積   毅   委員         山 名 隆 衛  委員          小 橋 昭 彦   委員         渡 辺 秀 幸  委員          大 嶋 恵 子   委員         大 西 ひろ美  委員          近 藤 憲 生   委員         広 田 まゆみ  委員          林   時 彦   委員         藤 原   悟  委員          須 原 弥 生   委員         西 脇 秀 隆  委員          西 本 嘉 宏   委員         太 田 一 誠  委員          垣 内 廣 明   議長         太 田 喜一郎 4.欠席委員   委員         奥 村 正 行 5.議会職員
      事務局長       荻 野 隆 幸  書記          荒 木   一   書記         柿 原 範 久 6.説明のために出席した者の職氏名   副市長        鬼 頭 哲 也   技監兼入札検査部長  中 野   譲   企画総務部    企画総務部長    村 上 佳 邦   まちづくり部    まちづくり部長   足 立 良 二   財務部    財務部長      大 垣 至 康   生活環境部    生活環境部長    大 野   剛    環境政策係長    大 嶋   学    くらしの安全課長  高 見 卓 之    防災係長      足 立 和 義   福祉部                       市民環境課長      加 藤 恵 康                       生活環境係長      塩 見 良 一                       副課長兼交通・防犯係長 奥 井   稔                       環境整備課長      井 上 里 司    福祉部長      金 子 ちあき  社会福祉課長      中 村 直 樹    介護保険課長    谷 口 正 一  障がい福祉課長     谷 水   仁   健康部    健康部長      芦 田 恒 男  次長兼健康課長     大 槻 秀 美    国保・医療課長   山 本   崇  副課長兼国保年金係長  里   美 典    国保診療所事務長  畑 田 喜代美  地域医療課長      田 口 健 吾    看護専門学校副校長 荒 木 和 美   消防本部    消防長       小 森 康 雅  次長兼総務課長     衣 川 祥 民    予防課長      梅 垣   勝  消防課長        方 山 文 生    消防署長      竹 内 克 彦   会計管理者      矢 本 正 巳   監査委員事務局長   亀 井 昌 一 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開会 午前9時30分 ○委員長(前川豊市君) おはようございます。  ただいまから、予算決算特別委員会を開催いたします。  早速ですが、議事に入ります。  本日は、民生常任委員会所管部分の決算についての審査を行います。議案審査のため、各担当職員の出席につきましては許可をしております。発言の際は、所属・職名を述べてから発言してください。  各委員の質疑、市当局の説明、答弁等の発言につきましては、1列目の方は着席のまま行っていただいて結構ですが、2列目以降の方の発言については、顔が見えるように御起立願います。なお、席数の関係もありますので、課長以下の職員については、随時交代していただいて結構です。  本年も当局から各予算小事業に係る決算審査調書、様式5を資料として提出いただいております。皆さん方にはタブレットの中に入っております。委員の質疑への回答が、この様式5に記載されている事項であるときは、その旨を告げていただくだけで結構でございます。  それでは、日程第1、「平成29年度丹波市一般会計歳入歳出決算」審査を行います。  初めに、18日の総務常任委員会所管部分の審査過程において質疑のありました賃金の件について説明を求めます。  まちづくり部長。 ○まちづくり部長(足立良二君) 先ほど委員長のほうからございましたが、18日の総務所管の委員会の中で即答ができてない西本委員から御質疑いただきました賃金の件につきまして回答させていただきます。恐れ入りますが、決算書につきまして88ページをお開きいただければ幸いに存じます。88ページの下段の春日支所の管理事業の中の事務補助賃金124万3,885円の賃金と90ページの山南支所の管理事業の事務補助賃金117万290円、2支所にだけ事務補助の賃金が支出されているがその理由は何かということで御質疑がございました。まず、春日支所につきましては、配置しておりました職員2名が産休によりましてお休みをしたというところで、その代替として臨時職員を配置させていただいた事務補助の賃金でございます。そして、山南支所につきましては、配置を予定しておりました正規職員が急遽退職したということで、正規の職員が配置ができないために臨時職員で平成29年度につきましては対応させていただいたというところでございます。なお、平成30年度につきましては、それぞれ正規職員が配置をしたというところでございます。それぞれの予算につきましては、9月また6月の補正で予算につきましても予算処理をさせていただいて、決算をさせていただいたところでございます。また、西本委員御指摘のマイナンバーカードに伴う事務との関係はないのかということでございました。この平成29年度の決算におきましては、マイナンバーとの関係はございません。ただ、平成27年度にマイナンバースタート時点におきましては、確かに事務量が増大するということで配置をしていただいた経過はございますが、この決算とは関係ございませんので申し伝えさせていただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 説明は終わりました。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)  ほかに質疑はございませんか。  監査委員事務局長。 ○監査委員事務局長(亀井昌一君) 委員会、議事の冒頭に恐縮ですが、お時間をいただき監査委員事務局からお詫びと訂正をさせていただきます。お手元にも資料を配付しておりますが、先般、監査委員から市長に提出いたしました平成29年度丹波市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況の審査意見書につきまして、一部誤りが一昨日判明いたしました。大変申しわけなくお詫びを申し上げ、訂正をさせていただきます。その内容につきまして、説明をさせていただきます。配付しております正誤表をごらんください。  一般会計特別会計決算審査意見書の49ページでございます。5の財産に関する調書の(4)物品、これは公用車の保有台数でございますが、表82の下段に記述いたしております文中、処分と取得の台数の誤りでございます。処分6台とあるのは21台が、取得7台とあるのは22台が正しい数値でございます。御訂正をお願いいたします。監査委員事務局から担当課への確認が不十分であったことによる誤りでございます。深く反省いたしております。大変申しわけございませんでした。 ○委員長(前川豊市君) 今の訂正等についての質問はありませんね。よろしいですね。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 生活環境部から補足説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  お手元に、各課決算審査調書、様式5、小事業名がナンバー1801、斎場管理運営事業の資料を配付させていただいております。この事業につきましては、委員の皆様の様式5の資料、171ページについて差しかえをさせていただくものでございますが、171ページの下のほうになりますが、事業の実績の表がございます。その中で、火葬炉の数値が誤っておりましたので、差しかえまた訂正をさせていただくものでございます。大変申しわけございません。お詫びを申し上げます。本日の予算決算特別委員会決算審査に向けての準備中に判明をいたしましたものでございます。よろしくお願いいたします。          (「どこがどうや言わな」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 事業実績の火葬炉のところ、もう一回言ってください。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 171ページの下のほうの事業の実績という表がございます。火葬炉の表でございますが、左側から柏原地域、氷上地域、計となってございますが、従前の表は計の欄が平成29年度、平成28年度とも867で前年比がゼロとなっております。ここが平成29年度867、平成28年度884ということでマイナスの17、それから右側の欄は市内ということになっておりますが、市内が従前の表では平成29年度が846、平成28年度が836、前年比10ということになっておりますが、正しくは平成29年度が846、平成28年度が853、前年比マイナス7ということでございます。補足説明は以上でございます。 ○委員長(前川豊市君) 訂正している場所わかりますね。よろしいですね。  それでは、そのほかに補足説明ありませんか。  補足説明が終わりました。  ここで、まちづくり部長監査委員事務局等は退席してください。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前9時40分                ───────────                 再開 午前9時40分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  審査につきましては、最初に民生常任委員会所管部分の歳入全般について質疑を行い、その後、歳出については次第に挙げております順番で質疑をしていただきますようお願いいたします。なお、出席職員の関係で、途中、一部順番を入れかえることもありますので御了承ください。  まず、民生常任委員会所管部分の歳入全般について質疑を行います。質疑につきましては、必ず決算書のページを告げてから行ってください。  歳入について質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 歳入全般ですから、各それぞれ担当のほうになっていると思うんですが、まず38ページの看護師等修学資金の返還金が39万円ございます。これは、人数と主な理由をお願いしたい。それから40ページ、これは政策的な問題になるんかもしれんけど、がん検診等実費負担金、これまちぐるみ健診で胃がんとかあるんですけど、実費負担になってますが、国保も負担ですね、610万7,450円負担金があるんですね。これはこれで仕方がないのかなと思うんですが。しかしながら、がんによる死亡率が高いということで、早期発見早期治療ということで、検診はやるんですが負担金を取るということは受診抑制になるんやないかなというふうな感じですが。その辺の影響はどうでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 今の2点の御質問でございます。まず、最初の看護師等修学資金の返還金でございます。これにつきましては、平成29年度2名の方から返還をいただいております。理由としましては、2名のうち1名は卒業されましたが市内の病院に就職はされずに市外の病院に就職されたということで返還をしていただいとるところでございます。もう1人については、年度の途中で進路の変更による退学をされましたので返還をいただいておるという理由でございます。  それと、がん検診の自己負担金につきましては、次長のほうから答弁させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 次長兼健康課長。 ○次長兼健康課長(大槻秀美君) がん検診の実費負担金につきましては、今おっしゃったように抑制にはなっていないとは思っております。それぞれの単価につきましては、肺がん検診については100円、胃がんは700円、大腸がん500円という格好で安いお金で受けていただくようにしております。以前、負担金をゼロにした時代もありました、そうしますと、すごく安い検診だと思われてほかの検診受けたほうが値打ちがあるん違うかという声もあったので、何がしかの負担は要るものと思っております。国保の保険者でありますので市は、国保の方につきましては、全額無料でしておりますので、ほかの保険者の皆さん方についてはこれだけのお金を負担していただくことになっておりますので、お金はいただいておりますので抑制にはなっていないと思っております。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 看護師の修学資金の返還金についてはわかりました。がん検診はそういう意見もあったかもしれない、過去にね。それは再々私のほうから言ってるんですが、それでもやっぱり安いから中身が薄いとか粗雑やというようなことは全くないことは明らかなんで、そりゃ言われる方は言われる方と思うんですけど。そんなんでやめるというのも、いささか違和感を感じるんですけど、それぐらいのことで。やっぱり市としては、何を目指すのかというそういう点で早期治療でやっぱり医療費の削減ということが柱なんで、600万円をかけて早期に受けていただいて、結果としては医療費の抑制になるという、そういうもちろん政策的PRも含めて、がんの死亡率が高いわけですから、いろんながんの。それが1位、2位占めてるわけですから、心疾患もあるのはあるんですけども、そういう意味で再度やっぱり考え直していただきたいなと思って聞いておりますけど、いかがですか。 ○委員長(前川豊市君) 次長兼健康課長。 ○次長兼健康課長(大槻秀美君) がん検診につきましては、市がフォローしておりますが、保険者によってはうちが一部負担金もらっていますが、後でその領収書をもって返していただく保険者もあるようですので、その方々から無料にしてくれと言われたことがございませんので、それなりのそれぞれの所属されているところからの支援があるのではないかなと思っておりますので、この安いお値段で検診を続けていこうとは思っております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 40ページに消防団員等公務災害補償金というのが上がっておりますけれども、ちょっとこの前も消防団員のけがが問題になってましたけども、平成29年度は何件あったのかということですね。処理に間違いはなかったのかということをお尋ねします。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 平成29年度の消防団員等公務災害補償の処理状況につきまして、担当課から答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほどの御質問でございますが、平成29年度に公務災害補償費を適用させていただきましたのは5件でございます。 ○委員長(前川豊市君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) けがの程度は非常に大きかったのか、非常に軽いけがやったのかちょっとそこだけお願いします。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 内容としましては、5件分でございます。まず1件は操法の練習中に人体を損傷されたものが1つ。それと、花火の警戒中に右頸部のつけ根及び左上腕部の打撲というものがあります。もう1件が、これも花火の警戒中でございますが、左右大腿部の打撲。それと民間協力者のほうで火災時に後頭部のほうを裂傷されたということで聞いております。あと1件でございますが、これも建物火災の出動中にホースが外れたということで、右肩付近に水が当たって強打したということの負傷。以上が5件でございます。
    ○委員長(前川豊市君) 今の答弁の中で、様式5では7件という数字になっていて、今発言は5件となられましたので、その2件の違いは例えば継続であるとか何か理由があるんでしょうか。7件、5件をちょっと内訳をきちっと訂正か説明をお願いします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前9時51分                ───────────                 再開 午前9時51分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  そのほかに歳入全般について質疑はございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 42ページのところで、物品売り払い諸収入で資源物の売り払い収入です。予算時の大方倍ぐらいの収入になってるんですけど、何かされたことがあるのかをお伺いします。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 資源物の売り払い収入の点につきまして、お答えさせていただきます。済みません。暫時休憩お願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午前9時52分                ───────────                 再開 午前9時52分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  答弁お願いします。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 資源物の売り払い収入につきましては、合計では1,486万547円ということでございますが、生活環境部におきまして、そのうち環境整備課の担当分で1,467万6,187円の資源物収入となっておりまして、これは丹波市クリーンセンターの資源物の売り払いということになってございます。それは金属類、ガラス瓶、古紙類などでございまして、取扱業者に売り払ったということで、1,467万6,187円ということが環境整備課の分でございます。 ○委員長(前川豊市君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 差額は出ておりますが、そのほかに2件ございます。総合政策課の所管でパソコン、プリンター等の売り払いが1回分ございまして18万円。それと中央図書館の関係で古新聞の売り払いがございまして4,360円。この分が追加になりまして合計額になります。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) わかりました。2回目のクリーンセンターの分で、先ほど言われた項目、ガラスとか古紙とかで特に今回ふえたのがありますか。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) クリーンセンターの売り払い収入の中で、最も大きかったのが金属類でございまして、1,208万3,964円ということでございます。ほか大きいものでいいますと、古紙類が106万7,040円、あとペットボトルが112万990円。主なところは今申し上げた3項目であります。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 予定よりふえたのは、何か取り組みをされてふえたのか、理由がありましたら。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 今、御質問いただいた件につきましては、環境整備課より答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 環境整備課長。 ○環境整備課長(井上里司君) 主な要因としましては、平成28年度から平成29年度を特に比較しますと、金属くずとか破砕鉄の関係についての売り払いの単価というのが2.5倍から3.3倍近くの単価が上がっております。量としてはほとんど変わってはないんですけど、単価のほうがそれぐらい上がってます。あと、ペットボトルにつきましては、量もそう変わってはないんですけど、基本的には昨年に比べて少し単価のほうが上がっているという状況になっております。それが主な原因かなと考えております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 決算書8ページの柏原斎場使用料氷上斎場使用料なんですが、先ほどの様式5にもあって、ちょうどお手元に紙ベースであるんで、昨年度から柏原斎場においては25万5,000円ほど、氷上斎場においては39万2,000円ほど減額になってるんですが、氷上斎場に関しては利用者が減ってるんでわからんでもないんですが、柏原斎場は前年度比で1回というか1名というのかのあれなんですが、ペット分が入ってくるんかとは思うんですが、この辺の減額理由だけお願いできますでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) ただいま御質問いただきました斎場の件数ということでございますが、市民環境課から答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 市民環境課長。 ○生活環境課長(加藤恵康君) 先ほどの金額の減の理由でございますが、前年度、平成28年度は市外からの火葬の方がいらっしゃって、市外の火葬料というのは6万円、そういうものがそのときによってふえたり減ったりするというそういった理由で件数はそう変わらないけど、減額であったり増額であったりと、そういった理由が主な理由でございます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  よろしいか歳入。  太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 平成29年度丹波市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書、丹波市監査委員会から出てます31ページ、表49、市税以外の未収金(続き)というやつですけど、その中ほどの生活保護費徴収金、この欄で平成27年度未収額は143万5,745円で、平成28年度は348万6,963円で、平成29年度は414万5,712円ということで意見書のほうにも書いてあるんですけども、この状況についてどういうふうに考えられるんかということと、その内容についてちょっとお尋ねします。件数とかがふえてるのか、それとも金額がふえてるのか、その内容が悪質でないのか悪質なのか、その対応をどういうふうな状況で管理されてるんかというところを尋ねます。 ○委員長(前川豊市君) 生活保護費の滞納繰越分がふえとるいうことやね。これの内訳。  福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、太田一誠委員から御質問がございました生活保護費にかかわります返還金と徴収金についてでございます。平成29年度は返還金が3件、それから徴収金が1件ございました。また過年度保護の返還金、滞納繰越分が3件、過年度生活保護費徴収金の滞納繰越が12件ございました。主には納付資力がないためと、あと分割納付のためということになっておりまして、詳細につきましては担当課長のほうから回答させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 先ほどお尋ねがありました生活保護費の徴収金でございます。これにつきましては、生活保護法によります生活費を支給しておりますけれども、そういった中で受給者の方が例えば就労の収入があって、それを毎回申告をしていただきまして、その範囲内においてその分を収入として認定をするというものがございます。また、もしくは年金の受給等がありまして、その年金の申告ですとか、そういったようなもろもろの収入の申告を怠ったものということで、申告しなかったものというのが生活保護の徴収金でございます。これにつきましては、就労ですと長期にわたってこの申告をしなかったというようなことで、金額が膨れ上がったりというようなことで、毎年多かったり少なかったりというような状況があるわけでございます。そういった分につきましては、消費をしてしまったというようなことで一括の返還が難しいというような状況がある場合が多くございます。そういったものにつきましては、分割の納付ということで誓約を取りまして、年度を渡りまして計画的に収納をしておるというようなことで滞納のほう繰越年度をまたぐものが当然出てくるというようなことでございます。徴収の努力につきましては、それぞれ計画的に指導したり、また、ふだんの徴収申告の必要性というのをしっかりと周知をしながらやっておるわけでございますけれども、そういったことにもかかわらず申告をしないというような者が出てきておるというような状況のものでございます。 ○委員長(前川豊市君) 太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 徴収については本当に難しいし大変な作業やと思います。御苦労さまです。あと、この文章の中に、上から4行目あたりに書いてあるんですけども、新たな未収金を発生させない早期の徴収に向けた取り組みと、あと滞納繰越分について資力がありながら滞納する、悪質者に対しては厳正なる対応をされたいというふうに書いてあるんですけど、逆に資力がないのに一生懸命納めてはる人らへの対応と悪質である者に対しての厳正なる対応いうのを、そこら辺の管理の仕方というのはどういうふうになっとるんかとこら辺が、またちょっと1問目で知りたかったんですけど、できる範囲で答えていただけたらと思うんです。御努力はされてると思うんですけども、できたら弱者は少し要擁護できるもんならできるだけしてあげて、悪質なことのないような管理をされてるんかいうところを尋ねてるんですけども、どうでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、御質問がありました生活保護費の必要な方には必要な申請をいただき適正な給付をしてまいりたいと思っております。また、資力があるにもかかわらず納付をされていない方、また認可をいただいておられない方につきましては、福祉事務所内でケースにかかわる資力調査と現況調査を行いその方の生活状況を把握した上で、親族等の情報等も確認をして必要な金額につきましては徴収をしていくということで努力をしておるところです。必要なサービスを受けていただき、例えば年金等が返ってきた場合は必要な返還をいただくなど、個々に応じたケース会議を行い適宜徴収に現況調査とあわせて行うということで、担当課のほうで努力をしておるところです。今後、必要な生活保護の受給がしていただけるような調整をしてまいりたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  ありませんね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) そしたら、先ほどの消防団のことわかりましたか。まだだったら後にします。件数7件、5件の話、後刻にします。  それでは、質問がないようですので歳入全般についての質疑を終わります。  次に、歳出についての質疑を行います。  まず初めに、9款消防費、259ページから272ページまでの質疑を行います。  消防費について質疑ございませんか。  大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 1つ質問させていただきます。266ページか268ページやと思うんですが、燃料になるんですが、A重油と聞いているんですが、それは消耗品費になるのか、それとも光熱水費になるのかどちらかということと。あと1日動かすのに、7月7日なんですが、4の3で排水ポンプを使われたときに、1日使われたら2,000リットルいったと聞いたんですけど、それの経費はどこに入るのかということと、丹波市内でこないだの災害でどれぐらいの。            (「29年度やで」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 平成29年度の決算の中で、排水ポンプにどれぐらいの燃料費がいったかということ。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 消防自動車を活用しての消耗品だったらここで回答します。  答弁わかりますか。