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平成26年総務常任委員会( 6月20日)
平成26年産業建設常任委員会( 6月20日)

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  1. 丹波市議会 2014-06-20
    平成26年産業建設常任委員会( 6月20日)


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    平成26年産業建設常任委員会( 6月20日)                産業建設常任委員会会議録 1.日時   平成26年6月20日(金)午前9時26分~午後4時59分 2.場所   議事堂第3委員会室 3.出席委員   委員長       藤 原   悟   副委員長       林   時 彦   委員        垣 内 廣 明   委員         木 戸 せつみ   委員        足 立 克 己   委員         横 田   親   議長        奥 村 正 行 4.欠席委員   なし 5.議会職員   書記        荻 野 隆 幸   書記         村 上 知 子 6.説明のために出席した者の職氏名   副市長       鬼 頭 哲 也   公営企業管理者    細 見 滋 樹   技監兼入札検査部長 足 立 保 男    企画総務部   企画総務部長    余 田 一 幸
       財務部   財務部長      山 中 直 喜    産業経済部   産業経済部長    近 藤 俊 幸   次長兼農業振興課長  大 塚 良 之   農林整備課長    細 見   勝   林業振興係長     田 村   猛   地籍調査係長    塩 見 良 一   新産業創造課長    足 立 良 二   商工振興係長    清 水 徳 幸   観光振興課長     近 藤 紀 子   恐竜を活かしたまちづくり課長      恐竜を活かしたまちづくり推進係長             村 上 佳 邦              田 原 弘 義    建設部   建設部長      駒 谷   誠   都市住宅課長     義 積 浩 明   住宅係長      亀 井 昌 一   都市整備係長     磯 﨑 広 之   下水道課長     田 村 宗 治   管理係長       西 山 健 吾    水道部   水道部長      山 田 吉 晴   業務課長       岡 本 晃 三   工務課長      上 畑 文 彦 7.傍聴者   5人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開会 午前9時26分 ○委員長(藤原悟君) 委員の皆さん、当局の皆さん、おはようございます。ただいまから産業建設常任委員会を開催いたします。  本日の委員会は、この後、副市長より御挨拶をいただいた後、所管事務の現地調査を行う予定でありますので、よろしくお願いいたします。  それでは、副市長より、御挨拶をいただきます。  副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) おはようございます。きょうは朝からワールドカップが、日本代表が出て、残念ながら、応援しておりましたが0対0ということで、引き分けということで。全く、これで1次リーグ敗退ということではなくて、わずかながら望みもあるようで、最後まで諦めずに応援したいと思います。我々、行政につきましても、やっぱり施策展開については、よりよい施策になるように、ぎりぎりまで努力をしないといけないなと思っております。本日は付託議案、その他いろいろ、所管事務調査、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(藤原悟君) それでは、配付をしております、視察の現地調査行程に基づきまして、視察を行います。行程表をお持ちの上、また、現地、機械設備がありますので、念のため、ヘルメットを持参の上、北側駐車場にお集まりください。  暫時休憩します。                 休憩 午前9時27分                ───────────                 再開 午前11時00分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  皆さん、現地調査、御苦労さまでした。  では、議事に入ります。  日程第2、請願審査を議題といたします。  請願第4号「労働者保護ルール見直し反対を求める意見書の採択を求める請願」を議題といたします。  本日、紹介議員であります、前川豊市議員に出席をしていただいております。前川議員におかれましては、お忙しいところ、まことにありがとうございます。  まず、請願第4号を職員に朗読させます。  事務局書記。 ○事務局書記(村上知子君) それでは、請願を朗読させていただきます。  労働者保護ルール見直し反対を求める意見書の採択を求める請願書。  2014年5月27日、丹波市議会議長、奥村正行様。請願団体住所、丹波市柏原町柏原1691番地1。団体名、連合兵庫丹波地域協議会。代表、議長、荻野文夫さん。紹介議員、前川豊市議員。  請願趣旨・理由。  我が国は、働く者のうち、約9割が雇用関係のもとで働く雇用社会です。この雇用社会日本の主人公である雇用労働者が、安定的な雇用と公正な処遇のもとで安心して働くことができる環境を整備することが、デフレからの脱却、ひいては日本経済・社会の持続的な成長のために必要です。  それにもかかわらず、今、政府内に設置された一部の会議体では、成長戦略の名のもとに解雇の金銭解決制度ホワイトカラー・イグゼンプションの導入、解雇しやすい正社員をふやす懸念のある限定正社員の普及、労働者保護の後退を招くおそれのある労働者派遣法の見直しなどといった、労働者を保護するルールの後退が懸念される議論がなされています。働く者の犠牲の上に成長戦略を描くことは決して許されることではなく、むしろ政府が掲げる、経済の好循環とは全く逆の動きであると言えます。連合は、労働者保護ルールの見直しに断固反対します。  また、政府内の一部の会議体の議論は、労働者保護ルールそのものにとどまらず、労働政策に係る基本方針の策定のあり方にも及んでおり、労使の利害調整の枠を超えた総理主導の仕組みを創設することも提言されています。雇用・労働政策は、ILOの三者構成原則に基づき労働政策審議会において議論すべきであり、こうした提言は、国際標準から逸脱したものと言わざるを得ません。  こうした現状に鑑み、貴職に対し、丹波市議会において、下記の内容を柱とする、労働者保護ルール見直し反対を求める意見書を採択の上、国会及び関係行政庁に提出くださるよう、請願いたします。  1.不当な解雇として裁判で勝訴しても企業が金銭さえ払えば職場復帰の道が閉ざされてしまう「解雇の金銭解決制度」、「解雇しやすい正社員をふやす懸念のある限定正社員制度」の普及、「長時間労働を誘発するおそれのあるホワイトカラー・イグゼンプション」の導入などは、行うべきではないこと。  2.低賃金や低処遇のままの派遣労働の拡大につながりかねない法改正ではなく、派遣労働者のより安定した直接雇用への誘導と処遇改善に向けた法改正を行うべきこと。  3.雇用・労働政策に係る議論はILOの三者構成主義にのっとって、労働者代表委員使用者代表委員、公益委員で構成される労働政策審議会で行われるべきであること。 ○委員長(藤原悟君) 請願書の朗読が終わりました。  それでは、紹介議員より、請願の趣旨について、説明をいただきます。  前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) 本日は、ただいま提案されています請願につきまして、御審議いただけますことを、厚くお礼を申し上げます。どうか、よろしくお願いしたいと思います。  請願書、今、朗読がありましたように連合としての請願の理由は、このとおり、または、請願内容も1、2、3このとおりなんですけれども、請願者と十分打ち合わせる中で、必ずしもこれと同じ文章の内容の意見書でなくてもいいということを言われています。といいますのは、全く、この文章で、既に、兵庫県下でも採択されている明石市議会とか、相生市、それから、新温泉町等々、ほかにもあるわけですが、兵庫県議会、兵庫県会も採択いただいています。ただ、兵庫県の場合は、請願書を採択するに当たって、全会一致を原則とされています。いわゆる、各党派とかいろいろあるわけですので、全会一致になるものは請願を通すということで通っています。その際、今、朗読いただいた内容では全会一致、兵庫県もなっていません。そうではなくて、もう一つ、私、意見書の案を兵庫県の文案と同じ文で日付だけ変えていますけれども、その文を見て、この兵庫県の内容で採択いただくことも非常にありがたいということを請願者から引き継いでいますので、ぜひ、意見書案を事務局に渡していますので、お配りいただいて、その内容の範囲内でいかがかなというように、御検討いただきたいということをまず最初にお願いしたいと思うんですけれども。 ○委員長(藤原悟君) 最初、まず、内容を説明していただけませんか。意見書より先に。  質疑がありますので、質疑を受けるために。 ○紹介議員(前川豊市君) はい。それでは、そういう前置きをしながら今、出しています請願の内容について、趣旨・説明をさせていただきます。  中ほどにもやっぱり書いていますように、いろんな社会情勢のある中で、今、国のほうとしては、いわゆる、会社の都合で社員を解雇する場合、金銭的な制度で解決する制度や、それから、ホワイトカラー・イグゼンプションと書いてますが、これも、ちょっと出ていたと思うんですけれども、年間の所得が一定の部分あれば、それ以上、働いた残業手当は出さないというような動きも議論されています。それは、一定の所得って、例えば今、会議のほうでは1,000万円以上とかいろいろ言われていますけれども、そういう制度が導入されるとだんだんそれはもう下回ってきたり、雇用の際に非常に限られた時間、勤務時間を雇用条件にさせられて、そして、それ以上、働いた分はもうただ働きやというような感じの制度が導入されるおそれがあります。  そしてまた、一方では、解雇しやすい制度をつくって、いわゆる限定の、決められた正社員、この地域で働く、こういう条件で働くというような正規の社員を設けて、その条件が変わったら、もう解雇することができるというような部分が言われています。  全て、やっぱり経営者サイドに立った部分で、働く労働者にとっては非常にマイナスと言いますか、生活が脅かされる制度になりそうにあるわけですので、ぜひとも、本来の働く人が安心して暮らせる、そして、それが景気を引き上げたり、経済が上がっていくような制度にしてほしいというような部分の趣旨です。  国際的にいっても、ここにも書いていますようにILOの関係からでも、やっぱり日本のいろんな労働条件に関することは、極めて厳しいと言わざるを得ないということから、国際基準に沿った部分をしてほしいというのが部分です。  請願の三つの項目、今申しましたように、いろんな制度で働く労働者にとっては、非常に厳しいものがありますので、導入しない、または、慎重な判断をしてほしいということです。それから、低賃金は会社にとってはいいかもわかりませんが、生活する者にとっては、やっぱり厳しいということになると思いますし、国際的にも合った労働条件をつくってほしいというものです。  以上、簡単ですけれども、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 紹介議員より説明をいただきました。  それでは、これより、質疑を行います。  質疑はございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) これは小泉政権のときですか、ちょっと、私もよくわからないんですけれど、非正規社員が急激にふえたというのが、確かそうやと思うんです。その中で、不安定な雇用ですわね、非正規といったら。それを今回、限定ではあるけれども、福利厚生とかそういうものも全て入れますよと。それと、限定社員やから、そこがなくなったら、じきに解雇できるというようなことも、これは言われていますけれども。テレビなんか見ていたら、解雇というのは、そう簡単にできないと、限定社員であろうが。というようなことも、言われておる中で、私、これを出されている、そうしたら、そういう非正規雇用をどう解決するのかということが全然出てないですわね。ただ単に反対云々の話だけであって、それをやっぱり、ここでうたって、だから、反対ですよということを表現してもらわないと、ただ単に反対云々の話だけで、賛成云々の話をされるんじゃなしに、やっぱり、政府が出している方針は、こういうところに問題があって、我々だったら、こう考えますよと、こう変えるべきじゃないですかというのは、何か出してもらわないと判断しようがないと、私は思うんです。だから、プラス面もあるし、確かに、マイナス面もあります、今、言われておるように。そこらの判断を、なかなかこの文面だけではしにくいなというように、私は思うんですけれど。 ○委員長(藤原悟君) 前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) 今、言われましたように、確かに、小泉政権のときに、派遣制度を導入して、それから、派遣者が非常にふえて不安定な労働になって、しかも、それが長期になると。例えば、1年、そこに同じ仕事をしていたら、次、正社員になるというような全く保障がなくて、派遣の形で、というのは、だから、今、この団体としては、小泉政権のときにできた派遣制度は問題であるという考えは、今も言われましたし、そのとおりだと思います。だから、それをどうすればとか、次の提案ということは、御指摘のとおりだと思いますが、正直、そのことについて、どういうような提案ということは、この文章の中に出てないんですけれども、全体の意味の中で、個々の政策について、これはこう、これはこう、この問題は、こういうふうに変えてくれと、こういうような表現にはならず、全体として、労働者のためにしてほしいというようにしていますので、御指摘の、違った施策の提言を、反対なら、どうすればいいかという内容をこの中に書けというのは、御指摘は率直に受けておきたいと思います。よくわかります。それは書かないで、全体として労働者を守ってほしいという表現になっていますので。  それで、限定社員制度は、今もあったんですけれども、プラスはなかなか、考える立場によって、違うと思うんですが、経営者側と労働者側と。労働者側から考えると、決してこれはプラスとは言えないという部分で思っています、労働者サイドでは。経営者サイドではいいと思いますが、先ほど言われた派遣制度よりましやないかと言われると、それは確かにそうかもわかりません、それよりは。ですけれども、それでもって、じゃ、非常に派遣制度に変わる、物すごい改革された、いいものだということにはならず、解雇しやすい正社員をつくっていくというような心配があるということを言っています。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 派遣社員、それなら、そのまま反対やということで、そのまま、これ、まだ置いておいていいという話や、私はないと思うんです。これは早急に、何らかのことを考えていかないといけないと思うんです。そのための、一歩前進、前進というのか、こういうふうに限定社員で切りかえたらどうですかという提案に対して、やっぱり、一歩前進したことを、どういうふうに考えておられるのかなと。そうしたら、今、案がない中で、また、このまま置いておいていいのかという、私は問題やと思うんです。そこのところをきちっと、それなら、こういうふうにやるべきじゃないですかとか。それがあって、反対ですよと言われることなら、よくわかるんですけれど。ただ単に反対云々、それはちょっと、私は提案として、どうかなというふうに思います。  それと、よく言われます、裁判で勝っても現場復帰ができないというようなことをよく言われますけれども、それは、労働条件云々じゃなしに、人間の、言うたら、感情というんですか、もめたところへ戻りにくいという話だけであって、それを、提案の中にもありますように、金銭的解決して現場復帰の道が閉ざされてしまうというようなことが書かれていますけれど、それは、このルールを見直したから云々の話では、私はないと思います。お互い、雇い主も反発した人も、反発してお互いけんかしたわけですな。そんな、そういう理由で戻りにくいだけのことであって、決して拒否しているものではないと思うんですけれども。だから、そんな理由で、これを反対云々の話をされたって、私は、ちょっと理解がしにくいんです。  要は、出しているものに対して、きちっと、我々はこういうふうに考えます。こういうふうに変えるべきだというようなことがあって、それで判断してくれと言われるんだったらよくわかるんですけれども。このままで、ただ単に反対云々の話というのは、ちょっと理解がしにくいなというように、私は思います。 ○委員長(藤原悟君) ちょっと、今、請願の中身の説明に質疑になって、実施しておりますので。その中でお願いします。  前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) 今、言われた労働者派遣の問題については、どうしろというのは、2番のほうの後ろのほうに、後段に書いています。  2番の1行目の後ろの、「派遣労働者のより安定した直接雇用への誘導と処遇改善に向けた法改正を行うべき」という、こういう表現にはなっています。だから、これ以上、もっと詳しくこれをというような表現にはなってないと私は言っているので、こういう表現には、今の派遣法でよいということではなくて、より見直してほしいということには言っています。  後の、言われました、解雇の関係とか、裁判で勝っても、あと、現場におりにくいというようなことについて、委員のほうは人間関係だとか、そういうことも言われましたけれども、それもありますが、やっぱり、どうしても経営者側は、復帰でもその場合、違う職場に戻ってもらうとか、いわゆる解雇はできないので、社員としてはおるけれども、仕事の内容を変えるとか、それはもういろいろ、労働者本人の責任もあるかもわかりませんが、雇用者はそういうことは自由にできるわけですので、職場を変えたり、違ったところでというようなことであって、同じような職場に復帰しにくい。または、させてもらいないというような場合もあるということを言っているわけで、会社と争ってけんかしたからどうのこうのということではないと私は思います。そういうように争うようなことの事実がないように、労働者の保護をしてほしいということであります。 ○委員長(藤原悟君) 質疑ということで、紹介議員への質疑をメーンでお願いします。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 2番目に今、言われた直接雇用への誘導と処遇改善。これはまさに、限定社員、これでなるんじゃないんですか。限定正社員ですか、そういうことじゃないんですか。 ○委員長(藤原悟君) 前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) 限定社員のことに関係はしますが、今、現在、国のほうで、限定正社員制度の取り組みについては、例えば、仕事の内容を決めるとか、勤務地を決める、労働時間を決める、そういうことを限定して正社員とすると、限定社員というのをふやそうとしているわけです。だから、そこまで、項目がふやされると、仕事の内容、勤務地、労働時間、例えば、仕事の内容、こっちの流れ作業から、違うところへ行くと言ったら、もう首切れるんです。その仕事で会社のほうが、ここでは、この業務のところが人が要らなくなったら首を切れる、違うところへは行けないので、限定やから、という意味では限定は必ずしも安心してずっと勤められるということです。もちろん、勤務地もそうです。どこどこ工場にという勤務で、そこの工場が、少し縮小したり、場合によっては閉鎖したら、全く自由に首を切れるということです。労働時間も6時間と決めたら、もう、忙しいときでも、8時間働かなくていいし、働いても時間外手当が出ないとかいうような、もう決めてますので、そういうような、嫌やったらやめてくださいよという形になるわけで、ちょっと、この限定は、決して労働者にとって、正社員でないよりは、正社員という言葉ではいいかもわかりませんが、非常に不安定な雇用であります、そう思っています。 ○委員長(藤原悟君) ほか、質疑ございませんか。  足立委員。 ○委員(足立克己君) これは労働者を守る、よくわかるんですけれど、これは国からの連合の本部というんですか、それからの指示で、これは柏原のことはやられているわけですか。  それと兵庫県、丹波市において、こういう事例や、会社しているところは、どのぐらいありますか。こういう問題がおきて、そういうことをやらないといけないと言って、連合はこれをやっているわけですけれども、その中で、兵庫県や丹波市において、こういう問題が起きている会社はどのくらいありますか。また、会社の名前がわかったら、言ってください。 ○委員長(藤原悟君) 前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) 2点あったと思いますが、まず、最初に、連合として出しているので、いわゆる本部というか、上部団体からの指示というか、そういう関係でないかということだと思うんですが、もちろん、日本の連合本部、そこから、各自治体に対して、こういう請願をしようと。そして、方針が決められて、兵庫県の連合兵庫、そこも、そういう取り組みをして、先ほど言いましたように、兵庫県会には県の連合が出しています、連合兵庫が。あと、地域にありますので、丹波市は、ここが出しているし、ここの連合丹波というのは篠山も同じグループですので、篠山市にも出して、篠山市はせんだって通ったということを聞いています。それから、よそのところは、但馬は但馬でありますので、但馬のほうへ出したりとか。先ほど、言いましたように、新温泉町は通ってるとか、それから、都市部の明石市、相生市も通っているという、それぞれの地域で出しています。そういう形で活動をしていますので、指示というか、組織として出しています。  それから、二つ目の問題が起きているのがどれほどあるのか、また、具体的に会社名と言われましたけれども、そういう意味ではありません。今、どこで起きているから、これを出しているというものではありません。今、国会のほう、国のほうで、こういうような、いろんな問題が改正しようとされていますので、それについて、もっと慎重にやってくれとか、逆に今まである制度をもう少しよくしてほしいと、労働者を守ってほしいと、先ほど出ていた分です。派遣の部分もこうやと、派遣法もこうしてほしいというのは、今ある制度を変えてほしいという形ですので、具体的に丹波エリアで、何件、何人、幾つの会社、どこの会社があるということではありません。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) それで、私思うんですけれど、やっぱり、こういう請願とか、国、連合なら連合からおりてきた場合、丹波の連合の人がどれだけ話されて、この問題を取り上げてやられたかというのが、もうひとつ、私には理解できないんです。  ただ、おりてきたものをやられているだけみたいな感じがするんです、私、個人としては。やっぱり、柏原の連合やったら、やられている方がもうちょっと地域、この問題をとらえて、国にやるんやったら、丹波のことはどうしようかと、兵庫県でもよろしいわ。そうしたら、実例があるから、こうしようという、請願するんやったらわかるんですけれど、そうやと思います、私は。 ○委員長(藤原悟君) 前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) 一つは、連合の中で、組織の中で、どれだけ協議されているかということですが、せんだっても、連合の役員、いわゆる各単組から出てきた役員で篠山市で研修もありました。そういう形は何回か行われているし、各連合に加盟している、各単組、組合の委員長の会があって、そこで、この問題に取り組むというようなことは確認されていますので、それぞれ一人の社員のAさん、Bさん、Cさんまで、きちっと浸透しているかと言われると、そこまでもないと思いますが、それぞれのかかわった役員の方だとか研修に行かれた方については、認識があると思います。ただ、これは国に対しての要望ですので、地域で取り組んで、地域の、ほんなら、この会社こうしてくれとか、丹波市のどうやと、こういう問題ではありませんので、国に対しての要望、国からの法律を変えてほしい、守ってほしいという部分ですので、地域の中での活動というのか、いわゆる、会社に対してどうのこうのというのは、それはしていないということになります。
    ○委員長(藤原悟君) 横田委員。 ○委員(横田親君) ホワイトカラー・イグゼンプションのことだけなんですけれども、反対理由がちょっとまだわからないんです。反対というか、これはやるべきじゃないということなんですけれども、ちょっと、もう一度、お聞かせいただいていいですか、済みません。 ○委員長(藤原悟君) 前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) このホワイトカラー・イグゼンプションは、いわゆる一定の賃金等を超えたら、自弁。もうそれ以上のことは払わなくてもいいし、例えば、残業手当も払わないということでございます。例えば、一定の年収以上の労働者について、労働時間規制を適用除外にする制度、いわゆる超えた分の残業代は0制度と言われますが、そういう部分が入っているわけです、この制度の中には。今、国際的に、年間の労働者、残業を限りなくずっとしたらいけないといって、今、決まってますよね。年間総残業日数というのが。三六協定とかいって、会社といろいろ決めるんですけれども、それを外して、なくして、そのかわり、給料の高い人は労働時間は関係なしにする。そのかわりというか、それを超えた分は、もう残業代は払いませんという制度であると思います。だから、これは問題が多いというように言われています。 ○委員長(藤原悟君) 横田委員。 ○委員(横田親君) 僕のバックグラウンドがもともと、その雇用の仕事をしていたので、この制度がないと困る人たちがすごくいるっていうのを、実は、個人的には感じていて、労働規制があるもので、働きにくくなっている人たちっていうのが実際いるんです、女性方だとか。その人たちの雇用をほかの制度で担保できるんであればいいんですけれど、今、それを変えにいっているんじゃないのかなというふうに感じています。また、この読売新聞のものをつけていただいていましたが、対象は本人の希望があることとしていて、また、成果が未達成の場合は通常の働き方にも戻せるというような、割と本人の希望を趣旨に置いたやり方。強制的に、給料1,000万円上げてもうたから、おまえ、これやからな、なんていう話ではなくて、1,000万円を超えている優秀な方であれば、女性の方も柔軟な働き方をしてもらえるんであれば、共働きもしやすいんじゃないですかっていうようなことになりやすいと。  そこを導入しないと、逆に言うと、国際競争の中で優秀な人たちを活用する労働の場面が減ってしまうというのを何とか外したいということで、今の労働規制だときついなと。だから、より柔軟にフレックスとかも気にせずに、その制度ではなくて、このイグゼンプションで働いています、彼女はっていうことで、本人が納得していればオーケーやし、本人が、この働き方無理ってなったらすぐ戻せるっていう流れをくむのであれば、あまり、懸念されるようなことが起こらないし、逆に言うと、それを外さないと、今の懸念が解消されないということに対して、反対だけして、このメリットの部分を享受しないというのもちょっとつらいなというのがあるんです。なので、代案として、イグゼンプションがポイントとして出すデメリットは懸念としてはあるんですけれど、事実としてはまだないわけで、やったときに起こったら、もう一回、労働の運動をしてもらう必要があるかもしれませんけれども、かなり本人の希望を主眼に置いた制度にしないとやらないというふうに記載をしていますし、そこまで心配することなのかなというのを、個人的には感じるんですけれど、いかがですか。そんなに懸念されるようなことですか。 ○委員長(藤原悟君) 前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) 確かに、今言われましたように、いろんなパターンで働いている人が現在の法律で、問題というか働きにくいというか、障害になっている制度、それはあると思います。しかし、国の今のこうした動き、この問題に対する取り組みは、そういう人たちを救うというか、よくするために考えてくれているというのであれば、確かに、御指摘のとおりだと思いますが、必ずしもそうではないようにとられると。いわゆる、経営団体、経営者側のいいような形に改正するというように、非常に、全体的には心配される面がある。だから、女性で非常に能力があったり、いろいろする人を働きやすくするということは、それは確かに私も大切だと思いますが、そのために、この法制度、ホワイトカラーの問題が取り上げられているのでは決してないと。いわゆる、全体の労働時間の長時間労働を生みやすくしている、しかも、それは残業代も出さないという部分でしているという心配があるということ。それが全体的にあるんではないかと。あるとしてしようとされている。もちろん、とり方によっては、この制度がよいという人も、中にはあるかどうか、それはちょっとわかりませんけれども、経営者側としてはなかなかそういうように、よい方にばっかりはとってくれないという心配があるというように聞いています。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 2点聞きます。丹波市に進出している企業というのは、本社機能はどこかにあって、あるいは、その支社であるとか、分社であるとかいうような会社が多いと思うんですが、それが、例えば、その事業が閉鎖されたり、あるいは、その部門が利益を生まないからほかへやるというような場合、そこの限定正社員制度になっておれば、そこの人たちは全部首切られてしまうわけですね。今だったら、例えば、いろんなところで、シャープとかナショナルとか、そういう大きな会社でも、そこのところの地域で雇用を確保していた会社でも、そこの部門が閉鎖されてほかへ行くとかいう場合だったら、本人の希望によって、ほかへ移動すれば、自分も一緒に仕事をすれば、するということで、手を挙げれば異動ができるような状態だと私は新聞やテレビで見ました。そこへ行くのは絶対嫌だという人については、それは無理なことなんですが、今、限定正社員制度になれば、ほかへ、そういう人たちも全部切られてしまうということと。  そして、ホワイトカラー・イグゼンプションですか。これは年間所得が1,000万円以上ということぐらいになりよるから、あんまり大勢の人に影響があるわけではない。そんな1,000万円以上の収入の人はなかなかないと思うんですが、ある身近な人で、今度管理職になって、今までは残業手当を含めて1,000万円以上ほどあったけれど、管理職になってから残業手当が出なくなった。だから、家の買い取りとか、計画を立てていたことが、もう一回考え直さないと、というような人の場合を聞いたんですが、これだったら、イグゼンプションが導入されたら、管理職になってなかったら、1,000万円以上収入がある場合だったら長時間労働をしていかないといけないということになるわけですね。残業手当、いや、私がちょっと言いたいのは、混乱しているんですが、その人の場合は管理職になったから、もう残業手当が出ない。だから、遅くまで仕事をしないといけないというような状況の中で、今だったら、管理職手当というところで収入が保たれているんだけれど、この制度になっていけば、それすらも、出なくなるんでしょうか。そこのところをちょっと聞きたい。 ○委員長(藤原悟君) 前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) 質問にきちっと答えられるかどうかわかりませんが、もし、違っていたら、もう一度またお願いしたいと思います。  初めの問題で丹波市内の企業は、本店がよそにあって、丹波営業所とか、丹波工場とかという位置づけになっておるという、そういう場合、仮に倒産した場合、そこの会社の社員さんたちは、限定正社員制度で採用されていたとしたら、おっしゃるとおり、もう、よそに行く機会も閉ざされるということは心配あります。たまたま、会社がほかの三田工場に人が行って、そこへかわってくれと言って理解してくれれば、それは行ける範囲だったら行くということがありますが、限定正社員だったら、それはもう勤務地というのがあるから会社のほうが自由にできると。社員のほうは従うしかないという制度になると思います。  二つ目の残業手当と管理職の場合の管理職手当。これと全く同じかどうかわかりませんが、丹波市の市の職員も、職員は残業手当、法律に基づいてありますが、管理職になると、残業手当はありませんわね。今もないと思います。前もなかったから、ないと思います。そのかわり管理職手当が条例に基づいてつくと。そうだけれど、厳しいけど、今、その条例に基づいた金額どおりはついてないかもわかりません。幾らといって減らされているかもわかりませんが、とにかく、管理職。管理職手当がつく人に対しては残業手当を出さないというのは、市も企業も恐らく一緒だと思います。だから、言われた、今。お知り合いの会社の人も、管理職になった途端に残業手当はもうなしで、十分か、多いか少ないか知りませんが、管理職手当に変わっていると思います。  今度、その制度が変わって、どないなるかということですが、それは会社がどうするかということはわかりません。ホワイトカラー制度になったからどうなるかとは。管理職手当が出るのかでないのか、残業手当と切りかわるのか。それはまた、わかりませんけれども、ただ、今、言われている数字は、1,000万円という数字が、国会のほうで歩いてますけれども、確かに、今、現在1,000万円といったら、それ相当の収入の方ですので、それぐらいだったら仕方ないかという意見も、それはないことはないと思うんですが、こういう数字は、だんだん下がってくる心配があるんです。一度制度をつくると。ないところから初めてつくるときには非常に慎重に、いろんな議論をするんですけれども、一度制度できると、それが800万円に下がりいの、比較的、簡単になっていく心配があるので、請願者のほうとしては、やっぱり、そういう意味では心配。1,000万円だったらよいとか、そういう数字では言えないので、それのんもやっぱり反対ということについて、考えを持っていると思います。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 非正規雇用社員、今言われたのは、まさにそうやと思うんです。忙しいときに雇うんですから。だけども、そこでは、福利とか、そういう関係が全くないので、今回、限定正社員に。今の、木戸委員の質問では、非正規雇用というのも、言うたら、そこで仕事がなくなったら切るんですよ、そうでしょ。非正規雇用で雇われている人も、あそこの工場が潰れたから、よそへ雇われること、そんなこと絶対ないですよ。切りますよ。だけども、その非正規雇用制度というのが余りにも働く人に対して不平等もあるからということで、今度、限定正社員にして福利厚生とか、そういうものを社員並みにつけましょうというのが、私は今回の制度やと思うんです。そこのところをきっちりと言うておかないと、何か非正規雇用と同じということですわね、今、木戸委員が聞かれたことは。そうじゃないということはきちっと言っておかないと、私はそこはちょっとおかしいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) 非正規雇用の、今現在、働いている、非常に不安定な人たちを、限定正社員制度ができて、限定正社員にするということは、日々雇用とか、非正規雇用の人にしたら喜ばれることもあると思います。しかし、これは今、正社員であっても、これから、限定正社員にされるという心配があるわけです。皆さん、今出ている意見は、非常に厳しい状態の人がよくなるんではないかというように、いいほうに言っていただいているような気がするんですけれども、必ずしも、そういう形ではなくて、現在の社員を、もっと解雇しやすいように考えた。それを限定正社員にしていくという心配があるわけです。だから、言われた、今、非常に厳しい人にすれば少しでもよくなる制度ではないかという意見も、それはわからなくはないです。しかし、日本全体で、そういう状態ではなくて、この制度ができることによって、正社員がやっぱり、そういうランクにされてしまう、会社の都合で。会社の経営の都合でそうせざるを得ないというように、悪い条件に下がっていく心配が、そういう制度があると困るということであります。 ○委員長(藤原悟君) 討論は後にしまして、今、質疑をしていますので、質疑をメーンでお願いいたします。ほかに、ございませんか、質疑は。ほか、質疑ございませんか。  ないようでしたら、先ほど、前川議員のほうから、意見書の案を持ってきているんだけどという話がありまして、その意見書の取り扱いにつきまして、皆さんに配付させてもらうか、いや、よろしいと言われるか。ちょっと、意見をお聞きします。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 別の案があるという話なんですけれども、それは、この委員会だけに出してもらって云々で済むんですか。というのは、本会議で、これは提案されていますわね。そんな中で、どうなんですか。 ○委員長(藤原悟君) 前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) 別の案ということではなくて、この請願書は、これは本会議に出した正式なものです。これはもう一字一句、今から変えられません。もし、請願で採択した場合、この請願は、意見書を出してほしいという請願ですので、仮に意見書を出すと、または出そうとするときに、どんな文なんだということに、まずなってくると思います。もしくは、皆さん方だけで一から、ゼロからつくっていただくということもあるわけですけれど。だから、ほかの請願もいわゆる請願採択、または、そういう審査をされるときに、例えば、こんな意見書文で参考にしてくださいという部分でつける部分ですので、本会議には、意見書の案は別に出していないと思います。出してもいけないということはありませんが、全部出さなくてはならないという、別の案でも、別の違った請願でもないということだろうと、僕は思いますけれど、もし、違っていたら。 ○委員長(藤原悟君) 暫時休憩します。                 休憩 午前11時50分                ───────────                 再開 午前11時51分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  今の意見書の件ですけれども、紹介議員からは、こういう意見書を参考にしてほしいという要望があるんですけれども、その取り扱いは、こちらだけで決められますので、紹介議員に質疑がなければ、これで退席を願いたいんですけれども、よろしいですか。  前川紹介議員。 ○紹介議員(前川豊市君) よろしくお願いします。先ほど言いましたように、兵庫県会が出している意見書文を、兵庫県会はことしの3月に採択しています。3月だったら、その時代の数字とか何かがちょっと、今6月ですので、3カ月のずれがありますので、兵庫県会の意見書を出している文に6月の、例えば、見ていただいたらわかるんですけれど、雇用人数の確かな、最近の5,548万人とか、そういう数字とか、そういうものについてだけ、ちょっと文章を変えて、3月から6月にして、兵庫県が出したものと同じ文案で参考にしていただくようにお願いしていますので、何とぞ、全会派で兵庫県会が通っているということをお願いしたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) それでは、これで質疑を終わります。  前川豊市議員には、お忙しいところを出席いただき、まことにありがとうございました。御退席をお願いいたします。  暫時休憩します。                 休憩 午前11時52分                ───────────                 再開 午前11時56分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  それでは、今、請願者のほうから説明いただきました、これにつきまして、取り扱いにつきまして、意見をお伺いしたいと思います。御意見ございませんか。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 私は意見書をもう一つ見て、もう一度考えたいと思う部分はあるんですが、やはり労働者を入れた、法改正にしましても、3者の構成で、こういうことは決めるべきだと思います。今の政権だけで決めるべきことではないと思いますので、これは請願を賛成するほうに回ります。 ○委員長(藤原悟君) 横田委員。 ○委員(横田親君) ちょっと紹介議員からお話を聞いたんですけれども、個人的には、結論から言うと賛成できないという意見です。否定ばっかりで代案が余りにも弱いなと。それも事実として起こっていることが改善される状態の、要は、その制度を否定して、こうなるかもしれない、なるのかもしれない、なるかもしれないと言って。なってないことに対して心配をして、やらないということばっかりになっているので、それはちょっと、非常に、ある意味では保守的過ぎるなと。保守的な意見を投げかけているという、不思議な構図があって、何か、揚げ足とりになっているようにしか思えないので、ちょっと、これは個人的には、そうではなくて、改善するところに目を向けましょうというところで、代案があるんだったら、ちょっと、ここの請願にも出したいんですけれども、代案ではなくて、ここが心配みたいなことばっかりなので、ちょっと、それだと採択しにくいなというところです。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。  林委員。 ○副委員長(林時彦君) 今、言われるように、私の思いは、意見書を出せということだから、うちでつくった意見書を出したらいいと思うんですけれど、というのは、今やろうとしていることは、いいことばっかりではないから、今、横田委員が言われたように、こういうふうにするべきじゃないかという具体案を出したところでやったらいい、うちでつくって出したらいいと、私は思うんです。というのは今、1,000万円と国は言ってますけれども、経団連は400万円という案を出しているんです。それになると、本当にむちゃくちゃな雇用で残業なしになって、大変きつい労働になると思うので、経団連の、そういう具体案として400万円というのを出しているのを、私もちょっと聞きましたので、それだと大変きついなという、そういうとこら辺で具体案を出して、意見書を出せばいいんじゃないかなと、私は思っております。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 今、横田委員が言われたとおりであって、全て提案されたことを心配、可能性があるとかいう話だけであって、そうしたら、今の非正規雇用をどう解決するのかというようなこととか、そんな問題がどこにも出てないんです。だから、我々、意見書を出せと言うんなら、こういう心配事もありますよとかというような格好で出すべきであって、検討する余地は幾らでもあると思うんです。これが正しいと、私が言うものでも何でもないですから。そういう出し方をされるんだったら結構ですけど、今のまま、この案を採択云々の話というのはちょっと片一方に、一方的と言いますか、ただ単に反対ですよという。与党も出しているから反対ですよというだけのことやと思う。これでは進歩がないと思います。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。  今の、御意見いただきましたけれども、この請願の願意を踏まえて、この請願の採択を行うべきだという意見と、それから、意見書を願意が、どう反映されるかわかりませんけれども、意見書を取りまとめてはどうかという案がありました。いかがいたしましょう。採決して意見書を議論しようかと。請願を採択されたら意見書をまとめられますけれども、不採択になったら、もう意見書も何も関係ありませんので、意見書を考えるつもりで採択するかですけれど。採決をとらないことにはどうしようもないですね。  暫時休憩します。                 休憩 午後0時01分                ───────────                 再開 午後0時03分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  それでは、いろいろ議論していただきましたけれども、採決をとってよろしいですか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) では、採決をさせていただきます。  請願第4号に対する討論を行います。反対討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 次に、賛成討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) それでは、ほかに討論はないようですので、討論を終結いたします。  お諮りいたします。請願第4号は採択することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) 挙手少数ですので、不採択とすることに決しました。  後は、先ほどありました意見書等がありますけれども、これについては、また、後ほど議論させていただきますので、ここで暫時休憩して、再開は午後1時とします。  暫時休憩します。                 休憩 午後0時05分                ───────────                 再開 午後0時58分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  付託議案の審査のため、担当職員の出席につきまして許可しております。発言の際は、所属、職名を述べてから発言してください。なお、各委員の質疑、市当局の説明、答弁等の発言につきましては、着席のまま行っていただいて結構です。  日程第3、付託を受けております議案の審査に入ります。なお、議案の採決に当たっては、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 異議なしと認め、討論は省略いたします。  議案第67号「字の区域変更について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 議案第67号につきまして、補足説明はございません。 ○委員長(藤原悟君) これより、質疑を行います。質疑はございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 議案書の12ページのところの表の一番下のほう。上記のほかという、一連の5行ぐらい書いてあるんですけれども、この隣接する堤である公有地の全部はどちらかに入る、変更後は道路、水路等、国有地はこっちに入るとかというのが、いろいろ書いてあるんですけれども、この分の、図面上で、どういうふうに、どの公有地がどっちへ入るというのを説明願いたいなと思います。これだけでは、ちょっとわからないのですけれど。 ○委員長(藤原悟君) 暫時休憩します。                 休憩 午後1時01分                ───────────                 再開 午後1時01分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 農林整備課長より、御回答申し上げます。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) ここに書いておりますとおり、変更前の区域に隣接介在する道路、水路である国有地でありますが、国有地の里道・水路につきましては、もともと地番を持っておりません。そこで、編入後に当たっては、その字の中に入るということで、それぞれ、1ページから2ページ、3ページの地区に、地番が載っておりますけれども、これは里道・水路以外の、地番つきの土地の部分でございまして、その部分が右側の変更後の大字、字のほうへ入っていくということを説明している部分でございます。  そこで、委員御指摘のところでございますが、具体には、地番の例というものが、この議案の中には出てきませんが。済みません、少しお時間ください。 ○委員長(藤原悟君) 暫時休憩します。                 休憩 午後1時02分
                   ───────────                 再開 午後1時06分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  林委員。 ○委員(林時彦君) 今の12ページのところですけれども、上の2行については、ちょっと図面がわからないので、全体的に書いてありますので、そういうことやろうなということで類推しまして、下3行については、この③の図面を見ましたら、要するに、その土地についていた国有地とかそういうようなものについては、字が変わったらそれにひっついて、そっちのほうに入るということでいいんかなというふうに思いましたけれども、それでよろしいでしょうか。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) お時間いただいておいて、申しわけございませんでした。今、委員おっしゃるとおりで、従前の土地についていた字が字界が変わったことによって、その地番なしの里道・水路については、地番はありませんが、新しい字のほうへ移動して表示されると。将来的に何か、払い下げとかあった場合は、その新しい字の中で地番が表示されるということになります。申しわけございませんでした。 ○委員長(藤原悟君) ほかに、質疑はございませんか。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) ちょっと私わからないので教えていただきたいんですが、これ、山南町小畑、山本、西谷地内の資料の③なんですが、旧大字が山南町西谷になっていて、新大字が山南町山本になっているところ、あるいは、西谷が今度小畑になっているところ、あるいは、西谷が山本になっているところがあるんですが、旧と新で。そこに家なり土地がある人たちの集落と、これは一致しているということなんですか。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 今回、調査いたしましたところ、今、委員おっしゃるとおり、自治会のつき合いは、山本とか西谷とかされているんですけれど、土地地番が旧字では、それとは違う小畑字になっていたりしましたので、その辺のところ、錯雑が解消されますように、住所地に近い地域の実態に合わせて、字界を整理させてもらっておる部分でございます。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) ということは、今、集落におられるところの字に変わったというわけですね。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 基本、そういった形で、きちっと里道・水路、あるいは、圃場等で明確にできる部分は、そのように整理させてもらっております。 ○委員長(藤原悟君) ほか、質疑ございませんか。  足立委員。 ○委員(足立克己君) この地籍調査の質問ではないんですけれど、この後、前聞いたんですけれど、どことどこからなるんですか。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 地籍調査、今回御報告させてもらっております部分で言いますと、一筆地調査が山南町では和田地域が終わりましたので、これからは、山南町のほうでは、一筆地調査は山南町の阿草、それから、奥野々のほうへ、それから、柏原町のほうは新井地区が今回終わりましたので、次回調査は、柏原町は崇広校区の南多田のほうへ調査を進めてまいります。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  採決を行います。  お諮りいたします。議案第67号について原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) 挙手全員です。したがって議案第67号「字の区域変更について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、付託議案の審査を終わります。  次に、日程第4、所管事務調査に入ります。  当局より、プレミアム商品券発行支援事業の概要について、ほか、8件の報告をしたい旨の申し出がありますので、ただいまから、報告を受けたいと思います。  初めに「プレミアム商品券発行支援事業の概要について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) それでは、お手元の産業建設常任委員会資料の1ページから2ページをお願いしたいと思います。本年度、プレミアム商品券の販売の概要につきまして、報告をいたします。ことしは、丹波市制10周年を記念しておりまして、より多くの市民の方々が利用できるように、過去の実績を踏まえまして、販売概要を御報告させていただきます。担当課長のほうから御説明申し上げます。 ○委員長(藤原悟君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(足立良二君) それでは、お手元の資料1ページ、2ページに基づきまして、プレミアム商品券発行支援事業の概要につきまして、特に、先ほど部長のほうが申し上げましたが、今年度は10周年の記念事業として取り組みたいという点と、また、昨年度との変更点といいますか、違いについて、特に、御説明を申し上げたいというふうに思っております。  1点目に目的ということで記載をさせていただいております。丹波市制10周年を記念するということから、市内の交流促進と書いておりますが、人とお金が丹波市内の中で、地域が循環するような取り組みということと、これまでどおりの消費喚起、また、景気浮揚を目的としてプレミアム商品券を発行したいと考えております。  事業主体に当たりましては、補助事業でたんば商業協同組合のほうに補助金を支出するという形で実施をするということでございます。たんば商業協同組合につきましては、組合員が308人、そして、事業所が398と書いております。400店舗程度で商品券が使えるということでございます。  発行の、これまでの経過を平成23年、平成24年、平成25年、記載をさせていただいております。平成23年度から5億5,000万円のプレミアム商品券を発行してきておりまして、今年度で4年目になっているということでございます。そして、プレミアム全体で、現在94.8%の回収率になっております。  商品券の内容ということで、説明をさせていただきたいというふうに思っております。これまで、11枚つづりを1万円ということで発行させていただいておりますが、今回につきましては、1,000円券を33枚1セットとしまして、1万6,667セットを発行します。総金額につきましては、従来どおり、5億5,000万円。端数が出ますので、1万1,000円プラスになるわけですけれども、それを1セット3万円で販売するということでございます。  これにつきましては、後に説明をさせていただきますが、購入いただいた方に特別賞の応募券として、この商品券を使いたいというところから、1セットの販売にさせていただいたということと。今回、お得感といいますか、3,000円が、購入いただきますとプラスになりますよということで、はっきりさせたいということで、1セットにさせていただいております。これまで、過去の経過で申し上げますと、平成23年度は2セットで、平成24年度は10セットで、平成25年度、昨年度は5セットでということで、5万円相当が1万円券で5セット購入できるという形でございました。議員のほうからも、また、市民の皆様方からもいろいろと御指摘をいただきながら、昨年度5セットに最終、販売をさせていただきました。二日間で完売をしたという状況で、昨年度は1万452人の方に購入をいただいたというところです。後に、お問い合わせをいただいたわけですけれども、二日間の販売の中におきましては、スムーズに販売ができたということを思っております。多くの、不満なく皆さんに購入いただけたのかなというふうに思っている中で、今年度につきましては、1万6,667人の方に購入をいただくということで、より多くの方に御利用いただきたいということで、3,000円のお得感ではありますけれども、そういう形でまた、特別賞をつけるという形で販売するということで変更させていただいております。  そして、4点目に販売計画でございます。個人販売と2番目の予約販売。これについては、従来と変わっておりません。一人1セットでございますけれども、申し込みに当たっては、家族分も一緒に購入ができるということでございます。購入に当たっては、簡易ではございますけれども、名簿に記載をいただいて、申請をしていただいて購入いただくという形をとらせていただいております。  販売につきましては、平日と土曜日、日曜日を配慮する形で7月18日の金曜日から7月21日まで、土日の祝日を挟んで4日間ということでございます。ただし、売り切れ次第終了させていただきたいというふうに考えております。  販売の場所につきましては、同じく、ゆめタウン、コモーレ、アルティ、地域取扱販売店、現在のところ19店舗ということで各地域でも取り扱いができるということを配慮させていただきたいと思っております。販売時間は10時から6時ということです。予約販売につきましては、同じく一人1セットですが、受付期間が7月4日の金曜日から7月7日の月曜日までということで、これにつきましては、販売場所まで購入ができない65歳以上の高齢者の方、また、お体が不自由な方、遠くまで、販売所まで買いに行くことが困難な方につきましては、電話によりまして取り置きをさせていただくという形にさせていただいております。  次のページをお開きいただきまして、5点目に丹波市制10周年記念特別賞ということで、今年度に限り、こういう取り組みをしていきたいと考えております。10周年記念事業に合わせて、特に御指摘もありましたけれども、大きなお店だけではなくて、小規模店、特に個人店での消費拡大でありますとか、プレミアム商品券を購入いただいて、複数店舗で購入いただく。また、複数町域といいますか、複数の町域で御利用いただくということを促すという意味合いを込めまして、特別賞を設定させていただいております。プレミアム商品券の購入者一人1回が特別企画に参加、また、応募ができるということにしております。プレミアム商品券の表紙が応募券となっておりまして、スタンプ欄が2個ございます。そして、プレミアム商品券でお買い物をされると店舗にスタンプを置かせていただいておいて、一つ押印をいただくと。そして、二つ目につきましては、また、別の町域で、また、別のお店でスタンプをおしていただくということで、二つのスタンプがそろいましたら、応募ができるということを考えております。  そして、2点目に賞品の内容でございますが、特賞が10万円相当のたんば商品券、1名。さらに、A賞、B賞と書き上げさせていただいておりますが、たんば商品券3万円分を30名の方。B賞ではたんばふるさと賞といたしまして、御存じの恐竜の里ふるさとたんば寄附金の記念品と同等のもの、約5,000円相当のものを200名の方に当たるというふうなことを考えております。これにつきましては、たんばふるさと賞によりまして、たんばの賞品がより多くの方に知っていただけるということを目的として、こういった、たんばふるさと賞も設けさせていただいております。賞品総額が200万円ということです。  応募方法につきましては、お店に置いております応募箱に投函をいただくということ、応募の締め切りにつきましては、10月20日を想定しております。いわゆる、大相撲丹波場所がございますが、その日までに使っていただいて応募していただくということを考えておりまして、抽せん会につきましては、11月1日、10周年記念式典のどこかの時間を使わせていただいて、市長が特賞については、抽せんをいただきたいということを考えております。A賞、B賞につきましては、同日に事務局にて抽せんをさせていただきたいというふうに考えております。  これらの広報につきましては、6点目に記載をさせていただいておりますが、市の広報、組合チラシ、また、その他のぼり等によりまして、させていただきたいというふうに考えております。  効果測定といたしまして、取扱店に対してのアンケート調査を実施して、売り上げの推移を把握させていただきたい。また、購入者に対しても、電話によってアンケート調査を実施して、消費動向等、また、販売等の満足度等を把握させていただきたいというふうに考えております。  以上、長くなりましたけれども、プレミアム商品券の本年度の取り組みについて、説明をさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 説明が終わりました。質疑を行います。質疑はございませんか。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 販売計画の販売場所、プレミアム商品券の。ゆめタウン、コモーレ、アルティ、地域取扱販売店19店舗とありますが、19店舗ということは、ゆめタウンやコモーレ、アルティはともかくとして、割と丹波市の規模から言ったら、販売場所が少ないと思うんですが、そこへ買いにいけないような人たちに対しては、電話で予約販売ということも書いてありますが、昨年も、この電話予約販売なんかもされたんですか。それで、どれぐらい、そういうのがありましたか。 ○委員長(藤原悟君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(足立良二君) 地域取扱販売店につきまして、できるだけ多くのお店で取り扱いができるように市民の方に御配慮させていただきたいというふうに考えております。  そのような中で、昨年度は1,692セット、350人の方に電話にて予約をいただいたというところでございます。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) それは、いい成果だと思います。ぜひ、それを続けてほしいと思いますが、利用できるところは、たんば商業協同組合ですわね、300幾らあるとおっしゃっていた。そこで、プレミアム商品券自身の販売もできないんですか。 ○委員長(藤原悟君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(足立良二君) できるだけ多くのお店で取り扱いをさせていただきたいというふうに考えておりますが、やはり、取り扱いをいただきますのには、商品券、お金ですし、そういったところから、どうしても、お一人で管理されているようなお店ではなかなか難しいんです。1店舗で200万円から、大きく400万円相当の商品券を一時的にお預けするわけです。そして、現金と取引をしていただくわけですので、現金を一時期でも、お金を保管していただくということを考えると、例えば、個人でされております、高齢者の方であったりとかということでしたら、非常に不安に思われますし、確実に保管が大丈夫なところというところで、いろいろと地域の中でも当たらせていただいているわけですけれども、そういったところを当たった結果が19店舗というふうに御理解いただきたいというふうに考えております。できるだけ多くのお店で取り扱いできるようにとは思っておりますけれども、そういったところで御理解いただけたらと思っております。 ○委員長(藤原悟君) ほか、質疑ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に「地域おこし協力隊員の委嘱について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) それでは、3ページに地域おこし協力隊員の委嘱につきまして、5月1日に委嘱をしております。既に、新聞等でも発表があったことではございますが、改めまして、御報告を、担当課長のほうより説明させていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 恐竜を活かしたまちづくり課長。 ○恐竜を活かしたまちづくり課長(村上佳邦君) 最初に、一番下段の5番目に制度の概要も、既に御承知かと思いますけれども、簡単に御説明させていただきますと、この制度は総務省の所管でございまして、平成21年度に創設をされております。ここの目的にも書いておりますとおり、地方自治体が意欲ある都市住民を受け入れ委嘱し、地域おこし活動の支援や農林漁業の応援、住民の生活支援など、地域協力活動に従事してもらい、あわせて、その定住・定着を図りながら、地域の活性化に貢献することを目的とされております。総務省の支援といたしましては、ここに書いておりますとおり、財政的な支援ということで、特別交付税の措置が受けられるということで、隊員一人につき400万円の上限がございます、報酬等200万円、活動費200万円ということになっております。委嘱期間につきましては、最長3年ということになっております。全国で、平成25年度で978人、318自治体。近隣の県下でございますと、丹波市もございましたけれども、洲本市、南あわじ市、淡路市、佐用町、加美町などが昨年は隊員が来られておるところでございます。  当丹波市の協力隊としての目的としましては、丹波竜の里計画を推進していく上で、国内最大級の植物食恐竜「丹波竜」の、国内で最も保存状態のよい化石を中心としまして、さまざまな地域の豊かな資源とともに、地層・地質学的にもまれな、この川代渓谷の景観を学習及び交流の場として生かすまちづくりを進めるということの中で、今回、地域おこし協力隊の制度を導入しまして、魅力的な仕掛けを企画、実践ということで、地域の活性化につなげていきたいということでございます。  直接の役割といたしましては、まず、最初に楽しみながら学ぶということを基本とする自然・環境体験のプログラムの企画・実践ということで、学術的な面はもちろんでございますけれども、例えば、現在やっております、化石発掘体験ですとか、川代渓谷の地層見学などのハイキングや川下りと組み合わせたようなプログラムを、遊びの要素も付加をしながら、恐竜や地球の歴史と自然を体感できる仕組みづくりをつくっていっていただきたいという思いでございます。  2番目としましては、コミュニティービジネスの創出支援としまして、現在活動中の外部専門家の方と連携をいたしまして、身近な食材を生かした商品化の支援ということで、昨年から米酢などをつくっておられます。その中で、ドレッシングですとか、ピクルス、また、みそなどの試作を重ねられておりまして、現在、特産品の開発に向けまして検討されておるところでございます。これらの製造、販売に向けての直接的なかかわりはございませんけれども、支援をしていくということでございます。  それから、3番目としまして、たんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会への参画ということで、この協議会は丹波市と篠山市、民間を含めまして59団体で構成された協議会でございます。目的としましては、希少な恐竜、哺乳類化石等の価値や丹波の魅力を広く情報発信しながら丹波ファン、恐竜ファンを獲得するために活動されておりまして、昨年から、恐竜フィギュア、丹波竜ですね、フィギュアの販売などいろいろなプロジェクトを展開されておりまして、この協議会にも参画をしていただくということにしております。  次に、4番目としまして、地域の若者の再結集を牽引ということで、過去にも発見当初、地域の若い人たちが丹波竜を活かしたまちづくりに参画しようという方がありましたが、なかなか継続できていなかったという面もございます。昨年夏に開催をいたしました、恐竜を活かしたまちづくり合宿ということで、Iターン者を含め、地域の若い人たちも参加をいただいたところでございます。その方たちも、地域の将来を危惧されておるようなところもございまして、こういった地域の担い手の方が再び参加できる機会のきっかけになればということで期待をしておるところでございます。  以上のような役割の中で、直接的にこちらとしては方向性を示すところでございますけれども、そのやり方と言いますか、方法については、隊員が考えるやり方で進めていただきたいというふうに思っております。また、地域おこし協力隊員は専門家ではございません。委託をしているわけではございませんので、これら全てを隊員がしてしまうということではなしに、先ほどから申し上げておりますように、あくまでも地域住民が中心となって行うものでございます。これによって、隊員の活動によりまして、地域が触発されまして、活性化して、地域力が上がることをねらいとしておるところでございます。  そして、この3年間の中で、この活動を核としまして、こちらのほうに定住をしてくれるよう、期待をしております。  委嘱しました隊員の氏名でございますが、大久保省良さんでございます。簡単に略歴を申し上げますと、大阪の出身でございます。30歳の男性でございます。大学のほうで海洋資源学、いわゆる地質学も学んでおりまして、在学中には福井、それから、海外のほうでも化石発掘のボランティアにも従事した経験もあるそうでございます。今回の志望動機の中にも恐竜化石や自然環境に関心を抱く人たちをふやしていく活動をしていきたいという熱い思いを語ってくれたところでございます。さらに、昨年1年間は愛媛県の今治市のほうで協力隊員として活動しておられた経験もありますので、既に、地域のほうでは紹介をさせていただいておるわけですけれども、大変、期待も大きいところでございます。  委嘱日並びに期間につきましては、先ほど、部長も申し上げましたように、ことし5月1日委嘱をしておりまして、この日をもって、丹波市のほうへ転入をしております。期間は、先ほどから申し上げておりますように3年間ということで、平成27年3月31日までを、まず期間としまして、2年目以降は年度単位の委嘱ということで、最長で平成29年3月31日までということにしております。 ○委員長(藤原悟君) 説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑はございませんか。  横田委員。 ○委員(横田親君) 本件絡んでの話なんですけれども、内容は全然問題ないと思っています。地域おこし協力隊のことなんですけれど、今回の募集については、どういった手段でというところ、あると思うんですけれど、これは、要は大枠の話なんですけれど、つい先日、島根県に視察に行った安倍首相が地域おこし協力隊の数を倍加するというようなことを触れたというように聞いております。3,000人ほどにふやしていこうということで、地域に人を送るということにかなり注力されるのかなということは感じています。そうなると、質の担保というところで今、非常に期待をかけていますということなんですけれども、どうしても、地域おこし協力隊って、期待は大きいんだけれども、本人に案件がきちっと伝わっていなくて、要件定義が曖昧な中、期待ばっかり大きくて本人がプレッシャーで潰れるみたいなケースが散見されるというのは聞いております。今回がそうなるとか、そういうことではなくて、長期的にこれから、ふやしていく中、要は集める、採用していくための手段として、幾らか、手段を講じていかなければいけない。具体的に言うと、どこから来てもらうのがいいのかというときに、都市部から来てもらうというのが、その制度の趣旨でありますので、きちっと東京に採用をしにいくとか、そういった活動にも今後、注力していただけたらなというふうに要望しておきます。  御紹介しておくと、最近でいくと長期インターンシップとか、あとは、地域イノベーター留学とか、あと、それと競合して地域おこし協力隊というのがいわゆる地域に何かチャレンジしたいなという人たちが興味、関心を持って集まるキーワードになりつつあるかなと思います。東京にそういった人たちが集まる場に行ってきたんですけれども、実際のところ、500人ぐらい人が集まって、地域にチャレンジしたいという人たちがたくさん集まっていたのですごいなと思いました。そこに、どんどん市としても、もしくは、市の団体としても出していくような流れをくんでいってもらえると、本当にこういった機会を通じて丹波に注目してもらえる方が出てくるかなと思いますので、そのあたり、この流れに乗じてやっていただけたらなというふうに思いますということで、副市長あたりに伝えておこうかなと思いました。 ○委員長(藤原悟君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 都市部から優秀な人材を、こういったところに来ていただいて、今までの経験を生かして、地域活性化にしていただく有力な一つとして、こういった協力隊を積極的に使っていきたいというふうに思います。そういう中で、やはり、問題は、横田委員もおっしゃるように人の質だと思います。幾ら意欲だけあっても、空回りをしますし、ですから、その辺の見きわめをどうやっていくかということだろうと思います。今のところ、具体的な何かを持っているわけではないのですが、今までも、意欲は高かったけれど、来たけど結局地元と合わなくてやめていかれた方というのもあります。その辺、来てからのこちら側のフォローの仕方も必要ですし、それから、採用するときの、その人を見る目というんですか、こちら側の。今までどんな活動をしてきて、どんな技能とか経験を持たれているとかというようなところを十分に見きわめていく必要があるなというふうには思っています。ちょっと、具体的にどうやっていくのかというのは今、持ち合わせてはないですが、その辺は積極的に採用していく上で気をつけていきたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 横田委員。 ○委員(横田親君) 全国の事例を聞いたときに、本当に、これも受け入れられているところの所感を聞いたときに、正直1、2割、よい人がおったらよいぐらいだというふうに聞いております、正直なところ。それは、僕は仕方ないというところもあるのかなと思っていて、100%成功しなければいけないとまでは、実は個人的には思ってないんです。なので、あまり、これを言うと怒られるかもしれませんけれども、あんまり、恐れ過ぎずにチャレンジしていただいたらいいかなと思いますし、ただ、都会の人たちが来たときにハレーションを起こしてしまうというのも一つの、ある意味では経験として受け入れてもらうぐらいの度量も持って、スタートしていただくところも必要かなと。ただ、絶対失敗していいわけでは全然ないんですけれども、もちろん、成功を主としてやるべきなんですが、うまくいくことばっかりではないということは、柔軟に感じておいてもらえたらいいなというふうに思いますので、100%成功しなかったら、どないなってるねんというつもりも、個人的にはないですし、ただ、緩やかにやってほしいわけではないんですけれども、それぐらいの仕組みとして使っていただいたらいいのかなというふうに個人的には感じております。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 確認だけさせてください。今、副市長が見きわめる必要があるという話をされましたけれども、この方、もう採用しておるんじゃないんですか、5月1日。なのに、何を見きわめるのか、今ごろ。 ○委員長(藤原悟君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 先ほど、私が言いましたのは、安倍首相がこの地域おこし協力隊を今後拡大をしていくということで、どんどん地域に人が入ってくるという前提で、今後、いろんな方がたくさん入ってこられたときに、きっちりと見きわめないといけないし、それから、入ってこられたときに、きっちりと、その人たちの思いとかが、できるように我々もどう支援していくかということをきっちり考えていかないといけないということで、今後の話をさせていただいたわけで、この方は、もう既に活動されてますから、結構なんです。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 今後ということも含めてなんですが、今、Iターンやあるいは空き家の関係でこちらで事業をしたり、店をされている人たちも、私の身近にもあります。ただ、それを市として支援するという考え方については、同じ、もし事業を、もとからやっている地域に、その地域にそういうような人たちがいる場合に対して、そういう支援の仕方というのはよほど気をつけていただかないと、今まで頑張ってやってきた事業者に対して、競争相手みたいな形になるんだったら、それもある意味で競争ということで、切磋琢磨していいかもしれないけれど、そういうところへだけ支援するということについて、もし、そういうような状況になれば考えていただきたいなというところもありますが、そういうことについては、どういうようにお考えですか。 ○委員長(藤原悟君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 私が支援と申しましたのは、地域おこし協力隊の方が、幾らすばらしい方でも一人、地域にぽんと入ってきて、すぐに、その人の持っている能力とか経験がフルに生かせるということはなかなか難しいだろうなというふうに思います。やっぱり、地元に入っていって、地域の方とうまく関係が持てて、活動がうまく展開されるように、その辺のコーディネートとか。ですから、先に入っているIターンの方なんかと競合して競争するというよりも、そういう人たちと同じ思いであれば、そういう人たちと一緒に協力できるような、何か関係づくりをスムーズにいけるような支援をという意味で、あんまり、その人たちと切磋琢磨するとかいうような話ではないと思っていますが。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 私が言ったのは、Iターンの人と切磋琢磨するんじゃなしに、もともとその地域で事業をやっている人と、切磋琢磨させるような関係づくりをされるのかということについて。 ○委員長(藤原悟君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 今、申し上げましたように、一人でできることってしれてますから、やっぱり、地元の人、あるいは、同じような思いを持っている人といかにうまく協力して、その中で、この人の持っている能力なり経験なりを発揮していただけるかというような、できるだけ協力関係をうまくつくっていただくというようなことかなと思っています。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。
    ○副委員長(林時彦君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 2点お聞きしたいんですけれども、この協力隊員の方はどこにお住まいに、今後なられるのか。それと、ふだん、どこにおられて、どういう活動をされる。活動は載っているんですけれども、どこに、ふだんいらっしゃるのか、2点お願いします。 ○副委員長(林時彦君) 恐竜を活かしたまちづくり課長。 ○恐竜を活かしたまちづくり課長(村上佳邦君) まず、隊員ですけれども、住まいは、丹波市山南町南中のところへ住んでおります。同様に、環境政策課のほうでも1名委嘱をされておる方があるんですけれども、その方と同じところにおられます。  それから、ふだんの勤務といいますか、活動場所としては、今、私どものちーたんの館へ来ていただいたり、上久下地域づくりセンター、それから、今、研修を受けておりまして、人と自然の博物館のほうにも今、行ったりしておるところでございます。 ○委員長(藤原悟君) ほか、質疑ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) ないようですので、質疑を終わります。  次に「平成26年度木質バイオマス利活用事業(薬草薬樹公園温浴施設チップボイラー導入計画)について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) それでは、4ページから5ページでございます。本年度計画をしております薬草薬樹公園の木質バイオマスのチップボイラーの導入計画につきまして、担当課長のほうから説明申し上げます。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) それでは、お手元の資料の4ページをお開きください。ただいま、説明があります、導入計画でございます。こちらのほう、一応、計画書のほうが整いましたので、御報告させていただきます。  導入方針につきましては、薬草薬樹公園の温浴施設の給湯設備を現在の灯油ボイラーからチップボイラーへ切りかえてまいります。チップボイラーの導入に当たっては、給湯能力を備えた機能を持つ設備を導入するということで、これまで、薬草薬樹公園には、薬草風呂、それから、大浴場、それから、水風呂と三つの区分のお風呂があったんですけれども、薬草風呂については、1日1回のお湯の張りかえ、それから、大浴場と水風呂については週1回の水の入れかえということは実施されておりますので、その機能が保てるだけの設備を整えて、ランニングコストの削減につながる整備とするということでございます。  概要でございます。既存の灯油ボイラー2台をチップボイラー1台とバックアップ用の灯油ボイラーに更新するという中身でございます。温浴施設に必要な最大530キロワットの能力に対応する設備を計画するということで、その下の表にありますとおり、灯油ボイラー2台、現在の給湯能力としましては、523キロワットのボイラーが2台となっております。それをチップボイラー、こちらのほうは300キロワット、それから、灯油のボイラー、バックアップ用ですけれど、465キロワット、蓄熱タンクによって、熱をためまして、給湯していくという形に変更するものでございます。  それでは、そのチップボイラーの格納用の施設、あるいは、チップの貯蔵用の施設でございます。こちらのほうはイメージとしては既に青垣総合運動公園のプールにありましたようなイメージでございます。バックアップ用の灯油ボイラーについては、既存の機械施設に設置し、チップボイラーは別棟になります、貯蔵倉庫とあわせた建屋の中に設置する予定でございます。そして、その間を配管しまして、熱を伝導するというところでございます。  建屋の概要は、新しく建てる建屋のほうは建築面積で75平米でございまして、チップの容量は約27立米。こちらのほうは、1日消費するチップの約5日分が貯蔵できる量になります。構造は鉄骨の平家建てでございます。  外構の整備といたしましては、5ページにあります平面図をごらんいただきますと、ちょっと細い線ではあるんですけれど、赤い矢印が右側にずっと示しておりますが、その赤い矢印が搬入車両が入ってくるルートでございまして、赤く四角い枠で囲んで、ペケ印でしている部分が新設のチップボイラー棟の位置でございます。そうした場合、南側の既存の進入経路を若干ですけれど、整備する必要がございまして、乗り入れが可能になるよう部分補修をする予定にしております。そういったことを外構としては取り入れております。  3番目にチップボイラー導入後のランニングコストの試算をしております。現行の灯油ボイラー2台でございますと、ボイラーの燃料代、それから、その他経費として、ボイラーの点検料、そういったものを含めまして年間893万6,000円でございますが、導入後におきましては、灯油が年間99万5,000円、それから、チップのほうが年間420トンで453万6,000円、その他経費といたしまして、こちらのほうが年2回のばいじん測定であるとか、それから、チップボイラーの保守点検、これは2年目以降になるんですけれども、そういったものがかかってまいりまして、127万6,000円、合計680万7,000円ということで、経費が削減できまして、比較いたしまして、212万9,000円、ここちょっとマイナスのところの円の前に千の文字がちょっと抜けております、まことに申しわけございません。マイナスの212万9,000円でございます。削減できるという試算でございます。今回、チップボイラーを導入することによって、灯油の使用量が現行の11%に抑制できるということになっております。  それから、5ページの表ですけれども、先ほども申しましたとおり、スペース的には温浴施設、お風呂の南側に植栽ヤードがありますので、そちらのほうにチップボイラーの建屋を建設いたします。そして、既存の機械室とは、緑色で着色をして見にくいんですけれども、配管によりまして熱を送っていくということになります。中段に示しておりますのが建屋棟の断面図でございまして、一番、この断面の左側のマスのところ、下にちょっと細かい字で申しわけございません。約3メートル75、3,750奥行きがある部分ですけれども、そこにチップが蓄積される部分でございます。その下が上面から見た平面スペースでございます。同じく、一番左側がチップが貯蔵されるタンク、そして、チップを冷気、それから、スクリュー等で送り込みまして、中央部にボイラーを設置して、そちらのほうでボイラーで熱を沸かし、また、熱交換を繰り返しながら送っていくという形で計画をしております。  今回、こういう形で計画書がまとまりましたが、ただいま、この計画に基づいた実施設計を実施すべく準備を整えておるところでございまして、今後、9月には、本体の工事の発注ができるように進めてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(藤原悟君) 説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑はございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) ちょっと間違っていたらごめんなさい。1点、温浴施設に必要な最大熱量530キロワット、これ既設のところを見たら、523キロワットが2基となってますね。これ、530でやるのに、523を2基も、片一方予備なんですか。  それと、もう一点です。確認したいのは、バックアップ用灯油ボイラーを新設されています。これは既設のところにつくりますよということなんですけれども、今のボイラー、能力的にはあるわけですね、523キロワットですから。これはもう耐用年数がきて使えないというものなのか。だから、新しいものを入れますよと言われるのか、そこの確認をちょっとお願いします。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 既存の灯油ボイラー2台となっております。こちらのほうは、交互に運転するということで、現在使用されているという状況でございます。1台とまって動かなくなっても、もう一台のほうで給湯が可能になるように、2台設置してあるということでございます。  それから、今度、更新後の施設なんですけれども、実は、現在、使用しておるボイラーは建築当初から1回も更新はされておりません。大体14年を経過しております。一般的なボイラーの耐用年数というのがおおよそ15年というふうに聞いておりまして、今回、チップボイラーを導入する中においては、当然のごとく、年に数回の保守点検を2年目以降、起きてきますので、その段階で、仮に休止するであるとか、万が一、チップボイラーのほうが故障とかいう場合があっても、バックアップできるようにということで、一応今のところ、現在の灯油ボイラーについても、新しく導入する際には、更新をしておくべきということで、計画をしております。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 523キロワット2基ということは、交互に運転しますよということで入れられるんですわね。それで、今度、新しいのは、チップボイラー1台、バックアップ用が1台ということで、このバックアップというのが、言うたら、交互運転のかわりをしますよということなんですか。要は、前は、交互運転でいっていたやつ、今度、チップボイラー1台で大丈夫なんかなという、ちょっと心配なんですけれど。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) お湯の温度につきましては、大体45度でそれぞれお風呂のほうへ給湯するような計画になるんですけれども、夏場冬場で温度を上げる熱量が変わってまいります。そこで、前回の青垣のほうでもそうだったんですけれども、今回も燃焼時間とお湯を沸かすまでの給湯できる温度に上げるまでの時間を若干ですけれど、延ばしております。約1時間ずつ延ばしておるんですけれども、今回の新しい更新につきましても、メーンはチップボイラーでやっていく中で、どうしても時間がかかり過ぎて熱量が足りない場合は、バックアップが動く。さらに、設定しておる蓄熱層の温度が下がってきたときには、チップボイラーだけでは、まだ、外気温が下がったりして、熱量が足りない場合にはバックアップが稼働して補っていくという形になってまいります。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) いやいや、だから、バックアップやから冷めたときに使いますよというのはそのとおりやと思うんです。だから、前回、交互運転で2基入っていたものを今度1基にされるんでしょう。今、私が聞いたのはバックアップが交互運転の機能と同じようにするためのものじゃなしに、今、言われたのは。温度が下がったときにバックアップするための灯油ボイラーですよということなんですから。チップボイラー1台でよろしいんですかということを言っていたわけです。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 申しわけございません、説明の仕方が悪かったようです。チップボイラー1基だけでは、ここにもありますように、300キロワットということでございますので、最大マックス、熱量が必要とする部分では、不足の部分がございますので、それを補うためのバックアップボイラーを導入しておるところでございます。 ○委員長(藤原悟君) 2台じゃなしに、セットでということですね。意味わかりましたか。  暫時休憩します。                 休憩 午後1時56分                ───────────                 再開 午後1時57分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 先ほど言いましたように、熱量が必要な部分は、若干ですけれど、時間をかけて、その熱を確保するということで、チップボイラーでメーンに動かしてまいります。そして、チップボイラー1台で必要な熱量を若干ですけれど、時間をかけて蓄積して、それでも、お湯を使う量が多かったりして、温度が下がってきたときに、チップボイラーの熱量だけでは、蓄熱する温度が足りない場合は、バックアップで時間的に補っていくという形になりますので、運営上のボイラーの必要性はこの2台で十分でございまして、決して、さらにバックアップ用であるとか、それから、チップボイラーをもう1台設置するとかいう必要はないということでございます。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 木質バイオマスの利活用事業ということを言われているんですよね。その中でチップボイラー、温浴施設に530キロワット要りますよということを言われているんです。前回も523キロワット、ちょっと、足りないですけれど。賄えるように、それを交互運転しますよということで入れられているんです。今度、チップボイラー300キロワットですよ。バックアップ用が465キロワット。まだ、逆ならわかるんです。だから、最大熱量が530キロワットが必要ですよ。これをチップボイラーで賄いますよ。だけども、冷めたときとか、そういうことにバックアップ用が300キロワット要りますよと言われるんだったらよくわかるんですけれど。これは、せっかくやられているのに、チップボイラーが300キロワットで、バックアップが465キロワットですか。逆じゃないですかと言いたいなというように思うだけです。こうですよと、言われりゃもういいですけれども。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 済みません、同じ説明を何度も繰り返して申しわけないんですけど、そのチップボイラーで熱量を上げる部分は、これまで灯油ボイラーでしたら約1時間、お風呂で使うお湯に温度が達するまで1時間ぐらいで瞬間湯沸かし器みたいな形で、があっと上げていくことが可能だったんですけれども、今度のチップボイラーにつきましては、種火も含めて24時間稼働させることによって、その熱量を時間をかけて、つくり上げていくということになっておりますので、熱量の必要な部分につきましては、チップボイラーの稼働時間をこれまでの灯油ボイラーよりも長時間動かすことによって補充ができるというところでございまして、あとは、熱量がたまった、一定の温度まで蓄熱タンクが上がれば、あとは、熱交換をして、例えば、お風呂のほうでたくさんお湯を使われると、冷たい水がまた交換で入ってきます。その部分を補っていくんですけれど、それが、温度が、ある一定の温度、70度ぐらいの温度に下がってきたときには、今度、チップボイラーだけの熱量では、瞬間には上がらないので、バックアップボイラーの瞬間湯沸かし器で補っていくと、そういうことでございます。よろしくお願いします。 ○委員長(藤原悟君) ほかございませんか。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) この進入路、チップの。ゲート入って、想像しながらこれを見てたんですが、駐車場の中へずっと一応、入ってきますわね。そして、一番奥のゲートですね、これ。ゲートから、ずっとこっちへ出てきて、この道、進入路の赤い線の道を通って、南側へ来て、言ったら、この南側へ来た場合は、薬草薬樹公園の公園のほうへ行く道と合体しているんではないかと、同じとこらへんになるんですか。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 委員御指摘のとおり、ちょうど、この図面の左側にサークル型のガーデンとかって書いてあるのは、薬草薬樹公園の施設の中庭のほうでございまして、玄関前を通過して、機械棟、あるいは、浄化槽側の外周通路を通って、ちょうどお風呂場の裏側のほうへ、車両が入っていくと。ちょうど、竹とか、ちょっと背の高い木が生えているんですけれど、そちらのほうを少し伐採をさせていただいて、そこに建屋を建てて置くと。そこへ4トンの配送車でもって配送し、一たん、この赤い四角の左側のところへバックで荷おろしするような形でダンプいたしまして、そしてまた、もと来た道を、そのまま通って出るという形になります。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) ということは、公園のほうへ行く道には、ひっかからないんですね、木のところを切ったら。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 中庭のほうへは参りません。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) それともう一点。ボイラーを炊く場合は、ボイラーの資格を持った人が要ると思うんですが、チップボイラーの場合もこの灯油ボイラー、今まで炊いていた、資格を持った人で対応できるんですか。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) チップボイラーの場合は、チップボイラーの資格というのは特に必要ございません。今の青垣でも、特に資格を持った者が管理しているというのは、通常のボイラー管理の資格があれば、特別なものはございません。 ○委員長(藤原悟君) ほか、質疑ございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 今朝、チップ工場を見せてもらったわけですけれども、チップ工場のチップの売り値が幾らだったかちょっとわからなかったんですけれど、これは今、チップの値段、導入後はキロ当たり10円ぐらいのことで考えてはると思うんですけれども、チップ工場の売り値はお幾らでしたか。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) チップの売り値のほうは、昨年まではキロ当たり、現場着運賃込みで10円50銭、チップだけでしたら約8円10銭でございます。今回の場合は、消費税が上がった分だけを乗せた単価になるということでございます。 ○委員長(藤原悟君) 林委員。 ○委員(林時彦君) 割ったらちょうどぴったりの金額でございましたので、それでよいのかと思いますけれども、現状の、きょう見せてもらったチップのきちっと、それで熱交換のよいボイラーを入れていただいて、なおかつ、過大設計にならないように、よくお願いしておきます。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。 ○副委員長(林時彦君) どうぞ、藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 青垣のほうのチップボイラーも1年以上たったんですけれども、また、今回でなくていいんですけれども、1年たった検証をしたいと思いますので、また、整理したものが出ましたら、後日お願いしたいんですけれども。 ○副委員長(林時彦君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 後日、その資料は平成25年度の12カ月分の整理ができておりますので提出させていただきます。概算を申します。 ○副委員長(林時彦君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 資料につきましては、ちょっと用意しておりましたので、もし、今から提出させてもらってもよければさせていただきたいと思います。 ○副委員長(林時彦君) 後刻、いただきます。  農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 概算だけ申しますと、チップのボイラーを導入したことによる灯油の削減量が平成25年度の実績では約160万円でございます。前回は、12月末までの数字でございましたが、今度は3月末でということで。ただ、チップの目標としておる搬入量が予定の約60%しか、今回はできませんでしたので、それを満たしてまいりますと、約年間230万円ほどの燃料代の削減ができるという数字でございますので、後で提出させていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) ちょっと、ここで聞いていいのかよくわからないんですが、きょう、視察させてもらいましたが、あそこへ、木を廃材というのか、間伐材の残材を持ち込むのに1トンというんですか、軽トラ1杯で幾らで買い取るとか、そういうようなことは、もう計算できているんですか。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 当初予算の中でも若干御説明をさせていただいたかとは思いますが、バイオマスの材が寄ってくるように、初期の段階でトン当たり3,000円、これはあくまでも市内の間伐材でございます。それのバイオマス用の材でございます。それにつきまして、支援させていただいておるところでございます。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) バイオマスたんばのことですけれど、関連で今出ましたので。その中で、3,000円補助すると。それ、もしも1年でずっと今やっておられる事業が赤字になることになった場合、もうこれからは丹波市はタッチなしか、また、その次するのか。ちょっと、それをお聞きしたいんです。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 大変、今の段階でお答えがしにくい部分もございますが、基本的には、そこの会社が赤字だから、市のほうでお願いしますといったことではなくて、頑張ってやっていただくというところで進めております。ただ、スタートの段階としましては、いわゆる、そういった材につきまして、やはり、価格が安くございますし、また、それを山から出していく中には、いろんな経費がかかってまいりますので、そこら辺につきまして、なかなか寄ってくるかなというところもあったところでございます。そういったところから、ことしの予算、先ほど、御説明しましたような格好で、買い取り制度で様子を見ていこうというふうにしておるところでございます。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) ちょっと聞くところによりますと、なかなか寄らへんのやないかと、丹波市だけでは。丹波市の山の木材では寄らへんのやないかという心配をしておられる方もおられるんです。やっぱり、そういうところで、さっき言われた3,000円。そうしたら、よそから持ってきたり絶対しないということは、確実にしてもらわないといけないと思うんです。例えば、篠山のほうから持ってきたと、森林組合が。そういうところ集めたと。業者が運搬してきたと。それの補助はないと言われましたね、今。そういうことをしないように方針をきちっとして、市はやってほしいと思うのと、それと、本当に木材を丹波市で集めようと思ったら、その3,000円の部分を山へ、もとへ補助金を出されたら、僕はもっと集まると思うんです。そういう補助を山のほうへと思うんですけれど。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 今回の施設につきましては、両森林組合、丹波林産振興センター、並びに丹波市としましても、十分な投資をしております。そういった中では、市の森林をまず整備していきたいということでございますので、市外につきましてまで、そういった補助を考えてはおりません。  それから、結果的になんですけれど、3,000円をそこで支援するということは結果的には山のほうに、それは支援しているという格好になりますので、材の集まり状況につきましては、当分の間、様子を見ていきたいと考えております。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) その考えだから僕は甘いと、いけないと思う、ここで言うていいのか、わからへんけど。3,000円出しているのはいいと。そこは運搬業者とか、その個人、商売の関係なんです。そうじゃなしに、もとへ、これから考えていってもらったらいいんですけれど、もとのところへ、山の、わかりますか。そういうところも考えてやらないと丹波市の木材は集まってこないと思うんです、私は思いますけれど、提案です。 ○委員長(藤原悟君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) ないですので、質疑を終わります。  ここで、暫時休憩いたします。                 休憩 午後2時11分                ───────────
                    再開 午後2時20分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  次に「下水道事業の地方公営企業法適用について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) それでは、下水道事業の地方公営企業法の適用について、御説明をさせていただきます。今回の報告につきましては、昨年度に上下水道の組織統合と合わせて、下水道会計の地方公営企業法の適用に向けて事務手続を進めていたところでございましたが、諸般の事情によりまして、本年度4月からの移行は行わず、関係経費について、繰り越し処置をしたところでございます。地方公営企業法の適用につきましては、国の動向や今後の丹波市の下水道事業の運営におきまして、企業会計方式を採用することが必要であることから、上下水道の組織統合は準備が整った段階で行うこととして、まずは、下水道課単独での法適用を行っていこうと考えております。詳細につきまして、下水道課長から報告をさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 下水道課長。 ○下水道課長(田村宗治君) それでは、下水道事業の地方公営企業法の適用について、報告をさせていただきます。部長から説明がありましたとおり、昨年度、平成25年度に上下水道の組織統合と合わせまして、下水道の地方公営企業法を適用することとして、予算執行及び事務手続を進めていたところでありましたが、諸般の事情によりまして、今年度4月からの組織統合、さらには、下水道の地方公営企業法の適用は実施しなかったところでございます。そうしたことから、地方公営企業法の適用に向けて進めてまいりました財務会計システムの構築、法適化に向けた資産評価や資産整理などの業務委託契約にかかわる経費であります、平成25年度の予算につきましては、関係する経費について、繰り越し手続を行い、この6月定例議会に繰越明許費、繰り越し計算書の報告をさせていただいたところでございます。  本日は、組織統合は準備が整った段階で行うこととしまして、まずは、現在の建設部下水道課の事務組織体制のもと、来年度4月から地方公営企業法の財務規定を適用していく、一部適用で対応していく計画につきまして、報告をさせていただきます。  資料1ページをごらんください。下水道事業の法適化につきましては、昨年の8月及び11月の産業建設常任委員協議会におきまして、目的や効果、概要等の説明をさせていただいておりまして、その中で、枠内の「長期的に安定した下水道事業の運営のために」とした内容につきましては、昨年11月18日の産業建設常任委員協議会におきまして、法適用に伴う企業会計方式の導入の視点で説明をさせていただいた項目であります。  次の項目から、来年度、平成27年4月からの法適用に向けた対応を記載させていただいております。まず、1番目でございます。地方公営企業法の財務規定等を適用しますとしまして、一部適用で法適化を行う計画といたしております。  2番目の事務処理組織につきましては、市長が権限を有しての運営で現行の建設部下水道課の体制で事務を行っていきます。なお、出納事務につきましては、その事務の一部を会計管理者に事務委任を行う予定でございます。  次に、資料の2ページをごらんください。ここでは、昨年度、平成25年度に進めていました内容と今年度、平成27年度に向けて行っていく内容の変更点について、主な事項を記載いたしております。平成25年11月18日報告としていますのが、産業建設常任委員協議会での報告内容となっております。1点目の下水道事業の地方公営企業法の適用につきましては、財務規定等の地方公営企業法の一部を適用するもので変更はございません。また、適用する事業は、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、農業集落排水事業、コミュニティ・プラント事業の4事業で、これについても変更はございません。  2点目の組織体制につきましては、水道部との組織統合を行わずに、現行の下水道課の体制で法適化を進めていきます。また、そのことによりまして、昨年度は水道事業と合わせて行うこととしておりました出納事務につきましては、その水道事務の一部を会計管理者に委任して行う予定としております。ここが変わる部分でございます。  3点目の附属機関につきましては、水道事業と下水道事業のそれぞれに設置されております運営審議会につきましては、上下水道の組織統合に伴い、昨年度は統合する計画といたしておりましたけれども、組織統合を行わないため、運営審議会の統合は現行のままとしております。この部分も変わる部分でございます。  最後に、3ページの移行スケジュールでございます。大半は昨年度から引き続きの事務となっておりますが、上から8段目の条例案の議会提案につきましては、9月定例議会に関係する条例の制定及び改正について、提案、審議をいただく予定で準備をしていく予定といたしております。そのほか、関係する規則や要綱の改正、取扱金融機関等の協議、契約、企業会計方式の予算書の作成、打ち切り決算処理など、平成27年4月に向けた手続、事務処理を順次進めていく計画としております。  最後に、昨年度と比べて変わるところのポイントにつきましては、組織統合を行わず、現行の下水道課の組織体制により出納事務の一部を会計管理者に委任して、業務を行うこととなります。昨年度進めてまいりました組織統合につきましては、組織統合の準備が整った段階で行うこととして、地方公営企業法の財務規定等の適用を行っていく計画で本年度事務を進めていくことについて、本日報告とさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 説明が終わりました。質疑を行います。質疑はございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 最後のスケジュールのところ、打ち切り決算が3月過ぎて4月まで入っておるんですけれども、打ち切り決算なら3月いっぱいにきちっと終わらなきゃいけないんじゃないかなと思うんですけれども、その点。  それから、税務署事業開始届は4月になっておりますけれども、開始届というのは、日にちちょっと早く出さないといけない、4月1日からするんだったら、ちょっと前に出さないといけないものじゃないですか。 ○委員長(藤原悟君) 下水道課長。 ○下水道課長(田村宗治君) まず、スケジュールの中の打ち切り決算につきまして、4月に入っているということにつきましては、打ち切り決算自体は3月31日で切ります。ただ、事務処理上、4月に入る部分もあるということで、ここで入れさせていただいております。決算としては3月31日ということでございます。  それから、税務署の事業開始届につきましては、税務署のほうと確認いたしまして、4月に入って速やかに提出するということでございますので、ここでは4月の中へ入れさせていただいております。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) ないですので、質疑を終わります。  次に「丹波市元気アップ住宅リフォーム助成事業の実施状況について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) それでは、元気アップ住宅リフォーム助成事業の実施状況につきまして、お手元の資料により、昨年9月の補正でお世話になり、繰り越しをしております、平成25年度の助成金交付状況並びに今年度事業の応募結果について、5月末時点での状況を都市住宅課長から報告させます。 ○委員長(藤原悟君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(義積浩明君) 資料により説明させていただきます。初めに、市内経済の活性化や市民の居住環境の向上を図るということを目的に進めております、自宅のリフォーム経費の一部を丹波共通商品券で助成いたします。元気アップ住宅リフォーム助成事業につきまして、平成25年度、この資料によりますと、上段の(1)になりますが、平成25年度では、昨年9月に2,000万円の補正予算をいただきまして、11月に募集を行っております。結果、257件の申し込みがございまして、57件につきましては、本年1月に追加補正をいただいたところでございます。ことしの1月から3月には助成申請をいただき交付決定については222件となりまして、35件の御辞退がありました。助成金の交付状況の実績といたしましては、この5月末で120件でございまして、1,200万円の交付済みということでございまして、本年9月末までの実績報告期間というのも設けております。現時点の経済効果は、確定ではございませんが、交付決定時の工事予定額の約3億8,500万円とたんば共通商品券の発行予定額2,220万円の合計で約4億円強の経済効果が見込まれているところでございます。  資料の下段の(2)のほうでございますが、今年度につきましては、2,000万円の当初予算200件に対しまして、5月いっぱいでしたが、5月の応募結果は186件、工事予定額で約2億9,500万円となっております。この200件に対しまして186件ということで、14件の残りがあるわけですが、2次募集につきましては、現在行わない予定でおります。ついて、募集から助成金の交付までの流れの中では、1年間のうちで、4月、5月、6月は応募の期間とか、そういったところの中で、4月、5月、6月での、工事につきまして、助成対象とならないというところがございまして、そういったところを改善するためにも、できれば、1年を2分割にして、前期、後期というような形の中で、後期を繰り越し事業として、翌年の9月末までの実施期間とするといったような考え方を今、検討いたしておるところでございます。  簡単でございますが、元気アップ住宅リフォーム助成事業の実施状況の説明を終わらせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 説明は終わりました。質疑を行います。質疑はございませんか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) それでは、質疑を終わります。  次に「石生駅西土地区画整理事業の現状報告について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) それでは、次に、石生駅西土地区画整理事業の現状について、報告をさせていただきます。石生駅西土地区画整理事業は、平成15年度より、石生駅西土地区画整理組合の設立認可を受け、組合が事業を進めてまいりました。平成26年度において、全ての計画事業が完了することから、今年度末をもって、組合を解散し、事業を終了してまいる予定でございます。詳細について、都市住宅課長から報告をいたします。 ○委員長(藤原悟君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(義積浩明君) お手元の資料をごらんください。1ページ目には事業の流れ、2ページ目以降には、ハートタウン石生のパンフレットをつけさせていただいております。  石生駅西土地区画整理組合につきましては、合併前から旧氷上町の玄関口にふさわしい市街地整備を行うということから、市内でも初めて土地区画整理事業に取り組んでまいりました。この土地区画整理事業によります整備区域は丹波市氷上町石生地内の約10.1ヘクタールでございます。事業費総額としまして、約8.2億円でございます。土地区画整理事業によります保留地は48区画ございまして、そのうち47区画は平成20年度から平成25年度の5カ年で完売しております。なお、残りの一区画につきましては、地域の集会所用地としまして、ハートタウンふれあい館と名前をつけられて建設を完了いたしております。  土地区画整理事業によります、主な整備工事としましては、区域内の整地、街路整備、水路整備、公園整備などが行われております。市の公共投資額につきましては、土地区画整理法で申します、公共施設管理者負担金の範囲内でございまして、4億2,594万円を当組合に助成いたしております。また、市の単独費としまして、別途、石生駅の前面の道路及び駅前広場整備工事を3億3,555万1,000円で実施いたしております。今後の予定につきましては、平成26年6月27日に石生駅西土地区画整理組合におきまして、定期総会を開催され、平成25年度の決算並びに解散までの平成26年度の予算の確定を行うとともに、解散に向けて資料等の整理を行われる予定でございます。その後、清算事務を進めていただくこととなります。今回の、この御報告に対しましては、6月18日、一昨日の組合の理事会のほうで、こういった産業建設常任委員会のほうに御報告させていただきますという旨、御理解いただいております。  簡単ではございますが、現状報告とさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 説明が終わりました。質疑を行います。質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑はないようですので、質疑を終わります。  次に「柏原簡易裁判所平成26年(ノ)第3号修理代金請求調停事件について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) それでは、この修理代金の請求調停について、御説明を申し上げます。資料の2ページからごらんください。申立人は__________の____氏で、平成26年4月7日付で柏原簡易裁判所に調停の申し入れがありました。相手方は丹波市で代表者公営企業管理者、細見滋樹となっております。結果でございますが、資料の3ページのとおりでございます。平成26年6月9日に調停が成立いたしましたので、今回御報告をさせていただくことになりました。  その内容でございますが、資料4ページの第2、申し立ての表示をごらんください。平成25年11月8日に申立人自宅付近で施工した漏水修繕工事により、申立人所有のヒートポンプ式給湯器に泥水が浸入したことによって生じた修理代金4万3,470円の支払いを求めたものであります。  資料5ページをごらんください。調停条項といたしましては、一つ目に、相手方は、申立人に対し、相手方が行った本件漏水修繕工事において申立人の給湯器に故障が生じた件に関し、不適切な対応があったことを認める。二つ目に、相手方は、申立人に対し、本件解決金として金4万3,470円の支払い義務があることを認める。三つ目に、相手方は、申立人に対し、前項の金員を平成26年7月5日限りで、申立人名義の普通貯金口座に振り込む方法により支払う。ただし、振込手数料は相手方の負担とする。四つ目に、申立人と相手方は、申立人と相手方との間には、本件に関し、本調停条項に定めるほか、ほかに何らの債権債務がないことを相互に確認する。五つ目に、調停費用は各自の負担とする。という、以上の内容で調停を行ったということでございます。この後、詳細につきまして、工務課長のほうより、御説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(藤原悟君) 工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) それでは、今回の修理代金請求調停事件の経緯につきまして、配付しております資料1ページによりまして、御説明をさせていただきたいと思います。  まず、平成25年11月8日に、漏水修理の工事を実施いたしております。場所は、丹波市青垣町栗住野地内で工事としましては、給水管のポリエチレンパイプの口径25ミリの修繕を行っており、そのときの断水戸数としましては、申立人宅の1戸のみの断水によりまして工事を行っております。  その後、平成25年11月18日に申立人から水道部のほうに電話がありました。電話の内容といたしましては、給湯器が故障したと。そして、給湯器の修理の際にフィルターに泥水があり、修理で分解した際に泥水が出てきたというような内容ですとか、漏水修理を行った当日ということは、11月8日ですが、その日も蛇口から濁った水が出たと。それは、漏水修理の工事に関係がないのかといったことですとか、修理代金については、市のほうで補償してもらえるのかといったような内容の電話でございました。  それで、その後、状況等を確認して、11月20日に水道部の職員が申立人宅へ電話をし、そして、翌21日に現状確認のために申立人宅へ訪問するということでお約束をさせていただいております。  そして、11月25日夕刻、申立人宅に訪問をいたしたところ、申立人の主張としましては、水道水しか使っておらず、漏水修理が今回の給湯器の故障の原因として、それしか、漏水修理の工事が原因としてしか考えられないというようなことを申立人は主張をされました。それで、水道部の主張としましては、今回、修理の内容で、水の中で配管をしたということじゃなく、非常にドライな状態で配管をしているので、管の中に泥水を流入させる、土砂が管の中に混入するというようなことは考えにくいというようなことで、御説明をさせていただいております。そのときには、お互い、そういった主張をしたわけなんですが、話し合いは平行線のままというような状況になりました。  それで、その後、給湯器の修理業者等にも修理の状況も確認した後、11月26日再び、申立人宅に水道部の担当者が説明のために御訪問させていただいております。そのときにも、やはり、お互いの故障原因につきましては、同じ主張のままということで、平行線をたどっております。そして、そのときにも、解決には至っておりませんでした。そして、その後、何度か水道部の担当者と申立人との間で故障原因についての調整を行っていたわけなんですけれども、解決には至らずというような状況で日が経過をしておりました。  それで、年度が変わりまして、平成26年度に入りまして、平成26年4月9日に平成26年4月7日付で調停期日呼出状というものが柏原簡易裁判所より水道部のほうに送達されました。  それで、第1回目の調停としまして、平成26年5月13日に調停が行われまして、そのときに申立人は修理代金の全額の請求と当時の職員の不適切な対応を認めるということを主張をされました。  その後、水道部内部でも協議を行いまして、2回目、6月9日に2回目の調停に出席をしております。それで、先ほど、部長が申し上げましたように、調停条項としましては、当時の水道部の職員に不適切な対応があったということを丹波市は認めると。それと、2点目として解決金として、修理代金4万3,470円を申立人に支払うと。それと、解決金の期日は7月5日までに口座へ振り込むと。それと、本件に関し、今後一切の債権債務がないことを確認すると。それと調停費用は各自負担するということで6月9日に調停が成立をいたしております。  以上で、経緯について、御報告を終わらせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 説明が終わりました。質疑を行います。質疑はございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) この25ミリの漏水修繕工事、これは直営ですか、業者委託ですか。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) 業者による工事でございます。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) そうしたら、泥水が入って故障したということを認められておるわけなんですけれども、本来、委託されているんだったら、この業者の処置はどういうふうにされたんですか。業者はあくまでも、入れていませんという話なんですか。 ○委員長(藤原悟君) 工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) このときの工事なんですけれど、通常工事が終わりましたら、管の中、洗管作業を行いまして宅内側でメーターをくくって、直近の外側の散水栓ですとか、そういったところで、水を抜いて、2次側に、そういった泥水とか、そういった異物が混入しないように処置をするんですけれども、このときは、たまたま、このお宅が留守でして、何も洗管作業ということが、当時、水道部の職員も立ち会いをしていたんですけれども、洗管作業ということができずに帰ってきておりました。それで、この給水の距離も約20メートルほどありまして、こちらのほうとして、考えられたのが工事で直接泥水が入るというよりも、一度断水をして、再度通水する段階で、流速の変化等によって、管内のスケール等が剥離して、泥水を、濁った水を発生させているという可能性が高いと。それで、きちっと水抜き作業ができておったら、そういう故障の原因につながらなかったんじゃないかというようなことが想定されましたので、業者の対応というよりも、水道部の立ち会ったときの対応、また、あと、水抜きをしてくださいねというような、後々の声かけが十分できていなかったというようなことから、水道部のほうの対応ということで考えております。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 不在やったから中でできませんでしたということなんですけれど、例えば、メーターの手前で抜いてしまったら、不在であろうが何であろうが、問題なかったと思うんですけれど。私、思うのは、それは業者の立場もあると思いますけれども、例えば、泥の中でしないといけないこともありますわね。そのとき、必ず、業者のほうには、タオルか何かで包み込んで泥が入らないようにしなさいという処置、必ずした上で工事やりますわね。だから、それでも、なおかつ、入るのなら、やっぱり、不在とかどうのこうのじゃなしに、今後、やっぱり、家へ入れないんだったら、メーターの手前で抜いてしまって、やるべきことはやっておいて主張されるべきやと思います。 ○委員長(藤原悟君) 工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) 今回の工事と、当時の工事写真を見ましても、完全なドライな状態、水があたりにない状態で管を切断してPEのソケットにつなぎ直しているというような状態で施工されておりました。そういった状況から、なかなか泥水とか、砂ですとかいったものが混入する可能性は少なかったんじゃないかなというふうに、こちらのほうは推察をしております。  それと今、委員、御指摘のように、メーターのところでばらして抜くべきであったというふうに考えておりますが、そのとき、本件の漏水修理では、そこの対応が十分できていなかったということで、こういった故障を発生させた可能性が高いというふうに考えております。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 要は、今、言われるのは、メーターから中、長い間使っていないから、宅内の中の管が傷むというのか、それが出たん違うかということを言われているんですか、そうじゃないんですか。 ○委員長(藤原悟君) 工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) いえ、私、申し上げたのは、メーターから修繕箇所までの給水管、ポリの25ミリなんですけれども、それが約20メートルほどあるんです。その管が一たんは空っぽになった状態で通水を行ったがために、その長い道中の給水管の中の、長期に積もっていったスケールが剥離したんじゃないかということを想定しました。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) 1点だけですけれど、11月26日に一応、平行線の主張のままで、そこで終わって、その後、平成26年4月9日ですか。この間で調停を、相手方がされたとなって、その中の、いろいろと話し合いもあったと思うんですけれど、なぜ、この調停がなったのかと。  最後に、当時の水道部に不適切な対応があったことを市が認めたと。どういう不適切な対応やったんですか、詳しいことを。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) この11月26日からにつきましては、担当者のほうで、それぞれ、訪問をしたり、その対応を__氏としておったわけなんですけれども、あくまで、両者の言い分が平行線であったというような過程で、最終的に、__氏が調停へという決断をされたのではないかなと思っております。  また、不適切な対応といいますのは、やはり、話し合いをしていく中で、高圧的な職員の態度があった、いわゆる、上から目線と言いますか、そういった態度、言葉、そういったものがあったということを聞いております。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) 丹波市で今、水道部がもめている時期に、もめて、いろいろと問題が、不正を正すとなっているような時期で、私、これ初めて聞いたんですけれど、こういうことは隠されていたということですか、この問題があるということを。それと、解決というか、そこら辺を結局相手方が示談に応じるというか、ここまでいかずに済んだら、それは一番いいんですけれど。そこら辺の努力というか、職員の名前などは公表はされないということですか。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) この事件を隠していたのかということでございますが、これにつきましては、水道部のほうで報告も職員から聞いておりましたし、その解決がまだ、はっきり決まっておりません、結論が出たわけでもございませんでしたので、一つの事業を推進していく中で対応をしておったということで、報告をするまでもないという判断で、一つの事業のやっていく過程の中ということで対応をしておりました。また、報告等もしておりませんでした。今回、こういった調停が向こうから申し立てられまして、それの最終的に調停が整ったということで、御報告をさせていただいたということでございます。  あと、職員の名前の公表云々でございますが、それにつきましては、また、今後、懲罰委員会等の結果をもってということになろうかと思っております。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) 懲罰委員会とか、職員言われましたけれど、これに対しての職員の、今現在は何もないということで理解したらいいんですね、そうしたら。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) まだ、そこまでもいっておりません。調停で和解ができたというところでございます。
    ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 5ページのところに調停費用は各自の負担とありますけれども、この調停費用というのはどのぐらいのものでしょうか。 ○委員長(藤原悟君) 工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) 調停費用につきましては、私が出席しておりますので、かかっておりません。直接的な費用はかかっておりません。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) ないようですので、質疑を終わります。  次に「東芦田新水源のポンプ位置の変更について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) それでは、東芦田新水源のポンプ位置の変更について、御報告申し上げます。東芦田の新水源につきましては、1時間に約10トンの水を上げて、現在、マンガン濃度の測定を行っております。マンガンの濃度につきましては、現在、0.13mg/?から0.14mg/?の間で推移しておる状況でございます。現在、その東芦田新水源の活用というのを、一般質問等でもございまして、答弁させていただいた中にも、選択肢の一つでもあるというように考えておりますので、ポンプ位置を上げてこれからもマンガン濃度の推移を見ていきたいと、このように考えております。  なお、東芦田新水源の活用方法が決定した段階でマンガン濃度の経過観察については、再度検討していきたいと、このように考えております。また、最新の水質検査の結果についても、資料提供を行っておりますので、詳細につきましては、工務課長より、御報告申し上げます。 ○委員長(藤原悟君) 工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) それでは、東芦田新水源のポンプ位置の変更について、御説明をさせていただきたいと思います。お手元の資料の1ページ目に現在の井戸の断面を載せた図面をつけさせていただいております。1ページ目の左側、井戸の断面図にありますように、現在、東芦田新水源の井戸は直径800ミリメートル、80センチの鋼板製のケーシングを深さ50メートルのところまで挿入しておりまして、途中、地盤高より、20メートル下から32メートルまでの間と、そして、38メートル下から44メートルまでの間の2カ所にスリットと呼ばれる、穴のあいたケーシングを設置しておりまして、そのスリットのところから井戸の中に伏流水が湧き出して、その水をくみ上げるというような構造になっております。その断面で申し上げますと、ちょうど地盤高から下の数字を黄色いマーカーでつけておりまして、横に青い線で引っ張って、深さがわかるように図面のほうを表示させていただいております。それと、今、スリットと申し上げましたところは、井戸の図面で言いますと、横向きに線の入った位置がスリットと呼ばれまして、伏流水が井戸の中に流れ込んでくる箇所になっております。  それで、現在、東芦田新水源の取水ポンプにつきましては、1号の取水ポンプは地盤高から45メートル下、そして、2号の取水ポンプは地盤高から34メートル下の位置に設置しておりまして、第3透水層、そして、第4透水層と呼ばれる、二つの透水層透水層から取水をする状態となっておりまして、現在も、先ほど、部長も申し上げましたように、新水源の水質の推移を確認するために1時間に10トンを揚水しながら定期的に水質検査を行っております。  別冊で配付しております、東芦田新水源における水質検査結果数値の推移というものをごらんいただきたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 暫時休憩します。                 休憩 午後3時03分                ───────────                 再開 午後3時03分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  続けてください。 ○工務課長(上畑文彦君) その資料の1ページ目に平成24年8月28日以降の鉄及びその化合物とマンガン及びその化合物の数値の推移を集計したものをつけておりますが、鉄及びその化合物の値につきましては、現在なんですけれども、浄水場で処理する前の原水の状態でも、浄水後に家庭の蛇口から出る際の水質基準を下回るというような数値になってきております。また、マンガン及びその化合物の値につきましても、平成24年8月の調査を開始した際は、1.1mg/?という高い数値であったわけなんですが、徐々に数値のほうが下がってきておりまして、平成25年10月には0.2mg/?を下回って、そして、最近の水質検査の結果では、0.13mg/?や0.14mg/?というような数値まで下がってきております。そこで、今回水道部としましては、1号ポンプと2号ポンプの位置を変更して、先ほどの資料1ページ目にありますように、第3透水層と第4透水層の間に一たん鉄製の仮ぶたをして、第4透水層下側のスリットから、水がポンプのほうに流れないような状態を仮につくって、それで、第3透水層のみから取水をして、水質を確認するためのポンプの位置の変更ということを計画しております。 ○委員長(藤原悟君) 説明は終わりましたので、質疑を行います。質疑はございませんか。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 済みません、ちょっと、私よくわからなかったんですが、教えてほしいんですが、マンガンが0.13mg/?とか0.14mg/?のところの水は、1ページ目の一番左の図のポンプの位置が書いてある一番下のポンプのところから上げた位置ですか。 ○委員長(藤原悟君) 工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) 最近の結果なんですけれども、水質検査の結果のほうを見ていただきましたら、5月19日と4月30日の2回は2号ポンプといいまして、上側のほうからとっております。それで、その前の3月10日の採水日のときは、1号ポンプといいまして、下側のポンプから水を取水しております。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員よろしいですか。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) はい、わかりました。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。  横田委員。 ○委員(横田親君) これは、ポンプを変えると水質が変わるんじゃないかということのためにとるということですよね。 ○委員長(藤原悟君) 工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) 現在は、どうしても第3透水層、第4透水層、二つの透水層から入ってくる水での水質の確認となっておりますので、今回、第3透水層のみに絞り込んで水を確認したらどういった数値の推移を示すのかということの確認を行いたいということでございます。 ○委員長(藤原悟君) 横田委員。 ○委員(横田親君) それで、ふたをするということですよね、なるほど、わかりました。わかりましたが、何か、心情を考えると、どういう進め方がいいのかなと、非常に悩ましいところだなというのは感じます。よく、わかりましたが、地域の人たちに対しての説明も上手にやっていただきながら、納得の上で進めてもらったらいいんじゃないかなというふうに思います。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。  足立委員。 ○委員(足立克己君) 本会議でも聞いたことがあるんですけれど、ポンプを上げて、この水質検査はいつまでやるつもりですか。  それと、0.05mg/?になるまでやるつもりか。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) 私の最初の説明の中でも、言わせていただいたんですけれども、基本的には、東芦田新水源の利用方法、そういったものがまだ、現在では、確定しておりません。そういったところで、今回、この水質検査を再度させていただくということで、報告させていただいて、この井戸の活用が決まった段階で、その方法が決まった段階で再度続けるか、続けないかというのを検討していきたいと、このように考えております。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) もうひとつ、期間はわからんということで、理解でいいんですか、今の答弁は。  それと、資料によりますと、太田委員の資料請求によりますと、市原浄水場の覚書があるんですけれど、これの本会議の場では、市原の取水量が、今の取水量を超えたらあかんという覚書が書いてあるという報告だったんですけれど、これを見ますと、何も書いてないんです。それの詳しい、どこでそういうことを言われたかということを、もうひとつ、覚書にはそういうこと、何も書いてないんですけれど。具体的なことを。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) まず、具体的な日にちでございますが、まだ、今のところ、いつまでという具体的な年月日等は申し上げられないということでございます。 ○委員長(藤原悟君) 暫時休憩します。                 休憩 午後3時06分                ───────────                 再開 午後3時21分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) お手元の確認書の5項目めで「青垣町が第2次拡張工事で設置する水源地」、これは市原水源地のことでございますが、「将来、共に西芦田水源地の補完施設であって、これを変更しようとする時は、青垣町は改めて神楽井堰の同意を得なければならない」と。西芦田水源地の補完施設であってということで、あくまで、西芦田が水源地としては、主で、市原のほうは従という、こういった内容であくまで、西芦田の補完、西芦田よりも、ですから、多く揚げてはならないという、そういった内容で、地元との協議がなされたということで、現在もそういったところの報告会等をもって、地元との説明をさせていただいております。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) 西芦田の補完ということはわかるんです。今、これだけ青垣で今までの水でという問題がなっている中で、この市原の水源を活用するといって、これは平成12年ですか、青垣町時代のことで、こういうことを神楽の井堰や神楽の自治会に了解をとるようなことをされましたか。そういう問題を解決していこうという、水道部としての方針は、今は待っているだけやと思うんです。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) この市原水源井堰等の報告会、そういったものは、年度末、3月末に報告会をもって、水量等の説明をさせていただきました。ただ、今回の、東芦田新水源での問題に対して、ここでどうこうという、まだ、方針決定等も明確なものがありませんので、そういったところで、東芦田新水源の問題については、協議とかそういったものはしておりません。 ○委員長(藤原悟君) 公営企業管理者。 ○公営企業管理者(細見滋樹君) ただいまの総括的な質問ですが、時代の流れが、ちょっと交錯しているというように思っております。我々、水源を求める場合は、過去の資料に基づいて、その確認書、覚書等をもって入っております、それがルールでございますので。今、新水源について、水量がどうのこうのという、新水源を活用する部分についてはちょっとストップしておりますけれども、新水源を井戸として認めてやりますよというところについては、地元と協議して確約をとっておるというような状態でずっと流れはそういうようにきておりますので、御理解をお願いしたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) 公営企業管理者が言われるのもわかるんですけれど、長いこと、青垣の住民にしたら、それに幸世の住民の方にしたら、いつまでこのままの状態やということが、今、本音やと思うんです。だから、このままでずっといくんやったらよろしいと、市の方針はそれでいくと、方針やったらそれでいいと思うんですけれど、やっぱり、よい方向に考えていくべきやと。ひとつ、ちょっとでも。無理かもしれないと思いますけれど。 ○委員長(藤原悟君) 公営企業管理者。 ○公営企業管理者(細見滋樹君) そういったいろんな地元の意見等もお聞きしておりますので、それはまた、新水源を切り離していただいて、活用する方法は新水源として我々、いかに活用していくかという調査をただいましているところでございますので、今、山田部長が申し上げましたとおり、それを活用するかしないかということについては、ある時期がくれば、方向性を持っていきたいと、このように思っておりますので、ただいまのところ、そういったルールで取り組んでおると、こういうところで御理解をお願いしたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 今回のポンプ位置の変更されるのは、私は大いにされたらいいと思います。ただ、この間、本会議の中で水質検査の公表、もうひとつ、歯切れの悪い、私は答弁やったと思うんです。今だから、水質検査を大いにやって、頻繁にやって、地元にそれを公表して理解と求めていくということが大事なんです。私はそう思います。だから、何か、この間の一般質問の部長の答弁やったかな、もうひとつ、公表について、ちょっと歯切れの悪い答弁やったというように、私は思ったんですけれど、やっぱり、こういうことは、信頼を求めるなら、もっともっと公表して、それをやっていかないと私はだめやと思います。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) たしか、足立委員からも一般質問の中で、小まめな情報提供というようなことで、御指摘いただきました。帰りまして、部内でも、どういった方法で、住民の皆さんに周知していくのか。そういった方法も検討するようにという指示を出しまして、今、その方策を検討いたしております。ホームページでするのか、ほかの方法でするのか、検討させていただいて、情報提供は行っていきたい、このように考えております。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。  横田委員。 ○委員(横田親君) 今回、期限がちょっとまだわからないという話の中でいくと、また、市民感情というか、地域の方の感情が非常に揺れそうだなという感じはしています。方策は、何種類かにもう絞り込まれているんじゃないのかなというふうに思うんです。要は、難しいと思いますけれど、マンガンを除去する装置をつけて強引にわかってもらうみたいな、多分、一番とれない方法ですけれど、また、これを一たん、ふた閉めて、水源をまた調べてみたら、やっぱりいい水でしたわと、そやからわかってくださいという方法。もしくは、新水源をまた違うところに見つけにいくとか、何か、予算的にはすごく高くなってしまうと思うので、いろいろ多分、非常に悩まれるところやと思うんですけれど、絞り込まれている方策の選択肢というのは、もう幾つか出てきているんじゃないのかなと思うんです。それをもしお聞かせいただけそうであれば、いかがかなと思うんですけれど、いかがですか。 ○委員長(藤原悟君) 公営企業管理者。 ○公営企業管理者(細見滋樹君) ただいまの質問、私どももいろんな選択肢、ただいま持っております。ただ、今の状況から言いますと、いろんな要素がありますので、その分については、今すぐ決定する方針を、皆さんにお示しするというところについては、待っていただきたいと、このように考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 横田委員。 ○委員(横田親君) 了解しました。ただし、わかっているのに伝えないということについて、こちらがどうということよりも、宙ぶらりんになってしまっているところの中で、勝手な話が進んでしまったりとかということについては、それを置いておけば置いておくほどふくらんでいくリスクというのもあると思いますので、お勧めというか、なるべく早く、何らか示した上でメリットデメリットもちゃんと伝えて、その中で今、これを最適かなということで、進めているんだけれども、ある程度、この時期までで切るなら切るしということを、ちゃんとやっているからと、待っておいてくれという話を伝えられるといいのかなというふうに思うので、今の答弁だと、このやりとりを聞いていて、どんな感じかというと、何か、うまいことやるから、ちょっと待っとってくれみたいな話に、どうしてもなってしまうのであれば、もったいないと思うんです。なので、ある程度、選択肢があるんであれば、誤解を生じない形できちっと説明していただきながら、あとまた、ある程度のスケジュール、難しいとは言ってましたけれども、じゃ、どうなれば決められるのかみたいなところも、説明難しいとは思うんですが、どこか、市民の方に理解してもらえるように、こちらも努力したいなと思いますので、頑張っていただきたいなというふうに思います。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。 ○副委員長(林時彦君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 先ほど、ポンプ位置の変更とか説明していただいたんですけれども、一つ、疑問点、お答え願いたいんですけれども、昨年に、マンガンの値が平行線になったということで、マンガン除去装置をつけるということで、委員会でも説明していただいて、マンガン除去装置の設計の予算も可決したところです。そういった中で、また、市長が一たん立ちどまってと言われるのであれば、全てを立ちどまって、いろいろな模索をされるのはいいんですけれども、これの、ポンプの位置を変えたり、分析を続けている、この理由がもうひとつ、私、わからないんです。何のために、これをまだ継続されるのか。企業管理者が言われましたようにいろんな案を模索する中で、これも一つの方法としてされるとか、何かそういった説明がなければ、ただ、これはなし崩し的にずっと続けられるのでは、前回、委員会で報告があった内容からずれてきますので、それはきっちりと説明をお願いしたいと思います。 ○副委員長(林時彦君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) 先ほども、御説明申し上げましたように、現在、東芦田新水源の活用方法というのを検討し、それをまた、使うと。新たな、現在の新水源を活用するというのも、現在のところは選択肢の一つであるというような御説明も申し上げまして、それにつきましては、やはり、選択肢の一つとして、ポンプ位置を上げて、マンガン濃度を再度確認していきたいというのが目的でございます。あと、いつまでだというような、期限を切ってというようなことでございますが、それにつきましては、やはり、再度、検討する段階というのは、この新水源の活用方法がきっちりと判断した段階で、マンガン濃度の経過観察を再度検討すると。続けるのかというところを検討するというところであります。 ○副委員長(林時彦君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 先ほど、委員からも質問ありましたように、期限もわからない、例えば、目標、0.05mg/?まで下がるまで続けるのかと、それもわからない。何もわからすに、ただ、続けますよと言われても、これはお金かかっているんですよね。分析でも、電気代にしても。その辺、ずっと継続、いつまでとか何にも委員会でもわからないという説明では納得しにくいんですけれど。目標とかそういうの、ないんですか。 ○副委員長(林時彦君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) 0.05mg/?までなれば、その段階でという考えはありますが、ただ、それがそうしたら、いつになるのかというようなことも、まだ、当然わからないところであって、あと、新水源自体の活用方法というのも、できるだけ早い段階でという思いはあるんですけれども、今、現在はいつということも明言できないというようなところで、非常に不確定なところではあるんですけれども、こういった表現でさせていただかなくては、仕方がないのかなと思っております。 ○副委員長(林時彦君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 先ほどの、横田委員からのありましたように、例えば、A案、B案、C案があって、今、ポンプの位置を変えるのは、例えば、A案のために確認しているんだということなのか。それも、一切説明がありませんので、何のためにしているのかさっぱりわからないんです。例えば、ある人は農業用水に使えないのかと見ているんじゃないかという人もありますし、こちらの人は何のためにこれを続けているのか、そういった代案がどういう格好であるかもわからないままで、ただ、漫然と続けられているので、やっぱり目標というか、こういう理由でということをしっかりと説明できませんか。 ○副委員長(林時彦君) 水道部長。 ○水道部長(山田吉晴君) 確かに、この水源、0.05mg/?未満、もしくはそれ以下になれば、また、再度、地域の皆様に、こういった形になりましたという報告をさせていただいて、東芦田新水源の活用方法というのも検討をしていかなければならないと思っております。それは、0.05mg/?まで下がれば、私どもも、そういった方策というが、一つは見えてこようかと思っておりますが、それが、そうしたらいつというあれでも、わかりませんので、0.05mg/?になるまで続けますというわけにもいかないというところであります。 ○副委員長(林時彦君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 押し問答になりますので、最後に、足立委員が言われましたように期限、いつまでに下がらなければ、もうどういう手を打つとか、それは説明を次回でもできるようにぜひしてもらいたいと思います。要望して終わります。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) ないようですので、質疑を終わります。  それでは、次に「その他」に入ります。  その他で何か、当局より、何か報告ございますか。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 産業経済部より2点ほど、その他で報告をさせていただきたいと思います。まず、その中の1点でございますが、お手元に、本日お配りをしました資料がございます。先週6月12日にひょうや強風等がありまして、その主な農産物の被害の概要につきまして、産業経済部の次長のほうから、説明申し上げます。
    ○委員長(藤原悟君) 産業経済部次長兼農業振興課長。 ○産業経済部次長兼農業振興課長(大塚良之君) 市、県丹波農業改良普及センター、JAと現地調査を行い、共同で取りまとめました主な被害状況を報告します。  農作物被害ですが、まず、水稲です。特に被害が大きい集落は、春日町中山、松森、東中、国領、柏原町柏原、小南となっています。その面積は121.5ヘクタールです。被害額は3割以上を県に報告することになっていますが、普及センター等の判断では時期的に、ある程度回復するのではないかとの見方であり、0での報告となっています。  スイートコーンですが、特に被害が大きい地区は、春日町大路地区、国領地区の一部となっています。被害面積は2.5ヘクタールです。被害額は、回復の見込みが少ないことから682万3,000円と大きくなっています。  三つ目はなすですが、特に被害が大きい地区は、春日町大路地区、国領地区の一部となっています。被害面積は0.4ヘクタールです。被害額は310万4,000円と推定しています。  四つ目は黒大豆枝豆ですが、特に被害が大きい地区は、春日町大路地区、国領地区の一部となっています。被害面積は0.4ヘクタールです。被害額は170万円と推定しています。  五つ目はブドウですが、特に被害が大きい集落は、柏原町石戸となっています。被害面積は1.27ヘクタールです。被害額は254万円と推定しています。  なお、スイートコーン、なすにつきましては、既存制度を活用しまして、10アール単位で3万円の見舞金をJAが支給することを決定しておりまして、県が、その2分の1を補助する方向で決定しております。  農業施設被害で、パイプハウスですが、特に被害が大きい地区は、春日町大路地区であり、被害面積は830平米となっています。被害額は41万円と推定しています。 ○委員長(藤原悟君) 説明は終わりました。質疑を行います。質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) では、質疑を終わります。  ほか、ございますか。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 続きまして、もう一枚のほうに地籍調査の件につきまして、資料をつけております。実は、丹波ひかみ森林組合が実施をしました地籍調査の成果の中で、登記に錯誤があったことが発覚をしましたので、農林整備課長のほうから詳細を御説明させていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) お手元の資料をごらんください。今、部長のほうが申しましたとおり、「丹波ひかみ森林組合が実施した地籍調査の成果による登記に錯誤があったことが発覚しましたので、以下のとおり報告します」というふうにタイトルを書かせていただいております。  錯誤の概要でございます。地籍調査における地籍測量データ、これは何かと申しますと、一筆地調査をした際の境界部へ打ちますけれども、境界部の座標データであったり、その辺長をあらわした数値でございます。それと、登記面積、地籍調査による成果の面積数値が異なっていたという内容でございます。  市が錯誤の詳細部分も含めて把握いたしましたのは、6月5日でございます。  中身のことです。まず、原因者ですけれども、丹波ひかみ森林組合でございます。こちらのほうは、事業主体の業者としまして、国土調査法によって、事業主体となれるものでございまして、平成21年度の実績からございます。山林部の地籍調査事業を事業主体として実施いただいておるところでございます。  該当する調査区ですけれども、氷上町三方地区の山林、調査面積が1.23平方キロメートル、筆数で174筆のうちでございます。調査の字は三方字穴谷口から鹿谷にかけての調査区域でございます。誤った面積で登記された時期は、平成25年2月7日付の登記完了となっております。該当する筆数は、調査しました174筆のうちの37筆。所有者としましては、国土交通省を除きますと、31名の個人の所有者となります。その経緯でございますけれども、現地で立会、それから、境界部を打って測量はきちっと行われました。それを、きちっと測量した成果を土地所有者の方に確認していただく閲覧という行為まで行いました。この時点で土地所有者より、ここはちょっと地番が入れかわってますよという修正申し出がありまして、その一部修正を業者のほうで、いわゆる成果品、書類として整理した段階で錯誤が発生した部分がありました。  少し詳細に説明いたしますと、下にちょっと表をつくらせていただいております。ごらんください。閲覧時、三方字〇〇という字で1番、これは、Aさんが所有する1,000平米の土地ですよというのがありました。そして、1個飛んで、三方字〇〇3番、2,000平米、これはCさんが持っているという形で閲覧のときに御確認いただくように表示しておりました。そこで、実は、AさんとCさんの土地が入れかわってますよというところで、番地の違いがあるよということがわかりまして、本来なら、その下の段に、登記簿案転記後(正しい修正)ということで、Aさんが所有されるのは、三方の〇〇3番で1,000平米、Cさんが所有されるのは三方の字〇〇の1番で2,000平米と、こういうふうに整理をされたらよかったのですが、閲覧の右側に誤りというところで書いてありますとおり、その時点で、業者のほうで整理した段階で地番の移動とともに面積をも移動させてしまった登記簿案をつくってしまったというところで、Aさんが所有するのは、三方字〇〇の3番で2,000平米ということで、面積をも持ったまま、番地とともに移動させてしまったというのが、数字的に大きく間違いが生じてきた事例でございます。これは同じくCさんについても、本来ならば、Cさんは三方字〇〇番の2,000平米でCさんというふうに整理ができたらよかったのですが、3番の面積まで移動させてしまったというようなことが生じております。  それと、真ん中の行にあります、三方字〇〇2番につきましては、登記簿の数値の積算におきましては、座標求積しますので、面積端数が出ておるわけですけれども、そういった端数の扱いが間違っておりまして、山地番でありましたら、整数どめで面積は出すんですけれども、端数の部分で四捨五入等の行為を行って、数値に間違いがあったという例もございました。そういうことで、本来なら、その上の真ん中の図で錯誤発生の段階、業者が登記簿案をつくった錯誤発生の段階から、今度、登記完了にいく矢印の中間で組合側でも再度きちっとチェックをかけたらよかったのですが、それができていなかったというのが原因でございまして、そのまま登記完了の登記を終わらせてしまったというのが実態で、現実の登記簿の面積が、登記が完了した登記簿の面積が間違っているということでございます。  これにつきましては、なぜ、こういったことがわかったのかということですけれど、市のほうでは、山地番の地籍調査の成果を農林整備課が持ちます、いわゆる地図、情報管理システムへの地図台帳のほうへ入力するんですけれど、そのときに数値、情報化の処理を業者を委託してしますけれど、そのときに数字が間違っていることがわかったというところでございます。  裏面にまいります。今後の対応のことでございますけれども、丹波ひかみ森林組合から錯誤があった旨、市長に対しまして、おわびと今後の処理についての依頼文書をいただいております。その中に基づく行為としまして、丹波ひかみ森林組合側では、土地所有者及び関連の自治会のほうへ錯誤登記があった謝罪を既に完了していますとともに、書面でもって、通知をされております。当然のごとく、氷上町三方地内の方には面談をして、御説明をさせていただいたということを聞いております。  それと、登記の錯誤の修正ですけれども、これにつきましては、地籍調査の成果の誤り等の処理についてということで、昭和38年になるんですけれど、経済企画庁総合開発局国土調査課長指示というのが通達が出ておりまして、地籍調査簿を登記所へ送付後発見された誤り等については、地方税法第381条第7項の規定に準じ、当該地籍調査を実施した市町村長から管轄登記所に対して、書面をもって修正を申し出る扱いとしますというところがございます。これに基づきまして、ただいま、修正申告書を丹波ひかみ森林組合でつくっていただきまして、私どものほうで再度確認して修正登記をすることいたしております。それと、あわせまして、財務部税務課とも協議いたしまして、明らかに間違いが明確な部分につきましては、第3期の納税時期に修正課税をしまして、修正を行うというふうに手順を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上、今回、地籍調査に誤ったことについての報告とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(藤原悟君) 報告は終わりました。質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) それでは、質疑を終了いたします。  ほか、当局ございませんか。よろしいですか。  委員のほうから、何か、その他。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 補正予算のところで可決されて、少し話があったんですが、クリの件なんですが、500万円減額ということと、名称変更ということと、今度は委員会をつくるというような説明があったと思うんですが、例えば、クリをつくっているグループとか組合とか、そういう人たちの仲間というんですか、あるいは、地域とか個人とかいろいろあると思うんですが、そういう人たちが、何らかの形で相談というのか、関与できるような状況にはなるんですか。そういうことは全然なしに、専門家だけで委員会をつくられるわけなんですか。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部次長兼農業振興課長。 ○産業経済部次長兼農業振興課長(大塚良之君) 委員の構成ですけれども、生産者の丹波栗振興会と丹波栗生産組合という二つの生産者の団体があるんですけれども、この二つの団体のそれぞれの代表者の方も構成員の一人に加えまして、今後の、市の行う丹波栗の振興について検討していきたいと考えております。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) そのときにも、場所なんですが、この前、提案されていました、市有地の上のほうは減らしてというんですか、やめて、同じところでというような答弁やったと思うんですが、そういうことではなかったんですか。場所が変わってもいいということなんですか。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部次長兼農業振興課長。 ○産業経済部次長兼農業振興課長(大塚良之君) 当初、市有地の市島町のところで考えていたところも含めまして、幅広く、どういう、市が行うクリ園の整備の目的とかを整理しながら、何が、市が行うクリ園の整備にとって一番有効なのか、協議会の中で検討しながら決定していきたいと考えています。 ○委員長(藤原悟君) ほか。  横田委員。 ○委員(横田親君) これは議会報告会のときに出てきた質問で、都市住に係ることなんですけれど、何度かのやりとりの中で、最近、外から入ってくれる方々もふえてきていてと、その中で、若い方が、賃貸の契約のときに保証人が必要になりますと、それを市内の方に求めるといったときに、知り合いがいないところで市内の方から保証人。市営住宅です、保証人がとりにくいということで困っているということだったんです。その人がというよりも、その周囲の方にどうやって、その周囲の方、お友達の方とかが来られるときに、非常に困りそうなことがあるということを聞いて、確かに、保証人というのは、お金をちゃんと払ってくれるという担保のために立てるもので、それが市内でないといけない理由というのはどこにあるかということを、理由が説明できればいいし、ただ、もしそうでなければ、外から来た人たちに対して、市内に在住の方でないと、ということを縛る必要というのはあるのかなというところが、ちょっと、そのとき答えられなかったので、一たん持ち帰りますという話にしてあるんですけれど、その点、いかがかなと思いまして、ちょっと質問しておきたいなと思いました。 ○委員長(藤原悟君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) 市営住宅の入居に係る連帯保証人の関係やと思います。これについては、私も春日地域の議会報告会のときに行っておりましたので、そういうような、困ったというようなことは聞きました。それで、いろいろと調べていく中では、今の市営住宅の規則の中では連帯保証人は2名必要であると。その中で、市内の方の連帯保証人という格好になっております。そんな中で、平成23年10月の中で、一たん見直しがなされております。それについては、1名については丹波市内の方、また、もう一人については、3親等以内の親族の方で市外の方でもオーケーやというような形の運用というんですか、そういうような基準の見直しをしております。近隣の他市等もいろいろと調べてみました。そんな中で、連帯保証人については、1名のところもあります。2名のところと1名のところがあります。兵庫県でしたら1名、それから、三田市と西脇市は1名と、そのほかの篠山市、福知山市、多可町、そういうようなところは全部2名という形に今のところなっております。いろいろと、連帯保証人では、入居の資格と同等の所得がないとだめですよとかいうような制限も、今のところ設けております。他市では、そういう所得制限がないところもありますし、これについては、運用的にはばらばらでございます。  これは、そうしたらなぜ必要かというところになると思うんですが、やはり、滞納の関係とか、それから、一番は、こちらに入居されておりながら行方不明というか、なかなか帰ってこない、部屋に帰らずにという場合もあります。そんな中で、やはり、きちっと保証人に対しての、こちらからの指導というんですか、そういうところはやっぱり重要になってくるということで、一人は最低でも市内の方に保証人になってほしいという意味で、今現在運用しておるところでございます。ですので、この分については、今後、やっぱり、こういうような情報化の社会になっておりますので、昔から市内じゃないといけないとかいうものも、今の、これだけ情報が行き来する中では、保証人については、市外でもオーケーかというようなことについても、今後ちょっと検討させていただきたいということで御理解をいただきたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 横田委員。 ○委員(横田親君) 了解しました。所得で縛るなど、いろんなやり方があると思っていて、所得も縛るし、場所も縛ってしまうと、厳しさが増すというか、なので、市内の中でもどうということでもいいですし、市外で、ある程度所得がきちっと確保されていて、また、支払いの状況がどうとかいう調査をしても問題なければという、そういった証明がとれればという、何か、身元がきちっと保証できるものであればいいのかなというふうに思いますので、何でしょう、状況に合わせてかなと思います。本当に滞納されると、それはそれで困るので、緩めてほしいということだけではないので、十分に検討いただいた形で、無理のない形で、少し検討いただいたらなと思います。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 委員長が聞かれていたんかどうか知らないんですけれど、クリは予算のときから、土壌が悪いやよいといって、再三、現地も見に行ったりして、やった中で、もし、そうして、今度変更されるんだったら、せめて、産業建設常任委員会に、もうちょっと早く知らせてもらわないと、私は本会議で知っただけなんやけれども、ああいうふうに変更されるというのは。どうなんですか、やっぱり、産業建設常任委員会ぐらいちょっと電話でもいいから知らせるというようなことはできないんですか。あれだけ、やいやいすったもんだやったやつですよ。知っとったか。 ○委員長(藤原悟君) 補正ですね。 ○委員(垣内廣明君) 補正だけやろ。だから、言っているんだけど。ちょっと、前もって、ちょっと変更しますんやとかぐらい言われてもいいん違うの。 ○委員長(藤原悟君) 議長。 ○議長(奥村正行君) 前もって説明があってもしかるべきやということだけど、私自身は補正の段階で。だけど、このことは当初の予算のときに、副市長も言われましたけれども、見直しを含めてという形で答弁されているから、完全にこういう形でやりまんねやということは、この間、補正でも言ってないから、言ってないな、ということやなかったんか。 ○委員長(藤原悟君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 垣内委員おっしゃるように、もう少し丁寧に御説明すればよかったなとは今思っています。ただ、今、議長のほうからもフォローしていただいたように、一番最初、当初予算で提案をして、いろいろ御意見ある中で、行って見直しをしますということは申し上げて、無理な形では進めないということを申し上げていたので、暗に、そういう形で進めている、方向の線上にあるのかなということで、十分な御説明をしなかったということでありまして、それは大変申しわけなかったと思います。以後、気をつけるようにしたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 簡潔に聞きますので、簡潔に答えてください。  春日のたんばチャレンジカフェのオープンがありましたけれども、あそこが利用できるのが、平日の9時から17時ということになっております。これについては、仕事の時間帯とバッティングするので使えないんやけれども、ほかの時間ということで、配慮願えないかなというようなことが、議会報告会でも出ておったんですけれど、そういうことについては、どうでしょうかということをちょっとお聞きしておきたいと思います。  それから、山南から篠山へ抜ける太田あたりでバイパスが途切れているの、県道であるのはわかっておりますが、その後、どういうふうになっているのかなということについて、ちょっと、わかっておる部分でお願いしたい。  それから、市島でオーガニックフェスティバルを今度するということで、予算もついておりますけれども、有機農業のフェスティバルについては、以前から若者たち中心にやっているグループがあるんですけれども、そういう人にも声はかけていただけるのかと。全然聞いてないというようなことがありましたので、その辺についての考えをちょっと聞いておきたい。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 私の所管では一つ目と三つ目です。それぞれ、課長、係長から、説明をさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 新産業創造課商工振興係長。 ○新産業創造課商工振興係長(清水徳幸君) たんばチャレンジカフェのほうですけれども、現在、開館時間午前9時から午後5時までということで、あけさせていただいておりますが、当然、事前に御相談をいただければ時間外でも対応はさせていただこうかというふうに考えております。  参考までに4月では、大体、10時から9時までの間に約8割の方が御相談にお見えになっております。それから、5月につきましても、大体、同じような時間帯でほぼ7割の方がお見えになっておりますので、5時以降については、現在のところ、御相談ございませんけれども、当然、連絡をいただければ、あけさせていただくというふうな対応をさせていただきたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部次長兼農業振興課長。 ○産業経済部次長兼農業振興課長(大塚良之君) 有機農業フェスティバルについて、お答えします。11月2日の祝日、日曜日に丹波市10周年記念事業としまして、例年のいきいきフェスタに加えまして、有機農業フェスティバルを開催します。そのいきいきフェスタの実行委員会が6月25日に予定されておりまして、その場におきまして、有機農業関係者の代表者の方を通じまして、小規模農家の方にも連絡がいくよう、説明をさせていただきたいと考えております。  さらに、農業振興課独自でも、小規模農家に連絡がいくよう、周知していきたいと考えております。 ○委員長(藤原悟君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) 篠山山南線のバイパスの関係だと思います。これについては、用地難航という形の中で今現在もなかなか前に進んでいないというのが現状でございます。それから、関連して、学校前踏切、ちょうど上久下小学校の横でございます。あそこについては、JRのほうに工事のほうを委託して現在進んでいるところでございます。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) ないようですので、以上で、所管事務調査について、終了いたします。  なお、本日審査いたしました、議案第67号及び請願第4号の審査結果につきましては、25日の本会議において報告をすることになりますが、審査の報告書につきましては、正副委員長に一任していただくことで御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 異議がないようですので、正副委員長で作成させていただきます。  それでは、ここで、当局の皆さんは退席をお願いします。御苦労さまでした。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後4時08分                ───────────                 再開 午後4時22分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  次に、日程第5「議会報告会での意見等の分類について」を議題といたします。  5月15日、16日に実施しました議会報告会において、市民の皆さんよりいただきました要望等の扱いの部分につきましては、班長会より依頼がありまして、次のようにまとめてあります。  産業建設常任委員会の部分を今、お手元にお配りしておりますので、この一番最後のページ、2分の2ページにありますように、1番、内容の確認へとどめるもの、回答済みのもの。2番、常任委員会として、継続して調査を進める必要があるもの。3番、市行政に対する要望、提言等で特に重要なもので、市長に文書で報告を行い、回答を求める必要があるもの。この1、2、3に分類をしていきたいと思います。  あらかじめ、正副委員長のほうで案をつくっておりますので、ちょっと申し上げますので、一応、読み上げます。1番目は2番、継続。次の問題も水道ですので、2番の継続。それから、次のプラットフォーム、先ほど、当局の説明がありましたので、これはもう回答をもらいましたので1番。それから、一番下の県道のことですので、これも1番。それから、次のページの一番上、オーガニックフェスティバルも先ほどいただきましたので、これも1番。それから、一番下の定住促進、これも先ほど、回答をいただきましたので、1番というふうに予定しているんですけれども、御意見をお伺いいたします。 ○委員長(藤原悟君) 横田委員。 ○委員(横田親君) 正副委員長のほうで提案いただいた内容で、僕はオーケーです。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 今のあれでは、これでいいと思うんですが、3番目のプラットフォーム、きょうちょっと説明聞かせてもらったんですが、それで今後というか、今の状況がもうひとつ、よくわからないんですが、どういう人たちが来られて、実際に、どういう状況になっていっているかというのを。そういうのは、今、ここで話することではないけれど、また。あれしておいてください、委員長として。 ○委員長(藤原悟君) 先ほど、当局のほうから、この時間帯に何名ほど、みえているという、各月別の報告がありましたし、一応、これは議員のほうから回答で、委員会につないでいきますというふうに回答しておりますので、今度の検討課題は当局にしてまいりますので、この1番でいいんじゃないかと思っているんですけれど。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) はい、それでいいです。 ○委員長(藤原悟君) ほか、御意見ございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 1番目の内容から言ったら、これ、継続にしないといけない問題かな。1番目の内容やで。2番目は確かにこれ、継続でいいと思う。私は1番でいいと思うねんけどな。
    ○委員長(藤原悟君) はい、そういう意見いただきました。今、副委員長と話をさせてもらったのは、どちらも今の水道整備統合事業にかかわってくる、今ずっと継続して、水道整備統合事業をやっていますので、その中に入ってくるんじゃないかということで、2にさせていただいたんですけれども、垣内委員が言われますように、1番上のほうは、ちょっと統合整備事業と若干離れる気がしないでもないですね。皆さん、どうですか、意見として、今、そういう意見が出ましたけれど。               (発言する者あり) ○委員長(藤原悟君) これは、どこへ出るわけではないので、継続にしたら委員会としてずっと見ていくだけのことやね。  事務局書記。 ○事務局書記(荻野隆幸君) 今、委員長がおっしゃられたように、これは個々の問題としてとらえずに、今後の東芦田の新水源の取り扱いも含めて、水道統合整備事業がどうなるのかというところの継続という意味での2番ということで、御理解いただいたらいいのかなと思いますが。 ○委員長(藤原悟君) 事務局からあったんですが。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 何やて、何言ったかわからない。 ○委員長(藤原悟君) 再度、事務局書記。 ○事務局書記(荻野隆幸君) この1番目の分類番号2というのは、大きな水道統合整備事業に係る事業の中の、今後の東芦田の行方であったり、水問題ということを総括的なこととしてとらえた場合は、もう先ほど言いました、水道統合整備事業としての継続審査でよいのかなということで、事務局のほうは理解いたしますが。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員が言われましたように、個々でとらえるのであれば、例えば、水道統合整備事業は2番目で出てきますので、1番上の分類を1にして、下の分類を2にしても何も問題はないんですけれど。そうしましょうか、そうしたら、別に。これ、回答はしてもらっていますし、委員のほうから。どうですか、皆さん。統合事業としてはずっと継続してやっていきますので。               (発言する者あり) ○委員長(藤原悟君) それでは、一番上の分類。私は2と言いましたけれども、これは1番にして、次の2がずっと統合整備事業で当然、1も踏まえた形で、いろんな格好で出てきますので、分け方としてはそれでさせていただいてよろしいですか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) それでは、そのように訂正させていただきまして、今後、それで、2番目の統合事業だけを継続して、また今後審査したいと思います。  じゃ、この件は終わります。  次に、「議会外部評価について」を議題といたします。  先の、議会運営委員会におきまして、本年も議会外部評価を行うということが決定されました。今、進め方というのをお配りしているんですけれども、本年は、違うところは、昨年みたいに全ての評価シートを配布するのではなしに、一覧表から、抽出をして得た分だけの説明を受けるという格好になっております。あと、進め方等は、大体一緒なんですけれども、きょうは一覧表をお配りしておるんですけれども、その中から選んだものだけをまず事務局のほうから評価シートをいただいて、その説明を受けて、なおかつ、どれを評価するかというのは決めていくという流れになろうかと思います。  ちょっと、上のほうに、この産業建設常任委員会のほうで評価したものを平成23年、24年、25年と書いております。それから、その下ですけれども、市民の外部評価は平成26年度はありません。一応、平成21年度から平成25年度まで、していただいたのは書いてありますけれども、本年度は、市民外部評価はないということになっております。  そこで、きょうは一覧をお渡ししたところですので、すぐに項目を決めるか、それとも、決められないのであれば、後日、この項、この項ということで報告いただいて、それを正副委員長のほうでまとめて抽出する方法があるんですけれども、きょう決めるか、それとも、皆さん方から二つほど選んでもらって出していただいて、多数決というんですか、そういった中で、正副委員長で決めさせてもらうかにしたいんですけれども、御意見をお伺いいたします。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) 二つ選ぶだけ。 ○委員長(藤原悟君) 幾らでもいいんですけれど、あまり多くても、聞くだけで。  足立委員。 ○委員(足立克己君) できれば、きょう、みんなばっとわかったら、きょう決められたらと思います。 ○委員長(藤原悟君) そうですか。そういう意見ございます。               (発言する者あり) ○委員長(藤原悟君) そういう意見ありますけれど。ほか、どうですか。  ちょっと、きょうもらったところで、なかなか、ぱっと決められないと思うんです。  林委員。 ○委員(林時彦君) そして、前回もそうやったんですけれど、もらうのは少なくなるとしたって、ちょっと絞り込みにくかったら、三つでもいいということにしてもらっておいて、一人、三つぐらいで出してもらって、その中の多いほうで、去年とかぶらないというようなことで、委員長、副委員長で調整させてもらったらどうでしょうか。 ○委員長(藤原悟君) どうでしょうか。よろしいですか。               (発言する者あり) ○委員(林時彦君) いやいや、かぶっても構へんけれども、そこら辺も考えて、同じものばっかりやっても仕方ないし。 ○委員長(藤原悟君) それはもう、委員の考え方で。  それで、きょうはまだ決めにくいと思いますので、昨年までの評価したものとかを参考にしながらきょう、お配りしましたリストの中から、2ないし3つを選んでいただきまして、提出いただいて、その中から正副のほうで決めさせていただきます。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 白い部分ですね。 ○委員長(藤原悟君) はい、そうです。白い部分です。産業建設常任委員会にかかわるのは白抜きの部分です。  それでは、7月14日に説明を受ける評価シートを配付してもらうようになっています。したがいまして、それより前に、項目を決めて、当局のほうに出さないといけませんので、7月14日より前に皆さん方のほうから、2ないし3事業につきまして、いただきたいと思います。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後4時33分                ───────────                 再開 午後4時38分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  それでは、6月25日までに2施策4事業につきまして、選んでいただきまして、事務局のほうに提出をしていただきますように、よろしくお願いします。よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) では、そのように取り扱わせていただきます。  次に、日程第7「行政視察」について、御協議いただきます。  前回の委員会で調整しましたように、今お配りしています、7月10日、11日の二日間を予定しています。視察先は、山口県の周南市と宇部市で調整をしています。内容につきまして、事務局より説明させます。  事務局書記。 ○事務局書記(荻野隆幸君) お手元にお配りしております、産業建設常任委員会行政視察資料に基づきまして、御説明をさせていただくのですが、事細かな詳細につきましては、当委員会が終わりましてから、再度申し上げますので、日程、それから、視察項目等の確認をお願いしたいと思います。  実施日は、平成26年7月10日及び11日の二日間でございます。視察先につきましては、前回の委員会でお決めいただきました、山口県周南市と山口県宇部市でございます。山口県周南市におきましては、上下水道組織の統合というところで、当周南市のほうでは、平成22年度から事業統合されまして、上下水道局として運営をされております。きょうも下水道の地方公営企業法という話が出たんですけれども、そういった基礎となる研修ということで御計画をさせていただいております。なお、ここの企業体につきましては、全部適用でございますので、職員の身分から全て、企業体の身分ということになっております。  それと、あと翌日の宇部市でございますが、ここにつきましては、順番逆になりますが、同じ上下水道組織の統合というところでございますが、ここにつきましては、去年の4月に下水道部と水道事業部が統合されておりまして、地方公営企業法につきましては、一部適用というところで、周南市との違い、全部適用と一部適用の違い等も御研修されたらというところでございます。  なお、宇部市の主たるほうの研修につきましては、道路整備事業としまして、市民からたくさん要望が上がってくる、その要望に対しまして基準を設け、また、それを公表して道路整備を計画的に進めておるというようなことであったり、あと、小さい修繕事業なんかにつきましては、地元の協力、労働力の提供であったり、資材の提供、支給して地元でやってもらうとか、こういったことを独自にされておるように、ありますので、今回、市になって初めてかな、道路整備については、研修初めてやと思いますので、この辺は重々、研修の目的が達成できると考えておりまして、以上のようなことで、2ページ目でございますが、行程表につきまして、組んでおりますので、後ほどごらんおきいただきたいと考えております。 ○委員長(藤原悟君) 詳細につきましては、終了後に報告をさせていただきますけれども、この内容で実施させてよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) じゃ、この予定でさせていただきますので、よろしくお願いします。  次に、先ほど、請願の件で、不採択となりましたけれども、意見書をどうするかというのが残っております。意見書につきまして、何か御意見ございましたら、お伺いいたします。  林委員。 ○委員(林時彦君) 先ほど、紹介議員が言われていた兵庫県議会が出したという意見書を一度見せていただいて、その内容がよければ、うちもこれ、出してもらっている請願に対して、不採択にはしましたけれども、意見書として出すべきものがあれば、出せばいいんじゃないかなというふうに思いますけれども。 ○委員長(藤原悟君) ほか、ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) そうしたら、今、言われましたように、とりあえず、意見書のコピーをお配りしてよろしいですか。  暫時休憩します。                 休憩 午後4時43分                ───────────                 再開 午後4時44分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  事務局書記。 ○事務局書記(荻野隆幸君) 今、お手元に2枚の意見書をお配りさせていただきました。冒頭というか、上段、意見書第71号と記載があるもの、これがことしの3月に兵庫県議会から意見書が提出されたものでございます。それと、もう一枚のほう、冒頭の、持続的成長につながる、字が大きいものなんですが、これがきょう、御紹介議員で来ていただきました前川議員より、資料提供をいただいたものでございます。 ○委員長(藤原悟君) ちょっと時間とりますので、見てください。  暫時休憩します。                 休憩 午後4時45分                ───────────                 再開 午後4時46分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  それでは、今、事務局、読んでいただきましたように、丹波市の議長名でまとめております意見書、下側の「よって」の上は「環境づくり」の字が間違ってますけれども、ここを修正した分の意見書を提出することでよろしいですか。皆さん。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 私、ちょっと、よろしいか。 ○副委員長(林時彦君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) この、よって、労使双方の意見を十分に踏まえとあるんですけれども、ちょっと、いろいろ調べてみますと、この労使双方の意見を十分に踏まえというのは、なかなか難しいみたいです。労働者側は代表が来た場合に、横田委員言われていましたように、労働組合に入ってない方とか、そういった人の意見は入っていかないというようなことがあるみたいです。ですから、この労使双方の意見はなかなか、的確に踏まえるのは難しいようなことをちょっと書いてあったりしたので、ここには難しいことであるかなと思うんですけれど、多様な労働者のニーズをというか、そういう意見を集約するというのを。               (発言する者あり) ○委員長(藤原悟君) 暫時休憩します。                 休憩 午後4時47分                ───────────                 再開 午後4時53分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  それでは、先ほど、案が出ました議長から出ます意見書をメーンに、若干、字句等は修正しながら、意見書を提出するということでよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) では、そのようにさせていただきます。  次に、日程8、閉会中の継続審査事項についてを議題といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後4時54分                ───────────                 再開 午後4時54分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  今、お手元に置かれています案ですけれども、上げております。今回、視察がありますので、視察に関係します、道路整備に関する事項、地方公営企業に関する事項、それから、あとは、これまでの継続、水道施設統合整備事業に関する事項、それから、議会報告会の報告結果に関する事項、議会外部評価に関する事項を上げておりますけれども、この中から削除するもの。  事務局書記。 ○事務局書記(荻野隆幸君) 先ほど、議会報告会の取り扱いについて、御決定いただきました。きょう、決めていただいた中で、今も、特にお話がありましたが、水道統合整備事業のことにつきまして、報告会での案件になりましたので、下から2段目の報告会の結果に関する事項につきましては、もう削除していただいたら結構かと思います。
    ○委員長(藤原悟君) 先ほど、議案報告会の報告事項、1、2、3入れたんですけれども、2につきましては、水道施設統合整備事業、ほかはもう1でしたので、あと、結果に対して、継続して審査することはありませんので、これを削除するということです。したがいまして、今のところ、四つの継続審査を上げていますけれども、これにつきまして、追加するもの、削除するものがありましたら、御意見をお願いいたします。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 地方公営企業に関する事項、水道施設統合整備事業に関する事項、この公営企業というのは、下水の絡みもあっての話。水道だけやったら、どうかなっていうことを思うんですけれど。 ○委員長(藤原悟君) 事務局書記。 ○事務局書記(荻野隆幸君) この地方公営企業につきましては、今現在ある水道部、それから、きょう、御説明のありました下水道課の公営企業云々の話も含めた状態で、上の道路整備も含めて、視察の項目ということで、2件上げさせていただいております。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) わかりました。 ○委員長(藤原悟君) 御意見ないようでしたら、この4項目を継続審査とするということでよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) では、そのように決めさせていただきます。  日程第9、次回委員会の開催日程を議題といたします。  6月25日に提出していただきます、議会外部評価の項目を整理しまして、当局からの説明を次回の委員会でしていただきますので、その日程を決めさせていただきたいと思います。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後4時57分                ───────────                 再開 午後4時58分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  それでは、次回の委員会の開催を7月22日火曜日、朝9時半からにさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。  これで、本日の産業建設常任委員会を閉会いたします。  それでは副委員長より挨拶をお願いします。 ○副委員長(林時彦君) 御苦労さんでした。               閉会 午後4時59分...