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令和 3年第122回長月会議( 9月 7日)

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  1. 篠山市議会 2021-09-07
    令和 3年第122回長月会議( 9月 7日)


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    令和 3年第122回長月会議( 9月 7日)     第122回丹波篠山市議会9月7日会議(長月会議(第1日))会議録            令和3年9月7日(火曜日)              午前 9時30分 開議   〇出席議員(15名)      1番  原 田 豊 彦         2番  前 田 えり子      3番  上 田 英 樹         4番  隅 田 雅 春      6番  安 井 博 幸         7番  足 立 義 則      8番  向 井 千 尋        10番  大 西 基 雄     11番  栗 山 泰 三        13番  渡 辺 拓 道     14番  吉 田 知 代        15番  河 南 克 典     16番  大 上 和 則        17番  小 畠 政 行     18番  森 本 富 夫 〇欠席議員(1名)      9番  園 田 依 子
    地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        堀 井 宏 之   教育長        丹 後 政 俊   代表監査委員     畑   利 清   企画総務部長     竹 見 聖 司   行政経営部長     藤 本 雅 浩   市民生活部長     中 筋 有 香   環境みらい部長    羽 馬 辰 也   保健福祉部長     横 山   実   保健福祉部長(健康) 山 下 好 子   農都創造部長     倉   剛 史   観光交流部長     赤 松 一 也   まちづくり部長    近 成 和 彦   上下水道部長     清 水 康 之   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会    消防長        西 井   満   固定資産評価審査委員会事務局長              西 牧 成 通   教育部長       稲 山   悟   教育部長(生涯教育) 小 林 康 弘   教育次長       酒 井   宏   法務専門員      川 嶋 将 太   (教育委員会事務局次長) 〇議会事務局職員出席者   局長         酒 井 一 弘   課長         樋 口 寿 広   主査         太野垣 陽 平 〇議事日程 令和3年9月7日(火曜日)午前9時30分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  諸般の報告        ・陳情書等   第 3  行政報告        ・寄附採納報告   第 4  報告第 9号 専決処分の報告について         専決第 4号 令和3年度丹波篠山一般会計補正予算(第9号)   第 5  議案第48号 丹波篠山基金条例の一部を改正する条例   第 6  議案第49号 丹波篠山環境保全条例の一部を改正する条例   第 7  議案第50号 丹波篠山市ふるさとの森づくり条例の一部を改正する条例   第 8  議案第51号 令和2年度丹波篠山水道事業会計処分利益剰余金の処               分について   第 9  議案第52号 令和2年度丹波篠山下水道事業会計処分利益剰余金の               処分について   第10  議案第53号 令和3年度丹波篠山一般会計補正予算(第10号)   第11  議案第54号 令和3年度丹波篠山一般会計補正予算(第11号)   第12  議案第55号 令和3年度丹波篠山国民健康保険特別会計補正予算(第               2号)   第13  議案第56号 令和3年度丹波篠山後期高齢者医療特別会計補正予算               (第1号)   第14  議案第57号 令和3年度丹波篠山介護保険特別会計補正予算(第1号)   第15  議案第58号 令和3年度丹波篠山水道事業会計補正予算(第1号)   第16  議案第59号 令和3年度丹波篠山下水道事業会計補正予算(第1号)   第17  請願第 1号 丹波篠山市議会政治倫理条例の制定等を求める請願               午前 9時30分  開議 ○議長(森本富夫君)  皆様、おはようございます。  会議に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  新型コロナウイルスとの闘いは、1年半を過ぎようとしています。第5波の感染拡大期、そして4回目となります緊急事態宣言が兵庫県に発出されており、市内でも若い方への感染を中心に今までにない広がりとなっています。そのような中、ワクチン接種をはじめ、感染予防と陽性者に対する治療や対応に献身的にお取組いただいている医療関係者訪問看護師、県市の関係部署の皆様に市議会を代表して、心から敬意を表し、感謝申し上げます。ありがとうございます。  先日、東京2020オリンピック・パラリンピックがいろいろな御意見の中でもありましたが、開催することができ、無事幕を閉じました。大会の理念、多様性と調和。多くのアスリートの活躍を通して、「みんな違って、みんないい」共生社会実現のきっかけとスタートになったのではないかと思っております。  市民一人一人の命と暮らしを守り、共に困難を乗り越えられますよう、議員各位のさらなる研さんと執行部の真摯なお取組をお願い申し上げ、御挨拶といたします。  これから、令和3年第122回丹波篠山市議会、9月7日会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(森本富夫君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、11番、栗山泰三君、13番、渡辺拓道君、14番、吉田知代君を指名します。 ◎日程第2  諸般の報告 ○議長(森本富夫君)  日程第2.諸般の報告を行います。  本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、請願・陳情等受理について。  本日までに受理した請願・陳情等3件が、議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  受理番号186番「令和4年度予算に係る要望」は、市当局において、適切に対応されますよう申し入れておきます。  受理番号205番「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度充実を図るための2022年度政府予算に係る意見書採択の要望について」は、総務文教常任委員会で審査願います。  受理番号206番「丹波篠山市議会政治倫理条例の制定等を求める請願」は、本日、議事日程の中でお諮りします。  次に、組合議会関係について。  8月27日に丹波市において、丹波少年自然の家事務組合議会定例会が開催され、議長に尼崎市議会議長が選出され、監査委員の選任、令和2年度歳入歳出認定など、提出されました議案は全て承認されました。これらの関係書類は、議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、系統議長会関係について。  第266回兵庫県市議会議長会総会が、7月21日に書面開催され、令和2年度決算、令和3年度補正予算が承認されました。  8月10日には、阪神市議会議長会定例会が書面開催され、知事との懇談会の議題等について承認されました。関係資料は、議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、7月24日に発生しました山内町大規模火災に対する義援金について、議員互助会から10万円を支出しましたので、御報告します。  次に、地方自治法第121条第1項の規定に基づき、議会審議等のため、市長、教育長、代表監査委員及びその委任を受けた者の出席を求めておきましたので、御了承願います。  これで、諸般の報告は終わります。 ◎日程第3  行政報告 ○議長(森本富夫君)  日程第3.行政報告を行います。  酒井市長、報告願います。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  皆さん、おはようございます。  報告に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日、第122回丹波篠山市議会、長月会議9月7日会議に当たり、議員の皆様には、御健勝にて御出席いただき、ありがとうございます。平素から、市民のため、また地域のために、真摯な御活躍をいただきまして、心から敬意と感謝を申し上げます。  本会議に提案し、御審議をいただきます議案は、条例に関すること、令和3年度補正予算、令和2年度の決算認定など、いずれも重要な案件ばかりとなっていますので、どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようにお願いを申し上げます。  それでは、早速、報告に入らせていただきます。  報告の1点目は、新型コロナウイルス感染症の状況についてです。  