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令和 3年第122回師走会議(11月30日)

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  1. 篠山市議会 2021-11-30
    令和 3年第122回師走会議(11月30日)


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    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年第122回師走会議(11月30日)     第122回丹波篠山市議会11月30日会議(師走会議(第1日))会議録           令和3年11月30日(火曜日)              午前 9時30分 開議   〇出席議員(15名)      1番  原 田 豊 彦         2番  前 田 えり子      3番  上 田 英 樹         4番  隅 田 雅 春      6番  安 井 博 幸         7番  足 立 義 則      8番  向 井 千 尋         9番  園 田 依 子     10番  大 西 基 雄        11番  栗 山 泰 三     13番  渡 辺 拓 道        15番  河 南 克 典     16番  大 上 和 則        17番  小 畠 政 行     18番  森 本 富 夫 〇欠席議員(0名) 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
      市長         酒 井 隆 明   副市長        堀 井 宏 之   教育長        丹 後 政 俊   代表監査委員     畑   利 清   企画総務部長     竹 見 聖 司   行政経営部長     藤 本 雅 浩   市民生活部長     中 筋 有 香   環境みらい部長    羽 馬 辰 也   保健福祉部長     横 山   実   保健福祉部長(健康) 山 下 好 子   農都創造部長     倉   剛 史   観光交流部長     赤 松 一 也   まちづくり部長    近 成 和 彦   上下水道部長     清 水 康 之   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会    消防長        西 井   満   固定資産評価審査委員会事務局長              西 牧 成 通   教育部長       稲 山   悟   教育部長(生涯教育) 小 林 康 弘   教育次長       酒 井   宏   法務専門員      川 嶋 将 太   (教育委員会事務局次長) 〇議会事務局職員出席者   局長         酒 井 一 弘   課長         樋 口 寿 広   主査         太野垣 陽 平 〇議事日程 第1号 令和3年11月30日(火曜日)午前9時30分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  諸般の報告        ・陳情書等        ・例月出納検査報告   第 3  行政報告        ・寄附採納報告   第 4  常任委員会所管事務調査報告        ・総務文教常任委員会        ・民生福祉常任委員会        ・産業建設常任委員会   第 5  特別委員会所管事務調査報告        ・議会広報特別委員会   第 6  認定第 1号 令和2年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定について   第 7  認定第 2号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算               認定について   第 8  認定第 3号 令和2年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決               算認定について   第 9  認定第 4号 令和2年度丹波篠山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定               について   第10  認定第 5号 令和2年度丹波篠山市水道事業会計決算認定について   第11  認定第 6号 令和2年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定について   第12  議案第63号 丹波篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例   第13  議案第64号 丹波篠山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改               正する条例   第14  議案第65号 丹波篠山市国民健康保険条例の一部を改正する条例   第15  議案第66号 丹波篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   第16  議案第67号 丹波篠山市気候非常事態宣言の制定について   第17  議案第68号 丹波篠山市基幹集落センターしゃくなげ会館の指定管理者               の指定について   第18  議案第69号 丹波篠山市八上ふるさと館の指定管理者の指定について   第19  議案第70号 篠山口駅西公営駐車場の指定管理者の指定について   第20  議案第71号 訴えの提起について   第21  議案第72号 訴えの提起について   第22  議案第73号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第14号)   第23  議案第74号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第15号)   第24  議案第75号 令和3年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第               4号)   第25  議案第76号 令和3年度丹波篠山市介護保険特別会計補正予算(第2号)   第26  議案第77号 令和3年度丹波篠山市水道事業会計補正予算(第2号)   第27  議案第78号 令和3年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第2号)               午前 9時30分  開議 ○議長(森本富夫君)  皆様、おはようございます。  これから、令和3年第122回丹波篠山市議会、11月30日会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(森本富夫君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、16番、大上和則君、17番、小畠政行君、1番、原田豊彦君を指名します。 ◎日程第2  諸般の報告 ○議長(森本富夫君)  日程第2.諸般の報告を行います。  本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、請願・陳情等の受理について。  本日までに受理した陳情等8件が、議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  受理番号283番「コロナウイルス・豚熱に関する要望書」は、当局において、適切に対応されますよう申し入れておきます。  受理番号296番「社会福祉事業にかかわる職員配置基準等の抜本的引上げの意見書提出を求める陳情書」は、陳情者等に丹波篠山市民が含まれないことから、申合せにより、陳情書の配布とします。  受理番号297番「商工会に対する支援要望について」及び受理番号298番から302番までの西紀地区幼・小・中学校各PTA等から提出されました「園児・児童・生徒の教育環境等に関する要望について」は、当局において、適切に対応されるよう申し入れておきます。  次に、監査、検査結果について。  監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定によって、令和3年8月分及び9月分の例月出納検査報告書が提出されました。お手元に配付していますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、組合議会関係について。  11月24日、神戸市において兵庫県市町村職員退職手当組合議会が開催され、令和2年度決算認定、監査委員の選任等の審議が行われ、いずれも原案のとおり承認されました。関係書類は議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、地方自治法第121条第1項の規定に基づき、議会審議等のため、市長、教育長、代表監査委員及びその委任を受けた者の出席を求めておきましたので、御了承願います。  これで、諸般の報告を終わります。 ◎日程第3  行政報告 ○議長(森本富夫君)  日程第3.行政報告を行います。  酒井市長、報告願います。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  皆さん、おはようございます。  報告に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  朝ごとに一段と寒さが厳しくなり、早くも明日から師走となりました。本日、第122回丹波篠山市議会、師走会議に当たり、議員の皆様には、御健勝にて全員御出席をいただき、ありがとうございます。平素から、丹波篠山市のため、誠心誠意御活躍をいただき、心から敬意と感謝を申し上げます。  本会議において、御審議をいただきます議案については、令和3年度の補正予算、条例の改正、指定管理者の指定など、いずれも重要な案件ばかりとなっています。どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようにお願いを申し上げます。  それでは、報告に入らせていただきます。  報告の1点目は、秋のにぎわいとブランド力調査についてです。  黒枝豆の解禁とともに、丹波篠山の秋の味覚を楽しんでいただくベストシーズンを迎え、多くの観光客の皆様にお越しをいただきました。残念ながら大きなイベントはコロナ禍により中止となりましたが、幸い時期を同じくして、コロナ感染症予防の制限が緩和されましたので、個人で黒枝豆を買い求めに来られる多くの観光客などをお迎えできました。昨年10月だけで58万人という過去最多を記録しましたが、今年はまだ調査中ですが、それを上回る勢いだったということです。  この秋のにぎわいの裏づけともなる、丹波篠山ブランド力調査を実施しました。東京、名古屋、大阪、福岡など、全国の大都市在住者を対象に調査し、平成27年にも同じ会社で調査した結果と比べて、分析をしてもらったところ、丹波篠山市の認知度は大きく上昇し、以前は半分が知らなかったのが、今回は3人に2人が知っているという結果となりました。市名変更後のイメージは、黒豆や自然などよいイメージが3割から4割上昇しており、総じてよいイメージが上がり、悪いイメージが下がっています。この結果から、市名変更の成果として、丹波ブランドを取り込むことに成功し、認知度が上昇し、丹波篠山市と丹波ブランドのイメージが結びついたことが分かり、うれしく思います。
     報告の2点目は、丹波篠山市民の日とふるさと大使任命についてです。  11月18日は、市民の声を大切にした市政やまちづくりを思い起こす日としました。今年は、ふるさと大使の熊谷奈美さんに、1日市長に就任してもらい、丹波篠山市民の日を盛り上げていただきました。この日、新たに丹波篠山ふるさと大使として、ロックグループキュウソネコカミと、尺八奏者の井本蝶山さんを任命しました。キュウソネコカミのメンバーとして、西紀出身のオカザワカズマさんが活躍をされており、また、井本さんの御両親は市内に在住され、尺八教室を開くなどされている御縁からです。どちらも若い世代に響く音楽を通し、丹波篠山をPRしたいと、意気込んでおられます。また、丹波篠山市を盛り上げるために、市内で音楽イベントを開催するなどの提案もいただき、頼もしく思っています。  報告の3点目は、第17回丹波篠山市展の開催についてです。  11月14日(日曜日)から20日(土曜日)の7日間、丹波篠山市民センターにて丹波篠山市展を開催し、会期中には多くの方々にお越しいただきました。本年で第17回を迎え、市内外から多数の力作を出品していただくようになり、4部門で237点の御応募をいただきました。最優秀の河合賞には、絵画部門で、とても繊細な美しい日本画を描かれました中川理代さんの「宙へ(そらへ)」が選ばれました。  報告の4点目は、市長の学校訪問についてです。  昨年度はコロナ禍により、ほとんどが中止となった市長の学校訪問を、本年度は10月から11月にかけて、小学校13校、養護学校高等部、中学校はオンラインも含めて3校で実施をしました。残り中学校1校は12月に実施します。この事業は、ふるさと教育の一環として取り組んでおり、丹波篠山の魅力などを子どもたちに伝える機会となり、私自身にも貴重な時間ですが、子どもたちの反応はよく、質問に答えながら真剣に聞いてくれています。小学校の授業の最後には、デカンショ踊りで締めくくり、今回から若手職員が交代で出演をしてくれました。  報告の5点目は、ABCマラソン大会についてです。  本年度のABCマラソン大会は、参加者を1万人から4,000人に絞り、参加者やボランティアの感染症予防対策を徹底した上で開催します。既に、申込枠はほぼ埋まっています。十分な対策を取りながら、成功するように取り組んでいきます。  報告の6点目は、「市内の高校へ行こう」の取組についてです。  総合教育会議を開催し、定員割れが心配される市内高校への志望を促すということを協議しました。今後、地元高校を盛り上げるためのPRを進めたり、また、周辺部からの通学支援を早急に検討しているところです。  最後、報告の7点目、寄附の受入れについてです。  お手元に配付しました資料のとおり、現金が7件となっています。神戸市中央区、明治安田生命保険相互会社から41万4,000円、吹田市、酒井正記様から30万円、宝塚市、羽仁洋様から11万円、北海道江別市、草野貴友様から17万円、香川県高松市、内海信弘様から11万8,000円、神戸市北区、波多野隆之様から10万円、東京都杉並区、山本 卓様から10万円。御寄附をいただきました方々の思いをしっかりと受け止めて、その御厚志に応えるべく適切な活用に努めていきます。  以上、行政報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  これで、行政報告は終わりました。 ◎日程第4  常任委員会所管事務調査報告 ○議長(森本富夫君)  日程第4.常任委員会所管事務調査報告を行います。  常任委員会で休会中に行われました所管事務調査の報告を求めます。  まず、総務文教常任委員長の報告を求めます。  渡辺総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(渡辺拓道君)(登壇)  皆様、おはようございます。総務文教常任委員会委員長の渡辺でございます。  本年度、これまでに総務文教常任委員会において行った所管事務調査について、御報告申し上げます。  まず、市指定管理施設である篠山城大書院や歴史美術館をはじめとする4文化施設における新型コロナウイルス感染症による影響やその対策に関して調査を行いました。  