篠山市議会 2018-05-29
平成30年第114回定例会(第1号 5月29日)
平成30年第114回定例会(第1号 5月29日) 第114回
篠山市議会定例会会議録(1)
平成30年5月29日(火曜日)
午前 9時30分 開会
〇
出席議員(18名)
1番 小 畠 政 行 2番 隅 田 雅 春
3番 向 井 千 尋 4番 渡 辺 拓 道
5番 大 西 基 雄 6番 園 田 依 子
7番 足 立 義 則 8番 安 井 博 幸
9番 恒 田 正 美 10番 栗 山 泰 三
11番 大 上 和 則 12番 木 戸 貞 一
13番 國 里 修 久 14番 吉 田 知 代
15番 前 田 えり子 16番 河 南 克 典
17番 奥土居 帥 心 18番 森 本 富 夫
〇
欠席議員(0名)
〇
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市長 酒 井 隆 明 副市長 平 野 斉
教育長 前 川 修 哉
代表監査委員 畑 利 清
政策部長 稲 山 悟 総務部長 梶 村 徳 全
市民生活部長 野々村 康
保健福祉部長 倉 剛 史
農都創造部長 堀 井 宏 之
まちづくり部長 横 山 実
上下水道部長 酒 井 一 弘
監査委員・公平委員会・選挙管理委員会
固定資産評価審査委員会事務局長
中 筋 吉 洋
消防長 吉 見 敏 明
教育部長 芦 田 茂
教育次長 酒 井 宏
(
教育委員会事務局次長)
〇
議会事務局職員出席者
局長 酒 井 和 正 課長 福 西 保 博
主事 中 瀬 文 隆
〇
議事日程 第1号 平成30年5月29日(火曜日)午前9時30分開会
第 1
会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 諸般の報告
・
例月出納検査報告
・
陳情書等
・債権放棄の報告
第 4
行政報告
第 5 議案第44号 平成30年度篠山市
一般会計補正予算(第1号)
第 6 議案第45号 篠山市
福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する
条例
第 7 議案第46号 篠山市
消防賞じゅつ金等支給条例の一部を改正する条例
第 8 議案第47号 平成30年度篠山市
一般会計補正予算(第2号)
第 9 議案第48号 平成30年度篠山市
住宅資金特別会計補正予算(第1号)
第10 発委第 1号
市名変更並びに
地域ブランド振興調査特別委員会設置期限
の延期に関する決議
第11 請願第 2号
市名変更は市民の手で決める機会の創出を求める請願
午前 9時30分 開会
○議長(
森本富夫君) 皆様、おはようございます。
開会に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。
私
たち篠山市議会議員の任期も後半の2年となってまいりました。来年は市制20周年を迎えます。市民の負託に応えるとともに、魅力ある篠山市づくりが展開されることを念願するところであります。
本日ここに、皆様には、極めて御健勝にて、御参集を賜り、第114回
篠山市議会定例会を開会できますことは、市政のため、まことに喜ばしい限りでございます。議員の皆様には、5月1日の臨時会において新たな議会構成を決定いただきました。市民とともにある
篠山市議会を目指し、全力で取り組んでまいります。また、本日まで公私極めて御多用な中、5月15日から17日の3日間、旧の中学校区単位で開催いたしました
議会報告会では市民253名の参加を得、27日の開庁日曜日の
市民相談コーナーの実施や、
ふるさと一番会議の傍聴など、精力的な議会、
議員活動を進めていただいておりますことに深く感謝を申し上げます。
さて、
今期定例会は、平成30年度
補正予算を初め、
条例改正など重要な案件が上程されます。加えて、
市名変更並びに
地域ブランド振興調査特別委員会の取りまとめや、平成29年度決算に関し、議会における「
行政評価」につきまして、
評価審査対象事業の抽出を進めていただく予定としております。したがいまして、極めて多忙な日程となりますが、
議員各位には、十分な御審議をいただき、適切妥当な結論が得られるよう念願するものでございます。
時節柄、皆様方には十分御自愛の上、ますます御健勝にて、御精励賜りますようお願いを申し上げまして、開会の挨拶といたします。
ただいまから、平成30年第114回
篠山市議会定例会を開会します。
これから、本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
森本富夫君) 日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、1番、小畠政行君、2番、隅田雅春君、3番、向井千尋君を指名します。
◎日程第2 会期の決定
○議長(
森本富夫君) 日程第2.会期の決定を議題とします。
お諮りします。
