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  1. 養父市議会 2019-06-27
    2019年06月27日 令和元年第93回定例会(第5日) 本文


    取得元: 養父市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-10
    2019年06月27日 : 令和元年第93回定例会(第5日) 本文 (107発言中0件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) / 印刷プレビュー                  午前9時31分開議 ◯議長(深澤  巧) ただいまから、第93回養父市議会定例会5日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。        ──────────────────────────────   日程第1 議会運営委員会報告 ◯議長(深澤  巧) 日程第1、議会運営委員会の報告を求めます。  議会運営委員長谷垣満議員◯議会運営委員会委員長(谷垣  満) おはようございます。6月21日金曜日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その調査報告をいたします。  議員から発議1件と、市長から追加議案1件の提出がありましたので、調査をいたしました。  発議の内容は、将来を担う子どもたち教育環境を整えることを求める意見書の提出についてであります。審議の方法ですが、提案の後、質疑を行い、委員会付託を省略し、討論、表決を行います。  次に、総務文教常任委員会に付託していました条例の一部改正1件は、審査結果の報告を委員長より行い、質疑をした後、討論、表決を行います。  次に、生活環境常任委員会に付託していました条例の廃止1件、条例の一部改正2件、財産の無償譲渡2件及び指定管理者の指定1件の合わせて6件は、審査結果の報告を委員長より行い、一括質疑をした後、議案ごとに討論・表決を行います。  次に、予算特別委員会に付託していました令和元年度補正予算の4件は、審査結果の報告を委員長より行い、一括質疑をした後、議案ごとに討論、表決を行います。  次に、市長からの追加議案1件の内容は、財産の取得でありますので、提案の後、質疑を行い、委員会付託を省略し、討論、表決を行います。  本日は、初めに養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会中間報告及び議会広報特別委員会中間報告を行います。  以上、議会運営員会調査報告といたします。 ◯議長(深澤  巧) 議会運営委員長の報告は終わりました。        ──────────────────────────────   日程第2 会議録署名議員の指名
    ◯議長(深澤  巧) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、7番、荒田幹夫議員、8番、谷垣満議員、以上2名の議員を指名します。        ──────────────────────────────   日程第3 養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会中間報告について ◯議長(深澤  巧) 日程第3、養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会中間報告についてを議題とします。  お諮りします。  養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会中間報告を求めたいと思いますが、これに御異議はございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会中間報告を求めることに決定しました。  養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会中間報告を求めます。  養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会委員長足立隆啓議員。 ◯養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会委員長(足立 隆啓) おはようございます。まず最初に、健康管理ができないために、少し風邪ぎみであります。お聞き苦しい点がございましたら、お許しをお願いいたします。  それでは、ただいまから、養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会中間報告をいたします。  令和元年6月27日。  養父市議会議長、深澤巧様。  養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会委員長足立隆啓。  養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会中間報告書。  本委員会の所管事務につき、調査したことを次のとおり中間報告する。  記。  1 調査年月日。  令和元年6月13日(木)。  2 調査事項。  養父市文化会館(仮称)建設工事進捗状況について。  3 調査内容。  本委員会は、市民生活部文化会館建設推進室及びCM業務受託者から資料提供と説明を受け調査を行った。  養父市文化会館(仮称)建設工事進捗状況及び今後のスケジュールについて。  現在の進捗状況は、基本設計図書を精査し実施設計のまとめの段階に入っている。実施設計図書を8月末に完成させ、10月末には建築確認申請等の手続を完了、11月から本工事への着手を予定している。当初の工期を2カ月間延長して令和3年5月末に建設工事を完了する予定である。  なお、実施設計の主な検討事項は、  1)公民館・図書館棟の構造  2)ホール棟フライングタワー勾配屋根  3)屋根材  となっている。いずれも材料の特徴、価格、メンテナンス、ランニングコスト等総合的な検討を行っている。  (まとめ)。  今回の報告において、工期が2カ月間延長となり、さらには完成から調査・引き渡し等の手続を経て什器備品の設置・引っ越し作業などの時間が必要なため、オープニングイベントは令和3年9月となる予定であることが判明した。これまで令和3年春ごろとしていたオープニングが秋にずれ込む見込みとなったことについて、市民への速やかな説明が求められる。  また、契約先行型のYECI方式による工事実施に当たり、工期の延長等により総工事費・附帯工事費が増大し、本体工事に品質の低下を招くことがないよう注視する必要がある。  本委員会では、養父市文化会館(仮称)整備基本計画基本理念に掲げる「人と文化と郷土をつなぎ、未来を創る学びと交流の拠点」の実現に向け、さらに調査を進める予定である。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、養父市文化会館(仮称)建設調査特別委員会中間報告を終わります。        ──────────────────────────────   日程第4 議会広報特別委員会中間報告について ◯議長(深澤  巧) 日程第4、議会広報特別委員会中間報告についてを議題とします。  お諮りします。  議会広報特別委員会中間報告を求めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議会広報特別委員会中間報告を求めることに決定しました。  議会広報特別委員会中間報告を求めます。  議会広報特別委員会委員長津崎和男議員◯議会広報特別委員会委員長(津崎 和男) 皆さん、おはようございます。養父市議会の議会だより改革について報告いたします。  令和元年6月27日。  養父市議会議長、深澤巧様。  議会広報特別委員会委員長津崎和男。  議会広報特別委員会中間報告書。  閉会中において、本委員会の所管事務につき調査したことを次のとおり報告します。  記。  1 調査年月日令和元年5月8日(水)。  2 調査事項丹波市議会議会だより「たんばりんぐ」の編集等全般スマートフォン専用アプリ市議会公式フェイスブック管外調査について。  3 調査内容。  