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平成30年第96回定例会(第7日 6月26日)

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  1. 丹波市議会 2018-06-26
    平成30年第96回定例会(第7日 6月26日)


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    平成30年第96回定例会(第7日 6月26日)             第96回 丹波市議会定例会会議録          会期第7日 平成30年6月26日 午前9時30分開議 1.議事日程   (1)定刻電鈴   (2)議員着席   (3)開議宣言   (4)諸般の報告   (5)行政報告   日程第 1 報告第1号 平成29年度丹波市一般会計及び特別会計繰越明許費繰越計               算書の報告について訂正の件   日程第 2 議案第65号 姉妹都市の提携について(ケント市及びオーバン市)         議案第66号 丹波市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例               の制定について         議案第67号 丹波市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の               制定について         議案第68号 丹波市特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に               関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第69号 丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について
            議案第70号 消防団ポンプ自動車購入契約の締結について         議案第71号 小型動力ポンプ普通積載車等購入契約の締結について         議案第72号 看護専門学校寄宿舎新築工事請負契約の締結について         議案第73号 丹波市立看護専門学校学生寮条例の制定について         議案第74号 丹波市立地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定に               ついて         議案第75号 字の区域変更について         議案第76号 平成30年度丹波市一般会計補正予算(第1号)         議案第77号 平成30年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算               (第1号)         議案第78号 一般廃棄物処理施設解体工事請負契約の締結について   日程第 3 請願第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充に関する請               願   追加日程第 1 意見書第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充を求                  める意見書   日程第 4 民生常任委員会調査報告   日程第 5 委員会行政視察報告   日程第 6 議員派遣の件   日程第 7 閉会中の継続審査について 2.本日の会議に付した事件   日程第 1 報告第1号 平成29年度丹波市一般会計及び特別会計繰越明許費繰越計               算書の報告について訂正の件   日程第 2 議案第65号 姉妹都市の提携について(ケント市及びオーバン市)         議案第66号 丹波市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例               の制定について         議案第67号 丹波市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の               制定について         議案第68号 丹波市特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に               関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第69号 丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について         議案第70号 消防団ポンプ自動車購入契約の締結について         議案第71号 小型動力ポンプ普通積載車等購入契約の締結について         議案第72号 看護専門学校寄宿舎新築工事請負契約の締結について         議案第73号 丹波市立看護専門学校学生寮条例の制定について         議案第74号 丹波市立地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定に               ついて         議案第75号 字の区域変更について         議案第76号 平成30年度丹波市一般会計補正予算(第1号)         議案第77号 平成30年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算               (第1号)         議案第78号 一般廃棄物処理施設解体工事請負契約の締結について   日程第 3 請願第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充に関する請               願   追加日程第 1 意見書第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充を求                  める意見書   日程第 4 民生常任委員会調査報告   日程第 5 委員会行政視察報告   日程第 6 議員派遣の件   日程第 7 閉会中の継続審査について 3.出席議員   1番  谷 水 雄 一          2番  吉 積   毅   3番  山 名 隆 衛          4番  小 橋 昭 彦   5番  渡 辺 秀 幸          6番  大 嶋 恵 子   7番  大 西 ひろ美          8番  近 藤 憲 生   9番  小 川 庄 策          10番  広 田 まゆみ   11番  林   時 彦          12番  奥 村 正 行   13番  前 川 豊 市          14番  藤 原   悟   15番  須 原 弥 生          16番  西 脇 秀 隆   17番  西 本 嘉 宏          18番  太 田 一 誠   19番  垣 内 廣 明          20番  太 田 喜一郎 4.欠席議員   なし 5.議事に関係した議会職員   事務局長      荻 野 隆 幸    書記        荒 木   一 6.説明のため出席した者の職氏名   市長        谷 口 進 一    副市長       鬼 頭 哲 也   教育長       岸 田 隆 博    理事        余 田 一 幸   技監兼入札検査部長 中 野   譲    未来都市創造部   太 田 嘉 宏   企画総務部長    村 上 佳 邦    企画総務部政策担当部長                                  近 藤 紀 子   まちづくり部長   足 立 良 二    財務部長      大 垣 至 康   生活環境部長    大 野   剛    福祉部長兼福祉事務所長                                  金 子 ちあき   健康部長      芦 田 恒 男    産業経済部長    西 山 茂 己   産業経済部農林担当部長          建設部長      近 藤 利 明             余 田   覚   水道部長      岡 田 博 之    教育部長      細 見 正 敏   消防長       小 森 康 雅    会計管理者     矢 本 正 巳 7.会議の経過                 開議 午前9時30分 ○議長(太田喜一郎君) おはようございます。  これより、第96回丹波市議会定例会7日目の会議を開きます。  本日、議会だよりの編集のための写真撮影並びに報道機関の写真撮影を許可いたしておりますので、御了承ください。  本日の議事日程は、あらかじめ御手元に配付しておりますとおりです。  この際、諸般の報告をいたします。  議会を代表しての会議、行事への議長の出席状況並びに常任委員会議会運営委員会及び特別委員会の活動状況並びに先日までの間に資料請求された内容は、一覧表に記載しているとおりです。  また、受理いたしました要望書については、陳情文書表のとおりです。  それぞれ文書共有システムに登録しておりますので、ごらんおきください。  以上で諸般の報告を終わります。  ここで、市長より行政報告の申し出がありますので、これを許可いたします。  市長。 ○市長(谷口進一君) (登壇) おはようございます。ただいまから、行政報告を申し上げます。  諸般につきましては、別紙資料として一覧表で御手元にお配りいたしておりますとおりでございます。お目通しをいただき、御了承賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