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前10時10分                ───────────                 再開 午前10時10分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  それでは、ただいまの大嶋委員の発言は取り消しになります。  ほかにございませんか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 決算書270ページをお願いいたします。二重丸の一番上、非常備消防施設整備事業です。予算が約1億5,000万円に対しまして、約3分の2ぐらいなんですかね、9,800万幾らの予算執行になっております。予定どおり工事が進まなかったのかなと調べていたんですが、ポンプ車2台、積載車2台、小型ポンプ2台、詰所1カ所、全て完了はしておりますが、3分の2の予算で執行できたのは入札によるものなのか、その辺のところをお聞きさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) ただいまの御質問の件につきまして、くらしの安全課から答弁させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほどの御質問でございますが、実際に未執行というか不用額が生じた分という形に解釈をしております。重立ったところで、やはり今先ほど言われました工事の請負、また自動車の購入等による入札等の減という形が大きいと考えております。 ○委員長(前川豊市君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) わかりました。事業費が確定した時期にもよると思うんですけども、減額補正なんかは考えられなかったんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 多分、3月の予算、そのときに減額という形もあろうかと思いますが、一応、もし万が一、変更等が生じるとかいうことも考えた中での部分と、補正をする時期との兼ね合いで結局残ってしまったという形になっております。もう少し今後は精査できる場合においては、補正対応も考えていきたいというふうに思っております。 ○委員長(前川豊市君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) わかりました。事業費が確定する時期等にも十分関係も出てくると思います。ただ審査意見書を見せていただきましたら、消防費全体では不用額率平成28年度の8.7%から平成29年度が11.4%と増加しておりますんで、その辺のところも十分加味していただいて、今後予算編成なり増額も含めまして補正のほうも十分検討いただきたいと思います。これは意見で、答弁結構です。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) 決算書の266ページです。消防団管理事業の中の18、機械・器具費、被服費のところです。この被服費ですけれども、予算が866万円だったと思うんですけれども、半分ぐらいの執行になっているんですけれども、これは安くで買えたということでしょうか。  もう一件、備品購入費の消防水利システム・ミラー台帳システム端末PC25万9,092円というものはどういうものになりますか。様式5です。 ○委員長(前川豊市君) 答弁求めます。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) ここの消防団管理事業のところですが、ここにつきまして、くらしの安全課から答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) まず、あとに照会していただきました消防水利のシステムとミラー台帳のシステムでございますが、この分につきましては庁内一斉の形でそういったものが構築されたと思っております。その中で、消防水利まあいうたら防火水槽とか消火栓、それとミラーといいますのは街頭ミラーです。今、交通安全の関係の部分になろうかと思っております。それらのシステムまあいうたら登録をさせていただいて、一覧として取りまとめをさせていただいている台帳といいますか、システムになっております。それの利用料という形で端末パソコンをそこでつくっております。結局それがたしか委託料の中にも上がってきておりまして、消防水利のシステムとミラー台帳のシステム総合改修業務という形で230万8,332円というものも上がってきております。これとの関連性のものになってこようというふうに思っております。  それと被服費の関連でございますが、ちょっと最終的に確認をさせていただきたいと思とりますが、多分入札による減額によって予算のほうが不要という形になっていると思とります。ちょっとこの件については、当初の予算設計のほうと実際の入札のほうの差額についてちょっと確認をさせていただければというふうに思っております。申しわけございません。 ○委員長(前川豊市君) 多分という答弁はちょっとふさわしくありませんので、後で確定した分を後刻正しく答弁ください。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) 被服のほうはじゃあよろしくお願いいたします。  もう一つのほうの街頭ミラーですけども、この街頭ミラーというのがこの消防費の消防団の管理事業費に当たるのでしょうか。その辺を教えていただきたい。
    ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午前10時18分                ───────────                 再開 午前10時19分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほどの御質問でございますが、このシステム自体が1つのパッケージみたいなものになっております。今回の支払いに関しまして、ここの消防団の管理事業の中で支払いをさせていただいてますのは、消防水利システムの部分という形の分割というのか、そこで割り振りをしております。そして、交通安全、先ほど言わせてもらいましたミラー台帳システムの部分に関しても、交通安全の啓発事業のほうでその分を分割した形でお支払いのほうさせていただいております。説明のほうがうまく言えなくて申しわけございませんでした。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 須原委員。 ○委員(須原弥生君) 水利システムですけれども、それ自体がどういうものであるか御説明いただけますか。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) このシステムにつきましては、データの冗長化といいますか、それを図る、データの喪失をふさぎながら適切な管理や運用を図るということで、市内の水利、今言わせてもらいました消防の防火水槽、または消火栓、そういったものを確認させていただいて、それを今登録をさせて、地図上に落とし込んだといった形のシステムでございます。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 申しわけございません。ロードミラーにつきましても同様に、現在市で管理をしている部分について登録等させていただいております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 決算書の266ページ、消防団管理事業なんですが、これの8番、消防団員退職報償金なんですが、昨年が322万円ほどで様式5の資料で見ると退団者が246名、平成29年度の退団者が16名になってるんですけど、7,443万6,000円とちょっと桁が違うんですが、その辺の理由をお願いできますでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) これにつきましても、くらしの安全課から答弁させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほどの退職報償金の関係でございますが、平成28年に退団をされた方が246名となっております。なお、退団者自体が3月31日付になっている関係もございまして、支払いのほうが平成29年度の予算のほうで支払いをしているといった形になってきております。よって、平成28年度の退団者の部分が平成29年のほうで支払いをさせていただいてるというぐあいに御理解をいただきたいと思っております。 ○委員長(前川豊市君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 今の説明でいくと、この7,443万6,000円の分が246名分ということで思ってたらよろしいですか。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) そのとおりでございます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 決算書の272ページの水防事業の中の11節の消耗品費です。これは水防センターの備蓄品かと思うんですけども、予算よりもかなり半額ぐらいになったのはどういう理由でなったのかということと、それから消耗品の入れかえされた前の分はどういう処置をされるんでしたかをお伺いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) これにつきまして、くらしの安全課から答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) まず、購入にあたりました部分、各アルファ化米等購入させていただいた分につきましては入札減で予算のほうが余っております。また、それによって消費期限が迫ってきた部分については、各地域で行われております防災の訓練等で利用させていただいたりしております。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) わかりました。前の分はどこに置いとくわけですか。古くなった分は。在庫は。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 現在各支所でそういった備蓄のほうは納付をさせていただいております。なお、消費期限が迫ってきた分については今氷上地域のほうで水防センターのほうでそのものを管理させていただいたり、こちらの市役所のほうで管理をさせていただくといった形になっております。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) イベント等で消費されてるのか、あるいはほかに有効活用ができる方法はないのかをお伺いします。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 確かに御指摘にございますように、かなりの個数が余ってくる部分があろうかと思っております。各地域で利用する分以外でまた活用ができることを今内部のほうでも十分調整させていただいて、例えばそれがどっかに送って使える物もあるのだとかいうことが可能であればしたいと思っておりますが、ただ、期限が来てしまった物についてはもう処分をする以外ないのかなというふうには考えております。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 済みません、今、処分と。使い切れなかった分は捨ててるということになるんですか。 ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午前10時28分                ───────────                 再開 午前10時29分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 申しわけございませんでした。基本的に今現在消費期限が5年となっております。その4年を迎えた段階で入れかえを随時繰り返しておりまして、現在、毎年1,200食を購入している形になっております。よって、1,200食をどう利用するかというところで、先ほど言わせていただきました防災訓練等に利用させていただいておりますが、それが300食から500食程度出ていくという形になります。よって、それの残り分700食等につきましては処分させていただいているという形になっております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 決算書の264ページの危険物保安事業の中身をお願いします。 ○委員長(前川豊市君) 消防長。 ○消防長(小森康雅君) 危険物保安事業の主な事業の説明をさせていただきます。決算審査調書の様式5の中にも危険物保安事業の説明があろうかと思います。13ページで一致してますでしょうか。予算書事業の番号は1109になりますが。 ○委員長(前川豊市君) 様式5の461ページ。  消防長。 ○消防長(小森康雅君) 様式5も見ていただきながらお願いしたいと思います。丹波市内にあります危険物施設というのがそもそも指定数量というのがございまして、一定の量以上を取り扱われる主に事業所なんですが、それに対してはそれぞれどれぐらい取り扱われるか、もしくはどんな形態で使われるか、もしくは何かと何かをまぜて危険物になるというような製造所というんですが、そういった全ての事業所からはそれらを取り扱う場合、例えば数量が変わる場合は消防本部の危険物保安係のほうに、届け出であったり申請をいただいてそれが適切かどうかというようなところを審査させていただいて、許可を出したり変更の認可をしたりというようなことをしておるところが危険物を所管しておる事業でございます。様式5も参考に一体どれぐらいの施設があるかですとか、例えば手数料がどういった形で手数料を頂戴しとるかというようなところは予防課長のほうから説明いたします。 ○委員長(前川豊市君) 予防課長。 ○予防課長(梅垣勝君) 先ほどの消防長の補足説明をさせていただきます。そういう指定数量以上の危険物取扱、要は製造所とか取扱所とか一般取扱所というのは、市内全体ではそこの様式5の下段の事業実績の中段にありますように、市内で現在373施設ございます。また手数料のほうにはそれを許可または変更等する場合に、丹波市の手数料条例に基づきまして手数料を徴収しております。その手数料については、この決算書の収入のほうで計上させていただいております。収入手数料については、様式5の調書の事業費の内訳にございます196万3,300円が手数料のほうになっております。 ○委員長(前川豊市君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) そこで資料が何件あるのかお尋ねしようかと思ったらそこに書いてありますので、資料5に。ありがとうございます。  それで、許可申請ってこの前兵庫パルプ工業の事故のときに監督局が県の環境局とか通産省とかいうふうな話もあって、危険物取扱の施設の許可申請は市がするんですか。どこがするということになりますかいね。 ○委員長(前川豊市君) 予防課長。 ○予防課長(梅垣勝君) 先ほど西脇委員から御質問の件なんですが、兵庫パルプ工業の件については、事故が起きたものは一応危険物施設の指定する一般取扱所ですので、危険物の担当としてはその分での事故ということで取り扱っております。また通産省の件についてはうちの分ではございません。危険物の分については、うちで取り扱う分の一応処理はしております。 ○委員長(前川豊市君) 兵庫パルプ工業の件は決算と関係ありませんのでまた別のところで聞いてください。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 聞いてるのは、許可はどこで出すのかということを聞いてるわけです。 ○委員長(前川豊市君) 決算書でそれ関係ないんで。  西脇委員 ○委員(西脇秀隆君) 資料5の461ページに許可件数とかいうてあるから。 ○委員長(前川豊市君) 今のとこやろ、市でしょ。この資料5に書いてある許可件数どこへ出すのか答弁お願いします。  消防長。 ○消防長(小森康雅君) 危険物の取り扱いの数量とか形態とかに関しての許可であったり、認可は消防本部予防課が審査しております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 264ページ、危険物保安事業のところですけど、14万3,988円で決算されとんですけど、消防事務取扱手数料というのは様式5に196万3,300円と書いてあります。これはどこに出てくるんかいね。 ○委員長(前川豊市君) 予防課長。 ○予防課長(梅垣勝君) 今、林委員からありました消防の手数料については、この平成29年度丹波市歳入歳出決算書の14ページをお開きください。その中の手数料として、消防事務取扱手数料196万3,300円を計上させていただいております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、9款消防費についての質疑を終わります。  消防本部はここまでです。担当職員交代のため、暫時休憩といたします。                 休憩 午前10時39分                ───────────                 再開 午前10時50分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  次に、平成29年度丹波市一般会計歳入歳出決算の消防費以外について、次第の順に沿って質疑を行います。  まず2款総務費のうち、今から申し上げる科目についての質疑を行います。質疑の対象となる科目は93ページ交通安全対策費、それから95ページ災害対策費、109ページ戸籍住民基本台帳費です。次第のとおりでいきます。  質疑はございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) まず96ページの交通安全啓発事業です。先ほど消防のほうでもあったんですけども、様式5の172ページに出てますミラーシステムの管理、業者委託になってるんですけれども、先ほどのミラーシステム出てきたんですけども、このシステム関係かなと思うんですけども、この辺のちょっと関係といいますかどういった業者委託の内容になってるのか、その辺をまずお伺いいたします。  それから高齢者の免許返納の件です。これにつきましては、昨年度よりもかなり返納者がふえてるんですけども、どのような理由でふえてきたのかをお伺いいたします。  それから96ページの災害対策事業の工事請負費です。この中で、市内小学校に井戸を設置した工事が入ってるかと思うんですけれども、これがどのような状況であったのかをお伺いいたします。  それから98ページの防災行政無線管理運営事業の中の保守点検委託料です。この委託はどのような内容なのかをまずお伺いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) ただいま御質問いただきました件につきまして、担当のくらしの安全課から答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課副課長兼交通・防犯係長。 ○くらしの安全課副課長兼交通・防犯係長(奥井稔君) 最初の1点目のミラーシステムの内容というところなんですが、これは消防団の水利システムとほとんど内容は同じなんです。地図上でその位置、それから概要、何年に建てたとか、どういうミラーがあるとか2面、1面のミラー、それから直径とかそういうとこまで落とし込んでいるシステムでございまして、大阪にありますソフト開発業者で委託をして構築しているものです。消防団の事業と交通啓発事業のこの2つでもってそれぞれパソコン1台ずつで管理しているところです。  それから、2点目の高齢者の免許の増加についてですけども、これはやはり最近のマスコミ等で高齢者の事故、特に踏み間違い事故の発生が報道であるところですけども、そういう運転に不安の覚える方が増加していると、そういうマスコミの報道を見て不安に思われる方がふえてるという状況が背景にあると思われます。
    ○委員長(前川豊市君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 災害対策事業のうちで、小学校等における井戸の設置工事の概要についてでございますが、平成29年度につきましては災害対策事業572万6,160円、この分については市内の7つの小学校の工事を実施しております。それぞれ小学校に井戸を掘りまして、10メートル程度の浅井戸になりますが、井戸を掘りまして、そこに手押しポンプそれから自動のポンプを設置しております。全て10メートルで水が出たという状態になっておりますので、ポンプそれから手押しポンプをつけた状態で囲いをして設置をして、災害時に飲料水とはなりませんがトイレ等の排水を、またそういった手洗い等の水に使うという意味で設置を完了しております。  それから、委託料の部分でございますが、この分については、現在完了しております防災行政無線の全体のものでございます。契約としましては、2件の内容になっておりまして、1件は市内全体をカバーしておりますシステムの委託料、それからもう1件は、第1期工事ということで現在整備をしております工事の中で実施しました青垣地域、山南地域を対象とした業務の管理ということで2件になっております。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) まず、1点目のミラーシステムですけども、これは1回そういった地図に落とし込むというか、そういうことをしたら今後は行政のほうであと運用するということで、1回だけの業者委託をしたということでよろしいんでしょうか。  それから、2点目の小学校の井戸ですけども、今後の管理とかどういった格好で使用するとかその辺のマニュアル的なものはあるんでしょうか。  それから、3点目の行政無線ですけれども、委託してる内容の業務後のチェック、確認はどのような方法でされているのかお願いします。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課副課長兼交通・防犯係長。 ○くらしの安全課副課長兼交通・防犯係長(奥井稔君) 最初のシステムの委託に関してはこれ1回のみというところでお願いしているところです。 ○委員長(前川豊市君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 井戸の管理につきましては、それぞれ学校のほうに井戸を設置した段階で説明をさせていただいております。通常は井戸を放っておきますと水が出ない状態になってしまう、もしくは浅い井戸ですので目詰まりをするといったような恐れがあるということで、学校のほうでは定期的に水を出してもらいたい。例えばそれが散水であったりとかということ、もしくは学校での防災教育等でも利用いただければということでお願いをした状況になっております。  それから、委託のチェックの部分ですが、まずは定期的な点検ということで業者のほうで機器の点検をさせるということがまず1つとなります。それに加えて何か異常があった場合については即対応するようにということでそういった随時の対応と合わせて管理しております。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 1点目、2点目はわかりました。3点目の行政無線のほうですけども、もう一つ委託した内容をどういう格好で要請課が確認チェックしてるのかもう一つわかりにくかったんですけども、例えば現地に一緒に行ってそういった立ち合いもしながらしてるのか、ただ単なる書類で示して確認だけなのか、その辺を再度お伺いします。 ○委員長(前川豊市君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) まず確認といいますか、それぞれ主要なポイントということで管理をする上で重要なところがございます。そういったところについては、同行して確認をするということがございます。また簡易なところといいますか、中継局等については書類での確認ということで検査した内容の確認の書類で最終的なチェックをするということを行っております。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 100ページ、今の藤原委員の関連になりますが、防災行政無線の債務負担で工事請負費がそれぞれあります。1億6,294万円です。これ青垣地域、山南地域ということでしたので、今問題になってます山南地域の防災行政無線の不備、それ以外にもその後も氷上地域、あるいは市島地域でも春日地域もハウリングが起こったりしております。それで、その際もう一遍確認したいんですけど、工事請負契約の中にそういう施工業者の責に帰する場合、損害賠償請求その他そういう事項が委員会やどこかで、そういう事項がないという話を聞いたことがあるんですが、実際そういうふうになってるのかどうかを含めて委員長にお願いしたいんですが、その工事請負契約の中身についての契約書これ資料提出お願いしたいんですけれど、よろしいでしょうか。それも含めて答弁お願いします。  損害賠償請求がその契約の中でできるのかという、もう1つはその資料を提出いただきたい。確認の意味で。 ○委員長(前川豊市君) 答弁を求めます。  技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 今回の契約につきましては、設計施工一括の発注をしておりまして、その契約書を建設工事請負契約書という格好で作成しております。その中の約款として瑕疵担保というのが今度資料出します第49条で規定をしておりまして、設計図書及び工事目的の瑕疵があるときは受注者に対して、相当の期間を定めてその瑕疵を修補し、または修補にかえもしくは修補とともに損害の賠償を請求することができるという項目はございます。 ○委員長(前川豊市君) 資料の提出、写しはできますか。  技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 契約書については資料の提出をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 今、その契約書を見る限りでは、一応損害賠償の請求をできるということを明確に今答えられたんですけど、これまでその話が再三出てくるにもかかわらず、その条項はないとか何とかいう話を確か技監でしたけど、したことありませんか。それやっぱ確認した上で答弁してもらわないと、きちっとした文章に条文の中で明らかにしてもらうことが大事やと思いますけれども。  それから、その条項についてこれは1件、2件、数件あるんですが、その辺の判断は、当局としては今のところ、市長の処分まで提案されるようなことになっておりますので、どういうふうにそれを対応しようとしてるのか、ちょっと考え方だけ聞いときたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) この件につきましては、きのうでしたか、議員総会で渡辺委員からも御指摘をいただき、市長も今までいろんなところで事業者の責任についてもあるというようなことを発言しております。そういったことも踏まえて、今、西本委員がおっしゃられたことについては検討をしてるとこでございます。ただ相手と利害関係がぶつかる話ですので、これ以上の答弁については差し控えさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 事務局、今資料提出してもうて、また後日タブレットに入れてもらいますね。後刻かできるだけ早くタブレットに入れてもらいます。午後からでも入れてもらうようにします。それで事務局のほうへ提出お願いします。  ほかにございませんか。  渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 先ほどの質問にちょっと関連するんですが、瑕疵担保責任は一応建築基準法上では一般的には10年ぐらいになってると思うんですが、期間は今御存じでしたらちょっと教えていただけたらうれしいです。 ○委員長(前川豊市君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 瑕疵担保責任にある請求ですけども、普通の瑕疵であれば引き渡しを受けた日から2年以内、もしくは、その瑕疵が受注者の故意または重大な過失により生じた場合は10年という請求期間になっております。 ○委員長(前川豊市君) 渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 先ほどから出ておりますが、これはやはり重大な瑕疵であると私は思いますので、そのようにまたよろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 先ほどの資料提出、私、契約書言うたん、中身は仕様書になるんですね。その条文があるのはちょっとその分だけお願いします。 ○委員長(前川豊市君) 今出てる瑕疵担保の入ってる文章等も含めて資料提供をお願いします。  ほかにございませんか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 決算書の96ページの災害対策事業です。様式5については173ページです。質問内容は一番上に書いてあります防災会議委員報酬なんですけれども、資料を見てますと2月21日の開催の5名分ということで、この防災会議というのは年に1回開かれるものなのかどうかということです。  あと、委員についてはどのようになっているのかという質問と、あと、その防災会議委員報酬の下にある謝礼金3,500円なんですけれども、これは資料見てますと代理出席の謝礼分になってるんですけれども、これは誰の代理でそして報酬が報償と報酬と代理なのに報償でいいのかなというところでちょっと御質問させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) ただいまいただきました御質問につきまして、くらしの安全課から答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 国民保護協議会につきましては、年1回開催しております。防災会議と同日開催ということで平成29年度におきましては、防災会議に引き続いて国民保護協議会の会議を開催しております。また、委員につきましては、防災会議と同等のメンバーというような位置づけでなっております。それぞれの民間の事業関係者の方、またそれぞれの関係機関の代表の方ということでの開催になっております。  それと委員報酬の部分ですが、ちょっとお待ちください。済みません。 ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時10分                ───────────                 再開 午前11時10分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  防災係長。 ○防災係長(足立和義君) 当日の会議の中で出席いただきました方の中で委員報酬の辞退の方がございました。結果的には5名の方につきまして、委員報酬としてお支払いをさせていただいております。また代理で出席をされました方につきましては、報償費ではなく謝礼金ということでの対応をさせていただいております。 ○委員長(前川豊市君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 代理の方に謝礼金という形なんですけど、もともとは本当に出席しないといけない方に対しての報酬なのだと思うんですけども、この内訳見てますと謝礼という形の取り扱いでいいのかというのと、あと予算書自体は4万2,000円あって12名分の予定はされてたんですけども、今回出席されてるのは5名ということで大分人数的にも変わってきてるのかなと思うんですけど、そこら辺はどうですか。減っても問題ないのか代理で出席しても構わないものかどうかというところをちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時12分                ───────────                 再開 午前11時16分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  答弁が後刻になりますので、後に回して先に進めたいと思います。  委員の名簿を今事務局でコピーしてくれよりますので、それもでき次第また配ります。  それでは、ほかに質疑ありませんか。  谷水委員、あとでもう一回答弁求めますので再度質問の機会は設けますので。  それ以外にございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) それでは、今の関係の分は後刻に回しまして、それ以外については質疑を終了します。  ほかにはないですね。それでは質疑がないようですので、2款総務費についての質疑を終わります。  次に、3款民生費で119ページから166ページまでの質疑を行います。ただし、そのうち今から申し上げる科目については除いてお願いいたします。除く部分は、次第に書いていますので御確認ください。まず除外をする科目は124ページの人権啓発事業、128ページの隣保館管理事業、130ページの隣保館運営事業、施設等管理事業。144ページのシルバー人材センター補助事業、150ページのファミリーサポート事業、家庭児童相談事業、152ページの子育て支援事業、子育て家庭ショートステイ事業、151ページ保育所費、それから、159ページ児童福祉施設費、166ページ被災者生活再建支援金交付事業と被災者生活復興融資利子補給事業、この分は除きます  質疑はございませんか。  広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 決算書の124ページです。防犯カメラ設置費補助金で様式5は181ページになります。この事業は防犯カメラ補助要綱で上限は20万円となっているんですけれども、平成29年度は11機で掛ける20万円とすると220万円なんですが、決算額と差額が出ているのでそのあたりはどうなっているのかということをお聞きします。  それと128ページです。19の少子化対策民間活動支援事業補助金で、様式5は218ページになります。これは婚活支援事業実績というところの様式5で書いてあるところによると、婚活おせっかいマスター活動と婚活講座、それに少子化対策民間事業があって、婚活支援事業と4つに分かれているようです。その少子化対策民間事業の中で平成28年度は実施団体が2団体で、平成29年度は3団体というふうになっています。1事業は上限が30万円、2分の1補助ということになっていますけれども、その実施内容の把握をされているのか、その内容を教えてください。  それと決算書132ページです。様式5は215ページになります。18番の自動車購入費です。これはお出かけサポート車両の購入費ということですが、昨年度にも300万円程度の決算が上がっておりました。平成30年度の予算には上がっていないということは、これは計画的な更新というふうに捉えて、平成30年度はないということで捉えさせてもらってよいのでしょうか。そして、その次の更新予定に対してはどれぐらいを見込まれていて、その準備金としてはどうされているのかというところを伺います。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) まず、防犯推進事業の防犯カメラの設置費補助金につきまして、くらしの安全課長から答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほど御質疑ございました防犯カメラの金額のことでございますが、平成29年度におきましては補助金額を40万円で設定させていただいております。20万円になりましたのは、この平成30年度から見直しさせていただいておりますので、平成29年度については40万円を限度とした形での補助金の支払いをさせていただいております。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、御質問がございました128ページ少子化対策の分で、民間の活動支援事業の内容を把握されているかどうかであったと思いますが、これにつきましては、3件それぞれ実績申請と報告を精査を行い上限30万円または2分の1の補助金ということで精査しております。詳細につきましては、担当の社会福祉課長からお答えさせていただきます。  また、2点目のお出かけサポートの車両の購入費でございますが、平成29年度2台の購入ということで様式5のほうに記載しておりますが、福祉基金等を利用しまして計画的に購入しておるものでございまして、これも詳細につきましては障がい福祉課長のほうから答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 先ほど、御質問のありました丹波市少子化対策の民間活動支援事業につきましてでございます。この分につきましては、様式5のほうにも出ておりますように、平成29年度には3件の申請利用があったものでございます。これにつきましては、主に婚活支援ということで出会いの場づくりの活動をしている民間団体に対しまして、その事業費の2分の1、限度30万円で助成をするというものでございます。  この3件につきましては、うち2件が商工会の青年部の支部、山南支部及び柏原支部のほうでふれあいパーティーを、山南支部ですとふれあいパーティー丹波の味覚収穫祭というふうなことでふれあいパーティー。柏原支部につきましては、歴史街道柏原着物で歴史散策恋探しというようなことで、いずれもふれあいパーティー的なものをしておるところでございます。ふれあいパーティー山南の支部につきましては、参加者が男34名、女性35名、うちカップルの成立が14組というような結果を見ております。柏原支部のこの事業につきましては、参加者男性19名、女性19名、カップルの成立が10組というものでございます。あと一団体につきましては、地元の地域の交流会ということで、幸世地区の若者の交流会ということで団体が使用されております。参加者男性13名、女性12名、カップルの成立が4組というようなことで、それぞれこういう出会いの場づくり、またカップルの成立というようなことで実績の報告が上がっておるところでございます。こういったようなことで把握しております。 ○委員長(前川豊市君) 障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(谷水仁君) お出かけサポートの車両の更新でございますけれども、まずお出かけサポート用の車両については、合計20台で運行させていただいております。この車につきましては、市の公用車更新基準に準じまして随時更新をさせていただいているところです。平成29年度につきましては、軽自動車1台と普通車両1台。平成30度につきましては、本年度、軽自動車1台と大型のワンボックスカー寝台車両も対応可能な形の自動車の更新をさせていただいております。なお、財源につきましては、部長が申し上げましたように福祉基金のほうを充当させていただきながら計画的に更新をさせていただいているところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 防犯カメラのほうです。最近は良質のものになっているので、40万円補助していたのを20万円に下げてきているという話は民生常任委員会でもお聞きしたところです。安くても良質なものであるっていうことで、20万円ぐらい出したらいいのがあるというふうにはお聞きしてるんですけど、ということは、これは100%補助ということになるのではないかと思うんですけれども、補助金として何分の何とかっていう規定はないのでしょうか。そして、設置というのは、購入の費用そして工事費等、設置というところまでなっているのかをお聞きします。  それと、婚活支援ではかなりたくさんのカップル成立がされているので、とてもよい取り組みになってきていると思っています。平成30年度も予算同様に上げておられますけど、もっとたくさんの団体の方に取り組んでいただきたい事業であると思うんですけれども、そのところの啓発取り組みというようなところはしての、この平成30年度の70万円というところでしょうか。  それから、基金については福祉基金で積み立てが今2億3,000万円ほどあるようですけど、この福祉基金は使い道の計画というのが平成30年度でわかっていたらお答え願います。 ○委員長(前川豊市君) 答弁求めます。  福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、広田委員のほうから御指摘がありました、1点目の婚活事業につきましては、これは急激な少子化の進行に対する子育て支援や、出会いの場づくりを活動していく団体を支援していくということで行ってきておりまして、民間の支援にかかわるグループや市内に事業所を有する企業またNPO法人など、今回、本年度からは各NPO法人と委託契約を行いまして、広くこの活動を周知していくということで、新たにおせっかいマスターと民間企業との有期的な連携を図ってまいるということで計画しておりますので、今御指摘にありましたとおり前向きに取り組んでまいりたいと考えております。  そして、2点目の福祉基金につきましての使い道でございますが、これにつきましてはお出かけサポートの車両を計画的に購入していくのが1点。それから、平成29年度で終了いたしますツープラス1の金額につきましても、この基金から活用しておりました経過がございます。福祉基金の使用用途につきましては、現在慎重に協議をし、大切な基金として福祉目的に活用していけるように、研究してまいりたいと思っております。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほどの防犯カメラの件でございますが、まず補助金につきましては、カメラ1件当たり40万円を限度額とさせていただいております。それと、補助金対象経費でございますが、防犯カメラの購入及び取りつけ工事に要する経費を対象経費とさせていただいております。
    ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 少子化対策の民間活用の支援事業でございますけれども、平成30年度につきましては、現在3団体の利用ということで聞いておるところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 防犯カメラですが、設置後は自治会が管理ということですけれども、ということは壊れたりとかしても自治会が更新ということになるのかというのと、あと自治会の管理で何か問題とかっていうことはないのかというところ、あるいは電気代とかもその自治会からの管理になるのかというようなこともお聞きします。  あと、婚活支援で平成30年度も3団体というのは、同じ団体ということなのかを確認します。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) カメラの維持管理でございますが、補助の対象外経費として防犯カメラの維持管理に関する経費というものを設けております。また、この補助金につきましては、一団体につき1回限りとさせていただいておりますので御理解賜りたいと思います。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 先ほどお尋ねいただきました防犯カメラを設置した後は、自治会の管理ということになりますので、例えば修繕が発生した、また電気代等々につきましては、自治会のほうの負担ということでございます。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 広田委員御指摘の本年度の申請の3団体が同じかどうかの質問であったと思いますが、社会福祉課長のほうから答弁させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 3団体につきましてですが、うち2団体は柏原支部と山南支部の商工会というふうに聞いております。あと、一団体につきましては、同じく商工会の支部のようでございますが、新たな支部のほうで一団体申請を考えておられるということでございます。氷上支部ということでございます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 決算書162ページ、子ども・若者育成支援事業です。様式5は184ページになります。平成28年度に県内初となる市独自の子ども・若者サポートセンターを設置されたということで見守っているところです。平成28年度は半年ということであったのかもしれませんが、そこから平成29年度において利用者もふえているように見えます。ただ、まだ利用者数としては、パーセントから言うと大変低いのではないかと心配しています。活動としては、居場所利用が大変ふえているので望ましいことだなと思います。その中で、相談回数であげてあるんですけども、これはどのようなカウントなのかちょっと教えてください。それと同行支援というのは就労に対しての同行支援ということでよかったでしょうか。  あと、関係機関の連携とあります。回数は大変多いんですが、どのような連携、電話連絡のことが連携になるんでしょうか。連携会議は2回開催されたと書いてありますので、その辺の詳しいところをお聞かせください。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) ただいまの子ども・若者育成支援事業の御質問につきまして、くらしの安全課副課長から答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課副課長兼交通・防犯係長。 ○くらしの安全課副課長兼交通・防犯係長(奥井稔君) ただいまの御質問の件ですが、相談の内容につきましては、家族であったり本人の相談はもちろんです。それから、各毎週金曜日に氷上住民センター、春日住民センター、山南住民センターでやっておりますけども、そういう出張の相談においての相談事案が含まれております。御家庭に出向いての各戸の訪問の相談もこれに含まれております。124件から850件ということで、大幅にふえているというところです。  それから、同行支援ですけども、これはおっしゃるとおり、就職先、アルバイト先へ相談者が同行していただいて、雇い主に引き継ぐというような支援になっております。  それから、関係機関の連携とはという御質問ですけども、これは関係機関へ福祉であったり、保健であったり、ハローワーク等の関係機関へ一緒に出向くこともされますし、単独で相談員が同行せずに相談者と関係機関との間で相談を持ちかけられたり電話相談をされているという状況でございます。 ○委員長(前川豊市君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。それぞれに行動的に活動をお世話になっていると思います。その中で、利用者45名ということで、終結が6名となっています。これは、全てが就労に進んだということでしょうか。それとも日常生活が円満にということで終わってしまったのか、その辺をお聞きします。  それと、もう一つ、平成29年度に情報を発信するということで、地域ごとに協議会に参加されて居場所の説明を行ったとあります。この各地域というのは、6地域ということでよかったでしょうか。お願いします。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全副課長兼交通・防犯係長。 ○くらしの安全課副課長兼交通・防犯係長(奥井稔君) まず最初の1点目の終結の内容でございます。これは就職の方もおられます。またはアルバイトもこれも就労になりますが、そこで社会復帰というところでこの場を十分にコミュニケーション能力も高められたということで、就職に至りませんが、ここの利用が終えられたという方も計上されております。  それから、協議会ですけども、これは6地域で開かれているそれぞれの協議会に委託先の相談員に出向いていただいて、説明を協力ということを行っていただいております。丹波市の6地域です。 ○委員長(前川豊市君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。終結のほうなんですけども、日常生活が普通にというのか、元気に送れるということで終結もあるとは思うんですが、いつでもおいでよという形のそういう温かい見守りはずっと必要ではないかなと思っています。そこで、またいろんなことが起こる場合もありますので、見守りをお願いしたいと思います。  あと、6地域ということでそしたら6地域で振興会長のほうにお伝えがあって、それをまた各25カ所で情報を伝えてくださいということではあると思うんですが、なかなかそれができてないかもしれないんです。だから、回数1回に限らず、毎年というか半年に1回かわかりませんが、そこでの情報がやっぱり直接に民生委員から各御家庭心配のあるところに行くというのはなかなか難しいことではありますので、一般的な情報をいっぱい流してもらうことによって、この利用者ももっとふえるんではないかなと考えますので、大変かと思いますが、よろしくお願いしたいと思いますがどうでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全副課長兼交通・防犯係長。 ○くらしの安全課副課長兼交通・防犯係長(奥井稔君) 一度利用された方も少し気分が落ち込んだという場合には、再度利用される方もリピーターということで多く発生はしております。卒業したからもう来ないでくださいというような利用はないです。  それから今協議会というところは、自治協議会ではないです。民生児童委員の協議会というところで、各地域ごとに開かれている協議会に民生児童委員にお願いをしていると。どうかこういうことが地域におられましたら連れてってください、紹介してくださいというお願いをしているところなんです。 ○委員長(前川豊市君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。そしたら民生委員のほうからということになると、全く情報は例えば自治振興会、自治協議会になるのかそちらのほうには行きにくいと思うので、いろんなところでこういうふうにやってます。取り組んでいます。まだ新しいですので、そういう情報の発信というのはとても大事じゃないかなと思いますので、本当に自治振興会のほうでもそういうことができたらと思いますが、どうでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) ただいま御意見いただきましてありがとうございます。おっしゃるとおりで、例えばチラシとかパンフレットとかこういうような事業をやっておりますということで、今後啓発に、機会を捉まえて啓発に努めてまいりたいと考えてございます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) 済みません。たくさん5点ほどあります。  決算書の122ページの社会福祉総務費の19、福祉人材確保奨学金返還支援補助金です。予算が320万円だったんですけれども、なかなか厳しいのかなと思ってます。2名分ということで、様式5の211ページにも載っておりますけれども、これをどういうふうに分析されているかということが1点と。  同じ様式5なんですけども、そこに女性有資格者福祉人材バンク事業というのが載っておりましたんで見ておりましたが、決算書のほうには全く載っておりませんでした。というのは、ゼロということで御利用がなかったということであります。平成29年度の新規事業ということで開始されたと思うんですけれども、この状態をどういうふうにまた分析をされているのかということと。  決算書の134ページのひかみ障害者・児生活支援センター運営事業の8の項目の講師謝金、これ音楽療法士の謝金だと思うんですけども、これは何回あったのかということと。  4点目が決算書の140ページの様式5が262ページになりますけれども、人工透析治療通院費助成事業です。これは御利用されている方が増加しています。82名が151名になってるかと思うんですけども、増加しているのに補助金のほうが減っているという状態をどういうふうに見たらいいのかを教えていただけますか。  それから、最後、決算書150ページです。様式5のほうが227ページで、母子家庭自立支援事業です。予算が454万6,000円だったんですけども実績のほうが101万1,500円ということで、4人を目標というか4人をみていたところが対象1名となっております。これは、対象者がなかったのか、それともあったけれども受けてもらえなかったのか、この5点をお聞きしたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、須原委員から御質問がございました点につきまして、各担当課長のほうからお答えいたしますが、女性有資格者の支援ということで132ページの障害福祉総務費にかかわる分につきましては、平成29年度から行いました事業で平成30年度には実績が上がっております。この事業の周知につきまして、十分な周知が図れていなかったのではないかという改善点を見まして、関係学校等社会福祉事業所法人等とも連携をして周知を図り、ハローワークとも連携して対外的に市外からも入って来られる方の周知に努めてまいっておるところでございまして、詳細につきましては担当課長から御報告させていただきます。  それから134ページのひかみ障害者・児生活支援センターの運営の講師謝金の件でございますが、様式5のほうにも書いておりますが、音楽療法士の詳細につきましては担当課長のほうから御報告をさせていただきます。  次に、140ページの人工透析の利用者の増加についての件でございますが、これは距離によりまして金額が変わっております。その関係で実績の数と同じくひとしく金額が上がったものではなくて、金額がそのようになっておるといった状況になっております。  また、最後150ページの母子家庭自立支援事業につきましては、対象者が必要な余力を持ちながら計上するということで、本年度平成29年度はDVの計画策定の行う年度でもございました。その中で、必要な方が必要な措置が講じられるようにということで配慮しておりましたが、実績ということで減になっております。  この後、担当課長のほうから詳細の追加説明をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) まず、丹波市の女性有資格者福祉人材の支援事業につきましてでございますけれども、この分につきましては、女性の有資格者該当の方が丹波市内で保育士ですとか幼稚園、社会福祉士、介護等の資格を持たれた方が、福祉の事業所に就職をされる際に、就労に必要な資格の再受講の経費ですとか、ユニフォームいわゆる被服費ですとか、住居を用意するための引っ越し費用等を支給するという制度でございます。これにつきましては、平成29年度から制定をして取り組んでおるところでございますけれども、先ほどもございましたように、やっぱり事前の周知とかいう期間が不十分であったというようなところがございます。これにつきましては、引き続き制度の周知等に努めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。  それから、続きまして丹波市福祉人材確保奨学金返還の支援事業でございます。これにつきましては、利用があったわけでございますけれども、福祉の事業所に就職をされた方につきましては、最長5年間奨学金の返還の補助をさせていただくというものでございます。これにつきましても本年度から取り組んでおる事業でございます。こちらのほうにつきましては、各福祉関係のハローワークですとか、事業所なんかとも連携をいたしまして、福祉事業所の就職の説明会等でのPRまた連携の大学等への周知ですとか、将来的に福祉の関係の学校に進まれて奨学金を借りられるというようなことで、高校なんかの就職をされる方というようなところにもちょっと訪問をして、まず制度の周知をしておきたいというようなことも考えておるところでございます。この制度につきましては、それぞれまだいろんな周知というところが不足しておるというふうに感じておるところでございまして、今言いましたような各方面への周知等も進めていきたいというふうに思っておるところでございます。  それから、3点目でございます。3点目につきましては、母子家庭の支援の措置費の関係でよかったでしょうか。申しわけございません。これにつきましては、DVですとかいろんな事件等離婚の問題ですとかで、お子様を連れて退避をせんなんというような方につきまして、母子の施設等への入所の措置費でございます。これにつきましては、そういったような事例で退避をせんなんような事例が少なかったというようなことで、措置費の支出が少なかったものでございます。 ○委員長(前川豊市君) 障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(谷水仁君) まず1点目のひかみ障害者・児生活支援センターの音楽療法士の関係でございますけれども、8月に2回、10月に1回の合計3回、1回当たり5,000円の1万5,000円を支出しているところでございます。  