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令和元年第120回水無月会議( 6月27日)
令和元年第120回水無月会議( 6月27日)

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  1. 篠山市議会 2019-06-27
    令和元年第120回水無月会議( 6月27日)


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    最終取得日: 2022-11-22
    令和元年第120回水無月会議( 6月27日)        第120回丹波篠山市議会6月27日会議録(4)           令和元年6月27日(木曜日)              午前 9時30分 開議   〇出席議員(18名)      1番  小 畠 政 行         2番  隅 田 雅 春      3番  向 井 千 尋         4番  渡 辺 拓 道      5番  大 西 基 雄         6番  河 南 芳 治      7番  足 立 義 則         8番  安 井 博 幸      9番  恒 田 正 美        10番  栗 山 泰 三     11番  大 上 和 則        12番  田 村 直 也     13番  國 里 修 久        14番  吉 田 知 代     15番  前 田 えり子        16番  河 南 克 典     17番  園 田 依 子        18番  森 本 富 夫 〇欠席議員(0名)
    〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   企画総務部長     梶 村 徳 全   行政経営部長     堀 井 宏 之   市民生活部長     野々村   康   保健福祉部長     横 山   実   農都創造部長     倉   剛 史   まちづくり部長    酒 井 一 弘   上下水道部長     清 水 康 之   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会                        固定資産評価審査委員会事務局長                                   中 筋 吉 洋   消防長        谷 田 重 樹   教育部長       稲 山   悟   教育次長       酒 井   宏   (教育委員会事務局次長) 〇議会事務局職員出席者   局長         酒 井 和 正   課長         樋 口 康 広   主査         中 瀬 文 隆 〇議事日程 第4号 令和元年6月27日(木曜日)午前9時30分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  諸般の報告        ・例月出納検査報告   第 3  議案第43号 丹波篠山市火災予防条例の一部を改正する条例   第 4  議案第45号 後川新田篭坊・原・後川上・後川中辺地総合整備計画の策               定について   第 5  議案第46号 損害賠償の額を定めることについて   第 6  議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)   第 7  議案第48号 令和元年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第               1号)   第 8  議案第49号 令和元年度丹波篠山市水道事業会計補正予算(第1号)   第 9  議案第50号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第1号)   第10  議案第51号 丹波篠山市王地山公園ささやま荘の指定管理者の指定期間               の変更について   第11  議案第52号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第4号)   第12  同意第 7号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて               午前 9時30分  開議 ○議長(森本富夫君)  皆様、おはようございます。  これから、第120回丹波篠山市議会、水無月会議、6月27日会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(森本富夫君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、10番、栗山泰三君、11番、大上和則君、12番、田村直也君を指名します。 ◎日程第2  諸般の報告 ○議長(森本富夫君)  日程第2.諸般の報告を行います。  本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、監査、検査結果について。  監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定によって、平成31年4月分の例月出納検査報告書の提出がありました。関係資料を配付していますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、系統議長会関係について。  6月11日、東京都において第95回全国市議会議長会が開催され、会長に大分市議会議長が選出されるなど、任期2年の新体制がスタートしました。関係資料は、議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、局長から報告させます。 ○議会事務局長(酒井和正君)  森本議長におかれましては、さきの全国市議会議長会第95回定期総会において、この1年間にわたり同会の監事として会務運営にかかわられまして、同会会長より感謝状をお受けになられております。1年間、お疲れさまでした。あわせて、市議会議員として15年市政の振興に努められた功績に対して、同会の表彰規程によって表彰を受けられております。まことにおめでとうございます。 ○議長(森本富夫君)  これで、諸般の報告は終わります。  ここで、倉農都創造部長より、発言を求められておりますので、許可をいたします。 ○農都創造部長(倉 剛史君)  農都創造部の倉でございます。よろしくお願いいたします。  6月20日の河南芳治議員の一般質問、アクト篠山の売上金額につきまして、5月21日、市議会全員協議会で提出した資料の数値と、5月29日、アクト篠山株主総会の資料での売上金額に違いがあるというような御指摘をいただきました。これにつきまして、説明をさせていただきます。  まず、大きなところというのは、アクト篠山の会計システムが平成30年、昨年、新たなシステムに更新をなされました。これによって、大きな点でいいますと、損益計算書におきまして、今まで平成29年度までは税抜きの金額で損益計算書が算定されるシステムとなっておりましたけれども、平成30年のシステム改修によりまして、税込みの数値になるというような形での損益計算書の作成の仕方がシステム変更で変わりました。  2点目としては、受託収入につきましては、それまでは、システム上でいいますと、純売り上げのところで、計上となっておりましたけれども、今回のシステムからは、営業外収益ということで計上するというような形で変わってございます。  これに基づきまして、5月28日の全協の資料におきましては、本来システムでいきますと、29年までは税抜き、平成30年につきましては、税込みの数値ということで、比較ができないということもございまして、これにつきましては、アクト篠山のほうで手作業で平成30年税抜き処理をしていただいたこと。そしてもう1点は、受託収入については、30年の決算上は営業外利益に入っておりましたけれども、それを売り上げのところに込めるというような作業を手作業でやっていただきまして、平成29年までと税抜きで比較できるような数値をつくってございました。  あと株主総会につきましては、これはあくまでももう会計システム、税込みの金額のシステムで算定の総会の資料をつくってございますので、これによりまして、全協資料と株主総会との資料につきましての売り上げの金額の相違があったということで、事前に河南議員に説明をさせていただき、きょう本会議で説明をさせていただきます。  以上です。 ◎日程第3  議案第43号 丹波篠山市火災予防条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第3.議案第43号 丹波篠山市火災予防条例の一部を改正する条例を議題とします。  本案について、民生福祉常任委員長の報告を求めます。  大西民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(大西基雄君)(登壇)  改めまして、皆様、おはようございます。民生福祉常任委員会委員長の大西でございます。  ただいま議題となりました、議案第43号 丹波篠山市火災予防条例の一部を改正する条例について、当委員会の審査報告を申し上げます。  本案につきましては、去る6月4日の本会議において当委員会に付託されたものです。本条例の改正の趣旨としましては、不正競争防止法等の一部を改正する法律が公布され、その中で「工業標準化法」が「産業標準化法」に改正されるとともに、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令が公布されたことから、住宅用火災警報器の設置の免除等について、所要の改正を行うものです。  委員会では、当局からの説明を受けた後、質疑を行いました。審査の過程におきまして各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告申し上げます。  委員より、今回の改正により、カラオケボックス等特定小規模施設については、どのような対応になるのかとの意見が出され、当局より、特定小規模施設とは、カラオケボックス、旅館・ホテル、老人ホーム、病院などの面積が300平米未満の小さな施設をいう中、特定小規模用火災報知設備は、無線式により電池で作動するものであり、300平米未満に限って設置できる特別なものである。一般住宅と老人ホームや診療所が併設されている場合、住宅に特定小規模用が設置されてあれば、一般住宅用の火災報知の設置は免除できることになる旨の回答がありました。  また、委員より、市内において、既に設置されている特定小規模施設の数はとの意見が出され、当局より、旅館においては約10施設、老人ホームについては約11施設である旨の回答がありました。  質疑終了後、討論・採決を行った結果、討論なく、議案第43号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第43号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第43号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第4  議案第45号 後川新田篭坊・原・後川上・後川中辺地総合整備計画の策               定について ○議長(森本富夫君)  日程第4.議案第45号 後川新田篭坊・原・後川上・後川中辺地総合整備計画の策定についてを議題とします。