     さて、6月6日には、東京都で開催されました第88回全国市長会に出席をいたしました。来賓である安倍晋三内閣総理大臣野田聖子総務大臣から全国814市長への力強いメッセージがありました。特に、安倍総理からは、地方の活力なくして日本の未来はない、地方のやる気と熱意、そして、市長のリーダーシップが魅力ある地域をつくる、これからも地方の声には徹底的に耳を傾ける、そのような力強い御言葉をいただいたところでございます。  この会議では、地方創生の推進・分権型社会の実現に関する決議など7件の決議とネクストステージに向けた都市自治体の税財政のあり方に関する特別提言について、議論が交わされ、決定をされたところでございます。  6月15日には、丹波市創生シティプロモーション全国公募採択事業株式会社うちゅう事務所開所式、これに出席をいたしました。株式会社うちゅうは、昨年の丹波市創生シティプロモーション全国公募で選ばれた事業者の一つでありまして、市役所のすぐ西側に事務所を構えることになりました。今後、丹波市を舞台にドローンやロケットなどの先端技術の研究や実証実験が行われてまいります。  6月16日には、青垣地域のかじかの郷で開催されました神戸学院大学の学生ら約30名によります実習活動に伴う意見交換会に出席をいたしました。「地域への提案~明るい展望の神楽~」、これをテーマにして意見交換を行ったところでございます。  6月18日には、丹波大納言小豆を使用しましたあずき茶のPRとして、丹波ひかみ農協の方々が市役所を訪問されました。丹波大納言小豆を100%使用したお茶で、大変に香りがよく、また、ポリフェノールによって美容にもよいと、このようにされております。  6月19日には、農林水産省から4名の方々に丹波市へお越しをいただき、有機農業に関する意見交換を行いました。全国で有機農業に力点を置く自治体に声をかけ、当面、10団体を一つのめどにしまして、情報交換、そして、リレー出荷、そういったことができないかと、そのような御提案をいただきました。丹波市としましては、来年4月、市島地域に農の学校を開設予定であり、その認知度を高めるためにも農林水産省の御提案は大変に有効であるとこのように考え、その場で賛同する意向を表明いたしました。意見交換終了後には、実践農家の現地視察をされ、有機農業を核とした地域振興へのさまざまな提案をいただいたところでございます。  6月23日には、主要地方道春日栗柄線道路改築工事完成式に出席をいたしました。この春日栗柄線は、篠山市と丹波市を結ぶ主要な道路の一つでありまして、今回の全線供用開始により、地域間交流がさらに深まることを期待しております。  最後に、火災報告を申し上げます。6月1日以降、4件の火災が発生しております。建物火災が氷上地域で2件、その他火災が氷上地域及び山南地域で各1件という状況でございます。なお、6月1日、議会開会日でございましたが、発生の火災は、氷上町成松で、市民の方1名がお亡くなりになりました。心より御冥福をお祈りいたします。  以上で行政報告を終わります。 ○議長(太田喜一郎君) 以上で行政報告は終わりました。  ~日程第1 報告第1号~ ○議長(太田喜一郎君) 日程第1、報告第1号「平成29年度丹波市一般会計及び特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について訂正の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(谷口進一君) (登壇) ただいま議題となりました「平成29年度丹波市一般会計及び特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について訂正の件」、この提案理由を御説明申し上げます。  6月1日に報告をいたしました平成29年度丹波市一般会計及び特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてでございますが、内容に一部誤りがありましたので、訂正するものでございます。大変御迷惑をおかけし、申しわけございませんでした。  なお、訂正の内容につきましては、財務部長に説明をさせますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(太田喜一郎君) 財務部長。 ○財務部長大垣至康君) 市長から指示がございましたので、報告第1号「平成29年度丹波市一般会計及び特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について訂正の件」、補足説明をさせていただきます。  本件につきましては、6月1日に報告をいたしましたが、財源内訳に誤りがありましたので、訂正に関する報告を行うものでございます。  訂正内容は、別紙の平成29年度丹波市一般会計繰越明許費繰越計算書正誤表をごらんください。  まず、3ページの10款教育費、2項小学校費小学校統合準備事業財源内訳につきまして、既収入特定財源の計上漏れがありましたため、既収入特定財源を1,564万5,000円とし、また、一般財源を2,809万5,000円から1,245万円に訂正をするものでございます。また、合計の既収入特定財源を1,007万5,000円から2,572万円に、一般財源を8億7,838万9,000円から8億6,274万4,000円に訂正をするものでございます。  なお、財源内訳を訂正しました報告第1号「平成29年度丹波市一般会計及び特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について」を配布しておりますので、差しかえていただきますようお願いを申し上げます。  以上のとおり、訂正の御報告をさせていただきます。大変御迷惑をおかけし、申しわけございませんでした。 ○議長(太田喜一郎君) 提案理由の説明は終わりましたので、これより、質疑を行います。  質疑はございませんか。  12番、奥村正行議員。 ○12番(奥村正行君) 今、財務部長の説明あったんですけど、これ、議会運営委員会のときには、何かふるさと納税のがあったんですけど、今、発言ではなかったようにあるんですけど、そこら辺はどうなんですか。 ○議長(太田喜一郎君) 財務部長。 ○財務部長大垣至康君) 今の御質問です。既収入特定財源の内訳でございます。  本来、ふるさと納税の寄附金の基金から繰り入れを予定して財源措置をしておりましたが、これを一般財源として計上していたものでございます。ふるさと納税寄附金基金の繰入金として、既収入として受けておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(太田喜一郎君) 12番、奥村正行議員。 ○12番(奥村正行君) ふるさと納税は、寄附金の使途を選択できるようになってます。最終、一番最後に7項目それぞれありまして、そして、それ以外に市政一般にというふるさと納税の内訳があります。これは、教育関係のそのうちの教育文化の振興という指定があった分だと思うんですけど、ほかにもずっとこの分だけが今回、訂正なんですけども、この繰り越しの中には、平成29年度には、豪雨災害のほうで5,790万円とか、丹波竜の恐竜化石の振興というところで1,458万7,000円、それから、地域づくりに3,187万6,775円、それから、教育文化の振興ということで7,126万190円、それから、地域医療の充実というところで2,758万円、それから、福祉関係で1,615万円、それで、市政一般で2,157万1,610円、そして、その他というところで768万円というような使途がホームページで載っております。  今回の訂正ということで教育関係だけこういうふうに出ておるんですけども、この繰り越しの分に関しては、その使途の選択をされた部分は、もう既に繰り越しじゃなくて、全部その平成29年度で使われたというふうになっておるんでしょうか。 ○議長(太田喜一郎君) 財務部長。 ○財務部長大垣至康君) ふるさと納税寄附金の基金につきましては、毎年度、おおむね12月末までに寄附があったものを翌年度の当初予算の段階で財源として繰り入れて、措置をしてきております。  