続きまして、人工透析の通院助成でございます。人数がふえているのに金額が下がっているという内容の関係ですけれども、まずこの助成事業につきましては、腎機能障害により人工透析治療を受けている方、この方に対して常時自家用車またはタクシー、公共交通機関を利用して通院される方に距離に応じて助成をさせていただいているところです。そこで、これは往復が基本とはなりますけれども、片道の利用を認めさせていただいております。この部分につきましては、行きはお出かけサポート等を御利用いただき、夕方5時を回るようでしたら、その分この交通機関を御利用いただいてお帰りいただいた場合は、その部分に対してお支払いをすることがありますので、利用対象人数がふえても利用の方法によって金額がそのときの状況によって変わってくるということから、こういった形になっているということでございます。 ○委員長(前川豊市君) 須原委員。 ○委員(須原弥生君) わかりました。福祉人材確保奨学金返還ですけれども、連携とか周知また高校への周知そういう部分がまだこれからということですので、福祉人材なかなか難しいとは思うんですけれども、目指したいという方はかなりいらっしゃるのではないかなと、受け皿も、需要もたくさんになってきますので、そういう部分でしっかり周知、意欲を持って仕事に励めるような形につなげるようにお願いしたいと思います。  次の女性有資格者福祉人材バンクですけれども、平成30年度上がってるということなんですけども、わかりましたらその人数を教えていただけますでしょうか。  それと、これも周知がこれからということですけれども、前も私言わせていただいたと思うんですけど、市内の在住者の方に被服費とか準備費用ということなんですけども、市外の方で丹波市内に勤務するという方にもそういう制度が使っていただけないのかどうかというところをお聞きしたいと思います。  それから、人工透析はわかりました。母子家庭自立支援事業においても事例が少ないということで、これはいいことかなと思っておりますので、予算としては上げるけれども実際にいいことかなとは思うんですけど、受けたいという方が受けられてないというケースも実際にあるのではないかなと思いますので、またその辺の調査研究をお願いしたいと思います。  それから、ひかみ障害者・児生活支援センターの音楽療法士の謝金ですけれども、何回かは御利用されてると思うんですけども、継続していかないとなかなか効果がないと思いますので、これからもそうやってもっとたくさん継続をしていただけるのかどうかというところをお聞きしたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、須原委員のほうからありました氷上地域の子供発達支援センターの音楽療法につきましては、児童の療育体制の充実、内容強化につきまして計画的に年度の計画を立てて、内容については検討しておるところです。  また、母子家庭自立支援事業につきましては、本年度に入りましても数件上がってきている状況でして、危険があるというふうなことで、子供の状況を例えば小学校で察知した場合に必要な措置を行うなど必要な対応ができるように、調査連携を図ってまいりたいと考えております。  最後に、初めにありました女性有資格者の件につきましては担当課長のほうから御答弁申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 先ほどありました女性の有資格者の福祉人材バンクでございます。平成30年度につきましては、1名の方の利用ということを今のところ聞いておるところでございます。それと、先ほどの関連でございますが、各制度の周知についてでございます。追加でお答えさせていただきたいと思います。各学校ですとかの周知に加えまして、毎年8月に行っております児童扶養手当、いわゆるひとり親の方の手当の現況届の案内というのが定時にございます。その際にも案内の文章等を封入しまして、周知もあわせて図っておるというところでございます。追加でお答えさせていただきます。  それと、有資格者の福祉人材の補助金のほうでございますけれども、現在の要綱におきましては、就労に必要な被服費等の準備費用につきましては、市内の在住者また市外からの転入者にかかわる方につきましては、住居費及び引っ越し費用ということで、そういうような条件となってございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 須原委員。 ○委員(須原弥生君) わかりました。女性有資格者人材バンクなんですけれども、平成30年度も若干1人ということでなかなか厳しいと思いますので、また要綱のあたりを少し見直していただいて、もう少し幅広い受け入れができるようなそういう研究をお願いすることによりたくさんの方が御利用いただけたらなというところを思っております。あとは、連携と周知のほうよろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 先ほど委員のほうからもございました有資格者の人材支援のほうでございます。皆様ができるだけ利用のしやすいように、今御助言をいただきましたように、また内容を検討しまして、使いやすい皆様が幅広く利用していただけるような部分について、可能な限りまた検討してまいりたいというふうに考えます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 関連で1点だけお尋ねさせていただきます。122ページ、福祉人材の件です。ただいま担当課長のほうからハローワーク、事業所、大学、高校等の訪問なりまたPR説明会という答弁をいただきました。昨年平成29年度に始まった事業ですので、これからどんどん伸びていく事業やとは、利用者もふえていくことを願っとるわけですが、課長の答弁の中で中学校が答弁の中に入ってこなかったわけですが、御承知のとおり中学2年生でトライ・やるウイークが実施されます。例えば認定こども園にトライ・やるウイークで行ったから必ずその子が保育士ということじゃないとは思うんですけど、既に中学2年生でそういった職業体験をする場がありますんで、今後においては教育部とも十分連携を取っていただいて、この事業のPRに努めていただきたいと思いますが、その点についてだけ答弁お願いします。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、近藤委員からございました教育部と福祉部との連携でございます。これは必ず必要になってくるものであると思っております。福祉人材には当然保育士、幼稚園教諭は今ない中で保育士それから介護現場で働く介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護士、看護師、理学療法士とさまざまな職種がございます。社会福祉法人連絡会の中で、絶対数が不足しているということを常々お聞きしておるところでございまして、教育の分野の中で就業体験をする中で福祉の業務を選択いただくような機会がふえていくよう、これからも連携に努めてまいりたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 先ほど近藤委員からございました中学校への訪問周知ということでございます。現在のところこの福祉人材の奨学金につきましては、補助金の対象となる期間が補助金の交付を受けた最初の年度から5年間というになってございます。その関係もございまして、これから将来的にこの補助金の制度がずっと続いていくということであれば、また中学校等々への周知というようなことも有効なことになって、また将来の夢をつなげる1つの選択肢として考えていただけるものというふうに思ってございます。また事業の継続等々のこともございます。その辺も兼ね合わせまして必要なところへの周知を考えたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 12時になってますので、ここで暫時休憩をして、午後も質問を続けたいと思います。暫時休憩いたします。                 休憩 午後0時07分                ───────────                 再開 午後1時01分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  午前中に出ていました契約書の関係がタブレットに入りました。きょうの会議のところの予算決算特別委員会の本日のところに入れてますので、必要な方はごらんください。  それでは、午前中に引き続き3款民生費の質疑を受けます。  太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 3款民生費、予算ガイドは39ページ、決算のほうは140ページのまずは中段下あたりの障害者就労支援事業と、障害者就労支援事業委託料と、それから市役所内軽作業業務委託料で工賃向上支援事業補助金、次の障害児通所支援事業とかそういったところでちょっとお尋ねをしたいんです。  先ほど申し上げました就労事業について、安全安心な暮らしづくりの推進という条理があって、市単独のお金で826万6,000円の予算を入れられて実行されてるのが以下のところやと思うんですけども、これの経過と状況についてまずお尋ねをいたします。  もう1点は、124ページ。防犯カメラはおっしゃいましたんで、19の丹波防犯協会活動助成金389万4,000円の市の考え方、防犯協会と防犯グループと防犯のあり方についての分け隔てでどういう助成金の使い方をしたんかいうことをちょっとお尋ねします。  あと、人工透析のほうは、もうしちゃったんでこれはやめときます。  以上2点お願いします。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) まず先に、丹波防犯協会の活動助成金について、くらしの安全課副課長から御説明させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全副課長兼交通・防犯係長。
    ○くらしの安全課副課長兼交通・防犯係長(奥井稔君) 丹波防犯協会、それから防犯グループ等のかかわり方、考え方ですけども、丹波防犯協会は警察署内にあります。その中でいろんな総会、それから下部組織であります青少年補導員連絡協議会等も総会に参加しております。いろんな研修会にも事務局として同行して、情報の共有を図っているところです。各地域の防犯グループに関しては県の地域防犯活動、グループなどで登録がございますので、そこでの情報共有等を行っているところです。あと、青色防犯パトロール等のことについては、地域の防犯グループで実施していただいてるところで、市からの助成については先ほどの決算書内の金額でもって助成しているところで、その内容につきましては決算報告をいただいて審査をし、適正かつ内容精査したところで精算払い等しているところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 先ほども質問がありました障害者就労支援事業でございますが、これにつきましては平成24年から開始しております事業でございまして、丹波市社会福祉協議会に委託して主に行っておる内容が、春日庁舎の1階にございますチャレンジスペースを設定いたしまして、火曜日から木曜日、就労体験の実習等がしていただけるような場の設定、また市役所の庁内の業務、封入の作業であったりそういったものを一括障がい福祉課のほうでまとめまして、受注をしていただくというふうな軽作業の委託料も含んでおるものでございます。  また、それ以外につきましては、工賃向上支援ということで、障がいの給付サービスとして事業所に働いてはいただいておりますが、工賃の向上を目指すということで就労支援施設における授産品等、例えばつくられたパンであったり、作業の作品であったりそういったものが市民の方に販売をすることによって、その収入が工賃の本人の収入として返ってくるということで障害者サービス解消法等の中で、コープや民間のところへそういった授産施設のグループがまとまって販売に行くルーツを開発いたしまして、また販売の活路を見出すということで、その就労支援施設のところが利用されています株式会社ネクステであったり、一般社団法人のところが2カ所ですけれども、そういった綿菓子やお菓子などの販売に利用する機器を購入されたことに対して補助を行ったといった内容になっておりまして、今後もさらに支援の周知を図ってまいりたいと思っております。 ○委員長(前川豊市君) 太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 防犯のほうで、警察との情報共有とそれから県の地域防犯の活動、市のほうは青パトのほうは防犯グループでされるということで、今ちょっと確認したんですけど、当事者になる方いるんですかね、自治会の防犯とか、それからあと防犯協会におられる方とか、防犯グループにおられる方の理解度というか、そういうふうなものはどういうふうな形で図られるんかと。毎年この予算決算出とるんやけども、上のほうの流れとしては、県警のほうと県のほうに分かれるわけなんです。市のほうはどこの管轄でどうしようとしてるんかというのをもうちょっとはっきりして、その自治会の活動をされている方にしないと二重構造というたら言葉が語弊かもしれんけども、やるほうも支持する側も支持される側も、ちょっと曖昧なところがあるので、もうそろそろ明らかにしていったほうがええんやないかなというふうに思うんですけども、その辺は決算の中で考えられたんかなというふうに思いますので、そこだけちょっとお尋ねします。  それから、どんどん防犯のほうは進めていっていただいたらいいんじゃないかなというふうに思います。懸案も事件が車上のほうがすごく目立ってますので、そういったところを防犯カメラ等それから車上の箇所等に活動していただく予算はどんどんつけていただいたらいいんですけども、活動する組織の考え方というのを明らかにしてもらえないかという質問をしとります。できてるんかというとこらへんで質問します。  あと、もう1点は障がい者のほうで、これは障害者就労で平成29年度予算のときに私質問しまして、軽作業に対して大体月に1万5,000円ぐらいやったかなやったもので、それを何とかふやしてもらえへんか、ふえる方法というのはないんかということで、法律上ふやせないところもあるとは思うんですけども、何か市単独でできないかということで、これ市単独の予算になっとんやけども、その市単独の考え方がもう少し賃金向上のため、あるいは障がい者の生き生きと働く安心安全な暮らしづくりへの推進への上位法への進め方として、もう少し見える形で、目に見える化という形で進めていく方法というのは、どういうふうに考えられとるんかというところをちょっとお示しいただいて、結論的にはもっと上げてもらえへんかなというところもあるんですけど、その考え方をもう一回聞きます。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 障がい者の就労の支援の体制ということで、市単独の事業としてさらに強化をといった御意見であったかと思います。生き生きと働いていただくために、そういった工夫をしておるところでございますが、庁内の作業の内容につきましては担当課長のほうから御答弁申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(谷水仁君) 御質問にあります市役所内軽作業委託につきましては、社会福祉協議会のほうにまず委託をさせていただき、チャレンジスペースにおいて障がい者のB型事業所並びに地域活動支援センターに通所される方々の作業を発注させていただいているところです。内容につきましては、各課の配付物、例えば成人式でありましたりとか、ふるさと納税の配付物、そして最近では消防本部からのAEDの訓練用の人形の清掃とか、そういった形で随時庁舎内の業務を行っているところでございます。賃金につきましては、なるべくお支払いができるようにという考え方の中から、平均1万5,000円の月当たりの工賃となっております。ざっと計算すると200円程度の方が多いような中、最低賃金の約半分程度という形で今のところお支払いをさせていただきながら障がい者の方々の働く意欲を高めていきたいというところでございます。  また、いろんなB型事業所がございます。そういった中で働く障がい者の方、そしてそれを支援する方、いろんな周知啓発これについても毎年ここ3年ほど物づくりハッピーステージということで、その商品をつくった障がい者の方またそれを支援される方いろんな方によって、その啓発活動なり障がい者の方々の生活を支えるという意味合いでのPR活動もしていきながら、随時進めていっているところでございます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全副課長兼交通・防犯係長。 ○くらしの安全課副課長兼交通・防犯係長(奥井稔君) 太田一誠委員御指摘の地域安全グループそれから地域の防犯活動の組織について、一体感がないというところが御指摘やと感じ取れました。そして、その声は確かに、4月に始まりまして組織における推薦ですね、人選が名簿で登録されるとこなんですけども、ある自治会からは、この防犯に関するグループはどこの届け出のやつなんかと、また同じ人が何回もすることになるというような御指摘もあります。その辺はこの情報をちょっと県のほうにもつなぎまして、ちょっと情報を収集して、できたらその辺の統一感を求めたりもしていきたいというところで市は考えております。  それから、犯罪抑止力として防犯カメラの設置推進というところですけども、これは今年度も防犯カメラの設置補助やっております。実は、来年度も事業継続するように検討はしているとこなんですけども、予算内で設置を補助しているとこなので、待っていただいているところがあります。それは来年度というところでお願いしていますので、できるだけそういうとこの要望には応えて、予算化をしていくところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 防犯のほうの協会のあり方に関しては、また今後深く考えていただきたいんですけど、同じ人が何回なっても別にそれは専門的な方向で多様化に対応するいう形で、私はかまわへんと思うんやけど、逆に2年置きに地域の役員が交代したり、たまたまその役が当たった人が1年間だけやるとかいっても、危険箇所の設定とかあるいは犯罪が起きやすい場所の認知とかいうのは、かなり連携が密でないと難しいと思うんです。地域でいうと石生地区とか、本当にいつも問題になっているところなんかに関しては、専門の配置というふうな形のものもあれば、防犯につながるんやないかないうふうには思います。また考えていただいたらと思います。  あと、障がい者のほうは軽作業からずっと楽しみながら、今度働く楽しみ、そして社会に貢献する自分が役に立ってるんやという生きがいを持つということは、大事やと思うのでそういう事業というのはどんどん進めていっていただいたらいいんですけど、市の単独補助だけでなしに県とか国とかそういったものがないかいうことは、また調べていただけたらなというふうに思うんですけど、またよろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 市の財源以外に有効な利活用、国庫補助等の財源確保ができないか前向きに研究してまいりたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 先ほどの広田委員と関連する質問なんですが、婚活支援事業126ページです。私、平成29年度の予算の1つの目玉で、婚活おせっかいマスターというのをつくって頑張って成婚をさせていくということだったんですけども、ちょっと資料を見てたくさんの方のお世話をされとんですけども成婚がゼロということで、2組か3組とかあったらいいなと思ったんですけども、そう簡単にはいかへんじゃないかなという気持ちもあります。  ただ、先ほど商工会のパーティーにはたくさん来て、カップルもたくさん生まれていると、そこらをちょっとどのように分析されているかだけお願いします。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、西脇委員御指摘の婚活おせっかいマスターが出会わされた成婚率が残念な結果であったということですけれども、これにつきましてはマスターの活動の意欲にもかかわってくることだと認識しておりまして、昨年度8名のマスターが認定をさせていただいて活用いただいておりますが、それぞれプライバシーを持った個人と個人を出会わせていただく設定をされるというところの中で、1件結婚をされたケースがあったんですが、市外のほうに転出をされたというふうな結果がございました。結果的にはゼロということになりましたが、今後マスターが担当されている方が、さらに出会いの場を求めてそういったパーティーの場につながったり、マスター1人の個人によることではなくて、民間のマイスター店であったりそういう交流であったり、県のそういった登録と連携をして有効に登録をいただいた方がそういった活動に乗っていただく、せっかくマスターに相談したのに結果につながらなかったということではなくて、マスターを通じてそういったところにも広がるような活動に本年度からしていきたいということで考えておるところです。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 先ほど商工会の青年部のパーティーにはたくさん来られとったいうことですけども、そこら辺とうまいこと連動できたらいいなと。県なんかも県民局のあたりでパーティーをやられとるみたいですし、そういうとこたくさん紹介したり、あるいは民間のやってるこういうのもあるよというようなことで、マスター通じて紹介をしてもらうというようなことは、今後大事になるんじゃないかと今福祉部長言われたとおりやと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(前川豊市君) ほかにありませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 決算書の144ページの老人クラブ運営費補助金です。様式5では223ページになります。様式のほうでいかせていただきますけども、平成29年度から丹波市老人クラブ連合会未加盟クラブを地域老人クラブとして新たに補助対象とされております。結果は出てるんですけども、これはどのように捉えられているのかが1点目と。  それから、今老人クラブの方の補助として15人以下とか区分があるんですけども、この区分は県の事業の区分とあわせてこういうニーズの区分になっているのか、以上2点お願いします。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、老人クラブの運営に関する御質問であったかと思います。これにつきましては、平成29年度以前から老人クラブ会員の減少がある中でどういった活動支援をしていくか、老人クラブに未加入で、自治会単位で寿会やいろいろなグループをつくって、自分たちでできる相互の活動をされている。実際に老人クラブに所属しておられるところには補助金がいくけど、そういったところにはいかないという不公平感というところを是正する方法として、高齢化の中で高齢者の方が活力をもって元気で地域で暮らしていただくために、そういった活動を実際にされているところに公平にお金が行くような方法はできないかということで検討してまいりました。その中で、老人クラブに入るきっかけになるということを老人クラブの会長、役員方と御相談申し上げまして、地域の単位で人数の規模は差がありますけれども、その内容に応じた活動の補助金を出しております。金額はあくまでも老人クラブに所属していただいてる団体のほうがたくさん補助申請をしていただけるという内容になっております。実際には、県のほうからも老人クラブの助成強化推進事業の内容が国県と通じる活動でございますので、それに合わせたものとして丹波市で対応しておるといった内容になります。補足につきましては、担当課長より御説明申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 先ほどの老人クラブの件でございます。部長のほうが詳細をほとんど説明していただいております。単位老人クラブと地域老人クラブでございます。先ほどもありましたように、老人クラブの組織という部分につきましては、これから地域の中で組織として存続していくというのは、やっぱり高齢化社会においては重要な位置づけをもっておる団体であるというふうなことを考えておるところでございます。この部分につきまして、県の助成を受けられない単位老人クラブという団体から外れたことで、組織がなくなってしまうというふうにつきましての懸念を持つ中で、やっぱり地域の未加入の老人クラブにつきましても、組織の維持、また行く行くはこの単位老人クラブへの復帰ですとか、そういう誘導を図りたいというようなことも込めまして、この老人クラブがなくなってしまうということにつきましては、維持をしていく必要があるんではないかというようなところで、地域老人クラブという単位の助成を市のほうで創設したところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) わかりました。2点目がもう一つわかりにくかったんですけども、区分と人数なんですけども、市単独でこういった区分を別に人数を設ける場合には県・国の補助がないということですかね。例えば15人以下はこういう金額とかもあるんですけども、あとずっと区分がありますけども、ただこれは1人当たりとかいうようなこととかそういうこともできないのかという、要するに区分分けのをもう一つ詳しく。  それから、今も説明あったように老人クラブが減ってますので、存続ということでこういった地域老人クラブをつくられたわけですけれども、組織的には市老連に未加盟ですので、まとめはできないということですので、例えば自治協議会とかそういった下部組織みたいな格好で、こういう位置づけとかそういうのは考えられないんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 1点目の単位のことにつきましては、担当課長のほうから御答弁申し上げます。また2点目につきましては、自治会への位置づけでございますが、本来であれば自治会の役員をされていたりということで、単位の地域の高齢化や人口が減る中で兼務をされとるので、自分たちの老人クラブももう役員のなり手がないというふうな内容も聞いたりしております。それに関しましては、福祉部のほうから自治会へ加入した下部組織にしてくださいというふうなことは、現在直接申し上げるようなことはございませんが、例えば25地域の中で福祉部など説定されている地域については、老人クラブ等の団体がそちらに参画をされたりというふうなことで、地域の構成団体として役割を果たしておられるところが大きいと思います。今後また会長等とも話し合う中で、現在休止になっておる地域が大変多ございますので、そういった地域の中の位置づけというものにつきましても研究をしてまいりたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 申しわけございません。先ほどの人数の区分でございます。漏れておりました。この分につきましては、市単独の分につきましても県の事業の区分の人数を現在は採用して、同じようにしておるところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 自治協議会とかの位置づけはわかりました。人数なんですけども、例えば15名と16名は1名の差ですけども、言い方悪いですけど1名何とか名前だけ貸していただいて、16名にしたんやとかそういうこともあると聞いてますんで、あんまり区別しなくてもというような感じはするんですけど。また研究してください。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 1点お聞きします。決算書の126ページ、臨時福祉給付金事業というところでございます。この事業は、消費税の引き上げに伴って所得の低い方に対して制度的に対応が行うまでというような概要になっていると思います。暫定的な国の給付事業かなというふうに捉えてるんですけども、この制度は平成26年度から行われていて平成31年度まで支払われてるというのが現状だと思いますけども、これは消費税分という部分はずっとまだ今後も続く予定を見込まれているのかどうかちょっと概要を教えていただけますか。