今回の視察は、養父市議会広報紙が「読みにくい」「かた苦しい」「若い世代に読まれていない」などの指摘から、読みやすい議会だより、子育て世代や若年層の市民にも読者層を広げる広報編集を行うため、先進的な編集をしている丹波市議会広報聴委員会を調査した。  丹波市議会議会広報聴委員会活動内容について。  丹波市は面積493.21平方キロメートル、人口6万4,380人、2万5,795世帯、議員定数20人(平成31年3月末現在)で、平成16年11月に6町が合併して誕生した。今年度一般会計予算は351億円である。  議会広報聴委員会は7名の委員で構成され、議会だよりの発行を中心に行っている。  議会だより「たんばりんぐ」は、A4版、表紙・裏表紙カラー、中面2色でページ数は20ページ、2万2,400部を年4回発行している。発行日は定例会の翌月20日に市内世帯だけでなく、コンビニ等300カ所へ配送している。今年度予算は165万4,560円(税込み)である。議会だよりの改革は平成26年度に始まり、現在も続いている。  スマートフォン専用アプリは、自治体と住民をつなぐアプリで、これまでの紙媒体による広報紙ではなくパソコンやスマートフォンなどで読める広報紙として全国で750以上の自治体で導入されており、丹波市でも平成29年10月から導入し、子育て世代に広く利用されている。  公式フェイスブックは、議員提案により平成25年4月20日に開設し、運用要綱に基づき、週1回から2回事務局職員が更新している。  (まとめ)。  親しみやすく読みたくなる議会だよりにするためには、まず目標・目的を定め、読者層を広げていく必要がある。丹波市議会では読者層を思い切って30代から40代の子育て世代の女性とし、この世代に読まれる広報を目指している。写真や投稿で多くの市民を登場させ、子育て世代のグループ・団体も掲載し、市民を巻き込んで読者層をふやす工夫を繰り返すことが重要である。議員よりも市民を記事に登場させて市民の興味を引き、読みたくなる議会だよりに転換しなければならない。  文面も中学生が理解できるわかりやすい文章にすることが肝要である。難解な議会用語には解説も必要であり、写真やイラスト、グラフや表なども取り入れて、読むよりも「見る」の楽しい紙面に刷新しなければ、議会だよりが待ち遠しくならない。また、編集作業に当たり議会内で完結するためには、編集ソフトを導入することも検討したい。  さらに、スマートフォンなどSNSが浸透している若者向けに、読みたい記事やホームページがいつでもどこでもすぐ開けるスマートフォン専用アプリフェイスブックの導入も市広報等との連携で、早急に進めていく必要がある。SNSの活用で若者を引きつけ、U・Iターン促進につなげる効果も期待できる。  読者層を広げ、多くの市民に呼んでもらうための改革は、一朝一夕にはできないが、数年かけて議員全員で繰り返し取り組んでいくことが求められる。  この議会だより改革により、市民が市政に興味を深め、議会に期待を寄せ、市民の声が市政に反映され、「見える」議会として存在価値を高める取り組みにつなげる必要がある。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、議会広報特別委員会中間報告を終わります。        ──────────────────────────────   日程第5 発議第2号 ◯議長(深澤  巧) 日程第5、発議第2号、将来を担う子どもたち教育環境を整えることを求める意見書の提出についてを議題とします。  提出者から趣旨説明を求めます。  提出者、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 皆さん、おはようございます。  発議第2号。  令和元年6月27日。  養父市議会議長、深澤巧様。  提出者、養父市議会議員勝地貞一。  賛成者、養父市議会議員足立隆啓、同、西谷昭徳、同、西田雄一、同、田村和也、同、津崎和男、同、深澤巧。  将来を担う子どもたち教育環境を整えることを求める意見書の提出について。  上記のことについて、地方自治法第99条の規定に基づく別紙意見書養父市議会会議規則第14条の規定により提出します。  将来を担う子どもたち教育環境を整えることを求める意見書(案)。  少子化による人口減少、急激な技術革新の進展等により今後の社会構造の大きな変化が予測される中、子どもたちには、将来、社会の成長につながる新たな価値を生み出せるように豊かな学びを実現していくことが求められています。  一方、学校においては、子どもたちを取り巻く環境の変化により教育課題が複雑化・深刻化し、新学習指導要領への移行期間中での外国語教育実施など、求められる役割がますます拡大しており、学校現場の業務の適正化や子どもたちの豊かな学びの実現に向けた施策として、教職員の定数改善対策は欠かせない最重要課題と言えます。  国や地方自治体が学校の指導体制の強化を図り、目の前の子どもたち教育環境を整えていくことは責務の一つであります。よって、本市として計画的に教育行政を進めるため、学校の教育活動の充実に向けた取組や子どもたちの学びの状況を鑑み、令和2年度政府予算編成において下記の事項が実現されるよう、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  記。  1 教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度負担割合を2分の1に復元すること。学級規模子どもたちの豊かな教育環境を整備するため、30人以下学級とすること。  2 小規模小学校について、その存続と教育の質の確保に向け、複式学級編制基準を引き下げるとともに、学校施設・設備の充実と子どもたちが芸術・文化等の本物にふれる機会の確保について予算化すること。  3 通常学級における特別な支援を要する児童生徒支援のための特別支援教育支援員指導補助員)の配置基準を明確化し、支援員配置のために伴う必要な経費の地方財政措置をさらに拡充すること。  4 東日本大震災、大規模災害等により経済的に困窮している家庭の子どもたちの就学・修学が保障されるよう、引き続き全額国費で支援する「被災児童生徒就学支援等事業」を継続すること。  令和元年6月27日。  兵庫県養父市議会。  提出先は衆参両院の議長様、担当の各大臣様に配付する予定でございます。  以上、意見書の説明を終わらせていただきます。 ◯議長(深澤  巧) 以上で趣旨説明は終わりました。  これから、提出者に対する質疑を行います。
     質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております発議第2号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、発議第2号は、委員会への付託を省略することに決定しました。  これから討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、発議第2号、将来を担う子どもたち教育環境を整えることを求める意見書の提出についての採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、発議第2号は原案のとおり可決されました。  なお、この意見書につきましては、関係機関へ事務局から送付させます。        ──────────────────────────────   日程第6 議案第75号 ◯議長(深澤  巧) 日程第6、議案第75号、養父市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  この議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託しておりました。  審査が終了し、会議規則第101条の規定により総務文教常任委員長から委員会審査報告書が提出されましたので、これから委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員長勝地貞一議員◯総務文教常任委員会委員長(勝地 貞一) 報告します。  令和元年6月27日。  養父市議会議長、深澤巧様。  総務文教常任委員会委員長勝地貞一。  委員会審査報告書。  令和元年6月19日、本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、養父市議会会議規則第101条の規定により報告します。  記。  1 審査年月日。  令和元年6月24日(月)。  2 審査結果。  議案番号、事件名、審査結果の順に報告をします。  議案第75号、養父市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について。審査結果、原案可決すべきもの。  別紙に審査内容等報告書を添付しておりますが、それに先立ちまして、口頭により若干の審査経過を報告いたします。  付託された議案第75号、養父市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について委員会を開催し、1名の欠席委員を除く委員出席のもと、審査を行いました。  この委員会で討論の後、採決の結果、反対者があり、賛成多数にて原案可決すべきものといたしております。  次に、審査内容における主な質問と答弁を、総務文教常任委員会審査内容等報告書により報告いたします。  別紙をごらんいただきたいと思います。  総務文教常任委員会審査内容等報告書。  議案第75号「養父市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」。  質疑。決算見込みで、平成30年度は黒字が見込まれている。剰余金の全額を基金に積み立てするのか。  答弁。剰余金の半分以上は基金に積み立て、残りを次年度の繰越金として処理する方針である。  質疑。兵庫県の運営方針に基づき、段階的に資産割を減額し、令和2年度に資産割額がゼロとなるが、その後はどうなるのか。  答弁。資産割として賦課していた率は、所得割に反映させて賦課することになる。  質疑。養父市は医療費も高いが、市民の健康意識の高さなどから収納率も高い。それは標準保険料率の決定に考慮されているのか。  答弁。納付金の算定などには医療費の水準が考慮されているが、標準保険料率には医療費と収納率は考慮されていない。  以上、報告といたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、総務文教常任委員長の報告は終わりました。  これから、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、委員長に対する質疑を終結します。  これから、議案第75号についての討論を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  したがって、討論は原案に反対の方、次に原案に賛成の方の順に行います。  討論はございませんか。  討論がありますので、まず原案に反対の方の発言を許します。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 私は、議案第75号、養父市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、反対する立場から討論いたします。  今回の条例改正については、低所得者に配慮して改正する点は評価いたします。しかし、平成30年度決算で5,900万円もの黒字を出し、そのうち3,000万円を基金に積み上げるとしているが、黒字が出たなら被保険者の市民に還元し、保険料を下げるべきである。基金に積み上げることに反対はしないが、前年度も黒字分1億4,000万円を全額基金に積み上げ、今回の3,000万円とで基金の合計は3億3,000万円にも膨れ上がっている。当局は、将来の引き上げに備えて基金に積み上げるとしているが、当局の財政運営がまるで黒字を生み出して基金をふやすような、それが目的のようになっている。基金のため過ぎである。  私は、先日の一般質問でも国保税の問題を取り上げました。国保はサラリーマン協会けんぽや組合健保と比較して保険料が高く、4人家族では1.5倍もの差がある。この原因は、サラリーマンの保険料にはない平等割と均等割の保険料が原因である。  今回の黒字額5,900万円は、前年度、保険料を引き下げてもなお黒字が出た、こういう結果である。国や県が法定どおりの交付金、補助金を出し、市当局も条例どおりに課税した結果、生み出された黒字である。国保条例は毎年のように改正されるが、前年度を引き下げてもなお黒字が出るということは、さらなる引き下げが可能であることを証明している。  今回の保険料はほぼ据え置きだが、3億3,000万円にも膨らんだ基金を一部取り崩すか、黒字分を翌年度に回し、被保険者、つまり市民のために高過ぎる保険料を引き下げるべきである。約3,500世帯であるが、3,500万円あれば、1世帯当たり1万円の引き下げが可能であり、国保料の引き下げは十分可能である。  以上で、反対討論を終わります。議員の皆さんの賢明な判断を求めます。 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。  5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 5番、田村です。  議案第75号、養父市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  今回の一部改正ですが、地方税法施行令等の一部を改正する政令が平成31年4月1日から施行されたこと及び国民健康保険特別会計の運営状況並びに広域化に伴う県の運営方針に鑑み、所要の改正を行うものでございます。  この税率改正等については、養父市国民健康保険運営協議会の審議の結果、原案のとおり処理することが適当と認め、答申をいただいております。議会においても、総務文教常任委員会に付託され、委員長報告のとおり、審議の結果、賛成多数で可決しています。今年度の剰余金5,923万2,000円のうち3,000万円を基金へ、残りの2,923万2,000円を繰越金へとし、令和元年度納付金は激変緩和措置として3,846万1,000円が考慮されています。  基金については、今後、県内の国保税統一に向けての動向を見ながら、市民への急激な負担増を防ぐために有効に活用すべきものであり、必要なものであると考えております。  以上を申し上げ、議員各位の賛同をお願いし、私の賛成討論とさせていただきます。 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案に反対の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。  9番、足立隆啓議員。 ◯議員(9番 足立 隆啓) 9番、足立隆啓でございます。  私は、議案第75号、養父市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場から討論を行います。  平成30年度から保険者を市から県に移行されて2年目に当たり、大幅な保険税負担とならないよう、昨年の1人当たりの平均資産額と同程度の保険料を見込み、今回の改正で養父市の保険料は県下の市町の中で平均以下となります。  提案の議案は、地方税法施行令等の一部を改正する政令が公布され、国民健康保険特別会計の運営状況並びに広域化に伴う県の運営方針に鑑み、所要の改正を行うもので、国民健康保険特別会計財政の安定を図るため、国民健康保険税の基礎課税額等に係る課税限度額、軽減判定額の引き上げについての改正を行うものです。  課税限度額の見直しは、基礎課税額に係る課税限度額、現行58万円を61万円に、軽減判定額の拡大による見直しで、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額、現行27万5,000円を28万円に、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額、現行50万円を51万円にそれぞれ引き上げるもので、今回の改正は7割軽減は据え置きし、5割、2割軽減の対象は、養父市における軽減対象世帯の拡大での平均割は17世帯、均等割は35人となり、加入者の負担軽減を配慮した改正となっています。これは、市民の意見を聞き、養父市国民健康保険運営協議会の答申を踏まえての改定であると言えます。  以上のことから、私は、保険料は昨年と同程度と判断し、本条例の一部改正に賛成するものでございます。どうか議員各位の御賛同をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案に反対の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 反対討論なしと認めます。  次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 賛成討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから議案第75号、養父市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕
    ◯議長(深澤  巧) 起立多数です。  したがって、議案第75号は、委員長の報告のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第7 議案第62号から議案第66号及び議案第69号 ◯議長(深澤  巧) 日程第7、議案第62号、養父市安井農村広場設置及び管理条例を廃止する条例の制定についてから議案第66号、財産の無償譲渡について及び議案第69号、養父市氷ノ山国際スキー場の指定管理者の指定についてまでの以上6件を一括議題とします。  これらの議案につきましては、生活環境常任委員会に審査を付託しておりました。  審査が終了し、会議規則第101条の規定により、生活環境常任委員長から委員会審査報告書が提出されましたので、これから委員長の報告を求めます。  生活環境常任委員長、植村和好議員。 ◯生活環境常任委員会委員長(植村 和好) おはようございます。それでは、審査報告を行います。  令和元年6月27日。  養父市議会議長、深澤巧様。  生活環境常任委員会委員長、植村和好。  委員会審査報告書。  令和元年6月7日、本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、養父市議会会議規則第101条の規定により報告します。  記。  1 審査年月日。  令和元年6月11日(火)。  2 審査結果。  議案番号、事件名、審査結果の順で報告いたします。  議案第62号、養父市安井農村広場設置及び管理条例を廃止する条例の制定について。原案可決すべきもの。  議案第63号、養父市区集会施設の設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について。原案可決すべきもの。  議案第64号、養父市多目的集会センター設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について。原案可決すべきもの。  議案第65号、財産の無償譲渡について。原案可決すべきもの。  議案第66号、財産の無償譲渡について。原案可決すべきもの。  議案第69号、養父市氷ノ山国際スキー場の指定管理者の指定について。原案可決すべきもの。  別紙に審査内容等報告書を添付しておりますので、報告いたします。  別紙、生活環境常任委員会審査内容等報告書。  議案第69号「養父市氷ノ山国際スキー場の指定管理者の指定について」。  質疑。このスキー場には平成26年度から大きな投資をしている。投資の是非を問うためにも、費用対効果等をしっかり検証するべきではないのか。  答弁。養父市直営では赤字経営であった。平成25年8月から指定管理へ移行したが、指定管理料は支払っておらず、50万円以上の修繕費は市が負担している。直営時代より市の負担は減っている。集客数も以前は2万人を切る状況であったが、指定管理者の経営になってから3万人前後で推移するようになった。スキー場は、冬季の市の主要な基幹産業であり、守るべきと考えている。費用対効果の検証は行っていく。  質疑。同じ指定管理施設でもおおやスキー場にはこれまで大きな予算は投入されていない。おおやスキー場と比較し何が違うのか、参考にすべき点があるのではないか。  答弁。当スキー場は、市(旧町)が設立し、直営で運営してきた。おおやスキー場は地元の事業組合が設立したスキー場であり、設立の経緯が違う。また、おおやスキー場は修繕などの経費について、金額による負担区分はなく、組合と市が協議して負担している。  質疑。今後5年間でスキー場のあり方を再度検証することが必要ではないか。  答弁。今後5年間でしっかり検証していきたい。  質疑。今回の指定管理者の選定は、これまでの業績を検証した指名型の募集をしたのか。  答弁。スキー人口が減少し多くの企業は撤退していく中、地元企業であるこの事業者は、全国各地でスキー場再生を手がけ、様々なアイデアで集客を実現している企業であることから、指名型が妥当であると判断した。  なお、ちょっと委員長の口頭で。議案第62号から議案第66号までは特別に質疑はございませんでしたが、全会一致で可決いたしております。第69号に集中して質疑応答を行った結果、議案第69号も全会一致で可決いたしました。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、生活環境常任委員長の審査報告は終わりました。  これから、委員長報告に対する質疑を行います。質疑は一括して行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、委員長に対する質疑を終結します。  これから、討論及び採決を行います。  討論及び採決は、案件ごとに行います。  まず、議案第62号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから議案第62号、養父市安井農村広場設置及び管理条例を廃止する条例の制定についての採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第62号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第63号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから議案第63号、養父市区集会施設の設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第63号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第64号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから議案第64号、養父市多目的集会センター設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第64号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第65号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから議案第65号、財産の無償譲渡についての採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第65号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第66号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから議案第66号、財産の無償譲渡についての採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第66号は、委員長の報告のとおり可決されました。