調査では、指定管理者であるウイズささやまから、令和2年4月の緊急事態宣言発出以降の入館者数の推移や感染症対策、課題等について説明を受けました。  令和2年度の入館者数及び入館料については、緊急事態宣言に伴う休館により、令和元年度と比較して65%程度にとどまっており、特に外国人については12%程度となりました。一方で、校外学習等での関西圏の小中学生の入館者数が、令和2年度は前年対比174%と増加していることを確認いたしました。これは営業努力と丹波篠山には安心安全なイメージがあるとともに、4文化施設を周遊できるという利点が評価されたものです。  一方、公共施設では、サーマルカメラの設置が進む中、市内外から不特定多数の方が来館される4文化施設には設置されておらず、感染症対策に課題が見受けられました。そうしたことから当委員会では、議長に調査結果を報告し、議長から市長に対して、来館者の安心安全を確保するため、サーマルカメラを早急に設置いただくよう提言いただいたところです。あわせて、同時期に市内学校において新型コロナウイルス感染者も見られるようになったことから、改めて学校園の感染症対策について確認・点検いただき、その結果、対策が不十分な場合、早急に対策を講じるよう、教育長に対して提言いただきました。  その結果、6月の補正予算において、4文化施設をはじめとする市管理施設へのサーマルカメラの設置や、小中学校等への消毒作業員の配置について早急に対応いただいたところです。  次に、ウイズささやまに運営いただいている丹波篠山暮らし案内所及び結婚相談室「りんぐ」の運営状況や利用者の状況等について、調査を行いました。  令和2年4月以降、暮らし案内所における移住相談、移住実績は上昇傾向にあります。特に阪神間からの30代から40代の子育て世代の移住希望が多く、令和2年度は暮らし案内所開設以来、年間移住者が初めて100人を超えるなど、コロナ禍で地方への移住ニーズが高まっていることが分かります。それに伴い、相談件数も増えており、コロナ禍の影響があると考えます。  結婚相談室「りんぐ」については、コロナ禍において、相談件数、成婚数は減少したものの、令和2年度の新規登録者数は、前年度を上回るなど、通常の交流会やセミナーの開催に加えて、オンラインイベントの企画・開催など、コロナ禍にあっても積極的に取組を進めていただいていることを確認いたしました。  次に、令和3年第121回弥生会議において、篠山再生計画が10年経過したことから、当委員会の意見として、一旦計画にけじめをつけること、また10年間、多大な御協力をいただいた市民の労をねぎらうことをもって、またさらに新たな一歩を踏み出していただくよう申し上げ、水無月会議等において、担当部署においてどのように検討が行われ、どのような方向性になるのか等の進捗状況の確認を行いました。担当部署からは、令和3年度から令和5年度の間、再び収支均衡が崩れる見込みであり、直ちに次期計画を検討できる状況にはなく、引き続き、再生計画を継続することを基本とするとの、当委員会の意図する内容と反する説明があったことから、当委員会として、再度十分検討するよう求めました。一旦、再生計画にけじめをつけること、協力いただいた市民等への労をねぎらうことは当委員会の総意であり、今師走会議会期中に改めて調査を行うことにしております。  次に、GIGAスクール構想に基づき、市内小中学校の児童生徒に1人1台パソコンを導入し、それを活用した教育活動が行われていますが、その1人1台パソコンの活用状況並びに課題等の現状を把握し、今後の調査研究につなげることを目的に調査を行いました。  3月の導入当初は、通信速度が非常に不安定であったとのことでしたが、今はその問題は解消し、今後アクセス数が増えても問題がないことを確認しました。今後、さらに子どもたちの情報活用能力を高めるよう取組を進めていただくようお願いいたします。  次に、「行政事務事業評価」結果について御報告いたします。  まず、企画総務部が所管する丹波篠山ふるさと応援寄附金事業についてです。  令和2年度は、高額寄附により、結果的に目標としていた寄附額を達成することができたが、丹波篠山市が受け取るものばかりでなく、市外へ出ていく寄附金もある。目標設定においてはそういったことも十分に考慮し、他自治体への寄附額を上回る目標設定をするとともに、さらに多様な手段を用いて、本市へのふるさと納税の認知度を上げていく必要がある。加えて、魅力的な返礼品を開発するとともに、サービス的な返礼も含め、検討されたい。  次に、行政経営部所管の財産管理費についてです。  市有財産の貸付け、売却については、ほぼ目標どおり達成できているが、将来的に市で活用する予定のない施設、土地等については、民間事業者も含め、地元、関係団体と連携し、売却または貸付けなど、有効活用を図っていただきたい。特に墓地については、地元移譲を進められたい。今後、市有財産台帳と現地の整合性を図り、定期的に現地確認を行うなど、担当者が変わっても、市有財産が適切に管理できる体制を整えられたい。  最後に、教育委員会所管病児保育事業についてです。  事前登録者数は前年度を上回り、目標が達成できた一方、延べ利用人数が前年度対比46.5%と減少したが、新型コロナ感染症流行が主要因であると考えられる。保護者の子育てと就労の両立支援が図られており、事業の方向性は妥当であるが、事前利用登録に当たっての手続や登録の必要性について、分かりやすい説明及び事業のPRにさらに取り組むとともに、今後、市内在勤者の病児保育室の利用について、近隣自治体の状況や連携を含め、調査研究をされたい。  以上のことから、3事業とも事業は継続することが望ましいとの結論に至りました。加えて、事務事業評価の参考とするため、市有財産の現地確認及び病児保育室「にこにこ」からの意見聴取を行いましたことを、併せて御報告申し上げます。  以上、総務文教常任委員会所管事務調査報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  次に、民生福祉常任委員長の報告を求めます。  向井民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(向井千尋君)(登壇)  民生福祉常任委員会委員長の向井でございます。  当委員会における所管事務調査として、議会における行政事務事業評価について報告します。  市民生活部、環境みらい部、消防本部の事務事業をそれぞれ抽出し、担当課からの評価を踏まえ、委員会として評価を行いました。  まず、市民生活部が所管するコミュニティ施設管理費についてです。  雲部、大芋、福住の各コミュニティ施設では、新型コロナウイルス感染症の影響がある中、目標とする施設利用人数を超える施設もあり、情報発信や電子マネーの活用など、集客のための積極的な取組をされていることは評価できます。一方で、施設の利用は市外からが多く、地域住民を巻き込んだ活動ができなかったことは課題です。  委員会では、現地調査を行い、3地区のNPO法人等がコミュニティーのシンボル的な旧小学校を指定管理という形式で地域住民主体の独自な事業を行っており、コロナ禍においては計画どおりに取り組めていないものの、おおむね計画の具現化はできていることを確認いたしました。また、テナント貸し店舗(教室)の有効利用やチャレンジショップとしての位置づけ、活動を継続していくための次世代育成、老朽化していく施設の維持管理などについては、今後の検討課題です。  次に、環境みらい部が所管する生物多様性推進事業についてです。  生物多様性促進活動補助金事業や篠山城跡南堀のハスの育成について、目標をほぼ達成しています。生物多様性促進活動補助金については、市民団体からの応募があり、自然環境保全活動への意識が一定程度高いことが伺え、市民を中心とした活動の推進となっていると評価できます。今後は、第2次環境基本計画に基づき、「協働ではじまる環境・まち・未来づくり事業補助金」や「ワクワク農村未来プラン」の事業を自治会やテーマ型で取り組む団体へ周知していくこと、また、まちづくり、農業、環境、衛生など、他の事業との関連で進めていく総合的な取組であることを市民にも理解してもらえるよう取り組んでいただきたいと考えます。  次に、消防本部が所管する常備消防費についてです。  NET119については、聴覚障がい者、言語障がい者がスマートフォンで容易に119番通報することができ、新たな通信として有益であると評価できます。対象者に保健福祉部と連携して登録案内を行い、実際にNET119による通報もあり、体制づくりができていると評価できます。今後、未登録者について、登録を増やす取組を継続する必要があります。  また、住宅防火診断について、令和2年度では新型コロナウイルス感染症の流行の影響もあり、診断を希望する方が少なく、目標値に達しておりません。診断では、ガス会社、電気会社など、関係会社や福祉部署と連携して実施する体制ができており、丁寧な診断ができています。今後は、民生委員や福祉関係者など、高齢者を支える人への啓発を行い、多くの方が診断を受けてもらえるような取組にしていく必要があります。また、ひとり暮らしの高齢者を火災から守るために有効な事業でありますので、診断後の対応も含めて、福祉部との連携に努めて今後も推進していただきたいと考えます。  以上、民生福祉常任委員会所管事務調査報告といたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。  栗山産業建設常任委員長。 ○産業建設常任委員長(栗山泰三君)(登壇)  産業建設常任委員会委員長の栗山でございます。  当委員会で行いました所管事務調査について、御報告申し上げます。  初めに、例年実施しています議会における行政事務事業評価についての報告です。  当委員会では、所管する上下水道部、農都創造部、観光交流部、まちづくり部の事務事業のうちから3事業を抽出し、当該事業について、各担当部署より聞き取り調査を行った後、委員会としての評価を取りまとめました。  まず、観光交流部が所管する観光客誘致促進事業に関しては、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、インバウンド観光客数が目標に至らない点は致し方ないと考えます。レンタカー利用、ローカルガイドの育成は目標を達成しており、評価することができます。しかしながら、コロナ感染症の終息が見込めないことから、ウィズコロナからアフターコロナにつなげられるような観光の仕組みの構築が必要と考えます。現時点では、マイクロツーリズムでの誘客等を目標設定し、本市の食、体験の情報発信の強化を図るとともに、ウィズコロナ時代の観光の在り方を考えていく必要があると考えます。まずは、国内からの観光客対応により、受け入れる「人」、「まち」のさらなるレベルアップを図り、アフターコロナに向けた体制を整える必要があります。  続いて、まちづくり部が所管する河川総務費に関しては、各自治会に協力いただき、おおむね目標を達成できていますが、今後、高齢化等の進展は避けて通れないことから、未参加自治会の現状、課題の把握に努め、対策を検討する必要があります。地域住民の負担を軽減する手法として、外部業者への委託を提案されていますが、スマート機器の導入、リース制度の創設など、作業の効率化を図る支援策の検討や多種多様な人材(関係人口、NPO法人等)との連携ができる仕組みづくりの構築が必要です。  続いて、上下水道部が所管する水道施設の統廃合結果の効果、有収率の向上に関して、水道施設の統廃合については、目標を達成できており、評価できます。有収率の向上については、目標には達成できていませんが、老朽管路が多い中、漏水量を減少させ有収率を改善できたことは評価できます。財政面とのバランスを考慮する必要がありますが、統廃合後の施設については、利活用も含め、早急に今後の対応を検討していく必要があります。また、有収率の向上については、安定した水道事業を運営するためにも、費用対効果を検証しながら点検や計画的な管路更新について継続した取組を行い、漏水の基本的解決に努める必要があります。  続いて、丹波篠山の家の概要、今後の運用等についてを調査しました。  この事業では、本市の気候風土・文化に根差した健康的で住みよい住宅の普及を促進し、地域の住文化の継承及び良好な町並みを形成するため、「丹波篠山の家」の認定基準を作成、その基準を満たしたモデルハウスを建築し、普及啓発に努めようとしています。丹波篠山の認定基準を満たした家が、今後、市内のあちらこちらで建築されることになれば、市内産材、また市内工務店の利用向上につながり、市内産業の発展、循環型経済にもつながるとともに、本市の大きな魅力である景観形成にも寄与することができ、さらなるまちの魅力向上につなげていくことに期待が持てる事業であると確認しました。  また、本年度の委員会のテーマである「関係人口・交流人口増」の調査として、川阪オープンフィールドの取組、Masse丹波篠山の取組状況を調査しました。  まず、川阪オープンフィールドの調査では、人口減少、高齢化する農村の獣害対策等の地域課題に対し、特定非営利活動法人里地里山問題研究所によるコーディネートで、都市部人材と集落をマッチングさせ、地域を活性化させている取組について調査しました。人口減少、高齢化の進展の中、関係人口を活用し、地域課題を解決していくには、地域側の受入れ準備等も必要ですが、地域側の受入れ条件や課題と外部人材をうまくマッチング、コーディネートできる人材の育成、配置の重要性を認識しました。また、活動を行う民間事業者のスタートアップについては、必要に応じ、活動を支援すべきであることを確認しました。  次に、Masse丹波篠山の取組等の調査についてですが、Masse丹波篠山は、市内6事業者を構成員とし、市への誘客促進、関係人口及び移住の創出、また、暮らしに結びついた産業を次世代に継承していくことを目的として、令和3年2月に創設されました。コロナ禍による生活や観光スタイルの変化を踏まえ、多様な暮らし方を実践されている方との交流プログラムを、今年度、市の補助金を得て実施されようとしています。緊急事態宣言等の発出もあり、残念ながら8月の事業実施は延期となってしまったのですが、11月、12月に変更して実施されるとのことで、調査段階で既に何件か申込みがあるとのことでした。コロナ禍で田園回帰も叫ばれる中、関係人口、交流人口増に非常に期待のできる事業であることを確認しました。  人口減少、高齢化の進展する本市では、地域活動等の担い手の確保が重要な課題であり、外部から地域に参画してくれる関係人口との連携・協働によって、様々な課題を解決していくことに大きく期待をしているところです。しかしながら、課題を抱えている地域のニーズ、その地域のニーズに対応できる関係人口との連携・協働でなければ、関係性は長続きしません。また、持続できる関係性を保つには、地域側の負担を荷重にしないこと、地域における関係人口に関する理解の醸成、地域でのキーパーソンの発掘、関係人口と地域とをうまくマッチングできる人の育成や場の創出が必要であると考えます。  当委員会の所管における地域課題の解決のためにも関係人口の活用は、大いに有効であると認識しており、今後も当委員会で注視、議論していきたいと考えますので、執行部におかれましても、魅力ある地域づくりをさらに進めていただき、選んでもらえるまちになるため、さらなる御検討をいただくよう申し添え、所管事務調査の報告といたします。 ○議長(森本富夫君)  これで、常任委員会所管事務調査報告を終わります。 ◎日程第5  特別委員会所管事務調査報告 ○議長(森本富夫君)  日程第5.特別委員会所管事務調査報告を行います。  議会広報特別委員長の報告を求めます。  安井議会広報特別委員長。 ○議会広報特別委員長(安井博幸君)(登壇)  議会広報特別委員会委員長の安井博幸です。  当委員会の上期活動報告として、最初に、「市議会だより」96号、97号を予定どおり発行できたことを報告いたします。  当委員会では、「市議会だより」の発行に当たり、紙面割り、写真の選定や校正等を重ね、よりよい広報紙を目指して工夫と努力を続けています。コロナ禍で視察ができないため、7月30日に丹波新聞社の荻野祐一社長を招き、「文書作法・レイアウト実践的教室」というテーマで実践的な研修を行いました。今回の目標・課題は、広報にふさわしい書き方とレイアウトを学ぶことでした。以下、研修の主な内容について報告します。  分かりやすい文書の基本は引き算と心がける必要があり、文を短くすると文書が引き締まり、読み手のリズムもよくなります。広報のバックナンバーを講師に見ていただき、新聞記者の私ならこのように書くという実例を踏まえて指導してもらいました。例えば、「具体的な事業内容及びどのような考え方で事業を進めるのか」という文書に対して、1つ、「具体的に」と「どのような」は一つにまとめて、2つ、「事業内容」とは、まず考えがあり、その次に内容があるはずなので、修正すると「どのような考え方、事業内容で進めていくのか」という表現になり、さらに文字数も減っているため、読み手にも伝わりやすくなります。次に、「及び」は、複数の物事を並べて説明するほか、別の物事を付け加える場合などに使います。しかし、会話で「及び」という言葉を使うでしょうか。行政の作成する文書に「及び」が多く出てきていますが、読み手に伝わりやすい言葉ではなく、文書の品格が上がるわけでもありません。長い文書になると、主語がはっきりしていなかったり、述語が見当たらなかったりします。修飾語と被修飾語が離れ過ぎて、伝えたい情報が正しく伝わらないこともあります。例えば、「美しい水車小屋の少女」という文書に対し、単純に読むと「水車小屋が美しい」と読み取れます。しかし、少女が美しいと理解することが妥当であることから、「水車小屋の美しい少女」という文書にすべきです。  また、新聞のレイアウトを実際に体験してみることで、読み手に読みやすい記事の配置方法や見出しの工夫を学びました。日本語の場合、大原則として横書きなら左上から右下へ、縦書きなら右上から左下へというように視線が動きます。読み手が読みやすい視線上に、見出しや写真を掲載することが大切だということを学びました。伝わりやすい文書を考えること、読みやすい記事やレイアウトの大切さを学びました。作家の井上ひさしの「難しいことを優しく、優しいことを深く、深いことを愉快に、愉快なことを真面目に書く」という言葉が当てはまります。今後も当委員会では、身近で開かれた議会をお伝えするため、「読み手ファースト」で広報紙づくりに取り組みます。  最後になりましたが、「市議会だより」発行に当たり、議員各位の御理解と御協力に感謝し、議会広報特別委員会の活動報告を終えます。 ○議長(森本富夫君)  これで、特別委員会所管事務調査報告を終わります。 ◎日程第 6  認定第1号 令和2年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定について  日程第 7  認定第2号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算               認定について  日程第 8  認定第3号 令和2年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決               算認定について  日程第 9  認定第4号 令和2年度丹波篠山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定               について  日程第10  認定第5号 令和2年度丹波篠山市水道事業会計決算認定について  日程第11  認定第6号 令和2年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定について ○議長(森本富夫君)  日程第6.認定第1号 令和2年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第11.認定第6号 令和2年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定についてまでの6件を一括議題とします。  審査報告及び質疑、討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。
     認定第1号から認定第6号までの6件について、一括して予算決算委員長の報告を求めます。  園田予算決算委員長。 ○予算決算委員長(園田依子君)(登壇)  予算決算委員会委員長の園田でございます。  ただいま議題となりました認定第1号 令和2年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第6号 令和2年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定についての6議案についての予算決算委員会の審査について、一括して御報告を申し上げます。  本案につきましては、去る9月24日の本会議において、予算決算委員会に付託され、総務文教、民生福祉、産業建設の各分科会審査を含め、計8日間にわたり、精力的かつ活発な審査を行いました。また、各常任委員会の所管事務調査として実施した「行政事務事業評価」を全委員が共有し、審査の参考としました。  まずは、各分科会の審議の過程におきまして各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告を申し上げます。  初めに、認定第1号 令和2年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定について、報告をいたします。  特別定額給付金事業に関し、委員より、申請書の開封や審査・データ入力等を近畿日本ツーリストに委託しているが、どのような経緯で旅行業を主とする法人に委託したのかとの質疑に対し、当局より、国の指針により、特別定額給付金の支給事業については、緊急性が高いことから随意契約を行った。コロナの影響により、旅行需要が落ち込み、余剰人員があるため、こういった受託に注力されており、そのスキルもあることから発注した旨の回答がありました。  次に、賦課徴収費に関し、委員より、コロナの影響による徴収猶予の特例制度について、特に法人の猶予申請件数や傾向はどうかとの質疑に対し、当局より、法人市民税が10件で1,047万4,900円、固定資産税が17件で4,127万6,500円の徴収猶予を行っており、大口は交通系の法人である。1年間の徴収猶予を受けることができるが、大口の法人については、既に納付済みとなっている旨の回答がありました。  次に、一般公害対策費に関し、委員より、当初予算に対し、決算の金額が大きく変わっている理由は何かとの質疑があり、当局より、主に委託料の臭気測定、環境保全に係るコンサルタント料について予備費を充てている。臭気測定については、桑原地区の養鶏場の事案について、当初予算が46万2,000円であったが、事業者とは訴訟になっており、モニタリングのため測定をする必要があった。また、事業者に対し勧告・命令を発出し、改善を促していたが、真摯な対応が得られなかったため、結果的に1年を通じて臭気測定によるモニタリングが必要となり、やむを得ず予備費にて予算確保に至った。令和3年度の臭気測定においては計画的な予算執行を心がけている。また、コンサルタント料については、大山地区で食品加工工場の悪臭による苦情が寄せられ、悪臭防止対策の工事を実施してもらうことになった。専門的な助言や指導監督する必要がでてきたため、急遽委託を行ったとの回答がありました。  また、委員より、予備費で行った臭気測定は、あらかじめ決まった日ではなく、住民のほうから臭気に対する苦情が入れば、調整せざるを得ないため、緊急かつやむを得ないということで予備費にて対応されたということなのかとの質疑が出され、当局より、状況についてはおおむねそのようなことであるとの回答がありました。  特産物振興事業に関し、委員から、市場運営に関し補助金を支出しているが、現状、課題について教えてほしいとの質疑が出され、当局から、市場への支援は、現事業者には令和元年からの3年間の支援ということで、令和3年度で最終年の3年目となる。出荷者については、令和元年は265人であったが、令和2年度には317人、買受人も55人から62人ということで増加傾向にある。売上げについては、令和元年には4,104万8,000円、令和2年度には4,510万3,000円となり、前年度対比10%増加している状況である。ただ、事業者が立てた3か年計画目標には到達していない状況で、令和2年度決算で当初計画対比73%の売上げとなり、経営状況は厳しい状況であるとの回答がありました。  また、委員より、この3年間の補助をステップアップの投資として自立への道筋ができていると理解すればいいのかとの質疑が出され、当局からは、次年度に向けて協議をしている中で、事業者から支援の延長をという声も聞いている。しかし、2年半前に事業計画を出された際の3年で自立するという約束等もあるため、当初の計画に従い、自立いただくことで協議しているところであるとの回答がありました。  続きまして、認定第2号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、報告をいたします。  委員より、コロナ対策により、国保から傷病手当や国保税の減免制度を利用された方はいるのかとの質疑が出され、当局より、傷病手当金は、問合せは何件かあったが、申請はゼロである。国保税減免は、申請が60件、承認は50件、減免額の合計は679万9,000円であるとの回答がありました。  続きまして、認定第3号 令和2年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、報告します。  委員より、少子高齢化が進む中、今後の方向性についてどのように考えているのかとの質疑が出され、当局より、令和4年度から後期高齢者の被保険者で所得のある方は2割の窓口負担となり、若干74歳までの方の負担が減るが、団塊の世代の方が入ることにより、給付費は増えると考える。国も若い方の負担をいかに減らすかを考えており、市としては、国の決まった方向に従って実施していく考えであるとの回答がありました。  続きまして、認定第4号 令和2年度丹波篠山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、報告いたします。  委員より、賦課徴収費に関し、徴収率が3%ほど上昇した要因は何か。また、不納欠損を出さないための手だてをしたのかとの質疑が出され、当局より、65歳の年齢に到達されたばかりの方から確実に納付してもらえるように催告などを重点的に行った。不納欠損に関しては、納付相談の中で納付誓約を取ることによって時効を中断させ、できる限りの期間にわたって、少しでも納付を促す手だてを取っているとの回答がありました。  認定第5号 令和2年度丹波篠山市水道事業会計決算認定について、報告いたします。  委員より、繰上償還しないといけないような高い金利の借入れはないのかとの質疑が出され、当局からは、平成19年、20年、21年、24年度には、補償金免除による繰上償還を行い、利息の高いものから順次償還していたが、今は、補償金免除の制度がないため、通常どおりの償還を続けている。また、実際に繰上償還できるかは確認が必要であるが、もし仮に繰上償還をするとなっても残っている利息を全額支払う必要があるとの回答がありました。  続きまして、認定第6号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定について、報告いたします。  委員から、経費の回収率が前年度より悪化している。その要因は何かとの質疑が出され、当局からは、接続件数は増加しているが、使用料の増加は微増となっている。悪化した要因としては、コロナの影響で、大口の需要家の下水処理水量が減量となり、超過料金分が減少したもので、汚水処理費が増加したものの、大口需要家の超過料金の部分の使用料が伸びなかったものと考えているとの回答がありました。  座長への質疑終了後、議員間討議では、各委員から、民生福祉分科会の一般公害対策費の予備費の使用について、通年会期を導入している中、今回の予備費の利用は、緊急事態、大災害といったものとは異なっており、本当にやむを得ない事案だったのか。今回の予備費の使用については、臭気測定、環境保全に係るコンサルタントへの委託料が主な内容である。臭気測定については、様々な条件等によって急に測定する必要があり、計画的な測定ができなかったこと、また事業者へ改善勧告、命令を発出して状況改善を求めたが、真摯な対応を得ることができず、結果的に1年間モニタリングを続けざるを得なくなったとのことであり、予見できないものであり、やむを得ない状況であったと判断したなどの意見がありました。  議員間討議終了後、討論を行いました結果、討論はなく、採決を行いました結果、認定第1号、2号、3号、4号の4議案については、賛成多数、また認定第5号、6号の2議案については、全員賛成で、認定するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、予算決算委員会の決定どおり、御賛同賜りますようお願い申し上げます。  最後になりましたが、市当局におかれましては、各分科会や全体会審査の中で行ってきた意見等につきましては、十分な検討をいただき、今後の予算計上や予算執行に反映いただくようお願いいたします。  令和2年度丹波篠山市一般会計については、予備費の執行が散見されました。予算上、災害対応などの緊急的な措置等に対応するための予備費が認められておりますが、本市においては、通年会期も導入しており、継続的に必要となるような予算については、議会に上程いただくなどの対応が必要と考えます。市当局におかれましては、安易に予備費を充用し、執行するのではなく、計画的、適正な予算計上、執行に努めていただくよう、予算決算委員会の審査意見として申し添え、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、一括して委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから一括して討論を行いますが、討論に際しては、冒頭に議案番号を申し述べていただきますようお願いします。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  2番、前田えり子君。 ○2番(前田えり子君)(登壇)  議席番号2番、前田えり子です。  認定第1号 令和2年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 令和2年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 令和2年度丹波篠山市介護保険特別会計決算認定について、反対の討論をいたします。  県下で一番高い水道料金、所得の1割を超える国民健康保険税など、市民の暮らしを圧迫しています。令和2年度は、さらに前年10月の消費税率の引上げ、新型コロナの流行が暮らしや営業に暗い影を落としました。丹波篠山市政に強く望むことは、雇用促進や国保税の引下げ、介護保険料・利用料の引下げ、交通手段の充実、農業の発展など切実です。  令和2年度決算認定について、子育て支援や定住促進、農業施策など、一つ一つについて反対するところではありません。しかしながら、施政方針では、「平成20年度に策定した篠山再生計画の着実な実行により、収支見通しでは、令和元年度決算において収支バランスが取れる見込みとなりました」としながら、「篠山再生計画を達成したと言えるかどうか、引き続き検討するとともに、その後の新たな財政の健全化計画の策定に向けて、準備を進めていきます」と述べ、市政が執行されてきました。  財政健全化は、当然しなければなりませんが、平成20年度策定の篠山再生計画は、財政再建の基本方針を、市民・事業者・職員・議員がみんなで負担、痛みを分かち合うとしたもので、これに沿って市民の暮らしや福祉に係る事業を含めて、財政削減を進めるものです。「高くて払えない」と悲鳴が上がっている国保税はさらに引き上げられ、中でも協会けんぽなど、他の健康保険にはなく、国保税を高くしている均等割が多く引き上げられました。家族が多いほど負担が大きく、子育て支援にも反する引上げです。介護保険料は、65歳以上の高齢者、後期高齢者医療保険料は、75歳以上の後期高齢者、多くの方が年金からの天引きです。介護や医療の保険料負担増は実質年金額の引下げに等しく、受診や介護サービス利用の抑制を招きかねない高齢者の暮らしと命を脅かすものです。国民に「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を保障した憲法25条の理念にも反します。  また、丹波篠山市は、「人権」の名で「住民学習」の押しつけ、「市人権同和教育研究協議会」や「解放学級」などにいまだに補助金を出す、県下でも数少ない市です。同和行政はきっぱりとやめるべきです。  75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度は、年齢で医療を差別する世界にも例のない制度です。介護保険制度は、利用が増えたり、介護労働者の賃金などに充てる介護報酬が引き上げられたりすると、直ちに保険料や利用料の負担増に跳ね返る仕組みです。そのため、介護が必要な高齢者が多いほど保険料が高くなってしまいます。いきいき塾、いきいき倶楽部など、住民の協力で進められていますが、高齢化が進んでおり、支え合うには限度があります。  国による医療や介護の制度がどんどん悪くなる中で、住民の命と暮らしを守る自治体の役割は、大きくなっています。自治体の中には、一般財源から介護保険財政への繰入れを行うなどして、保険料などの負担を独自に抑制しているところもあります。それでも、自治体の対策には限度があり、保険料・利用料の値上げをせずに、制度の充実を図り、安心できる制度にするには、国の負担割合を大幅に増やすしかありません。  国に対し、国保税や介護保険料など、国庫負担割合を引き上げることを求めます。その財源は、消費税でなく、富裕層や大企業に応分の税負担を求めることで確保できます。  誰もが住み慣れたところで安心して暮らせるように、国に対しても要望、提言し、命と暮らし最優先に市政が執行されることを願って、反対の討論とします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)(登壇)  議席番号6番、安井博幸です。  認定第1号 令和2年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定から、認定第6号 令和2年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定までの6議案について、賛成の立場で討論いたします。  まず、本市の長期的課題であります財政再建について、起債に当たり許可が必要な実質公債費比率は18.0%を下回る15.6%となり1.6%改善しました。また、将来負担比率は、早期健全化基準の350.0%を下回る133.4%と、昨年に比べ26.7%改善しました。これまでの財政健全化の取組により、それぞれの指数は改善されました。しかしながら、平成29年3月に策定された公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設など老朽化した施設、道路、上下水道等のインフラ資産の更新や改修が将来必要と想定されています。また、高齢化に伴う社会保障費の増大や災害などの非常事態に備え、今後も引き続き、財政運営の健全化に留意する必要があります。  令和2年度施政方針のキャッチフレーズは、「日本の宝石ワクワクシティ丹波篠山」でした。シンボル事業として産科充実の検討、ブランド戦略、SDGsの推進、日本農業遺産への挑戦などへの取組も行われてきました。さらなる改善が望まれる事業もありますが、おおむね計画的に実施できたと考えます。予算決算委員会審査での指摘事項についても、市当局から善処するとの回答を得ています。  去る10月28日の予算決算委員会で、令和2年度の決算認定について慎重に審査し、おおむね適切な予算執行がなされたと判断して認定されました。  議員各位におかれましては、先ほどの予算決算委員長からの報告のとおり、令和2年度の決算認定に賛成くださるようお願いし、賛成討論を終えます。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、認定第1号 令和2年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定についてを採決します。  認定第1号に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、認定第1号は、認定することに決定しました。  次に、認定第2号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。  認定第2号に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、認定第2号は、認定することに決定しました。  次に、認定第3号 令和2年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。  認定第3号に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、認定第3号は、認定することに決定しました。  次に、認定第4号 令和2年度丹波篠山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。  認定第4号に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、認定第4号は、認定することに決定しました。  次に、認定第5号 令和2年度丹波篠山市水道事業会計決算認定についてを採決します。  認定第5号に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、認定第5号は、認定することに決定しました。  次に、認定第6号 令和2年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定についてを採決します。  認定第6号に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。
                    (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、認定第6号は、認定することに決定しました。  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を、10時55分といたします。               午前10時43分  休憩               午前10時55分  再開 ◎日程第12  議案第63号 丹波篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第12.議案第63号 丹波篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  中筋市民生活部長。 ○市民生活部長(中筋有香君)(登壇)  市民生活部の中筋です。  ただいま御上程賜りました議案第63号 丹波篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は1ページ、条例改正新旧対照表1ページ、そして、議案第63号説明資料を御覧ください。  まず、改正の趣旨について申し上げます。丹波篠山市では、令和2年3月から、マイナンバーカードを利用して、コンビニエンスストア等に設置されている多機能端末機から住民票の写しや各種証明書が取得できる「コンビニエンスストア等における証明書の自動交付サービス」を行っています。このコンビニ交付に係る手数料は、現在は窓口交付に係る手数料と同額としています。しかしながら、コンビニ交付の利用者はまだまだ少なく、また、マイナンバーカードの交付率も伸び悩んでいます。そのため、コンビニ交付の利用者の増加を図り、利便性の向上とマイナンバーカードの一層の利用及び普及促進を図る観点から、コンビニ交付を行う証明書等に係る交付手数料の額を引き下げる一部改正を行おうとするものでございます。  次に、改正の内容については、コンビニ交付で取り扱う次の4種類の証明書等、課税証明書、印鑑登録証明書、住民票記載事項証明書、住民票の写しの交付手数料について、現行では1枚300円と定めていますが、今回、コンビニ交付に係る手数料については、100円を減額し1枚200円とする規定を追加いたします。  説明資料裏面の参考資料を御覧ください。  コンビニ交付の概要について御説明いたします。  開始時期につきましては、令和2年3月から開始しており、取得できる証明書は、住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、課税証明書の4種類の証明書です。利用時間は、午前6時30分から午後11時までの利用が可能で、年末年始を除き無休で、いつでも利用できます。利用店舗は、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどで、全国約5万6,000店舗、市内では15店舗で利用ができます。  利用状況につきましては、表のとおりであり、令和2年度においては、コンビニ交付の枚数は848枚で、全体に占める交付率は2.83%、令和3年度4月から9月の上半期におきましては、マイナンバーカードの普及に伴い、若干増加傾向にありますけれども、交付率は5.33%にとどまっています。  県内の各市町におけるコンビニ交付の手数料の額は、コンビニ交付を導入している33市町のうち、24市町が窓口交付の手数料300円より、150円から50円を減額した額を設定されています。  次に、丹波篠山市のマイナンバーカードの交付状況ですけれども、令和3年10月末現在の申請率は44.54%、交付率は37.83%であり、国・県の平均を下回っている状況です。このため、コンビニ交付の手数料を引き下げることで、コンビニ交付サービスの利用促進と市民の利便性の向上、そしてマイナンバーカードの取得・普及促進につなげようとするものです。  最後に、この本条例の施行期日は、令和4年4月1日といたします。  以上で、議案第63号の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第63号については、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第63号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第13  議案第64号 丹波篠山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を                改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第13.議案第64号 丹波篠山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)(登壇)  環境みらい部、羽馬でございます。  ただいま御上程賜りました議案第64号 丹波篠山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  議案書2ページ、新旧対照表2ページ、議案説明資料を御覧ください。  丹波篠山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例は、廃棄物の適正処理、減量化及び資源化を推進することにより、循環型社会の形成と快適な生活環境の保全に資することを目的としています。  第8条及び別表第1で一般廃棄物処理手数料を定めており、燃えるごみ袋(大)は、1枚につき45円、(小)は1枚につき40円、ペットボトル、カン・瓶及び金属類用の緑色の資源用ごみ袋、及びピンク色のその他プラスチック容器包装用ごみ袋は1枚につき45円、埋立用ごみ袋についても1枚45円となっております。そのうち、袋の大きさに差があるのは、白色の燃えるごみを入れる袋だけであり、燃えるごみ袋(大)は、容量50リットル相当で1枚45円に対し、燃えるごみ袋(小)は30リットル相当で1枚40円となっています。  ごみ袋の容量に関係なく、ごみの収集には一定の経費がかかるため、これまで容量に応じた価格設定にしておりませんでした。しかし、ごみ袋の容量と価格が比例していないことで生じる不公平感を解消するため、燃えるごみ袋の価格の根拠を見直し、容量に応じた価格体系に変更します。燃えるごみ袋(大)は、価格を1枚45円のまま据え置き、(小)を1枚40円から30円に改正します。  この条例改正には、一定の周知期間が必要なことから、施行期日は令和4年4月1日としています。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定いただきますようお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第64号については、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第64号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第14  議案第65号 丹波篠山市国民健康保険条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第14.議案第65号 丹波篠山市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  保健福祉部長の横山でございます。  ただいま御上程賜りました議案第65号 丹波篠山市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は3ページ、条例改正新旧対照表は3ページ、併せまして、議案第65号説明資料をお開きください。説明につきましては、説明資料に基づき御説明いたします。  改正の趣旨としまして、令和4年1月1日より産科医療補償制度が見直され、当該制度の掛金が1万6,000円から1万2,000円に引き下げられること、及び国の社会保障審議会医療保険部会において、少子化対策としての重要性に鑑み、出産育児一時金等の支給総額について、42万円を維持すべきとされたことを踏まえ、健康保険法施行令等の一部を改正する政令が令和3年8月4日に公布されたため、国民健康保険条例の一部を改正するものです。  改正の概要としましては、産科医療補償制度の掛金見直しと併せて、出産育児一時金の支給額を引き上げるものです。先に②のとおり、産科医療補償制度における掛金が「1万6,000円」から「1万2,000円」に引き下げられることとなったため、①のとおり、出産育児一時金の支給額「40万4,000円」を「40万8,000円」とするものです。この改正により、現在の出産育児一時金の支給総額42万円を減じることなく維持いたします。  施行期日は、令和4年1月1日とします。  以上で、議案第65号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第65号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第65号は、原案のとおり可決されました。