現在、9月12日までの期間、緊急事態宣言が発出されており、施設の使用制限や飲食店の営業時間短縮などの対応をお願いしているところです。  最近の感染状況は、8月27日から9月2日の期間で、丹波篠山市内新規感染者数は35人、これまでの累計は、9月4日時点で市内で159人となっています。  兵庫県内の新規感染者数は、連日600人、700人で推移していましたが、昨日ようやく1か月ぶりに400人を切り357人でありました。引き続き警戒を続け、この第5波の急拡大を終息させ、医療の逼迫を防ぐためにも、より一層の感染対策の徹底を図っていきたいと考えています。  ワクチンの接種については、高齢者の接種は接種率約90%と順調に終わっています。現在は、59歳以下から中学1年生までを対象に予約を再開し、昨日の時点で、残りの予約枠は118名分となっています。ワクチン接種による集団免疫の獲得により、この感染拡大の状況を終息できるように、引き続き取り組んでいきます。  報告の2点目は、山内町の大規模火災の被災者支援状況についてです。  現在、被災された8世帯13人の皆さんは、それぞれ市営住宅や空き家に入居されて、生活再建の第一歩を踏み出されていますが、瓦礫の撤去には相当の費用がかかるために、国、県の補助金を活用しながら、市としてできるだけの支援を行い、早急に瓦礫の撤去を進めたく取り組んでいるところです。  また、市民や市外からも多くの支援の物資や義援金をいただきました。義援金は、現在も受け付けていますが、8月末までにお寄せいただいた義援金は合計で2,077万9,721円となっています。義援金は、世帯ごとに配分してお届けする予定としておりまして、多くの皆さんの温かいお心に感謝をいたします。  引き続き、被災者の生活再建と復興に向けて、全力で支援をしていきたいと思いますし、また、必要に応じ議会の皆様に御相談、御議決をいただくことがありますので、よろしくお願いを申し上げます。  報告の3点目は、寄附の受入れについてです。  お手元の資料のとおり、現金並びに備品となっています。丹波篠山市 谷田美子生様から丹波篠山の生き物や自然環境の保全に資するために現金2,000万円の寄附をいただきました。また、ささやま図書館友の会様より市民センター図書コーナー入り口看板と図書充実のために現金15万円を寄附いただきました。さらに、丹波篠山ふるさと基金として、三田市、垣内 治様から100万円、愛知県豊橋市、内藤正啓様より100万円、芦屋市、長島 徹様より10万円のそれぞれ御寄附をいただきました。御寄附をいただきました皆様の思いをしっかりと受け止めて、その御厚志に応えるべく適切な活用に努めていきたいと思います。  以上、行政報告とさせていただきます。
    ○議長(森本富夫君)  これで、行政報告は終わりました。 ◎日程第4  報告第9号 専決処分の報告について ○議長(森本富夫君)  日程第4.報告第9号 専決処分の報告についてを議題とします。  本件は、丹波篠山市議会の専決事項の指定に伴い、地方自治法第180条第2項の規定によって、報告を受けるものです。  報告第9号について、報告を求めます。  藤本行政経営部長。 ○行政経営部長(藤本雅浩君)(登壇)  報告第9号 専決第4号 令和3年度丹波篠山一般会計補正予算(第9号)につきまして、説明を申し上げます。  お手元の補正予算書及び報告第9号(専決第4号)の説明資料を御覧ください。  このたびの補正は、令和3年8月13日からの活発な前線の影響による大雨で被害を受けた農業施設や道路施設について、早急に対応が必要な復旧関係の経費につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により、8月22日付で専決処分を行いましたので報告をさせていただきます。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ253万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ229億2,903万4,000円とするものでございます。  それでは、予算書6ページをお開きください。  歳出予算について説明を申し上げます。  14款 災害復旧費、1項 農林水産業施設災害復旧費、1目 農地農業用施設災害復旧費93万2,000円の追加は、桑原地内にある農地畦畔の崩壊復旧のため、国の災害査定業務に早急に対応するために必要な測量設計業務委託料でございます。  14款 災害復旧費、2項 公共土木施設災害復旧費、1目 道路橋りょう災害復旧費160万円の追加は、市道西野々立金線の通行の妨げとなっていた土砂撤去で10万円、市道瀬利般若寺線は民地への路面排水流入防止のための水路工事で100万円、小坂四王寺線は通行の妨げとなっていました落石土砂撤去及び落石が想定される部分の撤去工事50万円でございます。  次に、予算書5ページをお開きください。  歳入予算について説明を申し上げます。  今回の補正予算に必要な一般財源253万2,000円は、財政調整基金繰入金により措置をしております。  以上で、補正予算の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の報告が終わりました。  質疑があれば、発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑がないようですので、報告第9号を終わります。 ◎日程第5  議案第48号 丹波篠山基金条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第5.議案第48号 丹波篠山基金条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)(登壇)  環境みらい部、羽馬でございます。  ただいま御上程賜りました議案第48号 丹波篠山基金条例の一部を改正する条例を定めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  議案書3ページ、新旧対照表1ページ並びに議案説明資料を御覧ください。  今回の丹波篠山基金条例の一部改正は、去る6月7日、丹波篠山市東岡屋の谷田美子生氏から「丹波篠山の生き物や自然環境を守るため」に使ってくださいと、2,000万円の御寄附をいただきました。その御意向に沿い、丹波篠山市の生物多様性の保全・再生に活用するため「谷田美子生生物多様性基金」を設置するものです。  御寄附をいただいた谷田美子生氏は、旧篠山町役場で勤務され、退職後は、猟友会や山野草の愛好家として、丹波篠山の生き物や自然環境に深く関わってこられました。谷田氏におかれましては、御寄附をいただきました直後に、残念ながらお亡くなりになられました。御寄附をお受けする際に、谷田氏からは、生き物や自然環境と関わることのできる、この豊かな丹波篠山の環境を未来につなげてほしいという強い思いを伝えられ、このたびの御寄附をお受けすることとなりました。  基金の目的及び積立ての額は、丹波篠山生物多様性の保全・再生を推進するための積立てとし、積立ての額は、予算に定める額、基金から生ずる収入です。  処分は、目的を達成するために、必要な財源に充てるときとします。  施行日は、交付の日とします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第48号については、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第48号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第6  議案第49号 丹波篠山環境保全条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第6.議案第49号 丹波篠山環境保全条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)(登壇)  環境みらい部、羽馬でございます。  ただいま御上程賜りました議案第49号 丹波篠山環境保全条例の一部を改正する条例を定めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  議案書4ページ、新旧対照表2ページから4ページ、議案説明資料を御覧ください。  議案説明資料により説明をさせていただきます。  丹波篠山環境保全条例は、市民が健康で文化的な生活を営むことのできる快適な環境を確保するため、生活環境の破壊を防止するとともに、良好な景観を創造することにより、市民の福祉の増進に寄与することを目的としています。  同条例では、牛、豚、猪、鶏の家畜を別表で規定しています一定数以上飼育する場合、指定家畜飼養施設の設置届、また、同条例施行規則で定められた事項の変更届及び指定家畜飼養施設の完成届の提出義務を課しています。  また、指定家畜飼養施設が法令等で定める規制基準に適合していないとき、また生活環境を著しく侵害しているものと認めるときは、当該施設の設置者に対して必要な措置を取るべきことを指導し、または勧告することができるとし、規定をしています。  そして、条例第33条において、各届出の提出義務に違反している場合や市の指導、勧告に従わない場合、市は設置者に対し必要な措置を取るべきことを命ずることができるとし、改善命令について規定しています。  さらに、改善命令に従わない場合、命令に従わない者の住所、氏名及び改善命令の内容等を公表する規定を追加する条例改正を、令和元年9月に行いました。  今回、主な改正点は、改善命令の実効性をさらに確保するため、当該施設に係る公害を発生させる事業の停止、または施設の設置の中止もしくは施設の撤去を命ずることができることに関連して、次の4点を追加するものです。  まず1点目として、改善命令の項目に施設の撤去命令等を追加します。  撤去命令を発令する際には、市長が生活環境を著しく侵害しているものと認め、かつ条例第33条第1項各号に該当するときに、あらかじめ第三者機関である「丹波篠山環境基本条例第17条の規定による丹波篠山環境審議会」に生活環境を著しく侵害しているかの意見を聴くこととしています。法令違反などの客観的事実に加えて、「うるさくて眠れない」「臭くて窓を開けることができない」など、周辺地域における生活環境の侵害という主観的事実を公平かつ公正な第三者機関に御意見をいただくことで、撤去命令発令には、慎重かつ適正な判断ができると考えています。  次に2点目には、改善命令を発令する要件に規制距離基準違反を明確化します。  これまでも施設が法令等で定める規制基準に適合していないときは、指導又は勧告ができるとし、その指導又は勧告に従わない場合に、改正前の条例第33条第1項第4号により改善命令を命ずることができました。同様に規制距離基準違反である、条例第29条第2項に違反している場合も、改正前の条例第33条第1項第4号により、改善命令を命ずることができました。しかしながら、先般、条例第29条第2項を個別に条例に明記したことに加え、今般の条例改正行政代執行の規定を設けることから、規制距離基準に適合していない場合にも行政代執行の対象となる施設の撤去等を命ずることができることを明確化するため、条例第33条第1項第2号を単独の号として追加をいたします。  3点目として、条例施行以前に設置されている現行施設においては、規制距離基準を適用除外することについてです。  令和元年に、本条例施行前である平成11年3月31日までに指定家畜飼養施設を設置されていた方に設置届の提出をいただくよう改正しました。その設置届の記載内容にある施設には、遡及して第29条第2項に規定する規制距離基準が適用されることはありません。そのことを附則に記載します。  最後4点目として、改善命令を履行しない場合に、行政代執行の規定を設けて実効性を高めます。  代替的作為義務である改善命令を履行しない場合において、他の手段によってその履行を確保することが困難であり、その不履行を放置することが著しく公益に反すると認められるときは、行政代執行法に基づき、代執行を行うことができる規定を条例第33条の3として新たに設けます。  以上4点が改正点ですが、この条例改正に相当な周知期間が必要なことから、施行期日につきましては、令和3年12月1日とします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定いただきますようによろしくお願いします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  13番、渡辺でございます。  今、部長のほうから提案説明をいただきました。この条例については、私のほうにも市内の畜産農家さんとか、一般的な農家さんのほうも非常に関心を持っているというようなお話を伺っております。  それで、まず、提案説明はなかったんですけれども、今回のこの条例の提案というのは、市長が令和3年度施政方針で述べられて取り組むとされた、桑原の公害問題の取組の一環であるということなのか。あるいは、市全体の環境衛生状況について強化をしていこうというものなのか、そのあたりについて確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  今回の条例改正は、桑原地区において本年1月、氏名の公表をした事業者がありますが、氏名を公表しても何ら改善に取り組まれない。さらに実効性のある条例改正が必要であるということに加え、市全体に今後においても、生活環境を守るために必要な措置であると、このように考えています。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  中にはですね、1つの案件、非常に市が気にされている案件が終わったら、もうこういう条例はないほうがうれしいなというようなお声も伺ったりもしておりますけれども、今の御説明では、市全般的にもやっぱりこういう取組は必要だというような形の提案というように受け止めさせていただきました。  それでは、ちょっと条例の内容のことなんですけれども、命令事項が具体化して、それでさらに代執行ができるようにするという今回の条例案だというふうに理解をしております。そのあたりについて、命令をして代執行につながる、その命令として、施設に係る事業の停止を命じることと、それから施設の設置の中止を命令できる。それから、撤去を命令できるというようなことの内容になっております。  まず、ちょっとこのあたりが十分理解できないんですけれども、施設に係る事業を停止やったかな、休止やったかできるというふうになっているのは、これはその施設で行っている事業を停止させるということなのか。あるいは、その施設に係るということは、その事業者が行っている事業全般を停止させるという命令という意味、あるいはそれの代執行という意味なのか。そのあたりちょっと明確にこちらも理解できないので、この提案文言がどういう意味を持っているのか、御説明を願いたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  川嶋法務専門員。 ○法務専門員(川嶋将太君)  法務専門員の川嶋です。  ただいま質問をいただきました事項につきまして、今回の改善命令の中に、鶏舎の撤去であったり、営業の停止というところがあるということですけれども、今回の環境保全条例の中の営業の停止の意義というか、趣旨ということで御質問をいただいたというふうに受け止めておりますが、そのような趣旨の中で回答させていただきますと、これは指定家畜飼養施設に対する規制ということになりますので、営業の停止ということになれば、その指定家畜飼養施設に係る事業の停止ということになります。  したがって、事業をされていて、いろんな事業をされていたというようなケースに関しては、その指定家畜飼養施設に係る部分についての営業の停止ということで、ほかの事業をされているということであれば、それはまた別の規制をする。今回の条例の改正の部分には当たらないというふうに考えております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。
    ○13番(渡辺拓道君)  事業者の中には、同じ営業、例えば今回の場合だと畜産になるわけですけれども、畜産によってもある場所にA農場、ある場所にB農場といったような場合も想定できるやろうというふうに思います。そういった場合において、環境保全上課題があるのがB農場だとしたら、この文言については、B家畜飼養施設に当たるものなのか。あるいは、この停止がその同じ営業種目である畜産という部分で、特に環境保全上問題になっていない農場であるA農場の事業停止も命じるというような内容なのか。そのあたりについてちょっと明確にお答え願いたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  川嶋法務専門員。 ○法務専門員(川嶋将太君)  それでは、引き続きまして、川嶋のほうから御回答させていただきます。  指定家畜飼養施設の場合は、指定家畜飼養施設の設置届というものを事前に提出していただいていることが前提となります。その指定家畜飼養施設の中で今言われたように、A農場、B農場というのを別々に出されるというようなケースもあろうかと思いますし、同じ営業所、同じ法人、同じ事業主ということで、1つで出されるケースもあると思います。  それについて、例えば事業主が違ったり、法人が違うという形で別々の形で設置届を出されているということであれば、その設置届ごとの事業所ごとに判断するということになりますし、先ほど言われたように、1つの法人であったり、事業主が複数の農場を経営されているということになれば、基本的には指定家畜飼養施設それぞれを違反している状況を鑑みて、その改善命令の中で具体的にどこの指定家畜飼養施設なのかを特定した上で、営業停止の処分であったり、撤去命令ということをするというのが、基本ということになると思いますので、1つのところが違反したからといって、じゃあ全部が全て対象になるかどうかというのはそれぞれの指定家畜飼養施設ごとに判断させていただいて、違反している状況などを鑑みて、改善命令を出すときに対象の施設を特定するというような形になると考えております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  17番、小畠政行君。 ○17番(小畠政行君)  17番、小畠です。  先ほど渡辺議員からも御質問がありましたけれども、今回の環境保全条例の一部を改正する条例について、令和元年8月23日に民生福祉、産業建設両常任委員会で連合審査を行いました。その中で、「条例とは広く市民へ適用されるもので、個別案件への対処での目的に改正することはなじまない」という御意見もありました。しかし、今回の条例の一部を改正する条例は、現在の条例では改正せざるを得ない事態が発生したとの理解でよろしいでしょうか。市長、お伺いします。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  先ほども答弁しましたように、今回の氏名公表をしている事業者への適用ということも考えなければいけませんし、このような悪質な事案がこれから先に出てくる可能性もありますから、全市的にこれから将来に向けて必要性を感じているところです。  先ほども言いましたように、この事業者には、この1月に市としての氏名公表をいたしました。また、御承知のとおり、この6月には、兵庫県のほうから農地法違反で原状回復の勧告が出されています。