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  1. 養父市議会 2020-08-25
    2020年08月25日 令和2年第100回定例会(第1日) 本文


    取得元: 養父市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-10
    2020年08月25日 : 令和2年第100回定例会(第1日) 本文 (387発言中0件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) / 印刷プレビュー                    議長挨拶 ◯議長(深澤  巧) おはようございます。開会に際し、御挨拶を申し上げたいと思います。  厳しい残暑が続いております。暖冬に始まり、その後、春、夏とコロナ禍のもとで季節感が失われそうな年になっております。コロナでさいなまれる日々が一日でも早く終息することを願うものです。  今定例会には、当初24件の議案が上程され、9月24日までの31日間の会期が予定されております。慎重な審議、審査をお願いいたします。  さて、今定例会は市議会発足以来100回目の開催となりました。平成16年4月の第1回臨時会より16年余りをかけて節目の開催になります。手元に第1回の旧大谷小学校体育館に招集された議場の写真があります。第1期の56名の多士済々の議員の表情は、新しい議会で満ちあふれる使命感が感じられるところであります。100回の積み重ねを礎として、養父市議会のよき伝統を引き継ぐたゆまぬ努力が求められております。  併せて、今議会は我々の最後の定例会となります。4年間の任期の集大成として活発な議論が期待されています。よろしくお願いしたいと思います。  最後に、コロナ感染拡大防止の折、会議時間の短縮など、より効率的な議会運営に努めていきたいと考えます。議員各位、当局の御理解を賜りますようお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  午前9時34分開会 ◯議長(深澤  巧) ただいまから第100回養父市議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。        ──────────────────────────────   日程第1 議会運営委員会報告 ◯議長(深澤  巧) 日程第1、議会運営委員会の報告を求めます。  議会運営委員長、谷垣満議員。 ◯議会運営委員会委員長(谷垣  満) おはようございます。  8月18日火曜日に議会運営委員会を開催しましたので、その調査報告をいたします。  本定例会には、当局より24件の議案の提出がありましたので、調査をいたしました。議案の内容は、報告3件、条例の一部改正及び廃止6件、財産の譲渡2件、財産の取得2件、補正予算4件及び決算認定7件であります。
     本定例会の会期は、審査の結果、本日から9月24日までの31日間を予定しております。  各常任委員会の閉会中の所管事務調査の報告、組合議会等の報告は本日行います。  一般質問ですが、9月9日から9月11日までの3日間を予定しています。  審議の方法ですが、報告第7号及び報告第8号の2件は、一括提案の後、案件ごとに質疑のみを行います。  次に、議案第58号の条例の一部改正は、提案の後、質疑を行い、委員会付託を省略し、討論・表決を行います。  次に、議案第59号、議案第60号、議案第64号及び議案第65号の合わせて4件は、一括提案の後、一括質疑を行い、委員会付託を省略し、討論・表決を行います。  次に、議案第61号の条例の一部改正は、提案の後、質疑を行い、総務文教常任委員会に付託します。  次に、議案第62号及び議案第63号の条例の一部改正2件は、案件ごとに提案の後、質疑を行い、生活環境常任委員会に付託します。  次に、議案第66号及び議案第67号の財産取得の2件は、一括提案の後、案件ごとに質疑を行い、委員会付託を省略し、討論・表決を行います。  次に、議案第68号から議案第71号までの補正予算4件は、一括提案の後、案件ごとに質疑を行い、予算特別委員会に付託します。  次に、報告第9号は、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告ですので、提案の後、質疑のみを行います。  次に、認定第1号から認定第7号までの令和元年度決算認定7件については、一括提案した後、監査委員から決算審査意見書の報告を受け、案件ごとに質疑を行います。その後、決算特別委員会を設置し、審査を付託します。  次に、9月定例会における新型コロナウイルス感染拡大防止対策の取組について次のとおり確認しました。  朝来健康福祉事務所管内における感染者の発生を受けて、6月定例会の対策に加え、傍聴者を含む会議出席者の検温を実施し、発熱及びその他の自覚症状がある場合は出席、傍聴しないものとすること、また、申し合わせにより、本定例会に限り、一般質問における議員の発言時間を短縮することなど、議場におけるクラスターの発生と感染拡大防止に配慮した議会運営を行うことを確認しました。  次に、閉会中に行った議会改革に関する調査報告をいたします。  議長諮問の調査の一環として、「養父市議会における新型インフルエンザ等発生時の対応要綱」の策定に取り組んでおります。議会が実際に行った対策を踏まえ、国、県、市の行動計画に準じ、発生段階に応じた議会の対応を定めることで感染拡大防止に努めるとともに、議会の継続と円滑な運営を目的とするものです。本会期中の策定を予定しています。  また、開催を見送っていました議会報告会の実施はいまだ困難であることから、議会モニターを対象にした書面による意見聴取を実施することとしました。  以上で、議会運営委員会の調査報告といたします。 ◯議長(深澤  巧) 議会運営委員長の報告は終わりました。        ──────────────────────────────   日程第2 会議録署名議員の指名 ◯議長(深澤  巧) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において12番、藤原芳巳議員、13番、勝地貞一議員、以上2名の議員を指名します。        ──────────────────────────────   日程第3 会期の決定 ◯議長(深澤  巧) 日程第3、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から9月24日までの31日間にしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、本定例会の会期は、本日から9月24日までの31日間に決定しました。        ──────────────────────────────   日程第4 諸般の報告 ◯議長(深澤  巧) 日程第4、諸般の報告を行います。  6月定例会以降、本日までに開催及び参加しました主な会議、行事等についての一覧をお手元に配付いたしておりますので、お目通しの上、御了承をお願いします。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2、第3項の規定により、令和2年5月分から7月分までの例月出納検査結果報告書が提出されておりますので、これも写しを配付しております。  次に、令和2年8月24日付養教総第102号をもって教育委員会の点検・評価報告書の提出がありましたので、写しを配付しております。  次に、各常任委員会から申出のありました閉会中の所管事務調査の報告を求めます。  まず、総務文教常任委員長、勝地貞一議員。 ◯総務文教常任委員会委員長(勝地 貞一) それでは、常任委員会の報告をいたします。  令和2年8月25日。  養父市議会議長、深澤巧様。  総務文教常任委員会委員長、勝地貞一。  総務文教常任委員会調査報告書。  閉会中において本委員会の所管事務につき調査したことを次のとおり報告する。  記。  1 調査年月日。  令和2年7月29日(水)。  2 調査事項。  新型コロナウイルス感染症対策の現状について。この項目は、総務文教常任委員会の所管分に限るといたしております。  3 調査内容。  経営企画部、健康福祉部、教育部及び危機管理室から新型コロナウイルス感染症対策の現状について説明を受け、調査を行った。  (1)経営企画部所管。  市税等の軽減・徴収猶予の状況は、市税の徴収猶予の相談が21件、うち申請14件、国民健康保険税減免の相談が34件、うち申請15件など、相談件数の合計が67件、うち31件の申請を受けている。  地方創生臨時交付金の第1次の交付限度額は1億5,718万2,000円で、子育て世帯臨時特別給付金等の各事業に充当する。第2次の交付限度額は5億4,260万8,000円で、新型コロナウイルス感染症の対応として効果的な施策であり、地域の実情に合わせて必要な事業であれば、原則として使途に制限はなく、計画書を9月末までに国に提出し、有効な事業に充当する予定である。  (2)健康福祉部所管。  市は新型コロナウイルス感染症対策に係る独自・追加支援として、マスクの全戸配付、次亜塩素酸水の配付、子育て世帯への臨時特別給付金の加算、ひとり親生活支援給付金、大学生等生活応援給付金、住居確保給付金、帰国者宿泊費助成金、頑張る高校生応援給付金、出産応援給付金、医療機関感染防止資機材整備支援訪問看護事業所感染防止支援などを実施している。  医療機関等の感染症対策について、大屋・出合診療所では発熱外来用のテントを設営するなど、各診療所の工夫により感染防止に努めている。  また、養父市医師会や公立八鹿病院の協力を得て、ふれあいネット(CATV放送)で受診時の留意事項、移動の自粛などの注意喚起を行い、感染防止の啓発を行っている。  介護事業所では、サービス利用前の検温の徹底、通所の利用の方はマスクの着用、施設の消毒の徹底等を行い、入所施設は面会を原則禁止している。  但馬でコロナウイルス感染者の受入れ可能な病床は、豊岡病院の4床であるが、感染拡大した場合を考慮し、豊岡健康福祉事務所朝来健康福祉事務所から公立病院などに病床確保の協力を依頼されている。  (3)教育部所管。  新型コロナウイルス感染症対策に係る支援として、こども園及び保育所の保育料減免、若者未来応援奨学金の追加募集、感染拡大予防及び熱中症対策として、小・中学校にフェイスシールドと冷却タオルの配付を行った。  臨時休業を補う授業時間の確保のため、不測の事態に備えて確保している余剰時間の充当、夏季休暇の短縮、学校行事の精選を行っている。  また、少人数授業の充実により感染拡大防止及びきめ細かな対応ができるよう新学習システムに係る職員の追加配当や臨時休業に伴う補習等の支援のための学習指導員を配置している。  (4) 危機管理室所管。  避難所運営等に活用していただくため、各地域自治組織を通じ、各自治組織及び各区等に高濃度エタノール、液体せっけん及びペーパータオルを配付した。  新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当初計画の体制により引き続き対応を行っていく。  次に、(まとめ)。  地方創生臨時交付金をはじめ、市の財政調整基金を活用した多くの市独自事業による新型コロナウイルス感染症対策が行われ、迅速な対応がなされている。  給付金等の各種支援制度については、制度の周知徹底を図り、市民生活の安定のため漏れなく支援が行き届くよう配慮されたい。  現在も全国各地に感染が拡大し、終息の見通しが立たない状況である。調査日以降の8月には朝来健康福祉事務所管内でも感染が確認され、本市においても予断を許さない状況であることから、市民の生命と健康を守るため、更なる感染防止対策の徹底に努められたい。  以上、調査報告といたします。 ◯議長(深澤  巧) 次に、生活環境常任委員長、植村和好議員。 ◯生活環境常任委員会委員長(植村 和好) おはようございます。  それでは、生活環境常任委員会より調査報告を行います。  令和2年8月25日。  養父市議会議長、深澤巧様。  生活環境常任委員会委員長、植村和好。  生活環境常任委員会調査報告書。  閉会中において、当委員会の所管事務につき調査したことを次のとおり報告する。  記。  1 調査年月日。  令和2年7月31日(金)。  2 調査事項。  市内商工業・観光業の新型コロナウイルス感染症による影響等について。  3 調査内容。  新型コロナウイルス感染症による市内商工業・観光業における影響とその対策について所管部局及び市商工会から説明を受け調査を行った。  (1)市内事業所の実態とコロナ対策の今後。  市内の事業所数は、法人642社、個人646社の合計1,288社(平成28年統計調査を基にした推計値)である。但馬管内の今期(2020年4月~6月)の業況は、前四半期(2020年1月~3月)比より全業種平均でマイナス74.5%となっており、業種を問わず悪化がみられる。次期(2020年7月~9月)の予測はマイナス72.7%と、僅かな改善予測がみられるが、依然厳しい状況が続く見通しである。また、有効求人倍率は昨年同時期と比べるとマイナスだが、現状では、市内の感染症関連での倒産情報はない。  企業の事業継続計画(BCP)策定、認定は自然災害時を想定したものであるため、今回のような感染症にも対応する計画策定が必要になると思われる。商工会は、認定に向けた策定の支援を行っており、現在、市内事業者の3社が事業継続力強化計画の認定(令和2年5月末日時点)を受けている。  市は、今後の経済活動について、庁内に経済再生プロジェクトチームを組織し、これまでの経過と現状、将来を見据えた計画を取りまとめた。  商工会に委託している企業支援センターの例年の相談・指導件数は、年間5,100件から5,200件であったが、4月から7月中旬においてすでに2,700件を超えており、例年の約半分に達している。  (2)国・県・市の事業者支援制度活用状況。  国による持続化給付金等の電子申請に対応できる事業所は、アンケートの結果、約65%であったが、小規模で高齢の事業者にとっては、申請書類の作成だけでもハードルが高く、商工会は申請に伴う支援を行っている。  県は事業者に対して、特措法に基づく休業・時短営業等の要請を行ったが要請に基づいて休業等を実施し、県に支援金給付の申請をした県内事業者は1万8,752件であり、但馬949件の内訳は、養父市93件、豊岡市567件、朝来市94件、香美町128件、新温泉町67件で、特に宿泊・飲食サービス事業者に多くみられる。市及び商工会は、相談・申請方法について指導・助言等の支援を実施している。  また、県から新型コロナウイルス関連資金等を借入した事業者に対する市の同対策融資支援補助金は、当初43件を予定していたが、7月27日現在の申請件数は、103件で融資総額27億6,380万円と通常時の6倍に増えている。  市は、緊急経済対策として事業者支援策を4月以降3回補正し、市単独の支援対策事業予算約6.1億円を計上して、市民の仕事と生活を守り、市内経済の再生に努めている。  <まとめ>。  国・県・市は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済を再生するため、あらゆる角度からの支援策を講じている。市内事業者が、活用できる支援対策事業への申請漏れのないよう、市は広報、周知、指導をすることが必要である。あわせて、消費者である市民に対して、市内消費を促す広報も今一度行い、市内経済循環による事業継続へと繋ぐことが必要と考える。
     6月補正のクーポン券配付事業は、市内に本社本店を置く登録事業所でクーポン券を利用する支援事業であり、市内の経済循環に期待するものである。  新しい生活様式に伴うリモート会議、テレワークなど職場様式の改革や事業継続に向けた支援策について企業支援センターを活用して相談、指導を受けることも必要である。  市役所に組織された経済再生に向けたプロジェクトチームにより、今後の支援対策を計画するが、事業者の意見に耳を傾け、事業継続が地域の持続、市の持続につながるとの思いで経済再生に取り組まれたい。  以上であります。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、各常任委員長の報告を終わります。  次に、組合議会の報告を行います。  まず、公立八鹿病院組合議会の報告を求めます。  公立八鹿病院組合議会議員、田路之雄議員。 ◯公立八鹿病院組合議会議員(田路 之雄) おはようございます。  それでは、報告いたします。  令和2年8月25日。  養父市議会議長、深澤巧様。  公立八鹿病院組合議会、議員、田路之雄、同、西田雄一、同、荒田幹夫、同、谷垣満、同、足立隆啓、同、瀬原達夫、同、津崎和男、同、深澤巧。  公立八鹿病院組合議会報告書。  公立八鹿病院組合議会7月定例会の内容を下記のとおり報告します。  記。  1 開会年月日。  令和2年7月28日(火)。  2 会議内容。  (1)富管理者報告。  新型コロナウイルス感染症の影響等で、財政面での今後の病院経営の厳しさを心配している。  しかし、令和元年度の決算においては収支が改善し、特に福祉部門での南但訪問看護において、経営改善により利用者数・収益が大きく伸び、今後八鹿病院組合の重要な柱となる。  (2)後藤八鹿病院長報告。  本年4月から6月までの入院1日平均患者数254.2人(対前年比93.5%、対計画比88.9%)、外来1日平均患者数474.2人(対前年比92.7%、対計画比87.0%)である。入院収益は、9億6,457万2,000円(対前年比97.1%、対計画比87.6%)、外来収益は、3億3,837万3,000円(対前年比92.9%、対計画比84.2%)、手術件数は、163件(前年165件、対前年比98.8%)である。新型コロナウイルス感染症の影響があり、特に4月、5月の入院、外来患者数が大きく減少する結果となった。  3 議案審議。  (1)報告第1号 令和元年度公立八鹿病院組合病院事業会計予算繰越について。  新型コロナウイルス感染症対策として、購入を決定した機器であるクリーンパーテーションの納品が年度末に間に合わなかったもの。  (2)議案第7号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について。  特殊勤務手当の危険手当について、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための業務に従事する場合に、当該業務の危険性等を考慮し特例を定めるもの。  原案可決。  (3)議案第8号 公立八鹿病院組合使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について。  令和2年度診療報酬改定において、外来医療の機能分化を推進する観点から、紹介状なしで一定規模以上の病院を受診した際の定額負担について、徴収する責務がある医療機関の対象範囲の拡大が示されたため、所要の改正を行うもの。  原案可決。  (4)議案第9号 令和2年度公立八鹿病院組合病院事業会計補正予算(第1号)議定について。  資本的収入1億1,440万円の増、資本的支出1億1,545万円の増。要因は、医療機器等を購入するもの。内訳は、八鹿病院の血管造影装置及び産婦人科内診台の故障による更新と老人保健施設の食器洗浄機の故障による更新である。  原案可決。  (5)認定第1号 令和元年度公立八鹿病院組合病院事業会計決算認定について。  組合全体で収入85億5,132万円(前年度81億4,321万円)、費用89億8,371万円(前年度89億335万円)で差引き4億3,239万円(前年度7億6,014万円)の純損失を計上した。患者数、利用者数の増加が奏功し、4億811万円の増収により収支は、3億2,775万円改善した。その結果、当年度未処理欠損金17億1,047万円(前年度未処理欠損金12億7,808万円)を計上する決算となっている。  決算特別委員会に付託した。  4 一般質問。  1人の議員から次の質問があった。  (1)新型コロナウイルス感染症の対応について。  (2)令和元年度決算について。  以上であります。  議案等書類は、議会事務局に保管してあります。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、公立八鹿病院組合議会の報告は終わりました。  次に、但馬広域行政事務組合議会の報告をします。  但馬広域行政事務組合議会の報告書を皆様のお手元に配付しておりますので、お目通しの上、御了承ください。  次に、兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の報告をします。  兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の報告書を皆様のお手元に配付しておりますので、お目通しの上、御了承ください。  以上をもちまして、諸般の報告を終わります。        ──────────────────────────────   日程第5 行政報告 ◯議長(深澤  巧) 日程第5、行政報告を行います。  広瀬市長。 ◯市長(広瀬  栄) おはようございます。  本日、第100回養父市議会定例会を開催いたしましたところ、議員各位には御出席をいただき、厚く感謝申し上げます。  人々の生活さえ壊しかねないほどの残暑の日々が続いていますが、それでも朝夕には秋の気配も感じられる今日この頃となってまいりました。  新型コロナウイルスの対応に追われ、四季折々の季節感あふれる諸行事、イベント等が自粛や中止となる中、季節の移ろいさえ忘れかねないこの半年でしたが、時は人の思惑とは別に確実に流れ、季節は変化しています。  一昨日の23日は地蔵盆でした。例年、市内各地域では、子供たちの健全な生育を願い、大人たちに見守られながら子供たちが主体となり地域のお地蔵様をお祭りし、頂いたお供えを皆で分かち合い、社会の一員であることを自覚する、そのような大切なお祭りが行われてきました。また、地域によっては先祖の霊を供養する盆踊りも併せて行われてまいりました。しかし、今年は新型コロナウイルス感染防止の意味合いを込め、ほとんどの地区で子供たちが参加することなく大人が飾りつけとお祭りを行い、盆踊りが中止されました。お地蔵様には、子供の安全と健やかな成長、新型コロナウイルス早期終息の願いをきっとお聞きいただけるものと思っています。  今議会ですが、100回の記念すべき議会となりました。本来なら大切な節目の議会として記念行事、記念事業等も催される予定であったと思われますが、やはりコロナ禍における自粛と議員任期最後の議会ということもあり、粛々と運ばれることとなったとお聞きしています。  平成16年の養父市スタートから見て、合併特例を含め、5期16年余りの任期終了ということでございます。この間、多くの先輩議員等議員各位の御尽力により、新生養父市が大災害や財政問題など幾多の困難を克服し、現在の安定した養父市市政運営を実現することができておりますこと、心より感謝申し上げます。  私も合併時、部長として第1回の特例議会を経験し、その後もほとんどの議会を経験させていただきましたが、この年月を振り返るとき感慨深いものがあります。先人たちの御苦労を思うとき、大切な養父市を今後ともよりよいまちとしてつくり上げていかなくてはとの思いを一層深くするものであります。  世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が進んでいます。新聞報道によれば、8月23日現在世界中で累計2,320万人が感染し、死者も80万人を超えました。日本国内でも全国各地で多くの感染者が発生しています。感染者中の重症者率、死亡率は低下傾向にあるとはいうものの、安心することはできません。南但馬にもコロナウイルスは忍び寄ってきました。7月末から8月上旬にかけて9名の感染者が出ましたが、その後約3週間、新規感染者は出ていません。南但馬地域の皆さんによる新しい生活様式を基調とする感染拡大防止のための日常におけるきめ細やかな感染防止意識が拡大を防いでいると考えられます。皆さんの御協力と御努力に感謝申し上げます。これ以上に感染拡大が進まないよう、朝来市と連携しながら全力を尽くす所存です。皆さんのこれまで以上の御理解と御協力をお願いいたします。  新型コロナウイルスの蔓延は、世界並びに国内、そして地域の経済活動に大きな影響を与えています。これも新聞報道によりますと、今回の100年に一度と言われる危機は、国内総生産GDPにおいては物価変動を除いた実質で年率換算27.8%の引下げとなり、7年前の水準に逆戻りし、国の税収も6年前の水準に戻るといわれています。このことによる解雇や雇い止めは約4万5,000人にもなるとのことです。まさにバブル崩壊やリーマンショックを上回る大不況の様相を呈しています。  養父市の経済も観光業や飲食業、小売業等全ての産業に大きな悪影響が出ています。危機感は日増しに高まり、事業の維持継続に向け一層の努力が必要となってきている状況です。市としましても、商工会や事業者の皆様と情報共有と連携を深め、この難局を何としても乗り越えたいと考え、努力を重ねているところです。  今回、商工会の御協力をいただき、「みんなで使って応援!養父市クーポン券」を各家庭にお届けいたしました。市民生活の支援と市内事業者の経済支援、売上増につなげることを目的にしています。お一人3,000円で世帯主に家族分を届けさせていただきました。11月30日までの使用期間としており、それまでの間に出生届や移住により住民届を出された方には追加発行いたします。市内の経済活性化の一助になればと考えていますので、なるべく早く活用いただきますようお願いいたします。  新型コロナウイルス用の新薬等が開発され終息するまでには、早くても3年かかるといわれています。長期化するということです。そのためには、感染予防とともに経済対策として現時点における適切な応急的対応とコロナ終息後の先を見据えた対策を考え、並行して仕組みづくりを行う必要があります。市では、全部局から成る内部検討委員会を設け、新型コロナウイルス感染症緊急対策とアフターコロナを見据えたまちづくりの方向性についての報告書をまとめ上げ、議会にも報告させていただいたところです。今後はこの報告書を基本方針として、コロナ対策、経済対策等を行い、コロナ終息後も活力ある養父市が維持できるようまちづくりを行うことといたします。  なお、今までのコロナ対策、経済対策等の取組につきましては、委員会等で議員各位には御説明申し上げているところです。  感染力の強い新型コロナからの感染を防ぐためには、人と人との距離を十分に取らなくてはなりません。このことは、経済活動や良好なコミュニティの維持に大きな支障が出ていきます。しかし、社会を良好な形で動かし維持するためには、相反するこの2つのことを同時に行わなくてはなりません。二律背反する事象、しかも双方の発展につながるように、同時に行わなければならないのです。これが新しい生活様式を基調とする新しい時代の創造ということです。すなわち、高度情報通信技術がそれを可能にすると考えられます。  過去に人類が存亡の危機に直面した後には大きな時代の変化、新しい時代が生まれてきたと言われています。ペストやコレラ、スペイン風邪の危機を乗り越えた人々は、新しい時代を構築してきました。今回のコロナ禍もそれに当たると考えられます。従来の穏やかな日常の変化が積み重なり、穏やかな時代の変化から、この2年ないしは3年の間に急激な変化が起こると考えられます。そして、高度情報通信技術を活用した新しい時代が到来するものと考えられます。そのような中で、養父市でも先人が培ってきた伝統や生活文化、産業等を大切にしながら、新技術を取り入れた、新しい時代に適合した穏やかで安心できる住みよい豊かなまちづくりを行っていく必要があります。特に、新しい時代を担う若者たち、子供たちの行く末、教育には何を置いても取り組む必要があると考え、今般のGIGAスクールへのいち早い取組となりました。  また、高度情報技術づくり、いわゆるローカル5Gの整備にも取り組むこととしました。  新型コロナ禍が終息後、アフターコロナの時代に向け、今こそ、その方向性を明確にすることが求められています。まさしく未来に向け市民とともにつくる新しい養父市の在り方を示す必要があります。養父市の未来も懐かしさの中にある。このことを忘れず、古きものと新しきものが調和し、新たな養父市づくりに勇気を持って挑戦する。