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平成31年第119回定例会(第3号 3月27日)
平成31年第119回定例会(第3号 3月27日)

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  1. 篠山市議会 2019-03-27
    平成31年第119回定例会(第3号 3月27日)


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    平成31年第119回定例会(第3号 3月27日)        第119回篠山市議会定例会会議録(3)           平成31年3月27日(水曜日)              午前 9時30分 開議   〇出席議員(18名)      1番  小 畠 政 行         2番  隅 田 雅 春      3番  向 井 千 尋         4番  渡 辺 拓 道      5番  大 西 基 雄         6番  河 南 芳 治      7番  足 立 義 則         8番  安 井 博 幸      9番  恒 田 正 美        10番  栗 山 泰 三     11番  大 上 和 則        12番  田 村 直 也     13番  國 里 修 久        14番  吉 田 知 代     15番  前 田 えり子        16番  河 南 克 典     17番  園 田 依 子        18番  森 本 富 夫 〇欠席議員(0名)
    〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   政策部長       稲 山   悟   総務部長       梶 村 徳 全   市民生活部長     野々村   康   保健福祉部長     倉   剛 史   農都創造部長     堀 井 宏 之   まちづくり部長    横 山   実   上下水道部長     酒 井 一 弘   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会                        固定資産評価審査委員会事務局長                                   中 筋 吉 洋   消防長        吉 見 敏 明   教育部長       芦 田   茂   教育次長       酒 井   宏   (教育委員会事務局次長) 〇議会事務局職員出席者   局長         酒 井 和 正   課長         福 西 保 博   主事         中 瀬 文 隆 〇議事日程 第3号 平成31年3月27日(水曜日)午前9時30分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  議案第13号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例   第 3  議案第14号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   第 4  議案第24号 丹波少年自然の家事務組合規約の変更について   第 5  議案第 1号 平成31年度篠山市一般会計予算   第 6  議案第 2号 平成31年度篠山市住宅資金特別会計予算   第 7  議案第 3号 平成31年度篠山市国民健康保険特別会計予算   第 8  議案第 4号 平成31年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算   第 9  議案第 5号 平成31年度篠山市介護保険特別会計予算   第10  議案第 6号 平成31年度篠山市農業共済事業会計予算   第11  議案第 7号 平成31年度篠山市水道事業会計予算   第12  議案第 8号 平成31年度篠山市下水道事業会計予算   第13  議案第38号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第10号)   第14  同意第 2号 副市長の選任につき同意を求めることについて   第15  兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙   第16  発議第 1号 篠山市議会議員定数条例の一部を改正する条例   第17  発議第 2号 篠山市議会議員及び篠山市長の選挙における選挙運動用自               動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する               条例の一部を改正する条例   第18  発委第 1号 篠山市議会会議規則の一部を改正する規則   第19  発委第 2号 丹波篠山市議会の会期等を定める条例   第20  発委第 3号 篠山市議会委員会条例の一部を改正する条例   第21  発委第 4号 篠山市議会会議規則の一部を改正する規則   第22  常任委員会等の閉会中の所管事務調査の件               午前 9時30分  開議 ○議長(森本富夫君)  皆様、おはようございます。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。  また、本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(森本富夫君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、6番、河南芳治君、7番、足立義則君、8番、安井博幸君を指名します。 ◎日程第2  議案第13号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第2.議案第13号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例を議題とします。  本案について、民生福祉常任委員長の報告を求めます。  大西民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(大西基雄君)(登壇)  皆様、おはようございます。民生福祉常任委員会委員長の大西でございます。  ただいま議題となりました議案第13号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例について、当委員会の審査報告を申し上げます。  本案につきましては、去る2月26日の本会議において当委員会に付託されたものです。本条例の改正の趣旨としましては、10月からの消費税引き上げに伴い、低所得者に対する介護保険料の軽減について介護保険法が改正されます。今回の改正は、公費を投入して、介護保険料軽減のさらなる強化が実施されることに伴い、第1号被保険者の介護保険料の変更について、篠山市介護保険条例の一部を改正するものです。  委員会では、当局からの説明を受けた後、質疑を行いましたが、特に質疑はなく、質疑終了後、採決を行った結果、討論なく、議案第13号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第13号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第13号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第3  議案第14号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第3.議案第14号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題とします。  本案について、民生福祉常任委員長の報告を求めます。  大西民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(大西基雄君)(登壇)  民生福祉常任委員会委員長の大西でございます。  ただいま議題となりました議案第14号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、当委員会の審査報告を申し上げます。  本案につきましては、去る2月26日の本会議において当委員会に付託されたものです。本条例の改正の趣旨としましては、平成30年4月から国民健康保険は県単位に広域化され、県から市町ごとに通知される国民健康保険事業費納付金により、国民健康保険税率が決定されています。こうした中、平成31年度の国民健康保険税については、財政調整基金を繰り入れ、1人当たり平均保険税額を平成30年度と同程度となるよう算定し、被保険者の税率負担を増加させないようにするものです。  委員会では、当局からの説明を受けた後、質疑を行いました。審査の過程におきまして各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告申し上げます。  委員より、基金繰り入れにより、平成30年度と同様の保険税額にするとのことであるが、平成32年度の基金運用についてはどのように考えているのかとの意見が出され、当局より、保険税率については、県から通知される健康保険事業納付金により、各市町村によって決定している中、平成32年度の基金運用については、県から通知される納付金額を踏まえた上で検討していくことになる旨の回答がありました。  質疑終了後、討論・採決を行った結果、討論なく、議案第14号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。
     これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第14号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第14号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第4  議案第24号 丹波少年自然の家事務組合規約の変更について ○議長(森本富夫君)  日程第4.議案第24号 丹波少年自然の家事務組合規約の変更についてを議題とします。  本案については、丹波少年自然の家の設置及び管理に関する教育事務を共同処理することから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律施行令第12条の規定によって、議会から、平成31年2月27日付で教育委員会へ意見を求めました結果、お手元に配付しましたとおり、3月19日付で「異議のない」旨回答がありました。  これに従い、本案について、採決を行います。  本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第24号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第 5  議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算  日程第 6  議案第2号 平成31年度篠山市住宅資金特別会計予算  日程第 7  議案第3号 平成31年度篠山市国民健康保険特別会計予算  日程第 8  議案第4号 平成31年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算  日程第 9  議案第5号 平成31年度篠山市介護保険特別会計予算  日程第10  議案第6号 平成31年度篠山市農業共済事業会計予算  日程第11  議案第7号 平成31年度篠山市水道事業会計予算  日程第12  議案第8号 平成31年度篠山市下水道事業会計予算 ○議長(森本富夫君)  日程第5.議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算から、日程第12.議案第8号 平成31年度篠山市下水道事業会計予算までの8件を一括議題とします。  議案第1号から議案第8号までの8件について。  予算特別委員会委員長の報告を求めます。  足立予算特別委員長。 ○予算特別委員長(足立義則君)(登壇)  予算特別委員長の足立でございます。  ただいま議題となりました議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算から議案第8号 平成31年度篠山市下水道事業会計予算までの8議案についての、予算特別委員会の審査について、一括して御報告申し上げます。  8議案につきましては、去る2月26日の本会議において当委員会に付託されたものです。総務文教・民生福祉・産業建設の各分科会に審査依頼し、審査を行いました。以下、各分科会での審査の過程におきまして各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告申し上げます。  まず初めに、一般会計予算について。  軽自動車税に関し、前年度と比較して、税収の伸びを見込んでいる理由は何かとの質疑に対し、軽自家用乗用の場合、旧税率7,200円が新税率1万800円となり、重課(13年を経過した車両)により1万2,900円となっている。同じく軽自家用貨物が、旧税率4,000円が新税率5,000円、重課(13年を経過した車両)により6,000円と、それぞれ税率が引き上げとなったことを見込んでいるとの答弁がありました。  次に、庁舎管理費に関し、温水洗浄式便座設置工事は、本庁舎及び第2庁舎全ての洋式便器が対象かとの質疑に対し、温水洗浄式便座の設置については、市民からの要望が特に多い庁舎1階部分について、今回予算化を図っている。箇所については、本庁舎1階市民ホールの男女各1カ所、多目的トイレ2カ所、第2庁舎1階の多目的トイレ1カ所の5カ所を計画しており、ほかの箇所についても利用者や必要性を見きわめた上で、年次計画的に設置できればと考えているとの答弁がありました。  次に、秘書費に関し、名称付特別レースは、丹波篠山市を大きくPRするよい機会であると捉えるがとの質疑に対し、競馬場には、1日2,000人以上の来場があり、宣伝効果は大きいと考える。昨年度より、30秒程度のPR動画をオーロラビジョンで流しており、「丹波篠山市」もあわせてしっかりPRしたいと考えているとの答弁がありました。  次に、学校教育充実事業に関し、学習プリント配信システムの具体的な事業内容を問う質疑に対し、全国学力・学習状況調査結果より、篠山市の宿題の定着率は、小学校で92%(全国88%)、中学校が87%(全国68%)と、全国を上回るなど、宿題を行う学習習慣は定着していると考えられる。しかしながら、みずからが計画を立てて家庭学習をしているかとの質問に対しては、小学校で30%(全国31%)、中学校が17%(全国17%)となっている。このことから、与えられた宿題はするが、みずからが計画を立てて学習を行う力に課題があることがわかった。主体的に学習する力をつけていく必要がある中、学習プリント配信システムを活用して、学校はもちろん、家庭においてもみずからが自分に合った課題を選択して、主体的に学習が行えるようにしていきたいと考える旨の回答を受け、さらに、委員より、配信システムの導入は、教職員の負担をさらに増大させることにはならないのかとの質疑が出され、当局から、配信システムの導入は、統一した宿題プリント等に活用できるほか、個別の宿題に対して、より有効に活用することができるため、業務改善につながると考えるとの答弁がありました。  次に、斎場運営管理費に関し、火葬炉の補修工事について、改修頻度はどの程度かとの質疑に対し、予算に計上している補修工事は火葬炉の触媒装置に関するものであり、平成14年以降、一度も改修していない系統を改修する。また、平成27年度から3年間をかけて火葬炉の全面改修を行ってきた。今後の定期的な修繕としては、耐火材れんがの部分修繕があり、その都度、修繕し延命させていく。なお、今後控えている大きな修繕としては、火葬炉に関する中央制御設備の修繕があるとの答弁がありました。  次に、まちづくり活動推進費に関し、大芋活性化委員会が活用する「がんばる地域応援事業補助金」に関し、具体的な旧大芋小学校の活用内容の説明を求める質疑に対し、宿泊施設や貸館として活用するため、浴場や宿泊施設、貸館用空調設備、間仕切り壁を設置するための改修を行う。また、貸館では丹波コミュニティカレッジによる通信制大学が4月に開校予定であり、ドローンの資格講習所も開校される予定である。ドローンの資格講習所は、国土交通省の認可を受けた株式会社ケイ・エム産業により運営されるとの答弁がありました。  次に、東日本大震災等復旧復興支援事業に関し、被災者家賃支援補助金復旧復興支援活動事業助成金について、基金が少なくなってきている中、今後の方向性はどのように考えているのかとの質疑に対し、被災者家賃支援補助金は、当分の間、継続する方針であるが、東日本大震災等に対する寄附金と同額の一般会計を基金に積み、事業費として充当してきた中、最近では寄附もほとんどなくなってきている状況である。こうした状況も踏まえ、支援活動事業助成金のあり方については、前向きに平成31年度中に検討していきたいとの答弁がありました。  常備消防費に関し、救急車の更新については、10年で必ず更新をしていく考えなのか。また、更新年数を延長したことによる支障はないのかとの質疑に対し、篠山再生計画に基づき、救急車は7年を10年に延長して、更新を図ってきている。走行距離が10年間で20万キロを超えており、修理に出すことはある。また、消防車についても、15年を20年に更新年数を延長している中、数年前に予備費で修繕対応したこともある。緊急車という性格上、不測の事態に備え、早期に対策を講じていく必要があると考えていることから、従来の更新年数とするよう提案しているとの答弁がありました。  次に、災害時要援護事業費に関し、見守り台帳の登録について、事業費110万円のうち、郵便料103万円がほとんどを占めているが、取り組み内容について説明願うとの質疑に対し、見守り台帳の登録は、要介護3以上の方を対象としている中、登録がまだまだ少ない状況である。これまでは、介護認定の結果通知に登録案内を同封していたが、平成31年度からは登録の案内を単独で郵送し、あわせて返信用封筒も同封したいと考えている。さらに、当該案内を郵送した後に、ケアマネジャーや民生委員の方々に直接働きかけていただくようにすることで、より効果的に進むのではないかと考えているとの答弁がありました。  次に、地籍調査事業に関し、市内の取り組み状況と今後の計画を問う質疑に対し、地籍調査は通常3年から4年で完了するもので、現在、大山地内の高倉地区にて実施している。ことしが1年目であり、現在調査のための基準点測量を実施し、調査箇所の法務局調査を行っている。2年目に当たる来年度は、調査箇所の境界確認における地権者及び隣接者の立ち会い、その後、立ち会いに基づき測量を実施する予定である。3年目は、測量結果を閲覧し、調査結果を法務局へ送付する予定としているとの答弁がありました。  次に、森林管理100%作戦事業に関し、間伐未実施林解消に向けた目標の達成状況はどうか。国の施策が転換された場合、市として単独でも事業を継続できるのかとの質疑に対し、今年度は325ヘクタールの間伐を予定し、280ヘクタールを実施している。計画では20年で3,600ヘクタールの間伐を目標としている。林業施策の転換があり、平成31年度については、林野庁が予算要求をしていない。市では別の補助金や森林環境譲与税を用いるなどして、目標とする間伐量の確保に努めたいとの答弁がありました。  次に、プレミアム付商品券事業に関し、事業実施概要を問う質疑に対し、今回の商品券は対象者が限定されており、非課税世帯の非課税者、3歳未満の子どもがいる世帯主が対象である。5〜6月に市県民税の通知が発送されるが、通知が行かない非課税の方々に、プレミアム付商品券の申請案内を行う。7月から申請を受け付け、要件に該当する方々に商品券引きかえ券を交付する。9月下旬から随時プレミアム付商品券を販売するという流れになる。2万円で2万5,000分の商品券が買え、子どもの分は子どもの数の分だけ、その世帯主が購入できることになっている。非課税者であっても市外居住の課税者の扶養に入っていれば対象外となる。来年の1〜2月まで申請可能であり、使用期限も2月ごろまでと考えている。また、申請書の提出については、郵送も想定しており、予算化している。ただし、購入においては、郵送ということもできないので、支所等のきめ細やかな販売体制を検討していきたいとの答弁がありました。  次に、住宅一般事務費に関し、危険ブロック塀撤去事業を来年度も継続するという説明があったが、まだ市内にはそういった危険なブロック塀があるという認識かとの質疑に対し、建築基準法に適合していないブロック塀は残っているものと認識している。しかし、その箇所については把握できていない。ブロック塀の撤去補助は道路に面していて建築基準に適合していなければ対象となる。来年度は特に通学路の安全を確保するため、補助事業の啓発やPRをPTA、学校にも行い、安全点検に生かしてもらうようにしたいとの答弁がありました。  次に、特産物振興事業に関し、丹波篠山市場の運営状況について、詳細説明を求める質疑に対し、2月26日に、株式会社gino丹波、出荷協議会、仲買人、一般社団法人丹波篠山市場が市長を訪問し、これまでの運営状況を報告された。gino丹波は、市外への農産物の販売方針が出荷協議会に理解を得られないため、市場運営から撤退することを決めた旨の回答がありました。さらに、委員より、市場運営を始める前に本委員会でも説明を受けた。市内の安心安全な農産物を都市部に届けることで、市外へ篠山市の農産物をPRしていきたいという計画を聞き、予算決定をしたものである。新しい人材が市場を引き継ぐとしても了承しがたいとの意見が出され、当初の運営方針は、従来の市場機能と都市部への販売機能を兼ね備えたものであり、3月までは株式会社gino丹波が業務を担う。都市部への販売機能について、周囲の理解が得られないことから、4月1日以降、一般社団法人丹波篠山市場が市場としての基礎を固めていくと聞いている。事業を引き継ぐとしても、明確な事業計画を提出してもらいたいと伝えている。現在の場所の利用期間は3月末で満了となるため、用地選定を進めてきたが、運営相談を事前に受ける中で、積極的な用地確保がなかなか進められなかった。現在二、三カ所の用地選定を進めており、イベント駐車場としても活用できる篠山木材市場、手狭なことや交差点の問題もあるが竹内工業、大手前駐車場を候補地として選定を進めている。4月以降、運営を引き継ぎ、市の意向とも合えば、引き続き支援をしていきたいと考えている旨の回答を受け、委員より、代表者が変わるだけなら了承できるが、運営会社自体が変わるのなら、予算の承認が得られにくいと考える。都市部への販売部門がなくなれば、過去の魚市場と同じ轍を踏むのではないかとの意見が出され、当局から、都市部への販売部門として、アンテナショップ機能を芦屋や神戸で検討されていたが、よい場所が見つからなかったため、見送られた状況にある旨の答弁がありました。  次に、住宅資金特別会計予算について。  債権の中には、回収の見込みが高いものと不良債権といった回収見込みが低いものがあるのかとの質疑に対し、平成31年3月末における滞納見込み額は、約4,100万円である。その中には、今後回収見込みのない債権も含まれており、債権放棄も視野に検討している。なお、貸付対象住宅が借受人の所有でない等、回収の見込みがなく、回収不能額の75%を補助する県助成事業の交付決定を受けた2件については、平成31年3月末に、債権放棄をする予定であるとの答弁がありました。  次に、国民健康保険特別会計予算について。  保険証のない状況では、急病の際に病院に行けない等、ちゅうちょすることから、短期保険証にとどめることはできないのかとの質疑に対し、支払いの意思さえ示されない方については、被保険者資格証明書による対応が妥当であると考える。未納を許せば、その分保険税にはね返ってくることになる。滞納という事実だけで一足飛びに被保険者資格証明書を発行するものではなく、分納等の相談をした上で、それでもなお支払う意思がない方について発行している。なお、資格証発行世帯でも高校生以下の被保険者には、6カ月の短期証を発行しているとの答弁がありました。  次に、後期高齢者医療特別会計予算について。  後期高齢者医療保険料率について、均等割額はどの時点の人口で算定しているのか。また、人口の変化に伴い、均等割額も変わるのかとの質疑に対し、平成29年11月時点の人口で算定している。算定時点の人口とは変わるが、平成30年度と平成31年度の2年間は同じ料率と決まっているとの答弁がありました。  次に、介護保険特別会計予算について。  平成31年度は第7期介護保険事業計画の中期に当たる中、基金状況及び今後の見込みについて説明を求める質疑に対し、介護保険料は、事業計画期3年間の給付費を見越した上で算出し、その平均値を保険料として、3年間固定して賦課徴収している。こうしたことから、基本的に当該期の1年目及び2年目は基金に積み、3年目はこれを取り崩して、3年間を1つの単位として財政運営をしている。そうした意味において、現在のところ、計画の見込みとおりの状況にあると言えるとの答弁がありました。  次に、農業共済事業会計予算について。  農作物共済勘定に関し、水稲共済が任意加入となれば、加入者減の可能性がある。加入促進に向けた推進方策はとの質疑に対し、加入推進策としては、集落単位の加入状況によって加入奨励金を農会に交付することにしている。奨励金の交付基準は、事業推進実施割として、農会ごとに1,000円、引受実績割として、加入者率90%以上の農会に対して、引受面積に10アール当たり150円を乗じた額、70%以上90%未満で10アール当たり100円、50%以上70%未満で10アール当たり50円となっている。なお、各戸ヘパンフレットを配布するなど、農政協力員と連携して取り組みを進めたいとの答弁がありました。  次に、水道事業会計予算について。  資本的支出に関し、日置加圧ポンプの設置位置に関する質疑に対し、加圧施設のために音がすることも考えられることから、なるべく住宅や保育園などには影響の少ない位置に設置することも考えているとの答弁がありました。  次に、下水道事業会計予算について。  収益的収入の他会計負担金に関し、京口排水ポンプ場負担金の償還年数に関する質疑に対し、施設の耐用年数である40年を見込んでいるとの答弁がありました。  なお、産業建設分科会座長から、特産物振興事業における丹波篠山市場への運営補助について、丹波篠山市場の経営が新年度から新たな経営者に変更となる。これまで現経営者であるgino丹波に対し、経営計画等に基づき補助金を交付してきているが、新たな経営者に対しては別途公費による補助をすることが妥当か審査すべきである。新年度からの市場の開場場所も定まっていないこともあり、まずは新たな運営体制を早急に立ち上げ、運営計画を市が認めるまでは補助金は一旦保留とし、新経営者への補助は、必要に応じ新年度の補正予算で対応すべきであるとのことから、平成31年度篠山市一般会計予算に計上されている卸売市場運営補助金503万3,000円については、削除するとの修正が妥当との結論に至ったとの報告がありました。  次に、各分科会座長からの審査報告に対して、各委員から出されました質疑等のうち、主な事項について御報告申し上げます。  委員より、清掃センターにおける基幹的設備改良工事について、今回の改修による耐用年数は10年間とのことであるが、清掃センターに係る地元自治会等との覚書において、平成39年までの操業期間になっていることとの整合性についての質疑はあったのかとの質疑が出され、民生福祉分科会座長からは、当局より、この工事は、国からの二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金を受けて実施しているが、交付要綱において、改修後10年以上、施設を稼働することが要件として規定されている。この交付要綱に基づいて、10年稼働するのに最低限必要な設備更新を行っている旨の説明があったとの回答がありました。  次に、観光施設整備事業に関し、委員より、4月から宿泊業務を休止することになる、ささやま荘の今後の経営計画、指定管理契約の見直し等について具体的な説明等はあったのか。また、空調設備の修繕は、レストラン部分のみか、休止する宿泊施設も含まれるのかとの質疑が出され、産業建設分科会座長からは、当局より、今回の予算審査においては、修繕費に関して、最低限の投資にとどめ、レストラン部分の空調交換を行うとの説明はあったが、具体的な今後の方針等の説明はなかったとの回答がありました。  また、特産物振興事業に関し、丹波篠山市場の今後の方向性について、当初計画である市内の安心安全な農産物を都市部に届けることで、市外へ篠山市の農産物のPRをしていくことに加え、篠山の町なかの小売店で販売されている特産物のブランドを守るという趣旨から、仲買人制度、競り人の機能というものが非常に重要である。生産者にとって、市場の機能の充実は大事な要素である。今後に向けて早急に改善策を検討する必要があると考えるなどの意見が出されました。  座長報告に対する質疑終了後、議員間討議においては、指定管理契約におけるリスク分担の考え方について、観光施策整備事業におけるささやま荘の空調交換及び斎場運営管理費における補修工事に関し、収益型施設とそれ以外の施設でのリスク分担について、市としての基準が統一されていないと考える。リスク分担については、市として一定の基準は持っておくべきと考える。しかしながら、指定管理者との協議の中で協定を結んで指定管理契約をするその行為の中に含まれるものであり、双方で折り合いのつく部分があり、全て同じリスク分担とはならないのではないか。各常任委員会において、それぞれ所管する指定管理施設について、調査等すべきであるなどと意見が出されたことを申し添えておきます。  議員間討議終了後、大上和則委員ほか4名から、篠山市議会会議規則第69条の規定により、「議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算に対する修正案」が提出されました。これを受けて、まず議案第1号と修正案をあわせて議題とし、提出者を代表し、大上和則委員に対して提案説明を求めました。  修正案の内容と提案理由は、次のとおりです。  修正案は、議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算、歳入歳出予算の総額232億7,300万円から、歳入歳出それぞれ503万3,000円を減じ、歳入歳出それぞれ232億6,796万7,000円にしようとするもので、その内訳は、6款 農林水産業費、1項 農業費、3目 農業振興費の説明欄「卸売市場運営補助金」503万3,000円を皆減し、それに伴い、歳入の16款 県支出金、2項 県補助金、9目 ひょうご地域創生交付金6,545万9,000円を6,294万3,000円に、また、19款 繰入金、1項 基金繰入金、1目 財政調整基金繰入金8億3,700万円を8億3,448万3,000円に改めようとするものです。  その提案理由は、「丹波篠山市場の現運営主体が経営から退き、運営主体が交代するが、運営主体がかわれば経営方法も変わり、今後の計画についても白紙の状況である。こうした不透明な経営状況の中で、市の公費を投入しても農業振興に与える効果は不透明である。さらに、現在の市場の場所の利用期間は3月末で満了となるため、二、三カ所に絞って用地選定を進めているとのことであるが、運営場所も定まっていない中で、補助金の予算措置は妥当とは言いがたい。まずは新たな運営体制を早急に立ち上げ、運営計画を市が認めるまでは補助金は一旦保留し、新経営者への補助は、必要に応じて新年度の補正予算で対応すべき」というものであります。  提案説明終了後、この修正案への質疑を行いましたが、質疑はなく、続いて、修正案と原案についての討論を行いましたが、討論はありませんでした。その後、採決を行いました結果、お手元に配付いたしております議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算に対する修正案は、賛成多数で、可決するものと決定いたしました。  さらに、修正議決した部分を除く原案については、賛成多数で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  なお、議案第2号・3号・6号・7号・8号の5議案については、討論はなく、採決を行いました結果、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  また、議案第4号・5号の2議案については、討論はなく、採決を行いました結果、賛成多数で、原案のとおり可決するものと決定しました。  議員各位におかれましては、予算特別委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。  なお、今回の審査において、各分科会や全体会審査の中で出された多くの意見等につきましては、執行部において十分な検討をいただきますとともに、とりわけ、議案第1号を修正するに至った経緯を十分に踏まえていただき、今後の予算執行に反映いただきますよう申し添え、審査の報告とさせていただきます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  委員長報告のとおり、本件に対する予算特別委員会委員長から、お手元に配りました「議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算修正案」が提出されています。  これをあわせて、議題とします。  これから、修正案を含み、一括して委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから、一括して討論を行いますが、委員会より議案第1号に対する報告が修正ですので、先に議案第1号についての討論を行います。  議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算について。  まず、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。  13番、前田えり子君。 ○15番(前田えり子君)(登壇)  議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算に反対の討論をいたします。議席番号15番、前田えり子です。  県下で一番高い水道料金、所得の1割を超える国民健康保険税などが市民の暮らしを圧迫しています。時事通信が実施した「生活のゆとりに関する世論調査」で、58.5%が「ゆとりを感じない」と回答しています。消費税引き上げで「家計を見直す」と答えた人も57.2%にのぼっています。見直しの具体的な内容は、最多が「食費」、次が「外食、旅行などの娯楽費」「水道光熱費」と続きます。消費税増税に際して、さまざまな対策がとられようとしており、低所得者や子育て世帯へのプレミアム付商品券の発行などもこの予算に盛られています。対策を打たなければならないような増税はするべきではありません。  さて、31年度一般会計予算は、義務的な経費や継続的事業を中心に計上された骨格予算です。子育て支援や定住促進、農業施策など、計上されている施策の一つ一つについて反対するところではありませんが、31年度一般会計予算の編成に当たっては、収支バランスがとれるのは平成31年度と見込みながら、平成33、34年度には一時収支バランスがとれなくなると見込み、各種指標も依然として高いとして、今まで以上に健全化に取り組む必要があるとしています。そのベースになっているのが、篠山再生計画(行財政改革編)の推進です。篠山再生計画では、「みんなで負担(痛み)を分かち合う」として、市民にまで負担を強いる取り組みが実施されてきました。引き続き、再生計画を着実に進めていくとしているのが、31年度予算です。
     「高くて払えない」と悲鳴が上がっている国保税や、県下一高い水道料金の引き下げは、暮らし優先の予算の使い方、財政調整基金などの活用をすれば可能です。高齢化が進んでおり、住民がお互いに助け合うことは大事ですが、支え合うには限度があります。身近で相談できるよう、支所の機能を強化することも必要です。また、篠山市は、「人権」の名で「住民学習」を押しつけたり、「市人権同和教育研究協議会」や「解放学級」などにいまだに補助金を出す県下でも数少ない市です。同和行政はきっぱりとやめるべきです。  住民の命と暮らしを最優先にする市政を求めて、平成31年度一般会計予算への反対の討論といたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、修正案に賛成者の発言を許します。  14番、吉田知代君。 ○14番(吉田知代君)(登壇)  議席番号14番、吉田でございます。  議案第1号修正案及び修正部分を除く原案について、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  まず、平成31年度篠山市一般会計予算に対する修正案について。  特産物振興事業における丹波篠山市場への運営補助に関しまして、丹波篠山市場の経営が、新年度から新たな経営者に変更となります。昨年10月から現経営者に対し、経営計画等に基づき補助金を交付していますが、新たな経営者に対しては別途公費による補助をすることが妥当か、改めて審査すべきかと考えます。さらに、新年度からの市場の開場場所も定まっていないこともあり、まずは新たな運営体制を早急に立ち上げ、運営計画を市が認めるまで、補助金は一旦保留し、新経営者への補助は必要に応じ、新年度の補正予算で対応すべきであると考えることから、平成31年度篠山市一般会計予算に計上されている卸売市場運営補助金503万3,000円については、削除することの修正が妥当と考え、修正案に賛成するものであります。  また、平成31年度一般会計予算の修正部分を除く原案については、市長選挙が実施されたことから、義務的な経費や継続事業を中心とした骨格予算となっています。予算の主な内容としては、「市民が主役の篠山市」「ふるさと篠山に住もう帰ろう」「子育て教育一番の篠山市」「魅力あふれる美しい篠山市」「農都創造」「企業振興」「誘致と観光」「住みよいところは篠山市」など、限られた財源の中で最大の効果を発揮していくための予算が編成されていると考えるところです。一般会計予算は、「篠山の時代」に向けた本市の取り組みを継続して行っていく予算となっており、これに対して異論がなく、修正部分を除く原案に賛成するものであります。  議員各位におかれましても、御賛同をいただきますことをお願いして、賛成討論といたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、修正案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで議案第1号についての討論を終わります。  これから、議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、修正可決です。  まず、提出のあった修正案について、採決します。  修正案に賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、修正案は、可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く議案第1号について、採決します。  修正部分を除く部分を原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第1号について、修正部分を除く部分は、原案のとおり可決されました。  これから、議案第2号から議案第8号までの7件について、討論を行いますが、討論に際しては、冒頭に議案番号を述べていただきますようお願いします。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  15番、前田えり子君。 ○15番(前田えり子君)(登壇)  議案第4号 平成31年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算、議案第5号 平成31年度篠山市介護保険特別会計予算に反対の討論をいたします。  昨年度は、年金額がふえないもとで、後期高齢者医療保険料も介護保険料も引き上げが行われ、今年度はそれが踏襲されています。介護保険料は65歳以上の高齢者、後期高齢者医療保険料は75歳以上の後期高齢者、多くの方が年金からの天引きです。介護や医療の保険料負担増は実質年金額の引き下げに等しく受診や介護サービス利用の抑制を招きかねない、高齢者の暮らしと命を脅かすものです。給付が削減されるのに、負担がふえる。これでは高齢者の生活を支えることはできません。国民に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障した憲法25条の理念にも反します。75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度の保険料減免措置も縮減されました。年齢で医療を差別する、世界にも例のない制度は廃止すべきです。  介護保険制度は、利用がふえたり、介護労働者の賃金などに充てる介護報酬が引き上げられたりすると、直ちに保険料や利用料の負担増にはね返る仕組みです。そのため、介護が必要な高齢者が多いほど保険料が高くなってしまいます。第7期介護保険計画では、「医療・介護総合法」で「要支援」の人を介護保険から外し、ホームヘルプサービスとデイサービスを取り上げ、特養ホームへの入所は、要介護3以上、一定の所得があれば利用料は2割に、さらに3割に引き上げられました。介護予防は、市の事業として継続され、いきいき塾など住民の協力で進められていますが、高齢化が進んでおり、支え合うには限度があります。  国による医療や介護の制度が、どんどん悪くなる中で、住民の命と暮らしを守る自治体の役割は大きくなっています。自治体の中には、一般財源から介護保険財政への繰り入れを行うなどして保険料などの負担を独自に抑制しているところもあります。それでも、自治体の対策には限度があり、保険料・利用料の値上げをせずに、制度の充実を図り、安心できる制度にするには、国の負担割合を大幅にふやすしかありません。  日本共産党は、国庫負担割合、現在25%を10%引き上げ、将来的には国庫負担50%に引き上げることを提案しているところです。その財源は、消費税ではなく、富裕層や大企業に応分の税負担を求めることで確保できます。  誰もが住みなれたところで安心して暮らせるように、国に対しても要望、提言し、命と暮らし最優先に市政が執行されることを願って、反対の討論とします。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第2号 平成31年度篠山市住宅資金特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第2号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第3号 平成31年度篠山市国民健康保険特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第3号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第4号 平成31年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第4号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第5号 平成31年度篠山市介護保険特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第5号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第6号 平成31年度篠山市農業共済事業会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第6号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第7号 平成31年度篠山市水道事業会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第7号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第8号 平成31年度篠山市下水道事業会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。
     したがって、議案第8号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第13  議案第38号 平成31年度篠山市一般会計補正予算(第10号) ○議長(森本富夫君)  日程第13.議案第38号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第10号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  それでは、議案第38号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第10号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、土地改良事業における県への地元負担金の支払いのほか、年度途中で国の補正予算により計上いたしました空調設備整備や平成30年7月豪雨及び台風20号等により被災した道路・河川、農地農業用施設の復旧、市名変更に係る事業費など、年度内完了が困難となった32事業について、平成31年度への繰り越しをお願いするものです。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ287万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ248億1,187万4,000円とするものです。  それでは、予算書9ページをお開きいただきまして、歳出予算について説明いたします。  6款 農林水産業費、1項 農業費、8目 農地整備費287万7,000円の追加は、県営土地改良事業において事業実施に伴う地元負担金を市経由で県に支払うこととなったために今回計上させていただいております。財源は全額地元負担金です。  次に、第2条の繰越明許費につきましては、予算書3ページの第2表 繰越明許費で順に説明させていただきます。  まず、2款 総務費、1項 総務管理費 財産管理費は、改元により年度内完成が困難になった封筒の印刷で、繰越額は60万3,000円、平成31年4月26日の完成を予定しております。ふるさと篠山に住もう帰ろう運動推進事業は、後川新田自治会活性化補助金で、事業の完了が平成31年度になるための繰り越しで、繰越額は953万円、平成32年1月31日の完成を見込んでいます。市名変更関係事業費は、5月1日の市名変更に伴う事務など年度内完了が困難なものを繰り越すもので、繰越額は8,949万7,000円、平成31年12月28日の完成を見込んでいます。コミュニティセンター管理費は、高城会館及び住吉台コミュニティセンターのエレベーター設置工事で、標準工期の確保から年度内の完成が困難になるため繰り越すもので、繰越額は6,096万9,000円、平成31年12月27日を完成予定としています。  次に、3款 民生費、1項 社会福祉費 地域介護拠点施設整備事業は、看護小規模多機能型事業所整備の助成において、事業者の選定に時間を要したためで、繰越額は3,200万円、完了は平成31年9月30日を予定しています。  次に、6款 農林水産業費、1項 農業費 農業用施設災害復旧支援事業は、平成30年7月豪雨及び台風20号による被害者に対する支援事業で、復旧支援が年度を超えて行われるために繰り越すもので、繰越額は1,928万8,000円、完了は平成32年3月31日を予定しています。鳥獣被害防護事業は、獣害柵設置事業において、交付金の事務手続に不測の日数を要し、年度内での事業完了が困難になったことにより繰り越しを行うもので、繰越額は149万8,000円、完了は平成31年5月30日を予定しています。市単独土地改良事業は、7月豪雨災害に対する補助金で、地元調整が年度を超えて行われることなどによるもので、繰越額は811万4,000円、完成は平成31年5月31日を予定しています。  次に、2項 林業費 県単独補助治山事業は、倉谷地内の山腹復旧工事で、現場調整に日数を要したことによるもので、繰越額は500万円、完成は平成31年6月30日を予定しています。  7款 1項 商工費 商工振興施設管理費は、陶の郷の陶芸教室棟の屋根改修工事で、入札の不調などにより時間を要したことによるもので、繰越額は324万円、完成は平成31年5月10日を予定しています。プレミアム付商品券事業は平成31年度に実施される国の事業で、システム構築に時間を要するための繰り越しで、繰越額は318万2,000円、完成は平成31年6月30日を予定しています。  景観まちづくり刷新モデル事業は、大正ロマン館中庭等改修工事について工期の確保から年度内の完成が困難なために繰り越すもので、繰越額は2,228万7,000円、完成予定は平成31年9月30日です。  次に、8款 土木費は、7月豪雨や台風の被害復旧工事を優先したための繰り越しが主な理由であります。2項 道路橋りょう費 道路維持管理費は、42件が年度末までの完成が困難となったために繰り越すもので、完成は平成31年12月31日を予定しています。繰越額は3,885万4,000円です。国庫補助道路整備事業は、般若寺橋の橋梁修繕工事など3件のほか、牛ケ瀬地内の擁壁工事や通学路安全対策などで、繰越額は6,106万4,000円、完成は平成31年10月31日を予定しています。市単独事業では、西阪本木之部線など13件で、繰越額は4,324万1,000円、完成予定は平成31年12月31日です。景観まちづくり刷新モデル事業は、城東線の道路整備で関係機関との協議に時間を要したための繰り越しで、繰越額は1,493万6,000円、完成予定は平成31年9月30日です。橋りょう維持管理費は、橋梁長寿命化修繕などで、繰越額は1,255万円、完了予定は平成31年9月30日です。  3項 河川費 河川維持修繕事業は、安田川ほか4件で、繰越額757万4,000円、完成は平成31年12月31日を予定しています。河川整備事業は、藤坂地内の妙見堂進入路のり面復旧工事で、繰越額は1,914万円、完成は平成31年10月31日を予定しています。ふるさとの川再生事業は1,900万円の繰り越しで、畑川で調整を進めており、完成は平成32年2月28日を予定しています。  4項 都市計画費 景観形成事業は、丹波篠山ロマン街道作成に伴い、専門家による監修や地元協議に時間を要したための繰り越しで、繰越額は135万3,000円、完成は平成31年8月31日を予定しています。景観まちづくり刷新モデル事業、繰越額2億1,677万円は無電柱化事業で、試掘や事前調整に時間を要したことによるもので、完成は平成31年12月27日を予定しています。都市施設管理費1,125万2,000円の繰り越しは、JR篠山口駅自由通路橋屋外鉄骨柱補修強化工事で、入札不調により着手がおくれたことによるもので、完成は平成31年5月31日を予定しています。  9款 1項 消防費 常備消防費は、東出張所の自家発電設備において、各地で発生した災害の影響で予定していた納期での設備の納入が困難になったための繰り越しで、繰越額は193万3,000円、完成は平成31年6月30日を予定しています。防災基盤整備事業は、第19分団第1部の消防団詰所兼車庫の新築工事及び宇土地内での防火水槽新設工事で、入札の不調の影響や地盤対策に不測の日数を要したことによるもので、繰越額は2,790万7,000円、完成は平成31年6月30日を予定しています。  10款 教育費、1項 教育総務費 学校施設維持管理費は、小中学校への空調設備整備事業で、繰越額は4億4,889万6,000円、完了は平成32年3月31日を予定しています。4項 幼稚園費 幼稚園管理費も空調設備整備事業で、繰越額は4,720万円、平成31年8月31日の完成を予定しています。6項 社会教育費 図書館管理運営費は空調設備工事で、入札の不調により不測の日数を要したためで、繰越額は1,466万8,000円、完成は平成31年7月31日を予定しています。景観まちづくり刷新モデル事業4,458万9,000円の繰り越しは、史跡篠山城跡三の丸南広場整備工事で、入札不調等により不測の日数を要したためで、平成31年5月31日の完成を予定しております。  14款 災害復旧費、1項 公共土木施設災害復旧費 道路橋りょう災害復旧費は、7月豪雨及び台風20号による27件の災害復旧事業等で、諸手続に時間を要したことなど、年度内の工期確保が困難なために繰り越すもので、繰越額は5,892万5,000円、完成は平成32年3月31日を予定しています。河川災害復旧費も同様52件の繰り越しで、繰越額は、1億2,477万7,000円、完成は平成32年3月31日を予定しています。  2項 農林水産業施設災害復旧費 農地農業用施設災害復旧費も台風等によるもので、圃場や水路、頭首工等7件について、国との事務調整や入札の不調等により繰り越すもので、繰越額は4,807万7,000円、平成31年11月30日の完成を予定しております。  以上、平成31年度へ繰り越そうとする事業につきましては32件、繰越額は合計15億1,791万4,000円です。これら繰越事業におきましては、一日も早い事業の完成に向け、努力いたしますので、御理解いただきますようお願いいたします。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  16番、河南克典君。 ○16番(河南克典君)  16番、河南です。  非常に多額な、今回計上されておるわけですけれども、その中でも学校施設管理費、クーラーとか、無電柱化、また市名変更、こういうのはわかるんですけれども、特にこの災害復旧費、河川の災害復旧費とか、今52件とか27件と、このような説明があったわけですけれども、昨年、幾らかは被害が遭ったかと思うんですけれども、もう一つ前の29年がかなり多くて、6億ぐらい明許しておると思うんです。これ先ほど説明にありましたが、橋梁27件、また河川に52件とかという話があったんですけれども、この中で29年から持ち越していまだ完成していないというようなものはあるのかないのか、まず1点、お伺いします。 ○議長(森本富夫君)  横山まちづくり部長。 ○まちづくり部長(横山 実君)  河南(克典)議員の御質問にお答えいたしますけれども、昨年度の7月豪雨の災害及び台風20号災害については、160件の箇所の災害箇所が発生しておりました。道路・橋梁で88カ所、河川で72カ所の新しい災害箇所が出ておりますので、その分の繰り越しでございまして、平成29年度の分については、完了しております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  16番、河南克典君。 ○16番(河南克典君)  今、29年度分については、もう完了しておると、こういうことでお聞きしました。この明許というのは、できるだけ少ないほうが、事業が完了するというのが基本やと思うんですけれども、ここでお伺いしたいんですけれども、先日からお堀の周りの桜が切られておるんですよね。これちょっと数えておったら、二十五、六本切られておるんやないかと。こうした今、桜がこれからまさに咲こうとしているときに、そうした事業執行をするよりも、逆に、額としたらそんなに大きいもんじゃないと思うんで、こういうことは、逆に言うたら、明許して、桜の花が散ってから事業執行をするべき違うかと思うんですけれども、この辺についてはいかがでしょう。 ○議長(森本富夫君)  横山まちづくり部長。 ○まちづくり部長(横山 実君)  河南(克典)議員の御質問にお答えしますけれども、御指摘の部分については、市道城東線の道路改良工事、歩道拡幅工事のことについての御指摘かとは思います。それ以外にも老木等伐採、樹木の剪定をしているところがございます。城東線につきましては、歩道の拡幅をしているわけでございまして、歩道のほうを1.8メートルまで拡幅して、おもてなし道路として取り組んでおるところでございますけれども、車の通行、ちょっと大型車の離合に対しましては、やはり堀側のところまでぎりぎりまで寄っていただくというようなこともお願いするような道路改良になっておりますので、そのことについて、枝が道路に上空にですね、出てきておるという状況でございますので、必要最小限のところについては、桜守りさんがおられます石井造園等の確認もとりながら、最小限についてカットさせていただいたところでございますので、何とぞ御理解いただきたいというふうに思っております。 ○議長(森本富夫君)  16番、河南克典君。 ○16番(河南克典君)  16番、河南です。  城東線については、そういう理由があるというのは、これは理解しますけれども、市役所の前の道路、これも大きく木がね、切られておるわけです。この間も神戸新聞に桜の名所ということで篠山のお城が掲載されていました。やはり今、もう既に花が咲こうとしているのが、桜の木を切るんじゃなくて、事業執行、明許しても、やはりそういうふうなことはその判断基準として、今、これやろうとすれば早く切れたと思うんです。切るんであればね、花もついていないとき。今まさに花をつけようとしとるときに、北堀の市役所の前まで切ったのは何か理由があるんですか、再度お伺いします。 ○議長(森本富夫君)  横山まちづくり部長。 ○まちづくり部長(横山 実君)  詳細についてはきっちりとですね、御説明できるかどうか、申しわけございませんけれども、桜については、非常に歩道等ですね、枝が盛り上げてきているようなところもございまして、そういう部分についても桜が散った後、必要最小限度の措置をしていこうというようなことを考えておりまして、今現在、ある桜をですね、撤去、伐採したものではございません。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  9番、恒田です。  先ほどの説明の中で、入札不調というのが出てきました。聞いておりますと、商工費、土木費の都市計画費、そして消防費、教育費2つ、そして最後の災害復旧費というのがあるんですけれども、どのような感じで不調になったのか、説明願います。 ○議長(森本富夫君)  梶村総務部長。 ○総務部長(梶村徳全君)  ただいまの恒田議員さんの御質問でございますけれども、1件、1件ごとにその入札不調になった、そういった理由につきましては、今、手元に資料を持っておりませんけれども、全体的にですね、いわゆる、例えば災害復旧工事であれば、篠山市だけではなくて、近隣の市町村にもそういったような災害が及んでおりますので、どうしても復旧事業につきまして、業者のほうに入札していく時期なんかが重なってしまうということがございます。  それと、特にですね、建築関係の事業につきましては、これにつきましても、これはこれまでからですけれども、なかなか落札していただくことが、事業者数といったようなこともあろうかとは思いますけれども、そういった入札不調になる傾向が見受けられるところでございます。  以上でございます。 ○議長(森本富夫君)  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  まちづくり部長から、先ほどの質問に対して、答弁があれば、よろしく。 ○議長(森本富夫君)  追加答弁ありますか。  ほかに質疑はありませんか。 ○9番(恒田正美君)  答弁なしですか。あるんやったら、言ってください。 ○議長(森本富夫君)  今、聞いているんです。追加答弁ありますかって、意思表示がないから、追加答弁はないというふうで御理解をいただきたい。  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  先ほどの総務部長の答弁ですと、なかなか工事が集中してやるとか、今、答弁してくれて、落札できるようにして、努力していただければと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第38号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第14  同意第2号 副市長の選任につき同意を求めることについて ○議長(森本富夫君)  日程第14.同意第2号 副市長の選任につき同意を求めることについてを議題とします。  平野副市長の退場を求めます。                 (副市長 退場) ○議長(森本富夫君)  酒井市長の説明を求めます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました同意第2号 副市長の選任につきまして、提案理由を申し上げます。  副市長の任期が平成31年3月31日をもって満了を迎えます。引き続き、平野 斉氏を副市長として選任をいたしたく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意をお願いするものです。  平野氏は、昭和56年4月に旧丹南町役場の職員となり、篠山市発足後は、財政課長、政策部長等を歴任し、地方自治の振興に尽力、努力をされてきました。平成23年4月からは、副市長として、行政職員として培われた知識や経験を十分に生かし、篠山再生計画の推進、原子力防災、味間こども園の整備、丹波篠山市誕生への取り組みなど、市政全般にわたり誠心誠意取り組み、また、市民や市の職員の皆さんからの信頼も大変厚いものがあります。平野氏の行政手腕は大変高く評価をされおり、そのすぐれた人格や識見は多くの人が認めるところであります。引き続き、副市長として平野 斉氏が適任というふうに考えますので、副市長として選任をいたしたく、御同意を賜りますようにお願いを申し上げます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長の説明が終わりました。  質疑があれば、発言を許します。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これから、同意第2号を採決します。  本件は、これに同意することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、本件は同意することに決定しました。  平野副市長の入場を許します。
                  (副市長 入場 着席) ○議長(森本富夫君)  平野副市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)(登壇)  ただいま議長から発言の許可を得ましたので、一言御挨拶を申し上げます。  改めまして、私の副市長選任につきまして、御同意を賜りまして、本当にありがとうございます。もとよりその器でない私の任期8年、既に務めさせていただいて、次はもっとよりふさわしい方をというふうな思いもございましたが、先日、市長から引き続きもう1期一緒にというお言葉を頂戴いたしたところでありまして、甚だ微力ではございますけれども、謹んでお受けしたところでございます。  つきましては、各部長初め、職員のみんなに支えてもらいながら、新しく誕生する丹波篠山市の今後の市政について、酒井市長が掲げられる政策実現に向けて、副市長として、力いっぱい務めてまいりたいというふうに思います。つきまして、森本議長さんを初め、議員の皆様には、今後とも何かとお世話になりますが、よろしくお願いを申し上げます。本当にありがとうございました。 ○議長(森本富夫君)  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を11時10分といたします。               午前10時55分  休憩               午前11時10分  再開 ◎日程第15  兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第15.兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  お諮りします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  選挙の方法は、指名推選で行うことに決定しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議長が指名することに決定しました。  兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員には、副市長 平野 斉君を指名します。  お諮りします。  ただいま指名しました平野 斉君を、兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに、御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  ただいま指名しました平野 斉君が、兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。  ただいま当選された平野 斉君が議場におられます。  会議規則第33条第2項の規定によって、当選を告知します。  ここで、当選されました平野 斉君から御挨拶をいただきます。  平野 斉君。 ○副市長(平野 斉君)(登壇)  引き続き、議長の承認をいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。  先ほどは、兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の議員として、御承認をいただきまして、本当にありがとうございます。御存じのように、後期高齢者医療につきましては、いろいろと増大等で非常に厳しい状況にございますけれども、国県の支援、あるいは基金の有効活用によりまして、健全な運営ができますように、他の自治体の議員の皆さんとともに、真摯に審議してまいりたいというふうに思いますので、今後とも御指導をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 ◎日程第16  発議第1号 篠山市議会議員定数条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第16.発議第1号 篠山市議会議員定数条例の一部を改正する条例を議題とします。  本件については、地方自治法第112条及び会議規則第14条第2項の規定によって、足立義則君ほか3名から提出がありました。  足立義則君の提案理由の説明を求めます。  足立義則君。 ○7番(足立義則君)(登壇)  ただいま議題となりました発議第1号 篠山市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  この改正は、篠山市議会議員の定数を現行の18人から16人に変更しようとするものです。篠山市議会議員における議員定数の変遷につきましては、合併時特例により57人でスタートしましたが、翌年に定数を26人、その後、平成16年の改選時には22人、平成20年に20人、24年に18人と削減をしてきました。  とりわけ平成19年に、篠山再生市民会議から議会での効果額を3,000万円との提言を受け、平成20年には22人から20人へと2名削減し、その効果額1,500万円プラス期末手当50%カットという報酬削減による効果額1,500万円、合わせて3,000万円の効果額を捻出してきたところであります。  現行においても、定数を18とし、期末手当10%カットでその効果額を継続してまいりました。その効果額も含め、いよいよ来年度には一般会計の収支バランスがとれるところまで回復をしてきました。しかしながら、厳しい財政状況に変わりなく、予断も許さない状況であることは言うまでもありません。加えて、今定例会第1日目には、市職員、管理職手当の1年延伸が議決されるなど、次期財政健全化計画の充実と再生計画のさらなる推進を目指す必要があると考えています。先ほど申しました管理職手当の総額は約380万円です。その金額についても職員は収支バランスがとれるよう、引き続きの理解を示したものと捉えています。議会としても、再生計画が滞りなく完遂できるよう、責任を果たすべきと考え、議員定数削減をここに提案をするものです。  御承知のとおり、議会は住民を代表する公選の議員をもって構成される地方公共団体の意思決定機関であります。議員は常に住民の中に飛び込み、住民との対話を重ね、その声を酌みとりながら行政に反映し、住民福祉の向上と地域社会の発展を目指さなければなりません。それで議員は、多種多様な組織、団体及び多くの地域から選出されるのが望ましいのです。また、二元代表制の一翼を担う議会の議員数を削減し過ぎると、バランスを崩し、その役割を果たすことはできないとも考えています。ただし、それは財政状況が良好な場合においてのことです。議員数が減少すると、十分に市民の声が反映できないとも言われております。しかし、現行の篠山市議会の活動をもう少し創意工夫することや、市民の声が地域課題と行政に反映できるものと考えております。また、現行の議会構成及び議会活動を堅持できる2名削減を提案するものであります。  なお、施行期日につきましては、丹波篠山市が誕生する節目の本年5月1日とし、定数の適用は、以後の最初に期日を告示される一般選挙から適用するものといたします。  最後に、議員定数につきましては、本来、議員全員で協議し、意見集約を図るべきものとの認識はしておりますが、約1年後に改選を控えた今、時間をかけて議論を重ねる余裕がないこと、また、改選が近づくと、客観的な議論となりにくいこと及び立候補を予定されている方々への配慮などを鑑み、今回の提案となりました。  議員各位においては、まことに唐突な提案となり、申しわけなくおわびを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(森本富夫君)  足立義則君の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  8番、安井博幸君。 ○8番(安井博幸君)  8番、安井博幸です。  先ほどの議員定数2名削減の説明を受けまして、疑問に思っているところを質問させていただきます。  昨年5月、森本議員が新議長に就任された直後、各会派に議員定数をどうするかについての考えを尋ねられたと記憶しています。当時、高志会に所属していた木戸、恒田、そして私の3名は、6年間の市の人口減少割合に比例して、議員定数も減らすべきだと考え、会派として、2名減を答申しました。しかし、青藍会を初めとする他の会派及び無会派の議員全員は、現状維持を答申されたと記憶しています。それ以降、議員定数については、この3月議会に上程されるまで、市議会において全く議論されてきませんでした。それゆえ、今回の発議は唐突に上程されたという印象であります。  議員定数や議員報酬をどうするかという問題は、各議員の身分にかかわる大変重要な問題であります。学識者や市民の意見を広聴し、全議員で討議を重ねて、合意形成に努め、その上で本会議に上程し、議決されるのが筋ではないでしょうか。今回の青藍会有志による2名削減の議員提案は、そのような手順を全く踏んでおらず、スタンドプレイと言えるのではありませんか。このようなやり方は、最大会派の横暴であり、拙速のそしりを免れないように思います。なぜ学識者や市民の意見を広聴し、全議員で討議を重ねて合意形成に努めるという手順を省略されたのか、その理由をお尋ねします。 ○議長(森本富夫君)  足立義則君。 ○7番(足立義則君)  安井議員の質問にお答えいたします。  先ほど最後のほうで言わせていただきましたとおり、来年の改選を迎え、時期的な余裕がないということだけで今回の唐突な提案となったことをおわび申し上げ、提案させていただきましたので、御理解ください。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  8番、安井博幸君。 ○8番(安井博幸君)  唐突な理由ということを、本人も自覚されているようですから、これ以上は追及いたしませんが、提案理由としまして、篠山市議会として、定数を16として、約1,500万円の財政健全化へ寄与していくことが5月1日からの丹波篠山市としてのブランド振興などの充実にもつながり、市民への負託にも応えていけるものと考えたとの説明でした。しかしながら、市民の多様な意見を吸い上げるためには、むしろ定数増加の考え方もあります。経費節減には、議員定数削減だけでなく、議員報酬の減額という方法もあります。報酬の減額でなく、なぜ議員定数の削減を提案されたのか、その理由をお尋ねいたします。 ○議長(森本富夫君)  足立義則君。 ○7番(足立義則君)  安井議員の質問にお答えいたします。  先ほども提案理由の中で説明をさせていただきましたとおり、いとまがないため、いわゆる報酬のことは大体報酬審議会、第三者によることになりますし、それから、定員増というのは、全く頭の中には想定しておりませんので、定数減しかございませんでしたので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺です。  唐突な提案というようなことは、そのとおりやなというふうに思うわけでございますけれども、議案として出た以上は議論というか、いろいろと確認させていただかなければならないというようなことで、4点、確認をさせていただきたいというふうに思います。  先ほども安井議員のほうからも少し触れられましたけれども、今年度ですね、議長の諮問によって、議会運営委員会で次期改選の定数について、ことしの、最終的には6月に入ってからやったかなというような記憶はするんですけれども、現定数が妥当というような結論を、一定の結論を得ているところでありますが、今回その議会運営委員の方も入った形で、議員提案されているということであります。  その検討後に、今回財政的な形での提案ということですけれども、その財政面でですね、前回の検討から今日まで、財政面でどのような変化があって、提案に至ったのかという部分について、1点目、伺いたいと思います。  2点目ですけれども、2点目、今回の提案に関連いたしまして、先般、青藍会さんのほうから、新聞には折り込みが、会報が入りました。その中で幾らか加西市さん、小野市さん、ほかの市の定数を参考に挙げられておりました。前回の議運の議論の中で、同じように、人口3万人から5万人の類似団体の状況調査をしまして、その類似団体の平均が18.4人ということやったというふうに記憶しております。ところが、今回、会報の中で、市域が狭くて、議員定数が少ない自治体を選んで書かれているわけなんですけれども、なぜその市域が広くて、定数の多い類似自治体等の比較というか、そういった部分をされなかったのかという部分について、2点目、お伺いしたいと思います。  それから、3点目ですけれども、3点目は、議員認識のとおり、議員数の削減は民意の把握力、あるいは行政のチェック力の低下につながりますが、今回の提案では、その点を技術的にどう克服するかの説明がありませんでした。提案理由の中では、創意工夫で何とかなるやろうというような説明やったと思いますが、具体的にやはり提案してもらうためには、具体的な創意工夫をやはり同時に上げてもらう必要がある。じゃないと、議論もできないということですので、当然16人でより頑張ってもらうというような精神論による提案ではないというふうに受けとめておりますので、具体的な民意の把握、行政チェックを低下させない仕組みについて、提案者はどうお考えになっているのかという点について、3点目、お伺いしたいと思います。  4点目です。4点目は、議会運営への影響でございます。先ほどの提案理由の中では、議会活動を維持できる16名というようなことがありましたけれども、提案されている16名の定数では、これまで篠山市政になって篠山市議会がとってきました3常任委員会制。3常任委員会制が現実的に維持できなくなる定数でございます。  今回の提案は、この点について、どうお考えになっているのか。特に、この後、提案されます、来年度から導入予定をしております通年議会、これの通年議会の導入の、これまで議論してきた大きな理由の1つに、市民福祉を向上させるためにやっぱり常任委員会活動を充実させていかないかん。そういうようなことで通年議会を入れていこうというような議論をしてまいりました。委員会数の減少というのは、明らかに委員会活動充実に反することにつながると考えますが、この点について、提案者はどういうふうにお考えになっているのか、以上、4点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  足立義則君。 ○7番(足立義則君)  渡辺議員の質問にお答えいたします。  1点目の財政面の変化がことしの6月からあったのかということでございますけれども、これにつきましても、先ほど言いましたように、管理職手当の380万円余の費用におきましても管理職もそこまで努力をして、いわゆる最終の収支バランスのとれる再生計画の仕上げに挑んでいるんだなというようなところの気持ちも少し酌み取りまして、財政面で金額がどうのこうのというようなことではなくて、そのところに少し意図があったというふうなことになると思います。  それと後わかりますのは、もう会派で提案しておりますのは、18名を16名ということの中で、一部ですけれども、意見がまとまりまして、今回の提案となっておりますので、私個人的な意見が大分入ってくるかと思いますけれども、御理解いただきたいと思います。  青藍会報の加西市、小野市等々の分は書いてありますけれども、一応私どもの考え方で、定数を削減しようという記事を掲載させていただきましたので、それに沿うような形の、いわゆる類似団体の数字を挙げさせていただいたということになりますので、別に多い市域で較差を問うという一般的な、客観的な数字を皆さんに議論してもらう材料じゃなくて、うちの提案する材料としてちょっと上げさせていただきましたので、そのところが、渡辺議員との見解の違いがあると思いますけれども、御理解賜りたいと思います。  3点目の民意を酌み上げるということでございますけれども、今、活発にやっております議会報告会につきましても、やり方としましては、当然、人数が減りますと、議員の輩出できないといいますか、選出できない地域等々ございますから、それのところは重点的にやっぱり議会報告会という形ではなくて、どちらかというと、議員等の懇談会といいますか、議員との意見交換会みたいな形を、例えば16人で議長抜いて、3人ずつで5グループぐらいをつくりますと、かなりの頻度でその開催をさせていただけるのではないかというふうに思っておりますので、どちらかというと、議会から住民の皆さんのほうには飛び込んでいって、行政へのいろいろ課題等々を地域の方へもそこでお聞かせいただくというようなことで、民意の反映ができるのではないかというようなところでの創意工夫という言葉を使わせていただいております。  それから、委員会が16人で3委員会の堅持は難しいという見解でございますけれども、私個人的には、2名削減で5、5、6の3委員会の堅持をしていくべきというふうに考えておりますのとともに、通年議会、この後の議題になりますけれども、同意した場合、渡辺議員と同様ですね、各常任委員会での委員会活動が充実になるというふうに認識いたしておりますし、いわゆる委員会での、いわゆる建議書及び政策提案等々が委員会から直接起こってくるのではないかというふうに思っております。それにつきましては、財政的な削減もあると思いますけれども、新しい事業等々の提案もあるわけでございまして、そうなりますと、事実上やっぱり費用も伴うということになってまいりますので、これからのその委員会活動で充実してきて、新しい提案等々していく場合でも、多少の費用負担はふえるであろうという思いと、5月1日に丹波篠山市という新しい市名でスタートいたしますけれども、やっぱり地域ブランドの戦略等々につきましても、今までになかった費用の想定等もありますし、議会からの提案も議員はみずからするわけでございますから、その提案を実行していく場合の少しまた費用がかかってくるものと思っておりまして、渡辺議員はその2委員会という形ですけれども、私は3委員会を堅持して、議会活動を活発にし、今以上に政策提言等を委員会から提出できるような形を望んでおりまして、そのときの費用についても今回の削減した費用で、多少は賄えたらいいなというようなところでの提案となっておりますので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  幾らか理解させていただいた点もあるわけでございますけれども、お答えいただいた中で疑問に思ったところを再度質問させていただきたいと思います。  1点目のその提案には財政的な部分の変化というのは、やはり管理職手当の削減が残ってしまうといったようなところですけれども、この管理職手当というのは、これから来年に向けてあと1年取り組むような、補完的なことでございます。ですので、それにやっぱり議会のほうもというようなことでしたら、先ほど安井議員のほうからもありましたけれども、来年度からもうちょっと議会も頑張って、減俸の中で報酬を削減していこうというような話になるのが筋やないかなというふうに思うんですが、そういったその同時期の取り組みは、追加の取り組みはしないで、なぜそれにこう問題を、そのような取り組みを先延ばしされるのか、そのあたりについて、説明を再度お願いしたいなと思います。  それとですね、最後の常任委員会制の部分について、3常任委員会を堅持したいというようなことでした。ただ、現行の運営制度では委員会、6名の委員なんですけれども、やはりもうぎりぎりの定数かなというような感じを持っております。今でさえ、委員長を除くと、副委員長含めて委員5人での議論というようなことになりますし、これが委員長を除くと4人というような中でですね、やはりちょっとなかなか全国見渡しても、5人の常任委員会制をとっている自治体というのは、北海道の一部を除いて、ちょっとないんじゃないかなというふうに思うところでございますけれども、もしですね、5人で十分きっちりした委員会判断が出せるような運営が行えるというような部分の考え方を提案者のほうがお持ちなら、そういった部分のことについて少しお示し願いたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  足立義則君。 ○7番(足立義則君)  渡辺議員の質問にお答えいたします。  先ほど報酬を引き下げる考え方もあったのではないかということは、確かにそのとおりだと思いますけれども、そういう議論をしておりますのは余裕がないといいますか、いとまがないという判断になったのと、一応会派である程度の意見を集約もさせていただいた関係でございまして、議会運営委員会に出ている者もおりますし、いない者もおりますという中で、いろいろと会派の中での発言をまとめていく中で、今回の提案になっておりますので、御理解をいただきたいと思います。  それと2委員会、3委員会の件ですけれども、今、言葉をちょっと、渡辺議員の言葉をかりますと、委員長を除くということになろうかと思いますけれども、委員長を含むという考え方で5人という形で十分いけるのではないかと思うのと、日程調整等々、7人、8人で審査等の調整するにしても、四、五人ぐらいで、少人数で動きが早く、いろんなこう的確に調査できるという意味では、少人数でやったほうが私個人的には動きやすいのではないかなというふうに思っておりまして、多くなると、多くなっただけで調査項目にしろ、やり方にしろ、いろんな多種多様な意見を調整しなくてはならないので、なるべく少人数でてきぱきと動けるような委員会が今度の通年議会にはふさわしいものではないかなという思いで、私は個人的には思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  それでは、最後に1点だけ、追加で質問させていただきたいというふうに思います。
     本市にとって、財政の問題というのが非常に大きな問題であることは、これはもう私も同じ思いでございます。ただ、もっと根本的な課題というのは、東京一極集中の影響で地元、地方がですが、やっぱりどんどん人口が減少して、質的にも全体的に高齢化していくといった課題がございます。日本全体で見ると、東京を中心とする都市部にどんどん人口が集中をしていって、地方が衰退していくという状況。これの縮図的なものが、やはり篠山でも今後出てくる可能性があるのではないかという危惧をしております。  その原因となっているというふうに私が考えますのが、やはり日本国憲法、よくできた憲法ではあるかと思うんですけれども、やはり議員の数というのを人口というか、1人当たりの、この有権者を尊重して、有権者数によってのみ判断するというような形になって、どうしても都市部のほうでは議員数が多くなり、地方では議員がなかなか出せない。そういった影響もあって、どうしても地方の政治課題が議論の俎上の中になかなかのぼりにくい、こういった側面がやはり東京一極集中、地方の衰退といった部分を生んできているというふうに思っております。  そういった部分については、一般的に保守的な考え方ではやはり経済を中心として社会を活力を生んで、やっぱりしっかりとこう財源もつくって、市民というか、一人一人の国民、市民の暮らしを守っていくと、そういった取り組みが基本的な保守的な考え方であろうかというふうに思います。  今回、青藍会さんの提案というようなこともありますので、どちらかというと、今の議員定数を守るために、もっとどんどん活性化した地域を元気にしていこうやというような部分やったらわかるんですけれども、その議員定数で減らしたお金をそういった活性化に当てていくというような逆の発想じゃないかと思うんですけれども、今回なぜどちらかというと、保守的な立場をとられているのかなと思っていた青藍会さんのほうから、逆手の発想の提案が出てきた。どうしてもそう出さざるを得なかった、そのあたりの理由について、説明をいただけたらと思います。 ○議長(森本富夫君)  足立義則君。 ○7番(足立義則君)  渡辺議員の質問にお答えいたします。  先ほどの東京一極集中等々の話につきましては、私も同じように考えるところでございます。ただ、今、地域の、元気がない地域がよくなるといいましても、財政破綻はもう絶対に招いてはいけないということでございまして、たまたまうちの会派には、私も含めて、河南(克典)議員もおられまして、過去、経緯がある議員がちょっとおりましてですね、この再生計画の最終年度になぜこだわっているかといいますと、やはり平成19年の財政収支のバランスが悪くなって、酒井市長が誕生したときにも財政健全化、待ったなしでしたか、の記事が載ってから、かなり議会に対する御批判といいますか、今日のこの状況を招いたのは議員の責任であるということをかなり私たちは言われてきましたので、そのところ責任を常に感じておりまして、今回の提案にありました、言葉を選ばずに言いますと、まだまだ将来的にも再生計画は続くと思いますけれども、最後の仕上げに寄与するというような多少の気持ちがあって、議会も責任を、いわゆる身を切る覚悟といいますか、その覚悟で定数削減して、少しでも篠山市の一般財源の支出を抑制しようというところが、渡辺議員はどう思っておられるか知りませんけれども、そんなところの意見があったわけじゃないかなというような思いを今いたしております。  渡辺議員がおっしゃるように、議員数は確かに多いほうがいい、それは私も同感でございますけれども、まずは、地域の元気も大事でございますけれども、財政のこの収支バランスがとれて、市民の皆さんに篠山市の財政は少し余裕ができましたよと言われて、これが投資的経費にも回せますよと。地域の要望も、皆さん、今おりてきた補助金等も復活できますよというようなところを少しでも早く実現したいという思いが、渡辺議員が前段述べられました言葉よりも先行しているというようなところで御理解をいただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  9番、恒田です。  先ほどからの安井議員、そして渡辺議員の質問にちょっと重なるところがあろうかと思うんですけれども、質問させていただきます。  今回その議員削減の提案、青藍会の小畠議会運営委員長の署名はされていないんですけれども、先日発行されました、先ほど渡辺議員からも紹介がありました、青藍会会派紙には、会派での提案であるということはあったと思うんですけど。先ほど、足立議員、提案者からですね、一部の青藍会の議員よりというように、提案しましたということがあったんですけれども、その点について、お聞きしたいと思います。青藍会としての提案だったのか。  そして、2つ目ですね。今回提案された議員定数削減や議員報酬のカット、そして議会に関する条例提案など、これまで議会運営委員会や全員協議会で議員合議の上で提案されてきたと思っていますが、なぜ今回、4名だけの提案になったのか。先ほどからももう答弁されているので、さらに答弁あればお願いしたいと思います。  そして、先ほど渡辺議員、安井議員からありました。昨年、森本議長が新議長体制となって、議会運営委員会の問題提起がありました、議員削減について。7月4日、議会運営委員会では、青藍会さんは現状維持の定数18の意見が多数と、会派の意見と伺っております。各会派の意見を集約した報告を、8月28日に開催された議会運営委員会では、次のようにまとめられています。  まとめ。「議会運営委員会におけるこれまでの検討状況から、議員定数については、変更すべき要因は見当たらず、現段階においては、現行定数を据え置くことを提案する。ただし、平成32年4月の改選までにおいて、議員定数を改正すべき情勢の変化が生じた場合は、この時点で再度検討するものとする」、これは議会運営委員会のまとめだったと思います。  青藍会さんからは、小畠議会運営委員長を含み3人の議員が議会運営委員会に出ておられ、まとめにあるように、議員定数を改正すべき情勢の変化が生じたのであれば、議会運営委員会に提案できたのではないかと思いますが、説明願いたいと思います。  そして、先ほどですね、今回の提案、唐突と言われたんですけれども、平成27年、前の選挙のときは28年4月なんですけれども、27年8月28日に、約半年ぐらいですね、議会選挙の前に議会運営委員会でこの点をされてます。そのときは青藍会さんは、現状維持と言われました。まだたった半年前です。今まで1年前。唐突というのは、いかがなものかなというのがあります。その辺り意見をいただけたらと思います。  そして、平成30年8月28日以降、青藍会として、今回の提案について、市民の意見を聴取するための機会を設けられたのか、お聞きしたいと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  足立義則君。 ○7番(足立義則君)  恒田議員の質問にお答えいたします。たくさんの質問でしたから、全てお答えできないかもわかりませんが、お許しをいただけたらと思います。  まず、きょうの提案につきましては、私を含む4人ということでございますから、青藍会とは、ここでは全く出ておりませんわけで、その議員4人で出させていただいたということで御理解いただきたいと思います。  それから、昨年の7月でしたか、決めたということでございましたけれども、その後、いろいろと会派の中で議論する中での状況の変化が確認する発言がいろいろあったのではないかなというか、思いがあったのではないかなというふうには推察しますけれども、これがどうという、議員はちょっと私には今のところわからないということになります。  それと唐突は、やはり唐突な提案でしたので、唐突という言葉を使わせていただきましたので、そこも御理解いただきたいと思います。あと何でしたかいね。 ○議長(森本富夫君)  市民の意見を聞く。 ○7番(足立義則君)  それは公聴会はまだしておりません。はい。 ○議長(森本富夫君)  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  先ほど青藍会の有志ということがあったかと思うんですけれども、4名だけ。そして、議会運営委員長である小畠議会運営委員長がですね、署名されていないというのは何かあったのか、お尋ねしたいと思います。  それと、青藍会として、今回の削減の提案をされた後にですね、私、個人名出していいのかちょっとわからないんですけれども、青藍会の小畠議員、そして大上議員、署名されている方、されていない方に議員定数のまとめから、どのような、昨年ですね、情勢が変わったのかというお問いをしました。そしたら、その問いにはですね、「奥土居議員、木戸議員の辞職、そして2人の辞職に伴う議員補欠選挙があったことが情勢で変わった」とのお答えでした。このことはですね、議員削減にすべき情勢なのかを、説明願いたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  足立義則君。 ○7番(足立義則君)  恒田議員の質問にお答えいたします。  先ほど小畠議員の署名がされていないというのは、先ほど1回目の恒田議員が説明されました、議会運営委員長として、ある程度の意見集約をされて、議会運営委員長としてのまとめをされたということがあって、先ほど恒田議員がいろいろとお話しいただいたところと、今回のその動きとは合わないということで、小畠議員は署名をされなかったというふうには理解いたしております。  もう一つの情勢が変わったというお二人の話ですけれども、それについては、お二人の感想なので、私は個人的には関知しておりません。 ○議長(森本富夫君)  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  繰り返しの、先ほどからの安井議員、渡辺議員の質問に関わってわかるんですけれども、先ほど小畠議会運営委員会委員長がされていないという、これは小畠議員にお尋ねしたときに、こういう提案の仕方をしたら、議会運営に支障を来すんじゃないか、そういう意味合いで署名しませんでしたという、小畠議会運営委員会委員長のお話だったと思います。この点について、提案者、何かございますでしょうか。  本当はですね、小畠議会運営委員会の委員長にこの場で答えを求めたいですけれども、そういうことはできませんので、提案者、多分小畠議員のその点については、十分なお話しはされていると思いますので、その点、伺いたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  足立義則君。 ○7番(足立義則君)  私は、民主主義ということもあって、会派の中でも多数決をうちも採用する場合がございまして、今回の提案につきましても、全員のコンセンサスがとれたかというと、そこのところはまだクエッションが残るというところで、小畠議員につきましては、賛同が得られなかったということでの提案が、ここに名前があがってないということでございますので、議会運営云々どうのこうのは、ちょっと議会運営委員長でないとわからないので、私からは答弁できませんので、御理解願いたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  本案に対しては、河南芳治君ほか1人からお手元に配りました修正の動議が提出されています。  これを本案とあわせて議題とし、提出者の説明を求めます。  河南芳治君。 ○6番(河南芳治君)(登壇)  議席番号6番、河南芳治でございます。  発議第1号 篠山市議会議員定数条例の一部を改正する条例の一部を次のとおり、修正する。  本則中16人を12人に改める。  理由 私はかねてより議会改革としての議員定数は、こうあるべきという考えを持っていましたので、削減そのものにつきましては、心から賛同するものでありますが、削減数2人というのは、余りにも僅少であり、また、議員定数を何人にするかという問題につきましては、地区及び人口等、処々に減らして公平な民意の反映が担保される範囲で、最小限の議員定数にすべきであるというふうに考えるところであります。  この定数は、現在の定数18人から6人削減した12人が適正であるというふうに考えております。また、議員の仕事の重要性に鑑み、その仕事に専念できるだけの報酬を保障することにより、若い人に議員を目指す動機づけの一助として、かつ他市と差別化できる質の高い仕事をできる環境を整えるべきであると。  したがって、議員定数を減じて、捻出される節減額9,000万円のうち、1人当たり年100万円、合計で1,200万円の議員報酬のアップに使用して、残余の7,800万円を財政健全化に向けることが現時点での最良の議会改革であると、こういうふうに考えております。  なお、議員定数削減という極めて重要な問題が、議員提案という形で提示されたために、私は議員としての意見を述べる場が全くなかったために、ここに動議という形をとらざるを得なかったということを御理解願いたい。  12人の根拠について述べます。これはあくまでも1つの案で、考え方ではございますが、篠山市を6区画に区割りして、区割り人口によって、議員定数を定めることにより、民意反映の公平性を担保した定数を求めると次のとおりになります。  なお、議員定数は人口5,000人に対して1人ということで、算出することとします。ただし、人口が5,000人未満の場合は、議員定数を1人というふうにいたします。  次に述べますが、地区を篠山、城東、多紀、西紀、丹南、今田、この6区画に区分して考えます。そして、お手元の資料(議員定数12人の根拠)にございますように、人口比と議員定数をそれぞれそこに記していますように、各地区に最低1人を割り当てる。で、残り篠山地区でしたら、1万2,271人ということですので、もともとの1名にプラス5,000人の分を上乗せして、人口比率で算出すると、城東は3,200なので1にする。多紀は3,100なので1にする。西紀は4,100なので1にする。丹南は1万5,900なんで4にする。今田は3,500なんで1にする。こうしますと、合計で11人ということになりますが、議会を運営する場合には議長をどうしても出す必要があるということで、11人ですと偶数になってしまって、議決がとれないということで、いわゆる議長枠という、名前は何でもいいんですが、議長枠として1名を追加します。そして、この1名は、1人区、今申しました1人区の中で一番人口の多い地区に1人を割り当てるということで、合計が12人と、こういうふうに考えております。  考え方としては、市内を6地区均等割で2名ずつ議員定数を割り当てるということも考えられますが、人口を無視してその方法をとるのは現実的ではないというふうに判断しました。また、地区割を制度化しなくても、12人の議員定数があれば、前述申しましたとおり、各地区もれなく1人は議員がカバーできる人数でございます。人口だけでなく、地域を考慮いたしますと、市内を6区画に区割りした小選挙区の検討も必要であると考えられます。また、小選挙区と全市を1つとした大選挙区、一部地域割議員と、それから全国区の議員との併用という方法もありますが、ちょっと私の検討いたしました中では、地方議会においては、その併用制は不可能ということになってございます。  しかし、このたびは、発議第1号に対する修正動議ということで出させていただきましたので、議員定数の修正のみにとどめたいと思います。  議員定数6名減によって、議会運営方法、それから常任委員会、政策討論会、処々の議会運営に関しまして、及び選挙制度の改革に関しまして、それらはその必要性の有無も含めて、本修正動議が採択された場合、手順を踏みまして、全員の議員による協議、政策討論会及び議会運営委員会に諮った上で提示することといたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  河南芳治君の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺です。  河南(芳治)議員に質問させていただきたいというふうに思います。  まず、12人に根拠するようなところですけれども、人口5,000人に対してというような基本的な考え方で計算をされているというふうに理解をさせていただきました。その5,000人ですね、この5,000人がどこから出てきたのか、そのあたりについて、この5,000人に1人がふさわしいとするその5,000人の根拠ですね、このあたりについて提案者はどうお考えになっているのか、そういったことです。  もう1点は、後段のほうで、小選挙区の検討も必要であると考えられるがというようなお話がありました。現行、篠山市においては、1市1選挙区の制度をとっているということでございますけれども、実際この提案されている内容を見ると、実際これ同時にですね、後から考えるということですけれども、選挙区制をやっぱり導入をしていかんと、並行してやっていかないことには、なかなかこういった市内全域からの民意の把握を担保できないのではないかなというふうに思うわけでございますが、そのあたり、後から検討するということですけれども、少し乱暴かなというふうに思うんですけれども、そのあたり、それで十分大丈夫かなと。選挙区についてお伺いしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  河南芳治君。 ○6番(河南芳治君)  数字の根拠を聞かれますと、原案の2名が根拠が何かというのと同じで、非常に根拠としては、乏しいかと思いますが、私の上げました、その地域別のところで、一番少ないところが3,000人台ですね。それをカバーする人数というのが、西紀ですと4,000人、それらが全て1区画としてカバーできる人数というのが5,000人であるというのが、私のその5,000人の根拠づけです。  それから、2問目の小選挙区の問題ですが、これは私がもしあくまでも小選挙区をとりたいというわけじゃなくて、今回の人数を区割りでした場合ですね、これは結果、渡辺議員のおっしゃるように、地区が今の制度のままでは担保できないかもわかりませんが、少なくても人数的には、立候補者が立てば、各地区を充足できる人数であるということでございます。  それと今の修正動議を出しました中で、今言われましたところまで述べますと、修正動議でなくて、また別の議案になってしまうかということで、本当は述べるところはたくさんあるんですけれども、遠慮いたしております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に賛成者の発言を許します。  16番、河南克典君。 ○16番(河南克典君)(登壇)  16番、河南です。  発議第1号 篠山市議会議員定数条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論いたします。  篠山市市議会は、平成11年合併特例により旧4町の議員57名で構成されておりました。翌平成12年、26人の新議会体制が構築されました。議会改革を推進する中で、平成24年より18名の議員で運営されておるところです。合併当初は、旧4町のそれぞれの地域の事情を十分把握し、理解するのも時間が大いにかかるものでした。しかしながら、平成24年4月、議会基本条例を制定、それにより、まちづくり協議会単位で議会報告会の開催を重ねることにより、市民の方々から直接意見などを聴取し、また、地域課題などを聞くことにより、議員各位とも市内全域の地域課題などが共有できるようになってきたと感じるものです。  合併20年を機に、将来の篠山市を想定するとき、議会としても議会改革をより一層推進し、効率のよい自治体を目指し、また、少子高齢化も視野に入れ、市民、議会、行政が一体となり、チーム篠山、オール篠山として取り組む必要があると考えるものです。そのためにも、議員定数の削減も避けて通れないものではないかと感じるところです。  次に、篠山市にあっては、人口6万人構想を目標に取り組んできたものの、平成14年の4万7,800人をピークに、平成31年2月末では約4万1,700人。約6,000人も減少を見ているところです。同規模近隣自治体の議員定数を比較すると、加西市、人口約4万4,000人で15名、小野市、人口約4万8,000人で16名、西脇市、人口約4万1,000人で16名、加東市、人口約4万で16人となっております。篠山市でも、今後数年のうちに、人口が3万人台に乗ることは避けられないものと考えます。篠山市の将来を想定するとき、近隣の自治体の状況も参考に、議員定数の2名削減は避けられないものと考えます。  次に、篠山市の財政は、31年度収支バランスがとれる見込みとはいうものの、平成29年に策定されました篠山市公共施設等総合管理計画によりますと、今後40年間で1,399億円、年にすると35億円が必要と試算されております。人口減少に伴う交付税の減額、財源収入が減少することが想定されます。これは、今以上に財政環境が厳しくなることは想定されます。このような状況下にあっては、議員削減は避けて通ることができないものと考えます。  以上、大きく3点の理由により、発議第1号に賛成するものであります。  議員各位におかれましては、その趣旨に御理解をいただきまして、御賛同いただきますようお願い申し上げ、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。  15番、前田えり子君。 ○15番(前田えり子君)(登壇)  発議第1号 篠山市議会議員定数条例の一部を改正する条例及びその修正案について、反対するものであります。  定数削減には反対です。議員の定数は、住民の思いを正確に反映させることを保障するために、地方自治法で人口規模に応じて示めされていますが、篠山市では、条例によって、18名に減らしています。提案されている条例は、さらに減らして、16人にしようとするものです。修正案では、さらに減らそうとしています。  地方議会は、住民の最も身近な議会として、住民の声を自治体に反映する住民の代表機関です。議会には、市民の利益を十分に反映した議論が行われているか、住民本位の条例等が検討されているか、行政への監視や批判が住民の立場できちんと行われているかなど、その働きが問われます。議員には、複雑多岐にわたる住民要求を実現するために、十分に議論し、複雑多岐にわたる審査や調査をし、相当な仕事量が求められています。  篠山市では、合併後、377平方キロメートルという広い地域で、議員がいかに市民とつながりを持って活動するかも、大きな問題です。議員が減ると、議会の機能は確実に低下します。どのような議員定数がふさわしいかは、同じ人口規模の自治体であっても、面積や集落の分布等、地理的要件や社会的条件など、地域の特性も反映させる必要があります。  議員定数削減が、行政改革の一環だということですが、市民の代表である議員が減っていくならば、削られるのは市民の声です。篠山市の最高の民主主義の砦である議会を、無駄をなくすという行財政改革と同列で考えてはならないと思います。  少数精鋭という見方もありますが、少人数が必ず精鋭になるとは限りません。むしろ議員が減ることで、議会の行政への監視能力は低下します。また、定数削減は当選ラインを引き上げていきます。新人や小さな地域に住んでいて、出ようという人は、当選が困難になります。少数意見や新しい観点での意見が反映しにくくなってきます。市民サービスの低下など、厳しい状況が続いている中、より多くの市民の声を議会に反映させることが大切です。  格差社会が広がり、市民の生活や地方財政も大変厳しい状況が続いている中で、多様な市民の意見や要求も高まっています。こうしたときこそ、議会や議員、あるいは行政が主権者である市民の中に入り、市民とのパイプを太くしていくこと、そして、市民の暮らしを守っていくために、前進していくことが求められています。  定数削減は、地方自治体における議会制民主主義をきり縮め、自治体から住民を遠ざけます。  以上、発議第1号、そしてその修正案に対する反対の討論といたします。
    ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  10番、栗山泰三君。 ○10番(栗山泰三君)(登壇)  10番、栗山泰三です。  発議第1号 篠山議会議員定数条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論いたします。  今回の提案につきまして、会派内でも議論させていただいたんですが、先ほど渡辺議員からも民意についての話がありました。確かに民意についての議論がなかなか進んでないですが、このたび、市名変更問題につきまして、住民投票が出されました。そのことにつきまして、私たち議員は、議員の立場というものを、議会はどのようになっておるのかというような議論もありましたので、議員の質もその点につきまして、考慮する点があるんじゃないかというふうにも考えるところでございます。  そういう意味で、今回、議員の質を高めるためにという意味でも、またそして、ある面、実質公債比率も17%台ということで、31年度になっております。近隣の丹波市、三田市におきましては6.4%、8.3%というような状態にあり、篠山市はなかなか突出して高いものがあるのが現実でございます。  今後の人口減少の篠山市におきまして、小学校が統廃合している現実があります。税収も今後減少するのは見えております。やはり議員としましても、一定の篠山市、財源体制、ある面の議員としての歩み寄りが必要かと思いますので、今回1,500万円、2名削減ということで会派として、会派の4人の中で議論させていただいた結果、議員削減、2名削減という今回の提案を賛成する立場で討論させていただきます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、修正案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  11番、大上和則君。 ○11番(大上和則君)(登壇)  議席番号11番、大上です。  発議第1号 篠山市議会議員定数条例の一部を改正する条例案について、賛成の立場から討論を行います。  議会議員の果たす、その役割は大きく、実際の最終意思決定の場としての議決権を初め、住民代表として公正公平な判断のもと、住民要望を行政に反映させることや、執行機関をチェックする機能を持ち合わせた地方自治の根幹をなす存在であると考えます。その議会を構成する議員定数については、何名で構成するのが妥当なのか、理論的な根拠がないのが現状で、これまで人口に応じ、それぞれの議会において決定されてきました。近年、行政改革、議会改革を強く望む市民の方々からは、日ごろの議員活動が見えない、各種会合にも姿が見えない、ほかにも多々ありますが、大変厳しい御意見をいただくことも少なくありません。今後、市民の皆様に誇れる新生丹波篠山市議会であるためにも、議員みずからが身を切る改革を進めていかなければなりません。  議員定数は、あくまで住民の声を正しく行政に反映させ得る人数であり、議会の機能を十分発揮し得る人数だけではならないと考えますが、本市のこれまでの定数削減の経緯や、近隣の同規模自治体の状況と比較し、また、議会改革の推進などから、総合的に判断すると、現行の議員定数を18名から2名削減の16名とすることについては、妥当な数であるのではないかと私は考えます。  今回の提案についての私の考えは、単に行政改革に協力したいということだけではなく、これからの議会のあり方を構築するものとして、議員みずからの身分を左右する定数について、厳しい判断で対応しなければならないと考え、そのような覚悟をもって賛成するものであるということを申し添え、私の賛成討論といたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。  2番、隅田雅春君。 ○2番(隅田雅春君)(登壇)  2番、隅田でございます。  今回の上程されました定数削減条例に反対、また修正案に対しても反対という立場で意見表明をさせていただきます。  まず、この議員定数をどうするかということにつきましては、議員間における討議がまず必要と思っております。その中で意見を集約して、そして議会運営委員長が発議という形でこの場で上程をするのが本来あるべき姿であろうと思っております。今回は、足立提案者も唐突というふうな言葉を述べられました。時間がないという説明もありましたが、私はもっと議員間で本来あるべき定数はどうなのか、また、議員の資質ということも言われましたけれども、議員のあり方、あらゆる面において議論をして、そして、定数は幾らがいいのか、そういった議論を集約していく必要があると思っております。今回の上程に当たりましては、そのような過程が一切なされていないということにおきまして、どちらの案についても賛成できないということでございます。  議員の皆様におかれましては、私が言わせていただきましたところ酌んでいただければと、このように思います。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、修正案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)(登壇)  4番、渡辺でございます。  原案及び修正案に反対の立場から討論をさせていただきたいというふうに思います。  先ほどの質疑の中でそれぞれの考え方については一定の理解はさせていただいたというふうに思っておりますが、私、今回反対をするのは、理由が2点です。幾らか身を切る改革的なそういうことをしていかないかんというのがありましたけれども、議員定数削減と身を切る改革は若干、私は違うと思います。身を切る改革やったら、やはり報酬を切ると、こういった提案をすべきであるので、そういった点でそういった提案理由との整合性がないということが1点です。  もう1点は、いろいろと河南(芳治)議員の提案の中にも地区割の重要性みたいなことがありました。河南(克典)議員の討論の中にですね、加西市、それから小野市、西脇市、加東市、このあたりも例が挙げられましたが、実はこのあたりも調べさせていただきましたが、小学校の数でいいますと、これらの市は大体8つか11です。つまり一定のコミュニティーを形成している地区がそれぞれの定数よりも少ない市であります。篠山の場合は、小学校というより、今はまちづくり協議会ということで19をそれぞれ異なる協議会を持ったコミュニティーが存在をしております。そういったことを考えますときに、現行の、私は18でも、非常に少ない数字であるという部分を考えておるのであります。そして、昨年来よりいよいよ人口減少、それから高齢化問題で小規模自治体、これの問題がかなり大きくクローズアップをされてきております。議員を切れということは、やはり私は先ほど質疑の中で言いましたように、地域を切るということにも直結している問題であります。  そういった面において、これから急激に各地域地域で、地域の問題が大きくなっていく、このタイミングで議員数を削減するというのは、いささか時代に逆行した流れになるというのが2点目の理由でございます。  以上、2点の理由より、原案、修正案それぞれ議員数を現時点で削減するという提案に対しては、反対をしたいというふうに思います。  議員各位におかれましては、今回の提案それぞれの反対をしていただいて、もう一回仕切り直しをして、本当に議論する。みんなでしっかりと各課題を克服できるような、議員定数のあり方、そういったものを議論していく、そういった部分については、私も反対するところでございませんので、そういった方向に向かいますことを皆さんにお願いをして、賛同いただいて、それぞれに反対していただくことをお願いして討論を終わります。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、修正案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)(登壇)  議席番号9番、恒田でございます。  発議第1号 篠山市議会議員定数条例の一部を改正する条例、並びに修正案に対して、反対の立場で討論をさせていただきます。  私は、これまでから議員削減には賛成の立場で意見を述べてきました。が、今回は反対の立場とさせていただきます。  その理由として、反対の理由として、1つ目、篠山市議会基本条例、その中に議員定数第25条2に、このように書かれています。「議員定数の改正に当たっては、行財政改革の視点及び他市との比較だけでなく、市政の現状及び課題並びに将来の予測及び展望を十分に考慮するとともに、市民の意見を聴取するため、参考人制度、公聴会制度等を十分に活用するものとする」とあります。今回、修正案、そして原案に関して、このような参考人制度、公聴会制度等が十分に活用されていない。  そして2つ目、今回の議員削減の提案は、先ほど隅田議員からもありましたが、議会で十分な議論をされておらず、議員合議での提案が、私は望ましいと考えておるところであります。  3つ目、議員削減は、これまでからも行っていましたが、人数が減らすほどに議会として、民意を聞くための対策が必要であり、より慎重に進めていかねばならず、議会基本条例にあるように市民の意見を聴取するため、参考人制度、公聴会制度等を活用する必要があると考えます。例えば、次回5月に予定されている議会報告会等もその手段ではないかと考えているところです。先ほど唐突ということがあったんですけれども、別にまだ1年、選挙まではあるので、合議制度を活用するのでいいのではないかと思うところです。  そして4つ目、先ほど提案理由、それぞれからですね、議員2名削減による1,500万円の削減、修正のほうでは6人削減による7,800万円の削減は、財政健全化の取り組みであるが、5月1日よりの通年議会とのかかわり、議会を構成する各委員会のあり方、議員数減による市民とのかかわり方など、議会全体を見通しての提案に乏しく、議会全体でもっともっと議論をする必要があり、今回はその議論がなされていない。  最後にですね、議員削減の提案をするならば、先ほどの1つ目で述べたようにですね、議員合議による提案であるならば、次の本会議6月議会以降に再度議員提案することが望ましいと、私は考えるところであります。  以上の理由により、今回の議員削減提案には、原案そして修正案ともに反対の意思表示をさせていただき、反対の討論とさせていただきます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、修正案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、発議第1号を採決します。  まず、本案に対する河南芳治君ほか1人から提出された修正案について、採決します。  本修正案に賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立少数です。  したがって、修正案は、否決されました。  次に、原案について採決します。  原案に賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立少数です。  したがって、発議第1号は、否決されました。  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を午後1時40分といたします。               午後 0時34分  休憩               午後 1時40分  再開 ◎日程第17  発議第2号 篠山市議会議員及び篠山市長の選挙における選挙運動用自               動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する               条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第17.発議第2号 篠山市議会議員及び篠山市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  本件については、地方自治法第112条及び会議規則第14条第2項の規定によって、安井博幸君ほか1名から提出がありました。  安井博幸君の提案理由の説明を求めます。  安井博幸君。 ○8番(安井博幸君)(登壇)  議席番号8番、安井博幸です。  篠山市議会議員及び篠山市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例について、上程させていただきました。  この条例の中で、第9条中「31万500円」を「1万1,503円」に改めるよう、改正を求めるものです。  提出の理由を申し上げます。  篠山市は、市議会議員及び市長選挙において、自動車運転員、燃料、ポスター、パンフレットを公営負担しています。候補者にとっては有意義な制度ですが、実態に合わない高額な公営負担は税の使い方としての問題に加え、市民の理解を得ることは困難かと思います。  篠山市の掲示板359カ所分のポスター代金の市の公営負担限度額は49万10円です。過去4回の市議選で公費請求された候補者1人当たりの平均請求金額は19万1,257円でした。時代の変遷とともに、現実と乖離してきている選挙ポスターの公営負担限度額を候補者平均費用の端数を切り上げた20万円にまで引き下げることが実態に合った価格への調整と考えます。
     それゆえ、篠山市議会議員及び篠山市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例(平成15年10月15日条例第49号)のポスター公営負担の金額を、減額する条例改正を議決いただきますよう、発議いたします。  金額で限度額を設定している場合には、経済の変動に合わせ適時見直しが必要なことは自明であり、税の使い方として、必要最小限かつ立候補する市民の公平性を担保するものでなければなりませんが、私の提示する公営負担額は、この条件を満たしていると考えます。公営負担限度額の基準をどうつくるかについては、多様な御意見があろうかと思いますが、以下のいずれを根拠としても、20万円が妥当な金額として算出されます。  1、実際に行われた篠山市内の選挙での平均負担金額19万1,257円の万単位未満端数を切り上げた20万円を根拠とする。  2、篠山市の条例第49号第9条で規定されている作成単価525円6銭に当該選挙が行われる区域におけるポスター掲示板の数を乗じて得た金額で算出される18万8,497円の万単位端数を丸めた20万円を根拠とする。  なお、同条で加算されている31万500円については、篠山市の選挙管理委員会から県や国の選挙管理委員会に根拠を取り合わせていただきましたが、今となっては、根拠がわからなくなってしまったようです。根拠が明確でない金額は、市民に説明できるものではないので、削除すべきと考えます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  安井博幸君の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  15番、前田えり子君。 ○15番(前田えり子君)(登壇)  発議第2号 篠山市議会議員及び篠山市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論をいたします。議席番号15番、前田えり子です。  政治活動・選挙運動は、選挙が公正・公平に行われるように、公職選挙法によって定められたルールに従って行わなければなりません。選挙については、さまざまな規制が加えられていますが、それでも選挙には多額の費用がかかり、腐敗の大きな原因とも言われています。金のかからない選挙を実現し、候補者間の選挙運動の機会均等を図る手段として、選挙公営制度が実施されています。候補者に係る選挙運動用費用の負担の軽減を図り、広く候補者を求め、市政に反映しようとするものです。  選挙ポスターは公営掲示板にのみ掲示することが可能です。掲示責任者と印刷責任者の住所と氏名の記入が必須となっていますが、内容やデザインについてのルールや制限はありません。「長さ42センチ・幅30センチ」というサイズなら形状に制限や規定はないため、自由な形につくることが可能です。この選挙運動用ポスターは、限度額の範囲内において無料で作成することができます。  この篠山市の条例は、平成15年の第35回本会議に上程され、議会、総務委員会に付託され審査されております。また、平成28年4月には、公職選挙法施行令の一部が改正され、限度額が引き上げられています。選挙ポスターは印刷費が510円48銭から525円6銭に、企画費が30万1,875円から31万500円へと引き上げられました。それに合わせて、市の条例も改正しました。  ポスターの作成は、一定の条件のもとで候補者が工夫を凝らし、有権者に訴えるものですから、その作成費用にばらつきが出るのは当然です。安くできる人があるから、もっと安くするべきだということではありません。  以上、反対の討論といたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  6番、河南芳治君。 ○6番(河南芳治君)(登壇)  議席番号6番、河南芳治でございます。  この発議第2号に対しまして、発言させていただきたいと思います。私は賛同者に名前を連ねておりますとおり、この発議第2号に賛成いたしたいと思います。  理由は、直近の選挙を行った者の体験といたしまして、また、直近まで一般市民であった者の市民感覚といたしまして、市民の税金で負担する限度額は、いかなる事案においても、必要最小限度にすべきであり、当案件に関しましても、例外にすべきではないと考えるものです。  詳細は、後で述べますが、私の検証によりますと、よほど特殊な紙や高名なデザイナーを使わない限り、公営負担は20万円で十分であり、高額な物を使用する場合は、あくまでも自己負担で行うべきだというふうに考えます。  ちなみに、現行の公営負担限度額を皆さん、御承知のことと思いますが、検証しますと、公営負担で行われるのは、4項目ございます。1項目めは、選挙カーのレンタル料。これは1日当たり1万2,600円。それから2項目、車の燃料代。これは7日間で5万2,900円。それから3番目が運転手の報酬。これは1日1人当たり1万2,500円。そして4番目がポスター印刷代、先ほどお話がありました49万1,000円。枚数は359枚と、こういうふうになっています。私の検証の結果、1、2、3につきましては、ほぼ実態に近いというので変更の必要はないと判断いたしますが、4のみは、実態と大きく乖離しているというのを肌で感じました。その4についてですが、市条例の中にもあります、単価525円6銭、これにポスター掲示場の数を乗じて得た金額に31万500円を加算されているんですけれども、この根拠不明の加算金が実態との乖離原因だというふうに推測できます。  当該加算金は、掲示板からポスターがはがれた場合の貼り直し費用かとも考えられますけれども、現在では技術が進歩して、風雨による損傷やはがれはまず起こらないというふうに考えられます。実際に私がこのたび経験した選挙期間中というのは、雪と雨と風雨に数日間さらされた過酷な気象条件でしたけれども、掲示期間中に貼り直しが必要になったことはございませんでした。  それからポスター作成限度額の根拠についてですけれども、去る2月の17日、補欠選挙用のポスター作成に当たり、私は当然のこととして、デザイン料も含めた同条件で市内3業者より見積もりをとっております。もっとも発注先は市内ですが、その中の1社は印刷会社は市外でございました。あとの2社は市内発注で市内で印刷という会社でございましたけれども、結果は、次のようになっております。A社20万円、端数切り捨てて万単位で申します。B社19万円、C社6万円。以上に、実際選挙に当たりまして、見積もりをとった金額はいずれも20万円以内に公営負担額についてはおさまっているということから、当初述べましたとおり、原案に賛成するということで、私の発言を終えたいと思います。  以上でございます。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、発議第2号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立少数です。  したがって、発議第2号は、否決されました。 ◎日程第18  発委第1号 篠山市議会会議規則の一部を改正する規則 ○議長(森本富夫君)  日程第18.発委第1号 篠山市議会会議規則の一部を改正する規則を議題とします。  本件については、地方自治法第109条第6項及び第7項並びに会議規則第14条第3項の規定によって、議会運営委員会から提出がありました。  委員長の提案理由の説明を求めます。  小畠議会運営委員長。 ○議会運営委員長(小畠政行君)(登壇)  議会運営委員会委員長の小畠でございます。  発委第1号 篠山市議会会議規則の一部を改正する規則の制定につきまして、提案理由を説明いたします。  今回の改正は、現行の議会運営に照らし、改正しようとするものです。  会議規則第51条の議場における発言の要求については、起立の上、自己の議席番号を告げることを廃し、挙手をもって行うこととし、議長は先挙手者と認めるものから発言させるように改めます。  第125条では、会議録については、議員及び関係者への配布規定を廃し、議会事務局で保管するよう改めるものです。  施行期日は、公布の日からといたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  議員各位におかれましては、提案のとおり御賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  委員長の説明は終わりました。  これから、委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、発委第1号を採決します。  発委第1号のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、発委第1号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第19  発委第2号 丹波篠山市議会の会期等を定める条例  日程第20  発委第3号 篠山市議会委員会条例の一部を改正する条例  日程第21  発委第4号 篠山市議会会議規則の一部を改正する規則 ○議長(森本富夫君)  日程第19.発委第2号 丹波篠山市議会の会期等を定める条例から、日程第21.発委第4号 篠山市議会会議規則の一部を改正する規則までの3件を一括議題とします。  この3件は、地方自治法第109条第6項及び第7項並びに会議規則第14条第3項の規定によって、議会運営委員会から提出がありました。  この3件について、一括して委員長の提案理由の説明を求めます。  小畠議会運営委員長。 ○議会運営委員長(小畠政行君)(登壇)  議会運営委員会委員長の小畠でございます。  発委第2号 丹波篠山市議会の会期等を定める条例、発委第3号 篠山市議会委員会条例の一部を改正する条例及び発委第4号 篠山市議会会議規則の一部を改正する規則の制定の3件につきまして、提案理由を説明いたします。  平成24年の地方自治法の改正により、全国では議会基本条例の制定はほとんどの議会において制定されておりますが、通年の会期の導入に関しましては、県、市、町村の議会でも31議会程度の状況にあります。いち早く議会基本条例を制定してきた篠山市議会として、市の名称変更により丹波篠山市議会の誕生を控え、通年議会の導入を議員の皆さんと議論を重ねてまいりました結果、議会として閉会中の制約を廃し、いつでも市民の声を市政に反映できるよう、法の改正趣旨にのっとった形で丹波篠山市議会としてスタートしようとするものです。  会期は、私たちの任期に合わせ、毎年5月1日から翌年の4月30日までといたします。  必ず議会を定期的に開催する日として定例日の設定については、これまで同様に集中的に審議する6月、9月、12月並び3月のそれぞれ第1火曜日、第3水曜日、第3木曜日及び第4木曜日と定めます。  定例日以外の日の会議については、市長は、会議に付すべき事件を示して会議を開くことを請求し、議長はその請求のあったときから7日以内に議会を開催することとなります。このため、基本的には年間の日程を決めて会議を進めるものですが、会議に付すべき事件が生じた場合は速やかに議会を開く必要があることとあわせて、予算、補正予算及び決算の審査についても、審議の継続性を確保するため、議員全員で構成する予算決算委員会の常設化を行います。なお、同委員会での決算審査に当たっては、議会選出監査委員は除くことといたします。  これらの条例制定及び改正により、会議規則についても所要の改正を行うもので、主な事項では、一事不再議の取り扱いについては、定例会中に相当する「当該定例日開催月中」は再び提出できないものとし、発言の取り消しまたは訂正については、会議で発言のあった日から20日以内をその期限とするよう改めます。  議員の派遣については、議長の決定により行えるものと改め、議長は直近の会議に報告するように改めます。  会期等を定める条例等により、篠山市議会定例会の回数を定める条例及び篠山市議会定例会の招集時期を定める規則は、廃止いたします。  この3件の施行期日については、丹波篠山市議会が誕生する本年5月1日からといたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  議員各位におかれましては、提案のとおり御賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  委員長の説明は終わりました。  これから、一括して委員長に対する質疑を行います。
     質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、発委第2号 丹波篠山市議会の会期等を定める条例を採決します。  発委第2号のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、発委第2号は、原案のとおり可決されました。  次に、発委第3号 篠山市議会委員会条例の一部を改正する条例を採決します。  発委第3号のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、発委第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、発委第4号 篠山市議会会議規則の一部を改正する規則を採決します。  発委第4号のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、発委第4号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第22  常任委員会等の閉会中の所管事務調査の件 ○議長(森本富夫君)  日程第22.常任委員会等の閉会中の所管事務調査の件を議題とします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、それぞれの所管事務のうち、会議規則第75条の規定によって、お配りしました一覧表のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。  各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。  ここで、午前中の補正予算に関する河南克典議員の質問に対し、平野副市長から追加の説明がございます。  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  この件につきまして、午前中の審議の中で河南克典議員のほうから、庁舎前のお堀端の桜を切っておるじゃないかというふうな御質問をいただきまして、担当部長のほうからは、切っていないという答弁をさせていただきましたが、改めて確認をさせていただきますと、老木8本を切っておるというふうなことでございまして、まずその分について、訂正をしておわびを申し上げたいと思います。  加えて、この事業につきまして少し御説明を申し上げますが、これにつきましては、景観刷新モデル事業ということで、城跡公園桜の植樹工事ということで、取り組みを進めておりまして、お堀周辺の老木を伐採し、新たに桜を植樹するということで、全体の伐採本数が36本で新たに植樹を60本するというふうなことで、むしろ景観刷新というふうなことで取り組みを進めてきた事業であります。  伐採につきましては、桜協会の会員でもある、桜のことに非常に精通されている業者の方に、事業も進めていただいたところであります。加えて、こういった時期になりましたのは、この事業が平成29年度の繰越事業というふうなことで、どうしても年度内完成をする都合もあったというようなことでさせていただきましたが、河南(克典)議員から御指摘のとおりですね、この時期にやっぱり桜を伐採するというのは非常に議会あるいは市民の皆さんの理解が得られない部分であるというふうに思います。つきましては、今後こういった事業をするに当たりましては、そういった執行時期について、適切に行えるように、河南(克典)議員の御意見、御質問を真摯に受けとめて、今後適正に事業に取り組んでまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。本当に申しわけございませんでした。 ○議長(森本富夫君)  これで、本日の日程は全部終了しました。  会議を閉じます。  平成31年第119回篠山市議会定例会を閉会します。  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今期定例会は、2月26日の招集以来、本日まで30日間にわたり、終始格別の御精励を賜り、条例改正、予算関係等の重要案件について、いずれも適切妥当なる結論をもって議了することができました。市政のため、まことに喜ばしい限りでございます。ここに、議員の皆様の御精励と御協力に対し、敬意を表しますとともに、心から厚く御礼申し上げます。  また、市長を初め、当局の皆様には、各議案の審議に際し、常に真摯な態度をもって、審議に協力されました御労苦に対し、深く敬意を表しますとともに、集中審議期間中において議員から述べられました意見並びに提言につきましては、今後の市政執行に十分反映され、花咲く丹波篠山市への予算の効果出現にさらなる御努力を強く望むものでございます。  また、議員各位には、県下で初となる通年の会期制の導入について、この定例会中に決定いただき、本日必要な条例等の制定を進めることができました。私たちの任期における最終年となるこの1年について、通年議会の活用に向けた基礎をかためつつ、議会活動の活性化に努めながら、次期選挙を戦い抜かれ、構成される新たな議会へとつなげていきたいと考えます。この間の皆様の御理解と御協力に改めて御礼を申し上げます。  「丹波篠山市」のスタートに向け、議会としても盛り上げていかなければならないと考えていますが、市当局におかれては、市民挙げて希望に満ちたスタートができるよう、万全を期していただきたくとともに、市の名称変更による住民福祉の向上、地域ブランドの振興を改めてお願いするとともに、丹波篠山市議会としてもますます市民に開かれた議会を目指してまいりたく考えます。  時節柄、皆様にはこの上とも御自愛をいただき、御健勝にて、市政発展のため、さらなる御努力をお願い申し上げます。  終わりに、報道関係各位の御協力に対し、御礼を申し上げ、閉会の御挨拶といたします。  続いて、酒井市長から御挨拶がございます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  本日、第119回の篠山市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  御審議をいただきました案件は、平成31年度の予算など重要な案件ばかりでありましたが、慎重に御審議をいただき、御議決を賜りまして、本当にありがとうございました。審議の過程でいただきました御意見や御提言は、市政に反映するように努めていきますし、また、平成31年度の市政執行方針、新規事業については、6月の議会となりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  本日もこの議場で熱心な議論がなされましたが、議員の皆様、また篠山市議会の前向きなお取り組みに心から敬意を表したいと思います。  5月からは、通年の議会開会となります。また、定数については、本日も削減に向けて真摯な議論がなされました。また、これまでからも市民の皆さんとともにきめ細かく議会報告会をされております。どうか今後とも市民の皆さんのため、市政のために、ますますの御活躍をよろしくお願い申し上げます。  さて、すっかり春めいてまいりました。桜の開花も目前となってきました。あす、明後日、3月29日からは、お花見のためにも市長室を開放することとしています。また、3月29日、市職員12名が退職をいたします。本議会に出席をさせていただいている部長級では、芦田教育部長、吉見消防長が退職となりますが、皆様には長らくお世話になりまして、ありがとうございました。そして4月1日には、新規職員15名を迎えることになり、合計職員461名の体制でスタートとなります。新しく観光政策官、また農都環境の政策官を迎えることになります。  そして、いよいよ5月1日、丹波篠山市の誕生となります。この市名の議論については、この議会でもさまざまな議論がなされたところです。市民の皆さんの力で丹波篠山市として解決ができました。市民の心を1つに丹波篠山市誕生を大いに盛り上げていきたいと考えているところです。これまで議会の皆さんから御指摘をされた企業、事業所への負担軽減のための補助手続などを進めているところです。5月1日には、記念式典のほかに、お城やまた市内各地でデカンショ踊りなどで盛り上げることとしており、市民挙げて多くの皆様の参加を募ることとしておりますので、どうか議員の皆様にもそのリーダーとして、御活躍をいただき、大いに盛り上げるようにどうかよろしくお願い申し上げます。  どうか今後とも議員の皆様、ますます御健勝にて、市民のための御活躍、市政の御発展のための御活躍を心からお願い申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。どうも大変にありがとうございました。               午後 2時18分  閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        平成31年3月27日                        篠山市議会議長  森 本 富 夫                        篠山市議会議員  河 南 芳 治                        篠山市議会議員  足 立 義 則                        篠山市議会議員  安 井 博 幸...