この県の勧告は、単純な勧告ではなくて、期限を来年の令和4年12月11日までというふうに定めておられますが、それまでにこの原状回復が難しいと県が判断された場合には、直ちに予告なく命令を行う場合があるというふうに実質的には命令に近いものとなっておりますし、また、わざわざその他として、その事業者の行為は刑事罰として処罰される可能性もあるというふうに明記されているということは、事案の悪質さを伺わせることと思います。  ですから、このような事業者が本来丹波篠山市で活動されるということは、大変好ましいことではなくて、他の市内の畜産農家の方は、健全に地域の方と良好な関係を保ちながら、畜産業の振興に取り組んでおられます。こういった説明は畜産業者の方にもしましたし、一般の市民の方にもしておりますが、畜産農家の方も今回の条例改正には、賛同をしていただいています。  もともと丹波篠山市の環境保全条例は、事業者は、良好な環境の保全を図るために、最大限の努力をするとともに、その事業活動によって生活環境に係る紛争が生じたときは、誠意をもって速やかに解決に当たらなければならないとされています。これは事業者が、その行為が法律・条例に違反するかどうかを問わず、誠意をもって生活環境の改善に周辺の方と努めなければいけないと定めているんですけれども、本来これが守っていただければ、このような氏名公表とか、代執行とかいうことにはならない良好な丹波篠山市を築いていけると思いますが、今回のような事業者のように、事業周辺の住民の方に耳を傾けることもなく、あるいは、市の勧告命令に従うこともなく、こういった方がやっぱりあり得るということですので、今回のような代執行を含む条例改正も必要なものというふうに判断をしております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第49号については、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第49号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第7  議案第50号 丹波篠山市ふるさとの森づくり条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第7.議案第50号 丹波篠山市ふるさとの森づくり条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉農都創造部長。 ○農都創造部長(倉 剛史君)(登壇)  農都創造部長の倉でございます。よろしくお願いをいたします。  ただいま御上程賜りました議案第50号 丹波篠山市ふるさとの森づくり条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は5ページ、条例改正新旧対照表も同じく5ページ、併せて議案第50号説明資料をそれぞれ御覧ください。  まず、1、条例改正の趣旨です。  「ふるさとの森づくり条例」は、森林の多面的機能、そして森林の育成、森林に親しむなど、森林の保全や資源の有効活用をするための基本理念を定め、それぞれの責務や役割、総合的・計画的な施策推進により、後世に継承することを目的に、平成26年12月に制定をいたしました。  今回、条例第4条「市の責務」の条文において引用しております国の法律名が改正されましたことから、条例の一部を改正します。  次に、2、条例の概要です。  条例第4条第4項で引用しています法律名を、国において令和3年10月1日付で一部改正される「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に、そして「公共建築物」を改正に併せ、「公共建築物等」に改正をするものです。  国において改正される内容につきましては、説明資料「(2)改正された法律の主な内容」の欄を御覧ください。  3、施行期日は、国が施行する期日に合わせ、令和3年10月1日とします。  以上で、議案第50号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第50号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第50号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第8  議案第51号 令和2年度丹波篠山水道事業会計処分利益剰余金の処               分について  日程第9  議案第52号 令和2年度丹波篠山下水道事業会計処分利益剰余金の               処分について ○議長(森本富夫君)  日程第8.議案第51号 令和2年度丹波篠山水道事業会計処分利益剰余金の処分について、及び日程第9.議案第52号 令和2年度丹波篠山下水道事業会計処分利益剰余金の処分についての2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  清水上下水道部長。 ○上下水道部長(清水康之君)(登壇)  上下水道部の清水でございます。よろしくお願いします。  ただいま御上程賜りました議案第51号及び第52号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第51号 令和2年度丹波篠山水道事業会計処分利益剰余金の処分についてでございます。  議案書6ページ及び議案第51号説明資料を御覧ください。  提案理由といたしまして、地方公営企業法第32条第2項の規定により、令和2年度に生じました利益の処分について、議会の議決を求めようとするものでございます。  令和2年度水道事業会計は、4億3,542万9,882円の未処分利益剰余金を計上しています。その内訳といたしまして、令和元年度からの繰越利益剰余金16万5,090円、当年度分純利益9,484万5,792円、さらに、その他未処分利益剰余金変動額として、当年度に企業債償還のために取り崩した減債積立金1億6,090万9,000円、そして建設改良工事の財源として取り崩した建設改良積立金1億7,951万円でございます。このうち、次年度以降の企業債償還のため9,000万円を減債積立金に、また、建設改良工事の財源とするため、500万円を建設改良積立金にそれぞれ積み立てます。また、この未処分利益剰余金のうち、取り崩した減債積立金及び建設改良積立金3億4,041万9,000円は、自己資本金に組み入れます。  処分後の残高といたしまして、未処分利益剰余金は1万882円、減債積立金は5億4,904万6,521円、建設改良積立金は3億3,177万4,980円となります。  続きまして、議案第52号 令和2年度丹波篠山下水道事業会計処分利益剰余金の処分についてでございます。  議案書7ページ及び議案第52号説明資料を御覧ください。  下水道事業についても、水道事業と同様に令和2年度に生じました利益の処分について、議会の議決を求めようとするものでございます。  令和2年度の下水道事業会計は、当年度分純利益2億7,376万9,654円の未処分利益剰余金を計上しております。その内訳としまして、令和元年度からの繰越利益剰余金50万1,530円、当年度分純利益1億2,326万8,124円、さらに、その他未処分利益剰余金変動額として、当年度に企業債償還のために取り崩した減債積立金1億5,000万円でございます。このうち、次年度以降の企業債償還のため、1億2,300万円を減債積立金に積み立てます。また、この未処分利益剰余金のうち、取り崩した減債積立金は、自己資本金に組み入れます。  処分後の残高といたしまして、未処分利益剰余金は76万9,654円、減債積立金は1億2,300万円となります。  以上、議案第51号及び第52号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから、質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第51号及び議案第52号については、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第51号及び議案第52号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第10  議案第53号 令和3年度丹波篠山一般会計補正予算(第10号) ○議長(森本富夫君)  日程第10.議案第53号 令和3年度丹波篠山一般会計補正予算(第10号)を議題とします。
     議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  藤本行政経営部長。 ○行政経営部長(藤本雅浩君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第53号 令和3年度丹波篠山一般会計補正予算(第10号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  このたびの補正は、新型コロナウイルス感染症について、ワクチン接種が進んでいるものの首都圏を中心に全国的に感染拡大が続いており、兵庫県においても4度目の緊急事態宣言が発令される状況となりまして、患者急増により医療体制の逼迫から陽性者が自宅療養を余儀なくされる事例が生じていることから、丹波篠山市の医療提供体制を早期に整備・強化するために必要な予算を計上するものでございます。  それでは、補正予算書及び議案第53号説明資料を御覧ください。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,290万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ229億4,194万2,000円とするものでございます。  それでは、まず、予算書6ページをお開きいただきまして、歳出予算から御説明を申し上げます。  4款 衛生費、1項 保健衛生費、1目 保健衛生総務費1,290万8,000円の追加は、1つ目に新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを判別できる測定装置のささやま医療センターへの整備でございます。このことにより、重症化するリスクのある患者を発症初期に短時間で判別することにより、適切な医療を提供できるようになります。  2つ目には、クラウド型情報システムの導入でございます。市内の4か所の訪問看護ステーション等に情報システムを導入し、自宅療養中の陽性患者の診療情報、看護・介護データやバイタルデータ等をささやま医療センターと共有化ができ、患者の経過状況確認や助言等のやり取りを行うなど、陽性患者の自宅療養を支える体制が強化できます。これらの整備に係る経費を丹波篠山市医師会を通じて支援を行います。  次に、予算書5ページをお開きいただきまして、歳入予算について御説明を申し上げます。  15款 国庫支出金、2項 国庫補助金、8目 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金971万3,000円の追加については、先ほど歳出で説明しました測定装置の導入及びクラウド型情報システムの導入によるもので、今回示された臨時交付金3億1,194万9,000円のうち、これまでの補正予算で充当した残りの額となっております。  19款 繰入金、1項 基金繰入金、1目 財政調整基金319万5,000円の追加は、今回の補正に必要な一般財源でございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  13番、渡辺でございます。  提案内容につきましては、私も早急に必要な内容の提案であるだろうというふうに理解をしているところでございます。この際ですね、この提案の際に少し状況をお伺いしたいなと思うんですけれども、特に、この判別の機器を購入するというようなことなんですけれども、そのあたりの状況について、少し御説明願いたいと思います。  今回は、ささやま医療センターのほうにそれを設置して、全般的な医療を守っていこうというようなことなんですけれども、この機器については、丹波圏域でいうと、丹波医療センターに設置されているのか、あるいは同時に設置をされていくのか、あるいは、ささやま医療センターに設置したことによって、丹波の医療圏域自身のコロナ対応が高まるという理解でよいのか、そのあたりについて、御説明願えたらうれしいと思います。 ○議長(森本富夫君)  山下保健福祉部長。 ○保健福祉部長(山下好子君)  保健福祉部健康担当部長の山下と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいまの御質問につきまして、この機器の全自動免疫測定装置につきましては、TARC検査という検査で炎症度を測る検査のマーカーを調べる検査装置となっております。外注すると二、三日かかるという検査ですけれども、この機器を導入することによって、20分で測定ができます。  今、都会というんですか、阪神間のほうでもですけれども、こういった客観的な医学的な検査をせずに、自宅に帰されるということによりまして、重症化するケースが増えておりますので、その重症化を測ることによって、軽症の方を入院と自宅療養というような形でお世話になるということになります。  この全自動免疫測定装置というものは、ささやま医療センターにのみ設置するということになっております。この医療のシステムは、また詳しく説明ができたらと思うんですけれども、丹波圏域の医療の崩壊を防ぐ、患者さんたちを守っていくというシステムですので、丹波圏域で使うということになります。ささやま医療センターは、軽症と中等度1の方の受入れをしておりますので、軽症の方にまずこの測定をしていただいて、重症度を測っていくということになりますので、丹波圏域で大切に使っていく機械となると思います。  説明を終わらせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  本来やったら、圏域でということになると、いろいろと負担割合みたいなこともあるかと思うんですけれども、今回はこういう状況でございますので、ぜひとも市としてきっちりとこういうのを整えて、本市のみならず、本市が社会的活動を営む丹波圏域全体を守っていくんやというような形の視点も必要やと思いますので、ぜひとも予算、本日ということですけれども、可決しましたら、早急な整備をして、安心安全できるような体制を整えていただきたいなというふうに思います。  質問は以上で終わります。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第53号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第53号は、原案のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩を行います。  再開を、10時50分といたします。               午前10時37分  休憩               午前10時50分  再開 ◎日程第11  議案第54号 令和3年度丹波篠山一般会計補正予算(第11号)  日程第12  議案第55号 令和3年度丹波篠山国民健康保険特別会計補正予算                (第2号)  日程第13  議案第56号 令和3年度丹波篠山後期高齢者医療特別会計補正予算                (第1号)  日程第14  議案第57号 令和3年度丹波篠山介護保険特別会計補正予算(第1                号)  日程第15  議案第58号 令和3年度丹波篠山水道事業会計補正予算(第1号)  日程第16  議案第59号 令和3年度丹波篠山下水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第11.議案第54号 令和3年度丹波篠山一般会計補正予算(第11号)から、日程第16.議案第59号 令和3年度丹波篠山下水道事業会計補正予算(第1号)までの6件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  まず、議案第54号について。  藤本行政経営部長。 ○行政経営部長(藤本雅浩君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第54号 令和3年度丹波篠山一般会計補正予算(第11号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  このたびの補正は、歳入では、決算見込みによる市税等の補正や普通交付税・臨時財政対策債、前年度繰越金などの確定による精査、歳出では、人事異動による職員人件費の精査、令和2年度事業確定による国、県事業の精算金や、寄附金受入れによる基金創設等の追加について補正をお願いするものでございます。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億5,616万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ232億9,810万4,000円とするものでございます。  まず、全般的な事項について御説明申し上げます。  職員人件費は人事異動等により現在の職員体制に合わせるために、特別会計、企業会計も含め今回の補正予算で精査を行っております。当初予算編成後の退職者の増による減額や、昇格等による増額、共済組合の負担金率等の変更による増額により、全会計で1,275万2,000円の増額となっております。また、会計年度任用職員、任期付職員等は、配置増や産休に伴う増員などで全会計で、1,441万8,000円の増額となっております。  次に、事業精査としましては、令和2年度の国県事業の確定による精算金については、歳出では一般会計で国、県への返還分として7,605万9,000円、歳入では、国や県からの精算による追加交付分として357万3,000円の追加でございます。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、たきまつり、にしきふるさとまつり、全国車いすマラソン大会等の事業の中止や内容の変更により減額となる582万1,000円については、令和2年度と同様に丹波篠山新型コロナウイルス等感染症対策基金に積み立てております。また、委員報酬の追加については、女性人材の登用に伴う増員が生じる場合の委員会での予算を計上しております。  それ以外のものにつきましては、当初予算事業の実施に伴う追加や確定による減額などが主な理由であり、特別なものを除いては個々の説明を省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、歳出補正について主なものについて、御説明を申し上げます。  まず、補正予算書13ページを御覧ください。  1款 議会費、1項 議会費、1目 議会費25万円の追加は、議員の資質向上のための研修会による講師謝礼でございます。  続きまして、2款 総務費、1項 総務管理費、2目 秘書費 名誉市民・河合雅雄氏追悼事業661万1,000円の追加は、丹波篠山市の名誉市民である河合雅雄先生が本年5月14日に御逝去されましたが、市のまちづくりや自然保護、環境教育などに御指導、御助言をいただき、市政の推進に多大なる御貢献をいただきましたので、その内容をまとめました記念誌や映像を編集したDVDの作成費用等、それぞれ4,000部を作製する予定であります。特定財源は、その他で丹波篠山ふるさと基金繰入金661万1,000円でございます。7目 企画費 公共交通対策事業 補助金89万1,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症の拡大が続く状況で、移動制限等により利用者が減少している交通事業者に対し、兵庫県に随伴して支援を実施するものでございます。  続きまして、17ページを御覧ください。17ページ、7目 企画費 ブランド戦略事業350万4,000円の追加は、丹波篠山市のイメージや市民の誇りの醸成に向けたロゴ等のデザイン作成委託料及びインターネット検索サイトに移住をテーマとした広告の掲載委託料でございます。特定財源は、その他で丹波篠山ふるさと基金繰入金295万4,000円でございます。9目 情報システム費 電子計算費のうちの委託料の中に、キャッシュレス決済導入に伴う19万9,000円を計上しております。  次に、19ページを御覧ください。19ページ、17目 コミュニティ活動推進費 公民館改修助成事業は、今田町市原自治会、奥県守自治会からの公民館改修要望による166万4,000円の追加でございます。21目 チルドレンズミュージアム費229万6,000円の追加は、中庭にございます屋外トイレの洋式化等の改修を行うものでございます。財源は、地域活性化事業債200万円でございます。  続きまして、25ページを御覧ください。  25ページ、3款 民生費、2項 児童福祉費、3目 児童措置費 放課後児童対策事業で工事請負費652万1,000円の追加は、多紀児童クラブの2室での運営を効率化するための改修工事の追加でございます。  続きまして、29ページを御覧ください。  29ページ、4款 衛生費、1項 保健衛生費、4目 環境衛生費34万9,000円の追加は、ポイ捨て禁止看板の在庫減少による追加作成、及び看板に使っております森田まりこ氏への肖像権の使用料等でございます。  続きまして、30ページを御覧ください。30ページ、2項 清掃費、2目 塵芥処理費 工事請負費690万3,000円の追加は、清掃センターの監視カメラの切り替え装置の更新費用で、特定財源、その他の92万8,000円は丹波市からの分担金でございます。  続きまして、32ページを御覧ください。  32ページ、6款 農林水産業費、1項 農業費、3目 農業振興費 畜産振興事業126万2,000円の追加は、市内産子牛の導入支援の申請頭数増加見込み及び共済掛金率の変更による助成額の増によるものでございます。7目 農地整備費 ため池等整備事業300万円の追加は、ため池改修のための調査設計において設計単価が見直しされたことによる追加でございます。  続きまして、33ページを御覧ください。33ページ、一番上の市単独土地改良事業344万7,000円の追加は、乗竹地内にある門田井根井堰について、ゴムの硬化等経年劣化により更新が必要なため、詳細な機能診断をするための委託料の追加でございます。2項 林業費、2目 林業振興費 市単独治山事業67万1,000円は、後川新田原地内にある谷水水路の改修に係る渓流工整備事業補助金の追加でございます。  続きまして、35ページを御覧ください。  35ページ、7款 1項 商工費、4目 観光費 観光総務費58万5,000円の追加は、王地山公園ささやま荘の在り方を検討するための委員謝金等の費用でございます。続きまして、観光客おもてなし事業のうち、委託料290万4,000円及び協力者謝礼4万円の追加は、実証実験として、観光客が多い10月に丹波篠山城跡周辺から河原町に、周遊のために運行させる8人乗り電気自動車の運行業務委託料及び車内での観光ガイドの謝礼でございます。  続きまして、36ページを御覧ください。  36ページ、8款 土木費、1項 土木管理費、1目 土木総務費 事業・土木総務費は、兵庫県からの事業額の配分増による当初予算計上の急傾斜地崩壊対策事業分担金1,325万円の追加で、一印谷地区での事業費増額及び般若寺地区及び大山地区の追加でございます。特定財源は、地方債として公共事業等債1,190万円でございます。2項 道路橋りょう費、1目 道路維持費896万1,000円の追加は、市道大山旧国道線や市内の2車線市道のセンターラインの経年劣化等による区画線補修工事の追加でございます。  続きまして、37ページを御覧ください。37ページ、6項 住宅費、1目 住宅総務費 放置空き家対策事業1,050万3,000円の追加は、東新町地内の放置空き家に対する不在者財産管理人選任申立に係る予納金50万円及び事務費として郵送料等3,000円の追加、また、後川新田地内の放置空き家に対する行政代執行補助業務の委託料1,000万円の追加でございます。特定財源は、その他として実費負担分として同額の1,000万円でございます。  続きまして、38ページを御覧ください。  38ページ、9款 1項 消防費、1目 常備消防費107万2,000円の追加は、新規採用職員の増による消防貸与被服の購入費用でございます。  次に、39ページを御覧ください。  39ページ、10款 教育費、1項 教育総務費、3目 学校教育総務費 中高連携事業100万3,000円の追加は、市内3高等学校への入学希望者減に対しまして、中学校・高等学校・市及び市教育委員会が連携して課題を解決するため、高等学校1校当たり30万円の計90万円の事業交付金及び課題に対する指導助言等の謝礼として10万円を計上しております。4目 義務教育振興費 学校教育充実事業のうち協力者謝礼10万円の追加は、中高連携事業などの取組について有識者に助言を依頼するための費用でございます。  続きまして、42ページを御覧ください。42ページ、6項 社会教育費、4目 公民館管理費 中央公民館管理費のうち工事請負費237万6,000円の追加は、四季の森生涯学習センター西館の館内放送の経年劣化による設備更新費用でございます。  続きまして、45ページを御覧ください。  45ページ、11款 1項 公債費、1目 元金7,503万3,000円の追加及び2目 利子1,410万6,000円の減額は、令和2年度に借り入れた市債の元金の追加及び借入利率の確定による利子の減額並びに繰上償還元金の確定による減額でございます。  12款 諸支出金、1項 基金費、2目 減債基金費6,402万5,000円の追加は、景観まちづくり刷新モデル事業に伴う借入れの償還財源として、平成30年度より地域振興基金から減債基金への積み替えを実施しているもので、事業完了による今後の償還額の確定によるものでございます。31目 谷田美子生生物多様性基金費2,000万円の追加は、谷田美子生氏からの寄附金を積み立てるものでございます。  以上で、歳出に関しまして説明を終わらせていただきます。  次に、歳入の主なものについて、一般財源についての説明を申し上げます。
     8ページを御覧ください。  8ページは、1款 市税、1項 市民税、1目 個人は1億1,000万円の追加で、当初予算時に見込んでいました新型コロナウイルス感染症の影響による減額幅が少なかったことによる増額でございます。3項 軽自動車税、1目 環境性能割974万2,000円の減額は、税制改正により税率1%分が軽減される期間が令和3年3月31日から9か月間延長されたため、その延長によるものでございます。  7款 1項 1目 地方消費税交付金6,466万7,000円の追加は、普通交付税の確定を受け、決算見込みによる追加で、10款 1項 1目 地方特例交付金752万8,000円の追加は、普通交付税の確定による減収補填特例交付金の確定によるものでございます。  11款 1項 1目 地方交付税は、普通交付税の交付額確定により2億1,312万9,000円の減額でございます。  11ページを御覧ください。  11ページ、19款 繰入金、1項 基金繰入金、1目 財政調整基金繰入金162万7,000円の減額は、今回の補正予算により生じた剰余額について、財政調整基金繰入金の減額により収支を調整するものでございます。  20款 1項 1目 繰越金は、1億6,943万4,000円の追加で、令和2年度決算における歳入歳出の差引き額から令和3年度へ繰り越すべき財源等の調整を行った後、残った額と当初予算計上額との差額でございます。  次に、12ページを御覧ください。  12ページ、22款 1項 市債、8目 臨時財政対策債3,988万2,000円の追加は、普通交付税額の確定による発行可能額の確定によるものでございます。  最後に、第2条の地方債の変更につきましては、5ページにあります「第2表 地方債補正」について御説明を申し上げます。  5ページを御覧ください。  公共事業等は、限度額を5,860万円から7,390万円に変更するもので、歳出で説明しました急傾斜地崩壊対策事業負担金の増額に伴う追加、及び当初予算で教育・福祉施設等整備事業として計上していた県営土地改良事業340万円を公共事業等に組み替えたことによる追加でございます。  教育・福祉施設等整備事業は、限度額を2億730万円から2億390万円に変更するもので、先ほど説明しました組み替えによる減額でございます。  一般単独事業は、限度額を3億6,700万円から3億7,360万円に変更するもので、当初予算で一般財源としていました、味間小学校及び預かり保育施設の空調設備及び篠山養護学校の照明LED化について、地方債を活用することによる460万円の追加、及び歳出予算で説明しましたチルドレンズミュージアム屋外トイレの洋式化による追加でございます。  臨時財政対策債は、限度額を6億6,429万2,000円から7億417万4,000円に変更するもので、普通交付税の確定による追加でございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第55号から議案第57号までの3件について。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第55号、56号並びに議案第57号につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  まずは議案第55号 令和3年度丹波篠山国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして説明いたします。  今回の補正は、議案書第55号のとおり、国民健康保険特別会計 事業勘定の歳入歳出予算それぞれ3,396万5,000円を追加し、それぞれ総額を49億8,020万2,000円に、直営診療所勘定では、歳入歳出予算それぞれ300万6,000円を追加し、それぞれ総額を2億3,163万9,000円にするものです。  まず初めに、事業勘定につきまして説明いたします。  補正をお願いしようとする主な内容は、4月1日人事異動に係る職員人件費、令和2年度決算に基づく精査及び各種交付金等の確定に伴い精査するものです。  それでは、予算書に基づき説明いたします。なお、人件費に係る補正につきましては説明を省略させていただきます。  歳入について説明いたします。  補正予算書5ページをお開きください。  3款 県支出金66万円の減額は、制度改正関連システム改修費用の減額によるものです。  5款 繰入金545万5,000円の追加は、職員人件費の精査、及び財政安定化支援事業繰入金の決定による一般会計繰入金の追加、及び財政調整基金繰入金の減額です。  6款 繰越金2,917万の追加は、令和2年度決算に基づくものです。  続きまして、歳出について説明をいたします。  補正予算書6ページをお開けください。  1款 総務費379万6,000円の追加は、職員人件費の精査及び印刷製本費等の追加によるものです。  5款 基金積立金は、令和2年度決算に伴う繰越金から、実績に伴う償還金を控除した50万5,000円を追加するものです。  7款 諸支出金2,966万4,000円の追加は、国民健康保険遡及喪失者に係る還付金の追加、及び令和2年度給付実績に伴う保険給付費等交付金償還金を追加するものです。  続きまして、直営診療所勘定について説明いたします。  補正をお願いしようとする主な内容は、4月1日人事異動に係る職員人件費、東雲診療所、後川診療所及び草山診療所の診察室等の水道の自動水栓化に伴う工事請負費、今田診療所において、毎週火曜日においても有井所長の診療が可能となったことから医師派遣委託料の減額、東雲診療所の再任用職員人件費の追加による歳入歳出を補正するものです。  歳入について説明いたします。  補正予算書19ページをお開きください。  4款 繰入金227万8,000円の追加は、職員人件費の精査及び東雲、後川、草山診療所の工事請負費、今田診療所の医師派遣委託料の減額、東雲診療所の再任用職員人件費の追加によるものです。  5款 繰越金72万8,000円の追加は、令和2年度決算に基づくものです。  続きまして、歳出の説明をいたします。  20ページをお開きください。  1款 総務費300万6,000円の追加は、職員人件費の精査及び新型コロナウイルス感染症予防対策に係る東雲、後川、草山診療所の自動水栓化に伴う工事請負費、今田診療所の医師派遣委託料の減額、東雲診療所の再任用職員人件費の追加によるものです。  以上をもちまして、議案第55号 令和3年度丹波篠山国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての提案理由の説明とさせていただきます。  続きまして、議案第56号 令和3年度丹波篠山後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、説明いたします。  今回の補正は、議案書第56号のとおり、令和3年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の歳入歳出予算それぞれ1,386万6,000円を追加し、それぞれ総額を7億196万3,000円にするものです。  補正をお願いしようとする主な内容は、令和2年度決算に基づく歳入並びに歳出の補正、並びに職員人件費の精査に伴う歳入歳出を補正するものです。  歳入から説明します。  5ページをお開きください。  3款 繰入金22万1,000円は、職員人件費の精査、4款 繰越金は、令和2年度決算に基づき、1,364万5,000円を追加するものです。  歳出について説明いたします。  6ページをお開きください。  1款 総務費22万1,000円の追加は、4月1日人事異動に伴う職員人件費の精査によるものです。  2款 後期高齢者医療広域連合納付金1,364万5,000円の追加は、令和2年度決算に基づき繰り越した保険料を、後期高齢者医療広域連合に納付するものです。  以上をもちまして、議案第56号 令和3年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての提案理由の説明とさせていただきます。  続きまして、議案第57号 令和3年度丹波篠山介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  今回の補正は、議案書第57号のとおり、介護保険事業勘定の歳入歳出予算それぞれに3,753万8,000円追加し、それぞれ総額を50億599万4,000円に、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算をそれぞれ65万9,000円減額し、それぞれ総額を1,184万2,000円とするものです。  補正をお願いしようとする主な内容は、職員人件費等の精査により総務費で1,354万9,000円の減額、地域支援事業費で265万5,000円の追加、また、令和2年度の国県支出金の精算により4,508万2,000円の償還金及び還付加算金を追加し、残額335万円を介護給付費準備基金に積み立てるものです。  介護保険事業勘定、歳入について説明します。  5ページをお開きください。  3款 国庫支出金49万2,000円の減額、4款 県支出金24万7,000円の減額、5款 支払基金交付金45万6,000円の減額は、それぞれ地域支援事業の人件費の精査によるものです。  7款 繰入金、1項 他会計繰入金、1目 一般会計繰入金926万8,000円の減額は、総務費・地域支援事業等の精査によるものです。  8款 前年度繰越金は、4,800万1,000円の追加となっております。  介護保険事業勘定、歳出について説明いたします。  7ページ、1款 総務費は、職員人件費等の精査により1,354万9,000円の減額、3款 地域支援事業費は265万5,000円の追加、4款 基金積立金は、歳入歳出の精査により335万円追加するものです。  6款 諸支出金は、4,508万2,000円の追加で保険料還付金及び介護給付費償還金でございます。  続きまして、介護サービス事業勘定について説明します。  17ページから22ページをお開きください。  指定介護予防事業所において、配置替え等による人件費の精査により、歳入歳出それぞれ65万9,000円を減額するものです。  以上をもちまして、議案第57号 令和3年度丹波篠山介護保険特別会計補正予算(第1号)についての提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第58号及び議案第59号について。  清水上下水道部長。 ○上下水道部長(清水康之君)(登壇)  上下水道部の清水でございます。よろしくお願いします。  ただいま御上程賜りました議案第58号及び第59号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第58号 令和3年度丹波篠山水道事業会計補正予算(第1号)でございます。補正の主なものとしまして、人事異動に伴う人件費の精査、高料金対策繰入金の繰入れ基準の確定によるもの、そして、令和2年度決算による固定資産の決定によるものなどでございます。  補正予算書1ページ、第2条の収益的収入及び支出につきましては、3ページ及び4ページの実施計画により、説明させていただきます。  まず、3ページの収益的収入及び支出につきまして、収入では、1款 水道事業収益を986万9,000円減額しようとするもので、2項 営業外収益、2目 一般会計繰入金では、高料金対策繰入金の繰入れ基準の確定等により837万9,000円の減額、3目 長期前受金戻入では、令和2年度決算により固定資産における長期前受金確定により149万5,000円の減額でございます。  支出では、1款 水道事業費用を2,617万6,000円減額するもので、1項 営業費用の1目 原水及び浄水費から3目 総係費においては人事異動に伴う人件費の精査によるもの、4目 減価償却費は、令和2年度決算による資産確定により685万7,000円の減額、2項 営業外費用、1目 支払利息の91万9,000円の減額は、令和2年度借入企業債額及び利率の確定による減額でございます。  次に、4ページの資本的収入及び支出では、支出のみで、1款 資本的支出、1項 建設改良費、4目 事務費の70万1,000円の減額は、人事異動に伴う人件費の減額によるものです。  2ページに戻りまして、第3条 補填財源でございます。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億3,766万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,317万5,000円、過年度分損益勘定留保資金5億9,437万6,000円、当年度分損益勘定留保資金2,464万2,000円、減債積立金1億9,608万2,000円及び建設改良積立金9,939万1,000円で補填しようとするものでございます。  続きまして、議案第59号 令和3年度丹波篠山下水道事業会計補正予算(第1号)でございます。  補正予算書の1ページをお開きください。  第2条 業務の予定量につきまして、建設改良事業の処理場費825万円を追加し、1億9,162万5,000円としております。  第3条の収益的収入及び支出、2ページ、第4条の資本的収入及び支出につきましては、4ページから5ページの実施計画により、説明させていただきます。  まず、4ページの収益的収入及び支出につきまして、収入では、1款 下水道事業収益を145万2,000円減額しようとするもので、2項 営業外収益、2目 他会計補助金では人事異動に伴う人件費の精査などにより、一般会計からの繰入金を454万8,000円減額するものです。3目 長期前受金戻入では、令和2年度決算により固定資産における長期前受金確定により194万4,000円を増額するものです。4目 消費税還付金113万6,000円の増額は、事業費の精査に伴う仮受消費税と仮払消費税の調整によるものでございます。  支出につきましては、1款 下水道事業費用、1項 営業費用を526万1,000円増額するもので、1目 管渠費から5目 総係費までは人事異動に伴う人件費の精査によるもの、6目 減価償却費、7目 資産減耗費は、令和2年度決算に基づく資産額の確定による精査によるものです。2項 営業外費用、1目 支払利息及び企業債取扱諸費540万7,000円の減額は、令和2年度借入企業債額及び利率の確定による減額でございます。  5ページの資本的収入及び支出では、支出から説明しますと、1款 資本的支出を416万1,000円追加するもので、1項 建設改良費、2目 処理場費で825万の追加で、特定環境保全公共下水道事業の西紀中央浄化センターの余剰汚泥ポンプ更新工事及び農業集落排水事業の古市南部浄化センターの曝気攪拌装置更新工事を追加するものです。2項 1目 企業債償還金の408万9,000円の減額は、令和2年度決算による償還金の確定によるものでございます。  一方、収入では1款 資本的収入を1,183万2,000円追加するもので、1項 1目 企業債では建設改良費追加による財源として730万円の追加、4項 1目 出資金では、一般会計からの繰入金の精査により453万2,000円を追加するものです。  2ページに戻りまして、第4条 補填財源でございます。  資本的収入額が資本的支出額に対し、不足する16億359万4,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,566万6,000円、過年度分損益勘定留保資金4億84万円、当年度分損益勘定留保資金10億6,408万8,000円及び減債積立金1億2,300万円で補填しようとするものでございます。  以上、議案第58号及び第59号の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから、一括して質疑を行いますが、本案につきましては、予算決算委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。  13番、渡辺拓道君。
    ○13番(渡辺拓道君)  13番、渡辺です。  ちょっと時間も押しているので、手短に質問させていただきたいと思います。  一般会計の予算書33ページで、市単独土地改良事業の予算が今回御提案されています。今いろいろな土地改良施設、課題もあって、非常に重要な事業であるということは認識をしておるんですが、原則、この土地改良事業については受益者負担が発生するものというふうに理解をしておるところなんですが、今回、予算書には特定財源が上がってきてないんですけれども、その理由についてだけちょっと御説明願えたらと思います。 ○議長(森本富夫君)  倉農都創造部長。 ○農都創造部長(倉 剛史君)  農都創造部の倉でございます。  今回の市単事業につきましては、市単事業で工事を実施するというんじゃなしに、今回は国の補助金を得るために機能改善の調査をするというような形で予算を上げております。今後、予定としては、今年が機能調査の調査を行いまして、来年実施設計、そして今の予定では、令和5年に国の補助金を得ながら、工事を実施していきたいというような形で進めていきたいというふうに今、現場のほうは進めてございます。  この機能調査につきましては、当初従来からも含めまして、市の財源でやっていく、普通の何かの市単事業の工事というわけじゃなしに、国庫を受けるための委託業務の診断でございますので、従来から、先ほども言いましたとおり、市全額補助でやっておりますので、今回も同じような形でやっていく。ただし、工事等が始まりましたら、受益者負担は必要になりますので、そのあたりにつきましても、地元と調整をしておりますけれども、そのとおりにやっていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  なかなか本当にもう市内の土地改良区も財政的に非常に厳しいところが多いです。事業をこうやって調査をしても、その後、なかなか負担金の負担がこんなんやということで、事業がなかなか進まない場合もございますので、そのあたりについては、十分に調整を行いながら、進めていただけたらというふうに思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  11番、栗山泰三君。 ○11番(栗山泰三君)  11番、栗山泰三です。  35ページの商工費、観光総務費58万5,000円について質問させていただきます。  この58万5,000円に対しまして、ただいまの説明では王地山公園ささやま荘についての検討ということで話があったと思うんですが、現在も事業者が決定していない状況にありますんで、その辺についての今後の方向性についての説明があれば、お願いしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  赤松観光交流部長。 ○観光交流部長(赤松一也君)  観光交流部の赤松でございます。  先ほど栗山議員から御質問いただきました件でございますけれども、今回、ささやま荘のあり方検討会ということで、委員謝金のほうを計上させていただいております。これはあくまでも王地山公園ささやま荘の在り方、要は存続するのか、いわゆるもう存続は考えないのか、その在り方を検討いただく会でございます。  それで、いざ活用となれば、その後はまた審査会というふうなことで、次のステップに進ませていただいて、前回と同じようにプロポーザルで事業者を募っていきたいなというふうに考えておるのが現状でございます。  今回上げさせていただくのは、あくまでもあり方検討会の謝金ということで、御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(森本富夫君)  11番、栗山泰三君。 ○11番(栗山泰三君)  11番、栗山です。  今後の在り方ということで、検討会を持たれるという予算でございますが、今後のささやま荘について、やはり市内にとっての重要な建物でございますので、存続に向けての検討が十分されることを議員の一人として、願うところであります。今まで多額の資金を投じられた建物でございますので、有効な利用をできるように十分審議していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第54号から議案第59号までの6件については、予算決算委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第54号から議案第59号までの6件は、予算決算委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第17  請願第1号 丹波篠山市議会政治倫理条例の制定等を求める請願 ○議長(森本富夫君)  日程第17.請願第1号 丹波篠山市議会政治倫理条例の制定等を求める請願を議題とします。  地方自治法第117条の規定によって、渡辺拓道君の退場を求めます。               (渡辺拓道君 退 場) ○議長(森本富夫君)  お諮りします。  この請願については、議会運営委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  請願第1号は、議会運営委員会に付託することに決定しました。  渡辺拓道君の入場を許します。               (渡辺拓道君 入 場) ○議長(森本富夫君)  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日9月8日から9月14日までの7日間は休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  明日9月8日から9月14日までの7日間は、休会とすることに決定しました。  次の本会議は、9月15日、午前9時30分から開議します。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午前11時34分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       令和3年9月7日                       丹波篠山市議会議長  森 本 富 夫                       丹波篠山市議会議員  栗 山 泰 三                       丹波篠山市議会議員  渡 辺 拓 道                       丹波篠山市議会議員  吉 田 知 代...