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平成29年第109回定例会(第1号 6月 5日)
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  1. 篠山市議会 2017-06-05
    平成29年第109回定例会(第1号 6月 5日)


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    平成29年第109回定例会(第1号 6月 5日)        第109回篠山市議会定例会会議録(1)           平成29年6月5日(月曜日)              午前 9時30分 開会   〇出席議員(18名)      1番  前 田 えり子         2番  隅 田 雅 春      3番  足 立 義 則         4番  栗 山 泰 三      5番  國 里 修 久         6番  河 南 克 典      7番  大 西 基 雄         8番  木 戸 貞 一      9番  向 井 千 尋        10番  吉 田 知 代     11番  恒 田 正 美        12番  大 上 和 則     13番  森 本 富 夫        14番  安 井 博 幸     15番  園 田 依 子        16番  小 畠 政 行     17番  奥土居 帥 心        18番  渡 辺 拓 道 〇欠席議員(0名)
    地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   政策部長       稲 山   悟   総務部長       梶 村 徳 全   市民生活部長     野々村   康   保健福祉部長     倉   剛 史   農都創造部長     堀 井 宏 之   まちづくり部長    横 山   実   上下水道部長     酒 井 一 弘   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会                        固定資産評価審査委員会事務局長                                   中 筋 吉 洋   消防長        畑   光 明   教育部長       芦 田   茂   教育次長       酒 井   宏   (教育委員会事務局次長) 〇議会事務局職員出席者   局長         酒 井 和 正   課長         福 西 保 博   主事         中 瀬 文 隆 〇議事日程 第1号 平成29年6月5日(月曜日)午前9時30分開会   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  会期の決定   第 3  諸般の報告        ・債権放棄の報告        ・定期監査結果報告        ・例月出納検査報告        ・出資法人に係る経営状況報告書        ・陳情書等   第 4  行政報告        ・寄附採納報告   第 5  常任委員会所管事務調査報告        ・総務文教常任委員会        ・民生福祉常任委員会        ・産業建設常任委員会   第 6  予算の繰越等にかかる報告        ・報告第 2号 平成28年度篠山市一般会計繰越明許費繰越計算書        ・報告第 3号 平成28年度篠山市下水道事業特別会計繰越明許費繰越                計算書        ・報告第 4号 平成28年度篠山市介護保険特別会計繰越明許費繰越計                算書        ・報告第 5号 平成28年度篠山市水道事業会計予算繰越計算書   第 7  承認第 2号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第 2号 篠山市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条                例   第 8  承認第 3号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第 3号 篠山市税条例の一部を改正する条例   第 9  承認第 4号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第 4号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   第10  承認第 5号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第 5号 平成28年度篠山市一般会計補正予算(第11号)   第11  承認第 6号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第 6号 平成28年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第6                号)   第12  承認第 7号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第 7号 平成29年度篠山市一般会計補正予算(第1号)   第13  承認第 8号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第 8号 平成29年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第1号)   第14  議案第44号 篠山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条               例   第15  議案第45号 篠山市住民票の写し等本人通知制度に関する条例の一部を               改正する条例   第16  議案第46号 篠山市個人情報保護条例の一部を改正する条例   第17  議案第47号 篠山市おとわの森子育てママフィールドの設置及び管理に               関する条例   第18  議案第48号 篠山市屋外広告物条例の一部を改正する条例   第19  議案第49号 金融機関の指定について   第20  議案第50号 平成29年度篠山市一般会計補正予算(第2号)   第21  議案第51号 平成29年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第2号)   第22  議案第52号 平成29年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1               号)   第23  議案第53号 平成29年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1号)   第24  請願第 1号 「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)」に反対する意見書提               出を求める請願書               午前 9時30分  開会 ○議長(渡辺拓道君)  皆様、おはようございます。  開会に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  平成29年度は、丹波焼など日本六古窯の「きっと恋する六古窯 〜日本生まれ日本育ちのやきもの産地〜」が、日本遺産に選ばれるという吉報のうちにスタートしました。真夏を思わせる5月でございましたが、新年度もはや6月を迎えたところでございます。  本日ここに、皆様には、極めて御健勝にて、御参集を賜り、第109回篠山市議会定例会を開会できますことは、市政のため、まことに喜ばしい限りでございます。  議員の皆様には、3月定例会後、本日まで公私極めて御多用な中、所管事務調査、市内4団体から「市名変更」に関する要望を受けての政策討論会、新たな取り組みとしてテーマ型の議会報告会を初め、各種会合、行事への参加など、精力的な議会、議員活動を進めていただいておりますことに深く感謝申し上げます。  さて、今期定例会は、平成29年度補正予算を初め、条例制定、改正など重要な案件が上程されます。所管常任委員会並び補正予算特別委員会に付託し、休会中の委員会審査となる予定であります。加えて、平成28年度決算審査から取り組む「行政評価」につきまして、評価審査対象事業の抽出を進めていただく予定としております。  したがいまして、極めて多忙な日程となりますが、議員各位には、十分な御審議をいただき、市民の皆様の負託に応え、適切妥当な結論が得られるよう念願するものでございます。  時節柄、皆様方には十分御自愛の上、ますます御健勝にて、御精励賜りますようお願いを申し上げまして、開会の挨拶といたします。  ただいまから、平成29年第109回篠山市議会定例会を開会します。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(渡辺拓道君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、13番、森本富夫君、14番、安井博幸君、15番、園田依子君を指名します。 ◎日程第2  会期の決定 ○議長(渡辺拓道君)  日程第2.会期の決定を議題にします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から6月26日までの22日間にしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  会期は本日から6月26日までの22日間に決定しました。
    ◎日程第3  諸般の報告 ○議長(渡辺拓道君)  日程第3.諸般の報告を行います。  本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、地方自治法第121条第1項の規定に基づき、議会の審議に必要な説明のため、市長、教育長、代表監査委員及びその委任を受けた者の出席を求めておきましたので、御了承願います。  次に、市長から篠山市債権管理条例第9条の規定に基づく「債権放棄」に関し、同条例第10条の規定により報告がありました。その写しを配布しておりますので、御確認ください。  次に、監査委員から地方自治法第199条第9項の規定に基づき、「平成28年度定期監査結果報告書」が提出されました。その写しを配布しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、平成29年1月分から3月分の「例月出納検査報告書」が提出されました。その写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、市長から地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、「有限会社グリーンファームささやま」及び「株式会社アクト篠山」に関する平成28年度経営状況報告書が提出されました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、本日までに受理した陳情書等4件が、議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  受理番号46番「味間奥地内市道の側溝改修について」及び52番「緊急避難用道路の設置に関する陳情書」の2件については、市当局において措置すべき内容でありますから、十分検討を加えられますよう申し入れます。  受理番号62番「市名の検討についてお願い」については、政策討論会で調査を進めています。  受理番号117番「共謀罪に、反対する意見書を国に提出することを求める陳情」については、総務文教常任委員会で調査・検討いただくこととしましたので報告します。  次に、系統議長会関係の報告をいたします。  4月19日に、大阪市において第82回近畿市議会議長会定期総会が、20日には篠山市が開催当番市となり、阪神市議会議長会定例会が、4月27日には伊丹市において、第253回兵庫県市議会議長会総会が、5月24日には東京都において、第93回全国市議会議長会定期総会が、それぞれ開催されました。  提案された各議案については、いずれも原案どおり可決されており、役員の選出では、近畿市議会議長会の会長に大阪府交野市議会議長が、全国市議会議長会の会長に札幌市議会議長が選出されました。  また、今回、篠山市が全国市議会議長会建設運輸委員会委員を務めさせていただくこととなりました。  5月10日には、神戸市において、第182回兵庫県町議会議員公務災害補償組合議会定例会が開催され、「平成28年度一般会計決算の認定」について原案のとおり可決いたしました。組合長の互選においては、佐用町議会議長が当選されました。  これらの、関係書類は議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  最後に、熊本地震兵庫義援金募集委員会の構成団体として、昨年6月に議員互助会より10万円の支援をしていましたところ、本年4月14日に贈呈式が行われ、熊本県西原村に約2,000万円、益城町に約9,000万円が贈呈されましたので報告します。  これで、諸般の報告を終わります。 ◎日程第4  行政報告 ○議長(渡辺拓道君)  日程第4.行政報告を行います。  酒井市長、報告願います。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  皆さん、おはようございます。  本日第109回市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様、御健勝にて開会できますこと、市政推進の上からも大変心強く、うれしく思っています。日ごろから、篠山市のため、市民のために、積極的な議員活動を展開していただいており、心からの敬意と感謝を申し上げます。  さて、本定例会に御提案いたします案件は、予算の繰越等に係る報告、条例の改正、平成29年度一般会計、特別会計等の補正予算などの案件を御審議いただくことになっています。どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようにお願い申し上げます。  それでは、行政報告に入らせていただきます。  1点目は、景観まちづくり全国モデルについてです。  国が創設した「景観まちづくり刷新モデル地区」として、全国から約100の自治体が応募する中、篠山市が選ばれました。全国の10都市の中に入り選ばれたものです。これは景観がいますぐれているというだけではなく、さらによくすることによって、より多くの観光客など活性化の可能性が高い地域として、長崎市、高山市などと並び選ばれたもので、今後、篠山城跡を中心とする地域での無電柱化や道路の舗装などを初め、こういった取り組みを市内全域に広げていきたいと考えているところです。  2点目は、丹波焼の日本遺産認定についてです。  丹波焼など日本六古窯の「きっと恋する六古窯〜日本生まれ日本育ちのやきもの産地〜」が平成29年度の日本遺産に選ばれました。篠山市としては、平成27年度の「丹波篠山デカンショ節〜民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」に続き、2件目の栄えある認定となりました。今後は、備前、越前、瀬戸、常滑、信楽と連携を深めて、世界中の多くの皆さんが、丹波焼に恋をしてもらえるような取り組みを進めたいと考えます。  報告の3点目は、春の催し・イベントについてです。  4月8日、9日と篠山城跡三の丸広場を中心に、丹波篠山さくらまつりが、8日の土曜日には、第44回篠山春日能が、4月22日、23日には、黒豆の館で第38回にしきシャクナゲまつりが、今田町においては、5月3日から5日まで、第11回やきものの里春ものがたりが開催されました。そして、この土曜・日曜、6月3日、4日には、第37回の大国寺と丹波茶まつりが開催され、いずれも多くの観光の皆さんでにぎわったところで、関係者の皆様のお取り組みに敬意を表したいと思います。  報告の4点目は、太古の生きもの館・恐竜化石を生かした4市町の連携についてです。  兵庫県立丹波並木道中央公園内に、「篠山市立太古の生きもの館」が竣工いたしました。この太古の生きもの館は、丹波地域恐竜化石フィールドミュージアム構想の拠点となっています。また、5月23日に、丹波市の呼びかけにより、恐竜化石が発掘されている北海道むかわ町、熊本県御船町、そして篠山市による4市町の連携協議を行いました。今後、恐竜化石を活用した観光や教育活動などのネットワークをつくっていくこととしています。  5点目は、危機管理についてです。  5月12日、職員非常招集訓練を実施いたしました。30分以内の参集率は40.6%、うち管理職は45.2%、60分以内の参集率は81.6%、うち管理職は90.4%で、前回と比較しますと、少しこの参集率は下がっておりますが、全体で8割、管理職で9割以上の参集となり、よい結果ではないかと考えておりますので、今後ともこういった取り組みを、常に危機意識を持った取り組みを進めていきたいと考えます。  篠山市では、平成14年6月にフェノール水道水混入事故が起こりました。この教訓を踏まえ、毎年6月を「篠山市危機管理月間」として、市が所有する施設の安全点検、地域での防災訓練、災害への備え、体制の強化などを行っているところです。また、古市小学校で児童が転落し、亡くなった事故から7年が経過し、6月2日には、古市小学校において「篠山市学校園安全のつどい」が開かれて、安全・安心への誓いを新たにしたところです。今後、梅雨の豪雨、台風への備え、また学校園での安全・安心のための施設の点検、危機管理の強化に努めていきたいと考えます。  報告の6点目は、善行者表彰についてです。  6月1日の「善意の日」に当たり、子どもの見守りや環境美化、障がい者支援などの地道な心温まる活動を長く続けていただいています個人4名と2団体の方を、篠山市表彰条例に基づきまして表彰をさせていただきました。議員の皆様にも多数御参加をいただき、ありがとうございました。  最後、報告の7点目は、寄附の受け入れについてです。  お手元に配付いたしました資料のとおり、現金4件となっています。  愛知県豊橋市の内藤正啓様より100万円。  和歌県田辺市の堅田 豊様より10万円。  フルヤ工業株式会社代表取締役社長 降矢寿民様より111万1,000円。  姫路市の山田宗平様より20万円。  いずれも丹波篠山ふるさと基金としていただいています。御寄附をいただきました皆様の思いをしっかりと受けとめて、その御厚志に応えるべく適切な活用に努めていきます。  以上、行政報告とさせていただきます。 ○議長(渡辺拓道君)  これで、行政報告は終わりました。 ◎日程第5  常任委員会所管事務調査報告 ○議長(渡辺拓道君)  日程第5.常任委員会所管事務調査報告を行います。  閉会中に各常任委員会で調査された所管事務調査について、各常任委員会からの報告を求めます。  まず、総務文教常任委員会の報告を求めます。  栗山総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(栗山泰三君)(登壇)  皆さん、おはようございます。総務文教常任委員会委員長の栗山でございます。  当委員会における所管事務調査について、御報告申し上げます。  当委員会では、閉会中に、1つ、太古の生きもの館を拠点とする篠山層群、脊椎動物化石の保護・活用について、1つ、篠山市公共施設等総合管理計画における施設の長寿命化計画(案)について、1つ、「日本遺産のまち」「ユネスコ創造都市」推進に向けた取り組みについて、調査を行いました。  まず初めに、本年4月に丹波並木道中央公園内にオープンした篠山市立太古の生きもの館を見学するとともに、その施設を活用した篠山層群及び脊椎動物化石の保護と活用、さらには情報発信について、文化財課より説明を受けた後、質疑を行いました。  まず、平成29年度事業について、宮田の重点保護区域の公有地化の進捗状況について、説明を求める意見があり、既に所有者と一定の合意ができており、できるだけ早期に取得できるよう努めたいとの回答がありました。  また、太古の生きもの館の開館後、ボランティアを希望される方は増加しているのかとの質疑があり、宮田の施設は老朽化もあって、ボランティアスタッフが徐々に減る傾向があったが、太古生きもの館の開館にあわせて、市広報紙でスタッフの募集をしたところ、3日に1度申し込みがあるとの回答がありました。  篠山市太古の生きもの館条例では、太古の生きもの館の設置に関して、「世界的にも貴重な篠山層群及び篠山層群に含有される脊椎動物化石等を保存するとともに、普及及び教育活動を通じて」と規定されています。市民への普及、子どもたちへの教育活動がキーワードとなっており、その方向性は大事だと考えますので、今後、しっかりとした取り組みをお願いします。  次に、篠山市公共施設等総合管理計画における施設の長寿命化計画(案)について、調査を行いました。  近年、各自治体では、公共施設等老朽化対策が大きな課題となっており、厳しい財政状況が続く中、今後、人口減少等により公共施設等の利用需要が変化していくことが予想されます。本市においても、早急に公共施設等の状況を把握し、長期的な視点に立って、更新・統廃合・長寿命化等を計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化するため、早期に篠山市公共施設等総合管理計画を策定し、しっかりとした取り組みを進めていただくようお願いするとともに、今後も所管委員会として、策定状況等については注視していきたいと考えます。  最後に、「日本遺産のまち」「ユネスコ創造都市」推進に向けた取り組みについて、平成29年度において、予算をさらに拡充し、新たな取り組みも行われることから、創造都市課より説明を受けた後、質疑を行いました。  景観まちづくり刷新モデル地区の指定と日本遺産のまち、ユネスコ創造都市の推進は、事業展開の上でリンクするのかとの質疑があり、現時点でリンクはしていないが、御意見を受け、景観という観点から考えていく必要があると考えるとの回答を受け、篠山の景観のすばらしさが、日本遺産の認定につながったことから、ぜひ、景観まちづくり刷新モデル事業とリンクするような取り組みを願うとの意見がありました。  平成29年度の取り組みについて、「日本遺産のまち、ユネスコ創造都市加盟都市 篠山市」による具体的な成果とは何かとの質疑があり、日本遺産は、歴史・文化資産の活用、ユネスコ創造都市は、創造的産業の育成ということが具体的な成果である。国は、歴史資産を活用したものを観光に生かしていくとの方向性であることから、最終的には観光につなげていくことが具体的な成果だと考えるとの回答がありました。  本年4月には、丹波焼など日本六古窯が、本市で2つ目となります日本遺産に選ばれました。29年度はさらに、「日本遺産のまち、ユネスコ創造都市 篠山市」を全国に、世界にアピールできる取り組みを期待するところです。  最後に、執行部におかれましては、今回の所管事務調査において、各委員から出されました意見を十分受けとめていただきまして、今後、さらなる取り組みを進めていただくよう申し添え、所管事務調査の報告とさせていただきます。 ○議長(渡辺拓道君)  次に、民生福祉常任委員会の報告を求めます。  恒田民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(恒田正美君)(登壇)  皆様、おはようございます。民生福祉常任委員長の恒田でございます。  民生福祉常任委員会における閉会中の所管事務調査について、御報告を申し上げます。  当委員会では、5月11日に、おとわ園子育てふれあいセンター事業の進め方についてと、たんなん子育てふれあいセンターについては、現地踏査を行いました。  おとわ園子育てふれあいセンター事業の進め方については、事業の進め方に関し、委員会で議論があったことから、進捗状況等を確認する必要があると考え、調査を行いました。  委員からの、利用者人数の見込みはどの程度かとの質疑に対し、現段階における見込みでは、1日当たり15人程度であると考えている。子育てふれあいセンターとしての利用にとどまらず、子育てサークルなどの拠点として利用いただく予定である。現状3団体から拠点として利用したい旨の意向を伺う中、順次、拡大していきたいとの答弁がありました。  また、委員から、専任職員の中に保育士などの有資格者はいるのかとの質疑に対し、募集要件にそうした資格を有することは設けられていないこと等から、有資格者はいないが、子育て経験のある方に加えて、子育てふれあいセンターで働くために必要な研修を受講いただくようになっているとの答弁があり、そうした研修で十分に対応できるのかとの質疑に対し、子育てふれあいセンターで初めて働く方には、わからないこともあると考えることから、既存の子育てふれあいセンターで働いている職員と連携し、子育てに関する相談に対応できる体制を整えている。また、神戸大学との連携もあることから、専門的知見についても活用しながら事業を効果的に進めていきたいと考えている。なお、福祉総務課では、子育てふれあいセンターの相談活動を充実させるため、保健師の資格を持つ健康課の職員を1名配置し、体制を充実させているとの答弁がありました。  また、委員から、現在、市内に3つの子育てふれあいセンターがある中、おとわ園子育てふれあいセンターにおける利用対象者数はどの程度になるのかとの質疑に対し、ゼロ歳から5歳の幼児等は1,900人いる中、788名が利用対象者であるとの答弁があり、子育てふれあいセンターの利用方法について、開園日に応じて、いずれの子育てふれあいセンターを利用してもよいのかとの質疑に対し、そうした利用をしていただくために、3つの子育てふれあいセンターそれぞれに特徴をもたしているとの回答があり、そうした利用が可能であることをしっかりとPRされたいとの質疑に対し、平成29年度より導入する子育てアプリは、イベント等をお知らせすることができるプッシュ通知機能があることから、これを活用するなどPRしていきたい。これまでもホームページ等で広報等を行ってきた中、利用者に直接的にお知らせすることはできていなかったが、子育てアプリがあれば、アプリをダウンロードさえしていただければ、こちらから発信できることから効果はあると期待しているとの答弁がありました。  また、委員から、おとわ園子育てふれあいセンターを活動拠点にしたいと考えている子育てサークルについて、新規に立ち上げた団体なのかとの質疑に対し、既存の団体で、古市地区コミュニティ消防センターや四季の森生涯学習センター等を拠点にされているとの答弁がありました。  また、委員から、「おとわの森子育てママフィールド」における神戸大学大学院関係者による各種勉強会や親子向けイベント等の取り組みは非常に興味深く感じており、市外の方も参加するのではないかと予想する中、会場の収容人数も限定的であると考えることから、市内在住の方が利用できるよう配慮されたいとの質疑に対し、現在、市外利用者も拒まない運用を考えているが、市内在住者が優先されるものと考える。市も補助金を交付していることからも市内在住者を優先する必要があると考えており、交付先であるNPO法人里地里山問題研究所にも理解していただいているとの答弁がありました。  また、委員から、音羽の森の活用については、どのように進めていこうとしているのかとの質疑に対し、音羽の森については、民地であり、味間地区まちづくり協議会によって管理されていることから、自由に使用できるものではない。ただし、当該まち協が音羽の森の整備事業等を行う際には、NPO法人里地里山問題研究所もかかわることができると考えており、そうした中で、当該まち協と連携しながら、子育てふれあいセンター事業として、音羽の森を活用した取り組みを進めていくことはできると考えているとの答弁がありました。  続いて、たんなん子育てふれあいセンターについての現地踏査については、昨年度末に施設改修を終えた中、利用状況や実際の利用者の声などを聞き取りできればと考え、現地踏査を行いました。  たんなん子育てふれあいセンターは、平成29年2月に改修工事を終え、3月にオープンした中、光を多く取り込むことができる部屋のつくりになっていることや白色のクロスを使用することで、明るい室内になるよう工夫がなされており、利用者が快適に過ごせることを確認するとともに、プレイルームが大きくなり、多くの方に利用いただけることを確認しました。利用者の方に感想を求めたところ、満足している様子であること等からも有意義な改修工事であったと考えます。  今後、おとわ園の子育てふれあいセンターの改修工事が控える中、「おとわ園子育てふれあいセンター」及び「たんなん子育てふれあいセンター」の運営状況を、所管の委員会として注視していくとともに議論していきたいと思います。  以上、民生福祉常任委員会が実施いたしました所管事務調査報告といたします。 ○議長(渡辺拓道君)  次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。  小畠産業建設常任委員長。 ○産業建設常任委員長(小畠政行君)(登壇)  おはようございます。産業建設常任委員長の小畠でございます。  当委員会におきまして閉会中の所管事務調査について、御報告申し上げます。  当委員会では、去る4月24日に所管する本年度の事業について現地踏査を行い、各担当部署より説明を受けました。  最初の福住歴史地区は、平成29年3月に景観計画による歴史地区に指定され、建築工事等の外観の修景に係る工事費の一部を助成する制度が今年度から設けられます。現地では、西野々から安田にかけての旧街道を車中から確認し、歴史地区に指定されたことにより建物には制約がある分、市からの助成があることや、助成は300万円程度が上限となることなど説明を受けました。そして、今後においては、景観形成基準に対する住民の理解や建物密集地における防火意識の向上が重要になると感じました。  次に、滞在型市民農園であるハートピア農園は、今年度に屋根の塗装工事を実施する予定になっています。説明では、長期の利用で12年を迎える人もあることから、委員からは長期利用者に対し、篠山への定住につながるような仕掛けを求める意見がありました。  次に、丹波篠山渓谷の森公園では、指定管理者である株式会社 後川の郷からも出席があり、管理棟テラス床改修工事、コテージ外部手すり改修工事、コテージ棟内装改修工事の内容について説明を受けました。現地を確認する中で、委員からは、施設の老朽化を心配する意見や長寿命化計画の必要性についての意見が多くありました。渓谷の森公園は開園後17年が経過し、今後老朽化していくことから、修繕費の財源確保と飽きのこない魅力ある施設づくりが求められます。  次に、集落くらしの道整備事業は、通学者や農作業者の安全確保を図るため、通り抜け車両の排除が必要な市道を指定するもので、そのモデル路線として指定された市道宇土谷山線の現況と整備内容を車中より確認しました。同路線は延長が1,640メートル、幅が6メートル以下で、農道としての利用が主な道路です。当日も軽トラックを路肩に駐車し、農作業をされていました。通り抜け車両をなくすには、カラー舗装や看板設置等の物理的な対策を行うことで、いかにドライバーの理解を得るかが重要であり、通り抜け車両の排除により、周辺道路の交通安全対策にも配慮が必要になると思われます。  次に、宇土岩崎浄化センターは、下水道処理施設統廃合計画により丹南処理区に統合されることになっています。しかし、統合後もポンプの稼働やごみの除去などで建物は引き続き使用される予定で、統廃合により下水管を接続し終えるのは平成30年度になる見込みです。同センターは、市内の農業集落排水の中でも最も小さい規模の1つであることから、施設の統廃合を計画的に進め、旧町域を超えた統廃合により合併効果が早期に発揮されることを期待します。
     次に、篠山口駅周辺整備として実施される自由通路橋劣化調査業務や公衆トイレ多目的改修工事、東口自転車一時預かり施設増設工事の実施箇所を確認しました。橋脚の劣化調査では、どのような工法で修理すべきかを設計するということで、調査結果により緊急対応が必要な場合は、平成29年度補正予算か30年度当初予算で事業費が計上される予定です。また、東口自転車一時預かり施設の増設工事に関連して、委員より放置自転車の撤去について質疑があり、1週間以上の駐輪で放置自転車は撤去されるという説明がありました。また、西口駐輪場については、マナーが悪いとの指摘がありましたが、西口は上下二段式の駐輪場のため、女性では上段へ自転車を持ち上げることにちゅうちょする人もあるようです。駐輪施設の老朽化も進んでいることから、抜本的な改修も検討する必要があるのではないかと考えます。  次に、立杭浄化センターの臭気及び景観対策の現場を確認しました。同事業は地域からの要望により、臭気対策として活性炭脱臭装置の新設や脱臭ファンの能力強化を行うとともに、景観対策としてコンクリート水槽部に芝張り緑化対策を行おうとするものです。景観対策では事業費が膨大であり、委員より統廃合計画との関連について問う声がありましたが、市担当部署からは統廃合計画はすぐに進むものではないとの説明がありました。今回の事業は、処理場建設当時から施設の適正管理として改善を求められてきた中で実施するものであり、委員会として了解しました。なお、今後も地元との継続的な協議が大切であると思います。  最後に、長寿命化改修工事が行われる今田団地の市営住宅を確認しました。この事業は、市営住宅長寿命化計画に基づき、老朽化の進む住宅の外壁等の改修を行うことにより、大規模修繕が必要になるような躯体の劣化を防ぎ、入居者の安全な生活空間の確保を図ろうとするものです。工事内容としては、外壁塗装4,400平方メートル、屋根塗装1,090平方メートル、街灯修繕などを予定していると説明を受けました。市営住宅については、立地や建物の状態により応募状況はさまざまですが、ふるさと篠山に住もう帰ろう運動とうまく連携し、空き室を活用できる対策が望まれます。  執行部におかれましては、今回の所管事務調査での指摘や提案に十分な検討をお願いするとともに、施策の着実な推進に努められるよう申し添え、所管事務調査の報告といたします。  以上です。 ○議長(渡辺拓道君)  これで、常任委員会所管事務調査報告を終わります。 ◎日程第6  予算の繰越等にかかる報告 ○議長(渡辺拓道君)  日程第6.予算の繰越等にかかる報告を議題にします。  本件は、地方自治法施行令第146条第2項及び地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、報告第2号 平成28年度篠山市一般会計繰越明許費繰越計算書から、報告第5号 平成28年度篠山市水道事業会計予算繰越計算書までの4件を一括して報告を受けます。  最初に、報告第2号について、稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  おはようございます。政策部の稲山です。よろしくお願いいたします。  それでは、ただいま御上程賜りました報告第2号 平成28年度篠山市一般会計繰越明許費繰越計算書につきまして、御説明申し上げます。  議案書の1ページをごらんください。  この内容は、去る3月27日の3月議会の本会議で、平成28年度篠山市一般会計補正予算(第10号)により繰り越しを御決定いただきました平成29年度への繰越22事業について、財源も含めました繰越計算書です。  まず、2款 総務費、1項 総務管理費 財産管理費は、西紀支所土地の所有権移転登記手続に必要となる訴訟にかかる費用で、平成29年9月29日の完了を見込んでいます。繰越額は54万円で全額一般財源です。  総合戦略推進事業は、国の補正予算による地方創生拠点整備交付金を活用した事業で、地域ラボ3カ所、イノベーションラボのセミナーハウスを整備するもので、完成は平成30年3月15日を予定しています。繰越額は7,000万円で、財源は国庫補助金3,500万円、地方債3,500万円です。  コミュニティセンター管理費は、玉水会館のエレベーター設置に係る設計業務について、関係機関等との協議に時間を要したことによる繰り越しで、完了は平成29年6月30日を予定しています。繰越額は161万円で、財源は地方債140万円、公共施設整備基金繰入金21万円です。  3項 戸籍住民基本台帳費は、マイナンバー制度に係る個人番号カード交付事業で、平成28年度中の発行部数が見込みより少なかったため、国の指示により繰り越すもので、完了は平成30年3月30日を予定しています。繰越額は331万4,000円、財源は全額国庫補助金です。  次に、3款 民生費、1項 社会福祉費 臨時福祉給付金(経済対策分)給付事業は、国の補正予算に係るもので、平成29年3月13日に申請の受け付けを開始しましたが、申請期間が6カ月であるため繰り越すもので、完了は平成30年3月30日を予定しています。繰越額は1億3,369万9,000円で、財源は全額国庫補助金です。  地域介護拠点施設整備事業は、社会福祉法人の小規模多機能型居宅介護施設整備に対する助成事業で、事業者により実施された入札が2回にわたり不調になったこと等により工期がおくれたために繰り越すもので、完了は平成29年8月31日の予定で、繰越額は4,050万円、財源は全額県補助金です。なお、本事業につきましては、平成28年度一般会計補正予算(第9号)の上程時には明許繰越に係ります金額を4,360万5,000円としておりましたが、3月30日付で県より、事業のうち310万5,000円については平成29年度の予算として措置する旨の通知があったため、本報告では、平成28年度補正予算(第9号)から310万5,000円を控除した4,050万円を繰越額としています。なお、控除いたしました310万5,000円については、この後の平成29年度一般会計補正予算(第2号)により計上しております。  次に、2項 児童福祉費 放課後児童対策事業は、古市児童クラブの利用者急増による施設整備に係る設計業務で、完了は平成29年9月29日を予定しています。繰越額は240万円、財源は全額公共施設整備基金繰入金です。  城東保育園費は、城東保育園増築工事の入札が2回にわたり不調になったことにより不測の日数を要したため繰り越したもので、工事は平成29年5月31日に完成しております。繰越額は1,159万6,000円で、財源は地方債570万円、一般財源が589万6,000円です。  次に、4款 衛生費、2項 清掃費 塵芥処理費は、清掃センター大規模改修に当たり改修方針の決定に時間を要したため、長寿命化計画策定業務、工事発注支援業務を繰り越すもので、完成は平成29年6月30日を予定しています。繰越額は1,923万6,000円で、財源は国庫補助金559万7,000円、地方債340万円、丹波市からの分担金173万1,000円、一般財源が850万8,000円です。  次に、6款 農林水産業費、1項 農業費 農業用施設災害復旧支援事業は、大雪による被害者に対する支援事業で、復旧支援が年度を超えて行われるために繰り越すもので、完了は平成30年3月30日を予定しており、繰越額は6,108万8,000円、財源は県補助金4,072万5,000円、一般財源が2,036万3,000円です。  鳥獣被害防護事業は、サル用電気柵設置事業において、積雪により事業実施に不測の日数を要したことにより繰り越しを行うもので、完了は平成29年6月30日を予定しており、繰越額は103万9,000円、財源は全額一般財源です。  ため池等整備事業は、国の補正予算により曽地中地区の鐘鋳場頭首工改修工事において、平成28年度末までに工事期間がとれないために繰り越すもので、完成は平成30年3月25日を予定しています。繰越額は4,350万円で、財源は県補助金3,654万円、地方債540万円、一般財源156万円です。  次に、8款 土木費、2項 道路橋りょう費 道路維持管理費につきましては、修繕箇所の測量や設計に日数を要したために36件が年度末までの完成が困難となったために繰り越すもので、完成は平成29年9月29日を予定しています。繰越額は2,995万7,000円で、財源は全額一般財源です。  国庫補助道路整備事業は、橋梁修繕工事で後川上橋、出合2号橋ほか2件について、県管理河川にかかる橋梁で、足場の占有が許可される渇水期の着工となったことなど、年度内の完成が困難となり繰り越すもので、完成は平成29年9月29日を予定しています。繰越額は3,620万6,000円、財源は国庫補助金1,896万5,000円、地方債1,220万円、一般財源504万1,000円です。  橋りょう維持管理費は、9カ所の橋梁を修繕する経費で、補修工法の検討に不測の日数を要し、年度内の完成が困難なために繰り越すもので、完成は平成29年9月29日を予定しています。繰越額は990万5,000円で、財源は全額一般財源です。  3項 河川費 河川維持修繕事業は、降雪等による河川水位の上昇により着工に不測の日数を要したことにより11件を繰り越すもので、完成は平成29年9月29日を予定しています。繰越額は1,979万2,000円で、財源は全額一般財源です。  ふるさとの川再生事業につきましても、降雪等による影響により不測の日数を要したことによる繰り越しで、完成は平成29年9月29日を予定しています。繰越額は1,816万4,000円で、財源は丹波篠山ふるさと基金繰入金400万円、一般財源1,416万4,000円です。  6項 住宅費 市営住宅管理費は、市営住宅明け渡し等請求訴訟について、入居者が自主退去の意向を示したことから、平成28年度末まで訴訟提起を猶予したために繰り越したもので、繰越額は78万4,000円、財源は全額一般財源です。なお、本件につきましては、本年4月に自主退去が完了しております。  次に、9款 消防費、1項 消防費 防災基盤整備事業は、後川上地区の消防団詰所兼車庫新築工事設計業務や防火水槽新設工事において地元調整に日数を要したこと等による繰り越しで、完成は平成29年6月30日を予定しています。繰越額は2,270万8,000円、財源は地方債2,260万円、一般財源10万8,000円です。  防災事務費は、原子力災害に備えたガイドブック発行にかかる経費で、内容について、国・県との調整が必要になったことによる繰り越しで、完了は平成29年7月10日を予定しています。繰越額は205万9,000円、財源は全額一般財源です。  次に、10款 教育費、1項 教育総務費 学校施設維持管理費は、小中学校大規模改修工事に係るもので、平成29年度で予定していた西紀北小学校、今田小学校、西紀中学校の改修工事を、国の補正予算により平成28年度において前倒しで予算措置したことによる繰り越しで、完成は平成30年2月28日を予定しています。繰越額は1億1,147万5,000円で、財源は、国庫補助金1,196万8,000円、地方債2,370万円、義務教育施設整備基金繰入金7,580万7,000円です。  6項 社会教育費 城東分館管理費は、城東公民館エレベーター設置工事の設計業務において、工事に係る調整に不測の日数を要したことによる繰り越しで、平成29年7月14日の完了を予定しています。繰越額は342万3,000円で、財源は地方債270万円、公共施設整備基金36万8,000円、一般財源が35万5,000円です。  以上、平成29年度へ繰り越そうとする事業は22件、繰越額は合計6億4,299万5,000円となっております。  なお、現在執行中の事業におきましては、一日も早い完成に向けて一層努力していきますので、何とぞ御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上で、一般会計の繰越明許費繰越計算書の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺拓道君)  次に、報告第3号及び報告第5号について、酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井一弘君)(登壇)  報告第3号 平成28年度篠山市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書及び報告第5号 平成28年度篠山市水道事業会計予算繰越計算書につきまして、御説明を申し上げます。  議案書の3ページをごらんいただきたいと思います。  2款 下水道建設費、1項 下水道建設費 公共下水道事業建設費につきまして、1億8,707万4,000円を繰り越しいたしました。財源につきましては、国庫支出金9,413万5,000円、地方債9,280万円、一般財源13万9,000円でございます。  工事内容といたしましては、4件ございます。ストックマネジメント計画策定業務5,000万円で、11施設の資産調査を行っております。想定以上に時間を要したということで、繰り越しをいたしました。9月30日の完成を予定しております。  篠山環境衛生センター建築設備更新工事1,500万円で、工事におきまして、返流水貯留タンクの劣化が判明をいたしました。追加工事を実施したことによるもので、6月30日の完成を予定しております。  京口排水ポンプ整備工事1億1,316万4,000円で、平成29年度予算と合わせまして、排水ポンプの設置工事を実施する予定でございます。  竹チップ混入機器整備工事891万円で、混入方法や構造の決定に時間を要したことから繰り越しといたしました。5月31日に完成をいたしております。  次に、5ページをごらんいただきたいと思います。  平成28年度篠山市水道事業会計予算繰越計算書。4款 資本的支出、1項 建設改良費  栗柄浄水場増設改造工事2億5,930万8,000円、財源は、企業債2億4,640万円、留保資金1,290万8,000円でございます。地下水の影響で工法の変更を行ったことなどによりまして、繰り越しをいたしました。8月31日完成の予定でございます。  配水管更新事業は、2,878万8,000円で、財源は、企業債1,110万円、留保資金1,768万8,000円でございます。  高坂地内の配水管布設替工事は、河川の横断箇所の工法検討に時間を要したもので、10月末の完成を予定しております。  河原町地内の消火栓移設工事は、入札不調等の関係によりまして繰り越しをいたしました。5月31日に完成をいたしております。  以上、報告第3号及び第5号の説明とさせていただきます。 ○議長(渡辺拓道君)  次に、報告第4号について、倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  おはようございます。報告第4号 平成28年度篠山市介護保険特別会計繰越明許費計算書につきまして、御説明申し上げます。  議案書4ページをお開きください。  この内容は、去る3月27日の本会議で、平成28年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第6号)により繰り越しを御決定いただき、平成29年度へに繰り越す計算書です。  まず、1款 総務費、1項 総務管理費、事業名 一般管理費は、介護保険法改正に伴うシステム改修と機器の更新に係る繰り越しで、完了は平成30年3月31日を予定しております。繰越額は、895万4,000円で、そのうち、33万円が国庫補助金でございます。  続きまして、5項 介護保険事業計画策定事業費は、第7期介護保険事業計画に向けたニーズ調査業務委託に係る繰り越しで、完了は、平成29年6月30日を予定しております。繰越額は114万5,000円で、その財源は、全額一般財源です。  以上、平成29年度へ繰り越す事業は2件で、繰越額は、1,009万9,000円です。  以上で、介護保険特別会計の繰越明許費繰越計算書の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺拓道君)  説明が終わりましたので、質疑があれば、発言を許可します。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結し、予算の繰越等にかかる報告を終わります。 ◎日程第7  承認第2号 専決処分の報告を求めることについて ○議長(渡辺拓道君)  日程第7.承認第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程賜りました承認第2号 専決処分の承認を求めることについて、専決第2号 篠山市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書8ページ並びに条例改正新旧対照表1ページから3ページ、そして承認第2号(専決第2号)説明資料をごらんください。  初めに、本条例は、非常勤消防職員や消防作業従事者等が公務中、または、消防作業等従事中に、死亡または障がい状態となった場合、遺族補償年金または障害補償年金等を支給する旨、定めています。  このたび、「非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令の一部を改正する政令」が平成29年3月29日に公布され、その規定が平成29年4月1日から施行されたことによりまして、「篠山市消防団員等公務災害補償条例」の所要の規定整備を行うものでございます。地方自治法第179条第1項の規定により、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、専決処分を行いましたので、その承認を求めるものでございます。  改正の内容につきましては、説明資料の改正概要のとおり、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、「篠山市消防団員等公務災害補償条例」の補償基礎額の加算額及び加算対象区分を改正するものです。  なお、改正条例の施行期日に関しましては、政令の施行期日にあわせて、平成29年4月1日からとしております。  以上、承認第2号に係る説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  討論なしと認めます。  これから承認第2号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(渡辺拓道君)  起立全員です。  したがって、承認第2号は、承認することに決定しました。 ◎日程第8  承認第3号 専決処分の報告を求めることについて
    ○議長(渡辺拓道君)  日程第8.承認第3号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村総務部長。 ○総務部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいまご上程賜りました承認第3号 専決処分の承認を求めることについて、専決第3号 篠山市税条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  提案に当たり、議案書10ページから21ページ、新旧対照表4ページから34ページ、及び承認第3号(専決第3号)説明資料をごらんいただきたいと思います。  今回の税条例の一部改正は、地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令、地方税法施行規則の一部を改正する省令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が、平成29年3月31日に公布され、いずれも原則として平成29年4月1日から施行することとされたので、地方自治法第179条第1項の規定により、時間的余裕がないことが明らかであると判断し、専決処分を行いましたので、その承認を求めるものでございます。  税制改正の内容としては、平成28年の経済情勢のもと、雇用・所得環境の改善、穏やかな経済の回復基調を持続し、一億総活躍社会の実現に向けて施策を実施するものとして、就業調整をめぐる課題に対処するため配偶者控除、配偶者特別控除の見直し、保育サービスの拡充を図るための企業主導型保育事業に係る固定資産税の特例措置の創設、また、燃費性能がすぐれた自動車の普及の観点から、軽自動車税におけるエコカー減税の延長と対象車両の燃費基準の見直しが行われました。  それでは、改正内容の主なものについて、説明資料に基づき説明をさせていただきます。  市民税関係から御説明をいたします。  条例第33条、第34条の9の改正は、上場会社からの株式配当である特定配当等及び特定株式譲渡所得金額等に係る所得について、確定申告書、住民税の申告書それぞれ提出された申告に記載された内容により、市民税を課税することを明確にするものでございます。  附則第5条は、配偶者控除、配偶者特別控除の見直しにより、控除対象配偶者の定義が変更されることによる改正です。  制度の見直し内容は、就業調整をめぐる課題に対応するため、説明資料のとおり、配偶者特別控除について控除額33万円の対象となる配偶者の合計所得金額の上限を引き上げるとともに、納税義務者の所得による控除額の逓減制度を設けるもので、平成31年1月1日、これはいわゆる平成31年度課税分というふうになりますが、から施行がされます。現行、配偶者の合計所得45万円未満で配偶者特別控除額33万円が適用されるところ、90万円以下まで引き上げ、順次控除額の適用所得を引き上げるものです。  この措置による市民税への影響額については、平成28年度の課税状況から推計すると、納税義務者の所得による逓減措置による影響が187万円の増、配偶者の対象所得の引き上げによる影響が492万円の減、差し引き305万円の減額が見込まれます。  続きまして、固定資産税関係について説明を申し上げます。  固定資産税の課税標準額の減額割合を市町村の条例で定める「わがまち特例」について規定するものです。  第61条の2は、家庭的保育事業、居宅訪問型保育事業、事業所内保育事業に係る固定資産税の課税標準の特例措置について、地域の実情を反映させることができるよう市町村の条例において特例割合を定めることが必要となったため、新たに規定するものです。  なお、割合は2分の1を参酌し、3分の1から3分の2の範囲で定めることとされております。篠山市では具体的な対象施設が現在のところ見当たりませんので、参酌割合を採用しております。  附則第10条2第14号は企業主導型保育事業に係る固定資産、第15号は緑化保全・緑化推進法人が設置する市民緑地の土地に係る固定資産税を対象とし、それぞれ参酌割合で規定しております。  附則第10条の3は、特定耐震適合住宅等の認定を受けた家屋ついて、翌年度に限り固定資産税が2分の1減額される旨規定しております。  なお、法律改正により、居住用高層建築物に係る固定資産税の案分方法に係る改正については、第63条の2が関連しますが、本市においては該当物件がございませんので省略させていただきます。  続きまして、軽自動車税関係について御説明を申し上げます。  附則第16条は、軽自動車税のグリーン化特例を2年間延長するとともに、対象自動車の燃費基準について見直しが行われます。対象車両は、平成29年4月1日以降、新車登録、購入分が対象となり、グリーン化特例の軽減については取得翌年度の平成30年度、31年度に限り適用がされます。  附則第16条の2は、燃費基準の認定に不正があった場合等、車の所有者の責任以外で税の不足が生じた場合、原因者に課税できる旨、新たに規定を置くものです。  その他、適用期限を迎える各特例措置について適用期限の延長、地方税法等の改正による引用条項等の所要の改正を行います。  以上、承認第3号に係る説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  討論なしと認めます。  これから承認第3号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(渡辺拓道君)  起立全員です。  したがって、承認第3号は、承認することに決定しました。 ◎日程第9  承認第4号 専決処分の報告を求めることについて ○議長(渡辺拓道君)  日程第9.承認第4号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程賜りました承認第4号 専決第4号  篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書は22ページから24ページ、条例改正新旧対照表は35ページ、あわせまして、承認第4号説明資料をお開きください  説明につきましては、承認第4号説明資料、篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の概要に基づき、説明をいたします。  今回の篠山市国民健康保険税条例の一部改正は、「地方税法等の一部を改正する法律」等が、平成29年3月31日にそれぞれ公布、平成29年4月1日から施行されたことに伴い、またあわせまして、国保税の賦課期日が4月1日と定められていることから、地方自治法第179条第1項の規定により、時間的余裕がないことが明らかであると判断し、専決処分を行いましたので、その承認を求めるものであります。  それでは、改正の内容につきまして、説明をいたします。  今回の改正は、国民健康保険税条例第22条関係で、低所得者に対する国民健康保険税軽減の対象者を拡大するため、軽減対象となる所得基準額の算定において、被保険者数に乗じて算出する金額を引き上げるものであります。  説明資料のとおり、2割軽減に係る所得基準の引き上げが、被保険者数に乗じる金額を48万円から49万円に、5割軽減に係る金額を26万5,000円から27万円に引き上げするものでございます。  以上で、承認第2号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  討論なしと認めます。  これから承認第4号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(渡辺拓道君)  起立全員です。  したがって、承認第4号は、承認することに決定しました。 ◎日程第10  承認第5号 専決処分の報告を求めることについて ○議長(渡辺拓道君)  日程第10.承認第5号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  それでは、ただいま御上程賜りました承認第5号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由の御説明を申し上げます。  お手元の補正予算書をごらんください。  専決第5号 平成28年度篠山市一般会計補正予算(第11号)につきましては、平成28年度の法人市民税や特別交付税などの増額に伴う財政調整基金等への積立金の追加、及び寄附金等の確定に伴う各種基金への積立金の追加のほか、3月の補正第10号で確定いたしました歳入に係る財源の組み替えを内容とする補正です。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億8,344万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ231億2,701万5,000円とするものでございます。  それでは、補正予算書13ページをお開きいただき、歳出から御説明申し上げます。  2款 総務費、1項 総務管理費、7目 企画費 日本遺産のまち魅力発信事業1,718万4,000円の減額は、平成28年度分の日本遺産推進協議会補助金の戻入に伴う減額です。  次に、15ページ、4款 衛生費、2項 清掃費、4目 コミュニティプラント管理費は、44万3,000円の追加で、新規加入分担金の増額分を減債基金に積み立てるものです。  次に、17ページ、6款 農林水産業費、1項 農業費、8目 農地整備費は、地方債の追加による財源更正です。  次に、19ページ、8款 土木費、2項 道路橋りょう費、2目 道路新設改良費は、国庫補助道路整備事業に充当可能な公共事業等債の増額に伴う財源更正です。  次に、21ページ、10款 教育費、1項 教育総務費、3目 学校教育総務費も財源更正となっており、事業確定の結果、補助事業と認められる部分が増加したため、国庫補助金及び地方債を追加し、同額の義務教育施設整備基金を減額するものでございます。  次に、23ページ、7項 保健体育費、2目 保健体育施設費は、基金利子確定によります財源更正です。  次に、25ページ、13款 諸支出金、1項 基金費ですが、法人市民税の追加や特別交付税の確定等により増額となる一般財源は、財政調整基金費のほか、将来の施設整備への備えとして、公共施設整備基金へそれぞれ積み立てることとしています。  まず、1目 財政調整基金費は、4億2,496万2,000円の追加で、これにより、積み立て後の平成28年度末の基金残高は23億4,470万円になります。  以下、積み立ての補正額の大きなもののみ御説明いたします。  3目 公共施設整備基金費は、1億6,510万円の追加で、土地売払い収入509万1,000円に加えて、一般財源で1億6,000万円、基金利子9,000円を積み立てるものです。  9目 宅地開発関連事業基金費は、490万円の追加で、宅地開発協力金を積み立てるものです。  13目 大山荘の里市民農園基金費は、230万円の追加で、市民農園の利用に伴う管理者からの寄附金を積み立てるものです。  続きまして、27ページ、27目 丹波篠山ふるさと基金費は、243万8,000円の追加で、ふるさと応援団寄附金の確定よる追加です。  以上で、歳出に関します説明を終わらせていただき、続きまして、歳入について御説明いたします。  補正予算書7ページをお開きください。  1款 市税、1項 市民税、1目 個人は、給与所得の増により2,500万円の追加、2目 法人は、2億5,900万円の追加で、大手製薬会社の法人市民税が3月に確定したことなどが主なものです。
     2款 地方譲与税、1項 1目 地方揮発油譲与税は、541万6,000円の追加、2項 1目 自動車重量譲与税は、555万7,000円の減額です。  3款 1項 1目 利子割交付金は、325万円の減額、4款 1項 1目 配当割交付金は、2,622万2,000円の減額、5款 1項 1目 株式等譲渡所得割交付金は、1,918万5,000円の減額、6款 1項 1目 地方消費税交付金は、6,092万3,000円の減額、7款 1項 1目 ゴルフ場利用税交付金は、12万6,000円の追加です。  なお、2款 地方譲与税から6款 地方消費税交付金につきましては、予算編成は国から示されます地方財政計画等に基づき算出しておりましたが、大きな減額となりました。県に確認いたしましたところ、今回の減額につきましては、景気動向により経済活動が低迷したためとのことで、影響は全県的に及ぶものとなっております。  次に、9ページ、8款 1項 1目 自動車取得税交付金は、263万円の追加、10款  1項 1目 地方交付税は、3億6,219万9,000円の追加で、3月の特別交付税の確定によるものであり、平成28年度の特別交付税は、12億3,219万9,000円となりました。  12款 分担金及び負担金、1項 分担金、1目 衛生費分担金は、コミュニティプラントの新規加入分担金44万3,000円の追加です。  14款 国庫支出金、2項 国庫補助金、5目 教育費国庫補助金1,727万円の追加は、実施いたしました学校施設の大規模改修事業に対する補助金の確定によるもので、15款 県支出金、2項 県補助金、9目 市町振興支援交付金は、3月の交付額の確定により179万5,000円の減額です。  16款 財産収入、1項 財産運用収入、2目 利子及び配当金は、利子の確定により20万2,000円の追加、2項 財産売払収入、1目 不動産売払収入509万1,000円は、県や個人への土地の払い下げによるものです。  11ページ、17款 1項 寄附金、1目 総務費寄附金は、733万5,000円の追加で、宅地開発協力金が490万円、ふるさと応援団寄附金が243万5,000円です。2目 消防費寄附金は、東日本大震災等復興支援寄附金1万1,000円の追加、5目 農林水産業費寄附金は、240万円の追加で、ハートピア農園寄附金10万円、大山荘の里市民農園寄附金230万円です。  18款 繰入金、2項 基金繰入金、10目 義務教育施設整備基金繰入金6億7,770万円の減額は、学校施設の大規模改修事業に係る国庫補助金等の増額による減額でございます。  20款 諸収入、5項 3目 雑入 市町村振興協会市町交付金は、1,462万8,000円の追加で、サマージャンボ宝くじ収益金の市町への配分額確定によるものです。  21款 1項 市債、6目 土木債350万円の追加は、国庫補助道路整備事業に充当可能な公共事業等債の増額によるもので、8項 教育債5,050万円の追加は、学校施設の大規模改修事業に対する国庫補助金の増額に伴うものです。  最後に、第2条の地方債の補正につきましては、3ページをお開きいただきまして、第2表 地方債補正の変更について御説明申し上げます。  公共事業等は国庫補助道路整備事業に係る追加で、補正前の限度額5,940万円に370万円を追加し、限度額を6,310万円に、教育・福祉施設等整備事業は学校施設の大規模改修事業に係るもので、補正前の限度額9,230万円に5,050万円を追加し、限度額を1億4,280万円とするものでございます。  以上、御説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  討論なしと認めます。  これから承認第5号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(渡辺拓道君)  起立全員です。  したがって、承認第5号は、承認することに決定しました。 ◎日程第11  承認第6号 専決処分の報告を求めることについて ○議長(渡辺拓道君)  日程第11.承認第6号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井一弘君)(登壇)  ただいま御上程いただきました承認第6号 専決処分の承認を求めることについて、専決第6号 平成28年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第6号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  補正予算書の下水道事業特別会計をごらんいただきたいと思います。  補正予算(第6号)につきましては、3月の補正予算(第5号)の後、3月31日までの間に、新たに発生いたしました受益者負担金を減債基金に積み立てようとするもので、平成29年3月31日付で専決処分をしたものでございます。  第1条で歳入歳出予算にそれぞれ193万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億7,646万7,000円にしようとするものでございます。  7ページの歳入では、1款 分担金及び負担金、1項 負担金、1目 下水道事業受益者負担金に193万7,000円を追加するもので、篠山処理区2件、丹南処理区が4件の受益者負担金でございます。  9ページの歳出では、1款 下水道総務費、1項 下水道管理費、1目 一般管理費 積立金に193万7,000円を追加し、減債基金に積み立てようとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  討論なしと認めます。  これから承認第6号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(渡辺拓道君)  起立全員です。  したがって、承認第6号は、承認することに決定しました。 ◎日程第12  承認第7号 専決処分の報告を求めることについて ○議長(渡辺拓道君)  日程第12.承認第7号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  それでは、ただいま御上程賜りました専決第7号 平成29年度篠山市一般会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。  このたびの補正につきましては、国庫補助道路整備事業での実施を予定していました市道栃梨辻東線の大規模のり面工事が、平成29年度当初予算成立後に災害復旧事業として採択されることとなったため、工事確保の点から早急に予算の組み替えを行う必要があるため、地方自治法第179条第1項の規定により、議会を招集する時間的余裕がないため、平成29年5月1日付で専決処分により第1号の補正を行いました。  それでは、補正予算書をごらんください。  国庫補助道路整備事業を災害復旧事業への組み替えとあわせ、専門家等の助言による一部工法の見直しを行った結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ860万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ216億6,339万4,000円とするものです。  予算書9ページをお開きいただき、歳出予算について御説明申し上げます。  8款 土木費、2項 道路橋りょう費、2目 道路新設改良費で1億1,411万8,000円の減額は、今回の予算科目の組み替えにより、当初予算で計上していました市道栃梨辻東線の事業費を皆減させるものです。特定財源は、国庫補助金であります社会資本整備総合交付金5,820万円、土木債3,490万円の減です。  次に、13ページをごらんください。  同じく組み替えにより、14款 災害復旧費、1項 公共土木施設災害復旧費、1目 道路橋りょう災害復旧費として9,966万7,000円を追加するもので、内訳は、設計業務委託で762万1,000円、災害復旧工事9,204万6,000円です。特定財源につきましては、公共土木施設災害復旧費国庫負担金5,639万4,000円、公共土木施設災害復旧事業債2,810万円です。  11ページにお戻りください。  12款 諸支出金、1項 基金費、1目 財政調整基金費は、今回の予算組み替え等により生じました一般財源584万5,000円を積み立てるものです。  最後に、3ページをごらんいただきたいと思います。  第2表 地方債補正について御説明いたします。  事業の組みかえにより発行いたします地方債の変更で、新たに災害復旧事業債を2,810万円の追加、変更では、公共事業等債の限度額を3,490万円減額し、1億1,010万円にするものでございます。  今回、災害復旧事業の採択により、国庫補助金におきましては、補助率の増、地方債においては充当率と後年度の元利償還金への交付税算入率の大幅な増により、市の負担が3,000万円余り軽減されたことになります。  以上、御説明とさせていただきます。  御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  討論なしと認めます。  これから承認第7号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(渡辺拓道君)  起立全員です。  したがって、承認第7号は、承認することに決定しました。 ◎日程第13  承認第8号 専決処分の報告を求めることについて
    ○議長(渡辺拓道君)  日程第13.承認第8号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程賜りました承認第8号 専決処分の承認を求めることについて、専決第8号 平成29年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を説明申し上げます。  お手元の議案書31、32ページ、住宅資金特別会計補正予算書(専決第8号)をお開きください。  昭和45年度より実施しております当該住宅資金の貸付事業は、平成8年度の貸し付けを最後に、現在は「住宅資金償還事務条例」に基づき、償還事務を行っております。  平成28年度の住宅資金特別会計の決算収入総額646万8,780円に対し、支出総額は、3,437万8,772円となり、2,790万9,992円の不足が生じることから、この不足額を補填するため、予算の繰上充用をお願いするものです。  結果、第1条において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,791万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,251万7,000円とするものです。  次に、第2条においては、繰上充用に伴い、一時借入金の最高額を当初の300万円から、2,500万円を追加し、2,800万円に増額いたします。  それでは、住宅資金特別会計の歳出より説明をさせていただきますので、予算書9ページ、歳入歳出補正予算事項別明細書をお開きください。  3款 前年度繰上充用金2,791万円を追加するものです。  次に、歳入、7ページ、4款 諸収入、1項 貸付金元利収入2,791万円を追加するものです。  住宅資金返済金の滞納の徴収につきましては、借り主の経済状況を勘案するとき、非常に厳しい状況は本年度も変わっておりません。借り主の相談には真摯に応じながら、回収に全力を挙げるとともに、返済に極めて困難なものについては、顧問弁護士との委託契約などに基づき滞納額の減少を図ってまいります。  以上、専決第8号の提案理由の説明とさせていただきます。  御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  討論なしと認めます。  これから承認第8号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(渡辺拓道君)  起立全員です。  したがって、承認第8号は、承認することに決定しました。  ここで、暫時休憩とします。再開は、11時20分とします。               午前11時07分  休憩               午前11時19分  再開 ◎日程第14  議案第44号 篠山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する                条例 ○議長(渡辺拓道君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第14.議案第44号 篠山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村総務部長。 ○総務部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第44号 篠山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書33ページ、新旧対照表36ページから37ページ、議案第44号説明資料をごらんいただきますようお願い申し上げます。  まず、改正の趣旨についてでございますが、このたびの改正は、国家公務員の育児休業について、人事院規則19−0の一部を改正する人事院規則が平成29年3月31日に公布され、平成29年4月1日から施行されたことに伴い、「育児休業法第2条第1項ただし書きの条例で定める特別の事情」及び「育児休業の期間の再度の延長ができる特別の事情」として、「保育所等の入所を希望しているが入所できないこと」が、人事院規則に明文化されたことよる関係条例の整備を行うものです。  次に、改正の概要についてですが、職員の育児休業の取得や期間延長、また育児短時間勤務の取得については、同一の子について1回に限られており、条例に定める特別の事情がある場合には、子が3歳に達するまでの期間において、再度の取得や再度の期間延長が認められています。  本条例で定める特別の事情については、現行では「配偶者が入院したこと」や「配偶者と別居したこと」などを規定しておりますが、これらに加えて、「保育所等の入所を希望しているが入所できないこと」を追加規定するものでございます。  なお、今回、追加する特別の事情については、育児休業の終了時に予測することができなかった事実が生じたことにより、育児休業をしなければその養育に著しい支障が生じる場合に該当するとして、これまでから、人事院規則運用通知に明示されており、篠山市においても、この運用通知に基づき、再度の育児休業の取得を認めるとしていましたが、人事院規則の一部改正により、特別な事情として明文化されたため、本条例に追加規定をするもので、改正条例の施行期日は、公布の日からといたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第44号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第44号は、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第15  議案第45号 篠山市住民票の写し等本人通知制度に関する条例の一部                を改正する条例  日程第16  議案第46号 篠山市個人情報保護条例の一部を改正する条例 ○議長(渡辺拓道君)  日程第15.議案第45号 篠山市住民票の写し等本人通知制度に関する条例の一部を改正する条例、及び日程第16.議案第46号 篠山市個人情報保護条例の一部を改正する条例を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第45号 篠山市住民票の写し等本人通知制度に関する条例の一部を改正する条例、及び議案第46号 篠山市個人情報保護条例の一部を改正する条例につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。  議案書34ページ、35ページ、条例改正新旧対照表38ページ、39ページ及び議案第45号、46号の説明資料をお開きください。  「篠山市住民票の写し等本人通知制度に関する条例」につきましては、住民票の写し等を第三者に交付した場合において、事前の申し出により登録した者に対し、自己の住民票の写し等が交付された事実を通知することとしております。  今回の一部改正においては、通知を受けた者が、開示請求について、当該住民票の写し等の交付に係る情報開示を篠山市個人情報保護条例に基づいて行うことを明確に規定する条文を第6条第1項に、前条の規定による通知を受けた者は、当該住民票の写し等の交付に係る情報の開示を請求することができる。また、第6条第2項に、前項の開示請求の手続については、篠山市個人情報保護条例で定めるところによるを追加することで、さらなる住民票の写し等の不正取得の防止を図るため、条例の一部を改正しようとするものです。  また、この篠山市住民票の写し等本人通知制度に関する条例の一部の改正に伴い、「篠山市個人情報保護条例の一部を改正する条例」も、篠山市本人通知制度において、交付請求者、すなわち八業士等の情報を開示請求者、すなわち本人通知制度登録者がより取得しやすくするために改正するものです。本人通知制度により通知を受けた者は、開示請求者となり、交付請求者の情報を入手しようとした場合は、「篠山市個人情報保護条例」に基づき開示請求を行うこととなります。  司法書士などを含む八業士等の有資格者が、職務上の権限を悪用して、戸籍や住民票を不正に取得し、身元調査等を行うなどの行為が判決などにより明らかになった場合には、現行の「篠山市個人情報保護条例」でも、第16条に定める個人及び法人等の情報開示規定の中で、人の生命、健康、生活又は財産を保護するために必要な情報は、開示することができることとなっています。  しかし、不正取得が判決などにより明らかでない場合で、当該規定に該当しない非開示とする場合であっても、今回の条例改正により、第17条の2に裁量的開示を設け、実施機関は、開示請求に係る保有個人情報に非開示情報が含まれている場合であっても、個人の権利利益を保護するため、特に必要があると認めるときは、開示請求者に対し、当該保有個人情報を開示することができるを追加し、裁量的に開示することができるようにするものです。  この条文は、個人情報保護条例を持つ兵庫県下全ての41市町のうち、24市町で採用されています。これにより開示の幅は広がりますが、交付請求者、すなわち八業士等の権利保護にも留意する必要があり、適正手続の観点から裁量的開示等により、交付請求者に関する情報、記録されている保有個人情報を開示しようとするときは、「篠山市個人情報保護条例」第15条第6項の規定の運用により、交付請求者保護のため、意見を聴取した後、実施機関である市の判断により、裁量的に開示することができるよう、今回当該条例の一部を改正し、根拠規定を整備するものです。  なお、改正条例の施行期日に関しましては、「篠山市住民票の写し等本人通知制度に関する条例の一部を改正する条例」「篠山市個人情報保護条例の一部を改正する条例」ともに、平成29年9月1日からとしております。  以上、議案第45号、46号に係る説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行いますが、議案第45号及び議案第46号につきましては、民生福祉常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第45号及び議案第46号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第45号及び議案第46号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第17  議案第47号 篠山市おとわの森子育てママフィールドの設置及び管理                に関する条例 ○議長(渡辺拓道君)  日程第17.議案第47号 篠山市おとわの森子育てママフィールドの設置及び管理に関する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉保健福祉部長
    保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第47号 篠山市おとわの森子育てママフィールドの設置及び管理に関する条例の制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書は、36ページから37ページ、あわせまして、議案第47号の説明資料をそれぞれお開きください。説明につきましては、議案第47号説明資料「篠山市おとわの森子育てママフィールドの設置及び管理に関する条例」に基づき、行います。  平成28年7月味間こども園の開設に伴い、閉園となった旧おとわ園につきましては、平成26年12月から、味間地区自治会、まちづくり協議会、音羽の森を整備いただいた皆様、子育てされている方、PTAの方々で跡地活用の検討委員会を設置し、さまざまな議論を重ねてまいりました。最終的に、地域を主体とした利活用については難しいという結論に対し、市から活用方法を提案し、自治会、まち協、検討委員会などの皆さんの承認を受け、今回、「篠山市おとわの森子育てママフィールド」として設置管理条例を提案するものであります。  説明資料1の制定の趣旨並びに条例における第1条設置のとおり、音羽の森の跡地活用については、子育て子育ちができる「子育て拠点施設」として、隣接するおとわの森等を利用させていただくとともに、地域活性化に寄与する地域交流拠点として設置いたします。  位置は、第2条のとおり、篠山市味間新315番地、施設を活用した事業としては、第3条のとおり、子育て家庭の交流の場として、子育てグループの活動拠点にすること、相談やさまざまな情報を得られるよう、職員を配置するとともに、インターネット環境も整備いたします。また、子育て世代が楽しく交流できるようイベントや講習会の開催、地域との連携を掲げてございます。  本施設に係る使用料などについては、第4条以下に記載し、詳細については、規則で定めるものとしております。  今回の篠山市おとわの森子育てママフィールドは、全員協議会等で説明させていただきましたとおり、施設の運営管理は、味間地内に事務所を持つNPO法人里地里山問題研究所によるものとし、その費用予算については、本6月議会に計上させていただいております。  また、現在8月の開所を目指し、施設の改修を行ってございます。開所後は、週3日開設し、月1回のイベントを開催するとともに、神戸大学の先生方による講演や研修を月1回開催するなど、充実した施設運営になるよう取り組みを計画しております。  また、味間まちづくり協議会「音羽谷子育て広場運営委員会」で整備いただいている音羽の森につきましても、今回の施設運営の中で利用させていただくとともに、NPO法人も積極的に、このおとわの森整備にかかわっていく計画としております。  海洋センターへ移転させたささやま子育てふれあいセンター、丹南商工会館を活用させていただき整備した「たんなん子育てふれあいセンター」と連携し、特に在宅で子育てをされている皆さんに交流の場として、遊びの場として、そして学びの場として、皆さんのニーズを把握しながら管理運営に努めてまいります。  以上で、議案第47号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第47号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第47号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第18  議案第48号 篠山市屋外広告物条例の一部を改正する条例 ○議長(渡辺拓道君)  日程第18.議案第48号 篠山市屋外広告物条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  横山まちづくり部長。 ○まちづくり部長(横山 実君)(登壇)  それでは、ただいま御上程賜りました議案第48号 篠山市屋外広告物条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書38ページ、新旧対照表40ページ、議案第48号説明資料及び参考資料をごらんください。  最初に、条例改正の趣旨ですが、屋外広告物は、自然の風景や地域の景観に影響を与える要素の1つであり、良好な景観の形成を図るため、篠山市屋外広告物条例により、自然環境や住環境、沿道景観などの地域特性に応じた屋外広告物の規制・誘導を行っています。  このたび、福住地区の歴史的な町並みを生かした景観形成を図るため、平成29年3月24日付で福住伝統的建造物群保存地区及びその周囲を、福住地区として篠山市景観計画の歴史地区に指定し、建築物の形態意匠や色彩など、建築行為等に際しての景観に関する独自の基準を定め、同年4月1日から施行したところです。  これに伴い、景観を構成する要素である屋外広告物についても、建築物等とあわせて福住地区の一体的な景観誘導を図っていくため、篠山市屋外広告物条例の一部を改正し、他の歴史地区と同様に、福住地区を屋外広告物の掲出を禁止する地域に指定するものです。あわせて、現行の規定では、篠山市景観計画の丹南篠山口インターチェンジ周辺地区、篠山城下町地区及び上立杭地区といった個別の地区ごとに指定していますが、福住地区の歴史地区指定を機に、丹南篠山口インターチェンジ周辺地区を沿道地区に、篠山城下町地区及び上立杭地区を歴史地区として、個別の地区を総称する名称に整理します。  次に、改正の概要ですが、条例第9条第1項第2号で屋外広告物の掲出を禁止する地域を定めており、この規定に篠山市景観計画に定める福住地区を加えるものです。あわせて、丹南篠山口インターチェンジ周辺地区を沿道地区に、篠山城下町地区、上立杭地区及び福住地区を歴史地区に改めます。改正の概要につきましては、以上でございます。  なお、この改正に係る条例の施行期日は、公布の日としています。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第48号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第48号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第19  議案第49号 金融機関の指定について ○議長(渡辺拓道君)  日程第19.議案第49号 金融機関の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村総務部長。 ○総務部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第49号 金融機関の指定について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書39ページをごらんいただきたいと思います。  地方公共団体における指定金融機関制度は、地方自治法第235条第2項及び同法施行令第168条第2項の規定に基づき、地方公共団体が公金の収納及び支払いの事務を取り扱わせるため、特定の金融機関を指定するものです。  篠山市は、平成25年6月議会で御審議を賜り、平成25年10月1日から平成27年9月30日まで「丹波ささやま農業協同組合」、平成27年10月1日から平成29年9月30日まで「株式会社 三井住友銀行」の2つの金融機関を輪番で指定しておりますが、その指定期間が終了することに伴い、引き続き、平成29年10月1日から平成31年9月30日までの2年間は「丹波ささやま農業協同組合」を、平成31年10月1日から平成33年9月30日までの2年間は「株式会社 三井住友銀行」を指定したく、御審議をお願いするものでございます。  「丹波ささやま農業協同組合」は、篠山市の基幹産業である農業振興の中心的な役割を果たすとともに、地域経済を担う中核的金融機関として活躍されております。また、「株式会社 三井住友銀行」は、篠山市内の中核金融機関として、従来から公金の適正な処理に当たっていただき、県内各市においても指定金融機関としての実績があることから、今回も、この両金融機関を篠山市の指定金融機関として、期間を2年とする輪番制により指定しようとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  討論なしと認めます。  これから議案第49号を採決します。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(渡辺拓道君)  起立全員です。  したがって、議案第49号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第20  議案第50号 平成29年度篠山市一般会計補正予算(第2号)  日程第21  議案第51号 平成29年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第2                号)  日程第22  議案第52号 平成29年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)  日程第23  議案第53号 平成29年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1                号) ○議長(渡辺拓道君)  日程第20.議案第50号 平成29年度篠山市一般会計補正予算(第2号)から、日程第23.議案第53号 平成29年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1号)までの4件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  まず、議案第50号について、稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  ただいま御上程たまりました議案第50号 平成29年度篠山市一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  このたびの補正につきましては、平成29年度当初予算編成後に生じた理由により、早期に取り組むことが必要となった事業について、補正をお願いするものでございます。  結果、第1条の歳入歳出予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,311万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ218億4,651万3,000円とするものです。  それでは、補正予算書13ページをお開きいただき、歳出の主なものから御説明をさせていただきます。  2款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費 日々雇用職員費は、4月1日付の人事配置に伴うもので、正規職員、臨時的任用職員で配置予定としていたものを日々雇用職員として補充したことによるもので、4名分の7月以降の費用626万円の追加です。  6目 財産管理費は、財源更正で、当初予算で景観まちづくり刷新モデル事業として計上しています市営西町駐車場整備工事の一般財源部分に地域振興基金を充当することによる組み替えです。なお、以下、景観まちづくり刷新モデル事業に係るものは自主財源には、地域振興基金を充当し、後年度の市債の償還に対しても、交付税措置以外の分については同基金の活用を予定しています。  11目 多紀支所費は、289万5,000円の追加で、旧福住小学校内への多紀支所移転に向けた実施設計です。
     17目 コミュニティ活動推進費 コミュニティセンター管理費は、玉水会館のエレベーター設置に係る工事費及び監理委託料等、岡野文化会館のエレベーター設置に係る設計業務委託料で5,454万8,000円の追加、特定財源は地域活性化事業債4,880万円です。  まちづくり活動推進費648万2,000円の追加は、旧福住小学校の外壁塗装修繕等の実施設計委託188万2,000円及び一般財団法人自治総合センターによります一般コミュニティ助成事業の補助を受けて実施される火打岩自治会、西浜谷自治会の備品購入に対する補助金460万円です。特定財源は、コミュニティ助成事業補助金460万円です。  次に、15ページ、21目 チルドレンズミュージアム費は、施設充実に対するサマージャンボ宝くじの収益を活用した社会貢献広報事業交付金510万円を受けることができたための財源更正です。  次に、19ページをお願いいたします。3款 民生費、1項 社会福祉費、2目 老人福祉費は、平成28年度の繰越明許費として予定しておりましたが、年度末に県から繰り越しを行わず、平成29年予算で実施するよう通知があったことから今回の補正予算で計上させていただくもので、地域介護拠点施設整備事業補助金310万5,000円、財源は、全額地域介護拠点施設整備事業県補助金です。  次に、21ページ、2項 児童福祉費、1目 児童福祉総務費 おとわ園跡地関連事業は、おとわ園跡地を子育て支援施設として活用するため、運営補助金438万1,000円のほか、管理費及びカーテン設置等施設整備にかかる経費とあわせ658万8,000円の追加で、特定財源は、子ども・子育て支援交付金で国県支出金がそれぞれ172万6,000円、施設使用料が18万6,000円です。  6目 児童館費は、4月1日の人事異動により、正規職員の予定を嘱託職員にて配置するため178万2,000円の追加です。  次に、23ページ、4款 衛生費、1項 保健衛生費、1目 保健衛生総務費は、今田診療所レントゲン修理に係る繰出金125万3,000円です。  25ページ、2項 清掃費、3目 し尿処理費353万4,000円の追加は、雪害により破損した雨どいの修繕で、財源は全額建物損害共済災害共済金です。  次に、27ページ、6款 農林水産業費、1項 農業費、6目 担い手対策費 担い手支援事業300万円の追加は、経営体育成支援事業補助金で、認定農業者に対する田植え機やトラクター等の導入支援です。事業費1,254万4,000円の30%、上限300万円を助成するもので、財源は全額経営体育成支援事業県補助金です。  次に、29ページ、7款 商工費、1項 商工費、2目 商工振興費 六古窯日本遺産活用事業は、このたび日本六古窯が日本遺産に認定され、新たに六古窯日本遺産活用協議会が発足し、魅力発信事業を実施することになったため、文化庁からの補助金が入金されるまでに必要な経費を関係団体で負担する負担金のほか、事務費をあわせ508万5,000円の追加です。負担金のうち、450万円は文化庁からの補助金が入金された後に返金されます。特定財源につきましては、丹波篠山ふるさと基金繰入金58万5,000円です。  4目 観光費 観光客誘致促進事業は、地方創生推進交付金を活用し観光客の誘致に取り組むもので、首都圏への商談や旅行社のパンフレットに篠山の旅行プランを掲載するなど497万2,000円の追加、特定財源は、国庫補助金であります地方創生推進交付金539万8,000円です。景観まちづくり刷新モデル事業は、国との協議により当初予算で計上していましたシステム構築委託料1,000万円を減額し、新たに大正ロマン館屋根外壁の改修を行うもので、1,158万4,000円の追加、特定財源は、景観まちづくり刷新モデル事業国庫補助金579万2,000円、公共事業等債520万円、地域振興基金繰入金109万2,000円です。  次に、31ページ、8款 土木費、2項 道路橋りょう費、1目 道路維持費1,222万6,000円の追加は、警察等との協議により実施する、市道板井東河内線ほか3路線の安全対策のための道路修繕工事です。  2目 道路新設改良費 景観まちづくり刷新モデル事業は、市道城東線、西町前沢田線の美装化等に係るもので7,267万6,000円の追加、特定財源は、景観まちづくり刷新モデル事業国庫補助金3,533万8,000円、公共事業等債3,180万円、地域振興基金繰入金803万8,000円です。  4項 都市計画費、1目 都市計画総務費 景観まちづくり刷新モデル事業3,282万7,000円の追加は、市道河原町南濠端線、大手線の無電柱化事業に係ります測量・設計業務などで、特定財源は、景観まちづくり刷新モデル事業国庫補助金1,612万円、公共事業等債1,450万円、地域振興基金繰入金220万7,000円でございます。  次に、35ページ、9款 1項 消防費、4目 災害対策費 防災事務費は、3歳未満児への安定ヨウ素剤ゼリーの備蓄のほか、後川複合教育施設のスロープ設置工事、コミュニティ助成事業により、味間北自治会で実施される移動かまど等の購入に対する助成で、348万5,000円の追加。特定財源については、コミュニティ助成事業補助金90万円です。  次に、39ページ、10款 教育費、6項 社会教育費、7目 文化財保護費 景観まちづくり刷新モデル事業は、青山歴史村桂園舎修理、篠山城跡広場整備設計委託で798万9,000円の追加。特定財源は、景観まちづくり刷新モデル事業国庫補助金399万5,000円、公共事業等債350万円、地域振興基金繰入金110万円です。  次に、41ページ、7項 保健体育費、3目 海洋センター運営費6,348万3,000円の減額は、B&G海洋センターの改修について、本年度の補助の採択が見送られたことによるもので、財源は公共施設整備基金繰入金3,113万4,000円、地域海洋センター修繕等助成金3,234万9,000円の減額です。  以上で、歳出に関します説明を終わらせていただきます。なお、歳入につきましては、それぞれ歳出のところで説明いたしましたので省略をさせていただきます。  なお、今回の補正予算に必要な一般財源は、財政調整基金繰入金3,515万3,000円で措置しており、取り崩し後の財政調整基金残高は11億4,597万5,000円となります。  最後に、第2条により今回変更いたします地方債につきましては、3ページ、第2表 地方債補正をごらんください。  公共事業等は、景観まちづくり刷新モデル事業に係るもので、補正前の額1億1,010万円に5,500万円を追加し、補正後の限度額を1億6,510万円に、一般単独事業は、玉水会館エレベーター設置等に係るもので、補正前の限度額2億1,710万円に4,880万円を追加し、補正後の限度額を2億6,590万円にするものでございます。  以上で、提案理由の御説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  次に、議案第51号について、野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第51号 平成29年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を説明申し上げます。  補正予算書のうち、住宅資金特別会計の項目をごらんください。  平成29年3月に住宅資金の借入者から、繰上償還を受けました。そのため、3月議会におきまして、市は資金の借り入れ先である株式会社 かんぽ生命保険に繰上償還するまでの間、基金に積み立てるための補正を行ったところです。  6月補正においては、償還日である10月2日に、株式会社 かんぽ生命保険へ償還金を支払うために歳入歳出補正をお願いするものです。  結果、第1条において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ187万2,000円を追加し、3,438万9,000円とします。  それでは、第2号について、第1表 歳入歳出予算補正を歳入より御説明させていただきます。  歳入歳出補正予算事項明細書7ページ、歳入をお開きください。  3款 繰入金、2項 基金繰入金、1目 住宅資金貸付事業特別会計基金繰入金、1節 住宅資金貸付事業特別会計基金繰入金の231万7,000円につきましては、株式会社 かんぽ生命保険に返還するために、基金から取り崩して繰り入れするものです。  4款 諸収入、1項 貸付金元利収入、1目 貸付金元利収入、1節 貸付金元利収入44万5,000円の減につきましては、繰上償還により平成29年度分を減額するものです。  次に、9ページ、歳出をお開きください。  2款 公債費、1項 公債費、1目 元金、23節 償還金利子及び割引料の元金189万9,000円のうち、住宅資金貸付事業起債償還元金22万4,000円の減は、平成29年度後期分であり、通常償還から繰上償還に組みかえるため減額します。また、住宅資金貸付事業起債償還元金212万3,000円は、平成29年度後期分以降を繰上償還するために計上するものです。  2款 公債費、1項 公債費、2目 利子、23節 償還金利子のうち、住宅資金貸付事業起債償還利子の2万7,000円の減につきましては、繰上償還により免除された利子を減額するものです。  以上、議案第51号の提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  次に、議案第52号及び議案第53号について、倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第52号並びに議案第53号につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  まず初めに、議案第52号 平成29年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)事業勘定につきまして、説明いたします。  今回、補正をお願いしようとしていますのは、国民健康保険税の軽減判定並びに高額療養費の見直しに係るシステム改修等、国民健康保険特別会計を補正するものでございます。  それでは、国民健康保険特別会計補正予算書に基づき、説明をいたします。  補正予算書9ページから10ページをお開きください。  歳出について説明いたします。  9ページ、1款 総務費、10ページ、説明欄、一般管理費で、143万7,000円を追加するもので、これは、国民健康保険税低所得者軽減の判定並びに高額療養費の改正に伴うシステム改修にかかる経費、そして、県国保連とつながっております国保総合システムに係りますソフトライセンスの購入に係るものでございます。なお、システム改修にかかります経費は、全額国庫補助金の対象となってございます。  続きまして、直営診療所勘定について説明いたします。  補正予算書19ページから20ページをお開きください。  歳出について説明いたします。  今回の補正は、今田診療所におけるレントゲンX線装置の故障に係る修繕料125万3,000円を補正するものであります。  今田診療所におけるX線装置は、平成10年に整備し、重要な診療装置として使用してまいりました。3月にレントゲンX線高圧装置が故障し、現在、予備装置によって運用しております。X線装置は、平成30年度国庫補助金を活用して更新計画を立ててございます。平成29年度中、万が一、予備装置が故障した場合の措置として、今回修繕費を計上するものでございます。  その結果、議案第52号のとおり、国民健康保険特別会計、事業勘定の歳入歳出予算それぞれ143万7,000円を追加し、それぞれ総額を58億8,259万円6,000円に、直営診療所勘定では、歳入歳出予算それぞれ125万3,000円を追加し、それぞれ総額を2億3,187万8,000円にするものでございます。  以上をもちまして、議案第52号 平成29年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての提案説明とさせていただきます。  続きまして、議案第53号 平成29年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  今回、補正をお願いしようとしておりますのは、平成29年4月から、介護職員に係ります処遇改善加算が改正され、国庫補助金を活用し、この制度を事業者に周知するための経費を計上するものでございます。  補正予算書9ページから10ページをお開きください。  9ページ、1款 総務費、10ページ、説明欄、一般管理費で20万円を追加するものです。これは、平成29年4月から、介護職員に係ります処遇改善加算が、4区分から5区分に改正されたことから、多くの事業者にその改正内容を周知し、適正に加算を受けていただきますよう、研修や事業啓発を実施する経費であります。なお、歳入につきましては、全額国庫補助金を計上してございます。  その結果、議案第53号のとおり、介護保険事業勘定の歳入歳出予算それぞれを20万円追加し、それぞれ総額を41億7,305万7,000円にするものです。  以上をもちまして、議案第53号 平成29年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1号)についての提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行いますが、議案第50号から議案第53号までの4件につきましては、補正予算特別委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがいまして、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第50号から議案第53号までの4件を一括して、補正予算特別委員会を設置し、これに付託して、審査することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第50号から議案第53号までの4件は、補正予算特別委員会を設置し、これに付託して、審査することに決定しました。  続いて、お諮りします。  ただいま設置されました補正予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定によって、全議員を指名したいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、補正予算特別委員会の委員は、全議員を選任することに決定しました。  ここで、暫時休憩いたします。               午後 0時04分  休憩               午後 0時05分  再開 ○議長(渡辺拓道君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、御報告します。  委員会条例第8条第1項及び第2項の規定により、補正予算特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので報告します。  委員長に、栗山泰三君、  副委員長に、河南克典君。  これで、報告を終わります。 ◎日程第24  請願第1号 「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)」に反対する意見書の               提出を求める請願書 ○議長(渡辺拓道君)  日程24.請願第1号 「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)」に反対する意見書の提出を求める請願書を議題とします。  ただいま議題となっております請願第1号については、お手元に配付しております請願文書表のとおりです。  本件については、会議規則第92条第1項の規定により、総務文教常任員会に付託しましたので報告します。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日6日から11日までの6日間は、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、明日6日から11日までの6日間は、休会とすることに決定しました。  次の本会議は、6月12日午前9時30分から開議します。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午後 0時06分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        平成29年6月5日                        篠山市議会議長  渡 辺 拓 道                        篠山市議会議員  森 本 富 夫                        篠山市議会議員  安 井 博 幸                        篠山市議会議員  園 田 依 子...