     次に、議案第69号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから議案第69号、養父市氷ノ山国際スキー場の指定管理者の指定についての採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第69号は、委員長の報告のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第8 議案第70号から議案第73号 ◯議長(深澤  巧) 日程第8、議案第70号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)から、議案第73号、令和元年度養父市水道事業会計補正予算(第1号)までの以上4件を一括して議題とします。  これらの議案につきましては、予算特別委員会に審査を付託しておりました。  審査が終了し、会議規則第101条の規定により、予算特別委員長から委員会審査報告書が提出されましたので、これから委員長の報告を求めます。  予算特別委員長、政次悟議員。 ◯予算特別委員会委員長(政次  悟) それでは、早速ですが報告をさせていただきます。  令和元年6月27日。  養父市議会議長、深澤巧様。  予算特別委員会委員長、政次悟。  予算特別委員会審査報告書。  令和元年6月7日、本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、養父市議会会議規則第101条の規定により報告をいたします。  記。  1 審査年月日。  令和元年6月12日(水)。  2 審査結果。  議案番号、事件名、審査結果の順に報告をいたします。  議案第70号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)。原案可決すべきもの。  議案第71号、令和元年度養父市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。原案可決すべきもの。  議案第72号、令和元年度養父市介護保険特別会計補正予算(第1号)。原案可決すべきもの。  議案第73号、令和元年度養父市水道事業会計補正予算(第1号)。原案可決すべきもの。  別紙に審査内容等報告書を添付しております。  報告いたします。  予算特別委員会審査内容等報告書。  議案第70号「令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)」。  質疑。グンゼ事務所棟などを寄附採納したことで、その利活用に次年度は7,000万円と多額の改修費用が予定されている。今回の補正で耐震診断を行い、改修計画をつくった結果、これを超えるような支出が見込まれる場合はどうするのか。  答弁。施設の保存と有効な活用を図るもので、経費のかからない方法により、実施計画書で示した予算の範囲内で対応したい。今回の補正は、その見きわめのためのものであり、耐震診断の結果を踏まえながら今後のあり方を検討していく。  質疑。養父公民館の空調設備改修工事は、昨年9月議会に補正計上され、3月には事業予算が全額減額された経過がある。なぜ本年度の当初予算に計上しなかったのか。また現状の使用に支障はないのか。  答弁。ひょうご地域創生交付金を活用し、9月補正し準備を進めていたが、業者選定の要綱作成等に不測の日数を要し、年度末までの契約が困難となった。事業繰り越しすべく県と協議をしていたが、繰り越しは認められないことが判明したときには、新年度予算計上に間に合わない状況にあった。本年度改めて事業採択となり交付決定を受けたので、今回補正計上した。現在の設備は暖房機能のみにふぐあいがあることから、秋ごろをめどに工事を完了させるよう事業を進める。  質疑。実施計画書によると、養父市の国家戦略特区の取り組みや効果・成果については、国内外、各界からの注目や一定の評価を得ているとの記載があるが、具体的にはどのような評価を受けているのか。  答弁。特区の取り組みを通じマスコミの取材が増加し、市としての知名度も増している。総務省のホームページにも掲載されており、それらに起因した移住相談者も増加傾向にある。また、国務大臣の来訪、プラチナ大賞等の受賞も受けた。海外向けには市長がアメリカ大使館を訪問し、養父市の取り組みを紹介した上で、外交ルートで各国に発信してもらうべく働きかけを行っている。  次に、用紙を配付いたしておりませんが、審査結果につきまして、若干、口頭での説明をさせていただきます。  令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)の審査においては、当初予算と補正予算に対する対応について、たくさんの質疑や討議がありました。中でも地方創生・国家戦略特区推進事業については質疑も多く、修正案の提案もなされました。討論・採決の結果、賛成多数で委員会は原案可決したものであります。  提案された訂正案の趣旨は、地方創生、国家戦略特区推進事業、こうした事業は当初予算に計上すべきであること、内閣府との相談もあるならば、全額市の予算を使うのではなく、国にも応分の負担を求めるべきとの趣旨でありました。  自由討議の中でも、複数の委員から意見がありました。具体としては、国家戦略特区は国から強制をされて行っているものではなく、市がみずから名乗りを上げ自主性を発揮している事業であり、国庫補助制度のように補助金ありきを求めるものではない。フォーラムを開催するからには、事業者のみならず、農業に汗を流している多くの市民の参加が得られるように対応すべきだ。本年度の当初予算にフォーラムは開催しないと決めていたのなら開催しなくてもよい、などであります。  報告しましたように、本案は採決の結果、賛成多数で可決したこともありますが、こういった内容も十分に踏まえていただき、当局にはフォーラムについて、特に幅広く市民参加を呼びかける中で多くの参加が得られるように、また、農業に携わる多くの市民にとって、農業特区、あるいは日本一農業がしやすい町となるように、力強い施策の推進を願いましての審査報告といたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、予算特別委員長の報告は終わりました。  これから、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は一括して行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、委員長に対する質疑を終結します。  暫時休憩します。                  午前10時29分休憩        ──────────────────────────────                  午前10時44分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開いたします。  ただいま、田村和也議員から議案第70号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)に対する修正の動議が提出されました。  所定の発議者がありますので、動議は成立いたしました。  これから、修正案に対する提出者の説明を求めます。  提出者、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 私は、議案第70号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)に対する修正動議を提出いたします。  内容は、第2款総務費、第1項総務管理費、第6目企画費、地方創生・国家戦略特区推進事業費の国家戦略特区シンポジウム開催事業、内閣府とも協力しながらシンポジウムを開催し、市内外に対して国家戦略特区の意義や取り組みのPRを行うための予算422万7,000円を削除する修正動議であります。  それでは、修正動議を読み上げ、提案といたします。  令和元年6月27日。  養父市議会議長、深澤巧様。  発議者、養父市議会議員、田村和也、同、津崎和男。  議案第70号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)に対する修正動議。  上記の動議を、地方自治法第115条の3及び養父市議会会議規則第17条の規定により別紙の修正案を添えて提出します。  修正案提出理由。  地方創生・国家戦略特区推進事業費422万7,000円を国家戦略特区シンポジウム開催経費として計上しているが、当初予算作成時には市の主体的な判断で今年度の開催を見送ったものであります。内閣府からの働きかけにより開催するにもかかわらず、国の協力も財政的な支援もなく市の単独費で行う補正は認められない。当初予算には特区の経済効果検証委託【新規事業】300万円の事業費を計上しており、シンポジウムの開催は経済効果の検証結果が出てから計画すべきである。  また、この補正により地方創生・国家戦略特区推進費の合計は、約910万円になるが、平成30年度決算見込みで一般財源が約260万円の「フルーツの里やぶ」管理運営事業は、市民、農業生産者の意見を聞かず来年度から直営予算の廃止を決定している。  このような補正は、市民の理解を得られるものではない。  それでは、具体的に修正の中身を提案し、説明してまいります。  1ページをお開きください。  議案第70号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)の一部を次のように修正するものです。  