今回、繰越明許費になりましたのは、平成28年度の12月までに受け入れました基金を、積み立てました基金を財源としまして、平成29年度の当初予算で充当していましたもので、基本的には、その中で決算等実績を出しているところでございます。  この中で、学校統合の準備の事業につきましては、青垣小学校のバスの車庫の建築に充当していたものでございまして、工事がやむを得ず繰越事業となりまして、その関係でその財源としてふるさと寄附金を当てておりましたものを今回、繰り越しをしたわけでございます。  基金ですので、一旦繰り入れという、既収入という形で受け入れまして、繰り越しをしておりまして、他の事業については、実績については、減額等はございますが、繰り越しについてはないということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(太田喜一郎君) よろしいか。  ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、報告第1号「平成29年度丹波市一般会計及び特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について訂正の件」を終わります。  ~日程第2 議案第65号~議案第78号~ ○議長(太田喜一郎君) 日程第2、議案第65号「姉妹都市の提携について(ケント市及びオーバン市)」から議案第78号「一般廃棄物処理施設解体工事請負契約の締結について」までの14件を一括議題といたします。  本件は、審査を付託しておりました各常任委員会及び補正予算特別委員会から審査報告書がそれぞれ提出されております。  最初に、総務常任委員会垣内委員長の報告を求めます。  垣内廣明委員長。 ○総務常任委員長(垣内廣明君) (登壇) おはようございます。  ただいまから議題となっております議案第65号から議案第69号について、6月14日開催の本会議において、審査の付託を受けておりました総務常任委員会から審査報告を申し上げます。  各議案につきましては、去る6月18日に総務常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、審査報告書のとおり、議案第65号から議案第68号までについては賛成全員により、議案第69号については賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。 ○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  次に、民生常任委員会西本委員長の報告を求めます。  西本嘉宏委員長。 ○民生常任委員長(西本嘉宏君) (登壇) おはようございます。  ただいま議題となっております議案第70号から議案第73号まで及び議案第78号につきまして、6月14日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました民生常任委員会から審査報告を申し上げます。  本件各議案につきましては、去る6月19日に民生常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、審査報告書のとおり、付託された全議案を賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、ここに御報告を申し上げます。  以上、まことに簡単でございますけれども、審査報告とさせていただきます。 ○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  次に、産業建設常任委員会藤原委員長の報告を求めます。  藤原悟委員長。 ○産業建設常任委員長(藤原悟君) (登壇) ただいま議題となっております議案第74号及び議案第75号につきまして、6月14日開催の本会議において、審査の付託を受けておりました産業建設常任委員会から審査報告を申し上げます。  各議案につきましては、去る6月20日に産業建設常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、審査報告書のとおり、付託された全議案を賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。 ○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  次に、補正予算特別委員会前川委員長の報告を求めます。  前川豊市委員長。 ○補正予算特別委員長(前川豊市君) (登壇) ただいま議題となっております議案第76号及び議案第77号の各補正予算につきまして、6月14日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました補正予算特別委員会から審査報告を申し上げます。  本議案につきましては、去る6月22日に補正予算特別委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、審査報告書のとおり、付託された議案第76号を賛成多数、議案第77号を賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、ここに御報告申し上げます。  なお、議案第76号の審査過程において、JR橋水上川の工事委託料に係る債務負担行為についての審査では、本件工事は、JRとの協定による工事であり、乗客の安全確保等特殊性は認めますが、行政運営の原則に立ち返り、透明性、公正性が確保された適正な予算執行となるよう、JRと協議を行い、説明の果たせる協定変更となるよう、今後の対応を強く申し上げます。  また、9款の消防団員等公務災害補償費についての審査では、事務処理において、組織内での情報共有の欠如などにより、支払い事務の大幅な遅延が見受けられました。公務災害等事例が発生した際は、受傷された消防団員や医療機関に対して迅速に対応し、不信感を招くことのないよう、適正な事務執行を求めます。重ねて消防団員を初め、関係者への制度の周知徹底を図るなど、公務災害事例発生報告のおくれを防止する策を講じるとともに、今回のような事案が起こることのないよう、再発防止に向けた事務改善に努めていただくよう要請をいたします。  以上、まことに簡単でございますけども、審査報告とさせていただきます。 ○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  これより、議案ごとに討論、採決を行います。
     初めに、議案第65号「姉妹都市の提携について(ケント市及びオーバン市)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第65号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第65号「姉妹都市の提携について(ケント市及びオーバン市)」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第66号「丹波市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第66号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第66号「丹波市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第67号「丹波市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第67号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第67号「丹波市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第68号「丹波市特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第68号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第68号「丹波市特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第69号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  反対討論の通告がありますので、発言を許可します。  16番、西脇秀隆議員。 ○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表しまして、議案第69号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について」、反対の立場から討論いたします。  この条例は、生産性向上特別措置法が施行され、この法の規定により、市町村が策定する導入促進基本計画に基づく認定を受けた中小企業者等が2021年3月31日までの間に取得した機械、設備、すなわち先端設備など導入計画に記載され、生産、販売活動に直接供されるものについて、固定資産税の課税標準を3年に限って、課税標準額にゼロを乗じたものにする内容です。  中小企業の設備投資に係る固定資産税の減税は、既に中小企業等強化法に基づき、生産性向上計画の認定を受けた中小企業の行う一定の設備投資に係る固定資産税について、3年間課税標準を価格の2分の1とする措置が設けられております  丹波市では、この固定資産税の減免を受けている企業が、2016年9社、2017年16社あります。この減免は、2019年3月に打ち切られます。  中小企業の支援は当然必要ですが、生産性向上特別措置法は、地域経済の牽引をうたって、一部企業のみに支援を特化する経済政策と一体のものであり、中小企業等強化法より条件が厳しくなっています。  丹波市で導入促進基本計画に基づき申請できる企業は限られているのではないでしょうか。この点で、私たちはこの条例に反対します。  今、求められているのは、多くの中小企業の声に耳を傾け、市内中小企業や地場産業の発展の施策を展開することではないでしょうか。  丹波市中小企業・小規模企業振興条例の協議の場をしっかり持ち、中小企業・小規模企業の声を反映する政策ごとが求められています。  以上で、議案第69号の反対討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(太田喜一郎君) 16番、西脇秀隆議員の討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  議案第69号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(太田喜一郎君) 起立多数です。  したがって、議案第69号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第70号「消防団ポンプ自動車購入契約の締結について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第70号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第70号「消防団ポンプ自動車購入契約の締結について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第71号「小型動力ポンプ普通積載車等購入契約の締結について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第71号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第71号「小型動力ポンプ普通積載車等購入契約の締結について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第72号「看護専門学校寄宿舎新築工事請負契約の締結について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第72号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第72号「看護専門学校寄宿舎新築工事請負契約の締結について」は、委員長報告のとおり、可決されました。
     次に、議案第73号「丹波市立看護専門学校学生寮条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第73号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第73号「丹波市立看護専門学校学生寮条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第74号「丹波市立地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第74号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第74号「丹波市立地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第75号「字の区域変更について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第75号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第75号「字の区域変更について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第76号「平成30年度丹波市一般会計補正予算(第1号)」の討論を行います。  反対討論の通告がありますので、発言を許可します。  16番、西脇秀隆議員。 ○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表しまして、議案第76号「平成30年度丹波市一般会計補正予算(第1号)」について、反対の立場から討論いたします。  反対する箇所は、補正予算書25ページの事務局費17.8万円、内容は、報償費16万円、旅費1万8,000円です。  教育委員会の説明によると、山南地域中学校統合準備委員会の学校教育に関し識見を有する者を1名、つまり、大学教授等を1名を考えているとのことです。前回の中学校統合準備委員会に入れていた地域の識見を有する者8名を入れずに、なぜ大学教授等を入れるのでしょうか。  教育委員会は、地域で学校教育に識見を有する者が説明できないと言っていますが、地域には、元校長、元教員、元自治体職員、また、識見を有する者が多数おられます。何が説明できないのでしょうか。  青垣地域でも、前回の山南地域でも、地域からの識見を有する者が入っておりますが、大学教授等は入っていません。  教育委員会自らが自己矛盾を起こしております。自己矛盾を起こしてまで、大学教授等を入れようとしているのは、事を強引に進めようという意図が感じられます。  山南地域では、和田地区から統合準備委員選出を見合わせる文書が出ています。  2月14日、教育委員会は、山南4地区代表に山南地域の中学校統合に係る基本的考え方(案)、中学校統合準備委員会設置要綱(案)、統合準備委員の構成、今後のスケジュール、平面図、航空写真などを説明されています。現在までに議会に出されているのは、中学校統合準備委員会設置要綱(案)と基本的考え方の概略にすぎません。議会軽視も甚だしいと言わねばなりません。  和田地区からは、基本的考え方(案)、中学校統合準備委員会設置要綱(案)、統合準備委員の委員の構成のそれぞれに疑義が出ております。  また、教育委員会の地域には説明に入らない、設置要綱や委員構成は教育委員会が決めるものとの地域の意見に耳を傾けない強引な姿勢に大きな反発が出ております。  今回の補正予算案の委員構成の大学教授等の点も地域から疑義が出ている点です。  山南地域で前回の統合準備委員会での大きな問題は、学校の位置、環境、通学距離、通学手段などです。地域をよく知った地域の識見を有する人こそ必要であり、大学教授等は必要ありません。  以上で、議案第76号に対する反対討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(太田喜一郎君) 16番、西脇秀隆議員の討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  議案第76号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(太田喜一郎君) 起立多数です。  したがって、議案第76号「平成30年度丹波市一般会計補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第77号「平成30年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第1号)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第77号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第77号「平成30年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第78号「一般廃棄物処理施設解体工事請負契約の締結について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第78号は、委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第78号「一般廃棄物処理施設解体工事請負契約の締結について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  ~日程第3 請願第1号~ ○議長(太田喜一郎君) 日程第3、請願第1号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充に関する請願」を議題といたします。  本件は、審査を付託しておりました総務常任委員会から審査報告書が提出されております。  総務常任委員会垣内委員長の報告を求めます。  垣内廣明委員長。 ○総務常任委員長(垣内廣明君) (登壇) ただいま議題となっております請願第1号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充に関する請願」につきまして、6月1日開催の本会議におきまして審査の付託を受けておりました総務常任委員会から審査報告を申し上げます。  本請願の審査につきましては、6月18日に委員会を開催し、紹介議員に出席を求め、請願の趣旨について説明をいただき、審査を行いました。  委員会での審査の結果、請願第1号については、賛成全員により採択すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。 ○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  これより、討論、採決を行います。
     請願第1号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充に関する請願」の討論を行います。  討論の通告はありません。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  採決は、起立によって行います。  この請願に対する委員長報告は採択です。  これより、原案について、採決を行います。  請願第1号は、採択することに賛成の方は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(太田喜一郎君) 起立全員です。  したがって、請願第1号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充に関する請願」は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま、総務常任委員会垣内委員長から意見書第1号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書」が提出されました。  本件を日程に追加し、追加日程第1として、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、意見書第1号を追加日程第1として、直ちに議題とすることに決定いたしました。  追加議事日程及び意見書を配付いたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前10時15分                ───────────                 再開 午前10時17分 ○議長(太田喜一郎君) 再開いたします。  ~追加日程第1 意見書第1号~ ○議長(太田喜一郎君) 追加日程第1、意見書第1号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書」を議題といたします。  本件について、提出者の提案説明を求めます。  垣内廣明委員長。 ○総務常任委員長(垣内廣明君) (登壇) ただいま議題となっております意見書第1号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書」につきまして、総務常任委員会から提案説明を申し上げます。  本件につきましては、先ほど採択いただきました請願第1号に伴う意見書であります。  OECD(経済協力開発機構)の統計によると、1学級当たりの児童・生徒数や教職員一人当たりの児童・生徒数、教職員の法定勤務時間は、OECD諸国を大きく上回る状況です。きめ細やかで質の高い教育を行うことは理想であることから、子供たちの教育環境改善のためにも計画的な教職員定数の改善を求めるものです。  また、義務教育費国庫負担制度については、以前は、国庫の負担割合が2分の1であったものが、平成18年度に3分の1になって以来、現在までその状況が続いております。これによって、地方自治体の財政負担は増加しており、教育水準の自治体間格差、また、保護者の所得による教育格差の増大を防止するためにも義務教育費国庫負担制度を堅持し、国庫負担割合を2分の1に復元すること、また、教育予算の充実のために国の予算拡充を求めるものです。  以上の内容を委員会で決定しましたので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。  以上、簡単ではございますが、所管の委員会からの提案説明とさせていただきます。 ○議長(太田喜一郎君) 提案説明が終わりました。  本件は、直ちに質疑を行います。  質疑はございませんか。  17番、西本嘉宏議員。 ○17番(西本嘉宏君) これ、もう単純なミスだと思いますが、意見書案を見ておるんですが、提出先ですね、内閣総理大臣以下、最後の総務大臣の名前が「高市早苗様」となっていますが、これ、違うんじゃないんですか。ちょっとミスだと思いますけど。 ○議長(太田喜一郎君) 垣内廣明委員長。 ○総務常任委員長(垣内廣明君) 大変申しわけございません。議員の指摘どおり、間違っております。「野田聖子様」です。 ○議長(太田喜一郎君) ちょっと訂正をしますので、暫時休憩をいたしたいと思います。                 休憩 午前10時21分                ───────────                 再開 午前10時35分 ○議長(太田喜一郎君) 再開いたします。  先ほど西本議員から指摘がございまして、意見書の差しかえをさせていただきました。  よろしいでしょうか。              (「了解」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  ただいま議題となっております意見書第1号については、丹波市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略します。  これより、討論を行います。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 討論なしと認めます。  これで、討論を終わります。  これより、採決を行います。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  意見書第1号は、原案のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長(太田喜一郎君) 起立全員です。  したがって、意見書第1号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  ~日程第4 民生常任委員会調査報告~ ○議長(太田喜一郎君) 日程第4「民生常任委員会調査報告」を議題といたします。  本件について、民生常任委員会西本委員長の報告を求めます。  17番、西本嘉宏委員長。 ○民生常任委員長(西本嘉宏君) (登壇) 平成30年3月7日開催の議会運営委員会において協議された要望書第2号に関して、民生常任委員会の所管事務として調査しましたので、調査結果を報告いたします。  本調査は、報告書の1、調査事項、2、調査の目的及び調査の経過にも記載しておりますとおり、平成30年2月21日付で受理した要望第2号「黒井川上流地域における河川整備促進と治水対策を求める要望書」の中で、「配布された防災マップには、船城小学校以西は浸水実績区域に指定されているものの、深さの表示がありませんので、マップの不備、改善を要望します。」とされている件に関して、その実態を把握すべく、平成30年4月12日及び6月19日に市当局から聞き取りを行っております。  3、調査の結果では、聞き取りで確認した市当局の考え方を記載しておりますので、朗読をいたします。  市当局の考え方については、1、防災マップの作成は、最新の防災情報、つまり、平成29年1月現在の土砂災害特別警戒区域、土砂災害警戒区域、河川の浸水想定区域等に更新し、裏面には安全な避難行動につながるための啓発情報を記載した内容として、平成29年6月に改訂をしている。二つ目、防災マップは、25自治協議会(振興会)単位で、その見方や活用方法などの説明会や自治会での防災研修等で説明を行い、自治会長を通じて全戸配布したものである。三つ、防災マップは、災害時の避難場所や経路の確認などに活用してもらうことを目的にしたもので、過去全ての被害発生箇所の記録や危険箇所、安全な区域を表しているものではない。また、浸水実績の表示は、水害統計調査の資料を表示したもので、浸水時の深さの記録はなく、改善・修正する予定のないことを既に関係者に回答している、ということでございます。  民生常任委員会としての調査の指摘事項については、4番目に記載されておりますので、朗読をさせていただきます。  本件について調査の結果、次の事項について指摘を行った。  (1)防災マップ(春日地域①)では、春日地域の船城小学校以西についての浸水実績、平成23年、同じく25年、同じく26年の表示はあるものの浸水深の表示(色別)はなく、他の浸水地域との整合が図れていない。浸水の有無は、市民が避難する際の大きな判断材料となるものであり、船城小学校以西において、県の管理河川でないため、防災マップで用いている県のシミュレーション結果を表示できないのであれば、丹波市において測定を行い、次回の改定時より防災マップ上に表示するべきである。  (2)本件の調査過程で、防災マップの基本地図が古く、主要道路が表示されていない箇所があり、現状と合致しないことが判明した。特に避難経路として重要な役割を担う主要道路の表示は、重大な問題である。次回の更新時においては、最新のマップ(地図)を使用するべきである。  以上、民生常任委員会の調査報告とさせていただきます。 ○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  ~日程第5 委員会行政視察報告~ ○議長(太田喜一郎君) 日程第5「委員会行政視察報告」を議題といたします。  本件について、総務常任委員会民生常任委員会及び産業建設常任委員会から委員会行政視察報告書が提出されております。  最初に、総務常任委員会垣内委員長の報告を求めます。  垣内廣明委員長。 ○総務常任委員長(垣内廣明君) (登壇) 総務常任委員会から委員会行政視察の報告を行います。  総務常任委員会では、去る4月17日から18日にかけて行政視察を行い、兵庫県明石市において、複合型交流施設ウィズあかしが担う市民活動支援の役割について、また、島根県雲南市において、子ども・若者・大人チャレンジの連鎖による持続可能なまちづくりについて、研修を行いました。  視察の概要につきましては、委員会行政報告書のとおりでございますので、お目通し願い、所感についてのみ朗読をいたします。
     まず、最初に、明石市の複合型交流施設については、生涯学習をベースに組み立てられた各種講座、まちづくり協議会への支援も視野に入れた運営、さらには、市民を巻き込む仕掛けづくりなど、丹波市の課題に対しても有効と考える。各自治会、各種団体の積極的な取り組みをいかに総合的、戦略的に推進していくかは、行政のかじ取りにかかっており、総合的コーディネートし、展開できる力は丹波市にもある。今後、市民プラザを設置し、支援体制を考える上で、ウィズあかしの運営方法や支援のあり方など、大変大きなヒントになりました。  次に、雲南市の子ども・若者・大人チャレンジ連鎖による持続可能なまちづくりについて、所感を申し上げます。  市民のチャレンジを支援する仕組みを見える化した雲南市の生態系図は、大変秀逸であり、ビジョンを図示することの重要性を再認識した。NPO法人カタリバなど外部の力を有効に利用し、全国的な知名度獲得にもつながっている。特に、若者を巻き込む仕組みは、外部委託してこそのものであり、丹波市でも起こりつつある学生とのインターンシップ事業などを後押ししていくことも必要であると考える。  また、両市を通じて、キーパーソンの存在、人材育成の必要性を強く感じた。丹波市でも地域づくり推進員を設置しているが、地域の課題解決に向けた各自治協議会組織の運営・経営と連携を目指し、コーディネーターの力の向上などさらなる機能強化が必要である。  以上、総務常任委員会の行政視察報告とさせていただきます。 ○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  次に、民生常任委員会西本委員長の報告を求めます。  西本嘉宏委員長。 ○民生常任委員長(西本嘉宏君) (登壇) 民生常任委員会から委員会行政視察の報告を行います。  民生常任委員会では、去る5月8日から9日にかけて行政視察を行い、香川県高松市において、地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みについて、また、広島県尾道市において、公立病院を核とした地域包括ケアシステムの構築についての研修を行いました。  視察の概要につきましては、委員会行政視察報告書のとおりでございますが、要点を口頭で報告させていただきます。  まず、高松市の地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みについてですが、高松市では、住みなれた地域でともに支え合い、高齢者が自分らしく安心して暮らし続けられる社会の実現を第7期高齢者福祉計画の基本理念として、市内8カ所の地域包括支援センターを設置、市内28カ所の老人介護支援センターを地域包括支援センターの窓口として位置づけ、地域のさまざまな福祉課題に対応しておられます。  高松市では、高齢者の居場所づくり事業として、平成26年度から高齢者が社会との接点をなくし、孤立することなどを防ぐため、気軽に使える建物等のスペースを高齢者の居場所として整備されています。現在は、高齢者だけでなく、子供たちを交えた世代間交流の場など気軽に集える居場所づくりを進め、平成29年度末で市内244カ所に開設されております。  居場所では、趣味やゲームなどの活動が行われ、一般的に参加が少ない男性も4割程度参加されております。  居場所利用者の介護保険新規認定者率は、全体として比較すると8分の1以下で効果もあらわれております。  また、高齢者見守り事業として新聞配達、宅配、金融機関、電力・水道検針などの民間業者との見守り協定を締結し、地域全体で緩やかな見守りが行われております。  住民主体の助け合いを推進するため、小学校区単位の44地区で地域福祉ネットワーク会議(第2層協議体)の立ち上げに取り組んでおられます。地域福祉ネットワーク会議は、自治会、老人クラブ、婦人会、民生児童委員、コミュニティ協議会、地区社会福祉協議会といった地域組織のほかに、地区によっては、小学校PTAや消防団といった方々が構成員となり、住民アンケートやワークショップなどを通じて、地域課題の解決方法を検討し、これらを受けた形で実際にサービスを提供する団体の立ち上げを図っておられます。  予定も含めて平成29年11月末現在で、訪問型サービスBで16地区、通所サービスBで8地区、そして、B型以外の総合事業を検討している地区は8地区と広がってきています。  次に、広島県尾道市の公立病院を核とした地域包括ケアシステムの構築についてであります。  今回視察した公立みつぎ総合病院は、1974年、寝たきりをつくらないという院長の号令のもとでいち早く病院を核とした保健(予防)・医療・介護・福祉の連携相互システムの構築を進め、これが地域包括ケアシステムの先行モデルとされております。  まず、公立みつぎ総合病院の概要ですが、病床数は240床、併設する保健福祉総合施設では317床、診療科目は22診療科、診療圏域人口は約6万人、職員数は660人でございます。公立みつぎ総合病院では、昭和40年代から旧御調町において、救命して退院した患者が寝たきりになって再入院するケースがふえてきており、寝たきりになる原因を調べてみると、家庭における介護力不足、不適切な介護、リハビリの中断などによるつくられた寝たきりであるとの考えから、昭和49年から看護やリハビリという医療を家庭の中にまでもっていく訪問看護や訪問リハビリを実施しておられます。これが「待ち」の医療から「出ていく」医療への転換となり、平成28年度において、訪問看護延件数は13,784件、訪問(在宅)リハビリ延件数は4,015件を数え、理学療法士による在宅支援や訪問薬剤指導なども行っておられます。  また、公立みつぎ総合病院では、行政の福祉担当部門、保健担当部門の保健師等、国保担当部門、社会福祉協議会のホームヘルパーを移管し、所長は病院長が兼務しておられます。病院の病院の医療と行政部門がドッキングすることにより、保健、医療、介護、福祉の連携・統合が図られています。毎月、サービス事業者、医師、看護師だけでなく、弁護士、民生委員、認知症アドバイザーなどの専門職や近隣住民も参加して、個別地域ケア会議を開催し、個別課題を蓄積しながら、地域課題を発見し、地域づくりや資源開発にも結びつけられております。  まとめについて、朗読させていただきます。  1、香川県高松市。  地域包括ケアシステムの構築には、社会福祉協議会との連携が重要であることは言うまでもないが、とりわけ、生活支援コーディネーターの役割は極めて重要である。  高松市においては、第2層の生活支援コーディネーターが、2年をかけて丁寧に地区を回り、熱意をもって積極的にかかわることにより、多くのネットワーク会議の立ち上げに成功している。  ここでのポイントは、いち早く行政、包括は直営ですが、ここと社会福祉協議会が連携して、「チーム高松市」を構築して、社会福祉協議会に「地域包括ケア推進室」を設置、専従体制による生活支援コーディネーター体制を敷いたことである。  さらに、平成29年度からは専任8名体制として、社会福祉協議会職員も10数名加わって、生活支援コーディネーターの業務の充実を図っていることは特筆すべきである。  ネットワーク会議における課題は、会議がふえることやメンバーの選出、役員の重複などによる地域の負担感やサービス提供の立ち上げにおける担い手、調整役など人的資源の不足などある。会議を既存の会議に合わせたり、担い手育成の講演会やワークショップの開催、事務手続の簡素化、伴走型支援などの取り組みにより、課題解決を図っている。  丹波市においても、第2層の取り組みが進められているが、地域包括ケアシステムの構築に向けた住民主体の活動の先進事例として参考となった。  二つ目の広島県尾道市です。  特に注目すべきは、医療(病院)が積極的に関与する介護予防であり、ここでは、介護予防センターを中心に、要支援が要介護の状態になることを防ぐために、寝たきりゼロ作戦(地域リハビリテーション)を構築させ、運動機能向上・栄養改善・口腔機能向上に取り組んでいる。  ハード面においては、各ステージに応じたリハビリを提供する施設や一般利用も可能(会員制)など運動機能向上施設(トレーニングセンター)を整備している。  また、介護老人施設を病院と一体的に整備するなど、高松市とは違ったアプローチであり、その地域に見合ったシステムの構築が重要であることがうかがえた。  病院を核とした地域包括ケアシステムの成果として、寝たきり老人数が、昭和55年を境に激減し、昭和60年以降現在まで、その状態を維持している。  また医療費一人当たりの伸び率も鈍化している。  さらに、経済効果やまちの活性化、過疎化の防止、まちづくりにも成果は着実に上がっているとのことであるが、今後、地域包括ケアシステムを見える化することや、その評価の精度を高め、要介護度、医療費、介護費の増減など定量的な評価指標も必要である。  また、みつぎ総合病院は、平成29年度には、設備投資等により四、五千万円の赤字になったが、平成28年度までは黒字経営であった。在宅ケアの推進のための訪問看護など、決して採算性が高いとはいえない部門も抱え、多くの施設の維持管理と経営に努力されていることがうかがえた。人口6万人の診療圏域であっても黒字経営をしている公立病院として参考となった。  以上、民生常任委員会の行政視察報告とさせていただきます。 ○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  次に、産業建設常任委員会藤原委員長の報告を求めます。  藤原悟委員長。 ○産業建設常任委員長(藤原悟君) (登壇) それでは、産業建設常任委員会から委員会行政視察報告を申し上げます。  御手元の視察報告書に基づきまして、報告させていただきます。  常任委員会では、本年5月8日、9日にかけまして、京都府宮津市を初め、3カ所の視察を行っております。  順次報告申し上げます。  1ページの6、視察の結果ということで、(1)京都府宮津市では、宮津市法定外公共物等整備事業補助金交付制度について、視察を行いました。  概要について、概略申し上げます。  ここでは、平成21年に京都府の生活基盤整備補助事業で農山村地域の過疎化・課題解決対策のメニューを使いまして、要望のあった法定外公共物等の整備を行っておられましたが、この事業が平成27年になくなったことから、次の対応を考えることになりました。  2ページの上段に書いておりますように、そのために宮津市の法定外公共物等整備事業補助金交付制度を平成28年度につくりまして、運用をされておりました。  補助金の制度の概要ですけども、イの要綱について、概略を記載しております。若干申し上げます。  アとしまして、整備に対する補助率については、一律とするのではなく、従来の道路整備の補助率2分の1を基本に、高齢化率、通学路等を考慮し、補助率を10分の5から10分の9の5段階とされておりました。  本来の趣旨は、地域協働で地域における生活基盤の整備をする制度であります。このことから、地域でできることは原材料支給、機材貸与して、地域でできるようにしてもおられました。  平成28年度に要綱の全文改正をされているわけですけども、改正前と改正後の状況をお聞きしましたところ、改正前に整備したところと改正後に整備したところで地域負担率が違うわけですけれども、これについて、市民から不満や苦情はないということです。逆に補助率がかさ上げされたこともあり、使いやすくなったとの声を聞いているということでありました。  まとめは、朗読させていただきます。  まとめ。  補助金交付において、地域の高齢化率に配慮した補助率を適用していることは、丹波市でも参考にできるのではないかと考える。  宮津市では、事業の優先順位を簡単に速くできることを優先にしているが、声の大きいところの対応に行政が苦慮するんじゃないか。優先順位の基準が必要ではないかと考える。  地域でできることは原材料支給、機材貸与して、地域でできる協働の取り組みは参考になった。  現状、日常的に利用されている農道を市道に認定する場合、利用が少ない市道と交換する方法は、丹波市でも可能ではないかと思う。  以上が、宮津市です。  (2)福井県小浜市では、町屋の宿改修プロジェクトについて、視察を行いました。  概要、2ページの一番下ですけれども、小浜市では、平成26年に日本遺産の認定を受けたのを契機に、その後、平成27年からは観光庁の観光地魅力創造事業という補助事業の採択、また、日本版DMO候補法人の登録を受けまして、観光庁の補助を活用した本格的な取り組みを開始されたところであります。情報発信ですとか、歴史的町並みの再生、体験プログラム等をまとめたような事業であります。  なお、この事業を開始しましたところ、町屋を活用したカフェや食事処はできたんですけれども、宿泊する施設はなかったということでありました。  なお、町並み再生事業ですけれども、食のまちづくりを推進したわけですけれども、小浜市が重要伝統的建造物群保存地区であります小浜西組を中心とした滞在型観光まちづくりの一環として、町屋の宿事業を始めたということでありました。  この事業をされてますのが、次に書いてますように株式会社まちづくり小浜、通称おばま観光局であります。このおばま観光局とは別に観光協会もあります。  まちづくり小浜は、事業内容をずっと書いておりますけれども、(ウ)で事業内容を書いております。こういったことが、観光協会と重複するんじゃないかというような意見も出たりしましたところ、現在、どうするか、まだ、検討はされているということでありました。  (ウ)に書いてありますように、宿泊施設三丁町ながた、丹後街道たにぐちを開設されてるわけですけれども、その経緯を概略申し上げますと、東京R不動産というそういった町屋改修等にたけているところと連携をいたしまして、3年前から小浜の町並み再生プロジェクトをスタートをされております。平成29年3月に三丁町ながた、平成30年、本年3月に丹後街道たにぐちをオープンをされております。  費用等は、順次書いておりますので、また、お目通しください。  なお、視察をしました現地視察も行いまして、先ほどの重要伝統的建造物群保存地区であります小浜西組等を現地視察を行いました。  そういったことを踏まえて、まとめを4ページに書いておりますので、朗読させていただきます。  まとめ。  株式会社まちづくり小浜が管理・運営する2棟の宿泊施設における施設改修や宿泊稼働率、運営状況等を直接担当者から聞くことができ、大変参考になった。  小浜市と当市を比較してみて、柏原地域が歴史的町並みがすぐれているとは思えなかった。  行政が空き家を買い取ったり、改修費や整備費を負担した上で宿泊施設を開設するのは、採算の難しさ等から慎重にすべきと思った。  余りお金をかけないで宿を改修し、3割稼働で運営されておりました。投資と経営を計算し、無理のない運営をされていると感じました。  日本遺産の認定を受けている宿場町の風景を生かしながら、エリアリノベーション計画によって、地域全体の活性化に結びつけようとするこの地に見合った取り組みは、地元からも支持されていると感じました。  キーマンを入れて、人材を採用し、継続できる事業を考えて取り組んでいることは、参考になりました。  故郷に愛着があり、熱意をもって地域活性化に取り組んでいる担当者がいて、この事業は成功しているのであろうと思ったところであります。  以上が、小浜市の報告です。  最後、三つ目が滋賀県日野町では、農家民宿について、視察を行いました。  アに日野町農村生活体験民泊の取り組み概要を書いておりますけども、(ア)のaのところで、対策と目的ということで書いておりますけれども、どこでもあります農業者の減少ですとか、農業者の高齢化等の対策のために、農業に対する耕作意欲を取り戻したい、農業などを含めた地位に対する自信と誇りの回復を図りたい、こういったことを目的として、この民泊に取り組まれておりますけれども、下から3行目に書いておりますように、あくまでも地域の活性化が大きな目的であるというようにお伺いをいたしました。  この取り組みは、一般社団法人近江日野交流ネットワークが行っているわけですけども、その経緯は、日野町のグリーンツーリズム推進協議会に始まりまして、三方よし!近江日野田舎体験推進協議会、それから、平成27年5月には、一般社団法人近江日野交流ネットワークに発展をされておられます。これ、書いてありますように、法人化したのは、行政の体制が変わっても持続できるように、発展と地域の活性化が持続できるようにということで法人化をされたというようにお伺いをいたしました。  農家民宿を受け入れられている家庭・個人は163名ということであります。  (ウ)からは、農村生活体験民泊の取り組み内容と実績とを書いておりますけれども、真ん中付近に書いておりますように、平成21年度以降の実績、これ、資料をいただきましたけれども、平成30年度は4,400名、6,600泊で過去最高だったそうでありまして、この間のリピーター率は70%と驚異的なリピーター率でありました。  下から三つ目なんですけれども、日野町が目指す田舎体験とはということで、あるものを生かす、歴史や文化、豊かな自然等、特に人ということで、教育旅行、体験型観光を目指しておりました。本物の体験を手段にした交流ということで、観光振興ではなく、地域振興ということをここでも言われておりました。  6ページに移りまして、さまざまな課題等をお聞きしたんですけども、上から二つ目の1番に書いておりますように、この後の課題と行政の対応としましては、ほかでもこういった受け入れ等をされてますので、ほかの自治体でも、他の受け入れ協議会との差別化が必要になってくるだろうということでした。  それから、五つ目のとこに書いておりますけども、今後の課題等なんですけれども、現在の実質稼働農家が120軒で、高齢化等で年間に10ないし20軒ほどが減少しているところであります。したがいまして、新しい受け入れ農家の確保が難しくなっていることから、広域連携の必要性を今後、また、模索をされているということをお伺いしました。  以上を踏まえまして、まとめを朗読させていただきます。  まとめ。
     近年は、中国や東南アジアからも申し込みがあるとのことで、何もないところから事業をここまで成功させた熱意、努力はすばらしいと思った。  小中学生をターゲットにした農泊は、丹波市でも実現可能ではと考える。  体験農泊事業は、地域の活性化、高齢者の生きがいづくりの事業のように感じました。  丹波市での農泊もどのような目的で、どの客層をどんなねらいでといった構想が必要であると思います。  この事業では、同一の職員の方が長期間担当者として取り組んだ結果、成功しておられました。顔の見える関係、信頼等の重要性を再認識をいたしました。  体験学習に来る子供たちの安全面やコミュニケーション等受け入れ農家への研修を行政がバックアップ、サポートしており、このような努力が生徒や先生方の心をつかみ、成功していると思いました。  丹波市では、日野町と違った空き家再生による宿泊施設を大路地区で検討されていますけども、農家の協力が得られるのでありましたら、日野町のような農泊も考えられるのではないかということで思っております。  以上、簡単ですけども、報告とさせていただきます。 ○議長(太田喜一郎君) 委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  ~日程第6 議員派遣の件~ ○議長(太田喜一郎君) 日程第6「議員派遣の件」を議題といたします。  本件は、議員の派遣について、丹波市議会会議規則第165条の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。  派遣の内容につきましては、7月17日に開催される阪神市議会議長会定例会、7月27日に開催される第257回兵庫県市議会議長会総会及び7月30日、31日に開催される阪神市議会議長会研修会に副議長を、7月19日に開催される読者モニター会議及び8月2日から3日までに行われる議会報編集委員会行政視察に同委員会委員を、7月26日に開催される丹波市議会ミライプロジェクト及び8月8日に開催される平成30年度第1回丹波市・篠山市議員研修会に副議長及び各議員をそれぞれ派遣するものであります。  本件は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行います。  お諮りいたします。  「議員派遣の件」は、原案のとおり、副議長、議会報編集委員会委員及び各議員を派遣することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、「議員派遣の件」は、原案のとおり可決されました。  ~日程第7 閉会中の継続審査について~ ○議長(太田喜一郎君) 日程第7「閉会中の継続審査について」を議題といたします。  各常任委員会議会運営委員会の委員長から、各委員会において審査、調査中の事件について、一覧表のとおり、丹波市議会会議規則第110条の規定による閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、各常任委員会議会運営委員会の委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  お諮りいたします。  本定例会に付されました事件は全て終了いたしました。  本日で閉会したいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(太田喜一郎君) 異議なしと認めます。  したがって、本定例会は、本日で閉会することに決定いたしました。  第96回丹波市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  本定例会は、去る6月1日に開会いたしまして以来、本日までの26日間にわたり、提案されました平成30年度丹波市一般会計補正予算を初め、条例の改正議案などの重要案件について、終始熱心に御審議いただき、本日、ここに閉会を迎えることとなりましたことは、議員各位の御協力によるものと心から感謝を申し上げます。  さて、議会では、議会改革の項目として、広報・広聴機能の充実に取り組んでおります。昨年度までは、議会報告会といたしていたものを広聴機能に重点を置く意味で、市民との意見交換会と改め、5月14日から19日にかけて市内6カ所で実施をいたしました。市民の皆さんからは、高齢化が進む中での自治会、自治協議会の運営、地域づくり、また、新病院と跡地活用、学校統合と子育て支援、さらには、新庁舎建設の課題などに関して、多くの意見をいただいたところであります。特に、新庁舎建設については、賛成の意見もございましたが、さまざまな行政課題を抱える現況下で多額の建設費による今後の財政面を心配する意見や、それぞれの地域の活性化にも目を向けてほしいといった意見も多くございました。そのような中で、既に協議が開始されております未来都市創造審議会の審議経過も注視しながら、議会としても市当局とともにしっかりと研究、検討してまいりたいと考えております。  市当局におかれましては、後に伝達いたします市民からの意見、また、本定例会において提出されました多くの意見等につきまして、十分に御配慮いただき、事務事業の執行をお願いを申し上げます。  これから本格的な夏を迎え、暑さも日ましに厳しくなってくる時期となりますが、議員並びに市長を初め、当局の皆様におかれましては、御自愛いただき、御精進くださいますようお願いいたしまして、簡単ではございますが、閉会に当たっての御挨拶といたします。  ここで、市長から御挨拶をいただきます。  市長。 ○市長(谷口進一君) (登壇) 第96回丹波市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、6月1日から本日までの本定例会におきまして、平成30年度丹波市一般会計補正予算を初め、条例の一部改正など提案をいたしました各議案につきまして、慎重かつ熱心に御審議を賜り、御承認いただきましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げます。  今回の本会議、補正予算特別委員会、また、各委員会を通じまして賜りました貴重な御意見、また、御指導いただきました各事項につきましては、今後、検討や改善を重ね、丹波市の市政推進に生かしてまいる所存でございます。  とりわけ今回、消防団員等公務災害補償金におきます補正予算に関しましては、適正な事務執行を怠り、申し開きできないことは明らかであり、日ごろから火災を初めとする災害現場において、鋭意活動いただいております消防団員の皆様の御厚意に対しましても申しわけなく思います。このことを肝に銘じ、今後の反省材料とすることを御約束いたします。  これからは、ますます暑さが厳しい気候となってまいります。議員各位におかれましても、くれぐれも健康に御留意をいただき、今後とも市政発展のためになお一層の御指導、御支援を賜りますことを切にお願いを申し上げますとともに、さらなる御活躍を御祈念申し上げまして、本定例会の閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。  本当にありがとうございました。 ○議長(太田喜一郎君) これで、平成30年第96回丹波市議会定例会を閉会いたします。               閉会 午前11時18分...