これが養父市の新しい時代の在り方と考えています。  酷暑にもかかわらず、実りの秋を迎えています。今年の稲作は水不足もなく、7月までの日照不足もそれ以降の好天により解消され、平年並みの収穫が期待されそうです。今後、台風等の心配もありますが、無事に収穫を終え、豊かな実りに感謝の日が来ることを願っています。ただ、野菜類につきましては、日照不足、猛暑と日照りにより減収が余儀なくされております。このことへの対応についても考える必要があります。  今年も九州を初め日本各地で線状降水帯による集中豪雨で洪水や山地崩壊、土砂、土石流などによる大災害が頻発しました。特に九州熊本では大きな被害が発生いたしました。被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため県外からのボランティアが入ることができないとのことで、被災地の復旧が進んでいないという情報をお聞きし、胸を痛めております。一日も早い復旧と復興を願うものです。  養父市では現在まで大きな自然災害は発生していませんが、今後台風や秋雨前線のシーズンを迎え、大雨等による災害が考えられます。減災、防災、市民の安全・安心の確保には努力いたしますが、速やかな避難と市民の皆様の協力をお願いいたすものです。  9月1日は防災の日です。市では、9月6日、日曜日に養父市一斉避難訓練を実施いたします。災害から皆で協力して村やまち、命を守る。自らの命は自らが守る。そのことを市民一人一人が自覚していただきますよう、お願いいたします。  新型コロナウイルス感染予防の観点から、例年行っております市内18自治協議会でのタウンミーティングを中止といたしました。市民の皆さんと市や地域が抱える問題や課題、その解決方法等について意見交換、懇談ができないのはとても残念なことです。タウンミーティングに代わるものとして、今年は各自治協議会にお願いし、アンケートという形で地域の課題や市の課題等について出していただいております。市ではそれらを整理し、その解決方法等について回答書を作成し、各自治協議会にお返しすることとし、また、今後の市政運営の施策形成に役立てていくことといたします。今後、事務処理を終えましたら、全ての意見や回答等をまとめ、皆さんにお知らせいたす考えです。  マイナンバーカードの取得についてお願いいたします。  7月末での申請は24.8%、交付は21.6%で、県内自治体では13番目の位置づけですが、まだまだ向上を図らなくてはなりません。2021年3月からは健康保険証としての利用ができるようになります。7月からは、月に1日ですが、休日の交付も受け付け、申請が行いやすいようになっています。また、市では窓口に来ていただければ申請者にできるだけ写真撮影等負担をかけないように発行手続をすることとしています。多くの皆さんの早期取得をよろしくお願いいたします。  新型コロナ禍にもかかわらず、新文化会館、これは仮称ですが、建設工事につきましては、官民協働方式、ECI方式により、若干の遅れは見られるものの順調に進捗しています。機会があるごとに市民の皆様にも説明を行っていくこととしておりますので、よろしくお願いいたします。  国家戦略特区についてですが、国に対しインフルエンザにおける初診からの遠隔診療を認めてほしいとの提案を養父市はしておりましたが、今回の新型コロナウイルスにおいて、期間限定ですが、初診からの遠隔診療が実施されるようになりました。養父市の提案も原動力になったのではと自負いたしております。  全国で養父市だけに認められている企業の農地取得制度が来年8月に期限切れとなります。今後の責任ある農業の担い手として企業の存在は欠かせないものがあります。効果の検証と必要性を訴え、しっかりと行い、地元国会議員の支援を得ながら、制度の維持のため法律の改正に向け努力しているところです。今後とも規制緩和を行った各事業メニューの事業拡大に努力をいたします。  まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生総合戦略と養父市総合計画を一体化した仮称養父市まちづくり計画の策定に向け、内部ワーキングチームを編成し、作業を進めているところです。また、総合戦略、総合計画の令和元年度評価を現在進めており、今後検証委員会の検証等により報告書がまとまり次第、速やかに皆さんに公表する予定としています。よろしくお願いいたします。  令和2年度もほぼ半期経過し、新型コロナウイルス対策という大きな課題を抱えることになりましたが、職員の努力や市民の皆さんの御理解と御協力により、市政運営はほぼ順調に推移しています。今後とも万全のコロナ対策と安全・安心のまちづくりを行い、地方創生の実現を図るため、各部局ともそれぞれの施策の効果的・効率的実施に努力いたします。  今議会では、令和元年度決算認定、条例制定、補正予算、財産取得等に関する審議が主なものになると考えています。また、令和元年度政策綱領マニフェストの自己評価につきましてもなるべく速やかに公表させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、別紙行政報告書により御報告を申し上げます。御覧いただきたいと思います。  まず、1ページ目であります。  1番、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。全国的に広がりを見せておりまして、8月1日、朝来健康福祉事務所管内で但馬初となる感染者が確認されました。8月17日現在、朝来健康福祉事務所管内で9名の感染者が確認されております。市では、ケーブルテレビやホームページにおいて小まめな手洗い、マスクの着用、せきエチケットの徹底、いわゆる3密の回避等、新しい生活様式による感染予防対策の徹底について皆さん方にお願いしているところであります。また、デマやうわさに惑わされることなく、正しい情報に基づく冷静な行動に努め、感染者に対する誹謗中傷などは厳に慎んでいただく。そのことについてもお願いをしているところでございます。  7月15日には、避難所開設訓練を行っております。8月18日、この日にも災害時の濃厚接触者搬送訓練を実施いたしております。  8月7日、12日には、県の朝来健康福祉事務所、市の医師会、市の商工会、市議会、公立八鹿病院、警察署、消防本部を招き、いわゆる情報共有のための会議等を行っておるところであります。  また、養父市では、3月9日以降、対策本部会議を設けておりますが、現在まで47回開催し、感染拡大防止に努めているところであります。  2点目であります。新型コロナウイルス感染症対策における学校再開の給食の提供についてであります。5月29日から給食を再開しております。詳細は御覧いただきたいと思います。  次のページ、2ページであります。  3番目ですが、新型コロナウイルス感染症予防対策として、児童生徒、教職員へフェイスシールドを配付しております。詳細については記載のとおりであります。  4点目であります。養父市場開発株式会社の解散及び清算結了による財産の分配についてであります。平成5年10月26日の設立以来、20有余年の長きにわたり「道の駅やぶ」の施設運営に当たってきた第三セクター、養父市場開発株式会社は、昨年2月のレストラン営業中止以降、市とともに次の新しい施設の担い手を探してまいりました。その結果、昨年10月に施設の譲渡契約がなされ、本年3月には新たなオーナーによるレストラン営業が再開されましたことを受けまして、3月末日をもって同社は解散いたしました。5月末には清算結了がなされております。詳細については記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  5点目であります。小学生からのプレゼント事業についてであります。出前授業において、子供たちから提案があったアイデアを施策にしたものであります。6月から乳幼児を養育している保護者に対し紙おむつ等の給付等を行ったりしておるところであります。詳細はお目通しいただきたいと思います。  6点目、伊佐野外コウノトリ愛称発表についてであります。6月24日、伊佐放鳥拠点施設裏の人工巣塔でこの春に誕生した野外コウノトリの巣立ちを祝い、伊佐小学校の児童から2羽の幼鳥に「青」「空」の愛称が贈られました。2羽とも巣立ちに成功し、今は羽ばたく準備を行っているところであります。詳細は御覧のとおりであります。  次のページ、3ページ、7点目であります。但馬青少年文化奨励賞を受賞ということでありますが、第22回但馬文化賞但馬青少年文化奨励賞の表彰式が、7月4日、豊岡市で開催され、せきのみや子ども歌舞伎クラブが但馬青少年文化奨励賞を受賞しております。詳細はお目通しいただきたいと思います。  新型コロナウイルスの影響により第18回公演を延期しておりますが、来年度完成予定の新文化会館、これは仮称ですが、ここでの公演に向けて、今、準備を進めているところであります。
     次に、8点目であります。登下校中の熱中症対策として児童生徒、教職員へ冷却タオルを配付しております。詳細は記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  9点目であります。八鹿駅前花壇のガーデニングについてであります。八鹿駅前の景観向上を図るため、兵庫県立但馬農業高等学校の生徒さん19名により養父市の夏の自然をテーマにした植栽等を行っていただいているところであります。市のホームページ、やぶアプリに掲載しているところであります。詳細は記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  10点目であります。ビバホールチェロコンクール歴代1位受賞者による演奏動画配信についてであります。第14回ビバホールチェロコンクールは、新型コロナウイルス感染拡大防止のために延期となっておりますが、歴代1位受賞者8名によりますリモート演奏会でチェロのアンサンブル動画を作成し、7月10日からビバホールのホームページで配信しているところであります。詳細については記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  11点目であります。「学びについてin但馬」の開催についてであります。IT先進国のエストニアで起業した東京都在住の井上美奈さん(小学校6年生・11歳)が司会を務め、世界最高齢のプログラマーやエストニアの教員、大学教授などが世界や日本におけるICT教育について学ぶ意見交換会が養父市の共催で第一学院高等学校に協力をいただき7月11日に開催いたしております。約30名の参加者がありました。詳細は記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  12点目であります。マイナンバーカードの休日交付・休日申請の開始についてであります。7月12日からマイナンバーカードの休日交付・休日申請受付を始めました。毎月第2日曜日の午前8時半から正午までの間にこれを行っております。7月、8月の二月で58名の利用がありました。  13点目であります。地域おこし協力隊の委嘱でありますが、7月13日に新たな1名の地域おこし協力隊員を委嘱いたしております。詳細は記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  14点目でありますが、木彫フォークアートおおや企画展についてであります。7月22日から28日にかけて企画展「木彫フォークアートおおや~木彫の世界~」大阪市の阪急うめだ本店7階美術画廊で開催いたしております。詳細は記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  15点目であります。「We Work」オンラインイベントの開催についてであります。7月27日にオンラインイベントを開催し、「With,Afterコロナを見据えた養父市の取組み」についてプレゼンしました。事業者や行政関係者を初めとした20有余名の参加をいただき、有意義な意見交換を行うことができました。詳細は記載のとおりでございます。  16点目、株式会社サン・ウォーターから市内小中学校及び義務教育学校へミネラルウオーターの寄贈をいただいております。7月27日、株式会社サン・ウォーターから市内小中学校及び義務教育学校にミネラルウオーター5,000本の寄贈をいただきました。このミネラルウオーターは、熱中症対策に活用し、児童生徒の健康保持に役立てていきたいと考えています。  17点目であります。養父市環境基本計画策定検討会議の開催についてであります。7月30日、第2次養父市環境基本計画を策定するための第1回目となる養父市環境基本計画策定検討会議を開催いたしました。詳細は記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  次に、6ページであります。18点目でありますが、神戸学院大学との連携による地域創生拠点形成支援事業についてであります。7月31日、神戸学院大学現代社会学部による「たじま未来プロジェクト2020」のオンライン発表会が行われました。詳細は記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  19点目、養父市文化会館(仮称)建設事業についてであります。昨年11月に工事に着手し、7月末で9か月が経過しました。工事の進捗状況は7月末で進捗率が約23%ということであります。今後とも工事中の安心・安全に対し、細心の注意により事業を進めてまいります。詳細は記載のとおりであります。  次に、20点目であります。企業版ふるさと納税についてであります。企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)に係る地域再生計画が7月3日付で内閣府より認定を受け、8月3日に株式会社オーク(本社 豊岡市日高町)より養父市として企業版ふるさと納税第1号となる寄附を受領いたしました。これは建屋小学校のグラウンド整備等に充てるものでございます。詳細は記載のとおりでございます。  21点目であります。母子健康手帳アプリ「やっぷー子育てアプリ」についてであります。子育て支援にICTを組み込んだ取組として母子健康手帳アプリの運用を8月3日から開始し、現在のところ約50名の妊産婦の方に御利用いただいております。詳細は記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  次に、7ページ目であります。22点目でありますが、夏季休業期間の短縮についてであります。8月7日に市内小中学校及び義務教育学校で1学期の終業式が行われました。国の緊急事態宣言に伴う臨時休業により実施できなかった授業の時間を確保するため、令和2年度の夏季休業期間を8月8日から8月16日の9日間に短縮して実施したところでございます。  次、23点目であります。「Startup Weekend in Yabu」の開催についてということであります。スタートアップウイークエンドは、アメリカのワシントン州シアトルで発祥し、世界150か国、1,200以上の都市、日本でも全国30以上の都市で開催されている起業を支援するイベントで、仲間づくりをしながらアイデアを形成していくものであります。特定非営利活動法人Startup Weekendが主催し、養父市が後援し、第一学院高等学校の協力により8月7日から9日までの3日間開催しております。新型コロナウイルス感染症の関係でオンラインで実施しておりますが、約20名の参加者が4つのチームに分かれ、それぞれ提案書を作成しております。詳細は記載のとおりであります。  24点目であります。特別定額給付金についてであります。新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として一律10万円を支給する特別定額給付金事業でございます。8月18日をもって受付を終了いたしました。養父市では対象となる9,375世帯の99.7%となる9,346世帯から申請があり、23億120万円の給付を行っております。対象者数で申しますと、対象者数は2万3,053人ということで、そのうち2万3,023人が受給しているということで、受給率、交付率は99.9%ということでございます。  次に、25点目、養父市インターンシップの実施についてであります。8月17日から18日の2日間にわたり、養父市インターンシップ事業を実施しております。近畿圏内、関東圏内を含めました大学から12名の参加者があり、また参加企業も養父市の企業7社に参加していただきました。詳細は記載のとおりでございますので、お目通しいただきたいと思います。  次に8ページ目、26点目でありますが、「エイドホールの写真展 養父市内こども園 園児制作展」の開催についてであります。関宮の山村開発センター、愛称エイドホールでございますが、これは昭和46年に開館して以来、関宮地域の振興拠点として利用されてきましたが、老朽化等のため本年度に解体するため、8月31日をもって閉館いたします。長く親しまれてきたエイドホールの歴史を振り返り、市民の皆様の記憶にとどめるため、8月17日から8月23日までの間、エイドホール写真展を開催しました。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため子供たちの制作物を見ていただく機会が減っていることから、養父市保育所連合会保護者会と共催し、園児の作品展示も同時に開催いたしております。  27点目であります。農学セミナーの開講についてであります。これも新型コロナウイルスの関係で遅れておりましたが、8月22日、但馬農業高等学校において本年で7年目となります“知と創造”農学セミナーを開催いたしました。詳細は記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  28点目でありますが、第7回やぶ医者大賞表彰式についてであります。やぶ医者の語源が養父の名医であることにちなみ、僻地で頑張っておられます若手医師を顕彰するため、6月20日、第7回やぶ医者大賞審査会を開催し、中井和男先生(長野県)、また、松本毅先生(愛媛県)、この2名を選考しました。8月22日、養父市立八鹿公民館においてオンライン並びにインターネット配信を利用した表彰式を行い、受賞者による受賞講演を開催いたしました。また、このほかにやぶ医者大賞の発展に尽力をいただきました井上正司氏(元養父市医師会会長)に感謝状の贈呈を行っております。  次、9ページ、29点目でありますが、入札・契約状況については別紙のとおりでございます。一覧表のとおりでございますので、お目通しいただきたいと思います。  以上ですが、本議会では報告・条例の制定、財産の譲渡、財産取得、補正予算、決算認定の計24件の議案等を提案させていただきました。  結びに、5つの項目、それはまず1点目は新型コロナウイルスの感染防止、2点目はコロナ禍により厳しくなった市民生活並びに困窮する市内事業者への支援、3点目ですが、低迷する市内経済の立て直し、4点目でありますが、長期化する新型コロナウイルス対策への切れ目のない施策の継続、5点目でありますが、コロナ後に訪れるであろう新しい時代、いわゆるアフターコロナ、ウイズコロナ時代への対応への的確な方向性の打ち出し、以上のことを行い、持続可能で希望に満ちた養父市づくりの実現に向け、全身全霊を傾注し、引き続き取り組む所存であります。御理解のほどよろしくお願いいたします。  円滑な御審議と全ての案件について御議決いただきますようお願い申し上げまして、行政報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、行政報告を終わります。  暫時休憩します。                  午前10時43分休憩        ──────────────────────────────                  午前10時59分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。  休憩前に引き続き、会議を開きます。        ──────────────────────────────   日程第6 報告第7号及び報告第8号 ◯議長(深澤  巧) 日程第6、報告第7号、令和元年度株式会社おおや振興公社の経営状況について、及び報告第8号、令和元年度やぶパートナーズ株式会社の経営状況についての以上2件を一括議題とし、報告を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 報告第7号、令和元年度株式会社おおや振興公社の経営状況について、及び報告第8号、令和元年度やぶパートナーズ株式会社の経営状況についての2件は、いずれも市が出資する法人の経営状況に関するものでありますので、一括して提案理由の説明をいたします。  株式会社おおや振興公社及びやぶパートナーズ株式会社につきましては、市が資本等の2分の1以上を出資しておりますので、その経営状況について地方自治法第243条の3、第2項の規定により報告するものであります。  詳細につきましてはそれぞれ担当部長に補足説明させますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  漆畑産業環境部長。                〔産業環境部長補足説明〕 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) それでは、報告第7号、令和元年度株式会社おおや振興公社の経営状況について、補足説明を申し上げます。  経営状況報告の1ページをお開きください。  株式会社おおや振興公社は、大屋川沿いの自然景観等を生かした都市と農村の交流の場としてあゆ公園とコテージやペンション翡翠等の宿泊施設を主な施設とするおおや農村公園の管理運営を行っております。  まず、総括として、当期は以前からの赤字の要因となっておりましたレストラン営業の見直しを行い、メニューの充実等の改善策を講じましたが、平日や冬季閑散期の売上げが伸び悩んでいることを踏まえ、やむなく9月以降一旦休業することとなりました。人工河川部門は例年並みで、比較的堅調でしたが、宿泊部門は記録的な暖冬の影響により減収となりました。  全体としては、808万8,000円の売上げ減少となりましたが、レストランの休止により経費も減少したことから、平成27年度以来4期ぶりの黒字決算となりました。  次に、個別事業について御説明いたします。  まず、人工河川部門です。  今期も順調に売上げを伸ばしましたが、アンケートによると、初めての方が多いということから、今後リピーターを増やしていく工夫を要するものと思われます。  レストラン部門については、先ほど述べましたとおり、9月から一旦休業しており、今期の収支改善にはつながりました。ただ、休業が長引けば施設全体のマイナスイメージが定着するおそれもあることから、現在は再開をしてございます。新型コロナウイルス感染症による営業自粛解除後、7月4日から当面土日のみの営業とさせていただいているところでございます。  宿泊部門のペンションについては、一時休業や暖冬の影響により売上げ減少となりましたが、コテージについてはほぼ昨年並みで稼働してございます。  その他事業として、会社の経営基盤を強化し市の産業振興や雇用拡大に貢献することを目的に中期経営計画の策定に着手し、過日策定作業を完了してございます。報告書には「策定途中」というような記述になってございますが、今年の8月に策定作業を完了しているということでございます。  また、自家用有償旅客運送事業、いわゆる「やぶくる」であったりとか、農泊推進事業に会社として参画し、地域課題の解消にも貢献をしてございます。  なお、今期行いました主な設備投資や修繕については、3ページに記載のとおりとなってございます。  4ページの貸借対照表を御覧ください。  純資産の部の繰越利益剰余金でございますが、昨年度の繰越利益剰余金マイナス1,488万9,041円に当期純利益18万1,693円を繰り入れ、今期の繰越利益剰余金はマイナス1,470万7,348円となりました。また、負債及び純資産の合計は4,670万2,226円となり、昨年と比べ10万4,680円減少しました。  5ページを御覧ください。損益計算書でございます。  今期の売上高は合計4,104万2,970円で、売上原価を差し引いた売上総利益は3,097万9,916円ですが、販売経費等を差し引いた営業損失はマイナスの21万9,023円の赤字となりました。そこに営業外収益を加えた税引き前の純利益は36万6,693円となってございます。さらにそこから法人税の税金18万5,000円を引いた当期の純利益が18万1,693円となってございます。  6ページには、個別注記表を示してございます。  以上で、報告第7号の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。                〔経営企画部長補足説明〕 ◯経営企画部長(井上  剛) それでは、報告第8号、令和元年度やぶパートナーズ株式会社の経営状況について、補足説明を行います。  経営状況報告書の1ページをお開きいただきたいと思います。  7期目となります当期につきましては、前期に引き続きまして債務超過の早期解消を目指し、収益意識の徹底、また在庫管理の徹底、売れ筋商品の発掘、新たな販路の開拓を基本方針に事業展開を行ってきたところでございます。収益の大きな柱であります特産品販路開拓部門につきましては、売れ筋商品の発掘に努めるとともに、各地で開催されるイベント等に積極的に参加をするなど販売促進に努めてきました。東京や大阪にありますアンテナショップの運営についても、売れ筋商品や新商品の販売など積極的に進め、好調に推移しておりましたが、年を明け、2月から新型コロナウイルス感染症の影響により急激に来店客が減少し、売上げも半減となってきたところでございます。  新農産物といたしまして定着を目指しております「ミニパプ」についても、気象状況に恵まれず、目標収量の確保はできなかったものの、市内の飲食店でありますとか加工品事業者から好評をいただいており、次年度に期待が持てるものとなりました。別宮の棚田米が企業の販売促進商品として採用されるとともに、自社開発商品についても道の駅を中心に販売数を伸ばしてきております。  今期の新たな取組といたしまして、但馬農業高等学校で栽培されたブドウを「但農フルーツ」として川西阪急で高校生とともに販売し、栽培への自信と地域への誇りを持ってもらうことができたと思っております。  また、6次産業化支援センター指定管理部門では、今年度も専門講師を招いて特産品開発セミナーを開催するとともに、6次産業化に向けた活動の展開を行っております。事業の芽は育ちつつあるものの、新たな入居者を確保するまでには至りませんでした。このような状況において、当期は利益率の引上げと販管費(販売費及び一般管理費)の圧縮に努めた結果、売上げは6,414万7,051円となり、当期純利益は974万2,853円という決算となりました。  4ページの貸借対照表を御覧いただきたいと思います。  純資産の部の繰越利益剰余金にマイナス2,400万53円を計上し、純資産はマイナス400万53円となっております。また、負債及び純資産の部の合計は739万1,811円であります。  次のページ、5ページをお開きいただきたいと思います。損益計算書でございます。  先ほども説明しましたが、当期の売上げは合計で6,414万7,051円、売上原価や販売促進費などの経費を引いた営業利益は989万5,532円、営業外収益や営業外費用を加えた税引き前当期純利益は992万8,227円となりました。そこから法人税等の税金18万5,374円を差引きした当期純利益は974万2,853円となっております。  以上で報告第8号の補足説明を終わりたいと思います。  なお、報告第7号、8号の参考資料といたしまして、総会時点の役員名簿及び裏面にはそれぞれの会社の状況といたしまして資本金、市の所有株数などの資料を添付しておりますので、併せてお目通しいただきたいと思います。  以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして報告は終わりました。  この際、質疑を行います。質疑は案件ごとに行います。  まず、報告第7号、令和元年度株式会社おおや振興公社の経営状況について質疑を行います。  質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) おおや振興、4期ぶりの黒字だということを聞きましたが、私、去年も本会議でちょっと聞いたりしたんですが、調理師がいないような状態が続いとると。去年の秋で辞められたんですかね。その後、後任の方はどうなっているのか、お聞きします。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 先ほど報告の中でもお話をさせていただきましたが、今年度7月から土日のみの営業という形で現在レストランのほうの営業をさせていただいてございます。  調理師の不在の状況というのは昨年と同様まだ変わっておりませんが、今はシルバー人材センターの方に御協力をいただいて軽食のみを提供させていただくという形で対応させていただいているところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) それはレストランもあゆ公園のほうだとは思うんですが、宿泊施設のほうは対応はどうなっとるんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 宿泊施設に関しましては、昨年度までと状況としては変わっておりませんので、今の段階でそういった飲食の提供というのはできない形となってございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) ペンションのほうは食事を出さない。翡翠か。ということでやっとるんですか。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) ペンションに関しまして、すみません、詳細を私もしっかり把握していないところがございますが、飲食の提供等はしていないというふうに聞いてございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) シルバーさんの調理師でということですが、今後もそういう方向でやっていくということですか。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 今後に関しましては、やはり収益の問題もございますので、一概にこうしますということを今の段階でお話しできる状況ではございませんが、やはり施設として飲食の提供を求める声が大きいというのは承知しておりますので、何らかの方法を考えていきたいというふうには、振興公社のほうとは話をしてございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。