歳入歳出予算の補正ですが、第1表の歳入歳出予算補正、歳出、2款総務費、補正額マイナス1,519万3,000円をマイナス1,942万円に、計30億3,128万3,000円を30億2,705万6,000円に修正し、1項総務管理費、補正額マイナス2,267万1,000円をマイナス2,689万8,000円に、計27億8,869万1,000円を27億8,446万4,000円に修正し、その減額した422万7,000円を14款予備費に補正額として計上するものです。  2ページをお開きください。  歳入歳出予算事項別明細書。  1 総括(歳出)。  2款総務費、補正額マイナス1,519万3,000円をマイナス1,942万円に、計30億3,128万3,000円を30億2,705万6,000円に修正し、減額した422万7,000円を14款予備費に全額計上するものです。なお、財源内訳では一般財源マイナス1,831万円をマイナス2,253万7,000円に修正します。  3ページをお開きください。  3 歳出。  2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、補正額422万7,000円をゼロ円に、計3億8,014万9,000円を3億7,592万2,000円に、一般財源422万7,000円をゼロ円に、項計補正額マイナス2,267万1,000円をマイナス2,689万8,000円に、計27億8,869万1,000円を27億8,446万4,000円に、一般財源マイナス2,556万9,000円をマイナス2,979万6,000円に修正し、14款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額ゼロ円を442万7,000円に、計2,000万円を2,422万7,000円に、補正額の財源内訳、一般財源ゼロ円を422万7,000円に。項計、補正額ゼロ円を422万7,000円に、計2,000万円を2,422万7,000円に、補正額の財源内訳、一般財源ゼロ円を422万7,000円に修正し、歳出合計は原案と同じ額です。  4ページをお開きください。  次に、節、区分、金額、説明の修正です。  節、区分、金額については、2款総務費の説明欄にある記載事項を全て削除し、14款予備費の説明欄に予備費として422万7,000円を計上するものです。  以上、議案第70号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)に対する修正動議の提案といたします。 ◯議長(深澤  巧) 提出者の説明は終わりました。  これから修正案の提出者に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上をもちまして、質疑を終結します。  これから、討論及び採決を行います。  討論及び採決は、案件ごとに行います。  まず、議案第70号についての討論を行います。  本案に対する委員長の報告は原案可決すべきものでありますが、本案に対する修正案が提出されております。
     したがって、討論はまず原案に賛成の方、次に原案及び修正案に反対の方、次に原案に賛成の方、次に修正案に賛成の方の順に行います。  討論はございませんか。  まず、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案及び修正案に反対の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。  1番、西谷昭徳議員。 ◯議員(1番 西谷 昭徳) 1番、西谷です。  修正動議に対する原案の賛成討論をいたします。  私は議案第70号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)の原案に賛成の立場で討論をいたします。  一般会計補正予算(第1号)で、2款総務費、6目企画費の地方創生・国家戦略特区推進事業費補正予算422万7,000円は、養父市国家戦略特区シンポジウム開催経費で、その取り組みや効果、成果を養父市として市内外にPRしていく使命があると考えます。そこで、この内閣府とも連携を図り、中山間地域での農業の取り組み、あるいは養父市版を中心に市内外に周知する意味でも、特区の意義等をシンポジウム開催によって広く伝えていく必要の予算であります。  したがって、私は議案第70号、一般会計補正予算(第1号)に賛成であります。議員各位の賛同をお願い申し上げ、議案第70号の原案に対する賛成討論といたします。よろしくお願いします。 ◯議長(深澤  巧) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 11番、津崎です。  私は修正案に賛成し、議案第70号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)に反対する立場から討論いたします。  今回の補正予算では、社協への補助金を1,400万円増額した点は評価します。我々議会からの再三にわたる指摘に応えたものとして評価します。  しかし、県の社協が指摘していましたが、養父市の補助金が県下一少なかった、こういう実態があり、今後は他市町が社協と取り決めしているように、社協の本部職員の給与、介護事業に直接かかわっていない職員への待遇改善や、事業をやればやるほど赤字になる委託料などについて話し合いを続けていくべきである。 ◯議長(深澤  巧) 暫時休憩します。                  午前10時58分休憩        ──────────────────────────────                  午前11時21分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。  議会運営委員会委員長の報告を求めます。  谷垣満議員◯議会運営委員会委員長(谷垣  満) 議会運営委員会より報告をいたします。  先ほどの津崎議員の討論について、議会運営委員会を開会し審査を行いました。  審査の結果、修正案に賛成の討論から、改めて発言をしていただくこととしました。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ◯議長(深澤  巧) 議会運営委員会委員長の報告は終わりました。  続けます。  次に、修正案に賛成の方の発言を許します。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 私は修正案に賛成する立場から討論いたします。短く終わりたいと思います。  さて、補正予算に対する反対の理由ですが、突然に出てきた国家戦略特区シンポジウム開催予算422万7,000円です。このシンポジウムは、当初から計画もなく、当然予算もつけていなかった。ところが、突然国の指示で実施することになった。市長が東京に出張して、国からいわば宿題をもらってきた。市民の声ではなく、国に言われて実施する。養父市は国の出先機関でも下請でもありません。養父市は市民のためでなく国のために実施する、これからもそうすると示したものだ。シンポジウム予算の内容についても、委託料として新聞社への掲載費やチラシ代として292万5,000円も費やすのは疑問である。養父市は国家戦略特区の事業なら、国に言われるがままに事業を行い、いつでも金を出す。突然のシンポジウムに420万円を出す。  ところが、同じ農業分野でフルーツの里やぶの予算はゼロにして、閉鎖をしようとして急いでいる。市の当局は、特区企業が耕作放棄地で野菜をつくっているなどと自慢していますが、フルーツの里の農家は兼業農家や家族農業で田畑を耕し、多くの田畑が耕作放棄地となるのを防いでいる。市長は、農家や市民ではなく国のほうばかりを見て仕事をしているのではないか。市民そっちのけで、市長は一体どっちを見て仕事をしているのか。国家戦略特区も、5年もたてば市民のためでないことが明らかになっている。このような態度、姿勢は許すことができません。  以上で私の討論を終わります。議員の皆さんの、市民の立場に立った賢明な判断を求めます。 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案及び修正案に反対の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 次に、原案及び修正案に反対の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 原案及び修正案に反対の討論なしと認めます。  