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令和 2年第121回師走会議(12月 1日)
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  1. 篠山市議会 2020-12-01
    令和 2年第121回師走会議(12月 1日)


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    最終取得日: 2022-11-22
    令和 2年第121回師走会議(12月 1日)        第121回丹波篠山市議会師走会議12月1日会議録(1)            令和2年12月1日(火曜日)              午前 9時30分 開議   〇出席議員(18名)      1番  原 田 豊 彦         2番  前 田 えり子      3番  上 田 英 樹         4番  隅 田 雅 春      5番  丹 後 政 俊         6番  安 井 博 幸      7番  足 立 義 則         8番  向 井 千 尋      9番  園 田 依 子        10番  大 西 基 雄     11番  栗 山 泰 三        12番  かんなん 芳 治     13番  渡 辺 拓 道        14番  吉 田 知 代     15番  河 南 克 典        16番  大 上 和 則     17番  小 畠 政 行        18番  森 本 富 夫 〇欠席議員(0名)
    〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   企画総務部長     堀 井 宏 之   行政経営部長     藤 本 雅 浩   市民生活部長     羽 馬 辰 也   保健福祉部長     横 山   実   農都創造部長     倉   剛 史   観光交流部長     赤 松 一 也   まちづくり部長    酒 井 一 弘   上下水道部長     清 水 康 之   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会    消防長        谷 田 重 樹   固定資産評価審査委員会事務局長              西 牧 成 通   教育部長       稲 山   悟   教育次長       酒 井   宏                        (教育委員会事務局次長) 〇議会事務局職員出席者   局長         中 筋 吉 洋   課長         樋 口 寿 広   主査         中 瀬 文 隆 〇議事日程 令和2年12月1日(火曜日)午前9時30分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  諸般の報告        ・陳情書等        ・例月出納検査報告   第 3  行政報告        ・寄附採納報告   第 4  常任委員会所管事務調査報告        ・総務文教常任委員会        ・民生福祉常任委員会        ・産業建設常任委員会   第 5  特別委員会所管事務調査報告        ・議会広報特別委員会   第 6  認定第  1号 令和元年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定につい                て   第 7  認定第  2号 令和元年度丹波篠山市住宅資金特別会計歳入歳出決算認                定について   第 8  認定第  3号 令和元年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決                算認定について   第 9  認定第  4号 令和元年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出                決算認定について   第10  認定第  5号 令和元年度丹波篠山市介護保険特別会計歳入歳出決算認                定について   第11  認定第  6号 令和元年度丹波篠山市農業共済事業会計決算認定につい                て   第12  認定第  7号 令和元年度丹波篠山市水道事業会計決算認定について   第13  認定第  8号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定について   第14  議案第 84号 丹波篠山市保健センター条例を廃止する条例   第15  議案第 85号 丹波篠山市介護保険条例及び丹波篠山市後期高齢者医療                に関する条例の一部を改正する条例   第16  議案第 86号 丹波篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   第17  議案第 87号 丹波篠山市火災予防条例の一部を改正する条例   第18  議案第 88号 第3次丹波篠山市総合計画の策定について   第19  議案第 89号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体                の数の増減及び規約の変更について   第20  議案第 90号 丹波篠山市地区コミュニティセンター等の指定管理者の                指定について   第21  議案第 91号 丹波篠山市障害者総合支援センタースマイルささやまの                指定管理者の指定について   第22  議案第 92号 丹波篠山市大山荘の里市民農園の指定管理者の指定につ                いて   第23  議案第 93号 丹波篠山市農家高齢者創作館の指定管理者の指定につい                て   第24  議案第 94号 丹波篠山市立丹波旬の市の指定管理者の指定について   第25  議案第 95号 丹波篠山市立丹波旬の市南部店の指定管理者の指定につ                いて   第26  議案第 96号 丹波篠山渓谷の森公園の指定管理者の指定について   第27  議案第 97号 丹波篠山市大正ロマン館の指定管理者の指定について   第28  議案第 98号 丹波篠山市立丹波篠山市民センターの指定管理者の指定                について   第29  議案第 99号 丹波篠山市王地山陶器所華工房の指定管理者の指定につ                いて   第30  議案第100号 丹波伝統工芸公園立杭陶の郷の指定管理者の指定につい                て   第31  議案第101号 丹波篠山市営駐車場の指定管理者の指定について   第32  議案第102号 丹波篠山市立歴史美術館の指定管理者の指定について   第33  議案第103号 丹波篠山市立武家屋敷安間家史料館の指定管理者の指定                について   第34  議案第104号 篠山城大書院の指定管理者の指定について   第35  議案第105号 丹波篠山市立青山歴史村の指定管理者の指定について   第36  議案第106号 丹波篠山市立丹波篠山総合スポーツセンターの指定管理                者の指定について   第37  議案第107号 水槽付消防ポンプ自動車購入契約について   第38  議案第108号 小中学校児童・生徒及び指導者用コンピュータ購入契約                について   第39  議案第109号 令和2年度丹波篠山市一般会計補正予算(第10号)   第40  議案第110号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算                (第3号)   第41  議案第111号 令和2年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算                (第2号)   第42  議案第112号 令和2年度丹波篠山市介護保険特別会計補正予算(第2                号)   第43  議案第113号 令和2年度丹波篠山市水道事業会計補正予算(第5号)   第44  議案第114号 令和2年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第2号)   第45  請願第  1号 丹波篠山市の行政指導の改善についてのお願い(請願)               午前 9時30分  開議 ○議長(森本富夫君)  皆様、おはようございます。  これから、令和2年第121回丹波篠山市議会、師走会議、12月1日会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名
    ○議長(森本富夫君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、15番、河南克典君、16番、大上和則君、17番、小畠政行君を指名します。 ◎日程第2  諸般の報告 ○議長(森本富夫君)  日程第2.諸般の報告を行います。  本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、陳情書等の受理について。  本日までに受理した請願1件、要望等6件が、議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  受理番号360番の小坂自治会からの「要望書(佐中ダムの貯水量回復調整について)」及び受理番号382番から386番までの西紀地区幼・小・中学校各PTA組織からの「園児・児童・生徒の教育環境等に関する要望について」は、当局において適切に対応されるよう申し入れておきます。  受理番号395番「丹波篠山市の行政指導の改善についてのお願い(請願)」については、本日の議事日程の中でお諮りします。  次に、監査、検査結果について。  監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定によって、令和2年9月分の例月出納検査報告書が提出されました。お手元に配付していますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、組合議会関係について。  10月1日、神戸市において兵庫県町議会議員公務災害補償組合議会が開催され、令和元年度決算認定、条例の一部改正等の審議が行われ、いずれも原案のとおり可決されました。また、同組合会議長には朝来市議会議長が、同組合副組合長には淡路市議会議長が、同組合監査委員には丹波篠山市議会議長が選出されました。関係書類は議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、系統議長会関係について。  11月4日、書面により開催された近畿市議会議長会第2回理事会の結果報告があり、支部提出議案などが承認された旨、連絡がありました。また、11月6日に、東京都において全国市議会議長会第221回理事会、第109回評議員会合同会議が開催され、令和元年度各会計決算などが決定されました。これらの関係書類は議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、オンライン議会報告会について。  通常の議会報告会に代え、10月22日からオンライン議会報告会として、ユーチューブ配信を実施しており、本日までに226人を超える方に視聴いただいています。また、11月20日に開催した「議長と語る会」では、2団体の方と意見交換を行いました。  これで、諸般の報告は終わります。 ◎日程第3  行政報告 ○議長(森本富夫君)  日程第3.行政報告を行います。  酒井市長、報告願います。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  皆さん、おはようございます。  報告に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  寒さも日増しに加わり始め、はや12月となりました。本日、第121回丹波篠山市議会師走会議に当たり、議員の皆様には、御健勝にて全員御出席をいただき、大変ありがとうございます。平素から、丹波篠山市、そして市民の皆様のために、真摯な御活躍をいただき、心から敬意と感謝を申し上げます。  本会議において御審議をいただきます案件は、令和2年度の補正予算、条例の改正、指定管理者の指定など、いずれも重要な案件となっています。多くの議案がありますが、どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようにお願いを申し上げます。  それでは、報告に入らせていただきます。  1点目は、注目をされる丹波篠山市についてです。  新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、秋のイベント、味まつりなどが中止となり、観光客の方に来ていただけるのか、黒枝豆などが売れるのか、心配をしていましたが、10月の観光客数は過去最多58万人という数字が出ています。休日だけでなく、平日でも、お店に列ができるなど、また、11月に入っても、観光客は多くお越しをいただいており、また、テレビなどでもいろいろと取り上げていただき、丹波篠山ブランドも高まったものとうれしく思っています。しかし、今後とも新型コロナウイルスの感染増加に対しては、今「第3波」の到来とも言われており、市民一人一人が気を引き締め、注意を払い、その予防に取り組む必要があると考えています。  また、10月21日には、近畿経済産業局が近畿管内で10地域を「地域ブランド支援地域」として選定をいたしましたが、丹波篠山市はその中に選んでいただきました。大阪万博2025に向けて、世界に通用するブランドを構築しようとするもので、大変光栄に思っています。また、さらには視聴率30%以上という驚異的な人気ドラマ「半沢直樹」。この原作である池井戸潤さんの「半沢直樹シリーズ」の最新作「アルルカンと道化師」が、ベストセラーになっていますが、その物語の鍵を握る舞台の1つが丹波篠山となっており、今後、楽しみとしています。  報告の2点目は、全国学校給食甲子園についてです。  昨年度、全国優勝の栄冠に輝いた「全国学校給食甲子園」で、東部学校給食センターのメニューが第4次審査を通過し、丹波篠山市は2年連続で中部・近畿ブロック代表に選ばれています。応募総数1,412施設のうち12施設まで絞られています。黒枝豆、丹波栗、山の芋など、丹波篠山の秋の味覚をふんだんに使ったおいしい献立となっています。この土曜日、12月5日に東京の会場から12代表の「食育授業コンテスト」がオンラインで行われ、最優秀賞が選定されることとなっています。今年も大いに期待しているところです。  報告の3点目は、第16回丹波篠山市展についてです。  11月15日(日曜日)から22日(日曜日)の間、8日間、丹波篠山市民センターにおいて丹波篠山市展を開催し、会期中、市内外から1,200人を越える方々にお越しをいただきました。市展は、本年で16回を迎え、市内外から多くの出品をいただくようになり、本年は5部門で255点の応募をいただきました。最優秀の河合賞には、彫刻・工芸部門で、長谷川邦嘉さんの「デカンショ・美(うるわ)しの風」が選ばれています。  報告の4点目は、寄附の受入れについてです。  お手元の資料のとおり、備品4件、現金3件となっています。西吹の溝端洋美様より篠山東中学校備品、三田市、東浦一裕様より篠山東中学校備品、大阪市、澤山 勝様より多紀小学校学習備品、八上まちづくり協議会様より八上小学校衛生備品、千葉県市原市、細見泰弘様より10万円、東京都目黒区、東 裕子様より10万円、曽地奥、井関道夫様より1,000万円となっています。御寄附を頂きました方々の思いをしっかりと受け止めて、その御厚志に応えるべく適切な活用に努めていきます。ありがとうございました。  以上、行政報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  これで、行政報告は終わりました。 ◎日程第4  常任委員会所管事務調査報告 ○議長(森本富夫君)  日程第4.常任委員会所管事務調査報告を行います。  各常任委員会で休会中に行われました所管事務調査の報告を求めます。  まず、総務文教常任委員長の報告を求めます。  渡辺総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(渡辺拓道君)(登壇)  総務文教常任委員会委員長の渡辺でございます。  本年度、これまでに総務文教常任委員会において行った所管事務調査について、御報告申し上げます。  総務文教常任委員会では、新型コロナウイルス感染症対策と行政のデジタル活用を年間テーマとして、本年度は重点的に継続して調査を行っています。  まず、コロナ感染拡大による緊急事態宣言に伴い、学校園が長期の臨時休業を強いられたことから、その期間中の園児・児童・生徒への支援や子どもたちの様子について、教育委員会より報告を受けました。  プリント配信システムやタブレットドリルの活用、さらには学習動画によるオンライン学習による学習支援や、教育相談、生活状況調査アンケートの実施による生活支援・心のケア、また校務支援として、遠隔教育システムの研修の実施などにより、臨時休業期間中の支援等について確認を行いました。  ICTを活用した学習支援・校務支援については、オンデマンド教材による学習支援やオンラインによる校務支援としてのテレビ会議による遠隔研修や動画による視聴研修などについて、教育研究所から説明を受けるとともに、インターネットを使った家庭学習やテレビ会議などを実践いたしました。  特に、生活状況調査アンケートの結果では、心の状態について、「ちょっとしたことでいらいらすることがあるか」の問いに対して、「よくある」「時々ある」が小中学校とも約50%、「不安になることがあるか」との問いに対しては、小中学校とも約25%ですが、受験を控えた中学校3年生では、30%とやや高い結果となっています。また、運動不足を感じている中学生も約70%あり、各委員からも、子どもたちの運動不足や体力低下を危惧する意見や、子どもたちの不安の解消に向けた、きめ細やかな対応を求める意見が出されました。  教育委員会では、教育研究所が主となって、学校再開後の子どもたちへの支援の在り方や心構えなどについての研修や、ホームページで生活面や学習面への支援について情報提供されるなど、アンケート結果を保護者、教職員、児童・生徒それぞれに活用した取組がなされています。  また、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、当委員会が所管する事業等への影響やその対処方法等を調査し、全体像を把握することで、今後の「新しい生活様式」や「新しい学校の生活様式」等に向けた調査研究を行うことを目的として、令和2年度の主要事業・業務への新型コロナウイルス感染拡大による影響について、調査を行いました。その調査から課題の見えた、ウェブ会議への対応及びテレワークや時差出勤等の職員の働き方に関して、対処方法と今後の方針等について調査を行いました。  行政、教育委員会において、コロナ後の新しい生活様式をキーワードに行政事務、学校教育等の今後の方策や方向性の検討また取組も進んでいますが、コロナ終息の見通しも立たない今、今後起こり得る大規模災害等の対応も含め、当局におかれましては、ICTを活用した行政事務のための環境整備、また、その際の職員の働き方をしっかり考えていただくようお願いします。あわせて、市の指定管理施設である「篠山チルドレンズミュージアム」「丹波篠山総合スポーツセンター」「西紀運動公園」における新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響などについて、調査を行いました。  4月7日の緊急事態宣言発令以降、休館や利用制限が行われる中、施設運営にも大きな影響を受けられましたが、10月以降は徐々に入館者等も回復傾向にあり、3施設とも工夫しながら、前向きな取組が行われていること、また、感染予防対策がしっかり行われていることを確認いたしました。今、第3波とも言われるコロナの感染が急速に拡大しつつあり、終息の見通しも立ちませんが、コロナによる影響やその対応について注視し、引き続き調査等を行っていきたいと考えます。  次に、学校園の学習環境や給食センターの職場環境、暑さ対策をテーマに現地踏査を行いました。本来の夏休み期間中である時期の幼稚園や小中学校の学習環境や、学校園の生活や登下校時の暑さ対策、また、給食センターの夏場の暑さ対策、職場環境などの確認を行い、委員からは、コロナ感染対策も含め、暑さ対策をしっかり行っていただきたいとの意見がありました。  次に、議会において、継続的に行っております「行政事務事業評価」では、まず、企画総務部が所管する令和元年度の丹波篠山市農村イノベーションラボ管理費について、事務事業評価を行いました。  まず、当該事業の目標の達成状況について、第1期受講生19名(修了19名)、第2期受講生22名(修了22名)、第3期受講生18名(修了14名)、第4期受講生33名(修了33名)、第5期受講生35名(修了35名)と、安定して受講生を確保できています。また、受講生の3分の2が市外からの受講で、その多くが予定どおりJRを利用しています。令和元年度末までの起業、継業、事業拡大者は合計41名、うち市内は23名でありますが、令和元年度は目標の10名に対し、実績値は4名にとどまっています。  ②事務事業の組み立ての方向性について、受講生のニーズが継続していることや駅立地の効果が見られること、また、受講生の中から堅調に起業等を行う者が出てきていることから、事業の組み立てに大きな課題は見受けられません。  ③課題及び見直しの必要性について、1点目に、受講者数は堅調に維持できているが、起業等の実績に確実につながっていません。ラボでの起業の起承転結を図ろうとするのではなく、商工会・銀行等の経営支援機関との連携強化が必要であります。  