    ◯議員(13番 勝地 貞一) 説明がありましたように、おおや振興の事業報告書、これを見てみますと、1年間非常に残念だったと思っておりますのは、レストランでありますとか、それからペンション等が休業されておったと、こういうことでございまして、皮肉にしても、これらを休業して純利益が出たと、こういうような計画になっておるわけでございますが、今部長の説明がありましたように、今年の7月から土日のみはレストランは営業されておると、こういうふうにお聞きしましたが、ここらの中で、休業することによって純利益が出たと、こういうことの評価と申しますか、内容、考え方は、どのようなことでこのような結果になったのか。人件費でありますとか直接の経費、こういうものが少なくなったからたまたま黒字になったと、こういうふうに理解をしておいていいのか。そこらのお考えをお聞きしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 議員御指摘のとおり、今期黒字になった理由というのは、やはりレストランの休業等に伴いまして、結果として経費がかからなかったということによってトータルでは黒字になったということでございます。ですので、確かに皮肉な結果ではありますが、当然そのままでいいのかというような観点はあると思いますので、それに関しては振興公社ともしっかり話をしていきたいというふうに考えてございます。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) この報告書を見ますと、その他の事業の5番目に書いてありますけれども、コロナウイルスの発生が今後影響を与えるのが大きいということの中で、中期経営計画策定は延期することにしましたと。これは令和元年度の状況であって、今8月になっているんですが、レストランと同様に、この中期経営計画の策定、これらも先ほどお聞きすると7月にはもう完了したということでしたが、これに基づいて現在は営業をされておると。このように理解をしておいていいのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 先ほど口頭でお話をさせていただきましたが、中期経営計画に関しましては、一応今年の8月、今月の初めに策定をされたということで報告を受けてございます。今はそれに基づいた形で経営を考えられているという御理解で問題ないと思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  4番、西田雄一議員。 ◯議員(4番 西田 雄一) この33期の事業報告については了承しましたが、関連して、今年はコロナ騒動のこともあり利用者の意識も本当に例年と変わったようで、海に行く代わりにこの人工河川ですか、ここらに家族連れが大変多かったというようなことも聞いております。  これ、先ほども市長のほうの報告でもありましたが、アフターコロナ、これに関しまして、ここら、いろいろと改善なり、養父市も出資しておりますので事業の発展を願うものなんですが、この辺、何か御相談なり何なりされているようなことはございますか。その1点だけお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 今後の運営に関しまして、なかなか見通しが立たない中、難しいところではあると思います。先方とは、基本的には、やはりコロナに関しては注意をしてということは話をしてございますが、今後、なるべくそのときそのときの状況を踏まえて柔軟な対応を考えていきましょうということは言ってございまして、ちょっと具体的にどうというのは今の段階ではお話はできませんが、その辺りはしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  これで、報告第7号について質疑を終結します。  次に、報告第8号、令和元年度やぶパートナーズ株式会社の経営状況について質疑を行います。  質疑はございませんか。  5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 5番、田村和也でございます。  今回の事業報告書を頂いておりますけれども、以前の報告書の中には外部評価委員会や検証委員会の評価とか報告というのが一緒に添付してあったと思いますけれども、今期、外部評価委員会や検証委員会は何回されて、報告はどのようになっているのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 外部の評価委員の御質問でございますが、年度末、2月、3月のときに開催を予定し、計画をしておったところ、コロナ禍ということで、東京等のほうから委員さん等に来ていただくことがちょっとできない状態となっておりました。若干、一時期収束傾向にあった中で、再度予定をしかけたところでございますが、またちょっとコロナの大流行というようなことで、次についてはもうテレビ会議、またオンラインというようなことでも計画をしておるところでございます。  現在、委員の方々と調整をする中で、御説明等はさせていただいて、経営状況等についても定期的に報告をさせていただいておりますので、情報としてはお持ちではございますが、なかなかオンラインの会議というのは、やはりまとめるものというのはちょっとなかなか難しいこともございまして、現在、日程調整をしながら、最終のまとめということで外部委員さんとともに検証していただいておるところではございます。なるべく早めに報告ということで考えておったわけですけども、今日の時点ではちょっとまとめがまだ委員さんのほうからしていただいていない状態ではございますが、早急にテレビ会議、またメール、電話等々を通じて評価をしていただき、御報告をさせていただきたいと思っております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) それから、市のほうでも検証委員会というんですか、検証を行っていると前回の決算のときに聞いております。検証を行っているのはパートナーズではなくて市のほうで検証を行っていると、そういうふうに聞いておりますので、市のほうで行っている検証はどういう結果になったのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 先ほど私が説明いたしました検証委員会というのは、あくまでも市の検証委員会でございますので、パートナーズの検証委員会ではございません。これまでから報告をさせていただいとるものは、全て市の検証委員会ということで御報告をさせていただいとるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) それから、以前に一定の費用対効果の検証は長期的に行うことが重要と評価委員会の意見がありましたが、もう7期目になっております。その費用対効果の検証は、この報告では報告がないんですけれども、いつになったらされるのか。しているのか。その辺をお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 費用対効果の検証というのは、常に毎期ごとの計画を立てる上で来期はどのように取り組んでいこうかという中で、費用対効果を含めた中で検証をして経営をしているところでございます。やはり費用対効果が上がらないようなものは事業の見直し等々する中で、先ほども7期の最初の補足説明でもさせていただきましたとおり、収益意識の徹底でありますとか在庫管理の徹底、売れ筋商品の発掘等々といったところに、その費用対効果の検証を反映させているところで運営をしておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) それから、4ページの貸借対照表の未収入金ですか。ちょっとこれまでにこういう未収金というのがあったと思うんですけど、未収入金というのが今回ちょっとありまして、392万3,725円、これはどのような内訳になっているのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) この未収入金の詳細の内訳は、ちょっと手元に今資料を持っておりませんけれども、決算、3月31日の時点で収入の予定のものが入ってきていないもの、精算に伴うもの、例えば市の委託金等についても、最後、精算があったようなものはこういったところに計上されるのではないかと思っておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 前回もこういったことを質問したときにそういうふうな答弁をいただいております。やはりこういうような報告のときは資料を必ず持ってきて、その内訳なりを説明できるようにしていただきたいと思います。  続きまして、5ページの損益計算書であります。  養父市委託業務で4,192万5,964円と計算書にありますが、この市の委託業務の内容とその金額というんですか。予算のときは予算で通りましたが、決算金額は各部門どのぐらいになっているのか、決算になったのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) ただいまの御質問でございますが、4,192万5,000円等々の内訳でございますが、市の委託業務ということで地域おこし協力隊の支援業務をしております、これが約155万4,000円。ふるさと納税の業務の委託をしております、この関係が約123万5,000円。経営委託事業ということで、これが2,202万円。特産品販路開拓事業ということで、1,068万7,000円。そのほか、指定管理の業務ということで642万8,000円。合わせまして約4,192万5,000円でございますが、市のほうはこれに対しまして消費税を加えて支払いをしておりますので、市の決算とは若干変わってきますけれども、ここは税抜きの価格ということで計上しておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) これ、決算書があるということは、6月に株主総会をされたんだと思いますが、その報告もありませんが、それはどうなっているんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 株主総会を踏まえてのこの決算報告書ということで、第7期の事業報告等が全て株主総会で頂いた資料となっとるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) これまで議会に事前になり、途中で報告があったので、ちょっと質問しましたが。  それから、7期ということで、以前いろいろと帳簿上のことで指摘があったりということで、事務員がいなかったというような状態が続いておりましたが、現在は専門のというか、事務員は置いとるんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 今現在の社員でございますけれども、資料の2ページの従業員数のところにございますとおり、正規職員ということで4名、またパートということで3名、これらの職員が全て事務等を含めて当たっているところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 私が言っとるのは、帳簿類とか伝票類を例えば整理するとか、それから人件費、給料の計算をするとか、そういう専門の事務員を、経理の担当の職員はきちんと置いているのかということですけども。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 正社員の中でそれらの事務をする中で、その会計の処理につきましては外部委託により経営をしておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) どこに外部委託しとるんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 松田会計事務所のほうに委託をしております。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 私、総務文教常任委員会でちょっと指摘したんですけど、経理事務を、人件費とか給料とかそういうことも含めて外部委託しとる先が松田会計事務所ということなんですが、これ、頂いた資料の後ろのほうに、参考資料に、監査役は松田会計事務所、個人名ですけど、この同じ方がやっとるのか、どうも会計事務をしとる事務所が、本人が自分で監査している。自分の仕事を自分で監査するということはあり得ないと思うんですけど、どうお考えなのか。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) たまたま同じ方が監査ということになっておりますけれども、それはしっかりと、そこは監査のルールにのっとって監査をしていただいているので、特に問題はないのではないかなと考えております。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) ルール以前に、これではまるで自分でやった仕事を自分で検査している。こんなことはあり得ないと思うので、この決算自体が私は認められないと思うんですけど、どう考えられとるんですか。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 日々の支払い、出し入れ、また入金等々については全て正社員、この中の職員でやっております。この会計の処理、どこに計上するであるとかそういった処理についてをお願いしておるところでございまして、支払い等々全てをお願いしているものではございません。そこは社長をもとに社員の中でしっかりとし、この決算書に基づく処理についてのみを外部委託しておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 決算書を監査するのが監査役というか、監査委員なので、自分でやった仕事を自分で監査するなんてあり得ないので、私、前も言ったんですけど、これじゃ決算自体が認められないと思う。通常の業務についてももちろんそうですけど、どうもそれは考えを直すように、監査委員を変えるか、事務の相談先を変えるとか、きちんとしていかんと、これは決算として認められないと考えますので。 ◯議長(深澤  巧) 回答はよろしいですか。 ◯議員(11番 津崎 和男) いいです。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  これで、報告第8号について質疑を終結します。  以上で、報告第7号及び報告第8号の以上2件の報告を終わります。        ──────────────────────────────   日程第7 議案第58号 ◯議長(深澤  巧) 日程第7、議案第58号、養父市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  これから上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第58号、養父市手数料条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律が令和2年5月25日に施行されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。  詳細につきましては担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  本間市民生活部長。                〔市民生活部長補足説明〕 ◯市民生活部長(本間 孝子) それでは、議案第58号、養父市手数料条例の一部を改正する条例の制定につきまして、補足説明をさせていただきます。  情報通信技術を活用し、行政手続等の利便性の向上や行政運営の簡素化、効率化を図るため、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律、令和元年法律第16号、いわゆるデジタル手続法と言われるものでございますけれども、これが令和元年5月31日に公布されました。この中におきまして、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、平成25年法律第27号(個人番号カードに関する法律)の一部が改正となりまして、令和2年5月25日の施行日以降、個人番号の通知カードが廃止されました。これに伴いまして、個人番号の通知カードの再交付に係る手数料を定めております養父市手数料条例の一部を改正いたしまして、通知カードの再交付手数料に関する規定を削除するものでございます。  令和2年5月25日以降につきましては、マイナンバーの通知は個人番号通知書により行われることになりますけれども、この通知書につきましては、マイナンバーを証明する書類としては利用、使用ができません。マイナンバーを証明する書類としましては、マイナンバーカードの提示またはマイナンバーを記載しました住民票の写し、もしくは住民票記載事項証明書等の提示をする必要がございます。これによりまして、マイナンバーカードの取得を促進するというようなことが期待されるところでございます。  それでは、条例新旧対照条文を御覧いただきたいと思います。  別表第2(第2条関係)におきまして、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成25年法律第27号)の施行に関する事務のうち、通知カードの再交付に関する項目を削除いたします。  議案にお戻りください。  附則におきまして、この条例の施行日を公布の日からとしております。  以上で、議案第58号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。  これから質疑を行います。
     質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第58号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第58号は委員会への付託を省略することに決定しました。  これから討論を行います。  討論はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから議案第58号、養父市手数料条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第58号は原案のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第8 議案第59号、議案第60号、議案第64号及び議案第65号 ◯議長(深澤  巧) 日程第8、議案第59号、養父市栗ノ下高齢者交流センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定について、議案第60号、養父市交流促進センター「ゆら」設置及び管理条例を廃止する条例の制定について、議案第64号、財産の無償譲渡について及び議案第65号、財産の無償譲渡についての以上4件を一括議題とします。  これから上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第59号、養父市栗ノ下高齢者交流センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定について、及び議案第60号、養父市交流促進センター「ゆら」設置及び管理条例を廃止する条例の制定について、並びに議案第64号及び議案第65号の財産の無償譲渡についての計4件につきまして、関連がございますので、一括して提案理由の説明をいたします。  本件は、養父市公共施設等総合管理計画に基づき、区の集会施設等については、地元区と協議の上、準備の整った区から無償譲渡を進めており、今回2施設について合意形成が図られたこと、及び補助金等に関わる予算の執行の適正化に関する法律第22条の規定について国等の承認を得ることができたため、条例を廃止し、当該施設を各区に無償譲渡しようとするものであります。  詳細につきましては担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  本間市民生活部長。                〔市民生活部長補足説明〕 ◯市民生活部長(本間 孝子) 議案第59号、養父市栗ノ下高齢者交流センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定につきまして、補足説明をさせていただきます。  市では、養父市公共施設等総合管理計画に基づき公共施設の適正化に取り組み、必要な施設を維持しながら施設の廃止、譲渡を進めているところでございます。  本件は、実質的には区の集会施設でありながら整備時の財源確保のために市の施設となっているもののうち、地元区との協議が調い、併せて補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律に基づく手続が整いました栗ノ下高齢者交流センターを栗ノ下区へ無償譲渡するに当たりまして関係条例を廃止するものでございます。条例の施行日は令和2年10月1日としております。  続きまして、議案第60号、養父市交流促進センター「ゆら」設置及び管理条例を廃止する条例の制定につきまして、補足説明をさせていただきます。  本件は、議案第59号と同様の理由によりまして交流促進センター「ゆら」を由良区へ無償譲渡することに伴い関係条例を廃止するものでございます。  附則におきまして、この条例の施行日は令和2年10月1日といたしております。  なお、参考資料といたしまして、集会施設の位置図及び無償譲渡に係る区からの承諾書をつけておりますので、御参考に御覧ください。  以上で、議案第59号及び議案第60号の補足説明を終わります。  続きまして、関連がございますので、議案第64号及び議案第65号の財産の無償譲渡につきまして補足説明をさせていただきます。  これらの案件につきましては、議案第59号及び議案第60号で説明させていただきましたように、地元区との協議が調った集会施設で補助金等に係る諸手続が整いました2施設を地元区へ無償譲渡しようとするもので、地方自治法第96条第1項第6号の規定によりまして議会の議決を求めるものでございます。  市有財産の譲渡方針に基づきまして、譲渡の相手方が行政区、公共的団体でございますので、無償譲渡としております。  なお、集会施設の敷地が養父市名義のものにつきましては、併せて土地も無償譲渡させていただいております。  まず、議案第64号でございます。  養父市大屋町中間683番地4にあります養父市栗ノ下高齢者交流センター、木造平屋建て192.10平方メートルを栗ノ下区へ無償譲渡しようとするものでございます。  次に、議案第65号は、養父市大屋町由良434番地3にあります養父市交流促進センター「ゆら」、木造平屋建て、250.00平方メートル及び周辺土地367.66平方メートルを由良区へ無償譲渡しようとするものでございます。  いずれも譲渡の条件といたしまして譲渡物件を直接管理運営し、現に供されている住民の福祉を増進するため、地域の自主的な活動及び区集会所の用に供するものとし、処分制限期間を経過したものについてはこの限りでないといたしております。  参考資料といたしまして、位置図と区からの無償譲渡に係る承諾書をつけているところでございます。  なお、譲渡後におきましても、施設改修時の補助金、固定資産税の減免等はこれまでと同様の取扱いとさせていただきます。  平成30年の3月議会から集会施設の譲渡につきまして提案をさせていただきました。これまで議決いただきました29施設を地元区へ譲渡したところでございます。今後も市の施設と位置づけられております地区集会施設につきましては、実態に合わせましてできるだけ速やかに地元区への譲渡を進めてまいります。  以上で、議案第64号及び議案第65号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。  これから質疑を行います。質疑は一括して行います。  質疑はございませんか。  2番、植村和好議員。 ◯議員(2番 植村 和好) 議案第64号で、財産の無償譲渡についてでありますけれども、栗ノ下高齢者交流センター、建物の譲渡の内容は分かるんですけども、下の土地は、確認のためちょっとお聞きするんですけれども、土地の所有は市のものではないということですね。 ◯議長(深澤  巧) 本間市民生活部長。 ◯市民生活部長(本間 孝子) 全てが養父市名義のものでしたら譲渡しておりますけれども、この場合は市の所有でない敷地があるということで、譲渡はさせていただいておりません。 ◯議長(深澤  巧) 2番、植村和好議員。 ◯議員(2番 植村 和好) ということは、地主というのか所有者は地元の方で協議はできとるんだろうと思うんですけれども。  それと、固定資産税の関係はどういう格好になっておるんですかね。 ◯議長(深澤  巧) 本間市民生活部長。 ◯市民生活部長(本間 孝子) 土地につきましては、個人名ではございません。組合名義というようなことになっておりますけれども、固定資産税については免除になっていると認識しております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 今回、由良と栗ノ下と2か所ということなんですが、今報告がありました。29か所ということですが、施設がね。  印象を持つのは、比較的新しい建物を譲渡しているということですが、老朽化している施設もあると思うんですが、その辺は本来もともと対象になっていないのか。市の所有になっていないのか。その辺のところはどうなんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 本間市民生活部長。 ◯市民生活部長(本間 孝子) 市の所有となっております施設は設置管理条例ということで市の条例に位置づけられているものでございます。この9月議会に2施設を提案させていただいておりますけれども、残りが35ということでございまして、35施設については市の集会所の管理条例などに位置づけられているということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 条例でうたってあるということなんですが、比較的老朽化しているような施設は残りの35施設の中には入っていないということでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 本間市民生活部長。 ◯市民生活部長(本間 孝子) 老朽化等に関係なく、区からの承諾書を頂いた施設については区と協議を進めまして、承諾書が出た所については、経過年数10年以上を経過して補助金の適化法の手続が整った施設につきましては、老朽化等関係なく無償譲渡という手続を進めているところでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第59号、議案第60号、議案第64号及び議案第65号の以上4件に対する質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第59号、議案第60号、議案第64号及び議案第65号の以上4件は、会議規則第38条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第59号、議案第60号、議案第64号及び議案第65号の以上4件は委員会への付託を省略することに決定しました。  暫時休憩します。                  午前11時51分休憩        ──────────────────────────────                  午後0時59分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。  議案第59号、議案第60号、議案第64号及び議案第65号、以上4件について、これから討論及び採決を行います。  討論及び採決は、案件ごとに行います。  まず、議案第59号についての討論を行います。  討論はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上で、討論を終結します。  これから議案第59号、養父市栗ノ下高齢者交流センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。