     本案について、総務文教常任委員長の報告を求めます。  隅田総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(隅田雅春君)(登壇)  総務文教常任委員会委員長の隅田でございます。  ただいま議題となりました議案第45号 後川新田篭坊・原・後川上・後川中辺地総合整備計画の策定について、総務文教常任委員会の審査について御報告申し上げます。  本案につきましては、去る6月4日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。提案内容は、疾病等の予防、治療の観点からも重要な施設であり、僻地診療所に位置づけられている後川診療所においては、診療所で使用する医療機器が老朽化しており、更新が必要な状態となっています。その医療機器の購入・更新に当たって、辺地債を活用して事業を実施しようとするときは、当該辺地に係る公共的施設の整備に関する財政上の計画である「辺地総合整備計画」を策定する必要があるため、議会の議決を求めようとするものです。  委員会では、当局から説明を受け、審議を行いましたが、審議の過程におきまして、各委員から出されました質疑等は特にありませんでした。  質疑終了後、討論を行いました結果、討論はありませんでした。その後、採決を行いました結果、議案第45号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第45号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第45号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第5  議案第46号 損害賠償の額を定めることについて ○議長(森本富夫君)  日程第5.議案第46号 損害賠償の額を定めることについてを議題とします。  本案について、産業建設常任委員長の報告を求めます。  大上産業建設常任委員長。 ○産業建設常任委員長(大上和則君)(登壇)  産業建設常任委員会委員長の大上でございます。  ただいま議題となりました議案第46号 損害賠償の額を定めることについてについて、産業建設常任委員会の審査報告を申し上げます。  本案につきましては、去る6月4日の本会議において、当委員会に付託されたものです。本議案については、水道管の漏水により被害者のガス管を破損させ、水道水がガス管に流入したことにより、ガス供給を不能にさせたことによる損害賠償金の支払いについて、相手方である篠山都市ガス株式会社と相互に損害賠償義務を負うとする示談による解決を図ることができたため、損害賠償の額の決定をしようとするものでございます。  委員会では、当局から説明を受け、審査を行いました。以下、審査の過程におきまして、委員から出された質疑について、御報告を申し上げます。  まず、委員から、今回の事故の件については、全員協議会で報告のあった案件かとの質疑が出され、当局からは、過去において平成25年の事故については、ガスの供給停止が148戸、損害賠償額が3,900万円という非常に規模が大きな案件であったので全員協議会にて報告したが、今回の案件は、ガスの供給停止が27戸であり、復旧もその日のうちに完了し、損害賠償額が約300万円であったので、全員協議会での報告は必要なしと判断し、今回の提案での説明が初めてとなるとの回答がありました。  また、委員からは、事故の規模や損害賠償額の大小にかかわらず、全員協議会で報告してほしい。44万8,138円という額は、篠山都市ガス、当市双方とも保険対応となるのかとの質疑が出され、当局からは、市側は保険対応であるが、篠山都市ガスは自社対応となるとの回答がありました。  また、委員からは、今回の事故について、原因は不明のままかとの質疑が出され、当局からは、水道管の上にガス管が埋設している状況ではあるが、ガス管が水道管を圧迫したという状況は確認できず、水道管に関しても、平成5年に布設した管であり、砂での管保護も行っているため老朽も考えられない。篠山都市ガス、当市双方で協議を重ねてきたが、原因の特定には至っていないとの回答がありました。  そして、質疑終了後、討論はなく、表決を行った結果、議案第46号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の御報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第46号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第46号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第6  議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)  日程第7  議案第48号 令和元年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第               1号)  日程第8  議案第49号 令和元年度丹波篠山市水道事業会計補正予算(第1号)  日程第9  議案第50号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(森本富夫君)  日程第6.議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)から、日程第9.議案第50号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第1号)までの4件を一括議題とします。  議案第47号から議案第50号までの4件について、一括して予算決算委員長の報告を求めます。  足立予算決算委員長。 ○予算決算委員長(足立義則君)(登壇)  予算決算委員長の足立でございます。  ただいま議題となりました議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)から議案第50号 令和元年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第1号)までの4議案についての、予算決算委員会の審査について、一括して御報告申し上げます。  4議案につきましては、6月4日の本会議におきまして当委員会に付託されたものです。総務文教・民生福祉・産業建設の各分科会に審査依頼し、審査を行いました。以下、分科会及び委員会での審査の過程におきまして、各委員から出されました質疑、意見のうち、主な内容について、御報告申し上げます。  まず、一般会計補正予算について。  中央図書館管理運営費に関し、地域新聞の電子化について、1,700ページ分として183万9,000円が計上されているが、電子化にこれほどの経費がかかるものなのか。11年間の計画で約1万7,000ページの電子化を進めたいとのことであるが、もっと短縮し経費がかからない方法もあると思うがどうかとの質疑に対し、新聞紙面のA2サイズという大きさであることと、古いものは劣化が激しく取り扱いに十分注意を要するため、専門業者に委託したいと考えている旨の回答がありました。  次に、史跡篠山城跡保存修理事業に関し、篠山城跡のトイレ新設について、基礎が設置されると思うが、史跡地内では掘削を行うに当たっては制限があると認識しているが、その点はクリアしているのかとの質疑に対し、御指摘のとおり、史跡での掘削等の現状変更は規制されている。今回のトイレの新設に当たっては、地下の遺構に影響のない、盛り土の範囲内で基礎を設置する予定であり、問題はない旨の回答がありました。  また、委員より、海洋センター運営管理費に関し、海洋センター改修工事期間中に施設利用できなくなると考えるが代替策についての質疑はあったのかとの意見が出され、民生福祉分科会座長から、工事期間中の対応について、利用団体に対して情報提供等の調整はできているのかとの質疑があり、当局より、代替施設等の用意はできていないが利用団体等に周知を行う予定である旨の答弁があったが、代替策についての質疑はなかった。  なお、子育てふれあいセンターについては、地区別に利用制限があるものではなく、ほかの地区のセンターを利用することも可能であることを申し添える旨の回答がありました。  また、委員より、コミュニティ活動推進費に関し、コミュニティFMラジオの開設及び運営の考え方についての質疑はあったのかとの意見が出され、民生福祉分科会座長から、電波調査の結果によって、必要な中継局の数など整備に係る事業費総額が一定つかめることから、その結果も踏まえた上で、公設民営も視野に入れながら今後、検討していきたいと考えている旨の答弁があったとの回答がありました。  また、委員より、保健衛生総務費に関し、ささやま医療センターの産科医療充実に向けての検討会について、最終提言の時期は、令和2年3月末までを目途としているとのことであるが、時期を逸することにならないかとの意見が出され、民生福祉分科会座長からは、当局から「最終提言の時期は、令和2年3月末までを目途としている」と聞いており、結論の時期を早めたほうがいいのではないかといった質疑はなかったとの回答がありました。  また、委員より、市営駐車場管理費に関し、郵便局前は小学生の通学路としても利用している現状があると思われる。審査の過程で、通学路であるということについて、安全に配慮すべきであったという議論はなかったのかとの意見が出され、産業建設分科会座長から、歩行者の安全確保の話はあったが、小学生の通学路に対する質疑は出ていなかった旨の回答がありました。  また、委員より、路上駐車の台数、1回当たりの路上駐車時間、警察による違法駐車の検挙の数値をもとに議論がなされたのかとの意見が出され、産業建設分科会座長からは、市では、路上駐車の状況に関するデータをとっていない。警察でも苦情の件数以上の記録はないと思われるといった回答であったと回答がありました。  また委員より、事実に基づき事業を組み立てるべきである。実際のデータが把握できていない状況の中で、事業展開してもいいのかという議論はなかったかと意見が出され、産業建設分科会座長から、データをもとに事業展開すべきであるという議論はなかった。委員会では、現地も確認し、現状を把握した。交通誘導員がいても、違法駐停車をする車両が実際にあることも目の当たりにした。市民の苦情、意見が多数警察に寄せられ、郵便局にも指導を行っているが解決に至らないという点を鑑み、審議したとの回答がありました。  また委員から、近隣には市営駐車場があり、1時間までは無料となっている。既存の市営駐車場を利用してもらうのが本来の筋であると考える。交通誘導員が十分に機能していないことが問題であり、新たに整備するのではなく、既存の市営駐車場を利用してもらうべきであると考えるが、委員会としてはどう考えたのかとの意見が出され、産業建設分科会座長から、既存の駐車場を利用すべきであるといった意見もあったが、現実に違法駐停車がなくならないことを鑑み、今回の提案が最適であると考えた。既存の駐車場を利用するためには、ゲートをくぐる必要があり、手間だと感じるため路上駐停車するのではないかという委員会の意見になり、ゲートをくぐらず駐車できる場所が必要であるため、整備するという予算計上を認めたという考えであるとの回答がありました。  また委員から、郵便局に駐車場を整備して貸し出すとすれば、既存の白壁、塀も撤去することになると考えられる。塀を撤去することによる景観への影響が出てくると考えられる。交通誘導員を増員する等の議論はなかったのかとの意見が出され、産業建設分科会座長から、交通誘導員の増員に関しては、郵便局の話であるため委員会での質疑は出ていない。景観上の話については、一旦塀は一部撤去するが、道路との境界付近については、周囲と同様の塀を計画し、景観に配慮し、市営駐車場との境界付近については、景観計画に規定がないことから、安価にするためにも一般的なフェンスを設置する計画であると聞いているとの回答がありました。  次に、国民健康保険特別会計補正予算について。  一般管理費に関し、更新する医療機器の詳細等の説明をいただきたいとの意見が出され、後川診療所の心電計については、心臓の活動に伴う微細な電気信号の変化を心電図として捉えるための機器である。デジタル画像診断装置は、レントゲン装置で撮影した画像を、パソコンモニターに表示させる画像処理装置である。今田診療所の電気刺激装置は、筋肉・神経に刺激を与える装置で、主に肩こり、末梢神経麻痺のリハビリに使用するとの回答がありました。  なお、水道事業会計補正予算下水道事業会計補正予算につきましては、分科会審査において、特に質疑等はありませんでした。  座長報告に対する質疑終了後の議員間討議では、各委員から、市営駐車場管理費に関し、駐車場の中に駐車場を整備する、通学路であるにもかかわらず、車の出入り口が10メートル以内に2カ所もつくられ、最近の交通事故を誘発するような改良工事になるおそれがある。いい景観である現状を取り壊してまで、整備する必要があるのか。新設しようとする駐車場よりも、既存の駐車場のほうが郵便局に近いという現状である。民間企業のために市が整備するという正当性がわからない。議会として、この整備が本当に必要かどうかということを審議したほうがいいのではないか。また、篠山警察、郵便局、市の協議結果であり、何も方策を立てていないのはどうかという意見であったが、課題の1つであるポストを違う場所に移動させ、違法駐停車がどう変化するのか、また交通誘導員が指導しても無理な人に対してどう対応すればいいのかといったところからまず取りかかるべきではないか。今回の提案のような整備をするということは、最終の決断であり、現時点ではそこまでする状況にないと考えるなどの意見があり、協議を行った結果、「市営駐車場の整備について」、予算決算委員会の総意として、市長に対し質問を行いました。なお、質問は、委員長からの一問一答方式で行いました。  私が、委員会を代表し、郵便局前の違法駐停車対策として、民間企業の自助努力も含めてまだまだ講じられる対策がある中、解決しようという動きが見えてこないという意見が多数出された。今回の予算計上に当たっては、最終手段としての一定の理解は示すが、今、この段階で整備する必要があるのかという意見が大半を占めている。経緯経過も含め、今回の提案に至った市としての考え方はどうかとの質問を行いました。  市長から、郵便局前の違法駐停車の問題については、市民からも苦情を多数寄せられており、平成30年1月から、篠山警察署、郵便局、地元自治会長、市で対策協議を行ってきた。協議の結果を受けて、郵便局において交通誘導員の配置や、駐停車禁止のポール設置、また局内での市営駐車場利用の録音テープによるアナウンスもされているが、効果があらわれていない状況である。現在の違法駐停車については、郵便局ATMや宅配荷物等の郵便局内において手続される方が、本人は少しの時間のつもりでも想定以上の時間がかかり、自動車が放置されているのが大半と思われる。警察署への苦情も多く、警察署としても警戒を行っているが、主な利用者が市民であることから、取り締まりについては苦慮している現状である。郵便局で利用者のための駐車場整備をしてほしいが、敷地がないため困難であるとも聞いている。現在、景観まちづくり刷新モデル事業、市道大手線無電柱化に伴う美装化工事を平成32年3月完成予定であり、歩道拡幅と植栽帯の撤去など景観に配慮した工事を実施するため、それまでにこの問題を解決したいということから、違法駐停車の排除のため郵便局独自の駐車場(5台)を整備し貸し付けたいという提案である。  なお、今回の工事費については借地料に上乗せして企業に貸し出すため、一時的な一般財源の持ち出しはあるが、将来的には全額回収することで協議しているとの回答がありました。  また、既存の駐車場を利用させるような努力が必要ではないかという意見が多数出されていた。景観まちづくり刷新モデル事業で、周辺部の景観を向上させる工事に合わせて整備をするということであるが、景観上プラスの要素である既存の石垣、塀等も取り壊す必要性が理解できないとの意見、短時間の利用がポスティングなのであれば、ポストの配置場所を創意工夫するのも1つの手段ではないかという意見も出されていた。交通誘導員の配置もあるが、効果が余りないという点については、企業の自助努力を促すべきではないかという意見が多くあったが、その件に関しては、何かあるかとの質問を行い、市当局からは、交通誘導員の配置はあるが、積極的な指導がなされているとは見受けられにくい。今回の提案の整備をすることによって、違法駐停車に関して郵便局の責任も明確になることから、より強い指導に結びつけられるのではないかと考えている。既存の石垣、塀等であるが、一旦撤去し、駐車場が見えないような形で、新たに塀を設置したいと考えているとの回答がありました。  市長への確認質問後、河南克典委員ほか1名から、丹波篠山市議会会議規則第69条の規定により、「議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案」が提出されました。  これを受けて、まず議案第47号と修正案をあわせて議題とし、提出者を代表し、河南克典委員に対して提案説明を求めました。  修正案の内容と提案理由は、次のとおりです。  修正案は、第1条中、9億4,053万円を9億3,479万7,000円に、歳入歳出予算の総額242億8,268万3,000円から、歳入歳出それぞれ573万3,000円を減じ、歳入歳出それぞれ242億7,695万円にしようとするものです。  その内訳は、2款 総務費、1項 総務管理費、6目 財産管理費の説明欄「市営駐車場管理費」573万3,000円を今回の補正額より皆減し、総務管理費の補正額1億6,983万9,000円を1億6,410万6,000円に、それに伴い、歳入の19款 繰入金、1項 基金繰入金、1目 財政調整基金繰入金、補正額1億8,486万7,000円から573万3,000円を皆減し、1億7,913万4,000円に、基金繰入金の補正額3億3,136万4,000円を3億2,563万1,000円に改めようとするものです。  その提案理由は、整備する駐車場予定地には、既存の市営駐車場の出入り口があり、10メートル余りのところに、さらに駐車場の出入り口が設置されるという計画である。この路線は、小学生の通学路としても使用しているため交通事故も危惧される。また、城跡へ続く道として、景観上プラスの効果を生み出している石垣、塀、土壁も撤去されることにより、景観を害することになるのではと危惧している。いろんな課題はあるが、民間企業の駐車場を市が整備することに関しても、いささか問題があるのではないかと思われる。今回整備予定の駐車場に関しては、ゲート式ではないことから郵便局利用者以外が使用する可能性も否めず、満車時には本来の利用者が路上駐停車する可能性もあるというものです。  提案説明終了後、この修正案への質疑を行いましたが、質疑はなく、続いて修正案と原案についての討論を行いました。  討論の内容については、次のとおりです。  原案に賛成者の意見として、令和元年度の施政方針に掲げる世界に輝くまちをつくっていくためにも、当市の目玉事業であるまちづくり景観刷新モデル事業の中心地である大手線の景観効果、人のにぎわいづくりは、非常に重要なポイントとなってくると思われる。景観を害し、人々の通行にも危険な状況となっている違法駐停車は、近々に対策をすべき重要な課題となっている。分科会審査の中でもさまざまな意見が出された。ほかの方策や、もっと検討すべきでないかという理由により修正案が提出されたが、当局の説明によると、これまで警察、郵便局、市、地元との協議を重ねた結果の提案である。輝く丹波篠山をつくる1つの施策であると思われるので、この駐車場整備を含めた原案に賛成するとの意見がありました。  また修正案に賛成者の意見として、景観に配慮したまちづくりを重視するのであれば、新しく駐車場整備をする必要はないと考える。利用者の違法駐停車をする原因と思われているポストへ投函する人に対しては、郵便局利用者の駐車場を新しく整備しても解決には至らない。まず、ポストの設置を適切な場所に移動させ、交通誘導員による適切な指導を行ってから、渋滞緩和がなされないのであれば、今回の提案による整備になろうかと思われる。中心市街地の場所を郵便局に5台分もさらには旋回できるような広い場所を占有させることが、今の時点で必要な対応策なのかと疑問に思っていることから、修正案に賛成の討論とするとの意見がありました。  その後、採決を行いました結果、お手元に配布いたしております議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案は、賛成多数で、可決するものと決定いたしました。  さらに、修正議決した部分を除く原案については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。
     なお、議案第48号、49号、50号の3議案については、討論はなく、採決を行いました結果、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、予算決算委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げます。  なお、今回の審査において、各分科会や全体会審査の中で出された多くの意見につきましては、執行部において十分な討論をいただくとともに、とりわけ議案第47号を修正するに至った経緯を十分に踏まえていただき、今後の予算執行に反映いただきたいということを申し添えまして、審査の報告とさせていただきます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  委員長報告のとおり、本件に対しては、お手元に配りました「議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)に対する予算決算委員会修正案」が提出されています。  これをあわせて、議題とします。  これから、一括して委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから、討論を行いますが、委員長の議案第47号に対する報告が修正ですので、先に議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)についての討論を行います。  まず、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。  8番、安井博幸君。 ○8番(安井博幸君)(登壇)  議席番号8番、安井博幸です。  議案第47号の一般会計補正予算(第3号)の原案及び修正案に反対の立場で討論いたします。  私は、原案及び修正案から歳出の7款 商工費、7項 商工費、4目 観光費観光施設整備事5,472万4,000円の削除をすべきと考えます。これはルートイン丹波篠山の建設に伴い、イベント時の臨時駐車場不足に対応するため、市が用地を取得しようとするものです。年間を通して駐車場として活用されるわけでもなく、わずか40台ほどの駐車スペースに、市が3,895万2,000円もかけて南新町の土地を購入し、駐車場を整備するのは、費用対効果に問題があります。  市のイベント用の臨時駐車場としては、この5月に約5,000万円をかけて約100台分として、旧木材市場の土地が購入されました。そして今、5,000万円余りをかけて40台分の臨時駐車場として、南新町の空き地を購入しようとされています。さらに来年には、県の篠山庁舎本館と駐車場を購入し、建物は耐震性がないため取り壊され、駐車場として利用するとの新聞報道もありました。本年度の当市の財政規模は、近年で最大に膨らんでいます。その分、家庭の貯金に相当する財政調整基金を減らしているわけです。私は、市の財政規律が緩んでいると感じています。  昨夜、市民センターにてルートインの住民説明会があり参加しました。そこでわかったことは、119室のルートイン丹波篠山で確保されている駐車台数は70台です。従業員用に20台分の駐車場が必要であり、ホテルとしては、最終的に100台分の駐車場が必要と考えていることが明らかになりました。ホテルの開発が決まれば、不足している駐車場の確保に動き出すとのことです。ホテルとしてもあと30台分の駐車場を必要と考えているわけですから、ホテル予定地から至近距離のこの南新町の土地は、財政の厳しい市が購入するのではなく、ルートインに駐車場として整備してもらうべき案件ではないでしょうか。  私の座右の銘は、「過ちては改むるに憚ること勿れ」です。先日の補正予算委員会で賛成しておきながら、今さら観光用駐車場用地取得に反対するのは、この座右の銘に忠実であろうとするためです。予算委員会で観光用駐車場の取得に異議を唱えず、この本会議の場で反対するのは、私の過ちであったことは認めます。しかし、市民に負託された市議として、最善の判断をすることこそが、自分の果たすべき役割と考えます。  人口減少時代を迎え、市は施設の統廃合・複合化や資産売却によりスリム化をすべきです。しかし、しかるに臨時駐車場用地として新たに土地を取得しようとするのは、市の施策として時代に逆行しています。それゆえ、私はこの観光費観光施設整備事業の5,472万4,000円を含む、議案第47号の一般会計補正予算(第3号)の原案及び修正案に反対いたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、修正案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。  12番、田村直也君。 ○12番(田村直也君)  議席番号12番、田村直也です。  議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)に反対する立場より討論いたします。  反対理由は、10款 教育費、6項 社会教育費、6目 図書館費の印刷製本費183万9,000円に関して、地域新聞のデジタル化の方法や保存の形式、保存の優先度、必要性に応じての分類をした上での予算が組まれているのか、疑問があるためです。  貴重な資料をデータとして残す場合、資料の重要度に応じ大きく分けて3つの方法があります。①フィルムカメラで撮影し、マイクロフィルムでの保存、②デジタルカメラやオーバーヘッド型非接触スキャナーで撮影しデジタル化、③フラットベットスキャナーにて読み取り、デジタル化する方法等があります。①③に関しては高予算であり、業者委託が必要ですが、②に関しては比較的低予算、また業者委託せずに実施が可能です。今回は③での実施となっています。これについて、低予算で実施可能な方法もありますが、デジタル化の方法について十分に検討されたものでしょうか。  またPDF化については、市民が閲覧しやすくするために必要と思いますが、まず、市民のデジタルアーカイブの利用率がどれぐらいかも把握する必要があるのではないでしょうか。もし利用率が少ないのであれば、デジタルデータとして保存していれば、PDF化はいつでも可能ですが、PDF化を急ぐ必要性があるのかどうか。またPDF化の作業を業者に委託すると高額になりますが、その必要性があるのかどうかについても十分に検討されているのでしょうか。  また、地域新聞の原本の保存にしても、まず、撮影の方法によっては解体の必要がなく、予算の見直しが必要であると考えます。破れ直し等は状態に応じ必要と思うのですが、大正時代の資料と最近の新聞と、全ての資料を同等に扱い保存するのか。それぞれの資料について保存の必要性、優先度、重要度などの審議はされているのでしょうか。  現在、対象となる資料は5万6,000ページにのぼり、その撮影方法、保存方法、活用方法によって、最終的に数千万円の差が生じるものと考えられます。  本件においては、データをどのように取得し、どのように保管し、どのように活用するべきかの議論が行政においても、議会においても不十分と思え、再度、検討願いたいと思います。  以上、適切な御決定を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、修正案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、修正案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで、議案第47号及び修正案についての討論を終わります。  これから、議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)を採決します。  本案に対する委員長の報告は、修正可決です。  まず、提出のあった修正案について、採決します。  修正案に賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、修正案は、可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く議案第47号について、採決します。  修正部分を除く部分を原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第47号について、修正部分を除く部分は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号から議案第50号までの3件について、一括して討論を行いますが、討論に際しては、冒頭に議案番号を申し述べていただきますようお願いします。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第48号 令和元年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第48号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第49号 令和元年度丹波篠山市水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第49号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第50号 平令和元年度丹波篠山市下水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第50号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第10  議案第51号 丹波篠山市王地山公園ささやま荘の指定管理者の指定期                間の変更について ○議長(森本富夫君)  日程第10.議案第51号 丹波篠山市王地山公園ささやま荘の指定管理者の指定期間の変更についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉農都創造部長。 ○農都創造部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第51号 丹波篠山市王地山公園ささやま荘の指定管理者の指定期間の変更につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書1ページ、議案第51号説明資料をごらんください。
     今回の提案は、王地山公園ささやま荘指定管理期間の終期を議案書第51号のとおり、令和3年3月31日から令和元年8月31日に変更するもので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の承認を求めるものです。  王地山公園ささやま荘は、説明資料のとおり、昭和38年篠山町営で開館し、平成14年に株式会社アクト篠山の前身である「クリエイトささやま」に管理委託し、平成18年度以降、法改正に基づき、指定管理者制度に移行しています。  今回、令和元年6月18日、市議会全員協議会で説明いたしましたとおり、6月3日に株式会社アクト篠山から、ささやま荘の経営環境が厳しいことなどの理由から、指定管理期間を令和元年8月31日に変更したい要望書が提出され、これを受け、専門家また関係機関、地域の皆さんで構成する、ささやま荘あり方検討準備会を開催し、皆さんの意見を聴取いたしました。その結果、8月31日までの期間の変更につきましては、やむを得ないものと判断し、今回、指定期間の変更を提案するものです。  なお、8月末以降のささやま荘につきましては、「あり方検討会」を設置し、専門家、関係機関、地域の皆さんの意見を伺い、その方向性を決定していきます。  以上で、議案第51号 丹波篠山市王地山公園ささやま荘の指定管理者の指定期間の変更に係る提案理由の説明といたします。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  8番、安井博幸君。 ○8番(安井博幸君)  アクト篠山が、平成33年3月までの指定期間にもかかわらず、途中で指定管理をやめたいというふうに言われているわけですけれども、アクト篠山は、ささやま荘だけでなく、大正ロマン館も経営されているわけです。大正ロマン館のほうは、黒字だから続けさせてくれ。赤字のほうはやめさせてくれというのは、非常に勝手な言い分ではないかと感じるんです。これを解除するんだったら、大正ロマン館も同時に見直すべきじゃないかと思うんですが、そのあたりの市当局の見解はいかがなんでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  倉農都創造部長。 ○農都創造部長(倉 剛史君)  まず、ささやま荘の指定期間の変更につきましては、過去も含めまして、アクト篠山の中でずっと長年の懸案として今こう議論をされて、経営改善、営業努力をされてきましたけれども、やはり今後のことを考えると、やっぱり継続は厳しいという形で申し出を受けてございます。これも含めまして、今後、アクト篠山の法人自体の改善という形も取り組んでまいりたいと思いますけれども、ただ、当然全体での赤字幅というところもございますし、いろんなことも考え、当面の間につきましては、大正ロマン館の指定管理につきましては、アクト篠山にお願いしなければならないというふうに考えてございます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  2番、隅田雅春君。 ○2番(隅田雅春君)  私もですね、ささやま荘からアクト篠山が撤退する以上、指定管理の対象である大正ロマン館からも手を引くべきであると、このように思います。そういう面では、市からも役員が出ておるんですが、アクト篠山を速やかに清算をして、今後の方向性を明確にしていくべきと、このように考えますが、当局のほうはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  あくまでですね、指定管理の契約は別のものです。したがって、こちらをやめたから、こちらもやめるべきだというような、単純なことだけでは、ロマン館のほうも解除するというような合理的な理由にはならないと思います。  したがって、ささやま荘について、アクト篠山がどのように真摯に取り組んで、どのような責任があって、このようになってきたか。それがもう一方のロマン館のほうの契約もあわせて解除するような理由になるものかどうかといったことを、早急に検討していきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  2番、隅田雅春君。 ○2番(隅田雅春君)  この運営形態とあとそこで働いておる人たちの待遇は別だと思うんですね。職員の働く、そういう場所の確保は守るとして、この経営をアクト篠山が進めていくというのは非常に市民においても理解ができないと思いますので、同時とは言いませんけれども、速やかにですね、その検討を速やかにして、結論を早く出していただきたいと、このように要望しておきます。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  一般質問の中でも、アクト篠山の経営者の責任はどうであったのかというような御質問もいただいております。それもあわせて、もう一方のロマン館の契約について影響を及ぼすような、そういう丹波篠山市との間の契約をこれで打ち切るというような、信頼関係を壊すようなですね、そういったところまでの責任があるのかどうかといったことが、今一番の論点だと思いますので、そういう御指摘をいただきましたので、あわせて、そういった検討をさせていただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  9番、恒田です。  先ほどの指定管理の中で、公の施設の指定管理を任せる場合に、その団体、法人は経営が安定していないといけないというような要綱があったんじゃないかと思うんですけれども、その点についてはどうなんでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  御質問の趣旨は、アクト篠山が今回、ささやま荘から撤退する。そういった経営状況の中で、引き続いて、先ほどのロマン館を指定管理として運営するのが適切な経営状況の中、適切に運営できるのかといった趣旨であると思いますので、これもあわせて、先ほど言いましたように、検討させていただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  よろしくお願いしたいと思います。そして、28年にですね、私たちの審査が不十分だったのかもわからないですけれども、指定管理をする時点で、本当はそういう経営状態がどうかということも審査しなくてはいけなかったんじゃないかなと、私も反省しているところです。また、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  結果的に行き詰ったからといって、全て責任があるんだと、悪かったんだというようなことは、一概に言えるものではないと思います。一生懸命頑張って運営してきても、長年の積み重ねでこういったことになってきていますから、それをちゃんと調べたいと思いますけれども、このアクト篠山はですね、全くの第三者の方にこういった地元の市の施設を運営してもらうのではなしに、地域の中で地域の、できるだけ地域の皆さんの手で運営していただこうと、こういう趣旨も入ったものですので、その辺は御理解をいただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  7番、足立義則君。 ○7番(足立義則君)  7番、足立です。  前々から大変経営は厳しいという話から、6月3日に圓増社長の名前でペーパーで要望書が出されたということですけれども、もう6月3日から大方2週間、3週間ぐらいの間、いかにもその8月31日で要望どおりやめる方向にずっと話が行っていますけれども、例えば、38年に国民宿舎としてオープンしてから、変な話、この辺の地域の人にとっては、高度経済成長とともに、宿泊できる施設で、全国からもお客さんが来てという、いうてみたら、篠山のメーンになる宿泊施設と観光の拠点。で、王地山の、いわゆるあそこへ行くと憩いの場所というような形で公園とともにね、私たちは使ってきたという経緯があるので、公的支援を入れてでも、例えば残そうと。赤字やと。場所は陸の孤島みたいなところですわ。誰がやったかって、そんなにごっつう黒字なんて期待できるもんではないと。したら、ほかの公共施設と同じように、ある程度の公的支援を入れてでも、存続をしてもらおうというような考えは一度も頭をよぎらずに、このままの状態、もう8月31日で閉めるという方向に行かれたのか、その辺の議論はあったのか、ちょっとお尋ねします。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  この要望を受けて、なおかつですね、公的支援をするので、引き続いて指定管理でささやま荘を運営していただきたいというようなところまでの発想はありませんでした。それはやはりもうやめたいと、もうここまで頑張ってきたけれども、これ以上赤字が続いて、経営陣もですね、その個人的な借り入れに保証したり、いろいろ個人的な責任まで金融機関に対しては負っていかなければいけない。こういった中、やはりこれ以上、まだ続けて、赤字を覚悟しながらもやってほしいということは言えませんでしたので、もうこれでやめたいというふうにおっしゃる以上、これを受けざるを得ないというふうに考えたものです。 ○議長(森本富夫君)  7番、足立義則君。 ○7番(足立義則君)  以前、そのささやま荘が赤字がかなり膨らんできて、記憶では大方九千何ぼぐらいまでの赤字までいったんかな、たしか。1億近くになるまでの累積赤字で、そのときは市が直営でということでしたけれども、それを地域の要望等もあって、私ももうそのときには議員になっていたと思いますけれども、皆さんからの要望も受けつつ、リニューアルということでお金も入れてしたと。その分についても、もういわゆる借金も返済もできたという形になってですね、それで昭和38年の建物で宿泊もやめる。お風呂もやめる。もうどんどん右肩下がりになるのは見えておるわけですよね。  だから、そこでやっぱりてこ入れして、お客さんのためにも残さないかんという、篠山市の中であの王地山にある、あの施設は要るのか、要らないのかという議論をしてもらわないと、単体でもう個人の経営があかんからやめるじゃなしに、うちの市のまちづくりにとって必要か、必要でないか。この辺の議論をもうちょっと話を入れてもらってから、いわゆる要望に対してどうするかということにしてもらわないと、いわゆる民間企業が単体でやっているような企業で、経営があかんから撤退しましたというものとはちょっと私はいささか違うのではないかと。現に第三セクターで市も出資しているわけですから、そのところをもうちょっと考えていただいて、これから全国に羽ばたく丹波篠山市になって、宿泊施設はこれからどんどん要るだろうということでルートインにしたかて、宿泊型観光地というようなことも目指しながらやっていこうとする中で、そこで急に要望が出てきたから、もう閉めるんやという方法でしか発想がないというところがどうも残念でならない。  第一8月31日をもって閉めました。9月1日から適正に維持管理をしようと思えば、ある程度の費用も発生するわけですよ。今はその分も赤字で、中にも全てにおいて光熱水道費も含めて維持管理費も含めて管理していただいているわけで、やめてしまうと、今度はうちからプロパーでお金が要るわけですよ。その分も考えたら、その分を公的支援じゃないけれども、維持管理費として見るから、もう少し経営を頑張ってくれとかいうような話も第一段階としてできただろうし。もう少し昨年の実績で赤字補填ということもできただろうし、その辺のところをもう少し検討していただかないと、誰がやったかて、閉めなあかんような話になっていくんで、そうなると、あんなもん撤去費かて物すごい莫大なお金もかかる施設になっていますので、もう少しその辺のところ、議論がなかったのか。また、この後9月からの維持管理についてはどう考えているのか、ちょっと御意見があれば、お願いします。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  アクトがですね、アクト篠山が撤退、このささやま荘から撤退するからといって、このささやま荘はそのままですね、閉めたまま使わずに置いていく、使わないというようなことは思っておりません。おっしゃったように、丹波篠山市のこれからを担う、もう一番の町なかの中心の、また非常に眺望のよい、展望のよいところに位置していますから、これをやっぱり何とかこれからのまちづくりにも活用しなければいけないというふうに思っています。  その活用の仕方で、アクト篠山がこれまで役員の方を中心に懸命に頑張ってきていただいたけれども、どんどん赤字が膨らんできた。もうこれでやめたとおっしゃるならば、これはこれで仕方ない。それはそれで受け入れた上で、これから先の運営方法を一から検討して、できるだけ速やかにこれが活用できるようにしていきたいということを思っておりますので、そこまでは検討できていませんけれども、新たなその活用策を速やかに検討していきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  7番、足立義則君。 ○7番(足立義則君)  市長、今、次のという活用方法も考えますけれどもということですけれども、実績でやっぱりお風呂も宿泊も全部あった時点でも、やっぱりかなりの赤字があったら、今度誰かに何かと思っても、よほどのその業態の変化なりがあれば別ですけれども、同じような業態であの施設を使うとなると、やっぱりちょっとその公的支援はしなくてはならないということに話はなってこようかというふうに思うんですよね。そのときに、やっぱり指定管理でいろんな縛りがあって、これとこれをという業務内容の縛りの中で営業しているわけですから、そんなところで自由闊達な発想もなかなか経営理念の中に入ってこないとしたらですね、違う今度は考え方になると。