2点目、地域課題解決のための起業を強調することが起業等のハードルになっているおそれがあります。起業等による地域活力創造による間接的な地域貢献の視点を持つ必要があります。  次に3点目、事業に充当できる地方創生交付金がなくなったことで事業費の問題が出てきています。受講料の見直しやオープン講座の拡大、インターネットを活用した受講などの検討を行いながら、安定した財源確保が求められます。  4点目に、フィールドステーション、地域おこし協力隊など事業の目的の近い事業があります。  ④今後の方向性について、地域課題の解決に加え、地域の資源やアートなどの可能性の提示や、受講対象を学生等へ拡大し、ラボのコワーキングスペース活用により受講生を維持し、起業等に結びつけられたい。  2点目に、新型コロナの影響でウェブ受講のハードルが下がったため、さらにインターネットを有効に活用した事業改善を図られたい。  3点目、受講を起業等に効果的に結びつけるためのコーディネート、経営支援のさらなる改善が必要である。また、事業安定までの期間に兼務できるような地域支援員制度の検討をされたい。  4点目に、フィールドステーション地域おこし協力隊事業との整理を行い、費用対効果の高い事業とされたい。  以上のことから、事業は継続することが望ましいとの結論に至りました。  次に、行政経営部に対し、基金の状況及び管理に関し、事務事業評価を行いました。  ①目標の達成状況について、各根拠条例に基づいた基金管理が行われている。財政調整基金については、収支見直しによる年度末残高の目標を達成できている。  ②事務事業の組み立ての方向性について、目的や原資の寄付者の思いを尊重できるよう基金が設置されていることは評価できる。  ③課題及び見直しの必要性について、まず1点目に、基金の中にはしばらく活用されていないものも見受けられます。基金の廃止統合については、課題としては認識はされておりますが、事業目的や設置目的に照らし合わせ、引き続き検討をいただく必要があります。2点目に、東日本大震災等復旧復興支援基金については、今後の復旧復興支援事業の在り方とともに検討する必要があります。3点目として、酒井貞子看護師等人材育成基金については、安定した看護師等人材育成事業を継続していくため、基金残高に課題が出つつあります。4点目、公共施設等総合管理計画を安定的に進めていくための基金積立てに課題があります。5点目として、市の計画になく、議会承認前の事業等への寄附採納、基金積立ては施策決定に影響を及ぼすこともあります。6点目に、1つの基金をさらに事業ごとに細分化して管理している実態がありますが、その管理方法は担当者の申し送りという形になっております。  事業の今後の方向性について、1つ、基金の統廃合について、継続して検討を行うこと。2つ、各事務事業の評価に合わせた基金管理を行うこと。3つ目、公共施設等総合管理計画を円滑に進めていくため、基金積立て方法について検討を行うこと。4点目、寄附採納、基金の積立ての際には、負担付寄附への当否について、十分な精査を行うこと。5点目、安定的かつ透明性の高い基金管理を行うため、条例に基づく事務規則や事務要綱を整えること。  以上のことから、事業は継続することが望ましいとの結論に至りました。  次に、教育委員会が所管する令和元年度のスクールバス管理事業について、事務事業評価を行いました。  まず、事業の目標達成状況について、必要とする園児・児童・生徒に対し、スクールバスの利用ができる体制が取られ、円滑な運行がなされています。  次に、事務事業の組み立ての方向性について、スクールバス車両を市で用意し、公共交通機関等へ運行を委託する方向性は適切であり、車両の更新期限、20年もしくは20万から30万キロ走行についても適切と判断いたします。  次に、課題及び見直しの必要性について、1点目に、将来的な子どもの数の減少を考慮し、今後の更新時には車両の中型化、小型化の検討が必要になってきている。2点目として、児童数の減少により、1人で登下校せざるを得ない状況が増えつつある。3点目、急激な気候変動により、夏季の高温など劣悪な環境の下で登下校せざるを得ない状況が増えつつある。  事業の今後の方向性については、1つ目、園児・児童・生徒数の減少予測により、車両の小型化等適切な車両更新に努められたい。2点目に、1人での登下校や猛暑日の増加に対して「登下校の安全確保」をさらに重視する方向への事業見直しが必要である。この夏の20日間の臨時運行の結果を精査しながら検討されたい。3点目、見直しの際には、引き続き公共交通やコミバスとスクールバスの一体的運用や事業実施への地元雇用も考慮されたい。  以上のことから、この事業に関しては、事業を拡大することが望ましいとの結論に至りました。  その他、今日までの所管事務調査として、特別定額給付金事業とその申請、給付状況等について、また、行政事務事業評価を行いました「神戸大学・丹波篠山市農村イノベーションラボ」を訪問し、事業内容の確認と今後の方向性などについて確認を行いました。  今後も年間テーマである「行政のデジタル化」を課題として、新型コロナウイルス感染症対策も含め、調査研究を行ってまいります。  以上、総務文教常任委員会の所管事務調査報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  次に、民生福祉常任委員長の報告を求めます。  向井民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(向井千尋君)(登壇)  民生福祉常任委員会委員長の向井でございます。当委員会における所管事務調査として、例年実施しています議会における行政事務事業評価について報告いたします。  市民生活部、保健福祉部の事務事業をそれぞれ抽出し、担当課からの評価を踏まえ、委員会として評価を行いました。  まず、市民生活部が所管する塵芥処理費についてです。  女性委員会発案の雑紙回収袋の作成、5か国語標記でのごみカレンダーの新規事業の取組については評価できます。  ごみカレンダーとポイ捨て禁止看板の事業目的については、ごみ減量ではなく、ごみの分別による資源化の促進やポイ捨ての抑制にあると考えられることから、再考する必要があります。  ごみ袋の料金設定については、世帯構成によりニーズが異なることも踏まえ、検討していく必要があります。また、雑紙回収袋については、市民の意識啓発という意味では一定の役割を果たしたと考えますが、市民の利用が進んでいないことも踏まえ、回収袋そのものを提供するのではなく、市民の啓発に重点を置く必要があります。  次に、保健福祉部が所管する災害要援護事業費についてです。  令和元年度より、ケアマネジャーの協力により「災害時ケアプラン」を作成するとともに、見守り台帳新規登録者確保に努め、目標値を上回る登録数となっていることは評価でき、また東岡屋自治会でのモデル事業は、見守り台帳活用の評価事例だと言えます。しかし、要援護者が約1,600人に対し、登録数が636人であることから、引き続き、登録者の増加に取り組むとともに、ケアマネジャーに対する報酬については、国の動きも見据えながら検討していく必要があります。  本事業は内閣府からの評価を受けた先進事例であることから、今後も、行政、要援護者、地域、事業者などがそれぞれの役割を果たし、連携することで、よりよい事業となるよう取り組んでいく必要があります。
     以上、民生福祉常任委員会の所管事務調査報告といたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。  吉田産業建設常任委員長。 ○産業建設常任委員長(吉田知代君)(登壇)  産業建設常任委員会委員長の吉田でございます。当委員会で行いました所管事務調査について、御報告申し上げます。  初めに、例年実施しています議会における行政事務事業評価についての報告です。  当委員会では、所管する上下水道部、農都創造部、観光交流部、まちづくり部の事務事業のうち3事業を抽出し、当該事業について各担当部署より聞き取り調査を行った後、委員会としての評価を取りまとめました。  まず、上下水道部が所管する用途廃止施設の現状と今後の方向性についてに関して、目標の達成状況として、目標としては、計画どおり達成できており、特に指摘するところはありませんでした。  ②事務事業の組み立ての方向性としては、行政と市民の役割分担や責任領域を明確化した上で、資産の適正な運用を目指す方向性は妥当であると考えます。  ③課題及び見直しの必要性としては、方向性は問題ありませんが、用途廃止施設の活用方法が限られた中での利活用となるため、地域住民との十分な協議・理解を得た上で有効活用していただきたいと考えます。  ④今後の方向性としては、先行他市の事例等も参考にしながら、有効な活用策を調査研究していただくとともに、地域住民の意向も把握しながら活用方策を検討し、継続する必要があります。  続いて、農都創造部が所管する特産物振興事業に関しては、①目標の達成状況としては、目標には達成できていませんが、今の農業を取り巻く厳しい条件を鑑みると、よく健闘していると評価することができます。  ②事務事業の組み立ての方向性としては、集落営農組織への省力化・効率化機械の導入更新を進めるとともに、本市の農業を支えている多様な担い手への振興策を検討する必要があると考えます。  ③課題及び見直しの必要性としては、小規模農家でも栽培継続できる体制を構築するとともに、後継者の育成等ハード、ソフト両面からの取組が必要と考えます。  ④今後の方向性としては、「農都」丹波篠山市にとって、農村を維持することは重要であることを再認識し、多様な担い手への振興策の検討が必要であるとともに、さらなるブランド力強化、品質の向上を図り、農家の収益確保に努め、農家の誇りと生産意欲向上を継続して図る必要があります。  続いて、まちづくり部が所管する景観まちづくり刷新モデル事業(無電柱化)に関しては、①目標の達成状況としては、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部、翌年度に繰越しとなった工事もありましたが、一般的な工事期間よりも大幅に短縮し、目標期間内に完成させ、市の景観形成の向上に寄与しており、高く評価することができます。  ②事務事業の組み立ての方向性。  地元や関係者との細やかな調整や、経費削減も見込める低コスト化手法を積極的に導入し、目標期間内に事業完成しており、事業実施の方向性は問題がありません。  ③課題及び見直しの必要性。  この事業の効果は、観光振興とともに防災面でも大きな効果を期待することができます。しかしながら、費用が高額となるため、国の動向を注視するとともに、費用対効果を検証した上で、今後の区域の拡大を検討する必要があります。  ④今後の方向性。  景観刷新された空間において、観光客増加につながる事業を展開し、無電柱化事業実施による効果を検証の上、さらなる工事手法の低コスト化の調査研究や、国・県施策の好機があれば、今後の区域の拡大について検討すべきであるとの結論に至りました。  続いて、令和2月11月10日に「スマート農業の概要について」、本市の森本農都創造政策官、「スマート農業の取組について」、丹波農業改良普及センターの湊普及主査を講師にお招きし、担い手不足や高齢化が進む本市において、ITなどの先端技術を活用したスマート農業技術を用いた取組について、見識を深めるための研修を行いました。  まず、スマート農業の事業が開始されるようになった背景として、担い手の減少・高齢化の進行等による労働力不足が深刻な問題となっており、1人当たりの作業面積を増やしていかないと労働力、後継者不足の解消ができなくなっている現状があります。また、農業には、機械化が難しく、手作業に頼らざるを得ない危険な作業やきつい作業が多いこと、トラクター等の機械類の操作が熟練者でなければできない作業が多く、若者や女性の参入の妨げになっている現状があります。  そういった背景がある中、ロボット技術やICT(情報通信技術)、AI(人工知能)等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業として、農水省を中心に進められているところです。  本市の課題である高齢化の進展、気候変動等による特産物の収量が安定化していないこと、後継者問題を解決するための手段として、必要と思われる工程にスマート農業の技術を取り組みながら、丹波農業改良普及センター、JA、市で推進体制を取りながら進められているところです。  本市の農業は、水稲を軸とした丹波黒大豆、山の芋を輪作で作っていく体系となっており、生産工程の中で必要な営農管理、防除、水管理について平成30年度から、追肥、雑草管理については令和元年度よりスマート農業の技術を取り入れられ検証を進められています。  具体的な取組内容として、AIを利用した病害虫検知及びRTK搭載ドローンによる農薬散布があります。RTKは、GPSより高精度の位置情報システムであり、これを利用することにより数センチ単位のずれになるので確実に散布したい圃場内にドローンによる農薬散布ができるという技術です。また、AIを利用した技術としては、上空5メートルぐらいから撮影用ドローンを飛ばし、食害痕をAIで検知し、ポイントを絞って農薬を散布することができるといった技術で、実際に利用した生産者からは、労働力、農薬を削減できるため、経営コストの削減につなげられるとの声も聞かれています。また、ドローンの飛ばし方についても、一番効果が得られる飛行条件を検証されており、効果の高い条件どおりにドローンを飛ばすことができれば、タブレットやアプリ1つで操作でき、誰が操作しても同じ散布方法が可能になり、誰もが取り組みやすい農業の実現に近づくとされています。  次に、気候変動による特産物の収量が安定化していないことに対応するスマート農業の技術として、圃場環境モニタリングシステム等を活用した適期潅水についても検証されています。これは、特産物圃場の土壌水分の動態をリアルタイムでモニタリングし、必要に応じて潅水を行ったものですが、その結果、開花期前半に積極的な潅水を行うことによって、平年並みの収量を確保できたことを確認されています。  次に、多様なデータを地理情報と結びつけて視覚的に表現するシステムを利用し、どの圃場で何が栽培されているのかを管理する取組も行われています。このシステムを活用することにより作業指示ミスの減少、個々の圃場の進捗状況を管理、情報を共有することができ、非常に役に立つという声も聞かれています。  令和2年からは、ドローン利用範囲の拡大として、除草剤などの粒剤散布、特殊なカメラを利用した水稲の生育状況の確認、生育診断、またそこで発見された生育の弱いところに追肥を行うなどの取組もされています。また、技術を普及するためのオペレーターの育成にも取り組まれています。  次に、ラジコン草刈り機による省力・軽労化の実証実験として、今回、山田地域で、チェコ製のラジコン草刈り機を導入し行われました。非常に馬力もあり、河川敷等の長いのり面で草が繁茂するような場所については有効性が高いと考えられていましたが、高額な機械であることに加え、この機械を利用できるのり面が少ないため、農地への導入に関しての費用対効果は薄いと考えられていました。ただ、作業時間としては、刈払い機と比較してかなり削減できることから、安価なラジコン草刈り機とトラクターにつけるロータリーモア等との併用で運用するのが効果的ではないかとのことでした。  今後については、スマートの農業の導入に当たっては、費用対効果を十分に検討すること、利益を享受できる人を増加させることを念頭に置いて、モデル地域をつくり、スマート農業機械、システムのリース導入を考えられています。  スマート農業について、生産者からの声として、発想が自動化や無人化に偏り過ぎている、コストが高いといったような声も聞かれており、地域、農業者に応じたスマート農業(新しい農業)の体系づくり、システムの組み立て、各種支援策を活用した技術実証、技術の普及、研修、ハード支援が重要であると考えられていました。スマート農業の本質は、進化したツール、ITなどの先端技術を積極的に活用し、労働力や後継者不足の解消に取り組むことです。現在、ドローンを活用した病虫害探知や農薬散布等、圃場環境モニタリングを活用した適期潅水支援システム等を本市の課題に対して取り入れ、検証しており、効果も報告されてきています。  丹波篠山市においては、農業者の平均年齢も69.7歳で高齢化が躊躇であり、担い手のいない農家が44%もあります。これらは特産品の収量が安定化しないことの1つの要因ともなっています。“農の都 丹波篠山”であり続けるためには、農家と農地を守ることが大前提であります。近年は、気候変動が激しく、生産性や品質を維持することが困難になってきており、従来の経験や勘に頼らずとも、農家が栽培している水稲や地力の変化を判断し、対応できる力、つまり技術が必要です。技術の継承のため、農家への研修システムと最新のテクノロジーについて、費用対効果を十分に考慮しながら農業に導入していくことが重要な視点であると認識し、今後も当委員会でも議論していきたいと考えますので、執行部におかれましても、さらなる御検討をいただくよう申し添え、所管事務調査の報告といたします。 ○議長(森本富夫君)  これで、常任委員会所管事務調査報告は終わりました。 ◎日程第5  特別委員会所管事務調査報告 ○議長(森本富夫君)  日程第5.特別委員会所管事務調査報告を行います。  本件について、議会広報特別委員長の報告を求めます。  安井議会広報特別委員長。 ○議会広報特別委員長(安井博幸君)(登壇)  議会広報特別委員会委員長の安井博幸です。当委員会における、この半年間の活動報告を行います。  当委員会では、改選に伴う臨時号として5月に91号を、そして6月の水無月会議以降、92号と93号の「丹波篠山市議会だより」を発行しました。  新たな6名のメンバーで構成された当委員会では、編集作業を行う上で、市民の皆さんに市議会が少しでも身近な存在と感じていただけるよう、また信頼して分かりやすく読んでいただけるよう、委員全員で何回も編集会議を行い、よりよい紙面を目指して、絶えず工夫と努力を続けています。  本年はコロナ禍で広報の先進自治体視察ができないこともあり、7月22日、コピーライターで大学非常勤講師の二階堂薫先生を当委員会の講師に迎え、「伝わるように伝えるために」というテーマで研修を行いました。今回の研修の目標・課題は「市民に読んでもらえる広報紙づくり。お知らせ広報から、読みたくなる広報へ脱皮する」ことでした。以下、研修の主な内容について報告いたします。  まず、「伝える」と「伝わる」の違いについてです。  「伝える」は情報の送り手が一方的に送るだけなのに対し、「伝わる」は情報を送った「受け手」が「え、そうなの?知らなかった!いいね!誰かに話そう!」などと思い、行動してもらえることです。情報を選択し、決めるのは、常に「受け手」であると意識し、伝えたい内容や対象に合う手段を選び、適切に組み合わせて発信することが大切です。  次に、伝わる言葉の特徴は、①短め、②シンプル、③優しい、④整理されている、⑤具体的であり、相手に分かる言葉です。抽象的、曖昧で便利な言葉は伝わりにくいので、使うなら自分の言葉で説明を加えるようにすると伝わりやすくなります。例えば「20代の皆さん」より「10年後に30歳になるあなた」、「子育て世代」より「ゼロ歳児をお持ちのお母さん」とすれば、伝える相手に自分に関係があるのかなと思ってもらい、より伝わりやすくなります。そして、伝わるデザインについては、紙であっても、ウェブであっても、安易に余白を埋めるのではなく、写真やイラストを効果的に使い、色や文字・書体は伝えたい相手を意識し、読みやすいものを選びます。  研修では様々な広告、パンフレットを見ながらグループで話し合いました。ふだん何げなく目にしている広告やパンフレットですが、意識してよく見比べると、情報の送り手が伝えたい相手のターゲットを絞り、効果的な言葉を用いていることが実感できました。また、写真やイラスト、色使い、紙質、見やすさ等を比べて、伝わるデザインについても話し合いました。  以上、今回の研修では伝わるように伝えるためには、伝える相手の存在を意識・理解することが大切だということを学びました。  これからも、相手に伝えたいことが伝わるように言葉を選び、読みやすい色使いやレイアウトなどの工夫を凝らし、少しでも関心を持ってもらえるよう試行錯誤を重ねながら、改善策を立案していきます。  10月に発行した93号からは、研修の成果を反映させて、少しでも読みやすい紙面にしようと、長年使われていた表紙の号数表記やデザインを分かりやすくなるように変えました。また、黒と青だった紙面の色を、より穏やかなイメージの黒と緑に変えてみました。  今後も当委員会では、「伝える広報紙」から「伝わる広報紙」を目指して、これまで以上に伝える相手の存在を意識し、議会がどのような機関であるのか、どのような活動をしているのかが伝わるように取り組みます。  最後になりましたが、「市議会だより」発行に当たり、議員各位の御理解と御協力に感謝し、議会広報特別委員会の活動報告を終えます。 ○議長(森本富夫君)  これで、特別委員会所管事務調査報告は終わります。 ◎日程第 6  認定第1号 令和元年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定について  日程第 7  認定第2号 令和元年度丹波篠山市住宅資金特別会計歳入歳出決算認定               について  日程第 8  認定第3号 令和元年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算               認定について  日程第 9  認定第4号 令和元年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決               算認定について  日程第10  認定第5号 令和元年度丹波篠山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定               について  日程第11  認定第6号 令和元年度丹波篠山市農業共済事業会計決算認定について  日程第12  認定第7号 令和元年度丹波篠山市水道事業会計決算認定について  日程第13  認定第8号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定について ○議長(森本富夫君)  日程第6.認定第1号 令和元年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第13.認定第8号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定についてまでの8件を一括議題とします。  なお、質疑、討論は一括して行いますが、採決は認定議案ごとに行います。  認定第1号から認定第8号までの8件について、一括して予算決算委員長の報告を求めます。  園田予算決算委員長。 ○予算決算委員長(園田依子君)(登壇)  予算決算委員会委員長の園田でございます。ただいま議題となりました認定第1号 令和元年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第8号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定についての8議案について、予算決算委員会の審査について、一括して御報告を申し上げます。  本案につきましては、去る9月24日の本会議において、予算決算委員会に付託され、総務文教、民生福祉、産業建設の各分科会審査を含め、計8日間にわたり、精力的かつ活発な審査を行いました。また、各常任委員会の所管事務調査として実施した行政事務事業評価を全委員が共有し、審査の参考としました。  まずは、各分科会の審議の過程におきまして各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告を申し上げます。  初めに、認定第1号 令和元年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定について、報告を申し上げます。  電子計算費に関し、ホームページを改修されたが、改修後のホームページをどのように評価されているのかとの質疑に対し、当局より、ホームページについては、1つは大きくデザインを変えたことにより、今までのホームページになれている方には、見にくくなったと感じることがあることや、現在のホームページの考え方としては、最新ニュースを中心に見やすくしていくという考え方で作り込んでいる中、目的の場所になかなかたどり着かないという声も頂いている。以前のホームページから現在のホームページに引き継いだことによる検索の不具合やリンク先が途切れているなどの状況については、鋭意調整や修正し、欲しい情報にいち早くたどり着くような仕組みについては、今後も研さんして考えていきたいとの答弁がありました。  次に、一般管理費に関し、弁護士委託料があるが、市の法務専門員では対応できなかったのかとの質疑に対し、当局より、弁護士委託料については、法務専門員が着任する前の住民監査請求に基づく住民訴訟である。当時、市の顧問弁護士が係属訴訟を行っていた中、顧問弁護士が今の法務専門員に変わったが、以前から係属している案件であることから、引き続き、同じ弁護士に任せたほうがいいと判断し、訴訟を継続した。以後は、住民訴訟を提起されたものやそのほかの行政訴訟など、いずれも法務専門員に全て委ね、訴訟を追行している状況である旨の回答がありました。  次に、総合計画策定支援業務委託料に関し、総合計画(案)に、どの程度までコンサルが関与したのかとの質疑があり、当局より、令和元年度の策定支援業務については、市の現状分析やアンケートの設問の設計、印刷、集計、分析とワークショップの進行などについて委託しており、審議会運営等にはコンサルの事業者は関わっていない旨の回答がありました。  次に、学校教育充実に関して、学習プリント配信システムについては、いい取組であるが、これをする上で問題点や課題等はなかったのかとの質疑があり、当局より、課題としては、自分でプリントアウトして活用する点について、家庭で十分な活用ができなかったところがあり、ICTの環境等が家庭によって様々であるということが現在、課題として考えられるとの答弁に対し、そうした子どもに対して、どのようにサポートしているのかとの質疑があり、学校であらかじめプリントアウトして持ち帰るような方法で対応している旨の回答がありました。  次に、東日本大震災等復旧復興支援事業に関し、昨年度予算から約100万円の減額があるが、その要因はとの質疑に対し、当局より、支援に行かれる団体が少なくなってきている。基金が残り少なくなってきていることから、家賃補助を優先する予算としている。  次に、景観まちづくり刷新モデル事業に関し、無電柱化によって観光客を増加させ、市全体の地域の活性化をするということであるが、効果測定についてどのようにされているのかとの質疑があり、当局より、大正ロマン館、青山歴史村の観光動態調査で月単位、年度で集計しており、その変化を見ることに加え、地域整備課より、城下町への車両等の流入に関し、交通量調査を今年度実施予定の意向を聞いている。また、来年度以降に市民向けのアンケートなどの実施を予定している旨の回答がありました。  次に、地域開発費に関し、ホテル建設に関し訴訟があるということで、弁護士委託料が決算に出ているがどのように執行されたのかなど経緯を説明されたいとの質疑があり、当局より、弁護士委託料については、昨年ホテル開発の話について訴訟された際、本市の法務専門員で対応という形で進めていたが、1名で対応する負担が大きいということで、新たな弁護士にお世話になり、2名体制で対応をしている。突発的に訴訟が発生したため、弁護士委託料については、当初予算等で計上しておらず、費用を充当して対応している旨の回答がありました。  次に、塵芥処理費に関し、平成29年度から3年間をかけて、基幹的設備改良工事が行われたが、当面の間、こうした改修工事はないと考えていいのかとの質疑が出され、当局より、今回の基幹的設備改良工事によっておおむね10年間、安定的に稼働することができると見込んでいる。ただし、特に損傷の激しい部分の修繕であり、炉全体を修繕するものではないことから、今後も定期点検、定期修繕は必要になり、およそ10年後には次の改修工事が必要になると見込んでいる旨の回答がありました。  次に、一般公害対策費に関し、弁護士委託料について説明されたいとの質疑があり、当局より、桑原地内の養鶏事業者から訴えがあったことから、弁護士を選任し、着手金を支出している。法務専門員に加え、1名が必要になったことから、急遽予算化をさせていただいたとの答弁に対し、弁護士を追加せざるを得なかった理由を説明されたい。また、法定代理人は、法務専門員と追加の弁護士の2名ということでいいのかとの質疑があり、弁護士を追加した理由については、法務専門員が多くの案件を抱えており、今後、さらに増えてくる可能性があることも踏まえて、弁護士を1名追加し、法定代理人としているとの答弁がありました。  次に、常備消防費に関し、南出張所の自家発電設備設置工事費と東出張所の工事費が異なっている理由はとの質疑が出され、当局より、南出張所については、診療所と併設していることから、診療所も含めて対応できるよう能力の高い設備を導入している一方、東出張所については、出張所単独であることから相対的に安価な工事となっているとの答弁がありました。  次に、妊娠・出産包括支援事業に関し、出産支援金支援事業補助金について、この補助事業については、市の産科に係る体制が整うまで続けるといった説明であったが、現状をどのように考えているのかとの質疑が出され、当局より、昨年10月からハイリスクの妊婦の方を対象に、今年の8月からは全ての妊婦に対して支援を行ってきており、加えて、タマル産婦人科医院との連携協定を締結するとともに補助金を交付することとした。そのほかにも取組を進めてきているが、これらをもって、ささやま医療センター分娩休止を補完するだけの産科充実が図れたのかと言われれば、事業が開始後、間もないことから、取り組みながら検証していきたいとの答弁がありました。  続きまして、認定第2号 令和元年度丹波篠山市住宅資金特別会計歳入歳出決算認定について、報告をいたします。  滞納件数の推移を見ると、徐々に滞納件数が減少してきているが、その要因は何かとの質疑があり、当局より、少額でも定期的に返済される方については増えておらず、ここ数年で完納された方が何名かいるが、今後はその見込みもないことから、収入が増えることは難しいと見ている。令和元年度で1件、平成30年度で2件の債権放棄を行い、不納欠損で上がってきていることから滞納が減っていると御理解いただきたい旨の回答がありました。  続きまして、認定第3号 令和元年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、御報告をいたします。  直診勘定に関して、各診療所の患者数が減少している要因はとの質疑があり、当局より、1月から2月頃にかけて新型コロナウイルスの感染が発生し、各診療所において、診療に来る必要がなくなるよう長期処方をしたことが大きな要因であることとともに、定期的に来られていた3人のみとりがあったことも要因の1つとして考えられる旨の回答がありました。  続きまして、認定第5号 令和元年度丹波篠山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、御報告をいたします。  居宅支援サービスは伸びている一方、総合事業の給付は減っている要因はとの質疑が出され、当局より、利用者平均を見ると、居宅(介護予防)サービスの通所介護の利用とともに地域密着サービスにおいても通所介護や小規模多機能型施設の利用が昨年と比べて増加している。一方で、介護予防・日常生活総合事業の訪問型サービスが減っている要因については、要支援の方が、更新申請や区分変更申請の際に要介護となったことによるものが考えられる旨の回答がありました。  続きまして、認定第7号 令和元年度丹波篠山市水道事業会計決算認定について、御報告を申し上げます。  委員より、一般企業に対しては国からコロナウイルス感染症の関係で特別の支援金があり、利率の低い銀行の借入制度があるが、水道事業に対する借入金の軽減という国の施策はないのかとの質疑が出され、当局から、利息の利率について、特に優遇されるものはないが、最近の傾向としては、20年を超える借入れのものについては、利率が上昇傾向にあるため、借入期間が10年、15年のものを借り入れるように資金調達の計画を立てて事業を進めているとの回答がありました。  最後に、認定第8号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定について、御報告を申し上げます。  借入利息の支払いも多額であるため、国の補助金は安定経営のためには非常に有意義であると考える。水道、下水道も市民にとっては大事な要素であるため、安定経営をしてほしいと考えるが、どのように考えているのかとの質疑が出され、当局からは、下水道事業については、料金収入が水道の約半分になるが、減価償却費、企業債の残高が、水道事業の約2倍という非常に厳しい状況にある。いかに経営を健全化しながら進めていくかというところが課題となっており、国の補助事業等を有効に活用しながら、事業展開を進めるとともに、施設の統廃合を計画的に進め、ランニングコストを削減しながら経営健全化に努めていきたいとの回答がありました。また、委員から、施設の統廃合について、水道事業では令和2年度に約6,000万円もの使用できる資産を除却しなければならないが、その反面、経常的経費を下げられるという利点もあり、両面をてんびんにかけながら上下水道の各事業の今後の経営について、公共施設との兼ね合いも取りながら安定経営に向けた取組をお願いしたいとの意見がありました。  なお、認定第4号 令和元年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、及び認定第6号 令和元年度丹波篠山市農業共済事業会計決算認定については、分科会審査において、特に質疑等はありませんでした。  座長への質疑終了後、議員間討議を行った後、討論・採決を行いました結果、討論はなく、認定第1号 令和元年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 令和元年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 令和元年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 令和元年度丹波篠山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての4議案については、賛成多数で、認定するものと決定いたしました。
     また、認定第2号 令和元年度丹波篠山市住宅資金特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 令和元年度丹波篠山市農業共済事業会計決算認定について、認定第7号 令和元年度丹波篠山市水道事業会計決算認定について、認定第8号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定についての4議案については、全員賛成で、認定するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、予算決算委員会の決定どおり、御賛同賜りますようお願いをいたします。  最後になりましたが、市当局におかれましては、各分科会や全体会審査の中で行ってきた意見等につきましては、十分な検討をいただき、今後の予算計上や予算執行に反映いただくよう申し添えるとともに、令和元年度丹波篠山市一般会計予算については、弁護士委託料に関する事項が散見されました。その中には、過去に原因があるものもありますが、現在の行政事務に対する訴訟もありました。こうした状況は、職員の事務的負担は大きいものになると考えられるとともに、事務事業の停滞等につながるおそれがあることを踏まえ、正確かつ丁寧に行政事務を進めていく必要があることを申し添え、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、一括して委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから一括して討論を行いますが、討論に際しては、冒頭に認定番号を述べていただきますようお願いします。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  2番、前田えり子君。 ○2番(前田えり子君)(登壇)  議席番号2番、前田えり子です。  認定第1号 令和元年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 令和元年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 令和元年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 令和元年度丹波篠山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の討論をいたします。  平成20年度に策定された篠山再生計画の着実な実行により、収支見通しでは令和元年度の決算において、収支のバランスが取れる見込みとしながらも、引き続き篠山再生計画に掲げる140項目に取り組むとした施政方針に沿って、令和元年度も市政執行がされてきました。定住促進、子育て支援、特産振興、起業支援、防災対策など、市民の安心・安全、住みよい丹波篠山市になるように実行された1つ1つの施策については、反対するところではありません。しかし、社会保障の自然増削減を基本とする政府の政策の下、医療制度の改悪が続いています。地域・社会の荒廃も深刻化する中、これらの改悪は国民生活に打撃を与え、命と健康を脅かすものです。  国民健康保険は、加入世帯主の4割が年金生活者などの無職、3割が非正規労働者で、低所得者が多く加入する医療保険です。ところが、平均保険料は4人世帯の場合、同じ年収のサラリーマンの健康保険料の2倍にもなります。国保料を著しく高くしている大きな要因は、均等割・平等割という国保独自の保険料の算定の仕方です。全国知事会など地方団体からも子育て支援にも逆行すると、均等割の見直しの要求が出されています。高過ぎる保険料を引き下げるためには、公費を投入するしかありません。国保の運営主体である市町村や都道府県が政府のやり方を一緒になって推進するのか、住民を守る防波堤になるのかが問われます。  高齢者は、「多年にわたり社会の進展に寄与してきた者、豊富な知識と経験を有する者として、敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全な安らかな生活を保障される」と、老人福祉法には明記されています。高齢者が安心して暮らせる社会をつくることは、政治の重要な責任です。ところが、年金削減、社会保障改悪などにより、多くの高齢者の暮らしは逼迫しています。  後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に囲い込んで、負担増と差別を押しつける悪法です。2008年の制度導入後、度重なる保険料の値上げが強行されてきました。医療費の重過ぎる負担に、多くの高齢者が悲鳴を上げています。70歳から74歳の窓口負担は2割に引き上げられ、今後は75歳以上の窓口負担の原則2割化が狙われています。差別と負担増の制度を廃止し、元の老人保健制度に戻すことが求められています。  老老介護、孤立死などをめぐって、痛ましい事件が後を絶ちません。介護離職など、介護の問題は現役世代にとっても大きな不安要因となっています。重い保険料・利用料の負担、深刻な介護施設の不足など、「保険あって介護なし」の実態を解決することは、大きな課題です。ところが、介護保険は、要支援者サービスの保険給付外し、特養入所の要介護3以上への限定、利用料の2割負担・3割負担の導入、施設の食費・居住費の負担増など、一層サービスが利用できない保険にする改悪が行われ、介護事業所の経営や介護現場の人出不足を加速させ、介護報酬の大幅削減が行われてきました。必要なサービスが受けられる介護制度への見直しを求めます。  国は、2002年3月31日に「同和」に関わる最後の特別法を終了しました。部落問題は社会問題としての性格はなくなっているのです。住民が人権について「遅れた意識」を持っているかのように、「人権学習」や「住民学習」を押しつけることはやめるべきです。また、研究会や集会の参加者への補助は、実質特定の運動団体への補助となっています。  篠山再生計画は、市民、職員、議員、行政みんなで負担・痛みを分かち合うとして進められてきました。新たな財政の健全化計画の策定に向けて進むときに来ています。住民の命と暮らしを守るのが自治体の役割です。暮らし、医療や介護、命に関わることは、後退することのないよう、最優先で取り組むべきです。  社会保障の財源は、大企業への優遇税制の見直し、大金持ちに応分の負担を求めるなど、税制改革や予算の見直しなどで確保できます。国の公費負担を増やすことを求めます。同時に、自治体でも負担軽減の取組を進めることを求めます。  以上、認定第1号、3号、4号、5号についての反対の討論といたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、認定第1号 令和元年度丹波篠山市一般会計歳入歳出決算認定についてを採決します。  この決算に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、認定第1号は、認定することに決定しました。  次に、認定第2号 令和元年度丹波篠山市住宅資金特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。  この決算に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、認定第2号は、認定することに決定しました。  次に、認定第3号 令和元年度丹波篠山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。  この決算に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、認定第3号は、認定することに決定しました。  次に、認定第4号 令和元年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。  この決算に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、認定第4号は、認定することに決定しました。  次に、認定第5号 令和元年度丹波篠山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。  この決算に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、認定第5号は、認定することに決定しました。  次に、認定第6号 令和元年度丹波篠山市農業共済事業会計決算認定についてを採決します。  この決算に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、認定第6号は、認定することに決定しました。  次に、認定第7号 令和元年度丹波篠山市水道事業会計決算認定についてを採決します。  この決算に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、認定第7号は、認定することに決定しました。  次に、認定第8号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計決算認定についてを採決します。  この決算に対する委員長の報告は、認定とするものです。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、認定第8号は、認定することに決定しました。  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を、11時10分といたします。               午前10時59分  休憩               午前11時10分  再開 ◎日程第14  議案第84号 丹波篠山市保健センター条例を廃止する条例 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第14.議案第84号 丹波篠山市保健センター条例を廃止する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第84号 丹波篠山市保健センター条例を廃止する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書1ページ、条例改正新旧対照表1ページ、議案第84号説明資料を御覧ください。説明資料に基づき説明いたします。  1、廃止の趣旨でございますが、保健センターは、昭和60年3月に建設され、保健活動の総合的な拠点として地域住民の健康増進事業等に取り組んできました。平成23年度からは、地域包括支援センターの東部地域の拠点として、地域住民の心身の健康の保持や生活の安定のために必要な援助を行うことで、保健医療の向上や福祉の増進を包括的に支援してきました。  このたび、同センターでの訪問相談対応を効果的かつ安定的に実施するため、令和2年10月12日に、その拠点を同じ東部地域の城東公民館内へ移転したことにより、丹波篠山市保健センター条例を廃止するものです。  条例廃止後につきましては、引き続き、指定福祉避難所及び投票所として使用するとともに、地元の地区活性化事業等で活用いただく予定としています。  また、附則・施行期日につきましては、公布の日からとし、丹波篠山市公の施設使用料条例の一部改正につきましては、別表の3、保健福祉関係施設の表にあります保健センターを削除します。
     以上で、議案第84号に係る提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま、議題となっております議案第84号については、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第84号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第15  議案第85号 丹波篠山市介護保険条例及び丹波篠山市後期高齢者医療                に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第15.議案第85号 丹波篠山市介護保険条例及び丹波篠山市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第85号 丹波篠山市介護保険条例及び丹波篠山市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書2ページ、条例改正新旧対照表4ページ、議案第85号説明資料を御覧ください。説明資料に基づき説明いたします。  1、改正の趣旨としましては、地方税法の延滞金に係る規定の一部が改定されたことにより、丹波篠山市介護保険条例附則第8条及び丹波篠山市後期高齢者に関する条例附則第2条に定める延滞金の割合の特例に関する文言について整理が必要になったことから、所要の改正を行います。  2、改正の内容としては、条文における主な文言整理として、「特例基準割合」を「延滞金特例基準割合」に、また、「の規定により告示された割合」を「に規定する平均貸付割合」といったように文言を訂正するものであり、延滞金の割合について変更するものではありません。  施行期日につきましては、令和3年1月1日とし、経過措置として、「この条例の施行日以降の期間に対応する延滞金について適用し、同日前の期間に対応する延滞金については、なお従来の例による」を追記します。  以上で、議案第85号に係る提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第85号 丹波篠山市介護保険条例及び丹波篠山市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第85号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第16  議案第86号 丹波篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第16.議案第86号 丹波篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第86号 丹波篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書3ページから4ページ、条例改正新旧対照表6ページから11ページ、議案第86号説明資料を御覧ください。説明資料に基づき説明いたします。  1、改正の趣旨としましては、平成30年度税制改正により給与所得控除・公的年金等控除の10万円引下げ、基礎控除の10万円引上げが行われ、令和2年分の所得税と令和3年度分の個人住民税から適用されることになっています。国民健康保険税の軽減判定所得では、給与所得控除・公的年金等控除を控除するなどした総所得金額等を用いていることから、国保制度の軽減判定で不利益とならないよう規定を整備するため、地方税法施行令等の一部を改正する政令が、令和2年9月4日に公布され、令和3年1月1日から施行されます。このことにより、丹波篠山市国民健康保険税条例の一部を改正します。  2、改正の概要としましては、第22条関係で、1では、個人所得課税の見直しに伴う基礎控除額の引上げとして、現行33万円を、改正後43万円に、2では、軽減判定の見直しとして、①の7割軽減では、国民健康保険税の減額の対象となる所得の基準について、軽減判定所得の算定において、基礎控除額相当分の基準額を33万円から43万円に引き上げるとともに、被保険者のうち一定の給与所得者と公的年金等の支給を受ける者の数の合計数から1を減じた数に、10万円を乗じて得た金額を加える。  以下、②5割軽減、③2割軽減については資料のとおり、改正前と同様の水準で軽減判定が行えるよう改正します。  附則第4項関係では、公的年金等に係る所得に係る国民健康保険税の課税の特例として、年齢65歳以上の者の公的年金等に係る所得については、課税の特例として15万円を控除した金額によるものとなっていることから、第22条の規定の「110万円」を「125万円」とする等の文言の追記及び修正を行います。  3、施行期日は、令和3年1月1日とします。  以上で、議案第86号に係る提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま、議題となっております議案第86号については、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第86号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第17  議案第87号 丹波篠山市火災予防条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第17.議案第87号 丹波篠山市火災予防条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  谷田消防長。 ○消防長(谷田重樹君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第87号 丹波篠山市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第87号説明資料を御覧ください。  今回の条例改正は、電気自動車に用いる急速充電設備についての改正です。消防法施行令第5条、第5条の2の規定に基づく「対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令」が8月27日に公布されたことに伴い、丹波篠山市火災予防条例の所要の改正を行うものです。  改正内容としましては、1、対象火気設備等のうち、急速充電設備の全出力の上限が50キロワットまでであったものを、200キロワットまで拡大すること。  2、急速充電設備の全出力の上限の拡大に伴い、位置、構造及び管理に関する基準の細目を追加すること。  3、「電気を動力源とする自動車等」の文言を「電気自動車等」に改めること。  4、急速充電設備の全出力の50キロワットを超えるものについては、消防本部への設置の届出を要することとすること。  5、「充てん」の表記を漢字に改めること。  施行期日は、令和3年4月1日です。  経過措置として、現に設置されているものや工事中のものは、この改正の規定は適用されません。  以上で、議案第87号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま、議題となっております議案第87号については、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。
     御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第87号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第18  議案第88号 第3次丹波篠山市総合計画の策定について ○議長(森本富夫君)  日程第18.議案第88号 第3次丹波篠山市総合計画の策定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀井企画総務部長。 ○企画総務部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、ただいま御上程賜りました議案第88号 第3次丹波篠山市総合計画の策定について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書につきましては7ページ、あわせて議案説明資料を御覧ください。  まず、1の策定の趣旨ですが、現在、推進している第2次丹波篠山市総合計画の計画期間が本年度末をもって終了することから、令和3年度からの第3次丹波篠山市総合計画を策定しようとするものです。  総合計画を策定することについては、「丹波篠山市自治基本条例」第10条の規定によるものであり、また「丹波篠山市議会基本条例」第16条第1項第5号において、「総合計画における基本構想及び基本計画」が議会の議決事件に定められていることから、市議会の議決をお願いするものでございます。  総合計画の策定に当たりましては、「丹波篠山市総合計画審議会条例」の規定に基づき、令和元年9月6日に総合計画審議会を設置し、審議会会長に計画策定について諮問を行い、計8回にわたる審議の結果、令和2年9月3日に答申を受けました。その答申に基づき、市として総合計画案を調整の上、パブリックコメントを募集するとともに、市議会におきましても、総合計画調査特別委員会を設置いただき、調査審査をいただいた上で、11月12日に議長から申入れをいただいております。その内容などを精査させていただき、人口問題やデジタル化等について追記などをし、また個々の記述につきましても再考する中で、今回の議案とする案を取りまとめさせていただきました。  次に、2の総合計画の概要でございますが、丹波篠山市の目指す将来像と将来の目標を明らかにし、これらを実現するための基本的な施策の大綱を示す「基本構想」と、基本構想において設定した市の将来目標や基本的施策をより一層明確にし、実現の手段となる施策や事業を分野別に整理して体系的に明らかにする「基本計画」から構成をしております。基本計画につきましては、基本構想の期間を前期、後期に分けて策定し、今回は、「前期基本計画」を策定しております。  「基本構想」では、序論として、「計画の目的や役割」「社会潮流の変化と丹波篠山市の課題」を述べ、本論として、「これまでの地域づくり、まちづくり」「将来の見通し」「将来像と基本方針」「施策の大綱」「ありたい将来の姿」「計画の実現に向けて」について定めております。  「前期基本計画」につきましては、総論として、「基本計画の概要」「重点施策(シンボルプロジェクト)」としております。「計画の全体像」を記載し、各論として、コミュニティーやインフラ、福祉、健康、教育、環境、産業、景観、伝統、文化、行政、ブランドなど、39の分野別の小目標について定めております。個々の小目標につきましては、「この小目標で目指すこと」「現状と課題」「施策の展開の方向」「主要な取り組みの概要」「分野別計画」について整理し、記載をさせていただいております。  3番目といたしまして、計画期間は、基本構想につきましては、令和3年度から令和12年度の10年間、前期基本計画につきましては、令和3年度から令和7年度の5年間とします。ただし、計画期間中でありましたも、今般の新型コロナウイルス感染症など、今後の社会情勢の変化や市を取り巻く状況の変化に伴い、見直しを行う場合がございます。  以上、議案第88号 第3次丹波篠山市総合計画の策定について説明とさせていただきます。  御審議賜りまして、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総合計画調査特別委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま、議題となっております議案第88号については、総合計画調査特別委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第88号は、総合計画調査特別委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第19  議案第89号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体                の数の増減及び規約の変更について ○議長(森本富夫君)  日程第19.議案第89号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀井企画総務部長。 ○企画総務部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました議案第89号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書8ページを御覧ください。  兵庫県市町村職員退職手当組合は、退職手当の支給に関する事務及び組合市町等の負担金納入事務を共同処理することを目的に設置されております。現在、丹波篠山市を含めまして、19の市と26の一部事務組合の合計45の地方公共団体によって組織をされております。  この兵庫県市町村職員退職手当組合の規約の変更に当たりましては、地方自治法第290条の規定により、組合構成市町等の議会の議決が必要であることから、今回、提案をさせていただくものでございます。  今回の変更につきましては、令和3年4月1日付をもって、北播磨清掃事務組合が西脇多可行政事務組合との統合により解散となること、また同日をもちまして、新たに市川町外三ヶ市町共有財産事務組合が加入することに伴い、兵庫県市町村職員退職手当組合規約を変更しようとするものです。  このため、規約の別表第1号の表中、「北播磨清掃事務組合」を削り、「市川町外三ヶ市町共有財産事務組合」を追加をいたします。  これによりまして、組合数全体は45とそのままとなります。  以上、提案理由の説明といたします。  御審議いただき、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第89号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第89号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第20  議案第90号 丹波篠山市地区コミュニティセンター等の指定管理者の                指定について ○議長(森本富夫君)  日程第20.議案第90号 丹波篠山市地区コミュニティセンター等の指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  藤本行政経営部長。 ○行政経営部長(藤本雅浩君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第90号 丹波篠山市地区コミュニュティセンター等の指定管理者の指定についての提案理由の説明を申し上げます。  議案書9ページ、議案第90号説明資料を御覧ください。説明書は裏面も御覧ください。  丹波篠山市地区コミュニティセンター等13施設について、指定期間が令和3年3月31日で終了する12施設について、各施設の運営委員会を指定管理者に指定するものでございます。  各施設の名称、所在地、指定管理者に指定しようとする団体名、代表者名は議案書の表のとおりでございます。  指定管理期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間とするものでございます。  地区コミュニティセンター等は、地域住民の生活及び文化の向上を図り、福祉の増進に寄与するための施設として設置された施設であり、指定管理者の選定に当たっては、地域の方に主体的に管理を行っていただくことを旨としていること、また、各施設の運営委員会は、平成18年度の指定管理者制度の導入から現在まで継続して適切に管理していただいていることから特定指定として選定いたしました。  以上、指定管理者の指定に係る提案理由とさせていただきます。  御審議賜りまして、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  13番、渡辺でございます。  今回の指定管理者の指定についてでございますけれども、それぞれに地域の方に指定されることについては、特段問題は感じてないところでございますが、ここに書かれています、予定指定管理料といった部分のことに関して少しお伺いをしたいなというふうに思っております。  昨今、やはりそれぞれの施設については、まちづくり協議会制度が入ってからかなりその拠点としての活動がなされていることが増えてきているんではないかなというふうに思っております。そういった中で、やはりこれまでのこの指定管理料がぎりぎりの部分があって、十分な人員を配置したりとかいうような管理ができないといったような声をこれまでからよく伺ってきておるところでございます。  そういった意味について、今回の指定に当たって、指定管理料について、今後さらに活用をしていっていただくために、指定管理料についての幾らか検討がされた上で、指定管理者の選定がなされたのかどうかといった部分についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  藤本行政経営部長。 ○行政経営部長(藤本雅浩君)  まず、地区コミュニティセンターの指定管理料なんですけれども、これにつきましては、管理運営委員会からの提案というよりも、こちらのほうで一定の指定管理料を定めさせていただいております。具体的に申しますと、まず月額なんですけれども、基本額が4万9,500円、それから人口割ということで、地区の人口割に応じまして、月額1,500円から500人ごとに1,000円を足していくという形になっています。また、面積割ということで、各施設の面積に応じまして1,500円で、200平米までが月額1,500円、それから50平米ごとに1,000円を足していくという算定をさせてもらっていまして、あとそれに利用率割ということで、年間利用回数、これは四半期ごとに毎年の利用実績を報告を頂いておりますので、その実績に基づいて100回までが月額1,500円、あと50回を増すごとに1,000円を足していくという算定でさせていただいていまして、あとそれに各施設の固有の費用、消防設備とか浄化槽とか、そういったものがあれば加算をさせていただくということで、通常の運営に係る経費は、今算定させてもらった中である程度賄えているのかなと思っています。  ただ、各施設におかれましては、やっぱり利用率が高まってくると、そういう光熱費がちょっと厳しくなってくるということも聞いています。ただ、やっぱりその利用率を高めるということは、こちらもお願いしたいことでありますけれども、やっぱりその利用される方については、各施設によっては利用料金を設定していただいたりして、一定の応分の負担をいただいているという施設もございますので、その辺は工夫しながら、運用をお願いしたいというふうに考えております。ある一定の基本額までは、市のほうで費用負担をさせていただいていますので、それ以上、やっぱり利用率が高まってきて増える負担については、やっぱり地元の方には一定の負担の上で施設を維持していただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  負担者割合という、利用者負担といった部分の考え方は十分理解するところではございますけれども、また一方で、市行政のほうとしても、コミュニティ活動について推進をしているという立場もございますので、そういった面については、また今後次年度予算等で具体的なことは話になるかというふうに思いますので、今後の安定的な指定管理を行っていただく上でも、その辺りの実態に即した、活動を推進していっていただけるような指定管理料について、また検討をいただけたらというふうに思いますので、それはまた予算については今後のことですので、意見みたいな形になりますけれども、述べさせていただきます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)  この指定管理料の中に、こういう各施設って、最近エレベーターの設置された施設が増えてきているんですけれども、エレベーターの点検とかそういう維持管理費をというのは、この中に含まれているんでしょうか。それとはまた別なものなんでしょうか。それをお尋ねします。 ○議長(森本富夫君)  藤本行政経営部長。
