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平成28年第105回定例会(第1号 6月 6日)
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  1. 篠山市議会 2016-06-06
    平成28年第105回定例会(第1号 6月 6日)


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    平成28年第105回定例会(第1号 6月 6日)        第105回篠山市議会定例会会議録(1)           平成28年6月6日(月曜日)              午前 9時30分 開会   〇出席議員(18名)      1番  前 田 えり子         2番  隅 田 雅 春      3番  足 立 義 則         4番  栗 山 泰 三      5番  國 里 修 久         6番  河 南 克 典      7番  大 西 基 雄         8番  木 戸 貞 一      9番  向 井 千 尋        10番  吉 田 知 代     11番  恒 田 正 美        12番  大 上 和 則     13番  森 本 富 夫        14番  安 井 博 幸     15番  園 田 依 子        16番  小 畠 政 行     17番  奥土居 帥 心        18番  渡 辺 拓 道 〇欠席議員(0名)
    地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   政策部長       堀 井 宏 之   総務部長       植 村 富 明   市民生活部長     野々村   康   保健福祉部長     倉   剛 史   農都創造部長     芦 田   茂   まちづくり部長    梶 村 徳 全   上下水道部長     酒 井 和 正   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会                        固定資産評価審査委員会事務局                                   酒 井 一 弘   消防長        畑   光 明   教育部長       上 田 英 樹 〇議会事務局職員出席者   局長         小 林 良 平   課長         福 西 保 博   主事         中 瀬 文 隆 〇議事日程 第1号 平成28年6月6日(月曜日)午前9時30分開会   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  会期の決定   第 3  諸般の報告        ・債権放棄の報告        ・例月出納検査報告        ・出資法人に係る経営状況報告書        ・陳情書等   第 4  行政報告        ・寄附採納報告   第 5  予算の繰越等にかかる報告        ・報告第 1号 平成27年度篠山市一般会計繰越明許費繰越計算書        ・報告第 2号 平成27年度篠山市下水道事業特別会計繰越明許費繰越                計算書        ・報告第 3号 平成27年度篠山市水道事業会計予算繰越計算書   第 6  承認第 7号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第 7号 平成28年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第1号)   第 7  議案第47号 篠山市基金条例の一部を改正する条例   第 8  議案第48号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   第 9  議案第49号 篠山市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部               を改正する条例   第10  議案第50号 篠山市立認定こども園条例の一部を改正する条例   第11  議案第51号 平成28年度篠山市一般会計補正予算(第1号)   第12  議案第52号 平成28年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1               号)   第13  議案第53号 平成28年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1号)               午前 9時30分  開会 ○議長(渡辺拓道君)  皆様、おはようございます。  開会に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  初夏の風が爽やかな季節となり、本日ここに議員の皆様には、極めて御健勝にて、御参集を賜り、第105回篠山市議会定例会を開会できますことは、市政のため、まことに喜ばしい限りでございます。議員の皆様には、去る5月2日、初議会の後、本日まで公私極めて御多用の中、各種会合、行事への参加など、精力的に新しい分野での議会、議員活動に御精励をいただいておりますことに対し、心から感謝を申し上げます。市議会におきましては、新しい議会構成のもと議会基本条例に基づき、「開かれた議会」「行動する議会」を実現するため、より積極的な取り組みを展開していかなければならないと決意も新たにしているところでございます。  さて、本定例会は、条例の改正及び一般会計を初め、特別会計補正予算など、重要な案件が上程されます。議員の皆様におかれましては、一般質問を含め、十分な御審議をいただき、市民の皆様の負託に応え得る適切妥当な結論が得られますよう念願するものでございます。  時節柄、皆様方には十分御自愛の上、ますます御健勝にて、御精励賜りますようお願いを申し上げ、開会の挨拶といたします。  ただいまから、第105回篠山市議会定例会を開会します。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(渡辺拓道君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、4番、栗山泰三君、5番、國里修久君、6番、河南克典君を指名します。 ◎日程第2  会期の決定 ○議長(渡辺拓道君)  日程第2.会期の決定を議題にします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から6月28日までの23日間にしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、会期は本日から6月28日までの23日間に決定しました。 ◎日程第3  諸般の報告 ○議長(渡辺拓道君)  日程第3.諸般の報告を行います。  市長から篠山市債権管理条例第10条の規定に基づき、債権放棄の報告がありました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、平成28年2月分及び3月分の例月出納検査報告書が提出されました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、市長から地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、株式会社アクト篠山及び有限会社グリーンファームささやまに関する平成27年度経営状況報告書が提出されました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、閉会中に陳情書1件が、議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。なお、国道372号飛曽山峠区間の改修等については、市当局において措置すべき内容でありますから、十分検討を加えられますよう申し入れたいと思います。  次に、関係議長会の報告をいたします。  去る5月31日、東京国際フォーラムにおいて、第92回全国市議会議長会定期総会が開催され、会務報告及び地方行政委員会を初めとした各委員会の活動報告を承認しました。また、各部会から提出されました「東日本大震災からの早期復旧・復興について」他24議案並びに会長からの提出議案「地方創生の推進に関する決議」「地方税財源の充実確保に関する決議」「平成28年度熊本地震からの復旧・復興に関する決議」及び「東日本大震災からの復旧・復興に関する決議」の4議案を採択し、政府に要望しました。  また、全国市議会議長会産業経済委員会委員として、林 茂前議長が感謝状を受領されましたので、過日伝達をいたしました。まことにおめでとうございます。なお、会議の資料は議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、5月に、長年にわたり地方自治の振興発展に貢献され、その功績が特にすぐれた方として、河南克典議員が兵庫県功労者表彰を受賞されましたので、本日、本会議終了後、市長から伝達いただきます。  これで、諸般の報告を終わります。 ◎日程第4  行政報告 ○議長(渡辺拓道君)  日程第4.行政報告を行います。  市長から報告がございますが、それに先立ちまして、寄附採納の報告文書を事務局長に朗読させます。 ○事務局長(小林良平君)  寄附の受け入れについて、下記のとおり寄附の申し入れがあり、これを採納したので報告いたします。平成28年6月6日報告。篠山市長 酒井隆明。  寄附者住所、氏名、寄附品目、数量、寄附目的の順に朗読いたします。  篠山市杉170-1、丹波篠山みどりの会会長 松本和之、現金50万円、篠山養護学校教育活動充実のため。  三木市別所町巴21番1、東洋物産工業株式会社代表取締役 磯野暁男、諫鼓山倉1、蘇鉄山倉1、現金2,838万4,365円相当、諫鼓山及び蘇鉄山の収納庫として。  神戸市北区星和台3-10-3、梶原 忍、現金10万円、丹波篠山ふるさと基金として。  以上でございます。 ○議長(渡辺拓道君)  酒井市長、報告願います。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  皆さん、おはようございます。  第105回市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様、御健勝にて開会できますこと、市政推進の上から大変心強く、うれしく思っています。日ごろから篠山市のため、市民のため、積極的な議員活動を展開していただいており、心から敬意と感謝を申し上げます。  本定例会に御提案いたします案件は、予算の繰越等に係る報告、条例の改正、平成28年度一般会計特別会計予算等補正予算など、案件を御審議いただくことになっています。どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようにお願い申し上げます。  それでは、行政報告に入らせていただきます。  1点目は、丹波篠山カンショ館についてです。  篠山市の「日本遺産」認定を記念し、デカンショ節丹波篠山の伝統文化などを体感できる「丹波篠山カンショ館」を4月28日からオープンしています。デカンショ踊りのまねをするとデカンショ踊りの輪に入っているような映像がタブレット端末に映し出されるという設備もあり、来場者に好評です。今後、周辺の整備も計画をしており、新しい観光施設として、さらに充実をさせたいと考えています。  報告の2点目は、あいさつ運動強化週間についてです。  平成28年度から、春と冬に「あいさつ運動強化週間」を設けて、あいさつ運動に取り組んでおり、この春は5月9日から15日までの間、自治会やまちづくり協議会、PTA、事業所など、多くの皆さんに参加をいただきました。参加をされた方からは、「篠山市は温かい町であると感じた」とお話しされており、これからも市民挙げて、あいさつ運動の輪を広げていきます。
     報告の3点目は、熊本県益城町への職員派遣についてです。  熊本地震自治体支援として、6月1日から8日まで、2人の市職員を熊本県益城町へ派遣しており、現地において避難所運営などの業務を行っています。本格的な自治体職員としての支援は今回が初めてとなります。今回の熊本地震についても、東日本大震災と同様に篠山市としてできるだけの支援をしていきたいと考えているところです。  報告の4点目は、善行者表彰についてです。  6月1日「善意の日」に当たり、子供の見守りや環境美化、高齢者、障害者の福祉など、地道な心、温かい善行を長く続けていただきました個人8名、団体2団体の方を篠山市表彰条例に基づいて表彰をさせていただきました。議員の皆様にも多数御参加いただき、ありがとうございました。それぞれ心からの活動でこの温かい篠山市づくりに大変御貢献をいただいており、今後とも地域での善意の輪が篠山市に広がることを願っています。  報告の5点目は、危機管理月間についてです。  篠山市では、平成14年6月にフェノール水道水混入事故が起こりました。この教訓を踏まえて、毎年6月を「篠山市危機管理月間」として、市が所有する施設の安全点検や地域での防災訓練、災害への備えや体制の強化などを行っています。また、古市小学校で児童が転落し、亡くなった事故から6年が経過し、6月2日、古市小学校において「篠山市学校園安全のつどい」が開かれて、安全・安心への誓いを新たにしたところです。今後ともの危機管理、また学校園の安全・安心のために努めていきたいと考えます。  報告の6点目は、6月3日、4日に開催されました第36回大国寺と丹波茶まつりについてです。  ことしも多くの方にお越しをいただきました。兵庫県内一のお茶どころを会場とし、大国寺、また、すばらしい自然の中に茶壼道中や新茶の販売、大田動会など、多くの催しがあり、多くの方にお楽しみをいただきました。これからも篠山市の魅力をさらに伸ばすようなまちづくりに努めていきたいと考えます。  報告の7点目は、寄附の受け入れについてです。  先ほど事務局から読み上げがありましたとおり、物品1件(山倉2棟)2,838万4,365円相当額と現金が60万円です。いずれも寄附の目的を示され、その志をもっての申し入れでありますので、これを採納させていただきました。物品は、下二階町にあります諌鼓山と魚屋町にある蘇鉄山の収納庫として御寄附いただいたものです。現金2件は、市内の団体から篠山養護学校教育活動充実のため、また、市外の方からは丹波篠山ふるさと基金としていただきました。御寄附をいただきました方の思いをしっかりと受けとめて、その御厚志に応えるべく適切な活用に努めていきます。  以上、行政報告とさせていただきます。 ○議長(渡辺拓道君)  これで、行政報告を終わりました。 ◎日程第5  予算の繰越等にかかる報告 ○議長(渡辺拓道君)  日程第5.予算の繰越等にかかる報告を議題とします。  本件は、地方自治法施行令第146条第2項地方公営企業法第26条第3項及び地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定によるもので、議決対象の案件ではありませんが、報告第1号 平成27年度篠山市一般会計繰越明許費繰越計算書から、報告第3号 平成27年度篠山市水道事業会計予算繰越計算書までの3件を一括して説明を受けます。  