そのときに、前もアクトにはもう頼まないという話でしたけれども、やはりその形態も変わるとなると、経営が変わるわけですから、そのところはもう少しまた広い考えで、一旦もうその補助金を出すという考えになったら、ある程度いろんなところの企業の提案も受けつつ、アクトはもうせえへんというふうにおっしゃるかわかりませんけれども、というふうにしないと、なかなかあそこで単体で黒字にするのは難しいだろうと思いますし、1つは、もう王地山全体の、いわゆるその王地山の森構想みたいなものの中で、あそこ全体で篠山の食と農の都の工業団地のところがちょっと方向転換していますから、ああいうところに篠山の食材でいろんなものが食べられるというようなものをぽつぽつぽつぽつ配置しながら、あそこへ行けば、どこかのお店で篠山の、例えばそば屋があったり、ピザ屋があったり、今、中華とかありますけれども、ああいう、そこへ行けばいろんなものがあって、ここが定休日でもここがあいているというような、そういうような構想を持っていかないと、どんな状況でどんな経営手腕のある者があそこの状態でやってもやっぱりしんどいのはしんどいですわ。全てにおいて、王地山の森を1つの篠山の、いわゆる拠点としてここで食なり、体験なりというものを癒しの効果を持った全体の森構想みたいなものを持たないと、僕は運営していってもしんどいと思うので、今度残すとなったら、そこだけ1つだけ残すという考え方じゃなしに、全体を王地山の森構想として持っていただいて、また再開発するようなことも考えていただきたいと思いますので、またそのときはそのときで議論したらいいと思いますけれども、意見として申し述べたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  貴重な御提案というふうに受けとめて、そういったこともあわせて、検討していきたいと思います。おっしゃっていただいたのは、1つは、幾らかやはり公的支援も必要になるのではないかという点と、それから、ささやま荘だけでなく、王地山全体を魅力あるようなものとしてできるようなことも考えるべきだということですので、それはそれで貴重な提案として検討させていただきたいと思います。  これまでからこの市のほうでも、指定管理でなかなか苦労したものがあります。西紀のプールも、チルドレンズミュージアムもそれぞれ一遍指定管理者がですね、もうこらえてくれということでもうやめてきました。西紀のプールも今NSIというプールのね、大阪の専門の事業者によって今、非常に、以前と比べて安い価格で頑張って運営をしていただいておりますし、チルドレンズミュージアムもドリームアウェイという非常に意欲的な取り組みを地域の方としていただいておりますので、これまで、どうしてもこのささやま荘は、この町なかの商工会とか、観光協会とか、そういった方の役員というふうな、皆さんが中心に経営をされてきました。それはそういった経営をしましょうという、当初からね、全然第三者、民間に任してしまうのではなしに、地元の方の手によって運営しましょうというような形でのこの最初からの出発ですから、なかなかここまで頑張ってきていただいたんですけれども、ここでちょっと難しくなってきてしまったと。  ですから、次は、今、答弁しましたように、このささやま荘をこれからも生かしていきたいんですけれども、広くですね、そういった宿泊とか、飲食とか、いろんな形でのこういった形での専門の事業者も、こういう民間の力も私は期待できるのではないかと思いますから、誰どれと決めるんではなしに、一遍広くこういった意見を聞きながら、そういった力をできるだけ活用をしていきたいと思います。  河南芳治議員からはですね、無償譲渡したらどうかというような提案。無償譲渡がよいかどうかは別にしまして、これを活用できるような力は何かないものかといったことと、あわせての御提案をですね、検討して、今後に生かして、ぜひとも活用できるように取り組みたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  10番、栗山泰三君。 ○10番(栗山泰三君)  10番、栗山です。  ささやま荘がこれまで赤字経営ということでなったことについて、原因がいろいろと考えられると、私は思っておるんです。あの立地はすばらしい場所でもあるんですが、しかし、駐車場が下にあり、宿泊客は階段なり上がっていかないとならないというような条件が悪いというような問題があるんで、その辺のところも利用者が少ないということの赤字の原因の1つでないかと思うんです。その辺のことについて、今後、一般なり、民間の方が利用、そういうような経営の方向に入られるかと思うんですけれども、それに対するやっぱり市がね、ある面、その施設に対しての経営改善の公的支援ですか、そういうものを検討する、私は必要があるかと思うんです。どなたがやるにしてもね、民間がやるにしても、やはり条件が悪いところは、なかなか条件が悪いと難しい。だから、その辺のところをやはり市の力である面、公的支援を考えるというような姿勢が今後のささやま荘の運営に大事やないかと、私は思うんです。その辺のところの市長の見解はどうですか。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  お話のとおり、次に運営していただくときに、ここをこう改善してくれとかいうのがありましたら、これはやっぱり積極的に支援をして運営ができやすいように努めていかなければいけないと思います。これまでから今おっしゃる、非常に高い位置、眺めはいいんですけれども、上がっていくのに、なかなかお年寄りが上がりにくいとか、バスが上がりにくいとかいうことがありましたので、道もね、裏のほうからも上がれるようにしたり、駐車場もこういう整備をしたりしてきたところなんですけれども、今後の運営について、必要なところがありましたら、それは市の責任において、支援をしていくということが必要かと、おっしゃるように必要かと思いますので、そういった方向で取り組みたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  10番、栗山泰三君。 ○10番(栗山泰三君)  やはり施設についての、今の市長の考え、大事やと思っております。経営する上ではそういう部分での、金額にして幾らになるかということはまだ試算の段階でわからないですけれども、今後、ささやま荘を展開する上で市の姿勢というものをしっかりと示していただいて、続けていくんだという姿勢で、それを進めて、弱点を補強していくということで、そして市民が利用しやすいささやま荘、特にこれから高齢者にとって、やはり優しい施設でないと、存続は難しいので、そういう意味でその辺の検討をしっかりとやっていく必要があると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  幾らか質疑、答弁のほうが今後のあり方みたいな部分の話に行きよるんですけれども、基本的に提案は、指定管理期間の途中での変更というようなことですので、そのことについて質問をさせていただきたいというふうに思います。  これまでの質問等の答弁の中で、あるいは提案の説明の中で、しきりとアクトの責任みたいな部分の言葉がかなり数多く出てきたかというふうに思います。一定最終的にこうなった部分については、一定の責任等もあるかというふうに思うんですけれども、ささやま荘の経営については、これまでからいろいろと課題があるということは、当然もう市のほうとしても十分認識をされていましたし、そのことの改善について、いろいろと取り組んでこられてきているわけです。当然それは指定管理のほうもきっちりと続けてもらうというようなことを見越して、市のほうも協力もしてきたわけですけれども、結局それが途中でやっぱり現実的に撤退の申し出を受けざるを得なかったというようなことは、やはりアクトの責任ということだけやなしに、やはり市のほうの部分の責任というか、そういった部分もあるというふうに認識をしております。  それも原因はもう経営のことでこうなったということになりますけれども、基本的には、一番経営改善がしにくかった大きなネックとなっておりましたのが、前回のリニューアルから大規模な改修ができていなかったという施設の課題が非常に大きかったのではないかなというふうに思います。その施設の課題がある中で、何とか工夫をしてこれまで市もかかわってしてきたけれども、もうしんどくなってきたというのが現状じゃないかというふうに思うんですけれども。  いろいろとその提案説明の内容を確認させていただきたいと思いますけれども、市がこの指定期間の変更を提案される、提案理由ですけれども、提案理由については、アクトの申し入れを受け入れたというようなことだけなのか。やはり市として、一定もうこれまで一緒に改善に努めてきたけれども、施設の課題もあって、現実的にもうこれ以上継続はちょっと難しいなということで、8月末ということで提案をされたのではないかというふうに思うんですけれども、そのあたり、提案理由のややアクトの責任論に偏った部分について、それだけの提案なのかということについて確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  今回の提案は、今の御質問はアクト篠山から申し入れを受けたからするのか、それだけではなしに、そういうこれ以上継続できないということを市としても認めた上でするのかという、こういうことですか。わからないんですけれども。これはあくまでアクト篠山からもうこれ以上継続ができないという申し入れを受けたための提案です。 ○議長(森本富夫君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  そうしましたら、ちょっと質問、もう具体的に言わせてもらいます。幾らか経営責任の話があってしたんですけれども、そういったアクト篠山の指定管理による分は途中解除ということになった部分に対しての市の責任があるんかないんかという部分を確認させてもらいます。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  途中で撤退されるについての市としての責任は特にないと考えています。 ○議長(森本富夫君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  そうしましたら、これまでいろいろと予算も投じて、ロマン館もそうですけれども、アクト全体の経営改善にかなり市の予算も入れて取り組んできたというふうに思います。その分については、もう十分できることをして、その予算に対して十分効果が出るだけの実績を上げられるだけの環境を整えたんやけども、実際アクトの責任だけでこうなったんやというようなことでいいですか。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  アクトの責任であるというふうなことを言うたつもりはありません。アクトが一生懸命頑張ってこられたけれども、もうこれ以上はささやま荘の運営ができないという申し入れを受けたので、これは受け入れざるを得ないという判断です。途中で指定管理から撤退されたからといって、アクトに経営責任があるのか、ないのかは、この一般質問でも答弁しましたように、それは今のところ市に対する損害というものはないと考えていますけれども、それについては、引き続き調査・検討をしたいということです。アクト篠山の、全て悪いんだと、責任があるというふうなことで言うたことはありません。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  6番、河南芳治君。 ○6番(河南芳治君)  私、この件については一般質問でもいろいろと意見を述べさせてもらっていますんで、余り詳しいことは別にしまして、議案第51号は指定期間の変更ということなんで、それに関して考えますに、やはり契約期間の途中でこういう申し出があったのを、ただ無条件で受け入れるというのはいかがなものかと。やはりこちらからも、市側からもですね、受け入れる以上は、やはりある程度の条件を出していただいて、それでその条件なら受けようという検討が当然されたと思うんですけれども、ただ無条件に出てきたから、受けたというふうな説明しか今のところないので、その辺がどうも納得しがたい。  それから、やはり指定管理業者というのは、それの選定については今までからいろんなやはり条件をつけて、それに本当に適正かどうかというのを検討されてきたと思っています。今こういう努力したかどうかは問題じゃない。今現在こういう状況になっているのが、果たして今後、指定業者として続けていくのは、本当の意味で今の指定業者のその制度にのっとって適正な条件を満たしているのかというところについて、私は疑問を持っているんですけれども、その辺についてはどうお考えですか。 ○議長(森本富夫君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  この件については、今回の途中での指定期間の変更ということでありますが、これについてはですね、その申し出によりまして、冒頭市長が申しておりますように、それについては、その責任等があるのかどうか、市に対する損害等を含めて、そういったことがあるのかどうかについては、今後も引き続き、検討いたしますけれども、今の時点ではそういうことでいろんなことを勘案した場合に、この指定期間の変更はやむなしということで、今回まずは提案をさせていただいたということであります。  なお、経営状況がアクトそのものが非常に悪化しているという状況もございまして、今後、ロマン館の指定管理の今後のあり方等については、これも引き続き、そのアクトの経営状況等も十分に分析しながら、来年度末でロマン館のほうは指定管理期間が満了になるということでありますから、それについては、また早急にそれ以降のあり方については検討を進めていきたいというふうに思います。 ○議長(森本富夫君)  6番、河南芳治君。 ○6番(河南芳治君)  今の御説明ですとね、私の受け取り方によりますと、要するに、無条件で受け入れよと。後はこれから考えるよと。でも、指定管理の変更をどうするかというときに、後から考えるから、とにかく受けとけというふうな印象になってしまって、これではちょっとやはり受け入れがたいという気がするんですよね。やっぱり受け入れる以上は、こういう条件出して、こうしているから受け入れようと。そういう検討があってしかるべきかというふうに思うんですけれども、とりあえず先、受け入れしておいて、それから考えると。これは一概にどの方法がいいかというのは難しいかと思うんですけれども、ただ、ここでストップしていますとね、やっぱりほっとくわけにはいかないんで、その間、維持管理はしていかないかんわけですよ。そうすると、その間に維持管理が発生すると。これは足立議員も言われていたようにね。すると、それが今、損害賠償は出ていないという。これから出るんですよね、損害が。  そういうことも含めて、こういうことを考えるから、今とにかく受け入れするけれども、その受け入れするについては、こういう条件、こういう対策をするよと、そういう説明がなく、ただ、無条件に受け入れてくださいと。向こうが言うてきているやつを受け入れるということについては、もう少し慎重な検討がなされるべきではないかなというふうに思いますし、やっぱり本当の意味で、指定管理者制度をつくったときのその管理者の資格、いろんな条件があったと思うんですけれどもね。やっぱりこういう条件の会社でないと、やはり信頼のおけるいろんな意味で経営の条件がないと難しいというのが多分その条項の中にあったと思うんですけれども、そういう条件に本当に今、真摯に、現在にそういう条件に当てはまっているのか、もう一度、再度検討を願いたいと、こういうふうに思いますが、その点について。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  まず1点目の無条件で受け入れるのではなくて、何か条件をつけた上でこういった途中の撤退については、受け入れるべきではなかったのかということなんですけれども、考えられるですね、条件というのが、じゃあ何があるかということなんですね。幾らか支援するから、年内やってくれとかいうのもまたその支援をすると、またその支援のお金が余分にかかるし、その分また赤字になれば、またそれがより経営を悪化させてしまうということになりますから、なかなか今おっしゃるような、その条件をつけるというのがですね、非常に難しいのではないかと思われます。幾らか違約金的なものを払えと言いましても、じゃあ、今の時点では、市に損害というのが特にありませんので、それを違約金的なものを請求するのもどうかということがしますし、何かこう気持ちの中でおまえ、約束したんやから、約束の期間を守れと。守れへんから何やというペナルティーやというような気持ちだけで、何かなかなかそういう責任は問えないところがありますので、今回の判断は、もう副市長が出て、副社長としてもずっとそのこの間、経営改善にいろいろ取り組んできましたけれども、年々赤字が膨らんで改善できない。これ以上はもう難しい。経営を預かる役員の人としても、もうみずからの責任も問われかねない、いろんな借入金もふえてきたという、こういうお話を聞いたときに、これはもう撤退をしていただくのはやむを得ないという、こういう判断で、なかなかおっしゃるような、その条件をつけるという条件がなかなか見当たらなかったということです。  それから、次にもともと指定管理の制度ができたときに、もっときちんとした事業者が選定できなかったのかという趣旨であると思いますけれども、質問の中で答弁しましたように、もう一番当初が当時第三セクターというのが非常にはやっていたというか、どこの自治体でもこういう公的な施設を第三セクターに運営してもらうのが、その全くの民間ではなしに、いろんな地域の人の取り組みもやりやすいということで、それが一番の当初ですので、それから始まって、それから平成18年の指定管理は、それをずっと引き続いてきたというものですから、今からそれは考えてみますとね、全くのそういう専門の民間の事業者と、このように地域の方が入った第三セクター的なアクト篠山との違いは当然こうあるかもしれませんけれども、それはその当時の判断で、そのときの判断でここまで来ましたので、それはそれでよしとしてですね、今後については、先ほどから答弁していますように、責任を持って運営して、また新たな発想でしていただけるような、こういった事業者が出てこられるように工夫をして、いろいろそういったものがないものかどうか、検討をしていきたいと思います。  きょうの皆さんの御質問は、経営責任が一定あるのではないかという考えもあれば、いやいや、頑張ってきて、市も一緒にやっておったんだから、市の責任もなくて、アクトだけの責任云々というのもおかしいというふうなこともあるかもしれませんので、そこが本当にその感情論だけではなしに、責任があるのかないのか、法的にですね。こういったことはきちんとですね、調査をして、なぜこうなってきたか。アクトの経営者としては、もっと取り組む方法はなかったのか、市としてはなかったのかということもあわせて、速やかにこれは調査・検討をさせていただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  6番、河南芳治君。 ○6番(河南芳治君)  条件というのは確かに市長のおっしゃるように、金銭的な条件とかもありますけれども、普通はこういう場合の条件といえば、経営責任をこうとるから、のんでくれと、こういうふうな条件かというふうに思います。  それと、経営状況、過去からの経緯を市長から説明をいただきましたが、これはよく理解するんですけれども、やはり専門の方がおられるので、御検討願いたいんですけれども、今現状ですよね。指定管理返されて、今後は現状、その会社が指定管理にふさわしいかどうかというのは、これ感情論じゃなくて、冷静にその条件に合致しているかどうかというのを検討してほしいんです。でないと、やはり市民の方としては、その辺がやっぱり納得できないと思うんですよね。やるときは、一旦指定管理の業者としての資格が本当にあるのかどうかという検討をした上で、ほかの業務については続けるというのであれば、まだいいんですけれども、その辺の説明がやっぱりそういう視点での説明がなかったんで、もう一つ納得できないんですけれども、その辺をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。
     これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第51号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第51号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第11  議案第52号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第4号) ○議長(森本富夫君)  日程第11.議案第52号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第4号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀井行政経営部長。 ○行政経営部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、議案第52号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  補正予算書をごらんください。  このたびの補正につきましては、運転免許証自主的返納記念品の交付申請者が大幅な増となる見込みであることから、所要額を追加するものです。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ165万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ242億8,433万3,000円とするものでございます。  それでは、予算書の6ページをお開きいただき、歳出予算について、御説明を申し上げます。  2款 総務費、1項 総務管理費、18目 交通安全対策費は165万円の追加で、運転免許証自主的返納記念品について、当初では過去の実績から10件を見込んでおりましたが、年度内の申請数を340件と大幅に見直したことによるものです。  なお、必要となります一般財源は、全額財政調整基金繰入金により措置しております。  以上で、簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  9番、恒田です。  当初予算で10件を340件に変更されたという、その340件の根拠について、お示ししていただきたいんですけれども。 ○議長(森本富夫君)  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)  市民生活部の野々村です。