     したがって、議案第59号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号についての討論を行います。  討論はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから議案第60号、養父市交流促進センター「ゆら」設置及び管理条例を廃止する条例の制定についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第60号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号についての討論を行います。  討論はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから議案第64号、財産の無償譲渡についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第64号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第65号についての討論を行います。  討論はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第65号、財産の無償譲渡についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第65号は原案のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第9 議案第61号 ◯議長(深澤  巧) 日程第9、議案第61号、養父市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  これから上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第61号、養父市都市公園条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、つるぎが丘公園ようか温水プール及び健康支援施設(スポーツジム)の使用料について障がい者の減免区分に身体障害者手帳及び療育手帳所持者のみが規定されており、精神障がい者保健福祉手帳の所持者が規定されていなかったため、これを加えるものであります。  詳細につきましては担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  河邊教育部長。                 〔教育部長補足説明〕 ◯教育部長(河邊 正人) それでは、議案第61号、養父市都市公園条例の一部を改正する条例の制定につきまして、補足説明をさせていただきます。  今回の条例改正につきましては、公園施設の使用料の規定の中で障がい者の定義について身体障害者手帳及び療育手帳のみが規定されており、精神障害者保健福祉手帳の所持者と手帳所持者の介助者が規定されていないため、改正を行うものでございます。  なお、使用料の額に変更があるものではございません。  それでは、改正内容につきましては、新旧対照条文表を御覧いただきたいと思います。  1ページの第12条第2項につきましては、別表第2に掲げる総合体育館、公園グラウンド、テニスコート等の使用料について規定しているものですが、心身障がい者を身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳及び療育手帳の所持者並びに手帳所持者の介助者、手帳所持者1人につき介助者1人、以下障がい者等というふうに改め、障がい者の対象を明確にするものでございます。  次に、1ページから2ページの別表第3につきましては、ようか温水プール及び健康支援施設の使用料について規定しているものでございます。  第12条第2項の改正に合わせて、表中の「大人身障者」を「大人障がい者等」に、また「身障者」を「障がい者等」に改めるとともに、「身障者とは、身体障害者手帳又は療育手帳の保持者をいう。」という規定を削除するものでございます。  議案に戻っていただきまして、施行につきましては公布の日から施行するとしております。  以上で、議案第61号の補足説明を終わります。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) この条例は身体障がい者の定義というか、利用料の減免について条例を改正するものですが、この条例については都市公園の条例についてですが、ほかにも市内にプールとか体育館、教育委員会の管轄の分があると思うんですが、その辺のところは条例については改正する必要がないんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 今回条例で改正すべきものとしては、今回の養父市都市公園条例の一部改正の条例のみでございます。  あと、教育委員会が所管する施設につきまして、同様の改正が必要になるものがございますけども、それにつきましては規則ということで教育委員会のほうに諮って改正をさせていただきたいと思っております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  12番、藤原芳巳議員。 ◯議員(12番 藤原 芳巳) 1点だけお伺いをします。  条例の改正に至った動機でございますけれども、実際に運用上の不都合が起こったのか、それとも条例の見直しの途上で気づいたことなのか、その点だけお教えください。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 今回のこの条例の不備といいますか、整備ができていなかった点につきましては、市民からの御意見をいただきまして条例を見直したところ、改正すべきであるということで至ったものですけども、実際の運用につきましては、精神障害者保健福祉手帳の所持者であるとか、介助者等につきましても減免をいたしていたところでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第61号は、会議規則第38条第1項の規定により総務文教常任委員会に付託します。        ──────────────────────────────   日程第10 議案第62号 ◯議長(深澤  巧) 日程第10、議案第62号、養父市企業等振興奨励に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  これから上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第62号、養父市企業等振興奨励に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、市内で増加傾向にある卸売業、小売業、サービス業等に対する支援として、商用車導入助成金を新設するもののほか、字句の整理を行うものであります。  詳細につきましては担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  漆畑産業環境部長。                〔産業環境部長補足説明〕 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) それでは、議案第62号、養父市企業等振興奨励に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本件につきましては、養父市における商工業のより一層の発展と支援施策の適正化を図ることを目的に、新たな奨励措置を追加し、所要の見直しを行うものでございます。  新旧対照表を御覧ください。  まず、第3条、奨励措置の第1項の中で、第14号に商用車導入助成金を追加することについて御説明をします。  本奨励措置は、事業者が商用車として導入する次世代自動車、低燃費かつ低排出ガス認定自動車、特定特殊自動車又は特殊用途自動車の導入に対して支援をするものです。  近年の当市の産業構造の実態として、小売・卸売業やサービス業の第3次産業が全産業の7割程度を占めております。現行の奨励制度にある各種奨励措置は、かつての主要産業であった製造業に比重を置いた支援内容であり、小売・卸売業やサービス業等の業種への支援が手薄となっております。このため、市内の産業構造の変遷と現状を鑑み、今般新たな奨励措置を追加するものでございます。  次に、第4条、奨励措置対象業種について改正点を御説明します。  本条例は平成24年度から施行され、現在措置の対象になる業種は当時最新であった平成21年の日本標準産業分類に基づいて定めてあります。  しかし、現在では平成25年に改正をされた日本標準産業分類が最新の産業分類となっているため、これに基づいて奨励措置の対象業種の定めを改めるものです。また、奨励措置対象業種の分類区分について、現行では大分類と中分類が混在している状態になっておりますので、大分類に統一するよう改めます。  次に、別表第1におきます雇用促進奨励金について改正点を御説明いたします。  本奨励措置の奨励金の額は、新規雇用従業員の数に年間10万円を乗じて得た額とし、上限1,000万円となってございます。ただし、期間の定めのない雇用契約により雇用したときは1年目に限り新規雇用従業員の数に年間50万円と規定をしてございます。  ここで言う「期間の定めのない雇用契約により雇用したとき」とは、正社員のことを指しておりますが、これは従前の労働契約法を反映したものであり、現労働契約法は「期間の定めのない雇用契約」はパートやアルバイト等であっても適用されるということから、現行の交付要件のままでは対象者が同定されないといいますか、対象者がパートやアルバイトであってもその対象になるというふうに解釈されるということが懸念をされます。このため、「期間の定めのない雇用契約により雇用したとき」を「補助事業者の就業規則等に定められた正社員として雇用された正社員」とし、解釈のそごを来すことがないよう改めます。  なお、次のページには、最初に御説明をしました第3条の商用車導入助成金を新エネルギー設備の導入奨励金の次に追加をしてございます。  議案のほうに戻っていただきまして、最後に附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、令和2年10月1日から適用することとしてございます。  以上で、議案第62号の補足説明を終わります。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。  これから質疑を行います。
     質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第62号は、会議規則第38条第1項の規定により、生活環境常任委員会に付託します。        ──────────────────────────────   日程第11 議案第63号 ◯議長(深澤  巧) 日程第11、議案第63号、養父市とがやま温泉天女の湯設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  これから上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第63号、養父市とがやま温泉天女の湯設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、とがやま温泉天女の湯の指定管理期間の満了に伴い、指定管理者を募集したところ、応募がないことから、あらゆる運営方法への対応を可能とするため、食堂部分の貸付けができるよう所要の改正を行うものであります。  詳細につきましては担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  漆畑産業環境部長。                〔産業環境部長補足説明〕 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) それでは、議案第63号、養父市とがやま温泉天女の湯設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  とがやま温泉天女の湯につきましては、本年11月30日で今期の指定管理期間が満了することとなっており、6月26日から7月17日の期間で次期指定管理者の募集を行いましたが、結果として応募事業者がございませんでした。このため、当面の対応策といたしまして、温泉の運営業務を委託することとし、このたび補正予算案にも関連予算を計上させていただいております。  業務委託を行う際に、委託業務の中に食堂の運営業務を含めることは困難であると判断したことから、委託事業者に食堂施設を貸借しまして、独自に営業を行っていただきたいと考え、今般食堂施設の使用料を条例に規定するものでございます。  改正内容といたしましては、現行の条例にある温泉使用料を規定した別表を別表1とし、その次に食堂の月額使用料を規定した別表2を新たに加えるものです。  なお、使用料の算定につきましては、市が賃貸借を行っている養父就業改善センター、現在の養父公民館の中に所在する食堂の算定金額を基本とし、面積表を勘案して算定したものでございます。  以上で、議案第63号の補足説明を終わります。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) この条例の食堂の機能の料金の改正、新たに新設をするということでございますが、現在は指定管理者が運営をされておると、こういう状況になっておりますが、この指定管理が切れてからは、これは予算の中で出てくるわけでございますが、直営で事業主も、それをまた委託すると、こういうことになろうと思っておるんですが、今説明のありましたように、直営でやって、また別個に食堂の運営を募集して、12月から新たに直営の業者をそれまでに決めていくと。そのように理解をしておいていいのかなと。お願いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 業務委託の考え方といたしましては、施設の中心的なサービスである温泉運営を基本に置くことを最優先に考えてございます。ですので、まず温泉の運営に関しまして、管理者としては市が管理者となりますが、実際の運営業務に関しては委託をさせていただくということで考えてございます。  それに伴いまして、食堂営業の継続に関しましては、正直なところ、一番採算が合わない部門でもございますので、それに関しては、まず委託予定者に対して可能であればそれに関してお願いをしたいという話をさせていただいた上で、もし委託予定者がそれを断るようであれば公募等の手続を取っていくということを考えたいというふうに思っております。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) よく分かりましたが、ただ、私が思っておりましたのは、温泉の施設、温浴の利用、これらの拡大に伴いまして、食事をしていただいたら温泉込み込みの料金を頂くとか、サービスを提供するために、いろいろな食堂と温泉とをセットしたような利用がこれまで考えられてきたわけですね。ですから、直営で市がやって、それをたまたま今度の委託をする事業の方がやっていただければそういうことも可能になるとは思いますけれども、別の業者がされるということについては、そこらの利用促進に欠けるんじゃないかなという気がいたしておるんですが、そこらは、今言われたように、直営ですけれども委託をして、やられる業者があれば、受けていただけるようだったらその方にやっていただいてこれまでどおりやると。こういうことで理解をしておいていいのか。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 議員御理解のとおりで問題ないと思います。  今の時点で、委託者に関しましては、若杉高原開発企業組合にお願いをするというような形で話をさせていただいております。まだ確定というわけではございませんが、従前と同様のサービスを維持していくということを我々も重視してございますので、そのような方向で調整してまいりたいと考えてございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 募集しても引き受ける業者がないということなんですが、根本的なところ、現在のコロナの感染状況でなのか、それ以前の問題で温泉自体が人気がないのか、施設の人気がないのか、その辺の原因は分かっているんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 現在の管理者、若杉高原開発企業組合に関しましては、今年を含めまして3年運営のほうをやっていただいているということでございますが、1年目こそ赤字ではございましたが、2年目は収支が釣り合うような計算となってございます。ただ、それに対して、3年目、今年に関しては、暖冬に加えてコロナウイルスの影響で大幅な赤字になるという見込みになってございます。  このコロナウイルスに関しましては、どのように考えていくかというのは非常に難しいところであるとは思いますが、一時的な減収というふうに見込めば、今後また回復していくということは十分に期待できるものではないかなというふうには思っております。その辺りも含めまして、今年に関しましては、当座委託という形にはさせていただくつもりですが、今後に関しては、可能であればまた指定管理の形に戻していくということを考えたいというふうに考えてございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) ちょっと1点か2点お伺いしたいのが、前回の、15年経過してPFIから指定管理に移行する際に、条例改正なりあったと思うんですけれども、そのときに、当局からの説明では、PFIから指定管理に移行する際には、引き続き同じ事業者が管理運営をやられる場合は特に問題がない、本件の場合の引継ぎに伴う課題、PFIから指定管理に変わる場合の課題、またそういったものの、PFIの成果やメリット、デメリット、こういったものを評価、総括を今後やっていきたいと言っておられましたが、その評価と総括はどういうふうになっとるのですか。  今回の指定管理者にしても、次に指定管理を受ける人がいないと。その点、前回のときにこういった課題とかメリット、デメリットを踏まえて再募集すれば応募者が出たかも分からない。それで、まとまり次第、議会なり報告をするという答弁を受けていますけれども、それも一切ない。  今回、こういうふうに一部改正をして、独立させてやっていこうという話なんですけれども、これ、まんどの湯なんかは前回シルバー人材センターが指定3年間、お金をもらいながらやってきた。補助金をもらいながらやってきた。現在営業はやっていないようなことを聞いとるんですけれども、その辺、どのようなメリットとデメリット、それから指定管理に引き継ぐ場合の課題、今後総括をやってきた、その総括についてお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 大変申し訳ありませんが、今その総括の内容については、私、ちょっと手元に資料等ございませんので、お答えができないところがございます。  ただし、今回の指定管理者に関しましては、先ほども少し触れましたが、2年目に関しましては、収支は釣り合うような状況となっておりまして、十分に指定管理の仕組みの中で運営ができる状態であったというふうには承知をしてございます。ですので、その形で、今後も運営を続けていくということが正しい姿であるというふうに考えてございましたが、今般のコロナウイルス感染症の影響等がございまして、前提となる条件がいろいろ崩れてきてしまっているということもございます。ですので、確かにこの状況を踏まえた上で指定管理料であったりリスク分担等の募集要件等の見直しを行う必要というのはあると思いますが、ただ、その際には他の指定管理施設等への影響なども考慮する必要があるため、単体でなかなか考えることは難しいのではないかというふうに考えてございます。  いずれにしても、内容に関しましては、相談をして今後しっかりと総括をしたものを議会のほうに報告させていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 先ほど部長が答弁をされた、この施設において一番採算が合わない部門に家賃を3万円払って募集をかけようと。何か言われとることがちょっとどうかなと。やはり施設一体を管理していただいて今までどおりやっていくほうが私はいいと思いますけれども。  先ほど3万円の家賃と言われていましたが、時間とかそういうところはどういうふうな営業時間になるのか。電気代も全部込みでやっていくのか。その辺ちょっとどういう内容になるのか、お伺いしてみたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 基本的には場所貸しということで考えてございます。ですので、電気代等も含めましてその場所に関して3万円という金額でお貸しして、営業時間等に関しましては、もちろん温泉等の営業時間に引っ張られるところというのはあると思いますけども、事業者さんのほうで独自に考えていただいて構わないというような仕組みとさせていただきたいと思っております。  ただ、先ほども少し申しましたとおり、今のところ、若杉高原開発企業組合さんのほうに引き続きお願いをさせていただくような形で調整をさせていただいておりますので、その場合に関しましては、現行の取扱いと同じサービスが継続されるということになる見通しが強いというふうに考えてございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 募集されるんですよね。今、話を聞くと、引き続き指定管理者から今度、管理料というんですか、委託料を払って同じ企業に継続的にやっていただくという当局の考えですけれども、その方が続けてやるような答弁を今聞いたんですけれども、その辺をはっきりしてください。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) まず、委託に関しましては、先ほども少し申しましたが、現行の若杉高原開発企業組合さんにどうかということでまず申入れをしてございます。若杉さんがもし断られるということになれば、まずその温泉運営自体が募集ということになりますけども、今のところはやっていただけそうな形になってきているということでございます。  食堂に関しましても、まず温泉のサービスというものを基本として、最優先として考えてございますが、併せる形で食堂についてもどうかということは申し入れるつもりでおりまして、それについても今の条件であれば若杉高原開発企業組合については前向きに考えたいというようなことは言っていただいておりますので、もし温泉の運営主体と同じ主体に食堂をやっていただけるというのであれば、その形でお願いをしたいというふうに考えているということでございます。  若杉さんが断られるということになりましたら、公募ということを考えたいということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 最後ちょっと1点お伺いしたいのが、養父市には、まんどの湯というのがあって、そこも指定管理でやっていただいて、以前に3年間シルバー人材センターに食堂部門の運営をやっていただいたと。そのときと同じような運営になると受け止めていいのか。その辺ちょっとお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) すみません、ちょっとまんどの湯のことを私は存じておりませんので、そこについては、ちょっと話としては繰り返しになってしまうかもしれませんが、今まで指定管理でやっていただいていたものを今回は管理と運営に分けるというような形になります。要は、管理をするのは市だけども運営に関しては委託をしますよという形になりまして、その運営に関しては、可能であれば以前の指定管理者と同じ社にお願いをできればというふうに考えているということでございます。  食堂に関しても、同様の形を取れればということで調整をさせていただいているということで御理解いただければと思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  12番、藤原芳巳議員。 ◯議員(12番 藤原 芳巳) 委託事業になると、委託料を支払うということになりますと、今まで指定管理を受けていた会社が同じように事業をやっていくということになりますと、実質的な指定管理料の支払いということになりませんか。それ、詭弁ではありませんか。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) これまでの指定管理の方法といたしましては、確かに管理自体をお願いするということではあるんですが、その中で収益を出していただいて、それによって、要は各業者さんがプラスになるように運営をしていただくというのが基本的な形でございました。  それに対しまして、今般の委託というのは施設の管理自体は市のほうで持つという形になりますので、要は収益が入ったものは市のほうに入ってくるという形になります。ですので、運営だけをお願いして、それに対する収支なり何なりというようなことは、当然我々から委託者にいろいろ注文をつけることはあるとは思いますけども、そちらの責任は市のほうが負う形になるということで、仮に実施者が同じになったとしても仕組みとしては異なることになるということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 12番、藤原芳巳議員。 ◯議員(12番 藤原 芳巳) 時間がありますので、あとは委員会でやろうと思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第63号は、会議規則第38条第1項の規定により生活環境常任委員会に付託します。        ──────────────────────────────   日程第12 議案第66号及び議案第67号 ◯議長(深澤  巧) 日程第12、議案第66号、小・中学校及び義務教育学校児童生徒用タブレット端末の取得について、及び議案第67号、小・中学校及び義務教育学校教育ICT機器等の取得についての以上2件を一括議題とします。  これから上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第66号、小・中学校及び義務教育学校児童生徒用タブレット端末の取得について、及び議案第67号、小・中学校及び義務教育学校教育ICT機器等の取得についての2件につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。  本件は、GIGAスクール構想に基づき1人1台タブレット端末環境の整備を進めていたところ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、学校における遠隔授業及び家庭学習へのICT活用を早急に取り入れる必要が生じたことから、市内の全小中学生用のタブレット端末及び必要となる周辺機器等を取得しようとするもので、養父市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議決を求めるものであります。  詳細につきましては担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  河邊教育部長。                 〔教育部長補足説明〕 ◯教育部長(河邊 正人) それでは、議案第66号、小・中学校及び義務教育学校児童生徒用タブレット端末の取得について、及び議案第67号、小・中学校及び義務教育学校教育ICT機器等の取得につきまして、補足説明をさせていただきます。  養父市内の小中学校及び義務教育学校につきましては、文部科学省のGIGAスクール構想に基づきまして、児童生徒1人1台のタブレット端末の整備を年次計画で進めてきたところでございます。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大により、新しい学習スタイルとして学習へのICTの活用及び遠隔授業ができる環境を早急に進める必要が生じたことから、児童生徒全員分のタブレット端末及び必要となる周辺機器を取得しようとするものでございます。  まず、議案第66号、小・中学校及び義務教育学校児童生徒用タブレット端末の取得につきまして、説明をさせていただきます。  取得しようとする物件は、レノボ社製のタブレット端末本体、1,460台でございます。このタブレット端末本体には、スカイメニュー基本版、授業支援ソフト、マイクロソフト365ライセンスGIGAバージョン、学びポケットが含まれております。  整備するのは市内の小学校及び義務教育学校前期課程9校と、市内中学校及び義務教育学校後期課程4校でございます。  取得予定価格は、6,568万5,400円でございます。  取得の相手方は、神戸市西区伊川谷町有瀬、日本電通株式会社神戸支店で、仮契約済みでございます。
     なお、今回の財産取得につきましては、全国の小中学校において一斉にタブレット端末を整備する状況にあるため可能な限り早い納期を確保することと、スケールメリットによる安価な取得を目指し、兵庫県の共同調達に参加したものでございます。  続きまして、議案第67号、小・中学校及び義務教育学校教育ICT機器等の取得につきまして、説明をさせていただきます。  取得しようとする物件は、児童生徒用タッチペン1,460本、マイクロソフト各種ライセンス1,460セット、児童生徒用タブレットSKY安心GIGA応用パッケージ1,460セット、ウイルス対策ソフト1式、教員用授業支援ソフト140セットでございます。  整備するのは、教育委員会と、市内の小学校及び義務教育学校前期課程9校と、市内中学校及び義務教育学校後期課程4校でございます。  取得予定価格につきましては、8,228万円でございます。  取得の相手方は、養父市八鹿町八鹿、株式会社パレットで、仮契約済みでございます。  詳細につきましては、お手元の資料に記載のとおりでございますので、御審議賜りまようよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。  これから質疑を行います。質疑は案件ごとに行います。  まず、議案第66号、小・中学校及び義務教育学校児童生徒用タブレット端末の取得についての質疑を行います。  質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) GIGAスクール構想で、タブレット端末を今回児童生徒全員にということなんですが、これは取得先、入札で落としたところの、これ、日本電通株式会社神戸支店ということですが、これはいわゆる電通というのか、広告業界トップの電通のことでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 今、津崎議員が言われています電通とは関係ないというふうに聞いております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 1点だけお伺いしたいのは、今仮契約でこれから本契約をするんですけれども、これをして、いつの時期に納入が可能なのか、お伺いをしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) この共同調達によりますタブレット端末につきましては、12月28日を納期限として契約を結ばせてもらう予定にいたしております。  なお、その後、議案第67号にありますICT機器、周辺機器を、ソフトであるとかそういったものをインストールしたりとかということをして学校のほうでは実際には使っていただけるような状態になるということでございます。機器につきましては、年末までに納入をしていただけるということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 次の議案になるんですけど、今ちょっと聞き漏らしたんですが、これのソフトは、次の議案で出てくるんですけれども、機器。 ◯議長(深澤  巧) それは次にして。案件ごとによって、よろしくお願いいたします。  ほかに質疑はございませんか。  9番、足立隆啓議員。 ◯議員(9番 足立 隆啓) 議案の第66号のタブレットの説明のところに、「Sky安心GIGAタブレット向けに最適化され、3年間利用できるブラウザ対応のシステムです」というふうな説明書きがしてあるんですけども、これは3年ごとに更新という意味ですか。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 今回導入しますタブレット端末に、基本パッケージということで、この3年間がついております。ただ、次の議案にあります応用パッケージということで5年間の利用ができるというものを導入するという予定をいたしております。 ◯議長(深澤  巧) 9番、足立隆啓議員。 ◯議員(9番 足立 隆啓) ということは、3年じゃなしに5年更新ということですか。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 5年間でソフトを更新するかとか、あと機器の更新も含めてなんですけども、それにつきましては、例えば小学校1年生から6年間、小学校の間使うとか、ちょっと今後いろんなケースが考えられると思いますので、今一概に5年で機器とかソフトを更新するというふうには考えておりません。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第66号の質疑を終結します。  次に、議案第67号、小・中学校及び義務教育学校教育ICT機器等の取得についての質疑を行います。  質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 議案第66号で、パソコンの本体は、タブレットの、12月の28日納期限で入るようですが、これに必要なソフトが今回の議案に出ておるんですが、これは12月28日に合わせて取得できる、納期限になっておるというふうに理解をしていいのかどうか。機械に合わせてソフトも28日に入ってくるのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 議案第67号の応用パッケージのソフトにつきましては、納入期限は3月の10日ということで契約を結ばせていただきたいと考えております。  12月28日までに端末が入ってきまして、それ以降ソフトを入れていただくという必要がございますので、3月10日というふうにしております。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) ちょっとよく理解ができなかったんですが、28日に本体が入ってくるんですよね。それから、実際には、それが入ってきたらソフトも順次入れてどっちもが使用できるというのが3月10日だというふうに理解をしていいのかどうか。3月の10日が納期限なので、それ以降じゃないと使えないのかどうか、お伺いしたいんですが。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 端末はこの株式会社電通神戸支店に納入をしてもらいます。その後、応用パッケージにつきましては、パレットさんがソフトは納入するということで、端末が入った後パレットさんが端末にソフトを入れるという時間が必要になってきます。  したがいまして、できるだけ早くインストールはしたいと思うんですけども、納期限として3月10日ということで考えているところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 再度、ちょっと私、理解ができないんですが、28日に本体が入ってきましたと。そうすると、それに必要なソフトですね、使えないわけですから。それは入ってきた直後に、3月10日なんていうまでにこのソフトは順次入れていくということで理解をしていいのかどうか。3月10日以降じゃないと学校は使えないということなのか。それまでに順次入れていって、全部出来上がるのが3月10日なのか。お伺いしたいです。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) すみません、説明が不十分だったかもしれませんが、3月10日までにソフトのインストールが終わるということでございます。できるだけ早くしたいと思いますので、順次使える分については使っていきたいというふうには考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 3月10日までにソフトを入れるということで、実際に使うのは4月以降かなと思うんですけど、その辺の予定は。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 先ほど申し上げましたとおり、できるだけ早くインストールをしてもらいまして、順次、年度内であっても使っていきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) タブレットを家庭にも持ち帰って使えるということで、学校の中では、どういうのか、Wi-Fiが学校で使えるということでしょうが、家庭に持ち帰って使う場合は家庭環境がWi-Fiの環境ではないような所もたくさんあると思うので、その辺の対策は何かあるんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) そういう環境が整っていない御家庭につきましては、夏以前ですか、補正でルーター整備を40台させていただきました。それで十分であるかというのはちょっとあれなんですけども、そういった市の持っているルーターとかも使いながら、家庭での遠隔授業とかする場合にはそういったものを活用していきたいというふうに思っております。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 財産取得ということで、タブレットと周辺機器を取得して、両方でまだ予算が余っとるんじゃないか。まだ実際にインストラクターか何かという部分の人がいるんだと思うんですけど、まだあと残っている事業、このGIGAスクールの関連で予算が、事業があると思うんですけど、その辺は何が残っているんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) このタブレット端末の整備のほかに、校内LANの整備等の工事がありますが、既に工事につきましては発注済みでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 先生も生徒も一遍にはすぐ使えないと思うんです。その辺の何か講習というか、研修みたいなのがあるんじゃないんですか。ここに費用は見てあるんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) このICT学習であるとか遠隔授業を進めるに当たって、先日の臨時議会でも補正予算を頂きました情報モラルといいますか、そういった、児童生徒もですけども、先生たちもそういった情報に対するモラルを高めてもらうというような費用は先日補正で組んでいただいたということになります。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第67号の質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第66号及び議案第67号の以上2件は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第66号及び議案第67号の以上2件は委員会への付託を省略することに決定しました。  これから討論及び採決を行います。討論及び採決は案件ごとに行います。  まず、議案第66号についての討論を行います。  討論はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第66号、小・中学校及び義務教育学校児童生徒用タブレット端末の取得についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第66号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第67号についての討論を行います。  討論はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第67号、小・中学校及び義務教育学校教育ICT機器等の取得についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。
     したがって、議案第67号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。                  午後1時54分休憩        ──────────────────────────────                  午後2時10分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。        ──────────────────────────────   日程第13 議案第68号から議案第71号 ◯議長(深澤  巧) 日程第13、議案第68号、令和2年度養父市一般会計補正予算(第5号)から、議案第71号、令和2年度養父市介護保険特別会計補正予算(第1号)までの以上4件を一括議題とします。  これから上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第68号、令和2年度養父市一般会計補正予算(第5号)から、議案第71号、令和2年度養父市介護保険特別会計補正予算(第1号)までの4件につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。  議案第68号、令和2年度養父市一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,827万7,000円を増額し、歳入歳出総額を244億8,606万7,000円とするものであります。  補正の主な内容ですが、コロナ禍の影響により、新しい生活様式に対応する経費の増額及びイベント中止等に関わる事業費の減額のほか、各種事業費の精査による補正などであります。  次に、議案第69号、令和2年度養父市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、建屋診療所施設勘定にあっては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15万円を増額し、歳入歳出総額を3,495万円とするものであります。大屋診療所施設勘定にあっては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ147万1,000円を増額し、歳入歳出総額を1億2,827万1,000円とするものであります。大屋歯科診療所施設勘定にあっては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ35万円を増額し、歳入歳出総額を5,105万円とするものであります。出合診療所施設勘定にあっては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ115万円を増額し、歳入歳出総額を8,855万円とするものであります。  補正の主な内容ですが、国の制度に基づく新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金に関わる経費を補正するもののほか、大屋診療所及び出合診療所にあっては、発熱外来用ユニットハウスの設置に関わる経費の補正などであります。  次に、議案第70号、令和2年度養父市養父歯科診療所特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ25万円を増額し、歳入歳出総額を5,775万円とするものであります。  主な補正の内容ですが、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金に関わる経費の補正であります。  次に、議案第71号、令和2年度養父市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,923万5,000円を増額し、歳入歳出総額を40億9,673万5,000円とするものであります。  主な補正の内容ですが、繰越金の確定と国・県補助金等の還付に関わる経費の補正であります。  詳細につきましては、それぞれ担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  井上経営企画部長。                〔経営企画部長補足説明〕 ◯経営企画部長(井上  剛) それでは、議案第68号、令和2年度養父市一般会計補正予算(第5号)につきまして、補足説明を行います。  今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が国の第2次補正予算を受けて拡充したことを踏まえ、本交付金を活用し、地域の実情に応じた施策を速やかに実行していく必要があるため、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策などの経費を追加するほか、感染症の影響を受けて中止または延期、規模縮小となったイベント開催経費の減額及び当面必要な経費などを措置するため補正予算を提案するものであります。  それでは、1ページを御覧いただきたいと思います。  第1条でございますが、歳入歳出予算の補正についてでございます。  第1項で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億3,827万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ244億8,606万7,000円とするものでございます。  第2項では、2ページ、3ページにありますけれども、第1表、歳入歳出予算補正によるものとしておるところでございます。  第2条でございますが、債務負担行為を追加するものでございます。  4ページの第2表、債務負担行為補正に記載しておりますが、広谷小学校屋内運動場屋根改修事業6,446万円を限度額に債務負担を設定するものでございます。  1ページに戻っていただきまして、3条でございますが、今回の補正に伴う地方債の補正となっておりますが、4ページの第3表、地方債補正に記載しておりますけれども、緊急浚渫推進事業債の限度額を増額するものでございます。  それでは、歳出予算から御説明をさせていただきたいと思います。  補正予算書と添付資料の事業一覧のほか、今回の補正の主な事業に係ります第2次養父市総合計画実施計画書も併せて御覧をいただければと思います。  まず最初に、12ページ、13ページを御覧いただきたいと思います。  1款議会費、1項1目の議会費の議員報酬等管理費を751万3,000円減額するものでございます。これは新型コロナウイルス感染症対策費用の一部に充てるため、さきの6月定例会におきまして議決のありました令和2年6月に支給される議員の期末手当の一部を削減するための改正条例に伴う減額分のほか、欠員による議員報酬等の減額などによるものでございます。  次に、2款総務費、1項1目の一般管理費でございますが、1,825万4,000円増額するものでございます。  主な内訳といたしましては、特別職人件費67万6,000円を減額するものでございます。これは令和2年6月に支給される市長等の期末手当の一部を削減し、新型コロナウイルス感染症対策費用の一部に充てるため6月議会定例会におきまして関係条例を改正したことに伴う減額分でございます。  次の一般管理事務費でございますが、479万8,000円を増額するものでございます。これは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、行政手続全般において接触リスクの低減を図ることを目的に、今回申請書への押印の見直しや電子メール申請などの可否を検討するため既存事務事業の調査、点検等に係る業務委託費などによるものでございます。  次に、情報ネットワーク管理費でございますが、1,312万2,000円を増額するものでございます。主なものといたしましては、庁舎における分散業務でありますとかオンライン会議の環境を整備するため、Wi-Fiのアクセスポイントを増設するための経費などでございます。  次に、個人番号カード活用促進事業費でございますけれども、9月から開始されますマイナポイント事業の周知及び設定支援等に係る会計年度任用職員の配置などの経費として101万円を追加するものでございます。  同じく、総務管理費の5目の財産管理費でございます。1,836万9,000円の増額となっておりますが、これは新型コロナウイルス感染症対策として接触リスクを下げ衛生環境の改善を図るため、庁舎内の手洗い等の非接触型自動水洗への変更と、トイレの洋式化の経費を増額するものでございます。  このほか、総務費では、県版地域おこし協力隊の増員に伴う増額のほか、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、令和3年度に開催を延期するせきのみや子ども歌舞伎や木彫フォークアートおおやの関係経費の減額を行っております。  続きまして、14ページ、15ページをお開きください。  4款衛生費、1項1目の保健衛生総務費の自宅完結型インフルエンザオンライン診療実証事業費を370万円追加するものでございます。これは養父市が内閣府に提案をしております自宅完結型インフルエンザオンライン診療の実証事業に係る経費となっております。  次のページ、16ページ、17ページを御覧いただきたいと思います。6款農林水産業費でございます。1項5目の農地費を2,325万円増額するものでございます。これは市管理農道、6路線でございますが、それらの市管理農道の側溝清掃、また除草作業、舗装修繕に係ります経費のほか、頭首工の護床ブロック予防保全工事費の増額によるものでございます。  次に、7款商工費でございます。2項2目の観光振興費の観光宣伝費を1億1,725万円増額するものでございます。  主なものといたしましては、スキー場の人工造雪機導入でありますとか、グリーンシーズンを見据えた設備の導入に係ります支援のほか、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、入込み客数が減少している観光地の誘客支援に係る補助金の追加などによるものでございます。  同じく観光費の3目観光施設費の八鹿温泉施設管理費でございますが、2,167万7,000円増額するものでございます。八鹿温泉施設、とがやま温泉天女の湯については、令和2年11月30日に指定管理期間が満了となることから指定管理者を募集しておりましたが、応募がなかったことから、本年12月から来年3月末までの運営方法を直営に変更し、併せて一部の業務を委託するための経費を増額するものでございます。  続きまして、8款土木費、2項2目の道路橋りょう維持費を1,223万円増額するものでございます。これは、市道、12路線でございますが、市道の側溝舗装修繕等のための増額の費用でございます。  続きまして、18ページ、19ページを御覧ください。同じく土木費で、3項2目の河川維持費を1,050万円増額するものでございます。これは普通河川、石原川改修工事実施のための測量設計業務の追加、及び5つの普通河川のしゅんせつ工事費の増額によるものでございます。  続いて、9款消防費、1項3目の災害対策費を1,358万9,000円増額するものでございます。これは避難所における新型コロナウイルス感染症の対策として指定緊急避難所用に段ボール間仕切りを350組、指定避難所用に簡易間仕切りと避難ベッドを各400組整備する経費などとなっております。  次に、10款教育費、2項2目の小学校教育振興費を621万3,000円増額するものでございます。これは児童の学びの保障のため、放課後における補充学習指導員及び英語教育支援サポーターの増員経費のほか、感染症対策に係る備品購入費、感染症対策をサポートするスタッフの追加配置の経費などとなっております。  同じく、小学校費の3目、小学校建設費を339万円増額するものでございます。これは雨漏りが発生しております広谷小学校屋内運動場の屋根改修工事に係ります設計委託料を増額するものでございます。  次に、3項中学校費の2目中学校教育振興費を251万4,000円増額するものでございます。これは中学校における感染症対策と生徒の学習保障の充実を図るため、感染症対策のサポートスタッフの追加配置と放課後における補充学習指導員の配置の経費などとなっております。  次のページ、20ページ、21ページを御覧ください。教育費の4項2目文化会館・ホール運営費を1,061万8,000円増額するものでございます。主な内容といたしましては、おおやホールの空調設備及び非常用発電機の電圧調整器に不具合が生じたことに伴う改修経費などの補正、並びにビバホール、おおやホールの小便器、洗面手洗いを非接触型自動水洗に変えるための経費の増額などとなっております。  歳出の説明につきましては以上とさせていただきまして、歳入につきまして説明をさせていただきますので、8ページ、9ページを御覧いただきたいと思います。  14款の使用料及び手数料、1項5目の商工費使用料として、12月から運営方式を直営に変更するとがやま温泉入浴料を1,980万円追加するものでございます。  15款の国庫支出金、2項1目総務費国庫補助金として、新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金を増額するもので、新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金の第2次分として5億4,260万8,000円が本市に交付されることとなりましたが、この臨時交付金のうち今回の補正予算の財源といたしまして3億7,716万5,000円を予算措置するものでございます。  そのほかの国庫支出金及び16款の県支出金は、歳出予算で説明をいたしました事業の財源として補助金等の補正となっておるところでございます。  次のページ、10ページ、11ページを御覧ください。  19款繰入金、1項2目の財政調整基金繰入金でございます。これまで新型コロナウイルス感染症の対策経費といたしまして財政調整基金から8億4,322万1,000円を繰り入れることとしておりましたが、他の財源が確保できたことからこのうち2億2,100万円を繰入れしないこととするための補正となっております。  以上で、歳入につきましての説明を終わりたいと思います。簡単ではございますが、議案第68号の補足説明とさせていただきますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 小井塚健康福祉部長。                〔健康福祉部長補足説明〕 ◯健康福祉部長(小井塚 裕二) それでは、議案第69号、令和2年度養父市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の補足説明をさせていただきます。  建屋診療所施設勘定でございます。まず、1ページを御覧ください。  第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,495万円とするものでございます。この補正につきましては、診療所で働きます医療従事者や職員に対し給付されます新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金として増額をしております。  4ページ、5ページをお開きください。  上段の歳入におきまして、5款県支出金、1項県補助金に、また歳出におきましては1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費にそれぞれ職員3人分の慰労金としまして15万円を増額しております。  続きまして、大屋診療所施設勘定でございます。1ページを御覧ください。  第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ147万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ1億2,827万1,000円とするものでございます。こちらも同様に慰労金を含めました新型コロナウイルス感染症への対応に係る経費と公立八鹿病院からの医師派遣に伴う負担金の増額補正でございます。  4ページ、5ページをお開きください。  まず、歳入におきまして3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金として112万1,000円を、5款県支出金、1項県補助金、2目新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金としまして35万円を増額しております。  下段の歳出でございますが、1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費に職員7人分の慰労金35万円、また派遣医師負担金として17万1,000円、このほか発熱患者診察用のコンテナハウス設置に係る経費を増額しております。  続きまして、大屋歯科診療所施設勘定でございます。1ページを御覧ください。  第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ35万円を追加し、歳入歳出それぞれ5,105万円とするものでございます。こちらも新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金として増額しているものでございます。  4ページ、5ページをお開きください。  歳入でございますが、5款県支出金、1項県補助金に、また、歳出におきまして、1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費にそれぞれ職員7人分の35万円の慰労金を増額してございます。  続きまして、出合診療所施設勘定でございます。1ページを御覧ください。  第1条でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ115万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,855万円とするものでございます。こちらも同様に慰労金を含めました新型コロナウイルス感染症への対応に関する経費の補正でございます。  4ページ、5ページをお開きください。  歳入におきまして、3款繰入金、2項他会計繰入金、1目一般会計繰入金として95万円を増額します。また、5款県支出金、1項県補助金、1目新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金としまして20万円を増額しております。  歳出でございますが、1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費に職員4人分の慰労金20万円と、発熱患者診察用のコンテナハウス設置に係ります経費を増額してございます。  続きまして、議案第70号、令和2年度養父市養父歯科診療所特別会計補正予算(第1号)のほうの補足説明をさせていただきます。  まず、1ページを御覧ください。第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ25万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,775万円とするものでございます。こちらも新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金の増額でございます。  4ページ、5ページをお開きください。  歳入におきまして、5款県支出金、1項県補助金、また歳出におきましては1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費にそれぞれ職員5人分の25万円を増額してございます。  補足説明の部分は以上でございます。  続きまして、議案第71号、令和2年度養父市介護保険特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  1ページを御覧ください。  第1条ですが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,923万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億9,673万5,000円とするものでございます。  それでは、4ページ、5ページをお開きください。  歳入でございますが、介護給付費地域支援事業の負担金及び交付金の確定に伴いまして、4款支払基金交付金、1項支払基金交付金428万円を増額するものでございます。  また、8款繰越金、1項繰越金については、令和元年度の繰越金の確定によりまして7,495万5,000円増額するものでございます。  次に、歳出でございますが、同様に介護給付費地域支援事業の負担金及び交付金等の確定に伴いまして、5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金3,869万6,000円増額するものでございます。また、6款予備費、1項予備費4,053万9,000円につきましては、歳入歳出の差額を予備費として計上するものでございます。  補足説明につきましては以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。
     これから、質疑を行います。質疑は案件ごとに行います。  まず、議案第68号、令和2年度養父市一般会計補正予算(第5号)についての質疑を行います。  質疑はございませんか。  5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 補正予算(第5号)で、事業一覧のところで聞かせていただきます。  初めに、総務費のところで一般管理事務費であります。「行政手続における電子申請の導入に向けた調査検討を実施」とありますが、調査と検討はいつまでされるのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) ただいま御質問でございますけれども、今回の経費につきましては本年度の経費となっておりますが、その調査の結果を踏まえまして、次年度以降どの程度まで電子申請ができるのか、また、1,200件近く法令がありますので、例規の改正が必要なのか、そういったことの検討に次年度以降入っていきたいと考えております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 国が目指している方向と同じということで理解しておいていいのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 大きい意味では国の目指している方向と合っていると思っておりますが、どこまで国が目指しているところまで養父市でできるかはこれから検討していきたいと考えております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 次に、民生費であります。民生費の認定こども園の運営事業費で、「他市の保育園への入所希望者が増加」とありますが、その要因とか調査はされておられますか。お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 他市の保育所への入所希望者が予算では3人の予定でございましたけども、現在9人に増えたということで、やはり勤務先に近いとかというそういったことがあるように聞いております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) それから、教育費であります。小学校教育振興事業費と中学校教育振興事業費、両方に「感染症対策等の備品」というふうに書いてありますけれども、これまでに児童に対して冷感タオル、携帯用ボトル等、それから可動式フェイスシールドというのを全児童生徒に配付していますが、それ以上の何を備品として購入するのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 今回備品の購入で補正予算をさせていただいている分につきましては、全児童生徒に配付するという計画のものではなくて、各学校において感染症対策であるとか熱中症対策に必要な備品を購入していただくということでございます。  具体的には、教室に大きなテレビですね、モニターを置いて最近は授業をしているわけですけども、クラスを分けるとかというようなことでモニターが新しく必要になるとか、あと、サーキュレーターも予定していたよりもやはり増やすとかというようなことで、各校で感染症対策に使っていただく備品ということでございます。  なお、当初県の補助が1校100万円ということで来ていたわけですけども、それが200万円に増額されているということもありまして、今回そういった財源を利用させていただいて、必要な備品を購入させていただくということでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 今回もコロナ関連で予算をしとるわけですが、この間の全員協議会でもちょっと質問して資料も頂いたんですが、財政調整基金と国からもらっている5億4,000万円の交付金の関係の資料も頂いとるんですが、4月の臨時会に市長が25億円ほどの財政調整基金のうち10億円ほどコロナ対策に使いたいということで、これまで8億4,000万円ほど予算的にはするわけですが、結局のところ、今回の補正も含めて財政調整基金は幾ら使うのか。25億円でこの補正が済んだら幾ら残るのかということをお聞きしたい。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) ただいまの御質問でございますけれども、補正の1号から4号までということで、先ほど議員がおっしゃいました約8億4,000万円程度の財政調整基金を財源として補正予算を計上しておりましたけれども、今回5号補正で2億2,100万円を戻したというか、繰り出さないということにしましたので、財政調整基金としては、今の予算ベース上では6億2,200万円程度を財政調整基金に財源を求めております。ですので、25億円から6億2,000万円程度を引いたところという数字が予算上での財政調整基金の残となりますが、これはまた、御存じのとおり、決算に向けて幾らになるかということでまた若干変わってくるということで御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) では、8億4,000万円ほどが6億2,000万円ほどになったということで、2億2,000万円ほど交付金を補充とするようなことでいいんだと思います。  いいんですね。 ◯議長(深澤  巧) 井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 今回の5号補正では、先ほども説明させていただきました国の交付金2次分ということで3億7,700万円を財源充当したというようなことから、2億2,100万円の財政調整基金を取り下げたといいますか、出すのを取りやめたという予算としておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) ちょっと財政調整基金の財源について心配だったので質問させてもらいました。  次の質問に移ります。  事業一覧に出ておりますが、事業一覧で2ページになります。農林水産業費ということで、一番上に出ていますが、6款1項3目、有害鳥獣防護対策事業費ということで、備考欄を見ますと、さつきコートの外構フェンス等解体工事を実施するということですが、170万円ほどの財源で、これ、さつきコートはテニスコートとして、現在は使われていないようですが、何か一部使っている方があったとは思うんですが、これ、フェンスを全部外してしまうということなんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) さつきコートに関しましては、既に市の財産から外すということは決定をしてございまして、先般、このさつきコートの敷地を別の用途に使う意図があるかということで公募をさせていただいたところでございます。  ですが、残念ながら公募に応募される方がいらっしゃいませんで、市のほうから以前からジビエの関係で鹿肉の解体加工施設を探しておられた宝塚ジビエ工房さんにお話をさせていただいたところ、ぜひとも使わせてほしいというようなお話がございました。それを踏まえまして、ただ、さつきコートの面積全てを使うというのはちょっと広過ぎるということで、分筆をした上でそこの売払いということをさせていただくということで、今話を進めているところでございます。  その辺りを踏まえまして、分筆をして、更地に戻すという観点から、さつきコートの外構フェンス等を外して、今般解体の工事を実施するということで予算を計上させていただいたものでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 用途は廃止したというか、まだテニスコートを使っておられる方がおったとは思うので、その辺の方の意見は聞いていないんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 平成30年のときに廃止ということを決定してございまして、その後、処分の方法が決まるまで任意の形で御使用いただくことは差し支えないですよということでお話をさせていただいてございました。それに関しましては、今般、この処分をするに当たってお話をさせていただいておりまして、それに関しては了解をいただいているというふうに認識をしてございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 分かりました。  それから、同じページの商工費で、先ほどちょっと説明がありましたが、実施計画書にも出ておりますが、観光宣伝費ということで1億1,725万円ということで、1つは大屋スキー場の人工造雪機に対する支援ということですが、もう一つちょっと漠然としている観光地誘客促進事業費補助金の新設ということがありますが、これ、5,000万円の予算でということですが、5件をめどということなんですが、これの具体的な内容があるのか。手を挙げた方の事業内容ということなんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 基本的には公募の形を取らせていただいて、誘客を進めるに当たって必要なインフラ整備等に関しまして支援をさせていただくことを考えてございます。  事前の段階で、まだ決め打ちをするわけではございませんが、幾つかの団体からこういった整備をしたいんだけどというような相談を受けているものもございますので、それを確約するものではもちろんございませんが、こういったことに使えるような仕組みとしてつくっているものでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 実施計画書は1つのページに出とるので、1つはスキー場の人工造雪機ということで、同じページに出とるのは、これはどういうか、観光地誘客事業というのはスキー場関係というか、高原関係ということが対象に限定されるんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 漆畑産業環境部長。 ◯産業環境部長(漆畑 貴俊) 実施計画書、確かに1つにまとめてはおりますが、必ずしもスキー場だけに限ったものではございません。  すみません、確かに事業の目的のところ、スキー場利用者等という形で紛らわしくなっているかもしれませんが、「等」とあるとおり、スキー場だけを対象にするものではなくて、養父市の観光なり誘客を促進するためのものであれば使用可能ということにしたいというふうに考えてございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 同じページに、土木費、8款2項3目ですか、道路橋りょう整備事業費、単独ということで600万円の減額というのか、内容は県道門野バイパス事業の進捗状況によって市道門野臨向寺線の測量設計業務を、来年度、令和3年度に延期することによる委託料の減額ということが出とるんですが、地元の南谷の方、大屋町の方の期成同盟もあります。昔から期待されとるバイパスの事業なんですが、これ、来年度に1年延期するということは何か原因があるのか。まず、それから。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。 ◯まち整備部長(加藤  忠) 接続する市道のほうの計画を延期するだけでございまして、県道のバイパス自体の計画は現在順調に進んでおります。  その県道の進捗状況に合わせまして市のほうの計画のほうがもう少し、来年でもといいますか、今年してもまだ県のほうが進んでいないところもあったりしますので、そちらのほうを合わせるために今年度市の接続道路のほうの予算を来年度に延ばすということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) ということは、別に工事の延期とか時期が1年延びるとか、そういうことには影響しないということですか。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。 ◯まち整備部長(加藤  忠) 最終的には、県道の門野バイパスのほうの整備に合わせながら市道のほうも整備を進めていく予定になっております。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 順調に着工とか準備が進んどるという状況で、1年市道の部分を延期したからその分また1年延期になるのかならないのかということを聞きたいんです。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。 ◯まち整備部長(加藤  忠) 県道の工事の部分につきましては順調に進んでおりますので、今のところ決して遅れるような話は聞いておりません。ただ、市のほうの接続する道路の部分についての予定が少し、1年先送りするようになるというだけでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) それから、実施計画書の7ページですけど、事業一覧では3ページにあります教育費のところで、おおやホールとビバホールの工事のことなんです。10款4項に文化会館・ホール管理費ということで、1,461万8,000円ということが上がっています。これ、おおやホールの分についての修繕費が大半なんですが、おおやホールの空調設備の工事、発電機の工事ということで1,300万円ほどの分だと思いますが、これ、修繕工事をするのに大分期間がかかるとは思うんですが、この間については使えない、閉館にするような計画なんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 本間市民生活部長。 ◯市民生活部長(本間 孝子) 文化会館ホール管理費1,461万8,000円のうち、おおやホールの空調設備に不具合が生じまして、機器納入しましてから26年を経過しておりまして、修理ができないということで更新をするものでございます。この予算が1,311万4,000円ということでございますけれども、利用者の方になるべく迷惑をかけないような形で工事は進めてまいりたいというふうに考えております。  どのぐらい会館を閉鎖する必要があるのかといったあたりにつきましては、今後設計なりをする中で決定していく事項であると考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 1点だけお伺いしたいと思いますが、予算書の21ページですね。教育費。これの関係で、おおやホール、それからビバホールでありますとか、それから公民館関係には、これはコロナの関連の工事をなされるんじゃないかと思っておりますが、手洗い器の自動水洗をするとか、それから小便器の自動洗浄装置を取り付けるとかということが今回上がってきておるわけですが、教育委員会関係、小学校関係でありますとか、それから体育館関係でありますとか、こういうものにつきましては、ここに上がっておりますような改修計画はあるのかないのか。もう既に整備されておるからこの公民館費と文化ホールの管理費で全て完了するようになっておるのか。今後の計画はあるのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 学校のそういった関係につきましては、昨年度長寿命化計画を調査いたしておりまして、今年度長寿命化計画を立てるということもありますので、その中でそういった修繕の必要がある箇所については予算化を図っていきたいと考えております。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 長寿命化計画の中で、このコロナに対しては終息が見通せないわけでございますので、来年度の計画に上がってくれば解消可能じゃないかと思いますが、他の施設ですね。体育館でありますとか、それから都市公園施設でありますとか、そういう公の施設はどのような考え方でいくんでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 質問議員に注意します。  議案の範囲を少し超えとるように思います。  答弁のほうは準備できますでしょうか。  河邊教育部長。 ◯教育部長(河邊 正人) 先ほど学校のほうに長寿命化計画とか申しましたけども、例えば手洗いの箇所が少ない学校であるとかは今年箇所を増やすとかという対応をしているところでございますし、そういった教育委員会関係のほかの施設につきましても、今後検討をしていきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第68号の質疑を終結します。  次に、議案第69号、令和2年度養父市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について質疑を行います。  質疑はございませんか。  5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 1点だけお伺いしたいのが、今回出合診療所と大屋診療所に発熱対応のコンテナハウスの設置ということで21万2,000円と工事費72万8,000円が上がっていますけれども、これの設置期間というんですか、冬季だけだと思うんですけれども、いつからいつまでの設置になるのかお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 小井塚健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(小井塚 裕二) ただいまの御質問ですけれども、現在のところ、この補正が可決をいただきましたら、10月から3月の間はこの予算で対応していきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) それから、発熱対応ということで新型感染症対策等の備品なんかはそのコンテナハウスには必要はないのですかね。予算に上がっていないので。ハウスだけ設置して、あとのコロナ対応の備品とかは置かないというふうに認めていいのか。  この時期ですとそういった感染症対策の備品の購入もあって当たり前だと思うんですけれども、その辺どのように受け止めたらいいのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 小井塚健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(小井塚 裕二) 備品関係につきましては、現在既存のものなども活用しながらというところでございます。
     また、予算のほうには上げておりますが、具体的に申し上げますと、発熱外来という形になりますので、外で当然ながら患者様をお受けしまして、その後、ここにはワイヤレスのインターホンを設置する予定をしております。ここで診察を行った後、例えば薬ですとか事務的な手続の関係ですとか、これは既存の事務所のほうとやり取りをするということでございます。そうしたことから、できる限り患者さんと、それから医療スタッフが接触をしないという環境も整えていくという形を想定しておるところでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第69号の質疑を終結します。  次に、議案第70号、令和2年度養父市養父歯科診療所特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。  質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第70号の質疑を終結します。  次に、議案第71号、令和2年度養父市介護保険特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。  質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第71号の質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第68号から議案第71号までの以上4件は、会議規則第38条第1項の規定により、予算特別委員会に付託します。  暫時休憩します。                  午後3時01分休憩        ──────────────────────────────                  午後3時14分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。  休憩前に引き続き、会議を開きます。        ──────────────────────────────   日程第14 報告第9号 ◯議長(深澤  巧) 日程第14、報告第9号、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についての報告を受けます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 報告第9号、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。  詳細につきましては担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  井上経営企画部長。                〔経営企画部長補足説明〕 ◯経営企画部長(井上  剛) それでは、報告議案第9号、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告につきまして、補足説明を申し上げます。  この健全化判断比率は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、また、資金不足比率につきましては、同法第22条第1項の規定により監査委員の審査に付し、その意見をつけて議会に報告するものでございます。  それでは、健全化判断比率等に係ります審査意見書と併せて御覧いただければと思います。  まず、1)健全化判断比率の表を御覧いただきたいと思います。  表頭の早期健全化基準及び財政再生基準欄には、それぞれの比率の基準を記載しておりますが、区分欄の4指標のいずれかの比率がその基準を超えますと、財政健全化団体または財政再生団体となり、財政健全化計画または財政再生計画を作成しなければなりません。令和元年度決算では、いずれの指標とも早期健全化基準及び財政再生基準を下回っております。  それでは、それぞれの指標について説明をいたします。  まず、実質赤字比率でございますが、一般会計と一般会計等に属する特別会計の養父歯科診療所特別会計の2会計間で重複する繰出金、繰入金の調整を行い1つの会計とした、いわゆる仮想会計であります普通会計の赤字の程度を指標化したもので、実質赤字額は生じておりませんので、ハイフンで表示をしておるところでございます。  次に、連結実質赤字比率でございます。これは一般会計のほか企業会計を含む全ての特別会計、令和元年度では7会計を連結して実質赤字の程度を指標化したもので、これにつきましても連結実質赤字額が生じておりませんので、ハイフンで表示しております。  次に、実質公債費比率でございます。実質公債費比率は、市の一般会計のほか企業会計を含む全ての特別会計、及び市が加入しています一部事務組合に係る借入金の返済額が市税や地方交付税などの収入に対しての割合を算出し財政の硬直化の程度を示したもので、令和元年度が5.6%となり、前年度より0.3ポイント改善しております。これは長期債の繰上償還の実施や新規地方債の発行抑制により公債費が減少していることが主な要因となっております。  次に、将来負担比率についてでございます。将来負担比率は、市の全ての会計、市が加入している一部事務組合の借入金残高のうち、一般会計で負担すべき額やPFI事業に係るサービス対価、また、職員の退職金の負担見込額など、将来にわたって支払っていく可能性がある負担額等を現時点で指標化したもので、令和元年度も将来負担比率が生じていないため、ハイフンで表示しております。これは、実質公債費比率と同様に、繰上償還の実施でありますとか地方債の新規発行総額の抑制による地方債残高の減少のほか、基金残高などの充当可能財源の増額が主な要因となっております。  次に、2)の資金不足比率の表を御覧ください。  資金不足比率は、公営企業会計の資金不足を事業規模である料金収入の規模と比較して指標化したものです。公営企業会計の水道事業会計、下水道事業会計ともに資金不足は生じていないため、ハイフンで表示しております。  次のページには、監査委員の個別意見等が記載されておりますので、後ほど御覧いただければと思います。別冊でございますが、ついとると思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で、報告第9号につきましての補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、報告は終わりました。  この際、質疑を行います。  質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  以上で、報告第9号の報告を終わります。        ──────────────────────────────   日程第15 認定第1号から認定第7号 ◯議長(深澤  巧) 日程第15、認定第1号、令和元年度養父市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号、令和元年度養父市下水道事業会計決算認定についてまでの以上7件を一括議題とします。  これから上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 認定第1号から認定第7号までの7件は、令和元年度の決算認定でございますので、一括して提案理由の説明をいたします。  認定を求めます案件は、一般会計、特別会計及び公営企業会計合わせて7件となっております。  一般会計、特別会計、公営企業会計ともに令和2年6月25日から同8月4日までの間、監査委員の審査を受け、去る8月6日付で決算審査意見書の提出をいただいたところでございます。  令和元年度歳入歳出決算書に、地方自治法第233条第5項の規定に基づく報告書及び監査委員から提出のありました決算審査意見書を添えて、認定第1号から認定第5号までの5件は地方自治法第233条第3項の規定により、認定第6号及び認定第7号は地方公営企業法第30条第4項の規定により、それぞれ議会の認定を求めるものであります。  詳細につきましてはそれぞれ担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  井上経営企画部長。                〔経営企画部長補足説明〕 ◯経営企画部長(井上  剛) それでは、認定第1号、令和元年度養父市一般会計歳入歳出決算認定について補足説明をいたします。これから説明します内容につきましては、配付しております令和元年度地方自治法第233条第5項の規定に基づく報告書に記載しておりますので、そちらを御覧いただければと思います。  まず、別冊の報告書の5ページでございますが、令和元年度の一般会計及び特別会計の決算状況につきまして掲載をしております。決算状況は、一般会計及び4特別会計の全ての会計で黒字決算となったところでございます。  それでは、1ページにお戻りいただければと思います。一般会計の決算状況でございます。歳入が188億2,718万7,000円、歳出が179億107万2,000円で、翌年度への繰越財源1億9,095万2,000円を除いた実質収支は7億3,516万3,000円の黒字となり、前年度と比べ3,432万5,000円、率にしまして4.9%の増額となったところでございます。このうち、実質収支のうち、地方自治法第233条の2及び地方財政法第7条の規定に基づきまして、財政調整基金に3億7,000万円を積み立てております。令和元年度一般会計の現年予算につきましては、当初現年予算額は177億7,000万円でございましたが、最終現年予算額は182億5,900万円と、当初予算と比較して4億8,900万円の増となったところでございます。これは、文化会館等建設事業費が3億6,300万円減額となりましたが、創生基金への積立金3億5,000万円、また、ふるさと納税である「元気な養父づくり応援寄附金」の増額に伴う基金積立金や推進経費2億1,400万円、また、養父公民館空調設備やビバホール照明設備更新事業1億2,100万円などの補正により予算が増額となったものでございます。このうち橋りょう長寿命化対策事業でありますとか通学路安全対策事業などの道路橋りょう補修事業2億3,500万円でありますとか、道路橋りょう新設改良事業1億1,500万円、またGIGAスクール構想に係る児童生徒1人1台タブレット整備事業8,100万円など14事業、総計5億4,600万円につきましては令和2年度へ繰越しとしております。  歳入の総額につきましては、前年度に比べ1,000万円、率にして0.1%の減額の188億2,700万円でありました。これは、平成30年7月豪雨及び台風24号に係る災害復旧費補助金1億4,800万円、また、元気な養父づくり応援寄附金1億4,100万円、幼児教育等の無償化に係る子ども・子育て支援臨時交付金4,800万円などが増額となりましたが、文化会館等建設事業費や臨時財政対策債の減額などにより市債が4億100万円、地方交付税が普通交付税の合併算定替えの段階的縮減、9割削減でございましたが、などによりまして1億7,100万円の減額となったことなどによるものでございます。歳入の構成割合を見ますと、自主財源の比率は市税が12.9%、使用料等のその他が12.9%で自主財源の比率は全体の25.8%と低い状況は変わらず、財政力指数も0.233と兵庫県下全市町の中で最も低い数値となっております。一方、依存財源であります地方交付税が49.9%と最も高く、次に国・県支出金が14.7%、市債が5.7%など全体の74.2%を占めており、国の施策等に大きな影響を受けやすい構造、財政体質は変わっていない状況でございます。  次に、2ページの歳出でございます。歳出の総額は179億100万円で、前年度に比べ1億5,800万円の減額となっております。この主な要因は、創生基金や元気な養父づくり応援基金などの基金積立が2億8,200万円、私立認定こども園等運営事業費が1億500万円、道路橋りょう整備補修事業費が1億1,600万円の増額となったものの、文化会館等建設事業費が3億5,700万円、新規地方債の発行抑制等により元利償還金が2億2,900万円、水道事業会計で実施した繰上償還の減などにより水道事業会計繰出金が1億8,900万円の減額となったことなどによるものでございます。  一般会計の歳出決算を款別、目的別に見ますと、3ページの中段の表を御覧いただければと思いますが、民生費が44億8,500万円で、歳出全体の25.1%と最も多くを占めており、次いで総務費が29億4,400万円で16.4%、衛生費が19億8,600万円で11.1%、公債費が17億5,700万円で9.8%、教育費が16億900万円で9%の順でありました。また、普通会計での歳出を性質別に見ますと、次のページ、4ページ上段の表のとおりとなっておりまして、人件費、扶助費及び公債費を合わせた義務的経費が2億1,700万円減額となり62億9,800万円となったものの、歳出の35.2%を占めております。投資的経費は、文化会館等建設事業費や平成30年7月豪雨及び台風24号に係る災害復旧費が減額となったものの、私立認定こども園整備事業補助金の増や養父公民館空調設備更新事業、ビバホール照明設備更新事業の実施などにより7,900万円増額の20億6,600万円となりました。  次に、市債の推移についてでございます。ちょっと飛びますが、34ページの表を御覧いただければと思います。このグラフにつきましては、平成16年度以降の市債発行額と市債残高及び償還元金の推移状況をグラフにしたものでございます。一般会計の令和元年度末市債残高は156億8,500万円となり、前年度より5億6,500万円減少しています。平成17年度の起債残高376億5,500万円をピークに毎年減少しており、市債残高はピーク時の4割近くまで減少をしておるところでございます。  続きまして、ちょっと飛びますが、223ページを御覧いただきたいと思います。これは一般会計、企業会計、合わせました全会計の地方債の状況でございます。全会計で令和元年度末残高は前年度より17億8,499万6,000円減少し、272億5,550万4,000円となっております。  次に、基金の状況でございます。次のページの224ページを御覧いただきたいと思います。一般会計に属します基金は財政調整基金、減債基金のほか特定目的基金は、森林環境譲与税を財源とした森林経営管理基金を新設したことから11の特定目的基金となり、令和元年度末残高は前年度より11億6,933万6,000円増額の総額152億534万2,000円となりました。  4ページにお戻りいただきたいと思いますが、4ページの下段の表でございます。平成25年度以降の毎年度の財政指標の状況の推移を記載しております。経常収支比率は89.2%と0.4ポイント改善し、財政健全化判断比率につきましては、先ほど報告第9号で報告しましたように、実質公債費比率は元利償還金の減などにより前年度より0.3ポイント改善し5.6%となりました。合併算定替え加算による普通交付税額は平成27年度から段階的に減額されており、令和元年度は基準財政需要額の縮減率が90%で、令和元年度算定では、18ページの中段、交付税の欄で書いておりますけれども、合併算定替え縮減額は8億1,757万9,000円となり、前年度と比べまして1億9,186万7,000円さらに減額となりました。令和2年度からは合併算定替え加算が終了となり養父市一本算定となることから、より一層の歳出の効率化が必要となっております。さらには、老朽化が進む公共施設、インフラの長寿命化対策は、長い将来にわたり多額の財政が必要となることから、効率的、効果的な行政施策の展開と、健全な財政運営を構築していくことが重要な課題であると考えておるところでございます。  次に、35ページを御覧いただきたいと思います。一般会計におけます未収入の状況でございます。令和元年度では1億9,516万9,000円と、前年度より46万4,000円の微減となっておるところでございます。公平負担の原則から今後も担当部署が連携してあらゆる対策による徴収に努め、未収金を増やさないようにしなければならないと考えております。  37ページ以降には令和元年度に行いました事業の概要、成果等につきまして、項目ごと、事業ごとにまとめ報告をしておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、決算書の7ページをお開きいただきたいと思います。別冊の決算書の7ページでございます。認定1号、令和元年度養父市一般会計歳入歳出決算は、歳入総額が188億2,718万7,294円、歳出総額が179億107万1,885円で、歳入歳出差引残額は9億2,611万5,409円となり、地方自治法及び地方財政法の規定に基づき、3億7,000万円を財政調整基金に積み立てたため、翌年度への繰越金は5億5,611万5,409円となっております。  以上で、認定第1号につきましての補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 小井塚健康福祉部長。                〔健康福祉部長補足説明〕 ◯健康福祉部長(小井塚 裕二) それでは、認定第2号、令和元年度養父市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、補足説明をさせていただきます。  まず、事業勘定でございますが、決算書は209ページから230ページまで、報告書は227ページから232ページまでとなってございます。  それでは、報告書の227ページを御覧ください。上から3行目でございます。国民健康保険への加入状況ですが、年間平均3,354世帯が加入され、前年度比2.6%の減となってございます。一般被保険者数は5,371人、前年度比2.8%の減、退職被保険者数は12人、前年度比84.0%の減、介護保険2号被保険者数は1,620人で前年度比8.3%の減となってございます。  次に、決算書の主な項目について御説明させていただきます。  まず、歳入でございます。決算書の214ページ、215ページを御覧ください。1款国民健康保険税の収納額は、前年度比6.0%減の総額4億5,401万1,000円となっており、歳入全体の15.3%を占めている状況でございます。3款県支出金は、保険給付費等交付金として22億3,823万5,000円となっており、保険給付費としての普通交付金が主なものでございます。216ページ、217ページを御覧ください。5款繰入金は2億3,174万5,000円で、主に一般会計からの繰入れとなってございますが、令和元年度は給付費準備基金から2,200万円を繰り入れた形となってございます。  次に、歳出でございますが、220ページ、221ページを御覧ください。1款総務費の3,147万5,000円は、主に職員4名の人件費と事務経費でございます。2款保険給付費の21億36万6,000円は、入院、外来、調剤等の医療費で、前年度比2.2%の減となっており、歳出全体の71.7%を占めている状況でございます。224ページ、225ページを御覧ください。3款国民健康保険事業費納付金は、県が適切な国保事業運営を行うための必要な経費を各市町が負担するもので、7億1,198万9,000円を支出しており、歳出全体の24.3%となってございます。  230ページの実質収支に関する調書を御覧ください。歳入総額29億6,197万5,000円、歳出総額29億2,816万7,000円で、歳入歳出差引額3,380万8,000円の黒字となってございます。地方自治法第233条の2の規定に基づきまして、1,700万円を基金に積み立ててございます。  次に、各診療所施設勘定について御説明申し上げます。建屋診療所施設勘定でございます。決算書は231ページから240ページまで、報告書は233ページとなってございます。  決算書の234ページ、235ページを御覧ください。建屋診療所は、平成30年度から医師1名、看護師1名、事務職1名を大谷診療所と兼任し、週3日の運営体制としてございます。  歳入の1款診療収入につきましては、642万5,000円で、前年比7%の増となってございます。3款繰入金につきましては、事業勘定と一般会計から1,384万4,000円を繰り入れており、前年比9.5%の減となってございます。  236ページ、237ページを御覧ください。歳出の1款総務費は、人件費及び施設管理費で2,819万4,000円の支出となってございます。また、2款医業費は289万5,000円の支出となっています。  240ページの実質収支に関する調書でございますが、歳入歳出ともに3,108万9,000円で差引きゼロとしてございます。  次に、大屋診療所施設勘定でございます。決算書は241ページから250ページまで、報告書は234ページとなります。  決算書の244ページを御覧ください。大屋診療所は、医師1名、看護師3名、事務職1名での運営を行ってまいっております。また、平成25年4月以降、毎週火曜日の午前中には公立八鹿病院から整形外科医を派遣していただいております。  歳入の1款診療収入につきましては、8,228万9,000円で、前年比11.7%の増となっています。3款繰入金につきましては、一般会計から1,496万円を繰り入れており、前年度比22.6%の増となっております。  246ページ、247ページを御覧ください。歳出の1款総務費は人件費及び施設管理費で、5,103万円。248ページから249ページの2款医業費は5,120万2,000円の支出となっております。
     250ページの実質収支に関する調書におきましては、歳入歳出ともに1億223万2,000円で、収支差引きゼロとしております。  次に、大屋歯科診療所施設勘定でございます。決算書は251ページから260ページまで、報告書は235ページとなります。  決算書の254ページ、255ページを御覧ください。大屋歯科診療所は、歯科医師1名、歯科衛生士1名、事務職2名で運営を行っております。  1款診療収入につきましては1,533万8,000円で、前年度比0.3%の減となってございます。3款繰入金につきましては、事業勘定と一般会計から2,590万1,000円を繰り入れてございます。  256ページ、257ページを御覧ください。歳出の1款総務費は人件費及び施設管理費で3,961万1,000円。258ページから259ページの2款医業費は327万5,000円の支出となってございます。  260ページの実質収支に関する調書では、歳入、歳出ともに4,288万6,000円で収支をゼロとしてございます。  次に、出合診療所施設勘定でございます。決算書は261ページから270ページまで、報告書は236ページまでとなってございます。  決算書の264ページ、265ページを御覧ください。出合診療所は、医師1名、看護師2名、事務職1名で運営を行っております。  1款診療収入につきましては5,597万8,000円で、前年度比5.7%の減となってございます。3款繰入金につきましては、事業勘定と一般会計から1,295万8,000円を繰り入れてございます。  266ページ、267ページを御覧ください。歳出の1款総務費は人件費及び施設管理費で、4,376万3,000円、2款医業費は2,793万5,000円となっております。  270ページの実質収支に関する調書では、歳入、歳出ともに7,169万7,000円で、収支をゼロとしてございます。  次に、大谷診療所施設勘定でございます。決算書は271ページから280ページまで、報告書は237ページとなってございます。  決算書の274ページ、275ページを御覧ください。大谷診療所につきましては、平成30年度から建屋診療所とスタッフが兼任をしておりまして、週2日の運営体制となってございます。  1款診療収入につきましては773万2,000円で、前年度比6.9%の減となってございます。3款繰越金につきましては、過去からの累積によりまして4,565万6,000円の繰越金の状況となってございます。  276ページ、277ページを御覧ください。歳出の1款総務費は施設管理費と職員人件費分の負担金で、1,268万2,000円となっております。2款医業費につきましては、400万円ということで、前年度比8.7%の減となってございます。  280ページの実質収支に関する調書では、歳入総額5,376万3,000円、歳出総額1,668万3,000円で、歳入歳出差引額3,708万円の黒字となってございます。  以上で、認定第2号、国民健康保険特別会計決算の補足説明を終わらせていただきます。  続きまして、認定第3号、令和元年度養父市養父歯科診療所特別会計歳入歳出決算認定につきまして補足説明をさせていただきます。決算書は281ページから290ページまで、報告書は238ページとなっております。  決算書の284ページ、285ページを御覧ください。養父歯科診療所は、歯科医師1名、歯科技工士1名、歯科衛生士2名、事務職1名での年度当初の運営体制でございましたが、年度途中の職員の退職などによりまして、体制を変更して運営を行ってきております。  1款診療収入は、2,519万9,000円で、前年度比13.1%の減となっています。また、3款繰入金につきましては、一般会計から1,582万4,000円を繰り入れており、前年度比6.8%の増となってございます。  286ページ、287ページを御覧ください。歳出の1款総務費は、人件費及び施設管理費で、3,706万7,000円となっています。288ページ、289ページを御覧ください。2款医業費は621万4,000円で、前年度比16.6%の減となっています。  290ページの実質収支に関する調書では、歳入、歳出ともに4,328万円で収支をゼロとしてございます。  以上で、認定第3号、養父歯科診療所特別会計決算関係の補足説明を終わります。  続きまして、認定第4号、令和元年度養父市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の補足説明をさせていただきます。決算書は291ページから298ページまで、報告書は239ページから240ページとなります。  決算書の294ページ、295ページを御覧ください。1款後期高齢者医療保険料は2億8,536万4,000円で、前年度比2.4%の増となってございます。3款繰入金では保険基盤安定繰入金として9,980万8,000円を、職員人件費及び事務費として734万9,000円を一般会計から繰り入れています。  296ページ、297ページを御覧ください。歳出の1款総務費では、職員人件費及び事務費の740万5,000円を支出しております。2款広域連合納付金では、3億8,619万円を兵庫県後期高齢者医療広域連合に納付をしてございます。  298ページの実質収支に関する調書は、歳入総額4億243万8,000円、歳出総額3億9,473万6,000円で、歳入歳出差引額770万2,000円の黒字決算となってございます。  以上で、認定第4号、養父市後期高齢者医療特別会計決算関係の補足説明を終わりとさせていただきます。  続きまして、認定第5号、令和元年度介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、補足説明をさせていただきます。決算書は299ページから328ページまで、報告書は241ページから253ページまでとなってございます。  報告書のほうを御覧ください。253ページを御覧いただきたいと思います。令和元年度末の65歳以上の第1号被保険者は8,848人で、昨年度と比較して20人増加してございます。また、このうち要介護、要支援の認定者数は1,944人で、認定率は22%となってございます。  次に、決算書の主な項目について御説明をさせていただきます。決算書の304ページ、305ページを御覧ください。  歳入の1款保険料につきましては、前年度比97.76%の7億3,129万円となってございます。令和元年度10月より所得段階3段階までの保険料軽減が主な要因となってございます。今年度の徴収率は97.6%となっています。また、介護保険法の規定による不納欠損額は35件、248万5,000円となってございます。3款国庫支出金、4款支払基金交付金、5款県支出金につきましては、法定負担割合に応じてそれぞれ受入れを行っているものでございます。続いて、306ページ、307ページでございますが、7款繰入金、1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金につきましては、市負担分12.5%の4億4,780万1,000円を繰り入れてございます。2目地域支援事業繰入金につきましては、総合事業の市負担分12.5%、3目地域支援事業繰入金は総合事業以外の市負担分19.25%を繰り入れてございます。4目低所得者保険料軽減繰入金2,435万8,000円につきましては、低所得者の保険料の負担軽減として平成27年度から実施されており、令和元年10月より所得段階3段階までの方に負担軽減を拡充したための増となってございます。5目その他一般会計繰入金7,533万6,000円は職員給与費及び事務費分でございます。  次に、歳出でございます。310ページ、311ページを御覧ください。1款総務費6,495万1,000円は職員人件費、事務費、介護認定審査会費等でございます。次に、312ページ、313ページを御覧ください。2款保険給付費、1項介護サービス等諸費は、要介護の方に対する給付費で、前年比0.2%減の32億5,377万5,000円となっています。314ページ、315ページを御覧ください。2項介護予防サービス等諸費は、要支援の方に対する給付費で、前年比19%増の1億230万5,000円となってございます。318ページ、319ページを御覧ください。3款地域支援事業費の1億4,726万6,000円は、総合事業、ケアマネジメント事業、総合相談事業、権利擁護事業、任意事業などに係る経費となっており、前年比1.6%の減となってございます。  328ページの実質収支に関する調書を御覧ください。実質収支は歳入総額39億1,211万6,000円、歳出総額38億3,716万円で、歳入歳出差引額7,495万6,000円の黒字決算となってございます。  以上で、認定第5号までの補足説明は終わりといたします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。                〔まち整備部長補足説明〕 ◯まち整備部長(加藤  忠) それでは、続きまして、認定第6号、令和元年度養父市水道事業会計決算についての補足説明をさせていただきます。  決算書は329ページから357ページでございます。330、331ページの決算報告書につきましては、本事業の予算に対する実績を示した報告書でございます。  次に、332、333ページの損益計算書につきましては、1年間の収益と費用を表示し、本事業の経営状況を表した報告書でございます。本年度は、当年度純利益が3,519万6,368円となり、当年度未処分利益剰余金は3億2,034万3,507円に増加いたしました。  次に、334、335ページには資本の変動額を示した剰余金計算書、次の336、337ページには決算時点の資産、負債及び資本の状態を示した貸借対照表、338ページには1年間の資金の流れを示しましたキャッシュフロー計算書。  次に、339ページから342ページの収益費用明細書につきましては、先ほどの損益計算書の内訳を示した報告書でございます。343ページの資本的収支の明細書、344ページの固定資産明細書、及び345ページから347ページの企業債明細書につきましては、貸借対照表の内訳を示した報告書としてそれぞれ添付いたしております。  次に、350ページの令和元年度養父市水道事業報告書について御説明申し上げます。1、概況。1、総括事項。ア、給水の状況についてでございますが、年間有収水量は252万8,259立方メートル、有収率につきましては漏水等の微増によりまして85.2%となり、対前年比で0.6ポイント減少いたしました。引き続き漏水箇所の調査及び修繕を図り、有収率の向上に努めてまいります。イの建設改良事業の状況につきましては、水道施設統合整備事業では上網場系・小佐系統合の設計業務を実施いたしました。また、大塚浄水場及び熊次浄水場の膜モジュールの取替え工事、水道施設遠隔監視装置整備工事を行い、施設の整備更新を進め、今後の水道の安定供給のための保全に努めてまいります。  ウの財政の状況につきましては、1、収益的収支においては損益計算書でお示ししましたように、当年度純利益が3,519万6,368円となりました。2の資本的収支におきましては、繰上償還の減額等によりまして前年度と比較いたしまして1億1,959万7,608円の減額で、総額8億7,821万6,913円を支出しました。収支の不足額4億9,627万9,563円につきましては、過年度分及び当年度分の損益勘定留保資金と消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填いたしました。  以上、水道事業会計の決算の状況の補足説明とさせていただきます。  続きまして、認定第7号、令和元年度養父市下水道事業会計決算についての補足説明をさせていただきます。  決算書は、359ページから391ページでございます。まず、360ページ、361ページの決算報告書につきましては、本年度の予算に対する実績を示した報告書でございます。  次に、362、363ページの損益計算書につきましては、1年間の収益と費用を表示し、本事業の経営状況を表した報告書でございます。本年度は当年度純損失が1,775万1,921円となり、当年度未処理欠損金は1億7,281万2,918円となりました。  次に、364、365ページには資本の変動を示した剰余金計算書。次の366、367ページには決算時点の資産、負債、及び資本の状態を示した貸借対照表。368ページには1年間の資金の流れを示したキャッシュフロー計算書。次に、369から371ページの収益費用明細書につきましては、先ほどの損益計算書の内訳を示した報告書でございます。372ページの資本的収支明細書、373ページの固定資産明細書、及び374ページから382ページの企業債明細書につきましては、貸借対照表の内訳を示した報告書としてそれぞれ添付いたしております。  次に、385ページの令和元年度養父市下水道事業報告書について御説明申し上げます。1、概況、(1)総括事項、普及状況についてでございます。当年度末の接続人口は2万1,259人で、接続率は96.5%と前年度と比較いたしまして0.2ポイント増加いたしました。年間総処理水量は230万8,002立方メートルでございました。建設改良につきましては、施設の長寿命化対策事業といたしまして養父中央・口大屋・関宮中部浄化センター機械・電気設備工事と、小田・坂本・関宮西部浄化センターの機能強化対策工事を実施し、また処理区の統廃合事業では、ハチ高原分区(その3)、奥米地分区(1工区)及び伊佐処理区(その1)の下水道管の布設を実施し、将来を見据えた持続可能な事業運営に資する対策事業を実施いたしました。  次の経理につきまして、1、収益的支出においては損益計算書でお示しいたしましたように、当年度純損失が1,775万1,921円となりました。2の資本的収支におきましては、建設改良事業の増額等により前年度より1億2,586万8,356円増の10億8,326万6,090円を支出いたしました。収支の不足額の5億4,804万6,670円につきましては、過年度分及び前年度分の損益勘定留保資金と、当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支調整額により補填いたしております。  以上、下水道事業会計の決算状況の補足説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 経営企画部長から発言の申出があります。  井上経営企画部長。 ◯経営企画部長(井上  剛) 先ほど私の補足説明の中で、実施報告書の4ページの財政指標の状況の中で経営収支比率89.2%で0.4ポイント改善したと説明したようでございます。正しくは89.2%と0.4ポイント上昇しておりますので、悪化したということが正しい説明でございました。よろしくお願いいたします。訂正させていただきます。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。  次に、決算に付されています監査委員の決算審査意見書について、監査委員の報告を受けます。  守本英昭代表監査委員。 ◯代表監査委員(守本 英昭) 代表監査委員の守本でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、令和元年度決算に係る健全化判断比率、資金不足比率の審査及び一般会計、特別会計並びに公営企業会計の決算審査を終了いたしましたので、その結果について概要を御報告申し上げます。  お手元にそれぞれ決算ごとに審査意見書を詳細に報告いたしておりますので、御高覧賜りますようお願い申し上げます。  まず、今議会に提案されています令和元年度一般会計、特別会計決算につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づき、市長より提出されました各会計歳入歳出決算書、財産調書、並びに令和元年度主要な施策の成果及び予算執行の実績報告を中心に審査を実施いたしました。  また、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、それぞれ算定の基礎となる事項を記載した書類により審査を実施いたしました。各課から提出されました資料に基づき、議会選出の藤原芳巳監査委員とともに、各部長、課長等から説明を受け、質疑応答により実施いたしました。審査に付された各会計の歳入歳出決算書及び決算附属資料は、いずれも関係法令に準拠して作成され、決算計数は関係諸帳簿及び証拠書類等と照合の結果、適正に執行されているものと認めました。  それでは、詳細につきまして令和元年度決算審査の総括から述べさせていただきます。  令和元年度一般会計の歳入歳出総額は歳入が188億2,719万円、歳出が179億107万円、差引き9億2,612万円の黒字決算となっています。次年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支は7億3,516万円で、前年度と比べ3,433万円、率にして4.9%の増額となっています。一般会計の歳入決算状況を見ますと、地方交付税、市債などの依存財源が74.2%を占めています。また、市税、使用料及び手数料、諸収入など自主財源の比率は25.8%と低い状況は変わっていません。財政力指数は0.233と本年度も県下市町の中で最も低く、依存財源のうち地方交付税が49.9%、国・県支出金が14.7%を占めるなど、依然として国の施策等により大きな影響を受けやすい財政構造は変わっていません。国民健康保険特別会計ほか3特別会計の決算合計は、歳入76億2,148万円、歳出74億6,793万円、差引き1億5,355万円の黒字で、いずれの会計においても赤字は生じていません。公営企業会計を含めた6特別会計等への繰出金は23億154万円であります。一般会計、特別会計を合計した決算額は歳入が264億4,867万円、歳出は253億6,901万円で、形式収支10億7,966万円の黒字決算となっています。健全化判断比率4指標数値のうち、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は黒字のため算出されていません。実質公債費比率は5.6%で、将来負担比率も算定されていません。いずれも基準値を下回っています。基金は、令和元年度基金残高の合計が161億130万円で11億7,857万円の増額となっています。養父市の財政状況は、実質公債費比率が5.6%と前年度に比べて0.3ポイント改善しています。しかし、合併時から継続してきた普通交付税の合併算定替加算は令和元年度をもって終了しました。さらに、老朽化が進む公共施設、インフラの長寿命化対策に将来多額の財源が必要となっています。公共インフラの更新等に係る財政負担の軽減や平準化を図るとともに、より一層効率的、効果的な行財政運営が求められています。  それでは、個別意見といたしまして、次の点を指摘しておきたいと思います。  1点目は未収金についてであります。令和元年度の収納対策室把握分の決算状況調べを見ますと、水道及び下水道を含みます税、公共料金等の未収金は、現年分と滞納繰越分を合わせ4億6,131万4,000円で、対前年度比274万円増加しています。そのうち滞納繰越分の収納率は31.2%で、1.6ポイント低下しています。一般会計及び特別会計における不納欠損の状況は、市民税47万1,000円、固定資産税862万9,000円、軽自動車税16万9,000円、国民健康保険税105万2,000円など合計1,335万2,000円となり対前年比361万7,000円減少しました。多額となる市税、公共料金等の未収金解消に向け、収納対策室が中心となり9つの収納担当課で構成する収納対策連絡会議を年4回開催しています。債権管理適正化チームの設置など、実務者のスキルアップが図られたことにより、税以外において1件の差押え、11件の支払い督促を実施し、成果を上げています。しかしながら、令和元年度の未収金残高は依然4億円を超える膨大な金額となっています。納税者の公平性を保ち、自主財源の確保を図るためにも、引き続き未収金の回収に努めていただきたいと思います。  2点目は、新たな自家用有償旅客運送事業についてであります。国家戦略特区を活用した自家用有償観光旅客等運送事業「やぶくる」は、インバウンドを見据えた観光振興及び高齢者等の生活支援と利便性の向上を目的にNPO法人養父市マイカー運送ネットワークに委託し運営されています。2年目となる本年度の実績は305件で、対前年度比136件、率にして80.5%増となったものの、利用エリアは大屋地域または関宮地域の域内に限定されています。また、特区の目的でもある観光客の利用は10件と少ない上、対前年度比もマイナス10件、率にして50%と減少しています。潜在的なニーズに対する利用は限定的であると思われます。自宅と八鹿病院、観光地と八鹿駅など市民や観光客のニーズに沿った制度により近づけ、過疎のまちの利便性を高め、交流する人々に活用される仕組みづくりに向け努力していただくようお願いします。  3点目は移住定住相談事業についてであります。平成22年度から空き家の有効活用を通じた住環境の改善及び移住定住の促進を図るため、養父市空き家情報登録制度、空き家バンクを運用しています。本年度の実績は、物件登録件数22件、利用者登録数52件、成約件数19件と順調に推移しています。また、平成22年度以降の総成約数は93件となり、目的の達成に大きな成果を上げています。空き家の課題を移住定住により解消するこの取組は1つの成果を2つの課題解決につなぐ取組として高く評価できます。今後も引き続き良質な物件の情報収集により、登録数の増加に努め、移住定住による人口増加を図っていただくようお願いします。  4点目はおおやアート村拠点施設管理運営事業についてであります。おおやアート村拠点施設BIG LABOは、旧兵庫県立八鹿高校大屋校(平成22年3月廃校)を再生し、アートによる大屋地域のにぎわいを創造するための拠点施設として直営で運営しています。本年度の展示場の入場者数は1,721人、対前年比507人のマイナスで、当初計画の年間利用3万人、有料入場者数1万8,000人と大きく乖離しています。また、施設の老朽化や活性化のために検討するとしている指定管理への移行などが課題となっています。オープンから10年経過を区切りとして構想の原点に立ち返り、木彫フォークアートおおや、木彫展示館を含めた新たなビジョンを立ち上げ、養父市に人を呼び込む施設としての役割を果たせるよう努めていただきたいと思います。  5点目は社会福祉協議会との連携についてであります。地域福祉活動の強化及びボランティア活動の充実強化を図るため、福祉有償運送事業、移送サービス、地域福祉事業としての小地域福祉活動の支援強化、災害時等要援護者台帳、福祉防災マップの作成・更新等、養父市社会福祉協議会に各事業の委託や補助金の交付等をしています。本年度は、さらに社会福祉協議会の第3次地域福祉推進計画に基づく事業に対し、事業推進体制も含めた支援を行っています。支援すべき柱となる事業の適正運営を見極めるとともに、パートナーシップを深めることで日本一福祉の充実したまちの実現に努めていただくようお願いします。  6点目は、人・農地問題解決事業についてであります。「人・農地プラン」は、集落営農の組織化や新規就農が期待され、地域リーダーがいる地域を中心に提唱、支援されています。本年度作成された15プランを加え、これまで52地区で作成され、このうちの18地区では実質化が図られています。プランが作成された地域には担当の農業委員、農地利用最適化推進委員が出向き、説明会等を開催し、情報提供に努めていますが、担い手不足や耕作放棄地の拡大など、同様の課題を抱えている他の地域については、プランについての情報が極めて少ないのが現状です。新しい農業委員会制度の下で農業委員会と農会長が連携を深め、遊休農地の所有者と耕作希望者のマッチングを図り、農地最適化に向け実質的な取組を進められるよう、御指導いただきたいと思います。  7点目は空間IT基盤情報システムについてであります。空間IT基盤情報システムは平成29年度に整備され、各課が所有する各種地図データを空間データ(GIS)化し、情報を共有することで事務の効率化を図る取組です。導入から3年が経過していますが、作成講習会の開催や情報共有化と事務効率化を図るための支援業務を委託する段階であり、いまだ実用的な運用がなされていません。地図データ(GIS)化の重要性に対する各部局の共通認識を深め、実務的な情報共有が進むよう努力していただきたいと思います。  次に、公営企業会計です。  審査に付された会計の決算諸表の記載様式及び記載事項は法令に従って作成されており、その計数は正確であり、経営状況及び財政状況はおおむね適正に表示されています。  水道事業、下水道事業とも公営企業会計の運営においては人口減少と施設の老朽化等、経営環境が厳しさを増す中にあって、サービスの安定的な継続のため施設の統廃合や広域化の検討など、中長期的な視点に立った事業運営が必要となっています。各会計の審査意見について報告させていただきます。  まず、水道事業会計です。5ページを御覧ください。  事業の状況については、令和元年度末の給水人口は2万3,082人で、対前年度比マイナス423人、率にして1.9%の減少、給水戸数は1万420戸で、対前年度比マイナスの37戸、率にして0.4%減少しています。年間総配水量は296万7,612立方メートルで、対前年度比マイナス3万154立方メートル、率にして1%の減少、年間有収水量は252万8,259立方メートルで、対前年度比マイナスの4万3,964立方メートル、率にして1.7%と減少しています。有収率は85.2%で、前年度の85.8%と比較しマイナスの0.6ポイントと減少しています。給水人口、給水戸数とも昨年度に比べ減少し、年間総配水量と年間有収水量も、ともに減少しています。この要因は人口減少によるものが大きく、今後もさらに減少していくものと思われます。  次に、損益の状況についてであります。令和元年度の収益的収入は総額10億3,310万円となり、そのうち営業収益は5億1,281万円、営業外収益は5億1,969万円となっています。収益的支出は総額9億9,790万円で、内訳は職員の人件費、企業債の償還利息などのほか、有形固定資産減価償却費が6億6,111万円で、最も多くを占めています。この結果、本年度の純利益は3,520万円で、当年度未処分利益剰余金は3億2,034万円となりました。  今後も人口減少による業務量の縮小が続くことが予測され、営業収益の増加は非常に厳しい状況にあります。引き続き経費節減と有収率の改善に向け、適正な維持管理に努め、将来の人口動向や施設更新費用の増加などを見据え、持続可能な事業運営に努めていただくようお願いします。  次に、下水道事業会計です。10ページを御覧ください。  まず、事業の状況についてであります。本年度末の接続人口は2万1,259人、接続率は96.5%で、対前年度比0.2ポイント増加しました。年間総処理水量は230万8,002立方メートルで、年間有収水量は224万7,323立方メートルとなりました。有収率は97.4%で、対前年度比3ポイント増加しています。  次に、損益の状況です。令和元年度の収益的収入は13億8,537万円、営業収益は4億5,842万円、営業外収益は9億2,695万円となっています。収益的支出は14億312万円で、職員の人件費、施設の維持管理費、減価償却費や企業債償還利息などの支払いです。その結果、本年度は1,775万円の純損失となり、当年度未処理欠損金は1億7,281万円となりました。  下水道事業においても、水道事業と同様に人口減少による経営規模の縮小は避けられない環境にあります。今後は、市民の負担増の抑制に配慮しつつも安定した事業運営を図るため、将来の経営計画について適切な再検証、見直しに努め、現在行っている施設の統廃合を引き続き進めるなど、事業の効率化に努めていただくようお願いします。  最後に、健全化判断比率についてであります。一般会計、特別会計の総括でも述べましたとおり、健全化判断比率4指標数値のうち実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、黒字のため算出されていません。令和元年度の実質公債費比率は5.6%となり、前年度の5.9%に比べ0.3ポイント改善されております。この値は早期健全化基準の25%を下回っています。将来負担比率については財政の健全化が進み、将来負担額が充当可能財源等の額を下回ることから、令和元年度決算においても生じておりません。健全化判断比率等については、是正改善する事項など特に指摘する事項はありませんでした。  以上、決算審査その他の結果について御報告申し上げました。新型コロナウイルスの影響から先が見通せない中での行政運営となっていますが、今後も財政健全化と地方創生の実現に向け、全職員が一丸となって、限られた人材と財源を有効に活用し、住民福祉のさらなる向上を期待して監査報告といたします。ありがとうございました。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして決算審査意見書の報告が終わりました。  これから、質疑を行います。質疑は案件ごとに行います。  まず、認定第1号、令和元年度養父市一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。  質疑は、一般会計の歳入につきましては一括質疑とします。歳出につきましては、各款ごとに行います。  まず、歳入について質疑を行います。  決算書ページ数は、決算書の8ページから47ページまで、第233条報告書の7ページから35ページまでであります。  質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、歳入の質疑を終結します。  次に、歳出1款議会費及び2款総務費について質疑を行います。  ページ数は、決算書の48ページから81ページまで、233条報告書の37ページから68ページ。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。
     以上で、1款議会費及び2款総務費について質疑を終結します。  次に、3款民生費について質疑を行います。  ページ数は決算書の80ページから109ページまで、233条報告書の69ページから110ページ。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、3款民生費について質疑を終結します。  次に、4款衛生費について質疑を行います。  ページ数は決算書の108ページから123ページまで、第233条報告書の111ページから131ページ。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、4款衛生費について質疑を終結します。  次に、5款労働費及び6款農林水産業費について質疑を行います。  ページ数は決算書の122ページから141ページまで、第233条報告書の132ページから150ページまで。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、5款労働費及び6款農林水産業費について質疑を終結します。  次に、7款商工費について質疑を行います。  ページ数は決算書の140ページから149ページまで、第233条報告書の151ページから162ページ。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、7款商工費について質疑を終結します。  次に、8款土木費について質疑を行います。  ページ数は決算書の148ページから161ページまで、第233条報告書の163ページから170ページまで。質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 233条のほうの報告書で、ページ数は168ページですね。住宅費のところで、住宅総務費ということで、住まいの耐震化促進事業費ということで、この辺、耐震化とかのチェックですね。耐震診断の申込みがありますけど、耐震診断の申込みはあったんですが、実際に耐震工事をしたということはなかったということでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。 ◯まち整備部長(加藤  忠) 診断のほうの業務の申込みは、先ほど議員がおっしゃいましたように、ございましたけども、工事のほうにつきましてはゼロ件でございました。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 耐震の検査については県がやっているというか、ここ2、3年間工事自体がないとは思うんですけど、そういう現状でいいんでしょうかね。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。 ◯まち整備部長(加藤  忠) 一応耐震のほうの診断をまずされて、それに基づいて個人の方が次のステップとして工事のほうに進むという流れになっておりますので、その段階において個人の方が必要ないと判断された結果ではないかと思っております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、8款土木費について質疑を終結します。  暫時休憩します。                  午後4時34分休憩        ──────────────────────────────                  午後4時34分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。  次に、第9款消防費について質疑を行います。  ページ数は決算書の160ページから165ページ、第233条報告書の171ページから175ページまで。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、9款消防費について質疑を終結します。  次に、10款教育費について質疑を行います。  ページ数は決算書の164ページから203ページまで、第233条報告書の176ページから219ページまで。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、10款教育費について質疑を終結します。  次に、11款災害復旧費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費及び財産に関する調書について質疑を行います。  ページ数は決算書の202ページから208ページまでと393ページから396ページまで、第233条報告書の220ページから225ページまで。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、11款から14款までと、財産に関する調書の質疑を終結します。  以上で、認定第1号の質疑を終結します。  お諮りします。  本日の会議はこの辺でとどめ、延会したいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、本日の会議はこれをもって延会することに決定しました。  次の本会議は8月26日水曜日、午前9時30分から開きます。  本日はこれをもちまして延会します。大変御苦労さまでした。                  午後4時36分延会        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。             │ │                                         │ │    令和  年  月  日                          │ │                                         │ │                                         │ │                  議  長   深  澤     巧      │ │                                         │ │                                         │ │                  署名議員   藤  原  芳  巳      │ │                                         │ │                                         │ │                  署名議員   勝  地  貞  一      │ │                                         │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘...