丹波市議会 2018-04-13
平成30年総務常任委員会( 4月13日)
平成30年
総務常任委員会( 4月13日)
総務常任委員会会議録
1.日時
平成30年4月13日(金)午前9時30分~午後3時52分
2.場所
議事堂第2
委員会室
3.
出席委員
委員長 垣 内 廣 明 副委員長 吉 積 毅
委員 谷 水 雄 一 委員 小 橋 昭 彦
委員 小 川 庄 策 委員 前 川 豊 市
委員 西 脇 秀 隆 議長 太 田 喜一郎
4.
欠席委員
なし
5.
議会職員
書記 荒 木 一 書記 村 上 かおり
6.説明のために出席した者の職氏名
副市長 鬼 頭 哲 也 教育長 岸 田 隆 博
理事 余 田 一 幸
入札検査部
技監兼入札検査部長 中 野 譲
入札検査室長 上 畑 文 彦
市民プラザにつきましては、平成30年度に民間商業施設調査を行い、設置場所を決定するとともに、施設改修工事に係る設計業務に着手をする予定でございます。
また、平成31年度は、決定をいたしました商業施設との賃貸借契約を契約し、締結をいたしまして、施設改修工事を行い、10月に
市民プラザを開設するという予定でございます。
なお、
市民活動支援センターは、公設民営による運営を予定をしております。その運営に関しまして、市内には個々のテーマに沿って活躍をされている個人や団体が多くあることは承知をしております。
市民活動支援センターの役割としましては、そういった団体を支援し、あるいは、団体と地域をつなぐといったことによる、さらなる効果を生み出すといったような総合的な支援をすること、人材を育成することが必要であると考えておりますので、開設当初の運営につきましては、同種の市民
活動支援の実績があり、運営ノウハウのあるNPO等に委託することが適切であるとの考えるとともに、そうした中で、より個人や団体の
活動支援を進めるためには、丹波市において、
中間支援が担える人材を育成をするという方法を考えております。
このスケジュールでは、それに向けて必要な人材育成業務や開設準備、運営委託、法人設立準備等の委託業務と
市民活動支援センターで行う業務について記載をしております。そして、平成33年度には、育成された人材によって、新たな法人を設立をし、そこが運営していくということを目指していくということにしておりますが、さまざまな方の御意見を伺いながら、最も適切な運営を今後検討をしてまいります。
また、
男女共同参画センターにつきましては、市の施策展開の拠点としての機能を有しておりますので、行政直営により運営をしてまいります。各種講座やセミナー等の開催につきましては、一部委託もあるという考え方です。
続きまして、資料の4、丹波市
市民プラザ(仮称)整備に係るスケジュール(案)をごらんください。
先ほどの
基本計画の事業スケジュールで説明した内容をもう少し詳しくお示しをしております。このスケジュールの見方でございますが、計画項目の上段から①
基本計画の策定経過のところから、⑥
男女共同参画センターの事業計画まで項目ごとに平成30年度から平成33年度までに進める事務や事業について記載をしております。
その中で、ここでは、②
市民プラザの整備計画と、③
市民活動支援センターの運営計画、⑤
男女共同参画センター運営計画について御説明いたします。
まず、
市民プラザの場所をどのように決定をするかということについてでございますが、スケジュールの2段目、②
市民プラザの整備計画をごらんください。
先ほど、拠点施設の設置場所につきましては、民間商業施設の活用が適当であるというふうに説明をしたところでございます。6月には、両
センターの
基本計画と
市民プラザ基本計画をベースにいたしまして、市から提示する条件に対し、どのような対応をいただけるかというような調査を行いまして、計画にお示しをしております設備等の条件、また、イニシャルコストやランニングコストの経済比較、来客者数等、市民にもたらす効果、そういったものを総合的に判断をいたしまして、8月に拠点施設を決定する予定です。その後、決定した民間商業施設との協議、調整を行い、賃貸借契約や施設改修工事の設計を行ってまいります。
次に、③
市民活動支援センターの運営計画でございますが、こちらも先ほど御説明しましたとおり、開設当初は、実績やノウハウを持っているNPO等に委託をする予定でおります。そして、
市民活動支援センターを運営しながら、丹波市において
中間支援を担える、そういった人材を雇用いたしまして、育成することを考えており、その人たちを中心に、平成33年4月に新しい法人を設立、運営をお任せをしたいというふうに考えております。
平成30年度には、この人材育成と開設準備に係ります業務委託、平成31年度には、人材育成業務で受講された方を
市民活動支援センターの運営受託予定団体で雇用をいたしまして、開設準備と運営業務については委託をしたいと思っております。
平成32年度には、運営委託をする中で、新法人の設立に向けた準備を行い、平成33年4月の発足と同時に、
市民活動支援センター運営業務を新しい法人にお任せしたいという考え方でございます。
次に、⑤
男女共同参画センター運営計画でございますが、こちらは、市の直営で運営してまいりますので、平成30年度につきましては、組織や配置する人員、事業内容について検討をしてまいります。このような進め方で、平成31年10月の開設を目指しております。
大変長い説明となりましたが、丹波市
市民プラザ(仮称)の設置について説明を終わります。
○委員長(
垣内廣明君) 説明が終わりました。
それでは、質疑を行います。
質疑はございませんか。
西脇委員。
○委員(西脇秀隆君) 特にわかりにくいのは、このスケジュール案でいいますと、人材育成・開設準備業務プロポーザルという、この運営計画のところがちょっとわかりにくいんですね。ちょっと私らが思っとったんは、施設の運営委託を広く一般に募集して募るというふうに思っていたわけですけども、これによりますと、まず、プロポーザルで決めて、研修受講生を募集して、その研修受講生が、そこのNPO法人で雇用されて、また新たな法人設立の準備をして法人設立をしていくということにこれではなっているんですけども、そこがちょっとわかりにくいですね。
どういうことか言うと、その
市民活動支援センターを運営を任せるのを、私はプロポーザルで民間の組織に、NPO組織に委託するというふうに思っとったんですけども、これでは、また新たに法人を設立して、その人らに運営させようとしとるんかというとこらがわかりにくいですね。ちょっともう一遍はっきり言うてください。
○委員長(
垣内廣明君) 副課長兼
市民活動係長。
○副課長兼
市民活動係長(
小畠崇史君) こちらのスケジュールでは、まずは、開設当初は申し上げましたとおり、NPO等に、その実績のあるところに運営の委託をしたいということを考えております。これは、必ずしも市内のNPOに限らず、市外も含めて広く公募をしていきたいというふうに考えておりますが、その後、そこが丹波市で新たな法人を設立をする、この前の
議員総会では、一部この修正がございましたけれども、丹波市でできた法人によって、平成33年の4月から新たに運営をしていくというふうに考えておりますので、開設の当初に委託をするNPOというのは、平成33年4月までをお願いをしたいと。そこから新たな人材を育成、丹波市の人材育成で培われた、そういうノウハウを持った人材によって、平成33年4月は、丹波市で生まれた新しい法人、こちらが運営をしていくという考え方でございます。
○委員長(
垣内廣明君) 西脇委員。
○委員(西脇秀隆君) という説明ですと、平成32年度までの人材育成・開設準備業務プロポーザルに市内の業者は、そういうふうに応募する業者がないという考え方に立って、市内の法人を設立していくという理解でいいわけですか。
○委員長(
垣内廣明君) 副課長兼
市民活動係長。
○副課長兼
市民活動係長(
小畠崇史君) 市内のNPOにも、そのような実力、実績、またノウハウを持ったそういう団体があるということでありましたら、そのプロポーザルには参加をいただくということは可能でございますので、必ずしも、ここではないというふうに限定をしたものではなくて、ただ、やはり
中間支援をしていくということになりますと、それぞれの活動をされている、テーマごとに活動をされている、そういう人を市民、あるいは市民団体、NPO含め、そういったところがたくさんあるということは承知をしておりますが、その方たちの活動を後方から、あるいは、中間的な立場で支援をしていく、そういう業務をしていくためには、やはり人材を育成していく必要もあるだろうということで記載をしております。必ずしも、市内にそういうNPOがないというふうに限定したものではございませんので、広く公募をしたいいうふうに考えております。
○委員長(
垣内廣明君) 西脇委員。
○委員(西脇秀隆君) そしたら、例えばですね、市内の業者が人材育成・開設準備業務プロポーザルに応募して、そこに決まれば、わざわざ法人設立をする必要はないんじゃないですか。
○委員長(
垣内廣明君) 副課長兼
市民活動係長。
○副課長兼
市民活動係長(
小畠崇史君) おっしゃるとおりでございまして、この段階で、仮に、市内のNPOが運営の委託を任されるということになりましたら、また、そこの力がついていけば、新たに法人を設立するという必要はないようにも思っておりますので、ここは、流動的に考えてまいりたいと思っております。
○委員長(
垣内廣明君) ほかないですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
垣内廣明君) 質疑がないようですので、「丹波市
市民プラザ(仮称)の設置について」の質疑を終わります。
次に、(2)「
認定こども園の進捗状況について」を議題といたします。
認定こども園の進捗状況について、当局の説明を求めます。
教育部長。
○
教育部長(細見正敏君) それでは、全体計画13園のうち、施設整備が整いましたのが、3月の
認定こども園ぬぬぎの竣工で10園となっております。残る3園につきまして、現在の進捗状況を担当課長のほうから説明を申し上げます。
○委員長(
垣内廣明君)
こども園推進課長。
○
こども園推進課長(上田貴子君) それでは、
認定こども園の進捗状況につきまして、平成31年4月以降に開園を予定しております
柏原地域の2園と、本年4月に
認定こども園として開園はいたしましたが、園舎の完成が遅延をいたしております
認定こども園いくさとの園舎整備の進捗状況について、御報告します。
資料(1)には、進捗状況の概要を、資料(2)には、柏原保育所園舎増築・改修工事の配置図を、資料(3)には、園舎整備計画の工事工程と園児の引っ越しについて、図でお示しをしております。
柏原地域の2園について、まず、
認定こども園ミライズそらの園舎建設工事進捗率は、3月31日時点で予定どおりの6%となっております。4月に入りまして、基礎のコンクリート打設や地中梁の配筋工事を行っておりまして、今後の予定としましては、5月中旬ごろから建て方が始まり、6月中旬ごろには上棟の予定でございます。
次に、現柏原保育所を活用して、市が園舎整備を行います
認定こども園ミライズにじについては、既存園舎を一部解体し、保育室の増築と既存園舎の改修工事を次の3工程で行う予定にしております。
まず、資料(1)、①の仮設園舎の設置ですが、大和リース株式会社神戸支店と仮設園舎賃貸借契約を締結し、契約期間は、3月3日から平成31年3月25日までとなっており、まず、仮設園舎の建て上げ期間が3月3日から5月18日まで、賃貸借期間が5月19日から平成31年3月4日まで、撤去完了復旧期限が平成31年3月25日までとなっております。契約金額は3,132万円、軽量鉄骨造平屋建、保育室が3室と便所1カ所、仮設空調設備、渡り廊下、備品などとなっております。
続きまして、資料(1)、②の園舎部分解と解体箇所の改修工事につきましては、株式会社池田組と工事請負契約を締結し、契約期間は4月5日から9月10日まで、契約金額は2,980万8,000円でございます。
現在の木造平屋建の既存園舎の保育室3室に相当する274平方メートルの部分解体撤去と増築園舎へと連絡をする既存園舎部分の廊下の増築、それから、外構構造物の解体撤去、給排水迂回工事を行います。
なお、園舎部分解体工事は、解体する保育室を利用しております2歳児と3歳児の園児を仮設園舎へ移動させてからとなりますので、こちらが、予定としては5月19日以降というふうに考えております。ですので、まず、設備迂回工事に取りかかりまして、実際の部分解体工事は6月上旬ごろからとなる見込みです。
最後に、資料(1)、③の柏原保育所園舎増築と既存園舎の改修工事については、入札公告予定を4月16日、開札予定を5月16日、工事期間については、予定価格が1億5,000万円以上の工事となりますので、6月議会におきまして、工事請負契約の議決をいただいた後、その後、平成31年2月下旬までを予定しております。まず、増築工事に取りかかりまして、増築園舎が完成後に、既存園舎の園児を移動させてから、既存園舎部分の大規模改修を行う予定にしております。それぞれちょっと御説明をいたします。
園舎増築工事については、鉄骨造平屋建で、3歳児から5歳児の保育室6室と便所3カ所、倉庫1カ所、教材庫3カ所、手洗い場6カ所、手・足洗い場3カ所を予定しており、延床面積が555.92平方メートル、3歳児から5歳児の予定定員は140人を予定しております。
次に、既存園舎の大規模改修工事では、便所の新設2カ所、1・2歳児の保育室4室に床暖房の新設、これまで北側の便所として利用していたところを絵本室へ改修をいたします。それから、厨房の改修と厨房機器の更新、手洗い場の新設4カ所、空調機器の更新、クロスの張りかえ、電気設備工事などを予定しており、延床面積は1,281.51平方メートル、0歳から2歳児の予定定員は70人となっております。
また、外構工事としましては、乳児・幼児用の園庭の新設、それから、バスの乗降場と、それから駐輪場、福祉車両駐車場、それから登降園通路の階段へ上屋を設置をする予定にしております。
なお、資料(3)のとおり、ごらんいただいたとおりですが、柏原保育所を運営しながらの工事となり、園児の安全を十分に確保しながら保育環境を保つためには、通常の建設工事よりも制約が多い中での工事となりますので、平成31年4月の開園に間に合わせるためには、園舎増築・改修工事についても、できるだけ早期に着手したいと考えております。
最後に、氷上地域の
認定こども園いくさとですが、予定どおり本年4月1日に旧氷上町東保育園園舎と旧市立東幼稚園園舎を活用しまして、
認定こども園としては開園をいたしておりますが、園舎建築工事については、おおむね4カ月程度遅延する見込みで、4月3日の工程会議における進捗率は25%となっておりまして、現在は、鉄骨建て方が始まっている状況でございます。
なお、次回の工程会議を5月と記載をしておりますが、4月24日の誤りでございますので、修正をお願いしたいと思います。
以上、進捗状況について報告をさせていただきます。
○委員長(
垣内廣明君) 説明が終わりました。
質疑を行います。
質疑はございませんか。
○副委員長(吉積毅君) 委員長かわります。
垣内委員。
○委員(
垣内廣明君) 今説明聞いたんですけどね、仮設園舎建て上げ期間が3月3日から5月18日なっとるでしょう。その中で、園舎の部分解体が4月5日から始まるんやけども、これの絡みはどうなんですか。本来なら、仮校舎ができてから解体が始まるんじゃないかと私は思うんやけど、そこらはどうなんですか。
○副委員長(吉積毅君)
こども園推進課長。
○
こども園推進課長(上田貴子君) 先ほども少し触れさせていただいたんですけれども、垣内委員申されたように、解体のするところの保育室を利用しております2歳児と3歳児の園児を仮設園舎に移してからとなりますので、まず、すぐに解体ではなくて、設備迂回工事等に取りかかって、実際の部分解体は、園児が移動しました6月上旬ごろからになる見込みでございます。
○副委員長(吉積毅君) 垣内委員。
○委員(
垣内廣明君) はい。わかりました。
○委員長(
垣内廣明君) ほかないですか。
吉積委員。
○委員(吉積毅君) 1点だけなんですが、最近ちょっと工事現場で事故等、高速道路等で事故があったようなことで、園児が通う中での増設工事等で、くれぐれも事故のないように。最近ちょっとそういう事例が非常に最近いろんな部門ですごく多いんで、そういうことがないようにだけ、十分、その工事日程の調整等をされて、進捗を図っていただきたいというお願いだけしておきます。ちょっとだけ何かあったら。
○委員長(
垣内廣明君)
こども園推進課長。
○
こども園推進課長(上田貴子君) 3工程ありまして、業者がそれぞれ入ってまいりまして、相帳場の工事となりますので、十分に連絡調整をしながら進めていきたいというふうに考えております。
○委員長(
垣内廣明君) よろしいか。
ほかないですか。
前川委員。
○委員(前川豊市君) 柏原保育所のほうですね、ちょっとこれ見ながらわからないんですが。最終的に完成した段階で、その運動場いうんかな、グラウンド広場、外の広場の部分が狭くなったりはしないんですか。早うには、下の北側の田んぼも買ってとかいうような話も聞かんでもなかったんですけど、これでは、全然土地を買わずしてできるようなんですが、運動場のスペースは十分確保できるんですか、最終段階で。
○委員長(
垣内廣明君)
こども園推進課長。
○
こども園推進課長(上田貴子君) それでは、お手元の資料(2)をごらんいただけますでしょうか。
ちょっと広さまでは今確定的に申し上げられませんが、まず、今回幼児用の園庭として新設をいたしますのが、図面でいいますと、左下の今度増築する園舎の左側のところでございます。こちらのほうを現在は、法面と、それから一部駐車場になっているところを幼児用の園庭として芝生を張ったりですとか、そういった形で新設をしてまいりますので、今よりもふえる部分でございます。
それと、一部園舎を解体いたします保育室3室分を解体をするんですけれども、ちょうどその増築園舎と既存園舎の間に砂場がございます。この部分は、新たに広がってまいります部分でございますので、今以上に少なくなるということはございません。
○委員長(
垣内廣明君) 前川委員。
○委員(前川豊市君) 広場については、わかりました。そのかわりに、駐車場スペースが上にも書いてますが、59台が44台に減るとか、駐車場スペースはどのように確保されるんでしょうか。
○委員長(
垣内廣明君)
こども園推進課長。
○
こども園推進課長(上田貴子君) 現在、そちらにも示しておりますとおり、59台が44台になるということでございますので、これまで大きな行事のときにお借りをしておりました箇所をどうにか借りられないかということで、今後、調整をしていく予定でございます。
○委員長(
垣内廣明君) 前川委員。
○委員(前川豊市君) それは市として借りるということですが、これ将来的には、これ民間の運営、今は市ですけど、なるということですので、民間運営になっても、そこはちゃんと引き続き確保できるような駐車場、そういう手立てをされるということでよろしいか。
○委員長(
垣内廣明君)
こども園推進課長。
○
こども園推進課長(上田貴子君) そこの費用については、法人のほうの負担となる予定でございます。
○委員長(
垣内廣明君) ほかございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
垣内廣明君) 質疑がないようですので、「
認定こども園の進捗状況について」の質疑を終わります。
次第を変更して、「その他」の項を先に行います。
その他、本委員会にお諮りする事項はございませんか。
財務部長。
○
財務部長(
大垣至康君) 私のほうから、専決処分につきまして、2件の報告をさせていただきたいと思います。
まず、1件目は、3月の
常任委員会でも報告をしておりましたとおり、地方税法等の改正に伴う丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定についての専決でございます。国の法改正を受けまして、3月31日付で専決処分をいたしましたので、まず、御報告をさせてもらいます。
改正の内容につきましては、市民税の関係、たばこ税の関係、固定資産税の関係、市税全般にわたる内容でございます。詳細につきましては、次回の本会議での報告ということで御了解いただきたいと思います。
次に、2件目の専決処分の報告でございます。
現在、丹波市の公有建物及び公有自動車の災害共済制度への加入につきましては、全国町村会を窓口として、一般財団法人の全国自治協会が運営する事業に委託をするという形で加入をしているところでございます。
この全国自治協会の共済事業への加入は、合併前から旧6町等が加入をしてきたこと、また、共済の分担金も合併以降、平成28年度までは特例の期間としまして軽減措置がありまして、分担金の負担額が軽減されてきたため、継続して加入をしてきたという経過がございます。しかしながら、平成29年度、これ11月の一斉更新分から負担金の軽減の措置がなくなりまして、大幅な増額となったことから、他の共済制度等への加入を検討してまいりました。その結果なんですけども、補償の内容について、少しの変更は伴うことになりますが、分担金、負担金の大幅な軽減が見込めることから、平成30年度の更新分から、これも11月に一斉更新の予定をしておりますが、全国市町会を窓口とします公益社団法人全国市有物件災害共済会への変更をちょっと決定をしているところでございます。
そこで、今回、専決処分とさせていただいた事案につきましては、この共済事業について、委託先を変更しまして、この加入するという行為が、地方自治法第263条の2第1項に規定の、相互救済事業経営の委託という項目がございまして、これに該当しまして、その中で、普通地方公共団体は、議会の議決を経て、ちょっと飛ばしますが、全国的な公益的法人に委託することにより、相互救済事業を行うことができるとございます。
また、共済事業委託の一斉変更は、先ほど申しましたとおり、平成30年11月を予定しておりますので、それについては、まだ今後の期間あるわけなんですが、一部の指定管理施設4施設ございますが、具体的には、生郷交流会館、徳畑交流施設、野上野交流施設、笛路地区の交流施設、この4施設については、この4月1日からの変更委託を予定をしておりましたために、ここに委託するという行為が、先ほど言いました地方自治法上の規定で議会の議決を得る必要があるということで、このことが、3月議会閉会後の手続の中でわかりまして、急遽、3月31日付での専決処分をさせていただいたところでございます。
本来、先ほど言いましたとおり、3月定例議会で上程しまして、議決を受けるべきところでございますが、非常にまれな案件ということで、今回この議決そのものは初めてになるんですけども、先ほど言いましたとおり、議決を要する確認ができていなかったこと等から、平成30年3月31日付で、地方自治法第179条の規定による専決処分をさせていただきましたので、報告をさせていただきます。
なお、次回の本会議への正式な報告ということで、御了解をいただきたいと思います。
○委員長(
垣内廣明君) よろしいか。
今のはよろしいか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
垣内廣明君) ほかないですか。
当局のほうないですか。
ほな、委員のほうありますか。
西脇委員。
○委員(西脇秀隆君) 今さっきですね、副市長なり教育長のほうから、
山南地域の中学校問題と統合問題が大事になってくるというふうに言われてるんですけども、私ども、
総務常任委員会に対しては、教育委員会の案の正式な説明がまだないわけですね。新聞報道もありましたり、非公式には聞いたんですけども、やっぱり正式に文書でもって説明をしてほしいなと思います。
聞くところによると、5月28日に説明会をもって、それ以降になるというようなんですけども、これ議会報告会が5月中旬にありますわね。
山南地域が19日ぐらいに。だから、当然そこで出ますしね。だから、正式に教育委員会の案を
総務常任委員会に出してほしいと思うんですけども、どうですか。
○委員長(
垣内廣明君)
教育部長。
○
教育部長(細見正敏君) まず、新聞報道、確かに詳細な記事がございました。これは、教育委員会が取材を受けて答えたでなくて、2月に4地区の自治協議会の会長お集まりいただいて、資料も提供させていただく中で、事前協議を済まさせていただいた。その資料を取材の中で記者のほうが収集されたというようなことでございます。ですので、いまだ公式的に教育委員会が公式の発表という段には至っておりません。
では、いつかといいますと、今、委員からの日時の御指摘がありました5月28日、これ月曜日と思いますが、その日に
山南地域市立
中学校統合準備委員会の初回を開かせていただきますので、そこで正式に教育委員会としての見解、今回の提案内容を説明する。これを初回、公式の第一歩とさせていただきたい。そういう意味では、議会のほうを軽視するということでは決してございませんが、慎重に議論を進める中で、この提案のあて先は、
山南地域があて先でございますので、その意味で、まずは、
山南地域市立
中学校統合準備委員会、この後にと思っておりますので、それも日にちにすき間があかないように、また議会のほうと日程調整は進めたいと思いますが、それまでは、非公式の段階であるということで御理解を賜りたい、このように思います。
○委員長(
垣内廣明君) 西脇委員。
○委員(西脇秀隆君) 地域ではね、私ら会う人会う人からどうなっとんや、議会のほうではどうなっとんやいうのを聞かれるわけです。私の説明、議会では非公式いうのは聞いたんですけど、正式な説明まだないんですわと。何ちゅうこっちゃいなと、こういうことなっとんですね。だから、やっぱり市民に、あんだけ新聞にも、前非公式で聞いたときには、これ新聞発表されたら、ちょっとやりにくいからというようなこともあったように思うんですけども、発表されてますからね。だから、議会には早く出してほしいと思うんです。そやないと、もう非常に市民と市との間に不信感がね、議会も含めてですね、あんだけ大ごとになっているのに、議会には全然説明がないと。だから、もっと早めてほしいと思うんで。委員長、これ委員会としても要請してほしいと思うんです。もう地域では、非常に話題になっていますからね。
○委員長(
垣内廣明君)
教育部長、地元の
山南地域市立
中学校統合準備委員会いうのんは、もう立ち上がっとんのかいな。そこらからちょっときちっと言うてもらいたいねんけど。
教育部長。
○
教育部長(細見正敏君) まず、現在、
山南地域市立
中学校統合準備委員会の委員につきまして、関係団体、地域でありますとか、PTAでありますとか、そちらのほうに委員の推薦の依頼をしているところでございます。PTAの総会等が4月の末、あるいは連休明け等になりますので、結局、推薦依頼は現在しておりますけども、報告として出てまいりますのは連休明けになろうかと思います。今現在、そういうことで、委員としては、まだ確定はしていないという状況です。
○委員長(
垣内廣明君) その
山南地域市立
中学校統合準備委員会が立ち上がると思うんですけども、その後、市の思惑と言うたら、計画ですね。そういうことが早う決まりましたら、また一日も早う報告願いたいと思いますけど、よろしいですか、それで。
暫時休憩します。
休憩 午前10時38分
───────────
再開 午前10時38分
○委員長(
垣内廣明君) 再開します。
教育部長。
○
教育部長(細見正敏君) 基本的には、大きな事業でございますので、教育委員会としても慎重にしっかりと進めてまいりたいということで、やっぱり当初の予定どおり、
山南地域市立
中学校統合準備委員会、これが一番大きなインパクトといいますか、スタートをしっかりと切りたいということでございますので。それと、日にちが過ぎないように、また、議会のほうと御相談して、日程調整を速やかに進めたいと思います。
○委員長(
垣内廣明君) 西脇委員。
○委員(西脇秀隆君) 5月の中旬にね、議会報告会が。私も
山南地域へ行かんなんことになっとんですけど、当然そこで話題になりますわね。だから、一応、正式に議会にやっぱし教育委員会の考えを言うてほしいなと。私ら聞いてませんいうて言うしかないですよ。だから、それちょっと見当してもらえますか。
○委員長(
垣内廣明君) 暫時休憩します。
休憩 午前10時40分
───────────
再開 午前10時43分
○委員長(
垣内廣明君) 再開いたします。
これで、その他の項を終わります。
ここで、
総務常任委員会を一旦休憩し、総務常任委員協議会を先に行います。
暫時休憩します。
休憩 午前10時44分
───────────
再開 午後3時42分
○委員長(
垣内廣明君) 再開いたします。
日程第2、「委員会行政視察について」を議題といたします。
実施日及び調査事項について決定いただいておりますが、概要につきまして、説明を受けます。
事務局書記。
○事務局書記(村上かおり君) それでは、このたびの行政視察の概要について、御説明させていただきます。
平成30年度
総務常任委員会行政視察資料をごらんください。
なお、資料のページ番号が打ってないために少しわかりにくいかと思いますが、御了承ください。
日程につきましては、3月にもお伝えしましたように、4月17日火曜日から18日水曜日にかけて実施したいと思っております。
内容につきましては、
市民プラザと地域づくり事業について視察をいただきます。
2枚目の行程表をごらんください。
2日間の行程なんですけれども、移動に関しましては、中型の貸し切りバスでの移動となります。まず、17日、午前8時に本庁北側駐車場に集合いただきまして、貸し切りバスで移動をいただきます。バスにつきましては、7時45分ごろから待機いただけるということですので、順次、御乗車いただけたらと思います。
なお、今回の視察については、当局のほうから
教育部長と、それから、
まちづくり部長のお二人、それから、事務局から議会事務局の課長と私、村上が同行をさせていただきます。
国道175号線を通過いたしまして、9時50分ごろ到着予定で、「複合型交流拠点ウィズあかし」という施設のほうに行っていただきます。こちらのほうにつきましては、施設のそばのほうで下車をいただきます。
複合型交流拠点ウィズあかしでは、複合型交流施設ウィズあかしが担う市民
活動支援の役割についてということで、一般社団法人、こちらの管理運営をされております明石コミュニティ創造協会の事務局長であります柏木登起さんから御説明をいただきます。
視察のほうは、10時から12時を予定しております。視察終了後ですね、ちょっと館内の見学等もしていただきまして、12時10分ごろですね、徒歩のほうで移動をいただきます。
昼食会場なんですけれども、5分ほどのところにございます魚の棚のところにあるんですけれども、明石みつぼしというお料理屋ですね。こちらのほうで昼食をおとりいただきます。そこからですね、またバスに乗車いただきまして、サービスエリアで休憩等をとりながら、ホテルのほうに向かっていただきます。
宿泊につきましては、グリーンリッチホテル出雲というところになります。当初予定しておりました松江市のほうなんですけれども、少しホテルのほうがなかなか取れないということで、ちょっと雲南市を通り越す形にはなるんですけれども、出雲市の駅前あたりにございますホテルになります。そちらのほう到着後ですね、午後6時半からホテルの1階にございます、かんだちというお店で夕食をとっていただきます。11人で予約をしておりまして、貸し切りで対応いただけるとのことです。
翌日ですね、18日水曜日につきましては、朝食をホテルのほうでとっていただきまして、午前9時にホテルのロビーに集合いただきます。バスでホテルを9時10分に出発いただきまして、9時45分ごろですね、雲南市のほうに到着いただきます。そちらのほうでは、子ども・若者・大人チャレンジの連鎖による持続可能な
まちづくりということで、
まちづくり、地域づくり事業について視察のほうをしていただきます。
視察が終わりまして、またバスに御乗車いただきまして、松江市のほうですね、玉造というお店で昼食をとっていただきまして、こちらのほうまで戻ってくる予定にしております。
なお、緊急時の連絡先といたしまして、事務局課長と、それから私の携帯を書いておりますので、こちらのほう御確認をお願いいたします。
次のページめくっていただきまして、全行程について地図に落としておりますので、こちらもごらんいただければと思います。
それぞれの質問事項なんですけれども、事前に各委員のほうから提出いただいたものをもとに、明石市と雲南市のほうに御依頼のほうをさせていただいております。
まず、複合型交流拠点ウィズあかしについては、以下の丹波市議会のテーマ及び質問事項の複合型交流拠点ウィズあかしの資料をごらんください。
6項目提出のほうをしております。2の質問事項といたしまして、
市民プラザの運営形態と市から支出される予算、2、NPOや市民活動、男女共同参画などに関する支援のあり方について、こちらは地縁組織ですとか、文化・スポーツ団体への支援についても含まれるのかという質問になります。3、複合型施設だからこそできる活動や支援、4、運営を担う人材の育て方、5、相談体制と学習機会の提供、6、
市民プラザの課題、この6点についてです。
資料の詳細につきましては、次ページ以降、記載しておりますので、お目通しをお願いいたします。
次、数ページちょっとめくっていただきまして、雲南市の資料に移ります。
雲南市につきましては、4項目質問を依頼しております。
1、地域自主組織大人チャレンジについては、水道検針など行政機能に関する事業の地域が担う範囲についてということで、こちらは、大人チャレンジとして行政が行うものを地域のほうでしていただいている部分があるということなんですけれども、それをどこまで地域が行っているのかについてお尋ねしております。
行政機能の代がえとしての地域と自主事業でにぎわいをつくる地域との両立について、地域における組織の形態(構成)と若者や移住者等のかかわり方について、この大人チャレンジの組織には若者も入っているのかどうについてお尋ねしております。
なお、大人チャレンジにつきましては、担当課の職員の方が不在のため、チャレンジ事業全体を担当されている政策部から大まかな概要についての説明になります。
2番目に、若者チャレンジ、こちらは政策推進課から説明いただきます。コミュニティキャンパスほか、運営体制、講師、費用についてお尋ねしております。
3点目、子どもチャレンジ、こちらは、教育委員会から説明いただきます。学校教育との連携は。各中学校に配置されているコーディネーターの活動、4点目としまして、各予算ですね、ふるさと教育、キャリア教育、地域づくり事業に係る予算についてお尋ねをしております。
雲南市の資料につきましても、ここから後ですね、記載しておりますので、またお目通しをいただければと思います。
なお、視察の資料につきましては、文書共有システムのSideBooks、
総務常任委員会のフォルダの先頭のところに視察用のフォルダをつくっておりますので、そちらのほうもまた御利用いただければと思います。
説明のほうは以上になります。
○委員長(
垣内廣明君) 説明は終わりました。
聞いておくことはないですね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
垣内廣明君) 以上で議事を終了いたします。
続いて、「その他」の項に入ります。
その他、本委員会にお諮りする事項はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
垣内廣明君) なければ、その他の項を終わります。
以上で、本日の議事は全て終了いたしました。
これをもちまして、本日の
総務常任委員会を閉会といたします。
副委員長から閉会の挨拶を申し上げます。
副委員長。
○副委員長(吉積毅君)
総務常任委員会を終了いたします。
お疲れさまでした。
閉会 午後3時52分...