最初に、報告第1号について、堀井政策部長。 ○政策部長(堀井宏之君)(登壇)  おはようございます。それでは、議案書の2ページになります。報告第1号 平成27年度篠山市一般会計繰越明許費繰越計算書につきまして、御説明申し上げます。  この内容は、去る3月22日の3月議会の本会議で、平成27年度篠山市一般会計補正予算(第8号)により繰り越しを御決定いただきました、平成28年度への繰越24事業についての財源も含めました繰越計算書でございます。  まず、2款総務費、1項総務管理費 官学地域連携事業総合戦略推進事業は、国の補正予算に係る地方創生加速化交付金事業で、官学地域連携事業は、篠山フィールドステーション床やトイレの改修経費の繰り越し、完成は平成28年10月31日を予定しております。総合戦略推進事業は、JR篠山口駅に人材育成拠点を設ける「篠山イノベーションラボ」の第2期工事及び平成28年度の運営等に係る経費で、完了は平成29年3月31日を予定しております。それぞれの繰越額は493万円と4,803万9,000円で、財源は全額国庫補助金でございます。  電子計算費は、国の補正予算に係ります情報セキュリティ強化対策事業で、完了は平成28年12月31日を予定しております。繰越額は1,690万2,000円で、財源は国庫補助金845万円、地方債840万円、一般財源5万2,000円でございます。  西紀支所費は、栗柄ふれあいセンターの進入路改修工事で、工法の見直しにより繰り越しを行いましたが、5月31日に完成をしております。繰越額は283万円で、全て一般財源でございます。  続きまして、3項戸籍住民基本台帳費は、マイナンバー制度に係る個人番号カード交付事業で、平成27年度内の発行枚数が見込みより少なかったため、国との協議により繰り越しをしたもので、完了は平成29年3月31日を予定しております。繰越額は1,036万7,000円、財源は全額国庫補助金でございます。  4項選挙費 選挙管理委員会費は、選挙人名簿調整システムの改修で、国会で改正法案の可決がおくれたことによる繰り越しで、完了は平成28年6月30日を予定しております。繰越額は204万2,000円で全額一般財源でございます。  次に、3款民生費、1項社会福祉費 年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業は、国の補正予算に係るもので、給付金の申請期限が7月19日となっており、事業の完了は平成28年8月31日を予定しております。繰越額は1億5,772万3,000円で、財源は全額国庫補助金でございます。  2項児童福祉費 児童福祉一般事務費は、国の補正予算に係る子ども子育て支援システムの改修で、完了は平成28年12月31日を予定しています。繰越額は194万4,000円で、財源は国庫補助金97万2,000円、一般財源97万2,000円でございます。  味間認定こども園整備事業は、園舎の建設工事等繰り越しで、園舎部分の工事は5月31日で完成いたしており、現在、7月4日の開園に向け、備品及び附帯設備の整備を行っております。繰越額は6億25万4,000円で、財源は国庫補助金2,489万6,000円、地方債2億3,370万円、公共施設整備基金繰入金3億1,323万3,000円、一般財源2,842万5,000円でございます。  次に、6款農林水産業費、1項農業費 ため池等整備事業は、国の補正予算に係る小枕地区内の山の神頭首工改修工事で、完成は平成29年3月10日を予定しています。繰越額は3,100万円で、財源は県補助金2,536万9,000円、地方債370万円、一般財源193万1,000円でございます。  次に、7款商工費、1項商工費 DMO準備事業は、国の補正予算に係る地方創生加速化交付金を活用した観光推進組織設立準備事業で、完了は平成29年3月31日を予定しています。同様に、観光宣伝事業も、国の地方創生加速化交付金を活用し、英語版観光パンフレット等を作成する事業で、完了は平成28年12月31日を予定しています。繰越額は、それぞれ1,207万4,000円と195万7,000円で全額国庫補助金でございます。  次に、8款土木費、2項道路橋りょう費 道路維持管理費は、災害復旧工事を優先してきた結果、38件の道路改修工事の完成が困難となったために繰り越したもので、完成は平成28年9月30日を予定しています。繰越額は3,448万4,000円で、財源は全額一般財源でございます。  国庫補助道路整備事業は、橋梁修繕工事3件についての繰り越しで、完成は平成28年6月30日を予定しています。繰越額は4,086万7,000円、財源は国庫補助金1,892万9,000円、地方債1,900万円、一般財源293万8,000円でございます。  市単独事業道路改良工事3件を繰り越すもので、完成は平成28年7月31日を予定しております。繰越額は350万円で、財源は全額一般財源でございます。  橋りょう維持管理費は、9件の橋梁修繕事業を繰り越すもので、既に8件は完成しており、県事業とあわせて実施している1件の完成も平成28年9月30日を予定しています。繰越額は669万円、財源は全額一般財源でございます。  3項河川費 河川維持修繕事業は、災害復旧工事を優先した結果、年度内完成が困難による8件の繰り越しで、完成は平成28年9月30日を予定しております。繰越額は1,031万5,000円、財源は全額一般財源でございます。  次に3ページ、9款消防費、1項消防費 防災基盤整備事業は、川西地区の消防団詰所車庫新築工事を繰り越すもので、完成は平成28年8月31日を予定しております。繰越額は2,009万2,000円、財源は地方債1,940万円、一般財源69万2,000円でございます。  次に、10款教育費、1項教育総務費 学校施設維持管理費は、市内小中特別支援学校吊天井耐震化工事についての繰り越しで、完成は平成28年8月31日を予定しております。繰越額は1億1,844万4,000円で、財源は国庫補助金3,387万3,000円、地方債7,040万円、義務教育施設整備基金繰入金1,410万8,000円、一般財源6万3,000円でございます。  7項保健体育費 篠山東部学校給食センター管理費は、蒸気ボイラーの更新で、春休みに入れかえを行うための繰り越しで、平成28年4月8日に完了をしております。繰越額は885万6,000円で、財源は全額一般財源でございます。  次に、14款災害復旧費、2項農林水産業施設災害復旧費 農地農業用施設災害復旧費は、農地2件、農業用施設5件の繰り越しで、完成は平成28年8月31日を予定しております。繰越額は1,016万7,000円で、財源は国庫補助金834万1,000円、地方債70万円、災害復旧事業地元分担金27万2,000円、一般財源85万4,000円でございます。  林業施設災害復旧費は、殿町地内の林道災害復旧で、補助金交付申請者からの年度内完了が困難であるとの申し出により繰り越すもので、完了は平成28年6月30日を予定しております。繰越額は100万円で、財源は全額一般財源でございます。  3項公共土木施設災害復旧費 道路橋りょう災害復旧費は、市道栃梨辻東線災害復旧工事箇所が平成27年発生の災害により、さらに大規模にのり面崩壊し、国の災害査定を受けることとなったための繰り越しで、完成は平成28年12月31日を予定しています。繰越額は1,894万2,000円で、財源は国庫補助金812万1,000円、地方債1,000万円、一般財源82万1,000円でございます。  河川災害復旧費は、住山地内において地元調整に不測の日数を要したための繰り越しで、工事は平成28年4月18日に完成しております。繰越額は172万9,000円、財源は地方債170万円、一般財源2万9,000円でございます。  以上、平成28年度へ繰り越す事業は24件でございます。平成28年度への繰越額は、11億6,514万8,000円でございます。  なお、現在執行中の事業におきましては、一日も早い完成に向け一層努力をいたしますので、御理解いただきますようお願いいたします。  以上で、一般会計繰越明許費繰越計算書の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺拓道君)  次に、報告第2号及び報告第3号について、酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井和正君)(登壇)  報告第2号につきまして、議案書4ページをごらんください。この内容は、去る3月22日の定例議会において、議案第46号 平成27年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第5号)で御承認いただいたものでございます。  2款1項下水道建設費 公共下水道事業建設費につきまして、翌年度繰越額2,000万円で、財源内訳は国県支出金下水道事業国庫補助金で1,000万円、地方債、下水道事業債が1,000万円でございます。  繰り越しました下水道事業につきまして、丹南処理区の農工団地関連管路築造工事でございます。施工延長1,167.9メートルの施工に関するものでございます。完成が平成28年6月30日を予定しております。  次に、報告第3号について、議案書5ページでございます。  平成27年度に予算を計上しておりました建設改良に要する経費のうち、翌年度に繰り越して使用する額について報告いたします。  4款資本的支出、1項建設改良費 浄水設備整備事業について、翌年度繰越額が1,573万4,000円で、財源内訳は企業債が1,110万円、留保資金が463万4,000円でございます。これは大芋浄水場ろ過設備の増設に関する工事で、試掘調査の関係から、配管計画の変更を要したもので、工事は平成28年5月31日に完成をしております。  簡易水道統合整備事業につきましては、翌年度繰越額6,167万5,000円で、財源内訳は国県支出金国庫補助金が1,525万6,000円、企業債4,550万円、留保資金が91万9,000円でございます。これは大山浄水場への県水の送水連絡管の新設工事でございます。国道176号線の横断部、また黒田地内の県道交差点等によります安全対策と施工方法等の協議・調整に不測の日数を要したものでございます。施工延長2,100メートルの完成は、平成28年6月30日を予定しております。  配水管更新事業について、翌年度繰越額が3,621万8,000円で、財源内訳は企業債が2,350万円、留保資金が1,271万8,000円でございます。これは倉本地内におきます配水管布設がえ工事ついて、既設の橋梁部の水管橋の更新など、仮設配管を含めて日数を要したものでございまして、施工延長500メートルにつきまして、完成が平成28年6月30日を予定しております。また、高坂地区におけます配水管の布設がえ工事につきましては、給水管の接続位置の調整に不測の日数を要したもので、施工延長は350メートルで、完成は平成28年8月31日となる予定でございます。  以上で、報告第2号及び第3号 予算の繰越等にかかる報告とさせていただきます。どの事業につきましても、早期完成を目指して取り組んでまいります。  以上でございます。 ◎日程第6  承認第7号 専決処分の報告を求めることについて ○議長(渡辺拓道君)  日程第6.承認第7号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程いただきました承認第7号 専決処分の承認を求めることについて、専決第7号 平成28年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第1号)につきまして、報告理由を説明申し上げます。  昭和45年度より実施しております当該住宅資金の貸付事業は、平成8年度の貸し付けを最後に、現在は「住宅資金償還事務条例」に基づき、償還事務を行っております。平成27年度の住宅資金特別会計の決算収入総額538万7,436円に対し、支出総額は、3,450万9,839円となり、2,912万2,403円の不足が生じることから、この不足額を補填するため、予算の繰上充用をお願いするものです。結果、第1条において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,912万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,374万5,000円とするものです。  次に、第2条においては、繰上充用に伴い、一時借入金の最高額を当初の300万円から、2,700万円を追加し、3,000万円に増額いたします。  それでは、住宅資金特別会計の歳出より説明をさせていただきます。  予算書9ページ、歳入歳出補正予算事項別明細書3 歳出をお開きください。  3款前年度繰上充用金、2,912万3,000円を補正追加するものです。  次に、歳入、7ページ、4款諸収入、1項貸付金元利収入2,912万3,000円を追加するものです。  住宅資金返済金の滞納の徴収につきましては、借り主の経済状況を勘案するとき、厳しい状況は本年度も変わっておりません。借り主の相談には真摯に応じながら、回収に全力を挙げるとともに、返済に極めて困難なものにつきましては、顧問弁護士との委託契約などに基づき滞納額の減少を図ってまいります。  以上、専決第7号の報告説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  討論なしと認めます。  これから承認第7号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(渡辺拓道君)  起立全員です。  したがって、承認第7号は承認することに決定しました。 ◎日程第7  議案第47号 篠山市基金条例の一部を改正する条例 ○議長(渡辺拓道君)  日程第7.議案第47号 篠山基金条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第47号 篠山市基金条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書6ページ並びに条例改正新旧対照表1ページ、加えまして、議案第47号説明資料をごらんください。  本条例は、地方自治法第241条の規定に基づき制定したものです。地方自治法では、法令に定めるもののほか、基金の設置、管理及び処分等については、必要な事項を条例で定めなければならないとなっており、今回の改正内容につきましては、篠山市基金条例別表の「東日本大震災復旧復興支援基金」を「東日本大震災等復旧復興支援基金」に改めるものです。  これは、平成28年4月14日の前震と4月16日の本震で二度にわたり震度7を観測した「平成28年熊本地震」により、49名の方が亡くなられ、1,600人を超える方が負傷されました。また、熊本県、大分県などでは8万5,000棟を超える住宅に被害があり、今なお約1万人の方が避難生活を余儀なくされています。こうした状況の中で、熊本地震復旧復興支援への寄附金をいただいたことから、今回、東日本大震災だけでなく熊本地震の被災者支援も行えるようにするため、篠山市基金条例の一部を改正するものです。  なお、平成28年5月末の基金残高は約1,700万円余りであり、改正条例の施行期日につきましては、交付の日からしたいと考えています。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがって、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第47号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第47号は民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第8  議案第48号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(渡辺拓道君)  日程第8.議案第48号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第48号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案の理由を説明申し上げます。  議案書7ページから8ページ、条例改正新旧対照表2ページから6ページ、そして議案第48号説明資料をお開きください。説明につきましては、議案第48号説明資料に基づき、行います。  説明資料「1 改正の趣旨」に記載のとおり、篠山市国民健康保険税条例の改正は、原則2年ごとに、医療費の動向や決算状況をもとに見直しを行っており、本年平成28年度が見直しの時期となっております。今回の見直しにつきましては、課税方式の見直し、医療費の動向、財政調整基金の活用の3点を基本に国民健康保険税の改正を行ってございます。  次に、「2 改正にかかる内容」につきまして説明いたします。  まず①の課税方式の見直しでは、国民健康保険制度は、平成30年度から財政運営が県単位となり、課税する方式が、所得割、平等割、均等割の3方式が基準となります。篠山市の課税方式は、資産割を加えた4方式であり、これにつきましては、平成26年度から資産税割の税率を、3分の1ずつ段階的に引き下げを行い、3方式への課税準備を進めております。説明資料中ほどの表のとおり、平成24年度税率35.45%を基準に、平成26年度改正では3分の1引き下げ、今回平成28年度、さらに3分の1引き下げ、11.76%に引き下げるものでございます。これによって、平成30年度県単位の財政運営時点では、さらに3分の1引き下げ、廃止するということになります。  なお、国民健康保険税は、加入者の収入等で課税される応能割、これは所得割と資産割が相当します。それと収入等に関係なく一律に課税される応益割、これは平等割と均等割でございます。で課税すること、その割合がおおむね50対50であることが定められております。よって、資産割を引き下げた分は、所得割に加算されることとなります。  次に、②医療費の動向に応じた賦課では、過去の決算状況をもとに、平成28年度の医療費の伸びを計画し、その伸びを103%と算定いたしました。医療費の増加は、徴収しなければならない保険税に直結するものであり、資料下段の表のとおり、毎年医療費は増加している傾向にあり、今回平成28年4月から実施されている診療報酬の改定を加味し、本年度の伸びを103%と推計いたしました。  ③財政調整基金の活用では、被保険者の急激な税負担を軽減するため、平成28年度は、2億2,139万8,000円の財政調整基金を繰り入れます。  説明資料2ページをお開けください。  右括弧2「国民健康保険税の改正」では、先ほど説明いたしました、課税方式の見直し、医療費の動向、財政調整基金の繰り入れ等から、表のとおり保険税率の改正を行います。保険税は、医療給付に係る「医療費分」、現役世代が後期高齢者医療制度を支援するために拠出する「後期高齢者支援金分」、40歳から65歳未満の方に課税する「介護分」の三つに分けて税率を決めております。  医療費分のみの部分について説明いたしますが、「所得割」における税率を6.90%から7.72%に、資産割は、24年度を基準に改正ごとに3分の1ずつ引き下げる方針から、税率を14.60%から7.30%に、「均等割」は、2万4,480円から2万4,720円に、「平等割」は、現状通り2万160円とするものであります。  右括弧3 賦課算定時における「1人当たりの平均保険税」では、先ほど説明いたしました税率改正で、三つの区分合計で、2.8%保険税が増加すると算定をいたしております。  右括弧4「保険税の軽減比較」では、国民健康保険税では、所得の状況によって、均等割及び平等割に対し、7割・5割・2割の軽減が適用されます。税率改正に係る軽減額は資料下欄表のとおりでございます。  以上で、議案第48号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定の提案理由とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがって、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  前田えり子君。 ○1番(前田えり子君)  前田です。  平均幾らぐらいの引き上げになるのか、教えていただきたいのと、現在その払えない人、短期証とか資格証明書が発行されていると思うんですけれども、どのぐらいの方がいらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(渡辺拓道君)  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)  今回の税率の改正で、合計で2.8%の上昇という形になります。  次に、短期証、資格証明書の関係ですけれども、まず資格証明書につきましては、合計で29世帯が対象となってございます。ただし、このうち10世帯につきましては、居所不明という形になってございます。  次に、短期証につきましては、320世帯になってございます。そのうち、1世帯が居所不明となってございます。  以上でございます。 ○議長(渡辺拓道君)  前田えり子君。 ○1番(前田えり子君)  2.8%の上昇というのはわかるんですけれども、それを押し述べて1人当たりだとか、世帯当たり幾らぐらいになりますか。 ○議長(渡辺拓道君)  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)  国保税の課税につきましては、当然世帯の人数、また所得の状況、資産割、固定資産税の状況によって変化をいたします。いろんなパターンがございますけれども、今回につきましては、1点は資産割を減らしてその分を所得割というふうに上げておりますので、どうしても資産のない方については、国保税の値上がりが大きくなるということになってまいります。という形でまず例を出しますと、4人家族で192万円程度の所得で固定資産税10万円となりましたら、今回の上昇率につきましては、6,698円上がるというような、そういう算定になります。これに対する課税につきましては、ちなみに24万9,000円の課税に対して上がっていると思います。  半面、固定資産税のない方で、二人世帯で年金生活者ということで所得ゼロの固定資産税5万円相当、こういう方につきましては、7割軽減という形になりますけれども、この世帯につきましては、2万4,500円、今回の課税になります。上昇で見ると、これは資産割だけでございますので、反対に3,510円の減額という形になってまいります。いろんな資産の分も持っておりますけれども、重立って言いますと、このような形の課税の状況になってまいります。  以上でございます。 ○議長(渡辺拓道君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第48号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第48号は民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第9  議案第49号 篠山市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部               を改正する条例 ○議長(渡辺拓道君)  日程第9.議案第49号 篠山市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  上田教育部長。 ○教育部長(上田英樹君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第49号 篠山市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書は9ページ、新旧対照表は7ページ、そして説明資料をごらんください。  現在、「味間児童クラブ」におきましては、「味間小学校」の中で開設していますが、平成28年7月4日に開園する「味間認定こども園新園舎」の完成に伴い、現在の「味間認定こども園すみよし園」を活用し、増加する児童クラブの利用者に対応いたします。  今回、条例第2条関係、別表第1の 味間児童クラブの位置「篠山市味間新97番地3」を「味間新64番地1」に改めるものでございます。  なお、施行期日につきましては、開設する平成28年7月21日としています。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがって、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第49号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第49号は総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第10  議案第50号 篠山市立認定こども園条例の一部を改正する条例 ○議長(渡辺拓道君)  日程第10.議案第50号 篠山市立認定こども園条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  上田教育部長。 ○教育部長(上田英樹君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第50号 篠山市立認定こども園条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書は10ページ、新旧対照表は8ページ、そして説明資料をごらんください。  味間認定こども園の新園舎につきましては、本年5月31日に建築工事が完了し、現在は、遊具の整備や備品の納入作業等を行い、7月4日の開園に向けて整備を進めております。  今回、条例第2条 表の位置を、現在の「篠山市味間新315番地」を「篠山市西吹75番地1」に、定員「350人」を「460人」にそれぞれ改めるものでございます。  なお、施行期日につきましては、開園する平成28年7月4日としています。
     以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがって、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。 ○議長(渡辺拓道君)  前田えり子君。 ○1番(前田えり子君)  1番、前田です。  定員について460人という、大きな認定こども園ができるわけですけれども、前々からその子供の安全とか、緊急時の安全とか、避難のことであるとか課題になっていると思うんですけれども、そこら辺の手だてはどのように考えておられるのか、再度お伺いしたいと思います。 ○議長(渡辺拓道君)  上田教育部長。 ○教育部長(上田英樹君)  まず、安全につきましては、一つは設備面の関係、また人的な面、そして応援体制、さまざまな面で安全対策があると思います。まず、設備面、外からの防犯につきましては、周囲等はフェンス等とともに死角になるところにつきましては、防犯カメラ等を設置させていただいたり、2階分につきましては、非常用の滑り台等も設置をさせていただいております。そして、今まででしたら2園に分かれておったんですけれども、今回は1園になりますので、すみよし園、おとわ園のそれぞれ保育士、また幼稚園教諭等が集まってきますので、それだけの一体感のできる人数はそろっていますし、現在につきましても、それぞれ緊急時の防犯のマニュアル等も作成し、新しいマニュアルも今、園のほうで作成中でございます。そして、もう1点は、近隣に丹南健康福祉センター、また丹南公民館、丹南支所等がございますので、本当に緊急のときにはそこと連携をとりまして、進めていくように今、考えております。  以上です。 ○議長(渡辺拓道君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第50号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第50号は総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第11  議案第51号 平成28年度篠山市一般会計補正予算(第1号)  日程第12  議案第52号 平成28年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)  日程第13  議案第53号 平成28年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1                号) ○議長(渡辺拓道君)  日程第11.議案第51号 平成28年度篠山市一般会計補正予算(第1号)から、日程第13.議案第53号 平成28年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1号)の3件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  議案第51号について、堀井政策部長。 ○政策部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、議案第51号 平成28年度篠山市一般会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  一般会計補正予算書をごらんください。  このたびの補正は、平成28年度当初予算編成後に生じた理由により、早期に取り組むことが必要となった事業及び一部事業において財源の更正が生じたため補正をお願いするものでございます。結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,881万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ219億5,881万7,000円とするものでございます。  それでは、予算書13ページをお開きいただきまして、歳出予算の主なものから説明を申し上げます。  2款総務費、1項総務管理費、6目財産管理費は、710万3,000円の追加で、大手前展示館前駐車場内において、移設改修する篠山地方役所門から青山歴史村・丹波篠山カンショ館までの進入路を遊歩道として整備し、大手線からのアクセスを向上させるもので、財源は全額公共施設整備基金繰入金でございます。  7目企画費 脊椎動物化石保護・活用事業は、篠山市脊椎動物化石保護条例に基づき、平成22年度に指定した重点保護区域の用地取得に向けた不動産鑑定等費用の20万2,000円の追加、12目西紀支所費は、体調不良により休んでおります職員にかわる日々雇用職員の雇用に係る費用で149万1,000円の追加、17目コミュニティ活動推進費 まちづくり活動推進費は510万円の追加で、一般財団法人自治総合センターによります一般コミュニティ助成事業として、一印谷ほか2地区の公民館備品等の購入経費への助成金でございます。財源の特定財源510万円は雑入として、コミュニティ助成事業補助金でございます。  次に17ページ、3款民生費、1項社会福祉費、10目介護保険費は、介護保険特別会計への繰出金108万円の追加で、介護保険事務で使用しますシステム導入に係る経費でございます。  19ページ、2項児童福祉費、5目認定こども園費 味間認定こども園費は、味間認定こども園の電気保安管理経費及び閉園後のおとわ園の光熱水費などの管理経費で66万2,000円の追加でございます。  21ページ、5款労働費、1項1目労働諸費は、篠山技能高等学院の経理教室の空調機の故障によります取りかえ改修工事でございます。68万1,000円の追加です。  次に、23ページをお開きいただきまして、6款農林水産業費、1項農業費、6目担い手対策費 担い手支援事業は347万円の追加で、経営体育成支援事業補助金は、市内認定農業者に対します大型トラクターの購入助成、農業経営法人化支援交付金は、小多田地区、辻地区に対する農業経営法人化の支援を行うもので、財源は農業経営力向上支援事業県補助金80万円、経営体育成支援事業県補助金2,670万円でございます。  9目農都環境費 生物多様性推進事業は133万6,000円の追加で、篠山市の特性である自然環境を観光資源として位置づけ、創造的なまちづくりを図るため、篠山市、神戸大学、商工会、観光協会などを会員として設立する篠山市エコツーリズム推進協議会に対する補助金で、全体事業費を国と市が2分の1ずつ負担するものでございます。今回は市の負担分を予算計上しております。  次に、25ページ、8款土木費、2項道路橋りょう費、1目道路維持費 道路維持管理費は、市道の修繕で特に緊急を要する2カ所分101万2,000円の追加でございます。2目道路新設改良費は、当初予算に計上しておりました市道味間中央線が国の活力創出基盤整備総合交付金の内示を受けたことによります財源更正でございます。  次に27ページ、9款1項消防費、4目災害対策費は、東日本大震災に対して行っておりました復興支援事業を、東日本だけではなく熊本地震にも行えるように事業名を東日本大震災等復興支援事業に変更し、予算の組み替えを行うとともに、あわせて復興支援事業補助金の限度額を引き上げるなど、320万円増額するものでございます。特定財源は、全額東日本大震災等復旧復興支援基金繰入金でございます。  次に29ページ、10款教育費、1項教育総務費、3目学校教育総務費 スクールバス管理事業は、多紀小学校の通学用スクールバスを1台新たに購入する費用で737万7,000円、旧学校施設管理費は、旧福住、大芋小学校の屋内運動場の吊り天井の落下防止工事で1,352万5,000円のそれぞれ追加でございます。特定財源は、スクールバス購入に係るへき地児童生徒援助費等国庫補助金89万円、旧学校施設管理費で、一般単独事業債1,210万円でございます。  さらに、当初予算で計上しております古市小学校、丹南中学校の大規模改修工事につきまして、補助対象事業と想定しておりました工事内容のうち、屋上防水や床・天井改修など、補助事業として認められない部分があったため、対象外となった事業費に係ります国庫補助金及び地方債を減額し、財源を補填するため同額の義務教育施設整備基金を繰り入れるものでございます。大規模改修費国庫補助金は4,022万1,000円の減額、教育・福祉施設整備事業債は6,040万円の減額、義務教育施設整備基金繰入金が1億62万1,000円の追加でございます。  4目義務教育振興費 学校地域連携事業316万7,000円の追加は、外国人児童の増加によります指導補助員の増員による経費でございます。  次に35ページ、5項特別支援学校費は54万8,000円の追加で、そのうち50万円につきましては、篠山みどりの会からの寄附で実施いたしますスポーツ観戦等でございます。特定財源の4万6,000円と45万4,000円、合わせまして計50万円は特別支援学校費寄附金でございます。  37ページ、6項社会教育費、6目図書館費 図書館管理運営費は120万1,000円の追加で、新たに、本年3月の世界平和アピール七人委員会で講演いただきました高村 薫氏を講師としてお招きする講師謝金のほか、館内定期清掃経費の追加でございます。  次に39ページ、7項保健体育費、2目保健体育施設費 畑グラウンド施設整備事業費は、当初に用地取得費を計上しておりましたが、今回、駐車場整備のため、1,483万3,000円を追加するものでございます。なお、特定財源はゼロとなっておりますが、サッカー場整備の財源として計上しておりましたスポーツ振興くじ助成金が360万7,000円減額となったため、同額の公共施設整備基金繰入金を充当しております。  3目海洋センター運営費 海洋センター運営管理費103万2,000円の追加は、B&G財団の助成を受け、篠山子育てふれあいセンターが移転いたしましたB&G体育館ロビーに、ソファーなど、子供用の備品等を整備するもので、特定財源は全て同財団のコミュニティ機能付加改修支援支援金でございます。  以上で、歳出に関します説明を終わらせていただきます。なお、歳入の主なものにつきましては、それぞれ歳出のところで御説明申し上げましたので省略をさせていただきます。  最後に、第2条により今回変更といたします地方債につきましては、3ページ、第2表 地方債補正をごらんください。  教育・福祉施設等整備事業は古市小学校、丹南中学校の大規模改修に係るもので、補正前の額9,020万円から6,040万円を減額し、補正後の限度額を2,980万円に、次に、一般単独事業は、旧福住、大芋小学校に係る屋内運動場吊り天井の落下防止工事の追加で、補正前の限度額1億9,720万円に1,210万円を追加し、補正後の限度額を2億930万円にするものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺拓道君)  次に、議案第52号及び議案第53号について、倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第52号並びに議案第53号につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  まず初めに、議案第52号 平成28年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、説明をいたします。今回、補正をお願いしようとしていますのは、先ほど提案させていただきました国民健康保険税条例の改正を踏まえ、国民健康保険特別会計を補正するものでございます。  それでは、国民健康保険特別会計補正予算書に基づき説明いたします。  補正予算書7ページから8ページをお開きください。  歳入から説明をさせていただきます。  7ページ、1款国民健康保険税では、3,457万2,000円減額するもので、これは、平成27年度決算状況をもとに、国・県補助金など、歳入状況を精査し、基金の繰り入れ、後期高齢者支援金が当初見込みより少ない額で確定通知が来たことなどを加味した結果、平成28年度国民健康保険税の平均上昇率を2.8%と算定、当初見込みよりも上昇率を抑制できたことから、減額補正を行うものであります。  3款国庫支出金及び6款県支出金では、3,509万9,000円、2,470万1,000円をそれぞれ追加するもので、これは、平成27年度決算見込みをもとに、保険給付費が増加すると見込み、これに対するルールに基づく国・県補助金を増額するものでございます。  続きまして、歳出について説明いたします。  補正予算書9ページ及び10ページをお開けください。  9ページ、1款総務費、10ページ説明欄、一般管理費で、64万8,000円の委託料を追加するもので、これは、5月1日本会議におきまして御承認いただきました、国民健康保険税低所得者軽減の判定に係るシステム改修に係る経費であります。なお、この経費は、全額国庫補助金対象となってございます。  補正予算書11ページ、12ページをお開きください。  11ページ、2款保険給付費で、7,287万1,000円追加するもので、これは、平成27年度決算見込み及び過去3カ年の平均医療費の伸びが約4%であることから、平成28年4月診療報酬の改定0.84%の減額も含め、平成28年度伸び率を103%と見込み、保険給付費を追加するものであります。  補正予算書15ページ、16ページをお開きください。  15ページ、3款後期高齢者支援金等で、5,202万6,000円減額するもので、当初予算で見込んでいた支援金等と比較し、今回決定が来た支援金が当初見込みより少なかったことによるものでございます。  補正予算書17ページから20ページをお開きください。  17ページ、4款前期高齢者納付金等、19ページ、6款介護納付金で、ルールに基づき算定が決定されたものをそれぞれ10万6,000円、56万6,000円追加するものであります。  補正予算書21ページ、22ページをお開きください。  12款予備費で、218万7,000円を追加するもので、これは、保険給付費の3%を予備費として計上するルールがあり、今回補正によって保険給付費が増額したことから、同じく予備費を追加するものでございます。  その結果、議案書第52号のとおり、国民健康保険特別会計、事業勘定の歳入歳出予算それぞれを2,435万2,000円追加し、それぞれ総額を56億1,424万円にするものでございます。  以上をもちまして、議案第52号の提案理由の説明とさせていただきます。  続きまして、議案第53号 平成28年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  今回、補正をお願いしようとしておりますのは、介護保険指定機関等管理システムを新たに市に導入するもので、このシステムは、市が指定する介護保険事業者の登録データを管理するものであります。  データ管理につきましては、従来県民局のシステムを活用して登録を行っておりましたが、3月になり、県から機器撤去の通知があり、今回、市においてシステムを構築するものでございます。  補正予算書9ページ、10ページをお開きください。  9ページ、1款総務費、10ページ説明欄、一般管理費では、108万円を追加するもので、これは先ほど説明いたしました、システム構築のための初期導入に係る電算業務委託料と8月分からのシステム使用料でございます。  なお、歳入は、全額一般会計からの繰り入れでございます。  その結果、議案書第53号のとおり、介護保険事業勘定の歳入歳出予算それぞれを108万円追加し、それぞれ総額を40億7,338万8,000円にするものでございます。  以上もちまして、議案第53号についての提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺拓道君)  堀井政策部長。 ○政策部長(堀井宏之君)  大変申しわけございません。先ほど御説明を申し上げました、第51号の一般補正予算(第1号)の説明の中で、1カ所、私、説明を間違っておりましたので、訂正をお願いしたいと思います。  予算書の23ページ、24ページでございます。農林水産業費の6目担い手対策費の財源の説明をさせていただいたときに、一つは、農業経営力向上支援事業補助金80万円、もう一つを、経営体育成支援事業県補助金2,670万円と申し上げてしまいました。県支出金が全体で340万円でございまして、267万円の誤りでございました。大変申しわけございません。訂正をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(渡辺拓道君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行いますが、本案につきましては、補正予算特別委員会に付託し、休会中に審査願うことにしたいと思います。  したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第51号から議案第53号までの3件を一括して、全員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託して、審査することにしたいと思います。
     御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第51号から議案第53号までの3件は、全議員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託して、審査することに決定しました。  続いて、お諮りします。  ただいま設置されました補正予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、全議員を指名したいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、補正予算特別委員会の委員は、全議員を選任することに決定しました。  ここで、暫時休憩します。               午前10時46分  休憩               午前10時47分  再開 ○議長(渡辺拓道君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、御報告します。  委員会条例第8条第1項及び第2項の規定により、補正予算特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので報告します。  委員長に、木戸貞一君、  副委員長に、栗山泰三君。  これで、報告を終わります。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日7日から14日までの8日間は、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺拓道君)  異議なしと認めます。  したがって、明日7日から14日までの8日間は、休会とすることに決定しました。  次の本会議は、6月15日午前9時30分から開議します。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午前10時48分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        平成28年6月6日                        篠山市議会議長  渡 辺 拓 道                        篠山市議会議員  栗 山 泰 三                        篠山市議会議員  國 里 修 久                        篠山市議会議員  河 南 克 典...