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、山名委員から御質問がありました臨時福祉給付金の件でございますが、これは国が消費税を改正する中で5%から8%になった時点で、この消費税財源を社会保障費としてどのように活用していくのか、その中で高齢者福祉や障害、それから子育て全般にわたる分配をしていくという中で、今回この消費税の引き上げの部分の一般の高齢者につきまして、福祉給付金の所得の低い方に対して生活をされる中で消費税分の負担相当があるだろうという見込まれた中で、今度10%に引き上げになるまでの間このような取り組みをということで、今後10%になる時点で社会保障費の分配をどのようにしていくのかということが、指針が出てくるというふうに理解しておりますが、今回のこの上げております給付については、暫定的に臨時的な措置として福祉給付金を市のほうから国のほうから受けて市政経済政策分として給付するものでございます。食費の負担増に相当する金額を2年半分、今回給付をさせていただいた分となっております。 ○委員長(前川豊市君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) わかりました。それで様式5のほうの説明の中で、平成29年度に申請書の発行者数が1万2,512人、申請者数が1万1,726人、給付決定者数が1万1,690人という数字が並べられております。その関係はどういうものかちょっと教えていただけますか。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 臨時給付金の実績でございますが、申請をいただきましても、所得の関係等また転出入の関係で精査をした結果となっております。詳細につきましては、担当課長のほうから御説明申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) 先ほど部長が申し上げましたとおり、この申請の数に対しまして支給の決定者数の差がございます。これについては、今申し上げましたように所得の関係等で支給の要件を満たさなかった方等でこの支給が行われなかったものということで、約93.7%が決定となったということでございます。 ○委員長(前川豊市君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 支給決定者数については当然のことやと思うんですけども、発行者数から申請者数というそこの差というのが、いわゆるあなたは出ますよというふうに出したけども返事が返ってこなかったという部分に私は捉えたんですけども、そういう理解なのかという点と、それから、この事業自体は本来なら国庫支出金でほとんどが賄われるんではないかなと思ってたんですけども、一般財源も出入りがあるようにあるんですけど、一般財源として入れる要素としては前年度比較はマイナスで200万円ほど入っておりますし、今年度は決算としては65万1,000円等入っておるみたいです。一般財源が入る理由はどういうところなんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今の山名委員からの御質問につきましては、担当課長のほうから答弁させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 社会福祉課長。 ○社会福祉課長(中村直樹君) この申請の発行者数につきましては、当初に該当するであろうと思われる方を抽出してお送りをしておるという部分がございます。その中で交付申請をされまして、結果該当しなかったというような方もございます。最初からもう確定ができない部分がございます。この申請の該当になるであろうという方を抽出して送っておるとそういう関係で、この差が出てきておるというものでございます。  過年度の一般財源につきましては、支給事務の中で前年度に過不足が生じる分がございます。この分につきましては、精算が行われないと確定でもうその当該年度に1回申請しますと、通常ですと翌年度超えまして、実績報告をいたしまして過不足が戻ってくるというような場合がございます。前年度に関しましては、申請が多かったというようなことで戻ってきたんかな。失礼しました。これにつきましては、前年度でたくさんもらい過ぎとりました分を返還しておるという部分で、返還金につきましては財源が1回入りまして、一般財源から返納するということで、この部分については一般財源という扱いになって返還をしておる分でございます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 済みません、1点だけお願いします。決算書146ページ、高齢者外出支援事業なんですが、様式5で見ますと、かなり支払いに関しまして業者間の差があるように見受けられるんですが、介護系であったり小さい事業所なんかとタクシー会社との、当然使われる支払いですね、それの差が生じてるんで、その辺の考え方をどう考えられてるのかという部分と、バスカードがかなり少ない。同じように困られている方で利用されるという観点でおくと、タクシーとバスと同じぐらい。同じということはないですけども、少ない差であってしかるかなと、圧倒的にタクシー券ということでその辺のバランスをどう考えられているのかということと、あとデマンドとか、公共交通機関との調整その辺のことを含めて、考え方や分析をどう考えられているのかちょっとお答えお願いします。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、吉積委員から御質問がありました高齢者外出支援事業でございますが、民間のタクシー会社それから福祉有償運送の事業所と、それから市外のタクシーなどを御利用される市民の方がいらっしゃいますので、そういった申し出がありました事業者と市のほうと協定をいたしております。協定をする中で、タクシー券のほうを本人に御配付するときに、申請いただいた段階で御利用いただける事業所一覧を配布したり、実際にタクシーチケットの裏面に事業所名や連絡先の電話番号などを記載しておりますので、一定の事業者のみを紹介しておるといったような現状はありません。できるだけ公平に御利用いただきたいと思っておりますが、御自分の住まわれたところの利便性で御利用いただいておるのが現状ではないかと考えております。また、バスカードの件につきましては、デマンドが走ります前はもう少しバスカードの御利用が多く、春日地域などでは大変たくさんの方が御利用いただいておりました経過がございます。最近につきましては町域の偏りはなくバスカードを御利用いただいておりますが、近年のデマンドの利活用の普及により減ってきたものと分析しております。今後公共交通機関でございますが、この高齢者外出支援事業につきましては年々女性も高齢者であっても自家用車運転、免許証をお持ちの方が多い社会的な背景になっており、急増しておるような状況ではございません。認知症などになられて自主的に免許を返納されるような健康教育もしておりますけれども、そういった自主的な返納制度の分も御利用いただきながら、その時点でデマンドや高齢者タクシー、お出かけサポート等の利用を促したり紹介をしたりといった現状で調整しておるようなところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 大体わかるんですが、今後その今、福祉部長から言われた部分もう少し連携をとっていただいて、それぞれ当然部署が違いますんで、違ったりもするんやと思うんですが、外出支援事業であったり、返納の分の支援事業であったり、デマンドの活用とかもう少しトータルで今後考えていただいて、予算を縮小するいうことではないんですが、市民の利便性を考えたようなことと、事業所にもう少し均等に使っていただけるようなシステムづくりというの必要かなとは思いますんで、よろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) デマンド会などは民間の複数の事業所が協定をいただいてデマンドの御利用いただいております。不公平感をなくしていくというようなことな大事なことだというふうに認識しております。前半にございました件につきましては担当課長のほうから御答弁申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 介護保険課長。 ○介護保険課長(谷口正一君) 外出支援に対する連携等につきましては、現在、公共交通等新病院の建設も伴いまして、いろんな路線などの計画も上がってきております。そういったところの関係部署との連携を今後十分に図りながら、今委員おっしゃったように縮小するわけではないですけども、できるだけ利便性を求めた、市民が有効活用できるような体制を整えていきたいといったところで考えていきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 様式5の243ページ、今のとこです。事業者別支払い状況いう表が出てますけども、余り見たことない、私は見たことないような業者名が書いてあるんですけど、これどっこも青ナンバーとって営業はちゃんとされとるとこですかいね。 ○委員長(前川豊市君) 介護保険課長。 ○介護保険課長(谷口正一君) 高齢者外出支援事業の様式5のシート、事業者別支払い状況といったところの御指摘だと思います。当然青ナンバー等取得した業者からの申し入れによる調整でございます。 ○委員長(前川豊市君) 林委員。 ○委員(林時彦君) NPOとか書いてあるとこもあんねんけど、そういうとこでも営業許可いうのはとれるようになっとんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) NPO等の事業者につきましては丹波市の公共交通の会議の中で、福祉有償運送にかかわる審議をいただく場面がございまして、そちらで更新をしていただいておりまして、事業所の登録もいただいておるといった状況になっております。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 正式に答弁できますか。正式に聞いてください。  林委員。 ○委員(林時彦君) 先ほど青ナンバーとれとるんかと、営業ナンバーとれとるんかということで、とれておりますということやったけど、その確認はできておりますか。 ○委員長(前川豊市君) NPOの関係ね。          (「暫時休憩お願いします」という者あり) ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時46分                ───────────                 再開 午後1時47分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  ただいまの答弁は後刻、正式に調べて答弁お願いします。  ほかにございませんか。              (「なし」という者あり) ○委員長(前川豊市君) ないようですので、午前中の答弁漏れのことについて、2件答弁を求めます。1件は消防の公務災害の件、7件と書いたり5件と報告したりした件、わかりましたでしょうか。答弁できますか。
     くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 午前中に御質疑をいただいておりました、消防団員等の公務災害補償費の件数でございます。まず歳入のほうで5件と申し上げております。この分につきましては5人分、5件相当ということで5人の方々に対する分が歳入として入金しております。歳出のほうで7件と上げさせていただいておりますが、この分に関してのカウントの仕方でございますが、消防団員4人の方の分が実際に歳出しております。内訳として個人に2件それと医療機関に対して5件支払っておりますので、件数としては7件分が支払いのほう完了させていただいております。なおここで件数がずれているという分に関しましては、全く同じ方に対しての歳入歳出という形にはなっていないということを御了承いただきたいというふうに思っております。 ○委員長(前川豊市君) この件質問者誰だったかな。答弁よろしいか。西脇委員よろしいか。  答弁終わりました。もう1件、防災会議委員の報酬の件がありました。休憩中に防災委員の名簿、皆さんの手元に配付しています。これに伴って答弁できますか。  くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) これも午前中に御質疑をいただいておりました、各分野の防災会議等の委員について、まず代理出席が認められるかということでございました。この会議におきましても各分野の方々からいろんな御意見、情報等を収集させていただいております。今回の場合におきましても本来なら代表の方がお越しいただくのが本意でございますが、代理という形のものは具体には上がっておりません。ですので今回に至ってはオブザーバーという形で、情報等の提言をいただいた方ということにさせていただき、その方に対しての謝金をお支払いさせていただいたということでございます。 ○委員長(前川豊市君) これについての質問は誰でした。             (「谷水委員」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 先ほど2回質問させてもらったんで、1回にいろいろと質問。この報酬は誰に支払われているのかというのがまず1つと、あと先ほど説明いただいた中で、根拠として防災会議条例の第3条第2項に代理あらかじめ指定する者も代理というふうに書いてあるんですけれども、これとの関係はどうなっているのかというのと、あと会議の内容と半日で終わるものなのかどうかという点。役職で来ていただくのかそれとも組織として代表で来ていただいているのか、そこら辺の関係性について御答弁いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 答弁できますでしょうか。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時50分                ───────────                 再開 午後1時53分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) たびたび休憩いただきまして申しわけございません。決算審査の総括の日に御報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) そのときに答弁求めますが、今名簿配りましたね、そちらもいってる と思うんです。この名簿の中で報酬が払える人といわゆる公務員というんか、 払えない人もあると思うんです。それも調べてそのときに報告を求めます。意味わかりますか。              (「はい」という者あり) ○委員長(前川豊市君) したがって、そういう人を除いてこの決算に出ている人の支出の内訳が当然関連してくるんではないかと思いますが、その辺総括のときに的確に報告いただけますね。確認します。  生活環境部長。               (発言する者あり) ○生活環境部長(大野剛君) 先ほど御質問は国民保護事業のほうでいただいとるということと認識しておるんですが、それでよろしいでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 防災会議やったな。谷水委員、防災会議委員やね、決算書の96ページ、これに関して質問でしたね。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) よろしいですね。わかりましたか。後日、的確に答弁をお願いします。谷水委員よろしいですね。1件については答弁は後日にします。  これで民生費の質問ございませんか。  福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 先ほどの林委員からございました高齢者の外出支援事業の件につきまして、答弁の修正をさせていただきたいと思います。この事業者別の支払いの一覧にございますのは、全て必要な許可はとっていただいておる事業所ではございますが、いわゆる青ナンバー営業ナンバーを陸運局から許可をとって営業されている事業所と、あともう1つは自家用有償旅客運送といいまして、ヘルパー等の資格をとって乗せることを限られたことに対して営業されている事業所も、障がい者対応に参入したいということで協定を結ばせていただいておりまして、先ほどの答弁のほうは修正させていただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) よろしいですか。その件は了解しました。  ほかにございませんか。             (「契約書は」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 契約書はタブレットに入ってますので、それについての質問があればこの項目です。  林委員。 ○委員(林時彦君) タブレットでいただいた契約書はたくさん入っていますので、ざっとしか読んでませんけども、第63条やそこら辺に提案書類に基づいて本工事が履行できなかったときは、瑕疵の修補、契約金額の減額または損害賠償の請求ができると書いてありますので、先ほどのきのうから市長の業者を呼んで怒ったんやというようなことがあるんだったら、堂々とそれは賠償請求するべきやし、またしなければいけないと思いますのでお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 副市長、何かございませんか、今の。  副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) これにつきましては、きのう市長も事業者に対して責任を問いたいというような趣旨を申し上げましたし、渡辺委員からの御指摘も同感というような御答弁もさせていただいております。これについては検討中ということで先ほど申しましたように、相手との利害関係もございますので、今のところこれ以上の踏み込んだ答弁は差し控えさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) よろしいね。民生費についてありませんね。              (「はい」という者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑はないようですので、3款民生費についての質疑は終わります。  次に、4款、衛生費165ページから196ページまでのうち、今から申し上げます科目については除いてそれ以外の質疑をお受けいたします。除外する科目は168ページの水道事業会計繰出金、170ページの水道事業会計繰出金の繰越分。それから191ページのコミュニティ・プラント管理費、194ページの排水設備それから水洗便所改造資金利子補給事業、これは下水道ですが、以上です。これらを除いて質疑を受けます。質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 4事業についてお尋ねします。1つ目はページ数172ページで健康増進事業の中の13、こころの体温計導入委託料もかかってることだと思うんですが、自殺対策緊急強化基金事業補助金というのが40万5,000円入っています。それをここ充てられてると思うんですが、ほかにも何か事業をされてるのかどうか、お尋ねします。  それから174ページ、母子保健事業の中の特定不妊治療費助成金です。これは今何人に助成されているのか人数をお尋ねします。  188ページ、丹波市クリーンセンター管理運営事業です。ごみ収集運搬業務委託料ということで上がっているんですが、高額な金額かと思います。この分で処理費といいますか、1トン当たり幾らとか1台当たり幾らみたいなことが数字が出せましたらお願いしたいです。それとともに、近隣ということで篠山市や三田市などそういう処理費みたいなのは幾らになってるのか上げてもらえるとうれしいです。上げてください。  それから194ページ、これは今のお伺いしてるんと違うのだったら取り下げます。浄化槽管理組合活動補助事業、聞いていいんでしょうか。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 大丈夫ですか。浄化槽を使用されている地域があります。あかん。除く、済みません。わかりました。どっち。 ○委員長(前川豊市君) あかんなんだら私のほうが言います。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) はい、ありがとうございます。済みません。浄化槽を地域で使用されているところがあります。下水道とまた別になるんですが、その耐用年数というのは何年で今どのぐらいの年数経過しているか、それから維持費も含めてだと思うんですが、使用料というかそういうものは平均家庭3人家庭なのかちょっとわかりませんが、その辺で下水道と比較して数字を挙げてもらえたらあげてください。 ○委員長(前川豊市君) 一番最初の172ページのこころの体温計関係で、何かもう一つ入ってるか、5万1,840円しかないのに大きな金額言われましたね、40万ほど。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) それは歳入のほうであるんですけども、24ページに自殺対策緊急強化基金事業補助金という名目で40万5,000円上がっているということで、ほかにも活用されてたらちょっとそれが私にはわからなかったので教えていただきたいという。 ○委員長(前川豊市君) それの歳出の科目ね。  じゃあ質問項目わかりましたね。  健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) まず健康部の関係としまして2点の御質問がございましたので答弁させていただきます。  まず先ほどの補助金がこころの体温計の導入委託料以外にどのようなもんにあたってるかということでございます。一応こころの体温計の委託料のほかにもこころのケア相談という相談をしたり講演会、精神科の医師をお招きしての講演会等での講師の謝金でありましたり、その先生の方の費用弁償、また啓発としましてのティッシュなんかを購入しまして啓発の材料等も購入して補助金を充てて購入しとるというところでございます。  また2つ目の御質問の特定不妊治療の助成の対象の方だったと思いますが、平成29年度の実績としまして77人の方に対して助成をしとるというところでございます。  あと補足等につきまして次長のほうからさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 健康部次長。 ○健康部次長(大槻秀美君) 一番最初言われましたこころの体温計のほかの事業でございます。自殺対策基金を使いまして五つの事業をしております。対面相談事業としまして先ほど部長が御説明いたしました、こころのケア相談を年間6回、先生を招いて予約制で相談事業を行っております。人材養成事業。 ○委員長(前川豊市君) それは何ページのどこに出とるいうのを言わないと。  健康部次長。 ○健康部次長(大槻秀美君) この中に入っておって講師謝金とかいう格好のところに、健康増進事業の中でございます。 ○委員長(前川豊市君) 上の8の講師謝金。  健康部次長。 ○健康部次長(大槻秀美君) 全て今から言うのは健康増進事業の中での内訳になります。  それから、ゲートキーパーの研修、人材養成事業としまして旅費を4万円ほど使わせていただいております。それと普及啓発事業がこのこころの体温計を活用した自殺予防啓発ということで委託料に使っております。あと、若年層対策事業としまして高校生にこころの健康に関するリーフレットの配付5,000部を用意しておりますし、自殺未遂者支援事業といたしまして、自殺対策研修会として市内相談支援事業所間で自殺予防ができるよう障がい者の集いなどを考えて連携体制を考える会としております。これらを使って補助金を使っております。  それから、先ほど言われました、引き続いてでいいですか。特定不妊治療の件は、174ページの特定不妊治療の助成金ですが、先ほど77人と言いましたが、件数で言いますと77件、実人員は55人の方に助成しております。1人につき何回かできますので実人員としましては55人、件数としては77件となっております。この中で妊娠された方が37名、助成件数に対しての48.1%の方が妊娠されて実際に赤ちゃんがお生まれになった方は28名、36.3%という格好で助成しています。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 先ほど御質問いただきました、まず丹波市クリーンセンターの管理運営事業のほうでございます。まず1点目がごみの処理に要する経費ということで1トン当たりでもということでございましたので、トン当たりでお答えさせていただきたいと思います。丹波市が1トン当たり2万2,333円、これは平成29年度の実績でございます。それから篠山市が1万2,972円、もう一つ三田市が1万2,154円と、この篠山市と三田市につきましてはデータが平成28年度しか今のところ入手ができてございません。この1トン当たりの単純に金額からいいますと、非常に丹波市は高いということにはなるんですけれども、計画収集品目、業者が収集に回ってくれている計画収集なんですけれども、品目が丹波市の場合は15品目ございます。篠山市は7品目、三田市については5品目ということでございまして、1トン当たりの金額だけを聞いていただきますと非常に高いと思われるかもしれませんが、多くの品目について収集をさせていただいているというところでございます。  それと、もう1点が、浄化槽管理組合活動補助事業のほうでした。合併浄化槽の耐用年数ということでありましたが、それにつきましては耐用年数はちょっと範囲は広いんですが30年から50年です。一般的に言われております。丹波市においては長期で使用されている槽といたしましては約30年経過したものといいますか、設置したものがございます。浄化槽については以上でしたか。             (「使用料」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) どうも済みません。維持にかかる経費ということでございますが、3人家族ということで例にいたしまして、浄化槽の維持管理につきましては、人槽も多々あるんですが、最近では一番多い家庭での5人層の場合ですが、約年間3万7,500円。それから下水道使用料につきまして、これも平均ということにはなりますが、各御家庭によって違うんですが、約5万3,652円という状況でございます。 ○委員長(前川豊市君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。ありがとうございます。  それでは、1つ目のこころの体温計のほうの自殺対策のほうについてです。平成20年度は自殺者数として大変上がっていたんですが、私が知る限りで平成27年の分で随分と減っているように思います。現在平成28年、平成29年、平成30年もですが、今途中ですのでその辺近いところでの人数の推移というのをお尋ねします。  それから、ほかのところでいろいろと活用して取り組まれていることに大変うれしく思います。その中でゲートキーパーについてなんですが、これはどのような対象者というか、にされているものでしょうか。広くいろんなところなのか何か職種を限っているのかお尋ねします。  それから、特定不妊治療のほう数字聞こうとしていたんですが、効果が大変出ているようでうれしく思いました。なかなか効果は出にくいところかと思うんですが、こういう助成金も力になってよい結果が生まれているのかなと思いました。引き続きの事業をお願いしたいです。  それから、ごみ収集運搬業務のほうで今お尋ねしたとおりにお答えいただきました。品目が多いということでその分手間がかかるということであったと思います。勝手に品目で割ると高くはない金額にはなるのかなと思いました。この辺は金額的にはそういうことにはなるかもしれないけど、また市民の努力もいるということでなかなか難しいところではありますが、どんどん推進していただきたいと思います。  それと浄化槽のほうです。今使用料に関して聞かせていただきました。下水道と比較した場合ということで、下水道の分はお答えいただいたんでしたっけ。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 金額もう一回申し上げます。5万3,652円、下水道の使用なさっている下水道使用料ということです。 ○委員長(前川豊市君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 浄化槽使っているほうは3万7,500円ほどが年間にいるだけと思ったらいいんですか。この下水道の料金も足すんでしたかな。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 浄化槽の御利用の家庭につきましてはその下水道の使用料は足されるということではなく、浄化槽の維持管理に幾ら必要かということでございます。これも平均的なものでございまして、清掃が1年の間に御家庭によって清掃の回数も違ってきたりもしますんで、あくまで平均ということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。そしたら下水道と浄化槽とのほうで差があるのかなと思ったんですが、まあまあの金額で対応できているので、その辺はよいのかなと思いました。あと、お聞きしたことをお願いします。 ○委員長(前川豊市君) 健康部長。
    ○健康部長(芦田恒男君) まず丹波市における自殺者の推移でございます。最近のここ数年のということでございますが、平成26年度においては男性女性含めて18名、平成27年度が9名、平成28年度が12名でございます。平成29年度につきましては、毎年10月に確定しますのであくまでもまだ確定値ではないということでございますが、平成29年度は13名となっております。ちなみに先ほど大西委員言われましたように平成20年度は26名ということでそこから比較しますと減少しているというふうにつかんでおります。  ゲートキーパーの研修についての詳細は次長のほうから説明させていただきます。  それと特定不妊治療についても引き続き実施していきたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 健康部次長。 ○健康部次長(大槻秀美君) ゲートキーパーの研修につきましては平成29年度については市の職員の職員研修として9回と民生児童委員会の協議会に3回、年間12回しております。あと地域において健康教室を依頼されたとこについてはゲートキーパーのお話をしたりとか、その相手の希望によって研修をしておりますので、特にこちらがどれをということはなくて希望にあって展開していきたいと思っておりますが、市の職員につきましては市の職員の研修の必須項目として入れてもらってますので、徐々に皆さん受講していくと思います。 ○委員長(前川豊市君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 自殺者数については平成29年で13人ということですね。よく交通事故の死亡者数と比べられたりすることがあるのかなと思ったりしているんですが、交通事故は本当に不意のことでなかなか遭わないものですが、その中でも現在そんなに少なくはなっていないという状況で、近年においては2人から7人ぐらいの間で推移しているように思います。それに比べますとやっぱりなかなかまだ多い部分で、今減少傾向にある状況ではあるので、推移を見ていく必要があると思いますが、今後もいろんな取り組みをお世話になりたいです。  ゲートキーパーのほうは希望があったらということなんですが、そのゲートキーパーという存在すら知らない方もたくさんいらっしゃるんですが、メニューとして何かお伝えされてるようなことでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 健康部次長。 ○健康部次長(大槻秀美君) 職員向けとか民生委員にはゲートキーパーとはこういうものですと紹介はしますけども、一般の方々にはなかなかゲートキーパーは難しいですので、あったときに人とのやりとり、コミュニケーションの取り方という意味でお話をしながら気になる人には声をかける練習、そして気づく練習というのを普通の健康教育の中でしながらそれがゲートキーパーになるんだねということを話をしていきますので、一般の方にはやわらかい話し方で導入していくことが現状でございます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 1点だけお願いいたします。決算書180ページです。一番下段、斎場管理運営事業ですが、歳入の質疑は終わりましたので歳入については質疑はいたしませんが、使用料だけを見ると2斎場で2,300万円の収入、それに対しまして、この管理運営事業にかかっている費用が約6,680万円という金額になっております。けさお配りいただいた様式5です、補足説明のあった様式なんですが。これの真ん中、事業概要のところの上段に健全な管理運営を行うというような文言が入っております。健全な管理運営というのは金額的なことだけではないと思うんですが、この辺何をもって健全な管理運営というふうに考えておられるのか、金額だけではないと思いますがかなりの歳出のほうがふえているのは当然やと思いますけど、その辺の考え方をお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 斎場管理運営事業につきましての健全な管理運営ということでございまして、担当の市民環境課から答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) ここで申します健全な管理運営というのは、あくまでもこの斎場を利用される方にとって弔う場でございますので、火葬するときにきちっと火葬ができるあるいは収骨をするときにきちっと収骨ができるということで、弔いの気持ちをちゃんと察して、その施設の職員も丁寧に対応ができると、そういうふうな意味での健全な管理と。あと、もう1つは、周辺に煙とかにおいとかいうのもありますんで、そういった機械設備、施設の不備による周辺への生活環境への影響がないようにということで、施設の管理も含めて健全な管理運営を行うということでございます。歳入につきましてはある程度収益をするところではございませんので、もうける施設ではございませんので限りがあります。ですから、当然その費用対効果からの面からしてもすぐには出ないということになりますが、結局、気持ちよく施設を使っていただくというようなことでの健全な管理運営ということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) かなり身内の方も悲しまれての火入れあるいは収骨の儀式をされると思います。現在は業務委託だと思いますが、特に斎場の職員の遺族の方に対する対応というのが、ここでいう大きな健全な管理運営を担ってくる役目になってこようかと思います。そういった職員の収骨に対する技術知識であったり、あるいは遺族の方に対するマナー等の研修というものに関してはどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) ここのいう斎場の職員のマナー研修といいますか、業務の研修というのはここの株式会社五輪という業者でやってるんですが、そこで独自にその新入職員あるいは中堅職員等の研修を随時やってるというふうには確認はしております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 178ページはいけるね、よろしいね。178ページで不法投棄廃棄物処理委託料533万4,000円上がってますが、これが業者に委託して巡回しとるパトロールやと思うんですけど、内容だけちょっと最初にお尋ねします。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 公害対策事業の不法投棄廃棄物処理委託料のところという御質問かと思います。これにつきましても担当市民環境課から答弁をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) 議員の御質問のとおり、環境パトロールの巡回ということでございます。基本的には土日を除く週5日間で1週間のうちで市内全域を巡回するという形でパトロールをしております。その中で不法投棄がありますとそれの回収をやっているということでございます。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 以前に不法投棄、点在しとるいうのが何ぼかあると思うんです。これはパトロールで拾えると思うんですけど、どっかの場所に一度に投棄するというのが過去何回かあるんですが、今の市内の状況ではそういう大量の不法投棄としている、これは別にあれば解決したらいいんですけど、そういう場所はもうないんですね。不法投棄に関連するようにしますけど、そういうまとまったところにほかしているというのはないんですか。 ○委員長(前川豊市君) 市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) 現状私がこの部署に来てからはまとまってがばっとほかしているというのは記憶にございません。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) なければいいんですけども、何年か前はもう数カ所にわたってかたまって不法に投棄された。これは軽犯罪法に犯罪になりますので、廃棄物の中身を見て警察等の捜査も入りますので、そういうこともないと思います。それと不法投棄に対して監視カメラの設置できるという要綱があるんですね。これ平成27年4月に施行されてますが、去年、おととし、不法投棄に対する監視カメラの設置いうのは今現状はどんなことになってますか。 ○委員長(前川豊市君) 市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) 不法投棄における監視カメラの設置というのは基本的に考えておりますのは自治会のほうから、例えばごみステーションに不法投棄されるとか。自治会内あるいはこの地域内で不法投棄が連続して起こっている箇所とか、そういったところの要望を聞いて自治会のほうから申請をいただいて監視カメラを貸し出すというような対応をとっています。 ○委員長(前川豊市君) 市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) その現状ですが、ちょっと詳細については担当係長からお答えをしますが、2台ほど貸し出しをしているような現状になってます。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境係長。 ○生活環境係長(塩見良一君) ことしになりましてからは山南地域におきまして、不法投棄がございまして、支所の対応ということで現在監視カメラを設置しております。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 生活環境係長。 ○生活環境係長(塩見良一君) ことしそうです。昨年度はございませんでした。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  ようけあんの。短時間にしてください。  林委員。 ○委員(林時彦君) 176ページ、新・省エネルギー普及事業いうやつやね。これ資料請求していただきましたけども、収入の部に対して支出が管理運営費ということで事務局の人件費、事務所維持管理費、報償費がほとんどでございます。そんなことで実際の活動は本当にどういう活動が行われてるのかなと、一応、事業報告書は出とるんですけども、何名で何回とかいうのは書いてあるんですけど、例えばシンポジウムとか木の駅プロジェクト支援事業ですか、何月何日にどのようにやったとか、安全講習事業は何月何日にどのようにやったとか、その辺のもうちょっと詳しい資料がわかりましたら、お願いしたいと思います。  それから182ページ、先ほどもありましたけども斎場のとこです。ここで土地建物借り上げ料というのが出ておりますけども、これはどこの土地建物を借りておるのかどんな物を借りておるのか、お願いしたい。  それから、斎場の火葬炉の修繕工事請負が出てますけども、これ業務委託やったか、一括委託やったか忘れましたけど、株式会社五輪か何かにお願いしとるわけですね。その斎場火葬炉周辺工事の中で、様式5によりますとどっちとも、柏原斎場、氷上斎場両方ともの火葬炉修繕工事が幾らで、柏原斎場の照明器具、空調設備の更新工事が入ってそれ両方で火葬炉の修繕工事ということになっとんですけど、委託しとること含めてその辺の考え方これでよいのかどうか確認したいと思います。  それから、次にこれは言うつもりなかってんけど、先ほどのちょっと聞いて、190ページの丹波市はトン当たり2万2,000円幾らやと、篠山市はトン当たり1万2,000円幾らやというようなこと先ほど言われました。山南地域の分の処理費はトン当たり幾ら払っているかこれをお願いします。  それから、194ページ、先ほど大西委員からも言われましたけども、更新が30年から耐用年数が30年から50年だということで、30年経過するところが出てきたというようなこと言われました。そういうのが出てきますとこれから30年でだめになるやつも出てくるということで今度更新するということに関しては、これ設置するときには市なり町なりから補助金が出ております。今度更新するときはどうするのか。今の管路なんかは一応個人負担を求めないでやっておられると思います。管路の補修は。その辺の考え方の中で浄化槽、今度一斉にだんだんこれからずっと更新していかんなことなろうかと思いますけど、その辺についてはどのように考えておられるのか。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) まず新・省エネルギー普及事業、及び斎場管理事業につきましては市民環境課から、また山南地域のごみ処理の関係それと合併浄化槽の更新する際の補助ということにつきましては環境整備課から答弁させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) まず最初に新・省エネルギーの普及事業の資料の中の事業報告で、人数と日時が日がちょっとわからないということで、順次お答えを申し上げたいと思います。まず資料は今あるんですか、わかりますか、大丈夫ですか。事業報告書というのはありますかね。             (「あります」という者あり) ○市民環境課長(加藤恵康君) ありますか。それでは、まず(2)の教育プロジェクト支援事業のその次、シンポジウムというところがあります。これは実施日は2月25日で46名の参加でございます。その下安全講習事業というのがございます。これは入門講習会、木の駅プロジェクトの入門講習会ということで合計で4回で16名ですが、実施日です。7月20日から10月25日、3回目が11月26日、4回目が3月3日ということでございます。それから、その中でチェーンソー特別教育というのが3回実施をしております。このチェーンソー特別講習というのは2日間にわたって行う教室でございまして、1日目は座学、2日目は現地でのチェーンソー持っての間伐から伐倒という、それから搬出、木を切って出していくと、そういう現地の作業をするんですが、第1回目は7月16日が座学で2日目が30日ということです。2回目は2月3日と4日。3回目が3月10日、25日。ちょっと日が飛んでるんですが、天候の影響とか雨なんかで飛んだりする場合があります。合計で24名ということです。あともう一つです。パイロット事業というのが一番下にございます。これも2回、アウトドア講習会というのを2回実施しております。1回目が7月2日、2回目が2月17日です。もう一つ環境教育というのを1回やっております。これが3月6日。日時を入れていませんでして大変申しわけございませんでした。  それと、もう1点です。斎場の関係で決算書の182ページの土地建物借り上げ料の中身ですが、これは柏原斎場の土地代の賃借料でございます。あと水道のポンプついているところもありますんで、そこも一部借り上げ料の中に含めております。一応14節の科目で土地建物借り上げ料という名目になっておりますので、一応その土地代の借り上げということで御理解お願いしたいと思います。  あと、斎場の修繕工事の件については担当係長のほうから報告をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境係長。 ○生活環境係長(塩見良一君) 先ほどの修繕工事について御説明を申し上げます。修繕工事で斎場管理事業の中で1,431万円の計上がありますが、これにつきましては柏原斎場と氷上斎場を合わせて定期的な耐火れんが等、それからバーナー等の必要な更新部品について交換を行っております。業者につきましては、株式会社宮本工業所という会社でございまして、この火葬炉の特許を取っとる会社でございまして、その業者で行っております。そのほかに空調機器の更新工事ということで、様式の11の工事施工の状況調べのほうにございますが、柏原斎場の照明器具及び空調機器の更新ということで297万円の工事請負費が発生しております。これにつきましては入札により執行しております。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 次の答弁とりあえずお願いします、まだ2回目ありますので。  市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) ここの工事の業務委託の考え方ということでございます。先ほど係長も申しましたが、この宮本工業所というところが炉の設置を行っております。本来ですとこういう業者がたくさんいるというふうに考えるんですが、実際に確認をいたしますと炉のれんが、耐火れんが1つとっても全部特許がとってあると。それらの業者、三業者ほど炉をつくる……                 (発言する者あり) ○市民環境課長(加藤恵康君) よろしいか、そうですか。 ○委員長(前川豊市君) ちょっとほかの人言わないでください。  答弁お願いします。  環境整備課長。 ○環境整備課長(井上里司君) 御質問2点ありました。まず1点目につきましてはごみ収集運搬業務の山南地域につきまして、1トン当たり幾らかということで、山南地域につきましては1トン当たり2万3,274円という試算をしています。  それと2点目につきましては浄化槽の更新の件の質問だと思っております。まず丹波市におきましては平成62年に設置された合併浄化槽というのが一番古く、73基ほど。 ○委員長(前川豊市君) 昭和やろ。  環境整備課長。 ○環境整備課長(井上里司君) 済みません、昭和62年です。約73基ほどございます。現在まだ老朽化による本体の取りかえ工事という実績はございません。設置補助の要綱というかにおきましては、設置から約10年以上経過をすれば再度設置をするための補助金を交付するということで決めさせていただいておりますけど、その分につきましても老朽化というのはありませんので、家の建てかえとかにつきましては実績ということはあります。 ○委員長(前川豊市君) 1回目の答弁終わりました。答弁全部終わりました。  ありませんか。手を挙げてください。  林委員。 ○委員(林時彦君) 176ページの新エネルギー普及事業補助金いうやつ、これ700万円出ております決算書に、それを先ほども言いましたけど、もう一つそこら辺があれでしたので、市の補助金が700万円出て自己資金が73万円で収支決算書が出ております。先ほども言いましたように、私が問題にしているのはその支出の部の管理運営費が653万円、活動事業費は119万円しかありません。その中で、なおかつ活動事業費のうち報償費として71万円、旅費が1万3,000円とこう払われていますので、ほぼほぼ全てがその賃金というか人に払われたことになっとるわけです。これ本当は事業をしなきゃいけないのに事務局人件費562万4,000円というんもこれ何人ぐらいで事務をやっとってんですか。どういうことで把握されとってこれで事業ができとるというふうに思われとんでしょうか。  それから、先ほどの日付をちょっと聞いたんですけども、先日聞きました北岡本自治会がやっておりますインターンシップやったかいね、シティプロモーションの中のあれの中に講師謝金というのが出とりました、5万円。その日が一緒なんです。北岡本自治会からこのNPO法人丹波グリーンパートナーのとこへ補助金が出とるわけです。同じ事業の中で。この人はこっち側では入門講習会とかチェーンソー特別教育いうんをやってますと、1つの事業としてやってますということでそこら辺については講師謝金とかいうことで払ったということになっとんのか、ちょっとようわかりませんけども、ただグリーンパートナーは北岡本自治会とこからもうとってわけやね。こっちはまた補助金でやっとってわけね。これ大変問題やないかというふうに思います。先ほど言ったようにこのグリーンパートナーの決算書の支出の分について私がさっきから言ってる人件費についての問題と両方からそうやってもらっててもいいのかという問題を答弁願います。  それから、火葬場のやつは要するに様式5の中で修繕工事は皆書いてあるわけです。金額まで皆ね、それは問題なんじゃなくてそういう運営を委託しとるでしょ、そういうことの中でこれが修繕としては市が見なきゃいけないもんなのか、そこら辺の例えば株式会社五輪が使うとってやね使うんはね、運営は。修繕は株式会社宮本工業所がしとってやってずっとここ何年も同じパターンですわね。そしたら運営されるとこがよくあるじゃないですか、使い方がどうやったかこうやったかいう。そういうなんで柏原の斎場の照明とかそんなんについても運営したとこはするんじゃないかとか、そういう考え方の中でどういうふうにしておりますかということを聞いてるわけです。  それから、土地借上料というのはようわかりました。要するに今の施設があるところの借上料が年間395万7,900円と、こういうことですね。柏原斎場の。別に自治会協議費として20万円払うとるということで氷上斎場は300万円やけど、こっちは合計で410万円幾らになるいうことで、そういう考え方いうことですね。わかりました。  それから、次は篠山市はトン2万3,000円言うてはったけど、今まで聞いてるやつとごっつう違うけど、それ間違いないですね。篠山市の山南地域区分。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 林委員。 ○委員(林時彦君) ごみ処理費やろ。ごみ処理言うたで私。さっきは運搬費言うたでしょ。私は処理、山南地域の分の処理費トン幾らですか。丹波市のあとの5地域の分は幾らですか、お聞きします。  それから、浄化槽のほう、ちょっともう一つようわからへんのやけども、これからたくさんの浄化槽が更新を迎えますというところで、建てかえのときにはする言うてはったけど、普通のところのそのまま使ってるやつについては更新はないですということやったけど、市としてこれからたくさんの更新時期を迎えるであろうことに対してどのように考えておられるんですか。今後のことについてお伺いしときたいと思いますということです。 ○委員長(前川豊市君) 再質問、答弁できますか。  市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) グリーンパートナーの補助金の650万円ほど、ほとんど人件費でいっていると。これにつきましてはもともとグリーンパートナーというのは新エネルギーを推進していく地域の山の課題を解決する、そういった中間支援組織的に立ち上げたもので、当然運営していくのに人件費的なものがいるということで、その運営の補助ということで人件費とあとソフト事業をしていただくような経費を当初800万円でつけておりました。平成29年度は700万円の補助になってるんですが、そういった中でこの人件費というのは今現在2名の事務局員の人件費でございます。あとは事務所の経常的な経費ということで充てております。  あともう1点のパイロット事業の絡みでございますが、これは一度こちらのほうで調べさせていただいて後日報告をさせていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  あともう1点、斎場の関係の修繕工事でございますが、業務の運営の委託をしております。修繕につきましては市のほうから発注をしてさせていただいてるという状況でございます。指定管理ですと、また違うと思うんですが、業務委託の中で市が主で発注して工事を行っていると、そういう現状でございます。 ○委員長(前川豊市君) 林委員、答弁全部よろしいか。 ○委員(林時彦君) まだこっち環境整備課のほう。 ○委員長(前川豊市君) 環境整備課長。 ○環境整備課長(井上里司君) ちょっと済みません、順番が前後します。まず合併浄化槽の補助の件につきましては、確かに今後老朽化するという30年超える分もあると思っております。確かに今現在結構大きな額になってくると予想はされますので、今後とも、済みません、財源確保のほうというのは必要になってきますので、財政部局と調整させていただきながら検討していきたいと思っております。  篠山市の清掃センターいってる山南地域の処理の経費です。これにつきましては公債費と人件費、運営費等合わせますと昨年山南地域分が2,394トン出ておりますので、単純に今計算させていただくと5万2,000円程度、トン当たり5万2,000円程度という経費がかかっていると試算をさせていただきました。 ○委員長(前川豊市君) 丹波市の分の単価は出ますか。それに比較したいいうことやから。  環境整備課長。 ○環境整備課長(井上里司君) 済みません、その分ちょっとまだ探しておりませんでしたので、後刻報告させていただきます。
    ○委員長(前川豊市君) 今すぐ出えへんねやね、後刻ですね。  答弁あった部分での再質問ありますか。  林委員。 ○委員(林時彦君) グリーンパートナーの分、お二人事務局におられるということで本当に先ほどから言ってることについてはちょっとだけ答えありましたけども、その2人がおられてこれだけの事業をされとるのに、この2人が丸々かかってこんだけの事業しかしとってないわけですよ。わかります。そこら辺どうですかということ、活動事業費はほとんどないんですね。何かするときには謝礼とか事業委託しとってやわけですね。そしたら何にももうそのまま補助金もうとってやだけいう感じになりますね。そこら辺はどうですかという話です。北岡本自治会からお金もうとってです。講師行ってね、そしたら収入がないとあかんのやけど、収入上げとってないですね。これ大変いかんことですね。ましてや北岡本自治会のほうも市からの補助金でやっとってんですね、北岡本自治会のほう。これは全然話にならへんので、ようよう調べて答えてもうたらよろしいですので、その辺のことに対してちゃんときちっと。というのは、去年からずっと言っとる補助金のことについてはちゃんとしましょう。一般の普通に自治会とか協議会なんかは大変厳しいということ言われて、この用途が違うとるとか言われて、ただ何千円のお金でもこれは用途やからこんなもん使われへん言うて厳しいこと言われてるわけです。それを全部クリアしよってやわけです。なのに、こういうところでこういうことがあると、ずさんなことがあるとどうなっとんやという話になるわけです。だから、この前から私はずっと一般質問でも言いましたように、補助金についての本当の収支の確認、それから本当に目的にちゃんと合ってるのか、そういうところをちゃんとしましょうねと。前回の大きな問題でも市がきちっと査定しとったら問題なかったでしょということをずっと言ってるわけです。だから、今回こういうことが出てくると例え金額としては少なくても全然市民からの信頼がなくなります。その辺覚悟してきちっと調べて答弁をお願いしたい。  それから、クリーンセンターの分については丹波市5地域の分のトン当たりの処理費がすぐ出えへん言うて、課長情けない。先ほど一番最初に言われたのは、トン当たり1万2,972円言われたのは篠山市の分の運搬やね、収集運搬やね、山南地域は2万3,000円何ぼ言うてはったね、収集運搬やね、それは。処理費は今度山南地域はトン5万2,000円やと、あと5地域の分は今わからへんというこっちゃね。というのは、処理費トン5万2,000円やったらまた上がってますね、ごっつ高く、前回より。今までトン4万幾らやったと思いますよ。篠山市清掃センター運営負担金については、丹波市よりも5地域よりもうんと高いじゃないかと、倍ほど高いじゃないかということで、かなりやりました。そんな中で、今の市長が行ってその辺の不均衡を是正してくれると言われて就任早々に頑張ったと。ほんまに頑張ったと言われました。そして、高くなってますよ、これ。そこら辺はどうなっとるかよくよく調べてきちっとした回答をお願いしたい。たしか4万幾らかやったと思います。丹波市のは今わからへんからまた聞いてから言います。  浄化槽の場合は、確かに今回の決算の場合はないですからね。ただ私はここに書いてあるように設置整備事業補助金ということが書いてありますので、その辺についてこれからのことについて問いただして、年限から言うと早々にそういうことの確認してもらわないかんということで言うとりますので、それはそれでよろしいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 環境政策係長。 ○環境政策係長(大嶋学君) 先ほどの林委員からの質疑につきまして御回答させていただきます。今回提出させていただきました丹波市新エネルギー普及事業収支決算書につきましては、丹波市新エネルギー普及事業補助金交付要綱にのっとりまして、丹波市のほうから補助金を交付しています700万円に対しての収支決算書のほうを添付し提出させていただいております。グリーンパートナー自体の収支決算書につきましては、丹波市の補助金以外に木質バイオマス資源搬出補助金でありますとか、林業セミナーの支援事業補助金等、いろんな事業収入もございますので、先ほど課長のほうから答弁ありましたとおり、このグリーンパートナーの収支決算書も合わせて後日提出をさせていただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) ほかはいいですか、答弁。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 先ほど林委員から御指摘いただいた件につきまして、グリーンパートナー、今申し上げました点以外につきましても後日報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 林委員。 ○委員(林時彦君) 委員長、あっちの環境整備課長のほうは時間かかりますので、ここだけちょっと最後言うときます。 ○委員長(前川豊市君) 林委員。 ○委員(林時彦君) グリーンパートナーの分、覚えとってください。部長やったら何人かの部長は知っとるはずです。前国際協会やったかな何かで違う決算書が出とると、こっち用の決算書と自分とこの決算書と違うのをわざわざつくって出しとるということで、この決算委員会で問題になりました。たった去年のことですよ。これと同じこと言いよってんですよ。ましてやここに出てくる資料として出すならそういう話できちっとした資料が出てこないとおかしい。その二重の決算書はだめですよという話は去年あったはずです。そこら辺含んでちゃんとしてください。 ○委員長(前川豊市君) 今林委員が質問しているグリーンパートナーの決算書類はタブレットの中で、林委員の資料請求やったかな、その中に載っています。それから、今答弁ありましたように、グリーンパートナーそれ以外に市の補助金を受けていると、それも全部出すということ答弁ありましたね。それも後日、後刻タブレットに入ると思いますので、後日か、入りますので、最終日までにはまた意見交換を確認したいと思います。それもまた見ていただいて発言の際にはよろしくお願いします。  これでよろしいですね、林委員きょうのところは。  それでは、ほかに衛生費についてないですね。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 1点だけお願いします。176ページの薪ストーブ・薪ボイラー設置補助金についてでございます。昨日、吉積委員のほうからもこれに関する質疑がございました。同じようなことになるかもしれませんけども、薪ストーブの設置事業については本来事業予算として500万円ほど見られておりまして、予定件数25件ほどの予定をされてたと思います。実績見ますと7件ほどの実績が出ております。本来何年ほど前からこの薪ボイラー、ストーブ等の設置の推進をされているのか私存じませんけども、その薪ストーブのニーズはどのような変化を遂げているのかという部分もお聞きしたい点と、昨日の質疑の中で薪ストーブに合う薪を本来丹波市内からニーズとして利用しているかどうかという質問があったと思います。再度その件についてお答えをお願いします。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) ただいま御質問いただいた件につきまして担当市民環境課から答弁させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) 薪ストーブの補助につきましては平成28年度から一応計画では5年間という限定で補助をしております。実際に薪ストーブ自体がなかなか普及しないという原因の1つに金額が高いというのがあります。1台、二次燃焼、三次燃焼までしていきますんで、ほとんど煙が出ていかないというそういうストーブに限定しております。ですから、大体ストーブによって違うんですが、本体で20万円から40万円、あと煙突と工事代で大体100万円前後1台でかかるという、ちょっと高額になっておりますので、そのあたりも20万円を上限して補助したとしてもなかなか設置したくてもできないというような現状があろうかと思います。  ただ本庁の正面玄関入ったとこに薪ストーブ置いてますが、それを見られて同じもの設置したいという方も昨年いらっしゃいましたり、市内のハウスメーカーですか、そういうとこら辺も薪ストーブを勧めていただいたりして、鈍化ではありますが、ちょこちょことニーズがふえていきよるというような現状でございます。それと薪ストーブに合う燃料、木ですか、今我々が進めております薪ストーブにつきましては、一応目的は山に残っている林地残材、山の保全を推進していくというそこがまずスタートでございます。山に間伐して切りぼかしをしてやる材がずっと残っていると、それを搬出して薪にしてそれを地域の燃料として使っていこうというのがもともとのコンセプトでございますので、大体人工林が70%あります。間伐とか伐倒するのもほとんど人工林ですんで、そういった杉、あるいはヒノキを今回丹波市においては燃料にして有効活用していこうと。要は、自然エネルギーの普及というか化石燃料から自然エネルギーに切りかえていこうという、そういった1つのプロジェクトの中で取り組んでおりますので、実際にこの広葉樹を燃やすことのほうがいいのかもしれませんが、これは1つの山の保全という健全な山をつくっていくという、そういった目的もありますんで、そういう中でやっている事業ということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) この丹波市、薪ストーブを利用されている方々というのは、本来材料としての薪は、丹波市材、丹波市のものを使われているというような形で今現在利用されているんでしょうか。それとも丹波市外の広葉樹林のいわゆる薪ボイラーに適した材料を購入されているのか、その辺というのは把握されているでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) それぞれの利用者の方の燃料、どういったものかというのはまだ現在把握しておりませんが、大体薪ストーブ設置されるところは裏山、自分で薪をつくったりされる方がほとんどでございます。実際に業者から薪を購入、実際に針葉樹じゃない薪を購入される方もありますし、当然丹波市でとれた薪を購入される方もありますんで、その辺はそれぞれニーズによって違うということで一概にこれということは今のところ言えないというような状況でございます。 ○委員長(前川豊市君) よろしいですね。  それでは、ほかに質疑がないようですので、4款衛生費の質疑を終わります。ここで暫時休憩をいたします。               (発言する者あり)                 休憩 午後3時07分                ───────────                 再開 午後3時07分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  ちょっと発言がありますので、許可します。  林委員。 ○委員(林時彦君) 先ほど部長のほうから言われましたので、その2階建てになっとるグリーンパートナーの分も出していただけるんでしたら、グリーンパートナーの分とこれの分の資金との領収書もちゃんとつけてくださいね、報償費とかの払い先、それも全部出すことになっているはずですよ。出してもらうことに。1枚もついてないですよ。その辺についてもきちっと全部そろえてください。 ○委員長(前川豊市君) だから、決算書の1枚ものじゃなくてそれを裏づける領収書も一緒に入れてくださいということですが、よろしいですね。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) グリーンパートナーが丹波市の補助事業を受けている分については同じように出してくださいと。グリーンパートナー自分のところの会計のもんはそれは求められません。よろしいですね、補助事業に関する分は全部出してくださいということです。  ここで暫時休憩いたします。                 休憩 午後3時09分                ───────────                 再開 午後3時20分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  ここで答弁の発言を認めます。  市民環境課長。 ○市民環境課長(加藤恵康君) 先ほど針葉樹の面積割合というんですか、訂正させてもらいます。70%という数字を発言させていただきましたが、正確には60%弱ということで訂正させていただきたいと思います。済みませんでした。 ○委員長(前川豊市君) 発言の訂正を認めます。  次にいきます。7款商工費のうち233ページ消費者行政推進費についての質疑を行います。質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑はないようですので、7款商工費についての質疑を終わります。  生活環境部はここまでとなります。職員交代のため暫時休憩いたします。                 休憩 午後3時21分                ───────────                 再開 午後3時23分 ○委員長(前川豊市君) 再開をいたします。  次に日程第2、平成29年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の審査に入ります。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 決算補足資料の40ページでお願いします。特に退職者医療の制度、医療のことで1つは今後の見通しもありますけども、退職者医療制度が平成27年の3月で廃止されたと、ただし、その時点で65歳以下の該当者についてはずっと続くというふうなことをネットで見たんですけども、この費用額1億7,446万1,000円であったと。これかかったこのうち共済組合とか、健康保険組合で支払われるのはどのぐらい支払われているのかということ。それから退職者医療制度がだんだん人数が少なくなっていくと思うんですけども、この廃止に伴う激変緩和措置があるように聞いておるんですけども、丹波市では激変緩和措置でほかの自治体では国からの補助をもらっているが出ているところもあるように聞くんですけども、それはどうかということ。それからかなりこの制度がなくなれば丹波市にとっても国保財政にとってもかなり大きな負担になるんではないかと、その点どう考えられているか、3点お願いします。 ○委員長(前川豊市君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 退職者医療制度についての3点の御質問でございます。担当の国保・医療課長のほうから答弁させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 国保・医療課副課長兼国保年金係長。 ○国保・医療課副課長兼国保年金係長(里美典君) 今委員から質問がありました退職者医療についてですけれども、この40ページの費用額につきましてはそのうちの7割部分保険者負担分として、7割分を支払っております。これにつきましては一般の被保険者と同じ額になりまして。  2点目の激変緩和措置についてなんですけれども、今年度から県と市の共同運営になりましたので県のほうにその退職者医療のほうについては県のほうにお金が入ってくるようになりますので、直接市に今までのようにお金が入り市から支出するということはなくなっております。  3点目の来年度で退職者医療については5年経過しますので、ほぼ終了となりますが、負担につきましては先ほども言いましたように県と市の共同運営になるところですので、財政面におきましては余り負担の方は今のところないと思われるところです。 ○委員長(前川豊市君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 1億7,446万1,000円のうち70%が市の国保財政から出ているという理解でいいですか。私はもっとほとんどが共済組合なり健保組合のほうから出てるん違うかと思とったんですけども、確認だけです。70%が市の国保から出ているという理解でいいわけですか。それが1つ。  それから、昨年度の決算ですから県と共同になったのはことしからですので、昨年度は退職者制度の廃止に伴う市への交付金、いわゆる激変緩和の交付金はなかったのかどうかということ。  それから、最後の3点目ですけども、共同作業になったからということだけではやっぱり市のほうも、これは県がすごく負担がふえたら市にもかかってくるんでよく研究していただきたいなと思いますけど。 ○委員長(前川豊市君) 国保・医療課副課長兼国保年金係長。 ○国保・医療課副課長兼国保年金係長(里美典君) 先ほど委員のほうから質問ありました1点目、ここにあります1億7,446万1,000円の費用額のうち、43ページに記載しております1番のところなんですけれども、保険者負担分として先ほど申しました7割の分、1億2,178万8,480円を負担しております。  2つ目の質問にもかかわるんですけれども、国のほうから平成29年度におきましては医療費の分ということで療養費の交付金という形で、先ほど委員おっしゃいますように共済であるとか社会保険のほうから交付金として市のほうに直接補助金が入っております。それが今年度からは県のほうに直接入るようになりますので、県下でという形で移行していく形になると思われます。  3番目の質問につきましては、平成30年度におきましては、県と国、市のほうで共同運営になりますので、今後いろんなワーキングで調整をしているところですので、いろんな研究をしていきたいと思っております。 ○委員長(前川豊市君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 私のちょっと認識が不足しとったんですけども、退職者医療は共済なり健保組合のほうで相当数負担してもらえるんかなと思とったんですけども、70%市の国保が見なければいけないということ、これはちょっと認識を新たにしました。  結局、2点目のことですけども、当然健保組合とか共済からの交付金があるいうことはわかっとんです。激変緩和の国の補助金はあったのかなかったのかと、今の回答だったらなかったという理解でいいわけですか。 ○委員長(前川豊市君) 国保・医療課副課長兼国保年金係長。 ○国保・医療課副課長兼国保年金係長(里美典君) 1点目の委員の質問の中で先ほども申しましたように、7割の分1億2,000万円の分ですけれども、決算書の国民健康保険の事業勘定の3ページに歳入の中で国庫支出金に療養給付費と交付金とございます。ここに先ほど申しました交付金として同じ額、支出より多い額になるんですけれども、1億2,634万4,000円が入っている形になりますので、支出としては7割支出するんですけれども、療養費の交付金という形で相当額が収入されているという形になります。  済みません、2点目の分になるんですけれども、激変緩和という形では実際に退職者医療のほうにつきましては激変緩和分という形ではないんですけれども、この療養費給付費の交付金の中にそういった分が含まれているとは思うんですけれども、あえてその分ということではないかと思われます。 ○委員長(前川豊市君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 療養給付金は入ってきとんですけども、結局、市の国保で支出の退職者医療は差し引きして何%負担せなあかんのかいうことを聞きたかったんですけども。それ今の答えでいいですか。 ○委員長(前川豊市君) 国保・医療課副課長兼国保年金係長。 ○国保・医療課副課長兼国保年金係長(里美典君) 私の言い方があれなんですけれども、実際歳出として7割は負担しているんですが、先ほど申しました交付金としてお金が入ってきておりますので、市の負担としては差し引きしますと結局は市の負担はないという形になります。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 国民健康保険税についてお尋ねします。決算ですから差し引きで出てくるんですけども、差し引きというか収入済から出てくるんですが、ただこれ決算附属説明書でもあるんですが、40ページです、財政収支の状況の中で歳入歳出差し引き5億7,346万円の黒字決算になっています。実質単年度収支は1億6,000万円何がしの黒字ですけれども、合計5億7,346万円の繰り越しができたということについてはどのような認識でしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 県域化に移行する前最終年度としての今回平成29年度は決算になるわけでございます。これまで2年間一般会計からの法定外の繰り入れも効果があり、その結果としてというふうに見ております。これまで国保税の設定等して経営をしてきた中での一定必要な基金もできた決算の結果としてできたのではないかというふうに考えております。ただ、今後のことを考えていきますと今度県域化にいきますので、これまでのような収支という形にはなりませんので、今後の見通しとしては今ある基金を少しずつ取り崩していく方向に余りたくさんの基金を積めないだろうなと。これまでのような運営というのは大きく変わってくるんじゃないかというふうに見ていますので、今後の県域化の流れの中でそれを見ながらにはなりますけども、今後注意して運営する必要があるというふうに今現在としては考えているところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) いつもそういう形で国民健康保険税も毎年のように引き上げがされてきました。それでこの監査委員の報告の中の35ページの特別会計のほうですけど、国民健康保険税の収納状況及び未収状況というのが35ページの上段にあります。それで見てもらったらわかりますように確かに若干減ってはおりますけれど、滞納繰り越し分でも2億419万8,000円、現年の課税分でも6,172万1,000円合わせて2億6,591万9,000円の未収額が残っているということになります。それで収納率は95.6%となってますが、ここの事業運営の概況の中で被保険者数も世帯数も減っていると。それで給付費、医療費ですね、支払いする分は1人当たりで言うと前年度対比で2.0%、金額にして8,000円弱です。増加していると。そういう状況がありながらも5億7,346万円の繰り越しができると。そういう状況の中で決算で考えれば結果論ということで言われると思うんですけれども、国民健康保険税が14億250万9,000円でしょ、この歳入でね、平成29年度で。黒字が5億7,346万円ですから、これは一定数ですね、見込み過ぎではないかと。医療費の見込みし過ぎという。努力によって下がったということは、一定程度認めますけれども、被保険者数や世帯数が減って1人当たり医療費がふえていくという状況の中で保険税もそれに見合って上げているということで、結果としては5億円、6億円近いお金が余っていると。これは、やっぱり一方では滞納がふえる。これは払いたくても払えないいう人もかなりおられるという、そういうことの中で国民健康保険というのは社会保障制度ですから、社会保険制度と書いてますけど、その辺の配慮これから国民健康保険税県と市の共同運営になりましたけれど、全部県の運営にはなっておりません。市のそこに入る余地は十分あると思うんで、国民健康保険税の考え方こういうこと考えれば次の予算で相当数の減額する必要があるんやないか。あるいは苦しければ一般会計の繰り入れでもできるというわけですから、基金も3億5,721万4,000円ためてます。そういう中で国民健康保険制度の将来の考え方をもう一度聞いておきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) まず平成29年度の決算についてでは、どうしても構造的に国民健康保険というのは高齢の方、また資力が、基盤が強固ではない方もいらっしゃったりしてなかなか経営的には厳しいところがあるというのを抱えております。その中で平成29年度決算としては、ほぼ見込んでおった決算の結果になっておるというふうに考えておるところでございます。ただ先ほどの答弁の中でも触れましたが、今後、県域化する中で非常に先行きが不透明なところがあると、基金についても一定ある程度目安にしとった基金までは戻せたということで、今後について1人当たりの医療費の削減というのは努力をしながら、健全な国保の運営というのを努力していきたいと思いますんで、当然今御質問にありましたように保険税についてもよく吟味をしながら考えていきたいというふうに考えておるところでございます。平成30年度の決算の見込み状況も見ながらまた今後についても考えていきたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 私、先ほど指摘したように国民健康保険税の未収の状況というのはずっと2億円から3億円、平成27年度の末では3億2,000万円あったんですが、2億6,000万円になってはきてますが、それでもこんだけの一会計で2億円3億円の未収があるというのは非常に大きい。これはうちだけではないんですけれども、ここは市民のこれは保険というのは社会保障制度の一環ですから、払える状況の保険税に。幸い今度は3税方式で県と共同ですから、昨年もそれによって本来もっと下げられるべきやったんですが、平成30年度ですね、据え置きみたいな形で若干上がったいう感じになってますが、思い切って財源もあるいは収入見込みも把握しながら、財源を有効に活用すると。それと健康診断、つまり早期発見早期治療というそれも努力はされているということは認めますけれど、一層そのことを踏まえた上で健康保険税の算定をする必要があるということを強く申し上げておきたいということです。 ○委員長(前川豊市君) 意見として受けておきます。  ほかにありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、平成29年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算についての質疑を終わります。  次に、日程第3、平成29年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定歳入歳出決算の審査を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) よろしいですね。  質疑がないようですので、平成29年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定歳入歳出決算についての質疑を終わります。  次に、日程第4、平成29年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算の審査に入ります。  質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) これも一言だけ言っておきます。質問します。個々のあれはちょっとあれなんですが、まとめて言います。  決算附属説明書の55ページになります、介護保険事業勘定55ページの保険料にかかわることです。第6期で最後のときなんですが、1段階から10段階ということで1段階は生活保護者を含めてこの保険料だけは払わなきゃならないと、こういう制度なってます。承知しています。ただ、この55ページの下段のほうから6行目に保険料の徴収方法、これも皆さん御存じのとおり特別徴収と普通徴収があります。私が問題にしたいのは普通徴収のほうなんです。滞納もここにありますけれども352万4,000円。これはほとんど普通徴収なんです。なぜかと言いますと、これ毎年言ってますが、ここに書かれているとおりなんです。年金支給額が年額18万円以下の人については普通徴収で、しかもその人たちの滞納がふえているというのは、年金が18万円以下で一番最低ランクの介護保険料払ったとしても、常としては生活せんなわけですから、払えないというのはこれ常識だと思うんで、ここんところの問題を本当に督促するとか、納税相談するとか電話による督促とかいうことになってますけれど、それだけで私は解決つかないと思うんでこれは行政サイドで、制度としては国の制度としてはないんですけれども、市の独自制度としてこの辺の問題は改善するということ、暮らしやすい丹波市になるんじゃないかと思うわね、安心してね。ここんところの考え方を再度お聞かせいただけたらと思います。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今の西本委員の御質問は、介護保険料に関する御質問であったかと思います。国のほうも第1号被保険者の保険料を徴収する市の保険者としては、現在徴収する総額の中での23%第1号被保険者で負担をいただくということで、丹波市の中では保険料の段階別の設定いたしまして、平成29年度は第10段階の中で徴収をしております。その中で国は今後第2号被保険者の負担割合の年齢層であったり、金額、調整交付金のあり方であったり、全体的な制度として見直してくるものというふうに理解しておりますので、市も国の動きに合わせて健全な財政運営をしてまいりたいと思っております。介護保険の特別徴収につきましては、当然、この介護保険の運営が健全に運営されるための方法として編み出されたものでございまして、普通徴収は特別徴収、65歳になられた時点で特別徴収ということで年金天引きに切りかえるまでに大体6カ月から10数カ月かかっておられる方が多いです。  その間の現年徴収と言いまして決して18万円以下ではない当然もう少し見込まれる方が、制度の理解が不十分であって、納めていただけなかったというふうな事例が何件か積み重ねておりまして、その方につきましても細やかに制度説明をして納めていただくようにしておる状況ですが、そのあたりで未収がでてきておるといった状況になっております。今回の金額につきましては介護保険法第200条丹波市財務規則第42号第1項第1号によりまして、不納欠損のほうを正確に行うということで、平成29年度は力を入れてまいりました。不納欠損するためにはその方に対面し状況を確認し、理由等妥当な理由がなければ不納欠損にすることができないということで確認しております。その中の主に死亡であったり転出をされたり居所不明な方が29.5%いらっしゃいました。また生活困窮の方は13.7%、それ以外の先ほど申しました普通徴収に特別徴収に切りかわるまでそれ以外の制度理解になかなか同意がいただけない方について56.8%いらっしゃったということで、今回欠損のほうを整理をした結果となっております。しかしながら、まだ徴収方法につきましては時間等の調整をいたしまして、課の全体で徴収に当たってまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 普通徴収の場合は制度の切りかえというか年金者になられる人が実際は所得があっても、1年間か半年かは収入減るからその分が18万円ということで、それが56%ですか。それはまた聞くわ。  もう一つ聞きますけど、第1段階で生活保護者も含めた徴収になりますけれど、生活保護費の中にこの保険料相当分は入るんですか。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 介護保険の中で生活保護を受けておられる方につきましては、介護扶助が該当されるようになりますので、保険料は生活扶助受けられた、いただいた中から納めていただくこの金額が設定されているようになっております。 ○委員長(前川豊市君) 3回目、西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) そしたら、滞納の352万円というのはその大部分が所得が低い層ではないということですか。所得の低い分が不納欠損で落としていくんだと、たまっていくと。それは死亡とかそういうことではないんでしょうか。それで落としていくわけで、理由としては。それがもしそういう人たちが未納になった場合は介護保険の制度が受けられないんでしょ。そういうことになるわけ、保険料納めてないと介護保険制度は利用できないと、こういうことになってるんやないですか。大人数がそんだけあるということでの話ではないんですけど、あくまでも多くの人がそのことに救われるような制度にしていかないとという立場から言ってるわけですけども、そういうことについてどうですか。いけますか、それで。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、西本委員がおっしゃいました納付意思のある方につきましては、分納であったり生活の状況の中で納付をいただく交渉をしながら対応しておるところでございます。しかしながら、なかなか死亡されたり、居所、転居されて交渉がとれないとかいう、転出されてしまった方については、今回、最終確認できなかったということで不納欠損にさせていただきましたが、生活困窮の方につきましては2年間の介護保険料は納める期間として給付制限ということで、介護保険サービスを受けていただくのに給付制限という制度がありますよということを説明して、適宜受けていただくためにできるだけ払っていただく。生活保護と同時並行の方につきましては、そのあたりをケースワーカーと調整して支出をいただくような調整をしております。また生活困窮でおられる方で生活保護該当しない方につきましては、その状況を見ながら徴収臨戸訪問等しながら個々の調整をしておるような状況です。  残りの56.8%先ほど申しました中には低所得以外の制度理解で特別徴収にかわる方が多くいらっしゃるというような状況があって、お一人の方が金額がかたまってあったりというふうな状況がございますので、できるだけ生活が年金が少ない方で納められないことによって介護保険のサービスが受けられないというような状態にはならないような対応は、福祉部全体で調整して対応してまいりたいと思っております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 3項目お願いします。決算書の20ページです。一般介護予防事業費の中でボランティアポイント制度の補助金が出ております。これいきいき百歳体操の指導員の方かなと思っているんですけども、これが予算よりもかなり減っているんですけども、ボランティアの方の登録とかがどんな状況だったのかを1点目お伺いします。  それから、その下の介護予防・生活支援サービス事業費なんですけども、19節の第1号訪問・通所事業負担金が予算よりも半分ぐらいになってるんですけども、この理由をお伺いいたします。  3点目が附属説明書の53ページに、保険者数ですとか要介護認定者数の表があるんですけども、高齢化率等が、これ丹波市一本で載ってるんですけども、高齢化率とか認定者数とかが、どの程度まで、例えば旧町単位とかどの程度までの範囲で把握ができるのかお伺いします。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、藤原委員御質問が3点あったかと思いますが、最後に御質問されました53ページの統計ですけれども、丹波市全体で把握しておる統計でして必要であれば地域別の統計であったりそういったものは出せるというふうに理解しております。第1号被保険者の総人口であったり65歳以上未満の高齢化率全て統計処理は可能でございます。丹波市のほうでは地域包括支援センター3圏域に分けて設置をしておりますので、そういった統計データも利用して地域のほうに出向いておるところでございます。  それから、初めにございました20ページ、ボランティアポイントのいきいき百歳体操のサポーターのほうの実績が当初より少ないですがどうであったかということでございます。これにつきましては、平成29年度初めて取り組んだ事業でございます。実際にいきいき百歳体操サポーターのボランティアポイント制度を利用して申請をいただいた方が、当初の見込みよりも少なかったという実態にあります。これはそのいきいき百歳体操の場所の運営の世話人をして、かつサポーターの資格も受けられたということで進めた結果申請をいただけた方と、私は世話人でいいんですということで辞退をされた方がありましたので、結果としてこのような内容になっております。  それから、通所の事業が当初の予算よりも少ないということでございます。これも平成29年度から新しい総合事業のほうが始まりまして、取り組んだ内容になっておりまして、1年間をかけてその事業に移行していく予定にしておりました。比較的いきいき百歳体操の居場所が現在110カ所以上になっておりますが、地域のほうへ出向いてケアマネジャー要支援1、2の方が実際にこのサービス事業所を利用されずにそちらのほうに行かれたという経過もございましたし、中には要支援1、2から要介護に移行された中でこれは個人的なデータというよりも、通所介護というか通所リハビリテーションのほうの実績数値が上がっておりますので、そちらのサービスを選択された結果として本来予定しておりました計画値よりも少なかったというふうに考えております。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 2点目のいきいき百歳体操のほうですけども、地域で百歳体操ふえてるというふうに聞いてたんですけども、それは別にサポーターの方いらっしゃらなくてもやっていけるということで別に問題はないというか、サポーターなくてもいけるということでよろしいんでしょうか。  もう1つが、通所リハビリへの移行も多かったということで半分になってたのでお伺いしました。理由はわかりました。  それから高齢化率等の把握ですけど、地域別というのはその地域というのはどの単位かがわからなかったんですけども、旧町じゃなしに自治会単位とか、地域の意味がわからなかったのでもう一度お願いします。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今ございましたサポーターの件につきましては、サポーターがなくてもよいというふうには考えておりませんでして、その地域の居場所ができたら、5年、10年たちますと、高齢化10年、年齢を重ねられますので、70歳の方が80歳に、80歳の方が90歳になられますので、その会場の運営をサポートする、体操する中で整形外科的にちょっと課題があるないう方は理学療法士につないでいただく、場合によっては地域包括支援センターに認知症があるからちょっと訪問してほしいとつないでいただく、役割も持っていただく方というふうに考えておりますので、平成30年度も引き続き育成を行いましてそのポイント制度を継続してまいりたいと考えております。  また2点目の地域の単位ですけど、地域の単位につきましては6地域と25校区というか地区単位で可能になります。ただ母数が少ないので集落単位で高齢化率も実質介護保険課の統計としてデータを出しておりますが、物が言える数値として活用いただけるかどうかというところは実態としてお示しができたらというふうに考えておりますので。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員わかりましたね。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 決算附属資料の55ページで、年金支給額が年額18万円以下のものについては第1段階になるということですね。そうやないんかもわかりませんけども、年額18万円だったらここで言う第1段階2万1,120円と、年額です。9分の2、年額10万円の人だったら5分の1が介護保険料で取られると。これ私はここで言うたゼロ段階をぜひとも設けてほしいなというふうに思うんですけども、その年金額から引くパーセントで、給料なんかでも天引きするのにこんだけ以上は引いたらあきませんよというパーセントが決まっているものもありますけども、そういうのんはないんですかいね。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 保険料の徴収の年間年額18万円以下の方等ということになっております。必要な方は生活保護の中でお支払いをいただくことになりますが、ゼロ段階につきましては、この制度設計がされた段階でゼロ金額というのはありません。考え方としては必要な方には生活保護の中から支給をしていくということに考えとしてなっておりまして、詳細につきましては、担当課長、係長のほうから説明させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 報告できますか。  介護保険課長。 ○介護保険課長(谷口正一君) まず段階でゼロ段階という設定はちょっとできないというふうに判断しております。また年金18万円以下の支給という方については特別徴収ができないというふうなことで、普通徴収で対応をさせていただいているというふうなところで、その収納の対応についても、やはりこう、十分に困難な方については制度説明をしながら対応していきたいというふうに考えております。 ○委員長(前川豊市君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 私はゼロ段階だからゼロ円にせえということ言ってるわけではないです。もう一段階設けてこの金額の半分ぐらいの段階を、これ多分介護保険料が高いというのは全国的な課題になってるんで、政府がやってくれたら一番いいわけですけど。市が先だってやってもらったらええなと思っております。今、年金から引くのは制限はないという理解でいいですね。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 制限はないという理解でお願いしたいと思います。また国のほうも消費税の投入によりまして、第1号被保険者の低所得者対応として保険料の軽減のための財政のほうの措置を市のほうに介護保険のほうにしてくれておりますし、また10%になるとさらなる継続がなされる予定にしておりますので、今回次期の介護保険の運営に向けても低所得者の方の対応につきましては国の措置に合わせて対応してまいりたいと考えております。 ○委員長(前川豊市君) ほかに質疑はございませんか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 12ページの認定調査等費いうところの様式5で、594ページになるんですけれども、1つだけです。594ページに書いてあります賃金の専門職賃金なんですけれども、これが4月から8月ということで期間が限定されているんですけれども、この期間限定している必要性と専門職の専門というのはどういうものかというのを聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 介護保険課長。 ○介護保険課長(谷口正一君) ただいまの御質問につきましては、その期間育休ですか、育児休業に伴う臨時職員の雇用ということでそういう期間が限られているということになります。 ○委員長(前川豊市君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 追加でございますが、調査にかかわります調査員ということで、県の指定された調査員研修がございまして、一定の調査能力のある者として扱っております。 ○委員長(前川豊市君) よろしいか。  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、平成29年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算についての質疑を終わります。  次に、日程第5、平成29年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定歳入歳出決算の審査に入ります。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、平成29年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定歳入歳出決算についての質疑を終わります。  福祉部はここまでです。担当職員の交代のため暫時休憩いたします。                 休憩 午後4時10分                ───────────                 再開 午後4時10分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  次に、日程第6、平成29年度丹波市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 決算附属説明書の63ページでお願いします。ここで保険料軽減の内訳が書いてあるわけですけども、前も聞いたと思うんですけども、平成29年からだんだん特例措置をなくしていくということ、9割軽減を例えば7割にするとかそういう措置が講じられたように思います。丹波市で実際に平成29年度で影響を受けた人数、その特例制限をだんだんなくしていくのに影響を受けた数字。今後影響を受けるであろう数字。ちょっとわかっていたら教えていただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 今の西脇委員の御質問は担当課のほうから答弁させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 国保・医療課長。 ○国保・医療課長(山本崇君) 今のところ人数については把握しておりません。 ○委員長(前川豊市君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) それは把握していないだけでなかったということではないですね。後日で結構ですんで平成29年度何人が影響を受けたんかと、前に一遍影響を受ける人の人数は聞いたことあるんですけども、実際に平成29年度で影響を受けた数を何割から何割になったというふうに、後日で結構ですんで報告いただいたらうれしいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 国保・医療課長。 ○国保・医療課長(山本崇君) 後日報告させていただきます。失礼しました。 ○委員長(前川豊市君) 後日報告いただくということです。  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、平成29年度丹波市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についての質疑は終わりました。  次に、日程第7、平成29年度丹波市訪問看護ステーション特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、平成29年度丹波市訪問看護ステーション特別会計歳入歳出決算についての質疑を終わります。  次に、日程第8、平成29年度丹波市看護専門学校特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、平成29年度丹波市看護専門学校特別会計歳入歳出決算についての質疑を終わります。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 看護学校のんで、終わります言いました。  それではちょっと訂正します。発言が出ましたので質疑を受けます。
     太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 済みません、委員長ありがとうございます。ページ数は決算の看護の2ページとそれから8ページの繰出金、繰入金のことで、看護専門学校特別会計について、その財政上考え方を問うてます。実質収支比率についてなんですけども、看護専門学校特別会計を普通会計とみなした場合、純計処理いうのはどういう考え方で特別会計に入っているんかいうところをお尋ねしまして、その考え方が将来の公営企業会計を含む特別会計の取り扱いと、財政健全化法で対象となる会計の一般会計、特別会計ではなく所定の一般会計や特別会計を統計した一般会計にある場合の財政収支の将来の考え方いうのを尋ねたいんですけど、よろしくお願いします。 ○委員長(前川豊市君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 今2ページと言われたのは決算附属説明書の2ページということで説明させていただきます。ここでは普通会計の枠を出す過程としまして、一般会計、看護専門学校特別会計の歳入歳出それぞれの合計額をまず合算をしております。その中で後期高齢者の分につきましては、本来県の広域連合で決算すべき歳入歳出等がありますんで、これについては形式上市のほうの会計で、一般会計で支出なり負担なりしておりますが、これを控除するというのは基本的な考え方ですんで、一旦控除するということで控除し、さらに純計処理といいますのはこの一般会計と看護専門学校の会計間で繰り入れと繰り出しを行っております。当然一般会計から看護専門学校へ例えば1億円出しましたらその1億円の収入を特別会計側で受けまして、またそれを財源に支出をするということで、一般会計の繰り出しの支出と看護専門学校の特別会計の支出が二重計上になるという中で、それぞれ繰り入れ繰り出しについては重複の部分を控除するということで、純計処理をしているわけでございます。合わせました会計ではその純計処理をしました歳入372億1,693万5,000円、歳出が350億8,793万3,000円。というものが純計処理の結果で普通会計の決算ということで処理をさせていただいております。  それと質問の内容は特別会計に分けておきながらで、また会計上普通会計というくくりをするかということでございます。特別会計については特別の歳入をもって充てる会計等については、条例等によって特別会計を設けて、独立した事業として明確に示す上でこういった会計を設けた経過がございます。ただ、決算について全国的な比較をする上では、やはり毎年度地方財政状況調査という決算統計といっておりますけども、それが決められた会計ごとにございます。そういった会計、決められた会計の中に特に下水道事業とか、国保会計とかそれぞれで決算統計をすることになっておりますが、その中に看護専門学校の会計というものは指定のものがないといいますか、そういった中でそういったものは全て普通会計のくくりで合算して決算統計をするというのは、1つの決まりになっております。これも法定というよりも決算統計上の区分ということで、比較する上で共通の会計ごとに比較をする上でこういった処理をしているというところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) おおよそはわかりましたんですけども、普通会計の取り扱いの中に特別会計を一般会計にプラスしてするいうのは、ここにも書いてあるとおりなんやけども、公営事業会計の中に入れられへんいうのはわかるんです。公営企業会計のほうに入る可能性いうのはないんかと。病院事業との連携とした場合の会計のあり方というのはどういうふうに考えるんかいうところだけお願いします。 ○委員長(前川豊市君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 公営事業さらに公営企業の適用を受ける公営企業等の会計については、法律等で規定のものということで、その中には先ほど言われます看護専門学校の会計はないというのは1点でございます。過去合併以降では類似のものとして、春日教習所の特別会計も同じように特別会計を設けておりましたが、決算統計上は普通会計ということでのくくりで決算を打ってきております。多分、御質問の趣旨としましては、来年度以降に新たに設置が必要となりますミルネ内の診療所の会計をどうするかとか、あとは訪問看護ステーションの会計をどうするかというのは1つの課題にはなっております。前から説明した経過がございますが、ミルネにつきましては診療機能はございますが、病床数が20以上はございませんので、病院の会計、公営事業会計には該当しないという考え方になりますんで、あくまで一般会計が負担する会計ということで。場合によりましては国保診療所のように分けたほうがええんやないかという考え方もあるかもしれませんが、現時点では指定管理制度の導入を予定しておりますんで、基本的には指定管理料のみの支出を予定しております関係で、今予定しておりますのは、一般会計の中で指定管理料ということで計上する予定にしております。ただ訪問看護ステーション会計につきましては既に同じようにくくりとしまして、青垣の訪問看護ステーションと同じ位置づけになりますので、会計上はそちらと合算するような形で予算計上していかなければならないと予定しております。 ○委員長(前川豊市君) 太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 公益性があると判断される事業は一般会計などから負担を行うことはできるというのは、地方公営企業法の第17条2項によって認められております。病院事業の経営を審査するに当たって経営利益が黒字であったとしても災害、それから、復旧その他の特別な理由にある場合は地方公営企業法の第17条3項に一般会計から赤字の補填のための繰り入れを計上した結果として、黒字になると判断するポイントみたいなんあるんです。いずれにしても今後医療関係が黒字になる場合を想定する場合は構わんのですけど、著しく単年度で例えば5年間赤字が考えられる場合の評価が財政収支の計上の仕方によっては、実質収支が赤字がひどく連続する可能性があるんやないかなというふうに考えるんですけど、その場合の対応の仕方も今後考えるべきやないかなというふうに思うので、その辺の考えを尋ねました。 ○委員長(前川豊市君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 以前からも課題になっておりますミルネまたは訪問看護ステーション、健診センター等への指定管理としての経費がどのぐらいいるかということは、一般質問等も含めて何回か御説明をしてきた経過がございます。現在、地域医療に充てております経費、または日赤等で補助をしております経費を基本的に基準としまして、それを超えないような額での調整を今担当部局のほうでしているところでございます。具体的な数字が決まりましたら、また改めてその方向は示せると思いますが、ただ財源としましては地域振興基金から地域医療対策の経費として、1億5,000万円から2億円ぐらいの繰り入れを行っております。当初40億円のうち、大体約半分がそういった経費で過去支出してまいりました。1億5,000万円から2億円としましても、あと基金の残額としては10年間については、その財源を確保しているということも以前に説明したところでございます。ただ、今御心配されるように当初4月開院予定が7月ということで延びた関係で、若干その最初の年度の収支が見込めないと。悪化も考えられるという中では、十分にその推移を見守っていく必要があると思いますが、できるだけそういった平年ベースで負担額が平準化し軽減できる、できればゼロに近いような経営を目指していただきたいんですけども、ほかの関係の健診センター等もありますんで、幾らかの負担はやはり続けていかなければならないと。ただ、それについては先ほど言いました財源を当面は充てる。ただ、10年後以降については新たな財源の確保なりほかの経費の削減等で捻出していかなければならないという課題はありますので、基本的にはそういった中で行政改革等も含めて財源の確保も含めて進めていかなければならないというところでございます。 ○委員長(前川豊市君) よろしいですね。  ほかに質疑はございませんね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、平成29年度丹波市看護専門学校特別会計歳入歳出決算についての質疑を終わります。  以降の議事は委員のみで行いますので、当局の皆様はここまでです。ここで退席いただいて結構です。御苦労さまでした。暫時休憩いたします。                 休憩 午後4時26分                ───────────                 再開 午後4時27分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  それでは、本日も論点整理に入るわけです。  日程第9、論点整理の項に入ります。本日の質疑、答弁を受けて25日に課題整理、委員会討議として取り上げるべき点の確認をしたいと思います。委員の皆さんから項目をまず言ってください。         (「委員長候補ないんですか」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 私のほうからですか。正直あんまりなかったかもわからへんけど、1つはパイロット事業とグリーンパートナーの関係の部分です。資料も出してもらってますので、精査してこれはもう一度確認といいますか、議論をしていく必要があるかなと思います。ほかあったら言うてください。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 7月豪雨で山南地域に防災行政無線が届かなかっていろいろ今出とんですけども、これ平成28年からの継続事業ですかいね、ということで防災行政無線のしっかり業者にも言ってやっていただくようにというのをたくさんの方が言われてるんで候補として挙げます。 ○委員長(前川豊市君) 決算の中で言ってそれを新年度以降につなげるような討論ができますか。防災行政無線、どうでしょうか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) これ今言うた、平成28年、平成29年で、平成29年に山南地域と青垣地域をやった話ですから、山南地域でそれが起きたわけで当然今度の決算の重要な課題やと思いますけど。 ○委員長(前川豊市君) 決算の中にはあるんですよ。あるねんけどそれを議論していく。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 議論いうか、もう大体向こうの方向は決まってますけどね。それをプッシュするぐらいのことやと思うんですけど、考えとるいう話やったから、この議会としてもその点きちっとこの中でうやむやなとこあったんで、言われないっちゅう問題もありますけどね、やるかやらんかも含めて。 ○委員長(前川豊市君) わかりました。とりあえず、これも皆さんの討議の中に上げて最終的にどうするかは、その中でしてください。防災行政無線の関係、それとさっき言うた新エネルギーやったかな項目は、新・省エネルギーやね。  ほかありませんか。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 谷水委員が指摘した例の防災会議の委員の報酬の問題で明らかになってへん部分があるんですけど、条例には代理を認めていると。             (「要綱や」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 要綱か。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 会長の代理だけか。その代理をオブザーバーで扱います言うたやろ。それに報酬払うと。条例ですからね、これ。要綱で適当にというわけにはいかんので、適当やないけど、要綱も。条例で決めた報酬はきちんと従わなければならないということになります。ただ、それを半分をにしたという問題はそれはそれで中にあったらいいんやけど、要綱あればいいけど、なければ代理でオブザーバーで参加して報酬払うというのはないと思います。              (「謝礼」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 謝礼言うたか、報酬やないん。そりゃそうやな。それやったらええわ。報酬いうのは……。 ○委員長(前川豊市君) 非常勤特別職の報酬ではなくて謝礼で払ってます。きょう名簿は皆さんに出しまして、当局からこの名簿で報酬対象になる人を後刻報告もらいます。それによって代理の人に3,500円払ったいう人もどの立場かというのも明らかになりますので、じゃあこれも含めてそれを見て議論をすると。1日の半額払とってや。7,000円のうちの3,500円。半額は決まってます。防災会議の件ということでそれも入れます。今三つ上がったと思います。  ほかにありませんか。よろしいか。  では、この3点について25日の討論討議の論点とします。委員の皆さんよく研究しておいてください。タブレット見て。よろしいね。  以上で本日の議事は全て終了いたしました。  次回は明日金曜日、産業建設常任委員会所管部分の審査を行います。  これをもちまして、本日の予算決算特別委員会を閉会したいと思います。  副委員長お願いします。 ○副委員長(小川庄策君) 皆さん、お疲れさまでした。  これをもちまして、予算決算特別委員会を終了いたします。  お疲れさまです。               閉会 午後4時34分...