    ◎日程第15  議案第66号 丹波篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第15.議案第66号 丹波篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第66号 丹波篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は4ページから5ページ、条例改正新旧対照表は4ページから19ページ、併せまして議案第66号説明資料をお開きください。説明につきましては、説明資料に基づき説明いたします。  改正の趣旨といたしまして、「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律」が令和3年6月11日に、「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令」が令和3年9月10日に公布され、未就学児の子どもに係る国民健康保険税の均等割額の減額措置の導入に関する改正部分については、令和4年4月1日から施行されることとなったことにより条例改正をするものです。  改正の概要としまして、(1)子どもに係る国民健康保険税の均等割額減額措置として、第22条外の改正を行います。未就学児である6歳に達する日以後の最初の3月31日以前である被保険者の国保資格が生じた日の属する月から、国民健康保険税の均等割額を5割軽減するもので、令和3年度国民健康保険税率で計算した均等割額の軽減額等について、一覧表にしてございます。  まず、基礎課税額ですが、これはいわゆる医療費分のこととなります。基礎課税額分の均等割額は、1人当たり2万5,440円で、その5割の1万2,720円を軽減します。7割軽減では、7,630円に対し3,815円軽減、5割軽減は、1万2,720円に対し6,360円軽減、2割軽減は、2万350円に対し1万175円軽減とし、それぞれ5割を軽減します。また、後期高齢者支援金等課税額の均等割額は、1人当たり9,840円で、基礎課税額と同じように、それぞれ軽減後の金額から5割を軽減します。  施行期日は、令和4年4月1日とします。  次に、(2)国民健康保険税条例の規定の整備による改正としまして、第3条、第4条、第5条等に「基礎課税額」の表記の追加及び文言の整理による改正を行うものです。  施行期日は、公布の日とします。  以上で、議案第66号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第66号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第66号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第16  議案第67号 丹波篠山市気候非常事態宣言の制定について ○議長(森本富夫君)  日程第16.議案第67号 丹波篠山市気候非常事態宣言の制定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)(登壇)  環境みらい部、羽馬でございます。  ただいま御上程いただきました議案第67号 丹波篠山市気候非常事態宣言の制定について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書6ページから7ページ、議案第67号説明資料①及び②を御覧ください。  気候非常事態宣言とは、国や自治体、学校などが気候変動が異常な状態であることを認める宣言を行うとともに、気候変動を緩和するための積極的な政策を打ち出し、市民や事業者などの関心を高め、気候変動への行動を加速させるものです。世界では、1,000以上の国や自治体に広まっており、日本でも、2019年、長崎県壱岐市が初めて宣言し、兵庫県内では、2020年3月の明石市をはじめ4市が気候非常事態宣言を表明しています。  丹波篠山市の気候非常事態宣言は、前段に気候変動に対する世界や国の対応状況、中段に丹波篠山市における特産物の品質低下や収量減少、災害の発生のおそれ、後段では、2050年二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを、併せて宣言しています。  丹波篠山市独自の取組として、市内の二酸化炭素排出量の3分の2を占める事業分野の排出削減を促すため、団体、事業者への賛同募集を行うとともに、説明資料②のとおり、2030年の削減目標や目標達成に向けた市の方針や具体的な取組をまとめた概要も併せて作成しております。  賛同募集の状況は説明資料①の3の(2)のとおり、11月18日現在、6団体72の事業所、小中特別支援学校20校の賛同をいただいております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。  4番、隅田雅春君。 ○4番(隅田雅春君)  4番、隅田雅春でございます。  2年前のこの師走会議でこの気候非常事態宣言を提案させていただきました。本日上程されて、感慨深いところはあるんですが、2050年に向けて実質的なゼロカーボンを実現していく必要があります。そのためには、実行計画、またその毎年どのように進んできたのか、チェックをする体制が必要だと思っておりますが、そのあたり、市はどのように考えておられるのか。過去、例えば平成27年に地球温暖化対策実行計画をつくられましたが、これは上位法の第21条に規定されておりますので、自治体が管理する施設、また車等の温室効果ガスを削減するというところにとどまっておって、市域全域にはなっておりません。また、エネルギービジョン等も出されましたが、丹波篠山市においては、太陽光発電、太陽熱、そして木質バイオマスといったのが適当というような形で書かれておりますが、非常にちょっと楽観的というような記述で、検証をされたような結果も見えないのではないかなと。  今回こういうものを出されて、庁舎に対して太陽光なり、個人の家庭における太陽光の発電、また各学校における、そういう計画また検証をどうされようとしておるのか。そのあたりのお考えだけをお聞きしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  環境みらい部、羽馬でございます。  隅田議員からの御質問につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。  今後、宣言をさせていただいた後につきまして、検証等につきまして専門家等も含めて、我々の環境みらい部のほうにもかなり長期にわたって専門的に取り組んでいただいておる職員もおります。そういったことをよく知識のある職員と専門家のほうでチェック体制、また、環境に精通する政策官もおりますので、チェック体制のほう、今後の検証は毎年といいますか、その都度その都度、検証していくというふうなことで今回の宣言に併せてしていきたいと思っております。  それとあと、29年に策定しました地球温暖化対策実行計画、これにつきまして、事務事業編ということで制定をさせていただいて、これにつきましては、先ほど議員がおっしゃいましたように、この丹波篠山市の庁舎のことでございます。現在5年目が来ておりまして、第5次の計画を今現在策定中でございます。それに併せて、来年度から、少し触れていただきましたけれども、その市域全体の施策編というものもちょっと視野に入れて検討を宣言とともに進めてまいりたいと考えております。以上でございます。  それとすみません。先ほど私の答弁の中で、賛同していただいた事業所6団体と言いました。説明資料の①の後段ですね、団体9団体と書いておりますけれども、これが私が申しました6団体の誤りでございますので、資料のほうが間違っております。以上、訂正しておわび申し上げます。  以上でございます。 ○議長(森本富夫君)  堀井副市長。 ○副市長(堀井宏之君)  副市長、堀井です。  先ほど羽馬部長が答弁させていただきましたチェック体制の関係でございますが、あわせまして、答弁の中で触れておりませんでしたが、環境審議会のほうで十分御協議をいただいて、今回のほうも御意見をいただいておりますので、環境審議会には毎年、御報告をさせていただいて、その中でチェックをしていただいて、併せて御提言なり、意見をいただいて、チェック体制が進むような形で取組を進めていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  13番、渡辺です。  2050年実質ゼロを目指すというようなことを明確に宣言の中に書き込まれるというようなことで、そのあたりについてはやはり議会のほうとしても関わるということになってくると、将来的にはそれをどう実現していくか、それに対して責任も生じてくるのかなというふうに思います。そういった中で、どのように進めていくかについては、概要版というようなものをつけていただいておりまして、おおむね市としての考え方は理解できるところでありますが、その中で、やはり課題として、ある程度の量を占めるその事業系の排出量をどうするのかといった部分が、大きな課題となるであろうということを書かれています。  そういった中で、その概要版を見る中で、実質ゼロということですから、1つはカーボンオフセットの考え方も導入できるかと思うんですけれども、そのあたりについての記述がないというようなことで、カーボンオフセットについて、市としてこの宣言を進めていく上でどのような考え方を持たれているのか。概要版の中でそのカーボンオフセットが記載されていないという部分については、どういうことなのかということについて、御説明を願いたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  時間の関係もありますので、そのあたりですね、私のほうとしては、本市においてはやはり7割ぐらいの非常にたくさんの森林も有しておりますし、その森林の保全について今後の課題も有しております。また、その森林の裾で将来的な活用もあまり見込めないような、非常に小さな農地等もあって、現状も耕作放棄になって、将来的には難しいという部分があります。そういったものをうまく民間の力を借りて、そこをうまく活用していくというようなことを促すことにも、そのカーボンオフセットの考え方を入れて、自治体内での自己完結型のオフセットをつくっていくということは、非常に本市にとって有効ではないかというふうに思いますので、そういった意味において、今後において検討してもらえたらうれしいなというような意味でありますので、休憩ということでしたら、またその後、その趣旨で御回答を願えたらと思います。 ○議長(森本富夫君)  ここで、暫時休憩をいたします。  議員の皆様には、そのままの位置で待機をいただけたらうれしいと思います。               午前11時30分  休憩               午前11時33分  再開 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  環境みらい部、羽馬でございます。  大変失礼をいたしました。先ほどのカーボンオフセットのお話をいただきまして、今回の概要版の資料の中で、6ページに、カーボンニュートラルのことにも少し触れさせていただいております。その中で「市域の人工林及び天然林の炭素貯留による温室効果ガスの削減効果」というふうなことのところも入れておりまして、その上には、一応2050年に向けたイメージ図、イメージのほうも書かせていただいております。  今、そういった御意見をいただいた中で、そういうのも十分検討していく中で、市域の中の森林等につきましても、民間事業者とまだきっちりしたあれではないんですけれども、今後そういったことの民間企業との連携等につきましても、検討をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  二酸化炭素の、森林等による吸収による削減効果という部分についても十分御理解いただいているかと思います。ただ、この部分について、やはり民間の力を借りて、市内の企業さんが地元の山とかをきっちり守っていきましょうというような仕組みをつくるんですね。カーボンオフセットは仕組みですから。ですから、そういうことにしますと、若手の林業家さんの育成にもつながるような仕組みもできる可能性も十分できてきますので、また今後、2050年実質ゼロに向かって、効果的な施策をつくっていっていただく中で十分検討いただきたいということをお願い申し上げまして、質問を終わります。 ○議長(森本富夫君)  堀井副市長。 ○副市長(堀井宏之君)  副市長、堀井です。  今、渡辺議員のほうからカーボンオフセットのお話をいただきました。仕組みとしては、担当のほうも理解はしておりましたけれども、今回の中で具体的に市内企業のほうにそういったお話、制度の考え方についてはまだまだお話もできてないですし、これからそういった市内の企業の中で排出量の大きい企業さんを中心に、制度の考え方、そして市の考え方、今おっしゃいました民間の活力、民間資金を使っていただいて、市の森林整備も併せて行っていくということも含めて、制度の検討、そして働きかけ、そういったことを今後検討してまいりますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第67号については、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第67号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。
    ◎日程第17  議案第68号 丹波篠山市基幹集落センターしゃくなげ会館の指定管理                者の指定について ○議長(森本富夫君)  日程第17.議案第68号 丹波篠山市基幹集落センターしゃくなげ会館の指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  中筋市民生活部長。 ○市民生活部長(中筋有香君)(登壇)  市民生活部の中筋です。  ただいま御上程賜りました議案第68号 丹波篠山市基幹集落センターしゃくなげ会館の指定管理者の指定について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は8ページ、議案第68号説明資料を御覧ください。  丹波篠山市基幹集落センターしゃくなげ会館は、山村地域における農林業活動の推進及び生活環境の整備を図ることを目的に、昭和52年3月に完成した施設で、指定管理制度をこの施設に適用した平成21年度から、現在の草山郷づくり協議会を指定管理者として選定し、施設の運営管理を行っています。  今回、指定管理期間が令和4年3月31日をもって終了するため、改めて指定管理者を指定するものです。選定しました指定管理候補者は、丹波篠山市本郷159番地、草山郷づくり協議会会長 山﨑義博です。指定管理期間は、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間で、指定管理料は年間160万円を予定しています。  指定管理候補者の選定に当たりましては、提出された申請書類や提案内容を総合的に審査した結果、草山郷づくり協議会を指定管理候補者に選定いたしました。  特定指定する理由につきましては、草山郷づくり協議会は、管理運営において、草山地区の地域事情に詳しく、地域コミュニティを推進し、地域住民が安心安全に、心豊かな環境で暮らせる地域づくりなど、地域の活性化に大きく寄与しています。また、平成21年4月1日から指定管理者として指定しており、管理業務や行政案内業務にも精通し、施設の設置目的に則し適正な館管理が期待されることから、丹波篠山市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第5条第1項第4号の規定に基づき、草山郷づくり協議会を再度指定管理候補者として、特定指定するものでございます。  以上で、議案第68号の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  3番、上田英樹君。 ○3番(上田英樹君)  議席番号3番、上田でございます。  議案第68号 丹波篠山市基幹集落センターしゃくなげ会館の指定管理者の指定についてということで、何も反対でもありませんし、ぜひとも今回指定された指定管理者候補、草山郷づくり協議会のほうに今後ともよろしくお願いしたいということに気持ちは変わりません。ただ1つ、このしゃくなげ会館につきましては、ほかの施設もそうなんですけれども、やはり老朽化とか、先ほど建設されてから備品、またカーテン等傷んでおるところもあるということで聞いておりますし、また、昨年度は入り口の電灯が半分ほど切れとって、LED化に直されたというふうなところもございます。  そうした中で、本施設につきましては、幼児等がきたっこはうす、そして、コミュニティバスを待たれるところに、おられるところの「ほろ里」という喫茶部門、また、週2回につきましては、西紀支所から入っていただいて、行政業務もやっていただいておるということで、草山地区の本当の基幹のセンターというふうに私は思っております。今回、地域振興課ということで、利根課長につきましても、本施設につきまして様々なことを聞かれたり、またいろんな地域住民との接触また交流もある中で、今後とも地域、そして西紀支所ともども、西紀支所の分室という位置づけもありましたので、そのような思いを持って5年間指定管理に選定された場合につきましては、臨んでいただきたいという半分お願いを申し上げまして、させていただきます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  中筋市民生活部長。 ○市民生活部長(中筋有香君)  市民生活部の中筋です。  先ほどの上田議員のほうからも御指摘がありました施設の管理のほうなんですけれども、やはり御指摘のとおり、老朽化によります、今年度も玄関の照明のほうの付け替えであったりとか、また空調設備のほうなども対応させていただいているところです。指定管理の契約書のほうでは、3万円以下の軽微な修繕につきましては、指定管理のほうでお願いするということになっておりますが、それを超えます大きな修理や工事につきましては、市のほうで対応していきたいと考えておりますので、今後ともしゃくなげ会館につきましては、西紀支所の分室の機能も備えておりまして、指定管理者さんにはいろいろと御協力いただいているところですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  上田議員、質疑をお願いします。  3番、上田英樹君。 ○3番(上田英樹君)  質疑というか、先ほど言いましたとおり老朽化しておるということと、今後ともその辺のきっちりと、どうしても地域の方3名が交代とか、まち協の方がやられて、あまりその辺に詳しくないとか、今後こんなん相談したらええんやろうかとか、これもこっち直さんならんのかとか、いろいろ悩み事を持っておられるさかいに、今後とも十分に地域の方々の意向、要望を聞いて、指定管理としてされるのかというところを質問ということで終わらせていただきます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第68号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第68号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第18  議案第69号 丹波篠山市八上ふるさと館の指定管理者の指定について ○議長(森本富夫君)  日程第18.議案第69号 丹波篠山市八上ふるさと館の指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉農都創造部長。 ○農都創造部長(倉 剛史君)(登壇)  農都創造部の倉でございます。よろしくお願いします。  ただいま御上程いただきました指定管理者の指定に係ります議案第69号 丹波篠山市八上ふるさと館の指定管理者の指定について提案理由を御説明申し上げます。  議案書9ページ及び議案第69号説明資料を御覧ください。  八上ふるさと館の指定管理手続につきましては、丹波篠山市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき、指定管理期間が令和4年3月31日で終了することから、指定管理者の指定をしようとするものでございます。  指定管理者の選定に当たっては、指定管理者制度運営指針に基づき、11月2日、現指定管理者から提出された申請書類等によって、農都創造部内で内部審査を行いました。  では、施設の概要及び審査結果等につきまして説明をいたします。  八上ふるさと館は、地域の食材を活用した郷土料理や農産物等の提供を通じて、産業及び地域文化の振興を図るため、平成元年度に整備、直近3か年平均では、年間約1万5,000人に利用いただいております。  今回、指定管理者にしようとする団体の名称は、丹波篠山市八上内567番地、特定非営利活動法人みちくさ 理事長 大前 衛、指定期間は、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間です。  指定候補者に対する審査の結果、同法人は地域住民で構成され、安定した経営、地域の食材を活用した郷土料理の提供、八上城登山口近くの立地を生かした八上城の歴史や地域観光の案内等、適切な施設管理を行うとともに、精神障がいを持った方々の生活・就労支援などに取り組んでいただいております。  これらのことから、公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第5条第1項第4号の規定に基づき、同団体を指定管理者として特定指定することが適切であるものと判断するものです。  以上で、議案第69号 丹波篠山市八上ふるさと館の指定管理者の指定に係る提案理由といたします。  御審議賜りまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第69号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第69号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第19  議案第70号 篠山口駅西公営駐車場の指定管理者の指定について ○議長(森本富夫君)  日程第19.議案第70号 篠山口駅西公営駐車場の指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  近成まちづくり部長。 ○まちづくり部長(近成和彦君)(登壇)  まちづくり部の近成でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま御上程賜りました議案第70号 篠山口駅西公営駐車場の指定管理者の指定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  説明に当たりまして、議案書10ページと議案第70号説明資料を御覧ください。  このたび、篠山口駅西公営駐車場の指定管理者に指定しようとする候補者は、丹波篠山市黒岡191番地、一般社団法人ウイズささやま 代表理事 井本季伸です。指定期間は、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間で、候補者から提案がありました市への納付額は、250万円でございます。  選定に当たっては、指定管理者募集要綱により、令和3年7月20日から8月31日まで候補者を募集し、応募のあった1社について、公正な評価を期すため、外部審査員等5名で構成する篠山口駅西公営駐車場指定管理候補者検討会を設置して、申請書類や提案内容を総合的に評価いただき、その結果を受けて、11月12日に開催した丹波篠山市指定管理者選定委員会において、一般社団法人ウイズささやまを指定管理候補者として選定いたしました。  篠山口駅西公営駐車場は、平成21年4月から指定管理者制度を導入して、民間活力の導入によるサービスの向上と効率的な運営を行っていますが、資料にもあるとおり、当該候補者は、丹波篠山市における地域社会の発展及び市民福祉の向上に寄与することを目的に設立された法人であり、丹波篠山市歴史文化施設をはじめとする多くの公共施設において管理運営を受託されており、当該施設においても平成21年度から23年度に、前身の一般社団法人ノオトで管理運営実績があることなどから、市が保有する公共施設の管理運営者として適切でございます。  具体的には、定期利用者の受付窓口を丹波篠山市民センターと篠山口駅観光案内所に設置し、年末年始を除き年中無休で窓口対応ができるようにすることや、定期利用者の更新期間を3年とすることで手続の負担軽減を図ること、また、一時利用者向けに無料券つきの回数券を販売するなど、利用者サービスの向上と施設利用促進に資する提案が高く評価され、指定管理期間において安定した施設運営や、施設利用の促進が期待できることから、一般社団法人ウイズささやまを指定管理者として指定したいので、地方自治法第244条の2第6項及び丹波篠山市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第4条第1項の規定により、議会の議決を求めます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)  6番、安井博幸です。
     駅西駐車場は現在、タイムズ24が駐車場を受けておられたと思いますが、タイムズの場合はそこに2台のレンタカーのような、タイムズクラブに入っているとそれを使えるような、その車を借りるような仕組みがあったわけですけれども、それがやっぱりうまくいかなかったから、今回応募されなかったということなんでしょうか。そのあたり、現在受託されているタイムズさんの状況はどうだったのか、そのあたりをちょっとお尋ねします。 ○議長(森本富夫君)  近成まちづくり部長。 ○まちづくり部長(近成和彦君)  まちづくり部の近成でございます。  先ほど安井議員が言われましたカーシェアリング、今2台分確保されております。これは平成29年から企業の営業努力ということで、そのカーシェアリングの実績としては、会社組織の営業で、この駐車場についてはその2台分の駐車区画分の定期利用が反映されているという形になりますので、詳しくそのカーシェアリングの実施状況等はこちらのほうには報告は来ておりませんので、把握しておりません。  今回、昨年の1月からやはりコロナ禍の中で、一時駐車がやっぱり減少しております。昨年の3月頃から約3割とか4割という形で、今現状もやはり通常、前年比ベースで5割以下というのが続いております。今回申請されなかったというのは、確認は取れてないんですけれども、株主総会等の資料を見ましたら、やはり専門業者でありますので、営利のないような事業はやはり見直すというような株主総会の事業報告書でもありますので、その関係で今回申請されなかったのかと思われます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第70号については、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第70号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第20  議案第71号 訴えの提起について  日程第21  議案第72号 訴えの提起について ○議長(森本富夫君)  日程第20.議案第71号 訴えの提起について、及び日程第21.議案第72号 訴えの提起についての2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  稲山教育部長。 ○教育部長(稲山 悟君)(登壇)  教育委員会、稲山です。よろしくお願いいたします。  それでは、ただいま御上程いただきました議案第71号 訴えの提起について提案理由の御説明を申し上げます。  議案書は11ページから14ページ、議案第71号説明資料を御覧ください。  今回の訴えの提起につきましては、丹波篠山市立大山小学校の用地について、個人名義のままとなっている土地について、市への所有権の移転を求めようとしようとするものです。  まず、丹波篠山市立大山小学校の経緯について御説明をいたします。  丹波篠山市立大山小学校は、明治6年5月8日、現在の大山小学校の北西約200メートルに位置します神田神社の社務所を仮教室に「清風舎」として設置されております。明治10年には、現在の丹波篠山市立大山小学校が建設されています丹波篠山市大山新字川向井坪に校舎が移転、建築をされております。その際の学校の敷地につきましては、現在も学校敷地の一部になっておりますが、学校の創立に深く関わっていただきました中道伊兵衛氏の御寄附によるものでございます。その後、明治31年から、順次、小学校の校舎の新築・増築・改築等がなされまして、昭和14年に運動場の拡張や整備が行われており、現在の大山小学校敷地の全体が確定しているという状況でございます。  そして、昭和39年にはプールが建設されておりますが、その用地の選定に際しまして、大山小学校の南西部分にある、先ほど申し上げました昭和14年に拡張されました運動場とされておりますが、プールの建設に当たって、当該用地の整地費及び土地購入費が計上されておらず、これらのことから、昭和14年頃には買収済みであったと考えられ、その際に所有権の移転登記がなされていなかったというのが実情となっております。  このような経緯経過を踏まえ、早期に丹波篠山市への所有権移転の整理を進めるため、大山小学校の未登記の土地について、令和3年7月29日に神戸地方裁判所柏原支部に相続人計43名、本人で相続登記した方を含みます方を対象に、第三者への所有権移転等の処分を停止するため「不動産仮処分命令申立」を行い、同年8月27日に仮処分の決定を受けているところでございます。  仮処分の決定に併せまして、相続人43名の皆様方には、これまでの経緯や今後の手続などを記した案内文書をお送りするとともに、市内の関係者には、直接お会いをさせていただいて、御説明をさせていただき、対応をしているところでございます。また、電話等でお問合せのありました方につきましては、お電話で丁寧に説明をするとともに、書面でお問合せをいただいた方につきましては、改めて経緯などを御説明するとともに、今後、特段の事務が不要となる訴訟手続に移行することなどについて、御説明をしているところでございます。  今後、さらなる相続の発生などにより、権利関係が複雑化することなどに対応するため、また、関係する皆様方に過大な負担をかけないよう、迅速に権利関係を整理するためにも、今回訴訟によって解決を図ろうとするものでございます。  以上、議案第71号の説明とさせていただきます。  引き続きまして、議案第72号 訴えの提起について、提案の理由を御説明申し上げます。  議案書は15ページから17ページ、議案第72号説明資料を御覧ください。  この訴えの提起につきましては、旧城東中学校跡地で、現在は東部学校給食センター用地及び城東小学校の臨時駐車場として利用している土地について、個人名義のままとなっている土地について市への所有権の移転を求めようとするものでございます。  まず、城東中学校跡地の経緯について御説明いたします。  城東中学校については、昭和22年の新制中学校制度の発足により、当時の日置村と雲部村から構成されました「日置村及雲部村学校組合」により設置が進められております。当初は、日置小学校内に開校、昭和22年5月にされたものの、義務教育の充実を図るために新設の方針が示されております。日置小学校に隣接する農地を取得して設置が検討されたところでございますが、財政難から取得が進まない中、日置村野々垣在住の莵原様から取得の打診があったことから、昭和23年7月頃に該当の土地を一括して莵原様が取得され、日置村に提供されております。その後、組合におきまして城東中学校校舎等の整備を進め、昭和25年5月8日に新しい校舎が竣工しているところでございます。その後、城東中学校の校舎等の施設は、昭和30年4月の日置村、雲部村、後川村が合併し発足した城東村に移管され、昭和35年の町制施行によりまして、城東町に移管されております。昭和50年の城東町、多紀町、篠山町の合併により篠山町に移管されておりましたが、町の財産台帳には、未登記の土地として掲載されてきたままでございます。  城東中学校の跡地につきましては、莵原氏からの提供の後、学校用地として利用していた19筆1万1,411平米のうち、日置村等に属していた土地を除く、個人名義の土地14筆について、昭和40年、平成4年頃に当時の所有者の方と協議を行わせていただいて、所有権移転登記を順次進めてきたところでございます。  今回の未登記の土地につきましても、平成4年頃に当時の市内在住の権利関係者と協議を行ったところ、町の所有権の主張に対して、特段異議はなかったものの、既に相続が発生していたことからも権利者全員から登記の承諾書等の取得ができず、権利の整理ができなかったものでございます。  このような経過から、今回の未登記の土地につきましては、令和3年8月19日に神戸地方裁判所柏原支部に登記名義人2名の相続人計28名を対象に、ほかの方への所有権移転等の処分を停止するため「不動産仮処分命令申立」を行い、同年9月24日に仮処分の決定を受けたところでございます。  相続人28名の方には、仮処分の決定前にそれぞれ案内文書をお送りするとともに、市内の権利者の方には直接お会いさせていただき、説明をさせていただき、御寄附の申出があった7名につきましては、寄附申出による所有権移転登記を行い、一部の方からお問合せがあったところでございますが、それ以外の方について、今回寄附の手続、あるいは訴訟手続について説明をさせていただいて、特段の事務が不要な訴訟によって整理をしたいということで御理解をいただいているところでございます。  今後、相続の発生等により、権利関係が複雑化することに対応するため、さらには関係する皆様方にも御負担をかけないため、迅速に権利関係を整理していきたいことから、訴訟による解決を図ろうとするものでございます。  以上、議案第72号の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから、一括して質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから、一括して討論を行いますが、討論に際しては、冒頭に議案番号を申し述べていただきますようお願いします。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第71号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第71号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第72号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第22  議案第73号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第14号) ○議長(森本富夫君)  日程第22.議案第73号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第14号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  藤本行政経営部長。 ○行政経営部長(藤本雅浩君)(登壇)  行政経営部の藤本でございます。  ただいま御上程いただきました議案第73号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第14号)について、提案理由の説明を申し上げます。  このたびの補正は、さきの議案第71号及び72号で提案いたしました訴えの提起に係る費用の追加、また、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、国のコロナ克服・新時代開拓のための経済対策における子ども・子育て支援策として、高校生までの子どもがいる子育て世帯に対する給付金の支給費用の追加について、補正をお願いするものでございます。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正については、総額にそれぞれ2億9,951万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ237億1,037万9,000円とするものでございます。  それでは、説明を申し上げます。補正予算書6ページ及び議案第73号説明資料を御覧ください。  6ページ、3款 民生費、2項 児童福祉費、1目 児童福祉総務費 令和3年度子育て世帯への臨時特別給付金事業2億9,922万8,000円の追加は、臨時特別給付金2億9,490万円を先行給付として支給対象児童5,898名に1人当たり一律5万円を支給するものでございます。また、給付金支給のための事務費は、時間外勤務手当168万6,000円、システム改修委託料等が146万3,000円、振込手数料49万5,000円など、432万8,000円を追加するものでございます。なお、中学生以下については、年内支給に向けて事務を進めておりますけれども、高校生以上については、国の方針等を踏まえまして順次対応させていただきたいと思います。財源については、全額国庫補助金で、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金2億9,490万円及び事務費補助金432万8,000円でございます。  続きまして、10款 教育費、1項 教育総務費、3目 学校教育総務費 学校施設維持管理費28万5,000円の追加は、大山小学校用地及び旧城東中学校跡地の個人名義の土地についての訴えの提起に係る費用で、手数料として印紙代10万1,000円及び郵便料18万4,000円でございます。必要な一般財源分につきましては、補正予算書5ページの財政調整基金繰入金28万5,000円で措置をしております。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第73号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第73号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第23  議案第74号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第15号)
     日程第24  議案第75号 令和3年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算                (第4号)  日程第25  議案第76号 令和3年度丹波篠山市介護保険特別会計補正予算(第2                号)  日程第26  議案第77号 令和3年度丹波篠山市水道事業会計補正予算(第2号)  日程第27  議案第78号 令和3年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(森本富夫君)  日程第23.議案第74号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第15号)から、日程第27.議案第78号 令和3年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第2号)までの5件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  まず、議案第74号について。  藤本行政経営部長。 ○行政経営部長(藤本雅浩君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第74号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第15号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  このたびの補正は、事業執行の精査による減額等を行う一方、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に係る経費や清掃センター継続操業に係る地元自治会への地域振興事業の追加、また、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の関係事業の精査並びに追加について補正をお願いするものでございます。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,287万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ237億5,325万円とするものでございます。  それでは、歳出予算の主なものから説明申し上げますが、減額につきましては、事業執行の精査によるものが主な内容ですので、増額補正を中心に大きなものから説明をさせていただきます。また、歳出の減額に伴う財源の減額につきましても、説明を省略させていただきますのでよろしくお願いいたします。  それでは、補正予算書15ページをお開きください。  2款 総務費、1項 総務管理費、7目 企画費 公共交通対策事業89万1,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、乗車密度を上げないように配慮した路線バス事業者に対する補助金の県随伴分でございます。  17ページ、3款 民生費、1項 社会福祉費、2目 老人福祉費 人生いきいき住宅助成事業214万6,000円の追加は、申請者増加に伴う相談員派遣委託料及び改造助成金の増額でございます。特定財源は、県補助金のいきいき住宅助成事業補助金105万6,000円でございます。  続きまして、17ページから18ページの5目 障害者福祉費 地域生活支援事業の232万7,000円の追加は、利用料の増等事業精査によるものでございます。特定財源は、地域生活支援事業費の国庫補助金201万2,000円及び県補助金100万6,000円でございます。障害者総合支援法給付事業4,948万9,000円の追加は、利用者の増加による追加で、特定財源は、障害者総合支援法給付事業の国県負担金2,183万7,000円、児童福祉法障害児施設措置費事業の国県負担金777万9,000円でございます。  続きまして、20ページを御覧ください。2項 児童福祉費、3目 児童措置費 児童手当支給事業100万6,000円の追加は、特例給付に関する制度改正に必要なシステム改修費用によるものでございます。特定財源は、全額国庫補助金でございます。  次に、21ページ、放課後児童対策事業335万2,000円の追加は、クラス数の増などによる児童クラブ運営委託料510万円の増、その他精査によるものでございます。特定財源は、放課後児童健全育成事業の国庫補助金74万2,000円及び県補助金74万2,000円の減でございます。  24ページ、8目 児童給付費 私立認定こども園運営事業960万7,000円の追加は、補助金算定基準額の改定等による施設型給付費の増及び事業精査でございます。特定財源は、国庫及び県補助金の施設型給付等1,200万4,000円でございます。  次に、同じく24ページの4款 衛生費、1項 保健衛生費、1目 保健衛生総務費 地域医療対策事業費440万円の追加は、地域医療体制確保に係る支援事務を委託するためのものでございます。続きまして2目 予防費2,244万5,000円の追加は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に係る接種委託料等の費用の追加及び事業精査でございます。特定財源は、特定感染症事業国庫負担金1,696万8,000円及び国庫補助金522万5,000円でございます。  続きまして、25ページを御覧ください。健康増進事業費330万円の追加は、国が進める健診結果の様式標準化等に伴うシステム改修委託料でございます。特定財源は、健診情報連携システム整備事業国庫補助金187万7,000円でございます。2項 清掃費、4目 地域振興費1,546万9,000円の追加は、清掃センター継続操業に係る事業で道路補修及び防犯カメラ等の設置に係る助成金でございます。  続きまして、27ページを御覧ください。6款 農林水産業費、1項 農業費、5目 担い手対策費 農地保全推進事業446万9,000円の追加は、交付申請及び対象面積の増加による追加です。特定財源は、県補助金の機構集積協力金261万1,000円及び条件不利農地集積奨励事業補助金23万2,000円でございます。担い手支援事業137万1,000円の追加は、色彩選別等精米設備導入に係る農業経営スマート化促進事業補助金144万9,000円の追加及び事業精査でございます。特定財源は、農業経営スマート化促進事業県補助金144万9,000円でございます。続きまして、7目 農地整備費 市単独土地改良事業125万2,000円の追加は、生態系配慮工法に係る支援を行うものでございます。特定財源は、全額丹波篠山ふるさと基金繰入金でございます。  続きまして、28ページを御覧ください。2項 林業費、2目 林業振興費 市単独治山事業256万7,000円の追加は、自治会からの要望による山腹や林道・渓流の整備費用の補助でございます。  続きまして、29ページを御覧ください。8款 土木費、2項 道路橋りょう費、1目 道路維持費 道路維持管理費240万円の追加は、今田町釜屋地内、真南条下地内、西谷地内の道路補修工事でございます。  続きまして、30ページをお願いします。2目 道路新設改良費1,994万5,000円の追加は、国からの内示の増による事業費の追加でございます。特定財源は、全額国庫補助金で社会資本整備総合交付金837万9,000円、公共事業等債660万円でございます。  次に、30ページを御覧ください。6項 住宅費、1目 住宅総務費 市営住宅管理費624万5,000円の追加は、空き家修繕費等を計上しております。  次に、33ページをお開きください。10款 教育費、3項 中学校費、1目 学校管理費・中学校管理費105万3,000円の追加は、昨年度新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました1年時スキー教室について、2年時に実施するためのスキー教室の講師謝礼でございます。特定財源の減は、新型コロナウイルス感染症拡大による中学校教育施設使用料等の精査による49万1,000円の減額でございます。  続きまして、36ページを御覧ください。  7項 保健体育費、5目 東部給食センター154万4,000円の追加は燃料費の高騰に伴う増、6目 西部給食センター867万5,000円の追加は、同じく燃料費高騰に伴う増及び修理が困難なため早急に改修が必要なボイラー等の更新工事の増額でございます。  12款 諸支出金、1項 基金費、29目 新型コロナウイルス等感染症対策基金費334万円の追加は、新型コロナウイルス感染拡大により中止となりましたイベント等に対する補助金の減額分312万2,000円及び寄附金21万8,000円を基金として積み立てるものでございます。  続きまして、37ページを御覧ください。14款 災害復旧費、1項 農林水産業施設災害復旧費、1目 農地農業用施設災害復旧費170万円の追加は、8月の前線の影響により大雨で被災しました桑原地内の農地災害復旧費でございます。特定財源は、農林水産業施設災害復旧県補助金70万円及び地元分担金51万円でございます。2項 公共土木災害復旧費、1目 道路橋りょう災害復旧費370万円の追加は、大雨の影響による災害に伴う小坂池尻線の復旧工事でございます。特定財源は、災害復旧事業債370万円でございます。  最後に、これまで補正をさせていただきました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当事業でございますけれども、商工振興費のワクワク都市(シティー)クーポン事業等の精査による1,055万5,000円の減額分や、特産振興事業の農業経営安定対策補助金の精査による443万6,000円等の減額分を、指定管理者支援金1,930万円の追加や消防本部・出張所の感染対策の備品購入費157万1,000円の追加に加えまして、新型コロナウイルス等感染症対策基金の繰入れの減で調整をさせていただいております。  以上で、歳出に係る説明を終わらせていただきます。  歳入についてですけれども、特定財源として説明を行ったもの以外では、8ページを御覧ください。8ページ、1款 市税、2項 1目 固定資産税8,200万円の減額は、国の措置として新型コロナウイルス感染拡大の影響で事業収入が減少している事業者に対する固定資産税の減免による減額、及び10款では地方特例交付金としまして、先ほどの減免をしました金額相当分を2項 1目 新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金7,097万5,000円の追加で計上させていただいております。  続きまして、12ページは、19款 繰入金、1項 基金繰入金、1目 財政調整基金繰入金1,199万6,000円の追加は、今回の補正予算に必要な一般財源でございます。  次に、5ページを御覧ください。第2表 債務負担行為の補正について説明を申し上げます。  市税通知書等封入封緘業務委託について、4月以降に発送するものなんですけれども、今年度から契約をするために必要なため、限度額434万円で期間は令和4年度としまして、債務負担行為の補正をさせていただいております。  最後に、第3表 地方債補正につきまして、御説明を申し上げます。  地方債の変更によるもので、公共事業等は、国庫補助道路整備事業の追加に伴い660万円を追加し、限度額を8,050万円に、災害復旧事業は道路橋梁災害復旧事業の追加に伴い370万円を追加し、限度額を870万円にするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定いただきますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第75号及び議案第76号について。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第75号並びに議案第76号につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  まず初めに、議案第75号 令和3年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきまして、説明いたします。  今回の補正は、議案書第75号のとおり、国民健康保険特別会計 事業勘定の歳入歳出予算それぞれ8,006万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ総額を50億6,027万円に、直営診療所勘定では、歳入歳出予算それぞれ288万7,000円を減額し、それぞれ総額を2億4,679万6,000円にするものです。  今回の補正の主なものは、事業勘定では、制度改正に伴うシステム改修委託料の精査、実績見込みによる療養給付費の追加等によるものです。直診勘定では、新型コロナワクチン接種に係る接種協力金等の追加、及び今田診療所においての薬剤の院外処方への変更に係る歳入歳出の精査、空調設備の不良による設備改良工事の追加により補正をするものです。  それでは、事業勘定歳入から説明いたします。  補正予算書5ページをお開きください。  3款 県支出金7,756万1,000円の追加は、一般被保険者療養給付費見込みにより追加するものです。  5款 繰入金250万7,000円の追加は、一般会計繰入金でシステム改修の精査による減額分と、財政調整基金繰入金で保険給付費等交付金償還金等によるものです。  続きまして、歳出について説明をいたします。  補正予算書6ページをお開きください。  1款 総務費30万8,000円の減額は、システム改修委託料の精査によるものです。  2款 保険給付費7,756万1,000円の追加は、令和3年度保険給付費の見込みにより追加するものです。  7款 諸支出金281万5,000円の追加は、国民健康保険遡及喪失者に係る保険税還付金の追加、及び令和2年度事業費確定による保険給付費等交付金償還金及び国庫支出金償還金を追加するものです。  続きまして、直営診療所勘定について説明いたします。  まず歳入ですが、補正予算書11ページをお開きください。  1款 診療収入1,800万円の減額は、今田診療所で薬の処方を院外薬局としたことによるものです。  4款 繰入金304万7,000円の減額は、雑入の追加により、減額となるものです。  6款 諸収入1,816万円の追加は、新型コロナワクチン接種に係る予防接種協力金等の追加によるものです。  続きまして、歳出にまいります。  12ページから13ページをお開きください。  1款 総務費1,711万3,000円の追加は、新型コロナワクチン接種に係る時間外勤務手当、及び複写機使用料等の追加、今田診療所において、避難誘導等の設備取替え、空調設備不良のための工事請負費を追加するものです。  2款 医業費2,000万円の減額は、今田診療所の院外処方による薬剤購入費を減額いたします。  以上をもちまして、議案第75号 令和3年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についての提案理由の説明とさせていただきます。  続きまして、議案第76号 令和3年度丹波篠山市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  今回の補正は、議案書第76号のとおり、介護保険事業勘定の歳入歳出予算それぞれに3,690万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ50億4,289万4,000円にするものです。  主な内容につきましは、職員人件費の減等総務費で48万円、事業精査により地域支援事業費で152万円減額となったものの、特定入所者介護サービス費等の増により、保険給付費で2,653万1,000円、保険者機能強化推進交付金及び介護保険保険者努力支援交付金の内示による国庫支出金増を受けまして、介護給付費準備基金積立金1,236万9,000円を追加するものです。  介護保険事業勘定、歳入について説明申し上げます。  5ページから6ページをお開きください。  3款 国庫支出金2,471万4,000円の追加、4款 県支出金423万円の追加、5款 支払基金交付金675万1,000円の追加は、主なものとして、保険給付費増に伴う国県支出金及び支払基金交付金の精査によるものです。  7款 繰入金、1項 他会計繰入金、1目 一般会計繰入金120万5,000円の追加は、総務費・保険給付費・地域支援事業等の精査によるものです。  介護保険事業勘定、歳出について説明いたします。  7ページです。1款 総務費は、職員人件費の精査及び電算業務委託料の減により48万円の減額、2款 保険給付費は、居宅介護住宅改修の申請者増や特定入所者介護サービス利用者増により2,653万1,000円の追加、8ページ、3款 地域支援事業費は152万円の減額で、新型コロナの影響により事業の中止をしたものです。  4款 基金積立金は、保険者機能強化推進交付金・介護保険保険者努力支援交付金の内示等により1,236万9,000円を追加するものです。  以上をもちまして、議案第76号 令和3年度丹波篠山市介護保険特別会計補正予算(第2号)についての提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第77号及び議案第78号について。  清水上下水道部長。 ○上下水道部長(清水康之君)(登壇)  上下水道部の清水でございます。よろしくお願いします。  ただいま御上程賜りました議案第77号及び第78号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第77号 令和3年度丹波篠山市水道事業会計補正予算(第2号)でございます。  補正の主なものとしまして、収益的収支では、水質検査委託業務などの事業費確定に伴う営業費用の減額、資本的収支では、配水管布設替工事の事業量変更による減額や、上水道の水源であるダムの工事負担金の増額によるものなどでございます。  補正予算書の1ページをお開きください。  第2条 業務の予定量につきまして、建設改良事業の原浄水施設費675万1,000円を計上し、1,202万円に、そして配給水施設費1,000万円を減額し、2億1,148万5,000円としております。  第3条の収益的収入及び支出、そして2ページの第4条の資本的収入及び支出につきましては、3ページ及び4ページの実施計画により、説明させていただきます。  まず、3ページの収益的収入及び支出につきまして、収入では1款 水道事業収益を935万1,000円増額しようとするもので、これは給水協力金が必要となる給水工事の申出による雑収益の増額でございます。  支出では、1款 水道事業費用を722万9,000円減額するもので、1項 営業費用、1目 原水及び浄水費の105万2,000円並びに2目 配水及び給水費の810万8,000円の減額は、水質検査委託料等の事業費確定によるもの、3目 総係費88万2,000円の増額は、消費税の仕入税額控除の方式、いわゆるインボイス制度導入準備に伴う印刷製本費の計上によるもの、2項 営業外費用、2目 消費税及び地方消費税の104万9,000円の増額は、仮受消費税と仮払消費税の調整による増額でございます。  次に、4ページの資本的収入及び支出では、支出から説明いたしますと、1款 資本的支出、1項 建設改良費、1目 原浄水施設費では、上水道の水源であるみくまりダム及び栗柄ダムにおいて、ダム管理者である兵庫県が施工する放流バルブ遠隔化工事やダムWEBカメラ設置工事などの施工に伴う工事費を負担するもので675万1,000円の増額、2目 配給水施設費では、倉本地内の配水管布設替工事の事業費の減量による1,000万円の減額でございます。  一方、収入では1款 資本的収入を458万6,000円減額するもので、1項 1目 企業債では、建設改良費減額により企業債借入額を460万円の減額、2項 1目 固定資産売却代金では、公用車売却益による1万4,000円の増額によるものです。  2ページに戻りまして、第4条 補填財源でございます。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億3,900万3,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,288万5,000円、過年度分損益勘定留保資金5億9,437万6,000円、当年度分損益勘定留保資金2,491万8,000円、減債積立金1億9,608万2,000円及び建設改良積立金1億74万2,000円で補填しようとするものでございます。  続きまして、議案第78号 令和3年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第2号)でございます。  補正の主なものとして、資本的収支における建設改良事業費確定による減額でございます。  補正予算書の1ページをお開きください。  第2条 業務の予定量につきまして、建設改良事業の管渠費433万2,000円を減額し8,929万4,000円に、処理場費132万4,000円を減額し1億9,030万1,000円としております。
     第3条の収益的収入及び支出、そして2ページの第4条の資本的収入及び支出につきましては、4ページから5ページの実施計画により、説明させていただきます。  まず、4ページの収益的収入及び支出につきまして、収入では1款 下水道事業収益を28万円減額しようとするもので、今回の補正で建設改良事業費を減額することにより、消費税還付金を減額するものでございます。  支出につきましては、1款 下水道事業費用を1万8,000円増額しようとするもので、過年度の下水道使用料漏水減免還付金の増加により、雑支出を増額するものです。  5ページの資本的収入及び支出では、支出から説明しますと、1款 資本的支出を634万5,000円減額するもので、1項 建設改良費、1目 管渠費では、公共下水道事業におけるマンホールポンプ設備工事などの事業費確定により433万2,000円の減額、2目 処理場費では、特定環境保全公共下水道事業における処理場内の機器更新工事などの事業費確定により132万4,000円の減額、そして4目 業務設備費では、事務用パソコンの更新費用などの事業費確定により68万9,000円の減額としております。  一方、収入では1款 資本的収入を604万4,000円減額するもので、建設改良費減額による企業債、補助金などの財源を減額しようとするものです。  2ページに戻りまして、第4条 補填財源でございます。  資本的収入額が資本的支出額に対し、不足する16億329万3,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,538万4,000円、過年度分損益勘定留保資金4億84万円、当年度分損益勘定留保資金10億6,406万9,000円及び減債積立金1億2,300万円で補填しようとするものでございます。  以上、議案第77号、第78号の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから、一括して質疑を行いますが、本案につきましては、予算決算委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第74号から議案第78号までの5件については、予算決算委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第74号から議案第78号までの5件は、予算決算委員会に付託することに決定しました。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日12月1日から12月14日までの14日間は休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  明日12月1日から12月14日までの14日間は、休会とすることに決定しました。  次の本会議は、12月15日、午前9時30分から開議します。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午後 0時48分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       令和3年11月30日                       丹波篠山市議会議長  森 本 富 夫                       丹波篠山市議会議員  大 上 和 則                       丹波篠山市議会議員  小 畠 政 行                       丹波篠山市議会議員  原 田 豊 彦...