次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 原案に賛成の討論なしと認めます。  次に、修正案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 修正案に賛成の討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第70号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第1号)の採決を行います。  まず、本案に対する修正案について採決を行います。  修正案に賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(深澤  巧) 起立少数です。したがって、修正案は否決されました。  ただいま修正案が否決されましたので、次に原案についての採決を行います。  原案に賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(深澤  巧) 起立多数です。したがって、議案第70号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第71号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第71号、令和元年度養父市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第71号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第72号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第72号、令和元年度養父市介護保険特別会計補正予算(第1号)についての採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第72号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第73号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第73号、令和元年度養父市水道事業会計補正予算(第1号)についての採決を行います。  本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第73号は委員長の報告のとおり可決されました。
           ──────────────────────────────   日程第9 議案第77号 ◯議長(深澤  巧) 日程第9、議案第77号、ロータリー除雪車(2.2m級 2.6m幅)の取得についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第77号、ロータリー除雪車(2.2m級 2.6m幅)の取得につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、平成7年11月に購入し、初期登録から23年が経過しているロータリー除雪車について、老朽化に伴い更新しようとするもので、養父市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  加藤まち整備部長。                〔まち整備部長補足説明〕 ◯まち整備部長(加藤  忠) それでは、ロータリー除雪車(2.2m級 2.6m幅)の取得につきまして、補足説明いたします。  本件は、平成7年度に取得したロータリー除雪車が初期登録より23年7カ月が経過し、老朽化により年々修理費が増加していること、また、車両本体並びに部品の製造も現在中止されていることから、修理できない可能性があり、更新するものです。  本件の取得につきましては、6月20日に指名競争入札による入札会を実施いたしました。入札には2者を指名したところ、2者が応札いたしました。  開札の結果、養父市八鹿町坂本222番地1、北但自動車株式会社養父工場、工場長、坂根圭氏が落札いたしております。  取得予定価格は、落札金額4,150万円に消費税415万円を加えた4,565万円で仮契約を締結したところであります。  次に、参考資料をごらんいただきたいと思います。  納入品はロータリー除雪車(2.2m級 2.6m幅)1台、タイヤチェーンなどの付属装置一式となります。  配置場所は関宮スノーステーションとなります。  作業場所は大久保・丹戸・別宮・葛畑区内などの市道です。主な除雪路線は市道葛畑大久保線となります。  納入期限は令和2年1月31日としております。  以上で補足説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、提案説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はございませんか。  12番、藤原芳巳議員。 ◯議員(12番 藤原 芳巳) 1点だけ質問をさせていただきます。  納入期限でございます。なぜこんなにおくれるのかということについて、御説明ください。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。 ◯まち整備部長(加藤  忠) この案件につきましては、年内の納品ということで一度、入札のほうを行っております。しかし、契約に至らなかったということで再度入札した結果、そのずれた分だけ納品のほうがおくれているということになっております。  ただ、おくれたことによりまして除雪の期間に間に合わなくなったりするときには、除雪の委託業者であったりとかに相談しながら、市民の方とかに迷惑がかからないように代替措置をとるなどして検討していきたいと考えております。 ◯議員(12番 藤原 芳巳) 確認ですが、今シーズン、早くから降雪があった場合に、特段市民に迷惑がかからないという理解でいいでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。 ◯まち整備部長(加藤  忠) そのつもりで、ほかの機械を、あいている機械があれば回すとかしながら、ほかの業者に頼むとか、いろいろ手があると思われますので、その手を尽くして雪が降ったときに対応できるように検討していきたいと考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第77号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第77号は委員会への付託を省略することに決定しました。  これから討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして討論を終結します。  これから、議案第77号、ロータリー除雪車(2.2m級 2.6m幅)の取得についての採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第77号は原案のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第10 議員派遣の件 ◯議長(深澤  巧) 日程第10、議員派遣の件を議題とします。  お諮りします。  議員派遣の件につきましては、お手元に配付のとおり派遣することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議員派遣の件は、お手元に配付のとおり派遣することに決定しました。        ──────────────────────────────   日程第11 閉会中の所管事務調査について ◯議長(深澤  巧) 日程第11、閉会中の所管事務調査についてを議題とします。  各委員会の所管事務調査につきましては、それぞれの委員長から会議規則第96条の規定により、お手元に配付しております一覧表のとおり、閉会中の所管事務調査を行いたい旨申し出がありました。  お諮りします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務調査に付することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務調査に付することに決定しました。  以上をもちまして、今定例会に付議されました事件の議事は、全て終了いたしました。  したがって第93回養父市議会定例会は、これをもちまして閉会します。大変御苦労さまでした。                  午前11時36分閉会        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                    議長挨拶 ◯議長(深澤  巧) 6月の定例会の閉会に当たり、御挨拶申し上げます。  遅い梅雨入りとなりました。本格的な出穂期を迎えることになります。これからの雨が、適時な恵みの雨となることを祈りたいと思います。  21日間の会期中におきましては、慎重審議、審査をいただきました。円滑な議事運営に御協力いただいたことを感謝申し上げます。  さて、会期中の6月11日に第95回全国議長会定期総会が東京で開催され、出席してきました。その会議において、勤続功労の議員表彰があり、養父市議会では勤続15年以上表彰で西田雄一議員と西谷昭徳議員が、10年以上で田村和也議員と私、深澤への表彰があったところであります。当該議員におかれましてはお喜びを申し上げるとともに、今後、より一層の御精励を期待するものであります。  今定例会の一般質問では、フルーツの里やぶの運営方針について、特に多くの時間を割いて質問がされました。今後におきましては、当局答弁で言われたところのスピード感のある解決が必要かもしれませんし、また、フルーツの里やぶを立ち上げ、梨やリンゴ、ネクタリンなどの果樹栽培に挺身された先達の方々の地域への愛着や情熱を忘れてはならないことを思ったところであります。  そして、これからの時代は、地域への愛着、情熱に加え、事業運営への才覚と経営能力を官民が見につけて対処する努力が必要であります。情熱、才覚、経営能力、この3つを揃えることは、全ての地域再生、地域創生に係る事業に必須な要件であろうと考えます。背を向けるだけの議論は避け、建設的な解決を図っていただけると受けとめております。  6月議会が終われば、我々の議員任期もあと1年と少しになります。4年とは、単に期間でなく、任期4年間に議員として志した活動の成果をまとめ上げていく責務があると考えます。任とは任す、任されたという意味であります。残り1年間は貴重な時間です。議員としての活動成果を丁寧に市民に示していただきたい、いきたいと考えます。  終わりになりますが、来月からは八鹿夏まつりを皮切りに、各地で夏の祭りやイベントが開催されます。ことしも厳しく暑い夏になると思いますが、議員各位、当局の皆様におかれましては、どうぞお体を御自愛の上、御活躍、御奮闘いただくようお願いいたしまして、挨拶とします。  次に、広瀬市長より挨拶をいただきます。  広瀬市長。        ──────────────────────────────                    市長挨拶 ◯市長(広瀬  栄) 第93回養父市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  今定例会は6月7日に開会され、本日までの21日間の長きにわたり開催されました。本当にお疲れさまでした。当方からは議案等、当初22件、会期中追加議案として5件の計27件を起案させていただきましたが、いずれも慎重に御議論、御審議いただき、全ての案件について御可決いただきました。  また、会期中12名の議員の皆さんから一般質問をいただきました。いただきました御意見等、今後の市政運営の参考にさせていただきたいと考えております。厚く感謝申し上げます。  稲もすくすくと育ち、6月23日には夏至を迎え、もう梅雨が来ないのかなと思っていましたが、昨日やっと気象庁より近畿地方の梅雨入り宣言が出されました。今までで最も遅い梅雨入りとのことです。今後、水不足が心配されますが、昨年の7月豪雨の例があります。いつ何どき、局地的な集中豪雨に襲われるかもしれません。昨年のきょうの今ごろに大阪北部地震、さらに昨年の秋、胆振東部地震。これらによって地殻変動も活発化しており、大地震が発生するかもわかりません。自然災害への備えを市民の皆さんとしっかりと行い、安全・安心のまちづくりを行いたいと考えております。  令和の元号がスタートしましてから2カ月たとうとしております。新元号と使いなれた平成の元号に戸惑いながらも、着実に希望に満ちた新しい時代が動こうとしています。大阪では20カ国地域首脳会議、G20大阪サミットが明日から2日間の予定で開催されます。国際的検知で経済、国際紛争、エネルギー、人権、格差、環境問題などが協議されようとしています。主催国、ホスト国としての日本のリーダーシップのもと、よき成果が生まれ、よき共同宣言が採択されますことを強く願っています。  昨日26日、通常国会を終えました。国政を担う新しい代表を選ぶための参議院議員選挙がスタートします。7月4日公示、7月21日投開票で実施されます。令和の時代を担う豊かで幸せな国民生活の実現と、真の地方創生の実現のために、ふさわしい人材を確かな選択眼で選ぶことが必要です。市民の皆様には棄権をしないよう、大切な一人一人の権利を行使していただきますようお願いいたします。選挙管理委員会と協力しながら、県内1位の投票率を目指したいと考えておりますので、御協力のほどお願いいたしたいと思います。  決算監査が25日よりスタートしました。スタートに当たっての監査委員の皆さんとの打ち合わせにおいて、当方のほうから、従来の調書による聞き取り、また現地調査、これらにあわせて、担当から昨年1年間これを頑張ってやったということを1項目ずつでもいいから聞き取っていただきたいということをお願いいたしました。職員それぞれ頑張っております、努力しておりますので、そのことも評価いただきたいということでございます。いわゆる、我々が言うセルフモニタリング、自己主張ということになろうかと思いますが、そういうことを職員にも行わさせていただくようお願いいたしたところでございます。また、新しい養父市としての監査の方法、あり方がこういうことから導き出せるのではないかと考えております。  また、市では自治協議会ごとのタウンミーティングをスタートさせております。ことしは地域の課題をテーマとして地域自治協議会ごとに決めていただき、それについて意見交換を行っていこうという趣向で行っております。多くの市民の皆様の御参加をお待ちし、活発な意見をいただきますようお願いいたしたいと思います。  7月になれば梅雨が明け、夏となります。ことしも猛暑が予測されます。議員各位には健康に御留意され、市制発展のためにますます御尽力賜りますようお願い申し上げ、定例会閉会に当たっての御挨拶といたします。どうもありがとうございました。                  午前11時45分        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。             │ │                                         │ │                                         │ │    令和  年  月  日                          │ │                                         │ │                                         │ │                  議  長   深  澤     巧      │ │                                         │ │                                         │ │                  署名議員   荒  田  幹  夫      │ │                                         │ │                                         │ │                  署名議員   谷  垣     満      │ │                                         │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘...