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平成30年第96回定例会(第6日 6月22日)
平成30年補正予算特別委員会( 6月22日)

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  1. 丹波市議会 2018-06-22
    平成30年補正予算特別委員会( 6月22日)


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    平成30年補正予算特別委員会( 6月22日)                補正予算特別委員会会議録 1.日時   平成30年6月22日(金)午前9時50分~午後3時33分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        前 川 豊 市  副委員長        須 原 弥 生   委員         谷 水 雄 一  委員          吉 積   毅   委員         山 名 隆 衛  委員          小 橋 昭 彦   委員         渡 辺 秀 幸  委員          大 嶋 恵 子   委員         大 西 ひろ美  委員          近 藤 憲 生   委員         小 川 庄 策  委員          広 田 まゆみ   委員         林   時 彦  委員          奥 村 正 行   委員         藤 原   悟  委員          西 脇 秀 隆   委員         西 本 嘉 宏  委員          太 田 一 誠   委員         垣 内 廣 明  議長          太 田 喜一郎 4.欠席委員   なし
    5.議会職員   事務局長       荻 野 隆 幸  書記          荒 木   一 6.説明のために出席した者の職氏名   副市長        鬼 頭 哲 也  教育長         岸 田 隆 博   理事         余 田 一 幸  技監兼入札検査部長   中 野   譲    企画総務部   企画総務部長     村 上 佳 邦  政策担当部長      近 藤 紀 子   総務課長       谷 川 富 寿  職員課長        内 堀 日出男   総合政策課長     清 水 徳 幸  シティプロモーション推進室長                                   福 井   誠    まちづくり部   まちづくり部長    足 立 良 二  市民活動課長      井 尻 宏 幸   復興推進室長     近 藤 克 彦  柏原支所長       高 階 健 司   氷上支所長      岡 本 晃 三  文化・スポーツ課長   高 見 智 之    財務部   財務部長       大 垣 至 康  財政課長        北 野 壽 彦   税務課長       藤 本   靖    生活環境部   生活環境部長     大 野   剛  くらしの安全課長    高 見 卓 之    福祉部   福祉部長       金 子 ちあき  障がい福祉課長     谷 水   仁    健康部   健康部長       芦 田 恒 男  次長兼健康課長     大 槻 秀 美   国保診療所事務長   畑 田 喜代美    産業経済部   産業経済部長     西 山 茂 己  農林担当部長      余 田   覚   次長兼恐竜・観光振興課長        新産業創造課長     岡 林 勝 則              細 見 秀 和   農業振興課長     高 見 英 孝  農林整備課長      畑 田 弥須裕    建設部   建設部長       近 藤 利 明  河川整備課長      高 野 和 典   公営住宅・開発指導課長         施設建築課長      里     充              柿 原 孝 康    会計課   会計管理者      矢 本 正 巳  会計課長        高 見 貴 子    教育部   教育部長       細 見 正 敏  教育総務課長      藤 原 泰 志   学事課長       前 川 孝 之  子育て支援課長     足 立   勲   文化財課長植野記念美術館副館長   兼中央図書館副館長兼歴史民俗資料館長              長 奥 喜 和 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開会 午前9時50分 ○委員長(前川豊市君) ただいまから補正予算特別委員会を開会します。  副市長より御挨拶をいただきます。  副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) おはようございます。冒頭に御挨拶にかえまして、一つ御報告をさせていただきます。  先日、大阪北部のほうで地震がございまして、ブロック塀が倒れて、小学4年生が死亡したということについては、もう御存じのことかと思います。これを受けまして、市のほうでも市有の施設を対象にブロック塀の安全性といったことを研究・確認調査を行ったところでございます。  それによりますと、新聞にも出ておりましたが、崇広小学校で違反の壁があったということと、それから、新井幼稚園でも同じようにそういった部分がございました。また、そのほかでも子どもたちの通学路なんかで市有の施設、そういう違反のブロック塀がないかどうかも合わせて調査をしているところでございます。  そのうち崇広小学校のブロック塀につきましては、小中学校の修繕費既定の予算がございますので、それで早速撤去等の工事をしております。ただ、新井幼稚園、あるいは市の市有施設、こういったところについては、予算を持っておりませんので、今すぐ対応ができてないというところでございます。  ただ、危険な話ですので、早急に対応をしたいというふうに思っております。本来であれば会期中ですから、補正予算を急遽上げてということもあるでしょうし、また、予備費を流用とか、あるいは等々、予算の対応の仕方はいろいろあると思いますが、何らかの予算対応をして、早急に対応をさせていただきたいというふうに思っているところでございます。  これについては、以上、御報告をさせていただきます。  本日は補正予算特別委員会ということで、補正予算につきまして、御審査、御指導賜りますよう、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 議案審査のため、各担当職員の出席を許可しております。  発言の際は、所属・職名を述べてから発言をしてください。  市当局の発言につきましては、1列目の方は着席のままいただいて結構ですが、2列目以降の方は顔が見えるように御起立をお願いします。  なお、席数の関係もありますので、課長以下の職員につきましては、随時交代していただいて結構でございます。  付託を受けております議案の審査に入ります。  なお、議案の採決に当たっては、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 異議なしと認め、討論は省略いたします。  それでは、まず、議案第76号、平成30年度丹波市一般会計補正予算(第1号)の審査を行います。  ここで当局の補足説明を求めますが、本会議での説明との重複はできるだけ避けて、簡単にお願いいたします。  既に本会議において詳細な説明を受けておりますので、特に補足が必要な部署のみ、挙手により申し出てください。  補足説明はございませんか。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) それでは、補正予算書4ページの第2表、債務負担行為補正河川改良事業JR橋水上工事委託料の限度額を1億1,059万6,000円追加することについての補足説明をさせていただきます。  お配りしております建設部の説明資料をごらんいただきたいと思います。  まず、1ページをお開きください。  1ページは工事箇所の位置図をつけております。工事箇所につきましては、市島町中竹田地内で、竹田小学校の西側を流れます準用河川水上川を平成26年豪雨災害の復興事業として、社会資本整備総合交付金総合流域防災事業により、平成27年度から河川改修を実施しており、そのJR線路横断部分の拡張工事について、JRへ詳細設計と工事を委託しているものでございます。  次、2ページをお開きください。  この2ページは、計画一般図をつけております。まず、左の平面図につきましては、中央付近で上下に表記しております線が水上川の計画図で、上が上流で下が下流となっております。この中央部から左に図示されております、この河川につきましては、現況の水上川河川となっております。  それと、中央付近の左右に書いておりますのが、JRの線路でございまして、左側が尼崎方面で、右側が福知山方面となっております。  そこで、赤色で着色しておりますところがJRへ工事委託している範囲でございまして、ボックスカルバート6メートルと、その上下流の取り合い護岸16.4メートルの合計22.4メートルを委託しておる箇所でございます。  続いて、3ページをごらんいただきたいと思います。  この3ページは、工事費の工事項目ごとの当初、変更見込みの比較をつけております。まずは、JR協定当初案が、現在協定いたしております事業費で、合計で5億5,301万1,000円で、その右の欄がJR協定の変更見込みの事業費でございまして、合計で6億6,360万7,000円で、その差額の1億1,059万6,000円を今回、債務負担行為の追加補正として計上しているものでございます。  続いて、4ページをお開きいただきたいと思います。  4ページにつきましては、JR協定に関します増額理由についてでございます。その主な理由につきましては、14日の本会議で議案質疑において答弁しましたとおりでございますので、省略させていただきたいと思います。  その下の次に、増額となります主な工事項目ごとの御説明をさせていただきたいと思います。  最初に、ボックスカルバート工でございます。1つ目に、薬液注入、止水対策でございますが、当現場は地下水位が高いために、薬液注入により止水対策を講ずるもので、その際に地盤の膨張や地下水圧の上昇が起こり、線路の軌道に変化が発生するおそれがあることから、異常を来した際には、復旧作業は電車が運行しない時間帯を確保しなければならない。そのために昼間施工から夜間施工としたことにより増額となる見込みでございます。  また、薬液注入の範囲は、当初底盤のみの施工でございましたが、側部も必要となったことにより増額を見込んでおります。  この図面につきましては、6ページの図面①をごらんいただきたいと思います。  当初が水色で着色しております範囲でございまして、今回、赤色で着色した範囲を追加するものでございます。  4ページに戻っていただきまして、2つ目に土留壁につきましてでございますが、線路の盛土部分の土留が必要となりましたことで増額を見込んでおります。この図面につきましては、7ページの画面②をごらんいただきたいと思います。この赤色で着色しておりますL型の土留壁を追加するものでございます。  次に、4ページに戻っていただきまして、3つ目でございますが、線路下の掘削についてでございます。当初は昼間施工といたしておりましたが、掘削時に重機が工事桁に接触するなど線路に影響が出る可能性があるために、工事桁から2メートル、いわゆる線路の中心から5メートルの程度で範囲を夜間施工としたことにより増額を見込んでおるものでございます。図面につきましては、8ページの図面3をごらんいただきたいと思います。赤色で着色した範囲を夜間施工とするものでございます。  4ページに戻っていただきまして、次に、工事桁架設撤去工でございます。  1つ目に、工事桁を支持します7メートルの鋼管杭4本を打ち込むわけでございますが、鋼管杭打設位置の上空に架空線がございまして、1本の杭で打ち込むことができず、鋼管杭を細かく溶接してつなぐ工法に変更したことにより、増額を見込んでおるところでございます。図面につきましては、9ページの④をごらんいただきたいと思います。図示しております4本の鋼管杭のうち、赤色で着色しております上流側の2本につきまして、上空に架空線があるということで、細かく溶接して継ぐ工法に変更したものでございます。  続いて、2つ目の工事桁撤去につきましてでございますが、工事桁撤去に伴う準備作業の受け桁設置、また基礎コンクリートの設置なども夜間作業に変更したことにより増額を見込んでおります。図面につきましては、10ページ、図面5をごらんいただきたいと思います。赤色で着色しております受け桁と基礎コンクリートを表記しております。  続いて5ページをごらんいただきたいと思います。  次に、仮設工でございます。工事箇所に接近します住居がありまして、夜間工事の照明や騒音への配慮のために、高さ3メートル、延長にして62.6メートルの防護壁を追加することにより増額を見込んでおります。図面につきましては11ページの図面6をごらんいただきたいと思います。右上のところの木二(芦田)と表記しております。そこら辺の施工ヤードの赤色でちょっと見にくいんですけども、赤色で着色しております箇所に防護壁を追加するものでございます。  次に、5ページに戻っていただきまして、保安監視工でございます。夜間作業は保安体制の単価が上がりますもので、各工種で夜間工事がふえたことにより増額を見込んでおるところでございます。  最後に、工事付帯でございますが、工事費の増額と、今回、工期延期に伴いまして施工監理業務費の増加を見込んでおります。  以上のように、一部工事を追加したこと、また、旅客の安全確保のために昼間施工から夜間施工としたことにより増額を見込んでおります。  わかりにくい説明ではございますが、以上で補足説明とさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 説明は終わりました。特にここで質問はありますか。
     垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 4ページですけども、これはJRコンサルに委託されておると思うんですけれども、工事桁下の掘削余裕高が十分に確保できないことやということを言われていますけれども、線路が下がったわけでもない。線路の高さを変えへん、河川の縦断勾配は初めから決まっておることであって、こんなこと初めからわかっとることやないですか。今回わかるようなことではないと思いますよ。  それと、線路下の掘削、これ夜間やるほうが危ないでしょう。私はそう思いますよ。誘導員が、監視員がおって、列車が通るときには工事はストップですわ、JRは。そんなもん夜やれば、余計危ないんじゃないですか。  それと、こんなもん1億円も詳細設計、最初に予備設計やっといて、それで今回、詳細設計やったら、こういうことは1億円もふえるようなんが出てきましたというような話ね、こんなもんJRコンサルがやられておって、こんなこと考えられんことですわ、私から言うたら。川の高さも変わってない、線路の高さも変わっていない中で、線路の下の掘削高がなくなりましたいうて、そんな私には理解でけへんのですけど、そこらどうなんですか。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まず、1点目のJRコンサルが事前にわかっていたことではないかという今回の変更箇所の線路下の掘削の関係でございますが、まず、予備設計におきましては、そういった詳細な図面を引いたわけでもございませんので、今回の詳細な設計において、詳細な図面を引いた中で、そういった離隔が十分とれない、やはり危険であるという判断の中で、今回夜間施工とさせていただいたところでございます。  あと、掘削工事は夜間施工のほうが危険だということの御指摘でございますが、これにつきましても、十分JR側と今回詳細設計をもとに協議した中で、夜間施工のほうが安全であろう、やはり第一が利用客の安全確保という観点から協議させていただいて、夜間施工となったところでございます。  あと、詳細設計でこういった大きな1億円からの補正が出たというところでございますが、これはJRコンサルの従来からの経験から十分算定できたものではないかというところでございますが、これも1点目と同じように、やはり予備設計の段階におきましては、工法の選定だとか、構造物の選定、また測量、地質調査までしか行っておりませんので、詳細な数量を拾い上げての積算までは行っておりませんので、今回、詳細設計と工事を合わせての協定を行っておる関係上、こういった大きな差が出たものでございます。 ○委員長(前川豊市君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 予備設計の段階で河川の計画は市が入れとんでしょう。そうでしょう。高さはわかってますわね。線路の高さを変えたわけじゃないでしょう。何がわからんことがあるのや。初めから決まっとることじゃないか。そんなもん詳細設計であろうが予備設計であろうが、予備設計の段階で必ずわかっとることですよ。そうでしょう。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 予備設計の段階で必ずわかっておるべきことやという御指摘でございます。河川の縦断、高さ等も市のほうで決定しておりますし、JRの軌道の高さというのも変更はございません。ただ、何度も申し上げますが、そういった箇所については、縦断、高さ等は変わっておりませんが、詳細なやはり総事業費という事業の積算につきましては、ほかの工事箇所も関係しておりますので、そういった全体の事業費を積算する上では、ちょっと予備設計の業務の中では判断できていなかったということで、コンサル側のほうが類似のJR橋の参考の数値を用いまして、概算の事業費を求めたもので、今回、このような大きな差が出てきたということで、本来ですと、詳細設計と工事を分けて協定するのが通常でございますが、今回の水上川の復興事業におきましては、河川工事のほうが平成27年から平成31年までの5カ年の工事ということで、この河川工事に合わすというところで、JRの協定、JR工事につきましても、平成28年から平成31年までの4年間という工事の制約があったことから、通常でしたら詳細設計と工事を分けて協定するわけですが、今回は詳細設計と工事を一体に協定したもので、こういった概算工事費との差が出たということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) これは債務負担行為の質疑に入ってよろしいんですね。 ○委員長(前川豊市君) いいえ、今の説明の分だけの質疑です。全体のほうはまたかかりますので。今の説明について言ってください。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 本会議でも概要の質疑をしておりましたけれども、今、説明がありましたので、ちょっと技術的なことも含めて。最初に、概算工事費、1億円の今度の債務負担の増額になっておるんですけど、この理由としては、概算工事費を類似のJR橋を参考としてやったと。それで1億円の差が出たと、こういう話なんですけれども、そういうことについての設計のあり方については、市のほうとJRのほうときちっと協議した上で設計に入るんですか。それはお任せなんですか、JRに。それが1点。  もう1点は、図面の2ページです。2ページのちょうど河川とJRの線路との交差のところ、赤いところが今回、変更部分だということなんですけど、これを見てみますと、上流部は図面では、ボックスの話ですよ、ちょうどJR線を越えたところから広がっています。ちょっとラッパ型になっていますね。それ、入り口は上流部、狭いまま、つまり6.2メートル、6,200ミリメートルかな。出口のほう、下流のほうは、これはもう9,200ミリメートル、これって上流部は狭い、下流部は広い、早く下流のほうへ逃げるというのはわかるやけど、上流部で狭いところで詰まるということはないんですか。技術的にはそういうことについては全然想定がないということでしょうかということが2つ目。  もう1点、今の説明にもありましたように、さまざまな安全対策の上で、夜間作業にせざるを得ないというのはよくあることです。ならば、この工事費1億1,000万円の補正予算で、夜間工事によるところの経費の増額は何%ほど、何割を占めているんですか。それをお願いします。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 3点、御質問いただいたと思います。  まず、1点目、今回予備設計との差、あと詳細設計で大きな誤差があったと。全てJR側のコンサルの設計任せなのかというところでございますが、まず、河川工事に伴います鉄道工事といいますのは、いわゆる平成14年のときに、河川工事に起因して生じる鉄道工事についてということの河川局長、国の河川局長、また、道路鉄道局長からの通知等がございまして、河川の管理並びに鉄道の運転保安、及び施工監理の重要性を考慮して、事業者等、鉄道事業者の技術力及び経済性を勘案して鉄道工事を施工するということになっております。  そういったところで、やはり設計時点におきましても、市との協議は続けておりますが、まず、積算につきましては、やはり鉄道工事というものは、安全性や、また、軌道の工事でもありますし、また、鉄道の電気設備の工事も含んでまいりますので、大変専門性が高いという工事で、一般的な歩掛も使えない部分もあったりしますので、そういったところで、やはり行政側としては、積算として判断できない部分も見え隠れしてきておるところはございます。そういったところで、今回、詳細設計でこういった大きな金額の差が出てきたというところで御理解いただきたいと思います。  それと、あと2点につきましては、河川整備課長のほうから御答弁申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 2点目の下流部が広がっておるという点でございますが、ここで河川の縦断勾配を変えております。その関係で、流速が変わるというようなことで、下流部が勾配が緩くなっておる計画にしておりますので、その関係で断面を大きくしておるというようなことでございます。  あと、増額分に対する夜間施工による経費の割合はどうかということでございますが、この分については市のほうでは把握はできておりません。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 説明いただきましたけども、協議はしているけれどという、JRの安全基準、工事基準の違いが当然私もわかりますが、ただ、ここの河川の工事は市がやるわけですから、ここの工事の地盤とか、そういう状況把握は市ができているはずですよね。その場合、やっぱりJRの部分については、強度は全然1.5倍か2倍ほどと、安全対策のためには聞いておるんですけど、そういうことも想定をしながら協議をして、大体の工事費を割り出していくと。最初は想定、概算でしか仕方ないのはわかりますが、もう少し状況をやっぱりきちんと打ち合わせをして、地盤、その他、きちっとわかっておる範囲でやっぱり協議をする必要があったのではないかと思うんですね。その辺ちょっと、どの程度の協議があったか知りませんが、お願いします。  それから、JR橋の下の工事のやり方ですけど、それはそれなりのことがあるんでしょうけど、流れが変わると。それで、気になるのがJR橋の上流部が狭くて、下流部は広いということになると、もう同じ広さであれば問題がないとは思うんですけど、私、素人目かもしれませんが、上流部で狭い分は、そこで何かせきとめる可能性があるんじゃないかと、素人目で見てですよ、ボックスですからわかりませんけど、そういうことじゃなくて、これでJRがよいということなら、それはそれでいいかもしれませんが、それはちょっと違和感を感じましたので。  それから、この理由として、増額の理由としてもちろん工事の中身の違いもあるんですが、夜間作業にしたということで、かなり強調されていますので、その程度が、その理由になるほどの程度なのか、今も話があったように昼間であれば、いろいろ昼間と夜間の違いちゅうのがどれだけあるのか。賃金の割り増しはあるとは思いますけど、その程度だと思うんですけどね。それから照明をつけたりせんなんでしょうけれど、それほど言うほどのことなのかなと思ったんで聞いたんですけど、わからなければまた、我々予算の審議ですから、こういう理由が挙げられるんであれば、こういう夜型作業になったことによって何%ほど膨れていますというようなことぐらいは把握しといてもらいたいなというふうに思います。わかる範囲で答弁お願いします。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 3点、御質問いただいたと思います。  まず、1点目の地盤の関係なんですけども、周辺の河川の工事が市が行っているので、十分周辺についてもわかったんではないかなというところで想定して、わかったんではないかなというところでございますが、今回、予備設計におきましても、今回JR工事箇所につきましては、2点のボーリング調査をしております。そういったところで、やはり箇所、箇所によりましてどうしても違いますし、地下水の高さも違います。今回、工事施工箇所につきましては、地下水が現地盤から50センチメートルでもう水が出てきたということでありますので、相当地下水が高いということで、今回、こういう止水対策ということで薬液の注入工事を行わせていただきましたので、十分、ここまでも想定はできていなかったというところで御理解いただきたいと思います。  続いて、2点目につきましては、河川整備課長のほうから御説明申し上げますが、3点目の夜間と昼間の工事の違い、工事費で何%アップというところまではまだよう確認はしておりませんが、どうしても夜間施工となりますと、終電から始発までということになりますので、やはり3時間から4時間という工事の施工の制限が加えられますので、どうしても工期につきましても、その分、工期も延長してまいります。そうしますと、そういったところの諸経費なども人件費等も膨れ上がってまいりますので、そういったところで工事価格として増額となったというところで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 2点目に上流側に比べて下流側が広くなって、上流側が狭いというようなことで、違和感を感じるということでございましたが、JR橋の下までは、上流から同じ断面でずうっと来る計画にしております。そこから縦断勾配が緩くなるというようなことで、断面を広げておるわけでございますが、河川の流下能力としては同等のものということで、こういう計画にさせていただいております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 技術的なことはよくわかりませんが、私は当該地につきましては、一般的に申しますと、湿田のいわゆる底なし沼であったというようなとこやと私は記憶しております。そういったこともありますので、十分ボーリング調査もされたかと思うんですが、いわゆるJRコンサルの地下水も高いということを十分過去からありますので、そういう調査不足であるということで、JRにも何らかの責任は私はあるんではないかと思いますので、当局、市ばっかり負担を多くする必要もないんではないかと思います。  それから、もう1点、これに関連いたしまして、この図面の上に水上川に架かる橋があるんですが、今のところ工事中で、7月の中ごろには開通するであろうということになっておりますが、実はあそこ、この橋ともう一つの橋が落ちまして、竹田地区の大動脈というのが寸断されました。非常に住民は困っておりまして、この橋が早く開通せんと、非常に不便を感じておるところでございます。こういった工事に関連して、その橋の完成がおくれるようなことはないのか、ちょっとその点をお伺いいたしたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 1点目の渡辺委員の御質問がございました、当地区は昔からの湿田地であって、水もよう湧くところであるということであった。事前にJR側もそこらを判断しておかなければならなかったJRの責任もあったのではないかというところでございますが、その点につきましては、今回、何度も申し上げますが、詳細設計と工事を分けて協定をしておりますと、詳細設計の中でこういった6億6,000万円という事業費が積算できたわけでございまして、それをもって次の工事の協定を結ぶというところですので、今回、予備設計の段階ではなかなかそういったところの責任の所在というところまでは明確にできないかと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。  2点目につきましては、河川整備課長から御説明申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 今現在、県道橋の架けかえ工事をしております。7月中旬にはというようなことでお知らせしておるとおり、今現在では予定どおり供用開始できる予定でございます。 ○委員長(前川豊市君) よろしいか。渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) よろしくお願いします。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) いろいろと出ていますけど、結局はこれ去年でしたか提案された5億円の工事費のときに、多分、20メートルほどで高いなというような話も議会とかで出ていて、その説明の中でJRやから元国鉄ですわね。そのJRの旧国鉄のところの関連の水路とか橋脚の水路等のときは、JR、昭和26年の法律やったと思うんですが、それがそのまま適用されて、市の単独ではなかなかできないような説明を多分受けたと思うんですけども、その確認をさせてもらうのと、それから、そういうことで、そうやったらもうしょうがない面が、理不尽な面はありますけど、しょうがない面もあるのかなとは思います。  それと3ページの詳細設計いうのんが減額になっとんですけど、これは。詳細設計されて、当初よりも減額になっておるのは何でなんかということ。  それから、もう1点が、5ページの仮設工のとこで、「近接する住居があり、夜間工事の照明や騒音への配慮のため」とあるんですけども、騒音は夜間であろうと昼間であろうとあるので、この文言が入っておるのはちょっと違和感を感じるなあということ、その3点をお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 3点の御質問の中の1番目の当初の協定の際の話のところ、ちょっと私ども調べさせていただくということで、お時間をいただきたいと思います。  あと2点の詳細設計の減額と、あと騒音に対します防音壁の関係につきましては、河川整備課長のほうから御説明申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 詳細設計の減額につきましては、詳細設計が昨年度に完了いたしまして、詳細設計業務費の金額が確定いたしましたので、それをその額に減額をしておるものでございます。  騒音につきましては、一応、工事中は騒音がするわけなんですけど、夜間、寝られるときの騒音対策というようなところで、今回、防護壁を追加したということでございます。 ○委員長(前川豊市君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 詳細設計のこと、当初よりも何ぼ終わったさかいといっても減って、それでこのいろんな調べられて、それで増額になっていくのかなと思ったら、これだけ700万円近く減額になっとるさかい、何でなんやろなと思うのが普通やと思いますけども、もうそれ以上言うてもしょうがないことなんで、先ほど言うたように、法律のことを多分調べてもろたら、そういうような説明は前年度多分受けとる思います。そやから市のほうもなかなか言えない面もあるのやとはそこは理解しますので、また調べてもろて、後日でもいいですけど、お願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 1点目につきましては、調べまして、後日、御報告させていただく。書面でもよろしいですか。書面で御報告させていただきますということでよろしくお願いいたしたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 4ページのボックスカルバート工の一番最初に入っている止水対策のところでちょっと御質問させていただきたいんですけれども、止水対策で、これに伴って地下水脈の流れの変化とか、5ページの一番上に「近接する住居等があり」と書いてありますので、この地下水脈が変わったりとかすることがあるのかないのかというのと、それに伴って周辺住居に影響があるのかどうかというのを調査されているのかどうかというのを御質問させていただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 地下水が変わるというようなことで調査されておるかという御質問でございますが、河川工事にも着手した段階から近隣の井戸につきましては、定期的に調査をして、地下水の状況は確認させていただいておるところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 調査されておるということなんですけれども、もしこれに伴う影響ですね、それが出た場合はどういうふうに考えておられるんですか。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 今回の薬液注入工によってそういう現象が起こるというようなことは、今現在では想定しておりませんが、万が一そういうような事態が生じましたら、保障をするというようなことになってくると思います。 ○委員長(前川豊市君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 引き続き調査していただきまして、その保障もよろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 本年3月で議案で出て、協定書をいただいているんですけども、今回の変更は、協定書のどの分によってうちが負担するような格好になるんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 協定書の第8条の工事内容等の変更に基づいて今回、変更協定をさせていただくということになると思います。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 第8条に工事の設計変更及び物価、労賃の変動等書いてあるんですけども、この中に負担のことは書いてないんですけども、協議ということで書いてありますので、さっきいろいろ議員から出ていましたように、JR側の責がないのか、その辺はどうなんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 当初協定をしました予備設計業務につきましては、丹波市が業務発注しましてやったものでございます。それで、経済比較等をする必要がありますので、概算工事費は算出はしたわけですが、今回、JR側で詳細設計をしたことによりまして、こういう増額が生じたというようなことで、JRの負担というようなことにはならないというふうに考えております。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 設計は丹波市がされたということなんですけども、それに基づいてJRも試算して、これで行けるということで協定を結んだんじゃないんですか。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 先ほど来部長が答弁いたしておりますように、予備設計の段階で協定をしたもんですから、予備設計につきましては、工法の選定が主の業務でございまして、その工法をこれにするというような協議はJRとは常に行ってきたわけでございますが、事業費については予備設計で経済比較の表に算出した概算事業費でJRと協定をしたというようなことでございます。その金額についても、JRとは了承されて協定したわけですが、その際に別に覚書というようなことで取り交わしておりまして、その中で概算工事費並びに工期につきましては、詳細設計が完了後、甲乙また協議して変更するものとするというような覚書を取り交わしておりまして、それに基づいて今回、変更をしようとするものでございます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 一番最初から聞いとった予備設計はJRコンサルがしたみたいなことを言うてはったんやけど、今になって丹波市がしたというふうに言われましたけれども、丹波市はどこに発注して、してもらったんでしょうかね。どこのコンサルに頼んで、それはJRの指定するコンサルに発注したんやないかと私は思うんですけど、丹波市本人がすることはまずないと思うので、そこはどうなんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 予備設計業務につきまして、林委員の御質問にお答えいたします。  事業主体は丹波市でございますが、請け負い業者としましては、JR西日本コンサルタンツ株式会社でございます。 ○委員長(前川豊市君) 林委員。 ○委員(林時彦君) だから、もちろんJR側としても、予備設計を自分とこがしたんと一緒やから、まず言うたらね。そんな中で確かに覚書の中でそういうことが書いてあったのだろうけども、その覚書自体も最初の協定書するときには、金額的にJR側もそれで納得していただいとったという話やから、それをよっぽど変えるには、大きな理由がないとあかんと思うし、垣内委員でしたか、それこそ何メートルで5億円いうたら、こんなんめちゃくちゃ高いなという話があった中で、それは十分に余裕を見とるんやというような答弁もあったと思うんです。  だから、それからまた20%もオーバーするということについては、大変難しい判断やし、まあ言うたらJRとの協議とはなっているけども、もうJRから言われたら、こっち側としては、はい、わかりましたしかないのか、いやいやあんたとこのJRのコンサルで設計してもらったんやから、その辺どうですやなというような、そういう協議はできたのか、そこのとこはちょっと聞いておかないかんなと思うのと。それから、鋼管杭の上に架空線があってとかいうて、もう取ってつけたような理由です。予備設計であろうと何であろうと、そのぐらいのことはすぐにわかることやし、こちらからはちゃんと提供してあんねんから、先ほど一番最初に垣内委員が言われた線路も川も縦断は変わっていませんということについては、JR側と協議したというんなら、これは変わってないですよという話はきっちりしておかなきゃいけない。そうか、もう協議はできない、言われっ放しやというんなら、そういうふうに言うてください。  一つ一つのことについて、全部が本当に取ってつけたような話で、これが本当に協議で丹波市側としてはもうしょうがない、みんなわかりましたということで納得されたのか。その辺についても中身についてきちっと精査して、納得されたのかどうか、そこも聞いておきます。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まず、十分協議できたのかというところでございますが、まず、これも国のほうでのいわゆる鉄道事業者のいわゆる費用等の透明性の確保という部分があるかと思います。そういったところで、国のほうも透明性の確保という通知は平成16年に国土交通省河川局の治水課長ほかから通知が出されておりまして、そうしたところの内容としましては、コストを厳しく見直し、効率的に事業を実施していくことが求められている中で、鉄道事業者との協定に基づく工事を行う場合には、工事等の内容及び費用について十分協議、把握するとともに、公共工事の事業実施主体として、当該工事の内容及び費用に関して、透明性を確保する目的として通知されたもの、そういうようなものが通知されたわけでございます。  ただ、その協議の時点におきましては、詳細な設計の積算内訳等が提示されたものではなく、この通知においては最終、出来高の精査において、いわゆる発注先の業者名だとか、出来方の数量、また図面等をもって適正に効率的に実施できとるかというところの判断を行うことであって、協議の段階においては、いわゆるこういった費用的な面についての十分な協議ではなしに、一方的なJRの説明を受けたという状況であります。
     そこで、市側として納得したのかというところについては、そういった説明の上、納得したといいますか、今回協定を結ばせていただいておりますので、そういう事実であるということで御検討いただきたいと思います。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 林委員、答弁漏れの箇所を言ってください。 ○委員(林時彦君) 漏れとるから、もう一遍説明だけしてください。JRのコンサルやから、予備設計ね、それはJR側も予備設計として納得して協定しとるんやから、金額とか現場とかでも、きちっと把握した上で協定しとるんじゃないかと。だから、JRとしては、これだけの増額するのはおかしいんじゃないのかという、そこら辺の責任はないのか。覚書がどんなもんかはっきりわからないと、先ほど課長がちょっと言われたように思いましたけども、特別な事情があってそうなった場合はええけども、このぐらいのこと、今列記されるようなことは、当然、一目見たらわかることやから、川の縦断が変わったとか、そういう特別なものがあったときにはわかりますけれども、何にも変わってないのに、ここまで大きく変えてくるのは、覚書の中でそれで合うとるのかどうか、またJRに言われたらしゃあないかどうかも、そこら辺の話は協議がちゃんとできとるか言うたら、できてへんという話やったけども、JR側の責任はないのかという、そこはどう考えているのか。そういうことは協議いうちゃったかと。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まず、予備設計の段階で十分JR側のコンサルが把握できて、また、詳細についても同じJRコンサルではなかったのかなというところで、十分そういう点で把握できての協定でなかったのかという質問かと思います。  これも何度も同じ返答になって申しわけないんですけども、予備設計の段階において、御承知のとおり詳細な積算を積み上げたものの事業費を出したものではございませんで、詳細設計の段階において、全ての工事の数量等を図面から拾い出し、工事費を今回の変更しようとする増額を見越した工事費を算定したものであって、当初の予備設計における部分でJR側のコンサルに瑕疵があるということは、市としては思ってはございません。協議において、そういうとこも十分協議されたかというところは、先に申し上げましたとおり、今回の工事に当たってのJR側との説明を受けた中で、こういった責任所在の協議まではやっておりません。 ○委員長(前川豊市君) 林委員。 ○委員(林時彦君) 予備設計の資料をちょっと見せてください。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 予備設計につきましては、市の発注でございますので、後刻ということで準備させていただきたい。 ○委員長(前川豊市君) 昼の時間等ででも見せてください。コピーは要りませんので、現物、閲覧だけ。昼の時間等に見せてください。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) させていただきます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにありませんか。質疑にしてくださいよ。意見はあと、審査の中でこれに対する意見は述べていただいて結構ですので、今は説明に対する質疑を求めています。質問を求めています。意見は後で言ってください。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑はありませんね。これで説明に対する質問を終わります。  暫時休憩をいたします。                 休憩 午前10時48分                ───────────                 再開 午前11時00分 ○委員長(前川豊市君) 再開をいたします。  引き続き、当局の補足説明を求めます。補足説明はありませんか。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) それでは、平成27年度から平成29年度に発生いたしました消防団員等公務災害補償に係る事故についての補償費が未払いとなっていた件につきまして、6月14日の議員総会等で説明をさせていただきましたが、資料が整いましたので、再度、説明をさせていただきます。若干、お時間をいただきますが、よろしくお願いいたします。  補正予算書では11ページ、歳入の20款諸収入、5項雑入、1目雑入の4節消防団員等公務災害補償金82万4,000円、歳出におきましては、24ページの9款消防費、1項消防費、2目非常備消防費、1201消防団管理事業、5節災害補償費になります。公務災害補償費として160万円を計上させていただいております。  まず、資料といたしましては、お手元のA3、2枚をとじた資料をごらんください。まず、その1枚目です。消防団員等公務災害補償費一般会計予算執行状況一覧表、括弧書きで平成28年度から平成29年度としている資料をまずごらんください。一番左の列ですが、番号を1番から7番としております。先日、消防団員7名と説明申し上げましたが、その7名の状況を一覧表に整理してお示しをしております。  まず、1番の消防団員Aをごらんください。  その右側に事故発生日は平成27年3月12日、また、その右側には事故発生速報日が、その年の9月17日になっておりますが、その9月17日と申しますのは、消防団員等公務災害補償費等共済基金へ、当該災害の内容を速報として送った日ということでございます。  事故発生状況でございますけれども、そこに記載をしておりますが、建物火災に出動をなさいました。消火活動終了後、ほかの団員が水圧、圧のかかったままホースをポンプ車から取り外しをされたというときに、圧がかかっておりますので、水が強い圧の状態のまま飛び出しまして、そばにおられたAの右肩に強打とありますが、水圧がかかったまま当たったということで、腱を切られるというようなことで、手術も要したというような、少し大きい事故というふうに認識をしております。  それから、その事故発生状況の右側については、診療に要した期間ということで、1年半近くかかったということでございます。  その隣の列から、平成28年度から平成30年度のそれぞれの年の収入額、支出額、支払い先となっております。平成30年度につきましては、予定としております。平成28年度は消防基金から補償金48万8,676円を、収入しておりますが、医療機関等への支払いである支出額がゼロであったということ。それから、平成29年度につきましても、収入額が11万5,568円ありますが、支出額はゼロでございます。平成30年度についてですが、収入として78万2,586円が消防基金のほうから既に入っております。支出につきましては、消防団員のA御自身への支払い1万7,640円から、一番下の社会保険Nということにしておりますが、4万1,160円までの5行に分けて記載をしております。  その隣に行きまして、合計という欄で、平成28年度から平成30年度までの合計額が収入で138万6,830円、支出で140万2,330円となります。  一番右の欄には、事務進捗状況を記載しております。担当課では未払いになっているということを把握しましてから、事態の重大さに鑑みまして、迅速に対応をしております。Aの場合ですと、支払い先、それから消防団員A、これは御本人への支払いということですが、あと病院D、病院Eには、6月15日に支払いをしております。速やかに支払いをするために、この案件の対応当初につきましては、本年度当初予算の中から払っていき、また、必要に応じて流用することやむなしというふうに考えていたところでございます。しかしながら、5月19日に財政課と協議する中で、この案件で必要となった額を明確にすること、また、今年度のこの後の事故等の対応分も必要になることから、今回補正を計上させていただくことといたしました。  議会のほうへの報告につきましては、そのときには補正予算計上の有無にかかわらず、今回の議会の民生常任委員会で報告するように考えていたところでございます。  2番から7番の方についての説明は省きますが、平成30年度の収入予定額、支出予定額の合計額を補正予算額ということで考えております。  一番下の行を見ていただきますと、平成30年度の合計額、収入予定額では82万4,982円、支出予定額では159万9,533円、この額をもとに補正予算に計上をしております。  1枚目については以上でございます。  A3の2枚目の資料をごらんください。2枚目のカラーでしております公務災害発生時フローチャートとしている資料でございます。これにつきましては、消防団員等の公務災害発生時のときの事務手続の流れについて示しております。  まず、左側のほうの図を見ていただきたいのですが、一番上に消防団員等としてございます。それから、真ん中、中ほどに丹波市、それから一番下の左側に医療機関(病院や薬局等)、それから右側に消防団員と公務災害補償費等共済基金ということを示しておりまして、それぞれの事務のやりとりを矢印で1番から11番まで示しております。その番号で示している内容につきましては、また右側の表のほうでも示しておりますので、両方を合わせて見ていただきたいと思います。  まず、1番の受診ということですが、これにつきましては消防団員の方がけが、負傷等なさった場合には、当日に行ければよいのですが、都合により翌日ということもあるかもしれませんが、当日からということで書いております。対応内容につきましては、公務災害である旨を医療機関に伝えて受診をしていただくということです。  それから、次に、2番の事故報告ですが、これも消防団員等から丹波市のほうへ事故報告の書類を出していただくと。  それから次に、3番の災害発生速報ということですが、その事故報告によりまして丹波市から事故内容を消防基金のほうへ報告をするということでございます。  次に、4番の公務上の該当の可否ということで、これは消防基金のほうで、消防基金から公務災害としての認定の可否をしていただいて、市のほうへ連絡があるということで、おおよそ1週間から2週間程度というふうに期間を書いております。  それから、次に5番の公務災害認定通知ということで、公務災害として認定された件につきまして、医療機関に対しまして公務災害の適用通知、公務災害になりましたということを通知するとともに、医療機関からは治療が済んだときに治療費の内訳がわかる療養補償費の内訳書の提出をお願いしたいということで依頼をするものです。それから、消防団員等に対しましては、公務災害の適用になったということを通知いたします。  それから、6番の療養補償費内訳書提出につきましては、医療機関から本人、治癒後治療後に丹波市にその内訳書を提出をしていただくということでございます。ここで医療費の金額が判明するということでございます。  次に、7番で治療費の請求ということで、丹波市からその治療費、医療機関から提出された治療費の全額を消防基金のほうに請求をするという行為でございます。  それから、次に、8番なんですけれども、治療費の支払いということで、括弧して市への入金としておりますが、これは7番で請求いたしますので、消防基金のほうで事務が済みましたら、治療費の支払い、これは市のほうへ支払いをしていただきます。それは請求から2~3週間程度かかっている状況でございます。  それから、次に、9番で請求書の提出依頼ということで、これは丹波市のほうから該当の消防団員等の方に請求書の提出依頼を行います。お金は市のほうへ入っていって、それを医療機関へ直接支払えたら、それで早く済むわけなんですが、あくまでこの請求する権利ということにつきましては、実際に事故に遭われた消防団員等ということになりますので、請求書を該当の団員に、団員等ですが、出してくださいという提出依頼を行います。  そこでなんですが、次に、10番の請求書提出ということで、消防団員の方から速やかに丹波市に請求書を返送していただきたいということにはなるわけなんですが、ここで消防団員等の方については、この公務災害のことについては、基本、市に任せている。また、こっちから請求書を送らせてもらっても、忘れられていて、なかなか返送していただけないというようなことがございます。その請求書の中に消防団員等から補償費の支払いは医療機関に支払いをしてくださいという委任の内容がございますので、どうしてもこの請求書の提出が必要になるというものでございます。  それで、今回の報告しておる案件につきましても、やはりこの請求書の提出がおくれていて、市のほうも頻繁に催促をして、できるだけ早く事務処理をするべきであったかとは思うんですが、なかなかできていなかったということが多々あってございます。  それとあと、⑥で医療補償費の内訳書提出ということがあるんですが、これは医療機関のほうから市のほうへその内訳書を出してもらうんですが、これにつきましても、やはり病院のほうでもたびたびある案件ではないということで、やっぱりその事務がおくれていたり、提出のほうを忘れられていたりするケースもやはりありましたので、今後につきましては、その当該人である消防団員と、また医療機関とも頻繁に連絡をする中で、事務を迅速に終結をさせていくと、1件の事務について終結をさせていくというような取り組みが必要というふうに考えてございます。  これ期間が全体で終結するまでにどれぐらいかかるかというところなんですが、その内容であったり、消防基金の事務の状況にもよりますので、一概には言えませんが、スムーズにいけば2カ月程度でできるのではないかなと、このように考えておりますし、現在、担当課ではそれぐらいの見込みで取り組みをしているところでございます。  このA3の資料については以上でございます。  それから、もう1種類なんですが、A4を2枚、ホチキスとじをした資料がございますので、ごらんいただきたいと思います。  その1枚目なんですが、消防団員等公務災害補償事務の改善についてということで、現在、今後、この事務に特化した項目での改善ということで、担当課のほうでこのように取り組んでいくべきであると考えている内容につきまして、資料につけさせていただいております。  それにつきましては、まず、記から下だけ触れさせていただきますが、まず、1番では、関係職員、担当者、係長、課長等がやはり情報共有を常にしておく必要がある。それができていなかった結果であると捉えておりますので、それぞれの案件のそれぞれの方の個票及び補償金支払いに係るチェックリストをつくると、それで情報共有を図る。それをつづったファイルについては、関係職員がいつでも見られるように、共通の書類保管庫等に保管をして、また、その上で担当者は月1回は課長にその進捗状況を報告をすると、こういう取り組みを進めてまいります。  それから、次、2番ですが、関係職員はやはりそれぞれの案件の進捗状況に応じて、先ほど申し上げたことではありますが、該当の消防団員等、それから医療機関、それから消防基金と緊密に連絡をとって、遅滞なく補償費等の支払いを行うということでございます。  それから、次に、3番に挙げておりますが、事故報告の遅滞、おくれでありますとか、自費や社会保険等による受診をなくするということで、各消防詰所内に制度概要を記載をいたしましたチラシなどを掲示いたしまして、消防団員が詰所へ入られたら目につくというようなことで、制度の周知を図っていきたいと、このように考えてございます。また、チラシのみならず、消防団の幹部会でありますとか、分団等の会議でも説明をさせていただいて、この制度が浸透するように取り組んでいくということを考えてございます。  それから、大きな4番ですが、公務災害補償に係る案件の議会への報告ということで考えておりますのが、まず、①ですが、議会の際の市長の行政報告の際の火災の件数に合わせて人身事故の件数でありますとか、受傷の程度、そういったケースがありましたら、合わせて報告をするということ、それからもう1点、②のほうでは、少し大きい事故で、その事故の程度はどれぐらいで必要と認めるかは、今後の検討ではございますが、必要に応じて民生常任委員会等において報告をするということで、今現在、改善点と、この事務に特化した改善点ということで考えてございます。  以上、報告とさせていただきます。説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) 今、生活環境部長が説明しました裏面のほうを見ていただきたいと思います。今回の事案につきましては、殊、消防団員等の公務災害補償ということにとどまらず、個別の問題ということではなしに、その発生原因を分析する中では、単純に個人の資質によるものと片づけてはおりません。組織的な問題であったというふうに捉えております。また、他の業務でも同様の不適正な事務が起こらないようにするために、重複する部分もございますけれども、再発防止策として考えておるところでございます。  大きく3点に分けて考えております。仕組みやシステムの運用、それから、仕事の進め方に問題があったのではないかと。それから、2番目として、人材育成の観点と申しますのも、採用間もない職員であったというようなところから、こういった人材育成の観点も必要ではないか。また、3番目として、上司と部下との組織的なコミュニケーションの問題等々、この3つの観点から、以下のような継続的に取り組むべき改善をしていきたいというふうに思っております。  1点目につきましては、コンプライアンス基本方針実施計画の再確認と実践ということで、これにつきましては各課それぞれが11の実践項目を立てまして取り組んでおるところでございますが、これについても再度、点検をしていくということで、事務処理のミス防止やリスク回避につなげていきたいというふうに思っております。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 簡単にしてください。詳しくは民生常任委員会とか総務常任委員会とかで説明してください。  企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) わかりました。2番目として、適正な事務処理の確保に向けた各事項の実践ということで、仕事の仕組みの改善、メンター制度面の充実による、若手職員の育成、3番目としてコミュニケーションの充実と見える化の促進、徹底した文書保管、5番目として予算不要額の把握と検証、それから、大きな3番目として、この件につきまして研修を実施するということで、その次のページにつづっております職員研修を実施していきたいというふうに思っております。今回の不適正事務の実情を把握するとともに、そこからの全職員が気づき、学びとることを主眼として、全管理・監督職を対象に計画をしておるところでございます。この結果をまとめまして、先ほど申し上げましたコンプライアンス実施計画のほうにも生かしていきたいというふうに思っております。  以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) 説明は終わりました。私のほうから最初の生活環境部長の説明したA3の一番最初の紙の表で、ここの網かけになっているとこはどういう意味なんですか。そこだけちょっと教えてください。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 網かけの色の分については、まだ支払いができていない、今後速やかに支払いを行っていくという件でございます。  それから、済みません、収入予定額のほうも網かけの分がありますが、これはまだ消防基金のほうから収入されていないという分でございます。 ○委員長(前川豊市君) 説明が終わりました。  これに対する本当の質問だけ、意見等は後で聞きますので。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午前11時24分                ───────────                 再開 午前11時25分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  説明は受けました。質疑はあとの審議の中で関連して質問をさせていただくということにして、補足説明はこれで終わります。  当局、補足説明ほかにありませんね。はい、補足説明終わりました。  これより質疑を行います。質疑につきましては、最初に歳入全般、債務負担行為及び地方債について質疑を行い、そのあと、歳出については款を区切って質疑を行います。  最初に、歳入全般、債務負担行為及び地方債について質疑を行います。予算書を見てください。  質疑はございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 先ほどからこの河川改良事業でいろいろと出ておるんですけども、当局の説明にもありました予備設計、詳細設計も出されておって、今のような変更の理由、ちょっと理解しにくいところもあります。今後JRは、JRの悪口言うんじゃないですけども、自分とこの金じゃないんで、平然と変更も言うてくると思います。だけども、詳細設計、予備、詳細とやられておる中で、十分協議もされておると思います。今後、余りにも無謀というんか、わけのわからん理由で変更増いうのは注意していただきたいなというふうに思います。 ○委員長(前川豊市君) 答弁ありますか。建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今御指摘のとおり、今現在JRとの協定につきましては、依然、まだ不透明なところもあったりします。そういったところで今後はいろいろと十分協議は尽くし、今後、こういうような変更はないとは言えないんですけども、十分な協議を尽くしていきたいと、かように思っておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 9ページなんですけれども、説明を受けたんですけども、地方創生推進交付金の医療ネットワークの分が不採択になって、一番下の県補助金のひょうご地域創生交付金に変わったというような説明を受けたと思うんですけども、この不採択になった理由をお伺いするのと、地方創生推進交付金からひょうご地域創生交付金に変わることによって、何か使い方とか今後のまた交付金のもらい方とかに影響はあるのかお伺いします。 ○委員長(前川豊市君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 今お尋ねの件につきましては、国の地方創生推進交付金の申請を医療介護情報ネットワークの構築の点につきまして、単独で新たに認定申請を先駆的な事業として上げたものではございますが、国のほうで不採択の内示を受けまして、県のほうのひょうご地域創生交付金のほうに申請を振りかえたものでございます。  県のひょうご地域創生交付金は、主に国の採択を漏れたものを優先的に県のほうで推進していこうというものでございますので、医療介護情報ネットワークの構築を兵庫県の創生交付金のほうに申請をしまして、申請がえをしまして、その分をひょうご地域創生交付金のほうで3,450万円を振りかえたものでございます。  何が違うかといいますと、2分の1の補助限度額には変わりがありません。ただ、国のほうの交付金は、あとの2分の1の市の持ち出し分についても財政支援はあるということで聞いております。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 今の最後の分がちょっとわかりにくかったんですけど、2分の1のあとの分がもうちょっとわかりにくかったんで、再度説明をもらうのと、次年度以降、例えば、ネットワークの構築だけじゃなしに、運営の分とかでもまたここから補助をもらえるんですか。
                  (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午前11時31分                ───────────                 再開 午前11時32分 ○委員長(前川豊市君) 再開をいたします。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 2分の1で補助がございまして、その自主財源のほうの2分の1に特別交付税で補助がまた当たるというものは、それは国のほうの制度でございまして、県のほうにはその裏打ちはございません。  なぜ採択にならなかったかというところにつきましては、先駆性について、まだ少し採択には及ばなかったというところだったと思っております。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) ひょうご地域創生交付金のほうは、今後のネットワークの運営のほうにはあと続けて補助をいただけるんですか。 ○委員長(前川豊市君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 兵庫県のほうにおきましては、今現在は構築費の1年度について申請を上げておりますけれども、今後NPOの運営費等は、今現在の県のほうの対象には入れておりません。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 今ちょっと続きですけども、ひょうご地域創生交付金のこの間、新聞にも載っていましたから、兵庫県のホームページ等で見てみますと、今、言われとる国のほうが3,450万円不採択やったから、その分がそのままこっち側へ県補助金という形で3,450万円上がっておるんですけども、このホームページ、新聞に出て、そのときのホームページを見させてもらったときでは、医療介護連携事業というところで、両方で約6,800万円ちょっとが上がっています。これはまだ、聞いたところによると、決定ではないというような、ここからまた削られるような感じを聞いたんやけど、これを見たら、6,900万円の分の半額、2分の1の3,450万円が上がっとんですけど、本当にそれだけ入りますかということと、それから、いろんな補正予算の説明で、国の地方創生のんで不採択というのがいっぱいあったんです。それを、これだけやなしにあったんですけども、それはほかも全部、そしたら市単独事業でやるつもりなのか。市単独事業でやれるようになったら、財源はどのように考えておられるのかということをお聞きします。 ○委員長(前川豊市君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 新聞等で発表になりましたものについては、現在内示を受けておる状況でございます。今回、補正で対応させていただいておりますものの総事業費が1億5,000万円ということで、枠いっぱいを上げさせていただいておりますけれども、今、内示では1億2,100万円程度の内示を受けております。これも内示ですので、今後、交付決定がございましたら、また、いずれかのタイミングでの補正をかけていくべきであるというふうに考えておりまして、まだ内示額の段階でございます。  それと、それ以外のところ、県の交付金が当たらないものにつきましては、今回、全て補正で落とさせていただいております。くくっておりますけれども、その中に細かい事業がたくさんございまして、丹(まごころ)の里創生総合戦略でも県の推進交付金を充ててやっていく事業もたくさん上げておりましたけれども、医療ネットワークのほうに振りかえましたので、その分については単費で実施する予定でございます。 ○委員長(前川豊市君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 説明は一通りしてもろたんですけども、これどうやったんね、不採択、不採択いうていろいろ補正予算の説明で聞いたんは、県だけやなしに国のんもようけ不採択いうてマイナスになっとんの聞いたん違うかったんかいな。そこら辺、国の分で不採択になって、県の独自のその分はあるんやけど、それで、県のほうのひょうご地域創生交付金のんで、大体それである程度地元も、市も負担せないかんけど、クリアできるんですか、計画されておった分は。国に申請された分で不採択になった分をまた兵庫県のほうにされて上がってますわな。それはほとんどもうそれでクリアできとるんですか、当初の計画と。 ○委員長(前川豊市君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 国の地方創生推進交付金を申請して、申請がかなわなかったものは、今説明申し上げました医療介護情報ネットワークの分、1件のみでございます。その分を歳入の9ページの衛生費国庫補助金の保健衛生費補助金で3,450万円減額をさせていただいており、その分を県に振りかえて、県支出金のほうに計上させていただいているものでございます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 債務負担のとこですけども、先ほど資料を見せてくださいと言うた分は、昼からには間に合うんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 昼の時間にと言うています。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 最後で全体で質疑はあります。  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、歳入全般、債務負担行為及び地方債についての質疑を終結いたします。  次に、歳出について質疑を行います。  まず、第1款議会費及び第2款総務費の質疑を行います。  質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 本会議でも質問が出とったんですけども、総務費の14ページのメディアプロモーション業務委託料の400万円の減額です。そして、丹(まごころ)の里活性化推進事業負担金のほうに400万円になったという分ですけども、シティプロモーション推進事業のほうは、当初予算で国庫補助金のほうで1,500万円の予算が組まれておりました。そして今回、丹(まごころ)の里活性化推進事業負担金のほうは一般財源で400万円をされとるわけですね。それは国庫補助金のほうを今、減額をする必要が、なぜ減額をされたのか。国のほうであかん言われてなのか、国庫補助金を減額して一般財源で味覚フェアですか、その分をするのにどういうふうなことでそうなったのか、もう一遍ちょっとお聞きします。 ○委員長(前川豊市君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) こちらは3市連携のほうの交付金の中に入っておりまして、この分については減額はしておりませんので、現在のところ申請中のところであります。国庫補助金を減額したということではなく、補助金のほうは減額はしておりません。 ○委員長(前川豊市君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) そしたら、これは何が減額してあるの。これ書いてあるのは、メディアプロモーション業務委託料が400万円の減額になってんねんやけど、これは国庫補助の分ではないということは、これは市単費の計画やったんですか。 ○委員長(前川豊市君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) メディアプロモーションの業務委託料は400万円減額にしておりますが、丹(まごころ)の里活性化推進事業負担金のほうで400万円増額しておりますので、歳出としては変更ございませんので、国庫補助金についても歳入側では特段補正はかけていないところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 今のは歳出は科目は変わっているけども、項目は変わっているけど、入ってくる歳入、国庫補助は変わっていないので、減額していないと、そういう説明ですか。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) はい。 ○委員長(前川豊市君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 当初予算書でシティプロモーション推進事業の説明のところ0613で、それの13委託料というところで、1,500万円あるわけです。これは国庫補助です。補正予算も0613で400万円減額してあるんですわ。それで、今度19のところの丹(まごころ)の里活性化推進事業負担金の分で、これは市の単費で400万円組むと説明されたわけで、最初の、今そう言われて私、わからへんねんけども、400万円減額されとるのは、国庫補助の分が減額になっておるんではないの。それは違うんですか、ほなら。 ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午前11時42分                ───────────                 再開 午前11時44分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) ただいまの件でございますが、地方創生の交付金の対象事業の枠の中で、今回歳出は名称が変わっておりますけども、その同じ枠の中で事業を400万円分振りかえたという理解でお願いしたいと思います。どちらも補助対象事業として位置づけられておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 確か説明で市の一般財源というふうな説明はなかったかいね、400万円。これちょうど補正予算の13ページには、その他のとこで410万円上がっているからね、と思うんですけども。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時45分                ───────────                 再開 午前11時47分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 本会議の中で、私のほうから補足説明を申し上げた内容を申し上げますと、まず、この14ページ、6目の企画費の0613シティプロモーション推進事業で、味覚フェアに文化・歴史を融合させ、市内の生産地をめぐり、収穫体験や加工体験ができるイベントの実施にかかる経費400万円を味覚フェア実行委員会の母体組織である丹(まごころ)の里活性化協議会に負担金として支出するため、予算の組み替えを行いますという説明で申し上げております。  多分一般財源で振りかえたというのは、今回の国のほうの地方創生交付金で3,450万円の減額がありましたので、そのために全てその分を県のほうから措置するために、もともと予算上は県の交付金対象として上げておりました事業、それを3,450万円分減額をしております。その減額した分の財源として一般財源で対応したという趣旨は申し上げたかと思いますんで、そういった点での説明だったということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 今の14ページ、メディアプロモーション業務委託料、本会議の質問と今もあったんですが、これ実際はシティプロモーションの委託料1,500万円で、委託をするということなんですけど、それ委託はされたんでしょうか。400万円削った訳で1,100万円で委託をすると。どこでどうするかということについて、具体的に内容はわかっているんですか。どこに委託しようとしているか。もし委託が終わっておれば、具体的な内容を資料で示していただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 現在、今400万円の想定の部分の業務を外した分で公募型プロポーザルにおいて今、公募をしている段階でございます。現在募集中でございます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) それはそれで委託はこれからだということですけども、次に、15ページ、ちょっと済みません。一緒に言うといたらよかったんですけど、15ページの総務費の分野で復興推進費、これ100万円の新たに地域イベントの事業補助金になっています。これはその他財源で見ると、国県外の補助金になって、その他財源です。これは名前は長寿社会づくりソフト事業交付金、説明があったと思うんやけど、当初に。しかし、歳出のほうの説明では地域イベント事業補助金の100万円と、これの関係、ちょっと説明いただけますか。 ○委員長(前川豊市君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(足立良二君) 歳出側の地域イベント事業補助金100万円につきましては、8月に予定をいたしております復興の周年イベントで、より充実するためにこの補助金を申請をしておりましたところ、交付の内示があったというところで補正を上げさせていただいているところでございます。  先ほどありますように、この長寿社会づくりソフト事業費の交付金につきましては、公益財団法人の地域社会振興財団というところの財源を活用させていただいて、この復興のイベントのほうに活用するというところで、若干、その歳入の補助対象メニューと、歳出側の執行上の事業の名称が違うというところだけでございまして、うまく財源を活用させていただいているということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 多分市島地域の地域復興の分やと思います。名前が長寿社会づくりソフト事業ですから、ソフトいうのは、これはイベントはソフトになるというのは、それはその中の制度でそう当てはめられるんでしょうけれど、長寿社会づくりソフト事業というのは、ちょっとイベントが具体的にどんなもんや、今、復興のイベントやということですけども、実際はどんな内容になっているんですか。このソフト事業に合うような内容になっているかどうか、具体的に説明をしてもらいたいと思います。できたら資料も欲しいと思います。 ○委員長(前川豊市君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(足立良二君) この表題が長寿社会づくりソフト事業費交付金ではございますが、さらに、その区分の中に、健やかコミュニティモデル地区育成事業という事業名になってございます。そういったところの事業メニューに応募したというところでございます。  そして、その復興の事業の現在考えております事業メニューにつきまして、まだ詳細には決定をしておりません。ただ、事務局レベル、内部で検討している資料でよろしければ提出は可能でございます。ですので、まだ確定したものではないということで御理解をいただきたいと思いますが、ただ、当初予算の中でシンポジウムとパネルディスカッション、また、芝生広場のほうで屋外イベントを予定をしておりましたけれども、さらに、この100万円によりまして、被災地間の交流演劇会ということを、この申請をする中で応募して決定をしております。そういう山古志木籠ふるさと会と丹波市の被災を受けた人情アマチュア劇団丹波栗とがコラボといいますか、一緒に演劇をすることによって、その復興から、より一層、一緒に立ち上がっていこうと、復興から立ち上がるようなイベントを目指して取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 14ページのがんばる地域応援事業です。ある程度説明はいただいて、商品開発とか、シニア人材の育成ということなんですけど、ちょっと調べてみると、丹波新次元2つの経済プロジェクトとして発表されている事業のことなのかなと思ってはいるんですが、もう少し具体的にどういうことをして、どういうことを目的、どういう成果を得ようとされているのかお伺いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 理事。 ○理事(余田一幸君) ざっくりと具体的に言いますと、現在、シティプロモーションのほうで支援事業を募集しております。応募型と提案型とあるんですが、全般的に御高齢の方のグループなんかの応募が少ない、全般的に。丹波市全体では3人にお1人がもう高齢者ですので、その支援事業の数値目標を持って進めている中では、今後、より高齢者の方の参加を促したいというのが一つの基盤にあることでして、そのためにコミュニティビジネス、要はそれを使ったというのは、都市との交流とか、そういう事業も含めて、コミュニティビジネス、いわゆる有償でやりましょうよと、やっているよ、やっているよだけの盛り上がり感では続きませんので、適正な利益を取ってそういう取り組みを進めましょうと。  ついては、最終的には支援事業にぜひ応募をその勢いでしてほしいなというとこを狙うために、一つはアドバイザーとか入れながら、ワークショップで、例えば既存の都市と農村交流をもう少し有償化するためにはどうして進めていったらいいか、あるいは遊休農地とか、森林とかの活用をどういうふうに取り組んでいけばいいか、あるいは現にやっておられる商品、これも単純に商品ですけど、パッケージを改良したりとか、動画プロモーションをしたりとかというのをワークショップ形式でやっていきたい。あわせてニューメディア、インスタグラムとかフェイスブックとか、ちょっと高齢の方が苦手な分野も一緒に伴走型で進めて顧客化を図りたい、こういうことでございます。 ○委員長(前川豊市君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) ということは、今から起こそうとしている事業と考えてよろしいですか。つまり今から公募をかけて起こそうとしているのか、具体的にどこかでそういうことをやりたいという人たちがいらっしゃることが前提なのか、それはどちらなんでしょう。 ○委員長(前川豊市君) 理事。 ○理事(余田一幸君) 今から新聞折り込み等で公募して進めていきたい、かように考えております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 13ページの0201文書管理事業の中の13番の委託料の部分で、庁舎間の連絡便運行委託料というのが減額されております。これについては、4月13日の総務常任委員会で庁舎間の連絡業務についての説明が行われておりまして、その資料の中では、6月補正で対応するというふうに書かれております。それが、この0201の中の作業員、それから燃料費等で組まれている金額であれば、そのトータル金額と、それから減額される479万2,000円との差額という部分はどういうふうに捉えたらいいか説明をお願いします。 ○委員長(前川豊市君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) この件につきましては、4月13日の総務常任委員会に報告いたしました庁舎間連絡便の運行業務で積算誤りによりまして入札無効として、結果、直営でするというような格好での予算編成をさせていただいております。既に4月から直営で臨時職を雇用しておりまして、4月から6月分については予算流用で対応し、7月以降分については、この補正予算するという考え方でございます。細かい数字につきましては、総務課長のほうから御報告申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 総務課長。 ○総務課長(谷川富寿君) ただいまの質問でございますが、予算のほうでは委託料479万2,000円、債務負担の分で委託料を減額をいたしております。当初534万3,000円、55万1,000円の4月から6月までの必要経費を利用いたしまして減額をいたしております。  実際にこの減額によりまして、直営という形になりますが、その直営によりまして実際に必要な経費というのが、今現在のところ約250万円前後というような形になっております。当初の予算では、この予算どおり534万3,000円ということでしたけれども、実際直営で250万円の必要経費を計上しているというような形になります。
    ○委員長(前川豊市君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 今の説明を聞きますと、委託で出すよりも直営でやったほうが半額で済むというような説明のように捉えられるんですけども、その辺はどのようにされますか。 ○委員長(前川豊市君) 総務課長。 ○総務課長(谷川富寿君) この件につきましては、今単純に比較いたしますと、直営のほうが安価というふうに見られるんですけれども、丹波市、合併以降、業者のほうに委託をしまして、信書便事業、いわゆる総務省、国の総務大臣の許可を得まして、この運行について信用のおける業者に委託をするということで、総務大臣の許可を得ましたら、秘密の保護とか、あるいは遂行する能力、遂行上の適切な計画、そのあたり3点の必要な要件がございまして、それによって庁舎間連絡便の安全な運行についての確保が担保できるということで、このいわゆる連絡便業務については、信書便事業に当然したほうが市としては安全な運行ができるということで、続けてきた経過があります。  実際、直営でやっておりますと、もし臨時職員の方が休暇をとられた場合とか、そういった場合に、職員が直接当たっていくというような形になりますので、そのあたりのデメリットが出てくるという中では、来年についてはそのあたりのことも検討しながら、この信書便事業、庁舎間連絡事業について委託に向けた検討をしてまいりたいというふうには考えております。 ○委員長(前川豊市君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 若干、補足申し上げますと、今回は債務負担行為として額が上がっておりますので、設計ベースであったと。入札によって幾らか当然減額が見込まれていたのと違ってくるのと、もう1点は、車を準備していただくという中での減価償却等の費用が、そこには含まれておりませんので、その差がどれだけ縮まるかということで、最終的な判断はしていきたいと思っております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、1款議会費及び2款総務費の質疑を終結いたします。  暫時休憩をいたします。                 休憩 午後0時02分                ───────────                 再開 午後1時00分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  質疑を続けます。  次に3款民生費及び4款衛生費の質疑を行います。  質疑はございませんか。ページで16から18までです。  ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑はないようですので、3款民生費及び4款衛生費の質疑を終結いたします。  次に、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費の質疑を行います。  質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) これ本会議の説明を受けたんですけど、もう一遍もうちょっと詳しく19ページの農地費のことについて基盤整備事業の減額について、パイプラインのことで延期ということで、あと国庫補助が平成30年に変更があるとか、地域で取り下げられたとかいうような説明はあったと思うんですけども、もう一遍説明をお願いしたいと思うんですけど。 ○委員長(前川豊市君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) ただいまの御質問は、農地費の基盤整備事業の調査費の減額についてだと思います。これにつきましては、平成28年度から青垣地域の東芦田地区で、その基盤整備事業、いわゆるパイプラインと、それから暗渠排水事業、これにつきましてもう少し改善をしたいという御相談をいただきまして、その事業に取り組んでまいりました。  そのときにつきましては、現在進めております人・農地プランの策定であるとか、農地の集約化、あるいは認定農業者、あるいは地域の担い手農業者への集積、こういうものが条件となっておりましたが、それに加えて平成30年度に国の事業が変わりまして、要件が加算することになりました。その要件を満たすには今の現状では、地域ではなかなかクリアできないということになりまして、平成30年の3月の地域の総会におきまして、現在はまだ早い、もう少し待って事業を延期したいという旨の申し出がございましたので、丹波市として事業につきましては延伸をしたいと考えまして、今回、予算の減額を申し出た事情がございます。 ○委員長(前川豊市君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) わかりました。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。 広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 同じ19ページです。農業振興費の一番最後のところの80万円の減額になっているんですけども、予算の242ページの予算を上げておられるのも80万円ということでなっていて、全然使われていない状況です。この補助金は結構たくさんの該当の事業があったと思うんですけど、なぜ使われていないのかお聞きします。 ○委員長(前川豊市君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) この80万円の減額につきましては、本来、市の補助事業を使ってそれぞれ法人化をされる農家の皆さんに支援をしようと思っておりましたが、国の制度を借りまして、国から直接農家へ支援される制度に変わりました。よって、丹波市の予算を通ることなく農家へ渡ることになりましたので、その金額を通させていただきました。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 同じ19ページの1303の生産調整推進事業の19にあります再生協議会助成金という増額の240万円、当初では1,665万1,000円の当初予算があったと思いますけども、急にまだこの240万円増額する理由というのは何かあったんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 当初、1,600万円以上の予算を積んでおります。これにつきましては、再生協議会の運営費と、それから丹波市の特産物であります丹波大納言小豆、これの生産拡大をしようというつもりで予算を立てております。今回、予算を補正で計上させていただきましたのは、面積を拡大しながら、まだ収量が上がってこない実態がございますので、収量を上げられた農家の皆さんには奨励的に交付金を持ち出したいということで、兵庫県と丹波市、2分の1ずつ負担をしまして、農家への支援をしたいということで今回上げさせていただきました。これまでは生産面積の拡大のみに行ってきましたが、収量拡大、収量の増産を目指すといったことでございます。 ○委員長(前川豊市君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) それについての品目とは、限定された形の品目になるんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 品目につきましては小豆のみです。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、6款農林水産業費、7款商工費及び8款土木費の質疑を終結いたします。  次に、9款消防費、24ページの質疑を行います。  質疑はございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 先ほどの資料の説明だけ1点お願いします。  A3横長の資料1ですけども、説明いただいた中で、事故発生日と事故発生速報日を聞いたんですけども、この間の市への報告日をそれぞれお教えいただけますか。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 少々確認いたします。 ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時08分                ───────────                 再開 午後1時09分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 担当課長のほうから答弁をいたします。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほどの報告があった日時のことでございますが、今現在、速報を受けた日を入れさせていただいております。実際に速報を送らせていただいた、その前日とは言いませんが、近い日で、今、それを受けているものと考えております。今ちょっと手元のほうで具体的にいつくらしの安全課のほうでそれを認識したかという日については、今のところ把握はしておりませんが、基金に対して送付をさせていただいた日、それの近い日に報告を具体的には受けているというふうに考えております。  なお、実際にけががあったということの認識はあったと思っております。ただ、報告書が上がってきた日が若干それよりもおくれてきているという部分については、御了解いただきたいというふうに思っております。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 後刻で結構ですので、教えてもらえますか。 ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午後1時10分                ───────────                 再開 午後1時10分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) それでは、後刻報告をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) その報告の際、例えばフローチャートで言えば②が市への報告の日です。それから、市から③が共済基金に報告した、このずれを確認したいというか、そのようにしたいと思いますので、その辺、書類の整った部分と、単なる口頭で連絡があった分とあるんですけど、その辺も詳しく報告してください。それは後刻ですね。  ほかにございませんか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 同じ書類です。A3の横向け、まず1つ目が下から2番目、6番の件です。乗用車ということなんですが、自賠責からの支払いはなかったのか。なかったのであれば、なぜなかったのか。もし自賠責からの支払いがあったんであれば、消防基金からの支払いとダブることは起きないのかというのがまず1点です。  2つ目がA4の改善についてというところの3つ目に、団員への周知が詰所等に掲示するということで書いてもらっておりますが、団員等には民間協力者も含まれていますが、こういった団員以外の方への周知はどのように考えておられるのか。  3つ目が、同じA4の資料の中に、関係職員という言葉が何度か入ってまいります。この関係職員の中にまちづくり部の所管である支所長、あるいは支所の係長、地区主任、そういったところも含まれているとは思いますが、どうなのか。  最後に、4つ目です。今回のこの案件の該当の団員には既にそういった話は行っているとは思いますが、幹部等への周知も必要かと思いますが、幹部会議はいつ行われたのか。  以上、4点、お願いします。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) まず、1点目の6番の方が、相手の車の自賠責を使われたかどうかということにつきましては、今、手元では把握してございませんので、後刻確認した上で、報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それから、2番目の民間協力者の方への周知ということにつきましては、詰所に張るチラシの中でも、民間協力者の方についても言及をしていきたいと、このように考えております。  それから、幹部会議等でも、民間協力者の方にもし負傷があった場合にも該当になるということを周知、浸透を図ってまいります。今のところはそういったところでございます。  それから、次に3番の関係職員ということで、関係職員と事務の改善についての中で上げさせていただいておりますのは、この関係職員と申しますのは、くらしの安全課においての公務災害補償事務の関係する担当者、係長、課長等ということを想定をしております。  ただし、当然、支所、支所長、それから地区主任等とは連携を密にとっていく必要があると考えてございます。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) それから、4番目の御質問で、幹部会議につきましては、今のところ未定ではございますが、御承知のように、今度7月1日に市の操法大会がございます。また、その準備ということで前日にも幹部の方とお出会いをいたしますので、その場で日程について協議をさせていただきたいと思います。  それと、幹部の方にはこの案件につきましては、メールで一旦お知らせをしとくんやね。 ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午後1時15分                ───────────                 再開 午後1時15分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) メールでお知らせというのは私の思い違いでございました。どうも済みません。近いうちに先ほど申し上げたように、市の操法大会もございますので、その準備等の中でも幹部会議の日程について協議をさせていただきたいと、このように考えてございます。 ○委員長(前川豊市君) 自賠責のほうはいつになったら報告できますか。採決までにできるんですか、報告は。  生活環境部長
    生活環境部長(大野剛君) 担当課、事務所のほうで確認をしてまいります。後ほどこの件については再度、答弁をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 1番につきましては、できるだけ早いうちにお願いをいたします。  2番、民生常任委員会でも私、言うたかもしれないんですが、実際、現場で団員以外の方のけがも、私もことしになってからも見ておりますので、自己負担をせえへんとか、そういったところ、こういう補償もできるというふうなところ、民間の協力者の方についても周知をしていただきたいと思います。  関係職員の件については、それでいいと思いますが、これも常任委員会で言いましたように、支所の担当職員との連絡は十分密にとっていただきたいと思います。  それと、最後の幹部会への件ですが、今度の操法の準備の日にというようなことも今聞いていますが、実際、幹部は非常に不審に思っております。実際、私も電話を受けたんですけども、メールでもまだいってないということなんですが、やはり早くこういうことが起きたんやということは、けがをされた本人もそうですけども、やっぱり団を預かっている団長、筆頭専任副団長あたりまでは、やっぱりいち早く伝えるのが、僕は当然のことじゃないかなと思うんですが、この4番の件に関してだけ答弁いただいたら結構かと思います。お願いします。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 4番の件なんですが、先ほどちょっと私の勘違いで申しわけございませんでした。団長、それから専任副団長のほうには担当課のほうから出向いて説明をしているというところでございます。委員の御意見のとおりかと考えてございます。できるだけ早いうちに幹部の方にお知らせをして、また、今後のことについて周知を図ってまいりたいと、このように考えております。御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 消防団員の公務災害補償費の中の山南支団の消防団員Aの件ですが、けがは3月12日になっています。それで、診てもらわれたんが5月となっているんです。その間2カ月ほどあるんですけど、何か腱が切れたような話やったんですけど、その間の2カ月間余りのことはどうなっているんかなと思ったり。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 事故の発生したのが3月と、それから事故の発生速報日、消防基金のほうへ速報で送ったのが9月ということで、ここで6カ月ぐらいのずれが出ているということで、最初はこの方、公務災害に該当するということが、その方御自身もわからなかったということで、そのときにこちらの担当課がどう把握しとったかというのは、ちょっとわかりかねる部分があるんですが、自費で受診をされまして、治療をされていたということでございます。 ○委員長(前川豊市君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 2カ月間という公務災害に認定されなかったというか、自分がされへんと思ってされとったということなんですけど、病院には行かれていると思うんです。その2カ月間、自分で病院に行かれとったことは。その日に。         (「治療期間の話や。その差や」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 事故発生日から診療期間の最初の日までの間があき過ぎとるんやないかと。  大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) そうです。その期間が補償になれへんの違うかと自分が判断してされたと今お聞きしたんですが、これ実際に建物火災で出動されていたということですよね。そしたら、その2カ月間はそのまま何か、まあ言うたらほかされとったいうたらおかしいけど。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 私の手元に持っております資料によりますと、その受診日が一番早い日が平成27年の5月1日ということになってございます。ですので、大変申しわけないんですが、その間、自費で受けられていたかどうかいうのは、資料で見る限りではちょっと把握ができていないということなんです。 ○委員長(前川豊市君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) 3回目ですけど。でも2カ月間それが全然わからないということは絶対ないと思うんです。そのままにしとったというのは、ちょっと問題があるん違うかなと思ったりするんですが。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) そうです。確かにおっしゃるとおり、もし2カ月間放置というようなことではないかとは思うんですけれども、あくまで、大変申しわけないんですが、今回調査する中で、課長も同じことかとは思うんですが、私の手元で持っている資料の中では、受診日が平成27年5月1日が一番早い日となっております。ちょっとまた課長が戻ってまいりましたら、詳細の資料を持っておるかと思いますので、再度お答えをしたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) これね、この間聞いたときに、あの金額のんだけもろて、当然あのときこれも出すべきやとあのときも言うたんですけども、これあれから団員のずうっと7人の経過を書いてあるんですけども、今の部長の答弁とかなんかやったら、あれからわからへんことばっかりやから、この7人の人に出会いに行ったん、担当課の人。状況を聞きに行かれたんですか。そんなん残っているやつだけで書いてもろても、丁寧な説明できませんよ、これは。  当然、あれから数日あんねんやから、担当課がいろいろと庁内でいろいろな指摘があったりとか、大変やったと思いますけど、やっぱり最低限、この該当の団員には出会いに行って、どういうことやったですかということは聞かんと、聞いて、ここで説明してもらわんと、後からほんなら後からいうて、そんなん何遍でもそないなりますよ。行かれましたか。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 担当課長、係長が必要な方には出会ってはおるんですが、この7人の方、全員に出会ったかということは、ちょっと担当課長に尋ねないとわからないところはございます。  あと、医療機関等につきましては、謝罪等々で、ほとんどのところへ行かせていただいているという現状でございます。 ○委員長(前川豊市君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) また、そしたら、その団員と医療機関と言われるけど、それプラス、僕、言わへんだけど、当然、担当の部の部長であるとか班長であるとか、分団長であるとか、そこら辺のわかる人に聞かんと、それもトータルで、そこらも全部こっちから一々言わんでも、関係する人は皆、当然聞いとかなあきませんで。と思いますけど、消防団の部長なりは行かれてないね、今のニュアンスやと。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 消防団の担当部長まではお出会いはしていないと、ようお出会いさせていただく時間はなかったと考えております。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 申しわけございませんでした。まず、今の事故報告を受けた日にちでございますが、口頭で説明のほうをさせていただきたいと思います。  まず、1番の方でございますが、平成27年9月16日、次、2番目の方が平成28年6月10日、3番目の方が平成28年5月16日、4番目の方が平成28年3月28日、5番目の方が平成29年9月29日、6番目の方が平成28年1月13日、7番目の方が平成28年7月4日でございます。  それと、もう1点、御質問がございました自賠責の支払いの関係でございます。自動車の事故でけがをなされたと言われる方でございますが、確認をしてみましたら、御本人が軽トラにぽんと当てられたときにけがをなされているんですけども、現実としては、警察への届け出がなされていないようでございます。1週間後ぐらいに報告書のほうも上がってきているわけでございますけども、実際にはそれ以降、本人とちょっと連絡がうまくとれていない、諸般の事情があったように聞いておるんですけども、実際にはそこで事故案件として取り扱いができていないと。そのまま今に至るまでの事務処理になっていて、自賠責のほうの利用が結局できていないというような状況を聞いております。 ○委員長(前川豊市君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) その自賠責のことなんですけど、市としてはそんなことでええんですかね。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) もう少し内容を確認をさせていただいて、もしよろしければ、後日、また御報告をする場があればと思っております。以上でよろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午後1時31分                ───────────                 再開 午後1時32分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 先ほど御質問いただいておりました消防団員Aの方が平成27年の3月12日に負傷なさって、こちらが把握している受診日が平成27年5月1日に受診されたというのが一番最初であると申し上げまして、その2カ月近くどうされていたかということでございますが、今、この内容として把握しているものを担当課長のほうから報告をさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほどの治療が始まるまで、かなり時間が要しているということでございますが、私どもとして確認をさせていただいていますのが、5月から初めて初診にかかられるということを聞いております。ちょうど当時、その期間、病院に行かれていないということは確認はしていると思うんですが、ちょっと理由のほうについては不明という形で御理解をいただければというふうに思っております。 ○委員長(前川豊市君) ほかに質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 今の表のところです。消防団員等公務災害補償費の分なんですが、番号で言うと3、4、5、6、7の分は合計のところで収入合計、支払い合計が一致しているんですけども、1、2の分については、支払いとしては足りない状態で市から出ているのではないかと思うのですが、ここ説明をお願いします。  それと、2枚目のフローチャートの部分で、④なんですが、公務上の該当の可否とあるので、だめなときもあると思うのですが、割合としてどんなものか、わかりましたら教えてください。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 先ほど収入合計、支払い合計が合わないと言うていただいたのは、1番の方の収入合計138万6,830円、支払い合計140万2,330円のところでよろしいですね。  この差につきましては、医療機関にかかられたときに、例えば、診断書でありますとか、ほかに必要な文書料が必要になりますが、そういったものが診断書でしたら、この公務災害補償のほうでは幾らまでと。それから、文書でも災害補償に該当しないものがあるということでございます。ですので、収入のほうはこれ、災害補償の補償金なんですが、やはり市といたしましては、本人が負担された分を医療機関にというのが通常なんですけど、支払いするのは実際に支払いをされている金額を入れさせていただいていると、こういう差でございます。  それから、先ほど、認定が出ない場合があるということでよろしいですね。それにつきましては、この一連のここ3年間ほどの対象の方を見ていますと、ほとんどの方が対象になっておられます。一応、全員なっておられます。ならへん場合というのは、例えば整骨院ですか、そういった場合に治療ではないと見なされた場合に、ならない場合があるというふうに聞いてございます。 ○委員長(前川豊市君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。そしたら、2番も同じような形での支払いと収入が違うということでよかったでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 2番の方についても同じ理由でございます。 ○委員長(前川豊市君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) わかりました。今、そしてフローチャートのほうの公務上の該当の可否はほとんど100%に近い状態で受けられるということは理解できました。その辺が、消防団員等の方にもしっかりと周知していただいたような形でないと、手間がかかる、面倒くさいというようなところで、報告がない場合というのも結構あるんではないかなと思いますので、そこを含めて消防団員等に周知をお願いをできたらと思います。  あと、民間協力者にもということで、幹部など、消防団員にはお知らせするということではあるんですが、その辺もちょっとまた何か名案があれば、そういう操法の大会のときとか、そういうときでもいろんなところで広報できるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 民間協力者への周知につきましても、先ほど申し上げましたチラシや会議等で周知していただくという方法だけでなく、方法について考えてまいりたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) ほかに質疑ありませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 幾つか言われましたが、それちょっと省きますが、ただ気になるのが、その報告がおくれている分がかなりあるんです。7件中4件おくれています、総体的にね。それはこれからの留意点の中に3番目に、各消防の詰所なりに制度の概要を記載したチラシを配ると。だから、ほんまは早く報告したら、早く手を打てるということなんでしょうけど、それが一つ。  それから、もう1点、気になることがあります。この発生状況の中に、7人中4人がポンプ操法の練習中、または操法大会でのけがなんです。一生懸命やられておるのはようわかるし、それなりにこの間も春日支団のほうへも朝7時から私も行かせていただきましたけど、一生懸命。だから、この操法の練習中に、操法中にけがをするというのは、それはやむを得ないことかもしれませんが、これを見てみると7件中4件ですからね。だから、その辺は今、ちょっとちらっとありましたけど、やっぱりけがには最大限、注意するような喚起がやっぱり必要やないかと思いますので、その辺についてちょっとここにはないんで、見解をお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 委員がおっしゃるとおり、操法の練習中、また大会中等のけがが多いということで、先ほど申し上げたように、今度7月1日に市の操法大会があるということで、出場される分団、部については、今、練習をされていることと考えるところでございますけれども、今回の大会に限らず、2年ごとに操法の大会がございます。また、ふだんの消防団活動の中でも注意喚起を促してまいりたいと考えております。  また、特に、操法練習のときには、やっぱり全力で走ったりとか、そういったこともありますので、入念な準備運動等もしていただきながら取り組んでいただくように注意喚起してまいります。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 1点だけ。7番目の事故ですけども、6月15日に発生して、7月4日に市に報告があったということなんですけども、操法を練習中にホースをおろした際に、金具が左足小指に当たったと。処置されとんのが、すぐされたんかどうか知りませんけども、薬局に行かれておるだけなんですよね。公務災害のんで見ていましたら、薬局で薬のんも該当するとは書いてあるんですけども、6月15日に発生して、7月4日にいうて薬だけで治ったんか治ってへんのかもわからへんし、こんなんも、これ今、公務災害で収入予定で今基金に請求中となっていますけど、こんなんでも通るんですか。部長や課長に聞いてもわからへんかもしれへんねんけども、一般的にも何や、即そのときに最低限、こういうようなことやったら、やっぱり病院に行ってされとんねんやったらわかんねんけど、余りにもこれはちょっと、こういうものまで入ったら、何でもかんでも公務災害の該当してくるんやないかなと心配するんですけど、どうなんですかね、ここら辺は。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 確かにおっしゃるとおり、薬局で薬をもらわれている、この公務災害ということに関しては、薬をもらわれているだけということではございますが、あくまで申請されますと、やはりそれにのっとって事務を進めていかなければいけないというところは思うところでございます。  この内容につきましても、担当課長からもう少しわかる範囲で御説明させていただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほど御指摘のございました7番の方の薬局に対しての支払いという形でございます。実績には今回、平成28年度、平成29年度、そして今平成30年度を迎え、こういった公務災害に対しての事務を進めさせていただいておるわけでございますが、この7番の方につきましても、同様にまだ審査が完了していない部分が発生しているようにも思っております。再度、ちょっと調整をさせていただいて、病院のほうなりにも、今、確認をさせていただいている事務もございます。数字として金額が具体的にまだ上がってきていない状態ではございますが、数値等が確認をさせていただければ、また御報告する場があろうかと思っておりますので、御了承いただければというふうに考えております。 ○委員長(前川豊市君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 補正予算は160万円出ているわけで、これ平成30年度の支出予定額が159万9,533円となっています。その横で、まあ言うたらそれが収入予定として基金に請求中というのが2つ、3つあるわけやね。それがまだほんまに請求はしているけども、入ってくるとはわからへん部分があるんやったら、補正予算いうか、この掲げられた費用が、公務災害として出すのには当たってない部分が出てくるんやないかなと思うんですけども、そこら辺はどうやろと、公務災害に認定されへんでも、市として非常勤特別職なんかな、その方が、市の判断で公務中という形で、どうであろうとこの分は払うという考え方で補正予算を出されておるのか、そこら辺をお聞きします。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 今、御指摘ございました公務災害の支出に関することでございますが、基本的には消防基金のほうへ査定をお願いをしております。そちらのほうで医療関係のほうの内容を見ていただいております。  医療点数等でやはり向こうも基準がございますので、その差額が先ほども歳入と歳出で出てきた部分でもございます。そういった差額については、市のほうとして補填をさせていただきたいということで、支払いのほうもさせていただいたり、また、診断書、そちらのほうにつきましても、一部、基金のほうから限度額が示されております。その差額の分については、市のほうが支払いをさせていただいております。  なお、公務災害としてといいますか、医療に関して公務災害として認められない部分に関しては、基本的には支払いのほうをとめておこうかなという方向では考えております。  先ほど部長が申し上げましたように、例えば鍼治療とかいうものも一部認められない部分があるようには聞いております。それは一度、向こうの査定の関係の中で審査を受けて、こちらのほうへ返ってまいります。そういったものは該当しないという方向で、事務処理のほうを今後も進めさせていただければというふうに考えております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 6番の説明のところで、近藤委員からも聞かれましたけども、「自動車に追突され」という言葉が出て、事故速報が出ますと、やはり自動車保険が優先されて、医療費が出されると思うんですけども、そのとき、事故の届け出をする、せんは関係なくこれは出ますので、自動車保険は。届けは後からすればいいことなんですけども、自動車保険が優先されていないという部分は、それは共済基金のほうはわかっているんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) 先ほどの自動車事故の関係でございますが、再度、調整、内容を確認をさせていただいて、また、後日、御報告をさせていただければと思っております。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。 ○副委員長(須原弥生君) 前川委員。 ○委員長(前川豊市君) ないようですので、私のほうから。消防団の公務災害補償費の項には医療費とそれから休業補償も条例ではなっています。これらの方は休業補償の対象にはなかったんだと思うんです、出てないということは。それの確認と、もし今後、こういう表をつくられるんなら、休業補償対応なしという欄をつけるべきではないかと思いますが、休業補償についてお尋ねします。 ○副委員長(須原弥生君) 生活環境部長
    生活環境部長(大野剛君) 委員長がおっしゃるとおり、休業補償もこの公務災害補償の中にはございます。しかしながら、私どもが手元に持っている資料では、休業補償の対象となった例はございません。おっしゃるとおり、今後、こういった資料作成表をつくるときには、休業補償の欄も設けていくようにしてまいります。 ○副委員長(須原弥生君) 前川委員。 ○委員(前川豊市君) はい。お願いします。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、9款消防費の質疑を終結いたします。  次に、10款教育費の質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 25ページの事務局費、報償費謝礼金及び旅費のことですけども、一般質問でも言いましたけども、今、山南地域の和田地区の統合準備委員が選出されないという異常事態になっております。それの今、教育委員会としては動かれていると思うんですけども、どうなっているかということと、特に疑義が出ているのが要綱及び要綱に付随する文章で委員構成ですね、委員構成で前の統合準備委員会のときには、地域の有識者が8名出ていて、それを今度やめて、1名の方。それの予算がここに上がっていると思うんですけども、これについても疑義が出ておりますので、そういう点、疑義がおさまったのかどうかということをお尋ねします。 ○委員長(前川豊市君) 教育部長。 ○教育部長(細見正敏君) 先日、山南地域4地区ございまして、それぞれの自治協議会の代表、会長方にお集まりをいただきまして、今回、疑義という形でいただいておりますので、その疑義の解消に向けて説明をしっかりと行わせていただいたところでございます。  なお、今回、この準備委員会を構成しますのは地域代表の方々、今申し上げました自治協議会等々の御推薦をいただく方、合わせてPTA等、保護者の代表の方々も推薦を和田地区については見合わせる形になってございますので、今後、後日になります、来週の予定ですけれども、PTAの役員の方々に対しての説明を申し上げ、そうした中で、今後どういった教育委員会として地域にどうかかわっていくかということは、その時点で判断をしたいというところでございます。  なお、有識者、今回要綱についての疑義、これがために委員の推薦を見合わせるという形で起用しております。先日も代表の方々がお集まりの中で、疑義の内容について確認いたしました。そのときには、有識者8名が1名になった、これはいかがなものかというような、この有識者という言葉が出てまいりませんでしたので、今回、有識者云々については疑義の対象ではないのかなという思いを持っております。 ○委員長(前川豊市君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 地域のほうで私は意見を聞いているんですけども、その疑義も一つの理由になっております。地域代表、地域の有識者、前回は8名入っておられたんを全くなしにして、大学教授等の有識者1名というふうになっております。これについては、やっぱり地域も疑義を持っておりますし、私も地域のほうで言っているのは、それ大学教授とか引っ張ってきて、その人の権威で推し進めようとしとるんではないかというふうなことが言われております。だから、地域の有識者8名をなくして、大学教授1名にしたという、その理由ですね、述べてください。 ○委員長(前川豊市君) 質問・答弁の途中ですが、補正予算に関係する分の範囲で質問と答弁をお願いします。  教育部長。 ○教育部長(細見正敏君) まず、前回、準備委員会8名が有識者として参画いただいておりました。その要綱は平成28年3月で廃止となっておりますので、今回、新たに要綱を策定したというところでございます。その策定の段階で、有識者という項目を入れております。ただ、この有識者とはどういう識見をこの準備委員会に持ってきていただきたいかという観点から、地域に対して求めるんでなくて、さらに学識、そういった研究をされている方々等々、すなわち学校経営全般に関し、事例の紹介や議論を深めるための専門的見地からの御意見、アドバイス、こういったものをいただく役割を担当していただきたいと思っておりますので、この意味合いでは複数名でなくて1名で十分大学教授等であれば担当していただけるということを考えまして、1名とさせていただきました。  なお、前回8名の推薦の方法につきましては、これも過去の経過の中で、地域自治会等、自治会長会等へ推薦を依頼したというところでございます。本来、識見を有する者としては、その協議会なり委員会なりのその内容、内容、審議の中身、したがって市がこういう立場のお方等々、市が直接に御依頼を申し上げるのが筋だと思っておりますので、こういった推薦という選出のあり方についても、若干疑義、私なりにしっかりと説明がしかねるというとこら辺から、1名というところに決定をさせていただいた次第でございます。 ○委員長(前川豊市君) 西脇委員、委員のことについては、また別の機会にしてください。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 大学教授1名だけ識見を入れるということについては、私も疑義があります。予算がここにありますので、要望ですけども、今の経過とか、それから委員構成の文章、あるいは航空写真等々、まだ議会には出ておりません。そういうなんもぜひ出していただきたいなと思います。 ○委員長(前川豊市君) ですけど、それは予算に関係なしに、また、違う委員会とか議員総会とか、そういうところでしていただきたいと思います、今の資料の提出は。この予算委員会では、今の資料の提出は。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時57分                ───────────                 再開 午後1時58分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  ほかにございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 同じ25ページの教育総務費ですけど、事務局費の報償費ですね、今の話です。山南地域の中学校の統合準備委員会のそこにある有識者として大学の教授を当てはめると、その費用ということですね、これは今も話があったとおりです。これ統合準備委員会はこれまで山南地域も以前にありましたし、それから青垣小学校の統合も準備委員会があったはずです。これでは、これまでは大学教授を入れられたことはないと思うんですが、今回、その準備委員会に大学の教授を入れるという事態になっていること自体の理由がわからない。はっきりもうちょっと言うてください。  それと、もう1点は、これは要綱であくまでも有識者を入れるという要綱は確かにありますよ。しかし、本来的には大学教授などの有識者は条例委員会、条例で報酬として2万円ですよね、あそこは。大学教授の報酬は2万円ですよね。同じ金額ですよね、これ多分、8回分。なのに、要綱で大学の教授を招聘するというのは、どういうことなんですか、これ。これまでにも例がない。理由を言うてください。  それから、要するに、今度は統合の問題は2回目になるんです、山南中学校ね。従来は場所が決められなかったと。今回もその場所を決めるための準備委員会、再開ですよ。そしたら、何で事務局でそのぐらいなことを、場所を決めるぐらいなこと、地元でやるべきですよ。何が教育の識見が要るんですか。そういうことを含めて事務局できちっと優秀な人材があるわけですから、この準備委員会を運営すべきですよ、教育委員会の責任で。なぜできないんですかということを聞いておきたい。  もう1点、別の教育費の問題です。26ページから27ページ、これは非常によい積極的なやり方ですが、補正予算で、小学校費3億1,500万円、それから中学校費でも3億1,200万円の減額で、これは小中学校の空調設備の予算を平成29年度に前倒しして、平成30年度、これは減額と、これはこれで非常に積極的でよいと思いますが、そこで聞いておきたいのは、もうこれ6月、7月です。平成29年度事業として前倒しでやって、現状は空調の状況、設置状況はどうかということを聞いておきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 教育部長。 ○教育部長(細見正敏君) まず、これまで統合準備委員会の例としましては、青垣地域、それから白紙に戻すという状況になりましたけど、山南地域、この2例がございます。ただ、今回要綱は改めてつくるということですので、まず、有識者として地域に求める、その識見とは何かという、この議論の中で、これは内部協議の話です。中でしっかりと説明がしかるねと。学校教育に関して識見を有する者、これを自治会長会等の代表者の方へ御依頼するのにでは、市が求めている、統合準備委員会が求める学校教育の識見を有する者、これはどういう人なんだ、どういう人を推薦するのか、これにしっかりした答えが出ないというところから、果たして、この有識者が地域として必要なのかなと。  要するに、学校経営の基本、これは家庭・地域・学校、この3つが柱でございますので、それぞれPTA代表、自治会代表、教職員からの代表としての推薦、これで一つ、学校に関する関係者はそろうと。ですので、基本的にはこの形が統合準備委員会の基本の形であろうということで、この有識者云々について内部の協議をした結果、今回は新たに中学校を地域の中で新しい学校としてつくっていくという形になりますので、例えますと、学校運営協議会でありますとか、そういった統合事例でありますとか、さまざまなところで深い見識のある方、こちらの方に参画をいただいて、新しい学校をつくり上げるというさまざまな観点から、御意見、アドバイスをいただく中で、やっぱり地域に親しまれ、また地域の支援が得やすい学校経営、こういったものについては、それぞれ専門の御意見もいただきながら、しっかりと議論していきたいというところから、大学等の先生を御依頼したいという向きになりました。  なお、土地を決めるのに事務局でという御質問がございました。ただ、今も申し上げましたように、土地を決めるのが大きな重要案件ではございます、土地というのは。ただ、土地が決まって全てが解決するでなくて、土地が決まった、その上にどういった学校を絵姿として描いていくのか、こっちのほうも同様に重要なことでございますので、この点も含めますと、やっぱり有識者の方の御意見もいただきたいということでございます。  なお、条例でなくてということでございます。位置づけとしましては、教育長の私的諮問機関というような位置づけになろうかと思いますけれども、今回、こういう形でスタートしておりますので、報酬でなくて報償費、いわゆる1回来ていただくことに謝礼という形でお支払いをしたいというところでございます。  続けて、27ページ、3103中学校管理事業、こちらのほうが教育委員会の担当でございます。この費用では、中学校、市内全7校を対応していきたいということで、現在は5校で入札が完了し、契約締結等の作業を進めております。残りますのは2校、柏原中学校、春日中学校、この2校につきましては、今月末の入札執行でございまして、いずれの学校についても夏休み期間中を中心に工事を進めていただいて、夏休み期間中の完成を予定しております。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今年度予定しております小学校の空調設備の工事の関係ですが、小川小学校と南小学校、それに黒井小学校は大規模改修工事と合わせまして、空調設備を実施するわけでございますが、これにつきまして、3件につきましては既に工事契約済みでありまして、夏休み、8月末をもって完了予定で、現在工事を進めております。 ○委員長(前川豊市君) 教育部長。 ○教育部長(細見正敏君) 先ほど入札が今月末という2つの校名ですけれども、1つ間違えております。柏原中学校と市島中学校です。先ほど春日中学校と申し上げましたけど、市島中学校の誤りです。失礼いたしました。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 大学教授を入れるというのは、今回初めてなんですが、今の話であれば、統合するかどうか、考える会ですね、つまり、統合準備会じゃなしに考える会で統合することについてどうかという議論の中で、そういう識見というのは確かに必要かもしれません。今、この話は、統合は今、合意しとるわけやね、全体としては。それじゃあ、今最大の問題になっとるのは、その場所なんですよ。場所が決まらなければ統合もできないと、こうなっとんですから、それに何の識見が要るんですかと。この土地は高いか安いかぐらいのことはわかりますし、距離がどうやいうのは、はかったらわかりますし、それ教育委員会がやることじゃないですか、そういうことを議論の中で、出てきた土地については。それで統合してどういう学校をつくるかというのは、それはそれとして一つの分野ではあると思いますけど、じゃあ、青垣小学校はどうやったんですか。大学教授入れてないですよ。それはそれでつくられているわけじゃないですか。この山南地域の中学校やから入れんなんという理由は全くないんじゃないですか。それを言いたいわけですわ。  場所を決めるのに、いろいろ議論をすることはやぶさかやないと思いますし、教育委員会が今示されるとこも一つの案だと思いますよ。そこで大学の先生を入れて何をするんかと。そこがごっついいいとこですよというようなことを教育委員会が説明したらできるやないですか。それが一つ。  それから、条例委員会がないと。これは教育長の諮問機関、教育長諮問機関的やいうて。要綱ですから、我々は議会でその中身についての議論は全くしていません。これ要綱ですから、市長なり教育長が予算措置をすればできる話なんで、今それがなっとんですけどね。そういう大事なことであれば、なぜ条例にしないかと、こうなんですよ、私から言わせれば。条例もない、単なる要綱で1日1回2万円の大学教授を入れて、それも8回分、たかが16万円かもしれませんけど、これは重大な問題やと思いますよ。その辺の見解も教育長から述べてください。最高責任者の教育長、どうですか。  それから、空調設備のほうは中学校はわかりました。小学校について残り、これで全部完了ですか。ここをちょっと聞いておきたいと思います。残りがあればどうするかということを含めて。 ○委員長(前川豊市君) 教育長。 ○教育長(岸田隆博君) まず、青垣地域には大学教授を入れてないのに、なぜ山南地域に入れるのかというのは、一つ大きく違うのは、山南地域につきましては、準備会が一旦中座をしたということで、白紙からやるという、2回目の仕切り直しになったということで、要綱も白紙にすると、それで全員やめるということで新たにつくるというところから申し送りになっています。  そうして考えたときに、従前と同じ失敗を繰り返さないために準備会をするときにどうしたらいいのかというところからスタートをして、まず、人数構成、メンバーを考えていく中で、先ほど部長が言いましたように、有識者、識見を有する人の役割とは何や、そういう考え方からも始めました。  前回は、有識者も地域推薦によって選んでいただいた。でも、本来、有識者というのは、こういう考えが足りないところがあるものを補ってもらうというような人を入れる。青垣地域になかったから、今度、何で入れるんやなくて、山南地域には青垣地域になかった問題が起きて一旦とまったと、解消するために、そして考え直して、一から積んで考えた結果、いわゆる一つは公正・公平な目から、そして、準備会は土地だけではありませんので、どういう中学校をつくっていくんやと、同時にどんな山南地域をつくっていくのか、どういう登下校をするのか、どういうような安全を確保するのか、いろんなことをやりますので、やっぱり識見を有する人、いわゆる教育的専門性を持たれた人がやっぱりいいだろうということで、今回、大学の先生をお呼びすると、そういうことにしました。  確かに、条例ではありませんが、これについては教育長の、私の諮問機関的な存在として大事にこの件はしていきたい。準備会だからこそ、今回は大学の先生が必要であると考えて、だから、この準備会をできるだけ早くスタートさせたいというように考えております。 ○委員長(前川豊市君) 教育部長。 ○教育部長(細見正敏君) 小学校の空調の関係、この小学校の関係です。本年度実施設計の予算を計上して、議決をいただいておりますので、本年度は実施設計まで。発注については来年度、平成31年度、これも新しい第5次の計画が始まりますので、その第5次の計画に計上した上で、来年度に予定をしております。  ただ、今、第5次の計画の策定の準備を進めております中で、この数が17校か18校、ちょっと前山小学校だけは普通教室だけはついておりますので、特別教室だけになりますので、ボリューム的には低くなりますので、大きく言いますと、17校は大きな工事になります。これを1年と言いましても、1つの夏季休暇、ここが中心の作業になりますので、市内の受け手側の状況等々、また保安管理者といいますか、電気の関係のそういった検査立会ができる方々の人員を見ますと、ひと夏では無理かもしれないなと。ただし、平成32年には新指導要領が始まりまして、時間数が少し増加をせねばならないということになりますので、遅くともほぼ来年度には完成をさせて、その残り5校から7校あたりになるかとは思いますけれども、それについては再来年度、平成32年度の夏には完了させたいという思いでございます。今現在、先ほど申し上げましたように、第5次の計画の準備を進めておりますので、その5次の計画の中で実施時期等は明らかにさせていただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 教育長の答弁であれば、それやったら条例でやるべきですよ。私的諮問機関みたいな、そういうレベルの話やないと思いますよ、そういうことであればね。大学教授を入れて議論しなきゃならないというとこのレベルであればね。当然、これは条例でちゃんと設置すべきですよ、大学教授が必要なら。要綱でやって、もめとる内容について地元の有識者ではあれなんで、新たに大学の有識者を入れて、何とかそれをまとめようというような意図は十分わかるんやけど、全然、その背景とか、そういうものについては全く理解できないと。報償費で大学教授を入れるという意味がね。全然、何かのそれはやり方によって、大学教授を入れることによって運んでいこうというのが意図だと思いますけど、そこのところは非常に大きな問題があるんだろうと私は思います。  それから、空調は遅くとも平成32年度やけど、これはもう来年度中には必ず全部やるという方向でやるべきだと思いますよ。もう既に平成29年度からやっておるわけですからね。確かに小学校は多いわけですけれど、そういうふうにして進めていただきたいと思うんですけど、その点、いかがですか。 ○委員長(前川豊市君) 教育部長。 ○教育部長(細見正敏君) キュービクルであるとか、電圧の変換等々の作業の中には、電気の保安管理者の方々、市内には、担当に聞きますと、8名おられるようでございます。この8名の方々でひと夏の間に17校、この立ち会いを求めるという部分については、少し日程的に難しいんじゃないかなというようなことを、先日、担当のほうからも聞いておりますので、委員おっしゃるとおり、できるだけその差がないように一斉にやってしまう、これが基本には思っておりますけれども、現実的にそういった市内の要因的な人の数等々から、そういった場合も想定する中で、ただ、期限としては新指導要領の平成32年度、これには間違いなくということでございます。  可能な限り、平成31年度で完結するように、そうした思いは持っておりますけれども、技術的なとこら辺から、また新年度予算の関係でもございますので、改めて第5次の計画内容の御報告と合わせて御説明のほう、機会があろうかと思いますので、またその点、その時期までに詳細煮詰めてまいりたいと思っております。 ○委員長(前川豊市君) 教育長。 ○教育長(岸田隆博君) 先ほどの西本委員のことですが、意図はわかるけど、問題があるということなんですけど、私どもは山南地域全体でよい方向にまとめていきたい。統合して終わりじゃなくて、統合後、どういうような地域コミュニティをつくっていくのかとか、どういう教育を展開していくのかということが大事なので、決して、西本委員のほうは大学の先生を入れることによって市教育委員会の思うとおりに流そうと言われましたけど、そんなことは決してなくて、私どもが願っているのは、そこで意見をどんどん出していただく中で、みんなが同じよい方向に合意形成できるようなかじ取りをしてもらうということですので、決してそういう恣意的な意図があってしたものではないということだけは御理解をいただいておきたい。最後、申し上げておきます。 ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 29ページの美術館費です。工事請負費につきましては、空調の改修ということでお聞きしたんですけども、もう少し工事の中身を若干詳細にお聞きするのと、美術館ですので、普通のこういった部屋みたいな空調いうんか、特別な空調になるんでしょうか、それの仕様と2点、お伺いします。 ○委員長(前川豊市君) 教育部長。 ○教育部長(細見正敏君) 担当課長、美術館の副館長のほうから説明を申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 植野記念美術館副館長。 ○植野記念美術館副館長(長奥喜和君) まず、1点の空調設備の関係の工事でございますが、まず、この工事につきましては、当然、施設の空調の更新という考え方で計画をしておるところでございます。その関係で、当初、予算計上をしておった分につきまして、若干、予算が足りないという形が判明しました。その中には、当然、現在は各部屋に除湿器が家庭用のが配置されておるような形がございますが、それにつきましても、今回、一掃しまして、新たな空調の中に取り込んでいくという考えで計画をしておるところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 部屋ごとの空調なんですか、それとも一括の空調でしたかいね。その仕様をもうちょっと詳しくお伺いします。 ○委員長(前川豊市君) 植野記念美術館副館長。 ○植野記念美術館副館長(長奥喜和君) 空調の交換につきましては、一応39の部分を交換させていただきます。これも部屋ごとの形でございます。それと、新たな新設しなければならないとこは1階のとこでございますので、それを一つプラスアルファしますのと、あと、それに合わせて空調の撤去、除湿の新設を5つさせていただくような形をとらせていただきます。それと、全ての室外機、それぞれの室外機がございますが、それについても15カ所、交換するという形でございます。 ○委員長(前川豊市君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) ということは、美術館ということで、除湿が特殊な仕様になるということでよろしいでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 植野記念美術館副館長。 ○植野記念美術館副館長(長奥喜和君) 除湿器の関係につきましては、当初は予定なかったんですけれども、今回、空調の更新という形でございますので、それも含めたという形ではおりますが、基本的には全ての部屋ごとの空調の設備の改修を行っていくというのが基本、前提でございます。          (「除湿器が必要なんか」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑がないようですので、10款教育費の質疑を終結いたします。  ここで質問漏れ、総括質疑を行います。  全体を通して質疑ありませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 最初の債務負担のところのJR橋のことでお伺いいたしますけども、まず最初に、当初は予備設計業務により類似のJR橋を参考として概算工事費を算出し、協定を締結したがと書いてありますけども、先ほどの請求で、予備設計の資料を出していただいたんですけども、類似のJR橋を参考として概算工事費を算出したことは、今、私が、1時間ほどしかなかったですけど見たところ、そんなところは一切ありません。1からこの現場に対して測量を行い、土質調査を行い、設計をしてあるように思いますけど、間違っているんでしょうか。  それから、本体工事として、今の予備設計のところでいきますと、本体工事は4.4億円までしか積み上がってないんですけども、JRの協定で当初は本体工事が5億147万3,000円となっていますけども、この6,000万円ぐらいの差はどういうとこから出たんでしょうか。  それから、先ほどの予備設計自体の委託費は幾らになっておるんでしょうか。  それから、4ページの薬液注入と土留壁、線路下の掘削、鋼管杭を継ぐ工法に変更した、工事桁の撤去、仮設工事について、保安監視工についてと、いろいろと増額の要因が書いてありますけども、この予備設計の中で薬液注入に対しては、こういう工法で行いますということがきちっと書いてあります。それから、線路下の掘削についても、バックホウの搬入路から高さ的にどういうことだということまで検討がしてあります。工事桁の間接撤去工についても予備設計で検討されておりまして、上空の架空線についても検討されております。それから、仮設工についても、そこに住居があることは検討されております。ですから、ほとんどの主な理由というか、ほとんどの増額要因としては、予備設計で検討されているように思うんですけども、そこら辺についてはどういうふうに考えておられるんでしょうか。  もう1個、打ち合わせ簿の中で、丹波土木事務所がかなり立ち会いされておるんですけども、これは準用河川ということで市の河川ですけども、丹波土木事務所はどういう立場でこれだけたくさんの打ち合わせに入っておられるんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今の5点の質問に対しまして、河川整備課長より御答弁申し上げます。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) まず、1点の類似のJR橋を参考にしたというところでございますが、ある程度の現地踏査なり測量なりしまして、数量までは上げておりますが、金額の積算につきましては、実際積み上げて積算したものではなくて、そういうような類似のもんを参考に算出をしたということでございます。  あと予備設計で弾いております4億4,690万4,000円につきましては、その本体工事費のみを比較検討するために弾いた概算工事費でございまして、それに詳細設計費なり上下流の取り合い護岸、消費税等を加算しまして、予算計上をさせていただいておるものでございます。  予備設計の委託業務費でございますが、金額につきましては、1,630万1,520円でございます。それと、薬液注入工なり桁下の掘削、桁撤去、架空線等は、予備設計のときに把握できとったんではないかというところでございますが、一応、そういうようなことで、詳細設計で変わったところはないんですが、積算上、今回詳細設計によって詳細な数量をもとに積み上げ積算をしたところ、増額となったというところで御理解をいただきたいと思います。
     それと、協議の中に丹波土木事務所の職員が入っていただいておったという件でございますが、復興関連事業というようなところで、兵庫県の復興プランにも上がっておる河川でございます。その関係で県のほうでは市の貝川のJR橋の架けかえ等は行っておられまして、その関係もあってアドバイスをいただくというようなところで、県の土木事務所の職員にも同席いただいたというところでございます。 ○委員長(前川豊市君) 林委員。 ○委員(林時彦君) 先ほど私が言うたんは一応全部検討項目に上がっているので、その増額の理由にならないのではないかということを問うとるわけです。わかりますか。明らかに後から出てきたので、増額させてほしいというような書き方されていますわね。ところが最初からそのことは全部問題になっていて、これからの予備設計の中での問題点についても上がっていません。その指摘事業にも上がっていません。ですから、大変市としてこれを協議という話の中でやっていくのについては、全然それは、先ほども言われたとおりしかしょうがないという話が出ていましたけども、今後、こういうことがあり得るので、もう少し、私らでもちょっと見たとおりに書いてありますので、先ほど積み上げたもんではないと言うたったけど、これ積み上げてありますよ。1立方メートル何ぼ、矢板1枚何ぼ、全部書いてありますよ。これは積み上げじゃないんですか。よう似たとこで6メートルの掘削バート4億円でしとるさかい4億円だと、こうやったったみたいな言い方されていますよ。そうやないでしょう。これ1立方メートルから全部書いてありますよ。積み上げられた、これ見えてますよ。やっぱりこれで、ここのしか見てないですよ。ほかの6メートルのところがこうやからという話は一切ないです。先ほど言われた市の貝川は30メートルで8億円なのに、何でここは10メートルで6億円なんやというて、丹波土木事務所の職員が指摘してはるとこは類似構造物でいうのがあるかもしれませんけども、ここのことについては全て数量、掘削から、1立方メートルから書いてあります。ちょっとさきの課長の答弁は、ちょっとそれはまずいんじゃないかなというふうに思いますよ。  それから、4.4億円に6,000万円足して本工事費となるなら、その6,000万円の工事費がどこかに書いてないとおかしいですね。そういうこと一切書いてないですね。前回のJR協定の当初の分は何を根拠にそれをされたんかということになりますね。  それから、1,600万円で予備設計の委託をされたと言われましたけども、私たちが今いただいているちょっとしたとこで、これ以上に詳しいのはここに書いてありますけども、ほとんどはこの予備設計にできています。これ私たちがいただいた図面なんかは、ほとんど全部書いてありますね。それに一部ちょっと足しただけですね。これで詳細設計で何か減額されたので、何か安い単価やと思とったですけども、その詳細設計が2,675万円かかっていますね。さっきの予備設計が1,600万円でこんだけのことができとんのに、大体予備設計で7割、8割、9割ぐらいはできるというふうに私は聞いています。その1,600万円でそこまでできているのに、あと2割、3割が2,675万円もかかったと。増額する理由を一生懸命つくったとしか思えないような感じに思いますけどね。これ本当に読み込まれて、ちゃんと市としての態度を主張されましたか。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 最初に積み上げた積算ではないというようなことを申し上げました。数量的にはある程度、予備設計の段階で出しておりますが、単価について、確実に積算したものではないというようなところで申し上げたつもりでございます。その予備設計での工事費の見込みに詳細設計なり取り合いの護岸工事、消費税額を足して協定をしたということでございまして、予備設計においては、そこの詳細設計業務費とか、取り合いの護岸についての工事費とか消費税については、概算事業費の中に比較検討の中に入っておりませんので、それにこちらのほうでこれぐらい必要やというようなことを見込んで当初協定をさせていただいたというようなところでございます。  その詳細設計費が何で2,600万円もかかるねやというところでございますが、詳細設計の発注設計書等は市のほうには書いてないんですけど、最初に協定の中で見込んでおったのは、3ページの表に書いておりますように、3,370万円を見込んでおったわけでございますが、実際、JRのほうが発注して、契約した額が2,675万円であったというところで御理解をいただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 林委員。 ○委員(林時彦君) そんなん見たらわかるこっちゃわね。そんなこと聞いとうへんわね。 ○委員長(前川豊市君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) いうことでなしに、2,675万円もかかるんかというところでございますかね。それについては、それだけかかるということ。               (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午後2時34分                ───────────                 再開 午後2時55分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  引き続き質疑を続けます。  林委員。 ○委員(林時彦君) 先ほども指摘しましたとおり、今回の増額の要因については、なかなか納得できないところがたくさんございます。予備設計とか詳細設計とかいろいろございますけども、予備設計の概算工事費とかについての考え方も、いかにいいかげんに概算してあるんかいうことは、これから見てとれます。やはり、しかし、先ほども言われましたように、この予備設計の1,600万円市費が投じられておりますので、そういうコンサルから出されたものについては、きちっと役所のほうで把握して、JR相手ということでなかなか一方通行ではいかないところがあろうかと思いますが、逆に向こうから一方通行で押し込められないように、ちゃんとここで理論武装した中で、協定とか、これからやっていっていただきたい。  特にこれについては、7月にもまた臨時議会で協定書そのものも上がってくると思います。やはりこういう内容がきちっとしていないと、またその協定書のときにまたもまんなんことになりますので、これからまた臨時議会に向けて、きょうのところの指摘事項をよく考えていただいて、協定書の提案が出たときには、その辺はすかっと言えるようにしておいていただきたいというて、ごっつい緩い質問にかえさせていただきますので、以後気をつけていただくようにどうでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 大変厳しい御指摘をいただきました。提案自体につきましては、間違いということはないんですけど、ただ、こちら当局側は十分中身を精査し、今後、対等にJRと協議できるように努めてまいりたいと考えております。  それと、説明の中で主な理由としまして、予備設計から詳細設計したところで大きく項が変わったと申し上げましたが、いわゆる根本の大きな変更の理由としましては、やはり旅客者の安全確保が第一でございましたんで、今回の詳細設計の協議を、後の今回の変更に当たっての協議においては、やはり夜間施工のほうがJR側としては安全だろうという見解の中から、今回こういうような大きな変更が上がったということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) 部長、厳しい質問とかいうて答弁されましたけど、これが仮に通ったら、今度は市民に私たちが、議員が、1億何ぼ増額になった説明をせんなん責任があるんですよ、通ったらね。だから、厳しく尋ねますよ、本当に市は努力したんかということで。そういう認識を持ってもらわないといけないと思いますので、その辺は指摘しておきます。私たちが市民に説明できるように、ちゃんと説明をしてもらわないと困ります。  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 以上で、一般会計補正予算(第1号)の質疑を終結いたします。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 先ほど生活環境部の所管しております予算で、消防団員等公務災害補償費の件で、資料として提出させていただいております一覧表の、先ほど山名委員から御質問のあった件なんですが、一覧表の6番の方、消防団員のRという方なんですけれども、この方、乗用車に追突されということで、左足首、左肩、左腰を負傷したということで、そのときに自賠責を優先させるべきであったのではないかという御質問をいただいておりました。  先ほど担当課長が、御本人と連絡をとりまして、そのときの状況を一応確認をしたわけなんですけれども、御本人いわくは、車に当たってされたと。転倒などもされたようなんですが、そのときには自分でも何ともないというふうに判断をされたということでございました。後日、痛みが出てきたのか、念のためということであったのか受診をされて、結果、消防の火災現場でのことであったので、消防のほうの公務災害補償のほうで対応をしていったという経緯でございます。  聞き取りした結果が以上でございましたので、報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(前川豊市君) ただいま答弁がありましたけども、これに関してよろしいか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 車に当たって、そのとき症状がなかっても、やはり後日、痛みが出てというのは十分ある話であって、それだからといって自動車の保険が使えないかというと、使えると思うんですね。そうなると、やはりそちらからの医療保険が優先されるんじゃないかなと思うんですけども、公務災害のほうの基金のほうに問い合わせしていただいたら自動車保険を優先するようにというアドバイスでないかなと思うんですけども、そういうふうにならないんでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 担当課長からお答えをさせていただきます。 ○委員長(前川豊市君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(高見卓之君) ちょっと連絡というんか報告が遅くなって申しわけございません。  今の議案でございますが、御本人にも確認をさせていただいて、今、部長が申し上げたようなところになっております。事故に遭われて約1週間後ぐらいに、こちらのほうに報告書をいただいて、そして速報、そのまま公務災害基金のほうに送っております。1月26日には基金のほうから公務災害の認定のほうも受けております。本来ならこの後、スムーズな事務の流れで、本来であれば平成28年度、平成29年度には支払いが完了できていたんではないかなと思われるんですが、一応、認定を受けたままで、あと事務処理がかなりおくれておりまして、今現在、書類のほうを再度、整理をさせていただいて、もう一度、消防基金のほうに書類のほうを整理をさせていただいて、送付をさせていただいているのが今の現状でございます。  本来ならそういった手続をするべきであろうかと思っておりますが、今後、そういうことがないようにはさせていただければということで御了解をいただきたいというふうに思っております。 ○委員長(前川豊市君) 山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 認定されるということであれば、1カ所しか出ませんので、それはまたそれで問題ないのかなと思ったりするんですけども、ただし、認定されるということはそれでいいと思います。しかし、自動車事故としてやっぱり扱うのは、当然やないかなとは私は筋として思うんですけども、そういうふうな、この場合には自動車保険が優先されるとかという、それこそそういう対応の仕方は、しっかり上司のほうが見きわめないかんの違うかなというふうには思いますけども、今後そのようにされたらどうでしょうか。 ○委員長(前川豊市君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 担当部、担当課のほうで中途半端な報告になって申しわけございません。単に御本人に事情を確認するだけではなくて、報告するんであれば、こういう乗用車の事故があったときに、基金のほうに確認をして、自賠責の適用を忘れていたけども、一旦認定になっているものは、こういうケースの場合、取り消されて自賠責を先に使うという判断になるのかどうかというあたりまで含めて確認をしてから、御報告をすべきであったのかなというふうに思います。  それと、あともう一つは、消防団にやはりこういうような場合については、後日わかったとしても、確実に事故として自賠責の保険を適用にするようにというようなことをきっちりと認識をさせるということも必要ですし、そういうような部分で、再度基金に確認してから、またこれについては御報告をさせていただきたいと思います。 ○委員長(前川豊市君) ほかによろしいですね。  以上で、一般会計の質疑は終結いたします。  ここで採決に入るんですが、その前に質疑を先に続けたいと思いますので、議案第77号、平成30年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第1号)の審査を行います。  当局の補足説明はございませんか。 ○委員長(前川豊市君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 補足説明はございません。 ○委員長(前川豊市君) それでは、次に質疑を行います。  質疑につきましては、歳入・歳出一括で行います。  特別会計に対する質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。  暫時休憩をいたします。                 休憩 午後3時06分                ───────────                 再開 午後3時27分 ○委員長(前川豊市君) 再開をいたします。  今、自由討議の中でいろいろ意見を出し合っていただきました。ちょっと再確認をして、この後、採決に入りたいと思います。  附帯意見については、債務負担行為のことについての附帯意見をつくると。文案については正副委員長で文案を考えますので、これの文案の確認は本会議の日の前に時間をとっていただいて、それだけ確認すると。タブレットでは事前に文書名は送りますので、そういうようにしますということ。  それから、消防の関係については、私の報告、意見の中で指摘事項を言わせていただくということでよろしいか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) ただいまのことを確認できましたので、それでは採決に入りたいと思います。  これより、採決を行います。  お諮りいたします。  議案第76号について、原案のとおり決定することに賛成の委員は、挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(前川豊市君) 挙手多数です。  したがって、議案第76号「平成30年度丹波市一般会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  引き続き、もう1件の議案第77号について採決を行います。  議案第77号「平成30年度丹波市国民健康保険特別会計直進勘定補正予算(第1号)」について、原案のとおり可決することに賛成の委員は、挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(前川豊市君) 挙手全員です。  したがって、議案第77号「平成30年度丹波市国民健康保険特別会計直進勘定補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  暫時休憩をいたします。                 休憩 午後3時30分                ───────────                 再開 午後3時31分 ○委員長(前川豊市君) 再開いたします。  今、事務局長のほうからお尋ねがありましたので、附帯意見について、どういう内容にするかちょっと議論したいと思います。御意見ください。  林委員。 ○委員(林時彦君) 丹波市方式の附帯意見でいかがでしょうか。          (「それでええと思うで」と呼ぶ者あり)                 (発言する者あり) ○委員長(前川豊市君) 林委員。 ○委員(林時彦君) 審査意見をつける中で、附帯意見としてこういうふうに指摘しとくという、そういうふうに書くということやね。            (「わかりました」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 文章的にはやっぱりできるだけ厳しく当局に対して意見として言うていきたいと思いますけど。そういうことでよろしいか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) では、そのようにして附帯意見をつけさせていただくということで、これについては先ほど申しましたように、事前にタブレット入れますので、内容を見ていただいて、最終確認は当日、時間を見て、とらせていただくということにしたいと思います。  それでは、ただいまの審査結果につきましては、26日の本会議において報告することになりますが、審査報告書の作成については、正副委員長に一任していただくことに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(前川豊市君) 異議なしと認めます。  よって、委員会審査報告書の作成につきましては、委員長、副委員長に御一任いただくことに決しました。  以上で、本日の議事は全て終了しました。
     これをもちまして、補正予算特別委員会を閉会いたします。  副委員長から閉会の挨拶を申し上げます。  副委員長。 ○副委員長(須原弥生君) 大変長時間御苦労さまでした。  以上をもちまして、補正予算特別委員会を終了いたします。               閉会 午後3時33分...