事業を所管しております。  4月の返納者記念品申請者を今年度と昨年と比較しますと、4月の平成30年度の返納者は13件に対して、記念品申請者は1件。令和元年が返納者が12件に対して、記念品申請者は1件と、4月につきましては、例年どおりの推移でありましたが、4月19日、東京池袋で発生ました87歳の男性が運転する乗用車が暴走し、母子2人が死亡、男性を含む8人が重軽傷を負われました事件以降、5月になりますと、返納者数が14件に対して、返納者数が27件の約倍増。記念品申請者が1件に対して、16件というようにふえております。また、6月におきましても、今年度については6月20日現在ですが、昨年の10件の返納者に対して、22件、記念品申請者数が1件に対して、21件。6月が1件に対して21件。これを月に換算しますと、32件と考えられますので、6月以降、32件の申請があったものに対して、対応できるよう予算を提案するものです。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  そしたら、この予算はいつから施行されるんですか。遡及はされないと思うんですけれども。 ○議長(森本富夫君)  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)  令和元年度の当初予算の10件分については執行しておりますが、それ以降の予算については、もちろん補正が通らないとできませんので、申請書は頂戴しておりますが、決定はしておりません。予算が通りました時点で5月申請者に対して執行をしたいと考えております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第52号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第52号は、原案のとおり可決されました。  お諮りします。  先に修正議決されました議案第47号 令和元年度丹波篠山市一般会計補正予算(第3号)によって、議案第52号の歳入歳出予算総額などの整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第52号の歳入歳出予算総額など整理を要するものについては、議長に委任することに決定しました。 ◎日程第12  同意第7号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて ○議長(森本富夫君)  日程第12.同意第7号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました同意第7号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  農業委員会の委員につきましては、平成28年4月に施行されました「農業委員会等に関する法律」の改正に伴って、市町村議会の同意を要件とする市町村長の任命制に改められました。丹波篠山市では、平成30年3月の定例会において19人の委員の同意をいただき、その4月から、農業委員会が委嘱する19人の農地利用最適化推進委員とともに新しい制度による農業委員会が発足したところです。  本案は、本年2月、河南芳治委員が辞職され、また、3月に細見昌宏委員が御逝去され、委員2名の欠員が生じたことから、後任の委員として、谷垣健司氏、赤井勝則氏の両氏を任命するために、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により同意を求めるものです。  任期は、河南委員、細見委員の残任期間である令和3年3月31日までとなります。  農業委員会等に関する法律では、委員の任命に当たっては、あらかじめ推薦を求めるとともに募集を行うこととされており、本年3月25日から4月23日までの間と、4月22日から5月21日までの間に、それぞれ補欠委員の推薦、募集を行い、推薦のあった谷垣氏、赤井氏について、6月7日に副市長、農業委員5人からなる選考委員会において選考を行って、農業委員として適任であるとして、谷垣氏、赤井氏を候補者に選定をしたというものです。  谷垣氏は、約1.5ヘクタールの農地を耕作されている中核的な担い手農業者で、地域農業や農家情報にも精通され、吹土地改良区や富貴営農組合の役員として地域の信頼も厚く、農地利用や耕作放棄地の未然防止など地域農業の課題解決に向けて御活躍をいただいています。  また、赤井氏は、約23ヘクタールの農地を耕作されている認定農業者で、若くから着実に規模拡大に取り組まれるなど、意欲的な農業経営をされており、地元集落だけでなく雲部地区の中心的な経営体として、地域農業の進展のため活躍をいただいています。農会長、生産組合役員を歴任されるなど、その豊富な農業経験とともに地域からの厚い信頼を得られています。  このように、谷垣氏、赤井氏ともに、農業に関する識見を有し、地域の信任も厚く、農地等の利用の最適化の推進に関する事項、その他農業委員会の所掌に属する事項に関して、その職務を適切に行っていただける方と確信し、農業委員会の委員として選任いたしたくお願いを申し上げるものです。  なお、今回の選任同意により、認定農業者と認定農業者に準ずる者は、委員定数19人中12人となり、昨年3月の定例会で同意をいただきました認定農業者またはこれに準ずる者が定数の過半数を占めることに変わりはないことから、農業委員会等に関する法律第8条第5項に規定する委員の認定農業者要件については、引き続き満たされるものです。  よろしく御審議いただきまして、御同意を賜りますようにお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長の説明が終わりました。  質疑があれば、これを許します。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これから、同意第7号を採決します。  谷垣健司さん、赤井勝則さんの農業委員会委員の任命につき、これに同意することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、同意第7号は同意することに決定しました。 ○議長(森本富夫君)  以上で、本日の日程は全部終了しました。  なお、本日の会議において、委員長報告と議会審議に明らかに不突合が生じました。これは法が想定していない事態であります。議員資質の向上に努められるよう、申し述べておきます。  お諮りします。  議事の都合によって、明日28日から9月2日までの67日間は、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  明日28日から9月2日までの67日間は、休会とすることに決定しました。  休会中におきましては、各常任委員会で平成30年度の決算に係る行政事務事業評価の実施や、年間テーマ及び当面する行政課題などの所管事務調査に精力的にお取り組みいただく予定ですが、よろしくお願いいたします。  次の本会議は、長月会議の第1日、9月3日午前9時30分から開議します。  ここで、酒井市長から御挨拶がございます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、第120回丹波篠山市議会水無月会議が終わるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今回、御提案いたしました令和元年度一般会計、特別会計の補正予算、条例改正など、いずれも適切なる御決定をいただきまして、まことにありがとうございました。  今回も多くのいろんな御意見をいただきましたし、また一般質問などを通じて、新たな御提案もいただきました。今後の市政執行に反映できるように、十分留意をして、取り組みを進めたいと思います。  特に今回は、丹波篠山市となって、今こそ気を緩めることなく、ブランド戦略やPRに取り組むようにという御指導をいただき、これを肝に銘じて、市政運営に努めていきたいと考えます。あわせて、御質問をいただきましたささやま医療センターにおける産科の存続、ささやま荘、ホテルルートインの建設の課題を初め、清掃センターの設置場所、こういった当面の課題がありますので、これもあわせて、この解決に向けて努力を続けたいと考えます。
     ささやま医療センターにおける産科の存続については、兵庫医大に公式の協議の申し入れをしているところですけれども、まだその日程も決まっておりませんが、健康課で若いお母さん方を中心に意見を聞いているところですけれども、9割の皆さんが出産ができる産科の存続を求めておられ、これについては、大変厳しい課題であると思いますけれども、検討委員会をつくったりして、市民の意見を集めて、よりよい解決が図れるように取り組みますので、議員の皆様におかれましても、何とぞよろしくお願いをいたしたいと思います。  ささやま荘については、きょうもいろいろ御意見をいただきましたように、9月以降、どのようにするか、速やかに検討を始めるとともに、これまでの経営状況についても、あわせて調査・検討をいたしたいと思います。  ホテルルートインにつきましては、多くの市民の皆さん、地域の皆さんは現在の提案されているものに御同意、御理解をいただいておりますけれども、専門家の皆さんの御指摘がありますように、丹波篠山ならばもう少し配慮ができないものかといったことをあわせて、検討したいと思います。  清掃センターにつきましては、現在位置での引き続いての稼働につきまして、先日も味間北の集落において説明をしたところで、今後、今週末には味間奥、そして大山下にも同様のお願い、説明をしていきたいと考えています。  いずれにしましても、丹波篠山市となって大きな注目をいただいており、今こそ丹波篠山市をさらにみんなで盛り上げていきたいと考えているところです。きょうもこの午後には、オリンピック聖火の最終地として丹波篠山市を選んでいただきましたので、その会合に私は副会長として選んでいただいて、こういった取り組みを進みたいと思いますし、大河ドラマにつきましては、明智光秀のこの丹波攻めで八上城が大きくPRされますように、この月曜日、NHKに行ってお願いもしたところですけれども、こういった明るい課題をもとに市民挙げて、取り組みを進めていきたいと考えておりますので、議会におかれましても、議員の皆さんにおかれましても、どうかその先頭に立ってのお取り組みをよろしくお願いいたしたいと思います。  いよいよもう梅雨入りもいたしました。これから暑い夏がやってきますけれども、ますますお元気で市民の皆様のために御精励、御活躍をいただきますように、お願いを申し上げまして、終わりの挨拶とさせていただきます。  大変ありがとうございました。 ○議長(森本富夫君)  本日は、これで散会します。  お疲れ様でした。               午前11時29分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       令和元年6月27日                       丹波篠山市議会議長  森 本 富 夫                       丹波篠山市議会議員  栗 山 泰 三                       丹波篠山市議会議員  大 上 和 則                       丹波篠山市議会議員  田 村 直 也...