    ○行政経営部長(藤本雅浩君)  エレベーターにつきましては、現在6施設に設置しておりまして、これにつきましては、申請等は丹波篠山市で行っております。したがいまして、丹波篠山市が設置している施設ですから、法定的な費用については全て市のほうで予算措置をさせていただいております。通常の、例えばエレベーターの稼働状況については、当然指定管理者のほうで見ていただいて、何かあれば、市のほうに報告していただくという形になっております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第90号 丹波篠山市地区コミュニティセンター等の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第90号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第21  議案第91号 丹波篠山市障害者総合支援センタースマイルささやまの                指定管理者の指定について ○議長(森本富夫君)  日程第21.議案第91号 丹波篠山市障害者総合支援センタースマイルささやまの指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第91号 丹波篠山市障害者総合支援センタースマイルささやまの指定管理者の指定について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書10ページ、議案第91号説明資料をお開きください。説明資料に基づき説明いたします。  「丹波篠山市障害者総合支援センタースマイルささやま」は、障がい者の自立と社会参加、経済、文化等の活動への参加を促進し福祉の向上を図る目的に平成24年4月に開設され、開設時より、現在の社会福祉法人わかたけ福祉会を指定管理者として選定し、施設の運営管理を行っております。  今回、指定管理期間が令和3年3月31日で終了するため、改めて、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間を指定管理者として指定するものでございます。  選定しました指定管理候補者は、丹波篠山市沢田120番地3、社会福祉法人わかたけ福祉会理事長 上田良範です。  指定管理期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間で、指定管理料は6,545万4,000円です。  丹波篠山市障害者総合支援センタースマイルささやまにつきましては、平成14年4月に開設し、平成14年4月1日から現在に至るまでの3期15年間、社会福祉法人わかたけ福祉会を管理者として指定し、管理運営を行ってまいりました。  社会福祉法人わかたけ福祉会は、昭和57年に設立、昭和60年に社会福祉法人として認可され、専門的な知識・人材を持って、身体・知的・精神障がい者、障がい児に対し、充実した障害福祉サービスの提供や相談活動、また、旧畑小学校での児童発達支援センターの指定管理者として、障害児通所支援事業にも取り組まれ、これまでの長年の実績により、利用者と信頼関係を構築、丹波篠山市障害者総合支援センタースマイルささやまを、適切に管理運営する能力は非常に高いことから、わかたけ福祉会を「丹波篠山市公の施設の指定管理の指定手続等に関する条例」第5条第1項第4号の規定に基づき、同法人を特定指定管理者として選定するものです。  以上で、議案第91号に係る提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)  この提案指定管理料の6,500万円余りなんですけれども、これはこれまで、引き続いてここ同じ団体に委託するわけですけれども、前年度までと比べて、この金額というのは、何%ぐらい増加しているんでしょうか。ちょっと説明をお願いします。 ○議長(森本富夫君)  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)  指定管理者の指定管理料としての御質問をいただきましたので、答弁させていただきます。  何%ぐらいの上昇幅があるかということでございますが、令和2年度につきましては、6,500万円弱の指定管理料で来ておりまして、約6.5%程度、6%から7%程度の上昇幅を見込みまして、令和7年度までの計画をしていただいております。先ほど申し上げましたように、令和3年度は6,545万3,000円の計画、4年度につきましては、6,587万9,000円の計画というふうな形でございます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)  この指定管理料の大半というのは、人件費が占めると考えていいんでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)  わかたけ福祉会、生活介護でありますとか、スマイルささやまにおいては「ふれあいセンター」、それから「ほっぷ」「太陽」、いろんな事業を展開していただいておりまして、多くの従業者の方がいらっしゃいます。指定管理料の大半は人件費というところでございますけれども、施設の運営費、材料費等の費用もありますので、そういったことの積算によって積み上がったものでございます。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第91号 丹波篠山市障害者総合支援センタースマイルささやまの指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第91号は、原案のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を、午後1時といたします。               午前11時56分  休憩               午後 1時00分  再開 ◎日程第22  議案第92号 丹波篠山市大山荘の里市民農園の指定管理者の指定につ                いて  日程第23  議案第93号 丹波篠山市農家高齢者創作館の指定管理者の指定につい                て  日程第24  議案第94号 丹波篠山市立丹波旬の市の指定管理者の指定について  日程第25  議案第95号 丹波篠山市立丹波旬の市南部店の指定管理者の指定につ                いて  日程第26  議案第96号 丹波篠山渓谷の森公園の指定管理者の指定について ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第22.議案第92号 丹波篠山市大山荘の里市民農園の指定管理者の指定についてから、日程第26.議案第96号 丹波篠山渓谷の森公園の指定管理者の指定についてまでの5件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  なお、説明と質疑、討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  倉農都創造部長。 ○農都創造部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程いただきました指定管理者の指定に係ります議案第92号 丹波篠山市大山荘の里市民農園の指定管理者の指定についてから、議案第96号 丹波篠山渓谷の森公園の指定管理者の指定についてまでの5議案を、一括して提案理由を説明いたします。  議案書11ページから15ページ、及び議案第92号説明資料から96号説明資料を御覧ください。  今回の指定管理手続につきましては、「丹波篠山市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例」に基づき、各施設とも指定管理期間が令和3年3月31日で終了することから、指定管理者の指定をしようとするものでございます。5施設の選定に当たっては、指定管理者制度運営指針に基づき、10月26日、現指定管理者から提出された申請書類等によって、農都創造部内で内部審査を実施しております。  では、それぞれの施設の概要及び審査結果等について説明をいたします。  まず初めに、議案第92号 丹波篠山市大山荘の里市民農園の指定管理者の指定について、説明をいたします。  この施設は、都市住民に安らぎと潤いの空間を提供し、農業体験を通じて、都市と農村との交流をすることを目的に、地域の活性化を促進するために整備した施設です。今回、指定管理者にしようとする団体の名称は、丹波篠山市園田分、一般財団法人大山振興会理事長 伊勢隆雄、指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間で、設置管理条例第8条に基づく利用料金制とします。  指定管理候補者に対する審査の結果、同法人は地域住民で構成され、市民農園の趣旨・特性を熟知、効率的な運用が期待されることから、「公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例」第5条第1項第4号の規定に基づき、同団体を指定管理者として特定指定するものです。  次に、議案第93号 丹波篠山市農家高齢者創作館の指定管理者の指定について、説明をいたします。  この施設は、農家高齢者が、希望と生きがいのある生活を営むための交流施設として整備したものでございます。団体の名称は、丹波篠山市栗柄、不動クラブ代表者 石田正史、指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間で、指定管理料は施設の光熱水費等、館管理に係る経常経費で、年間25万5,000円までを予定しております。  審査の結果、同団体は、適正な施設の管理を行ってきた実績、施設の効率的な運用が期待されることから、条例第5条第1項第4号の規定に基づき、同団体を指定管理者として特定指定するものでございます。  続きまして、議案第94号 丹波篠山市立丹波旬の市の指定管理者の指定について、及び議案第95号 丹波篠山市立丹波旬の市南部店の指定管理者の指定について、説明をいたします。  この2つの施設は、農業者の生産意欲を高めるとともに、都市と農村との交流を図るための施設でございます。指定管理者にしようとする団体は、丹波篠山市立丹波旬の市は、丹波篠山市吹新、丹波旬の市販売協議会会長 畑中源文、丹波篠山市立丹波旬の市南部店は、丹波篠山市古森、丹波旬の市南部店販売協議会会長 森口和男、指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、年間の指定管理料として、丹波旬の市は101万3,000円、南部店は、9万6,000円を予定しております。  審査の結果、2つの団体は、適正な施設管理と安定した経営を行ってきた実績、施設の効率的な運用が期待されることから、条例第5条第1項第4号の規定に基づき、同団体を指定管理者として特定指定するものでございます。  続きまして、議案第96号 丹波篠山渓谷の森公園の指定管理者の指定について、説明をいたします。  この施設は、森林と地域に存在する資源を有効活用し、農業と林業の活性化を推進するとともに、活力ある農山村づくりを促進するための施設です。指定管理者にしようとする団体の名称は、丹波篠山市後川上、株式会社後川の郷代表取締役 土井松美、指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間で、設置管理条例第9条に基づく利用料金制としています。  審査の結果、同法人は地域住民で構成され、林業振興と地域の活性化に効率的な運用が期待されることから、条例第5条第1項第4号の規定に基づき、同団体を指定管理者として特定指定するものでございます。  以上で、議案第92号から議案第96号までの指定管理者の指定に係ります提案理由の説明といたします。  御審議賜りまして、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行います。  質疑はありませんか。
     6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)  議案第93号についてお尋ねします。  これは栗柄における施設なんですけれども、利用者が栗柄の方に限られているのであれば、栗柄に払い下げるというか、そういうことは選択肢としてはないのでしょうか。あくまでも市の施設として指定管理をやっていかないといけない施設なのか。その辺りをちょっとお尋ねします。 ○議長(森本富夫君)  倉農都創造部長。 ○農都創造部長(倉 剛史君)  農都創造部の倉でございます。  この施設の管理につきましては、栗柄の不動クラブに指定管理者としてお世話になっております。ただ、利用をされる中でいいますと、丹波木綿の関係者も含めて施設の利用というのをされておりますので、当面の間につきましては、市の施設として指定管理施設として運営をしていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)  その丹波木綿の件なんですけれども、西紀の、その栗柄以外の地区の方で、私の知っている方なんですけれども、そこへ行って、丹波木綿のことを習いたいと言ったら、拒否されたという話を聞いたことがあるんです。要するに、ここは栗柄の者だけでやっているんだという言い方をされましてね。だから、地域のその栗柄地区だけの方で利用されているんであれば、市の施設である必要性はないのではないか。私の知っている方は……。 ○議長(森本富夫君)  安井議員、それは事実に基づく発言であるということでよろしいですか。 ○6番(安井博幸君)  そうです。だから、栗柄のところで丹波木綿を習えないから、宮田のほうの旧商工会の施設かな、山の上の施設ですけれども、そちらでやっているという話を聞いたことがあるんです。ですから、市の施設であれば、やっぱり栗柄以外の方も利用できるような仕組みにすべきだろうと思うし、そうでないならば、もう栗柄に払い下げるのが筋ではないかと思うんですが、その辺りの見解をお尋ねします。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  ただいまの質問で少し確認させていただきますので、時間を頂きたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  暫時休憩をいたします。               午後 1時10分  休憩               午後 1時24分  再開 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  倉農都創造部長。 ○農都創造部長(倉 剛史君)  農都創造部の倉でございます。時間を取りまして、申し訳ございません。  安井議員から丹波木綿の保存会については、栗柄以外の方は拒んでいるというような質問があったんですけれども、代表者の方に確認をさせていただきました。その中から言いますと、現在13名の方が保存会で活動されております。その内訳は栗柄の方4名、栗柄以外の市内の方が7名、神戸から2名という形で栗柄以外の方のほうが多いという形で積極的にやりますし、視察も受け入れて、丹波木綿保存会のメンバーの拡充ということに取り組んでいるというふうな形で確認をさせていただきました。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)  保存会のメンバー構成はよく理解したところですけれども、私の知っている方は、そこへ入れてくださいと言ったら、宮田のほうの、商工会の上の建物ですね、山の上の。その建物のところでやっているグループに入ってくださいと言われたんですけれども、そこの建物自体がもうかなり、市の建物で老朽化していて、いつ潰れても仕方がないという建物でして、しかも補修の予定はなくて、使えなくなったらもうそこは使わないようにしますという話を市のほうから聞いております。ですから、そこで今、丹波木綿をされている方は、そこが駄目になったら行くことがなくなってしまうんですよね。ですから、その栗柄の丹波木綿をやっておられるところに、市内でほかにも丹波木綿をされている方を受け入れるような、やっぱり市が公金を投入している施設であれば、やっぱりそういうことをしていただかないとおかしいんじゃないかなと思ったので質問させていただきました。それについて、見解がありましたら、お答えいただければうれしく思います。 ○議長(森本富夫君)  倉農都創造部長。 ○農都創造部長(倉 剛史君)  施設の関係ですけれども、まず初めに、山の上の施設については、もう丹波木綿というか、そういう利用はもう一切されていないという形になっていますので、市内でいいますと、今、雲部小学校の跡地でやっているというような確認はしております。あと当然ですね、どういう状況で拒まれたかというのは分からないんですけれども、一応丹波木綿保存会のほうにつきましては、当然、会員を増やしたいという思いを持っておりますので、また個別の事案については、また保存会と自治体と調整をさせていただければなというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから一括して討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第92号 丹波篠山市大山荘の里市民農園の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第92号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第93号 丹波篠山市農家高齢者創作館の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第93号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第94号 丹波篠山市立丹波旬の市の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第94号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第95号 丹波篠山市立丹波旬の市南部店の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第95号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第96号 丹波篠山渓谷の森公園の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第96号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第27  議案第 97号 丹波篠山市大正ロマン館の指定管理者の指定について  日程第28  議案第 98号 丹波篠山市立丹波篠山市民センターの指定管理者の指                 定について  日程第29  議案第 99号 丹波篠山市王地山陶器所華工房の指定管理者の指定に                 ついて  日程第30  議案第100号 丹波伝統工芸公園立杭陶の郷の指定管理者の指定につ                 いて ○議長(森本富夫君)  日程第27.議案第97号 丹波篠山市大正ロマン館の指定管理者の指定についてから、日程第30.議案第100号 丹波伝統工芸公園立杭陶の郷の指定管理者の指定についてまでの4件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  なお、説明と質疑、討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  赤松観光交流部長。 ○観光交流部長(赤松一也君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました議案第97号 丹波篠山市大正ロマン館の指定管理者の指定についてから、議案第100号 丹波伝統工芸公園立杭陶の郷の指定管理者の指定についてまでの4議案を一括いたしまして提案理由の説明をさせていただきます。  議案書16ページから19ページ、及び議案第97号説明資料から議案第100号説明資料までを御覧ください。  今回の指定管理手続につきましては、「丹波篠山市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例」に基づき、各施設とも指定管理期間が令和3年3月31日で終了することから、指定管理者の指定をしようとするものでございます。  まず初めに、議案第97号 丹波篠山市大正ロマン館の指定管理者の指定について、説明資料により説明をさせていただきます。  この施設は、「丹波篠山市大正ロマン館条例」に定めますとおり、数少ない大正時代の建築物を保存し、広く交流の場として積極的な利活用を図るための施設として設置したものでございます。  今回、指定管理者に指定しようとする団体の名称は、丹波篠山市北新町97番地、株式会社アクト篠山代表取締役 圓増亮介でございます。指定管理期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、指定管理料はなしで、利用料金制としています。  選定に当たりましては、指定管理者制度運用指針に基づきまして、11月12日に、現指定管理者から提出されました申請書等によりまして、観光交流部を中心に農都創造部にも参加いただき内部審査を実施。審査の結果、アクト篠山は、丹波篠山市のPR、地元特産物の販売促進、地域人材の育成・雇用などに尽力していること。また、その経営状況につきましては、累積赤字を抱えているものの、大きな赤字の要因であった「ささやま荘」の経営から撤退しており、今後は、経営の改善が見込まれるとともに、経営健全化方針を策定し、計画的な経営の立て直しが見込まれること。そして、アクト篠山は、市の出資法人であり、中心市街地の観光事業を行いながら、丹波篠山のまちづくりを担う法人として設立していることなど、これらを総合的に判断いたしまして、「指定管理者の指定手続等に関する条例」第5条第1項第4号の規定に基づき、この施設を熟知し、引き続き、地域活性化に寄与することが期待される同団体を指定管理候補者として特定指定するものでございます。  なお、先ほど申し上げました経営健全化方針の策定に当たりましては、11月11日に、弁護士や税理士、再生計画推進委員長、商工会会計監事、自治会長会会長などで構成する経営健全化方針審査会を開催いたしまして、今後の収支計画を含む事業再生計画など、アクト篠山から提出された資料を基に作成をいたしました経営健全化方針を審議いただいた結果、「株式会社アクト篠山の令和2年度以降の経営計画は、ささやま荘の経営を廃止されたことにより一定の改善が見込まれますと考える」という評価をいただいたところでございます。  次に、議案第98号 丹波篠山市立丹波篠山市民センターの指定管理者の指定について、説明させていただきます。  この施設は、「丹波篠山市立丹波篠山市民センターの設置及び管理に関する条例」に定めますとおり、交流の拠点として中心市街地の集客力の向上を図り、商業の活性化と魅力あるまちづくりを進めるとともに、地域住民の福祉及び教養・文化の向上に資するための拠点施設として設置したものでございます。  今回、指定管理者に指定しようとする団体の名称は、丹波篠山市黒岡191番地、一般社団法人ウイズささやま代表理事 井本季伸でございます。指定管理期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間で、年間の指定管理料は、3,967万7,000円を予定しています。  選定に当たりまして、11月12日に、現指定管理者から提出されました申請書等に基づきまして内部審査を実施。審査の結果、市民センター内で自主事業として運営しているカフェや、本市の委託事業として実施している市民プラザなどは、施設利用者の利便性向上に寄与し、5年連続で10万人を超える多くの方に利用いただいているほか、各種マニュアルに基づきまして適正な施設管理を行ってきました。その実績を考慮いたしまして、今後においても安定的な施設運営が可能であると判断して、「指定管理者の指定手続等に関する条例」第5条第1項第4号の規定に基づき、同団体を指定管理候補者として特定指定するものでございます。  続きまして、議案第99号 丹波篠山市王地山陶器所華工房の指定管理者の指定について、説明させていただきます。  この施設は、「丹波篠山市王地山陶器所華工房条例」に定めますとおり、伝統ある王地山焼の復興を図るとともに、市民の健康と生きがいづくりに資するための施設として設置したものでございます。  指定管理者に指定しようとする団体の名称は、丹波篠山市黒岡191番地、一般社団法人ウイズささやま代表理事 井本季伸でございます。指定管理期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間で、年間の指定管理料は、600万円を予定しています。  選定に当たりましては、11月12日に、現指定管理者から提出されました申請書等に基づきまして内部審査を実施。審査の結果、ウイズささやまは、王地山焼に精通した陶工を雇用し、生産活動や技術の継承に注力してきたほか、各種イベントへの出品などを積極的に行い、王地山焼の振興に法人挙げて取り組んできました。その実績を考慮いたしまして、今後におきましても安定的な管理運営が可能であると判断して、「指定管理者の指定手続等に関する条例」第5条第1項第4号の規定に基づきまして、同団体を指定管理候補者として特定指定するものでございます。  最後に、議案第100号 丹波伝統工芸公園立杭陶の郷の指定管理者の指定について、説明させていただきます。  この施設は、「丹波伝統工芸公園立杭陶の郷の設置及び管理に関する条例」に定めますとおり、伝統的工芸品産業、商工業、地域農林及びレクリエーションの振興を図るための施設として設置されたものでございます。  指定管理者に指定しようとする団体は、丹波篠山市今田町上立杭3番地、丹波立杭陶磁器協同組合理事長 市野秀之でございます。指定管理期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間で、年間の指定管理料は、1,027万5,000円を予定しています。  選定に当たりましては、11月12日に、現指定管理者から提出されました申請書等に基づきまして内部審査を実施。審査の結果、施設の設置目的を達成しながら、市民サービスの向上に寄与しているほか、隣接する兵庫陶芸美術館やこんだ薬師温泉ぬくもりの郷と連携して、今田地区の活性化にも積極的に取り組んでいること。また、陶の郷の安定的な管理運営には、丹波焼の窯元との連携が不可欠であり、丹波焼関係者の習熟した知識や技能に基づき行われる必要があることなどから、「指定管理者の指定手続等に関する条例」第5条第1項第4号の規定に基づき、同団体を指定管理候補者として特定指定するものでございます。  以上、議案第97号から議案第100号までの指定管理者の指定に係る提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜りまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。
     これで質疑を終わります。  これから一括して討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第97号 丹波篠山市大正ロマン館の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第97号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第98号 丹波篠山市立丹波篠山市民センターの指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第98号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第99号 丹波篠山市王地山陶器所華工房の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第99号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第100号 丹波伝統工芸公園立杭陶の郷の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第100号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第31  議案第101号 丹波篠山市営駐車場の指定管理者の指定について ○議長(森本富夫君)  日程第31.議案第101号 丹波篠山市営駐車場の指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  酒井まちづくり部長。 ○まちづくり部長(酒井一弘君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第101号 丹波篠山市営駐車場の指定管理者の指定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書20ページ、議案第101号説明資料を御覧いただきたいと思います。  丹波篠山市営駐車場は、平成22年度から指定管理により運営をしております。平成28年度に指定をいたしました指定期間が令和2年度で満了となることから、新たに指定管理者を指定しようとするものでございます。  選定しました候補者は、株式会社アクト篠山代表取締役 圓増亮介で、指定管理期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日の5年間でございます。指定管理料は、1年当たり2,014万1,000円でございます。  運営方針といたしまして、観光に寄与する駐車場管理、地元利用者のための駐車場管理、公平公正な駐車場管理、効率的・効果的な駐車場管理の4つの基本方針に基づき、おもてなしの精神によるサービスにより、魅力あるまちづくりに寄与することとし、利用促進やサービス内容について提案を受けております。  特定指定する理由といたしまして、株式会社アクト篠山は、丹波篠山市の出資する法人であり、中心市街地の観光振興と丹波篠山のまちづくりを目的に設立されたもので、城下町地区の観光振興に大きく寄与しています。また、市営駐車場の管理におきましては、複数の駐車場システムへの対応、緊急時やイベント時の対応など、迅速で柔軟な対応が図られております。  経営は、大変厳しい状況ですが、大きな赤字の要因であった「ささやま荘」の経営から撤退し、経営改善に取り組まれております。  以上のことから、市営駐車場の管理について熟知し、観光振興策と連携した柔軟な運用が可能である株式会社アクト篠山を、特定指定することといたしました。  以上で、議案第101号の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第101号 丹波篠山市営駐車場の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第101号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第32  議案第102号 丹波篠山市立歴史美術館の指定管理者の指定について  日程第33  議案第103号 丹波篠山市立武家屋敷安間家史料館の指定管理者の指                 定について  日程第34  議案第104号 篠山城大書院の指定管理者の指定について  日程第35  議案第105号 丹波篠山市立青山歴史村の指定管理者の指定について ○議長(森本富夫君)  日程第32.議案第102号 丹波篠山市立歴史美術館の指定管理者の指定についてから、日程第35.議案第105号 丹波篠山市立青山歴史村の指定管理者の指定についてまでの4件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  稲山教育部長。 ○教育部長(稲山 悟君)(登壇)  それでは、ただいま御上程賜りました議案第102号 丹波篠山市立歴史美術館から、議案第105号 丹波篠山市立青山歴史村までの丹波篠山市4文化施設の指定管理者の指定につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。  議案書21ページから24ページ、各議案説明資料を御覧ください。  今回の指定管理者の指定につきましては、令和3年3月31日で指定管理期間が満了いたします丹波篠山市4文化施設について、「丹波篠山市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例」の規定に基づき、議会の議決をお願いするものです。  今回、指定管理候補者として選定いたしましたのは、一般社団法人ウイズささやまで、代表理事 井本季伸が代表となっております。  丹波篠山市4文化施設につきましては、今回が4回目の指定管理としており、指定管理期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間となっております。また、指定管理料は、丹波篠山市4文化施設合計で年間6,105万2,000円を予定をしております。  指定管理の審査及び選定につきましては、教育委員会事務局課長等5名で構成いたします丹波篠山市4文化施設指定管理候補者審査会での審査結果を受け、丹波篠山市立歴史美術館、同武家屋敷安間家史料館、篠山城大書院、丹波篠山市立青山歴史村の指定管理者として選定をいたしました。  選定の理由につきまして、同法人は、同施設それぞれ、過去15年間にわたり地域に根差した管理運営を行ってきた実績とノウハウがあり、専門的知識を持つ学芸員が在職をしており、同法人により4文化施設を一括管理とすることで、安定した管理運営と4施設の連携した高い事業展開が期待できることから、「丹波篠山市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例」第5条第1項第4号の規定に基づき、同法人を指定するものでございます。  同法人につきましては、各施設の特徴を生かした展示や自主事業を行っており、その取組内容につきましては、館内のガイド、ワークショップ、高齢者・乳幼児・外国人への適切な対応などによって、入館者の満足度向上につながるとともに、市民にも愛され、市民の憩いの場となる施設になることを目指されております。さらに、これまでの事業に加えまして、独自にツアーを展開され、施設を組み込まれるなど、新しい事業展開も行っておられます。  これらのことから、より効率的で地域や施設の魅力を生かした取組も期待ができることから、一般社団法人ウイズささやまを特定指定するものでございます。  以上、議案第102号から議案第105号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  質疑、討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  これから一括して質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから一括して討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第102号 丹波篠山市立歴史美術館の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第102号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第103号 丹波篠山市立武家屋敷安間家史料館の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。
     したがって、議案第103号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第104号 篠山城大書院の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第104号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第105号 丹波篠山市立青山歴史村の指定管理者の指定についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第105号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第36  議案第106号 丹波篠山市立丹波篠山総合スポーツセンターの指定管                 理者の指定について ○議長(森本富夫君)  日程第36.議案第106号 丹波篠山市立丹波篠山総合スポーツセンターの指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  稲山教育部長。 ○教育部長(稲山 悟君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第106号 丹波篠山市立丹波篠山総合スポーツセンターの指定管理者の指定について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は25ページ、議案第106号説明資料を御覧ください。  今回、選定いたしました丹波篠山市立丹波篠山総合スポーツセンター指定管理候補者は、丹波篠山スポーツネットワークで、所在地は大阪府大阪市中央区北浜4丁目1番23号、代表企業は、大阪府大阪市中央区北浜4丁目1番23号、美津濃株式会社代表取締役社長 水野明人です。構成企業は、大阪府大阪市中央区北浜4丁目1番23号、ミズノスポーツサービス株式会社代表取締役 篠村嘉将。丹波篠山市黒岡191番地、一般社団法人ウイズささやま代表理事 井本季伸。西宮市産所町14番6号、株式会社双葉化学商会代表取締役 京藤光江の3社となっています。  指定管理期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間です。指定管理料の予定額につきましては、年額2,820万円を予定しております。  次に、指定管理者選定委員会での審議につきまして、選定の経過といたしまして、まず先に説明資料2ページ目の5から説明をさせていただきます。  まず、外部委員5人を含みます委員7人で構成をいたします、指定管理候補者検討会を市の選考委員会に先立って、令和2年10月29日に開催をいたしました。検討会では、募集期間に応募がありました1社の申請書類及び提案内容を総合的に評価し、丹波篠山スポーツネットワークを指定管理候補者として選定し、指定管理者選定委員会へと推薦をいたしました。  推薦の理由につきましては、基本理念に「スポーツ活動を通じて心と体の「安心・健康」を守り、生きがいと交流を創出」を掲げられ、前回と同様にグループ会社での申請であり、それぞれの役割を明確にされ、丹波篠山総合スポーツセンターの利用促進につながる管理運営を確保された提案内容であること、また施設の特性を生かし、スポーツと“農の都 丹波篠山”の融合で市外への情報発信や地域のスポーツ団体との連携による交流促進等を図る取組を計画されていること、加えまして、平成28年度から指定管理制度により施設の利用者が約17%増加し、丹波篠山スポーツネットワークが持つプログラム等を活用したことにより、施設の特性を生かした運営管理が行えているというものでございました。  1ページに戻りまして、4の指定管理者選定委員会での審議につきましては、11月10日に指定管理候補者検討会の評価結果について審査し、丹波篠山スポーツネットワークを指定管理候補者として選定することを妥当とし、今回、指定管理者の指定について議会の議決をお願いするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま、議題となっております議案第106号については、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第106号は、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第37  議案第107号 水槽付消防ポンプ自動車購入契約について ○議長(森本富夫君)  日程第37.議案第107号 水槽付消防ポンプ自動車購入契約についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  羽馬市民生活部長。 ○市民生活部長(羽馬辰也君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第107号 水槽付消防ポンプ自動車購入契約について、提案理由を申し上げます。  議案書26ページ並びに議案第107号説明資料を御覧ください。  水槽付消防ポンプ自動車購入契約につきまして、消防団に貸与しております消防車両で、消防団第13分団第1部の車両が、令和2年7月5日に車両機関維持のため運行中、丹波篠山市倉本地内において転落事故を起こし、乗車していた団員2名は軽傷でありましたが、消防車両につきまして、修理対応ができないと回答が業者よりありましたことにつきましては、前回、御報告させていただいたとおりでございます。事故後の火災対応等については、消防団澤団長の指示の下、配備態勢を構築しておりますが、事故前の体制を再構築するため、消防車両の購入を行うものでございます。  更新後は、有事の際に迅速な出動や効果的な消火活動が行えることが期待できます。なお、本件につきましては、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定によりまして、財産の取得、予定価格2,000万円以上の動産の買入れでありますので、議会の議決をお願いするものでございます。  契約予定金額は税込みで2,747万6,560円でございます。  契約の相手方は、兵庫県朝来市和田山町玉置461番地、有限会社西垣消防器具製作所代表取締役 西垣雅彰でございます。  なお、車両の引渡しにつきましては、令和3年3月31日としております。  以上で、議案第107号の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第107号 水槽付消防ポンプ自動車購入契約についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第107号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第38  議案第108号 小中学校児童・生徒及び指導者用コンピュータ購入契                 約について ○議長(森本富夫君)  日程第38.議案第108号 小中学校児童・生徒及び指導者用コンピュータ購入契約についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  稲山教育部長。 ○教育部長(稲山 悟君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第108号 小中学校児童・生徒及び指導者用コンピュータ購入契約につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は27ページ、議案第108号説明資料を御覧ください。  本議案につきましては、小中学校児童・生徒及び指導者用コンピュータの購入につきまして、契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものです。  それでは、議案第108号説明資料により、御説明をさせていただきます。  まず、2の事業内容につきましては、国の示しますGIGAスクール構想に対応し、ICTの活用により子どもたちの学びを保障する環境を整備していくために、小中学校の児童・生徒及び指導者用コンピュータ端末を3,173台購入するものです。  次に、4から6に記載をしておりますとおり、令和2年11月19日に指名競争入札を行いました。その結果、7から13に記載をいたしておりますとおり、株式会社堀通信 代表取締役 堀 智章が、予定価格内の消費税込み1億5,155万2,280円で落札し、同日付で仮契約を締結いたしました。  納入期限につきましては、14に記載をしておりますとおり、令和3年3月22日といたしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  13番、渡辺です。  非常にコロナ禍の状況の中で、非常に有用なツールとして期待はされておる整備であるんでございますけれども、非常にどこの自治体も進めていっているという中で、なかなか製品の納入については御苦労をされたんではないかなというふうに思うわけでございますが、納入期限が3月22日というようなことで、この辺りについて、できたら本当は新学期からうまく活用してもらえたらなという思いを持っているわけでございますけれども、これについては、もう少し早い段階で準備期間も含めた上で、納入日について、もう少し早い設定がこれはできなかったものなんでしょうか。その辺りの経緯について、少し御説明をいただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  酒井教育次長。 ○教育次長(酒井 宏君)  教育次長の酒井です。  このGIGAスクール構想の整備につきましては、ネットワークの工事と端末の導入と併せて設定をしていかないと動かないという面もありまして、まず、昨年度の末に繰越しを行った上でのネットワーク整備のほうを先に取り組ませていただきました。  国が進めていますこの端末の仕様、それを受けた兵庫県が一括調達で一度この端末を調達するという流れの中で、2回目の県の調達に併せて夏頃に整備するということで手を挙げていく形になっておりましたが、2回目の県の調達に併せて手を挙げようとしたのは、こういうICT機器につきましては、少しでも後になれば、機能的に向上するということも踏まえて、ネットワーク工事の完了に併せて十分間に合う段階での納入をしようということで、計画をしておりましたが、今回の納入に当たっては、県の仕様については、1回目、2回目とも仕様は変わらないということが夏頃、判明しましたので、その後の台数確保とその設定、それから年度末までに十分間に合うという期間を得て、今回の時期の納入決定という形で進めてきております。年度初めの使用に当たっては、十分間に合う形で現在、スケジュールを組んで進めているところです。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第108号 小中学校児童・生徒及び指導者用コンピュータ購入契約についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第108号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第39  議案第109号 令和2年度丹波篠山市一般会計補正予算(第10号)  日程第40  議案第110号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算                 (第3号)  日程第41  議案第111号 令和2年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計補正予                 算(第2号)  日程第42  議案第112号 令和2年度丹波篠山市介護保険特別会計補正予算                 (第2号)  日程第43  議案第113号 令和2年度丹波篠山市水道事業会計補正予算(第5号)  日程第44  議案第114号 令和2年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第2                 号) ○議長(森本富夫君)  日程第39.議案第109号 令和2年度丹波篠山市一般会計補正予算(第10号)から、日程第44.議案第114号 令和2年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第2号)までの6件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  まず、議案第109号について。  藤本行政経営部長。 ○行政経営部長(藤本雅浩君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第109号 令和2年度丹波篠山市一般会計補正予算(第10号)について、提案理由の説明を申し上げます。  このたびの補正は、事業執行の精査による減額を行う一方で、新型コロナウイルスの影響への対策として、市内商工業者への販売促進と市民の生活支援を目的とするクーポン券配付事業やタクシー・観光バス事業者への支援のほか、人事院勧告に基づく人件費の減額に伴う所要経費について補正をお願いするものでございます。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,776万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ276億3,638万8,000円とするものでございます。  それでは、歳出予算の主なものから御説明を申し上げます。  職員人件費につきましては、人事院勧告による期末手当の0.05か月の減額を計上しており、合計で1,195万1,000円の減額となっております。  また、特別会計、企業会計との繰出金、繰入金につきましては、事業精査に伴うものが主な理由ですので、説明を省略させていただきますのでよろしくお願いいたします。  以下、増額補正を中心に補正額の大きなものを主に説明をいたします。  それでは、予算書を御覧ください。  まず、14ページ、1款 1項 1目 議会費 議員人件費375万8,000円の減額は、人事院勧告や改選による減額のほか、議員期末手当の10%削減分161万7,000円を含む合計でございます。  続きまして、16ページを御覧ください。  16ページ、2款 総務費、1項 総務管理費、7目 企画費 公共交通対策事業432万9,000円の追加は、県による地域公共交通新型コロナウイルス対応型運行支援事業の、県の事業への随伴として202万9,000円の追加、及び新型コロナウイルス感染症による影響を受けている市内タクシー事業者への感染症対策及び事業継続支援として230万円の追加でございます。  続きまして、20ページを御覧ください。  23目 諸費229万6,000円の追加は、市税還付金等の決算見込みによる追加でございます。2項 徴税費、2目 賦課徴収費341万円の追加は、個人住民税制度改正に対応するためのシステム改修費でございます。  続きまして、23ページを御覧ください。  23ページ、3款 民生費、1項 社会福祉費、2目 老人福祉費 長寿福祉一般事務費の消耗品費370万7,000円の追加は、介護サービス事業所等への感染拡大防止対策として飛沫防止用パネル等の購入、地域介護拠点施設整備事業392万円の追加は、介護老人保健施設への簡易陰圧装置設置への助成で、財源は全額地域介護拠点施設整備事業県補助金でございます。5目 障害者福祉費 障害者福祉一般事務費の消耗品費166万4,000円も障害福祉サービス事業所等への飛沫防止用パネルの購入でございます。  続きまして、24ページを御覧ください。  24ページ、障害者総合支援法給付事業8,512万9,000円の追加は、利用者の増加による追加で、特定財源は、障害者総合支援法給付事業の国県補助金5,484万8,000円、児童福祉法障害児施設措置費事業の国庫負担金900万円でございます。  続きまして、25ページを御覧ください。  25ページ、6目 障害者医療費115万3,000円の追加は、高齢重度精神障害者特別医療費助成事業で、入院患者数の増によるものでございます。  次に27ページをお開きください。  27ページ、2項 児童福祉費、1目 児童福祉総務費 児童福祉一般事務費の副食費補助金115万7,000円の追加は、保育無償化に伴い、公立園と同様となるよう私立及び管外、認可外保育施設に対する多子世帯への副食費の補助でございます。  続きまして、28ページ、2目 母子福祉医療費 母子家庭等医療費給付事業(市単独事業)は、入院患者数の増による187万4,000円の追加、3目 児童措置費 管外保育運営事業162万9,000円の追加は、委託園児数の精査による追加で、特定財源は、施設型給付国県負担金50万3,000円でございます。  次に32ページをお開きください。  32ページ、8目 児童給付費 私立認定こども園運営事業の私立認定こども園副食費補助金376万3,000円の追加は、保育無償化に伴う私立認定こども園への副食費の補助でございます。3項 生活保護費、2目 生活保護扶助費2,582万5,000円の追加は、医療扶助の増加見込みによるもので、特定財源は、医療扶助費国庫負担金1,936万8,000円でございます。  続きまして、33ページを御覧ください。  33ページ、4款 衛生費、1項 保健衛生費、2目 予防費 予防費294万6,000円の追加は、新型コロナウイルスワクチンの予防接種に対応するためのシステム改修231万円、それから濃厚接触者のPCR検査初診料の免除による検査委託料63万6,000円でございます。特定財源は、特定感染症検査等事業国庫補助金231万円でございます。  続きまして、37ページをお開きください。  37ページ、6款 農林水産業費、1項 農業費、6目 担い手対策費 農地保全推進事業は206万9,000円の追加で、農地流動化促進奨励金の決算見込みによる追加、及び条件不利農地集積奨励事業の対象者増による追加でございます。特定財源は、条件不利農地集積奨励事業県補助金でございます。8目 農地整備費 ため池等整備事業の委託料690万円の追加は、ため池等の調査設計において、ボーリング調査が必要となったことにより追加を行うものでございます。財源は、農村地域防災減災事業県補助金でございます。  続きまして、38ページをお開きください。  38ページ、2項 林業費、3目 治山費 治山林道事業309万5,000円の追加は、住山地内の林道ワン谷線路面修繕工事でございます。  次に39ページを御覧ください。  39ページ、7款 1項 商工費、2目 商工振興費 商工振興費6,695万7,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策として実施する新規事業、及び過去の補正予算において計上したコロナ対策の精査等を計上しております。  新規の事業としましては、まるいのお年玉クーポン配付事業として、市内商工業者の販売促進と市内家庭の生活支援を目的に、市民1人当たり2,000円、高校生相当年齢以下の市民には1人5,000円のクーポンを配付するもので、事業費は、通信運搬費や業務委託料で1億713万5,000円となっております。また、新型コロナウイルス感染症により影響を受けている市内観光バス事業者への感染症対策及び事業継続支援として、872万円を追加します。一方で、決算見込みにより県市協調事業として実施しました休業要請事業者経営継続支援事業では、委託料で977万9,000円を減額し、丹波篠山まるいの宝くじ事業補助金では142万6,000円の減額、緊急経済対策サービス合戦補助金で987万円の減額、それから中小事業者経営支援金で3,320万円を減額しております。コロナ対策とは別に、起業支援補助金の申請が増加したことにより、676万3,000円を追加しております。特定財源の636万3,000円は、起業支援補助金に充当する丹波篠山ふるさと基金繰入金、地域振興基金の繰入金でございます。  続きまして、40ページをお開きください。  40ページ、4目 観光費 観光客おもてなし事業は、県の事業により今田地区で展開される農業、窯元等の体験型の宿泊事業への補助制度の市負担金として150万円、観光客の減により運営が厳しい状況のレンタサイクル事業への補助金44万7,000円の追加、それから丹波篠山「オンラインショップ巡り」補助金の事業費確定による減額でございます。  続きまして、41ページをお開きください。  41ページ、8款 土木費、2項 道路橋りょう費、2目 道路新設改良費 国庫補助道路整備事業は1,589万7,000円の追加で、橋梁補修工事における事業費見込額の確定等によるものでございます。4項 都市計画費、1目 都市計画総務費 景観まちづくり刷新モデル事業は、街路灯修景工事等189万1,000円の追加で、財源は、全額地域振興基金繰入金でございます。  続きまして、42ページを御覧ください。  42ページ、6項 住宅費、1目 住宅総務費 市営住宅管理費405万4,000円の追加は、緊急修繕及び空き家修繕に係る今後所要見込みによる追加でございます。  9款 1項 消防費、1目 常備消防費 常備消防費566万2,000円の追加は、感染予防用の衣服等の購入のほか、救急車内で活動中の隊員、同乗者等の感染防止のための装備や通信室、仮眠室等への空気清浄器の設置に係る経費を計上しております。  続きまして、44ページをお開きください。  44ページ、10款 教育費、1項 教育総務費、4目 義務教育振興費 学習環境支援事業266万5,000円の追加は、中学校指導書・教科書の単価決定に伴う差額の追加でございます。  続きまして、50ページをお開きください。  50ページの一番下になります。50ページ、7項 保健体育費、5目 東部学校給食センター費 東部学校給食調理費169万6,000円の追加は、県産和牛肉学校給食提供事業の追加で、財源は、全額県産和牛肉提供助成事業県補助金でございます。6目 西部学校給食センターの西部学校給食調理費192万8,000円も同様の追加でございます。  続きまして、52ページをお開きください。  52ページ、13款 諸支出金、1項 基金費、30目 丹波篠山市新型コロナウイルス等感染症対策基金費170万7,000円の追加は、議員期末手当の10%削減分の161万7,000円及び寄附金9万円を積み立てるものでございます。  以上で、歳出に係ります説明を終わらせていただきます。  歳入につきましては、歳出の説明の際に特定財源の説明を申し上げましたので、省略をさせていただきます。  また、今回の補正予算に必要な一般財源999万2,000円につきましては、財政調整基金において措置をしております。  次に、4ページをお開きください。戻りますが、4ページを御覧ください。  第2表 債務負担行為の補正について説明をいたします。  追加が2件でございます。まず1つ目が、医療系ごみ受入れジブクレーン更新工事については、清掃センターにおいて医療機関から搬入される感染症廃棄物の処理や鳥インフルエンザ発生時の家畜の処分等に使用するものですが、駆動軸に不具合が生じたため更新を行うものです。限度額は1,007万6,000円で、期間は令和3年度でございます。  次に、東京2020聖火リレーオリンピック実施関連業務委託は、2021年東京オリンピックの聖火リレーが兵庫県においては5月23日から24日の2日間実施され、丹波篠山市は2日目の最終到着地となっており、篠山城跡三の丸広場においてセレブレーションが実施されます。聖火リレーの実施に当たり、走路の安全確保、警備にかかる費用やセレブレーション会場の設営等の準備を本年度中から行うものでございます。  期間は令和3年度までで、限度額は1,188万6,000円で、内訳は、聖火リレーの警備等安全管理で262万5,000円、設営及び撤去等で669万3,000円、その他事前告知や管理関係費、税などで256万8,000円でございます。  最後に、第3表 地方債補正について御説明を申し上げます。  地方債の変更によるもので、公共事業等は、国庫補助道路整備事業の追加に伴い730万円を追加し、限度額を3,170万円に、教育・福祉施設等整備事業は、四季の森会館空調設備更新事業が財源更正により910万円追加し、限度額を2,550万円に、一般単独事業は、ため池等整備事業ほか各種事業費の減などにより、5,340万円を減額し、限度額を6億2,420万円にするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第110号から議案第112号までの3件について。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第110号、111号並びに議案第112号につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  まず初めに、議案第110号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、説明いたします。  今回の補正は、議案書第110号のとおり、国民健康保険特別会計事業勘定の歳入歳出予算それぞれ69万9,000円を追加し、歳入歳出予算それぞれ46億7,334万円5,000円とし、直営診療所勘定の歳入歳出予算それぞれ347万8,000円を追加し、歳入歳出予算それぞれ総額を2億3,823万7,000円にするものです。  補正をお願いしようとする主な内容は、事業勘定で、職員人件費の精査、制度改正に伴うシステム改修費の増額、新型コロナウイルス感染症関連に伴う国民健康保険税減免に係る費用の精査等によるものです。直診勘定では、職員人件費の精査、新型コロナ感染症対策に伴う感染症対策補助金の増額によるものです。  それでは、国民健康保険特別会計補正予算書に基づき説明いたします。  歳入について、まず説明をいたします。  補正予算書3ページ及び5ページをお開きください。  1款 国民健康保険税632万8,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症に係る国民健康保険税減免によるもので、対象世帯数は30世帯です。  3款 国庫支出金322万5,000円の追加は、先ほど説明しました国民健康保険税減免額に係る部分の10分の6を国庫支出金として受け入れるもの等となっております。  4款 県支出金401万5,000円の追加は、国民健康保険税減免額に係る部分の10分の4及び制度改正に伴うシステム改修費の追加となります。  6款 繰入金21万3,000円の減額は、職員人件費の減額及び財政安定化支援事業の増額分を一般会計から繰り入れ、同額を財政調整基金から減とするものです。
     続きまして、歳出について説明をいたします。  補正予算書4ページをお開きください。  1款 総務費20万5,000円の追加は、人事院勧告に伴う職員人件費の精査及び制度改正に伴うシステム改修委託料の精査によるものです。  3款 国民健康保険事業費納付金は、財源更正によるものです。  7款 諸支出金49万4,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症による国民健康保険税の減免による過年度還付金の増によるものです。  続きまして、直営診療所勘定について説明いたします。  まず、歳入について説明いたします。  補正予算書18ページから20ページをお開きください。  3款 県支出金400万円の追加は、医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業補助金として、診療所ごとに100万円を県支出金として受け入れるものでございます。  5款 繰入金52万2,000円の減額は、職員人件費の精査及びクリーンパーティションの購入により不用額を減とするものでございます。  続きまして、歳出の説明をいたします。  補正予算書19ページをお開きください。  1款 総務費284万2,000円の追加は、人事院勧告に伴う職員人件費の精査及び新型コロナウイルス感染症予防対策として、診療所待合室の椅子の更新及び診察室等の水栓の修繕等によるものでございます。  2款 医業費63万6,000円は、新型コロナウイルス感染症予防対策に係る医療用機械器具及び消耗品等の購入によるものです。  以上をもちまして、議案第110号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての提案理由の説明とさせていただきます。  続きまして、議案第111号 令和2年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして、説明いたします。  今回の補正は、議案書第111号のとおり、令和2年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の歳入歳出予算それぞれ183万7,000円を追加し、それぞれ総額を6億9,582万7,000円にするものです。  補正をお願いしようとする主な内容は、制度改正に伴うシステム改修及び人件費の精査に伴う歳入歳出を補正するものです。  歳入から説明いたします。  予算書3ページをお開きください。  3款 繰入金3万3,000円の減額は、職員人件費の精査に伴う減額、6款 国庫支出金187万円の追加は、制度改正に伴うシステム改修に対する国庫支出金を追加するものです。  歳出について説明いたします。  予算書4ページをお開きください。  1款 総務費183万7,000円の追加は、人事院勧告に伴う職員人件費の減額及び制度改正に伴うシステム改修費の追加によるものです。  以上をもちまして、議案第111号 令和2年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての提案理由の説明とさせていただきます。  続きまして、議案第112号 令和2年度丹波篠山市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  今回の補正は、議案書第112号のとおり、介護保険事業勘定の歳入歳出予算それぞれに2億9,890万7,000円を追加し、それぞれ総額を49億811万7,000円に、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算をそれぞれ155万3,000円を追加し、それぞれ総額を1,174万1,000円とするものです。  補正をお願いしようとする主な内容につきましは、システム改修等に伴い、総務費で151万7,000円の追加、病院の介護医療院への転換等による保険給付費の増により2億8,002万円の追加、地域支援事業費の事業精査による減等により歳入歳出を補正するものです。  介護保険事業勘定、歳入について説明いたします。  3ページから7ページをお開きください。  3款 国庫支出金8,054万5,000円の追加、4款 県支出金4,830万円の追加、5款 支払基金交付金7,525万9,000円の追加は、主なものとして、保険給付費の増に伴う国県支出金及び支払基金交付金の精査によるものです。  7款 繰入金、1項 他会計繰入金、1目 一般会計繰入金3,321万2,000円の追加は、保険給付費・地域支援事業等の精査によるものでございます。2項 基金繰入金6,160万1,000円の追加は、保険給付費等の精査によるもので、第1号被保険者保険料相当額の繰入れを行います。  介護保険事業勘定、歳出について説明いたします。  8ページ、1款 総務費は、職員人件費の精査及びシステム改修等により151万7,000円の追加、2款 保険給付費は、病院の医療療養病床から介護医療院への転換、さらには介護老人福祉施設において全室個(ユニット)への転換による給付費の増によって、2億8,002万円の追加。  9ページ、3款 地域支援事業費は195万4,000円の減額で、人件費の精査及び新型コロナの影響による事業の中止によるものでございます。  10ページ、4款 基金積立金は、保険者機能強化推進交付金・介護保険保険者努力支援交付金の内示等により1,932万4,000円を追加するものです。  続きまして、介護サービス事業勘定について説明します。  19ページから24ページをお開きください。  指定介護予防事業所において、職員人件費の追加及び事業精査により、歳入歳出それぞれ155万3,000円を追加するものです。  以上をもちまして、議案第112号 令和2年度丹波篠山市介護保険特別会計補正予算(第2号)についての提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第113号及び議案第114号について。  清水上下水道部長。 ○上下水道部長(清水康之君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第113号及び第114号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第113号 令和2年度丹波篠山市水道事業会計補正予算(第5号)でございます。今回の補正の主なものとしまして、人事院勧告による期末手当の引下げ改定による人件費の減額や水道施設廃止に伴う動力費の減額、また、建設改良事業の完了等、事業費精査による減額よるものなどでございます。  それでは予算書により御説明申し上げます。  補正予算書の1ページをお開きください。  第2条 業務の予定量では、建設改良事業の原浄水施設費を1,708万円に、配給水施設費を2億2,695万3,000円としております。  第3条の収益的収入及び支出、2ページ、第4条の資本的収入及び支出につきましては、4ページから5ページの実施計画により、説明させていただきます。  まず、4ページの収益的収入及び支出につきまして、収入では1款 水道事業収益を134万円増額しようとするもので、1項 営業収益、2目 その他営業収益では期末手当引下げによる人件費精査による下水道事業会計及び一般会計からの繰入金の減額が3万8,000円、2項 営業外収益、1目 受取利息及び配当金では、定期預金利息の実績に伴う104万3,000円の減額、4目 雑収益では、給水協定の締結に伴う給水協力金242万1,000円の増額でございます。  支出では、1款 水道事業費用を370万8,000円減額するもので、1項 営業費用、1目 原水及び浄水費では、人事院勧告に伴う人件費の精査や水道施設統廃合による畑井浄水場等の動力費の749万4,000円の減額、2目 配水及び給水費でも動力費の減額はあるものの漏水修理等修繕工事費の増により743万3,000円の増額、3目 総係費においては人事院勧告に伴う人件費の精査等により160万7,000円の減額、5目 資産減耗費につきましては、配水管更新工事を次年度実施することによる除却費の減により19万9,000円の減額としています。  次に、5ページの資本的収入及び支出では、支出から御説明いたします。  1款 資本的支出、1項 建設改良費では1,208万1,000円を減額するものです。1目 原浄水施設費では、浄水設備整備事業費の精査による163万1,000円の減額、2目 配給水施設費では、味間南地区内で県道改良工事と併せて予定しておりました配水管更新工事を、県道改良工事が次年度送りとなったために本工事も次年度実施とすることから、1,018万9,000円の減額、3目 業務設備費では、公用車購入等の事業費精査によりまして、19万6,000円の減額といたします。  一方、収入では、建設改良事業に係る財源更生等により1款 資本的収入、1項 1目 企業債では2,030万円の減額、3項 1目 負担金では、消火栓設置工事に伴う一般会計繰入金として146万8,000円の増額としています。  2ページに戻りまして、第4条 補填財源でございます。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する8億6,811万8,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,291万1,000円、過年度分損益勘定留保資金4億4,806万1,000円、当年度分損益勘定留保資金1億6,082万9,000円、減債積立金1億6,090万9,000円及び建設改良積立金7,540万8,000円で補填しようとするものございます。  続きまして、議案第114号 令和2年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第2号)でございます。  今回の補正の主なものとしまして、水道事業と同様、人事院勧告による期末手当引下げ改定による人件費の減額や、汚泥共同処理費に係る燃料費精査による減額、また建設改良事業の完了等による事業費精査による減額によるものなどでございます。  それでは、予算書により御説明申し上げます。  補正予算書の1ページをお開きください。  第2条 業務の予定量では、建設改良事業の管渠費を1億4,406万9,000円に、処理場費を2億8,770万3,000円としております。  第3条の収益的収入及び支出、2ページ、第4条の資本的収入及び支出につきましては、4ページから5ページの実施計画により、説明させていただきます。  まず、4ページの収益的収入及び支出につきまして、収入では1款 下水道事業収益を635万4,000円減額しようとするもので、1項 営業収益、2目 他会計負担金では、雨水処理維持管理費の減額による一般会計負担金203万9,000円の減額、2項 営業外収益、2目 他会計補助金では、人事院勧告に伴う人件費の精査等により27万3,000円の減額をするものなどでございます。  支出につきましては、1款 下水道事業費用、1項 営業費用を1,028万1,000円減額するもので、1目 管渠費では、人事院勧告に伴う人件費や委託料の精査により204万1,000円の減額、3目 ポンプ場費では、委託料や動力費の精査等により253万1,000円の減額、4目 汚泥共同処理費では、汚泥を乾燥するためのA重油燃料費の精査等による570万4,000円の減額などによるものです。  5ページの資本的収入及び支出では、支出から説明しますと、1款 資本的支出、1項 建設改良費で670万5,000円の減額とします。1目 管渠費では、予定しておりました丹南処理区内での統廃合接続工事を上水道管と同じく県道改良工事と併せて実施する予定でしたが、県道改良工事が次年度送りとなったため、本工事と併せてマンホールポンプ設備工事も今年度事業から次年度事業とすることとします。また、その工事の財源としていました国庫補助金を活用し、次年度予定しておりました西紀中央処理区内の統廃合管路接続工事を前倒しで今年度実施いたします。2目 処理場費では、事業費精査により609万1,000円を減額するものです。  一方、収入では、1款 資本的収入では建設改良事業費の精査や工事計画見直しにより、1項 1目 企業債で190万円の減額、3項 1目 補助金で467万1,000円の減額とするものです。  2ページに戻りまして、第4条 補填財源でございます。  資本的収入額が資本的支出額に対し、不足する15億7,266万4,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額130万円、過年度分損益勘定留保資金4億4,545万3,000円、当年度分損益勘定留保資金9億7,591万1,000円及び減債積立金1億5,000万円で補填しようとするものでございます。  以上、議案第113号及び第114号の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行いますが、本案につきましては、予算決算委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。  4番、隅田雅春君。 ○4番(隅田雅春君)  4番、隅田です。  先ほど説明をしていただいて、補正予算でページ、39ページの商工費のところなんですけれども、新規事業でクーポンを配られるという、この事業の詳細をちょっと説明していただきたいなと思います。  商工費の執行残高を足しますと、似たような数字になるんですが、執行残がこのぐらいあったから、この次の事業を考えられたのかという辺りと、あと市民が2,000円で、高校生が5,000円というような今、説明を受けたんですが、商工費で今までそのような区別をつけたような記憶はなかったんですが、どういう形で市民が2,000円で、高校生が5,000円になっておるのか、その辺りもそういうふうに決められた考え方というものを教えていただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  赤松観光交流部長。 ○観光交流部長(赤松一也君)  観光交流部の赤松でございます。  先ほど隅田議員から御質問がございました、まるいのお年玉クーポン配付事業の詳細について、説明しろというふうな御質問だったかと思います。  これにつきましては、今、第3波が押し寄せまして、商工業者も市民の皆さんも非常に経営面、生活面において先行きが不透明な状況であるということは、我々も十分認識をしておるところでございます。そこで、全市民さんにクーポンを配布いたしまして、市内でクーポンを使用することによりまして、市内商工業者の販売促進、それと併せて、市内の各家庭への生活支援。これ先ほど高校3年生以下の方には5,000円というふうなことをしておりましたけれども、これは子育て世帯を生活支援をしていくという意味を込めまして、わざわざその福祉部局とこちらの部局で分けることなく、これで一緒にやっていきたいというふうな思いで、ここに一緒に上げさせていただいております。高校3年生以上は、2,000円のクーポンを配布するというようなことを考えております。  これにつきましては、一応実行委員会形式でやっていきたいなというふうに考えておるところでございます。一応丹波篠山市と商工会と、そしてクーポンは、要は換金手続が必要になってまいりますので、市内の銀行さんも実行委員会に入っていただきまして、そういう実行委員会組織で進めてまいりたいというふうに考えておるところです。  クーポンの配布時期につきましては、議決をいただきまして、早急にかからせていただいて、1月の下旬辺りに、中旬辺りに配って、クーポンの使用期間は1月の下旬辺りからを考えておるところでございます。  商工振興費で、要は差をつけるという事業ですけれども、それにつきましては、今までは補助事業でやってまいりましたけれども、今年に限りまして、その経済対策で差をつけるというふうな事業はございませんでした。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  4番、隅田雅春君。 ○4番(隅田雅春君)  執行残高と事業費は似たような金額になっておるんですが、執行残高が9,000万、九千幾らあったから、この事業を計画されたのか、その辺りの説明をお願いしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  これにつきましては、今、隅田議員がおっしゃいましたように、これまで経済対策交付金で計画をしておりました、20%から50%までの収支不足が生じたところに対する支援でありますとか、オンラインショップの補助金でありますとか、そういったものについて、当初見込んでおりましたよりも、執行率が下がるということで、一方では、国からのその経済対策を進めるために交付金を頂いておるようなことで、その執行見込みを見た段階で、次はやっぱり市民全体に広く効果が上がるような施策というふうなことで、先ほど赤松部長が説明させていただいたような形で、次の政策として提案をさせていただいたということであります。 ○議長(森本富夫君)  4番、隅田雅春君。 ○4番(隅田雅春君)  説明、ありがとうございます。市長の今日の最初の報告の挨拶で、丹波篠山市、この10月、イベントがなくなるということで、大変心配しておったけれども、58万人という人が篠山に来ていただいて、この秋は大変にぎわったといったふうな説明がありましたし、私もそうだなと。味まつりや陶器祭りやらなくなって、篠山に来る人が非常に少なくなるんではないかと思っておったんですが、予定以上の方が来ていただいて、やれやれ、ほっとしたなというふうなところではないかなと思います。  そういう面においては、商工業者の中でも大変心配するところと、やれやれというところはあるのではないかと。今日の予算の中でも、タクシー業界への支援とか、観光バス会社ですか、こういう辺りはやれやれとはいかないような状況だろう。こういうふうな配慮というのは、非常に必要だなと思います。  この商工費の中で、執行残を集めてこの1億近い中で、例えば、福祉政策みたいな、高校生に5,000円、一般市民は2,000円というようなのはちょっと何か理解がしづらいなと。困っておられる商工業者なりなんなりを支援するのはこういう政策ですよと。また受験生を抱えておるとか、こういう分野において、福祉施策が必要だなというところは、またそこは項目を分けて、支援していくというのが市の姿勢として、非常に分かりやすいんですけれども、このクーポンを配る中で、市民と高校生を分けるというのは、非常に趣旨が分かりづらいなというふうなことを感じましたので、一言言わせてもらいました。  あとできたら、この委託料の上に、これだけ大きな事業でありましたら、まるいのお年玉クーポンですか、ちょっと知らなかったんですけれども。そういう事業をつくって委託料はこうというような形で書いてもらえれば、この補正予算書もちょっと分かりやすいかなというふうに思いましたので、今後よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  1点ですね、18歳という高校生というお話をいただいておりますが、ちょっと担当部署の説明が不十分であったと思いますが、いわゆる18歳に到達する年齢以下全てですね、18年分といいますか。あくまで子育て支援ということで、ゼロ歳から18歳に到達する年の方は皆さん5,000円、それで18歳を超える、いわゆる高校を出た後ぐらいの年になりますが、満でいうと19歳以上の方については5,000円を一般の方ということで、ごめんなさい、2,000円を交付させていただくと。あくまで5,000円のほうは、いわゆる子育て支援、18歳までの子育て支援ということで御理解いただきたいというふうに思います。  先ほど後段にございました、名前の件につきまして、確かにおっしゃいますように、1億円ぐらいの事業ですから、やっぱり事業を起こして、より分かりやすく予算を計上するという方法も確かにあるというふうに思います。今回は経済対策の一環で全部ここに上げてしまって、委託料はこういう表現しかできておりませんが、今後はできるだけ分かりやすい形で予算も提案させていただくようにしたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  13番、渡辺です。
     先ほど隅田議員のほうからもありましたように、当初このコロナの臨時交付金の使い方、7月末に考えておったときは、秋がしんどいんやないかというようなことでオンラインとかいうような事業で、何とか対応しようと言うとった部分が、本当におかげさまで、全国的な、いわゆるマイクロツーリズムといいますが、そういう大きな波の中、波のその恩恵も本市も受けて、その辺りの執行残が出てきたというようなことで、なかなか事業を行っていく上で難しいなという部分も私も感じている部分のところでございます。  そういった中で、1点ちょっと今の状況について、少しお伺いをしたいなというふうに思うんですけれども、起業支援の補助金の件なんですが、これの様子を少し御説明をまずいただきたいなというふうに思っています。この起業支援の補助金については、これまでからあったんですけれども、ここ何年かの間、割かし利用が堅調であったという理解をしてきています。それがここに来て、申請が増えてきているという部分について、市内在住の方が頑張って起業しようかというような状況になっているのか、あるいは、移住とセットでの起業というようなニーズがあるのか。ちょっとその辺りについて、質問はもう1点あるんですけれども、まずその辺り、状況だけ御説明願えたらと思います。 ○議長(森本富夫君)  赤松観光交流部長。 ○観光交流部長(赤松一也君)  観光交流部の赤松でございます。  起業支援につきまして、やっぱり年度によって数のばらつきはあるんですけれども、特に令和2年度に限りましてお答えさせていただきますと、現在までで7件の交付申請がございまして、それはもうそれぞれ承認をさせていただいております。以降ですね、9件の起業支援が出ておりまして、そのうち、若者定住の助成というと、プラスアルファで助成金を出しておるんですけれども、若い方が起業されようとしているのが9件ございます。ここには移住というのはないんですけれども、最近の傾向と見ますと、市内の方が起業するのではなく、やはり市外から来られて、しかも空き家を活用して、飲食業あるいは宿泊業、そういったことで開業されるというケースが非常に多くなっております。それが現在の状況でございます。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  詳細はまた委員会のほうで御審議いただけたらというふうに思うんですけれども、もしそういった幾らか動きがあるというようなことでしたら、その申請の部分だけやなしに、その流れをできるだけチャンスといえばチャンスなんで、移住につなげられるような形で、希望があったらすぐ補正を組まんでも対応できるぐらいの準備を備えていただくということも検討してもらってもいいのかなというふうに思いますので、これはまた御検討いただけたらというふうに思います。  もう1点の質問なんですけれども、もう1点の質問は、このコロナの地方創生臨時交付金ですけれども、この辺りある限られた中で活用していかなければいけないということもあります。今回ちょっと間に合わなかったんだと思うんですけれども、7月末でもう一つの大きな対策として打った、いわゆる特産物振興の主に送料補助の関係ですけれども、その辺りが今後、事業精算をしていただいて、また少し活用できる交付金が出てくる見込みがあるんか、あるいはもうほぼそれが満額使える、予算どおりの部分で締めに向かっているのか。ちょっと今後のコロナ対策の状況にも関係ありますので、もし幾らか分かっておりましたら、御説明願えたらと思います。 ○議長(森本富夫君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  これにつきましては、今、予算化をお願いしている、その20から50の起業支援でありますとか、送料支援につきましても、まだ今申請中、申請受付中なので、恐らくまた残金が出てくるのではないかなというふうに見込んでおりまして、それも確定あるいは確定見込みが出た時点で、次何かそれをまた効果的に経済対策できるメニューを考えさせていただいて、また議会のほうと御相談させていただきたいというふうに思います。 ○議長(森本富夫君)  倉農都創造部長。 ○農都創造部長(倉 剛史君)  農都創造部の倉でございます。  送料支援につきましては、5万件2,500万円の予算というのを組ませていただいておりました。これにつきましては、ほぼこの5万件前後の数値で今推移するというふうに把握をしておりますので、今回補正のほうは上げてございません。ただし、若干ちょうどその辺りの近辺の数字がございますので、最終的に精査はさせてもらわなければならないかなと思っていますけれども、大体当面の計画どおりの執行は進んでいるかなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第109号から議案第114号までの6件については、予算決算委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第109号から議案第114号までの6件は、予算決算委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第45  請願第1号 丹波篠山市の行政指導の改善についてのお願い(請願) ○議長(森本富夫君)  日程第45.請願第1号 丹波篠山市の行政指導の改善についてのお願い(請願)を議題とします。  お諮りします。  この請願については、民生福祉常任委員会及び産業建設常任委員会に付託し、審査することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  この請願は、民生福祉常任委員会及び産業建設常任委員会に付託して、審査することに決定しました。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日2日から12日15日までの14日間は、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  明日2日から12月15日までの14日間は、休会とすることに決定しました。  次の本会議は、12月16日、午前9時30分から開議します。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午後 3時10分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       令和2年12月1日                       丹波篠山市議会議長  森 本 富 夫                       丹波篠山市議会議員  河 南 克 典                       丹波篠山市議会議員  大 上 和 則                       丹波篠山市議会議員  小 畠 政 行...