本定例会の会期は、本日から7月4日までの37日間にしたいと思います。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 異議なしと認めます。
会期は本日から7月4日までの37日間に決定しました。
◎日程第3 諸般の報告
○議長(
森本富夫君) 日程第3.諸般の報告を行います。
本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。
次に、監査・検査結果について。
監査委員から
地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、平成30年2月分、3月分の
例月出納検査報告書が提出されました。その写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。
次に、請願・陳情等について。
本日までに受理した請願・
陳情書等3件が、議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。
まず、
受理番号109番「
市名変更は市民の手で決める機会の創出を求める請願」については、本日の日程の中でお諮りします。
受理番号106番及び111番については、いずれも住民投票をめぐっての要望につき、お諮りする請願の付託と同様に取り扱うこととします。
次に、
組合議会関係について。
5月10日に、神戸市において、兵庫県
町議会議員公務災害補償組合議会定例会が開催され、平成29年度の
決算認定議案が承認され、同
組合議長には、
丹波市議会議長が選出されました。これらの関係書類は
議会事務局に備えておりますので、御了承願います。
次に、
地方自治法第121条第1項の規定に基づき、議会の審議に必要な説明のため、市長、教育長、
代表監査委員及びその委任を受けた者の出席を求めておきましたので、御了承願います。
次に、市長から篠山市
債権管理条例第9条の規定に基づき、平成29年度に放棄した債権について、同条例第10条の規定により報告がありました。その写しを配布しておりますので、御確認ください。
これで、諸般の報告を終わります。
◎日程第4
行政報告
○議長(
森本富夫君) 日程第4.
行政報告を行います。
酒井市長、報告願います。
酒井市長。
○市長(酒井隆明君)(登壇) 皆さん、おはようございます。
本日、第114回
市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様、御健勝にて開会できますこと、市政推進の上からも大変心強く、うれしく思っています。日ごろから、篠山市のために、そして市民の皆様のために、積極的な議員、
議会活動を展開していただいており、心からの敬意と感謝を申し上げます。
本定例会に御提案いたします案件は、予算の繰越等に係る報告、条例の改正、平成30年度
一般会計、
特別会計等の
補正予算などの案件を御審議いただくことになっています。どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようにお願い申し上げます。
それでは、
行政報告に入らせていただきます。
報告の1点目は、
ふるさと一番会議についてです。
5月7日の大芋地区を皮切りに、「
ふるさと一番会議」が始まり、今回は、6月9日まで20会場で開催をします。既に昨日までに13会場で実施をしております。
市名変更問題についての調査の結果、平成30年度の市政・
教育行政について説明をし、市民の皆さんの御意見などを伺っているところです。議会の皆様におかれましても、
森本議長様を初め、多くの議員の皆様に御出席をいただいて、市民の皆様の声に耳を傾けていただいておりますことにも敬意と感謝を申し上げます。
報告の2点目は、
玉水会館の
エレベーターの完成についてです。
玉水会館は、近年、地域活動が活発化し、27団体が
サークル活動で利用されており、利用者が増加をしています。そして地域の高齢化に伴い、地元から
エレベーター設置に向けた要望をいただき、安心して利用していただけるように
エレベーターを新設したものです。本年度は、
岡野文化会館、高城会館、
住吉台コミュニティ消防センターに設置の予定です。
3点目は、丹波の森30周年についてです。
地域全体を一つの森と見立てて、この丹波地域の自然や文化を大切にして発展しようとする理念「丹波の森構想」がことしで30年を迎えます。篠山市では、「
丹波篠山ロマン街道」「
丹波篠山グランドデザイン」「色どりの
里山づくり」「
獣害対策サミット」「畑川をモデルとした
ふるさとの川づくり」「木製の
モデル水路」などを、30周年事業と位置づけをしてきます。
丹波県民局、丹波の森協会では、「シンボルマークの作成」「映像にする丹波の森の発信」「丹波の
里山づくり」、そして「シンポジウム」などを実施される予定となっています。
5月5日、こどもの日、篠山市では、この日を「里山の日」と位置づけて、多紀連山の山開きや森づくりのフォーラムが開催されました。今後とも、丹波の森、山を身近に、それを大切にしていくような
地域づくりを心がけていきたいと考えます。
4点目は、第4回
丹波篠山スポーツフェスタについてです。
5月12日、
丹波篠山スポーツフェスタが
西紀運動公園芝グラウンドで開かれ、市内の小・中学生ら約160人が参加をしました。北澤選手を初めとする、
サッカー選手など7人の皆さんがスペシャルコーチとして指導をしていただきました。世界の舞台で活躍された選手の皆さんと触れ合うことができ、
子どもたちも大変喜んでおり、また大きな自信にもなったと思います。
スポーツフェスタは今回で4回目の開催となります。篠山市の
子どもたちがスポーツのすばらしさ、またスポーツに対する取り組みのもと、こういったことを知る大変すばらしい機会となっていることを感謝いたしております。
以上、
行政報告とさせていただきます。
○議長(
森本富夫君) これで、
行政報告は終わりました。
◎日程第5 議案第44号 平成30年度篠山市
一般会計補正予算(第1号)
○議長(
森本富夫君) 日程第5.議案第44号 平成30年度篠山市
一般会計補正予算(第1号)を議題とします。
本案について、
補正予算特別委員会委員長の報告を求めます。
大上補正予算特別委員長。
○
補正予算特別委員長(大上和則君)(登壇) 皆さん、おはようございます。
補正予算特別委員長の大上でございます。
ただいま議題となりました議案第44号 平成30年度篠山市
一般会計補正予算(第1号)についての、
補正予算特別委員会の審査について御報告を申し上げます。
本案につきましては、当委員会に付託され、
民生福祉分科会に審査依頼し、審査を行いました。以下、
民生福祉分科会での審査の過程におきまして、各委員から出されました質疑、意見のうち、重立った内容につきまして、御報告を申し上げます。
まず、今回の
外出支援サービスの対象者の詳細な内訳に関する質疑に対し、当局から、区分①の対象者89人は、下肢・体幹の障がい1級または2級の方である。区分②の対象者802人は、
重複保持者を除いた数字であり、それぞれの
保持者数を単純集計すると、
身体障害者1、2級が818人、
療育手帳A判定が108人、
精神障害者保健福祉手帳1級が44人である旨の回答がありました。
次に、事業費の積算根拠に対する質疑に関し、当局から、区分②の利用率2割については、
障害者手帳を所持している場合、バスや電車については、半額で利用できることや、若い障がい者の方は家族の運転する車で移動されると想定している旨の回答がありました。
次に、市が行う
外出支援サービスの今後に関する質疑に対し、当局から、現在、
社会福祉協議会に委託している高齢者の
外出支援サービスは今後も現状どおり継続していくが、今後、障がい者の
外出支援サービス事業が
民間事業所で安定的に運行ができ、継続性が見込めそうであれば、将来的には障がい者にとどまらず高齢者についても民間の事業者で対応していくことも視野に入れている旨の回答がありました。
以上、
民生福祉分科会座長からの
審査報告を受け、
補正予算特別委員会全体会におきましては、委員より、
タクシー料金利用助成について、市外の病院に行く必要のある場合は対象になるのかとの質疑があり、
民生福祉分科会座長からは、当局から、市外の病院にかかる費用については、都市部までタクシーを利用するとなるとかなり高額になること等、高齢者へのサービス同様、市内のみとし運行の対象としない旨の答弁があったとの回答がありました。
また、委員より、高齢者の
外出支援についても
民間事業者で進めるのかとの質疑があり、
民生福祉分科会座長から、当局から、高齢者の
外出支援サービスについては、
社会福祉協議会に委託し、実施している中、障がい者の
外出支援サービス事業が
民間事業所で安定的に運行ができ、継続性が見込めそうであれば、将来的には障がい者にとどまらず高齢者についても民間の事業者で対応していくことも視野に入れている旨の答弁があったとの回答がありました。
以上、質疑終了後、
議員間協議、討論を行いました結果、討論はなく、採決を行いました結果、議案第44号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定をいたしました。
議員各位におかれましては、
補正予算特別委員会の
決定どおり御賛同賜りますよう、お願いいたします。
○議長(
森本富夫君) 委員長の報告は終わりました。
これから、委員長の報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 質疑なしと認めます。
これで委員長に対する質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 討論なしと認めます。
これから、議案第44号を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(
賛成者起立)
○議長(
森本富夫君)
起立全員です。
したがって、議案第44号は、委員長の報告のとおり可決されました。
◎日程第6 議案第45号 篠山市
福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する
条例
○議長(
森本富夫君) 日程第6.議案第45号 篠山市
福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
議案の朗読を省略し、
提案理由の説明を求めます。
倉保健福祉部長。
○
保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇) ただいま御上程賜りました議案第45号 篠山市
福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
議案書1ページから2ページ、
条例改正新旧対照表1ページから2ページ、議案第45
号説明資料をお開きください。説明につきましては、議案45
号説明資料に基づき行います。
まず、「1.改正の趣旨」として、今回、
地方税法が改正され、これに伴い、兵庫県
福祉医療制度関係実施要綱も改正されたことに基づき、
重度障害者医療費助成及び
こども医療費助成に係る
福祉医療費助成事業の対象者の所得要件について改正するものです。
次に、「2.改正の内容」として、
地方税法の改正により、
指定都市、近隣では神戸市、大阪、京都、堺でございます。に住所を有する者の
市町村民税所得割は、その
標準税率を6%から8%にする改正がなされました。
なお、篠山市は、
指定都市でございませんので、改正の対象ではございません。
重度障害者医療費助成など
福祉医療助成事業は、
市町村民税所得割額23万5,000円未満の方が対象となります。
平成30年1月1日現在で
指定都市に住所があり、その後、
指定都市でない市町に転入、つまり篠山市に転入した場合、
指定都市における
標準税率により算定された
市町村民税所得割額ではなく、篠山市における
標準税率により算定する
市町村民税所得割額を用いて、対象者の判定を行うこととなります。
今回の
条例改正は、
指定都市以外の市町に転入した場合でも、負担の公平性を保つ観点から、
指定都市以外の
標準税率で再計算し、対象者を決定しようとするものでございます。
なお、施行期日は、平成30年7月1日とします。
以上で、議案第45号 篠山市
福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例に係る
提案理由の説明といたします。
御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
森本富夫君) 提出者の説明が終わりました。
これから質疑を行いますが、本案につきましては、
民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。
したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第45号は、
民生福祉常任委員会に付託し、審査することにしたいと思います。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 異議なしと認めます。
議案第45号は、
民生福祉常任委員会に付託して、審査することに決定しました。
◎日程第7 議案第46号 篠山市
消防賞じゅつ金等支給条例の一部を改正する条例
○議長(
森本富夫君) 日程第7.議案第46号 篠山市
消防賞じゅつ金等支給条例の一部を改正する条例を議題とします。
議案の朗読を省略し、
提案理由の説明を求めます。
吉見消防長。
○消防長(吉見敏明君)(登壇) 皆さん、おはようございます。消防長の吉見でございます。
ただいま上程いただきました議案第46号 篠山市
消防賞じゅつ金等支給条例の一部を改正する条例の制定について、説明させていただきます。
お手元の議案第46
号説明資料をごらんください。
消防職員、
消防団員等が公務により死亡または受傷して障がい等の状態となったときには、
消防職員にあっては
地方公務員災害補償法に基づく補償、
消防団員等にあっては、篠山市
消防団員等公務災害補償条例に基づく補償がなされることとなっております。
今回、改正しようとする
消防賞じゅつ金等支給条例の
消防賞じゅつ金は、さきに述べました
公務災害補償とは別に、
消防職団員等が災害現場において、自身の危険を顧みることなく、その職務を遂行し、そのため不幸にも死亡または受傷して障がい等の状態となった場合において、その功労に対し支給されるものです。
篠山市では、平成11年の合併時に、それまで各4町と
広域行政事務組合が、国の示した「
消防賞じゅつ金条例準則」に基づいて制定していた条例を
消防本部が所管する条例として制定しておりましたが、平成18年に障がいの等級を定めた引用政令である「
非常勤消防団員等に係る
損害補償の基準を定める政令」が一部改正されたことを受けて、所定の改正を行うものです。
それでは、次に改正の概要について説明させていただきます。
議案書3ページの
改正条例案及び
条例改正新旧対照表の4ページをごらんください。
まず、第3条第2号の
障害者賞じゅつ金の障がいの等級を定めるのに引用していた「
非常勤消防団員等に係る
損害補償の基準を定める政令」別表第3が、「
非常勤消防団員等に係る
損害補償の基準を定める省令」別表第2に改正されたことから、第3条第2号の後段を削除します。
次に、
殉職者賞じゅつ金の
支給対象者について定めた第5条中の「政令第9条の定めるところ」を第3条の後段を削除したことから、正式な政令名を記載するとともに、
支給対象者が2人以上いる場合の取り扱いについて定めた第9条の3第2項を加えます。
次に、別表第1の備考1で引用している「政令別表第3」を「
非常勤消防団員等に係る
損害補償の基準を定める省令」別表第2に改めます。さらに、備考2では、政令第6条に新たな項が加えられたことによる
条項番号の整理を行うとともに、省令別表第2の等級決定の際に同表に掲げられていない障がいを負った際の等級の決定の仕方を記した省令第3条第2項を加えるものです。
このたびの
条例改正は、
地方公務員災害補償制度との均衡を考慮した機動的な対応を可能とすることを目的として、「
非常勤消防団員等に係る
損害補償の基準を定める政令」が改正されたことに伴いますので、引用している規定、
条項番号の改正などにとどまり、
賞じゅつ金の額等への影響はありません。
以上で、簡単ではございますが、篠山市
消防賞じゅつ金等支給条例の一部を改正する条例の制定についての説明を終わらせていただきます。
御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
森本富夫君) 提出者の説明が終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 討論なしと認めます。
これから、議案第46号を採決します。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。
(
賛成者起立)
○議長(
森本富夫君)
起立全員です。
したがって、議案第46号は、原案のとおり可決されました。
◎日程第8 議案第47号 平成30年度篠山市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(
森本富夫君) 日程第8.議案第47号 平成30年度篠山市
一般会計補正予算(第2号)を議題とします。
議案の朗読を省略し、
提案理由の説明を求めます。
稲山政策部長。
○
政策部長(稲山 悟君)(登壇) それでは、ただいま御上程賜りました議案第47号 平成30年度篠山市
一般会計補正予算(第2号)につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
このたびの補正は、平成30年度当初
予算編成後、早期に取り組むことが必要となった事業について補正をお願いするものです。
それでは、
一般会計の
補正予算書をごらんください。
今回の補正の結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,793万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ232億1,253万5,000円とするものです。
それでは、予算書11ページをお開きいただきまして、歳出予算の主なものから御説明を申し上げます。
2款 総務費、1項 総務管理費、17目 コミュニティ活動推進費 まちづくり活動推進費160万円の追加は、一般財団法人自治総合センターによります一般コミュニティ助成事業の補助を受けて実施される野間自治会での備品購入に対する補助金です。財源については、全額コミュニティ助成事業補助金となります。
次に、15ページ、3款 民生費、1項 社会福祉費、5目 障害者福祉費 地域生活支援事業570万9,000円の追加は、地域活動支援センターの新規開設に伴う補助金で、特定財源は地域活動支援センター基礎的事業県補助金84万1,000円です。
17ページ、2項 児童福祉費、1目 児童福祉総務費 児童扶養手当支給事業261万2,000円の追加は、制度改正等による児童扶養手当の追加で、特定財源は、児童扶養手当国庫負担金87万円です。
続きまして、19ページ、3項 生活保護費、1目 生活保護総務費 生活保護適正実施推進事業162万円の追加は、制度改正に伴うシステム改修の業務委託で、特定財源は、生活保護適正実施推進事業国庫補助金81万円です。
次に、21ページ、6款 農林水産業費、1項 農業費、6目 担い手対策費 担い手支援事業240万4,000円の追加は、経営体育成支援事業補助金で、認定農業者2団体に対するトラクター等の導入支援です。事業費の30%、300万円を上限に助成するもので、財源は全額経営体育成支援事業県補助金です。
次に、25ページ、7款 1項 商工費、4目 観光費 観光客誘致促進事業108万2,000円の追加は、観光政策官の配置及び丹波篠山観光ステーション、駅レンタカー事業の開設等に関する事業費で、観光政策官1名のほか、丹波篠山観光ステーションへの日々雇用職員1名の追加、委託料232万6,000円の減額は、駅自由通路に設置を予定していましたデジタルサイネージが補助事業として採択されなかったため、本事業での実施を見送るもので、工事請負費及び施設用備品は、執行上の科目の変更でございます。
観光宣伝事業148万4,000円の追加は、2020年のNHK大河ドラマが明智光秀を主役とする「麒麟がくる」に決定したことを受け、篠山市の観光振興につなげるための準備委員会の運営やセミナーの開催、東京でのPR活動のほか、横断幕や立て看板の設置などを予定しております。景観まちづくり刷新モデル事業1,240万1,000円の追加は、大正ロマン館中庭に公衆トイレを設置する事業費を計上しており、観光おもてなし事業365万円の追加は、デカンショ祭などイベントに係る補助金の追加で、警備費に係る人件費の高騰によるものです。これら4事業に係ります特定財源は、国庫支出金が地方創生交付金125万4,000円及び景観まちづくり刷新モデル事業国庫補助金598万9,000円、地方債は公共事業等債530万円、その他は地域振興基金繰入金111万2,000円の追加及び観光まちづくり基金繰入金116万3,000円の減額、駅レンタカー事業委託手数料7万4,000円です。
次に、29ページ、8款 土木費、2項 道路橋りょう費、2目 道路新設改良費は、景観まちづくり刷新モデル事業に係る財源更正で、当事業で実施いたします城東線の美装化工事のうち道路舗装に係る事業費が補助事業の対象とならないことから、単独事業として実施するもので、国庫補助金2,025万円及び補助金に伴う公共事業等債1,820万円の計3,845万円の減額、同額を一般単独事業債3,260万円、地域振興基金繰入金585万円で追加するものです。
31ページ、4項 都市計画費、1目 都市計画総務費 景観まちづくり刷新モデル事業7,031万8,000円の追加は、市道河原町南濠端線、大手線の無電柱化事業に係るもので、工事請負費は市道大手線の詳細設計による工事費の見込みによる減額、委託料は市道河原町南濠端線の電線共同溝整備業務で、関係機関との協議により、平成31年度までの債務負担を設定し実施することで工期短縮が図れることとなり、全延長600メートルの事業費を2億9,951万1,000円で整備を行うこととし、うち平成30年度においては、380メートル分に相当する事業費とするため、1億2,102万7,000円を追加するものです。また、本事業においては、補償費が補助対象外となるため、財源更正をあわせて行っております。特定財源については、景観まちづくり刷新モデル事業国庫補助金892万5,000円、公共事業等債810万円、一般単独事業債3,220万円、地域振興基金繰入金2,109万3,000円です。
次に、33ページ、10款 教育費、1項 教育総務費、4目 義務教育振興費 学校教育充実事業228万2,000円の追加は、県の委託により実施する道徳教育実践研究事業や、外国青年指導助手の入れかわりに要する経費のほか、篠山養護学校において医療的ケアの必要な生徒の送迎時に看護師を配置する経費を協力者謝礼として計上しています。特定財源については、道徳教育実践研究事業教育費委託金40万円等の教育費県委託金です。
35ページ、6項 社会教育費、7目 文化財保護費 町並整備事業864万3,000円の追加は、御徒士町景観整備検討委員会の意見を踏まえ、御徒士町にベンチや塀を設置のほか、ごみステーションの設置補助等の整備を行うもので、財源については、全額御徒士町景観整備基金繰入金です。
以上で、歳出に関します説明を終わらせていただきます。
なお、歳入の主なものにつきましては、それぞれ歳出のところで御説明いたしましたので、説明を省略させていただきます。
なお、今回の
補正予算に必要な一般財源については、財政調整基金繰入金1,833万6,000円で措置をしております。
次に、3ページをごらんください。
第2条により追加しようとする債務負担行為については、第2表のとおり、電線共同溝整備工事で、先ほど申し上げましたように平成30年度から2カ年での実施で、全体事業費2億9,951万1,000円の平成31年度分で、限度額は1億2,519万5,000円です。
また、第3条により今回変更します地方債につきましては、第3表 地方債補正のとおりです。
公共事業等は、景観まちづくり刷新モデル事業に係るもので、480万円を減額し、補正後の限度額を2億3,510万円に、一般単独事業につきましても景観まちづくり刷新モデル事業の道路舗装等に係るもので、6,480万円を追加し、補正後の限度額を3億2,430万円にするものです。
以上で、
提案理由の説明とさせていただきます。
御審議いただきまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
森本富夫君) 提出者の説明が終わりました。
これから質疑を行いますが、議案第47号は、
補正予算特別委員会に付託することにしたいと思います。
したがいまして、説明に対する総括的な質疑をお願いします。
質疑はありませんか。
4番、渡辺拓道君。
○4番(渡辺拓道君) 4番、渡辺でございます。
景観刷新モデル事業について御質問させていただきたいと思います。
今回補助対象とならなかったということで、そのあたり部分の対応、財源更正とかいうことですけれども、通常であれば、これまで財政的に厳しい中で、財源が確保できない場合は事業の縮小する方針があったかと思うんですけれども、今回、かなり一般財源など投じて事業の実施しようというのが見られるのかなと、このあたりについては市長の判断と思うので、そのあたりですね、どうしてもやっぱりこれをしっかりと進めていかないかんのやというようなことで、こういう補正になっているのか。そのあたりについて、市長の見解を伺っておきたいなと思います。
○議長(
森本富夫君) 横山
まちづくり部長。
○
まちづくり部長(横山 実君)
まちづくり部長の横山でございます。
渡辺議員の御質問について、私どものお答えできるところについては述べさせていただきますが、まず、補助対象外になったところの部分についてですが、道路維持のほうで、城東線において補助対象外となった部分がございます。これにつきましての経過でございますけれども、当初28年度中に計画したところで、城東線の濠端のほうに歩道を拡幅して、道路整備も含めて美装化しようという形で国のほうへ申し入れをいたしましたが、計画のほうを見直しまして、道路の現状等を考察する中で、濠側に歩道の設置はできないというようなことで、国のほうへも申し入れをいたしました。現在の歩道を拡幅して併せて美装化も行っていきたいと、道路舗装も仕上げていきたいという形で国のほうには申し上げましたけれども、歩道についてはプロムナードの整備ということで国庫補助対象となりましたが、本来舗装についてはグレードアップに当たらないということで、修繕という形で見られましたので、補助対象外となったものでございます。
歩道を整備して歩道をきれいに仕上げたところで、本線の道路のほうを美装化できないということでは、仕上がりのほうが不十分になりますので、あわせて、この費用では補助対象となりませんが、一般財源を投入して仕上げていきたいという形で、市長と協議したところでございます。
それとですね、電線共同溝のほうについても債務負担行為で前倒しでやらせていただきたいということで、先行してやることによって、平成31年度中の完成に向けて、スピードをあげて取り組んでまいりたいということで、債務負担行為をあげているもので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(
森本富夫君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第47号は、
補正予算特別委員会に付託し、審査することにしたいと思います。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 異議なしと認めます。
議案第47号は、
補正予算特別委員会に付託して、審査することに決定しました。
◎日程第9 議案第48号 平成30年度篠山市
住宅資金特別会計補正予算(第1号)
○議長(
森本富夫君) 日程第9.議案第48号 平成30年度篠山市
住宅資金特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
議案の朗読を省略し、
提案理由の説明を求めます。
野々村
市民生活部長。
○
市民生活部長(野々村康君)(登壇) ただいま御上程賜りました議案第48号 平成30年度篠山市
住宅資金特別会計補正予算(第1号)につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
補正予算書のうち、住宅資金特別会計の項目をごらんください。
昭和45年度より実施しております当該住宅資金の貸付事業は、平成8年度の貸し付けを最後に、現在は「住宅資金償還事務条例」に基づき、償還事務を行っております。平成29年度の住宅資金特別会計の決算収入総額751万4,301円に対し、支出総額は、3,360万6,024円となり、2,609万1,723円の不足が生じることから、この不足額を補填するため、予算の繰上充用をお願いするものです。
結果、第1条において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,609万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,940万3,000円とするものです。
次に、第2条において、繰上充用に伴い、一時借入金の最高額を当初の300万円から、2,400万円を追加し、2,700万円に増額いたします。
それでは、住宅資金特別会計の歳入より説明をさせていただきます。7ページをごらんください。
4款 諸収入、1項 貸付金元利収入2,609万2,000円を追加するものです。
次に、歳出。予算書9ページをごらんください。
3款 1項 前年度繰上充用金2,609万2,000円を追加するものです。住宅資金返済金の滞納の徴収につきましては、借り主の経済状況を勘案するとき、非常に厳しい状況は本年度も変わっておりません。借り主の相談には真摯に応じながら、回収に全力を挙げるとともに、返済に極めて困難なものにつきましては、引き続き、弁護士と相談しながら滞納額の減少を図ってまいります。
以上、議案第48号の
提案理由の説明とさせていただきます。
よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
森本富夫君) 提出者の説明が終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 討論なしと認めます。
これから、議案第48号を採決します。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。
(
賛成者起立)
○議長(
森本富夫君)
起立全員です。
したがって、議案第48号は、原案のとおり可決されました。
◎日程第10 発委第1号
市名変更並びに
地域ブランド振興調査特別委員会設置期限
の延期に関する決議
○議長(
森本富夫君) 日程10.発委第1号
市名変更並びに
地域ブランド振興調査特別委員会設置期限の延期に関する決議の件を議題とします。
本件については、議会規則第14条第3項の規定によって、議会運営委員会から提出がありました。
委員長の趣旨説明を求めます。
小畠議会運営委員長。
○議会運営委員長(小畠政行君)(登壇) ただいま議題となりました発委第1号
市名変更並びに
地域ブランド振興調査特別委員会設置期限の延期に関する決議について、趣旨説明を申し上げます。
この特別委員会は、昨年12月5日の本会議において設置され、その設置期間を本年6月30日までとなっています。本日、
今期定例会の会期を7月4日までとすることが決定されました。この特別委員会においては、本日、中間報告後の各小委員会での調査報告がなされ、協議される状況であり、全体の報告書としての取りまとめが
今期定例会の第3日目終了後と予定されています。
したがって、議事の都合により、設置期限を6月30日から
今期定例会最終日の7月4日まで延期しようとするものです。
議員各位におかれましては、当委員会の提案どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。
○議長(
森本富夫君) 委員長の説明が終わりました。
これから、委員長に対する質疑があれば許します。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 質疑なしと認めます。
これで委員長に対する質疑を終わります。
これから、発委第1号を採決します。
議会運営委員会から提出されました「
市名変更並びに
地域ブランド振興調査特別委員会設置期限の延期に関する決議」のとおり決定することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 異議なしと認めます。
議会運営委員会から提出の発委第1号は、可決されました。
◎日程第11 請願第2号
市名変更は市民の手で決める機会の創出を求める請願書
○議長(
森本富夫君) 日程11.請願第2号
市名変更は市民の手で決める機会の創出を求める請願書を議題とします。
お諮りします。
この請願については、総務文教常任委員会に付託し、審査することにしたいと思います。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 異議なしと認めます。
この請願は、総務文教常任委員会に付託して、審査することに決定しました。
以上で、本日の日程は全部終了しました。
お諮りします。
議事の都合によって、明日5月30日から6月17日までの19日間は、休会としたいと思います。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
森本富夫君) 異議なしと認めます。
明日5月30日から6月17日までの19日間は、休会とすることに決定しました。
次の本会議は、6月18日午前9時30分から開議します。
本日は、これで散会します。
お疲れさまでした。
午前10時27分 散会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成30年5月29日
篠山市議会議長 森 本 富 夫
篠山市議会議員 小 畠 政 行
篠山市議会議員 隅 田 雅 春
篠山市議会議員 向 井 千 尋...